人狼議事


17 吸血鬼の城

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薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/20(Sun) 23時頃


【人】 薬屋 サイラス

―客間・サイラスの部屋―

[そのまま、マーゴが起きるまで部屋を出ることはない。
 ただ、立ち上がり、窓を開けて外を見る。

 森は深い霧に包まれ、晴れる様子はない。
 狼の遠吠えはしなくなっていたが、何かが動く気配もない。]

 ――……いずれ、出る方法を考えねばなりませんね。

[そして、腰の護身武具を引き抜き、手入れをはじめる。

 それは、銀色に輝く、短剣。]

(10) 2010/06/21(Mon) 00時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 00時頃


薬屋 サイラスは、遠く、誰かの悲鳴を聞く・・・・・・眉を寄せた。

2010/06/21(Mon) 00時頃


 嗚呼……良い、悲鳴が聞こえる。


[満足気な囁き]


 良い子だ
 私のローズ


【人】 薬屋 サイラス

 今の叫びは……。

[女の悲鳴、その方を向くも、足は動かず…。
 それは、あまりにこの城にそぐっている音だったことと、だからこそ、ここにその娘を一人置いておくわけにはいかない、ということ。

 ただ、扉に向かい、その戸は開けて廊下を覗く。]

 ――……あちらですか。

[サイモンの客室の方面、それを確認したとき、>>26マーゴが覚醒していること、まだ知らず…。]

(30) 2010/06/21(Mon) 00時頃

【人】 薬屋 サイラス

>>40
[扉の前、過ぎていくのは、白の従者…
 チラリとこちらを見やってから過ぎ行く姿に、ぽつり…]

 ――……フロレスク……

[呟く……。
 それから、部屋を振り返った。]

 ――……ああ、起きましたか。

[セシルがどのような反応をしたかは見ないまま、部屋に戻り、扉は閉めた。]

(50) 2010/06/21(Mon) 00時半頃

お気に召したなら……良かった。


[満足げな聲にほっと胸を撫で下ろし]


お兄様……
そちらも騒がしいようですが……
従者のいずれかを向かわせましょうか?


 嗚呼、思った以上に
 愉しかった。


[胸を撫で下ろすローズマリー
彼女がサイモンに囁いた言葉も
彼の恍惚とした表情も
其の先に待つ未来故に、城主を酷く満足させた]


 いや……元凶は部屋に戻ったようだ。


[騒がしいと言うのには、もう済んだと短く答える。
実際の所、始まるのはこれからかもしれなかった]


 私のローズ
 黒薔薇に、あれの監視を怠るなと
 それだけを。


[兄の言葉に嬉しそうな表情が過る]


それなら……


[緩く頷き従者への言伝を繰り返す]


あれの監視を怠るな、ですね。
――…伝えておきます。


【人】 薬屋 サイラス

>>56

[続けて、グロリアの発狂する声も響いてきたか。
 とりあえず、はきっちり扉を閉めて、マーゴに寄った。]

 ――…誰か、襲われたようですね。
 ここは、やはり、




               魔物の城ですから。

[怯えた表情の娘には目を伏せながら……。]

 様子を見てこようと思いますが、貴女はどうしますか?

(64) 2010/06/21(Mon) 00時半頃

 良い子だ。
 後で……部屋へ向かう。
 啜った其の血を、私にも分けてくれ。


[循環を目的と言いながら
城主の狙いは彼女の記憶を薄め
純血種に近づかせる事にある]


 さて……集った人間達は
 どう出るか

 是から、愉しくなると良いが
 私たち二人ではゲストが手持ち無沙汰になるやもしれんな


【人】 薬屋 サイラス

>>75

[気丈にベッドから起き上がる様を見る。
 その足がふらついているようにも見えて、
 ご無理はなさらず、と一言添え、部屋から廊下に出た。]

 ――…さきほど、セシルが行った方向……。

[サイモンの部屋へ、そんなに遠くはなかった。
 その間もマーゴのほうには振り向いて、異変が他にはないか確かめつつ……。]

→サイモンの部屋

(80) 2010/06/21(Mon) 01時頃

【人】 薬屋 サイラス

―サイモンの部屋―

>>91

[後ろから来るマーゴの足取りがおぼつかないのも気にしつつ、とりあえずは、状況だけでも見ておきたく、サイモンの部屋へと向かった。]

 いったい何が?

