154 屍鬼村5〜村は死によって包囲されている〜
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――And now the end is near ♪
[髪をタオルで拭いながら、小さく歌を口ずさむ。 曲名はシド・ヴィシャスの“My Way”。 自分の小遣いで初めて買った曲という事もあり、一番のお気に入りだったりする。
汗を流し、水で冷えた身体には帰ってきた時に感じた空気の温さは丁度良いくらいで、疾走感のある曲調と共に自室までの足取りも軽く。
乾き切らない髪を適当に梳かして、腰にはいつものラジオをぶら下げた。 着替えても然程代わり映えしないのはご愛嬌。 特に目的も定まらないまま、スニーカーの代わりにサンダルを履いて外へ出る。
日陰と日向のコントラストの差に、ついげんなりと溜め息など漏らしつつ、陽光の下へ足を踏み出した。]
(115) 2013/12/06(Fri) 02時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2013/12/06(Fri) 02時半頃
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/* 何か分かり難いんで補足。
>>92は>>53からもらって"welcome to paradise"だったりする。
全然関係ないとは思うけど、元気もらったなーって気持ち。 うかれたくなる曲だった。
鈴はセンス良いね。 BGM選択に困らなくて有り難かったり。
ひたすら屍鬼アニソンのBGMかけてるとこだった。オール陰鬱かよ。
(-33) 2013/12/06(Fri) 02時半頃
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/* なんでメモで談義してるんだろうw まぁ必要な用件とおまけみたいなものね。退席のお知らせとともにネタを仕込むみたいな。
(-34) 2013/12/06(Fri) 03時頃
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/* ちなみに私の動き。わりと清水恵を意識してるけどどうだろう。 正直吸血して欲しいなんてそんなそんな。
(-35) 2013/12/06(Fri) 03時頃
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/* Fly me to the moon Let me play among the stars (私を月へ連れてって、星に囲まれ遊んでみたいの)
Let me see what spring is like On Jupiter and Mars (木星や火星、どんな春だか見てみたいの)
In other words, hold my hand (つまり、その…手をつないで欲しいの) In other words, darling, kiss me (あのね…その…キスをして欲しいってことなの)
(-36) 2013/12/06(Fri) 09時半頃
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/* 風邪引いた。
暇人の流れ御姉様が顔出さないのが心配なのだが。昨日は体調の悪い日だったと思う。そこはいつも通りだから心配してないけど、複合して怪我とかしてないかしら。ご家庭で揉めたりとか?もしくはなんか変な問題に首突っ込んで、なんやかんやしてないかな。
(-37) 2013/12/06(Fri) 13時頃
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/* 絡み方がわかんないのと、時系列がむずかちい。
でも、「〆」がどうのとか回想どうの後「多角」がとか、知らないあれはメモっとこ。 心情の確定って、相手はこう思ってるって決められることかな。
(-38) 2013/12/06(Fri) 13時頃
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/* 段々、村建てさんの潜伏枠が…
(-39) 2013/12/06(Fri) 13時半頃
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暑いよ…。
[千香子は、扇風機にあたりながら大人しく店番をしている。いつも通りに客は少ない。タバコ屋を経営しなくても、千香子の家は財産があった。タバコ販売機からのタバコの売り上げも結構なものだ。]
暑いから店閉めたいけど、駄目よね。
[千香子の家系は低血圧の家計だ。朝の十時から店を開くことになっているが、いつも開店時間10時よりもが遅いことが多い。その代わり夜遅くでも、頼めば店を開く。]
お菓子を食べちゃおう。
[千香子は老人たちの残したお菓子をあさった。三角くじチョコやら細かい駄菓子や、煎餅などが入っていた。]
(116) 2013/12/06(Fri) 15時頃
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一番はこれよね。
[千香子は「とんがり」を両手で持って、リスのように齧った。三角のアイスクリームのコーンの中に砂糖が詰まっている。3色の色があるのだが、なんとなく色付きは最後に食べた。]
本当のアイスが食べたいな。 [恨めしそうにアイスのはいっているボックスを見たが、商品なので手をつけるわけにはいかないようだ**]
誰か来ないかなぁ。 [店先に吊るした風鈴に、手に持った団扇で風を送ってみた。チリンと涼しげな音が、辺りに響いた。]
(117) 2013/12/06(Fri) 15時頃
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薬屋 サイラスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(薬屋 サイラスは村を出ました)
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/* やっぱり、村建てさんはそこ?
