249 Digital Devil Survivor
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/* あ、吊り縄6じゃなくて5だ。
(-34) 2016/06/16(Thu) 15時半頃
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ー朝・小学校ー
[あさぼらけの頃、そこは霧に包まれていた。 ただの目眩まし以上の効果はない。 月が沈んでから、少し悪魔達の勢いが失せた気がする。 疲労の色が濃い目許をこすって小さく唸った]
……こいつら、何処から湧いてるの。
[サイレンやヘリの音がひっきりなしに響いている。 校舎の上を旋回した自衛隊のヘリに救助を求める人を見て、 視界を開こうと霧を散らした。 そのヘリに、悪魔が一匹取り付く姿が見えた。 あ、と思う暇なく。 制御を失ったヘリが落下を始める。 いや、落ちるというより更に加速して]
突っ込んで……。
[土を抉る振動と爆音が響いた]
(69) 2016/06/16(Thu) 17時頃
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[吹き飛ばされてぶつかった、煉瓦造りの花壇。 校庭の真ん中で炎上するそれは一見して人災。 墜落に巻き込まれて動かなくなった男の子と、老婆と。 それにかじり付く、悪魔さえいなければ。
は、と乾いた吐息が零れた。 怒りに満ちた瞳が獣の色を宿す]
お前達……そう、祟られたいのか。
[浮かんでいた霧の残滓が水泡に変わり、 右腕を中心に逆巻く渦を形成する。 振り下ろせば水蛇の如く唸りを上げて悪魔を穿った。 水を吸った地面が顎を開き、 ごきごきと音を発てながら悪魔を呑み込んでいく]
(70) 2016/06/16(Thu) 17時頃
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[やがて、炎以外揺らめくものがなくなって。 野次馬の喧騒と一際大きなサイレンが近付く前に、 打ち付けた身体を引きずって路地裏へと転がり込んだ。 電柱に身を預けて膝を抱える。
疲れに身を任せて目を*閉じた*]
(71) 2016/06/16(Thu) 17時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/06/16(Thu) 17時頃
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ーある悪魔の回顧:王の客人ー
[神殿に招集され、男と相見えたのはいつの頃だったか。 多くの存在を使役する智慧を持つ、偉大なる我らが王。 錬金術師の多くは、知識に秀でた同胞の力を乞うたものだ。(果たしてどれほどの錬金術師が獲物と成り下がったかは、我らが気にするところではない。)
“私”が錬金術師達と関わる機会は然程なかったが、それだけにわざわざ王を経て喚び出してきた彼の者の存在は、奇異な存在だった。]
『………“それ”が集大成、か』
[壮年の、他の錬金術師と変わりなく宝飾品を纏い杖を手にした男。 彼を前にした“私”の第一声は、そんな言葉だった。 千里眼を通せばよくわかる。陰謀が、謀略が、策略が。そして壮年に見える男のその背景が。 王に捧げたその水が、どのような意味を持つか。 そしてその『 』を、この男は──。
男は錬金術の智慧を求めるような他の人間とは違う。何故なら男の背後に控える“悪魔”とその手に持つ“杖”は。 腕に巻きつく大蛇の目が光る。
──嗚呼、愚かなり我らが王よ。]
(72) 2016/06/16(Thu) 18時頃
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『王にそれを与えたか……面白い。実に面白い。 ……私に見せたという事は、自覚はあるのだろう? いやそれとも、澄んでいるが故、なのか。 クク……実に口惜しい。口惜しいとも。 “王の客人”でなければ、本来は正義の下に罰を 与えなければならないというのに! “今の私”はむざむざとその機会を逃すのだ!』
[半分は戯言、半分は本気で。 堪えきれない笑い。悪魔は悪魔。 王が手にした水の正体を知りながら、その策略を今は指を咥えて見ているしかない。何故ならこの名無き者は、他ならぬ王の客人として私の前に現れたのだから!>>37
正義を司る私はそれを“悪”と判断する。しかしその根源は果たして──まぁ、いい。今の私は、罰する権限を持たないのだから。 男の背後に控える神と呼ばれる“悪魔”に、蛇はチロリと舌を出した。]*
(73) 2016/06/16(Thu) 18時頃
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[カチリ、と何かが繋がった。 ややあって聞こえてくる『声』>>*3は、耳元で聞く犬の呻り声とは違う。]
……西廼慶一だっけ? 神主と縁は薄いと思ってたんだけどなあ。
まあ、いいか。 そっちの事情にオレも興味はないし。
[露店で短い会話した声だ。 妙な縁に、呆れのような驚きのような感情が混じる。]
(*5) 2016/06/16(Thu) 18時半頃
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そっちが仕事するなら任すけど。
ヤタガラス、カラスねえ……。 それって三本足だったりすんの?
