人狼議事


97 せかいがおわるひに。

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【人】 洗濯婦 セレスト

[ははー!っとばかりに差し出した上着は、いつまでたっても受け取られない。
どうしたのかな、と顔を上げると、突然日陰になった。
がしゃ、と耳元で、フェンスを掴む音が鳴る]

 ――――!?

[日陰になったのは、ルーカスさんの体のせい。限りなく零に近い距離に閉じ込められて、意味がわからない。
言葉じゃない礼ってなんですか。私何も持ってませんよ。
そんな返事が頭の中を回るけど、声にはならずに。
それでも何か言わなきゃ、と開こうとした口が、塞がれた]

(65) 2012/07/20(Fri) 13時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[耳元に落とされる囁きを呆然としたまま聞いて、いやそれよりも今何があった?
意味が、意味がわからない。何があった?
え、もしかして今のがファーストキス? え、何で?
混乱している間に、ルーカスさんは手を振って離れていってしまう。
混乱した私と、上着をそこに残したまま]

 なんで……? なん、で……?

[なんでこんなことしたの。だって高校生には興味ないって。私は対象外なんじゃないの。
ぐるぐる、疑問は尽きない。聞きたいことはいっぱいあって、なのに何も言葉にできないまま、ルーカスさんはいなくなってしまう。
ううん、本当は、聞きたいことは一つだけ]

 ルーカスさん……あたしのこと、すき?

[小さな小さな呟きは、ルーカスさんにはもう届かない。
ぱたり、ぱたりと音がして、いつのまにか抱きしめるようにしていた上着に落ちる雫に気づく。
ああ、私、泣いてるんだ。
受け取られなかった上着。もっとぎゅっと抱きしめる。
抱きしめた上着からは、煙草と、ルーカスさんの匂いがした**]

(66) 2012/07/20(Fri) 13時頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/07/20(Fri) 13時頃


― 校舎へ向かう道 ―

ぽーけっとーのー
なー かー にー はー

びすけっとー がー

ひっとっ つう ?

[外れた音で歌いながら、]

もない…

[余計な言葉も付け加えながら。

撮影を続ける。]


たーたーいーてー
みーるーたーびー



ビスケットー はー ふーえーるー…


洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/07/20(Fri) 21時半頃


セレストは、ルーカスさん…と呟いて。

2012/07/20(Fri) 21時半頃


【人】 洗濯婦 セレスト

[思い出すのは、こんなことになる前のこと。
売店に堂々と煙草を買いに来たヒューに「売れるわけないじゃん、ばーか」と突っ込んだ私。
ふざけたヒューは、「すいませーん、この店員態度悪いんスけど」なんて言い出して。
それをルーカスさんに聞かれて、ものすごく焦ったんだった]

 す、すみませんっ! いや、ちがっ、違うんですっ!
 未成年に煙草を売るのって法律で禁止されてますよねえ!?

[反射的に謝ってしまういつもの癖。それから慌てて弁解して。
そんなどたばたしたありふれた日常が、今は遠い思い出みたい。
馬鹿馬鹿しい日常が、とてもきらきらして再現される]

(80) 2012/07/20(Fri) 21時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[しばらくは、空腹も忘れて、立ち尽くしたまま動けなかった。
上着返すの、待ってたんじゃないの?
どうして上着、置いていったの?
何でキスなんかしたの?
私のことどう思ってるの?
私のことすき?
私のことすき?
私のことすき?

無数に浮かんだ疑問は、最後にたった一つに集約されて、そうして臆病な私が囁く。

そんなわけないじゃん。
単なる悪ふざけだよ。

だけど違う声もする。
でもルーカスさん、いつもは表情隠そうとするのに。あの時は私を見てた。
零の距離で、私のこと、見つめてた]

 ……本当は、あんまり隠せてなかったけどね。
 だってルーカスさん、背が高いんだもん。

(83) 2012/07/20(Fri) 21時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[寄せては返す波みたいに、ぽこぽこと奥底から湧き上がってくる疑問。それと一緒に、いろんな記憶が、思い出が、浮上してきて。
いつもシルクハットで表情を隠すようにしていたルーカスさん。だけど、随分と身長差のある私は、実は下から覗いてたりして。
まあ、あんまりまじまじ見上げてたらばればれだから、こっそりひそかに、だったけど。

ルーカスさんとの思い出は、天文台にしかない。天文台以外の場所で会ったのは、今日が初めてのような気がする。
ルーカスさんがいて、ヒューがいて、ホリーさんがいて。
姉やクラリッサが覗いてくれたこともあったかな]

 ……って。じっとしてちゃ、ダメだよね。
 あたしも動かなきゃ。

[じりじりと日差しに焼かれて、随分と立ち尽くしていたことに気づく。
上着は腕に掛けて、バットを拾った。
行く当てなんて、なかったけど]

(86) 2012/07/20(Fri) 22時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[とりあえず、自転車を取りにいこうと、バットをずるずる引きずったまま歩き出して。
もうこの場所に、用はないかな。何か役に立つものとかあったっけな。
そんなことを考えながら歩いていると]

 ……あれー?

