212 Dark Six
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ご親切にどうも。 だけど、私という領域《存在》は何者も侵せない。
[最も、目の前の男はそんな事も気付けぬ程愚鈍でもないようだが。 踵を返す背に、くすくすと軽やかな-嘲るような-笑い声を上げ]
喜びなさい。この宴を。 何者かが起こした、血の惨劇を。
此度、貴方が何を成そうと、それを責める者はきっといないわ。 だって、非常事態なんだもの。
[陶磁器のような唇を吊り上げ、少女は哂う。]
悦びたいのでしょう。貴方も。
だって――――
(@6) 2015/01/18(Sun) 23時頃
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――結果はどうあれ、積年の望みを叶えられるのだものね?
[男を否定も肯定もせず、ただ少女の形をしたモノは論う。]
(@7) 2015/01/18(Sun) 23時頃
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/* 傍観者が煽って来てる…!
(-49) 2015/01/18(Sun) 23時頃
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/* 上から目線で無責任に煽るだけの簡単なお仕事
(-50) 2015/01/18(Sun) 23時頃
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馬鹿 イワンは、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 23時頃
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[>>@6>>@7……ぴたり。 続く言葉に、足を止める。]
…………。
………………成る程。
[“責める者”、“結果はどうあれ”。 それは全て、【別の答えがある】前提。
例えば、彼女が何かを知るのならば。 或いは、男の独白が聴こえていたのならば。
さもなくば。 紅い瞳が、人知及ばぬ深淵を見透かしているのならば。]
(187) 2015/01/18(Sun) 23時頃
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[だから。 男は一度だけ、振り返り。]
――――…………ご親切に。
ありがとう、ございます。
[首謀者では無いのだとしても。 始末するならば、“絶好の機会”なのだから。
細めた瞼で、洩れ出ずる真相を押し潰すが如く。 至極晴れやかな、笑みを浮かべた。 ]
(188) 2015/01/18(Sun) 23時頃
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/* これは…初回死亡か。 いや、殺し返す、か。
(-51) 2015/01/18(Sun) 23時頃
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― Dark Six本部・>>176 ―
……了解した。
ブリッジを封鎖、同時に千砂倉周囲に防護結界を展開する。
[チャールズの進言を受け入れ。
ブリッジの封鎖許可を出すと、それと同時に。
海と空からもある程度までの出入りを制限する結界が発動される。]
(#1) 2015/01/18(Sun) 23時頃
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――――どういたしまして。
[晴れやかな笑みに、蟲惑の微笑みを返す。 傘を開き、くるくると目の前で回す。]
自分の心に嘘を吐かないのね。 正直なのはいいことだわ。
[ぴたりと止めた傘の隙間から目を覗かせ、笑みの形に歪めて]
邪魔して悪かったわね。 貴方はただ、欲のままに疾りなさい。
[それだけ告げると、夢幻のようにその場から消えうせた。]
(@8) 2015/01/18(Sun) 23時頃
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― 教会 ―
宜しくお願いします、司祭様。
[はぁ、と安堵の溜息を洩らした。 司祭は一室を使い、解呪を執り行うと言う。 後は任せ、元の場所へと戻って来た。*]
(189) 2015/01/18(Sun) 23時半頃
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抱えた胸の裡が澱のように黒ければ黒い程、その禍根は絶つべきよ。 復讐って、なんだかんだ言って自分が一時期気持ちよくなりたいだけだもの。
[遥か上空、黒衣の少女は一人呟く。]
たとえそれが、後に別の苦悩を引き起こしてもね。 それはそれで、見ていて楽しいもの。
望みを叶えた先に何もない事くらい、わかっているのでしょうし。
[つまらなそうに呟き、紅い瞳はまた別の演者を探す。]
(@9) 2015/01/18(Sun) 23時半頃
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馬鹿 イワンは、メモを貼った。
2015/01/18(Sun) 23時半頃
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―商業施設・1F―
[感謝に満ちた囁き>>181に、静かに返す微笑。瞳に宿るのは昏い影。場合によっては寂しげな、何処か泣き出しそうな顔にも見えただろう]
……俺は何もしていないよ。 護ったのは、君だ。
[彼へ向けた言葉は謙遜ではない。自分が初めから全て対処していれば、おそらくこの人間たちは死んでいた。救うなんて選択肢は最初からなかった。何時からだろう、犠牲を厭わなくなったのは。時折我に返り疑問に思うこの心も、きっといつかは消えるのか。 彼が触れるのを拒むことはない。ただ、指先は怯えるように微かに震えた]
なら、行き先は教会だね。 留守を頼んだガーディも気になる。
[司祭の名に頷き、そのまま数名の人間を連れて教会へ。蔓が命を切り裂く度に、何かが擦り減っていく]
(190) 2015/01/18(Sun) 23時半頃
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……………………。
[>>@8夢幻の如く消えるのと、満面の笑みが消える刹那歪んだ悦びが滲むのと。 どちらもほぼ、同じ頃合い。
憎悪は何も生まずとも。 夢も過去も、記憶すら喰らい、蝕む物。 その後の代償が、いかなる物だとしても。
男は再び、管制室へと駆け出した。]
(191) 2015/01/18(Sun) 23時半頃
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!!!
