30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
ラルフはドナルドを占った。
ドナルドは【人狼】のようだ。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヨーランダが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、ラルフ、ベネット、トニー、セシル、ルーカス、フィリップ、ドナルド、ロビン、ディーン、サイラスの10名。
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 00時半頃
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―廊下― [熱夢に浮かされたまま、サイラスに近付こうと二歩三歩、前へ歩き出す。 ディーンの声は最早耳に届いているようで、認識されていない。 自分でも何をサイラスに求めているのか分からないまま、手を伸ばし、
ふっとそこで極限まで張り詰めていた緊張の糸が途切れた。 渇望と抑制の間で消耗し切った少年は、くたくたと糸の切れた人形のようにその場に崩れ落ちた。**]
(0) 2010/09/06(Mon) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 00時半頃
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―廊下― [こちらを見つめる二つの視線。熱を帯びた灰色>>1:481と、 逆に冷えた紫>>1:482]
…ああ、そうだな。後輩を心配するにしては、とも見えたんでな。
[もともと、こんな関係なのだ。ある意味元通りに戻るだけ。 それでも一度知ってしまった、熱は裡では醒める事がなく。 それゆえに薔薇は香りをきつく強く放つ。
その香りは熱を帯び始めた灰には濃厚に、思わせるだろうか]
ふうん、暫く家出か。熱は他で醒ましてくるんだな?
[さりげなく、でも嫌味混じった熱そぼった水色は、 シーツとタオルケットをちらりと見た]
(1) 2010/09/06(Mon) 00時半頃
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/* ふー、いやはやよかったぁ。溶けはなくて。
で、今日狼吊りじゃないなら、4日目衰退死っと。
(-0) 2010/09/06(Mon) 00時半頃
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/* 亡霊が、関係なしなのが、残念也
(-1) 2010/09/06(Mon) 00時半頃
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─ シャワールーム ─
…… あ
[白濁した左目ごと向けられたドナルドの視線に、再度ギクリとする。 中学時代を思い出す。ある種の方向性に傾いた上級生達に、ある種の方向性で絡まれないよう、彼等の輪の隅に座って過ごしていた日々の事を。暴力や嗜虐心の対象にならないひそやかな努力。ある種の価値が無いと思われる努力。 「不味い」と思った瞬間には、遅かったろう。ふるりと水飛沫を滴らせて首を振るけれど、長い前髪も濡れていては、視界を遮断してはくれない。
薔薇の香りが立ち上る場所に吸い寄せられるよう、ラルフの視線は、獣のように大きなドナルドの生殖器と。それから──それの周囲の燃えるような赤毛、引き締まって厚みのある腹部のくぼみ、胸筋、タオルに隠された薔薇の呪いが刻み込まれた広い肩へ。]
(2) 2010/09/06(Mon) 00時半頃
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そういえばさ、そろそろお腹空かないかい?
食堂にでも行こうよ。
[ドナルドとラルフの水面下での何やらに気づいているのかいないのか、体を拭きながら、そんな事を言ってみた。]
(3) 2010/09/06(Mon) 00時半頃
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―廊下― [セシルと共に食堂を出ると、廊下には セシルの蒼い薔薇の香が一層強く香って。
途中で見えるのはサイラスとディーン、 それからロビンの姿。セシルは話しかけるか、 サイラスとディーン、共に気に留めるところは あるのだけれども…他に連れ立つ誰かがいるのなら 翡翠から積極的に話しかけようとはしない。]
(4) 2010/09/06(Mon) 00時半頃
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その…… 何でも ない。
[視線を逸らしても駄目なのだと。 ドナルドを見詰めたまま、何とか首を横に振った。]
(5) 2010/09/06(Mon) 01時頃
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/* しかし、この流れはちとヤバいな。いろんな意味で。 誰に落ちたらいいんだ?
*/
(-2) 2010/09/06(Mon) 01時頃
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― 廊下 ―
なんでもかんでもそのように視るな。 大体、ロビンの前でそのようなことを謂うべきでないだろう。
[薫る薔薇の香りに、今朝と同じ酩酊感を覚える。 冷たくあしらわなければ、引きずられてしまうと。 努めて淡々と言葉を紡ぎ、ゆるっとモノクルの位置を直す。]
―――……熱を醒ますのは、お前の方だ。
[厭味と熱と孕んだ水色から逃れるように視線を外した刹那、ロビンの身体がくずおれる。]
ロビン!?
[位置はサイラスの方が近い、ディーンが伸ばした手はどうなったか。その様は、通りかかったフィリップやセシルにも見えるだろう。]
(6) 2010/09/06(Mon) 01時頃
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―廊下― [きつく濃厚な薔薇の香りに当てられたか、こちらに伸ばされた後輩の手。 取る暇もなく、崩れ落ちたロビン。]
…だ、大丈夫か?
[肩を揺さぶり、流石に緊急事態ゆえにディーンと顔を見合わせ。 ロビンを抱き上げる。]
部屋か、医務室か、どちらかね…。
[動揺は仕方がなくこういうのはディーンのほうが詳しかったがと 一時休戦の宜しく、視線が、あったりそれたり彷徨うのは 以下仕方がない事だった。]
(7) 2010/09/06(Mon) 01時頃
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>>4 [フィリップとともに出た廊下。 それは、それまでの少年と何か違う顔つきで。
何より、フィリップの後ろをぴったりとついていこうとする行動。
それは、同室者と共に歩いている行動にも似てはいたが、明らかにその時よりも頬にさす桜色は自然で…。
わかるだろう。 彼は、フィリップに、他とは違う感情を抱きはじめていること。 それはいわゆる同室者が心配したことに違いなかった。]
(8) 2010/09/06(Mon) 01時頃
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[一瞬か、永遠か。 二人の間の緊張状態は、ルーカスの声に破られる。
彼同様にかつて被害者であったことも、被害者も加害者になりうるということも、おそらくはその前髪に隠そうとして隠せなかった視線の主には今はわかるまい。
薔薇の香が…望むならばその手の内へ堕ちてこいとささやいていることも。]
…あー!そういや昼飯食いそびれてたんだった。 道理で腹減って動けねぇと思ったら! [メシ喰いにいこうぜーと支度を始める姿は、既に年相応の幼さを残した様子。 先程の獣じみた男臭い色香はだらしなく着崩した衣服の下へ隠された。]
(9) 2010/09/06(Mon) 01時頃
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セシルは、ロビンが揺らめいて、サイラスが抱きとめたのを見た。
2010/09/06(Mon) 01時頃
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[ラルフが、濡れたタオルを元々、腰の当たりにさりげなく持っていたのは、シャワーを浴びる前からだ。ラルフは、熱を帯びる身体を冷ます為に、水を浴びに来たのだから。その行為が今、ドナルドの目に身を守るか細い草食獣のように映らなければ良い、と内心でラルフは思い、その後の言葉の流れで、抱いた不安が被害妄想だけで済んだ事に安堵する。]
食堂は二人、先に行って── 俺は……まだ ね。
[なるべく自然な調子で話しをしようと、ドナルドにも軽く手を振り。 ルーカスには話を振る。]
そ、うだ、ルーカスは。 食堂にユーリィが居なかったら、トニーと話してあげなよ。 昼間はトニーもロビンとプールで楽しそうだったから 今は忘れてるかもしれないけども。 薔薇園を確認に行ったんなら。
(10) 2010/09/06(Mon) 01時頃
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フィリップは、ロビンの倒れる姿に「あ、」と声が零れて。
2010/09/06(Mon) 01時頃
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― 廊下 ―
[やはり支え手はサイラスの方が早かった。 一度引きかけた手は、動揺を示すサイラスの視線を受け、再びロビンに伸びる。脈や熱などを確かめれば、それは少し速かったり熱かったりするのかもしれないが慌てるほどのものでないだろうか。]
お前、まさかロビンにまで手を出してるのではあるまいな。
[ほうっと安堵の息を吐いた後、疑うような眼差しをサイラスに向けるのは、倒れる前のロビンの様子を見れば致し方ないか。]
――……医務室の方が佳いだろう。 今ならベネットが居る筈だ。 人が居る方が、万が一大事が合った時に佳い。
[片方の肩を支えろと、サイラスに促した。 シーツとタオルケットは仕方なく、廊下の隅に置かざる得ないかと考えたところで、セシルとフィリップの姿が眼にとまる。]
(11) 2010/09/06(Mon) 01時頃
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サイラスは、あ、と零れた声に後ろの二人に気づく。
2010/09/06(Mon) 01時頃
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あ、ラルフはもう少しここにいるのか?
じゃ、先に行ってるから。
──それで、ユーリーは、まだ見つかってないんだね?
僕も見つけられなかったんだよね。心配だろうな、トニー。
[ユーリーも、一体どこにいるんだか、とため息混じりに付け加えた。]
(12) 2010/09/06(Mon) 01時頃
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……、
[背に添うセシルの姿は彼の同室者と共に在る姿にも似て、 それとも違うようで、それはサイラスにはどう映ったか。
ふわり、蒼い薔薇の香は一層強く 彼らにまで香るだろう。]
……ロビン、どうかしたのか?
[ディーン、サイラス、一人一人を翡翠が捕らえた後に 呟くように零れるのは倒れたロビンのこと。]
(13) 2010/09/06(Mon) 01時頃
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ルーカスは、服を*着始めた*。
2010/09/06(Mon) 01時頃
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おう、じゃ…あとで。 [貪欲な獣は、ちらりと片目でラルフを見た。 されど、新たな味を覚えたばかりのケダモノは、今は泣き叫ぶ者を無理やり組み敷くことよりも、あの美しき淫魔の如き下級生のように、自ら望んで腰を振る者の方に惹かれるのだろう。
名がでれば、姿は浮かぶも記憶は曖昧。 咲き誇る薔薇の下で月明かりに照らされ、髪も服も乱したままで眠る姿が美しかったことだけは覚えているが、流石にそれは誰にも言えぬこと。]
…ベネさん拗ねさせちまったしなぁ…。 あの人、今夜は戻る気ないんだろか…。 [ぽつりと零しつつ、食堂へ向かう。]
(14) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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ロビン、大丈夫?
[サイラスとディーンに支えられるロビン。 長い睫毛が伏せられてて、その表情は、本当に人形のようにも見えた。]
ああ、医務室のほうがいいかも。 だって、ロビン一人部屋だし…。
[そうフィリップに同意を求めるように話しかけてから、サイラスとディーンの横を通り過ぎようとする。 サイラスの姿を見た時、ユーリィのことも思い浮かべながら。]
(15) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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―廊下― [ロビンの様子を確かめるディーンの言葉に流石に首を振る。 動揺ゆえに薔薇の香りは薄れていた。 首を振って言われた言葉、疑いの眼差しに否定を返す]
…まさか、いくら俺でもそこまで節操なく出しているわけでないぞ?
[まあ、一応助けを求められたときだけ、という基準はあるのだが。 保護を求めてきた雛に餌をやるのは仕方があるまい。一応これでも 餌をあげて放りっぱなしということもしていないはずではある。]
…医務室だな。よし。
(16) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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[ディーンと連れ立って医務室へ向かうかという最中。フィリップと セシル。セシルの表情まで気づく余裕は今はなく。 尤もヘクターに頼まれていたのは感情的なものでなく肉体的なものだけで あって感情がフィリップに向かうなら、それではそれで仕方がないと 考えただろうが。 また既に麻痺した体には薔薇の香りはさほど苦でもなく]
ああ、急に倒れたので今から医務室へいこうかと。そうするつもりだ。
[淡々とロビンについて伝えた]
(17) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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― 廊下 ―
先程から体調がすぐれないようだったからな。
[フィリップの言葉に返し]
嗚呼、フィル申し訳ないのだが これをラルフの部屋に持って行ってくれないか?
[ロビンを運ぶのに邪魔なシーツとタオルケットを半分強制的に投げ渡した。]
(18) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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…え。ユーリィとトニー。 ドナルドとベネット。 サイラス……、否。
皆、急にここ一日二日で仲違いを──? 変だね、何だか。
[中等部の二人は知らないが、高等部の組はそれなりに上手くやっていたのでは無かっただろうか。違和感。それ以上は、口にするではなく二人を見送り。]
(19) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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― 廊下 ―
―――……どうだかな。
[己に手を出してくる時点で節操がないと思っているが故。 サイラスの言葉には、チロっとモノクル越しに視線をやって、けれどフィリップとセシルの件は、己が伝えるまでもない様子に、少しだけ息を吐いた。]
では、運ぶか。
[華奢なロビンを1人で運ぶこともできなくはないが、2人で運んだ方が負担は少ない。運ぶ際どうしてもサイラスと触れ合ってしまうが、流石にそれを厭うことはなく……―――時折、熱と熱が交わる。]
(20) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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そっか、医務室…。 ベネットもいるんなら、そこがいいね。
[どうして、ロビンは倒れてしまったのだろう。 目を閉じてしまえば人形のような端正な姿は一層際立って。 その姿を見つめて不思議そうに翡翠が瞬く。]
ん。 不躾だね…まだ、返事、してないのに。 ラルフの部屋…、わかった。でも、なんで? これって、ラルフのだったっけ…? それともラルフの部屋にでも泊まるの?
[シーツとタオルケットを押し付けられる形で投げられたら 少しだけ翡翠を細めて、紫を見る色は硝子球にも似る。 ――…また、何か謂おうとしてそれは言葉にならない。 代わりに硝子球が、裡を隠すように笑みを浮かべて頷いてから ディーンの同室者であるサイラスを垣間見る。]
(21) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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[ところで食堂のトニーとセシル、フィリップの会話を サイラスが聞いていたのであれば首を振って否定したであろう。
「俺は、寧ろまずい奴に絡まれそうになっていたユーリィを 助けただけだ」と。
セシルの視線。ユーリィを思い浮かべたそれ。 ましてや、先ほどの情事はユーリィ自身が強請ったことである 弄んだつもりでも、ましてや捨てたつもりでもないはずである。 優しい体だけの関係は時には残酷であることを識ってはいるが それは当人が望んだこと。他人がどう解釈してもサイラスには 非がないはずである。]
(22) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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フィリップは、疑問は零れただけで、ディーンが答えないのならそれ以上は問わずに運ぶ姿を見送って。
2010/09/06(Mon) 01時半頃
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[そして、行こうとすれば、ディーンからフィリップに頼みごとが入って、ああ、そういえば奥さんは家出するんだった、と思いだした。]
家出先はラルフんちか。
[そうつぶやいて、フィリップがそれを受け取るのを見る。 それから、ロビンを連れてサイラスたちは医務室にいっただろう。]
――……?
[フィリップがディーンに何か言おうとしているのは、少し気になったけど。]
(23) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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/* えっと。これはいい方向に解釈していいんだよね? お互い肝心なところで拗ねてるだけだよね。ね。 ベネットやラルフには驕りって言ってたし、 全く見込みがないわけじゃないよね?
しかし抱かれるところまでいけるのか。明日達成したくても 出来るか不安になってきた。初回襲撃困るんだけどなー。
(-3) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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ドナルドは、廊下の先の騒ぎに首を傾げるも、今は空腹をなんとかするため食堂へ。
2010/09/06(Mon) 01時半頃
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― セシルの部屋 ―
[それから、ラルフの部屋によって、自室に戻ってきただろう。 戻ると、やはり窓は開け放していた。]
夜になると、少し、寒いね。
[フィリップも部屋に入ってくれれば、窓を閉めて…。]
部屋も、ある程度探したんだけど…。
[散れているのはそのせいだというように、フィリップに言った。]
でも、先に、先輩のうた、聞きたいな。
[それは無邪気にお願いする。 フィリップに近寄って、笑いかけながら、その眸を覗き込んだ。]
(24) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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― 廊下 ―
不躾なのは申し訳ない。 しかし、廊下に転がしておくわけにもいかないからな。 後で、頼みごとの代償は払おう。
[フィリップの問いかけにはノーコメントであるが、傍にセシルが居ることでそれは意味をなさないだろう。ふと、物言いたげな翡翠色に首を傾げるが、今はロビンの事が優先された。]
(25) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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― 医務室 ―
[閉じ切ったその部屋は、濃い消毒薬の香りで満たされていた。 青薔薇の馨も届かない、ある意味聖域と言えるその部屋で、 少年は血の跡が残る机で課題の続きに集中している]
(26) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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―――…貸し、だね。
[セシルの言葉にああ、家出か。そんな言葉が零れて。 それ以上を問うことはない。ディーンに小さく頷くと シーツとタオルケットを抱えて運ぶ姿を見送った。 セシルの部屋に行く前に先に置きに行こうとセシルに謂う。 扉の傍に置いておけばそれでいいだろうから。 抱えたケットには、蒼い薔薇の香がまた移って。]
(27) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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[一区切り、切の良いところまで終えれば、 性格を表す様な細かくびっしりと書き込まれたノートから視線を外し、此処に戻ってくるまでの事に想いを馳せる。
あんなにディーンと二人で話したのは初めてだったから、 正直上の空で。 何を口にしたのか自分自身でも覚えていなかった。
ただ……。 ドナルドの話題の時だけは、長い睫毛を震わせて眸を伏せると、 曖昧に言葉を濁した事だけは……覚えてる]
(28) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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―廊下― [熱夢に囚われた意識は未だ回復せず、悩ましげに寄せられた眉が彼の陥ったアンビバレンスを物語っている。 縋りたいのは《抑制(ディーン)》の方である筈なのに、渇望が己に触れるサイラスの方へと身を寄せさせる。]
(29) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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― 廊下 ―
―――何時もの事だが、信用がなくて困ったな。
[手を出したのが心の底にある恋情ゆえだとサイラス自身も、ましてや ディーンも気づくはずもなく。薔薇の香りはしっかりと蔓延しつつ 寮内を狂わせていく――…。]
…ラルフのとこか…
[それはセシルの言葉と重なった。翡翠がこちらに向く。しかし 何も言わず、視線はそらして非常事態だからとロビンを運ぶのに 集中しようと。
二人で運ぶなら時折、どうしても熱と熱が交差する。知らず知らず 薔薇の香りを薄く纏った吐息が漏れ。少しずつ熱を上げる。 望むのは熱を吐き出すのでなく、裡に欲しいと――… お互い、熱が交錯する度に態と避けようと試行錯誤しながらやっと 辿り着いた。] →医務室
(30) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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[吐息に混じる薄い薔薇の香りは抱きかかえているロビンを 静かに侵しているのだろう。
渇望がこちらへと向かうのは仕方がないことかもしれない。]
(31) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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ロビンは、意識の無いまま指先がサイラスの服をきゅっと掴む。
2010/09/06(Mon) 02時頃
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― 医務室 ―
[ラルフの所に居ると、サイラスが居る前で告げた訳は……―――。それはサイラスが恋情を自覚していないのと同じく、無意識の領域の出来事。
時折交わる熱に、サイラスが裡で何を想うかは識らない。 薫る薔薇の芳香に酔いを覚えるのはロビンだけではないが……―――。 ロビンが気を失って尚、サイラスにすり寄るを見れば、疑惑という名の種が自制心を働かせる。]
ベネット、居るか?すまないね、急患だ。
[そして、辿り着いた場所の扉を開ければ、先程同室者の名を出した時に不可解な言動をしたベネットの姿を見止めることとなる。]
(32) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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― セシルの部屋へ ― [から、ころ、からり]
[歩く間に鳴る硝子球の音、開けられた窓からは夜の空が映る。 今宵はどのように星が歪むのだろう、 覗きたい気持ちも窓が閉まって薔薇の香が強くなれば 自然と翡翠の視線は青く変わったセシルの瞳に向かい]
……ハーモニカ。 探さなくて…いいの…?
[同級生達はきっと気付いていない、気付く筈もない。 翡翠の生徒の声は、どんどん潜むかのように小さくなっている。 裡にある何か、硝子球はギリギリの均衡で…、香るのは。 覗き込まれると頷くことしかできず、けれども歌の自信のなさに 躊躇うかのように零れるのは小さな吐息。]
[やがて、掠れた声で歌うのは小さな聖歌。 聖歌だというところまではわかるのだ、わからないのは その曲に与えられた名…、或いは番号。]
(33) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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[野菜たっぷりの煮込みから、緑豌豆だけを器用に避けながら、 想い募らせるは同室の…。
なんだかもう、どう接すればいいのかわからなくなってしまっていた。]
(34) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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|
[開いた扉に、翠を其方へ向ける]
あ、ディーン。それからサイラスも。 急患……?
[ゆるりと首を傾ぐと、抱きかかえられているロビンに気づき]
え? ロビン、どうしたの? とりあえず、あっちのベッドに……。
[カーテンで仕切られた簡易ベッドへと彼らを促すだろう]
(35) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
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─ シャワールーム ─
[ルーカスとドナルドの姿が完全に見えなくなってたのを確認してから。 ラルフは大きく息をついて床に座り込む。カクカクと脚が震えていた。 吸い込む酸素、薔薇の香りが浴室から薄れている事に気付く。 ラルフが浮かべた表情は、何でも無い日常会話を寮生同士で交わしただけ、と言った所ではり付いたように固まっている。]
──… み、 ず
[もう人が居ないのだからと、纏わり付く濡れタオルを床にぞんざいに投げ。 怖かった。と、口の中だけで自嘲するように呟く。 薄氷を踏むような日々を重ねて、最後は逃れた弱者の心地は、踏みにじられ、今は呪いに堕ちた──強い者にはきっと分からない。小さな針が刺す苦痛でも酷く感じられる、鋭敏で繊細な感覚を持った、自尊心の高い少年のことなど、きっとドナルドには。]
(36) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
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ベネットは、立ち上がり、ぱたりとノートを閉じる。机の紅い染みは、その下に隠れて。
2010/09/06(Mon) 02時半頃
|
もうドナルドは“あちら側”の人間なんだ──。
[零れる言葉は断定。 他の者は薔薇その者でなければ分からないだろうけれど──けれども、ラルフには分かってしまった、感覚で。呪いの痕跡がある傷口を見た訳でも無いと言うのに、かぐわしき薔薇園の棘が、ドナルドの鞣し革のような皮膚に食い込み、毒を注ぎ込み血を狂わせる様子が目に浮かぶような心地がする。 上手く言語化する事は出来ないそのヴィジョンは。 今は、誰にも、ドナルド本人にさえも伝える事が出来ないだろうけれど。]
(37) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
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/* 役職が多くて占いCOをどうするか考えるのに おそろしく時間が掛かってしまった。 薔薇の毒の効果とかカオス過ぎる……。 ログ読みで、ほぼ誰とも話してないぜ、今日!
(-4) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
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/* ほい。占い師=ラルフね。 降霊=ベネ。妖精=セシル 人狼=ドナ、サイ 他の役職わかんないなー。
(-5) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
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|
/* 聖痕者が、ルーカスかサイラスだよね。 トビーは片思い当たりなのかな。 役職が分かる占い師(名前なんだっけ)になりたかったでござる。
(-6) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
|
|
>>33
ハーモニカ、探します。 でも、先輩のうた、ききたい。
[そして、自信なさげに歌いだす歌……それは、 曲名こそわからなかったけど、聞き覚えのある聖歌で……]
なんの曲かは覚えてないけど、 オレもそれ、知ってるから、きっと、大丈夫。
[その歌声は決して極上というものではなかったのだけど、だけど、その声は、今、想っている気持ちを高ぶらせるのに十分で…]
ハーモニカ、探します。 先輩の、
欲しいから。
(38) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
|
|
[そう告げて、そして、フィリップの前で一度俯いてから…顔をあげると、その眸は今までで一番潤んだブルーグレイッシュで……。]
先輩、オレ……先輩が好き みたい……。
[そして、見上げるように、本当はそんなに変わらない身長だけれども、そんな目でフィリップを見つめて……
ふいにキスしようと……。]
(39) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
|
|
―医務室― [ロビンを抱きかかえ、擦り寄られながらも。その熱の向かう先は ディーンへ。その度に薔薇の香りは薄く漏れて。 疑惑と熱情の狭間にいるロビンを余計に苦しめ、また無意識に 運ぶ二人をも苦しめている。 それでも、医務室の清浄な空気は香りを和らげてくれて]
…ああ、急患だ。分かった、ベッドだな。
[現れて指示をくれたベネットに従い、ベッドへと向かい そのまま、ゆっくりとロビンを其処に寝かせた]
(40) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
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|
―医務室― [強い消毒液の臭いが一時青薔薇の芳香を遮ったか。 覚醒の前触れに目蓋が痙攣すれば、ふるふると先端がカールした長い睫毛が震える。]
んっ……
[紅い唇を引き結んで苦しげに呻いた。]
(41) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
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/* あ、ルーカス聖痕者だ。
となると分からないのは追従・片思い・王子様・お魚で ロビン、トニー、フィリップ、ディーンか。
(-7) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
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|
[タオルを水に浸して絞ると、ベッドに寝かせたロビンの額に乗せる。
その時苦しげに呻く声が聴こえ、紅い唇へと耳を寄せて]
どうしたのロビン。 どこか苦しいの…?
[尋ねる声は、心配を含んで。 苦しげに呻く彼の髪を優しく撫でた]
(42) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
|
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― 医務室 ―
さっきは大丈夫と謂っていたが やはり、体調を崩したようだ。
[ベネットの問いかけに軽く事情を説明し、サイラスと共にロビンを簡易ベッドへと横たえる。すんっと一度鼻を鳴らすのは、薄くなったとはいえ薔薇の香りの所為。]
サイラス、お前、香を焚くのは佳いが、ほどほどにしろよ。
[呻くロビンを気にしつつ、ディーンが吐く息も、どことなく甘い。]
(43) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
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―医務室― [間近で聞こえる声。 緩やかに二三度瞬きをして目を開くと、眼前にあるのは心配そうにこちらを見つめる顔。]
……ああ
[それが誰か判らぬまま、優しく髪を撫でる手を心地好く受け入れて、目を細めた。]
(44) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
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─ シャワールーム→食堂 ─
[排水溝へ流れて行く透明なシャワーの水。 タイルの上に膝をついて覗き込んだ所の、下肢の熱は幾分ゆるやかではあるものの、先刻感じた記憶の痛みを経ても消えることなく渦巻いている。誰にも気付かれなかったのは(弱みを人にさらしたくないという意味で)幸いだったと思う。 自分の手で熱を解放すると言う事は、その作業の過程で想起するものも含め、今のラルフにはけして認められない事だ。だから、身体が冷たくなるほど水を浴び続け、熱がおさまるのを待って、シャワーを出た。
食堂でも先に出た二人は、その年頃の少年の通常の食欲を考えるなら、またすれ違いになる頃だろう時間を経て、ラルフも食堂へ入った。 緑豌豆だけが残った皿の側に服を着てあれば、しょげた大型犬のような姿に見えるドナルドに、]
──… ねえ、ドナルド。 そっちの部屋は、仲直り出来ないの?
(45) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
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お昼にずっと水遊びなんかしてるから……。
[ディーンの説明を訊き、溜息と共にそう零して。 苦しげに呻くロビンに]
だから無理しちゃだめだって言ったのに。 ロビンもドナルドも……僕の忠告に耳を貸してくれない。
[廊下でロビンに掛けた言葉と、 いつぞやの部屋でのドナルドとのやり取りを思い出し、呟く]
香……?
[ディーンの言葉にサイラスの方へ、翠を移す。 ああ、そう言えば。 消毒薬の匂いの下に隠れるように、甘い薔薇の香りを感じるのはその”香”のせいなのだろうか]
(46) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
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ロビンは、サイラスサイラスの服を掴んだ指は離さずに。
2010/09/06(Mon) 02時半頃
ベネットは、ロビンが目覚めれば、ほっとしたように微笑んだ。
2010/09/06(Mon) 02時半頃
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―医務室・ベッド脇― [呻くロビン。睫毛が震えて覚醒は近いようだ]
…大丈夫か、な?
[隣で吐かれる薄甘い息。薄くなったとはいえ自分の発する薔薇の香と 相俟ってやはり、鼻を鳴らすと]
ああ。すまん。ほどほどにしとくわ。薔薇の奴はやめておく…
[そういえば、薔薇の香るアロマはあったかどうか、自分でも定かでは なくなっている気がした――…]
そういえば、今日は部屋には戻ってこないつもりなんだろ? いつまで戻って来ないつもりだ?香を焚くのをやめたらか?
[冗談めかしながらも確信をつく言葉、 裏には無意識に欲しいと願うもの。一瞬薔薇の香りがこの空気の中で さえきつくなった気がする――……]
(47) 2010/09/06(Mon) 02時半頃
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俺、上手くないよ…? 先輩みたいに。
[先輩、とセシルがそう口にするからまた出る人の名。 ぽつぽつと、言葉を零すように歌うのは罪を犯した者の歌、 神との出会いで己の罪を知り、その慈悲深さを謳う歌。
曲名まではわからなくとも、セシルには伝わったようで。 薄く微笑むとまた―――…蒼い薔薇が香る。 それは翡翠からか、それともセシルからなのか。]
(48) 2010/09/06(Mon) 03時頃
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うん、あげるから… 頑張って、
[練習して、と最後まで紡げない。 謂われた言葉に、潤むそのブルーグレイッシュに… 蒼い薔薇の色に、翡翠の瞳は、囚われてしまって。]
――……っ ぁ…
[硝子の翡翠が、切なげに細められる。 薄く開いた唇からは吐息のような小さな声が零れて。 想いが、気持ちが、其処にあるわけではなく… 気持ちよりも勝るのは、何か――…
求められてしまえば拒めない。]
(49) 2010/09/06(Mon) 03時頃
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…それなんすよねぇ…。 [こうしていれば年相応の悩める姿。]
こういう時って、どうすりゃいいのか…わかんなくて。 [踏み込みたくて、穢したくない。そんな微妙な胸の内はうまく言葉に出来ない。
されど、理性の鎖はとうに千切れてしまったから、きっと欲しくなればもう堪えることなど出来ないだろう。]
(50) 2010/09/06(Mon) 03時頃
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― 医務室 ―
[ベネットが髪を撫でるに反応したロビンに、また一度、安堵の息を吐く。薔薇のアロマは止めておくというサイラスに、是非そうしてくれと頷き]
―――……嗚呼、少なくとも今日は戻るつもりはない。
[帰らないとの肯定を返す。]
お前の頭が冷えたら帰るさ。
[くっと眉間に皺を寄せたのは、隣に立つが故に強く薫った薔薇の香りに。刹那、酩酊を覚え、身を支えるのにサイラスの肩に触れた。その際にロビンがサイラスの服の裾を握るが見えれば、すっと離れて。]
さて、ロビンも大丈夫なようだし、私は失礼するよ。
[身に巣くう熱を悟られないように、その場を後にしようとした。]
(51) 2010/09/06(Mon) 03時頃
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>>49
[その口唇を重ねて、拒絶させられないなら、 そのまま、身体を抱きしめて、
あの、中庭でのように、 いや、今度は意識がはっきりしている分、もっとというように…。]
――…先輩……好き…。
[それは、蒼薔薇のせいではないけれど、蒼薔薇がなお、その気持ちを高ぶらせたのかもしれない。
だけど、今の、本当に素直な気持ち…。 それをわかってほしくて、
抱きしめて、目を閉じた。**]
(52) 2010/09/06(Mon) 03時頃
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/* 何となくロビンお魚。フィル追従? トニー片思いだと。やはりディン王子様ぽいかな?
ちなみに当たらない可能性が高いが中身予想。 多分自分は手の速さで絶対にバレているとして。 ディン=蜜蝋さんロビン=ぶるべさんトニー=ふらぅさんかなと思ったけどちがうかな。時間からして後セシル=はまたんさんかなとか? あと同村経験者はくさら(旧とるぅべる)さんとか
(-8) 2010/09/06(Mon) 03時頃
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[ちらりと、サイラスの服の裾を握るロビンを見詰め、少しだけ困ったように]
……僕、席を外した方が良いのかな。 サイラスに、お任せしてもいい?
[微妙な空気を感じない訳でもないけれど、 薔薇の香りに毒されていない少年は、常の侭。 少しだけ気を利かせた心算で、席を辞そうと]
(53) 2010/09/06(Mon) 03時頃
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─ 食堂 ─
[ドナルドには、何でも無い自然な会話だけをしようと思って話し掛けた。
それにしても、食堂にはすでに生徒の姿はほとんどない。 ここ二三日、まともに栄養のあるものを摂取していない所為で、胃が弱っているにも関わらず、ラルフはとても空腹だった。牛肉をこってりと煮込んだスープに、パンとバターを多めに皿に取り、緑豌豆が食べられないわけではないが、温野菜の類いはあまり取らない。
食事を取ると決めた時のラルフが食べる速度は、見た目に似合わず案外に速く。骨付きの肉片にこびり付いたほぐれた筋繊維を丁寧にねぶって、皿の端に避ける指先は器用。 ソースをすくうパンを手に取る前に、肉汁で汚れた指先を舐め、ホウと息を付く。満腹になり過ぎると後で胃痛で後悔するのだが、餓えている時、欲望を満たす手を止める事は無いのだ。]
(54) 2010/09/06(Mon) 03時頃
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―医務室― [頭上で交わされる会話に、昏睡から覚醒したばかりの脳はついていけず、ただ耳を通り過ぎていく。 それでも目から入った情報は少しずつ浸透して、この場を離れんとするディーンを縋るように目で追った。 物言いたげに唇が開く。]
(55) 2010/09/06(Mon) 03時頃
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――回想/寮・自室―― [自室の前まで戻ってくると、扉には僅かな隙間が開いていた。 そのまま押し開けると、夕闇に沈んだ室内には黒々とした人影。 シーツと肌の擦れ合う音と、小さな喘ぎ声が聞こえた]
……ユーリィ? 戻ってたの?
[心配げな声で呼びかけ、二歩三歩と室内に進んだ。寝台の足側から近づくと、蒼氷色の瞳が潤んだ光と共に少年の姿を捉えた]
……ユーリ、ぃ。
[こくり、唾を呑む音がいやに大きく聞こえる。残照のせいではなく何か別の原因で、少年の身体はじっとりと汗ばみはじめていた。 室内に薫るのは息苦しいほどに濃い、薔薇の香気]
(56) 2010/09/06(Mon) 03時頃
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――回想/寮・自室―― [ふらりと膝をついた少年を見て、銀髪の裸身が妖しく微笑む。 ねえ、トニー。上がっておいでよ。一緒に、しよう? 甘く囁く声は、真夏の陽のように抑制の氷を溶かしていく]
う……ん……っ、て……っ、だめ、だよ。 ……どこ、行ってたんだよ、大体っ。
[自分のものと思えない熱を帯び始めた身体を押さえ、目を逸らす。 どうしたの? わたしはずっと、ここに居たよ? あどけなくすらある声。少年はぎり、と唇を噛んだ]
……っ、探したんだぞ、ユーリィ。サイラス、先輩、のとこ、か?
