30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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人
狼
墓
少
霊
全
ベネットに1人が投票した。
トニーに1人が投票した。
ルーカスに3人が投票した。
ロビンに1人が投票した。
ディーンに4人が投票した。
ディーンを処刑するには畏れ多かったので、取りやめた。
ラルフはサイラスを占った。
サイラスは【人狼】のようだ。
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ディーン! 今日がお前の命日だ!
2010/09/08(Wed) 00時半頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイラスが無残な姿で発見された。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、ラルフ、ベネット、トニー、セシル、ルーカス、フィリップ、ドナルド、ロビン、ディーンの9名。
|
[サイラスはディーンの裡の思いに気づくことはなく。 ある意味同じで、一番大事で、一番近くて…遠かった相手―。
薔薇は二人を、もしかすると三人を壊し。吸い取っていく。 そう少なくとも二人とも壊し、壊されたい願いは一緒だったのだから―*]
(+0) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 00時半頃
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/* 王子様になったか\(^o^)/ それはそれでまあwwwwwwww
(-0) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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[薔薇の香りに導かれてか、フィリップと共に向かった先は屋根裏部屋。 そこに待っている者たちとの複雑な感情など、今は知らなかった。]
(0) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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[くつくつと嗤い頷いた。*]
(1) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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[ラルフは、自身の心臓の音を聴く。 それは茨のように全身をうずまく血管の中心部からの警鐘のような響き。けれども、重苦しい薔薇の香はラルフの思考をも鈍らせる。 半ば意識を失ったサイラスの吐く陰微な吐息を嫌悪させる事もなく、薔薇の香に囚われんとするディーンの様子のおかしさも、全てが近くで見えているのに、まるで見えない壁に阻まれているようで。]
(2) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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――医務室―― [左手の刺傷を縛ったハンカチを外し、当てていた布を剥がした。 ぴりぴりした痛み。少年は頬を引き攣らせつつ、傷口に息を吹きかける。新たな血は流れない。水平にして、ルーカスへ差し伸べた]
はい――消毒、おねがい、るーかす。
[頼む声はいつもより子供っぽさを増し、ほんの僅か媚びの色あいが混じっていた。それがたった今嗅ぎ取った、この部屋での行為の余波だとは知らぬまま、少年は傷の処置を待つ]
(3) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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― 屋根裏部屋 ―
>>1:466
[ロビンの笑みに、そして、言葉に少し眉を寄せたが…。]
――…まぁ、そうだ。 そんなに簡単に宿木を移すことはできない。 この宿木は、そこの部分だけ、だ。
だから、それを、自覚させてやるだけだ。 お前も、ただの肉欲の奴隷だとな。
[蒼薔薇は、そう告げると、ロビンの胸に手を伸ばし、その乳首をぎりりと摘み上げる。]
これは、先払いの分だ。 お前はのここからは、より強い樹液が出るだろう。
[見ればロビンの乳首から白い、乳汁みたいなものが出てくるだろう。 それをまたつまめば、それはピュっと飛び散る。]
(4) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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これを飲めば、より強い悦楽が得られるだろう。
[その樹液と名づけた乳汁の効果は、先にロビン自身がより知ることになるだろう。
蒼薔薇は、じゃ、行け、と顎をしゃくる。]
(5) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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/* >>1 やっぱり覚醒ロビンたのしすぎる 関係ないけど覚性って当てるとお坊さんっぽいよね
(-1) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 00時半頃
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/* >>4 ピュっと飛び出るわろた
(-2) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 00時半頃
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/* >>4 し る だ と !
(-3) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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[ドナルドに伴われるまま向かった先。 屋根裏部屋に入った時にはロビンはその場に未だ居たか、 セシルの姿は彼のものだったのか、彼のものでなかったのか。]
……セシ、 ル…
[零れた言葉は無意識の内に。 硝子のようだった翡翠は、映る姿に微かに揺れて。]
(6) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 01時頃
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/* ディーン。見て驚くがいい、赤ログの少なさをwwwwwwww
(-4) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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― 屋根裏部屋 ―
[ロビンに行けとしゃくった顎の先。 ドアが開き、見ると、そこに見えるのは、赤毛と、セシルが望む者の姿。]
――……何てタイミングだ。
[蒼薔薇の声が漏れる。 それはセシルの声なのだけど、感じはまるで違って……。]
(7) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 01時頃
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─ サイラスの部屋前 ─
──… 俺は、廊下で、外で、 ディーンを待ってる、よ。
[部屋の中にサイラスを運び入れた後の言葉は、薔薇の香に拒まれてて口をついて出たのかもしれない。 昨夜「何かが可笑しい」とドナルドに言ったように、今も違和感が付きまとっていると言うのに重い頭がクラリと揺れて、頭痛と共に鈍くなる思考。薔薇の香への抵抗からか、吐き気がする。けれども、言葉が震える理由が──理解出来ない。]
(8) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 01時頃
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/* ドナルドは【人狼】のようだ。 サイラスは【人狼】のようだ。
このまま占い続く限り人狼を占いたい誘惑。
(-5) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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[棚を物色していて目に付いたのは、茶色の瓶。 「ポピヨン・ヨード」と書かれた瓶を開けると、独特な匂いが鼻を突いた。]
よし、痛いかもしれないけど、我慢してね。
[ピンセットで摘んだ脱脂綿を瓶の中の褐色の液体に浸して、トニーの傷口に。
薔薇の香りは消毒薬の匂いで消されてしまうだろうか?]
(9) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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…へぇ、姿が見えないと思ったら…そこでお楽しみだったのか。
[ニヤリと口元を歪めて哂うのは、共に時間と秘密を共有した仲だからか。 セシルの中にまだ正気のところが在ることは知らず、ロビンの様子に笑みを歪めて。]
…どうする? やめておくなら、今のうちだ。 ……あまり長くは…堪えられねぇ。 [既に身の奥の獣はたぎり始めている。]
(10) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 01時頃
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…先輩の部屋でも良かったんだが… アンタあんまし、あそこで寝ないから。 [そっとフィリップにだけ聞こえるように耳元でささやき、 彼と蒼薔薇の化身へと、どうするのかと視線で伺った。]
(11) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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>>6>>10
[フィリップのセシルを呼ぶ声に、あえてセシルを押し留める。 そして、やってきたドナルドに笑いかけた。]
――…ほう、今度の相手はそいつか。 だが、今回は、手伝ってはやらんぞ。
[ドナルドがフィリップに問う問いに、代わりに答えるように…。 そして、ロビンに対しては、ドナルドを連れて出ろ、といった仕草をする。]
――…フィリップにはセシルが用事があるとさ。 他で我慢しろ、ドナルド。
そういえば、さっき、ランドリーで、お前の同室者と優等生がキスしてたぞ。 今頃はどうなっているのかね。
[そして、さっき見たディーンとベネットのことをドナルドに告げた。]
(12) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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…おたの、しみ…?
[セシルは今どのような顔をしているのか。 裡に潜む蒼い花のことは知らないから、フィリップから見れば どのような姿でもそれはセシルで…。 何か知った風のドナルドに反芻するように問う言葉、
先輩、と聴こえると翡翠は薄らと硬質の色を宿して。 苦しげに、吐息が零れる。]
…厭だ、 やめて…ほしくない…。
[大事だ、好きだと言葉ばかり残して 中途半端に置き去りにされるくらいなら…、
壊されるほうが、きっと、苦しくなくて、 醜い感情も抱くことはなくて…きっと、綺麗。 傷のついた手が、縋るように緩く握られて。]
(13) 2010/09/08(Wed) 01時頃
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[セシルの態度に、へぇ…と二人を値踏みするように見比べたが、 続いた言葉に、サッと顔色が変わる。]
…そう、っすか……。 ベネさん…やっぱあの人のこと……
[くらりと、視界が一段暗くなる。 たまに態度で、感じていたことではあったけれど。
だらしなく着崩したシャツの下、蒼紫の荊棘の蔦はざわりと蠢いて。 肩へ、背中へ、腹へ、軋む痛みを与えながら広がる。]
(14) 2010/09/08(Wed) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 01時半頃
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/* あまりの赤の発言量の少なさに噴いた。
(-6) 2010/09/08(Wed) 01時半頃
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>>13>>14
[フィリップのドナルドに寄り添う姿、 その横で顔色を変えたドナルド。
それを順に見据えてから、立ち上がると、つかつかと歩みよる。]
――……とにかく、これは、もらう。
[そして、フィリップの肩に手をかけて、ドナルドを見上げた。]
(15) 2010/09/08(Wed) 01時半頃
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ドナルドは、蒼い薔薇には抗らうことが出来ない。
2010/09/08(Wed) 01時半頃
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/*
いや、ごめん、ありがとう、ドナルド(ぇ
(-7) 2010/09/08(Wed) 01時半頃
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― 廊下 ―
[去り際に頬を掠めたディーンの唇を思い出しながら、 少年は廊下を一人歩いていた。
穢れていないと、明確に答えを呉れるディーンの言葉は、 少年にとって神にも等しく、赦しを与えてくれるから]
……うん。 夜に……また。
[夜に逢えば口接けだけで済まなくなる事を判っていながら、 こくりと頷いてしまったのは、薔薇の香気のせいだけじゃなく、今まで裡に潜めていた欲の現れに違いなかった――]
(16) 2010/09/08(Wed) 01時半頃
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― 自室 ―
[自室に辿り着けば、サイラスの唇から淫靡に名を呼ばれる。 肩がひくりと揺れるのは、それが意味なすことを判るから。 そして、逃れられないと―――むしろ、叶えたいと望むが故。
流石に二段ベッドの上に持ち上げることは叶わず、ディーンの寝台である下へとサイラスの身を横たえると、ラルフに振りかえった。]
外で、か……―――
[出来れば帰って欲しいと思うのは、己を識っても佳いと謂いながら、その実、暗い部分を彼にさらけ出すことに躊躇があるからで。 しかしながら、ふっと諦めたように微笑む。 そんな負の部分も己なのだと、思わせたのは裡に巣くった薔薇の芽。]
ラルフ、これから聴くこともまた、《私》なんだ。 もし、識りたくないと思ったら、部屋に戻れ。
[それで嫌われたとしても、しかたないと。 何かを示すように、伸ばした指先が、ラルフの長い前髪に刹那触れた。その後、抗えぬ衝動に動かされ、扉を閉める。 けれど、鍵は閉めぬまま。]
(17) 2010/09/08(Wed) 01時半頃
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[こくりと力なくうなづいたのは、薔薇の香気に当てられてか、それとも胸の奥に走った亀裂に、薔薇の蔓がじわじわと喰い込むからか、
追い出されるままに、ふらふらと廊下へ…]
(18) 2010/09/08(Wed) 01時半頃
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――…、…ぁ、
[触れていた後輩が、離れていって。 また―――…望みは、叶わなくて。 翡翠が半透明な、硝子のような色に変わる。
行き先をなくした指先が泳いで、 指先握ると傷口がまた開いて、赤が滲む。]
(19) 2010/09/08(Wed) 01時半頃
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ベネットは、ふらふらと廊下に出てきたドナルドの背中を見つけるも、常と違う様子に首を傾げた。
2010/09/08(Wed) 01時半頃
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>>18>>19
[出て行く赤毛のドアの音だけを聞いて、 その時ロビンはどうしてただろうか。
とにかく、小さく声を漏らしたフィリップを見ると、その指先から赤いものが見える。]
――……怪我したのか。
[その手を掴んで引き寄せる。]
(20) 2010/09/08(Wed) 01時半頃
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――医務室―― つつ……っ。
[暗褐色の消毒薬が傷口に塗られ、押さえた声を上げた。 だが同時に、沁み入る痛みが奇妙な快感のようにも感じられ、少年は眉根を寄せて目を閉じる]
ん……っと、終わった?
[思いのほか手際よく、ルーカスは処置を進めていた。 ガーゼを当てた上から包帯が巻かれ、きゅっと結ばれた]
うん、ありがとう、ルーカス。
(21) 2010/09/08(Wed) 02時頃
|
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― 自室 ―
[そして、脚は蒼薔薇の香りに導かれるように、サイラスの元へ。 ゆるり伸ばす手は、首元に。まるでそのまま絞めあげるかのような仕草。]
お前は、私の、何を壊したい……――― これ以上、私を壊してどうする?
[紳士然とした表情は崩れ、ぐるっと鳴らす喉の音が示すは獣性。 蒼薔薇の呪い故に、識ってしまったしどけなく寝台に横たわる人の裡。 その想いに、弟に左眼の視力を多く奪われた時の感情が重なる。 壊されそうなのは、奪われそうなのは何か判らずとも……―――
覚える感情は《恐怖》。]
そんなに、私に壊して欲しかったのならば 望み通り、今から壊してやるさ。
[その恐怖から逃れる術は、同じく破壊なのだと思わせるは薔薇の香。 首に触れていた両手は胸元に滑り落ち、碌に抵抗の出来ないサイラスのシャツを、乱暴に肌蹴る。念には念を入れるように、袖は腕から抜かぬまま、シャツを捲り上げベッドヘッドに括りつけてしまう――それは手枷となり更に相手の自由を奪う。]
(22) 2010/09/08(Wed) 02時頃
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─ 廊下 ─ [薔薇の香りで視界が遮られる事は無いのに、ラルフに向けられるディーンの貌が遠ざかるような心地。遠ざかってはいけないのではないか?──自問するのはラルフ自身の声。 ディーンの指先が前髪に触れた刹那だけ──ラルフを拒む得体のしれない何かの壁が、剥落して、真実が見えるような心地がした。]
…── ディーン。
[戸惑いながら、部屋には戻らないと言う意思を示すようにふるふると首を横に振る。 諦めたようなディーンの微笑に、ラルフもまた手を伸ばしかけ。 けれども、扉が閉ざされた事で感じるのは、言い知れぬ無力感と、突き刺すような胸の痛み。
鍵が閉まる音がしなかった事は、無意識で認識していた。 廊下の壁に身を持たせかけ、ずるずると座り込む。口元を覆って天井をあおぎ、そのまま目を閉じる。風もないのに、あの薔薇園の薔薇の木のこずえが揺れたような、悪意を持った誰かが嗤ったような気がして──と、ラルフは口惜しさから自身の肩に爪を立てた。]
(23) 2010/09/08(Wed) 02時頃
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ドナルド……? どこか……気分でも悪いの?
[朝、眠る彼に逢った時には、彼が抱いているであろう”ベネット”でなくなった自分には、もう話しかける事も触れる事も出来ないと。そんな資格はないと思ってた。 ――でも、今は。 ディーンが変わらないと、穢れていないと言ってくれたから。 何も知らない頃と同じ、穏やかな笑みを浮かべてその背中へと声を掛けた]
(24) 2010/09/08(Wed) 02時頃
|
|
[出て行くドナルドは何処へ向かうのか。 セシルの言葉を謂い正すこともできず、 ベネットから聞いた言葉は伝えることないまま
セシルに手を掴まれると、痛みに声が零れて]
…っ い たい…、…セシル…
[普段と違う後輩の姿に翡翠の眼が伏せられて。 じわりと、痛い…侵食していくように。 空洞が、拡げられていくかのように。]
……いたい よ…、
[空洞の埋め方がわからない、 このまま拡がって全部開いてしまえば… 壊れてしまえば、いいのに。
苦しげな吐息がまた、1つ零れて。]
(25) 2010/09/08(Wed) 02時頃
|
|
…ベネ、さん…… [かけられた声に振り向いた姿は、酷く憔悴して今にも泣き出しそうに脆い。]
苦しい。苦しいんスよ……。 胸が痛くて…自分が自分じゃなくなりそうで…
もう、どうしたらいいのか…
(26) 2010/09/08(Wed) 02時頃
|
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>>25
[手を掴むと、血があふれ出る。 その苦痛にゆがむフィリップの表情に、蒼薔薇は笑った。]
――…なんだ、普段、涼しい顔ばかりだけど、 そんな顔、できるんじゃないか。
ね?フィル
[先輩…とはつけない。 蒼薔薇はセシルには身体を明け渡さず、そのまま、フィリップに話しかける。 苦しげに漏れる吐息には、極上の笑みを零した。]
(27) 2010/09/08(Wed) 02時頃
|
|
――…そう、君は、
壊されたいんだね。
[口唇を溢れた血に寄せる。 そのまま、傷口を舌で押し付けるように穿った。 フィリップがまた痛がれば、その眸を見つめて……。]
もっと痛いこと、されるんだよ?
