人狼議事


297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」

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視点:


きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。


どうやらこの中には、村人が5人、占い師が1人、人形使いが1人、囁き狂人が1人、人狼が1人いるようだ。


【人】 病人 雷門

逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。

(0) 2019/07/04(Thu) 01時頃

雷門は時が進むよう祈った。


【独】 薬売り 芙蓉

/*
?? 狂信者希望してたら囁き狂人になった…
希望者おらんかったんか!

村人になってさくさく初回落ちしよ〜と思ってたあたしの計画が(?)

(-0) 2019/07/04(Thu) 01時頃

稲荷のお告げ (村建て人)

────誰が最初に見つけるだろう。

雷門の家に向かう途中のあぜ道に、
透明な花びらの紫陽花の花が忽然と現れ咲いていた。
・・
たえは、どこにも見つからない。

(#0) 2019/07/04(Thu) 01時頃


双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 01時頃


【憑】 病人 雷門

[病に臥せって調子が悪い雷門は、
ふと、向きの変わった風の擦れる音に顔を上げた。]

……、たえ?

[そこには誰もいない。
緩慢な動作で立ち上がり、
己の家の玄関にぽつねんと落ちた
透明な花びらの紫陽花を拾い上げた**]

(1) 2019/07/04(Thu) 01時頃

【独】 釣り師 沼太郎

/*
よしっ、無事村人就任!( ・ㅂ・)و ̑̑
まぁこの村だと役職はあって無いようなものだとは思うけど笑

(-1) 2019/07/04(Thu) 01時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 01時頃


【独】 懐刀 朧

/*
んんんんんんううううらないしいいいいいいい

(-2) 2019/07/04(Thu) 01時半頃

【人】 飴師 定吉

─山道─

たえちゃーん!
たえちゃんおらんかーーー!!

うひゃっ。冷た。

[芙蓉に教えられた場所>>0:19目指し、
新緑の山道をざくざく進む。
時折、周囲に向けて声を張り上げてみるが
返ってくるのは静寂ばかり。

雨は降っていなかったが、
植物はしっとりと湿っていて時折顔にぺっちゃり張り付いてきた。]

(2) 2019/07/04(Thu) 02時頃

【人】 飴師 定吉

なんやさっき、山の方で白っぽいのがゆらってと動いた気がしたんやけど。
白鹿でもおったんやろか。
いや、どちらかってゆうと亀吉の頭みたいな…

[山へ入る直前、ちらりと見えた白い何か>>0:100が無性に気になった。]

この山道きついやろしさすがに無しか?
でもたえちゃん心配して人手増やすんやったら、
山へ登る朧が声かけ…

[山へ登る者、で脳内に浮かぶ朧。
続いて浮かんだのは、常日頃の朧と亀吉こと吉治の間で
繰り広げられる心温まらない交流風景>>0:94>>0:98]

(3) 2019/07/04(Thu) 02時頃

【人】 飴師 定吉

……声かけは、しそうにないなぁ。
気のせいやったんかなあ。

[朧と亀吉。外見が対照的な二人は付き合いの形も独特で。
定吉視点では、朧が亀吉を苦手にしていて、
亀吉は朧を構いにいっているようにも見える不思議な形。

朧の一本気な所と亀吉の緩い所がなんやかんやなっとるんかなとは思った事はあるが。
当人同士の問題に横入りするのもお節介なので
ま、ええかぁと流していた。]

(4) 2019/07/04(Thu) 02時頃

【人】 飴師 定吉

今日の山はあんまり探検したい感じとちゃうなぁ。
まずは紫陽花の所までやけど、
朧やら探してる男衆と行き逢うたら
どこ探したんかは確認しとかなあかん。

…紫陽花なぁ。
まさかたえちゃん食べへんとは思うけど。
昔えらいことなったん思い出すわ。

[基本的にはとっても健康優良児な定吉だが、
人生においては例外が発生する事も勿論ある。
その一つが、7歳頃に発生した
紫陽花の葉っぱを試食し、お腹を壊して大変だ事件だ。

紫陽花は生で食べると毒。
貴重な人生経験の一つになったのだった。**]

(5) 2019/07/04(Thu) 02時頃

【独】 飴師 定吉

/*
無事!村人になれた!
あんまし湿っぽくないキャラやし、早々に退場コースに乗れるよう動いたらええんかなどうかなとか思いつつ、今日はおやすみなさい。

(-3) 2019/07/04(Thu) 02時頃

飴師 定吉は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 02時半頃


【人】 子守り 日向

−回想・踵を返す前に(>>0:78)−

[少女は軽い会釈を返した。
よろしくと伝えようとした本人が、双子の家の戸口に見える。何年前になるだろうか。少女は朝顔と共に二人の子守をしていたことがあった。けれど少女の記憶では、夕顔と共に二人で子守をしていた。

記憶とはあいまいなものだと少女は思う。
時の流れに移ろい、事実は歪められてゆく。けれどそれが真実になってゆくことも、あるのかもしれない。]

”…どういたしまして”

[そんな物思いが過りながら、少女は夕顔と同じように唇だけで応えた。それはまるで子守の秘密の引継ぎのようだと。少女は思う。**]

(6) 2019/07/04(Thu) 08時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 08時頃


【人】 双子 夕顔

 そうやなぁ。
 女の子やなぁ。

[ふふ、とくすぐったそうに笑って>>0:93、だから少女自身は、ゆうちゃんと呼ばれることになんの抵抗もなかったし、それは妹以外からそう呼ばれても、変わらなかったのだけれど。
重ねられた、暖かくて柔らかい手をきゅうと握りしめて、少女は笑う。>>0:95]

 うん?
 なぁに、あさちゃん……

[問いかける言葉に答えるが、紡がれることのないその先に。
またひとつ、笑いをこぼして、軽く握った手を引いた。]

 行こ、あさちゃん
 風邪引いたらあかんよ、

[少女はその言動のいくつかが、かつて足元も覚束ない時分の己が母にしてもらったことの、真似事であることを自覚していない。]

(7) 2019/07/04(Thu) 08時頃

【赤】 双子 夕顔

 もう、来たらあかんよって。
 言ったやんか。

[幼子の、泥に濡れたすべらかな頬を、そうと指先で撫でる。
桃色に染めて輝いていたそれは、白く冷たく濡れている。

危ないから、あかんよって。
そもそもそん花は、お見舞いには向かんよ、って。
言うたのに。

あと少し、年が行っていたならば。
幼子にはその花が見えなかったろう。

あと少し、幼かったなら、こちらの声が聞こえたろう。

あと少し……

口惜しさは何の代わりにもならぬ。
私は、泥に足を取られて滑り落ちる子どもに、何もしてあげられなかった。]

(*0) 2019/07/04(Thu) 09時頃

【赤】 双子 夕顔

 あぁ、泣かんで、泣かんで。

[空が泣き出すような雨を降らせる。
これは、誰の涙だろうか。
この子のものか、家族のものか。
この子の家族は、誰やろう。
お見舞いと言っていたのだから、きっと病に臥せった家族がおるんやろう。]

 泣かんで…な?
 今、綺麗にしたるからな?

[幼子の亡骸に掌をかざす。
白銀の光に包まれて、物言わぬ子供は姿を消した。
代わりにその場に遺るのは、月明かりを写した銀竜草のような、仄かな輝きを帯びた紫陽花一株。]

(*1) 2019/07/04(Thu) 09時頃

【赤】 双子 夕顔

 そうら、綺麗やろ?
 あなたが、綺麗て喜んだ、お花や……
 あぁなんで。
 なんで、まだ泣くん?

[開いたばかりの紫陽花に、ぽつりぽつりと雫が落ちる。
それはまるで、花そのものが泣いているようで。]

(*2) 2019/07/04(Thu) 09時頃

【赤】 双子 夕顔

 あぁ、あぁ、そうやんな。
 ひとりぼっちは、さみしいな。
 おねぇちゃんにも、分かるから。

[ひとりでに花束のようになる、花手毬を両手に包み、口付ける。
それはまるで、むずかって中々眠らない子供を寝かしつけるような仕草で。]

 可哀想やな、可愛いな。
 せやな、ちゃぁんと、帰してあげるからな。

[ぽつ、ぽつと、村への道を辿るように、紫陽花の花びらが、姿を見せる。
例えばそれは、紫陽花の花束を抱えた子供が、いち早く家へ帰ろうと、走り抜け様花を散らしていったような。
それを見守り、“わたし”は微笑う。]

(*3) 2019/07/04(Thu) 09時頃

【赤】 双子 夕顔

 ふふ、元気やな、可愛いな。
 **もあの位ん頃は、
 よう走っとったっけ…

[“わたし”は、遠い記憶に想いを馳せる。
誰からも、“わたし”自身からも、忘れ去られた記憶に。

『どうして、どうして…おねぇちゃん!』

誰かの泣き顔が記憶にひらめいた瞬間、私は────、**]

(*4) 2019/07/04(Thu) 09時頃

【人】 釣り師 沼太郎

芙蓉よ、よう帰ってきたの

[ ニコリ芙蓉に>>0:60微笑んだ

籠は重くはないようなので、持てるものがあれば言って欲しい、とだけ言って]

定吉も。
山には慣れとるで大丈夫とは思うとるが、気をつけて行ってくるんじゃよ

[山の奥へ向かう定吉と別れ>>0:90村の方へ歩みを進めた ]

(8) 2019/07/04(Thu) 10時頃

【人】 釣り師 沼太郎

あぁ、朝晩たまに咳の発作が出てしもうてのぉ
すまんが何か頼むよ

…甘いのがええなぁ。

[亡き伴侶が聞いたら「良薬は口に苦いものですよ!」とでも窘めるのだろうが、じじい、この歳になっても甘い方が好きだ

もちろん芙蓉の薬なら、どんなものでもキチンと飲むけどね! ]

(9) 2019/07/04(Thu) 10時頃

【人】 釣り師 沼太郎

それにしても、たえのお嬢。
早く見つかると良いがの
雷門もきっと今頃家で心配しとるが
あれ以上病が重くなっても事じゃ。

[ もしも芙蓉が迷子になれば、心配は大きいだろう

だから雷門もきっと。
孫娘が忽然と居なくなれば、さぞ心を痛めている事だろう

ざわり、ざらり。
段々畑の上を吹き抜ける風に当てられたのだろう、>>0:#7心も騒めくばかり]

(10) 2019/07/04(Thu) 10時頃

【人】 釣り師 沼太郎

…ん、あれは…?

[ 芙蓉が歩調を合わせてくれたおかげで道中は楽なもので。
無事に村の方まで戻ってきていた

…と、雷門の家の前に見慣れぬものが落ちていた>>0:#7>>0:#8

湿った風の中でゆらゆらり。
はて、果たしてこの辺りに透き通るような色の花弁はあったろうか
トンと思いつかず、芙蓉の方はどうだろう、と伺った* ]

(11) 2019/07/04(Thu) 10時頃

【独】 薬売り 芙蓉

/*
ねていた じいちゃんなに?かわいいね
甘いのにしたげよ

(-4) 2019/07/04(Thu) 10時頃

釣り師 沼太郎は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 10時半頃


【独】 釣り師 沼太郎

/*
調べたら明治〜大正の男性の平均寿命43ってあってウフフ
結婚は二十歳前後のイメージだけど、まぁフィクションだから…( )

(-5) 2019/07/04(Thu) 10時半頃

【人】 座敷守 亀吉

―山道―

たえちゃぁん

[自分では張っているつもりとはいえ、
些か頼りない声で呼びかける。
こだまも微か、鳥も驚かない。]

……もしかしたらもう戻っとるかもしれんけど…

[探すに粘り強さが足りないのは、己の体力のなさなどに慣れ切って諦めが良すぎるせいもあるか。昼行燈で誤魔化してはいるが、白子は長く生きられない、と言われたのを忘れられるほど楽観的でもない。

>>2 ふと。
より強く大きな声が小気味よく響くのを聞いた。]

(12) 2019/07/04(Thu) 10時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[がさがさ、と草を踏んで音を立てながら声のした─気がする─方に歩んでいって。]

おおい

[少し離れた位置から白い手を振り、
定吉へと呼びかけた声もやはり些か細いものだ*]

(13) 2019/07/04(Thu) 11時頃

【憑】 病人 雷門

―雷門の家―
[やや覚束ない足取りで、縁側を降りたあたりから歩いてくる。
誰かを探す様に見回しているのが、通りかかった>>11沼太郎と芙蓉には見えたろう。雷門もまた透明な花びらの紫陽花をひとつ、手にしている。落ちているのと同じ花だとすぐわかる。>>11]

……たえ? かくれんぼかね、
出てきておくれ?

[雷門は腰を屈めて呼びかけている。
何処にも少女の姿は見当たらない。*]

(14) 2019/07/04(Thu) 11時頃

【人】 薬売り 芙蓉

― 村の道にて ―

[ 探検じゃない山入り、危ない場所>>90。探検を楽しむよりも山の知識を知る方が楽しく、
 定吉がお腹を壊した事件>>5には、心配よりも紫陽花にそんな毒がある事を知れたとはしゃぎかけては怒られた。いや、良く考えても考えずとも、どう考えてもあたしが悪い。
 その後自分も食べてみたいと騒いでその後、…いや止めよう。怒る人間が増えるだけの話だ。数日姿を見せなかったくらいで憶測は確信にならないものである。
 若かったのだ。(だが致死に至らないものであれば、自ら毒を含んでみると言うのはそれを治すためには有効な手法だと今でも思っているが。)

 紫陽花は食べなければ無害であるし、たえは自分みたいじゃないから、食べる心配はしてない。朧が心配しているとも実は思っていなかった。]

たぶんて。
慢心が一番いかんよ。

[ こけたりしないと言う様子に頷いて。いってらっしゃい、と付け加える。少し空を仰ぐと、定吉が言ったように、雨が来そうだった。]

(15) 2019/07/04(Thu) 11時頃

【人】 薬売り 芙蓉

[ じいちゃんの笑顔>>8は安心する。
 周囲が不安に塗れていても、どこか、ここは安全だと思えるような空気を感じるのは身内だからだろうか。]

それはいかんねぇ。
最近雨が多くなってきとるから、
そのせいもありそうやけど。

ふふ。
仕方ないなぁ。

[ 咳止めとして使われる唐桃は確かに苦みが強いので、煎じた後に蜂蜜を溶かした水薬を作っている。一度蜂蜜を混ぜないままに渡した時に凄い顔をされたのは忘れられない。
 それでもきちんと飲んでくれる様子に、飲みやすい薬を作ろうと心に誓ったものだ。]

せやね、
雷門さんの様子もみとかんと。

[ 自分を重ねている事にすぐには気付けなかったけれど、少し考えたらわかる事だ。自分だって、じいちゃんがいなくなったらと思うと心が冷える。
 ふと、風が吹いた。]

(16) 2019/07/04(Thu) 11時頃

【人】 薬売り 芙蓉


―――… 今、

[ 何か、誰かが横を通り抜けたような気がして振り向く。そこには誰もいない。]

いや、なんでもない。


[ そう言いながらも歩を進め、見えたのは>>0:#7>>0:#8透明な紫陽花だった。]

たえちゃん?
 

(17) 2019/07/04(Thu) 11時頃

【赤】 薬売り 芙蓉



 たえちゃん…?
 

(*5) 2019/07/04(Thu) 11時頃

【人】 薬売り 芙蓉

[ あの透明な紫陽花は見たばかりのものだ。そう、たえの手の中で。]

あれ、居らんようなる前にたえちゃんの持ってた花や。
帰って来とるんやろか。

[ そう沼太郎へ話すと、雷門宅へと歩を進める。
 家の戸を叩く前にその姿>>14が見え、玄関からそちらの方へと方向を変えた。会釈して声をかけた。]

雷門さん、お久しぶりです。
お加減どうですやろ。

[ その様子からたえはまだ帰っていないようだ。]

その花、… たえちゃんの、
お見舞いの。

(18) 2019/07/04(Thu) 11時頃

【人】 薬売り 芙蓉



[ 山から村へ、帰り道を辿るように、紫陽花の花びらがぽつりぽつりと姿を見せていた事に、あたしはまだ、気付けない。
 それはまるで、紫陽花の花束を抱えた子供が帰宅する途中、走り抜け様に散らして行ったようだったろう。]

(19) 2019/07/04(Thu) 11時頃

【人】 薬売り 芙蓉

―― 閑話

[ 村に戻ってくる時はだいたい一人だ。両親は山をひとつふたつ越えた所にある町の方に居を構えており、そちらで小さな診療所を開いている。自分はそこでこそ働いていないものの、半分は住んでいるし、薬を卸してもいた。

 両親も沼太郎を心配しており、時折健康診断めいた事をするためにこちらへ戻ってくるのだが、やはり忙しさも違うし、そもそも自分には薬を摘むという目的もあって、来訪数は両親よりも多くなっている。

 勿論特変があればいつでもこちらへ来る準備は出来ている。両親も孫も、共に祖父祖母には感謝をしているのだ。]*
 

(20) 2019/07/04(Thu) 11時頃

【独】 薬売り 芙蓉

/*
東笑うんだよなあ??

(-6) 2019/07/04(Thu) 11時頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 11時半頃


薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 11時半頃


【赤】 薬売り 芙蓉



[ 昔に食べた、 ――― 食べようとした紫陽花>>15は、どんな色をしていたっけ。]


[ 小さい頃から山が大好きだった。色んな所に行く前に、山の知識を教えてもらって、でもそれでも、こっそりと色んな所へ行った。
 一度足を滑らせたこともあったが、持ち前の丈夫さでなんとかなった。 その時の光景や見たものは、思い出せないけれど。

 運が良かった。
 あたしはきっと、運が良かったのだ。]

(*6) 2019/07/04(Thu) 11時半頃

【赤】 薬売り 芙蓉

[ 見た事がないはずの透明な紫陽花。
 どうしても目が行ってしまう。あれは、…あれは。なんだっけ。]

…たえちゃん?

