人狼議事


68 Trick or Treat? ― Battle or Die ―

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【人】 墓荒らし へクター

[女の人のこと、怖がらせてしまったでしょうか>>0:231。
  おじちゃんは慌てて両手を大きく左右に振って見せました。]

あ、俺っち怪しいもんじゃないんで大丈夫大丈夫。

皆さんは俺っちも見てねーのよ。さっき、知り合いには一人会ったけど。商店街のほうか。
他はさーっぱり。

[充分怪しいですが、おじちゃんなりに気を配って明るい口調で言ってみます。
  風がぴゅーって吹きました。女の人はさっき黒いストールをぎゅっと掴んでいました。
  なんだかそれがとても不安に見えます。

  おじちゃんは困ったように頭をガリガリと掻いて、言葉を続けました。]

あー、とりあえず広場、行ってみます?あっちなら人多そうだし。
あ、俺っちはヘクター。ヘクター・オルデンベルグね。

[適当に名乗りましたが、女の人は答えてくれるでしょうか?**]

(4) 2011/10/20(Thu) 01時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/10/20(Thu) 01時頃


【独】 墓荒らし へクター

/*
よし、安定の村人である。

(-5) 2011/10/20(Thu) 01時頃

【人】 墓荒らし へクター

―回想・広場―

[おじちゃんが名乗ってくれれば、女の人も応えてくれました>>6
 ああ、よかった。挨拶は友好の証。ラブアンドピースです。
 広場に向かう途中、女の人はおじちゃんの後ろを歩いていました>>22。それが遠慮がちに見えたのは、気のせいでしょうか?
 そりゃそうだよなぁ、とおじちゃんは独りごちます。誰だってこんな状況で、初対面の人にそこまで気は許せないものです。
 ちなみにおじちゃんがこの状況で平然とお風呂に入ってしまうくらい図太いということは、後で別の言葉に証明されて>>42しまいますが。]

(83) 2011/10/20(Thu) 11時半頃

【人】 墓荒らし へクター

[広場には既に人だかりが出来ていました。
 人数を数えます。小さな女の子が2人、男の人が1人、ちょっと気弱そうな女の人が1人。みつあみの男の人とひょろひょろの男の人がそこに来たのは、自分たちより先でしょうか後でしょうか。
 女の人が紹介>>22を促してくれたので、おじちゃんは頭だけ小さく下げて、会話はその場に任せることにしました。ゆったりと話を聞きながら、そこにいる人たちの顔をまじまじと見つめます。
 見知った人はいたでしょうか。ちょっと記憶がぼんやりしています。見たことあるようなないような人も何人かいましたが、ウサギの間に出会うなり『酒のし○く』で会うなりしたのかもしれません。
 会話の中に飲み友達のお名前が出てきた時だけ>>28、おじちゃんはぴくり片眉を上げました。]

白昼夢の正体、発見。

[呟いた声はとても小さかったので、誰にも聴こえなかったでしょう。
 おさげの男の人の姿>>28を、やっぱりまじまじと見つめます。
 それにしてもでけぇ、俺っちよりでけぇ。そんな感じで感嘆がこもっているのは、もう!話がそれちゃうじゃないですか。ともかくこの人は、お医者さんが言っていた>>0:185飲み屋の常連さんらしいです。]

(84) 2011/10/20(Thu) 11時半頃

【人】 墓荒らし へクター

[ともかく、『明日の朝、海のしずくで落ち合おう』ということで、話はまとまったみたいです。
 あ、失敗。酒のし○くじゃなかったみたいですね。
 女の人―コリーンさん、に貰ったメモ>>63に目を通すと、そこはやっぱりお医者さんがよく行くお店でした。おじちゃんも何回か連れていってもらったことがあります。
 そういえば、現在地はコリーンさんの家の前なんですけど。これにはちょっとした理由がありました。]

(85) 2011/10/20(Thu) 11時半頃

【人】 墓荒らし へクター

―ちょっとだけさかのぼって・回想:広場→コリーンの自宅―

んお?
え、まぁ別にいいけど。

[いきなり話しかけられて>>63不意を突かれたのか、変な声が出ました。
 異国情緒の男の人―ヤニクさんを運ぶのは全然構いません。見たところ、彼はおじちゃんよりも小柄な風貌をしていますし。
 でもどこに運ぶのでしょう?肝心なことを聞かずに彼を担ぎ上げて、辿り着いたのは一軒のおうち。
 どうやらコリーンさんのおうちみたいです。おじちゃんはぎょっとしました。]