[耳元に掠れた声で囁いた。]
(28) 2010/09/08(Wed) 02時頃
|
|
[泣きだしそうなその顔に、心の琴線が揺れる]
どうして、苦しいの? ドナルドいつも、僕と居るとそんな顔ばかりしてる。
[脆く壊れてしまいそうなその頬へ、触れる。 優しく、だけどその指の動きは欲を煽る様でもあって]
……僕は、君の事が好きなのに。
(29) 2010/09/08(Wed) 02時頃
|
|
― 自室 ―
[現れた素肌の肩には蒼薔薇の呪い。 それを冷えた紫で見て、指先でなどれば、そこから更に蔓に絡み取られるような感覚を覚える。その感覚に更に恐怖を増長され、相手を壊さなければという衝動にかられた。]
サイラス……―――
[名を呼ぶ声音だけは、今までになく甘く。 奪うのは唇。吐息さえ奪って窒息死すれば佳いというほどの激しさで。 ガチリと激し過ぎた反動で、歯と歯がぶつかる。 昨日の反対に、ディーンの下唇が微かに裂け、鉄錆の味が互いの口腔に広がった。]
さて、どう、壊すのがお好みだろうかね?
[銀でなく、紅の糸引き唇を離すと、ペロリと其れを舐めあげながら、値踏みするようにサイラスの半裸の身体を見下ろす。戯れに指先が胸の飾りに触れて、キリリとそれを捩じり上げる。]
(30) 2010/09/08(Wed) 02時頃
|
|
―――……痛いのが、好きなのか?
[上がる嬌声に、くつっと喉を鳴らし、胸元に貌を埋めると、今度はそれを歯で噛む。その傷みに対する反応を確かめ、更に噛みながら言の葉を紡ぐ。]
そうか、壊して欲しいと謂うくらいだものな。
[くつくつと笑う度に、どこか壊れ剥がれ行く仮面。 水色の眸持つ少年が望んだように、確かに壊し壊される関係がそこにある。]
ならば、慣らしは必要ないか……―――
[謂いながら、サイラスの身を反転させる。 手を拘束したシャツがよじれ、サイラスは手首に負担を覚えるかもしれないが、もうここまでくれば、それも快楽の種だろうか。
そのまま獣の姿勢を取らせ、下肢を覆う物を奪い去る。]
(31) 2010/09/08(Wed) 02時頃
|
|
―屋根裏部屋―>>4>>5 [蒼薔薇の指に一度二度と乳首を強く抓まれ、ん、と小さい呻きを洩れる。 そこから飛び出した白い液体がワイシャツを汚すのを見ると、流石に目を軽く見開く。 蒼薔薇が手付けと証する「樹液」を、そっとボタンを外して確認し、指で掬い上げた。
そこで何か小さく呟いたようであったが。]
(32) 2010/09/08(Wed) 02時頃
|
|
……こんなことしなくても、僕はもう充分に「肉欲の奴隷」なのに。
[ひっそりとした笑い]
(-8) 2010/09/08(Wed) 02時頃
|
|
[閉じた目蓋の裏には、太陽を仰ぎ見たときのような紅と緑のロールシャッハーテストの時のような模様が見える。 紅滲む文様は、最初は蝶か毒蛾を思わせる形状で、ラルフの閉ざされた視界を飛ぶうちに、不気味な蝶は紅い鱗粉をまき散らしながら、紐状に解けて行く。触手のようなそれは渦巻く茨。茨は毒の棘を持ち、ドナルドではないが上背のある少年の肩を突き刺す。巻き付く茨の色は、紅から紫、緑ではなく蒼へ移り変わる。 何処かへ倒れ込む少年の背のヴィジョン。その少年がサイラスである事に、ラルフは気付く。]
──…ッ サイラス──
[取り返しが付かない事が起きようとしている。 ぞわと背筋を走るとてつもなく気持ちの悪いモノに──ラルフが、この部屋の扉を開く為に立ち上がろうとすると、強くなるのは薔薇の香り。目が眩む。このままでは駄目だ、と強く思う。]
(33) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
|
|
―屋根裏部屋― >>4 >>5 [目許に薄紅いろを昇らせ、付着した白い汁をひと舐めし。 ぶるっと身震いし、身の内に先程までとは比べ物にならぬほど激烈に起こり始めた情欲に打ち震えた。]
(34) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
|
|
[目の前の姿は確かに後輩の姿で、 けれども――…何かが、違って。]
…セ シル…?
[呼ぶ名前が、声が、少し違って。 目の前の相手が誰だかわからなくなって。 手を引こうとするけれども引くことができない。
傷から膨れて零れる赤い雫はセシルの手も汚して。 先程はあれほど綺麗だと思ったのに、 今はそれが…綺麗だとは思えなくて。]
(35) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
|
|
――…ぁ、 あっ
[強く走る痛みに零れるのは けれども甘い声で。 掠れた声が耳朶に響けば、濃い蒼い花の香に酔わされる。 言葉は、ずっと望んできたもの それなの に。 けれどもそれは目の前の後輩に望んだものではなくて…
薄く、唇が開く。呼気が荒くなっていくのを止められない。 それは痛みからなのか、それともそれよりももっと強い、]
セシ ル…
[懇願するような声音は、乞うものなのか、逃げるものなのか。 わからない―――…わかるのは、 このまま囁く声に囚われてしまえば
きっと もう元には戻れない…。]
(36) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
|
|
[頬へと触れる優しい指。それに感情は堰を切ったように溢れる。]
…好き、なんすよ。 好きなんすよ、もうおかしくなっちまうくらい! アンタが欲しい!アンタに愛されたい!モノにしたい!嫌われたくない!
けど、俺きっと、アンタのこと壊しちまう。アンタに嫌われちまう、から…ッ。
[駄々っ子のようにしゃくりあげながら、溢れ出す思いの丈。]
それに…、それに…
ベネさん…ディーンのこと…好きなんだろ? …きっと、俺なんかより…。
(37) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
|
|
[現れた蕾に、狂気をねじこむことは出来た。 けれど]
……、……――――
[ぴちゃり―――水音が薔薇の香りの中、部屋にたゆたう。 血に濡れたディーンの唇は、サイラスの上がった尻の間に。 舌先が、蕾を傷つけぬように、襞の一枚一枚を丁寧に濡らす。
嗚呼……―――そうなのだ。
弟に覚える感情は、恐怖などという負のものもあれど、それだけではない。赦したいと救いたいと、奢りだと思っている感情の底にも、想いはある。
けして、弟のことを完全に厭っている訳ではない。 同じく、サイラスのことも。 望みを叶えたいと想うくらいには……――――。]
(38) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
|
|
――医務室→寮内――(>>9>>21) ……っ、て、泣いてないよ、ないったら。
[泣かなかったね? えらいな。 からかうように覗き込むルーカスの視線に、少年は顔を背けて隠れようとした。右手で目元をこすり、溜まっていた涙を拭う。それは苦痛からよりも、奇妙な快感を押さえ込もうとしたが為のものだった]
んんっと、ルーカスはこれからどうする? 僕はちょっと、話、しておきたい相手がいるんだ。 できれば、一対一で。
[気を取り直すように一息吐き、少年はルーカスに言葉を向けた。 ベッドの傍へと寄ってユーリィの額を軽く撫で、小さく頷く。 ルーカスの答えがどのようなものであれ、少年は“その相手”を探しに行こう、と決意していた]
(39) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
|
トニーは、ルーカスと別れ、廊下を歩んでいった。
2010/09/08(Wed) 02時半頃
|
>>36
――……フィル もっと、顔を崩して?
ドナルドと一緒にこんなところにきたってことは、 ドナルドにヤラれたかったでしょ? ドナルドが好き?
それならそうとセシルに言ってあげなよ。 ああ、それとも、その「先輩」が好き?
セシルは君が「大事」なんだって。
でも、君はセシルのこと「大事」じゃないよね。
[くすくす笑う。見た目はセシルな彼が。]
(40) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
|
|
/* まあ、サイラス死んじゃってるけどねー☆
でも実は、ロビンも“その相手”だったりするんだよね。 対面で話したい相手が一人、とは言っていないのです。
(-9) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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|
―屋根裏部屋― [丁度おぼつかない足取りで扉に向かった時だっただろうか。 扉を開けたドナルドとフィリップにばったりと出くわした。
導き入れられるフィリップを眺める眼差しは、滾る熱で潤んでいる。震えを抑えるので手一杯だったが、これから起こるであろう出来事は容易に想像がついて、むしろ羨望の色さえ湛えていただろうか。
ドナルドを連れて行け、と仕草で命じられれば、逆らうことは無く、こくりと従順に頷いた。]
(41) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
|
|
/* セシルは今日死ぬからってトバしてんなー。 まあ、その逆よりも悪いことではないよね。
(-10) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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君を「大事」に思うセシルなんて、いらないよ。 ね、君だって、本当は
「抱かれたい」んでしょ?
ねぇ、フィル……。
一緒にセシルを殺さないか?
[そんなことを言って、フィルの身体を引き寄せると、その口唇に口唇を寄せた。 吹き込むのは蒼薔薇の香。 惜しみなく……。]
君がこうされたいのは、わかってるんだ。
[そして、服に手をかけると、下からたくしあげて、その胸に手のひらを当てる。]
(42) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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… ディーン──
[下肢にはじわりと滲むような鈍痛と違和感が続いている。 それは、昨夜の行為の痕跡。緩く断続的な痛みは、懐かしいようでいて、以前恐怖していたものとは性質がまったく異なったもの。今、そんな事を思い返している場合ではないにも関わらず、薔薇の香の壁に阻まれる身体が、痛みや違和を快楽にすり替えようとする事に気付く。下着を付ける時間がなかった熱は、ズボンの繊維の摩擦に。]
…… 違 う。 駄目 だ。 嫌だよ、ディーン……ッ。
[悲鳴のような声。自身の肩や腕に爪を立てるだけでは抵抗には足らず、咄嗟にポケットをまさぐる。見付けたのは、バカンス先からの母親の手紙を開けた時に使ったペーパーナイフ。それは刃物と言うには、繊細すぎたけれど、ラルフの行動は昨日のトニーに似る。]
(43) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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[堰を切ったようにしゃくり上げる大きな子を抱きしめ、その背中を撫でる]
……やっと言ってくれた。ドナルドの本当の気持ち。
[ぎゅっと抱きしめて背伸びをすると、隻眼から零れる涙を拭う様に口付けて]
僕もずっと想ってた。 君が好き。君に愛されたい。 ドナルドになら、壊されたっていいんだ。 僕はずっと。それを望んでいたんだから。
[大きな駄々っ子をあやす様に、その耳元に優しく告げる]
ディーンの事確かに好きだけれど……違う。 ディーンは僕にとっての主と同じなんだ。
(44) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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[そして、フィリップがなんといおうとも、その先の行動をやめることはない。
そのまま、屋根裏の床にフィリップを押し倒すと、抗えないよう薔薇の呼気を出しながら、全身に口付けを落としていく。
敏感なところを見つければ、くつりと笑ってそこを責めたてながら…。]
ねぇ、気持ちいいところがあったら声、出して?
[フィルの服を引き剥がし、ボトムのボタンにも手をかけて……。
金色の茂みを開けば、その中から頭をもたげるそれ…に口唇を寄せた。]
(45) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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[識れず、涙が頬を伝う。 サイラスが背を向けていて佳かったと、密やかに想う。]
―――……入れるぞ?
[わざとクツっと喉を鳴らした。 後ろからのしかかり、昂りを濡らした尻のあわいに宛がう。 サイラスの反応を待たずに、ぐっと奥まで一気に貫いた。 後はもう、蒼薔薇の香りが誘うまま、獣のごとく、相手の望むまま壊すがごとく、腰を穿ち続ける。]
(46) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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うぁ あぁっ あっ
[肌蹴たサイラスの蒼薔薇の呪いある肩に、いつの間にかモノクルの飛んだ左眼を宛がい、獣のように咆哮する。精は彼の裡に。呪いは左眼へと移る。
――……何度、裡に放ったか。
彼の人の望み通りに、彼の人は壊れ。
そして]
は、はは、ははは……―――
[左眼を抑え乾いた笑いを零す少年も、また、何かを壊した。 そんな2人を嘲笑うかのように、サイラスの肩口の蒼薔薇は、ディーンの涙に濡れ、まるで朝露に濡れたように生き生きと蒼を誇っていた。]
(47) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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―階段― [ベネットのことを告げられたドナルドがふらふらと出て行くのを追って、自分も部屋を出た。 何よりも、今は先程含んだ樹液の所為で、全身が灼け尽きそうなほどに篭る熱に苛まれていた。
ドナルドに期待をしていた訳でもないのだけれど、第一に彼は薔薇の棘に囚われた者で。 昨夜口だけでしか味わえなかった彼のからだを知るのもまた楽しいだろうかと想像したのもある。
その足を止めたのは、ドナルドの行き着いた先にベネットがいたからだった。]
(48) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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―――…っ
[違うと謂い切れない、此処に来た理由はそれで。 けれども違って。
セシルであってセシルでない誰かが紡ぐ言葉は 耳を塞ぎたくなるような、裡を切り付ける刃にも似て。
かた、と初めて身体が震えた。 得たいのしれない恐怖に、けれども逃げられない。 厭だ、違う、その言葉も紡げない。 蒼い香がそれを赦してくれない。
―――…そう、なるかもしれなかった。 置き去りにされて叶わなかった恋情が過去にある。 その記憶の人と同じ、それ以上の想いを抱くには まだ、その想いは育ちきっていなくて…]
(49) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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/*>>44 いやそれまっとうなキリスト者の台詞じゃねぇから!
(-11) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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>>44 ああ、最後の行がってことね。 その上は読んでないけど。
(-12) 2010/09/08(Wed) 02時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 02時半頃
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[からり、]
―――…セ シ ル…
[引こうとすればポケットの中で鳴る硝子球。 赤と青の色はセシルと約束をした色。
けれども吹き込まれる蒼い香に翡翠が見つめるのは もうセシルではなくて…、蒼い花に触れられれば 耐え難い甘さに掠れた声が零れていく。
その、蒼い瞳に
囚われた。]
(50) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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―廊下― [そこにあるのは、泣き崩れるドナルドと、それを聖母のように抱くベネット。 全身を駆け巡っていた熱を一気に醒ますほど、虫唾の走るお涙頂戴の――]
……詰らない。
[端整な顔を歪め、吐き捨てるように呟いた。]
(51) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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[紙を切るだけのナイフにはさしたる威力は無い事を知っている。 だから、ラルフは眉を顰め、銀灰の瞳を自身の左手に向けた。 広げて握る手のひら、華奢な切っ先を迷わずに、左手の親指の爪と肉の隙間に突き立てた。]
──……アッ! 痛ッ
[そう、中世ヨーロッパの異端審問すなわち拷問の要領だ。 幻覚ではなく、鋭い痛みに貫かれて、目蓋の裏が真紅に染まる心地。 正気を取り戻したラルフは立ち上がり、鍵の掛かっていないサイラスとディーンの居る部屋の中へ──。]
(52) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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ラルフは、飛び込んだ部屋の中で見たものは──…。
2010/09/08(Wed) 03時頃
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[…――自分で望んだことのはず。なのに。なのに。何故か零れる涙。 そこから薔薇の香りは淡く放たれ。 自分だけが知りうるディーンは手に入れた、つもりなのに。
なんで。こんなにも悲しいのだろう。]
[相手が欲しくて、知りたくて。そして
…―間違えた―――…。]
(+1) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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サイラスは、そのことに気づけずに放心している
2010/09/08(Wed) 03時頃
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――廊下―― [ある程度距離を隔てた処に小柄な人影の佇むらしきを認め、]
ん、あれ……ロビン?
[ひどく苛立ったような雰囲気を帯びていることに困惑を覚えた]
(53) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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トニーは、ロビンの更に向こうに居る二人には気づいていない。
2010/09/08(Wed) 03時頃
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[抱きしめられ、閉じた瞼へと触れる柔らかな唇。 囁かれた言葉に、どうすればいいのかわからないと言った顔。
されど、薔薇の棘の毒は、じわりと胸の内側を侵していく…]
(54) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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[ひくりひくり、薔薇の夜露のように涙はあふれ。 思いを遂げたはずなのに―――…。]
…莫迦、野郎……。
[小さく、零した呟きは誰へのものだったのか。 …―それっきり気を*失った*]
(+2) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 03時頃
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/* つーか、人物所在がまったくわからん。 しまったメモでその呼びかけするんだった。
(-13) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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/* じゃねえ、メモで【ログに所在を出すように】、という呼びかけ。 メモで所在だけの更新連発とか、ぶっちゃけ大して意味ないし。
(-14) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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/* わー。 王子様の吊り襲撃合わせは危険な予感がしたんだ。システム回り詳しく無いので、漠然としか気付いてなかったけど。チェックすれば良かった。 ディーンはお疲れさまだ。
(-15) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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ディーンは、ラルフの姿を紫に収めると、笑いを収め、ふっと息を吐いた。
2010/09/08(Wed) 03時頃
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[蒼い花に抗うことができるはずもなく… 屋根裏部屋では言葉を発する隙さえ与えられずに 床で打ち震える姿があった。
硝子のように硬い色の翡翠は熱に浮かされて、 触れられる全身を仄かに赤く染めてしっとりと濡らされていく。]
ぁっ ん、ぁ… っ…ゃ …
[途切れることのない嬌声に緩く首を横に振れば 翡翠がまたじわりと零れんばかりにじわりと熱に潤んで。 蒼い香が媚薬のように全身に刷り込まれていく。]
あっ …ぁ、あ …ッシ、ル あ、
[茂みから覗く熱擡げる場所に触れられれば大きく震えて、 暴かれてしまうことに声は泣きそうなものに、 けれども一層甘く堕ちて]
(55) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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>>49>>50
[フィリップに甘く、そして痛みも快楽に変える蒼薔薇の呼気を口から吹き込み、全身に落としていく。
胸に手を押し当てれば、それは全速力で走っているかのような動き。 そこに耳を押し当ててから、胸の突起を片手でつまみ、もう一つは口に含んだ。 コリ…をそれを押しつぶすように愛撫したと思えば、次は触るか触らないかの舐め方をした。
片手は胸にあきると、腹をまさぐり、足の間に伸びていく。 弾きおろしたボトムは完全に脱げていなかったので、性急に脱がすと、その下肢をまじまじと眺める……。]
フィリップ……
[その欲望はどんな形になっていただろう。 舌先でちらりと舐めると、口に含んでいく。 ぴちゃぴちゃと水音は執拗に……。 フィリップが白濁を解き放つまで。]
(56) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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―廊下― [くるりと踵を返し、足早に立ち去る。]
くだらない、くだらない、くだらない――!