(57) 2010/09/06(Mon) 03時頃
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――回想/寮・自室―― [少年の詰問は同居人のどこか柔らかな部分を残酷に抉る。華奢な身体を丸め、胸をかき抱くようにしてユーリィは目を瞑る。 言いたくない。 短く硬い拒絶が、少年の問いを真実であると告げていた]
行ってたんだ。何、あったんだよ? そんな格好で、何、してたんだよ。 言えよ、でなきゃ……、っ!?
[膝立ちで寝台に上がり、裸の両肩を掴んで引き起こそうとする。 だが、その間際。少年の手を撥ね退けたユーリィに、逆に押し倒された。押さえ込んでくる体重から逃れようとするも、力が入らない]
(58) 2010/09/06(Mon) 03時頃
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――回想/寮・自室―― [蒼氷色の瞳を眇めて、ユーリィは笑う。 抵抗する少年の肩を両手で押さえつけたまま。 垂れかかる銀の長髪が紗幕のように二人の顔を隠す]
なに、するつもり、
[ トニーは、キスって、まだだよね? 教えてあげるよ。 ]
ん、ん――っぅ、!
[少年の唇に柔らかな熱が触れて、離れて、今度は濡れた舌先が唇を割って入ろうとしてきた。顔を振って拒んでも効果はなく、熱病に罹ったようなめまいが少年の意識を揺らす]
(59) 2010/09/06(Mon) 03時頃
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[交わされるのは、いつもどおりの顔での他愛のない会話。 それはまるで、人の皮を被った狼のように周到に。
見ての通りの大柄な身体にあわせてか、年相応の食欲は旺盛。 精気を吸い尽くされ衰えた活力を少しでも満たそうとするがごとく。
本当は食事など、足しにもならないのだけれど。
普段ダイエット中の少女もかくやという量しか口にせぬ先輩が、自分が平らげるものと左程変わらない量をぺろりと何処かへ消し去るのに、隻眼はちょっと丸くなった。]
(60) 2010/09/06(Mon) 03時頃
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ディーンは、ロビンの物言いたげな様子に一度足を止め問いかける「どうした?」
2010/09/06(Mon) 03時頃
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――回想/寮・自室―― [いつの間にかシャツは肌蹴られ、少年は平坦な胸を露にさせられていた。首元から鎖骨、鳩尾までをぬめる唾液の筋が辿る。与えられた快楽に浅い呼吸を繰り返しながら、どうにか口を開く]
なん、で――こんなこ、と、したのさ、ユーリ、ぃ。
[くすり、笑声が聞こえた。愉しさではなく奇妙な悲哀を含んで。 中庭の。薔薇園、知ってる? 彼処でね、昔。助けられたんだ。 それで、あの人を好きに、なった。でも―― 虚ろな瞳。映すのは眼前の少年ではなく、他の誰か]
(61) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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[ どれだけしても、叶わなかった。届かなかった。だから。 ]
[かちゃかちゃという音が、少年の腰部から聞こえた。素肌に触れる繊い指の感触。熱っぽい吐息と共にユーリィが囁く。 ――もう、壊れてしまえばいい。 ――もう、壊してしまえばいい。 自分のよりも高い体温を、過剰なほど反応し硬くなった部位に感じる。甲高い喘ぎが口から零れるのを、少年には止められない]
[ ほら――前にも、言ってたでしょう? これも、一つの、世界。 ]
(62) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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―医務室― [足を止めてくれたディーンを見上げ、今にも泣き出しそうに顔を歪める。]
ごめんなさい……
[消え入るように小さな声。 何を謝っているのか、自分でも理解はしていない。]
(63) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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トニーは、かつて聞いたユーリィの言葉を白く染まる意識の中、追想した。
2010/09/06(Mon) 03時半頃
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[ 僕たちは、少年という名の鳥なんだ。 鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。卵は世界だ。 生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。 鳥は、神に向かって飛ぶ。 ]
(64) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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――回想/寮・自室―― [ さよなら。 ]
待て、よ、……く、ゆーりぃ、ったら。
[呼び止めようとする少年の声は低く掠れていた。 力の抜けた身体を引きずるように、寝台の端まで辿り着く。 ユーリィの姿は日の落ちた廊下、開け放たれた扉の向こう。 何とか立ち上がり、部屋を出た時には――最早、どこにもその姿は*見当たらなかった*]
(65) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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[ドナルドに、目を丸くされて、]
空腹ってよく出来てると思わない? 食べるときと食べないときの差が激しいからかもしれないけど。 俺は、足り無い栄養だけ、すごく欲しくなってるんじゃないなって時がある。 セロリとレバーペーストがやたら美味しかったり。 トマトを何個食べても平気な日も。
[今日はそれが牛肉だったと言う風に。]
(66) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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/*>>63 わぉ。ロビン、この2秒間隔連投に割り込むとは。 でもそこなら別に全然問題ないしね! 絆を感じておく。いや全然そんなんじゃないけどっていうか何で起きてきてるの! 悪い子は食べちゃうよ!
[食べられません]
(-9) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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…身体が、欲してる…って感じっすか?
[冷えた牛乳の、大きめのグラスを握ったまま。] どちらかってぇと俺なんかは…何でもいいから長靴いっぱい食べたい、って事の方が多いかも。
わりと、いつでも腹ペコっすよ。無駄に成長期だから。 さすがにもう伸びなくてもいいやなんて思うのは、贅沢っすかね?
(67) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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>>52 [唇同士が触れ合う、その瞬間強く目を瞑る。 それは中庭の時の続きにも似て…少し、違う。 麻薬のように身体に溶け込んでいくのは、 薔薇の香ではなく後輩が紡ぐ言葉で。]
――…な …んで… … ……?
[優しく抱きしめられると小さく身体が震える。 求めていたのは、これで。違う、違って。 求めているのは――…もっと、無機質な…
何の感情もない、ただ綺麗な硝子球のような――…]
(68) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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―医務室―
…冷えたらか。…わかった。
[肯定が帰ってくる。内に篭る熱はしかし、醒めそうもなく ふっと吐かれる薄い薔薇の香。一瞬、肩に熱を感じ、身が微かに震える。 すっと、離れる熱。ロビンが自分の服を握っていることにはそれまで 気づいてもいなかった]
…あっ。ああ、そうだな。
[一瞬、引きとめようとして、理由に困る。何故だか分からないが ただ、どうしても。それは薔薇に侵された熱なのか底に眠る恋情か 両方か。お互い身に巣くう熱に困っているとは知らず知らず。 そばにいるベネットの視線も気になってそれ以上引き止めることも 出来ずに見送るより他なかったのだが、ロビンが引き止めたことに 寧ろ感謝すらした]
(69) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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… …ぁ、
[息継ぎの間に、薔薇が香る。 吐息と共に零れるのは甘い…先を乞うような。 香にあてられて、突然のことで、思考が白くなる。 与えられられるままに、拒まず…受け止めて
混乱した翡翠の色は与えられる甘さに次第に薄く濡れて。 乞うように、縋るように、逃げるように… 抱きしめてくるセシルの背を、やわく指先が握った。*]
(70) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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/*>>66 あるある。でもそんなマニアックな偏り方はしねー!w
(-10) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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―医務室―
えーっと、お任せって…。
[ベネットには言われたものに、自分でもロビンがどうなのかは 分からないのだ。寧ろ普段は嫌っているだろうと思えるだけに。 水色は戸惑いを見せ、頭をぽりぽりと掻いた]
(71) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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/* ドナメモ飛行機<特攻野郎Aチームっすか?
(-11) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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― 医務室 ―
何を謝られているか判らんな。 もし、此処に運んだことをさすなら、 謝罪でなく礼をくれるほうが嬉しいが。
[ロビンの様子に言葉に困惑を見せる。
ロビンにはユーリィとの一件を聴かれていたのだと思い出し、もしやサイラスに対して何かしらの謝罪かと邪推するのは、無意識を薔薇の香りに犯されているからかもしれない。]
(72) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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[日常の会話をする内に、シャワー室で直感的に感じとった事実への不安や、火傷するかもしれない箇所を何度もなぞる行為の不穏さは薄れて行く。 シャリと早生種のまだ青みが残る西洋梨を口に含みながら、]
…ん。 身体に足り無いものを、 意識しなくても、身体が知ってる──。 知ってるから欲しがるみたいに感じる。
──…… 身体が大きいとそう、なのか。 何時でも足り無いって事になるよね。すぐに。 背は、無いよりも有る方が良いよ。 目の高さが変わるだけで、(扱いが)変わるもの。
(73) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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[足を止めたディーンの脇を抜け、少年は医務室から外へ。 三者を残し、後ろ手で扉を閉めた。 消毒薬の匂いに慣れていたせいか、甘ったるい青薔薇の香りにむっとした様に眉根を寄せる]
なに……、この香り。 さっき、ディーンたちが言っていた香って、此れの事?
[ハンカチで口元を覆い、首を僅かに傾いだ]
(74) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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すこし、ゆっくりと休め。 寝るまで私も居た方が佳いなら、共に居よう。
[ロビンの様子から、ベネットと同じくサイラスと2人きりになりたいのかと思ったのだが、今の様子からはそうともとれず。悩んだ末、言葉としてどうして欲しいのかを尋ねた。]
(75) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 03時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 03時半頃
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/*>>75ディーン 今ナチュラルに「共に寝よう。」って読み間違えた。 眠いんだな私。ていうか私も寝ないと怒られる。
(-12) 2010/09/06(Mon) 03時半頃
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―医務室― [ディーンに向かい、ゆるゆると首を振る。 自分を囚らえる熱夢に屈しかけているのだけれど、それでも敬愛する先輩に迷惑をかけて縛りたくは無いのだ。]
……だ、いじょうぶ
弱く て、ごめん な さ い……
[彼のようになれなかったことに、重ねてもう一度許しを乞う言葉を零すと、すぅと瞳を閉じた。]
(76) 2010/09/06(Mon) 04時頃
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[自覚すれば、馨はまるで身体に絡みつく様に。 鼻と口元をハンカチで覆っていても尚、軽い酩酊を誘うそれ]
……頭がくらくらする。
[こめかみを指で押さえて、ぽつりと呟いた]
(77) 2010/09/06(Mon) 04時頃
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[最後の言葉で薄くくちびるを開いたままうつむいた所為で、果実の雫がぽたり机に零れそうになり。慌てて手で拭い苦笑して誤摩化す。]
俺も、もう少し背を伸ばしたいけど。 最近、食事以前に不眠が酷いから── そろそろ止まってしまうかもしれない。
[それは、厭だなと呟き。膝の関節はまだ痛み続けているけれどと思う。]
……そう言えば。 ベネットは俺より、もっと食べないね。 今夜は食べたのかな。
[ベネットの事を口にだすのもドナルドに話し掛けるのと同じ、彼に醜いと言ってしまった後ろめたさから来る事なのかもしれなかった。]
(78) 2010/09/06(Mon) 04時頃
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─ ラルフの部屋→トビーの部屋 ─
[食事を終えて、部屋に戻るとディーンのタオルケットとシーツだけが部屋の前に重ねてあった。部屋に運び入れるのは当然。けれども、運ばれた時の薔薇の移り香>>27に目眩がして。無言で窓を開く事になる。]
……気持ちわる、
[シャツのボタンをはだけて、何時もの机前の椅子に座り。 机の上に積み上げたままの本と、寝台と、それから窓の外に見える元々のディーンの部屋に順々に視線を移し。今の状態が、部屋を出る前とほぼ変わっていないと言う事実にラルフは気付いた。 困ったように眉を寄せ、細長い脚を組んで窓枠に引っ掛ける。 椅子の上で背を反らすようにして、両目を手で覆って隠した。]
そう、だ。 トビーにアイマスク借りるんだ。 食堂では会えなかったし。
[部屋で待つ時間が減るのは幸いだと、ラルフはトビーの部屋の扉を叩く。]
(79) 2010/09/06(Mon) 04時頃
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[共に居ようと言ったディーンに、ほんの少しだけ熱が上がった。 それはロビンのおかげではあるけど。
清浄な空気に少しづつ薔薇の香気が入り混じる]
とりあえず、いて欲しいというのなら俺もついていてやるよ? ディーンの言うとおり休んだほうがいいんだろうな?
[ロビンに対して投げかける言葉。相変わらず、服の裾を掴まれた儘 だろうか? 閉じられた瞳をみてディーンと思わず顔を見合わせたかもしれない]
大丈夫だ、と言ってるけど、本当に大丈夫か、ねぇ?
(80) 2010/09/06(Mon) 04時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 04時頃
ベネットは、暫く何処で時間をつぶそうか考えて、礼拝堂の方へ向かった*
2010/09/06(Mon) 04時頃
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/* >>79 トビーって、何と言う人狼審問。 すまなかっt
(-13) 2010/09/06(Mon) 04時頃
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ラルフは、トニーの部屋の扉をトントンとノックした──。
2010/09/06(Mon) 04時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 04時頃
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― 医務室 ―
だから、謝る必要はないと謂っているのにな。 ――……やれやれ、後輩は甘え下手が多いらしい。 どれもこれも、甘えて佳いというのに、甘えてくれん。
[眸閉じるのを、紫は相変わらず困ったように見詰めた。 甘えてくれない後輩として思い浮かぶ貌は、1つでなく。 そのうちの1つは、先程医務室を後にしている。
とくにロビンの前では佳き先輩であろうとしているけれど、その実そう立派でもない少年は、ふっと疲れたような息を一つ吐き、サイラスに向き直る。]
大丈夫だとは思うが、どうだろうな……――― 明日の様子次第では、医師を呼んだ方が佳いのだろうが。
とりあえず、一先ずロビンのこと、任せても佳いか? 私はまだ、湯浴みもすんでいなくてな。
[今は避けることなく真っ直ぐに、相手の眸を見た。]
(81) 2010/09/06(Mon) 04時頃
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[本当は。
疲労し切った脳が覚醒に近付けば近付くほど、サイラスに擦り寄りたくて仕方なくなってくるのだ。 日頃愚かだと見下し、嫌悪する上級生に。 自分の妄想をそのまま実行に移して欲しい、と。
それを避けたくて、押し留めて欲しくて、 ディーンに縋ったのだ。 自分で振り切ることの出来ない弱さを詫びながら。]
(82) 2010/09/06(Mon) 04時頃
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■役職予想してみた。 村人:ユーリィ 片想い:トニー 風花妖精:セシル>>1:200他多数 人狼:ドナルド>>1:96他多数 サイラス>>1:475 高齢者:ベネット>>1:91 追従者:フィリップ>>1:131 鱗魚人:ロビン? 聖痕者:ディーン? 占い師:ラルフ? 王子様:ルーカス?
/*そしてさっき気づいたのだけど、これユーリィと絡んだ(性的に)のは全員人外陣営じゃね? ドナルド(人狼)、サイラス(人狼)、セシル(妖精)、トニー(恋人)。 いやもちろん、そうなるように各自が動いたっていう側面はかなりあるけれども。あと魚人がいるけど―まあこれは完全独立だから。
そして何が言いたいかというと、
(-14) 2010/09/06(Mon) 04時頃
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/* ユーリィの人外ホイホイっぷりまじパネェ。 ほいほいされちゃったのなら、シカタナイヨネー
(-15) 2010/09/06(Mon) 04時頃
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[眠ったように見せかけてしかと目を瞑り、自分を支配する熱夢を奥底に押し込めようと再度試みる。
今ここからディーンが居なくなって、 サイラスとふたりきりになったら、
自分はいったいどうするのだろう――と内心不安に打ち震えながら、 一方でそれを期待もしている――**]
(83) 2010/09/06(Mon) 04時頃
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/* ラルフちんトビーって誰!! それは審問に居た緑髪の可愛い子のことです。美味しかった。
じゃなくてアイマスクの話ちゃんと憶えてるとか感動した! 20時ごろまで忘れてた私。
(-16) 2010/09/06(Mon) 04時頃
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/* どどど、どうしよう。もう今から完全寝るモードなんだけど、うう。 メモだけででも伝えておこう。
(-17) 2010/09/06(Mon) 04時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 04時頃
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/* >>83ロビン むうううう。片想い特権で思いっきり嫉妬してやるんだから! はっっ、もしかしてトニーに『嫉妬』をより開花させようとこのムーブを!? なんていう育成愛!
[そんな愛ありません]
(-18) 2010/09/06(Mon) 04時頃
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>>50
[流石にユーリィも戻っているだろうと、トビーの部屋の扉をノックしながら。先刻、ドナルドに話した事を思い出す。「こういう時って、どうすりゃいいのか…わかんなくて。>>50」と言うドナルドには頷いて、]
相手を怒らせた──のかな 戻って来てくれなくなった原因は、 どうにも出来ないの かな。
[と、慎重にこたえた。相手の気持ちが如何なものかドナルド知っているのだろうか、尋ねてみたのかと。それから、食事量の話をした時に、健康を損ないかけると心も弱く、不安定になるから──と。食事を持って行ってはどうかとまでは言わないものの。 そう、ラルフもベネットが不幸になれば良いとまで思っている訳では無いと思う。おそらく。けれども、三組の同室者の仲違いのうち、ディーンとサイラスは……まだ。今夜と言わず明日もディーンが居れば良いのにと思う。]
(84) 2010/09/06(Mon) 04時半頃
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/*とりあえず投票先はロビンに変更しておいた。嫉妬で。
>>84ラルフ 独り言は書いてるのにごめん、白ログの方は考えながらでないと書けないの。読み込みだけでも時間は要るからね。
(-19) 2010/09/06(Mon) 04時半頃
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― 医務室 ―
[こちらを向くディーン。勤めて冷静に見せようとしつつ、 今はまっすぐに眸を見つめる]
…ああ、そうだな。そうっすっかー。 あ、湯浴み済んでないのなら早めに行った方がいいかもしれないな。
分かった。任せておけ。
[もう、これ以上は引き止めることは出来ないだろう、と じっと相手を見る水色の眸は微かに熱と香気を帯びて。 どちらかが視線を逸らすまではそのままか。やがてその背中を 見送ることになっただろう]
(85) 2010/09/06(Mon) 04時半頃
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─ ラルフの部屋 ─
[尋ねた部屋のトニーはどんな様子だっただろう。 彼等の部屋で起きた出来事を知らないラルフは、年下の子どもに問う態でユーリィと仲直りは出来たのか?とトニーに軽く尋ねた。もし、ユーリィの不在を聞く事が出来れば、夜中に外を探そうとしてはいけないと口にするだろう。
青い薔薇の香りは、夜闇が深くなるほどに濃密さを増す様で。 と──アイマスクを借りて、部屋に戻ったラルフは、窓を開け放っても変わらぬねっとりとした空気に、重くるしい息を吐いた。]
──……
[眠ろうとするわけではない。 ディーンを待つ間、ただ視覚を遮断して暗闇を味わう事を試みようと、アイマスクを付けて、何時もの椅子に座った。投げ出した脚は、あやういバランスで窓枠に乗せたまま**。]
(86) 2010/09/06(Mon) 04時半頃
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ラルフは、ディーン──暗闇の中で目蓋を閉じ、薄くくちびるを開いて呟く名は**。
2010/09/06(Mon) 04時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 04時半頃
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― 医務室 ―
サイラス、お前……―――
[相手からは逸らされぬ視線。逸らしたのはディーンの方だった。 そしてそれに対する負い目のような感情と、ぱっと見サイラスが冷静に見えたことが、唇を動かしてしまう。]
私でなくとも構わないのだろうに 卒業までの後数ヵ月の間、何故放っておいてくれなかった。
[零れたのは、いつもは見せないある意味弱音。 ロビンが寝ているだろうということも、それを謂わせた要因の一つ。
嗚呼、それと、薔薇の匂いもだろうか……―――。]
―――……ロビンのことは頼んだ。
[謂ってしまった後、後悔したというように、水色から逃れるようにくるりと背を向ける。呼びとめられても、もう振りかえらず、逃げるようにその場を後に。]
(87) 2010/09/06(Mon) 04時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 04時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 04時半頃
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/* メモでライン系の話は私天の邪鬼だから(ry それでPC感情ぶれるのは申し訳ないので、全てにおいて反応はしないのです。すみませんorz
(-20) 2010/09/06(Mon) 04時半頃
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― 至るラルフの部屋 ―
[元々の部屋に今はサイラスは居ないのは識っているから、浴室へ向かう為の着替えはそこから。その時に何か部屋に異変があれば気が付いたかもしれないが、些細なことならば急ぎもあって気が付きはしない。]
ラルフ、入っても大丈夫か?
[ざっくりと浴室で身を清めてから、ラルフの部屋へと向かう。 家出先とは謂え、他人の部屋である。ノックはキッチリと3回。
さて、アイマスクに危ういバランスで椅子に座っている少年は、どのように反応したか、それともしなかったか。 反応があればその聲に導かれ、なければ訝しみながら、ディーンは仮の寝床となる部屋に*身を滑らせる*]
(88) 2010/09/06(Mon) 05時頃
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―医務室―
…ディーン……。
[唇から漏れ聞こえた言葉。違う、違う。内側から訴える熱]
…いや、……放っておけなくなって……。 だから……
[くるりと逃げるような背中、呼び止めることも出来ずに拳を握り締めて]
…莫迦野郎……。
[その背中に聞こえたかはどうかは分からぬ、小さな呟きが漏れる]
…お前じゃなきゃ。お前以外に…。
[壊したいと思うのも、一方で壊されたいと思うのも相反するようで 同時に巻き起こる複雑な思いを感じるのは、ただ一人。 今までは誰を抱いても、抱かれても、こんな風に思うことはなかったのに]
(89) 2010/09/06(Mon) 05時頃
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―医務室― [何も出来なくディーンを見送ったあと、漸くロビンをちらりと見る 相変わらず、服の裾は掴まれた儘。瞑られた目]
……ふぅ…
[やっと自覚した想い。それに連れて吐息に増す薔薇の香気。 本人は識らねど、さぞかしそれは一番傍のロビンを苦しめる*はず*]
(90) 2010/09/06(Mon) 05時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 05時頃
サイラスは、ラルフラルフを羨ましく、憎らしく*思った*
2010/09/06(Mon) 05時頃
フィリップは、サイラスは貸しと謂って訊いた話のことは覚えているだろうか…。**
2010/09/06(Mon) 06時頃
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/* う゛あ゛、すすみ具合が烈しいにゃあ。 落とすに落とせない。
ロビンの人とは、もしかして連戦なのかなと、メモ履歴見て思った。
*/
(-21) 2010/09/06(Mon) 07時半頃
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― 自室 ― >>68>>70
なんでって…もう二回も言った。 先輩、好き だから。
これで三回目。
[長い口付けを交わしたあと、またそう告げてにこりと笑う。 好き、と云わされたことは何度もあるけれど、自分からこんなに好き、と、恋情から素直に言ったのは、
多分、ここにきてない。]
(91) 2010/09/06(Mon) 08時頃
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さっきも、本当は、先輩にずっとここにいてほしかった。いて欲しかった。
ねぇ、先輩……。
[そこまで言ったのち、顔を伏せる。]
オレが好き、なだけ。 どうしても、伝えたくて……。
[そう、気づかないわけはない。先輩、というたびに、その表情が誰かを思い出していること。うたってくれた歌も、その人を思い出してのこと。
そう、この人には、他に想う人がいる。]
だから、今夜、ここにいて? 今から、その歌、オレが歌う。
ハーモニカ、探しながら、歌う。 先輩が欲しいから。
[また、笑う。セシルとして…。]
(92) 2010/09/06(Mon) 08時頃
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先輩、欲しいから……。
[そして、また手に力をいれる。 抱きしめる、その頭をフィリップの肩口に押し付けて…。 やわらかい髪が彼の耳を頬をくすぐるだろう。 あとは、ただ、ぎゅっと、
ぎゅっと、また抱きしめて。]
[でも、きっと少しでも拒絶されたなら、その手はきっと、すぐに離れるだろう。]
(93) 2010/09/06(Mon) 08時頃
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[そう、きっと、
蒼薔薇はそれを待っている。**]
(94) 2010/09/06(Mon) 08時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 08時半頃
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…デカ過ぎても、それはそれで目立つだけ…だから。
[上級生からの仕打ちは恵まれていたことに対する嫉妬。 あの世界は大きさ強さだけが価値だったから。 「先輩より大きいなんて生意気だ」「新入りのくせに見下ろすな」 そんな理不尽な理由で繰り返された折檻は次第にエスカレートして。
大人しく折れることが出来なかった気質と、本気の加減がわからなかったこと、それが起こしたあやまちの代償がこの片目と今の境遇。 されるがままに抗わずにいれば、不快な嫌悪感を堪え続けるだけで済んだものを。]
ゆっくり寝れるといいっすね。 頭使いすぎると眠れなくなるから…適度に身体も使ったほうがいいのかも。 [いつものように青白い姿を、少し心配してそう言って。 空になった食器を、ついでに先輩の分も片付ける。]
(95) 2010/09/06(Mon) 08時半頃
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そっか…ベネさんちゃんとメシ喰ったかな。
[言われて、あぁ…と気づけなかったことに苦笑い。]
寮母さんに聞いてみて、まだみたいだったらなんか包んでもらったほうがいいか…。 ありがとうございます。俺…そこまで気ぃ回らなくて。
[話をする口実にも出来るだろう。それに気付かせてくれたラルフへと礼を言い、サンドイッチと冷えた紅茶を包んでもらう。
青い薔薇の香りとともに、食堂をあとにした。]
(96) 2010/09/06(Mon) 08時半頃
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[部屋には、戻れない。 今日は帰らないと言ってしまったから。
医務室にも、今は戻れない。 三人の邪魔にしか、ならないだろうから]
……どこに行こう。
[此の強い芳香の中、中庭にいくのは躊躇われた。 図書館はもう閉まっているだろうし、友人の部屋を訪ねるのも、 この時間では不謹慎かと……二の足が踏めずにいる。
結局向かった先は……礼拝堂。
自分でも整理のつかない胸の裡を正すためにも、 一時でも主に縋りつきたかった]
(97) 2010/09/06(Mon) 08時半頃
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ベネさん、居るー?
[不躾に医務室のドアにされたノックは、中に居たサイラスにとって最悪なタイミングであったか否か。 ロビンが体調悪くて休んでいることと、訪ね相手の不在を知るとそっとその場をあとにする。 お弁当の包みをぶら下げて、その姿をとぼとぼ捜しに行った。]
(98) 2010/09/06(Mon) 08時半頃
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[救いを求める者を拒絶しないよう、 礼拝堂の扉は何時も鍵を掛けず、開かれている。
ぎぃっと軋む音を立てて、重い扉を開けた]
……主よ。 こんな遅い時間に……失礼します。
[入り口の水盆の聖水で指先を清め、壇上の神の子の像に十字を切った後指を組む。 開けたままの扉から差し込む月光を背に浴びて、 少年は聖句を一つ一つ丁寧に口にし、祈りを捧げている]
(99) 2010/09/06(Mon) 08時半頃
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[いくつか言葉を交わすうち、互いの視線はかち合ったか。
眼の奥に秘めた赤い輝きは、薔薇の精に新たな精気を捧げる為に狩りをする忠実な下僕の色。
アンタもそうなのかと察して、歪んだ笑みを返した。]
(*0) 2010/09/06(Mon) 08時半頃
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ベネットは、ドナルドが自分を探している事を知らず。ただ、彼に謝りたいと言う想いも、祈りの中に。
2010/09/06(Mon) 09時頃
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[自室にも姿はなく、あと思いつく場所はひとつしかなかった。
居心地悪く窮屈で、けれども心をうつほどに美しく、不可侵であるべき神聖な… あの人と同じ雰囲気を持つ空間。
無自覚に香る濃厚な薔薇の香は、近づいていくたびにその聖なる空気すらも少しづつ穢していく。]
(100) 2010/09/06(Mon) 09時頃
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[祈りを捧げている間。 開け放ったままの扉から、流れ込む薔薇の香り。
それは静謐で在るべき礼拝堂すら、穢す様に浸透して行き、 いつしか神への祈りは、年下のルームメイトへの想いへとすり替わって行く]
……ドナルド。
[逢いたい…との想いを込めて呼ぶ名前。 その声は艶を含むように、熱を纏っていた]
(101) 2010/09/06(Mon) 09時頃
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[扉の開いたままの礼拝堂。 月明かりを浴びた後ろ姿はあまりに高潔で美しく。
永遠にこのままでいて欲しいという仄かな思いとは裏腹に、 毎夜見る夢は、主なる神の在るこの場所で、彼を穢しモノにする妄想。 神の御下で経験な使徒を寝取る最悪の冒涜。
手を出せばきっと、もう抑えられない。]
(102) 2010/09/06(Mon) 09時頃
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[薄く眸を開けると、月光を遮る影が見えた。 ゆっくりと振り返る。
月明かりを背に立つ、長身の赤毛を翠は認めて]
――――…ドナルド。
[熱を纏ったままの声が、彼の名を紡ぐ。
少年はふわりと。 神の子の像を背に、ドナルドへと微笑んだ]
(103) 2010/09/06(Mon) 09時頃
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[微かに聞こえた、名を呼ぶ声。 そっと背後へと歩み寄るも触れることは出来ず。 かすかな声で、祭壇へ捧げる祈り。]
…主よ、罪深きわたしをお赦しください。 大切な隣人に、邪な想いを抱いた罪を。
…叶うならば、貴方の御下からその方を奪い去ってしまいたい。 たとえそれで如何なる罪に問われ、地獄の業火に落とされようとも。
罪深き私を罰し、私を赦し、導いてください。 …このような邪な想いを抱くことなどないように。
(104) 2010/09/06(Mon) 09時頃
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[振り向いた彼に、どんな顔をしていいのかわからなくて。
ただ隻眼は、月光に輝く姿を見つめていた。]
(105) 2010/09/06(Mon) 09時頃
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[微かな声で捧げられた祈りは、少年の耳には届かない。 だからふわり笑んだまま、自分を見詰める隻眼に翠を絡める]
――此れも、主のお導きなのかな。 今、ね。君の事を考えていたよ。
……子供みたいに拗ねて、酷い事を言ってしまったから。 謝りたくて……ごめん。
[立ち上がり、彼の元へ。歩みを進めて]
(106) 2010/09/06(Mon) 09時頃
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ベネットは、ドナルドから香る甘い薔薇の香気のせいか、僅かに潤む眸で見詰めている。
2010/09/06(Mon) 09時頃
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…謝ること、ないっす。 本当に酷いのは…俺の方だから。
[父なる神の見守る前で、劣情と共に想い人へと手を伸ばす。 その冒涜とも言える背徳感に、罪深さに身の奥のどす黒い獣は煽られて。
歩み寄る彼を抱き寄せ、神へと魅せつけるがごとく唇を寄せた。]
(107) 2010/09/06(Mon) 09時半頃
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ドナルドは酷くないよ…?
[彼の劣情に気付かず、伸ばされた腕の中抱き寄せられる]
ドナル、ド……?
