215 【誰歓】エンドローグ
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人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ケイイチ、ポーラ、イアン、ミルフィ、ネイサン、チアキ、リー、マユミの8名。
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/* ぱるっくーーーー!!!(一応叫んでおく
(-0) 2015/02/06(Fri) 00時頃
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/* ああ……わかった……
発言pt、初期ptからもう他の人1000pt見物人3000ptか。 日付変更と一緒に増えるから8000ptとかなるんや……。ありすぎて困るって初めて経験した。だいたいいつも喉からしてる。
(-1) 2015/02/06(Fri) 00時頃
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[ 男自身の間抜けた声に続くように(>>1:199)、 ミズキと名乗った少女からも声が漏れたのだった。
立ち止まるその姿。 男へ向く眼差しは穏やかとは言い難いもの。>>1:201 男は少女の事情(>>1:13)や、その胸中を知る由はない。
だから、剣呑なその面差しが自分へと向いていても、 虫の居所が悪いのかねェと考えたのはその程度。]
――…さぁて、どうかな。 そうだとしても俺には関係がねェやな。
(0) 2015/02/06(Fri) 00時半頃
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ま、無粋だったのは謝るさ。
[ 男は肩を竦め、少女の鋭い視線を受け止めた。 その際、少女の顔立ちを少しばかり見遣った男は、 見事に左右対称だなァという印象を抱いた。
――それでも、綺麗だとか、可愛いだとか。 そういった感想は抱かなかった。 整っている、と、……それだけ。]
(1) 2015/02/06(Fri) 00時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/02/06(Fri) 00時半頃
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なんか、このくらいめちゃくちゃな状況から始まると、カッコつけたり気を張る余裕がなくて、 落ち着いてくると今更カッコつけるわけにもいかない分、かえって楽だなっておもいますけど、わたしは もう、なんか、取り繕ってらんないじゃないですか
ここでカッコつけてられるなら、それはすごいですよ なんか、びっくりした拍子に、ぽろって素に戻っちゃいません?
……ああ、でも、付加価値的なのがついてこないのは、楽かもしれないです
[歩きながら、他愛のない会話>>1:200のつもりで、はあと溜息をつく。]
でもほんと、ここって一体なんなんだか
[いくら居心地がよくたって、異様な状況にあるのには変わりない。]
(2) 2015/02/06(Fri) 00時半頃
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一人暮らしで食に困らないなら、充分じゃないですか
[ネイさん>>197の言葉に、なんだかレベルの違う話だと、不貞腐れたような声を上げる。 カレーを作ったら>>202って、作ることがあるだけでも別次元の話だ。]
……お二人にお任せします 皿洗い要員だとでも、思ってもらえれば
[もとより味に関わるところには手を出すつもりはなかったのだけれど。
それよりもカレーだ。 自宅では食卓にほとんど並ばないメニュー。 その匂いを思いだして、少しだけ心が浮ついた。]
(3) 2015/02/06(Fri) 00時半頃
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[ 暫く少女の相貌に目を止めていた男であったけれど、 やがてはついと視線を逸らし、足元の下駄を見下ろした。
男にとって人間の顔とは、 ただその人物を表す記号やマークに等しいもの。
それらの見目が幾ら整っていたとしても、 中身が空っぽであったり粗悪であるのなら、 並みの程度にパーツが揃っているよりも尚、悪い。
矜持というには形の脆いそれは、 男の好みと言い換えてもいいかも知れない。
何れにしても、少女の内面を知る機会のなかった男は、 世間一般では可愛らしいと評される顔立ちであったにしても、 その顔を見たところで特に何を感じることも無かった。]
(4) 2015/02/06(Fri) 00時半頃
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声を聴き 掴むナイフで 突き刺せば
(5) 2015/02/06(Fri) 00時半頃
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/* あの、どう見ても成人を過ぎているって…゜ 俺は一体幾つに見られているんだろうか…。
いやほらねえ、一応学生だったしさあ…なあ? 三十路は超えてないからな?超えてねェから…。
(-2) 2015/02/06(Fri) 00時半頃
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跳ね返される 最後の勇気
(6) 2015/02/06(Fri) 00時半頃
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[叫び声虚しく 奪ったナイフはまっすぐと首に進み 喉を突き刺す……
…はずだった……
しかし思いは果たせず手前で反発し
ナイフは宙に舞い 跳ね飛ばされる。
この空間は死ですら脱出を良しとしない。
絶望に打ちひしがれて再び崩れ落ちる私の身体]
(7) 2015/02/06(Fri) 01時頃
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/* >>5>>6がきれいに短歌になってて、中の人も詩とか読む人なんだろうかとか思いました。 短歌クラスタですちーっす。
(-3) 2015/02/06(Fri) 01時頃
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/* メモの安価間違いすぎわろたwwwwww
(-4) 2015/02/06(Fri) 01時頃
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― 回想 ―
[須藤太一が神田瑞希に抱いた第一印象は。 おいおい、こんなレベルの高い子来るって聞いてねーぞ。 という身も蓋もないものだった]
あ、次の曲。俺でーす。
[合コンという名目のカラオケ会。マイクを受け取って、当たり障りのないポップスを歌う。 隣の友人に肘でつつかれる。 可愛い子を連れてきただろ、喋る努力しろ。と耳打ち]
そう言われてもなあ……。
[携帯電話をいじる瑞希に、ちらりと目を遣って]
こちとらあのむさ苦しい野球部育ちだぞ。 可愛い女の子となに喋ったらいいか分からん。
[正直に白状した。結局いつもの通り明るく元気に、いじられ役に徹することになった]
(8) 2015/02/06(Fri) 01時頃
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― 2階 ―
はは。期待しとく。
[気になってた子が居たなら、仲取り次いであげる。>>1:190 まさか、よりにもよって瑞希の口からそんな言葉が出てくるとは。その提案に思わず苦笑する。 正直あの中で1番可愛かったのはキミです、なんて言えるはずもない。それに]
(こんなヤク中と仲を取り持たれても、相手の女の子が不幸だろ)
[心の中で自嘲したが、それを口に出しはしなかった。 ちょうどその時、前方からカランコロンと下駄の音>>1:177]
ええと。五十嵐さん、でしたっけ。
[おぼろげな記憶を頼りに、名前を口に出す。 言いながら。先程腕まくりした制服は元に戻していただろうか、とか。手の震えはまだ治まっているよな、とか。 様々な不安に駆られる]
(9) 2015/02/06(Fri) 01時頃
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……なっ。
[逢引か>>1:178、と五十嵐に問われれば。顔を真っ赤にする。 別にそういのじゃあ、と。ふるふる首を振って、慌てて否定しようとして。そこで初めて、瑞希の様子に気付いた。 投げやりに答える瑞希の声>>1:201は鋭く、思わず目を丸くする。 なんとなく良からぬ雰囲気に、一瞬だけ眉を寄せて。 すう、と息を吸い込むと。いつもの朗らかな笑みを浮かべた]
逢引きの邪魔とは、五十嵐さんも趣味悪いですよ。
[冗談めかして五十嵐に明るく肩をすくめてみせた。 ほんの少しだけ、瑞希に体を寄せることも忘れずに*]
(10) 2015/02/06(Fri) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/02/06(Fri) 01時頃
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[目の前の光景に、息を呑む。
──神鳥の喉へ向けられたナイフは。 止めようと手を伸ばすより早く、何かに反発するように彼女の手を離れた。>>7
からん、と床に転がったナイフの音で、は、と我に返る。 銀色に光るそれを、すぐに拾い上げた。両手で、……彼女が万が一にも自分からそれを奪おうとしても抵抗できるように、胸の前でしっかりと抱え込む。 崩れ落ちた少女の身体を見れば、その心配は無用だという気もしたけれど。
蹲る少女の横顔に視線を落とす。 もともと体調があまり良くはなさそうだったが、涙の跡が痛々しいその表情は白く絶望に染まっているように見えた。
……絶望。 何に。──死に損ねた、ことに?]
(@0) 2015/02/06(Fri) 01時頃
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/*
( Д ) ゚ ゚ !?
(-5) 2015/02/06(Fri) 01時頃
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―台所へ―
[見た目だけは古びた廊下を歩いて少し。 やはり記憶と違わぬ位置にあった台所に、ひょいと足を踏み入れる。]
ああ、なんか、やっぱり懐かしい感じしますね 食べ物がこんなにあるって、変な感じ
[懐かしい、とは言いながらも、以前ここを訪れた時に、瑛美が料理をすることなんてなかった。 それはいわゆるマネージャー役で合宿に参加している部員たちの仕事で、 マネージャーというのも、つまりは選手として脱落して、それでも部に留まった生徒を指していて。
ふと、コーチの指示で彼女たちが作った薄味の料理と、自宅の空っぽの冷蔵庫を思いだした。 目の前の光景とくらべて、あははと笑う。わざとらしく口を開けて。 ここには自分を否定するものもあまりなくて、いつもより随分と気楽なはずなのに、それでも時折心臓を直に掴まれたように胸が痛い。
帰りたい。なんにも楽しくなんかない、ばかげた遊びで人生を浪費しているだけの、それでも良いから日常に帰りたい。]
(11) 2015/02/06(Fri) 01時頃
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/* ミルフィは確かに顔面偏差値高そうだよな…。 二人の評価にビックリしたわ。キャラチップ効果すげえ。
頑張ってミルフィに恥じないRPをしよう(既に誤字祭りである)
(-6) 2015/02/06(Fri) 01時半頃
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……梶さん。
[崩れ落ちた神鳥に、更に現状を追及することは躊躇われた。 そもそも、問いかけたところで、今の彼女に冷静な説明が出来るかどうかも怪しい、と思う。
代わりに、梶の名を呼ぶ。 真っ直ぐに、彼の目を見つめる。
……こんな、人が目の前で今にもナイフを突き立てんとする状況に直面したことなんかない。 たぶん自分はもっと取り乱してもいいはずだと思う一方で、奇妙にしんとした心持ちだった。
有無を言わさない声で、梶へ、短く問いを投げた*]
説明、して。
(@1) 2015/02/06(Fri) 01時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/02/06(Fri) 01時半頃
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ー回想:北仲瑛美が、どうしてここにいるのかー
[北仲瑛美の【これまで】は、すべてひとつの上に培われていた。
その事実に気付くこともなく、それを投げ出してしまった理由とは、ありふれたつまらないものではあったけれど。 そのせいで、空っぽだった。 15年間も生きて、ひとつ諦めただけで、身体の中がすっかり空っぽになってしまった。 諦めた、ではなくて、投げ出した、と言うべきなのかもしれないけれど。]
(12) 2015/02/06(Fri) 01時半頃
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[母は過去、偉大な選手だったという。 彼女は自らの経歴に誇りを持っていたので、 同じ経験をさせてやろうと、期待がその子どもに向くのも自然な話だ。
記憶も怪しい頃からの訓練は確かに効果的ではあったし、才能が全く遺伝しなかったわけでもないようで。 なかなかの成績を収め、競技自体も好きだった。 長い間、好きなだけだった。
それでも、じわじわと理解し始める。 中学に入学して、新体操部がそれなりに名を馳せていたことを理由に、母の送迎で妹と通ったスクールをやめて、部活に入った。 誰よりも力強い目で踊る、あの子と距離を置かなければ、潰れてしまいそうだった。
3年間は充実していたが、中学最後の年に入る頃には、もう決めていた。 努力や根性や気合といった何かだけで、これから先はどうにもならない。 どれだけ構成に忠実に演技をこなしても、古き日の母や妹と、同じ競技をしているように思えないのだ。 輝く才能がなくても、ずっと見てきた世界で、自分の限界をなんとなく察してしまう。 表面的に褒めるなんてしない母の苦笑が耳に刺さる。]
(13) 2015/02/06(Fri) 01時半頃
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[夏。全国の晴れ舞台。最後の大会で、盾を抱いて一礼。 今となっては恥ずかしくてとても言えないけれど、次の代の部長を指名して盾を手渡すなんて、前時代的な儀式もやった。 号泣しながら立ち上がる後輩に、昨年の自分が重なる。
それで終わりで、良いはずだった。 高校は人知れず競技での知り合いがいなさそうな学校を選んだ。 教室にいたたくさんの人たちみたいに、ふつうの楽しい3年を過ごすつもりでいた。
嗚呼、ふつうであることの難しさを説いたのは、どこの誰だったか。]
(14) 2015/02/06(Fri) 01時半頃
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[思った以上に、自分の中にはそれしかなかった。
高校に入学してすぐ、愕然とした。 この場所で何をすれば良いのか、分からない。]
(15) 2015/02/06(Fri) 01時半頃
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[クラスで浮いた存在になるのに、時間はかからなかった。
もう、演技に使う曲を繰り返し聞く必要も、短い休み時間を自主練習に充てる必要もない。 ああ、でも、そのために使っていた時間を、何をして過ごせば良いんだろう。
同級生たちの話は、異語のよう。 思えば、家にはテレビがない。 漫画や小説は禁止されていたし、体重制限を徹底するために、食糧の買い置きも全くなかった。 中学時代の友人は皆同じ部員で、会話も競技のことばかり。 趣味が何もない。人と共有できるものがない。 競い、互いの上を行こうとする、そんな人間関係しか持たずにここまで生きた。
そんな状態では友達などできるはずもなくて、 気付けば、自分の席に前を向いて座っている内に1年が過ぎていた。 それでも、教室の片隅で、からかいや揶揄にも負けないように、いつだって背筋は凛と張っていた。 今度は、『人を馬鹿にしている』と非難された。 それはあながち間違いじゃなかったのかもしれない。 ばかにするなよ。と憤慨して、より一層姿勢を正した。 だから、ずっとひとり。]
(16) 2015/02/06(Fri) 02時頃
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[関係ないと言い切る男は、言葉通り然程興味もない様子で。>>0 軽い謝辞を聞いて、刹那、臨也と視線が絡まれば、少し、気まずさを感じて目を伏せたか。>>1
自身を量る臨也の視線に気づかない侭、>>4 初対面にも近い男性に、自身の態度は失礼だったかと、今更ながらに後悔を覚えて。
逡巡を見せて、臨也に何と声をかけようかと躊躇っていれば。 太一から臨也の苗字を耳にして。>>9 今度は間違いなく、彼の名前が心に刻まれた。
そうだ。ここには9人しか居ない。 これからこの、五十嵐という男とも。 この宿舎で共に過ごすのだと改めて、感じて]
別に、無粋なんかじゃ……
[そう、躊躇いながら口にした頃――]
(17) 2015/02/06(Fri) 02時頃
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[隣から落ちた驚きの言葉に言葉を止めて。>>10 驚きを見せる太一へと、視線は移る。 今までの彼の性格から、きっとこういうからかわれ方は、 また耳を赤くして狼狽える事だろうと思っていたから。 その大きな声は納得の行くもので、想定通りの彼の動搖を見て、思わず様相が崩れそうになる。>>0:96>>1:173
なのに。 その後に続いた言葉を聞けば、みるみる目を大きくさせて]
……えっ…!?
[漏れた言葉は、とても気の抜けたものになり。 詰められた距離に驚きと動搖が浮かぶ。]
いや、違うでしょ!?
[思わずツッコミを入れる。 笑みを浮かべた太一に狼狽えたその声は僅かに、裏返ったかもしれないが、取り返しの付かないもので。
少ししてから、その真意を計るようにおずおずと太一を見上げただろう。**]
(18) 2015/02/06(Fri) 02時頃
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[2年になって、受験を意識する頃合いになってわかったこと。 意外なことに、模試の結果が、なかなかに良かった。 競技に打ち込んでいた頃は、授業についていくのにもやっとだったのに。
救われたような気持ちの一方で、どんどん、これまでの自分の人生の価値が下がって行く。 何も知らないくせに、「やめよかったんじゃないの」なんて言わないでくれ。 そんなもののために、わたしはずっと、他の全部を知らなかった。
『最初っから、やんなきゃ良かったのに』とはっきり言葉にしたのは妹で、『15年、お金と時間ムダにしただけじゃん』とも吐き捨てた。 たったそれだけのことで、辛うじて生きていたこれまでの自分が死んだ。 楽しかったとか、充実していたとか、ちっぽけな感想なんかゴミ箱行きで、結局は無駄なものだったのだと、その考えから逃れられない。 あの子みたいにうまくできなかった、わたしがぜんぶ、ゴミにした。]
(19) 2015/02/06(Fri) 02時頃
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[その翌日、登校しようとすると、視界の中で目前の校門が歪んで、どうしてもそれをくぐれなかった。 単純に、くぐりたくなかったのかもしれない。 どんどん良くない方向に向かっているのは頭でわかっていたけれど、身体が戻ってこなかった。
15年間生きて、白紙に戻って、空っぽだった。 なんだか気力が湧いてこない。]
(20) 2015/02/06(Fri) 02時頃
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/* タイミング逃すからって理由で強行したけど 回想終わらない
(-7) 2015/02/06(Fri) 02時頃
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/* 時計の時刻とか。逢魔が時とか。
風景やら過去ロルやらガツガツ作り上げていってごめんね。 拾ってもらえるの嬉しいです^人^
安価大好きマンだから、安価あるとクリックしちゃうマン。 臨也さんの安価の回収の仕方とか好きだなぁ。 >>1:176の赤い斜陽とかね。美しいですね。 内情の吐露の仕方もね、臨也フィーバーの辺りとかね。 瑞希デレられないけど、中の人が灰で盛大にデレておきますね。
(-8) 2015/02/06(Fri) 02時半頃
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[学校に行くのをやめた。ひどく無気力だった。 久々に話した兄が、お下がりと称して漫画やパソコンをくれたので、それを使って時間を潰した。
画面の中に、今の自分と然程変わらぬ年の母を見つけた。 古い映像の中で跳ねる母に、それでも妹と同じものを見る。 そんな時間の使い方をしている自分に嫌気がさして、素性も知らぬ相手とのやり取りにのめり込むのはすぐのこと。
面白い話も何もなくても、性別と年齢だけで持て囃される気分は悪くなかった。 「かわいい」って、言われたことがなかった。いつも何かと競っていた。戦っていた。 甘ったるい言葉に乗せられ、煽てられて、顔を晒す。 べとべととした欲望や中傷も、画面越しなら痛くもない。 馬鹿なことをしている自覚はあったが、気づいた時にはもうブレーキは効かなくなっていた。
簡単に崩れ落ちるお城でも、少しは空っぽな自分をごまかせる気がして。 安く自分を切り売りして、ふと冷静になる。 知り合いにバレたらどうしよう。ああ、死んでしまいたい。 無為な1日を終え、夜が訪れるのが怖い。
北仲瑛美が目を覚ましたのは、そんな夜を迎えた直後だった。]
(21) 2015/02/06(Fri) 02時半頃
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/* >>9 これ回収したいのうと思いつつ。 今日こそは3時までには寝るから…(とうらぶりながら)
いちごいちえくんきません!!
(-9) 2015/02/06(Fri) 02時半頃
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/* しかしみんなソロール上手いな頑張るな。 カレー組と絡めてないぐぬぬ。
(-10) 2015/02/06(Fri) 02時半頃
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/* 直接絡めてない人とも安価交流があると嬉しくなる人です。 私はそれが上手く出来ないからなー! 週末時間作れたら、チャレしたい!けど、梶くんあおいちゃんならともかくカレー組とマユミちゃんとはあまり絡めてなくて拾う所難しいな!?