…………ちっ。
[管制室のドアを蹴り破れば、其処には、倒れ伏す職員と吸血鬼の姿。 管制室の職員は下位ハンターの筈だが、どうやら侵入者と相討ちとなったらしく。
カードキーを取り出し、機器を確かめる。 >>#1先程のパルックの言葉通り、非常コード起動待機状態となっているのを確認して。]
『……防護結界、展開確認』 『パスコード入力……“WINTERHEARTS”、承認』
[機器のパネルに触れていけば、機械音声が管制室に響く。]
(192) 2015/01/18(Sun) 23時半頃
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――――『非常コード“666”、起動』
[そして、轟音と共に、外部カメラの画像が降りていくブリッジを捉える。 ブリッジの上に居た者は、都市の内部へ。都市の際に居た者は、展開済みの結界の余波でも受けていただろうか?
コード起動の音声は、千砂倉全体に響くだろう。 都市の封鎖を告げる、緊急の伝令として。]
(193) 2015/01/18(Sun) 23時半頃
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―教会―
ガーディ、いるかい?
[戻って真っ先に後輩の姿を探した。彼の様子が不安定なのは分かっていた。分かっていながらも教会の護衛を託したのは、その実力を信頼しているからなのだけれど。 その姿を見つければ、まずは無事を確かめれば、安堵の息を吐いていつものようにその頭を撫でる]
急なお願いをして悪かったね。 ありがとう。
[男の方も修復済みの為、現時点では怪我はない。まあ、服の左肩が破け裂けているので、何かあったことは察されるだろうが]
少し厄介なことになった。後で詳しく説明するが――…。
(194) 2015/01/18(Sun) 23時半頃
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馬鹿 イワンは、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 00時頃
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ー教会ー
[到着すると直ぐ司祭が替えの服と補充の銀弾を渡してくれた。 話>>102を通してもらえていたようだ。 ありがたく受け取り、やるべきことを尋ねる。
子供達の避難を先ずと言われ、それが終われば教会周辺の護衛をと。 屋根に登り近づく影が見える度、撃ち落とし、撃ち倒し。 逃げてきた人々がいれば正気を保っているか確認の後教会へ匿いもしただろう。
補充した銀弾が7割程になった頃、大きな白狼の姿が見えた。 慌てて司祭へ伝えようとしたが、目を凝らせば見覚えのある蔦が。 それでも一応と司祭へ尋ねると、白狼は教会で働く青年だと言う。
それならばと安心して2人を出迎え、意識の無い人々を不思議に思い眺めながら話を聞く。 吸血鬼の虜、それが治るものらしいと聞けば先程までの狙撃を思い出し幾らかの罪悪感を覚えていた。]
(195) 2015/01/19(Mon) 00時頃
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[言いかけたところで司祭もやって来てくれた。小さく頭を下げる。 獣化を解いたイワン>>184が話し始めるのを見守り、彼が言葉に詰まったなら重ねるように報告し始めた。傍らの後輩へも、同時に語り掛けるように]
吸血鬼の首謀者が判明しました。ミツボシです。 彼女は魅了術を使っていたので、 高位の吸血鬼とみて間違いないでしょう。 いえ、下手をしたらそれ以上の存在かもしれませんが。
…………、イワンは。
イワンは魔眼を受けたこの人間達を救いました。 "今回の事件に関して"は、彼は無関与であると俺は判断します。
[淡々と、感情を殺した声で告げる。>>195不思議そうにする後輩へは、吸血鬼の魔眼についての説明を加えて。 司祭が解呪を試みることを了承して笑顔を見せれば、お願いします、と再度頭を下げた。男の表情に、感情の色は戻らない]
(196) 2015/01/19(Mon) 00時頃
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馬鹿 イワンは、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 00時頃
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― 回想・商業施設 ―
[ケイイチの眸に宿る昏い影を見上げた。小首を傾げるように傾け、微かに震える手をもう一度ぺろりと舐める。]
クーン 《ケイイチくん》
[躊躇うように。けれども、囁きは落とされた。]
ゥー・・・ 《君に、神様のご慈悲がありますように。》
[大きな尾をふさふさと揺らして冬芽色の双眸はずっとケイイチを見上げていた。]