[きょとんと見上げた唇に温もりが触れて、 何が起こったのか判らずに、眸を瞬かせた]
(108) 2010/09/06(Mon) 09時半頃
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[とさりと、足元へ落ちる弁当の包み。 自分よりも華奢な背中へと回した手は、スルリと腰をなぞり、 巻き毛の彼から薔薇園で教えられたように甘く熱く唇を貪った。
心の何処かで拒絶して欲しいとすら思いながら。]
(109) 2010/09/06(Mon) 09時半頃
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[禁忌だと知りつつも、ずっと求めていた人の温もり。 だから払う事も受け入れる事も出来なくて。
抱きしめられた腕の中、微動だに出来ない。
とさり、と足元で音が聞えて。途端にはっとする心。
とん、と彼の胸を一つ、叩く]
だめ、だよ……。 此処じゃ、だめ……。主が、見てる…から……。
[そう口にしつつ、強く拒めないのは。 少年自身も彼を求めていたから。
腰をなぞる手に、熱い吐息が零れて。 甘く混じる唾液に溶けた――]
(110) 2010/09/06(Mon) 09時半頃
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天主様がみてる。
(-22) 2010/09/06(Mon) 09時半頃
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[胸に触れる手の感触、たしなめる言葉にはたと我に返って。 罪深さに怯えた隻眼が揺れる。]
す…すんませんっ!!! [ただ、こわくて。 わき目も降らず逃げ出した。*]
(111) 2010/09/06(Mon) 10時頃
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…………は、ぁ。
[走って行く背をぼんやり見詰めながら、自由になった唇は大きく、息を吐いた。 立っている事が侭ならなくて、ぺたりと床に座り込んでしまう]
(112) 2010/09/06(Mon) 10時頃
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[唇を指先がなぞる。 齎された温もりを少しでも留めて置きたいかのように。
此れは禁忌だ、と。 微かに残った理性が警鐘を発している。
だけど――。 あの一瞬、神よりもドナルドを選んでしまった自分がいた事は間違いなくて]
…………ドナルドの、莫迦。
[呟く声は、静かに床に落ちた]
(113) 2010/09/06(Mon) 10時頃
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ベネットは、床に落ちている弁当を拾うと、彼の背に抱き返せなかった代わりに、ぎゅっと*抱きしめた*
2010/09/06(Mon) 10時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 10時頃
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―医務室― [目を瞑っている間に枕元で交わされる会話。 そうか、やっぱり二人はそういう仲だったんだ、という、諦念ではないけれど、じわりとした事実の浸透。 自分が衝動に耐えるのに手一杯で、衝撃を感じないのだけは本当に有り難かったけれど。
それでディーンへの尊敬を無くしてしまうということはない。 何となく、ディーンの言葉からはサイラスが無理強いしたような気配があったから。 それに、性に禁忌のないロビンには、たとえそれが敬愛する先輩のことでも、他人の色恋などどうでも良かったのだ。本当に。
人の心に疎い彼には、ディーンの声音に含まれるサイラスへの複雑な思いなど察しようも無かった。 それでも、彼が完全にはサイラスを嫌っていないことだけは何となく分かった。]
(114) 2010/09/06(Mon) 10時半頃
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―医務室― [サイラスの呟きも意外と言えば意外だった。 この人、本当に先輩に恋してるのか、と妙に冷静に受け止めた。
それよりも、今は段々増して行く息苦しさが、遂に身体の上に具体的な反応を成してくることの方が問題だった。]
(115) 2010/09/06(Mon) 10時半頃
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―医務室― [ディーンの居なくなった医務室で、サイラスのつく憂鬱な溜息。
それが、自戒の鎖を断ち切り、押し留めていた欲望の堰を切らせた。]
(116) 2010/09/06(Mon) 10時半頃
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―医務室― [ぱちり、と仕掛け人形のように目蓋を開く。 ベッドの上で、作り物めいた灰色の瞳だけ動かしてサイラスを見遣る。 何の感情も篭っていない硝子玉のような――否、その底に渇望の熱だけを秘めた瞳。
ロビンはサイラスの目の前でゆっくりと起き上がる。 彼が止めようとしたとしても、少年の耳には入らない。 そうして、タオルケットも剥ぐと、ベッドの上でサイラスと向き合った。]
(117) 2010/09/06(Mon) 10時半頃
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―医務室― [するすると――ワイシャツの裾を捲くり上げ、細い腹を、白く平らかな胸を露にしていく。 きっちりと締めたネクタイもボタンも外さずに、淡く色付いた胸の尖りが見えたあたりで手を止め、じっとサイラスを見詰めた。
薄く開いた唇が、薔薇の香気を吸い込んで、切ない吐息を洩らした。]
(118) 2010/09/06(Mon) 10時半頃
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|
[サイラスを選んだのは。
薔薇の香気を強く纏った、薔薇の呪いの保持者と言うだけではなく。
自分が最も軽蔑し、激しく嫌悪をしている人物だから……
と言ったら。
サイラスはどんな顔をするだろう、と思った。]
(-23) 2010/09/06(Mon) 11時頃
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|
/* だめ もうがまんできない >>118 何という据え膳 何という羞恥プレイ
ワイシャツを捲り上げて切ない吐息を吐いたまま放置されてる(すでに約3時間)ロビンとか想像するだけでおなかいっぱいです。 ご馳走様でした。
(-24) 2010/09/06(Mon) 13時半頃
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[トニーは、*てかてかした。*]
(-25) 2010/09/06(Mon) 13時半頃
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─ ラルフの部屋>>86 ─
[両目を覆ってしまうと、視覚を失う分だけ受ける刺激の種類が減り、少しは楽になるような気がした。けれども、重くるしい身体。中心となるその箇所から熱のかたまりが全身に広がり、投げ出した手足の指先までを覆うよう。 窓の外から時おりおとなう風が産毛を撫でても、肌が粟立つ。 嗚呼、これもまた──ままならない事。 茨が渦巻いているのは、身体の外ではなく、ラルフの内側ではないだろうか。
熱源には触れることなく、苦しさにじっと耐える。 忍耐と言うのはきっと案外に得意だ。思春期に入ってから何時も身体の何処かが軋むように痛んでいて、それをすべて外に漏らしているわけにもいかなかったし、目立たぬ生徒でいる為に翼を畳み、膝を、心を幾らでも折って来たはず。
「デカ過ぎても、それはそれで目立つだけ>>95」 食堂でドナルドが言った言葉の奥の意味をラルフが知る時が来るならば、強者へのおそれは、別種の憧れや羨望に変わるのかもしれない。]
(119) 2010/09/06(Mon) 13時半頃
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>>88
[几帳面さを感じられるノック。繰り返す数は三回。 ディーンが戻って来た事を知り、アイマスクの下で睫毛を動かす。小さく首を振ると、前髪がサラサラと乱れて皮膚をくすぐる。]
──…… おかえり、ディーン。 鍵、開いて……る。
[返す声は、熱に少し掠れていた。 脚をおろして、扉を開けるため、立ち上がろうとする。 窓枠に脚を掛けて本を読む事は慣れていたから、脚をおろすのは視界がなくともそれ程困難ではないはずが、──バランスを崩して、椅子が大きく斜めに傾いた。]
… あッ
[頭がクラリと揺れる。流石に窓の方向に倒れる事はないだろうと思いながら、咄嗟にしがみつく場所を探して、手を伸ばす**。]
(120) 2010/09/06(Mon) 13時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 13時半頃
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― ラルフの部屋 ―
[背にかかったサイラスの言葉は、どこまで聴こえていただろう。 どこまで聴こえていたとしても、案外に鈍い少年は、サイラスが己に恋慕を抱いていると未だ気がつけていない。
なんにせよ、裡に溜った重い何かは、シャワーで冷やし排水溝へと消した筈だったのだが……―――]
では、入るぞ?
[湯上り、今宵の宿の主からの応えに扉を開けると、そこに広がる風景は]
(121) 2010/09/06(Mon) 15時頃
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危ないっ!!
[ラルフの身体が窓側でない方向に傾ぐ様。 慌てて伸ばす手は、相手も伸ばした手に際で届く。 相手の身を護ろうと抱きかかえ床に転べば、部屋内に籠った薔薇の香りが撹拌され舞い上がり、そしてまるでヴェールのように2人の身を包みこむよう降りてくる。]
―――……っ
[傷みでなく覚える酩酊感に小さく聲を漏らした。]
(122) 2010/09/06(Mon) 15時頃
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─ 自室 ─ [ドアも窓も閉め切って、勉強机に大きな体を伏せる。 上がっていた息が落ち着くうちに、広がる罪悪感に胸が苦しい。
チラリとみた窓の月明かりに、先程の獣じみた行為を思い出す。 幾度も貪欲に求めてきた下級生がそろそろ目覚めて部屋へ戻っていてくれたらと、思った。 互いに割り切った上で、腹いせのように乱れた行為。 なのに、それだけでは満たされぬと強く実感するだけでしか無かった。
ポケットのガラス玉を手に取り、読書灯にかざす。 変色し揺らめく世界は歪んで、 まるでその小さな玉に封じ込められたよう。]
(123) 2010/09/06(Mon) 16時頃
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|
[酷く身体は毛怠くて、ガラス玉の中の世界がぐらりと回る。 いつのまにか、机に突っ伏して無防備に眠りに落ちていた。]
(124) 2010/09/06(Mon) 16時頃
|
|
[机か、寝台が有ると思った方向に目測で手を伸ばしたつもりだった。 けれども指先は空を掴んだだけで、これは──落ちると思った瞬間。 ディーンの指先が指に触れ、そのまま腕に包み込まれた。落ちた先は床ではなく、背に触れるのは、完成形に近付きつつあるディーンの肉体の感触、湯上がりの体温と湿度、抱きとめるため籠められた力。]
──…ッ ぁ また、こんな……
ごめんな さ、
[自分のうかつさと情けなさを呪う気持ちが、まるで抱きしめられているかのような錯覚に陥る心地良さの中で、奇妙な痛みとなる。甘い声が零れそうになって、ディーンの腕の中で身を震わせた。]
(125) 2010/09/06(Mon) 16時頃
|
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[聴こえたディーンの小さな声が無ければ、すぐに起き上がろうとしたのかもしれない。今、ディーンはどんな表情を浮かべたのだろう?──身体を密着させたまま、それを見たいと言う誘惑が、ラルフに先にアイマスクをずらそうとする動作を優先させる。 片手はディーンにしがみついたまま、もう片方の手を自身の目元に伸ばしかけ、]
あッ
[薔薇の香りに煽られた熱がディーンの脚に触れている事に気付いてしまう。]
(126) 2010/09/06(Mon) 16時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 16時半頃
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[弁当の包みを抱いたまま、よろりと立ち上がる。 まるでイケナイ事をしてしまった子供の様に怯えた顔をしたドナルドを想うと、なぜか口端に浮かぶ笑み]
ドナルドの、莫迦……。 あんな顔をさせたい訳じゃなかったのに。
[駄目だと告げたのは行為そのものじゃなくて。 後ろを振り返り、見下ろす神の子の像を見詰める]
……ごめんなさい。僕は穢れない仔羊にはなれそうにありません。
[貪り合うように溶け合った唇が切なくて、 あの温もりが傍にない事が……とても哀しかった]
(127) 2010/09/06(Mon) 16時半頃
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― ラルフの部屋 ―
[薔薇の香りに熱を煽られていたのは、何もラルフだけではない。 脚に触れるラルフの欲望に気が付いたなら、常ならば素知らぬ貌をして身を離すだろうに、離せずにむしろ密着させるように掻き抱く。]
アイマスクなどして、どういう格好をして座っていたんだ。
[判っていて更に熱を煽るように、耳朶に吐息を噴きかけるように囁く。「怪我はないか?」と問いかけ、傷む場所を探すように蠢く手は、もはや前戯そのものの動きを示す。
――……アイマスクを取ってやらなかったのは、欲望に濡れた紫を見せたくなかったからかもしれない。
気が付けば歪む視界。抱きとめた時にモノクルが飛んでしまったようだ。歪む視界は、歪んだ心根を示すよう。 手は掌は指先は、ラルフの肩をなどり、胸元に滑り、腰を撫で、脚に触れた。
「此処は傷まないか?」と、触る場所が変わるたび問いかける声音だけは、常と変わらぬを努めて。]
(128) 2010/09/06(Mon) 16時半頃
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[包みを抱いたまま、よろよろと歩き出す。 この薔薇の香りを辿って行けば、そこに彼がいるだろうと信じて]
……ドナルド、何処?
[すん、と。 鼻を鳴らして香りを追う。
今度は僕が、彼を探す番だから]
(129) 2010/09/06(Mon) 16時半頃
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―医務室― [それは情事の最中だったか。サイラス自身は服を着たままだったから ロビンを一旦、放置して現れたドナルド>>98と二言、三言]
ああ、ベネットは出て行ったよ。
[それはたわいもない会話。お互い耳元で話されたのはほんの少し ――…だったはず。]
(130) 2010/09/06(Mon) 17時頃
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[言葉を交わしながら、お互いに宿る同じ薔薇の香にすぐそれと気づく。
水色の裏に見え隠れする赤い輝き。今、まさに薔薇の精に精気を、 捧げようと、生贄を供えようとしているのだから。
歪んだものには同じものを。いや、それだけでなく]
…あとで、来いよ。一人で搾り取るには多すぎてな。 多分。生贄もそれを望んでるさ?
(*1) 2010/09/06(Mon) 17時頃
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[薔薇の香りを辿る。 濃密に、中庭から漂うそれじゃなくて。
抱きしめられた時に感じた、ドナルドのそれを]
――――…見つけた。
[自室の扉を開けると机に突っ伏すドナルドの姿が見えて]
そんな所で眠ると、風邪をひいてしまうよ。
[常と変らぬ声と口調で、眠る彼に自分のベッドからタオルケットを取り、その肩に掛ける]
(131) 2010/09/06(Mon) 17時頃
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[隣り合う机のもう一つの椅子に腰を下ろし、 年相応にあどけない寝顔の紅い髪をそっと撫ぜた。
彼が目を覚ましたら、まずはミルクを入れてあげよう。 甘い甘い蜂蜜を落としたハニーミルクを彼は喜んで呉れるだろうか。 それを飲みながら、このお弁当を食べるんだ。二人で。
それからいろんな話をして、そして――
そんな事を想像しながら、 少年は夢想に笑みを浮かべ、赤い髪を撫ぜ続けている]
(132) 2010/09/06(Mon) 17時頃
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[ディーンから離れなければと焦る気持ちが、余計に動悸をはやくする。身体が密着してしまうよう抱きしめられて、伸ばしかけた手が止まってしまう。 心臓の高鳴りと同時に熱は膨らんで。予期せぬ耳元に与えられる刺激に、びくんと捕えられた魚のように背を跳ねさせる。]
──…ッ あ
[アイマスクはトニーに借りたのだと言う事や、普段の座姿勢について、説明をしようと思うけれど。半端に伸ばしたままの片手は、行き場を失ってそのまま。]
……やぁ あ 大丈 夫… 怪我は、──ん
あ 嗚呼ッ、
[零れるは明確に色付いた甘い音。 闇の中で衣擦れの音が聴こえる。ディーンの手のひらが触れるたび、身体が浮遊して自身のものでは無くなって行くような感覚。肩が胸に、胸に滑る指先が腰に触れるたび、震えながら身を捩る。与えられる刺激に、耐えきれなくて、大きく胸を喘がせて背をのけぞらせた。]
(133) 2010/09/06(Mon) 17時頃
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痛く な いから──
[止めてくれて良いのだと伝える事が出来ず、甘い息を吐きながら震えるくちびる。 アイマスクの向こうのディーンの表情は見えない。常と変わらぬ案じるような響きに、いたたまれなさ、羞恥が高まる。 もうこれ以上、知られてはならない。増してくる熱を隠さなくては、脚に触れている手を止めなくてはと、右手を伸ばそうとした。]
(134) 2010/09/06(Mon) 17時頃
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―医務室― [起き上がろうとするロビン]
…おっ?大丈夫か? 苦しいならまだ寝ててもいいんだぞ?
[被せていたタオルケットも脇に避け、こちらを見る視線は 熱を秘めた艶かしいもの。誘うように、服をめくり上げ うっすらと桃色の尖りが眼前に露出される]
[一瞬、呆れた顔をして軽蔑するような眼差し、ふ、と 薔薇の香気が混じる吐息を零し、 それはあたかもロビンが漏らしたそれと重なる]
…お前もか?醒ませて欲しいか? なぁ……?
[手は出さずゆっくりと尋ねる声。それははっきりと彼に、 口にしろという合図だった]
(135) 2010/09/06(Mon) 17時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 17時半頃
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―医務室― [サイラスの軽蔑するような眼差しを目にした途端、震えるほど甘美な電流が背筋に走る。 ああ、とレンズの奥の灰色の瞳を細めて、狂おしく昂ぶった熱を意識する。
「求めるものを口にせよ」という質問の形を取った命令は、更に彼を転落の淵に追い込む。 けれど、それが強いられたものであれば尚更快美となる。]
……っ し て、
[紅い口唇を震わせ、まだ未練がましく残った自制の躊躇を少しずつ解きながら、言葉を紡ぐ。]
(136) 2010/09/06(Mon) 17時半頃
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/* 本当にこの村エロばっかりだ。
(-26) 2010/09/06(Mon) 17時半頃
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[色ついた甘い音に、ぞくりと背に走る何かがある。 下肢に近づくにつれ、指先の動きは卑猥さを強めた。 仰け反る背、突き出される胸元に貌を寄せれば、まるで事故のように胸の蕾に触れる唇。]
ラルフ……―――
[次に唇は、痛くないと言の葉紡ぎ震える唇に近寄って、相手の名を呼ぶ。脚を弄っていた片手は、止めようとする右手を絡め取り、頭上へと縫いとめてしまう。]
―――……私は、お前が識りたい
[常の声音よりも低く落とした聲で囁く。 自ら求めたことはないという少年が、初めて己から欲しいと示す言の葉。
押し付ける腰には、明らかな張り詰め。 膨らみと膨らみを擦り合わせながら、触れるか触れないかの位置で止めていた唇を、唇に落とした。
けれど、未だ組み敷いた少年の目元を覆うものは取らないまま。 その意図は、無意識の中に在る故に、自覚なく……―――*]
(137) 2010/09/06(Mon) 17時半頃
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[日頃嫌悪するサイラスに乞わねばならない屈辱に、ロビンの頬が上気した淡い薔薇色に染まる。 澄んだ灰色が、切羽詰った下肢の苦痛を訴えて潤む。]
(138) 2010/09/06(Mon) 17時半頃
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/*
そう、そういえば、オレはずうっと、成立するなら、フィルセシだと思ってたんだ。
でも、気がつくと、 セシフィルになりそうなんだ。 いや、むしろ、今回はそっちがいいんだけど…。
フィル先輩らぶ(いいたかった
(-27) 2010/09/06(Mon) 17時半頃
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―医務室― [灰色が細まる。その奥に熱の迸りを見て取る。]
……して?
――…何を?
[さらにはっきりと口にせよと、少年の顎を片手で持ち上げ その目前で水色は問う。震える赤い口唇に、そして淡い薔薇色の頬に かかる薔薇の吐息。あくまで掛ける声は、仕草は優しく、 しかし求めるのは酷なもの。潤む目を見て取っても自らは動こうとしない。 きつくきつく蒼い薔薇の香が、殺菌剤の漂う清浄な空気に 解き放たれていく。]
(139) 2010/09/06(Mon) 17時半頃
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―医務室― [顎を持ち上げられ、間近で薔薇の吐息を掛けられれば、昂ぶる熱は窮屈なズボンの内側で痛みを伴うほど。 なおも答えを強要されて、薄紅いろの唇をきりと噛み締めた。]
ぉ ……犯 し て、
[漸く搾り出すように答え、サイラスの優しさを装った顔を睨んでじわり涙を浮かべた。]
(140) 2010/09/06(Mon) 18時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 18時頃
ロビンは、自分が口にした言葉の被虐に酔っている。
2010/09/06(Mon) 18時頃
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/*かえったとたんへんたいなものをみてしまった。どうしよう。
ニア [犯す] [犯す] [犯す]
(-28) 2010/09/06(Mon) 18時頃
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/* しまった。[ロビンを]って入れるの忘れた。
(-29) 2010/09/06(Mon) 18時頃
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―医務室― [きりとかみ締められた唇から搾り出すように漏れる嘆願。 涙を見て取ると、いつもするように、顔を近づけ目許に唇を寄せ 優しく露を掬い取った。 そのまま、唇は頬を掠め耳元へ吐息と共に、囁く]
…犯してほしいなら、まずは起たせて貰おうかな? 流石に、今日は3回目だか4回目だったか、いい加減に疲れてるし、なぁ。
[そのことは誰を示すか、ロビンには分かるか、どうか。 顔を離して視線で下半身の己の膨らみを指す。言葉と裏腹に張り詰めた、 それはロビンにこれから起こることを喚起させるだろう]
(141) 2010/09/06(Mon) 18時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 18時頃
サイラスは、ロビンに己のz短パンのファスナーを下ろす様命じた
2010/09/06(Mon) 18時頃
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/* >自分メモ それ、無尽蔵に前借りできるっていわないじゃん。 とツッコミ。暇があったら修正しよう。
(-30) 2010/09/06(Mon) 18時頃
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/* は! ロビンメモのアンカーが直ってる(三番目のコロンが全角だった)。
(-31) 2010/09/06(Mon) 18時頃
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―医務室― [サイラスの顔が近付くと、嫌悪と恥辱に反射的に身を竦めてしまう。 思いがけず目許に施されるのは優しい口接け。浮かんだ雫を掬い取られ、きゅっと目を閉じて眉をひそめて。 ――けれども、耳元で吐息と共に囁かれた言葉は。
瞳に驚きと怯えを湛えてサイラスを見返す。 視線で示されるのは彼の下半身、それの意味するところに気付いて、少女のように端整な顔が歪んだ。]
(142) 2010/09/06(Mon) 18時半頃
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―医務室― [サイラスが言った「3回目だか4回目だか」が誰であるのかは知らない――けれども、ユーリィとディーンは無関係ではないのだろうと思うくらいには頭は働いた。が、そんなことはどうでも良かった。
ごくりと息を呑み、諦めたようにサイラスに近付いて身を寄せる。 細い指で彼の短パンのファスナーを下ろしていく、その手は緊張で細かく震えていた。]
(143) 2010/09/06(Mon) 18時半頃
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/* 己のz短パンwwwwwなんかサイラスかっこいい?
っていうか3回目か4回目かよ! ああ、オレは2回目な人になるんだっけか。
(-32) 2010/09/06(Mon) 18時半頃
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―医務室― [少女のように端整な顔が歪むのを優しく見つめる眼 しかし、その奥には熱と嘲りが入り混じる。 まるでロビンがそれ自体を望むと分かっているように。 ロビンの指先がファスナーをたどたどしく下ろすと 己の下半身を露出させ。その手に、顔に押し付けようとする。 もう逃げることは許されないと知らず知らず、 体重はロビンの体を押さえつけるように圧し掛かった]
ほら、やってみせろ、よ。
[言葉の端々、口唇から漏れるのは蒼薔薇の香。 それは言葉と仕草と共に既に、ロビンを、そしてサイラス自身を 酔わせている]
(144) 2010/09/06(Mon) 18時半頃
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/*
というかエロシーンは尋ねていきたい蒼薔薇様。 見に行きたいなぁ。(ぇ
(-33) 2010/09/06(Mon) 18時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 18時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 18時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 18時半頃
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―医務室― [まろび出たサイラスの雄は既に猛っていた。 ああ――と喘ぎとも賛嘆ともつかぬ濡れた声が口唇から洩れる。
それからサイラスによって、手に顔にそれを押し付けられ、逃れられぬよう圧し掛かられ。 そんなどうしようもない屈辱的な状況でありながら、レンズの奥の瞳は夢見るように陶然としている。 サイラスの命じたとおりに細い指を昂ぶりに絡めると、口を開き、舌を伸ばして不器用に舐め始めた。]
(145) 2010/09/06(Mon) 19時頃
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―医務室― [目を細めて、ぎこちないながら懸命にサイラスの欲望に奉仕をする。
書物から得た知識で行為自体は知っており、孤独な夜に幾度となく夢想したけれど、実際に他人を相手に行うのはこれが初めてだった。]
(146) 2010/09/06(Mon) 19時頃
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―医務室― [命じた通りにロビンが動き、不器用にちろちろとぎこちなく舌が舐めている]
…物足りないな。
[呟くと、片腕はロビンの頭を押さえて雄に押し付けるようにがくがくと 揺さぶった。ロビンが苦しがって嗚咽しても離しはしない。 一方の腕は体を丸めてロビンの背中を、腰を、尻をゆっくりと優しく 撫で擦り。ロビンの固まりを布越しに態と軽く刺激するだけ。]
ほら、もっと強く。イカせるくらいでないと。ご褒美はやらんぞ。
[罵る言葉はしかし優しく、薔薇の吐息と共にロビンを揺さぶる]
(147) 2010/09/06(Mon) 19時頃
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サイラスは、ロビンの膨らみを指先で布越しに爪弾く。
2010/09/06(Mon) 19時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 19時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 19時頃
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[視界が覆われている所為で、次に触れられる場所が分からない。 ただ、ディーンの指先は、核心に近付くほど、ラルフの熱を煽っていくような気がして。はだけたシャツの胸元、鋭敏な感覚を持った尖りに触れる唇。手のひらが滑るのとは異なるチリリとした刺激。]
──…ディーン
[唇の近くで名を呼ばれて泣き出しそうになる。 耐えきれずぎゅっと目を閉じたその表情を見られずに済むのは助かるのだけれど。漏らす熱い吐息がディーンに触れるのが怖い。止めたかったはずの手は簡単に絡めとられて、逆に利き腕を縫い止められてしまう。]
ディ、 ん
[識りたいと言う言葉にそれを識っては駄目なのだと首を横に振りかけて、咎める響きは、もう一度、名を呼んだ所でハッとしたように静止する。]
(148) 2010/09/06(Mon) 19時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 19時頃
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[ままならない熱のかたまりに触れてたのは、 ラルフと同じディーンの。 同じ構造を持つそれらが布越しに擦れあうと、もどかしさと刺激に、悲鳴のような声を上げそうになる。ラルフがくちびるを噛むよりも、触れそうで触れない位置にあったディーンくちびるが落ちてくる方が先。]
… ん ぁ ッ── 俺、だって、君のことを、
[識りたいと先に口にしたのはラルフの方だ。 けれども、きっと先に暴かれてしまう。絡めあう舌は、擦れあう熱はディーンを求めてしまう。 ラルフはディーンの姿を見る事が出来ないのに、ディーンに、彼が欲しくてたまらないと言う事を隠す事が出来ない**。]
(149) 2010/09/06(Mon) 19時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 19時頃
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―医務室― [急に頭を押さえられ。]
……ッ ぅ ぶ、
[乱暴に口の中に捻じ込まれた雄が喉を突く。 苦しさにサイラスの腰を掴んで反射的に逃れようとするのに、許してはくれない。 がくがくと揺さぶられると声も出ず、唾液を再現なく垂らしながら噎いだ。 灰色の瞳から涙が溢れてなめらかな頬を汚す。]
ン ンン ぅふ……っ
[一方で与えられる優して残酷な愛撫は、皮膚をざわめかせるばかりで快感の強さには至らず。 命令に従わねば与えられないという事実に、少年は嗚咽しながら懸命に顔を動かして昂ぶりを貪った。]
(150) 2010/09/06(Mon) 19時半頃
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―医務室― [布越しとは言え、突然昂ぶりを爪弾かれて、がくがくと腰を揺らす。 くぐもった呻きは、快感と哀願の響きを伴っていた。]
(151) 2010/09/06(Mon) 19時半頃
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ロビンは、サイラスを上目遣いに涙を溜めた瞳で見上げる。
2010/09/06(Mon) 19時半頃
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――夜/寮の前庭―― [回想を終えた少年は独り、彫像の並ぶ前庭のベンチに座す。 星が瞬きはじめ、そよ風が吹き始めてもなお、少年の裡には言い知れぬ熱が疼く]
この、何処かに――居るのか? ユーリィ。
[耳の奥にユーリィの最後の声(>>65)が木霊する。 さよなら。 彼はもう戻ってはこないだろう、そんな直感があった]
(152) 2010/09/06(Mon) 19時半頃
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――夜/寮・自室――(>>84) [結局、少年はユーリィを屋外で探すことはせず、自室へと戻っていった。薔薇の薫る生温い微風が肌に触れる度、ざわざわとした感覚が身内に生まれていた。だがそれを避けようとして戻った先も、また同じくで――]
……そっか。この薫り――ユーリィの。
[だから、間もなくして訪れたラルフの存在は、少年にとってある種の助け船ともいえた。ノックの音に、扉を開ける]
あ、ラルフ、こんばんは。 ……そうか。アイマスク、だね。
(153) 2010/09/06(Mon) 19時半頃
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[室内へ取りに戻ろうとした少年の肩へ、穏やかな声がかかる。 ユーリィと仲直りは出来たのか? ラルフの軽い感じの言葉は、今の悩みも大した事ではない、というかのようで、少年にはむしろ落ち着きを取り戻させた]
ううん。出来てない。 ……けど、一度ユーリィは戻ってきて、出て行った。
[ラルフには背を向けたまま、静かな調子で言葉を紡ぐ]
……僕は、それがユーリィの撰んだ結果なら、受け容れようと、
(154) 2010/09/06(Mon) 19時半頃
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トニーは、受け容れようと、に続く言葉を失って、黙り込んだ。
2010/09/06(Mon) 19時半頃
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―医務室― [ロビンの口腔を突き上げる己の欲望。嗚咽と唾液と舌が懸命に揺れ動き 昂ぶりを一層高める。と同時に薔薇の香はきつく漂っている。 苦い先走りがロビンの口中に漏れ汚していた]
いい子だ…。
[涙をためた瞳を見下ろし一旦強く頭を押さえ込み喉を強く穿つと、 一気に引き抜く。 ロビンの頭を優しく撫でると。うつ伏せで四つん這いになるように命じた。]
…自分でズボンも降ろせよ?
[背中から声を掛ける。ドナルドが現れたのはその頃だったか。 一旦短パンのファスナーをあげてカーテンの向こうで応対し、直に戻って。]
…ちゃんと準備はできているか?
[ゆっくりと背中からその耳元で蒼薔薇の吐息と共に態と吹きかけるように囁いた]
(155) 2010/09/06(Mon) 19時半頃
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サイラスは、ロビンの蕾を先走りで濡らすように茎の先端で突付く。
2010/09/06(Mon) 20時頃
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[月の光と薔薇の木の下で、乱れた肢体も 露わなまま、ユーリィは醒めぬ甘い甘い悪夢を見続けている。
深く眠りに堕ちてなお、薄く開いた薔薇色の唇は王子様のキスを待つ眠り姫のように蠱惑的。 されど、この呪いは口づけだけではきっと解けやしない。]
(156) 2010/09/06(Mon) 20時頃
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――夜/寮・自室――(>>84) [少年は左右に首を振り、室内に入っていった。 私物入れを探してアイマスクを取り出すと、ラルフの方へと戻る]
……うん、やっぱ、まだ、だね。 仲直りはできてないし、ユーリィが選んだ結果に納得できるかどうかもわからない。ついさっきも、探そうとして、結局やめちゃった。
[さっき、とラルフの呟き。ぱちり、目ばたいた少年に、 夜中には、外を探そうとしちゃいけない。 そう、彼は諭すような言葉を紡いだ]
……? なんで?
(157) 2010/09/06(Mon) 20時頃
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トニーは、ラルフに話の続きを促した。
2010/09/06(Mon) 20時頃
トニーは、ラルフ、どうしてさ、と首をかしげた。
2010/09/06(Mon) 20時頃
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―医務室― [一度強く突かれた後に一気に引き抜かれて、げほげほと咳き込んでしまう。 口元を押さえた手から唾が滴って、口一杯に広がる苦い味が気持ち悪くて、吐きそうになる。
頭を撫でる優しい手に、涙と唾液で汚れた顔を上げると、優しい声でまたも屈辱的な命令をされて。 絶望的な表情で、こくんと従順に頷く。 ――そう、これが自分の望んだことだから。
医務室に現れたドナルドにサイラスが応対している間に、自分のズボンをそろそろと脱ぎ落とす。 下着も脱いで――下半身を剥き出しにする。 そうして、命じられたとおりにうつ伏せで四つん這いになり、腰を高く掲げてサイラスを待った。]
(158) 2010/09/06(Mon) 20時頃
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|
― セシルの自室 ―
[その後、フィリップとはどのように過ごしただろうか。 ハーモニカを部屋で探したかもしれないし、もしくは……
ともかく、今夜は一緒にいてほしい、と願った少年は、それでも、蒼薔薇を完全に押さえ込むことはできない。むしろ、時間ごとに蒼薔薇は、精気を取り戻しているのだから。]
――……ああ
[そして、自室を抜け出す。その時きっとフィリップは眠っていただろう。 そして、蒼灰の眸は三日月に微笑み、口端もくく、とあがる。
蒼薔薇は、寮内の淫行を嗅ぎ付けていく…。]
(159) 2010/09/06(Mon) 20時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 20時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 20時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 20時頃
|
―医務室― [噎せ返る薔薇の香気に包まれて、背後からサイラスの声を聞く。 耳元、更に強い香りを囁きと共に吹き込まれて。 完全に熱夢に囚われた虜囚は、牝馬のようにぶるっと身震いした。]
(160) 2010/09/06(Mon) 20時頃
|
セシルは、蒼薔薇の痕を持つ者の元へ。
2010/09/06(Mon) 20時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 20時頃
|
/*
そして病がまた出てしまった。ああ、恥ずかしい。
(-34) 2010/09/06(Mon) 20時頃
|
|
―医務室― [蕾に宛がわれた昂ぶりの先端――滑るように動くそれに、腰が動く、揺らいでしまう。 まだそこに誰も受け入れたことはないけれど、独り遊びで指や何かを差し入れるのには慣れていて、弱い快楽なら充分に身体が知っている。 でもこれは――そんな紛い物でない。 そのことに恐怖と期待を覚えて、それをサイラスに知られたくなくて、顔をシーツの上に伏せて隠した。]
(161) 2010/09/06(Mon) 20時頃
|
|
―医務室― [待ち望んでいるかのように、高く上げられた腰。白い尻が窓から 差す月光に照らされて艶かしく、しかし微かに震えてるのだろうか。 押し当てていた先端を一旦離すと、手先で尻を丸く一撫でした。 ロビンの茎を柔く握る。零れ落ちてくる白濁を指で絡め取ると。 蕾を撫で、濡らすようにそのまま、捻り込んでいく。]
…初めてだろう? 濡らしておかないとな。
[ふふと背中から声をかけ、その度に蒼薔薇の香気が、吐息が、耳に、 睫毛に、肩に、と滑っていく。官能を高めるそれは麻薬のように 浸透し痺れを齎すだろう。シーツに伏せられた顔。顎を持ち上げると 同時に、破裂しそうな昂ぶりがロビンの蕾を一気に貫いた。 悲鳴か、甘い嬌声が上がるか、堪能するように体をそのまま持ち上げ 胡坐の上に座らせるように促すとそのまま突き上げ。白濁と血錆と 薔薇の香がシーツをうっすらと染め上げている]
(162) 2010/09/06(Mon) 20時半頃
|
サイラスは、ロビンを自分の上に座らせて突き上げつつ合わせてその茎を揺すぶり続けている
2010/09/06(Mon) 20時半頃
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――夜/寮・自室――(>>157) [少年の問いに、ラルフはどんな答えを返したか。 それに依らず、他には二言、三言程度の会話を交わして訪問者は去っていった。改めて独りになった室内で、椅子に腰掛ける]
……外、かぁ。 ま、暗い中で探すのはあんまり意味無い、とは思うけど。
[薔薇の薫り立ち込める室内は、窓を開け放ってもさして換気される様子は無い。まるで、もう一人の部屋の主――ユーリィの一部分がそこに残っているかのように]
これから、どうしたもの、かな。
[窓を閉めてカーテンを引き、少年は独り言ちた]
(163) 2010/09/06(Mon) 20時半頃
|
|
/*>>163 [まるで、もう一人の部屋の主――ユーリィの一部分がそこに残っているかのように] は、 [まるで、もう一人の部屋の主――ユーリィのよすがででもあるかのように] の方が美しかったな。憶えておこう。
(-36) 2010/09/06(Mon) 20時半頃
|
|
[自ら求めないというのは、実際の所、断られるのが矜持に触るという所もあるのかもしれないと、薄らとする意識の中で思う。それはラルフに1度名を呼ばれた時に、咎める色があったからこそ気がつけたこと。 更に、突き詰めれば、求められれば断らないというのは、求めるということがどれ程の勇気がいるのか……などを考えてしまうからだろう。
―――……例外は、1人ほどいたが。]
―――……ラルフ。 厭なら、振りほどいて逃げてくれても構わない。
[咎める言葉を聴きたくなくて唇を塞いでいながら 欲望と欲望を擦り合わせていながら 片手を縫いとめていながら……―――。
それでも、捨てきれぬ矜持にか、言葉だけは逃げ道を作る。 ラルフの塞がった眼に見えぬ、ディーンの貌は欲情に染まっているというのに。]
(164) 2010/09/06(Mon) 20時半頃
|
|
逃げぬなら、全部、私に見せろ
[それは願望か、欲しいと訴えて見える相手の貌に煽られるように、戒めていた手の拘束を離せば、彼の身体に纏うもの―――……眼を覆う物以外を両手で取り去ろうとした。]
(165) 2010/09/06(Mon) 20時半頃
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|
/* ロビンたんはもうちょっとあえいでほしいなー サイラスちんがわりといっぱいいっぱいぎみで可愛い ディーンつんは句点がないとゆるゆるだよ
勝手な読者の意見でした。
(-37) 2010/09/06(Mon) 20時半頃
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― 医務室 ―
[それまで、蒼薔薇の影響が少なかったはずのその場所。 だけど、もうそのようなことはない。 肉を打ち付ける音が響くそこは、もう、それまでとは違う場所。 白いシーツも、薬をつめられた戸棚も、 置かれた備品すべてが、かえって淫靡さをかもし出していた。]
――……へぇ、 あの涼しい顔をした、優等生がね?
