54 CERが降り続く戦場
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ー 獣《ベースティア》と誓約《ユーラーティオー》と ―
[獣《ベースティア》がそこに現れたのがいつの事か判りはしない。
ただ獣《ベースティア》は、現れたその瞬間から日輪を屠り、月輪を千切り、存在するモノ全てに終焉《ポストレーレム》を与える事が許されていた。
だが獣《ベースティア》は気紛れにその力を見せるだけだった。
しかしその圧倒的な破滅の力の前に心折れ、希望を失う命の為に栄光《グロリア》は獣《ベースティア》と誓約《ユーラティオー》する]
「私の存在がある限り、万物全てに手出しをしない」
[代わりに与えられたのはこの欠けた《蝕》の場。 全ての世界の欠けた一部から作られたこの場は全ての世界に通じる事が出来る。
全てを見る事が出来る代わりに全てに拘わる事の出来ない誓約《ユーラティオー》 それを獣《ベースティア》は何故か受け入れた。
ただの気紛れかそれとも想うところがあったのか。 少なくとも栄光《グロリア》が潰えない限り、獣は動かない]
(*2) 2011/06/03(Fri) 19時半頃
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<>>131>>137>
[何かしら。 ふわり と 陽が かおるような 邂逅《コングレッスス》…。
あれは私にとっても、大事なものな気がする…。]
天《ソラ》 天《災》狼 風 夕立 虹 律法《ルール》 夢 《法》 表《front》 扉 裏《Rebirth》 聖地 銀 金
栄光
(176) 2011/06/03(Fri) 19時半頃
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― 魔界 冥獄摩天楼《ハディスタルタロス》 ―
未だ『邂逅』に在らぬよ――
[くつくつと冥王は嗤う。 黒の獣《ポーン》は粗雑な小石の様に。
コツン――
小石は白の栄光《クイーン》を遠ざける。 白の熾気《ナイト》になるだけ近付けぬ様、小石はその数を増す。 その闇《ヴィジョン》を視ては、冥王は又くつくつと嗤う]
(177) 2011/06/03(Fri) 19時半頃
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二千の刻の橋を架け
『栄光』が出逢うは罪濡れの咎人(えいゆう)
幼き扉と共に封じられしは栄光の番《フィアンセ》
然し"槍"は 決 し て 目覚めぬよ――
―― なぁ? 栄光《グロリア》
(178) 2011/06/03(Fri) 19時半頃
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− 静かな酒場にて −
[唐突に増えた客は唐突に消えていった。 恐らく集結したのは確かだ。
だがまだこの場の主は動かない、動けない]
悪いな…。 少なくとも神々の栄光《グロリア》と呼ばれる存在が「まだ」ある限り。
俺はまだ動けん。
(179) 2011/06/03(Fri) 19時半頃
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コキュートス "氷結氷河"の封楔は 彼方御前様の命を以て緩むのだから ――
(180) 2011/06/03(Fri) 19時半頃
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― 学園内・廊下 ―
[私はここから動けなかった。 頭の中がいっぱいよ。たくさんの事で、頭がいっぱいで、もう何から考えればいいか、わからないの。
ただ 目の前のそれは、キレイだなって…。
それは天使の梯子の事よ。>>98 陽《ヒ》の邂逅の事でもあるの。>>131>>137
そして、空から降りてくる、小さな天使《アンゲロス》…>>172]
天使が、降りてきた…?
[正門に人がたくさん集まってきている。それは解るけど、詳しい事は解らない。 でも、 … うごけない。 私はただじっと、その場所を、ここから見ているの。]
(181) 2011/06/03(Fri) 19時半頃
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―英雄学園 正門付近―
[曇天(そら)を見上げる。 架かる天の梯子。 その中に広がる白いドレス>>173
そしてもうひとつ――先ほど滅したのと同じ形の悪魔。]
………。 あらあら、大変。 助けて、あげたら?
[近くに突然現れた存在>>174に、暢気に―――少しだけ、装いは失敗し言葉は硬かったが――声をかける。]
(182) 2011/06/03(Fri) 19時半頃
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―酒場《タベルナ》「デーフェクトゥス」―
[ ふわ り ]
[一つの扉が開き、吹き込むのは風。 音も立てず、黒衣の青年はいつの間にかそこに佇んでいた。 軽く伏せていた目蓋をゆるりと開けて]
……こんばんは。もう、店仕舞いの時間?