[ そう語りかけるのは頭の中でだけだ。
 そう、それは、その透明な紫陽花に向かって。

 泣き声が聞こえる。良く知っている気がする。だけど確信には至らなくて、声には…言葉には、できなかった。]*

(*7) 2019/07/04(Thu) 11時半頃

【人】 薬売り 芙蓉


かくれんぼ…

[ 雷門の言葉を小さく繰り返す。
 たえを皆で探している事、彼は知っているんだろうか。]*

かくれんぼやったら、
はよう見つけてあげんとね。
 

(21) 2019/07/04(Thu) 11時半頃

【人】 双子 夕顔

 ぁっ…いたっ、

[突然にぼろりと目から溢れた大粒に、視界を遮られ、握った包丁が指先に赤を灯す。
おっかさんの言うことを聞かなかった罰とばかりに増やされた玉ねぎを刻んでいた時だったから、それは傍目には何も不思議なこともない光景だったろう。]

 ごめん、おっかさん、
 ちょっと目ぇ洗ってくるな、

[はよ帰ってきんさい、と言う言葉を尻目に、少女は家の裏の井戸端へ向かう。
その間も、流れる涙は止まらなくて。]

(22) 2019/07/04(Thu) 13時頃

【独】 薬売り 芙蓉

/*
あっ読み返したら狼初日COだった
余計なことやったな すまねえすまねえ

(-7) 2019/07/04(Thu) 13時頃

【人】 双子 夕顔

 悲しゅうない、悲しゅうないよ。
 そうやんな。
 な。
 おかえり、やもんな。

[可愛い妹の、可愛がっていた妹のような存在は、確かに帰ってきたのだから。
その証拠に、ほら。

家の前の道にも、透き通った花びらが、いちまい、にまい。

帰り道を、辿るような、塩梅に。]

(23) 2019/07/04(Thu) 13時頃

【人】 双子 夕顔

[だから多分、涙の訳は、それじゃない。
この涙は多分────私のものでは、なかった。

『どうして、どうして、おねぇちゃん────!』

悲痛な叫びが、脳内にこだまする。
それは、あさちゃんの声じゃない。
わたしを、おねぇちゃんと呼んだあなたは、わたしのいもうとで、かたわれで、だれよりも、いとしくて、まもりたくて、嗚呼、

ざぁっと湿気た風が流れるのに誘われるように、お山を眺める。

そう。
“あなた”が“わたし”、なんやね。
そう………]

(24) 2019/07/04(Thu) 13時頃

【人】 双子 夕顔

 

[かみさまは、こんな近くにおったんやね。**]

 

(25) 2019/07/04(Thu) 13時頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 13時頃


【憑】 病人 雷門

―雷門の家で―
ああ、芙蓉じゃあないかい。
またこっちに寄ってくれたんか。…ん、そっちのは沼さんかえ。

[皴を作り、目を細めるのは、視力があまりよくない所為だ。そうしないと離れた相手─今なら沼太郎は良く見えないのだという。
昔はもう少し矍鑠として鋭い目つきだったのだが、すっかり目を細める癖がついたせいで角が取れたと謂う。
たえが、ちゃあんと見える様に、座った雷門の顔を両手で挟んで顔を近づけ、目を合わせて話しかけていたのを覚えている者もいるだろう。]

湿ってきたせいか、少し筋(すじ)が軋んでなあ。
またあれや、あれ、煎じてもらわんと…。

[>>18芙蓉の言葉にふと視線を花に落とす。]

たえ?…ああ、あの子が持ってきてくれたんか、
いや、なに、その辺にさっきおったように見えたんやけど、

おらんのよなあ…。芙蓉、見かけへんかったか?

[こほん、と一つ咳をして、尋ねるのだった**]

(26) 2019/07/04(Thu) 15時半頃

【人】 釣り師 沼太郎

ありがとや。助かるよ

[ 芙蓉の作る薬は>>16、蜂蜜が入っているからだろうか、飲みやすいものだった

何時だったか、苦い薬を飲んだ時には目を白黒!
油断していたのもあって危うく噎せそうになったけれど、そこはほら、年長者の意地というものがありまして。
何より、芙蓉の作ってくれた薬だから、「全く苦く無いですよ」という顔を繕いながら頑張って飲んだものだ ]

(27) 2019/07/04(Thu) 17時半頃

【人】 釣り師 沼太郎


おとう、おかあにも心配かけるが…

[ 倅夫婦は町で診療所をしている>>20
頻繁には会えないのも繁盛の証。仕方ない事だ

町へ行けば、少なくともこの村よりは設備も整っているし健康診断の手間も省けるだろう。
旧くからの友人も多くが大往生の末に旅立っている

心配をかけているのだろうが、やはり今更生まれ育ったこの村を出てゆく事は出来ない

だから、大切な孫娘の健康を祈りながらら、自分も健康に過ごす事が、せめて彼らに出来る事なのだろう]

(28) 2019/07/04(Thu) 17時半頃

【人】 釣り師 沼太郎


…ん、どうかしたかの

[ たえちゃん、と呟く芙蓉の視線の先>>17をじっと見遣るが、吹き抜ける風が着物の袖をバサバサとはためかせただけであった
そこに何かしら不思議を見る力は無く ]

そうか、たえのお嬢が。
じゃあ先に帰ってるかもしれんなぁ

[ どうやら山奥でたえが持っていた花と同じ物のようで。

その一欠片をそっと拾い上げ陽の光に翳してみた

やはり、今まで見覚えの無い花だ
キラキラと陽の光を映す様はどうしようもなく美しいのに。

なのに何故だか不吉な感じがして、冷たい風にぶるりと肩を震わせた ]

(29) 2019/07/04(Thu) 17時半頃

【人】 釣り師 沼太郎

雷門や、沼じいじゃ。
…お互い、歳は取りたく無いものじゃ

[ 芙蓉に続いて門から出てきた>>14雷門へ近づいた
目が悪いのならば、と常に腰にぶら下げている馴染みの魚籠を手に触れさせた
魚の匂いと共にこうして挨拶する事も多かったから伝わると良いのだけれど]

おんや、まだ嬢ちゃんは隠れん坊しとるのか

[ てっきり戻っていると思った

薄れ始めた陽の光の中で、たえの持っていたものと同じ紫陽花の花弁だけが場違いな美しさを放っていた

心配気に空を見遣る*]

…みんな、お前さんのこと探しちょるよ。
一生懸命じゃ。だから、どうか…

(30) 2019/07/04(Thu) 17時半頃

【独】 釣り師 沼太郎

/*
おぉ、夕ちゃんが神様ね!
どういう基準でお迎え来るか分からないけど、芙蓉がじじいより先に行っちゃったら多分じじいのメンタルが死んじゃう…[こじらせCO]

(-8) 2019/07/04(Thu) 17時半頃

釣り師 沼太郎は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 17時半頃


【独】 釣り師 沼太郎

/*
私がPCを「おじいちゃん」or「じじい」で認識してるせいで、ト書に「沼太郎」って出てくると自分なのに自分じゃないような感覚が…笑

(-9) 2019/07/04(Thu) 17時半頃

【独】 釣り師 沼太郎

/*
夕ちゃんのCO文が素敵…

(-10) 2019/07/04(Thu) 17時半頃

【人】 飴師 定吉

─山道─

たえちゃーん!
たーーえーーちゃーんおーーるーーかーーー?

! 向こうの藪が動きよった!

ちょー待っときやー!
そっち行くでー!

[>>13 声をかけた直後、近いところの藪の辺りから
踏みしめて歩くような音が聞こえた。

素通りされないよう声をかけてから近づく。
見えてきたのは、たえではないが意外ではある白い姿。]

(31) 2019/07/04(Thu) 18時半頃

【人】 飴師 定吉

[こちらに向けて振っていた手は細くて白い。
知らないものが見れば山の精が人型でも取ったのかと
惑乱する場面かもしれなかったが。

定吉は、亀吉こと吉治の特異な外見については
無頓着と思われる位には気にしていない方だ。

最初にその姿を目にしたときも
「白い蛇や白い鳥がおるんやったら、白い人もおるわな!」で自己完結。
虚弱な質やから気をつけたらなあかんよな、と。
そちらの方ばかりを気にしていた。

本名が吉治である事も知ってはいるのだが、
長生きの亀がついた名の方が縁起が良さそうなので
呼び名はもっぱらあだ名の方だった。]

(32) 2019/07/04(Thu) 18時半頃

【人】 飴師 定吉

おー!亀吉。
よぉ上ってこれたな。
ここら結構えらかったやろ。

一人か?それとも誰かと来とる?

[ガサゴソガサ。
茂みをかきわけ、時折邪魔な長い木は
鎌でスパンと切り落としつつ早足移動。]

俺は畑帰りに聞いて慌ててすっとんで来たとこや。
水とか飲むかー?

[危なげない足取りで亀吉の側までやってくる。
相手がどれくらいの間探索しているかはわからなかったので、とりあえず竹筒を出して水を勧めてみた。**]

(33) 2019/07/04(Thu) 18時半頃

飴師 定吉は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 18時半頃


【独】 座敷守 亀吉

/*
めちゃめちゃええひとやなあ〜〜!

(-11) 2019/07/04(Thu) 18時半頃

【独】 双子 夕顔

/*
こう言う系統の村は、弾かれ狼さんになるとすごいしんどい場合あるのだよね。
村たてさん人形使いってことは赤持ちではないし、弾かれ狼さんを無くすために狼希望した…

訳ではないさ!すんごくやりたかったんよ神様!わぁい!弾いた人いたらごめんね!!!

(-12) 2019/07/04(Thu) 19時半頃

【独】 双子 夕顔

/*
あさちゃんにはだいぶ無茶振りしてると思うんだよ…ほんとごめんね…合わせてくれてありがと…
うまく対比してきたいんだよねー

(-13) 2019/07/04(Thu) 19時半頃

双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 19時半頃


【人】 子守り 日向

…うちは狂うてない。

[少女が棒きれを振りまわすたびに、
透明な花びらが宙を舞う。そこは棚田を横切るいつもの細い道。見たこともない紫陽花が満開で咲いていた。この道に紫陽花の株など、ついぞ見たことがないにもかかわらず。

瞳孔の開ききったような表情で、やがて少女は紫陽花の額をすべて叩き落してしまう。]

うちは…
うちは…ちょっと言うてみただけや。

[山になら紫陽花が咲いているかもしれない。
そう子守の終わりの別れ際に、たえを唆したのは、ほんの数時前だった。*]

(34) 2019/07/04(Thu) 20時頃

【独】 双子 夕顔

/*
あかんよひなちゃん、
お花、痛い痛いて言うとるよ?

(-14) 2019/07/04(Thu) 20時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 20時頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 20時半頃


【人】 懐刀 朧

――山道――

[少し離れた方から、よく通る声でたえを呼ぶのが聞こえた>>2
 定吉か。人手が増えたのは有り難い。
 同じ所を探しても仕方ないと、声から離れるように下の方へ降りていく。
 道中紫陽花が所々にあるものの、やはりどれもまだ葉ばかりで、梅雨空に咲き乱れるには早そうだった。]

どこ行きよったんや、たえ。

[呟くように呼んでも、当然のように返事はない。
 代わりに、ざわありと嘲るように風が鳴った>>0:#8。]

(35) 2019/07/04(Thu) 21時半頃

【人】 懐刀 朧

――雨でも降りよるか。

[湿気った風が不穏にざわめくのに、空を仰ぐ。
 陽が落ちた上に雨まで来てはいよいよもって危険が過ぎる。
 その頃には紫陽花探しの健脚も時間切れと思ってくれれば良いのだが。
 滑ったり、落ちたりしてはいやしないだろうかと、今度は視線を下に向ける。
 と。]

……!

[ひとつ、散り落ちた紫陽花を見たのだ>>19。]

(36) 2019/07/04(Thu) 21時半頃

【人】 懐刀 朧

[それは、気がつけば足跡のように点々と落ちている。
 まるで村への道を辿るようにぽつぽつと落ちている。
 幼子が抱えきれなくなった花から萼をはらはら落としながら帰った、足跡のようだった。]

たえ!

[短く一声、その『跡』を追いながら村の方へと早足で降りていった。
 導かれているとも知らずに。]

(37) 2019/07/04(Thu) 21時半頃

【人】 懐刀 朧

.・・・・・・・
[惹きあったものとも知らずに。]

(38) 2019/07/04(Thu) 21時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─山道─
[声のする方に手を振ってから、>>31
たえと思って空振りさせ、
ややこしいことするな、と怒られる可能性に思い当たって振っていた手が止まり、ええと、と言い訳を考えるような曖昧な笑みが浮かぶ。]

定吉、……あは、
今日はちょお頑張って探してんねん

[身構えが綺麗に空振りする気持ちの良い声に、ちょっと虚をつかれたような表情を浮かべた後、笑う]

来たんはひとり、途中で朧に会うたよ。
……叱られたけどなぁ。
たえちゃん、まだ見つかれへんし……

[困ったような笑みになった。]

(39) 2019/07/04(Thu) 21時半頃

【独】 懐刀 朧

/*
リ、リア狂ちゃうわ

占い師どういう設定なのか確認しようと思ってwiki見たら「うまいことよろしく!」って書いてあった時の困惑忘れない

(-15) 2019/07/04(Thu) 21時半頃

【独】 懐刀 朧

/*
ということでおとり捜査マンになります。
純真直情で神様に近づいていって、身を堕としても暴く方向のやつで。

まあ状況次第で変えていきますが。

(-16) 2019/07/04(Thu) 21時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 21時半頃


【人】 双子 朝顔

……風も冷たなってきたし。
おたえちゃん、無事に見つかりはったやろか……。

[何をするでもなくぼんやりしていると、どうしてもそのことを考える。

――何をするでもなく、というのは不正確かもしれない。
何もできない。あるいは、何もさせてもらえない。それが正しい。

幼いころから身体が弱かった。
妹の方は七つを越えられまいと噂するものさえいた。

おそらく、母も薄々そう思っていたのだろう。
家の手伝いをさせることはなかったし、
朝顔が体調を崩す度に、つきっきりで看病した。
せめて手元にいるあいだはと、たっぷりと甘やかした。

それが功を奏した。あるいは、それがいけなかった。

七つを越え、十さえ過ぎて。まだ朝顔は生きていた。
そして、今ではもはや、過保護が当たり前になっていた]

(40) 2019/07/04(Thu) 22時頃

【人】 双子 朝顔

――……なんや?

[たえを案じながら、外の様子をぼんやりと眺めていると。

何か、きらりとしたものが目に入った]

氷……や、こない季節に、まさかな。

[ふるり、首を振る。でも、だったらなんだろうか]

……誰か、硝子でも割りはったかな?

[でも、硝子を割ったのなら、一か所に集まっているはずだ。
それはまるで、誰かの辿った跡のように、点々と落ちていた。
もし自分が水汲みでもしたら、ぱしゃぱしゃ零し歩いて、こんな跡が出来るに違いない]

(41) 2019/07/04(Thu) 22時頃

【人】 双子 朝顔

[それが気になって、そっと勝手口から家を出る。
少しならば、外の空気を吸いたくなったとか、幾らでも言い訳はつく]

……花びら……やろか?

[摘まみ上げたものを眺めて、首を傾げる。
かたちは確かに、花びらのようだ。ただ、それは透明だった]

透けとる花なんて、聞いたことあらへんな……。
おたえちゃんとこの爺様や東の爺様なら知っとるやろか?
芙蓉の姉様も町に出とるから、判るかもしれへんね。

[小首を傾げながら、摘まんだ花弁をしげしげ眺めやって]

(42) 2019/07/04(Thu) 22時頃

【人】 双子 朝顔

きらきらして、綺麗は綺麗やけど……、
……透けとるし、お花の幽霊かもあらへんね。

[透けているといえば、この世のものではないというのが定番だ。
そう考えると、なんだか、ぞっとしない感覚を覚える。
そうでないにしたって、見たこともない花だ。毒がないとも言い切れない]

触ってしもたけど、大丈夫やろか……手、洗っときましょ。

[そう呟いて、摘まんだ透明の花弁をぽいと捨てた*]

(43) 2019/07/04(Thu) 22時頃

【人】 座敷守 亀吉

─山道─
そうかあ、定吉の声なら
たえちゃんもよう聞こえるんちゃうかな、頼もし。
朧も助かりそ。

[>>33水を勧められ、はたと瞬く]

ええの?あ、いや、うーん、…

ええわ、まだ、大丈夫。
たえちゃん見つけたら飲ませたげなあかんし?
でもありがとうなあ。

[やんわりと手をかざしてから、小さく頭を下げた。
定吉は本当に気のいいひとなのだなあ、と眼を細める。
己の生白い様子にも、「そういうこともある」とあっけらかんとした受け止め方をしてくれるのは随分と救いであった。]

(44) 2019/07/04(Thu) 22時頃

【人】 飴師 定吉

─山道─

一人かぁ。それでもまぁ気持ちはわかるで。
あんな小さい子がおらんなったら、心配やもんなぁ。

朧とすれちごうたんやな。
叱られるのは…ま、しゃーないしゃーない。
責任感強い奴やし、色々考えてまうんやろうて。

そうかぁ。まだ見つかってへんかぁ。

[>>39 頑張って探してるとの言葉にはうんうんと頷いて。
朧の眉間に皺が増える様子が想像余裕過ぎて苦笑。

それから、顔色を確認するように亀吉の白い顔を見た。]

(45) 2019/07/04(Thu) 22時半頃

【人】 飴師 定吉

今は体力とか大丈夫なんか?
一応俺、たえちゃん優先でおぶる事なるから
帰りは自力で降りる体力は残しといてほしいんやわ。

動けるんやったら、見る目は多い方がええから
もちろん助かるけどな。

[疲労の色はそんなには見えないかなぁと、少しは安心。にかっと笑顔を向ける。
>>44 水は大丈夫との事なので、背負っている籠に竹筒を戻した。*]

(46) 2019/07/04(Thu) 22時半頃

【人】 懐刀 朧

たえ! ……やないな。すまん。

[落ちた花を辿って戻った先、花を拾う小柄な少女の姿>>43があって思わず呼んだものの、七つどころか十を過ぎた子だ。
 人違いを謝って、それから。]

……、ええと。

[言葉を探して、詰まる。
 子供の頃というのは当然自分にもあったはずなのに、今やすっかり忘れてしまったようで、子供とどうやって接すればいいかよく分からなくなっていた。
 すぐ険しい顔を怖がられるのもあって、余計に苦手意識がある。]

(47) 2019/07/04(Thu) 23時頃

【人】 懐刀 朧

その花、たえのやつなんか。

[光をきらきらと弾く紫陽花を捨てた少女に、なるべく答えやすそうな言葉で問いかける。
 頷きが返れば村に戻ったと知れると思ったのだ。
 目の前の少女を朝顔か夕顔か区別しようと目を細めたら、いつも以上にまた人相が悪くなった。]

(48) 2019/07/04(Thu) 23時頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 23時頃


【憑】 病人 雷門

―雷門の家―
沼じい、はは、見舞いに来てくれたのかと思うた。

[>>30近づく気配と、振れる魚籠、確かな魚のにおいに、うん、と頷く。
まろみのある魚籠を撫でた。]

また一緒に釣りしたいもんだがねえ、
長い間出歩くんもしんどうてなあ…。

[目じりに深く刻まれた皺がなお濃くなる。]

そうみたいなんや。
花は置いて行ってくれたのに…

これは紫陽花やろか?
定吉が食べてえろう騒ぎになったことがあったなあ…

[よく見えないせいで、透明な花びらであることにも気づかぬままであるようだ。]

たえ。なあ、……声がしたような気がしたんやけどなあ…。

(49) 2019/07/04(Thu) 23時半頃

【人】 双子 朝顔

――えっ?

[たえ、との声>>47に。目をぱちりと瞬かせ、きょろきょろと。
周囲にたえの姿はなく、どうやら見間違えられたものと察する]

……むぅ。

[年相応の背丈とは言い難いと、自覚はあれど。
七つの子と間違えられれば、いささか面白くはない。

頬を膨らせかけて。
いやいや、たえを探し回っていたのだから、
女児を見かけて声を上げるのも仕方あるまいと、思いなおす]

(50) 2019/07/04(Thu) 23時半頃

【人】 双子 朝顔

えっ、と……どないしました?

[口ごもる相手に、首を傾げる。金物屋の、藤屋家の息子。
あまり話す機会もないが、さして大きな村でもない。顔と名くらいは知っている]

……花?

