258 【突発誰歓】鬼渡し弐
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人
狼
墓
少
霊
全
ネルは落胤 明之進に投票した。
明之進は童話作家 ネルに投票した。
2名を処刑するには畏れ多かったので、取りやめた。
|
ネル! 今日がお前の命日だ!
vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 00時半頃
|
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
明之進が無残な姿で発見された。
村人達は自らの過ちに気付いた。
人狼達は最後の食事を済ませると、新たな犠牲者を求めて無人の村を立ち去っていった。
名前 |
ID |
日程 |
生死 |
参加 |
役職 |
かみさま パルック
| master
| 2日
| 襲撃死
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
双子 夕顔
| あんもびうむ
| 3日
| 襲撃死
| 参加
| 人狼陣営:人狼 人狼を希望
|
童話作家 ネル
| indust
|
| 生存者
| 参加
| 人狼陣営:人狼 村人を希望
|
硯友社 みょんこ
| きたきつね
| 4日
| 襲撃死
| 参加
| 人狼陣営:人狼 村人を希望
|
旅籠 おもん
| rinaria
| 6日
| 襲撃死
| 参加
| 人狼陣営:人狼 おまかせを希望
|
落胤 明之進
| vitamin-girl
| 7日
| 襲撃死
| 参加
| 人狼陣営:人狼 村人を希望
|
げぼく ショコラ
| 雪音
| 5日
| 処刑死
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
トレーサー キルロイ
| tasuku
| 5日
| 襲撃死
| 参加
| 人狼陣営:人狼 村人を希望
|
[ぴき、ぱりん――――]
(#0) 2016/11/22(Tue) 00時半頃
[面の割れる音と共に残った二人は光となって消える。
目を覚ませば、どこにいたのか。
そこは元の世界だと理解するのは、きっとそう時間は掛からないだろう。]
(#1) 2016/11/22(Tue) 00時半頃
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―???―
いなクなッチャった
[ああ、残念。 悪霊のあつまる場所はなく。ただただ漂う。*]
(*0) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 00時半頃
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/*皆様大変申し訳ありませんでした
参加戴き、誠にありがとうございました。 以後中身発言解禁しますので自由に……自由に……
(-0) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 00時半頃
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/* おつかれさまでした 心がしぼんだ。ふしゅうう…
(-1) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 00時半頃
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/* えっと、お疲れ様でした?
(-2) きたきつね 2016/11/22(Tue) 00時半頃
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/* ども、お疲れさまっした!
ていうかほんと、最終日の神社組の皆様はお疲れでした……!
しかし、ほとんどの人がお初であろうこの状況が新鮮でならない(
(-3) tasuku 2016/11/22(Tue) 00時半頃
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/*いろいろとすみませんでした。
一切自分でなんもしてない………ヒィ 皆様お疲れさまでした!
(-4) indust 2016/11/22(Tue) 00時半頃
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/* ネリエルさん子どもに優しかった すごい懐いた。ずっと手を繋いじゃったんだからぁあ! 最後までお付き合い、ありがとうございました
(-5) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 01時頃
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/*ネルさん以外知り合いで震える現状
(-6) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 01時頃
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/* 2d最初の安価ミスとランヤーはヒドかったネ 灰読了したのでそろそろ寝ますが、こういう風に村建てから指示出しといてくれればヨカッタナーという意見がありましたらお願い致します……**
(-7) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 01時頃
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/* ランヤーはランナーって言葉を知らないからと普通に読んでた。
安価ミスは変なツボに入ってかなり笑ったけど。
(-8) きたきつね 2016/11/22(Tue) 01時頃
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/* おはようございます…(震え声
いつもいつも変な時間に出てくるあたくしですどうも 祥子雪音さんは改めまして大変ご迷惑おかけしました… アキくんとネリエルは最後上手い感じに纏めてくれてありがとうございました(深々
(-9) rinaria 2016/11/22(Tue) 01時頃
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/* >>-6 えっ究極のぼっち……… らんやーは笑いました。ええ。ああ、おねむなんだなあ……(ほっこり)って思ってました
(-10) indust 2016/11/22(Tue) 01時頃
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/* 同村は村建てさんとアキくんと祥子ちゃんですね この前の星座村ではお世話になりました。中二病だった人でした それ以外の方たちは初めましてです。
と、簡単に挨拶したところでお墓とか灰を見に行ってきますね**
(-11) rinaria 2016/11/22(Tue) 01時頃
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/* てしてし、と同村確認してきて……あれ。 村建てさんはめっちゃお久しゅう、他の皆さまは初めまして、なんだけど。
御門さんのお名前にも見覚えが……去年の今頃、熱血戦記村に参加してたりしました?
(-12) tasuku 2016/11/22(Tue) 01時頃
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/* >>-12 るがる8ですよね?参加してましたねー
…と言いながら見に行ったら同村していた! うわあああお久しぶりです、どうも軍歌とか考えたりしてた人です…(小声
(-13) rinaria 2016/11/22(Tue) 01時半頃
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/* 予想外のとこからお久しぶりですってことになって吃驚ぽん…。
(-14) rinaria 2016/11/22(Tue) 01時半頃
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/* 寝落ちてた……(ぱたり) 皆様お疲れ様でした。 ガチ村リハビリマーク、RP村初心者マークの雪音と申します。 結構同村経験ある方が多くておおおおお…(求む語彙) おもんさんはお気になさらず、人間ですものミスもありますよー! 一先ず明日しっかり読み込んで、色々纏めたいなと思っております。 どうぞよろしくお願いします。 */**
(-15) 雪音 2016/11/22(Tue) 01時半頃
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/* >>-13 おおう、やっぱりか!
ども、お久しぶりです。 なんだろう、なんか初めてな気がしなかったんですよねぇ……w 前回は文字通りすれ違っただけだったけど、今回はがっつりお相手、ありがとうございました!
(-16) tasuku 2016/11/22(Tue) 01時半頃
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/* と、時計を見たらいい時間。 とりあえず、落ちる前に。
お初の方が多いのでご挨拶を。 RP村専PL、一部ではくろねことか呼ばれております、tasukuと申します。 どぞ、お見知りおきを。
この後どう持って行くかなー、と思いつつ、本日はこれにて失礼いたします。**
(-17) tasuku 2016/11/22(Tue) 01時半頃
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/* >>-6 あんもびうむさんにはどの村でも追い掛けられてばかりな気が・・・・・・
(-18) きたきつね 2016/11/22(Tue) 01時半頃
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/* 大まかに流れ把握。ロルや挨拶はお昼くらいにでも。
>>-16 お久しぶりでした。 同村多い方の間では『ロールが特徴的なので見えないはずのIDが見える』とよく言われますね。…入村時とか。
此方こそ色々ぽんぽん色々投げてたのを大分拾ってもらえて大変嬉しかったのです。ありがとうございました。
と、お返事だけ投げて今日のところは健康します**
(-19) rinaria 2016/11/22(Tue) 01時半頃
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/* あっ抜けてた
>>-15 あううありがとうございます… セットしたよ!(してませんでした)は何というか頭のネジがぶっ飛んでいたというか、確認不足で本当にすみませんでした…
次があったら(?)セットは指差し確認します(決意)
(-20) rinaria 2016/11/22(Tue) 02時頃
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/* おはようございます。赤ログも墓下も初見なのでまだ読了に至らず ただ、来た時と同じように、未来軸へ帰ってしまったようでヤバイ← 皆さんとどうやって再会しようかと考えてます…。
最終日は勘違いでエピになるものだと思っていたので、妙な動きをして申し訳ありませんでした(;´Д`)
IDはvitamin-girlですが、普段は「すてら」と名乗っています しばらく人狼から離れていましたが、最近はRP村を中心に活動復帰しています。 村建てさま、祥子さん、御門さんは星座村でご一緒しました。魚座のラスボスです← ネリエルさんはID違いでわからなかったけど、天使学院でご一緒してた。こちら、アルカです。 後の方々はお初です。色々勘違いして恥ずかしい(*´ω`*)
(-21) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 08時半頃
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/* 本当は鬼に豹変して追いかけようと思ったのですが、事故だったとはいえ、強制生還ルートが示されてしまったので、わざわざ一人だけ帰れない不幸にならなくてもなぁ、と思ってしまい。 さらに退治の可能性も聞いて、じゃあみんなで帰ろうって考えでいこう。丸投げ有効活用!で、五日目はああなりました
では、お昼にまた来ます!
(-22) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 08時半頃
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/* 灰のお返事だけして一撃。
・夕顔>>0:-8 大人の女性はやらないよねって言われたので、折角だし、と ・明之進>>0:-13 誰かと勘違いされておる…あたくしでござあます >>1:-8おもんの頭には受信機が無かったようだ!残念! ・夕顔>>1:-15 てへぺろ。 >>2:-10色々拗れた感情を"あいつ"に持ってるからその関連の複雑な感情でござあますよ ・祥子>>2:-15 おもんさん実は年決めてなかったから何でも大丈夫だったの ・明之進>>2:-47 今回のラスボスは有り難く拝命しました >>3:-12あい ゆーずど とぅ びー 暗黒破壊神
(-23) rinaria 2016/11/22(Tue) 10時半頃
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/* お返事続き。 ・伐山さん>>3:-34>>3:-35 あたくしも普段は力技で補正するタイプだわねえ 背景もよく突貫投げ合いで作っておりますのよほほほ(目逸らし ・祥子>>3:-36 気温の変化で痛みが増したりしますよね、お大事にです ・明之進>>4:-22 適当なところで区切って改行したら一寸見やすくなる気はするよ あたしは大分適当だけど。 ・伐山さん>>4:-49 此処にバトル大好き戦闘狂がおるじゃろ?(自分指しつつ 伐山の兄さんとの追いかけっこ楽しかったよ! ・夕顔>>4:-51 800は少なくて飴食い妖怪になるしか方法が無かったよ… ・皆様>>5:-0>>5:-1>>5:-4>>5:-7>>5:-14 (静かに五体投地) ・みょんこ>>6:-6 ソウナノデス…ほんと申し訳なかったとです……。そのうえ赤って墓下行っても見えるって分かってなくて最終日追い回しながら張り切って好きに書きすぎたとかなんとか。 おわり。
(-24) rinaria 2016/11/22(Tue) 10時半頃
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/* 一応言い訳をさせていただきますと、前回の鬼渡し(http://xebec.x0.to...)では、流れるように鬼退治になりましたので、今回もそうなるかな、と怠慢していました…… 最終日組の方々はいきなり言い出して申し訳なかったです…。
ということでこんにちは。
(-25) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 12時半頃
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/* >>-18 ああ……どこでも追い掛けてますね…… 所詮某大泥棒と某警察の関係か……
(-26) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 12時半頃
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/* ようやく墓下と赤読んできた。 やっぱり未来軸に飛ぶのやめて、みなさんと合流しようそうしよう、と思いました←
(-27) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 12時半頃
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/* 退治はできると思ってなかった。だってどの鬼も怖すぎて、子どもじゃ太刀打ち出来ないと思ってたしさ。 でも、退治のヒントがもらえたから、ラストはあんな風にできました。 だから、よかったのです
(-28) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 12時半頃
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/* で、おもんさんの次の鬼予想は誰?が明之進まですべて的中してるのに驚いた。
(-29) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 12時半頃
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/* 極端な話、本殿の中に侵入からのお祓い道具(塩とか←)を見つけた!でも全然良かったのよ?
(-30) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 13時頃
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夕顔は、と言って
あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 13時頃
夕顔は、離席です(おのれ途中送信)**
あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 13時頃
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/* もうほんとうにかわいい、超かわいい(*´ω`*)
コアになったら、現実世界に戻ったあたりを落としたいと思いますっ!