[見れば、もう生きていない肌の色の男とそれを抱く女、そして、青年に、妖艶な城主の妹……]

 ――……セシル、何が起こっていたんですか?

[名前を知る薬売りは、白薔薇の青年をそう呼び、状況説明を求める。
 続けてマーゴが入ってくれば、あまり見せたくない場面に制止しようともするが…。


 そう、彼女はあの、サイモンのようになることを教え込まれているのだから。]

(100) 2010/06/21(Mon) 01時半頃

お兄様の為なら幾らでも捧げましょう。
私はお兄様の為にあるのだから……


[兄の目的など知らぬまま
言葉どおり受け取り]


それでは手を増やすために
誰かを私と同じにしてしまうの……?


[兄を誰かに取られてしまいそうで
少しばかり不安げな聲が漏れた]


【人】 薬屋 サイラス

>>109

[セシルから状況を聞かずとも、予測はついてきていた。]

 ――…名前……

[白薔薇では駄目かと問われ、首を傾けたが……。
 それには答えず、]

 今宵、君の主たちは、また、誰かを襲うのか?

[今宵、と表現はしたが、時間がここで流れているのかどうかはやはりわからず、

 そう、窓の外はいつまでも黄昏時な気もした。
 とりあえず、マーゴの身体がまたふらつくのを見止めると、それを支え、抱き上げる。

 片目には、死体を抱いていた女が城主の妹に近寄るのを見た。]

(113) 2010/06/21(Mon) 01時半頃

 嗚呼……そんな聲を零すな。
 私のローズ
 幾度も血をわけてきただろう?
 お前は特別だ。


[人としての記憶が薄れるほどに、血を分け続けた
彼女は純血ほどの力は無くとも、ただ眷属となった者よりも
魔力に秀でているはずで]


 お前と同じにするためには
 幾年もの時間が必要だ。
 そう簡単には、選ばぬよ。


[其の為従者は何時までも人のまま。
彼らを人である身から解き放つのは容易いと言うのに]


【人】 薬屋 サイラス

>>124

 なるほど、君の主人は、そう大食漢ではないということ   でよろしいか?

[そして、連れと呼ばれたマーゴを病気かと指摘されれば、首を振り、]

 いや、疲れているだけですよ。

[そう言って、なれば、とまた部屋に戻っていく。
 そして、部屋にマーゴをまた寝かすと、静かに、と動かないようにだけ、助言して、またサイモンの部屋に戻っていった。]

(132) 2010/06/21(Mon) 02時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 02時頃


【人】 薬屋 サイラス

[そして、サイモンの部屋に戻る途中、さきほどいた青年が出て行くのが見えた。]

 ――……

[何が起こったかとまたそこに入る。
 そこは、女二人が、話をはじめていて……。
 それを見守る白薔薇、


            白薔薇の従者と呼ばれる…]



                ――…フロレスク

[あえて、そう呼んだ。]

(140) 2010/06/21(Mon) 02時頃

――…私はお兄様のモノ。


[ふ、と繰り返すのは記憶が蘇る事を怖れて。
特別、と囁かれると安堵の色が宿る]


嗚呼、早くお兄様のもとへ行きたい。


[花飾りの少女と話しているとこれまでの自分が揺らぐ]


お兄様に選ばれた者はしあわせね。
だって、私も……
お兄様の傍に居られて、しあわせ、だもの。


[それは幼子が甘えるような口振りにも似て――]


 そうだ、お前は……大切な妹。
 特別なのは、言うまでも無いだろう?


[閨で囁く子守唄のように、甘く低く聲を届かせる]


 嗚呼、私も早くお前の顔が見たい。
 其処へ行こうか、私のローズ。


[永遠とも思われる虚無を彩る華の名前を呼び
城主はつと気配を向ける]


【人】 薬屋 サイラス

>>144

 亡骸に興味は、ありますね。
 吸血鬼に襲われたものはどれほどの血が抜かれるのか。
 そして、血が抜かれた遺体はどのようなものなのか。

[そんなことを言いつつ、あえて、思い出したその名を繰り返す。

 そう、それは、確か、吸血鬼たるものとは対する門家のものの名。
 その者がなぜ、この城で、薔薇…即ち、吸血鬼の血となっているのか。


             興味がわかないわけがなかったのだ。]

