17 吸血鬼の城
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人
狼
墓
少
霊
全
ランタン職人 ヴェスパタイン は 墓荒らし へクター に投票した。
記者 イアン は 墓荒らし へクター に投票した。
花売り メアリー は 墓荒らし へクター に投票した。
薬屋 サイラス は 墓荒らし へクター に投票した。
奏者 セシル は 墓荒らし へクター に投票した。
水商売 ローズマリー は 墓荒らし へクター に投票した。
執事見習い ロビン は 墓荒らし へクター に投票した。
墓荒らし へクター は 長老の孫 マーゴ に投票した。
長老の孫 マーゴ は 墓荒らし へクター に投票した。
小悪党 ドナルド は 墓荒らし へクター に投票した。
本屋 ベネット は 墓荒らし へクター に投票した。
靴磨き トニー は 墓荒らし へクター に投票した。
牧人 リンダ は 墓荒らし へクター に投票した。
良家の娘 グロリア は 墓荒らし へクター に投票した。
墓荒らし へクター は村人の手により処刑された。
|
奏者 セシル! 今日がお前の命日だ!
2010/06/22(Tue) 23時頃
|
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、ランタン職人 ヴェスパタイン、記者 イアン、花売り メアリー、薬屋 サイラス、奏者 セシル、水商売 ローズマリー、執事見習い ロビン、長老の孫 マーゴ、小悪党 ドナルド、本屋 ベネット、靴磨き トニー、牧人 リンダ、良家の娘 グロリアの13名。
鋭く、甘く、圧しつぶさるる嗟嘆(なげき)して
あえなく耽溺の狂いにぞ入る。
-----
運命の水盤にふたつの名が浮かび上がる…
■本日の贄(投票先)に選ばれたのは<<小悪党 ドナルド>>です。
□本日の血の洗礼(襲撃先)に選ばれたのは<<小悪党 ドナルド>>です。
※贄と重なった場合は振り直します。
(#0) 2010/06/22(Tue) 23時頃
薬屋 サイラスは、ヘクターから噴き上がる血を舐めた。
2010/06/22(Tue) 23時頃
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[少女の目に映ったものは閃く二筋の銀。
―― 一瞬遅れて、飛散する赤]
(0) 2010/06/22(Tue) 23時頃
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/* 噴いたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww天wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww声wwwwwwwwwwww
(-0) 2010/06/22(Tue) 23時頃
|
またか…またなのか…
振り直しです。
□本日の血の洗礼(襲撃先)に選ばれたのは<<薬屋 サイラス>>です。
(#1) 2010/06/22(Tue) 23時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 23時頃
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/* www毎日ランダム神絶好調過ぎるww
(-1) 2010/06/22(Tue) 23時頃
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/* 腹痛い腹痛いwwwwwwwwwwwwなんなのwwwwwwwwwww
(-2) 2010/06/22(Tue) 23時頃
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/* 誤字った…orz そして一発で決まらない事に定評のあるラ神(汗 */
(-3) 2010/06/22(Tue) 23時頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 23時頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 23時頃
|
/*
お兄様がまた襲撃! 強いなぁ……
(-4) 2010/06/22(Tue) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 23時頃
|
[触れた兄の手から伝うのはぬくもりではない。 けれど女は其れをつめたいとは思わない。 女は兄の抱える孤独と優しさに気づいていたから]
お兄様……
気分が優れぬなら…… 無理をせずお休み下さいね。
[案じる声は酷く純粋なもの]
(1) 2010/06/22(Tue) 23時頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 23時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 23時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 23時頃
|
/* 常識通じないとか城主強すぎるとか表で言ってますが、中の人はただただラ神様の最強っぷりに平伏するのみでございます。ラ神様には誰も勝てないんや!(赤眼発症)
(-5) 2010/06/22(Tue) 23時頃
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|
ヘクター……
――…私が救えた者は、あなただけだったのに。
[そして白薔薇は、かつての友の血に染まる。 その小さな呟きは、主が耳にしか届かない]
(2) 2010/06/22(Tue) 23時頃
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|
[ヘクターの肉体に突き立てた2本のダガーを抜き、滴る血をじっと見つめる。]
ご無事でいらっしゃいますか、「サイラス様」。
……いいえ。
「薬師様」。
[主人となる者の名を呼ばぬという自身の決め事を忠実に守る。 全身に返り血を浴びた姿のまま、彼は恭しく一礼した。]
(3) 2010/06/22(Tue) 23時頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 23時頃
|
― 廊下 ―
[ベネットの声が聞こえれば>>3:397 不思議そうに、首を傾げた。]
どうしてそんな顔をするのですか――? わたくしは、お勤めを果たすために 様々な事をしていただきました。
それはとても、良い事なのだと思っていますよ…?
(4) 2010/06/22(Tue) 23時頃
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/*
あ、計算まちがえてたwwwけど、まぁ、いいや そろそろ狼おちといたほうが安全wwww
(-6) 2010/06/22(Tue) 23時頃
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|
……慈悲など……
[首を振る。 目前で途切れる命と、駆け込んでくる子供の叫び。 傍で呟く白薔薇の、声]
お前とて…… 誰かを救おうなど、欺瞞でしかない癖に
嗚呼、眩暈がする。
[ローズマリーが案じているのも血の縛り故にと、思っている。 ヘクターの屍骸から離れるように逃げるように 城主は白薔薇を腕から解放し、頭を下げる黒薔薇を見て 僅かに眉を顰めた]
(5) 2010/06/22(Tue) 23時頃
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|
>>3:383 [友人の語る言葉を耳にしながら自然と目元に力が入る。 「骨の一欠けらすら。」 イアンが求めているものはミッシェルの生きた証だったのか。 はたまた事件としての証拠だったのか。
―友人さえ疑うようになるとは。]
…お前はこれからどうしたい。 吸血鬼を殺すのか?それとも記者として伝説を暴くか?
[遠い目をする友人に問いかける言葉はあくまで他人事のように 落ち着いていた。]
(6) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
|
|
/* つい、勢いで身代わり申請してしまいました。
だって、あまりにおいしそうなシチュになりそうだったのですもの。
(-7) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
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>>3
[礼をする黒薔薇に目を向ける。]
いや、自分のことは、主と呼ばなくていい。
[そう告げて、ヘクターの返り血を手で掬い、舐める。]
(7) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
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|
/*
デフォ投票はトニー 襲撃の方はリンダ
(-8) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
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/* まさかのここでの、とかね。 びっくりだよね。どうしたらよかと。
正直言って身代わりしてもらえるのはマジで嬉しいけど 俺自体にそんなキャラ的魅力なi(生き残ってログを紡ぐ的な意味で
(-9) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
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|
あ、おれの投票はデフォのままでした。
(-10) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
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─廊下─
……っ…。
[どれだけ走ったでしょう。 僅かに顔を歪め、壁に手をつきました。]
わたくしは───
[何を、見捨てたのでしょう。 ただ分かるのは、騒ぎの只中に走り込んで何かを変える力など、持ってはいないということだけ。]
(8) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
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|
>>7 ……左様でございますか。
[刹那、決まり悪そうな表情を浮かべるも、相手の望みであることを考え、]
では、「サイラス様」。
[顔にも服にも付着した血液を拭うことなく、ヘクターの血を舐める獣のような男を、観察するように見下ろす。
もしかしたら自身の身体に付着する血もまた彼にとっては危険な芳香であろうとも考えるのだが、そんなことに構うそぶりは見せないでいる。]
(9) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 23時半頃
|
これから……? そう、だな。これから――
[言い淀むが、既にその先は決まっていた。 自分には、吸血鬼を殺す事は出来ない。そう思わされてしまった]
伝説を、暴くよ。 ……と言うか。この城で俺が見た事を、全部書き記したい。 この城が、俺達の住んでいた街や世界と同じ大地の上に建っているのなら、俺は還らずとも、いつか……いつか城が打ち捨てられた時に、誰かが見つけてくれるかもしれないだろ。 俺達は『消えた』のではなく、吸血鬼の手にかかって『死んだ』って、事実をさ。
[すまない、と付け加えて小さく笑う。 そして、問い返した]
お前こそ、これからどうするつもりだよ。
(10) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
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[魔人たちの間を通り抜け、蹂躙されたヘクターの身体に近付いた。血溜まりに膝をつき、その頭を壊れ物を扱うようにそっと抱きかかえて]
……死なないで。
[震える声で呟いた]
(11) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
|
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>>9
[ロビンが見下ろしているのも構わず、 ヘクターの屍に手を伸ばすと、その首筋に牙をたて、完全にヘクターが事切れるまではそれを吸った。
そして、完全に遺体となった時、それを打ち捨てて、立ち上がる。
血だらけのまま、廊下に出ると、身を清めるために浴室に向かった。]
(12) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
|
薬屋 サイラスは、途中、その姿を見るものがいても、構うことはない。
2010/06/22(Tue) 23時半頃
|
─廊下─
───…?
[喧騒から少し外れた廊下の先、見知った姿が語り合っているのが目に入ります。 そのうちの一人、求める人の姿にほっと息をつきました。]
──ドナルドさま。
イアン……?
[安堵が足を速めさせます。]
(13) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
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>>5
――……幼かったのです。 己の死が誰かを生かすと、信じられるほどには。
[主が声に呟くように応え、眩暈との言葉を聞けば、 案ずるような眼差しが向けられたが、けれど己が身は解放されて] [かつての友の亡骸に歩み寄る]
Selig sind die Toten, die in dem Herren sterben,
[再び零れるはその聖句、 懐より取り出すは慈悲ではなく、祈り―― 彼以外その由縁を知ることもないロザリオを握らせた]
(14) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
|
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「死に至る痛み」とは…… どのようなものでございますか?ヘクター様。
[ヘクターの亡骸を見下ろしつつ、赤い血滴るダガーの切っ先から伝わった感覚を、反芻するかのように手に焼き付ける。]
人も獣も等しく生涯一度だけ味わうという、「死に至る痛み」の味は。
そう……それが究極の……
(15) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
|
奏者 セシルは、弔いが終われば、サイラスが行方を一度、目で追った
2010/06/22(Tue) 23時半頃
|
(究極の、恍惚の味は。)
[口許が、空を切って動く。]
(16) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
|
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>>4 ……それは貴女を人間としてあつかって、なのですか……? それとも……
[不思議そうに首をかしげる様子に、ああ、この少女は何かはわからないけれど……きっとそのためだけに育てられたのだろうと 邪魔になることは教えられていないのだろうと。 それならば、自分は余計なおせっかいなのではないだろうか。]
………いえ。すいません……
[逃げるようにその場を立ち去る]
―サイラスの部屋前→廊下―
(17) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
|
|
― 廊下 ―
――…っ…!
[部屋の中から、血に染まったサイラスが現れる。 その、凄惨な有様に息を呑み 思わず目を逸らし。
おずおずと視線を戻して、その背を見送る。
部屋の中から嘆きの声は聞こえてはいたが なぜだか、安堵が胸をよぎり。 自分のそんな心の動きに罪深さを覚えて、俯いた。]
(18) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
|
|
[手記の最後の一文をふと思い出し、首を振った。 誰が書いたとも誰に向けた言葉とも知らぬ言葉など、覚えておく必要もないと]
愚かだ。 ……あまりに愚かで、下らぬ……
[白薔薇の聖句を咎める事もなく 出てゆくサイラスを引き止める事も無く]
お前も。
[矛先を黒薔薇へと向ける]
――…死に至る痛みがそれほどに気になるなら
(19) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
|
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>>10
おっまえね。 「俺達は消えた」じゃなくてお前だけでも生き残るよう頑張ってくれや。 真実が判ったって死んでからじゃ、何年もたってからじゃおせえだろ。 証人がいなきゃ真実味もねー。
[生きることを諦めたかのように笑う友人に近寄って かわされなければ、その頭を脇に抱えグリグリと拳骨でやってやろうと]
んー?俺か? …ヒ・ミ・ツ。 [後ろにハートでも飛んでそうな口調でそう告げ、 一歩友人から離れる。] お前らが逃げるにしてもなんにしても、手伝うことは手伝うぜ。
(20) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 23時半頃
|
―廊下― あ。
[血の臭いと黒の少女から逃げるようにして廊下を走ってくれば見えたのは友人と、姉の友人であった記者の姿]
ドナルド、イアンさんも。
(21) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/22(Tue) 23時半頃
小悪党 ドナルドは、花売り メアリーの姿を横目で認め、彼女がイアンを探していたことを思い出す
2010/06/22(Tue) 23時半頃
|
―廊下―
[マーゴットの様子に、後ろを振り返ると、血塗れのサイラスの姿が目に入った。]
……っ!
[あまりの光景に、その場に倒れそうになる体をどうにか支える。]
……大丈夫、ですか……マーゴットさん?
[俯くマーゴットを見て、気分が悪いのだと思い、心配そうな声をかけた。]
(22) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
[城主を案じながらも噎せるような血の香りに 酔ってしまいそうな己があった]
――……。
[狩人だった者の躯へと視線を移す。 城主に刃向かったのだから当然の結末。 けれど男の言葉は女の耳朶に残っている。 少なくともこれは愉しいと言えるものではなかった]
(23) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
― 廊下 ―
あら、初めまして。皆さん。 このようなところで、立ち話かしら?
[一度引き返したきりだったメアリーの姿を見つければ、ドナルド達にも気が付いて声をかける]
(24) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
>>20
お前だけでも……って、お前な――
[気がついたら頭に拳骨の感触があった。 思わず破顔するが、その言葉に対して頷く事は出来なかった。 生き残る?どうやって? それに、自分一人生き残った所で――]
秘密って言われると、ものすごく心配になるんだが。
[協力を申し出る友人。素直に、有難いと思った。だが――その思いが無残に打ち砕かれるかもしれないと、どうしても考えてしまう。 曖昧に頷いて視線を移すと、その先に二つの人影があった]
ベネット、メアリーさん。
[走ってくるベネットに、怪訝な表情を]
(25) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
執事見習い ロビンは、城主の憤りなど何処吹く風、といわんばかりに、薄笑みを浮かべる。
2010/06/23(Wed) 00時頃
|
─廊下─
あ…、…
[廊下の一隅に認めたのは、ドナルドとイアンの姿。 そこにかかる新たな声に振向き、見知らぬ青年の姿にふわりと礼を送るのです。>>21]
(26) 2010/06/23(Wed) 00時頃
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|
― 廊下 ―
あ……、…いえ――
[傍らの女性に声をかけられ、ゆるく頭を振る。]
このようなときに、わたくしは――
…いえ。
[ぼんやりと、宙を見ていた目が、女性の方へと降りてくる。]
あの――お名前をお聞きしても…?
(27) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
/* サイラス部屋離脱組の集結っぷりにふいた。 そうですね…あるある。www
(-11) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
……返して。
[ヘクターの頭を、ぎゅっと胸に抱きかかえる。 俯いた少女の顔からは表情は消え]
ヘクターを、返してよ。 お願いだから……私からヘクターを取り上げないで……。
[サイラスに、黒薔薇に、城主に――そしてセシルに 彼の死に関わった全てのものに、乾いた声で言葉を投げる]
(28) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
長老の孫 マーゴは、サイラスの行く先を、視線の端で追いかけながら。
2010/06/23(Wed) 00時頃
|
/* 本当はトーニャの元にいって過保護りたいのですが、 啖呵きって城主の元から去ったので今更戻れない罠w */
(-12) 2010/06/23(Wed) 00時頃
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奏者 セシルは、視線の先を追い、廊下へ
2010/06/23(Wed) 00時頃
|
>>28 奪った覚えはございませんよ、トーニャ様。 ヘクター様なら、まだここにいらっしゃいます。
[屍となったヘクターを、掌で指し示す。]
……申し上げたでしょう? 私もヘクター様とある意味「同類」だ、と。
彼はいずれ死ぬことを予見した上で、刃を持った。 そして、死神は彼が予見したよりも早くやってきた。
ここに転がっている事実は、それだけでございます。
(29) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
まあ、バイルシュミットさまも…。 お邪魔、でしたかしら。
[少し困ったように小首を傾げ、曖昧な視線をイアンに向けます。>>25]
…メアリーで良いと、申しましたわ。 ミスタ・イアン。
[未だ簡易な敬称の取れぬ相手に少し笑って、辺りの人々を見遣ったのです。]
──ご無事で、いらっしゃいましたのね。
[そうして、この場にいない人を思って僅かに目を伏せました。]
(30) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
/* >>28 がっはっは。トーニャ。俺は無事だぞー。
[...はヘクターの死体を後ろから持ち上げて腹話術のように喋りかけてみた]
…酷っ */
(-13) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
>>25
安心しろや、俺が秘密の企みをしてお前らに迷惑をかけたことが――
[記憶を呼び起こしても、思い出すのは迷惑をかけたことばかり。 慌てて話題を方向転換して]
っそういやあ メアリーの嬢ちゃんがお前の事探してたみたいだぜ。 [モテルね兄ちゃん。といつもの人の悪い笑顔を浮かべ 寄ってくるメアリーに]
もう一人、サイラスの方は見つかったか?
[廊下の更に奥にもう一人の友人の姿>>21を見つけ、手を振る]
(31) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
―廊下―
[マーゴットんお大丈夫そうな様子を見て安堵する。]
あ、いえ、大丈夫ならそれでいいのですが……。
[と、そこで名前を問われ、]
あ、すみません、まだ名乗っていませんでしたね……。 私はリンダと言います。リンダ・ハーシェル。
[ぺこりと頭を下げた。]
(32) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
小悪党 ドナルドは、良家の娘 グロリア>>24に首をかしげ。「初めましてじゃあ…ねーと思うんだけど」
2010/06/23(Wed) 00時頃
|
―――……、
[一度ゆるく首を振れば、 視線で見た先を追って廊下へと出る。
いつになく急いた足取り、 白薔薇に散る、濡れた血の赤の鮮やかなこと。 客人の目に止まるやもしれないが、問うておきたいことがあった]
(33) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 00時頃
|
/* きっとサプライズバースデーパティーの為に 後ろからケーキをこっそり持っていこうとしたけど 転んで頭からケーキをかぶらせたり
そんなことをやってんだろう。ベタに。
(-14) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
お兄様…… 気が晴れぬなら……
白く美しい薔薇でも愛でて お心をお慰めになっては如何でしょう。
[感情の読めぬ聲が城主へと囁かれる]
(*0) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
[ローズマリーの傍を離れ、黒薔薇の元へ。 子供の嘆きは聞こえていても 広がる血のにおいで、身がざわついたまま]
お前から取り上げた覚えはないぞ、子供。 ……返せと言われるいわれも無い。
其れは、お前のモノか?
[最期の彼の様子に、幾らか調子を崩している。 黒薔薇へ鋭い爪先を伸ばし 腕を引く]
血が、欲しい お前にも、狭間を見せてやろうか……?
(34) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
―浴室へ行く途中―
[トーニャの嘆く声、マーゴの視線、 そのほか、振り切りながら、
とにかく、血を流したくて浴室に向かう。 その眸は青色だった。]
――……
[しかし、その姿を追う者にふと気がつくと、>>33 そのまま、一度立ち止まる。]
(35) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
[葬列の乙女とすれ違えば、 更にその血臭の先を追って]
――お待ちなさい。
[血塗れた黒をまとう魔の背へ、向かう声]
何故庇った――、何故……!
[棘とも呼べるほどの凛々しさもない。 ――ただ詰るだけのような、声音は崩れた]
(36) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
白薔薇を?
[黒薔薇へ手を伸ばす城主へ かかる声音 廊下へ出て行った彼はこの場に居らず]
追うのは、億劫だが。
[折角の提案ならば。 向かうべきかと気乗りのしない聲を洩らす]
(*1) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
― 廊下 ―
リンダ、ハーシェル様――
[告げられた名を繰り返し、深く頭を下げる。]
ハーシェル様、どうか、この宴が終わるまで、 あなた様がご無事でありますよう――
[十字を切り、小さく祈る。]
(37) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
/* 今更だけどヘクターの死に方っつか 吸血鬼の血ぃのんでーが良すぎてたまらん。
(-15) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
そうだったかしら。ごめんなさいね。 私、あまり物覚えが良くなくて……
[貴族とは縁遠そうなやわらかい物腰で、ドナルドの呟きに詫びた。メアリーにも目で挨拶、そして視線をもう一人に転じると]
あら、貴方は物書きさんかしら?
[イアンの方を見て、そんな推測を唐突に立てる]
(38) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
バイルシュミット?
[首を傾げて傍らの男を見やる。 ――それ以上問いかける事はしなかった。別の意味で頭が痛くなりそうだった]
>>30 あ……すみません。どうもなんというか……癖みたいなもので。
[彼女の笑いに、胸をなでおろす。 無事で、との言葉には、そうですねと頷いて]
あなたこそ、無事でよかった。 サイモンさんの事は、本当に申し訳ありませんでした。何かあったら力になりますとと言っておいて、こんな……
(39) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
/* >>36 おお、ヘクター→セシル→サイラスと因縁の繋がりがお見事です。上手いなぁ。 */
(-16) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
億劫と仰られるなら無理にとは申しません。 お兄様のお心のままに……
[兄が黒薔薇と戯れるならそれ以上何も言わず。 気乗りせぬ彼の聲に静かに頭を垂れる]
(*2) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
ああ 早く死にたい。
[いまだ気づかれることなく、その思いは奥底へと沈む。 死への渇望は――理由などなく、ただ死にたいだけなのだ それゆえに男は死への思いに気づかない。]
(-17) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
>>36
[白薔薇と呼ばれる者が、問うてくる。 なぜ、庇ったのか。そんな事を………
だが、]
――………
[自分でもわかっていなかった。 城主とローズが悲しむからか?と返事をすれば穏便かとも思ったが、それとも違う。
結局は、じっと、その蒼穹をしばらくみつめてから……また、無言で去っていく。]
(40) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
あれが気になるなら ……お前が後を追えば良いだろう?
[聲は幾らかからかう風を持って響く]
(*3) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
長老の孫 マーゴは、廊下の先から流れてくるやりとりに、そっと耳を傾ける。
2010/06/23(Wed) 00時頃
|
>>34
……仰せのままに。
[きわめて事務的な返答を投げかけ、恭しく一礼する。
「狭間」の意味など知らぬ。 そんなものが見られるとしたら、それはそれだ。 痛みも苦しみも愉悦のうち――ただひとつの嫉妬心を除いては。]
[剣についた血を落とし、2本の「無慈悲な」ダガーを鞘に収めた。]
(41) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
記者 イアンは、良家の娘 グロリアの問いかけに、少し驚きつつ頷き。
2010/06/23(Wed) 00時頃
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─廊下─
…っ、サイラスさまは…。ええ。
[ドナルドの口から出た名に、一瞬視線が泳ぎます。>>31 表情に迷い、顔を伏せるしかありませんでした。]
──ええ、お会いしましたわ。
(42) 2010/06/23(Wed) 00時頃
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/* ○柳徹子っぽいキャラになりそうで困る。 あれ、案外悪くない?(そうか? */
(-18) 2010/06/23(Wed) 00時頃
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>>28 ……ちがう、ちがう、……ちがうよ!
[黒薔薇の言葉に子供のように首を振る]
あんた達が、よってたかって、ヘクターを殺したんじゃないか!! どうして、こんなことするの?
