162 絶望と後悔と懺悔と
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[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
直円は投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
サミュエルは和算家 直円に投票した。
ミナカタは和算家 直円に投票した。
アヤワスカは和算家 直円に投票した。
リッキィは和算家 直円に投票した。
トルドヴィンは和算家 直円に投票した。
マユミは和算家 直円に投票した。
マドカは和算家 直円に投票した。
キャロライナは和算家 直円に投票した。
ジャニスは和算家 直円に投票した。
ホリーは和算家 直円に投票した。
リーは和算家 直円に投票した。
明之進は和算家 直円に投票した。
トレイルはFSM団 ミナカタに投票した。
クシャミは和算家 直円に投票した。
イアンは和算家 直円に投票した。
直円は馬飼い キャロライナに投票した。(ランダム投票)
直円は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、サミュエル、ミナカタ、アヤワスカ、リッキィ、トルドヴィン、マユミ、マドカ、キャロライナ、ジャニス、ホリー、リー、明之進、トレイル、クシャミ、イアンの15名。
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/* あらやだ、円さん大人気wwwww 放っておけばあたしのところに増援が来るのねえw
(-0) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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/* 行ってやりたいのは2箇所、絢矢と円のとこ、あとキャロライナ。 ジャニスがそっち行くのなら俺はキャロの根性叩きに行きたいっていう(
(-1) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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/* うむ、零留が周殺す気満々か。
(-2) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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/* とりあえず、出方を見る
(-3) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 00時頃
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[顔見知りが、昔馴染みが、部隊に入る前に堕ちることも 吸血鬼にされることにも経験はあった。 それだけに彼らの気持ちも理解出来なくはないけれど]
それでももう、ヒトではなくなってしまったものだ。
[共に歩む道など、無い]
(0) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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和算家 直円は、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 00時頃
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[肩に掛かったサミュエルの手に押しやられて 体力を失った足はもつれ、零瑠に無防備な背中を晒したまま倒れる。 その瞬間――背後で刃のぶつかる音が響いた>>491] やめろ、……二人とも。 お前らが遣り合って、どうすんだ!
[無様に地に伏したまま、紡ぐのは無力な言葉]
(1) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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[呼べばすぐにバイクがこちらへと向かって来る>>2:497]
円、良かった。無事だったんだな。 乗せてくれ。援護に向かおう。
今、叫んでたことは――
[そこで、バイクを追う金色に気付いて。>>2:486 よほど必死だったのだろう、円はまだ視界に入っていない様子。
自分を運ぼうと乗り付けた彼女がバイクを止めるか否かのうちに、微笑みかける一人の吸血鬼。]
円!!危ない!!
[咄嗟に反対側から引き摺り降ろす。]
(2) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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……こんなふうになることを、 あなたにそれを与えた者は知っていたはずよ。
[>>2:461それはキャロライナが、 答えなかった最後の問いへの言葉だ。
吸血鬼にさらわれた者が、 吸血鬼の手駒にされることなんて、 珍しくもないことなのだから]
(3) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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/* これで齟齬ってるのは回避した、と思いたい。
始祖はジャニスに任せたい心算、通じるかどうか。
(-4) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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[次の言葉が発っせられる前に。 周の体が遠ざけられる。
――…離されて、しまう。 身を留めんと立てた爪は、どれ程彼の肉を抉っただろう。]
(4) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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− 回想 −
[マユミの所作>>*2:116の優美さに満足そうに口角を上げる。 眷属の品格は支配者の品格でもある。 それが血の海の上に築かれたものであるかは 全く意に関するものでは無かった]
面白い質問をする。
[珍しく問い掛けて来たその内容に首を傾けた]
私が愛するのは私の役に立つ者だ。 役に立たない者は必要無い。 人間達もそうだ。 餌だから生かしている、それだけではない。 惨めに這い蹲り、足掻き、悲鳴をあげる。 その様が愉しいから外で生かしてやっているのだ。
[首を傾げたが、考えるまでも無く答えを返す。 全ては己の為に存在しているのだ]
(*0) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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――……零留、 さっぎもいっだだ。
ごごは退け……。
[ぶつかった刃ごし、零留を無表情のまま見つめ、そう言った]
(5) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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―司令部付近―
っ!
[武器と武器の、かち合う音が澄んで響いた。 咄嗟に顔を上げて、硬直する。呆けたように唇を開き。
サミュエルと、零瑠が]
…………なん、で?
(6) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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ジャニス!いるか!
[さきほど、円が叫んでいたのが聞こえたから>>2:494 きっと近くにいるのだろう。
そう踏んで、復讐に燃える同僚へと声を張り上げる。]
ジャニス! 始祖が出たぞ!
5年前の屈辱を晴らすなら! 今すぐここへ来い!!
[声はよく通ると自負している。 周囲は騒がしいが、きっと聞こえていると信じたい。]
(7) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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─ 陸軍駐屯地:東端傾斜地 ─
[その鬼は──見目は可憐な、 人形と見紛うほど美しい少女であるのに そこに心があると信じられないほど冷たい声を出す。
だから──]
…──よかった
[だから絢矢は──安心する。]
ホリー・ニルヴァーナがオマエみたいな鬼で良かった。 オマエが相手なら、 優しいボクの仲間達でも、躊躇いなくオマエを殺せる。
(8) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 00時半頃
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……わかった。けど守ってくれなくても良い。 明が生きてくれてるだけでいい。
[きっと明之進と共に行けば自分は殺されてしまうのだろう。 吸血鬼が人間を側に置き生かしておくなんて事は絶対と言い切っていいほど有り得ない。
このまま軍に帰っても死ぬという結末はきっと同じだ。 ならば軍のために死ぬのではなく、自分の満足いく選択肢を取った上で死のう。 少しでも、ほんの僅かな時間だけでも一緒に過ごせる時間を。 そんな思いを胸に明之進を彼が望む場所へと運ぶために足を動かした。]
(9) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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/* ジャニスメモ>ああっ墓が! 墓がバ○サンに! */
(-5) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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マドカ!
[>>2:494名前を呼ばれて振り返る]
レア級?純血か。 絢矢が、二匹とか。
――わかった、向かお、……
なんだと。
[>>7先ほどは遠くに見えていたはずの始祖、 動きの素早さも虫のようだと吐き捨てて 安吾の声に半ばヤケに叫び返した]
(10) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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イアン>こういう時は慌てて打たずに私のレスを待ってくれても良かったんだぜ?
(-6) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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/* www涼平の中身がとっても死にたがっているのは理解した おうけい、いっただきだぜー★ */
(-7) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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/* 行動の確定は、なかなか難しいものがあるよね。
俺も無意識によく確定してしまうので。 自分の行動は確定しなければだけど、それができたかどうか、というのは表現が難しい。
もっと曖昧な言葉を選ばなければ…さっそくやってしまった。円ごめん>>2
(-8) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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おや折角可愛らしい戦士と話でもと思っていたのに。
[ハンドルを握っていた戦士が引き摺り下ろされる>>2 直後に戦士が座っていた席にはサーベルが突き刺さっていた]
その物言いだと、貴様も孤児院にいたようだな。
[仲間を呼ぶ声>>7に呑気に周囲を見渡して、 嘗て足を砕いた相手を見れば温もりの欠片も無い笑みを浮かべた]
(11) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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ちゃうねん、柊と遊ぼうと思ってお姉さんショタ(だった)子見守っておったねん。 始祖様と出会っちゃったらずっとイチャイチャしてしまう(*ノノ)
(-9) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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[>>4引き止めようと掛けられる爪に抉られ、 多くの血を失った身体から、更なる紅が散る]
――……。
[戦慄く唇から、言葉を放つことすら既に苦痛で ただ、意識を手放さぬよう耐えながら、蒼白の貌で二人を見詰めた]
(12) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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― 駐屯地/訓練施設付近>>2:498 ―
そう、…………だ、よ。
[ああ、なんで、こんな。 口の中に今まで味わった血の味が蘇って広がる。
ごくりとつばを飲み込んで]
ありがとうにーさん、そう言ってくれて。 でも僕はいい加減に、他の子の言葉も聞きたい、かな。
いるんでしょ? サミュエルにーさんも円も涼にーさんも周にーさんも、それに、……絢矢、も。
(13) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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うわっ
[>>2ぐいっと安吾に引かれるとバランスを崩し ずるりと地面に落ちた]
安吾にぃ…少し手加減しろや 今、少し血が足りないんだから
[眉をしかめながらもにぃっと口の端をあげ憎まれ口を叩く。 よく見れば左側頭部に血の塊がみえるだろう。]
(14) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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[僕は今しがた叩っ斬ったばかりの武器をちらりと見る。 こんな長い獲物、きっとあの子には――絢矢には似合わない。 僕みたいに刃渡り短めなのを振り回して、今――この戦場のどこかに?
……うなずける、と思った。 絢矢はああ見えて僕より強い。 5年前のあの時、一緒に死ぬことすら考えてた僕に「逃げよう」と言ってくれたのは紛れもない彼女。 僕はあの時確かに彼女に救われかけたんだ。
ああ、――――会いたい。だけど]
(15) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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[地に落ちた周の身体。 それに一瞥し、やや唇を噛んでから、刃を押して、零留と離れようとする。]
周、おまー、 死ぬ気がないなら、立て。 肩は貸してやる。
[零留は周の武具を所持したままだろうか。 ともかく、サミュエルが優しく抱っこなんかしないことは周の承知の上だろう]
(16) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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それはどうも。
……けど、貴女達。 そうね、お友達が「こんな事はしたくない、ホリー様に操られて」と言って泣きながら切りかかってきたらどうするのかしら。
[くすくすと愉しげに笑う。
そうして、日本刀を彼女に向けながら。]
ああ、それとも。 貴女をあたしの眷属にする方が楽しいかしらね?
(17) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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なら、どうする? わたしたちとおなじものに、なる? そうすれば、一緒にいられるわ。
[>>2:498 殺すも殺されるも、 解ではないというのならそれしかない。 淡々とした提示は、けれど――、 また酷く感情の剥離する感覚を伴った]
……質問に答えてくれないのなら、 わたしは行くわ。 やらなければいけないこと、あるから。
――次にあったら、答えを貰うわ。
[答えが否なら殺さねばならぬだろう。 血の呪縛を思って、それを望んでいないことを、知る]
(18) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 00時半頃
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始祖は引き受ける、安吾は純血をぶち殺せ!
[円と共に見える安吾の姿と、金色のソレ]
――ふ、ははは。
[>>11五年前に苦汁を残した姿を前に思わず笑い声が溢れる。 薄く張り付いた笑顔を浮かべて]
(19) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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双生児 ホリーは、メモをはがした。
2014/02/12(Wed) 00時半頃
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…おっと。 悪ぃな。邪魔しちまって。
でもまぁ。 そう簡単に、殺られるわけにはいかないんでね、俺の妹だ。
[目の前には、サーベルの突き立てられたバイク。>>11]
や、すまねぇ、円。>>14 手加減してやれなくて…
[円の方は向かず、彼女を半ば庇うようにして、始祖へと苗刀を構える。]
…おまえの質問に答えてやる義理は、ない。
[そのまま表情を変えず、真っ直ぐに見つめる。 ジャニスがここに駆け付けるまで>>10どれほどかかるだろう――]
(20) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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良かった。生きていたのだな。 名前を聞く前に死んでしまったかと心残りだった。
[やはり再会というものは心躍る。 愉しいものだと綻んだ笑みを浮かべたまま、一瞬だけ本気を見せる。 地を蹴った足はまずバイクの操縦者の腹を狙った。 残る2人には彼らの武器にサーベルを一度だけ交わして鳴らし]
もっと丁寧に遊んであげたいのだが。 こんな統制の取れていない貴様達と遊んでも面白くない。
(21) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 00時半頃
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そうだ、安吾にーさんも、元気?
[僕は真弓ねーさんの言葉を思い出して余計なことを考えそうになるのを堪えている。>>3 傍から見たらあいかわらず意味ありげな笑い顔で訊いてるようにしか見えないのはもう――しかたがないんだ]
(22) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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[あまり無駄口を叩いている暇はなかったようだった。]
ジャニス、了解した。 絢矢のところへは俺が向かう。
…ここ、任せて大丈夫か。
[始祖を見逃すわけにはいかない。 が、絢矢と円が苦戦する敵――そちらも他とは格が違うのだろう。 一人残してきたという絢矢のことも心配だった。
ジャニス一人に始祖を任せるのも不安ではあるのだが…>>19]
円、おまえはどうする。
(23) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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[>>13 言葉に、リカルダを何を考えているかわかる]
……リカ、 あまり危ないところに、行っては駄目よ。
[まるで家で子供たちに、 そう告げたような言葉だった。 けれどあの日となにもかもが変わり果てた。
ふわりとフードが風にめくれた、 双眸は緋色、緋い花のように緋い]
……もう蒼い色は似合わないでしょう?
[感情の載らぬ言葉、静かに告げてその場から離れる]
(24) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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ほら。貴様達も随分と頭に血が上っているようだ。
[響く声>>19に血が滾る。 睨む瞳>>20に抉りたくなる衝動を覚える]
そんな貴様達を嬲り殺しても愉しくないのだよ。
[地を蹴る]
(25) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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/* おっと、始祖様離脱の構えかしら。
うーん、キャロライナの方へも行きたいジレンマ。 膠着してるからなぁ、打破するには俺かジャニスが行きたい所。
絢矢とホリーも待たせているので非常に申し訳ない、さっくりいこう。
(-10) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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/* 3d入り最初に笑ったのが明にーさんまとめの「ナンパ」である
今日のデフォ:円
(-11) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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――折角の機会…なのに。
[近くに在れば、『斃す』機会は幾らでも作れそうなものを。
倒れた背中。その流れる紅が視界に入る。]
………退ける、訳がない。
逃す、訳がない。
[状況の変化に、周囲の吸血鬼達が咆哮を上げた。殺せと殺気を強くし、周にもサミュエルにも、牙を向く。]
斃させる、訳には――…いかない、から。
(26) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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そんな事――言わないでよ。
[喪うなら、何のために全てを積み上げて来たのか解らない。 涼平の答えに微笑んでかぶりを振る。>>9]
[そして、零瑠とサミュエルの遣り取りに目を戻す。 良く見てみれば、零瑠の背から落ちた人物は、周か。 なら余計に、武器を向け合っている理由が解らない。
家族なのに。――解らなくて、解らないから、結果、 判断を放棄した]
(27) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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/* そしてジャニスさんは名前出せなくてすまぬ……すまぬ……ほんっとなーんも知らない体で行ってるからこの人
(-12) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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待て、おまえ――!!
[逃げるのか、言いかけた言葉は形にならず。 それは、地を蹴り去っていく始祖>>25が、決して逃げたわけではないと知っているから。
――余裕のある者の、高みの見物。 ただ、からかって遊んでいるだけなのだ。
痛めつけることが目的。 人間がもがき、苦しむ様を楽しみたいのだろう。]
(28) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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|
――撤退を!
[声は彼らに届く筈だ。>>26]
いずれここは落ちます! 深追いは無用です……!
(29) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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|
[止血する暇もなく加え続けられるダメージに 血は止め処なく溢れ続け、 絢矢の視界は既に夜が訪れたように暗い。
ホリーの声も、どこか朦朧とした意識の中 遠くから繰り返し響くよう。]
…──そうなる前、に
オマエを……
[嗚呼──鬼の、言う通りだ。]
(円も、周ちゃんも、サミュエルも、 涼ちゃんも、キャロも、みんな、優しくて──)
[──だからボクは、 一人でもみんなを殺せるようにと思ったのに──]
(30) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
|
|
この私がもう一度見逃してやろうと言うのだ。 有難く次の策を練ると良い。
[1人1人裂いていっては面白くない。 そう言い切って、全ての吸血鬼達に号令を掛けた]
ここはもう不要の場。 戻るぞ。
[一瞬増した圧力と共に命は吸血鬼達に届くだろう。 血に酔っていた吸血鬼達の表情が一変する。 もう少しでと口惜しむ者もいただろうが、文字通り 歯噛みしながらでもその姿を襲撃した時と同じく 陰に消えるように退き始めた]
(31) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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|
[零瑠を警戒するサミュエルに、 此方に手を貸す余裕などないのは承知の上だ。 血に汚れた手で黒衣の裾を掴み、立ち上がろうとするけれど]
サミュ ――逃げ、ろ。
[周囲を取り巻く鬼の群れが咆哮をあげる。 視界には既に生きた味方の姿は――涼平の姿すら見えないここは、既に死地。
共に逃げることは適わずとも、 "神速"とまで評されるサミュエル一人なら、或いは――]
(32) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
|
|
[一瞬、苗刀に触れたサーベルの感触が、まだ手に残っている。]
……あれが、始祖。
[周り全てを圧倒する力。 …あれが。あれが本当の吸血鬼。
左手がなくとも、その存在は十分に大きくて、]
檜江隊長、あんなんと戦ってたのかよ…
[じわり、冷や汗が滲む。
――だが、負けはしない。 檜江が始祖の左手を落としたのは、たしか自分の歳の頃。 自分より優秀なジャニスもいる。 負けはしない。屈するものか。
…ただ、今は他にやるべきことがある。]
(33) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
|
|
[武器と武器がぶつかる音の方へと。 サミュエルの相手の顔は良く見えない。それでも明之進に飛びつかれた時に似た胸騒ぎがした。
周囲の吸血鬼がサミュエル達へと牙を剥くのが見えれば、駆け寄ろうとしたその時。
撤退を、と明之進が声をあげた。]
(34) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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|
>>26
そっが……。
[零留の答えに、それまで見せなかった表情に変化が起きた。 それは、
とても寂しげな……]
――……
[次の瞬間は目を見開くと、 力づくで零留から離れると、周の傍に付き、唸り始めるは、九節鞭。 咆哮をあげる吸血鬼を一掃する勢いでそれは唸りをあげる]
(35) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
|
|
>>32
――……周ッしっがりしろやぁ!!
[片手で、九節鞭を振るいながら、空いた肩に周を担ごうとする。 うまくいけば、退路を作って、何がなんでも逃げるつもりだが、 周にその意思がなければ、失敗するだろう。
その場合は一人、逃亡することになる。 周の運命はどうなっただろうか**]
(36) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
|
|
(…………ねぇ
またいつもみたいにボクを撫でてよ……。
キミが頭を撫でてくれたら ボクはどんなことでも頑張れるんだ……。
ねぇ、リッキィ……)
[視界が霞む。
鬼の纏う漆黒のレースの裾も 我が身と大地を染め上げた真紅も
もう、見分けが付かない──。]
(37) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
|
|
大丈夫だ、何のためのあの日々だ。 背を預ける相手など、お前でなければとも思うがね?
[>>23安吾にはもっと、子供達のそばに居てもらいたいとも。
五年間この時を心待ちにして鍛えてきた。 安吾の思う通り一人では若干の不安もあるが 少しでも始祖を削れれば、隊員は自分一人ではない]
なんだ、覚えていてくれたのか。 あんな傷で死ぬはずもないだろう? [駆け寄るのは、バイクと始祖の間]
(38) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
|
|
―父への問いかけー お父様が愛するのは、お父様の役に立つ者、 それ以外には由はないと以前伺いました。
たとえば、もっとお父様のお役に立つために、
お姉様の全てがほしい、と言ったら、 ―――その許可はいただけますか?
[>>*0 役に立つから覚えがある、というのなら、 “お姉様”より役に立つ者があれば、父にとって“お姉様”は不要な存在だ。まるで悪趣味な遊戯でも提案するような穏やかさで、少女は告げた*]
(*1) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
|
|
…ジャニス、提案だ。
円の教えてくれた上級吸血鬼を、俺達のどちらかは討ちに行くべきと思う。
だが、二人もそこへ向かっては、指揮の取れるものが減ってしまう。 他にも、助けが必要な場所があるかもしれない。
絢矢の元へ行かない方は、ここへ残って戦況に合わせて動く。 …どうだ。異論があれば言ってくれ。
[先程から姿の見えない周班の面々が気になる。 そう、一人はぐれてしまったキャロライナはどうしているだろうかと――]
(39) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
|
イアンは、徐々に減っていく吸血鬼>>31を見て、次の激戦区はどこだと気を揉んでいる。**
2014/02/12(Wed) 01時頃
|
帰るぞ。
[命じる声は短いものだが、僅かに昂揚が混じっている事を 気付く者はいただろうか。 このまま再会の延長を区切りなく続けさせるつもりは無かった。 余計な流れが生まれ、それに飲み込まれる前に。 一旦引き離し、互いに考える時間を与えた上で。 彼らがどう動くか、それを愉しみに、退く事を命じたのだ。
いかに愉しんでいるのか。 その証拠は城に戻った後に告げる言葉で判るだろう]
(*2) 2014/02/12(Wed) 01時頃
|
|
……サミュエル、
[彼は、彼らはどんな明の声にどんな反応を示しただろうか。 周を、サミュエルへと視線をやれば、自分へはどんな反応が返ってきただろうか。
どんな反応にしろ、少しだけ口元を持ち上げてサミュエルが対峙していた吸血鬼へと近づいた。*]
(40) 2014/02/12(Wed) 01時頃
|
|
[刃の鳴る音が切り裂くのは空気だけではない。 散らすのは火花だけではない。
九昆の、押された力を流して身を屈め、小太刀の柄尻を腹に打ち込まんとする。 それでサミュエルの体が離れても。]
……ふたりとも、ここで 死ねば、い………イ
[金の上から紅を乗せた、紅鬱金が眸に混じる。 邪魔になる雌雄の刃は腰のベルトに差し。
横にした小太刀の刃を撫でるようにして構え直す。]
(41) 2014/02/12(Wed) 01時頃
|
|
……そうなる前にあたしを?
面白い冗談だわ。
[もう一度、絢矢を足蹴にして。 止めを刺すか、それとも連れて行くかと言う所で始祖の指令を聞いた>>26]
残念ね、お父様が今日はもう終わりにしましょうと言っているわ。
[そう言って彼女を嬲るのを止める。 彼女の耳にこちらの言葉はまだ届いているだろうか。]
もしも、あたしと遊びたかったら神宿にいらっしゃい。
一人で来るなら、適当な家畜に言えばあたしに伝わるようにしておくわ。
(42) 2014/02/12(Wed) 01時頃
|
|
[真弓>>3へと、ゆると首を振る。 その可能性はあると、知っていたかもしれない。
ただ、自分は聞かなかった。 甘いと評された自分に告げたところで、無駄と判断されたのか。 それとも聞こうとしなかっただけかもしれない。 自分のことだが、それはわからない。無意識のことだからだ。
無意識に、その可能性を排除して、考えずに。 ただ、助けることだけを考えて。考えて。]
(43) 2014/02/12(Wed) 01時頃
|
|
[今度は、返ってきた。 肯定>>13。
俯き、唇を噛み締めたまま。 何かに耐えるように。]
……いるよ。皆、いる。 チビたちも、手伝ってくれてる。
[聞いてどうする心算だと。 殺しに行くのかと、口から零れかけて首を振った。
変わりに素直に答える。 助かって、部隊員にならずとも雑用を手伝っている子らもいると。]
(44) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[次第に遠くなる意識の中 眷属に──という少女の言葉を聞くと 絢矢は歯を食いしばり、首を横に振った。
日本刀が揮われるなら、抵抗もなく斬り伏せられるだろう。
けれど──、 鬼がその言葉を実行しようとするなら、 その前に、小太刀で己の喉を掻き切るつもり──。]
(45) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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/* >>*1 こわい */
(-13) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 01時頃
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ふふ、眷族の話はまた今度。 それじゃあ、またね。
[まるで遊びを終えたかのような挨拶だった。
そして、漆黒の少女は闇に消えるように。 その場を去って行った。]
(46) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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/* なるほどなんだよ! 撤退ってそういうことなー!
まぁ、安吾は状況知らんから…許せ…w PLとしては残念なロルを回しましたwww 焦っててごめんwww
(-14) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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よく頑張った。見事な働きだ。
[城に戻れば彼らをまず労い、落ちた直円の事も口にするだろう。 落したのは憎い守護部隊とだけ告げて。 誰とは言わず眷属達を見渡し]
直円の事は残念だった。 お前達には彼の仇を討つ権利がある。
[暗に仕留めろと瞳を輝かせ]
(*3) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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い、け。 みんなを、たの、む――。
[黒衣の裾から手を離し、逃げろとサミュエルに再度促す。 そして、倒れたまま顔だけをあげ]
おれを、ころ、せ。 け、ど おれだけに、……しろ。 [零瑠の紅に彩られた金色の双眸を見上げ、呻いた]
(47) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[撃ち込むべき身は、先に離れていく。
サミュエルを見返す零瑠の、微笑みに混じる色は何色か。 咆哮が煩わしい。
邪魔をするなと叫ぶために開く口は、振るわれた九節により閉じざるを得ず。]
(48) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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神……宿…──、
[離れゆく気配に、 疲弊しきった躰から力が抜けた。
それでも──意識だけは手放すまいと]
直、おに、ちゃ──
連れて、く
[血が滲むほど強く、己の手の甲を噛んだ。]
(49) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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なんだ、帰るのか。 せっかく再開出来たというのに。
[>>31戦況は吸血鬼有利に傾いているのにもかかわらず、 撤退を告げる始祖に蔑むような表情を浮かべる。 餌でもなくただ、殺すために遊びに来ていると言われた そんな気がしたから]
覚えておけ、始祖よ。 お前を屠るのはこの私だ。
(たとえ刺し違えても、だ)
[ここで吸血鬼が撤退したとしても、 満足に戦力も補充出来ず隊長も落ちている。 ただ無駄に生きながらえるだけにも近い気がして]
(50) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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お前達を一人前の吸血鬼と認めよう。 城の出入りの自由を与える。
[許可も同行も不要の自由を与えて微笑んだ。 これから彼らがどう動くのか、加速するだろう娯楽に 綻ぶ表情は、獲物を捕える前の魅了の色を湛えていた]
(*4) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[提示された選択>>18に答えない。
おなじものに、なるなど考えたことはなかった。 考えたくもない。 ただ、それを否定するということは、彼女らを否定するようなこと。 だから、答えない。]
……待て、よ。 いくな。
[また、5年前と同じだ。 鍛えたのに。強くなったはずなのに。 止めることはできない。]
(51) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[安吾のことを聞かれ>>22、頷いて。]
……俺からも、聞く。 皆……生死不明ってなった奴ら、は。 お前らと、一緒か?……一緒なら、元気か?
[リカルダの笑み。 5年前は、こんな顔で笑っていなかった。]
(52) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[真弓の声>>24。それは変わらないのに。 手当てしてくれた時の様に、優しい声色を思い出す。 お礼の髪留めは持ったままだ。]
な、
[フードが捲れ、その下に隠れていた髪の色に目を見張った。 緋い色。
そんなことない、と言えば良かったのだろうか。 しかし、何も言えないままで。
離れていく背を止めることもできないでいた。]
(53) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[一歩、踏み出した足の二歩目を止めるのは声、聲。
抉れた土の、誰の血とも知れぬ赤で濡れた土が零瑠の頬を汚す。 手から小太刀を落とし、零瑠は顔を覆って地に膝を着いた。 そのまま背を丸くして、踞る。]
………
(54) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[陸軍駐屯地の東の端──緩い傾斜を僅かに下った処。
転がる機動隊の亡骸に紛れるように、 虚ろに眼を見開いた首を抱いて 誰のものとも判然としない血溜りに臥した少女が一人。
──首のない躰に寄り添うように倒れている。
誰か駆け付けて声を掛ければ 白蝋のような面を上げて、直円の躰を指し示す。
意識を失っても、首だけは離そうとせず──*]
(55) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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くっそ あいつ あの時のあいつだ
[安吾の肩越し底冷えするほど非情な目をした 輝く金色の吸血鬼がみえた そしてバイクにつきたてられたサーベル
もし安吾に引きずりおろされなかったら、今頃あそこに自分が串刺しになっていたことだろう その姿が消えたころやっと安吾へ返事を返す]
安吾にぃ、わたしは絢矢の元へ戻る
(56) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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柊………
[近寄る足音は、彼のものとは(ヾ(´・ω・`)が>>40]
(-15) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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/* ……えーと、これはどっちだろう。 少し、様子見しましょうか。
本当に、二人にはごめんなさい。
(-16) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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− 地を蹴る前 −
[割って入って来た懐かしい顔>>38に、慈しむ様な笑みを見せる。 だがそれは対等の者に対してではなく、 それこそ愛玩動物を可愛がるような下に見たもの]
忘れる筈は無いだろう? 私を虫呼ばわりした可愛らしい戦士を。
[手の中で砕けた骨の感触を思い出す]
ほう。 熱烈な愛の告白、覚えておこう。 私の腕の中で息絶える貴様の姿、楽しみにしている。
[去り際、揺らがぬ決意>>50にも笑みは変わらないまま*]
(57) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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/* 顔文字変換要りません!!(くあっ
折角なので灰に落とす。
(-17) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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/* トレイルメモを今見た
常磐で頭いっぱいってなんかエロい(ナルシスティックに)
(-18) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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/* >>50>>57 ここ、もう……他所で(略)
(-19) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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/* 周ちゃぁぁぁん!?
捕虜、ボクもちょっとなりたかったなとか(←
(-20) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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柊…と、だれ………
[明之進のものではない足音がする。>>40 のろり顔を上げる。
黒衣はもう見えない。 迫ろうとした鬼達の、散開する鬼達の、姿に紛れて。
なのに]
あま、ね?
(58) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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/* アヤあああああああああ >>37 おのれええええええええええなにしてくれとんじゃあああああああああああ!!!!(※“お姉様”です)
そしてメモふいた 鬼いちゃん間違ってない 直にーさんの幽霊か……wktk
(-21) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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>>57 (*ノノ)好き///
(-22) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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/* 村側の戦力削れっぷりがやばいぞ、周君も来たら…… さて、どーしよ。 無理矢理周君置いて帰らせるのもなー。
虜囚≒死亡フラグなん、解ってる……んだよなきっと */
(-23) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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[決して抗えはしない鎖は金色の。
それが眸に僅か表れたのだろう。 金の眸を持つ者は限られている。]
………う、ん
[俺だけを殺せと見上げる視線に、やや間を開けてから頷いた。]
(59) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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− マユミの問い掛け −
[あの時、祈りや孤独については答えなかった。 縋るものがあるから祈るのだろう。 始祖より強い者はいない。 だから縋るものなどありはしないし必要は無い。 始祖は世界に数名はいるが、この城には1人だけ。 1人を孤独と言うなら今更何を考えると言うのか]
ホリーの全てが欲しい?
[その願い>>*1に見えぬ相手に首を傾げた。 慕うと言う意味か、それにしては言葉選びが違う。 だが『役に立つため』と示された言葉に、 何かを企んでいる事だけは予想出来た]
(*5) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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/* と言うか周君はまだ理依君に生きて再会して欲しいって言うか
勿論絶望的な意味で */
(-24) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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[這うようにして周に近寄り、 手袋の、指の部分を噛んで引っ張り、捨てる。
震えた手で彼の頬に触れ、頭を抱き抱えた。]
………お、とう……
(60) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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……う。
[一瞬、心の臓を掴む圧。>>31 零瑠や、周囲の下級の吸血鬼にも届いたに違いない。
涼平と共に自らも撤退しようとした矢先に、 吸血鬼の敏い耳には周と零瑠の声が届いたのだ>>47>>59]
(61) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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それ以上のものになれる自信があれば。やってみると良い。 素直にホリーが頷くとは思えないがな。
[手を放した駒は何処へ進むのか、増えた愉しみに。 マユミが戦っている方向に紅焔の色を揺らめかした*]
(*6) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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始祖の他に純血がいることは判った、が。 本当なら二人がかりで潰さないとならないほどの相手だ。
[>>39安吾の提案にどう答えるべきか迷うが、 その前に吸血鬼達は撤退してゆく]
また生かされて、しまったぞ。 今度は五年後なんてブランク開けないだろうな。
[呆気無く逃げる金色に苦虫を噛み潰した顔をつくるが 今は生存者を集めてこちらも 体勢の立て直しを図るべきだろう]
(62) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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/* 真弓さんの企みが、怖い。どうなるんだろう……
は。 明もトルドヴィンも、ありがとうございます。 引くに引けない状況ではあった。
(-25) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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零瑠君!! 駄目ぇぇええええッ!!!
[だが、こちらの声が間に合うのかは。解らない。>>60]
手を、離して! ――帰るんだ!!
(63) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 01時半頃
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おとう、さま。
……トルドヴィン、さま。
[伺いを立てる聲。]
ひとり、連れて帰っても……宜しいで、しょうか。
(*7) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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─ 帝都守護部隊隊員宿舎 ─
[救助された直後、 絢矢は多量の失血で病室に運び込まれ それから一昼夜眠り続けた。
目を覚ましたのは深夜。
闇に眼が慣れるのを待って 絢矢はそっと点滴を外した。]
(64) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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[なにせ、始祖は消える前に余裕のある笑みしか浮かべなかった。 >>57五年前と同じようにただモノを見るような それ以下の視線の意味を敏感に感じ取る]
覚えていてもらって、幸いだよ。 本当にな。
[あの胸にこの三日月を突き刺す。 その日まで、愛を超えたこの執着を抱いて*]
(65) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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あなたが昔、殺さなかった―――男のひとりです。
叶うなら、御前で。 ………捧げましょう。
(*8) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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―帰還へ―
[零瑠と周がどうなったのかまでは確かめられなかった。 それ程に、帰還を命じる始祖たる者の命は強いのだ。 制止を叫び、しかしそれ以上は留まれない。
限界に近い体を涼平に助けられながら、城に戻る。 匿う事など端から不可能だ。 正直に始祖に打ち明け許しを請うしかない。
人の身のまま、吸血鬼の城に暮らす苦痛を知っている。 人の身から、吸血鬼に至る苦悩を知っている。
どちらにしても――心だけは、 家族としての心だけは、守り抜かなければ、と*]
(66) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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[土産をと、問い掛ける合間に響く明之進の声。>>63 制止にびくり肩が跳ねた。
拍子に頭を落としそうになり、慌てて留める。]
……だって。柊……
[振り返り、明之進を見る目は弱々しい。]
(67) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 01時半頃
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/* そしてこのタイミングで実にすれちがtt ごめんなさいごめんなさい */
(-26) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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/* あ、そうだ。 周さん、すいません。
七首に、鍔なんてなかった!(^-^)/
(-27) 2014/02/12(Wed) 01時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 02時頃
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[聲>>*7が届く。 雛達の中で年長の様に見えて、一番飛ぶ方向を失った様に 思えた雛鳥だった。 戯れに血を与えた時>>*2:39も忠誠や恭順の意以上に 何か含んでいた様に感じたが、 そこに敵意や悪意を感じなければ捨て置いていた。
お父様と呼ばれても、それは間違いの無い事。
役に立つ間は大切な子だ]
気に入った者でもいたか?