(え、ここにこの人泊めんの。
 いやいやいやないだろ危ないだろ。
 初対面の男と女が一つ屋根の下とかないだろ。)

(86) 2011/10/20(Thu) 11時半頃

【人】 墓荒らし へクター

[コリーンさんはちょっとおっとりさんなのでしょうか。焦っているのはおじちゃんだけみたいです。確かにぱっと見た感じ、コリーンさんもヤニクさんもそんなに力持ちには見えませんから、おじちゃんが心配するのもわかります。あのどーんばーんな女の人がまた現れたらと思うと!
 おじちゃんの頭の中で、赤い風船がちらちら浮かんでは消えます。本当のことを言うと、自宅に帰って眠りたいみたいです。でも、2人きりには出来ません。おじちゃんは迷いました。いっぱいいっぱい迷いました。]

えー、そのぉ。コリーンさん。
非常に恐縮ですが俺っちも泊めてもらって…なんでもないっす。

[観念しましたね。おじちゃんは俯きながら、こわごわ手を挙げました。
 あれ?おじちゃんも、泊めてもらえばいいですのに。]

(87) 2011/10/20(Thu) 11時半頃

【人】 墓荒らし へクター

―そんなこんなで、コリーンの自宅前―

[おじちゃんは何かが気になったみたいです。一体何を気にしているのか、わかりませんが。
 コリーンさんの家の玄関に座り込んで、ドアに凭れ掛かって一晩すごすことを決めたようでした。
 寝ない、寝ないぞ。そんな風に自分に言い聞かせますが、きっとそれもすぐに夢の中。
 今日は1日お仕事もしました。慣れない場所にも飛ばされました。
 身体も心もぐったりです。やがておじちゃんはうとうとと船を漕ぎ出してしまいました。

 朝コリーンさんが起きたら、玄関に転がっているおじちゃんを見てびっくりするかもしれません。
 でもほっといて大丈夫ですよ、おじちゃんの自業自得ですから。**]

(88) 2011/10/20(Thu) 11時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/10/20(Thu) 12時頃


【独】 墓荒らし へクター

/*
コリーンの家か、自宅に帰るかどっちでも、って言ってるのと勘違いしたwwww>コリーンメモ

ソウダヨネ!でも見知らぬ若い男女が2人きりなんてはれんち!(ノノ)←

(-36) 2011/10/20(Thu) 12時頃

【人】 墓荒らし へクター

[眠る中で見た夢はどんなものだったでしょう?
 それをお話するのは、もう少し後。
 確かコリーンさんに運び込まれた時>>111にはお菓子はなかったはずなのに、おじちゃんの手の中にはしっかりそれはありました。
 娘さんが大好きだった、ジェリービーンズ。
 食べるのは、ためらいませんでした。だって目の前で、コリーンさんが”お化け”に襲われていたのですから。]

悪ーい夢ならよかったんだけどなぁ。
あいにく、夢じゃなさそうなんで。

[かっこよく言って、登場です。
 その肩にはちょこんと、小さな小さな女の子が座っていました。
 もっとも他の人には、スカートを履いた骸骨にしか見えなかったかもしれませんが。]

(113) 2011/10/20(Thu) 15時半頃

【人】 墓荒らし へクター

んーで、どうすりゃいいのよ?
おめーがあのねーちゃんが言った、「お守り」なんだろうが。

[おじちゃんは肩の女の子に向かって話しかけます。
 きっとその姿も、痩せぎすでよぼよぼのおじいちゃんにしか見えません。
 女の子は頭上に「?」マークを浮かべながら、首を傾げました。きょとんとしています。あまり、頼りにはなりそうもありません。]

(115) 2011/10/20(Thu) 15時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/10/20(Thu) 15時半頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/10/20(Thu) 16時頃