[サイラスに犯されている少年の痴態を、蒼灰の眸に映す。]
(166) 2010/09/06(Mon) 20時半頃
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―医務室― [宛がわれたそれが去って、優しい手の愛撫が戻ってくる。 茎を握り込まれ、昂ぶり過ぎて白濁の混じる滴りを絡め取られると、もっとと強請るように腰が自然に動く。 けれど、その手は蕾へと移動し、滑りを与えるように指が捻じ込まれていく。 痛み――そして性感を弄られる熱。]
ぁあン あっ、 あっ
[シーツに伏せた顔、紅い唇が開いて、嬌声がいくつも零れて。 青薔薇の吐息を肩に背に降り掛けられて。 ジィンとした痺れが全身を覆っていく。
背後から伸びた指が顎を掴み、紅潮した顔を晒すようにシーツから持ち上げられた瞬間、身を引き裂く激しい苦痛が襲った。 喉から声にならない悲鳴が迸った。]
(167) 2010/09/06(Mon) 20時半頃
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―医務室― [セシルの姿を視界の端に見れば、にやりと微笑むが その顔は後ろから犯されているロビンには確認できないだろう。 お互い蒼薔薇の呪いを分かっているもの同士。微笑みを交し合う]
…セシル。何なら口を使ってもいいぞ?
[セシル、いや蒼薔薇がそれを望むかどうかは分からないが]
(168) 2010/09/06(Mon) 21時頃
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―医務室― [断続的に上がる絶叫は快楽の甘い響きを帯びる。 身の内いっぱいにサイラスを受け入れている、その事実も抉られる苦痛もまた、脳髄が灼け尽くような快感。
膝の上に乗せられ、下から突き上げられるたび、がくがくと少女のような細い躯が揺れる。 サイラスの腕で拡げられ曝け出された脚、隠すことの出来ない屹立が快楽の歌を歌う。 揺さぶられる動きに合わせてそれをしごかれて、ロビンは嬌声を上げ続けた。]
(169) 2010/09/06(Mon) 21時頃
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― 自室 ―
[赤い髪を一つ撫ぜ、二つ撫ぜ。 ドナルドの目覚めを待つまでの間、うとうとと睡魔が降りてくる]
――……ん。
[霞む目元を軽く擦るも、晴れぬ眠りへの誘い。 机に突っ伏したドナルドの横、寄り添うように顔寄せて。 穏やかに寝息を立て始める]
(170) 2010/09/06(Mon) 21時頃
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ベネットは、ロビンたちが医務室で繰り広げる痴態など、知りもせずに。
2010/09/06(Mon) 21時頃
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― 医務室 ―
[すかさず、サイラスが気がついて、笑みとともに誘いをかけてくる。 それにはくすくす笑いを返して…。]
ドナルド、くるんだろ?彼にやらせて。 さっき、教えてあげたから、上手にできるかみてみたい。
[と、そういいながらも、サイラスに揺らされて、表情を乱し嬌声をあげるロビンに近づいた。]
この子はさ、変わったことが好きみたいだね。
[そう告げると、医務室を見わたす。そして、包帯をみつけると、それを取り指でくるくると回しはじめた。]
少し、飾り、つけてあげる。
[そう言うと、ひも状になった包帯を、揺らされ震え、はしたなく先走りの液を出すそこにかけた。
あとは、その根元をきゅっと結んでいく。]
(171) 2010/09/06(Mon) 21時頃
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良く寝るな、俺! ドナルドも乱交するなら、俺邪魔出来ないもんな!!
エロは今回は出来るだけしない心算の、僕です。
(-38) 2010/09/06(Mon) 21時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 21時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 21時頃
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―医務室― [甘い嬌声と悲鳴の混じったそれは蒼薔薇に捧げる歌。細い躯を揺らし 扱く屹立から迸る精気を差し出すために。]
ああ、そうだな。来るはずだけどな。だったらそっちにやらせるか。
[セシルが、ロビンの昂ぶりを押さえ込むつもりなのか包帯を掛ける仕草を 見て取り。くすくすと笑う]
イけそうでイけなくなるな。こいつは。 [ロビンの頭を優しく撫でる。躯を揺さぶりながら、まずは喘ぐ口に 指をしゃぶらせ、ドナルドを待つ]
(172) 2010/09/06(Mon) 21時半頃
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/*
酷いな…。据え膳とはいえ……。結局狼と妖精3人がかりで食い物か。
(-39) 2010/09/06(Mon) 21時半頃
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/* >ベネット >>170で寝といてなんでそのメモやねん。 まあええけど。
(-40) 2010/09/06(Mon) 21時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 21時半頃
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─ 再び浴室 ─
えっと、どの脱衣籠使ったんだっけな……。
[食堂で、腕時計がない事に気付き、急いで詰め込んだ後に探しにきたのだが]
……洗濯はしてないから、こんなとこには近寄ってないはずけど
[とぼやきつつ、洗濯機の蓋を片っ端から開けて回っていると]
?何でこんなものが。
[銀に輝く小さな楽器がその中の一つに。拾い上げて]
──なんか、前にもこんな事があった気がするんだがなあ。
[首を傾げた。]
(173) 2010/09/06(Mon) 21時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 21時半頃
|
――夜/寮・自室――(>>163) [締め切った室内は温度が下がることも無いまま、むっとした薫りが立ち込める。次第にその存在は少年の中で馴染み、気にならなくなっていった]
――ここで、ゆーりぃ、が――
[黒瞳がけぶるような潤みを帯び、自分のではなくユーリィの寝台へと歩み寄っていく。ばさりと横倒しに倒れこみ、タオルケットも枕もシーツも、纏めて掻き寄せた]
――ずっと、寝てたのに。してた、のに。
(174) 2010/09/06(Mon) 21時半頃
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蒼い薔薇の旋律は、呪いを持つものを呼び寄せようと強く強く香りを放つ。
…――より生贄を蒼薔薇に捧げ奉るために
(*2) 2010/09/06(Mon) 21時半頃
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――夜/寮・自室―― [涙滴が大きな瞳に溜まり、音も無く頬を伝う。 しゃくりあげそうになる感情と、腰の辺りからじわりと広がる肉欲の熱とがぶつかりあい、胸の中に渦を巻いた]
――今は、もう、居ない。
[呟いて瞼をぎゅっと閉じた。 これが夢だったら。深いまどろみの中に意識を沈めて、浮かび上がった時には元通りになっていたら。わかっていた。 そんな都合の良い現実などは少年の世界には、無い]
……っ、ぅう、っ、……ぇっ、く。
(175) 2010/09/06(Mon) 21時半頃
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トニーは、目尻に溜まった涙を拭い、寝台を降りた。
2010/09/06(Mon) 21時半頃
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[ハーモニカをポケットに。
程なく、本来の自分の捜し物も見つけだし、左手首の蒼薔薇の花びらを隠すべく、腕に巻き付けた。]
さて、と。 これ、セシルのだよな。あいつはどうせあっちこっちふらふらしてるんだろうから、適当にうろついてたら見つかるだろ。
……っと、そういえば。
[ラルフが確かトニーを気遣っていた。そちらが先の方がよいかもしれない。]
─ 浴室→廊下 ─
(176) 2010/09/06(Mon) 21時半頃
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――夜/寮・自室→廊下―― [室内のランプを手に、扉を開ける。 ポケットにはマッチと、規則では禁止されている折り畳みナイフ]
……探さなきゃ。ユーリィを。 たとえ、『好き』じゃなくなってたって、あんなことされたって、僕の一番の友達、なんだから。
[唇を噤み、後ろ手に扉を閉めた]
(177) 2010/09/06(Mon) 21時半頃
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ルーカスは、トニーの部屋に向かって、廊下を歩く。
2010/09/06(Mon) 21時半頃
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─ 夜の薔薇園にまつわる話>>157 ─
『夜の森に行ってはいけない 特に──薔薇の木の下へは。』
[「夜の散歩は、そもそも寮則違反だよ。寮則を守っていない上級生はいるけれど学生の本分じゃない。」とラルフが小さく笑ってトニーに答えた時、ユーリィはすでに、銀糸を乱したまま蠱惑的な姿で夢の茨に囚われていたのだろう。
今は無理でも仲直りはきっと出来るとは、ラルフはトニーに言わなかった。「トニーがユーリィの為に無茶をする事が無ければ良いよ」と外へ探しに行かない事を含めて、少し安心した様子で部屋を出た。少年が寂しくならないよう、ロビンと仲良くねと言う言葉を添えて。
薔薇園でもしもの事故があったら。 中等部の時、ラルフの身に起きたような出来事が一年生のトニーに間違って起きてしまってはと言う、太陽へ向かい伸びゆかんとする目下の者へのラルフの想いは、トニー本人には伝えないまま。薔薇園だけに在るべきものが、セシルに乗り移り、少年達が守られてあるべき寮内に入り込んでしまっている事には(青薔薇の香りの中にあって)まだ気付けないまま*。]
(178) 2010/09/06(Mon) 21時半頃
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トニーは、ルーカスらしき人影が向こうから歩いてくるのを、目に留めた。
2010/09/06(Mon) 21時半頃
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>>172
そうだね。 だけど、だから、イク時はすごいだろうね。 きっと艶やかな大輪を咲かせてくれると思うよ。
[ロビンの屹立したものにあえて触らず、指はその密着する太腿を撫でる。]
――…ねぇ、ロビン、 君、一人部屋で、いつも、何してる の?
[空いた手は、揺さぶられている胸に伸ばして、その突起を摘む。]
今、サイラスに、何、されてるの?
(179) 2010/09/06(Mon) 21時半頃
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―医務室― [甘美な苦痛に満ちた快楽のなか、サイラスと異なるもうひとりの声を認識すると、朦朧とした灰いろの瞳が僅かに焦点を結ぶ。 言葉は理解できない――脳が灼き切れそうな快楽にずっと侵され続けて、もう思考がまともな形を成さなくなっている。]
――……セシ、ル?
[それは、憎まれ口は叩いていたけれど、同時に放っておけないもどかしいさを抱いていた上級生。 その相手に痴態を見られてしまった、それが更なる快感の無間地獄に陥らせて、迸る嬌声がいっそうの艶を帯びた。 めいっぱいに開いた唇から涎が溢れて、汗と涙に混じって華奢な顎に伝った。]
(180) 2010/09/06(Mon) 21時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 21時半頃
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─ →廊下 ─
あれ、トニーかい?
[薄暗い廊下の向こう側、小柄な人影が見えて声をかける。]
「可哀想に……まだ、ユーリーは戻って、ないんだろうな」
(181) 2010/09/06(Mon) 21時半頃
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――夜/寮・廊下―― ルーカス。 どうしたの、僕――じゃないよね、誰か人探し?
[そういう少年の手には、ランプが提がっている。 隠すように、後ろ手に持ち直した。一応とはいえ、寮の規則では夜間の外出は禁じられていたはずだ]
(182) 2010/09/06(Mon) 21時半頃
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セシルは、サイラスの指を咥えているロビンに、ばぶばぶ、可愛いね?と笑いかけた。
2010/09/06(Mon) 21時半頃
トニーは、こそこそと、横歩きでルーカスの横をすり抜けようと試みた。
2010/09/06(Mon) 21時半頃
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―医務室― [蜜を零し続ける茎に掛けられた白い花のような飾り――それは残酷な拘束具。 決定的な開放を許されないまま、激烈な刺激だけは与えられて啜り啼く。
酸素を求めて喘ぐ口を指で犯されて。 ふたりが自分を玩具(オモチャ)により苛烈な遊戯を目論んでいるなど知らぬまま、夢中で舌を絡めた。]
(183) 2010/09/06(Mon) 22時頃
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|
いや、君の部屋に行くつもりだったんだけどね。
──逃げなくてもいいから。
事情は察しがついてるし。ついて行くよ、僕も。
[自分の横をすり抜けようとする下級生の肩に、軽く手を置いた。]
(184) 2010/09/06(Mon) 22時頃
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|
――夜/寮・廊下―― ええっと、その。
[口ごもりながら、考える。眼前の彼はどちらかといえば、規則には――例えばロビンやベネットとは異なり――あまり拘らない、気さくで面倒見の良いタイプだった筈だ、と。で、あれば]
ユーリィを、探しに行くんだ。
[どう続けるか思考に描きながら、俯く。再び口を開き、]
一度部屋に戻ってきたけど、様子がおかしくなって、出て行ってしまった。日暮れ少し後のこと。それから、探そうとしたけど――
(185) 2010/09/06(Mon) 22時頃
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トニーは、ルーカスの言葉に、ん、と安心したような声を洩らした。
2010/09/06(Mon) 22時頃
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――夜/寮・廊下→玄関―― それだったら、とても助かる。ありがとう、ルーカス。
[廊下を玄関の方向へと進みながら、今の言葉(>>185)を再び。 手提げランプをかざしてみせる]
寮の中はだいたい、探したんだ。 ほとんどどこにも、彼が居たような跡はなかった。
[サイラスとの一件は、さすがに伏せた。代わりに、]
校舎の方、図書室も医務室もプールも。回ってみたけど、居なくて。もしあるとしたら――外、中庭、の。
(186) 2010/09/06(Mon) 22時頃
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トニーは、最もありえそうな候補を、推測に暈かす。
2010/09/06(Mon) 22時頃
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―医務室―>>179 [――セシルの蒼灰の眸がすぐ目の前で見ている。 快感に塗りつぶされて消えかかった思考を呼び覚ますように、優しく語り掛けてくる。 じらすように撫でられた太腿の皮膚がざわめく。 薄紅に色付いた胸の突起に、痛みを伴う痺れを与えられて――]
あ、ぁあ あ、あ、あ
[声に呼び戻された意識。 サイラスに穿たれた蕾も、揺れる白い花を着けた茎も露にされて。 こころも丸裸にされて、全部全部見透かされている、と気付いて、絶望の悲鳴を上げた。]
(187) 2010/09/06(Mon) 22時頃
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[やっぱりな、とトニーに笑いかけると、]
じや、一緒に探しに行こう。ラルフもトニーを心配していたよ。夜に一人で出歩くのは
──色々怖いかもしれないしね。
(188) 2010/09/06(Mon) 22時頃
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[甘美な絶望という地獄に堕ちてゆく――]
(189) 2010/09/06(Mon) 22時頃
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薔薇園かい?
昼間に僕が行った時には見かけなかったけど、
……そうだね、この時間ならもしかして。
[トニーから、経緯を聞きながら、薔薇園に足を向けた。
見上げると、丸に近い月が浮かんでいて。]
(190) 2010/09/06(Mon) 22時頃
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ルーカスは、ロビンの秀でた額を思い出してしまった。
2010/09/06(Mon) 22時頃
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/* >>189 それはまだまだ絶望じゃないんだぜベイベー☆
(-41) 2010/09/06(Mon) 22時頃
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[まるで、言葉を忘れたかのように、ただ、行為に没頭するロビンを見て、くすくす笑う。]
ああ、聴こえないんだ。
[その耳に口唇を寄せて、ぺろりと舐めて、]
(191) 2010/09/06(Mon) 22時頃
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ロビンは、セシルの視線を避けようと、サイラスの膝の上で身を捩る。
2010/09/06(Mon) 22時頃
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――夜/寮・玄関→中庭――(>>188) [ルーカスの笑みにこくんと頷いてすぐ、少年は首を振った]
ううん。 一人で出歩くのは、怖くはないよ。 本当に怖いのは、――このまま、ユーリィを喪ってしまうことだ。
[ロビンがいる、と瞬間的に考えても、やはり怖れは変わらない。 ロビンはロビン。ユーリィはユーリィ。別個の存在だった]
(192) 2010/09/06(Mon) 22時頃
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――夜/寮・中庭――(>>190) [ルーカスが口にした単語に、こくりと頷く。 しゃがみ込んでランプのフードを開け、マッチを擦って灯りを点した]
あそこは、探してないんだ。
……近づくのが怖いような、不気味なような。 何だかよく分からないものが、潜んでそうに思えて。
……勇気を出して、行っておけば良かった。 それだったら、今こんな風に、ユーリィがいるかもしれないって不安に駆られながら行かなくてすんだんだから。
(193) 2010/09/06(Mon) 22時頃
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|
――夜/中庭―― [ふと、傍らのルーカスを見上げる。身長差はかなりのものだ]
でも、ルーカスが来てくれて、良かったと思うよ、やっぱり。
[ランプを手にルーカスの背後へと回ってみる。光源の移動に連れて、長い影がぐるりと動いた]
こうやって、不安を紛らわしたりも、できるしね。
(194) 2010/09/06(Mon) 22時頃
|
トニーは、ルーカスが昼間行った時には、居なかったんだ。…と、呟きつつも。
2010/09/06(Mon) 22時頃
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―医務室ー [絶望という悲鳴を、膝の上で上げるロビン。あえて優しく揺すぶるのは 地獄を長く味合わせようという残酷な試み。 身を捻ってセシルの視線を避けようとするので両腕でしっかりと 正面を向かせる。]
…そういうことをすると、こちらにも響くからな。 駄目だ。
[きつく白い花を咲かす茎を握り締める。一層高く開こうとする薔薇]
(195) 2010/09/06(Mon) 22時半頃
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|
そうだね、……あそこは僕も少しだけ怖いよ。
僕が生まれた頃に、ここにいた人から、薔薇園の話を聞いた事が何回もあるんだ。
怖いけど、──とても綺麗で引き寄せられてしまうってね。
[その人は、俗世に戻っても、魂を薔薇に引き寄せられたままに、亡き人になってしまったのだけれど。]
(196) 2010/09/06(Mon) 22時半頃
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―医務室― [サイラスの腕の中という牢獄の囚人。 逃れることも許されずに正面を向かされて、セシルの視線に晒され続ける。 熱気で曇ったレンズの奥、止め処なく涙を流す灰色の瞳に宿すのは、複雑に交じり合った絶望と恍惚。]
ぃやぁ……あぁあ、あ、あ、いぃ
[白い花を咲かせた茎をきつく握り締められ、ひくひくと痙攣した。]
(197) 2010/09/06(Mon) 22時半頃
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――夜/中庭→薔薇園―― [ルーカスの語る話。 その詳細までは分からないものの、薔薇園にはなにかあるのだ、という感覚を新たにさせられる。ぽつり、呟いた]
魂を引き寄せられる、か……。 そういえば、ユーリィも。手首に、茨の痣。ぐるっと、できてた。 あれって、もしかして――そういうの、なのかな。
(198) 2010/09/06(Mon) 22時半頃
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トニーは、ルーカスと共に、薔薇園の入り口に辿り着く。
2010/09/06(Mon) 22時半頃
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――夜/薔薇園――
[円く輝く月光に照らされて蒼々とした夜空は、生垣の奥で起きた凌辱を知らぬげに静まり返っている。 高く密に編まれた薔薇の垣根は、真昼であっても視線を遮り、夜となれば暗い闇をその中に湛えていた。 少年はランプを掲げ、その奥へと光線を投げ掛ける]
――ユーリィ。いる?
[呼びかけてみても物音は無い。 ルーカスの方を一度見て、そっと、中へ足を進めた]
(199) 2010/09/06(Mon) 22時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 22時半頃
|
[兄が亡くなった当時の事を思い返してみる。]
[一人息子を亡くした父の正妻と、自分の母親が、時期を前後して亡くなったために、父親の元に引き取られてから。]
[娶った妻に指一本触れぬままであった兄の轍を踏ませまいという父親の考えで、今そばにいるトニーよりも年少だった自分には、女性が一人あてがわれた。父親曰く「魔除け」とか。]
[この学校に入学したのは、それから数ヶ月後の事だったのだが──]
(200) 2010/09/06(Mon) 22時半頃
|
|
[こんな、
淫らで、
恥知らずで、
これが、僕、 なんだ。]
(-42) 2010/09/06(Mon) 22時半頃
|
ルーカスは、トニーと並んで、薔薇園の中に。
2010/09/06(Mon) 22時半頃
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[あられもない声をあげ、痙攣するロビンの頤を掴んで、上にあげさせる。]
――……可愛いね。 本当に可愛いよ。
可愛いから、キスしてあげる。
[そして、口付けとともに送るのは、濃い薔薇の芳香。 苦痛も快楽も、交じり合うように……。]
――……求めて?求め続けて?
[離れれば、どろりとした唾液がつうっと伝った。]
(201) 2010/09/06(Mon) 22時半頃
|
サイラスは、ロビンが痙攣する様に煽られようとも、もう動かすこともなくじっと突き上げたまま。
2010/09/06(Mon) 22時半頃
|
―医務室―
もう、俺が動く必要もないかな?
[セシルが口付けて薔薇の芳香を送り込む様子を後ろから伺っている。 痙攣は、自身をも危うくさせている]
ロビン?お前、腰を動かせるよな?
[両腕でややゆるく肩を抑えてロビン自身に腰を打ち付けるように 命じる。薔薇の齎す享楽の地獄は終わりを迎えそうにもない]
(202) 2010/09/06(Mon) 23時頃
|
|
─ 薔薇園 ─
ユーリー?いるなら返事をしてくれないかい?
もうこんな時間だ。部屋に戻ろう。ユーリー、出ておいで!
[辺りを見回しながら、探し人のなを呼び続けている。]
(203) 2010/09/06(Mon) 23時頃
|
|
―セシルの部屋― [望まれれば拒むことはできず、けれどもセシルが柔らかな温もり以上を求めなかったのは翡翠の中の迷いをセシルが、或いは蒼薔薇が見抜いたからで。 あれから部屋でハーモニカを探して、気付けば寝てしまっていて。 起きた時には部屋に一人きり―――…目の前に広がるのは大きな空洞で、薄ら開かれていた翡翠が硝子のような硬質な色に変わっていく。]
――――…… …っ ふ…
[薄く開いた唇から零れるのは笑い声にも、泣き声にも似た音。]
(204) 2010/09/06(Mon) 23時頃
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セシルは、ロビンドにキスしたあと、ナルドはまだかな・・・と、椅子にかけた。*
2010/09/06(Mon) 23時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 23時頃
|
/* セシルによると、ドナルドは、ほっぺたに渦巻きぐるぐるで、語尾に「だってばよ」をつけないといけないらしい。
*/
(-43) 2010/09/06(Mon) 23時頃
|
|
――夜/薔薇園――(>>196>>198) [数歩入ったところで少年は足を止めた。ルーカスを見上げ、かれの言葉に煽られた不安を口にし――]
――引き寄せられてしまう、というのなら。 ねえ、ルーカス。 もし、ここからユーリィを連れ出せたとしても――また、戻って、
[継ぐべき言葉は喉の奥に消える。 ルーカスの呼びかけの近く。薔薇園の奥まったところ、蒼い薔薇が咲くといわれる老樹の下に、倒れている人影が照らし出された]
(205) 2010/09/06(Mon) 23時頃
|
|
[机に突っ伏して見る夢は、甘く狂おしい時間の続き。 けれども、ねだるように笑う姿はあの下級生ではなく…]
…いまは、まだ [いけないと、そう思うなら、一体いつなら良いというのか。 目覚めた時傍にいた温もりを押し倒したい衝動を堪えて。 それでも抑えきれぬ想いを、そっとうなじに唇寄せて刻んだ。 まるで鮮やかな薔薇の花弁のように。]
(206) 2010/09/06(Mon) 23時頃
|
|
―医務室― [立て続けの刺激にこころは灼き切れて、セシルに顎を掴まれて顔を上げさせられても、朦朧と焦点の合わない灰いろを向けるだけ。
深い口接けと共に注ぎ込まれる、濃厚な薔薇の芳香――苦痛も快楽もすべてが熔けあって、ロビンの中で融解した。
つ、と糸を引いてセシル――青薔薇の唇が離れた後は、もうそこには貪欲に快楽を求めるいきものが在るだけ。]
(207) 2010/09/06(Mon) 23時頃
|
|
――夜/薔薇園――
――ユーリィ!!
[ランプを取り落としそうになりつつ、樹の根元へと駆け寄った]
(208) 2010/09/06(Mon) 23時頃
|
ルーカスは、トニーがはぐれてはいないかと、視線を巡らせた。
2010/09/06(Mon) 23時頃
|
『ユーリー!』
[叫び声とともに、トニーが一本の薔薇の木の根元の方に駆け寄った。]
[横たわる少年の姿がそこに。] ユーリー!大丈夫か?
[自分もそう呼びかけながら、ユーリーの元へ。]
(209) 2010/09/06(Mon) 23時頃
|
|
―医務室― [潤んだ灰いろは濃艶な蠱惑を湛えて。 首を後ろに振り向け、突き上げたなり動きを止めたサイラスを咎めるように強請るように流し見る。
自ら動くように命じられたなら、うっすらと微笑んで、従順にひとつ頷く。 そうして、サイラスの膝の上でゆるゆると振り付けのないダンスを踊り始めた。]
(210) 2010/09/06(Mon) 23時頃
|
|
俺、
…何か…
期待―――…してた?
[言葉が空洞の中に落ちていく。温もりが、目が覚めても其処にあると――…そんな、僅かな。 落ちる吐息は密やかな笑い声に変わって、ひぅ…と息を吸う音は悲鳴にも似た音。 好きだと、言ってくれたのだ。甘い口付けも―――あの時と、あの人と同じ。そこまでは…くれたのに。空洞が広がっていく、それを望んでいるのに――…]
―――…いた い…、
……苦しい…よ……、………
[名を呼んでも届かない、此処に残るのは翡翠と空洞と薔薇の香だけだから。 床に横たわったまま、苦しむように喘ぐ息はやがて熱を帯びて]
(211) 2010/09/06(Mon) 23時頃
|
|
[蒼薔薇の香りと呼ぶ声に、ふらり夢遊病者のように引き寄せられて、何時の間にか手をかけていたのは医務室のドア。]
ずいぶんと、お愉しみだなぁ? [笑み浮かべたは凶暴なケモノ。]
(212) 2010/09/06(Mon) 23時頃
|
|
ルーカス! こっち! いたよ!
[意識を失ってみえる銀髪の少年の頭を膝に乗せ、名を呼んだ]
(213) 2010/09/06(Mon) 23時頃
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サイラスは、ロビンがゆるゆると動くのを後ろでじっと押さえつけながらドナルドを待つ
2010/09/06(Mon) 23時頃
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―医務室―
…遅いぞ? 全くどうせなら獲物は分け与えたほうが楽しいだろ?
[漸く現れたドナルドに文句一つ言い放って、ロビンの後ろから 唇に指を差しいれ、こじ開け。こちらを使えとばかりに示す。 涎に塗れて指がてらてらと月光を跳ね返して瞬いた。]
(214) 2010/09/06(Mon) 23時頃
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ベネットは、うなじに咲いた鬱血の花弁に、小さく身じろぎを一つ。
2010/09/06(Mon) 23時頃
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[二人の傍まで来て、ユーリーの様子を見た。]
[目を閉じて力無く横たわり、血色の薄い顔──]
[微かに上下する胸を見て、大きくため息をついた。]
ユーリー、ユーリー、起きるんだ、ユーリー。
[何度か、意識を取り戻してもらおうと呼びかけるが、その瞳は閉ざされたままで。]
(215) 2010/09/06(Mon) 23時頃
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今日のとっておきは、スコッチじゃなくそれかい? [奇しくも、あの時内緒で開いた酒宴の続きがここでは開かれて。 回し飲みされるのは、酒ではなく年下の品行方正な優等生。]
いい顔、してるな。 …ブルーノせんせが見たら、どう思われるかねぇ。 [彼に目をかけている生徒指導の教師の名を耳元で囁いた。]
(216) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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[こちらを使えと促すサイラスに頷き、カチャカチャとベルトを緩めていく。 まだ半勃ちのそれで、ぴちゃりと少女めいた薔薇色の頬を叩いた。]
(217) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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―医務室― [ドナルドが現れたことはぼんやりと知覚するも、今は身のうちにあるサイラスを絞り上げて快楽を紡ぐことに夢中で。 小刻みに何度も高みにイきかけてはイけそうでイけずに、腰を振り続けた。
指を差し入れられた指に唇をこじ開けられるのも素直に従い、荒い呼吸の合間にちろちろと指先に舌を這わせる。 彼らから与えられるものが何であれ拒まない――その選択肢は最初から無いのだから。]
(218) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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――夜/薔薇園――
[ユーリィへの呼びかけはルーカスに任せ、膝枕をしたままその状態を観察する。 毎朝毎朝、少年が丁寧に梳かしていた銀髪は無残に乱れ、泥土と草葉の切れ端にまみれていた。 服装は制服ではなかった。少年が最後に見たときの、薄いワンピース様の夜着。あちこちにある破れ目は、何かに引っ掛けたものではなく明らかに誰か人の―ケダモノの―手によるもの。 擦り傷や引っかき傷、爪の跡がそれらの隙間から垣間見えて、息を呑んだ]
――、ルー、カス。
(219) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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トニーは、ルーカスの名を、振り絞るように呼んだ。
2010/09/06(Mon) 23時半頃
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/* 駄目だ酒宴の続きに噴いた。もう、見事に縁故がぴたり嵌って おかしいったりゃありゃしない。
うん、役職希望変更して大正解だったわ。これ。
(-44) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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[そろりと、手は下肢へと降りて纏うズボンの中へ。 薔薇の残り香にあてられてしまったか、自分の部屋ではない――…後輩の部屋だとは、わかっていたけれど。それも熱孕む場所に触れじんと背を、脳を響かせる甘さを感じてしまえば背徳感すら快楽へと磨り替わっていく。]
―――…ぁ、 あ、ん……ぁ…
[手の中で育った熱を磨り合わせれば擦れた声が零れて落ちて。 硝子色の翡翠を薄く濡らして、一人夢の中の甘い記憶に耽って―――…*]
(220) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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トニー、兎も角ユーリーをここから連れ出さないか?
屋根のあるところに行こう。
(221) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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出来れば、医務室で、
……傷の手当もした方がいいだろうね。
[トニーと自分の身長差を考えると、二人で担ぐよりは、自分一人でユーリーを運んだ方が良さそうだ。]
明かりを持って、先に歩いてくれるかい、トニー。
(222) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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医務室は……だめだwwwwwwwwww
(-45) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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>>164>>165
[少しは自由になる脚を動かして後ずさろうとするけれど、縫い止められているのが片腕だけでは無いかのよう。 ──覆い被さるディーンの身体の重さが。 ──言葉を紡げぬよう塞がれたくちびるの苦しさが。 ──欲望のありかをラルフに示すその箇所の動きが。
ラルフの身体だけではなく、魂を惹きつけそこに縛るかのような心地。 ふる、と首を横に振り、酸素を求めるように息を喘がせる。]
……や、
[零れる音は、振りほどいて逃げると言う行為への否定。 自由になった指先を目元に運びながら(それは布を取り去りたいのか、ただ目元を押さえたいのか)、衣服を剥いで行く、ディーンに縦に小さくこくりと頷いた。]
(223) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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[ユーリィの眠る場所は、殊更薔薇の香りが高い。 それこそ性的に不能で無い限りは、正気ではいられぬほどに…。]
(224) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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ルーカスは、痛ましげに、傷だらけのユーリーの体を見ている。
2010/09/06(Mon) 23時半頃
トニーは、待って、とルーカスを呼び止める。
2010/09/06(Mon) 23時半頃
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逃げ、られない よ。 だって──
[追い詰められたように、囁く。 君が欲しい、と言う言葉は消え入りそうな小さな声。 滲じみかけた涙はアイマスクの影に隠れているけれど、頬が熱く、目眩がする。 成長途上の少年の痩せた身体は、当然、おんなのような丸みはなく、かと言って男らしい堅牢さも持ち合わせていない。素肌が夜気にさらされ、ディーンの手のひらがダイレクトに触れると耐えきれず、ディーンの服を手探りで掴み、ぎゅっと握りしめた。]
(225) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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?
どうしたの、トニー。
(226) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 23時半頃
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――夜/薔薇園――
……ここで見たこと、みんなには、だまってて。 ただ、ここで見つけた、って、それだけの話に、して。
[言って、少年はユーリィの腹部から下、脚の付け根を示す。 引き抜かれた下着が、片方の足首に絡まっている。 着衣にも、露出した素肌にも、点々と残る白濁の跡。 かなりの時間が経っているのだろう、こびりついたまま乾いていた]
……何があったか分からないほど、僕だってひよっこじゃない。 医務室は駄目だ。他の誰かが居る。 せめて先に、僕らの部屋に、ああ、でも誰かに出くわしたら――
(227) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 23時半頃
トニーは、逡巡しつつ、一先ずここからユーリィを連れ出すことには同意する。
2010/09/06(Mon) 23時半頃
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―医務室― [にかりと歯が見え口の端が上がる。]
ああ、とっておきのご馳走だよ。悪くないだろう?
[ドナルドが取り出すモノでロビンの頬を叩く。それならと ちろちろとと舐め続けているロビンの舌から指を外し]
もっと、いいもの、欲しいだろ?ちゃんと動き続けるんだな? そしたら、あげるからな。
[そして手を腰へ回し、もっと打ちつける様にとその腰を動かさせる]
(228) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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/* >>224ドナルド てゆーか、そういう場所の設定にしたかったら。 もっと前から伏線と描写とメモを貼って貼って貼って、それでもあっさり破られるものだから。そんな泥縄、却下☆
だいたい、その設定でどーやって医務室に運び込むのさ。
(-46) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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/* あと、うーん、今言っちゃうか。 いつもどおり余計なこと言いの私だし。
[[村の情報]] ■寄宿学校を舞台にしたちょっぴりレトロで甘酸っぱく耽美な少年愛ものがたり。
……まあ、トニーが微妙に熱血方面に走りかねなさそうな気もしたりはしているけれど。でも少なくともトニー、耽美……ではないね、今のところ。 ロビンは、すごいと思う。
(-47) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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──そうだね、誰にもいっちゃいけないな、こんな事。
玄関の近くで待っているから、濡れたタオルとかユーリーの着替えとかを部屋からとってきたらどうだろう。 なるべくなら傷の隠れそうな服がいいな。
(229) 2010/09/06(Mon) 23時半頃
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[虐待の方法なら、それこそいくらでも身にしみている。 それになにより、この年下の秀才の眼差しは、あの頃のあいつらのものによく似ていた。]
…何すりゃイイんだか、わかってんだろ? 歯なんか立ててみろ。…全部折ってやるから。 [身を屈めて耳元に囁く言葉は、睦言などではなくドスの利いた脅し。]
(230) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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― 自室・夜 ―
[うなじに鬱血の花弁を覗かせながら、 何も知らない少年は幸せな夢を見ていた。
傍に居て欲しいと、願った相手が傍に居て。 一緒の時間を穏やかに過ごす、そんな幸せな夢を]
……ん。
[ぱたんと扉が閉まった音が聞こえた気がして、 閉じた瞼が薄らと開く]
あれ、僕……。また、眠って、居た?
