人狼議事


6 偽りの聖戦《イミテーション・ジ・ハード》

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視点:


【人】 小僧 カルヴィン

―河口湖―

[とさり。
小さな身体が倒れ込んだ。その表情には深い疲労の色が滲む。
激しい戦闘で急速にその魂をこじ開けられた少年は、それについていくのがやっとの状態だった――]

『おやすみ、ショウタ。
 そろそろ君の魂も、"目覚める"のかな…』

[リィンの呟く声は、少年には届かない。]

(3) 2010/03/20(Sat) 00時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[        秩序の鍵《コズミック・キー》。

旧時代の遺物《アーティファクト》の一つ。意思ある鍵《キー》。
持つ者の魂の本質を開錠《リアライズ》し、その特性に合わせて魔武具とも変質する鍵と言われている。
持主と鍵の共鳴《シンクロ》率が上がれば上がる程、その内なる魂は目覚めてゆく。
そして逆もしかり。鍵《キー》により施錠《シーリング》された魂は、永遠にその本質を封じられることとなるだろう――
             ――アクハト写本 第四章第592節より抜粋

その鍵《キー》の本能は、常に何かを『開く』ことにある。

翔太の持つ素質は、間違いなくリィンの見てきた中でも一、二を争う程強力なものである。
彼女《リィン》は――その《原石》を前に、今までにない程の高揚感を覚えているのだった。**]

(5) 2010/03/20(Sat) 00時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/03/20(Sat) 00時半頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/03/20(Sat) 23時頃


【人】 小僧 カルヴィン

― 河口湖畔 ―

[重い瞼を、ゆっくりと開く。
どれぐらい眠っていただろうか……長い長い夢を見ていたようだ。
ゆるりと頭を振って、身を起こす。]

 ……ここ、は。

[呟いて見渡せば、広がる湖がさっきの戦闘を呼び覚ました。
そしてその共鳴《シンクロ》から得た事……
自分の中に、もう一人の自分――いや、内なる真の魂がある事も。
ぐ、と心臓の辺りで拳を握り、呟く]

 ――早く。覚醒(めざ)めなくちゃ。

[この魂が、呼んでいる。]

(44) 2010/03/20(Sat) 23時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[辺りを見渡すと、純白(しろ)い服を身に纏った男や、魔眼を持つ男が言葉を交わしている。
その中に含まれるキー・ワード……]

 失われた清水の地《ロス・アクウィエス》……
 そこにも《影》――咎屍《ナイトウォーカー》が、いるの?

[気がつけば、そんな事を男達に問いかけていた。
問われれば、自己紹介もするだろう。]

 あ、ええと…僕、如月・翔太、です。小学六年生。
 《影》を、倒したいんです。

(47) 2010/03/20(Sat) 23時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

>>48
 ……僕のこと、知ってるの?
 おにいさん達は……誰?

[先の戦闘では顔を合わせていなかったためか、僅かに警戒の色を滲ませるも。]

 咎屍《ナイトウォーカー》…奴らの、根源……?
 それなら、なおさら行かなきゃいけない。

  ――闘うために。

[問われる言葉には、力強く頷いた。
その姿を、トビウオとなっている祭門も見ただろうか。]

(50) 2010/03/21(Sun) 00時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

>>52
[  闘う。
その言葉を紡ぐ度、少年の奥底が、どくりと震える。
拳を握って、それを押し殺しながら]

 闘い――闘いの中で、僕の存在意義《アイデンティティ》が、生まれる。
 そんな気がするんです……

 ――えと、セシル…さん。
 連れてって、下さい。

[真っ直ぐに紅い眼《ルビー》を見つめて、手を伸ばした。]

(54) 2010/03/21(Sun) 00時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

>>53

 あ……リンデル、さん。
 無事、だったんですね。 

[凛とした声に、振り返って応える。
彼女への疑念は晴れたのか、その表情は元の素直な様子を取り戻していた。
なんだか互いに視線を交わすようなリンデルとセシルを交互に見ると、きょとりと問い返す。]

 ……お二人は、知り合い、なんですか?

(55) 2010/03/21(Sun) 00時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

>>57

 ……。 とびうお?

[ぱちくり。深い赤茶が瞬いた。

ぴちゃん。トビウオが跳ねる。跳ねる。跳ねる。
みるみるうちに、流線型は湖畔へと飛び上がり、光に包まれると人型を成して――]

 う、わ、わあぁぁ!?

[影のある神主へと変貌した。
彼もこれまでの話は耳にしていたらしく、何も言うことなく一つ頷いて、湖へと向き直るだろう。]

(59) 2010/03/21(Sun) 01時頃

【人】 小僧 カルヴィン

>>58

 ……?

