人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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視点:


きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。


どうやらこの中には、村人が1人、聖痕者が1人、占い師が1人、降霊者が1人、追従者が1人、王子様が1人、人狼が2人、風花妖精が1人、片想いが1人、鱗魚人が1人いるようだ。


【人】 墓守 ヨーランダ

……あの、わたし。この騒ぎが落ち着いたら此処を出たいんです。
幼馴染から手紙が来たの。お金を貯めたから、遠くで一緒に暮らそうって。

(0) 2010/09/04(Sat) 00時頃

ヨーランダは時が進むよう祈った。


【独】 鳥使い フィリップ

/*
追従者2連チャンとはな…!!!

(-0) 2010/09/04(Sat) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

― 食堂出口 ―

メロディ…、ここでは歌えない。

[人が多くなってきた食堂を翡翠が仰げばそう謂って。]

…先輩が、歌ってたんだ。
あとで、歌ってみる…から、
それでわかったら曲名教えて欲しい。

[セシル一人ならば歌ってもいいと、そう謂って。
曲のことを語る姿は、大事な硝子玉を覗く時と姿と同じ。
助言に頷くと、まずは部屋に荷を置きに行った。]

(1) 2010/09/04(Sat) 00時頃

【独】 会計士 ディーン

/*
王子様wwwwwwwwwwww
どうRPしよう(噴いた

(-1) 2010/09/04(Sat) 00時頃

【独】 奏者 セシル

/*

風花きたこれ…わー、死ぬ死ぬXデーいつになる?
あ、亡霊されれば大丈夫なのか?
とりあえず、占いは避けよう。うん。

(-2) 2010/09/04(Sat) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[冷たい水と、熱いスープを交互に啜ると寝不足で弱った胃に響くようだ。檸檬だけをキュッと絞り切って、持ち歩きが出来ないスープを飲む事にする。臓腑を温める根菜とミルクの混ざった素朴な塩味スープに、少しだけ心が緩む。

 ベネットの姿が今、食堂に無い事も良かったのかもしれない。
 ラルフの視線は、最初に見付けたロビン。
 それから食堂を出て行こうとするフィル、最後にディーンと悶着を起こしたと言うサイラスを首を傾けて眺めた。]

(2) 2010/09/04(Sat) 00時頃

【人】 靴磨き トニー

――自室→食堂――
[ふと気を抜くと、睡魔が忍び寄ってきていた。ぶると頭を震わせ、起き上がる]

……いっけね。今見られたら、またケンカになっちゃう。

[ケンカ、という事にしたい無意識を、少年は自覚しないまま]

もっかい食堂行ってみるかな。
ユーリィが来てたら、誰か憶えてるだろうし。

[自室を出て、食堂へと向かった]

(3) 2010/09/04(Sat) 00時頃

ラルフは、ロビンに、トントンと自身の襟元を指で示して、ネクタイを結ぶジェスチャーだけを送ってみた。

2010/09/04(Sat) 00時頃


【独】 奏者 セシル

/*

・もしかするとこれは、枯れそうな薔薇の木の精(風花妖精)が、新しい芽を出すための精気を欲しがっているのかも知れません。


あ、風花妖精、重要だった。
ああ、青い薔薇フラグたてててよかった。よし、中庭いかなきゃ。

(-3) 2010/09/04(Sat) 00時頃

【独】 靴磨き トニー

/* げぇっ、片想い!

[横山光輝調に]

(-4) 2010/09/04(Sat) 00時頃

【人】 小悪党 ドナルド

まぁ、そんなとこ。

[プールサイドへゆるく泳ぎつつ、涼んでいたのかとの問いに頷く。

 暑いから。そうきっと、暑いからなんだろう。]

目?
[言われて、はっと片手で半面を隠す。]

あぁ、これは…割と最近なんだ。コッチの学校に転ってくる少し前。
まだ…なかなか慣れねぇ。
[そういえば、モノクルをしていたなと思い至って、そのレンズ越しの目を見上げた。]

(4) 2010/09/04(Sat) 00時頃

【独】 靴磨き トニー

/*
これは……ユーリィから切り替えイベント起こさないと、死ぬwww
ダミーキャラも対象にできるって、初めて知ったの。

今の相手? もちろん、ロビンだよ。

(-5) 2010/09/04(Sat) 00時頃

【独】 靴磨き トニー

ロビン! 縁結びを司るこの注連縄でお前を縛ってやる!

(-6) 2010/09/04(Sat) 00時頃

【赤】 小悪党 ドナルド

[暑さのせい。
 そう、この夏の暑さと…あの薔薇があまりに鮮やかなせいだ。

 抑え切れぬ何かが、胸の奥で暴れ続けているのは。]

(*0) 2010/09/04(Sat) 00時頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 00時頃


【人】 奏者 セシル

― 食堂出口 ―

>>1

 そうなんだ。先輩って、フィル先輩の先輩?

[去年見たはずだけど、あまり記憶はなくて…。]

 うん、じゃ、あとで、歌ってみて。
 そんなにマイナーじゃなければきっとわかると思う。

[また、そう笑いかけて、それから日差しのあたる方向を見ながら、じゃ、洗濯物取り込んでくる、と猫毛を揺らした。




         それが、青い薔薇を見る前までの姿。]


 

(5) 2010/09/04(Sat) 00時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 00時頃


【人】 執事見習い ロビン

―食堂―
[ラルフの仕草がいまいち分からなかったが、釣られて自分の襟元に手をやって、あ、と気付いた。
ネクタイを解いたまま部屋に置いて来てしまった。
あからさまに自分の迂闊さを呪う表情に変わった。]

(6) 2010/09/04(Sat) 00時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 00時頃


【人】 会計士 ディーン

― プール傍 ―

 おや、そうなのか。なら気をつけろよ。
 片目の視力が悪いと、もう片方もつられて悪くなることが多いからな。

[隠すという仕草から、そもその痛々しい傷から不慮の事故であったとなんとはなし識れて。だからこそ、努めて淡々と、唯身体的な負荷として近しい者としての言葉を紡ぐ。]

 私も、気をつけなければ最悪失明すると、昔、脅されたものだ。

[レンズ越し見詰めてくる隻眼に、最後薄く微笑んで見せた。]

(7) 2010/09/04(Sat) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[表情がくるりと変化したロビンに瞬きをする。
 特に粘着する気は無かったはずなのだが、普段は規律正しい下級生の変化を見ていると何故か底意地の悪い気持ちが湧いてくる。ベネットに感じたものとも似ているかもしれない。

 ──嗜虐心。
 相手によっては浮かび様も無い感情。あるいはラルフ自身に向けられるべき其れは、欲望の一種と言った方が正しいのだろうか。
 ロビンに向ける微笑。僅かに持ち上がった口角に酷薄な何かが僅かに滲んでいた。]

(8) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【人】 靴磨き トニー

――食堂――
ユーリィ、いるー?

[扉を開けると同時に声を上げた。
反応した顔ぶれの中に呼びかけの相手は居らず、]

んーと、ここに来てたかどうか、誰か知らない?

[そう問うも、返ってきたのは否定的な返事ばかりだった]

……ふぅ。そっかー。
ちょっと、探し疲れちゃったな。しばらく休んでく。

(9) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 00時半頃


トニーは、ラルフの近くあたりの席を選んで、腰掛けた。

2010/09/04(Sat) 00時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

[忠告には、こくりと素直に頷く。]
根詰めると頭痛くなるもんな。
…勉強遅れてるから、少しは何とかしなきゃならねーんだけど。


で、…アンタも?

そう言うのはダテで付ける奴が多いから、そうかと思ってた。

(10) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

>>8
[飲み終わったらすぐに部屋に戻ってネクタイを締めること、と脳内にメモして。
渋い顔で残りの紅茶を飲もうとして、


こちらを見詰めるラルフの、笑んだ唇に漂う酷薄ないろにドキリと――何かが疼いた。]

(11) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

― 物干し ―

[さっきはラルフと二人で干したけど、今度は一人で取り込みにかかる。
 大きなランドリーの籠二つ分。生徒は11人しかいないのに、やけに多く感じる。]

 まぁ、夏だしなぁ。

[タオル類が多いのもその証拠だろう。
 でも畳むのは楽なので、タオルに文句はいわない。]



 ――……?

[その時、どこからか声がしたような気がした。]

(12) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【独】 執事見習い ロビン

[下半身に巡る血流。
拡がる甘い痺れ。

気を抜いたら、そちらに堕ちてゆきそうで、]

(-7) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>5

うん、そう。
俺の先輩…、…知らない?

[翡翠の生徒とは違って、寮の中でも目立つ素行だった
春までの同室者をセシルが知らないことには少し驚いて。
日差しへ向かう姿を見送る。]

[から、ころ、ころころ…]

[ポケットの中で、硝子玉を転がしながら歩く、歩く。]

[から、ころ、ころ ころ]

(13) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

ロビンは、ぶるっと身震いした。

2010/09/04(Sat) 00時半頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 00時半頃


【独】 靴磨き トニー

みゅー。ラルフ、ロビンとっちゃやだ。

[まあ、だからユーリィ→ラルフにするのは躊躇があった気もする]

(-8) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[……息苦しい。

ごくりと喉を鳴らし、顔を隠すように眼鏡のブリッジに手をやった。]

(14) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

― 物干しから、青い薔薇が咲くといわれる場所へ ―

[その声に惹かれたのはなぜか、いや、多分、その声は、他には誰にも聞こえてなくて、
 きっと聴こえてたのは彼だけだった。

 だけど、そんなことは知らない。
 ただ、惹かれるまま、足を向けると、そこはさっき一人でハーモニカを練習していた場所。]

 なんだ?

[存在しない、青い薔薇の咲くといわれる場所。
 だけど、誰もいなくて]

 気のせい?

[掠れた、何かが欲しいといった声に聞こえたのだけど……それは妖精の囁きだったのだろうか。

 踵を返して、また物干しに戻ろうとしたとき、ふと、茂みの中に柔らかなブルーを見つける。]

(15) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 00時半頃


【人】 靴磨き トニー

――食堂――
[ラルフとロビンの間で変質する空気(>>8>>11)。
左、右と見比べて、何も気にしない様子で無邪気な声を放った]

どしたの、二人とも? 睨みあい?

(16) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[欲望、だけれどもそれは規律心とも繋がっている。
 自分自身を、あるいは他者をコントロールしたい。けれども、同時に、全てを手放してしまえば、さぞかし心地良くなれるのだろうとも。
 ロビンからは視線を外した。]

──…
トニーは、。
ずっと、ユーリィを探していたの?
午前中になら、中庭の薔薇園の方角で見たのだけどね。

[首を傾けながら、テーブルに肘を付いた。見付からないのならば、ディーンが言ったように同室のトニーと距離を置こうとしている事になるのだろうか。]

(17) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

ラルフは、トニーに、浮かんだその色を隠すように、骨張った手で口元に手を遣り──なんでもないよ。

2010/09/04(Sat) 00時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―食堂→自室―
そんなに爺むさいかー。

[笑みの消えた、硝子玉のような翡翠>>0:576にうん、と一瞬首をかしげる]

…ふぅん…。

[同級生の様子に少しばかり違和感を覚えたが
 漸く食事を終えると立ち上がる。
 自室に戻り、荷物がきっちりなくなっている様子に
 文字通り奥さんに逃げられた旦那の顔宜しくぽかんと口を開け]

…いきなりかよ……。

(18) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

>>16
[無邪気な声が呪縛を破る。
はっとトニーを振り返って、繕うように眼鏡を押し上げた。]

――……いや。別に。何でもないよ。

[そう答えた時にはいつも通りの小生意気な優等生の顔になっている。]

(19) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

>>15

 青い……薔薇?

[目に留まったものがそれにしか見えなくて、目を見開いた。
 それは存在しないはずのものじゃなかっただろうか。
 もし、それが本当なら、すごい発見なのかな?そんなことが頭にぐるぐる回るけど、足は動かなくて…。



 次の瞬間、その薔薇ははらりはらりと散っていく……。]

 あ……

[そう…それが見えているのも、彼だけなのだと、気づくわけもなく、ただ、ふと、散っていく花を見た時、同時に気が遠くなっていった。]

(20) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【人】 薬屋 サイラス

―自室―
[仕方がないとばかりに思うのは過保護な悪友に頼まれた事]

 『余計な虫がつかないように監視しててくれ。
 尤もアレも不満が溜まっているようなら、お前が散歩に連れ出すなりで
 解消してもらえれば、助かる。
 お前なら酷い目にあわせない術も知ってるだろ?』

[確かに、三人一緒に『散歩』したこともあるくらいには
 気が知れてる仲だし。セシルが多分香りでそれと気づいたのも
 それが使われた事があるからというのは言うまでもなく]

さてと、うちの奥さんは軽い浮気位しても構わんかねー…

[多分、この部屋は夜には蛻の殻になっているで*あろうか*]

(21) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

ロビンは、台詞が被ったのに気付いて、ちらりとラルフを見遣る。

2010/09/04(Sat) 00時半頃


セシルは、風に散っていく薔薇の花びらの幻影を見ながら、その場所にとさ・・・と静かに倒れた。

2010/09/04(Sat) 00時半頃


【人】 靴磨き トニー

――食堂――
そうだよ。校舎の方まで行った。
ま、暫く休憩したりもしてたけどね。暑かったから……あ、プール、忘れてたな。

[ラルフに答えつつ、眉をすこし顰めた]

薔薇園か……あそこ、なんか入りづらいんだけどな。空気が、何ていうか、ほら。独特で。朝にもちょっとだけ行ってたけど、結局飛ばしちゃった。

(22) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

トニーは、ロビンとラルフの異口同音に、二人を交互に見た。

2010/09/04(Sat) 00時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[からころ、からころ、硝子玉が鳴る。
ポケットの中にしまってしまえば、きらきら輝く
その光を覗くことはかなわない。

サイラスに向けた問いは、その先輩が訊いてきたものだ。]

――…早く、大人になりたい?
……それとも、大人になんてなりたくない?

[ぽつり、ぽつり、言葉を零す。
ジィ…と、暑さで空気が鳴っているような錯覚。
思い出すだけでじんと、甘く脳裏が痺れる。
言葉の間に零す吐息は陶酔の其れに似て。]

俺も…答えが、まだ
見つけられないよ… …。

[それはサイラスの言葉とは少し違った意味合いのもの。
惚…と見上げる翡翠は硝子玉の色。空洞の色。]

(23) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

あと…
[気づいていたのだか、しばし口にして良いのやら迷った問い。]

それ、どうしたんすか?
随分大荷物…。

(24) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[トニーの純真な視線は何となく居心地が悪い。
軽く眉根を寄せるも、不機嫌さをなるたけ出さないように気をつけて]

そう言えば、ユーリィと話すって言ってたのにな。
ちょっとあれから色々あってまだなんだ。ごめん。

[一応はすまなさそうな声音で謝った。]

(25) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

フィリップは、部屋に荷物を置いて、そういえば探し人がいたのだとその姿を探し始めて。

2010/09/04(Sat) 00時半頃


【人】 靴磨き トニー

――食堂――
[少年の視線はロビンを――より正確にはその首元を――見つめて止まる。ぱちり、とゆっくり目ばたいた]

あ。……まだ、外してる。

[さっきよりも小声で呟いて、新しい悪戯を思いついた子供のような表情になった]

珍しい、よね。今日は特別暑い日、って訳じゃないのに。

(26) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

トニーは、ロビンの弁解に、いいよー、と軽く首を傾げる。

2010/09/04(Sat) 00時半頃


【人】 会計士 ディーン

― プール傍より図書館へ ―

 勉強が遅れているなら、
 判らないことがあれば遠慮なく聴けば佳い。

[見た目に反し素直に頷く様と、先程同じことを新たな友達に謂ったのだと思い出し、ふっと微笑む。]

 嗚呼、私のは伊達ではないよ。
 他愛もない悪戯の末路さ。

[しかし、荷物に触れられると表情は一転し]

 ―――……荷物?
 これもある意味他愛もないことの末路だ。

[小さく肩を竦め、謎かけのような言葉を口にし、ぎゅっと眉間に皺をよせた。]

(27) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【人】 会計士 ディーン

 私は今から図書館に行こうと思ってる。
 もし、勉強する気があるなら、来ると佳い。

[眼の事より、荷物のことに触れられたくないのが明らかなようすで、くるりと踵を返すと大荷物を抱え直し図書館の方へと歩き始めた。

その後は、眉間に皺を寄せて勉学に勤しむディーンの姿が図書館内に見られる*こととなる*]

(28) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 00時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[いつしか、上級生たちは、食堂を出てしまっていた。
物思いとともにとる朝食は一向に減らない。]


やあ、ラルフも朝ご飯か……い?

[目に入った、同級生の姿に声をかけようとして、ふと感じた何かに、一瞬言葉がとぎれる。]

[ラルフと、ロビンとに交互に視線を走らせた。]


「何なんだ、こいつら?」

(29) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 01時頃


【人】 執事見習い ロビン

>>26
……ああ。

[渋い顔がいっそう渋く。]

洗い物するのに邪魔かなと思って外したら、つけるの忘れちゃったんだ。

[半分本当で半分嘘の言い訳を淀みなく吐いた。]

(30) 2010/09/04(Sat) 01時頃

【人】 靴磨き トニー

探しても見つかんなかったんなら、仕方ないし。
ユーリィの隠れんぼの方が一枚上手だったってこと、だから。
でも、

[くすり、と笑む。唇を軽く舐めて、猫の目のように瞳を細めて。
わざとらしい溜息をついた]

もー片っぽの鬼が、サボってたんじゃー、いけないよね。
部屋で、何、してたのさ?

[ちょうどラルフと同じように、テーブルに肘を突いて、ロビンをじっと見つめた]

(31) 2010/09/04(Sat) 01時頃

トニーは、ルーカスの声に気づいたものの、とりあえずロビンを凝視している。

2010/09/04(Sat) 01時頃


【人】 小悪党 ドナルド

…若気の至り……?


いや、すんません。なんか変なこと聞いちまって。

[若気もなにも、今だって若いのだろうけれど。]

…悪戯程度で済みそうにないときって、どうすりゃいいんすかねぇ…。
[謎掛けにはなんとなく察するものの答えられず、代わりにぽつりと零すのは先程のどう仕様も無い罪悪感。

少なくとも、ルームメイトの彼よりは、その方面に強いだろうとアタリをつけたのは、なんとなくモテてるだろうなという雰囲気から。
流石に件のルームメイトが密かに思いを寄せているなんてことは知らない。]

(32) 2010/09/04(Sat) 01時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 01時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[言葉を更に重ねて「ね」と念押しする語尾をロビンに押し付けようとする前に、ロビンとハモり。途端に、何でも無く無い響きになった気がして、ラルフは口元を覆ったまま軽く喉を鳴らして笑った。]

──…
俺も、優等生の後輩の
服装が乱れてるのが、意外で面白かっただけだもの。

[ロビンのネクタイが有る位置を示す。トニーが無邪気に指摘したそれを、ラルフも何でも無い事のように言いながら、ユーリィの目撃の話に戻る。]

俺が見た時は、
薔薇園の周囲をクルクル回ってた ね……。
誰かを探しているのか、苛立っているのか、何だか。
胸がざわめくような光景では有った。

[まだ子どもっぽく見えるトニーと、色付き浮き足立ってみえたユーリィの悶着と言うのが想像出来ず、見たままの印象をトニーに伝えた。]

(33) 2010/09/04(Sat) 01時頃

ラルフは、ルーカスに、肘を付いた低い姿勢のまま、斜めに見上げ──。

2010/09/04(Sat) 01時頃


セシルは、持っていた洗濯物が風に吹かれていく。

2010/09/04(Sat) 01時頃


【人】 小悪党 ドナルド

じゃ、上がってメシ喰ったら…、
…いや、手があいたら行きます。

[すぐ行くと言わなかったのは、やはり気まずくて逃げてきてしまった部屋の住人が気になったから。]

(34) 2010/09/04(Sat) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

ルーカス?

[同級生を見上げるにぶい銀灰色から、他者に向けたし逆心の残滓が薄れる。そしてついでに、ラルフの手元は、スープと檸檬入りの炭酸水だけの貧しげな食卓である。]

(35) 2010/09/04(Sat) 01時頃

【赤】 薬屋 サイラス




思いを遂げたはずなのに満たされないのは何故なのか…。
求めて止まないものは……

      ―― 何? ――**

(*1) 2010/09/04(Sat) 01時頃

【人】 靴磨き トニー

(>>30)
[弁明と共に渋面の度合いが増すロビンの表情。
普段ならば、逆襲を警戒してそろそろ鉾を収めるべきタイミング。
けれど何故か――原因不明の衝動にも似た何かが、少年に追求を続けさせた]

――それだけ? 本当にそれで全部? 何か隠してない?

[朝方、当の本人から出た文句(>>0:324)を返して、にやりと笑う]

(36) 2010/09/04(Sat) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

…居ないし。
さっき会った時に、謂えばよかった。

[何度もすれ違っているのに、その時には謂いそびれて。
探しているのは片眼鏡の同級生の姿。
寮にいないのならば、勉強でもしに行っているのか。

じんと、暑い。首元が薄ら汗ばむのを手の甲で拭って。
ふわりと、白い影が見えて眩しげに目を細める。
舞うのは太陽の照りで乾き始めた洗濯物。
それに緩く首を横に傾ぐ。
洗濯物を干しに行った後輩が、誤って飛ばしてしまったか。]

(37) 2010/09/04(Sat) 01時頃

【人】 執事見習い ロビン

何って……片付け物をちょっと。


[トニーの子供っぽい大きな瞳を、目を細めてじぃっと見詰め返す。
が、続くラルフのユーリィ目撃証言がその雰囲気を変えたようで、彼はそちらを見て思わしげな表情を作った。
薔薇園の「散歩」の意味を知らずとも、ユーリィが探しているのが逢引の相手ではないかという推理は容易に成り立つ。]

(38) 2010/09/04(Sat) 01時頃

【独】 靴磨き トニー

>>33
くるくる回ってた、がよくわかんない中の人であった。
旋舞教団のひと? バレエ? 厄神様? 

(-9) 2010/09/04(Sat) 01時頃

フィリップは、飛んだ洗濯物を一つ拾い、二つ拾い、辿るように拾っていくと倒れた後輩の姿。

2010/09/04(Sat) 01時頃


【独】 靴磨き トニー

/*
さて。この辺でサイラスの名前、出しとくべきかな。
あ、1・2日目は48時間進行か。うーん、でも、どうだろう。
流れ次第で。

(-10) 2010/09/04(Sat) 01時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

ああ、お早う……って時間でもないね。

[自分にラルフの視線が向いた時、妙な緊張感のような何かが消えたように思えた。]

君もあんまり食欲がないんだな。

[同級生の前に置かれた品を見る。随分と少食なものだ。]

(39) 2010/09/04(Sat) 01時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 01時頃


【人】 奏者 セシル




[飛ばされた洗濯物。
 辿ってたどり着いた場所に彼は倒れたまま、誰かが来るまで目覚めることはない。

 彼が見た薔薇も、他の人には見えてはいないだろう。
 それは枯れる寸前の木の精が、力を振り絞って見せた幻影だったのだから。]

(40) 2010/09/04(Sat) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―物干しと青い薔薇の咲く場の狭間―

―――…っ

[倒れている後輩の姿に翡翠が大きくなる。
駆け寄るとしっかりと持っていなかった洗濯物が
一つ手からはぐれてしまう。]

セシル、

セシル、大丈夫?

[それを追いかけることもなく倒れた姿に呼びかける。
暑さで倒れたのならば直ぐにでも運ばなければ。
応急の判断が判らず、セシルの意識があるかを
問いかけるようにセシルの額に手を伸ばしてあてて。]

(41) 2010/09/04(Sat) 01時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 01時頃


【人】 靴磨き トニー

(>>38)
――ま、いっか。“子供の”僕には、聞いたってまだ分かるような事じゃないのかもしれないし。

[不意に興味を失ったようにロビンへの注視を外す。ラルフを一瞥し、その視線を追ってルーカスを見上げた]

クルクル回ってたユーリィ、っていうのも……何だかよく分からないしね。バレエとか、この学園の発表会であった? 『白鳥の湖』みたいな。

[呟いた言葉は相当に見当外れだろう。
ただ、ラルフのいう「胸のざわめき」は少年にも何となく感じられた]

(42) 2010/09/04(Sat) 01時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

ユーリーがどこかに行っちゃったのかい、トニー?

[下級生の、心配で困ったような様子に気付いて、そう声をかける。]

僕も気をつけて見ておくよ。早く見つかるといいね。

[宥めるように、そう言って笑顔を向けた。

ただし、ここを出たら、おそらく今日は自室にこもってしまうかもしれない。]

(43) 2010/09/04(Sat) 01時頃

【人】 奏者 セシル

>>41

[額に手が触れた時、ぼんやりとその眸は開かれる。
 最初は日差しが眩しすぎて、顔を背けた。

 だから、最初は誰がそこにいるかもわからない。
 でも、その手は誰かを求めるように宙を舞う。]

 ――……あ

[誰かいないだろうか、いないだろうか、
 そして、誰かを掴めば、縋るように掴んで引き寄せる。

 その時開いた眸は、アッシュグレイではなく、ブルーグレイッシュトーンになっていること、気づくものはいるか。]

(44) 2010/09/04(Sat) 01時頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 01時半頃


【独】 靴磨き トニー

/*
そうだ、私は夕方〜20時台に寝落ちしてたからまだ眠くないんだ。ちょっと熱っぽいけど。

(-11) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

食欲──が無いと言うより、
食べたくても胃が受け付けないみたいだ。
此処の所、上手く眠れない所為だと思うよ……。

[蒼白いラルフの顔は、同学年のルーカスも見慣れているだろう。話しながら、ずっとつきまとっている身体に由来する閉塞感が甦ったのか、何処か諦めに似た気怠い表情が混じって行く。]

君は元気なの、ルーカス。
あんまり見かけないけど──部屋に籠ってる?

(45) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

【人】 靴磨き トニー

――食堂――
[落ち着いた調子のルーカスの言葉には素直に頷く]

うん、ありがとう。
まぁ……幾らなんでも、夕方か晩になれば戻ってくるとは思うけどね。ご飯も、寝るところも、必要だろうし。

[うんうん、と自分の言葉に納得したように]

でも、出来れば日のあるうちに仲直りしたいんだけどな。
「光のあるうちに歩きなさい」って言われてることだしね。

(46) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[そう言えば、薔薇園で見かけたユーリィに対してラルフが感じたのも、餌付けされた鳥が、鳥籠の周囲を跳ね回っているような息苦しさだった。単純に逢引だったから、と言う風には思えない何か。]

──…
男だらけの『白鳥の湖』なんてごめんだね。
そんな授業があったら笑う。
…ん、トニーは、まだ探すならプールと
図書室の奥をもう一度、見ると良いよ。
薔薇園は、俺かルーカスが見てこよう……。

[ラルフが一番回数ユーリィを目撃しているのは、図書室だったから。
 実の所ラルフも薔薇園は避けて近寄らないままこの学年になったクチなのだが、トニーに行かせたいとは思えず。取りあえず、あの場所に近付かせない為にそんな約束をした。]

(47) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

【人】 靴磨き トニー

[不眠を訴えるラルフの言葉にタイミングを計り、口を挟む]

――あ、もし、良ければ、だけど。僕、アイマスク、持ってるよ。
自分のと予備のとね。来た頃になかなか眠れなくってさ。

[付けてみたら? と勧めてくれたのはユーリィだった。今ではその必要もなくなったけれど――思い返し、心が小さくざわめく]

(48) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

【独】 靴磨き トニー

/* >>48
ここでアイマスク所有フラグ。
勿論、使う相手は決まっていますって、普通に持ってそうだけど。

(-12) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―食堂―
[そう言えばルーカスとはあまり接点がない。
脱走だの飲酒だの万年素行不良の先輩方と異なり、消灯前後の見回りでも、室外ではあまり見かけなかった。
とまれ、今はユーリィのことだ。]

ん……まああのユーリィなら、いくらなんでも無断外出はしないと思うけどね……。

[先輩諸氏の例もあることだし、トニーが言うように本当に夜になったら必ず帰るとも限らないが、まさかあの気弱なユーリィに限って……という思いはあった。]

(49) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>44

セシ…、

[開かれた瞳に安堵して、けれども僅かな違和感。
それを確かめる間も無く縋るように掴まれれば
体勢は容易く崩れて。]

――…っ ぁ

[洗濯物が落ちる、風に舞う。
咄嗟についた手がなければ唇が触れ合っていただろう。
ぎりぎり、互いの吐息が絡むほどの至近距離。
ブルーグレイッシュトーンの眼前には見開かれた翡翠の色。
詰めた息が僅かに零れる、短く 浅く。]

(50) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[ラルフの話に眉を少し顰めるが、自分の事を問われると]

ああ、この頃寝付きがよくないのは、僕も似たようなもんさ。今朝方も、変な時間に目が覚めるし、ね。

校医の先生も今はいないんだから、お互いに気をつけないとね。

トニーも、ユーリーを探すのはいいけど、暑気中りには気をつけた方がいいな。

(51) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

【人】 執事見習い ロビン

トニーが図書館とプールを探すなら、僕は手伝っても良いけど。
それとも手分けして探すかい?

[僅かに傾けた頭。
ラルフのアドバイスを聞き、トニーに提案してみた。]

(52) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

【人】 靴磨き トニー

(>>47)
[ユーリィは何処に居るのだろう。
疑問が改めて沸き起こる中、提案にそうだね、と頷く]

あはは。そうだね、んー、うん。
図書室もざっと見ただけ、だったから。

[たとえばカウンターの中とか。書架の影とか。隠れられていたら、もし居たとしても見つけられないままだったろうと振り返った]

あ…そういや、汗も随分かいたんだ。

[ルーカスに言われて、制服のシャツを摘んでみる。殆ど乾いてはいたけれど、肌着はじっとりと熱を持ったまま。冷えては居ないのがまだ救いではあった]

(53) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

>>50
[フィリップを掴んで自分の上に倒してしまった体制、明らかに彼が違和感を感じる眸の色は、段々と潤んで……吐息は荒く、まさに誘うような表情になる。]

  ――……ねぇ……キスしないの?

[そして、口から零れ出るのは、熱に浮かされたような掠れ声。
 それは彼の声だけど、彼の声ではあるけれど…。]

(54) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

なら、僕は薔薇園を見てこようか。

[ラルフの提案を聞くと、そう言って立ち上がった。]

食器を片付けたら行くよ**。

(55) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 01時半頃


【人】 靴磨き トニー

(>>52)
う、うー。
……どうしよう。ロビンが一緒に来てくれるなら助かるけど、えと。

[品行方正な優等生、の体面を取り戻したロビンから水を向けられると、急に自分の汗や汚れが気になって]

……汗臭かったり、しない?
ロビンが気にしないなら、そのままでもいいんだけど。

(56) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[水から上がれば、冷え切った身体は酷く重たい。
 それでも精神的には、先程よりは少し落ち着いてはいた。

 適当に水気を拭って着替える。
 スラックスはちゃんと履いたが、シャツはバサリと羽織るだけ。
 濡れた髪もそのままに、アイパッチだけはきちんと付けた。]

(57) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

トニーは、ロビンに話の続きを促した。

2010/09/04(Sat) 01時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 01時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 02時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

……アイマスクか。
良いかもしれない。
後で借りに行っても良いかな、トニー。

[ディーンが今夜部屋に来る事もあって、出来れば今夜は普通に眠りたいと思うラルフは、トニーの申し出を素直に受けた。何時ものまま眠れずにディーンの気配を感じて夜闇の中過ごす事を想像すると、それはある種の祝祭のようでもあり、とても落ち着かない。ラルフは、ついていた肘を落とし、片腕で自身の肩をそっと抱く。

 と、立ち上がるルーカス。
 ラルフも、もし、薔薇園に行かないとしても、ランドリールームの本を回収して、セシルが居れば洗濯当番の続きを手伝い、何時もの通り、、図書館で自習するつもりでもあり**。]

(58) 2010/09/04(Sat) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

>>56
別にそんなの気にしないよ。

[呆れ返ったような声を返す。]

じゃあこれ飲み終わったら一緒に行こう。
暑いから水分取っとかないと。

[きっぱりとトニーに告げると、カップにポットの残りの茶を注いで一気に呷った。**]

(59) 2010/09/04(Sat) 02時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 02時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 02時頃


【独】 靴磨き トニー

/*
>>58
勿論だとも。存分に使ってくれたまえ(ニヤリ

っ[★堕落したマダム殺しの革のアイマスク《夜のうめき声》]

(-13) 2010/09/04(Sat) 02時頃

【独】 靴磨き トニー

/*
しまった サイラスの件すっかり忘れてた

まあ、次のシーンでロビンに渡してもいいかな。
ちょっと情報集中しすぎる感じになるけど。

(-14) 2010/09/04(Sat) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>54
[じじ…と焼くような太陽の音も聴こえない。
見開かれた翡翠は、誘うような瞳の色だけを見つめて]

……ぁ、

[呼気が浅くなっていくのは暑さの所為だけではなくて、
熱に浮かされたような声に酩酊するように脳が揺れる。
じん、と甘さを感じるのは何処か。
眩しげに細まる翡翠にも熱が宿って。

惹かれるままに互いの吐息の距離が縮まる。
吐息ばかりが深く交じり絡み合う、
唇が触れるか触れないかのギリギリの均衡。

もう一度その声を聴いてしまえば、触れてしまうだろう。
誘われるままに均衡は保てなくなり崩れてしまう。]

(60) 2010/09/04(Sat) 02時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[濡れた水着とタオルをひとまとめにナップサックに詰めて、ダルそうに寮へと帰る。

 途中、薔薇園でふと振り向くと、茂みに小さく身を丸めた少年が、縋るような目付きでこちらを見ているのに気づいた。]

…何……?
[見上げる彼は、口許に小さく指を立てて。

 少女のように整った顔と華奢な身体と長い銀髪と。
 その目元が赤く腫れていたのは、もしや思わず想い人の居る窓をそっと覗いて、その先の激しい秘め事を見てしまったからなのか。
 それは事情を知らぬ編入生には、分からぬこと。
 ただ、身を隠しているのだということだけはわかったから、黙っていてと訴えるその目に、小さくうなづくよりほかなかった。]

(61) 2010/09/04(Sat) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

― 自室 ―

[太陽が中天を通り過ぎ、いくらか傾きかけた頃。
 漸く少年は深い眠りから覚醒する。

 あまり夢見はよくなかったのか額には汗の玉が浮かび、
 南欧系の血を色濃く映す黒髪が張り付いて、酷く気持ちが悪かった]

 ……今、何時?

[未だ霞掛かった眸が、時計を探す。
 時間を確認すれば、小さく息を吐いた]

(62) 2010/09/04(Sat) 02時頃

【赤】 小悪党 ドナルド

[少年の目は訴える。胸が苦しいと。耐えられないと。
 叶わぬのならばいっそのこと、身も心も壊して忘れさせて欲しいと。

 風が吹く。濃厚に香る赤い薔薇。]

(*2) 2010/09/04(Sat) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[身を起こし、二段ベッドの上段の天板をコツコツと叩く]

 ……ドナルド。いない、のかな。
 気分良くなったのなら、良いけれど。

[眠りに着く前、隻眼を滲ませ俯いていたルームメイトを思い出し、眸を伏せる]

 ………。

[寝起きで未だふらつく頭を軽く振り、寝乱れた襟元を正した]

(63) 2010/09/04(Sat) 02時頃

【人】 奏者 セシル

>>60

 ねぇ…してほしい。

[近づいてた距離がなお、近づいて、
 フィリップがギリギリで押し留めていた壁をそっとはがすように、そう囁いた。

 均衡が破られれば、あとは、影は重なるだけ。
 しかも捕らえてしまえば、それは触れるだけじゃない口付けになるだろう。

 彼が彼のままで正気なら、さっきドナルドと交わした口付けを思い出すだろう。それはフィリップもだろうか。

 長い唾液の交換は、きっと長く続き、そして離れた時、また、彼はきを失っている。**]

(64) 2010/09/04(Sat) 02時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ふと押さえる額。
目眩がしたのは日差しと香りにやられてか、それとも慣れぬ片目の視界が歪んでか。

 零した吐息は熱くて、一度かくれんぼ中の下級生を見やってから、寮内へ入る。


 自室のドアの前で立ち止まり、一呼吸して気まずげにノックを二つ。]

(65) 2010/09/04(Sat) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[第一釦まで確りと止めた後、机の引き出しから鍵を取り出す。
 ちゃりちゃりと手の裡で鳴らすそれは、医務室の鍵。
 先日急用で出掛けることになったドクターから預かったものだった]

 ……僕も、暑さで少し参ってる、みたいだ。
 夏バテの薬……合ったかな。

[呟き、鍵をポケットに仕舞う。
 医務室の戸棚に並ぶ薬を思い出しながら、ドアのノブに手を掛けた]

(66) 2010/09/04(Sat) 02時頃

ベネットは、ノックの音が聞えれば、無言でそのまま開ける。

2010/09/04(Sat) 02時頃


【人】 靴磨き トニー

――食堂――
みんな、ありがと。

[その場の三人にぺこりと頭を下げて、感謝する。
ラルフの動作(>>58)には気を留めぬまま、]
――うん、いいよ。僕もラルフの役に立てるなら、何よりだし。

[そして気にしない、とロビンに言われれば(>>59)]
――あ、僕も飲む。って、無くなっちゃった。水でいいや。

[と、水差しを取って二杯ほど飲み、ロビンと共に*席を立った*]

(67) 2010/09/04(Sat) 02時頃

【人】 小悪党 ドナルド

…うぉ!?