 ――……吸血鬼、城主やこの麗しき妹君の話も聞きたいのですが、
 君、セシル・フロレスクにも興味はありますね。

[その口端はすうっとあがった。**]

(146) 2010/06/21(Mon) 02時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 02時半頃


お兄様との逢瀬には
此処は少し無粋だから……

部屋に戻ってから、と思ったのだけど。

[存外早く兄に会えた事に喜びながらも
ぽつぽつと言い訳染みた言葉を紡ぐのは
手を煩わせてしまったかという心配から]


 嗚呼、そうだな

 ただ
 私が待ちきれなかったのだ。


[態々出向いたのは
影伝いに視る彼女の異変に
幾らか危機を感じた為でもあった]


私もお会いしたかった。
だから……
お兄様が来てくれてとても嬉しかったの。


[兄の訪れにより女の不安は掻き消えた。
彼の姿があればメアリーの言葉に
女の心は揺らがないはずで]


 お前が望むなら、私は何時でもお前の傍に。
 ……さあ、血の循環を

 私にお前の喰らった其れを、分けてくれ。


[閨へ誘うような色を持って、妹として愛でている彼女へ囁く。
揺らぐひとの心も何もかも、この純血で記憶の底へ
封じ込めてしまう為に**]


愛しいお兄様。
私が望まぬわけがないでしょう……?

いつでも、お兄様の意のままに。
私はお兄様の為に在るのだから。

[緩く首を傾げれば亜麻色の髪がさらりと流れ
白く細い首筋をあらわにする。
誘いを喜びこそすれ拒絶はありえない。
出逢った頃は如何だっただろう。
ふと持たぬ過去を考えかけて僅かに目を伏せた]


【人】 薬屋 サイラス

―サイモンの部屋―
>>157
[よろしくない探究心には、そうですか?と小さく返し…]

 ――……仕事上、そういう扱いを避けるわけには、いきませんのでね。
           病にしろ、傷にしろ

[あくまで純粋な生業のための探求と強調したのち、すれ違いさま、話はまた後にと囁かれれば、改めてその後姿を見つめた。]

 ――……白薔薇、ですか。

[そう、血を求める者は彼を白い血と呼ぶのだ。
 さて、その白が何を意するのか。

 と、そのうち、また霧のように城主が現れるのには瞬いて……。妹君の戯れる様子、それを見つめる白薔薇……そして、打ち捨てられた遺体に縋る女を見る。]

 ――……

[わかったことは、あの城主の現れるさまを見れば、この城、出るまでは解放は叶わず、
 とりあえずは、血を抜かれた女の傍に寄る。小さく名前を聞いて、それが兄であることも知れば、その兄妹の対比に少し胸を痛める。そして、メアリーをその場にそのままにもできず、ただ、見守った。**]

(176) 2010/06/21(Mon) 08時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 08時半頃


[過去の彼女を思い出す事は、もう殆ど無い。
恐怖に引き攣る顔も、吸血の快楽に堕ちる様も
幾万と視てきたものと同じ
ただ違うのは、傍に置こうという気を起こした事くらいで]


 ――…


[声ならぬ聲ではなく、間近で囁きかける
まるで睦言のような甘い言葉]


[――記憶は戻らない。
白薔薇の園でトレメイン兄妹と過ごした時間は
確かに存在していたというのにそれは欠けたまま。
人としての穏やかな時間は女にとって幸福だったというのに
人ならざる城主と出会い魅せられ抗いきれず
女は人と呼べぬ存在になってしまった。

記憶が欠けたのは自らが壊れぬ為。
なれど郷愁を感じるのは――



人としての心が僅かなりとも残っているから]


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 16時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―サイモンの部屋―
[メアリーと名乗る女性は、その亡骸、兄を探しにここに来たという。
 そして、その兄が吸血鬼の餌食になるのを見た。]

 ここは……やはり、そういう城なのですね。

              予想はついていましたが。

[だいぶ落ち着いたように見えるメアリーとそれを見守る白薔薇の従者。彼は、吸血鬼、の従者。その首の枷が、何よりそれを表している。
同時にそれは、



            ああ、このフロレスクは、堕ちたのか。
 そう思わざるえない。]

 ――……メアリー。
           兄上とお別れを……。

[そして、メアリーにかけてあげられる言葉はこれしかなかった。]

(199) 2010/06/21(Mon) 16時半頃

【人】 薬屋 サイラス

>>194
[メアリーに声をかけた後は、その堕ちたるフロレスクに視線を飛ばした。]

 君は……




              それが、君の姿ですか?

