175 Arco Mondo -初夏の訪れ-
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[ヤニクの反応に何か変なことでも言ってしまったのかと不安になった。>>137 だがすぐ空気が変わった気がして胸を撫で下ろす。]
少し力の使い方の練習をしていただけだよ。
[そんなことを告げて。ヤニクが隣に座れば高くて遠かった視線が近くなる。照れ臭いような、それでいて落ち着く距離感に羽をぱたぱたと動かした。]
お酒の……ってことは甘くはないの?
[少し落ち込んだ風に柿の種を見下ろした。でもしょっぱいお菓子もそれはそれで美味しいしと気を持ち直す。これが辛いものだなんて想像だにしていない。]
えっと、ヤニクさん。何か言いたいことあるの?
[茹で上がった顔に何だかこちらも恥ずかしくなってしまい、柿の種の入った袋で口元を隠してうっすらと顔を赤らめる。 恐る恐る話の続きを聞いてみた。]
(140) 2014/05/17(Sat) 00時頃
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[>>138何かを訴えるような視線に頷いた。 ミイユが望むのなら、叶えてあげたいと思うから]
お前着てるだろ、服。
[自分が半裸なのが原因とは思いつかず、 どこか蹴られたりしても逃してやる事はできなくて。 おとなしくなったミイユを抱いたまま湖から上がる。 小さくて軽そうだと予想していたが思うよりは重みもある]
タオルじゃ追いつかないな。 家の方向は?
[抱きかかえたままミイユの家まで持ち帰る算段]
(141) 2014/05/17(Sat) 00時頃
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おま、 [まさかトレイルの方からそんな言葉>>*22が出てくるなんて。意味が分かってるのか。そんな挑発したら何が起こっても知らんぞこの悪ガキめ。]
トレイル、好きだ。 [他の者には聞こえぬよう耳元で囁きながらぎゅっとトレイルを抱きしめる手に力を入れる。片方の手は腰に回し、もう片方の手はトレイルの後頭部に回して全身でトレイルを抱きしめる。]
[きっと顔は赤い。耳元に囁いた言葉が聞き取れなくったって、周りから見ればそれはどこからどうみても恋人同士の抱擁だったに違いない。]
(*23) 2014/05/17(Sat) 00時頃
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/* 中の人は柿の種が好きCO
(-52) 2014/05/17(Sat) 00時頃
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[歩き続ければ何が見えただろう。ふらりと目を奪われたパン屋に入れば僕はそこでサンドイッチを買って歩きながら食べる。気分高々、高揚する思いを抱きながら進めばその先に見えてきたのは>>139サイラスとトレイルの姿。]
…っ、
[くらり。なんだろ、この感覚は。僕は気持ち悪い訳ではない、でも何か、表に出さなくてはならないようなそんな気がした。]
(…森に、行こう……)
[視界から二人の姿が消えればあの感覚はなくなる。]
(142) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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サイラスの姿が今朝から見え隠れする。 それは水の力のせい。宙には見えなくても、そこにあるのだ。
(-53) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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[我が儘な視線に、応えるように頷いてくれる。(>>141) やっぱり、優しい。 本当に王子様みたいだ。]
───、…。
[服は来ているけどびしょ濡れで、シャツは薄いからきっと透けてしまっているし。 伝わってしまう体温が、どんどん熱くなる感覚さえある。 うるさく鳴り響く早鐘は、気付かれてしまわないだろうか。 小柄な体は抱き上げられたまま。]
あ…っ ……ち
[小さく指をさして、なるべく動かないようにしていたが。 運ばれる間はあまりにも恥ずかしくて、自分の指を口に当てて噛んでいた。]
(143) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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[>>140 力の使い方の練習と聞いて安心する。それと同時に本当に凄い奴だなと思った。こんなところに惚れたんだろう。そこまで考えて頭を振る。ぱたぱた揺れる羽根に視線を取られてしまう]
甘くはないけど、まあうまいぞ
[ラルフが少し落ち込んでいることに気付いて、慌ててそう答える。辛いのは好きという視点からだったが大丈夫だろうか]
ああ、あるあるんだ
[今だろうと頭の中でゴングが響く。ラルフが、どうして口元を隠して頬を染めているのかも分からないが、その仕草にさらに色々恥ずかしくなる]
(144) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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[そして、何度もためらいながらも口を開いた]
好きなんだ。アンタに恋している
[ついに言ってしまった]
(145) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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ありがとう!
