25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、共鳴者が2人、占い師が1人、守護者が1人、霊能者が1人、賞金稼が1人、人犬が1人、生贄が1人、首無騎士が3人、片想いが1人、鱗魚人が1人いるようだ。
|
人殺しと一緒にいるなんてごめんだヨ!へ…へっ、部屋に戻らせてもらうヨ!
(0) 2010/08/03(Tue) 01時頃
|
―――……そして、宴の幕は上がる。
(#0) 2010/08/03(Tue) 01時頃
煌びやかに飾り立てられた大広間。
前方には花を愛でる為の舞台が在り
客席となる位置には十二分に馳走が並び
よい薫りを放っている。
望めば、大広間からも
満ちるまであと一歩の月が照らす庭にも出れよう。
(#1) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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/* よし、生贄ゲット。 普通に希望者が私しか居ない予感
(-0) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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「まぁ、存分に愉しんでくれたまえよ。ぐふふふ。」
油が詰まった大福のような腹を揺らしながら、
主催である男は花主に逢えばそのように声かけるだろう。
花が傍によれば、舐めまわすように身体を見、
隙あらばセクハラを働こうとするやもしれない。
それでもまだ、今宵は多く開かれる花祭の1つに過ぎない形をとる。
――……集まった花や花主は、
少々常より癖が強いように思われるが
それも主催者の趣味と謂われればそれまでか**
(#2) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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/* ふぃーっしゅ。いただきました。 鯖、霧多いですね、大丈夫かな。
(-1) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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/* ほい。無事に人犬ゲット。 生きながら食われて見たいです(←
(-2) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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/* うお!取れた!やたー!(ぐっ わーいw
(-3) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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/* あああとれたよかったほっとした! あとは仲間次第ですにゃー
(-4) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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[じわり]
[血のにおいが広がる]
(*0) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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/* しかもヴェスさんが縁故振ってくれてる。 うれしいです……! いろいろ絡みづらい子なのに、振ってくれて感謝だわ……
(-5) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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/* 霊能者、か!
つうか今思ったら 設定的にも片想い希望しとくべきだったか…?
今更過ぎたわ… orz
(-6) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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/* とれwwwwちゃっwwwwwwたwwwwwwwwwww
はじいてる人いたらごめんなさい。頑張る。頑張るよ。 お仲間誰かなーと思いつつ
獅蓮は食ったルートだな。
(-7) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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/* 生贄希望;デフォベネット 花主からか。
(-8) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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/*
ちょwwwwwwwwまwwwwwwwwwwwwwww
(-9) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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― 表座敷 → 自室 ― [高嶺が去ってから、さて、次は刷衛殿のところへ そう思ったが屋敷のものに いい加減身支度なさいと叱られて。
……周囲の音から、初日に間に合わせるようには 取りにいけないと、予想はつけど 実際止められると溜息一つ尽きながら 朱を主体とした衣装を身にまとまわされ そのまま手を引かれていった] [ただ、引かれる前に一通手紙が届く。 ……封緘の形を指で辿れば 包帯を少しずらし中を確認し……狂くっと哂った]
(1) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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/*おっと、共鳴者はブルベリさんですか。 どうすっかな、どっちが先COか。
(-10) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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[ぱちり、と響いたのは扇の音]
(*1) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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/* 噴いた。
(-11) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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―大広間―
[...は広間に在った 自ら望んで、この邸の主の傍に それは己自身を目立たせる為 花主に自分の存在を知らしめる為]
……っ。
[穢らしい手で触れられる嫌悪感 セクハラにも堪えながら]
(2) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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― 大広間へ ― [表座敷を出て、零れそうになった吐息を飲み込むと、 常と変わりない表情で音無く広間へと歩む。
久方ぶりの花祭、それはこの身に馴染んだ催事で、 しかし一人で祭へと訪れるのは初めてのこと。 気を抜くと常の其れが憂い貌に変わりそうになるのは 先程の目隠しの花との話も一因にあり、 このところ夢見が悪く眠りも浅いというのが理由であった。 その所為で疲れが早く溜まるようにも感じて宜しくない。 欠伸も共に飲み込み気を引き締め直すと、 まんまるの笑い声の聴こえる場所へ。]
(3) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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/* 占いフラグたてないとー 誰にするか決めないとー
(-12) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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[届いたのは生殖管理センターからの密書 ……知己からの手紙としか取れないそれには 暗号で、この祭りが繁殖の場であると 確定できたとの知らせ。
青年はそれを受け取れば……大儀名聞は揃ったと ……あの人を殺した獣を狩るための…… 常の笑顔とは違う暗い笑顔を作る]
(=0) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 01時頃
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― 大広間 ―
[月光が降る舞台にて、 鳥が歌うは月を偲ぶ歌。
雲間の月への道は、朽ちて儚いけれど。 届かぬ月に恋をした、雛鳥の涙歌]
(4) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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[B棟から本邸に移る手前あたりで、言伝を頼んだ使用人が戻ってくる。]
ああ、どうだ。 何?わからぬ?
[どうやら、明の主の居場所はわからぬらしい。 それには眉を寄せずにはおられず…。 何かがおかしいことだけは明らかだった。]
(5) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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…あぁ、そうか。
[思い出したのは血塗られた記憶。 あの椿の花は主の下へたどり着けるはずもないのだと。
何故ならば…
白い指はそっと、帯の上からするりと己の腹をさすった。]
(*2) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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/* だめだえろいひとがきた!wwwwwww
しかしこれならLWはお任せできそうだ。
(-13) 2010/08/03(Tue) 01時頃
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― 大広間/壁の花 ―
[宴の幕が上がるころ、左の足に包帯を巻いた少年もまた 大広間の隅に居た。 壁に背を持たれかけ、集るひとをただ眺めている]
……凄いな、見事に浮いてるよシュレーゲルさま……
(6) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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/* 赤に 右しかいない だと。
何これ。私左で頑張らなきゃいけない感じなの。
(-14) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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/* ん?いや。ちがうか。 パスタが明の人を食ったのか。
(-15) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 01時半頃
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―A棟→広間へ―
[花は、 花でしか、ない と 繰り返し繰り返してきたのは己の信条。 此処より先は絢爛豪華な見世物小屋。 花が花として立つ舞台。
鵠もまた、足音も少なく、 鈴の音伴い、広間に在った。 ――無論、館の主である豚の姿もあるわけだ。 澄ました顔で、形式通り挨拶を交わしもする。]
(7) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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/* む。 しかしよく考えるとこれ三人とも右か? パスタ今回右くさいしな。 どうしたもんか、ボク方向転換すべき?
芸の正体がチャームかなんかで 記憶すっとばして忌まわしい性癖とかなんとか。
(-16) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 01時半頃
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[そして、使用人を装った密偵は、別に封書を差し出してくる。]
ごくろう……
[人気のないところで、それを開け、中を確かめる。 それは、この花祭がクロであることを告げたものと、今回の仕事の相棒の名があった。]
ふん…そういうことか。 化けたものだ。
[そして、見終わると、耳裏に貼り付けておいた管理センターから支給された通信装置を起動させる。]
(=1) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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[声に振り向けば何処か見覚えのある容姿。長い長い髪]
これは、お久しぶりです。 たしか……
[記憶をたどるように言葉は一度途切れ]
そう、たしか……霞月夜、さん。
[屋敷から出られないだけに訪れる客人のことは良く覚えている。外からやってくるものは花であれ、主であれ皆珍しくて。と、「まんまる」の挨拶が聞こえてくる。父の知り合いではあるものの、余り気持ちのよくない人物ではあると思う。]
……ん……
[ヨアヒムの方を見ていれば不意に息苦しさが襲ってくる。もちろん、彼の容姿故というわけではない。嫌な予感がする。羽織を置いてきたのは拙かったかもしれない]
……気のせいなら良いんだけど……
(8) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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[広間の客席の末席へと陣取れば、舞台にて歌う雛鳥の声。 庭で戯れに歌っていたものよりも、僅かに艶めいた声に思わず目を見張る。]
のう、旦那。 幾人かは酷い雑草が混ざっているようだが、あの子は…よいね。
[寄ってきた肉風船の主催に酒を注がれつつ、言う声は他の花にも聞こえるか。]
(9) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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/* 始まってた! 何だ賞金稼ぎって不人気なんじゃろか…
そして俺はちゃんと参加できるのか…
(-17) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 01時半頃
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−本邸大広間−
[パチン。 音は響いて人の影と主催の贅肉に吸収されて消えてしまう。 昼間に覗いた時よりもずっと手が加えられている。 辺りを見回してももはや溜息しか出ない。 脂大福ことヨアヒムはといえば、期待を裏切らない小者ぶりであった。
不快な表情を隠すことはない。 だが、まずは必要な情報は手に入れなくてはならない。
高嶺の様子が丁度目に入れば呆れもしたが 自分もいいとこ勝負なのかもしれないと思えばこそ 足は主催のほうへと向かう]
(10) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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―本邸・大広間―
[友の姿にも少し似る白装束は舞を望まれた時の為に。 手には黒の笛。売れ残りの花が持つには立派すぎるだろう品。 そんな姿で一隅に佇み広間を見回していた。
花主の中に知った姿が無いかと。 …友を連れている姿は無いだろうかと。 気後れしそうな意識は逃避するかのようにそちらへ向いていた]
(11) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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雑草はどうせ、腹の足しにでもするつもりなのでしょう?