(-31) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 14時頃
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/* 昼間に落とせると思ったのですが ちょっと海の近くに住んでるのでバタバタしてました 夜にはまた頑張る予定です** */
(-32) 雪音 2016/11/22(Tue) 15時頃
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/*海の傍に住んでる人はこんなものより命優先してください(真顔)
(-33) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 15時半頃
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/* ああああ、すいません! 海沿いといっても震源地からは遠めなので… もう大丈夫です!(何もなければ) */
(-34) 雪音 2016/11/22(Tue) 18時頃
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/* 結構すごかったみたいですけど、大丈夫です?(´・ω・`)
(-35) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 18時半頃
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─帰還─
[すべての朱が失われた、モノクロームの世界が遠ざかっていく。 目を閉じて……再び開ければほら、そこは元に居た世界。
気が済めば返してやろう>>1:3、とは違う結末だったかな。 けれど、遊戯は終わった。 全員、帰ってきた…はずだよね? 傍らには、最後まで一緒だったネリエルさん、居るかな]
……。
[ここはまた、曼殊神社のようだ。黄昏時ではない。辺りは深夜。 夜の冷気が身を刺すように堪えた。 わたしは身を竦ませると、震え上がる]
…────ッ!
[左胸に強い痛みが生じて、両手で抑え込んで蹲る。歯を食いしばって痛みをやり過ごそうとするも、すぐに治まってくれない。息が詰まって、呼吸が乱れる。肺が悲鳴を上げて、何度も強く咳き込む]
(0) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 19時半頃
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[声を発する事もできず、助けを呼ぶこともできない。 嗚呼、ここは本当に元通りの世界。わたしはまた、不治の病に苛まれる日常を送る事になるのだ。**]
(1) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 19時半頃
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/* こんな生還ですみません>>ALL
(-36) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 19時半頃
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/* 私この後どうしよう…(寝てた人)
(-37) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 20時半頃
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/* >>-37 誰かの家にやっかいになるとか? わたしを見つけてくれたら、縁が出来るかな。うちの下働きになるかい?←
(-38) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 20時半頃
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ー少し前、祥子の家ー
[祥子が帰ってこない。 それに母親が気づいたのはとっぷりと日の暮れた頃だった。 産後の育児で疲れて、つい添い寝をしながら寝てしまい我が子の鳴き声で目が覚めた。
『祥子?帰ってきたら灯りくらいつけなさい。 困った子ねえ』
のろのろと立ち上がりながら、明かりが全く点いていない家に思わずそんな文句をつけた。 そして部屋の明かりを点け、そのまま我が子のおしめを替え手を洗い抱き上げては乳を含ませる。 そこまでして、家の中に何の動きもなのに気付いた。
『祥子、帰ってきたなら起こしてくれたら良かったのに。 本当に……………』
そこまで口にして、気付く。 視界から一番遠い場所にある玄関に、祥子の靴がないのだ。 まさか、何かの影になって見えないだけ。 そう思いながらも嫌な予感は止まらず、乳を含ませ終えてからでも直ぐに玄関に向かう。]
(2) 雪音 2016/11/22(Tue) 21時半頃
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[そこに、祥子の靴はなかった。 直ぐに夫に連絡を入れ、警察に娘が帰っていないことを知らせる]
(3) 雪音 2016/11/22(Tue) 21時半頃
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[本当は自分が探しに出たかった。 でも、もし自力で家に帰ってきた時に誰もいなかったらと思うと、誰かは家に残らねばならなかった。 赤ん坊を抱えて寒空を捜索するわけにもいかず、母親がその場に残ったのだ。
どうして帰ってこなかったのだろう。 学校にも連絡を入れあの子の友人たちの家にも電話をした。どこにもいなくて、誰も行き先を知らなかった。 だが鬱々とした気持ちで泣く赤子をあやしながら待っていると。
ピンポーン、と呼び鈴の音。
居ても立っても居られずに向かったが、そこにいたのは祥子ではなくクラスの子。 グスグスと泣きながら、親に頭を下げさせられている。 何事かと思ったが]
(4) 雪音 2016/11/22(Tue) 21時半頃
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『季節外れの曼珠沙華を取ってこいって言った』
(5) 雪音 2016/11/22(Tue) 21時半頃
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[その言葉に、ヘタリと母親はその場にへたり込んでしまっていた。 あの、神隠しの噂はもちろん知っている。 まさか、そんな事が、でも。
嗚呼、より一層知代子が泣く。 こんな時祥子がいれば、不器用なりに知代子を構ってくれるのに]
(6) 雪音 2016/11/22(Tue) 21時半頃
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[そんな事は起きるはずがないと言う想い。 でも若しかしたら連れていかれたかもしれないと言う想い。 もっと現実的で残酷な事件に巻き込まれたかも? 頭の中は嫌な想像ばかりがめぐる。
こんな時いくらあやしても乳を含ませても知代子は泣き止まなかった。 まるで、ここに居ない姉を心配するかのよう。 ほろ、と母親の目からも涙が溢れる。
『祥子……、ごめんね、帰ってきて……!』
一度流れ始めた涙は止まらない。 だが不思議と知代子は窓の外を見つめると、泣くのをやめ母親の顔をぺちぺちと触り始めた。 それが何を示して居たのか。 母親は気づく事は出来ないかもしれない]*
(7) 雪音 2016/11/22(Tue) 21時半頃
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/* 幸いうちはたいした事なくて済みました 社宅なもので、一応社宅のみなさんと避難?はしたのですが 何事も無くて良かったです
他の皆様も大丈夫かしら… */
(-39) 雪音 2016/11/22(Tue) 21時半頃
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/* 今朝は大きい揺れで目を覚ましましたよ。 電車がモロに影響を受けて大混乱、ひどい遅延に巻き込まれてヘトヘトになりながら出勤しました…つら。
(-40) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 21時半頃
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/* 祥子さんは、お母さんとの関係が修復しそうでよかったねぇ お母さんも二人目なんだったら、もっと手の抜きどころで抜いて、要領よく立ち回りなさいよと思いつつ←
(-41) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 21時半頃
|
|
/* おう……皆様御無事であれ…… いまからしめかきはじめますね ……アキくんうごかしてもよいかしら
(-42) indust 2016/11/22(Tue) 21時半頃
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/* ネリエルさん>>-42 もちろん、よろこんで!
(-43) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 21時半頃
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/* あっでもこれだけは先に言おう
>>0:-2 >>0:-3 すみませんでした!!!
(-44) indust 2016/11/22(Tue) 21時半頃
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/* 最初は実は祥子は養子、知代子は実子 という鬼な設定から入っておりました 暗い設定を練り込もうとすると 警察に嫌な設定ねる癖が…… */
(-45) 雪音 2016/11/22(Tue) 21時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 21時半頃
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/* >>-45 養子かぁ…お母さんバツイチで、祥子さんが前の旦那との子なんだと思ってたけど。(灰を読んだ時そう思ったかな)
(-46) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 22時頃
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/* ホラーな落ちにしていいのかどうか…
(-47) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 22時頃
|
|
/* >>-44 笑わせて貰いました()
(-48) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 22時頃
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―黄昏時の過ぎたあと―
[ただ1度の瞬きのように短い間気を失っていた。瞳を開けた時そこに広がる夜空には赤色など映らなくて、ああ、帰ってきたんだ。なんて悟る。いま、なんじだろう。 ポケットの中をさぐってスマートフォンを取り出せば今度はちゃんと動いてる。神への賛美の楽譜が写った待ち受け画面に浮かぶ時間は、夕暮れと呼ぶには遅く、深夜と呼ぶには早い刻。どっと疲れが押し寄せてそのまま腕をぱたり、落とした]
……はは、
[終わった、終わったね。と感嘆を共にしようと傍を>>0見れば、……その様子が明らかにおかしくて喜びなんか吹っ飛んでいった]
……アキくん?アキくん!?
[声をかけて背中をさするけど、効果があるとは思えなくて。病院でも診療所でも、そんなものがこの村にあるかはわからなかった。だけどこのまま彼を置いていくなんて気はまるっきりないから、その身体を背負ってもう一度走ることに躊躇いなんてない]
(8) indust 2016/11/22(Tue) 22時頃
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[苗字も、アキくんという呼び名以外を知らない子の家を探すのは骨が折れるどころか不可能だろう。だからきっと『亜沙華(あさか)』の扉を勢いよく叩いたかもしれない。……そこ以外で自分の顔を知るものなんていないだろうし。
彼らの助けを経て明乃進の家に辿り着くことができたなら、彼の身の上、彼の体のこと、……もしかしたら聞いてしまうかもしれない。その時には泣き出さず静かに聴いている。
―――それから、
篁の家に時折海外から荷物が届くようになる。それは風景のスケッチ、それは建物の写真、それは異国の土産物。それはしがない作家の絵本。世界の広さを思わせるあらゆるものが。
彼の訃報を聞くまで、荷物はどこかから届くだろう]*
(9) indust 2016/11/22(Tue) 22時頃
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|
[そして送られる荷物の中に、国内から贈られるものが一つある。 それはある刻突然に、玄関に添えられる差出人不明のもの。
――――季節外れの曼珠沙華が咲き誇る、小さな鉢。
選ぶかどうかは、彼次第]*
(*1) indust 2016/11/22(Tue) 22時頃
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/* 赤窓使いたかっただけです(白状)
(-49) indust 2016/11/22(Tue) 22時頃
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/* 先手打たれてホラーエンド、だと…
(-50) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 22時頃
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/* そう言えば私だけ赤窓使えない… ので、平和ですね…… 不幸エンドはおいしいです……(もぐもぐ) */
(-51) 雪音 2016/11/22(Tue) 22時頃
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|
……
[ああ、誰かが還ってきた。 そんな直感から、一人。もしかしたら誰か着いてきたかも。 たったと小走りで勘が示す方へ向かってみれば、蹲る人が一人>>0>>1。]
……大丈夫?
[苦しそう。誰か呼びにいかなきゃ。*]
(10) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 22時頃
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/* 何か送られてきたwww そういえば、アキくんの寿命決めてなかった。 いくつだろう。2
(-52) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 22時半頃
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/* 下働きに誘われたから、行ってみた。
>>-51 不幸エンドをもぎ取りに行く村でもよかったですね(今更)
(-53) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 22時半頃
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/* 2歳だと…?!もう一度、振り直そう。10+17
(-54) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 22時半頃
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/* 寿命って言うから後2年で死ぬのかと思ったら年齢ロルだったくっそwwww
(-55) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 22時半頃
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/* 夕顔>>-55 はっ、そうか。それでよかったんだwww じゃあ、あと2年にしよう。アキくん今10歳なので、中学一年生の年齢で死ぬかな。
(-56) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 22時半頃
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|
/* ホラーエンドにしてもいいなら、一枚噛んでもいいなあ←
(-57) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 22時半頃
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|
[戻ってきた時は、ネリエルさんが一緒だった。>>8 わたしが発作を起こした時に、すぐに背中を擦って介抱してくれる]
…───。
[そこへもう一人、わたしの傍に駆けつけてきてくれた小さな姿。 顔を上げ、涙が滲んだ目で見ると、そこに夕顔が居た。>>10 短い一言だが、口ぶりからすると鬼ではなさそうだ]
…だ、い……。
[大丈夫と答えてあげたいけど、そうはできなくて。 そうしているうちに、ネリエルさんがわたしを背負ってくれた。>>9]
(11) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 23時頃
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/* おう、リアルばたばたしてたら進んでいる。 こんばんはー、ですよ、と。
そして今朝の地震は影響受けた人多かったようで……。 [避難まではいかなかったけど、津波注意報区域だったなかのひと]
(-58) tasuku 2016/11/22(Tue) 23時頃
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[わたしは彼の背中に運ばれて、その先で複数の大人たちの声を聞いたかもしれない。 もしかしたら、祥子さんもその場にいたかな。けれど、わたしの意識は途切れ途切れで、記憶は曖昧になってしまい]
……。
[再び目を開けた時、わたしは真っ白な部屋の中に居た。 ここは、村よりももう少し都会にある、総合病院の一室。わたしはこのまま、しばらく入院する事になった。*]
(12) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 23時頃
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|
/* こんばんはー、リアルおつかれさまです。>>-58
まだ伐山さんと絡んでないので、なんとか接点が欲しいと思いつつ、入院まで進んでしまいました←
(-59) vitamin-girl 2016/11/22(Tue) 23時頃
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/* >>-59 どもども。 や、リアル仕事が終わる時間の関係で、どーしても夜コア入るの遅くてね……!
