162 絶望と後悔と懺悔と
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狼
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少
霊
全
アヤワスカは馬飼い キャロライナに投票した。
リッキィは馬飼い キャロライナに投票した。
トルドヴィンは馬飼い キャロライナに投票した。
キャロライナは消防隊長 トルドヴィンに投票した。
ジャニスは消防隊長 トルドヴィンに投票した。
明之進は消防隊長 トルドヴィンに投票した。
トレイルは馬飼い キャロライナに投票した。
キャロライナは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、アヤワスカ、リッキィ、トルドヴィン、ジャニス、明之進、トレイルの6名。
|
/* あっれー?????
あっれー??????
エピだと思ってた(*ノノ)
(-0) 2014/02/22(Sat) 04時半頃
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!!!?
(-1) 2014/02/22(Sat) 04時半頃
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よし死のう。
(-2) 2014/02/22(Sat) 04時半頃
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[ゆっくりと倒れ伏す黄金と紅に彩られる鬼と、 新たに道を踏み外してしまった『妹』の姿。]
ジャニス…。
[こうなるのが怖かったから。 それで自分は、追加の聖水銀には手をつけていなかった。 自らの手で『家族』を血に染めるなど、とても耐え難いことだから。
ジャニスが堕ちた時には、並みの隊員では倒せないだろうと。 もしこの日が来たならば、刺し違えてでも自分がその終止符をと思っていたけれど。
――あぁ。今ではそれも適わない。
せめて、鬼殺しの苗刀が自分の代わりにその役目を果たしてはくれまいか、 それはやっぱり、歪んだ願いではあったけれど、
願ってしまう。人として生きようとした彼女の解放を。 …零瑠が、自分の代わりにそれをしてはくれまいかと。少し。]
(-3) 2014/02/22(Sat) 04時半頃
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/* ちょwwwwwwww
ありがとうとか言ってるよ私。 恥かしいよ。
(-4) 2014/02/22(Sat) 04時半頃
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[何故人間を殺すのかと消える意識の中で問われ>>8:125 彼らがあげる悲鳴や命乞いや呪詛が愉しいからだと 答えれば、ジャニスはどんな顔をするだろう。
酷く歪んだ顔を見せてくれる筈だ。
それが残念だと、また口元を歪めた……つもりだ**]
(0) 2014/02/22(Sat) 04時半頃
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―曙光を過ぎて―
[三日月に心臓を刺し貫かれた望月を、 見届けて、その場に膝をついた。
駆け出すを止めるものはない。
喪われる者に共にと冀う背中を、 救われた者の傍にと疾る背中を、
――見送って、数度の瞬きの後、瞼を下ろす*]
(1) 2014/02/22(Sat) 04時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/22(Sat) 04時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/22(Sat) 04時半頃
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/* ……なんか某村の最終日の再来みたいな気分になtt (ラスボスに委任して寝るとラスボス死ねない) */
(-5) 2014/02/22(Sat) 04時半頃
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……甘、いの、
[なら、チビたちも食べてくれた。花の形で喜んでくれる子もいたからそれにしよう。花の形にした後の残りは刻んで蒸しパンにしても良いよな。 風呂は皆で入るのも楽しかったけど、沸かす手伝いも楽しかったよな。でもさ、]
薪、割り、で、
[また怪我して倒れないでくれよ。あれそういえば、もう血が大丈夫になったんだ?良かった、今倒れられたら運べないし。 でも今はなんだか疲れたみたいで動けないんだ。チビたち寝付かせる役目、今日は勘弁してくれな。 起きたらいっぱい話したいことがあるんだ。また聞いてくれよ。昔みたいに。]
(+0) 2014/02/22(Sat) 05時頃
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[昔に戻ったみたいで嬉しくて。 零留>>8:98>>8:99に答えたいのに声が出ない。 何も変わっていない。 自分より少し年上の兄。何も変わっていない。]
…… 、
[切れ切れに口から漏れるのは、音になる前の息。
誕生日祝い。渡すもの。 いつも持ち歩いてて、いつ再会しても渡せるようにと思っていたのに。 上着を絢矢にかけてやったから、持っていない。]
(+1) 2014/02/22(Sat) 05時頃
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[縛らず、鬼に掴まれた髪はぐしゃぐしゃに乱れている。 でも今は関係ない。奪われた家族が戻ってきた。もう二度と離さない。 力の入らない手で、それでもぎゅっと服と握り締める。
零留が何か言っている>>>>8:100。 けれど、自分に対してではない。
額に何か当たる感触に、うっすらとまた目を開ける。
近すぎて、顔は見えないけれど。 でも確かに此処にいる。]
れい、る……。
[掠れて、それでも微かに空気を震わすことができた声で、家族の名を呼ぶ。 呼べたことに満足して、また目を閉じた。]
(+2) 2014/02/22(Sat) 05時頃
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|
[零留の手が首に触れるのを感じる。
ねぇ、零留。僕はね。]
…… 。
[首に何か食い込むのを感じる。 閉じた目から、暖かい涙が零れている。 痛くない。家族が傍にいてくれる。 それが嬉しくて。
最期まで微笑んでいた。**]
(+3) 2014/02/22(Sat) 05時頃
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[音にならない声>>+3。
……ずっと後悔してたんだ。 ……後悔なんてしてないよ。
どちらが正しい答えなのか、誰も知ることはなかった。]
(-6) 2014/02/22(Sat) 05時頃
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[リカルダの首に掛けられた鬼の手が動く。 けれど、――あと数歩が届かない。
喪失の恐怖に小さく揺れる眸に 次の瞬間、ずるり、小さな体が地面に落ちる様が映った>>123]
(+4) 2014/02/22(Sat) 05時頃
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[曙光を受けてジャニスの振るう三日月が、黄金の鬼を討った。
その隙に獣は地を蹴り手を伸ばし、 リカルダの小さな身体を掻き抱こうとする。
もし、――彼女を取り戻すことが叶うなら。
やがて黎明に消え行く星の輝きを、視界の端に収めながら身を翻し。 斃れた黄金の鬼と人間達の双方から距離を取りつつ、リカルダを庇うように身構える]
(+5) 2014/02/22(Sat) 05時頃
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[獣に身を窶してまで抗っても、 結局この爪は黄金の鬼に届くことはなかった。 それでも、呪縛が解ければ、きっと仲間――家族は救われるはずだ。 とうとう願いは叶ったけれど。
敵を討つことなく、生き永らえた自分はどうすればいい? 植え付けられた憎悪と怒りは、決して消えないというのに]
どこまでも、好き勝手しやがって。 ……くそが。
[鬼の王の遺す言葉>>*33に眸を眇め、 裡に燻る衝動を持て余すように、地を蹴った**]
(+6) 2014/02/22(Sat) 05時半頃
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ミナカタは、サミュエルと真弓の亡骸を縫いとめる刃に、視線を向けて
2014/02/22(Sat) 05時半頃
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[折り重なるサミュエルと真弓の亡骸。 二人を縫いとめる刃が『夜刀』であることに気付き、薄明の空を仰ぐ]
……なあ、サミュエル。 お前と真弓がこんなことになっちまったのは、俺のせいだよな。
[あのときサミュエルの声に応え、 立ち上がることが出来ていたなら、その後も共に戦い続け、 少なくとも彼一人を死なせることはなかった筈だ。
それなのに鬼と成り果て、獣にまで身を落とし、 挙句、金色の鬼を討つ事が出来なかった自分が、 おめおめと生き残ってしまった]
――……すまねえ。 [『夜刀』に貫かれた二人の亡骸は、 まるで自分の無力さを責めているようで。 零れそうになる涙を堪え、今は亡き友に力なく詫びる**]
(+7) 2014/02/22(Sat) 06時半頃
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/*
キャロ死なないでほしかった。 守護隊の記憶ある生き残りはほしかったなあ。