[今しがた捨てた、透明な花のことだろうか。
そう訊ねるということは、たえと関係があるのだろうか?
いずれにせよ。知らない、と。答えようとして。
すっと目を細める朧に、睨まれたものと誤解して]

え、あぅ……その、あの。
朝はただ、何か光ったから、拾ってみただけで……、

[しどろもどろに、なんとか答えて]

……おたえちゃん、まだ見つかってへんのですか。

[心配やなぁと、小さく呟いた*]

(51) 2019/07/04(Thu) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─山道─

まあ、なあ。
心配やし、それに
僕ばっかりのんびりしとってもあかんでしょう。

[困ったような笑いはそのまま。]

うん。
眉間の皺なあ、また深くなっとった気いするわ。

[頑固者、というのだろうか。
芯が強い、というのだろうか。]

……あんま話しかけんほうがええんやろか。

[などと、ぽつっと、はこべの花を胸元から外して、くるくるり。]

(52) 2019/07/04(Thu) 23時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2019/07/04(Thu) 23時半頃


【人】 座敷守 亀吉

─山道─
[>>45顔色を見られて、瞬きひとつ、ふたつ。
日に焼けた血色のいい顔はおひさまのようだ。]

大丈夫やよ。
定吉はええひとやなあ。
わかっとうよ。
流石に世話かけるわけにはいかんからなあ…。

[うん、と頷いて。
いまより小さいころはよく熱を出したり、
息切れして座り込んだりしたものだ。
後者は────今もか。
小さくため息を吐いた。]

……無理せん程度にもうちょいみたら、
一回戻ろうかなあ、…たえちゃん、もう帰ってきてたりせえへんかな?…なーんて…。

[こんなのだから昼行燈などと呼ばれるのかもしれないとは、分かっているのだが。]

(53) 2019/07/05(Fri) 00時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 00時頃


【赤】 双子 夕顔

 
────とぉりゃんせ、とぉりゃんせ。

 此処は何処の細道じゃ?

    天神様の細道じゃ。

   ちょぉっと通して、くだしゃんせ────

(*8) 2019/07/05(Fri) 00時頃

【人】 双子 夕顔

 ほいたら、おっかぁ、
 ちょっと行ってまいります。

[預けられたお使いの包みを抱え、少女は家を後にする。
あさちゃんがおったなら、一緒に行こ、と誘ったんやけど。
どうせすぐそこだ、1人で行けない距離では勿論ないのだけれど、お使いだってあさちゃんと一緒の方が、きっと楽しい。]

 あれ、

[道の端で、無残に散らされた花を見た>>34
キラキラと輝く花弁を散らされて、それはどこか歪ながらに美しい光景で。]

(54) 2019/07/05(Fri) 00時頃

【人】 双子 夕顔

 可哀想やないの。
 こんな、可愛らし子に。

[零れ落ちた言葉とは裏腹に、どこか愛しげな表情は、少女の年に似合わないそれで。
とっくり眺めた後に立ち去った少女の後ろ、散り果てたはずの紫陽花が、また、綺麗な花を、新たに咲かせていた。].

(55) 2019/07/05(Fri) 00時頃

【独】 座敷守 亀吉

/*
日向ちゃんのうつろなやつ最高に最高ですねいいなあ

(-17) 2019/07/05(Fri) 00時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 00時頃


【人】 懐刀 朧

……いや、どうもせんわ。すまん。

[>>50言葉を探すのを不思議がられたか、様子聞かれればもう一度謝った。
 謝るばかりで先に進まず、どうにか出したのが先の言葉。
 が、どこか怯えるような様子で拾ってみただけと言われれば、詰めていた息と緊張がふぅと解ける。合わせて、妹の朝顔の方だったと知る。
 いつもこうして、子供は怯えさせてしまう。もしやたえは自分を避けて出てこないのでは、などという疑心暗鬼にも陥りそうだ。]

ほうか……
たしかに、奇麗やからな。

[紫陽花の形をしているというだけで追ってきたが、確かに萼が透けていて不思議な見た目をしている。
 ひとつ拾ってみると、その様子をまじまじと見る。]

(56) 2019/07/05(Fri) 00時頃

【人】 懐刀 朧

ああ。まだ見つからん。
おたえは珍しい紫陽花を見つけて、雷門さんに贈ると言うとったらしくてな。
これは、おたえが落としていったと思ったんやが……居らんみたいやな。

[より幼い子を憂う小さな呟き>>51に、同意の意味で頷き返す。]

ここまで降りてきたことやし、村の中も少し探してみるわ。
まだ会うてへんだけで、紫陽花が落ちてる以上、こっちに戻っとるかもしれんからな。

[言って、朝顔に軽く手を振って離れた。
 まず向かってみるのは、雷門の家の方*]

(57) 2019/07/05(Fri) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

―山道で―
[歩き出そうとしたころか、
ざあ、っと、風が吹いた。>>0:#8
背筋をふるりと震わすような奇妙に湿った風だった。]

──雨、降るんかなあ…、
…、あれ?

[強い風に乗ってか、
ころころ、と山道の下のほうに転がる白く、きらりと光るものをみつけて亀吉は降りていく。

(58) 2019/07/05(Fri) 00時半頃

【人】 飴師 定吉

─山道─

そんなもんかいな。
ま、今の俺も亀吉も全然のんびりしとらんけど。ははっ。

…お、鳥がよぉ食うやつ。
葉っぱが柔いんよな。これ。

[>>52 白い指先が小さな野草を摘むのを目で追う。

はこべを見て、綺麗や可愛いという感想より先に
食べれるやつ、鳥が好む、という認識が出てしまうのは残念な所。]

(59) 2019/07/05(Fri) 00時半頃

【人】 飴師 定吉

……うーーん。
それはそれで、なんか違う気ぃするよな。
同じ村の仲間同志やし。

朧も真っ直ぐな気質のええやつや思うねんけどなぁ。

[>>52 話の雰囲気から見ると、亀吉が朧に対して
含む物があるようでもなく。
人間関係の不思議な曇り空。

朧にも、何かの機会に聞いてみた方がええんかなと少し思った。]

(60) 2019/07/05(Fri) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

―山道で―
……花?

[息を少し切らして拾い上げたは四片のはなびら。透けて、氷か、山奥で拾った水晶のかけらのようでもある。]

なんやろ、これ…。
紫陽花…にしては…なんか…。

[首を傾げる。白くて、透明で、なんとなく惹かれる。きれいだ。紫陽花にも白子ってあるのだろうかなどと馬鹿なことを考える。
なかまさがしでも、あるまいに。]

これ、何やろ?わかる?

[定吉のほうを振りあおいで問う。
農家で土に触れている彼なら知っているのではないかとそう思ってのことだったが、既に別の場所を探し始めていないとも限らない。]

(61) 2019/07/05(Fri) 00時半頃

【人】 飴師 定吉

どうしてもどうしてもあかんようやったら、
籠置いて、たえちゃんおぶった亀吉おぶるのも
できんことないやろけど、これは奥の手な。

[定吉は二十歳手前の青年だが、
まだ所帯は持っていないので
男手が必要な時、気軽に村中手伝いに行ける立場。

座り込んだ亀吉を送り届けるのも朝飯前だったので
その辺りは面倒とか気にする様子もなかった。>>53]

それやったらええなぁ。
心配したでーって正月の笑い話にしたらええし。

ん、それがええわ。
俺は上の方をもう少し…

[見ようか、と言い掛けた所で
亀吉が何かに気づいたように降りていく。>>58]

(62) 2019/07/05(Fri) 00時半頃

【人】 飴師 定吉

どしたん。
何かあったったんかー?

[何かを追いかけるような動きを
呆気に取られたように見て。
早足で追いかける。]

おぉ、追いついた。
どれやどれー。見てみるで。

[亀吉の持つ何かにぬっと顔を近づけて、
まじまじと眺める。>>61]

(63) 2019/07/05(Fri) 00時半頃

【人】 飴師 定吉

なんやろ。
形だけみたら、紫陽花みたいやけど。
透明なんは変よな。

あ!口には絶対入れたらあかんで。
もし紫陽花やったら、

……腹が保津川下りする。

ほんまやで。
どんなんやろってわざわざ試すのも無しやで。

[本人的には、とても真面目に警告をしたつもり。]

(64) 2019/07/05(Fri) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

―定吉との話―

定吉は忙しうしとるもんなあ

[つられて笑って、はこべをくるり。>>59]

そっか、おいしいか、摘んでいこか。

[食べれるんかあ、と、呟いた。
葉の先をちぎって齧る。青い香りがした。]

……なかま、

[>>60 口に出すと少しばかりからっぽの気配。]

どうやろうなあ

[薄く笑った。
多分、仲間とは思われていないのだろうな、という重ねてきたやり取りから考えていた。一線ひかれて、こちらとそちらは違う、と薄い膜の向こう側。]

(65) 2019/07/05(Fri) 00時半頃

【人】 飴師 定吉

[>>15
かつて自分が紫陽花で食当たり大惨事になった時、
芙蓉が好奇心満点であれこれ聞いてきて。
突撃隣の本草綱目状態で詳しめな説明をしてしまった結果、女子なのに多分追従したらしく、数日間…な事になったのはよく覚えている。

体が弱い亀吉がそんな事を実行したら、
それこそえらいことになるので。
声にも普段無い真剣さが加味されていた。*]

(66) 2019/07/05(Fri) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

―定吉との>>62

力ありすぎちゃう?

[ふふ、と小さく笑った。
鍛えた足腰ならではといったところだろう。
健脚で羨ましいことだった。
村のあちこちで頼りにされているしっかり者。
体調を崩し座り込んで世話になったことも一度や二度ではない。]

なー、…ほんま。
雷門さんも心配してるやろし……

[そんな時だった。風が吹いてきたのは>>58]

(67) 2019/07/05(Fri) 01時頃

【人】 双子 朝顔

[珍しい紫陽花>>57と聞けば、なるほどと]

紫陽花なんやね、これ。
確かに透明なんて、珍しいけども。

[こんなものが七つの子供が取ってこれる範囲に生えていたら、
話くらいは聞いたことがありそうなものだけれど――と、小首を傾げる。

まあ、野山を駆け回るような遊びにはほとんど参加していないから、朝顔が知らないだけかもしれないが]

村までは戻ったけども、家帰る途中で足挫いたとかは、あるかもしれへんね。
それか、歩き疲れて、どこかでいったん休んどるとか。

[村内を探すという朧に、同意するよう頷いて]

おたえちゃんが通らへんかどうか、朝も気を付けて見ときます。

[小さく手を振り返し、朧を見送って]

(68) 2019/07/05(Fri) 01時頃

【人】 双子 朝顔

……村の中なら、朝でも探せるやろか?

[ひとりで行く、といえば母に止められるだろうが。
夕顔と一緒なら、許してもらえるだろう。

――いや、駄目だ。
さっき、野菜を切る手伝いをしていたはずだ]

朝は、役に立たへんからね。

[せめて、役に立つ姉の邪魔は、してはいけない]

家の近く、ちょい探しすくらいなら……。

[母に告げれば、止められるなら――と、そう**]

(69) 2019/07/05(Fri) 01時頃

双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 01時頃


【人】 座敷守 亀吉

―山道を少し降りて―

[>>63 追いついてくれた定吉の顔がぬっと近づくのには少し驚いた様子で。透明な花びらのかけらの検分を見守って。]

……そうなんよなあ、
なんや、氷かな?って思うてんけど冷たないんよな

……へ?

[はた、と瞬く。]

……保津川下り

[あっけにとられて目を丸くして、
それから、]

……ほんまに?

[真面目に真面目を返してしまった。]

(70) 2019/07/05(Fri) 01時頃

【人】 飴師 定吉

─透明な紫陽花─

こんだけ薄いんやったら、
氷だと水になっとるやろし。
硝子でこんな細かい細工って見たことないしなぁ。

[>>70 指で軽く押して感触を確かめる。
崩れそうでいてしなやか。
見かけはどうあれ、触感は植物のような気も…しないでもない。]

そやで。
ほんまやから、指に汁とかついとったら後でしっかり洗った方がええ。

[重々しく頷いた。
尚紫陽花の毒成分、本来ならめまいや吐き気方面が連想されやすく、そちらも体験はしていたのだが。
記憶の中の主訴は最も印象深いもので刻み付けられていた。]

(71) 2019/07/05(Fri) 01時半頃

【人】 座敷守 亀吉

や、酷かったとはきいとったけど、
……そんなにか……。

そうか、…うん、
はこべみたいに気軽に齧らんようにするわ……

[いつになく真剣な様子に、素直にうなずくのであった。]

(72) 2019/07/05(Fri) 01時半頃

【人】 飴師 定吉

はこべは吸い物に入れたり茹がいて
和え物にしたらええ味出るで。
村の中でも草場探したらよぉ生えとるし。

それにしてもこの紫陽花みたいなん、
なんでこんな所に落ちてるんやろ。

風が吹いたにしても、元の株無いといかんよな。

[周囲をきょろきょろ見回す。
それらしい群生は見当たらない。
代わりに、空のどんよりとした色合いを主張するように湿った風が吹いている。]

なんかこう悩ましい天気やなあ。
降られるの覚悟で合羽でも持ってきた方がええんやろか。
どうする?一旦降りるか?

[本来は、雨が降れば捜索も中止なのだろうけれど。
悩む顔で空と山を交互に見た。*]

(73) 2019/07/05(Fri) 02時頃

【人】 座敷守 亀吉

…せやなあ。
不思議や、…こんな細工あったら
誰も彼も夢中やろなあ…

[じい、と定吉が花びらを押すさまを見つめる。
透明な花びらの端が、ほんのりと光るようにも見えたのは目の錯覚か。]

……なんや、
この花も色を置いてきてしもたんかな…。

[ぽつん、と呟く。]

…む。

[自分の白い指先をじっと見る。]

……気ぃつける。

[体力があまりない状態で保津川下りは、命とりに違いない。]

(74) 2019/07/05(Fri) 02時頃

【人】 飴師 定吉

んーっと、そやね。
綺麗なんやけど…変やな。
見てるとなんか落ち着かん気ぃするわ。

花に見られてるような感じの、なんかぞわーって。
綺麗すぎるからやろか。

[>>74
植物に関してそんな感想を持つことはあまりないのだが。
じっと見ていると背にさぶいぼが立つような謎の違和感。]


せめて白とか青とか色ついてたら綺麗なんやろけど。
透明なんはなぁ。

[呟きを拾い、うんうんと首を縦に振り同意した。

あえて色の中に白を含めた表現にしたのは、
先ほどのやり取り>>65の微妙な雰囲気を
思い出したからだった。**]

(75) 2019/07/05(Fri) 02時半頃

【人】 座敷守 亀吉

そうかあ、
はこべ、そないして食べたことなかった。

[こんなだから「坊ちゃん」と呼ばれるのかもしれない。
日向がもしかしたら食事に淹れてくれたこともあるかもしれないが──ちゃんと聞いたことはない]

…なんやろな?
これ、ちゃんと咲いてるとこ見てみたいな。
きっと奇麗やで。

[透ける色合いに、
なんとはなしに白子の己を重ねて笑む。
はこべは一蹴されたが、朧とてこの花なら興味を持つのではなかろうか、とも思う。]

せやなあ、……
一旦降りる、が、ええかも。
たえちゃん、帰ってきてるかの確認も兼ねてや。

(76) 2019/07/05(Fri) 02時半頃

飴師 定吉は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 02時半頃


【人】 子守り 日向

−箕島家−

無理したらあかん言うたのに…

[抑揚のない声で少女は呟いた。
亀吉こと吉治の自宅に戻ってはみたが、彼が先に戻ってきた様子はなかった。鍋の蓋を開けてみれば、透き通った水の下に白い米が静かに沈んでいた。

やがて少女はまた、日の落ちた外へと向かう。]

(77) 2019/07/05(Fri) 08時頃

【人】 座敷守 亀吉

食べるんは今度やってみる。
日向ちゃんなら知っとうかな……?

>>73じつはそれと知らず食べているかも知れないが、こんなだからお坊っちゃんと呼ばれるのやもしれない]

……落ち着かん、かぁ
確かになんか、ひやっとしとるというか……、

……不思議な感じはする。

珍しな、そない言うの。
定吉はどんな花も好きやと思てた。

[好き、は愛でるではなく食べる方だが。
ふふ、と笑いを小さく添える。
また、湿った風が吹いた。ふる、と背を震わすのはなにが原因かわからないまま]

……せやなあ、一旦たえちゃん帰っとるかの確認も兼ねて、合羽とりにいこか。

[透明な花のかけらの茎を指先で摘んでくるりと回す]

(78) 2019/07/05(Fri) 08時頃

【人】 子守り 日向

[そこは避けて通れない道だった。(>>55)

あえて歩みを止めず、叫びもせず、しかし目を離すことは出来ない。まるで誇るように、何も無かったと言わんばかりに、満開の紫陽花が揺れている。瞬きもできずに凝視をしながら、足早にそこを通り過ぎる。]

探さな…
たえちゃんも、坊ちゃんも、探さな……

無事なんやから。探さな…

[独り呟きながら、
しかしその足はむしろ、雷門の家へと向かっていた。**]

(79) 2019/07/05(Fri) 08時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 08時頃


【人】 双子 夕顔

[向かう先は雷門じいちゃんの家。
おたえちゃんが行方不明ということで、じいちゃんにも、様子見に集まった男衆にも、と、差し入れを持たされた道中。
少女自身にしてみれば、持ち運べないことはない量の荷物であるが、側から見れば身体の大きさに見合わぬ量かもしれなかった。

そんな折。
先行く姿>>57を見かけて、パッと表情を変える。

朧さんやぁ。

少女は大きな風呂敷を抱えたまま、表情を改めすまし顔。]

 朧さぁん!

[けれど呼ばう声音が、聞く人が聞けば明らかすぎるほどに、弾んでいた。

気づいてくれるやろか?
立ち止まって、くれるやろか?
なんて…小さくなる胸を、押し隠す。]

(80) 2019/07/05(Fri) 09時頃

【人】 双子 夕顔

[少し歩みを早めて、彼に並ぼうと試みる。
けれどその表情がはっきりわかるくらいの距離になれば、今はおたえちゃんの捜索で皆ピリピリしていることを思い出す。]

 おつかれさんです。
 朧さんも、雷門じいちゃんのとこですか?

[自然に、自然に。
できとるやろか?]

 今、おっかさんに言われて、
 差し入れ持ってくとこなんです。
 言うて、おむすびくらいなもんですけども。

(81) 2019/07/05(Fri) 09時頃

【人】 双子 夕顔

[短い道中、話ができたか否か。
いずれにしても、少女はそれを、楽しんだ。
おたえちゃんが行方不明、なんてこと、忘れたかのように。

ちゃうよ。
おたえちゃんは、もう、帰ってきとるもん。
ね、ほら。]

 あぁ、おたえちゃん、帰ったんやね、

[雷門じいちゃんの家のそば、紫陽花の花を見つけて少女は微笑む。
透明な花びらの、まぁるいお花。**]

(82) 2019/07/05(Fri) 09時頃

【赤】 双子 夕顔

 
 よかったねぇ、おたえちゃん。
 無事、辿り着いたんやねぇ。
 

(*9) 2019/07/05(Fri) 09時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 09時頃


【独】 懐刀 朧

/*
このメモを貼った矢先にこれはかわいすぎなんと違いますか??????

