202 月刊少女忍崎くん
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─人楼高校一階、教室廊下─
うんっ よかった〜! ひとまずのノルマも終わったし!
うちの組も負けてないといいな〜、 保くんたちのクラス、結構盛り上がってたから…
[機嫌よさそうに歩くと、白兜の飾りがひょこひょこと揺れる] [戻るか、と言われまどかは一つ頷いた。]
そうだねぇ、そろそろ交代の時間な気もするから。 もどろっか。
忍崎くんは、これ終わったらさっそく取材する? 取材、使えそうなのたくさんあるといいねぇっ
(247) 2014/11/11(Tue) 00時半頃
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(資料撮りとはいえ、 忍崎くんと一緒に回れるのはうれしいなあ…っ 文化祭の一番の思い出になるかも…!!)
[嬉しさを隠せずに、隣の黒鎧へとへらりと笑いかける]
(248) 2014/11/11(Tue) 00時半頃
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[確かに、保たちのクラスも盛況だった。負けないといい。というのに頷いてから、取材、と言われて、ああ。と声を返す。]
店売りの出し物なんかは、 品物が売り切れてると寂しいからな。 なるべく早めにと思ってるんだが
…そういえば、鷹野は 写真部の方はいいのか?
[教室の方に戻りながら、ふと尋ねてみる。保が連行されたように、手伝うことが沸いたりはしないのだろうか。]
(249) 2014/11/11(Tue) 00時半頃
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あ、写真部はまだ大丈夫! 作品展示だから、あんまり人手いらないんだ。
でも、後で顔出したいなあ 私も作品出してるし、ちょっと反応見ておきたいし…
それに、さっき廊下で見た写真企画もあるみたいだから… 参加しよっかな!って!
だから、もうちょっと自分用の容量つくっとこうかな。 あとで撮った写真整理しに、ちょっと部室寄るね。
[先程校内を歩いてる最中に見た、写真企画の掲示物>>#14を思い出す。 まだ数が少なくとも仮装姿の生徒が映る写真達。 それにまどかも参加するつもりだった。 なんだったら先程の鎧姿で撮った2ショットを出したいくらいだ。自分用のデータをしっかりと保管してから、真理にあとで許可を聞いておこうと思った。]
(250) 2014/11/11(Tue) 00時半頃
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そうか。
[笠原の企画したらしい仮装対決の話に軽く頷く。既に何枚か張り出されていたのを見た。]
なんならこっちは午前中にでも 終わらせてしまおうか、 ぐらいに思っていたんだが、
[写真のことについて話している鷹野は、どことなく機嫌が良さそうに見えた。彼女なりに、文化祭を楽しみにしていたのかもしれない。と忍崎は思う。]
(251) 2014/11/11(Tue) 00時半頃
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(そうだな。考えてみれば、 鷹野にも都合や回りたい場所があるだろう。 あまり俺の予定につき合せても悪いな)
[うむ。と内心でそう考えて、]
わかった。
それなら、こっちはさっさときりあげよう
[うん。と、朗らかに予定を伝えた。]
(252) 2014/11/11(Tue) 00時半頃
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(やばい私の一番の思い出 早回しになる!!!!)
(253) 2014/11/11(Tue) 00時半頃
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ののののんびり!!! のんびりいこう!!?
文化祭は一年に一回だよ!? 容量も取材分は大丈夫だから!! わたしいそいでないからぁ!!!
(254) 2014/11/11(Tue) 00時半頃
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…? そうか?
いや、鷹野が急がないなら俺はいいんだが……
[寧ろ助かるぐらいだ。勢いに半ば押されながら、 黒鎧の下で瞬く。年一度に賭けてでもいるのだろうか。]
(255) 2014/11/11(Tue) 00時半頃
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[握りこぶしを作りそうな勢いに驚きながら、 そうか……と、じんわりと腑に落ちる感覚があった。]
(年一度、そうだな……大事にしたいというのも頷ける。 …鷹野は、本当に写真が好きなんだな…)
[熱心さをまったく違う方向に納得したまま、 忍崎は、教室へと向かった*]
(256) 2014/11/11(Tue) 00時半頃
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─人楼高校二年三組教室─
[一階から階段を上って、ただいまー。と鷹野の声と共に、 教室の入り口から、黒兜が ぬっ と顔を出した。]
戻った。
『お!? おう! お疲れお疲れ!』
[紐だけになったカード綴りをみせると、景品を入れたダンボールを抱えた辰次がよってきて、黒甲冑の背中をばしばしと叩いた。]
(257) 2014/11/11(Tue) 00時半頃
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『おけーりさん! そろそろ交代だったもんな! その兜かぶってんの結構大変じゃね? ちっとはええけど、次は小森と俺で行ってくっから 脱いじまっていいぞー』
[忍崎にゃ鎧の塗装とか事前準備で手伝ってもらったしな。と、気軽く肩を組まれて前かがみになる。]
いいのか?