[勝手知ったる慣れたる事と、醜い主催に囁いて。]
あぁ、噂のみ聞く空蝉の君も、ただの空っぽであるのならあなたの脂肪に変えてしまいましょうかね。
(*3) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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― →大広間 ― [遅刻すれすれで大広間にに手を引かれたどり着く 雑多な物音は音が多すぎて広いずらい。 ただ、悪趣味な香の匂いにだけは気をつけた。
可愛げのある花ではないとはいえ 嫌がらせな性的接触を図ろうとする祭主に 包帯越し冷えた視線をなげつつ 笑ってやんわり押し返す]
(12) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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[壁の花を決め込むロビンに目配せを 桜の微笑みをむけ やがて舞台の方へと眼を向ければ 聞こえる鳥の囀りに耳を傾けた]
すげー、きれいな声。
[学のない口調で呟く その言葉を耳にした花主が居たならば さて、それはどんな印象を与えるのやら]
(13) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 01時半頃
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[歌い終われば、紅石榴が探すは月の佳人の姿。 館の主の傍にその姿を見つければ、 ふわりと花のかんばせを綻ばせる]
さあさ。 鳥の歌をご所望あらば、なんなりとお申しつけを。
――今宵は花祭。
鳥の歌も祭りを彩る花となれば、 これより嬉しき事はございませぬ。
(14) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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[広がるそのにおいは、密やかにけれど確実に じわりじわりと白を朱に染めていく]
――…愚かなこと。
私を宴に呼んでおきながら、愉しめと。
[硬質な少年の声でなく 艶を帯びた、色香含むこえ。 パチリと 脳裏で響く音に僅か意識を向けた]
(*4) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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―本邸・大広間―
[行けばちょうどそれははじまりを告げていた。 まんまるは挨拶周りをしていて、相変わらずまんまるだ。]
まぁ、愉しむとするかな。
[ふと窓を見る。 まんまると同様まんまるな月。]
いや、月のほうが少しだけスリムか?
[十四夜な月。 それはこの花祭に参加してる人数も表しているかのようだ。]
(15) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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― A棟・華月の部屋の前 ―
へへ、考えとく。 でもなんかこう、面と向かって興味あるって言われると照れるな。 俺も、華月の手妻楽しみにしてるぜ。
[けら、と笑って。]
え。 …意外とドジなんだな、あの人…。
[そうは見えないと目を丸くする。 やがて彼の部屋の前まで来れば立ち止まり。]
俺の部屋は、ええと…。
[部屋を尋ねられて言葉に詰まった。 はて、己の部屋は何処だったか。 すっぽりそこだけ穴が開いたように思い出せない。 あー、と唸った後、適当な部屋を指差した。]
(@0) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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さて
[それから聞こえるもうひとつ]
――…其は誰が事ぞ?
(*5) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
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[年経ても衰えず、更に容姿が艶を増すのは。 花上がりの分際でここまでの地位に登りつめたは。
こうして祭に花を添えながら、子を欲しいと乞う貴人達のために胎を貸していたからゆえか。 一人食い、一人産むそのたびに、色香を艶を増していく。 それはまるで、遠い昔に死に絶えた男の対たる生き物に近づいていくかの如しこと。]
(*6) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
お前は本当に、よく躾けられているね。
[雛鳥を褒めて見せるのは、他の花への挑発か。 宴が進み興が乗れば、己の琵琶と合わせたいとも思う。]
(16) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
― 壁際 ― [先ず広間に響いたのは、迦陵の歌 己が聞いた事の無い色をしている]
迦陵
[冷たい冬色の瞳に、翳りが混じる]
――…
(17) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
[主を持たない花は、主のかわりに上司を得る。 チャールズの死の現場、無残に食い荒らされた身体 それを目撃した青年、センターの人々、 隠蔽される事実、 復讐を糧にその事実へ必死で追いすがった。]
[その結果が、現在である]
……刷衛殿……?刀を取りにいけず申し訳ない 寝すぎて時間を失した。 それに昼間は運んでもらったそうで…… 重ね重ね申し訳ない。
[包帯は便利だ。その下に通信器具を取り付ければ 気付けるものはいないだろう。]
(=2) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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…随分と若い。
[鳥の歌。それは月を恋う歌。 美しいとは思えども、金を積むかと言えば]
一通り見てみないことには。
[丁度、主催に好みの如何を尋ねられたところだったので、 ぱちりと扇を開いて少しだけ顔を隠す。 妙に粘質なあの視線から逃げたい、と言うのもある]
(-18) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
…随分と若い。
[鳥の歌。それは月を恋う歌。 美しいとは思えども、金を積むかと言えば]
一通り見てみないことには。
[丁度、主催に好みの如何を尋ねられたところだったので、 ぱちりと扇を開いて少しだけ顔を隠す。 妙に粘質なあの視線から逃げたい、と言うのもある]
(18) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
[ふと使用人に尋ねる。]
すまんが、夜光という少年はいるか? まだあっておらぬのでな。
[明のことがふと気になり、まずはその友達を探した。]
(19) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
…食うには頃合いの柔らかさではあろうがね。
[隠した扇の裏側、呟く声は微か]
(*7) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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種をつけぬ花など、肥やしにしかならぬ事。
[く、と喉奥で哂うは声なき声。]
新しく、面白いものが来るというのは、そなたの事か?
(*8) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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/* 何故 ひとりごとにしたし。
んー、パスタんはやぱり右なのか。 どーすっかな。どーすっかな。
私が左に立てるってあずまさん相手ぐらいじゃねえの!!
(-19) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
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|
[噂は半分が真実 半分は彼らが見た幻
身に宿る其れを 少年自身自覚の無いまま飼っている。
多彩な芸は全て種付ける相手を引き寄せるが為 花は ときに牙を剥き、生を喰らう]
(*9) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
そ、そこだ。 あ!ほら、華月、いそがねえと!
[指差したのは【雛菊の間】。 虎鉄は華月を捲し立て、彼が部屋へと入ったなら小さな安堵の溜息をついて。]
……俺、ボケたかな。
[そんな呟きを漏らした。]
(@1) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
[歌っているのは庭で月を見ていた幼き花。 ほうと聞き入ると>>13あまりこのような場所では 聴くことのない言葉遣いに黒檀が一度其方を見た。
目が合っても、一度瞬き見つめるだけで 視線は直ぐに他の場所へと向かう。
本郷の不快そうな顔を常通りの面持ちで見返せば 霞へ、本郷へとと機嫌よく酌をするまんまるに一礼をする。 まんまるの主催を苦手と感じるのは 艶やかな面差しの霞と似たところを感じているからなのか こういった場で花ではない己にも、 時折気まぐれに触れようとするところ。
今は酌で手が塞がりそのようなことはなかったが。 好みの者を訊かれても、今は黒檀を細めるだけ。]
――…まだ、始まったばかりだ。
[麗しき鳥の囀りの後、芸を披露する花はどれか。]
(20) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
― 大広間 ― [歌う声は祭に相応しく心地よいもの。 どうやら、まん丸もただ趣味が悪いだけではないようだ 祭らしいで出しに、些かほっとしながらも 聞こえる他の花の言葉…聞きなれない声だったに 苦笑を零すしかない] [ただ、次いで舞うには華奢な声で 青年は静かにその場に座す。]
(21) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
なるほど、寝すぎか。 まぁ、いい。
しかし、この場がクロとはな。
とりあえず、今は気になる件がある。
[そして、明の件を打ち明ける。 主を探す花がいると、しかし、その主は、居所がしれぬ。管理センターのデータの場所も不在だということ。]
考えたくはないが、 その主が巻き込まれた可能性はある。
[しかし、明自身がもうこの世のものではないことには気づいてはいない。]
(=3) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
[佳人に褒められれば、素直にそのかんばせは笑みを作る。
花主たちの求めるまま、 星に、花に、と。 忍ぶ恋や焦がれる歌を、鳥は囀るだろう。
沢山の歌を囀りつつも。 鳥の双眸を彩る紅石榴は、 なよたけの君だけを其処に映し続けて居た]
(22) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
――さて?