(-11) 2015/02/06(Fri) 02時半頃
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/* 【瑞希メモ】 顔が派手。 妙に目立つ故、遊んでると思われやすい。 目立つ故にstk被害ありかなと思ってるので、stk被害のところソロール回したいなぁ。時間あるかなぁ…。>>1:13
そして瑞希は体格的には臨也さんより、太一とか翔さんぐらいの大きさになるとダメだと思う。 覆い被されると、怯えるだろうなと。
(-12) 2015/02/06(Fri) 02時半頃
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[この場所で思うのは、やっぱり空っぽは空っぽのまんまだってこと。 誤魔化したつもりになっても、やっぱり何の意味もなかったのだ。
そして、ここでもきっと、空っぽが埋まることはない。 それは、直感のような何か。
時折、何も困ることはないこの空間なのに、どうしようもなく不安になるのはどうしてだろう。 不安定だな、と頭の片隅、辛うじて冷静な部分が考える。 自分がどうしたいのかも分からないまま、誤魔化すように笑うしかなかった。
ああ、本当に。ここは一体何なのだろう。**]
(22) 2015/02/06(Fri) 03時頃
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/* あかん…これで長々回想失礼しましたとか言われたら俺どうすればいいん… エミちゃん青春してる…俺は。俺は。
(-13) 2015/02/06(Fri) 03時頃
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[ 見下ろした下駄はそんな覚えもないというのに、 鼻緒の解れ以外は替えたばかりのように真新しかった。
一度、床へ音を立てて。 上げた顔へ飛び込んだのは真っ赤な少年の顔。>>10 少女へ僅かに寄せる体を眺めながら、 ]
初心だねェ。――少年。
[ 敢えて名前ではなく、そう呼んだ。 続く言葉>>10と次の言葉>>18は相反するもので、 男はにやにやと口元を緩めて二人を見遣った。]
――そうかィ。そりゃあ気が利かねェで。
[ 床を軽く下駄の歯で叩いてからからと笑う。 逢引が事実でもそうでなくとも。
心の支えになる存在が居るというのはいいものだ。 それが男の未だ知らぬ歪なものであったとしても。**]
(23) 2015/02/06(Fri) 03時半頃
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えっ。違うの。 俺はそのつもりだったんだけども。
[瑞希のツッコミ>>18に、にやりと顔を歪める。 今まで散々思わせぶりな態度でドギマギ>>0:185>>0:268>>1:166させられてきたのだ。これくらいやり返したっていいではないか。 動揺した瑞希を見遣ると、すっかり険が取れた様子で。五十嵐との微妙なムード>>1:201は霧散していた。 もうこれで大丈夫かな、と瑞希から一歩距離を取る]
ごめん。ちょっとやりすぎた。 ……嫌だった?
[へらりと微笑んでみせた。 初心だね>>23、という五十嵐の言葉には。全てを見透かされてる気がして]
そうですね。慣れないことはするもんじゃないです。
[気恥ずかしげに頷いておいた。こうしておけば変な“邪推”>>1:178も起きないだろう。 だが実のところ、瑞希に身体を寄せる時すげー緊張したのは秘密だ**]
(24) 2015/02/06(Fri) 05時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/02/06(Fri) 05時半頃
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なんで……死ねない……の……?
もう無理……
無理だから……
お願い……
死なせ……て…
死にたひ……
(25) 2015/02/06(Fri) 07時頃
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マユミは、頭を抱えて狼狽しながら泣き出し中。
2015/02/06(Fri) 07時頃
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[否定の言葉を投げながら>>18、臨也を見れば。 その笑い方は明らかに揶揄を含んでいて]
だから、違うってばっ。 気なんか効かせなくていいっ!
[気遣いは簡単に剥げ落ちて>>1:201、臨也へと声を投げる。
太一を見れば、臨也と似たような笑みが見て取れて。 それが揶揄だと理解すれば、頬が熱を持ち始めるのが分かる。]
ばかっ、そんな冗談のらないっつの。
[ぱっと視線を逸らして、乱雑に髪を耳裏へと掛ける。 覗いた耳朶は赤く染まっていたが、その事には自身では気づかずに居た事だろう。]
(26) 2015/02/06(Fri) 09時半頃
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[嫌かと尋ねられたそれには>>24、言葉では応えることは出来ずに、少し睨むような仕草で伝える。それは少し拗ねたように見えるかもしれない。
臨也へ向かうはずだった自責の言葉は、幸か不幸か。 太一の計らいによりタイミングを失って掻き消えてしまって。>>17
太一と臨也の会話が途切れる頃を見計らって、口を開くだろう。*]
......2階を見て回ろうかと思って。 しばらくここに居るとしても、 脱出するにしても、調べておくことは必要でしょ。
[先に2Fに居た、臨也に淡い期待を向けて尋ねる。**]
......何か見つけた?
(27) 2015/02/06(Fri) 09時半頃
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チアキは、ポーラに話の続きを促した。
2015/02/06(Fri) 12時半頃
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/*あとリアル時間二日で悩み暴露と復帰までできる気がしない……。せめて地雷踏み抜かれまではしたい。選択はエピローグでいいはず。*/
(-14) 2015/02/06(Fri) 13時頃
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/*とりあえず、ネイさんには、うっかり味見とかすすめよう。 シリアス寄りの村だし、たぶんまともな料理が完成するはず。*/
(-15) 2015/02/06(Fri) 13時頃
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/*今の千秋は、ここの気楽さに気付いた段階。嘘ばれして、なぜ気楽だと思っているかまで踏み込まねば。 御飯作りながら、鍋や食器の位置を、「知らないはずなのに」思い出す感じか。*/
(-16) 2015/02/06(Fri) 13時頃
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/*別に現世にもどることが良いこととは限らないのだけど、他の面子の立ち直りルートが見切れてない。神田、須藤ペアは二人で前に進んでる感じがして素敵。*/
(-17) 2015/02/06(Fri) 13時頃
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[現れた人物に、思わず嫌悪感を露わに舌打ちしそうになる。>>@1さすがに年下相手に、そこまで大人気なくはしなかったが。説明]しろという言葉に、どーしたもこーしたもと小さく笑みを浮かべた]
んん〜? 言っちゃって良いのかなぁ。 ねえ、神鳥さん。 まさか自分の身勝手で中学生なのに妊娠して、それを苦に自殺しようとしたなんて。
[そう言いながらまるでしまった!というような顔を作ってみせる]
おおっと、言っちゃいけなかった? 自分の醜い所なんて、誰にも見せたくなかった? ごめんね〜
[ケラケラと軽い調子で笑いながら]
(28) 2015/02/06(Fri) 14時頃
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[そう言いながら、ふと真面目な顔になる。今、ナイフが弾かれたように感じられた。>>7いや、それともやはり彼女が死ぬ気なんてなかっただけだろうか?この空間では、死にたくても死ねない? それはつまり、自分たちはもう死んでいるのではないだろうか]
[そこまで考えて、…は初めてぞっとしたものを感じた。今までにはない、危機感というもの。…にとって死は解放だった。自分の醜い姿から解放される為の、救いだと思っていた。今までそれを彼が実行しなかったのは何て事はない。ただ、怖かったからだ。痛いのが、苦しいのが。だから緩やかに、ただ怯えながら、死を待ち続けていた。しかしもしここが死後の世界だとしたら、この醜い、汚い肉体はなんだ。ここから解放されるはずだったんじゃないのか。…は、思わず肩を震わせた。怖い。久しぶり…もはや”あの時”ぶりに、そう思ったのだった**]
(29) 2015/02/06(Fri) 14時頃
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[ そのまま少年少女の応酬を眺めていたけれど>>24>>26、 少年だけでなく少女の耳元も朱に染まっているのが見えれば、 笑みはより一層深いものへと変わっただろう。 男には失われし青い春を謳歌する若者のなんと眩しいこと。 ]
レディをエスコートするならもっと自然に、な?
[ 何処か気恥かし気である少年へ告げて、 男は半眼を眇めては声の中に笑みを含ませたのだった。]
――大人の気遣いってやつ?
[ そう加えた言葉は半ば少女へと向けたものでもあり。 継がれた声>>27を聞けばぱちぱちと瞬いた。]
――ぁー…、なんだ。それで此処に?
[ 想像していたものとはやや違う答え。 彼らはこの場所についての知識が無さそうだと男は考える。 ]
(30) 2015/02/06(Fri) 14時半頃
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俺の知ってる場所と此処が同じ場所であるなら、 二階には個室と倉庫があるばかりだろうさ。
――まァ、尤も? ひと部屋ひと部屋開けて確認したワケじゃねェから、 そっくりそのまま同じとは言えねェなあ。
[ 背後へと顔を向けて今しがた出てきたばかりの部屋を眺め、 そう口にしては、視線を少年少女へと戻した。 個室の中で一眠りしていたことは秘密にするつもり。**]
(31) 2015/02/06(Fri) 14時半頃
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なにすればいいですか
[しんみりとしかけた気持ちを拭うように、台所に軽い一歩を踏み込む。 使い勝手の悪そうな設備も昔見たものに違いなくて、流しを覗き込んだり、コンロを触ってみたりと落ち着かない。]
みなさん、食べるんですかね 人のこと言えないけど、図太いなあ ……あ、わたし、お米なら研げますよ
[米を見つけて、申告。 我ながらいつになく饒舌で、とりとめのない話を続ける。]
なんか、でも、親切ですよね ごはんには困らないし、気温もちょうど良いし わたしたちに甘いなあ、ここは
(32) 2015/02/06(Fri) 16時半頃
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……さっきは遮られちゃったし、自分でもビビりすぎて頭が変になっちゃってるんじゃないか、とも思うんですけど、 実際、どう思います?ここ、現実なんでしょうか 本当に、あの合宿所にいるんでしょうか わたし、
[徐々に声を潜めて、再度疑問を取り上げながら、最後は半分冗談を言うように、笑って言った。]
ここにいるひとみんな含めて、わたしの妄想だったらどうしようって、割と本気で心配してるんですよ
(33) 2015/02/06(Fri) 16時半頃
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[食堂に足を踏み入れる。真っ先に確認したのは食材の有無だ。 冷蔵庫の中には大量の野菜や肉。なるほど、これならカレーも問題なさそうだ。そう思う。
聞こえた呟き>>36には苦笑する。 確かに、気付いたら閉じ込められていたなんて状況。 そんな場合じゃないと言われればそうかもしれない。だが]
食べるっていうのは、心にも栄養をくれるからね。 気分転換には最高だとボクは思うよ!
[腹が減ってはなんとやら、だろう?そう笑って見せる。 談笑しつつ、手持ち無沙汰にうろうろしている少女の方へと、手近にあったボウルを差し出した]
エミちゃんはお米を研いでもらっていいかな? 千秋君は野菜を切ってもらえる?
[適当な指示を出しつつ、自身もピーラーでじゃがいもの皮を向いていくだろうか]
(34) 2015/02/06(Fri) 17時半頃
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[手際良く下拵えをしつつ、冗談めかした少女の言葉>>33は、明るく笑い飛ばす]
現実味はないね、確かに。 一癖もふた癖もあるような人達ばかりだからね!
[自分の事は棚にあげつつ、苦笑したのも束の間、笑顔が消え、ふ、と真顔になる。 仮面は、相変わらず笑顔のままだけれど]
‥‥‥‥現実じゃないなら、
[どんなにいいか。 仮面で顔を隠さずに歩けるような夢だったなら、自分は――
ぼそりと漏らした呟きは、ピエロの仮面に遮られて届かなかったかもしれない。 問い返されれば、何でもないよ、なんて手を振ってみせただろうが]
(35) 2015/02/06(Fri) 17時半頃
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[さて、どうしようか。 じゃがいもの皮を剥きながら、…は、この後直面するであろう問題に頭を悩ませていた。
それ即ち、いつか少年が考えた疑問そのもの。
――仮面を外さずに、どうやって食事を取ろうか、ということ**]
(36) 2015/02/06(Fri) 17時半頃
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/* >>34 待って!!!米をとぐって料理慣れしてない人には結構ハードル高いぞ!!!
(-18) 2015/02/06(Fri) 19時頃
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/* って思ったら北仲さんの自己申告でした 洗剤で洗いだしませんように
(-19) 2015/02/06(Fri) 19時頃
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/* 求:語彙力
(-20) 2015/02/06(Fri) 19時半頃
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[台所には、様々な食材がそろっていた。千秋の記憶でも、班に分かれて調理実習めいたことをした覚えはあったが、こんなに準備の良い合宿所だっただろうか。 当時のことを思いだそうとして、やめる。この場所に現実的な説明を求めても意味がないし、そもそも千秋はここを利用したことはない、ということになっている。]
瑛美さんがお米担当で、ネイさんと僕が野菜担当……ですね。了解ですわ。
[寧斗からの指示に頷いて、食材を見繕って行く]
じゃがいもと人参、玉ねぎは基本として……や。結構いろいろ揃っとりますけど、お二人、何か食べられへんものとかあります? カレーなら、滅多なもん入れん限りはそれなりの味になりますし、好きなもん入れて、嫌いなもんは見なかったことにしとく、くらいやったら、作ってる人の特権ですやろ。
[そう言って、千秋は下拵えを進める二人へ視線を向けた。瑛美は料理が出来ないと自己申告をしていたが、よほど変なものを入れたいと言われない限りは、止めるつもりもなかった。]
(37) 2015/02/06(Fri) 20時頃
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[瑛美の問いかけに、千秋は自分でも考えてみる。>>33]
現実味……は、そやね。僕もあんまり無い感じです。かといって、全部まるごと僕とか瑛美さんの妄想、いうのも、なんか、違う気がしますわ。
[考えてみれば、こんな非現実的な状況に置かれるだなんて、それこそ千秋が望んでいた特別と言えるのかも知れない。]
ええと、そう。瑛美さんと寧斗さん、こないだドラマ化した推理小説の原作、読みました?
[視聴率があまり伸びず、このままの調子で最終回まで行くようなら、別の意味で記録的な作品になるのでは、と言われているドラマだ。]
僕、あれの犯人とトリック、今ここで言えたりしますけど、そういう風に、妄想やないって証明できるのと違いますか。や、もちろん言わんですよ。そんなネタバレ。 でも、例えばネイさんだったら手品のタネとか、現実世界の僕らが絶対知らんようなこと、言ってみれば良いんやないかな。
(38) 2015/02/06(Fri) 20時頃
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[そこまで言って、千秋は悪戯っぽく微笑んだ。]
ほら、瑛美さん。人参とか玉ねぎとか、切り方がこれで合うてるか、前から知ってました?
[少しだけ意地悪なことを言って、瑛美の反応をうかがう。]
大丈夫ですよって。僕も寧斗さんも。日向さんとか五十嵐さんとか、あんま話しとらんけど須藤くんも神田さんも神鳥さんも、それからもちろん梶くんも。ちゃんと、ここにおると思いますよ。 ……や、ここにおること自体の不思議は、残ったままやねんけど。
(39) 2015/02/06(Fri) 20時頃
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/* ピエロ組のシリアスも相混じりつつ、ちょっとくすっとくる部分が残るロル回しがすっごい好きでな……。 直近みてもだもだしてる。かわいい……かわいい……
(-21) 2015/02/06(Fri) 20時頃
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[説明を、と求めれば、梶はあっさりと軽い声音で、端的に答えを返す。>>28 ──それは、自分への説明というよりも、神鳥への嘲りを多く含んだものであるように思えたけれど。]
……妊娠?
[耳が確かに拾った「妊娠」という単語の意味が、脳裏に届くまで少々の時間を要した。 薬物。そして、妊娠。 悩みに優劣や貴賎はないが、それにしたってあまりにも自分に縁のないものを続けざまに目の当たりにしている気がする。
梶のケラケラと笑う声が、静かな廊下に響く。それが、やけに耳についた。 ……この状況で、この人はまだ笑えるのか。
苛立ちや憤りと言った感情よりも、ただ不思議に思う。 きっと、人よりずっと洞察力があるひとだ。人も状況も、よく見ている。自分からみた梶の印象は、そんな人間で。>>0:@6>>0:@10
だからこそ、なお。 投げる言葉のナイフにも似た鋭利さは、他人に突き刺さって、──どんな形で自分に返ってくるか分からない筈はないだろう。 それを、いっそ軽やかめいた笑いに変えてしまえる、その根底にあるものが、不思議に思えて仕方なかった。]
(@2) 2015/02/06(Fri) 20時頃
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/* ト書きもう少し崩せばよかったような気がずっとしてるんだけど、14歳つってもここに来た時に14歳だったという感覚なので、もう少しいってるのかもしれない。 でもちっこい。神鳥さんとそんなに変わらないはずなのに小学生ぽい。
(-22) 2015/02/06(Fri) 20時半頃
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[しにたい、と。 譫言のように呟く神鳥の声を、耳が拾う。>>25 何処か儚い空気の少女は、それでも明らかに幼い見目の自分よりは年上と見える風貌をしている筈で、それなのに、酷く小さく見える。]
……神鳥さん。 さっきの、見た、よね。
[しゃがみ込んで「これ」と両手で抱え持ったナイフを視線で示した。 何かに邪魔されたように弾かれたナイフ。>>7 死を迷う神鳥が手放したかのようにも見えたかもしれないけれど、きっとそうじゃない。それは、ナイフを握った神鳥自身が一番よく気付いてしまった筈だった。 ねえ、分かるでしょう。]
……たぶん、ここじゃ、"死ねない"と思う。
[ナイフを注意深くポケットへと沈めた。少女の手を取り、嫌がられなければ控えめにきゅっと握りしめる。 その拍子に、手首に走る無数の傷跡が目に入った。>>1:186]
神鳥さんは、どうして、死にたいの。
[何から、逃げたいの?小さな声で、そう付け加えて、彼女の反応を待った*]
(@3) 2015/02/06(Fri) 21時頃
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/* 空気ヘビーな組を余計にヘビーにしてる感じある
(-23) 2015/02/06(Fri) 21時頃
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/*調子に乗って明るく振る舞うロールは回収したので、頃合いを見て嘘ばれしたい。油断と失敗フラグは回収されねばなりません。>>2:2*/
(-24) 2015/02/06(Fri) 21時頃
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……わあぁぁあ… やめてえ……
………や……め…て……
や……め……て……
…… ……
うぅぅ………うぅ……
[耳を塞ぎながら>>28の言葉にただひたすらとやめての言葉。 ここに抱いていた幻想はガシャンと音をたててくずれて絶つ選択すら虚空に消えて。 ひよこのヌイグルミはそんな私を見るように横になって無残に転がっていた。]
(40) 2015/02/06(Fri) 21時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/02/06(Fri) 21時頃
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[ナイフを見せられて腰を滑らせながらずるずると後ずさりする。 怯えきった目の焦点はナイフだけを見つめて いま自分で刺そうとした凶器に恐怖だけを見せた。 >>@3 知らない……私何も知らない…
もうやめて……やめて…… [死にたい理由を聞かれてもガチガチと震えたまま 変化はない]
(41) 2015/02/06(Fri) 21時半頃
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……。
[問いに、明瞭な返事は返らなかった。>>41 少しだけ肩を落としながら、梶を見上げる。]
梶さん。
神鳥さんが、……もう少し、落ち着いたら。 休めるところ、連れていこう。
[いくら快適な気温を保った場所と言っても、所詮廊下だ。 身重の身体で硬い床に座り込んだままというのはつらいのではないかと、まずは身体的な負担の軽減を優先することに決める。]
……あ。 動けなさそう、だったら。 おんぶしてあげてね。
[彼女と僅かにしか身長の違わない自分には、彼女を背負うのは無理だ、と。そんな一言も付け加えた。]
(@4) 2015/02/06(Fri) 22時頃
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[提案>>@4に、梶と、それから神鳥から何らかの反応はあっただろうか。
怯えたまま、カタカタと震える彼女を見て迷う。 人との関わりが薄かったから、こういう時に、上手に優しくしたり宥めたりする方法をろくに知らない。 現にさっきだって神田を元気づけようとして失敗したばかりだ。>>0:@14>>0:117
梶の方がそういうのは上手そうなのにな、と少しだけ恨めしいような気持ちになる。 結局、無言のままで震える背を遠慮がちに撫でるに留めておいた。]
(@5) 2015/02/06(Fri) 22時半頃
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[……でも、神鳥さん。 背を撫でながら、内心で思う。
あくまで推測でしかないけれど、中学生という年齢に手首の傷跡。こうやって取り乱す姿。 たぶん、このことで随分白い眼を向けられてきたのだろうなと思う。 もしかすれば、親からも冷ややかな目で見られたかもしれない。
もうやめてほしい。 考えたくもない。 死んでしまいたい。
その気持ちが、全く分からないわけではなかったけれど。 生きるにしても死ぬにしても、此処でもなお決断を迫られる時がやってくることを知っている。
今は硬く閉ざされた、扉や窓。……けれど、いずれは。 思って、そっと目を伏せた。*]
(@6) 2015/02/06(Fri) 22時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/02/06(Fri) 22時半頃
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え?うん……
[さりげなく言われた言葉>>@4に、考え込んでいた事もあり思わず肯定の返事をしてしまう。その後、言葉の意味を理解してはあ!?と声をあげた]
なんで俺がそんなことしなくちゃいけないの。 死にたがってるんだし、ここに放置しときゃいーじゃん。 しかもお誂え向きに死体の処理はしなくて良さそうだし?
