258 【突発誰歓】鬼渡し弐
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当旅館の部屋の二つは、 その言い伝えに肖って名前をつけましてねえ
村おこしの一環にしては…少し暗いかもしれませんけど!
[ 村に伝わる言い伝えを大まかに。 自分の帯締めに挿してある曼珠沙華。 季節はずれの其れを彼も手にしたとは知らず。 ]
さあさ、ここでござあますよ。 鍵はこちらになりますからね。
[ 部屋に案内したら、鍵を手渡して…おや、と。 彼の背中に目を留める。…正確には揺れる緋色>>102に。 ]
(110) 2016/11/16(Wed) 22時半頃
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伐山様も見つけたんでござあますわねえ
[ 何の気なしにそう話しかけて、 ]
もし、写真を撮られるんでしたら撮っておかれたら? 彼岸から外れて咲く彼岸花なんて、珍しいですからねえ。
[ 付け加えたのは、 いつかの手紙の件を思い出したついで。 彼が写真を撮るかどうかなんて知るでもなしに。* ]
(111) 2016/11/16(Wed) 22時半頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2016/11/16(Wed) 22時半頃
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/* 発言回数が一人だけおかしいことになっておりますわねえ エエ、あたくしがマシンガントークをしているのが悪いんでござあますわ。自覚はありますともさ。
(-36) 2016/11/16(Wed) 23時頃
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あー、他人の空似ってヤツっすかね。 前世御縁ってのもカッコイイ響きっすけど。
[似た人を、と言われれば、否定する理由もない脳はさっくり受け入れて。>>107]
実際、その人に会うまで誰にも会えなかったんですよ。 こーやって人と話すの、何日ぶりだって感じで。
[それだけ派手に迷っていたという事だけど、そこは言わない、言いたくない]
……そーっすかね? いっつも賑やかなとこにいると、こういう空気が恋しくなるもんですけど。
[俺の場合は、と付け加えながら、ぱちくりするひとにさらっと返す。>>108]
曼珠沙華が名物かあ……もうちょっと早目にこられりゃなあ。
[名物とまで言われるなら、そりゃよっぽどだろうと頷いて。 そんな土地だから、季節外れのもあるのかな、なんて気楽に考えていたら、教えてもらえた曼珠沙華の逸話。>>109]
(112) 2016/11/16(Wed) 23時頃
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……はー……なるほど。 それで、神隠しに朱渡し、かぁ……。
[曼珠沙華を摘ませないための戒めはよく聞くけれど、それともまた毛色が違うらしい]
確かにちっと暗いかもしんないけど、話としては面白いっすね。 んじゃ、後で行ってみますわ。
[さっきも勧められたし、なんて思いつつ。 鍵を渡された後、逸れた視線>>110にん? と首を傾いだ]
(113) 2016/11/16(Wed) 23時頃
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ん、ああ、ここに来てすぐに。 こんな時期に咲くなんて珍しいなーって思ったらついつい手が出ちまって。
……今の話聞いた感じだと、まーずかったかなぁ?
[冗談めかして言うけれど、この合致はちょっと怖い……なんて。 考えてたら、思わぬ言葉>>111が飛んできた]
……よくわかりましたねー、俺が写真撮るって。 てか、あ、これのせい?
[ディパックの他にもう一つ、肩から下げたカメラバッグ。 それが目に留まったのかな、なんて呑気に考えたのは、接点の存在に全く気づいていないから。*]
(114) 2016/11/16(Wed) 23時頃
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[神社とは逆の方角へ向かい林を抜けると、わたしを探しに来た家の者に遭遇した。 母親よりも年上の家政婦に叱られて、わたしは素直に頭を下げる]
……、ごめんなさい。
[家政婦は外套のポケットから携帯電話を取り出すと、すぐに外套を脱いでわたしの肩にかけてくれた。 女物だが、痩せっぽっちな子どものわたしには大きくて、すっぽりと包まれてしまう。外套は生地が厚くて少し重くて、温かい。 家に向かうまでの間、家政婦は同じ内容の電話を何度か繰り返した。 わたしを見つけた事を共有しているのだ。
彼女の後ろについていくようにしながら、家のある方へと向かう。 高台の上にある屋敷を目指して緩やかな坂道を上ると、誰かが叫んでいる声が聞こえた。>>105]
(115) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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……、自由だ…って聞こえた。
[ここからでは伺えないが、屋敷へ向かう途中で遭遇するかもしれない。 その予測は的中し、高台までくると、眼下に見える景色に向かって何かを叫ぶ女性の後ろ姿が見えた]
…どなた?