[思わぬ人物が視界に飛び込んできて、見間違いかとぱちぱちと瞬いた。
そうしながら、涙のあとが残ってないかと顔をちょっと腕で拭って]

(88) 2012/07/20(Fri) 22時頃

セレストは、ヒュー、残念ながら今日は休校だよー!

2012/07/20(Fri) 22時頃


【人】 洗濯婦 セレスト

 やーっとガッコに来る気になった?
 でも、ちょっとタイミングが悪かったねえ?

[見間違いかと思ったけど、そうじゃなくて。瞬きしても、やっぱりヒューだった。
足元に缶が転がってるけど、踏み潰されてしまって何かは分からない。
というか]

 ってヒュー、コンビニで食べ物買えたの!?
 すごいじゃん! あたしおなかぺっこぺこなんだよー!
 どこにそんな穴場コンビニが!? それとも激戦を勝ち抜いたってやつ!?
 まだ買える!? こっから近い!?

[潰れた空き缶。そして手にぶら下げたビニール袋。ヒューは今時貴重な食糧確保成功者らしい。
全力で情報収集すべく、質問攻めにしてみた**]

(89) 2012/07/20(Fri) 22時頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/07/20(Fri) 22時頃


[向かったのは部室。
壊れたPCの部品が散乱している。]

あー…

あった


[机の中にあるメモリーカード。
それとデジカメのバッテリー。

充電が切れたらおわりだもの。

私はまだまだ、


まだまだ、


撮りたりない。]


― 部室にて ―

[窓から外を撮る。

煙がたくさんあがっている。

たくさんの最後が。
たくさんの最期が。

カメラに収まる。]

――― … …





[――― ぞくっ…]


[この感情は、なんだろう]


[遠く、天文台が見える。
その周辺の様子まで見えはしないけれど。]


洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2012/07/20(Fri) 22時半頃


[美しい感情を閉じ込めたまま。
美しい光景を胸に残したまま。
そんな瞬間に死ねるならばどんなにいいだろう。けれど藍色ははきりよく落ちてくるほど出来たモノではない。]

 早く、は、や、く

[会いたいと思った人が居る。
まだ話したいと思う人も居る。
なのに、残り火のような世界に残っていたいとも――思えずに。]


【人】 洗濯婦 セレスト

[ヒューを質問攻めにしていると、返事は明後日の方向から返ってきた。
というか、返事じゃなかったんだけど]

 あれー?
 アイリス先輩とグレッグ先輩。
 やだなー、意外に物好きっていっぱいで、あたしオリジナリティに欠けてるのかなあ……って。
 あっれー?

[じーっと見つめる視線の先は、先輩たちの繋がれた手]

 ほー! ほうほう!
 そうだったんだあ?

(109) 2012/07/20(Fri) 23時頃



そしてぇ

わたしの さいごも  …とってほしい


― 現在:部室 ―



[天文台を見つめながら、携帯を取り出した。
電源をつけるとメールの着信がずらりとある。

送信者に眉を寄せながら。

天文台の電話番号を引っ張り出した。]


かかるかなー
どうかなぁ



[別に電話がなったとしても。
出なくても構わないと思っている。]


【人】 洗濯婦 セレスト

 そっかあ。
 こんな時にガッコに来るのなんて、あたしくらいだと思ったんだけどなあ。
 結局、クラリッサでしょ、先生でしょ……。

[そう言いながら、指折り数えて]

 6人! 先輩たち入れたら6人も!
 ほんと、みんな物好きなんだから。
 ……あ! でも泳いだのはあたしだけだもんね!