[げんなりしながら、そう言ってみせる。どうして俺がそんな、善人の真似事をしなきゃいけないんだ。本当にこの少女にはイライラされっぱなしだ*]
(42) 2015/02/06(Fri) 22時半頃
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/* わたしの発言めっちゃ読みにくいだろうなごめんね……って思いながら打ってる。でもこういう風にしか打てないんやーーあと打ってる本人はすごいたのしいのですみません!
特に神鳥さんみたいな結構短文で投下してくスタイルの人には相性悪いんじゃないかとちょっと心配だったり。読みづらかったらすみません。
あと辻村作品読んでる人って文章にたまに透けてて愛おしいです。 なべさん。
(-25) 2015/02/06(Fri) 23時頃
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ひとくせもふたくせも
[ここに来て会った人を順々に思い返す。 あなたに勝てる人はいなさそうです、ピエロさん。
そうは言わなかったけれど、確かに個性的な面々かもしれない。 制服のひとびとに関しては、瑛美には"普通"に見えていたのだけれど。]
……なにか言いました?
[聞き取れなかった言葉>>35には、首を傾げる。 なんでもない、と言われれば、すとんと納得してしまった単純さ。]
(43) 2015/02/06(Fri) 23時頃
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[渡されたボウルを抱えて、米をそこにあける。 量の感覚はないが、そのくらいなら炊き始める前になんとかできるだろう。 ザクザクと手首を使って米を研ぐ。 作業を進めながら、質問>>37に、]
わたしは好き嫌いはないですけどーーあの子に聞いておけば良かったですね
[カレーをリクエストした少女のことを思い出して、そんな呟きをこぼす。 彼のいう"証明"には、少し考えて漸く理解が追いついた。 ああ!とすっきりしたのも束の間で、その言葉の指すところを理解して、抗議の声をあげる。]
たっ……確かに本も手品も知らないですけど、料理に入ってる野菜の形くらい…………
[ならやってみろ、と言われると、ほとほと困ってしまうのだけれど。 話を逸らすように、そういえば、と続けて口を開く。]
(44) 2015/02/06(Fri) 23時頃
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なんか、ありましたよね 意識だけ連れてかれる、みたいな話 気持ちを持ってかれると、命まで取られるぞ、とかいう ああいうの、今なら信じれそうですもん 皆さん、実在してるにしたって、この空間が現実感なさすぎで
[どこで聞いたんだったか、信憑性もない都市伝説だけれど。]
あの、ところでお米、どこまで研げば良いんでしょう
(45) 2015/02/06(Fri) 23時頃
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/* >>44 りんごっ りんごっ
(-26) 2015/02/06(Fri) 23時頃
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あはは。誠意努力しますよ。
[レディをエスコート>>30、という自分とは縁遠い言葉に。 思わず苦笑して、気恥ずかしそうに頭を掻こうとして――その笑顔が凍った。 手が、再び震えていた]
(……まあ、普通に考えて。もたなたいよな)
[心の中で自嘲して、さりげなく手をポケットに突っ込む。 早くこの場を離れなければと思案する。 五十嵐の前で取り繕うのは、気力を遣う。 個室と倉庫があるばかり>>30、という五十嵐の言葉に。 ああ、確かそんな構造だったよな。と部活合宿の記憶を辿って]
まあ。五十嵐さんも全部の部屋見たわけないって事は。 探検の価値アリってことですよね。
[少し早口で捲し立てて。 ちょっとこの場を離れないか。と、瑞希に目で訴えた*]
(46) 2015/02/06(Fri) 23時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/02/06(Fri) 23時頃
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[背中をなでられてそのまま蹲ると顔を伏せてそのままむせび泣いた。後に残ったのは後悔、そして全てからの逃避]
もう…ほかっておいて……
私‥誰ももう……見たくない……
[小さく呟きよろついた体で泣きながら和室へと向かった。]
(47) 2015/02/06(Fri) 23時頃
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[思いの他あっさりとした返事が梶から返ってきたと思ったら、そう間を置かずに素っ頓狂な声が上がる。>>42 うっかり零してしまった、そんな肯定だったようだ。]
今、うん、って言った。
[つらつらと並べ立てられる言葉は聞き流して、それだけを返す。 どうしても渋られるようなら、言質は取った、そんな体で押し流そうと少々強引なことを考えている時だっただろうか。 神鳥がふらりと、けれど自力で立ち上がった。>>47]
……あ、
[追いかけるべきだろうか。彼女の動きを追って自分も立ち上がったが「放っておいて」そんな言葉に足を止める。 代わりに、去りゆく小さな背中に向かって、声を投げた]
……神鳥さん。 おなか、すいたら。台所、来てね。 ネイさんたちが、ごはん、作ってくれてるって。
[声は届いただろうか。 言ってから、そういえば自分のリクエストのせいでカレーになるかもしれないのだった、と気付く。刺激物は流石に重たいだろうか。 せめて、彼女が台所へ来た時に食べられるよう、林檎ぐらいは剥いておこうか。そんなことを思った*]
(@7) 2015/02/06(Fri) 23時半頃
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/* なんかいつも村内でお腹すいてる気がすんのね。なんでだろうね。
(-27) 2015/02/06(Fri) 23時半頃
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……行っちゃった。
[神鳥の背中が見えなくなった頃、ぽつりと零した。 ひとりにすることに不安感はあったが、出来ることがそうあるとも思えない。 泣き疲れて、眠ってしまって。そうして少しでも心と身体が回復してくれたなら、今はそれが一番であるように思う。
梶がまだ横にいるようであれば、彼を見上げる。]
……ネイさんたちが。 ごはん、作るって言ってた。
行く?
[肯定の返事が返れば一緒に、否と言われたならひとりで台所へと引き返すだろう*]
(@8) 2015/02/07(Sat) 00時頃
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[千秋としてはちょっとした冗談のつもりだったのだけれど、予想外にかわいらしい反応が返ってきて、目を逸らした。>>44 続けられた瑛美の言葉に、同意するように頷く。]
僕もそんな感じ、やと思います。精神、言えばいいんですかね。それこそ、皆でおんなじ夢を見とる、みたいな。
[それが、瑛美や五十嵐の知る現象と奇妙に一致するとは知らぬまま、千秋は言葉をこぼす。 重要なこととも思っていないから、すぐに思考は瑛美の問いかけへとずれる。]
(48) 2015/02/07(Sat) 00時頃
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ああ、十分やと思います。研ぎ過ぎてもお粥みたいになってまいますし。それ、お釜に移して、少し水を吸わせときましょ。
[普段の千秋を知らない人たちだからこそ、ほとんど素に近い会話。せいぜい、関西弁でしゃべることにだけ気を遣えば良い程度。二人との会話は、非現実的な状況もあってか不思議と楽しく……だから、油断した。]
あ、お米を移したら、カレー用の鍋、出してもらえます? や、そっちの普通サイズのやなくて、寸胴鍋の方。確か、そっちの棚に入ってた覚えがあるか……ら……。
[千秋は、最後まで言えず、口を噤んだ。それすらも失態だった。 合宿所に来たことは無いと言ったはずの千秋の失言は、二人に気づかれただろうか。]
(49) 2015/02/07(Sat) 00時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/02/07(Sat) 00時頃
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[レディだとか。エスコートだとか。>>30 太一へと向けられているそれは、まるで自分の事とは思えない程遠さを感じて。 ただ、その言葉を選んだ臨也と彼自身の身なりに多少ギャップを感じて、それは僅かに興味へと変わった。
不意に自身へと向けられた言葉に、少し様相を崩して。>>30]
だから、気遣いは要らないってば。
[と念押しつつも、それは先程とは違って拒絶の色はなく。 臨也から二階の構造を聞けば>>31、右手を口元へと当てて、思案するように軽く腕を組む。]
個室と倉庫、ね。 ……んー…、個室は何にも無さそうだし。 何かあるとしたら倉庫だろうけど……
[呟くように言葉を落として、同じ話を太一も耳にしているだろうかと彼へと目を向ける。]
(50) 2015/02/07(Sat) 00時頃
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[ふと、目にした彼に。僅かに違和感を覚えて。>>46 一瞬、瑞希も動きが止まっただろうか。 さっとポケットへと隠された手へと視線を移せば、仕舞われた腕は微かに震えている。]
――っ…。
咄嗟に、その原因を確認するように彼の表情を伺えば。 絡んだ視線にその予感が的中していることを確信して>>46]
…あ…、えっと…。 だったら、私、倉庫見てみたいんだけど。
……太一くん、一緒に来てくれる?
[冷静を装うように尋ねた声は、二人にはどう聞こえただろうか。*]
(51) 2015/02/07(Sat) 00時頃
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/* 台所組かわいくてしにそう
(-28) 2015/02/07(Sat) 00時頃
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――和室――
[和室に戻るとドサっと倒れこむ。子供への罪悪感は歯止めをかけず自身を苦しめる。いつまでも心に響く>>1:184>>1:194
本当にこの子が言っているような気がして、それでも拒否した自分への報いだろうか悲しみは止まらない。
一体何度傷つければ気が済むのだろう。自身の身はこの子の命だと言うのに……。]
しかしそれでもなお死にたいと願う自分も止められず。食欲はないもののお腹の空いていた事実に餓死ならば…とも考えて 結局葛藤を繰り返しその部屋で丸くなって疼くまる]
ご飯……食べたい? ごめんね……お母さん……
もうどうしていいかわからないの……。
どうして欲しいか……教えて……。
(52) 2015/02/07(Sat) 00時頃
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/* ぎゃーー。俺、誤字ってるーーーーーーー。 ばかばかばか。
(-29) 2015/02/07(Sat) 00時頃
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うん、瑞希ちゃん。行こう。
[瑞希の提案>>51に、ほっと息を吐いて。 五十嵐に軽く頭を下げると。 やや早足でその場を後にするだろう。 顔には脂汗。倉庫に入れば、扉をばたんと閉めて。 ずるずるとその場にへたり込んだ]
……ごめん。また迷惑かけた。
[震える手で、顔を覆った]
(53) 2015/02/07(Sat) 00時半頃
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[頭が、ガンガンとする。痛い。 時折聞こえていた幻聴は。 今はハッキリとその存在を主張してくる。
――その女から薬を奪え。
幻聴が言った。 うるさい。うるさいうるさい。 必死に頭を振って、幻聴を追い出そうとする。
――おまえの力ならそれが可能だろう。 ――楽になりたい。そうだろう。
続けざまに、幻聴は甘言を吐き続ける。 手の隙間からそっと瑞希の様子をうかがう。 すう、と自然と視線が。 瑞希のスカートの中の“それ”>>1:89に注がれた]
(54) 2015/02/07(Sat) 00時半頃
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/* ktkr!!+(0゚・∀・) + ワクテカ +>>54
(-30) 2015/02/07(Sat) 00時半頃
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[去って行った少女を、興味を失ったような視線で見送る>>47 もう、自分の言葉は必要ないだろう。後は緩やかに折れるだけ。もっとも、ここに居てはもしかしたら永遠に折れる事すらできないかもしれないけれど。 続けて聞こえた小さな声に、批難するような響きがないことに少したじろいだ。>>@8]
……あんた、俺のこと責めないんだな。 普通の感覚した奴なら人でなしだなんだって責めるのに。 あぁもしかして、あんたはこんな”人でなし”にも優しくして良い人ぶるタイプ?
[彼女の裏表もない、純粋に人を見る瞳が怖かった。軽薄な微笑みと不遜な態度で隠した態度を、表面からばりばりと引き剥がされそうな。だからこそ、…は彼女が嫌いだ]
……おなかはすいたけど、あんたとは一緒に行きたくない
[まるで小学生のような憎まれ口を叩いて、俯いた*]
(55) 2015/02/07(Sat) 00時半頃
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……うん。
[返答に、小さく頷きを返して。 不安の種が胸に芽生えるのを感じながら、すぐに歩き出す太一の後を追い掛ける。
太一の背中を追いかけて臨也の傍を通り、擦れ違う頃。
ふと臨也へと視線を投げる。 言葉にならない不安を、訴えるように。 しかし、それは口にすることは出来ずに]
……じゃあ、また。
[別れを告げる言葉へ変えて、ぱたぱたと太一の後を追いかけていく。]
(56) 2015/02/07(Sat) 01時頃
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――2F・倉庫――
[締まった扉の音が、無闇に大きな音に聞こえて。>>53 扉からゆっくりと太一へと視線を落とす。 扉を背にその場にしゃがみ込むようにして座った太一の額には、脂汗が浮かんでいて、余程の深刻さが伺える。
――これが、薬物中毒者の症状だろうか。
症状は知ってはいても、対処法までは知らずに。 ただ、彼へと不安げな眼差しを向けるだけの自身を歯痒く思う。 無意識にスカートのポケットへと手が伸びて、動きが止まる。
スマホを手にしても、この場が圏外のままだ。>>0:27 携帯からは何も情報は得られないだろう。
謝罪を重ねる彼に、緩く首を振って]
別に。いいけど……。
(57) 2015/02/07(Sat) 01時頃
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[彼の様子を伺うように自身も膝を曲げて、しゃがみ込む。 掌で覆われた表情はその様子を伺うことを出来なくて。]
……辛い?大丈夫?
[そう、静かに尋ねる。
情報がないなら、この中に居る誰かに助けを求めなければならない。 ただ、この場に集っているのは殆どが年の頃を同じとする少年少女ばかり。 その中に対処法を知っている者が居るとは思えない。
唯一、知識を蓄えているのならば、先程あった臨也か。 もしくは、あの得体のしれないピエロか――?
一縷の望みに縋りたくもある。 だが、何も知らない者に話せば、それはただ、彼の悩みが人に知れることになる。*]
(58) 2015/02/07(Sat) 01時頃
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だって、窓も割れないんですもんね 現実って思うほうがムリっていうか
[結局のところ、考えても結論は出ないような話なのかもしれない。 んー、と諦めきれず考えていたけれど、指示>>49を聞き逃すまいと、ピンと背を張る。]
お釜? え、ちょっと待って、寸動鍋ってなに、大きいやつですか これ?このた……な?
[探す場所が合っているか、それを問おうとしたあたりでフェードアウト。 数秒固まって、まっすぐにその目を見つめてしまった。数度、瞬きを繰り返す。
あ、ヤバイ。そう思って、その後にすうと視線を逸らしたことの方が、間違いだったかもしれない。 ああ、きまずい。そう思いながらも開いた口は、どうにもぎこちなく動いた。]
ほらあ、やっぱり、忘れてたんじゃないですか
[あああ、へたくそ。もうちょっと何かなかったのか。 硬い動きで棚の前で固まったまま、泳ぐ視線とは裏腹に、口角を釣り上げた。**]
(59) 2015/02/07(Sat) 01時頃
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[慰めるように太一の頭へと、手を伸ばしながら。 スカートへと向けられた視線には気づけずに居た。>>54**]
(60) 2015/02/07(Sat) 01時頃
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[ 少年の受け答えは普通のもの。 ――途中までは。
突如としてその顔はぎしりと固まって、>>46 小刻みに震える手が目に入ったような。気のせいだったろうか。 そうして、僅かな間の後に、 早口で捲し立てる言葉にただ頷いてみせた。 ]
――…ハイハイ。個室は何にもねェだろうさァ。布団以外は。 おねんねしたいってなら有用だろうけどな。
[ 頷きと同時にオーバーに肩を竦めて吐いたのはそんな言葉。 それは何となく具合の悪そうな少年への気遣いも 含めたものであったつもりだけれど、通じたかどうか。 ]
…何か面白いものがあったら俺にも教えてくれや。
[ 二人が立ち去るようならその場で見送ることにしただろう。 最後に呟くように告げた言葉は届いてもそうでなくとも、 どちらでも構いやしなかった。 ]
(61) 2015/02/07(Sat) 01時半頃
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――…そう、また会えたら、なァ。
[ すれ違い際、少女から告げられた言葉へと返して。 その際、――おや?と思う。
何か、絡んだ視線の中に感じたように思えた。 しかし、その感覚も直ぐに溶け消えて、 男は漆黒の半眼を細めて去り行く背中を見送たのだった。*]
(62) 2015/02/07(Sat) 01時半頃
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……。
[心配そうに瑞希がしゃがみこむ>>58。 大丈夫かと問う彼女に、何かを答えようとして。 息が詰まった。天井が回る。動悸が酷い。
――今がチャンスだ。 ――取り戻せ。そうすれば楽になる。
頭の中の声が囁いた。うるさい、やめろ。 けれど。それに逆らう術はなくて]
ごめ。俺、我慢できな。
[掠れた声で呟くと同時に。 自分へと伸ばされた手>>60をひっつかんで。 瑞希を床へ押し倒した。 この体格差だ。意外とあっさりそれは成功して。 ぜえぜえ、と息が荒い。 吐息が届く距離に、瑞希の整った顔があった]
(63) 2015/02/07(Sat) 01時半頃
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(ああ、やっぱ可愛い)
[こんな状況でもそんなことを考えていて。 震える手を、まっすぐと。スカートへ伸ばし――]
(64) 2015/02/07(Sat) 01時半頃
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―――――ガンッ!!!!