[代金を支払ったサイラスと移動し、マドレーヌを手渡されれば微笑んでお礼を言う それからサイラスの家でお茶>>139と聞いて]
……二人だけで?
[少し不安そうに問い掛ける 何故だろう、賑やかにみんなでお茶なんて楽しくてわくわくする筈なのに 今日はそれが嫌だな、二人がいい。そう思い……自分が変わっていっている。そんな気がした]
……二人がいいな
[それはジェレミーへのワガママな感情に似ていて、何かが違っている サイラスにだって嫌な子だと思われたらとても悲しいに決まっているけれど、我慢することはしたくないと思った ぽつり呟いてから、誤魔化すようににこり笑いかけて]
そうだ、半分こしよ?
[マドレーヌを割って、片方を差し出した]
(146) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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うん……
[ぎゅっとされながら囁かれると>>*23嬉しくて、落ち着かなくて、不思議な感覚だ もうきっと、言っていいのだと思う。けれど賑やかなここでは駄目。 だってサイラスは一回一回気持ちを込めて大切な妖精にだけ言うものと言っていたのだから だからその時は、こくり頷くだけで。離されるまでずっと腕の中にいた*]
(*24) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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[指差された方へ進む途中自分のシャツも回収。 濡れた服は歩きにくいし、いくらもうすぐ夏だといえど このままでは二人して体調を崩す恐れもある。 ミイユの看病なら喜んでするが、される方は慣れていない]
(どきどきしている)
[>>143とくとくと鳴っているこの鼓動は自分のものか、 それとも抱いているミイユのものか。 どうせなら二人共同じ速さで鳴っていればいい]
(147) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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あれ……
[そんな風にやりとりをしていれば飴玉をくれた妖精>>142を見つけた、彼も何か買いにきたのだろうか 笑みを浮かべ、大きな声で呼ぼうと思ったがーー何か体調が悪そうに去っていってしまう]
どうしたんだろうね?
[そういえばラルフがヴェスパタインを心配していたっけ 彼も同じように体調を崩したのだろうか]
(148) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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[二人がいいな?どういう意味だろう。もちろんサイラスは二人きりのお茶会を想定していた。しかしトレイルの方から二人がいいとは?そんな人見知りをするような子だったか。もしかして…。]
ああ、いい茶葉で淹れた紅茶は一人でしか飲まないことにしてやるんだが、お前は特別だ。二人きりで、飲もうな。美味しい菓子をたっぷり用意して。 [にっと笑ってトレイルの言葉に答える。]
んっ、食べていいのか?
…あーん。 [ぱくりとマドレーヌを頬張りながら思う。トレイルの様子は、明らかに変わっている。自分が都合の良い方に解釈してるだけかもしれないが、これは……両想いになりつつある、ということでいいのだろうか?]
美味い。 俺のパン・オ・ショコラも分けてやる。 [はい、あーんと言いながらお返しを。]
(149) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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…ん? [>>148トレイルの声でヴェラの存在に気づく。]
ヴェラじゃないか。 確か森に行くと言っていたはずだが。 …心配だな。 [今朝言っていた悩み事のせいだろうか?薬の妖精の性分か、具合の悪そうな妖精がいるとどうしても気になる。]
(150) 2014/05/17(Sat) 01時頃
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[頭を振った姿に羽ばたきを止め首を傾げる。>>144 嬉しい時にやってしまう癖が目障りだったのだろうか。]
ヤニクさんがそう言うんならそうなんだね。楽しみだなあ。
[ヤニクが言うのなら本当のことだろうと期待で胸を膨らませた。食べれば泣くことになるのを知るのは夜以降だろうか。]
………………え?