まあ、こっちは戸惑うけど、れいるは殺しにきてるから、 どうしても攻撃はくらうことになる。 れいる情報頭にいれてかられいるには行くべきだとは思ってたが、 まあ、さみーくんはリーとマユミに手いっぱいでした。
爆破していいです。
(-7) 2014/02/22(Sat) 07時半頃
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/* 周とは共闘したかったね。 うん。
周がいたら、周と動きたかった。いろいろ言い合いもできて、楽しそうだった。
(-8) 2014/02/22(Sat) 07時半頃
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/* お、お、おうふ……いや丸くなってる場合じゃない、起きたんだし時間を進めねば
周にーさんっ
今日のデフォ:零にーさん
(-9) 2014/02/22(Sat) 08時半頃
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/*
とりあえず、村の過不足分をマユミとか明がカバーしてくれようとしているのはわかった。 本当は赤としてもっと活躍したかったんじゃないかと思うと不甲斐なく申し訳ない。
(-10) 2014/02/22(Sat) 08時半頃
|
|
[マユミはいう。 周は抗い続けているのだと、
それは、あの時、周を救けられなかった自分のせいだ。
マユミが獣となったと告げたので、 だから、周を探す。
あちらからは見えぬとも、 その存在、こちらが感じれば、
ともすると言葉は伝わるだろうか]
(+8) 2014/02/22(Sat) 08時半頃
|
|
[対峙する始祖とジャニスの視界に 他のものは添え物のように映っているのだろうか。
見つめ合う二人はあたかも恋人同士のようで、
けれど── 熱を持たないそれを、人は愛とは呼ばない。]
(2) 2014/02/22(Sat) 09時頃
|
|
>>+7
[そして、自身の遺体の前、空を仰ぐ獣を見つけた時、 傍に躊躇いもなく寄って、 その背に手を置くと、
それが周だとわかったから]
――……だがら、おまーはあやまんな、っていっでるだ。
(+9) 2014/02/22(Sat) 09時頃
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|
謝るのはおでのほうだで。 ごめんな。
おまーを死んででも連れでかえればよかっただ。 ごめんな。 おでは、全然役にたたなかっただよ。
[そして、思う。 悔しかった]
(+10) 2014/02/22(Sat) 09時頃
|
|
[もちろん、言葉が周に通じているかないかはわからない。 周はこちらの存在など全く気がついていないかもしれない。
だから、これは、ただの独白だ。
でも、信じてた周に、かけていた負担も今考えれば大きく思って、 そして、友人として、どうしても、言葉かけずにはいられなかった]
(+11) 2014/02/22(Sat) 09時頃
|
|
――……周、ごめんな。 おで、お前にいっぱい負担かけてたと思うべ。
お前を信じていだがら、なんでいえば聞こえはええだがな。 結局はお前に甘えてたんだべ。
だがら、お前がいなぐなって、 本当に、辛かっただ。 お前は、そういう存在だっだだよ。 本当に、本当に、
お前はすごいやつだっだんだ…。
(+12) 2014/02/22(Sat) 09時頃
|
|
[リカルダの首に絡む始祖の指。 近づけは折ると、その瞳が語る。
だから、絢矢は──]
───…
[──ジャニスが始祖へと歩み寄り 斧を突き刺す予備動作に入った瞬間、 膝が軋む音を立てるほど強くアスファルトを蹴り、 ジャニスの躯によって出来た始祖の死角から駆けた。]
(3) 2014/02/22(Sat) 09時頃
|
|
[訪れない機を待って潰えた者のいかに多いことか。 冷酷な鬼を相手に、待つは愚か。
待てど進めど、 失う可能性の同じならば、絢矢は走る。
二度と、後悔はしたくないから。]
(4) 2014/02/22(Sat) 09時頃
|
|
でも、だがら、苦しみも、きっど、おでなんかよりすごがっただよな。 お前はそれでも、前を向いて、 今も、抗い続けてるっできいただ。
[背においた手、きゅっと力を入れるけれど、伝わるかどうかわからない]
周。 きっど、お前は、それでも始祖を討とうときっと思っているんだど思う。 わがる。だっで、5年、もちろん、その前から一緒にいただ。
きっどそれで、また、苦しんでいるんだど思う。 でも、きっど、もう、いいだよ。
お前も、仲間を信じていいだよ。 きっど、絢矢やキャロライナやマドカや涼平を信じていいだよ。 だっで、お前をみて、おでらは、
強くなっだんだがら。
(+13) 2014/02/22(Sat) 09時頃
|
|
ありがどな。 もう、楽になっでぐれないがか?
周が一人で戦っているのは、 哀しすぎてみだぐねぇ。
そでより、おでと一緒に帰ろ?
[それは、死霊の誘いにも聞こえてしまうだろうか。 死への誘いに聞こえるだろうか。 でも、精一杯の周への懺悔であり、
そして、周をその地獄から救いたいと、今度こそと思うから**]
(+14) 2014/02/22(Sat) 09時頃
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|
[斬撃は音もなく──。
三日月の鋭い尖端が始祖の胸に埋まるより早く、 リカルダを掴んでいた始祖の腕が、 その肩先からずれて落ちる。
何かが、肉を貫く音を聴きながら、 幼い躯を抱き締めて、始祖の背後へと駆け抜けた。]
(5) 2014/02/22(Sat) 09時頃
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|
/*
絢矢がんばー!!
(-11) 2014/02/22(Sat) 09時半頃
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[>>8:112聞き知らぬ名を呼ぶ、 聞き憶えのある誰かの声。
声の方へ振り向いて──]
零──…
───…… 明ちゃん!!
[柔らかな胡桃色に吐息の緩むより、 明之進が膝を屈するのを見て 燕のとって返すように、再び地を駆けて戻る方が先。]
(6) 2014/02/22(Sat) 10時半頃
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[強く、固い地面を踏み締めるたびに 鮮血が灰色を赤く染める。
戦闘で温まった躯から、 血は止まることなく零れ落ちる。]
…──、 ごめん明ちゃん、耐えて。
[小太刀を鞘に納め 眼を瞑る明之進の肩を抱くと、 太腿から抜いたくないで躊躇なく傷口を抉る。
深く、容赦なく、くないは肉を裂き孔を広げる。 瞬く間に冷たい血の海が足元に広がり、 その中で、絢矢は明之進の頭を自らの肩口に押し付けた。]
飲んで、明ちゃん──。
[声は祈るように。]
(7) 2014/02/22(Sat) 10時半頃
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/* え、始祖様死んだの? 孤児院の子供たちがうんぬんという話で、 孤児院ではない人がラスボス倒すとは、起承転結の結が行方不明。
(-12) 2014/02/22(Sat) 11時頃
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/* 赤ログ読んでて気づいた。 (>>3:53 キャロライナ) 真弓の髪の毛の色を赤くしてしまっているよ!!!!!!! ばか!!!!! この時から目が見えなかったんじゃないか俺。ばか! ごめん!今更気づいた!
(-14) 2014/02/22(Sat) 14時半頃
|
|
[閉じた瞼に影が降りると、>>7 いっそう血の香が濃くなった。 始祖に相対している間は意識の外にあったのに]
……? 絢矢……
[薄らと目を開けば汚れてしまった鳥羽色の袖。 もぞもぞと頭を動かせば、視界の端に切っ先を見た。
予告は一瞬]
ッッ、
――あああああぁぅう!!!
[死毒の刀傷を、潰して上書きする苦無。 深みの血肉をぎちりと抉る刃先に、抗して震えた。 噛み締める歯が砕けないのは幸運だろう。]
(8) 2014/02/22(Sat) 16時頃
|
|
[額を肩口に押し付ける。しかし背に縋ってしまえば 彼女を裂くかも知れない腕は、固められた地面を がり、と両手で掻き毟るだけで。
身は冷たく濡れて、力が抜けていく。 頭の位置がずらされた]
な…………にを、――って、るの。
[頻回の呼吸の中で解りきった事を問う。 それは、駄目だ。絢矢が死んでしまう]
……、……
[物言わず、もぞ、と頭を揺らした。]
(9) 2014/02/22(Sat) 16時半頃
|
|
[夢をみた。 幸せな夢だ。
孤児院で暮らしていた、昔の夢。 皆と再び暮らし始める、未来の幻。
とても幸せな夢だった。 皆、笑ってた。]
(+15) 2014/02/22(Sat) 16時半頃
|
|
[手を伸ばせば、届くと思ってた。
でも、結局届かないまま。 夢から醒めて。 二度と醒めない深い深い眠りへと――。**]
(+16) 2014/02/22(Sat) 16時半頃
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|
[身体が軽くなる。首にかかってた力もなくなってる。
ああ、僕、とうとう死んじゃったのかな――]
―――ははっ、
[違う。始祖吸血鬼が僕から手を離したんだ。>>8:123
……僕を持てなくなったってことは、それくらい貴方が弱くなったってことだろうね。刃を突き立てられて血を流しすぎたために。
あるいは僕が、その手に余るほど重く――いや、強くなれたっていうなら、 それはきっと、―――みんなの分、みんなを想う分の力がかかってたからなんだよ]
(10) 2014/02/22(Sat) 17時頃
|
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……… ――、え、…!