[再会した大事な雛か]
構わぬ。
[それからどうする気かは尋ねずにあっさりと許可を降ろす]
(*9) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
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[聖水銀──始祖の血を 僅かずつでも身に取り込み続けた影響で 傷の治癒は常人より遥かに早い。
それでも、酷く抉る為の武器に傷付けられた肩の傷は、 まだじくじくと膿み、高熱と痛みを発し続けている。]
…──お兄ちゃん
[その手に首のないことを知ると 絢矢は周囲を見渡し それでも見つからないと裸足のまま寝台を降りた。]
(68) 2014/02/12(Wed) 02時頃
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/* 明ちゃんのメモが可愛いw
常磐お兄ちゃん更新ー!www
(-28) 2014/02/12(Wed) 02時頃
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/* 2人も城に来たよwwwwww
(-29) 2014/02/12(Wed) 02時頃
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―帰還の寸前―
[弱弱しい零瑠の反応に、必死に声を絞り出す>>67]
家族、なんだよ。
殺して、だなんて……言わないで。
おねが――――
[始祖の命に抗って、留まり続けることは、 直接の血を受けていない身には息が詰まる。
きっともう、これが最後の願い。
それでも零瑠が周の命を奪う事を願うなら――
きっともう、抗えない事なんだと*]
(69) 2014/02/12(Wed) 02時頃
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|
[鬼達の咆哮が、地鳴りのように響いていた。 サミュエルは無事に逃げられただろうか。 彼は孤児院時代から、自分の仕事はこなすヤツだった。 事毎に逆上し、突っ走る自分とは違う。――だから、心配などしない。
勿論、彼の言葉>>1:413を、蔑ろにしたつもりもない。 あの状況で、二人とも脱出するのは不可能だった。 だから、無傷のサミュエルに後を託すのが最善だと、そう判断した。 決して、戦いから、逃げ出したわけではない]
[――本当に?**]
(70) 2014/02/12(Wed) 02時頃
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|
…そっか。
だいじょうぶ、刃向う意志のない子は、殺さない、から。
[僕はちょっとでもキャロライナにーさんの慰めになることを言うつもりだったんだけど、>>44 “始祖様”がやってることを思えば逆効果だったかもしれない。
殺されなくても……人参ジュースとやらもない“始祖様”のアジトに連れてかれる可能性はあるから]
(71) 2014/02/12(Wed) 02時頃
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……。
[“おなじもの”にならなくても、いっしょにいられたら。 そんな夢物語を、僕も、この場の誰も、口にしない。>>18>>51
だからかな、次にキャロライナにーさんに顔を向けた時、 僕は左手で帽子を取ったんだ]
――…“一緒”だよ。 直にーさんも明にーさんも理依にーさんも零にーさんも。
[そう、みんな同じ時に、同じモノへと、変わり果てたんだ。>>52 赤い眼を持つ吸血鬼《バケモノ》へと]
(72) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
[暗い廊下に、 ぺたりぺたりという足音が響く。
身に付けているのは手術用の簡素な貫頭衣一枚。 季節はまだ冬の最中。 膝上まで覗いた白い脚が、薄闇に浮かび上がっている。]
(73) 2014/02/12(Wed) 02時頃
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|
私への贄か。零瑠お前は父思いの良い子だ。
[数え鬼に参加していた顔を思い出すと、 嘗ての仲間の末>>*8を父に奉げると言った子に。 良い子だと珍しく柔らかな声で心を撫でてやる。
使える間は大切な子なのだ]
(*10) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
―吸血鬼の城―
[涼平の身柄を一先ず己の部屋に置いて、 すぐに召喚があるのなら、最低限の始末のみで 月影の許に参じた。>>*3
家族の中で深手を負ったのは自分だけ。 不徳を晒すようだと眉を下げるが、一人欠けている]
……そんな……
[直円の悲報に接し、色を失う。 守護部隊の手によるものだと聞いて、歯噛みした。 暗赤色の眼に明瞭な復讐の灯を、月影は見ただろう。
――それが家族の手だとは微塵も思わない。 だって、涼平は明之進には矛を向けなかったから]
(*11) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
[駐屯地の東の端まで戻る 吸血鬼たちの姿も消えていた戦場の跡 絢矢の姿を捜した]
絢矢…にぃに
[転がっている機動隊仲間の遺体。 その中に浮かび上がる白い少女の細い四肢と兄の体]
(74) 2014/02/12(Wed) 02時頃
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|
[幽鬼のような足取りで 笑みを忘れた機械の少女は遺体安置所を目指す。
いる確約はない。 けれど──自分が守ろうとしたものを 安吾もジャニスも蔑ろにはしないだろうと 確信めいたものを抱いて、分厚い扉を開いた。]
─→ 遺体安置所 ─
(75) 2014/02/12(Wed) 02時頃
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/* っていうか、周も涼平も吸血鬼の城行った?
こっちキャロとサミュと円だけかい……。 ジャニスは始祖が動かないとほぼ動かないし……うぅむ。
(-30) 2014/02/12(Wed) 02時頃
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|
/* 大正時代という設定が、たまに忘れてしまってわんわんわわーん!∪◉ω◉∪
(-31) 2014/02/12(Wed) 02時頃
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|
………あき。
[大家族であった頃の様に、1度だけ名を呼ぶ。]
『家族』だからこそ、だよ。
なら、柊はどうするの?
[傍に在る涼平に視線を投げ、元気だったかと問い掛け微笑む。
許可の聲に、見えずとも深々と頭を垂れる。]
(76) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
生きてる、って意味では、元気かな。
[僕はまだ直にーさんが殺されたことを知らない。 それから真弓ねーさんとは別の方へと足を向ける]
わかってるって。
[僕の身を案じる真弓ねーさんに返す声だけは、5年前と変わらない。>>24 ちょっとそこの本屋さんに行ってくるだけとはわけが違うってことは、ちゃんと分かってる。 ―――僕の身を案じて放たれる声が、他にもあったってことも]
じゃ、またね。
[それがこの日、再会した家族に残した最後の言葉になった**]
(77) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
―駐屯地東側・撤退前の事―
ごめんね…ごめん
[気を失ったままの絢矢の頭をかき抱く]
直円にいちゃんも、絢矢も ふたりとも…
ごめんね
(78) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
[そして、一人前としての身の自由を賜り、>>*4 退室の許可が出た後で、しばし残る事を願い出た。]
……お願いが、あります。
家族をひとり、連れて戻りました。 傍に置かせて頂く事は、叶うでしょうか。
(*12) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
感謝、致します
[近くに在ればこそ好機だと、そう思うは事実だが そんな未来は実在しないとも思っていた。]
(*13) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
/* 周と涼平2人で殺してくれるかな!!? それもまたたのし。
(-32) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
……本当……?
[久しく名で呼ばれ、目を瞬いた。>>76 周が言うように、この場で彼を殺す訳ではなく、 家族として扱うのならと、安堵が過ぎる。
本当に――本当に?]
僕は、……連れて帰ります。
[ほんの一瞬の影を。否定して振り払う*]
(79) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
[懐に入れたままの、髪飾り。 渡せたらと思っていたのに。 何故なのだろう。
5年間で強くなれたと思っていたのに。 変わらない。5年前と同じだ。 手を伸ばして、掴めなかった。
武器はない。 壊れてしまった。 此処にいれば、身を守ることもできずに死ぬだけだ。]
(80) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
[絢矢の腕の中の直円の首は ―あの日のジョージの顔にだぶる。
兄さんは絢矢の腕のなかで眠っているようにみえた]
(81) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
[刃向かう?家族なのに?
俯き、リカルダ>>71の顔は見えない。]
そか。元気、なら、良い。
[動く気配>>72。顔は上げない。 その顔を見たら、きっとどうしたら良いのか分からなくなってしまう。 今ですら。どうしたら良いのか分からないのに。]
(82) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
……お前も、行くのか。
[俺を、置いて。 伸ばした手を、取ってくれないまま。
顔を、上げられない。]
リッキィ。 死ぬなよ……。
[またね、と再会を願う言葉>>77。同じ物を返せない。
ちがうものになってしまったとしても、それでも家族だから。 家族だから、生きていて欲しいと願ってしまう。
それが、裏切り行為だとしても。**]
(83) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
[その後か、明からも許しを乞われた>>*12のは。 奉げる意志を見せなくとも、機嫌を悪くする様子は見せず]
飼うならしっかり世話をしてやると良い。
[あの場から連れて来た人間が家畜で済まされる筈は無い。 許可を与えた後、他の吸血鬼達から 不満や不安が漏れるだろうが]
だから愉しいのだ。
[身近に敵がいる等なかなか体験出来る事では無い。 零瑠の願いもあれば、2人を暫し生かしてみると言う 選択肢が浮かぶ]
(*14) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
[心を震わせる聲に、感嘆の息を漏らす。 滅多に聞けぬその柔らかな音が、ずっと欲しかった。
良い子だと褒める言葉が、欲しかった。]
あぁ……
(*15) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
/* 展開に過干渉しない。展開に過干渉しない。展開に過干渉しない。 ごめんなさい。
よし。頑張ろう。 */
(-33) 2014/02/12(Wed) 02時頃
|
|
/* あー。 赤組の結束力の強さはやっぱり、設定としての強制力とあと別窓だな。 村側はそこがちょっと弱い気がする。
個人的に受けた印象というか。動かしてて感じたことなんだけどね(ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ
(-34) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
|
|
あぁ……
[満たされた様に微笑み浮かべ、周の頭部に唇落とす。]
御許しが出たよ。行こう? 周。
[肩を抱き、身を起こさせる。赤く染まった外套を脱がせ、出来うる限りの破壊をくわえた長ドスと、匕首を残して戦場を後にする。]
(84) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
|
|
ええ、 純血のお姉様の血を――全てを。
お父様の許可があれば、 お姉様の意思は関係ないのでしょう?
[>>*6 支配する者は“父”ただひとりだけなのだから*]
それにお姉様がご存知ない方が、 ――……“愉しい”のではありません?
[もちろん、それは姉の力と命を奪うということだ。 “姉”に刃をむけたところで、叶わなければ滅ぶは自身。 ――己を賭けた悪趣味な遊戯*]
(*16) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
|
|
[後から来た介護班がそばに寄れば]
…そのまんま連れて行って、なんてやっぱり無理だよね
[絢矢の腕の中のものを指さす]
もしだめでも その…その吸血鬼の首と体は 綺麗にして連れて帰ってくれないかな 私たちの兄なんだ。
(85) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
|
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/* もうト書きが(ry しかもネタっぽいの挟めなくて(ry
そしてガチで涙腺がやばい >>83 今までいずれ殺す……殺すんだ……もうにーさんたちとは違うんだ……的テンションを保ってたところにっっっっ
(-35) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
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[眷属達を労い、自由を与えた後、次の目標を示す]
次は残党達が逃げ込んだ地で遊ぶつもりだが。 偵察に行って来ると良い。
[目標への偵察を命じたが、駆けて行った者は誰か。 そして羽ばたいた鳥が、 何処で何をしようとも気にする事無かった。 それこそ密告をしようとも想定内なのだから**]
(*17) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
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/* >>*16 こわい(注:褒め言葉)
真弓ちゃんの傾城っぷりがたまらない。 これは凄い村に来てしまったぞ…… */
(-36) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
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− 城にて −
[戻れば雛達の初陣を祝い、労わり、落ちた1羽を悼みもした。 同時に守護部隊への憎悪を煽る。 嘗ての仲間との心躍る再会の後、彼らの自主性を 愉しむ様に城の出入りの自由を許可した]
次は残党達が逃げ込んだ地で遊ぶつもりだが。 偵察に行って来ると良い。
[目標への偵察を命じたが、駆けて行った者は誰か。 そして羽ばたいた鳥が、何処で何をしようとも気にする事無かった。 それこそ密告をしようとも想定内なのだから**]
(86) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
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[そこは気温だけは周囲より低く設定された 只々広いだけの部屋だった。
先日の戦いで出た死傷者の数は優に数十を超え、 通常の施設には収めきれなくなった遺体を 家族の元へ返すか、あるいは荼毘に付すまでの期間 置いておくだけの場所。
遺体を収める袋の数さえ足りず 布を掛けられただけの遺体が数十 横並びに寝かされていた。
中には──手足や頭など、 躰の一部が胴から分かたれたものも、多数。
絢矢はその中を、死臭に顔を顰めもせず ぺたりぺたりと足音をさせて歩いて行った。]
(87) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
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……ん
[ただ1度、振り返り。残そうとした匕首を拾いあげる。 止血は己の外套を引き裂いて行い。
両手が塞がって居ても構わない今であれば、 抱えられる周の、一番負担の掛からぬ態勢を取った。**]
(88) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
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……ありがとうございます。
[伏していた面を、更に深くした。>>*14
涼平に聞けば、他の家族の居所もきっと手繰れる。 遠からず、また皆で、一緒にいられるようになる。 けれど、そこに直円の姿はない。 喪われて、戻らなくなってしまった]
――赦さない。
[けれど、傷は重い。次を動くには、手当と時間が必要だ**]
(*18) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
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/* テンションの移り変わりを見るために読み直したら>>2:277が酷い こう、変わっちゃった僕のことを見ても傷つかないで済むって言いたかったのに
いいかげん寝よう……(とぼとぼ
(-37) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
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[マユミの更なる返答>>*16に口元の牙が光った。 ただの人形かと思っていたが、随分成長したようだ]
面白い。 何処まで成長したのか、私に見せて見ろ。
[美しい人形達の戦い。 また1つ愉しみが増えた。 あっさりとホリーと言う駒の隣にマユミの駒を並べて、 どちらがクイーンに変わるのか、ただそれを思うだけで 退屈な時間は潰れていった**]
(*19) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
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/* 敵陣行ったのが二人、武器壊されたのが二人。 ……か。
ボク、頑張るよ……(遠い目)
(-38) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
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わたしは、いい。 少し走りたいんだ。
[ホリーへと投げつけた片刀を草叢から回収すると エンジンをふかしひとり暗闇へ向かって走る。
走れるところまで走ると海岸に出た。 ライトをつけ声ならぬ叫びをあげ兄の名前を呼ぶ。]
―兄さん、兄さん 直円と円はまるでつながってるんだ。 円ってどこまでもきれることないんだよね、 兄さん。
[泣いてもここでは波音に消されるから、 思いっきりひとりで泣いた。子供みたいに**]
(89) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 03時頃
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/* し、死体描写忘れてたわけじゃないんだからね!!
灰になっても何も残らなくてはぁはぁだけど、 肉体あってもいつまでも引き摺られる感じだったり、 墓暴かれて石投げられたり、晒されたり出来そうですてきw
(-39) 2014/02/12(Wed) 03時頃
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/* 灰になって!!!!!ほしい!!!!!!
腕の中で灰になってもいいし灰になっているのを発見してもいい!!!どっちもおいしい!!!!!!!
(-40) 2014/02/12(Wed) 03時頃
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―吸血鬼の城―
[始祖への拝謁を終えた後、部屋に戻る。 涼平に事の次第を報告した]
まず、このまま、ここで暮らしても良いって。 その上で……聞いてね。
人のままで吸血鬼と一緒に暮らすと、 きっと、……いじめられる事になると思う。
[孤児院の外の子供達がしたよりも、多分陰湿に。]
でも、吸血鬼になるのは……人間の血を吸うだけじゃない。 自由や、平等を、ずっと失う事になるんだと、僕は思ってる。
それに……人間達と、戦う事になる。でしょう?
[涼平の衣装は帝都守護隊のものだ。 かつての仲間と戦う事になる懊悩を思う。]
(90) 2014/02/12(Wed) 03時頃
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/* 始祖さまと隊長がハードなラブラブで眼福♪
(-41) 2014/02/12(Wed) 03時頃
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/* 円→直円一方通行ラブ>< きっとコアタイムのせいだと思いたい
が絢矢ちゃんがかわいいので…仕方ないと思う
(-42) 2014/02/12(Wed) 03時頃
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/* 円の案もいいなって思います。 絢矢が起きるまでに灰になっててくれれば嬉しい。
(-43) 2014/02/12(Wed) 03時頃
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/* 涼平にいちゃんが吸血鬼方に嫁入りーヽ(゚∀゚)ノ
(-44) 2014/02/12(Wed) 03時頃
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僕は、涼平君を吸血鬼にはしたくない。 でも、見て? 知らない間に、全然差が開いちゃってた。
[このまま分かたれていれば、差は広がるばかりだ。]
……どうしたら一番良いのか、解らない。
ごめんなさい。一緒に考えるから―― 最後は、涼平君の考えで、決めてほしいと思う。
[因みに槍は、他の吸血鬼が取り上げようとしたのを 睨みつけ、決して触れないように厳命した。 城内での明之進にしては、珍しい我儘の仕方だった]
(91) 2014/02/12(Wed) 03時半頃
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難しい話は、取り敢えずおしまい。
[ぽす、と両掌を叩く。]
背中、手当しなくちゃいけないし…… あれからの事、皆の事も、教えてくれるかな?
[そう言って微笑した後。 無茶の反動でぶっ倒れる事になる**]
(92) 2014/02/12(Wed) 03時半頃
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/* メモ連張りごめんなさい。 珍しくガチで動揺した。
wiki読みなおしたけど書いてなかった。ので安心した。
(-45) 2014/02/12(Wed) 03時半頃
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/* キパっと決めて貰えてありがたい。 曖昧が一番大変(NPC吸血鬼の死体描写までしたい人だから)
(-46) 2014/02/12(Wed) 03時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 03時半頃
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[自身は頭の器ではない。 それは、努力とかの問題ではなくて、 上に立ち、誰からも無条件に愛される天性の才は、 自分にはない。
それは、もう、遠い記憶の、 そう、本当の家族の記憶の中でもあった]
[周を見たとき、喧嘩っぱやい馬鹿だと思ったけれど、 でも、それでも周りの子どもが彼に懐いて、 最初は嫉妬もあったかもしれない。
同じくその才をもっているのはリーだ。
彼も仲間から信頼され、好かれ、自分のその下っ端としてついた。彼が自分のことを一番の友達、といえば、嬉しそうな顔をできるくらい]
(93) 2014/02/12(Wed) 05時半頃
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[でも、本当は知っている。 リーはそうやって、みんなの友達になってくれる才能のあるヤツなんだ。 だから、甘えるけれど、本当は一番なんかじゃない。
周とリーがとっくみあいの喧嘩をしていて、 そのあと笑い合ってて、微笑ましかったけれど、
それは自分とはないな、と思った。
周と話すリーは自分といるよりずっと自然に笑みを緩めていた。あの形づくったにやにや顔なんかじゃなくて]
(94) 2014/02/12(Wed) 05時半頃
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[そう、自身は一番なんて、なれない。恐れ多い]
(95) 2014/02/12(Wed) 05時半頃
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[マユミのことを女の子として意識しはじめたのは、 一緒に洗濯をして、いつのまにか自分のほうが指が長くなっていたから。 彼女の手は白くて細くて、それがあかぎれになりかけているのを見て。
必死に洗濯板に洗濯物を押し付けて小さく頭を揺らしている。 サラサラの髪が宝物にみたいに見えた。
そして、それを考えると、なんだか、自分でもびっくりするぐらいに、嬉しくなったり、楽しくなったり、悲しくなったり、寂しくなったり。
きっとリーにも相談したんじゃないかと思う。こう好きとかじゃなくて、マユミは案外綺麗だったんだな、とかそんな物言いで。
でも、だから、マユミとどうにかなりたかったわけじゃない。 リーもマユミは可愛いといってにやにやすれば、ああ、リーのほうが、お似合いだし、リーならとかそんな風に思ってた。
だから、態度もよそよそしくなったりもしたし、 あきらかに向こうからはおかしく見えたこともあっただろう]
(96) 2014/02/12(Wed) 06時頃
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[でも、5年目のあのあと、 腕に巻いてあったスカーフ、おぼろげにあった記憶。
もう、駄目だった。 きっとあの時は、自分のためにマユミは行ってしまったと思えば もう、駄目だった。
こんな下っ端野郎なんかのために行ってしまった。 きっとマユミ自身の家族にかける優しさのひとかけらだということは知っていても、
もう駄目だった*]
(97) 2014/02/12(Wed) 06時頃
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― 第二諜報部 ― ホリー・ニルヴァーナの前にて逃走 通信基地の援護はできず 司令部への援護も遅れ、 自らの班の班長の救出もできなかったと
君はどれだけ役立たずなのかい? ただ命が惜しくて、逃げ帰ってきた毛虫のようだ。
[敬礼のあと、読み上げられる報告書に、 否定の言葉は返さず、直立不動のまま、続く言葉をきく]
――……だが、その体に聖水銀はよく適応しているようだ。 本当はもう十分なのだが、 君自身の意思があれば、追加する選択もできる。 きっと君が願うぐらい化物に近づくだろう。 だが、君のことは、ここだけでは決められない。 君の上長にも確認せねばな。
[ジャニスや安吾にその件は回すと言われ、沈黙のまま礼をして部屋を出る。**]
(98) 2014/02/12(Wed) 06時頃
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― 始祖の城 ―
全く、教育って難しいですわね。 お父様の愉しみを一つ無くしてしまってごめんなさい。
[皆が去った後。
直円に関しては素直に詫びた。 雑草とトルドヴィンが呼んでいた彼が失われた事に関しては、ホリーの育成方針に間違いがあった可能性もあるのだから。]
その代わり……と言うわけではないけれど。 此方側に引き込んだら愉しそうな子も見つけましたわ。
いずれ、お父様にも紹介できたらと思いますの。
(*20) 2014/02/12(Wed) 07時半頃
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[特に何も言われなければ退出し。
絢矢と円とサミュエルとの戦闘を思い出しながら回廊を歩む。 それぞれ個性があった子達だった。
ああ、そういえば。 サミュエルとは結局、まだ戦ってないと思い。 次に出会った時は直接戦うのも良いだろうと思っていた。]
(*21) 2014/02/12(Wed) 07時半頃
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[絢矢には会いたければ神宿に来いと伝えたが。 サミュエルにもいずれ伝えてあげるかとも思う。
尤も、ホリーが根城にしている場所に向こうから来るかは不明だが。]
(*22) 2014/02/12(Wed) 08時頃
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― 城内 ―
[真弓の姿を見つけると、悪戯を思いついたように背後から近寄っていく。 そして、背中から抱きつくようにすると頬を撫でて。]
ねえ、真弓。 ちょっとお話があるの。 時間があれば、あたしの部屋に来ない?
[サミュエルの事を思い出したからか、声をかけていた。 彼女が裏で>>*16>>*19何をしているのかは知らなかったが。]
(*23) 2014/02/12(Wed) 08時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 08時頃
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/* サミュエルは割としっかり生家の記憶があるからか、 孤児院は家族じゃなくて仲間、みたいに読めるんだよな。 そこがまた良い。家族じゃないからこその 初恋のあまずっぺええええ感。 */
(-47) 2014/02/12(Wed) 08時半頃
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─ 帝都守護部隊隊員宿舎 ─ [治療を受け、体を洗い流すと部屋へと戻る。 絢矢はまだ病室の方で安静だときいた。 ひとりでベットに寝転んでいると、直円の顔が、ジョージの顔が浮かんで消える。
眠れない夜。
またこっそりと部屋を抜け出すとキャロライナの布団に忍び込んだ
温かな背中に耳を当て とくとくと規則正しい鼓動の音を聞きながら まどかは目を閉じる。]
・・・・・・キャロライナお兄ちゃん
[そっと呼びかける]
わたしね、直円兄にあったよ
(99) 2014/02/12(Wed) 09時頃
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お兄ちゃんは吸血鬼になってた。
[反応はなかった]
おにいちゃん、最初は狂ったふりしてた。 でも、絢矢と戦っているうち…震えてた…
にいちゃんは本当に狂いたかったのかな 吸血鬼にされちゃって… もうなにも考えなく低い存在になりたかったのかなって…
まどかにはなんだかお兄ちゃんがとってもつらそうに見えた
(100) 2014/02/12(Wed) 09時半頃
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―絢矢がお兄ちゃんを殺したんだ
[ぽろり、溢れた涙が兄の肩を濡らす]
でも、兄ちゃんは ――もう苦しまないでいい。 誰かの命を奪いながら生きていかなくていい
(101) 2014/02/12(Wed) 09時半頃
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まどかはね
直円にいを苦しみから救ってあげれなかったんだ 絢矢の重荷をいっしょに背負ってあげれなかったんだ
[涙声で背中をぎゅっと抱きしめた**]
(102) 2014/02/12(Wed) 09時半頃
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[宮殿にて。引き上げの命の声>>*2、その後の労い>>*3。 きんいろの目の前であってもやはり頭は垂れない]
…そりゃどーも。あれでも楽しかったってんなら あんたよっぽど日ごろ楽しみないんだろうさ。
直円兄は…弱かったからさ。それじゃ死んで当たり前じゃんか。
[彼のことを聞いても眉毛も動かさない。 いや、顔に出さないように懸命に耐えていたんだ。 大事な家族…だった。けど、もう自分は誰も家族とは思わないことにした。 ホリーの言葉を借りれば、家族と思わなければ思われない筈だ。…それがそうおもいたいだけの自己都合であっても
意地がどこまで見透かされているかは知らないが。 自分もサミィや安吾に刃を向け、安吾も殺意を向けてきた なら、殺そうとすれば殺されるだけだろう]
(*24) 2014/02/12(Wed) 10時頃
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…遠慮なく行かせてもらうよ。 報告できるか、わかんないけどね。
[偵察に、という言葉を聞いて、少し肩を落とす。 いけば少しでも家族…だった者たちにあえないだろうか。 戦場で出会うとは別に、もっと違う糸口をみつけられないだろうか。
戦意もなければ功を焦る気もない。 だから、城から出る時は丸腰だ*]
(*25) 2014/02/12(Wed) 10時半頃
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[きんいろが「次に襲撃する所」と呟いたから 自由を貰ったついでに外に出た。 1人で見る青い空は久々だ。 外とはこんなに身軽だったのかと驚きながら。
地図上、あの駐屯地のそう遠くない場所に それなりの広さの補給基地があった。 残党が逃げ込むならまずはここではないかとアタリを付けてきたがさて。
砂埃と同じ色をしたフードとマントで顔を隠してその場に降りる。 紅い目は隠しようがなかったけれど、フードの影で遠めでは分かるまい
誰かと会えないだろうか。会って何を話すかなんて決めていないけれど。 今は殺意も戦意も無いと示すように丸腰だ]
(103) 2014/02/12(Wed) 10時半頃
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/* 過去ほのぼのネタを構築するのが下手ですまない。 零瑠に片思いしましょうかね。近親相姦好き。
(-48) 2014/02/12(Wed) 11時頃
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ねぇキャロライナ兄ちゃん。 もしもさ、もしも…わたしがこの鬼達との戦いの中でいつか吸血鬼におちてしまうことがあったら。―そしたら…お兄ちゃんが殺してくれる? [キャライナが起きているのか解らなかったから少し息をとめて確認した] お兄ちゃんは甘いから心配なんだな
(104) 2014/02/12(Wed) 11時頃
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─ 遺体安置所 ─
[吸血鬼とされた者の中には 隊員の家族だった者、知人だった者もいて そういう者は、隊員の遺体と共に安置所へ運ばれる。
例えそれが味方を幾人も手に掛けていたのだとしても。 自分達は鬼とは違うと示すかのような“平等”を、 帝都守護隊は貫いている。
直円の遺体は、部屋の奥。 吸血鬼化させられた人間の安置された 少し他と隔てられた区画に横たわっていた。]
(105) 2014/02/12(Wed) 11時半頃
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[白いシートの下には胴体の膨らみがあり シートは少しだけ深く沈み込んだ後、 一抱えほどの丸いものの形に膨らんでいた。
中を見なくても、シートの端に 彼が使っていた鉤爪が置いてあり、 この遺体が直円のものだと示している。
絢矢はそれを一瞥すると ぺたぺたとそこへ近付いて行ってシートを捲る。
直円の遺体は、血も埃も綺麗に洗い落とされていて>>85 その死顔はとても穏やかに見えた。
──例えそれが、唯の願望だったとしても。]
(106) 2014/02/12(Wed) 11時半頃
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[絢矢は、冷たい床にぺたりと座り込み 暫くは兄の頭を無言で見下ろしていた。
閉じられた瞼の下に、忌まわしい紅の潜む。]
───…
[吐く息の白さと体感温度が比例しない。
感覚を失ったように何も感じない膚が 部屋の温度と同化するように冷たくなっても 絢矢はまだ、座り続けている。
やがて、直円を見るのをやめた絢矢は鉤爪を手に取った。]
(107) 2014/02/12(Wed) 11時半頃
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[鈍い輝きを放つ凶悪な姿形。 抉った肉を更に掻き乱すように拵えられた形状。
この武器に抉られた肩の傷は一生残るだろう。 ともすれば痛みさえ。
熱と痛みを訴え続ける傷口は 兄が生きていた証のようで──]
──────、
[絢矢は──鉤爪の先端を、 己の頬へ引き寄せ、 爪の先の食い込むほどに強く押し付けた。
そのまま引き下ろせば、 きっと貌にも消えない痕が残る。
それは薄れない兄の記憶となり──]
(108) 2014/02/12(Wed) 11時半頃
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[けれど────]
…──直
[絢矢の手はそこで止まった。
成そうとする意思が、 止めようとする何者かの手に抗うように 鉤爪を掴んだ手を震わせる。]
お兄ちゃ──……。
[今際の際に呟かれた直円の言葉>>428が絢矢を縛る。
傍目にはわからない攻防が数十秒続き 絢矢は諦めたように鉤爪を置いた。
鉤爪は僅かに頬の表面を傷つけ、 赤い玉を浮かせるに留まった。]
(109) 2014/02/12(Wed) 12時頃
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[昔の回想── あれはいつの頃だっただろう。 サミィから、時々マユミのことを話題にされた>>96 その時、何となく勝手な想像はしていたけど、 茶化すようなことはいわないで同意だけ返す。 実際自分もそう見ていたことはあったから。
自分が特別を作らないことをどう見られていたのかは知らない。 スリのグループを纏めるのに贔屓はできないから、それは自然この孤児院でも滲み出ていたのはあったかもしれないが
ただ昔の侘びに、何か力になれたらと思ったことはあった。 だから、あの吸血鬼の宮殿での毎日も、 他の家族は勿論だが特に彼女をそれとなく庇ったり、何かと気にかけていたつもりで]
(110) 2014/02/12(Wed) 12時頃
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[絢矢の手が、直円の頭部を抱え上げ胸に抱き寄せる。 髪を梳いて、そこに兄がいるように語りかけた。]
直お兄ちゃんは本をいっぱい読んで賢いはずなのに、 やっぱりちょっと抜けてるね。
ボクの顔なんて大事にしてもしょうがないのに 傷付けないように無理な戦い方までして。
……ごめんね、お兄ちゃん。
ボクが誰かに嫁ぐ日は永遠に来ない。
だって お兄ちゃんをこんなにしておいて ボクだけ幸せに、なれるわけがないでしょ───?
(111) 2014/02/12(Wed) 12時頃
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[もう戻れない。
彼らも、自分も。 直円の他にも、孤児院の子らを眷属とした──と ホリーは円に告げていた。
ずっと考えていた可能性の最も避けたかった形での肯定。]
ボクはこれからも──みんなを殺す。
[生き残ってしまったから。 他の誰にも同じ思いをさせたくないから。]
ホリーも始祖吸血鬼も殺す。 孤児院ではぐれた仲間も殺す。
お兄ちゃんもお姉ちゃんも弟も妹も、 鬼になっていたら──全部殺す。
(112) 2014/02/12(Wed) 12時半頃
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[結局、自分の中の「平等」はそれを恋心にすることはなくて。 ただただ罪悪感という沢山の棘の一つになるだけ。
「楽になりたいなら、懺悔でも何でもすればいい」 いつか周に言われた>>1:358言葉だ。 懺悔した所でどうなる。許してもらったところで。 見捨てた過去を自分が許せるのか。答えは「否」だ]
その時は…お前かサミィが俺を楽にしてくれないかな。
[その言葉はあながち冗談でもなかった。 今も覚えているということは、どこかでそれをいつも望んでいたからだろう*]
(113) 2014/02/12(Wed) 12時半頃
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[例えばそれが、幼い憧憬の対象であった真弓でも。 小さな自分をすら女の子扱いしてくれた理依でも。 霧のように寄り添い体温を分けてくれた明之進でも。 穏やかで繊細で、顔を見ると少しだけドキドキした零瑠でも。
誰よりも長く、誰よりも近くにいて、 きっとお互い、誰よりも仲良しだったと思っている 大切な、大好きな──リッキィでも。]
(114) 2014/02/12(Wed) 12時半頃
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待っていてね、お兄ちゃん。 ボクがちゃんとみんなを解放してあげる。
…──それで、
全部の贖いが終わったら、 “そっち” で会おうね?*
(115) 2014/02/12(Wed) 12時半頃
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/* しまった。 『聲』には声と手と耳とがある……。
が、撫でてくれたから良しとしよう!
(-49) 2014/02/12(Wed) 12時半頃
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―始祖の城―
[周の事を頼んだのは、短い言葉を発するその聲に混ざるものを感じたから。>>*2 自分の頼みが機嫌を損ねるものではないと踏んでいたが、不機嫌であれば――不興を買うだけだとも。
労いの言葉は胸を擽る。>>*3 けれど、ひとり、足りない。 言葉の切れ目に横を見遣る。直円がいつも立っている場所を。]
……………
[周やサミュエル、涼平の他にも『家族』が居る可能性が、恐れが胸を襲う。 ぎゅと胸元を押さえ。]
(*26) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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――直円は、果敢に…戦った事でしょう。
[模擬戦の時の、あの戦い難さを思い出し。 口調を変えた心境を測りはすれど。
主人の為と働く自分を、どう思っていたのだろうか。もう聞けぬ答え。 黙祷を捧げ。仇討ちに頷く。
続く話の、その先を待つものの。 誰が手柄を立てたのか、誰が……>>2:*68]
あの。今回の初陣にて、武勲は…
[伺う。 周の暫しの存命を願い出たのはその後。*]
(*27) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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―城の外―
[学帽を目深に被った少年が、とある街の小さな診療所を訪れた。近くの公衆電話から電話をかける。]
兄が! 背中に割れたガラスが刺さって! お願いします! 血が、血が、止まらなくて、早く――たすけ、て……
[診療所のすぐ近くまで来ているからと訴え。
治療鞄を持ち、駆け出して来た医者をにこやかな笑顔で出迎えた。*]
(116) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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/* 理依に会いに行きたいけど会ったら殺しにかかるよね。 いや、話し合いくらい出来る!
