310 【R18】拗らせ病にチョコレヱト【片恋RP】
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人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が10人、人狼が1人いるようだ。
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ごめんね、本物の恋がしたくなっちゃった。
ふたりだけの記念日に待ち合わせ 聖祝日の夕焼けに頬を染めて見つめ合い 歌劇酒場の名優が、君と生きていく明日を歌い上げるよりもなお雄弁に
花飾りにツツジを添えて、今日は寄り道していくの。
(0) 2021/02/14(Sun) 00時頃
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っ……あ、 姫有さん、姫有さんたら。 …もう。すっかりゴミ捨ての当番忘れちゃって。
ま、今回も大目に見ましょうか。
[デートの約束でも取り付けたのだろうか。 粧し込んで、緊張と期待半分半分に唇を引き結び。 自分を鼓舞するように小さく歌を口遊んでから たん、たたん と。飛び出していった乙女>>0の背に肩を竦め、 管理人は箒を手に玄関を掃き清める。
恋人たちの日がまた一日、近付いた。]
(1) 2021/02/14(Sun) 00時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2021/02/14(Sun) 00時頃
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― バレンタイン1週間前・ひとりきりの夜に ―
[探し人は見つかったか、あるいは。それから時間の経った深夜、デスクの前に腰掛けると、パソコンの電源を入れた。パスワードを入力した先のフォルダには、原稿やそれに伴う資料の一部が入っている。資料は紙の方が便利なこともあるが、データも検索の容易さという面も含めなかなか侮れない。しかし今、用があるのはこちらではなかった。カーソルは仕事用のフォルダを素通りし、その先、その奥、もっと深い階層へと潜っていく。
二重にかけられたパスワードを解除すると、『新しいフォルダ』と書かれた無名がひとつだけあった。マウスを滑らせ、指先で二度ノックする。
――その中には、恋があった。
001・002……とナンバリングだけが記されたファイルたちが何行にも渡って続いている。一番若い番号は10年以上前のものだった。母機が壊れても、何度も何度も引き継いできた想いの形だ。
一番新しいファイルを開く。眼鏡の奥にある瞳が恍惚に染まった。興奮に震える指がキーに触れて、バチリ、バチリ。 爆ぜる火花に似た音だけが響いている。]*
(2) 2021/02/14(Sun) 00時頃
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― 翌日朝・『202号室』前 ―
[夜が明けて、昨日よりも遅い朝。いつもなら就寝の迫る時間だが、今日はそうもいかない。 相変わらず空の冷蔵庫を確認し、空の腹を抱えて外に出る。手には原稿用紙をちぎった小さなメモが握られていた。そこには「202号室」と細身の文字が書かれている。引き戸を閉め、テープで固定すれば、何ともお粗末な部屋番号プレートの出来上がりだ。
以前、管理人である如月に部屋番号を記載してほしいと頼まれたことがある。どうやら配達員が引き戸の我が家を部屋だと認識できず、荷物を隣の203号室に届けてしまいそうになることがあったらしい。 その時はそんなのは1回きりだと軽くあしらったのだが、2回目はそう遠くない内に訪れた。
203号室の住人である三上はどうしたのだったか。当人からか、あるいは如月から迷子の段ボールを受け取って以降、荷物が届く日にはこうして簡易的に部屋番号を主張するようにしている。]
(3) 2021/02/14(Sun) 00時頃
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[プレートくらいなら手間ではありませんからね、と言われた。管理人としての立派な気遣いだ。それは己のためより、隣人である三上や大田のためだろう。彼女は正しい。 しかし、己は理解した上でそれを拒否した。]
俺は、此処がいいんですよ。
[あの時と同じ返答を口の中でくり返し、『朧の間』と書かれた木の板を見上げる。 ここがリノベーションされてどれくらい経っただろうか。少なくとも10年と少しの間、『朧の間』は自身だけのものだった。]*
(4) 2021/02/14(Sun) 00時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2021/02/14(Sun) 00時半頃
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─ 廊下 三上さんと ─
ぼちぼちですか。 今日もお仕事頑張ってください
[彼の喫茶店には時折お邪魔している。 原稿に行き詰まった時に、ひっそり隅っこの席を何時間も独占してはメモ帳を目の前にうんうん唸っている。 その度にカフェイン中毒になるんじゃないかというくらいコーヒーを頼んだり。
迷惑な客になっていないか、なんて後ろめたい思いがあり、つい彼に対してもへらりと笑い腰を低くしてしまう。]
(5) 2021/02/14(Sun) 00時半頃
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私は……そぉですねぇ はい。今まで起きてました。へへ……
[在宅ワークになってから人と話す機会が減り、つい不気味な笑みを浮かべがちだ。 ここでもそれを発揮し、言葉の端に漏れ出る。]
ひとっ風呂浴びたら寝ます、はい
[じゃあ、と、三上さんと別れて温泉へと向かったのだった。]*
(6) 2021/02/14(Sun) 00時半頃
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ー 回想:普通じゃないピーチ・クリームソーダ ー
……あ、二代目、お疲れ様です。
[思わず溢してしまっていた呟きを拾われて>>0:174 女は僅かに照れ臭そうに笑い、小さく敬礼した。 此処に通って長い身分だ、幾ら固く装っていても、 あたたかな明かりが、珈琲の匂いが、緊張を解き。 そんなんだから割るコップの数も増えるのだ。 そんなんだから専用カップを贈られてしまったのだ。先代に]
この時期になるとね、 やっぱり増えるんです、恋愛相談。 オフィスラブなんて、わっかんないのに。
(7) 2021/02/14(Sun) 00時半頃
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あたしよか、此処で色んな人とお喋りしてる 二代目の方がね、詳しいような気もするの。 …あは、あたしも変な期待しちゃってるかな。
[期待されるとしんどい、との同情に 仇で返すような言葉をかけたことを詫び。 メニューの文字を目で追いながら]
でもね、二代目の淹れるブレンド、 先代の教えバッチリだから。 その点はね、期待通りですので。
[と、オフィスでは見せない笑みと共に、親指を立てた。]
(8) 2021/02/14(Sun) 00時半頃
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…そっか、桃色ならピーチか。 桃は好きです、お願いします。
[相手がマスター・モードになれば 此方もビジネス・モードになる。 何となく背筋も伸ばして暫く待っていれば、 専用の木製カップが可愛らしくデコられて返ってきた>>0:175]
わ、すごい。 女の子だ。
[後輩を叱った後、メンタルフォローの為に何か奢る事を申し出ると おずおずと頼まれるあのドリンクに限りなく近いやつ、 いやきっとこれはそれ以上だ。目を丸くしてまじまじと見つめ。 …彼女らの真似をして、スマホで写真を撮ってみる。 当然のように、木製のカップを覗き込んでも 桃色に透き通った液体は美しい木目と残念な相殺を引き起こし、注文のピンクピンクしさはあんまりわからない。が。]
(9) 2021/02/14(Sun) 00時半頃
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……本当にピンクだ。
[添えられていたロングスプーンでひとすくい。 アイスクリームの白に寄り添う桃色の水滴を見て、 なるほどこれが女の子か、と。 己と闘う事に必死すぎた女は何度も何度も頷いた。
それからは、ピーチソーダに舌鼓を打ちつつ。 時には二代目と、時には他の常連と。 普段は見せない、ほんの少し砕けた態度を以って 店仕舞いまでの時間、ちょっとした雑談を楽しんだだろうか。]*
(10) 2021/02/14(Sun) 00時半頃
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[ちょっとした回顧を終えて我に返ると、次に思案するのは荷物が届くまでの時間の潰し方だ。
到着は昼すぎから夕方でまだしばらく余裕がある。先に寝るという選択肢もあったが、途中で起こされるのはできれば避けたいところだ。それに一度目は未遂とはいえ二度目があった以上、三度目がないと言い切れる根拠はなかった。 三度目というのは本懐を遂げることもあるが、同じ轍を踏むこともある。謂わば別れ道なのだ。
選択肢を吟味していると、ふと以前のことを思い出し、三上宅と反対を向いた。202号室と間違えられることはない、2階の一番端。 もうひとりの隣人は役者をしているらしい。らしい、というのは彼が以前、チケットを手に声をかけてきた>>0:129ことがあるからだ。]
(11) 2021/02/14(Sun) 00時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2021/02/14(Sun) 00時半頃
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[その時はちょうど〆切が迫っていて、内容を詳しく聞かないままに購入を了承していた。もし余裕があったなら、迷わず断っていたかもしれない。ある意味タイミングが良かったのだろう。 〆切を乗り越えた後、覚えのないチケットが資料の隙間から出てきた時は迷ったが、気分転換にと劇場に足を運んだ。舞台に立つ隣人の姿を見て、ようやく入手経路を思い出したなんてこともあったのだったか。
以降も〆切後タイミングがあえば舞台に足を運んでいる。 逆を言えば、仕事の執筆中は一切赴かなかった。つまり最近はすっかり足が遠のいていたのだが、さて、今は公演中だったか。
常連なんて烏滸がましいレベルの気まぐれな観客は、戸に寄りかかったまま思考を回顧から思案へと移した。]*
(12) 2021/02/14(Sun) 01時頃
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─ 温泉 早乙女さんと ─
[作家なのだろうか。 いや、世間的に言えばそうなのだろうが、何せ成らないものだから作家という自覚がない。 そろそろバイトを視野に入れ始めたくらいだ。 ほとんど趣味みたいなものになってしまった。]
〆切はまだなんですけど ちょっと詰まっちゃって……
[へへ、とまた不気味な笑いを浮かべながら、返ってきた返事に朝早くという認識は間違っていなかったのだなと感じる。 ちらりと横目で見てみるとスマホが見えて、お風呂場にまで持ってくるなんてやっぱり若いなぁ、なんて思った。 肌もぴちぴちで……なんて、そこまで見ていたら同性といえど失礼なので見るのもそこそこに、そういえば、と思い出した話題を振る。]
朝、一階の方騒がしかったですけど なんかあったんですか?*
(13) 2021/02/14(Sun) 01時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2021/02/14(Sun) 01時頃
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─ 翌日、朝 ─
[日が上がり、波が歌う。 薄明を抜けて目覚めた街は、賑やかだ。 商店街を抜けてぱらぱらと駅に、都内へと向かうスーツの人々。 海辺の町らしく、生臭く喧しく賑わう魚市場。 もう学期末であろう小学生達がじゃれ合いながら通学路を行き、 あちこちからはシャッターの上がる音。
そんな世界の流れの中、 駅から賀東荘へ。逆走して歩く女が1人。 いつも通り毅然とした足取りではある。 いつも通り力の入った目尻ではある。 足にはハイヒール、手には鞄。 スカートも履いてるしジャケットも着てる。 完全無欠。本当の本当に完全無欠の敷波玲であった。
そのはず、だったが。]
(14) 2021/02/14(Sun) 01時頃
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[――ええ、今日は創立記念日。会社はお休みだったのです。]**
(15) 2021/02/14(Sun) 01時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2021/02/14(Sun) 01時頃
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/* 皆さん無理せずを添えつつ、ついいろいろ投げてしまう。元々話しかけづらいPCの自覚はあるので、こちらからの精神は常に持っていたい。 だから早乙女さんも春日井くんもいっぱいありがとうなのでした。嬉しかったー。 ご負担にならないよう気をつけつつ、一緒に遊んでくれたらハッピー。
あと2日はたった2日だと思っているので片想い先は意識しながら動きたいのですが、現状だと敷波さんか如月さんか自前NPCかなあ。 10年前からあるあのデータは別にひとつの恋とは言っていないので、割と何とでもなる。
自分を好きにならない人を好きになるときっと楽しいと思っているのですが、たぶんそこは大丈夫だと思っている。顔だけの男です。チップを見るたび顔がいい……と幸せな気分になるから、作者様にも感謝の海。 ラインを見極めつつ失礼かましているのですが、皆さんの優しさに救われています。感謝の森。
(-0) 2021/02/14(Sun) 01時頃
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/* 敷波さんずっとずっと最高では……?
(-1) 2021/02/14(Sun) 01時頃
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/* >>14冒頭二行の美しさは後世に残していきたい。 薄明を抜けて目覚める街という表現が何より好きです。 そこから続く景色は美しさにリアリティが加わって、人の声や環境音が聞こえるよう。うっとり。
そこからの転がるような流れにいつものという感覚があるの、キャラ立ちの強さがあると思うんですよね。 >>15まで読んで最高しか出てこなかった。最高。寝る前に素敵なものを見られました。よく寝ます。
(-2) 2021/02/14(Sun) 01時頃
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[ 恋人たちの日がまた一日、近付いた。 ]
(16) 2021/02/14(Sun) 02時頃
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[ あれは演劇という代用品を見つける前、未だ夢を見ていた中学生時代。
悪食か恋に恋していたのかは知らないが、バレンタインデーに同級生に告白された。 恥ずかしげにチョコレートを差し出した彼女の表情と、その後のことは全てよく覚えている。
だからこの時期は、よく夢に出てしまう。 彼女を連れて向かった場所の、引き戸の音やあの独特の香りまでも。 ]
(17) 2021/02/14(Sun) 02時頃
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─ 翌朝/201号室 ─
[ 浮上した意識が最初に感じ取ったのは嫌な汗ばみ。
重苦しい心地の中、起き上がる。 枕元に置いていた絵画本の背表紙を撫で、汚れが無いことを確認し棚の規定位置へと戻した。
この時間に起きる理由は特に無かったが、二度寝するには身体が不快なべとつきを持っている。 ]
(18) 2021/02/14(Sun) 02時頃
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─ 二階/201号室前 ─
[ 大きな風呂を朝から使って身体を清めれば、気分転換にもなるだろう。 そう思い至り着替えと共に部屋を出たところで、戸に寄り掛かり佇む隣人>>12に気付いた。 ]
おはようございます……買い出しですか?
[ 珍しい、とは言われ慣れてそうなので言わない。 新米の部類ではあるが二年住んでいる。夜型の圷が朝に起きている理由は想像出来た。
職業を知ったのは当人ではなく、〆切前の彼を役者の一人練習が邪魔する可能性を管理人が心配して早期に話したからだったが。 気にはしているが、当人に教えてもらえないと分からないのが悩みどころ。 ]
(19) 2021/02/14(Sun) 02時頃
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[ そんな圷は初めて声を掛け買ってもらった時>>11から、時折劇場に足を運んでくれている。
あまり話を聞いてはくれなかったし、顔を合わせることが少なくて忙しそうに感じる。 正直最初は観に来てくれる期待はあまりしていなかったので、彼の姿を見つけた時は内心驚いたものだ。
気まぐれな観客が顔を出してくれた後、賀東荘の廊下ででも会うことがあったのなら 脚本が団員作の時は評価を求めたり、書いている小説はどんな内容か聞いたこともある。 ]
(20) 2021/02/14(Sun) 02時頃
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数日前、今回の舞台の最終公演を終えました。 暫くはバイトばかりになりそうで、 お騒がせすることも無くなるかと思われます
[ 思い起こされた記憶の理由は、告げた内容の中にある。
一番声による迷惑を被る隣人へとそんな挨拶をするのは今や習慣に近く。** ]
(21) 2021/02/14(Sun) 02時頃
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[何の変哲もないコンビニ売りのツマミを写真に撮る、という行為への理解や共感が遠くとも、断る理由にはならない。>>0:169 受け渡しについてはいつでも、と応える声音は普段通りであったが。]
んっ、…いや、少し事情があって。 散歩中にうちのボスがな、……
[迂闊に口にした名が齎す邪推にまた喉が詰まった。 男としては別段困ることは何もないが、うら若き女子大生の早乙女が賀東荘内で妙な噂に苛まれては困ると、簡潔に経緯を説明して。>>0:170
苺フレーバーのリップクリームが、彼ら世代のチョイスにそう外れていないと知れたら、安心したように会計へと向かう途中。春日井の声にまた、足を止め。]
(22) 2021/02/14(Sun) 02時半頃
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ショコラリップ…すごいな、こんなものまで 食べられはしないんだよな?
[普段立ち入ることのないコーナー。到底手に取ることのないリップクリーム。まるで本物のショコラのような色をしているのに、実際は食べられやしないそれはまるで、己の奥底に抱えている感情にも似て。
はじめこそ物珍しげだった視線が、次第に翳りを帯びた。>>0:171]
(23) 2021/02/14(Sun) 02時半頃
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[しばらく無我夢中で歩き続け、自室の前に辿り着く頃には足音は既になかった>>0:160。 あれ、と思いながらも戸に手をかけ、彼が単に自身の部屋に戻るために後ろを歩いていたに過ぎないと気付いたのは自室に入って少し経ってから。]
はぁ………
[ようやく落ち着ける場所に来て、先程の態度は失礼だったんじゃないかもう少しマシな返答ができたんじゃないか、と悶々としながら頭を抱えるのはいつものこと。 残念ながらその反省が活きたことは今のところないのだが。
そのままの流れで、買ったチケットで観に行った公演の記憶が思い出される。]
(24) 2021/02/14(Sun) 03時頃
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[──演劇は嫌いではない。 人でざわつくロビーは苦手だけれど、ホールに入り開演さえしてしまえば、誰も彼も口を閉ざし、視線は舞台の上に釘付けになる。 自分にさえ他人の意識が向けられないのなら、その薄暗い空間は心地よさすら感じたものだ。
そこで観た劇は── 自分が生まれ育った地域はオペラ鑑賞なんかが教育カリキュラムに組み込まれるようなところだったから、観劇の経験はまあまああるのだが、そんな自分も観たことがないストーリーだった。恐らく劇団独自のシナリオなのだろう>>0:161。
"人狼"であると疑われ、集められた者達。 みな疑心暗鬼に陥り、自分ではないアイツの方が怪しいと各々の罪を暴露しながら押し付け合い、罵り合い傷つけ合い、最後はそれらの諍いから最も縁遠かった純真な少女こそが"人狼"であった、と。
やはり。 人間は恐ろしい。 自らが危険に曝されたら躊躇なく他人を差し出すし、にこやかに天使のように振る舞っていたって、裏で何を考えているのか知れたものではない。
劇の内容はフィクションであろうと、そう思わされた。 再認識した、といった方が正しいか。]
(25) 2021/02/14(Sun) 03時頃
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[そういえば── 丁度その頃だったろうか? 妙な出来事があった。
何故か部屋の前に食べ物が置かれる。それも3日続けて。>>0:159
1日目はスイーツ、2日目は辛い菓子、3日目にはカップ麺が数個あった。 甘味も辛味も不得手ではないけれど、日本のカップ麺は素晴らしいと思う。さすが発祥の国。特に麺がいい。ほどよい弾力があり、スープにもよく絡む。母国のヌードルも不味いと思ったことはないが、これを知ってしまったらもう戻れない。
なんて、その当時に考える余裕があるわけもなく。 第一の感想は、]
(26) 2021/02/14(Sun) 03時頃
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『な……何………?』
(27) 2021/02/14(Sun) 03時頃
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[誰かが間違えて置いたのだろうか。それにしては3日も続くなんてことがあるだろうか。 ならば自分宛に? 何故。何も身に覚えがない。人に迷惑を掛けた自覚は数多あれど、何か贈られるようなことをした覚えは一度もない。じゃあ…誰かがこれに毒を盛って…というのも多分ないだろう。包装されたままだし。だからやっぱり誰かが間違えたんだきっと。ならば共用スペースで、メモで伝えるなり何なりした方がいいのだろうか?いや、実はこれは気の利いた誰かがここの住人全員に対して贈ったものなのかもしれない。であればそれはめちゃくちゃ恥ずかしいことになる。どうしよう。
などと考えるうち、日が経ってしまった。 それらは、結局手付かずのまま置いてある。]
(28) 2021/02/14(Sun) 03時頃
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[あれはどうなったのだろう。 今更思い起こした記憶に恐る恐ると袋を覗いてみれば、ナマモノだったスイーツにはカビが生えてしまっていた。
ああ……。勿体ない。 このスイーツだって、こんな場所でカビを生やすために作られたんじゃないだろうに……。 誰かに美味しいって言ってもらいながら食べられたかったろうに……。 せめて記名せず共用の冷蔵庫に入れておけば良かったのだろうか。そしたら誰か、たとえばスイーツ好きの女の子なんかが食べてくれたかもしれない。 いや、でももし万が一、「置く場所間違えました!返してください!」なんて言われることがあったりしたら………。
──結局、残りの菓子もカップ麺にも手はつけられぬまま、夜は過ぎていった。]
(29) 2021/02/14(Sun) 03時頃
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/* 別種のコミュ障というかアレな人だからな俺 進行中はまともな人がまともにフェルゼさんに優しくしてくれますように それはそれでヒィィな気もする
(-3) 2021/02/14(Sun) 03時頃
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─ 翌日、朝 ─
[一日の中で、仕事場へ行くこの時間が一番憂鬱だった。 賀東荘の住人に話しかけられるのは、運が良ければ避けられるけれど、仕事場に行くにあたりこの商店街だけは避けて通れない。
新たな一日を始めようと活気づいていく街。 登校を始める子供達の笑い声。 笑い声。
あははは。 あはははははははは。 あははははははははははははは。
ねえちょっと、あれ見てよ。 えー?何ー? うわっ、キモッ。
何あの髪。 ]
(30) 2021/02/14(Sun) 04時頃
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[──と。 本当に言われたかは定かではない。 けれど過去に確かに言われた言葉が、今も頭に焼き付いて離れない。
この国自体は、決して嫌いではないのだが。 そもそも人種が、というところからだけれど、 落ち着いた色合いの髪の人が多いこの国において、自分のこの容姿は目立ちすぎる。
老人のようだとか。 ゴーストのようだとか。
金髪も多い母国ですら、何度も何度も何度も揶揄われ、奇異の目で見られ、笑われた。 だから。 ここにいる大勢の、その全ての視線が自分に集まっているんじゃないかとか、 笑い声が聞こえると、自分が笑われているんじゃないかとか、 思ってしまう。
その声から視線から、逃げるようにフードを目深に被る。 震える手を握り締めて。]
(31) 2021/02/14(Sun) 04時頃
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[ あはははははははは。 あははははははははははははは。
カツーン、と。
笑い声を掻き消すように一際甲高いヒールの音が聞こえ、思わず顔を上げた。 視線の先には、短く切り揃えられた黒髪を靡かせ、鞄を手に颯爽と歩く女性。 まさに完璧なキャリアウーマンの姿。
駅から賀東荘へ、ほとんどの人の流れに逆走して歩いていることを除けば。>>14
えっ……あの人…… 何でこの時間に…家に向かって…歩い……??
疑問の声は、当然口には出ない。 ただ呆然と、彼女が堂々と─少なくとも自分から見れば─歩く姿を見つめていた。]**
(32) 2021/02/14(Sun) 04時頃
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― 温泉にて ―
あ、そうなんですか? スランプとか、そーゆーやつ。 えっと、どんなの書いてるんでしたっけ。
[愛理はそこまでサブカル方面に詳しくない。 住人の職業に関しても何となく把握している程度なので ぱっと出てこなかったことに謝罪をしつつ。
鏡面を向いているから柊の表情は見えない。 だから視線もさほどは気に留めずに 熱めのシャワーで髪を洗い流していく。 身体はざっとお湯をかけるだけで ボディソープまではつけない。]
あ――ー………
[1階での騒動に話が向けば、苦笑いをして。]
(33) 2021/02/14(Sun) 10時頃
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実は、朝敷波さん見かけたんですけど。 変質者?って勘違いしちゃって。 …それで、ちょっと。
[やや気まずそうに言葉を濁せば 愛理が騒いでいたのが 原因なのだと察せるだろうか。 きゅっ、と音を立てて蛇口を止め]
や、だって木の上に居たんですよ!? 絶対不法侵入しようとしてるって思うじゃないですか! 私だってそこまではまだ……… ………っていうか、何してたんだろ結局……。
[あの時は居た堪れなさで深く考えてなかったけど、 冷静に考えてみればどうしてああなった。 まあ、普段から突飛な行動を仕出かす人ではあるのだ。 不思議ではないのかな、と呟きながら髪を纏め直し。 柊と少し間を空けて湯船に浸かる。*]
(34) 2021/02/14(Sun) 10時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2021/02/14(Sun) 10時頃
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早乙女さん。 動物に好かれるんですね。
[ 心得たとばかりに首肯する。 簡潔だがわかりやすく説明して貰えば、 それ以上誤解を深める事はせず。 ]
そうですね。 微かにチョコの匂いはするみたいですけど───
[ 食べられないには、すんと鼻を鳴らして同意した。 ]
(35) 2021/02/14(Sun) 10時半頃
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下世話な勘繰りをしたお詫びです。 僕が払いますから、 このショコラリップも早乙女さんにどうぞ。
[ 色を曇らせる瞳には。>>23 「大丈夫です?お腹でも痛いんですか?」 と、心配そうな眼差しで問うた後。
会計の際、隣からにゅっと手を出すと。 商品とそれに対応する金銭を、 トレイの上にちゃりんと並べた。
しかし苺のリップも購入済みだっただろうから。 乾燥する季節といえども、 2本目は不要だったかもしれない。 ]
(36) 2021/02/14(Sun) 10時半頃
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あっ、もちろん。 柚木さんが使ってくれても構いませんよ。
男性だって唇のケアをする時代ですからね。
[ あので、抜け抜けと言い添える。 下世話な勘繰りの詫びというのなら、 彼にだってその権利はあるし。
どちらにせよ。 実害を伴う前に収束した失言を気にするような、 殊勝な人間ではないから ……。 本来の目的は別の場所にある。 ]
(37) 2021/02/14(Sun) 10時半頃
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ただ使用する前に、 写真を一枚撮らせてもらえませんか?
[ うん。これはSNS映えしそうなアイテムだ。
真っ白とは言い難い腹の内で、 にっこりと無邪気な笑みで願うと。 あとはそのまま柚木の反応を待った。 ]*
(38) 2021/02/14(Sun) 10時半頃
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[ 結論がどうなったにせよ、 コンビニから出れば、 外気が再び今の季節を知らしめる。 白い息を吐きながら、繋がれたボスに近付いて。 ]
やあ。 男の夢を果たしたんだって?