[吐息混じる短な応え。 暗く翳りを帯びた冬色の瞳を細め、薄く哂う]
(*10) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
―花祭前:花達の棟―
虎鉄、照れるって柄かいな。 手妻、愉しみにしてくれるんは、嬉しけどな。
[へらっと笑う相手の眉間に、叶うならでこぴんを一つ。]
あんひとも、それが舞と笛の才の代償やったんやないかなぁ。 なんも難がない人なんて、おらへんやろ。
[ふと思い浮かぶのは、才の全てを持つと噂されるロビン。]
ロビンって全ての才持つ謂われ取る花かて、性格はなんや、ツンツンしとったで?あれも、才の代償やろか。
……虎鉄の部屋はそこやな。 ほな、花祭で。
[虎鉄の挙動に少しの違和を覚えつつも、その場では特別気にする様子を見せず、ひらっと手を振ると自分に宛がわれた部屋へと華月は入っていった。]
(23) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
/* ロビンは左か。 じゃあ私まだ確定しなくていいか。
いや、いっそどっちもとか駄目ですか。駄目ですよね。
(-20) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
[見事な迦陵頻伽の声。 その視線を追いかけて月を思わせる人の姿を見る。 一瞬は高嶺かと思い、すぐに違うと思った。 霞月夜の名が聞こえれば、一度目を見張る]
あの人、が。
[花主を見るにはふさわしくない視線。 手の中の笛を胸に押し付けて目を瞑り深呼吸した]
(24) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
まこと申し訳ない。 ……ただ、これで私が太刀を求める理由も さらにお解かりになったでしょう 獣が牙をむくならば切り伏せるまで。
[人狼病発症者はまるで人ではないといわんばかりに]
……アケノシン……の主ですか…… 確かにこの豚狼の屋敷に あのような儚げな花を 活けたまま放置は無用心すぎますね……
[同じく儚げな花が 既にこの世のモノではないとは知らず] ともあれ、今日の宴がすみ次第そちらの部屋へ向かいます
(=4) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
[一杯目の酌は主催から。 けれど二杯目を進める手を断りさっさと離れる。 酒杯と、手近な酒一つをくすねて]
高嶺、暫く付き合え。
[別に独りで飲んでもよかったが、 それはそれで主催が煩わしくなりそうで 気心も知れている相手を選び、 其の杯が空であれば勧めるつもりだが]
(25) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
始末屋 ズリエルは、使用人からまだ会っていない花の顔と名前などを聞いている。**
2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
歌とか舞とか、派手なやつ多そうだな。 観てれば俺も飽きねぇかも。
[可笑しそうに笑う 挑発のような言葉(>>16)も 学がなければ受け取れまい]
……どーも?
[ふと、眼があった(>>20) そちらへは頭を軽くだけ下げ やはりこの場にはそぐわない口調 傷んだ桜の髪を揺らした]
(26) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
>>13 [ヨアヒムの声のおかげでよく聞こえず聞き間違いだろうかと思ったが、たしかにこの場にあまりふさわしくない言葉遣いが聞こえてそちらを見る。周囲とは違う西洋の白は印象的で]
……ふうん……ああいう子もいるんだ。
[つぶやいて視線はまんまる――ヨアヒムへと戻る]
(27) 2010/08/03(Tue) 01時半頃
|
|
[傾ける杯は、甘い柘榴を漬けた酒。]
張り切って歌いすぎては、喉が渇いてしまうよ?
[こちらを見て健気に歌う雛鳥を手招いて、褒美に果汁でも与えようか。]
(28) 2010/08/03(Tue) 02時頃
|
|
なるほど、太刀が必要な理由ね。 なれば、やはり選んでもらわなくてはならないな。
[宴が終われば訪ねる旨は了解する。]
精々色っぽく来て貰おうか。
ふふ、冗談だ。
[そんなからかいの言葉も添えつつ。**]
(=5) 2010/08/03(Tue) 02時頃
|
|
……夜光殿、華奢な鳥の囀りにには 貴方のような透き通る笛の音が次ぐには相応しい
[次いで動く者がいないようならば 青年は集まる中で知っている音に声をかける。]
曲の終わりを私の舞に良い曲にしていただければ 途中からあわせようぞ?
[祭の最中ゆえ、花にかける声も 何時ものざっくばらんな口調ではなく]
(29) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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[はた、と我にかえる。 どす黒く広がりかけた胸の内を否定し、首を振った。 歌う鳥から視線を外す。 もとより眼鏡なくしては、何処になにがあるのかなどわかったものではない。 下手に歩くことも恐ろしく、そのまま壁と同化しておくことを選んだ]
……視覚が無いのは不便だね
[やたら耳が良くなった気がする]
(30) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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―本邸・椿の間― [――――響くは、うたごえ。 薄闇の中、少年はゆっくりと目蓋を開く。 目を閉ざすその間、なにか、幻を見ていたような気もする]
主様……
[宵の祭りは始まっているのだろう。 舞わねば、と手を伸ばせば触れる しとやかなる花びら。 ああ、主様をそのように呼んではいけないのだ、と思い返しながら、 葉月の幻は ふわり、立ち上がる。]
(@2) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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[なよたけの君からの手招きに、素直に礼を一つ。 羽根の代わりに、長い袖を翻してその傍へと侍れば、 差し出された杯を両手でうやうやしく、受け取った]
鳥は歌うのが仕事。 それにこうして甘露の褒美がもらえるのなら、 幾らでも歌い続けましょう。
(31) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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[此度の主催は本当に、 毛色の珍しいものということばかりに重点を置いたようだ。 桜色の花にはもう一度目を向けただろうか。 黒檀が其方を見る前に、知る花主から声を掛けられる。]
…本郷、
[緩く首を傾ぐと結った髪が揺れた。]
如何した。 花に怯えられでもしたか。
[花ではなく、花主に向かう姿に揶揄を飛ばす。 実際目の前の男は機嫌が良くない顔をしていた。 承諾の頷きを返すと隣へと促す、 杯にはまだ酒が半分残っていた。]
―――…あまり、楽しめていないように見えるが?
(32) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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説法師 法泉は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 02時頃
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[戸口の傍に居ればよかった。 あとの祭り]
早く終わればいいのに。
[息苦しい。 ここに居るのは]
……危険だ
[本能から出た言葉 思わず口にした自身が先ず驚いた。 蒼白になっているだろう、自覚がある。
気取られぬように 誰も此方を見ていないのを良い事に、少年は広間の出口をm座してそろりそろりと壁を伝い歩く]
(33) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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色の白いは、それだけで珍しい…とは些か時代遅れかと。
[邦夜と視線を交わしつつ、口をつくのはやはり苦言か。]
こんど学院に小言を言いに行かねばなりませんね。 せめてまともに挨拶のできるくらいではないと、外へ出すのは師匠の恥ですよ、と。
(34) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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ええ、飛び切り切れ味の良いものを 選ばせていただきます。
[続いた言葉には小さく哂う]
そちらこそ、艶やかにお待ち頂ければ 太刀の分抱いて心地よく致しましょうか?