[開けようとしたドアが目の前で押しあけられ、ごちりとしたたかに額を打った。

思わずしゃがみ込み、額を押さえて唸る。ちょっと涙目。]

(68) 2010/09/04(Sat) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[がつっと鈍い音がした後、しゃがむ赤毛に驚いた様に眸を瞬かせて]

 だ、大丈夫…?
 ぶつけたの、おでこ? 見せて…?

[目線を合わせる様に前でしゃがみ、
 ひんやりとした指先を彼の額へと伸ばした]

(69) 2010/09/04(Sat) 02時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

…ぅ、…すんませ………

[クラクラと目眩。あたった瞬間星屑が飛んだかもしれない。
 切れてはいないのだろうけど、コブくらいはできてしまいそう。]

(70) 2010/09/04(Sat) 02時半頃

【人】 本屋 ベネット

 莫迦、謝るのは僕のほうだろ。
 良いから、見せて。

[とりあえず切れていない事を確認し、ほっと息を吐く。
 少し赤く腫れたその場所を見て]

 ……こぶになってる。
 えと……ごめん。

(71) 2010/09/04(Sat) 02時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

… …セ シ…

[囁く声がまた、じんと脳裏に響くともう抗えなくて。
名を呼べば薄く濡れる互いの唇が微かに触れる、

それは過去に一度知ってしまっている甘さ、
隻眼の後輩に組み敷かれていた朝の光景、
それらを思い出してしまうとあとはもう誘われるまま――…

セシルから薔薇の香がするかのような錯覚すら受けて
その香に捕らえられ、甘い吐息に酔わされていく。

啄ばむように触れ合い、それだけでは足りなくなり、
甘い蜜を啜りあうように深く長く酔いしれて。
時間も呼吸も忘れて溺れた後―――…


再び気を失う後輩の姿と、浅い呼吸音で我に返る。]

(72) 2010/09/04(Sat) 02時半頃

【独】 小悪党 ドナルド

ちょーっとまてや。

確実に喰えそうな候補として考えてたベネット霊セシル妖とかおいおいおいおいwwwwww

まぁ、相方サイラスだしそっちに頑張ってもらってる間に新規開拓か…

(-15) 2010/09/04(Sat) 02時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

…いや、その……

なんか、俺の方こそ…色々心配かけちまって。
目測誤っただけだし、熱くてのぼせてしょうがねーからちょっと泳いできただけだし…

[だらしなく羽織っただけのシャツ。
濡れた赤毛からの消毒薬の匂いでプールに行っていたことは容易に想像がつくか。]

(73) 2010/09/04(Sat) 02時半頃

【人】 本屋 ベネット

 良いんだ。心配なんていくら掛けたって。
 僕が好きで、しているんだから……っ。

[羽織っただけのシャツを掴み、珍しく語気を荒げて]

 ……プールの匂いがする。
 誘ってくれれば善かったのに。
 一人だけ、ずるいよ。

[鼻の奥につんと香る消毒薬の匂い。
 羽織っただけのシャツから覗く素肌に、心臓がどくんと高鳴った]

(74) 2010/09/04(Sat) 02時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

すんません…

その、ベネさんよく寝てた…から。
[気まずそうに弁明する姿は、やはりしつけ中の犬。]

(75) 2010/09/04(Sat) 02時半頃

【人】 本屋 ベネット

 起きた時、一人の方が……寂しいよ。

[気まずそうに答えるその頬に手を伸ばす]

 君は……僕の目の届かない所に行っちゃだめだ。
 君がいないと……僕は僕で居られなくなってしまうから。

(76) 2010/09/04(Sat) 02時半頃

【人】 鳥使い フィリップ


―――…っ 俺…何 を…

[幻から醒めたように硝子玉の翡翠が呆然とセシルを見る。
今のは、なんだったのか。
ただ、ただ、痺れるような甘さが。
忘れかけていた甘さばかりが余韻として残って。

セシル、呼ぶ声も甘いものになり緩く首を振るう。
は…と短く零れる吐息、少し苦しげに翡翠を細めると
くしゃりと自分の髪を握って。]


…ごめん。


[甘さの残る吐息と共に謝るのは、誰に。]

(77) 2010/09/04(Sat) 03時頃

【独】 鳥使い フィリップ

/*
4回もつかっている、どれだけあまい。
ようせいだから仕方がない!

眠いんですね。わかります。

(-16) 2010/09/04(Sat) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[とりあえず暑さ凌げる場所に連れて行かなければ。
背丈も体格も似ている気を失った相手を
1人で寮内まで運ぶことは少し難しい。
けれどもここから離れて人を呼びに行くことは、
後輩から逃げ出すことにもなってしまいそうで。

直ぐ傍の日陰までの距離をなんとか運ぶと
洗濯物から誰のものかわからないタオルを選んで
それを水に濡らしてセシルの額に当てて様子を窺う。
青い薔薇は其処にはなく、翡翠がそれを見ることはなく。]

[から、から…ころり]

[甘い、甘い蜜が与えられた。記憶よりも、甘い。
その余韻が醒めていくと翡翠は空洞を映す硝子玉になる。
思い出してしまった記憶に、その色を伏せて。

セシルが再び目を覚ました時、セシルの瞳は何色だろう。
それがどのような色でも翡翠は無機質な空洞の色を
その裡に隠してセシルに薄く微笑みかけて。**]

(78) 2010/09/04(Sat) 03時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 03時頃


【人】 小悪党 ドナルド

…ベネ…さん……?

[頬へと伸ばされる手を振り払うことはなかった。
 そんな風に、縋るように言われるなんて思わなくて。

 けれど、傍にいるのが怖い。
 近寄れば、シャツに吸われたか寝汗の匂いが鼻へと届く。
 それが、あまりに生々しすぎて、自分を抑えられなくなりそうで。

吐息が熱を帯びそうになる。
深呼吸をして、額の痛みに意識をやって、やり過ごす衝動。

代わりに痛みが増したから、小さく呻いて額をさすった。]

(79) 2010/09/04(Sat) 03時頃

【人】 本屋 ベネット

[そこまで口にして、はっとした様に手で口元を覆う]

 ……ごめん。
 子供じみた事を言った。今のは、忘れて。

[気まずそうな顔でそう口にし俯けば、
 長身の彼からは白いうなじが見えるだろうか]

 とりあえず……そのおでこの手当てをしよう?
 医務室の鍵預かってるから。
 せめて冷やすだけでもした方が、いいよ。

(80) 2010/09/04(Sat) 03時半頃

ドナルドは、小さくうなづいて、大人しく治療を受けにいく**

2010/09/04(Sat) 03時半頃


ベネットは、頷くドナルドを連れて、医務室へ**

2010/09/04(Sat) 03時半頃


【人】 奏者 セシル

― 中庭・青薔薇から少し離れた場所 ―
>>78
[再び気を失って、それから目覚める。
 だけど、眸の色は戻らない。一瞬変わりはなさそうだけど、ブルーが混じった色は、彼であって、彼でなく…。
 記憶や仕草は彼なのだけど、いや、彼自身なことは間違いないのだけど…。

 そして、そこにいる人物に、また縋るような視線を向ける。]

 フィル…先輩。――………夢を……視た。

[そう告げて、また手を伸ばす。
 夢の内容は、昔、さっきの場所で、いわゆる同室者、ヘクターのお気に入りになった時の再生であり、また続けて視たのは、サイラスもそれに混じって、いいように、でも本当に可愛がられた記憶であり……

 そう、とても話せるものではなくて、
 内容を聞かれても、眉を寄せて、何か苦しそうに息を吐くだけ。]

 ――……部屋で、休みたい……。

[フィリップにはそう願うだろう。
 洗濯物もどうにかしないといけないのだけど、後できっとするから…と呟いて。]

(81) 2010/09/04(Sat) 06時半頃

【人】 奏者 セシル




 [そう、身体が疼いて仕方がない………。**]



  

(82) 2010/09/04(Sat) 06時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 06時半頃


【人】 本屋 ベネット

― 医務室 ―

[無言のまま、医務室へと向かう二人。
 ポケットから鍵を取り出し、がちゃり…と音を響かせ鍵を開ける。
 先にドナルドに入る様に促し、それに自分も続く。

 後ろ手で、中から鍵を掛けた事には、自分自身も気づかないまま]

(83) 2010/09/04(Sat) 08時半頃

【人】 本屋 ベネット

[ドナルドの髪から香るのとはまた別の、消毒薬の匂いに包まれた室内。
 薬品庫の棚を物色しながら]

 ……ドナルドは、適当にその辺に座っていて。
 確かこの辺に湿布が在ったと思うから……ちょっと待っていて。

[薬品のボトルを漁りながら、目当てのものがないか探していく。
 その間言葉少なめなのは、先程の子供じみた言葉のせい。

 勢いに任せて言ったしまった「ドナルドがいないとだめだ」と言う言葉。
 それの自分勝手な理由のせいで、
 今はドナルドと眸を合わせるのも、憚られて……]

(84) 2010/09/04(Sat) 08時半頃

ベネットは、ドナルドの存在を背中に感じながら、今は薬を探すふりを続けている*

2010/09/04(Sat) 08時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 09時頃


【人】 執事見習い ロビン

―廊下―
[食堂は出たものの、ユーリィをすぐに探しに行くとトニーに約束した以上、ネクタイを取りに戻っている暇は無いかも知れない。
せめてもとワイシャツの一番上のボタンだけはきっちりと嵌め直す。]

図書館から先に行こうか。
近いし、ユーリィがいつもいる場所だから。

[上級生らしくトニーを先導し、図書館の方へと向かった。]

(85) 2010/09/04(Sat) 09時頃

【人】 執事見習い ロビン

―図書館―
[図書館にはディーンが居て、既に鍵は開いていた。
それから、勉強中の彼の邪魔にならないよう出来るだけ静かに、二人で手分けして図書館の隅々まで隈なく調べて回った。

林立する書架の隙間や物陰だけではなく、閉鎖されている司書室や書庫の中を窓から覗くことまでしたのだが、結構な時間が掛かった割には成果は無かった。
――その頃ユーリィはまだ薔薇園に隠れていたのだから当然ではあるが、二人はそのことを知らない。]

(86) 2010/09/04(Sat) 09時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[暫くして落ち合ったトニーに、]

やっぱりユ−リィいないね。
プール行くしかないか。

[今は大きな声を出しても咎める者はディーンくらいしかいないのに、規則通り律儀に声を潜めて話し掛けた。**]

(87) 2010/09/04(Sat) 09時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 09時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

[隻眼の視界は、今は薬品庫に向かう背中だけを見つめて。
 薬の匂いがキツイからか、多少は落ち着いていられる。

 嗅覚がやけに敏感になったのは、視野の片側を失ってからか…それとも……

 幾度か声をかけようとして、やっぱり出来なかった。]

(88) 2010/09/04(Sat) 09時半頃

【人】 本屋 ベネット

[戸棚の奥から湿布を見つければ、それを手にして振り返る。
 常なら直接貼ろうとするところだけれど、
 先程の気まずさから出来なくて、渡すだけに留まる事に、

 ……彼は気づくだろうか]

 はい。とりあえずこれ…貼って置いて。
 少しは違うと思うから。

 ドクターがいれば、ちゃんと診て貰えるんだろうけれど。

[ちゃり、っと手の中の鍵を弄ぶ。
 ドクター不在の今、自分がここを任されている事を再確認するように]

(89) 2010/09/04(Sat) 10時頃

【人】 会計士 ディーン

― 至る図書館 ―

[ドナルドに向けた前半の謎かけのような言葉には、何も色めいたことはないのだが、後半のそれはままそうであるので、相手の切り替えしに、ひくっと眉を動かしたのは相手に背を向けた後のこと。]

 悪戯ですみそうにないなら、
 本気で行くか諦めるかの二択だろう。

[悪戯=色事と、あの謎かけ一つで飛躍した後輩の呟きに、後ろ向きのまま答える。溜息を吐くのは、自分には前者は無いといった意志の表れだが、どう取られたかは識らない。]

 嗚呼、しかしいつまで居るかは判らないからな。
 居なかったら察しろ。来なかった時も察してやる。

[そのまま振り返ることなく片手を上げて、荷物を抱え図書館へと至る。]

(90) 2010/09/04(Sat) 10時頃

【人】 本屋 ベネット

 あと……暫く僕は此処で寝泊まりしようと思うんだ。

[ちらりとベッドへと深い翠を向けて]

 その方が、君も良いだろ?
 僕と一緒だと……君はいつも、何かを我慢している様な、
 そんな顔をしているから。

(91) 2010/09/04(Sat) 10時頃

【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

[図書館の鍵は、佳く使うだろうという理由から史書の先生より夏休み前に預かっている。
おそらくはスペアを、似たような理由で預けられている生徒も居るのかもしれない。
それはある意味《優等生》として日々を過す故の特権。]

 ……今日は彼は来ていないのだな。

[おそらくはその特権に預かっているうちの1人。
ユーリィの姿が、今日は無いことに気がついたのは、先程薔薇園を舞う姿を見たからだろうか。
時折何か訴えたそうな眸で見られている訳――……同室者のサイラスに仲介を頼みたいなどということは識らない。そんな彼に、まさか朝の情事を見られていたとは(>>61)、これも識らず。
ある意味、薔薇園をクルクルと回っていた彼に聲をかけなかったのは正解だったようだ。]

(92) 2010/09/04(Sat) 10時頃

【人】 会計士 ディーン


 ……、……―――。

[窓際の席へと座ると勉強道具を広げる。
暫く紙を捲る音や、ペンが文字を綴る音が館内に響くも、ふっとそれが止まった。ペンを持ったまま瞼伏せる様子は、思案に耽っているようにも見えるだろうか。

―――……実際は、寝入っているのだが。
流石に、久しぶりの受け手で、それも結構好き放題された身は疲れていたよう。
ロビンやトニーが来ても、眠りから覚めなかったのは、彼らが音を控えて動いていたからに間違いない。

眠りの淵で見る夢は、過去の……―――。]

(93) 2010/09/04(Sat) 10時頃

【独】 靴磨き トニー

/*
>>92
「佳く使う」はどう考えても変だってー。
例えば、彼にとって佳き思い出の品になるだろう、とかだったら合ってるけど、さすがにこれは漢字の意味から外れすぎだと思う。

(-17) 2010/09/04(Sat) 10時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

…すんません。
[ぽつりと小さく答えて、湿布を受け取る。

 互いに距離を取るような気まずさ。
 その年上のルームメイトがどんな思いでそんなことを言うのかを、察することが出来るほど気が利く訳ではなく、自分の事だけでいっぱいいっぱいで。

 心と身体はいつもちぐはぐだ。
 忌まわしい欲情は感情とは別に動くから厄介で。
 慕う心と裏腹に、衝動は何処へ牙を剥くかわかりはしない。]

(94) 2010/09/04(Sat) 10時半頃

【人】 靴磨き トニー

――図書室――(>>87)
[黙々と自習を続けるディーンには無言で目礼だけを送り、室内を隈無く探した。しかし結局は空振りに終わり、]

うん、いないね……。
移動しよっか。

[同様に小声でロビンへ答えて、図書室を後にした]

(95) 2010/09/04(Sat) 10時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[うまく飼いならす方法も知らぬまま、力だけはついてしまったから。
 …首輪も鎖も無かったら、狂犬の暴走を止められる奴は恐らく居ない。
 今は不在の隣室の男ならば、あるいは…といったところかもしれないけれど。

 訳在りの危険物の監視に、敬虔で真面目なベネットをつけた大人たちの目論見は、それなりに正解ではあったのかもしれないけれど、
 寮生達の複雑で後ろめたい人間関係までは、大人たちも把握してはいなかった。
 様々なしがらみや慣習や人間関係を教えるには、真面目な彼は些か不向きだったのかも知れぬ。

 押さえの効かぬケダモノは、寮内において危ういバランスを保っていた人間関係を知らず掻き乱していくかもしれない…]

(96) 2010/09/04(Sat) 10時半頃

【人】 本屋 ベネット

[先程の気まずさを誤魔化す様に、早口で告げる。

 本当は傍に居たい。
 だけど彼が何を自制しているのか……気づいていない訳じゃないから。

 もしドナルドがその衝動に身を任せてしまえば、
 きっと自分は拒めない。

 敬虔な主のしもべの顔をして、
 毎朝彼の寝顔を見て想う事は、自分も同じなのだから]

(97) 2010/09/04(Sat) 10時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[手洗いシンクの上の小さな鏡を、長身を無理に屈めた姿勢で覗き込みながら、
 額にぺたりと貼る湿布は、なんとも情けなく滑稽な姿。]

…うーわ、かっこわりぃ……
[濡れた前髪をあげたり下げたり…なんとか誤魔化そうとするもなかなかキマらないようだ。]

(98) 2010/09/04(Sat) 10時半頃

【人】 靴磨き トニー

――プールへの途中――
[やや先を行くロビンに、少し足は早めて追いつく。少女めいたその横顔を隣で見つつ、思い切って口を開いた]

……ねえ、ロビン。
サイラスってどんな人だか、知ってる。
ディーンと同室の三年生。

[少年が知る事といえばおよそその程度。他に知るのは、休暇に入ってからの日常で見かける雰囲気くらい。
質問の理由を訊かれたなら、困ったように暫く*黙りこむだろう*]

(99) 2010/09/04(Sat) 10時半頃

【人】 本屋 ベネット

 ……どうして謝るの?

[緩く首を傾いで、湿布を受け取るドナルドを見詰める]

 君は、いつもそう。
 僕には何も話してくれない。
 僕を立ててはくれるけれど、その実僕に触れようとはしない。

[一つ距離を詰める]

 ……そんなに、僕が嫌い?

[ぽつりと呟いた声は、静かな医務室の中、大きく響いた]

(100) 2010/09/04(Sat) 10時半頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 10時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

[その言葉はさほど大きな声では無かったのだろうけれど、
 胸には鋭く突き刺さるようで。]


…嫌いって訳じゃ、ねぇんです。

[低い声は、室内の静かな空気を僅かに揺らす。

 この複雑な感情を、未熟な魂はうまく伝えられない。]

(101) 2010/09/04(Sat) 10時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 夢に見る過去の話 ―

[ディーンには、5つ下の弟と、更にそこから3つ下の妹がいる。
5つ下の弟は、ディーンとは性質が異なる
――……例えるならサイラスやヘクターに近い。
女ばかりの姉妹で育ち、いつまでたっても少女のような母からすれば手に余る子のようであった。

それはディーンが中等部に上がった、つまり親元を離れて初めて帰省をした夏のこと。
弟と比べ優等生であった兄を溺愛していた母は、父曰くいつも以上に張り切って火事をしていると笑っていた。幼い妹も、娘が欲しいと母が願った末の子ということもあり、愛情を注がれているのが判る育ちぶりだった。

――……だから、今になれば判る。
弟が何故、あのような行動を取ったのか。
母の気を引きたかったのだと。

沢山の花を無造作に煎じた液体は、きっと妹に母が聞かせていたお伽噺から。それを本当はどうしたかったかは、本当は呑ませる心算だったか判らねど。
子どもの他愛も無い悪戯だったのだ。
煎じた花の中に毒素が含まれていたのは不幸な事故でしかない。
それが、兄の左眼に入ってしまったことも、また。]

(102) 2010/09/04(Sat) 10時半頃

【人】 本屋 ベネット



 ……じゃあ、どうして?

[シンクに向かう背中に、言葉を重ねる。
 自分よりも低い彼の声に、どくんと。また一つ心臓が高鳴るのを感じながら]

(103) 2010/09/04(Sat) 10時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―プールへ行く途中で―>>99
サイラス?

[何故トニーの口から急に万年不良上級生の名が出てきたのか、不思議に思い鸚鵡返しに聞き返した。]

知っていると言えば知ってるような、知らないと言えば知らないような……

ここだけの話。
僕が夜見回りやってるの知ってるだろ?
あの人、しょっちゅう寮を抜け出してるみたいなんだよ……上手く誤魔化してるようだけど。
あの分だと、飲酒や喫煙もやってるんじゃないかな。
決定的な証拠はないけど、それらしい痕跡は結構見てる。

[忌々しげな顰め面。
彼の中ではサイラスは「手に負えない不良」というイメージらしい。
よくつるんでいるヘクターと並んで、セシルに悪い影響を与える困った人物という位置づけだった。]

(104) 2010/09/04(Sat) 11時頃

【人】 執事見習い ロビン

―プールへ行く途中で―
……僕が言ったことは内緒にしてくれる?
まだ確証を見つけてないのに、印象で人を貶めたみたいになったら困るから。

[とトニーに釘を刺したところで、最初の疑念が蘇る。]

でも何でサイラス?
何か気になることでもあった?

[同じ寮内に居ても、この夏期休暇が始まるまでは最上級生のサイラスと一番年下のトニーとでは接点など殆どなかったはず。
何かあったとしたらこの数日の話だろうと、トニーの顔色を窺いつつ尋ねた。]

(105) 2010/09/04(Sat) 11時頃

【人】 会計士 ディーン

[不幸な事故の傷跡は、未だクリーヴス家に根付いている。

事を大げさにしたがる医師の、もしかすれば将来失明するかもしれないという診断は、一時母を狂わせ、弟に向けられたのは酷い仕打ち――……果てに、罪を贖う為に神道へ行くことを半場強制的に今も強いている。

ディーン自身も家ではなんでもない風を装っていたが、中等部1年という多感な時期に、将来失明するかもしれないという不安が、火遊びを覚えさせた結果となる。]

(106) 2010/09/04(Sat) 11時頃

【人】 会計士 ディーン

― 夢から醒めて現在の図書室へ ―

 ん……―――?
 寝ていた、か。

[夢は中等部1年の冬に家に帰った際、弟が向けてきた貌を映したところで途絶える。

夢から醒めたばかりの潤んだ紫は、閉まろうとする図書館の扉の向こうに、ロビンとトニーが連なって行くを映す。そのまま窓に視線を向けてプール傍を歩いて行く二人を見るとは無しに見るのは、張り付いた弟の、恨むような悲しむような諦めるような、そんな表情を忘れたいと無意識に思うが故に。]

 救いも許しも、神は与えてくれはしないからな……―――

[ポツリ零す言の葉は、何に掛かっていたか。
思い起こすのは、中等部の冬以降、あまり帰らなくなった家のことか、それとも……―――。
深い息を吐き、そのまま外を紫を細めて見ている*]

(107) 2010/09/04(Sat) 11時頃

【人】 執事見習い ロビン

[トニーが急に困ったように黙り込んでしまったので、それ以上追求しようがなく。]

……ま、いいけど。

[興味はあれど、基本的に他人に情の薄いロビンはあっさりと引き下がった。*]

(108) 2010/09/04(Sat) 11時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 11時頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 11時頃


【独】 会計士 ディーン

/*
>>61 ドナルド
ちょwwwユーリィにみられてるwwww(芝ふさふさ)

というのが、今朝の一番の反応でした。
ソロール(過去設定)にPT大量に使って申し訳ないorz

(-18) 2010/09/04(Sat) 11時半頃

【独】 靴磨き トニー

/*
>>108
リアクション指定して ごめんね!
でもワンクッションは置かないとと思ったんだ。
要望に応じてくれるロビンかわいいよロビン。

(-19) 2010/09/04(Sat) 11時半頃

【人】 本屋 ベネット

[ドナルドが口を開くよりも前に、また一つ距離を詰める。
 背中に寄り添うように身を寄せ、
 後ろから伸ばした腕は、羽織っただけのシャツから覗くドナルドの素肌へと回されて]

 ……僕を嫌いじゃないと言ってくれるのなら。
 僕を拒絶しないで。

[縋る様な弱々しい声を洩らしながら、
 ドナルドのシャツの背中を翠に滲む涙が僅かに濡らす]

 僕は……君が……。

[続く言葉は声にならなくて。
 回した腕にぎゅっと、力を込めた]

(109) 2010/09/04(Sat) 11時半頃

【独】 靴磨き トニー

/*
あと、そろそろ携帯の予測変換が
ろ→ロビン→かわいい→よ→ロビン→かわいい→よ→(ry
ってなってきた。
無限ループってこわくね?

(-20) 2010/09/04(Sat) 11時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

…ベネさん。

[プール上がりの冷えた肌。その背中に感じるぬくもり。

 少なくとも自分の中では、この年上の少年は真面目で高潔で綺麗なままだから。
 穢れたどす黒い自分の中のケダモノが、それを壊してしまいそうで怖い。]

…たいせつ、なんすよ。

だから、アンタみたいな人が、俺に関わっちゃ…いけない。

[鏡の中の自分の顔はあまりに情けなくて、見るに耐えなくて目を伏せる。]

(110) 2010/09/04(Sat) 11時半頃

【人】 本屋 ベネット

[背中に顔を埋めているから、
 彼がどんな顔をしているか少年には判らない。

 ただ関わっちゃいけないと、告げられば、
 まわした腕から力が抜けて]

 ……僕みたいなって?

[声は微かに震えていたかもしれない。

 中庭でのラルフとのやり取りを思い出す。
 誰もかれもが、潔癖だと称する少年の本質を見抜いたのは、
 結局のところラルフの銀灰の眸だけだった。

 目の前の彼も。卒業して行った元同室の先輩も。
 たいせつだといいつつ、壊れものに接っしながら。
 その実、拒絶されている事を想い知らされ、涙が零れ落ちた。]

(111) 2010/09/04(Sat) 12時頃

【人】 執事見習い ロビン

―プール―
[そうこうしているうちに二人はプールに着いた。
青く煌めく水面には人影のひとつもない。
ただプールサイドには、誰かがそこから上がったと思しい大きな水溜まりがあって、まだ乾き切っていない足跡が転々と続いていた。]

(112) 2010/09/04(Sat) 12時頃

【人】 本屋 ベネット

[腕を解き、背を向ける。
 涙をシャツの袖で拭ってしまえば、常の表情へと戻っていて]

 ……引きとめて悪かったね。
 さっきも言った通り、僕は暫く此処に居るから。
 五月蠅いのがいないうちに羽根を伸ばすと良いよ。

[感情の籠らない声で。ドナルドの背中にそう告げて。
 棚に並ぶ本を一冊適当に取った。

 自分以外は誰もいないかのように、翠玉を開いた紙面だけを見詰めている]

(113) 2010/09/04(Sat) 12時頃

トニーは、ロビンの後を追うように、プールへと。

2010/09/04(Sat) 12時頃


【人】 小悪党 ドナルド

[ぐ、と拳を握り締めて、決壊しそうな理性を留める。]

壊したくない…んすよ。
…俺、壊し方しか知らない。

……だから。

(114) 2010/09/04(Sat) 12時頃

【人】 靴磨き トニー

――プール――
[周囲を見回しても、二人以外には誰も居ない。耳に届く音も、遠くから時折響く蝉の聲程度。
すぅ、と息を吸って、ロビンに向き直る]

……ここなら、誰も居ないか。
……あの、ね。サイラスの事を訊いたのは、さ。

[緑色のプールサイドに視線を落とす。少年の声は低く、暗い]

ユーリィが呼んでた名前、だからなんだ。

(115) 2010/09/04(Sat) 12時頃

【人】 執事見習い ロビン

―プール―
居ないね、ユーリィ。

[元より書物を好む大人しい下級生とプールは結びつかないのだが。
もしかして隠れているかもとシャワーや更衣室を覗いて見たりもしたが、やはり居ないものは居ない。

こうして無駄に終わった捜索を話し合い、ぼーっとプールを眺めていると、きらきらと光を反射して風に波打つ水面はいかにも涼しげだ。
それに比べて、遮るもののないコンクリートの床のプールサイドはじりじりと熱く。
容赦なく照りつける太陽が二人の黒々とした陰をくっきりと刻んで、不快なことこの上ない]

……何か余計に暑くなってくるな。

[はたはたと手で顔を仰ぎながら襟を緩めようとしないロビンは呟いた。]

(116) 2010/09/04(Sat) 12時頃

【人】 執事見習い ロビン

―プール―>>115

 …………え。

[衝撃の告白から間を置いて零れたのはそんな間の抜けた声。]

それってつまり、
夜中に呼んでた、相手、ってことだよね?

[我ながら何と言わずもがなの質問だと言ってしまってから気が付いた。]

(117) 2010/09/04(Sat) 12時頃

【人】 靴磨き トニー

――プール――
ユーリィがどうしてサイラスの名前を、って、ずっと考えてた。
でも、分からなかった。

[唇を噛む。胸を焼くのはほんの昨日まで、呼び方を知らなかった感情――嫉妬]

ロビンなら分かるかもって思って、一緒に来てもらったんだ。
ユーリィは、サイラスの事、『好き』なのかな。
そのせいで、僕は……『嫉妬』、してるのかな。

[ぽつぽつと口にして、少年は再び押し黙る。飛び込み台に腰を下ろし、ロビンを*見上げた*]

(118) 2010/09/04(Sat) 12時頃

【人】 本屋 ベネット

 壊し方しか知らないのなら……学べばいいんじゃないかな。
 壊す事以外の方法を。

[本から顔を上げず、感情の籠らない声で淡々と]

 きっと皆教えてくれるよ。壊さずに、触れあえる方法を。
 僕みたいなやつには無理だけれどね。

(119) 2010/09/04(Sat) 12時頃

【人】 執事見習い ロビン

[トニーの声は深刻だし、表情も暗い。

サイラスがユーリィの想い人だとしたら。
まだトニーと変わらぬ幼い彼に、性的なあれこれを教えたのもサイラスで。
手首に付いていたと言う紅い痣をつけたのも彼、という事になる。

そう思い至ると、思いがけぬ興奮にカッと頭に血が上ったが、同時顔からに血の気が引く思いもする。]

(120) 2010/09/04(Sat) 12時頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 12時頃


【人】 執事見習い ロビン

>>118
[何か頭がくらくらしてきた。
額に手を当て眩暈を抑えながら、見上げるトニーの視線を受け止める。
水面の反射がギラギラして目に突き刺さって落ち着かない。]

うん、まあ……一般的にはそういう解釈が成り立つけど。

[徒や疎かなことは言えず、お茶を濁してしまった。]

(121) 2010/09/04(Sat) 12時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 12時半頃


【人】 靴磨き トニー

――プール――
[ロビンの言葉は何も意に介さない淡々とした風に聞こえ、少年の視線はきっと強くなる]

で、でも、そんなの、変だよっ!
ユーリィもサイラスも男同士じゃないか!
それに、僕だって――
ユーリィの事は、好き、だけど、でも!

(122) 2010/09/04(Sat) 12時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

…すんません。

[なんだか今日はずっと謝ってばかりだ。
 セシルにも、ベネットにも。

 彼はダメで、彼なら別にいいのか。
 そんな己の醜さに自己嫌悪は募るばかりで。

 情けない表情を見せたくなくて、背中を丸めてそっと出て行く。]

(123) 2010/09/04(Sat) 12時半頃

【人】 本屋 ベネット

[感情の籠らない声は、彼の耳に冷淡に届いたかもしれない。
 でも、もうどうでも善かった。

 距離を置かれるのならば、此方からも距離をおけばいい。
 そうすれば皆が望む仮面をかぶり続ける事が出来るから。

 それだけの事だと、自分に言い聞かせて。]

 …………。

[扉のしまる音を背中で訊いて。酷く疲れた顔で眸を閉じた]

(124) 2010/09/04(Sat) 13時頃

【人】 執事見習い ロビン

―プール―>>122
[トニーの怒りを見れば、ちょっと不用意な言葉だったかと、ちらり後悔が過ぎる。
どうも自分はこういう時相手の気持ちになって考えられず、親身になって相談に乗ってやるというのができない。
ふう、と溜息をつき、]

男同士だけれどもさ。
「好き」って気持ち自体は、そういうの関係ないんじゃないかな。
友達の間柄だって、誰よりも一番の親友だと思ったらその一番て位置は取られたくないって思うだろうし。

[トニーの気持ちを考え、性的なことは抜いて、純粋に好意という意味で説明を試みた。]

(125) 2010/09/04(Sat) 13時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

─ ランドリールーム ─

[送風機があるランドリールームに向かい、何時間か置きっぱなしにしてしまった図書館の本を回収する。誰も部屋には来なかったのか、水濡れはなく、その事に安堵した。]

置き忘れで、本を破損したり紛失したりしたら、
せっかく司書の先生に信頼を失ってしまう。
預かってる図書館のスペアキーを返さなきゃならない。
そんなの、不名誉だ……。

[背表紙を撫でながらそんな事を漏らすのは、堅苦しい性格でもあるのに、睡眠不足で注意力が欠けている事の自覚と焦り、それに、同じくスペアキーを貰っている者の顔が浮かんだ所為。
 干して取込んだ洗濯物を回収時と同じように入れて配る籠がランドリールームないあたり、セシルは物干し場あたりにいるのだろうか。置きっぱなしにしていた本は、最後の10ページほどを残して読み終わっていたけれど、図書室に行く前に物干し場を確認しようとラルフは思う。]

(126) 2010/09/04(Sat) 13時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

─ 中庭/物干し ─

[廊下を歩きながら徐々にハッキリしてくるのが、自分が浮き足立っていると言う事実だった。
 ユーリィは案外図書館にいるのでは考えたはずが、斜め後ろからモノクルに反射する小さな光の煌めきを見付けた時の記憶が甦える。嗚呼、自分はディーンの書き文字を何時から記憶していたのだろう等。]

あ、れ セシル?

[片手に本を抱えたまま、物干し場に辿り着き、その場所の様子にラルフは首を傾けた。大きなランドリーの籠二つ、取り込み掛けのまま放置されている。フィリップがすでに拾った後なので、飛んで行った洗濯物が幾つかあった事には気付かずに。]

中断があったならすぐ戻ってくるよね。
取りあえず、取り込めば良いか。

(127) 2010/09/04(Sat) 13時頃

【人】 執事見習い ロビン

[ロビン自体に性的な禁忌はない――あるのはただ、他人に弱みを握られたくないという自己愛による強烈な抑制だけだ。

幼いうちから賢過ぎ、色々な知識を貪欲に身に付け過ぎた彼は、一方で道徳よりも知と利を愛するエピキュリアンで。
自分の性向については早くから書物で調べて知っていたし、世間からはどういう目で見られるかについても学んでもいた。

だからこそ。
自分の不利益になるかも知れぬ、他人との交流なぞ論外であったし、軽はずみに欲望に負けて自分の人生に汚点を残すつもりはなかった。]

(128) 2010/09/04(Sat) 13時頃

ラルフは、セシルは、当然、洗濯物を取り入れ終わっても戻ってくる事はなく。

2010/09/04(Sat) 13時頃


【人】 小悪党 ドナルド

[重い扉が閉まる音は、広い廊下に響いた。

 そこに立っていたのは…長い銀髪を揺らした少年の姿。
 小柄な彼はうなだれた隻眼を見上げて、まだ赤味の残る目元を、少し細めた。]

『おなじ、だね。』

[かけられた声に、訝しげに瞬くと、下級生はクスリと寂しそうに笑った。]

『だって…君も、さっきのわたしとおなじ目、してる。』

[面食らうこちらへと、しがみ付いてくる華奢な腕。
 銀の長い髪が揺れるたび、漂う濃厚な薔薇の香りにどきりとした。
 耳元で微かに囁かれるのは、先ほど庭で匿った事への礼と…。]

(129) 2010/09/04(Sat) 13時頃

【人】 鳥使い フィリップ

― 中庭・青薔薇から少し離れた場所 ―
[セシルが再び目を覚ましたのなら、翡翠の硝子は
再び人の色へと戻る。ほっとしたように息をついて。
けれどもセシルの、後輩の瞳は…このような色だっただろうか。
約束を交わす前にそれほど仲がよかった訳でもない。
だから今までの色が見間違いなのではと思うほど。]

…セシル、大丈夫?
夢…、見てたの…?…どんな?

