192 革命の嵐
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人
狼
墓
少
霊
全
ニコラスに2人が投票した。
ウォーレンに5人が投票した。
ポーチュラカに1人が投票した。
ウォーレンは村人の手により処刑された。
ニコラスはウォーレンを占った。
ウォーレンは健康そうだ。
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ポーチュラカ! 今日がお前の命日だ!
2014/09/08(Mon) 13時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ポーチュラカが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、エリアス、ニコラス、イワン、アーサー、シメオン、フランシスカの6名。
艇長 イワノフは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 13時頃
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/* ちら見。 やべえ。生存フラグが立った…! これでもうどう転んでも衰弱死はない。
ポーチュラカは多分覚醒半狼だったんだろうなぁとぼんやり。
(-0) 2014/09/08(Mon) 13時頃
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− 流刑地 −
おお、今日も寒いな。 ところで、氷の一番おいしい食べ方を知ってるか?
グラスに入れて、ウォッカをたっぷりかけるんだ。 こんな風にな、 うはははは。
[ぐびぐび。**]
(+0) 2014/09/08(Mon) 13時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 13時頃
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/* 続いているからには、3狼生存はない。 ウォーレンかポーチュラカが狼じゃろうな。
食われているポーチュラカは非妖精かと思ったけど、溶けや毒殺の可能性もあるのかこれ。
カオス! (←編成した本人
(-1) 2014/09/08(Mon) 13時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 14時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 14時半頃
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―教会― [暴動の起きる食糧庫から、教会に辿り着いたエリアスが見たもの。
警官に連れられる何人かの無法者。その中には指揮者の老人、ウォーレンの姿>>4:65もあった。 ウォーレンが暴動に参加するとも思えなかったので警官に聞いてみれば、暴動によって怪我をし、事情聴取と手当のために連れて行く、とのことだった。……もっとも、彼がどんな目に遭うかは解らないが。 彼が襲われたのは気の毒ではあったものの、暴動に参加した側ではないことにむしろ僅かに安堵し、教会に入る。
ある程度賑わっている事を期待したものの、すでにがらんとしてしまっている。 いくつかの燭台や彫像に暴動の跡が見える。]
……どうして……なんでこんなことに。
[これもまた、同志シーマの意図しないところで起こっている革命の炎だと言うのか。来た目的は確かにあったのだが、これでは達成しようもない。
神父から警戒した様子で「何用でしょうか?」と問われれば、さすがに真の目的を説明することも憚られ。「いえ、ウォーレンさんが来ていないかと思ったので」と、適度にお茶を濁しておく。
ここも襲撃を受けるとは予想外だった。ほとんど誰も居ない教会で、しばし思案顔。**]
(0) 2014/09/08(Mon) 15時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 15時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 15時半頃
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ー 流刑地 ー
ぶ、ぶえっくしょい! ……はぁ、さ、寒いのう………
[寒さに鼻をすすっていると、男の声が聞こえて(>>+0)]
氷の一番うまい食べ方か……… ぶほっ、それは食べ方なのか?
[男の飲みっぷりを見て、食べ方じゃなくて飲み方なんじゃあ、と思いつつ]
ワシはあったかいスープのが、ええのう。
[面白い男じゃ、と呟いてまた鼻をすすった。**]
(+1) 2014/09/08(Mon) 15時半頃
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―皇帝宮殿― [アレクセイを探しに行った家臣はなかなか戻らなかった。 侍従をひとり捕まえて、話を聞き出したところ、只今護衛の兵士の一団とともに宮城に向かっているとの連絡があったと教えられた。
ニコライは安堵の息をついた。 要領の良い彼のことだから、まさか叛徒に掴まるようなことにはなるまいとは思っていたが、宮殿に姿を見せていないのが気掛かりだったのだ。 公子はニコライにとって、盟友であると同時に、計画にとって重要な切り札の一枚でもある。 ニコライは自らアレクセイを迎えに出て、宮城に入る前に捕まえることにした。]
(1) 2014/09/08(Mon) 16時頃
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[アレクセイ公子は、良く言えば自由闊達、悪く言えば放蕩無頼で、幼い頃一緒に育った所為か、従兄の皇帝に対しても遠慮しないところがあった。
皇族の義務で軍籍を持っており、その反抗心が魅力的に映るのか、若い将校や下士官からは人気がある。 本人は自身に皇位継承権がないのを幸い、気ままに振舞っているだけなのだが、気さくで人懐こい性格なので、周囲は何となく我侭を受け入れてしまうのだった。
当然ながら、保守的で生真面目な皇帝との折り合いはよろしくない。 しかし、皇帝には未だ皇太子が生まれず、また皇族の直系男子の数が非常に少ないために、継承権を持っていない公子であっても、帝室の維持には必要だったのである。**]
(2) 2014/09/08(Mon) 16時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 16時頃
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− 流刑地 −
おう、じいさん、こっち来てペチカに当たれよ。 鼻水が凍っちまうぜ。
ちとピート臭いが、慣れれば乙なもんさ。 ウィスキー飲んでる気分に──ならねぇか、がはは。
[酒瓶を持った手で差し招き、ジーマだと名乗った。]
(+2) 2014/09/08(Mon) 18時頃
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ここにゃたいした娯楽もねえのよ。
じいさん、何か芸もってねぇか。
(+3) 2014/09/08(Mon) 18時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 18時半頃
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−皇帝宮殿−
[イワノフから剥ぎ取った徽章を門前で示した青年は、 彼を乗せた辻馬車に乗車したまま、宮殿の門を通り抜けてゆく。]
門前で待ちぼうけも様にならないと思ったけど…。 杞憂だったね。馬を進めてくれ。
[普段無縁な宮殿の中を、雇われ御者は訳も解らぬまま進めた。
やがて宮殿の正面で馬は止まり、青年は馬車を降りる。敵意に満ちた視線に突き刺されながらも、丁重に案内されたとある部屋で、青年は応対者を待つように告げられた。**]
(3) 2014/09/08(Mon) 19時半頃
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馬鹿 イワンは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 19時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 19時半頃
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― どこぞの宮殿 ―
[扉をどんどん叩いていると、門兵が出てきて、とりあえず、やめなさい、と怒られた。]
あー、すまねぇだ。 えど、ここは、偉い人が住んでいるだが?