[視界は狭い。とっくに夜明けを迎えたはずの空も今は夜みたいに薄暗く見えてる。 そんな僕の眼にもはっきりと、――残った方の腕をも絶たれた始祖吸血鬼の姿が映ってた。>>5 白いコートの人の武器は始祖吸血鬼の心臓へと狙いを定めている。じゃあ、誰が]
………… 絢矢、
[そう確信したとたんに、安心の方が大きくなって、眠ってしまいたくなる。 けど、もうちょっとだけ、我慢しなきゃ*]
(11) 2014/02/22(Sat) 17時頃
|
|
/* 我慢という言葉の便利さよ…… そして白ログ優先方面になりそうだ周にーさんすまぬぇ……
(-15) 2014/02/22(Sat) 17時頃
|
|
[押し付けた肩に感じる微かな動き。 項を擽る前髪の感触。 辛うじてそれと分かる程度の、弱々しい拒絶──。
手首のない腕を背に回し、抱き寄せて再度請い願う。]
少しでいいから……お願い……。
[左手で明之進の後頭部を強く首筋に押し付ける。
手首から、口を開けた左肩の疵から、 血の香は濃く立ち上る。
烏羽の小袖の肩は、 既に血を吸ってぐっしょりと重く濡れていた。]
(12) 2014/02/22(Sat) 18時頃
|
|
[――声が聞こえた。 それは、今は亡き友の声だ。
振り返る獣の双眸に映るのは、 夜刀に貫かれ、既に事切れた二人の亡骸。
背中を預けることの出来た友は、もういないのだと改めて思い知り。 片手で顔を抑え、ああ、――と、息を吐いた。
けれど、背に置かれた手から、ぬくもりが伝わる気がして、 獣の瞳が微かに揺れた]
(+17) 2014/02/22(Sat) 18時頃
|
|
[たとえこの声が、友の死を悼み、 後悔する己の心が生み出した幻だって構わない]
……違えよ。 お前が役立たずだなんて、そんなこと、あるかよ。
サミュエルがいてくれたから、 俺はいつも前だけ向いて、戦えたんだ。
[>>+10立ち尽くしたまま、悔しそうに紡がれる言葉に応える]
(+18) 2014/02/22(Sat) 18時頃
|
|
――なあ、前に畑で話したこと覚えてるか?
あんだけ心配してくれたってのに、 俺はあの言葉を無碍にしちまうどころか お前に全部押し付けた挙句、無様晒しちまった。
金色野郎にだって、結局手は届かなかったってのによ。
なのに、……今でも、お前は、 こんな俺を認めて、信じてくれるんだな。 本当にお前は、昔から変わらねえ、お人よしだよ。
[口元が自嘲の笑みに歪んだ]
(+19) 2014/02/22(Sat) 18時半頃
|
|
そうだな。 俺も、……楽になりてえよ。
[金色の鬼は斃れた。もう、家族を脅かす敵はいない。 もう、獣の――周の役目は終わったのだ。
だから――]
……なあ、サミュエル。 連れていって、くれないか。
[いなくなってしまった、皆のところへ。 怒りと憎しみに突き動かされずにすむ、その場所へ。
連れていってくれと――疲れ果てた獣は、帰ろうと誘う友の声に希う*]
(+20) 2014/02/22(Sat) 19時頃
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|
/* エピったら集中力が他界するから進行中に死亡フラグを
(-16) 2014/02/22(Sat) 19時頃
|
|
[傷口は塞がり始めているのだろうか。 酷く掻き回した傷口は多量の血と着物とでよく見えない。 しかし脛を浸す赤い海は 今もゆっくりとその範囲を広げているように感じる。
傷が塞がったとしても、 血を失いすぎた鬼はどうなるのか。]
───、
[視線はジャニスへと──否、 その奥に転がる始祖の骸へと向いた。]
(13) 2014/02/22(Sat) 19時頃
|
|
/* 中身の前日までの緊張感が抜けた所為か、 色々いらんことを思い出して噴いてしまう
ぶっさされた相手(片手喪失)に抱きしめられて 血を吸うっていうこの状況ね…… wwwwwそっとお察しください */
(-17) 2014/02/22(Sat) 19時半頃
|
|
>>+17>>+18>>+19>>+20
周……うん、もちろんだべ。 おまーもこっぢにくるどいい。
[そう告げてから、 まるで死霊だと思う。 でも、周は本当に苦しそうだから、
それは、為したいと思った。
リーを殺し、マユミを殺し、そして、今、周も殺す。 願っていることとは逆のこと、 でも、都合がいいかもしれないけれど、
それも、彼らの安らぎならば]
ん……わがっだ。 今度こそ、連れていくだ。
(+21) 2014/02/22(Sat) 20時頃
|
|
[獣の背を手で押して、 誘う場所は、
その獣の身体を焼き尽すに十分な油のある場所。 ガソリンにまみれたあとの身体なら、 生き残りの兵士が撃ち込む弾丸数発で、それは容易く発火し、爆発を起こすだろう。
その怪物になった身体は、すべて焼けてしまえばいい。 周は怪物ではない。 心臓も脳髄も、すべてが、焼き尽くされればいい。
心の底からそう思って、 周を誘う]
(+22) 2014/02/22(Sat) 20時頃
|
|
[その背後に付き添っているだろうマユミはそれをどう思っただろう。 でも、もう、周の背を撫ぜる手は、周を死に導くだろう。
いや、人間に返すのだ。 もう、きんいろの慰みに、玩具にさせたくはない。
きんいろでなくても、その他の妖に、もう、周が縛られることがないように]
(+23) 2014/02/22(Sat) 20時頃
|
|
おかえりだ。周。
[周が激しい抵抗をしないならば、 そう告げて、帰ってきた友に手を差し出す。*]
(+24) 2014/02/22(Sat) 20時頃
|
|
/* !!! リッキィ早く来るんだ周君が燃えてしまう */
(-18) 2014/02/22(Sat) 20時頃
|
|
[過ぎるのはかつての血の海 砕けてひかる氷。
拒めば拒む程、尚悪い結果が待っているのは 解りきっている事だ。
このままここで終われたら、 とても穏やかな事なのかも知れないけど、 それでは駄目なんだとも思っている]
(*0) 2014/02/22(Sat) 20時頃
|
|
は――、ふ
[意識はぼんやりとしたままだ。
誰とも見分けのつかない紅に溺れながら 誘惑に逆らって、きわめて事務的に事を為そうと。 口を開けた牙。弱く噛みついた。 自ら地に縫いとめる両手が自制の証]
ん。ぐ……けほっ
(14) 2014/02/22(Sat) 20時頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/22(Sat) 20時頃
|
[霞む視線の先に、咆哮の行き場を失くした獣の、 乾いた血で赤黒く染まった姿が見えたように思う。
切り落とされた始祖の腕から小さな体を守ろうとした、 憔悴して、無力の底に今にも消えていこうとする。]
血統の違う声は届かないと知って]
……ひとりでは――
[独りでは、いかないで欲しいと願う。 それでは寂しいと思ったから。 行く先に誰かが待つのだろうか。]
(*1) 2014/02/22(Sat) 20時半頃
|
|
……ああ、行こうか。
[サミュエルの手に背を押され、獣は歩き出す。
誘う声が本当に友のものなのか、 或いは、後悔が生み出した幻に過ぎないのか、もう分からない。
けれど、どちらでも構わないと思った。
斃すべき敵は既に無く。 疲れ果て、ただ安らぎだけが欲しかったから]
(+25) 2014/02/22(Sat) 20時半頃
|
|
[鬼は果て、呪縛は潰えた。
黄金の鬼に運命を歪められても、 彼らは此処まで来れたのだから。
その命尽きるときまで、彼らは彼らのまま、 歩き続けることができる筈だ。
――そう信じて、獣は小さく笑った]
(+26) 2014/02/22(Sat) 20時半頃
|
|
[皮膚に冷たい牙の立つ感触。 痛みはまだ感じない。
吸われているのかもわからないほど 触れる力は弱い。]
せめて、傷が閉じるくらいちゃんと──…。
[逸る気持ちが手に籠もる。 吸血鬼特有の発達した犬歯が深く入るように 明之進の頭をぐっと引き寄せた。]
(15) 2014/02/22(Sat) 20時半頃
|
|
[ひとりでは――
そんな声が聞こえた気がして 一度だけ、生き残った仲間達を振り返り、目を細める] じゃあな。 ……お前らは、負けんじゃねえぞ。
[獣の面に浮かぶ色は果たして*]
(+27) 2014/02/22(Sat) 21時頃
|
|
[始祖の血を啜れば ホリーの血を吸った真弓のように 瞬時に傷を塞ぐことも可能かもしれない。]
誰か、始祖の躰をここに…… リッキィ──
[もう笑んではいない顔がリカルダを見て ジャニスの先にある始祖の骸を眼で指し示す。]
(16) 2014/02/22(Sat) 21時頃
|
|
/* >>16 それな(真顔) うっかり捕まった時にやりたかったよね。 でもその前に噛まれたり刺されたりしたよね。 (多分顎の辺りに牙が掠った傷があるといい。)
始祖さん灰化して! ← */
(-19) 2014/02/22(Sat) 21時頃
|
|
/* リ「周にーさん追いかけたい」・∀・「ですよねー」
・∀・「ケーキ食べたい。身体に悪そうな色のでもいいから」リ「あとちょっぴり頑張ってよ!!」
(-20) 2014/02/22(Sat) 21時頃
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[頭を押さえる手によって半ば無理に掛かる牙が、 薄い皮膚に刺さって血を流させる。>>15 舌にのる味は思った通りで、ただ、 上手く飲み込んで行けない。]
――う、んんっ……ゲホッ……
ぁや、もう、良……大丈夫。だから
[息苦しさを厭う。喉を反らして呼吸を求めた]
(17) 2014/02/22(Sat) 21時頃
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― 重ねの常磐 ―
[主の躯を浚う零瑠の腕が在った。
どれ程紅に身を染めても、抱き、誰の手の届かぬ場所に退く。]
……
[浮雲に隠れた月を探して、幼子は屋敷を抜け出した。さ迷い歩き、熱に魘された結果、記憶と言葉を失い孤児院に引き渡された。]
(18) 2014/02/22(Sat) 21時半頃
