人狼議事


54 CERが降り続く戦場

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【人】 小悪党 ドナルド

[>>77 それは、優しい風と共に降り注ぐ雨の雫。
虚空さえも包み込んでいく白き黄金の光。
照らされるのは夜の灯火にも似た男の緋《ヒ》色の髪。]

(106) chiz 2011/06/21(Tue) 06時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[…何時しか、或る友人へと零した言葉がある。

安定を保つというのは等分に保つという意味ではない。
―――…例えるのならば光と闇。
強すぎる光は全ての者を灼ききってしまうだろうし
優しい闇は生ける者達へ優しい休息を与えるだろう。


―――…だから、《ヒ》は二つへと分かたれた。
一つであれば、強すぎる《ヒ》は全てを灼ききってしまうし、
分かたれれば、その《ヒ》は強く・淡く生命を支える力となる。


どちら《緋》《陽》も世界の安定を齎す為に必要なもの。
どちらも世界《栄光》《運命》の支えに必要なもの。
使命を超えて――…どちらも何時しか、一人との約束の為に。]

(107) chiz 2011/06/21(Tue) 06時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[風に吹かれ緋《ヒ》色が靡く。燃え盛る焔ではなく燈の揺らめき。
分かたれし緋《ヒ》の色はそれだけでは全てを燃やし尽くしてしまう。
強すぎる焔を抑え、燈へと導くのは”穏やかなる《風》の役割”。

――――…全ては調和《円/縁》、

それは糸がなくとも消えることのない繋がり《絆》。]

(108) chiz 2011/06/21(Tue) 06時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[虚空が晴れ行く。
その先に現れたのは何時かと同じ美しい草原だった。
虚空は足元より七色に煌き世界を高く、高く広げて行き
その蒼穹《オオゾラ》の光《ヒ》の下で謳うのは、少女の姿。

――――…その姿を眩しげに 隻眼を細めた男が見つめた。
 ゆらり、 緋《ヒ》色が 揺れ、]

(109) chiz 2011/06/21(Tue) 06時頃

【人】 小悪党 ドナルド




『――――――……、』



[一つになった少女の名を赤と黒の男は呼ぶ。
微笑む少女が>>82囁く言葉に男は驚くことはない。
隻眼細めて笑むと、少女へと手を伸ばす。 またゆらり、揺れ]

(110) chiz 2011/06/21(Tue) 06時頃

【人】 小悪党 ドナルド




『―――…”ありがとな”。』



[そう言って
優しくその金の髪を撫ぜる手は”軍人”の撫ぜ方とは異なり、
慈しむその所作は少女の想いに応えるものではなかったけれど。

―――…想いは届く、伝わる。伝わっている。
赤と黒の男の願いのように、刻を超えても変わらない。

撫ぜる手が、ゆらりと揺れる……消え行く前の灯火のように。]

(111) chiz 2011/06/21(Tue) 06時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[先に還った風と同じように、赤と男の姿も揺らめき溶ける。
少女はどのような表情になっただろうか、
男は一歩踏み出した時から気付いていた。
少女を撫ぜる手が無遠慮な、少し力の強いものへと変わる。
ポーチュラカへと変わらず笑むのは揺らめく”軍人”の姿だった。]


……お前も”次に会う時”は、
もうちょっとわがままの言い方でも覚えとけ。

…そっちの方が、こっちも気を遣わねえで済むからよ。


[次があると、そう疑わぬ口調であっけらかんと言い放って。
ゆらり するり…少女を撫ぜていた手がすり抜ける。
揺らめく焔のように風に吹かれ、その姿は 消えていく。]

(112) chiz 2011/06/21(Tue) 06時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[――――…”再生《Re-Birth》”は、
栄光の最後の祝福を受けた全ての者に与えられる。
運命の名の加護下にあった民達にも、秩序を厭う男にも。
――――…”目の前の少女”にも、全ての者に例外なく。]