[訊いても苦しそうな吐息が返るだけ。
また薔薇の香を感じそうなそれに、伸ばされる手に
小さく身体が震えたけれども平静の声で努めて返して。
部屋で休みたいと謂うセシルにうんと頷くと、
そっとその手を取って部屋までいざなおうとその手を引く。]

(130) 2010/09/04(Sat) 13時半頃

【人】 鳥使い フィリップ


部屋、送るから。
洗濯物は俺がやっておくよ。
…誰か呼んだ方がいい?
それとも何か欲しいのある?

[少し気を許した相手に甲斐甲斐しくしてしまうのは性で、
嘗ての同室者からはパシりのようだと揶揄られたことも。
セシルを部屋まで送り届けた後に、彼にそう訊いて。]

[ころころ、からり。]

[どのような返事が返ってきただろう。
セシルを部屋まで届けて、その部屋出たのは
その答えを訊いた少し後のこと。]

(131) 2010/09/04(Sat) 13時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 13時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

『…忘れたいんだ。

 苦しくて欲しくてたまらないのに、あの人は夜空の月みたいに遠いの。
 叶わないんなら、いっそ壊れてしまいたい…。』

[華奢なその白い手が、アイパッチ越しに横顔を撫でる。
 その手首に残る鮮やかな赤。

 髪の香り、薔薇の香り。それがあまりに濃厚で、思考は次第に染められる。
 まだ乾ききらぬ襟足へとまわされる白い腕。爪先立ちの不安定な姿勢で、唇の先端だけを重ねてくる。]

…まて、…お前…。
俺、優しくなんか、できな…っ
[言いかけた言葉と共にふさがれた唇。
 蕩けるような感触に思わずへたり込めば、丁度小柄な彼からしやすい高さになってしまって。
 貪られる唇は、あまりに優しく情熱的な感触。]

『もう…いいの。優しくなんてしなくていい。』

[いっそ投げやりな態度で、縋りついてくる下級生の誘惑になにも抗えぬまま。]

(132) 2010/09/04(Sat) 13時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

『─今夜、薔薇の木の下で…逢って。』

[耳元に残った、囁き。
 惚けたまま、揺れる銀髪が遠くなるのを眺めていた。]

(133) 2010/09/04(Sat) 13時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

─ 中庭 ─

[セシルは戻らないけれども。軽く息一つ吐いて、洗濯籠を持って戻ろうとした時、聴こえたのは木立を抜ける風のざわめき。何か背筋がぞくりと粟立つような気配が駆け抜けていったような気がして。
 ラルフは薔薇園のある方角を振り返り、大きく銀灰色の瞳を見開いた。]

──… ッ!

[見えたのは二つの人影。
 くるくるとした巻き毛のシルエットで片方がセシルだと言う事はすぐに分かった。咄嗟に、近くの茂みに隠れてしまったのは何故だろう。洗濯物と言う障害物が無かったから、フィリップとセシルにもラルフの姿が見えた可能性はある。]

(134) 2010/09/04(Sat) 13時半頃

フィリップは、ラルフに気付くことはなく、セシルはどうだっただろうか。

2010/09/04(Sat) 14時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 14時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

─ 中庭/茂み ─

[なるべく存在しないものになろうとするかのよう、息を潜める。
 セシルはフィリップに半ば抱えられるようにして寮へと戻って行く。セシルの瞳の変化にラルフが気付くほどの距離には居ないにも関わらず。
 フィリップの肩に回されたセシルの腕のしどけなさ。巻き毛に隠された輪郭、薄く開かれたまま吐息を零すくちびる。]

… ぁ

[心臓の音が耳には五月蝿いほど響き、本を抱えている腕が震えた。
 こんなセシルは見た事が無かった。フィリップはあのセシルの側に居て、何とも無いのだろうか。それとも。フィルはさておき、それなりの“交流”や“経験”がありそうなセシルが別の貌を持っていたとしても、おかしくは無いのかもしれない。
 背筋を這う何かがとても気持ちが悪い。気持ち悪いのだけれど、濡れたようなくちびるから目が離せなかった。

 ひどく動揺しながら洗濯籠をランドリールームに運んだものの、もし此処にセシルが来たらどんな顔をすれば良いのかと、畳む事はせず、逃げるように図書室へ向かう*。]

(135) 2010/09/04(Sat) 14時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 14時頃


【人】 靴磨き トニー

――プール――
[ロビンの説明を何とか飲み込もうと、自分の言葉に置き換えを試みる。
少年は腕を組んで暫く考えている様子だったが、]

あー、もう! 混乱してきた!

[唐突にそう叫んで立ち上がった。
不恰好な結び目のネクタイを弛めて投げ捨て、ワイシャツは第二ボタンまで外して肌着ごとくるくると脱ぎ去った。革靴と膝丈の黒靴下を脱いで、ソックスガーターを外す]

(136) 2010/09/04(Sat) 14時頃

【人】 靴磨き トニー

泳ぐっ!

[ロビンに制止するだけの猶予があったかどうか。
半ズボンだけになってそう宣言するやいなや、大きな水飛沫を上げてプールに飛び込んだ]

(137) 2010/09/04(Sat) 14時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―中庭―
[扉の閉まる音、から…硝子玉はポケットの中に。
そっと目を伏せて、指が触れるのは少し厚い自分の唇。
輪郭なぞるようにすれば思い出すのは長い交換の時で。]

―――……

[浸るように甘く零れそうになった吐息を押し込めて、
緩く首を横に振って、洗濯物を取り込みに向かう。

既に、ラルフがそれをやってくれていることは知らず。
連れ立つ姿を見られていたことも知らず。

洗濯物がそこにないのなら次にやるべきことが直ぐに思い浮かばず、力が抜けたかのように物干しの近くに座り込む。

ほう、と見つめた先には赤く咲き誇る薔薇園が。
その上には青い空――交じり合う、あの硝子玉と同じ色。]

(138) 2010/09/04(Sat) 14時頃

トニーは、水底に沈んだまま、三十秒ほど浮き上がってこない。

2010/09/04(Sat) 14時頃


【人】 靴磨き トニー

――プール――
……ぷはぁっ!

[水面に顔を出して、大きく呼吸する。
晴れ晴れとした笑顔でロビンの方を見やった]

やっぱ、考えてても僕にはわかんないや。
頭、冷やした方がいいね!

[そして壁際へと泳いでいき、手すりに掴まって片手を上に差しのべる]

ロビンも、どう? 泳がない?

(139) 2010/09/04(Sat) 14時頃

トニーは、ロビンをじっと見て、*笑った。*

2010/09/04(Sat) 14時頃


【人】 執事見習い ロビン

―プール―>>137
お、おい!ちょっと!

[するすると服を脱ぎ始めたトニーを制止しようと慌てるが、間に合わず。
ざんぶと大きな水音の後、盛大な水飛沫が降り掛かる。
咄嗟に腕で庇ったが、眼鏡に水滴が飛び、ズボンやワイシャツにも点々と水濡れの染みが。]

ああ、もう。
水着着ないで、服のまま入っちゃいけないんだぞ。

[濡れて張り付いたワイシャツの腹の辺りを気味悪そうに肌から離しつつ、顔を顰める。]

(140) 2010/09/04(Sat) 14時頃

【人】 執事見習い ロビン

―プール―>>139
[飛び込んだままトニーがなかなか顔を出さないので、少し不安になって水面を覗き込む。
と、彼が急に飛び出してきて、また眼鏡に盛大に水飛沫が飛んできた。
慌てて眼鏡を外してハンカチで拭きつつ、妙に晴れ晴れとした笑顔のトニーを見遣る。

ぼやけた視界の中、差し出された手。
眼鏡を掛け直してそれを確認すると、途惑って彼はトニーの笑顔と掌を交互に見詰める。]

(141) 2010/09/04(Sat) 14時半頃

ドナルドは、ベネットが居るはずのドアの向こうを一度振り向き、背中を丸めて其処を後にした。

2010/09/04(Sat) 14時半頃


【人】 本屋 ベネット

― 医務室 ―

[扉の向こうで行われていたユーリィとドナルドのやり取りなど知る由もなく]

 ……何の、音?

[遠くから聞こえる水音に、緩く首を傾げて。
 プールに近い窓を開け、はしゃぐ二つの影を認めて眸を細めた*]

(142) 2010/09/04(Sat) 14時半頃

【人】 執事見習い ロビン

……いいよ。僕は。

[眉がハの字に下がる。
水中だと眼鏡が掛けられない――つまり、よく見えないので楽しくない(ついでに言うと泳ぎは得手でないし、足元が滑るので不安だというのは内緒)……と渋った。]

(143) 2010/09/04(Sat) 14時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 14時半頃


フィリップは、薔薇の赤を見て思い出すのは、1人の後輩の姿で。

2010/09/04(Sat) 14時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

[額に湿布を張ったままの滑稽な姿は、前髪を引っ張って降ろしても結局どうにもならなかった。
 頭痛がするのは打ったせいか、それともあの子の香りに当てられたせいか。
 だらしなく羽織ったままのシャツに香る、薔薇の残り香。

 少し部屋で休もうと思って、ふらりと廊下を行く。]

(144) 2010/09/04(Sat) 14時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―中庭―
[から、ころ、ころ]
[手の中で硝子玉を転がして、大きな赤と青を仰ぐ。
歪みのない世界はきらきらと輝いて、あまりに眩しくて、
その眩しさから目を逸らすと廊下に赤が見える。]

――……

[目が合うことはあっただろうか。翡翠を、細めて。]

(145) 2010/09/04(Sat) 15時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[窓越しに眩しい夏の日差し。

 隻眼を細めれば、咲き誇る薔薇の茂みと金色の髪。
 目があったような気がして、小さく会釈した。]

(146) 2010/09/04(Sat) 15時頃

フィリップは、ドナルドへ「おいでよ。」と誘う言葉は声として届くか、唇の形で判るだろうか。

2010/09/04(Sat) 15時頃


【人】 靴磨き トニー

――プール――
……むう。
ノリ、悪いなぁ。一緒に遊ぼうよー。
だって、今くらいだよ? 服のまま泳げるの。

[気の乗らなさげな反応に口を曲げつつ、手すりを半分ほどよじ登った。身を乗り出して、ロビンの手首を捕まえる]

だ、か、ら♪
……空いてる方の、手。
……眼鏡、押さえといた方がいいかも。

[悪巧みの笑みと共にそう告げて、一気にプールへと倒れこんだ]

(147) 2010/09/04(Sat) 15時頃

ベネットは、トニーとロビンがプールで遊ぶ姿を微笑ましく見詰め、窓辺に佇む*

2010/09/04(Sat) 15時頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 15時頃


【人】 小悪党 ドナルド

[呼ばれたような、そんな気がして庭へと降りる。
 じり…と熱い日差しが黒革のアイパッチを焼いた。]

…そこ、好きっすよね、先輩。
[水やりをしていた姿を思い出して、そんなことを言う。]

(148) 2010/09/04(Sat) 15時半頃

セシルは、また夢を視ていた。

2010/09/04(Sat) 15時半頃


【人】 執事見習い ロビン

―プール―
ちょ、

[掴まれた手を振り解く間もなく、]

わひゃっ?!

[間の抜けた悲鳴を残して、バランスを崩した身体は水の中へ。
眼鏡を押さえる余裕などありゃしない。]

(149) 2010/09/04(Sat) 15時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[ざっぱーん!!

大きな水柱と飛び散る水飛沫。
着衣のままのロビンがごぼごぼとプール底に沈んでいった。]

(150) 2010/09/04(Sat) 15時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[赤い髪が降りていると年相応の幼さが見える。
その姿を少し不思議そうに見上げて、
ドナルドからの言葉には翡翠が笑う。
そんなことを謂われたのは、初めてだった。]

そうだね。
昼の此処は、好き…赤と青が混じって綺麗だから。

[薔薇園は姿を変える。
昼と夜に、或いはその香りに誘われた時に。]

―――…『今夜、薔薇の木の下で、』

[悪戯に甘く誘うような声は、銀色の少年の言葉と被り、
しかし翡翠の言葉はその意味を為さない。
その言葉を知っているかとドナルドに訊くもので、
この時期には暑そうな目の覆いを眺めて]

…何か、辛いことでもあった?
――…なんか、見る度に苦しそうにしてるから、さ。

(151) 2010/09/04(Sat) 15時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―プール―
[一頻り水中でもがいた後、やっとのことで浮上する。
水が鼻にでも入ったか、ごほごほと咳き込みながらトニーを睨みつけた。

秀でた額はあくまで白く、眼鏡が無いと彼の顔は少女人形のように瞳が大きいのがいっそう明らかになる。
長くカールした睫毛の先端にはきらきら光る水滴ががガラスビーズのように宿っていた。]

(152) 2010/09/04(Sat) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

― →自室 ―

[どうしようもない身体の疼き。
 フィリップに付き添われて部屋に戻る時も、息は荒かった。

 その途中、ラルフの姿を見つけたのは偶然だったけど、潤んだ眸は、その姿を視界から消えるまで映し込んでいる。

 そう、さっき、「触れたい、触れられたい」と願いを告げた、友人の姿を。]

(153) 2010/09/04(Sat) 15時半頃

【人】 執事見習い ロビン

何するんだよ、全くもう……
ずぶ濡れじゃないか。


[額に張り付いたはしばみ色の前髪をかき上げて。
一拍遅れて視界のぼやけの原因が水濡れでないことを悟ると、ぱたぱた顔と身体をまさぐる。
眼鏡が無いのに改めて気付くと、血相を変えて辺りの水底を見回した。]

メガネ、眼鏡!眼鏡どこ?!

(154) 2010/09/04(Sat) 15時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 15時半頃


【人】 奏者 セシル

― 自室 ―

[フィリップが部屋まで連れてきてくれて、>>131いろいろと心配してくれる。]

 ごめん、フィル先輩…。
 大丈夫……

[と、一応、そうは言うけど、本当は全然大丈夫じゃない。
 そう、この状態を一番解消できる同室人は、今はいなくて…。

 いや、そんな状態になぜ自分がなってしまったのか考えないといけないのだけど、
 それよりも、どうしても、

 甘い、そして、苦しいあの熱情を、身体は求めている。]

(155) 2010/09/04(Sat) 15時半頃

【人】 奏者 セシル


 大丈夫…だから。

[そうもう一度、言葉は吐いて嘘だと思った。
 さっきフィリップと口付けた記憶は実はあまりのに朦朧として、現実ではないように感じていた。

 だから、この自分に、大事なものを思い出させてくれた先輩に、
 そんな醜い願いごとをすることができない。


 求めているのに…。]

 休めば、よくなる、から。

[同時に嘘だ、と心で呟きながら。]

(156) 2010/09/04(Sat) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

[そのまま、フィリップが部屋から去っていく扉の音が、とてもとても悲しいものに聞こえる。

 同時にまた眠気が襲ってきて、目を閉じた。]

 ――……あ

[意識が落ちる。だけど、視る夢は、やはり色めいたもの。ベッドの中、自分の下肢に手が伸びる。だけど、どうしてか、自分で発散できない。触れば触るほど、ただ、熱さが増すばかり、甘く苦しい高まりが、どんどん積み重なるばかり…。]

 ――……ッ

(157) 2010/09/04(Sat) 16時頃

セシルは、自室のベッドの中で、熱い息を吐いている。

2010/09/04(Sat) 16時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 16時頃


ベネットは、ロビンが眼鏡を探す様子にくすりと笑って。暫し眺めた後、医務室の窓を閉じた*

2010/09/04(Sat) 16時頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 16時頃


【人】 小悪党 ドナルド

[告げられたその言葉にぎくりとして、翡翠色の瞳を見下ろした。]

…なんとなく、は。
[誘っていた、あの下級生。そう言う場所なのだと教えられたこと。
 いかに鈍感でも、そのくらいは察することが出来た。]

さっきは、なんっつーか…とんでもないとこみしちまって、すんません。
…通りすがってくれなかったらきっと…取り返しの付かないコトしでかすところだったから。

[辛いことでも、と問われてうなづく姿は叱られた犬のよう。]

…時々、自分を抑えられなくなっちまう。
頭に血ィ昇ると、なんかいろいろ…わかんなくなっちゃって。
ベネさんも色々心配してくれるのに…近くに居ると、ヒドイことしちまいそうで怖いんだ。
[彼にはもうバレてしまっているのだから、正直に言うしか無くて。
 軽蔑の目で見られるのが怖いから、逸らした目を合わせることが出来なかった。]

(158) 2010/09/04(Sat) 16時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ラルフが返却すべく手にしているのは、円環的時間を感じさせるほど長い全7篇に及ぶ長編小説のうちの中一冊。ちょうど男爵の同性愛を主人公が目撃し衝撃を受けると言う巻でもあり、また終盤にも同性愛が違う形で出てくる小説なのだが、それはさておき。
 この小説の特徴は、物語の語り手である主人公の名前が一度も登場しないこと。細微に書かれた人間模様の中で、主人公が亡霊か傍観者のようにラルフに感じられたことだった。]

俺は、ずっと……

脆弱でままならず
痛みと醜さだけを自覚させる肉体を離れ
活字の中に没入する意識として存在したかった。

亡霊のように、人の輪の外に在れば
それで……嗚呼、
でも、本当は──。

[ランドリールームを出た後、人気の無い場所で最後の10ページを読み終えて、息を吐く。神学部への進学を一時期真剣に考えたのは、人と深く交わらず、社会的な価値を持った人間として生きて行くに最適な手段であると思えたからでもあり。]

(159) 2010/09/04(Sat) 16時頃

【独】 奏者 セシル

/*

ドナかラルフがきたら、押し倒すモードなのだけど。


いや。サイラスにお願いのターンなのか?でも、今日はサイラスの人、あんまりいないんだよね。確か

(-21) 2010/09/04(Sat) 16時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

そっか。
…俺も知ったのは、後輩と同じくらいの時。

[ユーリィとの遣り取りを知らぬ翡翠は、ドナルドの反応にこれがサイラスの謂う初心というやつなのかと。
瞳を細めて緩く笑った後、隻眼の後輩を見上げる。
何処か犬を彷彿とさせる姿に隣に座るよう促して、]

ん…、…あの時は、俺も…、ごめん。
多分、邪魔、してたと思ったから…、…

[謂いにくそうに言葉を零して無意識に指が唇をなぞる。
先程セシルと交わした交換は、その後のセシルとの会話では
互いに口を出さずに、まるで夢を見ていたかのよう。
ドナルドの言葉に翡翠をそちらに向けるとうんと、頷いて。]

…それは、抑えているのが苦しいの…?
抑え切れなかったその後が怖くて、苦しいの…?
その…どっちも…かな……ベネットは、大事?

[ドナルドが座って髪の降りた姿が近くになるなら、その赤髪を撫ぜてやろうとでもするだろうか。]

(160) 2010/09/04(Sat) 16時半頃

ドナルドは、しょんぼり佇んでいる。**

2010/09/04(Sat) 16時半頃


ドナルドは、フィリップに小さくうなづく。…きっと、両方だ。*

2010/09/04(Sat) 16時半頃


【独】 奏者 セシル

/*

来てはくれないかな。とりあえず、もうちょっと誘いうけで待ってみよう。それでも駄目だったら、お安い人として動きますよ。


ああ、やっすいセシルですまん。

(-22) 2010/09/04(Sat) 17時頃

セシルは、フィリップに話の続きを促した。

2010/09/04(Sat) 17時頃


セシルは、ラルフに話の続きを促した。

2010/09/04(Sat) 17時頃


【独】 奏者 セシル

/*

フィリップへのact台詞入れ損ねたので、ラルフへも普通の促しにしておきました。
く……残念。

(-23) 2010/09/04(Sat) 17時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 17時頃


【人】 執事見習い ロビン

―プール―
[焦りを浮かべて水に潜ってプールの底を手で浚ってみたり、目を凝らしてきょろきょろと見回すのは、傍から見たら滑稽かも知れないが、本人は必死だ。]

ちょっと、探せよ!
君の所為でもあるんだからな!!

[物が見えないのは死活問題だから、ついつい尖った声をトニーにぶつけてしまう。]

(161) 2010/09/04(Sat) 17時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 17時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[活字のような一次元の存在、美しい旋律。機械や人形のように成れないのなら、透き通る鉱物も無理なら、ただ、意思を持たず腐敗して消えて行く種の物質でも良い。

 どうして肉体には痛みがあるのだろうか。存在の苦痛と孤独を紛らわす為に手をのばす安易な快楽。生殖器官は定期的に排出の必要性を訴えるが、“それ”を行う事は罪だ。また、生殖行為が不可能な相手に向かう接触要求も。

 何も知らぬまま、消えてしまいたい。
 嘘だ。本当は存在を認められたい。
 この寂しさを、心の痛みを消し去りたい。その為に、誰かが神のごとく、ラルフ・アイヒベルガーと言う人間を救ってくれれば良いのにと、本当は願っている。

 救済は、なぜだろう。
 濡れた唇にくちびるが重なるイメージ。
 欲しいのは、ラルフが。
 最初、それセシルのくちびるだったけれど、ベネットの潤んだ眼差し、何故かディーンとベネットが口付ける場面になってしまう。(それは現実に起こりえる場面でもある)]

(162) 2010/09/04(Sat) 17時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

─ 廊下 ─

[ベネットに言った言葉が胸に刺さる。痛い。ラルフ自身、ベネットが見せた媚態よりも酷いものを晒してしまうのかもしれない。ベネットを否定したかった。彼を否定する為なら何でもしてしまいそうな自分も怖い。]

──…
 嗚呼

[廊下を行こうとして、そのベネットの同室者の声が聞こえた。赤い髪が視界に入ったから間違いは無いはず。ドナルドは、中庭に居る誰かと離しているようだが、相手の声が耳に入る前に、ラルフはその廊下を避けた。
 ベネットに彼がなついている風でなくとも、体格の良い強面の転校生は、セシルの同室者のヘクター同様、外見に圧迫感がある。中等部の時の、あの事件をラルフに思い出させる。]

(163) 2010/09/04(Sat) 17時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

─ →薔薇園 ─

……暑いな。

[焼け付くような日差し。あまり口をきいた事はなかったけれど、華奢で儚げに見えたユーリーは、この日差しの下、屋外にいるのだろうかと疑問をおぼえる。]

何でまた俺は、こんなところに来ちまったんだ?図書館にでも行ってたら涼しかっただろうに。

[あたりに誰もいないためか、口調はぞんざいになっていた。

が、ここにきた理由には自分でも薄々察しはついていて。]

(164) 2010/09/04(Sat) 17時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[頷く姿、ずっと背が高い相手が頼りなくも見えて。
初めて年下なのだ、と見目だけではない内面を見る。]

――…あげるよ。

[そう謂って、ポケットから一つの球を取り出して渡す。
硝子玉の中には翠と琥珀、二つの菱形が埋め込まれていて]

こうやってさ、翳して…空を、覗くんだ。
空の色が…少し、歪んで見えてさ…綺麗なんだよね。

[見本を見せるように赤と青の混じる球を摘んで空を覗く。
幼く笑ってからドナルドを見て、翡翠の瞳が硝子の色を帯びる。]

真っ直ぐに見ているのが怖くなった時、とか…
覗くと、少し落ち着いたりするかな…俺は。

[そう謂って、翡翠を伏せて掌の中で硝子玉を転がし]

(165) 2010/09/04(Sat) 17時頃

【人】 鳥使い フィリップ

感情なんて…
なくなってしまえばいいって、思ったことはない…?

苦しいの、とか…辛いのとか、想いとか…全部、さ。

[ドナルドにそこまで謂ってから、喋りすぎたと口を噤んで。
硝子球をまた空に翳す。
無機質な球は、太陽の光を受けてただきらきら輝いて。]

――…試してみると、いいよ。
後輩に効くかは…わからないけれど。

(166) 2010/09/04(Sat) 17時頃

【人】 靴磨き トニー

――プール――(>>152)
[優等生の悲慌てふためいた悲鳴と、心地よく全身を包む水の感触。顔を出してまずは歓声を上げたけれど――]

あははっ、はは、っ、あ……その……。

[此方を睨んだロビンを目にして、その勢いは消え失せてしまった。
代わりに湧き上がってきた感覚はやはり、少年の知らないもので、我知らず頬が熱くなっていく]

……ごめん。

(167) 2010/09/04(Sat) 17時半頃

【人】 靴磨き トニー

[ロビンの貌を直視することを避けるように、視線を落とした。
色白な肌、肌理の細かさ、長く濡れた睫毛、細い頤。
女性的な容貌、という点はユーリィとも似た、けれどより小柄なロビンはまるで、]

……まるで、女の子みたいだ。

[呟いた視線の先には、濡れて肌に張り付き、半分透けてしまったシャツの胸元。少年の頬は一層赤くなった]

(168) 2010/09/04(Sat) 17時半頃

【人】 靴磨き トニー

――プール――(>>154>>161)
[続けて上がったロビン怒声に、呆けていた意識が叩き起こされた]

あ、ぅ、うん。
ちょっと、待ってて。

[深呼吸して、水面下に。水底を這うように探すこと暫く、目当ての物を発見した。拾い上げて浮かび上がる]

――見つかった、ごめん。

[眼鏡を手に、ロビンへと*差し出した*]

(169) 2010/09/04(Sat) 17時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 17時半頃


【人】 執事見習い ロビン

―プール―>>169
[トニーの手に乗った眼鏡。
ひったくるように取ってまずは顔にかけると、すまなさそうなトニーの顔が目に入ってくる。]

……いいよ。別に。

[何となく、自分の怒りが大人気ないもののように思われて、濡れた睫毛を伏せて小さく呟いた。]

(170) 2010/09/04(Sat) 17時半頃

トニーは、ロビンが眼鏡を掛ける仕草に目を留めた。

2010/09/04(Sat) 17時半頃


【人】 靴磨き トニー

――プール――
[さっき水に落とした時に掴んだロビンの右手首。指の跡が赤く浮かび上がっていた。すまなさそうな表情で謝る]

ごめん。
力加減、してなかった。痛くない?

(171) 2010/09/04(Sat) 17時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―プール―>>171
痛くないよ。平気。

[気が咎めるのを振り捨てるように、]

ああもう。濡れちゃったし、しばらく涼んでこっかな。

[殊更に大きな声を張り上げ、トニーから離れてざぶざぶとプールサイドに向かって歩いていった。
そうして水から上がると、濡れた制服を思い切り良く脱ぎ始める。
ワイシャツとズボン、靴と靴下と順番に脱いだものをよく日に当たるようにコンクリートの床に広げていく。
最後に眼鏡を大事に端っこの方に置いて下着姿になった彼は、今度はわざとトニーに水飛沫が掛かるように自らプールに飛び込んだ。]

(172) 2010/09/04(Sat) 18時頃

トニーは、ロビンに話の続きを促した。

2010/09/04(Sat) 18時頃


ロビンは、トニーに話の続きを促した。

2010/09/04(Sat) 18時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 18時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[セシルの部屋での会話。
落ちる吐息は誘っているようでもあるのに、
紡ぐ言葉はそれとは逆のもので。

大丈夫と、一度謂われた時には小さく頷いて。
二度謂われた時には目を伏せた後に笑みを浮かべた。

…淋しい、と浮かんだ感情は笑みの中に隠して。
それは頼られなかったことになのか、
それとも別の何かがそう思わせたのか。]

[ゆっくり目を閉じて、開く…赤い薔薇の園に
きらきら輝く金の髪の姿がある。
ルーカスが、この場所に…珍しいと思い、緩く首を傾げた。*]

(173) 2010/09/04(Sat) 18時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 18時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 18時頃


【人】 奏者 セシル

― 自室 ―

[もう駄目だ、と思う。
 このままでは、とても酷いことをしそうな自分が見えた。

 何か、別の、


 そう、何か別のことで、この欲求を避けなければならない。その考えに至ることができたとき、それも愚かな考えであるのに、とても最上なアイディアだと心が軽くなる。



 そして、躊躇もなく、ベッドの足に手を伸ばすと、昨日サイラスが持ってきたスコッチを取り出した。

 その栓を抜き、まるで水を飲むかのように煽りはじめる。]

(174) 2010/09/04(Sat) 18時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 18時頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 18時半頃


【人】 薬屋 サイラス

[自室で暫く茫然としていただろうか、とはいえ先程のディーンとセシルの漏れ聞こえた会話。
少々、嫌な予感が嫌な予感がして、今夜の外泊の相談もあるかとセシルの部屋へ。そういえばヘクターが帰省したのは、何時だったか。そろそろな気もする。]


セシル。居るかー?
居るなら入るぞー。

[微かに開けた扉からは熱っぽい声、音。漏れ聞けたか]

(175) 2010/09/04(Sat) 18時半頃

ルーカスは、セシルが、さっきここで倒れたのを知らない。

2010/09/04(Sat) 18時半頃


ルーカスは、フィリップがセシルを介抱した事もまた知らぬまま。

2010/09/04(Sat) 18時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 18時半頃


【人】 奏者 セシル

― 自室 ―

[スコッチを一口、二口と、含んだ時、
 扉の外の気配に、一応、マズい、という気持ちはまだあった。
 だけど、それが、聴きなれた悪友の声と判別できれば、ほっとすると同時に、その声にじわ…と目頭を熱くさせる。]

 ――……サイ…ラス……。

[その姿が見えれば、酒精を匂わせながら、火照りきった貌を向けた。]

(176) 2010/09/04(Sat) 18時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[目に入ってきたのは正にスコッチの瓶を空けようとするセシル。]

おいおい、昼間からは流石にばれるぞー。止しとけよ。

[軽くいつものように話し掛けながらセシルのようすをみる。やや上気したようにみえる顔。
そしてやや荒くも聞こえる息。]

それじゃ。余計に熱くなんぞー。醒ましてやろうか?

ヘクターにも頼まれてたしなぁ?

[にこりと笑ってわかってるから任せておけという目でセシルを見つめた。]

(177) 2010/09/04(Sat) 18時半頃

【人】 奏者 セシル

>>177

[入ってきたサイラスは、能天気に言葉を綴る。
 だけど、その言葉が今のダイレクトな願いすぎて、かえって何もいえなくなって…。]




           ――…サイラス…。




[涙をぽろりと流して、その笑みに頷いた。]

(178) 2010/09/04(Sat) 19時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

そもそも、だ。

この薔薇だらけの花壇は、一体どこのどいつの趣味なんだろうな?

[言いながら歩み寄るのは、昨夜の夢の中、蒼い花を咲かせていた株。その横には、在学当時だったであろう、今の自分と歳の変わらぬ風に見えた兄が佇んでいて。]


[一瞬だけ、ここに植わった全ての薔薇の木を片っ端からへし折ってやろうかという、凶暴な想念がわき上がった。]

(179) 2010/09/04(Sat) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

[後ろ手で部屋の扉を閉めてセシルの側へ。一瞬、変わった眼の色に首を傾げたが、それを深く考える余裕は己にはあってもセシルにはないだろうから。涙を舌で搦め捕り。
ゆっくりと唇を重ね。ついでしたが酒精を舐めとってしまうように咥内を犯す。]

ん...。

[手先はゆっくりと肩、腰と撫で下ろし。熱い膨らみをじわじわと揺すぶる。


ーあくまで優しく。熱情を解放させるまで、唇、指先、身体すべてで愛撫しつくして。もっとと求めるなら身体の交歓も厭わないー**]

(180) 2010/09/04(Sat) 19時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[一枝に悪意に満ちた手を伸ばしかけ──]


[すぐに引っ込めたのは、何故なのだろう?

一つ溜め息をつくと、]

ユーリー、いるのかな?

トニーが心配している。ここにいて、僕の声が聞こえてるなら、そろそろ戻ってやってくれないか?


[いるのかいないのかわからない下級生に向かって呼びかけながら、歩き始めた。]

(181) 2010/09/04(Sat) 19時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 19時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 19時頃


【人】 奏者 セシル

>>180
[扉を後ろ手で閉めて静かに入ってくるサイラスを、グレイッシュブルーの眸で見つめる。近づいてきてくれるその顔を両手で迎え入れる。]

 サイラス……

[それから、何も言わずに涙を吸い取ってくれる口唇は、そのまま口唇と重なった。
 当たり前のように舌を絡めて…身もゆるやかに委ねていく…。]

 あ……くぅ……ッ

[肩や腰に手を回されただけで、いつもより敏感に全身に震えが走る。だけど、拒絶はすることなく、なおお願いと、身体を摺り寄せていく…。
 サイラスは、同室者の指令どおり、優しく、彼を抱きしめてくれる。

 そう、まるで、その愛撫は、恋人にするかのようなもので…。
 欲求を満たされる歓喜に、彼はその頬を桜色に染めた。]

 はぁ……く……。

(182) 2010/09/04(Sat) 19時半頃

【人】 奏者 セシル

[終われば、昨晩のように、ことん、と眠りに落ちただろう。
 その時見た夢は覚えていない。

 起きた時、もうそこにはサイラスはいなかったかもしれないが、身体の疼きは一旦収まっていた。]

 あ…洗濯物……。

[眸の色は戻らないけど、そこには、正気を取り戻した彼が確かにいた。]

 ――……

[それからは、衣服を身につけ、中庭に向かおうとするだろう。]

(183) 2010/09/04(Sat) 19時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 20時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 20時頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 20時頃


【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

[窓を開け、窓枠に片頬杖ついて、蜜色の髪を風に遊ばせながら、何時になくぼぅっと陽射し照る外を見る。風がプールで戯れる中等部の二人の聲を運ぶ。]

 そういえば、弟はトニーと同じ歳になるのか。

[結局、起きて尚、夢に囚われたまま、つっと左頬を撫でれば片眼鏡の淵に指先があたる。]

 ……、……―――

[無言でそれを取り外した刹那、歪む視界の端、医務室がある方角……―――そこに人影を視る。確証はないままに、何故かそれがベネットであると想う。

裡に起こるもの……―――それは自身としては珍しいものと思い、実の所、常に心に巣くっているもの。]

(184) 2010/09/04(Sat) 20時半頃

【人】 会計士 ディーン


 嗚呼、珍しく気にかかると思ったのは
 そうか、神《しがらみ》から解放させたいと願うからか。

[ほぼ強制的に神の途を歩まされている弟に彼を重ねて。
己が解放することが出来るかもしれないという、奢った想いがあると識る。それは相手にとって救いか、地獄への誘いか、それこそ神でない故に判りはしないのに。]

 ―――……ドナルドは、結局来ないのかね。
 ラルフも、今日は姿が見えないな。
 荷物を一先ず部屋に居れるを願おうと思っていたのだが。

[くっと喉を鳴らした後、まるで己の心根のように歪む視界を整えることで正常を取り戻そうと、片眼鏡をかけ、姿見えぬ2人に対し独り語ちた後、また再び勉学に勤しみだす。

ラルフがもし、図書館に来ることあらば、彼にとって見なれたことになるのだろうか、流麗な筆記体が連なるノォトを見ることになるだろう。]

(185) 2010/09/04(Sat) 21時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 21時頃


【人】 奏者 セシル

― 中庭・物干し ―

[正気に戻った途端、はじめるのは、その前の行動。
 その歩いていく姿を中庭にいたものは見たかもしれない。

 だけど、どこか足は覚束ない。]

 ――……あ、ない……。

[洗濯物はすでに取り込まれた後で、
 籠もなくなっていた。]

 ――……

[誰かがやってくれたのだろうと思う。
 思いつくのは、ラルフかフィリップ…。

 そう考えながらも、その足は今度はランドリーへ。]

(186) 2010/09/04(Sat) 21時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 21時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

─ 図書館 ─

[ドナルドを避けて迂回。ラルフは、図書館に辿りつく。
 中等部時代の頃を思い返していた所為だろうか、途中廊下で響いて来たプールの二人の中等部生の声が眩しいものに感じられた。
 事件が有った年のラルフは、保健室にばかり通っていた。それでも単位を落とす事は無かったけれど、あんな風に友人と快活に笑って過ごした記憶が少ない。]

何が心の琴線に──
否、欲望に触れたんだろうな。

[銀灰の瞳は、今は過去に対してすぐに感情を映す事はない。
 図書館の扉を開く。ドーム型の天井の室内、何時もの席にディーンの姿をすぐに見付けた。ユーリィは、指定席に居ない。手元の本とカードを手慣れた様子で返却処理して、ラルフもディーンの近くの窓際の席に座ろうとして、]

──…
荷物、持って来てるんだ、ディーン。

[家出の荷物を見付けた。]

(187) 2010/09/04(Sat) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

――プール――(>>172)
[水から上がっていくロビンの後ろ姿を、どこかの日陰で涼むものと勘違いして、少年はぶくぶくと水中に顔まで沈んでいった]

あー……怒らせちゃった、かな……

[所在無く水を掻いているうち、濡れた布の落ちる音がした。
飛び込み台の高さから、ロビンの声が少年の名前を呼ぶ]

え? なーに?