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[ニンゲンでもなく吸血鬼でもない何者かの叫び声は聞こえなくなってる。 僕を守ろうとするその姿を近くに感じた気がして、そっちの方へと手を伸ばす。
始祖吸血鬼は死んだよ。なら、もう、さまよう必要なんてないんだから、]
帰って、いいんだよ……。家族のところに。
[僕は、きっと、――同じところには帰れないけれど。 それが寂しくて、僕の声は震えた]
(*2) 2014/02/22(Sat) 21時半頃
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[父を忘れ、母を忘れ、妹を忘れ、 家族を忘れ、帰るべき場所を忘れ。
知らず『父殺し』の罪を背負う。
そして、今も――また。
零雨は 止まない。**]
(19) 2014/02/22(Sat) 21時半頃
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− 昔語り − [遥か昔。 鬼と人の時の流れは違う。
それでも初めて己の存在を意識した頃は まだ他の鬼の膝ほどの背丈の子供だった。
だがその頃からその子鬼は始祖であった。
周囲の鬼達が傅かれ育つ中、家畜に興味を持った事もあった。
だが家畜に声を掛けても、 壊れているのか引き攣った笑いと怯えた喉ではまともに 会話を重ねる事も出来なかった。
奇声を上げて襲いかかって来る家畜もいた。 容易く退けたけれど、その時に気付く。
死の間際に、憎悪の中でしか、 家畜はこちらに言葉を向けないのだと]
(20) 2014/02/22(Sat) 21時半頃
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/* 強制観客席の座り心地は――…お察し下さい。
待っていたら主の心臓貫かれてたとか。 いや、その決断をしたのは主自身だけどね。
|ョ''ω''〃)
(-21) 2014/02/22(Sat) 21時半頃
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[この悲鳴や断末魔、号泣がこちらに向けられた言葉。
異口同音に零れるそれしか、聴く事が出来ない事に 気付いたのはいつの事か。
それなら少しでも変わった悲鳴を聴いてみたい。 苦しむ声を聴いていたい。
それを愉しみとするようになったのが、いつの事か。 昔過ぎて覚えていない。
鬼も畏れるだけで、ホリー以外はまともな会話にも ならなかった]
(21) 2014/02/22(Sat) 21時半頃
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[だから おそらく この5年が 何より 愉しかったのだ]
(*3) 2014/02/22(Sat) 21時半頃
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/* 主ぃ、おとうさま!
(-22) 2014/02/22(Sat) 21時半頃
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[多くの命と心の犠牲を愉しんで来た鬼は落ちた。
口元に浮かぶ笑みが、己の死すら愉しんだ以外に 何かあったのか、それはもう誰も知らない**]
(22) 2014/02/22(Sat) 22時頃
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/* お兄ちゃん行ってしまったwww
なら、
(-23) 2014/02/22(Sat) 22時頃
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……、う、うん。
[僕は絢矢に名前を呼ばれて、顔をあげる。ちょっとの間ぼんやりしてたところ。>>16
血が必要そうだから、亡骸の一部だけでも持っていけば……でもそれだと足りないかも。 そう思えるくらいの深さを僕は明にーさんの傷に見てた]
(23) 2014/02/22(Sat) 22時頃
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|
[ただ、もし。 冷たくなった己の骸を抱く零瑠を知る事が出来れば]
珍しい奴だ。 だが、悪くない。
[その腕の中。温もりに微かに微笑みを見せただろうか**]
(*4) 2014/02/22(Sat) 22時頃
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|
[僕は始祖吸血鬼の亡骸に近付く。 そして手を伸ばすより早く、別の二本の腕が亡骸を運び去ってこうとした。>>18]
零にーさん……。 ―――待って、っ!
[分かってる。待てと言われて待つようなことはないって。 僕は絢矢と明にーさんの方を振り返る。ふたりとも心配で離れてられる余裕なんて、ない]
ごめん……、――…あ、でも、腕ならまだその辺に転がってるかも。
(24) 2014/02/22(Sat) 22時頃
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/* 始祖様まじ最終的つんでれ始祖様 つんでれ、だよ、な、だよね(そわそわ
(-24) 2014/02/22(Sat) 22時頃
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[苦しげな声と咳に、我に返って力を抜いた。]
ごめ、ん ……ほんとに、大丈夫?
[覗き込む。 朝日が射してルビーのように鮮やかに輝く紅に 生気は戻って来ていただろうか。
今にも絶えそうだった呼吸が 少しでも穏やかなものに変われば、 絢矢は小さく吐息を漏らす。
険しかった眼差しも安堵に弛み──]
(25) 2014/02/22(Sat) 22時半頃
|
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[突如、絢矢の腕は支える力を失って 血溜りに、明之進の上半身が落ちる。]
ッ、 ────…?
(26) 2014/02/22(Sat) 22時半頃
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|
[瞬間──]
────────ッッ!!
[声にならない叫びに喉を引き攣らせ 躰をくの字に折って蹲る。]
あ゛、
[引き裂かれ、骨の覗いた手首を抱え 額を血溜りに押し付けて、 肩を、背を、小刻みに痙攣させた。]
(27) 2014/02/22(Sat) 22時半頃
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|
[痛い。 痛い。 痛い。痛い。痛い痛い痛い痛い痛い痛い───]
(28) 2014/02/22(Sat) 22時半頃
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[――今にして思えば、 黄金の鬼に運命を歪められた子供たちの中で、 周が一番心弱かったのかも知れない。
戦い以外に生きる術を知らなかったから その理由を失えば、容易く折れてしまうしかなかった]
(+28) 2014/02/22(Sat) 22時半頃
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|
[だから――誰かに必要とされたかった。 戦う理由が欲しかった。
真弓が言うように、零瑠が自分を必要としていたのなら、 甘さに付け込まれた結果、獣と成り果てたのだととしても、
――それでも良かったのだ]
(+29) 2014/02/22(Sat) 22時半頃
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|
[仲間達は、手の付けられない暴れ者だった自分を受け入れ 必要とさえしてくれた。
ヒーローを仰ぎ見るような憧憬の眼差し。 子分にしてくれと、慕う言葉。 寂しさを見かね、重ねられた手。
他の家族を裏切ることになっても、 自分を傍に置こうとした哀切。
欲しいものは此処にあった。 充分に与えられた。
――けれど、与えてくれた皆に、 報いることはとうとう出来なかった]
(+30) 2014/02/22(Sat) 22時半頃
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|
[全身余すところなく痛みと灼熱感に支配され 知らず手首の断面を抉るように突き立てた爪さえ 痛みとは感じない。
色彩の抜け落ちた貌の中、 青褪めた唇が、空気を求めて一度だけはくりと喘いだ。]
(29) 2014/02/22(Sat) 22時半頃
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[ひととき視界にあった零瑠の姿は、>>18 彼自身も満身創痍のまま、始祖の骸を攫って去った。 恐らく家族の誰よりも多くその血を受けて、 誰よりも深く仕えた姿に、
断裂を見る。]
……零瑠君――
[重ねたかったものは散り散りで、引き留める事も叶わない]
(30) 2014/02/22(Sat) 22時半頃
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[生を擲ち死を選ぶ弱さを、疲れ果てた周は受け入れる。
昔、約束を交わした少女は、 寂しさに声を震わせていたけれど、その弱さを赦してくれた。>>*2
それに、共に在るときは常に自分の背を守り続けてくれた友が。 周が生き延びることを、誰よりも望んでくれた友が、一緒に帰ろうと導いてくれるのだから。
――きっとこれでいいのだ*]
(+31) 2014/02/22(Sat) 23時頃
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|
[それから僕は、白いコートの人が零にーさんを追いかけてくれるんじゃないかって思って、絢矢達からちょっとの間視線を外す]
――――、え?