[昨日の忠告めいた言葉も思い出し、なんとなく聞いてみる。]
(*6) 2016/06/16(Thu) 18時半頃
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―犬神筋に生まれた子の話―
『あいつはイヌガミの家なんだって』
『お母さんが近付くなって』
『よくないんだって』
『お前バケモノなんだろう?』
[みんな死ね、と願ったのは確かにその子だった。 みんな殺して、願いをかなえたのはその子についた悪魔だった。]
(74) 2016/06/16(Thu) 19時頃
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[近所の子達は野犬に襲われたと処理された。
家の中は数日慌ただしかった。 数代振りにだとか、家の栄華がとか。 話し合われる言葉は聞こえないふりをしていたけれど。]
『ねえ■■……、お願いしたい『仕事』があるのだけど』
[家族(あいつら)が笑っていたのかだけは、今も覚えている。]
(75) 2016/06/16(Thu) 19時頃
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―朝 コンビニ店内―
[レジのカウンターを背に座り込み菓子パンを齧る。 電気の消えた店内にいたはずの店員の運命を物語るのは、床に広がった赤い血の痕だけ。
音楽プレーヤーでラジオの音声を聞いてみるが、途切れ途切れに「封鎖」がどうと聞こえてくる。 どんな手段かは知らないが、悪魔の群れが外に出るのを防ぐなりしているのだろう。]
……、……。 コレの間は逃げられない、ガ。
[最近、生家の者の捜索の手が此処御渡市近くまで来ている気配を感じていた。 同じ血を持つ者の勘だ。 再び逃走する為にそれなりに纏まった金が必要だったが、今は追っ手の心配だけは必要なさそうだ。]
(76) 2016/06/16(Thu) 19時頃
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――― っっっ !!!
[死の恐怖。]
[受けた愛の喪失。]
[溢れ出す激情、怒り、恨み、憎しみ。]
[窓硝子には氷の結晶が浮かび並び、 かの赤羽根神父に襲いかかった狂気は、 悪意を以って待雪へと向けられている。
凍てつく壁床を蹴って到着したゆりを迎えるのは、悪魔の欲望と少女の激熱が混ざり合い、互いの間に薄氷が張り詰めるような緊張感に満ちた、異様な光景だった。]
なに.... これ.... っ?
《オイラを 出せ....!》
(77) 2016/06/16(Thu) 19時頃
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《ここから 出せ ホ....!!》
....んっ、ぐ 知らない、知らないわ....。 勝手に出してあげるから、こいつらを やっつけて! 神様でも悪魔でもなんだっていいから―――!!!!
[召喚円をくぐり抜けるように、真っ黒な身体が顔を見せる。 姿形はジャックフロストと名乗った悪魔と変わらないが、 青紫のフードを被り、純白の肌とは真逆の色をした、同じ――
――雪だるま?]
《ヒィィイイイ ホォォォオオオオオ!!》 《愛と怒りの戦士、ジャアクフロストさまのお通りホーーー!!》
[くぐもった満月の光に照らされ、 神父さまを殺した三体よりも闇を色濃くみせる姿、 また、敵なのだろうか、私は殺されるのだろうか。]
(78) 2016/06/16(Thu) 19時頃
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[ゆりの呆然とした呟き>>34が、諦観を呼ぼうとしたが。]
....私もう、何がなんだか分かんないんだけど....。
《お前ら 何驚いてるホー。オイラがいるのが、そんなにオカシイホー?お前たちの仲間は、みーんな溶けちゃったホー。
弱い者いじめのクソやろうどもめ!片倉マツユキのチンピに華麗に参上! 今後ともヨロシクヒホホ! 早速、あんたとの絆、使わせて貰うホー!》
…えっ?使うって何を.... ええっと、わかった!やっちゃって!