[問うのは、首の枷に、
 そして、城主とその妹君を敬う仕草に……。]

(200) 2010/06/21(Mon) 16時半頃

薬屋 サイラスは、メアリーがセシルに話しかける様子をきいている。

2010/06/21(Mon) 16時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―マーゴについて―
>>188>>193

[部屋に寝かせたマーゴに処方したのは、
 もう遅いとわかっていても、その毒を中和する薬だった。

 それは彼女と、その父上の意思に反するものだというのはわかってはいても、
 ただ、無垢な少女が、死するためだけにその身を捧げて苦しむことに、

 どうしても、



             何か胸の奥がわだかまった、から。*]

(207) 2010/06/21(Mon) 17時頃

薬屋 サイラスは、奏者 セシル>>204の言葉には頷いて、メアリーがサイモンを弔うのを見守る。*

2010/06/21(Mon) 17時頃


薬屋 サイラスは、花売り メアリーの腕の中でサイモンが安らいだ貌になった気がした。*

2010/06/21(Mon) 17時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 17時半頃


【人】 薬屋 サイラス

>>219
[兄の決別する女性に、暗い泉の青色を伏せる。
 そう、死に直面し、嘆き、そしてそれを認めざるえない時、
 その時に流れる涙は、表情は、



              何度見ても慣れるものではない。]

 ――……ありがとうございます。
 どうぞ、貴女は、


               そのままで。

[気丈な女性の後姿にそう告げ、見送る。]

(223) 2010/06/21(Mon) 18時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 18時半頃


【人】 薬屋 サイラス

>>224

[白薔薇の従者に促され、部屋を出る。
 空いた客室に案内する視線に足を向けようとして、


 ぴたり、とまった。]

 ――……

[そこに現れたのは、人の形をしている魔物で…。
 逃げようはない。

 ただ、さきほどの事実がフラッシュバックすると、黙り込んではいたが、微かに額に汗がにじんだ。]

(227) 2010/06/21(Mon) 18時半頃

【人】 薬屋 サイラス

>>229

 ――……

[恐ろしいかと問われ、やはり黙る。
 どうなのだろう、恐ろしいことは間違いない。]

 魔物を人は恐れるでしょう。
 だが、恐れる気持ちがなければ人はありえない。

 ――……ッ

[葬列の乙女に毒を…には、反応せざるえなかった。]

(234) 2010/06/21(Mon) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス


 ええ、そうですね。
 彼女を魔物にしたのは自分です。

[あえて、そう表現する。
 そう、解毒は薬師としてするべきこと。
 だが、死するための毒を施した時、



 自分は、道から外れていること、

 もうとうの昔に気づいていた。]

 ――…で、何か、


             御用で?

(235) 2010/06/21(Mon) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

>>237>>238
 なるほど、
 確かに、人は醜いですな。

               そういう面のみ見れば。

[城主の言葉に受け答え、その姿が今は用なしと消える様を見た。]

 人は、そういった醜い部分を魔物に捉えている。
 そう考えると、

 いえ、
 私も、何か



              おかしくなってるようで。

[消えた姿、目を伏せ、頭を振る。
 髪が乱れ、貌を隠した。]

(242) 2010/06/21(Mon) 19時半頃

薬屋 サイラスは、奏者 セシルに続き、客室に入っていく・・・。

2010/06/21(Mon) 19時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―空き部屋―
>>244
[白薔薇に促されて入れば、そこは暗く、
 その中でも白く見える彼は、なるほど、薄闇の白薔薇かと思った。
 だが、その仕草がそれまでとは違い、いきなり詰め寄られれば、微かに目を見開いて……。
 近寄る眼は昏くあれど、男の眸よりはまだ透っている。]

 ――……君が、そこまで反応するということは、君は、やはりフロレスクの家系のものか?