(113) chiz 2011/06/21(Tue) 06時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[赤と黒の男が少女へと最後に紡いだのは別れの言葉ではない。
紡いだのは目の前の”少女”へと捧ぐ最後のCode《詠唱》。]





〔Code:$PV/P&B#PC4!MW-0=I=2〕
〔Code:O+\#+G\L4+X@#6;S+/M@?U/;F?&B#2L\YGWL!〕





[発動される、本来の姿…”緋《ヒ》色の瀝(Oath-Glorious)”。
あの日、涙へと誓った色は今度は目の前の笑顔へと。]

(114) chiz 2011/06/21(Tue) 06時頃

【人】 小悪党 ドナルド




[左眼に燈る緋色が鮮やかな焔のように男の姿を包みこむ。
燃えるように赤と黒の男は 少女の前から溶けて消えた。*]

(115) chiz 2011/06/21(Tue) 06時頃

ドナルドは、www wwwwwww間に挟まれなかったのマジいたたまれねえわ…( ノノ)おう、本当人間しろ!おやすみ!

chiz 2011/06/21(Tue) 06時半頃


ポーチュラカは、ぎゅうぎゅう。

azuma 2011/06/21(Tue) 06時半頃


ディーンは、ドナルドをつんつんつついた。

yota108 2011/06/21(Tue) 07時頃


ドナルドは、ポーチュラカてふっとした。てふっと。

chiz 2011/06/21(Tue) 07時頃


ドナルドは、ディーンを軽く小突いた。なんだよ。 二人ともおはよう!

chiz 2011/06/21(Tue) 07時頃


ドナルドは、そして落とす俺の復讐のターン。

chiz 2011/06/21(Tue) 07時頃


【人】 小悪党 ドナルド

―― ??? ――
[――――…強い、陽《ヒ》の光を感じる………、
それはまるで、長い夢から覚める前にも似た―――]

(116) chiz 2011/06/21(Tue) 07時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[日の光と柔らかな風を感じて眼を開く、
片方だけの視界に映りこむのは何処までも高い蒼穹《オオゾラ》。
くぁ…と男は思い切り欠伸をする。
…此処が何処か、問うまでもない。
聞き馴染んだチャイムの音がこの屋上にも聞こえてきた。]

(117) chiz 2011/06/21(Tue) 07時頃

【人】 小悪党 ドナルド

―― 春先・終焉英雄学園 ――

(118) chiz 2011/06/21(Tue) 07時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[もう一度欠伸をすると黒の眼帯をつけた”学生”はその身を起こす。
首を傾ければコキリと小気味のよい音が鳴った。
気持ちのよい天候だが学生から零れるのは面倒くさそうな溜め息だ。

―――…そう。今日は、”入学式”なのだ。

上級生である隻眼の学生もまた、新入生達を迎える為に
それに出席しなくてはならないことになっているのだが、]


……チッ、
だりぃな。
んな面倒くせえ校則《ルール》に従ってられるかよ…。


[そうぼやくと着崩した制服のポケットに両手突っ込んで歩き出す。
早く移動しないとまたあの”黒いチビ”が探しに来るかもしれないのだ。]

(119) chiz 2011/06/21(Tue) 07時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[今日の入学式、
実は新入生の中には”小さい頃からよく知る少女”がいたりする。
そして新任として赴任してくる教師は”親友”だったりするので
参加しないときっと後で二人から怒られるのだろう。

だがそれがどうした、とあっけらかんと突っ込みながら
隻眼の学生は足で蹴飛ばして屋上の扉を開く…、
驚くような声。
危うくその扉が誰かにぶつかりそうになった。]

(120) chiz 2011/06/21(Tue) 07時頃

【人】 小悪党 ドナルド



ん?ああ、悪いな。


[誠意が微塵も感じられない謝罪を口にすると、
陽《ヒ》の光を秘めたような瞳の輝きを持つ生徒と眼が合う。
隻眼がその生徒の姿を見てすっと細まった。

―――…瞳の陽《ヒ》に、感じる…何か、既視感。

屋上からの風を受けて揺れるのは学生の緋《ヒ》色の髪。
学生は暫しその生徒を見つめ、そして今度はちゃんと謝った。
なんてことはない、その生徒が顔見知りだからだ。
所謂「屋上利用仲間」というやつだった。すれ違う姿を見送る。
彼はこの後”誰か”と会うことになるのかもしれないが…
そこは、隻眼の学生の知るところでは ない。]