[そんなことを言って、門兵の首をかしげさせている。 だが、その瞬間にもどんどんと自体は悪い方悪い方に向いていること、男は気づかない。
やがて、ここで叫んでも無駄だと追い払われた。
立ち去る時、振り返りみたその宮殿の小さな窓、 その窓から小さな女の子が不安とともに外を眺めていることもあったかもしれない。]
(4) 2014/09/08(Mon) 20時頃
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[そんな身も心も純粋な女の子にその後訪れたであろう激変を、男は知ることはない。 綺麗な服と、芸術と、そして、自ら戦わずに盤上で行われる合戦を眺める視点は、男はきっと生涯無縁だ。]
(5) 2014/09/08(Mon) 20時頃
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― 街へ ―
[とりあえず、どこにいっても、お前のような者に構う貴族などいない。 門兵からはそう言われ、イワンはしょんぼりしながら、とぼりとぼりと街に戻っていく。*]
(6) 2014/09/08(Mon) 20時頃
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/* どうしよう、シーマの人の終着点が読めない…! 艦艇奪った勢いでそのまま革命成功させようってつもりでいると思ったから、現状起きてる暴動の方向を国そのものに向くように噂流そうと思ってたんだけど。
ニコライさんは将来有望だけど現状はあくまで一貴族であって国動かす程の権力無いだろうし、彼と話し合ったところで事態の進展は無いと思ってたんだけど違うのかな…
と、独り言で考えても仕方ないしとりあえずメモだけ貼っておこうか。 ぢいちゃまとポーチュラカちゃん落ちちゃって華が無くなったネ(まて前者
(-2) 2014/09/08(Mon) 20時半頃
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─ 食糧庫付近の川辺 ─
[>>4:63女の提案に、エリアスからの反対は出なかった。 驚きと期待、その両方を含んだ同意に彼が行動しようとするのを手で制し]
下手二動けば、却って墓穴ヲ掘ってシまうヨ。 あなたは酒場慣れしてイないデしょう、コレは私がするベキ仕事。
アナタは他二、出来るコトがあるハズ。 そちらヲ優先させテ。
[誰に噂を流すべきかの判別も、自然な話の切り出し方も。 エリアスよりも長けているだろうという自負が、女の意志を支える。 >>64受け入れてくれた彼から、今だけはと切り出された願いに女は柔らかな微笑みを返し]
(7) 2014/09/08(Mon) 21時頃
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─ 食糧庫付近の川辺 ─
良いワ。 あなたハ私と同じ願イを持つ人だカラ。
[手を伸ばし、頬に触れると唇だけで神に祈りを捧げ]
弱いモノが真っ先に狙われルノは、身分の差ト関係ない事実。
同志イリヤ。 アナタもどうか、無事デ。
[彼が向かう先に挙げた教会は、恐らく弱い者の避難先となっているはず。 襲撃されている可能性の示唆は、エリアスに届いたかどうか。 一刻を争う現状ではそれを言及する暇も無く、女は早速酒場へと向かおうとして]
(8) 2014/09/08(Mon) 21時頃
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─ 食糧庫付近の川辺 ─
イリヤさン。 シメオンさん二会うことガ出来たら、こう伝えテ。
『モシも、アナタの助けたい人の無事ヲまだ確認出来テいなかったラ。 その人ヲ助ける手助ケを、私ハ出来るハズだ』って。
[シメオンが今どこに向かっているかを知らず、女はエリアスに言葉を託し。 彼と行動を別つと、己の為すべきを為しに酒場へと向かった*]
(9) 2014/09/08(Mon) 21時頃
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/* いちおー>>9は魔女能力使う気はあるよーって示唆なんだけど。
はっきり能力COしなかったら大丈夫だよね…? アウトだったらごめんなさいします。
それはそれとして。 酒場巡りのソロール席離れるまでに全部打てるかな。
(-3) 2014/09/08(Mon) 21時頃
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― 酒場のほうへ ―
[とぼりぼとり、街に戻ってきたタイミングでは、暴動は少し収まりを見せていたか。 ただ、その跡は、ときに凄惨さを物語るものもあり、男は、眉を寄せた。]
ああ、フランシスは、無事だがなぁ。
[確か、救護室で、あのじいさんがいってた酒場の方向ちまりちまりとは歩いてみるけれど、
あきらかに、兵隊の服を着る男がそこを一人で歩くのは、危険すぎただろう。]
(10) 2014/09/08(Mon) 21時頃
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(おい、あいつ、兵隊だぞ) (でも、おっきくないか?) (まぬけづらしてやがる) (兵隊やつらひでぇことばかりしやがる) (武器をもってるからって) (いや、あいつ武器もってなくないか?)
[そして、数分後、武具をもった民に囲まれる男がいた。 もちろん、あわあわと、座り込んで]
(こいつ、よわいぞ) (根性なしだ、やっちまえ)
[そのまま木の棒などで殴打され、袋だだきにされる男の姿がそこにある。 だが、街の人には、いや、兵隊にだった、男は自ら手出しをしたりはしない。 それは、望まれることではないからだ。]
(11) 2014/09/08(Mon) 21時頃
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うう・・・・・・ やめでくれだべ。
[そして、道端に巨体の男はずうん、と転がるが、 しばらくすれば、のそり、起き上がり、また、ふらふらと、全身殴打のあとのまま歩き出す。
ともかく、一旦兵舎に戻ろうと・・・。]
(12) 2014/09/08(Mon) 21時頃
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[その兵舎まで戻る道中、誰かと会うことはあっただろうか。 だが、男は、半分、目も見えなくなっていた。 話をしたかどうかもわからない。
ただ、とりあえず、帰らねば、と足取り重く進んでいく。 少し前のことも、なんだか夢のように思えてきた。 一体、自分は何をしていたんだろう、 そんな男らしくないことも考えながら・・・。]
(13) 2014/09/08(Mon) 21時半頃
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―皇帝宮殿― [皇帝の御前会議は紛糾していた。 大臣級が応対すれば、叛徒たちを一勢力として公に認めたこととなり、それは取りも直さず現在の状態を帝国の危機であると認めたことになる。 かと言って交渉に表れた者を拘束してもそれで終わりにはならず、戻ってこなかったことを考えて、反乱側も何らかの手を打っているであろう事は目に見えていた。
威信を第一に考えるタカ派は、断じて交渉に応じる訳にはいかずと、戦艦に軍を突入させるなどの強攻策を唱えたが、穏健派から宮城を砲火に曝す気かと反対され、一時は両者の間で怒号の飛び交う事態となった。 フリストフォル大公が仲裁に入り、取り敢えず、まず書記官クラスの官僚を当て、交渉の内容について話を聞くところから始めようとの一応の結論に達した。
アレクセイ公子との面会を終えたニコライが、議場に現れたのは、そんなタイミングであった。]
(14) 2014/09/08(Mon) 21時半頃
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─ 教会 ─
[人の流れるままに猫がぶらりたどり着いた先は、教会だった。 猫の理解する範疇ではなかったが、暴徒たちが襲撃した教会へ警察隊が突入して速やかに鎮圧している最中のことだった。
警棒で小突かれながら何人もの若者が警官に引きずられて教会から出てくる。 そのなかに、ひげを蓄えた老人の姿もあった。 手荒く扱われてはいないようだったが、丁寧にエスコートという風にも見えない。]
なぁお。なぁぁぉ。
[鳴きながら老人の足元にまとわりつけば、警官に邪険にされる。 それでもしばらくは老指揮者の足元から離れなかった。]
(15) 2014/09/08(Mon) 21時半頃
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おいおいおい、なんだってんだよ。 このひとはオレにたまにパンくずくれたりするいい人なんだぞ。 酷いことするんじゃねえぞ。
なああんた、これからあんたどうなるんだ? こんな風にされてどこ連れてかれるんだよ。 なあ、大丈夫なのかよ、おい。
(-4) 2014/09/08(Mon) 21時半頃
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― 兵舎 ―
[そして、やっと兵舎に戻り、馬小屋に向かおうとしたとき、 なんだか闇が動いて、 周りに兵士が取り囲む。]
(――……イワン、お前は、 革命軍を繋がっているんだってな?)
(戦艦ヴィーゾフ号を乗っとった男とお前が岸辺で話すのを見ていたやつがいるんだぞ?)
(なにもできないでくのぼうかと思ったら、 お前、最悪だな?)
(残念ながら、お前はもう、ここにはいられねぇよ。 牢獄行きだ!!