[わたしは屋敷の者以外はほとんど知らないから、傍らに立つ家政婦に問いかける。 家政婦も知らないらしく、首を傾げてから横に振った]
この村の人ではないの?
[興味を引かれ、わたしは見知らぬ誰かの方へ向かって歩き出す。 家政婦がすぐに咎めたが、少しだけ、と言い置いて見逃してもらった。外套を借りているから大丈夫だよ。あぁでも家政婦のだから、彼女が寒くならないようにしないとね。 わずかな間の時、言葉を交わすとしたら、ほんの二、三言だけかもしれないけど]
(116) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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─高台─
こんばんは。
[夕暮れ時、高台で声をかけた相手は大人の女性だ。 背後からいきなり、しかも子どもから声をかけられたら驚くかな。 しかし、その心配をよそにわたしは言葉を続ける]
さっき、自由って叫んでいました?
[わたしが気がかりだったのは、叫ばれた内容だった。 一体何が自由なのかと気を引かれ、このように声をかけるに至ったのである。
友だち、と呼ぶには年が離れているけれど。 先ほど分けてもらったお茶で、少し勇気をもらったのかもしれない、と心のどこかで考えながら。*]
(117) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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/* あああ何だかとても眠い…… お昼にほぼ動きがないのは、すこしつらいかも アキくんは返事短くなってごめんなさい */
(-37) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/16(Wed) 23時半頃
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世界には自分と似た人間が三人は居ると言いますからねえ ……なんですって?初めてこの村で人と会うまで何日も?
…それは――いわゆる迷…いいえ、なんでもござあません。
[ 他人の空似の話をしていたはずだけれど、 どうにも迷子にでもなっていたような言い草に口が出てしまう。 でもまさかいい年して迷子になんかなりゃしませんよねえ。 まさかねえ。…方向音痴なのかしら。とはさすがに言わない。 ]
「いつも」が違うと感じるものも違うのかもしれませんねえ あたくし、滅多に人の多い都会には行かないもんですから。
エエ、それで曼珠沙華も見飽きるほど見ておりますしねえ。 今更大して驚きもしませんが秋は見頃でござあますよ。
来年は、ぜひもっと早くにお越し下さいな。
[ もっと早く来れば。という言葉にすかさず営業文句を。 ]
(118) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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[ 彼がこの村を気に入ればの仮定の話。 それでも、やらない言わないよりはずっとまし。 ]
お分かりになりまして? 朱は異界と神社を繋ぐ色、神隠しは其の儘でござあますね。
…面白かったなら何よりですわねえ。 日が暮れてからだと何も見えなくなってしまいますから、 日が落ちないうちに行くことをお勧めしておきましょうね。
[ どうやら神社に行く気の彼に釘をひと刺し。 田舎の道には外灯も少ないから、歩くにも一苦労。 夜に出歩くのをお客様相手に勧めるなんてとてもとても。 ]
(119) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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[ けれども一応、 周辺の地形が大雑把に書かれた地図 其れが机の上に置いてありますからと添えて。 …そしたら、相手の背中に目がいったのだっけね。 ]
村に伝わっているのはあくまで伝承でござあますからねえ
あたくしだって――ほうら。 帰り道に咲いていて綺麗だったもんですから。
[ 話の流れとして摘むのはまずかったか否か そんな話になるのは道理。そして予想はしていたから くるりと一回りして、腰に挿した曼珠沙華を見せてみる。 ]
(120) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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大丈夫でござあますよ、言い伝えは言い伝えですからねえ。
…ええ、まあ。 昔この村を出て行った知り合いがね、後輩だって、 送ってきた写真と伐山様が何となく似てたものですから。 そう、それでさっき『どこかでお会いしませんでしたか』と。
[ これ、と、彼が云う言葉の先を目で追えば 吊り下がっているのはカメラバック。 その存在はカメラに疎いあたしでも知っている。 ] [ ……身近にやっていた人がいた、そんな遠い理由だけれど。 ]
奇遇なこともあったものですわねえ。
…嗚呼、そうだ。あたくし、お茶の用意を致しませんとね。 少し、持ってきますから寛いでお待ちになって下さいな。
[ とくん、と、鳴った心の音を隠すように あたしはお持て成しの準備があるからと席を立とうとした。* ]
(121) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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[後ろからかけられる声に一瞬驚いたような顔をするが、すぐにふっと小さく口元に笑みを浮かべる。]
そうね、自由。 いい言葉だよね、誰もが知っていて、簡単に口にすることができて。
それでいて、無責任なんだ。
[どうせ分からないだろうし、気にしないだろうと。風変わりな言い回しで答える。
手元の草笛を眼下へと放り投げると、ようやく少年のほうへ振り向いた。]
こんばんは。君も夕日でも見に来た?