城主サマに呼ばれなければ、……あの人が私達を苛めようとしなければ、ヘクターだって……。 それなのに……酷いよ。
(43) 2010/06/23(Wed) 00時頃
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/*
笑顔の死にたがり になりたいんですが 難しい。理由なんてない時点でアホです。
(-19) 2010/06/23(Wed) 00時頃
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>>26 [イアンがメアリーと呼んだ少女にはこんばんわ、と挨拶をして。怪訝な表情を浮かべるイアンには少し迷ったけれど。悲しそうな、困ったような表情で――話し出す]
……また、誰か殺されたみたいで…… ……ものすごい血の臭いだった。 ……あの臭いは嫌だよ……どうしたら。ここから出られるんだろう…… 分からない。あきらめるつもりはない。 絶対、此処から帰るんだ、でも……分かんないよ。
(44) 2010/06/23(Wed) 00時頃
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|
―廊下―
ありがとうございます。
[十字を切って祈る女性に、礼を言う。]
マーゴットさんも、どうかご無事で……。
[胸のロザリオを握り、祈るように目を瞑った。]
(45) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
唐突に御免なさい。 手が少し、そういう御職業の方の特徴に見えましたから…
[自分の推察が当たって嬉しいのか、イアンの驚いた顔を見れたことが面白かったのか、悪戯っぽく軽く小娘のような笑顔を浮かべる。が、ベネットの表情(>>44)を見れば直ぐにその表情を消した]
(46) 2010/06/23(Wed) 00時頃
|
|
[答えのないことに、また一度首を振る。 ああ、理由を問うているわけではないのだ―― だからそれをこの者にぶつけるのは、筋違いでしかなくて、本来ならば感謝の言葉のひとつもいうべきであろう、わかっている。けれど]
―――…………のに、
[崩れる髪に手を当てて小さく呟く、 見るものがあれば、耳の後ろの噛み傷も覗いただろう。
身を翻せば再び、亡骸の残る部屋へ戻ろうと]
(47) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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|
[返せと訴える少女をチラと見遣る。 黒薔薇と城主の対応に緩く息を吐いた。 彼女に対して浮かんだ言葉は二人のものとは違う。 違うからこそ場違いな気がして其れを飲み込む]
――…部屋に戻った方が良くてよ、お嬢さん。 此処に長く留まってはいけないわ。
[兄と黒薔薇に視線を向けてから 狩人だった者へと視線を移す。 彼の躯もやがて影が処理するのだろう]
(48) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
|
…まあ。
では、わたくしもミスターとお呼びしなくてはなりませんわ、イアン。
[くすりと微笑み、首を傾げて見上げます。>>39 けれど続く言葉に、ふと沈黙が落ちました。]
(49) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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|
───…いいえ。
あれは…、あれは完全ではなくとも。 兄の…望んだこと、でしたもの。
──だから…。
[声がくぐもるのに、咄嗟に唇を噛みます。 顔を俯かせて首を振り、小さく息を落としました。]
(50) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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|
[>>34城主に投げられた言葉には] ヘクターが私のかって? ……違うよ。 ……でも、ヘクターは私に優しくしてくれた。 守ってくれて、信じさせてくれたんだ。
[赤い瞳を見上げて]
城主サマたちは、綺麗なお洋服に素敵なお城、食べ物の心配だってないんでしょ。私が持ってないものを何だって――いっぱい、持ってるんだよね。
私には、何もないんだ。 ……街を追われて、一人ぼっちだった私をヘクターだけが見てくれたんだ。 それなのに、どうして殺したんだよ……。
(51) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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|
――……死ねたのに、
[呟きはけれど、耳の良い者には響いた]
(*4) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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|
>>43 「主とその妹君が選びし眷属の者に害を為そうとしたから」。
――…それだけでは理由になりませんか?トーニャ様。
人の生も死も、巡り廻っていつか自分に降り注ぐものにございます。「ああしなければこうだった」という話は、考えるだけ詮無きこと。「こうなってしまった」結果が全てなのですから。
運命のダイスを恨んでも、ヘクター様から流れ出た血をサイラス様の胃から取り戻すことはできません。いくら私が人の生き血を剣で絞り出すことができても……。
(52) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
|
[>>38 発狂した時とも風呂場の前ですれ違った時とも異なる様子の女、 彼女に怪訝そうな表情を向けたが、女の興味がイアンに移ったらしいので友人に対応を任せ
>>42 メアリーの顔が沈んでしまった事にも首を傾げ、 それから合点がいったように]
…死んでたのか? [あくまでも推測にすぎない、けれどメアリーの様子からそう思って。 しかし>>44ベネットの言葉でその推測を深めた] ベネット。 [少し鋭い声で注意を促す。] 女の前で男がうろたえちゃあ、不安にさせるだけだろ。 仮に逃げ出す手段が、本当になかったとしても。
(53) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
|
また、誰か? ……、…………そうか。
[段々、感じる衝撃が弱まっている気がする。 それもそうだ。立て続けに人の死体を三つ見たのだから]
あんまり嗅ぐもんじゃないな。確かに酷い匂いだ。
[悲痛な表情を浮かべる彼。 小さく笑い、声をかける。そして――行かなければ、と思った]
近く、だな。
[自分が歩いてきた方角の先だろう。 思ったよりもしっかりした足取りで、その場を離れようと]
(54) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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|
私が………?
[からかうような声音に僅かに首を傾げる]
――…私が行って良いのかしら。
[ぽつと呟く聲は感情を殺したように、薄い]
(*5) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
小悪党 ドナルドは、そうは言っても、ベネットに安心させるように笑みを向け。やはり人の悪い表情だったが
2010/06/23(Wed) 00時半頃
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……誰でも良い癖に。
[一礼した>>41黒薔薇の持つ刃が鞘に収まる。 腕を引いて、その長身を引き寄せた]
その刃で皮膚を切れ。 是を――
[片手を伸ばした先には影。 ワイングラスを城主へ捧げ、音も無く去ってゆく]
満たすのだ。
(55) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
|
――……っ
[白薔薇の呟きに女の表情が強張る。 嗚呼、彼も私を置いていくのだろうか。 そんなことを思い翡翠は伏せられた]
(*6) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
|
[死にたかったのか。
彼のつぶやきには少し、驚いている。
だけど、自分も同じようなことを考えている。]
(*7) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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花売り メアリーは、少しの沈黙の後、顔を再び上げて──
2010/06/23(Wed) 00時半頃
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…ごきげんよう。
[と、もう一人の青年へ挨拶を返したのです。>>44 けれども続くその話しの内容に、ふと眉が曇るのでした。]
──また、どなたかが。
[胸の前で手を組み、小さく呟くのは鎮魂の祈りの言葉。]
(56) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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|
>>46 手で分かるんですか?凄いな! ……こんな場所でなければ、詳しく色々とお話を聞きたい所ですけれど……
ええ。記者をやってます。 街の新聞社で……余計なヤマに首を突っ込んで、こんな事になっちゃいましたけどね。
[苦笑しながら、軽く肩を竦めて女の笑みに答えた]
(57) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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|
― 廊下 ―
―― … ……、ありがとう。
[ほんのりと笑って。 それから、詩人に告げたのと同じ言葉を繰り返す。]
どうか、私がお勤めを無事に果せるようお祈りください。 私の望みは、それだけなのです。
[そっと、ロザリオを握る手に、指を添える。]
(58) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
|
子供 お前には何一つ自由など無い。 今更判りきった事を口にするのは愚かな事だ。
[>>51どうしてと呟く子供へ、城主は呆れた顔を見せる。 冷たい視線には幾分かの魔の力を込めて]
お前が何も持たぬのは お前が何も得ようとしなかったからだろう。 無力を私に嘆いたところで、知ったことではないな。
(59) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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|
トーニャ「お嬢様」。 いいことを教えて差し上げましょう。
ひとつは、「全て」を持つ者など、誰ひとりとして居はしないということ。他人が持つものを羨み、殺して奪って手にしたとしても、次にまた別のものが欲しくなる。永遠の欲望のループに人は取り込まれるものです。
そして、もうひとつ。
――…「ヒトはいつか死ぬ」。
死は全てのヒトに訪れる、「究極の理不尽」。 今日か、1年後か、10年後か、50年後か。 こうして亡骸になり、他人に顧みられないやもしれぬ死に様を晒す覚悟をせねばならないのです。
もし私がこのまま「ヒト」として生きていくのだとしたら、いずれ私も、誰にも顧みられることの無い「死」を迎えることでしょう。
――歴史の内を廻る、摂理のひとつとして。
(60) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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ベネットにゃあああ言ったが。 実際逃げられるのかどうか。
[よくない頭で考えても策は思い浮かばず。 むしろ吸血鬼の城主の力を―地下牢で目の当たりにした力を思い出して 心の中で小さく息を吐いた。それはあきらめにも似た]
(-20) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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奏者 セシルは、再び亡骸のある室内へ、足を踏み入れる
2010/06/23(Wed) 00時半頃
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/*
トーニャちゃんと話したかったけれど 退散しようかな! うろうろ。何処いこうか。
(-21) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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人はいつか、死にますわ。 その中で思い残しの無い、満足な死を迎えられる方は果たして一体、どれだけいることでしょう。
[奇しくもロビンが告げる言葉(>>52)に似ていただろうか。ベネットに向けるでもなく、ただ呟いていた。だから、これはただの感想に過ぎない]
(61) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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…こいつらだけでも生きてほしいもんだ。
[無力なれども願いは大きく。 この城から生きて出られる可能性のことなぞ考えない。]
(-22) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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私のローズ お前の思うままに、生きるが良い。
[行って良いのかどうか。 その聲を後押しするように、囁きを向ける]
何度も口にするほどあれが気になるのだろう? お前のしたい事をすれば良い。
それだけの力がお前にはあるのだから。
[従者の呟きは聞こえていても、城主の其の囁きはまだ ひとの身である彼には届かぬもの]
(*8) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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──…いいえ。
[ドナルドの言葉に、ふと意を決したように顔をあげます。>>53 はしばみの瞳に、何かを堪えるような光が浮かんでいました。]
いいえ、ドナルドさま。 サイラスさまは…亡くなっては、おられませんわ。
少なくともわたくしが知る限りは、未だ。 けれども、あのお方は──「かわって」しまわれた。
…どうか、お気をつけ下さいませ。
[そこまで一気に告げて、きゅ。と指先を握りました。]
(62) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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[城主の妹のどこか気遣わしげに響く言葉>>48にも、ただ首を振るばかり。 >>52そして黒薔薇には憎しみの籠った視線を向けるが、それも一瞬の事で]
……そんなの、関係ないよ。 なら、なんで害を為しそうな人なんか呼んだんだよ。 お客ぐらい、いくらでも選べるでしょ……。 ……そうやって、理由をつけて……誰かを傷つけたいだけのくせに。
(63) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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>>53 ……分からない。 僕は直接部屋の中を見たわけじゃないから……でも…… たぶん……
[ドナルドの注意にあ、と小さく声をもらして頷く。]
……ご、ごめん…… >>54 イアンさん……
[小さく笑って足を踏み出したその姿に、行くのだろうと思ったから。声を投げる]
……無茶は、しないでね。 何か、何か見つけて……絶対一緒に帰りましょう。
(64) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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[彼女は旅をしてきていた。幾人もの無残な死を見、理不尽な死を見つけていた。そしてその亡骸を狂気の糧として、育み続けてきた]
諦めない――貴方のその想い、是非とも大事に。 それだけを貫き、報われますように。
[まずはベネットにそう告げ]
記者さん。貴方には私達には無い武器がある。 その武器を、大事になさいませ。
[イアンにもそう告げた。まるで託宣の巫女の如く]
生き続けましょう。いつか訪れるその日まで。
[最後にそう笑うと、一方的に背を向けてどこぞへと歩いて去っていった]
(65) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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|
サイモンさんの、望んだ事…… 望んだ死なら、まだ――良かったのでしょうか。
[安易に言ってはならない言葉だ。 死は、死だ。死んだ先には――少なくともこの世においては、何も無くなってしまう。 だけれど、それしか言えなくなってしまって]
……ありがとうございます、メアリー。
[一度頭を下げる。 どうしようもないのは相変わらずだが――それでも、どこか少しだけ救わていたいと思った]
それじゃ、失礼します。
[その場に居る面々に軽く声をかけて、凄惨な殺人の現場へ]
(66) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
|
―廊下―
お勤め……ですか?
[ロザリオを握った手に添えられた指を見やる。]
――……ええ、わかりました。
[もう一度、ロザリオを握り締め。]
どうか、貴女の望みの叶わんことを……。
[訥々と祈りのことばを紡いだ。]
(67) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
記者 イアンは、本屋 ベネットには、曖昧ながらも頷いた。
2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
[黒薔薇の理詰めで少女――に語る姿に苦笑して、 ヘクターの友達か?と己に聞いた少女の、憎しみが向けられるべきは己だろうかとそう思う。
友達は助けるべきものだと、 その年の頃は信じていたから]
まずはお泣きなさい。 泣きたくなどなくとも。
[諭すように言葉を一つだけ、なげれば。 翡翠の眼差しの伏せられた主が傍らに]
――…お嬢様?
[静かに言葉をかけた]
(68) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
|
>>55 畏まりました。
[血だまりの中で片膝をつき、城主から刃を受け取った。]
ワイングラス1杯程度ならば、造作もないことにございます。
[そして、シャツの右腕を捲る。 その部屋に未だ居る者には、「黒薔薇」の「黒薔薇」たる所以――右腕に彫られた黒一色の薔薇の入れ墨が見えることだろう。
男は手首に刃を突き刺し、小さく呻き声を上げた。 痛み故に浮かび上がる脂汗、上気する息づかい。流れ出る赤と、色を失う皮膚。心臓にあったはずの強い鼓動は刃を突き立てた箇所――右手首に集中し、運んでいた赤い血をワイングラスへと恭しく運ぶ。
まだ3分の1にも満たぬそれを見て、男はもう一度右手首に刃を突き立て、ねじ込み、血を絞り出す。]
[流れ出る血と、主人の命により自らの身に与えた痛み。それらが電気のように皮膚の上を走り、やがて全身に廻るのを、男は満足げな笑みを浮かべて実感していた。]
[再び片膝をつき、城主に深紅のワイングラスを差し出すのは、それが血で満ちてすぐの時の話だった。]
(69) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
|
―浴室―
[複雑な気持ちのまま、 血だけはすべて落としたくて、 湯に打たれながら、
失った自分、を少し探してみたけれど…。
もう、みつからない。]
―――………ッ
[声にならない慟哭を聞くのはやはり、城主とローズのみか。
そして、見える血は流すと、影が用意する服をまた纏う。 眸は青色でも、もう、つけるものは黒なのだ。
またその姿で、あの白薔薇の間へ]
(70) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
|
お兄様……
[城主の聲に伏せた亜麻色の睫毛が震える]
気になるから留めたいと思うのかしら。 嗚呼、私はあのひとを留めておきたいの。
[望むことを口にする。 けれど女にはそれが良いのか悪いのか そんなことさえ分からない。]
この力はお兄様に与えられたもの。 この力はお兄様の為だけにふるわれるもの。
[自らに言い聞かせるように小さく繰り返す]
(*9) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
|
>>62
……吸血鬼になった、ちゅうことか。 襲われなかったんだな。良かった。
[メアリーの瞳の中にやどる、光を男は片目の視界にいれた。 地下牢での城主と言い―そしてローズマリー嬢と会った時といい、 吸血鬼はすぐに血を吸うでもないようだ。
>>64 ベネットが声を漏らせば彼の方へ向き直り、 少し苦笑して彼の頭にぽんと手を乗せ] 男にゃあ女をエスコートする義務があるんだぜ? 自信たっぷりに逃げ道をエスコートしてくれ。
[そうして手を下ろすと去っていくイアンと、 いまだ名も知らぬ不思議な女が去っていくのを見送った。]
(71) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
|
― 廊下 ―
ありがとうございます――
[リンダに深く頭を下げて、一歩、後ろへと下がる。]
わたくしは、これで失礼させて頂きますね。 いま、ここでは――出来る事はなにもありませんから…。
[物憂い視線を破壊された扉へと投げかけ。 戻ってきた白薔薇をちらりと見遣ってから もう一度、頭を下げて。
リンダに背を向けた。]
(72) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
|
―部屋前―
[血の匂いは、確かにはっきりしていた。 はっきりしているな――としか思えなくなっている。感覚の麻痺。街に居た頃、殺人事件の取材は、実は苦手だったのだ。どうしても血の匂いに慣れなかったから。
戸口の傍らに立って、そっと中を覗く。 傍らの手帳を取り出し、部屋の中の様子を写し始めた。
さらさら、音が鳴る。
城主が居る事も、薔薇の従者が居る事も、少女が居る事も――今は、彼等は全部、記録の『対象』でしかない。
感傷を抱くのは、あとでいい]
(73) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
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[心迷わせていた女は白薔薇が戻っていた事に気づかなかった。 だから、声を掛けられ驚いたように顔を上げる。 はたりと翡翠が瞬いた]
戻ってきていたのね。 ――…用は済んだの?
[常と変わらぬようにと心がけ首を傾ぐ。 ――何も聞こえなかったふりをする]
(74) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
|
|
─廊下─
…ドナルドさま、それに…ベネットさま? 気に、なさらないで下さいませ。
──…わたくしは、わたくしたちは… 不安に怯えるだけでは、…何をも、なし得ないのですから。
[ベネットと呼ばれた青年を制するドナルドの様子に、ゆるうと首を振ります。 そうして、歩き出そうとするイアンに少し微笑みかけました。]
(75) 2010/06/23(Wed) 01時頃
|
|
───死が、望みだったとは申せません。
けれども、兄は「逃げない」ことを… マリーねえさまに語り続けることを、選んだのですわ。
…自らの、命よりも。
[頭を下げる記者にいいえと首を振り、気遣わしげに見遣ったのです。]
──イアン、お気をつけて。
[あと何度、この空しい祈りを口に乗せるのでしょう。]
(76) 2010/06/23(Wed) 01時頃
|
|
[血を差し出した後、ネクタイを外し、右の手首に巻く。痛みを感じることができぬ寂しさに、一瞬だけ目を細めたが、いずれまた血を差し出す可能性があることを考え、それはそれと割り切ることにしたらしい。
……とその時、トーニャ>>63の声が聞こえ、視線をそちらに向ける。]
ん。おきゃくはまをえらうのわ……
コホン、……大変失礼致しました。
お客様を選ぶのは、旦那様のご意志ひとつにございます。迷い込んだ方も数名いらっしゃるようですが、城に入るのを許可するか否かも旦那様の一存によるもの。
とご説明しても、トーニャ様は言い訳だと思われるでしょうけれども。
そうですねえ……。 私も虐めたくて虐めているというわけではございません。かといって、トーニャ様が想像するような善人になれる自信は皆無でございますけれども。私は、私なりの理屈と必要性に応じて、行動を起こしているだけでございます。
(77) 2010/06/23(Wed) 01時頃
|
|
愚かだな、子供。
[>>63主張が何処までも人間本意である事に 城主は肩を竦める。 >>69肩膝をついた従者が刃を手首へ突き刺す様を 見せ付けるように顎で指し示す]
理屈が必要なら、黒薔薇が幾らでも語るだろう。 真実はただ単純な事だがな。
理由など無くとも、私が思い立てば お前の首も一瞬で地に落ちる。
全て……私を愉しませる為にあるだけだ。
[黒い薔薇の根元から流れ出す紅い水が、ゆっくりと溜まっていく。 やがて満ちたグラスが差し出されるのを、満足そうな笑みを従者へ向けて受取った]
(78) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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|
――…嗚呼。
[何処か懐かしい響きの呼び声が聞こえた。 その声の主が誰かなど直ぐに知れたけれど 城主の血によって記憶は更に薄れてしまっていた。
人でもなく 魔性ともなりきれぬ女に掛けられる言葉はない]
(79) 2010/06/23(Wed) 01時頃
|
|
>>74 [物思いに沈んでいたようなその姿、 言葉はその余韻を残しはしない。]
ええ、用件というほどのものでも、 ありませんでしたので。
――……戻られますか?
[けれど続く不安定な様子を思えば、 自ずと案ずるような言葉は漏れた]
(80) 2010/06/23(Wed) 01時頃
|
記者 イアンは、執事見習い ロビンの語る言葉に、もっと部屋の中を見ようと戸口から身を乗り出す。
2010/06/23(Wed) 01時頃
|
どうした、私のローズ
[傍に居ながら、聲を使うのは 彼女の内なる聲を聞かせたくないと 可笑しな心持ちから。 どの道同族には聞こえていると言うのに]
気に留まれば、喰らいたいと思う事もある 留めて置きたいと思う事もある
そう、お前が其の力を得て、此処に居るように。
(*10) 2010/06/23(Wed) 01時頃
|
|
>>59 [血の色よりも更に紅い瞳に見つめられ、再び心を囚われそうになったとき。ヘクターの――紋様を思い出せ、気合い次第だ――そんな言葉が聞こえて]
(この人の言う通り、私には今も、この先も自由なんかないのかも知れないけど――でも、私の心は、私のもの。こんな魔者になんか――負けたくないよ)
[やはり城主の紅い瞳は恐怖の象徴で、直視するだけで心が捻じ伏せられそうになるけれど。 全身に施された紋様が薄らと熱を帯びるのを感じる。 大きな掌が触れる、優しい感触が甦る。
城主と対峙する少女の身体に、精緻な紋様がはっきりと浮かび上がった]
(81) 2010/06/23(Wed) 01時頃
|
|
…ええ、恐らくは。
[返したのは、肯定の意。>>71 グロリアの立ち去る後姿へも無事の祈りを小さく呟き、そうして再び隻眼の青年へ視線を戻したのです。]
サイラスさまは…、「かわってしまった」けれども、「おなじ」 心は、───おなじなのですわ。
…だから。
[辛そうに口にして、訴えるようにその場の青年たちを見渡しました。]
(82) 2010/06/23(Wed) 01時頃
|
|
[ワイングラスを口元へ運びながら、戸口へ視線を向ける。 イアンの姿を、血の色をした瞳で舐めるように見つめ グラスの中身を傾けた]
……記者が……取材とやらでも、しに来たか?
(83) 2010/06/23(Wed) 01時頃
|
執事見習い ロビンは、城主に向けて、眩しそうに目を細め、笑いかけた。
2010/06/23(Wed) 01時頃
|
取材への対応もなさらねばならないのですね、旦那様。
[さて城主が新聞やら何やらの情報媒体を知っているのかと逡巡しつつ。]
私めが代わりにできることがあるのなら、それが一番なのでしょうけれども。そういう訳にはいかなさそう、ですねぇ。
[右腕の薔薇の入れ墨を晒して、首を傾げる。銀の首輪がシャラリと鳴った。]
(84) 2010/06/23(Wed) 01時頃
|
|
───…。
[自らの零した言葉が、人ならざるものの聴覚に捉えられているとは思いもよらず。
けれども、思い描くのは──、]
マリーねえさま…、わたくしも「諦めない」
[囁くような、小さな呟き。 胸元に握ったのは、古びた一本のペン。 恐らくは銀の羽根飾りとほぼ同じ年月を過ごしただろう、今は持ち主を喪った形見でした。]
(85) 2010/06/23(Wed) 01時頃
|
執事見習い ロビンは、記者 イアンは果たして「黒薔薇」の入れ墨を知っているのか否か。
2010/06/23(Wed) 01時頃
執事見習い ロビンは、花売り メアリーに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 01時頃
|
[此処は血の匂いに満ちている。 心が乱れそうになるのはこの匂いのせい。 自らにそう言い聞かせセシルに頷き一つ向けて]
ええ、あまり此処に留まりたくないわ。 でも……、部屋に戻って一人きりになるのもいや。
[女の眼差しが吸い込まれるように天国の青を見詰める。 子供染みた我が儘な言葉を口にすれば 彼を困らせてしまうだけだろうか。 それでも言葉を取り消すことなく彼の反応をうかがう]
(86) 2010/06/23(Wed) 01時頃
|
|
―白薔薇の間―
[はじめてここに来た時、かけた場所、 そこには詩人がいて、何か嘆いていた。
その同じ場所に座ってみる。
そして、白薔薇の棘に指を押し当てた。]
ああ……
[つぷりと、指に咲くのは、 あの時の詩人の指と一緒で…。]
(87) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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>>71>>82 ……変わってしまった…… そういえば言っていた。あの城主が…… 喰らうだけじゃなくて力を分け与えることもできるって。
[不安そうに胸の銀の翼をぎゅっとにぎる]
……心は、同じ……?
[よく分からず首をかしげる]
(88) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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>>75 [貴族のような言葉遣いをするメアリーが こうも気丈に振る舞える様子に感心し 男は人の悪い笑みを浮かべる] おう、その通りだ。 嬢ちゃんは強いな。
[その強さが人知を超える力に打ち砕かれないことを少しだけ祈った。 祈ったところでどうにもならないのは理解しているが、それでも。
>>82]
だから―。 殺すのか?それとも共生の道を探す? [どちらも難しそうだと、男は思う。]
(89) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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ええ、お邪魔してます。
[取材への対応を――黒薔薇の従者には、いいですよと口元に笑みをよぎらせて答える。少女の身体から紋様じみたものが浮かび上がったのを、はっきりと目にした]
そちらもお忙しいでしょう。 俺はただ、俺の見た事を記録しているだけですから。どうぞお気になさらず。
[従者の腕に、黒い薔薇の刺青を見る。 ――薔薇の刺青? 話は聞いた事がある――かもしれない。だが、青年にとって彼はあくまでも一人の従者だった。僅かに首を傾げるにとどめ、ただその状況を見守り続けている]
(90) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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― 廊下 ―
[影に道案内を請いながら、城の廊下をゆっくりと歩む。
浴室まで来て、そこに目的の人がいないと知ると、 もう一度、城の中を探し始めた。
やがて、最初に来た白薔薇の間の扉を開く。]
――サイラス、様…?
[呼びかける声は小さくとも、 そこに、怯える色はもうなかった。]
(91) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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如何もしないわ、お兄様。
[返事をするまで暫しの間があった。 それは自らに暗示を掛けるための時間]
――…私はお兄様に望まれたから 今、此処に居るのね。
[今はその事実だけで良い。 それ以前の事を兄に問うことはしなかった。]
(*11) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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[>>81子供の思いまでは、城主とて読み取れない]
嗚呼、薄化粧か。 其の紋様で何処まで耐性がつくか…… さて、お前の心挫くのも愉しそうだ。
[施された術も全てお見通しだと、城主は哂う。 ロビンの血を口にするのは、初めてのことだった。 苛立ちも眩暈も、潤う身から徐々に薄れていく。 部屋に満ちた血臭も、満たされた今は心地好いだけ]
黒薔薇、取材にはどう対応するのが良いだろうな。 あれは見ているだけで良いらしいが。
[>>84彼を真似る風に首を傾ぐ。流れる銀糸に音は鳴らず]
(92) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 01時頃
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そう、私がお前を望んだから お前は永遠に美しいまま、私の傍で咲く事が出来る。
[間をおいた返事に、柔かに笑みを混ぜる。 其れは、崩れていた調子が戻った様子を伝えた]
(*12) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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>>91
[呼ぶ声がする。 白薔薇の間、最初にユリシーズがかけていた席で、 声の方向に首を向けた。
そして、毒華の、葬列の乙女の姿…。]
――……どうしました。 何もないなら、逃げることを薦めます。
[そう、またいつ渇きがくるだろうか。]
(93) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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>>90 ……左様ですか。 情報収集というのも、いろいろな方法があるのですね。
>>92 申し訳ございませんが、私もいまいち分かりません。
人間同士の言付けと一緒で、そのまま伝えたい人間もいれば、聞いた言葉をねじ曲げてから他人に伝えるのを好む人間も居ると聞きます。
……さて、イアン様はどちらの部類の記者様なのでしょうか。
(94) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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>>86 [どこか縋るような翡翠の色、 紡ぐ言葉は子供に向けるもののようになる]
……何か悪い夢でも、ご覧になりましたか? お心が落ち着かれるまでは、お傍に――。
[微笑を向ければそれは肯定の意、 常のように手を差し伸べようとして、 けれどその白手袋にも両者の血の跡を見れば、手は留めた]
では、参りましょうか。
(95) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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それなら良いの。 私は――…お兄様を少しでもお慰めできる華でありたい。
[親鳥を慕う雛のように女は兄を心酔する。 兄の笑みを認めれば安堵したようにふ、と微笑を過らせた]
(*13) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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執事見習い ロビンは、眼鏡の奥にある凍てついた青で、イアンのことをまじまじと観察している。
2010/06/23(Wed) 01時頃
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──…そう、でしたの。
わたくしも、どうしてそうなったかは存じません。 けれども、サイラスさまは──…
[言葉を切り、疑問を浮かべたベネットの瞳をじっと見ました。]
…こころも、記憶も、ひとのまま。
──わたくしには、そう見えましたわ。
[そうして、ドナルドへと視線を巡らせたのです。]
(96) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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――煉獄――
ここの空にも太陽はねぇのか。
[額にかざした手首に絡んでいるのは古風なロザリオ。>>14 それも今は鈍い灰色で]
(+0) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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ああ――心配すんのは止めだ。
ここがおれの行き着く世界だってなら、 思い出して、認めて、許したら、そいつは還ってくるさ。
ホントに大事なモンは、無くなったりしねぇ。 何処かに隠れているだけだ。
空に太陽を。 心に愛を。
取り戻したら、きっと、な。**
(+1) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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― 白薔薇の間 ―
… 、…… 。
お怪我は、ございませんか…?
