97 せかいがおわるひに。
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―― 回想・雑居ビル区画 ――
[刹那、無音だった。 勿論遠くから聞こえる喧騒はあったけれど、ブローリン>>132はただこちらを見つめたまま口を開かない。 だから男も鉄色を動かさず、その視線を受け止めるに留めていた。
無理だという、声を聞くまで。]
……悪い。
[迷ったそのときに、止めればよかった。死に行く前に無用な罅割れを、要らぬ傷をつけたかもしれないと。 その後はもう何も聞くことはなく、男の表情からは戸惑いの色は綺麗に拭い去られていた。]
―― 回想 終了 ――
(140) 2012/07/19(Thu) 23時頃
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……こんな奴が増えるくらいなら
早く、……早く、――堕ちろ。
[会いたい人にも会えず、死に行くブローリンは。
心のうちに何を思うか。
ますます現実は醜く歪む。
早く、堕ちろと。隕石を鉄色で見上げた。]
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……バットが武器、な。立派立派。
[ちらと視線を向けた先、指差されたバット>>139は頼りなく転がっている。確かに殴られれば痛いだろうが、上手く扱えるのだろうかと心の中だけで考えた。言葉はやや棒読みにも聞こえるかもしれない。]
ああ、あの人。 そうか、そこまで……
[彼女の姉>>141は、天文台で何度か見かけたことがある。溌剌とした印象は妹と同じだと思ったことも記憶にあるが、終末の影響で閉じこもってしまっているのは予想外だった。 それなら尚更、一人で出歩く危険性は知っているだろうにと。]
そうだな、そんな不審者は俺くらいだな。 ……売店、開いてねえか期待して来たんだけど。
[言葉にすれば随分と間抜けな理由だ。 ばさりと音を立てたその間に、彼女に聞こえぬよう笑い声を漏らして]
(150) 2012/07/19(Thu) 23時半頃
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[こぼした涙をぐっと拭う。]
……は、…
[浅い深呼吸をした。]
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[背後で水が跳ねる>>142。足元の煙草とライタを拾い、また新たに一本取り出し火をつけた。]
……あ? 紳士だ?何勘違いしてる。
[煙を吐き出し、咽喉の奥で笑う。聞こえてきた笑い声に鉄色は細くなるが、それはきっと彼女には見えない。]
俺はコウコウセイなんかに興味わかねえから。 どんな紳士と会ったか知らねえけど、案外そいつだって俺と同じだったかもよ?
[ふ、ともう一つ笑い声を滲ませた。]
(151) 2012/07/19(Thu) 23時半頃
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