人狼議事

164 天つ星舞え緋を纏い


【人】 子守り 日向

[異形が地に落ちて動かなくなり、周囲は少しだけ静かになる。
 それと同時に、飛べそうなくらい軽かった身体が、一気にずしりと重くなった。
 ほんの数体倒した所で、この騒動が収まるはずもないのは明らかだったが]

 他に誰か……いないのか?

[引き摺るような足取りで、それでも娘は歩き始めた。
 地上よりも少しは見易かろうと、屋根からは降りなかったが、先のように軽々と通りを跳び越える力は残っていなかった。
 幾つかを渡り歩き、いよいよ座り込んでしまいそうになった所で、娘はようやく赤くない人影を見付けた>>147]

 ……一にい?
 一にい、大丈夫か?

[その人物は、倒れてはいるけれど怪我は負っていない様子で。
 周囲に散らばる衣服や骨は目を背けたくなる光景であったものの、まずは彼の無事を確かめようと近付いていく]

(153) 2014/02/16(Sun) 22時半頃

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