[そんな様々な罵声が四方八方から降りかかる。 男は、イワンはぼんやり考える。 俺は、そういえば、悪いことをしただろうか?]
(16) 2014/09/08(Mon) 21時半頃
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[結局、警官に追い払われてから、猫はとぼとぼとまた歩き出す。
無力感を噛みしめるような後姿だった。]
(17) 2014/09/08(Mon) 21時半頃
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[ しかし、考える前に、もう視界はブラックアウトをした。 **]
(18) 2014/09/08(Mon) 21時半頃
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馬鹿 イワンは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 21時半頃
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ー 流刑地 ー
親切にどうもなのじゃ。助かるのう。 鼻水が凍ってはかなわんからな。
[手招きする方へ近寄って]
そうなのか……ほう、酒の味を忘れておったからのう。 ジーマ、か。ワシは、ウォーレンと申すジジイじゃよ。
(+4) 2014/09/08(Mon) 21時半頃
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[ペチカにあたりながら]
娯楽のう………ワシかい? ワシに今できることは、口笛くらいかの。 ふぉっふぉっふぉっ。
(+5) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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[1d3]
(-5) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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[1d6]
(-6) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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1
(-7) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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―回想:食糧庫付近の川辺― [フランシスカから伝えられた伝言に、しっかりと頷き。]
わかった。いずれ会うこともあるだろう、その時にはしっかり伝える。 任せておいてくれ。
ありがとうフランシスカ。 生きて、また会おう!
[言葉は短く。心から“同志”の無事と成功を祈り。そこで別れた]
(19) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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よろしければ陛下、その役目、私にお任せ願えませんでしょうか。
[奥に座す皇帝と居並ぶ貴顕大臣たちを前に恭しく一礼し、慎み深く目を伏せた。]
私は評議会の一員ではありますが、実質的な権限は何もありません。 しかしながら、叛徒どもは私の邸宅を爆破したことから、私を奴らが打倒すべき貴族の筆頭と思っている様子。 私がテーブルにつけば、実質的な効力は何もないにも拘らず、奴らは自分たちに敬意を払ったと勝手に解釈するでしょう。 故に、最初の交渉役としては適任かと存じます。
[目を上げると、思いがけぬ提案に皇帝が考え込むのが見て取れた。 すぐ横の大公は少々不安げに眉を曇らせたが、他の議員たちは皇帝の反応を見て、それぞれ検討を始めたのが分かった。 駄目押しにと顔を上げ、凍れる湖の眸をはっきりと見せて、付け加える。]
それに私は、私の財産を破壊した叛徒を間近で見てみたく存じます。
[その眼差しにこもった力を良しとしたか、帝国随一の大貴族の意志を尊重したか。 皇帝は、交渉役にユスポフ公爵ニコライを任命した。]
(20) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 22時頃
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―教会― [>>0しばらくそこで待っていれば、なるほど彼女>>8は正しかった。 神父が「もうしばらくは大丈夫」と、奥にある隠し部屋と思しき場所から、子どもや老人などを引き連れて戻ってきた。連れられてきた者は皆、不安げな、恐ろしげな表情。
「先程の襲撃は貴族が煽ったもので、彼らに加担すれば一族含めて処刑されるぞ。 命が惜しいなら彼らに加担するのはやめておくべきだ」
……最初に伝えようと思っていた言葉の、なんと空虚なことか。 このような光景を想像すらしていなかった自分を心から恥じる。
だからこそ、書かねば。文学から新しい世界を見る者達に。次の世代の者達に。 変革を望むなら、こういったことも知らねばならないのだと。 包み隠さず、伝えねばと。
決意を新たにし。 新たにできることを探すためにその場を離れようとすれば……]
(21) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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……うん?……おまえ、さっきも会ったな。
[大通りへ向かう道を歩いていると、1匹の猫を見つけた。 彼>>17と会ったのは……ついさっきといえば、ついさっきか>>0:102。 確か、同志シーマはアーチと呼んでいたような。]
……アーチ。だったか? ……こんな騒ぎの中じゃ、お前も辛いのか……
[同志シーマの呼んでいた名前を思い出し、そう言って。 普段ならハム(ヴェッチナー)の1枚くらい携帯しているのだが、今はない。 すまないな、と態度で示し。
抵抗が少ないようなら、軽く抱き上げてみる]
(22) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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− 流刑地 −
ウォーレンか、よろしく。 じいさん、若い頃はイケたクチか? じゃあ、ウォッカの温かいスープと洒落込もう。
[名前を聞いておきながら「じいさん」呼びを続けて、ウォッカのお湯割りを差し出した。]
(+6) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 22時頃
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口笛で熊でも呼ぶのか? どっちが長く息が続くか勝負するか? ぐははは。
[そんな風にからかいながら、知ってる曲を吹かせようと誘うのだった。]
(+7) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 22時頃
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[ぽてぽてと道を歩いていたら、呼ぶ声がした。 立ち止まり、振り返り、声の主を見上げる。
猫的には、知り合いではないが見知った顔だった。 ときどき酒屋からウォッカの匂いをさせて出てくる人間。]
な。
[ごくごく短く鳴いて、抱き上げる手を受け入れる。 こし、と相手の胸元に頭を擦り付けてから、手を少し舐めた。]
(23) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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よう、にいちゃん。 あんたもさっきの、見たのか? ありゃあ、ひどい有様だったな。
オレはさ。 時々人間って奴がわかんなくなるんだ。 えらく頭がいい癖に、たまに馬鹿みたいになってさ。
じいちゃん、いい奴だったのにな。
(-8) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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/* 宮殿の警備も紙だったw >>3
シメオン君の現実路線を吹っ飛ばした行動力は、劇場版アニメとか見ているようだw
(-9) 2014/09/08(Mon) 22時頃
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/* >>11 イワンが「囲んで棒で叩く」されている! ナムサン!
墓落ちゲットしにきてるなー
(-10) 2014/09/08(Mon) 22時半頃
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―大通りへ向かう道上―
……かわいいな。お前。 [胸元で動く彼をそう評せば、心の濁流も少しは整うもので。 今何をすべきなのか。何が出来るのか。
……そうだ。僕は多分、同志シーマに会わなければならない。
……ダメ元で試してみる価値くらいは、あるか。 そう考えて。猫を一度下ろす。]
なあ、アーチ。 僕は同志シーマを探しているんだ。 どこに居るか知っているなら、連れて行ってくれないか? ……病弱だから、ゆっくりで頼むよ。
[猫がどの程度自分の言葉が理解出来るかはなんとも言えない、というより、恐らく無理だと思っていたが。 それでも彼に話しかけてはみた。 失敗の公算が高かろうと、何もせずにゼロとなるよりはマシなはずだったから]
(24) 2014/09/08(Mon) 22時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 22時半頃
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―皇帝宮殿の一室― [反乱者の首魁のいる部屋へ、ニコライは護衛数名とともに入室した。 細身の身体は、大貴族に似つかわしくないシンプルな装いに包まれていて。 女性的な面差しは、当代随一の美形と呼ばれるに相応しいものだった。]
君が、反乱軍のリーダーか。 意外に若いな。
[書生ふうの衣服をまとった青年を、上から下までざっと眺める。 色の薄い瞳は瞳孔と虹彩の色が殆ど均質で、視点の在処が定かでない。]
(25) 2014/09/08(Mon) 22時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 22時半頃
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シメオン・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ。
[待たされた部屋のソファから、青年は立ち上がるそぶりも見せず そっけなく名乗ると、足を組みなおしてニコラスに応対した。]
…卿の名は?