【人】 墓荒らし へクター

[おじちゃんの目の前で、お化けがただのぼろきれに変わっていきます>>116
 おじちゃんはヒュゥ、と口笛を鳴らしました。おそらく、吸血鬼みたいなもう1人の女おばけが、コリーンさんなのでしょう。]

どうしちゃったわけ、コリーンよぉ。
ずいぶんと勇ましくなっちゃったじゃねーの。

[軽口をたたきながら、倒れたお化けに近づきます。つんつん突いてみますが、シーツは動きません。お菓子も持っていません。]

お菓子はお化けが持ってるんじゃない”かしら”、か。
あのねーちゃんもいい加減なこと抜かしやがる。

[眉を顰めておじちゃんは言います。その肩から女の子がお化けに向かって手を伸ばしました。どうやら触りたいみたいです。]

ん?おめーなにコレに興味あんの?やめとけやめとけ。ばっちぃぞ。

[さっさと手を払って、女の子を邪険に扱います。女の子は怒りました。ぷんぷん怒っておじちゃんの髪を引っ張りました。]

あいたたたいてぇ!いてぇっつの!
何すんだこらっ、遊んでる場合じゃ…

(124) 2011/10/20(Thu) 16時半頃

【人】 墓荒らし へクター

…ねーだろおおおおお!!!!

[本当に、そのとおりです。お化け第2弾、来ました。]

(125) 2011/10/20(Thu) 16時半頃

【独】 墓荒らし へクター

/*
コリーンかっけえええ!!!

コリーン占い師、ネイサン首なし、だろか。

(-53) 2011/10/20(Thu) 16時半頃

へクターは、声は低い地響きにしか聞こえないかもしれない。

2011/10/20(Thu) 16時半頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/10/20(Thu) 16時半頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/10/20(Thu) 17時頃


【人】 墓荒らし へクター

[突然窓が開いて、口が裂けたようなコウモリおばけが飛び込んできました。
 これも吸血鬼って言うんでしょうか。
 不意を突かれて、おじちゃんはほっぺたを引っかかれてしまいました。そのまま吸血鬼は一度部屋の外まで飛び抜けていきます。]

ってぇな、くそっ!
おいちびっこ!おめーなんか出来ねぇのかよ。なんか出すとか!

[乱暴な物言いに女の子はそっぽを向いてしまいました。女の子はデリケートな生き物なんです。
 ああもう!おじちゃんはそう叫んで、何か武器になるものを探そうとして…すってんころりん、転んでしまいました。
 さっきまでおばけだった、シーツに脚をひっかけて。

 何やってるですか、もう。]

(128) 2011/10/20(Thu) 17時頃

【人】 墓荒らし へクター

だーっ、もう!おまえも邪魔だどけっ。俺っち忙しいの!しっしっ

[無茶をいいます。お化けだってやっつけられて、へとへとのへにょへにょなのに。
 しかしどういうことでしょう。お化けはふわり、もう一度浮かびました。あれ?なんだか様子がおかしいです。
 お化けはおじちゃんに向かってぺこりと頭を下げたようでした。もっとも顔はどこかわかりませんが。
 おじちゃんはハテナマークです。女の子は満足そうですけど。シーツのお化けを指差して、おじちゃんの頭をぺしぺし叩きます。
 なんか言え、ってことでしょうか。]

え、ええと…?
とりあえず、お前、ちょいあの吸血鬼、どーにかしてちょーだい?

[なんか言ってみました。シーツのお化けはふわり方向転換しました。
 ふわふわのろのろ浮かびながら、シーツのお化けが向かった先は―――]

(129) 2011/10/20(Thu) 17時頃

【人】 墓荒らし へクター

そっちじゃねー!!!!!

