73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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あれ、ノックス先輩今何か言いました?
[モリスは思わず振り返る。何が起こっているかは到底理解できずに。]
(*9) 2011/12/23(Fri) 01時頃
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― 廊下 ―
…………ごめん…… でも、ペットでも子供でも、ない。
[好奇の元、眼鏡はロバ何とかと言う、 眼鏡少年に戻った少年の元に。 色鮮やかな姿が、散々羽ばたいた名残ある姿に 人付き合いをしないフィリップも、 さすがに申し訳なさを滲ませ、小さく言葉をこぼす。 続いた言葉は、ロバ何とかの口をついた言葉に反論したが。 色鮮やかなものは、両手で鷲づかみが気に入らないらしく 今度はフィリップの手を啄ばんでいた。] [弁償と言われればそのとおりで。 それには反論できずにいたが、 周囲を見渡し彼が口にした言葉は反対のりを帯びていた。 ……そこではじめて、元生徒会の人間以外にもう一人 いるのに気がつき。 色鮮やかなもので、自身を隠すように その影に入る……入りきらずほとんどはみ出るが]
(12) 2011/12/23(Fri) 01時頃
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つか、おっと。
[その直後に近くで大きな音がするのが聞こえ。どうやらサイラスが派手に食器を割ってしまったようだ。]
おーい、大丈夫かー? ヴェス先輩、オレ何か手伝いましょうかー?
[インパクトのある長髪の先輩に声をかける。もし手伝うことがあれば、喜んで*手伝うつもりだ*]
(13) 2011/12/23(Fri) 01時頃
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[ふらり。夜の帳が下りた頃、 空ろげな瞳の、青白い顔をした一人の生徒。 薔薇の一つを手にとって、そぅっとそれにキスを寄せる。
そこには今、誰もいない。 枯れかけた薔薇の一輪へ大事そうに指を這わせ、 まるで蜜を飲むようにまた、何度もキスを寄せ。
雲の切れ目から覗いた月が、呼び起こした花のそれ。生徒自身には、意識はないようで]
(*10) 2011/12/23(Fri) 01時頃
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…ああ、遅かったかあ。
[指を咥えているサイラスの様子を見ると、間に合わなかったとわかる。 食堂のおばちゃんに救急箱も借りると 箒と新聞紙で可能な限りの破片を片付ける]
うっかりさんだなあ。 ほら、傷の手当てしないと。
[手を出して、と救急箱片手にサイラスに視線を向け]
(14) 2011/12/23(Fri) 01時頃
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ふん。君は生徒会役員……だった、奴か。 なに、問題ない。 この鳥がいきなり襲いかかってきただけで、 フィリップは何も悪くはないよ。
[嫌みの一つもかましてやる。未だ髪の乱れた姿でスカすのは、聊か格好悪くもあるけども。眼鏡を中指で押し上げると背筋が伸びる]
君でもそうして取り乱すことがあるんだな。 俺もいいものを見られた。
[何か得られるものがないとな。少しは愉快な気持ちになれた]
(15) 2011/12/23(Fri) 01時頃
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あ、本当? 手伝ってくれるなら助かる。
[モリス>>13の申し出に、差し出す箒と粘着テープ。 箒では回収できない細かい破片の回収を依頼する]
(16) 2011/12/23(Fri) 01時頃
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……足りない……
[精気を吸われたかのようにかれた花。 花弁の一枚を食みながら。
聞こえる声に、ぴくりと口元が歪む。 何か憑かれたような声はとてもか細くて]
……。誰。
(*11) 2011/12/23(Fri) 01時頃
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………
[よく見れば、眼鏡をかけた少年がクラスメイトのロバートであることが分かる。 状況としては、とにかく助けた方がいいことは分かる。 一歩だけ足を踏み出して、そしてそれ以上は動けない。 黒の皮手袋を嵌めた自分の手を見つめ、血の気が引いていくのが分かる]
ロバート………大丈夫?