そして、そことは絡めてないんだよな……接点、どこからひねり出すか。
(-60) tasuku 2016/11/22(Tue) 23時頃
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|
/* 低速気味の者ですこんばんは
たすくさんはあれですね。 前も縁故そんなになかった……
(-61) あんもびうむ 2016/11/22(Tue) 23時頃
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/* >>-61 こんばんはですよっと。
前の時も、確かに縁薄かった、ね……。 あの頃は早朝勤務で超変則コアだったから、会えないとことは徹底して会えんかったもんなぁ。
(-62) tasuku 2016/11/22(Tue) 23時半頃
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|
/* まあそもそも初期鬼ってところで縁故なんかほぼないのだけれどそれはさておき。
>>-62 ああ、ちょっと絡んで終わりましたからね…… 今回はそれなりにコアあってたはずなのに、やっぱり絡めなかった…
(-63) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 00時頃
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/* お見舞いに来てくれると嬉しい…(こそこそっ)
夕顔は住み込みで下働きつつ、学校に通わせてあげるよ。 下働きといっても、簡単なお使いくらいで、あとはアキくんの話し相手になってくれれば。 アキくんが死んでも、住み込みは続けられると思うよ。
で、ホラーエンド?なんだろう、気になるマン
(-64) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 00時頃
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/* では調子に乗るか←
(-65) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 00時頃
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/* >>-63 今回は、真ん中行かずに遠巻きにするタイプだったから、積極的に突っ込んでかなかったからなぁ。 というか、みんな一斉に突っ込んだら、大変だよねって思ったら遠慮してしまった部分も少なからず。
>>-64 お見舞い、多分一番行き易いとこにいる気がするね、俺……。 あ、その辺りから接点作れるか、も。 背景真っ白を逆手にとってみよう(
(-66) tasuku 2016/11/23(Wed) 00時頃
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/* コミットしたから、まだ一日あるんですね。 明日は休みだし、時々見にこれそう。
今夜は一旦休みます。ではまた〜ノシ
(-67) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 00時頃
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/* おっと、あきくんはお休みですよ。
てか、俺、今日は早出日だった……。 [休日? 旗日? それおいしい? なひとです]
今書いてるの落としたら寝ないと睡眠がヤバい。
(-68) tasuku 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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みんな帰ってきた。一人も欠ける事なく、帰ってきた。 呪われた伝説に終止符が打たれたんだ。
[あれから、明之進君を消防団の人達と協力して大病院まで運んだり、地元の新聞社から取材を受けたりてんやわんや。 あたし達にとっちゃ大きな出来事だったけれども、どうせ半年もすりゃ世間からはすっかり忘れられて。きっとあたし達の体験も、いつかは信憑性の無い都市伝説の1つになってしまうのだろうな。]
さて、あたしも過去とすっぱりオサラバできた事だし、大団円といったところかな?
(13) きたきつね 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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──────本当に?
(*2) きたきつね 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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[どう見ても大丈夫そうに見えない彼>>11に瞬き一つ。 そうしている間に、外人さんが運び始めたか>>9。
他に行くところもなく、どうすればいいかわからないから、みんなが行く方へと着いていく。 行く先は少し離れた都会の病院。*]
(14) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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夕顔は、失礼しました
あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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[本能が警戒心を生み出すその声に、ぞわりとなって振り返る。 そこには何も無い。せいぜい後ろにいた人が首を傾げるだけ。]
本当に、決まっているさ。そうでなきゃ、困るんだ。
[鬼の声、あたしの声。その声に耳を傾けてはならない。これ以上振り向いてはいけない。]
(15) きたきつね 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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[彼岸花(ヒガンバナ)とは――
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。 別名:曼珠沙華
「口にすれば彼岸(死)しかない」から彼岸花と名付けられたという説がある。 リコリンを摂取すると、悪心、嘔吐、下痢、発汗等々。 大量に摂取すると心停止を起こすこともあり、最悪は死に至る。
全体的にリコリンという毒があるが、特に濃度が高いのは球根であり、 15mgのリコリンが含まれている。 これは1500匹の鼠の致死量に相当すると言われている。 鼠やモグラから田圃を守るために畦に植えられた。 墓地に生えているのも、野犬から土葬された遺体を守るためである。
このリコリンは水でよく洗えば流れるため、救荒食としても用いられた。 しかし、最低でも七回は洗わないとといわれるほど、よく洗わないと毒は残るようだ。]
(*3) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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―回想:彼岸花― [かか様、どうしてあねさまの方のまんまを多くよそるの? 同い年なのよ? 私も多くしてよ。
かか様は同じによそってるって言うけど嘘。 どう見ても、あねさまの方が多いもの。
貧しいから我慢してって言われるの。 私は我慢してるのよ? 何であねさまは我慢しないの?
私だってもっと食べたいよ。
どうしたら食べられるかな。]
(*4) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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[あねさまがいなくなれば、もっと食べられるかな?]
(*5) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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[曼珠沙華の根っこ、洗わずに食べちゃダメだよって。 “しんじゃう”から食べちゃダメだよってかか様に言われたの。
“しんじゃう”ってなぁに?
って聞いたら、“二度とかか様やとと様やあねさまに会えなくなること”だって。 それって、まんまも食べられなくなる? って聞いたの。 そしたら、二度と食べられないって言われたの。
それなら、あねさまに食べて貰おう。
季節じゃないから見つからないかな。 そう思いながら探していたらみつけたの。
季節はずれの、まっかなお花畑。]
(*6) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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[ねぇねぇあねさま。 私あねさまのために曼珠沙華の根っこ掘ったの。
よくよく洗えば食べられるよ。 (洗わずに食べるとしんじゃうんだって)
いっぱいいっぱい採ってきたの。 (どのぐらいでしんじゃうかわからなかったの)
頑張って掘ってきたの。 (洗うのは、泥を落としただけだけど)
ねぇあねさま。悪いのは咲いてたこのお花なの。 きっと、神様が私のために咲かせてくれたのよ。 食べられない、大嫌いなこの花を。 だから、ね]
(*7) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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[ わたしのためにしんでちょうだい? ]
(*8) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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―その後― [周りの説得やら話を聞いて、やっと現実だと理解した夕顔は、その後明之進の話し相手として篁家にお邪魔することとなった。
うちには帰れなかったが、夕顔は満足していた。 知らない物はいっぱいあったし、寝床も着るものも与えて貰った。
何より、お腹を空かせることがなかったから。]
(16) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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[それでも、まだ物足りないの。 みんなに心配される、あきのしんさまが羨ましいの。]
(17) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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クス
(*9) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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クスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクスクス
(*10) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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[篁家に宛がわれた自室の押し入れに隠してあるのは。
どこから採ってきたのかわからない。 根っこのついた、季節はずれの*彼岸花*]
(18) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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/* 明日どのぐらい時間取れるかわからないので連投しましたすみません。 きたきつねさんは挟んですみませんでした…
そして私も寝ます…… 明之進は……うん。なんか、すまん**
(-69) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 00時半頃
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[──全員の帰還が確認された後。 とにかく、最優先された事項──容体が悪化しているらしい明之進の救急搬送に手を貸した。 その時、どーしても、どーしても黙っている事ができなくて]
……あー。 その症状で病院手配するなら、俺、ちょっと宛てありますけど。
[正直、あんまり言いたくはなかった。 けれど、この状況で沈黙しているのも精神的にきつくて。 搬送先をどうするか、と相談する消防団にこう切り出した]
……あ、うん。 先に連絡して、受け入れできるか確かめる程度っすけど。 正規手続きは、その後でやってもらう方向で。 ん、まあ、多分、だいじょーぶじゃないかなー。
[なんてへらっと笑って連絡した先は──ご無沙汰していた実家。 散々怒られたりなんだりしたものの、無事、父と兄の勤務する病院との繋ぎは取れて。
一先ずの大事は回避できた、けれど]
(19) tasuku 2016/11/23(Wed) 01時頃
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……あー……いろいろ、ややこくなった。
[問題ばかり起こした挙句、高卒で家を飛び出して。 それでも、やりたい事をやらせてくれている実家。
元々、頭の上がらない存在であった兄に、また借りが増えたなあ、と。
一段落してから漏らしたのは、そんなため息。 それでも]
……ま。 いつまでも、逃げ回ってたって、なぁ……。
[どうしようもないんだ、と。 『鬼』に憑かれ、走り回った事で知るに至った事もあるから。 ある程度は観念しないと──と、思う。思いはする]
(20) tasuku 2016/11/23(Wed) 01時頃
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[──でも、本当に、『逃げず』にいられる?]
(*11) tasuku 2016/11/23(Wed) 01時頃
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[過るそれは自問か内なるモノの囁きか。 判別はつかない、けれど]
…………俺、は。
[淵に沈めた自分の弱さ。 直視したくないに変わりはないモノ。 今だって、逃げたい、逃げだしたいと叫ぶそれを抑え込むように、ぐ、と拳を握る]
…………。
[逃げない、と。 ここで言い切る強さは、自分にはない。 それもわかってしまっているから──代わりに、きつく唇を噛み締めた。**]
(21) tasuku 2016/11/23(Wed) 01時頃
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/* 後日見舞いに行けそうな接点をじわっと作りつつ、ループエンドっぽい兆しを落としつつ。
まあ、そう簡単にふっ切れるモンじゃないよねー……とかしみじみとしながら、俺も落ちまーす。
今日はもうちょっと早く戻ってこれる、はず……! と言いつつ、お休みなさいですよっと。**
(-70) tasuku 2016/11/23(Wed) 01時頃
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そうさ、うちに帰ればみんな同じ。どんだけ怖い目に遭ったって、後になってみれば良い思い出でしかないんだ。
[拳をぐっと突き出してみる。
大変なのはこれからだ。環境を変えるってのは、それだけ労力がかさむ。 いい年してんだから、やる事はいくらでも。]
よーし、頑張るぞー!
(22) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時頃
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なーんてね。
(*12) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時頃
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忘れ物、してないかい? どいつも、こいつもさ。 あの時間はぜーんぶ本物だってのに。
[見えなくなったって、消えた訳じゃないのさ。 あんたの隣に居るそいつはどうだい? 何か心に一物持っていないかい?]
(*13) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時頃
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あたしはとうに振り返ってしまったのさ。あんまり楽しすぎたもんだから。
[人として築き上げてきたものが多すぎる。それが彼女が彼女でいられる唯一の理由。 それがもし無くなったら? それは美夜子本人ですら想像がつかない。]
大人ってのは辛いものだよ。あたしがあと30年若かったらねえ。
また
(23) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時頃
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地獄の果てまで、追い掛けてやったってのにさ。
(*14) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時頃
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おかしかったな。今でも思い出し笑いしそうだよ。
おもんの姉さんの焦り顔、あの外国人のパニックっぷり、キリヤマの息を切らした様子だなんてほんと腹痛い。
[追ってくる男子共をあざ笑っていたあの日の"みょんこ"がそこにはいた。]
(*15) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時半頃
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[あのガキンチョの時は失敗したってもんだよ。 いい策だと思ったんだけどねー、あの子が苦しむのと引き替えに鬼を困らしちまえって思ったのだけれど。所詮あの結果たい。
やっぱり最初の作戦通り、同じ方向へ逃げて撒き餌にしてやれば良かったんだ。]
うん、次はそうしよう。決めたっと。
[次が誰かは知らないけどね。くすりと笑う。
あの日の自分には勝てなかった。全勝の女帝みょんこ。なんて手強いのだろうか。]
ちゃんとけじめつけたかったんだけどね。ふふふ・・・・・・
[だから、面白い。いつだってみょんこは最速でなきゃいけない。 妙ちくりんな世間体に捕らわれたあたしが簡単に勝てちゃつまらないんだ。]
(*16) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時半頃
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それにしても、あの鬼も不憫なもんだよね。
[他人事、といった風にぽつりと呟く。それは独り言であったか、それとも誰かが耳にしたか。]
幽霊って事は何か未練でもあっただろうにさ。それについちゃなーんにも解決していないんだよね。 鬼は交代でやっていたなら、最初の鬼は一体全体誰なんだい?