[何かが水たまりに落ちたみたいな音が聞こえた気がして振り返った時には、もう、こうなってた]
絢矢、 なん、で
[嘘だ。こんなの嘘だ。だってさっきまでちゃんと動いてて、話もできたのに、でも、 よく考えたらまた会えた時から傷だらけで、また会ってからも色んな傷を負って、そういうの全部我慢してたはずで、
だから、おかしくならないわけがないのに。 気付かなかった? 気付かないふりしてた? ――今はそんなこと考えてる場合じゃない!]
(31) 2014/02/22(Sat) 23時頃
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― 吾の安きを ―
[光は闇獣と化した。
守るべき『家族』。
生が苦しみを生むのなら。 絶望も後悔も懺悔も無い場所へ。]
脅し? 我儘? このままあなた達の目的を果たしても同じことだと……。 解放を願った行動の先には、安吾さんの言う多くの人の犠牲しかないって……、そう俺は言ってるんだ。
[立場の違いは重々知っている。 今回の殲滅戦でどれ程の数が減ったのかは知らないが、それでもあの城には人が――家畜が、多い。
一部の解放なら許可を得られるのではないか。そんな甘い考えが底に在る。]
(32) 2014/02/22(Sat) 23時頃
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[願う。傍に在りたいと。 その為に何を捧げても。 『家族』の、『兄』の命を捧げても。
主のことを想い、その生を願い、そのためになら他の犠牲も―――厭わない。]
(33) 2014/02/22(Sat) 23時頃
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[口角を伝うものは血混じりの唾液か。
正気を手放したくなる痛みに 耐えて、
──耐えて。]
(───あ)
[それは不意に、 始まった時と同じように、唐突に消失した。]
(34) 2014/02/22(Sat) 23時頃
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[絢矢の腕から解放されれば、覗き込む目に合わせた。>>25 朝日はまだ少し低い位置にあって眩しく―― 逆光の影に菫を見る。]
大丈、夫。
[どうにか口端を上げて笑みを示した。 だが、その表情が安堵に緩んだ次の瞬間、 抱きとめられていた背がずるりと滑って、 血溜まりへと無様に肘をつく。>>26]
つっ……
[傍らに顔を向け、目を瞠る。]
――――絢矢!
(35) 2014/02/22(Sat) 23時頃
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[広げられた安吾の腕。 左胸に刺さった刃。間近くで浮かぶ笑みを見上げ。
頭に触れた手の、懐かしき昔。 どうしても手離すことが出来なかった学帽。]
あ……
[自ら手離して、しまう。 壊してしまう。
最後に『兄』を――…**]
(36) 2014/02/22(Sat) 23時頃
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/* 一人で満身創痍なキャロを死亡フラグと受け取ったのだけれど、始祖戦に遅れる為だけの演出だったらどうしよう………。 頸動脈切るって書いてしまったせいではないか…(滝汗) 暈してシステム結果を待てば良かったよね! あー、ごめんなさい。
(-25) 2014/02/22(Sat) 23時頃
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/* 零瑠がなかなか主の所に行かないのを、PL的に行かせたくない選択だと思われていたらどうしよう。そんなことないんだよ! いつログイン出来るかも不安定で、そんな時に合流ログ落として離脱しても周囲を動きにくくさせるだけだし。
そして、父殺しの罪が重なるのかぁぁって、のたうつ。
腕の中の主が!が!
(-26) 2014/02/22(Sat) 23時頃
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…、――――ッ!!
[僕は絢矢に駆け寄って、痛みにあえいでる背中を撫でてみる。 それで駄目だったら無理にでも血だまりから引き離して後ろからぎゅって抱きしめる。
お願い、――どうか、これ以上壊れてしまわないで]
…………絢矢っ、
[いっそ、この痛みも苦しみも全部、僕が引き受けられたらいいのに]
(37) 2014/02/22(Sat) 23時頃
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/* リ「嫌な予感しか」 ・∀・「しない」
;∀;「ケーキくいたい」
(-27) 2014/02/22(Sat) 23時頃
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/* と もかく 周にーさんに対して願いきれなかったような感じのことを願ってみる 考えるな感じろ
(-28) 2014/02/22(Sat) 23時頃
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血……を、止、めないと、 リッキィっ
[手助けを求めて、リカルダを呼ぶ。 引きちぎられた右手首、血の溢れた左肩。 押さえつけて止めなければ、人間の身から失われた血は 吸血鬼よりもずっとずっと取り戻すのが難しい。
ジャニスの姿はまだその場所にあっただろうか]
……助けて……
[あるいは吸血鬼の始祖が潰えた事によって、 他の守護部隊が残党を狩りに現れるかも知れないが。]
家族を、助けて下さい……!
[――果たして、鬼の嘆願に耳を傾ける事があるものか?]
(38) 2014/02/22(Sat) 23時頃
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―とおく―
[主の傍にはリカルダの。 表情の細かな処までは見えないが、ひどく苦しげに思えた。
黒刃の小太刀は彼女のものではない。では誰の?>>8:119
零瑠の視線の先。在る姿は5つ。]
……待っ
(39) 2014/02/22(Sat) 23時半頃
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/* もう一押し絶望展開してみた。 生死がどうなるかエピが楽しみなんだが(にやにや */
(-29) 2014/02/22(Sat) 23時半頃
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[痛みのほか、 全ての意味がバラバラに引き裂かれて 形を成さなかった世界に 少年と少女の声が戻って来る。
夜通し燃えて、 爆ぜた火の粉の音さえ聞こえ]
──リッキィ?
[自分を抱き締める腕のあることに気がついて 菫色を瞬く。]
(40) 2014/02/22(Sat) 23時半頃
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>>+31
[周にとって、なにが一番幸いなのか。 もしかすると、自分の与えようとしているものは間違っているかもしれない。 でも、もう、それよりも、なによりも、彼に安らぎを。 友として、彼になによりのねぎらいを。 それが、死というものであっても]
周、おでは… 絶対おまーはかえっでぐるっで信じてただ。
[周の身体が尽きれば、その魂を引き出すように手を引っ張りだして、その肩を叩き、髪をぐしゃりかき混ぜた*]
(+32) 2014/02/22(Sat) 23時半頃
|
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[明之進はジャニスに嘆願している。
始祖を貫いた後、 妖気と呼んで差し支えないほどに 纏う気配の変容した危うい佇まいの後姿。
危ないからやめて、と。
ボクは大丈夫──。そう言おうとして]
(あれ?)
[自分の発した声が、聞こえなかった。]
(41) 2014/02/22(Sat) 23時半頃
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/* さみゅが死神になっておる……!!!
(-30) 2014/02/22(Sat) 23時半頃
|
|
[期待を寄せられて居たのに。 主の元へと辿り着いたのはジャニスが先で。
命と引き換えにでも、殺しておけば良かったのか。
明之進の姿が在る。 真弓が持っていたはずの、剣を手にしていた。鬼を刺す棘を。
紅染まった、棘を。]
(42) 2014/02/22(Sat) 23時半頃
|
|
ぁ、
[動かす脚の、なんと遅いことよ。
何故、自身の刃は『敵』を退けることが出来なかったのだろう。
振るわれそうになる三日月の、影に一矢。>>3
真弓から話を聞き、主の元へと向かいながらも探して居た姿に漸く……出逢えた。]
ぁ ……や
[身を強張らせる。射られた矢の向かう先。刺さってくれるなと手を伸ばしたが――…。]
(43) 2014/02/22(Sat) 23時半頃
|
|
[もう痛くないから。
もう一度声に出してみる。
舌は動くし、声帯は震えて、 ちゃんと言葉になっているとを示している。]
(なのに──)
[音だけが欠け落ちて。
聞こえたと思った二人の声も、 燃え上がる炎も、また遠ざかる。]
(44) 2014/02/22(Sat) 23時半頃
|
|
(────あぁ)
[そうか。
『疑問』は『納得』へと、 ストン、と着地する。]
(45) 2014/02/22(Sat) 23時半頃
|
|
―菖蒲―
[瞬間の、見えた菫色は記憶よりも色が濃い様に見えた。
だから。 もう冷たい主の身を抱えながら、別の方より近寄り、 名を呼ぶ。
桜の枝は、まだ張っているだろうか。
あの花は、また今年も咲いているだろうか。]
(46) 2014/02/22(Sat) 23時半頃
|
|
血、を止めるってどうやって、―――おさえればいいのっ!?
