人狼議事


152 最初からクライマックス村2

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【人】 白銀∴秘星 マユミ

 成功、してもらわないと。
 ……だって、

 これが失敗したら、あの子達が、……
 あの子達の犠牲が、無駄になってしまう……!

[手にした薙刀に結ばれた赤いリボン。
ぼろぼろの赤い布は、風に揺れるのみ。]

 わたし、もう、嫌です……


 ……おにいちゃん……

[縋るように、複雑な細工の施された柄を、ぎゅっと握り締めて。]

(4) 2013/11/22(Fri) 12時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2013/11/22(Fri) 12時半頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

 ……ダークストーム……

[今はただ、忌まわしき響きとなったその名を呼ぶ。
へたりと座り込めば、かつて長かった黒髪は、肩のあたりでふわりと揺れて。]

 嘘、でしょう……?

 じゃぁ、あの人は、
        ……あの子達は皆、……

 わたし達は、  何の為に、……

[オスカリウス王の骸から溢れる力は、あの伝承の地へと向かうのだろう。
太古より語り継がれてきた、終わりに至る仕組み。

終わりが、始まり、]

            [大災厄の、再来。]

(21) 2013/11/22(Fri) 19時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 あ、
     ぁ

[崩れる。
   ――――― 双つの世界の境目が。

崩れる。
   ――――― 奏で紡がれた命の音色が。

崩れる。
   ――――― 創世の女神の楽園が。


   《 壁》が、  崩れる。]


 わたしは、

             [わたしたち、きょうだいは]

(22) 2013/11/22(Fri) 19時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[響いた雷鳴に>>24、ぎゅっと身を縮こめながら目を閉じる。
ごめんなさいと、たくさんの命に詫びながら。
自分の役目も、宿命も、何一つ果たせずに終わるのだと。

覚悟を決めた瞬間に、差し込む光>>25。]


 ………―――!!


[陽の力。
           わたしの力と、対極に位置する力。

      彼女が、帰ってきたのだ。


 ―――― 打ちひしがれている場合では、無い。]

[彼女がわたし達との約束を果たしたように。]
           [わたしも彼らとの約束を果たさなくては。]

(36) 2013/11/22(Fri) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 身体は、壊れかけですが。
 ……まだ、“白”が残っています。

[薙刀を杖のようにつきながら立ち上がり、キャロルとデメテルにその柄に嵌め込まれた白い石を示す。
かつては幾つかの玉が嵌っていたのであろう其処に、残ったのはその白、ただ一つ。]

 白を使えるのは一度きり。

 ……この一度で全てが終わるとは言い切れません。
 それに、確実に当てなければ意味が無い。

 けれど、ほんの一瞬くらいなら、……

[回り始めた歯車を、止められるかもしれないと。]

 ……オスカリウスの残滓は何処へ流れているのか、――――

[ご存知ないですか。
かの焔王に、そう訪ねようとしたその瞬間、炸裂する暗黒の力。
甲高い叫び声>>35に、咄嗟に刃先を地に突き立てて。]

(44) 2013/11/22(Fri) 22時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

――――― 陰、 
       母たる大地よ、慈愛の護りを!

[せり上がった土壁は、弾けた雷撃を受け止める。
脆い壁は衝撃ですぐに崩れてしまうが、それでも多少の防御行動にはなっただろう。

力を使う度に、“白”に負荷がかかるのが確かにわかる。
けれど、この手を緩めるわけには。]

 ……ごめんなさい。

 もう少しだけ、耐えて、

[祈るように、柄をさらに強く握り締めて。]

(45) 2013/11/22(Fri) 22時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 ……ありがとう。
 でも、わたしは、……

[攻撃の先が一つに向けば、此方に飛ぶ雷は微々たるもの。
崩れた土壁は、闇に焼け焦げている。

この地にまた植物が根を張る為には、また相当の日を費やすだろう。
その日を、迎える為にも。]

 ……ここで使わないで、いつ使うというの。

 大丈夫、……傾きに気付けなかった、わたしの一族にも責任はあるの。
 一族の責任は、わたしの責任。

[地から抜いた長刀を一度振るい、八相の構えを取る。]

(64) 2013/11/23(Sat) 00時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 実りの儀式。
 ……確かに、おじいさまから聞いていました。

 ですが、彼もそうであったように、わたしもまた。
 ……十全には、知り得ぬのです。

 焔王も御存じでしょう、……十数年前のあの日。
 《天秤の一族》の殆どが死に絶えた事を。

[世界の陰に位置する地から、世界の均衡を護る一族。
細く、長く続いてきたその血筋を継ぐ者達が、天秤の傾きに気付けぬうちに、殺められ。

――――そして訪れたのは、《第一の災厄》。]