だって、誰も鬼になっていた時の事覚えちゃいないんだろう?
[口元が小さく緩んだ。]
(24) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時半頃
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まっ、さすがにもう1回鬼になるのはごめんだけどね。 あたし達にも人生があるんだ。
幽霊の事なんて、知ったこっちゃないんだよ。
[冗談めかして美夜子は笑う。]
(*17) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時半頃
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あたしは子供の頃から卑怯な事は十八番なのさ。
[あの時と同じ、底抜けするような笑顔で。]
(25) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時半頃
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ふふふ・・・・・・
(*18) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時半頃
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ふふふ・・・・・・
(26) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時半頃
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どうしてあたしに誰も興味を示さない? どうして誰もあたしに振り向いてくれない?
[あの時と同じ言葉を呟く。]
だから、好き勝手できちまうのさ。 終わればあたしの負け。あたしは、勝つまで負けないよ。
(*19) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時半頃
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曼珠沙華、来年はちゃんと季節通りに咲いてくれるかな。
[美夜子は遠い目をして空を見上げる。
桜を折ったって、夜に足を濡らしたって、土用に土仕事したって、三隣亡に家を建てたって何も起こらなかっただなんて、誰が証明できる?**]
(27) きたきつね 2016/11/23(Wed) 01時半頃
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/* 美夜子、鬼に憑かれた時も素の人格だった。
(-71) きたきつね 2016/11/23(Wed) 02時頃
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/* おはようございます。 起きたら伸びてた。しゅごい(*´ω`*) みんな、なかなか黒いなぁ。楽しそうなので、アキくんも黒いのやってみたくなった。 >>-69 夕顔クソワロタwww反撃するから覚悟せよwww
(-72) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 08時頃
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─回想─
[わたしは、篁家の四男として生まれた。 年の離れた三人の兄は、いずれも上京していて、父と一緒に暮らしている。
一番上の兄は大学卒業後、議員秘書として父の事務所に勤めている。 二番目の兄は弁護士を目指して法科大学院に通い、今年司法試験をパスしたそうだ。 三番目の兄は受験生だ。最難関大学を目指して猛勉強中のようだ。 彼らはいずれも優秀で身体も丈夫だ。 篁家の跡取りとして、将来を期待されている。
わたしだけ年が離れているのは、彼らが父の先妻の子らで、わたしが後妻の子だからだ。 わたしは篁家にとって、居ても居なくてもどちらでも良い子だったが、孫のような年齢のわたしを父は随分と可愛がってくれた。 生まれつき身体が弱く、どんなに延命しても十年と少ししか生きられないと宣告された事がなおさら、掛け値なしの愛情を父母から注がれる結果になったのだと思う]
(*20) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 12時半頃
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[身体さえ丈夫だったら、優秀な兄たちにも決して引けを取らない自負はあった。 兄たちが自分と同じ年の頃と比較しても、わたしの学力は群を抜いて高いという。 丈夫に生んでくれさえすれば。 幼いころは、母を何度も恨んだ。
しかし、母はわたし以上に傷ついていた。恨んだところで、母は己を責めてわたし以上に嘆く。それを何度か繰り返した後、わたしは恨むことをやめた]
(*21) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 12時半頃
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[父は週末になると、都合がつけばわたしに会いに帰省をしてきてくれた。 兄たちはいずれも多忙で、年末年始以外顔を合わせる事はなかった。 都会に住む年近い従兄弟たちは、夏休みになると避暑でこちらに滞在した。わたしは外で遊ぶことはできなかったが、家の中が子どもたちの声で賑わうと、わたしの気持ちも晴れた。 そのような夏を何度か過ごし、秋を迎え…───今年はじめて、季節外れの曼殊沙華を目にすることになる。*]
(*22) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 12時半頃
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/* 皆さんが赤窓に生い立ちめいた事を落としてたので真似してみたよ!
(-73) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 12時半頃
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[ 覗き込んだ鏡が割れるように、 或いは、開け放された扉が閉まるように。 ]
[ >>5:36ぴしって罅が入った音を聞いた気がした。 何かが粉々に砕け散ったような感じが、した。 ]
[ 気が付けば止まった太陽は落ちて、…深夜。 吐いた呼気は薄らと白がかって直ぐに冷たくなる。 ]
……戻ってきちまったのかい
[ つかまえた ] [ 自分であって自分でないような声と 並ぶ双肩を叩いた生々しい感覚だけ手に残っていた。 ]
あの子ら、…どうしたろうね
[ ぽつ、と、つぶやく。 ] [ ―――― 返事は、ない。 ]
(28) rinaria 2016/11/23(Wed) 13時頃
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[ 曼珠神社の中に季節はずれの赤い色は見当たらない。 今日はいつもよりも大分、冷え込んでいるみたい。 "向こう"では感じなかった年齢の重みが寄りかかってくる。 ]
晩ご飯の支度も言いつけてなかったし、 …それから布団の用意だってしてないさね。
それと――それと、ネリエルさんからは『泊まる』って 直接聞いていなかったんだ。そうそう。
やることは山積みだもの。……帰らなきゃあねえ。
[ 久々に泣いていた気がするけれど、 頬には涙のあとは無いし、泣いた気もしない。 …それでもなんだか、すっきりとした気分だった。 ]
(29) rinaria 2016/11/23(Wed) 13時頃
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─その後─
[鬼渡しから生還した後、そこで巡り合った童女・夕顔を篁家で引き取る事になった。 決断を下したのは、その場に居合わせた父だった。 その日、わたしが失踪した知らせを聞いて、急いで帰省したらしい。 のちにわたしが発見され、緊急入院をすることになって、周囲はかなりごたついたが、容体が安定した頃から、身よりがいない子どもがその場に居る事に、周りが気づき始めたらしい。
夕顔の処遇をどうするか大人たちで話し合っている最中に、父が引き取ると言い出したのだ。 地元の名士として、身よりのない子どもを放り出すわけにはいかず、体面上で申し出たに過ぎない。その場の全員がそう考えたが、暗黙の了解を経て、満場一致で決定した。
わたしも、そうした大人たちの思惑は薄々と分かっていたものの、家から出られないわたしにとって、年の近い子どもが近くに居てくれることは嬉しい。 妹ができたようだと、わたしは両親の前で素直に喜んでみせた。]
(30) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 13時頃
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[ 曼珠神社は村はずれ。 あたしの勤め先までは大分、遠い。 ]
ああよりにもよって裸足で戻さなくたってサ。 まるで夫から夜逃げしてきた妻みたいじゃないか。
[ 嘆きながら歩く帰り道。 冷たい土を裸足が踏んで、大して時間も経たず 慌てたみたいに誰か駆けてくる足音がするんだ。>>8 振り向いたら背負われている顔も、背負う顔も…知ってる。 ]
……眠くて寝ちまったって感じじゃないねえ。 おいで。うちの車なら村の病院まで飛ばしていける。
…でも、田舎だからね。あんまり期待はしない方がいいさね。 あたしは篁の家に電話をしておくから車は好きに使っとくれ。
[ 察した事態を元に言葉を並べたら車のキーを放る。 手早く動けたのは職業柄というか…なんというか。 ]
(31) rinaria 2016/11/23(Wed) 13時頃
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[ その脇で電柱に登ろうとしていた時代錯誤の子どもがいたとか 自分の娘を痛いほど心配する母親がいるだとか。>>7 それら全ては神様じゃないもの、知ることは出来なかった。 ]
[ 『アキくん』が救急搬送されるに至って、 うちの宿泊客がもう一人>>19手を貸してくれたから、 彼には気前よく三つくらい飴ちゃんを渡しておいたさ。 それと、連絡先を。 …緊急搬送された先の病院について聞きたくて。って。 ]
[ 言った。…建前は。 ]
(32) rinaria 2016/11/23(Wed) 13時頃
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[ 本当は――ねえ。あいつのことが聞けるって …… 未練がましく喜んでいるんでしょう? ]
[ 知っているのよ、あたし。 自分のことだもの。 ]
[ 逃げないで、逃げないで、逃げないで ]
[ 繰り返す言葉は自覚しなくったって 心の中では、まだ叫び続けているのに! ]
(*23) rinaria 2016/11/23(Wed) 13時頃
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[ あいつが後輩にあたしの話を詳しく言わないのも当たり前。 だって、捨ててきた女がいる故郷の話なんてしたかないだろ?
あいつにとってのあたしは過去で、 あたしにとっての彼(あいつ)は未来だった。
最初からすれ違っていたから、交わることなんて無かった。 ]
(33) rinaria 2016/11/23(Wed) 13時頃
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[ 馬鹿なあたし 何時になったら そのことと正面切って向き合える? ]
[ …そんなの神様だってわからないさ。 ]
(*24) rinaria 2016/11/23(Wed) 13時頃
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[ 自嘲めいた囁き声は風のように過ぎて、 声にすらならず、ふわりと浮かんでは消える。
亜沙華の広間に置いてある机を拭いている間も。 玄関の掃き掃除をしている時も。…ずうっと。 捨てたいものを捨てられない惨めなあたしがそこに居る。 ]
…………今日の晩御飯は何にしようかねえ。
[ それでもあたしは殊更大きな声で喋って ( …自分を奮い立たせるみたいに ) お客を迎えて、寝て、起きて、働いて生きていく。 ]
(34) rinaria 2016/11/23(Wed) 13時頃
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[夕顔と同居を始めて、季節がいくつか過ぎた後だっただろうか。 夕顔がわたしに、あるものを差し入れてくれた]
……これは?
[滋養があるものだからと、夕顔が自ら調べて、手に入れて、こしらえたのだという。 わたしによくなってほしいのだと、願いを込めたのだと聞けば、わたしの顔は自然とほころぶ]
ありがとう。
[穏やかに礼を述べる。器の中身を一目見た時から、それが何であるかを悟っていたけれども]
(35) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 13時頃
|
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こんにちは、ようこそいらっしゃいましたねえ さあさあそんなとこにぽやっとつったってないで中に!
