人狼議事


17 吸血鬼の城

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花売り メアリーは、メモを貼った。

2010/06/20(Sun) 23時頃


花売り メアリーは、メモを貼った。

2010/06/20(Sun) 23時半頃


【人】 花売り メアリー

─サイモンの部屋─

い……や……。

[ローズマリーの唇が、いっそ優しく甘く兄の首筋へと寄せられます。

悦楽の色、蕩けるような歓びの色。
───けれども、生命を失わせる「死」そのものの色。]

……っ。

[兄は。

ついに、ローズマリーの吸血鬼たる所以を言葉で明かすことはありませんでした。それは、過去の形見への感傷であったのでしょうか。それとも、未来へ託す希望であったのでしょうか。

けれども、それが明かされることは遂になかったのです。
───そう、永遠に。]

(17) 2010/06/21(Mon) 00時頃

【人】 花売り メアリー

いやああああーーーーーーーーっ!!!


[上がった叫びは、誰のものであったのでしょう?
遠く遠く、自らの声さえも遠く聞こえるのです。

もつれるような足が、2人の元へと向かいます。
───もっとも、阻むものがあるなら捕えることは容易なほどに、足取りはひどく不確かに。]

(19) 2010/06/21(Mon) 00時頃

【人】 花売り メアリー

兄さま……兄さま…?

[歩む心地は、あたかも夢の中を歩むよう。

イアンの叫び、翡翠色の静かな視線、黒薔薇の淡々たる瞳の色。
それらも今は届かず、崩れ落ちた兄の元へとふらり。歩み寄ります。

呆然と見下ろした兄の姿に、生命の光は最早なく──]


 サイモン兄さま……。

[同じく崩れるように、兄の傍らに座りこみました。
血の気を失った兄の青い顔、はらりとかかる黒い髪。
その傍らに座るドレスの色は、血のような赤の色。]

(38) 2010/06/21(Mon) 00時頃

【人】 花売り メアリー

どう、して……?

[問いは宙に浮くかのよう。
虚ろなはしばみの瞳に涙は浮かばず、白い指先が僅かに震えて兄の頬を……その輪郭をなぞります。

つと下りる、その首筋には僅かに血を零した2つの傷跡。]



   ………… ……。


[ゆるゆると視線が向かうのは、瑠璃色のドレスの端へ。
次第に視線が上がれば、兄が愛しく引き寄せた細い腰。
やがて見えた亜麻色の髪に縁取られる白い顔は、ふやりとぼやけて見えていました。]


     ……どうして…?

(43) 2010/06/21(Mon) 00時半頃

【人】 花売り メアリー

腐り、はて──…

[黒薔薇の言葉に怯えたように>>47、兄の頭を掻き抱きます。
ぼやける視界、瞳から零れるものに気付く余裕はありませんでした。

死の香る部屋の中、それでも瑠璃を纏う姫君は、一層美しく微笑むのです。亜麻色の中の銀を、翡翠の瞳を見上げるはしばみ色の双眸に、大粒の涙が溢れていました。]


  マ、リー……

[震える唇が僅かに開き、声を押し出そうと震えます。
けれども言葉にはならず、ただ視線だけが嫣然たるひとへと向けられました。]

(70) 2010/06/21(Mon) 01時頃

花売り メアリーは、サイモンの遺体を引き寄せるようにして抱きしめ──

2010/06/21(Mon) 01時頃


【人】 花売り メアリー

い、や。いや、いやよ。
お兄さま、お兄さまが眠っているもの。

……ねえ、マリーねえさま。
サイモンお兄さまが、お…っ、お花を……

しろいばら、を───…


兄さま、兄さま……っ!!


 返事をして─────!!!!!

(78) 2010/06/21(Mon) 01時頃

【人】 花売り メアリー

[血の供宴に、上気したローズマリーの頬の色。

麗しき双薔薇の冷たい面差し。
永遠に暮れることのない、黄昏の城──




   それらも全て、夢のよう。]

(85) 2010/06/21(Mon) 01時頃

花売り メアリーは、記者 イアンの声にびくりとして息を呑み──

2010/06/21(Mon) 01時頃


【人】 花売り メアリー


あぶない?