[問いにはまずそう答える。
 彼がただの同姓ならば、こんな貌はしないだろう。だが……。]

 ――……問うて望むか。それに答えるなら、

 君はなぜ、ここに、人のままでいるのか?
 ということ

            でしょうか?

[望みはまだ言わず…。]

(245) 2010/06/21(Mon) 20時頃

【人】 薬屋 サイラス

>>247

[その名を出すと、感情が滲む。
 その表情は、より、人、らしい。]

 ――……血は、


             不思議なもので。 本人の知らぬ間に、
 血に叶った行動をしてる、など

             よくありえるのですが。

[苦しげかつ、それさえも、美しさと表現できる青年の、
 眸と、首枷、両方を見据えて…。]

 いいえ、なぜ、貴方が闇の眷属になることを望んでいるとは思えない。
 フロレスクならば、貴方の身体が求める望みは……。

[それ以上の言葉は、飲み込んだ。]

(249) 2010/06/21(Mon) 20時半頃

【人】 薬屋 サイラス

>>255

 望みは存在しない  ですか?

[望みを持たぬものが、
 首に枷をつけられてなお、眸に蒼穹を持つ、だろうか。

 だが、それがよほどの意味を持つのか。
 白薔薇は乱れ、清廉だった美しさではなく、
 まるで、商売女にも似た、自虐的な笑みを称え始めた。]

 いや、君は、望んでいる。
 そう、君は堕ちた、だが…帰りたいのでしょう。

[そして、その頬に手を寄せた。
 その眸は、蒼穹は、空を欲しているようにも見えて……。]

 君は、彼らになぜ従う?
 何を彼らはくれるんだ?

(262) 2010/06/21(Mon) 21時頃

[与えられし純血の魔力は契りの証。
女は満ち足りた様子で聲を紡いだ]

お兄様。
お客様が手持ち無沙汰にならぬように
手を増やすのでしたね。

何方を此方に迎え入れましょう。

[緩く首を傾げ兄の意向を伺う]


 嗚呼……そう、薬屋を
 眷属に加えてやろうかと思っている。


[声ならぬ聲に囁き返す]


 どうやら白薔薇に御執心のようだ。
 ……いっそ仕えさせてやろうかと思ってな。

 白薔薇はさぞ嫌がるだろう
 其れに――…メアリー・トレメイン
 あれが、彼は無事で居て欲しいと願うのだ。
 
 ならば、殺さず逝かせてやろうと思う。


薬屋……
ああ、あの男……

[惨劇の間に遅れてきた薬の匂いを纏う男。
兄の考えは女には理解できず]

そう……。
では薬屋にお兄様が血をお与えになるの?

[未だ兄以外とは血の循環をしたことのない女は
思ったままを問いとして返した]


 私がこの血を分け与えるのも可能だが
 ……そろそろお前にも、力は満ちているだろう


[Yaと返る問い掛けに、城主は其れ以外の答えを返す]


 私のローズ
 お前が彼を迎え入れてみるか?


【人】 薬屋 サイラス

>>267

 ――……

[聴いたことはある。
 吸血鬼に血を吸われているとき、
 人には甘美なる悦びに浸るという。

 それが、本当ならば、
 それを抗うのは、本当に………。




 さきほどのサイモンたる男の悦楽で止まった表情を思い出す。
 眼が瞬時ぼうっとして、はっとわれに返る。]

(280) 2010/06/21(Mon) 21時半頃

【人】 薬屋 サイラス


 ――……申し訳ありません。

[きっと、人として、彼のとても柔らかい、ところを抉った感じがした。
 熱い吐息に、眼を細める。]

 けど、君が望むなら、それは、薬でどうにかなるかもしれません。

[そう、人の快楽を生むものも、薬にはあるのだ。
 多様はできぬが……。]

 

(281) 2010/06/21(Mon) 21時半頃

薬屋 サイラスは、どこからか、唄が聴こえる・・・・・・。

2010/06/21(Mon) 21時半頃


――……。


[白薔薇ことセシルには微笑んでいて欲しい。
そう思っているからこそ兄の思惑が理解出来ない。
メアリーの願いに対してもそれは同じ事で]


私が……彼を迎え入れる……?