(197) 2015/01/19(Mon) 00時半頃
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/* ガーディ君が好きすぎて、話しかけたくなるのをいい加減俺は我慢した方が良いですね、分かります。
(-52) 2015/01/19(Mon) 00時半頃
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オーォ・・・ン 《僕にはよく分からないけど、 神様はずっと見守っていてくれるらしいから、 君はきっと大丈夫だよ。 駄目だったら、神様に届くように、僕が、祈ってみるから。》
[鼻をくんくんと鳴らして、多分人の姿ならにこにこした笑顔を浮かべるような愛情表現を全身で表す。ケイイチが何に怯えているのかは分からない。 浮かぶのは赤い瞳のことだが、それだってよく分からない。けれども、愉しげに細められていたあの眼差し>>92は、慌てもしたけれど、何処か、郷愁を感じていた。何処かに置き忘れて来た、記憶のような。*]
(198) 2015/01/19(Mon) 00時半頃
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― ??? ―
さて……
[もう教会へは戻れない。 少なくとも、自分が勝利した後でないと。
そんな事を考えつつ。 ブリッジと商業施設に居た吸血鬼サイドの戦力は千砂倉各地に散らばっていく。
陽動もだいぶ上手く行っているようで。 盗聴器から聞こえてくる音声は混乱するDark Sixの現状を示しているようだった。]
(199) 2015/01/19(Mon) 00時半頃
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― 回想 ―
……そうか、ジリヤはまだ……。
[久方ぶりの帰宅。 結婚に伴い後方支援部隊を引退し、教会の子供達の世話を手伝う妻からの報告に、コートを脱ぎながら眉根を寄せた。]
数は減っているとは言え、奴等の拠点はまだまだ多い。 その中から一人だけを捜すなど、それこそ、砂漠の中から針を拾うような物だろう。
[嘆息と共に、教会住まいからハンターとなった少女を思い浮かべた。 吸血鬼に荷担する兄を取り戻すのだ、と。語る眼差しの真っ直ぐな光が、痛々しくて。]
(200) 2015/01/19(Mon) 00時半頃
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司祭も、諜報部とは別口で調査を進めていると仰っていたが……
…………いや、そう睨むな。 私とて、あの子達を不憫に思ってはいる。
……だからこそ、言いたくもなるのだよ。
[ただ。本当は。 この時、司祭の調査報告には、それらしい男の姿が上がっていたのだ。
自分もまた、幾度か目撃し、見知っていた。 ジリヤから聴取した特徴の残る、恐らくは彼なのだろうという、イワンと呼ばれる男の姿。 殲滅任務で見かける度、彼の名を呼び掛けてはみたが。声が届いたのか、自分の姿が見えたのかは、知れぬまま。]
(201) 2015/01/19(Mon) 00時半頃
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解っている。
あれだけ立派な子の兄なんだ。 本来、さぞ優しい男なのだろう。
……私も、万が一それらしい見掛けた折には、必ず司祭へと報告しよう。
[だが、その結果は暫しジリヤには伏せる事となった。 まだ裏が取れぬ中、年若い彼女が憶測だけで無茶をしないように。もう少し話が定まるまで、告げるまい。と。
報告書には、イワンの特徴が綴られ。 その中には一文、“異能:兆候なし”と記されていた。
無論、教会に居合わせ迎撃に回ったであろう妻は。 生涯、その情報すら知る事はなかったのだろうが。]
(202) 2015/01/19(Mon) 00時半頃
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― 現在:教会 ―
[>>14以来、男は彼を名で呼ぶ事を止めた。 妹の心も知らず。その妹と兄とが平穏に暮らせる日々を祈っていた者の存在も知らず、挙げ句全てを無くした男など。“大馬鹿者”で、充分だ。 調査書の記載で異能に付いて触れられていなかったのも。恐らく奴の同胞が裏で手引きをしていたのだろう、と、男は推測していた。]
…………おや。 いけませんよ、今はとても危ない時なのですから。
[駆け付けた教会。 門の辺りで、避難民受け入れ用の区画から抜け出したらしい子供の姿を見付け、嘆息を洩らすも。]
(203) 2015/01/19(Mon) 00時半頃
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ああ、けれど。
“馬鹿者”……いえ。イワンは、此処に居ますか? もし居るのなら、チャールズが呼んでいたと、伝えて貰いたいのですが。
……ふふっ。 内緒のお話なので、彼以外には内緒で……ね?
