人狼議事


216 宵闇駆けるは天つ星

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視点:


【人】 薬売り 芙蓉

― 廃村 ―

[周囲の気が変じた>>#0のは、樹怪が地に根を張って間も無くのこと]

 ほう?

[上方に視線を巡らせれば、一際鮮やかな色の鳥が、翼はためかせ消えていく>>1
 その色に惹かれたか、蝙蝠に似た翼持つ妖が後を追うが、見えぬ壁にでもぶつかったかのように、それは宙で体震わせた後真っ逆さまに墜ちていく]

 なるほど。妖を内に封じる力――結界といったかねぇ。

[天を仰ぐ眼差しは、自然厳しいものとなる。
 それは退魔師が妖を祓うか、もしくは何らかの形で術を解かせぬ限りは、村の外に出られぬことを意味していたから。
 先にあった海辺の妖も、この分では逃げ遅れてしまっただろう]

(34) 2015/02/08(Sun) 21時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[鬼火が数体、傍らを通り過ぎていく。
 根の先を滑っていったは蛇の妖であろうか>>20
 そしてその行く先、楽の音が響き>>22、斬られた蛇の血が地に染みる>>29]

 さて、余計な食事はせぬことにしていたが。

[意識を根の先から目前に戻せば、先の翼持つ妖が体勢を立て直し、地と水平にこちらへ突っ込んできていた。
 蜥蜴に似た口を目一杯に開き、威嚇の声と共に、その内に並ぶ鋭い牙を見せつける]

 妖の格もわからぬ木端には、仕置きをしてやらなきゃねぇ。

(35) 2015/02/08(Sun) 21時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[すいと前方へ伸ばした手に、妖は勢いのままかぶりつこうとする。
 しかし口が閉じるより早く、その動きは空中でぴたと止まる。
 枝のように尖った樹怪の指先――急激に伸びたそれが、妖の喉奥を突いていた。
 傷そのものは決して深くはない、が]

 樹なんぞ喰っても美味かないよ。
 まして、下手すりゃ毒がある。

[ばたばたともがいた後、力尽きたように墜ちる妖。
 それを地に着く寸前に捕らえたのは、地中より伸びた樹怪の根。
 絡め取り、突き刺し、その生気と妖気を諸共に吸い取ってゆく]

 妖を喰ったのは随分久々だが、こりゃあ悪かない。
 星の持ち主とやり合う前の、肴としちゃあね。

[取り入れた妖気のせいか、幾分かの気の高まりを感じながら。
 妖はにたりと、眼差しを細めた*]

(36) 2015/02/08(Sun) 21時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 21時半頃


【独】 薬売り 芙蓉

/*
蜈蚣ってなんだろう?→グーグル先生に訊くんじゃなかったorz

辞書はあるんだし横着するもんじゃないねぇ。

(-11) 2015/02/08(Sun) 21時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 21時半頃


【人】 薬売り 芙蓉

[己が気を察知された>>39とはまだ知らず。
 満足げな笑みを浮かべたまま、根を下級の妖からはずし、しゅるしゅると己が内へ収めていく。
 後には干からびて枯れ木のようになった、妖の残骸が残された]

 それにしても、随分と雑魚が集うもんだね。
 一体何に惹かれたんだか。

[強き力に集うとは言うが、今まで己が目にした者だけで、これだけ引き寄せるとも思えない。
 これは確実に他もいるだろうと思った矢先、聞こえたのは派手な鳴き声>>49]

 さっきの坊やとは違う方角か。
 どれ、少し様子を見てみるか。

[根を引っ込めた足を地面から離し、声のした方へ向け歩き出す。
 程無くして、地面に串刺しされた大蛇を発見し]

 あんたかい、これやったのは。

[その近くに立つ相手に向け、声を掛けた*]

(54) 2015/02/08(Sun) 23時頃

【人】 薬売り 芙蓉

― 廃村 ―

[退魔師がいるであろう方角を眺めていた相手が、こちらの声に視線を戻す>>60
 人の姿に似せてはいても、手足は明らかにそれとは違う。
 そんなこちらを見て、相手はにんまりと笑っていた]

 しないよ、横取りなんてはしたない真似。

[楽しげな声にこちらも笑みを見せ]

 あんた、何者だい? この辺じゃ見ない顔だが。
 人じゃあ、ないんだろうねぇ。

[言葉で問いつつも足先を地にめり込ませ、細い根を相手の足許向け伸ばす。
 微かに触れて気配を感じるに留める心算で、他意はない]

(65) 2015/02/08(Sun) 23時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 00時頃


【人】 薬売り 芙蓉

― 廃村 ―

 ふうん、そうかい?
 この状況で平然としてるただの旅人ってのも、まず考えられないけどねえ。

[逃げられなければ、根は足に触れその気配を読む。
 姿と同様、妖気も巧妙に隠しているなら読み取れないかもしれぬが。
 相手>>69がこちらの正体を口にすれば、くすりと笑って]

 いかにも、あたしゃ人喰らいの樹。
 名が必要なら芙蓉と呼んどくれ。

[噂はどこまで広がっているのかと思いはするが、そこは口には出さず]

 ところで、旅人さんはここに何しに来たんだい?
 まさか、村人を残らず消しに来た、なんてことはないのだろう?