[と顔を出して目に映ったのは――]

(188) 2010/09/04(Sat) 21時頃

【人】 奏者 セシル

― ランドリー 浴室 ―

[ランドリーにつくと、洗濯物は山積みされていた。
 なので、作業を始めようとして、ふと、自分の匂いが鼻につく。

 それは、日なたに倒れた匂いでも、サイラスと寝た匂いでもなくて、

 本当に、うるさいほど香る、薔薇の香り…。]

 ああ、何でだろう。

[一度気になるとどうしようもなくなって、その場で服を脱ぐと、そのまま、続きになっている浴室へ向かう。

 シャワーを滝のようにして、散々打たれたあと、あがれば、洗濯物から自分のものを探し出して身に着けた。]

(189) 2010/09/04(Sat) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

裸っっ!?

[下着を着けてはいる、というのが逆光でよく見えなかっただけではあるが。宙を舞う白い肌色が網膜を射て、目ばたく間もないまま、盛大な水しぶきを被ることとなった]

うわっぷ!
んん、も〜〜〜っ!! やったなぁっ!?

(190) 2010/09/04(Sat) 21時頃

セシルは、すっきりした後、ランドリーで洗濯物をたたみ始めた。

2010/09/04(Sat) 21時頃


トニーは、ロビン

2010/09/04(Sat) 21時頃


トニーは、ロビンが浮かび上がってきたところへ、お返しとばかりに水を跳ね掛けた。

2010/09/04(Sat) 21時頃


【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

 嗚呼、ラルフか、今日は遅かったんだな。

[問題に集中していた所為か、物音の段階では気が付けず、聲がかかった段階でやっとラルフの存在に気が付き、ノォトから視線を上げた。]

 ――……サイラスの居ない間と思ってな。
 お前の部屋に預けて来たかったんだが、
 大した量でなし、持ってきた。

[近くに座ろうとする様子を見詰めながら、かかる聲に苦虫を噛み潰した表情で応える。]

 まぁ、2,3日もすればアレの頭も冷えるだろう。

[サイラスが随分遊んでいることは周知の事実。
火遊びの相手は己でなくともと、むしろ2,3日の間の遊びで己のことは忘れてしまうだろう……とまでは、ラルフには告げずに。]

(191) 2010/09/04(Sat) 21時半頃

【人】 靴磨き トニー

あははは、こっちだよ!

[二歳の年の差があるとはいえ、性格ゆえか環境の違いゆえか、水遊びに関しては少年の方が一枚有利な様子だった。掛けられたよりもかなり多くの水を、ロビンへと浴びせ掛ける]

……あ、そういや、そうか。

[相手は眼鏡を外すと随分視力が落ちるのではなかったか。
狙いの精度差にそう思い出し、少しづつ近づいていく]

(192) 2010/09/04(Sat) 21時半頃

【人】 靴磨き トニー

[もっとも、そう言ってもそこは子供の遊びの常。
ハンデは抑えようとも、攻撃の手は緩めない]

そんなんじゃ、全然気に――うわ!

[油断していたのが丁度タイミング悪く、目と鼻、口に同時に水が入ってしまった。吐き出そうとして一時的に行動できず、ようやっと視界を回復させた時には――]

あれ? ロビンどこ?

(193) 2010/09/04(Sat) 21時半頃

トニーは、ロビンが水面下から忍び寄ってきていることに気づかず、四方を見回した。

2010/09/04(Sat) 21時半頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 21時半頃


【人】 靴磨き トニー

――プール――
[一瞬の油断が命取り。右足が掴まれたのと少年が感じた直後、身体のバランスが大きく崩された]

わぁっ!

[持ち上げられた右足に釣られて、左足が滑った。
背中から水中に沈み込む。予想外の攻撃に水を呑み込みつつ、水面下からロビンの所在をうかがう。どうやら、距離を取ろうとしているらしかった]

(194) 2010/09/04(Sat) 22時頃

【人】 靴磨き トニー

(……あっちか……逃がすもんか!)

[すらりとした両脚は水を隔てても色白く目に映る。
細い腰と太腿のどちらを狙うべきか。
水着ではなく日常の下着なら、脱がせるのも容易い筈。
どこか非日常的な光景に、それならば、と水底を蹴った]

(195) 2010/09/04(Sat) 22時頃

トニーは、ロビンの太腿を抱え込んで水面下から伸び上がり、諸共に倒れこんだ。

2010/09/04(Sat) 22時頃


【独】 奏者 セシル

/*

これってロビンかトニーのどっちかがお魚ってことだろうか?

(-24) 2010/09/04(Sat) 22時頃

【人】 靴磨き トニー

[ばっしゃーん。
この日幾度目かの水飛沫が水面に飛び散る。
けれど違ったのは、その後――]

――捕まえた。

[少年がロビンの胴体を、両腕で背後から捕らえていたことだった]

(196) 2010/09/04(Sat) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[机の上のノートは見慣れたディーンの文字。この空間と自主学習は日常で、ディーンが部屋に来ると言うのは非日常だ。渋い表情をした所為で眉間に皺が寄る様子に、淡い笑みを浮かべて頷いた。]

俺が遅かったのは、今日は、
セシルの洗濯当番の手伝いの続き…を、

──…ッ

[洗濯を畳む作業は、途中で放り出して来たのだった。物干し場で見たセシルの様子を思い出して甦るのは様々な動揺。思わず頬が熱くなり、口元を手で覆って視線を逸らしてしまった。]

なんでもな、い。
に、荷物、一緒に運ぶよ?

(197) 2010/09/04(Sat) 22時頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 22時頃


【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

 ほぉ、セシルの手伝いをしていたのか。
 そう謂えば、セシルに文系の勉強はお前に尋ねればと……――

 ラルフ?

[洗濯当番をするほどには仲が佳いのかと識り、セシルと友人となった件で勉学を尋ねるはラルフにと振ったことを謂う途中。相手のあからさまにおかしげな仕草に、先程とは違う意味合いで眉根が寄る。]

 なんでもないことはないだろう。
 どうした、陽の光にでもやられたか?
 朝も、具合悪そうにしていたしな……―――

[上がった手、ペンだこの目立つ指先が、体温を確かめようと。
ラルフの長い前髪を掻きわけて、額に触れようとした。]

(198) 2010/09/04(Sat) 22時頃

【人】 奏者 セシル

― ランドリー ―

[白いシャツをきっかり着込んでから、洗濯物は一人で畳んでいる。
 その量は一人でやるには少し多く感じたけれど、
 だけど、何かしているほうがよかった。

 その眸はまだブルーグレイッシュ。
 なのだけど、先ほどよりは苦しくない。
 いや、本当は、まだ苦しい。

 時々深く息をつくのは、その苦しさと、同時にそれに感じている嫌悪。
 今まで、こんなことはなかった。

 こんなまるで、発情期の雌猫のような…。]

(199) 2010/09/04(Sat) 22時頃

【人】 奏者 セシル

[ふと、洗濯物を畳む手が止まる。
 ため息をつく姿は、本人は気がついてないが、その全身から色香を振りまいているのだった。

 髪も、眸も、濡れたように艶やかで、表情は憂いに満ちている。口は知らないうちに半開きになって、出る声は少し掠れた。





 もちろん、それは、あの庭の青薔薇の精がのりうつってのことなのだけど、気づくわけもなく。]

 ――…これで、終わりかな。

[ランドリーのテーブルに山と積まれた洗濯物。でも、その成果には少し満足したようにしている。]

(200) 2010/09/04(Sat) 22時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 22時半頃


【独】 靴磨き トニー

/*
どうーしよーかーなー♪
あと5分だけ待ってみようかな?
22:25になってもロビンが発言してなかったら、しょけーぞっこー☆
っていうことで。

(-25) 2010/09/04(Sat) 22時半頃

【独】 靴磨き トニー

/*
あ、そーいった瞬間、メモが。

>執事見習い ロビンは、メモを貼った。
>5秒以上経過o

5秒かよ!!

(-26) 2010/09/04(Sat) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[落とした視線の先には、書き掛けで止まったノート。自分の字よりも均整の取れたディーンの文字の方が好きだ、と日常の続きの断片を想い。
 けれども「何でもない」と言った言葉を否定されて、ドキリとする。伏せかけた睫毛を動かし、眉を下げてディーンを見た。]

… あ 

[前髪をかき分けて触れられる指先。ペンだこのザラリとした感触に肌が粟立つ。頬はますます熱くなり、けれども熱が無いのだと主張しなくてはと、咄嗟にディーンの手首に腕を伸ばす。泳いだ視線はディーンの唇に。]

熱は ないんだ、よ。
大丈夫…… 
──その ただ… セシルが、

[ふるふると首を横に振ると、濃藍の髪がサラサラと揺れた。
 また紫水晶の瞳へと向けなおすラルフの目元はきっと紅く染まっている。]

(201) 2010/09/04(Sat) 22時半頃

ラルフは、ディーンに、見間違いかもしれないから、と咄嗟に嘘を付け足した。

2010/09/04(Sat) 22時半頃


【人】 靴磨き トニー

――プール――
[捕まえたはいいけれど、さてどうしよう、と一瞬考える。
ロビンは少年の腕を振りほどこうともがいていた。
その裸の背にぎゅっと胸を押し付けて、とりあえず、]

折角捕まえたんだから、暴れちゃだめだ、って。

[腋の下や脇腹をくすぐっておいた。]

(202) 2010/09/04(Sat) 22時半頃

【独】 靴磨き トニー

/* 30分になっちゃってたから、しょけーさいかい☆

でも一つ大問題が!!
発言ポイント:あと356pt
これはまずい、ような。

(-27) 2010/09/04(Sat) 22時半頃

トニーは、ロビンの素肌をまさぐっている。

2010/09/04(Sat) 22時半頃


【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

[触れればますます紅潮する頬に、まるで手首にかかる重みの所為で滑り落ちたといった仕草で、生え際の産毛をくすぐりながら指先は落ちる。]

 セシルがどうした?
 お前のことだから、具合が悪い級友を置いてきたりなどはしないだろうが。


 嗚呼……―――


[まるで接吻けをする前のように、ラルフの頬に手を添えた所で、何かに気が付く。それは灰銀の視線の動きが、染まる目元がヒントにもなっていた。
首振られても触れたままだった手の甲に、濃藍の髪の感触が酷く生々しい。]

 見間違い、ね……―――
 まぁ、なんにしても、災難だったな。

[初心に見える反応に、思わずクツリと喉を鳴らし微笑んだ。]

(203) 2010/09/04(Sat) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―プール―
[暑過ぎる夏の日差しの所為か、それとも大人の居ない非日常的な空間がそうさせたのか。
トニーと水を掛け合い、追ったり逃げたり。
我ながらむきになっていると思うくらい、楽しんだ。

普段ならば、こんなふうに水遊びをする同級生を真面目な顔でたしなめつつ、内心白け切って見ていただろう。
早熟なロビンは、相応の歳であった頃でさえこんな子供っぽい戯れをしたことは殆どなかったのだが、今日は何故かそれが許せる気分だった。]

(204) 2010/09/04(Sat) 22時半頃

【独】 靴磨き トニー

/* >>200セシル
うわぁなんてストレートな役職の告白!

[あえて日本語で。]

そうかーセシル妖精かーぜんぜんきづかなかったよー(棒

そしてロビンキタ―(゚∀゚)―!!!

(-28) 2010/09/04(Sat) 23時頃

【人】 執事見習い ロビン

―プール―>>196>>202
[水中での鬼ごっこは、年下でもトニーに分があったようだ。]

ちょっ……
くすぐったい、くすぐったいって!

[胴体を捕らえて身体をまさぐるトニーの手に、けらけらと笑いながら悶える。
磁器の如く白く、細い体躯が、少年の日に焼けた腕の中で撓った。]

止めろって!もう!!

(205) 2010/09/04(Sat) 23時頃

【人】 執事見習い ロビン

く、苦し、ほんと、止め

[痙攣性の笑いの発作は止めることが出来ず、息苦しくなってきた。
ほんのりと顔が紅く染まり、目の縁に涙が浮かぶ。]

(206) 2010/09/04(Sat) 23時頃

【人】 奏者 セシル

― ランドリーからみんなの部屋へ ―

[少しでも、何か仕事をしたほうがいい。そう思った。
 だから、次は籠にそれを重ねて、配布に回る。

 考えれば、実は、選択当番をやるのは久しぶりすぎた。
 なぜなら、そんな当番なんて、今の部屋になってからはやる必要がなかったから。いや、やろうと思ったのだけど、やる必要はないと同室者に止められた。理由はいわずもがな。同室者の権力の一つだった。]

 よっと…。

[各部屋の扉横にあるスツールにその部屋の分を乗せていく。
 日なたの匂いがする洗濯物はとても気持ちよかった。

 ただ、そう思う本人が気がつかないだけで、洗濯物には薔薇の匂いが移っていってるのだけど・・・。]

(207) 2010/09/04(Sat) 23時頃

【人】 靴磨き トニー

――プール――
[滑らかな肌の手触りはひんやりした水温と温かい体熱との対照も相まって、ひどく心地良かった。とはいえ、擽られるのは自分自身苦手で、指先の動きは収める]

止めてもいいけどー、逃げたりしちゃだめだよ?

[腕の拘束はそのまま、無邪気な声で囁いた]

(208) 2010/09/04(Sat) 23時頃

トニーは、ロビンの身体を、手先よりも腕全体で、ぎゅっと抱き締める。

2010/09/04(Sat) 23時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[頬に添えられた所で止まるディーンの手のひら。
 相手の手首に当てたラルフの手のひらがジンと痺れて、掴みきれずディーンの鎖骨の下あたりに落ちる。胸を押すような、ただ手を添えただけのような中途半端な位置。]

セシルは、フィルが運んでたみたいだった から
… う ん
災難、 は…
薔薇園の方角 だから。

──…ッ

[災難でも仕方が無いはず。
 それよりも、頬に触れられている所為でうつむく事が出来ない事に困惑してしまう。何とか話を続けようと、くちびるを薄く開いたまま、助けを求めるようにじっとディーンを見詰めた。震える息が零れた。]

(209) 2010/09/04(Sat) 23時頃

【人】 靴磨き トニー

――プール――
[少し考えて、腕の位置を上下にずらした。
ロビンの背後で、少年はにやりと笑う]

……そうだ。
逃げたら、これ、脱げちゃうからね。いい、わかった?

[笑いながら、少年の右手はロビンの肌と下着の間に入り込む。
左腕で胸のあたりを捕らえたまま、いつでもそう出来ると予告するように、腰の高さから骨盤の横までずり下げてみせた]

やだったら、大人しくしてた方が、いいと思うなー。

(210) 2010/09/04(Sat) 23時頃

【人】 執事見習い ロビン

―プール―>>208
[やっと擽る手が止まった後も、笑いの発作は暫く治まらず。ひくひくと身を捩っていたけれど。]

……ああもう。

[抱き締められた腕の中、深い溜息をついた。
二学年も下なのに、トニーは殆ど自分と背が変わらない。
多分幼少から外遊びで鍛えたのだろう、細い腕は見かけよりも結構力強い。]

ガキっぽいことするなよー。

(211) 2010/09/04(Sat) 23時頃

【人】 執事見習い ロビン

―プール―>>210
なっ、馬鹿!!

[カッと顔が羞恥と怒りに染まる。
あまりのことに絶句して二の句が告げない。]

(212) 2010/09/04(Sat) 23時頃

【人】 奏者 セシル

[洗濯物を配り終えた時、ほうっと息をついた。]

 さて、じゃ…れんしゅ……。

[そう思い浮かんだのは、それでも、ハーモニカのことで、


 そこで、ふと、目を見開く。]

(213) 2010/09/04(Sat) 23時頃

【人】 奏者 セシル

 あ……。

[そうさっき着替えたので、もっていない。
 急いでランドリーの脱いだ服まで戻る。だけど、なくって……。]

 ……部屋?

[おろおろと、眉を寄せて部屋に戻っていく……。
 だけど、部屋のどこを見渡してもない。]



 ――……どこ?



[途方にくれて、俯く。
 もしかして外でなくしたのだろうか…。*]

(214) 2010/09/04(Sat) 23時頃

【独】 靴磨き トニー

/*>>211
>多分幼少から外遊びで鍛えたのだろう〜〜
理由付けと一緒にしっかり持ち上げてくれるロビンが大好きです。
でも、ロビン自身がかなり背の低い方っていう部分もあるよね、ぜったい。
とはいえ腕力的には[トニー>ロビン]の方が遣り易いのは間違いないはず。今後とも、色々。そう色々。

(-29) 2010/09/04(Sat) 23時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 23時頃


【人】 靴磨き トニー

――プール――(>>212)
[鋭い罵声にもクスクスと笑う。ロビンが振り向いたなら、そこには幼いがゆえの残酷さを帯びた少年の瞳があるだろう]

逃げたり、暴れたりもしちゃ、だめだったら。

[言って、白い歯を剥き出しにしてロビンの肩にカプリと噛み付いた]

(215) 2010/09/04(Sat) 23時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

 相手は、フィルか……―――

[ふっと貌に影が走るのは、それこそサイラスがディーンに対し心配した訳に重なる。何事もなければ佳いと思いながら、布越しの胸元にラルフの手の感触を覚える。]

 ……、……―――

[そう行動してしまったのは、魔が差したとしか謂いようがない。
否、昨夜も似たようなことはした覚えがあるが。
薄く開くラルフの唇に、頬に掌を添えたまま親指を含ませる。
震える息が肌を擽れば、それには確かに官能を覚えた。]

 そんな悩ましげな表情をしていると、襲われるぞ?

[冗談の色が濃い声音で言葉を紡ぎ、戯れに貌を近づけ、灰銀を覗いたまま、唇に吐息をふきかけた。
触れるか触れないか――……けれど、最後まで己からは求めない。]

(216) 2010/09/04(Sat) 23時半頃

【独】 奏者 セシル

/*

トニーロビンのさわやかエロを見学ってよう。

(-30) 2010/09/04(Sat) 23時半頃

ディーンは、ラルフに見せる貌はまだ常に近いまま、瀬戸際であっても崩さず。

2010/09/04(Sat) 23時半頃


【独】 奏者 セシル

/*

うおっと、ディンラルフも進行中

壁|。)

(-31) 2010/09/04(Sat) 23時半頃

【独】 靴磨き トニー

/*
どうしたらいいかなー。
ううん、この後は告白でシーンの締めに持ってくのは予定してるんだけど。
むしろこう、ロビンの性癖に合わせる形にトニーを持っていく方法が。方法というか、サディスティックなオーラがまだこの子には足りなさすぎるんだよね。最年少でもあるし。
そもそも顔グラが天然っぽすぎるとゆー問題がある。まったくドス効かせらんないというか。

(-32) 2010/09/04(Sat) 23時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 23時半頃


【人】 執事見習い ロビン

―プール―>>215
[さっと振り向いた瞳に映る、幼い残酷さを帯びた笑顔。
それはあまりに無邪気で幼く、ロビンが志向し夢想する「それ」にはまだ届かないけれども。
白い歯が不意に肩に刻んだ痛み、それだけは。

ずきりと甘い痺れをもたらし、紅く色づいた口唇からか細い喘ぎを零した。]

(217) 2010/09/04(Sat) 23時半頃

【独】 靴磨き トニー

/*
にぅ。ロビンもびみょーに対応困ってそうな気がする。

(-33) 2010/09/04(Sat) 23時半頃

【独】 靴磨き トニー

/*
やっぱり多少あったか。黒化したいなー。
っていけない、中の口調まで天然になっている。

(-34) 2010/09/04(Sat) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ラルフはセシル達の口づけの現場を見た訳では無い。あくまで別人のようだったのはセシルであって、フィリップは平常心で運んでいたかもしれないのだ。
 けれど、それ以上の話の続きは──ラルフには出来ない。]

… ふ あ 
 
[唇に親指が触れたと思った瞬間、ディーンの顔がすぐ側にある。
 ぞくりと背中を駆け抜けて行く痺れ。揺れる瞳を咄嗟に閉じる事も出来ず、くちびるの温度を触れる吐息の感触で知る。
 刹那の間に、睫毛が触れそうな距離で瞬きを何度しただろう。崩れない貌で、からかわれているのだ、と分かる──のだけれど。]

ディーン。

[咎めるように名を囁いて。気が付くとラルフからディーンにくちびるを重ねていた。ディーンの胸に触れていた指は、無意識にシャツを掴んで縋る。]

(218) 2010/09/04(Sat) 23時半頃

【独】 執事見習い ロビン

[人の身体の温もりと膚の感触をまだ知らぬ彼は、それの心地好さも知らぬ。

それでも或いは、年下で己とさして変わらぬ体躯のトニーではなかったなら。
兇暴な腕に囚われる夢想の通りであったなら。

そのままに自制の箍を緩めてしまったかも知れない。]

(-35) 2010/09/04(Sat) 23時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 23時半頃


【人】 靴磨き トニー

――プール――(>>217)
[耳に届いた音は、悲鳴とも苦悶とも異なる色彩を帯びていた。
下肢に熱が集まっていくのが何故か、理由はまだ少年の無意識でしか自覚できない。稚い牙を離し、ロビンの耳元に告げる]

……ね。
……ロビンのこと、『好き』になっていい?

[腕の中にある身体へきゅっと爪を立てて、紅い唇を見つめた]

(219) 2010/09/05(Sun) 00時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 00時頃


【人】 小悪党 ドナルド

─ 中庭 >>165 ─

…これ、くれるの…か?
[渡された硝子玉を不思議そうに見つめ、言われるままに真似て空へとかざす。
逆さまにひっくりがえり、キラキラと気泡輝く変色した世界。

プールの水の中から見上げた、蒼い太陽を思い出した。]

…きれいだ。
[それ以上の言葉は、思いつかなかった。
 ただその小さな球体の中の歪んだ世界にぼんやり見とれて。]

(220) 2010/09/05(Sun) 00時頃

【独】 靴磨き トニー

/*
>>219
さて、どのパターンでくるかな。尤もこういうことをした場合、往々にして予想外の返しが飛んでくるのだが。

(-36) 2010/09/05(Sun) 00時頃

【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

[セシルとフィリップの最中を、ラルフが見たか見なかったか。
それは今となっては、些細な問題にしか過ぎない。]

 ―――……んっ

[咎めるように名を呼ばれた後、触れ合う唇の感触に含ませていた指を抜く。
シャツを掴み縋るような仕草、感じられれば、指を引き抜いた隙間に舌を差し入れる。
ぐちゅぐちゅと熟れた果実が潰れるような水音が館内に密やかに響き、開けていた窓から入る風が濃藍と蜜色を混ぜる。
ラルフが右頬にモノクルの冷たい感触を覚える程、2つの貌は隙間ないほど密着する。]

 誘っていると、とっても佳いのだろうかね……―――

[息のつぎ間に問う聲は、熱を孕みながらもあくまで紳士的に。
己から求めないようにしながらも、誘ったのは己。
理解しながらも、どこまでもずるく問いかけた。]

(221) 2010/09/05(Sun) 00時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ぽつりとこぼれたフィリップの本音に、小さくゆっくりうなづいて。]

…あるな。
いっそ、ケモノにでもなっちまえば…とかね。

[わずかに浮かぶ表情は、苦笑いにしかならず。
 もう一度硝子玉越しに空を見上げた。]

試してみる、ありがとう。

[幾度か指先で転がして、大事そうにスラックスのポケットへと収める。
生地の上から一度、コロリと中で転がした。]

(222) 2010/09/05(Sun) 00時頃

【人】 執事見習い ロビン

―プール―>>219
……ふ。

[まだ成長し切らぬ細い指の爪を、幼い猛禽の鉤爪のようにも感じ、息を呑む。悩ましく眉根を寄せる。
トニーの言う『好き』がどのレベルの好意なのか、定かには分からず、ロビンは当惑した。]

(223) 2010/09/05(Sun) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―中庭―
[咲き誇る赤い薔薇の香は此処まで届き、
けれども先程のセシルとの交換の時はもっと…。
本当に夢だったのではないかと錯覚するほどに、
けれども夢だとしたら何故相手がセシルだったのか。]

……どうせなるなら、ケモノがいい…?

[感情失くすもの、翡翠は硝子を思い浮かべて、
目の前の隻眼は獣を思い浮かべると謂う。
硝子玉を覗く横顔を同じ硬質の翡翠が見つめて]

――…なってみる…?
それほど、苦しくないかもよ…?

[大事なもの相手ではなければ。
ほうと、吐息を零すように厚めの唇から零れるのは誘い。
薔薇の香は濃くはなく、けれども確かに香る。]

(224) 2010/09/05(Sun) 00時頃

【人】 靴磨き トニー

[明確な答えを返さない様子に、瞳を細めて苛立ちを込める]

本気じゃないって、思ってるんだ。
ロビンの莫迦。
こんなの言える相手、他にはいないのに。

[左腕を離してロビンの背へ回す。
人差し指と中指と薬指、三本の爪を立てて、斜めに引っかいた]

……答えてよ。
『好き』に、なって、いい?

(225) 2010/09/05(Sun) 00時頃

【独】 靴磨き トニー

/*
役職「片想い」なのはもうさすがに伝わっている筈。
あとは受けるか、振るかの選択だと思う。役職の名称的に振ってくるかもしれないな。
まあ、それならそれで黒化フラグになって好都合かもしれない。

(-37) 2010/09/05(Sun) 00時頃

【独】 靴磨き トニー

/*
リアル時間的にちょっとシーンを長く続けすぎか、とも反省中。
当人達はともかく、他のPCが出れる現行シーンが無い感じ。
まあ、新たに始めて貰えば良いだけの話ではあるんだけど。

(-38) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

>>225
痛ッ。

[背に走った痛みと、囚われて強いられているという感覚が、下肢にいっそうの疼きを呼ぶ。
非日常的な空間が、理性の箍を緩めていたのかも知れない。
が。

結局、固い自制と他者を信じぬ利己が彼を依怙地にさせた。]

(226) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

――もう、離せよ。

[妖しいざわめきを厳しく律し、敢えて冷たい声音でそう告げると、乱暴にトニーの腕を振り解こうとした。]

(227) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【人】 奏者 セシル


 ――……ない……。

[そして、ハーモニカを探して、寮内を歩き回ったあと、中庭にやはり足を踏み出す。

 そこに、誰かの姿があれば、訊こうとして…。]

(228) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【独】 靴磨き トニー

/* ここで離したらサド失格ですよ先生。

(-39) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【独】 靴磨き トニー

/*
またセシルにわりこまれたー!?

(-40) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ぴたりと重なったくちびるの隙間から当たり前のように舌が滑り込み、口腔をかき乱される。舌を吸われる感触に、唾液に濡れた粘膜が擦れる感触に、ラルフの背は何度も震えた。]

あ、ぁ

[頭の芯が痺れたようで、どうやって息をしているのかも分からない。
 くちびるが触れ合う漠然とした心地良さ以上の事は、今までのラルフには想像も出来なかったのだから。頬に当たるガラスの異質さで知るのは、くちづけてもまだ距離をゼロにするにはほど遠いと言う事実。
 もっと、欲しい──と、ただ夢中で、ディーンの舌を追いかけ。
 息継ぎの合間に問われた言葉に、胸を刺される。]

誘って なんか… 
そんな──

[首を横に振って否定しようとしても、くちびるは開き、ねだるように紅い舌を突き出したまま。通い慣れた図書館で、自分はディーンに何をしてしまったのだろう。罪悪感に揺れながら、良いのかと問われて否定出来ない自分に、眼球の粘膜が潤むのを感じた。]

(229) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[囁かれる誘惑に、はっとして。迷うような視線を返す。

 ふわりと淡く香る薔薇に、ずきりと頭が痛んだ。]

なに、いって…

[隻眼の平坦な視界は、現実味を失ったまま。
 一度理性が決壊すれば、ただの悪戯ではきっと終われないから…それを恐れた。]

(230) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【独】 奏者 セシル

/*

い、いかん、
どこも入りづらい……。

というかフィル(><)<いや、己の行動も振り返れ!自分

(-41) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【人】 靴磨き トニー

――プール――>>226>>227
――離さない。

[反射的にそう答え、けれど振り解こうとするロビンの身体からは腕を離す。代わりに、水面上に出た手首を右手でぱしっと掴み取る]

――ほら、また捕まえた。
だめだよ、逃がさない。答えを聞くまではね。

[強情さよりも冷酷さを瞳に宿してロビンを見つめる。
もっとも、拒絶されたとしても既に少年の中では結論が出ていた。
かれに答えを強いていたのはもっと他の、未だ名づけられない衝動。少しずつ少しずつ、少年の中で居場所を増していく]

(231) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

トニーは、唇を微かに歪め、昏さを宿して嗤う。

2010/09/05(Sun) 00時半頃


【独】 靴磨き トニー

/*
 ぐっ・・・・!
 失策っ・・・・! なんという失策・・・・っ!

「瞳に宿して」と「昏さを宿して」で「宿して」が被ってしまった。

(-42) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

 ―――……泣かしたい訳では、ないのだけれどな。

[問いかけに返ってきた答えに、少しだけ困ったように微笑む。
頬に添えていた手、ペンたこのある中指はくの字に曲げられ、ラルフの目尻を拭うような仕草を見せ、あいている片手は接吻けに震えていた背を優しく撫でた。]

 お前が求めてくれるならば、
 お前が欲しいように与えたいと想っている。

[誘うように紅い舌に、まるで眠る茨姫《欲望》を起こすように、また一度唇を寄せて吸った。

―――……騎士や王子という柄ではないと思いながらも、自覚ある奢り、誰かを神のように救い赦せるかもしれないという想いに突き動かさ、密やかにその相手を求めた。]

(232) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―プール―>>231
[胸がひりつくような疼きはまだ消えない。
けれども。
再び捕らえられた手首を強引に引き戻し、]

勝手にしろよ。
別に「好きになるな」なんて言ってない。

[睨みつけるのは、相手が下級生で自分とさして背丈も変わらぬトニーだと言う侮り。
それが、たとえ苦痛を媒介にしても、彼の焦がれる夢想との接続を困難にしていた。]

(233) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【独】 会計士 ディーン

/*
突き動かさ『れ』がぬけた!
誤字脱字誤変換は治らぬ病です。

颯爽と王子様COするのでした。
しかし、ディーンで王子様、なんど見ても噴く。

(-43) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

――…後輩は…大事なものは、大切に仕舞うタイプ…?
でも、大事にされすぎるのって…苦しい、ん、だよ、ね…。

[そう呟いてから翡翠を伏せて、苦しげな吐息を零す。
隻眼を見上げる翡翠は何時もの色ではなく。
無機質の空洞、それは仕舞われた硝子球のよう…。
まだ蒼い薔薇の香に酔わされたままなのか、
甘い交換から思い出してしまった記憶がそうさせたのか…。
ドナルドに伸ばされた手は届く距離で行き先探すように指先泳がせて]

……触れてよ…、

…触れてもいい…?


…俺じゃダメ…?…なんで、ダメなの…?

[幻惑に囚われたかのような翡翠の硝子が隻眼を見つめて。
甘く乞うような声はドナルドに向けたものなのか、それとも記憶の人にか…切なげに落ちる。]

(234) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

ロビンは、普段同級生や上級生の時には欠かさない周到さをすっかり失念していた。

2010/09/05(Sun) 00時半頃


【独】 靴磨き トニー

/*
そうだねー。最下級生なのはわりとハンデだよねー。

だが そ こ が い い という派閥もある筈だ。

というか、強キャラでやるのは今回はあえて避けたんだ。
つまり下克上を目指す。

(-44) 2010/09/05(Sun) 01時頃

【独】 靴磨き トニー

/*
周到さを失念ってどこらへんさ!?
一緒に遊んでたあたりか。
ああ、なるほど。それか……遣わせて貰おう<脱がせの鬼>

(-45) 2010/09/05(Sun) 01時頃

【人】 奏者 セシル

― 中庭 ―

[そこに見えるのはフィリップとドナルド。
 話しかけようとして、ふと、止まる。

 それはまるで二人が見詰め合っているようにも見えたから…。
 何か、つきりと……。

 つきりつきり…と痛んだ。

 そして、表情は、子どもが親に叱られたもののようにしおしおと暗くなる。]

(235) 2010/09/05(Sun) 01時頃

【人】 靴磨き トニー

――プール――>>233
[引き戻す手にも抗わず、ロビンとの接触は絶える]

いいとも。好きにさせて貰う。
――僕は君を、『好き』になる。

そして、後悔すればいい。
勝手にしろなんて、無茶言ってしまったこと。

(236) 2010/09/05(Sun) 01時頃

【人】 奏者 セシル

 ――……探さなくちゃ……。

[踵を返して…また中庭でハーモニカを探し始める。
 大事な大事な




               大事なもの、だから。
               そう、彼は、
               あの硝子球が欲しいのだから。








               いや、今本当に欲しいのは?**]

(237) 2010/09/05(Sun) 01時頃

【人】 靴磨き トニー

[以前なら、睨んでくる眼光の強さに間違いなく竦んでいただろう。けれど今は奇妙な昂ぶりがその圧力を跳ね除けていた。
にこりと笑って、普段の表情へと戻る]

まー、でも、今の格好、気をつけた方が、いいよ?

[言い残して、ざぶり。水面下に潜り込んだ]

(238) 2010/09/05(Sun) 01時頃

【独】 奏者 セシル

/*

あ、トニー片思いなのかな?

(-46) 2010/09/05(Sun) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[泣いていないと返す前に、滲んだ涙がディーンの指を濡らしていた。中指にペンだこがある事は、ディーンの筆跡と同じ以前から知っていて、それを皮膚で感じているのだと言う事を、もう一度実感する。
 優しく背を撫でられると、相手の所為だと言い張る事も出来ず。その腕にすっぽり身を預けてしまいたい衝動に駆られてしまう。]

そんな……
 そ の

[浅く喘ぐように途切れる言葉。
 くちびるが重なり、舌を吸われると「欲しい」と言う言葉が喉の奥で引き攣れるような心地がした。何をどうやって、何処まで──そんな事は分からない。欲しい気持ちが膨らむほどに、溺れてしまいそうで。けれども、それを口にしなければ、重ねられているくちびるも、身体も、簡単に離れていってしまいそうで。]

──や、

[眉根を寄せながら、ディーンの首に腕を絡めた。]

(239) 2010/09/05(Sun) 01時頃

トニーは、ロビンの下着をずり下ろそうと手を伸ばす。間に合わなければ――

2010/09/05(Sun) 01時頃


【独】 靴磨き トニー

/*
うむ、本当によくセシルには割り込まれる。
変な相性でもあるのかしらん。

(-47) 2010/09/05(Sun) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド

…加減、わからねぇんだ。

やりたいようにやったら、きっとぶっ壊しちまう…。

[堪えるように目を閉じ、だがきっと拒むことも出来そうにない。
 鼓動と同じリズムで脈打つ頭痛が消えない。]

(240) 2010/09/05(Sun) 01時頃

【独】 靴磨き トニー

/*
ログ読み→発言書きのリズムとかあるからねー。
でも書きやすさや文章量だって毎回それぞれ違うのに、なんでこうも、と思うとけっこう不思議な気がする。でも逆に対面で話してるとタイミングずれたりもするんだよねこういうの。

(-48) 2010/09/05(Sun) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド

…それとも、一番大事なもんじゃねぇなら、

大事にしなくても、構わない…?

[壊してと、そう囁いたあの銀髪の子が、脳裏をよぎった。]

(241) 2010/09/05(Sun) 01時頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 01時頃


【人】 執事見習い ロビン

―プール―>>236>>238
……後悔だって?何言ってんだ?

[虚勢でなくそう吐き捨てられるのは、自信とやはり侮りがあったのだろう。
いつもならとっくに困って謝ってくる相手が、今日に限って屈服しないのにも腹を立てていた。

だから、急ににこりと笑い出した時も、不審に思いつつ油断していた。]

(242) 2010/09/05(Sun) 01時頃

【独】 薬屋 サイラス

/*
すまん、ドナルド。多分こちらの様子を見て動いてくれるのかもしれんが
役職希望変更した意味合いがなくなるのでちと動かさせてもらう。
ユーリィをどうせなら想い人の手でイかせてやりたくてな。
それ狙いで人狼希望ついでに初回亡霊交代狙ったしなぁ。

しかし、もしかして場所開いてない〜?

(-49) 2010/09/05(Sun) 01時頃

トニーは、ロビンの下着を、容赦ない勢いで脱がせた。

2010/09/05(Sun) 01時頃


【人】 執事見習い ロビン

>>238
[ざぶりとトニーの頭が水面下に消える。
一瞬虚を突かれたが、ハッとさっき捕まえられた手を思い出して、慌てて下を見て、]

(243) 2010/09/05(Sun) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

…壊れたら俺…硝子球になれるかな…。

[それは、その望みが叶うのは…とても綺麗なこと。
呟く声は其れを思い浮かべて陶酔するように。

けれども伸ばした指先はドナルドには触れない。
触れることに怯えるように、その心の裡を表して。
行き先を探すように彷徨ったまま。]

(244) 2010/09/05(Sun) 01時頃

【人】 執事見習い ロビン

!!!!