(121) chiz 2011/06/21(Tue) 07時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[学生は”陽《ヒ》の瞳の学生”とすれ違うと階段を降りていく。
向かう先は勿論入学式の行われる体育館ではない。

隻眼の学生にとって”新入生の少女”も”新任の青年”も
わざわざ入学式なんて行事に参加しなくとも会うことのできる、
隻眼の学生にとっては「日常にいるのが当たり前」の存在だ。
だから、別に隻眼の学生は急がない。きっと後で、会うのだから。

それよりも今一番忌忌しきことは別にある。
学生がとても空腹だということだった。
なので足は迷わず向かう。それは購買よりも先、学園の外。

満腹にもなれて入学式という退屈な行事が終わるまでの
時間潰しにはもってこいの馴染みの場所《店》。
学園を出て歩けばそれは直ぐに見えてくる。]


                  [―――――…喫茶店だ。]

(122) chiz 2011/06/21(Tue) 07時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

「ガアアァァァン!!!」


[隻眼の学生が何時ものように”その店”の扉を蹴り開ければ、
その先のカウンターにいる”店主”がまた文句を言うのだろう。

その店主の言葉に答えるよりも、隻眼の学生は
開口一番今一番彼に伝えなくてはならない大事なことを吠えた。]

(123) chiz 2011/06/21(Tue) 07時半頃

【人】 小悪党 ドナルド






おい、腹減った!!飯!!カルボナーラ!!!




[…それもまた、何時もの光景。
”隻眼の学生”にとっての「当たり前の日常」だった。**]

(124) chiz 2011/06/21(Tue) 07時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

chiz 2011/06/21(Tue) 07時半頃


ゴドウィンは、さて、仕事逝って来る ノシ**

pannda 2011/06/21(Tue) 08時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

−学園−

…んー…と…?

[私は張り出された試験の順位表を、人混みの後ろからのぞきこむ。
けれど、私の身長でこの位置から覗こうというのがそもそもの間違いで、当然目当ての物は見えるはずもない。
頑張って背伸びをしてみても、ぴょんぴょんと跳ねてみても結果は一緒だった]

…うー…。

[記憶を掬えば、既に『記憶』となっている過去から結果を知ることは出来るだろうけど、極力掬うことはしないようにしている。
私がうなって掲示板の方を見ていると、それに気づいた男子生徒が場所を譲ってくれた]

ありがとうっ。

[私はにこりと笑ってお礼を言うと、譲られた場所からなんとか人混みの中を押し分け、目当ての物が見えるところまで進んだ]

っしょ…! …ふぅ…あ…。

(125) leaf 2011/06/21(Tue) 09時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

29(0..100)x1位…。
…うん、まずまずかな?

[記憶を掬うのを封じて挑んだ試験の結果がそこにあった。
元々の役割のせいか、記憶系は難なく覚えられた。
けれど、記憶だけでは片づけられない科目もいくつかあり、そういったところのミスがやはり目立つ。
しかし、その割には悪くない順位だったと思う]

あ、アリス。
総合どうだった?
向こうに科目別張り出されてたけど、ホポホオーラ語はやっぱりアリスがトップだったね!

[流石!
と、隣にきた友人の手を取った]

実は、ちょっとわからないところがあったからバイトの休憩時間にでも教えて欲しいな。

[そう、今私はとある喫茶店のバイトをしている。
アリスも一緒だ。
時々ヤニクがからかいに来るけれど、それも含めて、私は日常を満喫していた]

(126) leaf 2011/06/21(Tue) 09時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

−とある喫茶店−

はーい、カルボナーラお待たせしました。

[よくお店へとやってくる彼に、いつものメニューをテーブルに置く]

…いつもカルボナーラで飽きない…?
あ、悪くはないよ?
もちろん、それは好き好きだと思うし…。
それじゃあ、ごゆっくり。

[ペコリと頭を下げ、席を離れる。
そこへ、新たなお客さんが入ってくれば、笑顔で出迎えるのだ]

いらっしゃいませ!
喫茶−       −へようこそ!