[ゆっくりと近寄って。 あと2歩、というところに立ち止まり、 首を傾げて、問う。]
(97) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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>>92 居ないものとして扱ってくれれば結構ですよ? それとも、第三者に何かを勝手に記されるのはご不快でしょうか? どうせ何を書いた所で、俺はこの城から出られない。どうせ誰にも伝えられない――そうでしょう。ならば何か、お気になさる事でも?
それに、城主様は霧になってどこへでも行く事が出来るようだ。 ご不快なら、立ち去って下さればいい。ただ俺はその事実を記すだけです。『その時、城主は私の目の前から霧になって消え去ったのだ』と。
[当り前の事を確認するように。 城主と従者には、そう言葉を返す。手元のペンの動きは、一度止めていた]
>>94 そのままの事実を、そのままに記録し、そのままに残す。 俺のする事は、それだけですよ。従者さん。
信じられるとか、受け入れられるかとか、そういう事は――考えていません。ここから出られないんだったら、外の人間に受け入れられるも何もないですしね。
(98) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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嗚呼
[浮かべた微笑を振り返り、城主は吐息を洩らす]
お前が何時も満ち足りて 美しく咲いている事が 私を慰めてくれるのだ。
其の微笑みを曇らせる事のないように お前はお前が望むままに、生きると良い。
(*14) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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[セシルの言葉に女は軽く頬を膨らませる]
悪い夢など見てないわ。 また、子供扱いする。
[拗ねた口調は女を幼くみせるだけなのに それには気づかないまま。 傍に、とそう言われれば嬉しそうに眸が弧を描いた]
ねぇ、セシルの部屋に行ってはダメ?
[緩く首を傾げ強請る。 紅い花咲く白手袋の男の手を自らの手を重ねようと そっと手を伸ばした]
(99) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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強くなど──…
[僅かに苦笑して、小さく首を振ります。>>89 けれどもふと止めて、そうして隻眼の青年を見上げました。]
強く、なくとも。 つよく──あれるように、在りたい。
そう、思うのですわ。
[そう言葉を切り、黙って此方を見つめる隻眼に微笑むのです。 無言の祈りは聞こえずとも、無骨に優しい気遣いは静かに伝わってくるようでした。]
…いいえ、いいえ。
(100) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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/* 慈悲の剣と無慈悲の剣、 ロビンの対比っぷりにありがとう。
青の色もね!
シンメトリーなコンビっていいよね。
(-23) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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花売り メアリーは、一度言葉を切り───
2010/06/23(Wed) 01時半頃
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…解放、出来はしないのですか。
────「元」を断てば。
[ずっと考えていたこと。
ローズマリーの揺らぎ、その彼女が城主の魔力に一瞬で攫われたあの光景、サイラスの苦しげな表情を思い返して、そう真剣に口にしたのです]
(101) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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―廊下―
[マーゴットと別れると、踵を返し、自分の客室へと向かう。]
……私に、出来ることってなんなのでしょうか。
[歩きながら、一人ごちる。 自らの客室へと着けば、部屋の隅に膝をつき、祈るように目を閉じた**]
(102) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 01時半頃
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/* !?飴貰ってる。
www倍喋っているですって。 自重、自重…でもこの村、多弁ですよね。
(-24) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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>>97
[目を丸くする。 怪我など………
肩の傷は、血はとっくに止まって、 そう、魔物として、治癒に向かっている。]
――…… 怪我は、たいしたことはありません。
もう、人ではない ですから
(103) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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……そうか、それでは見せるだけにしよう。
[>>94従者の説明を聞くと、一度部屋を振り返り]
既に終わった芝居をもう一度再現する事は出来ぬが 構わぬか?
[記者へ問う。 >>98彼が返すには、 飲み干したワイングラスの縁に残る紅を舐めながら 肩を揺らして笑った]
気に障りはせぬぞ? 可笑しな事をしているとは、思うが。 ……記者というのは、そのような種族なのだろう
(104) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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>>98 失礼ながら、貴方様のような方が、「届かぬ希望」の為に何かを一生懸命書く理由というものがよく分かりませんが……
無学な私には到底理解できぬものなのでしょうね。
[記者から逃げ回ったり彼らを追い払う術は知っていても、それなりに丁重に扱う術を、「黒薔薇」は知らないのだ。]
くれぐれも、城主様に失礼の無いようにお願いいたしますよ。
[…と言うものの、いつその情報が外に漏れ出るやら分からない気がして、ロビンは少し眉をしかめた。]
(105) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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>>68 [「泣くといい」というセシルの言葉に僅かに表情が歪んだ。 ヘクターの友達なのにどうして? ――問おうとして口ごもる。
もし彼の言う通り涙を零せば、自分を甚振りたい魔物たちを喜ばせるだけだから] ……涙なんか、出ない。
[唇を噛み締めてセシルから視線を逸らした]
(106) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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[>>92城主の語る通り、紋様の護りもどれくらい通用するかは分からない。次に睨まれれば、もう終わりかもしれない]
……私を殺したければ、殺せばいいよ。 どうせ、抗うことなんかできないし、生きてたって……何もないもの。
[黒薔薇が主に血を差し出す光景>>69を見せつけられれば、それだけで身体が竦んでしまうし、「心を挫く」と宣言されれば、恐ろしさに涙が零れそうになる。 きっと心を守り通すことすら、不可能事に近い絶望的な戦いになるだろう。 でもそれだけが、何も持たない自分に出来るただ一つの抵抗]
(107) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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>>99
――いえ、申し訳ございません。 ああ、そのように頬を膨らませては……
[その仕草も愛らしいものでしかなかったけれど。 そして請われた言葉には2度3度、瞬く]
それは……構いませんが、 ――面白いものなど、何もございませんよ。
[血の咲くその手に彼女の手が重ねられれば、 それについてはもう触れずに執事控室へといざなった]
(108) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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… そ、れは――
――よかった…です …。
[ほのりと、微笑んで。 一歩、近づく。]
たとえ、あなたが人でなくなっていても――
…いて、くださることが嬉しいと。
―― そう、思ってしまうのです。
(109) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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奏者 セシルは、靴磨き トニーの口唇をかみ締める姿に、一度、眼差しを伏せた
2010/06/23(Wed) 01時半頃
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嗚呼、その気が失せた。
[殺せば良いと言う子供へ、あっさりと言葉を返す]
そうだな、また 気が向けば遊んでやろう。
[くつくつと、浮かべる笑みは 黒薔薇の血で満たされたお陰で上機嫌。 艶を増した城主は、先刻までの暴言も水に流すと言う風]
(110) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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あ、ええ。構いません。 俺が辿りついた時には、もう惨劇は終わっていたんです。俺が書くのは、俺の見た事です。全てを知ろうなんて事は思いません。
[城主の問いかけ>>104には頷いて。 彼の笑い声は、こちらまで届くだろうか。とにかく、肩を竦めた]
俺も、あなた方『吸血鬼』を理解することはできませんし――したいとも思いませんが。 そういう種族なのだろうなとは、思うようには、しました。
(111) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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>>109 ――……ッ
[一歩近づく娘に、目を丸くする。 視線はそれから何か迷うように揺らめいて、
また床に落ちた。]
人でない、のなら まだしも 私は今、人を殺す……
魔物です。
[声が震える。]
なので、いて嬉しいなどは ありえない。
[微笑みを見ることはできない。]
(112) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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>>105 届かなくとも、残ればいいんです。
[ドナルドに、もう一度心の中で謝罪して告げた。 自分が生き残れるとは――到底思えなかったから]
はい。 まあ、人間の常識における『失礼』の範疇には触れないようにしますよ。俺は人間ですので、吸血鬼の流儀に関しては全くの無知ですからね。
(113) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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[謝りながらも窘めるような言葉に 気恥ずかしげに一度視線を落とし]
セシルの部屋だから行きたいの。 貴方が暮らしている場所を見ておきたいのよ。
[邪気無く微笑みセシルと手を繋いだまま 彼の部屋へと向かう]
(114) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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>>96 そう、ですか。 ……からだが変化しても、心はもとのまま……
[それが望まぬことだったらどんなに苦しいだろうかと。今、そのサイラスという人は苦しいのだろうかと]
>>101 ……元を? つまりは、あの――城主を……殺すと?
[目を合わせれば簡単に魅入られてしまい、霧へ変化して何処へでも、何処からでも現れるあの城主をどうにかできると思えなくて]
……仮に、殺せたとして……元に戻れるのかな。 ……ワインと水を混ぜたら……そこからワインだけを取り出すことはできないよ……
(115) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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[>>88>>96 二人の会話を黙ったまま聞いていた。 胸中思うところはあれど言葉にはせず。 >>100 もう一度否定が返ってきそうだったのですでに充分強い、とは言わなかった。 ただ健気な微笑みに、男も笑みを返す。その笑みはメアリーの次の言葉>>101で一層深まった]
っはは、剛毅な嬢ちゃんだなぁおい。 勝算はあるのか、なんて野暮なことは聞かねーぜ。 本当に戻せるのかもわからねー
それに、俺にはサイラスを救うために城主を殺す― その二人の差別化を図る意図は共感できないけどな。 [どっちも吸血鬼なんだろう、と言いたげに顔をみやり、 手を振って「嬢ちゃんの気持ちは分かるぜ」と言い添える]
(116) 2010/06/23(Wed) 01時半頃
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小悪党 ドナルドは、本屋 ベネットの言葉に最もだと、目配せをして。
2010/06/23(Wed) 01時半頃
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[殺すところは、見ていないけれども。 ――誰かを殺したのだろう、とは、分かっていて。]
……それでも。
あなたと、こうしてお話しできることが、嬉しい。 あなたが、傷ついていらっしゃると思うと、哀しい。
――そう、思っては…いけませんか?
[ことり、と首を傾げる。]
(117) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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…さして、長い時ではなかったけれども…多分。
[苦しげに顔を伏せた、紅の眼差しが胸に残っています。 血色を分けた、人ならざる眷属の瞳の色が。
──その中に浮かんでいた、瞳の色が。]
分からない、分からないわ──…でも。
出来れば、マリーねえさまの記憶も戻るかも知れない。 サイラスさまも、助けられるかも知れないじゃない…っ!!
ワインと、水も──…。
[ベネットの言葉が胸に重く響きます。>>115 けれども自らに言い聞かせるように、ふる。と、首を振って続けました。]
ワインを、注ぎ続けなければ…いつかは、きっと薄くもなるわ。
(118) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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>>113 ふうむ…… イアン様。何かひとつ、誤解があるようですね。
「あなた達」吸血鬼が、と申されますが、今この部屋には吸血鬼はお一人しかおりませんよ。
[白薔薇がローズマリーを連れていったことも、その行き先が執事室であることも、黒薔薇は知らない。だからここに居る吸血鬼は、ヴェスパタインただひとり。]
……私は人間にございます。
(119) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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……行こう、ヘクター。 疲れたでしょ。……こんなとろじゃ、ゆっくり休めないよね。
[城主の笑みと共に掛けられる言葉も、黒薔薇の語る理にももう耳を貸さず、亡骸に語りかけた。
静かに立ち上がり、ヘクターの大きな身体を動かそうと肩を貸すように担ぐ。体格差がありすぎて頽れそうになるけれど、それでも立ち上がる。
とにかくこの部屋からヘクターを連れて行こうと、あらぬ限りの力を尽くした]
(120) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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懸命な判断、と言うか お前は中々に生きる術を知っているのだな。
私を殺すだのと不穏な相談をしている輩も居ると言うのに。
[此処で無い何処かの会話を喩えに出し 城主は記者を斜めに見遣る]
イアン 其処へ記しておくが良い
血を分け与えられたものを、人に戻す術は 何一つないのだと。 そして彼等に伝えてやるといい。 私の城で、私を消そうなどと考える愚かな人間達へ。
(121) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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[言い募り、訴えるように青年たちを見遣ります。 笑みを深めて此方を見遣る青年に、ふと哀しい笑みを向けました。>>116]
…分かって、いますわ。 わたくしひとりの力では、どうにもならない。
──けれど、何もせずに朽ちるのを待つわけにもいかない。
[形見のペンを握りしめ、そう宣言するのです。 サイラスに言及する言葉には、ただ黙って眉を下げて見せました。]
(122) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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>>117
[マーゴの言葉にまた瞬いて… 己の手を足を見る。
ヘクターを傷つけ、殺した者。]
――……貴女は、
ああ、貴女は、私を恨んでもいいはずです。 美しい貴女の、すばらしい時間を奪ったのは、私の毒。 本当は、白くて美しい貴方をすみれ色に染めたのは、私の作った、毒です。
だから、そんな者相手に、
いけません。
[そう、返してはみるけれども。]
(123) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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/* リアルタイム盗聴、ほんとう噴く。 殺害とか想像つかない。ですよね。ww
(-25) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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>>114
――……それは、
[少しばかり言葉に詰まるものの、 向けられる笑みのあどけなさに、ふ――と息を吐く]
[その部屋は内装も城にあっては地味なもの、 書棚ばかりが埋まっていて、調度品のひとつもなく ―――どこか院の僧房を思わせる。]
どうぞお好きなところへ、おかけ下さい。 ―――失礼。
[肌を見せる非礼をわびながら、 まずは、汚れた手袋を新しいものに付け替えるために外して。 普段曝すことのないその指先、手の甲には青く静脈の浮かぶ
(124) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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[>>120亡骸を連れて行こうとする子供を一瞥する]
其れは、最早肉の塊 やがて蛆が湧き、腐り果てるだけの。 無理に引っ張れば千切れるだろう
飽いたら捨て置け。 影が片付けに行く。
[返答を期待している心算は無い。 其れでも運び出そうとするなら、放っておく気だ]
(125) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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/* しっかり伝わってる辺り城主様ないすふぉろーです。 元に戻す云々に向けて動くのは村の設定的にどうかなーってね。 いや、うん、本当に戻すわけじゃないしあれなんだけどさぁ。
(-26) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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それに──…
[その先は言葉にせずに、口を噤みます。 思いの先は、翡翠の瞳の薔薇の上へと。]
(───マリーねえさま。)
(…本当の、幸せはなに?)
[或いはこれすらも、一層の哀しみをしか齎さないのでしょうか。 ひとたる身に、その先は計りえなかったのです。]
(126) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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>>119
ああ、あなたは吸血鬼ではなかったのですね?
[これまた確認を取るために聞き返した。 『黒薔薇の従者は人間である』。手帳にそう走り書きし、その下に二重線を引いた。 ――人間か、そうか]
……俺と、同じ人間。 分かりました。覚えておきますよ。
[そしてまた、静かに従者の動向を見守るだろう。 感傷は、いらない]
(127) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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/* >>122 ……混ざったのを置いておけば蒸発して濃くなるだけとかつっこみたくなtt 雰囲気壊しそうだからやめておこう。そうしよう。
(-27) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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/* 露骨なまでの早く吸ってアピール
(-28) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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恨む、など。
[もう一歩、近づく。]
わたくしは、そうある事を望まれて、生まれてきました。 父が、あなたに出会わずとも。 もっと、前から――毒とともに生きてきたのです。
あなたのおかげで、わたくしは初めて 心も、身体も、解き放つ事ができたのです。
[ ――たとえそれが、たったひとときのことであったとしても。 最初から、そうと、分かっていても。]
だから、あなたは……私にとって、大切な人…なのです。
[ほんの少し手を伸ばせば触れられる距離で。 もう一度、仄かに笑む。]
(128) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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[案内された部屋はどの客室とも違う。 華やかな調度品が揃えられた自分の部屋とは対照的で 女は興味の向くまま書棚へと近付く]
――…セシルは本が好きなの?
[長い時間をこの城で共に過ごしていたというのに セシルの部屋を訪れるのも初めてで 自分は彼の事をほんの少ししか知らないのだと実感する。 つ、と彼へと視線をめぐらせれば晒された指先が映り込み トクリと鼓動が跳ねるのが感じられた]
部屋に居る時くらいそのままであれば良いわ。
[付け替える事を止めるような言葉を投げた]
(129) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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>>121 生きる術って。 どうせ近いうちに死ぬ人間に、何をおっしゃるんです。
[視線を受け止める。 魅入られていたとしてもかまわない。後で思い返した時に、そうであったと記録するだけなのだから。
――だが、続いた城主の言葉には流石に心が揺れた]
…… …………、そう、ですか。
[感傷は要らない。自分にできる事は、ただ記す事だけなのだから]
ええ――そうですね。城主様の言葉として、記しておきます。
[言い聞かせなければ駄目だ。ペンを折りそうになる。 指先が細かく震え出すのを感じ、浅く息を吐いた]
(130) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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ですから…、力を。知恵を、貸して欲しいの。 このまま、終わらないために。
[そうして問うのです。
吸血鬼を倒す術を知らないかと。 これまでの文献、彼らが知りうる情報を。
───当の吸血鬼の耳に届いているとは、未だ思いもよらず。]
あの、それと…ドナルドさま。 宜しかったら、わたくしでも扱える武器をご存知ありませんこと?
その…、あまり詳しくないものですから。
[最後の問いは、少し恥ずかしそうに問い掛けました。**]
(131) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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記者 イアンは、靴磨き トニーには、心配そうな視線を時折投げかけ。
2010/06/23(Wed) 02時頃
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>>118>>122
嬢ちゃん、まずは生きることを考えな。 誰も彼も救いたいって考えちゃあ、皆その手から取りこぼしちまうぞ。
[強く銀色のペンを握りしめたメアリーの手を覆うように 慰めるように手を伸ばす。
男にとっては吸血鬼を人間に戻す方法も 吸血鬼を殺す方法も浮かばず、勝算など無きに等しい。 しかしそれでも止めないのは人から止められたところで メアリーは納得しないであろうと考えて。
無為なことかもしれぬ、その考えを一概に否定できないのは― どうせ皆が死にゆく運命ならば好きに動いた方が幸せに死ねるのでは そう片隅で思った。 逃げることを考えろと他人に言う一方で、男が持つは諦めにも似た前向きな死への思考]
(132) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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[これは女が失った過去の記憶の欠片。
女は良家の娘として人として生を受けた。 元来身体が弱く外に出る事も稀だった。 唯一知る外の世界は白薔薇の咲く庭園。 遊びに来てくれた二人の兄妹だけが心の慰め。
医師から二十歳まで生きられぬと宣告されていた。 長く生きられぬと知りながらそれを嘆くことはなかった。 もう少しだけ丈夫であれば、と思ったことはあるけれど 限りある生をひたむきに生きていた。
残る時間があと二年に迫った時―― この城の城主と出会う。 出会いは白薔薇咲く庭園だった。
――美しくも哀しげなひとだと女は思った。]
(*15) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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>>127 ええ、人間です。ほら、その証拠に……
[口を裂くように開き、糸切り歯がある辺りまで見せる。そこには眷属たる証の牙は無く、人間の歯並びと言えるそれがあるのみ。]
それ以上のことはお尋ねにならないのですね。
「何故人間であるのに吸血鬼に荷担するのか」、とか。 「何故人間が人間を殺すのか」、とか。
……記者の方は、たいがい「理由」を根掘り葉掘り聞いてくるものかと考えていましたから、不思議でたまりません。
(133) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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[無知な女は彼を魔性だと気付かない。 気づいた頃にはすでに手遅れ。 城主は女の命が短い事を知り憐れに思ったのか 時を止める術がある事を明かす。
このままで良いのだと、女は抗った。 神から与えられた命をまっとう出来るだけで良い。 家族や親しいあの兄妹と離れるのは辛いと ――そう、一度は拒絶したのだ。
けれど次に目覚めた時には 抗った記憶も人だった記憶も失っていた。
否、本当は何か大事なものをなくしたのだと それだけはわかっていたのだけれど
此方を見詰める城主の眸が何処か寂しそうに感じられて その日から、城主の傍にあることが自分の存在する理由となった]
(*16) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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――…私の望みはお兄様と共にあること。
お兄様がそう仰って下さるなら 私は限りある生を――…
[言い掛けた自身の言葉に、瞬く。 何を言おうとしていたのだろう。 緩く首を振りその言葉を打ち消した。
続けるべき言葉が見つからず女の聲がぴたりと止んだ]
(*17) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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執事見習い ロビンは、靴磨き トニーの言葉を聞いたが、城主>>125の言葉に、黙って目を伏せ同意するのみだった。
2010/06/23(Wed) 02時頃
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/*
拙かったらごめんなさい。 と、お兄様に謝りつつ過去捏造。
この程度なら許してくれるかしら。 拙かったかしら。 どきどき、はらはら。
(-29) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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[時折向けられる新聞記者の視線には、黒い瞳を向けて] 手荒に扱ってごめん。……少しだけ、我慢してね。
[>>125背中に投げられた城主の言葉には直接答えずに ただ唇を引き結び、歯を食いしばって前へと進む。
ヘクターを埋葬するのに魔物の手を借りるつもりはない]
(134) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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[しかし自身の死については諦めなどではない、 心の底からの望みなのだ。
そのことに男が気づくには、もう少し死との接触が必要で。]
(-30) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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>>128
[大切ば人といわれ、戸惑いは隠せず……。 だけど、それを受け入れるには、あまりにも、
現実は……。]
――……私は、 貴女にそう思ってもらえるような…。
[あと少しで、触れられる距離、 だけど、その手を出せない。]
貴女は、もっと、 幸せに……。
[そのとき、視界がじわりと霞んだ。 それは、もう、何年も、流したことのない…。]
(135) 2010/06/23(Wed) 02時頃
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生きること……。逃げること。
[ドナルドの言葉>>132に、不意に兄の言葉が脳裏に蘇ります。 逃げろ。と繰り返した兄は、やはり同じことを伝えたかったのでしょうか。
───自らの手の届く限りに、助けたいと。]
肝に、命じますわ。…ありがとう。
[青年の手は、暖かく心までも包んでくれるかのようでした。 気遣いの裡に潜む諦観に気付くことはなく、ただその優しさにのみ笑みを向けたのでした。**]
(136) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>133
あなたの過去に、興味が無いと言えば嘘になります。――あなたが語って下されば、記そうとは、思いますけど。 ですけど、俺は、俺の見た事聞いた事を残したい。与えられた事実を残したいんです。自分から得るのではなく、与えられたものを、ただ――
[肩を竦め、音を立てて手帳を閉じた]
まあ、こんな記者もいるんだと思って下されば。 所詮、俺だけの記録ですし。ね。
(137) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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/*
さくっと噛んだ方が良いかしら。 じゃないとセシルが赤で喋り難いよね。
出来るだけがんばってみます。
(-31) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>129 [好奇心のままに書棚を眺める彼女を、見守る]
――必要な知識ですから。
[書棚の本は実用書ばかり、 部屋が僧房とは異なるのは 神学に関連するような書物の一冊もないこと]
……本よりも、音楽が。
[その手に翡翠が留まるを見れば、ぽつり零れて ――そのままでと言われた指先は、言葉のとおりに]
(138) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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おや、お前は生きたくは無いか……?
[>>130記者の言葉に、くすりと小さな笑みを零す]
其処の黒薔薇のように、私の傍にある人間も居るのだぞ。 私が惜しいと思えば――…其の命を留めておく方法はある。
与えられるのを望むなら ――…私の元へ堕ちてくるといい。
[そう告げて、黒薔薇へ]
子供は片付け方も知らぬらしい。 屍骸を引き摺った跡を、拭き取っておくように。 ちぎれた肉塊があれば、放っておけ。
(139) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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私も読んでみようかしら。
[記憶を失ってはいても文字は読めるし 生活に支障なく過ごせていた。 本の背表紙に手を掛けようとしては躊躇い 結局何も手にしないまま女はセシルへと歩み寄る]
――…嗚呼。 貴方の奏でる音楽は好きよ。
[思い出したようにそう言って 音を奏でる為にある彼の手へと眼差しを向ける。 そろりと男の手を取り白い手の甲に浮く血の筋を なぞるように女の指先が這う]
(140) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>135
[首を傾けて。
そっと、サイラスの顔に、手を伸ばす。]
わたくしは、今 …
―― 十分に、幸せですよ?