(-40) 2013/12/06(Fri) 16時半頃
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/* 若先生の霊圧が…消えた…? じゃなくて。大丈夫かなぁ。村建様。2IDって聞いたけど、 峯岸さんも村建様だったりする?ちょっと、心配。
(-41) 2013/12/06(Fri) 17時半頃
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はぁ…きれいな子だったなぁ…
[鈴はありあと別れて、やっぱりこんな屋敷に住む人は違うなと思いつつ、ありあが消えていった鎧戸をしばし眺め、そして屋敷を見上げる。]
大きいのぅ…
[私の家とは大違い。まず服装から違う。あんなお人形さんみたいなの持ってないし私。今だって…もっとふりふり分が必要なのかしら。でも私が着ても似合わないに決まってるし…]
よし、ありあを眺めてればいいか。
[結論、似合う人が着ればいいや。私はふいっと屋敷に背を向けると、帰路についた。だけど、ありあのお父さんとかは、どうしてるんだろう。聞きそびれちゃった。また会った時に聞いてみよう。
太陽は山に隠れ、暗闇の時間がやってくる。 いつお化けが出るのかもわからない。 林の中から鬼たちがぞろぞろと… なんて、小さい時によく考えたものだ。
怖いものを怖いと言えるから、私はこれでいいのだと、そう毎回勝手に自分で納得していた。だけど、本当にどうしようもなく怖い何かは、むしろ堂々と来るのだと、私は知らない。]
(118) 2013/12/06(Fri) 18時頃
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本屋 ベネットがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(本屋 ベネットは村を出ました)
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/* 村建て様本格的に大丈夫かな…?
(-42) 2013/12/06(Fri) 20時頃
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/* もしかして…
(-43) 2013/12/06(Fri) 20時半頃
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― 洋館 ―
[夜の帳が下りる頃。 洋館の一室で、黒衣を纏う婦人が目を覚ます。]
おはようございます、お母様。
[婦人が眠るのは漆黒の匣。 細長く、煌めく細工が施され 夜空の銀河を思わせる豪華な木棺。
「おはよう」 と、彼女は、静かに娘へ応える。
その肌は色白を通り越し、やや血色が悪く。 気怠い寝起きの様子から 病に罹っていても、不思議はない程で。
なのに、紅を引いた様な唇が やけに目を引く、退廃的な美貌である。]
(119) 2013/12/07(Sat) 00時頃
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[その瞳はどこまでも深く黒く 覗いた者は、その余りの昏さに たちどころに引き込まれてしまうだろう。]
そろそろ、お腹が空かれました? もう少し…お待ちになってくださいな。
[まるで、幼子にいい聞かせるかのように。 娘は母にかたりかける。]
そういえば、お母様。 早速、お友だちができましたの。
鈴さんっていって、 村のレコード屋さんのおうちの方。 とても、おしゃべりが好きそうで… まるで小鳥みたいですわ。
とっても、可愛らしい方よ。
(120) 2013/12/07(Sat) 00時半頃
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[くすくすと歌う様に。]
あと、レコード屋さんには 素敵な蓄音機とジュークボックスが ありましたの。
お母様のお好きなジャズが 流れていて… 陽のある時間しか開いてないのが とても、残念だったわ。
今度、お邪魔しようかと思うの。
[ちょこんと首を傾げてから うっとりほほ笑んだ。]
(121) 2013/12/07(Sat) 01時頃
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[窓の外に広がるのは。 昼なお、どこか昏い樅の林。 屋敷の回りだけではなく この村全体を囲い込む、檻のような木々。
山の斜面に建つここですら 見える空は、それほど広くはない。
そこから見える月は 満ちていたか、それとも幾らか欠けてたか。 夜空に瞬く星は散りばめられていただろうか。
柩の主を起こしてから ひとり、山をそぞろ歩きして 口ずさむのは、少し懐かしい歌。]
(122) 2013/12/07(Sat) 01時半頃
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Fly me to the moon Let me play among the stars Let me see what spring is like On Jupiter and Mars
[暗闇にその歌声は溶けてゆく。 声主と同じ様に。