 術具もこれしか残されていません。
 ……それに、術具だけあっても。

 あの祭壇に至る道に必要なのは、――――

[考え込むように、口を噤んで。]

(65) 2013/11/23(Sat) 00時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2013/11/23(Sat) 00時頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[護りでいては駄目だと、薙刀の刃先をその銀糸に向ける。
先に駆けて行ったクシャミの援護にあたるべく、念を籠めたその瞬間。]

 ――――………え、

[裏切り者と。

そう言ったのだろうか、堕神は。]


 どういう、ことですか、


[信頼は揺らぎに変わり、揺らぎは波を立てる。
波立った心は、いくら自分を律しても、静まらなくて。]

(70) 2013/11/23(Sat) 00時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[ゆらゆらと]
  [ゆらゆらと]
           [ぐらぐらと]

 どういう、……

[それとも、かつて彼がそうしたように。
再び、自分達を貶めようとしているのだろうか。

構えを解き、クシャミの方を、黒い瞳はじっと見詰める。]


[彼の宿している、あの猫神瞳は。

      ―――― 本当に、《邪》気眼だったか?]

(71) 2013/11/23(Sat) 00時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 ……ぁ、 !

[躊躇ったのは、数瞬。
そしてその魔の鞭が撓ったのも、数瞬。

散った赤色に、身を竦ませて一歩下がる。]


[躊躇ってしまった。]
 [仲間を助ける事に。]

[躊躇してしまった。]
 [仲間に手を差し伸べる事に。]


[結ばれた視線>>76の先は、それでも確かに、笑っていて。]

 ………めんな、さ、……

[震える声は、か細く、謝罪の言葉を紡ぐ。*]

(81) 2013/11/23(Sat) 01時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2013/11/23(Sat) 01時頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[片方の瞳を閉じるのは、普段彼が自分達を茶化す時によく見られたそれだ。
真面目に戦ってと、そう意見した時だって、いつだってそう。

彼は、いつだって、彼のままなのだ。

揺らいだ心は、次第に均整を取り戻す。
焔王の言の葉の力により、それはより、強固なものへ。]

 ……大した過去ではない、……えぇ、そうなのでしょう。
 彼が語らぬという過去ならば、それまでの事です。

 大切なのは、今この時。
 ……彼がわたし達の仲間だという、その一点。

 これは、揺るぎ無き事です。

[ひゅ、と空を切り裂く薙刀の刃先。

銀の髪。――――“鍵”たる証。]

(99) 2013/11/23(Sat) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 ……修行が、足りませんでした。
 あのような言葉に、惑わされている場合ではなかった。

 ……道を切り拓きましょう、焔王。

 今までに、伝承の通り、五の災厄が起こりました。
 ですが、……本当にこれが伝承の通りならば、もう一つ。

 “希う光の目覚め“も、また、その伝承に、

[それはかつての災厄の日。
禁呪龍の目覚めと共に、降臨したのは尊き光。
女神の、聖光。

はっと、目を向けるのはデメテルのその髪の色。
暖かな日だまりの様だった橙は、今は、蒼く―――――]

 ……まさか、……

[眼を見開けば、ぽつりと、呟き、]

(100) 2013/11/23(Sat) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

――――― 陰、 
       息吹の風よ、冬を薙げ!

[降り始めた闇>>98を払うのは、一つの風。
その風に背を押されるように駆けだせば、敵たる彼らに向けて走り出す。

まだ、“白”を使わずとも、戦える。

女神が望まれた楽園の、均衡を護る一族。
生き残りで会った姉や妹も、皆、戦いに敗れて散ってしまったけれど。

――――兄は、亡骸も見つからなかったけれど。

それでもまだ、出来る事はある筈と。
もがく様に。
               足掻く様に。]

(101) 2013/11/23(Sat) 21時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2013/11/23(Sat) 21時頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

 ……けれど、雪が消えねば春は訪れません。
 わたしは、……この地に、春を呼ばねばならない。

 豊饒の春を。……女神の、春を。

[鈍色を迎え撃つは、白銀。
構えを解かぬまま、呼びよせるは護りの風。

短な髪が、一瞬、舞って。]

 《遠き深き蒼》の伝承、……わたしも耳にした事があります。 
 かの者は……蒼を一人で抱え込むあまり、裡で濁り、闇へと堕ちたと。
 ……強大すぎる力を、己に向けるがあまり、破滅したと。

 けれど、……道を見誤らなければ。
 それは、春を満たす蒼になると。

 わたしは、聞きました。

[震える術具を握り締め、それでも真っ直ぐに廃棄神王《ダスティア》を見つめる。]