(26) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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|
[猫を抱き上げた人間がなにやら言っている。 地面に下ろされて、相手の顔を見上げて、 少し首を傾げてから、てとてと歩き出した。 時折振り返り、しっほを旗のようにぴんと立てる。
この人間が何かを探しているらしい、とは猫も雰囲気で察するところ。 飼い主の名前も出ていたので、猫にも迷うところはなかった。]
(27) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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なんだいあんたシメオンに会いたいのかい? 今日はあいつ、忙しい日だな。
いいぜ、ついてきな。 ナワバリまで案内してやるよ。
(-11) 2014/09/08(Mon) 23時頃
|
|
─ 淫売宿 ─
[猫が自信満々に案内したのは、アジトたる淫売宿だった。 なにしろ、シメオンは猫に向かって宿と言っている。>>4:33 彼が家である宿に帰るのだと信じていたのに。
宿の中まで入って、探し人の姿がないことに驚愕し、 しょぼんと背中を丸める。 すまねえ、とでも言うようにヒゲまで垂れた。
とはいえ、アジトにいる誰かはシメオンの行き先を知っているだろう。]
(28) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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|
おーい、シメオン、帰ったぜー。 あんたに会いたいって客が来てる。
……あれ?いないのかよ。おーい。 ち。なんだよ、また別のところに行ったのか。
すまねえなあんた。無駄足かけさせちまって。 悪いが俺はこれ以上力になれそうもねぇ。
(-12) 2014/09/08(Mon) 23時頃
|
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/* ふと下を見ると目に入る、わくわくするカウントアップ。
あなたは、もし人狼が1名なら今夜命を落とす。 あなたは、もし人狼が2名なら今夜命を落とす。 あなたは、もし人狼が3名なら今夜命を落とす。 あなたは、もし人狼が4名なら今夜命を落とす。
(-13) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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|
[立ち上がりもしない青年を暫時見詰めた後。 形の良い唇を横に引き、微笑の形を作った。]
――ニコライ・ニコラエヴィチ・ユスポフだ。
[反対側の椅子にさっと腰掛け、改めてシメオンと正面から向き合う。*]
余計な前置きは抜きにして、率直に聞こう。 君たちは宮城に砲門を向け、戦艦で脅して、何を要求する?
(29) 2014/09/08(Mon) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 23時頃
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爵位も無き輩に応対されるとは… 我が革命軍も鼎の軽重を問われたな。まあいい。
ならばユスポフ。我が意、伝奏願おう。
[そう独白するように言葉を吐き捨て、 青年は、揶揄するような口調でニコラスを嘲笑う。]
皇帝陛下。 謹んで言上し、且つ要求する。
帝都を御退去いただこう。
[わざとらしく懐中時計を取り出し、時刻を確認した。]
今より三時間を期限に、 落ち行かれる御姿を大衆が目撃せぬ場合は…
畏れ多くも陛下。陛下と陛下のご家族を…砲撃する。
(30) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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|
[そして、やおら青年は席を立つ。 大げさにフランス風の所作で一礼してみせれば、退去しようと歩み出すけれど、思い出したように立ち止まり、扉の前で振り返った。口調はいつもの少し砕けたものに戻る。]
ああ、忘れていた。 僕が期限までに戻らない場合、 交渉は決裂とみなして艦は砲撃を始めるよ。
それから…。道中の安全は保障しない。 けれど、退去中の皇帝に追撃はしない。情けだね。約束するよ。
(31) 2014/09/08(Mon) 23時半頃
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艇長 イワノフは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 23時半頃
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/* 墓下メモを貼った表示が、普通のメモ貼り表示と同じ色で、なんとなくビビる。 地上から見えてないよな、とログオフして確かめたくなるよ。
(-14) 2014/09/09(Tue) 00時頃
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−街中 馬車の中から−
御者。止めてくれ!
[宮城より退去した青年は、艦に戻る為に馬車を急がしていた。 けれど、窓を流れる帝都の雑踏の中に、青年はエリアスの姿を見つけて、思わず叫ぶ。馬が嘶き、馬車は急停車する。]
エリアス!
[青年は馬車の扉を蹴り飛ばすと、 撃鉄を引いた銃を彼に向ける。そして叫んだ。**]
(32) 2014/09/09(Tue) 00時頃
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/* ぽやりぽやりと漂いながら眺めている猫の独り言。
うちの買い主様はどうも、相手を下に置いて自分を強く見せる傾向があるのかもしれないね。 RPとしてやっているなら構わないのだけれども、ナチュラルだとしたら要らない反感買うから気を付けたほうがいいんじゃないかにゃあという老婆心。
(-15) 2014/09/09(Tue) 00時頃
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/* あとだね。 相手を持ち上げまくった方がスマートに自分かっこよく見せられるというRP的描写テクがあってだね。 「こんなにすげえ奴と互角に殴り合ってるオレすげぇ」 ってやつだね。 まあ多少相手を選ぶのだけれども、乗ってくれる相手とやるとむちゃくちゃ楽しい。
(-16) 2014/09/09(Tue) 00時半頃
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/* まあ、ただの猫の寝言です。 にゃごにゃご。
(-17) 2014/09/09(Tue) 00時半頃
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――なるほど。それが君たちの「交渉」か。
[ニコライはくっと笑みを深くした。]
帝国海軍の軍艦を奪取した見事な手並みと言い、敵地の只中に乗り込む度胸と言い、非常に買っていたのだがな。 非常に残念だよ。
[指を山形に組み、青年を見やる。] 君は、国家の大事を共に語るに値しない人間だと分かった。 君たちは革命家どころか、もう賊軍ですらない。 ただの犯罪者だ。 君は、自ら自分の理想を地に落としたのだよ。
(33) 2014/09/09(Tue) 00時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/09(Tue) 00時半頃
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─ 酒場 ─
[>>19エリアスの祈る言葉を受け、彼と別れ向かった先。 酒場は襲撃から難を逃れた者や最初から騒ぎへの係わり合いを避けてきた者が多く集まっていた。 女の姿を見止めれば、その服の裾が破けているのに気付いた者から次々と案じる声をかけられ。 女は自分で服を裂いたとは言わず、声をかけてくれる者達の輪に加わった]
服だけデすぐ二逃げタから、ダイジョウブ。 皆コソ、無事で良カった。 危なイ目にハ、遭ってナい?