[微笑みは変わらぬまま。 柔らかな口調で、付け加える]
―― それに、私の時間ももうすぐ終わると、
分かっておりますから。
(141) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>131
ふむ、吸血鬼を倒す方法ねぇ。 残念ながら吸血鬼なんてのはおとぎ話の住人だと思って 生きてきたんでな。 [ベネットに助けを求めるように視線をやって]
武器もな。俺は所詮、ちょいと素行の悪い程度でさ いつもこの手ぇだけしか使った事ねーんだよ。 [そう言ってメアリーの手から自身の手を離す。] 料理用の包丁類ならそこそこ扱い上手い自信はあるがな。 [つまるところ見掛け倒しなのだと男は白状した。]
小振りな刃物程度なら嬢ちゃんでも使えると思うが 殺傷力はねーぞ。なあ? [最後の言葉はベネットに向けて同意を得るように。 それでもいいなら調理場からとってくるぜ?と言葉をつづけて]
(142) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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[大男の亡骸を引き摺って歩くトーニャ(>>134)のことは、特に止めたりはしない。かといって、手伝おうという意志もないのだが。]
[そしてイアン>>137に向き直り、]
そうですか。 ならば、私も貴方に「余計な詮索」をするのは止めましょう。
人間からすれば噎せ返るような血の臭いに慣れるのも、時間の問題でしょうし。
[コツコツと足音を立て、イアンの方へと近づく。 その距離を縮めて、一歩、また一歩――…イアンの鼻先と己の鼻先が掠め合うほど近い場所に立ち、囁くように告げる。]
ああ。 今度は殺戮の場にいらっしゃっても構いませんよ。 もしかしたら、私の死に目が見られるやもしれません。 それはそれで、興行(ゴシップ)的にも素晴らしい記事になりましょう……
[拭われなかった返り血は、皮膚の上で既に黒く変色している――その臭いは、血の惨劇に慣れていないであろうイアンにどう捉えられるのだろうか。
そんなことはおかまいなしに、黒色に染まった従者はイアンの唇に一度そっと息を吹きかけると、唇を横に引くように笑って、惨劇の部屋を*後にした*]
(143) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>139 ……知人が全員死んだ後に、一人生き残るのはどうなんでしょうね。 ともあれ、俺の命は城主様次第ですから。生を与えられるのなら、それはその時でしょう。
[逃げられないのならば同じ事だ。 心の中で、そう付けたす]
俺としては、堕ちているつもりだったんですけど。 何かを与えて下さるなら、何度でもその手を取りますよ。取った先に見えたものを記すために。
[堕ちてこい。 その言葉に、唇の両端が自然とつり上がった。 城主の瞳をこちらから見つめ、記者は血の匂い溢れる部屋の戸口に立っている**]
(144) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>131>>142 ……僕も同じだよ。
[ゆるゆると首を横に振る]
……小ぶりな武器……
[服の下に隠れているポーチから、ハンカチにくるまれた細工が途中の銀のナイフを取り出す。]
……御伽噺では銀は吸血鬼の弱点っていうけれど……
[少し困ったような顔をする。]
(145) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>139 心得ました。 随分と長い跡ができそうです。
お伽話で、進路にパンを落としてマーキングするという話がありましたが、あれと同じなんでしょうかね。
さしずめ私は、パンを食べてしまった鳥のようですね。トーニャ様に怒られなければ良いのですが。
(146) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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記者 イアンは、執事見習い ロビンの黒く染まった皮膚に、一瞬だけ厳しい眼差しを注いだ。**
2010/06/23(Wed) 02時半頃
執事見習い ロビンは、再び城主に一礼し、惨劇の部屋から*姿を消した*
2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>141
[マーゴの紡いだ言葉に、貌に触れた手に 目に熱いものを感じて……。
その微笑がじわりと二重になって……。
出してはいけない、手を出して、彼女を抱きしめる。 華奢な身体、それに毒を注ぎ込んだ。 でも、それでも、笑っているなんて……。]
――……貴女は、
[しばし、抱きしめたあと……また貌を見る。]
貴女は………
[続きが紡げず、でも、吸い込まれるように、その唇に口付けを……。]
(147) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>140 [読もうといいながら、何も手にしない。 歩み寄る彼女へ向ける眼差しはけれど柔らかく]
――ありがとうございます、、 もっとも、私の音楽は、既にその本質を失って……
――――ッ お嬢様……
[淡雪は直にふれれば、より、つめたく。 その指先が脈をなぞれば、ゆっくりと陶酔めいた熱が這い上がってきて――吐息にその熱を逃がす]
(148) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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[そして、口付けを…しようと、もしくはした後、 はっと、また我にかえると……]
――……あ……
[目を拭って、混乱の表情を見せ、たあと]
自分は………。
[身を離し、苦しげに息を吐いて……。 そう、眸が紅に変わるのを感じ、
身を離すと、そのまま、また立ち去っていく……。]
(149) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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薬屋 サイラスは、眸が真紅になる前にと、駆けていった。**
2010/06/23(Wed) 02時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 02時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>136 [メアリーが自分だけでも生き延びようとしないだろうと 男は思った。 男が浮かべた少し痛ましげな笑みは、めったに見られない類の表情。]
>>145 [ベネットが取りだしたのは銀のナイフ。 良く見れば細工が未完成だと気付けるが、 ナイフとしては完成された輝きを刀身に宿していた。 それが彼の姉の形見だとは気付かずに]
お、準備いいな。小さいし。 ?何か困ったことでもあんのか?
(150) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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[ようやく部屋を出ようとすれば、城主と黒薔薇の言葉>>139>>146が少女の心を深く抉る。
これ以上、魔物にヘクターの尊厳を汚されたくないと思った。 せめて埋葬は自分の手でと思ったけれど、非力さと浅慮さを嘲笑われ、更に大切な人の亡骸まで侮辱される結果となってしまった。
……ごめん。ヘクター。私のせいで……。
悔しくて、悲しくてぽろぽろと涙が零れた。 彼が最期に遺した言葉は――命ハ 巡ル。マタ 会エル――そんな言葉だったけれど]
今すぐ会いたいよ。……悲しいよ。つらいんだよ、もう嫌だ……。 どうして、一人で逝っちゃったんだよ。
[声を殺して泣き続けた]
(151) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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>>147
[抱きしめられて、ほんのすこしだけ目を丸くして。
微笑んで、その腕をサイラスの背中に回す。]
―― あなたで、よかった、と…
[ここで出会ったのが。 この身体を、作り替えたのが。
囁いた口に、冷たい唇が触れて――
―― 陶然と瞼を閉じて、その身を委ねた。 ]
(152) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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[柔らかな眼差しに向ける声は徐々に甘さを帯びて]
私に触れられるのは、イヤ?
[白薔薇の吐息を感じ翡翠が愉悦の色を滲ませた。 このぬくもりを失いたくないというのに これから為そうとする事は――]
セシル、私は貴方が欲しい。
[脈を辿る指先はやがて男の手へと絡めるように繋がれて 天国の青を覗く女の身体が触れ合うほど近くに迫る]
(153) 2010/06/23(Wed) 02時半頃
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/* おれは トーニャ を 助けに行きたい!! なんて可愛いんだ…
そしてどう死のう。 ローズ嬢に殺されたいなー思ったけど大変そうだよな。 でも城主サマに殺されたらこう、友人の前でひっどいめに合いそうなry
(-32) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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[>>146従者のたとえは、得てして妙なもの。 肩を竦め]
帰り道はわからぬ方が幸せな事もある。 怒られてしまったら 其の嘴で突付いてやれば良い。
[鞘に収まった刃を指して哂う]
(154) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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独り生き残るのは……嫌か? [同族としたものには、この館を離れた者も居る 自ら灰と化す事を望んだものも居る。 傍に――数年といえど傍に居たのは記憶を無くした彼女くらい]
そうか、矢張り記者というのは変わっているな。
[>>144彼の表情を見据えながら、ゆっくりと笑みを作る。 同じ顔をした心算だが、其処には妖しい色香が混じっていた]
……私の手を取れ。 人の身のままで、見れる端まで連れて行ってやろう。
[誘いかける声音は甘い。 恐怖と悦楽の狭間へいざなう為に、記者へ白い手を伸ばした。 ともに歩き、やがてたどり着くのは記者に貸し与えた客室**]
(155) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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肩を貸しましょうか、お嬢さん。
[泣き声(>>151)の前に、男装のような身軽な服を着た...が立って、ヘクターの身体に手を貸していた]
(156) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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>>149
――あ…っ…… …
[唇が離れて。 見つめる青が、黄昏の色に変わっていき――]
サイラス、さま―― …。
[立ち去っていく彼を見ながら どうすることもできず、ただ、立ちつくしていた。]
(157) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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[心狂わす甘い声―― 食事の時に似ている けれど 何かが違う]
そのようなこと、あろうはずが……
[翡翠が滲む、それは捕食者の色に似て、 言葉は否定したのに躯は――恐らくは逃げたがっている]
―――……、 この身を流れるものでしたら、幾らでも……
[柔らかな身体の、冷たいこと。 跳ね上がった鼓動は、触れ合えば伝わるだろう。 絡めとられたのは、指先だけではなくて ――覗く翡翠の双眸から、目が反らせない]
(158) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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/* ああ良かった…!! グロリアの登場かっけー。トーニャもこれで大丈夫(?
(-33) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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/* 今北産業(ぇ */
(-34) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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――……っ。
[不意に声を掛けられ、肩にかかる重さが軽くなる。 何事かと涙も拭くことが出来ずに汚れた顔を上げれば、亡骸を運ぶために手をかそうとしてくれるグロリアがいて]
……グロリアさん、お洋服 汚れちゃいます。
[しばし呆然と瞬いて、口にしたのはそんな言葉だった]
(159) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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/* お嬢様、こいつ吸い捨てる勢いでいいですから、ほんとう!
(-35) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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ふふふ。御覧なさい、お嬢さん。
[そう笑う彼女の、その男物の素っ気無い衣服には既に所々黒ずんだ汚れが付着していた。 涙顔の彼女に触れる事は既に遺骸を支えていて、出来なかったが、代わりに満面の笑顔を見せる]
(160) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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/* グロリアさんが、すごく男前です(////)
(-36) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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[血に飢えているわけではない。 それなのに魔性は彼の執事を欲する]
――…ほんとうに?
[確かめるようにセシルに問うけれど 女は彼を逃す気などなかった]
血が欲しいんじゃない…… 私は、貴方が欲しいと言ったのよ。
[布越しにあたたかな温度と鼓動が伝う。 快楽を与える牙は未だ口腔に潜ませたまま 声音も眸も何時もとは違う熱っぽさを伴っていた]
(161) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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外で趣味の土弄りをしていたら、 慣れない作業で戸惑ってしまって…… もし良ければ、手伝ってくれると、嬉しいのだけれど。
[矛盾した事を平気で言いながら、少し照れ臭そうな無垢な微笑みを浮かべていた。 墓場か庭のどこかで、土弄りと称した穴掘り作業は非力ゆえ断念していた。トーニャを呼び止めきれなかった際からの思いつきの気紛れであるが、素直に口には出さない]
(162) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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/* 本当はセシルさんに前の仲間達と共にという意味で墓の場所指定欲しいところですが会話できていたか確認できないので…適当に。 */
(-37) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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[記者を連れ歩きながら 知人に先立たれ独り生き延びてきた過去を振り返る。 若いうち、未だ人と己の区別がつかなかった頃
幾度求めた手を振り解かれたか 幾度理由も無く虐げられたか あまりに遠い昔の話は、霞がかってしまって
鮮明なのは、此処数年の出来事]
(*18) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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[未だ、城で宴を催す前の事だった。 食事の度に夜の街を彷徨い 月明かりの下、白薔薇の庭園でひとりの娘を見つける。 儚い夢のような娘だと感じた。
其の理由は直ぐに知れる。 警戒心も無い様子で、語りかける声 ならばと、正体を明かし 其の身に永遠をくれてやろうと誘いかけた。
美しい華が、枯れる前に散るのが惜しいと思う。 珍しいことだと自嘲した]
(*19) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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[喜ぶかと思った娘は、首を縦には振らなかった。 思い通りにならぬ歯痒さ。 彼女もまた私のものにはならぬと言う 拒絶した彼女に 気付けば牙を立てていた。
血を分け与える行為は、微妙な匙加減が必要なもの。 女の血を吸い尽くす手前で止め 命の散りかけた其の身を次は己の血で満たす。 人ならざるものへと変わっていく 其の身で受け止めきれぬほどの快楽が 彼女の記憶を何処かへ飛ばしてしまったのか]
(*20) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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[意識を飛ばした娘を連れて、城へと戻り 熱が出たのか毒を中和すれば良いのかと、 下僕に薬を買いに走らせる。 今思えば愚かなことだ]
……私のローズ。 永遠を生きるもの。 共に――…
[翡翠の瞳を再び見る事が出来た其の時から 刷り込みのように、幾度も繰り返す言葉。 ぴたりと止まった彼女の聲>>*17 城主は甘く優しく囁き続ける。 錯覚も永遠に続けば、其れが真実となるだろうから*]
(*21) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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/* もういろいろ必死。 城主、わたしでちゃんと務まってるだろうか。 不安です。
(-38) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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>>150 ん。うん、ちょっと思い出が、ね。 [困ったような顔のままナイフと、メアリーをみてから]
……。
[すっと目を閉じて、何か考え込んでいたようだが、やがて目を開いてじっとメアリーを見る]
……これ、未完成だけど僕の姉が装飾したナイフなんだ。 あの日……姉さんがこの城へ消えた日。姉さんはコレを完成させる筈だった。 僕には装飾の才能は残念ながらないからこのままなんだけど…… ……大事にあつかってくれるなら、貴女に譲ります。
[そういって悲しげに微笑んでそのナイフを包みなおすとメアリーに*差し出した*]
(163) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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/*
おおう。お兄様の返しが、きた(*ノノ) 何気に大事にされてる気がした。 甘い暗示ですね。 よし、落ちるシーンも朧に浮かんだ、よ!
(-39) 2010/06/23(Wed) 03時頃
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>>161 [問いかけの意味もわからずに頷いてしまう。 熱を持つ体とは裏腹に、冷たい汗を背に感じる]
―――………血では、ない、
ならば……
[早鐘の打つ中、思考が巡る―― 血ではない、ならば、求められる己は命の終焉を示すわけではなくて]
ならば、それは――
[冷たい体が熱を滲ませる、 淡雪は解けてしまうのではないか、場違いな幻想。 天国の青は滲んで、歪む――背が、壁に当たった]
(164) 2010/06/23(Wed) 03時半頃
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|
あ、あり、がと……ありがとう、ござい ます。
[グロリアに花咲くような満面の笑顔と言葉を向けられて。 ぐちゃぐちゃに汚れた顔で何度も礼の言葉を述べた。
ぽろぽろと流れる涙は止まらないし、口元に浮かんだ安堵の笑みは引き攣ったようになってしまうけれど、自分でもどうすることも出来ない]
(165) 2010/06/23(Wed) 03時半頃
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/* なんかすっごいずるっこしているきぶんです。 ろぐよめてないなんていえやしないよ。 */
(-40) 2010/06/23(Wed) 03時半頃
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お礼はいいわ。気紛れだから。
[旅先でも肉体労働に直面する機会はそう多くない。それでも...は彼女を助ける。自分が――したのは彼女より少し年嵩ぐらいの時だったから。その時、声をかけてくれるものなどいなかったから]
折角だから、一つだけお願い、しちゃおうかしら。
[女二人で運ぶにはなかなか厄介な巨体を運び、少し息を荒くしながら喋り続ける]
もう一度、ヘクターさんに会った時 「いい女」って言われるような子になること。
(それはきっと私には出来ない事だから ―――彼女に託そう)
[そんな打算を込めた意思を含めつつ、冗談めかしてそう笑い続けた]
(166) 2010/06/23(Wed) 03時半頃
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――…私は貴方を失いたくない。
[失いたくないと言いながら 人としての彼を失わせようとしていた。 誰かがこの感情の名を執着だと語った。 そうなのだろうと女も思う。 セシルへと抱く感情の名は別のものであるのに 女はその名を知らずにある]
厭なら厭と言えば良い。 逃げたいなら逃げれば良いのよ。
[男を追い詰めた女はそっと背伸びして 天国の青を見詰めていた翡翠が 銀の首輪掛かる首筋へと注がれる]
(167) 2010/06/23(Wed) 03時半頃
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>>163 [ あー。と声を出して。 それからどう言ったらいいか判らず口をつぐむ。
目の前で差し出されるナイフに、友人とメアリーを交互に見て その行方を見守った。
それから、その後に会話があろうが無かろうが その場から離れて男はどこかへと**]
(168) 2010/06/23(Wed) 03時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 03時半頃
|
――……なさず、とも……お傍に、
[口唇がかすれる音を紡ぐ。 けれど、その言葉は偽りに近く なぜなら白薔薇の名持つ青年の望み―― その本質は、]
………ああ、
[零れたため息も、青の眸も、ただ哀しげに]
[望まない] [けれど、その言葉を紡げない、欺瞞] [翡翠の眼差しが首筋へと移る]
―――……お嬢様、
[一度だけ微笑んで目蓋を閉ざす ――それはこの先、永久に失われる白薔薇の微笑み]
(169) 2010/06/23(Wed) 03時半頃
|
|
お願い、ですか……?
[お礼ではなくて――と、グロリアの言葉にきょとんとした顔を向ける。そして、彼女のような身分の高い人が自分のような人間に何を望むのだろうと、表情に緊張の色が浮かぶ]
――……いい女に、なる。
[告げられた言葉を鸚鵡返しのように呟き、その意味をじっと考えて漸く理解に至るが、先刻の城主や黒薔薇の言葉を思い出す]
(でも、ここから逃げることなんて、きっと無理――)
[彼女の願いはそういうことなのだろう]
(170) 2010/06/23(Wed) 03時半頃
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――……セシル。
[掠れる男の言葉を魔性たる女は信じられない。 人には拾えぬほどのささやかな呟きを拾ってしまった。 信じたいと思いながらも信じる術を失っている]
貴方のことが好きだったわ。
[――そう。 触れ合うだけでしあわせであったのに。 言葉を交わすそれだけでしあわせであったのに。 女はそのしあわせを自らの手で摘み取る。 哀しげな色を感じながらも女は心を決めていた]
(171) 2010/06/23(Wed) 04時頃
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私のものとなりなさい。
[受け入れられぬ思いが女の願いを歪ませる。 翡翠に映るのは失くしたくなかった白薔薇の微笑]
――…嗚呼。
[嘆きにも似た愚かな魔性の声が小さく零れる 閉ざされた天国の青はやはり遠い存在で。 セシルの首筋につぷりと牙を突き立てた。
血の循環は少しだけに留める。 壊したくはないという女の最後の抗い]
(172) 2010/06/23(Wed) 04時頃
|
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ええ、ただそれだけ。
[それだけを言うと、]
終わったら、そうねえ…一緒にお風呂に入りましょう。 ふふふ。
[亡骸を運ぶ作業に*専念した。*]
(173) 2010/06/23(Wed) 04時頃
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――…うそつき。
[死を望んでいた白薔薇に対する聲は 震えの混じる情けないもの]
(*22) 2010/06/23(Wed) 04時頃
|
|
[グロリアの願いに「はい、分かりました」と頷きたかった。 でも、自分でも脱出の可能性なんか信じていないのに、それを口にするのは不誠実に思えたから] ……私みたいな、何にもない子でも「いい女」になれますか?
[口に出したのは内心とは別のこと]
(174) 2010/06/23(Wed) 04時頃
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[告げられた言葉――
ただ―――為に存在する己に、応えられようはずもなく、 けれどその無為の年月の中の心の慰め、 それはまさしく1厘の薔薇たる彼女であったから。
絡んだままの指先が解けるのなら、 その柔らかな冷たい身体を抱きしめる]
――――ッ
[痛みも何も感じないまま、 その牙は己が皮膚の下に埋め込まれて、 やがて哀しい程の悦びが躯を満たした]
(175) 2010/06/23(Wed) 04時頃
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――…ぁ、 ……、
[沈みかけた体、喘ぐ呼吸のまま、 ただ目蓋を閉ざして――彼女の身を遠ざけるように、 その腕を解き放てば、髪も乱れるままに首を振る]
――……ぅ っく、
[一度途絶える意識、人としての死が訪れる、 けれど循環する血はそのまま己を眠らせてはくれない]
ぁ、ああ…… ぁ
[ずるりと沈みこんだ体の中で、胎動する魔性。 その腕は自分自身を抱きしめて、造り返られてゆく自身に耐えて、やがて眠るような静寂が訪れる。――香り漂う、薔薇の香気]
(176) 2010/06/23(Wed) 04時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 04時半頃
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[絡めていたはずの指先は力なく何時しか解けていた。 それは全てを諦めたような思いのように儚く落ち]
――……、……。
[セシル、と心の中で彼の名を呼ぶ。 あたたかな彼の腕に抱きとめられれば 男の首筋に埋めたその貌が泣きそうに歪む]
(177) 2010/06/23(Wed) 04時半頃
|
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――……聲が、
聲が、震えておいでですよ、お嬢様――
[半覚醒のなかで囁きに応じる聲。 常の柔らかな響き、 けれど、どこか硬質な――]
(*23) 2010/06/23(Wed) 04時半頃
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|
[牙を伝い与えた魔性の血が白薔薇に巡る頃。 異変を感じ縋ろうとした指先がぴくと跳ねる。 白薔薇の腕から解き放たれた女は反動で後退りして]
セシル……?
[何処か不安げな声が響いた。 また匙加減を間違ってしまったのだろうか。 ――あの薬屋の時のように。]
――――…セシル、セシル…っ、
[幾度となく名を呼べば沈み込む男の傍に寄り 膝を折ってその様子を窺う。
――白薔薇の纏う気配が、変わった]
(178) 2010/06/23(Wed) 04時半頃
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|
[――新たな聲が聞こえた。 自らが招いた事だというのにそれが怖ろしく哀しい]
――……、
[逡巡するような間が生じた]
貴方の気のせいよ。
[沈む聲がそう答えた]
(*24) 2010/06/23(Wed) 04時半頃
|
|
――墓地―― [それから長い時間を掛けて墓地へと辿りついた。
本当なら、ヘクターを城外の陽の当たる場所に埋葬したかったけれど、それは不可能で。墓地の一角に何とか埋葬できるだけの穴を掘る]
(179) 2010/06/23(Wed) 04時半頃
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[名を呼ぶ声に、
それは100年の眠りから覚めたかのように、 ゆっくりと重たげに目蓋を開く 常と変わらぬ天の色]
[けれど高い天より堕ちるほど、闇はより深く濃い] [白薔薇をセラフと呼んだのは、誰だったか]
……いかがなさいました、お嬢様。 私は、今、とても気分が良いのですよ――
[―――――そして、白薔薇は嫣然と微笑う**]
(180) 2010/06/23(Wed) 04時半頃
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|
ヘクターは、私にいろんなものをくれたのに、 ……私からはこんなものしか、あげられなくてごめんね。
[寂しそうに呟き、狼皮の帽子を頭の横に置いた。 そして亡骸を運ぶ際、隠しに仕舞っていたロザリオを取り出した。視線を落とし、硬い表情でしばし逡巡するが]
……魔物の召使の贈り物なんか、一緒に埋葬するのは……本当は嫌なんだけどね。でも、これをどうするかは、私の決めて良いことじゃないよね。
[組んだ手にロザリオを握らせる] ……おつかれさま。ゆっくり、休んでね。
[労わる様に髪を撫で、最後に額に口付け、ヘクターの亡骸に別れを告げた**]
(181) 2010/06/23(Wed) 04時半頃
|
靴磨き トニーは、奏者 セシルに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 04時半頃
靴磨き トニーは、水商売 ローズマリーに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 04時半頃
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ああ……
[目覚めの吐息がひとつ]
――気のせい…… 左様でございますか、ならば結構、
――お可愛らしいことですね?
[囁くそれは、砂糖菓子のような甘い聲]
(*25) 2010/06/23(Wed) 04時半頃
|
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 05時頃
|
/* ヘクターの遺体周りのロールはやらない方が良かったかなぁ……。 自己満足気味になってしまって、申し訳なく思えてきました。
ヘクターは不快に思われたなら、エピでお叱り下さい。
(-41) 2010/06/23(Wed) 05時頃
|
|
[再び開かれた天の色の双眸に安堵したのは一瞬。 時が経つにつれ違うのだと思い知らされる。 男の顔に浮かぶ笑みは女が好んだそれとは違って]
如何もしないわ、セシル。 貴方が無事ならそれで良い……。
[薔薇の香気に誘われるかのように 女は白薔薇の唇に自らの其れを重ねた。 常なら甘い血の味が酷く苦く感じられ ツキ、と痛む胸を押さえながら女は儚く微笑む**]
(182) 2010/06/23(Wed) 05時頃
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[城主の甘く優しい囁き>>*21が鼓膜を震わす。 幾度となく繰り返された言葉がじわと染みて]
やはりお兄様にお任せすれば良かった。
[求めた白薔薇の変貌に女の心は追いつかない]
お兄様――… 私はまた、間違えてしまったのでしょうか。
(*26) 2010/06/23(Wed) 05時頃
|
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[甘い白薔薇の聲に心が震える]
可愛くなんて、ない…… 偽りは、…やめて……
[これは違う。 違うのだと自らに言い聞かせながらも 途惑いは隠せず上擦る音色]
(*27) 2010/06/23(Wed) 05時頃
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[ツキン、と、鈍い胸の痛みが女を苛む**]
(*28) 2010/06/23(Wed) 05時頃
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[上ずる声音を聞けば、吐息に笑みが混ざる]
……ああ、ではどんなお言葉でしたら、 信じていただける?
