114 bloody's evil Kingdom
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何を意味の解らない事を。
[小さく溜息をついた。 かつかつとペン先を打ち鳴らし]
周囲を見回るだけでいい。 早くしてくれ。
[早く、と急かし、催促する。]
(@120) 2013/02/18(Mon) 20時半頃
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そう、ですな。 確かに。
[馬鹿な事をと一蹴されれば 当たり前か、と頷いた。 現に今、液体状の物体が蠢いているのだが。 幾度か瞬きし、表へ出ると、扉を閉めた。]
流石に人外というのは。 拳が効くのかどうか。
[両の手を強く握り締め、 顔の前で構えると、深く息をすいステップを踏んだ。]
(@121) 2013/02/18(Mon) 21時頃
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[あまりに唐突すぎて剣は持っていない。 相手が人であれば幾らか算段もつくが。 目前で歪に水音の様なものを鳴らしながら 小さく跳ねた生物に]
―――っ!
[深く踏み込んで、右拳を繰り出した。 同時に生物は拳をあざ笑うかのように 空中で跳ねる方向を変えた。]
なっ、
[眸を見開き、その動きを追うも測れる筈は無い。]
(@122) 2013/02/18(Mon) 21時頃
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おおおおお!!
[大声を出したのは その生物が跳ねた後、此方へ向かい急降下して来たからだ。 丁度、執事を覆い、飲み込もうとするように。 しかし必死で抵抗し、つかみ合いのような形になりながら]
おおおおおおお
[右に、左に、と身体を振り、 二、三歩蹈鞴を踏んだ所で、公務室の倉庫扉に どおん、と強く背中を打ち付けた。]
(@123) 2013/02/18(Mon) 21時頃
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だっ、
[>>565 聞こえた声に反応し、 顔を振り向かせようとするがそんな余裕は無い。 生物を力一杯掴み、額に青筋を立てながら]
誰か!! 其処に誰か居るんですか!!
[一層の大声を上げつつ、掴んだ生物を 前に押し倒すようにして、転んだ。 好機とばかりに身を捩らせ、馬乗りの形になると]
援護を!! なんでもいい、何か!!
[握った拳を思い切り振り下ろしながら叫んだ。 しかし、手応えのようなものはない。 拳が、奥へめり込み、押し戻される。その繰り返し。]
(@124) 2013/02/18(Mon) 21時頃
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くっ、
[手応えの無い拳が繰り出される事、6発目。 >>568 放られた本は、生物に直撃した。 拍子にそれが、叫び声のようなものをあげ]
むォ?!
[のたうちまわり、硬化し始めた。 馬乗りになっている執事の身体が揺れる。 硬化から抵抗しようとする生物が必死に藻掻いた結果、 その硬化しきった身体の一部が、執事の股を襲った。]
アッ
[反射的に押さえ、悶絶する。 ごろりと横に転ぶが、程なくして生物は完全に動きを止めた。 本に含まれる、ある物質が生物に効いたのだが。 そんな事は知る由も無く、 執事は天井を仰ぎ、股間を押さえ寝転びながら荒く呼吸する。]
(@125) 2013/02/18(Mon) 21時半頃
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こ、これは ミナカタ先生……
[手を借り、起き上がるが。 と、と、とアレの位置を調整する為の 小さなジャンプをへっぴり腰で繰り返し、]
丁度、良かっ、た 医者を
医者を、呼んで、くだ、
[青い顔で、懇願した。]
(@126) 2013/02/18(Mon) 21時半頃
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そ、そうでしたな。 私とした事が。 ありがとうござ、います。
[指摘され、真顔で頷いた。 あまりの痛みに可笑しくなっていた様だ。 流石に塗り薬は遠慮したいが、]
少し様子を見て頂け、ますか 倉庫で構いません
[ミナカタを誘い、書庫へと入るだろう。 暫くすれば痛みも引き、夕刻頃には何食わぬ顔で ラルフと会話する姿がある。 書庫の中では、何故生物が硬化したのかを話しあったか。 そして、本に少しこびりついていた、インクが 未だ乾ききって居なかった事、などに気付くと それをミナカタに告げ、ラルフへも遅れて報せが行くだろう*]
(@127) 2013/02/18(Mon) 21時半頃
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ハワードは、ミナカタの肩を借り倉庫へと一時姿を消した*。
2013/02/18(Mon) 21時半頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2013/02/18(Mon) 21時半頃
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――朝・王子私室――
[戦争の話を聞いたかどうかはわからないが、 国内ですら余り芳しくない状況下で 少しの時間だけでも、王子の気苦労を労うように。 貞淑な妻として、振る舞うやわらかな時間。 王子が公務の時間を示すなら頷いて]
気に入った召使がいるの。 今後は彼女に身のまわりの世話をさせます。 ハワード、召使のロベリアを呼んで頂戴。
[王子は新たな姫の身を案じるだろうか。]
なるべく私室で過ごすから大丈夫。 警備も勿論つけているし。
[心配しないで、と微笑んで、 姿を現したロベリアと共に、王子の私室を後にした。 もし使いの者が私室へ様子を伺いに来るならば、言葉と裏腹に王女の姿がないことを怪訝に思うかもしれない**]
(@128) 2013/02/19(Tue) 00時頃
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