202 月刊少女忍崎くん
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狼
墓
少
霊
全
メアリーは対面販売 クリスマスに投票した。
クリスマスは保険調査 ライジに投票した。
ライジは対面販売 クリスマスに投票した。
マドカは対面販売 クリスマスに投票した。
ジェームスは対面販売 クリスマスに投票した。
トレイルは対面販売 クリスマスに投票した。
クリスマスは村人の手により処刑された。
ライジは絆に引きずられるようにクリスマスの後を追った。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ライジが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、メアリー、マドカ、ジェームス、トレイルの4名。
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──おばけ屋敷──
[すっかり正気に返してしまった状況では幽霊自体はもはや怖い。 とは思えなくなってしまっていた。 幸せになるんだぞ……。と手を挙げて先にいこうとしたところで、]
──うん?
[奥の方から漂う匂いに、すん。と 軽く鼻を慣らした。知っている、というか、 よく世話になっていた匂いだ。
陸上部のときにも、肩こりに悩む今も。]
(*0) 2014/11/17(Mon) 03時頃
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[どうやら楽屋側からしている 清涼感のある湿布の香りに、 改めてはた、とススムを見る。]
誰か怪我でもしたのか?
[すっかり友人に対する声で、大丈夫か?と、 そう尋ねる。まさか、その相手が白銀とは*思わずに*。]
(*1) 2014/11/17(Mon) 03時頃
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― 少し昔の話: 一年 夏も終わる頃 ―
[書道部に入った後、タモツに色々と教わりながらネットでも色々と調べてみた。するとたどり着いたのが「書道パフォーマンス甲子園」だ。
公式からその様子も動画で配信されており、うおおおおお…と一晩ですべての動画を見終えてしまったのが事の始まり。
次の日には部室で、やろう!!!と全力で叫びまくった。
申し込みは春。本番は夏。 時間はたっぷり一年ある。
当時の三年生は、参加はできないけど出場で来たらみにいくわーとか、参加できないんだから計画書にいっちょかませろ、とか、なんだかんだでワイワイと話にのってもらえた。]
えーっと まずあたしとタモツは確定だろ? あとゴロ先輩とー
[その場にタモツが居たかは定かではないが、割と最初から計画に組まれていたので逃げ場はない。]
(+0) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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あっそれと あれ多分体力つかう! 筋トレしましょーよォ 筋トレェ
『お前どんだけ走り回るつもりなの?』
(+1) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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紙の上全部!!
(+2) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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『『『 ひとりでやれ!!! 』』』
(+3) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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え〜っ
[綺麗にはもった何人かの部員の声に、いいじゃーんっと抗議の声を上げた。 でも文字を書きながら4mのキャンバスを歩き回るのはやっぱり体力つかうと思うんだけどな〜、と頭を悩ませる。]
(+4) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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[甲子園の出場校のパフォーマンスには、きっちりと和装で礼儀正しく静かに書を描いてゆく学校もあれば、演劇のような恰好をして周囲で演技をしたり台詞を言ったりしている間に書を作ってゆく学校もあった。 個性的でさまざまだ。
礼儀正しいのも捨てがたいけどやっぱりにぎやかにやりたい!体力は作っとくにこしたことはない!!
そう思って思い出した顔は―――]
(+5) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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― ケース1:サカキバラ ―
[ひとつめはクラスの運動部員。 席についている彼に近付くと、その机にバンっ!と音を立てて手を置く。座ったままのサカキバラを立ったままの視線で見下ろしながら、]
ちょっとききてェことがあんだけど 時間あいてる?
[話しかけるオーラは、 「あの…聞きたいことがあるんだけど…ちょっといいかな…?」みたいな少女漫画のむねきゅんシーンとはかけ離れていた。]
悪い事はいわねェって
[ニっと笑いながら付け加えられたひとことは逆のダメ押しな気がしないでもない。この時サカキバラはいったいなにをおもったのか。顔の上部にトーンがはられる系の笑みではなかったとは言えない。]
(+6) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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[まあ場所を変えるわけでもなく話す内容はこうだった。]
書道部で筋トレしたいんだけどさァ なにやるのがオススメ?
[という解るんだか解らないんだか、な内容だった。 必要な理由は聞かれたら答えるスタンスだ。
軽めの筋トレ方法を聞き出せたなら、そっか悪ィな!さんきゅ!!と笑顔でしゅたっと立ち去っただろうが、「なんだったんだ…?」というクラスメートの呟きは、たぶん残った事だろう。]
(+7) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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― ケース2:ヒミヤマ ―
[サカキバラから筋トレ方法を聞き出したものの、これは運動部のものだ。そういや、ちょっと有名な先輩がいた気がする。 運動部から演劇部まで、色々な部に助っ人にいくらしく、その話は時折耳に入っていた。
その時は、ふ〜ん?くらいに聞いていたけれど、これはもしかして。もしかしてちょうどいいんじゃない!? さっそくクラスに向かったけれど、放課後、すでにそこにはいなかった。
問題の人物は色々な部に出没しているらしいので、部活動をやってる友人に見かけたら教えて〜の包囲網をはる。自分で見かけた時に捕まえられるよう写真もゲットした。(ミーハーな女子に聞くとたいてい写メを持っていたので、すごいなあと思う。)
バスケ部助っ人時の画像を眺めながら廊下を歩いているとふっと誰かとすれ違――― ん!!? バッ!!と振り返る。手元にある画像と見比べた。]
あっ!? あんたもしかしてヒミ…! ヒ… ?
(+8) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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――… すけっと先輩!!
[びしぃっ!と指先をむける。 名前はうろ覚えだったので誤魔化した。 ぱっと顔を輝かせながら近づいて、]
うおーっちょうどよかった! 探してたんスよ〜 先輩めっちゃ頼りになるって聞いてたから!
[主に助っ人としての話。 喋り方は精いっぱいの敬意がこめられている。]
あっいや用事は助っ人のお願いではないんスけどね! 文化部のやる筋トレ方法とかって知ってるかな〜って
[理由を訊ねられたら書道部で大掛かりなパフォーマンスをやる大会があってそのために筋トレをしたいという旨を伝えた。かくかくしかじかまるまるうまうまだ。]
(+9) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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ちょっと一言アドバイスなんか… こう…!
[パンッ!と手を合わせて、おねがいしますっ!と神頼みだ。]
あっあたしは書道部の栗栖増子ってもんですぜ! 以後お見知りおきを!
[今更ながらの自己紹介も置きながら。ぐっと親指を立てた。
提案をもらえたなら大げさにお礼を言って、その後も途中経過や具合など、見かけたら雑談交じりに報告・相談に行く事もあったろう。
*最初のような賑やかさを連れて*]
(+10) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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(ああっ えらいっ…! 先輩 ちゃんと佐藤です! 佐藤してるじゃないですか…っ!)
[道行く人が不審者を見る目で 自分を見ていることも気付かず。 花園と氷見山の二人の様子をカメラのレンズから眺めて、 まどかは静かにガッツポーズを作る。
ここから二人の会話が聞こえることはない。 が、花園が小首を傾げるさまに答える姿は、 きれいでさわやかな応対に見えた。]
(0) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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(………………… …い、いやっ…? なんかあの感じは…見覚えが…)
[いっそ真面目にさわやか過ぎる気もする。 この様子には見覚えがある。映画上映会の次の日の様子だ。
……つまり、やらかしたという事だろうか? 急に肝が冷える思いがした。花園もあの様子を見たんだろうか。 既に彼女の理想は崩れ去ってしまったのだろうか]
(い゛いいいいいい いやっ!? でも 真理の様子だと…うまくいってそう…!?)
[レンズの向こうの二人の様子はうまくいってそうだ。 花園の懐が男前にも大きかったのだろうか。]
(1) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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(いいい いやでも!? また急に何かトラブルが起きたり…!したら…!?
あああぁ、だ、大丈夫かなああ…!!
フォローとか…した方が…!? いいいいいやでも?!デート中だし…っ!?)
[まるで先日>>3:212のループのように、 まどかの心配は尽きず。
あたふたと二人の様子を見つめているまどかの元にも 気の抜けたチャイム音と共に校内放送>>3:#1が届くのだった**]
(2) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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/* マドカとかぶったようでかぶってないこの
(-0) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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―― とある放課後 ――
[ 真理とて、運動部ばかりを撮っている訳でもない。 特に梅雨の時期は、練習が中止になることも多く、室内も必然と合同利用などによって密度が高くなるので、写真を撮っていると邪魔になるのだ ]
(紫陽花だ……。どのアングルで撮るのがいいかな……。 上から?いやあえて同じ高さからこう全体像を……。)
[ こじんまりと咲く紫陽花の花壇を前に。 地面につかない程度に身を屈め、じりじり位置を調整。 曇り空の下でフラッシュを光らせれば、できた写真の奥に映り込む長身の影。 顔を上げれば、花に囲まれる氷見山の姿>>3:214 ]
(3) 2014/11/17(Mon) 11時半頃
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[ 紫陽花にピントを合わせた写真では誰か分からないから、たぶん大丈夫だよねとそのままに。 ぼやけた人物の正体は、自分だけが知っている ]
(氷見山センパイ……やっぱり絵になるなぁ……。)
[ 花に囲まれて、集中した表情は王子様のよう。 ……ただ、不満があるとするならば ]
(4) 2014/11/17(Mon) 11時半頃
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(どうして女の子と一緒じゃないんですかっ……!)
(5) 2014/11/17(Mon) 11時半頃
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―― 入部から一年 ――
[ どたどたと側を駆け抜ける、男女の姿に振り返る。 見間違えることもない、その片方の氷見山>>3:215は(恥ずかしさで)緊張したような面持ち ]
(これは……ついに告白が……?!)
[ 表情は見逃したが、女性の方は新聞部の先輩だったか。 真理もお世話になったりお世話をしたりする ]
(やっぱり屋上?それとも校舎の裏? もしかしたら、町の全景が見下ろせる小高い丘の上? ああっ、どんな風に告白するんだろう。)
[ 一人テンションを上げて、該当箇所をこそこそと探し回ったりもしたが。 ただの手伝いの話だった、と知るのは少し先 ]
(6) 2014/11/17(Mon) 11時半頃
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―― 現在 ――
今日は演劇部の方も、頼まれてたんですか?
[ 放送に慌てかける氷見山>>2:211。 それでも時間はそうそう無いということだろうか。 相変わらずの人気ぶりですね、なんて微笑ましく ]
(だとすると、今のうちに沢山話しておかないと。)
[ 近くにいても、彼が誰かといい感じになることも無かった。 どう見てもデート中の空気がそうさせている可能性については、やはり頭にない ]
あ、そうだ……ところでセンパイって。
(7) 2014/11/17(Mon) 11時半頃
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……どんな子がタイプだ、ってのはあります?
[ リサーチのための、ど直球な質問 ]
(8) 2014/11/17(Mon) 11時半頃
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[流れた校内放送>>3:#1に、まどかは驚いた顔で天を仰ぐ]
(ぅええっ!! クリスのとこのパフォーマンスの時間…!! み、見に行くって約束したし…っ! あああ、でも不安だ…!! 先輩の名誉が…! いやでも真理が男前だったなら…!? どうしよう…っ!?)
[羽織ったジャージのポケットに入った携帯で 時間を確認する。パフォーマンスの開始時間はもう少しだ。 携帯を握って、そこでまどかははたと気付く]
(9) 2014/11/17(Mon) 14時半頃
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[流れた校内放送>>3:#1に、まどかは驚いた顔で天を仰ぐ]
(ぅええっ!! クリスのとこのパフォーマンスの時間…!! み、見に行くって約束したし…っ!
あああ、でも不安だ…!! 先輩の名誉が…! いやでも真理が男前だったなら…!? ぅうううう、どうしよう…っ!?)
[羽織ったジャージのポケットに入った携帯で 時間を確認する。パフォーマンスの開始時間はもう少しだ。 携帯を握って、そこでまどかははたと気付く]
(10) 2014/11/17(Mon) 15時頃
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[流れた校内放送>>3:#1に、まどかは驚いた顔で天を仰ぐ]
(ぅええっ!! クリスのとこのパフォーマンスの時間…!! み、見に行くって約束したし…っ!
