249 Digital Devil Survivor
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[狼憑きの言葉>>88に。 ほんの僅かに不愉快げに眉を寄せる。]
……狼?
ゾんな分かりやすいもんじゃないな。 "犬"だよ、飢えたお犬様だ。
[そして無言で女を見返すこと数十秒。 向けられていた矢がぼやけて消えた。]
…………。 必要なく人を傷つける気はないけドな。 アンタみたいに攻撃して来たラ保証はできない。
[矢が消えた事により"魔"の気配も少しだけ治まる。 それを更に宥めるために、コンビニから持ち出して来たばかりの栄養食品のバーをカバンから一つ取り出して、齧る。]
(93) 2016/06/16(Thu) 21時頃
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/* よし、ようやく朝にいけるぞ(ソロル長すぎ)
(-38) 2016/06/16(Thu) 21時頃
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― 自宅 ―
[駅から車で10分ほど離れた古民家。 男はスマホを握りしめたまま、ソファーの上で眠っていた。]
「りーくんっ……りーくんってばっ!」
ん……。
[呼ぶ声と、腕を揺さぶる誰かの手。 もともと重めの眠そうな瞼が、震えて……。
誰かを認めれば、思い切り見開かれる瞼。 飛び起きた拍子に握ってたスマホが転げ落ちた。 夢の中の……あのアプリのマスコット的ななにかと思ってた存在が目の前にいる。]
(94) 2016/06/16(Thu) 21時頃
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― 深夜・赤羽根教会 ―>>77>>78 [ 濃密で混沌とした気配が渦巻く、異界化したような空間。 私はまるで怖じたかのような動作で、片方の足を踏み戻す。 声なき声の波動。それが何者であるかは、召喚主ならぬ私にはまだ感じ取れなかったけれど。 小さく目を細め、呼び出された悪魔の実体化を見守った。]
( ……あら。あまり見覚えのない、ような……?)
[ 妖精でも魔獣でもないその悪魔。 普通のジャックフロストになら幾らでも見覚えはあった。 たった今現れた彼もまた、彼らの系譜に繋がることは口調からも明らか。でも、“黒いフロスト”となると――思い出すまでには少々の間、記憶を辿る必要があった。]
(95) 2016/06/16(Thu) 21時頃
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― 深夜・赤羽根教会 ―>>80>>81 [ “黒いフロスト”の言動を吟味しつつ、私の瞳はその悪魔の名を見定めようとする。]
( お前たちの仲間は、みんな溶かした?) ( でも、ランタンの仮装、なんて線もなさそうだし)
[ まゆの号令と共に、放たれる火炎魔法。 三体の氷魔を、その弱点である火炎が包み込んだ。]
( ――見届けるまでもないわね)
……、まゆ?
[ 巨大な炎が収まりきらない内に、背後から彼女へ声をかけた。 まゆからの返事はない。 両肩へ手を伸ばしたと同時、その肢体は倒れ込む。]
まゆ、ったら!
[ 溶け出した氷で濡れた廊下に屈み込む。彼女の身体を抱き抱えるようにした頭上から、暢気な口調が届いた。]
(96) 2016/06/16(Thu) 21時頃
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いや、えっと、だな……。 君……? 「しきだよーっ、りーくんがつけてくれたなまえでしょ?」
……そう、だった。 座敷童の、しき、くん。
[子供のころの記憶の霞が、少しずつ晴れていく。 それでも、まだ信じがたい事だけども。]
「……んと、ね。 いっぱいおはなししたいけどね……。 もうすぐおにさんがやってくるから、はやくにげよ? あ、スマートフォン、わすれないでね?」 [男の手を、ずっと小さな手が、ぎゅと握る。 同時、裏庭からどんっ、と大きな音がした。]
(97) 2016/06/16(Thu) 21時頃
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「こっちっ!」
[慌ててスマホを拾い上げ。 引っ張られるまま、男は玄関へ向かい、開け放って……]
っあ!?
[変な声が出た。 見たこともない異形のモノ。 どろりと溶けた緑色の気味の悪い物体が月下に蠢いている。]
(98) 2016/06/16(Thu) 21時頃
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「あーん、もぅっ! おまえなんかあっちいけーーーーっ!!! ――マグナっ!」 [石礫というには少し大きなそれが、緑色の物体に降り注ぐ。 ぐちゃり、ぐちゃり。 やがてそれは、*動かなくなった*。]
(99) 2016/06/16(Thu) 21時頃
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>>96>>81 [ はあ、とひとつ溜息を吐いて、“黒いフロスト”を見上げる。 苦笑した私の表情には、些かの恐れも宿ってはいない。 彼の台詞に、軽く頷き返した。]
マスターが無傷なのだから、やり過ぎという事はないけれど。 初めてのこの娘には、少し荷が重かったかも知れないわね。
[ 一緒に来るならお前も守ってやる、という声に、クスリ。 笑いを向ける。]
そう、じゃあお願いするわ。 新しい子は元気があって、良いわね。
ところで、フロスト。貴方、MAGはよく食べる方かしら? まゆをちゃんと休ませてあげなくてはだめよ?