[微かに残る薔薇の香りの残滓。 そこに残った痕に気づかずとも、手はいつの間にかうなじへと]
(231) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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――夜/薔薇園→玄関――(>>229) [ルーカスの配慮に感謝して、うん、と頷いた。 全く目覚める様子を見せないユーリィを二人で抱え、運び出していく――と、不意に立ち眩みを憶え、膝がくず折れる]
あ、れ――。
[腰が抜けたように、力が入らない。そのくせ、身体はどんどん熱くなっていく]
(232) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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トニーは、忌々しげに眉を寄せ、黒瞳を眇めた。
2010/09/07(Tue) 00時頃
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ラルフ……―――
[魂を縫いとめるように、名をまた呼ぶ。 行為への肯定に、彼を暴く手は、もう止まらない。
それでも目元のそれを奪い取らないのは、いつもの性質の名残。
識りたいのなら、自らそれを取れば佳いのだと。]
嗚呼、私も脱いだ方が佳いか?
[少し湿ったアイマスクへと唇を落とし、林檎のように紅に染まった頬にそれを滑らす間に問いかけるは、服にかかる力を感じて。]
―――……愛らしいな
[唇は更に滑り、女性とも完成された男とも違う首筋から肩へかけてを啄ばむように確かめ、微笑の形を作った。手は女性にはない部分に添えられて、ディーンが今女性を求めている訳ではないと相手にも伝える。
蒼薔薇の香りに狂わされたとて、未だ乗っ取られた訳でない行為の始まりは、乱れながらも無理を強いるものでなく、一つ一つ確かめるように進められて行く。]
(233) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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――夜/薔薇園→玄関――
――くっ、そ……ッ!
[罵倒の文句を吐き棄てても、力は拠りどころを失ったように少年の体内を出鱈目に巡る]
……ルー、カス、ごめん、頼みがある。
[言いながらポケットをまさぐり、折り畳みナイフを地に抛る。 体格の違いか年齢差か。どうやらまだ、彼はそこまでこの場の毒気に冒されてはいないらしい]
(234) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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トニーは、地面に落ちたナイフに視線を投げ、ルーカスを見る。
2010/09/07(Tue) 00時頃
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―医務室― [ぴしゃぴしゃと頬を叩く肉塊を認めると灰の瞳は期待に満ちて潤む。 うっとりと目を細め、半勃ちでさえ口にあまるそれを美味な果実のように頬張る。 学習能力は高いと見えて、先程サイラスに奉仕した時よりは遥かにスムーズに、自ら顔を動かして快楽を与えようとする。 背後のサイラスに促され、よりいっそう激しくダンスを踊った。]
(235) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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|
[ユーリーを負ぶって、薔薇園から出ようと、歩を進めていたが、]
トニー、どうしたんだい?
[先に歩いていた少年がくずおれたのを見て、怪訝そうな声をかけた。]
(236) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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/* >>224 なんだってー 薔薇園危険すぎるぜwww 近寄れないwwww
(-48) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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――夜/薔薇園→玄関―― [訝しげな様子のルーカスに、口許を歪めて笑う]
――そいつで、
僕を、ん――手の甲、で、いいや、刺してくれ。
[瞼が一瞬、少年の意志に反して閉じる。 慌てて開いた視界は朦朧と、赤く色づいているように見えた]
(237) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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|
なんでだろう……。うなじが酷く……。
[じわりと広がる熱に、はぅ…と、唇から溜息が洩れる。 薔薇の香気と相まって、全身――特にその細い腰から繋がる下肢に感じる、痺れにも似た甘い疼き]
僕……変だ。身体が、熱い……。
[それでも神のしもべになるべく自慰も知らない聖童で在り続けたせいか、裡に籠る熱を放出する術を知らず。 ぐったりと机に身体を預けたまま、火照る熱を持てあまして溜息を何度も繰り返して]
(238) 2010/09/07(Tue) 00時頃
|
|
―医務室― [サイラスが添えた手のあたり、腰のざわめきと、内部で快楽の源を擦る動きと。 口腔を犯す肉の兇器の質量で狂いそうになりながら、ふたつの肉体の狭間で激しいリズムを刻んで踊り続ける。]
(239) 2010/09/07(Tue) 00時頃
|
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――夜/薔薇園→玄関―― 安心、してよ、ルーカス。 気が変になってなんか、ない。なりかけ、てる、だけ。
ぼうっとして、きた。くそ――早く、たの、む。
(240) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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ロビンは、否、多分もう狂っている。
2010/09/07(Tue) 00時頃
トニーは、膝を曲げた横坐りの姿勢で、ルーカスを見上げた。
2010/09/07(Tue) 00時頃
|
[下卑た笑いを口許に浮かべ、従順に奉仕する少年の短髪をがしりと片手で鷲掴みにした。
与えられた仕打ちでねじ曲げられた性根。 大事なモノでないのならば、ひどい仕打ちを与えることに何処か歪んだ悦楽が湧く。]
…コッチの方も、随分優等生じゃないか。 [快楽にはあまり慣れてはいない。 次第に熱と硬さを増しながら、はぁと思わず吐息を零した。]
(241) 2010/09/07(Tue) 00時頃
|
|
/* ロwwwビwwwwンwwwwwww
そこwwwww突っ込みwwww入れるなwwwww
アクションシンクロしすぎだろうがwwwww
(-49) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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|
ナイフで……って。
[切れ長の目を大きく見開く。 その目に映るトニーの様子は何かに浮かされているように見えて]
[再度、トニーに促されて、ナイフを手にした。]
利き手じゃない方を出して。
(242) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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|
[差し出された手の甲に、刃を突き立てた。]
(243) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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トニーは、ルーカスに左手を差し出し。刃の苦痛に、顔を歪めた。
2010/09/07(Tue) 00時頃
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―医務室― [膝の上で踊るロビンにはご褒美を与えようと一層合わせて突き上げてやる。 とはいえ、白い花を咲かそうとして揺れるロビンの茎をしっかりと握り締めて 開放させるつもりはない。耳元で囁くのは甘美な餌。]
二人ともイかせたら。イかせてやるよ?
(244) 2010/09/07(Tue) 00時頃
|
|
/* んー。ロビン絡みのアクションじゃないのかね?
だとすると、だいぶん厭な気分になるんだけどな。 ま、でもそういうのは私もしてるか。
ただ、別の舞台から介入しないでよって話。 いや、これが私の邪推にすぎなくて、 ロビンが自らのどこかに対して [ロビンは、否、多分もう狂っている。]ならいいんだけどね。
その時はこんな風に疑ったことを謝罪するよ。
(-50) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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|
[ご馳走むさぼる獣二人。眼底の赤い輝きを見合わせて笑う]
(*3) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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[視線かち合うお互いは、既に忠実な薔薇の猟犬。
捕らえた可愛い獲物ちゃんは、 食い荒らして捨てるもよし、調教して飼いならすもよしかと。]
(*4) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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|
[持て余した熱をどうにかしたくて。 ぎりっと、机に爪を立てる。
怪我した指先がずきりと痛んで、白い包帯に滲む朱]
……っ。
[痛みに、先程とは色の違う溜息が口を付いた]
(245) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 00時半頃
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――夜/薔薇園→玄関―― [突き立てられた鉄の苦痛に、荒い息を吐く。 じわり滲み出す血の赤。 見つめればそれだけ情欲が掻き立てられそうに感じ、目を逸らす。 痛みは次第に強くなっていくものの、意識と視界は、どうにか行動できる程度まで回復していた]
あり――がと、ルーカス。 マシになった、痛いのは痛いけど、ね。
さ、早いところ、ユーリィを連れて帰ろう?
[そう言って無理に微笑を形作り、ユーリィの細い両脚を抱えた]
(246) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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|
―医務室― [ドナルドに髪を鷲掴みにされる、その仕打ちも白熱に燃料をくべる結果となる、際限のない無間地獄(タンタロス)。 自分の奉仕でドナルドが快感の溜息を吐けば、満足げに眼鏡の奥の瞳を閉じる。]
(247) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
|
|
…はぁ……ぁ、ッ! [普段小言しか零れぬ唇に与えられる快感に耐えきれず、 ガシリと髪を掴んで、無理やり喉の奥まで深く捩じ込む。 咳き込もうとお構いなしに、いやそれにすら酷く感じて、激しく口内を犯し尽くした。]
(248) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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|
―医務室―
ふ ――
[背後でサイラスの突き上げが再開され、鼻に掛かった甘い啼き声を洩らす。 けれども、根元で堰き止められた欲望は開放されず、イきっぱなしの苦痛に啼き声は嘆願のいろを帯びる。 耳元の囁き、熱の開放という餌をぶら下げられて、虜囚は持てる力を振り絞ってふたりへの奉仕を続けた。]
(249) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
|
|
[天の彼方、卵の殻の外から聞こえた呟きが
どうだろうね、と云う。
どうだろうね、と少年は返す。
――其れが真実その通りのものであったならば
少 もかの す、にう は年 し るいて にで とんほ いな れ っるく
(-51) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
|
|
大丈夫だね?トニー。
ごめんよ。後でユーリーと一緒に傷の手当てをしよう。
[それでも笑顔を見せるトニーの頭を、撫でようとして手を伸ばしかけ]
(250) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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|
[その手を肩に回して、力一杯抱きしめたい衝動]
(251) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
|
ルーカスは、思わず、差し伸べ掛けた手を引っ込めた。
2010/09/07(Tue) 00時半頃
|
[自身の好みは調教して飼い慣らす方向である。
甘い蜜は長く吸い続けるほうがいい。尤も自分はここにいるのは あと半年だから、そのあとはドナルドの好きなようにと、眼が笑う]
(*5) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
|
|
―医務室― [口腔内の肉の兇器が更に深く喉に捻じ込まれる。 サイラスの時よりも激しい突き上げに、最早覚えたての技巧を尽くす余裕もなく。 苦しげな嗚咽を洩らして咳き込もうと、強く押さえ込まれた頭は動かない。 ぎゅっと閉じた目蓋から、止め処なく涙が溢れた。]
(252) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 00時半頃
トニーは、ルーカスに苦笑して、首を振った。「傷、治ったら、ね」
2010/09/07(Tue) 00時半頃
|
[子供に飴を与えるのは得意な方ではない。 手中に収めるつもりならば、任せる気ではあった。
ほんとうに欲しいものは、今はひとつしかなくて、 それに手を伸ばすだけの勇気が今はまだないから。]
(*6) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
|
|
──… ディーン
[名を呼ばれると胸が甘く痛んでざわめく。 呼び返すラルフの声には、もう咎める響きは混じらない。
脱いで欲しいかと言う問いの答えはYESだ。こくりと頷いてもう一度掴んだ布地を引くだけのつたなく臆病な返答。]
(253) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
|
|
[シャツは容易に取り去られ、けれどもアイマスクは取り去られないままだ。 くちびるで識ったディーンのくちびるが、布越しにしか触れた時感じたのは、不可思議な不安。見えない事も怖い。けれども、目尻に溜まった涙を見られてしまう、ディーンの紫水晶に映ったラルフ自身の姿が見えてしまう事はとても怖くて──心が揺れる。]
……愛らしい 所なんて
[何処にも無いはずだと思う。 頬をすべり、首筋から降りて行くくちづけ。うなじに触れるくちびるの震えは、ディーンが微笑んだような気配。熱源に添えられた手のひらの感触に、息を零しながら。おそれながら、ラルフはアイマスクに手を掛け、そろりとそれを取り去ろうとする。黒い布地の隙間から、そっと、くすんだ銀灰色の眼差しでディーンを見上げた。]
(254) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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|
血……止まってたのに。
[包帯に滲むそれに魅入られたように、翠を向ける。 包帯を解き、ぱっくりと開いた傷口から湧き出る朱に唇を寄せて]
…………消毒しないと。
[食堂でのディーンの言葉を思い出して、 朱が滴りだした傷口に、ゆっくりと舌を這わせた]
(255) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
|
|
――夜/玄関→自室―― [苦心しながらも、どうにかユーリィの身体を玄関まで運んだ。 あとは、と寮内に目を向ける。静まり返った廊下は、他の場所で何が行なわれているのか、想像する余地も無いほどで。まだ固まらない傷口を押さえ、ルーカスに振り向いた]
じゃ、行ってくる。すぐ、戻ってくるから。 ユーリィ、気づきそうだったら、ルーカスが安心させてやってて。
[そう言って、ユーリィに視線を一度投げると、建物の中へ*走りこんでいった*]
(256) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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……くぅ、っ!!
[先に果てたのはこちらの方。 どくりと強く脈打って、男臭い濃いものを少女が如き可憐な唇の奥へとぶちまける。
荒く肩で息をして、脱力。]
(257) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
|
|
―医務室― [流石に長時間裡に留めているのはある程度慣れているとはいえ、限界に 近い。ドナルドと視線を合わせ。口の端が上がる。 もうそろそろいいだろうと伝える。ドナルドの激しい動きについて いけなくなったらしいロビンの目許の涙を指先が掬う。 ドナルドが鞭を与えるのならサイラスは甘い飴を与えるがごとく 一層激しくロビンの内部を穿つのは両者ほぼ同時に白濁と薔薇の香を 内側に注ぎ込むと握り締めていた白い茎の花を刺激を与えるがごとく 弾いて
―大輪の白い花。蜜が解き放たれて 咲かせた―]
(258) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 00時半頃
|
─ →玄関横 ─
ああ、気をつけていっておいで。 誰かに見つからないようにね。
[ユーリーの着替え等を取りに行ったトニーを見送って、一旦ユーリーを地面に横たえる。]
トニーも俺も、おかしくなりかけた。
ユーリーのお相手は、きっと相当おかしくなってやがったんだろうな。
[泥に汚れたユーリーの髪を、指で梳いてやる。]
戻って来いよ、ユーリー。トニーが泣くぞ。
(259) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
|
|
[自分が欲しいものは半分手に入れて、残りは手に入れていない。 もしかしたらそれは満たされることがないかも知れず。 あくまで快楽だけを与えるのは代用品でしかない――…]
(*7) 2010/09/07(Tue) 01時頃
|
|
泣くのは、俺一人で沢山だ。
[何かを思い返すように、苦い顔で呟く。 トニーが戻るまで、薔薇に囚われた少年の髪を*撫で続けていた*。]
(260) 2010/09/07(Tue) 01時頃
|
|
[臆病な願いも、相手の願いは叶えようと気を配っていれば、何を願うかは識れる。ラルフの性器に触れていない方の手は、己の服を、一先ずはシャツだけ奪って。]
―――……そういう反応や仕草も可愛く想うがな。
[おずおずと窺うように、アイマスクの隙間から此方を伺う灰銀への感想。 それに映るのは、モノクル越しでない、情欲に濡れ濃い紫。 クツっと喉を鳴らし、微笑んだあと、素肌の胸と胸を合わせれば、互いの鼓動が重なりあうが判るか。]
識りたいのなら、全部見れば佳い。 私が、お前をどんな貌で、求めるのか。
[指先は密やかに、ラルフの下穿きの隙間から直に熱源へと触れる。 既に起ち上がったそれの茎に指を絡めて、ゆるゆると揺すり始めた。]
(261) 2010/09/07(Tue) 01時頃
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―医務室― [涙を掬う指も分からぬほどわやくちゃになって、二つの肉体の間で激しく揺さぶられる。
突然青臭い迸りがどくりと喉奥を打って口腔に溢れた。 大きく開いた唇の端から白い濁りが溢れて、顎を伝って滴り落ちる。
同時に後孔にもサイラスの熱い滾りが注ぎ込まれて。 白い花を解かれた熱が一気に咲いて散った。**]
(262) 2010/09/07(Tue) 01時頃
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/* 帰ってきたらみんな落ちてしまった。 せつない。
(-52) 2010/09/07(Tue) 01時頃
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少年愛と言うより、なんだか乱交村になってしまってるような。
それに今更乗るには、べねじゃむり><
(-53) 2010/09/07(Tue) 01時頃
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トニーは、雑多な品々を詰め込んだ鞄を右腕に抱え、駆け戻ってきた。
2010/09/07(Tue) 01時頃
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/* ロビン、僕のことを打て。僕は君を一度、疑った。
[走れメロスごっこのノリで。]
そーなのかー。メモ見てけっこう意外だったというか、そう繋げるのか。ふむ。 とにかく、邪推していました。ごめんなさい中の人。 私自身がだいぶんアレな感じになってきてるな、きっと。 あと、愛は嬉しいけど、あれがそう繋がったら愛じゃないと思うんだー。私は。
(-54) 2010/09/07(Tue) 01時頃
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ベネットは、口内に広がる鉄錆に似た味に眉根を寄せた。
2010/09/07(Tue) 01時頃
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―セシルの部屋― [零れていた声は抑えるような吐息に変わって。 部屋に潜む荒ぐ息は1つきり。 薄く唇開いて熱の篭った息を逃がしながら、 薄く滲んだ硝子のような瞳が虚空を見つめて]
―――…俺… 何してんだろ…
[手の中に残されたのは夢の残滓。 薔薇の香に混じる放ったばかりの青臭さに きたないな、そんな言葉が零れて]
…手、洗わなきゃ…
[熱が醒めたのか醒めていないのかもよくわからない。 曇った硝子球に閉じ込められたかのように、 何もかもが…まるで、夢のようで。]
(263) 2010/09/07(Tue) 01時頃
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―医務室― [一旦は脱力したが、後始末すべく。終わったのを見てセシルが ちょうど濡れタオルを持ってくれば、それでもってロビンの下半身を 清め、その内側も丁寧に掻き出してやる。 薔薇の香と白濁とわずかな赤い錆で汚れたシーツは引き剥がして 何もなかったかのようにまた元通りにロビンをベッドに寝かせて タオルケットを掛けてやる。 口の中のかすかな苦味だけがロビンに何事があったかを思い出させるように] 清浄な空気は戻り、しかし薔薇の香りは密やかに其処にある――…**]
(264) 2010/09/07(Tue) 01時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 01時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 01時半頃
フィリップは、手を洗う為に部屋を出ると、浴室に備え付けられている洗面所に向かう。
2010/09/07(Tue) 01時半頃
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随分、慣れたもんだな。 [後始末の手際の良さをぼんやりと眺め、シーツ交換くらいは多少手伝うか。 壊れた人形のように横たわる少年の髪を無造作に撫ぜ、耳元で小さく囁く。]
…またイイ思いしたくなったら、優しい先輩にでもねだりに行けよな? [くく…と下卑た笑みを残して、医務室を出ていった。]
(265) 2010/09/07(Tue) 01時半頃
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[傷口から滲む血が、指を赤く染める。 消毒と称してダイブ舐め取りはしたものの、綺麗には拭いとれずにいて]
……手を洗わないと。
[血を失ってくらりとしながらも、部屋を出て此処から一番近い洗面所へと移動する]
(266) 2010/09/07(Tue) 01時半頃
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[そこは、蒼白い月明かりだけが射し込む見慣れた寮の部屋。 蒼薔薇達が居る医務室の饗宴も、必死でユーリィを運ぶ者達とも離れた。
アイマスクを取って、最初に目に飛び込んで来たのは、モノクルの硝子越しではない紫水晶の濡れた色だった。双眸を合わせて真っ直ぐに見る事が出来る今、それは常のディーンとは異なっていて、けれどもディーンで。
濃紫の深さに吸い込まれそうになる。 素肌の胸を触れ合わせたいと言う情動はラルフの中にも。 可愛くは無いはずと首を横にふると振ってから、今度はシャツを掴むかわりに、合わせた胸と胸の隙間に手のひらを触れさせた。手のひらで、胸で感じるのは、ディーンの鼓動。確かに、彼の肉体が生きて此処に存在しているという事。]
夢 じゃないんだ。 ──…ッ 本当に 良い の……?
[識りたい。本当にそんな事が赦されるのだろうか。 自分がディーンを望んでも良いのだろうか。不安とおそれは「求める」と言う言葉を耳にした瞬間、背骨を飲み込んで駆け抜けて行く電流に攫われる。]
(267) 2010/09/07(Tue) 01時半頃
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[ディーンに求められると言うのは、とても甘美な出来事だ──。 これが、夢ではないのだと確かめる為に、顔を上げて見詰め直す紫水晶の双眸。 下着の隙間から滑り込む指先。図書館でペンを握るところしか知らなかったはずの指先で、その場所をゆるゆると愛撫されはじめると、自分の物とは思えない甘い声が漏れた。 蜜の色に染まるのは、ラルフの銀灰。 熱源は硬度を増し、花実のように色付いて膨らむ。]
… ディ ん そんな事したら──
[せつなげに眉を寄せて、上体を起こし、ラルフからディーンへくちづけを。 今は自由な両手をのばし、首筋に抱きついてしまう。]
(268) 2010/09/07(Tue) 01時半頃
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― 洗面所 ―
[蛇口を捻り、そこから流れる水に指先を浸した。 赤い血が水で薄まり、洗面台を薄桃色に染める。
まるで淡い色の薔薇の様に、それはとても綺麗に見えて。 暫く手を洗いに来た事を忘れたように、見入っていた]
(269) 2010/09/07(Tue) 01時半頃
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[気怠い身体を引きずって、だらだらと廊下をゆく。 ふと見上げた窓の外の月。 ポケットに大事にしまったガラス玉を手に取りかざせば、その中に月も雲も夜の闇も閉じ込められたよう。]
(270) 2010/09/07(Tue) 01時半頃
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やっぱり、綺麗……。
[水音に遮られそうなくらいに微かな声で]
醜い僕でも……血だけは、こんなに赤い、綺麗な色……。
[呟きながら、洗面台を染める赤にうっとりと微笑んだ]
(271) 2010/09/07(Tue) 01時半頃
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[手のひらの中の小さな世界。だまってそれにみとれている。]
(272) 2010/09/07(Tue) 01時半頃
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―浴室内手洗い― [向かった浴室は玄関とは違う方向。 花の香は一層強くなっているのだろうか、 あまりそうと感じないのは香りが薄れているのか それとももう麻痺してしまっているのか。]
―――…っ
[浴室に入って、誰かがいることに身を強張らせた。]
……ベネット、 …何、見てるの?
[敬虔で生真面目な生徒の名を呼んで。 よごれた手を見られたくなくて、勘付かれたくなくて、 少し強く握る。 じっと、水を魅入る姿にそっと話しかけて。]
(273) 2010/09/07(Tue) 01時半頃
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[声が聞える方へと笑み浮べた顔を向けて]
綺麗だな、って思って。
[傷口から溢れる赤を翳して見せる]
フィリップこそ、こんな時間にシャワー? ジョギングでも、してきたの。
[ゆらり、首を傾いだ]
(274) 2010/09/07(Tue) 01時半頃
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――夜/玄関―― [近くの水栓でバケツに水を汲んだ。濡らしたタオルを手にして、]
とりあえずこれで、拭って、から。 ルーカスは顔、拭いてあげて。僕は、身体、拭くから。
[そう言う少年の左手は、包帯代わりにハンカチを巻き付けて縛ってあった。中に当て布をしてはいるものの、小さく血が滲んでいる]
――ああ、これ? ユーリィの、拝借しちゃった。
[凌辱の痕跡を拭い去ろうと、その後は無言で作業を続ける。 一通り清め終わり、少年は少し考える素振りをみせた]
(275) 2010/09/07(Tue) 02時頃
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――夜/玄関→自室―― [未だ薔薇の馨が立ち込める、少年とユーリィの部屋。 その一方で普段と変わらぬ、洒脱な様子を見せるルーカス。 ユーリィの具合だけを考えるなら、自室へ運ぶのはおそらく不適切な処置だろう。 ――だが、その思考を無視して少年の唇は動く]
じゃあ、あと少しお願い、ルーカス。 着替えは結局、置いてきちゃったんだ。代わりに、バスタオル。 掛けて運べば、もし見られても何とか、って思って。
[目を閉ざしたままの少年にふわりと被せ、率先して足を持つ]
――じゃあ、僕の部屋まで、ね。
(276) 2010/09/07(Tue) 02時頃
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トニーは、ルーカスに手伝ってもらい、ユーリィを自室へと運んだ。
2010/09/07(Tue) 02時頃
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――夜/自室―― [ルーカスを誘導した先はユーリィのではなく、少年のベッド。 その事については何も言わず、代わりに、]
本当、ありがとう。ルーカスが居てくれて、良かった。 僕一人だったら――きっと、あそこで倒れてしまってたと思う。
[傷の具合を案じる視線と言葉があれば、]
ううん、大丈夫。田舎に居た頃はこれくらい、しょっちゅうあった。 折れた釘を踏んづけちゃったりとかね。
[安定を取り戻した様子でそう笑い返す]
それじゃ、後は僕がついてるよ。目覚めたら、一番に知らせに行くから。本当はもっと話したかったけど、おやすみ、ルーカス。
(277) 2010/09/07(Tue) 02時頃
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……ベネットも、そういうの、好き?
[綺麗、それにまず連想したのは きらきらと、飛沫をたてて流れる水に。 硝子球にも少し興味を示していたな、そんなことを思い出して。
けれどもその後見せられた傷口には翡翠が丸くなる。]
――…怪我? ベネットって…そういうの、好きだっけ。
[たまに、血の色を、傷口を見るのが好きな奴はいる。 けれども目の前の後輩はそのイメージからかけ離れていて。]
……俺も、ちょっと手…洗いに来た。 …あんま、見られたくないんだけど。
[その一言で、察してもらえないだろうか。 首傾ぐ姿には少し気まずそうに翡翠を伏せてそう呟いた。]
(278) 2010/09/07(Tue) 02時頃
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ラルフは、夢にしたいのか?
[灰銀が蜜色に染まるを見ながら、クツリと喉鳴らし微笑む。 言葉とは裏腹、まるで夢を見させるように、優しく快楽を煽って行く。 未だ嘗て、相手を壊すような衝動的な交わりはしたことがない。 そのような交わりを求められたことがないことが起因ではあるが。
――……ただひたすらに、優しく全てを暴いて行く。]
佳いもなにも、悪かったなら、こんな風に触れたりなどしないさ。 夢でないと、もっと確かめれば佳い。 もっと、私に触れれば佳い。
[開いた片手で、濃藍の長い前髪を左右にかき分けるは、見詰めてくる視界の妨げがないように。]
(279) 2010/09/07(Tue) 02時頃
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[翡翠を丸くするフィリップに、くすりと笑って]
僕も今日、初めて気づいたんだ。 赤い色が好きだって。
僕の中で、数少ない綺麗なもの……。
[言いながら水にもう一度怪我した指を浸し、 血を洗い流すとハンカチで押さえながら場所を譲る]
ん、どうぞ。 見られたくないのなら、後ろ、向いてた方が良い?
(280) 2010/09/07(Tue) 02時頃
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一度出してしまえ。
[切羽詰まった聲を聴けば、性の解放を促す。 その蜜を直接啜るも考えたのだが……――それよりも前に首に絡む腕。]
んっ……―――
[ラルフからの接吻けに、少し驚いたように紫を見開き、聲を漏らす。 虚をつかれたのも束の間。下の蜜啜れぬのならば、上より啜ろうと、ぴちゃりぴちゃりと卑猥な水音をたてて深める交わり。
おそらくは、下の蜜はペンだこのある指先を伝い手の打ちへ滴り落ちる運命を辿る。]
(281) 2010/09/07(Tue) 02時頃
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――夜/自室―― [ルーカスを見送った後。足音が完全に遠ざかり、聞こえなくなったのを確認してから――少年は寝台を振り返った]
……おかえり、ユーリィ。
[青薔薇の馨立ち込める密室。 掛けられたバスタオルを剥がせば、引き裂かれた衣服で申しわけ程度に覆われた、ユーリィの華奢な肢体が目に映るだろう。 素肌に描かれた彩は情欲の交歓で突き立てられた、歯と爪の痕]
……たのしかった?
(282) 2010/09/07(Tue) 02時頃
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[無性に喉が渇くのを感じ、少年は無意識に左手を口許へ運んだ。傷口を縛るハンカチをずらし、半ばまで乾いた血を舐める]
壊されたかったの? 穢されたかったの? ……ユーリィ。君はいま、何処にいるんだろう。
[密やかな笑み。黒瞳の少年は静かに、横たわる銀髪の少年へと*近づいていった*]
(283) 2010/09/07(Tue) 02時頃
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[透明な水に赤が混じる、硝子の中で泳ぐ 赤い模様を思い出して瞳を細めて綺麗、と呟き]
―――…赤、 血の色と…薔薇の…色だね、 あと…後輩の髪も。
ああ、でも…ドナルドは嫌いっぽいね。 花が…かな、薔薇がか、赤い色か…わからないけど。
[隻眼の後輩が花を潰した姿は記憶に新しく、 赤という言葉の連想で思い出したのかそんな言葉。 素直に譲られるとそれはそれで気まずいものがあって、 意味を理解しての言葉なのだろうか… 翡翠の瞳を眇めてベネットを見ると小さな吐息。]
…そこまでしなくていいよ。
[そう謂って、流れた水に手を浸す。 白の残滓は何度か擦れば水の中に消えていって]
(284) 2010/09/07(Tue) 02時頃
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/* す、すまない ( ノノ) 中の人は、何時もエログ書き始めると終わらなくってですね。 終わらなくってですね。 と、終わるフラグが見えた所で呟いてみる。
そして血を舐めるのが流行しそうな件。 トニーは何かの役職COなのだろうk
(-55) 2010/09/07(Tue) 02時頃
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うん、ドナルドの髪。綺麗だよね。 でも嫌いなんだ? どうしてだろう。僕は…ドナルドとは本当に嗜好が合わないな。
[苦笑しながらそう言うと、ハンカチごと、指をぎゅっと握る。 白いハンカチに滲む赤い色が、徐々に濃くなるが少年は気付かない]
そう……?
[なら、と。一歩譲っただけの場所で、白い何かが着いた手を洗うさまを、翠はじっと見詰めている。 それを見ながらふと思い出したように]
……そう言えば、今日はなんだか薔薇の香りが、あちこりからするんだね。 どこかでお香とか、焚いてるのかな。
(285) 2010/09/07(Tue) 02時半頃
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…好きなんだ?
[他意はなく。 同室らしい彼に隻眼の後輩の髪のことを訊く。]
よくわからないけど…。 でも、訊いてないから俺の勘違いかも。
……傷、そんな風にしてたらひどくなるよ。
[幾度も手と水を擦り合わせて残滓を洗い流すと、 白に滲む赤の色に気付いて止めさせようと手を伸ばす。 ふわり…先程まで居た部屋に染み付く蒼の花の香は 翡翠の身体にも染み付いて、伸ばした手から仄かに香り]
…香?なら、サイラスかな。 薔薇の香り、してたね…酔いそうになるくらいの。
それよりも、傷…
(286) 2010/09/07(Tue) 02時半頃
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あの髪を撫ぜると、彼はいつも少しだけ嬉しそうにして。 それから凄く辛そうな顔をするんだ。 それでも…触れたいって思うのは、きっとそうなんだと思う。 [翠を伏せて、ぽつりと呟く]
大丈夫だよ。大した事ないし。
[伸ばされた指から香る薔薇の香りに、 血を流し過ぎた事もあって、くらりとフィリップの胸にしがみ付く様に凭れてしまいそうになる]
ごめん。少し眩暈が……。
サイラス……ああ、そうか。そんな事、医務室で言ってたよう、な……。
(287) 2010/09/07(Tue) 02時半頃
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ベネットは、きがする…と、ふらつく頭で呟いた。
2010/09/07(Tue) 02時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 03時頃
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/* 受け身+男 えろす ガッツリ書くのはじめてだからかな あ。 普段より1レスに時間掛かってる気がするる。
わああ
(-56) 2010/09/07(Tue) 03時頃
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…そっか。 ベネットは…ドナルドが、大事なんだね。
[互いに…大事。その言葉は裡だけに、ぽつりと落ちて。 翡翠がまた少し、硬質な色を宿す。 想いあう姿はとても綺麗で…、けれども――…]
……そう…って、ちょ…!? あまり、大丈夫じゃないみたいだけど。
…少し、休んでく?
[ふらつく姿に咄嗟に抱き込むようにすれば、 強い薔薇の香は凭れた先にも感じるだろうか。 黒髪からは、何の穢れもない…少しだけ、医務室の匂い。 綺麗だな、裡でそんなことを思って、けれども… 同時に、何処まで…綺麗でいられるのか… 酷く汚してしまいたい気持ちになるのは、何故だろう。 くすり、ベネットを抱いたまま零れるのは微かな笑みで。]
(288) 2010/09/07(Tue) 03時頃
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――…ベネット、 さっきまで俺が…、何シてたのかは、もう気付いてる…?
[囁くように訊く、 何処まで知っているのか…知らぬ素振りをするのか。 何処までが本当で…何処からが偽りなのか。]
(289) 2010/09/07(Tue) 03時頃
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/* と、1レスに掛かる時間が掛かるのと 全体に終わらないのは別なのです。←
(-57) 2010/09/07(Tue) 03時頃
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[大事なんだねと言われて、はにかむように頷いた。 ドナルドが大事……。 大事にしたい、大事にされたい。そんな想いが笑みを作る]
……ごめん。やっぱり少し血を流し過ぎたみたい。 貧血、かな。
[苦く笑うも、しがみ付く力は弱く。 はぁと。大きく…傍目には切なくも見える溜息を付いた。
フィリップから香る薔薇の香りに、心臓が痛いほど早鐘を打ち、先程部屋で感じていた甘い痺れが戻ってくる]
(290) 2010/09/07(Tue) 03時頃
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なにしてたって……手を、洗っていたんでしょう?
