人狼議事


17 吸血鬼の城

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視点:


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/20(Sun) 23時半頃


【人】 奏者 セシル

 ――廊下――

 それは……
 驚かせてしまって申し訳ありません。

 ああ、では空腹を感じましたら、いつでもその影にお申し付け下さいね。呼んで下されば私がお伺いすることも出来ますので。

[小さな客人の影に潜む、影。
それがざわりと蠢くのを嗜めるように一度視線をやれば、
戸惑うような声音が不意に一つの名を紡いだ]

 友達……
 そうですね、かつては、友達だったかも しれません。

[困惑に寄せられた眉根は、繕うようにすぐに微笑を取り戻す]

(11) 2010/06/21(Mon) 00時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 00時頃


 嗚呼……良い、悲鳴が聞こえる。


[満足気な囁き]


 良い子だ
 私のローズ


【人】 奏者 セシル

[問いた気な様子が伺えれば、一度首は傾いで]

人の世で変わらぬものなどありますか?
……いえ、いえ、あるいは……やはり、最初から。

[「友達」などではなかったのかもしれない、
と、先の言葉を否定して、声音の悲しげな様子には沈黙と共に青は伏せられる]

(37) 2010/06/21(Mon) 00時頃

【人】 奏者 セシル

[絹を裂くような悲鳴に眼差しは声のほうへと滑る]


 嗚呼、申し訳ありません。
 今は少し、仕事がありましのたで、また。

 ……今宵はもう大丈夫ですからね。



[そして白い執事は礼を残して、一つの客室へと足を運ぶ。
途中、いずこかに飾られた白薔薇を一厘、再び胸に挿す。

フロレスク――吸血鬼狩りの祓魔の血筋。
その名を名乗った客人の部屋の前、
薔薇は香り、白い花びらは、ひらり と散った]

(40) 2010/06/21(Mon) 00時頃

奏者 セシルは、扉より覗くサイラスの姿、青は一度向けられて吐息と共に伏せられた

2010/06/21(Mon) 00時頃


お気に召したなら……良かった。


[満足げな聲にほっと胸を撫で下ろし]


お兄様……
そちらも騒がしいようですが……
従者のいずれかを向かわせましょうか?


奏者 セシルは、薬屋 サイラスの呟く声が届けば、憂うようなため息が一つ。

2010/06/21(Mon) 00時半頃


【人】 奏者 セシル

 ―サイモンの部屋―

――失礼いたします。

[客人の姿にも小さく会釈を向けて]

ああ、お嬢様、
お客様の前で食事をされては驚かれてしまう、と、そのように申しましたのに。
それに黒薔薇、遅くなって申し訳ございません。

[使われていない暖炉の柵を開く、
内壁の隠された紋章を探れば、暖炉は奈落へと続く暗い口を開いた。

地下室の更に下、迷宮にも似た地下洞窟へと続くそれ。
墓標を持ちえぬ“食事”の後は――]

(51) 2010/06/21(Mon) 00時半頃

 嗚呼、思った以上に
 愉しかった。


[胸を撫で下ろすローズマリー
彼女がサイモンに囁いた言葉も
彼の恍惚とした表情も
其の先に待つ未来故に、城主を酷く満足させた]


 いや……元凶は部屋に戻ったようだ。


[騒がしいと言うのには、もう済んだと短く答える。
実際の所、始まるのはこれからかもしれなかった]


 私のローズ
 黒薔薇に、あれの監視を怠るなと
 それだけを。


[兄の言葉に嬉しそうな表情が過る]


それなら……


[緩く頷き従者への言伝を繰り返す]


あれの監視を怠るな、ですね。
――…伝えておきます。


【人】 奏者 セシル

>>57
この場にあっては、
こちら方の心が落ちつかれるようには見えません。
――お引取りいただいたほうが、よろしいかと。

[生命なき骸は、既に生者に答えることなどない、
メアリーへ向けられる面差しは、黒薔薇とは対照的なもの]

……そちらのご令嬢をお任せしてもよろしいですか?