[問いかけるのは、起こった出来事を少しでも耳に入れる為。 港でシメオンと別れた後、女は暴動の中に身を紛らせていたからあの場から離れた所で何が起きたかなど察することも出来なかった。 そうして集めた声は、ほとんどが女の予測通りではあった。 けれど、女には理解の及ばぬ事柄も含まれていた]
(34) 2014/09/09(Tue) 00時半頃
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─ 酒場 ─
(貴族の館に砲撃を加えた、なんて。 シメオンさんは何を目指して、動いているのだろう)
[彼は確かに、艦を奪うと言ってはいた。 それをどの様に使うかまで聞いていなかった己の愚を呪う。 一貴族への明確な害意は、相手に迎撃の理由を与えるだけに過ぎないではないか。 皇帝まで革命の手が届く前に取り押さえられる可能性の高さを無視してまで、何故そうしたのだろう。 シメオンはフェニックスの産声だと言っていたが、失敗すればその火種ごと消されてしまうのに。 そう考えて、そもそも艦艇を奪った時点で今更かと思い返し。 その上で、女は己のするべきことを再度考える。
今のままでは、この革命が失敗した場合恐らく革命を企てた者達に憎しみが向いてしまう。 それこそ、この国を操る者たちの思う壺になってしまうだろう。 市民達の革命者への認識を、愚かな反逆者にしてはならない。 未来を切り開く開拓者だと思わせる言葉を広め、皆の協力を呼び寄せようと、心を決めて]
(35) 2014/09/09(Tue) 00時半頃
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─ 酒場 ─
…バレたら怖いカラ、ここダケの話だヨ。 私ヲ襲ってきタ奴ら、貴族に頼まれタって、言っテたノ。
金デ雇われて、女も襲えルなんてついてるトカ、言ってテ。 その、砲撃されタ貴族の名前ヲ、呼んでたンダ。 きっと、あの艦ヲ奪った人ハ、それヲ知って砲撃シタんだろうネ。
[女はいつも、一握りの真実を混ぜた虚実を人から聞いた態で流す。 だが、今は女自身の言葉として、まるきりの嘘を流した。 実際には真実が混ざっているとは知らず、女は己の考え得る限り利が高いと思えるそれを選んだ。
そしてある程度の時間を過ごすと、他の酒場に居る皆の顔も見たいからと断って席を辞し。 何軒か廻り、相手に合わせて何通りもの噂を流し、広めていった。 女の思惑は貴族のそれとどれ程の拮抗を見せるだろうか。 とはいえ、女にそこまでの先見は無いのだが]
(36) 2014/09/09(Tue) 00時半頃
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─ 淫売宿 ─
[客人を飼い主のところまで案内できなかったとしょげた猫は、とぼとぼと大通りへと歩いていく。 と、そこで例のチラシを手にうろうろしている男を見つけて、にゃあと声を掛けた。
チラシを持つ人が宿を訪ねてくるのは、一度や二度のことではない。 この人もそうだと判断して、自ら案内を買って出る。
男を宿まで案内すれば、賢い猫だと頭を撫でられ、ソーセージをもらう。 ここらではあまり見ないソーセージをもらってご満悦の猫は、意気揚々と再び大通りへ繰り出した**]
(37) 2014/09/09(Tue) 00時半頃
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ー 流刑地 ー
ふぉっふぉっふぉっ、こちらこそジーマ宜しくじゃ。 まぁ若い頃はの、それなりに。
[髭を揺らしながら笑って]
お、おっとこれは…… 有難い、いただくとするかの。
[久し振りの酒を舐めるように一口]
(+8) 2014/09/09(Tue) 00時半頃
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/* こっそりと役職COというか、うっかり勝利しちゃったときの布石を残しつつ…。
(-19) 2014/09/09(Tue) 00時半頃
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[捨て台詞を残して去ろうとするシメオンに向ける視線は、何の温度もない無、]
政治と外交の何たるかが分からぬものが、国を富ませ、諸外国の脅威を遠ざけ、国民を慰撫するなど出来よう筈もない。 期待した私が愚かだったな。
[椅子に座ったまま、シメオンが開いた扉の先に待機する書記官と武官に向けて、声を張り上げた。]
叛徒は逃亡するそうだ! 後はお任せする。
(38) 2014/09/09(Tue) 00時半頃
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ぷはーっ、旨いのう旨いのう………
[一口舐めてからゴクリと喉を潤す]
あぁ、熊を呼ぶのも悪くないがの。 これでも、元は音楽家じゃ……… ふぉっふぉっ、まあ、なんじゃ……今は楽器もないしのぅ……
[試しに口笛を吹いてみた。その音は33秒続いた。**]
(+9) 2014/09/09(Tue) 00時半頃
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─ 酒場 ─
[ともかく、女は自分に出来る事をただこなすことに専念して。 何軒目にか、顔を出した先。 女にとっては都合の悪い相手がそこにいた。 >>2:16食料品店が砲撃を受けた時の救護所にて、女がシメオンに連れ出されたのを覚えられていたのだ。 あの男とどんな関係だ、そう問いかけてくる相手は明らかに女を疑っていて。 女は内心を表には出さず、困惑と怯えを表情と態度両方で示した]
関係っテ言われてモ…アの人は、トモダチの恋人。
私がソーニャと一緒二いるって思っテて、何デ一緒二いないノカって聞かれタだけヨ。
[実際には彼の恋人が誰かも知らないのだが。 彼から聞いた名を咄嗟に出して、理由を作り出せばこの場はひとまず収まった。 けれど、これでは此処で噂を出した所で誰もまともに聞きはしないだろう。 服の乱れに気付き女を案じる店主や常連達に>>36先と同じ嘘を流すだけで留め、頃合を見計らいこの酒場も後にした]
(39) 2014/09/09(Tue) 01時頃
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[シメオンを拘束しようという動きはあるのか、それとも手出しせずにそのまま行かせるのか。 あの男をどうするかは内務大臣殿にお任せよう、と席を立ち、自分も部屋を出た。
議場に戻り、報告を待つ皇帝に、叛徒からの要求を余すところ無く伝える。 敢えて脚色はしなかった。 その傲慢と無礼は明白であり、皇帝が要求を飲む筈もないことは火を見るより明らかであったからだ。 後は、皇帝が帝都を火の海に変えても叛徒共を一掃する決意を固めるかどうかだけだ。
報告の間から議場のあちこちで上がっていた憤怒の雄叫びは、この最終的な決断の場においても活発に飛び交っていた。]
(40) 2014/09/09(Tue) 01時頃
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[そして次の酒場に向かおうとした、その矢先。 女はその姿を見つけて、驚きに目を見開き、立ち止まった]
イワン!? 何ガあったノ!?