[それは憤怒に近く。 身の裡に奔馬の如く荒れ狂い戻ってきた情欲と入り混じり、焦げ付きそうな炎となる。]
(57) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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――廊下―― [つかつかと、見えた人影に向かって歩いていく。 少年の表情は不安と焦りと疑心と慕情、いずれもがせめぎ合った結果。親とはぐれた迷子のように力無いものだった]
……んと……ロビン?
[自分をか、相手をか、心配するように呼びかけた]
(58) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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トニーは、ロビンの怒声に、思わず肩を竦めてかすかな悲鳴を上げた。
2010/09/08(Wed) 03時頃
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わーいろびんだー♪ なにおこってるのー?
[能天気というにも程があった]
(-16) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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ねえ、ドナルド。 君は僕の事をきっと、誤解してる。
[困惑する様な表情を浮かべる頬をそっと撫ぜて]
僕は君が思うほど、綺麗でも何でもないんだよ。 本当の僕は、とても穢くて、醜い。
[睫毛を震わせながら、伏せる翠。 薔薇の毒に侵されるドナルドの熱を煽る様に、 身体をすりよせながら]
それでも……好きだって、言ってくれる?
(59) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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―廊下― [困惑した表情でこちらを見詰めるトニーに出くわしたのは何かの導きなのだろうか。]
……ああ。
[灰色の瞳に昏い炎を宿してニヤリと嗤った。]
(60) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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─ サイラスの部屋 ─
[噎せ返る薔薇の香り、けれども、立ったまま視界に入る位置にサイラスの姿は無く、寝台の方にディーンの金糸の髪を見付けた。]
──… ディーン
[名前を呼びながら、小さく首を横に振って扉を閉める。 ラルフは、右手に華奢な薄い刃物を握りしめたまま、ディーン達の居る方へ歩みを進めた。]
(61) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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ロビンは、トニーが身を竦める様子を好ましく感じ、より一層笑みを深くする。
2010/09/08(Wed) 03時頃
ラルフは、寝台に近付くと、性交を行うにしてもまともでは無いサイラスの姿を知る事になる。
2010/09/08(Wed) 03時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 03時頃
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――廊下――(>>60) な、何、怒ってるのさ、ロビン。
[脳裏で走らせた思考。けれど材料はあまりにも少なすぎる。 どういった結論も出せず、少年が口に出来たのは以前までのような、当たり障りの無い謝罪の言葉]
、ご、ごめん、そう――昨日、食堂で。 出て行った時、機嫌悪くさせちゃったみたい、だったから。
(62) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 03時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 03時頃
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――廊下―― [深まるロビンの笑みに獰猛な気配を感じ、少年は身を硬くする]
ね、ねえ……? 何、笑ってるのさ、そんな目で。
[思い当たる、もう一つの、より大きな事件。思わずロビンから目を逸らした。あ、う、と、単語にならない声だけを発する]
(63) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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/* やっべえトニーいじめるのが愉しくなってきた! ぜ!
(-17) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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[身を摺り寄せる彼へと、蒼い薔薇の呪いはじわりと触手を伸ばす。 彼の願いとは裏腹に、共に堕ちていくしかないように。]
…醜かろうと、穢れていようと、 それでもアンタは、アンタだから… [ぐいと抱き寄せ、奪う唇は情欲のままに激しく。 荒い呼吸のままに、何処か人目を避ける場所を探した。]
(64) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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─ 自室 ─
――……ラルフ
[何かを壊した少年は、左眼に蒼薔薇の呪いを移して。 けれど、何かを壊したからか、それとも護ろうとしたからか、もう薔薇の匂いに衝動を覚えることはない。]
……、……――― これも、また、私だ。
[ラルフの右手に収まる刃物を見て、懺悔のように謂う。 まるで、その刃に貫かれても佳いと謂うように、無防備に。]
(65) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 03時頃
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[この人だけは巻き込みたくない、巻き込みたくないとそう願うのに。
いや、願うほどに裏腹に、蒼い薔薇の毒は身体へ回って、 きっと、彼へも…]
(*0) 2010/09/08(Wed) 03時頃
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―廊下―>>62 [取ってつけたような理由で謝罪を口にするトニーに、すっと灰いろを眇める。]
……別に何でもないよ。くだらないことさ。 君には関係ない。
[じりじりと身を焦がす炎は激しく、呼気にまで熱を与えるよう。 ふと先日のプールでの一件を思い出して、唐突に問い掛ける。]
ねえ、トニー。 君、僕が『好き』って言ったよね? 今でも本当に僕が好きなの?
[無邪気さを装う顔の裏は悪魔の微笑。]
(66) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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[荒々しく奪われる唇。 礼拝堂の時とは違って、ドナルドのしたいまま。 背中を抱いた腕に力を込め、しがみ付く]
……僕を、ドナルドのものに、して。
[銀の滴を引きながら、二人になれる場所を探すドナルドに]
君の望む場所へ……。もう誰が見ていても、拒んだりしない、から。
(67) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 03時半頃
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―廊下―>>63
ん?何? 僕、そんな変な目してるかな?
[目を逸らしたトニーの視線の先を追う様に、笑いながら顔を近付ける。]
(68) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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[連れ込んだのは、今は誰も使うことのない空室。 がらんとした部屋の中、マットレスしか乗っていない埃臭い寝台にベネットを押しこんで。]
…俺だって、アンタが思っている以上に…ずっとずっと穢れてる。 理性のかけらもない、ただの獰猛な獣だから。 [服の上から布越しに、自分より華奢な年上の男の身体を、無骨な掌で辿った。]
(69) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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――廊下――(>>66) [無邪気さの仮面を被った微笑に、少年は目ばたきを一つ挟んで、こくりと頷いた。どこか安堵したような表情で答える]
? ぅ、うん。 ――『好き』だよ。 ただの好き、じゃなくて、ロビンは特別の『好き』。そう決めたから。
(70) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 03時半頃
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[誰にも触れず、触れられず…手解きをした後輩だけ。 脈打つように兆しを見せる熱は未だ初心な色のままで、 自分で触れること以外何も知らぬ身体は、 ぬるりと柔らかくて温かい口に犯されていくと 足を閉じようとしてもかなわなく、 セシルの頭を内腿で柔く挟みながらただ啼いて。]
―――…っ ひ ぁ…
[腰が揺れても、弓なりに背を反らしても咥内から 逃れられずに尾を引く悲鳴に似た嬌声の後、 熱が解き放たれるのはセシルの口の中へ。]
(71) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 03時半頃
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……あ、……ぁ、
[極まった心地よさと、堪え切れなかった絶望感。 荒ぐ呼気の中に嘆くような声が落ちて。 濡れる翡翠が虚ろにセシルを見つめる。
薄く開いた唇が何かを謂おうとして声にならず、 けれども戦慄く唇が呼ぶのは後輩の名前で。
―――…今、目の前にいるのは誰だろうか。 蒼い花がまだ赦さないのなら、また蒼い香に酔わされて。
与えられるままにただ 堕ちて行く。**]
(72) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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…………、 ディーン。
[近付いて状況が鮮明になる程に、言葉を失う。 刺したばかりで血が膨らむ傷痕よりも、胸が張り裂けそうな痛み。 左眼に呪いを移したディーンを凝視ながら、キツく眉根を寄せ、痛みに耐えながら。それでも足を止める事はなく。
ディーンと息が触れそうな位の距離まで来たところで止まり、寝台の位置に視線をあわせて右手を伸ばす。相手が何か言い訳をしたり、抵抗、怒り、そう言った感情を見せる事がない事が、分かる。
痛み以外に、自分が何を感じているのかも、今のラルフには分からなかった。今度は自身ではなくディーンに向けて、ナイフを持ち上げる。持ち上げるけれど、]
(73) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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[愛したいけど、堕としたくない。 自分のように誰でも無差別に襲うような、薔薇の猟犬にはさせたくない。
守るためなら、自分だけ壊れてしまっても構わぬと。
けれど、薔薇の毒に侵された衝動は留めることはできず。 脱がすことすらもどかしいように、組み敷いた相手の着衣を捲った。]
(74) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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ラルフは、ディーンを刺す事は出来ない──震える指先から音もなく床に滑り落ちる凶器。
2010/09/08(Wed) 03時半頃
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――廊下――(>>68) [其れは恐らく、幼さを残した少年だけが持ち得る、無垢な嗜虐の光。何を引き起こそうとも構わない、分別が出来てからはもう届くことのない、無邪気ゆえに残酷な瞳]
ん……いや……うう、ん……。
[射すくめられ、怖気づきつつも、なんとか気力を振り絞る]
して、ないよ。ロビンのこと、怖くなんて、ないよ。
(75) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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[連れて行かれるまま、ベッドの上に押し倒されて。 マットに身体を沈ませながら、見下ろすドナルドへ手を伸ばし、抱き寄せる]
……んっ。 い、いい、よ。それでも、君に…変わりはないもの。
[シャツの上からまさぐる手に齎される淡い刺激。 胸の蕾は芯を持ち固く尖って、その存在を彼の手に伝えているだろう]
(76) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 03時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 03時半頃
ベネットは、ドナルドの手が衣服を剥ぐと、素肌に触れる空気にふるりと身体を震わせた。
2010/09/08(Wed) 03時半頃
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>>71
ふ……
[フィリップが吐き出したものを口で受け止めて、こくりと飲み干す。]
すごく、おいしい。
[蒼薔薇としての言葉が出る。 そして、その顔を見て、笑った。]
これで終わりじゃないのは、知ってるよね?
[時間を置くこともなく、フィリップの両脚を押し広げる。 全く人に触られていないそこに指を宛がった。]
大丈夫。はじめてでもいいように、してあげるから…。
[蒼薔薇は笑み、その部分にまた口を添える。 甘く蕩けるように、やはり官能の呼気を出しながら、舌と指で後孔を解していく…。]
(77) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 03時半頃
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[向けられる言の葉は、懺悔をするような響き。 小さく首を横に振ってから、ラルフは膝を折り、何も言わずディーンの背を抱きしめた。]
──…俺は、 まだ、君の事がもっと識りたいよ。
[壊れた人形のように意識を失ったサイラスをこの部屋に置くのか、医務室へ運び入れるのか。ディーンの選択に合わせて、識ったからには最後まで共に居る心算で*。]
(78) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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―廊下―>>70>>75 [トニーが警戒心を解いたらしきを知り、にこやかに演技を続ける。 そっとトニーに近付き、怯えさせ過ぎない程度に身を寄せて。 耳元に密やかな囁きを吹き込む。]
……じゃあさ。 僕と、キス、しよう?
(79) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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…ベネッ…ト……
[さらけ出させた白い腹と胸元。 時折体臭を味わうように荒い呼吸で鼻を鳴らしながら、臍へと寄せた舌を、ゆっくりと心臓の上へと這わせる。 太い指先が、敏感に尖った胸の先を転がし押しつぶしながら、もう片方の手は脇腹をさすって尻の方へと…]
(80) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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>>72 なぁに?フィル
[戦慄く口唇が辿るのは、セシルの名前。]
セシルがいいの? じゃ、あとで、セシルに代わってあげる。 そして、
セシルを殺すといいよ。
[解す指の数を増やして…。 フィリップ自身がもし、蘇ってきたら、くすりと頬を寄せて……。]
フィル……こうしたかったんだろ?
[そして、自らのボトムの前を開放し、すでにいきりたったものをフィルのそこに宛がった。]
(81) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
|
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 03時半頃
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フィル、泣いて?壊してあげるから。
[そして、ずん、と埋め込んでいく……。 それははじめてのことだろうけど、 蒼薔薇の手ほどきとその官能の呼気で、
痛みよりは快楽をより多く感じることになるだろう。
そう、もう、それなしではいられないように。**]
(82) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
|
|
――廊下――(>>79) [近付いてきたロビンの囁きに、少年びくりと身を震わせる]
……いま? ここでするの?
[周囲を見回して、不安そうに。けれど視線を床に彷徨わせつつ、頬は次第に紅くなっていった]
(83) 2010/09/08(Wed) 03時半頃
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トニーは、の腕をぎゅっと掴み、その表情を*じっと見つめた。*
2010/09/08(Wed) 04時頃
|
[素肌をなぞる舌に身体を震わせる]
くすぐったい、よ……ドナルド……
[ドナルドが齎す甘い熱に、うっとりとした表情を浮かべ、 差し出す様に反らして]
……あ、や…そこ、だめ……っ。
[胸の先端を指先で押しつぶされると、びくっと大きく反応する身体。 強い刺激にぎゅっと眸を閉じると、わき腹から降りる手に気づく。 彼の手を阻害しないよう、自然と浮く腰。 細い脚はドナルドの熱を刺激するように、やんわりと擦り合わせて]
(84) 2010/09/08(Wed) 04時頃
|
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/* なるほど、リードが上手いと受け側も楽なものなんだね。 どう引き出すか、何が出てくるかとかも愉しいし。 ありがと、ロビン。
(-18) 2010/09/08(Wed) 04時頃
|
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―廊下―>>83 いや?
[頬を染めて逡巡する様を一応は気遣う振りをして、口元に指を当てて考え込む仕草を。]
……ああでもそうか。 なら、僕の部屋で、する? あそこなら多分、誰も、見に来ない。
[良い事を思いついた、というように莞爾と笑った。]
(85) 2010/09/08(Wed) 04時頃
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/* きゃーactの対象が抜けてるー!
眠いのねっていう形で理解してもらえるだろうきっと。 愛があれば。
(-19) 2010/09/08(Wed) 04時頃
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トニーは、ロビンにおずおずと頷き、彼に従って*ついて行った。*
2010/09/08(Wed) 04時頃
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[薔薇の呪い移した身。 けれど、何かを失った代わりに、ディーンは他者の精を捧げようとする薔薇の僕にはならなかった。
失ったのは、左眼の視力。 完全に失ったお陰で歪にならない世界で、真っ直ぐにラルフを右眼で追う。ナイフが振りあげられても、眼逸らすことなく。]
―――……ラルフ
[懺悔の言葉に落ちるナイフ。そして抱きしめられる温もり。 嗚呼……――と、息を吐く。 裡に巣くう呪いを、もうけして誰にも移すことはしないと、強く誓う。]
(86) 2010/09/08(Wed) 04時頃
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私も、お前をもっと識りたい。
[例えば、この先、何も見えなくなっても。 それでも、ラルフを忘れないように。 ふっと、また一度、息を吐いて、願いごとを紡ぐ。]
―――……サイラスを、医務室に運ぶのを手伝ってくれないか。
[他者の精を蒼薔薇に捧ぐ下僕ではなくとも、薔薇の呪いを受けた身故。 サイラスの眠りが、そうやすやすと目覚めるものでないのが判る。 此処に置いておくよりは、医務室にと。 サイラスの身を清めた後は、二人で運ぼうとする。
同じく薔薇の呪い受けた後輩と同じ、平坦になった世界は距離感をつかめずに。ラルフとの距離もまた、*掴めぬまま*]
(87) 2010/09/08(Wed) 04時頃
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―廊下― [この後は、トニーを宥めすかして何としても自室へ連れ込むつもりだった。
既にユーリィが彼に性愛を手ほどきをしていたとは知らないままに。 どの道、トニーが何も知らぬ子供のままだろうと、既にそうでなくなっていようと、ロビンは気に掛けていなかった。
ただ、「愛」とか「恋」とか、「壊したい」とか「壊されたい」とかそんなくだらない執着を全部壊して、メチャクチャにしたかっただけだ。 ――欲しいのはただ、純粋な快楽と堕ちてゆく開放感。**]
(88) 2010/09/08(Wed) 04時頃
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[若く経験の浅い衝動は、手順も作法も知らぬ。 両の膝裏を纏めて持ち上げ、胸へ抱かせるように抑えこむと、ぺろりと脱がせるズボンと下着。 白い尻の間の不浄の場所へ、抵抗されようとも顔を埋めていく。 普段視線にさらされることなどない箇所へ、荒くなった吐息がかかるか。]
(89) 2010/09/08(Wed) 04時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 04時頃
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/* 風花妖精セシル落ち。 ドナルドによるベネット襲撃で良いのかな?