[ 威嚇などされなければ。 楽しげな口調で、柔らかな毛皮越しに犬を撫でた。 ]
(39) 2021/02/14(Sun) 10時半頃
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[ 賀東壮まで連れ立って戻ったのなら。 少し待ってくださいね、と。 玄関口で手早く撮影を済ませる。
加工などは後ですればいい。 撮るだけなら時間はそれほど掛からない。
鶏皮を含めた幾つかの渋めの食料と─── チョコレートのようなリップはどうだっただろう? 拒まれなければ、そのまま渡す物の中に含ませて。 もし受け取って貰えないようだったら。
甘いリップを手の中で弄びながら、 譲渡先を探して賀東壮を彷徨うことになるだろう。 ]
(40) 2021/02/14(Sun) 10時半頃
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みぃめろ姫🐱👑@mee_hime 100勝するまで終われません配信無事完走しました。 アーカイブには残すので、後で見るといいですよ。 リアタイで追ってた暇人とかいないですよね……? えっ、流石にドン引くのですよ……
今から僕は寝ますが、 起きたら完走記念の雑談配信をするのですよ。 スパチャ貰ったので、ちゃんとお供も用意してきました。 鶏皮も投げ銭も美味しいのです。
[ つまみの写真.jpg ]
(41) 2021/02/14(Sun) 10時半頃
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みぃめろ姫🐱👑@mee_hime
そうそう。 こんなの見つけたので一緒に買って来ました。 もうすぐバレンタインですね。 この国では女子が男子に告白する日みたいですが、 みぃめろでぃ王国は、男女関係ないのです。
男の子だって、 好きな子がいれば告白すればいいと思うんですよ、僕は。
[ ショコラリップ.jpg ]
(42) 2021/02/14(Sun) 11時頃
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[ 柚木と別れた後は、 撮影した写真を使って早速囁いた。
押し付け……もとい、譲渡に成功していれば。 自身が好む甘味だけを手に持って自室へ向かう。 リップが残ったままだったら、 ふわぁと欠伸を噛み殺して、 とりあえず、明日以降の課題にする。
どちらにせよ、そのままベッドに潜り込めば、 前日の長時間配信がたたったのか、 夢も見ないままぐっすり眠って。 ]
(43) 2021/02/14(Sun) 11時頃
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[ 目覚めたのは、 沈んだはずの朝日が再び世界を照らす頃。 つまり翌日だ。 早い時間から活動すれば1日が長くて得した気分? はて、なんの話だろうか。>>0:39
…… 結局の所。 僕も202号室の彼もえらくなどない、 そんなオチだ。>>0:59 ]**
(44) 2021/02/14(Sun) 11時頃
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[元より、春日井についてだってそれほど詳しくもなければ親しい間柄というわけでもない。ただ、賀東荘なり近所なりで見かけたら世間話に興じる程度。 ただ、彼が見せる押しつけがましくない親切や、絶妙な距離の取り方は気に入っている自覚はあった。
そこにどんな思惑が潜んでいるのか、彼の持つ二面性までは想像だにせず。>>38]
ボスは女好きなんだ。
いや、解かってくれたのならいい。 ただでさえバレンタイン前だし、な。
[ほら、今も。揶揄いめいた邪推は深追いされることなく>>35 おまけに詫びなんて寄越してくる。 スマホを弄るのと同じく鮮やかな手腕で、袋の中にリップクリームがひとつ増えた。>>36]
(45) 2021/02/14(Sun) 12時頃
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そうだな、好きな方を選んでもら─── 俺が? 使うのか? ……これを?
[思いがけず詫びの矛先が向いて、さして大きくもない双眸が呆気に開く。>>37写真を、と申し出があればそれは一旦、彼の買い物袋へと渡し。]
……好きなんだな、写真 こんなものまでいちいち撮って、どうするんだ?
[感想も、浮かぶ疑問も。独白のような声音であるから返る声がの有無は気にしない。
主人の戻りと、覚えのある顔と匂いにはしゃぐ相棒は結局のところ、可愛がってもらえれば男でも女でも構わないのだろう。>>39 春日井に向かって無邪気に息を荒げ、二本脚をその膝へ。たしたし、と肉球を押し付けた筈。]
(46) 2021/02/14(Sun) 12時頃
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── バレンタイン一週間前・賀東荘で
[通過することなくエントランスを潜り、如月に挨拶を済ませボスと犬用のおやつを預けると、勝手知ったる他人の家、もとりシェアハウスといった顔で上がり込む。 共有スペースには誰かいただろうか。少なくとも早乙女の姿はなかった。]
…呼び出し方法を考えていなかったな
[勿論、先の帰宅を促したのは風呂で砂を洗い流すだろうという想像であったから、ここにいなくても不思議はなく。 ボードに貼られたメモを回収し、端末へと打ち込む。]
『いま戻った、お待たせ。 柚木』
[ついでに、登録したてのアドレスに一通のメールを送ると、椅子を引きテーブルに肘をついた。 目の前には、ふたつのコンビニ袋。 そのどちらでもない、目の前には新品のショコラリップ。]
(47) 2021/02/14(Sun) 12時頃
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…………。
[さっきはありえない、なんて反応を示したけれど。 春日井から受け取ったショコラリップは何故か、早乙女に頼まれた買い物袋の中に即座につっこめずにいた。 どちらかといえば辛党ではあるが、甘い匂いや味が嫌いというわけでもない。が、それが迷う理由でないことくらいは自覚していた。]
今日は、静かだな
[言いようのない、ぐろぐろとした逡巡を吐き出す溜息と共に吐き出す独り言。視線はリップから旧バーカウンターがある方へと向く。 一度、こんな風にお邪魔した際に何かが割れる音と、騒がしい物音を耳にしたことがある。>>0:45 何事かと駆けつけた先は、驚くほど何事もなかった。
あれ以来、男の中で敷波は謎のバリキャリウーマンとしてインプットされている。]
(48) 2021/02/14(Sun) 12時半頃
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[既にひと騒動あった後だなんて思いもしない。
早乙女が訪れるまでの間、手持ち無沙汰に端末を開く。送りそびれたメッセージは削除し、代わりに開く動画は、つい最近お薦めされたとある美少女Vtuverのチャンネル。正直、ゲームの類が得意ではない男にはそれが何処の言語かすらも定かでない時もあるが。
薦められた相手が相手だけに、視ないわけにはいかなかった。]*
(49) 2021/02/14(Sun) 12時半頃
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── 時はやや過ぎて
[日没頃。男はまた海岸沿いへ向けて散歩に赴いていた。真冬ならもっと早い時間の方が犬にも人にもいいのかもしれないが、夕暮れに染まる空を眺めるにはこれが一番なのだ。
そしてやはり、賀東荘の前で一旦足を止める。 まだ幼い餓鬼の頃、祖父が顕在の頃、旅館が経営していた頃。此処は男にとってわくわくする遊び場で、城だった。今はいくらかの名残を持ちつつもすっかり変わってしまったが、それは今でも変わらない。
此処は、ふらりと訪れる場所で住む場所じゃない。]
(50) 2021/02/14(Sun) 12時半頃
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? ……
[電気のついていない。無人を思わせる部屋の窓の向こう。何かが揺らいだ気がした。>>0:144
あそこは確か綿津見の間だったか、それとも朧か。言い換えれば、あの人影は大田か圷かという疑問になるが、ここからでは目視が難しい。 此方の姿だって、街灯に照らされる影か、犬の吠え声くらいがせいぜいだろう。
だから、わかりやすく見上げるように顔を向けたのも、軽く手を振ったのも、ただの気まぐれだ。 ルーティン通りの生活とはいえ、男は機械じゃない。イレギュラーな言動なんていくらでも。]
(51) 2021/02/14(Sun) 13時頃
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[行きと帰りの乗車時間を。 ありがたい筈の休日を無駄に浪費して。 背を丸めて歩く勤め人たちの流れを逆流して歩く 女の足取りは重……くはない。 精々、またか。といった心地。
折角都心に来たのだから、 その足でショッピング…なんて気分にはならなかった。 女はさほど人混みが好きではない。 それは孤独を好む気質…という訳でもなく、 単純に、何かやらかした際に自分一人でカバーできないレベルで被害が拡大するので。
ならば何故、老若男女様々な他者を抱えたシェアハウスを選んだのか? 答えは単純だ。故郷の両親が「上京するなら、頼むから誰かと一緒に暮らしてくれ」と頭を下げたから。 冷たい都会、女一人暮らし、鍵を何度掛け忘れたか分からない女。そりゃそうなる。]
(52) 2021/02/14(Sun) 13時頃
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[進学を機に此方に出てくる事になった際、 賀東荘を見つけ出せたのは僥倖だった。
上京と呼ぶには1時間程度離れてはいるが、 故郷によく似た潮風がこの街には吹いている。 表情は少なくとも穏やかな管理人は彼女のやらかしを些事程度に考えてくれる。(何やら昔ひと騒動あったらしいから、それに比べれば可愛いものなんだろう)
……まぁ、どう処理すればいいのかわからない 『恋心』とやらに出会ってしまったのは、 正味、拙かったが。]
(53) 2021/02/14(Sun) 13時頃
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[と、いうわけで。 敷波玲は賀東荘に住んで案外長い。 そして長年の己のドジとの戦いにより、 街を歩く際は自然と警戒度を上げている。 誰かにぶつからないように。何かを踏まないように。 何か…………]
…ん。
[勤め人の足音の中、 立ち止まって呆然とこちらを見つめる姿>>32。 フードから僅かに漏れる白く透った髪には見覚えがあった。]
(54) 2021/02/14(Sun) 13時頃
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……、 あ、お世話になってます敷波です。 ええ、はい。本日の件についてですけど。
[と、声をかけたのは眼前の同居人………ではなく。 電話が掛かってきたふりをしながら、素早く彼の隣を歩き去る。 この同居人はなるたけ関わらないであげるのが最適だ、と 敷波玲は過去のパターンから学習している。 意識しない。関わる時は最低限。構いすぎるとどんどん顔が沈んでいくので。
まぁ、一つ問題があるとすれば。 彼女が手早く耳に当てたのは、 スマホではなく、その隣に収まっていた 商店街の行列のできるパン屋さん、 朝限定の焼きそばパン(朝食用)という点ではあったが。]
(55) 2021/02/14(Sun) 13時頃
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[恥をかいた時。 それを弁明したり騒いだり、 戯けて誤魔化すと、それは隙になる。 何よりみっともない。
歯車の中の失敗は速やかに申告せねばならないが、 個人の世界における恥は時にその法則から外れる。 そんな恥をかいた時はいっそ真剣にかき通す。 戦いの末に掴んだ技術の一つだ。
故に、耳に当てたスマホが妙にフカフカしていることに気付いても。 女は慌てない。笑わない。歩みのリズムも決して変えない。 こうして凪の間の住民は暫し、焼きそばパン相手に 真剣そのもののビジネストークを繰り広げながら 商店街を堂々と、ヒールを鳴らしながら歩いていたのであった]*
(56) 2021/02/14(Sun) 13時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2021/02/14(Sun) 13時半頃
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─── 春日井縁の恋愛事情 ───
(57) 2021/02/14(Sun) 14時頃
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[ 縁の父は、仕事が忙しい人だった。
どの程度の重圧を背負っていたかは、 所詮学生だった自分には、判断つかなかったけれど。
少なくとも、 愛する妻の死に目に間に合わないくらいには。 ]
(58) 2021/02/14(Sun) 14時半頃
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[ …… 当時の僕は、 子供ではあったが幼子ではなかったから。 そんな形で終わった家族という形に。 目に見えて荒れる事はなかったけれど。 父と母は大恋愛の末に結ばれたという。 その結果、迎えた結末に。
ああ、こんなものかと。 そんな落胆は、心の奥でしこりとして残っていた。
─── 出会ったのは、そんな折。 ]
(59) 2021/02/14(Sun) 14時半頃
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[ 何かを埋めるように、嵌っていたネット世界。 そこへ出会った本名どころか、 男かも女かもわからない誰かさんに。
産まれたばかりの雛の如く、僕は恋をした。
前述の通り、顔も性別もわからない相手。 別に同性でも構わない。 そんな程度には、深く滾る想いだった。 相手の何もかもが不透明ゆえ、 未来の展望など何ら見えないけれど。 ]
(60) 2021/02/14(Sun) 14時半頃
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[ 一つだけ決めたのは。 恋した相手の死に目に会えないなんて状況は招かない。 父の生き方を否定する気はないけれど、 息子はその生き方を選ばない、というだけの話。
決断すれば行動は早い。 当時内定が決まっていた企業は、 うん、なかなかに多忙そうだったから ……。 大学の教授達が止める声にも耳を貸さず、 辞退してお祈りを返しておいた。
配信者としての生き方を選んだのは。 時間に融通が効きそうな職の中で、 自分に適性があったから。 ]
(61) 2021/02/14(Sun) 14時半頃
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[ 最初は普通の男性ゲーム配信者だった。 しかし3Dアバターを通した方が、 女だと誤認された方が。
再生数が飛躍的にアップすると気づけば、 迷わなかった。
…… たまに、僕は何をしているんだろうと。 遠くを見つめることもあるけれど。 お金を稼ぐと言う行為は、 多少なりとも痛みを伴うものだからね、うん。 (スパチャ美味しいです) ]
(62) 2021/02/14(Sun) 14時半頃
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[ こうして配信者として活動を続けながら。 春日井縁は、決して スマートフォンを手放さない。>>0:55>>0:136
ネットの細い糸でしか繋がりを得ていない。 恋した相手からの連絡が来れば、 すぐ対応するために。
「いい天気だね」。
そんな、何て事のない日常会話には、
「僕のいる場所は曇ってるよ」
と、スタンプをつけて返し───。]
(63) 2021/02/14(Sun) 14時半頃
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[ ───「死にたい」
…… かつて、命を断つ直前。 母が父に送ったメッセージと同じ内容が届けば。
すぐその場に駆ける。 そんな覚悟を常に伴って。 ]
( …… そんなわけで、今の目標は、 恋した相手の住所を割り出す事だ。
今の住居は気に入ってはいるけれど。 近くにいるに、越した事はないから。 )**
(64) 2021/02/14(Sun) 14時半頃
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[柚木から到着のメールが届いたのは 柊との会話が一段落した頃合いだったろうか。>>47
「すぐ行くので10分だけ待っててください!」と返し、 簡単にメイクを整え、ダッシュして部屋まで戻る。 余り待たせるわけにはいかないが、 部屋着のままというのも…、 という気持ちを天秤に賭け、 上から一枚、緩めのカーディガンを羽織ることで折衷案とする。
お風呂グッズを部屋に放り込み、 スマホと携帯だけを持って 髪を乾かすのも早々に共有スペースまでやって来た。]
(65) 2021/02/14(Sun) 14時半頃
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[ドアの隙間から共有スペースの様子を覗けば 現在他に人は居ないようで、 どこかのVチューバ―の音声が聞こえてくる。 テーブルには幾つかのコンビニ袋が置かれており、 届け物はあれなのだろうと窺えた。
その様子を確認し、先程と同じように そっと後ろから忍び寄り、声をかける。 別段驚かそうと言う心算はなく、 ついつい足音を殺すのが癖になってしまっているだけだが。]
お、お待たせしましたっ。 すみませんあの、わざわざお買い物して頂いて。
……えっと、これは……?
[テーブルに置かれた二つの袋。その片方を手に取ろうとして―――ぽつんとテーブルに置かれたショコラリップに気が付いた。 そこにあるからには自分へのものではないのだろうが、もしかして自分用だろうか……? 不思議そうな顔で柚木を見やる*]
(66) 2021/02/14(Sun) 14時半頃
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/* >自分へのものではないのだろうが、自分用だろうか 読み返したら分かり辛い日本語でサーセン
(-4) 2021/02/14(Sun) 14時半頃
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/* なんかな〜〜〜〜 やっぱりキャラ設定間違えたかなって気がしてるのよ
(-5) 2021/02/14(Sun) 14時半頃
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─── コンビニ ───
ええ、柚木さんが。 使ってもいいと思いますよ、ショコラリップを。
[ 相手の紡ぐ言葉に対応する単語を、 にこやかに微笑んで、念を押すように返し。 それから袋の中に消えていくリップクリームを 視線で追った。>>45
仄かなカカオの香りが飾るのは、 果たして早乙女か柚木、どちらの唇か。 そんな空想を楽しむくらいは、許されるだろうと。 ]
(67) 2021/02/14(Sun) 15時頃
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ほら、写真に残した方が。 思い出になりやすいでしょう? 人間って案外忘れっぽいですから。
[ 疑問に返した答え。>>46 それで納得して貰えたかはわからない。 …… まあ、所詮は口から出まかせだったからね。
自分の中での理解が得られなくとも、 それを咎めるような相手ではないのは知っていたから。 何にせよ、その場では問題はなかったと思う。 ]
(68) 2021/02/14(Sun) 15時頃
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[ こうして、コンビニに行って、 ボスの肉球を堪能しただけで終わった日。
─── の、翌日。 スマホに映る時間は、期せずして 圷の目の前で確認したのと同時刻だった。>>0:39 あれからコンビニで30分程時間を使ったから。 僕はつまり、マイナス30分眠っていて???
…… いや、どうやらほぼ丸一日寝てたらしい。 理解したのは、 いつまでも経っても始まらない雑談配信に対し>>41 「無茶しやがって」「戻ってこれなかったか…」 等のリスナー達からの冗談めかしたお悔やみの言葉が ツリーを伸ばしていたのを見て。 ]
(69) 2021/02/14(Sun) 15時頃
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男だって告白すればいい、か。 簡単に言ってくれるね。
“みぃめろ姫”ちゃんは。
[ そのまま、もう一つの呟きに視線を伸ばし。>>42 自嘲するようにふっと息を吐く。 男も女もそう容易くはないのだ。 ────── 恋心、というものは。
続いて両手を引っ張り伸びをすると、 あーあー、と寝起きの声を整えて。 ]
(70) 2021/02/14(Sun) 15時頃
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[ さあ、今日もご飯を食べる為に仕事をしよう。]
…… 勝手に僕を殺すなですよ。
[ 予定より随分遅れての。 早朝からの雑談配信を開始した。 ]**
(71) 2021/02/14(Sun) 15時頃
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─ 温泉 早乙女と ─
スランプ……ですかねぇ、あはは…… あ、え、絵本書いてます。 一応。
[意味もなく笑った後、少し言いにくそうに言う。 世間で言う作家とは小説家みたいなイメージを持つだろうし、絵本作家となるともっとファンシーなかんじなのではないか? 自分には似合わないかんじが少しした。]
(72) 2021/02/14(Sun) 15時頃
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あー たしかに木を登っている姿なんて いきなり見たらびっくりしちゃいますからねぇ
[先ほどの敷波さんを思い出して眉を下げて笑う。 朝っぱらから住人が木に登って部屋に入ろうとするなんて誰が考えるだろうか。 まあ、敷波さんならやりかねないというのはあるが。
湯舟に浸かる早乙女さんを見て、いやーと漏らし。]
ここの住人って特色ありますからねぇ
[その"特色"の中に自分は含まれていないことを願いつつ。]*
(73) 2021/02/14(Sun) 15時頃
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― 前日:都内某オフィス、某会議室にて ―
「Vtuberの朗読動画ってのはやっぱり、 役者サンがたの朗読と再生数の桁が違うんですよ」
「でも朗読ったって、 教科書に載るような短めの名作文学が多いでしょ? 羅生門とかごんぎつねとかこころとか」
「都市伝説とかほん怖とか その辺も人気高いですよ。 朗読というよりかは解説かな?」
「未解決事件の顛末とか?」
「ちょっとその辺はデリケートですね。 ボイロなら行けますがVの方々は……」
「いや、私が言いたいのは ジャンルの話じゃなくて、ですね。」
(74) 2021/02/14(Sun) 15時半頃
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「『軌道』>>0:20は連載小説なんでしょう? 自分も拝読しましたけれども、 センター試験でさらっと触れられるような 短編のそれじゃなくて、こう、厚みでこんぐらい! それの何処を朗読させて、PRにするんですかって!」
[ガラス張りの窓の向こう側、 無機質なビルディングが屹立するのを背後に。 女はやいのやいのといった空気の議論から、 声のデカさと感情と脱線を排した文字として手短に、要点のみを。 淡々と議事録として打ち込み続けている。
こんな奴らの為にお疲れ様チョコ融通するのも毎年虚しい。 わざわざお越しいただいた書甲羅社の皆様には 無駄に体力を消耗させてしまって申し訳ないなぁ、と。 敷波玲は片手間に別窓で承認作業を行いながら小さくため息をついた。]
(75) 2021/02/14(Sun) 15時半頃
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[敷波の所属している部署は、Webコンテンツを媒体としたPRをメインにしている。 SNSでじゃんけんや占いを交えた広告を作ったり、 5秒くらいの短いPR動画を発注したり、 VRchatの世界の様々なエリアに一風変わった宣伝ギミックを施したり、だ。 今回の概要としては 『近日書籍化する小説をVtuberの朗読動画でPRしてもらおう』 といった案件だ。 エクセルの窓で軽くスクロールバーを滑らせれば、 まずは朗読候補の書籍化予定小説リストが出てくる。]
(彼方の編集さん…が推してるのが、この『軌道』か。 あまり聞かないけど、個人的な思い入れがある雰囲気。 作家さんを売り出したいのか、 それとも物語に自己投影してるのか……)
[言葉に出さない独り言は、議事録には残さない。 卓上で起きているやれ冒頭を読め、山場がいいだのといった やりとりをさらりと文字に残しつつ、 ペットボトルのお茶を一口飲んで]
(76) 2021/02/14(Sun) 15時半頃
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(……恋愛小説、か。 今から動画作っても14日には間に合わないでしょ)
[ここからも思考へと滲んでくる桃色に肩を竦めてから、次はVtuberのリストへ。 作品内容で声質を選ぶべきだし、作品が決まらない限り こっちのリストは精査しようがないだろう、と薄目になって…]
………いや、みぃ姫はないでしょ?
[何故か紛れ込んでいた、ガチゲーマーな推しVの名前。 誰だあの子を入れたのは。と、PCから視線を上げて スーツの面々を見回したが、彼らの議論は堂々巡りを繰り返すばかりだった]*
(77) 2021/02/14(Sun) 15時半頃
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― 2階・202号室前 ―
[思案していた先の扉が開くとは思わず、ついまじまじと登場人物>>19を見つめてしまった。]
あァ、それは、まァ、そう。 さすがに2日まともなモン食わないと力抜けてきてね。
[部屋を出た一番の目的は買い出しではないが、それもまた必要なことではあった。ここ2日の食事が見知らぬ誰かの蜜柑1個となるとさすがの人間様も調子が悪くなってくるらしい。昼すぎ――今日届く荷物は昨晩注文した大量のレトルトセットだ――まで粘るのは厳しそうだと思っていた。 ちなみにデリバリーは一度で一食程度しか用意できないため、あまり利用することはない。ほら、毎回メモ貼るの面倒だし。]
そっちは……風呂ってとこか。
[手元にあるのは着替えだろうと推測できた。視線をそこに向け、根拠を示す。 こういった世間話を続けるのは、己にとって珍しいことだ。時折チケットを購入するというイベントがあるおかげで、大田とはここの住人の中でも会話する機会が多い。それでも顔を合わせる回数は常識からすれば、一切多くはない>>20のだが。]
(78) 2021/02/14(Sun) 16時頃
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……あァ、そう。今回はご縁がなかったな。 何の役だったんだっけ。たまに聞こえてたけど。
[己の職業を自ら明かすことはないが、別に秘密にしている訳でもない。必要がないから話さないだけだ。管理人である如月には事前に説明してある。家からほとんど出ず、稀に外出したと思えばド深夜なんて不審の塊だろう。共同生活において最低限の信用は重要だ。如月にも何かあれば職業を明かしていいと伝えてある。
大田が彼女から話を聞いたと知ったのは、廊下ですれ違った何てことない日だったか。記憶に残る特徴もない。強いて言うなら、雨が降っていたような気がする。 初めて舞台を鑑賞した後も、それから時折足を運ぶようになっても、己は感想を語らない。ただ行ける時に行き、行かない時は行かない。控室に顔を出すこともなく、アフタートーク含め幕が完全に閉じてから席を立つだけだ。
彼に脚本の評価を尋ねられた時>>20は、変わったことを聞くのだなと思った。合点がいったのは、小説について触れられた時だ。理由も想像できる範囲であった。あの管理人は、変わらぬ表情の下で住人をよく見ている。]
(79) 2021/02/14(Sun) 16時頃
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[――表情の変化が乏しいのは、目の前の彼もそうだ。舞台上を除いて、彼の表情筋が大きく動いたのを見たことがない気がする。 習慣めいた挨拶をする姿>>21を無言で見つめた。]
笑うことってあるの。
[それは水底から生まれた気泡のように、一瞬にして表出した疑問だった。脈絡のない言葉に最初に驚いたのは己の方だったかもしれない。片眉が僅かに跳ねた。]
……いや。 この前デカい図鑑落としたんだけど聞こえた? 早朝近くだったから、寝てたとは思うんだけど。
だから、まァ、別にいいよ。慣れたし。 お互い様でしょ。
[フォローというには些か足りない淡白さで、ひとつ前の言葉を塗り潰そうとする。否定も訂正もしない。正すものでもない。だから、黙殺する。]
(80) 2021/02/14(Sun) 16時頃
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夢を追いかけるってのは大変だねェ。 ま、今のうちに金稼いどくんだな。
[脚本の評価や書いている小説について尋ねられた時も、明確な答えは返さなかった。己が彼に関わるのは、チケットの売買とたまの世間話くらいだったか。ならば、それに準じよう。 意地の悪い一言を別れの挨拶にすると、何もなければその場を離れ、階段の方へ向かおうとした。]*
(81) 2021/02/14(Sun) 16時頃
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― 昔の話 ―
[早乙女愛理は母子家庭である。 物ごころついた時には既に親の仲が悪く、 離婚するまで然程時間はかからなかった。
幸い両親とも仕事をしていて 父も律儀に毎月養育費をくれていたから 生活費には然程困っておらず 一人娘を大学に行かせて1人暮らしさせる程度の 経済的余裕はあったみたいだけれど。
その代わり放任、と言うと聞こえはいいが あまり可愛がられた記憶が無いこどもだった。 中高の頃から夜遊びが増え、 友達とつるんで家に帰らないことが多くなっても 母からさほど興味を向けられた覚えがない。]
(82) 2021/02/14(Sun) 16時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2021/02/14(Sun) 16時頃
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[そんな、確か反抗期がピークだった頃。
掲示板の中でたまたま出会った子と 打ち解けてよく話すようになった。
当時は暇を潰せれば誰でも良くて、 相手のことは性別も素性も全然知らなかった。 けれど話が弾んで、今ではまるで 往年の友人みたいに思っている。
愛理があの日「運命の恋」をしたことも。
恥ずかしいので詳細は語っていないけれど ともだちの話―――というていで。 他愛ない雑談の合間、時々相談に乗って貰っている。*]
(83) 2021/02/14(Sun) 16時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2021/02/14(Sun) 16時頃
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/* 大田さんが小説家であることを知ってくださった経緯、自然で分かりやすくてすごいなぁ。 とても嬉しかったので設定欄に追記しておきました。 むしろこれまで触れづらかったですよね……! いや触れなくてもいいんですが、知っちゃいけないのかも分からないと不便な気がしたので。それも含めてありがとうだー。
拾い力がすごいのもそうなのですが、広げ方も的確というか綺麗だなあと思います。 >>19のト書き内のことが>>21で会話として出てくることで、PL視点でもPC視点でも伝わるというか。会話してるって感じがする。上手。すごい。語彙。
お返しできるのが意地の悪い方向性しかない点は圷なのでと心でお詫びしつつ、それに甘えず気をつけるぞの結果があれです。あれえ? むずかしい。まだ圷に慣れません。
(-6) 2021/02/14(Sun) 16時頃
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/* 柚木さんもお忙しい中反応いただき感謝の限り。 一発言が窓枠から見た景色そのものみたいに感じられていいなあ。 イレギュラー、この後のどこかで触れていきたい。投げてよかったー。
そして敷波さんは相変わらずフットワーク軽くいろいろな方に触れてくださるの、嬉しいしすごいなあと思います。 ひとりひとりに触れるというより、触れた相手同士も繋がる感じというか、線ではなく面や立体で全体を見ておられるんだなあという印象。かっこいい。見習いたい。
(-7) 2021/02/14(Sun) 16時半頃
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― 海辺 ―
[商店街を抜け。ついでに賀東荘も通り抜けて。 …此方はうっかりではなく、意図的に。 女は普段は部屋から見下ろしている辺りの浜辺へと、足を運んでいた。]
……寒い、けど。 じっとしてると…日差しであったかいかも、だ。
[普段は会社にいる時刻ゆえ、見ることのない空の色。 この時刻の海を堪能しておこうと。 握ったままのやきそばパンを包装から解放し、 ついでにハイヒールとタイツもすぽんと脱ぎ去って、素足になって。]
んま。
[遅めの朝食。お供の牛乳はぬめたい。 それから漸く、本物のスマホを取り出して SNSアプリを起動する]
(84) 2021/02/14(Sun) 16時半頃
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…………、 あたしじゃん、これ。
[ほら、鍵を付けたって既に、既にだ。 取り返しのつかないことになってる訳で!>>0:137 昨日つい手が出た通勤電車の一件が。 ついでにうっかり己であることが特定できる案件が。 推しに観測され、推し界隈に拡散されていた。 神が居るならこの数奇な運命に大爆笑だろう。] ……はぁ。 みぃ姫が食べたその鶏皮、 その神もどきからの献上物です、って。 そんなんある? そんなんあるんだね。 あ、雑談配信やってる…。
[面白いような恥ずかしいような気持ちと、 漠然と持て余した時間にお誂向けの配信枠。 自然と指先はそのリンクへと向かい、]
(85) 2021/02/14(Sun) 16時半頃
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Raymond_sea 【みぃ姫おつおつ。100勝お疲れパーリィ代です】 \1000*
(86) 2021/02/14(Sun) 16時半頃
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レイは、ヨスガに話の続きを促した。
2021/02/14(Sun) 16時半頃
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/* 飴は投げてよさそうかな。発言数最大を選ばれるってことだし、禁止もされてなかった。ありがとうwiki。ありがとう村建て様。 世界観や進行についてもですが、砂場や注意事項等々、痒いところに手が届く内容でwikiごと大好きです。
(-8) 2021/02/14(Sun) 16時半頃
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/* は。先に投げられていた! しかも自然な感じで。素敵。じゃあ敷波さんに投げるのがいいかな。
(-9) 2021/02/14(Sun) 16時半頃
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エフは、レイはもう出勤したのだろうかと、姿の見えない廊下を眺めた。
2021/02/14(Sun) 16時半頃
CC レイは、メモを貼った。
2021/02/14(Sun) 16時半頃
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──バレンタイン一週間前/共有スペース
[ボリュームもそこそこ、さほど集中して視聴していたわけではないが、やはり背後から忍ぶ気配にすぐには気づかない。>>66]
! おう。いや、俺のせいだからな [すっかり綺麗さっぱりになった、如何にも風呂上り…な姿を目視すると、どこか気先ずげに視線を反らし、結果として目が合うこととなったのはショコラリップ。 指摘され、何でもない風にそれを摘まむ。]
コンビニで春日井くんに会ってな こういうのもいいんじゃないかって勧められた
どっちがいい?