………あぶなくはないわ。
だって、マリーねえさまがいらっしゃるもの。

[死した兄を腕に抱いて、そうこたえたのです。]

(87) 2010/06/21(Mon) 01時頃

【人】 花売り メアリー

ゆ、め───…


[翡翠の瞳に浮かぶ色を読み取ることは叶わず、変わらず懐かしく──慕わしいその瞳を、はしばみ色の瞳が揺れるように見つめます。
言葉を唇で繰り返し、ぼんやりと兄の胸元へと白い薔薇が添えられるのを見下ろしました。

───そうして、幸福そうにも見える兄の死に顔を。]


それは、しあわせなの?



   ……ねえさまにも、しあわせな  ゆめ なの…?


 

(93) 2010/06/21(Mon) 01時頃

【人】 花売り メアリー

────…。

[ローズマリーの言葉に、視線が自然と兄の手元へと落ちるのです。>>89
白薔薇の化身のような、美しい青年が黙って添えてくれた白い薔薇、変わらず咲き誇る白い薔薇が痛々しいほど鮮烈に、視界に映りこむのでした。]


『逃げろ、おまえらだけでも……逃げろ。』


[兄の言葉が脳裏に蘇ります。

差し伸べられるイアンの手。>>90
それをぼんやりと見上げて、理解を拒むようにゆるゆると首を振りました。]

マリーねえさまは、マリーねえさまよ…。
………ほら。

(98) 2010/06/21(Mon) 01時半頃

花売り メアリーは、ふらりと立ち上がってローズマリーの元へと歩み寄る。

2010/06/21(Mon) 01時半頃


【人】 花売り メアリー

──…マリーねえさまの、銀の羽根。

[彼女がこの髪飾りをつけだしたのは、いつの頃からであったでしょう。
とても大切なものなのだと、微笑んでいた姿は──遠い、黄昏時の見せる夢幻であったでしょうか。時の止まった城の中、記憶も同じく黄昏の色に染まるかのようでありました。


──つ、と。

ほそい指先が、城主の妹君の髪へと伸ばされます。]

(102) 2010/06/21(Mon) 01時半頃

【人】 花売り メアリー

苦しくても、しあわせなゆめ。
しあわせでも、苦しいゆめ──…






  ……ねえさまは、ゆめを、──…ころしたの…?


[翡翠を見つめる、はしばみの色。
遠い昔に相対したように、それとはまるで違うように、色の違う2対の瞳が見つめあいます。

手を伸ばした先の銀、懐かしい羽根の飾りに瞳が揺れました。]

(111) 2010/06/21(Mon) 01時半頃

花売り メアリーは、水商売 ローズマリーの言葉にゆるく首を振り──

2010/06/21(Mon) 01時半頃


【人】 花売り メアリー


…………、お兄さまの言う通りね。





大好きな、わたしのマリーねえさま。


  ───時を、どこに置いて来たの…?


[兄も同じ気持ちであったのでしょうか。
不安に揺れる翡翠を見つめ、伏せた瞳から一筋涙が零れ落ちました。]

(114) 2010/06/21(Mon) 01時半頃

【人】 花売り メアリー

───イアン。


[振り返り、睨むように強い視線を向ける記者へと僅かに微笑みます。
優しい青年へと笑みを送る様は、僅かに窓から差しいる黄昏の光に照らされていました。]


 ……わたくしは、お兄さまとは違います。

[その言葉の意味は、通じたでしょうか。
案ずるようにその場を離れない青年へと、静かに言葉を向けたのです。]

(116) 2010/06/21(Mon) 01時半頃

【人】 花売り メアリー

[つと、翡翠の瞳が伏せられるのに哀しい微笑みが過ぎります。
そ…っと指先は銀の羽根飾りを、そうして亜麻の髪を撫でるように滑り落ちて、力なく身体の横へと下ろされました。]

…マリーねえさま。
仇打ちを、サイモン兄さまは……「望んでいない」わ。


望んで…いないの。

[兄の死に顔が安らかなのは、その所為でしょう。
いくら逃げよと促されても──決して自らは逃げようとしなかった、兄の想いは量らずとも自ずと知れます。]


   ───のぞみは。

[言葉を切り、黙って揺れる白い顔を見つめました。]

(130) 2010/06/21(Mon) 02時頃

【人】 花売り メアリー

………。

[ありがとう、と。

迷うような声に告げた言葉は、背中の越しに。>>120
大きな息が溜息のようにも聞こえて、僅かに目を伏せました。

そうして鈴を転がすような懐かしい声が、己に言い聞かせるように紡ぐ言葉をじっと黙って聞いたのです。>>127

(133) 2010/06/21(Mon) 02時頃

【人】 花売り メアリー


──…それが、ねえさまの ほんとうの望みなの…?