[二人の様子に、首を傾げる。
なんだか変な感覚だ。
話しぶりは初対面なのに、どうにもそんな空気を感じない……

まるで、運命の鎖《リーニュ・ディスタン》に導かれているかのように――]

(60) 2010/03/21(Sun) 01時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[リンデルと同じくセシルから情報を得ると、真面目な顔で頷いてそれを聞く。
以前とは違い、徐々に知識も"戻って"いるのか、すんなりと話も理解できているようだった。
彼らのやりとりを横に、祭門は着々と『時空術』の準備を進めていた。]

「オン・マカラギャ・バゾロウシュニシャ・バザラサトバ……
 神聖なる湖よ、大いなる霊峰よ、導き給え。
 失われた清水の地《ロス・アクウィエス》への路を、示し給え――!」

[祭門は真言を唱えて湖へと触れる。
《言霊》が波紋を伝われば、穏やかな湖面の中央に白亜の鳥居が浮かび上がるだろう。
しかしまだその姿はぼんやりとしたものだろうか。]

(65) 2010/03/21(Sun) 01時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[祭門の術を間近で見ると、その神々しさに感嘆の声を挙げた。]

 なんか、すごいな……
 こういうのって、神道?なのかな?

[集中している神主には、少年の無邪気な言葉も耳に入らないだろう。
鳥居は時間をかけて徐々に実体化してゆくように見えた。]

(66) 2010/03/21(Sun) 01時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

>>63
[「それに。」その言葉に続く視線を、目で追った。
穏やかな笑みを浮かべる魔女。
彼女もまた、この運命に手を添える一人なのだろう――**]

(69) 2010/03/21(Sun) 02時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/03/21(Sun) 02時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

[リンダに不自然な視線を向けるザック>>83を不思議に思いながらも、ラルフの話>>104に耳を傾ける。]

 ラルフ・ブラウンって、教科書で、見ました。
 確か、すごい独裁者じゃ……
 あ、あの……平気、なんですか?

[翔太にもその気配が多少伺えるのか、少し怯えたような様子で問いかけた。]

(107) 2010/03/21(Sun) 20時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/03/21(Sun) 20時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

>>108

 行きます。行かなきゃいけないんです。

[亮の問いには、セシルに問われた時と同じ答えを返す。
その言葉に迷いはない。

湖の方を振り向けば、祭門の作りし白亜の鳥居《ディジョン・ゲート》が出来上がっている頃だろうか。
鳥居の内側には、空間のゆらぐ波が見える。
神主は水面の上を歩み鳥居に触れ、導かれし者達を誘うだろう。]

(112) 2010/03/21(Sun) 21時頃

【人】 小僧 カルヴィン

― 白亜の鳥居《ディジョン・ゲート》前 ―

 ……この、向こうが。

[祭門の術のお陰か、水面の上もただの塗れた地面のように歩けてしまう。
水滴をスニーカーの裏に感じながら、鳥居《ゲート》の前に立った。]

 すごい魔力《マナ》だ……

[鳥居の向こうは別の世界。その"境界"越しにも色濃い魔力《マナ》の気配、力の奔流が感じられる。
次に向かう世界は、まさに魔力《マナ》の源流。全ての始まりにして終わりの場所。そして川から全ての世界へと繋がる交差点――

  どくん
 
また、心臓が跳ねた。

  どくん。どくん。どくん。どくん。どくん。

何故だろう。懐かしい香りがする。]

(118) 2010/03/21(Sun) 22時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

 リィン。

『なに?』

 僕は――誰なのかな。

[その一言で、リィンは確信した。
 『《鍵》は、解け始めている。』]

『あたしにも分からない。だけど、ショウタは今までにない至高の原石よ。それは保障する。
 刻が来たら――きっと全て、分かるわ』

[どくり。また震える。]

 ……どうなっちゃうのかな。僕。

(121) 2010/03/21(Sun) 22時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/03/21(Sun) 22時半頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/03/21(Sun) 23時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

[少年が逡巡している間に、他の力在る者達は鳥居《ゲート》をくぐったのだろうか。
少年も後を追う様に、未知の世界へと手を伸ばした。
とぷん。
音を立てて、手が吸い込まれる――]

[どさり。]

[背後の音に、振り返った。]

 ――祭門さん!?

(125) 2010/03/21(Sun) 23時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[神主は膝を付き、口から大量の血を吐き出していた。
《影》から何らかの内部干渉を受けているのか、それとも術の対価に自らの命を削ったのか――
それは翔太の目には分からなかった。

しかし神主はぎらついた目でその場に残る面々を見渡すと、血に濁った声で急げと告げた。
彼の意識が途切れる時、失われた清水の地《ロス・アクウィエス》への路は断たれてしまう。

 急げ。運命の基礎となる9人《シャダイ・エル・カイ》よ。
 世界を、この地球を護って欲しい――

頼む。眼が、そう告げていた。]

(127) 2010/03/21(Sun) 23時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[後ろ髪を引かれるような思いにかられるが、鳥居《ゲート》の輪郭がいよいよ危うくなると、そうも言っていられなくなった。
祭門は強くこちらを睨みつけて早く行けと急かす。]

 ……っ、行って来ます!
 必ず、世界を――!!

[叫び声も半ば吸われながら、少年も鳥居《ゲート》へと足を踏み入れた。]

(128) 2010/03/22(Mon) 00時頃

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