[へっへーん、と無意味に威張ってみせた。今は馬鹿馬鹿しい話がしていたい]

 そうだった……そうなった?
 ほほー! 先輩たちも隅に置けませんな!
 いやあ、おめでとうございます!
 ほんとに、ほんとに……。

[うらやましい。冷やかすように言おうとしたその言葉が、なぜか出てこなかった。
冗談めかして言おうとして、言えないくらい、今の私にその言葉は重くて]

(117) 2012/07/20(Fri) 23時頃

[耳を微かに掠めるのは、
罅割れた、電子音。]


【人】 洗濯婦 セレスト

[楽しそうで。幸せそうで。
うらやましいな。うらやましい。
私がもらったのは、意味のわからないキスが一つだけ]

 あー、はいはい、ごちそうさまです!
 おなかはぺこぺこですけど胸はいっぱいになりました!

 もー、アイリス先輩、グレッグ先輩でいいのー?
 グレッグ先輩にはもったいないなあ。

[お似合いの二人だったけど、わざとそんな意地悪を言ってみる]

 甲斐性あるのかなあ。
 ちゃーんと幸せにしてあげれるんでしょうねー?

[私たちにはありもしない未来を語る]

(126) 2012/07/20(Fri) 23時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

―ちょっと前―

[星が降るから来る気になった、というブラックジョークに、ちょっと絶句してしまった。あまりにもあまりにもだ]

 あっは!
 それなら、あれだね。一応あの隕石も、ちょっとは役に立ったってことかねー。

[不謹慎な冗談に、私が返したのも不謹慎な軽口だった。
それからヒューの視線に気づく。やばい、ちょっと泣いてたあと残ってる?
こういう時、質問されないことは、こっちが質問攻めにすることだ。いや、そんな計算はなくても、戦利品を手に入れたヒューは質問攻めに値する相手なわけだけど。
というわけで私の怒涛の質問攻めは開始されるのだった]

(127) 2012/07/20(Fri) 23時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

―そして現在―

[お姫様、というアイリス先輩のコメントに思わず噴き出した。あの、女の子ってものを知らない男子の妄想の塊みたいなあの役のことを、どうやらアイリス先輩も知ってるらしい]

 うん。まさにその黒歴史フィルムを闇に葬るって。
 あたしは一人で夏の大会を開いてた。
 ……ちょーっと、水着忘れたけど。

[夏に行われる水泳の大会のことは、アイリス先輩も知っている。多分それで、意味は通じるんじゃないかな]

 え? いや?
 あたしは元気だよ?
 何しろ元気だけが取りえだもんねえ。

[言葉に詰まってしまったのを、心配させてしまったみたいで。にぱっと笑ってなんでもないと首を横に振る。
咄嗟に自虐ネタが出るのはいつもの癖だ]

(128) 2012/07/20(Fri) 23時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

 やっぱり、第三者?隕石も第三者って言うのかな?に破壊されるより、自分で壊したいんじゃないかなあ。
 アレを残しては死ねないみたい。

[別れ際のクラリッサを思い出す。いつもと同じ表情で、いつもと同じ挨拶をして。
またねという約束は、果たせるのかな]

 で、えーと、あたしは……いやまさか、何も着ないでってことはないよ?
 下着は着てた!

[うん、これこそ何の自慢にもならないね!]

 ううん。ほんとにあたしは元気だから。
 そりゃ、もうじき死んじゃうっていうのは、すごく怖いけどさ。
 それはみんな同じだもんね。

[心配してくれる様子に、ゆるゆると首を横に振った。
腕に掛けていた上着を、いつの間にかぎゅって抱きしめていたのは、無意識だ]

(138) 2012/07/20(Fri) 23時半頃

 
 あの子もどうしてんだろうなぁ。
 ちょっと歩いただけで、未だに瀕死だったりすんのかね。

[電話越しには笑みを含んだ声が届くだろう。]


[ カチ



            カチ。 ]


【人】 洗濯婦 セレスト

 うわあ。惚気きたー。
 あー、はいはい、ごちそうさまごちそうさま!

[笑って言いながら、ちょっと胸が痛くて。
祝福したいと思ってるし、祝福してるし、なのに痛くて]

 あんなの……。
 あー、しまったなあ。あたし話に聞いただけなんだよねえ。
 ぶっ壊す前に見ればよかった。

[きっとクラリッサは全力で見られるのを阻止しそうだけど。というか、これだけ有名っぽいのに、私が見たことがなかったのは、なんとなく作為的なものを感じる。
あー、見たかったなあ。もう破壊されちゃったんだろうなあ]

 あー、見られてはないよ。大丈夫大丈夫。
 いやあ、まさかこんなたくさん物好きがいるなんて思わなかったから、油断したなー。

[バットを一旦手放して、空いた手をひらひらとアイリス先輩に振ってみせた]

(147) 2012/07/21(Sat) 00時頃

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