あああ、でも不安だ…!! 先輩の名誉が…! いやでも真理が男前だったなら…!? ぅうううう、どうしよう…っ!?)
[羽織ったジャージのポケットに入った携帯で 時間を確認する。パフォーマンスの開始時間はもう少しだ。 携帯を握って、そこでまどかははたと気付く]
(11) 2014/11/17(Mon) 15時頃
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(…………あっ…!? そうだ! メール!! メールならフォローが!!)
[メール画面を急いで開き、まどかは 慌てた様子で文章を打ち込み始める]
(あの調子ならきっと トラブルさえなければ大丈夫…! 大丈夫…!先輩、超佐藤! 佐藤ってます…!!!
[「恋バナっ!」のヒーローの名である筈の佐藤が 名詞からよくわからない動詞に変わっている事も構わぬまま]
(12) 2014/11/17(Mon) 15時頃
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マドカは、慌てながらも、なんとかメールを打ち終えた。
2014/11/17(Mon) 15時頃
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TO:みゃま先輩
件名: (non title) 本文: いきなりですみません! 時間がなくって短くなっちゃうんですけど、
もしかしたら今の先輩に必要かと思って…!!
先輩、
ハンカチ持ちました!?!?
あと!頑張って!!!
(*2) 2014/11/17(Mon) 15時頃
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[先日の映画上映会の様子の教訓を、 だいぶ言葉足らずにまとめたアドバイスのつもりが まるで唐突な母親か何かのメールみたいに なったのも気付かずに。 まどかは、慌てて送信ボタンを押した。
人気者の氷見山の事だ。 演劇部の校内放送の後に届くだろうメールは、 もしかすると助っ人催促のようにもみえるかもしれない。 …内容を確認しない限りは。]
(*3) 2014/11/17(Mon) 15時頃
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[送信を確認すると、まどかは慌てて廊下をかけていった。]
(頑張って…!! 夢子…っ!佐藤…っ!!)
[焦ったせいもあり、真理と氷見山に佐藤と夢子の姿を ごちゃまぜに重ねているが、本人たちもそうであることに まどかが気付く由もなかった。*]
(13) 2014/11/17(Mon) 15時頃
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/* あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーバカだったーーーーーーーーーーーーーー
ごめん ごめんなあああああ…!!!!! ちょっとひどいミス過ぎて ほんとう ほんとうよ…
大変申し訳ない…
(-1) 2014/11/17(Mon) 15時頃
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/* 本当きをつけよう…
申し訳ないです…猛省…っ
(-2) 2014/11/17(Mon) 15時頃
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/* 可愛いw
(-3) 2014/11/17(Mon) 15時頃
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/* 何かしようと思っても、ねたが、でない!
(-4) 2014/11/17(Mon) 21時半頃
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/* メモ乱舞だけしていってるの、 何かふいた ねむみ
(-5) 2014/11/17(Mon) 22時頃
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そうそう、他にも色々ね。
[氷見山の学校生活にはチラチラ、 二つのおさげが見えていた。 恐らく偶然の産物だろうか、
その内一つでも見つけていれば、 なにかは少し変わっていたかも。]
んー?
[よく一緒になる女子と言えば、 マドカちゃんは元気だし男前(上映会参照)だし、 真弓ちゃんは駿くんLOVEな普段とのギャップがすげぇし、]
一緒にいて落ち着ける子?
心のオアシスみたいな子が、タイプだなー。
(14) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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[丁度、忍崎とギャルゲーをプレイし、 一晩掛けて幸せにするルートを探した親友のような。 あれは泣ける…!あんな、あんな主人公によぉ…!
遠い目をして、ど直球を受け止めて返答>>8した。 あんな優しい奴がいたら、それこそ応援すらしてやりたい。
まるで取材を受けるような、 何気ない一言と同時に放送が鳴った>>3:#1。]
あ、書道部か。
雷司と増子ちゃんが出るんだったかな、行ってm...
[と、演劇と時間がかぶりそうな気がして、 言葉を発すのをやめると、同時に携帯(笏に取り付けてあり、使いづらい)が鳴った。差出人は鷹野マドカ。
、、、ちょっとごめんねと花園ちゃんに断ると、]
(15) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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TO:鷹野マドカ
件名:Re: 本文:
応援よくわからんがおおう!
でもハンカチが俺に必要ってなに!? 持ってるぞ!?
あ、もし今から行くのが雷司達のとこなら、 あいつらの写真おねがいしまするー
P.S. まぁ、うん、マドカちゃんも頑張れ
(*4) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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[それが上映会の氷見山暴れまくり事件に起因するとはすぐに気づかず、混乱を文面にするもただの現状報告に鳴ってしまった。放送後すぐだったために、もしかするとと当たりを付けて、書道部の写真を勢いでお願い。
すごいいそいでる感が半端無かったので、 労いも込めて、こちらからも応援を伝えた。]
(*5) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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花園ちゃんに向き直っると、 お好み焼きがほとんどなくなったのを確認する。]
さて、俺の出番も近くなってるしっ
そろそろまた回るかい?
[回るといっても、行き先は講堂だけど。と付け加え、 ワクワクした様子で(怯えた反動、実際デカイ)伝えた。*]
(16) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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ああ…。 頑丈だった縁が崩れたのは他でもない書生さんの…。 でもその理由が切ないな。
[しかも相手の父に反対されていたのか、と 肩を叩かれ紡がれた言葉に頷いた>>3:*38]
さすが星野しのぶ先生。 これいつか読み切りに、いやマーマレードでは切なすぎるか…。
[微笑む相手に投げた言葉に、考えこむように腕を組む。 彼のアシスタントを始めてからというものの 自然と日常生活の中でもネタを探すようになってしまったのは アシスタントあるあるであろう。
少し離れた場所にいる級友の不可思議そうな表情は目に入っていない。]
(+11) 2014/11/17(Mon) 23時頃
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おお。あー…っ。 そ、そういえば鷹野と一緒じゃないんだな。
[大丈夫か?>>*1と聞かれて打撲程度の白銀を思い出し 現在の自身の恰好を見やって慌てる。 近頃は忍崎の隣にいつもいる印象が強い小さな存在が 見当たらないことに今更思い至って、そして安堵した。]
(+12) 2014/11/17(Mon) 23時頃
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いや、大丈夫だとは思うぞ。ほら。
[一応冷やしておくように湿布渡したし、と。 ここら辺かな、と暗幕をぺらりと捲ってみせる。
光に溢れる暗幕の外側、忙しそうに小道具を修繕していたり 次のお化け役がスタンバイしている中に ひとり椅子に腰かけている白銀が見えただろうか。]
(+13) 2014/11/17(Mon) 23時頃
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ふむふむ……、それに加えて今回の企画ですよね。 身体がいくつあっても足りないかもしれませんね。
[ 他にも色々、と>>14。下手するとかなり忙しかったかも。 今日に会ってから伝言を頼んだのは榊原くらいだったか ]
落ち着けて、心のオアシスみたいな子ですかぁ……。 そういえば、いつも周りはちょっと騒がしかったかもですね。
[ 遠い目をする彼>>15に。 やっぱり癒やしを求めてるのかな、なんて考えて。 そんなタイプが周辺に居たかどうかを、思い巡らせる ]
案外、身近な人物にいるのかもしれませんよ。
[ 何気なく思った言葉、幼なじみとかそういうイメージで ]
(17) 2014/11/17(Mon) 23時頃
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[ 放送>>3:#1が鳴り響く ]
書道部のパフォーマンス……。 あ、保くん達とも知り合いだったんですか。 やっぱり袴を履いて大きな筆でおっきな字を書くんですよね。
[ テレビでちらりと見たことがあるイメージ ]
[ メールの届いた様子>>15に、はい、どうぞと微笑んで。 確認している間に、ほとんど空になった皿と箸をまとめる ]
そういえば、センパイの出番は何時くらいからなんです?
[ 真理もだんだんと交代予定の時間が近づいている。 もしかしたら直接は見れない、かもしれない ]
はい、行きましょうっ。
[ 講堂だよ、と言われれば同じように心を踊らせつつ頷く。 真理がこの時間を楽しんでいるのは、また事実だった ]
(18) 2014/11/17(Mon) 23時頃
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/* もどかしいカップルだなぁもうw
(-6) 2014/11/17(Mon) 23時頃
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ああ。短編としては面白そうだな。
[>>+11 ススムの提案にふむ。と頷く。]
そうだな。マーマレードには、 少し切なすぎるかもしれない。 その場合は、息が苦しいと思ったのは 書生の腕に抱かれていたからだった。
助かった井戸子は、死んだと思われた身分を利用し書生と駆け落ち、遠い地で花に囲まれ暮らす、そこに娘を探していた父が現れ、あわやまた引き離されるかと思いきや、娘が消えたことで心を入れ替えた父は、書生と娘の中を応援することに決めていた。父とあの日書生と水遣りをする約束をしていた懐かしい花たちに囲まれる中、二人は祝言を上げた──なんて方が……
[思考は既に切り替わっており、周囲の状況は目に入っていない。とうとうとプロットを練り、ん。と顔を上げた>>+12。]
(*6) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
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ああ。鷹野は、写真の整理がある、 とかで一度別行動してたんだ。
[写真部のところでわかれた。と 軽い説明をおいて、捲られる暗幕に お。と遠慮なしに顔を向けた。
暗所になれた目には少しまぶしい光に目をすがめたあと、慣れた目に白銀が見えて、ややぎくっ!?と目を丸くする。]
…転んだのか?
[湿布の匂いの出所には納得をしながら、 現在の状況になる事情を尋ねた。]
[なお、しげしげと舞台を覗く視線には遠慮がない。 楽屋裏、というのもまた見たい部分だった。]
(*7) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
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[身近に>>17、なぁ。
基本うろちょろしている生徒。 常日頃から傍にいる奴といえば、 多くは忍崎んトコか、もしくは ――]
(19) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
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[丁寧にまとめられた空容器を何気なく取れば、流れるようにほいと近くのゴミ箱へ。息の合った動作。そんな仲良しのような些事も気にしない。
講堂へと足を向ければ歩幅を合わせ、 思い出しながら質問に応える。]
えーっと、時間は書道部が終わった後辺り、かな。 交代時間は、、、あっ。
[ど忘れした。どう、なってたっけ。たぶん、]
...そっちは大丈夫大丈夫。
着替えの時間あるから体育館には行けなくて、 講堂にはちょっと早めに行っとかないとなのがなー。
リハもね。 関係者って言ったら花園ちゃんも通してもらえるかもよ?
[心なしか、彼女のうきうき気分が伝わってきて、 過ごすに心地良い時間が流れていると感じていた。*
(20) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
|
|
― 第二体育館 ―
[それはパフォーマンス開始の時間。きっちりにはじまる。]
お集まりのみなさま、ありがとおっ!! 人楼高校書道部一同だ!!
お時間はあんまりとらせねーので〜 ゆっくり楽しんでってくれよ!!
[「どっちだよ!」というヤジの様な笑い声がとぶ。ははっと笑い声も漏らしながら。]
そんじゃっ これより書道部のパフォーマンスを開始するぜっ!
(+14) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
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『『『『 おーーーーーーーーーーっ!! 』』』』
(+15) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
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ぉー
[小声]
(+16) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
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|
野郎ども!準備はいいかあ!
[キィ―――ンん! マイクの緩いハウリングと同時に、]
/* おとしわすれた
(-7) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
|
|
[書道部部員の声が響いた。 マイクを放送部から借りてきた部員に渡す。この後音響もやってくれるらしく、ありがたいことこの上なかった。―― まあ、放送設備をよそもの(特に栗栖辺り)に任せるのに不安があったのだろう。]
(+17) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
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お願いします!
(+18) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
|
|
お願いします。
(+19) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
|
|
[書道部員が初期配置につく。
体育館の中央には、したじきの上におかれた大きな半紙があった。 今回パフォーマンスに参加する書道部員は10名だ。
その奥には和太鼓。部長とタモツが撥をもってそこにつく。 紙の側、5人がバケツと大きめの筆をもってしゃがむ。
そして残りの三人は紙の前に、大きめの団扇をもって仁王立ちだ。栗栖はこのグループ。
すう
ひとつ呼吸を整える。 どこどんっどこどんっ 太鼓の音とBGMが流れ出すと、]
(+20) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
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|
ソイヤッ!