それは、死という病に不似合いで。 *甘く優しいジャズナンバー。*]
(123) 2013/12/07(Sat) 01時半頃
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/* あっこれ私狙われたかな…?(
(-44) 2013/12/07(Sat) 01時半頃
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/* これで、お母様やお父様が幻だったら泣く。
(-45) 2013/12/07(Sat) 01時半頃
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―鹿野レコード:夜― [家に帰り着き、上機嫌な鈴は、帰ってきたお父さんにご飯を作っていた。といっても、手のこんだものはカレーくらいしか作れない。あとは…お好み焼き?キャベツの千切りが得意技。とりあえず。今日は、カレー。普段はお父さんに作ってもらってるけど、たまに気分が乗ると自分から言い出して作るようにしている。
花嫁修業かと夕方辺りに来るお客さんにはからかわれることもある。そんなこと考えたこともないのに。]
お父さーん、もうすぐ出来るよー。
[居間にいる父親に呼びかける。あまりご飯時はお父さんは多弁じゃない。仕事の時は私に色々話してくれるんだけど、もっと家族を大事にしてほしいよね。だから、私は結構、自分からお父さんに話しかけるのだった。余り反抗期とは無縁。だって家の中で何も喋らずにいるのはつらいもん。適度な沈黙は、家用の音楽に使っている蓄音機から流れる。
フランク・シナトラのFly Me To The Moon
昼間には爽やかのじゃなくておもいっきりなロックが聞きたくなるけど、お父さんの夜の選曲は好きだ。今日は話さなくてもいいことがあったって分かってたんじゃないのかって位。]
(124) 2013/12/07(Sat) 02時半頃
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[…実際鈴は機嫌が顔に出て、父親が帰ればすぐに今日の御機嫌はと察せられているのだった。]
はい、今日のご飯はカレーです。
[またそれか、と苦笑されながら、今日は何かあったのかなんて聞かれる。]
よく聞いたお父さん!兼正の子!兼正の女の子がいたの!
In other words, hold my hand (ようするに…手を繋ぎたいんだ。) In other words, baby kiss me (だから…君にキスがしたいんだ。)
[それですっごく綺麗でね、と続けて、一方的に聞かれて、時々相槌を打たれるなんて会話が続いていく。]
All I worship and adore (君だけを見ていたい。) In other words, please be true (だから君だけは、ずっと変わらないでいてくれ。)
(125) 2013/12/07(Sat) 02時半頃
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[ゆっくり飛び跳ねるようなトランペットが、男の人の色気のある声が、なんだか不思議に気分を高揚させた。多分、今日はぐっすり眠れるな、と、思った。]
(126) 2013/12/07(Sat) 02時半頃
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―鈴の部屋:深夜― ん、んっーぅっと。そ、ろ、そろ寝ますかなっ。
[この家にあるのはラジオだけ。だから、鈴は毎夜寝るときにはラジオを付ける。そこから聞こえる声は、それだけで音楽だ。いつの間にか寝てしまう時もあれば、逆に聞き入って眠れなくなる時もある。
今は、ニュースを読み上げてるみたい。 ゆっくりと、男の人の滑舌の良い声が響く。
雑誌を読んでいた私は、寝る前に壁を見渡す。貼られたポスターはたくさん。それもカッコよくポーズを決めたものから真っ白なメイクをしたものまである。言ってしまえば、ちょっとパンクに憧れているのだ。そして、怖がりな鈴は逆にこの人達が怖くてお化けも寄らないと信じていたりする。寝るときは豆球だ。
いい時間。ゆったりと布団代わりのタオルケットをかぶって、ベッドの上に寝転んだ。これでそのうち、まぶたが閉じて、暗闇の眠りの世界に入っていく。それは心地よく、闇の世界へと潜り込んでいく。起きれば朝。太陽が燦々と輝く朝を楽しみに、眠りについた。]
(127) 2013/12/07(Sat) 02時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2013/12/07(Sat) 02時半頃
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/* 喉が痛くて、鼻水がでる病になってるなう。
(-46) 2013/12/07(Sat) 14時半頃
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/* これ、さすがに村建てさんに何かあったとしか…
(-47) 2013/12/07(Sat) 20時半頃
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