[ 今日もまたやって来た夫婦を笑顔で迎え入れた。 悔やんでも、泣いても、悲しんでも――それでも、 ]
[ *これがあたしの"いつもどおり"だから* ]
(36) rinaria 2016/11/23(Wed) 13時頃
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でもね、夕顔。 きみも知っている通り、わたしの食事はすべて家の者が管理をしている。 勝手に他のものを食べてはいけない、決まりになっているんだよ。 だからね、
[と、器を夕顔の前に突き返し]
代わりにきみが食べなさい。 食べた後でどんな味か、わたしに教えてくれるだけで嬉しいからね。
[さぁ、わたしが見ている前で食べてごらん。わたしは笑顔で成り行きを見守った。]
(37) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 13時頃
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[あの時、面が割れて一瞬だけ触れた。 光の粒子となったそれは、わたしを鬼に変える事はできなかったけれど、面を継いだ者たちの記憶や思念が流れ込んできた。
その中の記憶の一つに、夕顔が居た。 もう一つ、そっくりな顔をした姉。こちらは双子の朝顔というらしい。 夕顔が掘り起こす、曼殊沙華の根。 それをどうやって使ったか、一部始終がそこで語られていた。
篁が代々、この地で名士を輩出してきたかわかるかい? 子どもの浅知恵なんかで太刀打ちできる相手じゃあない。 消されたくなければ、…───あまり欲を張らない事だ]
わたしが居なくなっても、いい子にしてるんだよ。
[夕顔の柔らかな髪の上に手を置き、そっと頭を撫でた。*]
(*25) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 13時頃
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/* あら、誰もいないと思ってたら、おもんさんと入れ子になっちゃった ごめんよー
(-74) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 13時頃
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/* 盛大に寝落ちをかましていたあたくしがこちらになります…(震えた
あっ…明之進は思い切り挟まってごめんよ。
(-75) rinaria 2016/11/23(Wed) 13時頃
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/* 諸々巻き込みながら、 未練がましいおもんさんは一旦これ>>36で〆で プライベートはプライベートとして、表ではちゃんと気のいい接客をするぜ!と。
>>-74 此方こそバッティングしてしまって済まないんだよ… 篁のお家は多分村の大人たちの中ではひそひそされてる系のいいお家な気が…しないでもない
(-76) rinaria 2016/11/23(Wed) 13時頃
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/* 唐突に御門の家と篁の家間の縁故さくっと投げればよかったと後悔した午後一時。 血筋に拘る感じの描写したしやろうと思えば出来たかも。 なんて言いつつゆるりと。**
(-77) rinaria 2016/11/23(Wed) 13時頃
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/* おもんさんの締めを見たぜ。相変わらず艶やかで美しいな。 女として強かに生きてほしい。 あと、いつか幸せな結婚をしてくれw
>>-76 篁はひそひそされながらも、方々の弱みを確実に握っているので、誰も手を出せない存在なんだと思われる←
>>-77 あら、今からでも遅くないのよ?(´∀`*)
(-78) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 13時頃
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/* 夕顔に捧ぐという名の仕返し()>>30>>35>>37>>*25 アキくん博識なので、曼殊沙華の毒性も知ってるし、図鑑で根っこの形状も確認済だぜ←
〆らしいものを落とす予定はありませんが、どこかで触れてくれたら反応する所存で。 伐山さんのお見舞いを待てばよいですかね?わくわく 祥子さんとは会え…るかな?
(-79) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 13時半頃
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― 名の知れた家の気苦労 ―
[ 曼珠村には幾つか名の知れた古い家が残っている。 御門の家や、篁の家などがそう。
…但し、古い家である分家同士の確執なんかも多い。 姉と篁の家の二番目の兄さん>>*20は婚約しているけど、 彼処の家には一人だけだ!って祖父の教えに則って、 あたしは別の家の人間と許嫁になったわけさ。 親だのその上の祖父祖母だのに嫁ぎ先を決められるなんて まるで犬や猫みたいだって、姉は嘆いていたけど。
実質的に勘当されたあたしの(元)婚約者様みたいに 家を飛び出してまで言いつけに背くことはしないつもりらしい。
お金持ちの家だし、大事にしてくれるだろうってさ。 別に好きでもないけど、家の決めたことだからって。 そう経たないうちに御門の家と篁の家は婚族になるんだろう。 その時にはあの赤い花の咲いた別の世界で見た顔と>>5:35 もしかしたら顔を合わせることがあるかもしれないね。 ]
(*26) rinaria 2016/11/23(Wed) 13時半頃
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[ …もしかしたら引き取られた誰か>>30とも。 ]
[ 婚約者のいなくなったあたしには、 別の家か、それとも篁の家からか。
また誰か相手を見繕って兎も角家を出そうって話があるらしい。 婚約者に逃げられた娘なんて家の恥なんだってさ。 近くはダメだ、いっそのこと遠くの医者や弁護士を探すかって、 親戚連中が話しているのを、少し前に聞いた。
あたし、逃げないなんて一言だって言っちゃいないのにね。 もしかしたら見合い写真の中に知り合いに似た顔>>19が あったりしたかもしれないけど、よく見ていないから知らない。
将来性のない仕事。 …つまりは辞め易い仕事ということでもある。 ]
(*27) rinaria 2016/11/23(Wed) 13時半頃
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いっそ貯金をぱーっと使って旅にでも出ちまおうかしら。
[ ふと、そんなことを思いついたのは 全てが終わったあと、村の中も落ち着いてきた頃だったか。* ]
(38) rinaria 2016/11/23(Wed) 13時半頃
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/* >>-78 どうもうちの姉がそっちの兄さんと結婚する予定らしいよ
ついでに伐山の兄さんの実家は医者設定を勝手に拾わせて頂いたりしてみた。
(-80) rinaria 2016/11/23(Wed) 14時頃
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/* おもんさんのお姉さんっていくつ…?(ふと) 二番目の兄は、おそらくまだ二十代前半の学生なんだが…
(-81) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 14時頃
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/* おもんさんって、明之進の母(三十代後半)より年上だと思った。 その姉となると、さすがに年の差すぎて婚姻は難しいかなぁ
(-82) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 14時頃
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/* おもんさん20代後半〜30代前半くらいのつもりだった(まがお)
(-83) rinaria 2016/11/23(Wed) 14時頃
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/* そして今みょんこが四十代っていってたの思い出して顔を覆ってる… >>-82多分姉さんが35とか6くらいだよ!
(-84) rinaria 2016/11/23(Wed) 14時頃
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/* それに兄弟の婚姻となると、おもんさんとアキくん、お互いに名前や顔を知らないのも不自然だしな〜…と過去に色々不具合が生じてしまう気もする (あと嫁にもらうなら跡継ぎ産ませる都合上、年下女がいいと篁が申しております←)
御門さん、妹いないの?今都会の学校に通ってて、卒業したら兄貴と結婚ならまだありそう
(-85) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 14時頃
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/* よし妹ってことにしよう(手ぽむ)
(-86) rinaria 2016/11/23(Wed) 14時半頃
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/* >>-86 承知した。 だから、箱入り坊ちゃんのアキくんも、おもんさんの名前はなんとなく聞いたことあったんだな。 で、長兄はたぶん、すでに結婚してるんだろうな〜…という所まで決まった。
(-87) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 14時半頃
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>>-84 姉御感が凄すぎて・・・
(-88) きたきつね 2016/11/23(Wed) 14時半頃
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/* 姉御感とは一体…うごご
>>-87 回想の[姉]を[妹]に補完してくれたらなんとかなる! 多分三人くらい妹いて一番下なんだよ…
(-89) rinaria 2016/11/23(Wed) 14時半頃
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/* 姉は熟年離婚して戻ってきたことにしよ…
(-90) rinaria 2016/11/23(Wed) 14時半頃
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/* (何人姉妹なのか)
(-91) rinaria 2016/11/23(Wed) 14時半頃
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/* 姉御感はすごい、わかる… 子どもをこんな茶番に巻き込んで!と啖呵を切ってるあたり、頼もしくて格好良くてぐう姐だった。
今から血縁縁故はできないけど、ここまでの話を見て、おもんさんのお姉さんが、明之進の母親だったら面白かったな、と思ったなど← そしたらおもんさん、明之進の病気の事も知ってるし、母親たるお姉さんが苦悩してる事も知ってて、鬼渡しで一緒になっちゃって、色々な葛藤が渦巻くんだろうな、とか妄想して楽しくなりました()
(-92) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 15時頃
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/*姐御!!
(-93) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 15時半頃
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/* と、叫びつつ戻れましたこん……ばんは? あきのしんさまのカウンターにリアルにやけが止まらない(お巡りさんここです)
どうしよう、ノリに乗ってお返事したい←
(-94) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 15時半頃
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[予想外だったのは、彼が自分の記憶に触れたこと。 姉を殺した記憶を見られたことだった>>*25。]
………………
[くすり。突き返された物を受け取って>>37にこりと笑った。]
……こむぎこみたいで美味しいらしいですよ でも、たべられるようになるまでに、すごく時間がかかるのです
飢饉のときでもないかぎり、たべるのはおすすめしません ちょっとした……じっ、じ? おためしのつもりだったのですけど
[ダメでしたか。楽しそうにそう笑んだ。 ――――それからしばらくして、明之進が死んだその日に夕顔は失踪した。]
(39) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 15時半頃
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ざんねんです、あきのしんさま あきのしんさまが食べてくださらなかったから、私も戻ってきてしまいました
しかたないので、ここでいっしょにあそびましょう? こんどはあなたを恨みつづけてあげますよ
(*28) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 15時半頃
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[村の者が探しても、その姿は見つからず。 ただ。*曼珠沙華が妖しく咲くばかり。*]
(40) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 15時半頃
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/* そして迎えた失踪エンド
(-95) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 15時半頃
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/* 戻ってきたらホラー展開にビックリなう。 んんん、祥子はどうしようかしら……(悩) */
(-96) 雪音 2016/11/23(Wed) 15時半頃
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/* 夕顔>>*28 夕顔自身が死んじゃった幽霊なの? それとも、また怨霊に取りつかれたのかな
祥子さん>>-96 ホラー展開は夕顔のせいです← 戻ってきた後で祥子さんとお話したかったけど、今入院してます
(-97) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 16時頃
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/* ホラーなのは私のせいです(白状)
>>-97 たぶん、また呼ばれて鬼に憑かれたんじゃないでしょーか(曖昧) そろそろ死んでもいいんじゃないかなーとは思ってます、まる
(-98) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 16時半頃
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[その後のことはよく覚えていない。 夕顔が神社の裏手に行き、外人さんやあきくんも戻ってきたことを知り。 自分は、叱られることを覚悟して家に帰るとギュッと抱きしめられて、やっと欲しかった温もりが得られて、泣いた。 ずっとずっと欲しかったものだ。 叱られはしたが、その腕の温もりはとてもとても心地よくて、心が温まったまま眠りについたのだ。
その後、篁の家に見舞いに行くこともあっただろう。 夕顔が引き取られていた事から、篁の家に顔を出すことも増えていた。 だが、成長とともにその回数も少なくなって行く。 明之進が亡くなった頃、その葬式にも参列していた祥子は……翌日から後を追うように姿を消した夕顔の事も直ぐに知ることとなる。
赤色、血の色、曼珠沙華。 結局あの子は、曼珠沙華に囚われたままだったのかとふと思う。 明之進は曼珠沙華と夕顔に囚われてしまったのだろうか? あの時、自分が先に帰らなかったら? あの仕組みだって、自分にはよくわからないままなのに]
(41) 雪音 2016/11/23(Wed) 16時半頃
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[もう、生きている自分には何もできない。 曼珠神社の境内を掃除して、時折探してしまうのは季節外れの曼珠沙華。 鬼渡しの鬼にすらならなかった自分は、あの世界に戻れない気がしているけれど。
もし、彼らの魂がどこかで安らかにしていてくれるなら。 そう願わずにはいられない。
自分はきっと、この村に骨を埋めるのだろう。 そして子供達に伝え続ける筈]
(42) 雪音 2016/11/23(Wed) 16時半頃
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季節外れの曼珠沙華は決して摘んではいけないの
*曼珠沙華に囚われてしまうから*
(43) 雪音 2016/11/23(Wed) 16時半頃
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/* >成長とともにその回数も少なくなって行く。 >成長とともにその回数も少なくなって行く。 >成長とともにその回数も少なくなって行く。
…泣いた←
(-99) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 16時半頃
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/* ちなみに明之進としては、毒と分かってるものを食べなかったことで、逆恨まれる筋合いはないなと思ってるので、死んだ後はすぐに成仏してると思われます←
(-100) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 16時半頃
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/* すごい曖昧かつ未来軸まで飛びました。
>>-99あきくん うん、大きくなると離れて行く残酷な子供でごめんなさい々 */
(-101) 雪音 2016/11/23(Wed) 16時半頃
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/* うぅむ…お話したいと思ったけど、これじゃ会話挟めないねぇ…
(-102) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 17時頃
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/* 逆恨みなど放っておけばよいのです()
(-103) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 17時頃
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/* この後。 個人的に、祥子さんの安否を確認する会話をどこかに挟みたいと思いつつ。目の前で消えてしまったので、ずっと気にはなってるんだ。他の誰かから聞いてもいいかな。
友だちと言ってくれた祥子さんが、大きくなると離れていく残酷になった理由>>-101について虚しく考える()
四年生になって、放課後のクラブ活動を行うようになり、多忙になった。 五年生になって、彼氏が出来た。他の男の見舞いになんて行くなよ、と言われてさらに足が遠のいた、と考えると腑に落ちる← 六年生になる前にアキくん死ぬ。夕顔いなくなる。 アキくん成仏する。夕顔逆恨みを抱えた怨霊になる。
(-104) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 18時頃
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/* えっ?! あきくん、10+17くらいのランダムありませんでしたか?! 27くらいまで生きると思ってた……わあ!← */
(-105) 雪音 2016/11/23(Wed) 18時頃
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ショコラは、/*夕飯からの寝かしつけ離脱**
雪音 2016/11/23(Wed) 18時頃
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/* 祥子さん>>-104 享年2歳からの、余命2年に変更になったのです。>>-56
(-106) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 19時頃
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─病室─
[ 病室以外のところで、大人たちが夕顔の処遇について、話し合っている頃だろうか。>>30 わたしの意識が回復し、起き上がれるようになると、見舞客が時々病室を訪れてくれるようになった。
両親や家の者以外にも、一度きりだったが、在京中の兄たちも顔を見せにきてくれた。 どうやら危篤と聞いて飛んで来たらしいが、無事でよかったと胸をなでおろしてくれ、掛け値なしの気遣いにわたしも素直に喜んだ。 その後、知らない大人たちも入れ替わり立ち代わりやってきて、刑事と名乗る人たちが失踪中の事について尋ねると、わたしは覚えている限りをありのままに伝えた]
(44) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 19時半頃
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曼殊神社の境内で、鬼渡しをしました。 鬼に捕まりそうになった時、二人同時に捕まるようにしました。そうしたら、鬼の面が渡される前に、真っ二つに割れて消えて、戻ってこれたのです。
[ 言ったところで不審な顔をされるのが落ちだ。 ただし、似たような事を他の失踪者から も聞いているのだろう。 信じていいかどうか、わからないといった様子で首を傾げて部屋を出て行こうとする。 その前に]
(45) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 19時半頃
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来島祥子さんは、無事に戻ってきましたか?
