人狼議事

32 ABSOLUTELY CHRONO LIMIT―絶対時空極限―


【人】 奇跡の子 カリュクス

―幼い頃の記憶―

『彼の子は呪われているのよ』
とは、誰の言葉だったか
切欠は何だったか

少女の怒りに触れた者は、音も無く命を落とす
其う広まり、そして其れが真実であった

物心つけば既に周りには恐怖しか無く
怨嗟の声から少女を護った暗闇は
悠久の静寂と孤独を以て少女の精神を優しく疲弊させた

嗚呼此の闇は"呪い"であったのかと
思い知り乍らも同時に唯一の安堵<<苦しみ>>であり
手放しも出来ず連鎖に捕らわれていた、其処に

『そなた、余と契約を交わさぬか?』

一筋の光が差した

(134) 2010/09/15(Wed) 19時半頃

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