48 追試と戦う村
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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こんばんわ、こんな遅くにたいへんですね。
………
行っちゃった。へんなの。
(0) 2011/04/01(Fri) 23時頃
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麗らかな春の日。お出かけ日和です。
世間は春休み。なのにあなたたちは学校に来ています。
追試と戦い、進級をもぎ取るために…！**
(#0) 2011/04/01(Fri) 23時頃
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ひゃっはぁー。今年も追試をもぎ取ったぜ。
おれさま てんさい☆
(1) 2011/04/01(Fri) 23時頃
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はーるーやすーみー
はーるーやすーみーいえいっ
[あんた、そんなのないでしょう？というつっこみが耳に入った気がして。]
なぬっ！！
[シグママークががびーんと付きそうな勢いで、イアンは大げさに振り返った。]
(2) 2011/04/01(Fri) 23時頃
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［不幸を背中に背負った女が、重い足取りでやってくる。
ぺったんこの鞄はやる気のなさの表れ］
空はこんなに青いのに……。
なんでうち、学校なんか来てんの！？
ここはやっぱり花見やろー！！
［教室に足を踏み入れるなり絶叫した］
(3) 2011/04/01(Fri) 23時頃
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―教室―
嘘だろ……マジかよ……！
[俺はこの時、絶望の表情を浮かべていたに違いない。
クラスメイトが春休みで浮かれている中、俺は担任から、
補習のお知らせというプリントをもらっていた。]
ま…マジかよ…期末頑張ったつもりなのによ…。
ええ……。マジで……？
[マジしか言えなくなった俺は、とにかくプリントに目を通す。
そこには、補習の日程と補習対象の科目が書かれていた。]
クソッ…政経のジジイめ…。
ほんのちょっと赤点すれすれだったからってぇぇー！
[やり場の無い怒りを政経の担当にぶつけながら、悲しみの春休みを迎える事になったのだった。]
(4) 2011/04/01(Fri) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/04/01(Fri) 23時半頃
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プライベートビーチでのひと時は最高でしたわ。
あら？ なんですの、この薄っぺらい粗雑な紙切れは。
学校からのお知らせ……
[帰国した...が、部屋でティータイムを洒落込んでると、家の留守を守っていた初老の執事が追試呼び出しのプリントを彼女に手渡した]
ああ、そういえば期末テストというものがありましたわね。
[ポンと手を叩いて、初めて気が付いたような声をあげる]
やってもやらなくてもどうせできないのだからと、
すっかり忘れてしまっていましたわ。
[そしてこの満面の笑み]
(5) 2011/04/01(Fri) 23時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/04/01(Fri) 23時半頃
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―そして登校日―
だーくそっ！俺だってカラオケとかゲーセンとかで春休みを満喫したかったっつーのに！
[学生カバンを肩にだらしなくぶら下げ、悪態を吐きながら登校する。]
政経なんて全くキョーミねーのに登校する俺ってめっちゃくちゃ偉くね？
いや偉いだろ！？
[独り言を繰り返しながら下駄箱で履いていたローファーを乱暴に突っ込む。
それから、かかとを潰しただらしない上履きに履き替えて、自分の教室へと歩いて行った。]
(6) 2011/04/01(Fri) 23時半頃
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はぁ〜るの〜うら〜らぁ〜の〜♪
[常に起き勉の身の上にカバンなんぞ無粋。
フェイクの鞄はそれでも重い。
何故なら弁当他食い物]
人間てのはぁ最低限の努力で成果あげればいいのさぁ！
[本試験は手を抜いて、追試で落第点より1点多くとればいいのであるのよ]
(7) 2011/04/01(Fri) 23時半頃
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仕方がありませんわね、車の用意を。
[...は優雅な仕草で立ち上がり、ティーカップを片付けさせると、そのまま着ていた服を脱ぎだす]
ふぅ……焼かなくて正解でしたわね。
[すぐさま下着姿の彼女に数名のメイドが群がって、着替えの制服やら髪のセットやらをすませていき、12分後には支度を終える]
では、行ってまいります。
[...は黒塗りのリムジンの後部座席に乗り込んで、学校へと]
(8) 2011/04/01(Fri) 23時半頃