[思いがけぬ提案に翡翠が瞬く]


私に上手く出来るかしら……
それに、お兄様の渇き、癒す者は他に誰か……


[兄の渇きを案じる聲がか細く響く]


[白薔薇の忠誠心が見たい
メアリーの苦しむ顔が見たい
其れがつかの間、城主の空虚な胸を埋めるのだ]


 そう、お前が彼を――
 心配はいらない、幾度もお前には私が力を与えている
 人を眷属に変えるくらい、出来るはず


[ローズマリーの、城主を案じる言葉に
薄く笑み混じる吐息が漏れる]


 私の渇きは、彼等の苦悩で満たされる。
 喉の渇きは、ワインでも流し込めば良い。


[食堂にでも向かおうか、そんな事を思いながら]


[兄の言葉が心強い]


――…分かりました。
お兄様の言う通りに致しましょう。


[ゆるく礼をするのは兄に対する敬意。
捕食者たる女は標的へと気をめぐらせた]


 信じている
 私のローズ


[人を喰らうだけでなく
其の力を分け与えるようになれば、また
彼女は人から遠のいていく

暗い悦びを胸に、期待を込めて名を呼んだ]


【人】 薬屋 サイラス

>>292

[おそらく、とても、酷いことを言ったのはわかっていて、
 でも、他に浮かばず、

 ただ、遠くから聴こえる歌声は耳についた。
 あれは、誰の声だろう。
 それが、マーゴの声だとは、話し声と歌声の違いからもわからず、ましてや、彼女はおとなしく眠っていると思っていた。]

 罪を犯した心……。

[薬は、忘れることはできても、
 きっと救うには至らない………。]

 ――………今宵?

[そして、深入りしすぎたと気づくのは遅かった。
 そう、彼は、あくまで、この城の、従者なのだ。

              フロレスクといえども。]

(302) 2010/06/21(Mon) 22時頃

薬屋 サイラスは、>>300ローズマリーが入ってくると、じわ・・・と後ずさる。

2010/06/21(Mon) 22時頃


信じてらして、お兄様。


[兄の思いに応えようと気丈にそう囁いた。
目の前にいる薬屋は容易い相手ではない。
一筋縄ではいかぬだろうか。
距離を詰めながら思案する]


【人】 薬屋 サイラス

>>313

 ――……ッ

[額に、いや背中に、ぶるりと冷たいものが走る。
 城主の妹、ローズマリーの影が寄り、こちらを見た。]

 何を…。
 私を、襲うのですか?

[背中は壁しかない。
 そう、白薔薇の従者に促されて入室した際、うっかり、奥に入ってしまったから。]

(320) 2010/06/21(Mon) 22時半頃

薬屋 サイラスは、逃げる術を考え、部屋を見渡す。

2010/06/21(Mon) 22時半頃


 成功を願う。

 ……白薔薇も従者ならば
 主人の手伝いをするのは当然だろう

 必要があれば、上手く使うが良い。


はい、お兄様。
――…彼も其れは心得ていますわ。


【人】 薬屋 サイラス

>>324

 ――……くッ

[そして、ローズマリーが何かをいう、
 言ったのだけど、瞬時どんよりと空気が重くなった。
>>327 それはきっと、捕食者の眼光が、身体をし縛って……]

 ――…あ……ッ

[頭だけ、振れたけど、髪を乱しただけ、
 あとは、金縛りにあったように……動けない。]

(330) 2010/06/21(Mon) 22時半頃

薬屋 サイラスは、耳端には、小さく、歌声が聴こえるのに・・・・・・。

2010/06/21(Mon) 22時半頃


【人】 薬屋 サイラス

>>335

 ――…こ、ころさ、 ない?

[ほぼ覚悟をしはじめた時、囁かれる言葉……。
 一瞬は幻想かと思う。

 脳が、恐怖を快楽に変換しようと、
 幻を見ているのだと。

 その細い指が、髪を撫で、耳を辿り、首から胸に落ちていくのも、
 本当はもう、既に自身の首には死の牙が刺さっているのだと……。



       ああ、これは夢だ、   と。]

 ――……んッ…ッ

[されに滑る指先に甘いものを感じてしまう。]

(344) 2010/06/21(Mon) 23時頃

薬屋 サイラスは、眼をぐっと閉じて……。

2010/06/21(Mon) 23時頃


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