(-50) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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─ 帝都守護隊隊員宿舎 ─
[陸軍駐屯地での衝突から三日後の朝。 周と涼平の失踪──鬼に連れ去られたとの目撃情報──を聞き 絢矢は隊員の止めるのも聞かず、単身宿舎を飛び出した。
最初に向かったのは激戦の爪痕色濃い陸軍駐屯地。 司令部と通信施設だけが辛うじて復旧していたが 急拵えのそれはいつ吸血鬼の襲撃に遭うとも知れず 近く、完全に放棄される予定だと聞いた。
再び陣を敷くほどの兵が、足りていないのだ。]
(117) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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/* 多分ボクは途中で死ぬほうがいいな。 それを周ちゃんが見て覚醒すると超王道。
(-51) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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―城の自室―
あまね……
[連れ去った『家畜』に周の怪我を治療させる。背中の傷を縫い合わせるのを見守り。 赤色の肉が閉じて見えなくなる。
用の済んだ『家畜』は吸血鬼に引き摺られていく。
静かになった部屋で。寝台に横たわる周の髪に触れる。吸った血の乾いた夜桜のシャツに視線を落とし。床に膝を着いて、彼の手を握る。
止血と痛み止と化膿止めの。薬をどう飲ませようか。]
(118) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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/*口移ししかないだろ!!!!!(障子に穴あけて覗き見)
(-52) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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/* 明之進のクリスナイフも回収したいけど、こっちは唯のナイフだから……とりあえず周の長ドスだけ回収しよう。
(-53) 2014/02/12(Wed) 13時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 13時頃
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[施設の撤去作業の傍ら、 破壊された対吸血鬼武器の回収も進んでいる。
建物の一つに集められたそれは、 持ち主が生きていれば宿舎に持ち帰られ、 持ち主に返還される予定となっている。
周の武器は、まだ駐屯地に置いてあった。]
周ちゃん──。
[真ん中で見事真っ二つに断ち折られた刃と白鞘を 布に包んで胸に抱き、持ち主の名を呼ぶ。
厭な想像が過ぎる。 もし周と涼平が、鬼になって戻って来たら──。
そしてそれは、決して低い可能性ではない。]
(119) 2014/02/12(Wed) 13時半頃
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[これ以上何を捨てればいいと言うのだ。 何かと引き換えにしなければ、 今以上の強さを瞬時に得ることなど出来やしない。
笑うことはやめた。 泣くこともやめた。
次は痛みを捨てようか。 それとも書物に描かれた達人のように目を潰せば、 見たくない物を見ずに、 本当の機械のように敵を屠れる鬼になれるだろうか。
そう──それは鬼だ。
強さを求めれば求めるだけ、 斃すべきモノに近付いてゆくような────錯覚。]
(120) 2014/02/12(Wed) 13時半頃
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/* 全部止めるものだなぁ、と思った。 <血、痛み、化膿
(-54) 2014/02/12(Wed) 13時半頃
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[内蔵を冷たい手で撫でられたような 悍ましい想像の感触。
絢矢は折れた長ドスをきつく握り締め、 それ以上の収穫の得られそうにない駐屯地を後にした。*]
(121) 2014/02/12(Wed) 13時半頃
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/* ptが尽きたけれど、飴貰えなくてもいい。 貰ったら貰っただけ喋ってしまう村だから……。
(-55) 2014/02/12(Wed) 13時半頃
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―回想>>2:*78>>2:*79―
[不意の出来事に、零瑠は目を瞬かせる。 理依の腕の中。聞こえたのは、唇動く音だけ。]
(*28) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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理依にとって、『家族』って、なんなのさ。
[この先、同じ問を投げるとは思いも知らず。>>2:483]
そうやって、黙って、ただ頷いて欲しい相手? 我慢するような、相手のこと?
[そろり指先を伸ばし。跳ねた髪の一房を引っ張る。]
仕舞っておかないで、よ。 これ以上閉じ込めてしまうなよ。
(*29) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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どんな事でも、俺は聞く。
理依だって、本当は…分かってる、だろ?
[どんな望みを聞かされたって。 孤児院で過ごした時間は、城で過ごした時間は、 そしてこれからの時間だって。 変わらない……はずだ。*]
(*30) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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[僕は知らないことがどれだけ――絶望や後悔を招くほどに愚かしいか知ってるんだ。 “何も知らなかった”ことを知ってから染みついた概念のひとつ。
だけど、小さな世界の中でみんな一緒で、何も知らずにいた頃、 僕は確かに幸せだった]
……。
[そうだね。元気なら、生きてるならきっとまた会える。>>82 でもキャロライナにーさん、また会った時どうするつもりなのかな。 もう一度手を差し伸べる? それとも今度こそ武器を向けてくる?
僕は――どうしたらいいのか分からなくなってる。これじゃあ人のこと言えないね]
(122) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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ごめん。ごめんね。
[僕は帽子を深くかぶる。>>77 いくらキャロライナにーさんが俯いてるからって、笑い顔が貼りついたまんま謝ってるところなんてさらしたくない]
……、っ。
[キャロライナにーさんのばかばか。僕らは――吸血鬼はそう簡単に死なないのに。 だからにーさんは僕らの心配をしなくたっていいのに]
(123) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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リッキィは、アヤワスカ(絢矢)に会えることなく、やがて帰還の命に従う**
2014/02/12(Wed) 14時頃
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― 帰還後・始祖の城 ―
どうして……。 どうして僕らの初陣の場に、みんなが……っ。
[集められ、直にーさんが殺されたことを知り、 “始祖様”からありがたくも一人前と認められた後。 僕は部屋に戻りながら、ずいぶんと久しぶりに何故と問うことをする。
僕らの中には先の初陣で、吸血鬼になってから初めて外に出た者もいる。僕もそうだし。 なんだろう。ずいぶんとよくできた話みたいだ。
もしも。これが本当に誰かの書いたよくできた話だとしたら、 書いたのはきっと――]
これは、…何かの陰謀ってやつなのかな。 そう言いそうだよね、直にーさんなら、きっと……。
(*31) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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/* にやにやにやにy…………(;ω;) >>114>>115
僕の最大モチベは! アヤに生きていてほしいことなのに! もういい相打ちだー(できるかどうかはさておき) さーてどうしよう やっぱ周にーさんには会っておきたいよね
(-56) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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/*リッキィ……飴ありがとう(じーん)
やりたいこと ・円の削ぎ落とされた耳撫でる(整形で戻る?w) ・零瑠に誕生日プレゼント渡す ・理依に周と涼平の話を聞いて頼み事する ・ジャニスに聖水銀追加で貰う? ・キャロライナと絡む……
(-57) 2014/02/12(Wed) 14時半頃
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/* やりたいこと多すぎて色々漏れる。
・直円の死ぬとこ円に見せなくて良かった
(-58) 2014/02/12(Wed) 14時半頃
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―城中―
[零瑠が戦場から人間の一人を連れて帰った事は、 城内に居る者には既に知れ渡っていた。
どうするのか。問われても笑みを返すだけ。 答えるとすれば主人一人にだけ。]
理依。
[外出の身なりをした彼を呼び止める。]
サミュエルから、伝言。
(*32) 2014/02/12(Wed) 15時頃
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『――……おではあいつがら逃げた。 でも、今度は逃げねぇだよ。』
『おでは、家族を吸血鬼から護る。』
[5年振りの物真似は自信がない。 戦場で聞いた言葉をそのまま伝える。>>2:457>>2:468]
……逃したんだ。サミュエルのこと。
[ジと理依の顔に注いだ視線は自らの手に落ちる。 掌を開いて閉じて、刀を緩く掴む仕草を見せた。
刃の交わりがあったと言いたげに。]
(*33) 2014/02/12(Wed) 15時頃
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……サミュエルを逃がしたから、 直円が殺された――ようでなくて、良かったね。理依。
[自分は帰還命令が出たから、仕方なく逃しただけ。 戦うでもなく『退け』と言っていたサミュエルの、表情の変化を思い出し。>>35
小さく息を吐き、口端持ち上げる。
会話の終わりには、ひらり手を振り見送る。*]
(*34) 2014/02/12(Wed) 15時頃
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―回想―
[城で迎えた14歳の誕生日の日。 ふと意識が浮上し、明之進にホリーの牙が刺さるのがぼんやりと見れた。]
ひい、らぎ。
[明ではなく、苗字の方を呼び、再び瞼が落ちた。
後日。『柊』と呼び名を改めたのは、彼の言わんとする意味を教えられてから。>>1:*204
『たとへば桑の実の、初は赤きが、後黒となりたるが如しといへり』
桑の実の様だと俄かに思った緋の眸を覗き込むも、伏せて見えなくなった。]
……あぁ。それで。
(*35) 2014/02/12(Wed) 15時半頃
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明。手。
[沈黙を破り、手を出してと促す。 明之進の手に綴るのは『鬼』そして、『柊』。]
鬼を刺す為の…
[掌の肉厚な部分を撫で、唇を寄せた。 牙の側面を当てる。]
……刺が、ないじゃないか。
(*36) 2014/02/12(Wed) 16時頃
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[では、今は? 同じものが生えているだろうと、また牙を見せ。]
痛い?
[――と問うた。 主人には向けられぬ牙。刺。
けれど。この刺は濡れ羽色には刺さる――…と。 この時は思っていた。]
(*37) 2014/02/12(Wed) 16時半頃
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[この牙が刺ではないというのなら。 やはり、まだ生えていないのだろう。 日と月を合わせた『明』の名ではなく。 『柊』と呼ぶのは。 彼がそう為らんとしている姿と知ってか。>>*227 手折る日が来ないようにと願ってか。*]
(*38) 2014/02/12(Wed) 16時半頃
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―『常磐』―
[部屋一面に、緑色の反物が用意される。 萌黄、若葉、若竹、緑青、千歳緑、常磐、深緑、鉄色、天鵞絨、革色……。]
『―――、わかるかい?』
[男児は首を振る。 すると男は障子を明け、小さな中庭の松を指さした。]
『松は桜と違い、秋になっても冬になっても、葉を落とすことがない。 つまり、』
(124) 2014/02/12(Wed) 17時頃
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『――――永久不変、
なんだよ。』
[男児はじっと松の葉を見ていた。触れれば刺さってしまいそうな、細い松葉を。 青みの濃い、緑色を。]
『……では、もう一度。―――。 自分の色を、探してみなさい。』
[柔らかな朝の日差しが室内を照らす。 深呼吸し、男児は目を凝らす。
日の当たる場所。陰る場所。 松葉と何度も往復させ。
小さな指は、やがて―――『常磐』を指す。**]
(125) 2014/02/12(Wed) 17時頃
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/* 自分で決めといてなんだけど 菖蒲に関するなんらかのエピソードを 捻り出すべきか……。
とこしえとみどりの二重の意味 伝わっていて嬉しい。
(-59) 2014/02/12(Wed) 17時頃
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/* お屋敷のあったのは京都の想定。
候補:凶都、狂都、鏡都、境都
かつて鏡都、今凶都とか。
(-60) 2014/02/12(Wed) 17時半頃
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―診療所前―
[作戦は完璧だった。が、想定外の事があった。
公衆電話から電話をかける為の、金が、ない。 小遣いを貰おうにも、言い難い。]
………あ。
道端にきらり、光るものを見付けた。 素早く飛び掛かるものの、小銭ではなく。
零瑠はがくりと項垂れた。**]
(-61) 2014/02/12(Wed) 17時半頃
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─ 帝都守護隊隊員宿舎 ─
[3日目の軍事報告。 周と涼平2名の失踪の話は軍の内部を揺れ動かした。
鬼に連れ去られる際の目撃情報があちらこちらで飛び交うと
どうやら新兵が臆したらしい… いや、裏切りではないか…など あやうる憶測やうわさが囁かれた。]
(126) 2014/02/12(Wed) 18時頃
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[さすがに好奇の目につかれて姉の姿を捜したが 単身宿舎を飛び出したっきり…まだ戻らぬと 警備兵からじろりと睨まれた]
しんきくせっ!
[くびをコキっとならしながら部屋に帰る
どんっ!
でっかい肉壁にぶつかった]
あんたは?
[筋肉もりもりの禿男…ニールと名乗った。 涼平と消えた鬼が刺した女>>2:344の恋人だと彼は名乗った]
(127) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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[どうして彼は消えた? 静かに彼は私に尋ねる。
女の親は生贄として城に閉じ込められているという 年老いた母を救うために彼女はここで戦っていたという
なぜ? 君のおにいさんは彼女を刺した鬼と一緒に消えた?]
(128) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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[周の武器を携え、次に向かったのは 駐屯地に程近い補給基地。
失踪者の情報を求め手当たり次第話を聞いたが 有力な情報は掴めなかった。
落胆を抱え補給基地を出る。
小袖の上には 丈の長いケープ風に改造を施した軍服。
さて次にどこへ向かおう──と辺り見渡して 見慣れない砂色の外套を纏った人影>>103を見つけた。]
(129) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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[腹を突き刺さされた兵士は命は助かったという。 しかしもう戦えない… かれは妻と子供を目の前で吸血鬼に殺されたという
なぜだ?
問う彼の眼は静かな怒りに満ちていた]
――ごめんなさい。
[直立不動で深く深く首を垂れる それいがいいう言葉がみつからなくて]
ごめんなさい。
[彼の姿が見えなくなってもずっと頭を下げていた]
(130) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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/* なんで切支丹か、って、単なる当て字ですーって書かれてあるんだが。
丹色、丹色。
牡丹の話はまだ先でも平気かな。
(-62) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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/* ありがとう円大好きだ 正直待ってたその展開 */
(-63) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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― その後 ―
[直円と接触した者のこと、 キャロライナがマユミとリッキィと接触したことを、報告として、知るだろう。
ただ、それを聞いても、表情を人前であからさまに変えることはなく]
――……
[円がキャロライナの布団に潜り込んだことを気づいた日には、 しばらくはいたが、ゆっくりそっと部屋を後にした。
そして、夜中の宿舎、屋上に登り、星を見る 昔はよく、これで溢れてた涙が、 もうさっぱりでなくなったことにも気づいたけれど
どうでもいいことだろう]
(131) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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[周がいなくなって、 あきらかに宿内の空気は変わった。 強いと呼ばれていた兵士が、 敵側にやられ拉致された。
それは、もう、今後の戦況を見るようで。 あきらかに部隊全体の士気は落ちている。
だが、周は頼むといったが、これはどうにかできるものでもない。 ただ、一方で、レアの吸血鬼(直円)を討った者もいるというのは、ささやかな希望であっただろう。
しかし、それも心沈むものだ。
絢矢のあの小さな身体が、抱え込むものが大きすぎる。 笑うことも泣くこともしなくなった絢矢の表情は、いつもどこか別世界のようで。
でも、現状、サミュエルもまた絢矢と同じような表情になっていっている]
(132) 2014/02/12(Wed) 19時頃
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[うわさを聞けば涼平と一緒にいたのは秋之進で間違いないだろう。 あんなに繊細だった兄が、ジョージ達の踊りを一緒に考えてくれてた兄がその人たちを迷いもせず刺したのだろうか
わたしにはまだ、お母さんの形見を大事そうに撫でていたやさしい兄の横顔しか思い出せないのに]
(133) 2014/02/12(Wed) 19時頃
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/* いやん明之進 ><
(-64) 2014/02/12(Wed) 19時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 19時頃
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― 深夜・屋上にて ― ――……周。 困っただよ。おまーの代わりなんができねぇや。 絢矢はおまーの得物を大事にもっでる。
[表情をなくした絢矢がそれでも大事そうに周の長ドスを抱えれば、それが支えになっていることは確かだ。 いなくなってもなお、誰かの力になっている存在の大きさにただ俯く]
周……おではさ。おまーがあの時、それでも立ち上がってきてくでるっで思ってしまっただ。ちょっと無理いっただな。
今、正解は、 おでが命捨てでも、おまーを護るごどだっだんだなっで思う。ごめんな……。
[向こう側にいってしまった周と涼平が、無事にいる可能性は薄い。きっど、リーや、直円や、零留、リッキィ、明、そして、マユミのように、吸血鬼にさせられる可能性が強く感じていた]
おまーが吸血鬼になっだら、ぜっでぇ勝てねぇだなぁ。
[漏れる苦笑いの顔は、きっと酷いものだ]
(134) 2014/02/12(Wed) 19時頃
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[砂色の外套の下から覗く色は赤。 隊の中に赤を好んで着るものはいない。
赤は──鬼の色だから。
しかし、敵地に一人で鬼が現れるとも思えない。]
───…
[自分の知らない隊員か、 隊員の身内だろうと推測しながら 念のため警戒を解かず、砂色の人影へと足を向けた。]
(135) 2014/02/12(Wed) 19時頃
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/* >>134 感情決めつけやめてくれー。 周持ち上げは賛成だけど自分の力で頼む。
周は頼ってるけどそこまで依存はしてないの。
(-65) 2014/02/12(Wed) 19時半頃
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/* まぁ、撤退時の表現をすっとばしてるので、 駐屯地に朝までいる辻褄合わせはできるけれど、そういうことじゃないよな。
申し訳ない。
(-66) 2014/02/12(Wed) 19時半頃
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サミュエルは、絢矢が長ドス持ってるような夢みただけのようだ。
2014/02/12(Wed) 19時半頃
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[砂色を纏っていたとしてもその下には赤を纏う。 見つかれば見つかったで構わない。 でも今は誰も殺す気はなかった。
見つかりそうになれば鳥の音をまねた口笛を使い、 静かな身のこなしで淡々と中を見る。
傷つき士気を失った者やそう多くもなく見える食料、 明らかに旗色は悪く見えた]
…ひでぇもんだな。 吸血鬼を打つはずなのに 結果として人同士の殺し合いと変わらない。 何してんだろうな、本当に。
(136) 2014/02/12(Wed) 19時半頃
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/* 夢落ち/(^o^)\
それもまぁいいかなwww 常に持ち歩くことはしない(戦いの邪魔)から……。
(-67) 2014/02/12(Wed) 19時半頃
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リーは、気配を感じふと立ち止まる
2014/02/12(Wed) 19時半頃
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/* 妹がドスを持った夢…ステキ
(-68) 2014/02/12(Wed) 19時半頃
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/* どうでもいいけど零瑠君の魔性っぷりは凄いと思うんだ。 */
(-69) 2014/02/12(Wed) 19時半頃
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/* 長ドスはサミュエルとの会話ツールのつもりだったよ ♡
というか何日目なのか書いてくれーw
(-70) 2014/02/12(Wed) 19時半頃
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>>134
でも、やっぱできねぇっていっだら、 情けねーよなぁ。
[毎晩、深夜に屋上でぼそぼそ一人呟いている様は、 きっと周りから不審がられてもきただろう。 でも、もう、心底なにかを相談できるヤツなんていないような気がした。 そう、リーの存在は大きかったと、そう思う]
だがらさ、 おで、捨てるごどにしだよ……。
__を………。
[星を見上げたら、さすがにふと、それは滲んだ。 だから、ちょっとだけ、心は和らいだ**]
(137) 2014/02/12(Wed) 19時半頃
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―城の中・自室―
[額に浮かぶ汗を拭ってやる。 握った手が動き、目覚めを知らせた。]
あまね……おはよう。 傷の具合は、どう?
[まずは様子を伺い。]
………まだ、殺さないだけ。 まだ少し、生かしてるだけ。
(138) 2014/02/12(Wed) 19時半頃
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トレイルは、瞬き、言葉を詰まらせた。**
2014/02/12(Wed) 19時半頃
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―帰還前― [リカルダがキャロライナへ向けた。 「またね」という言葉を知らない。
>>77 再び会う為の、別れの言葉だ。
彼ともう二度と会うつもりがなかったのは、 ――自ら突きつけた言葉が理由]
……簡単には、見つからないわね。
[>>22>>55 交わされた二人の言葉、そう。 生きているのなら関わってないはずがないと考えた。 邪魔な者は容赦なく屠りながら、その姿を探していたけれど、 やがて帰還の命令が届けばそれに従った]
(139) 2014/02/12(Wed) 20時頃
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[それから“父”に聞いた直円の訃報]
――直円、 そう、……随分強い敵がいたのね。
[彼はもういないのだという、不思議。 死は酷く遠かった、簡単ではないと考えていた。 なのに、こんなに呆気なく、解き放たれた。
押し込めた心は、悼むこともない。 失われた空白に、寒さを覚えたとしても、
――その言葉と意思を忘れないようにしなければ、 しっかりともう一度思い出すのは]
(*39) 2014/02/12(Wed) 20時頃
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─ 補給基地 ─
[砂色へと、歩調変えず歩み寄る。 顔は端から隠していない。]
───ここに何か用?
[急襲に対応出来る距離を保って、声を掛けた。]
(140) 2014/02/12(Wed) 20時頃
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―回想― [二つの鶴を手にしながら、 >>2:*113 直円に尋ねた言葉にはまだ続きがあった]
時を待つ。
その“時”が訪れる前に、 ――なにかするべきことは、あるかしら?
[ここにあるは、道化と人形、とるにも足らない戯言だ]
(*40) 2014/02/12(Wed) 20時頃
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サミィから?何。
[伝言>>*32といわれ、つと足を止める。 そしてその内容を聞けば、少し笑う]
…そう。そういってたんだ。 逃がしたんじゃないよ。いつも逃げてるのは俺なんだから。
[けれどその次の零瑠の物言い>>*34にははっきり眉を顰めたけれど]
……。2人のどっちに生きててほしいとかきかれたら そりゃ決まりきってるからね。 だってサミィは俺が殺すんだから。
[久々に殴ってやろうと思った。 だけど、長く息を吐き出して拳を握る。 そう、もう家族と思うのはやめたんだ。 だから彼らももう家族とは思わない筈。 何を言われても傷つくのは筋違いだと自分に言い聞かせて城を出た]
(*41) 2014/02/12(Wed) 20時頃
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[振り向いたときは目深に外套のフードを被っていた。 対面したその人に僅か息を飲む]
……用は特になかったけど… お前に会えたことは収穫かもしれない。 やっぱり、いたんだね。
[記憶の様子も表情も様変わりした少女。 けれど見間違うわけもなく]
元気だったかい?アヤ。
(141) 2014/02/12(Wed) 20時頃
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/* サミュエルジャンプ的強化の予感
(-71) 2014/02/12(Wed) 20時頃
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[着替えたのは和装、 袴姿の女学生、和傘を手にした紫衛門。 皮のブーツは足音立てて、城の廊下を外へと向かう。
ふと、足を止めれば、 背中にあるのは柔な感触、>>*23 冷たいとも感じなくなった冷たい小さな手。 その上に悪戯を咎めるように指を重ねる]
ごきげんよう、お姉様。 お話?……戯びでは、ないのですか?
わかりました、今からご一緒致します。
けれど、今日は外へ出ようと思いますので、 あまり長居は出来ないかもしれません。
[父と交わした言葉、それは何ら“姉”と話すに臆する理由にはならない。そう、己は彼らにとって取るに足らないものなのだから*]
(*42) 2014/02/12(Wed) 20時頃
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[零瑠との回想>>*28]
俺にとっての家族……?
[自分の思う家族。それは自分の罪の象徴だ]
俺にとっての家族がどんなものなのかなんて いやって程、わかってる。
[自分が望むのは彼らが思う家族じゃない。 そしてまだ言えない。真弓や柊への問いかけでほしかった答えも*]
(*43) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
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───?
[相手の息を呑む気配。 訝るように速度を落とし]
……───
[いたんだね、と言われ──悟る。 記憶の中と殆ど変わっていない声。 纏う空気は飄々と。]
理、依──?
(142) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
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―吸血鬼の城― [この場へと自ら足を踏み入れた時点で覚悟は決まっていた。 零瑠の姿も確認できたし、一番気になっていた明之進の事も自分の中では消化できた。 それが出来ただけ上出来だと、後悔は無いとは言い切れないが腹を決めていた。はずだったのだが。]
………はぁ!?
[部屋へと帰ってきた明之進が持ってきた答えは涼平の死ではなく生>>90。 それに一番驚いたのと同時に明が彼自身にとって不利な条件か何かを突きつけられたんじゃないかと不安になる。 しかし口にすることなく黙り込んだまま説明を聞き進め、ある程度明之進の言葉を聞いた所でやっと口を開いた。]
…………、他の吸血鬼に虐げられようが何されようが俺は平気。けど、そうだよな……吸血鬼、か………
[人間達と、人間側の家族達と戦わなければいけないことになる。 絢矢に円にサミュエルの顔が次々に浮かんでは消えていく。 もしも俺が吸血鬼になって、家族と会ってしまったら。 いや、自らの足で吸血鬼側へと足を踏み入れた時点でもう家族だとは思ってないのかもしれない。そう、教えられたから。]
(143) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
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[胡座をかいた状態で後ろへと倒れ込む。 明之進は俺を吸血鬼にしたくないと、けれどどうしたら一番良いのか分からないと言った。 それと同時に一緒に考えてくれるとも。>>91 取り上げられて当然だと覚悟していた長槍も無事だ。驚異になりえる種は取り除いておくに限る。 それは彼も知っているだろうに、俺を殺さないし武器を取り上げない。 明之進達へ刃を向ける事が無いと、確信しているためか、それとも。
ゆるり、ゆるりと頭を振り起き上がる。そして明之進の瞳をじっと見つめた。]
(144) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
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ごめんな、明。俺まだ決められない。 ……明之進とは一緒に居たい。けど、俺も最良は分からない。 だから、少し時間が欲しい。
[そんな事を話しただろう。取り敢えずおしまいだと告げられれば小さく頷き息をはく。]
ん、勿論。とりあえず、手当しながらな。
[つられるように、にし、と笑ったのと同時だったか。 明之進の体がぐらりと崩れ落ちる。 慌てて支えるように受け止めれば、焦ったようにベットへと運びこんだ。*]
(145) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
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―回想・零瑠について―
[言われるがまま掌を出す。>>*36 指が動くのをじっと見下ろして、硬い牙の感触]
そっか。
[結論は、容易に胸の裡に降りた。 そして、続く問い返しには、首を横に振る。]
……、……
[熱を出して大丈夫かと問われた時に、 惰性か習性のように大丈夫と答える子供だった]
[――夜はまだ長い。*]
(*44) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
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うん。俺だよ。あんまりあの時から変わってないけど。 アヤは元気だった?
[外套のフードを脱ぎながら答える。 見た目彼女だとわかっても、気配が違うことはわかった。 あぁ、もうこの子もあの時のアヤじゃない。
一緒に外に行こうと約束した、円と一緒にお嫁さん騒ぎをしていた、そっと暖かい手で手を握ってくれたあの小さなアヤじゃない]
嫌な再会しちゃったね。…ごめん。
(146) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
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明之進は、城の中で一、二日ほど熱出して寝込んだ。>>145
2014/02/12(Wed) 20時半頃
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―吸血鬼の城―
[零瑠が人間を連れて帰ったとの報と同様、>>*32 明之進が同じようにした事も城中に伝わっていた。
そも、本人は隠そうともしないのだし、 隠したところで悪態まみれの噂が立てばしょうがない。 ぶっ倒れたが故に、説明も出来なかったのだが。
熱出して寝込んで起きて、 ――涼平に隠れて食事をして、
零瑠が周をどうするつもりかは、解らなかった。 いるならば彼に会いたいと告げたけれど、 怪我を考えれば、まだ難しいだろうか。]
(*45) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
|
|
[外套の下から、 五年の歳月を窺わせぬ幼さの残る容貌が表れる。
眇めた眼は理依の瞳へ。 虹彩の色を確かめようと視線が注がれる。]
───、
[ホリーがはっきりと名指しで眷属と呼んでいた理依。 確かめるまでもないけれど、僅か距離を縮めて]
何をしに、来たの。
[感情の読み取れない、機械の貌で尋ねた。]
(147) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 20時半頃
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君と殺し合いにきたんじゃないのは確かだよ。 ここで何か騒ぎを起こす気も無い。 ただ、あの部隊に…ほ孤児院の皆はいるのかと思って。 誰かに会えたらいいな程度なことは考えていたけど。
サミィと会ったんだ。あと、安吾兄。 元気そうだった。 アヤは…ずいぶん変わってしまったようだけど。
[もう笑ってくれないのだろうか。 縮められた距離、自分から開きも縮めもせず]
(148) 2014/02/12(Wed) 21時頃
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− 城 −
[労いに対して眷属達の受取りは様々だった。 直円に関しての受け止め方もまた個性を見せた]
お前達は愉しめなかったのか? あんなに声を上げていたではないか。
[リーの投げた嫌味>>*24に心外だと言わんばかりの 表情と声を返す。 直円の死を受け入れる姿は吸血鬼として正しい姿だ。 だが何処か、狂い続けるふりをしていた吸血鬼の姿に 近いものだったかもしれないが。 深い闇の葛藤に眼を向ける事も無く、そうだなとだけ口にする]
(*46) 2014/02/12(Wed) 21時頃
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偵察であろうと無かろうと、外に出ても良いと認めたのだ。 ただ直円と同じ報告だけは望んではいない。
[城を出て行く事>>*25を止めはしない。 だが念押しだけは一応しておいた*]
(*47) 2014/02/12(Wed) 21時頃
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[直円の死に、赦さないと口にした柊>>*18に向ける瞳は 少し冷たいもの]
そう思うなら傷等付けずに戻れるようにする事だ。
[傷の理由は他の吸血鬼達から報告があったかも知れない。 だが特に尋ねる事もせず、それ以上責める事もしなかった。 赦さないと言った柊がどう行動するか、 次の機会を与えただけだ。 涼平の事も許可はしたが、仇討ちを臆するようなら 代わりに首を落すと告げる位はするつもりだ]
(*48) 2014/02/12(Wed) 21時頃
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どうして?
[理依が殺し合いを否定した直後、絢矢は尋く。]
直お兄ちゃんを、ボクは殺したのに。 ボクを殺さなくて──いいの?
[構えはまだ取らない。 白い外套の下、周の白鞘を撫でて]
円もサミュエルも、キャロも。 みんないる。
[現状を説明しながらも 笑まぬ菫は無感情に瞬く。]
(149) 2014/02/12(Wed) 21時頃
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───…。
[変わったと言われると、 絢矢の視線は一度空へ彷徨いでるように揺れた。
けれどそれを知るのは本人だけ。 遠目には変わらぬ眸が理依を見据えている。
訊くべきことを訊け。 感情を凍り付かせて得た強固な理性が告げる。]
周ちゃんと涼ちゃんは──どこ?
(150) 2014/02/12(Wed) 21時頃
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―吸血鬼の城・零瑠自室―
……。
[背中の引き攣るような痛みに身を捩じらせる。 微かに動いた手が、誰かに握り返された>>138
――リッキィ、か?
まだ子供だった頃、喧嘩をする度、 小さな手を重ねてくれた少女の名を口にしようとして ぼやける視界に映るのは、気遣う表情の零瑠。
急速に、意識が現実に呼び戻されていく]
(151) 2014/02/12(Wed) 21時頃
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…あぁ。直円をやったのはアヤなんだ…。 でも、俺がアヤを今殺す理由にはならないよ。 アヤだって望んでいたわけじゃないはずだ。
[そして、「皆いる」の答えに、 一度目を閉じてため息をつく。 言葉にできないけれど、「よかった」と 改めて直円に黙祷するように暫し言葉を発しなかった]
あの2人は…こっちの城にいるよ。死んでいない。 柊と零瑠が連れて帰って来た。 どうするつもりかは知らないし聞いていない。 俺には…関係ないし。
[もう家族とは思っていないのだから]
(152) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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―現在・自室にて―
[寝込んで寝て起きて、部屋を出て、また戻って来た。 十全ではないが、それなりに動ける。
因みにこちらが寝込んでいる間も涼平は 生活の用については不自由なく待遇された筈である。>>145 城内に暮らす吸血鬼、あるいは『家畜』と呼ばれている 下働きと食事に供される人間の厭味や怨嗟以外には。
着替えてちんと涼平の前に座った。]
……皆の事を教えてくれる?
[あの夜、別れ別れになった家族達の悉くが、 帝都守護隊に身を寄せている、という事実を。]
(153) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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[冷然たる声に、是とする以外の答えは存在しない。>>*48 背に傷を受けるなど己の不徳、以外の何物でもないのだから]
……はい。
[我儘を通すなら。――家族を守るなら、 誰もを黙らせる程の、証が必要なのだから*]
(*49) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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そう。 でもボクは、
ボクは──…
望んで直お兄ちゃんを────狩ったよ。
[理依が目を閉じ溜息をつく間、 絢矢はその様子を眺め、再び目を開けると唇を開く。]
明ちゃんと零お兄ちゃん。 やっぱりいるんだね。 まゆお姉ちゃんもいるんでしょ?
周ちゃんと涼ちゃん、返して貰えない? 家族──“だった”でしょ、ボク達。
(154) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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[紅の瞳に、憔悴はしても衰えない視線を据える。 傷の具合を聞かれれば、僅かに考える表情]
……手当て、してくれたんだな。
痛むが、あれだけの怪我だ。 まぁ、こんなもんだろ。
[傷を縫い合わせただけの背中>>118は、 苦痛と発熱で周を蝕むが、痛みは生きている証だ。 ぎり、と歯を噛んで耐える]
(155) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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―城内にて・明乃進の部屋―― [明乃進が倒れたと聞いて、その部屋を訪れた。 目的はそれだけであったのかどうか、 少なくとも“その話”は耳に届いていた。
熱にうなされた明乃進の額を一度撫でて、
そして、
ひたと見据えた、緋色の目。 眼差しの先には、記憶と重なる涼平の姿。 怪我らしい怪我も無い、自分の意志でここにいると見えた。 そこに感情は何も浮かばないままに、口を開く]
妹たちを、裏切ったのね。
[そう音にして、部屋の扉へと足を向けた]
(156) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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/* >>156 ひ
ひゃあああああ
( ノノ)うちのおねーちゃんがこわい */
(-72) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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[>>138「まだ少し、生かしてるだけ」 零瑠のそんな言葉に露骨に顔をしかめ] ……あの野郎の命令か? だとしたら、随分悪趣味なこった。
[死ぬことすら出来なかったとは情けねぇ――そんな自嘲の言葉を零す]
(157) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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―城の中で、理依と―
つまり、今回も理依が逃げた――…と?
[笑って言う事かと眉を顰め。>>*41 互い違いの様に表情が変わる。
嫌味のある物言いをしたと左足を下げて身構えたが拳のひとつもとんでこなかった。]
………そう。 その言葉、覚えたから。
忘れたら、――――恨むよ?
[握られたままの理依の拳。 何と一緒に握り締めたのか……何も、聞かなかった。**]
(*50) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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[リーとは違い、直円を認めた零瑠>>*26に、ほぉと 面白そうな視線を向けた。 悼む様子に満足そうに頷いた]
皆それぞれに私を愉しませ武勲を立てた。 指揮官や連絡系統を狙い的確に仕留めたのはマユミ。
そしてそれ成功させる為に陽動作戦を成功させた零瑠、 両名に褒美を与える。
マユミはまた別の褒美を望んでいるようだから、それを許す。 零瑠、お前には約束通り私に牙を立てると良い。
[武勲を気にしている様子>>*27に笑みと共に褒美の行方を告げた]
(*51) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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そう。望んで…か。 そう望む前に何を思っていたか俺は知らないからね。 何度もいうけど今ここで何かをする気はないんだよ。 アヤが望んで直円兄を狩ったとしても、さ。
うん。いるよ。 俺の一存で2人をどうかできる権限はない。 だから連れてきた零瑠と柊に言うといい。
──あの2人はまだ君たちを家族と思っているから。
[言外に、既に自分にとっても「家族」とは過去形であることを伝える]
零瑠と柊を返してとはいわないんだね。 真弓のことも。
(158) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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―現在・帝都の夜道― [道を歩く袴姿の女学生がひとり。 皮のブーツと足音と、紫衛門のひらりと揺れる。 雨もないのに傘を差し、さらり零れる黒髪は月の清か、 ガス灯りの薄明かりの下を歩いて――]
――……、
[足を止めた、 あの壁を越えるのはさすがに危険だろう。 ――偵察、といっても近づきすぎる。 けれど、見たいものは、きっとその先にあっただろうから。
キャロライナの口から出た“養成所”という言葉]
(159) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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[その庭を一目、見たいと思った。それだけだ]
(160) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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……で、結局、戦況はどうなった? みんな、生きているのか。
[答えを期待しないまま尋ねるのは、 自分が脱落した後の戦場のこと。 サミュエルたちは無事、撤退出来ただろうか。 それだけが気がかりだった。
――周が零瑠の虜となり、目覚めるまで既に三日が過ぎていた]
(161) 2014/02/12(Wed) 22時頃
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[絢矢は首を傾げた。]
返してもらう。 明ちゃんも、零お兄ちゃんも、お姉ちゃんも。
[リッキィも──。]
理依のことも、ボクは取り戻す。
ねぇ、どうやったら会えるかな。 みんなに。
周ちゃんと涼ちゃんを早く返してもらわなきゃ。 鬼に──される前に。
(162) 2014/02/12(Wed) 22時頃
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[直円について素直に謝罪するホリーには首を振る]
構うな。あれはあれで愉しませた。 それに判った事もある。 嘗て同じ巣で育った仲間とやらも殺せる仲間がいる。 なかなかの精神力だ。
ホリーの言う「代わり」になるかもしれないが。 次は感動の再会は終わり、ただの殺し合いになるだろう。
次は退かずに押し潰す事になるかも知れない。
[強い精神力が崩れるなら面白いが、 殺したいほど愛してくれている隊員もいる。 次は全て潰した方がいいかもしれないと予感がしていた]
(*52) 2014/02/12(Wed) 22時頃
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―城・自室―
……
[『そうだよ』だなんてリカルドの物真似をしたら白い目で見られてしまいそうだし、何よりすぐ近くに彼女が居たとしたら気まずい。なので、零瑠は大人しく黙っていた。>>151
手当ての言葉にこくと頷く。>>155 歯を噛み締める音に、眉を寄せる。]
悪趣味……。 なに、周。目覚めなければ良かった?