(108) 2013/11/23(Sat) 23時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


 ……あなたの言葉で誰かが揺らぐのならば。
 わたしは、それを鎮めなければならない。

[《均衡》を護る、一族として。]

(109) 2013/11/23(Sat) 23時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 我らが女神の、目覚めの春です。
 ……幸福と、希望と、……命が、芽吹く春です。

 我らが女神は、そんな、春の世を楽園と定められた。

[何時でも斬りに行けるようにと、構えの腰を少し落として。
ざりりと足元から伝わるのは、地面と闇の欠片の音か。

柄に残った“白”の崩壊を抑え込むように、ふぅっと息を細く吐き出して。]

 ……世が光に満ちるのならば、我等は闇に潜むのみ。
 世に闇が満ちるのならば、我等は光に出ずるのみ。
 
 ……立つ場所に、光と闇の差はあれども。
 わたし自身は、ただ、陰にて均衡を保つのみです。

[故に、司る力は陰の力。
キャロルのような陽の力は、未熟な自分では未だ扱えず。]

(119) 2013/11/24(Sun) 00時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 ……!

[だから、降り注いだその炎に、目を見開いた。

自分には扱えない陽の力。
未完の陽、これが完全な物となればきっと。]

 ……キャロル、さん、……!

[名を呼ぶと同時、炸裂した業火に身は押される。

避けるように地を蹴り、高く跳ね上がるが、自由に空を舞う術は得ておらず。]

[一度の浮遊感の後、]



         [迫るは昏い炎の満ちる地面。]

(120) 2013/11/24(Sun) 00時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[―――― 予想していた衝撃は、訪れなかった。]

    [柔らかく]             [穏やかな]

        [優しく]       [暖かな]

               [翼]

 ……デメテル、さん、……?

[此方に手を伸ばしたのは、幼き青い鳥。]

[以前、似たような状況でも助けられた。
けれど、その時に比べて、彼女の力は、やはり、強まっている。]

                      [近付いている。]

 ……有難うございます、……助かりました……!

[――――― “青い鳥“]

(123) 2013/11/24(Sun) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[跳躍する廃棄神王《ダスティア》を迎え撃とうと、翼の上、姿勢を立てなおす。
取る構えは、上段の構え。]

 ――――……お断りします。

 
[ひゅ、――――――]


 [煌めいたのは、一瞬]

 [銀の刃は、真っ直ぐに、振り下ろされて]

 [流星の如き斬撃は、廃棄神王《ダスティア》に向けて走る]


 ……翼が無くとも、祈る事は、願う事はできますから。

(124) 2013/11/24(Sun) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 ……あまり、見縊らないでください。

[直ぐにでも次の攻撃に移れるように。
それでも消費は最低限に抑えられるように。

翼に支えられていた身体は、やがて炎の手の及ばぬ場所へ。
無事に地面に降り立てた事に、安堵の息を漏らした。]

 ……操屍呪《リ・サイクル》……でも、まさか。
 その術が成功するなんて、聞いた事がない……!

[それは、この世界に存在する術の中で、禁術と呼ばれるものの一つ。
成功例も少なく、また、使用者へと跳ね返る代償も大きい。

だが、自在にそれをこなせるほどの術者となれば、――――]

 ……!そんな、 !

[それは、こちらを惑わす為だけの、虚勢の言葉ではなかったのか。
地から這い出でる姿は、仲間達と縁深い者達ばかり。]

(130) 2013/11/24(Sun) 01時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 ………嘘、でしょう……?

[唇を噛み締めながら、刃の先を廃棄神王《ダスティア》に向け。

あれだけ多彩な技を扱いながらも、こんな大規模な術が発動できるということは。
その力の供給源たる何かが、あるのではないだろうか。

禁呪龍が、オスカリウスの力を喰らうように。
彼もまた、何かを―――――]

 [キャロルに向けて、発された声>>129
 細い指の差す先は、あの日奪われた筈の陽の秘宝。]

[『同じ業を使える』と、確かに、言っていた。]

 ……あれが、戻れば、

[今度こそ九陽は、完全な姿に戻れるのだろうか。

その装甲の持つ《真の力》が、蘇るのだろうか――――**]

(131) 2013/11/24(Sun) 01時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2013/11/24(Sun) 01時半頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[動きだした禁術はもう、止められないのか。

地響きの様な、禁呪龍の唸り声。
楽園と、かの地との境目に罅入る音。

災厄が、]
   [最後の災厄が、迫っている。]

 ……死者を愚弄するのは、いい加減にしてください。
 彼らは、わたし達がこの目で最期を見届けた……、 !