[口調こそ畏まったものだが、こうなれば花と主ではなく 仕事仲間。冗談に返す冗談も大概だった*]
(=6) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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―大広間・窓際―
[虎鉄と別れた後、準備を済ませた華月の姿は確かに大広間に在った。ヨアヒムの趣味に合わせてか、和装が多い中、あえてか今宵は黒と紅のグラデーションのチャイナ服を着こんで、独り窓際に佇んでいる。]
誰かに似てはるおもうとったら、霞月夜様に似てはるのか。
[迦陵頻伽の名に相応しい唄声を聴きながら、ぽつり呟くのは、高嶺と霞月夜を見比べての感想。]
よう、似てはる……。
[つっと彼らの容姿に似た、夜空に浮かぶ月に眼差しを向けた。 華月はまだ、自らの芸を見せようとはしない。]
(35) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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[視線は泳ぎ 眼元に包帯を巻いた者 あまり良いとは謂えぬ顔の大男 他にも数々ある面持ちを眺め 中にはまたこちらを向く眼があった(>>27)]
ども。
[口調もそぐわなければ、服装も浮いてしまうものか 脱色して傷んだ髪も 態とにそうする理由はあれど 以後語ること有るや無しや]
(36) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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お前の歌は心地よいが、張り切りすぎて喉から血を吐くのは見たくはないよ。
[行儀良く杯を受け取る様子に目を細めて。]
皆であわせるのも、良い趣向だと思うよ。 手習いをなぞる以上の技量が必要になるものだが。
[先に立って声を掛けるイアンの様子は、昔と同じように思えて。 それゆえにその視界を塞ぐ白い布が喪章に見えて痛々しく思う。]
(37) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 02時頃
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―B棟・自室―
[供の坊主が届けた鞄の中身を検分する。 僧としての正装一式。 さて着るかどうか、と迷って、鞄を閉めた]
花祭が、始まったようだ。 花は美しく、咲く手前が一番良い。 咲いてしまったは、後は枯れるだけ。
良い蕾がいると良いのだが。
[纏う色は老竹。同色の羽織を肩にかけて廊下へと出る]
(38) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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莫迦を言え。 怯えられるの謎、いつものことだ。 独りで飲むより、都合がいい。
[飛んできた揶揄など痛くもないとばかりの返事。 まだ酒は残っているようだったので、 己の杯に少し残る雫を舐めつつ]
私にとっては、ただ楽しむだけの祭りではないのでな。 いい加減にしろと言われてもいる。
[勿論、行ってくる相手は父だ。 本郷の子としての示しをつけろ、と言うことだろう]
…己の琴線に触れぬ花になどじっくり見ても仕方あるまい。
[高嶺の視線の先を眺めた後、くる、と辺りへ視線を巡らす。 僅かに視線を止めたのは白い布で視覚を塞ぐ姿。 それから、鈴の花にも視線を僅か止めた。 どちらも一瞬のことであったけれど]
(39) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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イアン殿。
[声を掛けられ目を開く。 そう、ここは花祭の場。花主達に示さなければ]
有り難きお誘い。 では月恋うる唄の後には、鮮やかなる舞曲と参りましょう。
[舞台の端へと進み出て、黒笛構え高い一音。 そこから駆け下りるように旋律が流れる。 低き一音を保った後、動きの間を待つような一拍の休止]
(40) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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記者 イアンは、先程から、個々で聞き知った声以外にどうも知った声が聞こえ首を傾げた。
2010/08/03(Tue) 02時頃
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― 大広間/窓際 ―
[壁伝いに歩き、窓際に差し掛かる。 華月の姿は視界にはいるけれど、眼鏡なくして彼とは気付けない]
そこを退いて欲しいんだけどね。
[相手を見定めようと凝視しながら、声をかけた]
(41) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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芸を見せる気がないのなら、酌をして回るくらい気は使えぬの?
[そろそろと逃げようとする短い秋色の髪の姿に、かける声は小姑のようか。]
噂の君だとちやほやされようと、お前はいまだ咲きもせぬ花だ。 誰も買い手がつかねば、安宿で誰にでも股を開くようになるか、内臓を売られて捨てられるだけですよ。
(42) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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/* >>33 うにわーど、か!?
(-21) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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皆で…?
[頂いた甘露に、喉をこくりと小さく鳴らして見上げて]
今まで誰かと合わせた事なんて、なかったけれど。 なよたけの君がそう仰るならば。
[大変美味しゅうございました、と。杯を返上し、 眸を覆う剣を腰に差す花と、笛を持つ花へと紅石榴を一つ送る]
(43) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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[>>37聞こえた声は旧友のものに似ていて。 気になりはしたが、 すぐに自分が声をかけた夜光の言葉に 舞台と彼の奏でる笛の音に集中して。]
ええ。月を焦がれる歌は 見えねど今宵の時にさぞあうでしょう。 次ぐ曲は頼みましたよ。
[即興の舞が手習いより難しいのは百も承知 そして、それぐらいこなせる自信があるのは常のこと
響く笛の音に、舞台袖集中力を高める]
(44) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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[霞の花主としての振る舞いを見るのは初めてのこと、 煽るように花達へ言葉を送る姿は他の花主と異なる。 ああいう振る舞いができるのも、霞自身が花であったから。 その姿に口を挟むことはなく、高嶺はというと 霞が気に入った様子の鳥の姿をとっくりと眺めた。]
(45) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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――…お言葉ですがね
[ふいにかかった声に視線を向ける。 しかし黒い塊にしか見えない]
真に残念なことに、つい先ほど事故にあいまして この通り歩くもままならないんですよ。
この花祭で買い手がつかずとも、一向に問題ありませんよ? ボクはまだ先もあるし ――その辺の花主では、ボクを手折る事など出来ません。
(46) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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───……。
[聞こえる言葉達に、僅か眉をひそめた。
本郷の家は、家系として狼憑きの血筋である。 親から子へ、子から孫へ。孕み、孕ませ、其の血の恩恵によって 裏社会でも表社会においても高権力者の立場を一層濃くしてきた家だ。
ただ、次の当主の性は、判明しない。 酷く不安定なのか、誰もまだ
答えを、知らない]
(*11) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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[聞こえてきた笛の音に、瞠目する。 音が似るは同じ笛だからというだけでもない。 ならばこの笛の主が、彼の人の夢を継いだ子なのだろうか。
先代ほどの艶はなくとも、その音色の真摯さは耳に心地よいものだ。]
(47) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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[今まさに始まらんとする、笛と舞を見て、 鳥は月の傍から二つの花の傍へと、 羽根の代わりの薄衣を翻し、舞台を翔ける]
…………。
[翔けた後、秋と冬を纏う友人へと。 なよたけの君が向ける言葉を背中で聞いて。
僅かに紅石榴を悲しげに揺らした]
(48) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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[廊下を歩く。大広間へと向かうと、次第に楽が耳に入ってきた]
父ならば美しい音色だと申すのかもしれないな。
[大広間にたどり着くと、すでにいる顔へと会釈をして]
すでに始まっているようですね。 遅れて申し訳ない。
なにぶん、荷物が遅れて届いたものですから。
[示された場所へと足を進める。 落ち着いてから、辺りをゆるりと見回した]
(49) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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[まず館の主たる者に 丁寧な礼と挨拶を。豚は笑っている。 伸びてきた手にびくりとしながら 小さく息を飲むに、留め]
…――御戯れを。
[余所行きの笑みで答えて見せる。
まだ、見知らぬ、 言葉交わしたことのない花主も多い。 笛の音が耳に届き紫苑の視線を流す。 ――りん、と鈴が鳴る。]
(50) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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―大広間・窓際―
[天空を見詰めていた苔色は、己にかかるだろう言葉を聴いてそちらを向く。]
嗚呼、邪魔しとったかいな。
[少し前噂した花の姿に、小首を傾げる。 その顔に何かが足りない気がした。]
……酌、所望されとるけど、ええん?
[睨まれているとも思える凝視に、苦笑いをして返せば、それよりも前に霞月夜にロビンが返す。]
癇癪玉みたいやなぁ。
[思わずそう呟いた。]
(51) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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なにアンタ。 それ(>>34)、俺のこと謂ってんの?
俺は月瀬 幸得。 アンタも鳥とばっか遊ばずに 名乗るのが礼儀なんじゃない?
[鼻で笑いながら謂う が、しかし]
てめぇロビンの事馬鹿にしてんのか!?