[手の力を緩めていく。>>157]
(163) 2014/02/12(Wed) 22時頃
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/* >>*51 .+:。(´∀`)゚.+:。
陽動作戦のことと、ご褒美と! 重ねてありがとうございますぅぅぅ!
は。でも陽動なら明も!
(-73) 2014/02/12(Wed) 22時頃
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>>163
……どうだろうな。
勿論、死にたくはねえし、お前が俺を助けてくれたことは、 素直に嬉しいんだが――な。
[気を失う前、最後に見上げた紅い瞳。 零れ落ちる程の殺意を注いだのは、かの金色の鬼にかけられた呪い]
(164) 2014/02/12(Wed) 22時頃
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|
………周の知りたい『みんな』って、誰の、こと?
[守護部隊の、陸軍の。 そして吸血鬼の。死体の数は多い。]
直円、は……死んだ、よ。 殺された。形見のひとつも、ない……
(165) 2014/02/12(Wed) 22時頃
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|
[>>96 畑仕事をあまり手伝わせてもらえなくなったのは、 何時からだろう。冬をひとつ越えた季節のことだった気がする。
きっとそれもまた“さみしい”と思っていたのだ。
院に来てからは淋しいと思うことなどなかったのに、 それを思い出させたのはいつだって彼だった。 ―――思い出させるのはいつだって]
(166) 2014/02/12(Wed) 22時頃
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|
そう。取り戻せるのかな。
[自分達は一度人間を手放してしまった。 そして今に至るまでの経緯を思えば、 もうあの頃には戻れない]
どうすれば?……さぁ。どうすればいいんだろうね。 俺たちを鬼にした吸血鬼は2人いる。
だからこの2人を何とかしないといけないってことだと思うけど。
[ある程度の知識は書物から得ている。 けれどそれをそのまま伝えるのは きっと彼女らの死期を早めるだけだ]
(167) 2014/02/12(Wed) 22時頃
|
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――何、言ってやがる? 『みんな』って言やあ、俺たち仲間全部のことだろが。
[敵味方に分かれても、そう簡単に情は捨てられやしない]
直円が――死んだ。……そうか。
だが、形見もないって ……誰も、最期にあいつの傍にいてやれなかったのか?
[あの夜に引き裂かれた仲間の死を告げられて、胸の奥がしんと冷えた。 運命を弄ばれた挙句、独り死んでいったのなら それは、あまりに悲し過ぎたから]
(168) 2014/02/12(Wed) 22時頃
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− 城 −
[強襲から3日。 守護部隊や軍人たちはある程度立て直す目処が立っただろうか。 直円は失ったが、守護部隊の2人は未だ手の中にある]
さて、どの程度愉しませてくれるかな。
[直円の死は想定外と言えば想定外であった。 ホリーの祝福を受け、戦闘能力も頭脳戦も問題は無かった。 それが斃れた。 彼は諦めたのだろうか。 吸血鬼として生きる事を、嘗ての仲間を殺す事を。 彼が何を思ったかは兎も角、斃れたのは事実。 心揺るがさず、首を落した者がいたと言う事だ]
(169) 2014/02/12(Wed) 22時頃
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次は案外退かずに潰すまで続ける必要があるかもな。
[再会に心砕けず、突き進んだ者がいる。 大層憎んでくれている隊員達もいる。 今度は完全に潰すまでは退かぬ方が良いかも知れないと 1人窓の外を見つめ、思考に耽っていた]
(170) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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出来るよ。 直お兄ちゃんは帰って来た。 他のみんなも、いずれ。
[刈り取った命をして帰って来たと称す。 歯車は狂い出した。
もう戻れないのは──絢矢も同じ。]
二人──? 支配しているのは始祖吸血鬼だけじゃないの?
[尋ねながら、浮かぶのは漆黒の少女の貌。 直円は彼女に従っているようだった。]
もしかして、もう一人はホリー・ニルヴァーナ?
(171) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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|
仲間全部……は、ふふ。
周、らしい…。俺のことも、うん。 だから、
[だから周は此処に居るんだろう。 ばかな事を聞いたと項垂れる。]
敵方に、捕まったまま――って。
[嬉しいと思ってくれたことに小さく笑み、言葉の先があるのかと待つ。>>164]
(172) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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[屈辱的な撤退の後檜江隊長不在の穴を埋める話で揉めていた]
だから、私では向いていないだろうそう言うのは。 津久居とかいいだろう、下からも信頼が厚い。 それに若いのも育っている。
[それだけ言い残して会議の和から抜けだした。 その後、>>98サミュエルのことと言われて眉を寄せた]
聖水銀の追加だと? それをして彼を使い捨てる気か。
[本人の話次第だとは思うけれど、 簡単には了承はできる問題では無かった。 もう、手遅れな自分は棚の上にあげてしまって]
サミュエルが、この話を聞いてどう思うか次第。
(173) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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ジャニスは、サミュエルが探せばすぐに捕まる場所にいるだろう。
2014/02/12(Wed) 22時半頃
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/* やばい
俺眠い
涼平来ないから先に動かないとこれは寝落ちてしまう */
(-74) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
|
明之進は、アヤワスカが直円を手に掛けたなどとは想像できるはずもなく。
2014/02/12(Wed) 22時半頃
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/* つかいきりふいた。もっとしゃべっていいのよ
よし動こう */
(-75) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
|
|
― 深夜・屋上の柵に背をつけて ―
[部屋のキャロライナは、きっと心配してくれただろう。 でも、同時に放ってもくれてたと思う。
聖水銀の追加。 それは、もう、自殺行為にもほど近い。
けれど、そこまでの覚悟がなければ、 ホリー・ニルヴァーナは倒せない。 そして、周から託されたことも、 5年前、
マユミからみんなをお願い、と言われたことも]
(174) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
|
|
― 城内>>*42 ―
そうね、戯びかもね。
[あまり長居は出来ないと言う言葉に肯いて。]
良いわよ。 そんなに長くはかからないわ。
[そう言って彼女の手を引いて、自分の部屋へと連れて行く。 家畜達には、血酒だけ持ってくれば後は来なくていいとだけ告げていた。]
(*53) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
|
トルドヴィンは、アヤワスカの名前に見た事があっただろうかと孤児院を思い出した。
2014/02/12(Wed) 22時半頃
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……あぁ、涼平も、城の中に居るよ… どうして来たのかは、俺、知らないけれど。
[サミュエルが死んだ情報は手に入れてないと 告げ。リカルダも無事だと告げる。]
……ねぇ、周。おなか、空いてない? 俺。食べられるものを持ってくる、から。
[その前に。 夜桜に指先を伸ばし、桜花を撫でる。 紅の眸がいま求めるのは、ひとつだけ。]
(175) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
|
|
ああ、そうだ。
[>>172零瑠の言葉に頷く]
生きてる以上、俺は俺であることを曲げられねえ。 ――だから、さ。 [目が醒めない方がよかったのかもしれない。 鬼の虜となっても、決して戦いを諦めるつもりはなかったから]
(176) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
|
|
貴女も飲む? 15歳の処女の血だから美味しいわよ。
[そんな事を笑顔で告げる。
そうして、グラスに注いだそれを彼女にも勧めながら。]
初陣お疲れ様。 どうだった?
[笑顔のままで、冷たい声で彼女に微笑む。]
昔のお友達、何人か会えたのでしょう?
(*54) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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|
/*
マユミを見つけたいけれど、それはPL的わがままで、 本当は戦場以外で見つけると駄目な気しかしない。
ロミジュリっぽいのは方向性が違うし
(-76) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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|
[涼平から、どんな話が聞けたのかによらず、立ち上がる。]
そうだ。 ……僕が寝ている間に、誰か、来た?
[うなされていたために、記憶は朧で。 淡雪のようなひんやりとした心地よさを、>>156 夢現におぼえたような気もするけれど。
その答えも、聞けたかどうか。]
ちょっと出掛けて来ます。
[――多分、涼平はついて来ない方が良い。]
(177) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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|
[――壁くらいは乗り越えられる、 けれどそれで今騒動を起こしたくは無かった。 遠くからでも、見えればいいと考えたのだけれど]
………、
[時は夜篭り] [月は清か]
[見上げた先に、 人影が見えたような気がして、 傘のふちを下げて、視界を隠し、目蓋を閉じた。
そして、ゆっくりと背を向けた]
(178) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 22時半頃
|
あぁ…そういう意味で、か。 悪いけど俺はアヤに取り戻される気はない。 君を連れて行く気も同じく。
そう。ホリー。知ってるなら話は早い。 俺とマユミ、零瑠は始祖に 柊とリッキィと…直円兄はホリーに鬼にされた。
まぁアヤがどうしたいかは自由だけど ホリーに手を出すなら俺はアヤを殺さなきゃいけない そういう呪いをもらっちゃったんでさ
(179) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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/* ドーピングして死ぬだけだったら、 刺し違えて私も私もとか出るかもしれない。 あと邪気では無いのでそこのとこご注意を。
(-77) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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― 始祖の城 ―
[零にーさんと明にーさんが、ニンゲンを生きたまま連れてきた。
連れてきたのは―――家族だ。
僕はどの面下げて二人に会えばいいのか分からなくて一日、二日―――と時を過ごした後、 三日目にしてようやく零にーさんの部屋のドアを叩いて]
……、いる?
[どうしよう早くも帰りたくなってきた。 もしかしたらいないかもしれないし五つ――いや十数えてドアが開かなかったら帰ろう、よし。 いーち、にー、……さーん、]
(180) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
|
|
[畑の手伝いも、 やはりその白い手をみてから、なるべくするな、とスコップをとりあげた。 力仕事や汚れる仕事は男に任せればいいのだと。
それは善かれと思っての行為だったが、マユミがそれで寂しがっているとは思っていない。 そのほうがマユミが喜ぶと、思ったのだ]
――……
[月を見上げる。 風がさあっと吹いて、身を縮めた。
ふと振り返って外をみれば、こんな深夜に出歩いている人がいるのか、丸い傘が見えた。>>178]
――……
[少し、見つめたが、幾度か瞬いただけ]
(181) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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>>173 [その時、兵の一人が、屋上の扉を開けると、手招きで呼ばれたので、その扉から屋内に入っていく]
ジャニスさんが? 呼んでた?
[それを聞けば頷いて、ジャニスを捜しに、階下に降りていった*]
(182) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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/* >>180 かわいい */
(-78) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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|
――涼平まで? クソ、……なんてこった。 [サミュエルやリッキィも、他の皆が無事なのは良かったが――しかし、こともなげに告げられた『人間側』の仲間の凶報に呻いた。
零瑠の虜の自分は兎も角、誰とも知れぬ鬼に囚われた涼平が、どのような扱いを受けているのか知れたものではない。
まさか彼が、半ば裏切る形で明之進の客となっていることなどと知るはずもなく、ただその身を案じる]
(183) 2014/02/12(Wed) 23時頃
|
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―回想―
[居なくなってしまった直円への反応は皆様々で。 主人の視線も様々に見える。>>*51
零瑠が見せる言動は、計算したものではないけれど、 主人の視線と表情とに、喜びを覚えた。]
…
[武勲を立てたものとして真弓の名が上がり、 零瑠は唇を結び視線を下げる。
が、次いで自分の名が呼ばれ、はい、と明るい声で応えた。]
(*55) 2014/02/12(Wed) 23時頃
|
|
[引かれた手のままに、小袖の矢絣模様の揺れる、 彼女の部屋へと引かれるように着いていく]
……戯び、
[>>*53 彼女のあそびといえば、 大抵は残酷な遊戯だ、ある意味無邪気ともいえるそれ。 >>*54 笑顔を向けられれば、小さく首を傾けた]
その味わいの違いは、 わたしにはまだよくわからないのです。 お父様やお姉様のものが、素晴らしいことはわかるのですけれど。
[わたしの血も美味しいのかしら、 そんな呟きを零して、薦められるに口をつけた。 純血の吸血鬼のように血に酔うことは出来ない]
……姿を見たのは一人です。覚悟の足りぬようでした。
[少女は声音は穏やかなまま、応える]
(*56) 2014/02/12(Wed) 23時頃
|
|
腹か――? いや、確かに随分、飯を食ってない気がするが。
[涼平の身に思いを馳せていたせいで、 問いへの答えは曖昧なものになる。 それを、肯定と捉えたのだろう。
胸元の桜花に悪戯っぽく指先を触れてから、 零瑠は室外へと去った]
(184) 2014/02/12(Wed) 23時頃
|
|
[俯いたまま、リカルダた立ち去るまで其処に居た。 戦いの場。武器も持たず、白い軍服で立ち尽くしていた。 格好の的だというのに、攻撃を受けなかったのは偶然か。
リカルダの謝罪の声>>123がずっと耳に残っていた。]
(185) 2014/02/12(Wed) 23時頃
|
|
[戻り、ジャニスと安吾へ武器を壊したことを報告した。 その時、誰と再会したのかも。
報告の際、涼平と周の姿が見えないと知ったか。 直ぐに探しに行こうとして、結局止められた。
二人と話した内容は一切報告せず、言葉少なげに部屋へと戻った。
軍服を脱ぎ捨て、布団にもぐりこむ。 サミュエルに背を向けるように、布団をかぶって。 彼にだけは、何を話したかぽつぽつと話した。 その時の表情>>131は見えていなかったけれど。]
(186) 2014/02/12(Wed) 23時頃
|
|
[別の褒美とは何だろうか。真弓に視線を投げるものの。 与えられる褒美に喜びを隠せない。
また、あの至福を得られる。
けれど、自分一人の成功ではなかった。 作戦を成功させたのは、明之進も同じ。 この人は全て見ていたのに…。
やや後方に居る彼を振り返り、その視線を主人に向け。 恭しく頭を垂れた。*]
(*57) 2014/02/12(Wed) 23時頃
|
|
[夜。眠れず目を閉じているだけだった。 サミュエルは寝ているのだろうか。 しかし、起きていても何を話せば良いのだろうか。
静かな部屋に、こっそりと扉が開く音が聞こえた。 内からではなく、外から誰かが入ってきた気配。 こんな夜中に入ってくるなんて、心当たりは一人しかいない。
気配は布団にもぐりこんで背中にくっついた>>99。 他者の体温を感じながら、ゆっくりと目を開ける。]
(187) 2014/02/12(Wed) 23時頃
|
|
[年頃なんだからと、言ったこともあったが本気で嫌がっているわけではない。 昔のように来てくれることは嬉しいのだ。 頼ってくれる、可愛い妹だ。
円が語ること>>100>>101に、反応することなく静かに聞いている。
若しかしたら、真弓もリカルダも苦しんでいたのだろうか。 あの時、武器を向けることが正しかったのだろうか。
肩が濡れる>>102。 嗚呼、この子はまだ泣けるのか。 背を貸したまま、唇を噛み締める。]
(188) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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― 養成所・教官室 ― >>173 [夜だけれども、構わないだろう。 扉をノックする。そして、反応があってから、中に入り、 そのにかけていたジャニスに向かって敬礼した]
――……ジャニスさん 話はきいていただけましだが?
[視線をジャニスの頭に合わせ、尋ねる すこしだけ声が揺れたのは、いわゆる武者震いだ]
(189) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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[泣かなくなった絢矢。 直円を救った絢矢。あの子は強くなった。 何かを切り捨てて、その分強くなった。
サミュエルが部屋を出て行く気配がする。 彼もまた、泣いたところを見たことがない。
対して自分は。 今、目を濡らしているのは何なのだろう。 どうしたら良いのか分からず、何も変わっていない。]
(190) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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[コクリ、頷く。]
理依、真弓、零瑠は始祖に。 明之進、リカルダはホリーに。
憶えた。
二匹を斃せばみんなは──
[今より楽に──逝けるのだろうか? それはある意味、ホリーに手を出すという宣言。]
──ねぇ理依。
ボクは今日ここで理依に会えて良かったと、思う。
(191) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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ここにはボクしかいない。
[仲の良かったサミュエルも周も見ていない。]
ねぇ──…リィ
[直円を殺す所を円に見られなくて良かったと思う。 円は直円に懐いていたから、 あの時、円がすぐに戻って来なかったことを、 どこか安心していた。]
キミにその気がなくても──、ボクはキミを取り戻すよ。
(192) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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ボクはホリーを殺す。 リィを取り戻す。
だから── だからねぇ、リィ。
ここで死んで──。
[そう言って、絢矢は 頬を引き攣らせるような無理やりの笑みを作り、 『菖蒲』を抜き放つと同時に、その懐へと切り込んだ。
──けれど。 直円から受けた治りきらぬ傷の痛みに、切れ味は鈍い。]
(193) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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そう、涼平まで。周は何も出来ないよ。これは、覚えていて。
[桜花から周の首筋へ。 1度噛み付いた傷痕が、微かに残っている。 背中の傷も、まだ痛むようだ。 あぁ、周は人間なのだなと。思う。
自分の分の食事も――と、首筋に顔を寄せようとしたが、 扉の叩く音に邪魔をされた。それに、リカルダの声もする。>>180]
……先に、周の分を持ってくる。
(194) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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そう、あたしの血がねえ。
[そう言って愉しげに笑う。 そういえば、真弓の血を飲んだ事はあまりなかった気がして。]
そうね、きっと美味しいと思うわ。 けど、自分で自分の血を飲んでもあまり美味しくないと思うけど。
[そんな事を言いながら、彼女の言葉に肯いて。]
そうね、貴女は十分な覚悟がある。 逝ってしまったけど、直円もね。
(*58) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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―吸血鬼の城→陸軍駐屯地―
[ぎゅっと目深に帽子を被る。 毛織の襟巻きをして、もふりと首を埋めた。
戦には事後処理というものがある、 落ちた駐屯地の様子を探れば 退いた兵が次はどこに居を構える目論見なのか 調べが立つのではないかと思ったのだ。
ついでに投げたままの短剣が拾えれば良い。 ないならないで、代わりを願えば良いのだろうが、 何となく勿体ないような気もしていた]
(195) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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[立ち上がり。]
大人しく待ってて。 リカルダに何を言われても、この部屋から出ないように。
いい子で居てよ? 周。 俺に命令を破らせるような事を、しないでくれると助かる。
[ぴんと額を小突いて念押しすると、零瑠は部屋の扉を開けて部屋を出て行く。>>184]
やぁ、リッキィ。周なら起きているよ。 手短にね?
(196) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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/* 袴+マフラー+帽子(多分ハンチングみたいなん) 実に自分の趣味に突っ切っている */
(-79) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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トレイルは、リッキィの頭に手を乗せ、やんわりと労わる様に撫でた。
2014/02/12(Wed) 23時頃
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…わかっていると、思うけど。リッキィ。
(*59) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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[考えあぐねている丁度その時、ノックの音。 >>189入室を許可するとやはりサミュエルの姿で]
ああ、聞いたけれど。 サミュエルだって、初めて飲んだ時に味わっただろう。 あれのもっと酷いものが、襲ってくる。 お前ならば耐えられると言うだろう。
[ただ強さを求めた結果ならばまだ、それでもいい。 けれど……]
――吸血鬼化しないとも言い切れない。 私はお前まで殺したくはないよ。
[くらい、くらい金色をじっと見つめた]
(197) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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アヤワスカは、トレイル(零瑠)への贈り物は、まだ鞘で揺れている。
2014/02/12(Wed) 23時頃
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……そうでもないさ。 こうしてお前と、話だって出来る。
案外、やれること、あるかも知れないぜ。
[無力を思い知らせようとする零瑠の言葉>>194に、 唇の端を吊り上げてみせた。 命あるかぎり、最後まで諦める訳にはいかない]
(198) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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ま、普通に考えて裏切りものは殺せ、吸血鬼も殺せだよなあ
(-80) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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周は怪我人だから、無茶な事をさせないで。
それと、万が一だけれど。 部屋や城の外に逃がそうだとか…そんな事、しちゃいけないよ。
周は俺が、此処に連れて来たんだから。 どうするかの権利は俺に在る。そうでしょう?
[再会の為に、部屋を訪れたのだと思いはすれど。 ほんの僅かの可能性だって、潰しておきたいのだ。]
(*60) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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/* おにーちゃんもこわい */
(-81) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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[袖ぐりをついと掴んで、 己の手首を持ち上げれば、 むき出しになる、青く透ける血の脈]
試されたことがおありなのですか? ――なら、やめておくことにします。
[冗談のような言葉を口にしてみせる]
お姉様はわたしを買い被っていらっしゃるわ。 ……ええ、彼に学ぶべきことはたくさんありましたけれど。
彼を殺した者について、伺っても?
(*61) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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[>>196少女の来訪と警告を告げられて]
リッキィが来てくれたのか?
ああ、……少なくとも、今は大人しくしてるさ。 大体この怪我で、得物だってねえのに 逃げられると思う程、状況を甘く見てねえよ。 [在りし日のようにじゃれてくる零瑠に、肩を竦めて答え リカルダの名をあげ、念押しをしてきた意味を考える]
(199) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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嫌だね。
[飛び込まれた懐、よけることは造作なかった。 彼女は手負いだろう。血の匂いがした。 けれど]
……っ……
[わざとその一撃を受けるのは脇腹で。 その刃を持つ腕ごと彼女を引き込んだ]
迷いない。いい、太刀筋だね… でも、本当にごめん。 俺は、今殺されたくはないんだ
もう、あの頃には戻れない アヤがどんなに取り戻しても、だ
(200) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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本当に真弓は面白いわね。
試した事は無いけれど。 自分の血を飲もうって気にはならないじゃない?
そう言うのは、他の相手のだから良いのに。
[そう言うと、彼女の手を軽く握るようにして。 絢矢について思い出していた。]
確か、アヤと呼ばれていたわね。 精神力が凄い強い子よ。
それと、機転も利く子だったわね。
(*62) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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サミュエルは、ジャニスの言葉に瞬いたが……視線は外さない。
2014/02/12(Wed) 23時半頃
トレイルは、サミュエルの髪の色は山吹茶だなとふと思い出した。
2014/02/12(Wed) 23時半頃
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[判りやすい零瑠の反応>>*55に三日月の口元を向けるが。 その視線が柊との間で彷徨えば>>*57、その戸惑いを感じ取る]
贄を持って来たか、 傷を負った上、家畜を飼いたいと言って来たかの違いだ。
[牙を立てに来た時に、 2人を隔てたものについて教えてやるだろう]
(*63) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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―夜間・陸軍駐屯地 東端傾斜地―
[中央のごく限られた施設が、死に体のまま息をしている。 直円がどこで命を落としたのか見分けようのない、 死臭の名残だけが残っていた。
そう――言えば、直円の亡骸はどこにあるのか。 他に狩られた吸血鬼たちの死体も。
血の跡と、しんとする風がある。 けれど、あれに似た光景はここにはない。>>1:174>>105
微かな違和に首を傾ぐ。
そして、廃墟めいた敷地の内へと闇に紛れた]
(201) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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…次に戦場になるのは多分ここだ 糧秣は早く移動させるといい。 空いた場所には火薬でも詰めておきな。
俺はやりたいことがある。 それだけは、やらせてほしい。
アヤ…約束、守れなくてごめんな 外、一緒に行こうって…言ったのに。
[とん、と彼女を離すとふわり後ろに飛んで距離を取る]
(202) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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>>197
ジャニスさん……
[ジャニスの物言いをじっと聞いていたが、 暗い灰色の眸は、ジャニスを見つめたまま]
ありがどうございまず。 だども、
おでは、ただの駒です。
[その一言で、すべてが集約されているだろう]
(203) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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[円の言葉>>104に、一つ息を吸う。 そんなことを言うな、とは言えない。 頷くこともできない。
二人に会ってしまった。彼女らは、殺して欲しいなんて言っていなかったけれど。
家族は殺せないと。 改めて知ってしまった。自分の弱さを。]
……円が、望むなら。 良いよ。俺も、一緒に死んでやるから。
[甘いと言われても、仕方がない。 きっと殺せない。 分かっている。]
(204) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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[はーち、………開いた。>>196]
零にーさん、どこ行くの?
[にーさんが部屋を出てったら僕は周にーさんと二人っきりになっちゃう! しかも聞き間違いようもなく起きてるって言ったし!
これは……零にーさんの言う通り手短に済ませるしかないかな]
…うん。
[手短に、手短に。 僕はそれ以上何も訊かず部屋から出る零にーさんと入れ違いに部屋に入ろうとして、頭を撫でられた]
(205) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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……ッ。
な、に?
(*64) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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[完全に踏み込み切れなかった。 躱されることを予測し、 二撃目へ移るべく筋肉は動いていた。
なのに、返って来た肉を貫く手応え。 刺し貫くに適した造りの刃が理依の脇腹に埋まり]
────!!
[反応の遅れた腕ごと掴まれる。 人間相手なら容易く抜け出せただろうけれど 鬼の膂力を振り払えるに満足な距離はない。
もがく絢矢の耳許に落ちる声。 絢矢は一度、抵抗をやめた。]
(206) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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リッキィは、撫でられている間に神妙な顔つきになってきた。
2014/02/12(Wed) 23時半頃
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/* まじ涼平はバファった方が良いんじゃねえの、 本当に体調大丈夫なのって思っている俺がいる。 */
(-82) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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……磔にされた周や涼平を、見たくはない――よね? 俺だって、見たくない、よ。
[彼女を疑っている訳ではない。 在るとすれば、焦り。
どんな風にすれば主人が愉しめるか。 『贄』をどうすべきか。>>*63 思考を巡らせる。 余計な事を考えてしまわないように。追い出すように。]
(*65) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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…だいじょうぶ。分かってる。
零にーさんがせっかく連れてきたんだもん。 僕だって、周にーさんのこと、悪いようにはしたくない。
[零にーさんがそう言うなら、言葉には気をつけないようにしないと。>>*60 どうしたいのかまだ分からないけど、つい気が高ぶって変なことを口走らないようにしないと]
(*66) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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今じゃなければ
[抑揚に乏しい声。 感情の代わりに記憶を掘り起こすように、絢矢は尋く。]
ボクじゃなければ
[理依の言葉は、己の生の期限を定めているようで。]
…──────、
もしかしてリィにも、『特別』な誰かが見つかった?
[優しく突き放されたまま数歩後ろへよろけ 距離を取る理依を真っ直ぐに見詰めた。]
(207) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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――確かに、そうでした。 極限まで飢えて我をなくした時も、 自分の身には牙を立てる気になりませんでしたもの。
[あの出来事を、最初に人を殺した出来事を、さらりと口にして見せた。 過去は今でも棘ではあるが――その痛みを感じることはなく]
あ……、
[脈のある手首に姉の冷たい指がふれて、小さな声が零れた]
そうでしたか、あやが。 ……人は歳月で変わるものですね。
それに、鬼とさして変わらず良い趣味をしている。
[また一人、家族のその存在を知る。 あの子にも誰かが選択肢を与えたのだろう、殺す刃を]
(*67) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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/* >>2:35 菊結び
(-83) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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[>>196『命令を破らせること』という、 零瑠の言葉が引っ掛かった。
自分が此処に連れて来られたのは、金色の鬼の命令であることはほぼ間違いない。 だから零瑠の言葉を額面通り受け取れば、 彼には”周を助ける意思がある”ということになる]
(208) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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[やれる事の1つに自分との会話も含まれていた。 目頭が熱くなり、釣り上がる唇を眩しそうに見詰め。>>198]
頼もしい。流石、『おにーちゃん』。
…周はさっき、リッキィの事呼んでたから。 ちょうど良かったんじゃない?
[周の匕首は腰にあるが、学生服の上からは見えぬだろう。 良かったと微笑み。>>199
リカルダとの内緒話が終われば、今度こそ部屋を後にした。*]
(209) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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…………、僕だって。そんなの、
[見たくない。>>*65
同時に思い知る。実感が湧く。 ああ、周にーさんも涼にーさんも、まだ“人間”なんだ。 今は“始祖様”も静観してまだ“家畜”にせずに留め置いてるけど、 “始祖様”の手のひらの上で簡単に転がされてしまう、ってところでは“家畜”と変わらない]
ね、僕にできること、他に、……ない?
(*68) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/13(Thu) 00時頃
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[敵味方に分かれても、きっと――零瑠は信じられる。
甘いと言われようと。 殺し合うことになろうと、その考えは変わらない。
ただ――問題は、戦闘中に二度見せた豹変だ。 その後の彼の様子から考えるに、恐らく始祖に何らかの操作をされているのだろう。 零瑠に周を助ける意思があっても、これでは――]
[そこまで考えて、扉の方へと視線を向けた]
(210) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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/* リッキィが、零にぃさんって… (ほろり
漢字、書けるようになったんだね。
(-84) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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/* >>*63 だってあなたも僕がきらいでしょう?(首こてり) と言わんばかりに見返りを求めない明ちゃん */
(-85) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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/* (はいぱーごろんごろんタイム)
僕は! ほんとに! 戦う決意を! モチベを! 向上させられるのか!