[記者に向ける言葉は場違いに柔らかな声であったが、
この場から立ち去るように、との要求には違いなく]

(69) 2010/06/21(Mon) 01時頃

 良い子だ。
 後で……部屋へ向かう。
 啜った其の血を、私にも分けてくれ。


[循環を目的と言いながら
城主の狙いは彼女の記憶を薄め
純血種に近づかせる事にある]


 さて……集った人間達は
 どう出るか

 是から、愉しくなると良いが
 私たち二人ではゲストが手持ち無沙汰になるやもしれんな


【人】 奏者 セシル

>>63
 旦那様のご希望でしたら、
 それは、仕方ありませんね。

[満ちたりたその頬の上気する様に、
まぶしげに目を細めれば、銃声は響いて >>67]

 ……嗚呼、そちらがお忙しければ、
 こちらは私一人でも構いませんよ、お気をつけて。黒薔薇。

[走り出した彼に声が届いたかはわからない]

(76) 2010/06/21(Mon) 01時頃

【人】 奏者 セシル

>>79
――弔いならば、
己の心が内で如何様にもなりますでしょう。

[しろいばら、その声が届けば。
亡骸に己が胸の薔薇をそっと抱かせて、記者の言葉に答える。

睨む視線にはただ眼差しを伏せるのみ、
恐れはない、もっと畏ろしいものを知っている]

……ご賢明なこと、なによりです。

[少女へ促す姿に、ぽつり、呟いて]

(88) 2010/06/21(Mon) 01時頃

奏者 セシルは、あらたに足を踏み入れる者の気配に す  と、曇りない青を流した

2010/06/21(Mon) 01時頃


【人】 奏者 セシル

[>>96 主からの要請に異論のあろうはずもなく]

――かしこまりました。

[状況を見守るべく、戸口へと控えれば
>>100 薬売りの声が傍らに、状況を問われている。

けれどフロレスクを知られている者に名を呼ばれていること、
それに心が波立つ]

 ――……呼び名を、
  白薔薇 では、いけませんか。

[囁くように声は掠れて、
見つめた曇りない青は少しばかり沈んだ色になる]

(109) 2010/06/21(Mon) 01時半頃

お兄様の為なら幾らでも捧げましょう。
私はお兄様の為にあるのだから……


[兄の目的など知らぬまま
言葉どおり受け取り]


それでは手を増やすために
誰かを私と同じにしてしまうの……?


[兄を誰かに取られてしまいそうで
少しばかり不安げな聲が漏れた]


 嗚呼……そんな聲を零すな。
 私のローズ
 幾度も血をわけてきただろう?
 お前は特別だ。


[人としての記憶が薄れるほどに、血を分け続けた
彼女は純血ほどの力は無くとも、ただ眷属となった者よりも
魔力に秀でているはずで]


 お前と同じにするためには
 幾年もの時間が必要だ。
 そう簡単には、選ばぬよ。


[其の為従者は何時までも人のまま。
彼らを人である身から解き放つのは容易いと言うのに]


【人】 奏者 セシル

>>113
[――薔薇の香は、かすかな血臭と混ざり合う。
答えのないことに、その眸の色は薬売りを詰るように憂いた。
けれど、ここで問うべきことでは、ないのはわかっている]

 ――……いえ、今宵はもう、
 心安くお休みいただけるはずですよ。

 お連れの方も、そのような身体でわざわざいらっしゃらずともよろしいでしょうに。……ご病気でしょうか?

[抱えられる少女を見る、
病の身ならそれは主らに“相応しくない”]

(124) 2010/06/21(Mon) 02時頃

【人】 奏者 セシル

[>>106 客人とのやりとりの合間を縫って、
影のささやきが音なく耳を入るを聞けば、小さく囁く]

 
 ……ええ、こちらは大丈夫ですから。
 あなたもお気をつけて。


[>>120 そして客人の一人が部屋を辞するを見れば]

 よろしいのですか?
 ――……お休みになれなければ、
 酒精をお持ちすることも出来ますので。

[ゆるやかに頭を下げて送り出す]

(129) 2010/06/21(Mon) 02時頃

――…私はお兄様のモノ。


[ふ、と繰り返すのは記憶が蘇る事を怖れて。
特別、と囁かれると安堵の色が宿る]


嗚呼、早くお兄様のもとへ行きたい。


[花飾りの少女と話しているとこれまでの自分が揺らぐ]