[一番血が出てるところは見れば分かる。そこに手を当てて、――足りないよそれじゃあ! 僕は上着の袖をちぎって絢矢の左肩と右手首へと巻きつける。なるべくきつく]
そう、僕、だよ。 今明にーさんが助け呼んでるから……。
[絢矢の眼がこっちを向いた! 僕は笑い顔を作ろうとしたつもりだったんだけど、うまくいった気はしない。それでも絢矢に声をかけるのをやめない]
(47) 2014/02/22(Sat) 23時半頃
|
トレイルは、リカルダの抱く少女を見て。
2014/02/23(Sun) 00時頃
トレイルは、明之進に血を与え、彼が助けを求める少女を見て。
2014/02/23(Sun) 00時頃
|
/* 今日の一曲が仕事しない がしかし代わりの曲も聴くごとにまがまがしく感じられ あああああああ
(-31) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
リッキィ、泣いてる?
[間近にある顔を見上げて話し掛ける。
やっぱり発した声は聞こえないけれど、 自分を抱えるリカルダの顔が、 とても辛そうに見えたから。
冷たくて、震える手を伸ばして、 昔に戻ったようにリカルダの上腕を撫でた。]
(48) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
―――…菖蒲。
[日に日に大きくなっていく腹を、撫でた。 鼓動を聞き、誕生祝いにと ……あぁ、あれは菊結びだったか。
右の輪が僅かに膨らんだ……*]
(49) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
[>>0答えた予想通り最低なものだったけれど、 人間を終えた自分は彼が望むような表情を出せたのだろうか そして瞬く間に目の前の金色がかっ浚われた。 もう遺体だとしても今後の吸血鬼討伐に向けて まだ利用価値があるそれを持ち帰ろうとしたところだった]
(50) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
[二人とは違う方角から影が伸びて、 朝日を遮った。
リカルダを撫でる手はそのままに 影が生まれる地点に眼を向ける。]
─────……、ぃ
[舌が氷のように冷たくて 今度はうまく言葉に出来なかっただろうと思う。]
(51) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
[>>38助けての声に、まさかそれが自分にかけられたものだと 理解するのに少しだけ時間がかかった]
アヤを? しかし私は……
[輸血しようにも手段がない、 何よりもう人ですらない。
あるとすればこの、聖銀水の瓶]
(52) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
[困ったように眉を下げ、 せめて昔のように笑ってみせようと、 唇の端を上げてみたけれど、 実際は、不自然に頬が引き攣っただけだった。]
ぁけ、ちゃ、
[仕方なく、笑うのは諦めて。
傍に、霧のように在るだろう少年の名を呼び リカルダを撫でていた左手で小太刀を抜いた。]
(53) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
/* ジャニスがきちんと正気だったので、あのロルを表に落とさなくてよかったねと…!
基本、灰に落としてるのはIFロルに近いから、俺はいいのだけど(EPって読むみんなが可哀想だ!
うぐぐ、打とうとして打てない安吾難しい子… EP近いよね、うーん風呂離脱なんだが…
(-32) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
[きっと、明之進にはまだ足りない。
逃げてゆけるようになるだけの、 人の生き血が。]
み、ンな、
[霞み始めた視界に、 順に家族の姿を映し──]
──、
[生きて──。
唇の動きだけで、そう告げて]
(54) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
/* 表頑張れ、俺は絢矢には生きて欲しいと思ってたけど、さてどうなるかな。 この物語の行く末を思うと!あうあう
(-33) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
あれ、アヤも堕ちるのかと思ったが違うんかな
(-34) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
何を、言うの。大丈夫なわけ――
[血混じりの声は余りに危うく、聞き落としそうになる。 ついさっきまで苦痛に塗れていた絢矢の顔から、 不意に何かが欠け落ちたのを見て、 今度はこちらが表情を歪める番だった。]
…………絢矢。
[左手に身を寄せる。その手には黒い刃があって]
(55) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
/*
うむ、やっぱ絢矢はそうだよな。 ということで、孤児院人間組は全滅か。
(-35) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
[震える手で、
『常磐』の──漆黒の薄刃を、 躊躇いなく己の頸へと滑らせた。]
(56) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
/*
あ、でも、システム的には、死ねない?
(-36) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
/* 正直、墓落ちしてから、エピまで一週間は長かった。 迂闊に地上には触れないし、ソロール回すにも限界がありますしね。
もう一人くらい、生きて墓落ちしてくれる人がいてくれればな、と思ったり。
(-37) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
/* ◉︵◉
(-38) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
―――…っ、
[僕は返事の代わりに絢矢の身体をほんのちょっと強く抱きしめる。>>48 泣いてなかったら今頃、もうちょっと楽しい話ができるくらいの心持ちでいるよ。いつかみたいに。 涙は相変わらず流れてこないけれど。
僕の左腕を撫でる手は冷たいけれど、いつかの温かさを呼び起こしてくれた。
―――だからかな、その手が離れた時、>>53 心まで凍り付いたみたいになったのは]
(57) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
/* 聴こえないよ、菖蒲!
(-39) 2014/02/23(Sun) 00時頃
|
|
[既に多くを失いすぎて満足な圧を持たない動脈から、 それでも鼓動に合わせて 鮮血の細い川がぴゅうっと噴き出す。
急速に体温が喪われてゆき、 感じるのは寒さ。
ぼんやりと霞む意識の中で、 伸ばした腕を明之進の首に絡ませ、 次第に吹き上げる脈動さえ弱くなる首筋へと 引き寄せたのが最後の記憶。]
(58) 2014/02/23(Sun) 00時半頃
|
|
[何かを口にしようと、微かに唇が震え──]
(59) 2014/02/23(Sun) 00時半頃
|
|
/*
そして、周に対するロールは、 おでの精一杯の、安らいでくれ、コール。 友人としての、精一杯の愛。
もちろん、返してもいいんだよ。 やっぱり俺は獣の一生!とかでももちろん。
(-40) 2014/02/23(Sun) 00時半頃
|
|
/*
絢矢ー!
(-41) 2014/02/23(Sun) 00時半頃
|
|
なるほど、こうやって死ぬのか。勉強になる。
(-42) 2014/02/23(Sun) 00時半頃
|
|
[────それきり、絢矢の心臓は鼓動を止めた。**]
(60) 2014/02/23(Sun) 00時半頃
|
|
[一瞬だけ、自分と同じようにしてしまえば 彼女も助かるのではという考えが横切って。
しかし強引に事を起こせばそれはつまり、 憎んでいた鬼と同じものになってしまう気がしたから 潔すぎる判断を見守ってから、その場から静かに立ち去った]
(61) 2014/02/23(Sun) 00時半頃
|
|
[昔ならば、見て即座に倒れていた量の、紅。 菫色が此方を向く。>>51
開く唇。
けれど、言葉は伝わらない。]
……明。リッキィ
[二人の名を呼びはすれど。]
(62) 2014/02/23(Sun) 00時半頃
|
|
/* 実質的に村人全滅だって気付いて僕は(頭抱え)
Q.で、生きれそうなのかって A.………。
(-43) 2014/02/23(Sun) 00時半頃
|
|
やめて……
[これが。
――この流される血が、人に触れることの罪だ。]
や、めてよ――!