[秋色の髪の、冬色の眼をもつ彼を けなされるなら牙を剥く 相手が花主であろうとも]
(52) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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[昨日会わなかった花や花主の名前は使用人を呼び止めて覚えておく。そうしているうちに、ふと視界に入ったのは白い布で目を覆った花]
……彼は、何をするのかな。
[一目見た時からその印象からか、それとも別の何かなのか。気になっていたからか、じっと見つめ。聞こえてきた笛の音に耳を傾ける]
(53) 2010/08/03(Tue) 02時頃
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それは、失礼。 手負いでは仕方がありませんね。
[溜息一つ。 酒が入ると些か口煩くなるのは玉に瑕か。]
ですが不注意も、お前の実力のうちと見られますよ。 ようやく見せた芸がそのそそっかしいドジではあまりに笑えぬ。 お気をつけなさいな。
[ふと、気を利かせた下男が愛用の琵琶を持ってくるところか。]
(54) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 02時半頃
手妻師 華月斎は、奏者 セシルの怒号に「なんや、短気なんが多いなぁ」と再度呟きを零した。
2010/08/03(Tue) 02時半頃
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ほう?
[若桜の様子に、すいと目を細めて。]
彼が怪我をして役に立てないのなら、お前が彼の分まで皆を楽しませてごらんよ。 見たところ、大事な友達…
いや、コレは恋人同士かい?
(55) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[止まった後、広がるのは常になく挑戦的な音。 負けるものかという気迫を込めて。 それでも濁りは混ぜないように]
……。
[瞳で合図を送っても、覆いした人には伝わらない。 間と調子を徐々に変えて、そこから先は舞をというように静かな一音を長く響かせた]
(56) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[歩むたびに響く痛みは、少しずつ少年を染めていく。 じくじくと響く痛み、滲む朱 与える悦びを、知っている。 交える悦びを、知っている。 黒い塊にしか見えぬ彼を 翳った暗い瞳はしっかりと映している]
――私がこの身を使ったなら 海に巣食う魔物の唄でも 安宿では味わえぬ舌技でも披露してやれるがの。
ふふ……ふ
[たとえ少年に自覚は無くとも 生まれながらに、立派な男娼であった。 この時代で望まれぬ子が何処から出てくるのか ――…元を辿れば少年の血族に行き当たる。 血を受け継いだ親に放り込まれた花の為の学園は、良い餌場。 記憶の無いまま、幾度ひとを魅了してきたか そうして作られた噂の真相を、少年自身知りはしないけれど]
(*12) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 02時半頃
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…ふ、くく… 本郷に怯えて、他の花達が一向に歌わない。
[例年とは異なり随分と大人しい花達の姿を、 本郷の所為と言って笑う。都合がいいのは同じで、 高嶺の飲む杯からはなかなか酒が減ることはない。 楽しむだけの祭ではない、その言葉には黒檀を細め 本郷を見る。この男もまた、家の名を背負う花主。 其処に揶揄を入れるほど高嶺の名も愚かではなく]
―――…まだ、わからん。
[花にあまり興味を示さぬ態の花主にそう言って。 丁度見ていたのは、迦陵の方であったか。]
……花祭で化ける花も多い。
[それだけの数、祭と花を見てきているから言える確信の言。 ただ、>>52怒声が聞こえると笑みを零して]
(57) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[本郷の姿見えれば礼を向け 叶うならば酌をする。
はなやかなる宴の席、 霞月夜と高嶺が同じ視界に入る。]
――…
[似ている。 視線は霞月夜へ。 なにやら言い合いが発生しているらしい]
…何をしているのだ…
[呆れ調子、それも笛の音が聞こえれば 折を見て絡むかと窺う算段。]
(58) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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咲く前に萎れる花も、同じ数あるが。
[それは、広間にいる花に向けた言葉であったか。 ロビンの毒言にも、セシルの怒声にも 高嶺は文句を言わず常と同じ色で其れを眺める。
パチン、パチン。
脳裏に響くのは隣の男がよく鳴らす、剪定の音だ。]
(59) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[広間へと響く笛の音。舞台で舞う目隠しの花。
どちらも見知っていたからか、興味深く舞台を眺めた]
この笛は、あの花とは、違う音だな。 当然か。
[客殿の花のことを思い出した。 どちらの音が良いかといわれても、わからない。 ただ違うことはわかる。
笛の音に合わせて舞う姿は少しだけ、気を引くもの]
(60) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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― 大広間 ― [高所から降りた旋律が 低く音を伸ばし……消える。 それは舞手にとっての合図。 次いで来る音が舞曲のはじめ。
その調子は平穏なものではなく。]
[おもしろい][白布の裏で楽しげに目を細めて]
[曲のつながりから、流石に武舞や走舞ではなく 平舞の動きを選び響く一音に乗る 鮮やかに、けれど媚を感じさせるようなしなはなく 凛とした立ち振舞いをみせて ……月に恋し難題を出され破れるのが物語なれど 舞の場では、その難題を笑うように舞う]
(61) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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― 大広間/窓際 ― [笛の音が続く。 ちらと舞台を見るも、そこに何があるかなどわからない。 音で埋め尽くされていく]
――華月……かな、キミは。
[目前の塊がしゃべると、その抑揚で相手を知る事が出来た。 そんな名だった気がする。 覚える気が全く無かった故に自信は無いが]
酌ならその辺に幾らでも花があるだろう? 癇癪玉と思うなら 破裂させないように離れていればいい。
[呟きすらいまの自分には届いてしまう。 溜息をひとつ。 壁を手さぐりに、努めて普段通りに歩こうとする。 傷口からじくりと痛みが走った]
(62) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[貪欲に競い合うくらいが好ましいと思うは、己の通ってきた道ゆえか。 煽る事で実力を引き出せれば、それはそれで面白い。
後に続くものは、正攻法で先達を食い殺すくらいでなければ。]
(63) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[響く怒号に目を向ける。 あれも花か、と猛る男のほうを見た。 ふわりとした髪に目を留めて、浮かべるのは口元に笑み]
昨日の虎鉄といい。花にも色々いるものだな。 美しいだけが花ではない、か。
(64) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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―本邸・廊下― [舞装束を整えれば、歩みをすすめる白拍子は、 ふと響く笛の音に足を止める。 高音から駆け下りる旋律に、感じるものはそれぞれだろう。
ひらり、指先は舞う。
己はその音色に天駆け下りる星を見た、 流れる星は、燃え尽きる一その瞬だけは、月よりも尚輝ける。
舞い手の指先は、観る者はあらねども、その一瞬を空に描いた]
(@3) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[笛と舞いにあわせて囀るは、 戦へと赴く男を湛える戦歌。
鳥の華奢な声には、やや荷が重いそれも、 笛と舞が重なり、妙なる様を生み出すか]
(65) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[それから、セシルのいっそう響くこえ。 近くにいたのか 思わず目をまるくした]
――セシル?
[後ろで流れる笛の音が、妙に不似合いだ。 黒い塊が花に謝罪するのには、唇を吊り上げて哂う]
ドジが芸だとしても 故意に起こすは中々至難の技でしょうね。 むしろ褒めて然るべきじゃありませんか?
[肩を竦める。 セシルに対して恋人かと言うのには我関せずを決め込んだ]
(66) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[元より気は長い方ではなく そも、己の芸を披露して買われるための狂宴など ...にとって気分のいいものではなく それもあってか、男の言葉(>>55)には 神経を逆なでされる思いだった 特に 【恋人同士かい?】 と嘲るような言葉には]
てめぇが好むよーな 甘ったるい歌なんぞ歌えやしねぇが それでもいいってんならやってやんぜ? その代わり、二度とロビンを馬鹿にすんな!
場所借りんぞ、デブ!
[祭主をそう罵倒し 燕尾服を脱ぎ捨てる シャツの腕を捲り 用意していた重々しいケースを片手に舞台へ向かった]
(67) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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怯える?下らんな。 度胸の時点でそれはまず減点だ。
[自分は例年と態度を変えた覚えはない。 勿論それが冗談だと解っている。 盃に酒がないのは主催に見咎められようから 己でさっと継ぎ足してしまう。 そうでもしなければすぐに絡まれるのが目に見えている]
始まったばかり、舞台もまだ少ない。
[怒鳴り声をあげた桃色頭のほうをちらりと見やる。 自分より気の短い花と言うのもどうも珍しいが]
…花が蝶に化けるとでも? 樹に育つと言うほうが、現実的───
[続けようとした言葉を止めたのは、舞台の上の舞だった]
(68) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[空白の後、続いた音には 手を止めた。 それは彼の音色であらば、少し物珍しい類のもので――]
―――……、
[舞台はあいてはいまいだろう、 そこに舞い手がいるとは、想像してはおらねども。 ――しばし目を閉じてその懐かしい音色を聴いていた。]
(@4) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[白の花の怒の声が聞こえて眉をひそめる。花が花主の怒りを買えばその先、どうなるかはわからないというのに。]
……あまり争いごとは好きではないのだけれど。 せっかくの笛の音が聞こえなくなってしまうよ。その辺にしてくれないかな? 余り派手になさるとまんまるさんに睨まれてしまうよ?