(127) leaf 2011/06/21(Tue) 09時半頃

ドナルドは、1600円で一食分か、結構高い店だな。学割ねえのかよ学割ー![ガァン!] 俺のツケはきっと87(0..100)x1食分くらい。**

chiz 2011/06/21(Tue) 10時半頃


ドナルドは、多いな…普通に店のブラックリストに載るレベル。**

chiz 2011/06/21(Tue) 10時半頃


ポーチュラカは、ちゃんと払いなさいな 。 wwwwwwwwww

azuma 2011/06/21(Tue) 10時半頃


【人】 若者 テッド

―春先 終焉の英雄集いし学園―


……ふああぁ…

[終焉英雄学園。
 ほんのしばらく前、死して託された記憶により大宇宙《オオゾラ》を創った少年は、"日常"の中にいた。

 桜舞うその日は、学園の入学式。
 取り戻された"日常"は、一度崩壊したとは思えないほど穏やかに進んでいた。]


こんなことしてないで、探しにいきてえんだけどなあ……

[それでも違和感を得てしまうのは、そこに欠落があるから。
 心の欠損。
 決して満たされぬ日々。
 崩壊の瞬間を直接は知らない陽だから、日常は少し離れていただけという感覚だったけれど]

(128) kokoara 2011/06/21(Tue) 11時頃

【人】 若者 テッド

……お前が、いねえ。


[焦燥感はちりちりと身を焦がすようだった。
 想いが燃えて仕方がない。
 クラスメイトはラブピなどと言うけれど、心はそう平和《ピース》ではいられなくて。]


けど、何もかもほっぽり出してもお前は…喜ばねえだろうし。
時を待つだけ、か……


[たまに放課後、治癒術を教えてくれる女ならば、荒っぽい言葉で大事なことを説いてくれるだろうか。
 どうしても焦燥感に耐え切れなくなったら、少年は天《ソラ》に近い場所へ向かうことにしていた。
 すなわち――  屋上。]

(129) kokoara 2011/06/21(Tue) 11時頃

【人】 若者 テッド


っっっと、あぶね!

…んだよ、お前ここにいたの?


[急に蹴り開かれた扉からの見知った顔に笑いかけた。
 緋《ヒ》の髪が風に揺れる。
 直接言ったことはないけれど、温かさを感じるその色が好きだった。

 気いつけろよーと手を振って、開けた空間へ。
 陽光《ヒカリ》を浴びて、いつもの場所に横になる。

 眠ればまた声が聞こえるんじゃないかと、期待しては裏切られ続けていたけれど、"呼ぶ"必要が無くなっているのならそれは喜ぶべきことなのだろう。

 ゆるりと目を閉じようとしたとき]

(130) kokoara 2011/06/21(Tue) 11時頃

【人】 若者 テッド

……は?



[黒き訪れが、問い(始まり)を告げた。]




[いくらかの後。
 少年は屋上を飛び出す。]

(131) kokoara 2011/06/21(Tue) 11時頃

【人】 若者 テッド


……おつかれ。


[彼女との再会は、出逢いと同じく唐突で。
 すぐに飛び出してしまいたいのを抑え、ゆっくり話せるときを待った。]


今度は迎えに行こうと思ってたんだけど。
…きてもらっちまった、みてえなもんだな。


[心《タマシイ》に刻まれた"約束"を果たそう。]


   ―― 逢いたかった。


[太陽のように微笑んで。
 凛とした銀糸の女へ、真っ直ぐに手を伸ばした――**]