[囁きに答える声は、震えてしまって。 濡れた響きを纏う。
違うの…?と逆に問う眸は、熱を帯びつつも、まだ無垢な色を残している]
(291) 2010/09/07(Tue) 03時頃
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夢 …じゃない方がい、い。
[低く心地の良い響きはディーンの声。 答える自身の声だけが遠くなり、背骨から蕩けて、何処かにおちてしまいそうな心地。何時もは蒼白いラルフの肌は薄く色付いて、うっすらと汗が滲む。 優しく残酷な指に溺れ、追い詰められて行く姿を見られているのだと思うと、逃げたい。けれども、長い前髪に隠れかけた蜜の眼差しは、すぐに紫水晶にとらえられ、]
──……ッ ディ ん
[瞳を見開いたまま、ラルフが強請ったようなキス。 一度出してしまえと言う端的な言葉に、夢みるように蕩けていた瞳は、零れそうなほど大きく見開かれる。]
(292) 2010/09/07(Tue) 03時頃
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……ぁ、 ふ
[かさねただけのくちびるを捕えられ、舌を絡めとられてくぐもった声を漏らす。 ぴちゃりと響いた水音に、聴覚をおかされるような心地。触れればいいと言われた事に甘えるように頬を薔薇色に染め、同時にされているだけの、佳いだけの自分が痛くて。]
も、 もう
──…離し て、
[「これ以上、みられたら」「お願い」と言う悲鳴のような言葉は音になる事がないまま──限界まで膨らんだ花実は弾けて、熱く白濁した蜜をディーンの手の中にまき散らす。 匂いたつ青い香に、達してしまった事実にどうして良いのか分からずに。二人の唾液で濡れたくちびるをわななかせたまま、縋るようにディーンを見上げた**。]
(293) 2010/09/07(Tue) 03時頃
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[微笑ましい、けれども同時に… 翡翠が届かなかったものを手に入れてしまいそうな、 そんな後輩の姿に浮かぶのは羨望と、暴力的な…]
……うん。 無理しなくて、いいよ…休んでいこう。
[声音は後輩を気遣うような優しいもので、 けれども硬質な翡翠は違うことを思い描いている。 ね…?同意を促すような声は甘く誘うようで。]
(294) 2010/09/07(Tue) 03時頃
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……手を洗う、前のこと…だよ。
[ベネットを支えていた利き手はそろりと滑るように下へ、 布越しに触れるのは先程まで慰めていた場所と同じ…。 知らない?問う瞳に笑む硝子の色。 知りたくないの…?そう誘うようにも取れただろうか。]
(295) 2010/09/07(Tue) 03時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 03時半頃
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[優しい声の響きにこくり。小さく頷いた。 純粋に好意からものだと思っているから、 疑う事もなく、フィリップの身体にくたりと身を寄せて]
ありがと……。 今度このお礼は、ちゃんとするから……。
[弱々しくも浮かぶ笑み。 薔薇の香気のせいか、意識はだんだんぼうっと薄らぎ、 甘い誘いに絡め取られて行く]
(296) 2010/09/07(Tue) 03時半頃
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手を洗う前……?
[鸚鵡返しに呟く。 ああそう言えば。どうして彼の手はあんなに濡れていたんだろう。 ぼんやりとそんな事を想っていると、下肢へと滑り降りてくるフィリップの手]
し、しらない……。
[常なら払いのけるそれも、蒼薔薇の香りが心をとろけさせて。 布越しに触れれば、ぎゅっと眸を閉じた]
(297) 2010/09/07(Tue) 03時半頃
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[何も疑わずに身を寄せてくる姿、 高潔な姿を崩すことは、硝子の姿を望む己の願望にも似て。 ほう…と、その姿を思い描いてしまえば 体温と薔薇の香に零れる陶酔に近い吐息。]
……知らない、なら…教えてあげる。 ね…?おいでよ…。
[翡翠も誰かに手解きをしたことはないけれども、 強く瞳を閉ざす姿には微かな加虐心すら抱いて。 布越しに幾度と焦らすように撫ぜると支える手はいざなう手に。
ベネットが頷くならば誘い込むのは個室のシャワー室。 閉じ込めてしまえば其処から聴こえるのは透明な水音ではなく…*]
(298) 2010/09/07(Tue) 03時半頃
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[身体と心のほとぼりを冷まして、帰った自室はもぬけの殻。]
…ベネさん…?
[眠っていたはずの姿がそこにないことに不安になるけれど、心当たりはなくて。 寧ろ、隣で寝ていたのも医務室があんなことに使われていたこと自体が夢で、本当は帰ってきてすら居なかったのかも知れないと…
けれども、やつれた身体は言うことを聞いてくれない。 ぺたりと床に座り込み、いつしか甘い夢に誘われる…**]
(299) 2010/09/07(Tue) 04時頃
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[ちかちかと明滅するシグナルの様に、 これ以上はいけないと、警鐘を発する理性。
だけどそれすらも、預けた身体を支えくれる温もりが。 布越しに触れる手から齎される、甘い疼きが。 薔薇の香りを零す彼の吐息が奪い、溶かしていく]
……ふ、ぁ。 ふぃりっぷ、だ、め……。 [弱々しく紡ぐ言葉に、制止の力があるはずもなく。 誘われる手に連れられるまま、ぱたりと、シャワー室の扉が閉まる音が響いた**]
(300) 2010/09/07(Tue) 04時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 04時頃
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―医務室―>>264>>265 [身の内も脳髄も真っ白に染められて、ロビンは小さな死を迎えた。
牢獄から開放された虜囚は、平らな胸を激しく波打たせて、壊れた人形のように横たわる。 愛情なんか一片もないまま、辱められ、犯されて穢されて。 それは彼が、幾度も夢想し、そうなれたらどんなに良いだろうと怖れ望んだとおりの姿。
意識の回復し切らぬうちに、サイラスによって手際良く身を清められ、何事も無かったかのようにベッドに横たえられる。 途中、赤毛の上級生が嘲弄する囁きを耳に吹き込んでいったが、意識を喪った彼からは反応は返って来なかった。 だが、その髪を撫でる手もわざと優しげに装った声も、彼の奥に滲み込んでこころ深くに刻まれた。
そうして、疲れ切った彼は昏々と深い眠りに堕ちてゆく。 甘美な地獄をからだのなかに封じられたまま――]
(301) 2010/09/07(Tue) 06時頃
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― 医務室 ―
[ドナルドが来た後は、一歩ひいた場所に下がり、その乱交を三日月の目で見つめた。
蒼薔薇は狂っていくロビンの姿に満足そうに、 そして、容赦なく咲いたばかりの花を食い散らかしていく獣どもも満足そうに見つめた。]
――……でも、咲き誇るのはまだまだこれからだよね?
[3人が精を出しつくした後、ランドリーへと一旦消えて、そして、身を清めるタオルを持ってくる。 それをサイラスに渡して、さりゆくドナルドには、またね、などと言い、ロビンが介抱される様を見つめる。]
(302) 2010/09/07(Tue) 07時頃
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――……ああ、君に憑けばよかったかな。 君にだったら、もっと同化できそうなのに。
この身体は、少し、面倒……。
[眠っているロビンに話しかけて、サイラスを見た。 サイラスには、もうわかっているだろう。 そこにいるのは、セシルだけれども、同時にその芳香を撒き散らす魔精が憑いていること。]
もっと、動きやすいと思ったんだけど ね。 まぁ、いいや。 駄目なら他に移ればいいから…。
[医務室から出て行った。]
(303) 2010/09/07(Tue) 08時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 08時頃
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― 廊下 ―
[廊下を歩きながら、蒼薔薇は考える。
最初に憑いたのはユーリィだった。 彼は本当に動かしやすくて…。 そのまま彼の中にいればよかったのだけど…。
でも、彼は華奢すぎた。
その身体は性交を重ねるごとに壊れていく…。 だけど、それを欲する身体……。]
(304) 2010/09/07(Tue) 09時頃
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移り木が滅べば、自分も滅んでしまう。それでは本末転倒だ。 なので、蒼薔薇は次の標的を探す。 魔の芳香をより寮内にバラ撒ける者を。
その芳香をバラ撒くにはセシルは適任だったのだけど。]
(305) 2010/09/07(Tue) 09時頃
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[以前、蒼薔薇の元で、ヘクターとサイラスに可愛がられているセシルを蒼薔薇は知っていた。
だから、彼も、ユーリィのように憑けるかと思った。だが、彼は、その時に、いわゆる「大事なもの」を見つけてしまったらしい。
その「大事なもの」に対する想いゆえ、彼を完全にとりこめない。 彼は自分の身体に違和は感じるだろうけど、それが蒼薔薇の仕業とは知らない。 ただ、うすらぼんやり覚えている映像は、きっと夢だと思っているだろう。 そして、それを夢と処理できる性格だった。
そう、ヘクターが前言っていた。
彼は基本イノセントなのだ。]
(306) 2010/09/07(Tue) 09時頃
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フィル先輩……。
[そして、夢から目覚めたらしい顔つきで、セシルは、「大事なもの」を探し始める。**]
(307) 2010/09/07(Tue) 09時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 09時頃
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/* ごろごろごろ。 こうなのかな。今後の動きはどうしよう。
ラルフ=占い師 セシル=風花妖精 ベネット=降霊者
ドナルド、サイラス=人狼 ロビン=鱗魚人
ディーン=王子様 ルーカス=聖痕者 フィリップ=追従者 トニー=片想い
(-58) 2010/09/07(Tue) 09時頃
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/* あ、ディーンのメモだ。 ごろごろごろ。
今回は、遅筆理由は多分、ラルフの思考のトレース→行動に、時間がかかるからだと自己分析。普段は、PC自身が自分のしたい事をハッキリ理解してるキャラが多いのだけど、ラルフは無自覚が多過ぎて ですね!
欲望への無知さスケールで行くと、ロビン、トニーより右なんだぜラルフ。気付くと右にベネットしかいない。どうしてこうなっt \(^o^)/
何かこう酷い現場を覗きに行ってグレードアップした方が良い? 今更手遅れじゃない? 手遅れでいいの?
狼が交代したら場合によっては、セシルとかしちゃっても良いと思うのだけど、占い判定どうすればいいの。COも何かもにゃもにゃだしななあ。
(-59) 2010/09/07(Tue) 09時半頃
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[手の裡で跳ねるラルフの分身。 言葉にならずとも、表情で何を謂いたいのか判るにも関わらず追い詰めて、達する時の表情を具に歪む視界の中、紫に収める。]
――……嗚呼、やはりお前は可愛いよ。
[月明かり、唾液に濡れ照る戦慄く唇は扇情的で。 縋るように見詰めてくる灰銀は、蜜を含んだように蠱惑的だ。
掌に吐き出された蜜を、わざと彼の目の前で手首に滴った一筋を舐め上げた。 美味そうに紫を細めて、そして、その白い蜜に濡れた手はラルフの尻のあわいに忍ばされる。]
(308) 2010/09/07(Tue) 09時半頃
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もっと、可愛いお前を、私に見せると佳い。
[裡まで識ろうと、探るペンをよく握るが故に少し歪な指先が弄る。
もしかすれば、その後重なり合う時は、ラルフは昔の何かを思い出して恐怖の色を見せることもあるのかもしれない。例えそうだとしても、そうであったなら尚更、その何かを上塗りするように行為は優しく丁重に、そして濃厚に……―――。
もう麻痺して判らない薔薇の香りに煽られるように、その夜、他の場所で起こったことは何もしらぬまま熱を絡めあう夜は過ぎる。]
(309) 2010/09/07(Tue) 09時半頃
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/* 脳内整理メモ その1 サイラスとの遭遇が優先順位高いかなと言う結論が出た。
トニー(ルーカス)=ユーリィの情報、薔薇園へ行くきっかけ?
サイラス=きっと、ディーンの部屋移動絡みの会話が旬。
ドナルド、ベネット=セット扱い。PC→PCの占い判定は今日じゃなくても良いような。ドナ鬼verと接触したいかも。ベネットの血にヤンデレ苦手注意報が出てる罠。嬲るなら大丈夫だけど、対等に会話出来ない。
ディーン=( ノノ)
セシル=占い判定どうすればいいの。蒼薔薇様は後日遭遇でも良いかな。
フィリップ=セシルに絡む時に絡む感じになるかなあ。
ロビン=見守り体勢。ラルフ、もうロビンの性癖についていけないだろwww
(-60) 2010/09/07(Tue) 10時頃
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/* ディーンの投稿に、挟まってしまっ 脳内整理メモ その2は、また今度! 過去の事件だけ全容を決めよう、うん。>>309
(-61) 2010/09/07(Tue) 10時頃
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― 朝・シャワー室 ―
[フィリップからのレッスンが終わるころには、すっかり外は白み始めていた。 寮内で行われている淫らな宴も一旦は形を潜め、 中庭の薔薇たちは満足げに、太陽の光を朝露を反射させて、きらきらと輝いている]
……僕、本当に穢れて、しまったんだ。
[白く汚れた掌を見詰めて、ぽつりと呟く。 初めて見る自分のそれはとても穢らしく見え、 酷く自己嫌悪に陥ってしまいそうになる]
(310) 2010/09/07(Tue) 10時頃
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― 翌朝/ラルフの部屋 ―
[紫の両眼が開いたのは、いつも起きる時間よりも遅いものだった。
あれから、床の上で始まった行為は、ラルフの寝台へと移って。 何度となく合わせた身体を解いたのは、夜明けも近かったか。 濡らしたタオルで互いの身を清め、結果的には用意周到となった、持ってきていたシーツとタオルケットとドロドロになった元のそれを交換してから眠りに堕ちた。]
――……流石に、まだ起きないか。
[裸のまま1つのベッドで寝るを、厭われることは無かったろうか。 厭うほどの余力が、相手にはなかっただけかもしれない。 腕の中で眠る存在、その濃藍の前髪を梳きながら、小さく呟く。
そういえば、このように朝を共にする交わりは初めてだったと思う。それは、学期中の寮という体制と、表上品行方正であれば、当り前ではあったのだが。]
(311) 2010/09/07(Tue) 10時頃
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[目的を果たしたフィリップは未だそこに居ただろうか? 気だるげに身を起こしながら]
手、洗わなきゃ……。
[粘つく白濁に眉根を寄せて呟き、手を洗おうと個室を出る。 昨晩と同じように、蛇口をひねり、水を出して。 その手に着いたものと洗い流していく。
そうして何もなかったように綺麗になれば、 力の入らない足取りでふらふらと自分の部屋へと戻って行った]
(312) 2010/09/07(Tue) 10時頃
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― 朝・自室 ―
[覚束無い足取りで部屋に戻ると、床に座り込んで寝ているドナルド>>299を見つけて、 触れようと指先を伸ばす。
だけど伸ばしたその手に先程の白濁が重なって見え、触れる瞬間ぎゅっと。その指先を閉じてしまう]
こんな手じゃ、僕……ドナルドに触れられない。
[じわりと翠に涙が滲む。 欲している人は目の前に居るのに、 触れたくて、触れられたくて仕方がないのに。
自分の精で穢れてしまった手では、触れる事は叶わない――]
(313) 2010/09/07(Tue) 10時頃
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しかし、起こすのは忍びないな。
[不眠を訴えていた彼の眠りを妨げるのは本意でなく。 ふっと誘われるように、月明かりでなく陽光に白く浮かぶ肌、右肩口に唇を寄せ、そこにいつもならつけぬ所有印――まるで紅い薔薇の花弁、を刻んで身を起こし、床に転がったままだったモノクルを拾い上げた。]
― 朝/ランドリールームの方面へ ―
[ラルフの枕元に、彼にとっては見慣れた流麗な筆記体で書かれたメモ――身体の調子を気遣う言葉と、先に起きる旨を告げたもの、を置いて、タオルケットをかけ直してやってから、ディーンの脚はランドリールームへ向かった。 それはひとえに、シーツとタオルケットを先に洗濯するためであったのだが。その後、シャワーを浴びようと思っているので、案外に大荷物ではある。 さて、そのときに誰かとすれ違うことはあるやなしや。]
(314) 2010/09/07(Tue) 10時半頃
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[まるで逃げだすかのように、部屋を飛び出た。 普段の穏やかな様が嘘のように、廊下を走る。
何処へ、という目的はなかった。 ただ、部屋から離れたかった。こんな穢れた自分を見られたくなかった]
……わっ。
[あまりに慌てて走っていたから、大荷物を持つディーンの姿にぎりぎりまで気づけなかった。 気づいた時にはすでにもう、ぶつかる寸前の距離。
小さな悲鳴を一つ、上げた]
(315) 2010/09/07(Tue) 10時半頃
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― 廊下 ―
おいっ、ベネット、あぶなっ……―――
[常よりも反応が遅れてしまったのは、大荷物を抱えていたからか、それとも普段は廊下を走るはずのない人物がそれをしていることに呆けた為か。]
―――……っ!!
[辛うじて上がった悲鳴ごと、彼の人を抱きとめる。 持っていた荷物が床に散乱し、ディーンは蹈鞴を踏み、壁に背を預けることで、己とベネットの2人分の体重を支え]
はっ……大丈夫、か?
[息を吐いて、ベネットの貌を覗き込みながら問いかけた。]
(316) 2010/09/07(Tue) 10時半頃
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[ぶつかる――
そう思った時には、ディーンの腕の中に抱きとめられていた。 痛くない、と恐る恐る眸を開けると覗きこむ紫水晶が見えて]
ディーン……、僕、僕……。
[じわりと浮かぶ涙に、翠が滲む。 彼のシャツをぎゅっと握って、涙声でとぎれとぎれに]
僕、穢れて……しまった……
(317) 2010/09/07(Tue) 11時頃
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うん……―――?
[抱きとめて覗き込めば、まるで朝露に濡れる翠のように潤むベネットの眸。まるで、己が虐めたかのような心境になり、困惑の表情を浮かべる。 しかしとて、服を握られ縋るような様の彼を捨て置いておくことなどできず]
とりあえず、まぁ、落ち着け。 良く判らんが、何かあったのなら、話は聴こう。
[つっと、ペンだこのある中指が、翠の目尻を拭おうと動く。
そのときふっと思うのは、あの後、彼が医務室に戻り、何かあったのではないか?という邪推。 どこまでも、サイラスに対する信用はないようで。 実際ベネットではなかったがロビンに対してそうであったが故、間違いではないのだが。
ディーンのそんな裡を識れば、サイラスはどう思うのだろうか。]
(318) 2010/09/07(Tue) 11時頃
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[ディーンのペンだこのある中指に涙を拭われると、少しだけ心が落ち着いてくる。 こくり、と頷き、それでもその腕の中から離れられずしがみ付いたまま。 うなじに残る鬱血の花弁から、仄かに薔薇の香りが舞う]
ディーンの目には、僕は…僕はどう見える? 穢く、汚れて……いない……?
[精通も性交も、禁忌だと教えられていた少年は、 縋る様な目で肩眼鏡の奥の紫水晶を見上げ尋ねた]
(319) 2010/09/07(Tue) 11時頃
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肩眼鏡ってなんだーーーーー!?
(-62) 2010/09/07(Tue) 11時半頃
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[腕にしがみつく温もりは、先程まで抱いていた者を思い起こさせ。ベネットが頷くことで見えた紅に、「やはりサイラスか!」と勝手に疑惑を深めつつも、やはりラルフの肩口につけたそれを思い出す。]
いや?動作はいつもより落ち着きないが 姿かたちはお前はお前のままだよ。
大体、何を思って穢れていると見る?
[仄かに薫る薔薇の香が、触れあいを促すのか。 目尻を拭った指先は相手の背に回り、幼子をあやすように撫で]
―――……お前の眼に 私が汚れているように視えるなら別だろうが。 視えないのなら、私からもお前が穢れて視えるわけが無かろう。
[神の代わりに、ベネットを赦すような言の葉を紡いだ。]
(320) 2010/09/07(Tue) 11時半頃
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[あやす様に撫でる指が心地よくて、 しがみ付く手から少しだけ力が抜ける。
ディーンが紡ぐ赦しに、ようやくほっとしたのか、吐息を漏らして]
……ディーンは汚くなんか、ないよ。 いつも清廉で、優しくて……綺麗だ。
僕……その……。
[シャワー室での事を思い出し、頬に微かに朱を差して]
神父さまから駄目だと教えられていたのに。 自分の手で、あんな……。
[白濁に塗れた手を思い出し、ぎゅっと痛みを堪えるように眸を閉じた]
(321) 2010/09/07(Tue) 11時半頃
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んっ……―――
[相手の口から漏れる賛美に、ぎゅっと眉間の皺を寄せるのは照れ隠しだ。そして、その言葉が裡においては間違っているからこそ、言葉が紡げない。
妬みも、奢りも、疑いも、恐れも……――― そのような負の感情はいくらでも抱いているのだから。]
嗚呼、なるほど。
一つ、熱心なカトリックでない者の戯言を謂うとしたら 出来るものを溜めておくは逆に身体に佳くないらしいぞ。
[しかし、寄った眉は、ベネットの告解に緩まり、背に当てた手を今度は眼を閉じるその上、頭に置き撫でる。]
私が熱心な教徒でないのは、その辺りが原因でもあるな。 神の教えは時に、緩慢な死、衰退を促している気もしなくもない。
まぁ、最終的に神の御許に召す……というのが目的ならば、 あながち間違えではないのだろうがね。
(322) 2010/09/07(Tue) 11時半頃
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[眸を閉じていたから、彼の眉間に皺が刻まれるのには気付かない。 ただ背中を撫ぜる手や、穏やかな声が心地よくて。 初めての精通に穢れたと思いこんでいる少年には、神の手にも近く感じる。
頭に移動する手が、黒髪を優しく撫でるのを幼い子供の様に見詰めながら]
主の御許に、清らかなまま召すのが……きっと最終的な目的なのだと、思う。 でも……僕はもう、その道を外れてしまった。 どうすればいいんだろう。 ……ディーン。僕は、どうしたら、いいんだろう?
(323) 2010/09/07(Tue) 12時頃
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清らかなまま、か……―――
[少しだけ苦笑を漏らすのは、この世に生きる以上、真っ白ではいられないというのが持論であるから。]
神父やシスターのような生き方のほうが より神の近くには行けるのかもしれないが。 もし、皆がそのような生き方をしないと神の元に行けないのならば、この世は怨霊ばかりになってしまうぞ。
そう悲観的にならずとも、他者からみて人道に外れてなければ、神の御許には行けるだろう。
私の眼からみて、お前は人道に外れているとは思わん。
(324) 2010/09/07(Tue) 12時頃
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[まるで、彼の中の神を己に摩り替えるような背徳感に、密やかな暗い喜びを感じながら、善人の皮をかぶり、穏やかにこの先を滔滔と諭す。その後に、ゆるりと黒髪から手を退け]
そう謂えば、あの後、医務室にベネットは戻ったのか? サイラスにロビンを頼んだのだが……―――
[そして何気ない様子で、探りをいれるのだった。]
(325) 2010/09/07(Tue) 12時頃
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―医務室― [真白いカーテンで区切られた一角、ベッドの上で。 長い睫毛の紗の掛かった、明るい灰色の瞳が開いて、ぼんやりと白い天井を眺めた。 ふと見回すと、窓辺から爽やかな朝の光が差し込み、今朝は医務室も明るく清浄な雰囲気を漂わせていた。 まるで昨夜の淫靡な饗宴が一夜の悪夢に過ぎなかったかような錯覚を与える。]
――ゆ め ……?
[唇を突いて出るのはそんな言葉。……だが。]
(326) 2010/09/07(Tue) 12時頃
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[優しく諭す言葉に、塗り替えられて行く心。 ディーンの言葉は雨の様に、少年の心に降りそそぐ。
見詰める眸に浮かぶ色は、ある種崇拝にも似た、それ]
人の道に外れていないのなら、いいの…? ディーンは……神父さまみたいだ。迷う僕に、いつも答えを呉れる。 僕……ディーンを、信じる……。
[漸くほっとした様に息を吐いて笑みを浮かべる。 黒髪を撫ぜる手にうっとりと翠を細めた]
(327) 2010/09/07(Tue) 12時半頃
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医務室には、行っていないよ。 ディーンこそ、一緒じゃ……なかったの?
[ゆるりと首を振る。 まさか昨晩ロビンを玩具にした饗宴が繰り広げられていたなど夢にも思わず、 素直にそう答えて]
(328) 2010/09/07(Tue) 12時半頃
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[信じる――……その言葉を受けた時の、ディーンの表情は裡を隠すような聖者の微笑に似て。頷きはしないものの、その微笑で、信じれば佳いと促すは、まるで悪魔のよう。]
おや、戻ってないのか……―――
[ベネットを撫でていた手、そのうちの中指をくの字に曲げて、何か考え込むように唇の下に当てる。裡で考えるのは、ベネットの首筋に紅を這わせたのはサイラスでないだろうということと、流石にあれだけ釘をさしていたのだから、ロビンには手を出してないと願う――まだ、小指の爪の先ほどの信用の気持ち、逆に99.9%を占める疑い。ややあって]
流石にサイラスも、 あの状況のロビンを放置するとは思えないのだがね。 あまりに調子が悪いようだったら 麓の診療所まで ロミオ医師を呼んでこようかとも思ったのだが……―――。
まぁ、あの先生だと、若い者は寝とけば治るで終わりそうだが。
[彼の老医師の人柄を思い起こし、溜息を一つ。]
洗濯物を済ませたら、シャワーの前にロビンを見に行くかな。
[そしてベネットに向けるというわけではない、独り語とを一つ。]
(329) 2010/09/07(Tue) 12時半頃
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─ 翌朝・自室 ─
[また、薔薇の夢で目が覚めた。 さほどの疲れはないつもりでいたが、寝床から身を起こす気になれないまま、昨晩の事を思い返す。]
(330) 2010/09/07(Tue) 12時半頃
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[聖者の如し微笑に返すのは、神の慈悲を請う信者の笑み。 微塵も疑いを持つ事もなく、潤む眸はその微笑に嗚呼…と吐息を洩らす。 許された禁忌を想わせる、そんな何処か切なげな吐息を]
ごめん……。 すっかり、わすれていて……。
[撫でていた手を翠が追う。 ロビンを心配する言葉も、なにもかも、まるで夢の世界の言葉の様に耳には届かない。 ただ、中指が彼の唇を撫ぜるしぐさに、とくん、と。 胸が一つなって、初めて知った味をなぜか思い出し、ごくりと喉を鳴らした]
僕も…洗濯手伝うよ。 シャワーも浴びたいし……一緒にいても、いいかな?
[聞えた独り言に、おねだりをする様に言葉を返した]
(331) 2010/09/07(Tue) 13時頃
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……、今日でもいいから、あの二人は傷の手当てをした方がいいんだがな。
[ぼろぼろだったユーリーと、頼まれたからとはいえ、自分が傷を負わせたトニーと。 朝食時にでも、医務室につれていければよいのだが。]
それにしても──、昨夜は俺まで薔薇に中てられちまったのかな。
忌々しい。
[あの時トニーに対して抱いた一瞬の激情。 熱情を誰かに対して感じる事などついぞなかった自分の来し方を思い返すまでもなく、何かがおかしいとしか言い様は*なかった*。]
(332) 2010/09/07(Tue) 13時頃
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やばい、 今久し振りにあいしてるきいたら、うるっときた。
(-63) 2010/09/07(Tue) 13時頃
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いや、私も居れば佳かったのだが、色々事情があったからな。 謝ることではないさ。
[禁忌を思わせる切なげな溜息に、覚える何かから逃げるように身を屈め]
洗濯は、シーツとタオルケットだけなんだがな。 そういえば、今日の洗濯当番はだれだったか…―――
[床に落ちたままだったそれらを拾い上げる。]
――……嗚呼、構わない、が。
[ベネットの願いに応えるのにやや間があったのは、おそらくは禁忌を覚えてしまった身故に漏れる彼の色気からか。流石に、昨夜あれだけしておいて、そもそもの気質からディーンから求めることはないだろうけれど。
けれど、今は薔薇の薫りが強い。 求められれば……―――。]
一先ず、洗濯物を洗濯機に放り込んでくるか。
[しかしながら、そのような裡は見せず、連れ立って*歩き始めた*]
(333) 2010/09/07(Tue) 13時頃
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ディーンは、ベネットに話の続きを促した。
2010/09/07(Tue) 13時頃
ディーンは、ベネットに話の続きを促した。
2010/09/07(Tue) 13時頃
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―医務室― [ゆるゆると半身を起こし、指で唇をなぞる。 口の中には塩辛くい苦味が残り、酷く喉が渇いていた。 唇の端がひりついて、顎の噛み合わせに少し違和感がある。 それに何より。
ベッドの上で膝立ちになり、ズボンと下着を膝まで下ろす。 白い下着にごわごわする汚れと、微かな血の痕を認めた時、ああ、と深い溜息が洩れた。尻肉のあわいを指で探ると、その奥の蕾はぼってりと充血して綻び、貫かれ幾度も抉られた証を残していた。]
(334) 2010/09/07(Tue) 13時半頃
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やっぱり、
そう、なんだ。
(-64) 2010/09/07(Tue) 13時半頃
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[ディーンの腕の中のそれらの端をちょこんと握って、 構わないと言う言葉に子供の様に笑う。
薔薇の香りにも煽られて、眸だけは艶を滲ませたまま。 彼の唇や大きな手。それから胸や腰に落ち、 薄く開いた唇から赤い舌がちらりと顔を覗かせ、乾いた唇を湿らせた]
うん、行こう……。 まずは洗濯物を片づけないと、ね……。
[寄り添うように、隣に並んで歩く。 その姿はまるで娼婦の様でもあり。 此れまでの敬虔な信者としての姿からは遠く*かけ離れていた*]
(335) 2010/09/07(Tue) 13時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 13時半頃
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―医務室― [着衣を整えて起き上がる動作は殆ど自動的。 立ち上がってベッドを出て、ふらふらと洗面台に向かった。
蛇口を捻って勢い良く水を流すと、手と顔を洗ってついでに喉を潤す。 鏡で寝乱れた髪も手ぐしで整え、ネクタイも締め直して――
――うっと手で口を押さえ、嘔吐(えず)いた。]
(336) 2010/09/07(Tue) 13時半頃
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―医務室― [洗面台に覆い被さり、喉からこみ上げてくるものを全部ぶちまけた。 殆ど消化された昨夜の夕食に、白い濁りが混じって吐き出され、それが蛇口からの水に流されて排水溝に消えていく。 肩で息をしながら、ぼうっとそれを眺めていると、全身の皮膚に昨夜の感覚がどっと蘇ってくる。
掴み、撫で擦り、腕を脚を背を這う手指の感触。 口腔に押し込まれた肉塊の質量と、舌や口蓋や喉を圧する硬さとその味。 いっぱいに押し拡げられた蕾と、抉られ続けた内臓の――
胃の中に何も吐くものが無くなって、苦く喉を焼く胃液だけになってもまだ吐き続けて。 俯いて、唾液の糸を唇から垂らして、目を閉じた。]
(337) 2010/09/07(Tue) 13時半頃
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―医務室― [口を手の甲で拭い、改めて鏡の中の己を見詰める。
少女人形めいた端整な顔立ち。 うっすら開いた薄紅色の口唇。 大きな灰色の瞳と、それを縁取る睫毛は、自分でもナルシスティックな感慨を覚えていたと同時に、コンプレックスでもあり……
でも今日はそれがまるで違う、初めて見る顔に見えた。]
(338) 2010/09/07(Tue) 14時頃
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―医務室― [普段の彼であれば、死にたくなるほどの激しい自己嫌悪に陥っていたかも知れない。 だが、薔薇の棘に囚われた者たちの精をたっぷりと受け、更に蒼薔薇そのものから直接薔薇の香気を注ぎ込まれた今となっては。
誰にも弱味を握られたくないという矜持も、強くありたいという自制も全部背後に押し遣られて鈍くなり、彼には遠いものに感じられていた。]
(339) 2010/09/07(Tue) 14時頃
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―医務室― [入れ替わりにはっきりと表に現れたのは、またあれを味わいたいという強い欲求。 そして、淫らで恥知らずで貪欲な、この己自身への痺れるほどに甘く心地好い絶望。]
これ、が、僕 なんだ。
[先程頭の中で考えた言葉をもう一度声に出して呟くと、鏡の中の白く可憐な貌に向かって、うっとりと微笑んだ。]
(340) 2010/09/07(Tue) 14時頃
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ロビンは、くすくすと笑いながら医務室を後にした。*
2010/09/07(Tue) 14時頃
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─ 朝/ラルフの部屋>>311>>314 ─
[射し込む光の眩しさにラルフが目蓋を開いた時、部屋にディーンはいなかった。 最初に目に飛び込んでくる白は、残酷なほどの優しさに暴かれ、赦しを乞うほどに甘やかに鳴き続けた夜の果て──濡らしたタオルで身体を拭いあう所までは何とか保っていたものの、最後にラルフは立ち上がれなくなってしまい、ディーン一人に交換してもらったシーツの色。 見慣れた寝台の二段目へいたる梯子に視線を滑らせると、それでも寝台の上段に上がろうとしたラルフを、ディーンが抱きとめた事を思い出す。裸のまま1つのベッドで寝るを、厭うのか?──と問われたなら、側に居るのが怖いと答えただろう。
けれども、腕に抱かれ眠る事になったはずの寝台の上にディーンの肉体は無い。薔薇の香りに混じる、記憶に刻み込まれた彼の肉体の気配だけがラルフをまだ包み込んでいる。]
──……
[くすんだ銀灰の視線だけを巡らせると、枕元には置き手紙。 ラルフは指だけを紙片に伸ばした。見慣れた筆致で書かれたそれ。身体を気遣う言葉と、先に起きる旨とが、昨夜の出来事が夢ではない事を示す。]
(341) 2010/09/07(Tue) 14時半頃
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[ディーンに触れられないラルフの長い前髪は、その蒼白い貌と瞳の色を隠したまま。]
──… Hallelujah(ハレルヤ) ?
嗚呼
[神に背いた事のおそれよりも、慣れた賛美の歌が口をついてでる。 渇いているのは喉とくちびる。水が飲みたいとラルフの身体は欲するけれど、目覚める事で昨夜の残滓を失ってしまう事が惜しくて。 素肌に触れるタオルケットを引き寄せ、裸体を包み込む幻を損なわないよう、昨夜の記憶の海に沈む。注ぎ込む光から目を背ける**。]
(342) 2010/09/07(Tue) 14時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 14時半頃
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― ランドリールーム ―
[ディーンと二人向かったランドリールーム。 ディーンがシーツやらを洗濯機に放り込み洗剤を入れるのを横目で見詰めている。 洗濯を始めるスイッチを押そうとすれば、その手に自分の手をそっと重ね]
……洗濯が終わるまで、隣に居てもいい?
[媚を売る様に、下から見上げ薄く笑う。 ディーンが断らないと判っていて、誘うそれは娼婦の笑み。 重ねた手のその甲をゆるゆると撫ぜながら、指先を絡め取り口元へと誘う。
中指のペンだこへと口接けながら]
僕……ディーンの手、好き……。 図書館で勉強する君を見ながら、いつもあのペンになりたいって思ってたんだ。 君の手に、何時も包まれて……善いなって。
[他の部分とは違う、硬くなったその部分をチロ…と赤い舌が触れる]
(343) 2010/09/07(Tue) 16時頃
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――莫迦だって、笑う?