ラルフ=占い師 セシル=風花妖精 サイラス、ドナルド=人狼 ベネット=降霊者 ロビン=鮮魚人 フィリップ=追従者 ルーカス=聖痕者 トニー=片思い
でFAか。 長野まゆみは何処へ行ったのかと思いつつ。 ロビンの鮮魚人が激しくてグッと来る。
(-20) 2010/09/08(Wed) 04時頃
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/* カップル飽和状態なので、ルーカス吊りかな。 ドナベネ、セシフィル、ディンラルフ、トニー→ロビンは、動かないでしょ。
(-21) 2010/09/08(Wed) 04時頃
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[身に纏う物を全てはぎ取られ、両足を持ちあげられると、 全てを彼に晒す体勢となった。
誰にも見せた事のない場所をまじまじと見詰められ、 羞恥で赤く染まる顔]
そんな所……見ないで。 きたない、よ……。
[熱い吐息がかかり、ドナルドの顔が不浄のそこへ顔を埋めて行くのが判る。 触れられた訳でもないのに、見られている。それだけで、 下肢に熱が集まり、精通を知ったばかりのそこもぴくりと力を持ち始めて。 ドナルドの前に半勃ちのそれを晒してしまうのだろう]
(90) 2010/09/08(Wed) 04時頃
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/* えろぐかいそうかきたい。 おふろにはいってこよう。
(-22) 2010/09/08(Wed) 04時頃
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[出来るだけ苦しまぬよう優しくと思っても、きっと抑え切れぬほど昂った衝動は彼を引き裂き、貫き、貪りつくすだろう。
互い登り詰めれば、また薔薇の呪いは力を増す。 誰か他のものに奪い去られなければ、きっと腕の中の大切な人を…**]
(91) 2010/09/08(Wed) 04時頃
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[既にこの未熟な魂は薔薇の毒に蝕まれ、正気をほとんど失っている。 きっと蒼い薔薇に導かれたら、甘い樹液に誘われたら、 ふらふらと蝶のように惹かれて飛んでいってしまうだろう。**]
(92) 2010/09/08(Wed) 04時頃
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[まるで引き裂く様に、熱い楔に穿たれる身体。 貪りつくす様に衝動のまま突きあげられ、悲鳴にも似た声で啼いて揺さぶられる。
痛みしか感じなかったそこは、いつのまにかドナルドを受け入れ始め、精も根も搾り取る様に彼自身を締めつけ、ベネットの唇から漏れる声には嬌声が混じる。
互いに高ぶり達すれば裡に吐き出されるマグマの様な奔流に、理性は蕩けて。 齎される快感に狂ったように腰を振り、ドナルドの名前を呼びながら、何度となく登り詰め、何時しかその意識は白く焼き切れていた**]
(93) 2010/09/08(Wed) 04時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 04時半頃
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─ サイラスの部屋→医務室>>87 ─
[肩口に感じるディーンの吐息。 返る言の葉に、張り裂けそうに痛む胸のざわめきが少し落ち着くのは何故だろう。 まだ、ディーンが代償に片目の視力を失った事には気付かぬまま、薔薇の香りが立ち籠める部屋の中、抱きしめる腕にぎゅっと力を籠めながら、ラルフは二度頷いた。]
…う、ん。
夏期休暇中で、時間が掛かるかもしれないけど、 お医者さん呼ばないと──。
[薔薇の呪いは、ディーンともまた違う形でラルフも感じていて。 取り返しの付かない事態が、まだサイラスだけで済んでいる事に、ディーンの無事にラルフは安堵する。 深い眠りに落ちたサイラスの身を清める手伝い。寝台にうつ伏せられていた彼はどんな貌をしているのだろう。身を穿つ傷だけではなく、縛り戒められた痕跡がサイラスの手足に残る。後ろから獣のような姿勢で貫かれた事も含め、その行為の痕跡にラルフは既視感を覚え、途中で沈黙のうちに何度か手を止めた。]
(94) 2010/09/08(Wed) 05時頃
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[思い出すのは、ラルフの身に起こったあの事件の事。行為の最中サイラスは、中等部時代のラルフとは異なる事を感じていたのだろう。 サイラスから漂う朽ちた薔薇の濃密な香りに、目眩い。薔薇に意識を侵食され、タナトスの衝動へ強制されるような苦痛を感じながら。昏睡状態のサイラスの片側を担ぎながら、一度ラルフは、ディーンに首を傾けて微笑んだ。]
──…… ねえ──もしも、俺が、 その最中に、サイラスの意識があれば、 意識がある時に足を踏み入れていたなら。
一瞬の 躊躇もなく、 サイラスを突き刺したと思う。
ラルフ・アイヒベルガーは、 そう言う人間なんだ。
[ペーパーナイフで人を殺すのは困難そうだけれどと、告白するラルフの銀灰色の瞳は、ベネットに醜いと言った時よりも、激しくそして冷たい色を宿す。ディーンの視界が以前と異なっている事に気付くのは、何度目に見詰めあった時か。──医務室に運び終えたサイラスは、ユーリィの隣の寝台へ**。]
(95) 2010/09/08(Wed) 05時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 05時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 07時半頃
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― 屋根裏部屋 ―
[そして、フィリップに対する蒼薔薇の陵辱…いや、奉仕は続いていく。 まだ開かれたばかりのフィリップの身体を、蒼薔薇はより堕ちるように……。
己の変化に驚かせるように、 丹念に、でも的確に……]
――……ねぇ、フィル、 もう痛くないでしょ?
[そう、痛みを感じれば、終わったあと、理性はそれを軸にしようとするから、 そうじゃなくて……
君は欲に溺れるのだと…。]
(96) 2010/09/08(Wed) 08時頃
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――……ねぇ、言って? 気持ちよかったら、ちゃんと、
そう言って?
[フィリップを組し抱きながら、そう耳元で囁いて…。
フィリップが絶頂を迎えようとするとき、いや、蒼薔薇自身も快楽が極まってきた時、
感覚は共有してたセシルに、唐突に身体を明け渡した。]
―――………あッ………
(97) 2010/09/08(Wed) 08時頃
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――……あ………せんぱ……い
[動きは一瞬止まろうとするだろう。 セシルの口からは泣きそうな声が出て……。 でも同時に耐え切れないといった呻きも出て…]
――……あ……あ……フィル、せんぱ……
[与えられたのは、恋する人が絶頂に達する瞬間の悦び……。 極上の快楽の中に突然放り込まれたセシルは、
本当は、いや、本当に大事にしたかった人を組み敷き犯す行為に……]
せんぱ……あ、もう……
(98) 2010/09/08(Wed) 08時頃
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セシルは、フィリップの上に達して崩れ落ちていく…。**
2010/09/08(Wed) 08時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 08時頃
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―自室― [少年の部屋は昨日食事の前に出て行った時のまま。 日頃几帳面で規則に忠実な彼らしくもなく、乱雑な部屋。 開け放した窓、寝乱れたベッド、床に散乱する布切れ―― それらを一向に気にした様子も無く、彼はトニーを中に導き入れた。]
さ、入って――
(99) 2010/09/08(Wed) 08時半頃
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―自室― [自分とほぼ同じ大きさのトニーの手を取り、ベッドに腰掛けるよう促し、自分もその隣に座る。 繋いだ手と、触れそうで触れていない、体温を膚に感じる距離。スプリングの軋み。 スッと身を寄せ、顔を近付けて、]
キス、する?
[熱い囁きで誘ったその直後に、自分からトニーの唇を奪った。]
(100) 2010/09/08(Wed) 08時半頃
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―自室― [最初は小鳥の啄ばむような軽いキス。それを二度三度と繰り返し。 徐々に口唇を触れ合わせる時間を長くし、口を塞いで、舌先で歯に触れ、こじ開けて。 遂には口を大きく開けて、相手の口腔に舌を送り込み、舌を絡め、口蓋や歯の裏側や舌の根を舐めて。
その頃には、握り締めた手と寄り添うだけの接触には飽き足らず、空いた手でトニーのほっそりした太腿やまだ薄い胸をまさぐっていた。]
(101) 2010/09/08(Wed) 08時半頃
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―自室― [ふたり、夢中でキスを繰り返しながらベッドの上に倒れ込む。 子犬がじゃれあうように、上に下にとなり乱れたシーツの上を転げ周り――けれども、ロビンの方は、淡い接触の快感を堪能しつつも冷静にトニーに愛撫を施していく。
胸に下腹に太腿に手を這わせ、指先で少しずつ着衣を乱しながら、荒い呼吸の合間を縫って、耳元に駄目押しの囁きを。]
っ――ね、しよう? トニー……
[情欲に掠れたアルトの声。もうずっと以前から張り詰めたままの股間をトニーの脚に摺り寄せ、同時に彼のそれを半ズボンの上から優しく撫で上げた。**]
(102) 2010/09/08(Wed) 09時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 09時半頃
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― 空き部屋 ―
[身体の上に圧し掛かる心地好い重み。 自分よりも大きな背中を、一つ撫ぜ、二つ撫ぜ]
ドナルド……。善かった、夢じゃ、なかった。
[呟きぎゅっと抱きしめて、眠るその頬へと口接けた]
(103) 2010/09/08(Wed) 09時半頃
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ほら……僕、壊れなかったよ。
[眠る彼に届かないと判っていても、その耳元へ囁いて。 背を撫ぜていた手は上へのぼり、ぱさついた赤い髪へ伸ばし]
Guten Abend, gut' Nacht Mit Rosen bedacht Mit Naglein besteckt……
[小さな子供にするように撫ぜながら、 掠れた声が歌うのは、遠い昔、母に歌ってもらった子守唄。
おやすみなさい、お眠りなさい。 薔薇と撫子に囲まれて―――]
(104) 2010/09/08(Wed) 10時頃
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愛してる……。
[眠る彼の耳元へ、掠れた声で愛の言葉を囁いて。 唇へと触れるだけの口接けを捧げて、少年もまた眸を閉じる。
今だけは薔薇の香気にではなく、 愛する人と共にある幸せな夢に酔いしれながら―――**]
(105) 2010/09/08(Wed) 10時半頃
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― 至る医務室 ―
[サイラスの身を清め、片方の肩を支えるのは視界の関係で右側に着く。 1人では距離感つかめない視界も、左に在るラルフに密かに先導を任すことで誤魔化すことができた。故に、彼がディーンが左眼の視力を失っていると気がついたのは、随分後だったかもしれない。]
―――……何故、サイラスを? その場合、刺されるべきは、私だと思うのだが。
[運ぶ最中、かかる聲。 彼の人が左に在るが故、欠ける左の視界を補うように、貌を傾けて見る。 薔薇の呪いを受けた左眼は、赤の強い紫で、右眼は常と同じ紫。 異相が捉えた銀灰は、冷たい色を纏っていた。
思い起こすのは、サイラスの身を清める時、ラルフが見せた態。 そこに答えがある気がして。思いを馳せる間に、応えはあったろうか。 あったにしろ、なかったにしろ、前者ならその言葉の意味を咀嚼するために、なければ意図を探るために、沈黙の時が流れる。]
(106) 2010/09/08(Wed) 10時半頃
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ありがとう。助かった。
[医務室へサイラスを運び込むと、寝かせた寝台の隣、そこには先客――ユーリィの姿があった。 その姿を見、嗚呼、と息を吐く。 視力を失った左眼が見て取る、ユーリィの身を巣食う呪い。 ふっと、彼はサイラスのことが好きだったのだと思い出し、並ぶ2つの身体を複雑そうな表情で見詰めた。ツキリと胸が痛むのは何故か判らぬまま、視線を彷徨わせば、ラルフの左手の親指の様に、その段階になって気がつく。なされたことから、そこは爪がうげるような状態であるのだろうか。]
ラルフ、指がっ……―――
[距離感つかめぬ手が、それ故に思うよりきつく、ラルフの左手首を掴む。]
すまない、気がつかなかった。 手当てをしよう。
[拒否を示されても構うことなく、半強制的に治療を行う。 行いながら、思い出すのは、同じく指を怪我していたベネットのこと。
夜にと、約束のようなことを謂ったけれど、それは叶えてやることが出来ないと思うのは、心境の変化から。彼が本懐を遂げたことは、識らないからこそ、沸くのは罪悪感。]
(107) 2010/09/08(Wed) 10時半頃
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少し、席を外しても構わないか? 流石にシャワーを浴びないと拙いのと、洗濯物を放置してきているんだ。
[ラルフの指に包帯を巻き終えれば、灰銀にモノクルつけていない両目を――片方は見えては居ないが、合わせて願い請う。 どのような心境で彼が是と謂ったかは判らないが、承諾を得れば、その場を後にしようとし]
……、……―――
[昏睡するサイラスに近づくと、痛みを耐えるような表情を浮かべた。思い出すのは、最後に聴こえた聲。]
(108) 2010/09/08(Wed) 10時半頃
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確かに、私は莫迦なのかもしれん。
[ペンだこの目立つ指先が、すっと伸びて弟によく似たプラチナブロンドを一度梳いた。
――……弟に囚われすぎて、お前を見ていなかった、と。 もしかすれば、見当違いの謝罪を心の裡で思いながら。
ロビンの姿が見えぬことに今更気がつきつつ、サイラスの傍を離れると、改めてランドリールームの方面に向かった。 さて、時刻は今、いつ頃であろうか。 もしかすれば、朝食に昼食に姿見せぬ寮生を、寮母は心配しているか。それとも……―――*]
(109) 2010/09/08(Wed) 10時半頃
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トニーは、ロビンに話の続きを促した。
2010/09/08(Wed) 11時頃
トニーは、ディーンに話の続きを促した。
2010/09/08(Wed) 11時頃
ベネットは、セシルに話の続きを促した。
2010/09/08(Wed) 11時半頃
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[己の腕の中で、己の体の下で、淫らに色づき甘く喘ぐ姿。 最も手に入れたくて、そして最も見たくなかったもの。]
…あぁ、……あぁ…ッ! [手にした喜びと征服感と、それ以上に一線を超えてしまった罪悪感に、心と身体は引き裂かれて、蒼薔薇の蔓に囚われていく。
こんなにも満たされているのに、胸の奥が酷く痛くて。 それでも身体は狂おしく彼を求めて、すべて染め替えてしまうまで止まらぬ。
彼の身体が戦慄いて、強い締め付けと共に臍へと感じるぬるりとした感触。 ぞろりと裡から凶器を抜いて、荒い息に上下する白い腹へと放つ。 二つの劣情は、混じり合ってひとつになって。
気をやってしまった彼の裸体へと跪き、まるで毛づくろいをする獣のように汚れた肌を丹念に舐めとる。 生々しい体臭も、体液の匂いも喉へ絡みつくような苦味すらもいとしいと…]
(110) 2010/09/08(Wed) 13時半頃
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[入念に肌を清めたとしても、穢した事実は戻らぬというのに。]
(111) 2010/09/08(Wed) 13時半頃
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ベネットは、放心しながらも、身体を清めるように舌を這わせる獣を無意識に撫でる。もう良いよと労う様に。もっと、と強請る様に。
2010/09/08(Wed) 13時半頃
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[大事そうに腕の中に納めて鼓動を感じながらつかの間の夢をみる。 愛しながらも、犯しながらも、蒼薔薇の精にすら渡さぬと独り占めにした占有欲。
その代償か、蒼い薔薇の蔓は更に広がり、首筋を通ってアイパッチの下の横顔へ、背から腹へ侵していく文様は、既に左の腿までも。 既にもう限界は近づいていた。 酷く憔悴していながらも、寝顔は幼子のようにあどけなく。 優しく触れるだけの口付けに、小さく何かを呟いた。]
(112) 2010/09/08(Wed) 13時半頃
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――ロビンの部屋――(>>99) うん、……失礼します。
[小声で答え、おずおずと足を踏み入れる。 生活感というには奇妙な散らかり具合。想像とは大きく隔たった部屋の状態は、非日常的な印象さえ感じさせた]
ぁ……窓、
[開け放たれた窓に、昨日の昼、ロビンがそこから顔を覗かせていたのを思い出す。あれは、もしかすると――]
(113) 2010/09/08(Wed) 14時半頃
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――ロビンの部屋――(>>100) [少年が記憶をなぞる間もなく、手を牽かれベッドへと導かれた。すぐ傍らにはロビンの少女めいた、だが何か危険なものを感じさせる表情。 少年の体温は次第に高くなっていく]
……ぇ? ぅ、ん――っ。
[直截な誘いの問いかけ。答えようとした唇が、同時にロビンの唇で塞がれた。 目を見開いて彼の表情を見つめると、少年は静かに*瞼を閉じた*]
(114) 2010/09/08(Wed) 14時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 14時半頃
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[ざわり、ざわり… 蒼い薔薇はじわじわと、次なる宿主を探してざわめく。
なるべくならばその先へ呪いの感染を広げられるものを。 求めるものは奔放で、誰とでも寝られる淫乱な。
既にひとつの花芽は変質して使い物にならぬのならば、既に手に落ちた貪欲な少女人形が適任か。
つかの間の夢のあと、魂は荊の檻に囚われて生ける屍のように。 いつしか蒼い薔薇の香りに導かれて姿を消してしまうだろう。]
(115) 2010/09/08(Wed) 14時半頃
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――ロビンの部屋――(>>101) [薔薇の呪いに囚われたユーリィから施された時には、混乱と動転で受け止められなかった官能。ロビンが与えるそれは少しずつ、少年の理性を溶かしていった]
……ん――ぅ、ん。
[舌先が口腔内を這い廻り、歯列を押しやる。更に奥へ侵入しようとする試みを大人しく受け入れ、絡み合う粘膜の感覚にかすかな喘ぎを洩らした。 太腿や胸を撫でさすられると少年は鼻に掛かった声を上げ、ロビンの技巧をぎこちなく真似て触れ返す]
(116) 2010/09/08(Wed) 15時半頃
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――ロビンの部屋――(>>102) [シーツの上で絡み合い縺れ合いながら徐々に、少年の仕草から生硬さが消えていった。完全に緊張を解きほぐされた声は、媚び甘える響きでロビンに反応する]
んっ、……ふぁ、っ。 やぁっ、だ、また―― そんなとこ触っ、……もうっ。
[言葉では厭がりつつも、表情は柔く蕩けて続きをねだる。 ――しよう? ロビンに囁かれて少年は、濡れた瞳を困惑げに返した]
でも……その、どう――する、の? うぅん、曖昧には知ってる。けど、ロビンの口から、言ってほしい。 ……初めてで、よく分からない、から。
(117) 2010/09/08(Wed) 15時半頃
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トニーは、ロビンの首元に視線を落として数回、恥ずかしげに*目ばたいた。*
2010/09/08(Wed) 15時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 15時半頃
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― 空き部屋 ―
[よほど疲れていたのか、深い眠りに落ちていて。 自分を抱きしめる腕が、抱きしめていた温もりが消えてしまった事に、気づかない]
………。
[音に出さず唇だけが祖国の言葉を一言呟いて。 今は未だ、幸せな夢を見続けている]
(118) 2010/09/08(Wed) 16時頃
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[蒼薔薇の呪いが、二人を別った事を*知らずに*]
(119) 2010/09/08(Wed) 16時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 16時頃
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[身も心も蒼い薔薇精の手に堕ちて、 自我を無くした飢えた獣は餌食を探してさまよい歩く…**]
(120) 2010/09/08(Wed) 16時頃
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ベネットは、Ich liebe dich……と、声にならない言葉で呟いて。今は未だ、幸せな夢に浸り続けている。
2010/09/08(Wed) 16時頃
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村 人:ユーリィ 聖痕者:? 占い師:ラルフ 降霊者:ぼく 追従者:? 王子様:ディーン 人 狼:サイラス、ドナルド 風花妖精:セシル 片想い:トニー 鱗魚人:ロビン
フィルとルーカスが聖痕と追従のどっちか、かな。 フィルが追従っぽい気がしないでもないけど。
(-23) 2010/09/08(Wed) 16時半頃
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―自室―>>117 [覚えたての官能で潤んだ瞳で、困惑の表情を見せるトニーに嗜虐と……同時に奇妙な愛しさを覚える。 くすりと小さく笑って、またひとつ甘い口接けを口唇に落とし、]
じゃあ、教えてあげる。
[トニーの胸元、手を置いて、シャツのボタンを外し始めた。]
(121) 2010/09/08(Wed) 16時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 17時頃
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/* 様々な問題考慮するなら、一番の安全パイは私吊。 続けるなら……だけれど。
メモでの相談、相変わらず苦手な中の人でした。
(-24) 2010/09/08(Wed) 17時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 17時頃
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/* ベネットの人の説明が判りやすいな。 非陣営で絆ってるので 絆はあまり考えなくて良いのかもしれないな。
(-25) 2010/09/08(Wed) 17時頃
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―自室― [それからは。 トニーを導きつつ、口接けを幾度と無く繰り返し服を脱ぎ捨ててゆく。 生まれたままの姿で抱き合い、乱れたシーツを更に乱して、谺のように愛撫を返し合い。 トニーの日焼けしたなめらかな膚に唇を寄せ、甘く吸い、或いは歯を立て、舌で汗の雫を味わう。 片手は下腹の、そそり立った若茎をやわやわと握って擦り、相手にも同じことをするようにと甘く吹き込む。]
ここ……こうすると、気持ちいい、でしょ?
