人狼議事


114 bloody's evil Kingdom

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【人】 寡婦 パピヨン

[ぽた、ぽた、と。
 床に狂犬の涎が溜まりを作り出していく。
 喉の奥から聞こえてくる地獄の亡者のような唸り声。]

――…さかるなら雌犬相手にしろ。

[舌打ちしながらゆっくりと下がる。]

そう都合よく持ってるわけなかろうが……

[爆発物を、と問われて首を横に振った。
 サーベルを構えるユリシーズを見る。
 彼の腕前は知らないが、太刀打ちできる気はしない。]

(387) 2013/02/20(Wed) 02時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

あんたが雌犬役になるってのはどうだ。

[ポケットの中を弄る。
 小瓶が一つ。
 別の目的で持ち出したものだが、これなら或いは――]

……あんたはあっちだ。

[私はこっち、と。
 スリーカウントで分かれる案には同意する。
 それなら悪くてもどちらかは助かるだろう。]

(389) 2013/02/20(Wed) 02時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

……。

[犬の背中から生える触手。
 ……絶望しかない。]

……おい。
阿呆面曝して笑ってる暇があったらな。

[小石を拾い上げる。]

とっとと逃げろ。

[犬の顔面に向かって、小石を投げる。
 当たるか当たらないか見ぬまま、走り出した。]

こっちだ馬鹿犬!

(393) 2013/02/20(Wed) 02時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[なるべくユリシーズと距離を取れる位置へと走る。
 だが。]

……ッぐ、

[背中に爪が食い込む感触。
 自分の倍はありそうな犬の質量が、細い身体を易々と弾き飛ばす。
 思い切り床に打ちつけられて息が詰まった。

 苦痛に悶える暇もない。
 大きく開いた口から覗く乱杭歯が目前に迫っていた。]

―――…ぁぁぁぁぁああああああっ

[左腕を犬の口に突っ込んだ。
 歯が肉に食い込んで、骨がみしりと軋んだ音を立てる。
 ぶちぶちと筋繊維が裂断される音が聞こえる気がする。]

(398) 2013/02/20(Wed) 03時頃

【人】 寡婦 パピヨン

 
ああああああああああああああああああっ

[右手でポケットから取り出した小瓶の中身を
 犬の顔面に向けてぶちまけた。
 中身は所謂気付け薬―――アンモニアだ。
 人間ですら気絶する匂いだ。
 犬の鋭い嗅覚にどう作用するかは――明らかだった。]

――…、…っ

[腕を放して悶え始めた犬から腕を引き抜く。
 引き剥がされかけた肉。
 隙間から覗く赤に染まった白。
 そんなものに構ってる暇はない。
 よろめくようにして、その場を逃げ出す。**]

(399) 2013/02/20(Wed) 03時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2013/02/20(Wed) 03時頃


【人】 寡婦 パピヨン

― 城内 ―

[ぽたぽたと血を滴らせる腕は痛みよりも
 強い痺れを感じていた。
 曲がらない肘、食いちぎられかけた肉。
 ミンチ肉の如く鉤裂きになった傷口。
 視界が暗いのは日が沈んだせいか。
 違う、貧血のせいだ。
 頭がふわふわとして思考がまとまらない。
 ユリシーズは逃げおおせただろうか。
 やっぱり雌犬役にしてやればよかった。
 あんなのなんで庇ったんだ、くそ。]
 
――………、…

[壁についた手がずるずると蛞蝓が這ったような跡を
 残していく。
 新手に出くわさないのは不幸中の幸いか。]

(571) 2013/02/21(Thu) 00時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2013/02/21(Thu) 00時頃


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