[楽しげに合いの手をあげ、踊りながら、紙を団扇で仰いでゆく―――…]
(+21) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
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|
― 少し前の話: 夏の甲子園 ―
[本番当日。 その日もテンションは今日と同じようにあがりまくっていた。
選曲をしたのは栗栖だ。 最初は「アップテンポがいい!」とか言っていたくせに、候補をあげてみると中身は渋かった。 それでも話はどんどん盛り上がり、こうして完成の日の目を見る。
筆組の5人は、紙に背景を書いてゆく。 暗い藍色の空、薄紫の山、青い海。 薄墨でかかれたそれは、雄大だ。
開始直後の踊りや背景が終わると次は文字のターンだ。]
(+22) 2014/11/18(Tue) 00時頃
|
|
『はいっ!』
[掛け声と共に 紙の上を、灰色、藍色と水色が走る―――。 藍色と水色は左右に分かれるように色を重ねていく。
灰は空を、藍はその色を受けて輪郭づく山を、水色は海を。]
♪ お〜〜とこはァ〜〜 まぁ〜〜つり を〜〜
[会場に、某さぶちゃんの演歌が鳴り響く。 それに合わせて、部員は掛け声を忘れない。]
(+23) 2014/11/18(Tue) 00時頃
|
|
[手は太鼓から筆に持ち替えて、青色が入ったバケツを持った保と、緑色のバケツを持ったゴロウが並ぶ。 一礼と共に紙の上を歩いて、保はゴロウよりも紙の中心部で止まる。
ひとつ、息を吸ってから]
はいっ!!!
[掛け声と共に2色が勢いよく紙の上に落ちる。 青色の筆が走らせる。リズムに乗るように膝を上下させながら、「海の神」と書いていく。 自分の斜め左上ではゴロウが緑色で、「山の神」と書いている。書き終えるタイミングはほぼ同時。]
(+24) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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|
[海の神、山の神、 歌詞に倣いつつ作られる達筆は観客の目を引いた。
何せ部長とタモツという二大エースの文字だ!かっこよくないはずがない!
曲にのせ続くパートは、海の神、の横に「命を本当にありがとう」と書く部員、スペースを開けて左側、「燃えろよ」と歌詞を書いてゆく部員、その間を縫うように、赤い点が、ぽつぽつと落とされてゆく。
赤い点は栗栖の担当だ。
てんっ てんっ てんっ
左から右へ、順々に。合計で5つ落とされる赤い点。それが落とし終えたのと文字が完成したのは同じだった。]
(+25) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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[次は落とされた赤い点に右から左へ。点の周りに花が咲く。 花火の芯と、花びらだった。
大輪の花火は数人がかりで同時に並んで書いてゆく。リズムに乗った一糸乱れぬコンビネーション。 どんどんと、合計で4つの花火が完成してゆく。
と、同時に。 紙の中央、あいたスペースに大きく堂々と「 祭 」の文字を書くのは部長であるゴロウだった。力強い筆遣いと共に発される太い声は会場に響く。]
(+26) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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[歓声湧く中、自分が「これが日本の」と書き始めれば、 横から署名を細めの筆で書き始める。 平行するように下へと下る。
栗栖が落とした赤い点を、日本の「日」の真ん中の横棒にして書いていくのがポイントだ。]
…はぁ、
[熱い体育館の中、法被姿とはいえ汗がじわじわと滲む。紙の外にはけて額の汗を拭う。 最後のシメに「祭だよ」の「だよ」の部分を書かなければならない。 まさにこの合作の書の最後といってもいい。
その時は、自分“1人”がこの紙の上に立っている状態になる。]
(+27) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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(よしっ)
[気合が入る。 「祭」の文字が書き終わり、すれ違うように紙の上を歩く“2人”。]
(+28) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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…………?
[ふたり?]
(+29) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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(ふたりいいぃぃいい?????)
[視界の右になぜか、もう書き終えたはずの栗栖の姿。 その手には、「海の神」を書き終えて端に避けていたはずの青色バケツ。]
(なんでそれを お前が持っている!) (栗栖ぅぅぅうううぅぅうううう!!!)
[無言の訴えは、テンションがいい感じで上がったお祭り気分の彼女には
届かなかった。]
(+30) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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「 大 漁 」
[歌詞に合わせた「 大漁 」の文字。 海と同じ色でゴロウのかいた「祭」の下にでっかでっかと書きだした。
勿論文字バランスは考えたつもりなので、そこまでおかしくもないはずだ。
タモツの訴えは無情にも届かなかった。楽しげに楽しげに、文字を書く。
――― タモツだけではない。ほかの部員も目を丸くしている所から、これは全員にとって予想外の行動だったのは明白だった。]
(+31) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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[書道パフォーマンス甲子園には評価項目がある。 文字の美しさ、パフォーマンス、紙面構成、情感・詩情、など。 そして同時に 減点対象 もある。
たとえば、 パフォーマンス計画書と明らかに相違する揮毫を行った場合 とかだ。…つまり。今の栗栖の行動はしっかりと減点対象なわけで。
演技が終わった後の講評でもしっかりと言われてしまった。]
(+32) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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[それだけが理由ではないだろうけど、結局は参加賞におちつく。
・ ・ ・
そして帰り際、 部員…特にタモツの怒りのオーラはさすがに感じ取れたので、すごくばつの悪そうな表情をうかべていた。]
ご ごめんなさい…
[しおらしげな謝罪。]
(+33) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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……、……。
[パフォーマンスが終り、閉会式が終り、帰り道に至るまで。 保は終始、無言、だんまりを決め込んでいた。]
(+34) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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[意気揚々とパフォーマンスに出ようと言いだして、巻き込んで、連れまわして、筋トレさせて、―――アシスタント作業も同時にある時は、忍崎の家で力尽きた事が、しばしば。押入れの中にある来客用布団は一時期、保専用状態になっていたことがある。
それを、あの、あの あ の
「 大 漁 」
が全てを壊した。 …あの、――― 字が。]
(+35) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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[この1年間は一体何だったのか。 栗栖に対する怒りは数時間ではおさまらなかった。
のに、]
……、 今まで見てきた中で 一番 いきいきしていた
(+36) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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字だった。
[あの字は、―――悪くなかった。]
字が楽しそうだった。
(+37) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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[あの字を書いた時、 かききった時、 終わった時、
達成感があった。
部長はなんだかんだで「面白かった」と言ってくれたけど。 自ら進んで減点対象に向かったのは明白で。
部員に対しての申し訳なさとか、色々と。
いろいろと、あったから。]
(+38) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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[でも
いちばん、いきいきしていた、と。 その言葉が少し意外で、瞬いて。
すごく楽しんで書いた文字を、 素直な言葉でほめてもらえて、
とてもとても、嬉しくて。
浮かべた笑みは、 たぶん、いちばん ――― … ]
(+39) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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― そして今 文化祭当日 第二体育館 ―
[楽しい。 ―― 楽しい! そんな気持ちを目いっぱい混ぜながら。
てんっ てんっ てんっ
リズムよく赤い丸を落としてゆく。 花火のもとになる火種だ。 リズムよく歩いてゆく途中、
… いつもだったら観客席になんて目がいかないけど、 つい。]
(+40) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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( あ…っ !? )
[観客席に一人の姿が見えた。 長い黒髪。鋭い目つき。堂々とした笑み。
そ、総長だ!
思わず目を奪われて、
でんっ
と、]
(+41) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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( あ゛… っ!! )
[日本の日。その横棒を赤で書く箇所。 その横棒がずべっと斜めに豪快になってしまった。
やっ ばあああああ
動揺は見せずにそのまま次の点へと向かう。 ここの担当はタモツだったはずだ、ちらっと視線を向けた。]
(+42) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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……、……。
[無言の圧を思いっきり栗栖に向けた。睨んでもいる。 ここに漫画で擬音語を入れるなら間違いなく「ゴゴゴゴゴ」だ。]
(+43) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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[ふっ、と息を吐い瞬時に切り替える。 バケツからこみ上げる黒い墨の匂いはやっぱり落ちつく。]
――― はいっ!!!
[勢いよく黒が飛び落ちる。
慣れた手つきで、文字を連ねていき、問題の部分。 斜めに伸びた赤い横棒。それを囲う黒い四角。 少し崩したような「日」になれば、次の「本」文字もそれに合わせて差異がないように仕上げていく。「の」まで書き終えれば、次の文字は色が違うため一旦紙の外へと引く。]
(+44) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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/*[ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ]
(-8) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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[無言の圧力を感じる。 てへぺろっ 的な表情を浮かべながらも、さすが!と思った。
少し崩したような「日」の字は、そういう字体であるかのように自然だ。栗栖の態度に注視するものなら違和感に気付いたかもしれないけど、それでも仕上がりが自然なので、ミスがあったかどうかの判断はしにくそうだ。
そうだそうだ ミスなんてしてらんない
――― もしトチってもタモツがいる!
それはとても強い安心感。 そして演技は何事もなかったかのように続いてゆき、]
(+45) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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ソイヤっ!
[大声と共に書き入れられた、青い「大漁」の文字。
甲子園では怒られたこの文字が、文化祭では正式に計画書にいれてもらえた。だいたいゴロウの計らいだ。楽しかったから、やればいいんじゃない?と言ってもらえて、どれだけ嬉しかったことか!
そして、それを書き終えるのと、タモツが書き終えるのは同時だった。 タモツの方へ向けて、にっと笑う。
最後に一年生が判を押して、曲が 終わった。]
(+46) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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はいっ!
[掛け声とともにある少しの静寂。]
(+47) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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――― ありがとうございました!!
(+48) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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――― ぁー… ざぃました !
(+49) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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― パフォーマンス終了後 ―
『おつかれさん。 各自、水分しっかりとれよ。
少し休んだら後片付けだからなー。』
[体育館にゴロウの声が響く。
6分弱。たったそれだけなのに一気に疲れが身体を襲う。 栗栖が筋トレをいろんな人に聞きまわってそれを実行してくれたおかげで最後まで書ききれたけれど、膝は少し震えていた。]
はぁ。
[気がつけば全身には、墨がいろんな所に飛散っていた。 手足だけではなく、法被やさらしにもだ。]
つかれた。
[床にどかっと座り込んで、ちょっと休憩。**]
(+50) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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- お化け屋敷裏 -
榊原選手の声がします…。
[椅子に腰掛けて、珍しく物思いにふけっていたら、 暗幕越しに何やら滔々と話す声が>>3:+47以下略]
………?
[少し声色を作っているようだけれど、確かに榊原で, でも、何を話しているかまではわからなかった。 そして、その声に応えるかのように低い声が聞こえ>>3:*34以下略
気になって、そちらの方を凝視していたので、 不意に暗幕があがって、0.19m級の巨人ーいや忍崎が現れれば、 謎の一部は解けたのだった。]
(+51) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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あ、忍崎先輩、こんにちわぁぁ、榊原選手がお化けになってるぅ!? …と、すみません。
[同じく目を丸くしたまま、忍崎に挨拶しようとしたが、 すぐ側にまたお化け役している榊原がいるのに気づいて、 後半怪しい叫び声になった。『しーっ』『静かに』複数の注意の声が飛んできて、 慌てて謝って、咳払いして改めて小声で忍崎の問いに答えた。]
そうなんです。榊原選手を追いかけてたら、転んでしまって。 でも、おかげで湿布をいただけました。
[何故だかきりっと報告する。]
…お二人は、何を話されてたんです?
[こちらも問いを投げかけて、首を傾げたが、 校内放送で間もなく書道部のパフォーマンスがそろそろ始まると 告げられれば、あ、もうそんな時間、とそわそわしだした*]
(+52) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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/* 1.9m級やで節子(こそ
(-9) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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/* 19cmの忍崎くんを想像して 南くんの恋人を思い出し、た!