[その言葉を聞いてからしばらく反応出来なかった。>>145 ぽとりと手から力が抜けて柿の種が落ちる。わたわたと手をばたつかせたが落としたことにすら気が付いていなかった。]
好きって、恋って。ヤニクさんが僕に?
[確認するように反復し、顔を真っ赤に染めた。頬に当てた手がひんやりとして、その分顔が熱くなったことを知って段々と目が潤んでくる。体が異様に熱く感じた。]
これ、僕の夢なのかな。 嬉しくて、ドキドキして、頭が変になりそう。
(151) 2014/05/17(Sat) 01時頃
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[触りたいけど許可を取る間がもどかしくて、手は下げたまま頭をヤニクの肩に乗せようと。下を向いたせいで流れた髪の、その隙間から赤い耳が見えたか。]
僕も……同じ気持ちだと、思うから。
[ようやっと言えたが聞き取りづらかったかもしれない。]
(152) 2014/05/17(Sat) 01時頃
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/* 耳がリアルで熱くなって引っ張ってました。 ジェレミイユロビンと絡めなくて残念。役職を活かしてチヴェッタ経由で絡む[ちょろっと拾う]程度なら出来ますが。
(-54) 2014/05/17(Sat) 01時頃
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[しばらくして、トレイルの頭をひと撫でしたあと体を離す。抱きしめてる間中、腕の中でおとなしくしている悪ガキが愛おしくてたまらなかった。]
(*25) 2014/05/17(Sat) 01時頃
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[歩きにくそうにしているのがわかる。 だからなるべく負担にならないように、ぎゅうと体を寄せていた。 体の奥が爆発してしまいそうで、頭は少しくらくらしていたけど。 体調を崩した訳じゃないってことは、わかっている。 もしジェレミーが風邪でも引いてしまったなら、治るまでずっと傍にいて。]
(いや。) (あの子供が…、するのかな。)
[噛んでいた指を、少し強く噛み締めたのは無意識だ。
濡れた足音と落ちる滴。 その他に聞こえるのは、せっかちな鼓動。(>>147) 鳴る度に追いかけるような輪唱。 それは、つまり?]
(ジェレミー、も。) (どきどき、してる…?)
[そんな邪なことを考えながら、きっとすぐに住処に辿り着けるだろう。]
(153) 2014/05/17(Sat) 01時頃
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……うんっ!楽しみにしてるね
[答え>>149に安堵し体の力が抜け、ふにゃりと笑う。それから少し思ったことがある サイラスはもしずっと一緒にいてほしいと言えば頷いてくれるのだろうか?と けれどジェレミーと離れ生活するなんて、毎日育て親の彼と身体を寄せ合い眠る幼子には想像も難しいことだ。 それにまだ、分からないと言ったまま]
あ、あーん……
[お返しにかじりつく なんだか周囲が気になった**]
(154) 2014/05/17(Sat) 01時頃
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[幸せだなあ。恥ずかしげに手元のパンに噛り付くトレイルを見ながらサイラスは目元を緩めた。]
[そういえばなんでここに来たんだっけ。仕事があったような気もするがまあいいや。]
[その後サイラスとトレイルは他になにか買い物していったりしなかったりして、帰路に着く。]
(155) 2014/05/17(Sat) 01時頃
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チヴェッタに乗せるのはロビンと…あともうちょっと誰か乗せるかな。 他の妖精から推薦が来てるのは……。おや。ジェレミー?