[ちゅ…と一度吸ってから指を離し、笑う。 見下ろすディーンはどんな顔をしていただろうか。
ふわりと顔だけは清らかに笑んだまま、彼の胸の中に身を寄せて。 胸板に頬を寄せ、嗚呼…と一つ吐息を洩らし]
胸が、どきどきしてる……。 痛いぐらいに早鐘を打って……苦しいんだ、ディーン。
[彼の手を取り、己が胸へと誘う。 シャツ越しにも判る胸の二つの尖り。不意にそこへ手が触れて]
助けて、ディーン――……。
[言葉とは裏腹に、声には酷くなにかを強請る色が混じる。 少年は紫水晶を見上げ、薔薇の吐息を零しながら、眸を*閉じた*]
(344) 2010/09/07(Tue) 16時頃
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ベネットは、ディーンに話の続きを促した。
2010/09/07(Tue) 16時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 16時頃
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/*
ええと、なんという誘惑村。 デフォルトでみんな誘惑しまくるとか
誰がこんな村にした。
(-65) 2010/09/07(Tue) 16時半頃
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|
/*
あれ、そしてオレが一番最小発言回数だと? オレが最寡黙なのかーーッ!
と思ったらフィルが22回だった。 ああ、フィル先輩らぶ
(-66) 2010/09/07(Tue) 16時半頃
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― ランドリールーム ―
ベネット、どうした?
[伴って入ったランドリールームで、洗濯機のスイッチを押そうとすれば、それを留めるように重ねなれる手。いぶかしむ眼で見下ろす翠は、明と悟れる情欲に濡れた色をしていた。]
嗚呼、先程も謂ったが、それは構わないが……―――
[願いに頷く間に、絡み取られた手は彼の色めいた口元へと運ばれてしまう。 直後中指にチリっと熱を感じ、紫は瞠った後、細くなる。 語るベネットを見詰める紫は、照明の関係か、薄く……―――。]
いや、笑いはしない。
[問いかけと、笑みだけは清らかな相手に向ける表情は、困惑には一歩届かない。 纏う雰囲気で、彼が何を望んでいるのかは、さすがに識れる。 と、胸に寄る温もり、導かれた指先に感じるのは鼓動と胸の蕾が芯を持つ感触。]
(345) 2010/09/07(Tue) 16時半頃
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お前が求めるなら、応えると、約束だったな。
[救いと強請りと、2つは表裏一体のように聴こえる言の葉を受け、眸を閉じるその貌、頬にあいてある片手を添えた。]
まるでマグダラのマリアのようだ……―――
[そしてポツリと、聖人である前は娼婦だったという女の名を紡いだ後、キリスト《神》が祝福を与えるというには艶かしく、唇に唇を*寄せた*]
(346) 2010/09/07(Tue) 16時半頃
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/* >>340 ロビン覚醒ktkr じゃあトニーはまだあんまり目覚めないでおく。
……また今回もすれ違いになりそうだけど。
(-67) 2010/09/07(Tue) 17時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 17時半頃
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― 自室へ ―
[セシル自身は不思議に思っていた。 なぜ、あんな夢をみるのだろう。どうして今自分は部屋にいないのだろう。
部屋でハーモニカをフィリップと探していたはずなのに。
とにかく急いで部屋に戻る。 フィリップの姿がそこにあると信じて…。
だけど、そこには誰もいない。]
――……どっちが、ゆめ?
[ぽろりと漏れる独り言。 フィリップとハーモニカを探していたのが夢なのか。ロビンが陵辱されてたのが夢なのか。
段々と、蒼薔薇に取り込まれていく…。]
(347) 2010/09/07(Tue) 17時半頃
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セシルは、結局そのまま自室で眠り込んだ。
2010/09/07(Tue) 18時頃
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― 朝 ―
[目覚めた彼はどっち側か。ともかく、部屋を出て、食堂へまっすぐ向かった。]
(348) 2010/09/07(Tue) 18時頃
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─ 自室 ─ あ、そうだ。
[トニーの部屋からの帰り、通りかかったセシルの部屋の前に、脱衣所で拾ったハーモニカを置いておいたのだが、 セシルはあれを見つけることができただろうか?]
(349) 2010/09/07(Tue) 18時頃
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―廊下― [薄い笑みを浮かべて、軽い足取りで廊下を自室の方へ進む。 からだのあちこちがまだ痛むけれど、今はそれがとても心地好い。
もし見かけた者がいたとすれば、今日は酷く上機嫌に見えただろう。少なくとも、昨夜倒れた時とは雲泥の差だった。]
(350) 2010/09/07(Tue) 18時頃
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─ 朝 ─ [床の上で目覚めた身体は酷く怠くて、伸びをすれば全身が軋むような気がした。]
…どうなっちまってんだ、いったい。
[頭痛混じりのはっきりしない意識に額を抑えると、まだ少し痛む気がして。 いくつかの仲違いがおかしいと言っていたのはラルフだったか。 なにかがおかしい気がする。己も含めて。 だが、そこから抜け出せぬほどに既に染まりすぎていた。
香る蒼薔薇。ほぅと溜息を付けば、甘い香に痺れる脳髄。 すべて不確かな夢であればいいのに。 それならば、力づくで手に入れることも…]
(351) 2010/09/07(Tue) 18時頃
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セシルは、ドアを開ける時に、何かが当たったのを感じた。
2010/09/07(Tue) 18時頃
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―朝:浴室→ ― [フィリップが浴室を出て行ったのはベネットよりも後で。 穢れてしまった、その言葉には「そんなことないよ。」と 短い言葉を零してベネットの姿を見送った後… 先程まで手解きしていた両の手へと視線を落とす。 其処に残るのは、彼が穢れだと謂った名残と…、…
その後は眠れたのか、眠れなかったのか。
朝になればまた、何時もと同じ姿。 翡翠の色は一見、変わらない。]
(352) 2010/09/07(Tue) 18時半頃
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あ……
あった。
[ドアを開けた時、みつけたのは探していたハーモニカ。 それを手に取り、心底安心した吐息。 今度こそなくさまい、と大事にポケットにいれる。
きっと、今度は用意に蒼薔薇もそれを隠すことはできないだろう。]
(353) 2010/09/07(Tue) 18時半頃
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フィリップは、朝は変わらず、その姿は薔薇園にあって。
2010/09/07(Tue) 18時半頃
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[本当はすぐにでも吹こうと思ったのだけど、 朝なので、控えた。
ただ、あったことはフィリップに伝えたいと思って、またその姿を探すけれど……。]
(354) 2010/09/07(Tue) 18時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 18時半頃
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[窓辺に寄ると、いつもどおり薔薇に水を撒く姿が見える。
キラキラと朝の日差しに輝く水の粒と、鮮やかに咲き誇る花と。 昨夜の饗宴があまりに遠く、けれどもあまりに鮮烈に思い起こされて、 胸に刺さるような罪悪感と裏腹に、蘇るのは脳髄を焼くような強烈な快感と、獣じみたどす黒い衝動。
熱孕み脈打つケダモノを、はぁと息を吐いて宥める。]
(355) 2010/09/07(Tue) 18時半頃
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セシルは、食堂に行って、フィリップが寝てないかどうか探してみる。
2010/09/07(Tue) 18時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 18時半頃
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[フィリップが食堂にはいなくて、肩を落とす。 そう、先日までは、見かけはしたが、食堂の幽霊だということ以外、知らなかったのだ。
だから、今、薔薇園の水をやっているのにも気がつけない。
次は足早にランドリーへと向かった。]
(356) 2010/09/07(Tue) 18時半頃
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―薔薇園― [何時も通りに薔薇に水を撒く姿。 翡翠の色は一見変わらない。 セシルとの触れ合いも、ドナルドへの誘いも、 ベネットへの手解きも全てがなかったかのように 水を撒く姿は何時もの日常の中に溶け込んで。
傍で香る薔薇は、甘く…しかし蒼のものとは違う香。 赤い花を見つめて――…硬質を宿す翡翠が細まる。
後輩の、好きな色。 そして恐らく――…後輩の、嫌いな色。]
(357) 2010/09/07(Tue) 18時半頃
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― ランドリー ―
[>>344>>345>>346 ランドリーに入ろうとした時、いや、むしろ、無造作にそこを開けた時、 偶然にも見かけたのは、ディーンがベネットに口付けるところだった。]
――……ッ
[セシルである彼は、その場面に目を丸くする。]
あ……ごめ……
[小さな謝罪とともに、咄嗟に扉は閉める。 ディーンとベネットは気がついただろうか。
ともかく、閉めたあとは、しばらくドア前で息をついてから、今いたのは確かにディーンとベネットだったと記憶を焼き付けた。
身体の奥底で蒼薔薇は嗤っている…。]
(358) 2010/09/07(Tue) 19時頃
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[自室に戻ったなら着替え一式を出して、鼻歌でも歌い出しかねない勢いで今度は浴室に向かった。
ふと廊下の窓から中庭を見下ろすと、今も満開に咲き乱れる薔薇園で誰かが水を巻いているのが見えた。]
(359) 2010/09/07(Tue) 19時頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 19時頃
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/*
フィル先輩らぶ フィル先輩に近寄りたい。
でも、同時に近づいたらゴリ押ししかしない気がする。
いや、フィル先輩が好きで、同時に好きだからフラれるのもいいとか思う。 せつない、でもそれもいい。
(-68) 2010/09/07(Tue) 19時頃
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フィリップは、そっと、今日蕾開いたのだろう淡く咲く一輪に手を伸ばして―――…
2010/09/07(Tue) 19時頃
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/*
うん、このまますれ違ったまま、会えずに落ちるのもいい。 せつないけどいい。
でも、せつないけど好き。 フィル先輩らぶ 誰かと幸せになってもいい。
見てるだけでもいい。
(-69) 2010/09/07(Tue) 19時頃
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[手を伸ばした先の開いたばかりの花、 緩く握りこむと蕾に戻ることもできずに 一枚花弁を落として手の中に納まって。
更に強く握れば小さな音を立てて。 開いたばかりの薔薇の花弁がひらひらと、散っていく。
茎の部分まで握りこんでしまったのか、 花弁の中に混じる違う赤は棘で傷ついた掌からのもので。
水を遣る手を止めて、翡翠がそれをじっと見つめた。]
(360) 2010/09/07(Tue) 19時頃
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セシルは、フィリップを探して、寮内を歩き回っている。
2010/09/07(Tue) 19時頃
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[裡で、蒼薔薇が笑みを零す。 そう、大事なものを探しまわるセシルに、
どう、それをあきらめさせるかと画策して…。
だから、はじめて、 その時、声をかける。
裡から、裡へ。 蒼薔薇からセシルへ……。]
(361) 2010/09/07(Tue) 19時半頃
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|
何を探しているの?どうせ手に入らないのに。
[それは、はじめは、心の中の自分の声として…。 でも、繰り返す。 繰り返して、認識させる。
自分の中に異なるものがいる、ということを。]
(362) 2010/09/07(Tue) 19時半頃
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[きらきらと輝く透明な粒と共に舞い落ちる赤、 雫に血の色が混じると花弁の上でくるくると 交じり合って小さくて脆い硝子球のよう。
隻眼の後輩が何を想って薔薇を潰したのか、 真似してみてもそれはわからなかったけれども 散らされた赤い花と血で穢れた出来立ての硝子球はとても]
―――…綺麗…
[だと、思った。]
(363) 2010/09/07(Tue) 19時半頃
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セシルは、ふと立ち止まり、首を傾げていたが、そのうち、頭を押さえて蹲る。
2010/09/07(Tue) 19時半頃
セシルは、だれ・・・・・・と小さく呟いた。
2010/09/07(Tue) 19時半頃
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誰か知りたい?確かなのは君じゃないということ。
[蒼薔薇はくくっと笑い声をあげる。 セシルがいるのは寮の上に向かう階段。 誰かに聞かれるのは嫌だろ、そのまま上に行くよ?と告げて、フラリと立ち上がらせると、そのまま上へ登っていく。 そして、物置同然のそこに入ろうか、と…。]
→屋根裏部屋
(364) 2010/09/07(Tue) 19時半頃
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セシルは、屋根裏部屋に入ると、ばたりと扉を閉めた。
2010/09/07(Tue) 19時半頃
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――深夜/寮・自室――(>>283) [ユーリィを着替えさせようと、あちこちが汚され、破かれた夜着に手を掛けた。ナイフで左右に切り裂き、くたりと力を失った腕を袖から抜く。 そして、少年はある変化に気づいた]
……あれ。 手首の、痣――
[ユーリィの手首を取り巻いていた茨の痣は、その色合いを紅から蒼へと変じさせていた。 棘を生やした蔓のかたちが、今や白い肌を肘の辺りまで包むかのように覆っている。 撫でさすっても何の変化も無く、少年は*唇を噛んだ*]
(365) 2010/09/07(Tue) 20時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 20時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 20時頃
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―廊下― [浴室に向かう途中で、ランドリー室の前から階段に向かって歩いていくセシルを見かけた。 灰色の瞳はただ眺め、くつくつと喉を鳴らした。]
(366) 2010/09/07(Tue) 20時頃
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[散った花びらは其処だけ地面を鮮やかに彩って。 水遣りを終えると漸く傷が少し痛みを訴えて… 薄く唇開いて舌を覗かせると血の滴る手首から掌までを舐める。
消毒でもしておいた方がいいのかもしれない、 寮に戻ろうと振り返ると此方を見る誰かの視線に気付いた。]
(367) 2010/09/07(Tue) 20時頃
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[窓辺から見下ろしていた隻眼の視線は、庭にいた彼の手を染める赤に釘付けになっていた。 舐めとるその舌の仕草に惹きつけられて、声も出せぬままただ見つめている。]
(368) 2010/09/07(Tue) 20時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 20時半頃
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― 屋根裏部屋 ―
[そこは、寮の一番高いところ。 そこまで来て、やっと窓の外を覗くということをしただろう。 中庭にフィリップの姿を見つけて、あ…と小さな声をあげる。
その時、裡なる異様な声が笑い声をたてる。 ほら、大事なものには手は届かない、と…。]
――…何を……
フィル先輩…。
[裡なる声に、困惑しながら、それでもフィリップの姿を見たくて……。 そう、彼は恋をしているのだ。]
(369) 2010/09/07(Tue) 20時半頃
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――…ドナルド。 後輩もよく、庭を見てるね?
[視線の主の名前を呼ぶ。 舐め取った手首と掌は舐め取りきれなかった赤を微かに残して。 見上げた翡翠は日の光に眩しげに細められて、 其れはドナルドにあげた硝子球の色にも似ている。]
……けが、したんだ。
[見つめる姿にそっと、掌を翳してみせる。 薔薇の棘で怪我をした手、 高潔な後輩を穢した手、 どちらの意味で謂ったのか、くすりと笑って]
医務室、行かなきゃ。
[そう告げる。]
(370) 2010/09/07(Tue) 20時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 20時半頃
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[その時、フィリップがこっちを向いた気がしたけど>>370 それは、寮内の誰かに向けてのようだった。そう、自分じゃない。
フィリップは誰かに話しかけている。手を翳しているのは何か眩しいのだろうか。 とにかく、笑みを零して、寮内に入っていくようだ。誰かに呼ばれたのかもしれない。]
――……手に入らない……。
[その様子を見ながら、蒼薔薇が言った言葉を繰り返す。]
(371) 2010/09/07(Tue) 20時半頃
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…ぁ…… [ただとても、鮮やかで痛々しくて。 触れるポケットの中、硝子玉は指先で転がる。
痛々しいのは傷だろうか、それとも…。] その手で、手当てできんのかよ… 医務室だな?今、行っから。
[ただ、放っておけなくて。 部屋を飛び出して医務室へ向かう。 …本当は、そこにいるはずの人に会う口実が欲しかっただけかも知れない。]
(372) 2010/09/07(Tue) 20時半頃
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くーっ…こういうのいいんだよなぁ…… 互いに好意は在るはずなのに、誤解とすれ違いでうまく行かないのがいい。とてもいい。
(-70) 2010/09/07(Tue) 20時半頃
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[それから、窓を離れて、 いや、その窓際にずるずる座り込む。]
――…誰だ。誰なんだ。
[異様な声、蒼薔薇に問いかける。 物置小屋は、最初は何の匂いもなかったのに、蒼薔薇が反応した時に、強い香りが漏れ出していった。]
――…君じゃない…… 僕は………
[蒼薔薇は、楽しそうに、中庭に咲く魔精の木であることを裡に語りかけていった……。
その声は、2つの声色が混じった状態。 ドアごしに聞けば、セシルの木が触れたようにも聴こえるかもしれないが、
その蒼薔薇の行動を知るものならば、何か感ずるものがあるかもしれない。]
(373) 2010/09/07(Tue) 20時半頃
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―階段― [セシルの後をつけたのは何故だろう。 医務室での凌辱の最中、セシルの視線が堕獄を決定的なものにしたことを憶えていたからかも知れない。 彼の視線で心の奥底まで丸裸にされ、姦されたことを――
セシルが普段は倉庫となっている屋根裏部屋に入って行くのを見て、自分も階段を上った。]
(374) 2010/09/07(Tue) 21時頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 21時頃
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…してくれるの?
[手当てを。 問い返すも返事を待たずに姿を消してしまった 後輩の姿には翡翠が二度ほど瞬いて。 傷の残る手を下ろすと医務室へと向かう。]
[から、ころり]
[歩けば今日もポケットからは硝子球のくぐもった音。 その傍から此方を覗くセシルの視線には気付けずに…]
(375) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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―屋根裏部屋の前― [丁度扉の前に立った時、中からセシルの声が聞こえた。――否、セシルと、セシルに良く似ているけれどセシルでない者の声が。 ロビンは瞳を半眼に閉じ、声の言わんとすることを聞き分けようとした。]
(376) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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ロビンは、ドアノブに手を掛け――
2010/09/07(Tue) 21時頃
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―屋根裏部屋― [カチャリ、とドアノブの回る音がした。]
(377) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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―何処か―
[蒼薔薇に精気を注ぎ続けてきた躯は、かなり呪いを進行させつつある 既に肩の茨の棘は赤から紫に、紫から蒼へと色を変えて 呪いを移さねば、持ちそうもない―――……]
(*8) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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セシルは、ドアの音にはっと顔をあげる。
2010/09/07(Tue) 21時頃
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[中庭にある、とある時期にしか咲かないといわれる蒼薔薇の木。 ゆえに、咲いたことも知られず、花は散ることのほうが多かった。
だけど、蒼薔薇は、それでも咲き続けた。
そう、咲き続けた蒼薔薇はやがて魔精の木となり、 いつからか、その薔薇園で淫らな行為をする生徒の精気を吸い取る者となっていた。 だが、それは同時に、それほどまでの恍惚としたその香りを生徒たちに与えて……。
それは均衡を保っていたのだけど……。
でも、そんな蒼薔薇にも滅びの時がきたとき… 蒼薔薇は、それでも咲き続けたいと願った。]
(378) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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フィリップは、医務室に辿り着いたのはドナルドが先か、それともフィリップが先か。
2010/09/07(Tue) 21時頃
|
だから、人のように、食うことにしたんだよ。
でも、いいでしょ。 気持ちよくなって、僕も咲き続けられる。 僕は貴重な蒼薔薇だから、
人を何人か吸い尽くしても、問題はないよね?
[青薔薇は笑うように告げただろう。*]
(379) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 21時頃
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―屋根裏部屋― [開いた扉の向こうには、着替えの衣類を持ったロビンが立っていた。 薄明かりに浮かび上がる、アンティークドールに似た白い貌、 少女のように紅い唇の端がうっそりと吊り上がり、淡い笑みを形作る。]
(380) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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|
―医務室― [入った医務室は夜の淫靡な乱交を知らない 翡翠にとっては何時もと変わらない光景で。 強い香がもしかしれば残っていたのかもしれず、 けれどもとうに麻痺してしまった身体にはわからない。
運悪く血がよく出る場所に当たってしまったらしい、 医務室に来るまでの間にも掌から血は滴って。 床に零すわけにもいかず、また赤い舌覗かせ舐め取り。
消毒薬はどこにあるのだろう。 掌を口許に引き寄せて、少し不自然な姿勢のまま 目的のものを探す。]
(381) 2010/09/07(Tue) 21時頃
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―屋根裏部屋― [セシルの唇を借りて、蒼薔薇が語る事のあらまし。 セシル自身へと為される説明を、顔色ひとつ変えずに聞き、喉奥に笑いを溜めて呟く。]
――そう。そうだったんだ。
[それは実に楽しげに。 彼は、きつく薔薇の香る物置部屋に足を踏み入れた。]
(382) 2010/09/07(Tue) 21時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 21時半頃
|
[二階の部屋からだったせいか、少し遅れてその部屋へつく。 深夜の宴の痕跡は無く、まるであれは夢ではなかったかと思うほどに。
部屋を任されているはずの人の姿はなく…]
…あー…いいっすよ先輩、俺が捜すから。 休んでて…。
ベネさん、戻ってきてないんかなぁ… [高い視線であれば他の者よりは棚を捜すのも容易。 消毒薬と脱脂綿、ガーゼと…
床に落ちていた、細く紐のように撚った包帯。 ぬるりと粘液のついたそれをみてギョッとし、慌ててくずかごへと捨てた。]
(383) 2010/09/07(Tue) 21時半頃
|
|
…どうしたんすか、こんな……
[深く刺さったような傷を、ガーゼで上からしっかりおさえて。 多少簡単な応急手当は、以前いた所で教わっていたから。
赤く汚れた手と、翡翠の目の彼の口許。 その鮮やかさと部屋に染みた薔薇の香に、ぼうと頭の芯が痺れて。
隻眼の視線は、血濡れた唇から離せない。]
(384) 2010/09/07(Tue) 21時半頃
|
|
/*
ああ、フィル先輩……ぐすぐす ドナとどうにかなっちゃうのかな。うう。 いや、駄目だ。おさえろ、自分。
(-71) 2010/09/07(Tue) 21時半頃
|
|
―浴場― [自室から着替えを持ってきて浴場へ 服は脱ぎ捨てこびり付いた全ての饗宴の名残を洗い落とす。 それでも薔薇の匂いは纏わりつき]
……移さねば、もう、持たねぇな…
[大きな姿見に映る裸体。肩の茨の棘は紫から蒼へと変化しつつあり 胸へ、背中へとその棘は広がりつつあった
それでも、この思いは …――遂げられるかどうかも分からない身勝手なもの。]
[何もなかったようにタオルで水滴を落として洗い立てのくしゃくしゃの プラチナブロンドを震った。 ラフなシャツにカーゴを着込むと。棘は未だ外見からみえねど、 そうなるのも時間の問題かも知れない…]
あいつ、未だあそこにいるのかな――…?
(385) 2010/09/07(Tue) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 21時半頃
セシルは、>>380 白く浮かび上がる、人形のようなロビンに眉を寄せる。
2010/09/07(Tue) 22時頃
|
/* デフォルーカスだったけど吊りフィル変更。 王子様どっちかというとフィルっぽい気がして。ディン追従かなぁ?
でもはっきりしなくて実は困ってたり。襲撃間に合わなかったらどうしよ。 あうー。その危険性大なんだが。襲い受けしかねぇかーw
(-72) 2010/09/07(Tue) 22時頃
|
|
─屋根裏部屋─ [悠然と部屋を横切って、セシルの側、窓を覗く。 丁度薔薇園が良く見下ろせる位置。]
……ああ。ここからだと、薔薇園が良く見えるね。 さっき水遣りしてたの、フィル先輩だったのかな。
[さり気ないふうを装う声は、朗らかな響きなのにかすかな揶揄の色を帯びる。]
(386) 2010/09/07(Tue) 22時頃
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|
―医務室― [ドナルドの声が聴こえたのなら振り返って。 笑む翡翠は室内では普通の色にも映る。]
そう?じゃあ、お願い… あんま来ないからわかんなくってさ。
[近くの椅子に座って、ドナルドが包帯を捨てる姿には 不思議そうに首を傾げたけれども落ちた包帯なんて 手当てには使えないからその行動も特に気にせず]
ああ…ベネット、あの後手当てにきたんだ。 大丈夫そうだった?
[ドナルドの考えているベネットの姿と翡翠が思い描くベネットの姿。 そこに時間のずれがあることも気付かずに シャワー室の後は医務室に向かったのかと、勝手に解釈して。]
(387) 2010/09/07(Tue) 22時頃
|
|
……ぃ、 …
[手当てが始まり、他人から上から押されると 自分で抑えるよりも痛くて掠れた声が零れる。 緩く眉を寄せて、棘の刺さった場所を見つめて]
…真似して潰してみてたんだ。 壊れたら…どうなるのかなって…。
――…綺麗、だったよ…
[あの時の血の色の硝子球を思い出すと、 手当てをされることが少し勿体無い気もして。 隻眼が此方を見つめていることに気付くと視線をあげて。 翡翠と隻眼がかち合うと、翡翠が、赤い口許が笑みを描く。]
……嫌い、なんだっけ…?……あか、 それとも、薔薇の方…?
(388) 2010/09/07(Tue) 22時頃
|
|
─ 自室 ─
[朝日の差し込む窓辺から外を覗くと、薔薇の木々が見える。]
フィリップ先輩、相変わらずマメだなあ。
[薔薇の手入れをする上級生への悪意や嘲弄の念など全くない笑いが浮かぶ。]
[窓ガラスに映ったその表情は、亡き人の笑顔を写し取ったかのようで。]
(389) 2010/09/07(Tue) 22時頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 22時頃
|
[笑みの形へと歪む赤から目を離せぬまま。 傷口を押さえている格好は、手をとっているようなもので。]
…あぁ、嫌いだ。 綺麗すぎて、目立ちすぎて…
無くなっちまえ、って…思う。
[握った手は離さぬまま、背を屈めて近づける顔。 その唇を彩る赤を拭い去ろうとするのは熱に浮かされた舌。]
(390) 2010/09/07(Tue) 22時頃
|
|
[ところで廊下でのディーンの心裡をサイラス自身が知ったら 普段ならよほど俺は信用ないんだなとしょげるところだろう。 尤も。茨に囚われ始めている、今なら。否、ディーンの火遊びを 知っていたら――…。
俺とお前、求められたものに返しただけだ。お互い同じだろう? そう返すに違いない。お互いある意味では特別な相手なのだろうか。 奥底の恋慕を自覚し始めた今。少なくともサイラスには ただ一人の、願いを叶えて欲しい相手。もっとも身勝手すぎて 既に拒絶された今ではどうなるかわからない。 狂おしく相手を壊して、相手に壊して欲しい――…。
その願望は、薔薇の呪いを深めるのには十分すぎた――…]
(391) 2010/09/07(Tue) 22時頃
|
|
― 屋根裏部屋 ― >>386 [いきなり入ってきたロビンに眉を寄せたあと、カツリカツリと入って、セシルが座った上の窓を覗き込む。]
――…フィル、先輩……。
[揶揄られた声でも、そこに出た名前に視線をあげ、声が漏れた。 そうか、水遣りしてたのか、と。 さっき、気づけなかったのが、せつない…なんて。
蒼薔薇の話で、それどころじゃないのに。]
(392) 2010/09/07(Tue) 22時頃
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サイラスは、ラルフの部屋へ向かう足取りは随分ゆっくりと。
2010/09/07(Tue) 22時半頃
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─屋根裏部屋─
──そう言えば。
昨夜はありがとう? お陰でとっても気持ち好かったよ。
[視線を上げたセシルの青灰の眸、真っ向から覗き込んで嫣然と嗤った。*]
(393) 2010/09/07(Tue) 22時半頃
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― ランドリールーム ― [ベネットの唇に唇を寄せた直後のこと。 ガタリと背後で扉の開く音が響く。 流石に、はっと身を翻せば、そこに在るのはセシルの姿で。 驚きに眼を見張るものの、相手が《友達》となった少年であればこそ、あえて後は追わなかった。]
……、……―――。
[さりとて、そのまま続けれるほど図太くもなく。 そして、我に返ったというところもある。 そう、此処では何時誰に見られるか、判らないのだと。]
とりあえず……どうするか……―――
[改めて、洗濯機のスイッチを押すと、珍しく歯切れの悪い言葉を落とし。]
一先ず、洗濯機の回っている間に、シャワーに行ってくる。 ベネットはどうする?
[問いを向けた後、廊下へと出た。]
(394) 2010/09/07(Tue) 22時半頃
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…綺麗な色なのに。
[そう呟くのは硝子球の赤と青を思い浮かべて、 中庭の赤を思い浮かべて、 手の中に残る傷の赤を思い浮かべて、 目の前の赤い髪を見つめて。]
――…っ ド ナ…
[見つめれば近づいてくる隻眼、避けることはなく…できず、 痛む手を捕らわれてしまっている、引こうとすれば じんと響く痛みに硝子に似た翡翠が細まり閉ざされる。]
……ぁ、
[熱い舌に、触れられると目を閉ざした瞳の先に映るのは 隻眼の後輩とは異なる、古い、新しい、甘い交換の記憶。 意図せず、陶酔するような熱の篭る吐息が零れた。]
(395) 2010/09/07(Tue) 22時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 22時半頃
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―ラルフの部屋前― [扉を叩く音は随分と緩慢。確実に呪いは身体をじわりじわりと弱らせつつある。 返事は返ってきただろうか]
…おーい。ラルフ、いるかー? すまん、そこにディーンもいるのかー?
[出てこないようならと、微かに扉を覗き込む。薔薇の呪いと、もともと 匂いには強い性質が災いして。微かな情事の残り火を嗅ぎ取ってしまう。 ラルフがすぐに起きてこなかったのもそれを裏付けるようで。
しかりと、下唇を噛む。微かに熱が上がり、また知らぬところで棘が蒼く 広がろうとしている]
(396) 2010/09/07(Tue) 22時半頃
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[窓に映った笑顔は、しかし直に曇った。]
トニーたち、もう起きてるかな。
[出来れば朝食前にでも、二人の手当をしないと。
──もしも、ユーリーが未だ目覚めていなかったなら、運び手も必要だろう。]
行かなくちゃ、な。
[クローゼットに歩み寄りながら、パジャマのボタンを外し始める。]
─ 自室→トニーの部屋 ─
(397) 2010/09/07(Tue) 22時半頃
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ラルフは、サイラスの呼びかけに、再び閉じていた目蓋をあげてゆっくりと瞬きをした。
2010/09/07(Tue) 22時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 22時半頃
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[悲鳴がごとく漏れる声と、陶酔の熱を孕んだ吐息。 それがどうしようもなく劣情を煽り、頭の芯を痺れさせる。
口づけの甘い悦楽は未だぎこちない覚えたての… 舐めとった鮮やかな赤を味わい、もっと欲しいと唇を塞ぐ。]
(398) 2010/09/07(Tue) 22時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 22時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 22時半頃
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>>393
[とても気持ちよかったよ、と昨晩のことを語るロビンに、それを夢としか認識してなかったセシルは戸惑う。
そして、裡で、蒼薔薇はくつりと嗤った。 蒼薔薇で出て、ロビンと会話するのは今のセシルの状態ならば容易い。 だけど、あえて蒼薔薇は出ない。
出ずに、セシルにそのまま、ありのままを裡で聞かせはじめる。 昨晩ロビンを陵辱した時に彼を視姦したこと、彼だけじゃなく、ユーリィやドナルドの欲望の場面も事実なこと。]
――………ぁ
[みるみるセシルの表情が青ざめたものに変わる。 それは、魔精に己が取り憑かれているだけではなく、もう他人に……。]
――………ゃ
[顔は怯えたものに変わってから、伏せられる。 たまらなく出た汗が一つ、髪の毛に流れた。]
(399) 2010/09/07(Tue) 22時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 22時半頃
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─ ラルフの部屋 ─
[緩慢なノックの後にサイラスの声が響いてくる。 二度寝のシーツの中、何時もの気怠さと異なる仕草でゆっくりと首を傾けた。 呼び掛けの後、答えるまでに時間はどれだけかかっただろうか。 扉の前で佇んで伺うような気配に、ようやく身を起こし、素肌にシャツを羽織り、ズボンだけを身に付けて扉の方へ進んだ。]
──……、 ディーンは、居ない、よ。
[眠っていた所為か、何処かとろんとした話し方。 実際に部屋に居ないと言う事を示すように、扉を小さく開いて、唇を噛んでいるサイラスにおっとりと首を傾けた。]
(400) 2010/09/07(Tue) 22時半頃
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[記憶のどれとも違う技巧があるわけではない口付け、 ふわりと薔薇の匂いが香った気がした。 それは先程まで居た中庭のものか、それとも蒼の花か]
…っ ……ふ、
[互いに技巧ないまま欲しがられると息継ぎが上手くできず、 酸素を欲しがって零れた吐息は笑っているようにも、 泣いているようにも聴こえる掠れたもの。 ぼうと、頭の中が白に、甘く染まっていく。 次第に力抜けて捕らえていた手を緩く掴む指先は縋るようで、]
(401) 2010/09/07(Tue) 22時半頃
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ルーカスは、トニーの部屋のドアをノックした。
2010/09/07(Tue) 23時頃
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─屋根裏部屋─
どうしたの? セシル『先輩』。 顔色悪いよ。
[気遣うふり──しかし怯えを浮かべて俯いたセシルを下から覗き込む顔は満面に笑みを浮かべていた。 いかにも無邪気な、その癖たっぷりと甘い毒を含んだ赤い唇が、セシルのそれに近付く。]
ねえ。 僕はあなたにとても感謝してるんだよ?
(402) 2010/09/07(Tue) 23時頃
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―ラルフの部屋― [現れるのに時間が掛かり、羽織ったシャツとズボンだけ それは、直前まで眠っていたことが丸分かりだ。 とろんとした話し方とおっとりと首をかしげる様子]
…ああ、そうか、起こしてすまなかったな? 何処へ行ったかなんて分からないよな?
