人狼議事


103 善と悪の果実

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【人】 流浪者 ペラジー

―テラス/回想―

御機嫌よう、トニー君。
先ほどは目礼のみで失礼しました。

[テラスで出会った小さな烏へ、微笑みを向ける。
参加した右足のプレートは、まるで枷のようだ。
けれど立ち居振る舞いは、彼が聡明であることを示していた]

お気遣いを申し訳ありません。
また宴の席で、お話ししましょう。

[深い礼へ此方も頭を下げて、見送る]

(13) 2012/09/24(Mon) 08時頃

【人】 流浪者 ペラジー

―邸内―

[屋敷の中へと足を向けつつ、思い起こすのは刺青の者こと。
奇妙な身体を、
興味本位で一度だけ買われることはままあったが。
何度もその刺青を指でなぞったことがあったから]

―――――……。

[自然な足取り、すれ違うように豪商の息子の傍へ寄り。
そっと窺うように顔をあげた]

御機嫌よう、ミスター。

[間近で見つめ、"彼"だという確信を得てなお、
本心を押し隠す様に静かに微笑みを向けていた**]

(14) 2012/09/24(Mon) 08時頃

ペラジーは、宴が始まれば、幻想的な光景に、ほうと息を一つ吐き。**

2012/09/24(Mon) 08時頃


【赤】 流浪者 ペラジー


楽園に果実が落とされるというのならば。

―――――…私(わたくし)は、蛇になりましょう。**

(*5) 2012/09/24(Mon) 08時頃

【人】 流浪者 ペラジー

―邸内―

――――――…はい。
私(わたくし)も、禁断の果実を一目見たくございました。

[己のようなものに招待状が来るはずもないことを、
眼前の男ならば予測できるだろうが。
追及する様子がないことに、ほうと小さく息を吐く。
…まさか彼の方までも、
父の招待状を使って此処にいるとは知らなかったが]

さて、鳴らぬからこそ価値があるのかもしれません。
音を聞いてしまえば、
楽園から追放されてしまうかもしれないでしょう。

[潜められる声に、くすくすと肩を揺らしながら囁く]

けれど。

(63) 2012/09/24(Mon) 21時半頃

【人】 流浪者 ペラジー


嗚呼、確かに玩具である可能性もありましょう。

実際に触れてみなければ、本質は見えないもの。

[果実へ歩み寄る夕闇伯を一瞥した後、
柔らかな眼差しは男の方へと]


…貴方様が、今宵の宴にいらっしゃったのは意外でした。
あまりこうした御伽噺には興味がないのかと。


[敢えてそんな言い方をして伸ばした指先は、
彼の胸元の刺青に触れるか触れないかで降ろされた]

(64) 2012/09/24(Mon) 21時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2012/09/24(Mon) 22時頃


【赤】 流浪者 ペラジー


―――――…ふふふっ。
   

(*7) 2012/09/24(Mon) 22時頃

【人】 流浪者 ペラジー

―大広間―


―――…私は、もう少し近くで見物して参りましょう。

今宵、禁断の果実を瞼の裏に焼き付けて。

手を伸ばしたいという欲が起こらぬ様に。


[男を覗き込むようにして、口端に微笑みを浮かべて。
学者はゆっくりと、"林檎"の飾られた壇上へ近づいていく]

(72) 2012/09/24(Mon) 22時半頃

【赤】 流浪者 ペラジー


嗚呼――――――――…。


きみが、愛おしい。
  

(*8) 2012/09/24(Mon) 22時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ゆらりゆらりと壇上へ近づく白い影。
周囲の喧騒も、何処か遠く。

人の波と擦れ違う折、
被っていたフードがぱさりとはずれた。
艶褪せたストロベリー・ブロンドが背に靡く。
露わになった髪の右横には黒い蝶の髪飾り。
学者の身分とは不相応に、
それは繊細な造りで高価を伺わせるものだった。

昔から身に着けていたものだ。
かつての仕事仲間の彼には、見覚えがあるかもしれない。
其れは彼の時計と同じく、時を経ても褪せることなく――]

(77) 2012/09/24(Mon) 22時半頃

【赤】 流浪者 ペラジー

[――それは幼い貴族の少女にも、
 見覚えのある髪飾りだっただろうか。

まだ、ブロワ家が栄華を誇っていた頃。
遠い遠い昔。
学者が捨てられた時。

父母が最後の情けにと、持たせた髪飾りだった。
彼らは学者が其れを売り払って生活を凌ぐと考えたのだろう。
しかし、学者はそうはせず、髪飾りを大切に持ち続けた。

黒い蝶の髪飾りと対になる、赤い蝶の髪飾り。
かつてはブロワの屋敷に置かれていた筈だ。
今はもう、売られてしまったのかもしれないが]

(*9) 2012/09/24(Mon) 22時半頃

【人】 流浪者 ペラジー



―――――…嗚呼。

[けれどその歩みは、
壇上からはやや距離ある場所で止められる。
禁断の果実を囲う人の群れは、まだ引くところを知らず。

男性にしては華奢な体に、其処へ割って入る力はなく。
女性にしては長身の姿で、隙間へ入り込むこともできず。

結局は髪を揺らしながら、
遠慮がちに果実を見上げるにとどまるのだ]

(85) 2012/09/24(Mon) 23時頃

【赤】 流浪者 ペラジー




君をどうか、僕だけのものに。


  