[時空を超える場所での挨拶はこれで良かっただろうかと考えながら。店仕舞いかと尋ねながらも、肉の器を持たない自分は、基本的に注文はしないのだが]
(183) 2011/06/03(Fri) 19時半頃
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客もいなくなったし。
[ガチャガチャと汚れものを片付けて、ブランデーとグラスを2つテーブルに置いた。
1つのグラスには水が並々と張ってあった。
空のグラスに琥珀色の液体を注いで、水のグラスのふちを指でなぞった]
映せ。
[その一言で、集結した運命の姿が水面に浮かぶ。 「見ている」事に気付く者もいるだろうが、意に介さず眺めただろう**]
(184) 2011/06/03(Fri) 19時半頃
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―第七天国―
玉座に一人 閉じたままの眸 その名は《栄光》
ぱきり
また 蒼と黄昏が 交わる空間が裂けた。
涙のように、血が落ちる。 雨が降る。
(185) 2011/06/03(Fri) 19時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/03(Fri) 20時頃
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《栄光》の眸がわずか開く。
見えぬ闇の王を、 睨むように
(186) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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どうですか? 楽しんでますか?
[ククッと笑いながら何処からか響いて来た>>*1をからかう]
言っとくが俺を御し切れないならお前らから殺すからな。
もう一度聞く。
それでも俺を解放《リーベラティオー》するんだな?
[客相手にしていた軽快な口調ではない、真実の欠片を見せた口調だった]
(*3) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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あれ、何時の間にか。 確か、一年生だったっけ?
[何時の間にか近づいていた女子生徒がにこやかに手を振る。 ぴこぴことした灰色の翼は見覚えがある。 結構なインパクトがあったから]
……大変……? 一体、何が……?
[そうして曇天(そら)を見上げる女子生徒に見習おうとするが、少し見る場所がずれている為に、視界に見出せない。
――視線は 繋がらない]
(187) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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オスカーは、ポーチュラカに、冥王は嗤う。 何に――? 因果を。
2011/06/03(Fri) 20時頃
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ん? また客かい? いつも開店中だ。 気にせず、あんたもやるかい?
[突然開いた扉から滑り込んで来た男>>183に驚きもせず声を掛ける。 指差したのは酒でなく、運命の集局地を映す水鏡だった**]
(188) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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ポーチュラカは、オスカー《魔王》の声に《栄光》は何を思うか――――
2011/06/03(Fri) 20時頃
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―英雄学園 正門付近―
はぁ?
[素っ頓狂な声が上がったのは、 正門付近の少年に意識が向かっていて >>182傍から突然声を掛けてきた存在に 全く気付かなかったという驚きも含まれていた。]
――…なんだ、お前。
[感じたのは異質の、気配。 それは空に悪魔が居るからだろうか。それとも。 少しだけ硬い声を少女(の格好をしている)に投げかけると 少女の指す方向に、小さな舌打ちを打つ。 駆け出す―――…よりも、前に]
(189) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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[ぱた ぱた … 雨が降る。嘆きが降る。 天(そら)に異形が増えるの感情灯らぬ朝焼けの瞳に映す。]
こわーいね。 何とかしたい時は言ってねー。
[声掛ける先は、其処に姿の見えた契約相手《ロビー》。 戦う気はまるで見せないが。]
そうー。今日転校してきた一年のネル=ハルパスだよ。 特別に可愛くねるるんって呼ばせてあげる。 よろしく、咎人(えいゆう)さんっ。
[咎人(えいゆう)―――英雄。 灰羽をぴこぴこさせて、確かな堕気感じる相手>>187へ向ける言葉。 そのニュアンスの違いに気づくものは居るかどうか。]
(190) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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ポーチュラカは、アリスの声は、遠くて届かない。
2011/06/03(Fri) 20時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2011/06/03(Fri) 20時頃
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―蝕の酒場―
もう一つの《鍵》……鍵《クラーウィス》?
