人狼議事


164 天つ星舞え緋を纏い

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視点:


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
雷門が無残な姿で発見された。


雷門村人のようだ。


噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
戦慄の走るなか教会の鐘が鳴り、新しい法律が発行された。今夜より解決のときまでひとりずつ、人狼が成り代わった村人を処断する義務を負うという。

聖貨騎士団の物々しい姿に追いつめられ、集められた「容疑者」たちはルールを定めた。投票により怪しい者を決定すると。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろう。それも村のためにはやむを得ないのだ……。


現在の生存者は、法泉、明之進、日向、華月斎、トリ、雪客、一平太、夕顔、沼太郎の9名


【人】 説法師 法泉

[眩しい、と、感じたは、目ではなく身の内に潜む闇]

嗚呼...

(0) 2014/02/17(Mon) 00時頃

【人】 子守り 日向

 ― 通り ―

[一平太から離れ、通りを駆ける。
 ほんの数名とはいえ生存者がいたこと。
 喜ばしいことのはずなのに、一平太と会ってから、嫌な予感が抜けない]

(考えすぎだ。無事でって、言ってたのに)

[別れ際掛けられた言葉>>1:189を思い、振り払うように頭を振った。
 その足が止まったのは、通りの角に立つ人影>>1:183を見掛けたから]

 ……雪、さん?

[掛ける言葉が恐る恐るといったものになったのは、角から見守るその様子に、少し違和感を覚えたから]

(1) 2014/02/17(Mon) 00時頃

【人】 双子 夕顔

[黒檀色の瞳は、より深く、濃く闇色へと変わって。
するり、>>1:184>>1:190緩んだ華月斎の腕から己の身を蠢く影へと滑り落とす。
>>1:187沼太郎の言葉に、そうね、と頷きを返して。]


  ゆうがおは よわい子だから

    たすけをもとめてばかりで

     じぶんじゃなんにも できないの


[鞠を手に嗤いながら、影を纏わりつかせる少女の振る舞いは、母を失う少し前まで何度か見られたものだと知るものはこの場にいたか。
まるで他人のように己のことを話すそれは、母を失くしてからはとんと鳴りを潜めていたのだが。]

(2) 2014/02/17(Mon) 00時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 00時頃


【人】 双子 夕顔

[沼太郎が、華月斎が。

誰だと問う二人の声が、耳を打つ。
にぃ、と。笑みを形作る口端が、上がる。]


    だれって

      わたしは ゆうがおよ?


[嘲るような響きを以って、告げる声は偽らざる真実]

ただ あなた達のしる ゆうがおではない だけ

 

(3) 2014/02/17(Mon) 00時頃

説法師 法泉は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 00時頃


【人】 双子 夕顔

[纏わらせた影に身を委ねて嗤うその様は、人ならざるものにすら異様に映る程だろう。

対峙している二人には、尚更に。

だが。
影から見守るように見ている彼女には、どのように映っているのだろう。]

(4) 2014/02/17(Mon) 00時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 00時半頃


【人】 機織り 雪客

[話し声は、はっきりとまでは聞こえないけども、なんだか不穏そうな雰囲気で。
その中で、少女の唇が"ころした>>1:186"と動いた気がした。

心の奥で妙にざわつく感覚に、強く刀を握り締めれば。
背後よりかかる声>>1。]


あ…………。

(5) 2014/02/17(Mon) 00時半頃

【人】 機織り 雪客

日向。
あんたも……。

[ざわつく感覚は衝動となるも、手のひらが真っ白になるくらいに強く握り締めて、しばらくの間押し殺そうとし。]


   ―――生きて、たんだ。

[言いながら間合いを詰めるべく、日向の方へ足を踏み出した。]

(6) 2014/02/17(Mon) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 通り ─

[>>2 蠢く影、他人のように紡がれる言葉。
異形とは異なる命の鼓動。
沼太郎から感じる鼓動とも違うそれが何なのか、まだはっきりとは知覚出来ていないのだが、相容れぬものであることは内なる鼓動が訴えていた]

自分こと他人みとぉに言うといて、夕や言うんは通らんで。

[問いに返る言葉と表情>>3
警戒のいろは消えず、右手の閉じられた扇を握る力が強まった。
蠢く影>>4が警戒を更に際立たせる。
しばし睨むように見詰めていたが、はた、と何か思いついたような表情で呟いた]

影……夕の、影?

……夕やけど夕やないて、そない言うこと、か…?

[人に光と影があると言うならば、筋が通りそうではあるのだが]

(7) 2014/02/17(Mon) 00時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 00時半頃


【人】 門下生 一平太

―自宅近く―

[日向の姿が見えなくなった後。
何度か瞬きをすれば、気は幾らか鎮まった。
ほんの少し、ふらつきながら立ち上がって]

……。

[彼女の去った方角とは逆の方へと足を向けた]

(8) 2014/02/17(Mon) 00時半頃

【人】 子守り 日向

 はい。雪さんもご無事で――

[無防備に一歩踏み出そうとして。
 抜き身の刀に、足が止まる]

 雪、さん?
 それは、一体――

[妖魔と戦っていた、のだろうか?
 そう考えつつも、胸に湧き上がるのは一平太に近付いた時と同じ、あのざわめき。
 一歩間合いを詰める動き>>6に、両腕が身構えるように持ち上がる。
 腰帯に差した風車が、警戒するようにからからと回っていた]

(9) 2014/02/17(Mon) 00時半頃

説法師 法泉は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 00時半頃


【人】 釣り師 沼太郎

 ……ほっほ、夕顔がのぅ。
 儂の知っとる夕顔は自分で何も出来ぬような者ではなかったが……こりゃ呆け老人の思い違いかの?

[先ほどの目つきから一転した、穏やかな口調で夕顔に語りかける。>>2しかし精神は油断なく緊張し、額からは一滴の汗が流れる。]

 ほれ、ついこの間も川に落とした鞠を自分で取りに行って……この寒い季節の川に入るなど、よほどの者じゃと思うたがのぅ。

 しかしその振る舞い……ふむ……。
 
[するり、と華月斎の腕を抜ける夕顔の姿に何年も前に見た、今よりも幼い夕顔の姿が少し被って見えたような気がしたが、
いまひとつ得心のいく答もでずにいる]

(10) 2014/02/17(Mon) 00時半頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 00時半頃


説法師 法泉は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 00時半頃


【人】 双子 夕顔


 かげ?

  ちがうわ

   ただ、ねむっていただけ
     

[>>7華月斎の言葉に首を傾げ、ころころと嗤う。
>>10沼太郎の言葉には、ううん、と頭を振ってみせ。]


ゆうがおは よわい子よ

   おじいさまをころしたことも、うけいれられない

  にげてばかりの、よわい子

(11) 2014/02/17(Mon) 00時半頃

【人】 機織り 雪客

ああ、これ……?
私もよくわかんないのよね。
だから……。

[からからから、回る音はやけに耳障りに感じながら、もう一歩、二歩と近づき。]

――斬られてみる?

[言うなり、横薙ぎに刀を振るった。]

(12) 2014/02/17(Mon) 00時半頃

【人】 双子 夕顔

[胸の内、止めてと叫ぶ己の声は音にならず仕舞われる。
目覚めた闇は、封じられた幼子の方に馴染んだようで]


わたしは ねむりたくなんかなかったのに

 もっとたくさん あそんでいたかったのに

  むりやり ねむらされたの


          ─── だから

(13) 2014/02/17(Mon) 00時半頃

【人】 双子 夕顔



もう、ねむりたくはないの。


[ふわりと嗤うその顔は、晴れやかに。]

(14) 2014/02/17(Mon) 01時頃

【人】 双子 夕顔

[胸の内、少女の想いとは裏腹の言葉を紡ぎ。

ゆらり、広がる影の中で、鞠をつき。

対峙する二人を見遣るこどもが、嗤う**]

(15) 2014/02/17(Mon) 01時頃

【人】 落胤 明之進

─ 畦道 ─

……ああっ……ったく、何だってんだ、本当にっ!

[一頻り咳き込んだ後、螺旋描いた火炎の引き起こした事態に毒づく。
遠ざかる錫杖の音からして、当事者はこの場から離れているのだろう]

……どうしろってんだ、これっ……!