(-86) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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摂取し続ければ、吸血鬼と同等の力を得ることもあり得る。 しかしそれは、身体が吸血鬼になってしまうということ。
それでは本末転倒であろう? 駒の一つ一つを大切にしなければならない。 捨てていいものなど、一つもないのだ。
[戻らない二人の子供、死んだ兵士たち。 隊長が不在の中でできる事といえばそう多くもない]
今ここで、サミュエルを失うわけにはいかない。
[そこで一旦話を区切って]
(211) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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これを聞いた上で、此処に一度分ならば用意はある。
[コートのポケットから取り出した小さな瓶、 中にはあの始祖の血から作ったものが詰め込んである。 なぜ持っているかと聞かれたら、 少しだけ笑ってしまうだろうけれど]
二度までは耐えても三度目は無いという結果もある。 よく考えて、結論を出すといい。
(212) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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特別な誰か? ──…ううん。いないよ。そんな人は。
[特別だったもう1人の自分 特別だったサミィ 特別だった家族
皆、特別だったからなくしてしまった。 自分から捨てなければならなくなった。 だから、もう自分には特別なんて、ない]
でも、今も俺は皆が大好きだよ。 それは、本当だよ。
(213) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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―明之進の部屋・少し前―
[あの後、倒れた明之進は熱を出した。 なるべく傍を離れず傷の手当もし、気休め程度にしかならないと思いながらも汗を拭い、額に少し冷たいタオルを乗せる。 食事は殆ど取らずに、思い出したようにたまに水を飲み、床に転がって軍服を畳み、枕代わりにして仮眠をとっていた。
そんな時に客人が訪れる。>>156 姿が見えれば息を飲み、途切れとぎれになりながらも、確認するかのように小さく名を呼んだ。
明之進に触れた後、こちらを見据える緋色。 記憶の中よりも少し大人びいた姿。 口が開かれ音になった言葉に、思わず目を閉じ息をはいて、すって。]
そう、だな。裏切った。後先なんも考えずに。 なぁ真弓、
[視線を床へと逸らしながら独り言のように紡ぐ。 その先の言葉は繋げられずに、音になれずに口の中で消えた]
(214) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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―現在・明之進の部屋―
そういえば何も話せずだったな。何から話すか……
[軍服の上着を脱いだ状態で胡座をかく。そこへ器用に頬杖を付きながらぽつりぽつりと話始めた。
円は機動隊へと所属していること、周はいっつも先陣を切って暴れる事、絢矢の瞬時に立てる作戦は凄い事、キャロライナは昔と変わらず優しく強い事、サミュエルは身のこなしが素早い事。
安吾やジャニスに稽古をつけてもらったり、キャロライナと模擬戦で戦う時には大体夕飯をかけたり、絢矢が笑わなくなったり。 話下手な割には沢山の事を話した気がする。 皆元気だという事が、少しでも伝わればと。]
(215) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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サミィに伝言、お願いできる? 俺を殺したいならホリーを狙えばいい。 俺はあの子を守らないといけないから。
じゃあね、アヤ。会えてよかった。
[またね、とはいわなかった。 もう少なくとも自分から彼女に会いにいくことはないだろう 浮かべた笑顔は昔のまま。 そして、その後に待った砂埃が収まった後、 その姿は消えていた*]
(216) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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[話はじめてからどの位の時間が経っただろうか。 恐らくずっと聞き手に回ってくれていた明之進が立ち上がり、 誰か来たかと涼平に問う。>>177 軍服の下に着ていた黒いシャツの袖を捲りながら、どこか気まずそうに答えた。]
真弓が様子見に来てた。 ほんの少しだけ喋ったけど、ちょっと変わったな、あいつ。 ……元気そうで良かったけど。
[出かけると聞いたなら一度は着いて行こうとしただろう。 首を横へと振られれば、大人しく頷いて明之進を見上げる。 長い前髪に隠れた瞳には不安の色が映っていた。 それを隠すように口元を持ち上げひらりと手を振り、見送った事だろう。]
(217) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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……───そう。
[その瞬間だけは 人形のように動かぬ絢矢の眉が どこか淋しげに下がった。
理依の口振りは、やるべきことを終えたら 自分以外の誰かになら 殺されてもいいと言っているように聞こえたから。
例え──鬼になったとしても 特別を作ろうとしなかった昔よりも 彼は“幸せ”になったのではないかと、思った。]
ボクも──ずっと、みんなが大好きだよ。
[絢矢も答える。 変わらぬ表情で、家族への愛情を。]
(218) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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ん、そっか。ごめん。
[余計な事を言ったと、髪を撫でる手は優しく。>>*66]
『家畜』>>*63の辿る末路>>*65を口にした。 周は『特別』なのだ、とは
……言えなかった。]
そう、だな。 聞いておいてよ…。 吸血鬼になるつもりはないか、って。
そうしたら、『みんな』……
(*69) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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>>211
[駒、と己を表現した上で、ジャニスの語る言葉に、なぜかほんのり頬の筋肉が揺れた]
――……吸血鬼になる気どがないです。 おでは、吸血鬼を殺します。 そでが自分になっだなら、
自分を殺します。
[意志は固いことを告げ]
あど……、 もしがすれば、周も無事がもしれません。 周が無事で、周を取り戻せば、
おではなぐども大丈夫です。
[周の代わりは本当に誰もできないから]
(219) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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おでは特別な人間じゃないですがら。
[>>212そして、ジャニスの取り出した小瓶、躊躇なく手を伸ばすと、しっかり掴み、ジャニスに敬礼する]
(220) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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…いや。何でもない。
リッキィはリッキィの、したいようにすれば良いよ。 最善を尽くせば、いい。
あぁ。 涼平の事は柊に任せようと思ってるけど、リッキィも気にかけてあげて。
[言葉を途切らせたのは、自分でも何を望んでいるのか分からなかったからだ。]
(*70) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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───わかった。
[伝えるよ、お兄ちゃん。 そう言って、別れを告げる理依へ 『菖蒲』の鞘から解いたものを投げる。]
ボクからも、『お願い』。
これを零お兄ちゃんに渡して。 あの日渡せなかったプレゼント。 お兄ちゃんの──誕生日の。
[投げ渡そうとしたのは 艶やかな若草色の菊結び。>>2:35]
ボクはもう、きっと直接渡すことは出来ないから。
[出逢えばきっと、殺し合いになってしまうから。]
(221) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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[指先は、先ほど桜を愛でた。 現実であって欲しいと願った、夜桜。
何か、なにか。 大事な事を忘れている様な、気がするのに。
例えば、どうして流血がダメなのか。 鬼になり、克服させられたことに少なからず安堵したものだ。 理由の分からぬ事への恐怖が、消えたから。]
(222) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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[希望。希望。
昔。 書き散らしたものを思い出す。
『冀望』。その意味は―――…*]
(*71) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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[手品のように舞う砂埃。 晴れた後には誰の人影もない──*]
(223) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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― 3日後 ― [あれから、3日が過ぎた。 壊れた長巻は、修理に出した。 別の武器を、とも言われたがあれが一番手に馴染んでいる。 ただ、直るまでにと別の武器を持たされている。
同世代の男よりも低い身長。 どこかまだ幼さが残る顔。 名前の所為か、女に間違えられることもあった。
強くなりたいと願って、それでも弱いままの自分。 中途半端だ。
だから、槍でも太刀でもない長巻に拘って。 結局壊れてしまった。]
(224) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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[厳しい訓練の合間にも、たまに街に出ることもあった。 そこで、初めて食べたかすていら。 甘くてふわふわしたそれは、人参の蒸しパンを思い出した。 甘い物は、好きだった。 一緒に食べると、皆、幸せそうな顔をしていたから。
美味しい甘味屋の話を聞いて、皆と再会したら一緒に行きたいと思ってた。 昔みたいに、皆笑ってくれたらなんて。
なんて、甘い考えだ。]
(225) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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―城の中・厨房らしきもの―
……酷いな、ここは。
[鍋の中には具の少ない汁物。 あからさまに栄養価が不足している。
『家畜』用の食事なんてこんなものかと、腰に手を当てて溜息ひとつ。*]
(226) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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/* 薬を飲んだが頭痛が酷いとか……。
(-88) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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預かるよ。確かに渡しておくから。 他に伝言とかあれば聞いておこう。
──何があっても、死んだらいけないよ、アヤ。
[始祖が聞きとがめたとしても構うものか。 手の中に受け取った菊結び、落とさないようにしまいこむ 外套のフードを羽織りなおし、身を消し戻る先は始祖の城*]
(227) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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周が無事だとして、戻ってきて居場所があると思うか? 一度吸血鬼の手に堕ちたら…………
[たとえ吸血鬼化していなくても、 兄弟がゆるしても軍は赦さないかも知れない]
なにより、其処まで言うサミュエルを見逃せと? 思い上がるな。 特別でなければ存在価値がないとでもいうのならば 首に輪でも付けて私の特別にしてやろう。 一生飼い倒してやる。
(228) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[実の兄弟よりも絆が深いように見える、 血縁でないからこそなのだろうと思って見ていたのに 思わぬ言い草に、カチンと来た]
お前を今すぐ殴り倒したい、――が。 一人の隊員としての意思を尊重する。
安吾にも殴られたくなかったら黙っておいたほうがいい。
[小瓶はそのままサミュエルの手の中へ。 それでも止めるという選択肢は、無かった]
(229) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[遠く微かな人間の気配に耳を澄ましながら、 涼平が聞かせてくれた話を思い出す。>>215
ひとつひとつに相槌を打ち、控え目に感情を見せる。 彼らが積み上げて来た道が、自分達との再会を目指して 励んできてくれたのだろうと想像すると嬉しかった]
そう……真弓ちゃんが来たんだ。
[つめたい指は夢ではなかったらしい。>>217 少し寂しそうに笑う。 ――きっと自分は彼女の心を守れなかった]
[外は危ない。吸血鬼の城の内外、という意味でも、 行先である陸軍――涼平が裏切ったもの、という意味でも]
(230) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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/* あいかわらずの みんなどこにいるのー?(´・ω・`)
(-89) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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―陸軍駐屯地襲撃の翌日―
お父様。食事の支度が整いました。
[用意された血杯>>*54を盆に乗せ、主人の部屋を訪れる。褒美の為に。
明之進との違い>>*63は何か。 聞けばそれは明らかで。]
…贄は、まだ眠っております。 怪我の治りを待つつもりはありませんが、 失った血が少しでも回復するまで、しばしお待ち下さい。
(*72) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[その場を離れてしばし、傘をおろす。 清かな月に鈍い金、幻だったのかもしれない。
城で――、 理衣と語る時、彼の名を出すことはなかった。 けれどいつもその存在を感じていた*]
(231) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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/* ジャニスさん、かっこいい!>>228
は。絢矢からの誕生日祝い…(ソワソワ
(-90) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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-回想/直円虎の巻>>*40-
機を臨むなら……。
[直円は下手だ。狂ったふりもまた、どこまで周知されているか わからないが、それも彼なりの優しさだったはずなのに。]
独りで為る策はないですよ。 何か練るなら、後ろ楯。これは必ず必要です。 先を走る対立候補あれど、自分を拾ってくれるような。
[うむむ、と顎に手を当てた。昔の癖が出るほど、 狂ったふりは忘れたように**]
どんな強い矛も、裏をかえせば強い盾。 マユミくん、忘れるな。剣ではない、まず盾から。
(+0) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[>>227伝言───]
───…
[思い浮かべ、絢矢は頭を振った。 切り揃えられた髪がふわりと舞う。
言葉になったのは別なこと。]
連れて行った二人を返して。 伝えたいことは──それだけ。
…───っ
[そして、見えなくなった姿の代わりに残された言葉に 絢矢は強く、『菖蒲』の鞘を握った。]
(232) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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/* >>228 かっこいい 一生首輪付けて飼い倒してやって下さい
(-91) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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……。
[僕は謝らなくていいのにと言いそびれたまま零にーさんの言葉に耳を傾ける。>>*69
零にーさんが何を言おうとしたのか僕には想像もつかないけど、 僕にとっての最善はひとつきりだったから、とりあえず、頷いて]
…うん。明にーさんのところにいるんだよね。 もし涼にーさんに会えたら伝えといて。
……「ありがとう。生きててくれて」って。
[ほんとは僕から直接伝えられるのがいいんだけど、勇気を振り絞り切ってまた動けなくなっちゃうかもしれないし、念のために*]
(*73) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[隊舎を出て、帝都駐屯地へと向かう。 通信施設は壊されたが、残っていた装置をサミュエルが回収していた。離れても、あれで通信できるはずだ。
他にも何か遣える物はあるかと回収に向かう。
白い軍服の下。仮の武器は苦無。 「苦」が「無い」と書くらしいその武器は、今の自分には丁度良かった。]
(233) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[そう。
みんなが生きててくれたことが僕の“希望”だから。
降り積もった『希望』の字の中、一枚だけ混じってた難しい方の字は、 今もまだ書けないままだけど*]
(*74) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[直円という雑草、御器被は案外抜け目がない。 狂ったふりをしつつ、何らかの「教え」を各人に授けたはず。 それはたとえば、思いの強さ。 それはたとえば、機の狙い方。
なるほど、今は思い出せないか。ならば、「思い出せ」。 "我"がその思い出、思い起こさそう。]
(+1) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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>>228
周の居場所はありまず。 周は大丈夫です。 おでは、周を信じています。
[周にも何度もいった言葉。例え、周がきいてくれなくても、何度でも言い続けるだろう。 ただ、次にジャニスが言った言葉には、本当に無邪気にきょとりとした]
――……特別でもなければ、存在価値もない。 それが、おでの存在価値です。
[その培われたものは、いわゆる、スリ時代の囮で身につけたもの。 リーは本当に自身の本質を見抜いていたのだと思う。 価値がないからこその、ポジション。 そして、あの見捨てられた時、それは、完成した]
――……ジャニスさん、 踏み台があったら、人は力はより発揮でぎる。 貴方が飼い倒すなら、その無価値を踏んで飛んでくででばいいですだ。
(234) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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>>229
[だが、ジャニスのやや不機嫌な空気には黙り込む]
――……すびばせん……。
[殴り倒したい、いわれ、さすがに頭を垂れて、すまなそうに謝った。 下げた頭、少しだけ見上げるようにジャニスを上目遣いで見る。
そう、ジャニスや安吾の前ではやっぱりただの17歳だった*]
(235) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[零瑠に一番伝えたかったのは 馬鹿みたいに単純で、短い言葉。
文字にしてしまえばたった五文字の、他愛ない──。]
…──おめでとうって、────……。
[毎年毎年言ってあげたかった。 祝われても嬉しくないと言われる歳まで、 飽きずに毎年言い続けたかった。
零瑠にも──、 明之進にも真弓にも理依にもリカルダにも直円にも。
結局──言えなかった言葉は吹き付ける冷風に掠れ 誰の元へも届くことなく、掻き消えた。*]
(236) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[それからいくつかジャニスと話をしただろうか。 教官室を出ると、自失に戻る。 軍服のポケットに小瓶を入れるとき、マユミのスカーフを巻いてから入れた。
その時、キャロライナは眠っているのか、それとも出かけているのか。ともかく、いて、目が合えば、本当に久しぶりにすこしだけ笑んだ。
それから、布団に潜り込んで目を閉じたあと、 さっき屋上からみた傘の主がマユミだった夢をみた。>>231
ただ、その夢は夢の中でまた流れて、記憶には残らない**]
(237) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[僕は部屋の奥へ視線を向ける。零にーさんとの話は終わったし。>>210]
…………。お、おはよう。
[挨拶は大事。声も顔もあんまりさわやかじゃないけど。
ドアを閉める。これでふたりっきり。 どうしようとりあえずさっきみたいに十数えるまで待って……いや手短にってさっき決めたじゃん]
夢、見てたの?
[僕のこと呼んでた……昔の夢でも見てたのかな。>>199]
(238) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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− 初陣の翌日 −
[私室には城の資料室に収めていない蔵書が 無造作に積まれている。 何冊も同時に読んでいるのか栞を挟んだままや 開いたまま伏せてある本も多い。 表紙の文字も様々。 長い時を過ごすのに、本は暇潰しになった。 そう言う分野では家畜の需要はあると言って良い]
入れ。
[零瑠が訪れた時>>*72も この国の古典文学と言うものを読んでいた。 入室の許可を与え、血盃に漸く顔を上げた。 銀縁の眼鏡を掛けているのは、視力が悪いわけではない。 魔物は銀を嫌うと言う下らぬ迷信を嗤ってやる為に 掛けているだけだ]
(*75) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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/* [周にーさんに土下座した]
(-92) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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/* 直円が墓下で輝き始めた!!!!
(-93) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[ごろり、と床へと転がればシャツの狭間から小さなロケットが共に転がる。 どうやら今の動作で繋いでいた鎖が切れてしまったようだ。 まぁでも十数年も経てばいくら頑丈な物でも壊れてしまうだろう。 良く持ってくれた方だと、丸い小さな塊を掌の上でくるりと転がしながら、明之進が出ていった扉を見つめた。]
(239) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[明が熱に魘されている間、色々な事を考えた。 炎に包まれた過去の記憶、聖水銀の試練、長槍を扱うために傷だらけでベットへと沈んでいた日々。 どんな姿形であれ声であれ、鬼は倒さなければいけない、そう何度も叱咤された。]
(-94) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[明之進が熱に魘されている間も散々頭を悩ました。 ………あの日、本当は明之進だって、撤退直前に会うことのできた零瑠だって「倒さなきゃいけない」のは分かっていた。 理解していたはずなのに、腕が頭が体が動かなかったのは、頭の隅で笑顔がちらついたからか。]
………甘いなぁ、俺。どうすれば、一番良かったんだよ……
[半端者が俯せに転がる。 何の為に力を得たのか、何の為に今明之進の傍に身を置いているのか。 今一度確りと考えるために目を閉じる。そこに答えがある筈だから。*]
(240) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[理依を見送ったその足で 絢矢は補給基地に駐留する将校へ、 吸血鬼が次に襲撃する地は ここである可能性が高い──と報せた。
情報源は明かせなかったけれど 直円を討ち取った少女の言葉は軽んじられることなく その報せは通信で瞬く間に各地へと伝わった。]
(241) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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/* 自失に戻ってもうた。 後ろ向きだなあ
(-95) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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/* 真面目に 僕と絢矢だと絢矢の方がおねーさんだと思う 僕は秋の終わりに生まれて絢矢は春っぽいし
直にーさん! 将棋を教えてー(まだ言ってみる) >>+1 アンカーきいたっけ
(-96) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[夜風に紛れて――
兵士を一人、闇に引き込んだ]
……しい。
[首筋の脈を押さえて意識を飛ばす。 話はどこか適当な所に運んで聞けば良い。 担いで逃げようとした所で、他の気配がすれば なるべ深い闇の中、じっと息を詰める]
(242) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[血盃を受取り、褒美を望と言えば。 燕尾服の上着を取った今の服装。 白絹の襟元を緩めながら、盃から血を飲む度に 動く喉仏を晒して見せる]
あの傷で生きていたのだ。 随分と強い生命力。 愉しみにしている。
[贄の状態については零瑠に任せると、 5人は座れる長椅子に腰を降ろして]
お前の食事の時間だろう?
[無防備に首を晒したまま、紅と金が混ざった様な色で 子を誘った]
(*76) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[>>238零瑠と入れ違いに部屋に現れたリカルダ。
その五年前とほほ変わらない小柄な姿に、鬼の呪いの力の強さを見せつけられ、心は翳りを帯びるけれど] ……ああ、おはよう。
[神妙な顔つきの挨拶に、心の裡を見せぬように挨拶を返して、問う言葉には]
――夢? ああ、そう言えば、お前が出てきてたっけ。
あれから、結構経つけど、 お前みたいな物好きは、どこにもいなかったから、 印象に残ってたのかもな。
[零瑠に寝言を聞かれていた上に、当の本人にばらされていたらしい。少し、バツが悪い]
(243) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[鍋に火をかけ、形の歪んだ貧相な人参とじゃがいもを刻んで放り込んだ。 今日の食事は豪勢になるな。喜べ。 その分、明日の食事はないかも知れない。
何をするのかと咎める吸血鬼を制す。]
……
[医者に治療させたのは「生かせておけ」という『命令』ではない。 今、周の首が繋がっているのは、『許可』があってのこと。
彼の暫しの延命を願い出たのは、零瑠だ。
けれど、正直には言わなかった。 誤解を深める事を口にした。
生かすも殺すも――…零瑠次第。そう、今は。*]
(244) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[信じるという子供を前にそれ以上の言葉は続けず]
価値の無いものなど、踏んでも高くは飛べない。 覚えておけ、勝手に命を使い捨てることなど赦さない。
[無論軍として一から鍛え直すのに時間がかかる。 そういう事情もあるけれど]
吸血鬼を屠るだけが仕事ではないのだからな。
[人が増えねばいずれ滅びるだけ。 すべてを無に返すなどあっては、ならない]
(245) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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ほんとにな、一発殴ろうか? なに、優しくしてやらんこともない。
[冗談めかして、上目遣いになるサミュエルの 頭を軽く撫でようと手を伸ばす。
実は同じことをもう居ない先輩に言われた。 あの時は迷わず服用して今に至るのだけど、 そんな砕けた話も少しは出来ただろうか。
部屋を出る彼を見送って、椅子に深く沈み込んだ**]
(246) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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/* ちょ っと>>209拾っちゃったけどまずったかなあこれ
ごごごごめん
(-97) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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和算家 直円は、メモを貼った。
2014/02/13(Thu) 01時頃
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[回想 安吾と>>2:482]
えー?あ?マユミちゃん? うん、可愛いね。でも他の子も可愛いじゃん。
[ぼんやり見ていたのを見つかった。 耳打ちされたのを「うざっ」と一度振り払ったが、 その次の言葉に、じっと彼を見る]
遠慮…しすぎ?そうかな…… でも、俺は別に遠慮なんてしていないよ。
(247) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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/* ジャニスさん流石っす!かっこいい! いいねぇ、俺にはできない役回りだよー
子ども達はもっとジャニスと関わればいいのにと思う。 俺は中途半端な縁故をどう消化するかで日々頭を悩ませて割と違う方向向いてる気がするんで… (子ども達の考えには完全に共感できない立場、というか、たぶんPL自身も彼らを理解できてない←
先輩として上手く動けてる気がしないなー さて、今後どう動こう。
(-98) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[軽く頭を振って色々否定する。 遠慮なんてしたわけじゃない。 ただ自分にその資格がないと分かっているだけだ]
やった後の後悔。か。 …もう俺はもうずっと後悔してるのに。 まだ、足りないみたいでさ。
だから、このままでいいんだ。
[その時小さく呟いた言葉は今もかわらない*]
(248) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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─ 補給基地 ─
[伝達を終えると、絢矢は補給基地の一室を借り、 戻りきらぬ体調の回復に励んだ。
痛みは薬で抑えられるが、 傷が塞がり切るまでは出来る限り動かない方がいい。
翌朝には、補給基地を守るための戦力が 各地から派遣されて来るだろう。 仲間には、必要なことはその時に伝えればいい。
サミュエルへの届け物も、その時に──。]
(249) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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/* すげえパーカー(フード付き)着せたい欲望があるんだけど時代の壁ぇ……
(-99) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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− 現在 −
[帰城した者から何かしら報告があっただろうか。 先の強襲の際、機動隊が退いた場所は手に入れていた。 報告があれば、その場所への襲撃を推す事になる]
彼らも馬鹿ではないだろう。 罠位は張っていてくれないと困るな。
今回は守護部隊が先回りしているだろう。 完全に潰すぞ。長期戦だ。 明日の夕暮れが闇に変わった時、戦いを開始する。
[集めた吸血鬼達では無く、ぶつかるだろう守護部隊に 向けて遠くを睨みながら計画を告げる]
(*77) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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/* 確かに食糧難は深刻ですよね(まがお) 人界で使える貨幣が欲しいんですがとるどびんさん。 */
(-100) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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―主の私室―
[古びた本の香り。>>*75 墨色が指を染めなくなって、5年が経つ。
主人の手に和綴じの本が在るのを認め、 題名が何かと首を伸ばした。
上がる顔の、その耳に掛かっている眼鏡を認め、 まさかと思考を明後日の方向に飛ばし。 有り得ないと自ら打ち消した。]
珍しいお姿を拝見出来ました。 良くお似合いで。
(*78) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[襟元を緩めた長い指、上下する喉仏に視線を奪われ、呆とその場に立ち尽くす。>>*76 食事の終わり、掛けられた言葉に姿勢を正す。
殺すと鬼として活かすのと。 どちらがより愉しみを引き出せるのかと、考え倦ねていたのを見透かされた様で。 唾を飲み込む。
揺れる金の髪。椅子の僅かに軋む音。]
……はい。では、お側に。
(*79) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[外套と小袖を脱ぎ、襦袢一枚で寝台に潜る。
薬の効果で真っ逆さまに落ちてゆく眠りの間際 理依と交わした会話を思い起こす。
願わくば理依の言葉が真実であるように。 信じた己の判断が過ちでないように。
絢矢は祈るように目を閉じた。*]
(250) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[士気の上がる吸血鬼達を下がらせた後、 ホリーや眷属、他にも幹部クラスの吸血鬼達に、 続いて話始めた]
下僕と斬り捨てる吸血鬼達を選び出せ。 罠を確実に除去させる為に、斥候隊の露払いにさせろ。 その後、本隊を突入させる。
[罠を無効化させる方法を1つ1つ除去するのではなく、 一斉に排除する。 どうせ犠牲になるのは使えないと判断された吸血鬼達と その下僕達]
お前達は選ばれる側にはなるなよ。
[切り捨てられる側にはなるなと冷たい三日月が 1人1人に笑いかけた]
(*80) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[─城への帰還─]
タダイマ。帰りましたよ、と。
[わき腹の負傷はそのままだ。無意識であっても「治す」という意思がなければそれなりに治癒は遅いらしい。 痛みはじわじわと滲んでくる。少しきつい痛みだ。 「家畜」に今あのきんいろはどこか場所を問えば私室だという]
…俺が帰ってきたことだけ伝えといて。 呼ばれたら行くし。呼ばれなかったらいかねぇし。 別に報告することもないから。
[攻撃されちまったから、と深く残ったわき腹の傷を見せて一度は自室へ。 周や涼平がいるのなら会いたいとは思ったけれど また頭を振って否定する。
今は誰と会っても辛いから]
(*81) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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[駐屯地。ほんの数日前は平和だった其処。 3日前のことを思い出し。 5年前のことが脳裏に過ぎる。
じゃり、と軍靴が割れたガラスを踏む。 懐に入れたままの二つの贈り物とは、違うガラス。
何かの気配>>242を感じて、ふ、と顔を上げる。 暗い其処からは、何も見えない。]
(251) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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− 襲撃の前日 −
[帰って来た者達から報告はなされたか。 なされずとも、強襲の際に撤退した場所の情報は手に入っていた。 報告はその情報を確実なものにした事だろう]
彼らも馬鹿ではないだろう。 罠位は張っていてくれないと困るな。
今回は守護部隊が先回りしているだろう。 完全に潰すぞ。長期戦だ。 明日の夕暮れが闇に変わった時、戦いを開始する。
[時間をやると言ったのだから、策は練っているだろう。 並みいる吸血鬼達を越えて、白の集団の幻を睨んだ]
(252) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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─ 帝都守護部隊隊員宿舎 あったかいお布団の中
なら――安心した
[円が望むなら…その返事に>>204 コクンと頷く ―だけど、続く言葉に呆れたように]
兄ぃちゃんダメだよ そんなのわたしは望んでないよ
[ぺちりっ 兄の肩口を叩いた]
(253) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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[先日の襲撃でまだ興奮冷めやらぬ吸血鬼達の大部分を下がらせて、 ホリーや眷属、他の幹部達を残して計画の続きを口にする。
使えないと判断した吸血鬼と下僕を選び、 彼らに罠をぶつけて除去させると言う荒っぽいもの。
ちまちまと罠を解除させる隙等与えぬだろうから。 彼らが罠を発動させた後、本隊で襲撃させる。
純血の吸血鬼だろうと駒としか見ていない発言を残して、 彼らを下がらせる。
そして夕闇の迫る頃、鬼達は動き始める**]
(254) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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[鬼の紅眼は夜目も利く。 じゃり、と聞こえた足音に伏した視線を向ければ、>>251 目に入った揺れるにんじん色に思わず息が漏れそうになる]
――、……っ
[気付くな。
今気付かれたら肩の荷物が不都合だ。
早く目の届かない所まで行きたい、逸る感情とともに じりじりと後退を始めるが――]
(255) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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…どこにもいなかった。
[それはいつか僕が周にーさんに言った言葉とほぼ逆だ。>>243 “いつでもいる”。 僕はこの言葉にあの時出来うる限りの重みを詰めたつもりだったけど、 いつでもいられた、あの孤児院がなくなってみれば、この言葉のなんて軽はずみだったことか。
だけど、周にーさんはその言葉をきっと今も覚えてくれてて……]
周にーさん。僕はここにいるよ。 こんな風に自分だけの綺麗で豪華な部屋を持ってる。自分の足でこの中を自由に歩き回れるようにもなった。 どうしてだと思う?
(256) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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[紅と金の、その色に。魅入られる。 どんな懺悔も叶う気が、して。
片膝を長椅子に乗せ、白絹の下に指を滑らせる。 左側を選ぶのは、主の右腕を自由にさせる為。
一頻り撫でて血の筋を探し。]
あなたの血を頂けることを、感謝いたし、ます…
[礼と共に口を開き、牙を刺した。 目を伏せて味わうに意識を向ける。 次第に腰が下がり、椅子に半身を置く頃には、 腋下に入れた腕が左肩を掴み、縋る。*]
(*82) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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|
なった、からなんだよ。……吸血鬼に。
[だから僕は周にーさんに少しだけ期待してしまうんだ。 忘れてほしいって願ってたのに。そんなこと言うから]
分かるかな。 同じになれば、僕はあの時の言葉をずっと現実のものにしておけるし、
周にーさんだって、……寂しくないでしょう?
[笑うんだ。貼りついた意味ありげな笑みの方じゃなくて、 出来るだけ無邪気に見えるように、……見える、かな]
(257) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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/* やばい
俺眠い */
(-101) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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―厨房→明之進の部屋―
[ましになった汁物を椀に注ぎ。 温かい内にとまずは明之進の部屋に寄る。
扉を開けて中を一瞥する。]
涼平。飯。
それと、伝言。 「ありがとう。生きててくれて」
――って。
[誰からの伝言か、と問うて見せ。 外れれば素直にリカルダだと知らせよう。*]
(258) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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[そうして。
―――ごめん、と。
心の内で誰かに詫びた。]
(*83) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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[僕はもう周にーさんの言葉が嬉しいって思って無邪気に喜んでただけの子供じゃないんだ。 そんなこと言うなんて寂しいのかなあ、って思えるようになった]
か、……考えといて、とは、言わない。 結局、僕の意思じゃどうなるか決められないんだし。
[僕は、周にーさんの顔が見てられなくなってドアの方を振り返る。 零にーさんが戻ってくる気配はたぶん、まだ、ない**]
(259) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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─ 帝都守護部隊隊員宿舎― [敵の次の襲撃目的地らしい場所が判明した 陣を張り迎え撃つ予定だと機動隊へも連絡が回ってきた]
またか出撃か…最近多い。
[隊員たちは無言で整備工場に集まると、各自単車の傍に座り込みら出撃の時を待つ。 先日の大敗のせいか機動部隊の面々の顔が疲れているように見える。 まどかの耳の傷もまだ完全に癒えず じんじんと熱を持った痛みが頭に響いた]
(260) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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− 回想・食事の時 −
[閉じた和本は、自ら神託を受けて新しい世界を創ろうと 反乱を起こした武将の名を冠した本。 落ちた首は空を飛んだとの話もあり、古き鬼では無いかと 少し興味があったのだ]
珍しい? ああこれか。
[何を驚いているのかと視線の先を辿ると、この部屋でしか 掛けていない事を思い出す]
鬼は銀を畏れると言う迷信を信じている家畜がいたからな。 それを嗤ってやる為だ。
[和本の栞代わりに眼鏡を挟み、食事に移る]
(*84) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
|
|
[夜風が吹く。冷たい風。 軍服の袷を押さえて風が入らないようにする。
円との暖かい布団での話>>253が、ふと頭を過ぎる。
肩口を叩く円に、 だったら。 望まないなら、そんなことにならないように、気をつけてくれ。 なんて言いながら向きを変えて、その頭を抱え込んだ。 泣きそうだった顔を見られないように。]
(261) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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|
[そんなことを思い出して、また気分が落ち込む。]
……誰か、いるのか?
[暗がり>>255に向かって、声をかける。 気のせいかもしれない。 しかし、気になったらそのままにはしておけない。
その場から動かないまま、目を凝らす。 暗闇に目が慣れれば、或いは見えたか。]
(262) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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|
/* ほんとーにこう遅いし赤で何か寝言絡みのネタバレが今のところあるってわけじゃなくてごめんねごめんね!
結局モチベを取り戻さなくとも戦わざるを得ないわけで またねの件もあるし わー始祖様ってばおにちくー
(-102) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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―自室・前―
[部屋の前で立ち止まり、扉を叩くを憚った。 耳を欹てるとまだ声がするように思えたから。
廊下で暫く待っていようと。壁に背を預けた。
待つ間。ふと唇を指でなぞる。 空腹かと尋ねられれば否と答える。
あの至福の時間は、思い出すだけでも全身が喜色を示す。
それでも周の血を求めようとしたのは、 人間と吸血鬼なのだと、再びその差異を示す為。**]
(263) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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/* 零にーさんありがとう超ありがとう
きっと僕は城の中でないとデレがはみ出ない仕様なんだ今のところ……うわあああん
(-103) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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……ふ。
[感謝の言葉と共に皮膚を破る感触>>*82 父と子の間の吸血は人間で言う性交のような蕩ける快感を生む。 僅かな痛みにも、この時しか漏らさぬ熱い息を吐き出した]
…………。
[腰を降ろし、左肩を掴んで吸血に集中する髪を。 乱す様に、首筋に押し付ける様に、一度だけ掻き抱いた**]
(*85) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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…………。
[覚悟を、決めた。
――連れて帰った家族を思うと失態は出来ないのだが、 今のキャロライナの声は冷静だ。 涼平のように、自分と見えればきっと悪いようは しないでくれると期待して、 無音で人差し指を唇に添え、そして微笑み、 捕えた人間が見えにくいよう、半身になって左肩を奥へ遣る]
(264) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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/* 帽子かぶってんの忘れてた。相当眠いらしい */
(-104) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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/* >>*85 なにそれえろい。
[自分の血親を見た。]
……無理だな。(性別的な意味で) */
(-105) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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[闇から溶け出るように、音も無く現れたように見えたその姿>>264。 目を見張る。 そこには居ないはずの姿。]
明之進……? 何、してるんだよ。
[名前を呼んだ。 喉に言葉が張り付いて、言葉がそれ以上続かない。
じゃり、足元で砂が鳴る。一歩、傍へと。]
(265) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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/* (/ω\*)>>*85
(-106) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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―ゆめ―
[扉を叩く音に応じると、そこには絢矢の姿があった。 どうして、と目を見張る。 帝都から遠く離れた海外だというのに。]
『おめでとう』>>236
[益々訳が分からない。零瑠は悩み、 白髪の目立つようになってきた胡桃色を掴む。
絢矢は腰まで届く黒髪を揺らし。 自身の誕生日を忘れたのかと責める。]
……あ。あぁ…そう、か。今日。 いや、別に、誕生日如きでわざわざ遠くになんて。 それに、もう祝われるような歳でもなく…
あぁ、待て。待て、絢矢! すまない、俺が悪かった。
(266) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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/* マウスの暴走で多重投稿になった こわい(´・ω・`)
(-107) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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……ありがとう。今年も祝ってくれて。
[花瓶に活けていた花を一輪、差し出す。 菖蒲に似た、紫の花を。**]
(267) 2014/02/13(Thu) 02時頃
|
|
待って。……誰も、いない? 誰にも気付かれたくないんだ。
[念のため釘を刺す。そして目的のひとつを答える>>265]
――直円君を、探してる。
(268) 2014/02/13(Thu) 02時半頃
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|
[此処には一人で来た。 一応報告はしているが一人で来ている。]
いないよ。 此処には俺だけだ。
[周囲を確認して、頷く>>268。]
……直円、を?
[その名前を聞いて、動揺した。]
(269) 2014/02/13(Thu) 02時半頃
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|
[>>257笑みを浮かべ、夜の世界へとリカルダは誘う。
彼女は、どれほどの昏い夜を越えて、 ここに立っているのだろう。 その意味ありげな笑みの下に、 どれほどの葛藤を抱えているのだろう]
……そうだな。 もし、お前と同じものになれるなら、それがいいんだろうな。 そうすれば、寂しくなくなるかもな。
[リカルダに向ける笑みは寂しさを孕んで]
(270) 2014/02/13(Thu) 02時半頃
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うん……亡くなった、って、聞いたのに。 遺体が、どこにもなくて。
[動揺の様を案じるように見る。>>269]
[本当は、手を伸ばし、一緒に帰ろうと言いたい。 だが、今は駄目だ。 失態を見せて我儘を散らした後では、時機が悪い]
(271) 2014/02/13(Thu) 02時半頃
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けどな、それは、――それだけは、無理なんだ。 ……なあ、リッキィ。
俺はな、俺達からお前を奪って、 皆の運命を歪めちまったヤツを赦せねえよ。 それに……俺まで鬼になっちまったら、 お前達の恨みを晴らせなくなるだろ。
だから、その提案には乗れない。
[昔の言葉を叶えようと差し伸べられた手を、取ることは出来ず。 すまない――と、たた苦しげに詫びた**]
(272) 2014/02/13(Thu) 02時半頃
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/* はっ…なんかモーレツに眠いと思ったら 花粉症の薬のせいかも ごめんねちょっと寝てくる
(-108) 2014/02/13(Thu) 02時半頃
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[亡くなった。遺体。 その言葉>>271に、それが事実だと改めて認識してしまう。]
……遺体は、回収した。 此処にはいない。
[俯いて家族の死を、口に出す。
ぎゅ、と手を握り締めた。 何を言おう。
手を伸ばしたかった。 また二人の時のように手を取ってもらえなかったら。
そう思うと、動けなかった]
(273) 2014/02/13(Thu) 02時半頃
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そっか。
[つまり、直円はもうここにはいないのだ。>>273 死体の見えない敷地内、どこか予期していた事ではあった]
僕が言うのも、変かも知れないけど…… 直円君のこと。キャロ君になら頼めるから、よろしくお願いね。
[目を伏せて僅かに頭を下げる仕草を見せる。 そしてそれを戻すと]
……ねえ、キャロ君。
(274) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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[暫く部屋でぼんやりと。 時々手で傷をいじってはその血を舐めた。 別段美味しくない。始祖から血を戯れにでも貰う時も 決してその甘さに酔うような姿は見せない …それも大分自身を律するのには苦心していたが。
とにかく、アヤから預かったものは渡さなければ。 そして、彼らに直円を討ち取ったのは彼女であることも。
どうせ対面すればわかることだ。 それに、自分はともかく、各々もそれで思うことがある訳でどうすることもできない
わき腹にサラシを巻き、取り急ぎ向かうのは零瑠の部屋。 廊下にたたずむ彼>>263を、少し不思議そうな顔で見る*]
零瑠。少し、いいかな。
(275) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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直円君を殺したのは誰。
[声音は、変わらない、変わらない。
静穏で、どこか微笑んですらいて、 夜風にかき抱かれる軍服の色を見る。]
(276) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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/* 理依君が18秒の間に挟まった! 凄いタイミング! */
(-109) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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―陸軍駐屯地襲撃から3日後・軍議―
…へ?俺? ちょ、ちょい待ち、ジャn…ハイムゼート、って…えぇー? [どうせ自分には関係あるまい、そう思ってぼけっとしていたので間抜けな声が出た。>>173]
「…おい、冗談だろう」 「全くだ…あんなへらへら笑ってるやつになんか任せられるか!」
[――檜江隊長亡き今、誰がその後を継ぐか。 揉めに揉めているのはそこである。 今は一刻を争う時、こんなことに割く時間はないのだけれど…]
ほんとっすよー、いやぁ俺には務まらないですって。 兄さん方の言うとおり、俺はやっぱり壁役に過ぎないというか。 パーンっと飛び出していって、こう、ドーンとね、
(277) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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[常のように、軽い口調でかわそうとする。 全体を見るより前衛が得意な兵だということを、先輩らも承知している。
そして、歳上の隊員らは皆、訓練生の頃の安吾を見ているから。 強くなろうと焦ったり、指示も聞かずに飛び出したり、 戦場で我武者羅に突っ込んだかと思えば、普段は空気の読めないこの笑顔である。
そんな印象が強いのだろうから、これが隊長では困ると不満が出るのは当然のこと。]
(278) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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[その評価は、安吾にとっても都合が良い。 全体をまとめる役に着くということは、その立場に行動を縛られることをも意味する。 助けを求める声にすぐ反応することは難しいだろう。 個人の事情を優先して単身で動けば、軍全体が危うくなるのだから。
必要に迫られれば、実地でそういう立場に着くこともあろう。3日前のように。 …尤も。あの時、理依がこちらを目指してきたことを考えると。 隊長の座に着く方が、始祖らとの遭遇率は上がるのかもしれないが。]
まぁ、どうするかは兄さん達に任せます。 俺は与えられた仕事は、きちんとこなしますよー。
[ひらひらと手を振って答えれば、いくつかの厳しい視線が向けられて。 仕事はこなす。――そう、軍人として、一つの駒として。
…それは、自分が長年面倒を見てきた周班の失態に、収拾をつけるということ。]
(279) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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[勝手をする駒など、軍には必要ないのだ。 与えられた責務を放棄することは、自身にかけられた信用を裏切り、その背に委ねられたたくさんの命を危険に晒すということ。
責任を果たせないのなら、最初からいない方がマシという考え方。 そういった不安要素を作戦に組み込めば、必ずどこかで綻びができる。
表向き、吸血鬼に拉致されたとされている周と涼平。 だが彼らの言動を見た者らから、『裏切り者』という声も散見される。
自分は理依と斬り合った。 絢矢が直円に刃を立てた。 キャロライナが真弓とリカルダに遭ったとも。 サミュエルから直接の報告はないが、諜報部から回ってきた報告書によれば周が攫われる前、その場にいたという。
他の隊員の口から、近くに涼平がいたことも確実で。 サミュエルはきっと、そこで何が起きていたのか知っている――]
(280) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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[状況から推察するに、『裏切り者』と言われるだけのことを、周か涼平、あるいは二人共がしたのだろう。 感情的になりがちな二人のことだ。 懐かしい名前の数々、そこにいたのは恐らく…となれば。
――人として戻ってくるなら、もう一度やり直す機会を与えてくれという名目で、一回くらいは庇ってやれるだろう。
吸血鬼として戻ってくるならば? …もちろん、容赦なく斬り捨てる。
彼らに費やした、5年という短くはない歳月。守護部隊員とは斯くあれと教えてきたつもりだ。 しかしもし別の生を選択するようであれば。隊員としての教育を施しきれなかった自分の責任だろう。
隊の皆にも示さなければならない――裏切り者は、こうなると。
安吾が孤児院の子らを大切にしていたのを皆が知っているからこそ。 逃げることは許されない。今はもう、そういう立場にある。]
(281) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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/* 二人も失踪者出してるからな…… しかも片方はガチの離反と来ている */
(-110) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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おぉ?次の襲撃先は補給基地、ですか… …なるほどねぇ。まったく、嫌なとこばっか攻めてくるな。
[会議の途中で入った連絡>>241に、また場が騒然とする。 情報源は絢矢というから、何か確証があるのだろう。]
さぁて、と。作戦指揮は領分じゃないんで。 俺は一足先に、あちらへ向かうとします。 兄さんらもちゃちゃっと決めて、早いとこ来てくださいねー
[へらりと笑って、会議室の扉を押して外へ。]
(282) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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[頭を下げる仕草>>274に、ふる、と頭を振る。 人参色の髪が揺れる。]
頼まれなくても、
[大丈夫だと。家族だからと。 そう言っていいのか分からないままだ。]
明之進、お前、会いたいなら……。
[連れて行こうか、と、手を差し伸べることもできない。]
(283) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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……それを聞いて、どうするんだ?