お兄様に選ばれた者はしあわせね。
だって、私も……
お兄様の傍に居られて、しあわせ、だもの。


[それは幼子が甘えるような口振りにも似て――]


【人】 奏者 セシル

>>132>>140

  ――……、今宵は そうである、と 
 そのように、言い付かっているだけです。

[問われた言葉には、肯定も否定もしない。
わずかばかりの警戒心を滲ませるように。
そして疲れているだけだ、とその割には少女の慎重に扱われるそれを見据えたのだけれど。

――戻ってきたその姿に青は呆れたような色になる]


 ……物好きな、方ですね。
 亡骸に興味があるのですか、それとも

 私から何か聞きだせるとでも思ってらっしゃるの……


[言葉は途切れる、囁かれた名――吸血鬼を屠る者、
白手袋に覆われた手は男の何がしかを押さえようとしたのか、泳いだ]

(144) 2010/06/21(Mon) 02時半頃

 そうだ、お前は……大切な妹。
 特別なのは、言うまでも無いだろう?


[閨で囁く子守唄のように、甘く低く聲を届かせる]


 嗚呼、私も早くお前の顔が見たい。
 其処へ行こうか、私のローズ。


[永遠とも思われる虚無を彩る華の名前を呼び
城主はつと気配を向ける]


【人】 奏者 セシル

>>146
 余りよろしくない、探究心ですね……

[肯定の言葉がつらつらと列なる
遺体には慣れた、とはいえ、それは好んで見たいもの、ではない。

小さく嘆息を零せば、続く男の言葉]


 ―――……、


[薄くあがる口端、この男はその名の意味を知っている。
聖性を逸した、浅ましい己の生き様を――。
青は一度花咲くように見開けば、重たげに伏せられて]

 ――…そのお話はまた、後ほど。

[天の青は静寂のまま、冷えていった]

(157) 2010/06/21(Mon) 03時頃

【人】 奏者 セシル

[薬売りの耳朶を掠めて囁けば、その傍らからは離れて]

 ――……お嬢様、
 ご気分が優れぬご様子ですが。

 お送りいたしましょうか?

[そのように問うのはまだ“仕事”がすんでおらぬせい、
すべきことが為されていればその揺らぐ翡翠を案じるままに沿うのだけれど――]

 ―――…旦那様、

[空気は揺らぎ変容する、
 現れた主が気配に、ただ頭をたれた]

(160) 2010/06/21(Mon) 03時頃

お兄様との逢瀬には
此処は少し無粋だから……

部屋に戻ってから、と思ったのだけど。

[存外早く兄に会えた事に喜びながらも
ぽつぽつと言い訳染みた言葉を紡ぐのは
手を煩わせてしまったかという心配から]


 嗚呼、そうだな

 ただ
 私が待ちきれなかったのだ。


[態々出向いたのは
影伝いに視る彼女の異変に
幾らか危機を感じた為でもあった]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 03時頃


私もお会いしたかった。
だから……
お兄様が来てくれてとても嬉しかったの。


[兄の訪れにより女の不安は掻き消えた。
彼の姿があればメアリーの言葉に
女の心は揺らがないはずで]


 お前が望むなら、私は何時でもお前の傍に。
 ……さあ、血の循環を

 私にお前の喰らった其れを、分けてくれ。


[閨へ誘うような色を持って、妹として愛でている彼女へ囁く。
揺らぐひとの心も何もかも、この純血で記憶の底へ
封じ込めてしまう為に**]


【人】 奏者 セシル

 ああ――…
 ならば、よろしうございました。

[彼女の声音が変われば、安堵を向けて。
絶対者たる主の存在に――畏怖より崇拝へと、天秤は揺れて傾くのだ。]


 ――…かしこまりました。
 

[主へ向けては礼の姿勢を崩さぬまま、
主が妹を愛でる様は己の視界にはいれず。

しかし、彼女と少女の語ったところ――
サイモンの亡骸を、一度見やる。
このまま奈落へと“落として”しまってよいものか、と躊躇が一つ]

(168) 2010/06/21(Mon) 03時半頃

愛しいお兄様。
私が望まぬわけがないでしょう……?