[ 抱え上げようとするのを阻むことはしない。ただ、そう忠告を投げ、付いていくのだった。*]
(100) 2016/06/16(Thu) 21時頃
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[ 目の前で急に固形のパンのようなものを食べだす男。>>93 さすがの彼女も、思わずほっと息を漏らす。 目の前の男が何者であれ、今は争う気はないようだ。]
攻撃してきたらって、うちはよう攻撃してませんえ。 そないな言い方しはって、てんごなお人どすなあ。
せやけど、物騒なことにならんで、よおしたわあ。 うち、もう行かせてもらいます。
[ ふと、思い出したように言い足した。]
もし、このくらいの白い……黒うなる石を持ってはったら、すぐに粉々にしてしまはるんがええどすえ。 この喧騒は、それのせいやないかと、うちは思うてますん。
[ 言い足して、ぺこりとお辞儀して、おもむろに上空に向けて矢を放った。事前動作なしに。 すぐさま上空を浮遊していた“鬼”が落ちてくる。 ぐしゃ、と嫌な音がする。 彼女は男にまた一瞥をくれると、すぐに立ち去った。 尋ねられれば、名前くらいは言い残したかもしれない。*]
(101) 2016/06/16(Thu) 21時頃
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そそ、三本足。
[三本足の烏のシンボルを思い出して、く、と笑った。]
俺らと同類。 でも政府の機関だからさぁ、厄介なんだよね。 三本足の烏のシンボル見たら気をつけてな?
(*7) 2016/06/16(Thu) 21時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/06/16(Thu) 21時半頃
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/* なんかマガタマを壊す系ロウ・プレイヤーが見あたらないので、方向性これであってるのか、めっちゃ不安ですが! まあいいか! たぶん中盤までには死ぬキャラや、小鈴ちゃん! ミイラ取りがミイラになるように、“鬼討つ者”は“鬼”になる。
(-39) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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/* 俺も仲良くしたい(※赤陣営です)
仲良くしたいのに! 積極的にコミュってかないぞ、困ったな!
(-40) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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ああ、やっぱり。 三本足の鳥に突かれるのは確かに面倒くさそうだ。
アンタも目を付けられてたクチなのかな。
[忠告めいた言葉と邪魔だという声に、そんなものなのかと少し誤解をする。]
(*8) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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んー、どっちかってぇと仲間だと思われてんじゃねぇのかな。 でも今から敵対すんだけどね。 でもどうせ外とは連絡取れねーし、ソイツ殺しても今すぐどうこうってのはないかな。
[多分ね、と笑って返した。]
(*9) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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[夜刀神が大きく吼えればその衝撃で小さな悪魔は吹っ飛んだ。]
はいはい、道を開けてね。
[鳥居を潜り、神社の外へと足を進める。 外へと出ればそこかしこに悪魔の姿が散見し。 そして。]
”………あ、助け………っ!!”
[悪魔に肉を食われる哀れな一般市民の姿。 それを無感動に見て、死にゆく様を眺める。]
(102) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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[咽かえるような血の匂い。 劈くような断末魔の叫び。 まるで非現実的な光景。]
おねーさんは満足?
[復讐が目的だという女の言葉を思い出して、目を細めた。
食い散らかされた死体へと近づいて、血の海の中に沈むマガタマを拾う。 赤く濡れたマガタマは黒く。 これを集めれば奇跡も起こせるという代物。]
(103) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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[悠然と町を歩きながらマガタマを回収していく。 そうしていれば同類と自然と出会う事になる。]
あ、探してたんですよ。 この騒ぎであんたも戦ってんだろうなって思ってね。 だから悪魔の多そうなとこ歩いてたんだ。
やっぱりね、いるよね、よかった、
(104) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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だって俺、あんたを殺さなきゃいけないからさ。
[夜刀神が吼えれば、雷が轟き鳴いて。 ヤタガラスのエージェントたる男、上諏訪へと向けて雷撃が襲った。]
(105) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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/* 狼。
夜刀神っていうとFE最新作が浮かぶ。
(-41) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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[黙々とバーをゆっくり咀嚼し飲み込んだ。 獣の気配はいまだ濃いが、だいぶ落ち着いてきてはいる。]
……。 てんご?