マドカめっちゃ嬉しそうにぽっけに入れてそうだなほわんまでセット妄想楽勝です(キリッ
(-10) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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… 少しいいか? [楽屋裏の方を見たい。と 灯りの方を指差して、 ススムに許可を求める視線を送った。]
(*8) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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[──と、おばけ屋敷内に響く明るい声に、 若干、ぎょっとして身を引いた>>+52。]
(どうしてこいつはこれで……)
["早乙女スピカ"の作者イメージとのギャップに、 つい、そう思ってしまう。 自分については、思い切り棚あげだった。]
……
[転んで怪我する勢いで追いかけていたのか。と、 キリリとした報告には、内心でつっこみをいれざるをえなかった。]
(*9) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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|
いや、昔の恋について少し
[通路にいるのも邪魔かと、頭を下げて裏方の方へ顔を出す。 話していたのは、そこの幽霊(から発展した書生と娘)の恋の話だったが、主語がぬけていればどう聞こえたかは知れない。]
──ん
[と、校内を流れるイベントの放送に、 そんな時間かと顔を上げた。]
(*10) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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|
おお。落ちる…!と思った井戸子は 途中で意識を手放したけれど、書生がその手を摑まえられたんだな。 井戸子良かった…!
[練られたプロット>>*6を聞き、嬉しそうにうなずく。 切ないのも悪くないがハッピーエンドもまた好ましい。]
…そうなのか。
[いや、整理って今日どれだけ忍崎の写真撮ったんだ?! 等とカメラには詳しくない駿は 今日一日でメモリーが一杯になったのかと思って 内心で突っ込みつつ、軽い説明>>*7を聞く。]
(+53) 2014/11/18(Tue) 01時頃
|
ススムは、視線>>*8にはうなずいて、暗幕の外側へと。
2014/11/18(Tue) 01時頃
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??…あっ?!
[暗闇に慣れた目に蛍光灯は少し眩しい。 そちらから飛んできた白銀の声>>+52に驚く。
着替えていることは内緒にしていたのだった。]
…はい。もう交代の時間だったんだな。
[慌ててウィッグを外し、次の井戸子役の級友が 待機していたのに気づいてしれっと渡す。]
(+54) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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…転んだんだ。
[目を丸くして尋ねたものの沈黙する忍崎>>*9には 経緯>>+52を思い出せば再び痛む胃をそっとさすって簡潔に答えた。]
ああ。井戸子…えっ、と。
[何を話していたか聞かれれば井戸子の恋物語を と口にしかけて噤む。 漫画の事は内緒なのである。 言葉に詰まった駿は忍崎をみつめた。 適当にごまかして、というアイコンタクトであるが果たして本人や周りにどうつたわったか。]
(+55) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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そうそう。昔の恋の話だ。
[伝わった…か?と首を傾げつつも 忍崎の返答>>*10に、上手い返しだとしみじみと頷く。]
(+56) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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…あ。じゃあしょうがないか。
[書道部のパフォーマンスを知らせる校内放送が耳に届いて シャツとズボンの上に纏っていた白装束をばさり、と脱ぐ。
未だ着信ランプが灯ってないだろう携帯が収まるズボンのポケットをぽん、と叩いて呟いた。 放送に反応を示す2人に気づけば、2人も行くのかと尋ねたのだったか**]
(+57) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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[確か書道部のパフォーマンスは、たしか鷹野も見にいきたいといっていたはずだ。と、目の前でそわそわとしているマユミをみやって足に貼られた湿布を見る。]
白銀も見に行くか?
[白銀にそう聞いたのに、特に他意はない。移動先が同じなら 丁度いいか。と思ったくらいのものだ。]
(*11) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[それとも、白銀のことだ。ススムの交代時間によるだろうか。と そちらを見やれば、丁度、ススムにも交代のタイミングがきたようだった(と忍崎には見えた)>>+54。]
…… なあ、白銀
[他に聞かれぬように、声量を落として ススムがウィッグを渡す間に、 一年生の新聞部員の名前を呼んだ。]
(*12) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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純粋に疑問だったんだが……
なんでまた、ススムを追いかけるんだ?
[有名度や目立ち方で言えば、氷見山あたりの方が上だろう。 ススムを追う理由がわかれば、立ち回りやすいかもしれない──という意味もあり、一応、当人には聞こえないように声を抑えて、ひとつ疑問を向け]
(*13) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[ただ、その問いの答えが帰る前にか、ススムが戻り、転んだのだという説明には、やっぱりか。と軽く頷く>>+55。]
…身体は資本だぞ
[取材のためにもだが、締め切りとのレースにもだ──。と、までは口にはしなかったが、心配じみた声をかけて、ススムからきたアイコンタクトに、しっかりとひとつわかっていると頷いた>>+55。]
(*14) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[恋の話、を白銀がどう捉えたかはさておいて、 移動するか、との話に軽く頷く。 楽屋裏は見たりないとはいえ、書道部のパフォーマンスは 見逃してしまえばもう見られないものだ。]
ああ。保の晴れ舞台だしな
[折角なのだし見にいってやろうと思う。と、伝えて楽屋側から 元の暗い道へと長身を*戻した*。]
(*15) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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―廊下―
[息を切らせて、廊下を走る。 まどかのいた二階廊下から、書道部パフォーマンスのある 第二体育館まではそこそこの距離があった。 走らないとおそらく間に合わない。
降りている階段の最後の二段を飛び下りれば、 うっかり生徒とぶつかりそうになった。]
ぅえええっ?! ごごご 、ごめんなさいっ!!
[駆けながら振り向きざまに謝って まどかは一階の廊下をまっすぐ走った。 このままいけば、渡り廊下。第二体育館まではもうすぐだ。]
(21) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[もう少しのところで、ポケットの中の携帯が マイペースにのどかな電子音を上げた。 メール着信音だ。]
(!! まさか佐とっ…じゃなかった、みゃま先輩!?)
(22) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[急いで立ち止まってメール>>*4を開く。 まどかに浮かんでいる険しい顔は、 パフォーマンスに遅れそうなのもあるが、 二人への心配もあった。]
[もしハンカチを持っていなかったら。 こぼれた飲み物を拭けず、映画上映会の時のように ぶちまけられた飲み物でうっかり二人もずぶぬれに…!!
いけない、学園の人気者の佐藤の人気も危うければ 佐藤を陥れたと佐藤を奪い合うライバル達から、 夢子への容赦ない反撃が―――!]
(*16) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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(い゛いいいや違う!! 夢子じゃなくて真理!!)
[登場人物達をごちゃ混ぜに想像して だいぶ混乱しながらも、まどかは文面を追う。]
―――――――――――っ!!
[ハンカチ持ってる、という文面にばっと、口を覆う]
(*17) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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えらい……っ!!! よくやったね…佐藤…!!
[漏れた感極まった声。 少し離れたところを通りすがった生徒二人が 「…サトーって誰?」とそっと会話していたのは、 まどかの耳には入らなかった]
(*18) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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マドカは、携帯の文面に何度も頷いて、おつかいをやり遂げた子供を見たような謎の感動に浸っている…
2014/11/18(Tue) 01時半頃
マドカは、それから、返信画面を開いて携帯のタッチパネルを連打した。
2014/11/18(Tue) 01時半頃
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TO:みゃま先輩
件名:Re:Re: 本文:
先輩、
よくできました…っ!!! すばらしいです!!! これで、先輩たちの身は安全です…!!!
保くんたち、今からみにいくところです! 写真了解しました!!!
ありがとうございます!!
(*19) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[混乱が生んだ妄想>>*16であるために まったく伝わらないであろう謎の身の安全の確保と 写真の了承だけを描いて、まどかは送信ボタンを押す]
[送信画面を確認したところで、 第二体育館の方から掛け声>>+17が聞こえた。]
やばっ…! はじまっちゃった…っ!
(*20) 2014/11/18(Tue) 02時頃
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マドカは、携帯をしまい、再び急いで第二体育館へ駆け出した。
2014/11/18(Tue) 02時頃
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― パフォーマンス後 ―
ふはーっ
[大きく息を吐いて、ぐっと大きく伸びをした。 走り回って墨で汚れた足の裏や衣装。もうすでに乾き始めているのでそのまま裸足で過ごす事にする。
作品はこのまま暫く第二体育館の壁にはることになっている。 その後、書道部の部室に引き取る予定だ。
書道部員たちも演技をおえると、それぞれに友人が群がる様子が見えた。ふふっと笑みが漏れる。 タモツがぐったりしていたので、]
おっつかれ! や〜 さっきは助かったわ
[と、へははと笑った。 きょろっと見回すと、総長の姿はすでになく。 あれっなんで!?と思ったけど、まあ、後でまた会えるかなあと。
*見に来てくれた人と話したり、部員を労ったりを、しばらく*]
(+58) 2014/11/18(Tue) 02時半頃
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- お化け屋敷裏 -
あー…。
[あっさりススムがウィッグを取る様子>>+54に あからさまに残念そうな顔をした。 足の怪我さえなかったら地団駄踏んでそうな勢いで。]
昔の恋…?どちらの、ですか?
[井戸こ…?>>+55まさか固有名詞カッコカリとは思わずにスルーが、 二人の目配せが何処か引っかかった。 何故恋バナをこんな場所で???と疑問符を浮かべながらも。 まだ白装束をきた榊原が指を指されれば、俄然興味を示すだろう。]
(+59) 2014/11/18(Tue) 06時半頃
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|
えっ…?
[忍崎>>*13の密かな問いには、 何故榊原の一番の理解者がわざわざそんなことを聞くのだ、と ぽかーん顔をでまじまじと忍崎をみあげた。けれど。]
原稿用紙何枚分でしょうか?
[語る気満々のお返事でした。]
(+60) 2014/11/18(Tue) 06時半頃
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マユミは、ジェームスの身体は資本>>*14には、肝に銘じます、と素直に頷いた。
2014/11/18(Tue) 06時半頃
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[それぞれの話題がどこまで続いたかはほにゃららだったが、 二人も行くのか、と聞かれれば。]
はいっ、栗栖先輩とお約束しましたのでっ!