あなたのお望みのままに、 謳って差し上げますよ、お嬢様――……
[その声は耳触りだけは、まろやかでやさしい**]
(*29) 2010/06/23(Wed) 05時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 05時頃
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/* わりと狡猾。 誘惑楽しい。 ある意味優しいけど、率先的ミセルコルディア。 特殊能力薔薇。
ひどいな、わたし。 おじょうさま、ほんと、ごめんなさい。
(-42) 2010/06/23(Wed) 05時半頃
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[言葉を聞く眼差しは、どこか気だるげに]
――…お可愛らしいことを仰られる。
[冷たく柔らかな唇が重ねられれば、 舌に残る血の甘さに、うっとりと笑んで。
残るそれをも味わおうと、女の紅い口唇を一度舐めた**]
(183) 2010/06/23(Wed) 05時半頃
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−執事控室:黒薔薇の部屋−
[無慈悲なダガーの手入れをし、自ら捩った右手首の傷を手当し、一息つく。傷口が空気に触れるたびに、血を流すたびに、命の危機にも似た感覚を呼び覚まされるのだ。]
……生きている。 私の肉体は生命を持っている。 なんという悦楽だろう。 肉を捩り、血を噴き出し、痛みを感じる肉体がある……
[死体となった者の肉を思い出し、包帯を巻かれた自分の肉が血を流している様子と見比べ、思いを馳せる。]
……もっと、痛みを。 私の生きている証を。 極限の痛みの果てにある、理屈抜きのエクスタシーを。
(184) 2010/06/23(Wed) 07時半頃
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―煉獄― [聞き慣れた規則正しい音が聞こえた気がして、ゆっくりと立ち上がった男の手には、愛用の懐中時計―― 驚きを覚えつつも、その懐中時計に指先を触れた瞬間に、赤いものが滴り落ちて、懐中時計は黒く変色して、錆びてゆく。
――それは今の己の姿を表しているようで。]
……ははっ…きゃはは…
[煉獄に子供ような狂おしい男の笑い声。]
(+2) 2010/06/23(Wed) 07時半頃
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[手当てを終え、返り血を浴びた服を着替えると、白薔薇の部屋に続く扉を開いた。]
……白薔薇、入りますよ。[3度、扉をノックする。]
先程、私は旦那様に仕事を申し付けられましてね。手伝って欲しいというわけではありませんが、旦那様とお嬢様の護衛を……
[と、部屋の中を覗き見る。そこには、唇よ寄せる男女の姿があり、その周囲にはえもいわれぬ程に薫る薔薇の瘴気が広がっていた。]
………成る、程。成る程。よく分かりました。そういうことなのですね。 [喉を鳴らして小声で笑う男は、その様子をまじまじと見つめる。]
堕ちた天使とはよく言ったものです。私は神など見たことはありませぬが、天使たらいうものは今この場で初めて拝見致しましたよ。
「なんとも神々しいお姿だ」。
いいえ、天使様のお手を煩わせる訳には参りません。「従者は私ひとりになった」。その事実は、今ここにありましょう。
それでは、お嬢様、「白薔薇様」。ご機嫌うるわしゅう。
[くつくつと笑って一礼すると、黒薔薇はその場を後にした**]
(185) 2010/06/23(Wed) 07時半頃
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[ふと、
声が増える 増えた。]
――……セシル?
(*30) 2010/06/23(Wed) 08時頃
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薬屋 サイラスは、屋敷内を彷徨っていたが、ふと、立ち止まる。
2010/06/23(Wed) 08時頃
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―屋敷内・いずこか― [マーゴに口付けた後、好きだという衝動が
悲しくも、この身は欲望に変換する。 そのままでは、彼女を傷つけてしまう、そう思った時、 もう、逃げるしか、思いつくことはなかった。 どんなに彼女が自分を受け入れる言葉を言ってくれるとしても…… それで、彼女を屠ってしまえば、
もう、自分は完全に、違うものになってしまうような気がしたから。
いや、 もう、黒い衣服をつけ、城主のように生きるのであれば、 きっとそれが、この血に流れる記憶に沿って、生きるための方法…であると、
わかっているのに。]
(186) 2010/06/23(Wed) 08時頃
|
|
[そして、頭を振り、壁に背を当てて座り込む。 やっぱり荒い息遣いなのは、
息吹いた欲望が治まらないから。
同時に、頭に響いてくる声が増えたのも感じていた。]
――…白薔薇が……染まったか……。
[眼は閉じられる。*]
(187) 2010/06/23(Wed) 08時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 08時半頃
|
[声ならぬ聲が混じる。 よく知ったおと 瞼を閉じれば、其の先に 手元に置きたいと思った蒼天は色を変えて]
ふ……ふふ
[吐息の間で笑みを浮かべ、可笑しなことだと囁き零す]
(*31) 2010/06/23(Wed) 08時半頃
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|
私のローズ お前の望みは叶っただろう?
……セシル……目覚めたか
[愛しい そんな感情が魔物に存在するものか。 是は執着 朱に交わり染まる蒼がただ惜しいだけ 胸に渦巻く甘い痛みの説明を 誰も城主に授けてはくれぬ**]
(*32) 2010/06/23(Wed) 08時半頃
|
|
/*
いやぁ、何が大変って城主大変だよ。 ごくろうさま! ちゃんと従いますよ。なのでかっこよくヒールってくださいね。
(-43) 2010/06/23(Wed) 09時頃
|
|
─廊下─
わたくしも…、お伽噺だと思っていましたわ。
ずっと。 ──このお城に来てからさえ。
[兄の訴えを半信半疑で聞いた日のことを思い出します。 僅かに目を伏せるのは、続いて呼び起こされる記憶の所為。]
まあ、そうでしたの。 でも──…だから。
…あたたかい。
[伏目がちに懐かしく微笑むのは、ドナルドの優しさが心に沁みるから。 ふわりと優しく、手から心までも温もりが伝わるようで。>>142 痛ましげに向けられた微笑に、哀しい笑みが返りました。>>150]
(188) 2010/06/23(Wed) 10時頃
|
|
そうですわね。銀…。
[ベネットの言葉に思案するように小首を傾げ、やがて困ったように向けられた双眸を見つめます。>>145]
…ベネットさま?
───それは。
[青年が取り出したのは、華奢な装飾の銀のナイフ。]
(189) 2010/06/23(Wed) 10時頃
|
|
…っ、そんな大切な───!
[語られる由来に、はしばみの瞳が瞠られます。
──「この城に消えた」 その言葉は、何よりも雄弁に彼の姉の辿った末路を示していました。 ふる。と、首を振って、銀のナイフへと視線を落とします。]
ベネットさま。
あなたは、他にご自分を守れるのですか? このナイフが、姉君の唯一つの護りならば───
(190) 2010/06/23(Wed) 10時頃
|
花売り メアリーは、す。と、はしばみ色の瞳がベネットを見つめ
2010/06/23(Wed) 10時頃
|
…わたくしは、あなたから姉君の手を取りあげられない。
──、…姉君さまが…、きっと哀しまれますわ。
[向けた表情は、同情に似たものであったでしょうか。 時は違えど同じ境遇にある者として、ベネットへと緩く首を振ります。 ナイフを差し出す青年の手に手を添えて、そうして彼を見上げたのです。]
(191) 2010/06/23(Wed) 10時頃
|
|
ベネットさま。
…ありがとうございます。
[受取れぬと言いながら、顔に浮かべたのは精一杯の感謝と微笑み。 城内を満たす絶望と哀しみに抗うように、ただ儚い希望をのみ、強いて見つめて微笑んだのです。**]
(192) 2010/06/23(Wed) 10時頃
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花売り メアリーは、ランタン職人 ヴェスパタインの耳に会話が届いているなど露知らず──
2010/06/23(Wed) 10時頃
花売り メアリーは、執事見習い ロビンの笑みも未だ知らぬまま。**
2010/06/23(Wed) 10時頃
|
― 白薔薇の間 ―
[サイラスが座っていた椅子に、腰をかけ サイラスがそうしていたように、薔薇に手を伸ばして――
しかし、その刺に触れる事は出来なかった。]
わたくしの血は、流していけない―― 「そのとき」まで、決して…
[繰り返し言い聞かせられた言葉を呟いて。 ぎゅっと、自分の身体を抱く。]
(193) 2010/06/23(Wed) 10時頃
|
|
わたくしは、毒…だから――
[逃げるように去っていったサイラスの姿が 胸を酷く締め付ける。
人と触れあう事を避けてきたこの身体。 決して、誰も触れようとしなかった、この身体を 抱きしめてくれた、腕。
でも。その人もやはり去ってしまった。]
愛して…いただけないのですか……?
[俯いた、目蓋が熱い。 胸の奥が、痛い。]
(194) 2010/06/23(Wed) 10時頃
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小悪党 ドナルドは、花売り メアリーに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 10時半頃
小悪党 ドナルドは、記者 イアンに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 10時半頃
小悪党 ドナルドは、長老の孫 マーゴに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 10時半頃
|
[懐の、固い感触に気付いて。 そっと、硝子の瓶を取り出す。
手の中で傾ければ、さらさらと崩れる、淡いすみれ色。]
―― サイラス様は、わたくしに……
[もっと幸せに、と言った、その声。潤んだ青の瞳。 立ち去っていく間際の、苦しそうな、貌――
気付けば隣に、小さな匙をもった影がいて。]
……ありがとう…。
[匙を取って、瓶の蓋を開け 薄紫をひとすくい、口に含む。 舌の上に、苦さがじわりと広がっていく。]
(195) 2010/06/23(Wed) 10時半頃
|
|
……サイラス様。 わたくし、あのお方を、殺めます。
そうすれば、あなたはもっと自由に、なれますか…?
[運ばれてきた水を口に含む。 苦みが、流れて消えると共に、心が、晴れていく。]
わたくしに、残された命を、 ――あなたのために、使いたい…。
[それは、"お勤め"を果たす事でもあり。 自分が生まれてきた意味でさえあった。
ゆっくりと立ち上がり、白薔薇を一本手にとって、 棘に気をつけながら、胸元に挿す。
そうして、確かな足取りで歩き出した。]
(196) 2010/06/23(Wed) 10時半頃
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/* なんかこう、いろいろ苦しい理由付けですね。 死亡フラグ立てるのも、大変です…。
(-44) 2010/06/23(Wed) 11時頃
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>>185 [隣室の声も、ノックの音も聞こえていた、 けれど話しかける声に、漸く億劫そうに女に寄せた血の如く唇を離す。笑う黒薔薇へ返すものは、薄い笑み]
――よいのですよ、黒薔薇。 お仕事を一人でこなすのは大変でしょうし……、
あなたにそのように呼ばれては、 無用な警戒を招いてしまいます。
[首が枷をしゃらりとならし、 けれどそれに触れてももはや冷たさは感じない。]
(197) 2010/06/23(Wed) 12時頃
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―執事控室:白の部屋― [黒薔薇が去れば、白薔薇は立ち上がる。 女の前でも気にはせず、血塗れた装いを影に変えさせる。 白手袋まで常のまま、肌の冷たさは容易には伝わらない]
ああ……
[わずかな渇き、官能を宿すため息 その血への焦がれは今はむしろ心地いい]
――……少し、躯を動かしてまいりますね、お嬢様。
[流し見るような一瞥を寄せて、 白い燕尾の裾は羽のような残像と薔薇の香を残し、去る]
(198) 2010/06/23(Wed) 12時半頃
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/* 孫吊りならもぐもぐしにいってやろうかとおもってたけども。 サイラス襲撃は私のほうが良いんだろうか ローズがやりたいなら向かわせるけども。
しかし万一私吊りの日 出来れば……孫とメアリー以外に殺されたい というのはわがままか。 わがままだな。
(-45) 2010/06/23(Wed) 12時半頃
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/* 憎まれるキャラ作ってるからしゃーないんだが 憎しみだけ向けられても 中身が寂しい。
孤独に触れてくれるなら 城の住人にころされたら イアンにころされたら ベネットにころされたら どんなに良いだろうな。
現時点の話。
(-46) 2010/06/23(Wed) 12時半頃
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[重なり響く己の名の音]
おはようございます、旦那様――…
嗚呼、心根のかろやかなこと、 ―――…私は、今まで何に捕らわれていたのでしょう。
[失われたのは闇にあって尚、善美に焦がれる心 枷なき薔薇は、棘を恥らうこともない]
(*33) 2010/06/23(Wed) 12時半頃
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>>197 ……左用ですか。
[「無用な警戒」……その言葉を耳にし、黒薔薇は自分の鼓動が高鳴るのを感じた。]
私の仕事は、私にこそ相応しい「汚れ仕事」にございます。 己の牙で血を取り込むことができぬ「ヒト」の身故に、剣を用いることでしか血の華を咲かせられぬ、憐れな「ヒト」の。
[グラス1杯分の血液を失った心臓がどくりと波打つ。 愉悦と嫉妬の狭間で、強く、激しく。]
それでもおいでになりたいのであれば、どうぞ。
それから、お嬢様。 随分と「お疲れ」のご様子……どうぞ安全な場所でお休みくださいませ。
(199) 2010/06/23(Wed) 12時半頃
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ふふ…… つまらぬひととしての未練に囚われていたのかどうか 私はお前で無い故に、わからぬが。
良い目覚めを迎えたようだな 私の――…白い薔薇。
[蒼天は地に堕ちた。 胸を鳴らすこれは、其れを惜しいと思う何か。 けれど淫猥に囁く声音に曇りは無く 新たな眷属を歓迎している]
(*34) 2010/06/23(Wed) 12時半頃
|
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/* あら… サイラス様をセシルさんに襲わせるつもり…ですか? ひょっとして。
それならその、わたくし、どうしましょう……
(-47) 2010/06/23(Wed) 12時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 12時半頃
水商売 ローズマリーは、薬屋 サイラスに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 13時頃
水商売 ローズマリーは、小悪党 ドナルドに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 13時頃
|
[響く声、
そして、フロレスクは完全に落ちたか。 と、思えど、
それをもう何かいう資格はまるでない。]
――……
[声は出さぬが気配は伝わっただろう。]
(*35) 2010/06/23(Wed) 13時頃
|
|
はい、目覚めはとても心地よく、 感謝しております、旦那様――……、
[惜しまれたものを省みることはなく、 声はまどろむような甘えを滲ませて]
(*36) 2010/06/23(Wed) 13時頃
|
|
[男は、掃除道具を持って廊下を歩く。血の跡を指でなぞり、小さく息を吐いた。]
……本当に、お伽話のパンくずのようだ。 フェイクも用意しておらず……どういうルートを辿ったか、たいへん分かりやすい。まあ、子どもの時分からそんな知恵を身につけていたら、それはそれで末恐ろしい話ですけれどもね。
私は嘴は持てど、鳥ではないから食べられない。
……吸血鬼という種族になれば、此処は芳醇な香のするワインセラーか、或いは……
[血を啜るサイラスの様子を思い出し、意図せずぽつりと呟く。]
……目の前に餌をちらつかせては生殺しを強いる、拷問部屋のようなものか。
[床を拭く動きに合わせて、黒薔薇の腰に控えている無慈悲な2本のダガーが、不規則な音を*立てている*]
(200) 2010/06/23(Wed) 13時頃
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[何処かで己の名を呟いたような、声に]
――ああ、そうだ。 あなたへの感謝も、まだでしたね……?
きちんとお礼に伺いますよ。
(*37) 2010/06/23(Wed) 13時頃
|
|
―テラス―
[そして、宛てなく彷徨いつつ、格子の硝子扉を開ける。 高い位置にあるテラスに出た。]
ああ……
[思わず漏れるため息は、そこに世界は広がっていることを再認識したから。 この城だけではなく、外へ。
そう、幾人のものがここでそれを考えたのだろう。]
(201) 2010/06/23(Wed) 13時頃
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/* ごめんなさいね、ぐだらせて。 駄目な村建て(補です。
(-48) 2010/06/23(Wed) 13時頃
|
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/* わたくしが本気で死亡フラグを立てに行くと、 最上階一直線――→ なので、 城主様の動きを縛ってしまうのが怖いのです。
ああ、でも… やっちゃっていい、かしら…?
(-49) 2010/06/23(Wed) 13時頃
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|
[暗き空を見て、どくり、と身体がうずく。 いや、そこから落ちれば、人ならば命がない場所に
惹かれるのは、なぜか。
いや、違う、飛べるような気がした。 さきほど、飲んだ狩人の血が、 一層力を高めたのだろうか。]
(*38) 2010/06/23(Wed) 13時頃
|
|
――……ッ
[ふと響いてくる白薔薇の声。 微かに目を見開く。]
感謝?
[テラスで結果佇みながら…白薔薇の妖艶な声に眉を顰めた。]
(*39) 2010/06/23(Wed) 13時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 13時頃
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[焦がれた白薔薇から紡がれる音色は女の求めた音ではなく 甘い言葉を囁かれたというのに傷ついたような相貌をする]
――…変わらず留める事など出来ない。 貴方の笑みが好きだったわ。 案じてくれるその心は何にも代え難いものだった。
[触れた唇の温度も何もかも変わってしまったことばかりに 気がいってしまう]
…………。
[胸が痛むのは罪悪感からだ。 きっとそうに違いない。 そう決め込んで女は壊してしまった大切なものを想う]
(202) 2010/06/23(Wed) 13時頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 13時頃
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[物言わぬ気配を感じながら 白薔薇へと微かな笑みを送る]
感謝は、私ではなく……彼等に。 望みを叶えて遣るがいい。
(*40) 2010/06/23(Wed) 13時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 13時半頃
|
[裡に、ふと、白薔薇の声が響く。 ああ、彼が、フロレスクなれば、
闇にあっても、落ちぬのが理解できた気もしたが、
それは幻だったか、と思う。
また、そう、考える自分に苦笑い。
なぜ、自分はもう闇なのに、こんなことを考えるのか。]
(203) 2010/06/23(Wed) 13時半頃
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|
君は、もう フロレスクを完全に捨てたのだよな。
[しかし、問うてみたくて、そう声を響かせる。 城主やローズにも聴こえるだろうが。
聖なる血族にあって、落ちた彼の真の心裡はどうなのだろうと…。]
(*41) 2010/06/23(Wed) 13時半頃
|
|
>>199>>200 [その者が何を言っているのは、ほとんど聞いてはいない。 ただ鼓動の強く波打つをその耳は拾う]
――……いい、音ですね。
[呟いて、しばしその後を追えば――甘い香り 廊下に残る血の痕は、ああ、かつての友のもの。 触れた温度を思い出せば、途端、渇望が湧き上がり]
[薔薇の香は甘く漂いはじめる]
ええ、本当に良い香り。 ――ああ、けれど黒薔薇……
[指先がす――と、その首に伸ばされようとして、留まる。 熱を滲ませた眼差しは、眸の――己とは対照的な氷れる青を見る]
あなたは「いけない」のでしたね。
(204) 2010/06/23(Wed) 13時半頃
|
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[くすり、と笑みを残せば―― 白薔薇が次に向かうのは、この甘い血を存分に喰らった者の元]
(205) 2010/06/23(Wed) 13時半頃
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[三度のノック>>185に扉をゆるく振り返る。 其処には常通りとも見える黒薔薇の姿]
――…私に護衛など必要ないわ。 お兄様の事だけを最優先に……
[城主の力は女のそれより強くある。 けれど若しもの事があってはならないと 黒薔薇にそう告げて]
そうね……、少し疲れたのかもしれない。
[白と黒の薔薇を一度だけ交互に見遣り それでも嫣然とした笑みを刷いて女は闇に溶けた**]
(206) 2010/06/23(Wed) 13時半頃
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――案じる心など、 そのようなものは欺瞞です。
[女の声に思い出したように、 答えるはただの魔性の声]
ええ、感謝しております――お嬢様。 欺瞞を捨て去り、わたしは望むままにあれるのですから。
(*42) 2010/06/23(Wed) 13時半頃
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/* 発言が777ポイントな件
話の流れ的に綺麗なのはマーゴ吊り、か? サイラスに関連してるし。
俺ぁいつでも死ねるっちゃあ死ねる…… つか身の振り方が微妙な位置にいる。 基本方針:死ぬなら死ぬで満足いく死で。作戦あるならやりたいことあるなら手伝うけど、俺ぁ死ぬぜよ。っていう方針でいく、つもり、だった よ。
(-50) 2010/06/23(Wed) 14時頃
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―テラス― [同属の気配、ましてや 懐かしい血の匂いを漂わすそれは見つけるのは容易い]
――…そのように、 身を乗り出されては、落ちますよ?
[纏うは濃密な薔薇の香り、 それ以外はなんら変わらない。 ただ青い双眸だけが、昂まる渇望に濡れて輝きを増している]
(207) 2010/06/23(Wed) 14時頃
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――まだ、その名を紡ぐのですか?
[かつて抉られた心 けれどその柔い部分は失われて、ただ不機嫌そうに呟く]
[一度交わってしまった白は、 あとは容易くその色に染まるのみ]
(*43) 2010/06/23(Wed) 14時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 14時頃
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/* なんだかもう、ほんとうにぐだぐだで申し訳ないのです。 今日は、身代わりのあれこれもそうですが、 別件でちょっと落ち込んでしまっていて…。
はう…… ちょっと、のの字書いていて、いいですか?
のののののののののののののの…
(-51) 2010/06/23(Wed) 14時頃
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>>207
――…ッ
[来訪者には目を丸くせざるえない。 彼は、自分よりも、きっと能力は上だと、思った。]
ここから
落ちても、 魔物ならば大丈夫かどうか、試してみるのも?
[それは冗談には聴こえないかもしれない。 だが、濃厚な薔薇の香りは、外にあっても圧迫感があった。
その煌煌と光る眼も。]
(208) 2010/06/23(Wed) 14時頃
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君が君であった
その名というだけだ。
[ただ、同じ名を呟いても、 もう、それで揺らぐ彼はそこにはなかった。]
(*44) 2010/06/23(Wed) 14時頃
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/* あっ……… ドナルド様が来てくださいました…!(///∇//)
(-52) 2010/06/23(Wed) 14時頃
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――…私の、望み
[兄の聲>>*32に闇に溶けた女の気配が揺らぐ。 叶ったとも叶わなかったとも言わず]
愛しいお兄様…… 私が望むのはお兄様の傍にある事だけ。
[今はそれしか望みはないのだと切なく漏らす]
(*45) 2010/06/23(Wed) 14時頃
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貴方の施したものが欺瞞だったとしても――… 私にとっては違うものだったの。
[白薔薇の聲にぽつと紡ぎ]
感謝ならばお兄様に…… 全てはお兄様の為に在るのだから……
(*46) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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[そして、相変わらず耳端に聞こえるのは、ローズの城主に対する愛慕だろう。
いつでも、憂いを持つ彼女を血をもらったことが、 自らには影響しているのだろうか。]
ああ
[城主の孤独、ローズの憂い 彼らは通じ合っているように見えるのに、 それでも、
なぜ、幸せにはみえない?]
(*47) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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/* わがまま言えるなら 友人らより早く死にたいもんだ。
(-53) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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―食事の間― [ベネットの差し出すナイフを、形見の品をメアリーが拒んで― 果たしてそれからナイフはどう動いたか。 男は行方を最後まで見守ってから、その会合から抜け出した。 そして向かうは詩人が死んだ場所、食事の間。 その部屋はいまだに血の―何か催的な甘さを持つ香りが満ちていた。
かつて詩人が座っていた席に腰掛けると 影にワインボトルと2杯のグラスを所望して]
いつかの約束を果たさなきゃ男が廃るってもんよ。特に女との約束はな。
[紳士だし。 と反応を返さぬ影に語りつつ 心に浮かぶのは開幕の夜、飲酒を窘めたあの女**]
(209) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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――……感謝……。
[ローズが感謝を兄にという。 そう、さきほど、セシルが呟いたその言葉。 それが、理解できない。]
[ああ、それとも、彼らは、望んでそうなったというのか。 それほどに、人間であったころが…。 なれば、
自分がこの中で異質なのは認めざるえない のか。]
(*48) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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>>208 [魔性はゆるりと音のない足取りで近づいて]
――……おや、 その口ぶり、
人を勝手に 庇って おいて…… 自分だけは、死にたい のですか?
[すぅ――と、目を細める] [かつての望みなどもう残ってもいないのに、 揺らいだ感情の残滓だけが、淫靡な薔薇の香を強くする]
(210) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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そうか? ……ならば傍へ来るが良い、私のローズ
[切なげなローズマリーの聲 ひとで有った時の迷いを捨てた白薔薇の聲 未だひととしてのこころ捨てきれぬ風の、薬師の聲 城主は増えた囁きに耳を傾けながら、淡い溜息を洩らす。
何でも持っていると、あの子供は言ったけれど 満たされても満たされても 必ず其の後に訪れる深い虚無感 ヘクターは最期感じ取ってしまったのかもしれない 闇よりも深い絶望の味]
何時でも――…私はお前を案じているのだから。
[言葉は簡単に口にする事が出来る。 案じるという行為を真に理解出来ずとも**]
(*49) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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/* 文章上手く繋がってない気がするけど 見直す時間がないんだすまん>< ノシノシ
(-54) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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>>210
[空気が、噎せるほどの芳香に…… それは完全にこの場所を彼が制していることを示す。]
庇った……ああ
でも、あの時は、君が死にたいなんて、 知らなかった。
[それは、言い訳に、なるだろうか。 ただ、その口ぶりは、 あきらかにいままでの彼ではなく……。]
君の意にそぐわなかったのなら、すまなかった。 じゃ、どうすればいい?
君を殺せばいいのか?