(65) 2015/02/07(Sat) 01時半頃
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[すんでのところで正気に戻って。 自分の頭を倉庫の床に思い切り打ち付けた。 俺は今なにをしようとしていた。いったい。俺は。 額から、つうと血が伝った。 それを拭うこともせず、顔面蒼白なまま立ち上がる。 瑞希はどんな顔をしていただろうか。 まともに彼女の顔を見ることもできずに]
……ごめん。頭冷やしてくる。
[逃げるように、倉庫を後にするだろう。 取り返しのつかないことをしてしまった。 頭の中はぐちゃぐちゃだった**]
(66) 2015/02/07(Sat) 01時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/02/07(Sat) 01時半頃
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/* 赤窓使うの本当に何に使うか悩み続けてもう残り時間の方が少ない
(-31) 2015/02/07(Sat) 02時頃
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[ 早足で去っていった背が見えなくなるまで、 男は眇めた半眼をそちらへと向けていた。
けれど、それも大して長くは無いこと。
…人気の無くなった廊下は閑散としていた。 男はあくび一つを零して下駄を鳴らす。 二人の行く末が倉庫である事だけ頭に留めおいて。
来た道を引き返して階段をからころと降りたのだった。 硬質な階段に下駄の音がからころと鳴る。
持ち合わせの飴は底を尽きたけれど、 下衣を探ればガムが一つきり。口へ含んでぷぅと膨らませた。]
(67) 2015/02/07(Sat) 02時頃
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[ ――――その時だ。
視界の端、滲むように、インクでも溢したかのように。
…じわ。
…じわ。
黒い黒いシミが広がって、男の眼球を塗り潰そうとする。]
(68) 2015/02/07(Sat) 03時頃
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[ ――それは、男の識るところの六番目の感覚。
『 フラッシュバック 』
そんな名前を付けたのは誰だっけ。 ぐるぐると回る世界と、音叉にも似た耳鳴り。
壊れたメリーゴーランドに乗せられているようで。 この感覚は幾度体験しても――大嫌いだ。
咄嗟に壁に手を着き、体を支え…、 だけれども、男に出来たのは、そこまで。
口の中へせり上がる味は肉。肉。肉の味。]
(69) 2015/02/07(Sat) 03時頃
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『 ――鳥と話すだなんて、気味の悪い子。 』
(70) 2015/02/07(Sat) 03時頃
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[ 思い出したのは一言。 ――けれど、その一言を放ったヒトは、 反射板みたいな眼鏡をかけて、赤いルージュを塗った唇で、 無機質に、無表情に紡ぐのだ。
"不気味な子"
"ちっとも可愛くなんてない"
"可愛い女の子が、よかったわ。"
そうして、今月分と書かれた封筒を男へと手渡して、 ……思い出したのは、それきり。]
(71) 2015/02/07(Sat) 03時頃
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[ 大きく一息吐けば、何とか眩暈も収まった。 手を置いた壁は室温よりも人肌よりもやや冷えて。
男は暫し一人でそこへ寄り掛かっていた。**]
(72) 2015/02/07(Sat) 03時頃
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ミルフィは、リーに話の続きを促した。
2015/02/07(Sat) 08時頃
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[梶の言葉に、瞬きをした。>>55 先ほど浮かんだ彼への感想>>@2が、再び頭を擡げる。ああ、この人、やっぱり全部分かってやっているんだ。 分かった上で、刺すような言葉を吐く彼の真意。]
……責められたいの?
[湧き上がった疑問は、言葉を選ぶ間もなくするりと唇から滑り出た。 そして、考える。私は、どうなんだろう。優しくしたいんだろうか。良い人に、なりたいんだろうか。 少なくとも彼のように振る舞いたいとは、自分は思わない。……でも。]
(@9) 2015/02/07(Sat) 09時半頃
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……私は。 何も、知らないのに、人を軽蔑したり、責めたり。 そういうことをするのは、こわい。
[須藤と神田の前で呟いた言葉>>1:@8を、もう一度、──少しだけ形を変えて。 弱音を吐く声音でなく、淡々と事実を述べるように。
言ってから、此方の方が真実に近いと自分でも思う。駄目だからそうしないんじゃない。 薬物に手を出すことも年若い妊娠も、人を煽り追い詰める言葉も、決して是とは思わない。 だけど、私はきっと怖い。 ……いつまでもいつまでも、脳裏に蘇る言葉がある。
『日向さん、貴女は、どうして』
崖っぷちだった。もう、逃げ場所なんて断たれていた。怖いと思った。だから。 同じように、目の前の彼にも怖いものが有るのだろうか。突き刺す言葉と薄っぺらい笑みの、その奥底に。 子どものような言葉を吐いて俯く彼に、問いかけた*]
……梶さんが、こわいものは、何なの。
(@10) 2015/02/07(Sat) 09時半頃
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/* 刺しっぱなし日向……。 今日中には回想落とす!もう今日ぐらいしか落とせる日ない。
(-32) 2015/02/07(Sat) 09時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/02/07(Sat) 09時半頃
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/* そういや縁故埋まらなかったですネ! 日向が此処に来てからそう経ってないのか、それとも結構な時間が経過してるのか決めかねていたので縁故諦めちゃったナー。
強いて言うなら、神田&須藤組、五十嵐さんあたりには懐いていて、梶さんはたぶん最初からこいつ気にくわねーーって態度でくるから逆に話しやすいんだと思います。 あとは神鳥さんと須藤さんの秘密を知っていること、神田さんは須藤さんの秘密共有仲間ってぐらいのものか。
(-33) 2015/02/07(Sat) 09時半頃
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/* アッ ミズキは促しありがとな でももう昨日みたいに長い回想はしないから…多分…
二重表現つらい…
(-34) 2015/02/07(Sat) 12時頃
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/* もう回想20発言とか、メモにアンカでまとめようとしてみてこいつ…と思ったよね。
今日が最終日?だよなあ。 さて、どうしたもんか。
(-35) 2015/02/07(Sat) 12時頃
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/* 下駄が便利で便利でからころ使い回してる ちょっとレトロぽい雰囲気の人いいなって思ってしまったのが運の尽きさね。
あとは煙管でも持ってりゃあカンペキだったかねェ。 しかし、俺は甘党なのであった。
(-36) 2015/02/07(Sat) 12時頃
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/*>>59 良い子だ……! しまった、交流を持ってるから傷を抉るより庇ってくれたみたいな……! ど、どうしよう。どうしよう。*/
(-37) 2015/02/07(Sat) 12時半頃
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/* 回想が小説書いてんのかなって量になった こまっている
(-38) 2015/02/07(Sat) 13時頃
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[ぱちり、と視線があった。>>59 バレた。嘘をついていたという事を、認識された。 瑛美の目がそろりと逸らされて、千秋の心は沈む。次には、糾弾の言葉が飛んでくるのだ、と思い当たる。それこそ、犯人扱いを受けても仕方がない。 けれど、覚悟したはずの言葉は、飛んでこなかった。]
『ほらあ、やっぱり、忘れてたんじゃないですか』>>59
[耳に届いた言葉で、瞼の裏がじわりと熱くなった。鼻の奥がツンと痛んで、千秋は思わず目を閉じる。瞬間、ぼろりと涙がこぼれた。]
え、あれ。ちょ、待って。 ちが、違うんです。これは、玉ねぎが目に染みただけで。
[手で目を隠して、必死に言い訳を重ねる。瑛美からかけられた言葉の響きが、自然なものではなく、むしろ生硬かったことが、余計に刺さった。]
(73) 2015/02/07(Sat) 13時頃
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[こんな状況で、あからさまな嘘をつかれて、騙されていたと気づいて。それを、ぎこちなくも無かったように振る舞おうとしてくれた。だというのに、自分はまた、誤魔化すように嘘を重ねて。しかも、ついさっきまで切っていたのは玉ねぎではなくて人参だった。]
ごめん、ごめんなさい。
[瑛美と寧斗から顔を背けて、千秋は何がとも言わずに、ただ謝罪の言葉を口にした。本当はもっと、違う言い方があったはずなのに。涙はまだ止まらなかった。]
(74) 2015/02/07(Sat) 13時頃
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/* ああああああかわいいめっちゃかわいい台所組かわいいしぬ
(-39) 2015/02/07(Sat) 13時半頃
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[>>@9,>>@10平気な顔で会ったばかりの人間に優しくできる人間の方が怖い。軽蔑して、相手を煽って、感情むき出しに最初から嫌われた方が、良いじゃないか。そもそも優しくされるのも褒められるのも好きではない。すごくイライラする。こいつは何にも自分のことをわかってないと思うと、やはり言葉を叩きつけてしまう。だったら最初から、罵る言葉がほしい]
俺が、怖いもの。
[戸惑いを知られたくなくて、視線を合わせないように瞳を閉じた]
あんたには、一生わかんないよ。
[だってあんたは、そうやって顔を晒しても平気そうだもんな。その言葉は、心の中に押し込めた*]
(75) 2015/02/07(Sat) 14時頃
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―― 2F・倉庫 ――
[何かを訴えようとしている太一が、息を呑むのが分かる。>>63 浅い呼吸に、泳ぐ視線、震えの止まらない指先。 それは間違いなく、薬物に飢えた禁断症状。 微かに聞こえた声は謝罪の言葉が混じっていて>>63、自分自身と戦っている事が伺えた。
瑞希が触れるよりも先に、手を掴まれた刹那。]
……――っ!?
想像以上に強い力で引き寄せられて、床に身体を押し付けられる。 一瞬、何が起こったのか分からずに、その衝撃にぎゅっと目を閉じて耐え、薄っすらと瞼を開くと。 自身の身体に覆い被さるようにして、身体を挟む太一が見えた。
ドクン――。と心臓が波打つ。
それは忘れかけていた彼に対しての畏怖と>>0:248、過去から来る記憶を呼び起こされて>>1:13、驚きと共に、じわりと恐怖が身体を支配していく。]
(76) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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ていうか今気づいたけど、悩みかぶっちゃった死にたい 神田ちゃんとかぶっちゃった まあいいやこっちホモだし よくねーよ!!!!!!!幼少期にいたずらネタかぶったとか死にたい
(-40) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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まあ今更悩み変える気ないけど こういうのって早い者勝ちだからなーーーあーーーーごめんよ神田ちゃんマネした訳じゃねーんだよ……
(-41) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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―― 記憶 ――
[人通りの少ない住宅街。 一人で帰路に着いた帰り道。
不意に背後から忍び寄る影に気づけずに。 思い切り肩を掴まれて、公園へと引き摺り込まれた。
街灯の届かないその場所で、覆い被さる影しか形は掴めず。 無理矢理押し付けられる身体と、荒いだ息が耳につく。 ザラついた手が肌を、衣服を弄って。 気持ち悪さしか感じられずに、 不快さと恐怖心だけが脳裏と身体を埋め尽くす。 ただその影から逃れたい一心で。 必死に抗いながら、無心で悲鳴を上げ続けた。 悲鳴を聞いて駆けつけた住民に助けられ、事無きことは得たものの。 ずっと身体の震えは止まらずに。 心には、今も深い傷跡を残す――]
(77) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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あ、でもいたずらまではされてない?尾行だけ? だったらまだかぶってない
(-42) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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―― 2F・倉庫 ――
[ひゅっと息を吸い込んで、太一を見上げる。 怯えは隠すことは出来ず、ふるりと弱く首を振って]
……い、や、……
[喉を振り絞って口に出来たのは、たった二文字。 髪を揺らし、肌を擽る吐息にびくりと身体を震わせて。 逃れるように視線を下方へと落とせば、太一の手がスカートへと降りるのが見えて、思わずその手から逃れようと身体を捩る。
スカートのポケットにしまった注射器のことなど、その時ばかりは忘れていた。 ただひたすら男の重みから逃れたくて。 太一の身体を突き飛ばそうと、彼の手に胸に当てようとしたその時。]
(78) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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いややっぱりだめだ!!!!!!!!!!!!!!めっちゃかぶった!!!!!!!!!!!!!!!ごめん!!!!!!!!!!!!!!
(-43) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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しにたい
(-44) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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―――――ガンッ!!!!
[突然の衝撃音が耳に届く。>>65 その音の原因を確かめるべく目を向ければ、額を床に押し付ける太一が見えて、目を瞠る。
身体の上から太一の重みが消えていく。 呟く声は、耳に届いてはいるものの>>66、 すぐに反応することは出来くて。
ゆっくりと身体を起こし、手の震えを堪えるように胸元のシャツをきつく掴む。
改めて彼を見上げれば、太一の額には血が伝い、顔色は白く。 瑞希自身より、彼の方がよっぽど悲壮に見えて]
……あ、……
[そこでようやく、彼が薬物への飢えに堪えていた事を思い出す。]
(79) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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まあもういいや しーらん!!!! かぶってるけどこっちホモやし!!!!!! ホモショタやし!!!!!!だいじょうぶやし!!!!!!!!!!
(-45) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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(絶望顔)
(-46) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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待っ、て……
[約束したはずなのに。>>1:166
倉庫を出ていこうとする太一の背に声を投げる。 彼の耳に届くのが早いか、彼が倉庫を後にするのが先か。 もし声が届いたとしてもその声はか細く。 交わしたはずの約束とは、随分とかけ離れていた。>>1:166**]
(80) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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/* そういえば、回想に書き忘れたので彼女サイドの回想を静かに灰に埋めておこうかな。 さすがに唐突に表にはだな…。
(-47) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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あ、え、ま、まって……
[じわり、と彼の目を濡らしたもの>>73>>74に気が付いて、 探し物も投げ捨てて思わず飛び上がった。
人を泣かせたことがないとは言わないが、 寧ろ長いこと、泣かせ、泣きながら意見をぶつける日常を送って来たのだが、 これは予想していなかった。
どうしよう、という気持ちを込めて、ネイさんと千秋を交互に見上げる。]
ご、ごめんなさい! ちが、ちがうんです、そういうつもりじゃなくて……あっでも、それはちょっと、きびしいですって めっちゃニンジンじゃないですか タマネギ……タマネギ、ふふ
[慌てて要領を得ない弁解を口にしながらも、場違いに少し笑みがこぼれた。今度は自然と。 焦ってまた赤くなった頬と緩む口元を押さえて、笑いの混じった声でまた「すみません」と呟いた。]
(81) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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/* 千秋君が目を押さえてると気付き見ざる言わざる……………
(-48) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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神田ちゃんごめんね…もう時間ないから、申し訳ないけど悩みは変えないで行くね…ほんと申し訳ない…
(-49) 2015/02/07(Sat) 15時半頃
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いやーでも、どうにかなるかな、まだ更新時間まではあるからなんとか変えよう……なんとかなるかな……はぁ……
(-50) 2015/02/07(Sat) 16時頃
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/* >>75 なんだかわいいじゃないかこのひと!
(-51) 2015/02/07(Sat) 17時半頃
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― 洗面所 ―
[逃げるように。走って。走って。走って。 いつのまにか、最初に目を覚ました洗面所>>0:5に寝っ転がっていた。 振り絞るような、瑞希の拒絶の言葉>>78が耳から離れなくて。 あの忌々しい幻聴は、もう聞こえなくなっていた。 のそのそと、立ち上がる。洗面台の前に立つと、苦笑した]
ひでえ顔してやがる。
[鏡に映った自分の顔を見て、ぼそりと呟く。 まるで死人のように、青白い。そして]
……血。
[自分で打ちつけた額には、赤黒い血が付着していて。 あの夏の記憶が、ふっと頭にフラッシュバックした]
(82) 2015/02/07(Sat) 18時頃
|
|
― 夏の記憶 ―
[大丈夫か、と。マウンドに倒れ込んだバッターに駆け寄る人々。 数瞬遅れて。ああ、自分が放ったボールがバッターの頭に当たったのだ。と理解する]
……うそ、だろ。デッドボール。
[小さく呟いてから、我に返る。野球帽を外して、頭を下げた。 いつまで経っても立ち上がらないバッター。しん、と応援の声が止んで静まり返る球場。運ばれてくる担架。自分への非難の視線。 ひどく、頭が混乱した。つう、と冷たい汗が流れる。 担架に乗せられたバッターの額には。血、血、血……]
俺が、やったんだ。
[その目は虚ろで。先程まであった、『あと1勝で甲子園』とかいう浮かれた気持ちはなくなっていて]
……俺の、せい。
[その回は、滅多打ちされて大崩れとなった]
(83) 2015/02/07(Sat) 18時頃
|
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― 洗面所 ―
……どうすればいい。俺は。
[絞り出すような声で、鏡の中の自分に向かって呟く。 その顔は今にも泣きだしそうで]
どんな顔して。 謝ればいいんだよ。
[また俺は同じ過ちを繰り返したんだ。 瑞希の怯えた声>>78が頭の中に木霊して。 誰かを傷つけることしかできない自分なんて。 消えてしまえばいい]
いっそのこと。 このまま、ここから出られない方がいいのかもな。
[ぽつり、と本音が漏れた**]
(84) 2015/02/07(Sat) 18時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/02/07(Sat) 18時頃
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【 とある少女の記憶 昔のこと 】
少女が地元ではなく、地元よりも少し離れた学校へ進学したのは、地元の学校では少女の顔を知る者が多いと考えたからであった。
幸い、少女の母親は少女の進学先には興味がなく。 暫く電車を乗り継いで、住宅地も疎らになるその学校へ進学を決めた時も、好きにすればと言い放っただけだった。
制服が特段可愛いというわけでもなく、何かの部活に特化した学校というわけでもなく。 ただただ自然に恵まれたばかりの緑の目に付くその校舎。 春には桜色。夏には鮮やかな新緑。秋には橙色。 冬は。少しだけ寂しくなりそうだけれど、星が綺麗だろう澄んだ空気。
内気な少女は人に話しかけることが苦手(>>1:111)で、長く下ろした色素の薄い茶色い髪越しに鮮やかな世界を眺めていた。
――そんなある日のこと。 長い髪を括って、暖かい木漏れ日の中で体育の授業。 少女の嫌いな二人組を作る指示、奇数の集団だったから、一人離れて幾つものペアが出来上がるのを見ていたけれど、幾分か離れた校舎の屋上。 立ち入り禁止のその場所の、一番高い給水塔の上。 何かが動いた気がして目を凝らした。>>1:96
(-52) 2015/02/07(Sat) 18時頃
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それが、まだ当時は名前を知ることもなかった少年との初遭遇。そのことを、少年はきっと知らなかっただろうけれど。
少女はそれからも外へ出る授業の度に屋上の上へ人影を見るようになった。 黒い学生服を着ているように見えるその人影は、学年は知らずとも、きっとこの学校の男子生徒なのだろう。 授業中であるはずが、何故、あんな場所に?