(132) kokoara 2011/06/21(Tue) 11時頃

ドナルドは、普通に組み込まれていってて俺の学園編IFのつもりだったとか今更言えない。

chiz 2011/06/21(Tue) 11時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

kokoara 2011/06/21(Tue) 11時頃


テッドは、……だめだったかな

kokoara 2011/06/21(Tue) 11時頃


ホリーは、さすが狼。クラスでも下の知識。私基本ばかなんだな。

rion 2011/06/21(Tue) 11時半頃


ディーンは、セシル(゚∀゚)人(゚∀゚)ナカーマ

yota108 2011/06/21(Tue) 13時頃


こひつじ アリスは、メモを貼った。

taru 2011/06/21(Tue) 14時頃


ツェツィーリヤは、外暑いなきそう

mythomania 2011/06/21(Tue) 14時頃


ツェツィーリヤは、アリスアンカーがあらぶってるwwwwよwwww

mythomania 2011/06/21(Tue) 14時頃


アリスは、あんかーがんばれ 皆頑張れ**

taru 2011/06/21(Tue) 14時頃


ポーチュラカは、HEROの女性キャラ楽しみすぎr

azuma 2011/06/21(Tue) 14時半頃


ネルは、アルフレッドは矮小どころか突き抜けてて酷い。

simotuki 2011/06/21(Tue) 14時半頃


ポーチュラカは、邪気歴中の人名簿とか作ったらひどいことになりそうですね

azuma 2011/06/21(Tue) 15時頃


アルフレッドは、あの音楽に乗せてセットの撤収を行っている。

NiceBoat 2011/06/21(Tue) 15時半頃


ポーチュラカは、だいとうりょうwwwwしごとしすぎwwww>セットの撤収**

azuma 2011/06/21(Tue) 15時半頃


ホリーは、大統領の撤収の様子を見ながら、お菓子をバリバリ**

rion 2011/06/21(Tue) 16時頃


ロビンは、そしてまたしばし席を外します**

xavi 2011/06/21(Tue) 16時半頃


ポーチュラカは、オスカーとか槍真とかってどっちもおなじでふいた****

azuma 2011/06/21(Tue) 16時半頃


ロビンは、そして、ただいま。

xavi 2011/06/21(Tue) 17時頃


オスカーは、アルフレッド大好き過ぎたwwwwwwwww 今度こそ**

十六夜 2011/06/21(Tue) 17時半頃


【人】 酒屋 ゴドウィン

   − 獣は未だ転寝のまま −

[自身の《終焉》と共に《再生》された世界とは切り離された場所で《獣》は今度こそ《万物の記憶》が《記録》するものがないと判断した刻まで眠りについた。

獣自身の力で張られた結界は、誰も見る事も辿り着く事も無い世界。
その中で眠り続ける筈だったが]

(133) pannda 2011/06/21(Tue) 20時半頃

【人】 酒屋 ゴドウィン

──────……眩しい…。

[宇宙の闇を優しく覆う夜の翼から零れる様に、虹やら陽の光やら色々きらきらと煌めく光が閉じた瞼を刺激する。

巨大な狼の姿で眠りに入っていた獣。
かつて武器となっていた獣毛はビロードのような柔らかさを称えて、同じようにふさふさとした尻尾を獣は不機嫌そうに揺らし、光が何なのかとだるそうに頭をあげる。

いつの間にか獣の前には水鏡が揺れて、輝きの源が映し出されていた]


……元気な奴らだな…。
世界を再生させた連中なら大概の事も乗り越えるだろう。

[何事も無く日常に戻って行く命を確認し、改めて眠りに就こうと思ったが己を呼ぶ声が聞こえて耳を澄ます]

天狼か…大人しく自然と共に過ごせばいいものを…。
次元の狭間に踏み込めば天狼とはいえ、タダではすまないのに。

[はぁっと溜息をついて、宛ての無い旅を続ける天狼の少女へと結界を少しだけ綻ばせて、空間を繋げる。
そして尻尾を差し出して、天狼がそれに気付けば尻尾に乗せる様に自分の眠る空間に招き入れた]

(134) pannda 2011/06/21(Tue) 20時半頃

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