[騒ぎがおさまれば、ようやくその場から動けるようになる。 少しだけ近付くも、ある程度の距離は確保し、クラスメイトに声をかける。
何故か不機嫌そうな様子に、理由が分からず、緩く首を傾げるも、何も問わない]
(17) 2011/12/23(Fri) 01時頃
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フィリップは、鳥の陰に隠れられていないが隠れながら、ロバ何とかと他者のやり取りを見る。
2011/12/23(Fri) 01時頃
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では一体何なんだ?要領を得ないな。 通りすがりにしてはやけに懐いてるじゃないか。
[鳥はフィリップにわしづかみにされて。自由を奪われている。そうしてくれてると安心だ。さっきより少し鳥も可愛いように思えて、恐る恐るその美しい羽に触ろうと指を伸ばした]
(18) 2011/12/23(Fri) 01時頃
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/* 多角kt− がんばろ!
(-5) 2011/12/23(Fri) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/12/23(Fri) 01時頃
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[もう一人の傍観者が、遠巻きにこちらを伺っているのには気づいている。あいつがこんな騒動に一歩でも足を踏み出せただけで、恩の字と言うべきだろうな。 気持ちに余裕が出ると肩の力も抜けて、さっきの湿原をフォローする気になれた。優しい笑顔が作れるといいけどさ]
……大丈夫だ。ルブラン。感謝する。
[革の手袋を見つめるあの臆病なクラスメイトに、気をかけられるとは思わなかった。俺にも孤高は嫌なものかもしれない。作りだした上がった口角が、柔らかく本物に近づいた気がした]
大したことじゃない。別にそこで居たっていいよ。
(19) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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/* 自分、もうずっと誤字脱字大杉ワロタ
(-6) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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[人付き合いは避けたい方ではある。 ただ、目の前で色鮮やかなものに隠れようとしているように見受けられる相手>>12にどう反応すべきか。
困ったように眉を寄せて、そっと視線を逸らす。 隠れたいのであれば、その意思を尊重すべきだろうか。 そう思うも、このまま気付かない振りをし続けるのには少し無理がある]
…………?
[しばらく考え込むが、上手く言葉は出てこない。 結局視線を投げかけて、首を傾げることしかできなかった]
(20) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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― 廊下 ― [生徒会だった青年は生徒の前で見せる姿とは ずいぶん違った印象に見える。 もう一人はロバ何とかの知り合いのようだ。
そちらに意識が向くだろう、そう思っていたから ロバ何とかがこちらに声をかけるとは思わなかった。 それにフィリップ自身はこれでも隠れているつもりでもあった。 ただ、驚きに丸くなった翠は、 尋ねられた言葉に警戒をあらわにする。]
――――――…………
[問いに言葉を返すでもなく目をそらす。 ただそんなフィリップにお構いなく、 色鮮やかな姿は、伸ばされた指を避けるすべもなく 位置によっては、ゆるくあまがみをしたけれど]
(21) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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[薔薇達を見る目は深い赤。 薔薇の記憶は、銀色の…長い髪の少年を脳裏に焼き付ける。 彼なら、精気を分けてくれるだろうか。 薔薇が枯れてしまう、その前に]
……。誰か……
[生きるためのものが。生まれるためのものが]
ホシイ……
[呟きは、風にのって消える**]
(*12) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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…………!!
[逸らした目線の先、先ほどロバ何とか、がルブ…… と、呼んでいた姿だ。 寒がりなのか、室内でも手袋の少年に 首を傾げられ……
……困ったフィリップは、一歩あとずさる。]
(22) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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うーん、セレストとは絡むのムリかな。 流石にちょっとやりにくいかもしれない。 いてくれたらいてくれたで嬉しいんだけど。
(-7) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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/* セシルとフィリップが会話になっていないwwww かわいい;;;;;////// この高一メンまとめていただいてもよろしいかな?(紳士)
(-8) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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……大丈夫そうか、ならよかった。
[気を取り直して、背筋を伸ばす。 幸い眼鏡も無事そうだ。]
ところでロバート。 先ず先輩には敬語を使うように。 一般的常識を身に纏わないと社会に出たときに恥を書くのはロバートのほうだという事を忘れるな。
次に、食堂で食事をした後は食器を片付けろ。 そのくらいの躾もされて居ないのかと思われたくないだろう。
[目を細めて、食堂から持ち出した案件を告げる。]
(23) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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多角から逃げたのに多角!