[耳まで真っ赤になって手で大事なところを隠して屈み込む。]

――……! ……!

[水に浸かった口からぶくぶくと泡が洩れているのは声にならない罵倒。
火を噴く勢いでトニーを睨んだ。]

(245) 2010/09/05(Sun) 01時頃

【人】 靴磨き トニー

[水面上に顔を出して、笑う。息継ぎをして、ロビンを見つめた]

後悔、した?
それとも、まだしてない?
そうでなきゃ――まだ、後悔し足りない?

[指先を弾く形にして、再び潜水。
爪弾く先は言うまでも無く、一番敏感な――]

(246) 2010/09/05(Sun) 01時頃

トニーは、ロビンの先端をぴんと弾くも、水の抵抗でさしたる手応えは無く感じた。

2010/09/05(Sun) 01時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 01時半頃


トニーは、/*あ。↑actは取り消しでお願います。すみません*/

2010/09/05(Sun) 01時半頃


【独】 靴磨き トニー

/*
斜体文字アクション! そういうのもあるのか!

(-50) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

【独】 靴磨き トニー

/*
やばいな。
取り消しってお願いした直前にメモがあって、その直前に取り消したいact。
取り消しってお願いは伝わらなかったかもしれない。
色々ごめんなさい。

(-51) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[片目を失ったのは、取り返しのつかぬことをした代償だから。

暴れだしそうな裡のケモノを抑えこみ、見えぬ理性の鎖が軋むような音を立てた。

拮抗はきっと、とても危ういバランス。]

(247) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

[ラルフが何処まで欲しているか、それはディーンにも判らない。
ただ、昨夜、まるで悪戯のように届いた紙飛行機や、会話や触れ合った時の反応から求められているのだとは識れる。]

 ―――……うん?

[眦を拭った指先は、かかる前髪を耳にかけるような動きを見せ、耳朶を擽る。眠れる何かを起こそうとした唇は今は離れ、先を促す言葉を紡ぐ。]

 別に、焦らずとも、いいのだけれどな

[例えば、眠れる茨姫は眼の前に在る状態で、接吻けても起きなかったとしたならば、王子はどうするのだろうか―――……そのような想像、諦めるか、それとも。

切実さが見える相手の表情と、首に回る腕に眼ざめの気配は感じられて。おそらくは、そうであるならば、姫を起こすという夢に囚われた者は、暫しの時を待つを苦悩とは思わないだろう。

―――……それは、甘美な毒にも似て。

目覚めぬとて、茨が傍にいるを赦すならば、そのまま体温を分け与え続ける。]

(248) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

【人】 靴磨き トニー

>>245>>246
[一番敏感な――処を狙おうとしたものの、両手両腕で庇われては手の出しようもない。
水の中、間近にロビンの怒り顔を見て、ぶは、と息を吐き出してしまう。
慌てて、呼吸のために顔を出した]

(249) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

【独】 靴磨き トニー

/*
独り言よりも先に修正ログ投げろよって話でした。
ごめんなさい。ロビンかわいいよロビン。

(-52) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

トニーは、ロビンの下着を奪うことまでは、さすがにしないでおこうと考えた。

2010/09/05(Sun) 01時半頃


【人】 執事見習い ロビン

バカバカバカッ。トニーのアホッ。シンジマエッ。

[顔を真っ赤にして叫ぶのは、日頃の嫌味なほど慇懃無礼な優等生とはかけ離れた幼稚な悪口。]

(250) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

トニーは、いや、ここまできたらしちゃおうかな……と迷っている。

2010/09/05(Sun) 01時半頃


ロビンは、怒りにぷるぷる震えながら水中で下着を履き直した。

2010/09/05(Sun) 01時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―セシルの部屋→自室―
[セシルに外泊の相談するつもりが、緊急事態にそれどころで
 なくなったから、肝心要のことを伝え忘れて戻ってきてしまった。
 まあ、行為の後はぐっすりと寝落ちるのはいつものことなので
 仕方があるまい

 部屋に戻ってわずかな間をおいて部屋の扉を控えめにノックする
 音が聞こえた]

…誰だ、入っても構わんぞー。

[一向に入ってこない相手に焦らして、扉を開けるとそこには銀髪の下級生。
 サイラス自身は気づかなかったが、彼の姿を見かけた少年は行為の最中
 その音をじっと扉の向こうで聞いていたため、顔は薔薇のように
 真っ赤に染まり、夜露のような涙で頬は濡れていた]

えー…っと、確か…ユーリィだっけ?

[少年自身が思いを寄せる相手から告げられた言葉としては
 非常に残酷な言葉。そして――。]

(251) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

【独】 会計士 ディーン

/*
中等部組がえらいかわいらしぃな(ほのぼの

王子だ、姫だの打つ度に、中の人がふるふるしてしまいます(じゃあ書くなよという話。でも王子様なんだもの(←

(-53) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[均衡は大きく揺れて、けれども触れられないままならば
翡翠の硝子球にはやがて人の色が戻ってくる。
じわり、と翡翠が濡れる。それは痛みを堪えるように苦しげに。]

――…ぁ、

[戻ってくる理性に、縋るようにドナルドの服の端を掴む。]

(252) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 01時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[今はもうショックで縮んでしまったが、トニーに拘束されて痛みを与えられたことに反応していたのを見られていたら、きっと死にたい程欝な気分になっただろう。]

(253) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

【人】 靴磨き トニー

――プール――(>>250)
ぷっ……くくくくくっ。あはははは。

[普段のロビンからはまるで想像もできなかった単純な罵詈雑言に、腹を抱えて笑ってしまう。ひとしきり笑ったあと、]

あー、楽しかった。うん。やっぱり、間違いない。
ロビン。僕、君のこと、『好き』だよ。

[そう告げて、にこやかに微笑んだ]

(254) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 01時半頃


【独】 靴磨き トニー

/*>>253
まだまだトニーは有資格者じゃないのねん。
どころか、検定の受験資格にも達してるかさえ微妙かもしれない。
道のりは遠い……。

(-54) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

……ぁ。

[その瞳が滲むのを、黙ってみていられなくて。

 抱き寄せる腕はきっと、求められたものとは違う意味。
 けれども触れ合えば、互いの体温は伝わり合ってしまう。]

(255) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 01時半頃


【人】 本屋 ベネット

― 医務室 ―

[外と隔絶された静かな部屋に、少年は一人佇んでいる。

 机の上に広げた課題をこなしながら、赤毛のルームメイトを想う。
 身体ばかり大きいくせに、中身はとても子供で。
 時々傷ついた様な顔をする彼の傍に居るのは、
 庇護欲と優越感を満たしてくれて。
 とても居心地が善かったのだと、今更ながらに知る]

 ……かっとなって、酷い事を言ってしまった。
 きっともう、呆れてしまっただろうな。

[先程のやり取りを思い出し、眸を伏せる。
 思わず力が入ってしまったのか、手に持っていた鉛筆の芯がぽきっと音を立てて折れてしまった]

(256) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―プール―>>254
何言ってんだよっ。僕は大嫌いだよっ。

[笑い出したトニーにむっつりと返す。
背を向けて、ぷりぷりしつつプールサイドに向かう。すっかり警戒して、下着を両手でしっかと押さえているのがご愛嬌か。

けれども、決して本気でトニーを嫌っているのではないことは、憤然とこの場から走り去っていないことからも分かる筈だ。**]

(257) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 02時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[抱き寄せられる、ふわりと香るのは薔薇の香ではなく。
縋るように触れ合う体温に身を埋める。
それは、求めたものとは違う意味で。]

…っふ…、

[俯いて表情を隠したまま微かに震え、
それは泣いているように聴こえただろうか。
それとも笑っているように聴こえただろうか。]

――…ごめん、
…冗談…だよ…。

[声は、笑おうと努めたもの。]

(258) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[折れた芯を見て、無言で溜息を一つ落とした。

 ペンホルダーから小刀を取ると、鉛筆にあてがい、
 薄く削って行く]

 …………。

[シャッと謂う音が一つ鳴るたびに、
 ドナルドの傷ついた顔が。ラルフの射抜く様な銀灰が。
 それから風にそよぐ蜜色の髪と紫水晶が、
 胸の裡に浮かび消えていく]

 ――――っ。

[指先にちりっとした痛みが走る。
 鋭利な小刀は鉛筆だけでなく、指先まで削ってしまったようで。

 赤い花が、ぷくりと指の腹の上に咲き、机の上へと零れ落ちた]

(259) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【独】 靴磨き トニー

/* >>257 かわいいいい このロビンは間違いなくツンマゾ。

(-55) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【人】 薬屋 サイラス

―自室―
[行為の痕、まだ残す体は、自身に思いを寄せる少年には酷なほど
 狂おしい、恋情を呼び起こすはず。
 少年から掠れる様に迸る、求める想い]
 
『…サイラス先輩…。 どうして、どうして、わたしには……
 あの時、―そう―してくれなかったんですか?』

[その言葉を聞いてやっと思い出した。夏休み直前、夜の薔薇の庭。
 時折、『可愛がる』と称して中等部生を追い詰め、ここで痛めつける輩。
 サイラスが通りがかって、なまじ顔が利くゆえに、追い払ってやり
 ついでに火照らせていた少年の体を治めてやったこと]

(260) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【人】 薬屋 サイラス

[実はこんなことは日常茶飯事で、サイラスもしくはヘクターの庇護下に
 あればそういう輩から身を守れるということで、お気に入りとなりたくて
 それが一夜限りだったとしても、求めれば行為に応じる下級生は多いのだ。
 だからこそ、思い出すのに間が開いたわけである。]

…あー…

[頭をぽりぽりと掻く。忘れていたことへの申し訳なさと、少々厄介な
 ことになったという己の迂闊さを責めたくなったから。
 尤もだからこそ、一応一夜限りの火遊びにするつもりの相手は
 後腐れのなさそうなのを選んでいるわけだが。…つい。
 自分のその場の行為を恨みたくなった]

(261) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【独】 靴磨き トニー

/*
上の独り言、プレビューだと1行なのに2行になっちゃった。
大事な事なのでもういちどいっておきます。

>>257 このロビンは間違いなくツンマゾ。

うっかり表で言ってしまいたくなるくらい大事な事です。

(-56) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【独】 会計士 ディーン

/*
サイラスお前wwww(芝ふさ)

(-57) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[腕を絡めると、紙飛行機を飛ばした夜は、あれほど距離が感じられたディーンの金糸の髪にも簡単に触れる事になった。自分が仕出かしてしまった事が恐ろしい、と思うのだけど、昨日の自分にはもう戻れない。]

……や。

[他人の物のように響くラルフ自身の声。
 穏やかに続けられるディーンの言葉に、ラルフはだだをこねているようで恥ずかしくていたたまれなくなってくる。髪をなぞるディーンの指先が耳朶に指先が触れると、羞恥は更につのり、ふると身を捻り視線を紫水晶から逸らし、徐々に絡めた腕を離して行く。]

ごめん──なさい。

[自分の身体を抱いて支えるようにして、ジリと一歩後ろにさがった。
 目尻を紅く染めたままのラルフは、ディーンに完全に横顔を向け(窓の方を向いているがプールでの出来事になどまるで気付かない)。
 ──唇を噛む。]

(262) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

──でも、

[欲しい、と言う言葉は喉を塞いだまま。テーブルの縁に縋るようにして何とか自分で立って、ようやく絞り出した言葉は、]

識りたい。

その、
 ディーンの事を。

[何が欲しいかも分からないのなら。まずは。
 そう、口に出してからぎゅっとラルフは目を閉じた。]

(263) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【人】 小悪党 ドナルド

…なんつーか…その……

[ただ、泣かれるのは嫌だっただけ。]

………すんません。
[消え入るような声で詫びながら、そっと金色の髪を撫でた。]

(264) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

……なんで、謝るの。

[隻眼を見上げる翡翠は硝子の色。
触れてくれなかったくせに、そう責めるようでもあって。
けれども其れは笑みの中に隠される。
今度は、ちゃんと笑えて。
触れていた温度、離れたのは此方から。]

…あげた球、そこまで大事なやつじゃないけど…。
でも、珍しい色だから。
なくさないようにしてよ。

[そう謂う姿は、先程までの誘いがなかったかのように。
何時もの姿に戻っていた。]

(265) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[じわりと指先に広がる熱。
 ちりっと焼けつく様な痛みを感じない訳ではなかったけれど、
 指の上に咲く赤に、眸は釘づけられて]

 ……中庭の薔薇、みたいだ。

[ぽたぽたと、机の上に赤い水たまりを作りながら、
 まるで夢を見ているかのように呟く]

(266) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[小さく、素直にうなづく。
 ポケットの上からそっと、硝子玉に触れた。]

(267) 2010/09/05(Sun) 02時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

──…ッ

[零れた言葉は一見すると殊勝に感じられるかもしれない。
 識りたいと言う言葉が口を付いて出るのは、ただ漠然と欲しいよりも貪欲だと想った。欲しいもの正体が明らかになるほど、望みは強くなって行くのだから。]

(268) 2010/09/05(Sun) 02時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[頷く姿に翡翠を細めて笑って。
伸ばした手は、今度は行き先迷うことなく
降りた前髪に触れる。後輩を、そっと撫ぜて]

…後輩は、苦しまないと…いいね。

[自分では、その苦しみは取り除けなかったから。
後輩は燻るような苦しみを、取り除いてはくれなかったから。
願うようにそう口にするだけ。

日に当たってばかりだとじりと肌が焼かれるようで。
手の甲で首筋に滲む汗を拭うと寮に戻ろうとするだろう。]

(269) 2010/09/05(Sun) 02時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[だが、少年は知らないであろう。その夜のことも先ほどのセシルとのそれも
 一見優しく見える行為の数々は、その実あくまで快楽だけを求めるか
 もしくは保護意識から来るもので、真の熱情求める時は間逆なくらい
 壊してしまいたくなるほど無茶苦茶な衝動が巻き起こること。
 それはサイラス自身も気がついてない性癖であったが。]

[それでも恋慕で泣きながらサイラスに縋りつき、潤んだ目でその思いを
 訴えてくる少年]

『お願い、せめて、せめて心が無理でも――……。
 わたしを壊してください―――…』

(270) 2010/09/05(Sun) 02時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[下半身に寄せられる重み。青い薔薇の香りが先ほどのセシルのときも
 相俟って一層、濃く漂う。が。ものともせずに 
 
 ―口にする言葉―]

…一度だけならな。それでもかまわないなら?

[少年の頭を優しく撫でる己の手。少年が目を閉じればその肩を抱いて
 部屋へと誘う。この優しさが罪つくりになるとは分かっていても
 それが一層少年には酷なことだとしても―]


―青い薔薇の香り―。


その部屋に閉じ込められたそれが一層強く解き放たれたのは


―*薔薇のつぼみが一厘散らされた瞬間*――
 

(271) 2010/09/05(Sun) 02時半頃

【人】 本屋 ベネット

[その赤に吸い込まれるように。
 もう一度小刀の刃を指先へ宛がおうとして……]

 ――――……。
 何を、してるんだ。僕は。

[白昼夢のような世界から現実に戻り、
 未だ血を流す傷口をもう片方の手で押さえ、シンクへ向かう。
 流水で洗い流した後消毒液をぶっかける。
 じんじんと染みる痛みに、眉根を寄せ、溜息をついた]
 ]

(272) 2010/09/05(Sun) 02時半頃

【人】 会計士 ディーン

[謝罪の言葉貰えども、例え完全に視線を外されても、相手の表情は己を厭うものでないと識れるから―――……温もり離れていっても、随分と穏やかに微笑んで、まるで慈しむようにラルフの横顔を見た。]

 ―――……私のことか。
 それがお前の望みなら、
 応えられる限りは応えてやりたいと想うのは
 先程と変わらないさ。二言はない。

[それは今まで求められた者に向けたのと、変わらない言の葉。
しかし、次に紡いだ言の葉は、初めて紡ぐものであったというのは、ラルフには判らないだろう。]

 
 お前のことも、識れると佳い……―――


[謂わせた切片は……―――胸に巣くい芽生え自覚した奢りから。
おそらくは、ベネットに同じを請われても、答えは同じだったろう。
唯、今は眼の前で眸閉じる少年にのみ、甘い言の葉を捧ぐ。]

(273) 2010/09/05(Sun) 02時半頃

【人】 会計士 ディーン

 一先ずは、今宵は識りたいことを互いに聴いて行こうか。
 荷物、今から置きに行っても佳いか?

[是と謂われたならば、伴ってか一人でかはともかく、一度荷物を置きにラルフの部屋へと。その途中、プールにまだ中等部の2人が居るならば「元気だな」と聲をかけるくらいはしただろう。

もし、否ならば……―――今宵の寝床の算段に頭を悩ますことになるか*]

(274) 2010/09/05(Sun) 02時半頃

【赤】 薬屋 サイラス

 


[セシルとの行為の間につけられた青い薔薇の香り
 思えば、香を嗜む彼にしては直ぐに気がつかなかったのは

…とっくにその濃厚な薔薇の香りは彼自身の身体に染み付いていたから―**]
 

 

(*3) 2010/09/05(Sun) 02時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 02時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

[その言葉に、どう答えていいのかわからなくて。
撫でられる髪。

去っていく姿をただ陽の下で見送る。]

[まだこの時は、貪欲なケモノを繋ぎ止める鎖は断ち切られていなかった。*]

(275) 2010/09/05(Sun) 02時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 02時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 02時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

[一番焦がれるもの、欲しいもの。
 それは不可侵でなければいけないもの。

 神聖化されるほどに高潔だと信じた相手に募らせる思いは、
 「手の届かぬ月」なのだと訴えた下級生が抱くものととても似ている。

 薔薇の木の下でとの約束。
 いっそすべて捨てて狂ってしまいたいとの思いも、きっと彼とよく似ている。

 狂ってしまえば、吹っ切れてしまえば、力尽くで手にすることも出来るのだろうか。]

(276) 2010/09/05(Sun) 02時半頃

【人】 本屋 ベネット

[怪我のケアをした後、机の上に広がる赤い染みを見て。
 もう一つため息をついた]

 これ、落ちるのかな。
 染みにならないと良いけど……。

[包帯を巻いた指と対の手で、机の上をごしごしと拭く。

 拭く度に伸びる赤い染みはドナルドの髪の色に似ているから、拭きとってしまうのが惜しいとも思ってしまう。

 それを消したいのか消したくないのか。

 自分でも善く判らないまま、
 布巾を持つ手はごしごしと拭き続けていた*]

(277) 2010/09/05(Sun) 03時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[返って来た言葉に、くすんだ銀灰の瞳を大きく見開いて振り返る。
 熱の籠った視線で見詰め返す。捧げられた言葉の意味を理解するのに数秒かかる。その間は静止している。]

……ディーン
 ありがと、う。

[僅かに眉根が揺れるのは、逆に自分が識られると言う事への戸惑い。足を踏み出すと言う事は、ラルフが今まで避けてきた自身とも出会うのではと言う恐怖。
 けれども、じわりと広がる感情──喜びは大きくて。柔らかなものが解けほころぶような、普段のラルフがおおよそ浮かべない無防備な笑みをディーンに向けた。

 はにかむような表情で、ディーンの荷物を運ぶ。
 プールの二人と遭遇する事があったならば、寧ろ、楽しそうだね、と笑ったラルフの晴れやかな表情が、下級生達には違和感を与えたかもしれない。]

(278) 2010/09/05(Sun) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―食堂―
[薔薇の赤を一層鮮やかに色付かせようと
照り付けていた太陽もやがて傾く時分が訪れる。
何時もより早い時刻、窓縁に凭れるように頭を預けた
食堂の主の姿が既に其処にはあった。

気付く者は気付くだろう、気付かない者も多い。
風景の一部のように其処に溶け込んで。

風呂上りのまま来たのだろう洗い立てのシャツを着て、
きちんと拭く事を怠った金茶の髪からは時折雫が落ち、
首にかかるタオルに吸い込まれていく。

ふわりと薔薇の匂いが香る気がする。
洗い立てのシャツには蒼い花の残り香。]

(279) 2010/09/05(Sun) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[翡翠は眠っている時のように伏せられて。
けれども時折ふと目を覚ますと硝子球を翳して覗く。]

[から、ころ、からり]

[覗く球は薄い翡翠、紙の鳥が埋め込まれた其れ。
硝子の中の鳥が歪んだ空に羽ばたけば薄く微笑んで。

心に在る空洞を埋めようとしているのか、
それとも空洞を拡げようとしているのか。

傍目からは空洞があることすらわからないだろう。
紙の鳥はとても綺麗で無機質な其れに閉じ込められて、
誰かに覗かれなければ飛ぶことすらかなわない。

日が傾けば、暗くなり薔薇が夜の光を帯びるのも直ぐ――]

[から、ころ、からから…**]

(280) 2010/09/05(Sun) 03時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 03時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

─ ラルフの部屋 ─

[寝台の位置以外ほとんど構造が同じ寮部屋。
 上段が空いている事を再度説明しながら、不在のラルフの同室者──遠方に家が有る田舎っぽい地味な少年は、眠りが深くて、灯りがついていても起きなかった事を話す。]

──……
俺が眠ったディーンを起こしてしまわないか
それが心配なんだ。
勿論、眠る努力はしてみるけれど。

[ディーンの洗濯物を部屋前から回収してくる役を引き受けたのは、ラルフ。部屋には人の気配がしたけれど、サイラスと話す理由はなくすぐに離れた。ラルフはユーリィがどうなっていたかは知らない。
 部屋に戻って、洗濯物に移った青薔薇の残滓が仄かに香っている事に違和感をおぼえる。違和感と言うより、不可解な身体のざわめきと言うのだろうか。薄い媚薬の効果は、日があるうちはまだそれほど出ていないのかもしれない。]

食堂か何処かで会ったら、
ルーカスに薔薇園にユーリィが居たか聞かなきゃ**。

(281) 2010/09/05(Sun) 03時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 03時半頃


【人】 奏者 セシル

― 夕暮れ・中庭 ―

[何度も何度も、中庭を歩き回っている。あの青薔薇のところも、何度も行ったのだけど、見つからない。

 草をかきわけて、薔薇を掻き分けて……。
 そんなところにまで行くはずがないという場所も、必死で探している。

 だけど、みつからない。





 爪に土がたまっている。服は薔薇の爪に齧られた。細かな傷がいろんなところについたかもしれないけど、それでも、大事だから、探すのをやめない。]


 ――……フィル先輩……どうしよう


[やがて、途方に暮れて、薔薇園のすみっこで膝を抱えて、悲しくて、雫をぽろりと零してた。**]

(282) 2010/09/05(Sun) 07時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 07時半頃


【人】 執事見習い ロビン

―プール―
[ふたりとも身体を拭くタオルや着替えなどは持って来ていなかったから、濡れた身体は自然乾燥させるほかない。
本当は下着を脱いで水気を絞りたかったが、さっきの一件の後では到底そんな気になれず。
どうせ着替えるしかないにしても、濡れたまま歩くのは嫌だったので、プールサイドで日向ぼっこして乾かすことにした。

コンクリートの床に直接座り込んで、前に伸ばす。
熱されたコンクリートは肌に熱かったけれど、今はその熱さが冷えた身体に心地好い。
両手の平を後ろについて身体を支え、足先や足指でリズムらしきものを取りながら、ぼーっと水面を眺めた。
まだ自分から口を開こうとはしなかったけれど、トニーが側に来るのは、拒否しなかった。]

(283) 2010/09/05(Sun) 07時半頃

【人】 執事見習い ロビン

>>274>>278
[身体がある程度乾くと、広げて干しておいた衣服を着込む。
寮に着いたらすぐに脱いでシャワーを浴びるつもりだったから、靴下は履かず靴だけを突っかけてプールサイドを出た。

図書館から出て来たディーンとラルフにばったり出くわす頃には、すっかり機嫌も直っていたから、トニーとふたり連れ立って歩きながらじゃれあう姿が見られただろう。
「元気だな」と落ち着いた調子で声を掛けてきたディーンはともかく、いつも物憂げで神経質なイメージのあるラルフの晴れやかな笑顔にはちょっと驚いた。]

(284) 2010/09/05(Sun) 08時頃

【人】 執事見習い ロビン

―寮内―
……そう言えばあの荷物、何だったんだろう。

[と疑問を声に出したのは、追いかけっこのように寮内に駆け込んでから。
ロビンの性格として、好奇心を惹かれてもあまり他人に質問しない癖がついている。

いずれにせよ自分には関わりない、どうでもいいことと判断して、トニーと別れて自分の部屋に帰った。]

(285) 2010/09/05(Sun) 08時頃

【人】 本屋 ベネット

― 医務室・夕暮れ ―

[日が傾き、独りの室内にも窓から茜が差してくる。
 机の上は幾分綺麗になったものの、幾つかは赤い染みが残った。
 己の血で赤く染まった布巾は屑籠に捨てた。

 少年自身は、血を少し失い過ぎたせいか軽い倦怠感を感じながら、ぼんやりとソファに座っている]

 喉、乾いた、な。

[口の中が空からなのに気づいて、ぽつりと呟く。
 善く考えれば朝食から何も口にしていない事に、今更ながらに気づいた]

(286) 2010/09/05(Sun) 08時頃

【人】 本屋 ベネット

[気だるい身体をソファから起こすと、少しだけ眩暈がする。
 包帯を巻いた指先がじん、と痛んで、僅かに眉根を寄せた]

 何か飲み物、貰ってこよう。
 ポットに紅茶を作ってもらうように頼んで……。

[ゆらりと歩く姿は、少しふらついていて。
 壁に寄り添うようにゆっくりと食堂へ向かう。

 途中誰かとすれ違ったかもしれないけれど、
 ぼんやりとしていたせいか気づかなかった]

(287) 2010/09/05(Sun) 08時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―自室―
[自室に戻ると、扉脇に今日の洗濯物が畳んで置いてあった。
取り上げるとふんわりと良い香りが拡がって鼻腔を擽る。
日なたのやさしい匂いと石鹸の香り――そして、あともう一つ。]


あれ。洗剤変わったのかな。

[洗濯物に鼻を近付けて、改めて匂いを嗅いでみた。]

(288) 2010/09/05(Sun) 08時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―自室―
[感じるのは仄かな薔薇の香り。
じんわりと脳髄を刺激するそれに、瞬時意識が遊離しそうになり――
ぶるぶるっと首を振った。]

……ぼんやりしてる場合じゃないや。シャワー浴びて服着替えないと。

[そう独りごちて、さっさと部屋の中に入った。]

(289) 2010/09/05(Sun) 08時半頃

【人】 本屋 ベネット

― 食堂 ―

[未だ人影少ない食堂へ来ると、まずは喉の渇きを癒す様に水をグラスに一杯口に含んだ。
 からからの喉に冷たい水が心地よくて、もう一杯ごくりと口を付ける。

 唇の端から、一雫、零れた水が顎を伝う。
 それを拭いながら周りをぼんやりと見ると、窓縁に頭を預けている食堂の主の姿が見えた]

(290) 2010/09/05(Sun) 08時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―浴室―
[着替えを持ってシャワールームに行き、頭から温かい湯を浴びる。
塩素の臭いのついた髪を洗い、ついでに全身も石鹸で泡立てた。
気持ち良さそうに目を細めて、手の平と指で隈なく泡を乗せていく。

ここでは、殊更に裸身を見せびらかすこともないが、必要以上に隠すこともしない。
だから、淡い薔薇色の翳りを帯びた白い膚も、まだ雄性の少ない中性的な細い体躯も、見ようと思えば見ることは出来た。]

(291) 2010/09/05(Sun) 09時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 09時頃


【人】 本屋 ベネット

[窓からの風に、ふわりと薔薇の甘い香りが届いた様な気がした。
 彼はあの薔薇庭園が好きだから、移り香だろうか?
 そんな事を考えながらグラスを持ったままフィリップの傍へ]

 ……未だ眠るには早すぎるよ、フィリップ。

[眸を伏せる上級生に声を掛ける。

 窓から差し込む茜色に金糸が溶けて。
 綺麗だな、なんて。場違いな事を想いながら――]

(292) 2010/09/05(Sun) 09時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 09時頃


【人】 小悪党 ドナルド

─ 自室 ─
[夕暮れの室内には、やはり帰ってきた形跡はない。
 同時多発的家出事件が続出しているとかしていないとかはさておき、
 傍に居ないことは、開放感と寂しさとが入り交じった変な感覚。
 洗いたての洗濯物の日差しを吸った良い香りと、窓を開け忘れた部屋の中に淀んだ空気が混じり合う。]

…は、ぁ……
[ドアを閉めて、小さな深呼吸と共に溶ける自制心。
 今ならきっとバレないだろう。留守番の子供の、ささやかな悪さ。
 主の居ないベッドの、枕をそっと抱き上げて顔を埋める。]

ベネ…ッ………
[床にぺたりと座り込み、背中を小さく丸めて抱きしめて。
 柔らかなそれは、染み付いたあの人の香り。
 その生々しさと、こんなことに欲情する後ろめたさとが、ぞくぞくと背筋を駆け上がり、背中を小さく震わせる。]

(293) 2010/09/05(Sun) 09時頃

【人】 小悪党 ドナルド

……んっ、…んんっ………!
[窒息しそうなほどに顔を埋めて貪って。
 思わず漏れるくぐもった声。

 欲しくて、欲しくてしょうがない。
 これではなく、これにとても良く似たものが欲しい。

 くらくらと、頭の芯が痺れていく…]

(294) 2010/09/05(Sun) 09時頃

【独】 小悪党 ドナルド

どう見ても変態です、ほんとうにありがとう。


うん、フェチいなぁ…

(-58) 2010/09/05(Sun) 09時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 09時頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 09時半頃


【独】 会計士 ディーン

/*
ドナルドお前www(しばふさふさ)<メモを見た

皆えっちぃなぁ(*ノノ)

(-59) 2010/09/05(Sun) 09時半頃

【人】 本屋 ベネット

[まどろみの中に居る様なフィリップに、掛けた声が届いたのか判らない。
 時折薄らと眸を開けて、その手の中の硝子球を覗きこむ様子に]

 ……フィリップ、フィル…?
 それ、なぁに――……?

[緩く首を傾ぐと、子供の様な無垢な顔で。
 不思議そうに硝子球とフィリップの眸とを交互に見詰めた]

(295) 2010/09/05(Sun) 09時半頃

【独】 本屋 ベネット

枕にドナルドの香りが残っちゃう><

僕、もうベッド眠れない。ドキドキしすぎて!!!

(-60) 2010/09/05(Sun) 09時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 図書館からラルフの部屋へ ―

[向けられた無防備なラルフの笑みに(>>278)、ツキリと胸痛むのはある種の罪悪感からか。
両眼の紫を僅か見開く。
光の加減だろうか、それともモノクルのレンズの所為だろうか。
紫は右眼は色濃く、左眼は色薄く……―――。]

 では、行こうか。
 嗚呼、荷物は持たなくとも……―――

[荷物を運ぼうとしてくれる様は、遠い昔、初めて弟と使いに出た時のことを思い出させた。
故に、勉強道具を少しだけ持ってもらい、図書館を出た。]

 ……、……―――

[プールの近くで、中等部の2人と合流する。
「元気だな」とかけた言葉の後、ラルフが見せる言動に、それに驚きを見せるロビンに、密やかに胸中をさざめかしていた。今日1日で随分何かが変わってしまったと思う。その原因は果たしてなんであろうか……―――刹那想いを馳せた時に、微かに薔薇園より風に乗った薔薇の香を嗅いだ。]

(296) 2010/09/05(Sun) 09時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―シャワー室―
あ、痛ッ。

[背中に手を回した時に、ひりっとする痛みを感じて思わず声を出した。
さっきからどうも背中がひりひりすると思ったら、さっきプールでトニーに引っかかれたことを思い出した。
泡をシャワーで流しつつ、振り返って背中を見る。
が、良く見えない。
背中の真ん中だから、というのを除いても、眼鏡を掛けていないから、余程しっかり傷痕になっていないと見えはしない。
他人から見れば、うっすらと薔薇色の線が背中に三条引かれているのが見えるだろう。]

(297) 2010/09/05(Sun) 10時頃

【人】 会計士 ディーン

― ラルフの部屋からランドリールームへ ―

 いや、本人の了承無しに、
 他人の寝床を借りるのは気が憚られる。私は、床で佳いよ。

[ラルフと連なって彼の部屋に辿り着き、荷を降ろしながら、かけられた言葉に返す。

さて、別件ではあるが、サイラスは果たしてユーリィを部屋の何処で抱いたのか。2段ベッドの下の方であったなら、流石に少し呆れるか怒るかするのだろうが、残念ながら今のところディーンの預かり識らぬ所である。]

 私も一度寝たら、案外起きない方だな。
 いちいち光や音で起きていたら、アレの同室者はやってられん。
 元の性質というよりは、慣れだがな。

 それに、今日は、もしお前が寝れないなら、
 付き合うつもりなんだがね。

[どこまでも甘やかすような言葉連ね、微笑む。
サイラスの話題を出したからか、気を使ってラルフが洗濯物を取りに行ってくれるという。
その申し出には甘えて、自身はシーツとタオルケットを借りにランドリールームへと向かった。]

(298) 2010/09/05(Sun) 10時頃

【人】 執事見習い ロビン

[プールでの戯れで、自分がうっかりトニーに見せてしまった醜態――
恐らくまだ子ども子どもしたトニーは気付いていないと思うが、他人にこの性向に気付かれて弱味を握られるようなことは絶対にしたくなかった。

しかし、そのことを思い出すと、またもやもやとしたものが胸を熱くさせるのだ。
望んでいるものとは異なるけれど、その萌芽に近いもの――

妄想がはっきりと形を成す前に、冷水と温水のシャワーを交互に浴びて火照りを覚まし、さっさと出ることにした。]

(299) 2010/09/05(Sun) 10時頃

【人】 会計士 ディーン

― ランドリールーム ―

[ランドリールームに辿り着けば、気のせいだろうか、仄かに薔薇の薫りがした。
そこで作業をした者の残り香であったか。
官能的な香りは、今朝方嗅がされたものに近いのかもしれず、サイラスのことを思い出し密やかに眉根を寄せる。]

 ん……―――?
 嗚呼、ユーリィか。

[予備のシーツとタオルケットを取り出したところで、背に掛かる聲。振り返れば、酷く蠱惑的な微笑みを湛えた銀髪の少年が立っていた。それは行為の後であったからなのか、それとも……―――。]

 そうだ、お前、トニーには逢ったか?
 随分さがし……―――はっ?

(300) 2010/09/05(Sun) 10時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―廊下―
[着替えを終えてシャワー室を出る頃には、自分が偉く空腹であることに気付いた。
育ち盛りだと言うのに、今日はまだ朝食しか食べていない。
今日の晩御飯は何だろうと考えつつ、洗い立ての濡れ髪を額に張り付かせて、とてとてと廊下を歩く。]

あれ、ディーン先輩。

[丁度ランドリールームに入っていく、蜂蜜色の整えられた髪を見かけた。]

(301) 2010/09/05(Sun) 10時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 10時半頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 10時半頃


【人】 会計士 ディーン

[ランドリールームに用があったというよりは、ディーンの姿があったから入ってきたらしいというのは唐突にかけられた言葉によって識れる。そして、その内容に眉間の皺は深まる。

『サイラス先輩が抱くのは、ディーン先輩だけでは、ないですよ?
 佳い気にならないで……。』

くすくす壊れたように微笑んで、ほぼ断定的に告げられる言の葉。]

 お前は……―――

[続けようとした言葉は、覗きとは趣味が悪いだったか、サイラスのことが好きなのかだったか。
しかし、結局どちらも紡がずに飲み込み]

(302) 2010/09/05(Sun) 10時半頃

【人】 会計士 ディーン


 ―――……そんな事、謂われずとも識っている。

[はっと苦々しげな吐息と共に、それだけを吐き出した。
混ぜられた胸中故に、己だけでないの部分に目の前の彼が含まれているとは、この時は気がつけずに。]

 謂いたいことは、それだけか?

[努めて淡々と返せば、くっと唇を噛んだ少年は長い銀糸を翻して場を後にして行く。
残されたディーンは、頭痛を耐えるような貌をして、その場に佇んで在る。]

(303) 2010/09/05(Sun) 10時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 10時半頃


【人】 執事見習い ロビン

―廊下―
[しかしその後、後を追うように飛び込んで行く銀色の陰には。]

……え、あ、ちょっと。

[この半日、探していたユーリィ本人に間違いない。
呼び止めようと慌てて駆け寄り……しかし室内のただならぬ気配に足を止めた。]

『サイラス先輩が抱くのは、ディーン先輩だけでは、ないですよ?
 佳い気にならないで……。』

[ヒステリックなくすくす笑い。
これは本当にあの、日陰にひっそりと咲く花のようだったユーリィの声なのだろうか?]