[ 彼らが知らぬはずはない。 わたしが尋ねた名前も、失踪者の中に含まれているはずだからだ。刑事の一人が、無事に保護して家に帰したよ、と伝えてくれる]
家に帰ったんですね…?そう、よかった…。
[ ようやくわたしは安堵する。胸につかえていたものが取れて、肩から力を抜いた。 直接会って会話をするのは、もう少し先かもしれないけど]
(46) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 19時半頃
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…───よかった、無事で。
[ 初めて会った時に泣いていた祥子さん。 もし、次に会えたら、教科書は無事に返してもらえたか尋ねてみようか。 自分で解決すると言ってみせた。 鬼渡しに誘われた時も、境内で共に励ましあった。 背中に回された腕の強さを、頭を撫でてくれたあの手の優しさを、まだ思い返す事ができる。 あの時に見せてくれた強さは、きっとこちらに帰ってきてからも、彼女の支えとなるはず]
(47) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 19時半頃
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……。
[ 回想の後を追うように湧いた、ほんのりと焦がれるような思いは、出てこないようにそっと胸の中に押し留めて。 わたしは誰も居なくなった病室で、ベッドに再び身を横たえると、目を閉じて眠りについた。*]
(48) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 19時半頃
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/* >>44>>45>>46>>47>>48 祥子さんの無事を知って安堵するを長々と語る(やりきった顔) アキくんは祥子さんにゆる恋だけど、病弱だしあまり会えないので、想いを伝えずに抱えたままひっそりと死んでゆきます…
(-107) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 19時半頃
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/* よいせっと、帰って来たら色々広がりまくってたのを把握!
たたっとまとめていくんでしばしお待ちをー!
(-108) tasuku 2016/11/23(Wed) 20時頃
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/* 伐山さんおかえりなさーい。 お待ちしつつ、わたしはちょっと離席してきますね。また後ほど**
(-109) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 20時頃
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……あー……しんど。
[救急搬送関係の一幕が一段落し。 その後、あちこちからの事情聴取でぐったり疲れ切った]
……まあ、しっかたねぇわなー。 唐突に集団失踪したわけだし。
[なんてぼやいていたら、飴ちゃんをいただいた。>>32 それと一緒に渡された連絡先。 はて? と思いはしたけれど、聞かされた理由は納得が行くものだったから。 軽いノリで、自分の連絡先も伝えておいた。
……彼女と、先輩の過去については、結局聞けぬまま。 一時的に、見なかった事にして。 心身共に落ち着いた所で、一度自転車旅を切り上げる事にして、街へと戻って行った]
(49) tasuku 2016/11/23(Wed) 20時半頃
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向こう戻ったら、あきくん、でしたっけ。 あの子んとこにも行きますんで、何か、伝えたい事とか渡したいものあったら預かりますよー。
[出発前、軽い調子で知り合った人たちに声をかけ。 頼まれるものがあるなら確りと預かり。
再び自転車こいで街へと戻り──父と兄の勤め先である病院へと顔を出した、ら]
……なして、待ち構えてるし。
[病室を確かめ、向かおうとしたら、ぐいー、と首根っこを掴まれた。 振り返った先には、久しぶりに見る兄のいいえがお。 ああ、こっちが先か、と思いつつ、中庭に連れだされて色々聞かれた。 とはいえ、聞かれたのは曼珠村での出来事の事が中心で]
(50) tasuku 2016/11/23(Wed) 20時半頃
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……なんで、そんな事聞くかね。
[別に、関係なかろうが、と思って聞いたら、担当医として、患者の話の真偽を確かめたかった、と返された。 どうやら、メインで治療に当たっているのは兄らしい]
……さよけ。 ま、夢みたいな話だけど……嘘は言ってないから安心しろ。
[きっぱり言い切ったら複雑な顔をされたがそれはそれとして。 もう一つ聞きたい、と切り出されたのだが]
……なんよ。
[中々本題に入らぬ様子に苛立って。 先を促したら、聞かされたのは──見合いの話]
(51) tasuku 2016/11/23(Wed) 20時半頃
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……兄貴、まだ身ぃ固めてねぇのかよ。 メスとかカルテとは結婚できねぇ、って何度も言われてんじゃん。
[突っ込み入れたら、お前だってカメラと結婚はできんぞ、と返されて。 それに、うるせ、と返したら、見合い相手の話を聞かされた。>>*27]
…………マジで。
[知っている名前だった。 故に、呆けた声が上がった。 その様子から、知り合いであると読まれたようで、兄は僅かに苦笑する。 どうなるかはあちら次第だが、という言葉にそうなったらなったでこぇぇ、なんて思いつつ]
……ま。 なんつーか、格好いい姉さんだ……とは、言っとく。
[それは間違いない事だから、そう告げて。 その後、取り留めない会話を少しした所で兄とは別れ、本来の目的地へと足を向けた]
(52) tasuku 2016/11/23(Wed) 20時半頃
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……とはいうものの。
[神社では姿を見かけた程度で、その後、話す機会はほとんどなかった相手なんだよなあ、と。 そこに思い至ったのは、病室の前まで来てから。 それでも、今更かあ、と思いつつ、ドアをノックして。 応えがあれば、そーっと中へと]
ども、お邪魔するよー。 えーと、まともに顔合わせるのは多分初めて……かね。 俺は、伐山龍人。あの神社で走り回ったご同輩の一人だよ。
[名乗りの口調は軽いもの。 警戒をさせないようにと、表情もやや緩めにして]
ん、や。 大変そうだったから、あれからどうしたか気になってね。
[自分が病院の手配に一枚かんでいたのは知られていたか。 聞いていなくとも、担当医と同じ名字と僅かに似た容姿から、感ずるものはあるかもしれないが。 ともあれ、来訪の理由を問われたなら、こう言ってへら、と笑って見せた。*]
(53) tasuku 2016/11/23(Wed) 20時半頃
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/* とりあえず、見えたものは拾って、突撃お見舞いを敢行。 したところで、俺もちょっと外します。
なるべく早めに戻ってくる、つもり……!
(-110) tasuku 2016/11/23(Wed) 21時頃
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─病室─
[身を起こして本を読んでいると、扉がノックされた。 声をかけた後に入ってきたのは、]
……。
[年頃は二番目の兄に近いだろうか。ゆうべ見たその面影を重ねて思い返しつつ、初めて見る顔に目を瞬く]
…きりやま、さん…?
[膝の上に置いた本を閉じて、背筋を伸ばす。 顔は、遊戯に呼ばれた最初の時に、ちらっと見かけただけかな。 言葉を交わす間もなく、すぐに散り散りになってしまったけれど。 名前は知っていた。 伐山さんが搬送先の病院について口利きをしてくれたのだと、ネリエルさんか御門さんから聞いたのかもしれない]
(54) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 21時半頃
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ここを紹介してくれたの、伐山さんだって聞きました。 ありがとうございます。
[かかりつけの病院は都心にあって、年に数回しか訪れない。 出来るだけ近く、適切な処置が行える総合病院に運ばれて良かったと、母も有り難がりながら教えてくれた]
……おかげさまで無事でした。 伐山さんと、皆さんも無事に戻れたんですよね。 みんな、あの神社に戻ったんですか?その、……鬼を渡した、順番に?
[あの異世界から戻った時の話を、わたしはよく知らない。 興味が向くまま、尋ねた。*]
(55) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 21時半頃
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/* どのくらい会話が交わせるかわかりません、が…! 話題を切り出してみたマン
(-111) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 21時半頃
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[祥子が母親に抱きしめられ、泣き疲れて寝て、そして朝。 様々なことがあったが、先ず彼女がしなくてはならないと心に決めていたことがある]
あきくんは、大丈夫かな? あの、篁の家の………あきのしん君。
[その名前が出た時、なぜあの家の病弱な子の名前を出すかと両親は驚いた。 然し、失踪事件について他の大人たち…警察もいたかもしれないが、そんな彼らに聞けたなら此方の世界にいる事は知れただろう。 然し、入院していると聞けば青ざめて、両親にせがんで入院先にお見舞いに行かせてもらおうと強請る。 それが叶ったのは、とある土曜日のことだった。 母親は動きにくいため、父の仕事が休みの日。 その時は退院していたなら彼の家に向かっただろう。 そして彼の顔を見たならまたジワリと涙がにじむ]
(56) 雪音 2016/11/23(Wed) 21時半頃
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あきくん、良かった……!
[若しかしたら入院していたのは、体だけ戻ってきて魂はあちらに、なんて思ってしまったから。 そして止められなければ彼にしがみついて、よしよしと頭を撫でるだろう]
ごめんね、私もよく分からないけど 置いていってごめんね? ……あきくん、帰ってきていて良かったあ……!
[それは本当に、心の底から。 ぐすぐすと暫く泣いていたが、ふと思い出してはポケットから取り出したもの。 飴玉をそっと、相手に握らせようとして]
(57) 雪音 2016/11/23(Wed) 21時半頃
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今度は、一緒に食べられたら良いね。 あと、……ありがとう、あきくん。 アキくんがいたから、私、勇気出たんだよ。
[照れ臭そうに笑い、夕顔がいたなら夕顔にも飴玉を渡す。 大玉の、ザラメがついた飴玉。 ごめんねもありがとうも足りないけれど。 絶対、言わなくてはならないと思っていたから]
(58) 雪音 2016/11/23(Wed) 21時半頃
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─ 病室 ─
んや、たまたま、ここに身内がいたからね。 そらなら、って思っただけ。
[礼の言葉に、さらっと返し。>>55 異世界から戻った時の事を問われると、一つ頷いた]
ああ、みんな、無事に戻ってる。 そだな、鬼を渡した順に、神社に……になるか。 赤羽さんは俺より前に戻ってて、俺が戻った先は、神社だったから。
[思い返しながら答えた後。 は、と小さく息を吐いた]
(59) tasuku 2016/11/23(Wed) 21時半頃
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しかし、なんつーか。 普通にできない体験だとは思うけど……もう一回、って言われたら、俺はパスしたいわ、うん。
[捕らわれていたモノの事を思い返せば、苦笑が滲む]
……あの、華は。 綺麗だったけど、な。
[無意識に手折った緋を思い返して小さく呟き。 それから、ふる、と小さく首を横に振った]
(60) tasuku 2016/11/23(Wed) 21時半頃
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……っと、やべやべ。 こんなくらい話、しにきたんじゃねーって。
[一度は沈んだ声音を明るいものに切り替えて]
ま、なんだ。 そちらさんの担当は、無茶言っても全然問題ないから。 調子が悪くなったりしたら、遠慮なく言ってだいじょーぶ、むしろ言わんと笑いながらキレるから気をつけろよ?