(-9) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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……ごめん。何もできなくて。
[感謝をされることは何もしていない。ただ見ていただけ。 そのことが申し訳なく、謝罪の言葉を口にする]
無事なら、良かった。
[ロバートの珍しい表情を見つめ、こちらも少しだけ緊張を和らげる。 教室においても、人と距離を置いているのは変わらない。 きっとロバートにはそんな姿を何度と無く見られているだろう]
ありがとう。でも、…………失礼させてもらうよ。
[ロバートがそこで居ても構わないと言ってくれて、少し迷う。 することもないのに、いても仕方がない。迷ったところで、ちょうど視線があったフィリップに一歩後ずさられる。 困らせたのが分かったから、すぐに立ち去ろうとそう申し出る。 その場にいた面々に頭を下げると、足早に去って行った**]
(24) 2011/12/23(Fri) 01時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/12/23(Fri) 01時半頃
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――ッなんっ だよこいつ
[危ねえ。こいつ噛もうとしやがった。焦って思い切り引っ込めた手を恐る恐る確かめて……と大丈夫、こっちも怪我はない。クソ、こいつ苦手だ。指先をさすりながら、恐ろしい鳥と、次にその飼い主?を睨めつけた。鳥を体の前に押し出して、不思議な奴だ。コメントは差し控え、目をつぶって肩をすくめるにとどめた]
――…しかしお前ら、喋りたいの?喋りたくないの? 話すことがないなら無理しないでいいだろ やめろ。不安な気分になってくる。
[後ずさりしあうようなセシルとフィリップを交互に見比べる。呆れた奴らだ。これで俺様の同学年とは]
(25) 2011/12/23(Fri) 02時頃
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[色鮮やかな姿は、手を引っ込められるは 抱えられたまま一歩後ずさられるわ…… で、首が中途半端に伸びた奇妙な姿で 手をさするロバ何とかを見て首かしげ。
ただ、後ろのフィリップは 目が合ったルブ何とかが立ち去る様子を 翠は見届けながら。]
………喋りたく、ない。
[にらみつけられた視線は閉じられる。 ただ彼がこぼす言葉に、そう返して。 ……どうやらまったく隠れられない様子に フィリップは観念して、回れ右ひとつ。 ルブ何とかとは反対方向に駆け出した。 礼儀も何もあったものじゃない *これでも、高等2年生、、ロバ何とかの年上だったが*]
(26) 2011/12/23(Fri) 02時頃
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ああ、平気だ。取り乱して悪かった。
[遠巻きにつつきあうような2人に構っている うち、元役員が注意をくれてくる。こちらは落ち着いているので安心できる。説教は頂けないが、絆されてつい安心した表情が出てしまった。そのまま反論だ]
にしても、敬語か。 さっきエリアス…先輩にも敬称をつけろと訓告いただいたよ。 ほんの数年先に生まれただけで俺より偉いとは、大した自信だな。 常識なんか。
[ふん。馬鹿馬鹿しい。世が世なら社会が俺に合わせるのが本来の姿だろう。落ちぶれたとはいえ、この俺が庶民に敬語を強いられるとは。同意できかねる合図に、顎を背けて見せた。身長が足りないのが悔やしいが]
けど、食器は片づけてあげてもいいぜ。 そのくらいでホプキンスの躾まで疑われては溜まらないからな。
[肩をすくめて首を振った]
(27) 2011/12/23(Fri) 02時頃
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/* 【速報】俺のザコ度が加速してきた
(-10) 2011/12/23(Fri) 02時頃
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/* ハチャー フィリップの学年失念してました…すみません
(-11) 2011/12/23(Fri) 02時頃
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[動揺していたからか、意識はセシルにまで回っておらず。 姿を現したのに驚いた。
なるほど、ロバートとは同じクラスは。 関係は悪く無さそうだと感じた。
鳥を回収し終えて逃げるフィリップには声をかけ損ねて。 次に見つけたら籠に入れるよう注意しなければ。]
その、数年の産まれの違いで立場が決まるのが学校という所だ。それが出来ないのなら適応能力の低さを疑われるだろうな。
[納得の行かない顔に、社会の理不尽さを告げる。 世が世でないから、仕方ないだろう。 我が侭な王子様だ。とてもこう、躾をし直したくなる。]
そのくらいも出来ないようなら、流石に私もどうかと思ったが。 明日からはそうしてくれると寮母も喜ぶだろう。
(28) 2011/12/23(Fri) 02時半頃
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/* 会議終了です。いやはや。
これで、ようやく、参加出来る!
(-12) 2011/12/23(Fri) 02時半頃
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/* ところで、折角の宿業ですので…
29 隠れ宿業。
(-13) 2011/12/23(Fri) 02時半頃
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