[カサ、と音を立てて取り出すのは、同じメーカーで定番の苺フレーバーのリップ。 平静を装ってはいたが、その実動揺していたのだろう。どちらも彼女に差し出してしまえば謎の葛藤から抜け出せる筈だったのに。]
(87) 2021/02/14(Sun) 16時半頃
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/* あ、しまった。コピペミスでロルが抜けてる。 (この子のSNS鍵垢なんですよというト書きが5行すっぽり抜けた) ドジッ子ロルをしてるPLにドジが感染ってどうすんですか。
どうしよ。どっかでフォローするか、 このガバを生かしてなんか生やすか…ひとまずちょっと寝かせて考えようか。 しかし1000ptって結構少なかったな!?という気持ち。 飴の規定しておくべきだったかと反省しきりですが、エフさんが上手く投げてくれて本当にありがたい……
(-10) 2021/02/14(Sun) 16時半頃
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[彼女の返答によっては、ショコラリップより更に男に不釣り合いの、苺フレーバーのリップクリームが手元に残る可能性を、この時失念していた。]*
(88) 2021/02/14(Sun) 16時半頃
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/* 俺は何をやっているんだ?
(-11) 2021/02/14(Sun) 16時半頃
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/* あー…読み返したらなんかモブJKちゃん=レイ、みたいな 自演っぽく取れるな、これ。PLからすれば自演だけど。 ちゃんと上手くフォローしよう。さてどうするか。
片想い先は定まりつつありますがまだふわふわしてます。 一風変わった片想いもOK!って売り出し文句のこの村だけど、 村建て、普段から変な片想いRP(みたいなこと)しまくってたので… 今回は不思議なタイプの片想い、拝見する側に回りたい。そんな気持ち。
(-12) 2021/02/14(Sun) 16時半頃
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― 回想:ドジにSNSは難しい ― [先輩は鍵垢にした方がいいですよ、と。 後輩に言われたのは昨日のランチ時のこと。]
…と、いっても。 あたし、海の写真くらいしか流してないし。 海って、特定難しくないかな。
[学生時代だったか、人に勧められて作ったアカウント。 添える言葉もフォロワーも殆どなく、日記のように、 否、日記よりも頻度は低く。 部屋から見た海、それも木も浜も映り込ませない、まっ平な水平線だけを。 何か感じた時だけ、写真を撮って 備忘録程度に流すだけの、アカウントだった。
でも先輩、時々私のLineに誤爆しますよね、買い物メモ。 その言葉に、思わずパスタを巻いていたフォークが止まる]
(89) 2021/02/14(Sun) 17時頃
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あー。 あーーー。 あーーーーー………… うん。
鍵にしよ。ありがと。
[一瞬で察した。 寧ろ日常に潜むリスクを常々考え続けていた自分が、 序でに言えば仕事上コンプラや炎上リスクに敏感な自分が、 この落とし穴に今まで気付かなかったのも 一種のやらかしだったかもしれない。 というか今まで海の写真以外をうっかり上げなかったのは奇跡では?
こうして@Raymond_seaは昼間に鍵付きとなった訳だが。 自分のアカウントに鍵をつけても、 ちょっと目について助けただけの、見知らぬ女子高生の口に戸は立てられんのであった>>85]*
(90) 2021/02/14(Sun) 17時頃
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[ 僕の好きな人には、好きな人がいるらしい。 ]
(91) 2021/02/14(Sun) 17時半頃
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[ それを知ったのは、いつ頃だったかな。 初めて相談を受けたのは、 確か、ランク戦真っ最中で。
あまりの衝撃にゲーム用のタブレットが 指先から滑り落ちて。 格下相手に一敗を喫する羽目となった。 ]
……… 我が国では、 恋敵を殺害する行為は許されてたっけ? [ 動揺のあまり、そのような疑問を口走り。 そのままタブレットで検索した。 (当たり前だが)どうやら許可されていないとわかり。 絶望した日の事は、今でも脳裏に焼き付いている。 ]
(92) 2021/02/14(Sun) 17時半頃
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[ 当然の事だけど。 恋とは、何もしなければ成就しないのだ。
そこで、恋敵を害したところで、 僕の好きな人は、幸せにはならない。 本当に相手が好きなら、身を引くべきだ。 ─── なんて、殊勝な方向にシフトできれば まだ綺麗な話で良かったんだけれど。
どうにか法に触れない範囲で破滅させられないものか。
穏やかとは言い難い願望と、 失恋が決まっている想いを燻らせながら。 僕は今日もスマホが通知を鳴らすのを待ち続ける。 ]
(93) 2021/02/14(Sun) 17時半頃
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レイ。 いつもありがとうですよ
レイがたくさんお仕事をして、 そのお金を僕に投げてくれるおかげで、 僕は今日も美味しいご飯が食べられるのです。
(94) 2021/02/14(Sun) 17時半頃
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─── 105号室 ───
[ ROM専リスナーは流石に無理だけれど。 常連の名前は大体覚えている。 配信中。スパチャを読み上げながら、>>86 手を合わせて。
「女子の振りして食う飯は美味いか?」 「美味しい、よ!!!!!!」
脳内で自問自答を繰り広げつつ、 今日も朝日が眩しいなぁと、 目の淵に涙を溜めて、窓の外を眺めるのだった。 ]
(95) 2021/02/14(Sun) 17時半頃
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ところでリスナーのみんな。 ネットでしか繋がってない相手の住所を知る方法 何か知らないですか?
「 みぃ。何企んでる」 「 犯罪はやめておけ 」 「 鎖国しました 」
[ …… なんでバレた? ]**
(96) 2021/02/14(Sun) 17時半頃
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─ 二階/201号室前 ─
分かります。 それが無ければ、永遠に食べずにいられるのですが
[ 中身を問い掛けたことは無いが、たまに202号室に荷物が届いていることは知っている。 一つではない選択肢から買い出しを選びがちなのは、圷が今語ったような>>78経験が自分にもあるからだった。 こちらの場合は食事に関心が薄いだけだが。
推測には黙って頷く。 会話が億劫なのではない。隣人と顔を合わせた時はこんな風に静かに世間話を交わしている。 一般的には多いと言えないその機会は、こちらの休みと圷の〆切明けが重なれば常より多くなることもある。 ]
(97) 2021/02/14(Sun) 17時半頃
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事件の容疑者を捕らえて連行する。 さも自分は清らかなように他人を責める、そんな役です
[ 他者の秘密に踏み込んではならない。共同生活において信用は大切だ。 管理人は、当人から許可を貰い話していることも注意の際に伝えてくれた。
作家と役者に重なるものは少なくとも、明かさなければ理解が得難い生活という面には共感するものがある。 何も語らずただ観客として姿を見せてくれる姿勢>>79も、竜海には好ましく感じられた。
今日はどうだろうと客席にその顔を探す行為は無意識に根付いた。しかし、来ない時も気にはしない。 適度な距離感は歪みを生むこともなく、静かに続けられる。 ]
(98) 2021/02/14(Sun) 17時半頃
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[ 不意の一言──というよりは、自らそれに驚いたかのような圷の反応が こちらにとって、そんな関係性に初めて落とされた異物だったかもしれない。>>80 語るものと聴くもの、視点は逆さとなり相手の気持ちは理解が難しい。 ただ静かで冷たい雪の上に、一滴が黒点を作ったかのような。
微動だにしない口角、黒い目。竜海がその疑問に一切の変化を示すことは無く。 無感情で表層を覆ったまま、彼を見つめていた。 ]
俺は非常に無神経なので、存分に騒いでもらって大丈夫です でも、火事になったらなんとかして気づかせて下さい
[ そうして、普段通りの世間話のように振る舞う。 何も語らず話を戻すというのは、そういうことを求められているのだろうから。
いつも掴めない言葉の多い相手>>81らしいと思う。 ]
(99) 2021/02/14(Sun) 17時半頃
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[ 構われることは嫌いではない、誰かの厚意を受ければ有り難く感じそれを忘れない。 嫌悪より好かれるほうが良いに決まっている。
だけど、正しい者達にとって人間らしくないという大田竜海は、その評価の通り人間についての理解が低くて。 正直に言ってしまうと「あいするひと」に対してよりも関心が薄かった為に。
そういう圷の態度は接する度好ましく感じる。 ]
(100) 2021/02/14(Sun) 17時半頃
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[ 気紛れで親しんだ者に断片を零すことと、唐突な一言ではどうも受け取り方が違うようだ。 その男と圷とでは築いた関係性に差があるのも理由かもしれないが。 踏み込まれるよりも、ほんの少しの投げやりと意地悪のほうが良い。 ]
家賃が払えなくなったら、立ち退き前に挨拶しますから その時は最後に書いてる本の名前を教えて下さい
[ 鉄面皮の奥の思考が返答を遅れさせた。 自分なりの冗談を受け止めることとなるのは、階段に向かう遠のく背中。
大田竜海は同じ場所に立ったまま見送るように動かない。もし振り返っても一礼するだけだ。* ]
(101) 2021/02/14(Sun) 18時頃
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タツミは、ヨスガに話の続きを促した。
2021/02/14(Sun) 18時頃
タツミは、レイに話の続きを促した。
2021/02/14(Sun) 18時頃
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― 『軌道』 ―
[書籍化の話が出たのは、年が明けてすぐのことだった。 担当との打ち合わせはメールがほとんどだ。時々ボイスチャットで会議することもあるが、直接会う機会なんて滅多にない。そんな中、新年一発目だからと会社に呼び出された。
亀のマークが目印の書甲羅社は都心との中間にある。久々の電車に疲れ果てた姿で訪れると、年若い担当に満面の笑みで迎えられた。特別小柄ではないのだが、背後に小型犬が幻視できる。 そして告げられた話に、己はどんな表情をしていたのだろう。向かいの表情が曇った。]
別に、嫌な訳じゃないさ。 予想してなかっただけで。
[SNSも活用していない己には、感想が届く機会は少ない。ごく稀に出版社宛に届いたメールが転送されることがあるが、辺境のHPでメールアドレスを探してまで感想を送る猛者はそういないのだ。実感がない。 知らない才能を己に見出している様子の彼にお世辞はいいと一蹴するには、あまりにもまっすぐな目をしている。作家の気分を上げることも担当の仕事だというのなら、彼はきっと優秀なのだろう。背後の犬がドヤ顔しているような気がした。]
(102) 2021/02/14(Sun) 18時頃
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でも、そんな予算あるの。 この弱小出版社に。
[これは仕事だ。あるかも分からない才能だけでは成り立たない。必要なのは元手と、それを回収できる見込みだ。
話題にも上がらない作品を書店で見ただけで手に取る人間が、どれだけいるだろう。数億冊の中からたった一冊に選ばれる奇跡が、何度あるだろう。 今求められているのは奇跡を数回起こすことではなく、当たり前を何万回も繰り返させることだ。
それは彼も理解していた様子で、待ってましたと言わんばかりに企画書を出した。]
……Vtuber朗読企画?
[要するに関わりのないジャンルと組むことで、新たな客層を獲得しようという試みだろう。 とある会社>>76が主催するもののようで、候補のひとつとして会議にあげられるらしい。採用されれば、広大なネットの海に見知らぬ者の声で物語が放流される訳だ。話題性は十分。PRとして効果的だろう。]
(103) 2021/02/14(Sun) 18時頃
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なるほどね。それで呼び出された訳か。 ……いいよ、別に。好きにして。
[作品そのものを用いる以上、作家本人の許可がなければ進められないプロジェクトなのだろう。許諾すると、担当の青年は安堵の喜びに彩られた表情を浮かべた。 だからどこぞの誰か>>75が口にしたことと同じ懸念は、歯の裏にくっついたままだ。]
(104) 2021/02/14(Sun) 18時頃
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[幼馴染みの男女が共に成長していく中で芽生える恋。 友人がいる。ライバルがいる。障害もすれ違いもある。
恋は、結ばれなければならないものか。 恋は、伝えなければならないものか。 決められたものだけが、恋なのか。
ならばこの胸に残る痛みは、何だというのか。
物語は終盤に差し掛かり、抱え続けた恋心を ついに相手へ伝える場面が迫っている。
まるで最初からそうなることが決まっていたかのように 引き寄せられていく。 ここまで来たら、足を止めてもその先へ行き着くだろう。
人はそれを、運命と呼ぶのかもしれない。]
(105) 2021/02/14(Sun) 18時頃
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[――そんな、どこにでもあるような、まるい話。 角も、棘も、どこにもない。ありきたりだ、と思う。 男が作品に落とす視線は、いつも冷め切っていた。]
(106) 2021/02/14(Sun) 18時頃
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[口元が落ち着かずタバコに手を伸ばそうとしたところで、小さく舌打ちをした。その程度の抵抗では、懸念は口内にしがみついたままだ。 担当が苦笑して灰皿を勧めたが、手で制して首を振る。]
いい。人前では吸わないから。
[実際、シャツの胸ポケットは空だ。宙に浮いたままの手の着地点を探すように、担当の手元にある資料を示す。]
それ。朗読者候補? ちょーだい。
[アバターらしき写真とプロフィールが載っている。この中の誰かが己の世界に声を授けるのかもしれない。そもそも選ばれた場合の話だが。取らぬ狸のなんとやらだ。 数枚に及ぶ資料を眺めた後、三度折り畳んで空白の胸ポケットに押し込んだ。]*
(107) 2021/02/14(Sun) 18時頃
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レイは、エフという作家名はエゴサしづらそうだ、と資料を見ながら思った。
2021/02/14(Sun) 18時頃
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[視線の先、彼女が口を開くのが見えて>>55、思わず肩を震わせた。 のも、束の間。 彼女の声と視線は明らかに自分ではない誰かに向けられており、よくよく見てみれば彼女はその手に持ったパンを耳に当てていて、
………パン?
思わず二度見をしてしまう。 同時に他の何人かがこちらに視線を向けたことにも気付いたが、これはさすがに自分にも分かる。自分ではない。彼女を見ている。
ほっと胸を撫で下ろし、いや、自分もあまりじろじろ見ては失礼だと再び視線を地面に落とした。
しかし、あそこまで堂々としているとまるでパン型のスマートフォンが開発されたのではないかとすら思えてしまう。さすがに技術大国日本といえどそのような物が開発されたと聞いた覚えはないが、 ……いや、そもそも彼女は、どうしていきなりパンと話し始めたのだろう?もしや本当に、あの時パンが彼女に語りかけ、彼女はそれに応えて……?
など、考えつつ。 自分に視線が向いていない今のうちに、とばかりに足早に仕事場へと向かう。 ヒールの音も遠ざかる。今見た光景が衝撃すぎたせいか、先程までの笑い声ももう気にならなくなっていた。]
(108) 2021/02/14(Sun) 18時半頃
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[それから2ヶ月程過ぎ、ついに選考会議が始まるらしいと昨晩届いたメールで知った。あの時言われたもうひとつの条件は、未だ満たされていないままだというのに。
――ペンネームを決めましょう。
Fなんてアルファベットでは、作者名が数多の言葉に埋没してしまう。先生らしい名前をお願いしますね、なんて無茶を言うものだ。 別に識別さえできれば、適当でもいいだろう。
そう思うのに、何度も開かれた形跡のある三度折られた紙の前で、返信用のメール欄はずっとまっさらなままだ。
何でもいいはずだ。何でもいいはずなのに。 己はまだ、自分に名前をつけることができないでいる。]*
(109) 2021/02/14(Sun) 18時半頃
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/* 敷波さんに思考を読まれていますね……???
(-13) 2021/02/14(Sun) 18時半頃
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― 仕事場にて ―
[台の上で手を組み、横たわる女性。 日本式に手を合わせて祈りを捧げると、彼女の顔を覆う布を捲った。 まだ若いと言える年頃の彼女の肺にはどうやら水が溜まっているようで、さながらオフィーリアか。
それは自分が唯一、"人"と正面から向き合える瞬間。
時間が経ち、歪んでしまった身体を美しく整えていく。 それは決して口を開かないし、決して目を開くこともない。 だから自分を見て嘲笑することも、罵られることも決してないのだ。 自分が手をかけ、まるで生きているかのような安らかな寝顔を取り戻させたとしても、決して。
なんて。 なんて心安らかでいられるのだろう。]
(110) 2021/02/14(Sun) 18時半頃
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[──逆にいえば。 それ以外に、自分が"生きている"人間と接する時、心休まることがないという事なのだが。
故人から顔を背け、そっと溜め息をひとつ。
たとえば──たとえばもし、自分を苛む笑い声を一瞬で掻き消してくれたあの彼女が、 "こう"、なってくれたなら。 自分も彼女に、正面から、素直に向き合えるのに。
なんて、思った。]*
(111) 2021/02/14(Sun) 18時半頃
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/* 本当に元々そういう設定なのでとても驚いている。 何なら飴を待っていただけで(ありがとうございます……!)書き足した訳でもない。すごいな……!
(-14) 2021/02/14(Sun) 18時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2021/02/14(Sun) 18時半頃
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/* ひえ〜〜〜(二度目) 言っちゃった言っちゃった! 歪んでいてすみません…。ご不快でしたら本当すみません…。 でも…!あなたの…!RPに…!一目惚れしてしまったんです…!! もちろんキャラクターにも。いや純粋にめちゃくちゃ面白い。
あと、すごくやっていて思うのが、 皆さん書くのめちゃめちゃ早くないですか…?? わたし1レス書くのに2時間くらいかけてしまうんですけど……。(遅い)
精進します。
(-15) 2021/02/14(Sun) 18時半頃
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ヨスガは、エフの名が記載されたDMに目を通す
2021/02/14(Sun) 18時半頃
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/* 飴たくさんいただいている 僕も大きくなったら、言われる前に飴を投げられるような 気の利く大人になりたいです。
(-16) 2021/02/14(Sun) 18時半頃
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[ 大田竜海は恋をしている。 その相手は賀東荘の住民で、ずっとここに住んでいる。
──他の誰もがその数にはカウントしないのだが。 ]
(112) 2021/02/14(Sun) 19時頃
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─ 一階/ロビー ─
[ 風呂を終えてから暫く立ち、もう昼が近いか。
明日からはバイトがまた連日入る。 時にセットや大道具の運搬も行い、バイトには肉体労働も含む竜海は鍛えていないわけではないが、そろそろ年齢も気になる頃。
本来なら充分な休息を取るべきところだが、此処にいるほうが眠るよりもずっと癒やされた。
部屋の外にいる時のお決まりの定位置で、いつもと同じように絵を眺める。 ]
(113) 2021/02/14(Sun) 19時頃
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[ 賀東荘のロビーにある絵は、『氷海』というタイトルの無名の画家による作品だ。 旅館時代から同じ位置に飾られ続けている。
薄氷と白と灰色で殆どを彩る世界は、海の雄大さと冬の厳しさを表現している。 何処にも人工物は見当たらない光景、繊細な筆がその極寒に幻想を宿していた。 現実性の主張が抑えられている為に日本の海のようにも海外にも感じさせられ、和の多く含む建物の中でも浮くことは無いまま目だけを惹く。
唯一の暖色は、その海を眺めるように凛と立つ白い外套の青年の肌の色。 ]
(114) 2021/02/14(Sun) 19時頃
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[ 生活も危うい収入の息子に結婚を急かす両親は、何も考えていないわけではない。 彼らには良いところの女性を紹介してもらうだけのツテがあった。 婿がその気になれば以前よりも更に大きな、一般人でも知るような劇団に移籍させられるような家だ。
大田は代々医者の裕福な家系である。 ゲームやアニメーションは教育の方針で許されなかったが、芸術に触れさせることには積極的だった。 かつての旅館に家族で泊まりに来たのも、海近い地の美術館に行く為だった。
本当の運命は旅館のほうに佇んでいたわけだが。 ]
(115) 2021/02/14(Sun) 19時頃
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[ それは竜海には、何よりも鮮やかに見える。
こちらを向くことのない海より深い色の瞳が何を抱いているのか、いくら眺めても底は深く心を捉えて離さない。 凍てつく潮風で髪が乱れずとも、吐いた白い息が見えなくても、彼はその世界で生きているようにしか見えなかった。
少年時代の初恋だった。 それ以来、絵画の中の人物にしか想いを抱いたことはない。 何故付き合えないのかと詰め寄ってきた少女に想い人がいることを打ち明けさせられ、諦められないという彼女に美術室の婦人画を紹介させられ 嘘をついて人気者の女子を馬鹿にしたと虐められることになっても、変われなかった。
人間が経験と時間を積み重ね、容貌を変えていく様と、丁重に塗り重ねた絵の具で生まれる小さな世界の住民の姿
両者に何の違いがあるのか分からなかった。 ただ、より美しく感じた方に恋をするようになっただけのつもりだ。
あの劇の中の狼少女ならば、理解してくれるのかも知れない。 彼女は人間も一皮剥けば同じであることを、その裏を覆う表皮の層が人物を構成していることを、二つの意味で知っていたから。 ]
(116) 2021/02/14(Sun) 19時頃
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[ 『氷海』を眺める目にも温度は無い。 ただその執着が、真っ直ぐに額縁の中に注がれる。* ]
(117) 2021/02/14(Sun) 19時頃
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― 温泉 ―
絵本。へえ〜〜〜。 スランプってなんか大変そうですけど… 頑張ってくださいねっ。
[絵本作家。>>72 と聞いて目を瞬かせた。 確かにファンシーで子供が好きで、みたいなイメージ。 とは言っても柊の人格まで深くは知らないから 実は凄く家庭的な人なのかもな、と脳内で結論付けた。]
でしょ?私おかしくないですよね!? その時圷さんと会ったんですけどめちゃめちゃ平然としてて、 朝っぱらから騒がしくしてんじゃねえぞ小娘が、みたいな眼差しで見られて〜〜〜! も〜〜〜悔しいやら恥ずかしいやら……!
[別段そこまでは言われていないが。 のほほんとした調子の柊に同意を求め、 その後の圷とのやり取りまで思い出して百面相をする。]
(118) 2021/02/14(Sun) 19時頃
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うーん、まあ。 確かにちょっと濃い人が多いかも………ですけど。
[他人ごとのように言って、湯船の中で伸びを一つ。 少し熱めのお湯が肌に気持ちいい。]
あ、柊さん知ってます? ここ、昔旅館だった頃に色々あったらしいですよ。 昼ドラもびっくりのドロドロ愛憎劇的な。 柊さんも気を付けてくださいね!