[『時』を手繰り、季節の力宿す事は適えど、天候までは操れぬ。
とはいえ、このままにはできぬから、と。
干渉する術を求めて、周囲を見回した]

(16) 2014/02/17(Mon) 01時頃

【人】 釣り師 沼太郎

[しかし考えている間にも夕顔から感じる物物しい気は膨れていくように感じる]

 あー……琥珀。
 おぬしも里に現れた異形共は見たであろう。
 ……やむを得ぬ、このままでは屋敷で……休ませることもままならない。夕顔をどうにか……意識を落とさせる。憑き物が晴れればそれでよい。

[適切に伝える言葉が見つからないままに、茶を濁すような物言いで声をかける。もっとそのものずばりを指した言葉があるのだが、それを口にする前に……確かめておきたいことがある]

 ……おぬしも『そう』なのであろう、琥珀よ。

[目覚めたそれの、自覚と覚悟を問う]

(17) 2014/02/17(Mon) 01時頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 01時頃


【人】 門下生 一平太

[立ち去り際、足に何かの当たる音がして。
地に目を向ければ、誰のものともつかないしゃれこうべがひとつ。
僅かに目を閉じた後で、空へ目を向ける]

…… 無事、かなぁ。

[主語無き言葉を、ぽつと零した]

(18) 2014/02/17(Mon) 01時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 01時頃


【人】 子守り 日向

 え、

[無造作にも思える動きで振られた刀>>12に、信じられないという表情のまま動きが止まる。
 胴を薙ぐ軌道の刀は、しかし日向の身体に触れた瞬間、キィンと硬い音を響かせ止まった。
 代わりに日向の身体を覆っていた薄い銀の光が、パリンと音を立て粉々に砕け散る]

 なんで、……雪さん。

[力を籠めて地を蹴り、風の力で身を後方に大きく飛ばす]

 なんで、こんなことする、の。

[折角、生きて会えたのに。
 何故人間同士戦わねばならぬのかと、雪客に問う。
 ただ――その答えが、己の内にもゆっくりと湧き上がっているのを、日向は感じていた]

(19) 2014/02/17(Mon) 01時頃

説法師 法泉は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 01時頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 通り ─

…眠ってた、だけ?

[嗤う様子>>11に返るのは訝しげなもの。
目の前の存在は自分が持つ力以上に得体が知れない。
相容れぬものと割り切ってしまえば楽なのかも知れないが、生来の性格もあり、相手が夕顔であることを切り捨てられずに居た]

わっけわからん……。
……沼爺……。

[どないする、と言外に問うように沼太郎の名を呼ぶ。
対峙することに戸惑いがあることは見るからに明らかだった]

(20) 2014/02/17(Mon) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

ん、あぁ。
それやったらなんぼでも見たで。

……意識落とさす、かぁ…。

[先の幼子のように生を吸い取る方法を上手く操ることが出来たなら、外傷も無く眠らせることも出来るだろうか。
沼太郎の言葉>>17にそんなことを考えて右手を見たが、相手も容易に触れさせてくれるようには思えず。
そうなると出来ることは限られていて。
それを思案する間に問いを投げられ、は、と視線を沼太郎へと向けた]

え……あ。
ほぅか、沼爺、も。

[先程宙を舞っていた日向。
それと同じような鼓動を抱く沼太郎。
日向の動きも自身と同じような何かしらの力が発現しているとしたら、似た鼓動を持つ沼太郎も、また”同じ”なのではないか]

(21) 2014/02/17(Mon) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

──…ん、沼爺とおんなじや。
やけど、夕は……違ぅとる。
あれ、どないかせんとあかん。

[沼太郎へと同意を向けた後、夕顔は相容れぬものであると、ようやくはっきりと口にした]

(22) 2014/02/17(Mon) 01時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 01時頃


釣り師 沼太郎は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 01時頃


子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 01時頃


【人】 手妻師 華月斎

[手を下すとなれば様々な方面で苦痛を伴うことになるだろうけれど。
宿した役目を放棄する理由にはなり得ない。
ただ、やるにしても今は少々手持ちが心許無いところがある]

………沼爺、ちぃと、夕のこと任せてもええやろか?
ちょい、必要なもんあんねん。

[少しの間考えて、ぽそりと沼太郎にこの場を離れる是非を問う。
道具を全て広場に置いて来てしまったのだ。
是が返るのならば、この場を任せて一旦離れるつもり**]

(23) 2014/02/17(Mon) 01時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 01時半頃


【人】 落胤 明之進

─ 畦道 ─

[悩んでいる間にも火の手は広がる。
舌打ち一つ、手にした笛を見た。

笛に今宿るのは、夏の気。
夏の気の『破』は、陽射し、『守』は五月雨]

……雨、そのものは、無理だけれど。

[その気を持って、燃え広がるを阻むはできるか、と。
横笛構え、楽を紡ぐ。
笛から舞い散る銀の粒子が炎に纏いついて、広がるのを抑えた。
直接、消し止めるには至らぬものの、五月雨の護界の内、何れ炎は燃え尽きようか]

[広がる音色と、そこに宿る穏やかな光。
それは、耳にした者に己が生存と宿せしものを伝え得るもの。**]

(24) 2014/02/17(Mon) 01時半頃

【人】 機織り 雪客

……っ。

[確かに、その胴を薙いだと思ったのに。
右手に伝わる衝撃>>14は、軽い痺れで。
砕け散った銀の光に目を細め]

あーあ……あんたも、同類…?

[ふたりを隔てるように吹いた風に、女もよろけ後ずさる。]

なんで、って言われても……。
さぁて、ね?

私が、したいからしてる?

[曖昧な答えを返しながら、考える。

日向の能力が先の銀の光か、それとも……今吹き抜けた風が*それか、と。*]

(25) 2014/02/17(Mon) 01時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 01時半頃


機織り 雪客は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 01時半頃


【人】 門下生 一平太

……安全な場所なんて、あるんかなぁ。

[立ち去ろうとして、けれど結局そこから足は動かない。
日向にはああ言われたけれども、首を傾いだ。
先程地面に埋めたのと同じ類のものが、もう居ないとも限らない]

ん。

[思案する闇色はふと、遠くの空に上がる煙を捉えた**]

(26) 2014/02/17(Mon) 01時半頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 01時半頃


【人】 子守り 日向

 同じ……だけど、違う。

[雪客>>25の問いに、肯定と否定、二つを返す。
 肯定は、突如目覚めた不思議な力に。
 否定は、その力の在り方に]

 あたしは、やりたくない。
 こんな時に、人同士で傷付けあうのはおかしいと思う。
 けど――

[遠くから、穏やかな響き持つ笛の音が聴こえる>>24
 その音を奏でられる者の生存に、安堵して。
 自身に近しい力を宿すその音色に、頭の中の混乱と恐怖が、すっと静かになる感覚があった]

 雪さんが、同じように誰かを傷付けようとするなら。
 ――あたしが、止める。

[決意を籠めて、紡がれる言葉。
 それに応えるが如く、風の気が日向の周囲を巡り、日向のお下げと着物の裾をはためかせた**]

(27) 2014/02/17(Mon) 01時半頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 02時頃


【人】 釣り師 沼太郎

 ……そうかい。全く、こんな幼子や儂のような老人にこないなもん寄越されてものう……ほっほ。

[琥珀自身の口から決意と自覚を聞き満足そうに、しかしどこか諦めたように軽い笑いを漏らす>>22
続く彼の言葉には少し眉を寄せた。先程から雷門の館に近い方角でもう一つの気配を感じていたからだ……>>6それも”夕影側”のものを。

未だ姿は見せないが、琥珀がここを離れてしまえば場合によっては二人相手どらなくてはいけないかもしれない]

(28) 2014/02/17(Mon) 02時頃

【人】 釣り師 沼太郎

[しかしその危惧は、何処からか近づいてきたもう一つの気配を感じたところで>>1腹をくくることに決める]

 ……うむ…よい、任せて行ってきなさい。だが気をつけるのじゃ。わかっているとは思うがそやつら、夕顔……いや、”朝顔”かの? 一人だけではないだろうよ。

[相手は童とはいえ得体が知れない力があると見ていいだろう。それがまだ他にも……それに異形の者も跋扈しているはずである]

 ……とはいえ儂は隠居した爺じゃからのう―――

(29) 2014/02/17(Mon) 02時半頃

釣り師 沼太郎は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 02時半頃


【人】 ひとづかい トリ

 
[陽の喰われたそら]

[常と異なるそのいろに]

[鳥は、梢でこきゅり、と首を傾いだ]
 

(30) 2014/02/17(Mon) 10時半頃

【人】 落胤 明之進

─ 畦道 ─

[笛の音が止まったのは、火の勢いが大分鎮まってから。
ゆっくりと笛を下ろして、一度目を閉じ、は、と短く息を吐く]

……どうにか、かな。

[呟いて、周囲を見回す。
取りあえず、里中に燃え広がる、という最悪は避けられたらしい]

それはそれとして……。

[気になるのは、先に感じた気配。
自身の預けた力が砕け散る感触。>>19]

とにかく、ここに突っ立っていても仕方ない、か。

[砕ける気配は感じても、それがどこで起きたかまでは感じ取れないから。
他者を探しに行くべきか、と空を見上げた。**]

(31) 2014/02/17(Mon) 10時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 10時半頃


【人】 機織り 雪客

ふーん……人、ね。

私たちってまだ……


       ―――人、なのかな?

