17 吸血鬼の城
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 23時頃
|
―客間・サイラスの部屋―
[そのまま、マーゴが起きるまで部屋を出ることはない。 ただ、立ち上がり、窓を開けて外を見る。
森は深い霧に包まれ、晴れる様子はない。 狼の遠吠えはしなくなっていたが、何かが動く気配もない。]
――……いずれ、出る方法を考えねばなりませんね。
[そして、腰の護身武具を引き抜き、手入れをはじめる。
それは、銀色に輝く、短剣。]
(10) 2010/06/21(Mon) 00時頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 00時頃
薬屋 サイラスは、遠く、誰かの悲鳴を聞く・・・・・・眉を寄せた。
2010/06/21(Mon) 00時頃
嗚呼……良い、悲鳴が聞こえる。
[満足気な囁き]
良い子だ
私のローズ
|
今の叫びは……。
[女の悲鳴、その方を向くも、足は動かず…。 それは、あまりにこの城にそぐっている音だったことと、だからこそ、ここにその娘を一人置いておくわけにはいかない、ということ。
ただ、扉に向かい、その戸は開けて廊下を覗く。]
――……あちらですか。
[サイモンの客室の方面、それを確認したとき、>>26マーゴが覚醒していること、まだ知らず…。]
(30) 2010/06/21(Mon) 00時頃
|
|
>>40 [扉の前、過ぎていくのは、白の従者… チラリとこちらを見やってから過ぎ行く姿に、ぽつり…]
――……フロレスク……
[呟く……。 それから、部屋を振り返った。]
――……ああ、起きましたか。
[セシルがどのような反応をしたかは見ないまま、部屋に戻り、扉は閉めた。]
(50) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
|
お気に召したなら……良かった。
[満足げな聲にほっと胸を撫で下ろし]
お兄様……
そちらも騒がしいようですが……
従者のいずれかを向かわせましょうか?
嗚呼、思った以上に
愉しかった。
[胸を撫で下ろすローズマリー
彼女がサイモンに囁いた言葉も
彼の恍惚とした表情も
其の先に待つ未来故に、城主を酷く満足させた]
いや……元凶は部屋に戻ったようだ。
[騒がしいと言うのには、もう済んだと短く答える。
実際の所、始まるのはこれからかもしれなかった]
私のローズ
黒薔薇に、あれの監視を怠るなと
それだけを。
[兄の言葉に嬉しそうな表情が過る]
それなら……
[緩く頷き従者への言伝を繰り返す]
あれの監視を怠るな、ですね。
――…伝えておきます。
|
>>56
[続けて、グロリアの発狂する声も響いてきたか。 とりあえず、はきっちり扉を閉めて、マーゴに寄った。]
――…誰か、襲われたようですね。 ここは、やはり、
魔物の城ですから。
[怯えた表情の娘には目を伏せながら……。]
様子を見てこようと思いますが、貴女はどうしますか?
(64) 2010/06/21(Mon) 00時半頃
|
良い子だ。
後で……部屋へ向かう。
啜った其の血を、私にも分けてくれ。
[循環を目的と言いながら
城主の狙いは彼女の記憶を薄め
純血種に近づかせる事にある]
さて……集った人間達は
どう出るか
是から、愉しくなると良いが
私たち二人ではゲストが手持ち無沙汰になるやもしれんな
|
>>75
[気丈にベッドから起き上がる様を見る。 その足がふらついているようにも見えて、 ご無理はなさらず、と一言添え、部屋から廊下に出た。]
――…さきほど、セシルが行った方向……。
[サイモンの部屋へ、そんなに遠くはなかった。 その間もマーゴのほうには振り向いて、異変が他にはないか確かめつつ……。]
→サイモンの部屋
(80) 2010/06/21(Mon) 01時頃
|
|
―サイモンの部屋―
>>91
[後ろから来るマーゴの足取りがおぼつかないのも気にしつつ、とりあえずは、状況だけでも見ておきたく、サイモンの部屋へと向かった。]
いったい何が?