少女の心の奥でむくむくと好奇心が身をもたげ、ある日、担任の先生にその人影について聞いてみたことがある。
神経質そうな女の先生はあまり気が進まなかったようであったけれど、それでも、それが二年生の生徒だということは教えてくれて。真面目に出席さえすれば成績はいいのにねえなんてボヤいていた。
その時は、その存在だけを知ることが出来ただけだった。 顔も声も、名前も知らない、誰か。 聞いた情報は少女の頭の奥底へと仕舞い込まれ、暫く思い出されることはなかった。
(-53) 2015/02/07(Sat) 18時頃
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早朝の薄ら寒い白い明かりの差し込む廊下。 少女が図書室へ向かう人気のない廊下を歩いていた時のことだった。
――――…ドンッ!!
階段を目の前にした曲がり角で、歩いてきた誰かとぶつかった。
「 ――ぁ、……あー…、悪ィ。 」
黒い服装のその人影は気もそぞろといった様子で、一言詫びると階段の方へと歩いていってしまった。 廊下に落ちた、一つ学年が上であることを示す色の生徒手帳。
――落としましたよ。
少女がそう伝える間もなかった。
(-54) 2015/02/07(Sat) 18時頃
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「 ごじゅう……あら、し? 」
拾い上げたそれを悪いと思いながらも開き見て。 仏頂面の顔写真と共にその名前を口にしたのだった。
壁にかかった時計を確認すれば、まだ始業前。 確認したクラスへ生徒手帳を届ける時間は、ある。 幸いにも図書室への用事は済んだところ。 で、あれば落し物を届けるくらいは、と少女は思ったのだった。
――届けるだけなら、私でも。
らしくない考えは何の気まぐれだったか。 踵返して目当ての場所へと歩を進める傍ら、双眸を隠す茶色を帯びた髪をぎゅ、と殊更引き下ろしたのだった。
(-55) 2015/02/07(Sat) 18時頃
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その教室へと辿り着いた時だった。 すれ違った顔はよく見えなかったから、その教室にいた黒い学生服の人へと小さい声で話しかけ、生徒手帳を見せたその時に。
「 ……あいつなら、屋上にいるんじゃない? 」
苦虫でも噛み潰したように言われたその言葉で。 どきん、と左胸の辺りが一度鳴ったように感じて。 ああ、彼がそうなのだ、と。少女は悟ったのだった。
ごじゅうあらし。
風変わりなその名前を改めて胸に刻むように反芻して、教えてくれた人へと礼を言い、届けておきますと生徒手帳を持ったままにその場を立ち去った。
そうして、スカートのポケットの中。 生徒手帳を収めた場所に、使わないままのヘアピンがあったことを思い出したのだった。
(-56) 2015/02/07(Sat) 18時頃
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|
――その日は時間が飛ぶように流れた。 聞いていたはずの授業の内容は頭をすり抜けて、何処かへと飛んでいってしまい、気付けば昼休みになっていた。
そして、少女は階段を一歩、一歩と登っている。 目指す場所は屋上。 ヘアピンで止めた茶色を孕んだ壁はもう無い。
手のひらの中、大切に生徒手帳を握り締めて、少女は屋上の扉を潜ったのだった。
給水塔の上の人影(>>1:98)を少女が見つけるまで、あと――*
(-57) 2015/02/07(Sat) 18時頃
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……そっか。
[>>75 先ほどからの梶の言動は、どうにも子どもみたいだった。 一緒に行きたくないとか、一生わかんないだとか。それは全部、自分を突き放すような言動だったけれど、傷ついた、とは思わなかった。 むしろ何処か、迷子の子どもに対峙しているような、放っておけないような感覚さえ覚える。
よし、と顔を上げた。 梶が一緒に行きたくないというので、それじゃあ一足お先に台所へどうぞ、後から行くから。と言った旨の言葉を投げるつもりだったけれど。]
……じゃあ、ごはん。 食べに行こう。
[あっさりと、話を切り替えるようにそう言う。 唐突過ぎる提案に、彼はどのような反応を見せただろうか。
彼の抱え持っているものは知らない。分からない。 だって彼は、煽るような突き放すような言葉で、それを悟らせはしない。 だから分かるわけはないけど、ひとつだけはっきりしたことは、彼もまたおなかがすいてきているということだったので。>>55 ひとまず腹ごしらえをせんと、梶の服の裾を掴んで歩き始めようとするだろう。*]
(@11) 2015/02/07(Sat) 18時頃
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/* た、太一ぃぃぃぃぃぃ(´;ω;`)
(-58) 2015/02/07(Sat) 18時頃
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/* きゃーーーーーーーーーーーーー発言消した!!!!!! 書き直しぎゃーーーーーーー
(-59) 2015/02/07(Sat) 18時半頃
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/* 太一くんのこと長い間拘束してしまったけど、すごく絡みやすかったです。ありがとう。
(-60) 2015/02/07(Sat) 19時頃
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/* 今外に出てたら臨也さんに間に合うかな。 それとも、台所目指すかー?
まだ絡んだことない人と話したいな。 と、考えると台所かなと思ってるんだけど。 太一くんも台所行きたいんじゃないかと思ってしまうな? 後で箱触れる頃に考えようっと。そうしようっと。
(-61) 2015/02/07(Sat) 19時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/02/07(Sat) 19時頃
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/* メモの貼り忘れ多い……
(-62) 2015/02/07(Sat) 19時頃
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/* しかし、今更ながらに床の押し倒された辺りとか齟齬ってないか心配になってきた。 なんとなく馬乗り想像してたけど、そんなつもりなかった!とかならごめんね!
(-63) 2015/02/07(Sat) 20時頃
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/* あと、何がとは言わんが鍋ちゃんごめんよおお!!!><
(-64) 2015/02/07(Sat) 20時頃
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[完全に千秋の自業自得だというのに、瑛美までがそんなつもりではなかったのだと謝ってきた。>>81]
あやまらなくて、いいです。その、僕が勝手に、嘘、ついて、勝手にダメージを受けて……っていうか……。
[ダメージ、ではなかった。ただ不意打ちで衝撃を受けただけで、それはむしろ、逆の意味合いで。 続けるより早く、瑛美が笑いをこぼした。その視線は玉ねぎならぬ人参に注がれていた。千秋は先ほどまでとは別の理由で赤面した。たしかに、これはない。]
(85) 2015/02/07(Sat) 20時頃
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確かにこの場所はおかしいけれど、危ない場所じゃあなさそうだからね。 誰かと料理を作るなんて、普段でもしないからね、ボクは。
[口を動かしつつも、野菜の皮を剥き終われば、冷蔵庫に入っていた肉に胡椒を少々振りかける。下味をつけておくのは大切だ。本当に。 幸い、千秋がかなりしっかりしているようで、自分が口を出さずとも、手持ち無沙汰なエミに指示を出してくれているのは助かる。
と、その指示の中の、不自然な言葉>>49が耳についた]
(86) 2015/02/07(Sat) 20時半頃
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[棚の中の調理器具の場所なんて、知っていなければ分からない。 彼は、ここに来たことはないはず。なのに、それを知っていたということは――]
…ま、そんなこともあるよね!
[至った結論は、どうやら正解らしい。 狼狽えたようにこちらを伺う少年に、肩をすくめて見せる。 言葉も、口調も、至って軽く。決して責める気はないのだから]
(87) 2015/02/07(Sat) 20時半頃
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[自分の言葉はどうだったかは分からないが、少女の言葉は彼にしっかりと届いたらしい。 彼の頬を濡らす涙>>73>>74、それから駆け寄る少女の姿>>81に、ふ、と笑みを洩らす。微笑ましい。素直にそう思った]
じゃあ、後は頼んでもいいかな? ボクは少し皆に声をかけてくるよ!
[千秋はそれなりに料理が出来るようだし、これならカレーは無事に出来上がりそうだ。 自分の出る幕はこれ以上ないだろう。
‥‥というのは建前だ。馬に蹴られて死にたくはない、というのが本当のところ。 早口で告げた後は、足早に食堂から飛び出して行くだろう*]
(88) 2015/02/07(Sat) 20時半頃
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/* あっピエロさん!ピエロさん!待って! わたし今食堂向かってます!このままだとうまに蹴られてしまいます! ネイさんと一番絡めてない気がするので話したいけどエンカうまくできるかな……
(-65) 2015/02/07(Sat) 21時頃
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[ツボに入ったのか、ふつふつと湧き上がって止まらない笑いを堪えている中で、 千秋>>85の言葉は半分聞き流しているような状況だったのだけれど、
突然の宣言と、そのままに動いた道化師>>88に、ばっと顔を上げて。]
え、あの、ちょっと わたしが呼びに行く方が絶対良い……
[料理スキル的には、恐らく。 背中にそう声をかけたが、その背中は遠ざかっていった>>88だろうか。
ほとほと困った顔で、千秋を振り返る。 さっきまでの騒動なんて、スッポ抜けた風に。]
えー……どうしましょう わたし、ひとっ走り呼び戻してきた方が良いですか
(89) 2015/02/07(Sat) 21時頃
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──回想──
──おはよう、ございます。
[自分の喉を震わせて、響く音。
……初めにこの場所で目覚めてから、一体どれだけの時間が経過したのだろう。 時計やカレンダーも無く、窓の外の風景も変化しないこの空間では時間の感覚はすぐに失われていったし、わざわざ計ることもしなかったから今となってはもう分からない。 けれど、この空間で眠っては目覚めるたびに、何かを確認するように呟いているのは朝の挨拶。
既に何処か遠くところどころ朧になりながらも、時折蘇っては迫る記憶を手繰り寄せれば、最初に響くのは、声だ。 刺々しく、思い出すたびに今も少し身体が重くなる。]
『日向さん、貴女は。……どうして、喋ろうとしないの』
(@12) 2015/02/07(Sat) 21時半頃
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[場面緘黙症、という言葉を聞いたことがあるだろうか。 あまり広く知られてはいないかもしれない。家庭等では話すことが出来るのに、学校等ある特定の場所や場面では発話が不可能になる、そういう症状だ。 ──"学校"という集団の中で、日向あおいが直面した問題にはそんな名前がついていた。
家以外では話せない。家族とは喋ることが出来るが、それ以外の他者とはほぼ話せない。話せたとしても、ごく小さな声は聴き取ってもらえないことが常だった。 随分人見知りをするんだね。引っ込み思案な子だね。そう言われて育った。 理由を問われても説明のしようがない。どうしても喋れない、それだけだ。
小学校にあがって暫くした頃ぐらいだろうか。 流石に心配した母親に病院に連れていかれ、その症状に名前をもらった。 だからといって何が変わるわけでもなかったが、医師の「適切に支援していけば話せるようになるケースも多い」という言葉に、両親は随分安心したようで。 言葉を習うにつれて筆談で伝えることも覚えて、小学校のうちはそれで良かった。 親しい友人の前では時折小さな声で話すことも出来るようになったし、このまま改善してゆけば、と漠然と思っていた。]
(@13) 2015/02/07(Sat) 21時半頃
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[ゆっくりと改善は見えつつも、大勢の視線を集める場での発話は相変わらず苦手なまま、中学生になった。 中学生ともなれば、皆、他者に関心を持つようになる。 殆ど喋らない自分に奇異の視線を向ける者もいたが、数少ない小学校からの友人がフォローに入ってくれて、さほど気にはならずに済んでいた。
そうして、中学二年生になった時のことだった。 二年の担任は、年若い女教師だった。 努力、友情、そして勝利。どこかの少年漫画のような、そんな言葉がよく似合う人。 努力すれば。友情や愛情を持って接すれば。不可能なんて、きっとない。 ……彼女の視線が、"話そうとしない大人しい引っ込み思案の生徒"へ向くのは早かった。]
『日向さん、貴女も皆とお話したいでしょう?』 『少し勇気を出せば、大丈夫!頑張ろう』
[笑顔でかけられた言葉に、訳も分からないまま曖昧に頷いていた。 話は、したかったから。 きゃあきゃあと燥ぐ女子生徒の輪、くだらないことで盛り上がる男子生徒の輪。 そういうものを何処かで羨ましく思っていたのは、確かだったから。]
(@14) 2015/02/07(Sat) 21時半頃
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『日向さんが話せるように、皆で頑張って助けてあげよう』
[ある日の朝のHRで、女教師が言った言葉が始まりだった。 ……そこから始まった、彼女言うところの"特訓"は、もうあまり思い出したくはない。 教室の隅の"喋らない少し変わった子"が、一気に、望んでは居ない形で舞台へと引っ張り出された。 スポットライト代わりに突き刺さる視線で、手も足も口も強張る。 話そうとすればするほどに悪循環が生まれるばかりで上手くは行かない。]
『今日は無理だったけど、明日はきっと大丈夫よ』
[柔らかく励ますような言葉に、──もう頷けない。 耐えかねて、筆談で『どうしても難しいです』と伝えた。 弱音を吐いては出来るものも出来ないと諭された。そんなことの繰り返しだった。]
『……あおいちゃん。先生の言うこと、聞いた方が、きっといいよ』
[理解をしていてくれた小学校からの友人すら、遠慮がちにそう言った。 だんだんと必死さを増してゆく教師の姿に、少しでも喋れるところを見せれば状況も落ち着くのではないかと、そう思っての言葉なのだと今なら思える。 けれど、当時はただ目の前が真っ暗になって、期待にうまく応えられない自分への失望感が増した。]
(@15) 2015/02/07(Sat) 21時半頃
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[──夕暮れの教室で、彼女が言った。
『日向さん、貴女は。……どうして、喋ろうとしないの』
もう柔らかい元気に満ちた声ではない。刺々しく、責める意味を帯びた疲れた声だった。 ごめんなさい、と思った。私のせいで、疲れさせてしまった。
同時に、聞かれたって分かるわけない、とも思った。 話そうとしないんじゃない。話せないんだ。 どんなに期待をされたって責められたって。仕方ないでしょう、出来ないんだから。 話せない。そうなんだから、どうしようもないでしょう。 こうして胸のうちで渦巻く思いすら、上手く口に上らせることができない。 それが、どれだけもどかしいか、苦しいか。 何不自由なく上手く話せる人になんか、分からない。ぜったいに。
手元の紙とシャープペンシルに視線を落とす。 突き刺さる言葉の棘がいたむから、声の代わりの文字すら1文字も綴ることが出来なくて、そのまま固まるしかなかった。 そうやって、筆談というコミュニケーションツールすらまともに扱えなくなっていった。]
(@16) 2015/02/07(Sat) 21時半頃
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[家の中では相変わらず話すことが出来たけれど、中学二年生にもなって未だ上手く話すことの出来ない自分を、両親も流石に不安に感じているようだった。 親なのだ。話せないよりはきちんと人と話せるようになってくれる方が嬉しいに決まってる。 仕方ないとは理解しつつも、学校での状況と合間ってそれは徐々に重みを増した。 胸のうちを侵すように黒い水が広がってゆく感覚で息が苦しい。溺れてゆくみたいだ。]
『……学校では、やっぱり話せない?』
[ある日の夕食の席で、遠慮がちに母がそう問う。 それに返事を返そうとして、自分の声が出ないのに気付いた。 ──どうして。 視界に映るのは、慣れ親しんだ自宅。 ここは、ここでだけは、喋れるはずなのに。 ばくばくと煩いぐらいに心臓が音を立てる。手が、ひどく冷たかった。 喋れないことが母にばれないように、それだけを考え俯いて首を振る。逃げるように席を立って自分の部屋に駆け込み、勢いよく布団を被った。]
……っ、……
[どうしよう、喋れなくなる。もう、──私、どこにいっても話せなくなる。 ……だれか、たすけて。 そう叫びたかったのに、擦れた音が喉を滑る。硬く硬く目を閉じた。]
(@17) 2015/02/07(Sat) 21時半頃
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──もうひとつのプロローグ──
[目を覚ます。のろのろと身体を起こした。 目を擦りながら辺りを見回す。……和室だった。殺風景な、和室の隅。>>0:13 どこか見覚えがあるようでいて、咄嗟には思い出せない。その程度の、さして特徴もない部屋だった。 其処が明らかに自宅でない奇妙さや警戒よりも、……まず芽生えたのは、其処が明らかに自宅でない安堵。ぼうっと部屋を見回して、は、と気づく。 咄嗟に喉元を抑えて、……何を言えばいいのだったか。 ああ、そうだ。寝起きだから、]
……おはよう、ございます。
[誰もいない空間に向かって零す、声。 それは確かに自分の鼓膜を震わせて。]
……声、出てる……
[呆然と、呟いた。
──それが、日向あおいの目覚め。 そうして彼女は、此処へやってきた。]
(@18) 2015/02/07(Sat) 21時半頃
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[寧斗もまた、千秋を責めなかった。>>87]
す、すみません。あの、ちゃんと説明、しますから。
[しかし、寧斗は千秋の言葉を待つより先に下準備と共に自分の役目は終わったとばかりに、皆のことを呼びに食堂をでていってしまった。]
あ、と、ええと。
[残されてしまって、千秋は戸惑う。もちろん、カレーの作り方の話ではない。]
その、とりあえず、カレー、仕上げちゃいましょうか。
[あとは炒めて煮込んでルーを落とせばとりあえず完成はする。]
(90) 2015/02/07(Sat) 21時半頃
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[その時も、他に人と出会っただろうか。今の彼ら彼女らと同じように、出口を探したり、この空間に違和感を抱いたり、おなかがすいて、食料を探しに台所へ向かいもしたかもしれない。
けれど、扉も窓も開かない空間で。 目覚めた時にそうだったように、自分にはひたすら安堵しかなかった。
疲れていた。もう、此処しかないのだと思った。 ……不思議に、この場所では話すことが出来たから余計にだったかもしれない。 発話を求める視線が突き刺さることもない。居心地が良かった。
時折胸を刺すように、あの頃の記憶が蘇る。 どうしたら良かったんだろう。今も分からない。 だけど、もう戻れない。戻らない。 だから暗い影は、波のように打ち寄せては消えてゆく。 そして、また眠る。起きて、声を確かめる。そんな繰り返しだ。
日向あおいは、今も、此処にいる。*]
(@19) 2015/02/07(Sat) 21時半頃
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/*
ウオアアアアアアアア
下書き全部キエタアアアアアアア
(-66) 2015/02/07(Sat) 21時半頃
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/* 長くてすみません!!!終わりです!(土下座
(-67) 2015/02/07(Sat) 21時半頃
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/* 投下するタイミング待ってたら…くそう(´;ω;`) 打ちなおしてくる…
(-68) 2015/02/07(Sat) 21時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/02/07(Sat) 21時半頃
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/* 場面緘黙症という言葉を使いましたが、フィクションとwiki程度の知識しかありませんので、おかしな描写がありましたら申し訳ありません。 症状名出さずぼかして書こうかと思ったんだけど、「話さない」のか「話せない」のか理解を得づらい症状なのもあって、症状名出さずにうまく書ける自信がなかった……。
結局状況悪化してるあたり、最終的には心的外傷性も伴ってるかなと思いつつ。 あくまで創作としての描写であることを、念頭に置いてくだされば幸いです。
(-69) 2015/02/07(Sat) 22時頃
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とりあえず、ってーー
[野菜が切られて、米が研がれて、あとはそれから? バラバラの食材たちに、"とりあえず"という言葉はどうにもチグハグに思える。]
どうするんですか、これ ーーあ、ええと、お鍋
[さっき指示された棚を開く。 それっぽい鍋を引っ張り出しながら、あとも、もう指示に従うばかりのつもりで。]
(91) 2015/02/07(Sat) 22時頃
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―― 倉庫 ――
[暫くの間、放心していただろうか。 物音は聞こえなくなり、ただ倉庫に一人、ぽつりと。
伸ばした手は太一を掴むことは出来ずに。 掴んだ所で手は震えていて、引き止めることが出来たかどうかは怪しい物だった。 その手を自身の二の腕へと当てて、深く息を吐き出す。
少し、気持ちが落ち着けば、壁に手を付けて支えながら立ち上がる。 ふらりとよろめいたのはまだ、足が震えていたから。
それでもこの薄暗い倉庫に一人では居たくなくて、無理矢理にでも重い身体を動かす。
太一の症状はきっとまた発症する。 もし、その時、彼の本意じゃなくとも誰かに襲い掛かることになれば。
きっと、傷つくのは――一人じゃない。 ]
(92) 2015/02/07(Sat) 22時頃
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―― 倉庫→2F・廊下 ――
[ ――太一を探さなければ。
倉庫を後にして、廊下に視線を巡らせる。 太一の姿は既になく、その場に他の人影はあっただろうか。
すぐにでも名を呼んで駆け出したい気持ちもあるが…、 先程の自身の失態を思い出せば>>78、それはきっと余り得策ではない。
一人ではどうにもならない。
誰か。 誰か。
何かあったら…>>@1:11
焦燥に駆られて、思うままに足を向ける。]
(93) 2015/02/07(Sat) 22時頃
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[あおいと別れた時の言葉を思い出して、ふと彼女のことを思う。 秘密を共有した彼女なら、きっとすぐに事情は把握してくれるだろう。
ただ―― たどたどしくも、感情を真っ直ぐぶつけるような彼女は>>@1:8、薬物とはイメージが程遠く、対処法など知らないだろうと、簡単に予測出来る。 それに自身よりも小柄な彼女では、太一が暴れた時、止められないだろうとも。 それはホールで出会った他の少女達もまた、同じ。
そう考えると…男性か。
太一と衝突を起こした事のある慶一と、今の太一は遭わせる事は避けたい。 何かあった時に、抑えられることの力を持つ人、もしくは薬物への知識を持つ誰か……。
瑞希は先程思案していた二人の顔を思い出しながら>>58、人の気配を探す。 思案を巡らせている内に、身体の震えは収まっていた。*]
(94) 2015/02/07(Sat) 22時頃
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/* あっ 無理ならだいじょぶよ!って思ってたら>>1:@11本当に回収してくれた。わーうれしい。ていうか回収うまいな……ほれぼれ
(-70) 2015/02/07(Sat) 22時頃
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[千秋は呼びに行った方が良いかという瑛美 >>89 のことを積極的に止めることが出来なかった。 それは料理の面では戦力外だからとかそういう話とは関係なく、ただどう接して良いか分からなくなってしまったからだった。 ひとっ走りと言いながら、今にも駆け出しそうな瑛美は、見た目の印象以上に活動的だ。]
ええと、ここからはそんなに人手もいらないですし、一応、僕ひとりでもできますけど。
[千秋だったら、相手の言葉がどこまで本当かも分からない状態で、会話を続けることなど、したいとは思えない気がした。]
(95) 2015/02/07(Sat) 22時頃
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/* みんなの回想面白いなぁ。 瑞希入ってから考えていくから、いつも空っぽからスタートなんだけど。 瑞希はうまく完成しそうな気がする。 回想考えてみたいー。
(-71) 2015/02/07(Sat) 23時頃
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一応、ってそんな だって、えーと、何人分?