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たのもぉー！ 追試に来たぜー！
[教室の扉をがらっと開けて入室した]
(9) 2011/04/01(Fri) 23時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2011/04/01(Fri) 23時半頃
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― 回想：教室 ―
春休みって夏休みに比べると休みが短いのが難点なんだよなァ。
なーんて、ゼータク過ぎる？
[終業式の日のHRへらへらと笑って鞄につけた鳥のマスコットを弄びながら友人と談話をしている
そのすぐ後に笑顔を浮かべる教師から絶望への招待状を突きつけられて机に崩れ落ちた――]
(10) 2011/04/01(Fri) 23時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/04/01(Fri) 23時半頃
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―― 春休み前 ――
―――…あははー。
[返却されたテストを見ながら、彼女は頬をかきつつ小首傾げ。
返却されたばってんだらけのテストを眺める。
その点数は… ]
に、にてん、とか…。
[適当に記号を組み合わせたら偶然正解しただけのその点数。]
さらば…春休み。
[どこか遠い目をして、教室の窓から外を眺めた。]
(11) 2011/04/01(Fri) 23時半頃
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―教室―
［適当な席に着き、がっくりと項垂れていると、やたら元気な声が>>9］
春休みやねんで！？
せやのに追試やねんで！？
なんでそんなに元気なんさ！！
［負けず劣らず大きな声で言い返す］
(12) 2011/04/01(Fri) 23時半頃
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>>12
だって追試ってかっこいいじゃねーか。おれさま天才☆
[鼻歌交じりに席に着いた]
(13) 2011/04/01(Fri) 23時半頃
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へ〜い追試組！俺もきたってんで〜！
花見行こうぜは〜なみ〜！
[がら〜っとでっかい音と一緒に教室にこんちは]
あ、誰か教科書とノートとペンかして〜
(14) 2011/04/01(Fri) 23時半頃
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だーれーだー！
おれだー！！！！
[後ろから見つけたトニーに、ひょいっと飛びかかろうとする。
知り合いかどうか？そんなの知らない。
おそらくこんな時期学校に来てるのだろうから、同じく追試組に違いない。
追試組は仲間。人類みな兄弟。]
やーやーやー本日はお日柄もよくまことにお集まりいただきありがたき候、おれはかえりたく存じまする！
それではさらばまた来週！
[とか言って、くるっと踵を返して。ひょろりひょろりと向かうはどこか。
教室ではなさそうだ。]
(15) 2011/04/01(Fri) 23時半頃
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―教室―
うおっ、俺が一番か？
やったね一番乗りイエー！
って全然嬉しくねーわ！！何が悲しくて春休みの教室で一番乗りしなきゃなんねーんだよ！！
[一人でぼけて一人で突っ込み。ぶっちゃけテンション上げないとやってけない。
自分の机の横にカバンをどかっと置いて、机に突っ伏す。]
だーーー…やってらんねぇ。マジ。
…あ、そうだ。
[カバンから音楽プレーヤーを取り出すと、慣れた手つきで操作。
程なく、イヤホンからはお気に入りの音楽が流れ出す。
また机に突っ伏して、そのまま目を瞑った。]
(16) 2011/04/01(Fri) 23時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/04/01(Fri) 23時半頃
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― 教室前の廊下 ―
あら、ドアが開いてますわね。
わたくしが手動で開閉しなくて済むのは、便利ですわ。
[...はテッドが開けたまま>>14ドアを見て、微笑みながらドアを潜ろうとするが――1
1.2.目前で閉められる。
3.4.挟まれる。
5.6.開け放たれたままだった。]
(17) 2011/04/01(Fri) 23時半頃
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どのへんがかっこええねん……。
世間は春休みやのに学校来てんねんで？ めっちゃかっこ悪いやん……。
［がっくりと肩を落とし、鼻歌交じりの様子>>13をじと目で眺めた。ガラッとドアの開く音>>14に顔をそちらへ向ける］
せやんなあ！ やっぱりこの季節は花見やんねえ！
って……教科書とノートとペン？
それ、全部やん……。
［やっぱりじと目になった］
(18) 2011/04/01(Fri) 23時半頃
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