人狼議事

290 ある冬の終わり、微睡みの世界にて


【人】 水商売 タバサ

― 回想 ―

え〜フカザワさんって、探偵なんですか〜!?
すっごーい!

[ 相手がどう返したかは覚えていないが、まあ、普段は客の顔すらそんなに覚えないのがさとみだ。大抵は馴染みの客であれ、テキトーなことを言って話を合わせている。
……けれど、フカザワのことはよく覚えていた。 ]

……フカザワさんには、なにか、見えてるっぽいですね。
じゃあ……気のせい、とかじゃないんだ。

[ いつだったか。亡くした愛犬の霊について、指摘されたことがある。……身の回りで、事故が相次いでいた時期のことだった。
さとみに痴漢を働いた男や、嫌がらせに足を引っかけたバイト仲間が次々に傷を負っていたが、特に、さとみに害が及んだことはなかった。]

……なんで?あの子にそんなこと頼んでない。
あたしのために不幸になれなんて、誰にも、一度も言ったことない……!

[ 思わず、取り乱したことを覚えている。
愛犬の行いを、物語のように感動できるほど、さとみはロマンチストにはなれなかった。
自分が悪霊にしてしまった、とすら思った。……相手は果たして、どう返しただろうか。 *]

(90) 2019/02/04(Mon) 23時頃

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