[そういえば、これってここにいる全員分なのだろうか。それなら大した量だ。 煮え切らない答え>>95に、ううんと首を傾げる。]
大変じゃないですか? なんか、説明さえあれば、手伝えないわけじゃないとは思うんですけど……たぶん
[すぐに引きとめれば良かったけれど、今から行くんじゃ余計な手間かなとも思う。 ひとまず、と手に持った鍋をかかげる。]
で、このお鍋どうしたらいいんでしたっけ
(96) 2015/02/07(Sat) 23時半頃
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ッ、行かないってば!
[>>@11思わず強い口調で、小さな彼女の手を振り払う。すぐにはっとして、罰が悪いというような顔で舌打ちを一つした]
……言ったでしょ、あんたとは行かない。
[固くなった口調をあわててごまかすように、いつものような軽い口調にする。切り替えは、多少不自然だったかもしれない。それでも今、彼女に本心を晒すよりは良かった]
ていうか俺、トイレ行く途中だったのに、あの妊娠女もあんたも、何? 俺に膀胱炎になれとでも言ってる訳?
[ひらひらと手を振って、彼女に示す。話はもう終わりと**]
悪いけど、先行っててよ。 後から追いつくよ、多分ね。
(97) 2015/02/08(Sun) 00時頃
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――――気がつけば
いつも一人ぼっち―――――
(-72) 2015/02/08(Sun) 00時半頃
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[答えなんて教えてくれるはずもなく。
時間はただ 過ぎて無為に悲しみだけを募らせていく]
(98) 2015/02/08(Sun) 00時半頃
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―回想―
[結論から言おう。 自分―田中寧斗の顔には火傷がある。しかも、顔の半分以上を覆う程の。 なんてことはない。無鉄砲な小学生がはしゃいで、転んだその先にあったのが焚火だった。そんな不幸な出来事があったというだけのことだ。
幸い、目玉が焼けるなんていう(余りにも洒落にならない)事はなかったし、治療が適切だったのもあり、生命の危機に瀕するようなこともありはしなかった。
何より僥倖だったのは、幼い自身がそれを悲観的に受け取らなかった事だろうか。 痛みに呻き、驚きはしたものの、涙を流す事は決してなかったと思う。 あれから今まで泣いたのは、中学生の頃に財布を無くした時くらいだろう、多分]
(99) 2015/02/08(Sun) 00時半頃
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[しかし、自分に残った醜い火傷―顔の左半分下半分は爛れて、無数の蚯蚓が這ったようにも見えるか―その痕は、周囲に多大な影響を及ぼした。
四方八方から手裏剣のように投げられる、好奇の目、嫌悪、侮蔑、憐憫。 彼等に悪気はないのだろう。それでも、人間の本能的な、飾り気のない感情。その恐ろしさを知ったのは事実だ。
人目から顔を隠すように、フードを被りマスクを付けて歩く。そんな日々を過ごして育ってきた。それでも、まだ、悲観的になる事は無かったと思う。
マスクを着けて、左目を隠して「おっ、ここを隠せばイケメンに見えるぞ!」だなんて1人ではしゃぐ事もあったし、ポマードを投げつけてきた馬鹿なガキ大将には、彼の机の表面全てにポマードを塗りたくるなんて報復をした事もあった。 多分、それなりに逞しく過ごして来ただろうと思う。
尤も、周囲の反応は相変わらずであったが]
(100) 2015/02/08(Sun) 00時半頃
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[そうこうして、大学生になった時だったか。 テーマパークで働いているらしい叔父から、とある誘いを受けたのが切欠だったか。 曰く、イベントのスタッフが足りないから、少々手を貸して欲しいとのこと。金欠だった矢先、それなりに良い報酬を提示され、悩みつつも誘いを受けた。それが苦悩の始まりだったのだろう。今ではそう思うこともあるのだけれど。
流石に素顔を晒すのははばかられ、ピエロの仮面―どうやら、昔のイベントで使われたものらしい―を纏って挑んだイベント。それ自体は何ら滞りなく終わった]
(101) 2015/02/08(Sun) 00時半頃
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[しかし、イベントの前とその後、自分の心情は大違いであった。 纏ったピエロの仮面が珍しいのか、笑顔の子供達が寄ってきたり、はたまた気さくに道を尋ねられたりする。人によっては当たり前の事かもしれないが、そんな些細なことが、自分にとっては驚くべき出来事だったのだ。
仮面を1枚纏っただけで、こうも人の態度は違うのか、なんて白けた気持ちが無かったわけじゃない。けれど、何より嬉しいという気持ちが優った]
(102) 2015/02/08(Sun) 00時半頃
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[それから数週間もせず、叔父に頼み込んで、正式にスタッフのアルバイトを始めた。仮面を着けて歩く世界は、本当に、自分にとっては夢の国のようだった。 人からの視線が集まるのは相変わらずだ。それでも、軽蔑や嫌悪の視線が向けられる事は滅多にない。大半が物珍しさ、期待などといったプラスの感情だった。
この頃から始めた手品は、今ではそれなりの腕前になり、更に笑顔を集める事となった。こうして始めた【第二の顔】は、日常の自分にも潤いを――
――もたらす、という訳ではなかった]
(103) 2015/02/08(Sun) 00時半頃
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[むしろ、苦痛を感じるようになった。
向けられる、負の感情、嫌悪の視線。それは今まで以上に突き刺さってくるように感じられた。 人前を歩く時に、より注意を払うようになった。声でバレないように、口数を減らした。 相変わらずへこたれるような事こそなかったが、苦痛を苦痛だと実感してしまった以上、それもいつまでもつか。そんな日常が、苦痛で仕方なかった。
道化の中身が自分と知られる事が、何よりも恐ろしい。 知られてしまえば、仮面を纏っていたとしても同じだ。嫌悪の目を向けられるだろうなんて、考えただけでぞっとする]
(104) 2015/02/08(Sun) 00時半頃
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[楽あれば苦ありとはよく言ったものだと思う。 道化の仮面は、自分に幸せを教えてくれた。 しかし、同時に思い知らせたのだ。
如何に、日常の自分が醜い存在か、という事を*]
(105) 2015/02/08(Sun) 00時半頃
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/* 人の回想連投が始まると嬉々としながらF5連打するのやめたい。 つーかサーバーに負荷かかるから。やめろ。おとなしく待て。
(-73) 2015/02/08(Sun) 00時半頃
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/* ネイさぁぁぁぁん!!(/ω;) ってした後のメモのまとめの簡潔さで笑ってしまう。ちくしょう。
日向も含めてだけど、ひとの視線がこわい部分に起因する悩みのひと多いよなぁ。
(-74) 2015/02/08(Sun) 01時頃
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[どこか焦ったように振り払われた手。>>97 続けて、ここにいる理由を言われて、ああ、と気づく。 確かに、お手洗いの前だったけれど。]
言わなかった、でしょ。
[神鳥はどうだったのか知らないが、少なくとも自分は聞いていない。 一言もそんなこと言わなかったじゃないか。 本当に憎まれ口の多いひとだなぁ、と梶が聞けば怒りだしそうな感想を抱く。]
……あとでね。
[手を振り返す。台所へ向かって、駆けだした。**]
(@20) 2015/02/08(Sun) 01時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/02/08(Sun) 01時頃
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[見上げた先、視線が合う。 自分も大概だと思うけれど、男も大概ぼんやりとしている、と思った。窓も扉も開かない。こんな状況で、至って冷静だ。 ──いや、これは冷静とは違うのだろうか。そうではなく、もっと、こう、……何だろう。]
……これから。 どうする?
[聞けば、「……そうだなぁ」と曖昧な返事。
「出られんのなら、……仕方ないなぁ」
あ、と思う。 仕方ないな。その言葉を耳にした途端、分かった。 この人も、同じだ。 出られない。その事に対して安堵を抱いているだけの、同じ穴の狢。]
……うん。仕方ない、と思う。
[ここに対して警戒よりも安寧を見出すその理由までは分からなかったけど、この瞬間。何処か共犯者めいた2人の時間が始まった。]
(-75) 2015/02/08(Sun) 01時半頃
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[会話は、殆どしなかった。
黙々と2人分の食事を作り、食べる。 食べたら眠くなってきたので、少し眠ると告げた。 特に止められることもなかったので、男の横で丸くなって眠る。
うとうとと微睡んで、ふ、と意識が浮上した時だった。 低く押し殺したような泣き声が聞こえて、僅かに身を硬くする。泣き声の正体は、1人しかいない筈だった。 そっと薄く目を開けて盗み見れば、矢張り泣いているのは彼だった。 如何したんだろう。逡巡して、結局もう一度目を閉じて、寝たふりをした。
目を瞑りながら、人の泣き声を聞く。それも大の男の、だ。
何処か不思議な気持ちになりながら、丸くなってずっとそれを聞いていた。]
(-76) 2015/02/08(Sun) 01時半頃
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/* 見直しとか一切してない。ねむくてよくわからない。 これ何処まで進むん。
(-77) 2015/02/08(Sun) 01時半頃
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/* ふっつうに勘違いしててぼんやりしてたら終わってなかった! 寡黙がち申し訳ねえ。あと振った縁故ががが。
(-78) 2015/02/08(Sun) 03時頃
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[ さて、どれだけそうしていたっけ。 禍時と黄昏時の混じったような斜陽の中では、 どうにも時間の判別はつかなくて。
壁へ当てた手のひらを退けるとじっとりと湿っていた。 口中には胃から何か流れそうな味が残っていたけれど、 それでも喉を鳴らせば何とか落ち着いて。 男は舌へへばり付くガムを何度か噛んで、 無理矢理にでもその安っぽい味を口へ取り込もうと試みた。
赤いチューインガムの味は同色の丸い果実の味。 飴や他の甘味も同じように、りんごと呼ばれる果実の、それ。]
(106) 2015/02/08(Sun) 03時頃
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[ 何度か噛んでいれば、少しばかり落ち着いて。 もう一度と膨らませればぱん!と音を立てて割れた。
口端へ着いたそれらをぺろと舐めとって、 口を動かしていれば階上で物音>>94が聞こえただろうか。]
――面白いもの(>>61)でも見っけたのかね。
[ 男は独り言一つその場において、 降りてそう経たない階段を、からんころんと音立てて登った。 音は何時の間にやら収まってしまって居たけれど、 首を傾げて歩けば、まだ廊下に誰かの姿はあったろうか。**]
(107) 2015/02/08(Sun) 03時頃
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/*怪しげな関西弁で喋るという設定にしてたけど、標準語の口調をまったく考えていなかったせいで気が付いたら敬語キャラになってた。むしろ気安さが減少した感じ。他の人、来たら、どうしよう。標準語で喋り続ければ、突っ込み入るかな。*/
(-79) 2015/02/08(Sun) 07時頃
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[寸胴鍋を抱えて、手伝うと言ってくれた瑛美>>96 との距離を測りかねながら、千秋は口を開く。自分を装うことくらい、息をするようにこなしてきたはずなのに、そのやり方を全部忘れてしまったような気がした。]
九人分になるよう、用意したつもりですけど……僕も寧斗さんも、作り置きいれてもこんなに作ったことないんで、少し間違ってるかもしれません。 それじゃあ、鍋をコンロに置いてください。少しだけバター入れて、玉ねぎから炒めていきましょうか。
[具材の量からすれば、別にフライパンを出して火を通していった方が良いのかもしれなかったが、最終的に煮込むわけだし、多少火の通りが甘くても問題ないだろうと、千秋は考えた。あまり余計な手順を挟めば、不慣れな瑛美が混乱するのではないか、とか、そういうことは少ししか考えていない。 瑛美がやってみると言ったなら、へらを渡して炒める作業を変わっただろう。]
(108) 2015/02/08(Sun) 07時半頃
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チアキは、玉ねぎと肉に火が通ったら煮込みへとシフトして、忘れずご飯の入ったガス釜のスイッチを入れた。
2015/02/08(Sun) 07時半頃
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しょい過ぎですって、ほら
[コンロ、コンロか。 もたもたと手を動かし、手元に視線を落としながら、口を開く。]
なんか、別に、説明とか、無理にしなくたって、 誰も、どういうことなのよとか、思ってないですし、たぶん それより、カレー、うんとおいしく作ってください それから、それでも話してくれるなら、ちゃんと聞きますから
[偉そうだなあ、わたし。呆れて笑ってしまいそうだ。 その実、今になって、自分の後ろ暗いことを思い出して、怖気付いただけなのだけど。 人に、何かを言える立場じゃないのだ、わたし。
自分の何が悪かったのか、よく考えてみなさい、とコーチがよく言ったのを思い出す。 あり過ぎて、キリがありません、先生。
そんな問答を自分の中で広げて、現実世界では悟られぬようにと手を動かした。**]
(109) 2015/02/08(Sun) 08時頃
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[……思えば、それが2人の分かれ目だったような気もする。 日向あおいは、泣かなかったし、男は泣いた。 それだけだ。他に、何もなかった。 何も、話さなかった。
──そして、扉が開く。
日向あおいはそこに留まることを選んで、男はそこを出ることを選んだ。 男が去る時、一度だけ「出ないのか」と尋ねられた。 ぼんやりとした瞳に一瞬、自分より遥かに小さな少女がここに留まることを選ぶ事への戸惑いが見えた、気がした。]
出ない。……帰らない。
[きっぱりと告げれば、男は、そうかと頷く。 それ以上は言われなかったし、日向も引き止めることはしなかった。 扉は閉まった。ひとり、この空間に残された。]
(-80) 2015/02/08(Sun) 09時半頃
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/* ところでエンドローグってどういう意味なん?(えいごよわい 終わりの……終わりのならず者?← なんかエンドローグで慣用句みたいになる意味あるのかと思ってググったけどなんも引っかかってこなかった。 はみ出し者的な意味かな……
(-81) 2015/02/08(Sun) 10時半頃
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[瑛美の手際は、確かに良いとは言えなかったが、千秋が頼んだことをこなしている姿を見るに、本当に慣れていないだけ、なのだろう。 千秋が彼女たちを騙していたことについても、話したいのなら聞く、というスタンスを崩さない。>>109 優しい、のだなと、千秋は考える]
……僕は、ちゃんと話さないといけない、と思っているんです。 最初、ここに来た時、共通点があるんじゃないかって話、してたじゃないですか。ここに来たことないて、僕が言ってしまったから、有耶無耶になってましたけど。 やっぱり、何かはあるんじゃないかって。それこそ瑛美さんが言ってたみたいに、この合宿所を使ったことがある、とか。そういうのが。
[合宿所を使ったことがある、と言うとき、千秋は自分の声が震えていたことを自覚した。きっと、瑛美にも気づかれた。それでも、言葉を続ける。]
全員が来るかどうかは、まだ分かりませんけど。カレーを食べながら、そういうこと、話しましょう。おいしいかは、分かりませんけど。まあ、普通程度には。
(110) 2015/02/08(Sun) 11時頃
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[梶と別れて一人台所へと向かえば、ちょうどそこから出てきた寧斗と出くわしただろうか。>>88]
……ネイさん。 どこか、行くの?
[呼び止めて、尋ねる。 相変わらずのピエロの仮面は彼の表情を隠しているけれど、これまでの言動もあって不気味さ等は感じられなかった。 もし「皆に声をかけてくる」と言われたならば、神鳥と梶には声をかけてあることを伝えるだろう*]
(@21) 2015/02/08(Sun) 12時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/02/08(Sun) 12時頃
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/* お。臨也さん振ってくれそうだから臨也さんとエンカしてみようか迷うなああああああ ピエロさん絡んでないからピエロさんに会いに行こうかと思ってたけどどうするかなー!なー!