[相手の手の内までは見えぬが、警戒はこちらも解くことはなく。
 埋めた足先に、僅かに力が入る]

(74) 2015/02/09(Mon) 00時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

 そりゃあ悪かった。

[相手の答え>>77に肩を竦めて見せる。
 そして触れることの出来ぬ力までは見抜けぬから、手の内の呪は暴けぬままに根を引っ込めた]

 たまこ、かえ。覚えておこう。

[名乗りにはそう頷く。問いに眉を上げるのを見れば、すまないねと一言入れて]

 そうかい、あんたでもないのかい。
 そんならいいさ。邪魔して悪かったねえ。

[妖気は感じられずとも、風格は人ならざるもののそれ。
 そして人は喰わんと言われれば、小さく息を吐き]

 そうかい。
 ま、あたしは人よりは妖の味方をする気ではいるが……。

[向こうにとって、人喰いの妖はどうなのか。
 内心に浮かんだ疑問は口にせず]

(85) 2015/02/09(Mon) 02時頃

【人】 薬売り 芙蓉

 さてね。
 あたしゃ面倒に巻き込まれるのは御免だったから、自分の住処でじっとしてたんでね。

[村を滅ぼす気はないが、さりとてそれを為す者と敵対する気概があるでもない。
 真相を探ろうとするだけの関心はあるが、それを知った先どうするかは、自分でもわからず。
 溜息つく相手に、掛ける言葉は見付からない]

 あたしらがやったんじゃないと言った所で、結界が解かれるでもないだろうし。
 ――本当に、困ったもんだよ。

[周囲を見回せば、下級の妖の襲撃は、一時落ち着いた様子。
 それは退魔師の意識がこちらへ向けられる可能性が増したということでもあるか]

 ま、なんかあったら呼んどくれ。
 気が向きゃ助けに来るからさ。

[しかし、人喰いはそうでない相手と徒党を組めるか、未だ判断はつかず。
 その言葉だけ残し、その場を離れる心算だった**]

(86) 2015/02/09(Mon) 02時頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 02時頃


【人】 薬売り 芙蓉

― 廃村 ―

[たまこと言葉を交わしてしばらく後。
 ひゅうるりと音を立て、風が通り抜けていく>>80]

 ――厭な風だねえ。

[ただの風でなく、そこに混じるは銀の星の力。
 険しき眼差しで音の行く先を見詰める妖の脳裏に、今の今まで記憶の奥底に仕舞い込まれていた、ある出来事が蘇っていた]

(92) 2015/02/09(Mon) 20時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

― 回想 ―

[樹の妖は、在り方もまた樹に近い。
 地に根を張り、多くの時を微睡みの内に過ごす。
 無論、領域に踏み入る者があれば別であるが]

[故に、その出来事がいつのことであったか、妖ははきと覚えてはいない。
 ただ一つ言えるのは、その男が唯一、妖の『喰えなかった』人間だということ]

(93) 2015/02/09(Mon) 20時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[見えぬ力――風に似た、しかしそれよりずっと鋭く疾いものが、妖の根を一瞬にして全て斬り裂いていた。
 指先を伸ばした枝もまた、旋風のごと渦巻く力により近付くを阻まれる]

 なんだいこれ? あんた一体、何者だい?

[男が纏う力は妖気のそれではない。
 しかし人の身にそのような力が宿るなぞ、その時まで樹怪は知らなかった]

『退魔師。聞いたことはねえか? お前みたいな妖を祓う人間だよ』

[男はその力で持って、樹の根が届かぬ高さまで舞い上がり、なおもこちらへ声を寄越す]

 初耳だねぇ。人間があたしを祓う? 馬鹿げた話だよ。

[答えながらも、内心は冷えていた。
 林の内は己が領域。だのに油断を抜きにしても、相手に力が通じる気がしない。
 自分を倒そうと挑みかかる者は、今までにも数多いたが、このような感覚は初めてのことだった]

(94) 2015/02/09(Mon) 20時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[しかしこちらの緊張を余所に、風に乗ったまま男はこちらへ背を向ける]

 な……? お、おい、何処行くんだい。
 あたしを祓うんじゃなかったのかい?