ほら、ここも……
(122) 2010/09/08(Wed) 17時頃
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/* とりあえず……
[なんか、見えない芝が生えた。]
(-26) 2010/09/08(Wed) 17時頃
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/* この学校、夏期休暇明けどうなってしまうん
(-27) 2010/09/08(Wed) 17時頃
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/* ついうっかり、片想い相手までほぼ完全にCOしてると気づかないままメモ書き込んでしまった。
だってロビンの悩んでるのがすごい可愛いかったんだ!! でも、トニー片想いを確信するなら相手は一択でしょう? ルーカスとつるんだのは二日目になってからだもん。
(-28) 2010/09/08(Wed) 17時頃
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―自室― [唇と舌の与える官能の洗礼は首筋から胸、腹へと徐々に下がって、最後は先端に露を宿す若茎へと。 先に味わったサイラスやドナルドとは異なる、自分の鏡像の如きトニーのからだを口に含んで。 甘い飴を舐めるように、口蓋や舌も全部使って優しく、けれども強い快楽を与えていく。
トニーがそれに溺れ切らないうちに、一旦口を離すと、舌から若芽の間に唾液の糸が引いて、日の光に煌めく。 細い指で根を押さえて堰き止めつつ、自分の腰をずらしてトニーの頭の方へ持っていき、]
ね……分かった? 僕がやったのと、同じように、して、ね?
(123) 2010/09/08(Wed) 17時頃
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―自室― [二つ巴の双魚の形、互いに相手の股間に顔を埋め、貪りあう。
殆ど初めて味わう筈の刺激に、ともすれば口淫が疎かになり勝ちのトニーとは異なり、蒼薔薇の洗礼を激しく受けたロビンは、まだ三人目とは言え事前に学んでいた知識もあって、確実かつ貪欲に学習を進めていた。 その躊躇いを知らない技巧が、トニーを追い詰めていく。
余裕の無くなったトニーが口から取りこぼし、哀訴にも似た快感の声を上げ始めれば、絞り上げる動きは速さを増し。 程無く、がくがくと腰を震わせトニーが達すると、彼は口腔に溢れた液体を甘露と飲み下した。]
(124) 2010/09/08(Wed) 17時半頃
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―自室― [荒い息を吐いて横たわるトニーの傍ら、半身を起こして、唇から溢れて顎に零れた白濁を指先で拭う。 汗みずくのトニーの顔を覗き込み、静かに見せるは淫蕩な微笑。]
気持ち好かった? でもね、まだまだこれからなんだ。 今度は僕を楽しませてよ。
[いつの間にか胸の尖りから滴っていた白い樹液を、自ら抓んで搾り取り、指先に絡める。 それを萎えたトニーの先端の萼皮を捲ってなすりつけ、媚薬の効果が現れるのを待った。 ついでに自分の後孔――その蕾にも指を差し入れ、樹液を潤滑剤に押し開いていく。]
(125) 2010/09/08(Wed) 17時半頃
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― 屋根裏部屋 ― [赦されず、休む間も無く与え続けられる悦楽は 陵辱と呼ぶにはあまりに甘く、奉仕と呼ぶには残酷で。
蒼の吐息を吹き込まれる度に開かれていく身体は 薄く赤く染まっていって、それは己の手で散らした 中庭の咲いたばかりの薔薇の花にも似て]
(126) 2010/09/08(Wed) 18時頃
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――…ぁ あ、 あぁ ん…
[深く穿たれた時から世界はただ甘く、白い色に染まり 何も考えられない…ただ快感だけを追いかける姿は 感情をなくした綺麗な硝子球とも少し違う。
望んだ姿であり、望んでいなかった姿であり、 どちらが本当の望みだったのか、すらもう…どうでもいい。
執拗に痛みすら通り越した甘さばかり教え込まれると 裡に擦りこまれる欲に呑みこまれるとひくりと身体が震え。 穿たれる度にあがる声も蒼い花からの甘い蜜を求めて 一層甘く、媚び強請るようなものへと変わっていき…]
(127) 2010/09/08(Wed) 18時頃
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う ん… ぃ
…っ ぁ、ん 気持ち ぃ…
[蒼い花に言葉を促されれば、羞恥もなく甘く零れて。 深く堕ちていけば あ、あ…と掠れ声が短くなっていく。 高く張り詰めた熱ははじめてなのに、触れられることなく 穿たれる甘さだけで極まろうとしていて―――]
(128) 2010/09/08(Wed) 18時頃
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――――… …っ
[どろりと、溶けたのは。 放つ白濁と共に翡翠の瞳がどろりと溶けて陥落する。 一際甘く、長い嬌声を聴いたのは蒼い花ではなく 後輩の姿で…けれども、そんなことには気付くこともできず。
堕ちたばかりの悦楽に、達しながら緩く腰が揺れる。 ひくり、ひくりと与えられたものの深さを示すように 痙攣しながら穿つものに縋るようにきゅうと裡をしめて。
身も心も情欲に濡れたまま、白の闇へと堕ちていく。]
(129) 2010/09/08(Wed) 18時頃
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―自室― [カーテンのはためく窓の外は、今日も素晴らしい晴天が続いていた。 蝉の声が聞こえる窓辺から明るい光の差し込む室内には、だが、既に生殖液と汗の匂いが充満する淫靡な空間に変わり果てていた。
その中央、性愛の刑台と化したベッドの上、トニーの上に跨り腰を振るロビンの姿があった。 蒼薔薇に侵された躯は弱い刺激では満足できず、樹液の媚効を使ってトニーが身動きできなくなるまで幼い果実を勃たせ搾り取り。 最後に、自分がトニーの蕾を犯して無理矢理に絶頂に導くまで終わることは無い。*]
(130) 2010/09/08(Wed) 18時頃
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[気をやって意識の落ちた翡翠は屋根裏の薄暗さの中 ぬらりと艶かしく、深い情事の名残を隠さぬままの姿で。 薄く開いたままの唇は飲み込みきれなかった唾液を 口端に滲ませ意識を失っても尚、花に教えられた色香を放つ。]
[から、ころ…ころ]
[床に捨て置かれたズボンのポケットから、硝子球が零れる音。 赤と青の混じる其れは、後輩が欲しがっていた約束の球。]
[ころころ からり―――…]
[転がった球は床に落ちた白の残滓に触れて止まる。 ぬち…、透明な雫よりも粘着質な体液に触れた透明な球は
白く―――穢れて。**]
(131) 2010/09/08(Wed) 18時頃
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─ 医務室 ─
そっか、我慢できたんだ。 えらいえらい。
[つい、と顔を背けるトニーに、そう声をかけた。]
話をしたい相手?
なら、行ってきたらいい。あんまり遅くなると、朝食が無くなっちゃうから、ね。
[気をつけて、と廊下に出たトニーを見送った。]
僕もそろそろ出ようかな。
[眠り続けるユーリーに、視線を投げると、医務室を後にした。この時間ならば、ポリッジを食いっぱぐれる事はないだろう。]
(132) 2010/09/08(Wed) 18時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 18時半頃
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─ →食堂 ─
……トニーは、ユーリーに囚われたりはしない、かな。
[薔薇に囚われた者に、周りの誰かが囚われてしまう時もある。囚われた誰かが、別の誰かにとって特別な存在だった時に。]
トニーには、ユーリー以外にも「誰か」いるんだなあ。
[少しだけ安心する事が出来た。]
(133) 2010/09/08(Wed) 18時半頃
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[何故だか他の誰も来ていない食堂。]
──薔薇でも見て来るかな。
[雑談する相手もなく、早々に食べ終わると、ふとそんなことを思いつき。]
(134) 2010/09/08(Wed) 18時半頃
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/*
ああ、フィル追従者か? うーむ、どうすればいいんだろう、ちょっと頭起きろ
(-29) 2010/09/08(Wed) 19時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 19時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 19時頃
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―自室― [――ひと時のまどろみの後。 死んだように眠るトニーの傍らで目を覚ます。 眼鏡の無い貌は普段より更に少女めいて、ぼんやりとトニーの寝顔を眺める灰いろの瞳はいかにも無垢に見える。 ねえ、トニー、と彼は未だ眠り続ける「恋人」に語りかける。]
僕も君のことが好きだよ。 今ここに居るなかの誰よりも。
だって君はいつも正直で、自分を誤魔化したりしないから。 きっと君は嘘をついている時だって真っ正直でいるに違いないよ。
[首を伸ばして、そっとトニーの頬に口接ける。 しっとりとやわらかい感触を唇に感じて、彼は小さく笑ってトニーに寄り添い、その首筋に顔を埋めた。]
(135) 2010/09/08(Wed) 19時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 19時頃
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/* ディン処刑は自PC的に考えないわけだけど、 じゃあ、一応セシル占いにセットしておくかな。
(-30) 2010/09/08(Wed) 19時頃
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―自室―
他は皆愚か者ばかりだ。 欲しいものが目の前にあるのに手に入れようとしない。ないものねだりで、自分のところに「偶然」落ちてくるのを待つだけなんだ。
気持ち悪い。
そりゃあ歳をとっても賢くなれない人間も多いけどさ。 それとも、大人に近付くと分からなくなってしまうものなのかな……僕らと何歳も違わないのに。
[ね、と返事が返って来ないのを分かっていての同意を求めて、耳朶を食んだ。]
(136) 2010/09/08(Wed) 19時半頃
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―自室― [と、ふるり、身を震わせる。 こうして素肌を寄せていると、また勃然と下肢が熱くなってくる。 シーツの隙間、肘を突いて身を起こし、トニーの顔を見下ろす――おそらくは先程の酷使の所為で疲労の色の濃い、まだ幼さの残る顔を。
ちゅ、と眠れる口唇に口接けを落とし、起き上がってベッドから足を下ろした。]
(137) 2010/09/08(Wed) 19時半頃
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/* なんか休憩時間で覗くたんびにロビンの発言のすぐ後だよ!
や、単に何かのサイクルが一致しただけの偶然だろうけど。 でもこう重なるとやはり愛を掻き立てられずにはいられない。
表で返せるのはまだ先だよぅ……それまでに少しでも考えて速く書けるようにしておくね! 愛してるよロビン!
(-31) 2010/09/08(Wed) 19時半頃
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次にする時はもっと上手くなって、 僕を虐めて。
(-32) 2010/09/08(Wed) 19時半頃
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―自室― [薔薇香の示す肉欲の導きに従い、素肌に直接服を着込んで、立て続けの情事の穢れを隠す。 トニーが付けた三条の背中の傷も隠され、そこに在るのは甘い馨りの吐息を零す欲望の使徒――]
(138) 2010/09/08(Wed) 19時半頃
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ロビンは、掛けた眼鏡のブリッジを押し上げて、部屋を出て行く。**
2010/09/08(Wed) 19時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 20時頃
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/* セシル処刑で、明日 占霊聖追/狼無/片 も実は選択肢にありだけど、霊聖追から削るか。(自分処刑選択とディーン処刑選択は展開的に無いので)
占霊追/狼無/片 になると、>>115の場合、明日はロビン無双で、フィルの追従がロビンに行くのかしらん。となると、占/狼無/片 占追or聖/狼無 でエピ入りがスムーズ?