(122) 2016/11/16(Wed) 23時半頃
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/* 一応、異空間に飛ばされてもいいように お別れできる土台は作った。
そしてどちらにしろ切らないと喉も時間もないんだねえ
(-38) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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/* ああああああああああ(吐血)
(-39) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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/* 大体同村したことある人は よくあたしがプロでぶっちぎるから透けるのよねえ
仕方ないの…書いてるとつい増えてしまうのだもの。
(-40) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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/* ただし明日の夜は更新前確定不在。 だからそれまでにばりばり動いておかないとね。
(-41) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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/* あ、アンカ拾ってなかったねえ ちょいとした推敲ミスだね。
(-42) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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[途中で途切れた言葉を言われていたら、きっと、困った。>>118 だから、飲み込んでもらえたのは、幸いとしか言えない]
あー……いつもが真逆だから、いいと思うのも、ってとこっすかね。 感性の違いって奴か。
あ、そっすね、次はベストシーズンに。
[営業文句につられたわけじゃない、けれど。 好きな花の見頃であれば、と思うのはごく自然な事]
(123) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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や、こういう話って結構好きなもんで。 そういうの見聞きしたくて、ってのもあるんすよ、俺の旅行って。
[けらっと笑って返しつつ、釘刺しにははい、と素直に頷いて。>>119]
あー……そーっすよね、伝承は伝承、うん。
[くるり、回った彼女の腰の曼珠沙華。>>120 なんとなく安心したのは、多分伝わる範囲内。
それから、何気ない疑問に対する思わぬ答えに、へ? と言って瞬いた]
(124) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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/* 私の胃が溶ける……
(-43) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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……え……あ、じゃ、やっぱここって先輩の……。
[さっきの景色と、記憶の一致に。 うわ、どーしよう、これ突っ込んで聞いていいんかな、なんて。 悩んでいたら、お茶を、と言われてひとつ瞬いた]
あ、はい。 すいません、なんか、引き止めちゃってて。
[取りあえず、先輩の事は後で聞けばいいか、と。 そんな風に思って、席を立つ人をそのまま見送った。*]
(125) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 00時頃
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/* お返事はやいっょぃ
(-44) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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[さあ、鬼を渡す刻がきた。 すくりと立ち上がった鬼女は唄う。]
子盗ろ 子盗ろ どの子を子盗ろ
[鬼が親から子を盗る遊び唄。]
(126) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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/* さすがにこれは拾えないから明日拾お あと回想とか…うん。更新よー(裏声
(-45) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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あの子を子盗ろ
[つっ、と指した先は誰のもとだったのか。*]
(127) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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……。
[わたしは、自由という言葉を簡単に言うことはできない。 なぜなら、自由を実感する事が、めったにないから。 彼女から伝えられる考えは、わたしと逆だと思った]
無責任…、自由。 何かから、解放されたいんですか?
[思った事をポツリと返す。 彼女がこちらを振り返ると、外套の前を両手で寄せながら会釈をした]
家に帰る途中です。 ここの近くに、住んでいるので。
[改めて彼女を見上げ、その後で名乗った]
篁明之進といいます。 お姉さんは、どこからいらした方ですか?*
(128) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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