[それが誰のことを指すのか、【下っ端】に過ぎぬ修道女は知らない。 その存在は、彼の罪は。既に歴史から削りとられて久しい]
……いや、いい。時がきたら教えてくれ。 今は、行こう。
[そういって修道女は幼き栄光の後に続き、彼女が開いた扉>>170に足を踏み入れ――]
(191) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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其処のガキ共!!!もっと目ぇ凝らせ!!! 上だよ、上上、見えんだろうが!! その棒でなんとかなんねぇのか!!
あと修道女!!! 悪魔祓いってえのはそっちの得意分野じゃねえのか!! 俺が着く前にお前がなんとかしろ!!!
[正門前の子供(にしか見えない)と 少女と共にいるであろう修道女に言うだけ言うと、 軍人もまた正門へ向けて駆け出した。]
(192) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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―《Front》・英雄学園上空―
…………えっ
[中空へと、放り出された!!]
(193) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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っぎゃーーー!! ちょっまっっおあ無理無理無理無理!!
[修道女には空を"飛ぶ"術はない。となれば必然的に、その体は自由落下を始める。 それでも流石に――護るべき《栄光》の欠片が上げた悲鳴には、鋭く反応する]
悪魔……だぁ!? さっそくお出ましかよ!!
[白銀の枷に魔力が満ちる。 しかし光るのはいつもの手首ではなく、足枷の方]
(194) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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この学校の学生だよ。 見て分かるでしょう?
[裏世界《Rebirth》の軍人の男>>189が出す硬い声。 それには全く気づかない振りをして。 おそらく尋ねられた事とは違う返答をし、短いスカートの端を掴み、くるりと可愛く一回転。
物々しい雰囲気と異形の姿ある天のある状況からしては明らかに、浮きまくっていた。]
(195) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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Credo in sancta diva,prasinus doctrina! 大地を抱きて眠るもの 緑陰は風に遊びて 生なる歓喜の唄をなす 我が内より萌え 鬨の声とならん
聖譚の肆:萌芽色の唄《カルメン・ゲルミナーティオ》!!
(196) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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"英雄"、じゃなくて。 僕は柊槍真って名前があるからそっちで読んでほしいな……
[転校生にまで"英雄"呼ばわりされると、少し凹む。
微かな含みに、槍真が気付くことはなく]
(197) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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―学園上空―
っ、干渉していた、の…!
[水晶細工の羽震わせ 花びらのように体を舞わせる。
影の悪魔。 明確な殺意をもって爪を振るう]
(198) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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うるせー!お前に言われなくても分かってらあ!!
[軍人が好き勝手言うなら>>192こちらも怒鳴り声で返す。
足枷に灯るは生命の色、萌ゆる緑。 修道女はそれをもって空中を蹴りつけ、悪魔へと飛びかかる]
てめぇら!!ウチの女神サマに何しやがるっ!!
(199) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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――僕は高校二年生だっ!!
[怒鳴り返す。 同時に、鉄パイプを眺めて舌打ちをするや否や、槍真の足はダッ、と校舎の方へと駆け出す様に]
直ぐ戻る! "撃ち落とす"くらいなら出来るかも知れない!
[ ――そう。 逃げたのではない。 取りに行ったのだ。
『もう一つの獲物』を ]
(200) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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や、具合は いいんです、けど… 俺 … いま、なんつった…?
[呆然としているそこへ、>>159クラスメイトが現れて]
ロビー 、
[言葉を返そうとした途端に>>165これだ。
風が少しの沈黙をふさいだ。]
(201) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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お久しぶり…だね。 前にここに迷い込んできたのはいつだったか… 大分昔だったのは間違いないけど。…貴方は、ずっと変わらないね。
[柔らかな笑みを酒場のマスターに見せたが、水鏡を見れば、軽く目を瞬かせ>>188]
……これは、また。今まで見た事がないような光景だ。 うん、見届けさせてもらうよ。
[カウンター席の一つに腰を下ろす…とはいえ、椅子が重みで凹む事もなかった]
(202) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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学校…ねえ。
[少女を見てから、正門前の子供を見る。]
なるほど。 子供用の学校に降り立っちまったわけか。
[可愛く一回転する少女の姿は何処とは言わないが 幼いせいなのか服装がなければ少年のようにも見える。 軍人とそう大差のない年齢の青少年が通う学校だとは 全く思っていない様子でそんなことを言った。
それにしても。 この状況はわかっているだろうに随分暢気なことだ。 やれやれとため息つくと軍人は走っていったのだった。]
(203) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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