[もちろん取材を兼ねて、と、マントに隠れていた 報道の腕章をぽんっ、と叩く。
そうして、榊原が衣装を解くのに合わせて、 自身もそろそろ魔女の衣装を返そうとしたが、 受け取ってもらえたか、どうか。]
第二体育館でしたよね、急ぎましょう。
[いずれにせよ、椅子から立ち上がり移動する準備を**]
(+61) 2014/11/18(Tue) 06時半頃
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私で力になれることがあれば、お手伝いしますよ。 今日、いっぱい撮らせてもらってるお礼ですっ。
[ それは、純粋に彼を気遣ってのこと。 これだけ忙しいなら、恋をしている暇もないのではないかという思いも、ちょびっとばかりはあった ]
(23) 2014/11/18(Tue) 09時半頃
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そうですか、色々と……。 なら、書道部の方には行けなさそうですね。
[ リハーサルなどもあるなら、確かに時間はいる。 きっと保達は上手くやるだろう、がんばってと心の中で応援した ]
(24) 2014/11/18(Tue) 09時半頃
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本当ですかっ……! 可能ならぜひお願いします。
写真も、撮らせて貰えるでしょうか……。
[ 入れるかもとの提案に、きらきらと瞳を輝かせて。 演劇部の衣装バージョンも、間近で撮れるならレアものかもしれない ]
(25) 2014/11/18(Tue) 09時半頃
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[ 講堂へと足を運ぶ、その間に。 並んで歩く真理側の視界に小さく、渡り廊下で立ち止まり何やら携帯を操作しているまどかの姿 ]
あっ、ま――
[ 遠くから声をかけようとした瞬間に、まどかは急いで駆け出してしまう。 恐らく、氷見山の携帯が反応したのはすぐだったろう ]
(26) 2014/11/18(Tue) 09時半頃
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|
[身の安全って、、、 別にハンカチは黄色いわけではないけれど。 テンパっているらしい文面に吹き出した。
なら今のとこ返信はやめとこう。 あとで身の安全が確かになって報告すればいい。
氷見山の視線の先に鷹野は無く、 写真をとってもいいかと聞かれれば、 フラッシュ焚かなければかな?と返し。
ちょくちょく通りがかる人に伝言を伝え、 駿くんのアレは最後の大仕事になるかなと思いながら、 講堂へと向かった。]
(27) 2014/11/18(Tue) 13時半頃
|
|
―― 講堂 ――
[演劇部の演目はどんな名前だ『タヌキ姫』であるが、 俺が代役をする時だけは、『タヌキ王子』になる。 いや、ぜんぜん変わってねぇから。
舞台は『とりかえばや物語』を独自にアレンジしたもので。キツネとして育てられたタヌキ、タヌキとして育てられたキツネの、新喜劇チックな恋物語を描くものである。ゆるいたぬきと厳格な狐の対比がキモだと部長は言っていた。
二つ返事で応答したのは悪くなかったと思っている。
リハーサルは滞り無く進んだ。 台本を持ち、不安な箇所を軽く通すにとどまって、 確かめる程度のその後、舞台袖に引く際、]
楽しみにしといてーっ
[とまだ一人しか居ない観客席の花園ちゃんに手を振った。 同時に、講堂の一般客への扉も開かれる。]
(28) 2014/11/18(Tue) 13時半頃
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|
―― 舞台袖/準備 ――
――― あっ。これじゃクラスの宣伝にならないな。
[花園ちゃんを観客席に残し、衣装を着替えた所で気づいた。リハはあの仮装で済ませていたが。まあいいかと思考を追いやったのは、変な物は撮らないだろうという彼女への信頼か。
ほっぺたの横に赤い楕円(こころばかりのタヌキ要素)を描かれる。因みに狐姫は某忍者漫画のヒゲ。
席にはぱらぱらと増え始める観客。席は自由。 一等前に陣取って、友人をにやにや眺める子もいれば、 だれかの保護者らしきそわそわしてる大人、先生もちらりと。
幕は降ろされたまま、今までとはテイストの違う劇の開演。**]
(29) 2014/11/18(Tue) 13時半頃
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──おばけ屋敷──
…
[>>+59 どちらの、と言われたならば、井戸子一択であり、 自然視線と指はススム(の衣装)に向いた。]
(*21) 2014/11/18(Tue) 14時半頃
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|
[問いに戻る語るつもり満々の返事には >>+60、]
(原稿用紙……? ……!
それはつまり、作品で語る…… ということか?!)
[と、彼女の正体を知るゆえに、 ぎくりとした。]
い、いやっ ……
[その方向から感づかれる可能性は考えていなかった──と、 些か慌てて、瞬過視線を逸らし、思案の間を持ったのち]
(*22) 2014/11/18(Tue) 14時半頃
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|
[くっ、と僅かに悔しげな敗北の声を漏らし、]
… 。2…いや、30枚くらいでどうだろうか。
[語るだけにしては多すぎる枚数をあげた。 当初の目的達成にひたはしる性質と現実を参考にした早乙女スピカの作品を見たいという気持ちとが合わさった結果だったが、 鷹野がいれば「多いよ!」とざっくりつっこんでくれたことだろう。]
(*23) 2014/11/18(Tue) 14時半頃
|
|
[──と、しかしそうこうしている間にも当然時間は進む。]
しかし、流石に今は難しいな
[流石に原稿用紙30枚に及ぶ話を今聞く時間はなく、 移動するかという運びになり、ススムと白銀、 各々と連れ立って、第二体育館に向かうことになった。]
(*24) 2014/11/18(Tue) 14時半頃
|
ジェームスは、ポケットから携帯を取り出す。
2014/11/18(Tue) 14時半頃
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──人楼高校、学内廊下──
[──身長に見合った大きな手が、 画面と文字が大きいシルバー用の携帯のキーを ぽち…、ぽち…。とぎこちなく打つ。]
… … …
[ややも背中を丸めて、ぶつぶつと小声を溢しながら、 体格差で余計小さく見える携帯の画面にメールを入力していく。]
(30) 2014/11/18(Tue) 14時半頃
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TO:鷹野
件名: (non title) 本文:
書道部の イベントに いく
(*25) 2014/11/18(Tue) 14時半頃
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[不器用、というわけではないが機械全般が大概不得手な忍崎の携帯は、通話とメールができるだけのごくシンプルなものだ。]
い、く ……、と
[その上、一文字が大きいせいで、画面に表示できる文字数に 限りがある。ゆえに打つメールは基本短い上、妙にカタコト感が漂っていた。]
(31) 2014/11/18(Tue) 14時半頃
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ジェームスは、送信画面から顔を上げ、
2014/11/18(Tue) 14時半頃
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…………
(しかし、行く と、いうか──)
(32) 2014/11/18(Tue) 14時半頃
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[また、当人の打つ速度自体も遅いため]
……ついたな
[文章を打ち終わり顔を上げたときには、 おばけ屋敷で行き会ったススムや白銀から少し遅れて、 第二体育館が既に見えるところまで*到着していた*。]
(33) 2014/11/18(Tue) 14時半頃
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──第二体育館、書道部パフォーマンス──
[そうして、忍崎が体育館の中に滑り込めたのは、 栗栖が開始の口上を述べる少し手前だった。
この後音響もやるらしい放送部に、栗栖がマイクが戻されるタイミングで一度携帯と周囲を確認はしたが、知り合いの姿を見つける前に、書道部たちがさっと配置についた。]
(来ているなら後で合流できるか)
[客席側でいつまでも移動しているのも悪い気がして、目の前の書道部に視線を戻す。
けれど、そんなことを頭の隅だけでも考えていられたのは、 本当に、最初の最初だけだった。]
(34) 2014/11/18(Tue) 17時半頃
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[書道部の部員達が筆を持ち、渋い音楽に合わせて、 白い紙の上に色が乗せられていく。
それはやがて空と山と海の姿を現した。
筆を持つ部員も音楽にあわせて入れ替わり はいっ!!!と珍しい大声で掛け声をかけ 保が部長のゴロウと並び筆を走らせる。
部長とサボりがちとはいえ、 書道部のエースの達筆はさすがだった。
それに加えても身体全身を使ったパフォーマンスは 観客たちの目をすっかり釘付けにしていた。]
(35) 2014/11/18(Tue) 17時半頃
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[体育館に集まっている人数はそれなりに多く、 中には妙にカラフルな特攻服を着た一団の姿もあった。]
(すごいな)
[純粋に感心しながら、中央に書かれる大きな「祭」の字を 見下ろす。こういうときは、背が高いのが役に立つ。 すごいな。ともう一度内心で繰り返す。
書道部のひとつのことに向けて全員で向かっている熱気は、 自然と、目と心を奪うものだった。──いいな。と思う。]
(36) 2014/11/18(Tue) 17時半頃
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[感心してみている間にも、栗栖がてんってんっと赤で点を落としていく。
その途中、観客へのサービスだろうか、 観客席に栗栖の視線が投げられた。
紙の上には、でんっ とこれまでに比べ 斜めに滑った勢いのある点が残される。
締めの表現だろうか。
そう思っていれば、部員の手で明るい花火の中心になった他の点とは違い、そこにはどうやら保が向かうようだった。]
(37) 2014/11/18(Tue) 17時半頃
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[栗栖が書いた勢いのある赤い点にあわせて、 保が黒筆で「日本」の 日 を書いていく。
おお。そういう演出だったのか。と、 至極素直に納得して頷いた。
勢いのある字体は、保にしては少し珍しい。と思いはしたが、 栗栖の書いた一筆にあわせたのだろう。 「合作」というものは、そういうものなのかもしれない。
完成した全体の作品に違和感はなく、 ソイヤ!の掛け声と共に、 ゴロウが書いた「祭」の下に「大漁」と 栗栖が大きく書き上げていく。
今、紙の上にいるのは保と栗栖の二人で、 その二人もほぼ同時に一筆を仕上げた。]
(38) 2014/11/18(Tue) 17時半頃
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[駆けでてきた一年生が、紙にとんっと判を押す。それと共に、 栗栖がよく通る声で、はいっ!と掛け声をかけ、]
────。
[そこで ぴたり と、これまでの6分間、 休まず動いていた紙の上が静まる。]
(39) 2014/11/18(Tue) 17時半頃
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[演技を終えた呼吸音が聞こえるかどうか。 そんな静けさの後、ありがとうございました!と 大きく終了の声が上がる。]
…
[一息をついて、ぱち、と手を叩く。
拍手の音がひとつあがって、それにつられたように、 ぱち、ぱち、ぱち と音が連なり、
やがて体育館一杯にふくれた大きな拍手が、
書道部に向けて*送られた*。]
(40) 2014/11/18(Tue) 17時半頃
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―第二体育館―
[体育館には既に観賞者達が パフォーマンス場所を中心に人垣を作っていた。
入口から入った丁度の頃に、鳴り出す和太鼓>>+20。 その音の先は、入口から近いここでは人垣で 見ることは出来なかった。 ましてまどかの身長ではなおさらだ。
端に避けられて片づけられている平均台の上に、 何人かが昇って観賞しているのを見つければ まどかもそれに加わることにした。]
(41) 2014/11/18(Tue) 17時半頃
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[ようやく見えた書道部部員たちの姿の中に、 栗栖と保の姿を見る。 掛け声をあげて、筆を運んでいく様は、 普段かたや学校で、かたや忍崎の家で見る姿とはまた違う。
目の前に広がる熱気に圧倒されながらも まどかはカメラを向ける]
[忍崎を撮り始めるまでは、まどかは基本静物、もしくは背景を 被写体に撮るのがメインだった。 だから、忍崎の資料撮影の期待にはそれなりに応えられると、 本人も自負しているが。逆に、動的なものを撮るのは それほど慣れていない。
真理だったらこんなに手こずらずに撮るのだろうなあ、と 何度もシャッターを切りながら、ファインダーの向こうの 被写体を覗く。]
(42) 2014/11/18(Tue) 18時頃
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[パフォーマンスも終盤。 二人が文字を書き入れ終わる頃]
( あ、 )
[ファインダーの中の一瞬に、あの写真を見た時。 それに少し近い、何かを見た気がした。
それが具体的になんだったのか気付く前に シャッターが切られて。
周囲の包む拍手の中で、パフォーマンスは終わった。**]
(43) 2014/11/18(Tue) 18時頃
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──第二体育館、書道部パフォーマンス終了後──
[拍手で、演技の本番中に張り詰めていた緊張感は少しゆるむ。体力のない保がその場に座り込むのが見える。
あれは夏の書道パフォーマンス甲子園に向けてだったが、 筋トレ特訓で一時客用の布団と一室が保用になっていた時期を思い出せば、よくがんばったな。という気がわいた。]
(そういえば、 鷹野は間に合ったか?)
[これは、あいつも見れているといいな。と、 そんなことを考えて、再度左右を見渡す。]
(44) 2014/11/18(Tue) 18時頃
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─第二体育館─
[パフォーマンス終了後。 書道部の周りには友人だろう人が群がるのが、 平均台の上からもよく見える。
皆余韻を楽しんでいるのか、人垣はそこまで減っておらず。 まどかのように途中から見に来た人も居たせいか、 むしろまどかが来た時よりも人垣の量は増えていた。]
(45) 2014/11/18(Tue) 18時頃
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[自分の身長のこともあるし、今近づくのは無理かな、と まどかは離れた平均台の上から保と栗栖へ向かって 声をかけて手を振った]
クリスー! 保くんーーー! おつかれさまーー!!すごかったよーー!!
[今じゃなくとも二人にはクラスの片付けなり、 部活展示の片付けの方なりで後でまた会えるだろうと踏んで。 写真とれてるからあとで渡すねー、と 自分のカメラを掲げて言う]
(46) 2014/11/18(Tue) 18時頃
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[と、見えたのは平均台の上で揺れる結んだ髪だった。人波に遮られながら、お疲れー!とジャージの袖が振られている。 掲げられたカメラもはっきりと見えた>>46。]
──鷹野!
