人狼議事

290 ある冬の終わり、微睡みの世界にて


【人】 地下軌道 エフ

─ 別の時、別の場所 ─

[それを見たのはいつのことか。
駅を出てすぐだったか、それともしばらくたってからだったか。
この街の不思議な空気が時間の感覚すらも曖昧にしていた。]

……ん?

[殺風景なフードコートの様な場所に一人でふらふら入っていく。
たしか電車の中でさとみと一緒にいた女だったと記憶している。]

 おい、あんた……。

[まるで幽鬼のように、何かに引っ張られるようなその姿を早足で追い掛ける。]

 おい、大丈夫か?

[こちらの声は耳に届いただろうか。]

(102) 2019/02/09(Sat) 20時半頃

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