[雑談のように、当たり前のことのように、聞かれたこと。 じっとその微笑>>276を見て問い返す。]
もし。
……俺だって言ったら、どうする?
[嘘を吐いて震える声。 それをどう受け取るかは分からない。]
(284) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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「津久居がいればなぁ…」 「えっ、安吾ですか?」 「馬鹿。そっちじゃねぇよ。死んだ方。」 「あぁ…噂に聞いたことはあります。」 「…檜江隊長の同期、でしたっけ?」
[閉まる間際、僅かに漏れ聞こえた会話は、聞こえないふり。
――なぁ、津久居さん。俺は、 …俺は。あんたのようには………]*
(285) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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|
―回想・事後処理―
[去っていく始祖に、第二波が来ては困ると警戒するも。 辺りを見渡せば、下級の吸血鬼も皆撤退の動きを見せていて。 それを追撃しようとする者もいれば、終わったとばかりに膝を着く者も。]
…あぁ、生かされちまった。 この様子だと、次ってのはすぐなんだろうな…
[ジャニスの言葉>>62に、少し気の抜けた返事をしてしまった。 一つ溜息をついて、周囲の隊員に指示をする。]
俺達も撤退だ。ここは放棄することになるだろう。 息のある者の救護を急げ。
…あと、余力のある奴見つけて、物資でも運ばせろ。 近くに補給基地があったろう。使えるもんは何でも持ってけ。
(286) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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|
[それから円に向き直り>>56、]
わかった。 …ごめんな、大変な時にいてやれなくて。 俺も、少ししたらそっちへ行くよ。 何か困ったことがあれば、対応しよう。
[ぽん、と手を――頭に置きかけて、もうそんな子どもじゃないなと――肩へ。 流石に向ける笑みは、少し情けない。 なんとなく、円が戻る先に何があるかの察しは付いていたから。]
(287) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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|
[生き残りの隊員、軍人らに指示を出した後、東端の現場へと向かう。 着いたのは円が走り去った直後。>>89 直円の遺体を前に困惑する救護班がいたので、自分の権限で円の希望>>85通りにするよう命令し。]
絢矢… 直円…
[担架で運ばれる前に一度、絢矢の手と、彼女の抱えていた直円にそっと触れて。 自分の意思で直円を斬ったであろう絢矢の辛さに、想いを馳せる。 この歳の子に、それをさせたということ。 この子が、それを成してしまったということ。
…孤児院の子らが隊員としての責務と果たしたらそれはそれで、なんとも複雑な気持ちになる。 まだ危うさの残る子らの心身を案じながら、帰還の途に着いた。
――周と涼平が行方不明であると聞くのは、それより少し後のこと。]*
(288) 2014/02/13(Thu) 03時半頃
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[頼まれなくても、の言葉に、そう言ってくれると 思っていたけど、やはり安堵は浮かぶ。>>283
途切れた言葉のその先を慮った。 昔のような、独特の思考の間はなくなって、 遅滞のない会話のやり取りが出来る。そんな、些細な成長]
ううん。解ってる。 ……僕が行くのは、難しいでしょう? でも、ありがとう。気持ちだけでも受け取るよ。
(289) 2014/02/13(Thu) 03時半頃
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|
―現在・襲撃より3日後―
そっち、これでも設置しとけ。 今のままだと簡単に抜かれるぞ。 バリケードになりそうなもん集めて来い。
あっちはこれな、 爆薬でも何でも、ないよりマシだから。 …おい、味方を吹っ飛ばす気か? 場所とタイミングを間違えるな。
[攻めてくるとわかっているならそれ相応の準備は必要である。]
本部を野晒しにしてどうするんだよ… もう少し考えろ。 通信網は前回の反省を踏まえて。
要所に兵を詰められるように。 但しあまり狭くすると俺達の武器が使えなくなる。 敵が身軽なことを忘れるな。 挟み討ちにされるのは、絶対に避けるんだ…
(290) 2014/02/13(Thu) 03時半頃
|
|
[理由を訊かれれば即答した。>>284 そして、髪と良く似た色の眼を、 伏しがちな暗赤色、桑の実のような色で見て続きを聞けば]
嘘だあ?
[これも即答だった。声の震えや態度など関係ない、 端から信じていないという態度がありありと出ている。
――ただ、それによってひとつの推論を立てた。 直円を手に掛けたのはキャロライナに近しい手練れ。 例えば、同じ部隊の隊員などだろう。]
(291) 2014/02/13(Thu) 03時半頃
|
|
[安吾との切り合いにて>>2:478>>2:479>>2:480]
あぁ、安吾兄。俺、今兄貴にだけは殺されたくないな。
俺の生き方が不幸かどうかは俺が決める。 鬼になったことを同情して殺そうってんなら 俺は兵士のあんたらを哀れんで殺してもいい筈だ。
…浚われた連中も死に物狂いで耐えたきたんだぜ? それを「かわいそう」の一言なんてやめてほしいね
せめて「鬼だから殺す」ってだけいってくれよ、 安吾兄。
[そして彼から離れてから、唇をかみ締める。 人の思いなんて他人にはわからない。 あのおせっかいはそのまま。 彼は彼で後悔しないようにすればいい。それだけの話だ*]
(292) 2014/02/13(Thu) 03時半頃
|
|
[こんなことをして、一体どれだけの意味があるだろう。 能力を持たない人間は、脆い。 下級の吸血鬼に対抗することも難しいのだから。]
銃でも何でもいい、当たれば儲けもんだと思え。 無理はしないこと。深追いはするな。 できるだけ敵が手負いの状態を維持するのがおまえたちの役目だ。
…あとは、守護部隊が止めを刺して回る。
[互いの信頼の元に成り立つ作戦。 命をかけて時間を稼いでもらって、討ち損ねましたというわけにはいかない。
自分の指示で、たくさんの人を死地へと追いやる。 その命を背負って戦場に立つのだ。
時には先鋒として、時には壁役として、一つの駒として戦ってはいるけれど、 背に庇うものは大きい。ただの駒として、簡単に死ぬ気もない。]
(293) 2014/02/13(Thu) 03時半頃
|
明之進は、キャロライナに即答したひとつめは、「復讐を遂げる。」というもの。>>291
2014/02/13(Thu) 03時半頃
|
/* 眠いようだ(酷い) */
(-111) 2014/02/13(Thu) 03時半頃
|
|
キャロ君、もうひとつお願いがあるよ。 ……これは、言ってもかなわないかも知れないけど……
次の戦場には来ないでほしい。
[のろまな幼い明之進を置いて行かなかったキャロライナ。 孤児院の下の子達にもずっと慕われていた少年。 自分から見れば、今や立派に青年と呼べる家族へと]
来れば、つらい戦いになる。 むざむざ苦しまなくて良い。
[案じる声は魂からの声だ。
長居をし過ぎた、お互い怪しまれる前に消えねば、と**]
(294) 2014/02/13(Thu) 03時半頃
|
|
[…簡単に死ぬ気は、ない。
そう思っている。 けれど、それは果たして―――]**
(295) 2014/02/13(Thu) 03時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/13(Thu) 03時半頃
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/* 「声」も重なってんじゃねえかよおおおおお なにこの致命傷感。 */
(-112) 2014/02/13(Thu) 03時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/13(Thu) 03時半頃
|
[浮かんでいる表情から、本心は探れない。 リカルダも明之進も微笑みを浮かべていて。 真弓は感情が見えない表情で。
嗚呼、なんで変わってしまったんだろう。 こいつは、ぼぅっとした奴で。 遊ぶ時、いつもそんな明之進を待っていたのに。
昔の様な間も無く、汲み取られる会話>>289。 良い成長、なのかもしれない。 離れていた間の、その成長を喜ぶべきなのだろうけれど。
素直に喜ぶには、あまりにも。 残酷だ。]
(296) 2014/02/13(Thu) 04時頃
|
|
[その即答>>291に、やはり、という思い。 分かっていた。 直円を、家族を殺されたのなら、迷い無く自分も殺しに行くから。 それが、家族でなければ。]
嘘じゃ……ない。
[またしても、即答。 全く信じていないような、その口調に堪えるように顔を歪める。 家族が、家族を殺すなどして欲しくない。
分かっている。 なんて甘すぎる考えだ。 分かっている。]
(297) 2014/02/13(Thu) 04時頃
|
|
……無理だよ。 だって、俺は。
僕、は。皆と一緒に暮らしたくて。 皆とまた、一緒にいたくて、選んだんだ。
[じっと暗赤色>>294を見る。段々とその輪郭が滲む。]
苦しいのは、お前も、だろ?
[お願いだ。そうだと言って欲しい。]
(298) 2014/02/13(Thu) 04時頃
|
|
[周囲にまだ人の気配はない。 しかし、いつ誰かがくるか分からない。 この状況を見られたら、どうなるだろう。 説得しているのだと言い張っても、通じるだろうか。
しかし、自分には軍服の下に隠れた武器に手を伸ばすなどという選択はない。
早く此処から立ち去るべきなのだろう。]
俺からも、聞きたい。 ……周と涼平を知らないか?
[去る前に、一つだけ確認をする。]
(299) 2014/02/13(Thu) 04時頃
|
|
[明之進から、二人の行方は聞けただろうか。 そう長くはいられない。 分かっている。 でも。]
……明之進。
食べかけで悪いけど、やる。……元気でな。
[名を呼び、ポケットから包みを一つ出す。 その手元に向かって投げたそれは、開封された色とりどりの金平糖。
ちゃんと謝ったか覚えていなかった、あの時の謝罪と。 そんな張り付いたような微笑じゃなくて、昔みたいに笑って欲しくて。]
(300) 2014/02/13(Thu) 04時頃
|
キャロライナは、明之進の手元へ、取りやすいように投げた心算だが、受け取ってもらえただろうか。**
2014/02/13(Thu) 04時頃
|
― 城内>>*67 ―
そうでしょ? それぐらいならきっと。
お互いに相手の血を吸った方が愉しいわ。
[笑いながら彼女の眼を見つめ。 そんな事を言って。]
ま、今はそこまで時間無いし。 また今度になるかしらね?
(*86) 2014/02/13(Thu) 06時半頃
|
|
以前は違ったのねえ……それはそうか。
[そう言って頷いた。 あれだけの精神力があって孤児院にずっといると言うのは違和感がある気がしたから、それは納得できた。
人は歳月で変わるというその言葉。 それは確かなのだろう。 目の前の彼女を始めとする面々は確かに5年間で変わったが故に。]
そう言えば、サミュエル君にも会ったわ。 彼は相変わらずね、良い意味で。
[5年前自分を止めようとして。 そして今回も家族を返せと向かってきた。
後は実力がつけば面白い存在になるだろう。]
(*87) 2014/02/13(Thu) 07時頃
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|
/* ←実は昔の笑い方の方が感情が見えないという奴 */
(-113) 2014/02/13(Thu) 07時頃
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[城、自室にて。零瑠に会いにいく前のこと。 安吾に問うたを、今自問自答する]
いつに戻れば、かぁ。 あぁ…多分…生まれる前にまで、かなぁ…。 そうしたら、こんなことにはならなかったんだ。
いつか許されて…幸せになれるなんて思うから不幸になるんだ。
(*88) 2014/02/13(Thu) 07時半頃
|
|
[自分の過去は誰にも…強いて言えば周におぼろげにしか語っていない。 だから、誰も知らない筈だ。 知って貰う必要もない。今は尚更。
耳の…青いピアスをいじりながらため息をつく。 吸血鬼の回復能力は高いから、 ピアス程度の穴は傷つけてしまえばすぐに穴もろともふさがってしまう。 うっかりはずすこともできないのは面倒だった]
(*89) 2014/02/13(Thu) 07時半頃
|
|
/* リーがホリー護衛の呪いなら、マユミも呪いは持ってるよな。なんかおでが関連している気がするのは自惚れかもしれんが。
まあ、再会したらどちらか死亡ルートは間違いない。
あと、りーは殺しにいく。
(-114) 2014/02/13(Thu) 07時半頃
|
|
― 襲撃の前日 ―
ちょっと良い?
[明之進に珍しく声を掛けていた。]
貴方が連れて来たお友達だけど……どうするつもりなの?
[それは詰問と言うよりも、どこか興味本位のようにも聞こえる。実際、ホリーはその事についてはトルドヴィンが認めているのだから咎めるつもりはなかったのだ。]
(301) 2014/02/13(Thu) 08時頃
|
|
貴方が彼を眷属にするようにお父様に言おうと。 もしくは、昔話も終わったから解放しようと。
それをどうこう言うつもりは無いの。
[脳裏を過ぎったのは直円の姿。 結局、絢矢に持っていかれた彼を思い出しながら。]
あんまり甘い事してると、貴方も逝く事になってしまうわ。 それだけ、気をつけなさいね。
(302) 2014/02/13(Thu) 08時頃
|
|
……、……
[即答が堪えたように、キャロライナの顔が歪む。>>297 家族が家族を殺す訳がない。 サミュエルと零瑠の姿がちらついて、首を振る。 ――そうでなければならなかった。]
……そっか。
[続いた返答も半分以上は予想通りだ。>>298]
僕もだよ。もう一度、一緒にいたい。
[そのために選び、代わりに何を切り捨てたのか]
ううん。――僕は、大丈夫。
[霧のようなぼやりとした、かつての面影の表情。 怪我をしても熱を出しても大丈夫だと答える子供]
(303) 2014/02/13(Thu) 09時頃
|
|
知ってるよ。……二人とも、人間。 本当はすぐにでも会わせてあげたいけど、ごめんなさい。
[周と涼平に関しては明確な返答。>>299 己は涼平をどうこうするつもりはないが、 だからこそ退く訳には行かないのだ。
投げ渡された物を胸と手で受け取る。>>300]
――――
[しばし茫然と見る。]
良いの? ……ありがとう。
[小さくはしゃいだ声を零して見せる。 かつて寄り添った霧ではなくて、 誰かの毀れた面影のように笑う。 ――自分はまだ、家族を覚えていられている。]
(304) 2014/02/13(Thu) 09時半頃
|
|
―闇の底―
[キャロライナとはどちらともなく別れて、去る。 連れてきた兵士の瞼が動いて小さく声を発した]
こんばんは。
[そ、とした声を掛けてやり、]
――道を教えてもらえませんか?
[夜はまだ明けない。**]
(305) 2014/02/13(Thu) 09時半頃
|
|
─ 補給基地(三日後夕方) ─
[薬の齎した重い眠りから浮上し 開けた瞼の隙間から赤光が眼を射る。
窓から射し込む赤錆びたようなその色に 直円の、理依の、瞳を染めた紅を思い出す。
時は夕刻。 不意に──忘れたはずのものが込み上げて来るのは 間もなく来る日没に、 魔が勢いを増して来ているのだろう、と 時刻のせいにして絢矢は寝台をおりた。
簡素な窓を開けて風に眼を瞬かす。]
───…安吾さん?
[外から、聞き覚えのある声が聞こえて来る>>290。 絢矢な部屋を出て、声のした方へ向かった。]
(306) 2014/02/13(Thu) 10時頃
|
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早いですね、安吾さん。
[急ぎ来たので、外套の下は襦袢のままだが 前を留めていれば周りからは見えない。]
安吾さんにお伝えすることがあります。
──先日の駐屯地襲撃の折、 新たに確認された複数の上級吸血鬼ですが その支配者がわかりました。
理依、白兎真弓、都零瑠は始祖吸血鬼による支配。 柊明之進、リカルダ・アーランは ホリー・ニルヴァーナによる支配下にあるようです。 直円の吸血鬼化も、ホリーの手によるものです。
つまり──どちらかを先に討てば 実質、敵戦力は半減する。
(307) 2014/02/13(Thu) 10時頃
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安吾さん。
[淡々と、兵士の口調で告げた後、 息を吸い──]
ホリー・ニルヴァーナを討ちましょう。
[決然と断言する。]
子が親吸血鬼を守ることは周知ですが 今ならホリーを守る戦力は一つ削れています。
始祖を斃すには時間も人手も掛かる──。 その間にホリーらに合流されれば 今度こそ壊滅する危険性があります。
(308) 2014/02/13(Thu) 10時頃
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そうなる前に── こちらから先手を打って出ましょう。
[そこまで言い切ると、 一度自分を落ち着かせるように呼吸を整え]
もう一つ──まだ誰にも伝えていない情報があります。
先日の戦いで、ボクはホリーに言われました。 自分と戦いたくば一人で神宿に来い──と。
(309) 2014/02/13(Thu) 10時半頃
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安吾さん。 ボクを囮に少数でホリー討伐隊を組みませんか。
多人数で移動すれば察知されるかもしれない。 だけど、限られた極小数の隠密部隊なら、 ホリーにだって感知されずに動けるはずです。
もし、この作戦が通らなくても 明朝ボクは一人で神宿へ向かいます。
これ以上、無駄な犠牲は出したくない。
(310) 2014/02/13(Thu) 10時半頃
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例え一人でも、ボクは──ホリーを討つ。
(311) 2014/02/13(Thu) 10時半頃
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…──突然、勝手を言ってすみません。
実は、補給基地襲撃と支配者の情報は 理依から直接聞きました。 正午頃、彼はここに。
目的は不明。 目的はない──と言っていました。 言葉通り、交戦はせずに彼は退いた。
──…。
ボクからは以上です。 後の判断は──安吾さんにお任せします。
[再び一気呵成に言い切ると、 ぺこりと頭を下げてその場を辞した。*]
(312) 2014/02/13(Thu) 10時半頃
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─ 三日目深夜 ─
[それは深夜。 鬼も眠る丑三つ時。
寝入ったサミュエル>>237の部屋を、絢矢は訪れる。
ノックもなく、音もなく。 眠るサミュエルの口を、絢矢の手が塞ぐ。
恐らくは、気配に気付いたサミュエルの反応の方が先。 絢矢は唇の前に人差し指を立てて、 キャロライナを起こさないようにと視線で告げる。]
(313) 2014/02/13(Thu) 10時半頃
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[闇夜に静謐な瞳が、サミュエルを見下ろしている。]
『俺を殺したいならホリーを狙えばいい。 俺はあの子を守らないといけないから。』
──理依からの伝言。
[絢矢は戦地で用いるような発声で 殆ど音を発さずに言葉を伝える。]
それと、これ。
[外套の下から、適当な布切れに巻かれたものを サミュエルの手に握らせる。]
駐屯地から持って来た。 折られてるけど──周ちゃんの、武器。
[手放す前に、一度鞘をぐ、と握り、 それから指を解いた。]
(314) 2014/02/13(Thu) 11時頃
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[話にはまだ続きがある。 絢矢はサミュエルを部屋の外へと誘った。
扉を横に配し、サミュエルと向き合う。 見上げるサミュエルの表情は 年下の自分が言うのもなんだが 鏡で見る自分の顔とよく似て来ていると思う。
あまり笑わない。泣かない。 それを哀しいと思う心も麻痺して来ている。
──已む終えないことだと思うけれど。]
(315) 2014/02/13(Thu) 11時半頃
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[感傷を断ち切り、絢矢は会話を再開する。]
ボクは明朝、神宿に行く。
[安吾にも告げた言葉を繰り返す。 夕刻よりも、少し柔らかな声で。]
本人直々のお招きだから、ありがたく受けるよ。
サミュはどうするの? 来てくれるならボクは嬉しい。
安吾さんには話したけど、 ホリーに気付かれずに行動出来る兵士は限られる。 その点サミュなら何も問題ないから。
(316) 2014/02/13(Thu) 11時半頃
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[サミュエルを見上げた視線は 迷うように一度床に落ちて、また、サミュエルを見上げる。]
…──うぅん、出来たら一緒に来て欲しい。
ホリーだけでもきついのに、 理依まで来たら、一人じゃ絶対に勝てないから。
(それに、来るのは理依だけじゃないかもしれない。)
どうするかは任せる。 来てくれるなら、日の出前に訓練場に来て。
夜明けとともにボクは発つ。 待ってるよ、サミュエル。
(317) 2014/02/13(Thu) 11時半頃
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[サミュエルの返答がどうあれ、 絢矢はここでも確約を求めず、部屋を離れる。
次に円と共通で使っている部屋へ戻り 音を立てずにそっとその扉を開けた。]
─→ 自室 ─
(318) 2014/02/13(Thu) 11時半頃
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[闇を縫うように、円の寝台へそっと寄る。 ホリーに削がれた耳には包帯が巻かれているだろうか。
絢矢は傷口に痛みを与えぬようそっと円の頬を撫でた。
見下ろす眼差しに 眠る円の顔を焼き付けようとするかのように 長い間、ただそうして、じっと見詰めていた。*]
(319) 2014/02/13(Thu) 11時半頃
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─ 四日目:夜明け前 ─
[地平線から陽は昇りしも、未だ暗い彼は誰時。
そこに誰が現れようと、現れまいと。
これ見よがしに白の外套を風に靡かせ いつぞや戯れに隊員のくれた紅を唇に刷き。
絢矢は宿舎を出立した。**]
(320) 2014/02/13(Thu) 11時半頃
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まどかがぐれだしたのはいつの頃だったか。あの大火以降子供らしさは失せ時折一人きりになり考えこむことは多かったが、精神的不安定を抱えるまどかの症状から大した変化ともとられ兄弟達の中で一番年下であったまどかはわりと好き勝手に振る舞う事を周りから許されていた
(321) 2014/02/13(Thu) 12時頃
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[切っ掛けといえば帝都軍付属の中学ので入学式で肩があたったのどうのといちゃもん付けてきた上級生をのしたこと。その相手がたまたまその地区をすべていた猛者だった事。たちまちまどかは次の番を張ることになり日々抗争の中学生活がスタートする。今より少し前まだ吸血鬼達の人間狩が激しくない頃の事。
(322) 2014/02/13(Thu) 12時頃
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[そんなまどかを心配したのはキャライナと涼平の二人で、周に至ってはいい訓練になるとでも思っていたのかただ見守っていた。がある朝起きてきたらまどかが眉を剃り落としていたことには驚いたようで 姉の絢矢に相談したようだか、まどか自信はしれっとした顔で兄貴、気合いさ とどこふく風を通した。]
(323) 2014/02/13(Thu) 12時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/02/13(Thu) 12時頃
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/* よーし突撃隊が先行している間に 後方がやる事と言えば遠距離支援だよな! 弓ー弓ー */
(-115) 2014/02/13(Thu) 12時半頃
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―城への帰還―
機動隊の補給中継地点か…… 地図とか外からじゃあ、建物のそと見くらいしか 解らないけど、実際に聞いてみると色々あるんだ。
[哀れな兵士を一人捕えて聞き出した情報は、 吸血鬼の軍勢の次の一手を僅かながら補うもの。>>252 捕食の構造による絶対的な数の差こそあれ、 このまま人間達が防戦一方に回れば、 いずれ食い潰されることは明らかだろう。
多分、何かを打って出る。 ――それが何かは解らないけど]
(324) 2014/02/13(Thu) 12時半頃
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後訓練時代のまどかについて特筆しておく事は彼女の兄サミュエルに対する態度の変化だ。この兄の事を子犬がジャレるよう慕っていたが避けるようになったらしい。 まあ思春期特有の反抗期でもあるのだろう。とくにこの年頃の女の子の母親に対する感情は… と訓練時代のカウンセラーの報告書にある なお、カウンセラーから母呼ばわりされたうら若き青年の心中は計りしれない。 と結ばれていた。
(325) 2014/02/13(Thu) 12時半頃
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ごめんなさい……!!
―自室にて―
[帰って来て、零瑠の差し入れだという汁椀を見、>>258 自分が寝込んでいる間の飯抜きを知れば、 両手で顔を覆って沈没する事になった。
自分が連れて帰ったのに完全にほっぽり出して 何をしていたんだろう僕は]
そう、だよね、ご飯の問題は深刻だよね…… どうしよう、ここはあまりきちんとした食事が できる所じゃないから……方法を考えないと
[ご飯がない。まさかの庶民的かつ切実な落とし穴。 もう少し言うと、吸血鬼の純然たる階級社会に 通貨というものは存在しないようだ、とも]
(326) 2014/02/13(Thu) 12時半頃
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……あ、でも、お土産あるんだ。
[封切られた金平糖の包みを涼平に差し出した。 誰とも何故とも言わない。 初めは全部、涼平にあげるつもりだったけれど、 彼が食べだしたのを見て、遠慮がちに一粒つまみ取る。 とりどりの色から、掌に舞い込むのは無色の白]
――うん。
[ぽり、とかじって淡く微笑む。*]
(327) 2014/02/13(Thu) 12時半頃
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アヤともう会わん宣言して翌日こんにちはとか 結構間抜けでかっちょ悪い
(-116) 2014/02/13(Thu) 12時半頃
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[まるで砂を噛んでいるみたいで、*]
(*90) 2014/02/13(Thu) 13時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/02/13(Thu) 13時頃
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訓練報告 円(本人申告姓なし)が機動隊に興味を示したのは13を迎えた年 聖銀水を服用しはじもて1年たつ頃フラリと機動隊に表れバイクを興味深く眺め ている少女に(後ろに)のってみる?と聞いたところ眉のない顔に喜色満面の笑顔を浮かべて50ccではあるがバイクにいきなり跨がり器用に乗りこなしたと。
(328) 2014/02/13(Thu) 13時頃
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その後も機動隊基地に現れては無免許ノーヘルでバイクを楽しんだ。時折一人で基地の外を走り回す事もあった。 円の単車に対する愛情を感じたのかそれともすでに誰も彼女のバイクに追い付けないという事実が重計られたのか その年の終わり機動隊訓練生として正式命令が下された。
(329) 2014/02/13(Thu) 13時半頃
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彼女には親はいないが兄姉がいると聞いた隊長が一緒でなくていいのかと聞いたところ、 離れていても大丈夫っす。兄姉なんで と返事を受けて仲の良い家族なんだなと思ったと整備長に語っていた。
(330) 2014/02/13(Thu) 13時半頃
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―3日目― [円は考えていた。決定的にあの漆黒の吸血鬼の少女には敵わない。と そして自分は周や絢矢にも遠く及ばず弱いという事を。もしかしたらこのまま戦えば戦力になることもなく、絢矢の 足を引っ張る事でもなってしまったら、 どうしよう
(331) 2014/02/13(Thu) 14時頃
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/* 円可愛いよう。(眉毛ないけど) 円健気だよう。(眉毛ないけど)
(-117) 2014/02/13(Thu) 14時頃
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/* あんまり強くなり過ぎないように制限と弱点つけてるつもりだけど、強すぎてたらごめんなさい……。
(-118) 2014/02/13(Thu) 14時頃
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/* >>326 灰に埋めた寸劇が、やはり現実になりそうだ……www
(-119) 2014/02/13(Thu) 14時半頃
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[しかしまだ延びしろはあるのではないか…対吸血鬼武器。極めればおのずと呼応するという ジャニスにとっての月詠、周にとっての夜刀。
時間と経験をつむことが一番なのだか。 時間がない だがしかし聖銀水のちからがあれば………
(332) 2014/02/13(Thu) 14時半頃
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[その夜、ジャニスの扉を叩いた/**]
(333) 2014/02/13(Thu) 14時半頃
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/* いま、無印で金平糖を買ってしまったよ。
(-120) 2014/02/13(Thu) 14時半頃
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―回想・主の私室―
[戦場にて1本の鏑矢が突き刺さり、1人惨めに滅び去った将。 終わりまで読めばどういう感想を抱くのか。俄に関心寄せ。>>*84 直円の首は何故飛んでこないのかと考えてしまった。 ふと過る懸念を、有り得ないと消す。対吸血鬼用の武器の特性を考えに入れれば、有り得ないのだ。]
あぁ…本当に、迷信というものが付きまといますね。それだけ日頃は遠い―――存在
[遠い? 遠かっただろうか。
菖蒲の咲く庭で。胡桃色の髪を乱す女の指は、まるで……]
……いえ。だからこそ、未だ抗い続ける輩を一掃せねば、なりません。
(*91) 2014/02/13(Thu) 15時半頃
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………っ ……ん、んっ。
[耳元を擽る熱い吐息に、零瑠は睫毛を震わせた。>>*85 主の指が髪に触れる。もう終わりなのかと切なげに眉を寄せ。けれど、牙の先が深く埋まる感触と、より吸いやすい角度となった事に、求められる喜びを得た。
嚥下する度に喉が、胸が熱くなる。体の輪郭が蕩けて無くなってしまうのではないかとすら思ってしまう。
―――嗚呼。]
(*92) 2014/02/13(Thu) 15時半頃
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……偉大なる父の血が、この身の一部となる幸福に感謝致します。
[かつての様に血の雫が乾きを得るまで身を離そうとせず。白絹の襟元を正す頃に、零瑠は二粒の涙を零した。
ひとつは悦の。 そしてもうひとつは、家族への希望が果てていく絶望の。**]
(*93) 2014/02/13(Thu) 15時半頃
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―自室・前―
[次の襲撃の前に、周は殺さねばならない。 出来るだけ残虐に。けれど、守護隊の――家族の士気が高まってしまわないように。
直円の様に首を落とし、晒すか。
いや、お父様の前で殺すが先か。 此方の士気を高める為に。
家族には、見せないように。
なら、今は少しでも自由にさせようか。 城の中が見たいというなら見せよう。
勿論入れない所もあるが。 逃げない様、念には念を入れて、足枷でもはめようか。]
(334) 2014/02/13(Thu) 15時半頃
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……おや、おかえり。 偵察の成果は―――って、理依?
[周について考えていると、理依が居た。微かな血の香りに眉を顰める。>>175 どうかしたのかと問う視線は鋭い。**]
(335) 2014/02/13(Thu) 16時頃
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[家族である俺は、周を生かしたいのに。
お父様の子である俺は、周を殺したいんだよ。
………あまね。 俺のこと、もう家族じゃないって、言ってよ。
だいきらいだって、言ってよ……。**]
(336) 2014/02/13(Thu) 16時頃
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― 三日目深夜 ― >>313>>314 [夢を見て、眠りが浅くなったとき、 気配に目を開ける。
同時に、口に手が被さった、瞬時はねつけようとして、 その相手を見たが、その仕草に声も音も立てず…。
夜の空気に同化したようなその絢矢の眼差しに眉をやや寄せただけ]
――……
[リーからの伝言を静かに聴く]
(337) 2014/02/13(Thu) 18時頃
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[リーを殺したい、と、そんなことを思うわけがない。 けれど……。
それから、絢矢が出したもの。布に巻かれたそれは、持てばその重みで武具だとわかった。 周のものときけば、額の皺は深くなる。 けれど、キャロライナ、そして、円が起きるといけない。 だから、何も言わずに受け取って、
その握った鞘のあと、絢矢が握り残した体温を感じた]
(338) 2014/02/13(Thu) 18時頃
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>>315 [部屋の外に呼ばれれば、 音もなくベッドをすり抜け、絢矢の後を追う。 廊下で、絢矢を見下ろすと、その表情はここにきてからのいつもと変わらない。 そう、あの人参を涙ながらに飲み込んで笑った顔は記憶の中だけだ]
――……ホリーが?
[絢矢の話、ホリー・ニルヴァーナは絢矢に興味をもったのだろう。 あの遊び好きの悪趣味な吸血鬼の誘いをそのまま受けようとする絢矢に、なにかを言おうとして、 その前に、同行、を依頼されると、先に言われたなと呟いた]
――……行がないわけがねぇ。 リーも、きっと待っているんだべな。
[できたら一緒になんて、言葉を続ける絢矢に頷いて 指示に従うと小さく返事をする*]
(339) 2014/02/13(Thu) 18時頃
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― 四日目・夜明け前 ―
[朝焼けは、これから起きる戦いなど嘘のよう。 群青色の夜明けに、黒い軍服と、山吹色の髪は照らされたが、 それは絢矢の出立する姿よりは離れた場所。 絢矢が一人できたように、気配を消して…追うためだ。
安吾も行くのならば、その途中で落ち合うだろう**]
(340) 2014/02/13(Thu) 18時頃
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/* えええwww 周死んじゃうの……?