[見れば、もう生きていない肌の色の男とそれを抱く女、そして、青年に、妖艶な城主の妹……]
――……セシル、何が起こっていたんですか?
[名前を知る薬売りは、白薔薇の青年をそう呼び、状況説明を求める。 続けてマーゴが入ってくれば、あまり見せたくない場面に制止しようともするが…。
そう、彼女はあの、サイモンのようになることを教え込まれているのだから。]
(100) 2010/06/21(Mon) 01時半頃
|
お兄様の為なら幾らでも捧げましょう。
私はお兄様の為にあるのだから……
[兄の目的など知らぬまま
言葉どおり受け取り]
それでは手を増やすために
誰かを私と同じにしてしまうの……?
[兄を誰かに取られてしまいそうで
少しばかり不安げな聲が漏れた]
|
>>109
[セシルから状況を聞かずとも、予測はついてきていた。]
――…名前……
[白薔薇では駄目かと問われ、首を傾けたが……。 それには答えず、]
今宵、君の主たちは、また、誰かを襲うのか?
[今宵、と表現はしたが、時間がここで流れているのかどうかはやはりわからず、
そう、窓の外はいつまでも黄昏時な気もした。 とりあえず、マーゴの身体がまたふらつくのを見止めると、それを支え、抱き上げる。
片目には、死体を抱いていた女が城主の妹に近寄るのを見た。]
(113) 2010/06/21(Mon) 01時半頃
|
嗚呼……そんな聲を零すな。
私のローズ
幾度も血をわけてきただろう?
お前は特別だ。
[人としての記憶が薄れるほどに、血を分け続けた
彼女は純血ほどの力は無くとも、ただ眷属となった者よりも
魔力に秀でているはずで]
お前と同じにするためには
幾年もの時間が必要だ。
そう簡単には、選ばぬよ。
[其の為従者は何時までも人のまま。
彼らを人である身から解き放つのは容易いと言うのに]
|
>>124
なるほど、君の主人は、そう大食漢ではないということ でよろしいか?
[そして、連れと呼ばれたマーゴを病気かと指摘されれば、首を振り、]
いや、疲れているだけですよ。
[そう言って、なれば、とまた部屋に戻っていく。 そして、部屋にマーゴをまた寝かすと、静かに、と動かないようにだけ、助言して、またサイモンの部屋に戻っていった。]
(132) 2010/06/21(Mon) 02時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 02時頃
|
[そして、サイモンの部屋に戻る途中、さきほどいた青年が出て行くのが見えた。]
――……
[何が起こったかとまたそこに入る。 そこは、女二人が、話をはじめていて……。 それを見守る白薔薇、
白薔薇の従者と呼ばれる…]
――…フロレスク
[あえて、そう呼んだ。]
(140) 2010/06/21(Mon) 02時頃
|
――…私はお兄様のモノ。
[ふ、と繰り返すのは記憶が蘇る事を怖れて。
特別、と囁かれると安堵の色が宿る]
嗚呼、早くお兄様のもとへ行きたい。
[花飾りの少女と話しているとこれまでの自分が揺らぐ]
お兄様に選ばれた者はしあわせね。
だって、私も……
お兄様の傍に居られて、しあわせ、だもの。
[それは幼子が甘えるような口振りにも似て――]
そうだ、お前は……大切な妹。
特別なのは、言うまでも無いだろう?