 

(32) 2014/02/17(Mon) 10時半頃

【人】 機織り 雪客

こんな、訳のわかんない力なんて持っちゃってんのに、ね。

ううん、普通の人からしたら、私たちがなんであっても、化け物なんじゃない?

[先に殺した老婆の、拒絶の言葉が蘇る。
目の前の少女は、あんな風に拒絶を食らったら、どんな気分になるのだろう?
遠くの笛の音を耳障りだと感じながら、綺麗事に聞こえる言葉>>27を内心あざ笑う。]

止める、止める、ねぇ……。

[日向の回りを風立つ様に、これが彼女の力かと思いながら、右の手に力を*籠める*。]

じゃぁ、私を殺せばいいよ?

(33) 2014/02/17(Mon) 10時半頃

機織り 雪客は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 10時半頃


【人】 子守り 日向

 ― 通り ―

[雪客の問い>>32にはっと息を呑む。
 生者を求め、必死に走り続けた間は、考えずにいたこと。
 自身はいつしか、人の身を逸脱していたのではないかと]

 ……そんでも。

[嘲りを含む言葉に、拳を固く握り締めて向き合う]

 心まで、化け物になったつもりはない。
 村をこんなにした奴らと、同じになってなるものか。

[綺麗事でも、口先だけでも、今は言い切る。
 自分の心の在り様を変えるつもりはないと、示すために]

(34) 2014/02/17(Mon) 20時頃

【人】 子守り 日向

 だから、雪さんのことだって殺さない!

[>>33相手の言葉を否定し、叫ぶ。
 きっとそれが、化け物と人を分ける一線だと思ったから。
 応えるように、周囲の風がざわりと渦を巻いた]

 押さえろ!

[雪客の右手が僅かに動く。
 それに先手を打つように、相手の頭上から下向きに吹き降ろす風を生み出した*]

(35) 2014/02/17(Mon) 20時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 20時頃


機織り 雪客は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 20時半頃


子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 21時頃


【人】 機織り 雪客

若い、なぁ……。
世の中、綺麗なまんまでさ、生きていけると思う?

…生きてけたら、幸せなんだろうけどさ。

(36) 2014/02/17(Mon) 21時頃

【人】 門下生 一平太

―自宅前→―

[空へと上る煙は、一筋や二筋などというものではなく。
その下で猛る火の存在は、見ずとも予測はできたのに、止めに行こうと言うのでもなく。
無意識に同じ気配に惹かれでもしたのか、ゆらりと足が向いた]

(37) 2014/02/17(Mon) 21時頃

【人】 門下生 一平太

[歩みを進めるその先で、けれども]

…… 嗚呼。
また、だ。

[笛の音が聴こえて、表情を歪める]

(38) 2014/02/17(Mon) 21時頃

【人】 門下生 一平太

―→畦道―

誰、だ。
ひなは、違うよなぁ。

[歩む速度は落ちて、けれど止まる事は無い。
目に見えぬ音の中に、感じるのは先程別れた少女と同じ、まぶしい気配]

もしかすっと、……

[己の親しいものの中から、横笛の主の心当たりをひとつ、頭に思い浮かべる頃。
勢い失した火の向こう側、そのひとの姿は未だあったか、否か**]

(39) 2014/02/17(Mon) 21時半頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 21時半頃


【人】 子守り 日向

 雪さん……

[出戻りの彼女に、村の外で何があったのかは知らない]

 わからんよ。
 でもまだ、諦めたくない。

(40) 2014/02/17(Mon) 21時半頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 21時半頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 通り ─

なんがどうなっとんのかは、さっぱりやけど…。
やらなあかんことなんやろ。
老若関係無いんやったら、そこでつっかかっとる場合や無いわ。

[戸惑いや躊躇いが完全に消えたわけではない。
けれど、放棄したところで何も変わりはしない。
それは何となく感じていたから、決意の言葉はすんなりと出てきた]

…堪忍、出来るだけ早ぅ戻るわ。
他にも……ほぅやな、気ぃつける。

[沼太郎>>28>>29の言葉に返して、離脱の機会を窺う。
彼が感じている気配に気付いていないのは、まだ力に馴染みきれていないためか。
”朝顔”の名には訝しげにしたが、疑問を返す余裕は無かった]

(41) 2014/02/17(Mon) 21時半頃

【人】 手妻師 華月斎

無理や思うたら、沼爺も離脱しぃな。

[最後にそう言葉を向けて。
突如として聳え立った『大樹』から舞い落ちる巨葉の影を渡り、通りから外れて近くの家屋の陰へと潜り込んだ。
そのまま簡単な柵や段差を飛び越え広場へと駆けて行く]

(42) 2014/02/17(Mon) 21時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 21時半頃


ひとづかい トリは、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 22時頃


門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 22時頃


子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 22時頃


【人】 機織り 雪客

じゃぁ、諦めさせてあげるよ。

それがきっと……。

(43) 2014/02/17(Mon) 22時頃

【人】 落胤 明之進

─ 畦道 ─

……ん?

[空へと向いていた視線がふと、落ちる。
誰か何か、近づく気配を感じたから]

この感じ……。

[内なる光がざわりとする。
それが、先に坊主と対峙した時のそれと同じ、と気づいて、ひとつ瞬いた]

……あの坊さんと、同じ……?

[それは即ち、祓わねばならぬもの。
そう認識していたから、自然、振り返る表情には険しいものが宿っていた──けれど]

(44) 2014/02/17(Mon) 22時頃

【人】 落胤 明之進

……え。

[未だ燻る、煙の向こう。
見えた姿>>39に、微か、声が揺れた]

一平太……か?

[呼びかけは、戸惑いの響きを帯びる。
内で光がざわめく心地がして、無意識、手にした笛をきつく握り締めた]

(45) 2014/02/17(Mon) 22時頃

機織り 雪客は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 22時頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 22時頃


【人】 門下生 一平太

─畦道─

[見えたひとの形に、足を止めた]

……ん、 やっぱり、明之進だよなぁ。

[呼び掛けに>>45間を置いて、声が返る。
額に手をかざして、目の上に影を作ろうとしながら]

まぶしくて、よく見えねぇけど。
笛の音したから、そうじゃないかって思ったんだ。

[のんびりした口調は常とまるで変わらず。
眩しそうに細めた眼の中では、闇が光を厭うように動いていた]

(46) 2014/02/17(Mon) 22時頃

【人】 落胤 明之進

─ 畦道 ─

……まぶしい?

[その言葉>>46の意味は上手く捉えられなくて、瞬きが重なる。
何を持ってまぶしいというのか。その答えは、先にここで聞いた言葉からなんとなく掴めていた]

お前……もしかして。
……闇、の、方、なの、か?

[己が闇を暴くものだと言うなら、それを厭うのが何かは明らかで。
けれど、常と変わらぬのんびりとした口調は、それを認めたくない、という思いを募らせて。
問いかける声は、途切れがちになっていた]

(47) 2014/02/17(Mon) 22時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ →広場 ─

[広場へ駆ける合間に聞こえた最後の欠片>>31
一瞬、おとの方向へと視線を投げたが、横道に逸れることなく広場へと駆け込む]

3つ目……。
おんなじのがわい含めて4つ。
ちゅーことは、夕とおんなじのも、そんくらいおるんかね…。

[欠片ではあったが、抱く断片を感じるには十分なもの。
それが誰とまで直結させることは出来なかったが。
呟きながら駆け込んだ広場に鼓動は感じられず。
異形も今のところは近付いては居ないようだった]

だぁーくそ!
好き勝手散らかしよって。
無事やとええんやが。

[演目の準備をしていた舞台もまた異形に荒らされ、道具がいくつか壊されているものもあった]

(48) 2014/02/17(Mon) 22時半頃

【人】 手妻師 華月斎

……紙人形は無事か。
これも動くんやろかね。

[人型や動物、器物の形をした、紙で出来た人形にそれぞれ触れてみる。
人型と動物は力が移るのを感じたが、器物に触れても何も変化は起きず]

…生物しかあかん、ちゅーことか?
存外難儀やな。

[ふ、と短く息を吐くと、使えそうな紙人形と、無事だった半紙を懐へと納めて舞台から降りた]

自分力が理解しきれてへんのも難儀や…。

[蝶で攻防を行うことが出来るのは分かった。
けれどこの紙人形達はどうなのだろう。
華月斎は困ったように右手で後頭部を掻いた]

(49) 2014/02/17(Mon) 22時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 22時半頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 22時半頃


説法師 法泉は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 22時半頃


【人】 門下生 一平太

─ 畦道 ─

うん。
まぶしいんだ。
ひなも、明之進も、さっきの音も。

[言いながら視線を外す。
まぶしくない火の方へと、その先を移して]

……闇。

[問われた言葉を、小さく、繰り返し]

嗚呼。それ、かなぁ。
なんか、しっくり来た。

[途切れがちの声>>47に籠る思いを、容易く裏切る]

(50) 2014/02/17(Mon) 23時頃

【人】 門下生 一平太

さっきから、まぶしいのばっかで。
――……気が、触れちまいそうなんだ。

どうしたら、いいんだろうなぁ。

[続くのは問い掛けなのか、自問なのか]

(51) 2014/02/17(Mon) 23時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 23時頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 広場 ─

[ともあれ使えそうなものは確保したのだから、沼太郎のところへ戻らなければいけないのだが]

………やっぱ、気にならぁねぇ。

[縁を切られたとは言え、華月斎にしてみれば家族である者達。
まだどちらも安否を確かめられていない]

────………

[生きている可能性は低いようにも思う。
広場や通りの惨劇を目の当たりにしてきているため、数名の生存者を確認出来ていても、最悪の予測が真っ先に頭を過ぎった]

…行ってみぃか。

[心中で沼太郎に謝罪して、足は広場から実家のある方へ]

(52) 2014/02/17(Mon) 23時頃

【人】 落胤 明之進

─ 畦道 ─

……ひな……日向、も?