[その件については大家から ぽろりと漏れ聞いた程度なので詳しくは知らないけれど。 柊の身を案じてみた所で、連絡を告げる携帯が鳴る。]
(119) 2021/02/14(Sun) 19時頃
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あ。 それじゃー私、そろそろ出ようかな。 柊さんもお仕事頑張ってくださいねっ。
[タオルを絞り、軽く会釈をして。 特に何もなければ一足先に温泉を後にしただろう*]
(120) 2021/02/14(Sun) 19時頃
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― 2階・202号室前 ―
そーね。 冷蔵庫に直接物が届けば、わざわざ出なくてすむし。
[彼>>97の意見には、一歩ずらした同意を返した。 “人”と比べれば食に興味がない方だが、”彼“に比べればまだ人間味がある食欲を有しているつもりだ。 まるでロボットだな。とは、続く話に飲み込まれた干渉である。]
あァ、思い出した。人食い狼の話だっけ。 じゃあ人間役の方か。
[役の説明を受け>>98、芋づる式に部屋越しに聞こえた糾弾する声を思い出した。 前情報なしで観る舞台は、彼のセリフをピースのように当てはめながら鑑賞することも多い。 あの声がどんな顔で発せられているのかは、壁を挟んでは知り得ないことだ。]
(121) 2021/02/14(Sun) 19時半頃
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[そんなことを考えていたから、本来留まるはずの干渉が一滴落ちてしまったのだろう。 片眉分の驚きさえ彼>>99の表情にはない。こちらもそれ以上反応しなければ、両者の間で黒点はなかったものとして扱われる。新たな雪が降り積もれば、いずれ完全に存在をなくしてしまうのだろう。 面のような顔を前に、こちらから目を逸らした。]
ハ、生憎とお淑やかでね。 ご期待に応えることはできそうにないかな。
[舞台上で誰かが乗り移ったような彼を見ていると、火事についても本気で気づかないのではないかと思えてくる。 彼の世界があって、外界からの何もかもを遮断しているかのようだ。]
(122) 2021/02/14(Sun) 19時半頃
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君も大概引きこもりだよねェ。
……ヤバい時は壁三発。 あとは自分で気づくといい。
[皮の下を覗く技術も気持ちもなく、彼の返答が遅れた理由を理解できないまま、背中にかけられた声>>101へ乱雑に片手を上げた。 観劇の後と同じく、振り返ることはない。]*
(123) 2021/02/14(Sun) 19時半頃
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─── いや、僕はないでしょう。
[ 画面の向こうのみぃめろ姫はといえば、 相変わらず感情の見えない瞳を向けていたが。 話題の為に読み上げたDMの内容に、 春日井縁は思わず目を丸くした。
早朝から始まった配信は、少しずつ人を増やして行く。 みぃめろでぃちゃんねるの売りのひとつに 配信者の緩さがある。 普通だったら、配信中に届いたDMに目を通す、 …… なんて行動はあまりしないだろう。
決して褒められた行為ではないけれど。 配信者との距離が近付いたと錯覚して、 喜んでくれるリスナーが結構いるのだ。 ]
(124) 2021/02/14(Sun) 19時半頃
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[ 今回話題にしたのは、 VTuber朗読動画の依頼DM。>>76 ゲーム配信が主なチャンネルで小説を扱う? 思わず口にした感想は、 期せずして会議室で響いたのと同じ音。>>77 そのはずなのに、まだ候補者段階にせよ その依頼がみぃめろ姫宛のDMまで届いたのは、
リスナーの誰かが企画人に紛れていたか、 納期の短さゆえ、事務所と契約しているような 人気のVでは間に合わないと判断されたか。 ]
(125) 2021/02/14(Sun) 19時半頃
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僕は世間知らずのお姫様なので。 城の外に出ると悪い大人に騙されて、 死んでしまうのですよ。
[ 推しの知名度が上がる事。 喜ぶ層は一定数いる。 (逆に寂しいと感じる層もまた然り)
引き受けるべきだと盛り上がるリスナーに、 ダウナーな声音と反応を向けて。 リスナーの中に関係者がいるとは知る由もなく。 ]
(126) 2021/02/14(Sun) 19時半頃
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こういうのって打ち合わせとかで、 何度か足を運ぶ必要があるじゃないですか。 僕だって、金は欲しいですからね。 リモート参加ならまだしも ……
[ 本当の理由は、みぃめろ姫の正体を隠す事もだが。 仕事現場に拘束されるのは、 自身が選んだ生き方にそぐわない。>>61
ちらっと時刻を見れば、いい時間だ。 100勝おめでとうスパチャも、 あらかた稼ぎ終えた事だし…… 最後に一つ話題を落としたら、締めに入ろうか。 ]
(127) 2021/02/14(Sun) 20時頃
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そう言えば、もうすぐバレンタインですね。 僕のリスナー達なんて、どうせ隠キャ共に決まっていますが。 聞いてあげますよ。
みんなは、恋とかしてるんですか?**
(128) 2021/02/14(Sun) 20時頃
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― 海辺 ―
[日が昇り、昼が近づく。冬の晴れ間はまだどこか薄暗く感じた。空が近いからだろうか。潮風に流れていく千々の雲を眺めながら、海沿いの道を歩く。観光スポットからはやや外れた場所だからか、車通りはないに等しい。
そんな外れの砂浜に人影>>84があれば、嫌でも気づくというものだ。木を隠すのが森の中ならば、人を目立たせるのは無人の砂浜だろう。
思わず足を止め、元来た道を戻ろうかと爪先に力を込める。しかし目的のコンビニはこちらにあるのだ。商店街のカフェにしようか。逡巡と躊躇は傍目に見れば一瞬だった。]
……ハァ。
[足先は前でも後ろでもなく、斜め前へ向く。長らく磨かれていない革靴が、砂浜へと沈んだ。]
木登りの次は寒中水泳でもするの。
[十歩は離れた場所から声をかけた。もし波の音にかき消されるようならあと一歩、もう一歩。半分の五歩にでもなれば、声だけでなくタバコの匂いが存在を伝えるだろう。
マフラーを巻いて、コートのポケットに両手を入れて。革靴に収まった両足を踏みしめたまま、素足のデキるオンナを見下ろしている。]**
(129) 2021/02/14(Sun) 20時頃
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/* (貴重なptを二度発言消去で消費してしまったかお) クリックが荒ぶっておられる……!
(-17) 2021/02/14(Sun) 20時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2021/02/14(Sun) 20時頃
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/* あとで早乙女さんのボスの話と柚木さんのお話も回収したい。
(-18) 2021/02/14(Sun) 20時頃
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/* 感想を落とす時間が取れず無念を噛み締めているのですが、やはり表第一なのであとで改めて読み返そう。感想はその時書く。書きたい。 想い先が少しずつ明らかになっていくのわくわくしますね。個性的でどれも素敵でいいなあ。
(-19) 2021/02/14(Sun) 20時頃
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- 共有スペース -
いっ、いえいえ、そんな。 ほんと全然気にしないでください…! あっ幾らでした?
[滅相もない、と手を振って財布から代金を払い。 テーブルの上に置かれた物たちを見る。>>87
確かにリップクリームを頼んだが何故二つ? ひょいと摘ままれたショコラリップを見つめ 春日井から勧められたのだと聞けば瞳を瞬かせた。]
えーと………貰ってもいいならこっち…ですけど……
[単純に物珍しいし、お洒落に思えて チョコレート色のリップクリームを指したが。 でも、いいのだろうか自分が貰ってしまっても。 袋に入れていなかったと言うことは何か考えていたのでは?]
(130) 2021/02/14(Sun) 20時頃
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………あ。もしかしてっ。 柚木さんリップに興味ある感じですか!? 実はこっちが欲しかったとか!
[さっき春日井も勧めてくれたと言っていた――― それはつまり柚木の内なる願望を見抜いて、 彼にも似合うよと言いたかったのでは!? 持ち前の暴走癖でそんな風に結論付ける。]
私で良ければお力になりますよっ。 一応これでもメイクとか得意なんで! なんでも言ってください!
[目を煌めかせ、興奮で頬を上気させて柚木を見上げる。*]
(131) 2021/02/14(Sun) 20時頃
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/* いかん喉が無いぜwwww
(-20) 2021/02/14(Sun) 20時半頃
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はー…みぃ姫の安心感。 此方こそ貢がせてくれてありがと。
[引用RTの件に触れられることなく進む雑談は、 安堵半分、あとの半分は形容し難い何か。 淡々と感謝を述べるハスキーボイス>>94は、 犬の喧嘩めいた会議室の様相を忘れさせてくれるものだ。 スマホに映る小さなアバター、 その額を軽く撫でる我が身は若干気持ち悪いが。 なんていうか、ゴロさんの相棒のボスのようなセラピー効果が。
…思えば、自分は感情を乱されるのが嫌なのかもしれない。 エツコとみぃ姫の共通点、媚びる様子なく淡々とした口調があるなとふと分析しつつ。 それと…感情を乱せば阿呆を晒す割合が増えるのは必然。火に触れれば燃え上がる油が焚き火を厭うのは当然、か。]
(132) 2021/02/14(Sun) 20時半頃
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寧ろ…あー……避けてたの、かな。そういうの。 そんでもって…そんなんなのに、
[ヒトのことなんて好きになっちゃあ、なぁ。 もっと若い頃に遊び慣れてりゃ良かった、と 青い海を前に、青春を悔やみつつパック牛乳のストローを噛む]
恋…ていうかこの声で? この声で恋愛小説読ませようっての? はー…その発想はちょっと… …悪くは、ないかもだけど。でも違うでしょ。
[…が。]
(133) 2021/02/14(Sun) 20時半頃
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ぶっ。
[そのみぃ姫が何やら不穏な事を仰る>>96。 沸き立つコメント欄。駄目です弊社。 この子に案件を与えるとヤバそうです弊社。 でもそういう物騒なところもかわいい。 まず可愛いボクっ子がゲームで淡々とキルを稼ぎまくるそのギャップが、なんて話は置いといて。]
「 天気とかの写真のやりとりで 映り込んだ建物使って特定とか怖いからやめようね 」
[…とまぁ、タイムリーな昨日の会話>>89を思い出しつつ。 ついつい入れ知恵してしまうのも国民の悲しい性なのよね]
(134) 2021/02/14(Sun) 20時半頃
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[さて。この後みぃめろ姫はDM読み上げ>>124を開始する。 関係者たる敷波がそれを目にすれば、彼女の休日は消失していた。
『DM読み上げのあるVって スプレッドシートに記入したじゃないですか! 誰ですかメアドじゃなくてDMで依頼ぶち込んだの!! 今回ばっかりはあたしじゃないですよ、 国民としてDM読み上げコーナー毎回楽しみにしてるんですから!! 案件、はみ出し流出してますよ(但しみぃ姫に罪はない物とする)!!』
と、もう既にやきそばパンは胃の中なので。 しっかりスマホを持って緊急招集を掛け、 得意のアフターフォローに駆け回ることに、なったかもしれない。
だが、幸か不幸か。 彼女の休日は守られた。不本意な形で。]
(135) 2021/02/14(Sun) 20時半頃
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[配信の音、波の音。 それに不意に混じった、煙草の匂い。 なんせ画面に集中していたもので 半分の五歩でようやっと、気付いた。]
………、 どうも。
[まばたき一つ、二つ、三つ。 ゆっくり、ゆっくり振り向けば、 そこには珍しい顔>>129。]
穴場ではある、みたいですよ。 春になると、潮の流れに乗って 南の方の魚群が来るって、エッちゃんさんが。
まぁ今、冬なんですけど。
[ブラックアウトした画面の向こう側では、 お城の外には出れない電子の乙女が 変わらぬダウナーな声を紡いでいた]*
(136) 2021/02/14(Sun) 20時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2021/02/14(Sun) 20時半頃
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[仕事を終え、その帰り道。 なんとなく昨日のことを思い出して、もしかしたら今日もまたロビーで誰かに話しかけられちゃうかな、と。 賀東荘にそのまま帰るのがちょっとばかり躊躇われ、近所の公園にふらりと立ち寄る。 日も落ち─そもそもが寂れた公園では、遊ぶ子供の姿も見えず、街灯の下でただ猫が一匹横になっているのが見えた。
近付いても逃げる様子はない。 誰もいないことを再度確認し、そのまましゃがみこんで猫の背をゆっくりと撫でた。
当たり前だが、彼─もしくは彼女、が人間が解せる言葉を発することはない。 ただその丸い目が、じっとこちらを見ているだけなのだ が、]
……ねえ、猫。 お前も本当は、僕のわからない言葉で、僕を笑っているの?
[ほかのニンゲンと違うにゃー、なんて。 背から喉へ、撫でる手を移して、親指はそのままに、猫の首をまるごと掴むようにして。
その手に少し力を込める。]
(137) 2021/02/14(Sun) 21時頃
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…いッ、…………
[無論、そのまま絞め殺そうなどと考えてはいなかったが。 抵抗した猫は伸ばした爪で引っ掻き、己を害した手に分かりやすく紅い筋をつけた。
そのまま茂みの中に走り去り、残されたのは自分一人。]
………はぁ。
[まぁ、良くなかったな。今のは。 と、人に対しては星の数ほどあれど猫に対しては稀である反省をしつつ。 じんじんとする手の痛みを堪えながら、立ち上がって帰路についた。]**
(138) 2021/02/14(Sun) 21時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2021/02/14(Sun) 21時頃
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― ネットのはなし ―
[掲示板でのHNは「イリス」 当時好きだった漫画のキャラクターから取ったのだけど、 何となく馴染んで今でもそのまま使っており。
やり取りの頻度は割と多く、 掲示板での応酬がやがてメールになり、 LINEになっても最低1日に数回は送り合っていた。
一時―――つまりは恋を知る前の愛理だが、 自分で言うのも何だがかなり荒れていて、 彼だか彼女だかも知らない相手に 殆ど依存に近い状態だったもので。
「きみがいれば大丈夫だから」
そんな言葉を繰り返して。 まさか死ぬときは駆けつける、というほどの覚悟があったとは知らないけれど、随分と好意に甘えていたのは確か。]
(139) 2021/02/14(Sun) 22時頃
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[「これは友達の話なんだけど!」
そう冠詞をつけて恋の話をしたのも もうだいぶ前の話になる。 愛理自身想いが叶うとは全く思っていないから 大体内容はふんわりとしていて夢見がちだったが。]
「そう言えばもうすぐバレンタインだね。 もうどこ行ってもチョコ、チョコだよ。 きみは誰かに渡したり貰ったりするの?」
なんて尋ねてみたのは、その日の就寝前、 チョコレート色のリップを思い出しながらだったりする**]
(140) 2021/02/14(Sun) 22時頃
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[10年以上ここに住んでいるが、海辺に足を運ぶことはそう多くはなかった。そも外に出ることが少ないのに、わざわざ窓から一望できる海に行くなんて貴重な機会を無駄にするようなものだ。 おかげで革靴では砂浜が歩きにくいことも忘れていた。足の長さに比べ、歩調は明らかに遅い。
そういえば、昨日慌てん坊>>0:114が話していたのはこの辺りのことだろうか。 飛びかかるボスに心当たりはないと思っていたのだが、ふと、あの犬のことだと気づいた。昨晩のイレギュラーが浮かぶ。]
(141) 2021/02/14(Sun) 22時頃
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/* この女クソメンヘラなのでは????? いやストーカーしてる時点であれなんですけど………… こんなのが拾ってしまって良かったのか……… 縁くんともおはなししてみたいなって思ってて………目の前に餌があったからつい……
(-21) 2021/02/14(Sun) 22時頃
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― 前日・日没頃:202号室の窓際 ―
[賀東荘の前の道はぽつりぽつりと街灯が立ち並ぶばかりで、灯り自体はそう多くない。日が沈めば、途端道の先を見通せなくなる場所もある。
犬の鳴き声>>51が聞こえた。人影がある。 重ねた日常に、見失っていた時間を知る。
それだけだった。一方的な役目を終えた影ふたつは、いつもと変わらずその場を通りすぎていくのだと思っていた。 シルエットが止まる。暗闇に慣れた目には、その顔がこちらを向いたように見えた。手が上がる。揺れる。間違いなく、こちらを見ている。
こちらから手を振り返すことはしなかった。ただその形を一瞥していると分かるくらい静止した後、壁から背を離し、窓を閉じた。 残りの蜜柑を一気に口へと放る。喉の奥でひしゃげた呻き声をあげた。]*
(142) 2021/02/14(Sun) 22時頃
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― 現在・海辺 ―
[五歩分の距離が詰まり、声>>136が聞こえたところで思考を現実へ戻した。 座ったまま振り向いた美人はスマホを何か操作していたようだったが、上からとはいえその手元は見えない。]
へえ。
[素足であることは、背中ひとつでは隠せないのだが。挨拶と豆知識、そのふたつをたった二文字で片づけてしまうと、不躾な視線を傍に置かれたヒールと布の塊に向ける。]
冬なんですよね。
[同意するように言葉を繰り返した。 彼女がこのシェアハウスに住むようになって数年が経つだろうか。数件隣の彼女との交流がないに等しかったのは、ひとえに生活時間の違いが大きい。ここ2日が珍しいのだ。 もしこれまでも何度も顔を合わせる機会があったなら、木登りや寒中水泳に並ぶ何かを目撃することがあったのかもしれない。 バケツを頭から被り、徐々に濡れて色が変わっていくのを眺めている気分だった。]
……風邪ひくぞ。
[たっぷりの沈黙の後、それだけ告げて踵を返す。腹が弱々しく鳴いたからだ。寄り道している場合ではなかったし、きっと必要もなかった。くそ。 靴底をぎゅいぎゅいいわせて砂浜を脱出しようと足を動かす。]*
(143) 2021/02/14(Sun) 22時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2021/02/14(Sun) 22時頃
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/* 片想い先、敷波さんか大田さんかなあとは考えています。 如月さんも捨てがたいのですが……!
せっかくいろいろな方と交流できたので、PCのどなたかに想いを寄せたらきっと楽しいの気持ち。 全員魅力的で楽しいなあ。皆さんありがとうございます。いい人にならないよう頑張ります(???)
(-22) 2021/02/14(Sun) 22時頃
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─ 温泉 早乙女と ─
[目を輝かせてくれる早乙女さん>>118を見て、少し照れくさそうにする。 そんなんでもないんだけどな。 なんて脳内で言い訳のように呟きながら。]
へへ、がんばります
[濡れた手で頭を掻きながら照れたポーズを取ったりして、その声援への礼をする。]
あー、圷さん、 動じなさそうだからなぁ
[廊下で稀にすれ違うその姿を思い出し、勝手にその場面を想像してみる。 平然としている圷さんとあたふたしている早乙女さんが容易に浮かんで、くすりと笑った。]
(144) 2021/02/14(Sun) 22時半頃
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うん? へぇ、ドロドロの愛憎劇ねぇ あはは、気を付けます
はーい、ばいばい
[その時の亡霊とかがいたら楽しいのだろうが、生憎オカルティックなものは信じていないため、笑って受け取った。 携帯が鳴ったのを聞くと、ああ連絡待ちだったのかとひとり納得して、早乙女を見送る。]
ふぃー……
[一人になった広々とした浴槽、それを存分に味わった朝だった。]*
(145) 2021/02/14(Sun) 23時頃
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「 こんにちは。僕はエニシ。 」
(146) 2021/02/14(Sun) 23時頃
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[ 電子の海の片隅での出会い。>>139 名乗ったのは当時遊んでいたネットゲームのIDで。 本名の読みを変えただけの単純なもの。 「イリス」からは女性らしい印象を受けたけど。 ネトゲ界隈では、 女らしい=ネカマと同意義みたいな所があるから。
性別は断定しないまま始まった付き合いは、 思ったよりも長いものとなった。 ]
(147) 2021/02/14(Sun) 23時頃
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「 うん、そうだよ。 僕がいれば大丈夫だよ、イリス。 」
( そんな文字を並べれば、 君はどんな反応をしただろう。>>139 素直に頷いてくれただろうか。 無責任な言葉を吐くものだと呆れたか。 どちらにせよ僕としては、心からの台詞で。 )
(148) 2021/02/14(Sun) 23時頃
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[ 友達の話なんだけど! なんて枕詞を素直に信じるほど、 春日井縁は素直な性質ではない。
だから君が恋をしていると気付くのは、 惚れた弱みを抜きにしても、容易くて。 ]
「 僕がチョコを渡す為には。 まずは探さないといけないかな。 」
[ 君から来るメッセージは、 通知音を変えてある。 君の就寝前といえば、>>140 僕は長時間配信を終えて爆睡していた頃だけど ……。 その時だけは、一度目を覚まして こんな風に返信をしたと思う。 ]
(149) 2021/02/14(Sun) 23時頃
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( チョコを届ける為に、僕が探さなければいけないのは 当然君の“住所”なんだけど。>>64
“好きな人を”と誤認してくれたら、しめたものだ。 )
(150) 2021/02/14(Sun) 23時頃
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「 おはよう。イリス。
冬の空は空気が澄んでいるからか。 とても綺麗に見えるね。 そっちの天気はどうかな? 」
(151) 2021/02/14(Sun) 23時頃
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/* 喉無くなった!!!! 僕喋りすぎなのでは?????
(-23) 2021/02/14(Sun) 23時頃
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/* 一行に一発言とか贅沢な使い方をしているから 枯れるのが早いんだよ!!(おこ
(-24) 2021/02/14(Sun) 23時頃
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『ぼくにほんとうの"だいすき"を おしえてよ!』
[本の中でおとこのこが言った言葉。 その後の展開が「重い」と編集に却下されてしまったが、私にとってその展開が重いとされてしまうのは心外だった。
最新作の案は、おとこのこが自分の言う「だいすき」が他の人が言うそれと違うことに気づいて、本当の意味を探し回る話。 おとこのこはみんなが「だいすき」だったのだ。 家族にも友達にも、飼っているペットにも持っているぬいぐるみにも、同じように「だいすき」と言うおとこのこが、本当の「だいすき」を知っていくというお話。]
(152) 2021/02/14(Sun) 23時頃
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─ 現在 ─
[寝たらだいぶすっきりして、寝起きのコーヒーを飲みながらぼんやりと窓の外を見る。 窓の桟に肘を置き、マグカップを外に落とさないようにしながら目を細め、遠くを見ていると、海辺で会話する二人>>136 >>143が見えた。]
あー……
[気の抜けた声を上げる。 ここからでは(当たり前だが)会話は聞こえず、少しもどかしい。 細めた目でじっと見つめる。 寝起きだからか、ぽつりと素直な気持ちが漏れた。]
(153) 2021/02/14(Sun) 23時頃
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好きだなぁ
*
(154) 2021/02/14(Sun) 23時頃
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[視線は敷波さんを追っていて、脚が綺麗だなぁ、なんて思った。 いつからだっただろうか。敷波さんに特別な感情を抱くようになったのは。]
(-25) 2021/02/14(Sun) 23時頃
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エフは、ヨスガに話の続きを促した。
2021/02/14(Sun) 23時半頃
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─ いつかの演劇論? ─
[二年前、新しく賀東荘の住人になった彼>>0:172の舞台を観にいくことにしたのは、純粋な好奇心だったが、それを機に劇団員の人達が、店を利用してくれるようになったのは僥倖だった。 劇団の稽古以外も色々忙しいのは、彼だけではないだろう。そんな中、我が店を利用してくれるのは有りがたい、と素直に思う。 彼自身も贔屓にしてくれるのも嬉しかった。]
(155) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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[ スパチャ回収配信を終えた後。 僕は早速アドバイスに従った。>>134
こちらが添付したのは建物などは映っていない、 単純に空だけを切り取った写真だけど。 イリスがうっかりしてくれたら儲けものとばかりに。
配信の常連である助言主は、 よく投げ銭をくれるのもそうだけど。
いつも空気に沿ったコメントをしてくれる、 優良リスナーだ。 ]
(156) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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さて、一仕事終えたから、もう一眠り…… は、流石に眠くないな。
お風呂でも入りに行こうかな。
[ この時間帯なら空いているだろうと、 着替えとタオルを抱えると。 男性用に提供された温泉へ向かう。 ]**
(157) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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舞台上の竜海さん、ですか? 賀東荘やここで会うのとは違うな、なんていうか、その舞台を構成する役として、在る感じ、ですか。
…怖い?役柄が怖い、とかですか?
[カウンター越し、彼の不意な問いかけ>>0:173に、舞台での彼を思い浮かべながら、答える。]
その人が、どういった立場でどういう気持ちで言ったのか、よくわからないけれど、わからないまま言われるには、ちょっと強い言葉ですよね。
[相手を怖がらせるつもりがないのに、怖い、と言われるのはあまり気分がよくないだろう。好きな人に言われたら、泣く。きっと泣く。 だから、あまり気にしない方がいいのでは、と言い添えて。]
舞台だと演技が大振りになる、は、○○さんも言ってましたね。竜海さんが舞台メインで行くつもりなら、そのままで良いのでは?
[うちの店にもたまに来てくれる劇団員の話を思い出しつつ、グラスを洗う。]
(158) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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/* pt管理は自分も気をつけねばと反省しつつ、飴はまだ23個ありますから……! 咄嗟に文言が思いつかなかったのですが、これは心のスパチャです。
(-26) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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え?俺のようなって。 竜海さんこそイケメン役者でかっこいいじゃないですか。…あ、でも、うちの店が居心地がいいって意味なら、嬉しいです。
[自分のようになれたら、なんていう彼の真意はわからないまま、もしかしたら、疲れている時に日向ぼっこしてる猫が羨ましくなるのと似たようなものだろうか?とか当て推量しながら。]
俺はどっちかというとイヌ派ですね。
[唐突なイヌ好きアピールをして、へらりと笑った*]
(159) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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ソウスケは、エフに話の続きを促した。
2021/02/14(Sun) 23時半頃
ヨスガは、タツミに話の続きを促した。
2021/02/14(Sun) 23時半頃
ヨスガは、アイリスに話の続きを促した。
2021/02/14(Sun) 23時半頃
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/* みぃめろ姫の>>41>>42がリアルというか、キャラクター性が確立していて、一定数接続保ってるVっぽい感じがしますね。素敵。 春日井くんとのギャップがまたいいし、なるって決めた理由がしっかりしてるのもするりと入ってくる。 ところどころに入るコントみたいなやりとりも話しやすさみたいな雰囲気になっていていいなあ。 愛理ちゃんへの片想いでしょうか。がんばれがんばれ……! >>44なんの話でしょうね。どっとはらい。
柚木さんの賀東荘に対する思いと情景>>50はどちらかというと色鮮やかに見えているのに、>>51は黒に見えるの太陽の動きが連動しているみたいで個人的に好きだなあと思いました。 せっかく決まった時間に通るってお話があったので、ぜひ窓から眺める人になりたかったのだった。改めてありがとうだー。
(-27) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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/* ずっとずっと最高な敷波さんは>>55>>56も変わらず最高なのですが、ドジってつい慌てる印象があったのでそういう固定観念がいい意味でぶち壊されたなあと思います。 面白いのにかっこいいの、それだけで宝物って感じがする。
大田さんの拾い力と広げ力も本当にすごいなあ。 >>97日常会話の解像度上がったり、>>98劇場での光景も容易に想像できたり。 その上で>>99の「静かで冷たい雪の上〜」みたいな目を惹く一文があったり。 全体的に威力があるのに、そこから際立つってとてもとてもすごいことだと思うのです。
騒音が気にならないとか食に興味がないとかもプロローグからおっしゃっていたことで、地続きなんだなあ。 地続きだから道筋が分かりやすくてするっと受け入れられるというか。
(-28) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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/* おお、ニトカさんの矢印はエフさんかレイさん ヨスガくんがアイリスさんで、 タツミさんは絵画 エフさんが朧の間絡み??? フォルゼくんが屍体愛好(からの?)か。
自分は、NPC想定してたけど、 せっかくだしどなたか…いやNPC?←イマココです。 1d中にちゃんと灰に埋めるので待ってて…!
(-29) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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/* フェルゼくんがんばれ隊も引き続き所属しているのですが、>>110>>111の美しさがそれまでの積み重ねから生まれていてうっとりします。 色数の少ない美しさというか。フェルゼくんは嫌がるかもだけど、白って感じ。綺麗だなあ。
そこは大田さんにも通ずるところがあって、絵画への執着が綺麗だなあと思う。 情熱じゃなくて執着なの、熱を上手に殻に閉じ込めている感じすごいな……絵は薄氷と白と灰色だけど青って印象があります。
>>118愛理ちゃんもずっとずっとかわいいね……。 等身大の女の子って感じがいいなあ。普通を描けるの、力が必要だと思っているので。普通(ストーカー)ではありますが。かわいい。
ニトカちゃんのほのぼのとした日常はずっとにこにこ見守っています。 と思ったらついに!>>153 ロミジュリ的邂逅を果たした敷波さんでしょうか。わくわく。
(-30) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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/* これは抜粋した感想まとめ。へへ、満足。 この顔のへへはなかなかですね。へへ。
(-31) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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「へえ。」
「冬なんですよね。」
「……風邪ひくぞ。」
[え。 もしかして今、あたし。
アホな女だって、嘗められました?]
(160) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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[状況整理。海を感じたくて素足になってました。 まさかアクツさんに声掛けられるとは思ってませんでした。 というかまず起きてるとは思いませんでした。夜型では?
あと今なんて言われた? 木登りの次は寒中水泳、て。 見られてましたね、これ。 明らか見られてたっぽいです、ね。
総合して。 ガキんちょかよ、って。 嘗められました、あたし?
―――己の愚鈍を理解している女は、 嘗められることを1番の禁忌としている。
それは、隙だ。 付け入られる隙。良いように利用される隙。 莫迦な女だし、と侮られる隙。 軽んじられる、隙。]
(161) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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[…無論、その声を掛けた男にそんな悪意はなかった筈だ>>143、多分。 ただちょっと、言葉が断片過ぎた。 そして、冷静に分析するには相手の情報が足りてなかった。 序でに話しかけられたタイミングも不意打ちだった。
感情が揺らぐ時、女はろくなことをしない>>132。 恥はかいたらド真剣に、 かき通していきましょう。ほら。]
…こちとら、西の海育ちですよ。アクツさん。
(162) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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[ ばしゃん。
投げ捨てられたジャケットの向こう側で、 白い波が、大きく、大きく、 泡立って。]
(163) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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[―――さて、小一時間後。 何処かの彼>>111がふと想い浮かべたような水死体は、残念ながら上がらなかった。 なんせ故郷も故郷で海であったし、運動神経も抜群である。 代わりに上がったのはワカメとナマコであったことだけは確かだ。 死体と呼ぶには議論が必要な収穫物。 これに対してもエツコはさほど驚かなかったのだから、 嘗てあったという『ドロドロの愛憎劇』>>145は どれほど悍しい物だったのだろうか!