あ、ラ神に聞こう。
(-82) 2015/02/08(Sun) 12時半頃
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/*
1.4→台所 2.5→臨也さん 3.6→ピエロとあおいちゃん
3
(-83) 2015/02/08(Sun) 12時半頃
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/* 臨也さんごめんなさい!!
(-84) 2015/02/08(Sun) 12時半頃
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―― 2F廊下→ホール→1F廊下 ――
[スカートを翻して階段を駆け下り、1Fへと辿り着く。 反対側の階段から、探していた人物が階段を登ってくる事には気づけずに居た。>>107
誰の声も聞こえない。
ホールにまだ人は居るだろうか。 そう考えて足はホールへと向かう。 ぱたぱたと自身の足音だけが響く廊下は、まるで一人取り残されたようで。 今更ながらに施設の広さを感じた。
息を切らせて辿り着いたホール。 そこには人の姿はなくなっていて。
乱れた息を整える為に足を止める。]
(111) 2015/02/08(Sun) 13時頃
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……みんな、どこ行ったの…
[呟きを落として、また手癖で髪を梳きあげる。 息が整えば、今し方通った扉とは反対側の扉を目指して再び歩き出す。
扉を抜けて再び廊下へと出れば、すぐ傍に人の気配を感じた。>>@21>>88
――誰か居る。
そう確信して、歩み出す足は駆けるものへと変わる。 少し走れば、すぐに二人の姿が見えるだろうか。*]
(112) 2015/02/08(Sun) 13時頃
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[寧斗といくらか言葉を交わした頃だろうか。 此方へと駆け寄る足音が耳に届いた。
後から行くと言っていた梶だろうか。>>97 そう思って振り返れば、予想は外れ、そこに神田の姿があった。 真っ先に、あれ、と思ったのは、想像していた人物とは異なっていたからではない。彼女の横に、誰もいなかったからだ。]
神田、さん。
[……須藤さんは? 問いかけようとして、寧斗の存在を思い出す。 過敏になり過ぎている気もしたけれど、彼の名前を出してよいものかと迷う。 ゆったりとした歩みではなく、此方へ駆け寄ってきた彼女。 それは、何処か焦りにも見えて]
……ひとり?
[探るように、慎重に。それだけを尋ねた*]
(@22) 2015/02/08(Sun) 13時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/02/08(Sun) 13時半頃
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[気配を辿れば、あおいの姿が見える。>>@21>>@22]
あ……、あおいちゃん…っ
[視線をズラせば、寧斗の姿も目に入って、二人が話していたことが分かるだろうか。 駆ける足は緩やかになっていき、あおいと寧斗の元へと寄っていく。 一人かと尋ねられたそれは正に、伝えたかった事で。>>@22 こくり、とあおいへ頷きを返す。
言葉にする前に、口元へと手を遣って目を伏せるそれは、躊躇いから生まれたもの。 しかし、それは然程長くはなかった。 迷っている暇はない。――そう感じて。
ちらりと寧斗へも視線を投げて、あおいの言葉に応える。 彼にも聞いて欲しいと、半ば巻き込む気持ちで。*]
……飛び出して行っちゃったの。 もしかしたら、ちょっとヤバい感じ。
探すの、協力してくれる?
(113) 2015/02/08(Sun) 15時頃
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/* あっすれ違ってるあれ ついでにコアもすれ違ってる感() どうしよっかな。うろうろしてるかなー。
(-85) 2015/02/08(Sun) 15時半頃
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/* というか待って、あれだよね。 今日こそ最終日だったよね。たしか。 昨日盛大に間違えてたから不安なんだけども。
うろうろしつつさりげなく玄関の方に這いよっていくかな…。
(-86) 2015/02/08(Sun) 15時半頃
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/* 72hで一日っていうの初めてで、感覚狂うなあっと思いつつ。 計算出来ない俺でした。 昨日エピってなくて、!?ってなってた。
(-87) 2015/02/08(Sun) 15時半頃
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/* >ミズキちゃんメモ 空気読めなくて申し訳ねぇや! 多分ネイさんとかと会いに行きたかったのかなと思いつつ位置近いから会うかなと思って戻っちゃったやつ。
ふっ、残念だったな。それは残像だ(シュッってことで片付けよう。 気配の残滓を感じ取った感じ。
……この臨也とかいうやつ何者なんだろうね…。
(-88) 2015/02/08(Sun) 15時半頃
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―食堂近くの廊下―
[窓ガラスに反射するピエロの笑顔。目が合った瞬間に過ったのは、過去の記憶。自分の素顔を晒すことへの恐怖。 白昼夢、というやつだろうか。何にせよ、気分のいいものではない。
ふぅ、と小さく息を吐き出す。不快感も、それと一緒に追い払っておく。 さて、まずはどこへ向かおうか。悩む間もなく出くわしたのは、ちいさな人影だった>>@21]
(114) 2015/02/08(Sun) 16時半頃
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もうすぐカレーが出来そうだからね。 皆を呼びに行こうと思っていたところだよ!
[やぁ、と軽く手を上げたのち、少女の背に合わせて屈む。職業柄の癖だ。 数人に声をかけたという返答があったならば、おぉ、と大仰に驚いて見せただろう。 幼くも見えるが、それにそぐわずしっかりした子だななんて思う]
流石だねー。仕事が早いじゃないか! これはもう、ボクの出る幕はないかな?
[冗談めいた調子で困ったように肩を竦めてみせたところで、ぱたぱたと足音が近付いて来るのが>>112耳に入っただろうか]
(115) 2015/02/08(Sun) 16時半頃
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[足音の主は、ホールで会った女子学生―名前は瑞希と言ったか―だった。 その顔にあるのは焦燥、狼狽。そういった類のもの。
そんな彼女と、訳知り顔のあおい。その短いやり取り>>@22>>113で、何となく察する。 誰がどうしたのか、一体何があったのかは分からないが、どうやら、一刻を争う自体が起きているらしい。
視線が向けられたなら、応えるようにしっかりと頷いて見せるだろう]
ボクに出来る事なら、なんだって。 手伝わせてくれるかい?
[詳しい経緯はさっぱりだが、そんなことは後回し。 今、直面している事態の方が重要だ**]
(116) 2015/02/08(Sun) 16時半頃
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[一瞬の躊躇いの後、決意したように神田の口が開かれる。>>113 躊躇いは、恐らく寧斗もいる前で須藤のことを口にする迷いからだろう。 けれど結局口に上らせたということは、それ程に彼女が困っているということだった。
自分が神田に告げた言葉を思い出す。>>@1:11 何かあったら、言ってね。 言わないよりもいいだろうと告げたそれはまさしく今で、けれど何をすればいいのか分からない。 須藤を探すにしたって、暴れられた時に彼を抑えることの出来る身体さえ持ち合わせてはいない。 ──だから神田も、寧斗の前で話すことを選んだのだろう。
状況なんてさっぱりだろうに、神田の声に応える寧斗のきっぱりとした声がひどく頼もしかった。>>116]
……ネイさん、
[神田に向かって頷いてみせた後、寧斗の名を呼ぶ。真っ直ぐに彼を見つめた。]
──助けて。
須藤さん、探したい、から。 一緒に、探して。
(@23) 2015/02/08(Sun) 17時半頃
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[>>@23 寧斗に助けを求める。 須藤の名を出したが、それを聞いた彼の表情はどんなものだっただろうか──もっとも、ピエロの面に遮られて表情は見えはしないのだけれど。]
あっち、にはいなかったと、思う。
[自分が来た方向を指し示す。 時間が惜しい。そんな気持ちで、すぐに足は捜索へと駆けだしそうになっていた。 寧斗への細かい事情の説明は、移動しながらしただろうか*]
(@24) 2015/02/08(Sun) 17時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/02/08(Sun) 17時半頃
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/*はっ。いまさら思い出したけど、味見をネイさんに勧めるミッションを忘れていた。 というか予想外に砂糖味のカレー作りとなってしまって一番困惑しているのはたぶん私です。(それか瑛美さんの中の人)*/
(-89) 2015/02/08(Sun) 17時半頃
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/*しかしどうしよう、私も回想とか考えた方がいいかな。でもなんか向き合うきっかけを手に入れてしまったからいまから過去を持ち出してもという気も。むむむ。*/
(-90) 2015/02/08(Sun) 19時頃
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[手伝うと申し出たその声は>>116、意外にもしっかりと彼の意思が伝わってきて、僅かに目を丸くしてピエロを見つめる。 そこにテーマパークで見るような大袈裟な仕草が無かったからかもしれない。 お面の向こうに確かに人が居ると感じて、静かに安寧の吐息を漏らす。
自身の言葉を繋げるように、あおいから捜索の言葉を聞くと>>@23、 少しだけ、後悔を覚える。
――話しても良かったのだろうか。
口にして、胸中に芽吹く不安の種に気付く。 但し、それはもう撤回することは出来ない。 ただ、どうしても。 薬物が関わっていることまでは切り出せなかった。
あおいが歩き出せば、寧斗へと視線を送って彼を促すようにして。 自らもその後を追って歩き出す。]
(117) 2015/02/08(Sun) 19時半頃
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ホールには居なかったの。 今来た道にも、多分。
[あおいの言葉に付け足すように、自身の情報も付け足す。>>@24 歩く度に、芽吹く不安は瑞希の表情を曇らせる。 少しの後悔と、不安に眉根を寄せながら寧斗を見上げて]
……怪我、してるの。 額を強く打っていて、見てあげなきゃ。
[あおいが寧斗に事情を話すのを見れば、口を噤む。 彼女がどこまで口にするか、様子を見ながら。**]
(118) 2015/02/08(Sun) 19時半頃
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/* 中の人の夕飯がカレーでした。 今ならカレーの味について事細かに描写出来るぜ……!(いらない
(-91) 2015/02/08(Sun) 20時頃
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/* どこまで話そう……
(-92) 2015/02/08(Sun) 20時頃
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/* Σナイフ置いてくるの忘れた! 何のために没収しに行ったねん。
(-93) 2015/02/08(Sun) 21時頃
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/* 今夜更新か! だめだ。回想間に合わないかも(鳩なう)
(-94) 2015/02/08(Sun) 21時頃
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[少女の口から告げられた名前>>@23は、確かホールにいた男子学生のうちの1人だったか。 仮面の下から瑞希へ視線を遣る。確かに、彼と彼女は仲が良いように思えた。成程、ここまで狼狽するわけだ。
ひとり、内心で納得しつつ二人を追うようにして歩き出す。歩調を彼女らに合わせるようにしながら、目は周囲に、耳は彼女らの話に向ける。
曰く、彼は怪我をしているらしい。それも、頭に>>118。 過ぎったのは、自分の歩んできた道。顔なんて場所に傷を持つ者に向けられる鋭い視線]
(119) 2015/02/08(Sun) 21時頃
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……心配だね。 早く見つけて手当してあげないと。
[自分でも気付かないうちに自然と足は早まる。同時に、ちり、と頭を燻った疑問。
何故、彼は頭を―額を打つだなんて、そんな事になってしまったのだろうか。 そして、怪我を負った彼は、何故彼女の前から姿を消したのだろうか。
小さく首を振る。考えたって仕方が無い。今は一刻を争う状態なんだから、そんなことは後回しだ。そう自分に言い聞かせて、2人の後を追った]
(120) 2015/02/08(Sun) 21時頃
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|
[神田が追加した情報を元に、脳内に浮かんだ場所の候補をいくつか削除する。 それじゃあ探すべきはこちらか、と見当をつけて歩き出した。>>118
歩きながら「怪我をしている」という神田の言葉を耳にして、僅かに肩を跳ねさせた。 2人と別れていた時間はそう長くない。 その間に、一体何があったのだろう。……離れるべきじゃ、なかっただろうか。 思って、神田を見やる。一歩、また一歩と歩くごとに不安が濃く滲んでゆく様子に、それ以上尋ねることは出来なかったけれど。 「心配だね」と口にした寧斗の歩調が少しだけ早くなる。>>120]
……。
[言い渋るように慎重に言葉を選ぶ神田は、薬物という単語は出さなかった。出せなかった、のかもしれない。 ちら、と神田と交わした約束が頭をよぎる。>>1:122 だけど、もう巻き込んでしまった以上、下手に事情を隠し立てすることは、余計に寧斗を危険に落としてしまいそうだった]
(@25) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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― 洗面所 ―
……っ。
[割れた額を洗面台ですすぐ。 思いのほか沁みて、痛みに顔を歪めた。 赤黒い水が、排水溝に渦を作りながら吸い込まれていく。 白く磨かれた洗面台と、血の赤いコントラストがグロテスクで。 思わず吐き気がして口を押さえた。
すすがなきゃ。 汚い。 すすがなきゃ。
赤い。血だ。血、血、血……]
(121) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
|
|
……しっかりしろよ。俺。
[ぱしん、と頬を叩く]
とりあえず、薬箱でも探すか。 合宿所なんだし、それくらいあるだろ。
[手で胸を押さえて、息を整えて。 廊下へ出ようとするだろう**]
(122) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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……ごめんね。
[口に出した謝罪は、神田との約束を破ることに対して。 ごめんね、ともうひとつ、心の中で須藤に謝る。 そうして、寧斗を見上げた。]
……あのね。 薬物依存。
[きっぱりと、告げる。 自分と神田が見た須藤の姿。>>20>>69 そして、薬を今神田が所持していること。 もしかすると、薬への飢えから、彼が暴れる可能性もあるかもしれないこと。 言葉は相変わらずどこか拙かったかもしれないけれど、ぽつぽつと、零すように話す。
話ながらも、須藤の姿を探すように視線を前方に向ける。 ──洗面所>>82>>84は、もうさほど遠くない場所に見えていた*]
(@26) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/02/08(Sun) 21時半頃
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/* た、タイミング……!
(-95) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/02/08(Sun) 21時半頃
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/* 平気そうだったら話さなくてよかったような気もしつつうううう。 タイミングぇ!
(-96) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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|
……共通点、
[確かに、彼を顔を合わせてすぐに自分が言ったことだ。思い出す。 静かに震えたその声>>110に、ぎゅうと心臓が絞られるようだった。 反射的に責めた。嘘だと気付いてしまった。
けれど、そんな、悲しい声をあげさせてまで解明するべきことだったのか。
それを考えるたびに、視界がチカチカと瞬く。 気付かないままでいた方が、良かったんじゃないか、って。]
わたし、今更ですけど、思うんです ここを利用したとか、来たことがあるとか、そんなちっぽけなことじゃなくて、 なんか、もっと根っこのところに、何かがあったんじゃないかって
(123) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
|
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――例えば、死にたかった。
[そうは言えなかった。千秋にも、ほかに皆にも失礼な気がして。 それでも、確かに瑛美はそうだった。 死んでも同じかな、と、新体操だけじゃなくて、人生そのものが潮時だったのかな、と、とても消極的に、死にたかった。 そういう、ネガティブな感情が、本当に自分を殺してしまいそうになっていた、として、]
(*0) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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/* って須藤さんゆるおふじゃんんn丸投げしてすみません!!はわわ
(-97) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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/* めちゃくちゃ疑問なんですけどこれエピでちゃんとまとまります!?大丈夫かな!?
(-98) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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……だから、別に、合宿所使ってたとか、使ってなかったとか、はっきりさせなくてもいいのかなって ――あのね、さっきも少し言った話、本当に、いるらしいですよ 急に意識を失って、また急に目を覚ましたり、……帰ってこなかったり 目を覚ました人が言うんですって、「帰りたいと思ったから、帰って来れたんだ」って そういう、不思議なことが、現実に起こってるんだって
[本当に本当だって確証はないですけど、と小さい声で付け足したのは、 その情報源が、胡散臭いネットの片隅だったからだ。 そういった場所で得た知識を振りかざすことが如何に恥ずかしいか、くらいは弁えている。]
そう考えると、ここに来たことがあるか、なんて、ちっぽけなことで、 選別のひとつの条件、とかそんなもんで、 今更白黒つけなくてもいいかなー、なんて思いません?