[少なくとも、彼らと黒い悪魔は対立している。 肯定を返すが、その意味は直ぐに思い知ることになる。]
(79) 2016/06/16(Thu) 19時頃
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[ゆりの呆然とした呟き>>34が、諦観を呼ぼうとしたが。]
....私もう、何がなんだか分かんないんだけど....。
《お前ら 何驚いてるホー。オイラがいるのが、そんなにオカシイホー?お前たちの仲間は、みーんな溶けちゃったホー。
弱い者いじめのクソやろうどもめ!片倉マツユキのチンピに華麗に参上! 今後ともヨロシクヒホホ! 早速、あんたとの絆、使わせて貰うホー!》
…えっ?使うって何を.... ええっと、わかった!やっちゃって!
[少なくとも、彼らと黒い悪魔は対立している。 肯定を返すが、その意味は直ぐに思い知ることになる。]
(80) 2016/06/16(Thu) 19時頃
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《燃え盛る火炎の魔法 アギラオ!!》
『ヒーホー!こんなの聞いてないホー!』 『ヒーホー!三人組はやられる運命ホー!?』 『ヒーホー!もっと美味しい魂食べたかったホー!』
[ぼう、と小さな手先から、巨大な火炎が生み出される。 すると、三体のジャックフロストは見る間に解け出し、 青のフードを残して蒸発してしまった。]
あ....っ。
[同時、その"魔法"を使うのには待雪の体力を使うのか、 または、圧倒的な蹂躙に気をやられてしまったのか、 片倉待雪は倒れこみ、気を失う。]
《あちゃホー、やり過ぎちゃったホ?あっそこのアンタ、マツユキの知り合いなら、一緒に来るホー。ついでだからお前も守ってやるホ。》
[そう言って、ジャアクフロストは待雪の身体を抱え上げた。**]
(81) 2016/06/16(Thu) 19時頃
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どーするかねェ。
[栄養食品と菓子の詰め合わせの袋を幾つかカバンに突っ込む。 そして、無人のレジ台の上に一万円札を残しコンビニを出た所で。]
……へぇ。
[ひらりと舞う鮮やかな桃色>>66が目に入った。 悪魔の跋扈する街を平気で歩む者が一般人ではあるまい。
その人物を眺める犬神憑きの足元の影が獣のように形に歪んだ。*]
(82) 2016/06/16(Thu) 19時頃
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/* ジャアクフロストwww 黒いのってそれだったのか。
(-35) 2016/06/16(Thu) 19時頃
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/* これもう一人は揺籃か理一っぽいけど。 揺籃だったら依頼うんぬんの茶番臭がすごいことに。
(-36) 2016/06/16(Thu) 19時半頃
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[昔からある種霊的な土地だと言われる御渡
その神は日本には馴染み薄そうな名前であり>>#0、俗に"名前を言ってはいけない四文字の方"と同一だと雑誌で噂されてるのを見た気がする]
(なら土着神らしくさっさと介入して助けてくれないものかなぁ)
[飛び込んで来た小型悪魔を蹴っ飛ばしながら神へと悪態をつく
空も大分明るくなってきた。先程連絡した後輩>>64の返信を「大丈夫そうだな」と確認すれば先へと更に歩みを進める]
『ニンゲン、だいぶ死んじゃったね。相変わらず脆いなー』
[傍に転がる遺体を転がしながら、ポルターガイストはのんびりとそう言った ・・・・・・千秋は感情の読めない瞳でそれを眺めていただろうか]
(83) 2016/06/16(Thu) 19時半頃
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『ねぇ』
・・・・・・何だ?
『・・・折角だからさ、チアキの友達探し。やってみない?』
いきなりだな
『ボクはチアキと契約してるからね!平然装ってちょっと落ち込んでるのもおみとーしなんだよ! "めんたる"の"こんでぃしょん"は戦いに関わるからさ!』
[だから感謝してよ?と言う小さな相棒に、千秋は此処に来て初めての"安堵"の笑みを浮かべていた*]
(84) 2016/06/16(Thu) 19時半頃
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[ (また、“鬼”……!) 彼女が街の中心部へと向かっていると、“鬼”の気配にぶつかった。道行きのコンビにエンスストアから、何かが出てこようとしている。>>82 ひらりと後方に跳ねながら、一瞬で矢を番える。 (獣の臭い……? 先手必勝……!)]
……っつ!
[ 限界まで引き絞られた弓から、矢が放たれなかったのは、“鬼ノ目”が辛うじて人型を捉えたからだった。]
兄さん、“鬼”、どすな。 この街に、住んではりますの?