[話題もがらりと切り替える。 そう言える理由を問われたなら、素直に実兄であることを告げて。
長く話をできる状態でもないだろうから、と長居をする事はなく、やがて、来れたらまた来るわ、と軽く告げて部屋を辞する事になるのだが。
内心では、向きあうのを避けていたものが、思わぬ所で道を繋げられた事。 それへの、言葉にできない何かがじわり、と湧き上がっていたとかいないとか。**]
(61) tasuku 2016/11/23(Wed) 21時半頃
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/* 戻って来たら、お返しとかわいいものが見えた……!
とりあえず、長話できる状況でもなかろ、という訳で、さくっと話自体はまとめつつ。
とりあえず、入院してる間はちょこちょこっと様子見に来るかもね! という感じでまとめてみましたのこと。
(-112) tasuku 2016/11/23(Wed) 21時半頃
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/* 祥子さん、伐山さんありがとうございます。 なんかもう、かわいいの見た時アキくんこのまま死んでもいいかな、とか思ったとか何とか← 日替わりまでにお返しは落とせそうです
他の皆さんは、いらっしゃらないのかなー
(-113) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 22時頃
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/* かわいいの見た時の思考、わかる(
他の皆さん、どうなんじゃろね。 遅めコアの人も多いからなぁ。
(-114) tasuku 2016/11/23(Wed) 22時頃
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/* あきくん死んじゃ嫌ーー!! でも、思ったより早かったので(死期が) それならちゃんと定期的に通ってそうです…。 一時的に足が遠のくのは、あいつが好きなんだろ〜!とからかわれたと予想。 */
(-115) 雪音 2016/11/23(Wed) 22時頃
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─病室─
[その日は、母と夕顔が病室に居た。 本来の土曜日だったら父も居たはずだが、入院騒ぎやら何やらでスケジュールの大幅な変更を余儀なくされたそうで、この日は不在だった。 母たちと他愛のない談笑をしていた時に、来客を迎える]
…───あれ、え、…祥子さんっ?
[予想しなかった突然の来訪に驚いた。見ている目の前で、祥子さんの顔がくしゃりと歪む。ああ、その顔は何度も見た、…けどぉ!]
ちょっ、うわ、ま、っ…!
[再会を喜ぶ間もなく、いきなり抱き着かれて狼狽える。 声にならない悲鳴を上げた。]
(62) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 22時頃
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[待って、お母さんたちが見ている前ではず、はずか、しい…っ!
心拍数が一気に上がったが、わたしの脆弱な心臓も、この時は空気を読んでくれたらしい。 発作を起こさず、何とか持ちこたえてくれたけど、顔はきっと真っ赤っかだ。 ああ、こんな顔を見られたくないのに…でも、それ以上に嬉しいから、結局なすがままにされてしまう。 年下の女の子に頭を撫でられる。どうしよう、って思ったのは最初の一瞬だけで、その優しさに思わずわたしも涙ぐんだ]
謝らなくて、いいんだよ。 わたしもこうして戻ってこれたし、ね。祥子さんが無事に帰ってこれて、…良かった。
[祥子さんの安否は既に聞いていたけれども、実際に元気な姿を見せてくれれば実感が伴って、嬉しさもひとしおだ。 共に鼻をすすって、再会を喜び合ってから、身体を離す]
(63) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 22時頃
|
|
[祥子さんの身体が離れると、肩越しに見知らぬ男の人を見た。 お父さんかな?そちらを見て、会釈をした。恥ずかしい気持ちがまた復活しそうで、慌てて目を逸らしたけれど。 一方、目の前で祥子さんは、ポケットから何かを取り出してくれて]
……飴?
[手の中に握らせてくれたそれを見て、尋ねる]
一緒に食べられたら、か…。 祥子さんが居なくなった後で、食べたよ。 あの時、わたしもこれに勇気をもらったんだ。
[口の中に飴を含みながら、ネリエルさんに作戦を伝え、御門さんに声を掛けたんだった。それを思い返してから、言葉を続ける]
(64) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 22時頃
|
|
でも、あの時は悲しい時や辛い時に食べようって約束したよね。 どうせなら、今度は別の約束がしたいな。
[例えば嬉しい時とか、楽しい時とか。 甘いのを一緒に食べて、幸せ気分倍増とか。本当は今すぐ食べたいけど、母に一旦止められそうだから]
今度、また会った時に一緒に食べよう、…ね?
[次に会う約束をすることにした。**]
(65) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 22時頃
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/* ばたばたしてます、村建てです。 延長いります?
(-116) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 22時半頃
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/* 退出記号ついてますがいます。>>65 一旦〆ということで。祥子さんありがとうございました…[もう死んでもいry]
祥子さん>>-115 かわいい…なんかもう、全力で踏みとどまりたいのですが、予定通り死ぬと思います…すみません 遠のいちゃうのはそんな理由かぁ…きっとアキくん、寂しい。 でも、そんな噂が立つ前に死ぬのかな。じゃあ、寂しくないね!
(-117) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 22時半頃
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/* >>-116 おう、お疲れ様ですよ。
延長はー……俺は、どちらでも、かな? 大体、やりたい事はやれてる感じだし。
(-118) tasuku 2016/11/23(Wed) 22時半頃
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/* むらたてさま>>-116 どうしようかな…延長をいただけると、時間に猶予が生まれるので、明日の雪予報に備えて今夜は早めに休めるので助かります
でも、皆さん〆つくしてる感じなんです?
(-119) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 22時半頃
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/* そうだなぁ…どちらでも、かなぁ…だいたいやれてる気がします。 明日、動きがなさすぎたら、逆に申し訳ない気もしますが… [悩んでる]
(-120) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 22時半頃
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/* 一応、私はあれで〆の予定ですが。 (というか私も早く寝なきゃなんだった)
(-121) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 22時半頃
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/* 延長なかったら、あと一時間半がんばります。 ま、死ぬところが書けるかな〜…と思ってる程度なんですが
(-122) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 22時半頃
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/* どちらでもいいやー…ならやらない方がいいかなあ…
(-123) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 22時半頃
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/* ですね。冗長になるよりは。 みんな〆感があるので、十分かなぁ、って気がします
(-124) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 22時半頃
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/* では延長はなしの方向でお願いします。
(-125) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 22時半頃
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/* 延長なし了解ですよー。
(-126) tasuku 2016/11/23(Wed) 22時半頃
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/* そしてご挨拶。 初めましての方は初めまして。 あんもびうむと申します。RPPLです。菊科植物です。以上です。
何だかんだで終わらせることができました。 参加者様各位には心より感謝を。
またどこかでお会いしたらお願いします。。 この度はご参加いただき、誠にありがとうございました!
(-127) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 22時半頃
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[思えば父親がついてきてたのを忘れてた。 だが、父親は一瞬眉を釣り上げていたものの、視線を逸らして空気を読んだらしい。 その晩、「祥子が不良になった」とイジイジいじいじしていたのを母親に笑い飛ばされる事になる。
祥子はそれよりも、彼が心とともに帰ってきてくれたのが嬉しくて。 そう、また会えると嬉しそうに笑ったのだ。 夕顔も一緒。 きっとみんな、今度は楽しく遊べる筈]
うん、うん。 今度はみんなで遊びながら、楽しく食べよ? 私、トランプとか弱いけど相手してくれる?
[家の中でも遊べるし、お話をたくさんしても良い。 彼の身体を気遣うからこそ自然と遊びの話は家の中のことになる。 また会えた、良かったと、事あるごとに篁の家を訪問する姿があった。 冬には初めて編んだマフラーを渡して。 バレンタインには赤くなりながらチョコレートを。 だって、祥子が好きな男の子は彼だけだったのだから、当たり前に渡すのは彼。 とは言え、1人だけに渡すのは恥ずかしくて、形は違うが夕顔にもチョコを渡してみたかもしれない]
(66) 雪音 2016/11/23(Wed) 22時半頃
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[春になれば花かんむりを作って 夏になれば夏休みの宿題を見てもらったりして 秋にはあの時を思い出したりして
そんな風にずっと、続くんだと思っていた]
(67) 雪音 2016/11/23(Wed) 22時半頃
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ね、あきくん。 私ね、あきくんのことが好きだよ?
[いつの日か、彼の手を握りながら微笑んで見せる]
とっても優しいあきくんが、一番好き。
[でも、その言葉を、彼が生きているうちに本当に届けられたのかは
きっと、2人だけの*秘密*]
(68) 雪音 2016/11/23(Wed) 22時半頃
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/* 延長なし了解しました! では、これが祥子の物語のシメかなと…! */
(-128) 雪音 2016/11/23(Wed) 23時頃
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─少し前・病室>>59>>60>>61─
[伐山さんの紹介で来た病院。 そういえば、主治医の先生も伐山といった。よく見たら、年の頃や顔立ちも似ているかもしれない。身内と仰ってるので、お兄さんなのかな、などと予想をする]
みんな無事。赤羽さんも…。
[知ってる名前を聞いて、無事と告げられると嬉しい。 赤羽さんが捕まえたのが、伐山さんで。 伐山さんが捕まえたのが、御門さんかな。
同じ体験をもう二度としたくない、といった事を聞くと、わたしも大きく何度も頷いて同意を示した]
華、…そうですね。綺麗でした。
[言いながら、伐山さんは自分と違う感覚で、あの時の華を見たんだな、と思った。 もう少し尋ねれば、伐山さんの職業とかも聞けたかな。 自分はあの時、言い伝えを利用して、あるかどうかわからない遊戯に参加したくて、期待を込めて華を手折った。綺麗と感じ入るなんて、まったくなかったから。]
(69) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 23時頃
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[この後で伐山さんは、ガラリと口調を変えて主治医の先生の事について教えてくれる。 少し砕けた口調が可笑しくて、お兄さんですか、と先ほど立てた予想を尋ねたら的中した。 兄弟仲がいいのか、悪いのか。 口調からきっといいんだろうなと察して、昨夜会った兄たちの事をまた思い出す。
こうして伐山さんは、病室を出て行った。 いい人だな、と背中を見送りながら思う。また機会があったら来てくれるだろうか。 今度は、あの村を訪れた理由について訊いてみようか、なんて。
喜びをそっと噛みしめる。 楽しい予定が、また一つ増えたことに。**]
(70) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 23時頃
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/* 延長なし承知しました。 鬼渡し、楽しかったです。第三弾お待ちしていますwww
そして、そしてっ!! あああ、祥子さぁああん!! もう今すぐ死んでいいですか(二度目だった)
(-129) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 23時頃
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/* ここが明之進の墓場だ?()
(-130) あんもびうむ 2016/11/23(Wed) 23時頃
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/* いやほんと、かわええなぁ……w [まったり見守る心地のおにーさん]
(-131) tasuku 2016/11/23(Wed) 23時頃
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/* 夕顔>>-130 もう心残りはないで、す…。本当に成仏できそうだよ。
(-132) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 23時頃
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/* おにーさん>>-131 いやっ、見られてるっ、恥ずかしい…!