[さっき、シーツのお化けを倒した吸血鬼のほうでした。
 なんということでしょう、もしかしたら仲間になってくれる(かもしれなかった)吸血鬼まで、おじちゃんは敵に回してしまうかもしれません。]

(130) 2011/10/20(Thu) 17時頃

【独】 墓荒らし へクター

/*
どうしよう戦える気がしないwwwwwww

(-61) 2011/10/20(Thu) 17時頃

【独】 墓荒らし へクター

/*
どんどん 墓穴を ほっていく おれ

(-63) 2011/10/20(Thu) 17時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/10/20(Thu) 17時半頃


【人】 墓荒らし へクター

[なんということでしょう、哀れシーツのお化けは、再びぼろぼろになってしまいました>>132
 これにはおじちゃんも呆然。うそん、いやん、ばかん。冗談めかしてそう言っても、敵は待ってくれません。
 第2弾だった吸血鬼が、またこっちに戻ってきました。

 入れ替わりに女吸血鬼が大きな翼を広げてばっさばっさと飛んでいきます>>131。見事な連携です。もしかして、あの2匹はお仲間さんだったのでしょうか?
 考えても仕方ありません。まずは目の前の敵からなんとかしなければ。とりあえず使えるものは使わないといけません。ちらっと、肩の上で拗ねている女の子を見ます。]

ああー。
ごめんすんません俺っちが悪かった。なんかあげるから許して助けて。

[ちょっと情けないですね。女の子はじろり横目でおじちゃんを見て、それからカリッとおじちゃんの指を噛みました。
 おじちゃんは一瞬痛みに顔をしかめます。でもそれも一瞬のことです。女の子はにこり笑って、次の瞬間―――。]

(135) 2011/10/20(Thu) 17時半頃

【人】 墓荒らし へクター




[妖艶な 悪魔に 姿を変えていました。]

(136) 2011/10/20(Thu) 17時半頃

【人】 墓荒らし へクター

[赤い瞳に、黒い髪。どこか懐かしいような、柔らかく優しい笑み。
 小さな子どもの相貌は、きっとそのままの姿で他の人にも映るでしょう。
 吸血鬼は一瞬、うっとりとその姿に見惚れます。それを見て悪魔は更に赤い目を細めます。
 くすくす、小さく笑うと悪魔はふわりと飛び上がって、
 そうして姿にそぐわない大きな鎌で、吸血鬼を一刀両断してしまいました。]

[おじちゃんは、それをただ見守っていました。
 吸血鬼はまっぷたつになったまま、幾ら命令してももう動くことはありませんでした。
 悪魔はくるりと踵を返すと、再び小さな女の子に戻ってしまいました。
 赤い瞳に、黒い髪。悪魔のときと変わらないようで、圧倒的に違うのはその威圧感。
 女の子はおじちゃんの肩ですやすやと眠っています。特別な魔法を使えるのは、今はまだ、1度だけ。**]

(137) 2011/10/20(Thu) 17時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/10/20(Thu) 18時頃


【独】 墓荒らし へクター

/* 結局ホリー想定になりました

(-67) 2011/10/20(Thu) 18時頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/10/20(Thu) 18時頃


【独】 墓荒らし へクター

/*
んおおおおおお死ぬほどむずいぞバトル村!

ステルスステルス。あんまりこう、ソロールっつか、設定引きずったらあかんみたいね。注意っと。

(-70) 2011/10/20(Thu) 18時半頃

へクターは、コリーンはそういえばどこに消えたのだろう

2011/10/20(Thu) 23時半頃


へクターは、マーゴの名前まできちんと覚えたかは、定かではない

2011/10/20(Thu) 23時半頃


【人】 墓荒らし へクター

[ところでちょっとだけ、夢の話をしましょうか。
 自分だけ内緒にしておくのは、フェアじゃないです。]

―回想・夢の中―

[おじちゃんは、夜の屋上を駆け抜けていました。
 ビルからビルへ。飛び移り。遠くからの攻撃を、くるり回転してかわしながら。
 おじちゃんはスタントマンです。スタントマンっていうのは、俳優さんの代わりにアクションをこなす人のことです。
 力はもちろんそれなりですが、何よりも身のこなしが軽いことに定評がありました。

 おじちゃんは走ります。幾つも高層ビルを越えて、どこへ、どこへ、どこへ。
 やがて辿り着いた場所は、まさに崖っぷちでした。奥にはもうビルはありません。元来た場所以外はどこも行き場がありません。おじちゃんは地上何100mもの場所に、取り残されてしまいました。
 風がぴゅーぴゅー吹いています。ぴゅーぴゅーなんてものじゃないです。おじちゃんは息も絶え絶えでした。途中、誰かを蹴り飛ばしたり、掴みかかっていた相手の脇を取って反撃したりもしていました。]