いつでも、お兄様の意のままに。
私はお兄様の為に在るのだから。

[緩く首を傾げれば亜麻色の髪がさらりと流れ
白く細い首筋をあらわにする。
誘いを喜びこそすれ拒絶はありえない。
出逢った頃は如何だっただろう。
ふと持たぬ過去を考えかけて僅かに目を伏せた]


【人】 奏者 セシル


 ――…かしこまりました、
 ではしばらくはそのように。

[>>170 告げられる言葉に、
惑うような視線を思えば了解を示し、彼女と主のその姿を見送る。亡骸の傍の少女をしばらくは見守る算段で]

(171) 2010/06/21(Mon) 04時頃

【人】 奏者 セシル

[ふ――と窓の外を見やる。
霧は晴れていない、ましてや暁星など
見えるはずもないものを探してしまった]

 ――…皮肉なものですね。

[堕ちた天使――と主は言った。
最も名のある堕天使、明けの明星、
それは天にあってはセラフ(熾天使)と
呼ばれる者ではなかったか。]

(172) 2010/06/21(Mon) 04時頃

【人】 奏者 セシル

[彼女の感謝の言葉が耳に触れる。
――亡骸に眼差しを落とす、死者は黙して語らない。
けれどその安らかなる表情]


  Selig sind die Toten,
       die in dem Herren sterben,


[零れたそれは祈りの句、
そう、あの時も、そのように祈ったのだ。
――幸いなど、訪れることはなかったけれど**]

(174) 2010/06/21(Mon) 04時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 04時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 04時頃


奏者 セシルは、水商売 ローズマリー

2010/06/21(Mon) 04時頃


奏者 セシルは、水商売 ローズマリーに話の続きを促した。

2010/06/21(Mon) 04時頃


[過去の彼女を思い出す事は、もう殆ど無い。
恐怖に引き攣る顔も、吸血の快楽に堕ちる様も
幾万と視てきたものと同じ
ただ違うのは、傍に置こうという気を起こした事くらいで]


 ――…


[声ならぬ聲ではなく、間近で囁きかける
まるで睦言のような甘い言葉]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 15時半頃


【人】 奏者 セシル

 ―サイモンの部屋―
[ふと呟いた聖句に、少女の問いの言葉がかえる。
いいえ、とゆるく首をふる――振られた首のこの枷は聖職からは程遠く。

亡骸に落とした眼差し、少女が悼みと見たそれに、
かすかに混ざっていたのは羨望だった]

 ――…いえ、少しでもお気持ちが安らかになれば。

 そちらの方は、お嬢様が今しばらくそのままに、と仰られましたのでそのように致します。
 お心の整理が着くまでお傍にどうぞ――。

[先ほどよりは落ち着いた様子の少女に、穏やかに語りかける。影は常に傍らに、この場を外そうとも、なにかあれば己の耳に届くように――音なく紡ぐ。


――同じく少女を見守っていた態の、背後の男を気にしながら]

(194) 2010/06/21(Mon) 16時頃

[――記憶は戻らない。
白薔薇の園でトレメイン兄妹と過ごした時間は
確かに存在していたというのにそれは欠けたまま。
人としての穏やかな時間は女にとって幸福だったというのに
人ならざる城主と出会い魅せられ抗いきれず
女は人と呼べぬ存在になってしまった。

記憶が欠けたのは自らが壊れぬ為。
なれど郷愁を感じるのは――



人としての心が僅かなりとも残っているから]


【人】 奏者 セシル

[少女の惑うような眼差しに、かけるべき言葉はない。
生者の嘆きは悼ましくとも、死せる者には届かない。
嘆きも悲しみも、それは生者のためのもの。

そう、人の想いは闇までは届かない]


 ……何か遺品は?
 髪でも、おとりましょうか。


[冷たくはなくとも、その言葉は至極冷静なもの]

(201) 2010/06/21(Mon) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

>>200 


 ――……そのお話をなさるなら、


 少し、場所を移しましょうか。
 このような場所で立ち話というのは、よろしくない。

[振り返り、薬売りの双眸をひたり、見つめる。
花の香気はあらずとも、白薔薇はあでやかな微笑みを向けて]