[過ぎた朝焼けは戻らず、足元の海はより紅く、 最後に望みを砕いたものは、己が寄り添う小さな温*]
(63) 2014/02/23(Sun) 00時半頃
|
|
/* デフォルトで、菖蒲が投票だったとは。
兄妹対決とかね、やりたかっただろうに。 なかなか逢えずに、ごめんね……
(-44) 2014/02/23(Sun) 00時半頃
|
|
─ 夢 ─
[冷たい手。 冷たい微笑。
しみ一つない母の手に手を添えられて 振り下ろす黒塗りの刃が母の膚を抉る。
細い頚から吹き上がる血は冬の小川のように冷たいのに 血潮に濡れて紅く染まった幼い少女は、
──菖蒲は、引き攣るように笑っていた。]
(64) 2014/02/23(Sun) 00時半頃
|
|
うっだめだトイレに引きこもるから終わったら呼んでください**
(-45) 2014/02/23(Sun) 00時半頃
|
|
[今でも覚えている。
春、皆で摘んだ花のにおいと一緒に作った蓬餅の味。 夏、隙間から入ってきた虫と女の子たちの悲鳴。 秋、集めた落ち葉と焼き芋が焼けるまで待つあの期待。 冬、薄くて硬い布団の中でくっついていた互いの体温。
忘れたことは、一度もない。]
(+33) 2014/02/23(Sun) 00時半頃
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[醒めないで欲しいと思った夢。 取り戻したかった過去。
掴めなかった、未来。**]
(+34) 2014/02/23(Sun) 00時半頃
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[菖蒲の命を断った刀の銘を。
知る者は、居ない。
最期まで手の内に在った『常磐』は、意志を持たぬ武器であるけれど。]
(65) 2014/02/23(Sun) 01時頃
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/*
リーは忙しいんだろうな。さみしす。
(-46) 2014/02/23(Sun) 01時頃
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/* キャロも生き残ってほしかったなぁ。 えぐ
キャロマドカ、見てて可愛くて好きだった。
(-47) 2014/02/23(Sun) 01時頃
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[痛みも苦しみも切望も、長く共に在ったからこそ。
これで彼女の『罪』が、贖われるのなら―――…と
頸に刃が滑るのを 止めやしなかったのだろう。*]
(66) 2014/02/23(Sun) 01時頃
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[僕は絢矢の身体が温かさを失って動かなくなっても、まだ絢矢を抱いたままでいた。
零にーさんが名前を呼ぶ声にも顔をあげられなくて、]
……… 絢矢、 アヤ、 ―――― あやめ ………っ、
[僕はいつの間にか、零にーさんが絢矢を前にして呼んでた名前を、絢矢の亡骸に向けて呼びかけてたんだ。 素敵な名前じゃないか、ねえ―――]
(67) 2014/02/23(Sun) 01時頃
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― 変わらぬ常磐の ―
[主が齎す痛みは、悦びに繋がっていた。
――けれど、この痛みは嫌だと全身が拒む。 届いた時にはもう遅い。
積み重なるのは、『父』と呼んだ者を喪う罪か。
そんなこと……。>>8:*33 零瑠はふるふると頭を振る。]
そんなこと、言わないで……。
(*5) 2014/02/23(Sun) 01時頃
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永久に傍に、と、言った俺を
(*6) 2014/02/23(Sun) 01時頃
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……嘘つきに、させないで
(*7) 2014/02/23(Sun) 01時頃
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─ 夢の現 ─
『おまえが男だったら良かったのに』
[鮮やかな紅の引かれた唇に美しい弧を描き、 手入れの行き届いた指で童女の髪を撫でながら、 母は口癖のように言っていた。
傍にいるのに、 笑っていてくれるのに、 童女はいつも突き放されるような寂しさを感じていた。]
『おまえを産んだから、 わたしはもう仔を産めないのよ──あや』
[嫋やかな手と玲瓏な声音で 日毎甘やかな毒を塗り重ねられた童女は 知らぬ間に、母の言葉に縛られる。]
(68) 2014/02/23(Sun) 01時頃
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[童女にとって、 母の悲哀のすべてが己のせいで 母の悲憤のすべても己のせいだった。
何よりの罪は──、
母の産道を傷付けて、産まれ落ちたこと。]
(69) 2014/02/23(Sun) 01時頃
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[父は母より忌憚なく接してくれたけれど 常磐緑の瞳がいつもどこか遠くを見ていたことも 敏感な幼子は感じ取っていた。
視線の先に、見たことのない『兄』を見て、 羨望と憧憬を、小さな胸いっぱいに詰める日々。]
(70) 2014/02/23(Sun) 01時頃
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[……ふと気付く。頬が濡れてるって。 絢矢の血が飛んだのかな。それとも―――。
見上げた空には雨雲の影もない。光が、眩しい]
ね、アヤも、 ……僕に「生きて」って言って死んでくんだ。
[血の繋がりはない、けれど大切な家族だった。 なのにまた、僕の前から消えていく、なんて*]
(71) 2014/02/23(Sun) 01時頃
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[サミュエルが周へかける言葉を傍らで感じていた。 そのやりとりも、すべて。聞くつもりなどなくても、 その手は離れないのだから仕方ない。
だから]
……あなたはきっと、強くなれたはずなのに。
[同じ言葉は少しだけ、悲しげに。 少年たちに卑怯者だと言葉を投げつけたあの頃と、 零瑠を糾弾する言葉を投げた今と何の違いもない。
彼は自分がほしいものを持っていた。 “家族”を守る、力。それを行使する自由。
だから歯がゆく、だから悔しい。 当人にそんな様子が見えねば尚]
(+35) 2014/02/23(Sun) 01時頃
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/* あや、めwwwww
(-48) 2014/02/23(Sun) 01時頃
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/* あ、あ、ありのまま起こったことを話すと、 当初は過去に言われた「生きろ」って台詞を誰かに言って希望を託すみたいなノリで死んで行けたらいいなーって思ってたのになぜか託される側になっていたんだ
はふん
(-49) 2014/02/23(Sun) 01時頃
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トレイルは、アヤワスカ(菖蒲)の兄は障子にまだ見ぬ妹の姿を描き残していた。
2014/02/23(Sun) 01時頃
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/* え、そんな促しwwwwwwwwwwww
(-50) 2014/02/23(Sun) 01時頃
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[父も母も己の元から去ってゆき、 一人残された広い屋敷で 己の罪を悔いて泣き暮らす日々の終わりに──。
母のくれた紅の海は、 菖蒲が罪に染まる前──、 母の胎内で浸かっていた羊水のような匂いがした。*]
(72) 2014/02/23(Sun) 01時半頃
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トレイルは、アヤワスカの、『菖蒲』の名と共に。墨の字体の癖は変わらず。**
2014/02/23(Sun) 01時半頃
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/*
マユミがいたので、なんかうれしい(爆破ですね、すいません
(-51) 2014/02/23(Sun) 01時半頃
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/* wwwwwwwwwwwwwww?wwww
飴ありがとうwwwwでもそんなにはいらないwwwww
(-52) 2014/02/23(Sun) 01時半頃
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/* どうする? せっかくだし? 使い切る?
……ごくり。
(-53) 2014/02/23(Sun) 01時半頃
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[感じる意識は、 いまある命と消え行く鼓動に向けて。
明乃進とリカルダと零瑠と――絢矢。 他の皆はみな死んでしまったのだろうことを知る。 それでも、自分の願いは姉のくれた刃という形で託せた、それは成就したのだろう。
願うべく幸いはどこにあるのだろう。 鬼とならなかった家族が皆死んでしまっては、 鬼である彼らの幸いが見つからねば、 父を殺したかった意味も、失われたに等しい。
見知らぬ人の安寧など、帝都の平穏など知らない。 ――本当は、傍らに感じる彼の存在だって、生きて幸せでいてほしかった]
(+36) 2014/02/23(Sun) 01時半頃
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[どれ程 抱き締めても。 どれ程 流れる血を止めようとしても。
命が零れ落ちるのを、止められない。
此こそが絶望か。後悔か。]
ごめ、 ん……な、さい、俺…… 俺が、もっと、はやく… はや、く
[懺悔を繰り返しても、 時は逆巻きはしない。
失われていく温度。]
(*8) 2014/02/23(Sun) 01時半頃
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/* 土壇場のフラグをどうにか活かしたいのだが、 あいにくと死体……。
いや、生死は村人には選べないので、 吸血鬼化させるよって人がいれば 受け入れる心構えはありました。
(-54) 2014/02/23(Sun) 01時半頃
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目を、あけ……おね、
呼んで、くださ……また、 ねぇ、俺の名を……
[寄せた主の頬に涙雨が垂れる。 口許、微笑みを見出だし。>>*4
まるで救われたように… 赦されたように……思えてしまう。
微笑み返そうと努めて目を細める度に 静かに、雨が。**]
(*9) 2014/02/23(Sun) 01時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/23(Sun) 01時半頃
和算家 直円は、メモを貼った。
2014/02/23(Sun) 01時半頃
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/* ところで明ちゃんとリッキィの 兄妹再会を後押しする菖蒲呼びににやにやする。
本人達がさっぱり気づこうとしていないから…… 苦労をかけるね、お前たち……(かーちゃん顔)
(-55) 2014/02/23(Sun) 01時半頃
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― “希望”の記憶 ―
[僕が五歳になったばかりの頃――雪のちらつくある日。
これは僕らに唯一残された最後の“希望”なのだと。 そう言いながら手招きする家族に僕はやだ、って言った。
どうして。どうして家に怖い人が来ただけでそんなことしようとするの]
せっかくやくそくしたのに!