[言い聞かせるかのように紡がれる言葉に、目を伏せます。

死した兄が抱くのは、愛しい白薔薇の花。
目前の彼女の翡翠の瞳が哀しげに揺らぐのを見、同じように哀しげな笑みが仄かに顔に浮かぶのでした。]



  ………。望みは……。
 

(142) 2010/06/21(Mon) 02時半頃

【人】 花売り メアリー

[その先の言葉を告げることはなく、ただ黙って微笑みだけを向けたのです。

兄を奪った者に、兄が向けたのだろうときっと同じ、
──懐かしく愛しく慕わしく──…



哀しいひとへと向けた、微笑みを。]

(143) 2010/06/21(Mon) 02時半頃

【人】 花売り メアリー

────…。


[やがてゆるく首を振り、再び兄の元へと向きなおります。
死した獲物の向かう先、それはどのような場所なのでしょう。

黙って白薔薇を見つめ、小さく息を落とします。]


 …マリーねえさま。


[呼びかけは、変えぬまま。]

お兄さまを…葬っては…いけないこと?

[無防備に背を向けて、それだけを *問いかけたのです。*]

(145) 2010/06/21(Mon) 02時半頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 02時半頃


【人】 花売り メアリー

─サイモンの部屋:少し前─

[言葉を失うローズマリーの翡翠の瞳を、じっとはしばみ色の瞳が見つめます。亜麻色の髪に飾られた銀の羽根飾りは、失われた過去へと儚い翼を広げるのでありますけれども。>>147

──…。ヒトではなくても、

[一歩、後ずさるローズマリーへと呟きます。]


   ───想いはきっと、伝わるもの。


[大きく見開いた、翡翠の瞳。
怯えたように震える、艶やかな唇。
少しの間沈黙し、そうして続く彼女の言葉を待ったのでした。]

(186) 2010/06/21(Mon) 14時半頃

【人】 花売り メアリー

…ご城主さまの、許可が。

[ローズマリーの言葉は、自ずとこの城の主の力を知らせます。>>151
戸口に現れた人影、「客人」たちの姿に白と黒の2つの薔薇。
それらも全て、城主のためのものなのでしょう──

そう、思い知らされたのです。
「宴」の幕開けを告げるヴェスパタインの言葉に、兄が必死に紡いだ逃亡を促す言葉に、そうして今ローズマリーの告げる言葉に。]


  ────……ばかね。

[呟いた言葉は、誰に向けたものだったでしょう。
兄の亡骸の傍へと再び寄り添い、愛しむようにそんな言葉を呟いたのです。

そうして、何か心を決めるように。]

(187) 2010/06/21(Mon) 14時半頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 15時頃


【人】 花売り メアリー

─サイモンの部屋:少し前─

……っ、…。

[ゆら。と、空気が揺らぎます。
人ならざるものの気配、永遠と退廃を纏った「吸血鬼」その人の圧倒的な存在感。>>161

気圧されるように、兄の遺体の傍らでじっと黙ってその姿を見上げたのです。]


 ……………。

[艶やかに花開く、ローズマリーの恍惚の眼差し。
此方を見ようともしないヴェスパタインの物腰に、言葉もなくただ震える手を何かに縋るように伸ばしかけ──、]

(189) 2010/06/21(Mon) 15時頃

【人】 花売り メアリー


 … ……。

[かさ。と柔らかに触れたのは、白薔薇の花。
血の中に薔薇の香りが仄かに香り、白い花弁がはらと零れます。]


  ……マリーねえさま…。

[口の中で囁いた声は、人の聴覚では捉えられぬほどのささやかなもの。
先程まで、過去に揺らいだかに見えた懐かしい彼のひとが、たちまちのうちに吸血鬼に攫われ虜になるさまを、はしばみの瞳は無力を噛み締めて見つめるより他ありませんでした。

それでも僅かに流れた翡翠の視線に>>170、切ない表情が揺れています。]


────…。

[結局、兄の処遇を口にすることも出来ず、そのままじっと黙って城主兄妹が闇へと消えるのを見守るしかなかったのでございます。]

(190) 2010/06/21(Mon) 15時頃

【人】 花売り メアリー

……?