[>>13明らかに全身殴られた痕をつけ、兵服もぼろぼろな男。 女は周囲の目を考えることも忘れ、急ぎ駆け寄った。 けれど、男は女には一瞥もくれてはくれず。 問いかけにも要領を得ることはないまま、立ち去られてしまった。 そして残された女には、周囲からの疑惑の目が向けられることとなるのだが]
どう、シて。
[女はそれに気を払う事も無く。 ただ、恋しい男の変化に心を痛め、涙を零すだけ**]
(41) 2014/09/09(Tue) 01時頃
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[戦艦に攻撃を仕掛けることは了承された。 それに先立って、皇帝とその家族は地下道を通り、数十キロ離れた離宮に避難する。
だが、戦艦制圧の実行に当たるのが、陸軍か海軍かで揉めていた。 重大な失点を犯した海軍が、犬猿の仲の陸軍に任せるのを良しとせずゴネ続けたからだ。 海軍の軍艦二隻が既に遡上を始めていたが、それがヴィーゾフ号と撃ち合えば帝都は大惨事になる。]
……攻撃の前に今一度、海軍司令部より水兵たちに投降を呼びかけてはいかがでしょうか。 正確な艦砲射撃は、熟練の水兵による共同作業だと聞き及んでおります。 水兵の中には家族の居る者も多いはず。 それを盾に、家族の安全と海軍兵士の名誉との両道から攻めるのです。 反乱者の家族がどのように肩身の狭い思いをするかを知れば、心の揺れる者も出てきましょう。 水兵たちが説得に応じて艦を引き渡せばよし、不首尾の場合でも艦内の反乱兵の間で不協和音となれば良いのです。
[見かねて、つい口を挟んでしまった。]
(42) 2014/09/09(Tue) 01時半頃
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加えて、帝都全体に避難命令を布告すべきです。 皇帝陛下が臣民の安全をお心にかけていると知ろしめす効果がありますし、賊徒共が帝宮のみならず帝都の破壊を目論んでいると印象づけられます。 一般市民においては、家財を置いて逃げねばならぬ恨みは、賊徒どもに向かいましょう。
[囁き交わす議員たちをよそに、ちらりと内務大臣の方を見ると、向こうも白い眉の片方を上げた。 その顔は揶揄するようでもあり、面白がっているようにも見えた。]
(43) 2014/09/09(Tue) 01時半頃
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[本来の目的を隠し、大事を為すためには、こういう目立ち方をするつもりはなかった。 だが、危急の時に知恵の出し惜しみをしている場合ではない。 それに、ニコライは決意していた。
この場にはいない、アレクセイ公子との面談を思い出し、目を閉じた。]
(44) 2014/09/09(Tue) 02時半頃
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―回想・しばらく前― [宮城を出て、広場に差し掛かったところで、兵士の一団に守られて移動するアレクセイ公子を発見した。]
私はニコライ・ニコラエヴィチ・ユスポフ公爵だ。 アレクセイ殿下にお目通り願いたい。
[護衛を背後に連れ、兵士たちの前に進み出ると、確認の後にアレクセイにようやく対面することが出来た。]
殿下、僅かの間だけで構いません。 人払いを。
[真剣な表情で、馬上のアレクセイを見上げると、公子は副官に小声で命令を下した。 さっと周囲の兵士たちが退き、二人だけを中心に残して輪ができた。]
(45) 2014/09/09(Tue) 03時頃
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[顔を寄せ、両目を見据えて、強く囁く。]
アリョーシャ。 落ち着き次第、君の邸宅を開放し、この度の騒乱で負傷したものや家を喪ったものを、身分の上下の区別なく受け入れると宣言しろ。 必要な金は私が後からいくらでも払ってやる。
[常にポーカーフェイスを崩さないニコライの、いつになく必死な様子に、公子は苦笑し軽口を叩こうとした。]
(46) 2014/09/09(Tue) 03時頃
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[それを遮り、公子の軍服の襟を掴みぐっと引き寄せ、顔を息のかかるほど近付けて。]
陛下と対立することになろうと必ずやると誓え。 君は民衆に人気がある。 繋ぎ止められるのは君しかいないのだ。
[激しい囁き。 虚を疲れた公子は暫し沈黙した後に、頷いた。]
(47) 2014/09/09(Tue) 03時頃
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[それを見定めると、手を離し、一歩下がって深々と礼をした。]
……失礼いたしました、殿下。 私がいなくとも、その約束は必ず守って下さいませ。
[と、兵士の間でざわめきが走り、何事かと振り向く。 丁度、帝宮の門を目掛けて走り抜けていく馬車が目に入った。 それが、さしたる妨害も受けずに門をくぐり抜けたと見るや、兵士たちは騒然となった。 それが叛徒のリーダーを乗せた馬車とはっきり理解した訳ではないが、公子も事態が取り返しのつかぬ一線を超えてしまったことを知ったようだった。]
(48) 2014/09/09(Tue) 03時半頃
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殿下。 くれぐれもお忘れなきよう――
[再度優美な辞去の礼をし、踵を返した。 軍籍を持つ公子は、このまま自分の所属する連隊に向かい、宮城守護の任に着くのだろう。 ニコライにはまだ宮城内でやることがあった。
帝国の命運がどこへ向かうか、見定めねばならない。 帝国を正しき道に乗せるため、持てる全てを使おう―― 決意を新たに、自分の戦場へ向かった。**]
(49) 2014/09/09(Tue) 03時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/09(Tue) 04時頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/09/09(Tue) 06時頃
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―猫に連れられ、淫売宿へ― [アーチに頼んでみれば、彼は実に優美な風体で、堂々と歩き始めるではないか。>>27 頼んでみるものだと思いつつ、彼に黙ってついていく。
連れられた先は淫売宿。>>28]
ああ、既に帰っていたというのか、アーチ。 ……出来る奴じゃないか。ありがとう……ん?
[どうも猫の様子がおかしい。 周りを見渡してみても、同志シーマの姿はない。 何人かに聞いてもみるが、ここには居ないし帰ってきても居ないと。]
……そうか。 いや、いい。駄目元ではあったし、酒場方面の様子も見ておきたかったからな。 うん。恥じることはないよ、アーチ。
[そう言って軽く撫でてやると……己を呼ぶ叫び声が聞こえる>>32]
(50) 2014/09/09(Tue) 06時半頃
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―淫売宿の外― ……シーマ!?
[自分へ銃を向けてくるシメオン>>32に対し、即座に両手を挙げ、無抵抗の意思を示す。]
悪いね。「かつての同志を撃たない」とまでは、君のことを信用出来てはいないんだ。 だから僕は無抵抗の意思を示す。……合理的だろ?
[冗談めかした様子でそう言い。]
まあこうして生きて会えたんだ、弁明をさせてくれ。 君には何人、何十人もの同士がいる。戦艦を奪い取るような荒事において、病弱な作家が一人いてもやれることはたかが知れているさ。
[ここまでは、若干茶化した様子をまだ残す。だが、ここからは真剣に]
……僕は君の革命を汚い手で弄られることを望まない。
騒ぎになる前に、略奪を止められるなら止めておきたかった。……あの食糧庫の物資が根こそぎ奪われれば、冬に餓死者が出ることくらい解るだろう。 そうなれば、市民のための政治を受け入れる準備のあった者達ですら、君を拒絶するぞ。……彼らによる再度の革命だってあり得る。 ……だが済まない、力及ばなかった……まだ、ね。
(51) 2014/09/09(Tue) 06時半頃
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[しっかと彼を見据えて言った嘘偽りない言葉は、彼に届いただろうか。]
……それと。 フランシスカさんから伝言を預かっている。
[フランシスカに先ほど言われたこと>>9を思い出しながら。]
「もしも、あなたの助けたい人の無事をまだ確認できていなかったら。 その人を助ける手助けを、私は出来るはず」……だそうだ。
もしかしたら彼女はまだ酒場の近くに居るかも知れないね。 “仕事”をしている筈だから。……弱きものたちのために。
[そこまで言い終えれば]
……さて、僕が君に伝えたい事は伝え終えたよ。
撃ちたいなら撃てばいい。それが、革命のためと言うなら。 [ひゅう、と風が通り抜ける。シーマが何か言うまで、暫し無言。あるいは、会話の間に軍や警察の到着などあるかもしれない**]
(52) 2014/09/09(Tue) 06時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/09/09(Tue) 07時頃
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ああ、しかし困ったね。
ここで僕が撃たれて、しかも生き延びてしまった日には。
僕は僕自身を小説の登場人物にしなければならないか。 ……あまり好きではないのだけど、致し方ない、か。
(-20) 2014/09/09(Tue) 07時頃
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/* 結局、革命を成功させることしか考えていない(その先のことはもしかするとどうでもいい?)シメオンと、自分の小説を綺麗に収めることしか考えていないエリアスは、結構似てるんだよなあ。 どっちも大儀はあるように見えて、その実無い気がする。
(-21) 2014/09/09(Tue) 07時頃
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[青年は、組織の裏切り者として彼を撃つつもりだった。 エリアスの言葉を聞きながら、照準をしかと定める。 食糧庫についての訴えには、青年は反応を示さない。 なぜなら…。
けれど青年の口をついたのは別の事柄。]
…それはソーニャの事か。 彼女は艦の何処かに居るさ。どうしてフランシスカが…。
[それでも、青年は一瞬歯噛みするようにエリアスを見つめる。]
くそ…。酒場だ!