目の前で繰り広げられた突発的素潜り漁に、 男がどんな反応を示したのか。 遠くから眺めていた彼女は何を思ったのか>>153。 今語るべきではない事柄ではあるが、 敷波玲の午後の予定が、『温泉行き』になることだけは確かである]
(164) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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[それと、ついでに。 過去における『木登りや寒中水泳に並ぶ何か』だが。
随分と昔の話、ある夏の深夜。 寝ぼけ眼でお手洗いに向かった敷波が、 開いてもいない自室の扉に頭突きを2、3回かましたのを。 深夜の住民であるアクツは、見ていたかもしれない。
彼女が彼に晒した恥はその1個だけだったが、 まぁ……昨日、今日とで一気に増えてしまったので、もはや些事だ。些事。]*
(165) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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/* 敷波さんは最高なんだよな……(ファン)
(-32) 2021/02/14(Sun) 23時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2021/02/14(Sun) 23時半頃
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/* これどうする…?どうなる………?と歩きながら考えて、辿り着いた結論がどうしてこうなった…色々候補はあったけど1番しっくりくるのが1番頭おかしかった……急にこんなことしちゃって申し訳……
(-33) 2021/02/15(Mon) 00時頃
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/* 低気圧で死んでいる間にあっちこっちで!匂わせやCOが!
(-34) 2021/02/15(Mon) 00時頃
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/* 会話も縁故も、どこまで返してどこから返さないべきなのか難しいな。 特にここポイント少ないし、俺が人と上手くエンカウント出来てないからな。
(-35) 2021/02/15(Mon) 00時頃
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── 共有スペースにて ──
たいした金額じゃないからいい。 怪我の方は大丈夫か? 痕が残らないといいが。
[御代を、と宣う早乙女に軽く指を振るが、レシートがその場にあったこともあって呆気なく代金は徴収してしまう。>>130 肩を竦め財布を仕舞いながら、ひっそりと確認する擦り創。嫁入り前の女性に傷を残しても、自分は責任を取れやしない。 ──できるならどれだけ、なんて。そんな思考の散らかりもあったか。ふたつのリップクリームを前に提示した選択は。]
(166) 2021/02/15(Mon) 00時半頃
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[思いがけない方向へと跳ねて男へと返った。>>131]
………は? いや、俺は全然、興味ない、から
[生まれてこのかた化粧なんてしたこともない。清潔には気をつかっているが身だしなみとしては最低限。 どう頑張っても女と見まごうことなど難しい容貌の男を前に、一体何をどうしたらそうなるんだ、と狼狽えてみせるものの、ぐいぐいとくる早乙女に視線が泳ぐのは。ほんのひと匙ほどの嘘が混じっているからだ。
それでも、メイクだなんてとんでもないと辞し、不要なリップは姉にあげると言い訳をしてストロベリーフレーバーの方を春日井から貰ったコンビニ袋に突っ込むだろう。
そろそろ店に戻らないと、なんて言い訳を置いて、半ば逃げるように賀東荘から去った筈。]*
(167) 2021/02/15(Mon) 00時半頃
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[嘗めてはいませんが、ちょっと呆れました。
子どもの頃に褒められたことは大人になっても褒められていいと思うが、子どもの頃にできたことが大人になっても変わらずできる訳じゃない。 木登りも、冬の水遊びも、雪を素手で触って痒くなるのも、公園のブランコでどこまで遠くに飛べるか競争するのも。 酒やタバコ、車の運転など多くのことを許されるようになった分、大人には許されなくなったことだ。 と、思っている。
彼女について一番よく知っているのは、廊下ですれ違う時の背景と釣り合わない程の完璧さだったから。 これは2日に渡って突飛な行動を目撃してしまった己の、身勝手な落胆なのだ。]
(168) 2021/02/15(Mon) 00時半頃
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[自然と溢れたため息には、自分への自嘲も混じっていた。 好き勝手言われた彼女>>160>>161は言葉を失っているようだったが、所詮知り合いにも満たない男の一言などすぐに忘れてしまうだろう。 さっさと温かくしてくれればそれでいいと、背後から聞こえた声>>162にも振り返ることはなかった。]
――は?
[ >>163ばしゃん、 ]
[なかったはずなのに。 予想外の音が、予定を狂わせる。]
(169) 2021/02/15(Mon) 00時半頃
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[落ち着いた色のジャケットが中身を失って、砂の上に伏した。その向こう、穏やかな波模様に一箇所、真白い泡が立っている。 直前までそこにいた女の姿は見当たらない。]
ばっ……!
[思わず駆け出していた。躊躇より先に足先を海に突っ込むと、革靴の隙間から容赦なく海水が押し寄せてくる。途端、一歩が格段に重くなった。両足に錘をつけたような心地で膝の辺りまで海水に浸かる。ほら見ろ。冷たいじゃないか。 寒さに頭がバグったのか、このタイミングで昔彼女が扉に向かってヘドバンしていた>>165のを思い出した。]
ハ、昔からヤバいオンナじゃないか。
[忘れていたのか、わざと置いてきたのかはわからない。そんなことはどうでもいい。 一番泡立っている場所を探しながら、口元には皮肉めいた笑みが浮かんでいた。]
(170) 2021/02/15(Mon) 00時半頃
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……やっぱり、全然似てないわ。アンタ。
(171) 2021/02/15(Mon) 00時半頃
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ー 前日夜:NARUMIにて ー
イベントがあると盛り上がりますよね。 …冬は、寒いですからね。
…その言い方は、オフィスラブ以外ならわかるって聞こえます。
[ 同じ時期に賀東荘に来て、もう10年近く一つ屋根の下過ごしている彼女>>7とは古なじみといって差し支えはないけれど、何故だかかしこまった口調で接してしまう。学生の頃などは、砕けた口調で会話してたこともあったかもしれないいつの頃からか敬語となり、二代目と呼ばれるようになった。大人になった証といえば格好つくだろうか? 存外この距離感が心地よかったりする。]
(172) 2021/02/15(Mon) 00時半頃
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…レイさんは、俺がそういうの縁遠いって知ってるでしょ? でも、同世代の男の意見が聞きたかったら遠慮なく?ピンポイントな好みなんかは本人に聞いた方が確実ですけどね。
[ わざとらしくため息をついて、変な期待を打ち砕いた…つもり。全然無縁だったと言えば嘘になる。彼女がいた時期もあるにはあった。けれど、誰も大して長続きしなかった、とか酔った勢いで話さなければ、賀東荘の面々には知られていないはずで。]
それは光栄でございます。
[ ブレンドの味を褒められて、ははぁ、とかしこまって一礼する。気安い笑みでサムズアップされれば、自分もにかっと笑い返した。
好きにすればいい、そう言われたものの、できれば先代の愛されてきた記憶は残しておきたい。 自分が守りたかったのは、守りたいのは、この“場所”だから。]
(173) 2021/02/15(Mon) 00時半頃
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[それからすぐ、彼女>>164の頭は海面に現れたのだったか。暫くそのまま眺めていたが、元気よく泳ぐ姿に安堵よりも脱力感が湧き上がってきた。 ざぶざぶと豪快な音を立てながら岸へ戻り、靴を逆さまにする。靴下も絞り、海水を追い出した靴に詰め込んだ。]
冬なんだよなァ。
[結局、さっきの彼女と同じ状態になってしまった。足元がずぶ濡れな分、こちらの方が分が悪いかもしれない。優勝はバケツを被るより全身ずぶ濡れになった今の彼女だが。 足裏に貼りつく砂の感触に眉を顰めながら、砂の上に残ったジャケットを見下ろした。裾が僅かに濡れたコートとマフラーをその隣に落とす。冬の潮風に舌打ちしながら、今度こそその場を後にした。]*
(174) 2021/02/15(Mon) 00時半頃
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[ それからピンクのクリームソーダを給仕して、女の子だ。と感嘆して、スマホを向けている頃にはカウンター奥で珈琲を淹れていただろう。
SNSにあげるなら宣伝タグつけてください、と言いかけて、木製カップでは映えないか、と口を噤んだ。
…本当にピンクだ>>10としみじみ呟くのを聞けば、五郎さんに相談して良かったな、と酒屋の方をみて、感謝の念を送る。もしかしたら当人は犬の散歩中かもしれないが**]
(175) 2021/02/15(Mon) 00時半頃
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[家が海から近くて良かった。とは、こんな場面で使うものではないだろう。 裾を捲り上げた足で帰宅を果たすと(当然裸足だ)、如月は変化の乏しい表情ながら明らかにこちらを見ていた。やめろ。今は見るな。 結局また目的地には辿り着けないまま階段を登っていく。木の床には暫く裸足の足跡が残っていたかもしれない。]
はァ……。
[全身適当に着替えて、足先はタオルで雑に拭って。全部洗濯カゴに放り込む。今から風呂に入る気にはならなかった。身体が重い。 そのままベッドへ倒れ込むと、荷物の到着を知らせる声が聞こえるまで意識を飛ばした。]**
(176) 2021/02/15(Mon) 00時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2021/02/15(Mon) 00時半頃
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/* フォルゼじゃなくてフェルゼくんだった。 小文字苦手な中の人で申し訳ない。
>>171何に似てるんだろう、気になる! もしかしてここ両片思いでしょうか?(そわぁ
全然触れていない人が三人か…。
(-36) 2021/02/15(Mon) 00時半頃
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/* やりすぎかな。大丈夫かな。 もう少しト書きフォローを入れた方がよかっただろうか。
砂場に書いておいたのはここピンポイントではないのですが、こういう扱いが失礼な感じの……(ろくろ) 個として認めたからこその似てないだけど、あなたは違う的な否定でもあるとは思うので。理不尽だしね。敷波さん何も悪くない。
中身は敷波さんの場を動かす力にきゃっきゃとはしゃいでいます。さいこう。 この喜びをお返ししたい気持ちはあるのに、返すものがこれなのはいかがなものだろうか。お詫びのコートとマフラーを添えました(?)
描くのは片想いが間違いなく主軸なのですが、シェアハウスを中心とした共同生活に近い舞台だからこそ、その周囲の感情も一緒に育めるの永遠に好きな気がします。たのしい。でも気をつけるのは忘れずに。すや。
(-37) 2021/02/15(Mon) 01時頃
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─ 現在 ─
[ もう一つの無表情が、玄関から内部へ戻り何処へか通り抜けてゆく圷>>176へ突き刺さっていたりもした。
以前何気ない会話の中で、海辺に直接足を運ぶことはあまり無いと聞いたような聞かなかったような……?
直前まで一点を見つめ物思いに耽っていたことに加え、二年彼の隣室で過ごして尚初めての姿を見せられ、咄嗟に声は掛けられずに見送ることとなる。 先程>>123と似た状況、心境だけが様変わり。
冷蔵庫に直接物が届かないから>>121、外に向かったのかとばかり思っていた。 買い物をしてきたとはとても思えない────手掴み漁? だとしたら、成果は無かったようだが。 ]
(177) 2021/02/15(Mon) 01時頃
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お淑やかとは……?
[ 互いの部屋の前での語らい>>122は記憶に新しく。
珍しく、語尾には不可思議の感情が滲んでいた。
先程、引きこもり仲間としてその認定>>123を受け入れ肯定したばかりだったが。 この件に関しては仲間意識は芽生えない。 ]
(178) 2021/02/15(Mon) 01時頃
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/* 結局伸びた分を読んでしまうんですよね。
三上さんはやっぱり癒し系な雰囲気。 お忙しそうなので様子を見ていたのですが、カフェにも行きたい気持ちはずっと抱えています。
柚木さんのリップへの反応もわくわく。ひと匙の嘘はなんだろう。 窓際の交流も割と失礼寄りだったので、後日ちゃんとフォローを重ねておきたい。こっちを見られるのが苦手なのでした。中身はとっても嬉しいです。
敷波さんについては表で喜びごと返してしまった節がありますが、如月さんのことト書きでエツコっていうの好きなんですよね。 釣られそうになる良さ。エツコ。
(-38) 2021/02/15(Mon) 01時頃
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[ 彼女もまた、驚いたのだろう。 いつの間にかロビーを覗き込んでいた管理人と目が合い、十数秒無言の時間が流れた。 常日頃から赤の他人とは思えないが、全く血縁関係は無い。 それにこの人はちゃんと、人間らしい。 ]
……おはようございます
[ 圷の水遊びの理由に加え、この状況に関しても何を言えばいいのか分からなかった。 その挨拶の時間は恐らく、とっくに過ぎている。** ]
(179) 2021/02/15(Mon) 01時頃
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/* 大田さんに片想いさせていただきたいなと思っています。 方向が定まってきた気がするので記録に残しておく。 明日夜がんばります。
(-39) 2021/02/15(Mon) 01時半頃
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/* 目撃者に笑ってもっと元気が出ました。 血縁関係もじわじわ来ますね。たのしい。
(-40) 2021/02/15(Mon) 01時半頃
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/* ヤッター!こんな情報不足のモブに縁故が増えたぞ! ソウスケさんとこには当然のように常連のつもりでいたんで嬉しい
(-41) 2021/02/15(Mon) 01時半頃
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[ 今日もほとほと寒くって、ねぇ。 オフィスラブ以外なら、そうだな。 うん。なぁんにもわかんないです。
昨日、同期>>172と交わした言葉が 波の音の中からぼんやりとこだまする。 いや走馬灯とかではなく。本当に寒いんだよな、昨日も、今日も。 寒いのにバカやったなぁ、って。 けれども、嘗められたまんまよりかは。 莫迦を貫いた方が、あたしは、良い。
馬鹿と天才は紙一重、なんて昔の友達には言われたっけ。 けど、論文の出来も試験の点数も、決して誇れるもんじゃあない。 興味なんてなくて、ただ、強くある為に稼いだ点数だ。 コーヒーの匂いの中で、先代の手を。作法を。湯気の色を。 愛着と共に追ってきた『二代目』の方が あたしよりもずっとずっと、称えられるべきだ。 彼は、「好き」に真摯で、今もそう。 少なくとも、あたしにはそう見えている。]
(180) 2021/02/15(Mon) 01時半頃
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[ひととき、風を失った海が凪ぐのを感じた。 地元仕込みだ、着衣水泳もお手の物なわけで。 水面に顔を出して、浜辺に水底から拾い上げた ナマコを2、3つ放り投げて。 それから、一度波打ち際に突っ込んだ大きな足跡が Uターンして湿りを帯びたまま、岸へ向かっていった形跡>>174を、見た。 ]
あーあ。 ざま〜みろ、なんて。
[水を素足で蹴って、大の字で浮かんでみる。 何の、日差しを浴びてじっとしてればあたたか…くはない。 当然です、ぐんぐん冷えていくのは。寒い通り越して痛い。 でもかっとなった頭も冷え始めて、都合がいい]
(181) 2021/02/15(Mon) 01時半頃
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[ みんなは、恋とかしてるんですか?
浜辺に置き去りにしたスマホから 波の音に混じって、可愛らしいハスキーボイスが聞こえる>>128。]
(182) 2021/02/15(Mon) 01時半頃
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してる、しちゃってます、みぃめろ姫。 莫迦なんですけどね。あのヒトのこと、 ……アクツさんのこと、好きなんですよ。
真夜中、朧月にぼんやり照らされて。 窓からぼんやり外眺めながら>>0:144、 煙草燻らす横顔にね、一目惚れ。 だから、屹度知ろうとしなかった。 だから、目覚める時間の差を理由に関わらなかった。 だから、横顔だけで感情を揺るがす彼が。怖かった。
好きになる権利なんざないんです。 これを恋って呼ぶ権利すら、ないかもだ。 だって、だって、本当に何も知らない。 知らないのに、一方的に知られて、ヤケを起こして。 この有様ですよ。 あーあ。 ごめんねみぃ姫、陰キャな国民で。
(-42) 2021/02/15(Mon) 01時半頃
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あの人の前では、完璧で居たかったな。 あんなこと>>0:50>>165、見られたくなかったし。 忘れて欲しかったし。失望、されたくなかった>>0:50。
でもやっぱり、上手くいかないや。
(-43) 2021/02/15(Mon) 01時半頃
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ああ、恋って、……『好き』って。 ほんとに、どうすりゃいいのか、わかんないや。
[見上げる空は遠く。 やがて穏やかな風と共に、漣が泡立ち始めた]**
(183) 2021/02/15(Mon) 01時半頃
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― 朝・2階廊下にて ―
あ、おはようございます。
[ 今日はいつもどおりの起床。それでもやっぱり欠伸をかみ殺しつつ、廊下に出れば。 朝に会うには珍しい人>>3がいた。
どうしたんですか?と口にする前に、申し訳程度の「202号室」の文字に気がついた。]
(184) 2021/02/15(Mon) 01時半頃
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ああ、応急処置ですか?
[ 自分の部屋に202号室の荷物が誤配されたのはつい先日のこと。たまたま休みの日で、さらに爆睡中だったので、寝ぼけた頭でろくに確認せずに受けとってしまった。基本お店の方に配達を頼んでいるのだから、自分の荷物のわけがなかった。
うっかり開けてしまう前に気づいて良かった。 と、ホッとしながら、荷物は速やかに朧の間の主に…届けようとしたが、上手くいかずに管理人さん経由で渡したかもしれない。いずれにせよ、その節はどうも、なんて頭をかきながら彼をじっと見つめる。]
(185) 2021/02/15(Mon) 01時半頃
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[ 彼はどんな顔をしていただろうか?言葉にされなければ、きっと表情からではくみ取れないまま。]
また誤配されたら、今度はうちのドアに、 「202号室はこちら←」って貼り紙しますよ。
[半ば本気の提案をして、洗面所へ向かっていった**]
(186) 2021/02/15(Mon) 01時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2021/02/15(Mon) 02時頃
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/* 死んでないアピが可愛いなぁ(ほのぼの ちゃんとあったまってね。
片思いロルは明日頑張る…、頑張れ、俺。
(-44) 2021/02/15(Mon) 02時頃
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大丈夫ですよぉ。 怪我って言ってもそこまで痛みとかもないですし。 お風呂入った時にちょっと沁みたくらいで。
[傷を心配する柚木に笑う。>>166 このくらい多分一週間もすれば治るだろうしそれに―― などと思った矢先のリップクリーム話。
ほら、人は見た目じゃ分からないと言うし。 彼にそう言う趣味があるというなら応援したい。 いや、今まで柚木からそんな話は聞いたことが無いけれど 今まで知らなかっただけかも―――]
そうですか?あっ………
[心なしか柚木の視線が泳いでいるのは気のせいか。>>167 返事も早々、逃げるように立ち去って言ってしまう。 呆気にとられてその姿を見送ったあと はぁぁ、と溜息をついた。]
(187) 2021/02/15(Mon) 09時半頃
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(も〜〜〜私のバカバカ、 変な女だと思われちゃったじゃない! なんでいつもこうなんだろ……
……でも、狼狽える五郎さんも可愛かったなあ!)
(188) 2021/02/15(Mon) 09時半頃
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[さて、愛理が何故早朝にお洒落して出かけるのかと言うと、理由は至極単純。 彼がその時間帯に毎日通りかかるからだ。
とは言っても不法侵入なんて物騒なことはしない。 ちょっと散歩を尾行して時々 (怪しまれない程度に)話しかけてみたりとか 密かに物影から写真を撮って飾ってみたりだとか、 彼が触ったものを保存してみたりとか、 あくまでその程度の可愛らしいもの。
本人に迷惑をかけるつもりはなかったし、 ましてや告白だなんてとてもとても。 だって向こうは私のこと碌に知らない。 何とも思われてないって、報われない恋だって分かってるもの。
その姿に一目ぼれしたあの日から、そう。 早乙女愛理は恋の奴隷なのだ。]
(189) 2021/02/15(Mon) 10時頃
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[あいりの恋日記:10冊目69ページ
2月7日/♬弾けるストロベリーソーダ
いつも遠くから見てるだけだけど、 今日は思い切って話しかけちゃった!
しかもアクシデントのおかげで手まで握っちゃった! ボスも私の気持ち見抜いて応援してくれてるのかな? 五郎さんの手おっきくてごつごつしてて ほんと男の人って感じでキュンキュンしちゃう! 女の子慣れしてなさそうなところも可愛い♡
いっそもう手を洗いたくないけど そんなわけにもいかないよね。 いつも綺麗にしてなきゃだもん。
貰ったショコラリップはほろ苦い香りでこの恋心みたい。 あーあ、これが五郎さんからのバレンタインチョコってことになればいいのになあ!]
(-45) 2021/02/15(Mon) 10時頃
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[その後の一日はつつがなく過ごし。 寝る前に日記をつけて、 ふと端末を見ればメッセージが返って来ていた。 "エニシ"と、最初にやり取りしたのはまだ10代の頃。>>147
彼が此方の性別をはっきり認識するに至らなかったのは 性別が判断できるような情報を 基本的に伏せていたからもきっとある。
当時女だとばれると粘着に絡まれたり 卑猥なコメントが届いたりで何かと煩わしかったので 自然と特定されないようなふるまいが身に着いたのだ。
僕が居れば大丈夫だよ。 その台詞がどこまで本心かは分からなかったけれど、 喩え安い慰めだったとしても その時の自分にはそれで十分だった。>>148
ありがとう、エニシ。ずっと一緒に居てね。 そう返すのがお決まりのパターン。]
(190) 2021/02/15(Mon) 10時頃
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[ごろんとベッドに転がってメッセージを眺める。>>149
文字通りに読み取れば、 「まずは」の前につくのは 「渡す人や貰う人を」という台詞だろう。
人一倍(明後日の方向への)妄想力逞しい愛理だが、 隠された思惑だとか読み合いだとか そう言う方向にはいまいち疎かった。 だから素直に受け取って、ぽつりと零す。]
エニシには好きな人いないのかなあ。
[何だかいつもいつも自分――― いや友達ってていだけど!(ばれていないと思っている) の恋話ばかり聞かせてしまって申し訳ない気がする。 内心実はウザイと思われてたらどうしよ。 いやいやエニシに限ってそんな……などと一頻り思考を巡らせ]
(191) 2021/02/15(Mon) 10時半頃
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「エニシどういう子がタイプなん? そういや聞いたことなかったな。」
[向こうはもう寝ている気もするが、 本格的に寝落ちる前にもう一撃。 こんなメッセージ送ってくるあたり、 今はフリーなのだろうけど。
エニシに本物の恋人が出来て、 もう自分なんかどうでもよくなって 連絡も途絶えてしまったら……]
あっそれはだめ。寂しすぎる。
[……なんて、身勝手にも程があるけれど。 もし誰かと恋に落ちても自分のことは忘れないでいてほしいな、なんて。 そんなことをぼんやり思いながら、眠りに落ちていった*]
(192) 2021/02/15(Mon) 10時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2021/02/15(Mon) 11時頃
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/* ちなみに柚木さんの片想い先についてはぜんぜん分かっていませんが(たぶんNPCっぽい?と思ってはいる)
(-46) 2021/02/15(Mon) 11時頃
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/* 場面場面を丁寧に描写したい人の多さと村内経過時間の早さがこうアレでソレに
(-47) 2021/02/15(Mon) 14時頃
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── 柚木五郎の日常 ──
[朝晩の散歩以外の行動も、凡そ判を押すのと変わらない。 店番に品出しに配達、諸々で前後する休憩時間の過ごし方さえ、だ。 変わり映えしない日々を、三十路過ぎても尚、実家の手伝いという学生の段階で卒業するべくポジションに居続けることを、稼業を継いだ長男はじめとうに自立している兄弟や第二の人生を謳歌している両親が按じているのは知っている。
が、男にとっては別段、不満も不便もなかった。 半径5キロですべてを賄え、愛犬と共に平穏に暮らせる人生の何が悪いというのか。]
(193) 2021/02/15(Mon) 15時半頃
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[──満たされていない唯一はとうに諦めたもの。 諦めた、と思いこんでいたもの。]
(194) 2021/02/15(Mon) 15時半頃
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[数年前、上姉に勧められた出会い系アプリ。 こんなもので出会いを探すなんて馬鹿げていると相手にしなかったそれと再び向き合ったのは半年ほど前だったか。理由はただの気まぐれ──ということに今はしておこう。
とつ、とつ。力仕事によってところどころ硬変した指腹が個人情報を打ち込んでいく。 思い付きのHNに次いで登録したすべてが、自分ではなく二つ上の姉のものだということは五郎しかしらない。
様々な出会いを求めるトピックに、戯れに投じた声は、架空の30代女性のもの。 愛犬と楽しく暮らしている、今の生活に不満もない、けれど何かが満たされない。
口調こそ姉を真似ているが嘘はなかった。 素っ気無い声がかえって興をそそられるのか、思いのほか届く共感や誘う色の多さに引きながら、次々と相手をブロックしていき───。]
(195) 2021/02/15(Mon) 16時頃
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[所謂、即ヤリ目的ではなさそうな、純粋に話し相手や友達から、といった雰囲気の男性数人と遣り取りを始めた。 女性だと偽ったのは"同性"と話したかったから。 それも男と同じ性癖でない、ごく普通の男と。]
な、ボス。人間ってのはばかだよな。 ネットじゃいくらでも嘘がつける。
[自らの歪んだ性癖を抉らせた挙句の酔狂。 ビールを傍らに、愛犬の寝顔を眺めながら偽りの姿で、顔も名前も解らぬ相手と、寝る前のひとときに他愛ない遣り取りを交わすことが生活の一部となり。
複数人とのやりとりが、たったひとりに絞られ。 何も知らずに騙されている男を嘲笑う表情が、自嘲のそれに変わってから、間もなく4ヶ月。]
(196) 2021/02/15(Mon) 16時半頃
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/* なんか……もう……クゥ〜〜ッ 誰も幸せになれねえ〜〜 でもそれでこそ片恋〜〜!! すきです。
(-48) 2021/02/15(Mon) 16時半頃
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[ 同時に、男の生活に新たな習慣が加わった。
おはようと、おはよう。 いってきますと、いってらっしゃい。 ただいまと、おかえり。 おやすみと、おやすみ。
それぞれに挟む会話は天気だとか、飯だとか。お互いの職場の鳥渡したエピソードに、軽い愚痴。 それから、かるい色恋めいた人生観の交換と、ほの甘く心地いい言葉の応酬。 素性と性別を明かさぬよう多少のフェイクこそ交えているが、そのほとんどがどれも男の本音で、あの人はそれを優しく受け止め、時に茶化し、笑ってくれる。 男と語らうひと時が何より楽しいと言ってくれた。
たったそれだけで、満たされるものがある。 満たされたと感じる瞬間に、底なしの飢えに堕ちる。 画面を閉じる度に落ちる溜息は深く、穏やかだった夜は次第に、やるせなさともどかしさ、自責に布団の中を湿らせる頻度を増していった。]
(197) 2021/02/15(Mon) 16時半頃
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[男しか愛せない、なんて性癖も。女と偽って何処の誰とも解らぬ男に、淡い恋心を抱いていることも。
すべては、愛犬しか知らぬこと。 片田舎の商店街から半径5キロで人生のすべてを賄おうと決めた男の唯一で、ささやかな刺激と、秘密。]
(198) 2021/02/15(Mon) 16時半頃
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/* これをやりたくてきたわけですが圧倒的時間のやりくりと体調管理をヘマして肝心の片思いRPぜんぜんできてなくてぐぬぬる……
(-49) 2021/02/15(Mon) 16時半頃
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よーっす、おつかれ、蒼介。いつものな。
[男がCOFFEE NARUMIを訪れるのは昼間だけ。 朝番は相棒の散歩があるのと、夜は店仕舞いの時間と重なるから。 中高生の頃から通う喫茶店だ。クリームソーダが飲みたいと駄々を捏ねた客が他にいるか定かでないが、間違いなく男もそのひとり。>>0:96 先代に先代の親戚らしい幾つか歳下の男については働き始めた頃から知っている。
今でこそ立派なマスターであるが、当時の彼はまだ学生で、二代目と呼ぶには頼りなく、姪孫と呼ぶほど親しくもなく。>>0:94 故に、先代が時折呼ぶ名を、そのまま使っていた。
そう簡単には認めないぞ、というちょっとした意地悪と先輩風、それから、何も先代の通りにやる必要もないという激励を込めて。>>0:92]
(199) 2021/02/15(Mon) 17時頃
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[ちなみに、"いつもの"に決まったメニューはない。 言い出した切欠はなんだったか、付き合いの長さ故に忘れてしまったが、恐らく彼がバイトを始めて間もない頃。やはり気まぐれやちょっとした戯れ程度のものだったと思う。
切欠は思い出せないが、初めてそうオーダーした時の彼の様子は今も鮮やかに脳裏に残っている。
当時は、男もまだ若かった。 自分より更に若くて好ましい男を揶揄うくらいの茶目っ気を覗かせるくらいには。]
(200) 2021/02/15(Mon) 17時頃
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[──だから、いつかの日。>>175 メニューについて相談された時には悪い気はしなかった。]
…クリームソーダって何で緑だけなんだろうな。 味はかき氷と変わらねーのに。
[なんとも雑な答えだ。ちょうどその頃、かき氷にかかるシロップは色と香料を覗けばほぼ同じ、ということを知ったことに由来する。]
まあ、俺はこれで満足してるけど。
女ってのはあれだろ、赤とかピンクとか。 そーいうのが好きなんじゃねーの?