(-18) 2019/07/05(Fri) 09時頃

【人】 懐刀 朧

紫陽花やろう、このかたちは。

[>>68紫陽花なんやね、と聞けばようやく落ちた一片を拾う。
 はじめは落ちて傷のいった萼片が雨や露に濡れて、透けてしまっているのだと思ったが、拾って手にとってみるとその手触りはしゃんとしている。
 みずみずしい紫陽花のようでいるのに、葉脈程度を残して向こう側が透けるほどに透明だった。]

休んどるなら、越したことないが。
足をやったんなら事やな。

ちょうど薬売りが来とるんが幸いなくらいか。

[通り道を注視してくれるというのに有り難いと少し笑って、急がなくてはと歩き出す。]

(83) 2019/07/05(Fri) 09時頃

【人】 懐刀 朧

[それからすぐのことだ。
 甘い少女の鈴音で呼ばれて、足を止める。
 声の方に向けば、先程と同じ顔の少女が荷物を持ってこちらに向かっていた。
 それを暫く待って、近く並び立つくらいの間隔になれば。]

夕顔。
持とか。

[是非聞かず、夕顔の持つ風呂敷包みを持ち上げる。
 十二の少女に余る荷物でも、二十歳を超えた男には軽いものだ。]

(84) 2019/07/05(Fri) 09時頃

【人】 懐刀 朧

[夕顔、と呼ばいはしたが、先に朝顔に会っているから呼べただけであった。
 先のやり取りなければ、今はただ握り飯の風呂敷を持っていただけだろう。
 傍から見れば夕顔と朝顔の態度の違いはわかりやすいものかもしれないが、この四角四面真正面しか見られぬ男、童の声の区別もつかない。
 きゃんきゃんと高い、という区分に放り込んでそれきり、その中での違いを見やしない。
 ので、今となってもこの通り。

 ただし、迷いなく夕顔と呼んだその事実を、目の前の本人がどう受け止めるかはまた別である。]

(85) 2019/07/05(Fri) 09時半頃

【人】 懐刀 朧

ああ。
山歩いて、ここまで続く紫陽花の跡見つけてな。
戻っとるんやないか思て、村のほう探そうかって降りてきたとこや。

[向こうから話しかけられれば、まだ自然に言葉を返せる。
 が、受け答えだけで、そこから話を膨らます技量はない。
 差し入れ持っていくところ、と聞いても、ほうか、と一言頷いただけ。
 それでも男の歩幅で歩むまでのことはなく、少女の足に合わせて、ゆっくりと雷門宅の方へと歩いていく。]

(86) 2019/07/05(Fri) 09時半頃

【人】 懐刀 朧

[こんな調子だから、道中は夕顔から話しかけられなければ然程盛り上がりはしなかったろう。
 けれど、或いは、透けた紫陽花に身を寄せる神宿しには勘付くものがあるかもしれない。

 家名の元にもなった、紫陽花に先んじて盛りを見せる、艶やかな藤屋の藤の香り。
 護るように、または牽制するように、微かな気配を漂わせていることに。]

(87) 2019/07/05(Fri) 10時頃

稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 10時頃


【人】 懐刀 朧

[そうして、雷門宅についたころ。
 透明な紫陽花が、まるまる咲いているのを見た>>82。]

何や――

[帰っとったんか、と続くはずだった言葉は、安堵に似た吐息にすり替わった。
 詰めていた表情も緩む。帰っとるなら、それでいい。
 折檻説教あたりは避けられないだろうが、これに懲りて少しは大人しくなってくれれば万々歳だ。]

(88) 2019/07/05(Fri) 10時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 12時頃


【独】 懐刀 朧

/*
メモ。
無自覚占い師なので、占い先は毎日最後に接触した人。
夕顔でも気にしない。

(-19) 2019/07/05(Fri) 12時頃

稲荷のお告げ (村建て人)

たえがいなくなったという話は
さほど大きく無い村ゆえ、
すぐに皆の知るところとなっている。

ふらりと歩く>>79日向がうつろな目で
探さな、探さな、と喋っているのに

「日向ちゃんもあんまり遠くにいったらあかんよ」

と、声をかける中年の女性の声は届いたかどうか。
透明の花びらを持つ紫陽花の花は、ぽつり、ぽつり、と咲いている。

(#1) 2019/07/05(Fri) 16時頃


【憑】 病人 雷門

─雷門の家─

おかしなあ…芙蓉も、沼じいも、探して呉れとるって…?
せやかて、確かさっき…。

[沼太郎の言葉に首を捻りながら、>>30
雷門は使い込んだ杖を支えに、まばらにある庭木に手をつきながらとん、とん、とたえの姿を探して道の方へ歩く。
常はたえが木を聞かせて手を引いているのに助けられていたせいもあり覚束ない。]

……んん?

[>>82 鈴転がすような声が最初に聞こえたらしく立ち止まる。]

その声は、ええとお。
んん…あさ…がお?ゆうがお…?
……それに、朧かい、仲良しやなあ……んん、ええにおいやな、藤ん花かい…洒落てるねえ…

[目が悪いのも手伝ってどちらかわからぬらしいが、ふと香る藤の香りに目を細める。>>87]

(89) 2019/07/05(Fri) 16時頃

【憑】 病人 雷門

たえを見んかったかなあ、
さっき家に帰ってきとったと思うんやけど…
花も置いて行ったままやし、
かくれんぼのつもりなんかもなあ…?

[困ったように尋ねる。]

芙蓉もいうてくれたけど、はよう見つけたらな、寂しいやろしなあ

[>>21 芙蓉の優しい声を反芻しながら雷門は少しかすれた声で謂った。
たえは芙蓉が薬を作ってくれるの感謝し、いつか芙蓉のようになりたい、などと語っていたものだった*]

(90) 2019/07/05(Fri) 16時頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 17時半頃


【人】 座敷守 亀吉

―山から戻りながら―

……青とかええなあ、空の色やん
白、……白かあ……花やったら綺麗やんな。
見つけたら……紫陽花やし、
食べるとか言わんと、
誰ぞに贈ったら喜ばれそうやん

[定吉があえて白と入れたと気づいたかは怪しく、>>75 ひとり身であるのをちょっとだけ揶揄うように謂った。
額から落ちかかる自分の髪の毛を指で目にかからぬよう横に避ける仕草をしながら遠くを見る。
片手にはまださっき拾った透明な四片の花びらを持っている。]

……、なんか寒いな

[ぽつ、と呟き、ふと怪訝そうに目を細める。]

(91) 2019/07/05(Fri) 18時頃

【人】 座敷守 亀吉

[遠目に見ればほの白い手毬のような何か。
さっきまであんなもの、あったろうかという小さな違和感。]

……あんなんあったっけ

[呟きは小さく、首を傾げつつも降りていく。
情けなくも少々息が上がる。
たえより先にへばってしまいやしないかと自分でも情けないのだが、定吉に気づかれたなら笑ってごまかしたのだった*]

(92) 2019/07/05(Fri) 18時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 18時半頃


双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 18時半頃


【人】 双子 夕顔

[抱えていたはずが、ひょいと持ち上げられる風呂敷を、細い指先が追いかける>>84
あっ、と一声溢れさせ、けれど素直に甘えてしまうことにしたのは…子供故ではない。
幼いなりに、女故だ。]

 ありがと、

[風呂敷1つ、取られて仕舞えば手持ち無沙汰。
たすき掛けのままで来てしまった己の格好が気になり始める。

夕顔。
呼ばれた名が、愛おしい。

あさちゃんに呼ばれるゆうちゃんも好きだけれど、この人の声で紡がれる夕顔に、つい緩んでしまう頬を、足先を気にする風を装ってごまかした。]

(93) 2019/07/05(Fri) 18時半頃

【赤】 双子 夕顔


 知っとるよ。
 わたしたちの見分け、つかんこと。
 どっちでもおんなじやって、
 きっと言うんやろね。

(*10) 2019/07/05(Fri) 18時半頃

【人】 双子 夕顔

[脳裏をよぎる言葉を聞こえないふりして、少女は顔を上げる。

少女はまだ、気づかない。
かみさまなら、気づくのかもしれないけれど。
まだ、まだ………、]

 ありがと、朧さん。
 助かりました。

[雷門宅で、預けたままだった風呂敷を受け取ろうと、細い両手を差し出す。]

 朧さんも、食べたってな。
 梅ばっかなんは、堪忍やけど。

[くふりと少女らしい笑みを見せて、それからその花に、気づいて。>>82]

(94) 2019/07/05(Fri) 18時半頃

【人】 双子 夕顔

 雷門じいちゃん。
 夕顔の方です。
 ふふ、私たち、ソックリやもんね。

[聞き分けられずとも、気にした風もない。
それよりも、加えられたからかうような言葉に、ちょっとだけ頬を染め。>>89
でもきっと、じいちゃんあんまり含みをもたせた訳や、ないんやわ。
唇尖らせる前に、有耶無耶にしてしまった。]

 雷門じいちゃん、家ん中、入りましょ。
 大丈夫やから。
 おたえちゃん、すぐそこにおりますから。

[それは、なんの疑いもなく聞けば、病人を宥める方便のようにも聞こえたろう。*]

(95) 2019/07/05(Fri) 18時半頃

【赤】 双子 夕顔

[少女には、紫陽花の株のそばでうずくまる子どもが、見えていたのだが。

ここにおるのに、とべそをかく子どもが。

寂しいと、袖を濡らす、たえが。]

(*11) 2019/07/05(Fri) 18時半頃

【赤】 双子 夕顔

 可哀想やな、可愛いな。
 そうやね、気づいてもらえんのは、寂しいな。
 大好きな、じいちゃんやもんね。
 ねぇ、おたえちゃん。


   心配、

         いらんよぅ?
   

(*12) 2019/07/05(Fri) 18時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 18時半頃


【憑】 病人 雷門

夕顔のほうかい、こんにちは。
そうだなあ、そっくり、夕顔も朝顔さんも別嬪さんやからなあ

[孫にそうするように、皴でくたびれた手で頭を撫でようとする気安さ。
からかうような言葉に頬を染めた>>95いろはまだ淡くて、まだまだ子供の扱いの雷門はほろりと取りこぼす。]

風も出てきたしねえ…
たえ?うん?やっぱりかくれんぼ、しとるんかなぁ、
夕顔と遊んでたんやねぇ

[疑うでもなく夕顔の言葉に頷くのは、
事実、たえがそこにいた、という五感に頼らぬ“なにか”があったせい。老人が体を患い、健常なものたちよりも“あちら”に近いゆえにぼんやりとでも感じ取れたのだ、と。

それは雷門自身もあずかり知らぬことだ。]

(96) 2019/07/05(Fri) 19時頃

【人】 釣り師 沼太郎

雷門、なあに弱気な事言っとる
たえが白無垢着るまでは元気でいにゃあ。

[ その姿はきっと愛らしいだろう、雷門の皺>>49に負けじと目尻には深い皺

――…。
芙蓉のその姿を想像したら急に胸が苦しくなった。何てこったい!]

餌を付ける所までは難しいやろから、やっちゃる
だからまた魚釣りをやろうや

[ おそらく、自分は歳の割には足腰もシャンとしている方だ
それは芙蓉の薬のおかげもあるのだろうけど。

雷門にも元気でいて欲しくて。
何だかんだと外に連れ出しては村の様子を雷門に伝えるのだ ]

(97) 2019/07/05(Fri) 19時頃

【人】 釣り師 沼太郎


あぁ…
そういえばあったのぉ。あの時は大変じゃった

[ しみじみと呟いた

定吉が間違えて食べた時>>5
芙蓉は新しく紫陽花の毒を知れた事にはしゃいでいたっけ>>15

その時は叱って、解毒の薬草を探して来るよう言いつけたけれど、怒るのは珍しい事だっただろう]

(98) 2019/07/05(Fri) 19時頃

【人】 釣り師 沼太郎


おぉーい。たえちゃーん。
そろそろ出ておいで

日向の美味しい夕餉も待っておるよ

[ 雷門が見たかもしれぬ、と言ったのを聞き、声を張り探してみる
…が、やはりたえの姿は何処にも無い
もう一度村を見回ってみようか、と外に目を向けると]

おう、朧に夕顔でないか
珍しい組み合わせじゃのぉ

[ 朧>>88と夕顔>>95が連れ立って歩きながら雷門の家の前へ向かっていた

朧は子供が得意では無さそうだと思うていたが…
と思いつつ見遣れば、夕顔の持つ荷を朧が持ったようで、意外な物を見たように眉をひょいと上げた

肌寒い景色の中で、何故だか柔い風が吹くようであった ]

(99) 2019/07/05(Fri) 19時頃

【人】 釣り師 沼太郎

朧、お疲れ様じゃ。
たえのお嬢は…

……。
心配じゃろうが、あまり無理するでないよ

[ 聞きかけて、辞めた
彼の顔を見れば、見つけた訳では無いことは容易に見てとれた

代わりに労いを ]

(100) 2019/07/05(Fri) 19時頃

【人】 釣り師 沼太郎

夕顔、いつもお疲れさん
外を歩くのも、朧がおれば安心じゃの

[ 夕顔と朝顔。二人はとてもよく似ている
けれど二人が赤子の頃から見てきたのだ、特に苦もなく見分ける事が出来た

言ったのは、彼女の頬の色>>96 に気付いた訳では勿論ない

ただ思った事を言っただけ

家の中に入ろうとするならば、特に引き止めず見送っただろう * ]

(101) 2019/07/05(Fri) 19時頃

【憑】 病人 雷門

飴さんだしとこうかねえ。
かくれんぼしよっても、
つられて出てくるかもしれんえ。
根競べやなあ。

夕顔、朧、沼じい、それに芙蓉も、よかったら食べていき。

[固めて砕いた素朴なべっこうあめは、甘いものがこどもは好きだろう、
偶に来る行商人や、芙蓉にに土産として雷門が頼んでいるものだ。

よっこらしょ、と家に再び上がり、べっこうあめの入った袋を戸棚から取り出して皆に取り分けようとする*]

(102) 2019/07/05(Fri) 19時頃

【独】 座敷守 亀吉

/*
雰囲気昔話やしべっこうあめくらいあるやろ!

(-20) 2019/07/05(Fri) 19時頃

釣り師 沼太郎は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 19時頃


【独】 座敷守 亀吉

>>芙蓉のその姿を想像したら急に胸が苦しくなった。何てこったい!

おじいちゃんかわいいよおじいちゃん

(-21) 2019/07/05(Fri) 19時頃

【独】 座敷守 亀吉

/*
夜途切れぎみだったのはほんとうにごめんやで…。

(-22) 2019/07/05(Fri) 19時頃

釣り師 沼太郎は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 19時頃


【人】 子守り 日向

おばちゃん…
うち、うちな……(>>#1)

[もう居られへん…。
うつろな目がすがるような目になる。けれど消え入るような声と共に、その目はまた元に戻っていった。

小首を傾げる女の横を、またふらり歩き去りながら思う。彼女はきっと、少女に遠くへ行くなと言ってくれる、最後の村人なのだと。]

(103) 2019/07/05(Fri) 19時半頃

【人】 子守り 日向

−雷門の家・裏口−

たえちゃん…

[少女が正門からこの家に入ったことは、なかった。
たえを預かり連れ出すときも、屋内で世話をするときも、何か用事を請けるのも、少女はいつも裏口を使う。少女はこの家の客となったことが、なかった。]

…居るんやろ?
…ほんまは居るんやろ?

[居間の方から、村人たちのざわめき声が聞こえた。
勝手知ったるというにはおぼつかない足取りで、少女はいつもたえの居る部屋へと向かい、その戸をそっと引いた。*]

(104) 2019/07/05(Fri) 19時半頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 19時半頃


【人】 薬売り 芙蓉


[ 目を白黒させていた沼太郎の様子>>27から感じたのは意地や強がりではなく愛情だ。家族に愛されていると思うし、家族を愛していると思う。一人で山を越えてくる程度には、ここには大事なものがあった。
 もっとも山歩きも慣れたものだし、安全な道も知っている。]

いいんよ。
じいちゃんがこの村好きなように、
あたしだってこの村好きやからね。

いい口実にもなるし。

[ 会いに来ることを村に来る口実というと怒られるかもしれないけれど。実際は薬草取りが口実であり様子を見ているという逆だった。]

それに、二人も心配が趣味みたいなもんやし。
じいちゃんが元気で健やかにしとってくれたら、
あたしらはそれだけで嬉しいんよ。

それはそれとして会いにはくるけども。

[ ね。と笑って。健康を祈るのはきっとお互い様だった。]

(105) 2019/07/05(Fri) 20時頃

【人】 薬売り 芙蓉


ん、いや。
なぁんも、ない。よ。

[ どうかしたか>>29と声を掛けられ、緩く首を振り、帰ってるかも、という言葉に小さく頷いた。
 拾い上げられた紫陽花に視線を置く。―― 少しだけ、目を細めた。]*

(106) 2019/07/05(Fri) 20時頃

【人】 薬売り 芙蓉

―雷門の家、庭―

[ >>30>>49>>97お互い年は、という言葉に小さく笑いながら、]

長生きしとる証拠やろ。
孫も喜ぶ。
たえちゃんもきっとそうやわ。

けど、二人とも無理はせんといてよ。
なんやったら、
もう一人くらい誰か連れてったらいい。

[ そうしたら何かが起きても大丈夫だろうし。二人だけの場合、足を滑らせるなんてしたら、大惨事になりかねないので少しはらはらした。
 白無垢を想像されているとは思わないけれど。いや、実際適齢期的にはもうあれなのだが。そういう話が出るたびに視線を逸らし続けていた。
 …家に入ると自由に動き回れなくなりそうやし。とか。そういう理由だ。]

(107) 2019/07/05(Fri) 20時頃

【人】 薬売り 芙蓉


んふふ、あったなぁ。
あの時はなぁ。

[ 定吉の紫陽花事件について少し微妙な笑いを浮かべてしまった。珍しく怒られた思い出>>98もある。あの事件は、意識の転換期であったかもしれない。薬を作るものとしての。…それはそれとして。]

紫陽花やね、珍しい色しとるけど。
…声、

声か。

あたしは…、聞こえんかった。けどな。
 

(108) 2019/07/05(Fri) 20時頃

【人】 薬売り 芙蓉


[ 話している内に見えた姿>>82>>88に視線を向けた。]

ああ、朧さんと、…

[ どっちやろうか、と久々にあった二人をパッと見分けるのは少し難しい。よくよく見ると解るとは思うんやけど。
 たえの姿が一緒ではない事に、少し胸が冷える気持ちだったけれど、帰った、という言葉に瞬く。]

たえちゃん…、

ああ、いや。夕ちゃんやね。

[ 雷門との会話にそちらか、と思いながら。別嬪さんという言葉に頷く。
 すぐそこにいるという言葉>>95に緩く辺りを見渡した。]

(109) 2019/07/05(Fri) 20時半頃

【赤】 薬売り 芙蓉


[ 蹲る子供の姿はこの目には見えず。
 ただ聞こえる声に、その紫陽花へと視線を送る。]

心配、いらんの?
たえちゃん、居るん?

これ 誰の声やろか。
……夕ちゃん?

[ 朝夕の区別がつくつかない、という以前に。なんだろうか、少しだけ、雰囲気が、…]

ゆうちゃん?

[ 違うような気がして、]
 

(*13) 2019/07/05(Fri) 20時半頃

【赤】 薬売り 芙蓉




[ 昔、出会った、誰かに似てる気がする。
 紫陽花へと送っていた視線は、夕顔へと向けられ、少しの間視線を留めた。]

(*14) 2019/07/05(Fri) 20時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[ 見渡せど、変わったものは透明な紫陽花のみで。]

…、
家ん中、入るのは賛成やね。
空気も冷えてきよるから。

たえちゃん探して、体調悪うしたら、
たえちゃんに怒られそうや。

飴、あたしもいいの?
渡す側やん。

頼まれた分は家に置いとうから、
後でまた持って来るな。

[ そう言いながらも、飴を受け取ると縁側に腰掛ける。
 そこからは紫陽花が見えて、目を細めた。]*

(110) 2019/07/05(Fri) 20時半頃

【人】 双子 朝顔

……ちょっとや、ちょっと。
近所だけ探して、おらへんかったらウチに戻る。それだけやし。

[そう呟いて、さてはてと]

藤屋の兄さんは、おたえちゃん家の方に行きはったし。
まずは逆に、歩いてみましょか。

[もちろん、朧だって、気を付けながら村に戻ってきたはずだろうけれど。
もしかしたら、大人の目線の高さでは見落としたことに、何か気付けるかもしれない。

――いまはまだ、そっくりと云われていても、徐々に双子の姉との差は開いている。
たえとの差も、どんどん縮まっている。いずれ、二人を見上げるようになるだろう。
でも、いまはそこまで、大きな違いはない。
歳不相応の矮躯が役に立つとすれば、こういうときくらいだろうから]

(111) 2019/07/05(Fri) 20時半頃

【人】 双子 朝顔

――……とは、思いましたけど。

目線が関係するような場所、特にあらへんね……。

[朧が来た方向、山側へと幾らか歩いてみたけれど。
子供が入り込みそうな隙間やら何やらは、特にない。
考えてみれば、そういう物陰だのなんだのは、村の中にこそあるのでは?]