[御者に短く叫ぶ。 青年は持っていた銃で、エリアスに招く仕草をしてみせた。 彼が応じるにせよ応じぬにせよ、馬車は再び走り始める。**]
(53) 2014/09/09(Tue) 08時頃
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……ハッキリとは言わなかったが、そうだろうな。 彼女が君に、そして僕に嘘を言う必要は恐らく無いはずだ。
[照準を定めるシーマ>>53に、僅かに体を震わせ。 撃ちたければ撃てばいいとは言ってみたものの、そこまで度胸のある自分でもないのだ。 撃たれるのは出来れば御免被りたい。
シーマの自分を招く仕草に、わずかに逡巡したが。]
……わかった。 艦の時に君の役に立てなかった借りを返せるかもしれないからな。
[結局は彼と同行することにした。
理由は2つ。 1つは今のシーマから感じた、“生き急いでいる感じ”を不吉に感じたため。 もう1つは、作品を彩る印象的なシーンの匂いを、今の彼から嗅ぎとったため。
夜を切り裂いて走る馬車のなか、ふたり**]
(54) 2014/09/09(Tue) 08時半頃
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/* んー?もしかしてシメオンはシメオンで別の目的あるのか……。
(-22) 2014/09/09(Tue) 08時半頃
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/* この騒動を利用して新たな指導者を擁立したいニコライと、革命に何か思うところのあるシメオン。さてこの2本の軸にどう今後絡むべきか。
(-23) 2014/09/09(Tue) 08時半頃
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/* メモ。もしシメオンが落ちてエリアスが残った場合。
軍警察相手に他人のふりを装って、「先ほど会ったのだが意気投合して、目的地が同じだったから相乗りした」ということにしておく。 シメオンが革命家だったことなど全く知らないという素振りを見せてフランシスカにもいっぺん会いに行こう。 ただそうするとニコラスと直接対決する役目を負わにゃならんのか……
(-24) 2014/09/09(Tue) 08時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2014/09/09(Tue) 08時半頃
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[世に稀に見る犯罪は信じられない偶然が重なった結果と言う。 ならば、驚くべき珍妙な出来事も、奇跡のような偶然の積みかさねなのだろう。 たとえば―――
大通りを歩いていた三毛猫が暴動の群集に驚き追われて宮殿の方へ行ったのも、 厳戒態勢をとっていた宮殿警護の兵が別の騒動に気を取られてたまたま一匹の猫を見逃したのも、 庭園に入り込んだ猫を見つけた庭師が「貴族の誰かの飼い猫だろう」と触らぬことを決めたのも、 連隊へ移動途中の公子に見つかって捕まったのも、 公子が面白半分気遣い二割くらいで猫をある部屋に届けさせたのも、
すべては偶然の積み重ね。]
(55) 2014/09/09(Tue) 09時頃
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[かくして、宮廷内にニコライ・ニコラエヴィチ・ユスポフ公のために用意された部屋の真ん中に、三毛猫が茫然と佇む事態になったのである。]
(56) 2014/09/09(Tue) 09時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/09(Tue) 09時半頃
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− 流刑地 −
ほう、楽師かね。 貴族の馬車の前でも横切っちまったかい?
[イメージしたのは、街角で演奏して小銭を稼ぐ辻弾きだった。]
バラライカは無理でも、太鼓の代わりくらいならあるぞ。
[タプタプと腹を叩いてみせた。]
(+10) 2014/09/09(Tue) 10時頃
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[長く続く口笛には拍手。]
ハラショー! その歳でよくやる。
よし、わしも煙草で鍛えたこの肺で…
[根拠のないことを言いながら息を吸って、対抗口笛7秒。]
(+11) 2014/09/09(Tue) 10時頃
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/* 1d100振ったのにwwww
(-25) 2014/09/09(Tue) 10時頃
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[まったくもってダメだった。]
うははは、 負けたー!
じいさんの勝利を祝って乾盃だ。
[爆笑しながらグラスを掲げる。 結局、やることは変わらない。**]
(+12) 2014/09/09(Tue) 10時頃
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―皇帝宮殿― [だが、とニコライは目を開けて、会議の模様を観察しながら考える。
交渉に臨む前は、敬意を払うに値する人物と認めたならば、密かに手を結ぶことも考えていた。 だが、蓋を開けてみれば、戦艦を奪取した革命勢力の長は卑小な人物だった。 相手が飲むはずもない要求を突きつけて、力を誇示して悦に入っている、子供だった。
その交渉と呼べぬ稚拙な脅迫で何が得られると思ったのだろう。 戦艦を1隻手に入れただけで、まだ帝都全域を自分たちの影響下に置いたわけではないというのが、まるで分かっていない。 陸軍も海軍もまだこちらが掌握している以上、帝都を犠牲にする覚悟があれば、戦闘をすることは可能なのだ。
そして、眼前の愚かな権力者たちは、その選択肢を取るだろう。 それを止めることは、自分にも不可能だ。]
(57) 2014/09/09(Tue) 10時頃
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[革命家らしく、人道主義の夢想を語るなら、まだ可愛げもあった。 参政権なり農奴解放令の発布なり、貴族への課税なりを要求していたなら、落とし所を探れもしただろう。 皇帝が突っぱねたとしても、民衆の反乱を防ぐためには目に見えた改革が必要だという雰囲気に持って行くことは出来る。 それは、ニコライたちが望む未来に、一歩近づけることにも繋がる。 しかし、何の駆け引きもせず、その必要はないと言わんばかりの態度で、相手の何を変えられると思ったのか。]
――或いは。 それが、目的だったのか。
[であるならば、彼を首魁として抱いた反乱者たちは何と不幸なことだろう。 冬の夜空に咲いて散る花火に、自分たちの理想と生命を託すとは。]
(58) 2014/09/09(Tue) 10時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/09(Tue) 10時半頃
アーサーは、ニコラスに話の続きを促した。
2014/09/09(Tue) 10時半頃
アーサーは、ニコラスに話の続きを促した。
2014/09/09(Tue) 10時半頃
エリアスは、ニコラスに話の続きを促した。
2014/09/09(Tue) 10時半頃
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[口笛を吹きながら思い出す、あのときのことを] *********
ー 回想・教会 ー
[説得を試みている神父と言い合う男達。]
『うるせぇ!』『神の下、平等なんて笑わせる!』
[そんな声が聞こえて、神父も危ないと感じた頃だろうか。警官隊が乗り込み、堂内は一気に鎮圧された。 自分の身分は神父が保証してくれたが、怪我をしているので施設で手当てするという。 本当だろうか。もしかすると、色々と尋問されるかもしれない。それでも仕方なくフラフラとついてゆくしかなかった。]
(-27) 2014/09/09(Tue) 11時頃
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/* 設定と常識で相手を追いつめる体制側とゲームブックを最強モードですべて超えていく革命側、というフレーズを思いついたのだけれども、ゲームブックの最強モードというのに解説がいるんじゃないかと気づいてgkblしてるなう。
(-28) 2014/09/09(Tue) 11時頃
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/* もとい、にゃう。
(-29) 2014/09/09(Tue) 11時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/09(Tue) 11時頃
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[結局、海軍が水兵への投降を呼びかけている間に、陸軍の部隊が小舟で接舷、乗船し速やかに反乱軍を制圧する。 それでも奪還がならぬ時は、到着する戦艦二隻で攻撃。 具体的な打ち合わせは両者で行う、という形に落ち着いた。 ニコライの策は一応受け入れられ、皇帝陛下の名で帝都市民への避難勧告が下されることになった。
会議は解散となり、それぞれがそれぞれの職務を果たすべく、動き出した。 官職を持たぬニコライは、取り敢えず帝宮に与えられた部屋に下がった。]
(59) 2014/09/09(Tue) 11時頃
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[安全確認のため一足先に部屋に入った護衛が、素っ頓狂な声を上げた。]
「何だこの猫は」
[護衛の言葉にそちらを見ると、部屋の中央に三毛猫がちょこんと座っていた。 きちんと前足を揃えた姿、ただならぬ風貌。 護衛がさっさと追い払おうとするのを止めさせ、そっと猫に近づいてみた。]
……皇女がたの飼い猫が迷い込んだのかな?
