4 SADISTIC DETH GAME:2nd
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[会釈した頭を上げて。]
そっか……見つかったら頼むわ。
[そう笑顔で呟いた。]
『道』のジジイは叩き潰す、以上だな。
[去り際の言葉にはからかいしか見えず。 やはり犯人を見つけたらシメることしか考えられなかった。**]
(*30) 2010/03/20(Sat) 04時半頃
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それは知っている。 さっき賞金をかけられた本人から聞いたよ。 大事な弟分に酷いことをするヤツラがいるものだ。 キミらだって世話になっているだろう?
だから、誰がそんな悪戯をばら撒いたのか― わかったらすぐに、私と『seVen』へ知らせて。いいね?
[指示をすれば少年たちはしっかりと頷いた]
「すぐ突き止めるよ。『獏(ユメクイ)』のプライドにかけて」
いい子だ。
[満足したように少年たちの頭を撫でて送り出した]
(*31) 2010/03/20(Sat) 13時頃
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[伝達役へ指示をしたのは、もう一つ]
その情報を、『7』へも伝えるように。 いいですね。
オスカーが見つからなければ、いつものあの子か… ホリーを探しなさい。
ええ、あのホリーです。双子の。
[賞金の話が落ち着くまでは彼は扮装をとかないかもしれないから。 全てを語るまでもなく、伝達役も苦笑いしながら事情を察したようだ。 わかりました、と頷いて、去っていった]
(*32) 2010/03/20(Sat) 13時頃
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これ…ホリーに見られたら、本気でオレ殺されるかもしれない…。
[何かを思い出して身震いした。 こういうとき、離れてて暮らしてて良かったと思うのだけれど。]
(*33) 2010/03/20(Sat) 18時半頃
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[サリーから受け取った造花を確認する。 さっき会ったところではあったけど、あの人とは。]
……『月』と…? 豚の場所はまだ、か……。
『月』、あのオンナんとこか…。 あんまり知らないんだけどな…オレは。
[関わってないから余計だが。]
(*34) 2010/03/20(Sat) 19時頃
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[こっそりとこっちに近寄ってくる伝達役。 こちらの顔を見て明らかに笑いこ堪えている。]
『あんまり笑うならぁ、殺しちゃうよ?』 ……んで?ナニ?
[銃をそちらへと向けつつ。]
……早いね。 そっかやっぱり『烏』のシマにいるのか。 ありがとう、って兄さんに伝えておいて。
[銃を元に戻しつつ呟いた。]
あ、後、ホリーには秘密で、な。
[人差し指を口元に当てて言った。]
(*35) 2010/03/20(Sat) 19時半頃
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Gameのスタートか。 この豚も哀れだな、ホント。
[構えた銃はいつでも撃てるようになっていて。 けれど、自分の身の安全のため屋根から降りることはない。]
(*36) 2010/03/21(Sun) 00時頃
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[耳打ちされたのは、『7』へは伝えたということと、 伝達役が、ホリーへ伝えてきたと言ったこと。 だから、返事を返すまでに少々間が開いた]
まあ、ホンモノだったらこんなふうに笑えない。 彼の身の為にも、ホンモノへは黙っている事にしよう。
[それから、頬に当てた手をひらひらとして]
まさか素顔を見せろと言われるとはね。 用意周到、とはよく言ったものだよ。
[くつくつと笑って側近へ向けて語る。 左の頬の下に貼った芝居用の特殊メイクのシールが、 ぴらぴらとはがれかけていた]
(*37) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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[疾風が持ってきた情報はもう一つ、 オスカーの指へ賞金をかけたものの事。 これが本当の報告だった]
『月』…あそこなら資金力からしても造作もない事か。 ……もうすこし痛手を負ってもらえばよかった。
[けれどそれでは『零』が肥えてしまう。 それとて歓迎すべき事ではない]
さあ、《ZerO》の皆さんのお顔でも見にいきましょうか。 どこから落とそうか、品定めにね。
(*38) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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