(204) 2010/06/21(Mon) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

[ぽつり、ぽつりと少女の繰り返す言葉――重なる音が問いかける。
はしばみ色の瞳は、たった今悲しみを知ったばかり。
それゆえか、結ばれる言葉に想うのは]

 あなたは何もご存じない。
 そして、疑わないのですね、選択の自由を。

 ――……抗えぬことなど、人の世にだって幾らでも。

[だから、の意味はわからない。
己に理由を求める、その理由も]

(205) 2010/06/21(Mon) 17時頃

【人】 奏者 セシル

[亡骸より遺品を手に取る少女を見やれば、
己の言葉が真をついたがゆえに、少女の声が乱れた。

ああ、いけない――と、
白薔薇は白薔薇たる微笑を取り戻す]


 未来を――…

 ええ、そのように信じられるのは、
 ……とても、――とても幸せなことですね。


[この少女に未来が存在しえるか、それはまだわからぬこと。
ただ兄が幸せだ、という言葉には、先ほどの聖句を再び繰り返し――
見返す瞳に、青が向けるのはただやわらかな色]

(212) 2010/06/21(Mon) 17時半頃

奏者 セシルは、薬屋 サイラスの了承を見れば、小さくため息をひとつ

2010/06/21(Mon) 17時半頃


【人】 奏者 セシル

[少女の言葉、
罪のない問いかけ]


 存在しえなかったものを、
 どのように選べというのですか?


[亡骸に眼差しを落とす

――――主に結ばれて死せる者は幸いである。

祈りの言葉、あの時、己は確かに死を覚悟したのだ]


 ……いえ、少し、
 おしゃべりが過ぎましたね。


[白薔薇はそして沈黙する]

(215) 2010/06/21(Mon) 18時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 18時頃


奏者 セシルは、青は静かに伏せられた**

2010/06/21(Mon) 18時頃


【人】 奏者 セシル

[>>218 主を「ねえさま」と呼ぶ少女が己を評する言葉が耳に入る。
この少女もまた、彼女を心揺らがす者なのだと思い出す。

伏せた視界、
花咲く深紅だけが鮮やかな色]

 ――……今は少し、
 おやすみなさるとよろしいでしょう。

[向けられる礼を返して、
はしばみ色の無垢なる色、罪を知らぬ罪深さ。

問われることに疲れを覚えて、
けれど少女の残す言葉に悩ましいことを思い出す]

(222) 2010/06/21(Mon) 18時半頃

【人】 奏者 セシル

[「しばらくそのままに」
主がそれは少女がための言葉と察すれば、
その亡骸を「片付ける」ことに躊躇いはない]


 ――……、
 あとは影に任せましょうか。


[薬売りに室内を出るように視線で促す。

廊下に出れば、戸口の燭台の灯火は、消えている、
それは留まる客人の命の終焉を示すが如く。
――空いた客室へと歩みを向ける]

(224) 2010/06/21(Mon) 18時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 18時半頃


【人】 奏者 セシル


 ――……旦那様、
 
 ああ、あの少女でしたら、もうお部屋へと戻られたことかと。
 かの方の亡骸は――
 
 影が、片付けて終えていなければ、いまだ。

[ゆるやかに頭を下げる。
言葉には一見常と変わらず、しかし漣めいて乱れる感情が潜む。

――この白薔薇と呼ばれる青年にしては、珍しく。
そう、恐らくは苛立ちのようなものを覚えていたのだ。
フロレスク、その名を連呼されることに。

その意図を問いたくはあった、
けれど主の前ではそれもままならず]

(228) 2010/06/21(Mon) 19時頃

【人】 奏者 セシル

>>233

 ―――……、

[主が言葉の意味を理解する、
それはこの男に――闇の眷属たる力を与えるということ。
拒絶の意を示すように、きつく眉根が寄せられた]

(236) 2010/06/21(Mon) 19時頃

【人】 奏者 セシル

>>238

 ――……、それは……

[愉しげな主の声、
けれど、それはそうとは信じがたく
―――認めたくはなかったからか]

  旦那様――…

[消え行く主を呆然と見送れば、サイラスを見据える。
それでも、この場で問答をせぬだけの矜持はある、灯りのない客室へと静かに足を踏み入れた]