[上げられた名に感じたのは、少なからぬ安堵。
けれど、その安堵は直後の肯定>>50に打ち砕かれる。
笛を握る手に、再び、力がこもった]

なんで、そんなあっさり認めるんだよ……。

[ぽつ、と。
零れた声には、揺らぎが残る]

(53) 2014/02/17(Mon) 23時頃

【人】 落胤 明之進

……どうしたら、って、言われても。

[続く言葉>>51に、ふる、と首を横に振る]

俺には……鎮めればいいんじゃ、っていうしか、できない。

[闇を祓い鎮めれば、光を畏れる事はなくなる。
それが、自分のなすべき、と感じるからこそ、他に言える言葉はなかった]

(54) 2014/02/17(Mon) 23時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 23時頃


【人】 説法師 法泉

[じゃらん、じゃらん、と、錫杖を鳴らし、身を隠す事もなく坊主は村の中心に向かって歩いている。
焔を放って後にしてきた、村外れから、五月雨の気配を感じれば、くつくつと、喉を鳴らして笑う]

律儀なことよ、里が燃えて無くなろうが、今更じゃというに。

[坊主の目に移る光景は、この村がすでに滅びた事を示している。生き残ったは、恐らく、己や明之進と同じ、異能の星を宿す者たちのみだろう。その生き残りの数とて、これより後は減っていくに相違無い]

(55) 2014/02/17(Mon) 23時頃

【人】 双子 夕顔

─ 通り ─

[こどもは対峙する二人の戸惑いをおかしげに、その挙動をただ、見つめる。
ぞくぞくと背筋を走るは、先程まで感じていたとは違うそれ。]


あのね わたし

ずっとねむってて たいくつだったの

 でも 天つ星のおかげで 目がさめた


  だから たくさん あそびたいの


[相反する気配に本能が放つ警告に抱くは、恐れでも、怯えでもなく。
ただ無邪気に、楽しげに、嗤う。]

(56) 2014/02/17(Mon) 23時頃

【人】 双子 夕顔

─ 通り ─

[華月斎と沼太郎の会話には口を挟むこと無く。
>>41青年がこの場を離れようとするのも、止める気など無かった。
自分の邪魔をしないなら、それで良い、と。
目覚め、身体を己の自由に出来る高揚に上せた人格は己の宿命をまだ理解しきれていなかった。]


あら、おにいさまは

 ゆうがおをおいて 行ってしまうのね


 おじいさまは どうするの?

[もう一人の老人はどうするつもりだろうと視線を向けた、その時。
>>29口に出されたその名前を聞いて、それまで浮かべていた笑みが凍った。
すぐさま怒りと苛立ちに染め変えて、にらみつけ。]

(57) 2014/02/17(Mon) 23時頃

【人】 双子 夕顔

─ 通り ─


  きやすく よばないで 


[ついていた鞠を両手に掬い上げ、掻き抱く。
近く、遠く。己と同じ闇が、老人と同じ光が、感じはすれど気にならない。
ただ眼前の老人に、視線と意識を注ぎ。]


その名前を よんでいいのは 一人だけ


   これからは わたしがずっと おきてるんだから

       わたしが ゆうがお なのよ

(58) 2014/02/17(Mon) 23時頃

【人】 門下生 一平太

─畦道─

さっき、会ったんだ。
まぶしかったし…… 触れなかった。

[目の前の彼が彼女の纏っていた光の主であるとは、未だ知らないけれど。
触れられなかった手を、もう片手でそうと握る]

だって、仕方ねぇだろ。
認めたって認めなくたって、そうなんだし。

[目はそちら>>53を見ぬまま。
感情の色は、闇に塗り潰されてしまう]

(59) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2014/02/17(Mon) 23時半頃


【人】 門下生 一平太

そっか。

[空には喰われたままの陽]

……おれはさぁ。
光を喰って、闇にすりゃ良いって思うんだ。

[零す言葉は、銀と相容れない黒の思考]

(60) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

─ 畦道 ─

[先に冬の守りを飛ばしたのが日向である、との認識は未だになく。
触れなかった、という言葉にはただ、首を緩く傾いで]

……それは、そうだけど。

[目を逸らしたままで向けられる言葉>>59に、軽く、唇を噛んだ。
認める認めないに関わらず、自分たちの内には力がある。
相容れぬ光と闇がある。
それとわかっていても、と、思ってしまうのは生来気質の甘さ故]

(61) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

[それでも]

……真逆、なんだな。

[零れる言葉、相容れぬ思考。>>60
それを耳にすれば、真逆である、という事実から目は逸らせない]

でも、俺は、喰われるのは嫌だし。

だから。
お前が光を喰って闇にするなら、俺はその前に、闇を光で鎮める。

……諦めたくは、ないから。

[何を、とは口にせぬまま。
ぽつりと紡いだ最後の言葉には、強い意志の光が宿る]

(62) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

【人】 機織り 雪客

けど……さ。
やっぱ、それじゃ私は、止められない。
死にたくないなら……答えなんて一つよ?

(63) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ →実家 ─

[実家への道でもいくつかの骸を見た。
鼓動のおとは感じられない。
道に転がる骸に家族の姿も無かった]

……おと、せぇへん…。

[実家の前に辿り着いても、そこに命のおとは無い。
眉根を寄せながら敷地に踏み入れると、そこに散らばるものに息を飲んだ]

─────っ

 … ほ … ね ?

[今までは紅を散らす骸ばかりだったのだが、ここにあるものは全く違った。
ひとの骨、獣らしきものの骨。
着物の切れ端や何かの破片のようなものも散らばっている。
いくつか転がるしゃれこうべは誰のものか見ただけでは分からない。
分からない、はずなのに]

(64) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

………親、父。

[その一つを拾い上げる。
何故分かってしまうのだろう、そこに面影など微塵も無いのに。
何故分かってしまったのだろう、理解は苦しみを生むだけなのに。
近しい者であるが故だろう、抱く力は理解を与えてしまったらしい]

…なんやねん……あっさり死によって…。
まぁた、親不孝もんになってもうたやないか…。

[雫が骨に、大地に、数粒だけ零れ落ちた。
それも直ぐに拭い消すと、しゃれこうべを抱えたまま実家の中へと入って行く]

(65) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

最期くれぇ、親孝行させぇな、阿呆。

[悪態をつきながら、適当な部屋から布を一枚引っ張り出して。
広げた布の上にしゃれこうべを置き、簡単に包み上げた]

お袋とおんなじとこ……は無理やけど。
近くまでは連れてったる。

[それが華月斎にとっての最期の親孝行]

(66) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 実家内 ─

[運ぶ準備を終えると、華月斎はふと、土間近くにある神棚を見上げた。
そこには神棚には似つかわしくない、布で作られた人形のようなものが置かれている]

……は……、お袋、あないなとこに…。

[掌ほどの小さな人形。
華月斎が幼い時に母が作ってくれたもの。
踏み台を引っ張り出して来て、神棚の中から人形を二つ、引っ張り出した]

狸と狐……わいが狸で、あいつが狐やったっけ。

[それは幼い時の記憶の一つ。
ある時寺にやってきて、直ぐにいなくなってしまった子供の記憶]

(67) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[友と寺で遊んでいた時、どこからか強い視線を感じて振り返ったことがあった。
その子は両の目を吊り上げて、こちらを見ていて。
それが何だか羨ましげにしているように見えたから、近付いて手を差し伸べた。
他の子達は放っておけよなどと言っていたが、そんなことは耳にせず声をかけたのだ。
その時の第一声は]

    ── おまえ、きつねみてぇなかおしてんなぁ ──

[だったけれど]

(68) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[華月斎───琥珀を狸と言い始めたのは誰だったか。
もしかしたら彼の子供だったかもしれない。
ともあれ、そんな子が居たと母に話をしたら、二つの人形を作ってくれて。
あげてくると良いわ、と言われたけれど、人形遊びなんてしなかったから、微妙な顔をしたことを覚えている。
そんな風にあげるのを躊躇っていたために、渡す機会をすっかり無くし、母の手元に残り今に至ると言う]

(69) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

………狐………。

……あんれ?