[静かに手向けられた鎮魂の聖句に、はじめて存在を知ったかのように目を向けます。>>174
白薔薇の化身のような、柔らかで美しい青年。
彼がいつからこの場にいたのか、そもそも最初から姿があったのか、記憶は曖昧で随分混乱しているようでした。]


…あなたは…神父さまでいらっしゃるの?

[彼は従者として、白薔薇の広間で披露目を受けていたはず。
その姿を遠目に見た記憶は、今も新しくあるのです。

けど、そっと伏せられた天の青に浮かんだ悼みの色は、演技ではないもののように映るのでした。>>174

(191) 2010/06/21(Mon) 15時頃

【人】 花売り メアリー


────…あ。

[そして、思い出すのです。
兄の手に、そっと白薔薇を握らせてくれたのはこの青年ではなかったでしょうか。]


 ……、ありがとう。

[ですからそっと静かに、白薔薇の青年へと礼の言葉を向けたのでした。]

(192) 2010/06/21(Mon) 15時頃

【人】 花売り メアリー

─サイモンの部屋─

…ええ、兄を探しに…。

[名を問われ、サイラスと名乗る青年に問われるままに兄を追ってこの城へ来たことを口にします。>>176
気遣わしげに向けられる視線に、イアンの言葉を思い出して瞳を一度伏せました。]


……、…。

[迷うように、視線が兄の亡骸の上を彷徨います。
けれども死者から答えの返ることはなく、再びサイラス、そしてセシルへと目を向けたのでした。

銀の首輪が、しゃらり。
白い青年が首を振るのにしたがって小さく鳴ります。>>194
それはあたかも、この場を立ち去った吸血の主の存在を殊更に示すかのよう。]

(198) 2010/06/21(Mon) 16時頃

【人】 花売り メアリー


──…。あなたは、「ちがう」のね。

[問いは、白薔薇の青年へ。>>194
吸血鬼に仕え、その姿に魅せられたかのように見える一人の青年。

けれども同時に、未だ血の通う──ヒトたる姿。
そのアンバランスと、不安定な心の揺らぎ。]


 ……あなたは、まだ…ちがう。

[ふと、ローズマリーの面影が脳裏を過ぎります。
部屋を出るほんの少し前、かの言葉に込められた哀しみに、ぎゅっと手を赤い胸元で握りしめました。]

   なのに…だから。
 

(202) 2010/06/21(Mon) 16時半頃

【人】 花売り メアリー

[だから。

ヒトは信じられない、それならば。>>195


   だから…ヒトを捨てるの?

[そう、白薔薇の青年の選択を問うたのです。]

(203) 2010/06/21(Mon) 16時半頃

花売り メアリーは、薬屋 サイラスの声にびくりと肩を揺らし──

2010/06/21(Mon) 17時頃


【人】 花売り メアリー

…お兄さま。

[そ…っと、血の気を失った額にかかる黒髪を指で撫でます。
物言わぬ兄の姿を眺め渡し、両手を祈りの形に組み合わせました。
やがて静かに手を引くと、そこには安らかな「夢」に眠る、兄の姿。]


──マリーねえさまを、諦めたりはしないわ。

だから……



     ───おやすみなさい。

[兄へ告げたのは、決別の言葉。
そうして、震える両手を自らを抱くように腕に絡ませたのです。]

(206) 2010/06/21(Mon) 17時頃

【人】 花売り メアリー

…いいえ。結構ですわ。
髪は要らない。

でも──、

[問いにふと惑い>>201、兄の服の胸元に刺さる古いペンに目を止めます。
さして高級なものでもない、それは兄が決して手放そうとはしなかったもの。


 ───いつかの、銀細工と同じように。]


…お兄さま、許してね。


[そう、サイモンに声をかけて白薔薇の従者へと視線を返したのです。]

(208) 2010/06/21(Mon) 17時頃

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