(*10) 2012/09/24(Mon) 23時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

―大広間―

[髪端に揺れる黒い蝶]

[暗い世界で不用意に其れを覗かせようものならば、
たちどころに奪われてしまうかもしれない。
或いは盗品であると嫌疑をかけられののしられるかもしれぬ。
それでも"彼"の前では、
戯れによく髪を飾っていたものだったが。

…けれど今は宴の場。
ならば隠す必要もないだろう。]


――――――……。

[禁断の果実の間近へ寄ることを諦め、
肩より長い髪を背に流したまま、引き返して向かうのは、
壁際で煙を燻らせる男の元]

(118) 2012/09/25(Tue) 06時半頃

【赤】 流浪者 ペラジー

[その最中、壁際の椅子にかける少女の前を通過する。

黒い蝶は彼女の眼からもよく見えるだろう。
それは偶然を装うようで、
敢えて行った行為であったのだけれど。

行儀よく座る姿へ数瞬のみ視線を向けて、
にこりと柔らかな微笑みを浮かべた]


…お疲れですか? レディ。
どうかご無理なされませんように。


[囁くような声は、彼女以外には聞こえまい。
今はまだ、そう声をかけるにとどめて]

(*15) 2012/09/25(Tue) 06時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

宴を楽しんでいらっしゃいますか。

ミスター・ジェフ。

[学者は変わらぬ微笑みを持って、髪を靡かせる]

いけませんね。
折角の禁断の果実を傍で見物しようと思ったのですが、
…方々の熱気に先にやられてしまいました。

[口惜しそうに、けれど何処か楽しげに]

貴方様は、もう近くでご覧になりましたか?

[問いかけて、壇上へそっと視線を向けた**]

(119) 2012/09/25(Tue) 06時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

―大広間・窓際―

……おや、それは残念。

貴方様が近くで林檎を見てたなら、
ぜひ感想を伺おうと思っていましたのに。

[男の様子に微かな躊躇を認めても、
受け止める微笑みは穏やかなままで]

嗚呼、そんな。連れだなんて。

[けれどその話題が刺青の男へ触れた時、
初めて表情を曇らせ、やや苦い困ったような笑みになる]

(138) 2012/09/25(Tue) 21時頃

【人】 流浪者 ペラジー


私(わたくし)のような者を連れてくださる方など、
…そんな奇特な方など、何処にもいらっしゃいません。

ねえ、ミスター?

[そう言って、くすりと肩を揺らして、男の顔をじっと見上げる。
やがて漸く思い出したかのように、
流れる髪をフードの内へ仕舞い]

あのお方は、きっと、
いつもあのような調子なのでございましょう。

[取り成しに行く意思はないという風に、
そっと彼の傍らに控えたまま]

(139) 2012/09/25(Tue) 21時頃

【人】 流浪者 ペラジー


―――…そうですね、禁断の果実が消えてなくなる訳もなし。

[ジェフの言葉に同調するように静かに一度頷くが]

けれど、お気をつけてくださいませ。
どうか後悔なさいませぬよう。

今宵この宴においては、
果実を狙う人の子と、蛇が潜んでいるようにも存じます。

[僅か声を潜めて、囁くように告げる言の葉。
縁起でもないことを告げながら、
語り口は何処か楽しそうでもあり]

ええ、ですが。
かの林檎を目前にすれば、それも無理のないことでしょう。

(152) 2012/09/25(Tue) 23時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[くゆる煙が押しつぶされる]


思慮深いのは美点だと思いますよ、ミスター。


[謝罪の言葉に、気にしていないと小さなお辞儀を返す。
やがて低くつぶやかれた声に、瞳を数度瞬かせた]

おや。よく、言われます。

――――…変わり者はお嫌いですか?

[警官の心中までは分からないままに。
ゆったりとした口調で、学者は彼を見つめる]

(153) 2012/09/25(Tue) 23時頃

【人】 流浪者 ペラジー


夢のある話は嫌いじゃないんです。
此処は、"楽園"でございますから。

[比喩に比喩を重ねて。
笑う学者は、ほうと小さく息をつく]

ふふふっ。それに夢想するのは、自由ですしね。
…あの果実がこの手の中に納まったとしたら。

[そっと胸の前で両手を合わせ、それから彼の手に静かに触れる]


ジェフ様も、人の子にも蛇にも生り得るのです。

――――――夢想の中でならば。


[にこりと何処か無邪気ですらある笑みを浮かべて]

(170) 2012/09/26(Wed) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー


あら、やはりお上手ですね、ミスター・ジェフ。

今宵の私(わたくし)は、
貴方様のご先輩に感謝をしなくてはいけないでしょう。

[探るような、誘うような眼差しを、まっすぐに見つめ返す]

そのように慣れぬ褒め言葉ばかり頂いてしまえば、
いつか本気にしてしまいます。


―――――私の本質は唯、望まれるがままに。

[さらりと頬の横で、髪が流れた]

(171) 2012/09/26(Wed) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[学者は冷たく射るような視線に気づき、
そっと烏の少年へと視線を向ける。

向けられる其れがどんな色を帯びていようとも。
ただ、穏やかな微笑みで]

(174) 2012/09/26(Wed) 01時半頃

【赤】 流浪者 ペラジー

[ただ、"蛇"はその強い眼差しに灯る意思を感じて]


――――――――…ふふっ。


[小さく、小さく、笑ったのだ]

(*17) 2012/09/26(Wed) 01時半頃

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