[門越しにしゃがみこみ、にこりと笑いかけると。 子供は踵を返し、教会へと駆けていった。
そう言えば。 ジリヤも丁度、あんな色の瞳だった気がする*]
(204) 2015/01/19(Mon) 00時半頃
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― 回想・教会 ―
ォン! 《君とは初めまして…かな。 僕はイワン。異能は獣化だよ。》
[ガーディ>>195が迎え入れてくれたなら、人々を背中に乗せながらも尻尾を振り、囁きで自己紹介をしただろう。*]
(205) 2015/01/19(Mon) 01時頃
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馬鹿 イワンは、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 01時頃
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ー出迎えー
[内側からドアを開くのと、外側からドアが開くのと、おそらくほぼ同時だったであろう。 礼を言われ、頭を撫でられれば引き締まっていたその表情は崩れ、何処か今にも泣きそうで。]
大丈夫、でした、よ。 先輩は…大丈夫じゃ、ないですよね、それ 厄介…?何があったんですか、?
[泣いている暇はないと堪え、2人の話>>184>>196に必死で追いつく。 ミツボシが本当は高位の吸血鬼で、魔眼による魅了術なる物があって…想像もしていなかった、聞いて尚信じがたい事態。しかし2人の様子を見る限り事実なのだろう。
話が終わり司祭が別室へ向かえば、先輩の方へ向き直り、その表情をまじまじと見つめる、感情が抜け落ちた様な目を見て、堪えていた涙が零れる。]
先輩、無事でよかった、です、けど、でも…!
[歯切れの悪い言葉、言うべき事言いたい事が上手く出てこない。 あんなこと>>9を言っておいて結局実現していない事、学園へ向かうと伝えてもらった時に後を直ぐ追わなかった事…募る後悔が処理しきれない、口惜しさが嗚咽へと変わる。]
今からでも、何か、何か僕には出来ませんか…!
(206) 2015/01/19(Mon) 01時頃
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― 現在・教会 ―
[先程のシーンを思い出す。淡々と語るケイイチの報告>>196を。…「"今回の事件に関して"は」]
(きっと、僕は、殺してるんだろうな。)
[覚えてなくても、分かる。人々の見る眼差しに含まれる棘に、降り注ぐ言葉の刃、無数の言い知れぬ殺意は。何の記憶も無い時分から降り注いでいた。 簡単な事も、最初は出来なかった。組織の構成員から“馬鹿”と言われるのとは別の、本来の意味で、馬鹿だと言われることだって、多い。]
[もし] [もしも] [記憶が戻ったらどうなのだろう]
[考えたことがある。異能を使いこなし、もしかしたらもっと皆を助けることだって出来るんじゃないかと。致命傷を躊躇わず行えるのではないかと。けれども、人々の眼差しが、別のことも考えさせた。]
[それだけの憎悪を向けられる所業をした自分は何だったのかと]
(207) 2015/01/19(Mon) 01時頃
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馬鹿 イワンは、メモを貼った。
2015/01/19(Mon) 01時頃
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