[そして、自らの性癖が透けるのを懼れる余り、"女好きだけど女っけのない男"を装っていた。幸い周囲には女兄弟がいて、知識にはこと欠かない。 バニラアイスを掬い、ソーダの境目で半分凍ったそれを溶かし、ストローで啜る。
クリームソーダの色が増えても、男が頼むのは緑だけ。]**
(201) 2021/02/15(Mon) 17時半頃
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[真っ白な肌、黒檀の髪。スノーホワイトはそういうもの。 小鳥と喋り──いや、彼女が喋っていたのはパンだったが。]
(202) 2021/02/15(Mon) 17時半頃
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[自分が彼女になぜ心奪われたか、といえば、ただひたすら顔がめちゃくちゃ好みだった。 極力他人と関わりたくない自分が、誰かを好きになる入口などそれしかない。 けれどそれからこっそりと会話を立ち聞き、仕事も出来れば面倒見もいいらしいことを知って。 ますます好きになった。
正面から向き合うことなど絶対にできないから、たまに賀東荘で姿を見かけてはこそこそと物陰に隠れてその挙動を視線で追う日々。
彼女は常に堂々と振る舞い、ハキハキとしていた。 きっと誰からも好かれているだろう完璧な美女。 ……まるで自分とは正反対だ。
何故人は己と真逆の性質のものに惹かれてしまうんだろう。 ああなれたらいいのに、という願いを寄せているのだろうか。
何にせよ、自分にとって彼女は高嶺の花だった。 見上げれば目も眩むような、好意を寄せることすら烏滸がましいような、高嶺すぎる花。]
(203) 2021/02/15(Mon) 17時半頃
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[──そんなわけで、ほんの僅かばかりの彼女の一面しか知らず、常には下を向いて歩いているような人間が、彼女の度重なるドジの数々を知るわけもなく。 彼女のことは未だに完璧なキャリアウーマンだと認識している。
それは焼きそばパン通話事件を経た今も変わっていない。 逆に周囲の注目を集め、自身を人の視線から遠ざけてくれたことに好感度が上がったくらいだ。 …無論、彼女にそのつもりは一切なかったろうが。]*
(204) 2021/02/15(Mon) 17時半頃
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/* >>188>>189 早乙女さんの好きな人って俺なの!!!?
こんっな何の取り得もない枯れたホモ男に惚れるなんて、なんてかわいそうな子……お気持ちに感謝して村主旨の範囲で精一杯弄んであげような……。
(-50) 2021/02/15(Mon) 17時半頃
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/* 日没の浜辺の遣り取りは五郎がいけるタイミングかもしれないけれど、更新を挟むと日が進むからステイ、かな。 個人的に、できるだけ回想よりいまを生きたい…ので…。
(-51) 2021/02/15(Mon) 18時頃
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「 ありきたりだけど。 好きになった人がタイプだよ。
たとえ相手が同性でも、 人語を解するロボットだとしても。
その人がその人でいる限り。 僕は僕の好きを捧げられると思うんだ。 」
(205) 2021/02/15(Mon) 18時頃
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[ えーそれ聞いちゃう? 君だよって言っちゃうよ?>>192 …… 言わないけど。
恋をしている相手に告白したところで。 ごめんなさいは目に見えている。 今はその時でない、と言うのは。 ただの逃げかもしれないけれど。
結局返したのは、 毒にも薬にもならないような答だと。 縁自身は感じるもの。 ]
(206) 2021/02/15(Mon) 18時頃
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「 そういえば、もうすぐバレンタインだけど。 イリスはチョコとか渡さないの?
もっと教えてよ。 君が好きになった人の事。 」
[ 続けて送ったのは、 相談に乗ると見せかけての敵上視察。 何事も勝負を決するのは、情報だ。
ゲームも、現実も。 ────── 恋愛も。 ]*
(207) 2021/02/15(Mon) 18時頃
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[初恋は幼稚園の頃、同じ組の女の子に。 ――ということになっている。
その子の大事にしていたぬいぐるみを何度も奪っては泣かせていたらしい。大人たちは相手の気を引きたかっただけなのだと相手の親に説明と謝罪を重ね、当の女の子からはこれでもかと嫌われた。
本当は、あの子のぬいぐるみが欲しかっただけだ。]
(208) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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[それに気づいたが母が、後日こっそり同じデザインのぬいぐるみを買い与えてくれたが、物言わぬ瞳を見ても何の感情も生まれなかった。
これじゃない。これじゃあ意味がない。 どこに行くにも手を引いて、くたびれた毛並みを丁寧に梳き、眠る時に抱きしめ、何度も名前を呼んだ。アレがいい。
ただ、欲しかった。 そんなものを恋と呼ばないでほしい。
子どもであれば許されることが許されなくなった頃、誰かを泣かすような愚行をくり返すことはなくなっていた。]
(209) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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[己の異質に気づいたのは、もう少し大人に近づいてからのことだ。
小学校の先生が結婚すると聞いて、好きになるのが遅すぎたと嘆いたことがある。 中学で一番人気の誰かより、隣のクラスの女の子とこっそり付き合っているクラスメイトが好きだった。 いつも恋する相手とタイミングが悪いのだと、友人に嘆いていた。
高校の時に好きだったのは女子バスケ部の先輩だ。友人の応援に駆り出された時に一目惚れした。同時に、その人が男子バスケ部のキャプテンに恋をしていることも分かった。見上げる瞳も、弾む声も、上気する頬も、相手だけに与えられるすべてがこの場の何より美しかったからだ。
それでも構わなかった。いつものことだ。友人の応援と称して体育館へ赴いては不自然にならない程度に隣へ視線をやり、後ろ姿を眺めていた。
頸の綺麗な人だった。体育館2階の窓から差し込んだ光が汗の滲む肌を照らす様を見るのが好きだった。キャプテンと話す度に特別とろける唇に胸が痛んだけれど、それでも十分幸せだったから、今以上のことを望むつもりはなかった。]
(210) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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[彼女から告白を受けたのは半年が過ぎた頃だ。 最初はドッキリかと思ったし、キャプテンと何かあったのかと疑った。相手は首を横に振り、ただ好きになったのだと言った。
恋ってそういうものでしょう。そう言ってこちらを見る瞳はずっと手に入らないと諦め、求めてきたものだ。 運もタイミングも悪い自分に幸運が訪れたのだと頷いて、
――その日の内に別れた。]
(211) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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[見上げる瞳は正面から見ると中央に寄り過ぎていたし、 弾む声は近すぎる距離では耳障りな高さだった。 上気する頬は思ったより荒れていて、 別れを告げた後の唇は怒りに震え、噛み締められていた。
――もし、あの子がぬいぐるみへ興味をなくしていたら、 己は手にあるソレをどう思ったのだろう。
あの子が愛したぬいぐるみだから魅力的だったのだ。 あの子の心がぬいぐるみに向いていたから惹かれたのだ。 別の誰かのものだったから、欲しかったのだ。
左の頬が熱い。どこかへ駆けていく相手の後ろ姿を見ても、胸には喜びも痛みも訪れなかった。 怒っていたのだろう。泣いていただろうか。見ていなかったものを知る術はない。]
(212) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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[別の誰かのものだから美しい。欲しいと思う。 しかし手に入れてしまえば、それはもう誰かのものではない。己のものだ。何の価値もなくなってしまう。
どうか、別の誰かを見ていてほしい。愛してほしい。 手に入らないことを理解し、求め痛む胸に、 何より 恋 を実感するのだから。
10年以上を経てようやく認めた初恋は、同時に己の歪さを自覚する理由たり得てしまったのだ。]*
(213) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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[ 朝の配信を終えて、 イリスへメッセージを落としたら。 ああ、うん、そうだ。 お風呂に行こうと思っていたんだ。>>157
いや、今だって思っているよ。 思わず足を止めるような出来事が 僕の目の前に飛び込んできただけで。
温泉に向かう通路から、ひょいと顔を上げれば。 賀東荘の裏手に広がる海辺。 そこに水面を揺らす美しい水死体が一つ。>>182 ]
(214) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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( 待って、今2月!)
(215) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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― 夕方頃・202号室 ―
[遠くから声が聞こえる。目を開けると見慣れた木目が見えた。徐々に覚醒する意識が声の主の目的を理解する。]
あ゛い。
[足に力を込めようとすると、肌が引き攣る感覚がした。それにどことなく磯臭い気もする。理由に思い至り、誰もいない部屋で渋面をつくった。そのまま引き戸を開け、若干怯えている様子の配達員から荷物を受け取る。]
……お疲れさま。
[段ボールは巨大で、中身がレトルト中心となれば重量もそこそこあった。階段を上るのも一苦労だっただろう。歪でも常識はある。労いの言葉をかけると、配達員は幾分か表情を和らげ、一礼して去っていった。その頭が階段の下に消えるのを待ってから息を吐く。]
まずは風呂……いや、飯か。 とりあえず水開けて……あァ、もういいな。
[引き戸に貼りつけていた原稿用紙を剥がす。そのまま隣の203号室へ視線を向けた。思い返すのは今朝の出来事だ。]
(216) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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[ 見えた光景はなかなかに信じ難く。 自身の脳と双眸を疑いながらも。 僕の悪癖は例に漏れず、>>0:57 思わずスマホのカメラを起動していたが ……
それがご近所さんだと気付ければ 撮影に至る事はなく、 温泉からは位置をずらし、玄関口へと足を運んだ。
と言うのも僕の視力が正しければ。 あれは207号室の敷波さんだ。 ならば、ここで放置する事はできない。
何故なら、春日井縁が知る限り。 彼女ほど優秀なドジっ子はいないのだから。 ]
(217) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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/* 連投失礼しております。 まだもうちょっとあるんじゃよ……削れたのではとは思うのですが、これ以上推敲いれると永遠に終わらないのでは? みたいな気持ちになってしまった。 挟まります(確定)お邪魔します。
(-52) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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― 朝・202号室前 ―
[203号室の三上>>184と顔を合わせたのは、大田>>19と鉢合わせるより前だっただろうか。賀東荘の住人は朝から活動を始める者が多いらしい。彼の視線が己を越え、後ろの戸に向くのが分かった。]
まァ、そんなところ。
[部屋番号プレートをつける気がない以上、今後も貫くつもりの対応を応急処置と呼んでいいのかは迷うところだが、そこは重要ではないだろう。一言と共に頷く。]
今回は前よりデカいから、間違わないかもしれんがね。
[先日注文したのも水やレトルト食品といったものだった。いつもならまとめ買いするところだが、注文数を間違え、小包程度に収まってしまったのがまずかった。三上>>185が疑問を抱く前に受け取らせてしまい、我が家の食料は空っぽだ。 喫茶店の店主を務める彼とは生活時間がまったく合わず、管理人の如月を通して荷物を受け取ったのだったか。そのお詫びの焼き菓子もまた、如月を通じて贈られた。だから、荷物の件について直接話すのはこれが初めてかもしれない。]
(218) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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[ ───── 普通だったら、 ……いや、敷波さんが普通の人かどうかは 大いに議論の必要があるけれども。
冷たい水で身体を凍えさせたなら、 湯気のたつ湯船で温めようとするだろう。>>164 ここで問題になるのは、 僕も現在、風呂場に向かっていると言う事だ。
本来なら男湯と女湯。 互いの道は交わらないはずだけど、 ]
(219) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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ハ。そこまでさせるなら、さすがに部屋番号つけるよ。 俺の小っぽけなこだわりに、 三上さんを巻き込む訳にはいかないしね。
[彼は今日も店に行くのだろうか。自身がここに越してきた10年以上前は、あの店は老人が経営していた。いつの間にかバイトの青年が店主に変わっていて、それが隣人であると気づいたのはいつだっただろう。 外出の少なさと活動時間の関係で訪れる機会は少ない。それでもプロットが詰まった時などは、昔も今も角の席を陣取って長時間粘ることがごくごく稀にあった。]
いってらっしゃい、二代目。
[洗面所の方へ向かう背>>186に、少し早めの見送りを伝えたのだった。]*
(220) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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あの人、運命に愛されたドジだからな……
[ このまま放置を決め込めば、 自身が入っている男湯に全裸の敷波が登場する、 なんて事態も0ではない。
敷波さんは美人だし、スタイルだって言うまでもない。 歓喜の声で迎える人もいるかもしれないが。 予期せぬラッキースケベを享受し、堪能できるほど 僕の神経は図太くない。
勿論運命に翻弄され続けているだけあって、 彼女のリカバリ能力もまた折り紙付きだけれど。 ハプニングの予兆は潰しておくに越した事はない。 ]
(221) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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― 夕方頃・202号室 ―
[段ボールを簡易キッチンの足元へ運ぶ。適当にガムテープを引き剥がすと、水のペットボトルを一本取り出した。ぼんやりした身体の中心を水が通り抜けていくのが分かる。 乾燥わかめの気持ちを味わいながらずるずると座り込み、膝に頭を押し当て、身体の底から息を吐き出した。
懐かしい夢を見た。 最近はとんと見なくなっていたが、原因は想像がつく。
――美しいものを、見たからだ。]
(222) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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敷波さん。 今は2月ですし、そろそろ上がりませんか?
今ならほら、 偶然持っていた僕のバスタオルをお貸ししますよ。
[ 靴を履き、浜辺へ周り。 潮を含んだ風に、前髪を弄ばれながら。 まるでオフィリアを思わせる 一枚の絵画のような彼女に降り注ぐのは、 配信用に取り繕っているものとは異なる 特に可愛らしくはない、ハスキーボイス。 ]**
(223) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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― 回想:2年前・恋に落ちた日 ―
[賀東荘のロビーはいつも管理人である如月によって様々な花が生けられ、その時々によって色を変えるが、唯一同じ色を湛える場所がある。玄関を抜けた先、中央から少し逸れて風や日光が直接当たらないそこ>>114には、1年中冬が訪れていた。 入居当時からある絵画らしいが、残念ながら記憶にない。その存在を知ったのは2年前、視線の案内を受けてからだ。
熱のない瞳>>117だった。 ともすれば興味がないようにも思える。
それなのにどうしようもなく目が離せないのは、いつも己の世界に入り込む印象のある彼が、相手の世界に引き寄せられているように見えるからだろう。
真正面から見据えればまた感じることがあるのかもしれないが、それは叶えられない。 元より、己を定めてまっすぐ見つめられるのは苦手>>122>>142なのだ。]
(224) 2021/02/15(Mon) 18時半頃
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[永遠に目を逸らさないでほしいと思った。 絶対に振り向かないでほしいと思った。
だから、これは確かに 恋 なのだ。]*
(225) 2021/02/15(Mon) 19時頃
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― 昼頃・賀東荘ロビー ―
[海から戻って来た時、ロビーには如月のほかに大田>>177の姿もあった。またあの絵画を見ていたのだろう。遭遇自体は少ないが、彼の定位置くらいは分かる。
己のせいで、彼の視線が逸れたことが気に食わなかった。 無意識の了承>>12がいけなかったのか。 望まぬ干渉を自ら投じてしまった>>80ことが悪いのか。 理由はなんであれ、自業自得の結果だ。
美しいまま、欲望と痛みだけを与えてほしいのに。
苛立ちは子ども染みた行為に男を促す。突き刺さる視線も耳に届いた疑問>>178も気づかないフリをして、一度も視線を向けることなく階段に足をかけた。]*
(226) 2021/02/15(Mon) 19時頃
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/* みんなの想い人がわかってくるの楽しい
てえてえってしてる……
(-53) 2021/02/15(Mon) 19時頃
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― 夕方頃・202号室 ―
[いつの間にか水はペットボトルの半分まで減っていた。いつまでも座り込んでいる訳にはいかない。タオルで拭っただけの膝下は、乾いた潮で今にもひび割れそうだった。
窓の外を見る。海には誰かいただろうか。少なくとも、日中とはいえ真冬に海に飛び込んだヤバいヤツ>>164はもういないはずだ。 荷物も見当たらないようだったから、あのまま海から戻れなくなったなんてことはなかったのだろう。救出者>>223の存在は知る由もない。
勝手に入ったのだから、勝手に帰るのもこちらの自由だ。それでも安堵が吐息に滲む。舌打ちをした。]
(227) 2021/02/15(Mon) 19時頃
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/* ちなみに柚木さんと見せかけてボスに片思いする手もあるかなぁ……と思ったんですが、それなら別に他のとこでも出来るかなあと思い直し。 一応ふつうに(?)人間の男の人に片想いしようと決めてはいたのだ
(-54) 2021/02/15(Mon) 19時頃
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[圷の家は地方の地主で、祖父の代に立ち上げた会社が成功し、そこそこの企業となった。今は父が跡を継ぎ、祖父に劣らぬ手腕で事業を拡大しているらしい。 らしい、というのは己が一切関わっていないからで、関わっていないのは、生まれた時にはもう8歳上の兄が後継に決まっていたからだ。
不満はなかった。もしかしたら幼い頃には何かしらの抵抗をしたのかもしれないが、少なくとも物心ついてから反発した記憶がない。 諦めているのかと憤る人がいた。賢いねと感心する人もいた。しかしそのどちらでもなかった。
兄は優秀な人で、その上でできた人間だった。期待を一心に受けるのは重圧だろうに、適度にガス抜きもできる器用さを持っていた。何より、弟である己に優しかったのだ。
憧れだった。己の歪を自覚して以降、兄の完璧さは時として劣等感を煽ったが、それでも兄を厭う理由にはならなかった。 背筋を伸ばし堂々と歩く姿は、どうしようもない己の誇りだった。]
(228) 2021/02/15(Mon) 19時頃
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[――敷波は、兄に少しだけ似ていた。 似ている、と思っていた。
この膝下は表層の皮しか見ていなかった自分への報いだ。 しかし全身を濡らした彼女には何の罪もない。海岸に残してきたコートとマフラー>>174は、身勝手な男の捻くれた謝罪の形なのだ。]**
(229) 2021/02/15(Mon) 19時頃
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/* 柚木さんは体調悪いとこ強引に突撃しちゃって申し訳ないなー あとはそっと見守るに徹するから許してね
(-55) 2021/02/15(Mon) 19時頃
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/* 最初の発言だけ投下されていた時 ぬいぐるみにしか恋しないメルへンおじさんかと思ったことを深くお詫びします 隣の絵フェチより
(-56) 2021/02/15(Mon) 19時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2021/02/15(Mon) 19時頃
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― 翌日・昼頃 ―
あああっ、寝過ごしたぁぁぁあああぁ!!!!
[開口一番時計を見て絶望の悲鳴を上げた。
大抵はボスの散歩の時間に合わせて 起きるようにはしているのだが そもそも愛理はあまり朝が強い方ではないので 寝過ごしてしまうことも多かった。 早起きした次の日は特に。
がっくりと肩を落としスマホを見れば 寝ている間にエニシからメッセージが届いていた>>151>>207 天気の話題に外を見る。今日もいい天気だ。]
(230) 2021/02/15(Mon) 19時頃
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/* 流れに合わせたら時系列があっちこっち飛んでしまったのですが、流れより時系列で合わせた方がよかっただろうか。RP難しい。でも楽しい。
一気に出すと情報がごちゃごちゃするかなと小出しを頑張っていたのですが、ついに耐えられませんでしたね。 でもまだ全部じゃないからセーフ。セーフ?
最低でも朧の間の話と、敷波さん個人を見たことの話はできたらいいなあ。 後者についてはもう2dになるので、想いを寄せたり寄せられたりしている方とのお話を優先していただきたい気持ち。
皆さんの片想いが本当に様々あって素敵だー。 またじっくり読みたい。読みます。
(-57) 2021/02/15(Mon) 19時頃
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/* >>226 ×>子ども染みた行為に男を促す ○>子ども染みた行為を男に促す
器用に間違えましたね……?
(-58) 2021/02/15(Mon) 19時頃
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/* おおおおおおお、矢印があらわになってきた。 おおお、そうか、そうなのかー! と、盛り上がるより、自分もロルを書こう。 匂わせロル間に合うかな?と心配しつつ、 まぁ、場合によっては灰で。おおおおお。 (羅列する余裕はもうない。)
(-59) 2021/02/15(Mon) 19時半頃
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おはようエニシ。 こっちもいい天気だよ。
[朝の挨拶にはそう返し、 もう一つのメッセージには少し考える。
バレンタイン…… 昨日のリップに意識させられたそれが 否応なく頭に昇ってしまう。]
「え、なに急に?
うーん、落ち着いてて、ちょっと不器用で でもそういうとこが可愛い…そんな人かな。
あ、でも別にそういうのじゃないから! 見てるだけで満足だし!」
(231) 2021/02/15(Mon) 19時半頃
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[そう返してふう、と溜息をついた。
そう、叶えようなんて思ってない。 直接チョコを渡す、なんて選択肢は ハナから視野に入れてなかった。
だって振られたら悲しい。 拒絶されたら切ない。 傷つくのが怖いから、 その姿を後ろから眺めて 1人で幸せな妄想に浸かってるだけで良い。
―――でも、……]
(232) 2021/02/15(Mon) 19時半頃
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/* もしかして: >>何処も両想いが成立しない<< この人数でこうなるとは 凄みを感じる エピがどうなるのか皆目検討付きませんね…!楽しみ。
中の人はエフさんの『誰かが大好きな人が大好き』にすごい勢いで頷いています。 ニュアンスは違うかとは思いますが、この村を建てた動機ですらあります。 敷波の目をそっとワカメで塞ぎながらサムズアップしちゃうな。
あと予期せずストーカー女子なアイリちゃんをネトスト的手段で特定しようとしているヨスガくんの構図になってるの大好きですし(黒い囁きを吹き込んだのはあなたでしょ!)、序盤で絡みの多かったゴロさんとヨスガくんがダブルネカマ(厳密に言えばそうではない)なのも楽しいです。
(-60) 2021/02/15(Mon) 19時半頃
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どうも。 申し訳ないんですけど、 これ、共用の厨房で軽く洗って頂けます?