『いーのいーの。 てーか俺もそれ着たいしな!』
…そうか。
[それなら、遠慮するのも野暮だろう。ひとつ頷いて、 忍崎はマントの留め具に*手をかけた*。]
(258) 2014/11/11(Tue) 00時半頃
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暗黒騎士 トルニトスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(暗黒騎士 トルニトスは村を出ました)
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─人楼高校二年三組教室─
[小森と呼ばれた女子生徒に労いの声を かけてもらっていたまどかにも、辰治の声>>258が届く。]
ぅえっ? ほんと? やったぁ! じゃあ、もりちゃん続きよろしくね〜!
『おっけおっけ。じゃ、脱ぐの手伝うわ』
[そういって、白鎧はパーテーションで区切られた 更衣室の中へと入っていく…**]
(259) 2014/11/11(Tue) 00時半頃
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神聖騎士 ライトニングがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(神聖騎士 ライトニングは村を出ました)
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─人楼高校二年三組教室─
あー…軽くなったぁ〜っ
[今までの鎧を脱いで代わりに着たのは、いつもの制服だ。 Yシャツの上に高校指定のジャージを羽織って、まどかは気が抜けたように長く息をついた。
忍崎とお揃いのこの衣装を着るのは、嬉しいことだったが まどかの背丈ではどうにも着られている感のある衣装だった。慣れないものは肩がこる。
着替える時にも手伝ってくれた小森へと、白兜を手渡すと 小森は少し困ったような顔をしていた]
『ねえやっぱこれ暑い? あたし汗かきなんだけどな…』
あー、ちょっと暑いかなあ〜 どこも人多いのもあるし… でもそれ以上にこの兜のふさふさが意外と重くて…
…………はっ!!!!!
(260) 2014/11/11(Tue) 00時半頃
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そうだ!!忍崎くんの!!騎士姿!!!
『あんたまだ諦めてなかったの!?』
当り前だよぉ!!! 今度こそ、脱ぐときになら顔見れるはず!!
こんな機会がないと絶対見れない騎士姿だもん、 きっと最高の写真が撮れるはず!!
(261) 2014/11/11(Tue) 01時頃
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マドカは、カメラを構え、急いで更衣室から飛び出した――!
2014/11/11(Tue) 01時頃
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忍崎くんっ!!!!
(262) 2014/11/11(Tue) 01時頃
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ああ、早かったな。鷹野
(263) 2014/11/11(Tue) 01時頃
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うん!!そっちがね!?!??!!?!??
(264) 2014/11/11(Tue) 01時頃
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ジェームスは、鎧を抜いできっちりとした制服姿で 鷹野を出迎えた。
2014/11/11(Tue) 01時頃
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はーもう…。 本当に、何で白銀は俺のところにくるんだか。
[損傷の酷い井戸を手早く、 きっちりと直しながら思わず口から零れ出る。 まさか自分が起こした騒動のせいで、駿本人も気づいてないうちに事あるごとにそっとガードしていてくれた同級生の守りが薄くなっていたり。 忍崎に秘められた固い決意>>171のせいで、 ガードが未遂になり、謝罪>>170されていたり。 いつの間にか真弓のアシストをしていることが多い花園>>198が あっさり情報を渡していたり。
の末に白銀が駿の元にたどり着いたことは知る由もない。]
(265) 2014/11/11(Tue) 01時頃
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あれ。ちょっとこれは思った以上に駄目っぽいな。 資材ってまだ実行委員の所に行けばもらえたか?
[井戸の修繕がある程度進んだところで手を止める。 どうやら負荷がかかりすぎた井戸の淵は 作り直さないといけないかもしれない。 腕を組んで壊れかけの井戸の前で考え込んだ。**]
(266) 2014/11/11(Tue) 01時頃
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あれっ?
[写真の貼ってある廊下>>#14に通りがかり、いつのまにか 仮装で東西対決企画が始まっていたことを知る。]
突発企画ですか、部長。面白そうです、流石部長!
[しばしポカーンと見上げていたが、説明書きを読んで、にっこり。 独り言のつもりだったが、もしかしたら傘原が通りがかったかもしれず。
いずれにせよ、だったらやっぱり、あの貞子姿は記念に撮っておかない、と、等と決意を新たにする。あっさり仮装を解かれてると思いもせずに。]
(267) 2014/11/11(Tue) 01時頃
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[自分の仮装姿も声をかけられれば、素直に撮影に応じる。]
2−1のお化け屋敷も宜しくお願いしますねー。
[そうして律儀に宣伝するのだった。…文芸部の宣伝もしたいところだが、 何故だかこちらは気恥ずかしくてできなかった。]
今回は、いつもより長めのお話を書いたから、 多くの方に手にとってもらえると嬉しいのですが…。
[“海”をみたことがない子ども達の冒険譚**]
(268) 2014/11/11(Tue) 01時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/11/11(Tue) 01時半頃
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― 回想 ―
[いつからだったろうか、ハムスターのようにうろちょろしていた。]
[どの部に居ても見つかるものだから、ああ、そういう娘なのか。]
[...いま目の前にいる少女。]
(269) 2014/11/11(Tue) 01時半頃
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座敷守 亀吉がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(座敷守 亀吉は村を出ました)
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[それは、去年の春から?*]
(270) 2014/11/11(Tue) 01時半頃
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