(304) 2010/09/05(Sun) 10時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[その驚きに撃たれて、言葉の中身、サイラスがディーンを…の件の衝撃が薄れたのは幸いであったのか。
ディーンが何事かユーリィに返したのは聞こえたが。
立ち竦んでいるままに、パッと銀色の陰が飛び出すのを見送ってしまい、一呼吸遅れて慌てて後を追った。]

(305) 2010/09/05(Sun) 10時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 10時半頃


【人】 執事見習い ロビン

―廊下―
ちょっと、ユーリィ!!
待てよ!

[走るのはあまり得意ではないが、相手がユーリィであることもあって何とか追いつくことに成功する。
荒い呼吸、必死に腕を掴んで]

トニーが心配してたぞ。
一日探し回って……って話を聞けって。

[駄々っ子のように手を振り解こうとするのに閉口して、少し声を荒らげた。]

(306) 2010/09/05(Sun) 11時頃

【人】 会計士 ディーン

― ランドリールームより廊下へ ―

 ――……ロビン?

[はっと我に返ったのは、外より聴こえる足音に。
振り返り見れば、ユーリィを追いかけようとしているロビンの姿があった。]

 ……、……―――っ!!

[よりによって中等部の彼に聴かれてしまったのかと、穴があったら入りたい気持ちになる。
しかしそのまま捨て置くことも出来ずに、シーツとタオルケットを抱えて慌ててロビンの後を追う形になった。]

(307) 2010/09/05(Sun) 11時頃

【人】 執事見習い ロビン

[腕を掴み直し、こちらに身体を向けさせようとして。
涙を湛えた哀しい瞳で睨み付けるユーリィの顔を、真っ向から目にしてしまい、ドキリと心臓を躍らせた。

蒼褪めた貌は艶めかしく、噛み締めた唇は深紅の花弁のよう。
追い詰められて狂乱した小動物のようなその表情。
細い身体から噎せ返るような薔薇の香りが立ち昇り、ロビンの思考を奪う。
急速に被虐と裏返しの嗜虐心が湧き上がってくるのを感じ――

――追い掛けて来たディーンの気配で我に返る。
呆然とした一瞬の隙に、ユーリィは乱暴に彼を突き飛ばして、廊下の先に走り去って行った。]

(308) 2010/09/05(Sun) 11時頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 ユーリィ!?
 おい、ロビン大丈夫かっ

[駆けつける間に聴こえる、ロビンがユーリィを引き止める聲。
駆けつけた瞬間は、ユーリィがロビンを突き飛ばしたその時。]

 くそっ、サイラスめ……―――

[小さく舌打ちをして、全てをサイラスの所為にしたくなるのは、この場合は仕方ない。片腕にシーツとタオルケットを抱きかかえ、もう片方をロビンに近寄り差し出した。

ロビンの反応を待つ間に、むせ返るような薔薇の芳香に、咳を一つ吐く。]

(309) 2010/09/05(Sun) 11時頃

【人】 執事見習い ロビン

―廊下―
[呆然としていた為か、突き飛ばされた時に踏ん張れずに、床に尻餅をついてしまった。
何故か――立ち上がれない。

近寄ってきたディーンが差し出す手を、茫洋とした瞳で見つめ、次にディーンの顔をまっすぐに見上げた。
胸が苦しくて、とても、息苦しい。
はふ、と艶めいた吐息を零した。]

(310) 2010/09/05(Sun) 11時半頃

ロビンは、下肢にじんわりと熱が溜まっていく。

2010/09/05(Sun) 11時半頃


【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 ロビン?

[差し出した手は取られぬまま、潤んだ眸で見詰められれば、少しばかりたじろぐ。
馨る残り香は、今朝方のそれとは全く同じではないが、何故か共通するように思えるのは何故か。

薫りに誘われて、フラッシュバックするのは朧な記憶の中のサイラスとの交わり。くっと唇を噛み締めたことで、薫りに惑わされるが薄まる。]

 ――……香を炊くのが流行っているのかね。

[立ち上がれぬ華奢な少年を、厭わなければ片手で抱き起こそうと動く。また舞い上がる残り香に、ポツリそんな感想を零した。]

(311) 2010/09/05(Sun) 11時半頃

ディーンは、ロビンを抱き起こせたか否か……―――。

2010/09/05(Sun) 11時半頃


ベネットは、廊下で騒ぐ音を訊いた様な気がして、フィリップから視線を外し廊下の方を見やった。

2010/09/05(Sun) 12時頃


【人】 執事見習い ロビン

―廊下―
[ディーンの腕を、抱き起こされるまま受け入れて。
セシルのように薔薇の精そのものの香を吸収したのではなく、その残滓を嗅いだだけだから、変化は暫定的なもの――今はまだ。
ゆるゆると進行するそれに侵されつつあることは気付かねど、今の状態がおかしいと思う理性は充分に残っている。]

……すい ま せん、匂いの所為で、眩暈、が

[頭をゆっくりと振りながら、ディーンの腕に細い指を食い込ませて縋った。]

(312) 2010/09/05(Sun) 12時頃

【独】 靴磨き トニー

もー、ロビンってば。
上位者からだったら、ほんのちょっとでも嬲られそうな雰囲気が出るだけで感じはじめちゃうんだよねえ。
この淫乱。ドM。色狂い。表向きはいつもあんなに取り繕ってきてたくせにさ。ちぇっ、ちぇっ!

あーあ、僕がもっと厳つい感じのマッチョマンだったらなあ。

[と、自分がボリスやダンといった大人の男(?)になったところを想像してみた]

(-61) 2010/09/05(Sun) 12時頃

【独】 靴磨き トニー

……あれ? なんか、違う……そうじゃなくて。

ええと、そう。ヘクターとかヴェスパタインとかだ。うんうん。
もしそんな感じだったらー

(-62) 2010/09/05(Sun) 12時頃

【人】 執事見習い ロビン

[ディーンの――自分よりも丈高い男の身体に触れていると、日頃は秘めたまま内に抱えている妄想がぐろぐろと渦巻いて。
足をもじもじとすり合わせてしまうのが止められない。

ディーンに対するのは尊敬の念。
理知的で、自己抑制的……理想に近い姿として。
同じ「優等生」でも、単に純粋なだけの神の信徒であるベネットよりも彼は望ましく、優れているように見えたのだ。
だから、その敬愛する先輩の前で、このような醜態を晒しているのは耐え難い恥辱だった。]

(313) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

【人】 本屋 ベネット

 何の音、だろう。

[呟き、向けた視線の先――廊下へと、フィリップの前から移動する。
 扉から顔だけを出して覗いてみるけれど、勿論二人の姿が見える事はなくて]

 ……気のせい、かな。

[ぽつり、呟いた]

(314) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

【独】 靴磨き トニー

「ん、そうか。ま、なんでもないなら良いが」

とか言って、抱き起こしついでに背中を支えて、引っかき傷があるとこを“偶然”なぞってやって、ロビンの喘ぎ声ににやって笑ってやるのにー。

その後は
「どうした? 背中、痛むのか? ちょっと見せてみろ」
って続けて、どっか連れ込んで強引に剥いちゃうんだよ、もちろん。

「へぇ、こんな趣味があったのか。優等生の君に?」
――は、投げるタイミングが難しいけど。

(-63) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

【独】 靴磨き トニー

ロビン的には羞恥系はそんなに興奮材料じゃない。
トニー、憶えた!

(-64) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

【独】 本屋 ベネット

なんか、みんな。
僕の事を、純粋とか神聖とか、ピュアに見過ぎてるよ!!

内面、どろどろだよ!
毎朝ドナルドに欲情してたり、するよ!!

(-65) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 嗚呼、例え佳い薫りであっても、強すぎると香害だ。
 気にすることはない。

[細い指先が腕に食い込む感覚に、ぞわりと背に走る衝動を表には見せず。
そわそわと脚をすりあわせる様には、思い当たることはあれど、口に出さない。

ロビンがディーンに尊敬の念を抱いているのならば、ディーンもロビンに対して穢してはなら聖域のようなものを感じ取っていた。彼の前では佳き先輩であろうと想う気持ちは強く。
労わるように身を支え、支えが必要なくなれば、彼の頭を撫でようとするか。

もし、ベネットが交わす会話の聲を気にして廊下に出れば、その様な光景が見える筈だ。

(315) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

【独】 靴磨き トニー

/*
しかしトニーの顔グラの破壊力すごいな。
ちょっと気を抜くだけでさらっと天然方向に引っ張られる。
これでロビンを陥落させるとか難易度高すぎて燃えるw

(-66) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

【人】 本屋 ベネット

[食堂からは見えない、廊下の奥から人の声がまた聞えた様な気がして。
 覗くだけから、その姿を廊下へ移す]

 この声、ロビンと……ディーン?

[蜜色の髪を持つ彼の名前を口にしただけで、胸がとくんと揺れる。
 進んだ廊下の先、ロビンの髪を撫でようとするディーンの姿を見て。

 その深い翠の双眸に燈ったのは、羨望だったのか嫉妬だったのか。
 少年自身にも、判らない――]

(316) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

【独】 靴磨き トニー

/*
だいたい、
・くりっとしたつぶらな瞳で
・口は開けていて
・耳も丸くて大きく
・あまつさえ首筋から鎖骨、胸元まで見えている

というのは通常どう考えても受け側。誘い受けがデフォで、どうがんばっても無邪気攻めくらいまでだからなあ。鬼畜攻めに育てるのは相当厳しいw

(-67) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―廊下―
ごめん、なさ い

[ふらふらと自力で立とうと試みる。
疼きは潜熱となって下肢に籠もり、思わずきゅ、と尻肉を引き締めてしまう。
それなのに、ディーンからは優しく頭を撫でられて。
自制心が決壊しそうになって、じわりと目の縁が涙で潤んだ。]

(317) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

【独】 執事見習い ロビン

トニーに……されてから。

すっかり弱くなっている。

こんなんじゃ、駄目だ。

(-68) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

ドナルドは、胸が潰れそうな酷い罪悪感と共に、ベネットのベッドを整えなおしている…

2010/09/05(Sun) 12時半頃


【独】 本屋 ベネット

整え直しちゃうの??

なんだこの可愛いドナルドwwwwwww

もう、犯されたい!><(待て

(-69) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

【独】 執事見習い ロビン

[今朝までは名前をつけることすら夢想しなかった顔と肉体に、

ディーンのそれが嵌められて、

自分を凌辱し、苦痛を与え、服従を強いる、

酷くリアルな想像が彼をうろたえさせる。

自分が望むような形でなく、

普通に誰かと愛を交わすことが出来たらどんなに良かったのに、と

ロビンはこの時初めて思った。]

(-70) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 謝る必要はないと、謂っているだろう?

[ロビンの潤む眸に、そこまで切羽詰っているのかと、彼の矜持を傷つけずに移動させるのはどうしたものかと思案し初めた時、紫の視界に深い翠もつ少年が映る。

少し困った風に、微笑んでみせるものの、ロビンに触れる手は今は離さない。
離した方が不自然だと想えばこそ。]

 調子悪いなら、医務室で少し休むか?
 嗚呼、ベネット、お前が鍵を預かっているのだったかね。

[両者に対して最善の自然さを装って、言葉を紡いだ。]

(318) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

【人】 本屋 ベネット

[名を呼ばれて、はっとした様な表情を浮かべた。
 一瞬だけ気まずそうな顔を浮かべるも、
 眸に燈る羨望も嫉妬も、すぐに形を潜めて。
 深い翠はいつもの穏やかな色を浮かべる]

 ……うん。
 ロビン、調子悪いの?
 ずっと水遊びしてたみたいだから…風邪ひいちゃったのかな。

[眸を潤ませるロビンへと翠を向けて、大丈夫かい?と優しく声を掛けた]

(319) 2010/09/05(Sun) 13時頃

【人】 靴磨き トニー

――プール―― >>257
[ロビンの濡れた背中がつやつやと光を反射させて、壁際の手すりを上っていく。ただ眺めていただけの筈だった少年だが、何か強く惹きつけられるものを感じてじっと見つめた]

……あ、背中。爪の痕。

[薄薔薇色の長い三本の傷。自分が付けた刻印。ごくりと唾を呑んで、無意識に左手を開閉させた。感触を思い出そうとするように]

……なんか、変、だ……僕。

(320) 2010/09/05(Sun) 13時頃

【人】 靴磨き トニー

[下半身がこわばったような、けれどひどく熱っぽい感覚。ロビンはプールサイドへと上がっていく。下着に覆われた尻の輪郭が目に映る。逸らそうと思いながら、少年の視線は釘付けになる]

……叩いてやったら。どんな声、出すんだろ。

[少年に及んだ変化はもはや明らかで、濡れた半ズボンの生地を苦しいほどに押し上げていた。プールの中、熱い吐息を一人吐く]

……だめだ。頭、冷やさなきゃ。上がれない。

(321) 2010/09/05(Sun) 13時頃

トニーは、それから一人で軽く泳ぎ、プールサイドに上がった。

2010/09/05(Sun) 13時頃


【人】 執事見習い ロビン

―廊下―
大丈夫、です。
自分の部屋で、休みますから……

[辛いけれど、早く自分の部屋に行って誰にも知られないうちに埒をあけてしまいたいという気持ちが勝った。
気丈に、なるだけふらつかないようにとディーンから離れて、背筋を伸ばして立つようにした。
今は自分のことで手一杯で、ベネットの視線に含まれるものに気付くことはなかった。]

(322) 2010/09/05(Sun) 13時頃

ロビンは、自分の身体の変化にベネットが気付きませんようにと祈りながら。

2010/09/05(Sun) 13時頃


ベネットは、ロビンの眸が潤んでいるのは、身体を冷やしたせいだろうと、心配気に見詰めている。

2010/09/05(Sun) 13時頃


【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 そうか……―――
 あまりに具合が佳くないようなら、遠慮なく謂うんだぞ?

[ロビンの応えに、そっと添えていた手を離す。
ついていくでもなく、それ以上を謂わないのは、悟っていたからで。
彼の矜持を護るように、つぃっと視線をベネットに合わし]

 と、謂う訳だ、呼びかけてすまなかったね。

[さり気無さを装って、ぽんっと今度はベネットの肩を叩いた。] 

(323) 2010/09/05(Sun) 13時頃

【人】 本屋 ベネット

 すまないとか……良いよ。
 ロビンを心配してのことだし。

[叩かれた肩にじんわりと暖かい物を感じ、
 花の様にその相貌を綻ばせた]

 本当に、駄目だと思ったら医務室に来るんだよ。

[穏やかな声を背筋を伸ばすロビンへ掛ける。
 二人の間の秘め事の空気に気づかぬままに]

(324) 2010/09/05(Sun) 13時頃

【人】 靴磨き トニー

――プール―― >>283
[無為に陽差しを浴びているロビンの隣で、ごろりと大の字になる。
硬い昂奮はもう解けていたけれど、水滴をところどころに輝かせたロビンの裸身は今までとは全く違ったもののように見え、]

きれい……、んんっ、な、青空、だね。

[思わず出た言葉をなぜか、空を見上げて有耶無耶にした。
ロビンの方に視線を投げてはまた戻す。
そんな事を何度か繰り返していた]

(325) 2010/09/05(Sun) 13時半頃

【人】 靴磨き トニー

[誤魔化そうとしたのはどうしてだったろう。
爪痕を見て疼いたのはどうしてだったろう。
『好き』になることと、痕を刻むこと。それらの情動がどう関連するものなのか、さすがに対象となった当人に聞くのまでは躊躇した。
代わりに口から出たのは、いつだったか、聞いた言葉]

――生まれようと欲するものは、
   一つの世界を破壊しなければならない

[破壊するべき世界とは、どれなのだろう? 見当の付かない疑問を抱きつつ、少年はやがて束の間の眠りに落ちた]

(326) 2010/09/05(Sun) 13時半頃

【独】 会計士 ディーン

/*
ライン予想……を書こうと想ったが、複雑すぎて挫折した。
最終的に収まりそうなところとしては

ドナベネ
フィルセシ
トニロビ

が、濃厚かなぁと……―――(・ω・)
あとは判りません。何がわからないって自キャラが一番わからn

(-71) 2010/09/05(Sun) 13時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[室内はいつの間にか暗く、庭に差し込んでいた夕映えも色褪せて闇の中。
 満たされぬまま、虚しさと自己嫌悪に息が詰まりそうで、
 思わず開ける窓。
 カーテンを揺らす風は、目眩を誘う薔薇の香り。

 凭れた窓の下、銀色の髪が揺れる。
 泣き腫らした薄氷色の瞳。薔薇色の唇が、ちいさく乞うように動いた。]

(327) 2010/09/05(Sun) 13時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[窓枠へと掛ける足。
 危ないと咎められた事が脳裏を過る。

 容易く越えられることも、越えてしまえばもう戻れないことも、ちゃんと分かっていた。
 それでも…咎めるものは傍には居らず、押し込めた衝動はもはやどうにもならない。]

(328) 2010/09/05(Sun) 13時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[とん、と窓枠を蹴り、ケモノは檻から解き放たれた。]

(329) 2010/09/05(Sun) 13時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ザ…と揺れる葉擦れの音。
 十分に身を屈めて勢いを殺しても、着地の衝撃に膝は軋む。
立ち上がる前に、肌蹴た胸に飛びついてくる長い髪の姿を、半ば押し倒されるように抱きとめて。

 薔薇が香る。

「どうにでもして」と囁く甘い声に誘われて、
自暴自棄のままに奪われる唇に荒々しく応えてしまう。]

(330) 2010/09/05(Sun) 13時半頃

【人】 靴磨き トニー

――プール――(>>284)
[何か、足先で突付かれたような感触で少年は目を覚ます]

ん……むにゃ?
あー……もう、乾いた?

[頷くロビンの無表情にへらっと笑い、微妙に落ち込んだ顔になる]

って、しまった。上がった時にズボン脱いでおくんだった。
ぱんつ乾いてない……。

(331) 2010/09/05(Sun) 13時半頃

【人】 靴磨き トニー

――プールからの移動中――(>>274>>278)
[ふん、と冷笑して揶揄するロビンの言葉に頬を膨らませた]

違うよ!
おねしょなんかもうとっくに卒業したよっっ!
ロビンこそ、身に覚えでもあるんじゃないのー!?

[などと騒ぎながら寮の方へ戻っていく。途中で出会ったラルフとディーンの雰囲気には、裏を詮索するほどの考えもなく、]

……元気なのは『好き』だからね!
……ん? ラルフも、元気になった? 

[ごく軽い挨拶だけで二人と―その後でロビンとも―別れていった]

(332) 2010/09/05(Sun) 13時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―廊下―>>323>>324
[こくりと従順にベネットに頷く。
一刻も早く独りになりたかった。

ディーンは自分の異常に気付いているのだろうか。
多分気付いていて素知らぬ振りをしてくれているのだろうと思うと、とても有難かった。]

ありがとうございます……

[零れた感謝の言葉は、ベネットの優しさに対するものだけでなく、ディーンの気遣いに対するものでもあった。]

(333) 2010/09/05(Sun) 13時半頃

ロビンは、ふたりに丁寧な礼をした。

2010/09/05(Sun) 13時半頃


【人】 執事見習い ロビン

―廊下―
[ディーンの気遣いを無駄にしたくはなかったし、ベネットに心配されて気付かれるのも嫌だったので、少しぎこちなくはあるけれど、しっかりと床を踏みしめて歩く。
ディーンから離れると、疼きは徐々に治まってきたような気がした。]

(334) 2010/09/05(Sun) 13時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

[背筋をぴんと伸ばしたロビンに、一つ頷いて、その背を送るか。
その後、ベネットと2人になってから、ふっと片腕にあるシーツとタオルケットの存在に気がつく。
一瞬しまったという貌をするのは、部屋に置きに行くついでにロビンについて行くが自然だったかと思うからで]

 さて、そろそろ夕食の時間かな。
 私は食堂に向かおうと思うが、ベネットはどうする?

[その不自然さを取り繕うかのように言葉を紡ぐ。
ラルフはどうしているだろうか?と思うも、同じ寮内のこと。
時刻を考えれば食堂にいるだろう予想はつくはずと考え至った。]

(335) 2010/09/05(Sun) 13時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[薔薇の香に溺れ、長い銀髪に搦め捕られるかのように、もはや逃げられぬ。
ぎしりと体を入れ替えて、草の上に押し倒す華奢な身体。
引きちぎるように衣服を乱して、露にした白い肌へと貪りつく。

耳に届いた声は、悲鳴か嬌声か。]

(336) 2010/09/05(Sun) 13時半頃

【人】 本屋 ベネット

[部屋へ戻るロビンをゆるりと見送り、
 ディーンの問いには少し考えるような仕種を見せて]

 僕は……あまり食欲なくて。
 紅茶をポットで貰ったら、医務室の方に戻ろうかと。

[ディーンが手に持つタオルケットとシーツに気づけば、首を傾げるも、口には出さずにいた]

(337) 2010/09/05(Sun) 14時頃

【独】 掃除夫 ラルフ

/*
そう言えば、役職どうなってるんだろう。
さっぱりわからないぞ。
流石に、風花妖精っぽい所の初回占いは避けたいのだけど。

占い師=ラルフ
人狼=セシル、ドナルド?
降霊者=ベネット?
風花妖精=フィリップ?
王子様=ディーン?

残:村人、聖痕者、追従者、片想い、鱗魚人。
なんとなくサイラスが役職弾かれてそうな気がしつつ。

(-72) 2010/09/05(Sun) 14時頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 14時頃


【人】 小悪党 ドナルド

[堪えられぬ衝動を留めるものはもう何も無い。
 ベルトを緩めて取り出す凶器は、行為の残滓に潤んだままの赤く咲いた蕾を探り当てて。

 愛撫も碌にせず、強引に捩じ込む。
 背中に爪を立てたまま、華奢な体は強く仰け反って啼いた。]

(338) 2010/09/05(Sun) 14時頃

【独】 本屋 ベネット

あ、あ…いいな。
僕もそれぐらい激しく、された、い><

(-73) 2010/09/05(Sun) 14時頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 食欲がない……だと?夏バテか?
 朝方、食事は取れと謂ったはずなんだがな……―――

[ベネットの応えに、ひょいっと片方の眉を上げる。
色を含ませたわけではないが、視線は自ずと彼の細腰へ。

タオルケットとシーツへの視線へは気がつかぬ振りをして、少し考えるような間をあけ]

 食事、一緒にとらないか?
 食堂で食べるのが億劫なら、何か軽いものを運んでも佳い。

[視線を上げ、深い翠に紫水晶を合わせた。]

(339) 2010/09/05(Sun) 14時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[無惨に引き裂かれ、散らされる赤い花弁。
 咲き狂う赤い薔薇の木の下で、その行為は一方的な陵辱。

 それでも、薔薇の呪いに狂った美しき銀色は、その長い髪を草の上に乱して、うわ言のようにもっと、もっと…と強請るのだ。
 抱きすくめ、強く強く揺さぶって、互いの肌へと刻まれる鮮やかな赤い棘の傷。]

(340) 2010/09/05(Sun) 14時頃

【人】 本屋 ベネット

 元々食が進む方じゃないんだ。
 夏バテとは違うけど……。

[困ったように眉を八の字に下げて、微かに笑う。
 紫水晶に覗きこまれれば、はにかむような仕種を見せながらも首を振って]

 そこまで甘える訳にはいかないよ。
 食事はちゃんと取るから、心配しないで。

(341) 2010/09/05(Sun) 14時頃

【人】 執事見習い ロビン

―自室―
[逃れてきた筈の自室なのに、戻ってくると何故か一時治まりかけていた疼きが今度はより激しく自身を苛む。
それが部屋に置いた洗濯物から漂う薔薇香の所為だと気付かぬまま、ベッドに倒れ込んだ。

トニーに付けられた背中の傷の引き攣れるような痛みと。
先程触れたばかりのディーンの肉体の質量と体温。
それらが相俟って、どうしようもない崖っぷちに彼を追いやった。]

(342) 2010/09/05(Sun) 14時頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 朝尋ねた時は、ちゃんと食べてると聴いた覚えがあるのだがな。

[嘘をついたのか?と怒るでもなく、唯心配の色深く、八の字の眉の下を覗き込み]

 別に甘えてくれるのは構わないとも、伝えた覚えがあるのだが。
 ―――……本当に、きちんと食べろよ。

[それ以上を謂わないのはディーンがディーンであるからだろう。
神が信じるものには救いの手を差し伸べる振りをするように、求められなければ深入りしようとはしない。

と、はにかんだ仕草に、相手が手に怪我をしていることを目敏く見つける。]

 手、怪我をしたのか。夏場は膿みやすいからな、
 切り傷や擦り傷なら消毒は小まめにしろよ。

[ぽすり、また黒の髪を撫でた。]

(343) 2010/09/05(Sun) 14時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[息も絶え絶えに縋りつく華奢な少年は、組み敷くケダモノの左の鎖骨へ、
ガリリと強く歯を立てた。
身体へ染みこんでいく薔薇の香りに、赤い血錆の香りが交じる。]

…くッ、…があぁぁぁぁっ!!!
[どくりと大きく脈打ち弾ける衝動。
 腕の中の華奢な白い背も痙攣するように震えて。

 赤い香りの中に、新たに混ざる違う色の香り。
 二人折り重なって、暫くは荒い呼吸だけを繰り返す。]

(344) 2010/09/05(Sun) 14時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[既に魂は搦めとられて、逃れられぬ薔薇の呪いの虜。
 銀の髪の少女じみた少年は妖艶な夢魔が如き様相を浮かべて、アイパッチごしに潰れた片目へ口付ける。

 抜かぬまま身じろがれては、一度果てた箇所はまた熱を取り戻して…]

(345) 2010/09/05(Sun) 14時半頃

セシルは、ドナルドとユーリィを目撃している。

2010/09/05(Sun) 14時半頃


【人】 本屋 ベネット

 出来るだけ食べるようにはしてる……。

[責める響きがなくとも、俯いて。
 嘘は言っていないと、小さく呟いた。

 甘えたいと思うけれど、それを自分から口にするのは憚られた。
 それは心の奥底に、禁忌と言う意識が在るからだろうか。]

 あ、ああ……。そうだね、気を付ける。

[伸びた指が髪を撫でるのを感じて。
 嗚呼…と。小さく吐息を洩らした]

(346) 2010/09/05(Sun) 14時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[誰かに見られていることになど、気づける余裕があるはずもない。
 誘われるまま導かれるまま、まるで身代わりにするように叩きつけるのはずっと堪えてきた衝動。

 それでも渇望は何処かで、代用品では満たされぬと知っていた。]

(347) 2010/09/05(Sun) 14時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―自室―
[荒い息を吐きながら、うつ伏せで腰を高く掲げて、もどかしくズボンを下着ごと膝まで引き下ろす。
色づいた頬をシーツに押し当て、固く目を瞑って慣れ親しんだ夢想に耽る。
それは奇しくも、今薔薇園で行われているのと似たような、それよりももっと激しく、暴力的で技巧に飛んだ凌辱。

いつものような秘匿の為の準備も、小道具を出す余裕も無い。
細い体躯いっぱいに、淫らな想念が溢れて今にもはち切れそうだった。]

(348) 2010/09/05(Sun) 14時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 14時半頃


【独】 靴磨き トニー

/* いつもいつも思うことなのだが。
 どうしてBL系の村ログは、対話者の名前や対象物の名称を明示しようとしない人が多いんだろう。
 私からすればただ単に可読性を低下させ、特定の用語法を読み手に強いて、読解負荷を無駄に高めるだけの行為でしかないように思えるのだが。

 対象物の名称に関してはまあ、隠語でぼかす事の方が効果的な場合も多々あるのだからまだ良いとしても。
 対話相手については、1つの発言内で1回は明示するようにするのが妥当だと私は考えている。

 今誰と誰が同じ場面にいるのか?
 それはどこなのか?
 およそいつごろの場面なのか?

 これらは場面を構成する基本情報で、これらを提示せずにいたが為に場面の矛盾(いわゆる時空の乱れ)が発生したとしても、それはある意味、そう読ませられなかった書き手の責任だとさえ思う。

(-74) 2010/09/05(Sun) 14時半頃

【独】 靴磨き トニー

/*
 長々と書いて何がいいたいかといえば、
 その辺りのことを完全に判ってそうなロビンらぶ。
 部屋に押しかけてやろうか。

(-75) 2010/09/05(Sun) 14時半頃

【独】 靴磨き トニー

/*
 でも幾らなんでも今のトニーでは……なぁ……

 ギギギ・・・くやしいのうあんちゃん・・・
 わしがもっと強けりゃあのう・・・

(-76) 2010/09/05(Sun) 14時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 14時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 15時頃


【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 良い子だ……―――

[投げかけた2つの言葉への応えに、髪を撫でるを何度か繰り返す。浮かべた薄らとした微笑は、相手の艶かしい吐息に煽られたかのように、珍しく艶めいて。良い子という言葉も、まるで行為中にかける言葉の響きが密か篭る。

――……ディーンも、このじわりじわりと薔薇の香りに狂っていく歯車の中の一つと謂うことか。

しかしながら、まだ薔薇そのものに囚われたわけでない少年は、最後つぅっと短い黒髪を梳き毛先ではらはらと開放すると、身を退けた。]

 さて、紅茶を取りに食堂へ行くのだろう?
 そこまでは共に行こう。

(349) 2010/09/05(Sun) 15時頃

【独】 小悪党 ドナルド

「うちの悟飯ちゃんがふりょうになっちまっただー!」とか脳裏をよぎった>ベネママメモ

(-77) 2010/09/05(Sun) 15時頃

【人】 奏者 セシル

― 夕暮れから夜闇の中庭 ―
[もうどれくらい探しているのだろうか。
 普段ならばとっくにあきらめているか他の人に助けを求めているはずなのに、
 中庭の薔薇園をまだ彼はハーモニカを探していた。

 だけど、暗くてよく見えない…。

 いや、そう考えた時、彼の眸はやんわりブルーグレイに輝いて、
 何かを視る。]

 ――……あ……

[それはきっと、青い薔薇が見続けてきた秘密の散歩の記憶。
 枯れかけたことを拒絶する青薔薇は、その命を毒針に変えて……。その悪しき精神体は、この生徒に宿ったのだ。


 青薔薇は、薔薇の中で繰り広げられる陵辱の記憶を夢としてみせる。そして、その毒が織り成す出来事を、


                眸に映した。]

(350) 2010/09/05(Sun) 15時頃

【人】 本屋 ベネット

[どこか艶を含んだ様な声に、心が酷く揺れる。
 訊いた事がない響き。
 ざわり…と身体の奥が熱を産んで、
 ますます吐息は睦事の最中の様な彩りを持った]

 紅茶……。
 そう、紅茶を取りに行かなくちゃ。

[擽る様に梳かれた髪が、少年の心を僅かに蕩かせる。
 離れていく指先を名残惜しげに見詰めて。
 共にと言われば、潤んだ眸で頷いた]

(351) 2010/09/05(Sun) 15時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ただ、力尽きるまで、骨の髄まで貪るように。

 …いや、寧ろ搾取されているのだ。
 薔薇の呪いに狂わされ、精気をこの茂みに捧げるために。**]

(352) 2010/09/05(Sun) 15時頃

【独】 靴磨き トニー

/*
 上の長文独り言読み返してて、そういや思い出した。

 私、別場面にいるPCの地の文は基本的に読み飛ばす(セリフしか目に入らない)から特にその傾向強いんだわ。

(-78) 2010/09/05(Sun) 15時頃

【赤】 小悪党 ドナルド

…足りない、まだ…足りない。
[うわ言のように呟く赤い思念は掠れ声。

 共に交じるノイズは、もっと欲しいとねだり甘える下級生のもの。]

(*4) 2010/09/05(Sun) 15時頃

【独】 靴磨き トニー

/*>>352 茂みは掛詞ですね! わかります!

トニーは……んー……まだかな……

(-79) 2010/09/05(Sun) 15時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 15時頃


【人】 奏者 セシル

 ドナルド?

[己に憑いた青薔薇の精が導く場所。
 薔薇の中、繰り広げられる、そこに導かれた時、
 その人物は、隣室の彼だった。


 それを、セシルの部分は驚き、目を見開くが、
 青薔薇は、口端をあげる。]

 ――……

[そして、その残忍かと思う行為が終わったかに思えた時、また獣は雄たけび身体を揺さぶり始める。>>352]

(353) 2010/09/05(Sun) 15時頃

【人】 会計士 ディーン

― 食堂 ―

[艶やかな吐息も、あえやかな声音も、名残惜しげな視線も、潤んだ眸も……―――。
ベネットを彩るそれらに、陵辱めいた気が起きない訳ではなかったが。全ての人に平等といいながら、信じぬ者にしか手を差し伸べない神と同じがごとく、それ以上のことはやはりせず。ただ、罠のように堕ちる門戸は開いたまま。]

 嗚呼、それはそうだろうと。大丈夫ですよ。
 それと、佳ければ彼に、なにか食べやすいものをお願いします。

[連れ立って食堂へ向かえば、見えた寮母に今朝方頼まれた薔薇の水遣りの件、つなわちフィリップのことを聞く。まだフィリップが食堂にいるのなら、一度視線を投げかけたりもしたか。
己の食事を取るついでに、紅茶を求めるだろうベネットへ先手を打ち、去り際唇の端を持ち上げると、ディーンは食堂の一角へと腰を下ろす。

薔薇園で獣じみた交わりが行われているとは識らずに。]

(354) 2010/09/05(Sun) 15時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 15時頃


【人】 執事見習い ロビン

―自室―
[そろそろ食事時だから誰かが覗きに来るかも知れない。
そう思いつつも、快感を紡ぎ出そうと動く手は止まらない。
歯を食いしばって、声を押し殺すのが精一杯だった。



――時が経って。
濡れたシーツの上に四肢を投げ出して横たわる身体は、壊れた人形の如く。
白い膚は未だ薔薇色の火照りを残して、白い穢れを下肢に纏わせていた。
着衣も乱れて、半裸よりも裸に僅かに服を纏っているだけで、ほんとうに凌辱を受けたかのようにも見える。

けれども、既に欲望は開放されて静まった筈なのに、求める息苦しさは消えないのだ。
それは薔薇の呪いのような外から来たものではない――元々彼が持っていたもの、ずっと隠匿してきたものが偶然の重なりで引き出されただけ。

一度火が点いて現実味を帯びてしまった妄念は消えはしない。]

(355) 2010/09/05(Sun) 15時頃

【人】 奏者 セシル

>>345
[そう、その欲望を叩きつけられているユーリィの眸が、こちらを向く。
 恋情にかられ、薔薇に身を捧げた少年の眸が、こちらを向いた時、

 やはり、青薔薇は微笑んだ。
 セシルだけど、セシルではない者が、確かにそこにはいて……。]

 いい子だね……。
 そう、もっと、

             もっと、吸い取って。

[青薔薇は、命を削りながら、行為に耽る彼らにまた強い薔薇の芳香を注いだ。

 その芳香は、風にのり、寮内にも流れていく。
 洗濯物に移った匂いよりも、より、官能的な香りは、薔薇の吐息は、



           きっと、どんなものの歯車も、少しずつ狂わせる。]

(356) 2010/09/05(Sun) 15時半頃

【独】 靴磨き トニー

/* >>355
 トニー以外のPCを私がしてたなら、全ての理を曲げ時空を歪めてでもロビンの元に駆けつけるんだが。それとも、行ってしまうか?
これだけ同じ構成のシーンが更に続くことになったとしても?

(-80) 2010/09/05(Sun) 15時半頃

【人】 本屋 ベネット

[何処か遠くに、寮母と話すディーンの声を訊く。
 ぼうっとする意識の中、隣に立つディーンの服の端を、
 無意識に包帯を巻いた手が握りしめていたけれど、
 食べやすい物を、と訊けば顔を上げて]

 紅茶だけで善かったのに……。

[口端を上げる彼に、少しだけ頬を膨らませた。
 それでも食事を用意されるのであれば、残す訳にはいかないから、渋々と席に着いた]

(357) 2010/09/05(Sun) 15時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 15時半頃


【人】 本屋 ベネット

[用意された食事――薄味のリゾットだった――を時間を掛けて食べていると、
 夢に浮かされた様な感覚は波が引いた様に収まっていく。

 リゾットと格闘している間は其方に集中していたから。

 フィリップへと送ったディーンの視線も、
 中庭の薔薇の木の下で行われている饗宴も。

 少年は気づかない――]

(358) 2010/09/05(Sun) 15時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 食堂 ―

 此処《食堂》で食べるのが億劫なら
 医務室で食べても佳かったんだぞ?