[そう言う間も、蘇る屍体は数を増す。
それは息絶えたその瞬間の姿のままに、此方に敵意を向けてくる。
圧倒的な、力の差。
此方に怨嗟を向けるその貌は、確かに姉や、妹の顔に似て。]

 …… ッ 、

[妹や姉の様な姿の腕をかいくぐり、少しでも、少しでも廃棄神王《ダスティア》の近くへ向かおうと。
この刃の、届く距離へと――――]

(148) 2013/11/24(Sun) 20時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2013/11/24(Sun) 20時半頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

      [道を拓いたのは]

                 [浄化の焔]

[地に満ちる昏い炎とは違う。]
[キャロルの纏う陽の炎とも違う。]

 ………焔王……!

[それは、焔王たる名の、証。]

[母からかつて、伝え聞いた事がある。
女神の楽園。その楽園の子。
彼らの能力の強大さと、―――――そして、力の代償と。]

 焔王、 そんな……!
 ……だって、わたし、……まだ、何も、

[災厄が止まったその時に、父と母の話を聞かせてくれると。
姉を喪ったあの日、確かにそう、約束したのに。]

(151) 2013/11/24(Sun) 21時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[駆け出す足。
倒れそうになる身体を支えながら、それでも脳裏に思考を巡らせる。]

[もしもこの屍体達が廃棄神王《ダスティア》の力で操られているのだとすれば。
その屍体を失った今、少なからず、彼は消耗しているのではないだろうか。

未熟な自分では、まだ留めはさせないかもしれない。
けれど。]

[全ては推測の上だ。]

     [だから、切り込むのは、自分だけで良い。]

――――敵に背を向けるか、廃棄神王《ダスティア》よ!

 ……今、あなたの敵はわたしの筈。
 わたしはまだ、戦える……!
  
[声に応えるように、吹き、満ちるのは銀の風。
女神に、楽園に、忠実であろうとしたその猫の背をも、春を呼ぶ風は力強く押して。]

(157) 2013/11/24(Sun) 21時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[振り抜かれた、鈍色の鎌。
咄嗟に突き出した術具の柄で、その斬撃を受けとめる。]

 ……く、 ぅ…… !

[びりびりと、痺れが指先から伝わってくる。
珠があれば、いくらか衝撃を軽減できただろうに。

それでも、“白”を温存する為、術具の力はそう、頼れない。
足は止まり、数歩、押し返されるようによろめくが。]

 ……せめて。
 せめて、あの石だけでも、……!
 
[一歩。]
    [確かに前に、踏み込んで。]

(158) 2013/11/24(Sun) 21時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[――――再度、振り下ろされた刃を受けとめたのは、“白”]

[罅入る白に、]
 [瞳は、見開かれる。]
    [その刀身と、柄の白とが擦れる度]
         [細かな破片は、煌めいて]

 ……返して、ください……
 それは、……あなたが、手にして良いものでは、ない……!

[その懐に潜りこむ為、力を抜いたのはほんの一瞬。
受け流す様に、やり過ごす様に。

解いた片腕を伸ばし、煌めく“暁”をこの、掌に―――――]

             [白に入った罅に、動揺したのもまた、確か。]
   [こんな場所で、これを失ってはならないと、焦ったのも、確か。]

[そして何より、強大な陽の力を染め上げた、闇の力の籠められたその石に、直に触れたらどうなるかだって。]

(163) 2013/11/24(Sun) 21時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ



[――――――― それでも、手を伸ばす。]

 

(164) 2013/11/24(Sun) 21時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 ……わかっています、……これは、《資格》のある者じゃないと、触れられないって。
 わかって、……います。

[指先に触れた暁の感触。
伝わる、痛みとも熱ともとれない感触に、一度、指を引きかけるが。]

 ――――― 大丈夫、

[キャロルの声>>166に少しだけ、唇の端を上げて。]


[五本の指を]
    [その闇に伸ばして]
  


      [掴み取る。]

(169) 2013/11/24(Sun) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 ――――――  !!!

[咽喉から、本当に叫び声は出ていたのだろうか。]

[溢れ出るのは、闇の焔。
それは、閉じ込められていた陽の叫び声にも似て。]

 ………かえして、もらい……ます……

[それでも、捥ぎ取る様に、握り締めた掌を引く。
術具から手を離し、溢れ出る闇を、両の掌で包み込んで。]

 ………キャロルさん、……
 ごめんなさい、……片方しか……

     [焔の中、そっと掌を開けば、“暁”は掌から逃げ出す様に飛び出した。]

        [本来の、主の元へ。]

(171) 2013/11/24(Sun) 22時頃

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