翌ロビン処刑で、占追霊/無/片から、最終日 占無のディーンと二人きりを目指すのは茨道すぎるので、村側勝利は無しで。村側はどうなんだろうな、フィルは壊れたい派として、ベネットはまともに幸せになりたいと思うんだろうか。
と、ラルフの幸福的には、蒼薔薇様が消えてディーンと二人で残ることになりそうなので本日セシル占いはFA。後は、なるべく穏便な人が狼役で残ることかしらん。 霊聖追の中から、ううん 誰にしよう。死亡者を看取る人を残すならルーカスになっちゃうけどもな。
(-33) 2010/09/08(Wed) 20時頃
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/* ちなみ、明日に自分が襲撃されて、追or聖/狼無/片 でエピになった場合。 なんだこれ、ラルフヤンデレENDか\(^o^)/
それでも面白いかもしれないwwwwww ベネットと三角関係でディーン王子様を刺すとか、ディーンに襲撃される可能性も考慮して動いてた事を考えると。
(-34) 2010/09/08(Wed) 20時頃
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/* メモ修正。 追or聖/狼無/片 →追or聖or霊/狼無/片 だっt
(-35) 2010/09/08(Wed) 20時頃
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― 屋根裏部屋 ―
[行為が終わったあと、荒い息をついて、フィリップの身体に覆いかぶさっていたけれど、やがて濡れた身体を起こすと、ごろりとフィリップの横に転がる。
そこに見えるのは、口から唾液を垂らしたまま、目を閉じて転がる欲望を知ってしまった者の顔。
緊張が解けたその表情は無邪気にも見え、 それが淫靡でもあり、美しくも見えた。]
――……フィル……先輩…。
[ただ、その横で、セシルは顔を伏せて、心内で嗤う蒼薔薇と戦っていた。
だが、その敗北は見えたようなもの。
蒼薔薇は、セシルをせせら笑い、その身体を乗っ取ろうとしている。]
(139) 2010/09/08(Wed) 20時半頃
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[蒼薔薇は言う。
すべてを吸い尽くしていくのだと。 それは、ドナルドもフィリップもロビンも、 そう、ここに残っているものすべてを食べてしまうよ、と。
そのためにはまず、君が消えるといい、と言い放つ。 宿木として、身体を明け渡せと……。]
(140) 2010/09/08(Wed) 20時半頃
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[ 僕たちは、少年という名の鳥なんだ。 鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。卵は世界だ。 生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。 鳥は、神に向かって飛ぶ。 ]
(-36) 2010/09/08(Wed) 20時半頃
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― 浴室後中庭へ ―
[昨夜と今朝と、2回の行為の為でなく疲労した身体を水を浴びることで、きりっとさせる。]
―――……っは
[それでも、薔薇の香りする溜息のような、重い息は止められぬ。 他者の精を差し出さぬ代わりに、差し出し続けているのは自身の生だ。 種を宿しながら反抗的な身体の主の生気を、貪りつくせば蒼薔薇の精も1日程は生きながらえるのかもしれないが、それは今は判らぬこと。]
さて、どこまで反抗できるかね。
[シャワーから上がり、脱衣所で左右異なる眼の色を、右眼だけで鏡越し感知しながら苦笑を浮かべる。緩慢な仕草で着替えを済ませると、ランドリールームによりシーツとタオルケットを抱え、中庭の方面へと向かった。]
(141) 2010/09/08(Wed) 20時半頃
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イヤだ。
[それは、まだポケットにハーモニカがあるから…。 そして、気を失っているフィリップも抱きしめた。
その髪はしっとりと濡れている。 それにまた顔を埋めながら、転がっているビー玉を見た。
精液に濡れて、それは穢れてしまったかの用に見えたけど…。手を、指を伸ばして拾い、拭えば、元の光をその裡に湛えて……。]
(142) 2010/09/08(Wed) 20時半頃
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― 中庭 ―
おや、ルーカス?
[右眼しか見えない世界、距離感がまだつかめぬまま。 それだけが理由でなく、慎重に向かった先で、ここ2日程まともに喋った覚えがない相手に出くわす。ディーンが何をしようとしているかは、手に持った洗濯物でしれようか。]
薔薇園に向かうのか……――― 勧めはしないが。
[相手が向かう場所が識れたなら、渋面を作る。 言葉を落とす際に漏れる呼気は、薔薇の呪い受けた身故に、花薫って。 ディーンが他者の精を貪る気なくとも、他者にとっては、蒼薔薇のそれと変わりはしない。]
(143) 2010/09/08(Wed) 21時頃
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/* ラルフヤンデレENDで良いような気がして来た。 目的がハッキリしてきた方が、やはり動きやすいな。
と、ディーンがこんな事を!>>141
(-37) 2010/09/08(Wed) 21時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 21時頃
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[そして、蒼薔薇に問う…。]
ねぇ………さっき聴こえたよ。 宿木ってそんなに、簡単に変われないんだろ?
簡単に変われるのなら、もう、オレからはとっくに出て行っているよね……。
[その言葉に蒼薔薇は忌々しい舌打ちをする。 ともかく、今は勘弁してやるとばかりに、裡に隠れ、反応しなくなる。]
――……
[考えていることがある。 自分の中にいる蒼薔薇がすべての元凶なのであれば……
それが滅べばいい。]
(144) 2010/09/08(Wed) 21時頃
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フィリップは、身じろぎするかのように、微かに震えて。
2010/09/08(Wed) 21時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 21時半頃
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― 屋根裏部屋 ―
[そして、フィリップの服から落ちたビー玉をそのポケットに戻して…。フィリップになるべく何かを着せようとしている。
ともかく、今は離れるつもりはない。 むしろ、いろんな想いが入り混じって、
俯いた。]
(145) 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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―屋根裏部屋― [零れるのは情事の名残を思わせる掠れた甘い吐息。 薄ら開かれた翡翠はまだ虚ろに、夢を見てるかのようで。]
―――… ん、
[肌に触れられると、鼻に抜けた声。 緩く首を横に振るのはただそれだけのことに 甘さを身体が覚えてしまうから。
…… ふ、
泣いているかのような、笑ったかのような吐息。 目覚めてから初めて、翡翠がぼんやりとセシルを見て]
(146) 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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セシルは、先輩…と小さく呟いた…。
2010/09/08(Wed) 21時半頃
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─ 薔薇園 ─
暑い日が続いてるのに、よくまあ萎れもせずに繁ってるなあ。
[感嘆とも呆れともつかぬ口調で、色とりどりの咲き誇る花々を見る。
ふと、足元に目を向ける。
幾ひらかの、赤い花弁。]
……自然に散ったって感じじゃないな、これ。
[一枚手にとって、しばらくじっと見つめて]
そういう事も出来るんだな……。
(147) 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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―廊下― [軽やかな足取りで廊下を駆ける。 まるで――そんな筈は無いのだが――交わった相手から活力を吸収しているかのように。]
(148) 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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[虚ろな翡翠は後輩にはどのように映ったか。 硝子の色と常の色、それともまた違う溶けた色。 刷り込まれた快楽に、新たな色を覚えて。]
―――… ……
…うご け…な ぃ…
[身体が、下半身が溶けてしまったかのようで。 ぽつりとそう囁いた。]
(149) 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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[濃厚な むせかえるような香り。
拾い上げた花弁を口にした。薄いそれに歯を立てると、ほのかに苦い。]
蒼薔薇は確か……。
[再び歩を進め始める。]
(150) 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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>>149 ああ、先輩……
[ごめんなさい、はとても小さく……。]
動けない? じゃ、何か欲しいものがあったら持ってくるよ。 もしくは移動したいなら、手伝う。
(151) 2010/09/08(Wed) 21時半頃
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ルーカスは、ディーンの姿が視野に入ったような気がした。
2010/09/08(Wed) 21時半頃
ディーンは、ルーカスに、再度少し聲を大きくして「薔薇園に行くのはお勧めしないぞ?」と言葉を投げた。
2010/09/08(Wed) 22時頃
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――生まれるってとってもお腹がすくものなんだ。
(-38) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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―――……
[翡翠はセシルを見つめて何か謂いたげに。 声にはならず代わりにただ甘い吐息ばかりが零れて、
傷の残った掌が、何か握ろうと緩く開閉される。]
(152) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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──まあ、「蒼薔薇」が咲いてるわけはない、か。もし咲くなら、世紀の大ニュースだもんな。
[たどり着いたのは、花を付けていない一本の老木の前。]
[暫しそこに佇んだまま、じっと薔薇の木を見つめ
つ、と伸ばした手は、枝を掴み そのまま折りとった。]
(153) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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ルーカスは、ディーンに、すみません、と会釈を一つ。
2010/09/08(Wed) 22時頃
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>>152
ああ、うん まだ、約束、叶えてないものね。
[何かを握ろうとするフィリップの手。それはビー玉を探しているのかな、と思った。
フィリップの声が出ず、深い呼吸をする口唇。 また、口付けたくなる。 見蕩れてしまう。
そう、ぼんやり、気がつけば見蕩れていて…。]
(154) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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[折った枝から、荒々しい手つきで葉をむしり取る。 枝を握る手にも葉をもぎ取る手にも、幾つもの傷が付いているが、意に介する様子はなく。] ……この木を丸裸にするの、どれくらい時間がかかるんだろうな。
[温度の感じられない視線を、目の前の植物に向けた。]
(155) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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―廊下― [寮内はまるで無人であるかのようにひっそりと静まり返っている。
少し前であればディーンがいたシャワー室の前に来ると、ロビンは足を止める。 そぉっと窺うように中に歩を進めるが、既にそこは無人。 しかし、水脈(みお)の如く濃密な薔薇の香りの軌跡残り、確かにそこに薔薇の棘に呪われた者が居たと示していた。
ふと思いつき、着衣を無造作に脱ぎ捨ててシャワーブースに入る。 熱い湯を全身に浴びるのは、穢れを洗い落とす為ではない。羞恥でもない。 「何事も変わっておらぬように装わねばならない」という邪知がそうさせるだけだ。]
(156) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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― 中庭/薔薇園 ―
[ルーカスはかけた聲が聴こえないのか、薔薇園の中へとフラリと行ってしまう。ディーンは溜息を吐くと、洗濯物を終えたこともあり、彼の人の後をつける。 右眼だけの視界にも、ルーカスの奇異な行動は見てとれて。 相手の視界にきちりと入るような位置につけると]
―――……何をしているんだ?
[右眼の紫は薄い色でルーカスの手元にある手折られ葉をむしり取られて行く枝を見ながら、問いかけた。]
(157) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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…… て、
[深く、浅く呼気が零れる口許から声が零れて。 掌は緩く握られて動きを止める。 探し出せなかったものに、翡翠が潤んで]
… いて…
…い て…よ…
[甘く乞うように繰り返してふるりと身体が震える。 見上げる姿は無意識に誘うかのような空気を醸しだしていた。]
(158) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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[ルーカスが自らの枝を折ったことを蒼薔薇は感じている。]
(愚かな)
(何を勘違いしている)
(愚鈍な輩め)
(159) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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ディーンは、葉がむしり取られる度に、身体に倦怠感を覚えるのは、生気を吸い取られているからであろうか。
2010/09/08(Wed) 22時頃
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あ、ディーン先輩、ですか。
何を、か。そうですねえ、もしかしたら化け物退治になるかもしれない事、ですかね?
勝手な思い込みですけど。
[青空の下で、この所謂「書斎の人」という印象の上級生に会うのは珍しいように思う。]
(160) 2010/09/08(Wed) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 22時半頃
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― 薔薇園 ―
化け物退治、ね……――― 私も、化け物のようなものか。
[ルーカスが葉をむしる度に、倦怠感に襲われるのは、蒼薔薇が失くした生気をディーンから補おうとするからだろう―――……酷い眩暈に襲われる。
ルーカスの答えに、言葉を返す最中に、ぐらりと傾ぐ身体。 それは、遠まわしに蒼薔薇の精が、ルーカスの行動を阻止しようとしているかのよう。]
(161) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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[身支度を終えるまでは然程長くない。 まだ湿り気を帯びた髪から水滴が滴るのも構わずに、再び駆け出す。 今度は惑わされず、開ききって散りかけた薔薇の馨りを追おうと、最後に「その人物」を見かけた地点から順番に捜索を始める――]
(162) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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>>158
[フィリップは声もうまく出せないようだ。 だから耳を傾けて、
それが、今そこにいていいことを示しているのを確かめると、またぎゅうと抱きしめた。]
――……フィル先輩…… ごめん、フィル先輩が、やっぱりオレ、大事…。
[そして、見上げてくる口唇に、やっぱり口唇を合わせたくて、顔を近づける。]
(163) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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[廊下を抜け、人の気配のする空き部屋の前を通り過ぎ、そして、]
(164) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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セシルは、ふと、痛みを感じて、腕をみた。
2010/09/08(Wed) 22時半頃
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はい? 「私も化け物」……って、それどういう
って、先輩?
[異な事を言うな、と思う間に、よろめくディーンを見て、慌ててそのそばに駆け寄った。]
(165) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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― 屋根裏部屋 ―
――……
[フィリップにまた口付けようとした時、腕に痛みを感じて、咄嗟に押さえる。]
――……ぁ?
[見れば、白いシャツの二の腕の部分に赤い染みがついた。]
(166) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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見つけた。
[次なる餌食を求めて彷徨い歩く赤毛の獣の姿を見出し、口の端を吊り上げた。]
(167) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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ルーカスは、ディーンを急いで引き起こした。
2010/09/08(Wed) 22時半頃
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[抱きしめられると直に触れる温かさに 掠れた吐息がまた零れて。]
―――…ん、 … ……
[セシルの声がちゃんと届いているのかもわからない。 ただ口付けられるのならば…其れを拒むことはなく。 甘い行為を―――…拒む、はずがなく。
伏せられた翡翠の中に宿るのは蒼の欠片。 長い、長く深い行為の中で陥落した身体は 目の前の彼を求めて、けれども目の前の彼ではなく]
…セシル…
[それは悦びの声、極上の甘さを教えてくれた 蒼い花の名前は 知らないから…そう、呼んで、
けれども口付けがないのなら、痛む声が聴こえたのなら。 ふと不安を抱いた時のように…翡翠が見つめた。]
(168) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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―――……はっ、ぁ
[傾いだ身体はそのまま地面にくずおれる。 呼吸を整える為に息を吐けば、傍に寄るルーカスには蝶を誘うような薔薇の匂いがすることだろう。]
私は、蒼薔薇に呪われた身だからな。 お前が、アレを傷つけると、どうやら生気を吸い取られるらしい。
やれやれ、私だけなら佳いのだがね。 おそらく、アレを傷つければ 生命に危険あるものが私以外にも居そうだ。
[聲は聴けずとも、裡に巣くった薔薇の根は、同じ呪いを受けた物に繋がっている。 助け起こされながら、事情を説明した。]
(169) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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――……血?
[行為の最中、服は脱いではいなかった。 だけど、今、違和を覚えて、白いシャツのボタンを外す……。
その肌に、全身のところどころに、赤いポツリとした傷ができていた。
それは、まるで、葉を引きちぎったあとのような。]
――……あ
[そして、その傷の一つ一つから、細く、血が流れはじめる。]
(170) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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[蒼い茨の紋様は既に半身に拡がっているようだ。 外から見える部分だけでも、アイパッチの下から首筋に掛けて、侵食が進んでいる。 熟れた馨りは末枯れる薔薇のそれ。 酷く消耗しているように見えるのは、ドナルドの精気が吸われ尽くされる寸前であるからか、それともルーカスが本体である蒼薔薇の樹に損傷を負わせた所為か。]
(171) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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ロビンは、ドナルドにゆっくりと近付いてゆく。**
2010/09/08(Wed) 22時半頃
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(フン 忌々しい)
(これぐらいで、滅びるぐらいなら)
(宿木を食って出る)
[蒼薔薇がセシルの中で、
薄く嗤った。]
(172) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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セシルは、庭の老木が本当に小さな芽を出した。
2010/09/08(Wed) 22時半頃
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先輩?どうしたんですか。って言うか、大丈夫ですか?