[まるでもっと幼い者のように、頬を膨らますベネットにクツッと喉を鳴らした。席に着く前、服の裾を握る仕草も、幼いころの弟を思い出させるもので。
だから、また、胸に浮かぶ奢った想い。

――……神《しがらみ》から、開放させたい。

優等生であろうとするのも、佳い上の学校へ行くを契機にし、両親に、己は大丈夫だから弟も好きな途をと謂いたいが為というところが密やかにある。
ベネットのしがらみを解き放つには、おそらくは……―――静まるベネットとは対象的に、微かに深い翠を見る紫に欲が混じるのは、嗚呼、薔薇園から薫る蒼薔薇の芳香の所為なのだろうか。]

(359) 2010/09/05(Sun) 15時半頃

【人】 靴磨き トニー

――自室――
[カーテンが引かれた室内は薄暗い。
生乾きの半ズボンと濡れたままの下着を脱いで洗濯物籠に投げ、クローゼットから替えの衣服を探し出した。着替えようとして、少年はふと目を壁際に留める]

……子供? ……おとな?

[姿見に映るのはまだ小柄な、肉付きの薄く細い肢体。走り回ってばかりの日常の成果かよく陽に焼けて、まとまった筋肉も少しずつ形成されてはいたが――]

(360) 2010/09/05(Sun) 15時半頃

【人】 靴磨き トニー

……やっぱり、子供だよな。

[自分自身でそう感じるのは、どう足掻こうとも最年少の級(クラス)だという厳然たる事実のせい。疲れを感じたように、ぽすんと裸の尻をベッドに下ろした]

そういや。
ユーリィ、どこにいるんだろ。誰か、見つけたかな……。

[見つけたどころの話ではなくなっている、などとは、彼の想像力のはるか埒外にある現実だった。そして、ユーリィがいま何を望んでいるのかも、また]

(361) 2010/09/05(Sun) 15時半頃

トニーは、サイラス、か。と呟いた。

2010/09/05(Sun) 15時半頃


【人】 奏者 セシル

― 中庭・薔薇園での饗宴 ―

[セシルであってそうでない存在は、実はそこまで強くないセシル自身を裡に閉じ込める。
 大事なものを紛失したと、セシルは思っているけれど、それは青薔薇が、心の箍になるそれを嫌っただけの話。
 セシルの意識を時折のっとりながら、ハーモニカは、彼の記憶の見えない場所、ランドリーの使われていない古い洗濯機に放り込んだ。

 あとは、よりのっとりやすい夜を待っていたのだ。]

 ドナルド……ユーリィ……
 楽しそうだね?気持ちいい?

[青白い月が出れば、青薔薇は月明かりを吸い込んで笑む。
 妖艶な笑みは、元の少年の端整さを引き立てて、でも元の少年は出さなかった笑みだった。

 ドナルドも、こちらに気がついただろうか。
 ユーリィに、彼を放しちゃ駄目だよ、というと、ユーリィは喘ぎながらも、こくりと頷く。]

 ドナルド…駄目だよ、激しいばかりじゃ。

(362) 2010/09/05(Sun) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

             死んでしまうよ?

[そして、ユーリィに腰を打ち付けていたドナルドの横に座って、その顎を引っつかむ。]

 君は、キスの仕方もわからないのに、ね?

[彼はどんな表情をしただろう。*]

(363) 2010/09/05(Sun) 15時半頃

【人】 本屋 ベネット

 食堂が億劫じゃないんだ。
 それに医務室は消毒薬の匂いが強いし。

[喉を鳴らすディーンに苦く笑って、顔に掛かる髪を指で払った。

 彼が胸の裡で想っている事等知らない少年は、
 黙々とスプーンを動かし、熱いそれを口に運ぶ]

 ……っ。

[舌先にちりっとした痛みを感じ、スプーンを置くまでは]

(364) 2010/09/05(Sun) 16時頃

【人】 奏者 セシル

>>363

[くつりと嗤う青薔薇は、そのままドナルドの口唇をぺろりと舐める。荒い息はわかっていて、その口唇を塞いで……ふうっと口からもも薔薇の芳香を吹き込んだ。]



 ねぇ、それだけじゃ、足りないんだよね?ドナ?



[しばし薔薇の濃厚な毒を口唇から注ぎ込んだあとは、まだユーリィと合体したままの腰を撫でて、背中から背骨を辿り、尻尾骨まで辿ったあと、その奥に指を侵入させていく…。*]

(365) 2010/09/05(Sun) 16時頃

【人】 靴磨き トニー

――昼/寮・サイラスの部屋へ――
[しばらくの逡巡の後、制服を着直して自室を出た。廊下を歩く先はサイラスの居室へと。皆校舎側に居るのか屋外に出ているのか、誰とも出会わずに辿り着く]

……サイラス。居る?

[室内に呼びかけても返事は無く、主の在不在は分からない。
扉に耳を宛ててみてもさしたる物音も聞こえず、代わりに――]

あれ。この匂いって――

[――栗の花の薫りがひとすじ、流れていった]

(366) 2010/09/05(Sun) 16時頃

トニーは、苦い表情になりつつ、サイラスの部屋の前を立ち去った。

2010/09/05(Sun) 16時頃


【独】 奏者 セシル

/*

栗の花n匂いっていわれると、もう本当に、うわぁ、と思うのだった。

(-81) 2010/09/05(Sun) 16時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 16時頃


【人】 会計士 ディーン

― 夕刻/食堂 ―

 ん、どうした?火傷か?

[ふと我に返ったのは、ベネットのスプーンの動きが止まり、机の上に置かれた時。
つっと差し出すのは、水の入ったグラス。
情欲に揺れていた紫は、今は常と同じく、ただ心配そうな色を燈し深い翠を見た。]

(367) 2010/09/05(Sun) 16時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 16時頃


【人】 執事見習い ロビン

―自室―
[夕闇の部屋の中、のろのろと服を着込んで、また喉元まできっちりとボタンを留めてタイを結ぶ。
開いた窓から夜風が吹き込んで、遠く薔薇の香りを運んでくるが、麻痺した嗅覚はもうそれを感知しない。

今朝洗って窓辺で干したばっかりのタオルがまた使われて、床に散乱している。
寝乱れて体液の染みをつけたシーツが半分剥がれているのに、いつも几帳面にベッドメイキングする少年らしくなく放置してある。

やがて、身支度だけは普段通り完璧に整えた彼は、ふらりと部屋を出て食堂へと向かった。]

(368) 2010/09/05(Sun) 16時頃

【人】 本屋 ベネット

[差し出されたグラスを受け取り、こくりと頷く。

 冷たい水を口に含み、冷やした後、心配そうに見詰める紫水晶に翠を絡めて]

 ありがとう。
 本当に今日は……なんだかディーンに沢山心配を掛けてるね。

[まるで小さい子供みたいだと、苦く笑って。
 スプーンを取ると、食事を再開*させた*]

(369) 2010/09/05(Sun) 16時頃

ベネットは、ディーンの心配そうに見詰める紫水晶に、はにかむように笑んだ*

2010/09/05(Sun) 16時頃


【人】 執事見習い ロビン

―廊下―
[ロビンの表情は何も変わらない。
ただ、瞳だけが。

レンズの奥の灰色の瞳だけが、夢見るように此処ではない何処かの景色をうっすらと宿していた。]

(370) 2010/09/05(Sun) 16時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 16時半頃


【独】 奏者 セシル

/*

なんか、今回、えろばっかりしててすみません。
あれ、いつもとちょっと違う?
でも、ソロール担当なのはあんまり変わりない……。

 あと、フィル先輩らぶ。
 でも、悲恋になりそうだと思っています。
 いや、むしろ、マゾい自分はそっちにましぐらしそう。ぐすん。

(-82) 2010/09/05(Sun) 16時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 食堂 ―

 心配できる分には佳いさ……―――

[まだ心配できる要素があるということなのだからとは続けず。

はにかむ微笑に想うは、もしあの件がなければ、弟との間柄はこのようであったのだろうかと。
彼の性質は目の前の少年とは、随分と違うけれど。

裡にある奢りの対象でなく、ただ心配な弟という視線でみれば、情欲の焔は燈らない。
心配性な兄の眼で、ベネットの食事を見守り、そのまま何もなければシーツとタオルケットを抱えて彼を医務室へと*送り届ける心算*]

(371) 2010/09/05(Sun) 16時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―食堂―
[食堂へ入っていく足取りも普段どおり。
先に座っている先輩方に形ばかりの挨拶をして。
トレイを取って、用意された料理を乗せていく。
紅茶もカップに注いでトレイに添えると、無造作に席に着いた。]

(372) 2010/09/05(Sun) 16時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 16時半頃


【独】 会計士 ディーン

/*
個人的メモ

・ベネットにドナルドの勉強の件を振る
・ロビンに口止めするの忘れてる

……あと何かあったかなorz

(-83) 2010/09/05(Sun) 16時半頃

ディーンは、ロビンの登場には、特別言葉をかけず、ただ安堵を示す微笑を向けた*

2010/09/05(Sun) 16時半頃


【人】 執事見習い ロビン

―食堂―
[先輩の向けた安堵の微笑は、本当にロビンの眼に……こころに、映っていたのだろうか?

彼は行儀良く、だけれども歳相応の旺盛な食欲を示して料理を口に運んでいく。
先程の廊下での出来事の影響は、そこには全く影を落としていないように外からは見えただろう。]

(373) 2010/09/05(Sun) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

[そして、薔薇園での饗宴はいつまで続いただろうか。
 きっと、気を失わんばかりの二人をそこに打ち捨てたまま、くすりと嗤いだけを残し、青薔薇は去っていく。

 次に寮であったとき、人前であれば、セシルとして接するだろう。
 だけど、人目がないならば、青薔薇はきっと薄い笑いを彼らに投げかける。]

 →寮へ

(374) 2010/09/05(Sun) 17時頃

【独】 靴磨き トニー

/*あっぶね、今携帯版の方から再送信しかけちった

(-84) 2010/09/05(Sun) 17時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 17時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―食堂―
[食堂の風景に溶け込んでしまった後は、
誰かに話しかけられることがなければ、
積極的に誰かに声を掛けることも少ない。]

[からり]

[硝子球とは違う心地のいい音、水に溶ける氷の音。
>>292声を掛けられると薄らと翡翠は開いて。
硝子球に似た瞳は茜の色を映してきらきらと反射する。
ベネットの言葉に、薄く微笑んで うん、と頷いて。]

(375) 2010/09/05(Sun) 17時頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>295
[目を覚ましたのならまた茜色に硝子球を翳す。
赤と紫、それから蒼…色のついた気泡を多く宿す球は
中を覗いてその向こうに空を見ることすら難しい。]


―――…これはね、…"心(ココロ)"。
この色は特に割れやすいから…大事にしないと。


[寝起きの時のような掠れた甘さを宿す声で詠うように。
気泡だらけの球は不透明に近く、そして脆い。
ベネットにそう謂うと掌の中に大事そうに握りこんで]

(376) 2010/09/05(Sun) 17時頃

【人】 鳥使い フィリップ


――…でも、

落ちて…砕け散ってしまった方が…

綺麗なのかも。


[囁くように謂うと掌を大きく広げて。
脆い球は掌の上で頼りなく揺れる、大きく揺れれば掌から落ち
直ぐにでも床に叩きつけられ砕けててしまいそうな…

――…ギリギリの均衡、

砕けたその時を思い浮かべるように、
うっとりと均衡を保つ球を慈しむように翡翠が見つめて。
ベネットが離れ、廊下に向かう姿も特に引きとめはしない。
球は落ちずに、また掌の中へと戻って。]

(377) 2010/09/05(Sun) 17時頃

【人】 奏者 セシル

― 寮 ―

[寮に入った時、その顔は、セシルだろうか、青薔薇だろうか。
 ぱっと見た目でそれがわかるわけはなく、
 眸の色は憑かれたままのブルーグレイッシュなのだけど。

 手を洗いに行き、ハーモニカを探すために傷つけてしまった細かな手の傷を洗う。
 もちろん、そのほかに濡らした残滓も洗い落として……。

 ほのかな薔薇の芳香を漂わせながら、
 身体が覚える空腹を満たすために食堂に向かう。]

(378) 2010/09/05(Sun) 17時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 17時半頃


【人】 靴磨き トニー

――夕刻/寮内――
[一渡り寮内を歩き回ってみても、ユーリィは見つからなかった。
窓から差し込む陽光は傾いて、廊下に朱色の枠を四角く描く。
他には誰の姿も見えなかった。立ち込めた熱気と夕暮れの色が相まって、胸苦しいほどの感傷を呼び起こす]

ひとり、か……。
ロビンは? ユーリィは? 高等部の人たちは?

[呟いて、各自の居室がある区画へと視線を投げる。
戻ろうという気にはなれなかった。
誰かと出くわせばその分、却って自分の幼さを思い知らされそうに感じた]

(379) 2010/09/05(Sun) 17時半頃

トニーは、寮の玄関を出て、石段の端で膝を抱えた。

2010/09/05(Sun) 17時半頃


【人】 奏者 セシル

― 食堂 ―

[食堂に入れば、食事を摂っているものの中、すぐに、セシルが、フィリップの姿を見つける。

 そして、はじかれるように、その傍に駆けていく。
 その眸の青は少し弱まる。]

 フィル…先輩……。

[その姿に手を伸ばそうとするけど。]

(380) 2010/09/05(Sun) 17時半頃

【人】 靴磨き トニー

――夕刻/寮の玄関――
[赤々とした太陽が、次第に地平線へと近づいていく。一年前――この学園に入学するまでに住んでいた所で日の沈む先といえば、ごつごつと連なる山並みの向こうへ、だった]

――ここだと、森の向こう、なんだね。

[望む先に見えるのは白樺や樫、ブナの樹が生い茂る森。
同じような植生の林がこの学園の裏手にもあり、透明な水を湛えた湖がそれを縁取っていた。
少年にはまだ経験が無かったものの、湖での自然観察や遠泳といった形で、カリキュラムにもその存在は組み込まれている]

――そろそろ、戻ろうかな。

[鐘の音が響いた。
見上げれば鐘楼が夕陽を照り返し、一日の終わりを告げていた。
空は西から東に、茜色から淡い菫色へのグラデーションを纏う]

(381) 2010/09/05(Sun) 17時半頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 18時頃


【独】 奏者 セシル

/*

フィル先輩らぶ…



          黙れ自分

(-85) 2010/09/05(Sun) 18時頃

【独】 靴磨き トニー

/*
樫とブナはともかく、そこに白樺って同居していいのかな。
考証してないや。まあいいということで。

(-86) 2010/09/05(Sun) 18時頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>354
[やがてベネットはディーンと共に戻ってくるだろうか。
閉ざされていた硝子球の翡翠が人の気配に薄らと開く。
ディーンの紫を見て、硝子球は何か謂いたげに。
薄く厚い唇が開くけれども声にはならずに
寝息にも似た微かな吐息だけが落ちて。
問われなければ水遣りのことを口にすることもなく、
同級生達や後輩の話や食事の様子を聞いているのか、
それともまた眠りについたのか風景に溶け込んでいく。

手の内の硝子球のように
無機質であろうと、するかのように。]

(382) 2010/09/05(Sun) 18時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

─ 薔薇園 ─

ユーリー?いるんなら出ておいで。

……ここの薔薇に魅入られちゃいけないんだ。  だから

[戻って来いと後輩の名を呼び続ける。

と、]

?何だこれは。

[足に何かが当たる。拾い上げてみると、小さなハーモニカ。]

(383) 2010/09/05(Sun) 18時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―食堂―
[セシルが食堂に入ってきたのは
ディーンがベネットを送り届けようとするころだろうか。
名前を呼ばれると翡翠は薄らとまた開かれて
羽織るシャツから香るのは彼の残り香。

翡翠に硝子の色はなく、こちらに駆け寄る姿には
不思議そうに首を傾ぐとまだ薄く濡れる金茶の髪が揺れて。]


――…どうしたの?


[中庭での獣のような淫行は知ることもなく。
伸ばされる手に微かに身体が揺れる。
ふわりと香る薔薇の…セシルが近づけば
纏う香の甘さを思い出してしまったかのように。
それでも問うのは、何時もと同じ声で。]

(384) 2010/09/05(Sun) 18時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[から、からり。]

[硝子球が手の中で鳴る、翡翠の心の裡が…
危うく保たれている均衡が 其処にある。*]

(385) 2010/09/05(Sun) 18時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 18時頃


ルーカスは、セシルのじゃなかったかな、これは、と楽器を拾い上げた。

2010/09/05(Sun) 18時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 18時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 18時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[手に取ったハーモニカが、一瞬甘い香を放ったような気がした。]

……ぁ……

[軽い眩暈とともに、世界は一瞬色を失いかける。]

(386) 2010/09/05(Sun) 18時半頃

【独】 掃除夫 ラルフ

/*
ラルフ=占い師
ドナルド=人狼
セシル=風花妖精
ベネット=降霊者

ディーン=王子様or聖痕者
ロビン=鱗魚人or人狼
フィリップ=聖痕者or人狼

トニー=追従者or片思い?
サイラス=何か弾かれのような気がする?
ルーカス=?


情報ページ読み返した。
セシルを占ってはイケないね。

(-87) 2010/09/05(Sun) 18時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[思わず膝を地についた。空いた手で顔を覆う。]

トニーに偉そうな事を言っといて、、自分が暑気あたりになってちゃ、世話はないな……。

[そのまま腰を下ろす。
握ったつもりだったハーモニカが、いつしか手の中から消えているのには気づいていない。]

(387) 2010/09/05(Sun) 18時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 18時半頃


ルーカスは、しばらく動かずにいた後、頭を一つ振って*自室に戻った*。

2010/09/05(Sun) 18時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 18時半頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 18時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 18時半頃


【人】 奏者 セシル

>>384
[金色の髪がこちらを見る。首を傾ける様子、セシルにはとても綺麗に見える翡翠。
 どうしたの、と何でもないように訊かれて、それがあまりにいつものように見えて、
 俯いた。]

 ハーモニカ、知らない、ですか?

[そう、その時は、もうセシルだった。
 見れば、きっと泣き出しそうな貌だろう。
 でも、同時に薔薇の香は漂う。]

 ――……ポケットになくって………

[声は掠れる。]

(388) 2010/09/05(Sun) 19時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 19時半頃


【人】 奏者 セシル

>>388

[掠れた声は、続く。]

 ずうっと探してたんだけど、
 みつからない  から。

 どうしよう、みつからなかったら…。

[フィリップが硝子球を握っているだろう、その手を見つめて…。
 不安げな声を出す。

 そして、また手がつい伸びそうになって、
 いや、我慢できなくなって、

 その背中に指先を置いた。]

(389) 2010/09/05(Sun) 19時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 19時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

>>388
[俯くセシルに不思議そうに翡翠の色が瞬いて。
セシルとの交換も、ドナルドに向けた誘いも、
全部が瞬きの一瞬の夢の中に置いてきたかのよう。
香る薔薇の匂いに、さわりと揺れ動く気配は裡に。
けれども手の中の均衡はまだ保たれて。]

ハーモニカ…朝吹いてたよね?
そこから…何処かに置いてきた?

[ロビンも其処にいるのだろうか、いたのならば
ロビンはハーモニカを見なかったかと訊くようで。
泣き出しそうな貌、不安げな声に
気遣わしげに翡翠の色が伏せられて。]

(390) 2010/09/05(Sun) 20時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―――…っ …ん、

[小さく、かり…と音が鳴る。手の中の硝子が擦れる音。
零れた吐息は薄く開いた唇から零れて、
触れられる指先にじん…と甘く響くのはどこか。
くすり、潜むような、熱を潜めるかのような笑みの声が続いて]

大事なもの、置いてきちゃだめだよ。

…仕方…ないなあ。
一緒に探しに行こうか?

[笑う声は何時もと変わらない。声も。
裡の空洞も、薔薇の香に感じる何かも、
無意識に零れ落ちてしまった吐息以外は
全てを笑みの裏に隠したまま後輩に向けてそう謂った。]

(391) 2010/09/05(Sun) 20時頃

【人】 執事見習い ロビン

―食堂―>>390
[食べ終わって、ナプキンで口を拭う動作も恭しく。
と、セシルが迷子のような顔をして食堂に入ってきて、一目散にフィリップに駆け寄るのが目に入る。
それに対する反応は、眉を僅かに上げたのみ。
「ハーモニカ」がどう、という言葉にも殆ど無反応で、]

さあ。見かけませんでしたね。

[と、フィリップの問いにも素っ気無い。
優等生の仮面を維持する為に同情する振りで繕うことさえ忘れたようだ。]

(392) 2010/09/05(Sun) 20時半頃

【人】 奏者 セシル

>>391

 うん、大事なのに……。
 どこかに……。

[大事、の言葉に、ますます声は掠れる。
 ただ、仕方ない、といわれつつも、探しに行こうか、といわれて貌はあげた。]

 ――……うん

[それは、本当にとても、


          とても心強かった。

 ただ、知らないといわれて、突き放されるんじゃないかとも、思ったから。]

(393) 2010/09/05(Sun) 20時半頃

セシルは、ロビンの素っ気無い言葉には、やっぱり目を伏せたて、ぶるりと背中を震わせる。

2010/09/05(Sun) 20時半頃


【人】 靴磨き トニー

――食堂――
[憔悴した表情の少年が、静かに食堂の中へ入ってくる]

サイラスは? 居る?
ユーリィは――居ないな。

[低い声で、誰にとも無く問いかけ、辺りを見回した]

(394) 2010/09/05(Sun) 20時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―食堂―
[かたりと椅子を引き、立ち上がる。
食べ終えた食器を載せたトレーを運ぶ端整な横顔は、セシルとフィリップのやり取りなど眼中にないようだ。

戸口に現れたトニーが問い掛けた時だけ、ちらりと視線を動かした。]

(395) 2010/09/05(Sun) 20時半頃

【人】 靴磨き トニー

――食堂――
居るのは――ロビンにセシル、フィリップ。

[見れば判る事を態々口に出す。少年の瞳にいつもの活力は無い]

ディーンとベネットは、さっき後ろ姿だけ、見た。
じゃあ、他のとこに居るのは、ドナルドとラルフ、ルーカス、か。

[突っ立ったまま独り言ちる。
トレイにはバゲットとチーズ、スープだけを取って、席に着いた]

(396) 2010/09/05(Sun) 20時半頃

トニーは、フィリップとセシルの様子をちらりと一瞥し、関心無さげに食事を始めた。

2010/09/05(Sun) 20時半頃


【人】 靴磨き トニー

ロビン。
ユーリィは? 見つかった?

[席を立つ音に、そちらの方を見もせず、声だけで問いかける]

(397) 2010/09/05(Sun) 20時半頃

【独】 靴磨き トニー

/*
※この場面に至るまでに、自室で一度ユーリィと遭遇しています。でもその部分を書いていたら間違いなく場の流れに乗り遅れるので、一旦後回しにしてここに登場、という動き。

(-88) 2010/09/05(Sun) 20時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―食堂―
ユーリィならさっき見たよ。

[淡々とした声音。]

僕を振り切って、またどっか行っちゃったけどね。

[トニーを見遣る眼差しはあくまで平静。
いや、平静過ぎるほど。]

(398) 2010/09/05(Sun) 20時半頃

ロビンは、そのまま食堂から出ようとする。

2010/09/05(Sun) 20時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

>>392

そっか。
何処に行っちゃったのかな。

[ロビンの素っ気無い素振りも気にする様子はない。
話しかけられない限り、此方も話しかけることは少なく。
けれども何時もはもう少し、心配する素振りくらいは
見せるかもしれないのに。微かな違和感には不思議そうに
ロビンを見るだけで…言及はしない。]

(399) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【人】 奏者 セシル

[トニーの言葉の「ユーリィ」には微かな反応を見せる。
 けれど、貌をあげたとき、トニーはもう食事をはじめていて、関心なさげな様子に口をつぐむ。


 そう、結局は庇護されてここでは過ごしてきた。
 だから、庇護されないことには弱い。

 いや、だから、虚勢を張って…いるのだけど、
 今は、とてもとても、弱かった。




           青い薔薇にすぐに飲み込まれそうなほどに。]

(400) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>394

サイラスは…朝に見たきりかな。
ユーリィも、俺は見てないよ。

[続いて食堂に入ってきた後輩の少年に。
少し疲れきったような顔には翡翠が瞬いて。]

サイラスに、何かされた?

[そう思ったのはトニーがサイラスを探していたから。
ユーリィのことだと思わなかったのは、トニーが
ユーリィと同室だったから、ただそれだけだけれど。]

(401) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

――食堂――
[食事の手は止めぬまま、ロビンの言葉に小さく頷いた]

そうか。
じゃ、その後だったんだな。ユーリィが部屋に戻ってきたのは。
ふぅん。どういう流れか多少、見当ついた。ありがと。

[ぶっきらぼうな口調で答え、その後ろ姿に一度、視線を投げた]

(402) 2010/09/05(Sun) 21時頃

フィリップは、セシルの相槌には同じように、うんと相槌を返して。

2010/09/05(Sun) 21時頃


トニーは、セシルへと視線を移す。目を眇めて、かすかに鼻を鳴らした。

2010/09/05(Sun) 21時頃


【人】 靴磨き トニー

――食堂――(>>401)
[スープを掬う匙を止めて、フィリップに目を向ける。
忌々しげな表情で、少年は一度奥歯を噛んだ]

ああ。
といっても、ユーリィが、ね。
僕は――今は、彼には遇わない方が善いんだろうな。
客観的には。あるいは――寮則から言えば?

(403) 2010/09/05(Sun) 21時頃

トニーは、そう言って、冷笑的な嗤いを口許に浮かべた。

2010/09/05(Sun) 21時頃


【人】 奏者 セシル

[トニー、ロビンはユーリィ…とサイラスを探しているようだ。

 まるで、透明な檻から見てたように、さっき、ユーリィのことは見ている。一緒にいたのはドナルドだった。
 そして、……自分も。


 サイラスも、会っている。
 身体が疼いて仕方なくて、その時に、サイラスが同室者からの指令を果たしにきた。
 そのあとは、知らない。]

 ――……

[だけど、どちらも、
 とても、中等部の生徒にいえる内容ではなくて…。
 やっぱり口をつぐむ。]

(404) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【人】 執事見習い ロビン

―食堂―
[自戒の堤防の罅割れから漏れ出す「何か」は目に見えぬ薄膜のようにロビンを覆う。
けれども、それが何であるかに気付くものは、]

(405) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

「喧嘩、飲酒、賭博、そ他の不品行な行為を寮の内外を問わず、行なわないこと」――たしか、寮則の始めの方にあったよね。

困ったものだな。
僕だって別に、ユーリィごと告発したいわけじゃないんだから。

(406) 2010/09/05(Sun) 21時頃

ロビンは、トニーの言葉を聴かず、廊下に出た。

2010/09/05(Sun) 21時頃


トニーは、ロビンの方へ、軽く視線を流す。軽く盛った食事は大半まで食べ終えていた。

2010/09/05(Sun) 21時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

>>296>>332

[──夕闇が迫る刻、窓の外の景色を眺めるとも無く眺めると、昼間の出来事が思い出される。

 ラルフは、ディーンと二人、ドーム型の天井のクラシカルな図書館を出て、揺れる水面が刹那の宝石のようにキラキラと光るプールの側を横切った。それはまだ太陽が世界を支配する時刻の話。騒ぎながら寮へ駆け戻って行く中等部の少年達。は、プールの塩素と日向の匂いがする。

 ラルフが、彼等の学年の時はどちらも、ラルフは明るいとは言えない時間を過ごした。トニーと同じ一年の時は、寮生活に馴染めず、母親が一時入院した事もあって不安定だった。そしてロビンと同じ学年の時は、あの『事件』があったのだが。
 今なら──ラルフと言う人間を変質させてしまった事件、そしてそれに繋がる事象を呪う事無く、心の底から「楽しそうだ」と思う事が出来た。]


トニーがロビンを好きなのかい?>>332
…ん、今は俺も元気だよ。

[屈託の無い言葉へのなにげない返答。ディーンがラルフに対して、何かしらの罪悪感に胸を痛めた事>>296は知らないまま。]

(407) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

――行っちゃったか。
ま、ロビンもロビンで、何とかしなきゃなんないだろうしね。

[出て行くロビンの後ろ姿を見送り、少年は残りを片付けてしまおうとスープ皿を傾ける。ふと、沈黙したままのセシルに気づいた]

――何? 何か、言いたいことでもあるの。セシル。
黙ってちゃ、わかんないよ?

(408) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

─ ラルフの部屋>>298

[部屋にディーンが居た時は、ラルフにとっての睡眠不足による疲労が感じられるサイクルが訪れておらず、まだ日が沈みきらぬ刻だった。]

部屋を借りに来たのに、
床で寝るなんて有り得ないよ。
それなら、ディーンは俺のベット使って?

[ディーンが眠ってから自分が勝手に上段を借りればいいと、そんな風に。
 そもそも眠れる自信は無いのだけど、その事を咎めず甘やかすような言葉がディーンから注がれ。口当たりの良いアルコールに酔ってしまうのを、おそれるようラルフは小さく首を竦めたのだった。

 夕闇が空を染める頃から、青薔薇の香りが各部屋に届けられた頃から、世界はまた違う色に変わりゆく。そして──青ざめた月の青薔薇の刻には*。]

(409) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[トニーからの言葉に翡翠が少し翳を帯びて。
それは訊く名前よりも、常と違う後輩の様子に。]

サイラスが…ユーリィに…?

[不思議そうな声音になるのはその組み合わせに
ぴんとくるものがないからだ。
ユーリィは、所謂サイラスのお気に入りでもないはずだから。]

何か…やらかしたの、かな…。
――何があったの?
謂いにくいなら、俺から謂うこともできるし…

サイラスよりも、今はトニーの方が何かやらかしそうな顔だ。

[見た目にそぐわぬ冷笑に、かり…と硝子球を鳴らして訊いた。]

(410) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【独】 靴磨き トニー

/*
ちょっとばかりハイスピードモードで書いてみました。
しかし久しぶりに遣ると楽しいな、これも。

(-89) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【人】 執事見習い ロビン

―廊下―
[まだトニーの悪意の棘に満ちた声が聞こえてくるけれど。
彼はそれにはもう注意を払わない。

全く平静な顔で、はふ…と熱い吐息を零す。
何かを待ち望むようにうっすら開いた口から、やわらかい舌が閃いて、薄紅いろの唇を湿した。]

(411) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

――食堂――(>>410)
んー、まあ。
何か、って程度の話じゃないけど、そんな程度、って気もするな。

[フィリップの硝子球が擦れ合う音には、うっそりとした笑みを返す]

――そう? もしそうなら、止めてくれればいいさ。下級生を監督すべき立場にある上級生として。でも何があったか話す前に、セシルが何か言いたそうなんだけど。

[と、セシルへと水を向けた]

(412) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【独】 執事見習い ロビン

[したくて、
したくて、
したくて、

堪らない。]

(-90) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【人】 奏者 セシル

>>408

[トニーの強めの口調には、びくりとして、弱弱しい目のまま、首を横に振る。
 本当はそんなに強い口調じゃなかったのかもしれないけど、
 とにかく、急に何かと訊かれたのには吃驚した。]

(413) 2010/09/05(Sun) 21時頃

【独】 靴磨き トニー

/*>>411
悪意……ね。まあ、無いとは言わないけど、こんな程度ではまだ「悪意に満ちて」るわけじゃあないよん。

(-91) 2010/09/05(Sun) 21時頃

トニーは、セシルの反応を、何か測ろうとするかのように目を細めて眺めた。

2010/09/05(Sun) 21時頃


【独】 靴磨き トニー

……センサーに反応なし。これは違うよ。

僕のターゲットじゃない。

(-92) 2010/09/05(Sun) 21時半頃

【独】 執事見習い ロビン

[誰ならばこの渇望を癒してくれるのだろう。]

(-93) 2010/09/05(Sun) 21時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[自室には帰らず、亡霊のように寮内を彷徨う。
砂漠で水を求める遭難者の如くに。]

(414) 2010/09/05(Sun) 21時半頃

【人】 奏者 セシル





――……知らない



[その後もこちらを窺うトニーの視線にセシルが怯える。
 精一杯つむいだ言葉はそれ。]

(415) 2010/09/05(Sun) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[トニーが何にそんなに腹を立てているのかわからない。
学生らしからぬ行為が寮の裏側で巡っているのは承知で、
深くは関わらない、誘いに乗ることも、告発することも。
関わることがあっても、それは春の卒業でいなくなった
同室者からの誘いがあったときだけで…。]


なんか、気に入らないことでもあった…?


[セシルにまで棘を向ける様子には少し驚いたように。
態を崩さずにいる翡翠は、今更な話に何故今になって
トニーが目くじらを立てたのかが不思議で。]


…ユーリィを…巻き込んだのかな。

[思い浮かんだ可能性が、ぽつりと零れる。]

(416) 2010/09/05(Sun) 21時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[ふと横を向くと、窓の外は既にか黒い夜闇に覆われている。
そして、ガラスに映る己の顔。
少女人形のような貌と、温度のない眼差し。]

――まだ、大丈夫。
うん。僕は、大丈夫だ。

[自身も何が大丈夫なのか分からぬままに声に出して呟いた。]

(417) 2010/09/05(Sun) 21時半頃

【人】 靴磨き トニー

――食堂――(>>415>>416)
[怯えた様子のセシルに、軽く顎を引いて頷く]

そ。言いたくなければ、良いよ。
でもそんなだったら、ここからの話、聞かない方が好いと思うな。

[フィリップの疑問には首を捻った]

あれ、そう言わなかったっけ?
ユーリィがサイラスに何かされた、って。

(418) 2010/09/05(Sun) 21時半頃

【独】 執事見習い ロビン

[耐えなきゃ。]

(-94) 2010/09/05(Sun) 21時半頃

【人】 靴磨き トニー

「何か」がなにか、については――セシル、聞いてたい?

[少年はゆっくりと、大きな瞳に一度目ばたきさせた。たった今までの剣呑な色合いは薄れて、僅かに微笑の混じる表情になる]

あ、でもその前に、少し水が欲しいな。

(419) 2010/09/05(Sun) 21時半頃

【人】 奏者 セシル

>>418

 そんなんだったら?
 トニーは、オレが何か知ってると思っているの?
 それはなぜ?

[純粋な疑問。
 あまり普段からもそう話をするわけでもない子。
 今日も顔を見たのは今がはじめてだ。]

 ユーリィがサイラスに何かされたの?
 やっぱり、オレ、知らないよ。

[それも事実。]

 トニーは一体、何を怒っているんだ?

(420) 2010/09/05(Sun) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>418

謂ってないよ。
何かあった、何かがあったって謂うだけで。

肝心なことは、話してくれてない。

[サイラスと同じ、とまでは謂わないけれど。
トニーの疑問には、そう呟いて。
話す気がないのなら、
こちらからも深くは問わないけれど。]

[からり、手の中で硝子球が転がる。
怯えた姿のセシルを翡翠は見て、
大丈夫?と短く訊いて。]

(421) 2010/09/05(Sun) 21時半頃

セシルは、トニーの変わる表情にやっぱり眉を寄せた。

2010/09/05(Sun) 21時半頃


セシルは、フィリップの気遣いには、触れている背中の指先に少し力を込めながら、うん、と答えて・・・。

2010/09/05(Sun) 21時半頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 21時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 21時半頃


セシルは、トニーに話の続きを促した。

2010/09/05(Sun) 21時半頃


フィリップは、トニーの様子はやはり何時もとは違うもので。

2010/09/05(Sun) 21時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 22時頃


【人】 靴磨き トニー

(>>420)
ん? 反応が何か変だったから軽くカマかけてみただけだよ?
けどさ、なんか随分、震えてる様子じゃない、セシル。
今から話すのはそれなりにショックな内容だと思ったから言ったんだけど。

[ん……と少し考えて、]

でも、話、聞くつもりみたいだから、言うよ。
親しいルームメイトが先輩の最上級生に弄ばれて、棄てられたってのは、さ。怒ったって当然だろ?