[閨で囁く子守唄のように、甘く低く聲を届かせる]
嗚呼、私も早くお前の顔が見たい。
其処へ行こうか、私のローズ。
[永遠とも思われる虚無を彩る華の名前を呼び
城主はつと気配を向ける]
|
>>144
亡骸に興味は、ありますね。 吸血鬼に襲われたものはどれほどの血が抜かれるのか。 そして、血が抜かれた遺体はどのようなものなのか。
[そんなことを言いつつ、あえて、思い出したその名を繰り返す。
そう、それは、確か、吸血鬼たるものとは対する門家のものの名。 その者がなぜ、この城で、薔薇…即ち、吸血鬼の血となっているのか。
興味がわかないわけがなかったのだ。]
――……吸血鬼、城主やこの麗しき妹君の話も聞きたいのですが、 君、セシル・フロレスクにも興味はありますね。
[その口端はすうっとあがった。**]
(146) 2010/06/21(Mon) 02時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 02時半頃
お兄様との逢瀬には
此処は少し無粋だから……
部屋に戻ってから、と思ったのだけど。
[存外早く兄に会えた事に喜びながらも
ぽつぽつと言い訳染みた言葉を紡ぐのは
手を煩わせてしまったかという心配から]
嗚呼、そうだな
ただ
私が待ちきれなかったのだ。
[態々出向いたのは
影伝いに視る彼女の異変に
幾らか危機を感じた為でもあった]
私もお会いしたかった。
だから……
お兄様が来てくれてとても嬉しかったの。
[兄の訪れにより女の不安は掻き消えた。
彼の姿があればメアリーの言葉に
女の心は揺らがないはずで]
お前が望むなら、私は何時でもお前の傍に。
……さあ、血の循環を
私にお前の喰らった其れを、分けてくれ。
[閨へ誘うような色を持って、妹として愛でている彼女へ囁く。
揺らぐひとの心も何もかも、この純血で記憶の底へ
封じ込めてしまう為に**]
愛しいお兄様。
私が望まぬわけがないでしょう……?
いつでも、お兄様の意のままに。
私はお兄様の為に在るのだから。
[緩く首を傾げれば亜麻色の髪がさらりと流れ
白く細い首筋をあらわにする。
誘いを喜びこそすれ拒絶はありえない。
出逢った頃は如何だっただろう。
ふと持たぬ過去を考えかけて僅かに目を伏せた]
|
―サイモンの部屋― >>157 [よろしくない探究心には、そうですか?と小さく返し…]
――……仕事上、そういう扱いを避けるわけには、いきませんのでね。 病にしろ、傷にしろ
[あくまで純粋な生業のための探求と強調したのち、すれ違いさま、話はまた後にと囁かれれば、改めてその後姿を見つめた。]
――……白薔薇、ですか。
[そう、血を求める者は彼を白い血と呼ぶのだ。 さて、その白が何を意するのか。
と、そのうち、また霧のように城主が現れるのには瞬いて……。妹君の戯れる様子、それを見つめる白薔薇……そして、打ち捨てられた遺体に縋る女を見る。]
――……
[わかったことは、あの城主の現れるさまを見れば、この城、出るまでは解放は叶わず、 とりあえずは、血を抜かれた女の傍に寄る。小さく名前を聞いて、それが兄であることも知れば、その兄妹の対比に少し胸を痛める。そして、メアリーをその場にそのままにもできず、ただ、見守った。**]
(176) 2010/06/21(Mon) 08時半頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 08時半頃
[過去の彼女を思い出す事は、もう殆ど無い。
恐怖に引き攣る顔も、吸血の快楽に堕ちる様も
幾万と視てきたものと同じ
ただ違うのは、傍に置こうという気を起こした事くらいで]
――…
[声ならぬ聲ではなく、間近で囁きかける
まるで睦言のような甘い言葉]
[――記憶は戻らない。
白薔薇の園でトレメイン兄妹と過ごした時間は
確かに存在していたというのにそれは欠けたまま。
人としての穏やかな時間は女にとって幸福だったというのに
人ならざる城主と出会い魅せられ抗いきれず
女は人と呼べぬ存在になってしまった。
記憶が欠けたのは自らが壊れぬ為。
なれど郷愁を感じるのは――
人としての心が僅かなりとも残っているから]
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 16時半頃
|
―サイモンの部屋― [メアリーと名乗る女性は、その亡骸、兄を探しにここに来たという。 そして、その兄が吸血鬼の餌食になるのを見た。]
ここは……やはり、そういう城なのですね。
予想はついていましたが。
[だいぶ落ち着いたように見えるメアリーとそれを見守る白薔薇の従者。彼は、吸血鬼、の従者。その首の枷が、何よりそれを表している。 同時にそれは、
ああ、このフロレスクは、堕ちたのか。 そう思わざるえない。]
――……メアリー。 兄上とお別れを……。
[そして、メアリーにかけてあげられる言葉はこれしかなかった。]
(199) 2010/06/21(Mon) 16時半頃
|
|
>>194 [メアリーに声をかけた後は、その堕ちたるフロレスクに視線を飛ばした。]
君は……
それが、君の姿ですか?