[白の花へ問いかける]
(69) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[絡み合う笛の音、鳥の声。勇壮なる舞の足踏み。 琵琶の胴をいとおしげにひと撫ですると、それに拍子を合わせるように弾く弦。
古き友の舞に合わせる音は、かつて肩を並べる頃に似て、 だがその頃よりも、老練な艶を帯びている。]
(70) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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さすらい人 ヤニクは、白花の更に怒りが増している様子に小さくため息をつく
2010/08/03(Tue) 02時半頃
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―大広間・窓際―
華月でおおとるで。
[癇癪玉と称した少年に、近寄るなと謂われたにも関わらず間を寄せる。]
足怪我しとるんやな。 あと、眼鏡がないようやけど。
[伸ばす手、相手に届くか否か。]
椅子に座らせてもろうとき。 それか、部屋まで戻るんやったら、おぶっていってもええ。
ツンツンしとるんは構わへんけど、そゆ方法で他の花の邪魔はしたらあかんよ。
(71) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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本屋 ベネットは、奏者 セシルが舞台へ向かうのを、席を立ってその襟首を掴んで止めた。
2010/08/03(Tue) 02時半頃
手妻師 華月斎は、さすらい人 ヤニクの言葉に密やかに同意を示す。舞台を壊すのはやぶさかではないと。
2010/08/03(Tue) 02時半頃
落胤 明之進は、やがて重なるうたごえと、楽の音色に……何か騒々しいものが混ざった気が した。
2010/08/03(Tue) 02時半頃
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……困った子だね。
[セシルに向けるのは弟を宥めるような、柔かな声 くすり、と冬の花がほころびを見せるのは一瞬
眉を寄せ、啖呵を切った塊を視線で追う。 舞台へ向かっているらしいのは理解できたが、そこまで。 視界は霧に覆われている]
(72) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[割り込むではなく、滑り込んでくる弦の音。 舞を横目に吹いていた黒檀を大きく開いた。
この音にあの人は負けたのか。 いや。違う。負けたわけではない。
それを証明しようとするかのように、琵琶が音を殺さぬよう、それでいて掻き消されぬように音を添える。 それは己には些か難しく、首筋を幾本も汗が流れてゆく]
(73) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[殆ど、衝動に近いものだったと思う。 杯を置くのと、高嶺の傍を離れるのとどちらが早かったか。 何やら大きなケースを掴んで舞台へと上がろうとするその花の 襟首を掴んで男はその花の動きを止めようとした。
舞台の舞の流れを途切れさせないように、と言うのが 其の衝動の理由だと少し冷静になれば気づくのだが]
(74) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[盃には頼んで白湯を入れてもらい、酒の代わりに口にする。 先ほど猛った花が舞台に向かうのを眺め――]
さて、何が始まるのやら。
[その襟首が碧によって止められるのを面白そうに見た。 その碧の隣、窓から見えた姿を目にして軽く会釈をする。 立ち上がると、その傍へと向かった]
(75) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[怒号は幾らか視線を集めたか 化ける花、萎れる花と言葉切れ切れに耳に拾う 遅れて現れた坊主のように落ち着いた者の 微かな笑みも見えたろうか 確実にロビンの声を聞けば 彼に話し掛ける時のみ 桜の花を綻ばせ、囁く]
ロビンに嫌な思いはさせないから。 行ってくる、ね。
見えなくていいから、見てて。
[それは披露するを疎う 己の芸をみせるからと]
(76) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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……やれやれ……やっぱり俺みたいなのの言葉じゃ止まらないのかね。
[少し疲れた様子で舞台に視線を戻せば、舞に目を奪われる]
(77) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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―――嘘か真か…たまに、化ける。
[桜色の動きを止めに行く本郷の言葉を一度止めたもの。 笛の音と舞に黒檀を細めて楽しそうに笑う。 それは本郷の、動きに。 呟くと杯を僅かに傾ける。琵琶の音に目を伏せた。]
(78) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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― 大広間舞台 ― [怒号やらなにやら飛び交うが 当事者以外の視線を集め始めているのがわかれば 気にすることもないと、舞台に増えた気配も気にせず
ふえた小鳥の声……は、流石に彼のさえずりには 青年の舞は荷が重いかと、歌いやすいよう 緩やかにしようとした時 さらに増えた琵琶の音に、白布の奥で紅が丸くなる]
[いるなら声をかければいいのに水臭い]
[そう思いながらも、昔聴きなれた琵琶の音は 今はさらに艶をまして。 なれば、遠慮は無用と月へ挑戦する若者は 強く踏み込み、さぁ難問は解いたぞ? これで仕舞いか?とばかりに]
(79) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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― 大広間/窓際 ― ああ、その眼鏡が割れて――これさ。
[眼鏡の事を言われ、華月に片足を見せる。 左足には朱の滲んだ白い布。 視界が曇っている所為で、伸びてきた腕に気付くのが遅れた]
――っ!
[見えぬ先から伸びる腕 ぴしゃりと跳ね除ける。 足の怪我も一瞬忘れ、本気で逃げた。 広間の扉までたどり着く前に崩れ落ちたけれど]
(80) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[弦の音が交われば、 尚も高く張り上げる鳥の声。
それは一つの舞曲として、 舞台の上で盲目の花の舞に彩りを添えるだろう]
(81) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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― 雛菊の間 ―
[左の手に蝶であった和紙を持ち。 右の手ででこぴんを食らった額をさする。 華月が部屋に入ったのを見てから、足は雛菊の間へと。 咄嗟についた嘘だったが、そろりと扉を開けて中へ入ってみると。]
……あれ、俺の荷物…。 何だ、あってたんじゃねえか。
[そこには虎鉄の私物が幾つか置いてあった。 はー、と大きな溜息をついて、手近な椅子へと腰を降ろした。 ちら、と視界の端に映るは、舞の為の衣装や道具。]
――――…主さま。 素晴らしい舞を披露出来れば、主さまの耳にも届きますか…?
[焦がれるように呟いて。 暫しの沈黙のあと、しゅる、と衣服の紐を解いた。]
(@5) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[調べは技巧に優れても、決して己がでしゃばるのではなく、 むしろ若い者達の技量を確かめるように、添えて支えて際立たせるが如く。
久々にその気になっているのは、酒が入ったせいだけではない。]
(82) 2010/08/03(Tue) 02時半頃
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奏者 セシルは、本屋 ベネットの手を振り払うい、向けるは睨むに近い眼差し
2010/08/03(Tue) 02時半頃
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[共に杯を交わす相手がいなくなってしまった。 杯から酒が減らなければまたまんまるが近づくだろう。 本郷の行動は面白かったが、それは面白くない。
笛に、歌に、舞…若い花達を置いて 意識が向かってしまうのは同じ場所にある筈の琵琶の音。 零れそうになる吐息を抑え、立ち上がる。]
――…如何した。
[訊いたのは窓際の花達へ。 華月の手を、ロビンが跳ね除けるのは見えた。]
…祭の席で、随分と騒々しいことだ。
(83) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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/* あ。 素で間違えた
ヴェスだよ昨日の!