[暗に、言わなくて良い、と。 手元に視線を落としたまま、早口気味にそう言って、一旦息を吸う。]
(124) 2015/02/08(Sun) 21時半頃
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――ああ、楽しい話がしたいなあ わたし、なんか、どうでも良かったんですよ 死んでもいいかなーとか、どんどん、死んだ方がマシかなーって、沈んでいって
……そういう話になるかもしれないですよ 重い空気も吹き飛ばせるくらい、カレーはおいしくしとかないと
[会話を重ねていれば、直に良い香りが漂う頃だろうか。 呼びに行く、と言ったネイさんの帰りが遅いことに、薄々疑問を覚え始める。]
(125) 2015/02/08(Sun) 22時頃
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/* 北仲瑛美&千秋友朗の3分クッキング〜上手に端折ってカレーをつくろう〜
(-99) 2015/02/08(Sun) 22時頃
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/* 村にいると結構進行状況ばかり気にしているクチです せかせかしくてごめん……
(-100) 2015/02/08(Sun) 22時頃
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[もっと根っこのところ。瑛美は、共通点があるとしたらそこではないかと言った。>>123 続けて瑛美の口から語られた、突然意識を失った人たちの都市伝説に目を見開いた。それは、カレーの準備をし始めた頃に話していた仮説と、奇妙に一致する。>>45 >>48 あるいは、その話を知っていたからこそ、瑛美は意識だけが連れていかれる、という発想を持ったのかもしれない。]
もしかしたら僕たちの体は、まだ家で眠ったままかも知れない……って、ことですか? [口に出してみると、この異常な現象を説明するには、随分としっくり来るものに思えた。しかし、と千秋は考える。]
「帰りたいと思ったから、帰って来れた」んだとしたら、僕たちとはまた少し、違う種類の話、なのかもしれないですけど。
[出口を探すと言いながら、結局一度も扉にも窓にも触れることをせず、こんなところでカレーを作っている千秋ならばともかくとして。]
窓を破ろうとしてまで帰ろうとした瑛美さんが、まだ帰れてないわけですし。
(126) 2015/02/08(Sun) 22時頃
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[そうだ、ここは居心地が良い。ずいぶんと自分たちに甘い場所だと、瑛美も言っていた。>>32]
僕は、その。帰らなくても良いんじゃないかって、どこかで思ってたんですよ。無理して関西弁で喋る、みたいな、そういう毎日に。
[すっかりと、ただの敬語で喋っていた千秋の呟きは、瑛美の言葉>>125 とほとんど同時だった。 どこか、冗談めかしたように。でも、間違いなく本音の響きが含まれていた。けれど、楽しい話がしたいと瑛美が言ったから、そこに触れることはできなくて。]
じゃあ、美味しいカレーにします。食べてるだけで、楽しくなるような。
[千秋は、自分の料理の腕がそこまで良いとは思っていない。本当に、一人暮らしの男子高校生、以上のものではない。だから、これもきっと『嘘』に分類されるのだろう。けれど、なぜだか、行動を縛る鎖が増えたとは、思わなかった。]
そう……それこそ、このカレーが食べられるなら、ここから帰りたくない、って思っちゃうようなのを。
(127) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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― 洗面所 ―
……ん。
[洗面所の扉に手をかけた、その時。 廊下から数人の足音と、話し声>>@25>>118>>120。 思わず耳を扉に当てると。そっと外の様子を窺った]
……っ。
[聞こえてきたのは。 薬物依存。飢え。暴れる。……いずれも物騒な単語たち>>@26。 もしかしなくても]
俺のことだよな。
[おいおい。俺は指名手配犯かよ。 乾いた笑いを浮かべて、その場にへたり込んだ。 情けなくて、胸が痛くて、俯いて。 このまま彼女たちが通り過ぎるのを隠れ待とうと――]
(128) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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|
……ばかやろ。
[ぱしん、と頬を叩いて立ち上がる]
いくらなんでも、格好悪すぎだろ俺。
[がらり、と扉を開けて。 廊下へと一歩を踏み出した]
えーと。お取り込み中の所、悪いけど。
[おずおずと。バツが悪そうに]
もしかしなくても。俺の話してるよな。
(129) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/02/08(Sun) 22時半頃
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/* ログが伸びすぎて白目になりつつ…読んでこよう… 灰が結構汚れててすまぬのだ。
(-101) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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[意を決したように告げられた>>@26のは、全くもって予想外の言葉だった。 え、と間抜けな声が漏れる。2人を見遣るが、どうやら冗談などではないらしい。彼女らの表情は真剣そのものだ]
そっか。 それは……困ったね。
[気の利いた言葉が出てこない。困ったように指で顎を掻いた。
薬物依存だなんて、遥か昔、授業で聞いたきりの拙い知識しかない。 それでも、その症状が厄介らしい程度の知識はあった。 成程、抱いていた疑問にも、彼女らの様子にも合点がいく。気が気でないのだろう]
(130) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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[不意にかけられた声>>129には、弾かれたように振り向いた。 そこにいたのは今まさに話題に上がっていた少年だった。 仮面の下で息を呑む。それを悟られないように、彼に向かって頷いて見せただろう]
ご名答。 彼女たちが君を心配していてね、皆で探してたんだよ。
[自分からはそれだけを告げて、隣にいる少女らを横目で見た。 殆ど初めて言葉を交わした自分より、ある程度気心の知れた彼女らと話す方が良いだろう。そう思った。 自分が動くとするなら、何かを問われた時か、“万が一”の出来事があった時位か*]
(131) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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/* 臨也君とも絡みたかったなー(*´・ω・)(・ω・`*)ネー 会った場面の回想とか書きたかったけどタイミング逃した つらい
(-102) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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/* ええと、洗面所ってトイレとは違うのか…? ケイイチくんトイレ近くにいなかったっけ…
マユミちゃんがたしか和室にいて。 あああ位置関係がわからん…
と、とりあえずロールで何とかしよう。。 リーがアップを始めたようです。
(-103) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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家か、病院かもしれないけど 時間の経ち方とかも、同じかわからないですし
[もうそうだとしたら、気付いていて欲しいなあ、と場違いにも思った。 引きこもりがちとは言え、食事も摂らず、お手洗いに立つ様子もなければ、気付いてくれると思いたいのだけれど。
もっとも、そういう話だと決まったわけでもない、と言おうとしたところで、 先手を打たれ>>126黙りこむ。その後続いた言葉に、赤面して。]
や、あれは、ただ、試しておきたくて なんか、定番じゃないですか 窓割るとか、扉蹴破るとか、ほら
[そんな理由で無茶をさせてしまったよなあと、ネイさんのことを思いつつ。]
ううん、でも、帰りたかったのかなあ、ずっと ここ、優しいけれど、怖くて なんにもないから
(132) 2015/02/08(Sun) 22時半頃
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|
[言葉にしてみたら、少しすとんと落ちるものがあったように思う。 怖い、という言葉は、それなりにこの気持ちに当てはまっているような気がして。]
ムリして、って
[そろそろだろうか。食器棚から、人数分のお皿を取り出す。 クスクスと笑う。]
関西の人に聞かれたら、怒られますね 言葉って、自己紹介なのに 寂しいですよ、それは
[なんてことは無い風に言ったけれど、最後の言葉は本心。 さみしい人だ。自分本体が、いろんなものに覆い隠されてしまっていて。
大振りのスプーンを探し出す。 人数分に少し足りなくて、取っ手のデザインがバラバラになってしまった。 チグハグな自分たちと同じようなものかもしれない。]
(133) 2015/02/08(Sun) 23時頃
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|
[あおいの口からどんな説明がされるのか気がかりで、そちらばかり気にかけていた。 不意に寧斗からの返答に、彼へと視線を戻す。
心配かと。>>120
……ああ、そうか。 心配だったのかと、そこでようやく自覚して、俯き。 同意を示すように、一つ。こくりと頷いた。
足音だけが響く廊下に、ぽつりとあおいの声が聞こえて。>>@26 再び彼女へと目を遣れば、彼女の口から紡がれた言葉に押し黙り、再び視線は下方へと落ちた。 その姿は、あおいの言葉が真実であることを、寧斗へ肯定を示していたようなものだろう。
長く隠し通すことは出来ないとは理解していた。 だが、自身の不甲斐なさを痛感してしまう。
遠くで、水の音がする──。>>121]
(134) 2015/02/08(Sun) 23時頃
|
|
[そして、]
それは、
[ここから帰りたくなくなるくらいにおいしいやつ。 そんな言葉に、思わず笑って、それなのになんだか泣き出しそうだった。]
それは、困っちゃいますね 縁起でもないなあ
[ああ、楽しいのだ。 何気ない会話だとか、当たり前のように、生身の人間とこうして何かをしていることが。 いつぶりなんだろう。ずっと、競技を挟んでしか人と向き合うこともなくて。 でも、あの頃は良かった。楽しかった。それなのに、全部投げ出しちゃって、斜に構えて。]
(135) 2015/02/08(Sun) 23時頃
|
|
[話しながらぐんぐんと先頭を行けば、唐突に眼前の洗面所の扉が音を立てて開く。 びっくりして思わず立ち止まる。 なんてことはなく、探し人があっさりとそこに立っていた。>>129]
……、
[咄嗟に言葉を探せずに、じっと須藤を見つめる。 神田の言葉通り、額に傷跡があるのが見て取れた。 寧斗の言葉で、は、と我に返る。>>131]
……うん。 須藤さんを、探してた。
[「俺の話」と言ったからには、会話も聞かれていたのだろう。 ……知られたい話ではなかったはずだ。そこは承知の上で、それでも、と寧斗に話したのだけれど。]
勝手に話して、ごめんなさい。
[まずは謝罪をひとつ。神田が何かを話すようなら、そのまま黙って一歩身を引いただろう*]
(@27) 2015/02/08(Sun) 23時頃
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……縁起でもないなあ、 もう充分、なっちゃってますよ、困るなあ
[縁起でもない「もしも」を持ちだしたのは自分なのに。 目頭が熱い。
でも、いくら楽しくても、楽しいことを見つけても、もう取り返しなんてつかないのだ。 自分のしたことは消えない。どう足掻いたって、もう消せるものでもないし。 これからずっと、ばかな青い自分を背負っていくしかないのだ。 元いた世界に帰れたとして、向き合い続けるしかないのだ。 それが恐ろしくて、毎日を終えるのが怖くて、逃げ出したかったのだ。
……ああ、でも。それでも良いかなあ、こんなに楽しいなら。 色んな人と、色んな話がしたいなあ。 こんなに空っぽな場所でも楽しいんだもんなあ。 わたし、帰りたいのか。……帰りたいなあ。
ヤバイな、と思ったときには、鼻をツンと抜けるものがあって、 部長は泣き虫、と笑われたことを思い出す。仕方ないじゃないか、止められないんだもの。]
(136) 2015/02/08(Sun) 23時頃
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/* だめ……食堂組かわいすぎえもうだけ
(-104) 2015/02/08(Sun) 23時頃
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/*瑛美さん泣いてるところで帰って来られて焦りまくる展開!?*/
(-105) 2015/02/08(Sun) 23時頃
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/*いつドラッグ組が合流しても大丈夫なように身構えておこう。*/
(-106) 2015/02/08(Sun) 23時頃
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/* えもうだけ……?可愛すぎて誤字る程度のあれです!
(-107) 2015/02/08(Sun) 23時頃
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[じわり、と滲み出した涙を、ごしごしと服の裾で拭って。 口をへの字に曲げて歯を食いしばりながら、 もし、視線を感じたなら、しどろもどろに弁解する。]
やだ、ごめんなさい、すみません、なんでもなくて ああ、もう、なんでだろう、すみません
[何か決壊したように、涙が溢れる。 メイクなんて知らないし、遠慮なく目元を擦ってやった。 さっきと立場が真逆じゃないか、とは思った。 やだな、カッコ悪いじゃん。年上なのに。先輩なのに。]
(137) 2015/02/08(Sun) 23時頃
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/* わーーーー泣いちゃった泣いちゃう こちらこそ、クリティカルヒットです、ごちそうさまです
(-108) 2015/02/08(Sun) 23時頃
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/* >>137 エミさん頭ぽふぽふしたい でもチアキチに蹴られそうだからやめる。
いいなあ。…や、待て、ロールだ。ロールをだな。
(-109) 2015/02/08(Sun) 23時頃
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[あおいの説明が終わろうとする頃、不意に扉の開く音がする。>>129 その音に顔を上げれば、扉の向こうから現れたのは探していた当人で。]
たっ……、…
[呼び掛けた名前は息が詰まり、駆け寄ろうとした足が鈍る。 それでも、一歩。彼へと足は向かったか。 まずは顔色を、それから額の傷を確かめるように。
寧斗やあおいがそれぞれ言葉を口にすれば、様子を見て。>>131>>@27 彼らの言葉が途切れれば、太一へと向かって話し出す。*]
怪我。 大丈夫……?
(138) 2015/02/08(Sun) 23時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/02/08(Sun) 23時頃
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[どうでも良かったのだと、頑張るのが嫌になったのだと語っていた瑛美は、しかし、この場所が優しいことが怖くて、帰りたかったのだと言った。>>132 それは思いの変化なのか、ただ瑛美が迷っているのか、千秋には分からない。分からないけれど、自分に厳しい人なのだなと、そう感想を持った。 だからだろうか、瑛美と共にテーブルに皿を並べながら聞いた言葉が、すとんと胸に落ちた。]
『寂しいですよ、それは』>>133
[自分を都合のいい設定で装って、友人たちと楽しげに笑いながら、少しずつ心に積もっていった重苦しさに名前をつけたなら、きっとそういう言葉になるのだろう。 千秋自身だけでなく、それを千秋だと思っている、友人たちにとっても、きっと。]
(139) 2015/02/08(Sun) 23時半頃
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/* どこ行こううう… でもあと三十分しか…ぬぬ
(-110) 2015/02/08(Sun) 23時半頃
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/* 誰も残留しねえなと思ってる
(-111) 2015/02/08(Sun) 23時半頃
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……心配、俺を。
[思いがけない言葉>>131に、ぽつりと。 俺は心配されるような人間じゃない。 歩みは、ぴたりと止まって。 日向の謝罪>>@27には、無理矢理に笑顔を浮かべてみせた]
まあ、なんというか。 事実だし。言い返す言葉もないし。
[日向に近付いて。頭をぽんぽんと撫でた。 気にする必要はないよ、と。 目の前の道化師に、微かな緊張があるのも察して]
別に“今すぐ”は暴れりゃしませんよ。 安心してください。
[肩をすくめてみせた]
(140) 2015/02/08(Sun) 23時半頃
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ええと、なんというか。その。
[そこではじめて、瑞希に向き直って。 緊張した面持ちで。バツが悪そうに]
……瑞希ちゃん、さっきはごめん。
[震える声で。頭を下げるだろう。 ええと昔もこんなふうに頭を下げたことがあったような。 あの日は蝉の声がうるさくて>>83]
……怪我は。大丈夫。
[瑞希の言葉>>138に、掠れた声で返した。 なんで君はそんなに優しいんだよ。なんで。 いっそのこと。俺を責めてくれた方が楽なのに*]
(141) 2015/02/08(Sun) 23時半頃
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そう、ですね。帰ったら……帰れたら。
[友人たちに、どれから明かして行けばいいだろう。あまりにも数が多すぎる千秋の設定は、一つ一つ説明していたら日が暮れてしまう。とにもかくにも、まずは謝罪からだろうか。 そんなことを考えていた千秋の耳に、困るなあ、と瑛美の呟きが届いた。>>136 その声がどこか湿っぽさを帯びていることに気づいて、視線を向けると、瑛美の目にじわじわと溜まっていく涙があった。]
えっ、あの、ごめんなさい。僕なにか悪いこと言って……ああ!>>127 違います。帰れないとか帰さないとか、そういうのじゃなくて!
[千秋はしどろもどろになって言葉を並べた。長い間設定という薄皮を隔てて物事に臨んでいた千秋は、泣かれる、という経験に疎い。]
その、保証はできないけど帰れます。きっと、僕らは。
[まったく慰めにならない言葉ばかりが浮かんで、千秋はおろおろした。自分は冗談ひとつまともに言えない、人付き合いの下手くそな人間だったのだ。]
(142) 2015/02/08(Sun) 23時半頃
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[>>138 須藤に一歩近づく神田を横目に、ふと寧斗に向かって告げた言葉>>@23を思い返す。
どうにも出来ない。どうしたらいいのか分からない。 ──だから、助けてほしい。 随分と長い間、それを口にしなかった。
あの時、助けてほしいと強く望んだ。与えられた場所が此処だった。>>@17 けれど、そうして与えられた場所で今も尚、どうしたら良かったんだろうと問いは度々胸に上って何処か苦しい。>>@19 その度に、戻れないのだからと思えば息苦しさの波は引いてゆくけれど。 ……それは救いじゃなくて、諦めだ。
何だってしたら良かったな、と今更のように思う。 話せないなら、文字にすら綴ることも出来ないのなら、泣き喚いてやれば良かった。]
(@28) 2015/02/08(Sun) 23時半頃
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『ボクに出来る事なら、なんだって。』
[神田と自分が助けを求めた時の、寧斗の頼もしい声を思い出す。>>116 そっと寧斗の側に寄って、つんつん、と彼の華やかな衣装を引く。 こっそりと、小さな声で礼を告げた*]
ついてきてくれて、ありがとう。
(@29) 2015/02/09(Mon) 00時頃
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/*【悲報】須藤くん、神田さん、神鳥さんとほとんど絡まないままエピ突入。 どどどどどどないすっぺ。*/
(-112) 2015/02/09(Mon) 00時頃
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/* >>@29 アオイちゃんかわいい… とりあえず玄関まで移動することに俺は決めた。
(-113) 2015/02/09(Mon) 00時頃
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[ さてはて、戻った先に特に人気は無く。 聞き違えだったのかもしれないと、男は左耳を小指で穿った。 そろそろ三十路も視界に入る頃合。 制服の一団にオジサンと評されるのも不思議ではない。
――そりゃあ数年前と比べたら。 比べちゃあ、いけねェか。
音にはならない声をガムと一緒に飲み下して。 今しがた登ったばかりの階段を見詰めた。
…登って、降りて、また登ったけれど。 もう一度降りる気にはさすがになれずに、 からりんと下駄を鳴らして階段から離れる。
その際に独特な刺激臭が薄く鼻についたような気がして、 >>127匂いの元を辿ってみようと試みたけれど、叶わなかった。
それでも、何かを作っているのならそれはきっと、 台所なのだろうと料理に縁のない男でも思い至った。]
(143) 2015/02/09(Mon) 00時頃
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[ この合宿所の台所は何処だっけ。 二階でないことはきっと確かなこと。
首を捻り、矢張り降りようかなんて思うけれど、 思案の間に足は勝手に段差を踏んでいた。
――きゅるり。と一緒に内臓が音を立てて。 そういえばこういうの、なんて言うんだっけ。…空腹?
料理をするのも食べるにも然程興味のない男であったから、 常の食事といえば最低限の栄養分だけという体だった。 けれど、匂いがすれば惹かれるのは生物の性である。]
(144) 2015/02/09(Mon) 00時頃
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[ 階段はそう長くもなし。 一足飛びに降りて、廊下を伝う。 さてはて、一方通行では無い廊下のこと。 何処かへ曲がる折に、話し声が聞こえたような。 それともそれも気のせい森の精の仕業だったっけ。
からころと歯を鳴らす間隔も短く、 それでも、匂いがより一層濃くなったと感じはしたけれど、 その大元は分からずに、男はスキップ染みた足で歩く。
――…そうして、ホールの少し前。 匂いを探し当てるよりも先に、 固く扉の閉まる玄関口へと辿り着いていた。]
(145) 2015/02/09(Mon) 00時頃
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/*と、いうか! 他の人達の地雷をまったく踏めてないままなので、そもそも悩みがあるということすら外の人が把握できてない。 たぶん悩み把握率で言うと日向さんがトップ。さすが先住民。見習いたい。*/
(-114) 2015/02/09(Mon) 00時頃
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/* もう…あの、 空気が読めなくて申し訳ないというか ぐぬぬぬ… いきなり高速移動してすみませんと。
(-115) 2015/02/09(Mon) 00時頃
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[──こうして、皆に紛れ込んだ理由に、今更思い至る。 ただ単純に、話をしてみたかった。それだけだ。 突き刺さる視線、凍りつく喉に、冷たくなる手足。 思い出したくもないあの日々のそもそもの始まりは、ほんのささやかな憧れだったのだから。>>@14
嘘を吐いたつもりなんてなかったといくら言ったって、誤魔化しを重ねていることに変わりはない。 ……事態が、いったん落ち着けば。 今頃千秋たちが用意してくれているであろうカレーでも食べながら、自分に話せるところまで全部話せるだろうか。
それが、来るべき彼らの選択にどのような影響を与えるかは分からない。 何も影響しないかもしれないし、或いは何かしら思うところがあるかもしれない。 だけど、ここは。
ここは、優しくて、──そして、何もない場所だ。*]
(@30) 2015/02/09(Mon) 00時頃
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[緊張を隠すのは得意でない。 というより、そんな切羽詰った状況に置かれる事の方が少ないのだから、仕方無い。 >>140見抜かれれば、此方も小さく肩をすくめて見せただろうか]
(146) 2015/02/09(Mon) 00時頃
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[そうして、成り行きを見守っていれば、つん、と引かれた袖。 そこには、同じく成り行きを見守る小さな少女。 >>@29礼の言葉に、小さく首を振って、小声で返しただろう**]
気にしないでよ。 ボクも心配だったからね。
(147) 2015/02/09(Mon) 00時頃
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ちが、ちがうんです
[ぶんぶんと首を横に振りながら、うまく説明も出来ずにただ否定の言葉を繰り返していた。]
ほんと、すみません、ちがうんです やだ、とまんなくて
[すんすんと鼻をすすった。]
ごめんなさい、なんでもないんです ただ、なんか、ああ たのしくて、うん、たのしいんです、なのに、なんか、泣けてきて
[誰か来たら、気まずいよなあと考えるくらいの余裕はうまれていて、 いよいよ、この発作的な感情をおさめることに専念する。]
(148) 2015/02/09(Mon) 00時頃
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