[そんな顔を最近見たような気がする。
不思議そうに首を捻っていると、掌に居た狸と狐が徐に動き始めて]

ぶわっ。

[二つが顔に張り付いて、鼻を踏み台に頭の上へと登ってしまった]

…なんやっちゅー。
まぁ、ええか。

[どうにも間抜けな格好だが、安定感はあるようだったから放っておくことにした]

(70) 2014/02/17(Mon) 23時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 00時頃


説法師 法泉は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 00時頃


【人】 門下生 一平太

─畦道─

……けど、なぁ。
たぶん、これで良いんだ。

[ふと零す言葉の真意は、問われたとしても口には載せない。
僅かな間、目を伏せて]

(71) 2014/02/18(Tue) 00時頃

【人】 子守り 日向

 …………。

[雪客の言葉に、反論出来なくなりつつある自分がいる。
 生半可な力では止められず、かえって自分の傷ばかり増えていく]

 ……あたしに、その答えを言って欲しいのか?

[繰り返される言葉に、ぽつり、と呟きが零れる]

 いや……認めん。
 あたしが動ける内はな。

(72) 2014/02/18(Tue) 00時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 00時頃


【人】 門下生 一平太

真逆、だなぁ。
だから、闇だって言っただろう。

[再度開いた目を、ゆっくり、相手>>62の方へと戻していく。
やはりまぶしさはそのままで]

おれだって、厭だ。
鎮める、なんて、どうなるんだかわかんねぇし。

[何を、と問う事はない。
ただその意志の強さすら厭うかのように、闇の色を細めるだけ]

(73) 2014/02/18(Tue) 00時頃

【人】 釣り師 沼太郎

 なんじゃ、若いのは皆名前を変えおってからに……せっかく覚えても呼ぶなとはのぅ。

[琥珀から感じる気配が遠ざかるまでは、少なくとも目の前の章から目に見える妨害はなかった。どうにも老人に呼ばれた名前が気に喰わないらしく激昂しているのが見て取れる。>>58]

 ほっほっほ、精根枯れ果てたじじいと命のやり取りなぞ一銭の得にもならぬぞ。

(74) 2014/02/18(Tue) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 実家外 ─

[父のしゃれこうべを抱えて外に出る]

…先に置いてこなあかんよなぁ…。
沼爺……。

[送り出してくれた老は無事だろうか。
夕顔を名乗る者は、”朝顔”と呼ばれた途端に豹変したように思う。
夕顔であって夕顔でないものの名、朝顔。
彼女のことは里長の養女としてしか知らないため、それが何を意味するのかまでは理解することが出来なかった]

……ん、ちゃっちゃと行ってちゃっちゃと戻るに限る。

[ぐ、と唇を引き締め、荒れ寺の方へと駆け始める。
頭上の狐狸は辺りを見回し、警戒しているようだった]

(75) 2014/02/18(Tue) 00時頃

【人】 落胤 明之進

─ 畦道 ─

……何がどう、良いんだよ。

[零れ落ちるのは、疑問の声。
とはいえ、ぼやくような口調は、それより先の答えを期待せぬ時のものなのは、知られた事か]

……ほんとに、な。
あの坊さんに言われた時は、納得できなかったけど。
改めて、俺が光なんだ、って思い知ったよ。

[ゆっくりと、こちらへ向けられる目。>>73
闇の色に感じるのは、本能的な忌避感]

(76) 2014/02/18(Tue) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

……互いに互いのやる事が嫌だ、って。
ほんとに、どうしようもないな。

[問われぬならば、諦めぬの意を口にはしない。
細められる闇の色、そこから目を逸らす事はせず]

……で。
お互いのやりたい事を認められないって、そこだけは一致したところで。

……お前、これからどうするつもりなんだよ。

[ぐ、と笛を持つ手に力を入れて。
投げかけるのは、静かな問いかけ]

(77) 2014/02/18(Tue) 00時半頃

釣り師 沼太郎は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 00時半頃


【人】 機織り 雪客

……別に、言わなくてもいいよ。
行動が伴わないなら、意味はないしね。

(78) 2014/02/18(Tue) 00時半頃

【人】 説法師 法泉

― 村の入り口近く ―

[祭りの見物に集まった者が多かったせいか、逃げ出そうとした者が殺到したせいか、この辺りには死体の数が殊に多い]

ナウマク・サマンダ・ボダナン・エンマヤ・ソワカ...

[じゃらん、と錫杖を鳴らすと、焔は先程よりは静かに燃え広がる。
それは弔いの焔...全てを灰に帰す事に変わりはなかったが]

(79) 2014/02/18(Tue) 00時半頃

【人】 双子 夕顔


そんなこといわれたって、しらないわ

  かってにおぼえたのは そっちでしょ


[>>74好々爺然としたその風貌と言動に、苛立ちは募るばかり。
見上げ、睨みつける瞳に揺らぐ闇が、強まる。]


   うるさい !


     あなたなんかきらい、きらい、きらい!

  

(80) 2014/02/18(Tue) 00時半頃

【人】 説法師 法泉

[揺らめく焔の向こう、またひとつ、気配を感じる]

......狸め、生きておったか。

[キツネのようだと言われたこどもは、>>68思わず「それなら、お前は狸だ!」と言い返し、そうして口を開いた事で、村の子供の環に加えられた。

親しい者が出来るほどの間は無かった。

しかし、それは、刹那ではあっても、こどもが「子供」として過ごした、唯一の時、ではあったのだ]

(81) 2014/02/18(Tue) 00時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 00時半頃


【人】 子守り 日向

 ……なら、あたしはあたしの思うように動く。

[答えは口に出す必要はないのだろう。
 結局の所、この戦いの果てにあるものだから]

(82) 2014/02/18(Tue) 01時頃

【人】 門下生 一平太

─畦道─

[ぼやく声に返す言葉は無い。
返事を期待していないと分かる故に、尚更に]

……坊さん。
嗚呼、あのひとも、生きてたんか。

[それが同じか、違うか、或いはどちらとも関係のないものか。
明之進の言葉からだけでは掴めなかった。
彼が里にいたほんの短い期間の事は、一平太の幼き日の記憶には無い]

(83) 2014/02/18(Tue) 01時頃

【人】 説法師 法泉

そういや狐狸は昔から、争うものじゃと、決まっていたか。

[坊主の浮かべる笑みに、昏さは無い。
感じる気配が先刻出会った明之進と同じ、光を宿していると判っても、それを嘆くつもりは、さらさら無かった。
いや、むしろ]

これが縁か、面白い。

[じゃらん、と錫杖を地に突いて、なつかしい気配に近付いていく]

(84) 2014/02/18(Tue) 01時頃

【人】 門下生 一平太

そういうもん、なんだろうなぁ。

[軽く息を吐く。
まぶしさから目を逸らすのは堪えたまま]

そうだなぁ。
とりあえず、逆らう心算はないよ。
まぶしいの、厭だしさぁ。

[はっきりと、闇に従う意を告げ。
笛持つ手に、刹那眼を向けた]

(85) 2014/02/18(Tue) 01時頃

説法師 法泉は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 01時頃


【人】 門下生 一平太

[――が、]

……まぁ、ちとやる事あるから、
今此処でどうこうする心算も、ないよ。

[ふいと、それを地に落とし]

“また”な、明之進。

[変わる前の日常と変わらぬ言葉を投げると共に、その足許が細かな砂へと色を変え。
異形を避け、呑んだ時のように、身体をその中へと沈めた。
頭まで呑み込んだ後で、砂地は何も無かったかの如く土へと戻る]

(86) 2014/02/18(Tue) 01時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 01時頃


双子 夕顔は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 01時頃


機織り 雪客は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 01時頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 通り ─

[荒れ寺へ向けて駆ける最中、頭上の狸が尾で額を叩く]

なんや、邪魔せんで……   どわぁ!

[視線を上へと向けた瞬間、落下して来る岩が見えて。
叫び声を上げながら駆ける勢いのまま進行方向から少し右へと足の向きをずらした。
身体の左ぎりぎりを岩が通り過ぎ、重そうな音と共に地面へと減り込む]

……どっから飛んできたんや……。

[辺りを見回しても影は無く、鼓動も聞こえてこない。
…否、微かな鼓動は直ぐ近くから感じられた]

(87) 2014/02/18(Tue) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

…………嘘やろ?