あ、触るのも駄目なタイプでしょうか。ナマコ。
[オフィリアと呼ぶのには逞しすぎる海女は、 湿ってテラつくスカートと、肌に張り付くブラウス――透けない黒は目に優しかっただろう―の上に、 打ち寄せる漣のヴェールを纏い。 波打ち際で寝転んだまま、極寒の涼しい顔で心優しきハスキーボイスの同居人>>223にナマコを差し出し。
ナマコが駄目ならワカメでもいいので。と、添えた。]
(233) 2021/02/15(Mon) 19時半頃
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(……でも、ちょっとだけ、 気分に浸ってみるくらいならアリなのかな…)
[ぼんやりとままならない思考に耽りながら、 顔を洗って身支度を整える。 ほぼ手癖になっているから 半分自動で完成するいつも通りのフル装備。
朝の散歩タイムは逃してしまったけれど 愛理の脳内スケジュール帳によれば この時間帯は商店街付近に居ることが多い。>>199
だからそれを狙うべく、 共有スペースを通って外に出ようとするも 誰かの姿を見かけることは出来たか。**]
(234) 2021/02/15(Mon) 19時半頃
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[礼を述べてバスタオルを受け取り、軽く身の水分を含ませれば、化粧が洗い流されたその向こう側にも、整ったつり目がある事が分かる。 瞼には若干の腫れぼったさもあったとはいえ、それよりも真紫の唇の方が目を引くのは言うまでもない。]
優しい偶然、ありがとう御座います。 お礼にお夕飯でも、奢りましょう。 ナマコワカメ以外でも、 何かリクエストが、あれば。
[ドジさえ抜けば頭脳明晰以下省略なこの女。料理も例に漏れず、そこそこ得意な方である…という点は天の間の住民も認知していたか、どうだったか。 但し品目がガラッと変わるのは茶飯事。去年の今頃だ、会社の人の為にチョコを作ると言った夜、共用スペースにご自由にどうぞカレーが出現したのは >>0:48]
今日はまるっと空いたので 買い出しも問題ないですし……
(235) 2021/02/15(Mon) 19時半頃
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……朧の間のバンパイアにも 礼をしなきゃあ、いけませんし。
[砂浜に残されたマフラーとコートを見下ろし>>174、 持ち主の夜行性を揶揄しながら呟く。 人間関係を乱したがらない彼女には珍しい皮肉だ。
軽く砂を払って、マフラーを有り難くお借りする。 コートの方は流れるような手つきで春日井の肩に掛けた。 気を遣われ過ぎるのも癪。そんな気分。
それから浜辺の指差し確認。ジャケット回収。スマホ回収。 ハイヒールとタイツも回収ヨシ。忘れ物なし、ヨシ。]
(236) 2021/02/15(Mon) 19時半頃
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まぁその前に、お風呂ですね。 すみませんが賀東荘まで御同行願います。
[砂に踏み出した裸の足にぎこちなさは無い。 一歩一歩、確かに、優雅に、しゃなりしゃなりと。 さながら芸術の都のファッションモデルの若く堂々と。 何処かの誰かさんとは違うんです>>141。
まぁ小さなくしゃみは一つ、漏らしましたけどね。]*
(237) 2021/02/15(Mon) 20時頃
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レイは、エフのマフラーに鼻水が飛ばないよう、しっかり口は覆った。
2021/02/15(Mon) 20時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2021/02/15(Mon) 20時頃
CC レイは、メモを貼った。
2021/02/15(Mon) 20時頃
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[恋愛感情とはなんだろうか? 私にとって、長年の疑問であった。
家族も友達も、飼っているペットも持っているぬいぐるみも同じように好きだった私に恋人がいたことはない。 学生時代にモテなかったというのもあるが、自分から告白することもなく、その告白する相手もできたことがなく、ただぼんやりと過ごしていたらこんな歳になってしまった。
恋人いない歴=年齢とは、どうにも地雷臭い肩書ではあるが、もう気にするほどの歳でもなくなった。 このまま一人淋しく生きていこう。 そんなことを考えながら、缶ビールをまた飲むのだ。]
(238) 2021/02/15(Mon) 20時頃
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─ 現在 夜 ─
[定期的に開催している独り飲み会。 いつかの飲み会には誰か誘ったことがあるだろうか。さすがにずっと独りで飲み続けるのは淋しいからね。
今日のおつまみはするめいか。 それを時折ライターで炙って食べるのが最高なのだ。そのせいで、部屋の中には香ばしい臭いが充満している。
つまみを近くのコンビニまで買いに行った際、広がっていたのはバレンタインフェアの棚。 あーそんな時期か、なんて考えつつ、目指すは乾物コーナー。
世間の波に逆らうように生きるのはたまに息苦しいが、もうだいぶ慣れてきたもので、こんな言葉が漏れ出るくらいだった。]
バレンタインがなんぼのもんじゃい
[けふ、とアルコール臭い息を吐きつつ、そんな夜は更けていくのである。]*
(239) 2021/02/15(Mon) 20時頃
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/* 気付けばみぃ姫をスパチャのみならず直接養おうとしている。
ネット小説家なエフさんとVtuberなヨスガくんで朗読コラボ(キャラ的に無理がありそうなので会議オチ、薄い接点が出来れば楽しそうなのでそれだけでも!)というネタ振りについて。 思いついたはいいものの、フィールド魔法が強引過ぎると一回ボツったんですが、『ヨスガくんの好きな人はネットの向こうの誰か』というのが見えてあれもしかしてエフさん?と脳内からバックアップを引き摺り出し……終えた時には、縁故募集だったのね!先走っちゃった!!と誤解が解けてまして。 でも折角だから投げちゃえ、フレーバーよフレーバー…迷惑でしたらスルーしてくださいえーい!!と投げたら丁寧に拾って頂けて本当にうれしみのPLです。感謝感激雨霰。Ptを使わせてしまったお詫びに飴を投げまくってしまうわね。
(-61) 2021/02/15(Mon) 20時頃
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[ 疑問はつい口に出た、独り言めいたものに過ぎず。 返る言葉はなく圷は階段へと向かう。>>226
大田竜海は人の心を理解しようとする時、自分の思考と経験を参考にする。 その為に知らないものは分からないままにする。未知に踏み込む程人間に興味が無い。 フェルゼが自分に怯えていることに気づかないように、不審物を届けて礼をしたつもりになっているように。
何があったのかは分からないが、早く身体と服をどうにかしたいだろう。大人として他人に見られたい姿でもないだろう。
隣人への親しみは、向ける当人にとっての心地良さに満ちて適度に遠く冷えている。 泡は潰える、黒点は埋もれる、疑問は水に流れてゆく。 追い掛けてまで気づいてもらおうとすることはなく、また視線は額縁の中の冬に戻った。* ]
(240) 2021/02/15(Mon) 20時半頃
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/* 片思い先、君に決めたー!は、 過去を攫って、一番彼女が(ダイナミックめに)意識していたのがエフさんことアクツさんだったので。
あの時のアクツさんとヨスガくんのやりとり、うっかり階段らへんでやってる物と誤認してまして。 行ったり来たりのドジッ子ロルを投下した後に、「あれっあの2人玄関にいらっしゃるじゃないですか!!」と気付いて、「完璧なフリをしたい」というレイの前提条件を元にどう辻褄を合わせどう展開するか頭を捻った結果の木登り。 ほぼノープランで入った割にとんでもない暴れ馬なキャラになって、久々に「PLがPCに引き摺り回される」散歩中の元気なゴールデンレトリーバー現象を味わってます。よしよし。ちゃんと失恋させてやるからな。
(-62) 2021/02/15(Mon) 20時半頃
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/* 皆いる時間軸がばらばらすぎるので把握するのをあきらめたかお
(-63) 2021/02/15(Mon) 20時半頃
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/* ようやく落ちついたけど、 傍観してるだけでも楽しいからいけない。
さて、さてさて。
(-64) 2021/02/15(Mon) 20時半頃
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─ 『氷海』への想い ─
[ 止まった時の中の君は永久に美しい。 ]
(241) 2021/02/15(Mon) 20時半頃
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[ 今まで沢山の美術館に足を運び、時には意外な場所で、数多の恋をした。 体温を分かち合うことも結婚を意識する必要も無い為か、性別はどちらでも良く年齢も気にしないらしい。
しかし『氷海』の青年は十数年の時が過ぎても特別だった。掠れゆく記憶に恐れを抱く程に、彼の上を行く美には出会えなかった。 そして思い立ったのが二年前。ただ一度幼い頃に行っただけの美術館を記憶を頼りに調べ、出向いた其処から旅館があった場所を探し歩いた。
出会った管理人は現在この建物がどうなっているのかを教えてくれて、前のめりに食いつく自分に見学を許してくれた。 再会を果たした時、既に引っ越しは自分の中で確定事項だった。 ]
(242) 2021/02/15(Mon) 20時半頃
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[ 同じ空間に存在しながら観る者と観られる者になる。 両者の間の見えない壁が、容易に世界を違わせる。 表現したい何よりの瞬間を、精一杯に演出する。
演劇と絵画は似ていると思う。
中学までは美術の道を志していたが、近親姦を避ける如く自分の絵には愛を抱けないことに気づく。 そして、未だに忘れられない嫌な思い出も出来た。
逸れた道は夢ではなく、唯の代用品だった。 客席から遠く見れば其処は額縁の中の絵のようでもある。 いつも演劇の最中は、自分を作品の中で描かれた者達の一人だと思っている。 だから人が変わったようになれるのだろう。そこにいるのは人間の大田竜海ではないのだ。 ]
(243) 2021/02/15(Mon) 20時半頃
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[ 悪魔に魂を奪われず、常人に正偽の判定を下され勝手な救済を受けることもない。 盲人が叫び望んだままに止まった、美しい時。 停滞とは死ではない。その証拠に、あの瞳は自分の目よりもずっと輝かしい生命力を宿しているではないか。
彼と暮らすことと比べれば、家の金も安定した道も大きな劇団も全て無価値だ。 例え振り向くことが無くとも、愛を告げられない苦しみがあってもそれでいい。
演劇の中でも恋とはそのように、痛みを伴いながらも全て捨てる価値のある至上として描かれる。 何も、他の者たちと変わりない。
正しさなど、古い絵の具のように容易に崩せる。社会という群れの中のルールと評価に過ぎない。 誰もがその奥に間違いを抱えている。自分の幸せが偽りだと思う必要は無い。 ]
(244) 2021/02/15(Mon) 20時半頃
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……海が好きなので 子供の頃に家族と元の旅館に来たことがあって、 ずっと印象に残っていたんです
[ 誰に話したか忘れた、入居当初に答えた引っ越しの理由。 嘘ではない、が。竜海も隣人同様海岸にはあまり足を運ばない。
愛する海は額縁の中にいるのだから。 他にもあっただろう空室から201を選んだのは、窓からの海の見え方があの絵と少し似ている気がしたから。 ]
(245) 2021/02/15(Mon) 20時半頃
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[ 貧しさなど気にならない程に満たされている。 過る憂いは両親から求められる一般的幸せのせいでしかない。
ただ、やはり恋愛感情とは厄介なもので。 綿津見という作品になって、彼の隣に飾られることが出来れば良いのにと。
思うことも、ある。* ]
(246) 2021/02/15(Mon) 20時半頃
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[ いくら見ても心は飽きなくても、身体がクレームを付けてくる。]
(247) 2021/02/15(Mon) 21時頃
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─ 現在/昼頃 ─
おはようございます……ああ、いや。こんにちはか
[ 声を掛けたのは、一階に住む女子大生。>>234 爪先から頭まで可愛らしい印象。そう思うのは服装や顔立ちに留まらず、若い女性らしく感情豊かに見えるのもあるのだろう。 竜海は休みは籠もりがちだが、バイトの際などに外に出るタイミングが合ったりはしていたと思う。 何とも年齢的にもそれ以外でも遠い存在で、圷や三上相手程は親しくないが。 ]
買い物ですか?
[ 覗いたも何も先にいた管理人に一切気づかなかった癖に、早乙女にはすぐ気付いたのは 自分も外出の為にコートを着て、再度部屋から出てきたところだったからだ。 故にその場に引き留めたりはせず、向けるのは挨拶と何気ない問い掛けのみで玄関へと向かう。* ]
(248) 2021/02/15(Mon) 21時頃
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どうでしょうか?
恥ずかしながら、ナマコを素手で触った経験が ないんですよ。
[ 絵画のような光景は。 あっという間に血の通った人間になった。>>233 それでも白い肌に雫を伝わせながら ナマコを手に持つ美女。 そんな、僕の常識から剥離した光景に、 脳内が軽く眩暈を起こしながら。
差し出されたナマコは、とりあえず経験とばかりに 手のひらに這わしてみる。 うん、気持ち悪い。 どうにも僕は、海女になる才覚はないらしい。 ]
(249) 2021/02/15(Mon) 21時頃
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えっ。いいんですか? 僕、人の施しは遠慮しないで受けますよ。
[ スパチャで生きている男は、 奢りの言葉に二つ返事で飛びついた。>>235 リクエストまで許可されたら、少し悩んで。 ]
実は子供舌なので。 そんな感じのがいいですね。 カレーとか、オムライスとか、ハンバーグとか。
[ 決して鶏皮ではないんだ、どこかの姫君よ。 実際何が完成するかは、 それこそシェフの気まぐれ次第なんだろうけど。 ]
(250) 2021/02/15(Mon) 21時頃
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朧の間って、圷さん? じゃあ、このコートって ……
これ絶対、僕の肩を飾るための物では ないと思いますが…… というか、どうして一番冷えてる人が着ないのか。 ボクニハワカラナイ ……
[ ナチュラルに掛けられたコート。>>236 耳に届いた呟きから、誰の物なのか理解すれば。 何故ここに置かれているのかも察するのは、 そう難しいことではない。
しかし、自分の物差しでは測り切れない行動に 小さく嘆息して。 ]
(251) 2021/02/15(Mon) 21時頃
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ええ、喜んで。 ですが賀東荘まででは物足りません。 是非とも風呂場まで見送らせて下さい。
[ 同行を願われれば、頷き、微笑んだ。>>237
敷波が女湯へ姿を消すのを見て初めて。 自分も心置きなく湯に浸かれると言うものだ。 おおさげにも見えるそんな発言を どう取られたかは知らないが。
響いた可愛らしいくしゃみには、 ほら見た事ですかと、僅かに顔を顰めて。 ]
(252) 2021/02/15(Mon) 21時頃
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大人しく着ててください。 出ないと、このコートの持ち主に 僕が怒られてしまいますからね。
[ 上手く避けられなければ 他者のコートをふわりとはためかせ、 彼女の背を覆おうとしたけれど …… さて、結果はどうだったかな? そんなやり取り最中、届いたメッセージ。>>231 登録した通知音が送り主を知らせれば、 一言断ってスマホを取り出しながら ぽつと、零した。 ]
写真は無し、か……
(253) 2021/02/15(Mon) 21時頃
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[ 足は止めず、 それでも視線は目の前の端末に固定して。 素早い指捌きで返信しながら。
やがて二通目にも目を通し終えれば 傍の美女の存在を思い出し。 ゆっくりと視線を傾け、 彼女の漆黒に自身の姿を映り込ませたなら。 せっかくだし、と助言を乞うてみる。 ]
敷波さん、一つ聞いてもいいですか? 落ち着いてて、ちょっと不器用で そう言うところが可愛い人って。
どうやったら、なれると思います?
(254) 2021/02/15(Mon) 21時頃
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[ 大真面目な顔で問いかける。 答えが返ってきても、来なくても。 無事、女湯へと赴く彼女を 最後まで見届ける栄誉を得られたのなら。 ]
次に海に入るなら、夏がいいと思いますよ。
[ そんな軽口と共に、 自分も男湯に向かっただろう。 ]*
(255) 2021/02/15(Mon) 21時頃
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「 見ているだけで満足?
本当に? 」
(256) 2021/02/15(Mon) 21時頃
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[ 紆余曲折を得て辿り着いた脱衣所。 一人になれば、再びスマホを取り出す。 画面に映るのは、 自分がイリスに送った返信。>>231 ]
何でこんな言葉を贈ったんだい、エニシ?
[ 吐き捨てるように笑って。 スマホを防水カバーの中に入れると 男湯に繋がる扉に手をかけた。 ]**
(257) 2021/02/15(Mon) 21時頃
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/* 三上さん:洗面所(朝)
愛理ちゃん:共有スペース(昼) 大田さん:共有スペース(昼)
敷波さん:温泉(昼) 春日井くん:温泉(昼)
フェルゼくん:→賀東荘(仕事終わり) ニトカちゃん:自室(夜)
柚木さん:不明(次回接続時)
こうかな? ニトカちゃんがフリーっぽいので遭遇できたらと思ったけど、自室は……無理ですね……! 共有スペースで飲みませんか。だめですか。 どうするのがいいかなあ。なやみなやみ。
(-65) 2021/02/15(Mon) 21時半頃
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/* シェアハウスの自室に簡易キッチン作ってしまったけど、この大きさだとあってもいいのかな。 あと宅配物の扱いも悩んだのですが、ロビーがあって管理人さんが隣家住まいってことは部屋まで来るのかなと。ちょっとアパート寄りだけど、洗面所とかお風呂とか外にあるイメージでいます。どうだろう(?)
(-66) 2021/02/15(Mon) 21時半頃
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/* この期を逃すと早乙女さんに二度と会えない気がして飛びつきました
(-67) 2021/02/15(Mon) 21時半頃
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/* 縁→愛理→五郎→出会い系アプリの男性(非住民)
文彦→竜海→絵画(無機物)
花奈→外の男性(非住民)
フェルゼ→怜→? 蒼介→? ニトカ→? 悦子→?
(-68) 2021/02/15(Mon) 21時半頃
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んっ?あっ、大田さん、こんにちは!
[玄関から先に出ようとしたら、 201号室の住人と行き会った。
確か劇団の役者さんだったっけ。 いつだったかにチケットを売られたことも>>0:129 どんなものかと興味本位の軽さで買って 友人を連れて見に行ったこともあるが、 普段の彼とは全然違って 役者とはすごいなと思ったものだ。
しがない女子大生の自分が ここを住居に選んだのは、 大学に近くて家賃が安くて 何よりあの人がよく出入りしてるから、
ただそれだけの理由なのだが、 シェアハウスと言うのは普通クリエイター系の人が 集まって来るところなのだなあとしみじみ思う。]
(258) 2021/02/15(Mon) 21時半頃
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/* ああ、フェルゼは姓でヨハンだったヨハン。
(-69) 2021/02/15(Mon) 21時半頃
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あっそうそうそうなんです! ちょっと商店街まで買い物に! ほらバレンタインとか近いですし 美味しそうなチョコとか色々売ってますよねっ 大田さんは今からお仕事ですか!?
[やや後ろめたいのを隠すように 早口でまくしたてながら共に玄関の方へと歩く。*]
(259) 2021/02/15(Mon) 21時半頃
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[ちなみに共有スペースに降りた際、 ちょうど春日井と敷波が帰って来るのを目撃していた。 何故だか敷波は全身濡れていて…… そのまま各々風呂へと入っていく様子を見て クエスチョンマークを浮かべる。]
(えっ、なに……なんでずぶぬれ……? 真冬の海で追いかけっこしてラッキースケベであははうふふ??実はあの二人そういう関係だったとか?やだやだ見ちゃいけない現場見ちゃった??)
[一瞬でおかしな勘繰りをしてしまったが、 スマホの通知音で我に返った。
ダメダメ愛理、昨日も勘違いをしたばかりじゃない。 敷波さんのことを常識で考えちゃだめなのよ。 なんて(やや失礼な)思考で己を宥め、スマホに目を落とす。
届いていたのはエニシからの返事。>>256 己の葛藤を見透かすかのような台詞に、 ちくりと胸が痛んだ。]
(260) 2021/02/15(Mon) 22時頃
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[好きになったら同性でもロボでも関係ないと言う、 力強いメッセージを見つめる。>>205
きっときみは強いんだろうな。 こんな子に想われる人はきっと幸せだろう。 何もできない私とは違って。
だからむうっと口を曲げ、ぱぱぱっと文字を打ち込んでいく。]
「満足だよ! 仕事してる時に偶然を装ってちょっと話したりとか。 犬の散歩してるとこ後ろから眺めたりとか。 写真見つめて毎日挨拶したりとか。 そういうので十分幸せだし!」
[勢いのままそんなメッセージを送り。 若干普段の行いがばれるような 内容になっているのは気付いていないが―――。 少しだけ間を置いて。]
(261) 2021/02/15(Mon) 22時頃
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― 夕暮れ・男湯 ―
[夕方の温泉は空いていた。 日中働く社会人は残業と定時の狭間で戦っている頃だろうし、昼間に利用した誰かがいたとしても、既に出た後だろう。旅館時代から引き継がれている男湯の暖簾をくぐる。
塩まみれの足を洗いながら、まるで自分が塩の塊になったような心地がした。このまま湯を当て続けていれば、いつか全部溶けてなくなってしまうのではないか――。
なんて、考えるような繊細さは持ち合わせていない。 黙々と己の惨敗を洗い流し、清めた身体を湯に沈めた。]
(262) 2021/02/15(Mon) 22時頃
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[意識していなければ聞こえなかった疑問>>240は、答える側が受け取らない限り何にもなれないまま消えていく。残るのは、名前のない痛みと一瞬だけ出逢えた甘露の景色だ。
静かな目が額縁の内側だけを捉え、離さない。彼と彼の視線が繋ぐ絵画。ふたりきりの世界はまるでひとつの作品だ。あの瞬間、あの場所は永遠になる。
この2年で、何度遭遇できただろう。もっと外に出れば遭遇する機会が増えるという心を嗜める。彼に近づけばより鮮明に触れられると囁く頭を否定した。 飢えるくらいでいい。渇いて焦がれるくらいがいい。遠く冷えた線引きの向こう、届かない相手を想うこの時間の何と幸せなことか。
欲しいのに、手に入らない。 だからずっと欲しいままでいられる。 彼らが完結した永遠なら、己の恋は未完の恒久なのだ。]
……たまんないね。
[湯気に充てられたか、吐く息が湿り気を帯びた。生唾を飲み込んだ喉が上下する。震える足先で湯を脱し、その場を離れた。]*
(263) 2021/02/15(Mon) 22時頃
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「エニシだったら」
「好きな人が目の前に居たら」
「叶わなくても好きって言う?」
[そんな風に付け足した。 一体どんな返事が返ってくるのか、少し聞いてみたくて**]
(264) 2021/02/15(Mon) 22時頃
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― 夜・2階廊下 ―
[長湯している間に、すっかり日が沈んでしまったようだ。大きくとられた窓の向こうは黒く塗りつぶされつつあり、犬と共に通りすぎる男も体温を奪うだけの海ももう見えない。
髪もろくに乾かさないせいで、肩にかけたタオルが湿っていく。耳の縁に垂れる水はすっかり冷え切っていた。ベタつくサンダルを剥がすようにゆっくりとした歩調で自室へ向かっていると、小柄な影>>239が視界に入ったのだったか。
手には己がここ2日辿り着くことすらできなかったコンビニの袋がある。 そういえば、春日井>>0:41がバレンタインフェアをやっているなんて話していた。彼女のご多分に漏れずチョコレートでも仕入れてきたのだろうか。思わずまじまじと手元を見つめてしまった。]*
(265) 2021/02/15(Mon) 22時頃
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なら触っときましょう、ナマコ。 若いうちに火傷はたくさん、しとくと良いです。
[まぁそのナマコは冷たいのですが。 常々スマホを握っている手にナマコが這う光景は、なんとも趣深く>>249。 敷波はその様子にほんの少しばかり、目を細めた。
遠慮なく奢られる後輩…もとい年下は嫌いではない。 此処は羽振り良く、施されときましょう。と返事しながら己の過去の戦歴の敗北部分を回想する。 ハンバーグ…は肉を間違えたら鳥つみれ、 オムライス…は味付けを間違えたらカニ玉に。 どちらも子供舌が喜ぶかと言われればそうでもない]
…此処はカレーで行きましょう。 うっかりしても、早めのチョコフォンデュパーティです。 豪勢な義理チョコも、悪くないでしょう。
[チョコを作ろうとしてカレーになったのだ、逆もまた然りだろう。 せめて肉じゃが等のお袋の味にシフトしないように気を付けよう、なんて自分に言い聞かせながら、天の間の住民と共に浜辺に足跡を刻んでいく。]
(266) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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[が。]
……。 ……………、 あ。
[カレーの具材を頭の中で暗唱しているうちに、コートを羽織らされてしまっていた>>253。 6秒の間を置いてハッとしても、時既に遅し。 此処で駄々を捏ねるのは流儀に反する訳で。大人しく、されるがままに小さく背を丸めた]
あの人、怒り方とか知ってるんでしょうか。
[ぼやきを打ち消すように通知音が鳴る>>253。 コンプラを守るOLの習性か、小さく頷いてから視線を空に上げた。
鴎だろうか。 白い鳥が群れも作らずたった一羽で。 日に照らされながら、ゆったりと弧を描き飛んでいたが、
その弧を水平から垂直に変え。 真っ直ぐに海面へと飛び込み、遠くで飛沫を上げた。]
(267) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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生きる世界が違う。 だから届かないって言い聞かせてたし、 その境界も破られることは、ないって。
でもそれは決して、歩み寄りじゃあなかったし。 此方から歩み寄れば良かったのかなんて。 考えたって意味のないことだ。
(-70) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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……、落ち着いてて、ちょっと不器用で、 そういうところが可愛い人?