[背を向けて立ち去ろうとする、しかし――…。小さく立ちくらみが 起こる。脳髄の痺れも走って――…。 それは甘い薔薇でなくて。苦い嫉妬か。顔を見ていられなくて やっと踵を返すとそこから離れようとした。
その動きはラルフの眼にはずいぶんと鈍く緩慢に見えただろう]
(403) 2010/09/07(Tue) 23時頃
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― 廊下よりラルフ部屋へ ―
おや、しまったな……―――
[浴室へと向かおうとした矢先、己の荷物を確かめると、着替えの中、肝心なシャツを忘れてしまったことに気が付く。どうにもぼけていたらしい。
どの道、一度ラルフの部屋に戻らないとならぬことをベネットに告げれば、彼はどのような表情をしただろうか。]
また、よければ、夜にでも逢おう。
[くしゃり、その黒髪を撫でて周囲を確認すると、拒まれなければ掠めるように頬に接吻けを落とした。ベネットと別れると、その脚は足早にラルフの部屋へと向かう。]
(404) 2010/09/07(Tue) 23時頃
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ディーンは、ラルフの部屋の前に、サイラスの姿が見えれば、ひょいっと片方の眉をあげる。
2010/09/07(Tue) 23時頃
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[ただ心地良くて、もっと欲しくて。 そこにあるのは子どもじみた我侭な欲望だけ。]
…はふ……ん、ちゅ…… [貪欲な舌が口腔を犯し、くぐもった水音を立てる。 縋るような指先を胸元へと導き…
躊躇なく奪えるのは何故だろう。
…一番大切では、ないから?]
……っ! [はっと何かに気づいたように離れて、愕然とした表情のままうなだれる。]
…すんません、…やっぱり、俺……どうかしてる。
(405) 2010/09/07(Tue) 23時頃
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─屋根裏部屋─>>399>>402 [蒼薔薇が裡でセシルに記憶の真実を聞かせたとは知らず、けれどもセシルの様子から彼がたった今昨夜の饗宴に居合わせたのを自覚したのだと気付いた。 それ故に。]
(406) 2010/09/07(Tue) 23時頃
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>>402 [白い人形のようなロビンが、 赤い唇を寄せて、こちらに感謝していると囁く。
それが、どのような感謝なのか。 こんな、もう自分の空気のようになっている薔薇の芳香。 この匂いが、寮内を犯し始めて……
そして、やがて、みんな殺されていくのだ。蒼薔薇に……。
そう考えて、また汗が滴った。]
ロビン…… オレは、とんでもないものを……。
[口唇を震わせて、謝罪を言おうとするのはセシルで…。]
(407) 2010/09/07(Tue) 23時頃
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─ 廊下/ラルフの部屋前 ─
[サイラスの目の前で、一番下からシャツのボタンを緩慢な動作で止める。右肩口にディーンが残していった所有印は、ボタンを止め切る前にシャツをはだければ見えるけれど、羽織っていれば隠れる位置だろう。 そして、鏡を見ていないラルフは、眠っている間に刻まれたその紅い薔薇の花弁のような印の事を自覚していない。]
…ん。 洗濯場、じゃないかな。
[サイラスはどのようにディーンと仲違いしてしまったのだろう。 と、立っていると身体が軋む位置を相手には気付かせない風を装いながら、値踏みするようにサイラスを見た。だが、サイラスはラルフの視線には気付かない、奇妙に緩慢な動作で揺れながら、背を向けて去ろうとする。 あ、と小さく声を漏らしたのは、戻って来たらしきディーンの姿が視界に入ったからだった。]
(408) 2010/09/07(Tue) 23時頃
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ラルフは、密かに小さな息を漏らして、内腿をすり合わせる動作。
2010/09/07(Tue) 23時頃
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――朝/寮・自室―― [人形のように無抵抗に横たわった儘のユーリィと、少年がどのように過ごしたかは定かではない。 だが確かなのは、昨晩発見された時には泥や草、固まった何かで汚れていたユーリィの銀髪は梳られ、完全にとは言えないまでも、その艶を取り戻していることだった。]
……、誰、だろ……?
[ノックの音が聞こえ、少年は疲労した表情を扉に向けた]
ああ、そうか、ルーカスか。
(409) 2010/09/07(Tue) 23時頃
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トニーは、扉を開け、ルーカスを出迎えた。
2010/09/07(Tue) 23時頃
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/* 毎度おなじみの泥沼でございます。 慣れ過ぎて、異常に冷静な自分が怖い。 しかし、@1時間半、絶対に収集つかないのが眼に見えてる……(*ノノ)
(-73) 2010/09/07(Tue) 23時頃
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―ラルフの部屋近く廊下― [振り向いた途端、探していた相手の姿。眼を見開くが自分に気づいたらしい ディーンが片眉上げるのに少しだけ眼を悲しげに伏せた]
…ディーン。すまん。少々話がしたいんだが…
[ゆっくりと近づく。いつになく動きが遅いのは目に見えて分かるはず ディーンの肩に手を掛け。息もやや荒い。尤もそれは薔薇の吐息 最後の花を咲かせようといつになく強く、濃く。ディーンを 見る眼は甘やかに。とろんとして誘うように。そのまま肩に凭れ掛かる勢い。]
…すまん。お前でないと……。もう。俺は…
(410) 2010/09/07(Tue) 23時頃
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サイラスは、ラルフの様子に気づく余裕はなく。
2010/09/07(Tue) 23時頃
ロビンは、セシルに笑み含んだ口唇を寄せて「なぁに?」と囁く。
2010/09/07(Tue) 23時頃
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――朝/寮・自室――
おはよ、ルーカス。迎えに来てくれたんだ。
[見上げた少年の顔には、疲労の色が残っていた。 薔薇の香気漂う室内を気にせぬ風で招じ入れ、薄緑色のパジャマを着せられたユーリィの横たわる寝台を示す]
とりあえず、なんとか、着替えと髪の手入れ、だけはできたよ。 これで、動かしても大丈夫、かな。
[そう言いつつ、やや不安げに表情を曇らせた]
(411) 2010/09/07(Tue) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 23時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 23時頃
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─屋根裏部屋─>>407
ね、 あなたの欲しいものを手に入れるのを手伝ったら、
もっとたくさん色んなものが味わえるのかな?
[それはセシル本人へか、それとも蒼薔薇へか。]
(412) 2010/09/07(Tue) 23時頃
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─ トニーの部屋 ─
お早う、トニー。起きていたんだね。
……手の具合はどうだい? それと……。
[ユーリーの事は、殊更に言うまでもなかろう。]
(413) 2010/09/07(Tue) 23時頃
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セシルは、ロビンの笑みに目を逸らした。
2010/09/07(Tue) 23時頃
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…っ は… ぅん…
[ぼうと、思考が落ちてくるとくぐもった水音が、 奪うように交わされる濡れた舌が心地よくて。 指先が胸元に誘われればそこを緩く握り、 手を伝わり伝わる心音にじんと脳が痺れる心地で。 胸元にじわりと掌の紅が移り、それは唐突に離される。]
…… ぁ…
[掠れた、惜しむような切ない吐息が零れて。 唇から銀の糸引いて見つめる翡翠が硝子の色を帯びる。]
…まだ…苦しい…?それとも――…
[ぽつりと、問うのは一度目の誘いの時に訊いた言葉。 ――…ふ、 息継ぎの声が、零れて。 翡翠が笑みを描く…熱で薄く濡れた瞳は泣きそうにも見えて]
――…やっぱり…俺、じゃ…ダメ、なの…かな、…。
(414) 2010/09/07(Tue) 23時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 23時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 23時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 23時頃
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― ラルフ部屋前 ―
――……サイラス。
[サイラスを見る眸の色は、何処となく薄い。 しかしながら、どうにも調子が悪そうな様子を見れば、ふっと眸の色を和らげて、心配そうな表情を浮かべるのは、ロビンの分析通り完全に厭っているわけではないからだ。]
お前、熱でもあるのか? 昨夜のロビンと謂い、もしかして夏風邪でも流行っているのかね。
[調子の悪い者がいれば手を差し出す。 この段階ではそれ以上の意図なく、己に凭れかかってくるサイラスの身を支え]
嗚呼、ラルフ、お前も体調は……大丈夫か?
[密やかに内股を気にする家出先の住人にも、気遣うような視線を向ける。その視線の意味合いが風邪を示している訳ではないのは、ラルフだけでなく、サイラスにも伝わってしまうか。]
(415) 2010/09/07(Tue) 23時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 23時半頃
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/* 村人 ユーリィ 聖痕者 フィリップ 占い師 ラルフ 降霊者 ベネット 追従者 王子様 人狼 ドナルド サイラス 風花妖精セシル 片想い トニー 鱗魚人 ロビン
ディーン、ルーカス:不明
かな、と思っているわけで…。とりあえず、ディンかルカが王子じゃないかと思っている。
(-74) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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ああ、きれいになってるね、ユーリー。
でも、君は大丈夫なのか?
[常になく疲労の色が濃いトニーを見て、心配げに眉を顰める。]
痛くて眠れなかったんじゃないかい。
(416) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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…いや、そうじゃない…そうじゃねぇんだ。
[見あげる瞳に、どうしていいかわからずに。]
ダメ、じゃねぇ…だから、困ってる。 …あの人には、これ以上出来ないのに…… [心と体がちぐはぐ過ぎて、感情の行き場がわからない。]
遠慮無くできそうな気がしちまった。 …どうでもいいから…なのか? [だとしたら、あまりにも…身の内の獣は醜すぎる。]
(417) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
|
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――朝/寮・自室―― [少年は質問に一瞬きょとんとしたものの、自分の傷の話と気づき、ルーカスに左手を差し出して見せた]
手? ……うん、平気みたい。 あて布、替えてはないけど、もう血は止まったし、感覚もあるし――物を持ったりすると、引き攣って痛むけどね。 軽く握る位は、大丈夫。
[ルーカスの視線を追って、ユーリィの方を見遣った]
……うん。ユーリィのこと、なんだけど。
(418) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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ディーンは、現在は薔薇の匂いに惑わされることなく、努めて【王子様(紳士)】的にふるまっている。
2010/09/07(Tue) 23時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 23時半頃
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/* あら、私、王子様って伝わってなかったのか。 図書館で王子様王子様連呼したんだけどな……。 判りにくかったか、そうか……―――。
(-75) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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/* そっちかwww いや、家柄ぼんぼんということでルーカスセットしちゃった。
しかし、ロビンの突っ込みが入ったので、ええとどうしよう。
(-76) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 23時半頃
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/*
わぁん、フィルせんぱーーーい(とじたじたしておく。しくしく、いや、抑えろ、じぶn
(-77) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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ユーリーが?
何か変わった事があったの?
[薔薇に囚われて、昏々と眠り続けるというだけでも、充分過ぎるくらい“変わった事”には違いないのだが。]
(419) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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[叶えられぬ想いならば、いっそ誰かを身代わりに…
鎖骨に刻まれた紅い痕が急激に色を変えていく。]
(420) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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/* メモ相談苦手なんだがな、さて、どうするか。 多分、私襲撃なんだろうが……―――。
(-78) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
|
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/* あ、ごめん、最初の読みで正解だった。
(-79) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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[愛していないなら、いくらでも穢せる。 身の内の獣の本性はそれ。
この目の前の硝子玉を、己の色に染めてしまおうか、 それとも…既に手に落ちたあの少女人形を、もっと壊してしまおうか。
キシリと引攣れて痛むのは、既に蒼紫へと変わった棘の痕。]
(421) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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──…… 薔薇の匂い。
[昨日シャワールームに足を踏み入れた時、濃密に感じられたのと同じ薔薇の香。それは散る間際の花や、腐り落ちる前の果実が強く薫るに似て。 瞬き。ディーンに掛けられた声に淡く微笑んで、ん、大丈夫と頷く。 何気なく扉に背をもたれさせるようにして、仲違いをした同室者同士の会話に耳を傾ける。サイラスの背に向けた値踏みするような眼差しはそのまま。]
(422) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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――朝/寮・自室――(>>419) ルーカス、ユーリィの手首の痣って気づいてた? ――ああでも、見たとしても、昨夜が初めてなのかな。
[寝台へと近づいて、ユーリィのパジャマの右腕を捲り上げた。 そこに浮かぶのはくねくねと這い回った、蒼い茨の痣]
――これ、昨日の朝は、紅だったんだ。こんなに広がってもなくて。
[と、その時の状態(>>0:343>>0:352)を説明する]
医者に見せたって、何なのか判るようにも思えないけどね。 でもこの部屋よりはまだ、医務室の方が、何か変化があった時にも対処はできるかな……
(423) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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サイラスは、ディーンの視線の意味に気づくが、気づかない振りをした
2010/09/07(Tue) 23時半頃
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/* ドナルドが……―――。
あれよね、思い先が霊なので、今後考えると喰えないんだろうなぁと、判ってたんだが。 これはそれで申し訳ないというか……―――。
もうちょっと早めにサイラスのところに行くべきだったか。 私の時間配分ミスだなorz
(-80) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
|
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>>412
欲しいもの……。
[そして、フィリップのビー玉が、いや、フィリップ事態が頭に浮かんで……。]
フィル先輩が………
欲しい。
[それは、セシルとしての回答。]
(424) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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/*
個人的には、ルーク初回吊り濃厚かと思っていたんだけど。 だって、誰とも恋してないし。そうなりづらいキャラメイクしかできなかった時点で、覚悟はしていたんだ。
しかし、言い出しづらくはあるな。むむ。
*/
(-81) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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トニーは、自分自身を納得させようとするかのように、そう呟いた。
2010/09/07(Tue) 23時半頃
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[青い薔薇の呪いは、じわじわと内側から染みとおる。 そちらが未だ持ちこたえるのならば、未熟で弱いこの魂は囚われて壊れてしまうだろう。]
(*9) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
|
|
[でも、そうセシルが言った後、 その口端はあがって…………。]
――……欲しいなら、奪いにいけばいいだけ…。 手伝ってもらわなくても、僕がしてあげるよ。
[それは蒼薔薇のセシルへの回答。 息を吐いて嗤ったあと、ロビンを向いて……。]
――……君は、何を味わいたい?
(425) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
|
|
/* んー。ドナルドが想いを遂げずに襲撃で行っちゃうのは勿体ないなあ。サイラスLWも正直不安だし。 いっそ、サイラス吊ってしまおうか。
(-82) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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|
手首に痣?
いや、昨夜も気付いてなかったけど。
[トニーが見せたユーリーの腕と、経緯の説明を聞くうち、表情は傍目にもわかるほどに曇った。]
茨の痣……。
(426) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
|
|
…俺は、お前が欲しくてもう耐えられそうもない…
お前に、俺を壊して欲しくて、もう駄目なんだ…
[零す、想い。呪いは思いを遂げて広げようと虎視眈々と狙う。 ディーンがラルフへと零した視線に気づいたからこそ 態とその目の前で起こす痴態。 薔薇の呪いは切欠でしかなく、裡に宿る恋情は確かなもの。 それゆえに唇は濡れて艶めいて。眼もうっすらと赤く充血し 頬も薔薇色が濃く。支えられたまま、その唇に寄せる唇。 柔らかく触れて吹き込む呪いの吐息。拒まれても、拒まれなくても―…]
(427) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
|
|
―――…、……
[目の前の後輩の裡で暴れる獣の姿は判らず、 ただ――…独白するように呟く姿に瞳細めると]
…大事にされすぎるのって、…苦しい、ん…だよ、ね。
[庭で、謂った言葉をもう一度呟いて]
…俺は、苦しかった…、から、さ。
[ぽつぽつと言葉を零してから、 そっと胸に触れていた手が赤い髪へと触れようとする。 好きって、謂ってたよ。 そう、伝えてあげようとして。
其れは恐らく、ベネットの所作と同じもので…]
(428) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
|
|
むしろさ……。 その身体で、まだ味わいたいの?
君、壊れちゃうよ?
[ユーリィの時を思い出したのか、蒼薔薇はくすくす笑う。]
(429) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
|
|
[…―それは呪い移しの成就―…]
[そのまま凭れ掛かったまま崩れ落ちた―――…。]
(430) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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─屋根裏部屋─>>424>>425 [「フィル先輩が欲しい」というセシルの声。 そして、]
昨日みたいなの、 もっと欲しい。 もっともっとね。
[くくっと喉奥で笑って、淫蕩な微笑。 セシル──蒼薔薇の唇から蒼い吐息を盗んだ。]
(431) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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|
…わかってんだ、でも……
[髪へと伸ばされる手を、止めることもせずに]
嫌われたく、ねぇんだ。…こんな穢い俺に幻滅されたくない。
好きじゃないなら、いくら嫌われたって構わねぇから…気にもならない。
…酷いよな。 こんな自分勝手で醜くて。
あの人に合わせる顔もねぇ。
(432) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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確かに、お医者でも対応できるかどうかはわからないけど……ともかく、医務室に連れて行こう。
トニー、君の手も消毒した方がいいと思うしね。
大丈夫、薬が沁みて泣いても、黙っててあげるから。
[わざと最後は軽い口調で言ったが、上手く笑顔が作れているかどうか自信はなく。]
(433) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
|
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――朝/寮・自室――(>>423) 何か思い当たることでも、あるの? ルーカス。
[明らかな変化をみせた上級生の表情に、心配げに問いかけた]
……そういえば、昔ここに居た人の話、何度も聞いたって言ってたよね。この痣、その話に出てきてたの?
(434) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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[呪いに耐え切れなくなった身体はあっさりと崩れ落ちた]
…ディーン…もう、お前しか、お前だけしか…
[うわ言が零れる]
(*10) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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ルーカスは、トニーに茨の痣の事を聞かれ一瞬考える。
2010/09/07(Tue) 23時半頃
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─屋根裏部屋─>>429
──壊れる? 僕が?
[あははは、と心底可笑しいと言うように声を立てた。]
案外と親切なんだね。僕の身体を心配してくれるなんて。 さっき「人を何人か吸い尽くしても、問題はない」って言ってたのに。
[くくくっと止まらぬ笑いの発作の余韻。目の縁に浮かんだ涙を指で拭う。]
(435) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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>>431
[蒼薔薇の吐息を自分から欲するロビン。 その口唇に拒絶はしない。
だけど……。]
――…君は、貪欲だね。 でも、いいの? そんなに食べたがって………。
破裂しちゃうよ?
[そういいながら、ロビンの口唇に、淫靡な芳香を注ぎ込んでいく……。]
(436) 2010/09/07(Tue) 23時半頃
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トニーは、ルーカスの軽口には、泣いたりなんかしないよ、と唇を尖らせた。
2010/09/08(Wed) 00時頃
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― ラルフ部屋前 ―
[ラルフが淡く微笑むのを確認してから、紫は支え腕の中にある温もりへと視線を落とす。彼の人からむせかえるような薔薇の芳香に、少しだけ眉を寄せるのは酩酊感を覚えてのこと。]
お前、香は控えるといってたのではないか……――― 風邪で、鼻でもきかなくなったのか?
話があるのだったか、別に構わぬが 寝てなくて大丈……―――っ
[支える身体は、酷く熱い気がして、白眼を紅く充血する水色を覗きこんだ刹那、唐突な告白と、接吻けを受けた。]
…、……―――
[身体の裡に直接取り込まれる薔薇の香り、抗うにはあまりにもそれは濃く……―――。]
(437) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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サイラス、熱で、壊れたか? 嗚呼、わかった、とりあえず、部屋で寝ろ。 話は起きてからだ。一先ず部屋に送ってやるから。
[望まれれば与えるという性質を煽られて、けれどラルフの前、努めて冷静さを保ったように、唇が離れればそんな言葉を紡ぎ、くずおれた身体を支え溜息を一つ。]
ラルフ、とりあえず、これ、送ってくる。
[ラルフの値踏みの視線には気が付かぬまま、サイラスを支えて本来の部屋へ向かおうと。]
(438) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/08(Wed) 00時頃
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/* >>453 いいにゃー覚醒ロビン楽しそうだにゃー。
僕もはやく《★七つの大罪》シリーズ集めたいー。 けど『暴食』とかかなり無理そうなんだけども。
(-83) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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>>435
[そして、声をたてて笑うロビンに、また微笑んで。]
心配?
ああ 君を吸い尽くしても、問題はないけど……。
っていうか、もう、気持ちいい?
[蒼薔薇の芳香はロビンの身体を内側からむず痒くさせるだろう。 そう、欲しくてたまらない身体に……。
でも、それをあえて、与えないと、
どうなるのか?]
(439) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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/* は!? 例によってアンカーミスってる!? >>435ね。
(-84) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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……。
詳しい事は、僕も知らないんだ。
僕に、ここの─ここの薔薇の─話をしてくれた人の大切だった人が、茨の痣をつけて、眠り続けていたらしい。
その人─兄さんなんだけどね─から、話が聞けなくなってから、兄さんの書き残したものを見た時に知ったんだ。
兄さんの大切だった人がどうなったのかも、だからわからないんだ。
役に立たないよね、ごめん。
[詫びるように、俯いた。]
(440) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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サイラスは、ディーンの名をうわ言で呼び続けている
2010/09/08(Wed) 00時頃
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─屋根裏部屋─>>436 ッふ……
[口唇に注ぎ込まれる淫靡な芳香。 もっと、と強請り、蒼薔薇の──セシルの口唇に深く口接けて、口腔も舌も味わおうとする。]
僕はとっても空腹なんだ…… お腹いっぱい頂戴。
[息継ぐ合間、僅かしか離れぬ口唇の隙間から囁く。]
(441) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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|
[伝えようとした言葉は、声になる前に止まって。 硝子の翡翠に浮かぶのはベネットを見た時と同じ… 羨望とそれから―――…]
…穢くなんて…ないよ。 それに…
[高潔な後輩を…目の前の後輩が大事に思う人を 穢してしまったのは自分だと、そう告げたら… その隻眼は絶望に染まるのだろうか、 それとも怒り狂うのだろうか…。 中庭の、壊れた薔薇を思い出す。 崩れて赤に染まった姿は―――…とても、綺麗で、
笑みが、零れる。]
(442) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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――朝/寮・自室――(>>440) [口重いルーカスの様子に、それ以上を問うことはせずに繰り返す]
茨の痣をつけて、眠り続けていた、か……。 ねえ、それって「茨姫」の童話みたいだよね。
百年経って、予言に約束された王子が現れるまで眠り続ける――本当は、昨夜そう思って、試してみたんだけどね。けど少なくとも、僕は王子様じゃなかったみたいだ。
[と、昨晩の一場面を口に乗せ、ふぅ、と息を吐く]
(443) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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[サイラスの口から零れる言の葉に、困惑するように寄せられるのは眉。 紙飛行機を飛ばした夜、サイラスとの関係を真面目に尋ねた時のディーンの様子。それを自分が笑った事を思い出す。(行為が有った事にまでは勿論気付かないのだが)ディーンが相部屋を出た理由はおそらく……。 散り行く薔薇の噎せ返るような香りの中、同室者を案じるディーンの態度は何処かの貴公子然としてみえた。ラルフが思うのは、サイラスが何か香ではなく中毒性の薬物を寮に持ち込んでいるのでは、と言う事。]
──…… 待って、具合が悪いなら 部屋の前まで一緒に行く、よ。
[胸が騒ぐ。サイラスがディーンに口付ける様子を目の前で見てしまったから、だけではなく。]
(444) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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[ぽたりと隻眼から溢れるのは、曇りなき透明な硝子玉のような雫。 それは触れ合っていた手へと落ち、散り散りにはじけて消えてしまった。]
(445) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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セシルは、ロビンが欲しがる分だけ、いや、それ以上に淫靡な芳香を送り続ける。
2010/09/08(Wed) 00時頃
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――朝/自室→医務室―― これ以上は、此処で悩んでても仕方なさそうだね。 そろそろ、ユーリィを運んであげよっか。
[と、ルーカスを見遣った]
(446) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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セシルは、えも、決して、その身体に触れたりはしない。
2010/09/08(Wed) 00時頃
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/* ↑ でも!!だ!!
くそぅ、自分が可愛い
(-85) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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/* え?マジで3Pするの??? と、ラルフをがん見した。
(-86) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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/*
わああああん、フィルせんぱーーーーい(黙れ
(-87) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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>>439 [ロビンの欲望は、蒼薔薇が与えたものではなく、元から彼の裡にあったもの。 故に彼は全く自分の行動を異常と感じていない。 ただ、自分に正直になったのだ、と──]
(447) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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硝子玉…見た…? あんなにきらきらしてるのに…、 中を覗くと、歪んで見えて…でも、綺麗なんだよね。
――…ドナルド、俺さ…硝子球になりたいんだ…。
…ドナルドは、そう思わなかった…? あの世界に閉じ込めて…閉じ込められてしまったら…
きっと、どんな姿になったって…綺麗。
[何の痛みも苦しみも感じぬほどに、壊して… 壊れてしまえたら…それは、とても綺麗。 赤い髪をそっと撫ぜた手はその首の項をも撫ぜて。 酔いしれた響きは、裡の獣を誘うかのように甘く…]
(448) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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|
/*
いかん、今の僕は、ドナとフィルがえっちしはじめたら、入り込んで、空気嫁、とか思いつつ、フィルかっさらっていく自身があるぞ(ぇ
いや、しないけど、しないけど(ぐすぐす
フィルせんぱーーーい(夕日にほえた
(-88) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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|
/*
い、いや、耐えろ、耐えろ自分
よーし、深呼吸すーはー
(-89) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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|
そうだね、行こう。
僕が負ぶっていくから、ドアの開け閉めとか、頼むよ。
[そう、考えていても始まりはしない。]
[寝台のユーリーを昨夜と同じように背負う。 華奢なユーリーの体は、不安になるくらいに軽く感じられた。]
(449) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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|
―――……そうか。 なら、片方支えてくれないか? 流石に、自分より僅かだが背の高い相手を 一人で運ぶのはキツイのでな。
[ラルフの申し出に応えるのに、少し間があったのは、サイラスより移された何かに身体の裡を、心の深い部分を煽られているから。
―――……サイラスを避けていた理由
本当は怖かったからだ。
彼は、あまりにも弟に似ていた。 その髪の色も、母親譲りの水色の眸も、幼い時の性格も。
だから、また、何かを奪われる気がして。 それならば、何か奪われる前に、壊してしまいたいと思う心を煽られることが。]
(450) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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|
[蒼薔薇の中のセシルが、それを拒絶する。
違う。 違う。
ほんとうに気持ちいいって、ただ、手を動かせばいいの?腰を打ち付ければいいの?
違う違う。]
(451) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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|
…ぁ…… [うなじを撫ぜていく手。 囁かれる声は理性を蕩かすように甘く…]
…ここじゃ、ダメだ… [場所を移そうと願ったのは、あの人がここに来ることを恐れたから。
欲望のままに滾る獣の自分を、あの人にだけは見せたくなかったから。
手を引き、医務室から離れようとする姿は、こちらに向かう者に偶然見られてしまうかも知れない。]
(452) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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トニーは、ルーカスに頷いて、先導しつつ医務室へと向かった。
2010/09/08(Wed) 00時頃
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[臭覚の記憶が想起させるのは、昨夜ドナルドに重なるようにして見えたヴィジョン。茨が渦巻き、少年の腕を絡めとる。若くしなやかな筋繊維に食い込む棘。滲む紅と、呪いのように刻み込まれる文様。注ぎ込まれる甘い毒。 崩れ落ちてしまったサイラスが、何をするのだろうと思うけれど。胸さわぎの理由を、ディーンに伝える事も、何かをサイラスに問う事も出来なくて。せめて、部屋の前まで付いて行きたいと思う。 身体が痛む時でも倒れない限り日常動作を行うのは、当然だと考えるラルフの言葉は、ディーンには理解し難いかもしれないとも思いながら。]
…あ、の。 ディーンの足手纏いで無ければ。
[断わられればその場で見送るだけ。と、断わられなかった事に少しだけ安堵して、彼等の部屋の前まで送る。]
(453) 2010/09/08(Wed) 00時頃
|
|
[そのセシルの叫びに、蒼薔薇は忌々しい気持ちになる。 ロビンへの口付けをふと、やめると、やれやれといった具合に息をついた。]
――……この身体は扱いにくい。 君のほうが、扱いやすそうだ。
[欲望に満ちたロビンはどんな様子だろうか。]
(454) 2010/09/08(Wed) 00時頃
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─屋根裏部屋─ [セシル──蒼薔薇が自分の身体に触れようとしなくても一向に頓着しない。 自分からセシルに身を寄せ、彼の身体に触れようと胸元に手を伸ばす。 一方で、ワイシャツ越しにつんと尖った胸の飾りを弄り、吸い込んだと同じ薔薇の香りの、淫猥な溜息を零した。 ]
(455) 2010/09/08(Wed) 00時頃
|
ラルフは、ディーンの片方と言う言葉に頷いて──サイラスの片腕を自分の肩に回し廊下を歩いて行った。
2010/09/08(Wed) 00時頃
ロビンは、セシルが口接けをやめると、物足りなそうに顔を見上げる。
2010/09/08(Wed) 00時頃
|
―自室ー [運ばれながらうわ言のようにその名を呼び続けている。 もう片腕を支えているラルフの存在に気づく余裕は 残されていない。
ただ。部屋は少なくとも昨夜使われた痕跡はなく。 香も焚かれていた様子はない。 ただそれなのに薔薇の香気は甘やかに空気を変えてゆく。
部屋にたどり着いたとき。]
ディーン…
[これから起こることを待ち望むように舌に乗せるその名は 淫靡な響きを伴って。それはラルフにも伝わるはず]
(456) 2010/09/08(Wed) 00時頃
|
|
― 屋根裏部屋 ― [擦り寄ってくるロビンに、蒼薔薇はくすくすと笑う。]
――…本当に、随分いい子になったんだね。
[胸元に伸びる手、それを
次の瞬間邪険に跳ね除けて…。]
やっぱり気が変わった。手伝ってもらおうか。
ロビン……
セシルの願いをかなえてやってよ。
[その紅潮した頬に、命令する。]
今すぐ。
(457) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
|
|
[ドナルドが流す涙が、落ちて、砕ける。 きらきらと光る粒を翡翠が見つめて]
…綺麗、
[そう、呟く声に感情はあったのかどうか。
手を引く姿には翡翠が見上げて、 けれども拒むことはなく。
先導する背の高い後姿は記憶の人と違う、 好きだと―――…そう謂ってくれた後輩とも。
それに気付くと翡翠は泣きそうに歪んで伏せられ、 けれども口許は 薄く笑んで。]
(458) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
|
|
そうしたら、君を可愛がってあげる。君が望むままに。
(459) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
|
|
――医務室―― [医務室に到着する。扉には鍵が掛かっておらず、中を覗き込んだ少年は不審げな顔になった]
……あれ? 開いてる。誰も居ないのに。
まあ、ちょうど好かった、というものだけどね。
[ルーカスを振り返り、中へと手招き。空いているベッド――それは当に、昨晩の乱行で使われていたものだったが――へと誘導する]
(460) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
|
トニーは、カーテンを開いた時に感じた違和感に、鼻をひくひくさせた。
2010/09/08(Wed) 00時半頃
|
[くっと唇を噛みしめる。サイラスがうわ言に自身の名を呼ぶ度に、起こる衝動に耐えるように。
サイラスと弟は違う。頭では分かっている。
救い、赦し……―――奢った想いで今まで過ごしてきた。 けれど、本当は、罵りたかった。 「何故、そのような悪戯をした?」と。 呑みこんできたのは、ひとえに長男という気質故か。
弟に対する愛憎の想いは、左右ことなる視力と同じように歪み。 そして、その歪みを持って他者を視る。]
嗚呼、足手まといということはない。 助かる……―――
[ラルフもまた、昨夜の行為で体調が万全でないということに気が付けぬほど、薔薇の臭気に心は蝕まれて。助け手を借りて部屋まで辿り着くと、扉を開ける。
さて、その先ラルフはどうするのか。 その場にあるなら、嗚呼……――今まで見せた貌とは違う貌を見せてしまうか。]
(461) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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|
/*
すいません。 フィル先輩らぶ……。
いや、だって、ぐすん
(-90) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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|
/* ディーン優しいな。 俺は限られたリソースで消化出来なかった事は、自分の事でも、それはそれと思ってしまう感じだなあ。後は、ロビンメモと大体同じ。
(-91) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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ディーンは、サイラスに名を呼ばれると、ひくりと肩を揺らした……思考は薔薇の香に乗っ取られ行く
2010/09/08(Wed) 00時半頃
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─ →医務室 ─
へえ、開いてたんだ。
助かったけど……
[いささかならず不用心な話でもある。]
あ…れ?
[一歩足を踏み入れて、違和感を覚えた。
何故薔薇の香りがするのだろう?]
(462) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
|
|
――医務室―― [少年の思考。この匂い。嗅いだ事がある。 つい昨日。その晩にも、その夕刻にも、その夜明けにも。
少年は眉を寄せ、シーツに顔を近づける。 間違いない。痕跡を消そうという試みこそされていたようだが――何よりも、その“受け手”が、しばらく前までその場所で眠っていたとあっては。昏く低い嗤いが、少年の喉の奥でかすかに響いた]
(463) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
|
トニーは、数瞬の間を置いて唇を閉ざし、無表情を形作る。
2010/09/08(Wed) 00時半頃
|
/*
そーーうだった!! トニーがロビンに矢撃ってるよな。 うん、ロビンはまずいまずい。
ええと、じゃ、やっぱりディンで。
(-92) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
|
|
/* サイラスディーンの部屋を覗きますか ← それとも止めますか
どうしようwwwwwwww 王子様セットしてる人が居れば、ディーンの処刑取り止めRPはしたいのだけど。
(-93) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
|
|
/* まぁ、ようするにブラコンなんです(←
(-94) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
|
|
ベッドも空いているね。助かる。
[トニーの様子には気づかぬまま、ユーリーをベッドに横たえた。]
待ってて、消毒薬とか、ガーゼを探すから。
(464) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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|
――医務室―― [ばさばさと、些か乱暴な動作でシーツの皺を払う。 枕の位置を整え、ルーカスの名を呼んだ]
多少、消毒薬くさくはあるけど、仕方ないね。 ここにユーリィを寝かせてあげようよ。
[室内の空気に含まれる薔薇の香気。今新たにその源となっているのは――少年の視線の先にある、眠り続ける銀髪の少年]
(465) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
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|
─屋根裏部屋─>>457 [手酷く振り払われた時には一瞬驚いた表情を浮かべたが。 すぐにうっとりと小悪魔のような微笑を湛えて、]
ふうん……やっぱりセシル先輩が、あなたの望みを叶えるのに必要なんだ?
いいよ、手伝ってあげる。
でも別にあなたが欲しい訳じゃないよ。 本当は誰だって良いんだ。 あなたのくれる、香りがあれば、とっても好くなれるってだけで……
[はぁと熱い吐息を吐いて、自分を抱き締めるように腕を回した。]
(466) 2010/09/08(Wed) 00時半頃
|
トニーは、ルーカスにうん、と頷いて、手近な椅子に腰掛けた。
2010/09/08(Wed) 00時半頃
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