[これもまた異形だと言うのか。
地面に減り込んだまま動く気配の無いそれからそろりと離れて。
気にしつつも先を急ぐべく進み行く。
すると、背後から地鳴りのような音が聞こえ、異形の鼓動は上空へと遠ざかって行った]

…あないなつるべ落としは嫌やで。

[喰らったらひとたまりも無いだろう。
ただ、単調な動きであるために軌道の予測はしやすい。
しゃれこうべを左腕に抱えたまま右手を懐に差し込み、紙人形を一つ引き出すと、更に力を注ぎ込み上空へと投げ上げた]

(88) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

【人】 手妻師 華月斎

岩に敵うとは思えんけども……あれが生きとる言うんやったら、あるいは。

[生は己が領域、例の力も効くかもしれない]

蟹ぃ、行ったれぇ。

[間の抜けた声だが、投げ上げた紙人形は大きな爪を振り上げ、その切先を岩の隙間へと差し込む。
何度か開閉を行うと穿ち穴は少しずつ広がり、地面へと落下した頃には指が入りそうな隙間が出来ていた。
落下の衝撃は当然離れることで避け、衝撃で落ちた蟹人形の代わりに指を亀裂へと差し込む]

─────もらうで!!

[意思を持って吸命の力を揮い、岩の異形の動きを止めようとした時。
ぎゅる、と回転した岩により亀裂に差し込んだ指を外されてしまった。
指もおかしな方向に曲がりかけたが、吸命は多少成功していたらしく、そのお陰で折れるまでは至らなかったようだ]

(89) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

【人】 手妻師 華月斎

ちぃ、やはし止めやないと使えんか。

[触れなければいけない、吸い取るにも時間が必要。
となれば動き回る相手には向かない力。
弱った相手への止めにしか使うことは出来ないだろう。
結局、岩の異形は動きが鈍いという点から、亀裂を更に広げ触れやすくして。
吸命の力にてただの岩へと変えてしまった。
生命としては微弱なものであったため、吸命しても大した治癒にもならなかったが]

(90) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 01時半頃


釣り師 沼太郎は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 01時半頃


【人】 落胤 明之進

─ 畦道 ─

ああ……。
ついさっき、ここに火をつけて、どこか行った。

[坊主に関する説明はざっくりとしたもの。
そういうもん、という言葉>>85には、同意するように息を吐いて]

……そう、か。
俺も、さ。
まっくらなのは、嫌だから。
だから、光だって事は、否定しない。

[告げられる、闇に従う、という意思に。
返したのは、光である事を否定せぬ、己が意思を込めた言葉]

(91) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

【人】 落胤 明之進

……やる事?

[笛に視線が向いた刹那、緊張が高まるものの。
続いたのは、この場で事を構えるのを否定する言葉。>>86]

……って。

[ほんの少し前まで、当たり前に向けられていた言葉と共に現れた変化。
砂と転じた中へと消える姿に、戸惑い帯びた声が上がる。
程なく、砂地は何事もなかったかのように、元の土へと姿を戻して]

(92) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

【人】 落胤 明之進

……また……な。

[一人、畦道に佇んで小さく呟く]

俺は……諦めない、から。
……同じ『時』を、刻む事。

[先は言わなかった言葉を小さく小さく紡ぐ。
闇と同じ『時』は刻めぬ、と内なる光はざわめくけれど]

こんな訳のわからない状況に。
……ただ、流されたくなんて、ない。

[それを抑えるように笛を握った手を胸元に当てつつ。
低い声で呟いた。**]

(93) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 01時半頃


子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 01時半頃


門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 01時半頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 通り ─

[通りの真ん中に邪魔な置物が出来てしまったが、動かせそうにないため放っておくことに。
当初の目的である荒れ寺へと向かうべく駆け出したのだが、その足は途中で止まってしまった]

………夕と、おんなじの……。

[相容れぬ鼓動が近付いて来る。
不思議なことに、頭上の狐がパタパタと尾を振っていた。
狐、何故か頭にその文字が浮かぶ]

……あんさん、荒れ寺の……。

[鼓動が響く方、視線を投げれば生臭坊主の姿>>84があった。
顔をじぃと見詰めれば重なる、幼い日の面影]

狐───……

[呼ぶのはあの時のやり取りで渾名となった名]

(94) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

【人】 手妻師 華月斎


戻っとったんやな…。
…なんであん時言わんかったんや。

[相容れぬ鼓動が伝わって来るが、向ける声は懐かしさを伴ったもの**]

(95) 2014/02/18(Tue) 01時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 01時半頃


【人】 説法師 法泉

[気配を辿って近付く先、どーん!と、地響きが鳴るのが聞こえ、大岩が生き物のように、大きく飛び跳ねているのが見えた>>88]

派手なもんじゃな。

[あれを燃やすは難儀だと、どこか暢気にそう考えて、足を速めることもなく、その場に至ったのは岩が動きを止める寸前]

......なるほど、さすがは手妻師よのう。

[紙人形が命を得て動く様の片鱗を見て、目を細める。その人形そのものが、坊主の目には眩しく目障りに映りはしたが、漏らした声は純粋な感嘆の響きを持っていた]

(96) 2014/02/18(Tue) 02時頃

【人】 説法師 法泉

[やがて『狐』と呼び掛ける声>>94を聞けば、小さく喉を鳴らして笑い]

狐は化かすのが本性よ。ぬしも随分と化けたではないか、狸の琥珀。

[何故、と問われて、そう返しながら、彼に名を名乗った事は、あったろうか?と、坊主は記憶の糸を手繰る。
あの頃、こどもは、住職に「泉水」と名付けられていた。
内に宿る焔と闇を抑えるための、清き水の名...それは結局、逆に焔の力を大きくしたのだが...]

(97) 2014/02/18(Tue) 02時頃

【人】 説法師 法泉

(嗚呼、名乗ったな、一度だけ)

[里を離れると決めた日に、夕刻まで遊んでいた琥珀を、ひとりだけ呼び止めて『面白いものを見せてやる』と、鬼火を宵闇に飛ばして見せた。それは、琥珀にとっては、人魂か狐火を見たとしか思えなかったかもしれないが。

何故、見せたのかは、今でも判らぬ。別れ際『わしは狐じゃない、泉水という名だ』怒ったようにそう告げた、その理由も]

(98) 2014/02/18(Tue) 02時頃

【人】 説法師 法泉

[狐のような目を更に細め、坊主はじゃらん、と錫杖を鳴らす]

ところで、何を急いでおる?

[相容れぬ星を宿すと、恐らくは既に彼も知っていよう。
光を喰らい、消してしまいたい、と望む闇は、今も身内に蠢いている。
けれど狐と狸を頭に乗せ、懐かしげな声を漏らした相手に、この場で殺し合おうという気持ちは*湧かなかった*]

(99) 2014/02/18(Tue) 02時半頃

説法師 法泉は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 02時半頃


【人】 門下生 一平太

[己が宿す力の起因が何か。何に使えば良いのか。
なんとなく理解はしていても、朧気だったそれらの事が己の内で形を成したのはたった今。
友人だった男の言葉ひとつひとつに、真逆のことを思う心を自覚して。
漸く、理解した]

[そうして独り残した畦道で、彼が紡いだ真意>>93を、そんな選択肢があることを知らないまま。
彼が嫌だと言ったまっくらな地の下を進む]

(100) 2014/02/18(Tue) 17時頃

【人】 門下生 一平太

―自宅近く―

[闇の気纏う焔の主>>91の事を聞いた時、驚きは薄かった。
それよりもその名にひとつ、思い出したことがあった。
それが先に告げた『やる事』]

……ふ、はぁ。

[消えた時と同じく、砂に変えた地面から顔を出して、大きく息を吐く。
力の自覚はしても地中の空気までは操れず、故に長時間潜るのは厳しい。
砂から這い出て、纏わりつくそれを払いながら、戻ってきた場所を見て―― ふと首を傾ぐ]

(101) 2014/02/18(Tue) 17時頃

【人】 門下生 一平太

ひとつ、足りない。

[転がるしゃれこうべの数。
どれが誰かまでは分からずとも、こうなる直前を見ていた。
父と一緒に居た生徒は皆顔見知りで、幾人がその場に居たかも覚えていた。
ひとと獣の頭の形は違うから、数え間違いというわけでも無さそうで]

……何故。

[ただ一人生きている『家族』を、彼が零したものを知らぬまま。
少しの間、思索に沈む**]

(102) 2014/02/18(Tue) 17時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 17時頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 通り ─

まぁ、人化かすんは得意んなったわ。
……ほんま、わいもおまえも化けてもうたなぁ……泉水。

[手妻は人を楽しませると同時に偽る生業でもある。
そのことと、互いに妙な力を得てしまったことを含めて言葉にし、狐──泉水>>97へと返した]

[最後の時に聞いた名を忘れることは無かった。
その際に見せられた鬼火も記憶の中に残っている。
あれを最後に姿を見せなくなった泉水のことを、本当に狐だったのではないかと思い込んでもいた。
人が炎を飛ばすなど、出来る芸当ではないと思っていたから。
今は、彼が人であり何故炎を出せたかをぼんやりと理解することも出来ているのだが]


[そしてこの出来事は、琥珀少年が手妻を目指した切欠の一つにもなっている]

(103) 2014/02/18(Tue) 18時半頃

【人】 手妻師 華月斎

ん、あぁ……。

[問われて>>99、過去を懐かしんでいた視線が一度手元へと向く。
音を奏でる錫杖にあることを思いつき、視線を上げて相手の細い目を見遣った]

泉水、経、あげてくれんか。
こいつ、弔いたいんや。

[相容れぬ鼓動を持つとは言え、夕顔の時のように極度の異様さは感じられない。
話も通じそうだと判断して願いを口にする]

寺ん墓に連れてきとぅてな。
そこで、経、あげて欲しいんや。

[言って、しゃれこうべが包まれた布を軽く撫でた**]

(104) 2014/02/18(Tue) 18時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 18時半頃


【人】 双子 夕顔

─ 通り ─

[昂ぶる感情のまま、嫌いだと喚く。
封じられて眠ったままだった心は、年に伴う成長を遂げてはいない。
柔らかな人当たりの老人へと向けるは、幼い子供の癇癪だ。

胸の内に抑えこんでいる心が、やめてと叫んでいることが、苛立たしさをより煽る。]


   きらい、きらい、きらい!