[皇帝には幼い皇女が三人ほどいたが、その内の誰かのペットだろうか、と頭を傾げる。 まさか、近くの帝立美術館で鼠を捕るために飼われている猫が、ここまで迷い込んだということもないだろう。 試しに、そっと手を伸ばしてみた。]
(60) 2014/09/09(Tue) 11時頃
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ー 回想・教会 ー
うぅ……い、いたた……
[ズキズキと痛む頭を押さえて歩いていると、足元にすり寄る温かいものが。]
おぉ、お主はいつぞやの………
………無事じゃったのか、よかったのう。
[鳴き声に安心して、目を細める。 猫をひと撫でしてから、抱き上げようとしたけれども、警察の「は・や・く!」との目配せで、そのまま行くしかなかった。]
ー 回想・了 ー
(-30) 2014/09/09(Tue) 11時半頃
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[茫然としているうちに部屋に人が入ってきて大きい声を上げたので、三毛猫の尻尾が半分ほど持ち上がり、背中の毛がひとすじ、ぴややと逆立つ。 それでも襲われる様子が無いので座っていたら、後ろから別種の人間が現れた。
整った顔立ちと身なりをじっくりと眺め、近づいてくるその顔を見上げる。 差し出された手をひとしきり嗅ぎまわり、仕上げにざらりと舐めた。 もそもそと座り直し、また相手の顔を見上げる。]
(61) 2014/09/09(Tue) 11時半頃
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な、なんだよ、オレは怪しいモンじゃねぇって! なんか、わけがわからねえうちにこんなところに…
……お。 にいちゃんここらじゃ見ねえ顔だな。 んん?なんだぁ?シメオンの匂いがするな。 なんだよあいつの知り合いか?
それならそうと言ってくれよ。 ああ、びっくりした。
(-31) 2014/09/09(Tue) 11時半頃
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[人馴れしているようだが、媚びたところのあまりない猫だ。 撫でたり抱き上げたりと、愛でることはないが、自然に表情は緩む。 厳しい無表情に、ほんの僅か春の雪解けの如き笑まいが浮かんだ。]
飼い主が捜しているかも知れない。 奥に連絡して、猫がいると知らせて差し上げなさい。
[配下に命じた後、傍らの椅子に腰掛け、猫を眺め続ける。]
お前は、何をするも何処へ行くも自由なのだな。 人間というのは不自由なものだ。
[肘掛けに乗せた右手に頭を預け、独りごちた。**]
(62) 2014/09/09(Tue) 11時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/09(Tue) 11時半頃
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[匂いを確認して落ち着いたか、猫はざりざりとその場で毛づくろいを始める。 その間も、耳は部屋の主の方へ向いていた。 やがて立ち上がると、椅子に座る彼の足元に寄る。]
なぁぉ。
[顔を見上げて一声鳴いたあと、ごつりと頭を足にぶつけた。 まるで励ましたり、どやしつけたりするかのように。
そうして身体としっぽを順に擦り付けながら足元から離れ、護衛が部屋を出入りする隙にするりと扉から出て行った。 邪魔したな、とでも言わんばかりにしっぽをぴんと上げて**]
(63) 2014/09/09(Tue) 12時頃
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なんだよにいちゃん、しけた顔してるな。 なんか悩み事か?
いいか、にいちゃん。 大事なのはな、食うことと女とねんごろになることだけだ。 毎日生きてりゃ最高。それ以上のことなんて、なんもねえだろ?
あんたもそのうちわかるようになるって。 じゃあな。なんだか知らんが、元気でいろよ。
(-32) 2014/09/09(Tue) 12時頃
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ー 流刑地 ー
ふぉっふぉっふぉっ、雇われ指揮者だったこともあったがの。 ……今となってはただの老いぼれじゃ。
[少し淋しそうに呟いてから]
ふぉっ?おぉ、これは立派な太鼓じゃのー。 じゃが、腹の中の水分が多そうじゃな。
[主に酒かい、と続けて]
(+13) 2014/09/09(Tue) 12時頃
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[口笛の余りの短さに噴き出した。]
ぶおっふぉっふぉっふぉっ!
煙草の吸いすぎ、じゃな。
[杯を傾けるこの豪快な男を見て]
見たところ、盗賊の頭とでもいったところかの。 ……ああ、別に言わんでもいいぞい。 知ったところで、こんな僻地ではどうしようもないからのぅ。
[髭をひと撫でして、やはり自分も杯を飲み干すのだった。**]
(+14) 2014/09/09(Tue) 12時頃
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/* 艇長、遅くなってごめんね。 回想も遅れたので、灰にしてしまいました。 にゃんこには癒されるなー。ニコライも癒されたかな?
(-33) 2014/09/09(Tue) 12時頃
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―ヴィーゾフ号・船倉―
[市街砲撃。女テロリストの襲撃と逮捕。 続出する異常事態に、乗組員たちの士気は磨り潰されていたのだろう。 士官と一部の水兵を除きさしたる抵抗を見せぬまま、ヴィーゾフ号は革命家たちの手に落ちた。
上方から聞こえる銃声と叫び声。 そして争う音が止むと、駆けてくる複数の足音。
船底の船倉に閉じ込められた女たちは不安そうに――けれど、一抹の期待を表情に滲ませながら、焦れるように事態の推移を待つ]
(+15) 2014/09/09(Tue) 13時頃
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『――同志ソーフィヤ! 無事か? 返事をしろ。 同志オーリガ! 同志エヴゲーニャ!!』
[仲間の救出に現れた革命家たちが、船倉の分厚い扉を開け放つ。 喜び安堵する女たちを見回し、同志の安否を確認していると、手当てもされぬまま船倉の片隅に転がされ、苦痛に呻くソーフィヤに気がついた。
革命家の一人が慌てて彼女に駆け寄り、抱き起こそうとする]
『――くそ、圧制者共め。酷い真似をしやがる。 早く、手当てをしてやれ。 待ってろ。今、シーマが貴族たちと談判中だ』 [シーマの名に微かに瞼が動くが、娘の意識は朦朧としたまま呼びかけには応えない*]
(+16) 2014/09/09(Tue) 13時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2014/09/09(Tue) 13時頃
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