人狼議事

216 宵闇駆けるは天つ星


【人】 薬売り 芙蓉

[怒りのまま振るった手は容易く弾かれ。
 後には男の笑い声だけが響く]

『ま、人喰いを止めはせんが、せいぜいやり過ぎないようにしな。
 目を付けられたが最後、俺みたいのが大勢やってきて、容赦なく消されるぜ』

[そして一際強い風が吹き、思わず妖は目を細める。
 再び目を開けた時、そこに男の姿はなく。
 去り際の呟きが、残滓のように耳の中に響く]

『ああ、早い所お役御免にならないかねえ――』

[――それっきり、この男にも、どころか他の退魔師にすら遭うことなく、幾歳もが過ぎた。
 変わらぬ日々の中、その出来事はいつしか遠いものとなっていき。
 もしかしたら、そのまま忘れていたかもしれない。
 その男のものとよく似た、星の気配と出会わなければ*]

(96) 2015/02/09(Mon) 20時半頃

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