(241) 2010/06/21(Mon) 19時半頃

奏者 セシルは、使用されていないその部屋は、暗く

2010/06/21(Mon) 19時半頃


【人】 奏者 セシル

 ―空き部屋―


   ――……さて、


[飴色の髪がふわり揺れた。
薬売りに詰め寄れば、片肘をつ――と壁に這わせて。

決して乱暴にはなりえぬ白薔薇の所作、
触れんばかりに頬を寄せれば、甘やかにさえ見えようか。]


 あなたは私に何を問う?
   ――……問うて、何を望むのです。


[白薔薇がかすかに香り、髪はわずかに乱れた。
重たげな睫毛の下、薄闇に昏く沈んだ青が男の双眸を捕らえる]

(244) 2010/06/21(Mon) 19時半頃

【人】 奏者 セシル

[>>245 フロレスク――その名を再び呼ばれれば、眼差しは歪む。苦しげなけれど艶やかなその色は、尚、男を見据えて]

 ――……、
 それがなんだと言うのです、 
 その名が示すは、今はただこの血のみでしかない。

[聖性を逸して尚、闇に身を浸しきれぬ
――連綿と列なる信仰と祈りの血、
それは主らにとって、妙なる白薔薇の芳香とでもなるのか]

  ――……なぜ、とは

[問いは それは まるで]

 私が、望むと?

           ――闇の眷属になることを。

[壁に着いた手が震えれば、首の枷がしゃらり、音を立てた]

(247) 2010/06/21(Mon) 20時頃

【人】 奏者 セシル

>>249
[男の語る言葉、
硝子を掻くようにそれは不快感を伴う。
けれど気づいている、言葉が感情を波立てるのは真に触れるからに他ならない]

 ――…ならば私の血は既に、
    家名に沿うものではないのでしょう。

[順に見据えていく眸に、
嗚呼、フロレスク――また鼓膜にその名が落とされる。

首をふる、飴色が揺れる、枷が鳴る。白手袋の爪が壁を掻く。
乱れた青は、けれど、掠れる声で言葉を絞りだし]


 ……私の望みなど、そんなものは存在しない。
    あなたはなにがしたいのです、家名の責務を果たせとでも?

[浮かんだのは白薔薇とは形容しがたい、
投げやりなまでに華やかな微笑み]

(255) 2010/06/21(Mon) 20時半頃

[与えられし純血の魔力は契りの証。
女は満ち足りた様子で聲を紡いだ]

お兄様。
お客様が手持ち無沙汰にならぬように
手を増やすのでしたね。

何方を此方に迎え入れましょう。

[緩く首を傾げ兄の意向を伺う]


【人】 奏者 セシル

>>262
[何故――
何故、不用意に名乗ってなどしまったのか。
男の言葉は聞くに堪えがたい、
誘惑者の甘言は本来闇に招くものだというのに、逆だ。]

 帰りたい、などと……
 私はただ、堕ち切れぬだけ、それはただの甘さに――…

[手が触れる、けれどその手は冷たくはなかった。
違う、とぽつり、呟いて――青は空を見ない、ただ熱を持って滲むだけ]


  ――……稀なる、悦びを。


[答える声に潜むもの、それは甘やかな情欲の吐息。
頬に触れた手に白手袋の指先が一度添えば、離れた]

(267) 2010/06/21(Mon) 21時頃

 嗚呼……そう、薬屋を
 眷属に加えてやろうかと思っている。


[声ならぬ聲に囁き返す]


 どうやら白薔薇に御執心のようだ。
 ……いっそ仕えさせてやろうかと思ってな。

 白薔薇はさぞ嫌がるだろう
 其れに――…メアリー・トレメイン
 あれが、彼は無事で居て欲しいと願うのだ。
 
 ならば、殺さず逝かせてやろうと思う。


薬屋……
ああ、あの男……

[惨劇の間に遅れてきた薬の匂いを纏う男。
兄の考えは女には理解できず]

そう……。
では薬屋にお兄様が血をお与えになるの?