[そう、約束。 春になったらどこかに出かけよう――って。 家からもあんまり出たことのない僕は喜んで、本物の桜が見たいなんてワガママまで言い出したんだ。
なのに死んじゃうなんて、―――嫌だ]
(73) 2014/02/23(Sun) 01時半頃
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[その時怖い人達が燃える家の中にまで押しかけてきて、 僕を連れ出そうとした。
僕のなけなしの抵抗は届かなかった。 燃える家の壁にぶつかったせいで、左腕が焼けるように熱くなった。
しばらくして、――母親が僕の前に立ちふさがっていった。そして逃げるように言った。 僕は聞き分けなく一緒に逃げようって言ったけど、その時母親はもう僕だけを逃がすつもりだったんだと思う]
(74) 2014/02/23(Sun) 01時半頃
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[はっきり覚えている言葉はひとつだけ。
『あなたが生きていることが私達の“希望”だ』
それって、僕に「生きて」って言ったのと同じだよね。要するに。
僕はその言葉の――“希望”の意味も知らないまま逃げ出した。 僕にとって最初の大切な家族の、最期の願いのために*]
(75) 2014/02/23(Sun) 01時半頃
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―喉を通る紅の味―
[どうせならば、甘い味であれば良かったのに。蜂蜜をかけたような、甘い――…。]
キャロライナ…
[牙を離してそっと表情を窺う。 なんと虫の良い話だろう。
安吾の様に。 彼もまた、微笑み浮かべて居てくれれば良いのに……だなんて。
問い掛ける。]
キャロライナにとって……『家族』って、何?
(76) 2014/02/23(Sun) 01時半頃
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/* 厳密には生きろって言ってなかtt
Q.おい A.村入り前から決まってた箇所だからしかたないんだ…!
(-56) 2014/02/23(Sun) 01時半頃
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/* >>8:126 これ見るたびに、 始祖様の血を舐めたボクは……www
と思う……w>>8:42
(-57) 2014/02/23(Sun) 02時頃
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/* 席を外して戻ってきたが、 なぜひっぱっているんだろう。
(-58) 2014/02/23(Sun) 02時頃
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─ 孤児院の記憶 ─
[あや、という音しか持たなかった少女に 零瑠がくれたのは 意味と──切欠、だった。
それまで、少し距離のあった年上の少女と 共通の、仲間めいた意識が芽生え たくさん遊び、たくさんはしゃぎまわった。
キラキラと煌めいた、在りし日の記憶。]
(77) 2014/02/23(Sun) 02時頃
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[少女は零瑠が教える習字の時間が 割と、いや、とても好きだった。
字を書くことよりも 字を覚えることよりも 零瑠が書いた字を眺めている方が楽しかった。
四歳より以前の記憶のない少女には その理由はわからなかったけれど 零瑠が書いた字を見ると、 時々泣きそうなくらい切なくて──
とても、嬉しくなる時があった。]
(78) 2014/02/23(Sun) 02時頃
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[答えて欲しい唇は、もう動かない。 命を奪ってしまったから。
微かに紡いで居た声は、細かった。]
……そう。何の花が良いかな。 桜? 梅?
あぁ、もしかして怪我したこと? もう忘れてよ。恥ずかしい。
[守護隊に居る『家族』も。鬼の城で共に生きた『家族』も。棄てる覚悟を決めたのに。
揺らがないようにと、鬼の爪を見詰め。 散る人参色を、じっと見詰め。 致命傷を、避けてしまう。]
(79) 2014/02/23(Sun) 02時頃
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/* あ、や、め! ♪ ((o''∀''o)) ♪
(-59) 2014/02/23(Sun) 02時頃
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/* ああ、キャロライナのキリングロールか。
しかし零瑠のこの>>76 優しくしてくれそうな相手からは搾り取る感。
(-60) 2014/02/23(Sun) 02時頃
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[桜の花びらの舞い込む部屋の 障子に残された拙い画──。
兄の、『常磐』に描かれた少女は 誰からも愛される 純真で無垢な笑みを浮かべていた。
孤児院で、保護された少女が目を覚まし 霧のような少年の手をとって 最初に浮かべた赤子のような幼い笑みは 障子に描かれた『菖蒲』とよく似ていた──。*]
(80) 2014/02/23(Sun) 02時頃
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……うん。
[キャロライナが零瑠の名を呼ぶ。 居るよと、小さく返す。
煙の中、髪を鬼に掴まれていた。 今にも死んで、しまいそうだった。
他の鬼に殺されるぐらいなら――…
いっそ。]
………きゃ、ろ
[飲み込んだ紅の味。 願えば――また『家族』にと叶ったかも知れない。
けれど、周のようには……したくなくて。]
(81) 2014/02/23(Sun) 02時頃
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/* 対照的なふたりだなあ。
あ、真弓が最後サミュエルと逃避行の時に、 明くんだけに託したのは、当然あやには戦ってほしくなかったからだけど、ロールにいれられなかったな。
(-61) 2014/02/23(Sun) 02時半頃
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[零瑠の事を、まだ『家族』だと思ってくれる彼となら。
鬼と、人と。 望んだ世界への第一歩が踏めたかも知れないと思ったのは。
少し離れた倉庫の壁に寄り掛けられた円の躯と、緑色のスカーフを見付けた後のこと。**]
(82) 2014/02/23(Sun) 02時半頃
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― 桜花 ―
……
[遠目から、少女の衣装に在る桜花を認めた。 だからもう一度、菖蒲と名を呼ぶ。
身から流れる紅の筋が糸の束のように見えて。 絢矢と名を呼ぶ。
主の躯を支え直し。
瞼を一度閉じた。散る桜花は朝陽の光で淡く。
明之進とリカルダの様子を、 あと少し見守ろうと。**]
(83) 2014/02/23(Sun) 02時半頃
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─ 『常磐』 ─
[繰り返し囁かれる母の毒は 童女から、純真さと笑顔を徐々に奪う。 いつしか童女の笑みは 遠慮がちでぎこちないものへと変化して行った。
父の膝で兄に会いたいと希(こいねが)った、 真っ直ぐに笑うことをしなくなった童女は 父が兄を探しにゆくと言った時、 確かな期待と喜びで父を送り出した。
父と、父の先妻の愛を受けた『兄』なら。
望まれなかった『妹』にも 溢れるような愛情をくれるかもしれない──、と。]
(84) 2014/02/23(Sun) 03時頃
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[この場から立ち去らなければならない。
ふと、周の、身を切るような声が聴こえない事に周囲を見渡した。
主の呪が解けた周は。 主を殺すと此方に向かっていたであろう彼の姿を探す。]
……
[彼に甘えて、苦しめて。必要だからと『鬼』にして。 一緒に来てくれなんて手を伸ばしても。
きっと振り払われてしまうだろう。 断られてしまうだろう。]
(*10) 2014/02/23(Sun) 03時頃
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[もしも、終を願うなら――…**]
(*11) 2014/02/23(Sun) 03時頃
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/* は。 菖蒲用にととっておいた懐剣………
く、菖蒲として愛してあげられなく、て! でも、絢矢としてなら!(><)
周に望まれて居ないとしても、責任的な意味で…ね。
(-62) 2014/02/23(Sun) 03時頃
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/* 後8分……。で、でも、寝るんだ! ね、る、
朝起きて、読むんだ!(ぐぬぬ
ほんと、お待たせして、すみませんよ……**
(-63) 2014/02/23(Sun) 03時頃
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[眠る前に何処か遠くで聞こえた声>>76。
自分にとっての家族は、何だろう。 なんて考えないで済む相手なんだと思う。 そこにいるのが当たり前で、離れていても繋がってて。 どんなことがあっても、裏切らない。 なんの見返りも求めないでいられる。
そんな、関係。
大好きな家族。 忘れないよ。どんな小さなことでも。 また一緒に暮らして、いっぱい話をしよう。 だから、今は寝かせてくれないか。
もう動かない唇で告げる言葉>>79>>81。
おやすみ。零留、おやすみ。また――**]
(+37) 2014/02/23(Sun) 03時頃
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[屋敷の外の危険を承知で 童女が抱いた利己的な願いは父を殺め、 『常磐』の名をも、少女は罪で穢した。
漆黒の二刀が兄──『常磐』は最後に、 罪の根幹たる少女の命を断ち、贖いを終えた。
最期に絢矢が、 ──菖蒲が口にしようとしたのは、
父と、母と、 結局会うことのなかった兄への───**]
(85) 2014/02/23(Sun) 03時頃
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/* すまない、使い切れなかったよお兄ちゃんwww
(-64) 2014/02/23(Sun) 03時頃
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