[何故、ディーンからも薔薇の香りがするのだろう。]
え…… ちょっと待って下さいよ。蒼薔薇に呪われた身……って、
そんな……。
[助け起こしたディーンの口からは、俄には信じ難い、だが、目の前の少年を見れば納得せざるを得ない話。]
ごめんなさい、──何てこった。
(173) 2010/09/08(Wed) 22時半頃
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セシルは、身体に細く流れはじめた血を隠すように、またシャツを羽織る。
2010/09/08(Wed) 23時頃
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[真紅の獣は、近しい気配を感じて振り向く。 その顔に表情は無く、不覚刻み込まれた目元のクマ。 その鋭い隻眼だけは爛々と、獲物を見つけた肉食獣のように。
蒼薔薇の木が傷つけられるたびに、呪いの茨が食い込むのか、苦しそうに息を荒げた。]
(174) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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─ 至る医務室>>106 ─
[サイラスを運ぶ時、ディーンが右側を選んだ理由にはすぐに気付かなかった。ラルフの声に耳を傾ける時のディーンの仕草、赤が強くなった左の瞳の色に違和感を感じながらも、無自覚に左を支える。]
──…… 俺じゃなく、他の人だったら ディーンを刺すのかもしれない。
でも、俺は、 中等部3年の春、自分の身に起きた出来事を思い出すんだ。
あの時の自分を、外から眺めたら どんな風に見えるんだろう──。 周囲の彼等にはどう映って居たんだろうって。 でも、多分まだ、正視出来ない。 まだ、赦せない。
[あの時とあの時に繋がる自分の弱さが。 正確には場所はベッドじゃなく、旧校舎のトイレか……と顔を背け、左手で視界を遮る長い濃藍の前髪に触れる。]
(175) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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[それから、ディーンの顔を見る事が出来ず、前方を向いたままで言葉を続けた。]
それだけじゃない。 ……嫉妬、だ。
ディーンに呪いを移した者への憎しみ。 俺が、ディーンを傷付ける事は出来ない、よ。
[声は震える。サイラスの肩から背を一面に覆っていた茨の蒼を目裏に浮かべながら。けれども口元には微笑を浮かべたまま、銀灰の色をディーンには見せずに。 もしも、サイラスと同じような事が起きれば、自分はその者に何をしでかしてしまうか分からない。ディーンからすれば、ラルフは彼を慕う大勢の中の一人、たまたま昨日抱いただけ──なのかもしれない。けれども。]
(176) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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─ 医務室>>107>>108 ─
[抱く想いを銀灰に秘めて、医務室へ。 医務室の白い鉄パイプベッドで眠るユーリィの姿は、長い銀糸の髪とその容貌も相まって茨姫のよう。浮かび上がった刺青のような蒼の茨蔦で、この少年もすでに呪われた身である事がわかる。]
──ユーリィの行方不明は、 そう言う事だったんだ。サイラスと同じ。 ユーリィを見付けたのはやっぱりトニーなのかな。
…… 薔薇の 香りと、 刺青のような茨の刻印。 まるで、呪われてるみたいだ。
(177) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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[ディーンの視力に問題が有る事に気付いたのは、彼とは思えない力で手首を掴まれた時。]
──…ッ まさか、そっちの目 見えてな、い、 元々、視力が悪かったからじゃなく。ディーン? 薔薇の所為、な、の。
[自分で突いた傷口を見られる事への抵抗と拒絶は、ディーンの片目が奪われたのだと言う衝撃で止まる。もっとはやく部屋に入っていれば、それともサイラスがディーンに口づけた時点で──嗚呼。
手当てにぎこちない声で、ありがとうと言った後、沈黙が落ちる清潔な医務室内。両手をディーンにのばす。指先で触れるのは、視力の失われた紫水晶の近くのディーンの頬。首をただ横に振った。]
(178) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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─ 現在 ─
[シャワーはラルフも浴びていなかったので。洗濯物を取りに行くディーンと一度別れ、自分の着替えを取りに行く事にした。 シャワーを浴び着替えた後のラルフが向かうのは──。]
(179) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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― ロビンの部屋 ―(>>121) [少年の頤を、ロビンの指先がついと押し上げる。 潤んだ黒瞳がそこに見たのは、いつにない情愛が交じった微笑。甘やかなキスの感覚がじわりと脳髄に浸透し、痺れさせていく]
……うん……教えて。ロビンの、手、で。
[胸元に伸びてくる白い手を、少年は期待するように見つめた]
(180) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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― ロビンの部屋 ―(>>122) [全てをさらけ出して素肌を触れ合わせるうち、互いの汗が潤滑を助け始める。いつしか、二人の体温が同じになっていくかのような錯覚さえ少年は覚えた。 噛みつかれることさえ甘美な快感をもたらし、ロビンの舌先が触れるたび、肩を竦めるようにして敏感に反応した]
んん……噛んじゃ、やだ……っ、っ! お臍の……あたりが、何か、ね……っ、んっ……あっ。
(181) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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― ロビンの部屋 ―(>>122>>123) ……え? 右、手……ロビンの、それ、と、同じに? するの……? うん、わかった……。ん、ふぅ……っ。
[自涜の行為を見せ付けるロビンを真似て、ぎこちない動きで少年もまた、初めてのそれを学ぼうとする。 やがて昂ぶり勃起した幼い雄の徴に、首筋から下方へと幾つもの口接けを重ねてきたロビンの唇が覆い被さった]
え……何、してる、の……ロビ、ン、っ、――っ! あぁ……、いいよぉっ……ぁ……、はぁ、っ。
(182) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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― ロビンの部屋 ―(>>123>>124)
……きもち、いぃ……よ、ロビン、……ふぁ……? ――うん、、……僕も、する、ね。
[上目遣いで指示するロビンの声に、答える少年の意識は白く霞んでいた。痛いほど硬さを増した幹の元を押さえられ、上体を丸めてロビンの腰へと寄せる。何のためらいも見せずに口を開け、少年は目の前に突き出した屹立を頬張った]
(183) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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― ロビンの部屋 ―(>>124) [少年のかたちを、時に包み込み、時にはなぞり上げる濡れた肉の蠢きに絶え間なく官能を与えられ、浅い呼吸を繰り返す。 その度、口許から離してしまった屹立を咥え直させようと、小さなの掌が少年の頭を押し込んだ]
……ふぁ、……っ、ごめん、なさ、っ……っぐ、ちゅ……っ、ぷぁ。 ぇふ、っ、っっ、ちゃんと、でき、なく……、っ。
(184) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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[ロビンに与えられる快楽、喉奥を衝かれる苦しさ、自分が与えられる程の快楽を相手には及ぼせていないという自責が綯交ぜになって、大きな瞳に涙が浮かぶ]
んんん、っ……。っあ、っ……や、ダメ、いや、っ、て、 も……駄、ふぁっ……はぁ、は、ぁ、っ、っ!
[快感の閾値を超えて、押し留められなくなった嬌声が少年の喉を震わせる。薄く笑んだロビンは技巧の度合いを更に高める。 幹を咥えた唇が、ちろちろと閃く舌先が、口内に溜まった唾液と共に少年を限界まで追い詰めていった]
――っっ! ぅ――あああっっ!!
(185) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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トニーは、背筋をのけぞらせ、ひときわ大きく喘いで絶頂を迎えた。
2010/09/08(Wed) 23時頃
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――――…な に…?
[シャツの中を覗き込みそのあと隠す姿に、 不思議そうに首を傾ぐ。 何か…、赤い色が見えた。
ぼんやりと、翡翠がセシルを見上げて訊いて。 赤があった場所に、シャツ越しに触れようとして]
(186) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 23時頃
ラルフは、トニーが、やはりユーリィを見付けたのかなと思いながら、廊下を歩く。
2010/09/08(Wed) 23時頃
ルーカスは、ラルフに話の続きを促した。
2010/09/08(Wed) 23時頃
ラルフは、セシルや、他の寮生達は無事なのだろうか──とも。
2010/09/08(Wed) 23時頃
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嗚呼……――― まだ、大丈夫だ。
[しかしながら、縋りつきながらルーカスの眼を視る紫、その左眼の奥底の赤は徐々に蒼に以降している。その背後で、ペキリと何かを割るような音がする。]
くそっ、新しい芽が全て芽吹かないと終わらない、か?
[老木から新しい芽が出るを見て、独り語ちる。]
―――……私だけで佳いなら、止めないのだがな。 すまん。
[また、改めてルーカスを見て、よろりと縋りついた身から離れた。]
(187) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 23時頃
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/* >>180〜>>185 おー。無傷の6連投!
(-39) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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ごめんなさい、先輩……。
歩けますか?もしだめなら、僕が担いでいきますから。
[地面に何枚も何枚も散らばる薔薇の葉を見て、後悔に苛まれながら、ディーンをせめて日陰に連れて行こう、そう思った。]
(188) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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/* しまった。「ふぁ」の頻度が多すぎる! 「やぁ」がもっと多くても良かった。
(-40) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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>>186
きっと、誰かが、蒼薔薇を傷つけた。 だから、蒼薔薇は怒っている。 もっと、たくさんの、精気を奪うっていってる。
[見上げる翡翠に、裡なる蒼薔薇の怒りをを語る。 そして、そこまで語ってから…シャツ越しに傷を押されて、くっ…と小さなうめき声をあげた。]
――……行けっていわれた。 行かなくちゃ……。
[内なる蒼薔薇がセシルに命じている。
蒼薔薇の元に行って、その血を注げと。
でなければ、お前の「大事」の血を奪っていくぞ…と。]
(189) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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ルーカスは、蒼薔薇が芽吹くのを見て、息を呑んだ。
2010/09/08(Wed) 23時頃
セシルは、フィリップにはわかっただろうか、裡なるものの正体が「蒼薔薇」であること。
2010/09/08(Wed) 23時頃
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担ぐまでは、しなくとも大丈夫だ。 だが少し、日陰まで先導をしてくれると助かる。
[慣れぬ片目の視界と、眩暈とで、真っ直ぐに歩ける自信がなく。 はっと、甘い息を吐きながら、ルーカスの申し出に対し、そう願った。]
(190) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 23時頃
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―医務室―
[時折うわ言が、ぽつりぽつり漏れる。精気を吸い取られ尽くした躯。 それでも、薔薇本体が傷つけられるのなら …今度奪われるのは生気。]
…すまん。移したかったんじゃなくて
……もう。移さないと…駄目……で。
ごめん―――…。
[莫迦は俺も同じだと…。そこまでは漏れることはなく。 傷つけられた場所から水が失われるように。またも涙に頬が濡れる]
(+3) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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[あちらもそちらも保たぬなら、新たな若い芽を薔薇の手先に…。 施錠の鎖を引きちぎり、裏庭へと続く非常階段へロビンを連れ込む。 互いに目を見合わせて、貪欲な笑みを浮かべるか。]
(191) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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>>174 苦しい?
[尋ねる声は実に楽しげに。]
……ああ、もうその身体、限界なんだね。 だったら、
僕に頂戴?
[艶然と笑いかけた。]
(192) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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─ 廊下 ─
[眼に映る慣れた寮の廊下は、窓の外に望む景色は何時もと同じだけれど、薔薇の香でねっとりと重く澱んだ空気が、世界を変えていた。 ──ディーンの隣にいても、彼の体臭と混じりあった香にとろりとした炎に皮膚を覆われるよう。サイラスの部屋では意識を保つ為に傷を作ったけれど、このままで居て言い訳が無い。ならば、ラルフが1人で探そうと思ったのは、ドナルドだった。けれども、廊下でロビンとドナルドに遭遇する事はなく、かわりに一際薔薇の香りが強い場所を見付けた。]
……屋根裏部屋?
[ラルフは、見えない茨に導かれるよう蒼薔薇に取り憑かれたセシルが居る方へ。]
(193) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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[セシルが何を謂っているのか、よくわからなくて。 ただ―――…誰かに呼ばれて、部屋を出て行く。 それには緩く首を横に振って]
…厭… だよ…
……ここに、いてよ……。
[奪われるように与えられて、 けれども結局置き去りにされるのならば… それはとても…いたくて、くるしくて。
―――… ふ、
うめき声に驚いたようにその手を離してから、 堪えるように俯いて小さな吐息が零れる。]
(194) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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>>191 [荒々しい腕に引き込まれて、非常階段へ。 隈の浮かんだ隻眼、そこに浮かぶ貪欲な笑み。
恐らくは自分の返す笑みも同じだろうと――]
(195) 2010/09/08(Wed) 23時頃
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ドナルドは、ロビンにねだられ、ゆっくりと頷いた。
2010/09/08(Wed) 23時半頃
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わかりました。
じゃ、僕の肩に掴まって下さい。四阿まで行きましょう。
[確か、ここと校舎との中間あたりに、小さな四阿があったはずだ。 立ち上がり、ディーンの手を引いて立ってもらうと、蒼薔薇の元から離れるべく歩き出した。]
(196) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 23時半頃
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>>194 先輩……。 でも、ここにいたら、 先輩も……。
[そこまで言いかけて、ふと、……黙る。
裡なる蒼薔薇は、引きちぎられたことで、その残された力を、まだ小さな芽にするだけが精一杯だったらしい。]
先輩、
うん、行かない。 ここにいていい?
[蒼薔薇ののとげが、身体に巻きつく。 それは人には見えないだろうけど、 白いシャツをどんどんと赤黒く染めていく…。
そう、>>172食い破ろうとしているのかもしれない。]
(197) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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―非常階段― [両手を広げて赤毛の獣を招き入れる。 その髪を細い指で掻き混ぜて。 片手で胸元のボタンを外し、曝け出した胸乳へと引き寄せる。]
(198) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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嗚呼、すまない……―――
[ペンだこの目立つ指先が宙を舞い、まるで茨が絡みつく様な所作で、ルーカスから差し出された手を取る。そして導かれるまま、東屋に向かって重い脚を動かした。
少しだけぼぅっとする頭で、考えること。 私だけで済むなら……と謂えば、 嫉妬するのだと謂ってくれた少年は怒るのだろうか?と。
そう想えば、薔薇に囚われる訳にはいかないと。 ――……まだ、ラルフに関して識りたいことは多々あって。
さりとて、逆を想えば。 もし、薔薇に囚われたものが視る夢が同じならば ――……サイラスに関しても識りたいとは思うのだった。]
(199) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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―非常階段― [それは、 先刻のドナルドを抱いたベネットの反転した摸造のようであり、 聖母像の戯画のようでもあり。]
(200) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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……行かなくて… いいの…?
[引き止めたのは自分なのに、 セシルが留まればそんな言葉が零れて。
直ぐ傍の蒼い香に酔わされたままの身体は またじんと…熱さを帯びるようで、 ――…熱さなのか、それとも痛みなのか。 それすら、よくわからなくなっていて。
白いシャツが赤黒く染まっていく。 線を描いて滲むその色は茨の形にも似て。
…綺麗、 セシルを裡から苦しめるその色に… そんな言葉が ぽつりと零れた。]
(201) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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[甘い香りに惹かれるように、華奢な薄い胸へ頬寄せて。 甘露なる樹液を音立てて吸えば、ぞわりと全身に広がる強烈な悦楽。
狂ったように其処へむしゃぶりついて、胸に縋る指先が背中の傷と表裏一体の鋭い爪痕を刻み込む。 流れ出した赤い血を啜り、傷へと染み込む蒼薔薇の毒。]
(202) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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/* >>199…駄目だ、期待持たせないでくれ。
…多分お詫びだと分かってるけど… サイラストラウマがまた増えるの…。
何でサイラスがこのところ対立ばかりでトラウマになりそうだから 払拭しようと敢えてサイラス使ったのに。余計に悪化するの……。
多分蜜蝋さんとあと1歩のところで相性悪いのも原因してるだろうけどさ。 デキても結ばれないんだよね……いつも。
(-41) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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─ 薔薇園→ ─
……だから、今まで蒼薔薇は無事だったのかな。
[肩に掛けられたディーンの手から、痺れのような、熱のような、不思議な感覚が伝わってくる。 それは体の下の方へ流れていくような気がして。
その感触の事を頭から追い出そうと、これまで何となく不思議に感じていた事の一端を口に出した。]
(203) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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─ 屋根裏部屋 ─
[軋む扉を開いて、埃りっぽい屋根裏部屋へ上がる。 そこに居るのは、セシルと、セシルに縋るような様子のフィリップ。噎せ返るような強い薔薇の香りに満ちた狭い部屋。此処に二人で居た、彼等は正気なのだろうか。]
……セシル、それにフィル。
[彼等の様子が常とは異なっている事も理解して、背にまた気持ちの悪いモノが走り抜けるのを感じながら、それでも彼等に近付いて行く。 ──よく視なくてはと。]
(204) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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― ロビンの部屋 ―(>>125) [放出の余韻にくたりとなった少年は、ベッドに身を起こしたロビンの仕草を眼の動きだけで追う。 背中にびっしりと汗をかき、唇から漏れる吐息は熱いまま]
はーっ、はぁっ、はぁ、……っ、ふ……。 ん……にゃ、ぅ、きもち、よかった…………、ぁ!
[淫らに微笑したロビンの胸から、母乳としか見えない白液が滴っている様子に、丸く目を見開いた]
……おっぱい……じゃ、な……? え、何、する、にゃ、や! ……ぁ、な、何、これ、やぁっ、何か、へん……だよぉっ!
(205) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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[白液が少年に齎した効果は、ロビンへ及ぼした以上だったのかも知れない。茎に刷り込まれてものの十数秒で、変化は現れた]
あ、……ぐ……なん、か。 苦しいよ……ロビン……これ……え、え……っ?
[少年の視野が一瞬、暗くなる。 はっと意識を取り戻した時には、最前に比べふた回り近く大きさを増した、兇悪とすら形容しうる怒張が両脚の間に猛っていた]
ぁ、はぁ、っ。ふ、く――これ、どうして、こんなに――。
[涙を目に浮かべて、焦燥の色もあらわに問いかける。少年に背を向け、指先で菊蕾をくじるロビンの少女めいた貌が、妖しく誘うように唇を綻ばせた]
(206) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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トニーは、肉の疼きに堪えかねたように、ロビンへと襲い掛かった。
2010/09/08(Wed) 23時半頃
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>>201 うん、行かなくてもいいんだ。
[そう、行けといったのは、蒼薔薇のハッタリだとわかったから。 宿木の身が危ないから、 青薔薇は一度本体に戻ろうとしたのだ。]
フィル先輩の傍がいいんだ……。
[ふわりと昨日洗い立てだった白いシャツが染まっていく。 フィリップはそれを綺麗だと言ったから、ああそうなんだ、と笑おうとする。
痛さに、時々重い息を吐いて……。 そのうち、頭がグラリと揺らめいた。]
(207) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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―非常階段―>>202
……っ、ふ……
[痛みがもたらす快感に酔い、もっとと強くドナルドの赤髪を胸元に押し付けて掻き乱す。 背中の傷を反転させたような胸の爪痕――啜られる痛苦の悦に喘いだ。]
(208) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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/* 等幅と見出し間違いやっちゃったー!