[未だ兄以外とは血の循環をしたことのない女は
思ったままを問いとして返した]


 私がこの血を分け与えるのも可能だが
 ……そろそろお前にも、力は満ちているだろう


[Yaと返る問い掛けに、城主は其れ以外の答えを返す]


 私のローズ
 お前が彼を迎え入れてみるか?


――……。


[白薔薇ことセシルには微笑んでいて欲しい。
そう思っているからこそ兄の思惑が理解出来ない。
メアリーの願いに対してもそれは同じ事で]


私が……彼を迎え入れる……?


[思いがけぬ提案に翡翠が瞬く]


私に上手く出来るかしら……
それに、お兄様の渇き、癒す者は他に誰か……


[兄の渇きを案じる聲がか細く響く]


[白薔薇の忠誠心が見たい
メアリーの苦しむ顔が見たい
其れがつかの間、城主の空虚な胸を埋めるのだ]


 そう、お前が彼を――
 心配はいらない、幾度もお前には私が力を与えている
 人を眷属に変えるくらい、出来るはず


[ローズマリーの、城主を案じる言葉に
薄く笑み混じる吐息が漏れる]


 私の渇きは、彼等の苦悩で満たされる。
 喉の渇きは、ワインでも流し込めば良い。


[食堂にでも向かおうか、そんな事を思いながら]


[兄の言葉が心強い]


――…分かりました。
お兄様の言う通りに致しましょう。


[ゆるく礼をするのは兄に対する敬意。
捕食者たる女は標的へと気をめぐらせた]


【人】 奏者 セシル

>>281
[一瞬の艶めかしさは、潤んだ眸に余韻を残して消える。
述べられた謝罪の言葉に向ける眼差し、それは白薔薇の棘に他ならず]


 ―――…罪を犯した心を救える薬があるとでも?


[そう、揺さぶられ抉られて、
男より述べられた言葉は酷く傲慢に聞こえた。
抉られた心からじわり、侵食する薄ぐらい闇]

 どのみち、あなたは――……今宵、

 ――……今宵が過ぎれば、
 あなたは私に救いをもたらす者になるかも、しれませんね。

[耳朶を掠める囁きに篭るかすかな熱、
白薔薇の香を残して、その身は離れた]

(292) 2010/06/21(Mon) 22時頃

 信じている
 私のローズ


[人を喰らうだけでなく
其の力を分け与えるようになれば、また
彼女は人から遠のいていく

暗い悦びを胸に、期待を込めて名を呼んだ]


【人】 奏者 セシル

少し話を長引かせてしまったようで、
――……申し訳ありません、お嬢様。

[現れた主が姿に、さしたる驚きを見せることなく
――白薔薇は折り目正しく礼を為す]

そのようなご冗談は、
あまりよろしいものはありませんよ、お嬢様。

[逢瀬の言葉にゆるやかに言の葉を返せば、
続いた言葉には恥じ入るように眼差しを伏せた]

――…ああ、いえ、お恥ずかしいかぎりです。

(307) 2010/06/21(Mon) 22時頃

信じてらして、お兄様。


[兄の思いに応えようと気丈にそう囁いた。
目の前にいる薬屋は容易い相手ではない。
一筋縄ではいかぬだろうか。
距離を詰めながら思案する]


【人】 奏者 セシル

[男のじわりとあとずさる姿を見れば、白薔薇は常の優しげな声音]

 あなたも味わうことが出来るのですよ?
 ――…私が味わったと同じ、稀なる、悦びを。

[少しだけ――手の触れた頬の熱を思い出したけれど、それもまた幻影。>>313 主が言葉には、その目蓋を伏せたまま、くすりと微笑って]

 いじめられた、などと。
 ……心配して頂いてありがとうございます、お優しいお嬢様。

[そして、主の求めがあれば、
いつでも動きに応じられるように一歩下がった**]

(321) 2010/06/21(Mon) 22時半頃

 成功を願う。

 ……白薔薇も従者ならば
 主人の手伝いをするのは当然だろう

 必要があれば、上手く使うが良い。


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 22時半頃


はい、お兄様。
――…彼も其れは心得ていますわ。


【人】 奏者 セシル


――救いが存在するとでも?

[その柔らかな声は歌をかき消した]

(353) 2010/06/21(Mon) 23時頃

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