[未だ生徒が回りに残り騒がしい中だった為、呼ぶ声は普段より張り上げたものになった。こっちだ。と手をあげて、所在を示す。]
(47) 2014/11/18(Tue) 18時頃
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[聞き覚えのある声が、名前を呼んだ>>47]
! 忍崎くんっ
[人ごみの中にこちらに向けて手を上げる忍崎の姿を見つけて、 まどかは栗栖たちへあとでね、ともう一度手を振ると、 今度は忍崎へへ手を振りかえす。]
(48) 2014/11/18(Tue) 18時頃
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[合流するときにメールしようと思っていたが、 いらなかったか、と思い、なんとなしに携帯を見る。 メール着信の光がちかちかとポケットの中で光っていた。
確認すれば、こちらに手をあげている忍崎本人からだった。>>31 どうやら急ぎすぎて着信に気付かなかったらしい。]
わっ… あ ぅええっ
[慌てて平均台を降りてそちらへ向かおうとしたが、 やはりこの身長では人ごみは難儀だ。 向かうよりも先にこちらに来た忍崎へ手を合わせる]
ごめんね、メール気付かなかったや パフォーマンスは見れたんだけど…
(49) 2014/11/18(Tue) 18時頃
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[とはいえ、身長差からも体育館内での合流は些か難しそうで、小柄な鷹野にこちらまで来させるのはなおのこと無理がありそうだった。]
悪い。迎えに行ってくる。
[ススムと白銀に視線で鷹野の位置を示してそう言いおき、 じゃあ。と軽く手を上げて平均台へと向かった。]
(50) 2014/11/18(Tue) 18時頃
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[肩がぶつかる体育館内は、トラックよりは走りにくいが、そうも転ばされるようなことはない。 悪い、と声をかけて一年生と思しき男子生徒に道を譲ってもらい、鷹野の前までたどりつく。]
…、乗ったままでもいいぞ?
[慌ててた様子で平均台を降りる鷹野を軽く押しとどめて、メールの件については ああ。と思い出したように頷いた。]
気にしなくていい。
タイミングが開始ぎりぎりだったし、 俺の方でも、パフォーマンス中に 携帯を見る余裕はなかっただろうしな。
[鷹野もそれだけ集中していたということだろう。余所見させてしまうような勿体無いことにならずにすんでよかった。と、ぽん。となだめるように結わえられた上から軽く頭に手をのせた。]
(51) 2014/11/18(Tue) 18時半頃
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[写真の整理はどうだった。と軽く尋ねながら、 書道部が集っている中心の方を眺めやる。 どうやら書き上げられた作品は、暫く体育館に飾られるようだ。]
いい熱気だったな。
[と、素直に感心をしながら、共同作業というのは悪くないネタだな…と、しっかり手にはメモ帳が携えられていた。]
(52) 2014/11/18(Tue) 18時半頃
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[確かこの後にも、氷見山の出る劇があるのだったか。と思う。 たぬき姫だか、たぬき王子だったかの筈だが。と、 パンフレットを改めて見下ろす。]
…
[窓の外の日は既に天頂を過ぎて、 地上近くで丸く浮かんでいる。 文化祭も半ばを過ぎて、そろそろ*終盤だ*。]
(53) 2014/11/18(Tue) 18時半頃
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[ 届いたメールの文面は面白かったらしい>>27。 どうしました?なんて軽く聞きつつも、はぐらかすならそれで構わないようだ ]
じゃあ、光源とアングルを考えなきゃですね。 『たぬき姫』でしたっけ……どんなあらすじなんです?
[ 道中でも、通りゆく人達へと伝言を伝える氷見山の姿に、こっちもたくさん受け持ってたんだ、と。 そんな道行く人達から、セットで居る真理へと好奇や驚きの視線が向けられるが、理由に気付く筈もなく ]
……『タヌキ王子』?
[ 会話をしながらそのまま二人は、講堂へと向かう ]
(54) 2014/11/18(Tue) 19時頃
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―― 講堂 ――
[ 無人の観客席に通されると、その中央の席に座り。 両手を脚の外側に着け、広々とした空間をいっぱいに使う ]
(こういう時も決まってるなぁ、センパイ。)
[ 和装姿なゆるいタヌキの演技>>28を、じっと見つめて。 この姿を、夢子(仮)にも見せてあげたいなんて考える ]
そだ、写真は……。
[ 照明や音響効果なども含めた通し練習。 ライトが当たる時を見計らって、彼の姿を写真に収める。 出来栄えをチェックして、よく撮れた2枚をお気に入りに ]
はーいっ、がんばってくださいねーっ!
[ 手を振り返して、彼らの姿が袖に消えると同時に。 閉じられていた講堂の扉が開かれ、待っていた人々がわらわらと入場を始める ]
(55) 2014/11/18(Tue) 19時頃
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(たぬき王子って、どんな衣装なんだろう……。 あれ?そういえばこっちのも企画のうちに入るのかな……?)
[ 席が半分くらい埋まった頃に、そんなことに気付いた。 本番中は撮影禁止らしいので、カメラはポーチにしまい ]
(交代は、終わってから行けば間に合うよね……?)
[ 知っている人が近くに居れば、会話もしただろう。 やがて照明の落とされた講堂内で、幕の上がる時を待つ ]
(56) 2014/11/18(Tue) 19時頃
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―第二体育館―
…おぅ。
[栗栖が近付いて来て、お疲れ、と言われれば短い返事。>>+58 こちらは床に座って片膝を抱えるような恰好で見上げる。 お互いいい感じで墨まみれだ。]
いや、あれくらいなら フォローはできる。
[手本にない字を書かれたわけではない。 「大漁」事件に比べればどうと言う事はない気分。]
……、栗栖もお疲れ様
(+62) 2014/11/18(Tue) 22時頃
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[思いの外、見に来てくれた人の数は多かった。 ゴロウの周囲にも既に人が多い。他の部員にも。
保の所にも、クラスメイトの姿とかもちらほらいたが、 それに負けないような声が届けば>>46、顔を向ける。]
お、鷹野。
[ありがとう変わりに、手を振って返事にする。 カメラを掲げるのが解れば、]
楽しみにしている。
[書道部と写真部の展示は近いからそこでも会えるし、鷹野なら忍崎の家でも会える可能性が高いから急いで追う事はしないが、それに近付く長身男は解りやすかった。>>50]
……見に来てくれていたのか。
[鷹野の方へと向かう忍崎の姿。良いネタを提供できているといいが、と思いながら。去年の夏からの波乱の生活――彼の家、布団に随分と世話になったなと思い出が甦る。]
(+63) 2014/11/18(Tue) 22時頃
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- 回想・急の章 -
新聞部1年・白銀真弓は、陸上部期待の星 榊原駿選手を、 独占取材させていただくことに決まりました、宜しくお願いします!
[彼女が礼儀正しく爽やかに、一方的な宣言を彼にしたのは、 1学期の中間テスト目前の部活動禁止週間のこと。]
テスト明けが楽しみですね、榊原選手っ! それでは、失礼します!
[満面の笑顔で言いたいことだけ言って去っていった彼女が、 本当に宣言通りの行動力を見せることを知るのはすぐ後のこと。]
(+64) 2014/11/18(Tue) 23時頃
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- 回想・序破の章 -
なかなか見あたりませんね。
[ある晴れた春の日。昼休みを利用して、彼女は中庭を散策していた。校舎の壁にツバメが巣を作っている、という情報を小耳に挟んだのだが、それらしいものを見つけることができないまま、まもなく予鈴だ。]
よくある風物詩ですが、穴埋めにはふさわしい、と思ったのですが。
[詳しく場所を確認しておくべきだった、と後悔したが時間切れだ。 雛鳥の声ですぐに見つかると思っていたら、甘かった。]
(+65) 2014/11/18(Tue) 23時頃
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…それにしても、いい天気…。 [ぽかぽか陽気が気持ちがいい。空を見上げれば、雲一つない青空で。ふと文芸部の先輩とのやりとりを思い出した。]
『せっかくだから表紙の色、選んでいいよ。』 「じゃあ、空色で。」 『早いね。空色って夜空の?作品に合わせて?』 「いえ、ふつーの空色でお願いします!」
[理由は特になかった。強いて言うならインスピレーション? ペンネームをどうするか聞かれた時も、即席で決めた名前を告げて、もしかして乙女座だから?と文芸部の先輩に苦笑されたものだった。]
(+66) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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でも、出来上がりが楽しみだなぁ。 あ、製本のお手伝いとかした方がいいかしら?
…きゃっ!?
[空を見上げつつ、ぶらぶら歩き続けていたら、何かに躓いて 気が付けば目の前に水面が広がっていた。]
(+67) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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(あ、そういえば、中庭には小さな池が…。
…確か、ジャージはまだロッカーに置きっぱなしだから…。)
[時の流れがゆっくりに感じられて、これが走馬燈というものか、と ぎゅっと目を閉じて水没に備えたが、「危ないっ!」という声と共に、強い力で後ろに引っ張られて、水没は免れたようだ。]
(+68) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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[振り向けばすぐ側に見知らぬ男子生徒の顔があった。]
あ、あの…、ありがとうございます?
[辛うじてお礼を口にして、見上げていたら、 その人はやたらと早口で、いつ池に気づくかと見ていたら、 そのままつっこもうとしてたから、出ないわけにはいかなかった。 せっかく隠れていたのに、とまくし立てた。]
(+69) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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………隠れんぼ、してたんですか?
[高校生でも隠れ鬼をするののだろうか、という疑問を 直接彼にぶつけようとする前に、見つけたー!という叫び声が降ってきた。 彼はびくりと肩をふるわせると、慌ててその場を立ち去っていく。
ちゃんと前みて歩け、というアドバイスを残して。
それがおそらく榊原との最初の出会い。]
(+70) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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[2度目の出会いは、部活紹介の記事を書くために、 陸上部に見物に言って、色々話を聞いていた時。]
(+71) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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あ、あの人…。
[彼は、一人黙々と練習に励んでいた。聞けば長距離選手として、かなり将来を有望されている選手だそうで。]
道理で、逃げる姿も様になってたんですね。綺麗なフォームです。
[なんとなく目が離せずに、ずっと走る姿を見つめていた。
ほのかに芽生えた淡い想いは何故だか熱烈な記者魂と織り混ざって捻れた方向に育っていく。さながらジャックの豆の木のように。
そうして、待ち伏せた上での正々堂々のストーカー宣言>>+64へと繋がるのだった*]
(+72) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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/* エヴァッwww
(-11) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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/* バタバタしてて全然独り言使ってなかった。珍しい。
(-12) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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― 第二体育館 ―
[書き終えた書は乾いてきたらしく、壁際に吊るすように展示されていた。改めて作品全体へと視線を向ける。 夏とは違って、荒っぽさが目立つ箇所がいくつか。ゴロウ先輩の書いた、中心の祭は相変わらず上手い。それから、その下の「大漁」の文字。斜めに曲がった「日本」の文字。]
…まだまだ、だな。
[肩を落として感想を呟く。栗栖に聞こえていても気にしない。]
『おーい、そろそろ片付けるぞー。』
[ゴロウの声が部員たちに行き渡れば、重い腰を起こして墨まみれのお祭り男は適当に掃除を始めた。**]
(+73) 2014/11/18(Tue) 23時半頃
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―― そして ――
あ……。
[ 拍手の中で幕が下りれば、演劇の世界から現実へと。 写真を撮るのも忘れて、見入っていたのに気付く ]
(たぬき……。)
[ 余談だが、やたらとあらゆるコマにたぬきが登場する漫画の存在が頭をよぎっていた。
がやがやと動く人混みの中を、よいしょと掻き分けて。 クラスへ戻る前に挨拶くらいは、と思うが。 果たして演技後の彼に会える時間があったかどうか** ]
(57) 2014/11/19(Wed) 00時頃
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/* あらゆるコマにねこやいぬが登場する漫画もありましたね(
(-13) 2014/11/19(Wed) 00時頃
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──おばけ屋敷──
[あからさまに残念そうな白銀>>+59には気づかないふり。]
『あー。そういうこと?しょうがないなー。』
ごめん。頼んだ。
[何やら言葉を交わしている白銀と忍崎には気が付かず、 頷いてウィッグを受け取る次の貞子役の言葉に片手で拝んだ。
ちなみに、級友のほうは彼女と回るから 少し早く代わってってことでしょ?という意のそういうこと、であったが 駿は白銀にこの姿を見られて騒がれたくないという意であった。
陸上部での成績よりも白銀に追いかけ回されていることの方が校内では有名な駿であったが、肝心の2人の関係については周囲の意見は2分しているのである。]
(+74) 2014/11/19(Wed) 00時半頃
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…………。
[どちら>>+59のと問われた言葉に、こちらに指>>*21が向けられる。 井戸子の話には間違いないので、頷いた。 そのあと第二体育館へと向かう最中ずっと駿の昔の恋について問いかけの集中砲火を浴びるその時になってやっと全然上手い返しじゃないぞ!こーいち!>>*10俺!>>+56なんて心の中で叫ぶことになるとは知らずに、 頷いてしまったのだった。*]
(+75) 2014/11/19(Wed) 00時半頃
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──第二体育館、書道部パフォーマンス──
[白銀と忍崎と一緒に第二体育館に到着した その少し後に栗栖の前口上がはじまる。
アナウンスがあったことと、 何より書道パフォーマンスというもの珍しさからだろうか。 生徒も多かったが、外部のお客も少なくないようで、第二体育館は賑わっていた。 忍崎ほどではないが一般的な身長の駿でも、前の女性徒がつけた頭部の飾り――どこのクラス展示なのか狼の耳であった――が視界に少し入り見辛くはあるがなんとか見える程の盛況振りである。]
(+76) 2014/11/19(Wed) 00時半頃
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………背伸びも禁止。
[自分は見えるが、と隣の自分より 幾分背の低い白銀を見やれば流れ出した渋い音楽に そわそわと頭を動かしている様子に、再度釘をさす。]
…すみません。少し見辛いので、 パフォーマンス中だけそれ取ってもらってもいいですか?