(-22) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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― 大広間 ―
[虎鉄が袖を通したのは、袖の無い薄茶色の舞踏装束。 ゆったりとした黒のズボンは足首で絞られ、金の飾りで彩られる。 双肩には薄手の布がかけられ、ふわふわと風に揺れた。 適当に一つに結われていた髪も、今は下ろされて櫛を通され、綺麗に整えられている。]
――――…。
[その姿は、ゆらりと陽炎のように揺らめいて。 いつの間にか大広間の片隅に音も無く現われていた。 しかし、誰かに話しかける訳でもなく、何かをする訳でもなく。 虚ろな琥珀はただ静かに、舞台を見詰める―――*]
(@6) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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アンタも、アンタも。 俺には花のプライドが在る。
場所借りるっつったんだ。 あいつらの舞台を壊すたぁ、謂ってねぇ。
邪魔すんな、無粋はアンタらだ。
[己を買うやもしれぬ相手 好まれねばならぬと思っている相手 それらにピシャリと啖呵をきった 冬色のこととなると、すぐに回りが見えなくなるらしい 手を振り払い、舞台へとのぼる]
(84) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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…そう、くるか。
[かつて芸を競い合った頃の如く、舞手の拍子を煽る如き撥の音。
されど、ついてくる笛の音と歌が振り落とされぬ程度には気を使って。 この地位についた今でも、やはり自分は芸事が好きなのだと。
視界の端、いい心持で身体を揺らす肉団子はこの際脇に置いておく。]
(85) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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―大広間・窓際―
……っ
[叩かれた手に受けた衝動に、微かに声を漏らした。 一瞬見開いた眼は細まり、唇の端が上がる。]
阿呆。
[今度は遠慮なく崩れ落ちた相手に手を伸ばし触れた。]
そんな調子で逃げてどないすん? それに、わての手、もしうごかなったらどないしてくれるん。 手妻師にとって、手は命やで? そゆこともうちいと考えて、ツンツンしぃ。
[有無を言わさず担ぎあげて、椅子にその身を座らる。 それから先、また逃げようとするならば、華月の知ったことではないが。]
(86) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[襟首をつかんだまま、乾の視線に気がついて軽く会釈を。 これはあとで何か高嶺にも言われるだろうと思ったが、 そんな事よりも今は舞台を中断させないことが重要だった。
白く、暴れようとしている花が抗おうものなら 払う手を掴んで捻りあげてでも止める。 睨まれたところで、この男が怯む筈もない。 必要なら、逆に胸倉を掴んで見せるぐらいのことをするだろう。
近くの侍従に、何か拘束するものを、と手短に指示しながら]
…血気盛んなのは構わんが、 それが他人の舞台を壊していい理由になると思うな。
[幾らか低い声で其の花へと告げる]
(87) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 03時頃
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[近づいて、昨日の主ではないことに気づく。 琵琶の音が響いてそちらを見れば、そちらがそうだと知って頭をかいた]
やれ。 まだもうろくする歳ではないのですが。
[窓際の花たちへも目を向ける。 どんな花であるのか興味深くも在ったが。
琵琶弾く男の音に、足を止めた]
あれは、花主か。
[近くにいた給仕に聞くと頷かれた]
(88) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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プライドと礼儀を勝手に吐き違えて、邪魔するな? …お前がしようとしていることは、花として最低の礼儀だ。 自分の勝手で、師に泥を塗り、同僚の先を暗転させる。 そんな事も解らないで、良くこの場所にこれたな。
[学院が聞いて呆れる、とばかりの言葉を吐いた]
(89) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[かつて友の舞に合わせて吹いた笛。 あれはもっと穏やかで余裕があって。
今は苦しい程。己が技量では少々辛い。 小鳥の唄と絡むように、琵琶の間を駆けるように。 ふと崩れかけた音を必死に戻す。 まだだ。まだ…]
(90) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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/* ええと、舞台に行かせてくださいwwwww
捕まっとくべきなんかなぁー…。 舞台壊すつもりはないんだが。
(-23) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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― 窓際 ― [音しか聞こえないいまの身に伸びた手は 先刻の>>76セシルの声すらも、脳裏から吹き飛ぶ恐怖だった。 幾多の芸がひしめくこの広間で 己のなんと無様なこと。 声がひとつ近づく]
――
[高嶺の その声色に聞き覚えがあった。 顔は上げられない。 唇を噛んだ]
(91) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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/* あれだよな、あの構図思い出すよな。 やんちゃな幼稚園児とそのせんs
ごめんな!!!(笑)
(-24) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[琵琶の音色に、弾き手の趣旨を知り。 なれば、水臭いまねをした分 宴ではない時存分に相手しろよと 舞は楽の音の為のものに。
競い合えど主役は主を探す花と 鳥の歌声、その音にあわせ 本気の仕合ではなく、ゆるり月と若者が 雅を楽しみながら、遊び競う様を、 手で身体で作り出す 騒然とした空気を宥めるよう 雅とゆるりとした空間を描くよう舞う。]
(92) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[一度、跳ね除けられた華月の手を見た。 それから、俯く花の姿を見る。眼鏡は何処へ行ったか。]
ロビン、
[俯く花に向ける言葉に、優しさの色はない。]
(93) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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―――…部屋に、戻れ。
[常と変わらぬ落ち着いた声で一言、其れだけ言う。 其れへの返しを待つように、その姿を見下ろして]
(94) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[今までただ一人、囀るだけだったけれど。
こうして誰かと合わせる事も、楽しいのだと。 鳥は初めて知る。
ちらりと紅石榴を、琵琶を弾く佳人へと向けて。 ふわりと幼いかんばせに浮かぶ、花の笑み]
ああ…僕は。 歌と同じく、雲間の月へと――
[歌の合間に呟く声は、 笛と琵琶にかき消されて。誰の耳にも、届かない]
(95) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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/* 何このまさかのセッションロール。 桶以外で見る日が来るとはおもわなかtt
(-25) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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てめぇも、人の話聞いてんのか? 俺の芸も知らないで 勝手に決めつけてんじゃねぇよブス。 手ぇ離せ。 何度も謂わすな。
あいつらの舞台を壊すつもりは 毛頭ない。
[それでも離さぬと謂うのなら 撲り倒してでも向かうだろう 怯むことのない眼 汚い口調は低く響く]
(96) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[再び伸びてきた華月の手を拒む気力も無かった。 ただ、その身は硬く強張っている。 震えを抑えるのに精一杯]
――癇癪玉には近づくなと、ボクは言った。 忠告を無視して命を失ったとしても、それはキミの浅はかな行動の所為だろう。
[椅子から立ち上がり、血の滲んだ足を引き摺り扉へ向かう。 後ろの舞台で響くなにやらを邪魔する気は無いけれど 無数の人間に囲まれるストレスに耐えられる気がしない]
言われずとも。
[部屋へ戻れと謂う その声に短く返した。 視線は上げない。
じわり、また滲む]
(97) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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―大広間・窓際―
騒がしゅうして、すまへん。
[はぁっと息吐いて、問いかけを向けてくる高嶺に謝罪を向けた。 その後、叩かれた手をチロリと舌先で舐める。
ロビンにかけた言葉ほど、手の傷のことは実は気にしていない。 あれだけのことで、手が動かなくなることはない。 ただ少し、花の年嵩として灸をすえただけのこと。]
ツンツンしとるのも、ロビンの個性やとは思うけどなぁ。
[そういうのも嫌いやないよ……と、常のように呟くも、>>94さくっと切るような高嶺の言葉に、苔色をその人の真意を伺う為に向けた。]
(98) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[それは満ちたる月の下、舞い散る花の嵐の中で鳥達が気ままに遊ぶような。
仕合ではなくじゃれあいである事は、昔馴染みのふたりにはよくわかっている。]
(99) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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/* うぐ……ねもいしこう……からみに行きづらい! 自分の返しが遅い的な意味で
(-26) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[全身で楽しいを発しているような雛鳥の微笑みに気がついて、 一つ高みに手招くように、こちらもニコリと微笑んだ。]
(100) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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…此処は"花"の祭の席だ。 此処に在っていいのは、花と花主だけ。
――…"子供"が居ていい場所ではない。
[それは、暴れる花にも聴こえるように 大きく。 買い言葉を返す花に、溜息を零すこともしない。]
……花の名を捨てるというのなら、部屋に戻れ。 ――…花であるのなら、此方で酌でもしろ。
[怪我をしていようが、関係ないと背を見せて。 それだけ言うと華月を見てから席へ戻る。 桜の色も、秋色も、それでもまだ駄々を捏ねるようなら その時は高嶺の名は、二つの花に剪定を入れるだろう。]
(101) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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…口のきき方すらなっていない花の芸など、 見るに値しないと言ってるのが解らんのか。
[呆れたような息しか出てこない。 ちら、と高嶺が駆けた声を耳にはさみながら]
ブスでも何でも構わんが、 そんなにお友達とやらが大事なら、 あちらをまず先に助けてやったらどうだ。 今ここでお前の芸とやらを披露するより、 お前にとってよっぽど有益なんじゃないのか?