    みんな みんな  大っきらい!!!

 

(105) 2014/02/18(Tue) 21時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 21時頃


双子 夕顔は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 21時頃


【人】 説法師 法泉

― 通り ―

(覚えておったか)

[教えた名を呼ぶ手妻師に>>103浮かんだ想いは声には出さず、口の端上げる]

今は、法泉と呼ばれておる。
お前は華月斎だったか...見た目通りの賑やかしい名よの。

[揶揄うように、そう返し、経をあげてほしいという言葉を聞けば、相手の抱える包みに視線をやった]

親父殿か、弟か?

[華月斎の家の事情は噂に聞いていたから、彼が弔いをと望む相手なら、そのどちらかだろうと考えて、そう問うた]

わしの経で、構わんのか?

[そう付け加えたのは、遠慮ではなく、これから先、殺し合うかもしれぬ相手でも良いのかという意を込めてだ]

(106) 2014/02/18(Tue) 21時半頃

機織り 雪客は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 21時半頃


【人】 説法師 法泉

[意を理解して、それでも良いと華月斎が言うのなら、荒れ寺の墓所までは、坊主として伴うつもりだった*]

(107) 2014/02/18(Tue) 21時半頃

説法師 法泉は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 21時半頃


【人】 門下生 一平太

―自宅近く―

[家の前に戻ったのは、埋葬を行う為。
量が多い為墓地まで運ぶのは諦めて、獣の骨と区別のつかないものは先に地に沈ませた。
ひとの骨を埋める時には、敢えて道具を使って穴を掘った。
お蔭で随分と時間が掛かったけれど]

……やっぱり、足りないよなぁ。

[最後の骨をその穴の中へ落としながら、呟く]

(108) 2014/02/18(Tue) 22時頃

【人】 落胤 明之進

─ 畦道 ─

……さて。
いつまでも、ここにいても仕方ない、な。

[胸元に押し当てていた笛を下ろして息を吐く。
闇が遠退いたが故か、内なる光は、今は凪の態。
その事に、二重の安堵を感じながらゆっくりと歩みを進める]

……静か、だな。

[人の気配はほとんど感じられなくなっている。
いつもどこかが賑やかだったのに、その賑やかさが失われている。
それを齎したのは、突如現れた異形──では、あったけれど]

奴らが狙ってきた、のは……。

[それが己が身の内の光であるのは、察しがついていたから。
自然、目は伏しがちになる]

(109) 2014/02/18(Tue) 22時頃

【人】 落胤 明之進

……天つ星。

[異変が始まった直後に、神主がもらした言葉がふと、過ぎる。
それが目覚める事を、神主は恐れているようにも見えた]

それが、目覚めたら。
……こうなるって、知ってた?

[浮かぶ疑問に、答えを出してくれるものはない。
だから、これ以上は考えても詮無いか、と。
頭を横に振って、意識を切り替える]

とりあえず、神社には、誰もいなかったはずだから。
……生き残りがいるとしたら、里長の所に集まってたり、するかな。

[そんな事を思いつつ、歩みをそちらへと向ける。
その予測自体は、当たっている、と言えるとは未だ気づかずに]

(110) 2014/02/18(Tue) 22時頃

【人】 門下生 一平太

[穴を掘る道具を取りに一度家の中へ入った時、神棚に飾られていたふたつの人形が無くなっている事には気が付いていた。
それがそこへ置かれたのは、兄が家からいなくなって暫く経った頃の事。

『琥珀が神様に守ってもらえるように』

何故このようなものをと母に尋ねたら、たしかそんな言葉が返って来たのだった。
貴方の兄様は狸なんですって、と付け加えられた言葉の所為で、次の祭りで見かけた時についまじまじと見てしまったのは余談。
兎も角それらが、兄に関わりのあるものとだけは認識していた。
父はそれを知ってか知らずか、母が居なくなってからも神棚からそれらが取り払われる事は無かった]

(111) 2014/02/18(Tue) 22時頃

【人】 門下生 一平太

まさか、……無事でも、来る訳ねぇしな。

[欠けたしゃれこうべと人形と。
ふと過った可能性に、否定の言葉を零しつつ。
遺品となったものを同じ穴の中へと落としてから、土を被せ]

……全部ひとまとめで悪ぃけど。
あと……経くらいは、頼んだ方がいいかな。

[あまり良い噂は聞かない生臭坊主だったけれども、先の一件もあり。
荒れ寺のある方へと足を向ける]

(112) 2014/02/18(Tue) 22時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 22時頃


門下生 一平太は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 22時頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 通り ─

法泉……ほぅかぁ。
芸が芸や、名前が地味やったらあかんやろ。

[名前の話>>106にはそう返して、すこぅしだけ笑うことが出来た。
とは言え、眉尻の下がった微妙な笑みではあったが]

……親父や。
一は、どうなったか分からん。
まぁだ骨やら何やらは見つかっとらんが…。

[生きているのかどうか。
それを知るには隈なく探す必要があるだろう。
相手が動き回っているとなれば、困難も増す。
問いが重なればその意図を容易に察し、瞳を瞼で隠して緩く笑った]

構へん、なぁんもしてやれんよりは、ええ。
今までぎょうさん親不孝してきたんや。
こんくらいはしてやりたい。

(113) 2014/02/18(Tue) 22時頃

【人】 手妻師 華月斎


それに……


わいんためやなく、死者のためやったらおまえかて、ええやろ?

[どんな状況に置かれているかなんて百も承知。
それでも、自分が親に出来ることはもうこれしかなかったから。
法泉が気にしなくても良いように言葉を連ねて、墓所への同行を頼んだ]

(114) 2014/02/18(Tue) 22時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 22時頃


【人】 説法師 法泉

親不孝者の、最期の親孝行か。

お前らは、揃って妙に律儀よの。

[一括りにしたのは、先に出逢った明之進と重ねての事だが、さすがにそれは伝わりはせぬか。だが、何を指して言ったかは伝わるかもしれぬ。
物言いは乱雑だったが、華月斎の望みに>>113否やを言うことはなく、連ねられた言葉>>114には、僅かに目を細めただけで、墓地へとともに歩みを進めた]

(115) 2014/02/18(Tue) 22時半頃

【人】 説法師 法泉

― 墓地 ―

[そうして、親の骨を抱いた手妻師を、もう一人の親の眠る場所へと連れていく]

ここが...

[母御の墓所じゃ、と、言いさしたとき、ふと、近付く者>>112があるのを感じた。明之進や華月斎のような、相反する者ではない、誰か]

[じゃらん、と、坊主の錫杖の遊環が鳴る]

(116) 2014/02/18(Tue) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

[長の邸へと向かう道中、目に入るのは屍。
母の死を目の当たりにしてからずっと抱えている、叫びだしたい衝動は辛うじて抑えた。
今、それを解き放ったら、崩れてしまいそうだったから]

……もう、戻らない……よな。

[この先がどうなるのであれ、変わる前の平穏な頃には戻れない。
『時』を手繰り戻しても、喪われたものは還らない、というのは何となく理解できていた。
『時』はゆるやかに、けれど留まらず先に進むものだと。
力をはきと認識して以降そんな想いはずっと心に根ざしていた]

(117) 2014/02/18(Tue) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

[そして、だからこそ]

……後悔するような事は、したくない。

[『時』は戻せぬものだから。
ゆるくゆるく、先へと流れゆくものだから。
安易な選択で、後悔したくはなかった。

どうすれば、それが成せるか、なんてわからないけれど。
少なくとも──それがあり方だから、というだけで。
自分とっては数少ない、自然体で話せる者と戦う、という道は選びたくなかった]

(118) 2014/02/18(Tue) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

……甘いか、なぁ。

[ふと足を止めて、ぼやくような声を上げる。
当然の如く、答える声はない]

でも、仕方ないよな。
……他、選べそうにないし。

[大人しく闇に喰われるのも、光の望むままにただ動くのも。
是とできないのもまた、生来気質。
負けず嫌いは、そう簡単には変わらない。
だからとにかく今は進もう、と。
再び歩き出して間もなく、それに、気づいた]

……この、感じ。

[そう、遠くない所に、幾つかの気配を感じる。
近しいものと、相反するものと。
どうやら、向かう方向は間違っていなかったらしい、と思いつつ、歩みを速めた]

(119) 2014/02/18(Tue) 22時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ →荒れ寺 ─

ら、ってなんやねん。

…わいかて思うところはあんのや。
今までして来たことがあかんことやとは思うてないが、親不孝しとうてやっとるわけやないからな。

[一括り>>115にされた意味は分からず、その点については突っ込んで。
律儀との言葉には視線を外しながら言葉を返した。
そうして法泉を連れ立って墓所へと]

[荒れ寺に着く間、頭上では狐狸が法泉をじぃと見詰める。
狐はやはりぱたりと尾を振っていた]

(120) 2014/02/18(Tue) 22時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 墓地 ─

……ここ、なんか?

