人狼議事

6 偽りの聖戦《イミテーション・ジ・ハード》


【人】 奏者 セシル

―現在(いま)―
 
ああ、月詠の聖母《ルナ・マリア》――我が母。
貴女とこうして、二度と逢えるとは思ってもいませんでした。
 
[ずきり、右の紅が痛む。 母なる彼女ならば、気付くだろう。かつての“暁”と違うのは――――瞳。]
 
月夜の皇女《ロイヤルブルームーン》――死せる彼女を、冥府の河の流れより引き戻したのは、私。彼女の記憶ごと、その音色を受け継いだのも、私。 ――私なのです。
 
 [からん]
 
[弾く、爪弾く、楽園《エリュシオン》への鍵。記憶(すべて)を封じ込める、冥府の鎖。]
 
 
……母上。貴女なら識っているはず。
私の『喪われし詩』――
魂を分けた、私の片翼――
 
――私と同じ刻に産まれ、同じ刻を生き……
 同じ刻に屠られた、もう一人の騎士の名を。

(86) 2010/03/21(Sun) 14時頃

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