[鈍りだろうか。 意味が分からずゆっくり瞬く。]
……マガタマね。 オレもひとつ冷やかしで買ったけど。 その口調だとアンタはもう持ってないのかな。
[女>>101はお辞儀の後に上空に矢が放ち、貫かれた悪魔が落ちてくる。 そちらに視線を遣る事もなく、考え込むように去っていく彼女の姿をじぃっと見詰め。]
(106) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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/* あっぶねー!危うくケーイチ君とキャラ被るところだった!!(初期希望が狼だった的な意味で)
(-42) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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……うん、戦う必要ないなあ。
[今の『仕事』はマガタマの回収だ。]
(*10) 2016/06/16(Thu) 22時頃
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……アンタさ、名前は?
[その背に問いかける。]
なんとなく覚えておいた方がいい気がするから。
オレは、なんでもイいんだけど。 寒江累って名乗ってる。
[そして、能瀬小鈴の名を聞ければ。 その場でもう一本栄養食品を齧ってから、また悠々と歩き出した。]
(107) 2016/06/16(Thu) 22時頃
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―丑三つ時―
[月の囁きでも耳にしたのか。 ざわつく心を抑えられず、ビルに無断侵入して屋上で1人で月を見ていた。 酒も肴も歌もない静かな夜だった。
元々その受け継がれてきた名が示す通り、一族は関連深かった。 だからだろうか、マガイモノであるにも関わらずいつの間にか月と親しむようになったのは。
給水塔にだらりと預けていた背が強張る。 どこか此処ではない遠くを見ていた瞳の焦点が合うと同時に、]
――ガキィィィンンーーー――…………
[夜の帳を引き裂く様な金属音が響き渡った。 ふわりと前髪が舞う。その一寸先には鋭い爪が迫っていた。 それを推し留めるのは何時の間に取り出したのか、細い棒状の何か。]
(108) 2016/06/16(Thu) 22時頃
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随分堂々としていらっしゃる。
[無造作にそれを振るえば異形の物はすぐさま飛び退って距離を取る。 自分の周りだけではなく、街のそこかしこに悪魔の気配があった。]
もう少し、早く行動するべきでしたか。
[元凶を叩かなければならないが、まずは……]
殲滅します。蹂躙せよ、オルトロス!
[左手の指に挟まれた管が光を放ち、その後には二つ首を持つ獣がそこに居た。]
(109) 2016/06/16(Thu) 22時頃
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―消防署跡―
[非常事態となれば真っ先に出番となるはずの消防署の中には生きた人間は残っていない。赤塗りの消防車には、見ただけでそれと分からないが、床に血だまりを作って倒れている人間の血潮がべっとりと取り付いていた。 彼女はその中に入り込む。電話がひっきりなしに鳴り続けているが、あいにくとそれを取るはずだった人間は、もう全員永遠におし黙るだけの屍になっていた。]
ええと、ノイズがひどい…ラジオってのは使いにくいな。すぐ聞こえなくなるし…どうやると聞けるんだったっけ。せっかく人間と会っていたんだから、さっき聞いておけばよかった。
(@3) 2016/06/16(Thu) 22時頃
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[あちこちのつまみを回しているうちに、不意に人の声がはっきり聞こえるようになった。 御渡で何か特別な異常が起こっている事、厳戒態勢が敷かれているらしい事はラジオからも伝わってきたが、具体的に何が起こっているのかは放送を聞いてもはっきりとは分からなかった。 テロリストによる大規模暴動か、大規模な爆発事故…というのが大方の予想される線のようだ。]
霊的国防機関と言っても、昔とは違う。不甲斐ない… まあ、仕方ない。相手が私でさえなければ、さすがにもうちょっと早く異変に気づけただろうに。運が悪かったな。
(@4) 2016/06/16(Thu) 22時頃
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/* ジャックフロスト君を尻目に、西瓜食べる。 西瓜って....凍らせたら美味しかったりする?
ログちらかきかき。 ゆりさんお姉さん。なんか好きやわ。がんばろ。 慶一さんかっこ良くてふああああってなるなー。
いろいろ抑えてるよ―、喋りたいもん。
(-43) 2016/06/16(Thu) 22時頃
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ひとまず、外の連中は市街に悪魔が広がるのを抑えるだけで手一杯と言ったところか。外に内情が漏れないように気を遣っているようなのはご苦労様と言ったところだが…
長引けば事は町一つでは収まらないぞ。いずれは適当な理由を付けてアスラだの、ディーヴァだの…ヘブライ神族だって介入してくる。そうなればもう天津神共がいくら手を打とうとも、誰にも収拾はつけられまい。
…そのためにも、彼らには目立って一働きしてもらいたいところだが、さて……マガタマは、悪魔だけでなく彼らにとっても良いエサになるだろうかな?
[ラジオを持ってその場を後にしようとしつつ、彼女は一人呟いている。]
(@5) 2016/06/16(Thu) 22時頃
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