(-133) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 23時頃
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/* >>-133 この位置で、見守らずにいる道理があろうか……!(待
機会があれば、一緒の写真なんかも撮るんだろうなあ、なんてちょっと思ったりもした俺です。
(-134) tasuku 2016/11/23(Wed) 23時頃
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/* おにーさま>>-134 うう、その写真ほしい…一生の宝物にします…あと二年だけど
(-135) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 23時頃
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[季節は巡り、秋の彼岸の頃。
ひょこり、顔を出すのは緋の華]
……季節通り、だな。
[小さく呟き、揺れる緋を写真に収める。 切り取られた風景の中の緋。
曼珠沙華に限らず、植物を被写体とした写真を多く撮るようになって。 少しずつ、技量も評価されるようになった、けれど]
(71) tasuku 2016/11/23(Wed) 23時頃
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……俺、は。
[何かあると逃げたい、と思う気持ちは消えていない。 けれど、それと共に、逃げたくない。という心理も存在はしていて。
相反する思いは、相思華の華と葉の如く。 同じ場所にありながら、表に出るのはいつも一方だけで]
……あー……ホント。 なっさけねぇなあ……。
[それでも。 そんな二律背反を持ちながらも、前へ進まなければ生きていけない。 だから、今の所は、割り切っておく。
『逃げる』事を、否定しかできない今のままではかわれない。 その事に気づけるかどうかは──これから進む、道次第。**]
(72) tasuku 2016/11/23(Wed) 23時頃
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/* あ、そうだ。 伐山さんの病院って、名前は伐山病院でいいの?
(-136) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 23時頃
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/* ててっ、と落として、これにて〆、かな。 ……や、単に『相思華』の異名を使いたかっただけとも言うけどw
>>-135 一生のお宝……になる!? あ、でも、そうだよなぁ……うん、病状の話とかはそれとなく聞けるだろうし、きっと撮るわ( でもって>>-136、特に決めてなかったから、それでいいかも。 伐山総合病院とか、そんな感じで。
(-137) tasuku 2016/11/23(Wed) 23時頃
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/* かくかく寝落ちしかけてますが元気です。
その写真祥子も欲しいです! その後、知代子に見つかってお話しすることもあるだろうかなと! */
(-138) 雪音 2016/11/23(Wed) 23時半頃
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/* >>-138 大丈夫、そこはちゃんと両方に渡すから!
写真切欠で、姉妹のやり取りに、っていうのもあるあるな流れだよね……!
(-139) tasuku 2016/11/23(Wed) 23時半頃
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─あれから─
[数日を病院で過ごした後、検査も済んで予後も良好で、無事に自宅に戻る事ができた。 引き続き、伐山さんのお兄さんが、わたしの主治医になった。 都心の病院からカルテを取り寄せた。 以降、わたしの身に何かあった時、こちらの病院に運ばれることになる。
退院後はこれまでの生活に戻るはずだったが、少しだけ変化があった。 まずは夕顔を迎えた事。
父の口添えで、我が家に身を寄せる事になったらしい。 住み込みの家政婦と同じ部屋が宛がわれ、親のように面倒をみるという。
下働きという名目だが、夕顔はまだ子どもだ。 庭のほんの一部を掃除させたり、水やりをさせたり。ごく簡単な作業だけを任せるという。 学校に上がれる年齢になったら、ちゃんと通わせるつもりのようだ。
あとは、わたしの遊び相手になってくれと言われているらしい。 少し年が離れているが、常に子どもが身近にいるのが嬉しい。 時々ネリエルさんが送ってきてくれる写真やら絵本やら、そうしたものを一緒に眺めて過ごした。]
(73) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 23時半頃
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[そして、変化はもう一つ。 祥子さんが時々、我が家に遊びにきてくれた。 子どもが三人集まると、トランプやらボードゲームやら、遊びのバリエーションも色々広がる。 一緒にオセロもやった。一人ではできない遊びを、思いつく限り一緒にやった。 もらった飴を(ちゃんと許可済のものを)一緒に食べながら、楽しい時間を共に過ごした。
冬が来ると、祥子さんがわたしに手編みのマフラーを贈ってくれた。 外出する機会はほとんどないけれど、首元は常に温めた方が良いから、と。部屋の中でも首に巻いて過ごした。 年が明けて、バレンタインデーにはなんと、う、生まれて初めてのチョコレートをいただいた]
(74) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 23時半頃
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こ、こ、これ、はっ…!
[本でしか、テレビでしか知らないバレンタインデー。 自分は一生関わらないと思っていたのに、きっ、期待してしまうではないかっ! 心臓に不整脈が発生して、そのまま止まってしまうかもと思ったけど……だいじょうぶ、まだボクノシンゾウ動いてる]
バレンタインのお返しは…何をすれば、いいのかな…。
[母にこんな事を尋ねてみれば、笑いながら色々協力してくれただろう]
クッキー?マシュマロ、キャンディー?
[色々と種類があって悩んだけど、飴なら普段一緒に食べてるしと、キャンディーを贈る事にした。母は笑って黙って頷いて。 謎の含み笑いの理由と、お返しの持つ理由については知らされないままだったけど、祥子さんは喜んでくれるかな]
(75) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 23時半頃
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[祥子さんたちと過ごす季節は、どれも美しくて楽しくて、あっという間に過ぎ去ってしまう。共に二度目の春を迎え、夏を過ごし。 三度目の秋には、季節どおりの彼岸花を眺めた。あの時の記憶は、当時より少しだけ薄れてしまったけど、わたしたちの絆は、これまで以上に強いものになったと実感する。
そして、三度目の冬を迎えた時、───わたしの体調は急変した。]
(76) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 23時半頃
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[わたしは意識不明のまま、伐山総合病院にすぐ運ばれた。 クリスマスやお正月を、時の流れを知る事なく、病院の集中治療室で過ごし、
…───三度めのバレンタイン。
今度また、チョコレートを贈ってくれたら、わたしの正直な気持ちを伝えようか…なんて、心に決めていた。 しかし、その願いを叶える事はなく、……わたしはこの世を去った。**]
(77) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 23時半頃
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/* 長くてすみません… でもようやく、人生の幕を引けて大満足です← ありがとうございました
(-140) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 23時半頃
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/* おう、明之進の最後の時間が……!
〆、お疲れ様!
(-141) tasuku 2016/11/23(Wed) 23時半頃
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/* ひっ、誰もいないのかなっ お疲れさまでした。 RP村楽しい。突発村楽しい。
またふらっと参加できたらいいな みなさん、ご縁があったらまた、よろしくお願いします…!
(-142) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 23時半頃
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/* おにーさん>>-141 ありがとうございます!なんとか間に合いましたっ 若干駆け足ですが、後悔はないですぅー!
(-143) vitamin-girl 2016/11/23(Wed) 23時半頃
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/* 間に合わないやつ! 急いで挨拶だけ!
rinariaです。 ええとはじめましての方もお久しぶりの方もご同村頂きましてありがとうございました!! もしつぎの機会があったらミスしないように重々気をつけようと思いますかしこ。
えっとあとはあとは… またどこかでお会いしましたときはよろしくお願いします!
(-144) rinaria 2016/11/24(Thu) 00時頃
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/* おねーさま>>-144 ミスどんまいですwww
(-145) vitamin-girl 2016/11/24(Thu) 00時頃
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[一陣の風が身を切っていく。意味するものは嵐の前触れか、それとも。]
今年もさっぱりだったなー、曼珠沙華。
[年々曼珠沙華の姿を見る事は少なくなっていった。水が汚れたのかは知らないが、シーズンでもなかなかお目に掛かることはできない。
何か忘れ物がある。けれど、それが何だったのかはもう思い出せない。もどかしい。]
(78) きたきつね 2016/11/24(Thu) 00時頃
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おいでよ。
(*29) きたきつね 2016/11/24(Thu) 00時頃
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・・・・・・・・・・・・? 空耳か。
[小さな声は、大きな風にかき消された。
頂上からあたしを呼ぶ娘を追って、ゆっくりと石段を登っていく。]
(79) きたきつね 2016/11/24(Thu) 00時頃
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[───ついに、彼女が帰る事はなかった。**]
(80) きたきつね 2016/11/24(Thu) 00時頃
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/* さて、ぼちぼち時間って事で、ご挨拶。
花の私的三強の一角である曼珠沙華がメインモチーフというのにつられ、全力で喰いついておりました。 突発村への参加はそんなに数多くないんですが、こうしてご一緒できた事、楽しい時間を過ごせた事に心より感謝しております。
普段は自企画中心で動いている上にジャンル偏り気味なのであれですが、また、御縁がありましたらどうぞよしなに!
以上、tasukuこと、くろねこたすくでした!
(-146) tasuku 2016/11/24(Thu) 00時頃
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/* はっ、しまった。 >>77なんて言ったら、>>68がなかったことになってしまうのかうぁああ!
…いや。アキくん、自分の寿命わかってたし、返事保留にしてたのかな。 あっでもそれってもっとダメなパターンかな……あぁあああ
(-147) vitamin-girl 2016/11/24(Thu) 00時頃
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ー知代子ー
[お姉ちゃんは、毎月決まった日にお花を飾る。 自分の机の花瓶に活けて、そこに飴玉を二つ並べるの。 一度こっそり食べたら叱られて、ちゃんと一緒に食べようねって苦笑い。 「ね、あきくん」って、お花に向けて笑いかけてた。
年に一度、冬の寒い日にお姉ちゃんは1人で御墓参りに行く。 一緒に連れてってって泣いても、これだけはダメだって連れてってくれないの。 ケチー!って泣いても。 お母さんに泣きついたけど、お母さんにも我慢しなさいって言われちゃった。 毎年、どこに行くんだろう?
ある日、写真を見つけた。 勉強机にしまわれた綺麗なアルバム。 その中には一枚だけ入ってて、知らない男のこと小さい頃のお姉ちゃんが写ってた。 だれ、って聞くと「初恋の人」 今はお話ししないの?って聞くと「もう、いないの」って寂しそう]
(81) 雪音 2016/11/24(Thu) 00時頃
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[冬になるとお姉ちゃんは寂しそうで。 バレンタインのチョコ作りも手伝ってくれるけど、いつ、お姉ちゃんはチョコをあげたい人ができるんだろう? あの人にはあげてたのかな。 いないって、どこに行ってしまったんだろう?
そんなある日見つけた、季節外れの曼珠沙華。 でも、知代子はそれを摘んだりしないの。 お姉ちゃんがなんども、それは摘んだりしてはいけないって教えてくれたから。
また今日も、花瓶に花、飴玉二つ。 その飴玉を一緒に食べる、そんな日がまたきっと*くるだろう*]
(82) 雪音 2016/11/24(Thu) 00時頃
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/* 何となくいくつか解釈しようがある感じで〆
(-148) きたきつね 2016/11/24(Thu) 00時頃
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/* まにあったー!! 雪音でした、またどこかで皆様お会いできましたら!
>>68はきっと、お墓の前とか…… お葬式で言ってるとか……!? */
(-149) 雪音 2016/11/24(Thu) 00時頃
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/* はいはい、わたあもわたあも。 たまーにRPP村のほうにも流れてくるきーちゃんでした。
こういう系統の村は割と好きなんで、またどこかで同村機会があればよろしく。
(-150) きたきつね 2016/11/24(Thu) 00時頃
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/* >>-147が最後だとあまりに辛いので改めて。
vitamin-girlこと「すてら」です。 RP村に少しずつ参加、活動復帰しています。 ご同村の折にはまた、どうぞよろしくお願いします。
みょんこさんのバッドエンド見届けた。 終始黒い感じが素敵でした。
そして、祥子さんのラストに泣かされた。 ほんとに、ほんとに、ありがとう〜〜!
それではみなさん、ごきげんよう。 良き人狼ライフを。
(-151) vitamin-girl 2016/11/24(Thu) 00時頃
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/* おう、もう終わりか!
んじゃ、皆さままたいつかどこかで!
(-152) tasuku 2016/11/24(Thu) 00時頃
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