……ううん、無駄足やったかなあ。

[――呟き、嘆息する。

朧同様に山を降りてきたのか、2人連れの人影>>75>>92が遠くに見えたが。
少なくとも、背格好からして、どちらもたえではないのは確かだった*]

(112) 2019/07/05(Fri) 20時半頃

【人】 薬売り 芙蓉


――… かえって、きた か。

[ その言葉を聞いたからか、どうしてか。他の人らに紫陽花があった場所を教えても無意味な気がした。そもそもそこに咲いているのだ。
 ぼんやりと紫陽花を見ながら、あんな珍しい色やけども、食べたら同じ紫陽花なんやろか。などと、やはりぼんやりと思う。

 さすがに突撃はしないけれど、薬師としての興味はあった。突撃はしないけれど。本草綱目ではないのだ。また怒られてしまう。
 あの時>>66の、聞けば聞くだけ答えてくれたり症状観察をさしえてくれたりした様子を思い出すと頭があがらないのだが、蒸し返さない定吉は良い人だと思う。定吉本人が怒ってもいいのに。呆れられてはいたと思う。薬草を見つけてきた>>98けど、それでチャラにはしなくていいと今でも思っている。(口には出さない)]



[ 飴は口に含まないまま、紫陽花を見ていた。]*

(113) 2019/07/05(Fri) 20時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 20時半頃


【人】 飴師 定吉

─山道─

おし、ほんならちゃっちゃと降りてこか。
仕切りなおし仕切りなおし。

…まぁちゃんとしたんがどないかは気になるかなぁ。
根っこまでそんなんやろかーとか。

あそこらちょっと湿ってたから滑らんようにな。

[>>76 方針が決まり、亀吉と共に村へ戻る道へ入る。
さほど疲れているわけでもないので、足取りはさくさくと。]

(114) 2019/07/05(Fri) 21時頃

【人】 飴師 定吉

─村への道─

知ってるんちゃうかな。
あー、でも逆に他のと一緒にするから
はこべだけで煮たりはせん可能性もあるんかな。

[>>78 道すがら、話しながら歩いていく。
時折空を眺めて確認するが、まだ顔に雫は当たらない。]


全部の花が好きなわけやないでー。
畑の雑草とかは、いてまえやーって抜いとるし。

そうそう、そのひやってするってやっちゃ。
俺とか触ってええもんかなって気になるってゆうか、
なんや神社とか入った時見たいに背中ぴってなるっつうか。

[>>78 上手く言語化できるわけではない違和感。
亀吉の指先で揺らされる硝子細工じみた花を眺める。]

(115) 2019/07/05(Fri) 21時頃

【人】 飴師 定吉

んん?亀吉、贈ったら喜びそうな子って
おったりするんかー?

俺は来年なったら考えよー。
家継いだ時周りに、20歳なるまで所帯とか考えへんーって
言っとるから、今年いっぱいはのんびり過ごすわ。

大丈夫かー?
しんどかったらおぶるけど。

[揶揄をぱこんと打ち返しつつ、
亀吉が若干疲れ気味ではないかと気にする。]

んー?なんやろね。
行きに見かけた覚えないけど。

[目を眇め、道の先を眺めた。**]

(116) 2019/07/05(Fri) 21時頃

飴師 定吉は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 21時頃


【人】 双子 夕顔

 沼じぃちゃん。

[何の苦も無く私たちを見分ける老人に、少女はにこり笑みを見せる。>>101] 

 じぃちゃんも、入れてもらお。
 おむすびたっくさん持ってきたん、
 おっかさんからの差し入れやから、
 ちょっとつまんでって。

[いくら元気な沼じぃちゃんでも、風邪をひいたらかなわない。
他人の家だがそこはそれ、少し休ませてもらおうと、屋内へと誘う。]

 芙蓉姐さん、も。

[振り返り、ふわ、と言う笑みを見せて。]

(117) 2019/07/05(Fri) 21時半頃

【赤】 双子 夕顔

[少女と本当に視線が絡んだのは一瞬。
けれど、少女がまた家の中へと視線を戻してからも、その眼差しは彼女をとらえて離さない。

見えない眼差しが、“笑みを浮かべた”。
その“笑み”は、どう見積もっても年端のいかぬ少女の浮かべられるそれではなく、
もっと言えば、18の年頃の娘が浮かべたそれで、
更に言えば、娘は“緋色の婚礼衣装を纏っていた”。

そんな姿はどこにもないのに、何故かその眼差しは、“そんな娘の浮かべた笑み”を幻想させた。

そんな娘は、どこにもいない。

どこにも。]

(*15) 2019/07/05(Fri) 21時半頃

【人】 双子 夕顔


 えぇの?
 飴ちゃん、もろうてえぇの?

[キラキラとした琥珀色の飴のかけらに、少女は少女らしくはしゃいだ声を上げた。
抱えてきた風呂敷を、漸くおろさせてもらって、そちらを開くよりも先に、飴ちゃんへと手を伸ばす。
指先は固くなっていても、細いか弱い、子供の指だ。
まだまだ、飴ちゃんがいっとう似合うような。

その指先が、琥珀色の欠片をひとつ、攫っていく。]

 ふふ、あまぁい。

[早速口に放り込んでは、ゆるんだ頬を抑えて喜ぶ。
その袂が、風に煽られるように、揺れた。*]

(118) 2019/07/05(Fri) 21時半頃

【赤】 双子 夕顔

[とたとたとた。
裸足の子供が室内を走るような音がする。
足音は、飴のそばでいったん止まってから、また走り出す。

家の、中ほどへ、向かうように。

開いた戸>>104の前で、立ち止まる。

『みぃつけた!』
『次はおねぇちゃんの番!』

とたとたとた。
家の中を、裸足の子供が走り回るような音がする。
何度か襖や戸を開け閉めする音がして、それから、静かになった。]

(*16) 2019/07/05(Fri) 21時半頃

【独】 双子 夕顔

/*
後から赤が見えてぞわっとするかんじしたいんやけど、なかなか難しいわな

(-23) 2019/07/05(Fri) 21時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 22時頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 22時頃


【人】 座敷守 亀吉

─山道>>114
せやね。まだ探してないとこどこか話そ。

…根っこまで。
それおもしろいなあ、
やっぱり育ててる人はちゃうなあ。

[さくさく歩くについていく。
下りのほうが何かと疲れがちなので、慎重に。
加減を忘れて倒れないように。]

(119) 2019/07/05(Fri) 22時頃

【人】 座敷守 亀吉

─村への道>>115

お浸しとかに混ざってたりするんかな。
…せやったら、わからんなあ…。

[なるほどなあ、と料理に思いをはせる。
体は弱いが偏食ではない。そも、残したり除けたりはご法度だ。栄養をつけるのが大事だと、ご老人方にも言われた。
──生まれつきのこんな身なりだ、信心深いものには何かの使いだとか、神様がどうとか、重ねられるゆえの扱いだとはわかっている。]

草抜きはせななあ。
働き者や。

[ふふ、と笑って深く息を吸う。]

あー、なんか…なん、かみさま、の、前…みたいな…
会(お)うたことないけど……ふ、

[風に指先でつまんだ花が揺れる。]

(120) 2019/07/05(Fri) 22時頃

【独】 双子 朝顔

/*
2人ともしばらくけーへんかな?
うちから行こかな?
でもなんか、白い毬イベントありそやね。ふむ。

余所行こか、というても余所は雷門の爺様とこで団子かな?

(-24) 2019/07/05(Fri) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─村への道>>116

……んーん、おらんよう

[どうにも自分の虚弱さを鑑みるに、
誰かに懸想とは迷惑にしかならぬと思ってきた節がある。が、へら、と昼行燈めいて小さく笑う。]

そうかー、
…継ぐ、は、…大変やんなあ。
定吉ええひとやからな、
考え出したらすぐなんちがうかなあ


[…家継ぐ言うたら朧もか、と、ぼんやり思う。
皆々、なんだか遠い人になっていく気がする話だ。]

だい、じょうぶ。……むう。
休んだし…。

[ふう、と息を吐いて、吸って。それから。]

(121) 2019/07/05(Fri) 22時半頃

【赤】 薬売り 芙蓉

[ ほんの一瞬。すぐに表情を変えてしまったから、その視線に捉えられたのも一瞬、の、はずだ。

 笑みが見えた。
 夕顔にはおおよそ浮かべる事に出来ない類いの笑み。

 ぞわ、じわ、じとり、
 ぺたりと背筋に張り付くような感覚は、まだ雨も降りはじめていないのにはやい気がする。

 今のあたしよりも少し年下、
 だけど、ずっと昔はずっと年上、

 緋色の花嫁の笑みは、笑みが、
 心を捉えて離さない。

 息が詰まるような心地に目を瞠る。
 きれいなきれいな、およめさん。

 ここにいるのは夕顔だ。
 夕顔、夕ちゃんのはずなのに、
 ここにいない姿なのに、あの娘は、 ]

(*17) 2019/07/05(Fri) 22時半頃

【独】 双子 朝顔

/*
ん。ほの白い手毬のような何かって、紫陽花かな?

むしろそっちのが高いか?
白い手毬が落ちとるー、いうてつっこんだら火傷しそうやね。

(-25) 2019/07/05(Fri) 22時半頃

【赤】 薬売り 芙蓉

[ いない――…?

 表情が夕顔に戻って、漸く解放された気になる、いや、されていない。囚われている。]


 おねえちゃん?

[ 自分に勿論姉はいない。だがなんとなく、そう口が動いた。]

(*18) 2019/07/05(Fri) 22時半頃

【人】 薬売り 芙蓉


[ 沼太郎との話>>117に、あの包みはおむすびなのかと納得し、振り返った笑みに、瞬く。
 少しの間その笑みを見つめていたけれど、ころりと飴へとはしゃぎはじめた様子に表情を緩めた。]


あたしも貰おうていいんやったら、
ちょっと、
ご相伴にあずかろかな。

[ 沼太郎への言葉は気遣いからなのだろう。その言葉にのるように、]

じいちゃんも。

[ と付け加える。
 琥珀色を、一かけら。それに緩む様子に小さな笑みが浮かぶ。
 自分も貰った欠片を口に入れた。]
 

(122) 2019/07/05(Fri) 22時半頃

【人】 薬売り 芙蓉


…あまいねぇ。
そいや、飴、貰う側なんは、
久々やな。

[ 縁側でのんびりとしながら、ふと家の奥へと視線を向ける。]*

… ん?
なんか、聞こえん?

足音みたいなん。
 

(123) 2019/07/05(Fri) 22時半頃

【人】 子守り 日向

[そこは沈黙の薄暗闇(>>104)。
人の気配がない、よそよそしい部屋だった。
いつも少女の顔をみるなり笑顔になる、たえの姿はない。

ぴしゃり。音を立てて少女は戸を閉める。
不自然なほどに、その音が廊下に響いたように感じた。]

うちや…。うちのせいや…。うちが…

(124) 2019/07/05(Fri) 23時頃

【人】 双子 朝顔

……誰やろ。
ちょいと陰ってきたし、判らへんな。

[目をこらしても、遠い2人の正体は判らない。
よくよく晴れていても、この距離ではどうだったか。

朝顔は、視力も悪かった。
もっとも、これは生来のものではない。

何もできなくて、やることがなくて。
読めるものがあれば頭から尻まで読み尽くしたり。
そこらの小枝と地面で、文字を練習していたり。
もし、妹が姉より秀でているところが仮にあるなら、それは読み書きくらいだっただろう。

――兄よりすぐれた弟など存在しない、などと世には云うらしいが。姉妹にも適用されるのかは知らない]

(125) 2019/07/05(Fri) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

─村への道>>116→雷門の家の方角へ─

……なんやろなあ…?

[首を傾げつつも道を歩いていく。]

雷門さんとこかな、まずは。

[定吉に確認を取りつつ、
歩きはゆっくりとになるのは
歩幅があまり大きくないからだ。

>>#1 途中、中年の女性とすれ違ったとき、
「日向ちゃんもなんか、探さな、言うて雷門さんとこかなあ、歩いとったよ」
と、言われ、きょとんと眼を瞬かせた。]

……さがさなって…?

[なんやろ、と定吉のほうを首を傾げ乍ら見遣り、まあ、行ってみよか、と足を向けたのだ。]

(126) 2019/07/05(Fri) 23時頃

【人】 双子 朝顔

……?

[山道から村に戻る2人の、より手前。
なにか、ちらりと白んだように見えたが――]

……なんやろ、あれ……?

[朝顔が、こんな村外れまで来ることは珍しい。
だから、"それ"が、常あるものなのかは、知らねども。

この遠目でも、奇妙に、心をざわめかせるような――……*]

(127) 2019/07/05(Fri) 23時頃

【独】 双子 朝顔

/*
Oh...

(-26) 2019/07/05(Fri) 23時頃

【赤】 双子 夕顔

 

 『もう いいかい』

            『まぁだだよ』

     『もう いいかい』

          『もう い い か い』

   

(*19) 2019/07/05(Fri) 23時頃

【赤】 双子 夕顔

   


   『も う  い い よ  』


   

(*20) 2019/07/05(Fri) 23時頃

【独】 双子 朝顔

/*
...仕方ない。
別のモブ大人たちということにして片付けよう。

雷門家に全員集合なら頑張って向かう……向かえるか?

(-27) 2019/07/05(Fri) 23時頃

【独】 双子 朝顔

/*
いや、遭遇以前に引き返したことにすれば、
あるいはまだ気付いてもらえる、か……?

(-28) 2019/07/05(Fri) 23時頃

飴師 定吉は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 23時頃


【赤】 双子 夕顔

   

 ────め か く  し

               お に  さ ん

   て   の
           な  
            る


          ほ
            う

                 へ────

   

(*21) 2019/07/05(Fri) 23時頃

稲荷のお告げ (村建て人)

―少し前の事―
中年の女性は、>>103日向の縋るような目を見ていた。

「気を付けるんよ、おばさんでよかったら、話聞くけん、な?」

そう背中に向けて言ったのだけれど。
届いたかどうかは、その女にはわからなかった*

(#2) 2019/07/05(Fri) 23時半頃


【人】 双子 朝顔

……まあ、何か妙なもんなら、あの人らが気付きますやろ。

[誰かは判らねど、二人連れなら注意も二倍だろう。
それに、ああまで遠くにひとりで行くのは、流石に不安がある]

ん……いったん戻ろかな。

[呟いて、くるり、村へ向けて踵を返した*]

(128) 2019/07/05(Fri) 23時半頃

【憑】 病人 雷門

―雷門の家―
[>>110 雷門は芙蓉に笑い皺をよせながら頷いた。]

……せやなあ、
怒られたらかなんわ、
たえには弱いでなあ…。

ええて。いつも世話んなっとるお礼でな。
それに、たまには飴をもらう側に何のもええんちゃうかな思うてな。

[芙蓉の頭も撫でようとして、]

あ、すまん、すまん、
癖やなあ……

[と、そっと手を引っ込めた。]

(129) 2019/07/05(Fri) 23時半頃

双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/05(Fri) 23時半頃


【赤】 薬売り 芙蓉


[ 視覚と聴覚が、何かに囚われ、
 少しだけ下を向いて、ぐるぐると頭の中で渦巻く 声を 姿を

 反芻している。

 紫陽花へ向かうような視線は、
 少しの間、どこにも向いていない。]
 

(*22) 2019/07/05(Fri) 23時半頃

【赤】 薬売り 芙蓉


[ 綺麗な、およめさん。
 紫陽花の季節に輿入れしたならば、
 彼女は幸せになれたのだろうか。]
 

(*23) 2019/07/05(Fri) 23時半頃

【赤】 薬売り 芙蓉


[ 耳に幽かに届く、沁みるような声。]

[ ぱん、と軽く小さく、聞こえないくらいの音で、手を打ち合わせた。]
 

(*24) 2019/07/05(Fri) 23時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 00時頃


【人】 飴師 定吉

─村へ向かう道─

そ、そ。前みたいな。
って神様は俺も会うたことないけど。

紫陽花の神様みたいなんっておったりするんやったら
迷子のたえちゃん見つけて下さいって
拝んどいたらええんやろか。

[>>120 さすがに亀吉の手に持っている花に拝んだりはしないけれども。
たえの事を気遣うような表情が浮かぶ。]

(130) 2019/07/06(Sat) 00時頃

【人】 飴師 定吉

そうなんかー。亀吉やったら、よぉ気ぃつく娘とかがええかもなー。
大変っちゅうか、ご先祖さんが開いてくれた畑やから。
後に残していかんとなぁって。
…考える間はほしいよなー。

[>>121 今はだんまりの親類も、二十歳になったら
見合い話を持ってくるのは想像に難くない。
遠い話でもないのだと実感して苦笑。]

無理はせんときやー。

[強引に背負う事はしないで、僅かに歩調を緩める。]

(131) 2019/07/06(Sat) 00時頃

【人】 飴師 定吉

おやや。向こうにおるんはー…

[>>125 道の遠い先、小さな姿が微かに見えて目を眇めた。]

おさげやないから、たえちゃんとはちゃうな。
ちょお距離遠いからわからんけど、夕ちゃんか朝ちゃんのどっちかっぽい。
一人であそこまで歩いてるんやったら夕ちゃんかもな。

[視力には自信のある定吉だが、さすがに距離があり判別はつかなかった。
髪の感じから双子の姉妹のどちらか、状況から姉の方かと判断。
>>128 小さな姿はくるりと背を向け、
風に舞う花弁のように村へと流れていった。]

(132) 2019/07/06(Sat) 00時頃

【人】 薬売り 芙蓉

―雷門の家―

せやろ。
雷門さんがたえちゃん心配するよに、
たえちゃんかて雷門さん心配なんやけ。

あたしも同じやからね、解る。

[ 同じ祖父を大事にするものとして共感度はとても高い。
 たえに、山の事をもっと教えてあげていればと思う。もっとたくさん教えてあげられていたら。

 視線が紫陽花の方へと向いた。少しの沈黙、持っていた籠は隣、足元に置いている。空になった掌、両手を小さく合わせる。
 撫でようと伸びてくる手>>129にハッとして、軽く瞬くと、ふふ、と笑った。]

もう。
子供やないんやから。

[ 縁側に座りながら少し見上げて、困ったような笑み。こうして見ている限りには、雷門の様子、調子はいつも通りのように思う。
 たえが見つかるか、事態が変わったらまた改めて診る予定を立てた。もし、万が一、たえに何かがおこった、などという報が入るとどうなるかも解らないし、急変が起こったとしてもおかしくもない。]

(133) 2019/07/06(Sat) 00時頃

【人】 薬売り 芙蓉


ええけどね。
たまには。撫でてもらうんも。

[ 沼太郎にもたくさん撫でて貰ったなと思い出しながら笑った。]

(134) 2019/07/06(Sat) 00時頃

【憑】 病人 雷門

―雷門の家―
おにぎりもあるんやなあ、
ありがとうなあ

[>>118>>117 夕顔に目を合わすようにかがもうとして、小さく呻くと腰をとんとん、と叩いた。]

もちろんやで、
おいしくおたべ

[きらきらと光るべっこうあめには
暖かな色がついている。
透明な花びらとは似ているようで少し違い。]

あまいかあ、
朝顔はけえへんのかな
持って帰ったげてくれるかい

[そう、話しているときだ。
>>123>>124“足音”が聞こえたとの声。響くとの締まる音。]

(135) 2019/07/06(Sat) 00時頃

【憑】 病人 雷門

誰ぞ、おるのかい

[壁に、柱に、手を突きながら
裏口のほうに歩いていく。
姿を見定めるように目を細めて、しわがれた息を一つ。]

……、ん、ん

日向、かい?
どないしたんや…?