[ ゆっくりと、狙いを定めたまま、目の前の男を見定める。カバンから覗いた食べ物の袋が目に入れば、いささか警戒を緩めるだろう。 だが──]
血ぃの香り、しはりますね。 兄さんの、後ろから……。
[ わずかでも動きがあれば、一瞬で射殺す。 そう決意して、彼女は男を睨んだ。*]
(85) 2016/06/16(Thu) 19時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/06/16(Thu) 20時頃
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[強い力を感じる矢>>85が此方に向けられている。]
[ぐるるるるぅぅぅ]
……"鬼"? あア、「悪魔」の事かな?
オレは、人間カな、たぶん。 3年くらい前かラ住んでる。 [返す声は坦々としたもの。 悪魔に見られても仕方ないかと、軽く裂け口を隠した右頬のガーゼに手の甲を当てる。]
(86) 2016/06/16(Thu) 20時頃
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[うるぅうぅぅっ]
店員はオレが来る前に殺られたみたいだな。
……。 ソれ。下げてくんない? ちょっとでも攻撃来たら、満月だったしオレじゃ止めらんないよ?
[うぅぅっ……!]
[唸る獣の気配は強くなる。 それでも向けられた強い敵意に攻撃が始まらないのは、憑いた男に攻撃意志がまだないから。]
(87) 2016/06/16(Thu) 20時頃
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/* 使役できてないからしかたないね<わんこ
(-37) 2016/06/16(Thu) 20時頃
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[ 『人間だ』と主張する男の様子に、変わりはない。>>86 だが、“鬼”の気配は強まるばかり。弓を引く力を緩めるわけにはいかない。 攻撃せず男の話を聞けているのが、ギリギリの状態だった。]
満月……? 兄さん、狼憑きゆうやつどす?
[ 無言で男を見ること数十秒。 弓を引く姿勢はそのままに、具象化した矢が、ぼやけて空へと消える。 彼女の出した結論は。
……その、正直、信用できませんえ。 人を傷つけはらないゆう保証が何かあれば、ええんどすけどなあ。
[ 少し気を緩めたように話しかけるが、弓は構えたまま。 その気になれば、消した矢を一瞬で再び具象化し、射ることもできたが。*]
(88) 2016/06/16(Thu) 20時半頃
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ースーパーマーケットー
[マガタマに群がってくる“悪魔”を正義の下に、時には襲われている人間を助けつつ、堂々と盗みを働きながら退けていく。 ちなみに“俺”は死屍累々に慣れていないせいか、これまでに2度嘔吐した。貧弱者め。]
悪魔に立ち向かえる者がどれほどいるのやら。 少し休もうか…人間の身体は不便だな
[立ち向かえる者に心当たりがないわけではないが。
識覚を共有した事で、疲労感や空腹を感じるようになってしまった。それはこれまで“俺”が担ってきた部分だったらしい。
スーパーマーケットは、深夜で無人だったせいか、周囲の建物よりも比較的被害が少ないように見える。 無理矢理自動ドアをこじ開けて、中へ。 飲み物や食べ物を入るだけリュックに詰め込んで、なけなしの財布の中身を全て置いておく。
どこから悪魔がやってきても攻撃が届かないよう、真ん中あたりでリュックを抱えて座り込む。 悪魔がマガタマを狙ってやってくるのは分かっている。長居は無理だろうが、身体を休めない事にはどうにもならない。*]
(89) 2016/06/16(Thu) 20時半頃
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― 夢 ―
[そこにいるのは子供の頃の男。
古い民家、見慣れた風景。 男の自宅。 元は祖父母の家だったが、二人が他界した後に男が譲り受けた。 ] 「りーくんあーそぼっ♪」
[後ろからかけられる声、振り返る。 おかっぱ頭に絣の着物姿の子供が一人。 それは、例のアプリのマスコット的ななにかとそっくりで。 ああ、なんて名前だったっけ? じいちゃん家に遊びに来たらいつも一緒に遊んでくれた――。]
(90) 2016/06/16(Thu) 20時半頃
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しきくんっ!!
(91) 2016/06/16(Thu) 20時半頃
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[名前を呼びながら、嬉しそうに笑ってぱたぱたと駆け寄る。]
きょうはなにするー? かくれんぼ?おにごっこ? それともすごろく?つみき?
[しきくんと呼ばれた子供は、ぱあっと顔をほころばせる。]
「おもいだして、くれたんだ。 これでぼくは……きみを、たすけられるの。
ねぇ、起きて?もうすぐおにごっこがはじまっちゃうんだ。」
[しきが、りーの手を取って走り出して……*。]
(92) 2016/06/16(Thu) 20時半頃
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