[問うのは、首の枷に、 そして、城主とその妹君を敬う仕草に……。]
(200) 2010/06/21(Mon) 16時半頃
|
薬屋 サイラスは、メアリーがセシルに話しかける様子をきいている。
2010/06/21(Mon) 16時半頃
|
―マーゴについて― >>188>>193
[部屋に寝かせたマーゴに処方したのは、 もう遅いとわかっていても、その毒を中和する薬だった。
それは彼女と、その父上の意思に反するものだというのはわかってはいても、 ただ、無垢な少女が、死するためだけにその身を捧げて苦しむことに、
どうしても、
何か胸の奥がわだかまった、から。*]
(207) 2010/06/21(Mon) 17時頃
|
薬屋 サイラスは、奏者 セシル>>204の言葉には頷いて、メアリーがサイモンを弔うのを見守る。*
2010/06/21(Mon) 17時頃
薬屋 サイラスは、花売り メアリーの腕の中でサイモンが安らいだ貌になった気がした。*
2010/06/21(Mon) 17時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 17時半頃
|
>>219 [兄の決別する女性に、暗い泉の青色を伏せる。 そう、死に直面し、嘆き、そしてそれを認めざるえない時、 その時に流れる涙は、表情は、
何度見ても慣れるものではない。]
――……ありがとうございます。 どうぞ、貴女は、
そのままで。
[気丈な女性の後姿にそう告げ、見送る。]
(223) 2010/06/21(Mon) 18時半頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/21(Mon) 18時半頃
|
>>224
[白薔薇の従者に促され、部屋を出る。 空いた客室に案内する視線に足を向けようとして、
ぴたり、とまった。]
――……
[そこに現れたのは、人の形をしている魔物で…。 逃げようはない。
ただ、さきほどの事実がフラッシュバックすると、黙り込んではいたが、微かに額に汗がにじんだ。]
(227) 2010/06/21(Mon) 18時半頃
|
|
>>229
――……
[恐ろしいかと問われ、やはり黙る。 どうなのだろう、恐ろしいことは間違いない。]
魔物を人は恐れるでしょう。 だが、恐れる気持ちがなければ人はありえない。
――……ッ
[葬列の乙女に毒を…には、反応せざるえなかった。]
(234) 2010/06/21(Mon) 19時頃
|
|
ええ、そうですね。 彼女を魔物にしたのは自分です。
[あえて、そう表現する。 そう、解毒は薬師としてするべきこと。 だが、死するための毒を施した時、
自分は、道から外れていること、
もうとうの昔に気づいていた。]
――…で、何か、
御用で?
(235) 2010/06/21(Mon) 19時頃
|
|
>>237>>238 なるほど、 確かに、人は醜いですな。
そういう面のみ見れば。
[城主の言葉に受け答え、その姿が今は用なしと消える様を見た。]
人は、そういった醜い部分を魔物に捉えている。 そう考えると、
いえ、 私も、何か
おかしくなってるようで。
[消えた姿、目を伏せ、頭を振る。 髪が乱れ、貌を隠した。]
(242) 2010/06/21(Mon) 19時半頃
|
薬屋 サイラスは、奏者 セシルに続き、客室に入っていく・・・。
2010/06/21(Mon) 19時半頃
|
―空き部屋― >>244 [白薔薇に促されて入れば、そこは暗く、 その中でも白く見える彼は、なるほど、薄闇の白薔薇かと思った。 だが、その仕草がそれまでとは違い、いきなり詰め寄られれば、微かに目を見開いて……。 近寄る眼は昏くあれど、男の眸よりはまだ透っている。]
――……君が、そこまで反応するということは、君は、やはりフロレスクの家系のものか?