(136) 2019/07/06(Sat) 00時頃

【人】 飴師 定吉

そやね。
たえちゃんが見つかったかと、他のもんがどこまで
捜索してるかは聞いといて。

[歩いていく先で顔見知りの中年女性とすれ違い、軽く会釈。]

…日向ちゃんが?
そうですかぁ。
俺らは一旦雷門さんとこへ行くとこですわ。
雨降りそうですから気ぃつけてー。

[女性には手を振り、声を潜めた。]

……そりゃ、日向ちゃん、たえちゃんが
おらんなったん気にしてるんやろ。
普段あの子らの守りしとるんやし。

たえちゃんも、紫陽花探すんやったら…

(137) 2019/07/06(Sat) 00時頃

【人】 飴師 定吉


[顔を上げて瞬き。
道の端、亀吉が持っているのと同じ透明の紫陽花が咲いている。>>#1]


……なんなんや。
さっき通ったとき気づかんかったのに。

…いや、これは後回しや。
雨降らんうちに早ぉ行こ。

[狐につままれたような顔で紫陽花を見て、
首を振り、進もうと促した。*]

(138) 2019/07/06(Sat) 00時頃

飴師 定吉は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 00時頃


【人】 子守り 日向

旦那はん……
うち…うちは……(>>136)

[壁伝いに、暗い廊下を辿ってくる足音が聞こえる。
それが雷門だということに、少女は疑いようもなかった。やがて立ち尽くしていた自身に声を掛けられて、少女は声にならない告白(>>34)をなんとか口にしようとあえいだ。

ようやく、せめて謝りに来たのだと、自分がこの雷門の家まで来た理由を知る。そう悟りながら、その口の端をついて出ようとする別の感情の存在を、少女は感じていた。**]

(139) 2019/07/06(Sat) 00時半頃

【憑】 病人 雷門

―雷門の家―

……?
どないしたんや、そんなつらそうな顔をして。

もしかして、たえのことやろうか?
大丈夫やって、夕顔がな、
すぐちかくに居る言うてたから。
心配せんで、ええと思うわ。

[夕顔の言葉を真っ直ぐ信じた老人は、
日向の頭もそっと撫でようとした。]

べっこうあめ、あるでな、食べんかね?

[彼女の葛藤も、謝ろうとしていることも、ここに来た本当の理由もわからないまま、あえぐ様子を心配そうに見つめ、なだめようとしている。]

(140) 2019/07/06(Sat) 00時半頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 00時半頃


【人】 座敷守 亀吉

─村へ向かう道>>130

…紫陽花の神様かあ、
なんや、ええなそれ。
お祈り、しとこか。

[そっと目を閉じ額の辺りに花を触れさせる。
早く戻ってきますように。]

……日向ちゃんも
心配してまうやろし、
夕顔ちゃん、朝顔ちゃんも年近い子おらんくなったらこわかろうしなあ…。

(141) 2019/07/06(Sat) 00時半頃

釣り師 沼太郎は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 01時頃


【人】 座敷守 亀吉

[歩く速度は生来遅いため、時々早歩き、小走りにしては息を吐いてゆっくりに戻る。]

…なんや、僕、歩くの遅いから、
合せるんめんどうやったら、先、行ってええからな?

[申し訳なさそうに笑う。]

……よぉ気ぃつく子かあ……

[そんなんは僕にはもったいないなあ、とは飲み込んで笑む。]

せやな、だいじな宝物や。
…けど、せやな、…考えて、
のんびりするくらいの時間、欲しいやんな…。

[大人になれば背負うものも増えるんやな、とどこかしみじみ呟いた。]

ぅん。…ありがとうな。

[こういう気づかいに生かされていると思う。白子だから余計にか。]

(142) 2019/07/06(Sat) 01時頃

【人】 懐刀 朧

――道中>>94――

梅握りは、ええな。
ちょうど、梅みたいな気の締まるようなん欲しかったところや。
ひとついただこう。

[少し疲れを感じてはいた身体に、梅の塩気と酸味はもってこいだった。
 胃も満ちる握り飯の重みを片腕に感じながら、雷門宅へと。]

(143) 2019/07/06(Sat) 01時頃

【人】 懐刀 朧

――雷門の家――

[仲良しやなあ>>89、と言われれば擽ったいような気持ちがして、言葉に詰まる。
 荷物は持ったしここまで二人で来はしたが、うまいこと喋りもせず本当に歩いてきただけだ。
 何なら目的地が同じだっただけと、そう言う方が正しいような気がしていたが、爺様の歳にもなるとそうした世話を焼きたくなるものなのかもしれない。
 見合いの話を持ってきたときの親やらそこいらの親戚筋も、皆一様にひとの交友に一喜一憂してばかりだった。]

……藤の?

[それはもう見事な藤棚が自宅にはあるが、だからといって花の盛りの頃は終わっている。
 染み付くほどに香ることはない気がするが、と疑問を浮かべるが、その先に続いた言葉>>90に意識が塗り替えられる。]

(144) 2019/07/06(Sat) 01時頃

【人】 懐刀 朧

たえは……おたえは、帰っとらんのか。
いや、帰りはしたんか……また居らんくなった?

[寂しいとかそういう話ではないと、また眉を寄せ出ていきそうになったが、梅握りひとつは食べていくという約束だ。
 すぐそこにおる、と宥める夕顔の声にこちらも宥められたように、雷門を家の中へと導きながら自分も邪魔することにした。]

(145) 2019/07/06(Sat) 01時頃

【人】 双子 朝顔

[一度、家に戻って。
様子を窺ってみれば、忙しなく働く母は、無断の外出に気付いた様子はない]

あれ……ゆうちゃんおらんけど、どないしたん?

[訊ねれば、雷門――たえの家へと、おつかいにやったとか]

……おたえちゃん、見つかったか、聞いとる?

[なにも聞いていないと、返事が戻れば]

ん、そか。そしたら、なんや、その……、

……どうなっとるか、朝が聞きに行ってこよか?

[それは、ほんの少しの。けれど、振り絞った勇気だった。
身体を遣う手伝いはできなくとも、話を聞いてくるくらいなら――と]

(146) 2019/07/06(Sat) 01時頃

【人】 双子 朝顔

[――返事は、言下に否だった。
帰ってきた姉から聞けばいいから、と。食事までゆっくりね、と]

……あ、うん。せ、やね……、

[――小さく、頷きはした。けれど。
やれることさえ、やろうとしたことさえ、させてもらえないのは]

――……、ゆうちゃんが行っとるんやし、せやったね。

[これまでの、当たり前のはずなんやけど――なんやろね。

この、胸の片隅に浮かんどる、ちくちくとした痛みは――……]

(147) 2019/07/06(Sat) 01時頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 01時頃


双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 01時頃


双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 01時頃


【人】 懐刀 朧

沼さん。芙蓉も。
……無理しなや。

[労われて>>100、お互い様だと返す。
 どの口が、と言われたところで、自分は無理をしている自覚がないから、どこ吹く風。
 事実まだ、まだ無理というような働きはしていないはずだ。

 二人も合わせて雷門に中に呼ばれる>>102のに合わせ、中に入る。
 どうせ、差し入れの握り飯を置かないことにはどうしようもないのだ。]

(148) 2019/07/06(Sat) 01時頃

【独】 双子 朝顔

/*
...どしよ?

更新前後に団子へ突っ込んで、
雷門消滅の混沌でばらけると思ってたけど。

そっか、まだ1日あったか...

(-29) 2019/07/06(Sat) 01時頃

双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 01時半頃


【独】 双子 朝顔

/*
いうても、みんな雷門家で消滅見届け希望だったら、団子動かんから、突入する算段せにゃならんのだよな。

(-30) 2019/07/06(Sat) 01時半頃

【人】 双子 朝顔

……母様もゆうちゃんも、朝にはなんも、させてくれへん。
朝かて、もすこし、なにか……思うんは、だめなんかなあ。

[ぐしぐしと、顔を擦って]

……せめて、往来だけは見とこか。
藤屋の兄さんに、見とくって言うたしね……。

[それが、役に立つかといえば、どうだろう。
運よく、そこをたえが通らないでもないかぎり――なんの役にも立ちやしないけど**]

(149) 2019/07/06(Sat) 01時半頃

【人】 懐刀 朧

……俺にも飴なんか。

[もう飴をもらう歳ではなく思うが、くれるものを断るほど野暮でもない。
 呑気だと言われればそれまでだが、なるべく小さめの欠片を選んで口に放り込む。
 飴の甘さが口中に広がる。
 それを味わいながら、握り飯の風呂敷包みを解いた。]

(150) 2019/07/06(Sat) 02時頃

【独】 双子 朝顔

/*
あ、おねーちゃん側に影響する独白だなこれ。

ちょっとまずった。
プロから延々やってるから、ある程度は想定内とは思うけどすまへん。

(-31) 2019/07/06(Sat) 02時頃

【人】 懐刀 朧

足音?

[たえが帰ってきたのかと、荷解きの手止めてはっと顔を上げるが、その間に雷門が動いていた。
 帰ってたのだったらいの一番に会いたかろうのは雷門のはずだ。
 壁伝い歩いて行くのを追うまではせず、足音の主が誰かも確かめずに飴を噛んで砕いた。
 更に細かくなった飴は、口の中ですぐに溶ける。
 追いかけるように、握り飯を手にとった*]

(151) 2019/07/06(Sat) 02時頃

【独】 双子 朝顔

/*
というか、幼女むつかしいですね。いやほんと。
10歳だったらどうなってしまったのか。

どうしようこれは。
藤屋さんに突撃して、おねーちゃんとバトルすればいいの?
どっちにしろ犯罪やで兄さん。いや大正やと大正義なんかな?

知らんわ眠い!!

(-32) 2019/07/06(Sat) 02時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 02時頃


【人】 飴師 定吉

─村の道─

そういやこの村って、開かれて長いはずやのに
あんま村神様みたいな昔話って聞かへんなぁ。
俺が知らんだけかもしれんけど。

雨月村っちゅうからには、水とか月が関係あったんやろか。
うちも元々雨司って描いとったらしいけど、
苗字登録する時に美味そうな字に変えよったらしいんよね。

[>>141 祈る姿を見ながら、思い立った事を口にする。
たまに亀吉が信仰の対象になっている場面を目にすることもある。
村人が信心深くないわけではなさそうなのだが。
定吉の環境では、その理由を知る由もなく首を傾げる。]

(152) 2019/07/06(Sat) 02時頃

【独】 双子 朝顔

/*
これはもうな、一度寝るのが安定や。
でもって、それから行動考えよな。ん。それがいい。

(-33) 2019/07/06(Sat) 02時頃

【人】 飴師 定吉

雷門さんやって、目に入れても痛くない位可愛がっとるんや。
たえちゃんは戻らなあかん。
戻るべきや。

[たえはある意味で雷門の元に戻ったといえるのかもしれないが。
そんな運命は知らず、無事を願う。]



…そんなん気にせんから、歩きやすいように歩いたらええよ。

[>>142 目的地は同じなので、ちらちらと確認しながらもう少し速度を調整。
のんびりするくらいの時間、と言われてほんまになーと呟いて
礼を言う言葉には、笑顔で返した。**]

(153) 2019/07/06(Sat) 02時頃

飴師 定吉は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 02時頃


【独】 双子 朝顔

/*
うちのお家は、姉妹どっちも売り出してそうやなー。

朝夕どっちかが婿とらんとOUTやろし。

(-34) 2019/07/06(Sat) 02時頃

【独】 双子 朝顔

/*
とはいえ、婿取るなら夕やろね。
朝が取っても、身体弱いから...と思われそうやし。

朝はどこぞに嫁に出されるんよ。
時代が時代なら遊郭か、あるいは三丁目の夕日やろか?

(-35) 2019/07/06(Sat) 02時半頃

【独】 双子 朝顔

/*
……いやでもな。
こんなへちょいの奉公には無理があるな。

ンンー。

よしねむいねようねるべきだねるるるる。

(-36) 2019/07/06(Sat) 02時半頃

【人】 子守り 日向

[少女は首を横に振りながら、一歩後ずさる(>>140)
心底心配そうな雷門の表情と気遣いに、少女の良心はなお呵責されるようだった。それなのに、むしろそれだからなのか、湧き上がる暗い感情を抑えられなくなった。]

嘘や…
もうたえちゃんは居らん!
うちが…うちが山に返したもん!!


うちだけなんで…もう無理や。
おとうもおかあも、なんで出稼ぎから帰ってこんの…
うちだけで田んぼやって、奉公やって、子守やなんて…

せやし………
村から子供が居らんようなったらええ…
山に返したらええんや!

そしたら…そしたら…… **

(154) 2019/07/06(Sat) 07時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 07時頃


【独】 双子 夕顔

/*
ひなちゃんに疑惑が集まったあたりで神隠しして、なのに終わらない、を、やりたい気持ち

(-37) 2019/07/06(Sat) 13時頃

【人】 座敷守 亀吉

─村へ向かう道>>132

ん、…どしたん

[定吉に言われたほうを向いてみれば、小柄な姿があった。>>125]

……ほんまやな、
朝顔ちゃんは、いつも家におるもんな。
夕顔ちゃんのおつかいかな?

[定吉に同意する。
朝顔は本を読むのが好きな少女。
あまり外に出ない同士、少しの興味で好きな本について話したことがある。]

(155) 2019/07/06(Sat) 13時頃

【独】 座敷守 亀吉


>風に舞う花弁のように村へと流れていった。
定吉さんめちゃくちゃきれい

(-38) 2019/07/06(Sat) 13時頃

【人】 座敷守 亀吉

―村の道>>137>>138

うん、…広うない村やと思ってたけど
こうして探すと知らんとこ多いもんな…。

[ふー、と深く息一つ吐いた。
話し終わったのち、中年の女性に頭を下げて>>137]

……せやな。
えらい可愛がってるの、
見てるだけでもわかるしなあ

[うっすらと微笑まし気に目を細めた。]

(156) 2019/07/06(Sat) 13時頃

【人】 座敷守 亀吉

―紫陽花の前>>138

……、なんやろ?

もしかして遠目に見えたん、
これなんかな。

[奇妙な緊張感が背に走る。
それと同時、奇妙に惹かれてやまない感覚も覚えて、
じ、と透明な花びらの紫陽花を見つめた。]

……ぁ、

う、うん。ごめん、行こ。

[慌てて頷き、後に続く。
後ろ髪を引かれながら時折振り返りつつ。]

(157) 2019/07/06(Sat) 13時頃

【人】 座敷守 亀吉

―家の方角へ>>152

……なんか拝んでたりしててもおかしうないのにな。
お地蔵さんくらいよな。

[沼のじいさまが手を合わせる、
何かの折に置かれた苔むした地蔵、それくらい。]

あー、そうかもなあ。
お月さん、きれいやし。

雨司?雨司のほうがかっこええやん。

[もったいな、とちょっと笑ってから。]

……、なんや、昔、昔は、
なんか信じとったらしいよ、死んだばあ様が言うとったけど、もう皆忘れてしもうたんよね、って……
小さかったから、よう覚えてないんやけど……

(158) 2019/07/06(Sat) 13時頃

【人】 座敷守 亀吉

[血筋か、呪いか?
白子が時折生まれという箕島の家に、かけら、伝わる口伝。]

……のこってない、ということは
もう社とかもあれへんのやろなあ…

なんかそれってちょっと寂しいな。

[のんびり、歩き、歩き。
>>153たえを気遣う言葉にうん、と一つうなずいた。]

……戻るべき、
せやな。そう思うわ…まだ7つなんやし…

[子守の日向はきっと己を責めているだろう、
と、手前勝手に心配する。気にしてはいけない、と声をかけるべきか、と移ろう思考。]

(159) 2019/07/06(Sat) 13時半頃

【人】 座敷守 亀吉

……そか、ありがとうなあ。
ええひとや。

[>>153少し眩しげに、定吉に微笑む。

芙蓉や朧が見たらのんびり過ぎると指摘しそうな歩みで、
雷門の家へを向かう、道すがら。]

──あれ、

朝顔ちゃんちがう?

[>>149 往来を見ている、少女の姿。
小首を傾げて定吉を見てから、]

おおい、どないしたの

[と、声をかけたものの、相変わらず声には少し張りがない。
きちんと届いたであろうか**]

(160) 2019/07/06(Sat) 13時半頃

【憑】 病人 雷門

―雷門の家>>150

せや、せや。
甘いもんは、ほれ、疲れをとるいうやろ。
たえ、探してくれとったんやろ、
お礼と思うて。

[難しい顔をしがちな朧にも、雷門は穏やかに笑った。]

(161) 2019/07/06(Sat) 13時半頃

【憑】 病人 雷門

―雷門の家の廊下>>154
[日向が家にいるのは自然なことだが、様子があまりにおかしかった。]

……日向や…?

[溜め込んだ水があふれ出るように、
零れ落ちる叫ぶような声に、細くする癖のついた眼を雷門は見開いた。>>154]

な……、

……な、何 言うてるんや、
山に、って、どういうことや、

日向、……日向?
待ちい、わからん、何言うてるんや…
夕顔が嘘ぉ吐くわけないやろ?
な、なあ…?

[近くにいるのだ、と言っていたのに。雷門は狼狽あらわに来た廊下を振り返る。**]

(162) 2019/07/06(Sat) 13時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 14時頃


【人】 双子 朝顔

[声>>160の方向を見遣れば、連れ立った二人の姿。
先刻、山から降りてきていたのは、彼らだったようだ]

いや、さっき藤屋の兄さんと話したんやけどね。
珍しい紫陽花の花びら、村ん中に落ちててな。
それで、おたえちゃん、村に戻ってるかもいうんで。
もしかしたら、おたえちゃん通るかも思て、外見てたんよ。

[それにしてもと、二人連れの片割れを見遣って]

飴司の兄さんはともかく、箕島の兄さんも山に入っとったん?

[農を営む頑健な若者である定吉が、山狩りに参加するのは自然として。
お世辞にも体力があるとはみえない亀吉がというのは、些か意外だった]

(163) 2019/07/06(Sat) 16時頃

【人】 双子 朝顔

箕島の兄さん、山歩きなんてしはったら。
きっと明日、足腰立たへんのと違います?
そしたら、ほんまの亀みたいに、這って動かんといけんね。

[亀吉と渾名される彼が、亀のように這っている。
そんな姿を頭に浮かべて、口元がくすりと緩む]

お風呂んときに、ちゃんと足揉んどくんやね。
それか、芙蓉の姉様が来とるし、疲れに効く薬でも頼むとかな。

[軽く、疲労を案じる言葉を向けてのち]

そろそろ冷えてきて、風も出てきはったし。
おたえちゃん、見つかっとるといいんやけどね……。

[呟いて、たえが暮らす雷門の家の方向に、視線をやった**]

(164) 2019/07/06(Sat) 16時頃

【赤】 双子 夕顔

 『 お
      に    さ 
             ん

          こ
                 ち  ら

   て
         の
               な    る

    ほ
           う    へ    』
 

(*25) 2019/07/06(Sat) 16時半頃

【人】 座敷守 亀吉

―朝顔と>>163

ああ、朧、先に降りてたんか…、

って、…そうなん?
村にも?