(211) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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― 客間・自室 ―
[あてがわれた部屋で、荷物を開く。 僅かばかりの持ち物の中から化粧の道具を広げ、鏡に向かう。
唇に紅を乗せ、爪に朱を置く。 さっと薄桃のチークをはたけば 鏡の中にいるのは、毒に侵された徒花ではなく 未だ手折られぬ、たおやかな百合。
ドレスは黒のまま、純白の長いヴェールを被り 部屋を出て、階段へと向かう。]
―→上へ ―
(212) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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/* あ……いけない。 自害用の短剣を持って出るのを忘れてしまいました。
わたくしったら…。
(-55) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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[人には聞こえぬその聲に、返す口唇が音を紡ぐ]
あなたが私を―― 私の名を、 ……惜しむ由縁などないでしょう?
[甘くどこか切なげにも響く、幻奏]
嗚呼――、 いいえ、でも感謝しているのですよ。 “薬”の処方にも、お礼をしなければなりませんね。
[>>211 身を寄せれば、指先はつ――っと首筋に伸ばされて]
(213) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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/* ああ、これ空中吸血したい…! と、ばかなことをおもいつくぼくだった。
(-56) 2010/06/23(Wed) 14時半頃
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>>213
君の名は、 知っているものであれば、みな…
[どこか懐かしい旋律にも似たその声に返そうとしたとき、 すっと伸びた手が首を捉えようとすること、
そのまま、青色の眼で見た。]
――……こんな血でいいのか?
(214) 2010/06/23(Wed) 15時頃
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薬屋 サイラスは、同属の血には、反応しない自分に、気がつく・・・。
2010/06/23(Wed) 15時頃
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>>214 [その沈む水の色を誘惑するのは、血の悦びだけではなくて。 白薔薇の双眸は、重たげな睫毛を震わせて―― 先の記憶を呼び覚ますように、熱い吐息を首筋へ]
血ではなくてもあるいは、
―――赤と 白と――
[首筋をなぞった指先は、一度下肢へと下りる]
……どちらがよろしい? 処方していただいた時は、両方 していただきましたけれど。
[捕食者となった白薔薇の片手は、優雅に男の身を抱いて。 問うてはみたけれど、首筋から漂う血の、懐かしい匂い――]
(215) 2010/06/23(Wed) 15時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 15時頃
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[指がなぞる場所。 拒絶することはない。
自分は、噛むことは赦されていない。 彼はそうならば、そういうことだ。
もう、 人ではない。]
――……好きに、するといい。 それが君の薬になるなら……。
[絡みつく手、首筋に牙が埋まるのであれば目を閉じて……。 その血は彼の友人の匂いも濃く持ったままだとは、自身では気づけず……。
下肢に降りた指には、びく…と身を震わせる。]
(216) 2010/06/23(Wed) 15時頃
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>>216
薬?――いいえ、ただの戯びです。
[震える身には哂う、 戯れのように指先は下肢をなぞって]
――もう少し、嬉しそうになさっては? あんなに夢中になって、私を貪っていらしたくせに。
[かろやかに跳躍すれば、男を抱えたその身は柵の上、 紅の月へ、男の首を捧げるサロメのように指を絡める]
目は閉じないで――…
[白薔薇の乙女がごとき微笑] [けれど一度首筋を舐め上げるつめたい舌の、淫ら]
(217) 2010/06/23(Wed) 15時半頃
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……あ
[煽る言葉を聴きながら、否定に考える。 ああ、そうか……。
薬を求めているのは、自分、
なのか?] ――…ク……
[そう、何か理解したとき、身体が宙を舞って、]
――……ッ
[柵の上、首筋の舐られながらも目は開けずにはいられない。 ひやりと、全身につめたいものが走った。それはきっと怯えた表情をさらけ出すことになる。]
殺す のか?――………うぁ………くッ
[問い詰めると同時に、身体に与えられる愛撫に身をすくめる。]
(218) 2010/06/23(Wed) 15時半頃
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/* むらはつの、ほんかくてき、らぶらぶしーんですね。
(*/∇\*)きゃーーーっ………(/ω・\)ちろっ
(-57) 2010/06/23(Wed) 15時半頃
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/*
なんという野外プレイ寸前。 そして、なんという受け受けしいサイラス。
うん、セシルがんばれ、がんばれセシル。
なんか、右っぽいのって楽d(何
(-58) 2010/06/23(Wed) 15時半頃
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/*
まぁ、あれだな、エロはセシル プラトニックはマーゴ
でもローズや城主の怒りはこれで買えるかな。 襲撃されるの、楽しみです。 みんなでやっちゃってもいいんだy(まぞかtt
(-59) 2010/06/23(Wed) 15時半頃
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|
[問い詰めるような言葉に、唇は一度離れて]
だとしたら? うれしいのでしょう? どうしてそんな顔をなさるのですか?
――…なんて、救いがたいのでしょうね
[そしてその首に牙を埋め込めば、甘い芳香。 男の身にもたらされる吸血の快楽、
二つの影はぐらりとゆれて、紅の月下の夜を、落ちていく――]
[白薔薇は知っている] [己の身がいともたやすく重力に抗えることを]
(219) 2010/06/23(Wed) 15時半頃
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/* 空とんだーーーー
びっくりしt
空中吸血、なんだってー
(-60) 2010/06/23(Wed) 15時半頃
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|
[これは女が失った記憶の一欠片。 今は城主とメアリー・トレメインだけが知りうる記憶。
人だった頃の女の世界は今と変わらず狭かった。 住まう屋敷と白薔薇の庭園だけが彼女の知る世界。 生まれつき身体の弱かった女は外の世界を知らない。 白い薔薇と幼い兄妹と家族だけが心の慰め――。
医師からは二十歳までは生きられぬと宣告されていた。 けれど女はそれを嘆かず全てを享受していた 残る時間が長くなくとも女の心は満たされていた。
白い薔薇の花束を贈ってくれたサイモンとの思い出も 栗色の髪に花を飾ってみせた幼いメアリーとの思い出も 女が失ったしあわせだった頃の記憶に他ならない]
(220) 2010/06/23(Wed) 15時半頃
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[――美しくも哀しい魔性との出逢いは偶然か必然か。 何時しか女の姿は白薔薇の庭園から失せていた。
家族のことも サイモンのことも メアリーのことも
魔性に抗った記憶さえ消えうせて
大事なものを失ったことだけを感じながら 再び目覚めた翡翠は美しい魔性に心囚われる]
(221) 2010/06/23(Wed) 15時半頃
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>>219
――……あッ
[落ちる、そう思ったのと同時に、首に埋め込まれた牙から広がる快楽。 それは、ローズに齎された時を思い出し、それを忘れるほどの……
甘いけど、強烈な感覚で…。]
ひぅっ………
[身体全身に走るのは、抜き取られる冷たさだけではなく……。]
――……ッ
[同時に落下で頭から血は抜けていくようで……。 そう、死ぬのかということすら、ぼんやりと…。]
(222) 2010/06/23(Wed) 16時頃
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――…お兄様。
[今すぐにでも向かいたい衝動に駆られながら 女は甘く切なく名を紡いだ。 兄の傍にある気配を影が伝える。 女は何もかも心得た風に]
お客様との戯れを中座させるような無粋…… 私には出来ません。 愛しいお兄様…… 如何かお愉しみになって……
[案じるという兄の言葉を素直に受け取る。 たとえ、真に理解されずとも 時折掛けられるその聲が女には嬉しかった]
(*50) 2010/06/23(Wed) 16時頃
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[男の小さな悲鳴を聞けば、 血を滲ませた口唇が微笑み、吸い上げる血の一滴が零れた]
―――…ふふ
[落下の感覚がふわり留まる、 白い燕尾の裾を羽のごとくひるがえして降り立つ、枯れ果てた庭園の中。抱いた男の首筋を、一度舐めれば噛み傷は消える]
[壊さぬように――と加減して与えられた魔性の血、 懐かしい匂いの血と共に、その魔性の血で喉を潤せば――]
[己が裡でまた、闇の薔薇がまたひとつ花開く]
――白も、施してさしあげましょうね?
[乱れた髪もそのままに赤く滲む口唇を舐める。 漂う淫靡なる芳香、快楽に浸された男に触れようと、 白薔薇はその手袋を外した**]
(223) 2010/06/23(Wed) 16時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 16時頃
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/* セシルさん、なんてところで寸止め!
(-61) 2010/06/23(Wed) 16時頃
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/*
ドナルドが遊んでくれそうな気配であってるのかな。 折角だから半狼さんたちと絡みたいよね。 赤がべったりすぎるとあれでそれだろうし……
なんていいつつ、兄に依存しすぎな妹。 いや、傍にいる時間は短くしてる心算だけど。
(-62) 2010/06/23(Wed) 16時半頃
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>>223
[吸血の虚脱感、落下の事実、それと施された快楽によって、失いつつあった意識。
だが、完全にブラックアウトする前に、地上へと彼は降り立った。 朦朧とする中、そのままぐたりと身は白薔薇に預ける。 ただ、それでも甘い芳香に犯された身体は、そのままで、地上に横たえられる時、やはりすっと唾液が落ちた。]
――……あ、ぐ……ッ
[見えるのは、白薔薇の淫靡な笑い。 そして、その両手を護っていた手袋がはらりと落ちる。
もう、目は閉じずにはいられなかった。**]
(224) 2010/06/23(Wed) 16時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 17時頃
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― 食事の間 ―
[闇に溶けていた女がじわりと滲むように姿を現す。 其処に足を向けたのは食事を求めての事ではなかった。 ――怪我をしていた大きな迷子が気に掛かっただけの事。
女は入り口からゆっくりとドナルドの方へと歩み寄る。 その口許には微かな笑みさえ湛え 何事も無かった風に純白のドレスを揺らす]
――…本当にお酒が好きなのね。 怪我の具合はいかが……?
[首を傾げ問う様は少女の名残を残すよう。 席にはつかぬまま二つのグラスを眺め微かな吐息を漏らす**]
先約があるのかしら、ね、紳士さん……?
(225) 2010/06/23(Wed) 17時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 17時半頃
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/* サイラスVS孫で心中とかどうだろう。 と思ってみる
(-63) 2010/06/23(Wed) 17時半頃
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ふふ……お前の心遣いがこそばゆい。
[薄く笑みを浮かべ、聲を返す。 ローズマリーに呼ばれる度、胸に広がる薄い膜 不快ではない其れは何と名のついたものか]
嗚呼 そういえば……私には愉しまねばならぬ義務があったか。 宴の捧げものはどうしている?
あれも、私への捧げものと言うわけではあるまい。 寂しければ其れと戯れていても構わぬぞ。
[ふと思い出した葬列の娘の顔。 けれどあれには毒が混じっている。 純血たる己は恐れるに足らぬものではあるが]
(*51) 2010/06/23(Wed) 17時半頃
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私のローズならば恐らく問題有るまい。
……サイラスは、白薔薇は、どうなのだろうな あれの血を飲み干す事は 出来るだろうか。
[愚かな人間が作り出した哀れな娘。 ひとの毒が効くとすれば、未だなりきれぬ眷属か。 思考は聲となり零れ落ちる*]
(*52) 2010/06/23(Wed) 17時半頃
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/* メモで相打ちどうよーと言うのも野暮だと思ったので RPで申請してみます。 意図読み取って頂けるかしらどうかしら。
(-64) 2010/06/23(Wed) 17時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 17時半頃
薬屋 サイラスは、水商売 ローズマリーに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 17時半頃
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/*
じゃ、マーゴ吸って死ぬこともできるわけだ。それでいくか。
(-65) 2010/06/23(Wed) 17時半頃
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[贄の娘は、静かな、弛まぬ足取りで上を目指す。 上へ。さらに上へ。
だが、その途中。 頬に風を感じて、立ち止まった。
視線を動かせば、テラスへと通じる硝子の格子戸が開いている。 風に誘われるようにそちらへ歩み テラスへ出る。]
(226) 2010/06/23(Wed) 17時半頃
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― テラス ―
[久しぶりの風だった。 中庭を、森を眼下に見下ろす場所で 娘は深く息を吸う。
黄昏の霧に包まれたこの城でも、 風はなお、遙かに続く世界を感じさせた。
ゆらりふわり。 純白のヴェールが、風にたなびく。]
(227) 2010/06/23(Wed) 17時半頃
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花売り メアリーは、薬屋 サイラスに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 18時頃
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/* 誰かが気付いて話しかけてくれるならそれでもいいと思ってますし、誰も来なかったらそのまま最上階にいこうと思っていますが、そういう待ちって、拾われにくいのでしょうか?
と、ぼんやりしながら。
本当はサイラス様に食べて頂きたいのですが、 連日構って頂いているので、あまり負担をお掛けしても… というのと、それだとマーゴがここに来た目的が 全く果たせなくなってしまうので…。
(-66) 2010/06/23(Wed) 18時頃
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/* わたくし的妄想展開としては、
城主様に食べてくださいとお願いしに行く →城主様にもてあそばれたあげく、 サイラス様(暴走バージョン)に食べられてしまう
もしくは
わたくしが食べられるのをサイラス様が見せられてしまう →サイラス様が暴走して、どなたかに殺される
…といったところですが――
いずれ、なるようになりますでしょう。 (←てきとう)
(-67) 2010/06/23(Wed) 18時頃
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―庭園―
[白薔薇の芳香がすっかり移りきった身体、立ち去った薔薇の姿は追わず、そのまま、ぼんやりと枯れたそこに佇んでいた。
これから、どうなるのか、わからない。 ただ、もう、
人ではない、それを、 理解して……。
生きるのか、死ぬのか、 を考える。]
(228) 2010/06/23(Wed) 18時頃
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薬屋 サイラスは、乱れた服のまま、また城の中に入っていく・・・。
2010/06/23(Wed) 18時頃
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―サイラスの部屋―
[戻るのは、自分の部屋。 ヘクターの遺体は片付けられていた。
寄り添う影が服の乱れを直そうとやってくる。 それを制止して、
白薔薇の芳香を漂わせたまま、薬鞄を開ける。]
ああ……
[ふと、見ると、ヘクターのものか、スキットルが転がっていて…手にとった。 そして、躊躇せず、中身を飲み干していく…。]
――……渇く……。
[薔薇の匂いと、アルコールの匂いが混じり、 血の残り香もそれに立ち込めるか。]
(229) 2010/06/23(Wed) 18時頃
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/* そういえば、わたくし、またナイフを調達し忘れましたわ。 あってもどうと言う事はないでしょうけれども。
影さんにお願いして、持ってきて頂きましょうか…。
(-68) 2010/06/23(Wed) 18時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 18時半頃
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[白薔薇から差し出された指>>204を、目を細めて見つめる。]
……ええ。「いけません」。 私はまだ与えられていないのですよ、「白薔薇様」。
[そして、熱を帯びた白薔薇の眼球に、己の視線を合わせる。]
私は下賤な人間――そして備蓄された「食糧」のひとつでございます。それ故に、私はこの血に「潜む」芳香を感じ取ることができない。肥え太らされ、旦那様やお嬢様が美味しく召し上がる、その日まで。
……或いは、この私にはその日すら与えられぬのかもしれない。
全ては、旦那様のご意志ひとつ。何とも残酷な話でございます。
[忽然と微笑む白薔薇を見つめ、淡々と言い放つ。 しかしその鼓動は嘘をつけず、激しい鼓動を鳴らし続ける。]
(230) 2010/06/23(Wed) 18時半頃
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[白薔薇がその場から離れるのを視線で追い、黒薔薇は血の跡の片付けを再開する。
[黒薔薇の鼓動は、いっそう激しさを増してゆく。
――『あなたは「いけない」のでしたね。』
その言葉に、白薔薇の優越感と選民的な思想が見え――或いは、単に黒薔薇がそう感じただけか――彼の胸に深い闇が渦巻いた。
肥え太らされている時間がもどかしい。何故、白薔薇が選ばれたのか。何故、まだ自分は飼い慣らされているだけなのか。
嫉妬、羨望、憎悪――… 彼らの仲間になりたいわけではない。元より自身が誰かを心から信頼する類の人間ではないことを、彼自身よく知っている。
――この「痛み」には、「悦楽」が伴わぬ。 そのことも、彼自身よく知っている。 ]
[奥歯をギリギリと噛み、白薔薇が通っていった場所を憎々しげに睨み付ける。だが、その歯は未だ、人間のそれのまま――**]
(231) 2010/06/23(Wed) 18時半頃
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―食事の間― >>225
[影が届けたワインとグラスをテーブルにセットして そして刺青がじわりと疼く。
振り返ればそこにはローズマリーの姿。 口許に浮かんだ微かな笑みに瞬間見惚れ] …ぁ、ええまあ。 肩も気にはならない位に。
先約も何も、ローズマリー嬢を誘おうかと思ってたんすよ。聞いてみたいことがありますし。 お時間さえありゃあ、いかがすかね。
[そう言って空いている席を示す。 言い辛そうに口に出すのは] …すいませんが、この敬語止めたら気に障ります? 喋りにくくて適わねーんすよ。
(232) 2010/06/23(Wed) 19時頃
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[城主の声が聞こえる。
毒華も、城主やローズには効かぬだろうと。]
(*53) 2010/06/23(Wed) 19時頃
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―サイラスの部屋―
[そして、部屋で、一人、薬鞄をあさりながら…。 吸血鬼たちの囁きも聴く。
その内容に眉を寄せた。]
マーゴ……。
[彼女は、毒となったのに自分は関係ない、と言った。 だけど、そんなわけはなかった。
人であっても、人であらずとも、 彼女のことをそのままに、するわけには、
いかなかった。]
(233) 2010/06/23(Wed) 19時頃
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>>224 [手袋をはめなおしたその指先を添えて、 白薔薇はいずこかに、口唇で刻印を落とす]
……ええ、感謝しているのですよ、本当に。
[快楽の余韻を消せば、浮かんだ微笑は清廉なもの。 かつてのフロレスクの余韻を気まぐれに、滲ませて。
しかしただ終焉を待ち望んだ絶望は、 いまや白薔薇のものではなく――男の裡に]
あなたにミセリコルディアが訪れますように――
[慈悲の刻印を刻めば、 艶やかな芳香と共に男を残して城内へと去った**]
(234) 2010/06/23(Wed) 19時頃
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|
[そして、薬をそこで調合しはじめる。 自分でなした毒素沈着を解く薬を……。
そう、彼女がここから出れるのであれば、 その先、長い人生が送れるように………。]
――……
[そうすれば、彼女にだけは、 吸血鬼ではなく、
薬師のままで、いられる。 そんな、淡い、
淡い想い。]
(235) 2010/06/23(Wed) 19時頃
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長老の孫 マーゴは、風の中、小さくサイラスの名を呼んだ**
2010/06/23(Wed) 19時頃
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[注がれる眼差しが心地好かった。 ドナルドに向けた表情は花が綻ぶかのように鮮やかになる。 この魔性が人に惹かれてしまうのは失った過去への郷愁。 人であった頃を知らず懐かしみ求めてしまう]
それなら良かった。 痛むと言ったら、また小言を言おうかと思っていたの。
[テーブルに置かれたワインを視線のみで示し]
――…ふふ。 貴方が誘って呉れるのなら喜んで。 聞きたいこと、って何かしら……?
[ドナルドの示す対面の席にふわりと腰を下ろし 続く言葉には思わずくすくすと愉しげに声を漏らした**]
敬語なんて必要ないわ。 此処には咎める者なんていないのだから、 貴方の喋りやすいように。
(236) 2010/06/23(Wed) 19時頃
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[そして、閉じこもってからいくらか時間がたったあと、 また新たに調合した薬瓶を持って、部屋から出る。 その姿は、乱れたもののままだった。
鎖骨の下につけられた慈悲の刻印も、>>234 本人には見えぬもの。
ただ、視線は、葬列の乙女。マーゴの姿を探し始める。]
(237) 2010/06/23(Wed) 19時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 19時半頃
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[何処へ、と足を定めかけて、 血の跡の片付けられた廊下の余韻にふと思い出す]
ああ…… ふふっ
[>>230 擽るような言葉を投げかければ、 狂おしく鳴り響いた黒薔薇の鼓動。 あの胸の奥、どんな醜く薄暗い感情が渦巻いているのか。
それが向けられることに、愉悦を感じる。 邪気のない微笑を浮かべれば、 常と変わらぬ様子のまま、薔薇の香の紛れる広間へと足を運ぶ**]
(238) 2010/06/23(Wed) 19時半頃
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>>236
[ローズマリーの表情は先ほどの憂いを帯びたかのような微笑みが、一転して花咲く笑顔になる。 その変化の理由が自身の表情とは気付く訳もなく、 笑顔を見つめていられずに誤魔化すようにワインを注いだ。
質問を逆に問われてもすぐには言おうとせず 座ったローズマリーの手に触れるよう手を伸ばして]
ああ、良かった。 敬語なんて使わねーから息が詰まってて。
[手に触れる事が出来なければ、初対面時に手にキスを落とした事に言及する]
ローズマリー嬢、 お嬢さんも……吸血鬼、なんだよな。 [手の冷たさ、刺青の疼き、息苦しさ。 城主程ではなくとも感じられる。 紡ぐ言葉は独白にも似た囁き] お嬢さんは城主サマよりかは人間らしく見えるんだが。
(239) 2010/06/23(Wed) 19時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 19時半頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 20時頃
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―自室―
[城主に引かれるがまま連れて行かれたのは自身の部屋であった。 名簿を仕舞いこんだ文机をちらと見る。どうせ所在などばれているだろうに]
人の身で居させていただけるなら、有難い――
[そんなものだ、と思ってしまえば、案外力なんてあっさりと抜けてしまうものだ。 どんな恐怖が与えられようと、 どんな悦楽が与えられようと、 それが極限にまで死に近いものだったとしても、
ただ、受け入れるだけ。
己の命の所有権すら、既に青年のものではないのだから]
(240) 2010/06/23(Wed) 20時頃
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/* 頑張って早く戻ってきました。
どこかでナイフを手に入れようかと思ったのですが、 よく考えたら、ドレスでは隠す場所がありませんね。
ガーターに挟むのは…ちょっと刺激的でしょうか?
(-69) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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[注がれたワインのグラスに手を伸ばそうとすれば ドナルドの手が触れる。 自分とは違うあたたかくも大きな手]
紳士は大変ね。 ――…嗚呼、やっぱり。 そうやって話して呉れた方が嬉しいわ。
[止んだ敬語にそんな感想を漏らした。 確かめるような問い掛けに僅かに困ったような微笑]
貴方が知っている通り…… 私はお兄様と同じ吸血鬼。 人の血を喰らう魔物でしかない。
[そう紡いだ声は感情の乏しい淡々としたもの]
人間らしく、見える……? そんなの……、きっと、貴方の、気のせい……
(241) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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―客室廊下―
[そして、葬列の乙女の姿を探す男の姿を見るものもいただろう。 話しかけてくるものがいれば、マーゴの所在を聞いて…。]
ああ、そうか。
[それから、一旦冷静に考えて、影の存在にその所在を案内してもらうことになる。]
――…上へ? 最上階?
[それは、城主の部屋……。]
くっ……。
[それは駄目だとばかりに、階段に足をかける。]
(242) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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[毒は、城主には、おそらく効かない。 なれば、もし、その身を捧げたとしても、
彼女の人生には何の意味も残らなくなる。
それは、させたくなかった。]
(*54) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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―イアンに与えた客間― [>>240あの場では寛げぬと、彼に与えた部屋へつれてきた。城主の通る後には、消しきれぬ僅かな血のにおい]
今は未だ……人のままで。 記者といい詩人といい、おかしな人種は嫌いではない。 あの黒薔薇のように傍においてやっても良かったのだ。
そのまま、人のままでと思う反面 壊し、乱してやりたくもあるのは……
[恐怖を与えるのでは足りぬと思った。 白い手を彼ののど元から胸へと這わせ、其の道筋を辿るように唇を寄せる。一時の快楽はただ、ひとの身が受け止めきれるだけのもの。 僅かに物足りなさすら残す行為を終え、城主は彼を振り返る。 ランプの明かりにさらさらと揺れるアメジスト]
執着心とは、難儀なものだ。 お前にまで懐かぬようにせねば、な
(243) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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葬列の乙女が来ても、
食らわないでくれませんか。
[そして、そう城主に願いの言葉をかけてみる。 無駄なことだとはわかっていても…。]
(*55) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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― テラス ―
[やがて。
広がる景色へ、深々と頭をさげて 再びテラスの硝子扉を潜る。
暗い城内に戻れば、さらに上へと続く階段を見上げ、 ゆっくりと登りはじめた。
だがその途中、なにか思い出したように足を止めて、 近くにいた影へと、なにごとか頼む。]
(244) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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― 階段 ―
[やがて、影が持ってきたのは、小さな鞘付きのナイフ。 掌に収まるほどの長さのそれは 家を出るときに持たされたもの。
いざというときの、守り刀として。
鞘を払えば、鋼の刃が鈍く光る。
それを確かめて鞘に戻し 鞘ごとガーターに挟み込んでおいた。]
(245) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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[城主の囁きが女の耳朶に心地よく響く。 薬屋が愛慕と感じた其れさえ女自身は気づけずにいた。 指摘する者さえ居なかったのだから其れを意識する事もないまま]
――…哀しい事を仰らないで。 愉しまねばならぬ“義務”ではなく お兄様には愉しむ“権利”があるのでしょう?
捧げもの………? 嗚呼、そういえばそのような娘もいましたね……
[あまり興味がなかったのかそう呟き]
お兄様が問題無いと仰るならそうなのでしょう。 だって、誰よりも私の事を知っているのはお兄様だもの。
(*56) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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[婚礼衣装のようなヴェールを被り、最上階へ向かう 葬送の娘の様子には、気付いている。 彼女が最上階へたどり着いたとしても 其処には影が立ちふさがるのみ。
城主は其処に居ないのだから]
(*57) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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― 階段 ―
[ そうしてまた、ゆっくりと階段を上りはじめる。
城主の部屋があるという、最上階を目指して ]
(246) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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[血を与えし眷族の願いが聞こえた]
――…欲しいの? それとも、あの娘を憐れんでいるの?