[その言葉に男は、多分に嘲りを含み笑う]

『お前に負ける気なぞこれっぽっちもねえが、祓われるとなりゃお前も死に物狂い、こっちも無傷とはいかねえだろう。
 星なんて厄介なもん宿しちまったからこんなお役目をしているが、指令もないのにわざわざ痛い目にゃ遭いたかねえ。
 もっとも――』

[すい、と男が、顔がこちらに触れそうな程接近する。
 思わず硬直し手出し出来ぬのを、見越したように]

『お前が成仏してえってんなら、手助けぐらいはしてやるがな』

 ――ふざけんじゃないよ!

(95) 2015/02/09(Mon) 20時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[怒りのまま振るった手は容易く弾かれ。
 後には男の笑い声だけが響く]

『ま、人喰いを止めはせんが、せいぜいやり過ぎないようにしな。
 目を付けられたが最後、俺みたいのが大勢やってきて、容赦なく消されるぜ』

[そして一際強い風が吹き、思わず妖は目を細める。
 再び目を開けた時、そこに男の姿はなく。
 去り際の呟きが、残滓のように耳の中に響く]

『ああ、早い所お役御免にならないかねえ――』

[――それっきり、この男にも、どころか他の退魔師にすら遭うことなく、幾歳もが過ぎた。
 変わらぬ日々の中、その出来事はいつしか遠いものとなっていき。
 もしかしたら、そのまま忘れていたかもしれない。
 その男のものとよく似た、星の気配と出会わなければ*]

(96) 2015/02/09(Mon) 20時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 20時半頃


【独】 薬売り 芙蓉

/*
そういえば、星の力は『引き継ぐ』とあるけど、一子相伝的に代々受け継ぐものなんだろうか?
役目が嫌で終わらせるために次代が必要だった、なんて話も考えたんだよね。
ただ、それだと雷門が世代交代してないのがちょっと微妙なんで、表には出さずに置いたけど。

というかそもそも鬼丞両親の関係がどんなだったかもわからないしね。割と良好だったのかもしれないし。

(-27) 2015/02/09(Mon) 20時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[近くにあった退魔師の気配が、二つに別れ動き出す。
 彼らを余所に、妖が目指すは己が領域でもある林の方角]

 気安く立ち入るんじゃないよ……!

[かつての退魔師の気に程近い、風の煌星の気。
 人と妖の時の刻みは違うから、同一人物とは考えにくかったが、それでも確かめねばならないと、強い焦燥と共に思う]

 気に喰わないんだ、妖の上に立とうなんて人間はね!

[道なりに林へ向かうなら、それを先回りするように。
 地中へ根を伸ばし入り口の木々へ繋ぐと、木々は道を塞ぐかのように一斉にその幹を傾けた]

(103) 2015/02/09(Mon) 21時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 21時半頃


【人】 薬売り 芙蓉

― 林付近 ―

 そっちには何もないよ。

[背後から声を掛け、木々を見上げる相手>>116の前に回り込む]

 それに、断りもなく入ってもらっちゃ困るねえ。

[そして正面から、相手の顔をまじまじと見。
 内心思うのは、違うな、というもの。
 あれから幾歳経ったか、正確に覚えてはいないとはいえ]

 さすがに若すぎると思うが、一応聞いておくよ。
 あんた、以前にこの林へ立ち入ったことはあるかい?

[にた、と眼差しを細め、口の端を歪めて問う。
 みしりと音を立てて、足先が土に喰い込んだ]

(118) 2015/02/09(Mon) 23時頃

【人】 薬売り 芙蓉

― 林付近 ―

 面倒、か。
 その口振りは、聞き覚えがあるねえ。

[言葉と裏腹に、笑みを浮かべた表情は楽しげ>>121
 ごう、と唸る風に手をかざすも、間も無く風は止み、髪は僅かに揺れたのみだった]

 あるさ。
 人の家に入る時は、主に声くらいかけるだろう?

[樹怪がこの林の主であると、誰が定めた訳でもないのだが。
 言葉の響きに煽りが混じるなら、くすりと笑う]

(127) 2015/02/10(Tue) 00時頃

【人】 薬売り 芙蓉

 そうかい。

[相手の答え>>126に頷く声には、予想通りと期待外れの念が入り混じる]

 そう、あたしはかつて、この場所であんたに似た奴と出会った。
 顔――もそうだが、その力、宿した星がさ。

[渦巻く風を肌に感じ、目を細める]

 再びそいつに出会ったら、借りを返してやろうと思っていたんだが――
 あんた、知らないかい? あんたと同じ星を宿した人間をさ。

[星は親から子へ受け継がれる、と、話を聞いたはいつのことであったか。
 この者が本人でないとするなら、彼の血を引く息子というのが妥当な所だろう]

[相手の緊張、会話以外へ向けられた意識は感じるも、それに反応することはなく答えを待つ]

(128) 2015/02/10(Tue) 00時頃

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