[母の眠る場所は知らなかったのだが、法泉のお陰>>116でその場所を知ることが出来た。
一時、意識は墓へと向けられ、周囲への注意力が薄れる]

……………っ

[しゃれこうべを包んだまま母の墓の隣に置いたその時、法泉が持つ錫杖が鳴るのを聞き、やや呆けていた意識が戻った。
同時、もう一つの相容れぬ鼓動を感じ取る]

(121) 2014/02/18(Tue) 22時半頃

【人】 門下生 一平太

― →荒れ寺―

[途中、道の真ん中に聳える大岩を、首を傾げながら迂回した。
小さく穿たれた後にまでは気付くことはなく]

いらっしゃらない、か……

[辿り着いた荒れ寺の中に声を掛けても反応は無く。
出直そうかと思ったその時]

……ん。

[程近い場所で鳴る音>>116を聴いた。
辺りを見渡し、足はその方向――墓所へと近づいて]

(122) 2014/02/18(Tue) 23時頃

【人】 門下生 一平太

―墓所―

[其処には確かに、探し人>>116の姿もあったけれど]

お坊様、……

[続けようとした言葉は、まぶしい光に遮られた]

(123) 2014/02/18(Tue) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 墓地 ─

[視界に入れずとも分かるのは、やはり近しいが故か。
生きていれば良いと願えど、よもや相容れぬものへとなっていたとは思わず。
二つの相容れぬ鼓動を受けて、内なる力が身の内で奔流となる]

………くそったれ……!

[法泉と共に在るうちは押さえ込むのも難しくは無かった。
けれど、弟が、一平太が相容れぬ鼓動を持つと知り、華月斎の動揺も強くなる。
動揺に付け込んで暴れる力を押さえ込もうと、左手で側頭部を握るように押さえつけた。
その状態で視線を一平太へと向ける]

一 ………

[紡がれるのは低く押し殺したような声]

(124) 2014/02/18(Tue) 23時頃

【人】 門下生 一平太

―墓地―

……。

[それが誰だか、すぐには分からない。
誰かと問おうとして、何故か躊躇った一寸の間]

え、……

[聞いたことのある――聞き慣れた声>>124に、細められていた眼が大きく見開かれた]

(125) 2014/02/18(Tue) 23時半頃

【人】 説法師 法泉

― 墓地 ―

[現れた若者>>123からは、確かに己の内にあるのと同じ闇の気配がする]

お前は...

[誰だ、と、問う前に、華月斎の様子>>124と、若者の表情>>125から、その答えは知れた]

(126) 2014/02/18(Tue) 23時半頃

【人】 説法師 法泉

― 墓地 ―

[じゃらん、じゃらん、と、振りもせぬのに遊環が、激しく鳴る。運命に従い、殺し合え、と、命じるように]

やれやれ、これも縁か。

[ぼそり呟いた坊主は、錫杖を握り直し]

(127) 2014/02/18(Tue) 23時半頃

【人】 説法師 法泉

― 墓地 ―

吽!

[一喝すると同時に、鳴り響く遊環の音は鎮まり返る]

弔いの邪魔はするな。

[誰に向かっての言葉なのか、そう言い放って、静かにしゃれこうべの置かれた墓所へと向き直り、低く経文を詠み始めた]

(128) 2014/02/18(Tue) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 墓地 ─

…4つ……3つ……
……ちゃう、ほぅやない……

だぁくそ、なんでや。
なんで、ほぅなってまうん。

[同じが4つ、相容れぬが3つ。
もう1つの存在は知覚し得ていないが、ほぼ同数、存在し得ることは把握出来た。
しかし今の華月斎にそんなことは重要ではない。
疑問と嘆きはただ1つに対して向けられていた]

……… 一 、親父んこと、知っとるか?

[力の奔流に身を任せてしまうのは拒否し、先ず聞いたのは父のこと]

(129) 2014/02/18(Tue) 23時半頃

説法師 法泉は、メモを貼った。

2014/02/18(Tue) 23時半頃


【人】 落胤 明之進

─ 雷門邸への道 ─

[感じた気配は二つずつ。
誰とはっきりわからないものの、見知ったものがいる、と聞いた後だけに、案ずる気持ちは大きい。
とはいえ、『時』を翔けて瞬時に移動する術は、まだ完全には体得できているわけでもなく。
何より──]

……っととっ!

[走るその足を遮るように、何かが走り抜ける。
とっさに足を止め、後ろへ飛びずさる事で、まともに突っ込むのはどうにか避けた]

まだ、いるのか……!

[進むのを阻んだのは、蠢く毛の塊のような異形。
それはぐるぐると渦を巻きつつ、きしし、と笑うような、軋むような音を立てた]

(130) 2014/02/19(Wed) 00時頃

【人】 落胤 明之進

……立ち止まってる暇、ないんだがっ……。

[は、と息吐き笛を抜き出す]

秋のはじめに なりぬれば
今年も半ばは 過ぎにけり
わが夜ふけゆく 月かげの
傾く見るこそ あわれなれ

[くるり、回しながら早口に紡ぐのは秋の節。
気を宿した笛を構え、毛の塊との距離を測る。
異形はぞろぞろざわざわと音を立ててぐるぐると這い回っていたが、やがて、きし、と音を立ててとびかかって来た]

(131) 2014/02/19(Wed) 00時頃

【人】 落胤 明之進

……ん、のっ!

[とっさに、笛を持っていない方の腕を、払う。
舞にて袖翻す動きに合わせ、鮮やかな紅葉が刹那浮かんだ。
現れたそれは異形を弾き飛ばしてふわりと消える。
その間に、大きく前へと跳んで距離を稼いだ、が]

構ってる暇、ないって……!

[弾き飛ばされた異形は空中でくるりと回転し、頭上から覆い被さろうとでもいうように落ちてくる。
苛立たしげな舌打ち、ひとつ。
避けた所で追い縋られるのならば、と。落ちてくるのにあわせるように、笛を頭上へと突き出した。

秋の破の気は嵐の気。
激しさ伴う波動が放たれ、毛玉の異形を貫いた。
ばらばらになった異形は力のうねりに飲まれ、散り果ててゆく]

(132) 2014/02/19(Wed) 00時頃

【人】 落胤 明之進

……ったく、手間、とらせるな……!

[苛立ち込めて吐き捨てた後、再び駆ける。

笛には緩く、秋の気──『時』の力を宿したまま。
途中、寄ってくる異形を祓いつつ、目指す場所へと少しずつ、近づいて行った]

(133) 2014/02/19(Wed) 00時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00時頃


【人】 門下生 一平太

―墓地―

……。

[驚いて――けれどもすぐに合点は行く。
彼の蝶を、己があまり好まなかったのは、そこに或る相容れぬ力を無意識に感じ取っていたからかも知れない。
そう理解して、見開かれた眼はゆっくりと元の大きさへ]

生きていらっしゃいましたか。
華月斎様。

[まぶしさから目を逸らしつつ、呼ぶのはここ数年と同じく芸名。
本当は思わず琥珀兄様と紡ぎかけた事を、その唇の動きを見られていなければ良いと、内心では願うが]

(134) 2014/02/19(Wed) 00時頃

釣り師 沼太郎は、メモを貼った。

2014/02/19(Wed) 00時頃


【人】 門下生 一平太

[喝>>128の声に、びくりと肩が揺れた。
思わずそちらの方を見て。
その前に置かれたしゃれこうべに目が留まった時、問い>>129が投げられて]

父様、は。……。

[知っている。けれど続きはすぐには紡がれない。
ゆらりと眼が、その奥の闇が揺れる]

(135) 2014/02/19(Wed) 00時頃

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