[これ?と手に摘まんだままの花を示してみせる。]

そうかあ、たえちゃん、
この紫陽花持ってたんかな。
女の子は花が好きやもんなあ。

……え。

[はた、と瞬きをした。
それから、少し困ったように笑む。]

(165) 2019/07/06(Sat) 17時頃

【人】 座敷守 亀吉

まあ、そうはいうても、
僕だけじいっとしてんのも、あれやん?

……明日についてはちょっと…うん、朝顔ちゃんの言う通りやろと思うけど…

[朝顔、と迷いなく呼んだのは
彼女の家の近くにいたからだ。
夕顔はあちらこちら歩いていて、
朝顔は家に居がち、というそんな判断。
双子の見分けは難しい]

……ぅー、そういう亀は勘弁してほしわ…
足、気を付ける、ありがとうな。
薬も芙蓉さんにお願いしとく…。

[あは、と情けなく笑う。それから、ん、と目を伏せて]

……ほんまになあ、…花こぼすくらいやから、帰ってきてると思いたいんやけど……。…妙に、冷えるし、な。

[羽織を掻き寄せ、息一つ吐いて**]

(166) 2019/07/06(Sat) 17時頃

【人】 双子 夕顔

 おみやげ、えぇの……

[妹へのお土産に持たせてくれると>>135、その言葉に嬉しそうな色を見せ。
少女は袂から、小さな手巾を取り出す。
ちゃっかりというか、なんというか。
琥珀色の欠片を数粒つまみ、そっと布に包んでしまう。

そうするうち、叫び声>>154が聞こえて、びくりと肩を揺らした。
ころりとひとかけら、飴が転がるり、何かの隙間に消えた。]

(167) 2019/07/06(Sat) 18時半頃

【赤】 双子 夕顔

 
[転がった琥珀色を、幼い子供が攫って行った。]
 

(*26) 2019/07/06(Sat) 18時半頃

【人】 懐刀 朧

――雷門宅――

[たえが一度帰ってきたにもかかわらず、また見つからなくなったというのが本当なら、なるべく早く動きたかった。
 勧められたものをとりあえず口に入れて、握り飯の塩気と梅の酸に疲れが軽くなるのを感じながらも、時折外を伺うあたり落ち着いていないのは傍目には明らかだったろう。
 それを窘められたかはたまた呆れられたかは別として。
 梅の種を吐き出すと、眠る天神様に手を合わせた。たえが見つかるようにと、神にも祈る心地だった。

 そこに届いた、少女の声。
 手についた米粒ひとつ舐め取って、立ち上がる。]

(168) 2019/07/06(Sat) 18時半頃

【人】 懐刀 朧

……どういうことや。

[声がした方へ向かえば、ちょうど雷門が振り向いた頃合い>>162だった。
 ぬうと立ち日向>>154を見下ろしながら、問いかける。
 もう腰も丸く小さくなった優しい老爺であるところの雷門と違い、剣呑な雰囲気すら漂わせた上背のある男の姿は混乱に呑まれた少女には刺激の強いものかもしれないが、それを構っている暇はない。]

たえは、どこへ行ったんや。

[怒っているわけでもなく責める心づもりではないのだが、聞きよう受け取りようによってはそう聞こえても仕方がない状況だ。
 周りからの口添えがなければ、この調子のまま話を続けるだろうが*]

(169) 2019/07/06(Sat) 18時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 19時頃


【人】 双子 朝顔

……雨でも降るんかねえ。
七夕まわりは、天気良うないことも多いけど。
珍しく、よう晴れとったんにねえ、今日は。

[陽光にきらめいていた、透けた紫陽花の花弁を思い返して]

まあ、紫陽花いうたら、雨が似合うけど……、
おたえちゃんが摘んできた紫陽花が、雨呼んだんかもな。

[益体もないことを、言って]

(170) 2019/07/06(Sat) 19時頃

【人】 双子 朝顔

紫陽花といえば……箕島の兄さん?

その――"それ"なんやけど。

[と、摘まんでいる花>>165を指して]

透けとる花なんてあるん?
朝よりもたくさん、本読んでるやろ? なんぞ知らん?

――綺麗は綺麗やけど、なんや少し、気味悪くてな。
最初みたときは、花の幽霊やないかって思ったくらい。

飴司の兄さんも、小さい頃はあちこち駆け回っとったクチやろ?
こんなんが、村の近くに生えとるなんて、知っとった?

[まあ、子供でなくたって、山に入る大人もいる。
日々の暮らしに薪は欠かせないし、茸や山菜だってある。
こんな珍しいものが山にあるのなら、噂くらいにはなるはずだと*]

(171) 2019/07/06(Sat) 19時頃

【人】 子守り 日向

朧はん…(>>169)

[継いで吐きそうなった毒は、雷門が夕顔を求めて視線を外したことと、朧の言葉で威圧感で飲み込んでしまった。けれど一度出し始めたものは、やはり止まらないのだろう。怯えたように、また一歩後ずさりながら。]

知らんもん…
山なんか…山なんかどこにでもあるやろ…

[そうだ。こうやって、もう自分を受け入れる村人は居なくなったのだ。少女は先の思い(>>103)を思い出す。霜が降りたような寒さを心に感じながら、同時に反発心がたかぶる。]

どこでもええやろ!

(172) 2019/07/06(Sat) 19時半頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 19時半頃


【人】 双子 夕顔

[その光景を、ひとつ遠巻きに眺める。
その場にいた者たちはもしかすると、子守の少女へと注目していたかもしれない。
だから、きっと気づかれなかった。

そんな中、少女が一人、動揺ひとつ見せず、冷静を保っていたことに。

少女の掌が、少しだけ低い位置を、撫でるようなしぐさを見せる。]

(173) 2019/07/06(Sat) 19時半頃

【赤】 双子 夕顔

 寂しいな、寂しいな。
 ここにおるのにな。
 おたえちゃん、ちゃぁんといい子で、帰って来たんにな。

(*27) 2019/07/06(Sat) 19時半頃

【赤】 双子 夕顔

[そもそもお山の神様なんて、
 人の子なんぞに興味なんてないんやけどな。]

(*28) 2019/07/06(Sat) 19時半頃

【人】 双子 夕顔

[つ、と歩き出した少女は、病の老人に近づき、その袖をつまんだ。
視線が出会えば、ほんのりと首をかしげる。**]

 私、嘘は言わんよ。
 おたえちゃん、近くにおるよ。

(174) 2019/07/06(Sat) 19時半頃

【赤】 双子 夕顔


 なぁ?

 

(*29) 2019/07/06(Sat) 19時半頃

【人】 飴師 定吉

─村の道─

お地蔵さんは確かに拝むなぁ。
でも村神さんとはまた違うもんかな思とった。

[想像したのは、神社や社を持ってどんと鎮座する
地域の守り神のような存在。それも拝むなぁ…と繰り返す。]

せやな。秋の月見とかは最高やし。
俺もなんで書くの面倒な方にしたんやろとは思ったけど。
美味そうやからって理由は、よぉわかるわ。腹減りそ。

[先程のはこべ同様、食べる方に会話が行き着いてしまった。]

(175) 2019/07/06(Sat) 20時頃

【人】 飴師 定吉

へぇーー。そうなんか。
やっぱりなんかあったみたいなんやね。

まぁ、社あったら村のもんも放置せんし。
祭りまではできんでも、掃除くらいはしに行くやろからなぁ。

[村の共有物を補修する場合は、高確率で自分は声をかけられる。
今まで一度もそのような話はもちかけられず、
朽ちて無くなったか、埋もれて見つかってないかのどちらかだ。]


忘れられてまうって、寂しいもんやなぁ。

(176) 2019/07/06(Sat) 20時頃

【人】 飴師 定吉

…ん?
おぉ、そやね。
ふんわり立っとるから、朝ちゃんの方やわ。

[話しながら歩いていたが、道に出てきた少女の姿を発見。立ち姿を見て断定。
亀吉が声をかけ、自分は笑顔で手を振る。

ほぼ半日の差で生まれた少女たちは、外見は瓜二つだったが
立ち振る舞いには比較的差異が見られた。

地に足をつけ、しっかり立っているのが姉の夕顔。
姉に比べると、立ち方がやや頼りないのが妹の朝顔。

同じ太陽と月が入れ替わる時間に咲く花の名を持つ双子だが、
朝日と共に咲き、日が上がる頃には
眠ってしまう可憐で儚い花と
月と共に咲き、夜通し大輪を咲かす
優雅で艶やかな花。

意図したわけではないだろうが、随分しっくりした名づけになってると思ったものだ。]

(177) 2019/07/06(Sat) 20時頃

【人】 飴師 定吉

あー、朧も先に帰っとったんや。
紫陽花…?

[>>163 朝顔の説明を聞いて納得し、
亀吉が透明の花を朝顔に見せる様子を見守る。>>165]

それは俺もびっくりしたけど、それだけ心配なったってことやねー。
ほらほら、朝ちゃんええ事ゆってくれてるやん。
今夜は足には気ぃつけときなー。

[>>164 朝顔が亀吉にアドバイスをする様子を微笑ましそうに眺めて笑った。]

(178) 2019/07/06(Sat) 20時頃

【人】 飴師 定吉

雨はな、見た感じ多分降りそうやで。
それも結構早ぉに。
俺らもこりゃまずそうやって、一旦降りてきてん。

[>>170 天気の話には自分の見解を伝え、透明の花に視線を遣る。]

いや、俺もそんな紫陽花見るんは今日が始めてやわ。
そやねんけど…なんか、さっき山へ向かう道のとこにも生えとったんよな。
俺も覚えなかったし、今日になって急ににょきって育ったみたいに。

毒あったらいかんから、一応食ったりはしたらあかんよ。

[急ぎ足で通り過ぎた紫陽花の謎を改めて実感し、道の向こうに視線を向けた。**]

(179) 2019/07/06(Sat) 20時頃

【人】 懐刀 朧

知らんて。
山はそこにあるやろう。

[>>172朧の頭の中では、不遇に苦しんだ日向が、村の子をどこかに誘導していったのだろうという図式ができあがっている。
 子供の脚力と行動力で行ける山はすぐそこの、先程までさんざっぱら探して回ったいつもの山くらいだろうと当たりをつける。
 癇癪を起こすように反発する日向に、ぴしゃりと言い切る。]

(180) 2019/07/06(Sat) 20時半頃

【人】 懐刀 朧

よかないわ。
山の、どこのあたりや?

[重ねるが、決して朧自身には日向を叱るつもりも責めるつもりもなかった。
 むしろ、たえの行き先を知っているかもしれない重要な相手だと思っている。
 日向の言う先を探せば、或いは、と。
 生来の言葉足らずと顔つきが悪いのは、残念なところだ。]

(181) 2019/07/06(Sat) 20時半頃

【人】 双子 朝顔

……いや、にょきっ、いいますけど。
土筆や筍じゃないんやし、紫陽花がそんな一日二日で生えますか。

[定吉の答え(>>179)に、眉根を寄せて]

ん……、食べる?
いや、蜜のありそな花とか、山菜に似てるとかならまだしも。
よほどお腹空いてても、ふつう紫陽花なんて、食べようとは思わへんやろ?

[その件>>5は、朝顔の生まれる前である。知らないゆえ、悪気はない]

(182) 2019/07/06(Sat) 20時半頃

【人】 双子 朝顔

――まあ、紫陽花でなくとも、透けとる花なんて。
そんな妙ちきりんなもん、怖くて、ようよう口になんて運べまへん。

ほんとにこの世のものなんやろか、透けとるとか。
そんなん食べましたら、あれや、なんや……そうそう、ヨモツヘグイになってしまいそや。

[言って、ふるふると首を振る]

(183) 2019/07/06(Sat) 20時半頃

【人】 双子 朝顔

……ほんで、兄さんたち、どないするの?
もし、おたえちゃん家にいくなら、朝も連れてってくれへん?

おたえちゃんが戻っとるか、心配なんやけど……。
……うちのお母ちゃん、朝ひとりやと、ダメやいうから。

[言って]

まあ――……ゆうちゃんなら、お母ちゃんもいいってなるんやろけどなあ。

[ぽつり、呟いた*]

(184) 2019/07/06(Sat) 20時半頃

【人】 子守り 日向

[少女がたえを唆した先は、朧が言う通り村の山だった。正直に言うのならばきっと今なのだろう。少女にまだ残る冷静な部分がそう告げていた。けれど。]

知らん…

あの山や思うんなら…はよう探しにいったええ。
はげ山なるまで草も木も、アレも刈ったらええんや。

(185) 2019/07/06(Sat) 21時頃

【人】 子守り 日向

[挑むような表情で、少女は朧を見上げた。
見上げなければ、俯いていては、我慢していた涙が溢れてしまいそうだった。]

なんでや…。
うちのおとうもおかあも、誰も探してくれへんのに…
たえちゃんならなんで……

みんな寂しなったらええ。
みんな悲しなって…

みんなうちと同じになったら…ええんや……。

(186) 2019/07/06(Sat) 21時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 21時頃


釣り師 沼太郎は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 21時頃


【独】 釣り師 沼太郎

/*
紫陽花食べた訳でもないのに(´・-・`)うぉぉ

(-39) 2019/07/06(Sat) 21時頃

【独】 釣り師 沼太郎

/*
日向ちゃん切ないなぁ…

(-40) 2019/07/06(Sat) 21時半頃

【人】 飴師 定吉

─村の道・朝顔の家前─

いやぁ、俺もそう思うんやけど。
生えてたの見てもーたからなぁ。
あんなん生えかけとったら絶対気づくんやけどなぁ。

[>>182 定吉は山仕事もする日が有るので
山方面も普段行き来する道の一つ。
せやろ、おっかしいねんなぁと首をひねる。]

いや、それがな、朝ちゃんが生まれる前に
味見をしてみた子ぉがおるねん。二人も。

…そして…
その一人が俺やー!わははー!

[胸を張りドヤ顔。駄目な年長風味。]

(187) 2019/07/06(Sat) 21時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─村の道>>170

……雨降ったら、
まあ恵みやけんど、

──雨、呼ぶて、なんや、ええと、あれやな、竜神さんとかみたいや…な?

[昔話の本に書いてあったのだ。
何とはなしに口にする]

……ん?

[>>171これ?と花を唇の横あたりに持ち上げた。]

(188) 2019/07/06(Sat) 21時半頃

【人】 座敷守 亀吉

いいや、僕は知らんなあ。
初めて見たし、
なんや、きれいやから…
調べられたら思うて持ってきたんやけど。
定吉も怖い、みたいな?言うてて。

[首を横に振る。]

…サンカヨウ、ともちゃうしなあ。
アレはぬれると透けるねんけど、これ濡れてないし

花の幽霊て、
ええ言い回しやなあ、
詩人みたいや。

[少々的外れなことを言って、笑った。]

(189) 2019/07/06(Sat) 21時半頃

【人】 飴師 定吉

紫陽花の葉って
紫蘇とかエゴマと似てるから
どっちの味に似てるんかーとか気になってな

あれはめっちゃやばかった。
芙蓉はんが薬草探してくれて、沼じいが薬作ってくれたから助かったんよ。

[あの頃だったら、万が一にも透明の葉を見かけたら
味見はしたかもしれない。
そう思うえば、人生経験はとても役に立ったようだ。]

一応形あるからこの世のもんやとは思うんやけど…
ヨモツヘ… …へ…

[一度亀吉の顔を見て。
あきらかになんやった?と訴える目。

黄泉戸喫の物語、聞いた事はあったのだが
それを示す単語がそれだとすぽんと記憶から抜けていた。
残念。]

(190) 2019/07/06(Sat) 21時半頃

【人】 飴師 定吉

おう、ええでー。
まさに雷門さんとこ行くとこや。

朝ちゃんのお母さん中おるん?
俺から言ったげるわー。

こーんばーんはー!

[姉妹の両親とは顔見知り。
売り物にならないけど自家消費しきれない野菜があると
差し入れに行くこともしばしば。

気軽に家の中へ声をかけた。*]

(191) 2019/07/06(Sat) 21時半頃

飴師 定吉は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 21時半頃


【人】 双子 朝顔

ええ……食べはりましたの……?

[向こう見ずやなぁ……なんて、苦笑いする間に]

って……腰軽いなあ、もう。

[あっという間に、母と話を始める様子に、目を丸くする。
あの分では、直ぐに話がつくだろう]

飴司の兄さんは、勢いいうの? なんというか、ありますなあ。
箕島の兄さんと、足して半分にしたら丁度良さそうやね。

[などと*]

(192) 2019/07/06(Sat) 22時頃

【憑】 病人 雷門

―雷門宅―
ああ、もちろんだよ

[>>167夕顔にはにこやかにそう答えた雷門だったが、
その後の日向の言葉で空気が張り詰め、緊張が満ちる。
>>169朧の声に、困ったように寄せた眉がさらに苦し気に垂れた。

>>172日向の言葉に、夕顔のほうに向けていた顔をはっとして戻す。
>>174けれど、夕顔は年に不相応な落ち着きぶりと、近くにいる、という言葉にうろり、おろり、と惑う様子。

(193) 2019/07/06(Sat) 22時頃

【人】 懐刀 朧

探しはした。まだ探すわ。
けどな、どこにいるんか分かれば、広い山探すよりええやろ。
……アレ?