[それだけを問うて。 女は兄の意向に従うのみ――]
(*58) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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葬列の乙女を、喰らうなと? ……私に命令か。
[サイラスに薄く笑みを混ぜ答える。 同時、ローズマリーの呟きに、柔かな声をかけた]
そう……私には全てを手にする権利があるのだったな。 葬列の娘は、黒薔薇が気をつけろと。 ……しかし人の毒が私に効くはずが無かろう。
私の血を幾度も分けたお前とて、同じ。 ただ、万一があっては……困るな。
早々に処分しておくか?
[眷属となった薬師の願いを聞きながらも、冷たい提案を口にする]
(*59) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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/* やっちゃいました。>ガーターにナイフ
ガーターベルトではなくて、ガーターリングとかリングガーターとか言うもののほう、らしいですよ。 簡単に言えば、太股あたりで靴下を留める、ゴムの輪っかみたいなものです。
服を脱ぐと、丸見えですね。
(-70) 2010/06/23(Wed) 20時半頃
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>>*58
――……ッ
[ローズマリーの言葉に、まともに動揺をみせる。 欲しいのか、哀れんでいるのか。
ああ、こんな自分であるのに、 それは二つとも、思える感情で……。]
――……ッ
[ただ、苦しげに息をつく音。]
(*60) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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/* 自分の文章僧職が、まだまだだと感じる事があります。 >改行とかスペースとか。
もっと美しく、発言を整えてみたいですね。
上手な方のものを見かけては、まねしているのですが なかなか思ったようにいかないのと、 そもそも上手な配置を思いつかないのと かなり時間が掛かってしまうのとで
なかなか実用レベルには遠いです。
(-71) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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/* ああ、誤字……orz
ここに来て、こんなに独り言が増えるのは、 やはり緊張しているからなんでしょうね。 落ち周りは、個人的クライマックスですから…。
いろいろ無理を言ってしまって みなさまにはごめんなさいなのですよ。
でも、謝るのは後にして 好き放題させていただきます。
(-72) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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>>*59
[処分、の言葉には目を見開いて…。 唇を噛み締める。]
(*61) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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[悦楽が終わる。 どっと力が抜ける心地がして――実際抜けていた。意識まで溶けだしてしまうかと思ったが、物足りなさも相まってか、それはただの錯覚だったらしい]
永い間生きていらっしゃると聞きましたから。 すっかり、そんな――執着心なんてものとは、無縁のお方だと思っていましたよ。
[酩酊から抜け切れてはいないものの。 そんな風に言葉を紡いで、笑う。――嗚呼、笑えるとは]
懐かせるのではなく、懐くのですか?あなたが……俺に?
[胸元のボタンを留めながら、ゆっくりと首を傾げた]
(247) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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――…ええ。 義務ではなく権利なのです。 私を好きにして良いのもお兄様だけ。
[柔らかな兄の聲に女はうっとりとした様子で]
黒薔薇が気をつけろ、と……? あの者はよく働いてくれること…… 人の毒がお兄様に効かずとも 毒を得た血はお兄様のお口には合わないのでは?
[案じるような聲は無論兄のためのもの]
私に異論はありません。 お兄様の為の捧げものなのだから お兄様のお気の向くままに。
(*62) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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/* さて。 サイラス様は、私が城主様の部屋につく前に追いつくおつもりでしょうか。 それとも、城主様とお会いしている最中に、乱入なさるおつもりでしょうか。
後者の可能性の方が、少々高いですわね。 そろそろ、行きましょうか。
(-73) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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[途中、吸血鬼の囁きに、唇を噛み締める。]
ああ、いいえ、そんな……。
[階段を上る足が止まり、俯き、呻く。]
(248) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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――――……
[白薔薇のひそやかに微笑う気配]
(*63) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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[サイラスの動揺が、伝わる]
――…嗚呼。
[苦しげな吐息に呼応するかのように 女の胸が僅かに痛む。 引き摺られそうになる感情を抑えようと 女の柳眉が一瞬微かに寄せられた]
(*64) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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>>241
[拒まれなかったその手は、 先ほど触れたメアリーを思い出させる滑らかさと 地下牢で触れた城主の冷たさを思い出させる。
彼女が浮かべた微笑も直視できず―直視したら、なにがおこるのか― 淡々と零れおちる言葉を、彼女の手を見つめながら聞いた。]
やっぱり冷てー。
気のせい、っていう割にゃあ 間があいてるぜ。お嬢さん。 そういう所も含めて、人みたいだ。
なあ、今まで人を殺した事は? 血を吸って。
(249) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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― 城主の部屋の前 ―
[やがて階段は終わりをつげ。 その先に、ひときわ豪奢な扉が現れる。 重厚な黒檀の扉は、繊細な彫刻が施され 象眼で飾られていた。
ここが、城主の部屋なのだろう。 その扉の前に立って、数度、深く呼吸する。
そうして、扉を叩くために、細い腕を上げた。]
(250) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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/* あらあら、サイラス様。 城主様に止められてしまわれたのですね。
…どうなさるおつもりでしょう?(こくびかしげ
(-74) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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[薬師の揺らぎが囁きを通じて伝わる。 送る気配は気だるさ交じりに]
毒の混じる血は左程美味いものではないだろうな。 嗚呼、ローズ あれは宴の為の捧げもの お前にも弄る権利はあるのだぞ?
[其れはつまるところ、吸血鬼への捧げものなのだからと あえかな笑みを浮かべ]
勿論……お前たちも。
[白薔薇と薬師へも、そんな言葉をかける]
(*65) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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/* あれですね。 自分の落ちが掛かっているときには、 更新ボタン連打する代わりに 独り言を書いているのですね、わたくし。
たいへん、合理的です。(嘘
(-75) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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[城主のかける言葉に、 動揺だけをみせるも、
しばらくは、沈黙をしていたが…。]
なれば、私が…。
ですので、 手を出さないで、いただけます か?
[願いを…。]
(*66) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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―煉獄―
[狂った笑い声の後に訪れる沈黙――。 そして錆びた懐中時計を片手に、口から洩れ出るのは、詩では無く、主に救いを求める聖歌―…‥。]
Ob bei uns ist der Sunden viel, Bei Gott ist viel mehr Gnade; Sein' Hand zu helfen hat kein Ziel, Wie grob auch sei der Schade. Er ist allein der gute Hirt, Der Israel erlosen wird Aus seinen Sunden allen.
[それは寂しく、 ――影達の間に響く。]
(+3) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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―イアン客室― 嗚呼……執着する間もなく全て手にいれてきたからな。
[肩にかかるだけの夜着から覗く生気の無い肌が僅かな上下を繰りかえす。 交わりに通じる快楽を、自ずから取ろうとすることが先ず無いからか、未だ乱れた姿のまま]
そう、私が お前に
[釦を留める其の手を押さえ、しなだれかかる]
こうして懐いたら……困るだろう?
(251) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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左様でございますか……?
――ならば、我が身に毒が効くか否か、 試してみるのも、愉しいかもしれません。
[主が言葉が向けられれば、涼やかな声はそのように]
(*67) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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[手はそのままに女はドナルドの隻眼を見詰める。 翡翠を映さぬ隻眼に気づけば柳眉が微かに寄せられて]
冷たいと感じるなら…… 手を離せば良いのよ。 貴方の手まで冷えてしまうわ。
[首を傾げば亜麻色の髪がさらりと胸元に流れる]
貴方が急に変な事を言うから…… ただ、少し吃驚しただけよ……
[人みたい。 そんな言葉に動揺してしまう。]
――…私は、吸血鬼よ……? 無いわけ……、無いじゃない……。
[サイモンを手に掛けたあの日が過り女は俯く。 それは男に動揺を悟らせまいとする僅かな抵抗]
(252) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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/* つい最近、相手の発言を、10分は待ちましょう という言葉を聞いた気がします。
文章を作っている10分は短いですけれども、 待っている10分は長いものですね。
(-76) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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くく……ふ、ふふ
[眷族と加わった二人からの応えに 思わず笑みが毀れる]
……ならば、 其の娘を先に捕らえた者に権利を与えようか。
好きにするが良い。
(*68) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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/* 嗚呼。 それにしても、やっぱり城主さまは 男の方のほうがお好きなのですね。
とても……楽しそうです(*ノノ)
(-77) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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承知……。
[城主の言葉に答えながらも、 笑う、白薔薇も気にする。
ともかく、でも、そんな場合ではないのだと…。]
(*69) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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―最上階へ―
[だが、また足を動かし始める。 それは最上階まで止めることはないだろう。]
[そして、最上階、そこに城主がいないことも知っている。これから現れるかどうか――?
ともかく、その白いヴェールをつけた娘を見れば、名を呼ぼうとする…が。]
[そこについても尚匂うのは、白薔薇。 それは、娘の胸からか、それとも、己からか、それとも?*]
(253) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 21時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 21時頃
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―廊下―
―――…かしこまりました、旦那様。
[主が言葉に愉しげに微笑えば、 城に慣れたその身は、――影に“獲物”の行方を問う]
さて、どちらに―――?
(254) 2010/06/23(Wed) 21時頃
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あの娘が好い声で啼いて呉れるなら ……それも愉しいかしら。
[啼かせる気もないのに悪戯に聲を響かせ]
――…嗚呼。 狩りならば、私は見物にまわりましょう。 他の客人のお相手も、必要でしょうから。
[其々の聲を聞きながら女はすっと目を細めた]
(*70) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 21時半頃
長老の孫 マーゴは、薬屋 サイラスの気配を、不意に感じた。
2010/06/23(Wed) 21時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 21時半頃
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―イアン客室―
[一切その場から動く気配を見せず 声ならぬ聲で眷族達に囁きかける。 彼等は命令通りに動くだろう。
最上階に主の気配は無く 影が戸口を塞ぐように立ちはだかるだけ]
(255) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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――…よほど欲しかったのね。
[獲物をサイラスが見つけた事を影を通じて知った女は くすくすと愉しげな笑みを漏らした]
(*71) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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長老の孫 マーゴは、奏者 セシルの薔薇の香りも、届いた気がした。
2010/06/23(Wed) 21時半頃
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/* ああ。やっぱり城主様はお相手してくださらないのですね。
寂しいですわ。
(-78) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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>>252 [彼女の表情の変化を見ずに気付けるほど男は察しが良くない。 しかし彼女の声音が変化していくのに気付かぬほど 耳が遠い訳でもなかった]
んーにゃ。このまま暖めてみようかと思って。 [だからもう片方の手も持ち出して両手で包みこむ。 ようやく、少し苦笑いしながら男は顔を上げた]
そんなに変なこと言った覚えはないけどな。 外見だって人間のままだし。人と思われていた経験のが多いだろ? [俯いてしまう女に、苦笑はひっこみ真剣な表情で声をかける] …後悔してるのか?殺したこと。
[女と対峙している間中、刺青がじくりじくりと反応する。 そして城主と対面した時に湧きあがった、あの不可解な思いも 男の心の底にふつふつと。]
(256) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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羨ましい。 人は手に入れられないから、執着すると言うのに。
[僅かな嫌悪が、声には含まれていたかもしれない。 手を押さえられて、人ならざる者の身体がまた、触れる]
別に――どうでしょう。 懐かれる分には……だって、人が吸血鬼を懐かせるって、結構凄い芸当じゃないですか?
[冗談じみた声音を喉の奥から絞り出した]
(257) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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記者 イアンは、小悪党 ドナルドは今頃何をしているだろうと唐突に思った。
2010/06/23(Wed) 21時半頃
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[常の如く、昇る足は2階まで―― ガラス戸の風に揺れるテラスへと出れば。
――紅の月下、
その身は鮮やかに跳躍、あるいは飛翔する。 白い手袋の手が黒壇を掴めば
その最上階の窓は影によって開かれる]
(258) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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― 城主の部屋の前 ―
[部屋の扉へ近づこうとも、 わだかまる影達にその行く手を阻まれる]
城主様にお会いしに来ましたの。 お取り次ぎ頂けませんか――?
[声をかけようとも動かない影達に、 ひとつ溜息をつき、肩を落として数歩下がる。
扉へと一礼して、背を向けたそのとき、 階段を上がってくる人の姿が見えた。]
サイラス様――
[ふわり。薔薇の香気が漂う。]
(259) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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[はたりと窓が開いて。
薔薇の風に、ヴェールが揺らめく。]
(260) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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―自室―
[伏せていた瞳を上げる。]
マーゴットさんも、イアンさんも、ドナルドさんも、どうか無事で……。
[呟きは部屋の中の虚空に飲まれて消える。]
……少し、外の空気が吸いたいですね……。
[そう言って、自室を後にした。]
―→中庭―
(261) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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―最上階・窓辺―
……おや、
[白薔薇は黒壇の枠におさまったまま、 同属と“獲物”の2人の姿を見やる―――]
先を越されてしまいましたか、残念。
[薔薇が芳香はその身より、 狩が対象――贄の少女を見やるは常と変わらぬ白薔薇]
(262) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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/* 薔薇色の風、と書くと、 なにか違うものになりますね。
(-79) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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手に入らぬものなど、思いつきもせぬな。
[思いつかぬだけで、手に入らぬものは存在する。 例えば城主の胸に空いたままの穴を埋めるものであったり]
芸か? しかし、私の執着は恐らくひとにしてみれば性質が悪いぞ。
[くすくすと、愉しげに笑ってみせる。 寝台に散らばる銀糸がさわさわと揺れた。 少しの間の沈黙を破り、薄い唇が音を紡ぐ]
――――…あいしている、イアン。
(263) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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強い執着は時に命取りとなるやもしれんが ……さて、あれはどうするのだろうな?
[愉しげな気配混じる声音。 城主の部屋に近い場所、 霧の届く場所ならば全てを見通せる 蠢く影達はあるがままを己が主人たちへと伝えてゆく]
(*72) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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本当に貴方は不思議な人ね。 吸血鬼をあたためてみようなんて……
[包み込むように触れるドナルドの手に、 その言葉に女の手がぴくりと震えた。 厭では無く寧ろ嬉しくさえ思うからその手を拒めない]
外見だけならそうかもしれないけれど ほら……、私はあたたかくないから…… すぐに人ではないと知られてしまうわ。
[哀しいと思うことはあったけれどそれは仕方の無い事。 俯きながらも男の視線を感じた。 その真剣に声音に思い悩むような間があった]
――…如何かしら、ね。
[困ったような微笑を浮かべながら顔を上げれば 男の隻眼をじ、と見詰めた]
(264) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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>>262
[窓より入ってきた白い人を見て、目を丸くした]
セシル……さん?
[強い薔薇の芳香に、身体が揺らいで とん、と背が壁につく。]
(265) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 21時半頃
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手に入らないものなどないのに、あなたは孤独を語るんですね。
[笑い声。 髪の揺れる音。 耳元に落とされた言葉に、その双眸を見開いた]
残念ですが。 俺には、あなたを愛する事が出来ない。
[ふざけるな。 以前の自身なら、一喝していたに違いない。何が愛だ。奪ったのはお前だ。かつての己の友を消し去り、今の己の友を恐怖に陥れているのは、他ならぬお前じゃないか。 身の内に生まれた憎悪は――しかし、僅かな嘲笑として吐きだされるに留まった]
(266) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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[>>265 窓辺より、薔薇は囁く]
――……ああ、 旦那様ならお留守でいらっしゃいますよ?
どの途、毒華が血など、 旦那様のお口には、合いませんでしょうから――
ですから、――ですからあなたは…… 我らに獲物として賜れたのですよ?
[あとずさる少女に微笑みかける。 しかし薔薇はいまだその場を動く、気配は見せず。]
(267) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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――ああ、つまらない。 最初から、近くにいるのがわかってらしたのでしょうに……。
[少しだけ拗ねたような声音が呟く]
(*73) 2010/06/23(Wed) 21時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 21時半頃
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[白薔薇の人の言葉に、小さく息を呑んだ。
叫びをこらえるように口元に手を置き、 目を見開く。
自分の血が毒である事を、なぜ城主が知っているのか。 その理由は、知らない。
ただ。 その視線を、サイラスへと向ける。]
(268) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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―中庭―
[枯れ果てた中庭に、女は一人佇んでいた。 周囲は霧に包まれ、ただ薄い闇を生み出していた。]
……本当は、気づいてるのに。逃げる方法なんてないんだって……。
[霧の中で、女は一人喋り続ける。]
でも、私、認めたくなかったのかな……。
[認めたら、心が折れてしまいそうだったから。 胸のロザリオを握り締め、俯く。]
(269) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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――…そんな聲を出さないの。 あの娘以外にも“獲物”はたくさん居るでしょう?
[拗ねた白薔薇の聲に宥めるような聲が重ねられた]
(*74) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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―最上階―
[マーゴの寄ろうとしたとき、 奥の窓より白薔薇が現われる。>>267]
――……セシル……
[獲物と、彼はマーゴに告げる。 それにはまた唇を噛んだ。]
(270) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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牧人 リンダは、長老の孫 マーゴに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 22時頃
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/* サイラス様―― 待っておりました…。
(-80) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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――墓地――
[グロリアの白い横顔を眺めながら思う]
(どうして身分が高いのに、私みたいのに声をかけて優しくしてくれるんだろう。それに汚れるのも関係なしで、私のこと手伝ってくれたり……)
[貴族と交わる機会などなかったが、彼女が普通の貴族の範疇に当てはまらないことだけは分かった]
――不思議なひとだなぁ。
[つい、感想が零れる]
(271) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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―回想・廊下― >>192 ……そうですか。 [ナイフをハンカチに包みなおして腰のポーチへとしまう。]
……ここはお城ですし、きっとなにか武器もあると思います。よさそうなものを見つけたら届けましょう。
[メアリーと別れると客室へと戻り――]
(272) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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……孤独は私が生まれた時より、傍にあるもの。 既にてにしたもののひとつ。
[否定が返れば、城主は一度瞬いた]
人間と言うものは こういう時に、そう口にするのではないのか?
[嘲笑を受け、柳眉を寄せつつ首を傾ぐ。 億劫な仕草でゆるりと身を起こし]
詰まらぬ答えだ。
[一笑に付した] ひとの言う愛は所詮己の事を第一に置いた醜い独占欲の塊だろう。 私には理解出来ぬもの。 執着と似ているようで、そうでないのか ……さて、お前は愛をどう説いてくれる?
(273) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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>>268
[こっちを見る視線が、どのようなものだろう。 ただ、セシルの言葉を否定することはできない。
でも……]
――…マーゴ、 君は毒をもつべき人じゃない。
だから、ここからは出るんだ。
[彼女の目的は果たすことができないのだと…伝えたく……。]
(274) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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>>264 不思議も何も――気紛れなだけだぜ? [そう言って、いつもの人の悪い笑みを浮かべる。 手の内で震えたその手に、真意を測るかのように表情をじっとみて それでも手は離さない。]
なんか。人でないとばれる事が嫌、な言い方だな。 [それだけ告げて、それ以上に言う言葉が見つからず口を噤んだ。 それ以上言ってしまったら傷付けるような気がして ああ、それとももう傷を抉っているのかもしれない。
曖昧な答えがもどかしくて、じっと見つめてれば 彼女の目を直視してしまった。 その緑の目は真意を汲ませず、煽情的な香りを秘めて。 そしてその目は、男に気付かせる。 男の望みの、吸血鬼という絶対的な対象に 対峙して気付くその望みの 正体に。
息をのんで立ち上がる。未だ手は繋いだまま]
(275) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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[>>268 贄の少女へくすりと笑う]
――さあ、 何故存じ上げているのでしょうね?
施した者でもなければ、知りようがないものを。
[>>274 サイラスの言葉が聞こえる]
いらないのなら、 ―――いただきますよ?
それは“獲物”として賜られたものなのですから。
[薔薇の香はつよく]
(276) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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ふふ…… 私はお前の拗ねた貌が見たかっただけかもしれぬ。
[白薔薇の声音に、くすくすと笑み混じる囁きが返る]
そう、私のローズが言う通り 獲物はまだ幾人も残っている。
宴はまだ続いているだろう?
(*75) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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―― 煉獄 ――
この灰色世界、どうにも実感がわかねぇと思ってたのは、生と死の境界が曖昧だったせいじゃねぇな。 己の肉体感覚そのものが希薄だったってだけだ。 だが――
[ふと目を落とす。
自分の手。自分の脚。そして、それを確認する自分の目。
それらが客観的にではなく、確かにここに「在る」という意識をもてる。]
少しずつ、感覚が戻ってきたみたいだぜ。 想いが、おれの肉体にも宿ったかな。 >>181
[手首に絡んだロザリオを見れば、そこに嵌った石はセレスタインブルーの輝き。]
(+4) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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そうそう、この色だ。 思い出した。
――思い出せた。
[子供を膝に抱くように、小さな狼皮の帽子を乗せて掌で撫でる。]
(+5) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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[城内に戻ろうとして、中庭を抜けようとすれば。 霧の向こうから、ぽつぽつと一人ごちる声>>269が聞こえた]
誰だろ……。
[紋様からは反応がないことから、それが魔物でないことは確かだけれど]
――もしかしたら、魔物に協力する人かも。
[グロリアにそっと囁いて、霧の中の人物の様子を覗う]
(277) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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埋葬、感謝するぜ。 追悼ロールは嬉しいもんだよなぁ。
グロリア姐さんも侠(おとこ)だw あの言動で、グロリアは、想いが深くて優しくて、それ故に狂ったんだ、とわかったよ。 >>156 >>166 あんたぁ、深情けの佳い女さ。
(-81) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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[サイラスの言葉に、ふるりと首を横に振って。>>274 階段の方からも、一歩、あとじさる。]
わたくしは……お勤めを果たすために―― ………果たさずに、還る事など…、… [白薔薇の言葉にも、幾度か頭を振って>>276 ドレスの裾に手を伸ばし、ナイフを引き抜く。]
(278) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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/* また被ったー……。 なんというか……タイミング悪いですね私。
(-82) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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>>276
――……セシル?!
[彼がマーゴに寄ろうとすれば、その先を塞ぐように出る。]
(279) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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城主の反応のアレコレも、おれとしては大満足なのさ。
ヴェスパタインはホントに王道の吸血鬼スタイルで、村建てとしては感謝感激してる。
(-83) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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―中庭―
誰……ですか?
[霧の向こうに、人の気配を感じて、声を投げかける。 おそらく城主や女吸血鬼ではないだろう、と女はその気配から判断。 しかし、いつもどおりにその声は警戒の色を含んでいた。]
(280) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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/* ナイフを抜くのを、早まったでしょうか?
どちらかが落としてくださる事を期待致します。 と、また他人任せ、ですね。
(-84) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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/* ログやっと読み終わったらあっちこっちしゅらb
何処にも飛び込める雰囲気じゃない。
(-85) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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しかし、おれは、華奢な女の子に担がれるジンクスでもあるんだろうかw 「ルー・ガルー戦記」のときも意識不明でカサンドラに運ばれたのを思い出した。 「ジンロウ町」ではメイアルに拉致されたしw
(-86) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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/* >>278 正確には、ドレスの裾に手を伸ばし、 まくり上げて、太股からナイフを抜き取った。
…ですね。
省略しすぎです、わたくし。
(-87) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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――……ここは、下がってもらおう。
[白薔薇が拗ねた声を出すのとは対照的に、 暗い声を出して……。
そう、彼らにとっては、なんでもない、余興の一つ、きっと自分のことも滑稽にみえているのだと、わかっていても。]
(*76) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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愛――
[笑いと共に返された問い。 説く、なんて。 息を詰めて、城主の目を見返した]
執着では、あるのでしょうけれど。 ただ、その執着は……時に何かを失ってでも得たいという、執着だと思います。 その何かが――時に、『自分』であることも、ある、と。
得られるものを全て得てきたあなたには、理解できないものかもしれませんが。
[笑みの形に唇を形作ったまま、城主の銀糸をぼんやりと眺める]
(281) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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―――お嬢様、 この狩りのこの“獲物”はそれのみ、ではありませんか。
[宥める声に答えるは、まるで道理を諭すように]
ああ、旦那様まで、 意地の悪いことを仰られて……
ですが、我らが同属は“獲物”に逃げろなどと。
[声音には冷笑の混じる]
(*77) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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[尻ポケットに手をやるが、そこに収穫はなく]
まあ、そういう「宿り」もありだな。 >>229
ヤツがここに来るときは、一緒に持ってきてくれるだろうさ。 忘れてたら、ヤツの精液絞ってやらぁ。
――飲まねぇけど。
(+6) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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ははは、サイラス。 実は、そのスキットルの中身は吸血鬼にとってヤバいかもしれないものが入ってるんだ (汗
明言してないんだが、ちっと引用してみようか。
+++++ 「スキットルを取り出して中の酒を飲み干すと、中に入れた石がカラカラと鳴った。 蓋をあけたまま、スキットルも水に沈める。」>>1:390
「送迎を求められれば、もう一度、いつもの服に着替え直す。 洗面ボウルからスキットルを取り出して尻ポケットに納め、トーニャと一緒に部屋を出た。」>>2:165
「尻ポケットに入れておいたスキットルの中身もボウルに空ける。」 「聖水が暖まるまで待て。」>>3:134 +++++
なんで、こんな演出をしているかというと、あのスキットルの中には「聖なる石の破片」が入っていて、そこに液体を注いで触れさせることで「聖水」化させるという便利アイテム設定だからだったりするw
(-88) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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[薔薇は窓辺から動かない。 ――先に捕まえたものが、獲物を屠る権利がある
それが道理]
(282) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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/* 死体は外に……と遺言でお願いしようかと思いましたが、 それも風情がありませんね。
機会を見て、窓から身を投げるように、 努力してみましょうか――?