(422) 2010/09/05(Sun) 22時頃

【人】 奏者 セシル

[トニーの水が欲しい、という言葉に、テーブルを見回して、水差しを見つけると、中が入っているかどうか確かめてからコップに注ぐ。]

 何かって…




          多分、わかると思うけど。

[ヘクターのお気に入り、というレッテルは、むしろ、それがわからない立場ではありえないことを証明しているのだけど。
 やはりおおっぴらに言うことではない。]

(423) 2010/09/05(Sun) 22時頃

【人】 靴磨き トニー

(>>421)
弄ばれた、の内容も具体的に謂った方がいい?
そういう事、先輩方の間では割と『よくあること』だって聞いたけど。

[口調の苦々しさは隠そうともしない。
だが一方で、少年の表情にはどこか諦めたような色が漂う]

――そういうのも、含めて。ユーリィから、聞いたよ。全部。

(424) 2010/09/05(Sun) 22時頃

トニーは、セシルにありがとう、と頭を下げて、グラスを受け取った。

2010/09/05(Sun) 22時頃


【独】 鳥使い フィリップ

/*
ユーリィの時系列が全然わかんない…。
トニーのそれは、ドナルドの後から訊いたやつかな?
うーん、わかんn

(-95) 2010/09/05(Sun) 22時頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 22時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 22時頃


【人】 奏者 セシル

>>422

[話は要するに、サイラスがユーリィを弄んで捨てたということだった。
 あまりにも、予想通りの話で…。
 その後>>424よくあることだ、には、やはり黙り込む。]

 サイラスは、そういうの、多いから。

[それは慰めにも何にもならないが、よくあったことというのは伝える。]

(425) 2010/09/05(Sun) 22時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 22時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 22時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 22時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

─ 薔薇園→自室 ─

なんてこった。たかだか5〜6年ですっかりヤワになっちまって、だらしねえったら……。

[部屋に入ると同時にベッドに崩れるように倒れ込んだ。]


にしても、ユーリーはホントにどこにいるんだ?人騒がせな。下手するとぶっ倒れちまうぞ。
[ほっそりとした下級生の姿を思い返しつつ、舌打ちをする。
まだ眩暈が残っているのだろう。目を開けるのも億劫だ。]

(426) 2010/09/05(Sun) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―――… ……

[トニーが話す内容に、小さく1人で何か嘯いて。
それは、誰にも聴こえない呟き。
から、からり…手の中の無機質な硝子が鳴る。]

…そっか。
サイラス、そんなことしたんだ。

[呟く声も、あまり同情めいたものにはならなかった。
あまりに…、あまりに、よく聴く話。この寮の中では。
ユーリィと、サイラスに…思うことはあったけれども。
それは心の裡だけに、表には出さずに。]

トニーは、サイラスと話したいのかな。
だったら、サイラスを見かけたらそう謂っておくよ。

…二人きりで話したいんなら、そう伝えとく。

[翡翠はトニーを見て。硝子の色を帯びて、細まり笑った。]

(427) 2010/09/05(Sun) 22時頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 22時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 22時半頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 22時半頃


【人】 靴磨き トニー

――食堂――(>>425)
[ぱちぱちと目ばたきして、セシルの言葉を繰り返す]

――そういうの、多いから。
それだけで済ませちゃえるんだ。
なんともよく馴染んだことだね、セシル“先輩”。

[はは、と乾いた笑いを溢し、少年は視線を強めた]

でもそういうのは、そういうのが好きな連中だけで駆け引きやってればいいんだ。

ユーリィみたいな、何も知らない純情な―否、純情だった―子を、そんな間柄に引きずり込むなんて、まるで走れない奴に鬼ごっこの鬼をさせるみたいなものだよ。

いつまで経っても、抜け出せやしない。

(428) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

……俺が中ったのは、暑さなのかね?それとも──

[毒々しくすらあった、甘い薔薇の香。
何かを拾ったような気がしたが、それが何だったかすら思い出せずにいる。無論、ポケットの中にはそれらしいものも入っていなくて。]

蒼い薔薇……か。

[横たわったまま、左手首の腕時計をずらす。

普段は文字盤に隠されて、日焼けのない白い肌に浮かんだ青い染みのような何か。]

兄貴とお揃いにしたかったんだけどな……。

[青い薔薇の花を嘗て自分と同じところに咲かせていた青年の事をふと思い返す。
同じ柄にしてくれと頼んだら、自分の貯めていた小遣いの額では、大負けに負けて花びら一枚分だ、と入墨職人は言っていたっけ。]

(429) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

トニーは、フィリップの申し出には首をかしげた。

2010/09/05(Sun) 22時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 22時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[から、ころころころ…]

[フィリップの手の中に在った硝子球、
脆い気泡の其れがころころとテーブルに転がる。
床に落ちることはなく、テーブルの上で動きを止めて]

…話せるなら、早い方がいいのかな。
セシル、俺ちょっとサイラス呼んでくる。
探しに行ってくるよ。

ハーモニカも一緒に探してみるから。
――…見つからなかったら、また一緒に探そう?

[そう謂って、背に触れる指先から離れる。
ふわり、蒼い薔薇の香は何時の間にか指を伝って
翡翠の生徒にも濃く纏って。
翡翠細めて微笑む姿は常と同じ、
否、常とは少し違う艶やかさを宿して――…]

(430) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

>>428

[トニーの言葉には、やっぱり俯いて、小さく、そうだね、と答えるしかできない。

 「そういうのが好きな連中だけで、駆け引き」などということが不可能であることぐらい、トニーもわかっているだろう。

 そう、最初はみんな、そう、なのだ。
 最初はみんな、ユーリィ、なのだ。]


 ――……馴染んだよ。


[でも、それを自分で肯定するのは、



             辛かった   けど。]

(431) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 22時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 22時半頃


【人】 奏者 セシル

>>430

 ――……フィル先輩……。

[サイラスを探す、と離れる背中に、はっと顔をあげた。
 息が荒くなる。

 行かないでほしい。一人にしないで……ほしい。
 今、一緒にいてほしい………のに。






 だって、もう、自分は、


           負けそうで。
           せめてそれが、ハーモニカがあったのなら。]

(432) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

【人】 靴磨き トニー

――食堂――(>>427)
えぇっと。

[フィリップの真意を掴みかねて、少年は口ごもる]

まあ、そりゃ、僕はちびだし、五歳も年の差があるんじゃ、まともな勝負にはならないとは思うけど。
……本当に、『よくあること』なんだな。

[諦めから呆れへと表情を変えて、束の間考え込んだ]

ううん、いいよ。
「黙るに時があり、語るに時があり、」だから、僕からは望まない。
サイラスがそう言ってくるんなら、僕は構わないけれども。

(433) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

セシルは、縋るような目でフィリップを見つめる。

2010/09/05(Sun) 22時半頃


【独】 靴磨き トニー

/*
さて、聖書の引用を2つばかりしてるのだけどベネット(の中の人)はこれに気づいてるのかどうか。

(-96) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

ドナルドは、どこをどう歩いてきたものか。抜け殻のように虚ろな様子でひとりシャワーを浴びている。

2010/09/05(Sun) 22時半頃


【独】 靴磨き トニー

/*
ぶっちゃけ、セシルの改行は多すぎる。
たまに演出として使うくらいならいいけど、こう多くっちゃむしろ逆効果だとすら思う。

(-97) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>433
[トニーの言葉に、此方もまた不思議そうにトニーを見る。]

……話すつもりがないの?
じゃあ、なんで俺らにその話をしたの?

[トニーの真意こそ掴めない、そんな素振りで。]

…大事な友達が穢されたって、
本人じゃなくて、他の人に謂うだけ?

……それって、結構酷くない?
ユーリィは、他の誰かに話されることを
望んでないかもしれないのに。

[こちらもまた、少し呆れたような声だった。]

(434) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

【独】 奏者 セシル

/*

COまるっとしてるつもりだけど、墓の可能性もあるんだよな。
うん

(-98) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―廊下―>>417
[けれどもそう言った端から胸塞ぐ「何か」に息苦しさを覚えるのだ。

いつの間にか窓に寄り掛かって、額をこつんとガラスに押し当てていた。]

(435) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[とりとめもなく、昔の事を思い返していたうちに、いつしか夢さえも見ずに─覚えていないだけかもしれないが─微睡んでいたらしい。
体中に汗の幕が貼り付いたようで、実に気持ちが悪い。]


これで人前に出たくはないな……。

[立ち上がって、着替えを探し出し、部屋を出た。]

─ 自室→浴室 ─

(436) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

【人】 靴磨き トニー

――食堂――(>>434)
[どうやら、誤解を与えたようだと少年は気づく。だがフィリップの声の調子には眉を顰めた]

何を言ってるのさ。
僕はフィリップの介入によって、サイラスと話す場を作られることを望まない、そう言っているだけだ。
僕がサイラスと話すなら、それは僕の意志か、或いはサイラス――か、多分もう無理だろうけど――ユーリィの意志によって。

大体、何があったか、詮索したのはそっちだろ?
それに――

[声のトーンを落とし、瞳に昏い翳りを宿す]

(437) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

【人】 靴磨き トニー

『よくあること』、なんだろ、此処では。

[吐き棄てるように言葉を絞り、席を立った]

(438) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

ロビンは、夜の温度を伝えるガラスに、熱夢を醒まそうとするように。

2010/09/05(Sun) 22時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[また…謂っていないことを謂っているという。
これも若さ故のことなのだろうか、
少し困ったように翡翠は細まって。]

……そっか。
じゃあ、訊いちゃってごめん。

[望まないと謂うのなら、探しに行くことはしない。
ころり…テーブルに転がった硝子球を指で撫ぜて。]

――…そう、なのかな。
『よくあること』。

俺は…、よくわからないけれど。

[知っているけれど深く関わらない。
その態を崩さない翡翠はそう謂うと、
席を立つトニーを困った表情のまま見送る。]

(439) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

セシル。
ハーモニカ、探しに行こうか。

[トニーとの会話が其処で終わったのなら、
先程のことはなかったかのようなそんな口調で。
縋るような視線には気付いているのか、いないのか。

ふわり、薔薇の香を宿したままセシルにそう謂って笑いかける。]

(440) 2010/09/05(Sun) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

─ →浴室 ─

あれ、誰かいるのか?

[水音が聞こえる。脱衣籠を見れば、脱いだ衣服も入っていた。]

ま、いいか。


ごめん、入るよ!

[声を中の誰かにかけながら、入っていった。]

(441) 2010/09/05(Sun) 23時頃

【人】 靴磨き トニー

――食堂――
[二人に背を向けて、食堂の出口で立ち止まった]

ユーリィはもう話せない。
あの子は薔薇の熱に囚われて、僕の知らなかったユーリィになってしまった。
僕が部屋に戻ってきて見つけたとき、あの子の雰囲気は、本当にただ事じゃなかった。

何があるのさ?
何をどうすれば、あんな風に、大人しくて優しかったユーリィが、熱に浮かされたみたいな――欲求そのままに押し倒してくるなんて、とても考えられることじゃなかった。

(442) 2010/09/05(Sun) 23時頃

【人】 靴磨き トニー

――食堂→寮内――
[否――と、少年は想起する。昨夜のユーリィの様子。
今ならばはっきりとわかる、あれは自らのうちに湧いた衝動に溺れて、それを鎮めようと――あるいは、愉しもうとしていたのだ]

そうだ。二人は何か知らないか?
この学園の話。薔薇にまつわる何か。中庭の薔薇園のこと?
それ位しか、とぎれとぎれのあの子の唇からは訊けなかったから。

[振り返ったが、失望したように扉へ向かう]

いや――いい。ごめん、邪魔した。

(443) 2010/09/05(Sun) 23時頃

トニーは、そのまま、廊下の向こうへと*姿を消した。*

2010/09/05(Sun) 23時頃


【人】 奏者 セシル

>>440

[トニーとの話で、サイラスを探しにいくのをやめたフィリップがこちらを向いて、一緒に探してくれる、と笑ったので、

 また嬉しくなって、頬をサクラに染めて、こくりと頷いた。]

 ――……でも、見当がつかないんだ……。

[その時、>>443 薔薇園のことをトニーが聞いてきて、またトニーを見たけれど、

 今度は、失望の色とともに、また扉に向かっていく。]

(444) 2010/09/05(Sun) 23時頃

【人】 奏者 セシル

>>442

[出口で立ち止まって、
 知らないユーリィ……の話には、つきりつきりと、


 痛むものが多かったけど、



 それを割り切ってきて今がある。]

 ――……

[ただ、だからこそ、彼は青薔薇に憑かれてしまったのだけど。]

(445) 2010/09/05(Sun) 23時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時頃


【人】 鳥使い フィリップ

…トニーって、あんな子だったっけ。

[薔薇園への答えも聞かずに早口で去って行く姿には
また困ったようにぽつりと呟きが零れて。
追いかけようと思わないのは、深く関わらない…
それはトニーやユーリィに対してもそう謂えることだからか、
それとも蒼い薔薇の香に酔わされているからなのか。]

――…"今夜、薔薇の木の下で…。"

[トニーがいなくなった後、零れたのはそんな言葉。
セシルに笑いかける、硝子球の翡翠の色で。]

……夜の薔薇園に近づいちゃ、だめだよ……。
それこそ、本当に邪魔をしてしまうから。

[ふっくらと赤く色づく唇が、詠うようにそう囁く。
無機質な硝子の翡翠は一瞬、ヒビが入ってしまったかのように痛ましい色に変わってから閉ざされて。]

…行こっか。部屋か…ランドリーのところ。

(446) 2010/09/05(Sun) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[水音と共に排水溝へ流れていく行為の残滓と滲んだ血。
無理矢理引き剥がされていた心と身体がようやく繋がっても、さほど経験のない身にはあまりに刺激が強過ぎた。
すでに身も心も青い薔薇の虜。
己の下で艶かしく身をくねらせる華奢な肢体も、鎖骨に残された噛み傷も、あまりに鮮やかであまりに不確か。
薔薇の香りと共に奪われた唇。
一度無理矢理引き裂かれてからは嫌悪感しか無かったはずの箇所すらも、背筋をかけ登るほどの強烈な官能を与えていて。

零れる吐息は身も心も染まり切った薔薇の香。
覗き込んだ鏡の中の姿は、酷く蒼ざめやつれて。隈の浮いた隻眼だけがギラついている。]

…はぁ、はぁ……。
[壁の鏡に手を付き、シャワーの雨に打たれて。
夢では無いとわかるのは、身体に刻まれた薔薇の棘の痕。
それが滲みて痛むたびに、どうしようもなく煽られる。

もう、戻れない。
理性はとうに……。]

(447) 2010/09/05(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

─ ラルフの部屋 ─

[シーツを敷くのを手伝った方が良いだろうかと、暫くの間、ラルフは部屋でディーンを待っていた。身体がフワフワとして何処か落ち着かないのは、待っている相手の事を考えている為か、それとも洗濯物から漂う淡い青薔薇の香りが部屋に広がってしまった所為か。]

…ん。
シーツは後で良いかな。
床で寝てもらうわけにも行かないけど、
敷くのに何時間も掛かる訳じゃ無し。

[誰も居ない部屋で口元を手で覆う。
 まだ読み終わっていない宗教哲学の本(一応は最後まで読むつもりである)や、一緒に借りている『君主論』、返却した小説の続きの巻、勉強のノートがラルフの机に積まれているけれど、それらを視界に入れると、図書館での出来事を思い出して落ち着かない。]

(448) 2010/09/05(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[紙片を捲ろうとすると、その指先に、手のひらに。
 それから、くちびるに熱が広がり──蜜を含んだようなとろりとした酩酊をもたらす。ディーンの触れた頬に手のひらの感触が残っているようで。あの時、部屋に響いていた水音がいやらしく甦り耳朶を舐めるようで。]

──……
どう しよう。
身体、 あつ ……

[集まりはじめる熱は、絡まる茨か蔦かツル植物のように、ラルフの手足を絡めとる。
 絡まる茨、じわりと毒を孕んで甘く突き刺す棘。それらは何故か、窓の向こうのあの薔薇園の闇にある“何か”。おぞましいものだとずっとラルフが必死で避けてきたものと、あの堪え難い変質をもたらした『事件』と、繋がっているような心地がする。]

嗚呼、そうだ。
口づけて触れ合う気持ちの良さ だけじゃなくて。
あの、音が ……酷くいけない事に思えて。

[──たまらなかった。
 ディーンにからかうように佳いのかと聞かれたあの時、自分はどんな顔をしていたのだろう。いたたまれなくて。けれどもそれが。]

(449) 2010/09/05(Sun) 23時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ラルフは、ふるふると首を横に振る。息を零す。
 それが自分の望みであり、幸福なのだろうか。そんな──事がまさか。]

──……
水、浴びてから食堂に行こうか。
頭だけじゃなく、全部*。

(450) 2010/09/05(Sun) 23時頃

【人】 奏者 セシル

>>446
 ――…トニーのこと、よく知らないから。
 でも、言ってること、
            わかる。

[そうつぶやいて、
 でも、同じく、追いかけようとはしない。
 むしろ、行かなかったフィリップの服をまた掴もうと、ほんのちょっぴり裾をつまんだ。]

 薔薇の木の下?

[その笑いかけにはきょとりとして…。]

 邪魔……。

[裡の青薔薇がびくりとした。でも、頭を振って……。]

 今夜、もう外を探すのはあきらめるよ。

[部屋かランドリーに行こうといわれて頷く。その口唇に、翡翠の眸に、目は釘付けになりながら。]

(451) 2010/09/05(Sun) 23時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時頃


【人】 小悪党 ドナルド

…お? あぁ。
[ルーカスに声をかけられて、慌ててうわべだけは取り繕った。

身体の傷も恐らくは、アイパッチを外した顔の異様さに気を取られて気づかないはず。

洗っても洗っても、薔薇の香りが抜けぬことには気づかない。]

(452) 2010/09/05(Sun) 23時頃

【独】 靴磨き トニー

■明らかに要らんこと言いな独り言。
フィリップとの会話が噛み合ってないので、此方の主張を述べておきます。

1.フィリップ>>421
「謂ってないよ。何かあった、何かがあったって謂うだけで。」
とその前、
>>418「言っただろ?ユーリィがサイラスに何かされた、って。」
の齟齬。

ここはフィリップ>>401「サイラスに、何かされた?」を
トニー>>403「といっても、ユーリィが、ね。」で受けているので、

会話の文脈上“言っただろ?”となるのはトニー視点で当然です。

(-99) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

【独】 靴磨き トニー

2.フィリップ>>439
「また…謂っていないことを謂っているという。」

おそらく>>437「大体、何があったか、詮索したのはそっちだろ?」に対して、詮索していないと言いたいのかと思いますが、

これが受けている元は
フィリップ>>421「肝心なことは、話してくれてない。」
これを「肝心なことを話せ」とトニーが捉えて、“詮索した”となります。ちなみにこれ以前の時点では>>418>>419などで何度も、深い内容について聞くことへの確認を取っています。

(-100) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

【独】 靴磨き トニー

/*以上、大変お目汚し失礼しました。

(-101) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

>>451
――…わかる?

ユーリィは、サイラスが好きだったのかな…。
でも…、そうだったとしたら…

[閉ざされた後開かれた翡翠にはヒビなど入ってなくて。
けれども痛ましい色を宿して、明かりに照らされて…
硝子球のように淡く光る。]

ユーリィは、幸せな子だよね…。

[先程トニーの話を聞いた時も1人嘯いていた言葉。
羨望の響きで、そう囁いて。
ほう…と零れる吐息まで薔薇の香がするのではないか。
常と変わりない姿、けれども――
あまりに近くにいる薔薇の匂いに、
とうに酔わされているのかもしれず。]

(453) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 食堂より医務室へ ―

[フィリップと視線が合った時、相手が何か物言いたげであったことは覚えている。その時直ぐに会話をしなかったのは、ベネットに気を向けていたからに相違なく……―――。
去り際に聲かけようと思えば、丁度セシルがやってきて、真っ直ぐにフィリップの所へ向かったことで、そのタイミングを逃した。]

 サイラス、か……―――

[すれ違い際、セシルより薫る薔薇の香に、浮かぶのはサイラスの貌。薔薇の香はアロマが趣味のサイラスが焚き染め、それがセシルに移ったのだろうかと思う。
それと、フィリップを頼る様に、ヘクターとのことが思い浮かび、さり気無く注意を向けてもらうにはサイラスが適任ではあるのだが……―――残念ながら一方的に避けまくってる現状があった。

複雑な表情でサイラスの名を呟いたディーンのことを、ベネットはどう思ったのだろう。とりあえず、トニーとはすれ違う形で医務室へとベネットを送り届けた。
故に、その後の食堂の喧噪は、何も識らないまま。]

(454) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

─ 浴室 ─

ああ、ドナルド……だな。暑いね。

[大柄で赤い髪の先客の後ろ姿を見て、思い当たった名前で呼びかける。
彼の様子が、常ならぬものとは気付いていない。]

……石鹸の銘柄が変わった?

[温いシャワーを浴びていて、ふと気づく漂う薔薇の香り。]

(455) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

…知らない?
薔薇の木の下で…、相手を、待つんだ。
想う相手と――…想いを遂げるために。

[から…脆い硝子球は食堂のテーブルに置き去りに。
此方を見つめてくる姿に、硝子の翡翠を細めて。]

薔薇の香ではなく…酔わされるのなら、貴方に。

[つきり、また――…笑う翡翠に小さな痛みが。
翳が差して、瞳の色合いが変わる。
それを隠すように瞳を伏せてから促して。]

…… …行こっか。
セシルの部屋から探す…?

(456) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時半頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

そうかもな。
こう毎日暑苦しいと男臭くてイヤだわって、寮母さんいってたし。
[口ぶりだけはいつも通りに。
だが、青い片眼は隣でシャワーを浴びる彼を値踏みするように鋭く見て。

分かるほど香りが届けば、誰もが願望を煽られる。
普段押しとどめているものほど強く。]

(457) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

>>453
[食堂は、今、二人きりだろうか。
 薔薇の香は、段々と、心を溶かす。
 相手に移した香に、自分が酔う。そんなことも起きていた。

 思い出す。昼のあの口付け。
 あれは、夢?
             いいや……。]
>>456
 うん、そこまで知らなかった。

[そして、部屋を探そうか、にはまた頷いて…。]

 ねぇ、フィル先輩……。
 部屋で………。

           うた、聴かせて………。
           そしたら、出てきてくれるかも。

[そんなことを言って、フィリップの顔を覗き込む。]

(458) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 医務室よりラルフ部屋に向けて/廊下 ―

[ベネットを、昼間、彼と同室のドナルドに、勉強をみてやろうと謂ったが、結局来なかった件などを会話の種に、医務室前まで送り届けた。
部屋には入らず仕舞いであったので、机の上にある血の染みを見咎めることは叶わず。]

 嗚呼、ラルフは結局部屋で待っているままなのだろうか。

[シーツとタオルケットを片腕に、ディーンはラルフの部屋に向かって歩を進める。さて、その間に誰かと逢うことはあるやいなや。]

(459) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

そうなのかあ、人が減っても男ばっかりには違いないからねえ。

小母さんは随分長い事ここにいるんだろうけど、慣れにも限度はあるかもしれないね。


[スポンジに泡を立てながら、ドナルドに答えた。]

(460) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時半頃


【独】 靴磨き トニー

/*
んーむ。
時間的倒置法そのにー! ってやってみたんだけど、やっぱ分かりづらいか。なるべくセリフには込めるようにしたんだけどなー。
>>394,>>396,>>397では“まだユーリィと遭遇してない”とも見えるんだけど、これ実はミスリード狙いですごめんなさい。
ロビンに質問投げた後の>>402で、

>じゃ、その後だったんだな。ユーリィが部屋に戻ってきたのは。
>ふぅん。どういう流れか多少、見当ついた。ありがと。

とあるので、これを繋げると
「部屋に戻ってきたユーリィに遭遇した。
 けれどその後いなくなってしまった」
というトニーの状況が浮かび上がりますはずです。
憔悴したり焦ってたりするのもそのせいです。
ってか、一度会ってないとここまでトニーの精神状態が荒んだりしないよ! ロビンを見かけた時点でとりあえず落ち着くはずです。

(-102) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

【独】 奏者 セシル

/*

しかし、自分は「青薔薇」と最初から表現してるんだけど、「蒼薔薇」派が多くてどうしようかなって悩んでたりします。

今から「蒼薔薇」にするか?

(-103) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時半頃


【人】 執事見習い ロビン

―廊下―
[こつり、こつり、と硝子に額をぶつけて。
渇望と抑制の鬩ぎ合い。
背後を通りかかったディーンの姿が、窓ガラスに映っても気付かぬほど己自身に集中していた。]

(461) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時半頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時半頃


【独】 会計士 ディーン

/*
私がメモで一番苦手なのは、カップル確定してないときに恋愛ライン示唆するような中身発言なんですけどね(天邪鬼だから

とりま、トニーの人はフォローお疲れ様。
サイラスとの件知るのはトニーというPCにとって重要ってことなんだろうなぁとは思うので。

しかし、サイラスの行為関係知るの今のとこNGに引っかかってないと佳いのだけど……という心配はしてるのですが。

(-104) 2010/09/06(Mon) 00時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/06(Mon) 00時頃


【人】 鳥使い フィリップ

>>458

そっか。知ってると思ってた。
ドナルドは、知ってるみたいだったから…。

[二人しかいない食堂なのに、
秘め事を話すかのように声は囁くもので。

覗き込まれる翡翠にセシルの瞳の色が映る。
薔薇の香だけでなく、瞳にも蒼が―――…]

……うた、

[たどたどしく、けれども甘い声で反芻する言葉。
頷いたのだろうか、吐息を零したのか。
どちらでもそれを、セシルは了承と取るだろう。]

(462) 2010/09/06(Mon) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

「今度、小母さんに兄貴の事覚えてくれてるかどうか、聞いてみるか?──いや、やめた方がいいのか?」


[ドナルドの様子には無頓着なまま、そんな事を考える。
躊躇われてしまうのは、兄のその後の消息を尋ねられたら、本当の事を言うかどうかを決めかねているからで。]


「死んじまったなんて……言いたかないしなぁ。」

(463) 2010/09/06(Mon) 00時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2010/09/06(Mon) 00時頃


【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 ロビン?

[と、前方に硝子に額をぶつける下級生の姿を見つける。
聲をかけても気づかぬ様子であるならば、先程のこともあり、けれど不用意に、その少女めいた肩口に手を伸ばす。叶うなら、そのまま己という存在を示すように肩を叩く。]

(464) 2010/09/06(Mon) 00時頃

【人】 奏者 セシル

>>462

 ううん、ちゃんとは知らなかった。
 ドナルドは知ってたの?

 意外……。

[きっと、そんなロマンなど自分と同室者の間には存在しなかった。
 そう、その関係は、権力から成立したから。
 目をつけられて、そして、部屋割りを変えられて、それからは、ペットとして飼われた。
 言い方は悪いけど、そんなところだ。

 そして、同室者は愛犬家だったという話だ。]

(465) 2010/09/06(Mon) 00時頃

【人】 小悪党 ドナルド

…アンタは帰省しなかったのかい?
家族とか、故郷に居るんだろ?

[シャワーを止めてタオルで赤毛をぞんざいに拭きながら問う。
視線の合わぬまま続けるいつも通りの他愛のない会話。]

(466) 2010/09/06(Mon) 00時頃

【人】 奏者 セシル

>>462



 ――……約束。

[でも、そんな話はいいと…。それよりうたを聴かせてくれることをねだって、
 そして、水差しから水を一杯飲んでから…。]

 先輩……行こう?

[そう、こんな気持ちなのは初めてで…。]

 

(467) 2010/09/06(Mon) 00時頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/09/06(Mon) 00時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/09/06(Mon) 00時頃


【人】 執事見習い ロビン

―廊下―>>464
[声を掛けられても振り返らず。
硝子に映ったディーンの姿が自分の顔のすぐ側に現れて初めて、灰色の瞳に幾らか焦点が合う。
にも拘らず、肩を叩かれた時には、怯えたようにびくりと身体が震えた。]

ぁ……

(468) 2010/09/06(Mon) 00時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/06(Mon) 00時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/06(Mon) 00時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/09/06(Mon) 00時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

─ シャワールーム ─

[シャワールームに入ると湯気に混じり噎せ返るような薔薇の香りが漂ってくる。けほと軽く咳き込み、眉を顰めた。
 先客のうち、1人が少し(一方的に)不得手に思っているドナルドである事を知り、ルーカス達とは少し距離を置いた場所を選ぶ。]

──… は

[水流の冷たさが、ラルフの身に絡まった茨を解いてくれればと、天井を見上げながら、目蓋を閉じるけれど。]

(469) 2010/09/06(Mon) 00時頃

【人】 薬屋 サイラス

―回想・浴室―
[サイラスが浴場にいたのは、ちょうど薔薇園で濃厚な絡みが
 繰り広げられていたころ。セシルを醒まして、ここに来るつもりが
 ユーリィを相手にする羽目になったために、遅くなったのだ。
 知らず知らず、青い薔薇の香りはセシルの顔を被った青薔薇と
 そしてユーリィからも色濃く移り、いや――…。

 そもそも今朝急に、ディーンを誘うとした時点で
 とっくに捕らわれていたのだ――。

 続く二人との交歓はそれを余計に色濃くはっきりとさせただけ――。
 肩にはうっすらと青薔薇の棘が見え隠れ始めていた。
 尤も服を着ると見えない位置ではある。
 勿論栗の花の香を漂わせる残渣は洗い落としたが、既に染み付いた
 青い薔薇の香りは落とせそうもない。
 尤もサイラスの趣味を知りえるものなら、その趣味によるものと
 思ってしまうだろう。ともかくやっと新しいTシャツに短パンという
 ラフな格好に着替えて 食堂に向かおうと廊下へと出る。
 多分、ドナルドと、ルーカスとはすれ違いであろう頃――]
―→現在・廊下付近

(470) 2010/09/06(Mon) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

故郷、ね。

あるんだかないんだか、よくわからないや、自分でも。

[所謂「帰省先」には、2ヶ月と暮らしただろうか。
生まれ育ったボロアパートの一室には、自分を待ってくれている人はもういないのだし。]

(471) 2010/09/06(Mon) 00時頃

【独】 靴磨き トニー

/*あー! 思い出した! ロービーンー!
>>402をあっさりスルーされたから喋る糸口喪っちゃったんだよ!
まったく!!
ちょっとでも拾う様子あれば怒涛のごとく喋りだしたのに!
それこそ、セリフだけで場面構成するくらいの勢いで。(あきらかに飴がもう一個要ります)

そこを厭って逃げた、ともとれなくもないな、そうしとこううん。

(-105) 2010/09/06(Mon) 00時頃

ラルフは、ドナルドが気になって、チラリと上がってタオルで赤毛を拭いてる様子をじっと見詰めてしまう。

2010/09/06(Mon) 00時頃


【人】 鳥使い フィリップ

>>465

…なんとなくは、って。
そこまで深くは訊かなかったから。

[くすりと、笑みが零れる。
その後誘いをかけたことまではセシルには語らない。]

うた…、うまく歌えるかな…

ああ、うん…でも、
――…先輩より上手く歌うのは、難しい…

[促されるまま頷いて。ぽつりぽつりと言葉が勝手に零れていく。
先輩、とセシルが呼ぶから。思い出すのはまたあの記憶、
翡翠が硝子の色を帯びて。翡翠が口にする「先輩」という言葉は、
本当に大事そうに…けれども痛ましく響く。

二つの蒼を宿した瞳の生徒は、食堂から立ち去って。
残されたのは、微かな薔薇の香と 脆い硝子球1つ。]

(472) 2010/09/06(Mon) 00時頃

【独】 靴磨き トニー

/*
サイラス廊下か。遭遇しよっか?
ロビンの恋路を邪魔する? しない?

うーん。どうしよう?
こっそり覗いておく? それもいいな。

(-106) 2010/09/06(Mon) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

ああ、ラルフも来たのか。


[新たにやって来た同級生に軽く手を振って挨拶した。]


ドナルドは帰らなくてよかったのかい?

(473) 2010/09/06(Mon) 00時頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 お前、本当に大丈夫か?

[明らかに様子のおかしい後輩に、心配と訝しみの混じった眼差しを送る。
肩にあて離れた手は所在なく、宙に浮いたまま。

もし、硝子にサイラスの姿が映ったならば、すっとその手は引かれ、身体の脇で何かに耐えるように握りしめられることになるのだが。]

(474) 2010/09/06(Mon) 00時頃

【人】 薬屋 サイラス

―廊下―
[廊下に出たところで、あ、と小さく声が漏れる。
 窓辺にいる二人、ロビンとディーン。肩に手が触れてそして離れて。

 避けられているのは分かっている。それでも薔薇の呪いが
 浸透しきった、身体。心ととももう一つの願いを求めてしまいたい。

 叶えられるとは思ってもいないが。]

…随分、積極的に体に触れるんだな?

[嫌味半分、それは自分にもそうして欲しいということでもあるが。
 すれ違いざまに後ろからディーンと(ロビン)に言葉をかけた]

(475) 2010/09/06(Mon) 00時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

そっか…。
俺ァまぁ…色々あってね。ほとぼりが冷めるまではコッチで暮らせってさ。

["事件"の首謀者…抵抗して怪我をさせた相手はよりによってやんごとなきお方の遠縁で。
上下関係の厳しかったあの場所の影で蔓延っていた酒と煙草と暴力と。
流石に片目を失明した奴が出ては、もみ消そうにももみ消せなかったということらしい。

口止めに出た多額の傷病兵手当てと年金。
それと引き換えにこの学校へと半幽閉されているような待遇だ。]

…ん?
[ラルフの視線に気づいて、白濁した左目も瞬いた。]

(476) 2010/09/06(Mon) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

>>472

 ああ、フィル先輩の先輩……。

[それには、微かな嫉妬。
 そう、自分の知らない人がフィリップの心の中で歌っている。
 それはもう仕方ないことなのに。]

 ――……。

[そして、食堂を共に後にする。]

 →自室・セシルの部屋へ

(477) 2010/09/06(Mon) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ドナルドを注視してしまった瞬間にルーカスに声を掛けられてギクリとした。
 どうやら二人は帰省の話をしているらしい。シャワーの水流に身を預け、石鹸類を手に取るでもなく片目を閉じて、ルーカスに軽く手を振り。]

…や あ。
誰か、薔薇園の薔薇を此処で煮込んだのかな?

[水を浴びても周囲から消えない香りに、ルーカスが言った「石鹸の銘柄が変わった?」と別の感想を口にする。自身の手の甲を当てて、スンと鼻を鳴らすのは、香りがもたらすものが気持ちが悪かったから。
 ラルフの視線はすぐにまたドナルドに引き戻される。]

(478) 2010/09/06(Mon) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―廊下―

僕は 大丈夫 まだ

[大丈夫かと聞かれたら、機械的に答えを返す。
それは先程自分自身に言い聞かせていたのとそkっくり同じ文句。
硝子に額を付けたまま、横目で見上げる眼差しは、ディーンの心配なぞを余所に、恐ろしく抑制の効いた温度の無いそれ。]

(479) 2010/09/06(Mon) 00時半頃

【独】 靴磨き トニー

/*
つーか、するべきこと思い出した。
ユーリィとの遭遇、書かなきゃ。
まあ大体の映像はできてる。何とか形にはなるだろう?
エロス分が足りなさそうだけど。

(-107) 2010/09/06(Mon) 00時半頃

【独】 薬屋 サイラス

/*
結構匂わせてたつもりですが縁故関係によるものが大きいと
思われてそうなのではっきりと人狼COしておきました。

亡霊だしね。はっきりさせておかないと。後初回人狼吊りだと
同時に風花妖精も落ちるよね?それがまずいと思ったので。うん。

(-108) 2010/09/06(Mon) 00時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ベネットというお目付け役を傍に付けられているとは言え、
軍隊仕込みの核弾頭はその風体も相まって素行も悪かろうと思われている。
そんな立場であるならば、多少のあちこちの傷くらい気にかけるほどのものでもないだろう。

 鎖骨についた赤い歯型が、荊の棘の如き模様に変わりゆくのも、肩にかけたタオルで今は見えまい。

それなりに立派なものを隠しもせず、逆に不躾に相手の得物を値踏みすらした。]

(480) 2010/09/06(Mon) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―廊下―
[サイラスが現れると、その姿を認めるか認めないかの前に、灰いろの瞳が急速に熱を帯び始めた。
ふ……と薔薇の香りを求めるように唇が開く。
ふらり彼を追うように、窓硝子から頭を引き剥がした。]

(481) 2010/09/06(Mon) 00時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

[横目に見上げてくるロビンの眼差しに、ぞくりとするのは官能でなくある種の恐怖からか。あまりに温度のないそれに、ひくっと我知らず身体が震える。]


 ―――……後輩を心配して何が悪い。


[まるで覚えた感情を誤魔化すように、またロビンの温度が移ったかのような冷えた眼差しを取り繕い、くるりと背後《サイラス》を見た。

ちなみに、片腕にはシーツとタオルケットが抱かれたままである。]

(482) 2010/09/06(Mon) 00時半頃

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フィルタ

生存者
(4人 60促)

ラルフ
32回 注目
ベネット
11回 注目
ルーカス
20回 注目
フィリップ
51回 注目

犠牲者 (4人)

ヨーランダ
0回 (2d)
サイラス
20回 (3d) 注目
セシル
49回 (4d) 注目
ドナルド
12回 (4d) 注目

処刑者 (3人)

トニー
19回 (4d) 注目
ロビン
29回 (5d) 注目
ディーン
21回 (6d) 注目

突然死 (0人)

舞台に (0人)

村を出た人達

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
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