[問いにはまずそう答える。 彼がただの同姓ならば、こんな貌はしないだろう。だが……。]
――……問うて望むか。それに答えるなら、
君はなぜ、ここに、人のままでいるのか? ということ
でしょうか?
[望みはまだ言わず…。]
(245) 2010/06/21(Mon) 20時頃
|
|
>>247
[その名を出すと、感情が滲む。 その表情は、より、人、らしい。]
――……血は、
不思議なもので。 本人の知らぬ間に、 血に叶った行動をしてる、など
よくありえるのですが。
[苦しげかつ、それさえも、美しさと表現できる青年の、 眸と、首枷、両方を見据えて…。]
いいえ、なぜ、貴方が闇の眷属になることを望んでいるとは思えない。 フロレスクならば、貴方の身体が求める望みは……。
[それ以上の言葉は、飲み込んだ。]
(249) 2010/06/21(Mon) 20時半頃
|
|
>>255
望みは存在しない ですか?
[望みを持たぬものが、 首に枷をつけられてなお、眸に蒼穹を持つ、だろうか。
だが、それがよほどの意味を持つのか。 白薔薇は乱れ、清廉だった美しさではなく、 まるで、商売女にも似た、自虐的な笑みを称え始めた。]
いや、君は、望んでいる。 そう、君は堕ちた、だが…帰りたいのでしょう。
[そして、その頬に手を寄せた。 その眸は、蒼穹は、空を欲しているようにも見えて……。]
君は、彼らになぜ従う? 何を彼らはくれるんだ?
(262) 2010/06/21(Mon) 21時頃
|
[与えられし純血の魔力は契りの証。
女は満ち足りた様子で聲を紡いだ]
お兄様。
お客様が手持ち無沙汰にならぬように
手を増やすのでしたね。
何方を此方に迎え入れましょう。
[緩く首を傾げ兄の意向を伺う]
嗚呼……そう、薬屋を
眷属に加えてやろうかと思っている。
[声ならぬ聲に囁き返す]
どうやら白薔薇に御執心のようだ。
……いっそ仕えさせてやろうかと思ってな。
白薔薇はさぞ嫌がるだろう
其れに――…メアリー・トレメイン
あれが、彼は無事で居て欲しいと願うのだ。
ならば、殺さず逝かせてやろうと思う。
薬屋……
ああ、あの男……
[惨劇の間に遅れてきた薬の匂いを纏う男。
兄の考えは女には理解できず]
そう……。
では薬屋にお兄様が血をお与えになるの?
[未だ兄以外とは血の循環をしたことのない女は
思ったままを問いとして返した]
私がこの血を分け与えるのも可能だが
……そろそろお前にも、力は満ちているだろう
[Yaと返る問い掛けに、城主は其れ以外の答えを返す]
私のローズ
お前が彼を迎え入れてみるか?
|
>>267
――……
[聴いたことはある。 吸血鬼に血を吸われているとき、 人には甘美なる悦びに浸るという。
それが、本当ならば、 それを抗うのは、本当に………。
さきほどのサイモンたる男の悦楽で止まった表情を思い出す。 眼が瞬時ぼうっとして、はっとわれに返る。]
(280) 2010/06/21(Mon) 21時半頃
|
|
――……申し訳ありません。
[きっと、人として、彼のとても柔らかい、ところを抉った感じがした。 熱い吐息に、眼を細める。]
けど、君が望むなら、それは、薬でどうにかなるかもしれません。
[そう、人の快楽を生むものも、薬にはあるのだ。 多様はできぬが……。]
(281) 2010/06/21(Mon) 21時半頃
|
薬屋 サイラスは、どこからか、唄が聴こえる・・・・・・。
2010/06/21(Mon) 21時半頃
――……。
[白薔薇ことセシルには微笑んでいて欲しい。
そう思っているからこそ兄の思惑が理解出来ない。
メアリーの願いに対してもそれは同じ事で]
私が……彼を迎え入れる……?