ああ、でもセシルさんは空を飛べたのでした。
……考えてみれば、セシルさん、 今日は二人分キリングですか? たいへんですね…。
(-89) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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ああ――
声が…聞こえる。
「今すぐ会いたいよ」か。>>151 切ねぇなぁ。
(+7) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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これ読んだときは泣けた… 心に響いたんだぜ。
(-90) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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[耳に届く声はそれだけではなく。]
――詩人?
[立ち上がる姿を振り返る。]
(+8) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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自分を失ってまで手にしたいと? 其れほどまでに魅力のあるものか
[度の超えた執着。 立ち上がり、窓辺へ向かう 城主の表情からは笑みが消え、考え込む風]
それほどの執着を ……私は未だ得ておらぬのか。
(283) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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気まぐれでも嬉しかったわ。
[人のぬくもりがこの愚かな魔性は好きだった。 柔らかな心もつ、自分とは違う、人が、好きなのだ。 無くしたものを手にした時の感覚と少し似ている]
だって、人でないと知ったら…… みんな離れていくんだもの。
[触れる肌から伝う温度が少しだけ女の手をあたためた。 声には寂しさが僅かに滲むのみで傷ついた様子なく]
――…ドナルド?
[立ち上がる男をいぶかしむように名を呼んで。 隻眼の男の眸を翡翠は静かに見詰め続ける。 溢れた魔性の気配が男を惑わしたのだと気づくのは ほんの少しあとのこと。 釣られるように少しばかり腰を椅子から浮かせて 繋がれた手にそっと自らの手を重ね小首を傾げる]
(284) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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[自分には意味のわからない聖歌の文言。 それでも、詩人が求めるものは察せられて]
なぁ―― 世の中に「使えねぇ時計」は二種類ある。
ひとつは、 「壊れて動かない時計」
もうひとつは、 「狂って止まらない時計」
あんたのそれは――なんだ?
(+9) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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>>282
[セシルが動く様子がないのを見て、 方法が一つしかないのを知る。]
――……マーゴ……。 君の存在意義は、 ある。 吸血鬼を葬ること、それが勤め、なのだろう?
[そして、マーゴに振り返り、歩み寄った。]
(285) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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―現在・客室― [姉の形見である銀のナイフをとりだして、装飾をなぞる。銀は吸血鬼の弱点であると御伽噺では言われるけれど、それがここの城主に当てはまるかどうか分からない。 これがハズレならばこの城で他に手はあるだろうか。]
……自分の城にわざわざ自分の弱点のものを置いておくわけはないよね……
[つまりは、ハズレなら――希望はほとんどなくなるということ]
……あたりでもコレをつきたてられるなんて思えないけど。
[はあ、とため息をついて枕に顔をうずめる]
(286) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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喰らわぬのですか? ―――毒花を。
いらぬのならば、もらいますよ?
[恐らくその毒は、己が身にも効くだろう。
予感していながら、囁きは流れて]
(*78) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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まさに 度を越えた執着、だな。
[なるほど。 薬師の様子が 丁度部屋で話すイアンの喩えに当てはまる気がして 呟きを洩らす]
白薔薇 今宵の狩りは、薬師が勝ったのだから あれの好きにさせて遣れば良い
……しかし、其の娘がひとり逃げるかどうか
(*79) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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いや、 彼女を、
いや、獲物を、
捕らえれば、いいの だろう?
[白薔薇の言葉にそう返しながら…。]
(*80) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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薬屋 サイラスは、長老の孫 マーゴの華奢な身体を捕らえようと手を伸ばす。
2010/06/23(Wed) 22時頃
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――…お兄様もそう仰っているのだから、 別の“獲物”になさい、セシル。
……逃げろ? この宴から本当に逃げられるとでも思っているの? 逃げられなどしないわ。 そうでしょう……? お兄様。
嗚呼、けれど…… お兄様への捧げものに逃げろ、だなんて…… いけないこ、ね。
(*81) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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[ナイフを両手で握りしめながら。 近づいてくる、サイラスを見つめる。>>285]
――…、… はい。 私の、お勤めは ……
[震える瞳で、小さく頷く。]
(287) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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長老の孫 マーゴは、びくり、として、さらに一歩、後ずさった。
2010/06/23(Wed) 22時頃
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――中庭――
[こちらに投げかけられた声は、警戒の色を多分に含んでいて。霧の向こうの人物――声から女性と分かる――は魔物を恐れているように思える]
あの、……私達「宴」に巻き込まれたんですけど、貴女も、……ですか?
[声を掛け反応を待つ。 念のためと、首から下げた人狼の牙を握り締める手に汗が滲んだ]
(288) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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[絶望など消えたはずなのに――]
あれが良かったのです。 あの、毒が。
(*82) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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靴磨き トニーは、 血と泥に汚れていて、霧の向こうの彼女を驚かせるかも知れない。
2010/06/23(Wed) 22時頃
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/* 怯える小娘を捕まえるなら、 もっとたくさん、甘い言葉をかけて頂かないと。
(-91) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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>>287
[ナイフを握りしめた娘にそのまま、近寄って、 ナイフは取り上げることなく、その両肩を掴もうとする。]
マーゴ……君の毒が吸血鬼にきくのかどうか…。 自分もわからない。 だけど、
私も、吸血鬼、なんだ。
わかるね?
[その眸が紅に変わっていくのが見えるだろう。]
(289) 2010/06/23(Wed) 22時頃
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ま、得ようと思って得られるものではないと思いますけどね。 ああいうのは、文字通り『与えられる』ものですから。
[自分だって、得られたのかどうか分からない。 だが、自分が死んでも――知人達は、逃げて欲しいと心のどこかで願っている。
自身も立ち上がって、窓辺へと身を寄せた]
得られるものが無いのは、やはりお悔しい?
(290) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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っふふ……宴から逃れる方法は幾つかあるぞ?
[ローズマリーに]
ひとつは、魂だけで逃げる方法 ひとつは、身代わりを置いて逃げる方法
[前者は死を意味し 後者は犠牲を意味する。 魔物狩人と名乗った男が選んだ道を思い出し、 薄く笑いながら告げた]
後は……我が眷族となる道もひとつの逃げではある、か? 二度とひとには戻れなくなるがな。
(*83) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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[隻眼の男のぬくもりが 失ったぬくもりを思い起こさせた。
同じようでいて違う。 違うようなのに似ている。
白薔薇の呟きにふ、と息を吐く]
それでも…… あの娘はサイラスの獲物なのよ。
(*84) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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―中庭―
[霧の向こうから返ってきた問いかけに、相手も自分と同じ立場なのだとわかり、ほっと息をつく。]
……はい。貴女も、ということは、貴女達も、ですか?
[歩み寄りながら、問いを返す。]
(291) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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時を刻まない時計―…‥。
[>>+9の問いに、中途半端に紡がれ、零れる言葉。]
何故、私はここにいるんでしょうね。 地獄であれば、責苦で己の穢れと罪を忘れられると言うのに―…‥
[声は平静に、視線は何処か遠くを見つめている。]
こんなに汚れているのに、何故いるんでしょう。
(+10) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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こ……来ないで…ください――
[掠れて震える小さな声で、 近づいてくるサイラスに、言葉を投げ >>289 ナイフの切っ先を、自分の喉に向ける。]
わ、わたくしが、殺めるのは…… ――あの、おかた…だけ――…
[吸血鬼だと。殺めねばならない相手だと、分かっていた。
わかっていたからこそ。自分をだまそうと。 城主だけだと、目的をすり替えて…
目の前で紅に変わっていく瞳に、 微かに、恐怖と、哀しみの色を浮かべる。]
(292) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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選ぶため、じゃねぇのか?
(+11) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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――…そう、なの…?
[兄の囁きに不思議そうな聲。 けれどそうだとしたらサイモンの魂は逃げられただろうか。 それともまだ城の何処かに囚われたままなのだろうか。 あの優しい男のこと。 魂だけの存在となっても妹の事が心配で逃げずにいそう。 そんなことを思いながらも緩く首を傾げ]
如何してそんな話をするの、お兄様。 私は、逃げる為にお兄様と同じになったのでは、 ない……、でしょう……?
(*85) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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……与えられるもの…… 与えさせるものでは、無いと
[ならば力尽くで手にいれたとしても、其れは偽りなのだろうか。 整った相貌に翳りが見えるのは、傍の灯りが薄い所為。 黒檀の窓辺に手をかけて、壁に凭れるようにして 傍へと近づいてきた記者をちらりと流し見た]
……そのような度を越えた執着など 枷にしかならぬだろう
[言いながら視線を逸らす]
別に……――――構わぬ。
(293) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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>>284 [風の吹かぬ水面を思い起こさせる、 静かな色を湛えた緑目はまだこちらを見ていて。
回り込む動作が煩わしく、手を離し そのままテーブルを踏み超える。 そうして近寄れれば、拒まれなければ女の腰へと手を回し 熱を帯びた、けれど声音で言葉を絞り出す]
…ぁ、ようやく、判ったんだ。 あんたら吸血鬼の側にいると、刺青が、左目が疼く。 何か 判らない感情がそこから出てくるんだ、でも 今判った。 [男自身が今何を言っているのか理解していない。 だが自身を突き動かす衝動も、近寄るほどに大きくなる疼きも息苦しさも、男は理解していた]
ローズマリー。どうか。
(294) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 22時半頃
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……そうだな お前は望んで、私の妹となったのだから。
[無理矢理与えた真実を隠し 城主は彼女の聲に同意を向ける]
中には、そのような者もいた、と言うだけの事。
(*86) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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俺を、殺してくれないか。
[突然の申し出は、しかし、 いつも飄々としている男の表情が真面目なものになっていることで真剣な願いだと分かる。
どこか切羽詰まったような色をのぞかせ、 息苦しそうに眉をしかめ それでも男はローズマリーの目から片目をそらそうとはせず]
(295) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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/* 今日は、あちらこちらでらぶらぶですね。
ああ、サイラス様。 噛みに来てくださるのですね――……!
(-92) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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/* Fuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu 今すっごく楽しいです^^
(-93) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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>>292
[ナイフの切っ先を自らに向けるマーゴの手を即座に掴む。]
駄目だ。 貴女は、死んではいけない。 マーゴ……
[そして、先ほど用意していた薬瓶を取り出し、それを差し出す。]
これを…
(296) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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/* え、ちょ あれ えええ?
孫吊りっすよね
(-94) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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― 中庭 ―
[ヘクターとの別れを告げたトーニャと共に、リンダに会えば話しかける彼女(>>288)に会話を任したまま、静かに控えていた]
(297) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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執事見習い ロビンは、足音を立てて廊下を歩いている。
2010/06/23(Wed) 22時半頃
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――ああ、また。
(*87) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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―――……ッ、はは、 あはは
[白薔薇は笑う、 それは慟哭するかのように、笑って]
ああ、また、…―――い。
[呟けば、ゆるゆると首を振る]
(298) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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ええ。 与えさせるって事は、即ち『得る』って事ですからね。 ま、こんなの俺の持論に過ぎないですから。
[ドナルドが、ベネットが。それをどう語るかは分からない。 愛なんて――この世で最も曖昧で、どうしようもないものの一つではないだろうか。 ふとそんな思いが、胸をよぎり笑った]
あれ?要らないんですか? ……欲しいと思って、手に入るものでもないですしね。
[案外ご賢明な判断かもしれませんね、と肩を竦めた。 少しだけ、痛快な気分だった――ひょっとしたら、少し勝ち誇ったような声になってしまったかもしれない]
(299) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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[ナイフを持った手を掴まれて、思わず目をつぶる。>>296 しかし、それに続く言葉に、おずおずと瞼を開いた。]
…これ、は――?
[差し出された瓶と、サイラスの貌を、 不思議そうな表情で、交互に見比べる。]
(300) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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……そうです。 ええと、……トーニャです。
[霧の向こうから歩み寄る女性は、レセプションや、詩人が姿を消した騒ぎの時に見かけたか。もっとも、彼女は自分の事を知らないだろうと名乗ることにした]
あの、ベネットさんたちと一緒でしたよね。 ……皆さん、ご無事ですか?
(301) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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[>>+11を聞いて、静かに笑みを浮かべて、ヘクターの方を向いて、]
でしたら、ナイフを持っていたならば、貸して頂けませんか。 この穢れた血と快楽に溺れた身体を清める事が出来ないのであれば――、 己の手でもう一度、我が身を死に至らしめる為に。
自殺は大罪の一つ、これで私は己の身分相当の場所にいけると。
お礼にこちらの時計を差し上げますから。
[右手に動かない錆びた懐中時計を乗せて、差し出す。]
(+12) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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あと、言いたいことがあるんだ。
マーゴ……君のことを
[その眸を見つめて……それだけいうと、マーゴを抱きしめる。それは、強い、吸血鬼である力も借りて…。]
だから、君を、 自分は…………
[食らいたい……そう告げるのは紅の眸]
(302) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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>>300
これを飲めば、毎日……飲めば、 君の身体の毒は、かなり薄くなる、はずだ。
[抱きしめたまま、その耳に囁く。]
そしたら、もっと君は、笑ったり歌ったりできるから……。
[そして、唇はその首筋に…。]
(303) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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[踏み越えるその衝撃でテーブルが音を立てる。 グラスに注がれていたワインが零れ そのグラスも床に落ちて壊れる音を響かせた。
腰へと回された腕に引き寄せられるように 女は男の胸板に身体を密接させて]
――…刺青と左目? 判らない感情って……
[どういうことなのかと問うように 女の眸が眼帯へと向けられた。 男の吐息が肌に触れる。]
(304) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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――……え?
[続けられたドナルドの言葉は想像もしなかったもの]
如何して貴方を殺さなくてはいけないの?
[苦しそうな表情に釣られるように柳眉を寄せて 見詰める隻眼から、ふ、と視線が外される]
(305) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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―中庭―
トーニャ……さん?
[確認するようにその名を口にする。]
私は、リンダです。 リンダ・ハーシェル。
[彼女の言う皆さんというのが、誰のことを指しているのかは女にはわからなかったが、少なくとも、]
私の知る限りでは、まだ……犠牲者は三人、だと思います。 とは言っても、実際に自分の目で見たわけではないのですが……。
[まだ三人、なのかもう三人、なのか。 女は少し言いにくそうに答えた。]
(306) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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グロリア・バイルシュミット。 旅人、ですわ。
[トーニャが名乗れば、自分も名乗る。 巻き込まれた――という認識も自覚にも些か欠けていたが、客観的事実を拾い集めるとそのような扱いで問題なかろうと思っていた]
(307) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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―イアン客室― [肩を竦める記者の胸元へ、白い指を其の尖った爪先を伸ばす。 視線は落としたまま]
私が欲しいのは お前たちが恐怖に震え、絶望に泣き叫ぶこえ 私の胸を満たすのは お前たちの醜い感情を曝け出すこと
過剰な執着を持たれるのは構わないが 私がそのように変わるのは、本意で無いな。
だから 要らぬ。
[未だ嘗て誰からも得た事の無いもの これから先も、本当の意味ではきっと得る事の無いもの。 子供は城主が全てを持っていると言うが 己が持つモノなど、本当は]
(308) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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[こつり、と足音は止む。 とある客室の前で、弱々しい気配を感じながら。
勿論、人間たる黒薔薇は、眷属ほどの察知能力は持ち合わせてはいない。 従者としての前歴……マフィア時代の頃の直感を使ったにすぎない。]
(309) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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/* >>301 あれ、勘違いでしたか……ごめんなさい。
(-95) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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[薬の瓶を受け取って。 不意に、抱きしめられる。>>302
その力は強く、胸が潰れそうなほどに苦しく。 それが酷く―― 切なくて。]
…、――イラ、ス…さ、 ま ――
[切れ切れの息から声を絞り出し、 片手で、サイラスの頭を、そっと抱く。
からり、とナイフが床に落ちた。]
(310) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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[囁かれた言葉に、目を見開いて。>>303 自分には、そんな―― と首を僅かに横に振る。
首筋に触れる唇は冷たく、痺れるようで
胸元で潰された薔薇が、 目の眩むような香気を立てる。 ]
(311) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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本屋 ベネットは、ランタン職人 ヴェスパタインに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 22時半頃
本屋 ベネットは、奏者 セシルに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 22時半頃
本屋 ベネットは、水商売 ローズマリーに話の続きを促した。
2010/06/23(Wed) 22時半頃
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/* 声が出せないので、台詞がしゃべれません。
でも、それがまた、切なくて―― 素敵、です……
(-96) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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ほいよ。 こんなモノしかねぇが。
[薄い刃の仕込まれた指輪を引き抜いて渡す。]
刃渡りは短いから、死ぬのは苦労だろうが、頑張れよ。
(+13) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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[代わりに差し出されたモノを見やる。]
時を刻まないのは、そりゃあ「時計」じゃねぇだろうよ。 ネジとゼンマイで出来た「仕掛け」
…あんた自身も人の形をした、ただの「仕掛け」だって云いたそうだな。
くく――どうだ、おれにも詩才あるか。
(+14) 2010/06/23(Wed) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 22時半頃
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[そして、つぷりと、マーゴの首筋に牙をたてる。 流れてくる血液は、あたたかく、でも、確かにそれは、死の味をもっていた。
だが、構わず、死を呼ぶそれを啜って飲み込んでいく……。]
(312) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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/* 中の人が、スーパーハイテンションになっております。
@15分…。
(-97) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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自身が変わることで、得られるものもあるらしいですよ。
[付きつけられた指に、たじろく事はない。 要らぬと、苦い声音。 同情はしない。するものか。
く、と一度喉を鳴らした。絶対的な強者だと思っていたのに――]
俺は恐怖しています。 俺は、絶望しています。
多分、恐怖していない人間なんて、この城には居ない。
では、それでいいじゃないですか。満足して、血でも何でも啜ってしまえばいいのに。
[ほら、と自身の首筋を指差す。唇は吊り上げたままで]
(313) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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[そして、唇を離して、マーゴの貌を覗き込むと、]
これで、貴女は、 私の………………
[そして、微笑んだ、と同時に、 その毒素が、全身に回り始めたのを感じ、
言葉は唐突に途切れ……。]
(314) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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私が望んだから…… お兄様が与えてくれた。
[疑う事なく記憶のない女は兄の言葉を受け入れる]
……そう。
愛しいお兄様…… 如何か私を遠ざけないで……
[切なる聲が微かに紡がれる]
(*88) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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[あれ、と首を傾げた。ベネットやドナルドといたのは別の人だったか。それよりも]
三人……も、いなくなっちゃったんですよね。
[ヘクター以外の犠牲者のことは知らないに等しかったから、実感はなかったけれど。 大切な人の姿を思い出し、瞼の淵がじわりと濡れた]
(315) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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薬屋 サイラスは、本当に、呆気なく、その場に沈んでいく。
2010/06/23(Wed) 23時頃
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[ドアをノックし、入室の許可を得る。]
……ベネット様。 そんな場所で、何をなされているのですか?
[低くくぐもる声。だがそこには、ほんの少しだけ、不思議そうな色が篭っていた。]
(316) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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[柔らかな肌に、サイラスの牙が差し込まれる。 それは、微かな痛みと――歓びを、もたらすもので…]
――…ぁ ……いけ、ま…せん ――… わたし、は…
[弱々しい否定の声は、サイラスの身を案じてのもの。 サイラスの頭と腰とに、緩く手を回しながら くらり、と膝から力が抜けて。
頽れた、サイラスの横に、膝をつく。]
(317) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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―――……ああ、
[厭わしき血の匂い、本能的に感じている。 それが自らに滅びをもたらすものであると――
けれど、それが、欲しくて。
一度伸びかけた手は、落ちる]
(318) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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>>304>>305 [グラスの破片は煌めいていたのだろうか、 片目の男にはその存在は確認できない。 冷たい体温をもつローズマリーの体が密接すれば香るは甘い誘惑。 男の鼓動は静かに、だが力強く暖かい血液を送り出している。
視線がそらされれば、見捨てられたような表情で 男は女の首元に顔をうずめる]
……俺にもわかんねー。 ただ死にたい。そんだけだ。
[本当はもうちょい生きて人生楽しんでから死ぬつもりだったんだけど。そう男は続ける]
この城にきて吸血鬼に会っちまったら 今死にたい、って思った。
(319) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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若し、以前お会いしていたとするならば、 お召し物が大分変わっていらっしゃいますわね。
[拙い記憶を頼りに一人場違いなほど、些事への話題をリンダに振った。傍らのトーニャの頭を血豆の出来た手で撫でながら、自分の今の服装を揶揄して笑う]
ふふ、恐らく私もですけれど……。
[人の死を数える事も、 自分の死に怯える事も、あまり宜しい傾向ではない。 死を待つ事も、望む事も……]
『それでも今どこかで――』
[それは世界の縮図。この城内だけで括る事に、何の意義があろうか。かの城主以外に]
(320) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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――………あ
[最後は、本当に呆気ない、呻きが一つ……。]
(*89) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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……サイラス、さ…ま――
[サイラスの手からこぼれ落ちた薬瓶に手を伸ばし。 目に涙を溢れさせて、その名を呟いて。
もう一度、ナイフに手を伸ばす。]
(321) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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サイラスもセシルも、吸血鬼になった後の変化や確執が描けててイイねぇ。
吸血鬼化はこの村の売りとはいえ、オイシイです。
(-98) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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――……、
[眷属たる男の呻きに女の翡翠が微かに揺れた]
(*90) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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/* 理由もなく死にたがる なんて楽しい!
(-99) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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――お勤めも果たせず
あの方も、殺められず。
――あなたが、いない世界で
わたくしが、わらうなど……
[ゆらり、たちあがって。 ふたたび短剣の切っ先を喉元に当てて。]
(322) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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グロリア、さんですね。
[名乗りをあげるグロリアの名を確認し、静かに控える彼女にぺこりと頭を下げる。]
ト、トーニャさん!?
[急に瞼の縁を濡らすトーニャに驚き、慌てて駆け寄る。]
大丈夫、ですか?
[近寄り、取り出した懐中時計をその耳元へと近づける。]
時計の秒針の音は、胸の鼓動に似たリズムを刻むそうです。
[自分に、この方法を見せてくれた詩人の顔を思い出し、胸に痛みが走ったが、堪える。]
……落ち着きましたか?
[しばらくして、トーニャに尋ねた。]
(323) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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――……これから、どうなっちゃうんだろ。 どうすれば、良いのかな……。
[助けてくれる大きな背中はもうない。 紋様は血と泥に汚れ、ところどころ消えかけていて、まだ役に立つのか少女には分からなかった。
俯いた頭をグロリアに撫でられながら、ぽつりと不安を零してしまう]
(324) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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其処までして得るほどのものか。 可笑しなことだ。
[首を振る。 己の部屋の傍、崩れ落ちる眷族の姿は 城主には理解出来ぬもの。 あれもまた過ぎた執着の結果かもしれぬと内心思いながら、爪先だけでなく、指で、掌で、鼓動を聞く]
恐怖し、絶望した人間の心の音とは違うぞ。 これでは――足りぬが。
[そういえば未だ、全てを投げ捨て自分の醜い部分まで晒し、命乞いをする姿を誰も見ていない]
啜って欲しいなら、そら……首を出せ
[掌を胸元へ這わせたまま、再びゆっくりと身を寄せる。漂う色香はひとのものに在らず]
(325) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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わたくしも、ともに―――
[サイラスへと覆い被さるように前へと倒れれば、 短剣の鋭い刃は、あっさりと喉をつらぬいて。
あかい血が、高く、吹き上がった。]
(326) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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>>316 ん……?
[ベットから上半身を起こして声がした扉を見る。たしか今の声は黒い服を着た方の従者。もしかして、聞かれただろうか? 扉を開けばやはりそうで。あせりを声に出さないようにゆっくりと喋る。]
……こんな場所で何をって。 客室で休んでいることは別に変じゃないと思うんですけど……
(327) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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―――……、
[無言の気配はミセリコルディアを握る]
(*91) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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―中庭―
えっ、ああ、はい……。
[グロリアの言葉>>320に頷く。]
替えの服が、無かったもので。 この様な服は、着慣れていないのですが……。
[と、ドレスの裾を摘み、確認するように視線を遣る。]
(328) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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[その身体からは白薔薇が香ってはいるだろう。]
(329) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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おや… あんたの時計は、形を変えて、ちゃんと時を刻んでいるじゃないか。>>323
(+15) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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/* やっぱり、三人以上だとどうしても多角会話に無理が生じちゃうなあ。
(-100) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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[薔薇の香気が満ちる中
折り重なって倒れる二人の身体は
あかく、あかく――そまっ て い く …]
(330) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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白薔薇に求めたのは、何だったのか。
白薔薇をそれでも、護ったのはきっと…
(*92) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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そう、お前の望みのままに。
[>>*88甘く幾度も同じ言葉を繰り返す。 其れが真実なのだと、惑わせるために]
遠ざけることなど、あるはずもない。 ……私は何時でも、お前の傍に――…
[紡ぎ終える前に混じる眷族の呻き。 城主は暫し沈黙し]
――――解せぬ、薬師
[一言、零した]
(*93) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/23(Wed) 23時頃
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『人は死ぬ――いつでもどこでも、 唐突に、理不尽に』
[リンダの出した懐中時計を眺めつつ、霧に塗れた空を眺めた]
(331) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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それは紅く、染まるけれど。
(332) 2010/06/23(Wed) 23時頃
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