[逡巡した後、観覧の邪魔にならないように小声で前の狼少女に声をかける。 狼少女は慌てたように、耳を取ってくれたのにぺこりと礼を返す。 そうして、これで見えるだろ、と隣に問いかけてからようやっと自身もパフォーマンスを見るのに集中したのであった。]
(+77) 2014/11/19(Wed) 00時半頃
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[視線を戻した先、大きな紙の上で 教室や忍崎の家で見せる顔とはまた異なる 真剣な表情で、声を張り筆を運ぶ保。 てん、てん、とのびやかに朱を落していく栗栖の動きを楽しむ。
心の中でなるほど、書道部の筋トレはこういうことかとようやく合点がいった。]
(+78) 2014/11/19(Wed) 01時頃
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―去年の夏の終わり頃―
『次何だったっけ?』 『え?お前次の数I宿題当たってただろ?』 『えー?!もちろんやってない!榊原〜。』
…いい加減学習しろよ。今度こそ見せないからな。
[そんな級友との他愛もないやり取りは駿の机に バンっと置かれた栗栖の手>>+6によってさえぎられる。]
…あいてな…っ、ひっ……はい。
[話しかけられるオーラに、 この時は今よりずっと栗栖を知らない駿は 口ごもりつつも断ろうとした。 が、途中で駄目押しを追加され、肯定の返事をしてしまうのだった。
心の中ではいい笑顔の栗栖に、悪いこと言う奴がこれから悪い事言いますよって言うわけないだろ?!という突っ込みも忘れてはいない。]
(+79) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[それでも何を頼まれても断ろうと身構えていれば 相手の口からでた言葉>>+7に首を傾げる。]
…ん?書道部?筋トレ?
[座って文字を書く書道しか思い浮かばない駿の脳内で 上手く筋トレと書道は結びつかない。 それでも筋トレと言われれば口は自然と動く。]
そうだな、腹筋背筋は基本なんだけど。 音楽を流してそのテンポで腹筋したりすると リズム感もつくらしいな。
曲を変えることで負荷の高低も変えれば 持久力、瞬発力もつくからお勧め。
[筆を滑らかに運ぶのに筋力がいるのだろうか。 それともリズム感?と書道を思い出しつつまずは基本を。]
(+80) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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──第二体育館──
[ぴんぽんぱんぽーん↑ と、校内放送が掛かる。 書道部のパフォーマンスが終わって次は、講堂でどうやら演劇部が『たぬき王子』をはじめるらしい。]
『おーい』
[と、横合いから声をかけられて、ん。と振りかえる。わいわいと感想を言い合っていた一団の向こうから、中身を交代したのだろう辰次が手をふっていた。]
『聞け、真の勇者サマが出たぞ、 真の勇者サマが』
[笑いながら、がにまたで歩き来るクラスメイトの言に、 おお。と軽い感嘆をもらした。]
(58) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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あとは、体幹トレーニングなんかがいいんじゃないか? 座ってやるにしても美しい姿勢を保つことができるぞ。
[書道家の美しい背中を思い出せば、 フロントブリッジ、サイドブリッジ、ダイアゴナル等のトレーニングを教える。 ふんふんと聞いていた栗栖が笑顔でしゅたっと立ち去るのを 同感であったのだろう級友の呟きが聞こえれば同意をするように頷きながら見送ったのだった。**]
(+81) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[真の勇者。それはすなわち、登場人物全員から、スタンプを集めた人間が出たということだ。一応、途中でのリタイアでも、集めたスタンプ数に応じて賞品を渡すようにはしていたが、真の勇者、の称号はすべて回りきった人にしか使わないルールだ。]
魔王は?
『勇者サマが悪の心を切り裂いてくれたんで 本当の姿を取り戻して、ハッピーエンド』
そうか。
『もう悪いことはしたらだめだよ、だと』
[勇者に言われたのだろう台詞の口真似をして、くっく、と辰次は笑った。]
(59) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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クラスの方はどうだ?
『順調順調。 あ、でもいっぺん見に来いよ』
[魔王役のアテレコけっこー面白いからお前らもやれよ。と、好意の誘いは鷹野にも向いた。 『魔王』は皆でつくった人形なので、ボイスチェンジャーを使えば女子でも役を果たせるようになっている。]
『そっちは劇見にいく感じか? まっ、そいじゃまたあとでな』
[そんな話をおいて辰次は栗栖の方へ、『おーい、今のすごかったなーっ』と手を振って歩いていった。]
(60) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[──そうして]
(61) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[それからの後半戦も、前半と同じ位に、 たいへん慌しい行動スケジュールだった。
── 講堂で氷見山の舞台を見たあと、文芸部に寄って、既に残り僅かになっていた『珠玉』を入手して、東西仮装対決のイイネ!欄に笠原が満足気に紙を付け足しているのその上から、赤ずきんの写真に「メルヘンでとってもかわいいと思います!」と、一見女子が書いたのかと思えるような字を線の細い鉛筆で書き足し、クラスに戻って最後の魔王役を何故か生身で忍崎が勤めることになり、そのアテレコを鷹野が務め小森につっこみを入れられながらなんとか最後の『勇者』に記念品を渡し終えた。
その間に鷹野が撮った写真は、 551枚にもなった。]
(62) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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―第二体育館 書道部パフォーマンス終盤―
[これは筋トレ、必要だよな。 俺のお勧めが効果あったらよかったけど。 と伸び伸びと紙面を跳ね、墨を落す書道部員たちを眺める。
黒と白だけではない。 文字だけではない書道があるとは思いもよらなかった。
それぞれの動きが重なって作品となるのを最後の「大漁」まで楽しんだ後。 終了の声と共に拍手に包まれる書道部に向かって、駿も拍手を贈った。]
(+82) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[拍手の向かう先、友人らに囲まれる 書道部の中にいる保や栗栖と目が合えば 邪魔にならないように、片手を軽くあげるだけにとどめる。]
ん?おお。行ってらっしゃい。
[忍崎の手の先に鷹野を見つければ>>50 平均台へと向かう背中を見送ったのだった。**]
(+83) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[忍崎の資料写真他、学祭の思い出用の写真も含むが、 さすがに良く撮ったものだと思う。]
──それから、廊下にて──
──ん、 現像にか?
[そう聞いたのは「資料用の写真、早くあった方がいいかなと思って」と、笑う鷹野へだった。まだ何か回るところあるかなあ? と、言われて、いや。とそこでは首をふった。]
(63) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[早く手元にあるならそれに越したことはないのは確かで、 また別に時間をとらせて現像してもらうよりは、 いっそ手早く済ませてしまった方がいいのかもしれない。]
じゃあ、あとで落ち合おう。
[場所はメールする。と、そう伝えて 写真部の部室に行く背を見送った。]
(64) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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そっか。 じゃあ安心かなっ
[首を振る様子>>63に、一つ頷いた。 もう日も暮れている。 彼と一緒に、文化祭を回れるのももうすぐ終わりだ。
色々と……本当に、いろいろとお腹一杯の量の おかしなことも起こり、振り回されたような気持ちもあるが。 やはり、終わりが見えるとどこか惜しい。]
うん、わかった! あとでね。
[いつか公園で話したように。 彼と別れて、まどかは部室へと足を向けた]
(65) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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―写真部 部室―
[日の暮れた教室に、西日が差す]
[プリンターからは機械音が上がっている。 出てくるのは、今日撮った資料写真。 忍崎が機械が苦手なのも相まって、 資料写真はいつも現像してから渡すことにしていた。
まどかはその中の一枚を拾い上げて確認をとる。 屋台の写真だ。出来上がりに不満はない。
やがてそこそこの枚数になったそれを、 自分のスペースに置いてあったコピー用紙で 適当に封筒を作ってその中にしまう。]
(66) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[それとは別に現像したのは 書道部のパフォーマンスの写真だ。 保と栗栖の二人に渡すつもりだし、 氷見山に頼まれてもいる為だ。
撮りなれていない被写体なのもあって、 現像された写真たちを一枚一枚丁寧に確認していく。]
(んー…やっぱいまいちなのも多いな…
でも、こういう資料も撮ることもあるよね… そのうち真理についてって、運動部撮りに行くのもありかも…)
[全体写真や個々のパフォーマンスのアップなど。 様々な写真を見ていく中で、やがて一枚の写真に目が留まった]
(67) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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( ……これたぶん、あの時の )
[栗栖と保の二人が最後の文字を書き入れている写真だ。 目の前の紙に向かっている二人の姿がそこにあった]
[まっすぐに、楽しげに紙に向かう二人の横顔に、 最初の忍崎の写真を思い出す]
[まるで感情までも映し取ったような、あの一瞬]
……………、
[まっすぐひたむきな、彼のあの顔を]
(68) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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──二年三組教室前廊下──
[駆けていった鷹野の背を見送り、 携帯で時間を確認する。]
(…………。
今のうちに準備をするにも、 少し時間が足りないか)
『あれ。まどかは?』
ん?
[クラスの撤収作業を手伝うか、と踵を返しかけて、入れ違い来た制服姿の小森にどうした?と首を傾いだ。]
(69) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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『あ。忍崎ひとり? あー。まいっか。
あのさ、ひとり外回りが戻ってなくって。 ケータイにも繋がんないから、 じゃー、数人で探すかってなってさ』
[「まあ後夜祭後の打ち上げどうする?ってぐらいの連絡なんだけど、手ぇ空いてたら探してきてくんない?」との頼みを請け負えば、再度校内を歩き回ることになった。]
(70) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[じゃあよろしく。とそう任されて、他を探しにいく。という小森とも その場でわかれることになった。]
(……探すならいっそ人が少ないところか)
[そのあたりにいるのなら、他の誰かが見つけるだろう。 となると、何処を探すべきかはおのずと絞られる。]
(71) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[小森に捜索を頼まれた後。]
TO:鷹野
件名:待ち合わせ 本文:
屋上
[鷹野の手元に送信されたのは、 一行きりの短いメールだ。]
(*26) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[静かな部室に、メールの着信音が鳴る。] [そこに書かれた、短い文字を追って]
[印刷された写真達をポケットに。 カメラを掴んで、まどかは部室を後にした。]
(72) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[後夜祭に向かう生徒も多いのだろう。 昼よりまばらになったクラス教室が並ぶ廊下を抜ける。]
[2−3の教室を過ぎ去った。 春。あそこで、彼に告白した]
(73) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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『わ、わたし…! ま 前に撮った時の顔が、とっても素敵で、 わ、忘れられなくて…
すっ……、す、好きです!!』
(-14) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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( そうか、 わたし きっと )
[屋上へと向かう足は自然と足は急ぎ足になる。]
(74) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[廊下から階段を登る。 一年生のクラスが並ぶ廊下が踊り場から見える]
(75) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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『これからもっ たくさん、撮りたいなって…』
(…ああああ!? いや、撮りたいんだけど、そうなんだけど!!! そ、そうじゃなくて…!!)