(237) 2011/10/21(Fri) 00時頃

【人】 墓荒らし へクター

[そこに、3つ人影がありました。
 2つは、とても優しい微笑み。それを見ておじちゃんはほっと胸を撫で下ろしました。とりわけ赤い瞳が、いきいきとした表情でおじちゃんに手を振ります。黒くて長い髪が、風にたなびいていました。
 もう1つは、ここにおじちゃんを連れてきた女の人。
 
 女の人が言ったのは、他の人と同じことです。お菓子、奪われる、お化け、やっつける。
 残りの面影が、心配そうにふるふると首を横に振ります。気をつけて、って言ってるみたいです。

 『大丈夫、食べられやしねーよ。』

 おじちゃんは、そう答えました。奥さんと娘さんを、安心させるように。

 『食べられたら、おめー怒るだろ。』

 奥さんは頷きます。にっこりと、笑って。
 
 女の人はそれを見て、どんな顔をしていたでしょうか。いつの間にか消えてしまったかもしれません。必要なことは、…必要なこと以下のことも、話さず。]

(238) 2011/10/21(Fri) 00時頃

【人】 墓荒らし へクター

―現在・バイト事務所―

[そんなこんなで、おじちゃんは今、雇い主さんの事務所にいます。
 コリーンさんの家ではまだヤニクさんが眠っていましたが、置いてきてしまいました。
 薄情ですって?仕方ないです。だってヤニクさん、幾らゆすっても起きなかったです。
 きっとヤニクさんが目覚めた時には、コリーンさんの家には誰もいないことでしょう>>165。]

(240) 2011/10/21(Fri) 00時頃

【人】 墓荒らし へクター

んー…これでいっか。どーよ似合う?

[鉄パイプに装飾を施したような棒を肩にかけて、おじちゃんは肩の女の子に話しかけます。
 女の子は楽しそうにこくこくと頷きました。
 事務所に来たのは、武器を調達したかったから。コリーンさんの家から小型のナイフも拝借しましたが、外でお化けを倒していった結果、おじちゃんはあまりナイフの扱いはうまくないようでしたから。
 リーチの長い棒は、ショーイベント用に作ったものでしょう。他にも幾つか使えそうな小道具はありましたが、軽くてぶんぶん振り回せる、小回りの利きそうなこれが、おじちゃんには一番合ってそうな気がしました。
 ちなみにおじちゃんの後ろには、さっき倒したお化けたちが、ぞろぞろと列を作っていました。嘘です言い過ぎました。ちょっとだけ、ほんの数体です。
 
 おじちゃんは使い魔になったお化けたちに向き直ると、ヤンキー座りのようなかっこうで彼らを睨み付けます。]

(241) 2011/10/21(Fri) 00時頃

【人】 墓荒らし へクター

んーで、おめーらほんとになんも持ってねーの?お菓子とか、他になんかキーアイテムみてーのとか。

[使い魔たちは一斉に首を横に振りました。おじちゃんは、憂鬱そうな顔です。]

はぁ。あのねーちゃん、どこまで信用出来んだかねぇ。
さっさとこんな意味わかんねー場所抜け出して、帰りてーんだけど。

[おじちゃんは、またゆらゆら揺れる赤い風船を思い出します。]

(242) 2011/10/21(Fri) 00時頃

【人】 墓荒らし へクター

まぁとりあえず、「海のしずく」。行くか。
あそこ行きゃー誰かしらいんだろ。コリーンもどこ行ったんだかわかんねぇしなぁ。
おいちみっこ、アイツどこ行ったんだと思う?…なー、おめーもなんかちょっと喋るとかねーの?俺っちさっきから独りで喋ってて淋しいんだけど。

『エ、』

おお、喋った。

『ぇ、エ・・・ひぇ、ひ、へ、へ、へ』

へ?

『へ!へ!』

なんだよ!

[女の子は楽しそうです。たどたどしい口調で、『へ!へ!』と繰り返します。
 おじちゃんは溜め息をつきました。中々前途は多難みたいです。]

→海のしずくへ

(243) 2011/10/21(Fri) 00時頃

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