(-121) 2014/02/13(Thu) 18時半頃
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―襲撃の前日―
[黒百合から声が掛かるのは本当に珍しい。>>301 控えるように視線を下げるけれど、 己の主は、彼女自身に向く礼節や奉仕には あまり興味がなく見える。
求めるものは、「お父様」―― 月影の満ちるに足ること、その一点ゆえか]
……っ、はい。
[こちらに意識を向けて来ること、声を聞くこと、 それだけで浮き立って沈み込む、 感情の色が綯い交ぜになるのに、 いきなりの問いかけで心臓がキンと冷えた]
[鈴音は遊戯の色。]
(*94) 2014/02/13(Thu) 19時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/02/13(Thu) 19時頃
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――、……どうしたいのか、 自分でも、解らなくなってしまったん、です。
[こちらも珍しく、主に対して心情を吐露した。 きっとそれは冷笑するほど甘いだろう。 だから忠告は言わずもがな、]
……肝に銘じます。
[危ない橋を渡ってばかりだから、沁みる。>>302 そして、逝く、という言葉が、 家族との再会でひととき温もった心に 暗い火の存在を思い出させて]
(*95) 2014/02/13(Thu) 19時頃
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そう言えば、……
[曖昧な疑問を上手く言葉に出来ず、ひとつ黙る]
あなたは、他の高位の吸血鬼と違って、 周りにあまり誰かを侍らせませんね。
[気の所為か、配下にも用を言いつけたら すぐ下がらせる事が多いように思う。 本当にに問いたい事とは大分ずれた気がしたが、 ほのかな疑問ではあったのだ*]
(*96) 2014/02/13(Thu) 19時頃
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/* ホリー様しぬきなさすぎるな。 安吾さん来てー!(殺る気1000%)
(-122) 2014/02/13(Thu) 19時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/13(Thu) 19時頃
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/* みんなのドーピングが切ないよう。 絢矢はあくまで、 ドーピングなしで行こうかと思っとりますが……。
周ちゃんとサミュエルがこのまま会えないの サミュエルは嫌そうだなぁ。 だけど敵拠点に手負いで連れて行かれたら死ぬよね……。 さもありなんといふ展開だよね……。
ボクは周の首見て狂うサミュエルが見たいです(本音)
(-123) 2014/02/13(Thu) 19時頃
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自分でも分からない、ね。 きっとそんなものかもね。
[冷笑を送るかと目の前の相手は思って居るかもしれない。 しかし、遊びに関しては自分のテリトリーに来ればいいとまで家畜相手に言っている彼女だって。
なんでわざわざそんな真似をするのかと聞かれたら「その方が面白い」程度の回答しかないのだから。]
(*97) 2014/02/13(Thu) 19時頃
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そうね、お父様や他の始祖は誰かを侍らせるのが多いみたいだけど。
あたしはそうでもないわね。
[少し考えてから語り出す。]
ま、今回は貴方達を眷属にしたけれど。 どっちかって言うと一人で好き勝手に動くからね。
誰かを侍らせたりそういうのはあまり慣れてないのよ。
[理依を護衛と言われても別に必要ないと言う事が多いのはその為だった。 勿論、先日のように面白い状況ならば手伝わせるが。]
(*98) 2014/02/13(Thu) 19時頃
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―回想・理依と>>1:*45―
[引っ張った髪の合間から覗く耳に、今も嵌まるピアス。この城に居てもまだ、引っ張り血を流しているのだろうか。 治りの早い身では、分からない。]
そう、『家族』。
[自分の思う家族。 理依の紅の眸を見る。互いに変わってしまった、双眸を。]
(*99) 2014/02/13(Thu) 19時頃
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じゃあ、どういうものなのさ………。
[何故、心の内を打ち明けてくれないのか。 苦しさを分けてくれないのか。
幼少期は別としても、]
孤児院に居たときだって。 此処に居る今だって――――…
俺たち、は……
[同じ『家族』という言葉を使って居ても。零瑠と理依とでは意味が違うのだと。
思いたくはなかった。*]
(*100) 2014/02/13(Thu) 19時頃
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― 襲撃前夜 ―
お父様、ちょっとだけ神宿に戻りますわ。 襲撃には間に合うように合流しますのでご心配なく。
[そう言って微笑むと、出かけている間にと血酒を数本献上した。 後は、13歳の何度も穢された少年の肝臓を調理した物をと家畜に運ばせてから。]
それでは、行って参りますね。
[理依や明之真には個人的な用事だから護衛は不要と伝え。 相変わらずの自由ぶりで神宿へと向かうのだった。]
(*101) 2014/02/13(Thu) 19時頃
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/* そろそろいつの回想かわからなくなってきたので、 時期も書くべきだ。うん。
たぶんこれ、襲撃まで行かないなぁ。 時間軸が大分ずれてる。
(-124) 2014/02/13(Thu) 19時半頃
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/* そういえば、穢す云々あったねぇ。 零瑠は主の為なら喜んで穢れるけど、血を求められないからなぁ。
は! 家畜を穢す方に回ってる? えー。どうなの?零瑠さん。
別の事で忙しいようです。
最初の食事が快楽過ぎて、他の血を飲んでも満足出来ないって、 ねぇとっても中毒なんですけどw
(-125) 2014/02/13(Thu) 19時半頃
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―補給基地・襲撃3日後夕方―
[基地内の整備を大方終えた頃、早いですね>>307、と後ろからかけられた声に、]
おう、絢矢。 どこの情報か知らねぇけど、さっきは報告ありがとな。
[怪我の酷さは知りつつも、そこには触れず普段通りの笑みを向ける。 新たな報告を受ければ表情は再び、引き締まったものへ。]
そうか。 これは価値のある情報だな。 他の兵からの報告でも、目立っていたのはやっぱりあの子達だったから…
支配者が別れているのは都合がいい。 始祖と純血なら、――
[ホリーを討ちましょうとの言葉に頷く。>>308 続くホリーと絢矢の口約束を聞けば目を僅か瞠って>>309>>310]
…囮、か。
(341) 2014/02/13(Thu) 19時半頃
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[決意の言葉。>>311 傷の治りきらぬ絢矢の体力を測りつつ、純血とその配下が戦場に降り立った時の犠牲とを天秤にかける。 ――勝算があるのは、]
わかった。この作戦を許可する。 …俺も同行することが条件だが。 おまえはあくまで囮役であって、死なせるわけにはいかねぇからな。 討伐隊の人選は絢矢に任せる。
…勝手。勝手と言えば勝手か。 でもまぁ、報告がないよりかはずっとマシだ。 言いに来てくれてありがとな。
理依から聞いたというなら、確実だろう。 あいつも何考えてるのかわからんなぁ…
[今ここで、理依は始祖の血を受けたと判明した。 先日守らなければならないと言っていた先が、よもや親でないホリーであるとは夢にも思わず。
てっきり守りたい家族がいるんだろうと思う安吾は、神宿に理依が現れる可能性など微塵も考えていなかったのだった。]
(342) 2014/02/13(Thu) 19時半頃
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―襲撃4日後明朝―
[軍服の白外套では目立ち過ぎるからと、街中に溶け込む灰色を選んで羽織る。 こういう時、やたらと長い得物は邪魔で仕方がないのだが。]
…んでも、置いてく訳にはいかねぇよな。
[普段着にロングコート、帽子を目深に被って。 絢矢の出る時刻から少しずらして、一人補給基地を出る。
途中の道でサミュエルと落ち合うことはできただろうか。 軽く動きを決めて、目立たぬようまた別の道を行った。]
(343) 2014/02/13(Thu) 19時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/13(Thu) 19時半頃
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― 神宿 ―
[そこは仮初の平和の地だった。 ホリーに選ばれれば殺され、あるいは労働力として始祖の城に送られる。それ以外の家畜は普段はある程度の食事も飲み物も保障されていた。
特に、若い少女は。 いつか選ばれれば血酒の材料として殺されてしまう。 また、味が悪そうだと判断すれば間引きと称して下級吸血鬼への褒美とされてしまうのだった。]
(344) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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[神宿でホリーに会いに来たとの家畜に伝えた場合。 合間に別の吸血鬼が入る事にはなるだろうが、ホリーに取り次いで貰う事はそんなに難しいことでは無い。
過去、何人もの命知らずがホリーの首を狙って訪れた事だろう。 彼らは皆、ホリーの手によって葬られていたのだった。]
(345) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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|
零瑠は本当におせっかいだね。 そこまで俺の中に踏み込んで何がしたい。
[>>*100なおも食い下がってくるような様子に 今度は辟易したように彼を見る 振り切るように踵を返し*]
そんなおせっかいばっかしてるとお前死ぬよ? それでもいいならいいけどさ
(*102) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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では――、 お姉様に牙を立てることを、許していただけるのですか? もしそうならば、わたしはとても嬉しいです。
[>>*86 笑うホリーにゆっくりと唇を笑みの形にする。 彼女の基準はいつも、“愉しい”か否かだ。 見目の通り無邪気で、けれど残酷な少女]
……お姉様が愛するものは、愉しいもの、かしら?
ではわたし、 お姉様を驚かせてさしあげられるように、 努力しなければ、なりませんね。
わたしがこうしているのも、お姉様のおかげですものね。
[平坦な感情の言葉に、滲むものはない。それは己の愚かさだ。 あの時、こうならなかったら――仮定の枝葉はいくつも在るが、 少なくともこの枝はいまだ花も実もつけてはいない、結末は知れず]
(*103) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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[>>*87 重く瞬いた、緋色の瞳が交わる。 似てもいないのに、向かいあい触れる手は、 その黒髪もあいまって、鏡を見るを錯覚させた]
……それでお姉様は来るな、と仰ったのですね。
[眼差しを伏せたのは、 その名だけが理由ではだけではなかった]
(*104) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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[僕にとっての最善はひとつきりだけど、それはあの日別れた家族にとっての最善とは平行線の上にある……と思う。
ただ、生きてほしい、と願う僕と、 取り戻す、という決意を口にしたキャロライナにーさんと、そして。 みんなの運命を歪めた者達を許さないと告げた周にーさんと。>>270>>272]
―――――そっ、かぁ……、なら、ここでお別れ、だね。
[あれ、お別れってどういう意味合いだろ。 ……そうだ、僕らは相容れない者同士なんだから、周にーさんがさっき僕の提案には乗れないって言ったから、 諦めて帰ることにするんだ――――きっと、それだけ。それだけなんだ]
(346) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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ひとつだけ、……お願いがあるんだ。 これから先何があっても、選んだ道を後悔、しないで。
[それがどんなに難しいことか分かってる。だから僕は「約束して」じゃなくて「お願いがある」って言った。
それから僕は部屋を出るためにドアを開ける]
………、あ
[零にーさんと……理依にーさんもいたかな。 僕はそのまま僕自身の部屋に戻ろうとした足を止めて、 零にーさんと、目を合わせる。声は出てこない]
(347) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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/* 僕のSAN値がやばい 周にーさん死んだらもれなくひゃっはーみなごろしだーモードに入れそうで
(-126) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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構わないわよ? その時は、あたしも真弓の血を吸わせてもらうけどね。
[傍目からは少女同士が睦み合うようにしか見えない光景。 けれどそれはお互いに血を吸い合うという退廃的なものになるだろう。]
そうね、愉しい事。 それと、お父様が喜ぶ事かしら。
まあ、素敵。 どんな風に驚かせてくれるのかしら。
[そう言って彼女の頬を撫でる。 その時が愉しみで仕方ないと言うように。]
(*105) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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[確かに彼女が言うように。 切っ掛けは、あの時彼女に目を付けたこと。
そして結果として彼女は吸血鬼となったのだった。]
相変わらずこちらに向かってきたからね。
だから彼には理依に勝ったら逢わせてあげると伝えたのよ。
[彼女のかつての家族同士が争いあうように仕向けた事を事も無げに告げていた。]
(*106) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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― 早朝。神宿へ ―
[絢矢が早朝の中、歩いていく。 小柄な身体は、きっと、何もなく育っていれば、きっと小さくて可愛い女の子となっただろう。 神宿の街角で、友達を待つ少女のように。
けれど、実際は修羅の道が彼女の行く道だった。 笑わない、泣かない、そして、少女らしい部分を排除していった絢矢]
(あやはあったかいだなぁ)
[でも、そう思っている。そう、絢矢を見て、映るのはどうしてもあの頃の絢矢だから。だが本人にいうことはない]
(348) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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タダイマ、零瑠。偵察結果は後で。
[脇腹の傷を感づかれたようだ>>335 その視線に、またやれやれとため息をついて]
ちょっとね。ヘマした。 お前に、預かり物。渡してくれって。 あと…
[菊結びを渡そうとしつつ直円の下手人がアヤだと伝えるかふと迷う。 丁度その時、視界の端にリッキィがいたから>>347 良い口実だと結びを彼に渡してその場を離れた]
……や、なんでもない。悪い。 リッキィ、零瑠に用なら俺は失礼するよ
(*107) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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[緊張した趣でジャニスの部屋を訪れる 部屋に通されれ椅子をすすめられた。
―あのぅ …実は
手の遠い上官を目の前にするとさすがに落ち着かない 本題に入れずに、きょろきょろとあたりを見渡す。 ジャニスの部屋にはその武勲を称した勲章や賞状が飾られた額が所狭しと壁に飾られていた。その中のひとつ、毛色の違う額に気が付く]
ご家族ですか?
[ジャニスとその家族だろうか男女ふたりの間で笑っているジャニスの写真に目をやった。]
(349) 2014/02/13(Thu) 20時半頃
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>>343
安吾さん……。
[安吾と落ち合った時、一瞬17歳本来の顔になった。 昨晩ジャニスと話した時、安吾にそんなことを言えば殴られる>>229といった言葉を思い出したから。 ジャニスとはあのあと、少しだけ、砕けた話をしただろう。つまりジャニスが若い頃は無茶したような話とかきいたかもしれず]
あ、はい、 わがりましだ。
[だが、安吾とは安吾の指示だけをきいただけになりそうだった。 本当は、絢矢から預かった周の長ドス。そのことを話そうかとも思ったけれど、
朝は静かすぎたのだ]
(350) 2014/02/13(Thu) 20時半頃
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サミュエルは、安吾とも別れ、一人、絢矢の影の援護を計る
2014/02/13(Thu) 20時半頃
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[ジャニスに少し似た青年と女性。 時間があれば二人の話を聞くことができただろう
――それで? 話を促されてようやくジャニスの部屋に来た理由を告げる]
ジャニスさん…一度試練が終了した聖銀水ですが。 わたしに服用の追加許可を許可いただけませんか?
[自分より前に兄が同じお願事をジャニスに申し出ていたことは知らない。]
おねがいします。 今のままでは勝てないとこの前の戦いで思い知りました。
[ジャニスの前に土下座する]
(351) 2014/02/13(Thu) 20時半頃
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[>>346決別の言葉を口にするリカルダ。 彼女の紅い双眸を、逸らすことなく見詰める。
守ってやるから、ずっと一緒にいてくれ。 ――俺と一緒に来い。 伝えたい言葉はかたちを結ぶことなく、胸の中で静かに解けてゆく。
それでも――]
お別れだなんて、――言うな。 俺は、絶対に諦めない。 だから、……さよならは、言わねえぞ。 [リカルダの願うように後悔をしない為。 最後まで、足掻き続ける]
(352) 2014/02/13(Thu) 20時半頃
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ミナカタは、リッキィの様子に、零瑠の戻りをしった**
2014/02/13(Thu) 21時頃
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機動隊も半数が動けません。 この前の戦いでずいぶん人が減りました。
…周も涼平も…いなくなりました
私はふたりの不在を埋める力が欲しいです
[真摯にジャニスに訴える。 素直に聖銀水は渡してもらるだろうか]
(353) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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………。 よ、用っていってもたいしたこと、じゃない、し………。
[僕は零にーさんの顔から、にーさんに渡された緑色の紐に釘付けの対象を変える。>>*107 なんだか花の形みたい。拾ったのかな、それとも……]
どうしたの、これ。 それに理依にーさん、ケガしてるんじゃ…
[僕は離れてく理依にーさんの背中に向けて声をかける。 偵察に出た先で何かあったなら、後でじゃなくて今訊きたくて]
(*108) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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―回想・理依と>>*102―
お節介だって? こんなの、喧嘩みたいなものじゃないか。
[拳同士を交わす訳ではないものの。]
……踏み込んで、心の中を知って。 喜びも哀しみも、おやつみたいに分けあうことが出来たら、さ。
それで死んだって、構わないよ。
[構わない。
そう思って居たのは、昔のこと。*]
(*109) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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―夜道― [静かな夜道は思考の巡る。 風の止んだ夜、傘をおろして畳んだ。 直円の言葉を思い出している。
始祖に願いでた褒美、 ――その許可は得た。
けれど賜った褒美について、 明乃進やリカルダに話すのは無理だ。 理衣もきっと難しい。残るのは零瑠だけれど――]
(354) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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[>>*51 告げられた己の名に、 真弓は自動人形のように礼をする、 けれど感謝の言葉は紛れもなく本物だった。
そして――視界の端に沈む零瑠の眼差しと、続いた声。
もの問いたげにこちらを見やる視線>>*57 けれど声には喜色の滲む、 まるで本当に心からの悦びのような]
(*110) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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[――首を横に振って、再び歩き出した*]
(355) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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/* 周にーさ ん が かっこいい です
(-127) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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[ジャニスの部屋を出た足でバイクに乗る 時折気が向いたように孤児院を訪れてみる
暗い夜道に珍しい一人歩きの女性の姿]
(356) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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/* あれ、俺も駄目だった。<真弓
(-128) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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[目的地に向かう絢矢を見失わないようにしながら、 周のことや、リーのことを考える。 マユミのことはあえて、思考しないように。
周は無事かどうかなど、わからない。 ただ、零留が最後は逆上したように、自分も周も殺すと言った。 だが、もし殺さなかったら? 生きている可能性が0だとは思いたくなかったから、ジャニスの前でもああいった啖呵をきったのだ。
リーが、なぜ、絢矢に、殺したいなら、と言ったのかはわからない。殺したいように見えたのならば、否定もしたいが、でも、結果としては、もう、殺すのだ。 いや、リーも自分を殺すと言っている。 そして、自分も、もう、殺せる。
もう、後戻りは、できない]
(357) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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[リッキィの問いかけ>>*108に 体も返す前に彼女を見て]
…アヤから預かった。零瑠に、だとさ。 このケガはちょっとヘマしただけ。 すぐ治るよ。
[けれど治す意思があれば、の話 生きようと思わなければ生きる資格がないのは 人間も吸血鬼もかわらないのだろう]
あと…すぐわかるだろうから言っておくよ。 直円やったやつ、わかった。 「家族」の誰かってだけ言っておくな。 知りたかったら教えるけど。
(*111) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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トレイルは、周の様子を一度伺ってから、扉を閉めて3人で暫く談笑を。*
2014/02/13(Thu) 21時頃
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[可能ならば、周を救出したい。 そんな考えは心の中に伏せたまま。
無謀かつ、横暴かもしれない願いだ。
でも、なんだ、またお前か、という呆れた顔をされながらも。 周には生きていてほしい。
この長ドスは、周のものだ。 自分は決して代わりにはなれない。
やはり楽観的な願いだろう。わかっている。 周が今、かえってくるのを望むのは。]
(358) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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[襲撃前夜>>*101 ホリーは相変わらずの様子だし、 こちらも不要をする気はなかった。 けれどアヤとサミィに告げた言葉を思えば、 彼女の行く先に彼らがいる可能性は大きいといえる]
…ホリー、俺もいくよ。 アンタの護衛じゃなくて、俺が勝手についていくだけだけど。 かまわないだろう?Ѐ
(*112) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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まあ、それは構わないわ。
好きになさい。
[そう言って笑う。 そして、ふと思い出したように。]
あたしは遊びたかったら神宿に来いと言ったのだけど。 あの子達はやってくるかしらね?
(*113) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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あの子って誰だかしんないけどさ、 どうせ「家族」の1人だろ、アンタがそういうのは。 だったら来るよ。ホリーを恨んでいないやつがいるとも思えないからね。
じゃ好きにさせてもらう。
(*114) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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……あまり、痛くはしないで下さいね。
[>>*105 その会話する光景すらも、 話の中身や杯を満たすものがなければ、 微笑ましいものであったはずで]
お姉様は驚いてくださるかしら……? あまり驚いては下さらないかもしれませんね。
でもお姉様が驚いてくださったほうが、 きっとお父様もお喜びになるでしょうね。
[ふわりと雲の上のような、言葉はすらりと流れる。 頬に触れる姉の手に、目を細めて指を重ねた]
(*115) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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[そのまま伏せられた目蓋。 >>*106 その冷たさを感じなくなろうとも、 その言葉は確実に違う生き物であるのだと、わかる。
彼女の言葉は酷く素直で、だから無邪気だと思うのだ。 人から見れば邪悪な残酷、けれど彼らはもともとそういう存在なのだろう。
語られる言葉が流れていくように、 心に染み込んではいかぬように、息を吐く。 表情も声音も、何も変わらずにいられた]
……お姉様もきっと、 孤独など知らぬのでしょうね。
[理衣とサミュエル、戦えばどちらも傷つく。 彼らが互いに特別だと知っている。 ――やがて、月の中空を回る頃、彼女の部屋を辞したのだ*]
(*116) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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あらあら、知ってた? あたしって意地悪なのよ?
[真弓の頬をなでながら。 目を見て愉しげに告げる。]
真弓が痛いって泣く様なやり方してあげようかしら。
ま、泣いたら慰めてあげるけど。
[お父様との言葉に笑って。]
そうね、あたしが驚くような事ならきっと。 喜ぶと思うわ。
(*117) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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[――>>356 自動二輪の駆動音、 灯りに照らされるを嫌って、ふたたび傘を開いた。 道の脇にどいてそれが通り過ぎるのを待つつもりだ。
紫衛門の女学生。さらり零れる黒髪は、 きっと彼女の記憶の誰かに良く似ていただろうけれど]
(359) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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―自室前―
……偵察に行って、ヘマしただけじゃあないの?
[『預かり物』と聞いて、受け取る為の手を差し出さなかった。>>*107 けれど強引に渡される。]
は、なにこれ…。
[若草色の紐飾り。何が何だか分からない。]
(*118) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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[瞼を閉じた彼女。
彼女の悪趣味な言葉に何か反応したのだろうけれど。 ホリーにとってはそれもまた遊びだったから気にする事もない。]
ただ、彼女の言葉には、珍しく困ったように笑う。
あたしはそうでもないけど。 お父様は孤独だと思うわよ?
あたしだって追いつけない高みにね。 一人でずっと居るのだもの。
[そして、人よりも遥かに長く生き続けると言う事実。 ――その孤独は、同じ様に長い時を生きてきた者でないと分からないのかもしれないが。]
(*119) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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[>>252>>254きんいろや他の吸血鬼、眷属達と。 補給基地に張られた罠、兵士の士気の状況、 糧秣の量から持久戦の可否、指揮者が安吾であることなど、通常の偵察で求められることは大方報告する。 それ以上のことは聞かれなければ答えない。 円直を討ったものの名はその場では問われても知らぬを通す。
襲撃の日を告げられれば眉を顰めるが、 何も言葉を発することはなかった。
最初、きんいろから血を与えられた時の無謀さはもうなかった。 少なくとも頭は垂れないが明らかな反抗の意思は表に出さないようになった。
年月は、子供から想像力を奪う。 そう、強くなったが故に、その無謀さが手の届かないものなのだと知っただけだ]
(360) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
|
|
恨んでないやつがいないともって。
貴方って案外と言うわよね。
[少しだけ、苦笑をもらす。]
ああ、繊細なあたしの心が傷ついたわ。 思わず手が滑って貴方まで切り殺してしまいそうなぐらい。
[冗談めかしてそう告げたのだった。 そして神宿に彼を伴って向かう事となった。]
(*120) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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― 零にーさんの部屋を出る前 ―
………。
[困った。「諦めて」って言っても聞かなさそうだし。>>352 そこが周にーさんのいいところなんだろうけどさ。
僕を見つめ返す周にーさんの姿は真っ直ぐすぎて――、手を伸ばしたくなる]
じゃあ、…「またね」って言えばいいのかな。
[僕がキャロライナにーさんに「またね」と言ったのは、遅かれ早かれまた敵として会う、そんな気がしたからなんだ。 今の周にーさんはその時と立場が違いすぎる、けど]
(361) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
|
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嘘だ。
周のこともリーのことも考えながら。
いつも、マユミのことも考えている。
ただ、マユミのことを考えていくと、自分が自分でなくなる。
マユミのことを考えて、
そして、苦しくなって、悲しくなって、それでも、やめられない。
この繰り返しを続けながら
いつか、こういえないかな、と夢みている
(-130) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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おかえり
(-131) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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きっと、叶わない夢だ。
(-132) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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おねーちゃん、女一人歩きは危ないよ
[ぱらりらぱらりら 傘をさす大正ロマンの少女のそばを ゆっくり走りながら声を掛ける]
この辺は鬼が出るんだよ。 送っていこうか? それとも
[もしかしたら人狩りに現れた吸血鬼だろうか さらり傘の隙間から零れる黒髪]
(362) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
|
|
[零瑠というのなら、家族の誰かだろうけれど。 また、逃げたのかと視線の鋭さはそのままに。
リッキィは何も言わないから、零瑠も何も言わなかった。>>347]
………絢矢? なんで俺に?
(*121) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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|
何を今更。知っててやってるんだろう。 お前、繊細どころか大戦災じゃねぇか。
手が滑るならそのまま滑ってどっかいっちまえ。
[>>*120言葉遣いや思うことはともかく、 彼女の供をするのは本当だ。乾坤圏を腰に、彼女の後ろから従うように城を出る] ]
(*122) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
|
|
[傘の下にみえるつややかな黒髪は あこがれていた姉を思い出させた
人参食べたら美人さんになれる? 訛りの強い優しい兄に聞きながら 頭に浮かべていたのは 小首をかしげたびにさらさら黒髪を揺らす姉の姿 子供心に美しいと目を細めて眺めていたものだった]
(363) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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|
……それは、大収穫じゃないか。
仇を―――…と、らなきゃ
[長く長く息を吐いて、笑う。 家族同士の討ち合いを、また、望まれている。]
だれ?
(*123) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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|
…さーね。直接聞けば。渡してほしいと預かっただけだ。 あと伝言。涼平と周を返せ、だとさ。
[零瑠の視線>>*121はあえて流した。 もう突っ込まれて色々踏み込まれるのはゴメンだったからだ。ただ、誰と問われれば>>*123、暫し躊躇した後、静かにその菊結びを指した。
アヤだ、と]
(*124) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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|
ああ、全く。 ああ言えばこう言う。
育てた吸血鬼の顔が見たいわ。
[そんな軽口を叩きながら。 向かうのは神宿]
(*125) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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ああ、またな。
[>>361困ったように黙り込み、 それでも「またね」と言ってくれたリカルダに、穏やかに笑いかける。
――時が経ち、それでも彼女が周を忘れないでいてくれるなら、思い出すのは笑顔であってほしい、と、ただ願うのだ]
(364) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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− 回想・零瑠への褒美 −
[和本の内容を零瑠が知っているのかは尋ねなかった。 最後まで読み終えてどんな感想を持つか、今は判らない。 そも最後まで読み終えるかも定かでは無かった。 積み上がった書物はそうやって、思い出した様に 読み直されたり、山に埋もれたままになる]
迷信とは、人間は己と違う遠い存在から、畏れから逃れる為に。 己を安心させる為に創りだしたものだ。
その分、その迷信が効かぬと知れば面白いように慌てふためく。
[零瑠の途切れた言葉>>*91に、何を思うと視線を合わせる。 だが直後の模範解答に、その瞳の奥に潜むものを追及はしなかった]
(*126) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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|
……あら、
[それは通り過ぎるものと考えていたが、案じる声をかけられた。絡むような輩であれば、その運命は不運なことになっただろうが。 声は少しはすっぱだけれど、少女のものだった。 ――記憶に残る、それに、よく似た]
心配してくれるの?ありがとう。
……そうね、 ここは確かに鬼の出る場所のようね。 では、神堕の橋までご一緒してくださる?
[傘に隠れた口元だけが、柔な形を描く]
(365) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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/* >>348 平和に育ってても そんな怖い(名前の禍々しい)街には 行きたくないな(*⁰▿⁰*)
(-133) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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――…!
[僕は絢矢の名前が出たことに分かりやすく息を飲む。>>*111 それにしても、絢矢と、この紐と、零にーさんにどんな繋がりが?
木箱を持って、僕と手を繋いで逃げていた絢矢の姿なら記憶にあるけど……]
――もしかして、あの、5年前、ほら、零にーさん明日が誕生日、で、それで…
[僕の言葉が途切れ途切れになるのは色々と思い出してるから。>>*121 「シュークリームが食べたい」。 聞こえる、子供達の歌声。 帰らないにーさんやねーさんを待って絢矢と二人身を寄せ合ったあの時]
(*127) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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[リカルダが部屋を出て、零瑠が戻るまでの時間。 突くべき隙はそこにしかない。
彼女を見送ったら、動き出そうして――
「あ」
部屋を出ようとして足を止めたリカルダの声が、零瑠の帰還を知らせた]
……全部、お見通しってわけかよ。
[外から此方の様子を窺う零瑠に苦笑を向ける。 それから、独り取り残された部屋で『脱出の機会はまだあるさ』と自分に言い聞かせながら、深く息を吐いた]
(366) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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サミュエルは、神宿にて、潜みながら絢矢を見守るも、見つける人は見つけるのだろう。*
2014/02/13(Thu) 22時頃
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直接聞いて、腹に傷でも負ったら堪らない。
[理依と絢矢の間でどんな話があったのか、 そんなものは想像に過ぎないし。
どんなヘマなのかも、また。
彼の指が差す、若草色。 もしかして、と話すリッキィの声。]
………は、は。絢矢なら、こういうの、用意しそうだけど。
馬鹿だな。この5年、ずっと……
(*128) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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|
[子が夢中で首筋に立てた牙>>*92に、酒以上に酔う。 嚥下する音が間近で響いて、子が喜んで飲み下している事に 満足げに笑みを浮かべて、指を絡めた髪を見下ろした]
………泣いているのか。
[途切れる事無く、迷う事無く感謝の言葉>>*93を述べながら、 子は泣いた。 その涙の意味が判らず、僅かに傾げた頭を頬杖で支えながら その透明な雫を見つめた。 家畜なら命乞いで泣くのは知っている。 断末魔の前に痛みで泣く事も知っている。 だが零瑠は家畜では無い。 命の危険も痛みも無いのに何故泣くのか]
何を泣く?
[痛みを覚えいているとすれば、彼の心か。 贄を差し出そうとする程、彼は吸血鬼と成っているのに。 まだ涙する部分があると言うのか]
(*129) 2014/02/13(Thu) 22時頃
|
|
─ 早朝:神宿へ ─
[神宿への道中、 はじめは、昇る朝日を見ながら速足で歩いた。
しかしアスファルトに刻む足音は徐々に早く、強く。 いつしか絢矢は駆け出していた。
一刻も早く、一秒でも早く。 ホリーを狩らなければ周と涼平が危ない。 彼らはきっと、今も吸血鬼の居城で抵抗を続けている。
一部でも鬼の支配が解ければ状況は好転する。 そうと信じて絢矢は走る。]
(367) 2014/02/13(Thu) 22時頃
|
|
そう。
[伝言に対しては、短く。 生死を問わず、返してやれば良い。
立ち去ろうとする理依には、これ以上話すことはないだろう。 背中からリカルダへと視線を落とし。
ぽんと一度、頭の上に手を置いた。]
じゃあ、ふたりとも。また後で。
(*130) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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|
[>>333扉がノックされる。 沈みこんでいた椅子から身体を起こして迎えると、円の姿]
なにかあったか?
[話を聞こうと水を向けて……]
(368) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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|
いいよ、ここから近くだから のってよ
[年のころなら自分と同じくらいとみえるけれど 柔らかな弧を描く唇がぞくりとするほど艶がある>>365 一条戻橋の鬼女。そんな単語が頭に浮かんだ。 用心をしながらも少女へと手を伸ばす。
ふわり風がおこり傘を飛ばした]
(369) 2014/02/13(Thu) 22時頃
|
|
―自室―
……あまね。ちょっと。
[扉を開けて室内にと戻ってきた零瑠は、右手に何かを握り締めていた。隙間から見えるのは、若草色の。
眠い、抱っこと、11の頃にせがんだ様に。 腕を肩に回して抱き付こうとする。]
(370) 2014/02/13(Thu) 22時頃
|
|
― 神宿 ―
[最近作られ始めた高層建築。 その屋上で彼女は神宿を見下ろしていた。
その傍には理依もついてきていただろう。 なんとなく予感がしたのか。 いつでも愛用の日本刀は取り出せるところには持って来ていたのだった。]
(371) 2014/02/13(Thu) 22時頃
|
|
[家畜の悲鳴や涙は食事の時間に彩を添えた。 ならば吸血鬼の涙はどうなのだろう。
沸いた興味のままに舌で零れた雫を掬い、転がした後。 離れずに零瑠の首筋に牙を立てた。
力の強い吸血鬼の血はそれだけで味わい深い。 まして血の絆の子の血は更に味が濃い]
成程、甘い。
[涙を混ぜた血は芳しく、甘さを増していた。 味に満足したのか、喉を数度鳴らした後、牙を離す]
(*131) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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|
おい、……どうした?
[>>370室内に戻るなり、子供のように甘えかかる零瑠に、周の上に浮かぶのは驚きの表情。
その行動に気を取られ、彼が右手に握る若草色には気付いていない]
(372) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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[傷など──失血など 放っておいてもっと早く出立すれば良かったと 己を責める声が裡から湧いて来る。
サミュエルは、足音も聞こえない距離から それでも自分を見失わずついて来てくれている。 姿が見えなくてもわかる。
サミュエルに同行を申し出た時、 絢矢には兄の答えがわかっていた。 それがどれほど危険なことかも。
だから──死地への連れ添いを頼むようで、 頼むと告げるのを躊躇した。
けれど、きっと。 話してしまった時点で、頼まずとも彼は付いて来た。 付いて来てくれていた。
サミュエルとはそういう兄だ。]
(373) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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………。それだけ忘れたくなかったってことだよ。
[僕は零にーさんの気持ちも絢矢の気持ち、どっちもなんとなく分かる。>>*128 ただ、周にーさんと話したばかりだったから、気持ちはなんとなく周にーさん寄り。
最後に見せた、笑顔。>>364 あれで本当にお別れ、なのかな。
僕は零にーさんが頭に手を置いた時、>>*130 相っ当心配そうに見える顔をしてたことだろう。
――いかないで。 ――つれてかないで]
(*132) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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[気配も音もなく、 それでも寄り添う心を背に感じながら──。
──結局、絢矢は神宿へのほぼ全行程を、 ひと時も休まず駆け抜けた。*]
(374) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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[――似ている、それだけでよかった。 それ以上を確かめるつもりはなかった。
何故なら、確かめることに意味など無い。 確認した瞬間に、再び繋がりが生まれてしまう。 ――失望に満ちた、キャロライナの悲鳴。
不要なものだ。 彼女にとって、彼女の人生において、 家族だった者が鬼となっている事実など、不要なものだ。]
そんなふうに簡単に、 乗せるなんて言ってしまって、いいの?
[紡がれる言葉に抑揚は無い、 平坦な、感情などないような声音。 視界に映る差し出された少女の手、 彼女が巻いてくれた包帯も、罪無き血に染めてしまった。
――確かめるつもりはなかったのに、訪れた風の悪戯]
(375) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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/* あの、ほんとすみません。 大正時代なのに109ビルとか出して。
今唐突に気付いた。
(-134) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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私が呑んだ中でも上質のものだ。 大事にすると良い。
[また1つ、面白いものを見つけたと、 弧を描く口元を隠さずに零瑠が下がる際に背に声を掛けた。 あの涙は何処かに残ったままの人間の部分か。 人間の涙と吸血鬼の血潮。 混ざったその味に、機会があれば、 他の眷属達も試してみるかとほくそ笑んだ*]
(*133) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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/* もういっそ! もういっそ零にーさん僕のこときゅっとしていいから!!!!(何
だいじょうぶちゃんと“家族”に刃は向けないから ぬおおおおおおおお
(-135) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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トルドヴィンは、ミナカタ(周)が苦しみながらもそれでも己を曲げずにいる事に知れば嗤うだろう。
2014/02/13(Thu) 22時半頃
トルドヴィンは、アヤワスカが直円を殺した戦士と告げる気はない。
2014/02/13(Thu) 22時半頃
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――……、
[息をのむ、 緋色の双眸に月明かりが映りこむ。 らん、と輝くような鮮やかな緋]
(376) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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困ったことでも、いやありすぎるだろうけれど。 悩み相談か?