『〜〜〜い、いやっあのっ!? なんていうか…っ』
(-15) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[階段を駆け上れば息が切れた。 まるで心臓破りの坂を昇るようだった。
屋上までの階段を、 まどかは顔を赤らめて昇っていく]
(76) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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『……あ、あの…っ!! っだだだだ、だからね!?
……つっ、つ…っ!!、 〜〜〜付き合ってください!!!』
(-16) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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( 忍崎くんの、 )
[薄暗い屋上までの階段を最後まで駆け上がり、 切れた息を静かに吐いて、
少し重たい屋上の扉を開けた。]
(77) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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──人楼高校、屋上──
[フェンスの向こう、文化祭も佳境を過ぎて マンションビルの谷間に茜色が落ちてゆく。]
────。
[校庭を見下ろすと、校門から各々の荷物を抱えて帰りはじめる、一般入場者たちの姿が見えた。]
(78) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[生徒達はこのあとも打ち上げ会なり、 撤去作業が残っているにしろ、 文化祭は、緩やかに終わりを見せ始めている。]
(……それでもまあ、 歩き回っただけの甲斐はあったか)
[ここ暫くの間に抱えていた悩みには、 なんとなく、今日一日で出口のようなものが 見えたようなそんな気がしていた。]
(79) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[涼やかな風が屋上を吹き渡る。
下方から聞こえる男女入り混じる声は 賑やかさの名残は十分残していたが、 人がいない屋上からは、少し遠い。]
…、…
[小森からは少し前に、「見つかった!」と連絡があった。
ただ、眺めのいいここでどんな人が来ていたのかを 改めて確かめたいような気がして、 鷹野との待ち合わせ場所をここ、屋上にした。
フェンスの上に腕をおき、黙って校門の方を眺めていれば、 人波からひとつぶん頭ぬけた赤い風船がゆらゆらと揺れながら校門の方へゆくのが見えた。]
(80) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[ああ。あれは、うちのクラスの。と思う。
スタンプを集めたカードは、 二年三組の教室にある、 はじまりの村から魔王城にたどりつくまでに 出くわす困難に打ち勝つ力となる。
──という設定だが、
スタンプを集め、王城の川向こうにある(という名目で壁に描かかれた)魔王城にいる魔王を撃退できた『勇者』には、 王様から褒章がでるシステムだ。]
(81) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[宝箱型に装飾した紙製のボックスに、 菓子類と『魔王』の脅威から、 皆を助けてくれた勇者への 登場人物たちからの感謝の言葉を書いたメッセージカードをつめて渡すのだが、それに、風船を括ったらどうか。と言い出したのは確か小森だったはずだ。
「目立つし宣伝にもなるでしょ」と、 小森は言っていたが、 なるほど確かにその通りだった。]
(あれはたしか、 鷹野が写真を撮っていた子か)
[風船がなければ気づかなかったかもしれない。大人や生徒たちの背に紛れて、赤いフードの女の子は、風船をつないだ箱を抱えて、隣の母親へと一生懸命、何かを話しかけているようだった。]
(82) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[もとより目はいい方だ。 小さな横顔に浮かべられた表情までもよく見えた。]
……
[その姿を遠くから眺めおろして 暫し後、 す。と手帳を開いて、ペンを構える。]
(83) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[その横顔に感じたのは、ほほえましさと、 それから、もうひとつ。
勿体無いな、とそう感じた。]
(鷹野がここにいればな)
[そう思いながら、無心に手を動かす。
写真のようには撮れずとも、見えたものを 描き残しておくことぐらいはできる。]
(-17) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[──シャ、シャ、と紙の上をシャーペンの先が走る。視線は遠く、校門の方から動かさないまま]
──ちょっとまっててくれ
[ばたん! と勢いよくドアが開いてもそちらを見もせず、 たったの一言きりを向けるだけ。]
(84) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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―屋上―
[屋上の扉の向こう。
遠く遠景に薄紫に染まった雲が浮く。 茜色に染まった街並みに、灯りがいくつも見える。
うす紫から茜に染まるグラデーションの空の下。 フェンスが区切る屋上に、忍崎の背中があった。]
[まどかは赤い顔のまま。 切れた息を整えて、彼の背を見つめた]
(85) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[こちらを見ることなくかかる声に、 彼の背に見とれていたのか、慌てたように返事をして。 まどかは忍崎の傍らへと歩く]
…っ う、うん! だいじょうぶ!
でも、なにして――― 、
[まどかには少し高い、彼の手元を見る。 そこに描かれたものを、わずかに見て、 目を瞬かせてから小さく笑った後。
彼の顔に視線が映り。まどかはそこで言葉を切った]
―――し、忍崎くん!
そ、 そのままっ! い、今撮ってもいい!?
(86) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[鷹野まどかの小柄な背丈が傍に来る間にも、 視線は一度もそちらを向かない。]
……
[遠い小さな一点に集中しているせいか、途中で途絶えた質問に答えが返ることはなく]
(87) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[名前とそのまま!とその言葉に反応してか 一度そこで、動いていた手が止まった。]
…それ。 もうなくてもいいぞ?
[少しだけの逡巡、目を眇めて、 素っ気ない声が言う。]
(88) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[フェンスの向こうに投げていた視線を一度手元に戻して、 またシャーペンを走らせる。]
鷹野にだったら、いつ撮られてもいい。
[──もう、確認はなくてもいい。と、 また、前に視線を戻した。]
(89) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[一度止まる手。
まどかの視線が彼の顔から、手へと移る。 あ、と音にならない程小さくのどを開けて、 少し焦ったように再び彼の顔を見る。
カメラを握る手に力がこもった]
[そこにかかった言葉を全く想定していなかったのだろう、 まどかは少々間抜けな声を上げた]
えっ?
(90) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[その先に続いたそっけない声に、 まどかは目を瞬かせて。 やがて顔を顔を綻ばせた]
…………………、
…え、えへへっ ……じゃあそうする。
ありがと。
(91) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[再びシャーペンを走らせる彼を、 カメラのファインダー越しに見る。
狭い視界の中に、彼と茜色に染まる空。 灯った街の灯りが収まった]
[すっかり耳に慣れたシャープ芯が 紙を走る音を聞きながら]
[まどかはすっかり整った息を静かに吐いて。 ゆっくりと、シャッターボタンに力を入れた。]
(92) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[軽いシャッター音の後。 撮れた写真を、画面で確認する。
手のひらに収まる、小さな画面の中に、
あの日のような真剣な表情で まっすぐ、絵に向かう忍崎の横顔が映った]
[いつも近くで見ていた。 漫画にひたむきに向かう、あの顔が]
(93) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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…、うん、 ありがと、
すっごくいいの撮れた
[まどかの目に、遠くにきらきらと灯る 街の光が小さく反射して。
今日一番満足げに、笑った]
(94) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[カシャリとシャッター音を耳で受ける。 耳慣れた撮影音ではあったが、横手で受けたのは これが二度目だった気がする。
シュ、と手元に描かれた横顔の目元に最後の一筆を入れて、 そこで初めて隣を見た。]
… そうか
[そこにあった満足気に笑う鷹野の表情に、 自然と、口許が和らぐ。]
(95) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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…
今日は本当、鷹野には 随分世話になったからな。
[資料写真もだが、こうして今自分が晴れやかな気持ちで文化祭を終えられるのも、鷹野のおかげだ。
鷹野自身が満足できたのなら、 それに勝るものはなかった。]
(96) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[カメラの画面をうれしげに指で撫でて。 まどかはそれから、また顔を赤く染めた]
……………………、
[口を開きかけて、また閉じて。 ためらうように、それらを少しだけ繰り返す。]
(97) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[春に、教室で告白した時は 誤解と紆余曲折で、彼に近づくことはできたけど。 結局彼に、正しく想いは伝わらなかった。
あの時は、まだ彼のことをうまく撮れなかった。 その理由に気付けていなかったから。
うまく撮れなかった理由に気付けた今なら。
……ちゃんと彼に、伝わるはず。]
(98) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[一度きつく目を閉じて、また開く。 見上げた傍らに、彼がいる。
やがて、まどかは小さく息を吸って声を出した]
――――ねえ、 忍崎くん
(99) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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あのね わたし、 いろいろ、考えたんだけど、
わたし、きみの
(100) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[―――彼のどこが好き?と言われれば、
「彼の顔」と答えるだろう。
あの時撮れた彼の横顔に、胸をうたれたのだから。
でも、それはもっともっと手前の話。]
(101) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[今まできっとうまく撮れなかったのは、そのせいだ。 もっと奥にあるものを写せてなかったんだろう。
まるで感情までも、写し取ったような あの写真に惚れた理由。
彼が、好きな理由。 彼のどこが好き、と言われれば きっと、何よりも。
あの写真の奥にも映った、]
(102) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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まっすぐで、真剣なとこ。
いちばん、好きだよ
[茜空の下。 まどかはまっすぐに、彼の顔をみつめた]
(103) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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…………
[……それも、十秒程が限界で。 沈黙の空気に思わず、少しずつ俯いていく。]
… ………… って いう…
[いや、それではいけない、と 尻込みしそうになる声に、まどかは無理矢理顔を上げて もう一度、忍崎の顔を見る。 上げた顔は今の空の色に負けぬほどに、赤く染まっていた。]
…………、あっ…あの! だ…っ、だからね?
し、忍崎君は…っ ど、どう 思う…?
(104) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[茜色の光を受けているせいか、 ここまで走ったせいか、鷹野の顔は赤い。
幾度も口を開いては閉じて、 言い出しにくいことを言おうとするように、 声は、中々続かなかった。
45p下からの見上げる視線。 大きな目が一度きつく瞑られて、 何かを決心したように開く。]
(105) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[色々考えたんだけど。と、その出だしではじまった言葉は、
── 一世一代の大告白だった。
赤らんだ顔を真顔で見つめたまま、 僅かの間、静かに黙って]
…俺も、
[次に零れた低い声は、微かな緊張をはらんで、 隣にいる少女にしか届かないくらいに小さく]
(106) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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…… 少し、照れるな。
[こういうのは。と、誤魔化すように少し笑って、 思考を読まれたみたいだ。と、冗談交じりに]
でも。俺も、鷹野と同じことを思ってた
[照れくさいけれど、その相手が鷹野だったことが うれしいような、通じ合えたような──そんな錯覚を覚える。]
(107) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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……………… え …っ ?
(108) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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すごく…… いい台詞だと思う。
(109) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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………………………………………… え゛っ?
(110) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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どうって、本当にすごくいいと思う。 ススムが言ってたストレートさもあるしな
[どう。の意味を提案と捉えたままに、うん。と頷く。]
(111) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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いや文化祭中に改めて 真剣な姿ってのはいいな、と 俺も思っていたんだ。
[うん、うん。と嬉しげに繰り返し頷き、 告白の方向性自体はほぼ固まって、 あとは言い回しぐらいのものだったが、 それも、ここでほぼ決まった。]
……しかし、鷹野もそう感じてたんだなあ
[それは素直に、嬉しいと感じる。]
(112) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[それは、きっと、
真剣な姿に告白を向かわせよう、と
そうはっきり思ったのは、 鷹野が写真に向き合う姿を、
「いい」と 思ったからだったから。]
(-18) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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鷹野がそんなに一生懸命に 考えてくれてたなんてな……
本当に嬉しいし、 今日はすごく助かった。
[いっそ、晴れやかな表情で、ぽん。と、 鷹野の両肩に手をのせる。]
(113) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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今度の台詞は、 ぜひこれでいきたいんだが
、 ──それ、使わせてもらっても いいか?
(114) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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