[>>185少女の反発心を受け止める話し方を知らない朧は、ただ真っ直ぐに日向に言葉を向ける。
 が、言葉端にあった単語を気にして疑問を浮かべた。]

――――……、

[そして、その指示語が意味するものを聞くよりも前に、こちらの思考が止まった。
 見上げる日向の瞳のきつさに、反対に少し眉が下がる。]

(194) 2019/07/06(Sat) 22時頃

【人】 懐刀 朧

[理由をつければいくらでもあるだろう。
 日向の父母は大人だからとか、出稼ぎをしなければ日銭がないだとか。たえは突然にいなくなったからだとか。
 けれど、それと今ここに寂寥を感じている日向がいることとは別の問題だ。
 彼女の心にかけてやる言葉が見つからなくて、見上げる日向の逆に、僅か面が下に向いた。

 日向の言葉にばかり耳を傾けていたせいで、夕顔が雷門の袖を引いたのは気付けていない。
 気づいていたら、混乱していたろうことは想像に難くない。]

(195) 2019/07/06(Sat) 22時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 22時半頃


双子 夕顔は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 22時半頃


【憑】 病人 雷門

―雷門の家
日向、…日向や、
なんでそんなことをいうんや。

……ああ、……
気の毒に、は、思うけど、
儂も、…探せんで、
申し訳ないとは、思うとるんや……

[>>174袖をつまむ夕顔のほうを見てしまうのは、どうしても孫のことが気になるから、心配だから、いるという言葉を信じたいからに相違ない。]

……夕顔、夕顔や、
たえ、どこにおるんやろうか、

会わせてくれんかなあ、
そこに、連れてってくれんかなあ…。

[そうすれば、日向だって落ち着くに違いない。そう、思っていたのだ*]

(196) 2019/07/06(Sat) 22時半頃

【赤】 双子 夕顔

 よかったねぇ、おたえちゃん。
 じぃちゃんも、おたえちゃんに。

 会いたい、って。

(*30) 2019/07/06(Sat) 23時頃

【人】 双子 夕顔

[雷門じぃちゃんが、おたえちゃんに会いたい、と言う。>>196
少女は、子守の少女と対する青年を他所に、にこりと微笑った。]

 うん、うん。
 それがえぇよ。
 おたえちゃんも、雷門じぃちゃんと、
 お話ししたいやろしなぁ。

[連れて行って、という願いには、触れぬまま。
だって、おたえちゃんは。]

(197) 2019/07/06(Sat) 23時頃

【赤】 双子 夕顔


『もう いいかい』


     『もう いいよ』


   『も う  い い よ』




        『も う い  い    よ』

 

(*31) 2019/07/06(Sat) 23時頃

【人】 双子 夕顔

 おたえちゃん、
 飴ちゃん貰いに来るよ。
 それからね。

(198) 2019/07/06(Sat) 23時頃

【赤】 双子 夕顔

 
 雷門じぃちゃんのこと、
          呼んどるよ。

 

(*32) 2019/07/06(Sat) 23時頃

【人】 双子 夕顔

[最後のつぶやきは、何かの音にかき消された。

まるで争うかのような調子の2人を他所に、またついとつまんだ袖を引く。
それは例えば、どこかへ誘うようにも見えたかもしれなかった。
少女には別段、連れ出す意思はないのだが、引かれた方がどう感じるかまでは、わからない。*]

(199) 2019/07/06(Sat) 23時頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 23時頃


【人】 懐刀 朧

[気の毒に、という雷門の声>>196を聞いて、ようやく日向にかけてやるべき言葉の方向性が見えた気がして、視線を改めて彼女に向ける。]

……すまんな。
俺は、目の前のことしか見えんで。

[それは、朧をよく知る人間なら驚くほどに珍しくしおらしい様子だった。
 現状、たえを探す手を止めるのは合理的でなく、かと言って日向の父母を探しに行くわけにもいかない。]

(200) 2019/07/06(Sat) 23時半頃

【人】 懐刀 朧

……おっ母とおっ父に会いたいよな。
けど、許してくれんか。
小さい子おや。ひとりで迷うたら、帰られへんくなるかもしれん。
今なら危なくならんうち、見つかるかもしれんのや。

[たえの本当の行き先を知らないがゆえに、今ならまだ探せば見つかると信じている。
 日向>>186のことを探るように、ふわり藤の香りが漂っていくのは、あくまで無意識のこと。]

(201) 2019/07/06(Sat) 23時半頃

【人】 双子 朝顔

――……ゆうちゃんが、おたえちゃん家へのおつかい?

[漏れ聞こえてくる母と定吉の話からは、そうらしい。

そうしたら、たぶん、こうなるか。
夕顔が行ってるから、朝顔が行く必要はないって。

ああ、ほんとうに、嫌になる。
姉はそうやって、そういう場に出してもらえる。

私だって、あの子が心配なのだ。
いいじゃないか、それくらい。心配なのだ。
僅か七つの、今はまだ何もできない、あの子が無事か]

――……、ッ、んな。

[――なにを考えたんやろか、いま。
自分より出来へん子がおれば、朝が一番ダメと違うとでも?]

(202) 2019/07/06(Sat) 23時半頃

【独】 薬売り 芙蓉

/*
よしよんでくるぞ

(-41) 2019/07/06(Sat) 23時半頃

【人】 子守り 日向

言うだけや…
みんな言うだけなんや…(>>196,>>200)

[雷門や朧への恨み言には、すましたように雷門の袖を引く夕顔への何かも含んでいたかもしれない。冷静な頃の少女なら、夕顔が雷門の元へ、たえを連れてこない事そのものに、何か違和感を感じたかもしれなかった。]

嫌いや。

旦那はんも…
朧はんも…幸せそうなひとはみんな…嫌いや!

[言いながら、いまだ朧を見上げるその目からは、朧の言葉(>>201)が切った堰のように、とめどない涙が流れこぼれ落ちていた。**]

(203) 2019/07/06(Sat) 23時半頃

【人】 双子 朝顔

ちがう――……、朝は、朝は。
ほんとに、おたえちゃんが心配やから……

[がり、と。口の端を噛んで、錆めいた塩味を感じ]

……お母ちゃんがダメいうても、関係あらへん。
朝は、おたえちゃん家に、話聞きにいきますよって。

[亀吉に言い放ち――とことこふわふわ、歩き出す*]

(204) 2019/07/06(Sat) 23時半頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 23時半頃


双子 朝顔は、メモを貼った。

2019/07/06(Sat) 23時半頃


【人】 飴師 定吉

─朝顔・夕顔の家─

「うんうん。そうなんですよー。
 山に……
 ほんで   …雷門さん… 

 なんや。夕ちゃんはそっちぃお使い出とるんですかー
 ほんなら…
 
 うんうん。それですわ。」

[家に入り、朝顔の母親と会話を交わす。
定吉の声は大きめなので、結構響いているようだが>>202
内緒話でもないので気にしない。]

(205) 2019/07/06(Sat) 23時半頃

【人】 飴師 定吉

「夕ちゃんもおるんやったら丁度ええですな。
 帰りも二人一緒やったら安心やし。

 雨降らんうちにちゃっちゃと行ってきますわー。」

[帰り道だけ、自分が山へ再捜索した場合誰かに
頼まないといけないので。
父親か母親の迎えが必要になるかと思ったのだが。

姉の夕顔がいるとわかり、二人してそれならーという流れになっていた。」

(206) 2019/07/06(Sat) 23時半頃

【人】 飴師 定吉

待たせたなー。

朝ちゃん、お母さん行ってええって。
ほな、俺らと一緒に行こか!

…あれ?

ちょぉ、もう出たんかいな。
急いでいかなあかーん!!

おぉぉーい!待ってくれぇぇぇ!

[朝顔が歩き出してから>>204
どれだけの時間差があったのか。

家の前に姿が見えない事に気づき、
慌ててその後を追いはじめた。
雷門の家に向けて──*]

(207) 2019/07/06(Sat) 23時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

―雷門宅―

[ 朧が戻ってきた時>>148、労わりの意に名前を呼ばれると、こちらも無理をしているように見えるだろうかと少し苦笑した。
 お互い様なのかもしれない。
 たえが見つからないうちは、たぶん、休まるような事はないのだろう。それに、]

――…

[ たえが見つからないと理由とは別に、心の奥底が浮くような心地だ。妙に藤の香りが鼻につく。こんな事は普段ならないのに。
 握り飯を一つ貰う。甘い飴の後だと、やはり米の甘みは感じにくく、それでも塩気の効いたそれは身体に優しい。一口は小さく、もく、もく、と食べる間も、視線は紫陽花へと向かっていた。

 身体の調子がおかしいのが自分で解る。
 だから雷門を追ってはいかず、ただそちらの様子は見た。響いて来る声は、日向のものだ。]

(208) 2019/07/07(Sun) 00時頃

【人】 薬売り 芙蓉


ひなちゃん?

[ ゆるりと立ち上がり、縁から家にあがる。そこからの会話には、口を全く、はさめなかった。]


 

(209) 2019/07/07(Sun) 00時頃

飴師 定吉は、メモを貼った。

2019/07/07(Sun) 00時頃


【赤】 薬売り 芙蓉


( 山に、返した… )

[ 紫陽花を脳裏に浮かべる。]

(*33) 2019/07/07(Sun) 00時頃

【人】 双子 朝顔

へ、えぁ、なん、で……!?

[――待てと、叫ぶ声>>207に]

なんで……朝、おたえちゃんのことが、心配なだけやのに。
……それだけなのになんで、お母ちゃん、連れ戻させるん!

[全く勘違いして、雷門とたえの家に向け、駆けて]

追っかけてきはる……!?

[追ってくる、定吉>>207
脚も遅いし、体力もない自分では、直ぐに追いつかれる]

(210) 2019/07/07(Sun) 00時頃

【赤】 薬売り 芙蓉


[ 視覚と、聴覚と、嗅覚まで。
 異常を感じている。

 お嫁さんの笑顔、聞こえる声、香る藤、

 妙な感覚だ、けれど、不快ではない。
 ぼんやりと、するだけだ。]
 

(*34) 2019/07/07(Sun) 00時頃

【独】 双子 朝顔

―没(あるいは自重)―

ぅ、うう――……!

[時間を稼ぐため、叫んだ]

――だ、誰かあ! 飴司のお兄ちゃんに、乱暴されるう!

(-42) 2019/07/07(Sun) 00時頃

【独】 薬売り 芙蓉

/*
朧占いやよね、明日白出し燃える展開
いいぞ

(-43) 2019/07/07(Sun) 00時頃

【人】 双子 朝顔

っふっ、えふっ……、へうっ……!

[――ぽてぽて、ぽてり。
朝顔の全力疾走なるものは、さして続かなかった]

ふえ、えっふ、えぐ、うえっ、えぷぅ……!!

[荒い息で、追いついた人間には応じたろう。

とはいえ、広くもない村だ。
いつの間にやら、雷門家の近くまでは、辿り着いていた*]

(211) 2019/07/07(Sun) 00時頃

【人】 薬売り 芙蓉

[ 口元を緩く覆って、ふと、雷門と夕顔へ視線を向けた。そしてまた、日向に戻す。]

ひなちゃん…、

[ 大泣きする様子>>203に、漸く足が動いた。日向の方へと向かう。近くまで行くと、屈んで目線を合わせ、]

ひなちゃんは、大変やったんやね…。
おとうもおかあも、
出稼ぎ行って、大変なんかもしらん。

今度町帰った時、
あたしもひなちゃんの親御さんこと、
ちゃんと、聞いて来よな。

ひなちゃん、いままでちゃんと、
ずっと、色んなお仕事できとるって、
きいとったから。
大丈夫なんと思うとったけど、

(212) 2019/07/07(Sun) 00時頃

【人】 薬売り 芙蓉


まだ十と半分ほどやもんなあ、大変やったよなぁ。
気付けんで、ごめんなぁ…。
今まで、偉かったねぇ。

[ たえの事も心配だけども、日向もこのままでいいわけはないと思う。日向がたえを、山にかえした。その言葉をまだ理解できてはいないけど、このままの状態では、あまりにも。]

(213) 2019/07/07(Sun) 00時頃

【人】 懐刀 朧

……、

[口だけだと言われれば、事実今はそうである以上今度こそ反論ができなくなった。
 嫌い、と。幸せそうと泣かれ叫ばれて、困惑ばかりが滲み出る。
 堅物が過ぎて二十歳超えてもまだ嫁なしの半人前を、幸せと呼ぶのかはわからない。
 が、金物屋の息子が硬くて真っ直ぐなのが何が悪い、四角四面で結構と言い切るような父親と、それを支える母親を持った己は、年端もいかない頃から父母に会えず一人で切り盛りをして生きなければならない日向と比べれば、ずっと幸せな部類に入るのだろう。]

芙蓉、

[ほとほと困り果て、家に上がってきた馴染みの薬売り>>209に、どうにかしてくれと縋るように振り向いた。]

(214) 2019/07/07(Sun) 00時頃

【赤】 薬売り 芙蓉


かわいそうや…。
 

(*35) 2019/07/07(Sun) 00時頃

【人】 飴師 定吉

うひゃぁ。
走り方はちょっと頼りないけど朝ちゃん結構走りよる。

そんな走って、大丈夫なんかーーー???

朝ちゃん…たえちゃんの事、ものすごい心配しとったんやな。
そりゃ、家の前見とるくらいやからな…

[距離があったので、全力疾走。
雷門の家に向けて走って走って距離をつめて。>>210]

(215) 2019/07/07(Sun) 00時頃

【人】 懐刀 朧

[その目線が届いたか否か、屈んで話しかける芙蓉に場を任せるようにして、数歩引く。
 夕顔と雷門がたえの話をしていたように思う。
 そちらへと意識切り替え、二人が移動するなら追っていこうと*]

(216) 2019/07/07(Sun) 00時頃

【人】 飴師 定吉

あぁ、ほら。
走り慣れてないんやから
動きすぎるとしんどなっとるんやな。

ゆっくり、落ち着いてゆっくり息吸って。

[横で屈み、朝顔の顔を覗き込む。]

たえちゃん気になっても、もう少し落ち着き。
折角行ってええよって言ってくれはった
お母さんも心配するで?な?

[>>211 呼吸が整うのを見守ってから、気づいたように顔を上げた。]


おぉ、雷門さんとこもうついとったわ。

[斜め前には、見慣れた門構え。雷門邸のすぐ近くだった。*]

(217) 2019/07/07(Sun) 00時頃

【人】 薬売り 芙蓉

[ 振り向かれ>>214、小さく頷いて、漸く彼女に近付けた>>212

 自分も今まで声を挟めなかったから同罪と言えば同罪だ。
 でも朧はちょっと本当に、頭が固いと思う。]

たえちゃんのこと、心配なんもわかるけど。

[ 苦言はそこで切った。
 朧が全く正しくないとも言えないのと、自分も動けなかった後ろめたさがあるからだ。

 日向がいった、山へ返した。
 その言葉が頭の中を未だに渦巻いている。]

(218) 2019/07/07(Sun) 00時頃

【独】 薬売り 芙蓉

/*
これ明日やればよかったな???
等とも思うわけですよ

(-44) 2019/07/07(Sun) 00時半頃

【独】 飴師 定吉

/*
この絵面、傍から見たら

12歳の少女を追い掛け回す不審な青年

になる件について。
事案of事案的な感じや!ね!

(-45) 2019/07/07(Sun) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

―歩きながら、定吉と>>176

……うん。

僕やったら、気づいて、って…
袖を引いたりしそうやけど、
神様ってそういうの、どうなんやろうね……

[小さく呟いてみたのは透明な花弁。
自分の髪とも少し色が似ている気がした。]

探すにしたって、どこにあるかもわからんしなあ…。
社、あったならとうに見つけてるやんね。

(219) 2019/07/07(Sun) 00時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2019/07/07(Sun) 00時半頃


【独】 薬売り 芙蓉

/*
いや雷門消えてワ〜〜てなるから、
ちょっとひなちゃん落ち着くくらいが良い塩梅なんやない?
そうでもない? おまかせ!

(-46) 2019/07/07(Sun) 00時半頃

【人】 双子 朝顔

[追いつかれ、声かけられ、そのとおりに息を吸う>>217]

……え、ぅ、うぇ、っ……、
ひゅー、ひゅ、ぅ、ひうっ……っ、……ぅ、うっ、はっ、はう。

[すれば、幾分か、落ち着いて]

あさ……あさは、朝はな。
ほんまに……、おたえちゃん、心配やってん……嘘やないんや。

[ぜえぜえと喉を鳴らしつつ、応じて]

(220) 2019/07/07(Sun) 00時半頃

【独】 懐刀 朧

/*
ひゅーひゅーいう喘鳴はえっちやなあ

(-47) 2019/07/07(Sun) 00時半頃

【人】 双子 朝顔

……ついとった?
あ、ほんまや、おたえちゃん家……、

[呼吸を整えながら、視線をやれば、なるほどそのとおり]

……なぁ、飴司の兄さん?
ここまでな、朝は、頑張って来ましたたけども。
ほんでも……おたえちゃんいてなかったら、どしよな。

[雷門家を訪う前に、ふうっと大きく、息を整えて*]

(221) 2019/07/07(Sun) 00時半頃

【人】 飴師 定吉

うんうん。わかっとるよ。
見たら誰でも朝ちゃんが心配しとるんは、よぉわかる。

[息を乱す小さな姿に気遣わしげな視線を向けて、
心配していた為の行動と伝えられ、頷く。]

でもな、あんま無茶はしたらあかんで。
朝ちゃんがしんどなって倒れたら、そっちも大変やからな。
たえちゃんが戻っとっても心配されるで。

[朝顔の呼吸が整ってきたのを確認して、
ふぅと息をつき、眉を下げて苦笑。]

(222) 2019/07/07(Sun) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─少し前:村の道>>178〜─

……いや、足は気いつける、けど。
分かっとるって…。

[気にしているので、少し苦笑いのほどけてへの字口。
>>183朝顔の言葉を聞いては、]

難しい話知っとうなあ。
…ヨモツヘグイは、この世のものでないものを食べたらもうこの世に戻ってこれへんようになる、いうやつなん。

[>>190定吉にそう説明する。
くる、と透明な花を手の中で回して。]

ああ、僕らは雷門さんちに行くつもりやよ。
連れてくんは、もちろんええけど……

[と、家のほうを見遣って、己が声をかけるのは──と、遠慮していたところ、定吉が気安く話しかけたので丸ッと任せることにした。>>191
あまり、慣れない人と話すのは得意ではないのだ。]

(223) 2019/07/07(Sun) 00時半頃

【人】 飴師 定吉

うーん……おるか、おらんかは半々かもしれん。
俺らもそれを確かめる為に来たんやし。

でも、今の雷門さんとこやったら
村の中で一番、たえちゃん探しの情報は集まっとる思う。

[言いながら、雷門の家に目を向ける。]

もしたえちゃんおらんかったら、
集まってる人らが、相談しとるん、
お父さんお母さんに伝える役目をしたらええよ。

もっと大きな捜索なったらお父さんらにも声かけなあかん。
朝ちゃんが今夜の内に話してたら、
お父さんもお母さんも、明日慌てんで済むよ。

[一番良いのはもちろん、たえが見つかった報告をできる事だが。
今までの話で楽観視はできなかった。*]

(224) 2019/07/07(Sun) 01時頃

【憑】 病人 雷門

―雷門の家で>>199>>197

そ、そうかあ。
うん、うん……

なあ、日向、夕顔もこう言うてるやろ、
ほら、たえはおるんやって…。

[人が良いのか、現実が見えていないのか、
それとも、叫びから逃げようとしているのか。
眉を垂らした老人は、夕顔に袖を引かれた、と感じたのだ。]

そっちに、おるんかなあ。
たえ、は?

[と、そろり、歩き出す。]

(225) 2019/07/07(Sun) 01時頃

【人】 双子 朝顔

――……しゃあないやん。
無茶でもせんと、朝は、したいことできへんし……、

[その意が、通じたかはともかく]

いや、まあ……せやね、せやな。
ともかく、話聞いて、ってことやね。

[ひとつ、頷いて]

せやったら、お邪魔してみよか。
おるとええなぁ、おたえちゃん。

[と、雷門家へ*]

(226) 2019/07/07(Sun) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

―朝顔・夕顔の家の前の事―
[こほ、と小さく咳が出る。
少し動きすぎたのかもしれない、と思っていた時のこと。]

……え?

[>>204 朝顔なにか思いつめたようにつぶやく。
そうして、歩き出すのをうまく止められない。]

……、待ちい、って、
いま、定吉が、話して…あ、

[とことこと歩き出すのを追うべきか、定吉を待つべきか迷ってしまったが運の尽き、昼行燈のように流れあしらってきた報いだろうか。
すっかり離れてしまうまで動けずに。

>>207 定吉にうまく状況も説明できぬまま、ずいぶん遅れて追いかける羽目となったのだ。]

(227) 2019/07/07(Sun) 01時頃

【憑】 病人 雷門

[通りがかりだったとしても、
開かれた縁側や窓から雷門の姿を見ることもできるだろう。]

おおい、たえ、出てきておくれ。
此処に居るんやろう?

[ただの人が見ればどこにも少女の姿がない今は、
まるで呆けてしまったようでもあり。]

(228) 2019/07/07(Sun) 01時頃

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