(-42) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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ロビンは、注ぎ込まれた蒼薔薇の毒が急速に全身を侵していく。
2010/09/08(Wed) 23時半頃
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― 薔薇園より東屋へ ―
蒼薔薇が無事だった訳か……――― さてね
[どこか皮肉気に笑い漏らす吐息は、ディーンが望まなくとも甘美な毒のような薔薇の香。ぐったりとし、身を任す様はしどけなく。歩くたびに洗いたての蜜色の髪がさらりと風になびいて揺れた。]
しかし、私よりも人の心に機敏なのかもしれぬな、蒼薔薇の精は。
[憂いを帯びた表情で、また、息を一つ吐いた。]
(209) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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[誰かが入ってくる気配に翡翠が其方を向く。 部屋には色濃く残る情事の後、翡翠の生徒の姿も 軽くシャツが掛けられている程度のもので。
けれども見上げる翡翠がラルフの姿に驚くことはなく、 とろりと何処か溶けたような瞳の色もまた 正気が失せていることを容易に気付かせるだろう。]
……ラルフ、
[呼ぶ声も、薔薇にあてられ何処か甘く誘うかのよう。 そう呼んでから またセシルを見つめて]
…セシルが、綺麗なんだ。
[吐息混じりに囁いたのと、セシルが揺らいだのは同時。]
(210) 2010/09/08(Wed) 23時半頃
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[白いシャツを渦巻く茨の薔薇紅に染めながら、グラリと倒れそうになるセシル。 そばに居るフィリップの綺麗と言う言葉が聴こえる。それは、呪われていく烙印は、果たして美しいものなのだろうか。衣服もロクに纏いきれぬまま、抱き合う二人を見下ろすようにして立ち、眉根を寄せるラルフ。 フィリップに名を呼ばれて、肌が粟立つのは薔薇の香に煽られて。 ディーンに巻いてもらったばかりの包帯の傷口を握りしめるようにして息を零しながら、]
──… ユーリィ、サイラスは眠ってる。 セシルも、薔薇に呪われているの?
(211) 2010/09/09(Thu) 00時頃
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[ラルフが入ってきたのには、最初気づけなかった。 細く流れ出た血も、それが何本も何十本もであればたいした失血となるのだろう。
ただシャツのおかげで、直接傷が見えるのは、首筋と頬ぐらいか。]
――…大丈夫だから。
[揺らいだのにはそう答えて、 裡なる蒼薔薇が外に出てこようとするのを、押さえつけた…。
ふと、何か思い立って、ポケットを探る。]
(212) 2010/09/09(Thu) 00時頃
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…ん……んく…。…ちゅ……。
[身も心も狂わせる淫らな樹液に恍惚としながら、 毒が、呪いが、新たな依先へと移っていくほどに、精気を吸われ弱っていく身体。
燃えるような赤毛が、ひとふさ、ふたふさ、部分的に白く色を変えていく。]
(213) 2010/09/09(Thu) 00時頃
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>>211
蒼薔薇に呪われているんじゃなくて… ここにいるんだ。
[ラルフの問いに、自分のこめかみを指す。]
だから、大丈夫。
[それは、 自らが死ねば、蒼薔薇も滅びる、と思ったから。]
(214) 2010/09/09(Thu) 00時頃
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セシルは、ハーモニカを出すと、一音一音、呼気をゆっくり吹き込んでいく。
2010/09/09(Thu) 00時頃
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―非常階段― [平らな胸を赤子のように吸う赤毛の獣――否、ドナルド。 巨体の重さを支えきれず、階段の段差に腰掛けるようにして尻をついてしまう。 それでも彼の頭を抱いたまま、白く色変わりを起こした髪に顔を近付けて優しく口接けた。]
(215) 2010/09/09(Thu) 00時頃
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― ロビンの部屋 ―(>>125) [ロビン自身の両手で開かれた臀部は、朱に色づいた後孔を曝け出して少年を狂わせる。細腰を両手で掴み、宛がった先端をぐいと押し入れた。肉の兇器と化した剛直が窄まりを貫き、銛のような肉傘がより奥へと少年の獣性を急き立てる]
あ――くっ、うぅっ、つ。 ロビ、ン。気持ち――いい? 僕は――すごく、いい、よ。
[主導される側から、主導する側へ。 関係の変化を無意識に悟り、口調に強さが交じる。骨盤のかたちさえ分かるようなロビンの腰に指先を食い込ませ、荒々しく前後に揺さぶり出す]
(216) 2010/09/09(Thu) 00時頃
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― ロビンの部屋 ―(>>125) [幾度かの射精を経ても尚、少年の猛りには治まる気配がない。交接を繰り返す出口には、白濁した泡がこぽこぽと溢れ出ていた]
……ね、ロビン。 ここ、また――ほら、垂れてる、よ? ふふ。なんか、こんなの。……女の子みたい、だ。
[背後から覆い被さり、胸の尖った先端をきゅっと摘む。滴った樹液の作用が指先からも浸透してくるように感じられ、少年は一層強く腰を打ちつけた]
(217) 2010/09/09(Thu) 00時頃
|
|
─ →四阿 ─
ふう、着きましたね。
[屋根の下、憔悴の色濃いディーンを長椅子にかけさせる。
誰が忘れたものか、棕櫚で出来ているらしい団扇があったので、手にとって、ディーンに風を送る。]
──ずっと昔から、「蒼薔薇の呪い」って話はあったらしいんです。 小さい頃に、その話を初めて聞いた時、「そんなおっかない木なら、何で切っちゃわないんだろう」って不思議でした。
こんな事になるからだったんですね。
[なんて馬鹿なんだろう、と吐き捨てると、ディーンを心配げに見つめた。]
(218) 2010/09/09(Thu) 00時頃
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|
―非常階段―
あの蒼薔薇も、全部全部くだらない、
だから僕が、この身体で新しく、
[衰弱にもう答えることもできないのだろうドナルドか、或いはその先の薔薇の精に向かって低く囁いた。]
(219) 2010/09/09(Thu) 00時頃
|
フィリップは、ハーモニカの音が聞こえると、翡翠が微かに揺らいで。
2010/09/09(Thu) 00時頃
|
[長い前髪に隠されかけた銀灰の瞳が揺れる。
ラルフは知らない。 今、あずまやに居るディーンが想った事を。 もしも、ディーンだけで済むのなら? 茨で夢の世界が繋がっている事をラルフが知ったなら? ──行かないでくれと懇願するだろう。]
(220) 2010/09/09(Thu) 00時頃
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/* どこ投票になるんだろう。
[なんも考えていない追従者。]
(-43) 2010/09/09(Thu) 00時頃
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|
/* とりあえず俺はセシルから離れないと ものを考えられない。
(-44) 2010/09/09(Thu) 00時頃
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[二人の側に、少し距離を置いて座り込んだ。 セシルの首筋や頬、シャツに滲んだこの渦巻く茨の刻印は、今度はセシルを奪おうとしているのだろうか。フィリップから、セシルを? 取り巻く茨と流れる血は、聖書で馴染んだ姿をラルフに思い出させる。茨の冠を乗せ、セシルの手足を十字架に打ち付ければ、まるでイエス・キリストの時代の罪人に科された刑罰のよう。]
嗚呼、血が…──。 蒼薔薇、薔薇園の薔薇の精が 君に取り憑いているとで、も?
[ハーモニカ手に取るのは止めない。ただ、じっとセシルを見詰める。真実を視ようとするかのように。]
(221) 2010/09/09(Thu) 00時頃
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[酒よりも、麻薬よりも、もっと強いものに酔いしれて、 隻眼はとろりとうつろに半開き。
そのまま昏々と醒めぬ悪夢へと堕ちていく…]
(222) 2010/09/09(Thu) 00時頃
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― 東屋 ―
[長椅子に腰かけると、上体を捻り、背もたれに縋るようにする。 はぁっと、息吐く間に、そよそよとした風が送られて、右眼で団扇を握るルーカスを流し見る。唇の形は「すまない」という単語を結んだのち、語られる話に耳を傾けた。]
嗚呼、薔薇園には、昔から色々話はあるようだな。 眉唾物だと思っていたが、現実は小説よりも奇だったようだ。
さて、しかし、困ったな……―――
[蒼薔薇を排除できないならば、どうすれば佳いか。 己だけでなく、他者を巻き込むのは流石に抵抗があった。 心配そうに見てくる、ルーカスを右眼で見ながら、眉間に皺を寄せる。]
(223) 2010/09/09(Thu) 00時頃
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[ハーモニカで、フィリップの先輩が歌ってたという賛美歌を、一音ずつ、鳴らしていく。
その間も、血は止まらない。
だけど、構わず……。鳴らしたくて、鳴らす。]
(224) 2010/09/09(Thu) 00時頃
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>>221
[ハーモニカを鳴らしながら、ラルフをぼんやり、みる。 そして、また目は閉じてから。口を離し、]
蒼薔薇は、オレに閉じ込めておくから……。
[その言ってから、またハーモニカをくわえる…。]
(225) 2010/09/09(Thu) 00時頃
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[深い昏睡に誘われつつあるドナルドの髪を、幼子にするように撫で続ける。 そこから触手のように生え出て巻きつく、目に見えぬ茨を自ら望んで身に纏う。 灰色の瞳に醒めぬ陶酔を浮かべながら。]
(226) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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[きっとここで、動ける蒼薔薇の魔精を閉じ込められたとしても、 薔薇園に咲くそれが、芽吹いてしまった以上。
残り香のように、それはまだ、蔓延していくかもしれない。]
(227) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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/* あなたは風花妖精です。 あなたは、生きた人狼の人数の二日後に、命を落とします。 狼の襲撃や賞金稼の手により殺されることはありません。ただし占いの対象となると死亡します。 占い師、霊能者には人間として判別されますが、勝利条件では村人にも人狼にも数えられません。 妖精陣営 人狼が全滅するか、人間(妖精や人外の者を除く)の数が人狼と同数以下まで減るまで「生き残れば」勝利です。 ただし、恋人が生き残っていると敗北になり、他にも横から勝利を掻っ攫うもの達が存在します。
あなたは、もし人狼が1名なら今夜命を落とす。 あなたは、もし人狼が2名なら今夜命を落とす。
(-45) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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[蒼薔薇に囚われた翡翠は蒼薔薇が セシルにしようとしていることに気付かずに。
情事の名残と、噎せ返るような薔薇の香。 その中に血の匂いも混じれて常より歪んだ空気は 現実離れした硝子球の世界のよう。]
……セシル…綺麗、
[そう、呟いたのはけれども蒼を宿さぬ翡翠の色で。 それは聴こえる音に向けて。 ちくりと…胸が痛む曲。届かなかった曲。 後輩が吹く音に聞き入るように瞳を閉じて。]
(228) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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芽を育ててあげる。
[くくっと喉奥で嗤った。]
(229) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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あれ?
[どこからか微かに聴こえてきた音に気付いて、ふと手を止めた。]
気のせいかな、ハーモニカの音しませんでしたか? ハーモニカだったら、セシルかな。
[昨日見つけたハーモニカは、やはりセシルのもので間違いなかったのだろうか。
再び団扇を使いながら、優しい音色に耳を傾ける。]
(230) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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―夢・自室― [締め上げられて殺されるのでないかというぎりぎりの所。 壊して欲しいという願いが叶えられるという歓喜と共に。微かな恐怖。 薔薇に囚われてしまった魂の微かな正気が覚えるモノ。]
…嗚呼。っ。
[乱暴にシャツを剥ぎ取られ。抜き取られることなくベッドヘッドに くくりつけられる。手かせのようにきりりと締め付けられる腕。 その痕はある意味所有されるかのように痣となって。 殆ど力を失ったこの身には痛みを感じることさえ弱く。
肩を覆う蒼薔薇の毒を示す棘。それを見られて。眼を逸らす。 指先でなぞられ。相手を絡め取るような感覚と共に全身を襲う痺れ それは快楽によるものか、衰弱によるものかはもう区別がつかない。]
…ディーン…
[今だけは、名前を甘く呼ばれて、返す名は、やはり甘やかに。 息が出来なくなるほど強く唇を塞がれ、歯列がかち合うほどに激しくぶつかって。 昨日と同じように血錆が広がる。自分のではなくディーンの血の味。 鉄錆さえ愛しいとこくりと飲み干した。]
(+4) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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薔薇園の蒼薔薇って、
[蒼──そもそも、そんな薔薇が存在するのだろうか。紅い薔薇に隠されるようにして、枯れ掛けの老木が一本薔薇園にあると言う噂は聞いた事があるけれど。 その木を目印に、逢引をする少年達がいるのだとも。 響く音色。ラルフ自身の物では無い喪失を予見して、胸が酷く痛む。 ハーモニカで賛美歌を奏でる間にもセシルから、流れて行く血の紅に不安。]
…眠るだけ、だよ。 セシルは、他の二人と同じ夢の中へ。
[セシルの内に封じ込めると言う蒼薔薇の姿を捕えようと、銀灰を逸らさぬようにしながら。そう言った。]
(231) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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[そして、随分長くかけて、一曲が吹き終わったか。 ダラリと手をさげると、ハーモニカは床に滑った。]
――……先輩、ごめ
へたくそ だった。
これじゃ 駄目 だね。
[そう笑って、目を閉じる。*]
(232) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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― ロビンの部屋 ―(>>130) [明るい光の差す中、どれほどの精を放ったか、もう感覚としてすら残っていなかった。少年に受け止められる容量を超えても、更なる快楽を求めるロビンが屹立に新たな活力を注ぎ込んでいた]
――ふぁ……っ、く……ぅぁっ。……ああっ! うぁっ!!
[少年の上で、ロビンは凄艶な笑みを溢す。 きつく締め付ける蕾が少年を扱きあげ、胎内への放出を強要する]
……ゃぁ、っ、ロビ、ン……だめ、だよ……もぅ、たす、けて……。
[一度は奪った主導権はすでに完全に取り返され、少年は弱々しい響きの哀願じみた声を上げるばかりになっていた]
(233) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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― ロビンの部屋 ―(>>130) [自ら動くだけの力も無くした少年に、嗤う声が届く。 ――じゃあ、最後に。 ――今度は僕が、犯してあげるね。 そうして、輝きを失った黒瞳が背後を振り返って目にしたのは]
……ひ、ぐ……ぅ、っ、っっ!
[少年の両脚を左右に開き、割り入ってくるロビンの熱く硬い陽根だった]
(234) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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トニーは、ロビンに抗うすべも無いまま、ひたすらに翻弄され続けた。
2010/09/09(Thu) 00時半頃
ロビンは、何処かから聞こえてくるハーモニカの音を聞きながら。
2010/09/09(Thu) 00時半頃
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/* actまちがった! 「犯し抜かれた」が正解だった!!!
(-46) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/09(Thu) 00時半頃
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― 東屋 ―
嗚呼、本当だな。 しかし、なんだ、少し物悲しい音のように、私には聴こえる。 セシルだったら、彼らしくない。いや、逆に彼らしいのか。
[ルーカスの言葉に、ディーンもまた風に乗る音を聴く。
胸を締めつけられるような音は、元気な印象のある少年とは、一瞬かけ離れて聴こえた。しかし、純粋な彼からすれば、今の想いのままを乗せたのなら、彼らしいと。]
なにか、あったのだろうかね……―――
[思い馳せるものの、動くにはまだ、気力が足りず。 そのままルーカスに風を送られながら、鳴る音を聴いた。]
(235) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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… …そんなことないよ。
約束…守らなきゃ。
[長い演奏の後に、そう謂って。 そういえば硝子球はどこに行っただろう。
薄く瞳を開くと、落ちるハーモニカの音と 此方に揺らぐセシルの姿。
両手で支えるように受け止めると、 薔薇よりも血の香が一層強くなって]
―――…セシ ル…?
[翡翠に薄く戻る、理性の色。 目の前の後輩に―――…何が、起こっているのか。]
(236) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/09(Thu) 00時半頃
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――トニー。
僕に神はいない。 でも、もう見つけたよ。
(237) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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[目を逸らさず見詰めようとしても、蒼薔薇の香に途切れてしまうそうになる意識。 ──蜜の色に染まりそうになる銀灰。包帯の指を握って、意識を保とうとする。]
──……
[巻いてもらった包帯の下の、剥がれかけた爪がぐちゃぐちゃになってしまったら、ディーンは怒るだろうか。 他の誰が、奪われても良い。 誰にも、彼を奪わせない。]
(238) 2010/09/09(Thu) 00時半頃
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