[要件を済ませたらしい隣人から、 不意に飛んできた質問に意識を引き戻された。 社内でも振られがちな人生相談が、 よもやシェアハウスの住民からも飛んでくるとは。]
落ち着く、のは割と得意な方ですが。 不器用、を演じるのは難しいですね。 固くなりすぎない文面のテクニックとして、 「敢えて誤字を混ぜる」というのは、あります。 …可愛くは、ないか。
落ち着くのは、一番簡単ですよ。 海を見れば、良いんです。 図鑑があると更に良い。 博物館に行くのも、同じ文脈でアリ。
(268) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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[背を向けていた海を肩越しに見つめ、 女は白い息を吐き出した。 先ほどの鴎の姿はもう、何処にも見えない]
海、えげつなく大きいですし。 えげつなく生き物が多いし、 歴史も矢鱈めったらに、長くて。 自分がその中のほんの数十年。 一瞬の命で、取るに足らない存在だと認識すると。 ……ちょっとした失敗なんかは、 地球からすれば、些細なんだって。
そういう視点を持つと。 ちょっとやそっとの恥は、 『つき通せる』ようになります。
[そのアドバイスは皮肉にも。 彼が恋する相手、その見つめる先。 半径5キロの人生を歩む>>193男の視野とは、真逆なのだ]
(269) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2021/02/15(Mon) 22時半頃
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可愛いのは。あたしは、わかんないな。 ただ、ヨスガくんが子供舌っていうのは ちょっと可愛いなって、思いました。
[だから頑張りますよ、カレー。 そう締めくくる頃には、馴染み深い玄関口が見えていただろうか。 ナマコとワカメを共同キッチンに置きつつ、 今年の夏はどのくらい観光客が来るんでしょうね、なんて返しながら。 天の間の住民の目論見通り>>255、女は歩数を間違える事なく女湯へのゲートインに成功したのであった。]
(270) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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[ そういえば。 あたたかな潮の流れに乗ってやってきた魚達>>136は。 冬になると、寒さに耐えきれず、死ぬのである。
そんな彼らを、死滅回遊魚と呼ぶ。
…芯の底から凍えても生き残る熱というのは、 逆に厄介ですらある。 ]*
(271) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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─ 玄関付近→外 ─
……いや、バイトは明日からです。 少し前まで公演だったから、 事前に数日休みを取っていました。
だからただの買い出しです
[ 勢いが凄い。>>259 やはり若者は元気だし、女性は会話が好きだし、早乙女は感情豊かだ。 以前友達と一緒に観劇に来てくれたような優しさもある。>>258 独身男性の多い荘では、そんな今時の女性たる彼女に癒やされている者もいる、のかもしれない。 しかし竜海は思わず黙してしまい、やや遅れて返事をする。 ]
(272) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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/* こうかな。これでどうかな。 ちょっと過去介入なの申し訳ないのですが、ニトカちゃん宅にお邪魔する男が想像できなくて……永遠に不審者です。常識はあります。理性はあったりなかったります。
(-71) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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早乙女さんは、チョコレートを渡す相手がいるんですね。 頑張って下さい
[ 踏み出した外の突き刺さる冷たい風にも表情を変えぬまま、隣を歩く横顔をふと見てそう言った。
美味しそうなチョコという言葉だけでは、自分用とも取れるし渡すとしても本命とは限らず、目的は断定出来ない。 まともな人間ならそう理解出来たのだが。 女性がバレンタインを意識して買いに行くのならそうなのだろう。いつも通り自分の中の経験だけで思考し、簡単に口にする。
反応はどうだったか、それからどれ程会話をしたか。 目的は本当に買い物であり、用がある場所はコンビニの自分は長く早乙女と同行することはなく別れる。* ]
(273) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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[ところで。
204号室、もとい『待雪の間』と札が掲げられたそこは、かつては宴会場─といってもそこまでの広さはなく、小規模な団体用の─だったらしく、風呂は当然ながら通常の客室にはあるような設備すらない。 よって、手を洗うにしても用を足すにしても食事を作るにしても、共有のものとして設置されているそれらを使わなければいけない。
ということは、部屋の外に出る機会が多くならざるを得ないわけで。
どうして住むとき間取りをちゃんと確認しなかった、とは今なお自身を苛む大後悔ポイントの一つだが、仕方ない。あの時はとにかく自分も住める格安物件が見つかったのならさっさと契約をして、不動産屋との対話を切り上げたかった。
まあ、食事などは基本、お湯さえあれば作れるカップ麺やら(幸いに湯沸かし器はあったので)、生のまま野菜や果物を齧っているからいいのだが……
──ゆえに、先程反撃を受けて傷を負った手の血を洗い流したくば、共有スペースに向かうほかはなく。]
(274) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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/* そして誤字を見つけたので中身の理性が一瞬削れました。カレー七変化で復活しました。 真面目な(いやカレーも真面目なんですが(???))シーンは腰を据えて読むと決めていたので、ニトカちゃんをお待ちしつつログもぐりもぐる。
(-72) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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― 「COFFEE NARUMI」の話 ―
[先代こと大叔父が「COFFEE NARUMI」を開いたのは、彼の妻が若くして病で亡くなる前に「いつかコーヒーショップを開きたい。」「あなたの淹れた珈琲が好き。」と言っていたからだそうだ。 祖母によると彼女はお菓子作りも好きだったから、もっとふんわりとしたお店にしたかったのではないかと言っていたが、大叔父は「うちは珈琲以外は出さない。」とやけに頑固だった。 そんな先代が、急に「クリームソーダ」をメニューに取り入れたと聞いたのは、自分が高校にあがったばかりの頃か?その事実を知った親族達は困惑し、その心境の変化の謎に迫るべく、調査のために俺を短期バイトへと送り込んだのだった。物見高い祖母達に辟易しつつも、好々爺した大叔父のことは好きだったし喫茶店のバイトも面白そうだと思ったから、割と乗り気で夏休みに押しかけた。]
(275) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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[何だかやたら強く磯の香りを感じる気もするが、海も近いならまぁそんなこともあろうと深くは気にとめず、一階の共同洗面台へ。
外だと暗くて分からなかったが、傷からは思ったより血が出ており、己の髪と同じように白い肌を染めていた。 存外深く引っ掻かれていたか、血を洗い流す冷水が結構しみて痛い。 これ、絆創膏しなきゃかな……などと考えて、絆創膏もってないな……と思い当たって、深く溜め息を吐いた。
明日はせっかくの休日で、存分に引き篭っている予定だったのだけれど。外出の予定ができてしまった。 ちなみに今から買いに行くという選択肢はない。いやだ。一度お家に入ったら出たくない。
もしかしたら絆創膏の一枚くらい、他の住人が持っていたかもしれないが、 それを下さいなどと言えるコミュニケーション能力も持ち合わせてはいないのだった。]*
(276) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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[そうして超難関と思われていた、導入理由は、何故?ときいたら、あっさりと教えてくれた。
「ある子を喜ばせたかったから。…また来てほしいと思ったから。」
常連達>>199にメニュー増やせよ、クリームソーダプリーズ!と懇願されても柳に風と流していた先代が、ある日不意にやってきた母娘のためにあっさりと。]
(277) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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[珈琲しか置いてない店で、小学校にあがったばかりの娘さんに何を頼むか思案する母親に、先代は別の店を紹介しようとしたが、娘が「ここがいい!」と頑として譲らなかったらしい。 久々に会った母と、自分と同じ名前のお店で過ごしたい、と、震える声で主張したのだった。その名は、先代の妻の名前でもあり、いわゆる由来というものだった。
よくある事情で離婚して、父親に引き取られた娘と、月に1回だけ会うことになったという。今日がその初めての日。 その日はメニューにない、ミルクコーヒーを出して乗り切ったそうだ。次はもっと美味しいのを用意するから、また来てね、と言ったら、笑顔で頷いたナルミちゃんが可愛かった。 そううっとりと話す大叔父は、下心ではなく爺心丸出しの笑顔だった。]
(278) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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「もしかして(その子は死んだ奥さんに)似てた?」 「そういえば(ナルミちゃんとお母さんは)あまり似てなかったかもなぁ。」
[大叔父とちぐはぐな会話をしてから数日後、自分もその母娘を観ることとなった。確かにあまり似ていなかった、幼い頃に写真で見た大叔父の奥さんとも、向かい合って座る“母親”とも。 それでも「お母さん」と呼ばれて、微笑み返す彼女は母性あふれていて、綺麗な人だ、と一瞬で心が奪われた。]
(279) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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[それまで曖昧だった進路は、あの町の近隣の大学に決まり、無事合格して住み処は自分で探せ、と言われれば、商店街の不動産屋に通って、賀東荘にお世話になることになった。
月に1回、15日前後が約束の日らしい。その日を逃さないように、バイトを入れ、母娘の逢瀬を眺めていた。先代はナルミちゃんのプロフィールばかり仕入れてきて、「お母さん」の名前も年も知らないまま、踏み込んでしまったらもう二度と会えない気がして、聞けなかった。そうして月日が過ぎ、大学卒業前に店を畳むと言われ略>>0:93。 今もほぼ月1で会う母娘を眺めるのが俺の生きがいだ。稚い声で「お母さん」と呼んでいたのが、今はややぶっきらぼうな「母さん」となっている娘さんは、先代の言うとおり父親似のようだ*]
(280) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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/* >>276絆創膏あるよ! でも微妙にすれ違ってる気はするんだ場所がw
(-73) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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/* ソウスケさんめちゃめちゃ真っ当な恋してて眩しい
(-74) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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─ 夜 ─
どうよ。
[斯くして女は無事にカレーライスの錬成に成功した。 共用スペースの卓上には、住民全員分を賄える量の寸胴鍋カレー(甘め)と、保温ばっちりの炊飯器が揃っている。 食材を間違えなかった辺り、買い出しはエツコかゴロウ、または姫有か……はたまた他の誰かに手伝って貰えたのかもしれない。 何を入れても美味くなるというカレーの包容力は、何をやらかすか分からない彼女と相性が良いというのもあるが。 『子供舌』のカミングアウトへの微笑みを込めて、 星形にカットした人参をいくつか混ぜた点と。 付け合わせのナマコとワカメの酢の物が明らかにマッチングしない点はご愛敬。]
(281) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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[
『ご自由にどうぞ(ヨスガくん優先!)』
そんな張り紙をしつつ、住民の人数分の食器を重ねて置いておけば、計量を見誤り想定外に作りすぎた自分のうっかりも昇華されるというもの。 椅子にコートとマフラーも掛けておけば、生活リズムの違う彼でもそのうち気付いて持っていってくれるか、気の利く管理人が届けてくれるだろうという希望的観測も含めておく]
……あー……でも、そうな。 フェルゼ氏。食べてくれるだろか。
[整えたミニバイキングの前でふと思案する。 いつだっただろうか、何処のごんぎつねかは知らないが彼が扉の前に置かれた食料品にまごついていたのを視界の端に捉えたことがある>>26。 あれ、確かまだあったような気がするけど。食中毒で寝込んだ気配がない辺り、まぁ、手をつけられていないのだろう。彼らしいっちゃあ彼らしい。]
(282) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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── 翌日・昼頃
[朝に浜辺で起きた騒動とは幸か不幸か出くわすことがなかったので、男にとってはこの日、何ら変わりない日常を過ごすこととなっただろう。
散歩を終えたら店に出て、昼休みはNARUMIで昼食を摂る。途中、早乙女の姿を目にすることがあったか否かは──後に触れるとして。>>234
喫茶店では、いつもの注文を済ませ>>199品が運ばれてくるまでは、やはりスマホを取り出していた。男が思いを寄せる相手もまた、判を押したように規則正しい生活を送っているようで、毎日ほぼ同じ時間に、アプリへ通知が届く。]
…………………。
[自然を緩みそうになる頬を片手で覆い隠す。 ただ、昼飯のメニューを伝え合っただけ、午後からも頑張ろうと言い合うだけだというのに。]*
(283) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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/* >>272 いや〜〜〜〜〜ここの住人(というか男性陣)にこいつを癒しに思ってくれる感じのひとはあまりいない気はしているがな!w
(-75) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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高2の夏、一目見たときから貴女に。おそらくは一回り以上年上の貴女に恋をしている。
“母”の顔で、娘を愛おしそうに、寂しそうに見つめる貴女を。 ただじっと見つめている。
(-76) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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[そして、ガラスの壁に、あるいはブラックアウトした画面に映る己の姿に肝が冷えた。
なんて、醜い。なんて愚かしい。 溜息を吐き、ポケットに端末を仕舞う。年季の入ったダウンジャケットの内側で触れるのは、未開封のリップクリーム。]
(284) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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………、 ……。 …。
うん、こうだな。
[暫く思案したのち、付箋を取り出し。 『宿木』『虹』『天』『朧』『曙』……と。 一つずつ、部屋の名前を書いて。空の皿に貼っておいた。 番号だと彼はナンバリングか何かだと誤解しそうだ。 漢字がもし読めなくても、自分の部屋に掲げられている 『待雪』の形くらいはわかるだろう。 何なら似顔絵…はやめた方がいいか。 人の情っぽい物が混ざるとダメなタイプだ、あの子は。
ついでに『ゴロさん』『エッちゃんさん』も作って、 そうね、引き出しから犬のおやつを取り出して一緒に置いて 『ボス』って張り紙も付けておきましょう。]
(285) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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[住民全員分あるよ。 毒も入ってないですよ。 嫌いじゃなったら、好きな時にお食べ。
そんな気持ちを込めて。 …そしてうっかり入れ忘れた 『By 敷波』を張り紙に書き加え、 再びヨスガに感謝を述べるように、手を合わせた。]*
(286) 2021/02/15(Mon) 22時半頃
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/* 敷波さんめっちゃええひとかよ
(-77) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2021/02/15(Mon) 23時頃
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/* わっわかる〜〜〜〜〜〜>時空迷子
(-78) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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/* 全体魔法(雑に全方面にネタ振りする)とか、好きだから…
(-79) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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/* 五郎さん、可愛いなぁ。そしてありがとう。 過去軸も今軸も上手く返したいなぁ。 早乙女さんと縁くんのやりとりも微笑ましくって好き。
レイさんの矢印がわかんないですね。 まんべんなく絡んでる印象なので。 エフさんじゃないかなぁ、と思いつつ。 いや、フェルゼくんもあるかなぁ、と。
元人妻に片思い拗らせつつ、同期のレイさんにはきっと恋未満の思いを抱えてそう。なんていうかバームクーヘン手前、みたいな?幸せになってほしい。
でもって、ロルロル書こう。
(-80) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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─ それから ─
[ ビニール袋を両手に抱えた竜海は帰路につく。 歩く途中、一度だけ止まり道から逸れた遠くを見た。
それは丁度、隣の隣に住む男の喫茶店がある方向である。
忙しさで美術館から遠のいていたことと同じく、彼の店にも暫く行けていない。 今も宣伝の為に世話になっている。近々公演が無事に終わった挨拶も兼ねて行かなければ。 しかし現在目指したいのは冷蔵庫だった為、それは後日となる。 ]
(287) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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[ 「俺は動物はあまり……。でも」
「あなたに話して、気が楽になった」
「三上さんに言われると、不思議とそれでいいと思える」
演劇論の際、三上の答えを聞いて確かこう言ったのだったか。 何故犬の話が始まったのか>>159、それだけは分からなかったが彼の話は心に残った。 “舞台を構成する役として在る“、役者としては当たり前のようにも聞こえる。 しかし、竜海にとって何より大切だ。相手が想定している部分とはきっと、別の意味だが。 理解されたようで、その後にそのままで良いと言われたことで受け入れられたように感じた。
本当の意味で理解される為に他者に全て打ち明けることはしたくない者にとっては、充分な安らぎ。 店の雰囲気が好ましいのは、いつか三上に話してもらった先代のお陰だけではないのだろう。* ]
(288) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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─ 客達の世間話 ─
[ 稀に角を陣取る圷>>220と遭遇することもあるが、 店内で他の客に話し掛けるのは迷惑行為に感じ、こちらと同じく求めているだろう落ち着いた時間を邪魔しないようあまり視線も向けないようにしている。 ]
三上さんの店のコーヒー、美味しいですよね
[ 数度店で出会った後、荘で顔を合わせ話している途中にそんな話もした。 共に行こうと言うでもなく、どうしてあの店に行くのか聞くこともなく。
いつもの二人らしい距離感の世間話。* ]
(289) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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[ ─── ぴろん♪ ]
(290) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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[ 行儀がいいかは別にして。(※悪いです) 防水ケースに入れたスマホは、 纏わりつく湯気の中でも問題なく作動する。
問いかける君の声に対して。>>264 スマホをタップする指先の動きと比例するように。 間を置かず、送られたメッセージ群は。
この世界のどこかで 連続した音を刻んでいるんだろうか? 僕は想像する事しかできないけれど。 ]
(291) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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「 もしも、その答えを知りたいのなら、 バレンタインの日。 チョコを手に、思い人の前に立ってごらん。
そうしたら、君の唇が教えてくれるから。
…… ああ、でも。 もしも、背中を押す手が欲しいというのなら。 」
(292) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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「 ─── イリス。1つ、賭けをしないかい? 」
(293) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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「 勝負事には罰ゲームが付き物だ。 というわけで、君が賭けに負けたなら。 君はバレンタインデーに勇気を出す事。
君が勝ったなら…… そうだね。僕が君の望みを1つ叶えよう。
ルールは、シンプル。 ]
(294) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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「 1週間以内に、僕を見つけふぇ。 」*
(295) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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/* ふぇ (ふぇ) #ふぇ
(-81) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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…… とりあえず誤字を混ぜてみたけど。 これ、効果ありますかね。 敷波さん。
[ 連投を終えて、ようやくスマホから目を離す。 水面を揺らし、水音を響かせると。 今頃女湯で同じように湯に浸かっているだろう人へ。 …… 実際に本人の耳へ届いたら。 数あるアドバイスの中から、 よりにもよって何故それを採用したのかと>>268 頭を抱えられたかもしれないけど。
イリスへのメッセージ。思惑としては、単純だ。 あれ。ひょっとして僕よりイリスの方が 誰かを特定したり、情報を集める作業に 長けているのでは?って気付いたから。>>261 ]
(296) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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[独り飲み会も中盤に差し掛かったころ、どこかから香る良い匂いにくんくんと鼻を鳴らす。]
この匂いは…… カレーだ!
[缶を持ったままばっと立ち上がって部屋を出る。誰かが作ってくれたものをおすそ分けしてもらおうと、その匂いの元を目指して。
私自身、あまり料理というものをしないため、このように誰かの料理をおすそ分けしてもらう時が多々ある。 ただ、個人で食べようとしているものだったらさすがに貰い辛い場面もあるため、多めに作ってくれている人だったらいいなあ、なんて思いながら。]
(297) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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[匂いの元は共用スペースだとすぐに判明し、おすそ分けの期待値は爆上がりだ。
缶ビールを手にしたまま共用スペースに入り、寸胴鍋を覗き込む。 匂いの通り、カレーがたくさん入っていて頬が緩んだ。]
おーカレーだぁ いいですねぇ
[自身の部屋、曙と書いてある皿を手に取って、その代わりに缶を置いてカレーをよそう。 酒のつまみにするため、ご飯は少なめに。 うっかり指に跳ねたカレーをひと舐めして、ん、甘めだ! なんて感想を述べつつ。]*
(298) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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[ 要は、自分が探すより見つけてもらう方が効率がいい。 もちろん、イリス受けるか受けないかは、 まだ別の話なんだけど。
告白を焚き付けるような自身の行動に関しては。 不愉快ながら、自己分析は済ませて。 答えらしきものは既に出ている。 ]
(299) 2021/02/15(Mon) 23時頃
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…… まあ、難しいだろうけど。
何せこの世界は、 何故かうっかりでカレーをチョコフォンデュに 変える錬金術師がいるほど、広いみたいだから。
[ ─── 僕が思っているよりも、世間は案外狭い。 何て事には、気付かないまま。
肩まで沈めて、身体の芯まで温まりながら。 来る夕飯に備えて、 どんな料理が出てきても対応できる世辞を のぼせた頭で考えるのだった。 ]**
(300) 2021/02/15(Mon) 23時半頃
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/* 美しいロル貰ってるからなんか返したい気持ちもあるけど 他人の片想いロルへの反応も難しいし竜海はこの性格だし
(-82) 2021/02/15(Mon) 23時半頃
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/* >>181>>182>>183辺りとか>>267とかそうなんですが、敷波さんのブレスみたいに挿入される心象風景、文章だけど映像感があってするする入ってくるのが気持ちいいなあ。 片想いされているのは三上さんへかなと思っているんだけどどうでしょう。 こうやって色々言ってくれるの嬉しいので、この顔だけどきゃっきゃしておきますね。きゃっきゃ。 >>271もだいすき。
>>188愛理ちゃんはずっと可愛い。 軸がブレないから愛理ちゃんとしてのパワーがずっと続いているというか。すごい。かわいい。圷は意地が悪いけども。すまない。
柚木さんの恋の話、>>198が特に好きだなあ。 唯一の諦めが嘘ひとつで手の届くところまで近づいて、でも嘘がある以上それ以上は近づけない……みたいな。これは個人のイメージです。もどかしい感じが柚木さんカラーで素敵。
(-83) 2021/02/15(Mon) 23時半頃
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/* >>203>>204フェルゼくんの誤解と圷の思い込みの差がひどくて個人的にすごい好きだった。 全体的に芸術に近い雰囲気を感じるし、フェルゼくんはずっと頑張れをしています。オフィーリアより海女な敷波さんも合わせて良い。 >>274小動物……。
春日井くんの恋はまっすぐで爽やかだなあ。癒し。やはりいい子いい子すべきだったのでは……? 好きな相手に好きな人がいるっていう切なさもあるのですけれども。>>205みたいな返しができる強さが清々しくて好きです。 対敷波さんと対愛理ちゃんで空気がほんの少し違うの、片想い相手だからっていうのもあると思うのですが、春日井くんの柔軟な雰囲気がそうさせるのかななんて思います。
>>233ナマコもワカメも笑うんですよ。その合間に漣のヴェールを挟まないでほしい。面白さと美しさが同居している(すき)
(-84) 2021/02/15(Mon) 23時半頃
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/* >>239ニトカちゃんも癒し枠。 飲み会には参加できないと思うので、道中ガン見するしかできなかった圷を許してほしい。するめいか食べたい。
大田さんの拾い力は相変わらずすごい。 >>240 >泡は潰える〜 がテンポいいしこれまでと今を表現する分かりやすさと美しさが同時に襲ってくる。黙殺した気泡をこうして調理いただけるとうきうきしちゃいますね。
性別に関しては圷もあまり気にしていない感じではあります。 初恋の子と高校の先輩は女の子だけど、小学校の先生と中学校のクラスメイトの性別明言していないのはわざとです。クラスメイトが付き合ってるのが女の子なのもそういう意味も含めてなので。
(-85) 2021/02/15(Mon) 23時半頃
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あっそうなんですね! こう寒いと買い出し出るのも ちょっと億劫になっちゃいますよねえ!
[ここの住人達と多かれ少なかれ面識はあるが 愛理の態度に癒さ…れるよりかは 呆れられたり迷惑がられたり してる事の方が多い気がしなくもない。
例によって大田からもやや戸惑いの空気を感じるが 妙な所で図太い愛理はあまり気にしていなかった。 大田3割、愛理7割くらいの割合でやや一方的に話していたが 何気なく言われた言葉に一瞬面食らう]
(301) 2021/02/15(Mon) 23時半頃
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/* 精密な言葉で過去と空間が構築される>>242>>244辺りも大好きだし、その上で>>241が何より心に刺さったなあ。 >>246辺りは圷の想いに繋がる……というか通ずるというか、とにかく遠くはないのが不思議な感覚。これはいい不思議です。 >>245はどなたも拾われなさそうなら拾いたいメモ。
>>247ずっと地続きなのやっぱり最高なんですよね……。
三上さんの恋はあったかいー。さすがマスター。癒しのプロ。 >>278爺心丸出しの先代マスターに懐きたい欲求満ち溢れますね。圷じゃ無理だけども……!
さっくりさっくり抜粋抜粋(?) >>281最高だよ。 場面ごと動かすイベント力も敷波さんの素敵なところだなあ。ありがたい。
(-86) 2021/02/15(Mon) 23時半頃
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えっ!?あっいえいえいえ渡すかどうかは! 何とも言えないって言うかありよりのなし!? なんですけど!一応視察って言うか気分って言うか!
[先程までのやり取りもあり、 思いっきり動揺してしまったが、 一般的にバレンタインチョコを見に行く= 誰かに渡すと解釈されても別に不思議ではない。
赤面して慌てふためく自分に 大田が何を思ったかは分からないが―――
ともあれ、コンビニに向かうのだと言う彼とは 玄関先で別れ、その背を見送る。*]
(302) 2021/02/15(Mon) 23時半頃
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[痛みを堪えつつ、手を洗い終え。 空腹を感じ、カップ麺のストック(無論、例の>>0:159以外で)はあったろうか、などと考えながら部屋に向かおうとした、その頃だろうか。 食欲が刺激される香りが共同キッチンの辺りから漂ってきて、 吸い寄せられるように近付いてみれば、そこには。]
………!
[着替えたのだろうか、今朝のビジネス姿>>14とは違う装いの、想い人の姿があった。 なんという幸運。なんという僥倖。朝だけでなく夜にも会えるなんて。 いい日だ。とてもいい日だ。 などと胸を躍らせつつ、周囲に人の目がないことをしっかり確認してから物陰で彼女の様子を窺う。 と。 彼女の唇から、自分の名が紡がれた>>282ような気がして。]
(303) 2021/02/15(Mon) 23時半頃
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!!!
[まさか見ているのがバレて、と一瞬心臓が止まりかけたが、彼女の視線は思案するように伏せられたままで、やがて何かを書き出した>>285あたり、どうやら違ったようで。 もう一度、彼女が口にした言葉を再考する。
食べてくれるだろか、というのは?……食べてほしい、ということ? か?
何度も何度も繰り返し考えるうちに、彼女は食事をし始め>>286、そしてもう一人の住人も現れた>>298が、 自分の辞書に、「断る」という言葉はないのである>>0:146。 ゆえに、「食べてほしい」と願われたならば、食べる以外の選択肢はないのである。
………というか、もしかしなくても彼女の手作りであると言うならば、 普通に 食べたい。
ならば、と。 いやしかし、と、人がいる空間に自分から向かう躊躇とで暫くその場で右往左往した後に、 …そもそも「食べてくれるだろか」=「食べてほしい」、と解釈した己の日本語の認識が誤っていないことを、何より今聞いた言葉が幻聴ではないことを祈りつつ、
木の影から現れる小動物が如く、こそこそ…と物陰から出る。]*
(304) 2021/02/15(Mon) 23時半頃
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/* あっ……レイさんまだ食べてなかったかな…?読み違えたかも!確ロルしちゃったかも!!ごめんなさい!
(-87) 2021/02/15(Mon) 23時半頃
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ニトちゃんさん、一番乗り。
[威勢の良い飲兵衛の気配>>297に、エプロンを解きながら振り向いた女はグレーのブラウスにゆったりとしたパンタロン。 おつまみなら酢の物もお食べ。とさりげなく今日の漁果も勧めつつ、ほっとため息。]
日本人の『だいすき』って、 やっぱりラインクインしてますね、カレー。
ドイツの方とかは、どうなんでしょう。
[なんて言葉を紡いだのは、背後でそわつく影に気付いたから>>304。 出てきた。けどなんかコソコソしてる。 空腹に耐えかねて出てきてくれたなら僥倖。 けれども大丈夫かな?面接室に入ってきた就活生のような人間の圧に怯えてる気配に、眉を少し下げ。]
(305) 2021/02/16(Tue) 00時頃
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そういや、エッちゃんさんが持て余してた お歳暮ビール、まだバーにあった気がしますね。 ちょっと探索してみましょう。
[と、酒の匂いを微かに纏った絵本作家の背を軽く押し。 彼女の分のカレーが盛られた皿も携えて、 森の仲間を一旦1人にしてあげる作戦に打って出た、だろう]*
(306) 2021/02/16(Tue) 00時頃
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─ 回想/早乙女と玄関先で ─
[ 早乙女の反応>>301から立場が入れ替わったことは察せられた。 口を開くスピードは段違いだった気はするが。 なるほど、恋する乙女。 ]
応援してます
[ 戸惑いは既に無くいつものように淡々と、動揺しながらも想いは認めてしまってる早乙女に一言。 可愛らしいものだと>>302鉄面皮の下で他人事じみて思う。
もっと年が近くて普通の人間だったら、その姿に恋でもしたかもしれない。 誰かを想う相手への想いなど、苦しいだろうけど。
向かう先は別方向、見送られて別れた。* ]
(307) 2021/02/16(Tue) 00時頃
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─ いつかの演劇 ─
[ 今回は攻めた脚本を書いた団員がいたが、普段は有名作品や伝承モチーフなど、一般人が想像する舞台らしいものを行っている。
人魚姫をモチーフとした悲恋の演劇もあった。
海辺の街に住む喋れないが泳ぎが達者な娘が、海難事故に巻き込まれた青年を助ける。 しかし彼は事故当初の朧気な記憶から別の女性を恩人と間違え、想いを寄せていく。 記憶が現実のものと断定出来ない青年は女性に何も伝えず、側にいることで彼女の人格そのものを好くようになり二人は晴れて結ばれた。
彼を愛していた娘は何も言えないままその恋物語の傍観者としてあり続け、静かな涙を流すのだ。 彼の間違いを知り自分の代わりに愛される女性に嫉妬しても、娘はナイフを取り落し二人を引き裂くことは出来なかった。 ]
(308) 2021/02/16(Tue) 00時頃
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[ 海辺の人魚姫を演じた女性団員は、役柄上一切の台詞がないにも関わらず演技が好評だった。 もしかしたら彼女も視線で恋を語る娘への共感があったのかも知れないと──三上の店に通う姿を浮かべたものだ。
美しく切り取られた最高の一瞬を愛し 絵の中に在れなくても、少しでも彼と近い存在となる為に演劇に励む自分には 娘と同じく結ばれることが出来ずとも、その苦しみは理解の外にあったが。* ]
(309) 2021/02/16(Tue) 00時頃
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― 夜・2階廊下→202号室 ―
[205号室の彼女とは、結局すれ違う以上のことはなかったのだったか。
両隣の大田・三上ならともかく、数部屋先ともなれば、たとえ近くとも付き合いは減る。それでも自宅で仕事をしているのか、出勤する社会人とは遭遇しない時間に姿を見かけることもあったかもしれない。
今日はそれが常識的な夜の時間だった。それだけのこと。 コンビニ袋の中身は不明なまま、自室の戸を引く。]
……。
[着替えやらを適当に放った後、すぐデスクへ腰掛けた。 息が荒くなるのが分かる。震える指で何度も打ったパスワードを繰り返し、深層へと潜っていった。 新しいファイルを作成する辺りになると、脳の奥から熱が溢れ出るような感覚に眩暈がした。潤んで揺れる瞳を落ち着かせるように、何度か深呼吸する。]
(310) 2021/02/16(Tue) 00時頃
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[キーボードは音が大きいタイプのものを好んだ。その方が打ち込んでいる感覚が強いし、火花に似た音がいい。何度か打ち心地を確かめるように、適当なキーを叩いた。
1つ古いファイルは暫く前のもので、観劇した時の話が描かれている。「COFFEE NARUMI」で偶然あった日>>289の話もあれば、壁越しに聞こえた台詞について書かれたものもあった。 文体もバラバラで、エッセイのような時もあれば、たった数行で途切れたような散文も並ぶ。 その中でも共通して熱量が高いのは、あの絵と彼を見た時の文章だ。
彼の世界ごと、恋を文字に閉じ込めてしまおう。
長い夜になる。ざらつく喉を唾液が通り過ぎていった。 眼鏡のレンズに、電子光が反射している。]*
(311) 2021/02/16(Tue) 00時頃
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/* 皆チケット買うし見に来てくれて優しさに震えるね 別に断られてもいいし誘いのやり取りだけで関わりが作れるからいいかなくらいだったんだが
(-88) 2021/02/16(Tue) 00時頃
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/* ニトカちゃんの分かりづらかったり拾いづらかったりしましたよね。申し訳ない……! 人への振り方もっと勉強してきます。カレー嬉しそうなの可愛いねえ。
(-89) 2021/02/16(Tue) 00時頃
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[そんなタイミングで、 メッセージを告げる通知が鳴った。 バッグからスマホを取り出して目を通し>>292]
な、なにそれ〜〜〜〜!
[微妙に答えをはぐらかされている気がする。 じゃあどういう返事が返ってくれば満足なのか、 それは自分でもよく分からないんだけど。]
………賭け?
[むむ、としかめっ面になりながら エニシから提案されたメッセージを読む。
どうもこれを…というか、 先ほどからのメッセージを読む限り、 エニシは自分に告白を促そうとしている感があり。]
(312) 2021/02/16(Tue) 00時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2021/02/16(Tue) 00時頃
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/* 砂場の表記を陽気なクズと見間違え、三上さんが遊び人かなにかなのかと思っていたことを深くお詫びします。 隣の隣の鉄面皮より
(-90) 2021/02/16(Tue) 00時頃
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………。
[そして肝心な所で噛んでるのは何故だ。 不覚にもちょっと笑っちゃったので、 可愛さアピール(?)には成功してるかもしれない。 少し考えて、メッセージを打つ。]
「賭けするのはいいんだけどさ。 それってこっちが不利じゃない? だって情報ほとんどないし。」
[向こうの思惑はどうあれ、 愛理は勝負をするなら勝ちに行きたい主義だ。 そして幾らなんでも一週間は短い。
尤も、向こうがこちらの情報を得ようと あれこれ手をこまねいた末にこの結論に なったことは知らないのだが。]
(313) 2021/02/16(Tue) 00時頃
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