ふむ…。
(*26) 2014/05/17(Sat) 01時頃
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[柿の種が落ちていくのに気付いたが、声は出なかった。 続けて出た言葉に、顔を隠したくなるが、必死に頷いて、愚かな期待を抱く>>151]
……うそだ。
[小さく紡がれた言葉の意味を理解して、 頭の中が真っ白になった>>152 否定ではなく、驚きを込めてそう呟き、夢を見ているのは自分だと、見せる側なのに考える。赤いフードの端を握りしめて、何度か目を瞬いていると、肩へと頭が近づいて、髪の下から赤い耳が見えた。不思議と恐怖はなく受け入れる。そして、恐る恐ると彼の手を握りしめた]
大丈夫なんだ、大丈夫。 アンタに触られるのは怖くない。 だから、夢なら覚めないでくれ。
[夢は覚めるからいいはずだったのに、このままで居たいと願ってしまう。嬉しいもありがとうも上手く言えないけれど、伝わって欲しいと言葉にする]
(156) 2014/05/17(Sat) 01時半頃
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[ジェレミーがチヴェッタに乗ってくれればしばらくの間トレイルを独り占めできるな。可哀想だからジェレミーと仲がいいらしいミユも一緒に乗せてやろうか。]
[なんて考えたり。]
(*27) 2014/05/17(Sat) 01時半頃
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[>>153今度は諦めたのかおとなしくしていてくれるから 思うより早く昨日と同じあの家へと到着した。 二人分のどきどきを聞いていたいから 駄目だとわかっていてももう少しくっついていたい]
どうする?濡れるのは仕方ないとして。 このまま入ったほうがいいかな。
[濡れた足あとは一人分のほうがまだましだろうか? 離れない口実を考えつつミイユの家に足を踏み入れた]
(157) 2014/05/17(Sat) 01時半頃
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-- ミイユの住処 --
[たどり着いたら離してくれるんだと思っていた。 が、住処についても部屋に入っても離してはくれない。(>>157) 二人分のどきどき、輪唱は一人が先走る。]
た おる お、く
[喉はカラカラとしていて、いつもとは違う原因で声が出てこなかった。 上擦るような声が、ジェレミーの胸元に落ちる。 自分からは離れられずに、体を寄せたままだ。]
(158) 2014/05/17(Sat) 01時半頃
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/* 自分でやってて思うのだけども。 ミイユの台詞が、たまにエロい。 そんなつもりはないのにっ!!! なかみか、中身のせいか!!!
(-55) 2014/05/17(Sat) 01時半頃
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―ミイユの家―
[ミイユが降ろせと言わないから抱き上げたまま >>158奥と言われてそのまま昨日は見なかった方まで進む]
この辺? 下ろすよ、立てるか。
[流石に抱いたままにするのは不自然なところで 声をかけて床へとミイユを下ろす。 濡れた服も脱いでしまいたいが、 またミイユが暴れだすかもしれないので どうしたものかと顔を見つめる]
(159) 2014/05/17(Sat) 02時頃
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[必死に頷く姿にさっきの言葉がそれだけ本気で言っていたことを知り、胸が締め付けられる。>>156 ]
嘘じゃ、ないよ。 だって、ヤニクさんがいないとご飯が全然味しなくて、 手とか避けられるのが物凄く寂しいから伸ばせなくて、 ヴェラさんと仲良くしてる所を見たら何だかもやもやして、 ランタン出来たら……また旅に出るかと思ったら哀しくて。
[信じて欲しくて小さいながらも何とか言葉を口にする。避けられませんようにという祈りが通じたのか、触れた箇所から服越しにじんわりと体温を感じた。握られた手はそれ以上に熱い。]
もう怖くないの?いっぱい触っても大丈夫? これがもし夢なら、怖いけど……目を覚まして、現実でも同じようにしたいから、頑張るよ。
[夢なら覚めるな。その言葉が何より嬉しいけど、覚めない夢で終わらせたくないのは我が儘になるのだろうか。ゆっくりと赤い顔を上げ、恥ずかしいけど視線は逸らさずに。抱き着こうと腕を伸ばした。]
(160) 2014/05/17(Sat) 02時頃
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