[思いがけぬ提案に翡翠が瞬く]
私に上手く出来るかしら……
それに、お兄様の渇き、癒す者は他に誰か……
[兄の渇きを案じる聲がか細く響く]
[白薔薇の忠誠心が見たい
メアリーの苦しむ顔が見たい
其れがつかの間、城主の空虚な胸を埋めるのだ]
そう、お前が彼を――
心配はいらない、幾度もお前には私が力を与えている
人を眷属に変えるくらい、出来るはず
[ローズマリーの、城主を案じる言葉に
薄く笑み混じる吐息が漏れる]
私の渇きは、彼等の苦悩で満たされる。
喉の渇きは、ワインでも流し込めば良い。
[食堂にでも向かおうか、そんな事を思いながら]
[兄の言葉が心強い]
――…分かりました。
お兄様の言う通りに致しましょう。
[ゆるく礼をするのは兄に対する敬意。
捕食者たる女は標的へと気をめぐらせた]
信じている
私のローズ
[人を喰らうだけでなく
其の力を分け与えるようになれば、また
彼女は人から遠のいていく
暗い悦びを胸に、期待を込めて名を呼んだ]
|
>>292
[おそらく、とても、酷いことを言ったのはわかっていて、 でも、他に浮かばず、
ただ、遠くから聴こえる歌声は耳についた。 あれは、誰の声だろう。 それが、マーゴの声だとは、話し声と歌声の違いからもわからず、ましてや、彼女はおとなしく眠っていると思っていた。]
罪を犯した心……。
[薬は、忘れることはできても、 きっと救うには至らない………。]
――………今宵?
[そして、深入りしすぎたと気づくのは遅かった。 そう、彼は、あくまで、この城の、従者なのだ。
フロレスクといえども。]
(302) 2010/06/21(Mon) 22時頃
|
薬屋 サイラスは、>>300ローズマリーが入ってくると、じわ・・・と後ずさる。
2010/06/21(Mon) 22時頃
信じてらして、お兄様。
[兄の思いに応えようと気丈にそう囁いた。
目の前にいる薬屋は容易い相手ではない。
一筋縄ではいかぬだろうか。
距離を詰めながら思案する]
|
>>313
――……ッ
[額に、いや背中に、ぶるりと冷たいものが走る。 城主の妹、ローズマリーの影が寄り、こちらを見た。]
何を…。 私を、襲うのですか?
[背中は壁しかない。 そう、白薔薇の従者に促されて入室した際、うっかり、奥に入ってしまったから。]
(320) 2010/06/21(Mon) 22時半頃
|
薬屋 サイラスは、逃げる術を考え、部屋を見渡す。
2010/06/21(Mon) 22時半頃
成功を願う。
……白薔薇も従者ならば
主人の手伝いをするのは当然だろう
必要があれば、上手く使うが良い。
|
>>324
――……くッ
[そして、ローズマリーが何かをいう、 言ったのだけど、瞬時どんよりと空気が重くなった。 >>327 それはきっと、捕食者の眼光が、身体をし縛って……]
――…あ……ッ
[頭だけ、振れたけど、髪を乱しただけ、 あとは、金縛りにあったように……動けない。]
(330) 2010/06/21(Mon) 22時半頃
|
薬屋 サイラスは、耳端には、小さく、歌声が聴こえるのに・・・・・・。
2010/06/21(Mon) 22時半頃
|
>>335
――…こ、ころさ、 ない?
[ほぼ覚悟をしはじめた時、囁かれる言葉……。 一瞬は幻想かと思う。
脳が、恐怖を快楽に変換しようと、 幻を見ているのだと。
その細い指が、髪を撫で、耳を辿り、首から胸に落ちていくのも、 本当はもう、既に自身の首には死の牙が刺さっているのだと……。
ああ、これは夢だ、 と。]
――……んッ…ッ
[されに滑る指先に甘いものを感じてしまう。]
(344) 2010/06/21(Mon) 23時頃
|
薬屋 サイラスは、眼をぐっと閉じて……。
2010/06/21(Mon) 23時頃
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