[珍しい、と向かいれたまま椅子を進める。 部屋でふたりきりなのもあってか落ち着かない様子に 少しだけ笑ってお茶でも用意しようかと席を立つ。 >>349問われた言葉にも、声は柔らかいまま]
――ああ、姉と弟だ。 聞いたことあるかもしれないが、ふたりとも君の先輩だった。 その写真の半年後に、吸血鬼に殺されたよ。 よくある話だろう。
だからかな。君たちが兄弟のようにしていると羨ましかった。
[間のテーブルへ、湯気の立つカップを二つ置く]
……それで?
(377) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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[周の肩に額を押し付け、堅く、かたく、目を瞑る。 シャツよりも色褪せた桜花と、
別れたばかりのリッキィの、表情が、浮かぶ。]
…………ごめん。甘えた。
[はふり息を吐いて、身を離す。]
そうだ、ごはん持ってきたんだよ。
[腕を解き、左手の椀を見せ。]
(378) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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─ 神宿 ─
[そこは──一度震災で壊滅的な被害を被ったことなど 嘘だったかのように整備されていた。
それでも、建築物は高くとも二階か、三階。 ──その程度の背の低い建築群の中に 天を衝く高さの巨塔が在った。]
───…、
[見慣れぬ高層建築を正面に据え 絢矢は立ち止まり、塔の天辺を見上げた。
純白の外套が風に裾をはためかせ、 それが軍服であると気付いた年若い着物姿の少女が、 何かに怯えるように路地へと消えた。]
(379) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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[サミュエルへと同じような話をすることになったであろう ポケットから取り出した小瓶はテーブルの上へ カップと並んで小さい存在感を放つ]
常用すれば必ず死ぬ。 それでなくてもいきなり服用したら、 戦場で吸血鬼化なんて厄介事は勘弁願いたい。
[>>351お前もか、とはおもわなくもなかったが、 自分もこうして上司に服用を申し出たり サミュエルに少しだけ漏らしたように もう少し若い頃はやんちゃもしていた。 力がほしいと望む気持ちは痛いほどに理解もしている]
(全く、誰に似たのやら)
(380) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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/* ( ´Д`)ぁぁぁぁ!!!! 吸われた!牙立てられた!
もう、この零瑠は駄目かも知れない!!!!
[絢矢からの菊結びぎゅうぎゅうしながら。]
(-136) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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[きょとりとした。>>*97 何か素朴なものを見たような印象だ。 永く生きているだろう純血の吸血鬼でも、 慣れない事というのはあるらしい>>*98]
そうですか。
[そして有言実行とばかり一人で出て行く背へ、 行ってらっしゃい、と静穏に頭を垂れる。>>*101 指示されれば従う以外の道はないから*]
(*134) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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まゆ…
[まぎれもない憧れた姉のすがた だけども… 驚いたように開かれた瞳は…血の色
直円から聞いていたけれど、それでも息をのんで見つめる]
(381) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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条件としては必ず「人として」帰還すること。 これ以上人員を減らすわけにはいかぬからな。
ただ、これを飲んだところで飛躍的に能力が向上する、 そんな夢物語を見ているのなら即刻部屋から出てゆけ。
[その上で小瓶に手を伸ばすのならば、 止める理由は無いのだった]
吸血鬼どもの逃げ足の早さくらいは、見習いたいものだ。 逃げる方ではなく、追いかける方で使えれば尚良い。
(382) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/13(Thu) 22時半頃
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食べたら、城の散歩でも何でも付き合うよ。
……あぁ、それとも守護隊の事でも吐く? 機密事項とかさ。
怪我した周を背負っていたとき、攻撃されたんだよね。 ねぇ、容赦ないあの教育方針は誰のもの?
[情報交換でもしようかとも持ち掛け。]
(383) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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[慣れない紅を引いた唇で 通行人の一人を呼び止め、言伝を頼んだ。
ホリーの訪れを待つ間、 絢矢の左手はずっと鞘に結んだ下緒に触れている。
着物や帯や絹紐の感触は 忌まわしい記憶の引鉄であったが、 しかし同時に、幼心に馴染んだものでもあった。]
(384) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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− 襲撃の前 −
[血酒と穢れた肝を用意してきたホリーのピクニック>>*101には 僅かに苦笑を浮かべたまま、探る様な視線を投げる]
行って来ると良い。 愉しんで来い。
[贄を探しに行くわけではないだろう。 そこに何があるのか迄は図れないが、わざわざ出向くのだ。 それ相応の愉しみがあるのだろうと許す]
(*135) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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どんな遊びをするつもりか知っているか?
[肝を運んで来た家畜に訊いた所で、知る筈も無い。 震えながら存じませんと答える家畜に]
そうか。だが貴様でも私に教えられる事があるぞ? この穢れた肝と、貴様の肝の味の違いもそうだ。
[意味を家畜が理解した時には、その腹は裂かれていた]
やはり女は処女が、男は穢れた味が美味い。
[味の劣る肝は、一度舐めだけで床に棄てられた*]
(*136) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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まゆちゃん
[白い手を掴まえようと差し出した手を伸ばす]
やっと会えた ねぇ、帰ろう
(385) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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[それだけ言って、マドカの決断を見る。
部屋を見送ってから随分減った瓶を数えた。 二人だけではない、他の姿もこの部屋には来たから]
いっそのこと、人間など滅んでしまったほうがすっきりする。 ――なんてな。
[自嘲気味につぶやきを落としてから、再び椅子に沈み込んだ*]
(386) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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―書庫―
[探していた本は見つからなかった。 元々置かれていないのか、誰かが持って行ったのか。 どちらもありえるし、どちらもないようにも。 堆く積み上げられた本の森を諦めて去る]
(*137) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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─ 神宿・どこからか絢矢を眺め ─
[その町もきっと、いつもの朝はもっとやわらかなのだろう。 けれど、今も十分やわらかな気がした。
そびえ立つシンボルの塔。その下にある小さな絢矢の姿。 上空には、一度、小さな小鳥の群れが過ぎ去っていく]
――……絢矢……。
[抱えるにはあまりにも小さい。 この小さく細い妹が、でも、今は一番、自分たちを支えているような気さえする]
(387) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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[肩に額を寄せる零瑠を、気が済むまでそのままにさせておく]
いや、良いさ。 [ごめん、と身を離されれば、頭を振って答え]
……飯か。 そうだな、いい加減腹も減ったし、頃合だな。
[左手の椀を見せられ、頷いた。 そしてまだ、見えているならば、零瑠の右手の隙の若草色に視線を引かれる]
(388) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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ホリーって女にもあった あの金色の吸血鬼にも あんなのの傍にみんなを置いてられないよ
ねぇ、まゆちゃん まゆちゃん達だって私たちの事わすれたりしてないよね ―会いたかった
(389) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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マドカは、マユミの返事も待たず矢継ぎ早に早口で話しかける
2014/02/13(Thu) 22時半頃
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―廊下でのこと>>*132―
もう、死んでいたかも知れないじゃないか。 忘れられなかったのは、同じ……
[リカルダの視線。何を言いたいのか、敢えて考えるのを止めた。]
ねぇ、リッキィ。 絢矢がこれを預けたってことは、さ。
………さよならって、ことだよね。
(*138) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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― 神宿 ―
……どうしたの?
[怪しい面々が現れ、ホリーに面会を求めていると言われて。やってきた連中の特徴を聞くと、近くに居た銀髪の吸血鬼に声を掛けた。]
エリアス、お迎え行ってあげて。
丁重にね。
(390) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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[――少女の顔を見た、 不良じみて眉のないどこか背伸びしたような、 けれど消しきれぬあどけなさの残る大きな瞳。
どうしてか、それに重なるのは幼いあの子の泣き顔だった。 そして痛々しい耳の手当ての痕と、 ――髪を結ぶ白い]
………、
[名を呼ぶ声、伸ばされる手、 その小さな手の温もりを知っていた。 口唇を閉ざせば表情は消えて、記憶の温もりは殺される。
その手を払った]
(391) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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/* >>390 まぁ、普通にバレてるか。
(-137) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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[やがて、絢矢達の元>>384へ銀髪の吸血鬼が姿を現す。 ホリーの所へ連れて行くというと、先導するように高層建築へと歩んでいく。
丁重にと言い含められて居たせいか。 エリアスと、彼女以外の吸血鬼や。 他の家畜達は絢矢に出会っても笑顔で挨拶を交わしていく。
ただそれは、ホリーへの恐怖によって作られた笑顔ではあったのだが。]
(392) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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ホリーは、アヤワスカの表情を思い出していた。
2014/02/13(Thu) 23時頃
ホリーは、サミュエルの表情も同様に。
2014/02/13(Thu) 23時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/13(Thu) 23時頃
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− 襲撃の当日 −
[外から戻って来た理衣の報告>>360に耳を傾けながら思う。 彼は偵察に行って来ただけではないだろうと。 だが実際に誰かと出会い、言葉を交わした等は流石に 知る事は出来なかった。 だから報告をする理衣を観察するが。
隠すのが上手くなった、と感心する。
それは他の眷属達にも少なからず共通する。 人間と言うものを何処に隠しているのか、押し込んでいるのか。 恐らくこのまま吸血鬼として暮らしていけば、そのまま 埋まり、見付ける事も出来なくなるのだろうが。 その前に出来るだけ、引き裂かれる人間の心を見たいと 残酷な遊戯は続く]
(393) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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[サミュエル(と、来ていたならば安吾)は 絢矢にも察知出来ない死角に潜んでいるだろう。
使いの鬼が現れれば、 躊躇なく後に従い建物の中へと進む。
後ろを気にする素振りなど見せない。 気にせずとも兄なら、 必ずなんとかすると信じている。]
(394) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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[触れることなく伸ばした手は払われた 人形みたいにきれいなまゆちゃんの顔
じっとみつめながら縋るように尋ねた]
まだ、わたしたち…家族だよね?
(395) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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/* イアンさん忙しそう……ごめんね無茶ぶって。
(-138) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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[短い返答>>303。 同じ思いだと告げる言葉。
一緒にいたい。思うことは同じ。 しかし、差し出した手を明之進が取ることは、きっとないのだろう。 自分自身も、差し出された手を取ることはきっとできない。
何が違ってしまったのだろう。何が。どうして。
離れていた間は、ずっとずっと長いのに。 その間を埋めるには短すぎる。]
(396) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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[ただ、大丈夫だと告げる彼が、昔の様な表情を浮かべていた。
熱が出ているのに大丈夫だという彼を信じていたら、そのまま倒れてしまって以来、何度も何度も確認した。 本当に大丈夫か?頼って良いんだからな。 そんなふうに。昔のようには、聞けなかった。]
二人とも、人間……無事なのか? ……無事なら、良い。
[二人のことを聞けば>>304、安心して息を吐く。 会わせたい、に続く謝罪。 どういうことなのか分からない。しかし、無事なら助けに行くだけだ。
無事でないと言われたら、どうしていたかは自分自身分からないままだ。]
(397) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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[投げた金平糖を受け取り、はしゃいで笑う姿に泣きそうになった。 本当は、皆で一緒に食べたい。 食べて。また一緒に笑いたかった。]
良いよ。 じゃ、な。……死ぬなよ。
[頷き、リカルダへと告げた言葉を掛け。 泣き顔を見せる前にそこから走り去った。 懐かしくて、でももう戻らないなんて、思いたくなかった。]
(398) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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― 廊下にて>>*138 ―
そう、おなじもののままだって思ってたからだよ。……でもさ。 僕が違うものになっても変わらないの。キャロライナにーさんも周にーさんも!
[それがただただ、最初は信じられなくて耐え難くてでも、……不思議と悪くはない気分も浮かんできてて。
―――じゃあ、絢矢は?
さっきの理依にーさんの、まるで“直にーさんを殺したのは絢矢だ”と言いたげな態度は]
そんな、……ちがう、
(*139) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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[箸も匙もないまま、人参とじゃがいも入りの薄い汁物を勧め、椀を手渡し。
右手への視線に気付くと、ゆるゆると手を開いた。 若草色の菊結び。
見せた、だけ。 貰ったとも何も、言わなかった。>>388]
(399) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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お前、鉄砲玉が、まともな情報持ってると思うか? 拷問に掛けられたって、喋れることなんざねえっての。
……教育方針がアレだっていうのには、同意だがな。 [>>383愉しげにくるくる話題を変える零瑠に 人参と芋の汁椀を口にしながら答える
守護隊に容赦がない理由は、隊員のほぼ全てが鬼に因縁があるからだ。 それは、決して教育で身にけられるものではない――深い憎悪]
(400) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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―神宿・某所―
[サミュエルとは対極に位置する場所にて。 銀髪の吸血鬼に連れられて、絢矢が歩いて行くのを見ながら。
周囲の吸血鬼や人間に紛れるように、ゆっくり後を付いて行く。 両手はポケットに突っ込んでいる。右には縄鏢を忍ばせて。]
(401) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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偵察御苦労だった。
[報告が終われば直ぐに下がる理衣に労いの言葉を 形だけ掛けて]
どうやら全力で歓迎してくれるようだ。 こちらも応えてやらねばな。 礼儀としてこちらも全力で潰してやろう。 潰れれば、戦力と呼べるものは皆無と言っても良い。
[最後の砦である守護部隊を潰すと宣言する]
(402) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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/* 理依の字を間違えているぞ私。
(-139) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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/* このモチベはあかん
こうなるなら交戦地帯神宿いかなくてよかったかも わーわー
なんかお待たせしててごめんねアヤあああああああああああ くそう 会いたい
(-140) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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>>394
[まだ、九節鞭は、胸の中で、命を吹き出してはいない。 ただ、その唯一与えられた才能である足、敏捷は、聖水銀と努力に培われ、もう人の域などとっくに超えている]
――……中か。
[入るのをみると、塔に移り、吸血鬼の死角を縫いながら中へと侵入する。安吾も同じく、まだ絢矢が危機でないのなら、潜伏し、行動を続けてるだろう。
ただ、それを、純血たる吸血鬼が気づいていない保障はない]
(403) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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───。
[中には思ったよりも人がいた。 鬼も何匹か。
人間が皆一様に浮かべる、 貼り付けたような笑みに恐怖の陰を感じ取る。
憐れみを瞳に浮かべぬように。 しかし決して眼を逸らさぬように。
意思の力で己を抑え込み、 家畜と蔑まれる人間の貌を眼に焼き付ける。]
(404) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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/* バファ込みで投票を涼平にしてるんだが、果たして大丈夫だろうか。 ランダムで思いがけないところが…とかある? 狙う対象、パスにしとこうかな…(
(-141) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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守護部隊の首、1人1つは持って来い。
[逆らえぬ命令を全ての、眷属も含めて下す。 充分時間は与えた。 もう後は殺すだけだ。 苦悩のままに手加減せずに]
(-142) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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やさしい、色だな。
[汁を啜るのをやめ、若草色の菊結びに視線を落とした>>399 人外魔境の城に不釣合いな、それをしばし眺める]
……なら、お言葉に甘えて、 散歩でもしながら、情報交換といこうか。 [椀を置き、ごちそうさんと感謝の意を示し、立ち上がった。 情報の収集と脱出の機会を必ず、見つけなければならない]
(405) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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守護部隊の首、1人1つは持って来い。
[逆らえぬ命令を全ての、眷属も含めて下す。 充分時間は与えた。 もう後は殺すだけだ。 苦悩のままに手加減せずに。 配下を見下ろす瞳は焔すら凍り付く冷たさを放っていた]
(406) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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……円、
逃げることは、 悪いことではないわ。 辛いことを忘れても、誰も咎めない。
――あなたにいる家族は、今いる家族だけよ。
[>>395 応えた言葉は否定というには拒絶が足りず]
……そうでなければ、 あなたは家族を殺すことに、なるでしょうね。
[続いた言葉は、ただの現実であり、未来図だ]
(407) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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どうしたの、セレスト?
ああ……なるほどね。
[配下の吸血鬼から、別働隊と思われる連中が近寄ってきていると告げられる。 どうするかと問われ、横に居た理依に聞いて見ることにしたのだった。]
別働隊ですって。 貴方が遊んできてあげる?
それとも、ここで一緒に待っていても構わないわ。
[相変わらずの余裕を見せたままで。 屋上にて客の来るのをのんびりと待ち構えていた。]
(408) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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―少し前・明之進の部屋― [ガチャリと扉が開けば素早く起き上がる。 明はこの部屋で俺が何をしていようと咎める事はないだろう。けれどほかの吸血鬼は別だ。何を言われ、されても良いようにと瞬時に身構えれば]
……零瑠?
[現れたのは見知った姿で。わざわざ悪いな、と礼を言うべきか迷いながらも食事を受け取る。椀の中をのぞき込めば微かに頬を緩ませた。 食事に手をつけている間、彼は話し相手になってくれただろうか。 そうで無くても、明之進に聞きそびれた他の家族の行方を聞いたかもしれない。 そして零瑠が誰かからの伝言を口にすれば、ぴたりと動きは止まる。誰からの伝言か当ててみろと問われたなら、ゆっくりと床へと視線を下ろして首を振った。 本当に分からない、と。だからこそ、驚いた。 リカルダからこんな言葉を貰えた事を。]
明に頼みたい事、増えたな……
[ぽつり、泣き笑いに近い顔で呟いた。]
(409) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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[走って、隊舎へと戻る。 何も報告しないまま自室に戻ってから、結局なにも持ってこなかったことを思い出して、ぐい、と目元を拭った。
布団を被り、そのまま目を瞑って。 無理矢理眠る。何も考えないように。
深夜に絢矢がサミュエルを尋ねて来た時>>313は気付かなかった。 ただ、暫くすればその気配で目が覚める。 小声で話しているだろう内容>>314は、聞こえなかったし聞こうともしなかったが。
出て行く二つの気配>>315に、ふ、と息を吐く。
あの二人は、泣かなくなった。笑わなくなった。 それが哀しいと思っても、口に出すことはない。
逆に自分は。また、泣いている。 年下の二人よりも、ずっと弱い。]
(410) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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/* 投票どうしよう……!! とりあえず私はホリーでいいかな……。
(-143) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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/* デフォでホリーだった。
(-144) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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[そして、考える。 おそらくは、ホリーの護衛をしているだろうリーが、出てくるだろう。 あの時も、出てきた護衛はリーだけだった。
それは楽観的かもしれないが、 おそらくは、リーを止めれば、ホリーの周りはかなり空くだろう。
つまり、自分か安吾、どちらかはリーを止める役目となる]
(411) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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[命を下した後、出陣までの暫しの間。 光の闇の狭間の時間が近付く中、零瑠と柊に問い掛ける]
お前達、部屋のあれらはどうするつもりだ?
[あれらとは、雛達が連れて来た嘗ての仲間。 それぞれの処遇は零瑠と柊に任せてはいるが、 この襲撃に合わせて、どうするつもりだと問い掛けた]
(412) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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―廊下にて>>*139―
……キャロライナ、も?
そうか。彼にも会ったんだ……。
[逃げたの? 逃がしたの? そう問う気力が、今はない。]
変わらない人達が居て。 でも、変わる人達だって、居るよ。
……ちがう? さぁ、どうだろう。 俺にはそう、思えない。
(*140) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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[>>407の言葉に首をふって]
まゆちゃんたちがその気になったら きっと私たちは元に戻れる、家族になれる。
人を殺すのをやめたっていえば きっと軍の人たちも受け入れてくれるよ えっと…お腹がすいたら マドカの血をあげるよ
だからこれ以上人を殺さないで
(413) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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|
[廊下でちらりと、遠目に零瑠の部屋を窺う。 部屋の前にリカルダがいたことで、 ぴんと、周が目を覚ましたんだと思った。 涼平に知らせようと思って、足を急いだ。]
(*141) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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[絢矢が入って行くのは高層建築。
――出入口は限られている。 中に入っても、遠目から絢矢を追い続けることは難しくなるだろう。]
…厄介だな。
[少し考えて、裏手の換気窓の鍵を壊して無理矢理中へと。]
………。
[軍服を着て来なくてよかったと。 中には思いの外 人が多かった。 普段着で来たことで、ある程度は誤魔化すことができそうだ。
媚びる笑みは得意でも、恐怖の笑みはなかなか模倣できない。 帽子で目線を隠しつつ、怪しまれないように遠回りしながらの移動。 人間には吸血鬼のふりを、吸血鬼には"家畜"のふりをして。
正体に気付く鬼がいれば、影に引き込んで始末するかもしれないが。]
(414) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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変わっても良いんだよ。
変わらないなんて、そんなもの……
[あるはずがない、とかぶりを振る。*]
(*142) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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[既にホリーがこちらの気配を察知している可能性も、十分に考えられる。
仮にそうであるとして。 こうして侵入を許しているということは、すぐに排除する気もないのだろうと。
…どちらにしろ、今は進むより他、道はない。]
(415) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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―現在・明之進の帰還―
おかえり、って! お、おい……明之進が謝る事でも無いだろ……! 生きて置いてもらえてるだけで相当優遇されてるわけだし。
[だから謝らないで欲しいと伝え苦笑。 それでも暫くの間明之進は沈んでいただろうか。 本当にこの城で人間としてよくも生存できていると頭の片隅で考えながら、 こんな事を口にしたら明之進を悲しませてしまうのだろうと、飲み込み、小さくため息。 だがそれは事実だし、いつ殺されても可笑しくは無いと感じていた。
お土産だと差し出された物を受け取れば少し表情を和らげる。金平糖なんて、最後に食べたのはいつだったか。]
どうしたんだ?これ。
[小さな黄色い星の粒を口の中へと放りこみながら明之進に聞いてみる。]
(416) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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[こんな時、周に言えば、何も言わずに稽古に付き合ってくれるだろうか。 涼平に言えば、馬鹿馬鹿しいと笑って頭を叩かれそうだ。
でも、二人は今いない。 男だから。年上だから。 円や絢矢やサミュエルには言えやしない。]
……安吾に言ったら……良いのかな。
[それでも、自分で何とかするしかないのだろうか。 布団の中で、一人考えていた。]
(417) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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―現在 自室―
[再びの出陣が近い。 微かな緊張と共に、考えるべき事は 今は回答の猶予を頂いている涼平の事だ。
使えぬのなら――使わぬのなら容易に切り捨てること、 良く分かっているから、遠からず決断を迫られる 予感がしていた。]
(418) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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―神宿到着の少し前―
[絢矢のペースに合わせつつ、神宿へと向かう道中。 とあるY字路でサミュエルと落ち合った。>>350]
…なるほど、おまえか。
[顔を見た瞬間、僅か笑って頷いた。 理依が来る可能性が高いことは知らないが、サミュエルがホリーにこだわっているのは5年前から変わらない。 隠密行動であることを考えても、絢矢の人選は納得のいくものだった。
名前を呼ばれて、おや、と思う。 久々に見るその表情は、歳相応に見えて。 だが今はそんな感傷に浸っている場合ではない。
いくつか指示を与えて、何か物言いたげにも見えたサミュエルとは、そこで別れたのだった]*
(419) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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養成所で何を習ったの? ……軍など向いていないわ、 やめてしまいなさい。
[吸血鬼の血のもたらす、 支配の呪縛、父の命令には逆らえない。 ――知識ではないとわかっている、 この少女はどうにもならないことを、 どうにかしようと必死で、だから諦めさせねばならない]
それにね、円、わたしは……、 もう人を殺しても何も感じないのよ。
[緋色の瞳の能面のような鬼の貌、 転がる傘を拾い上げて畳んだ、この場を立ち去るために]
(420) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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……道に迷ってる人に貰ったんだ。
[涼平にはそんな返答をする。>>416 ふと、昔なら何も言えなくて黙り込んでいたな、と思う]
(421) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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さぁ? まともかどうかを判断するのは、此方じゃないかな……。
[何も無駄なことはないのだ。>>400]
………あぁ、優しい春の、いろ。
[立ち上がる周に頷き、零瑠は隣に立って彼の手首を掴む。>>405 若草色は上着のポケットの中に仕舞いこんだ。*]
(422) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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[どんな返事が返ってきたにしろ、少し間が経てば崩していた姿勢を正し、明之進の瞳を見つめる。
何度か口を開けては閉じを繰り返し、やっとの思いで言葉を絞り出した。]
………明之進、話があるんだ。 俺の事。どうすれば一番良いか沢山考えたんだ。 明と一緒に居たいけれど、吸血鬼にはなれない。 けれど戻る気も無い。絢矢達の顔は見たいけど。
………なぁ明之進。俺無い頭で沢山考えたんだ。 これがきっと最善だ。 お前に頼みがある。
[そこまで紡げば、ふっと視線を逸らし、深呼吸。 これを彼に頼んでしまうのは、彼をこの先ずっと苦しめてしまうかもしれない。 それでも。]
(423) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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―城の中―
[どれ程の時間を彼と過ごしただろうか。 歩き、話し。
それを『家畜』が、『吸血鬼』が、見ている。]
―――なに? お父様が?
[召集がかかった。 顎に指を当てて考える。]
周。
[掴んだ手を引き、強引に周の背を壁に押し付ける。そうして、首筋に牙を伸ばし。
吸血が叶うも叶わぬも。 懐剣を抜くと、身を寄せたまま彼の太股に――振り下ろす。]
(424) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/13(Thu) 23時半頃
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/* ……涼平が、もしかして、の……。
(-145) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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─ 神宿:高層建築屋上 ─
───ッ
[最後の鉄の扉を抜けた瞬間 吹き抜ける風に髪がはためく。
その風をすら切り裂くように 鋭く前方を見据えれば、 蒼穹を背負って悠然と佇む、漆黒の少女がいた。]
(425) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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[手首を零瑠に掴まれたまま、城を案内される。
守護隊員で生きてこの城を見るのは、 おそらく周が初めてだろう。
他の鬼とすれ違うことがあるならば、得物を持っていないか その得物を奪い取る隙はないかと、さりげなく目を配りながら 出来る限り、構造を頭に叩き込もうと努力する]
(426) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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[こちらも居ずまいを正して言葉を待った。 どんな言葉を受けたとしても、受け入れて それが終わったら、周が目を覚ましたかも知れない事を 話そうと思っていた。>>423]
(427) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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クシャミは、言葉が喉につっかかってしまい、中々音できずに俯いた。*
2014/02/13(Thu) 23時半頃
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まゆちゃん
[やさしく、厳しく叱るまゆちゃんは 昔のまゆちゃんと変わらない… でも人を殺して平気だといえるまゆちゃんはもうまゆちゃんじゃないのかもしれない
がっくりと首をおとし すぅっと伸ばした手をさげた
立ち去ろうとするまゆみに下を向いたまま声を掛ける]
やめない。やめないよ。 ぜったいわたしはまゆちゃんたちに人殺しさせない。 絶対邪魔する
(428) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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……うん。
[僕は……キャロライナにーさんの武器だけ壊して退いた。>>*140 これじゃあ逃げたのと変わんないや。 “始祖様”に知られたらどうなるか――って実に今さらだよね。とりあえず何も言わないでおいた]
れ、零にーさんがそう思いたければそう思えばいいよ、僕は、思わない。
(*143) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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/* あっ 下車駅がっっっ */
(-146) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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なんで、……なんでそんなこと、言うの。
[僕は零にーさんはただ“始祖様”の血に縛り付けられてるんだって、そう信じてる。>>*142 僕と零にーさんを隔てる違い――誰の牙を受け吸血鬼になったか。
信じてるのに、零にーさんがまるで“吸血鬼に変わってよかった”って言ってるみたいに聞こえて、―――寒気がする]
――…ごめん。
[僕はその場から走り去った*]
(*144) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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/* 俺のタイミング悪すぎわろた。
(-147) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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/* なんでうちのPCは赤やると他の赤に喧嘩を売れるやつになるのかと小一時間
(-148) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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― そして、塔の中で、また彼と出会うか ―
[絢矢が塔を登っていく。 最初は中から追うつもりだったが、黒い軍服は目立ちすぎることがみてとれた。
ならば、また外に出ると、塔を見上げ、階上に登る方法を考える。 おそらく私服であった安吾は上手にホリーと絢矢のところにたどり着けるだろう。
ならば、自身の選択は…]
(429) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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御機嫌よう。
良いわ、エリアス。 下がりなさい。
[そうして、日本刀を鞘から抜き放つ。 余談だが、鞘は大概そこらに放っておいて後で回収するか。
もしくは別の鞘を用意するのがいつもの事だった。]
やっぱり気が変わって、あたしの眷属になる為に来てくれたのかしら?
[そんなはずは無いのだけど。 わざとそんな事を口にして。]
ああ、それとも。 直円の復讐をされる為にきてくれたのかしら。
(430) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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まゆちゃんに…これ以上 私たちみたいな家族つくらせないよう… ジョージみたいな、ハナちゃんみたいな 寮母ママみたいな犠牲者出させないために
ば…まゆ”ぢゃん わ・・・わたぢ がんば…て まゆちゃんを止める!
[いつの間にか子供の時みたいに鼻水をすすりながら ぐしゃぐしゃに泣いていた]
(431) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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[俯く涼平の頭を、じっと見ていた。 ――やがて、おもむろにその手を伸ばして 霧のように静かに添う感情の色のない笑みで]
…………大丈夫。
[答えを待っている。]
(432) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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リー……おではきたど。
[呟きは、きっと届くと思った。 塔の外、だけれども、塔を見上げるように作られた建物の屋上。 白いコンクリの上に黒い軍服は、まるで鴉のようかもしれない。
そして、そこできっと出てくるだろう男を待っている。 そう、絢矢の伝言したのはリーのほうだから]
(433) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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[>>424不意に零瑠に名を呼ばれ、壁際に押し付けられる。
迫る牙を反射的に首を振り、かわそうとするとする刹那。 視界の端で、きらめくものが動いた。
――刃。
鍛えられた身体は思考が認識するよりも早く、 振り下ろされた懐剣を自由な左手を盾に止めようとするが――]
(434) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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[屋上の中央まで来ると白を脱ぎ捨てる。 風に舞い上げられた外套は屋上を越え、空へと。
白の下には禍刻の空に散る薄紅の花弁──。 小袖の花を風にはためかせ、 絢矢は『兄』と『妹』を鞘より解き放った。]
ホリー──ニルヴァーナ。
ボクがオマエを狩りに来たよ。
[戯言を視線で跳ね除け、凛と立つ。
菫の眼差しは揺るがない。 ──例えその傍らに、紅の在ろうとも。]
(435) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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/* >>430 余談やめろwww どうして葵さんはシリアスな戦闘シーンでそういうギャグっぽいこと言うのwww
(-149) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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[廊下に出た時には、既にリカルダの姿はない。>>426]
ほら、あそこ。 見える?
俺によく喧嘩を売ってくる奴の部屋。 隣の道を進むと書庫。
[指を差さずとも周の視線は探るように動く。 零瑠は微笑み浮かべ。
そう、よく見れば良い。逃れられない城なのだから。]
(436) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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[そして、首筋に突き刺さる牙の感覚。 血を奪われる感覚に、苦しげに眉根を寄せる。
太腿に迫る懐剣は、左手で止めることが出来ただろうか?]
――……零瑠、お前。
[圧倒的な身体能力に押し込まれ、身動きできぬまま呻いた]
(437) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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俺は甘いから、ずっとずっと迷うんだ。 明にもリカルダにも零瑠にも刃を向けれない。殺せない。 俺は弱いから、他人に頼む事しかできない。
[ごめんな、明之進。]
俺を、殺してくれ。
[きっと、これが一番良いんだ。]
(438) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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ふふ、狩りにねえ。 そう言ってきた人は今までに沢山居たわ。
皆どうなったか、分かるでしょう?
[そう、ホリーはここに居て。 訪れた者たちは死んでいるか眷族にされているかだった。]
あら、武器を変えたんだ。 流石にお兄ちゃんを殺した武器を使いたくは無かったのかしら?
(439) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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[迂回しつつも、絢矢らが屋上へ向かっているのを見てとれば、別の階段から最上階を目指す。
…とは言え、最後の階段は一箇所っきり。
サミュエルの漆黒の軍服姿は見えない。 中を通り抜けるのはいくら彼でも難しかったろう。 …ならば外から来るか。
――待っている時間はなかった。
絢矢が屋上へ消え、銀髪の吸血鬼が下ってきたところで、影から遠心力をつけた縄鏢を穿って。 抵抗しようとするのを苗刀で一閃して、一気に階段を駆け上がる。
僅かに開いた扉の隙間から、屋上の様子を伺う――]
(440) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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えー、どっち落とすの……
(-150) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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わがんねーのでトルたんに委任するだよ
(-151) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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……無理、だよ
そんなの、――――ねえ、涼平君
[一瞬の虚脱と。 問い返す声にも]
……どうして、一緒にいられない?
どうしても……
(441) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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/* どこ落ちるんだこれwww
(-152) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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|
[>>428 視線は畳んだ傘へと向けたまま、 マドカの言葉を聞いていた、ゆっくりと目蓋を閉ざす。
あの恐れを忘れていないだろうに、 彼女は諦めてくれない。
>>431 ぐしゃぐしゃに泣いた顔、 もう手を差し伸べることも、抱きしめることも無い。 けれど、否定の言葉を発しはしなかった]
そう……、
[言葉を失ってしまうのは、 感情が酷く遠いせいか、わからない。 ただ去り際の言葉は、諦めの言葉だった。]
……円、またね。
[目蓋をこすってはだめよ、そう付け足して*]
(442) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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/* これ、涼平、死亡フラグでいいのかな?
(-153) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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[風にはためく白は、太陽を目指し舞う鳥が如く。>>435 小袖に散る薄紅は、どこか儚さを思わせて。
――いつでも飛びだす準備はできている。
ホリーが絢矢へと斬りかかる素振りをみせるなら、庇うことができるようにと。]
(443) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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[でも、解っている。 ここでは人は人として生きてはいけない事を
本当はちゃんと解っている。 それなら、何の為に連れて来たのか、なんて。]
(444) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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[僕は零にーさんの部屋の前の廊下で色々とお話した後、色々と決心を固めるのに一日――二日――もっとたくさん時間が欲しかった。 けれどその日の夜には“始祖様”の呼び出しを受け、そして――
僕の世界は一変する]
(445) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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分かってるだろ、明之進
[俺も明も分かっていたはずだ。どう足掻いても共に生きる道は俺が吸血鬼になるしかないと。]
俺達は、お前たち吸血鬼の敵だ。 だから、脅威の芽として摘み取ってくれ。 こんな事しか頼めない俺を、苦しめる事しかできない俺を。 一つも約束を守れなかった俺を恨んで、憎んで。
(446) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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[『首を――』>>406 心臓を握り潰されそうな程の、冷たい眼差しを思い出す。
懐剣の刃は肉を裂く感触にしては浅く。 制止の手に握られていた。
渇きの為でなく、存在の違いの為に牙を立て。こくり。 乱暴にその牙を抜く。]
だって、逃げるだろ?
(447) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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