[視線は窓際にいる花のほうを見やり、 それから小うるさい小型犬のような白花を見下ろす。 手元には侍従から拘束に可能なものが届いたけれど、さてどうしたものかと]
(102) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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それにしても、並ぶとホント似ているなぁ…。 おぼろんと双子プレイできただけで割りと本懐!
(-27) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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小僧 カルヴィンは、舞台を翔け、琵琶を弾く佳人の傍へ。月明かりの中、寄り添うように楽しげに囀って。
2010/08/03(Tue) 03時頃
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/* 高嶺苦労性だなあ…。
後で絶対こいつと酒飲もう。俺決めた。
(-28) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[琵琶の音が危うい音を掬い上げてくれた。 感覚的には気づいたが、それを意識する余裕はない。 迦陵頻伽の呟きは尚の事。
そんな脳裏に白拍子の舞が閃く。 誰かと合わせるということを最初に教えてくれた舞。
滝から清流へと移動するように音律が変化した。 心の中に張り詰めていたものがするりと落ちてゆく]
(103) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[些か苦しげな笛の音に、 すまんすまんと手を差し伸べて。] [主あっての芸といえど、 やはり芸そのものも好きなのだなと 主がいた頃のように、白布に幻を描かず舞うは久しぶりで
ゆっくりと、旧友の音とじゃれながら ゆるりと終局へと向かう
それにしても舞台袖は一体何が起きているのだろうか?]
(104) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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/* ううー…ん。 えーとー…。 だからぁー…。 舞台の邪魔をするつもりはないんだって、いってるんだが。 寧ろ混ざりたいんだが。
伝わってないのは俺が悪いんですよね。ええ。
はぁ。
(-29) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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困ったもんやなぁ……。 なにが、そこまで意固地にさせとるんやろか。
[確かに癇癪玉には近付くなと謂われ、手を出したのは華月。 その代償も実際の所なんとも思っていない。 気にしているような言葉を紡いだのも、唯の灸。
手に強張ったロビンの身体の感触が残る。 それは、相手の心に刹那触れたに等しいか。]
[高嶺の返答に、暫しの沈黙を返す。 それでもロビンが去ろうとするならば、止めることはしない。]
せやったら、酌しましょか。 少し、変わった酌やけど。
[盃に手を伸ばせば、そこに舞い降りる和紙の蝶。 手妻師が片手で刹那盃を隠せば、蝶は酒と変わっていた。 それを高嶺に差し出せば、受け取って貰えるだろうか。]
(105) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[時に煽るほど激しい気性を見せる己と、静かでも有無を言わせぬ凄みで正論を説く同じ顔の片割れと。 育った立場、通ってきた道、それがやはりにじみ出るものなのか。]
(106) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[舞も笑うように手を差し伸べてきた。 知らず、苦しい息の中、微笑を浮かべる。
それでもやはり外に意識向ける余裕はなく。 舞台下のあれこれも、開催主の妙な視線にも気がつかぬまま最後の一音までを吹いてゆく]
(107) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[続く高嶺の声 足を止めた冬色の]
花が――…静かに咲くだけと思うてか。
[掠れた声音。 くすりと、哂う]
此処は”何”のお祭りか ご存知無いのでしょう、高峰の引き篭もりさま。
[足に滲んだ朱は、じわり また広がっていく。 痛みを忘れたように、視界が悪いとは思えぬ確りとした歩みで扉へ向かい、両手で開いた]
幾重にも、幾重にも、御機嫌よう。 子供は、もう居りませぬ。
[振り返りざまに見せた笑みは、いっそ*凄絶な*]
(108) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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/* 物凄い売り言葉に買い言葉でCO紛いの事しちゃいましたすまーん! 初回吊りでも占いでもあてるといいのよorz
(-30) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[あちらでもこちらでも起こっていた騒ぎは収束に向かっているようで。]
……あれくらいできないといけない、ってことかね……
[ぽつりつぶやく]
(109) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[全ての音が終わる時。 鳥は疲れ果てたと謂う様に、膝をつく。
それでもそのかんばせは、楽しかったと。 笑みを浮かべた侭]
……これが、合わせると。 謂う事なのですね。
[息が乱れ、とぎれとぎれになりながらも。 満足感に身を浸して呟いた]
(110) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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|
見てくれや上辺で決めつけんじゃねぇよ。 てめぇらはいつだって堅苦しい口調で 何謂ってんだかさっぱりなんだよ。
話も通じねぇヤツに見せる芸はねぇ。
離せ、ドブス。
[拘束を振り払う 舞台へ上がるのは諦めざるを得なかった もしかすれば離れる際にその手にひっかき疵も付けたかも知れず 謂われるまま、冬色の彼へと近付こうと足を向けたか]
(111) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[音色の微々たる変調は、己の耳にも心地よく届いて。
鳴かず在りし鳥が鳴き、 咲かず在りし花の咲く、
―――春の望月の情景は花祭たるに相応しく]
……って、ぁ―――
[ぼうっと聞きほれている場合ではなかったことを思い出せば、 その内での騒動を知らぬまま、大広間へと急ぐ。 急いた余りに、紅長袴の裾に少しばかり足がもつれた**]
(@7) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[緩やかに舞い終えれば聞こえたのは>>108 青年は口元に手を当て…包帯の奥の紅がほそまる
が……すぐに、心を切り替えて]
宴も始まったばかり まだ、咲きかけの花は 時に花より棘が目立つもの けれど、名うての花主の方々なれば 棘の奥の蕾の美しさにも気付きましょう。 ……あまり、争わず美味なる酒と共に 月でも愛でませぬか?
[そう、舞い終えれば口にしたのは 騒がしかった舞台袖のほうへ]
(112) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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/* すまんな…!!! なんか、花祭というより、 保父さんになっている気しかしなくなったので 剪定 入れました。赤なら食っていいよ!
(-31) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[窓際へ向かおうとして、足を止める。 揉め事には近づかないのが信条。
立ち去る花の姿に、一度だけ見ほれる。 まだ子供。であるのにあの表情は、と。
さてどうしたものかと思ったが、琵琶の主のほうへと足を進めた。 楽に興味のない自分でも、その音が良いものだということはわかったから。 琵琶の主に寄る花の囀り。
二人のほうへと足を進め、しばらくはその音を聞いて]
(113) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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|
/* 花の一人にいるくらいならばいいのだけれども、 ざっと見3人くらい跳ねっ返りがいると ちょっと疲れるのだよ……ごめんね。
(-32) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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|
/* 絡めてねぇーー! もうだめだ。俺の時間はもう。
うん、初回落ちでいい。 今回ほんとに時間が取れないから。
ごめんねごめんね、明日もたぶんにたような時間><
(-33) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
|
|
「此処は”何”のお祭りか」か。 知ったような口だなロビン……
[歪む口元は酷薄な哂い。 彼が獣だというのならば……]
(=7) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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|
…余計な事を、外に流すな。
[それをこちらで呟いたからにはそれなりの理由もある。 霞のほうを僅かにらんだが、結局はため息に変わった]
(*13) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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|
…っは、ぁ。はぁ。
[額には汗。耳にまで響くような動悸。 精根使い果たしたような気すらするが、そうもいかない。膝をつく雛鳥のようにあって良い時はもう過ぎてしまった]
私は、夜光。 どうぞよしなに。
[舞台の外へ向けて告げ、一礼。 それから舞手と琵琶の主に向けて、深くもう一礼]
ありがとうございました。
[声の最後が掠れるのまで止める力は残っていなかった。 もう立っているだけで精一杯だ。 イアンの声にようやく騒ぎがあったを知るという有様]
(114) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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小僧 カルヴィンは、説法師 法泉が此方へ向かうのに気づけば、佇まいを直して。息を整え、花としての笑みを。そのかんばせへ。
2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[ロビンの言葉に、少しばかり眉が寄る。 俯いた時とは打って変わったその貌に不穏なものを感じ、 何故だかわからぬが、子供相手に軽く睨む形にもなったか。
桜の色は如何動くか。 気を遣ったのか、此方に来る華月を見る。 溜息は飲み込んだが、気難しい貌を変えることまでは できず、けれども差し出された盃の手妻には黒檀が瞬く。]
―――…水ならば、もっと有難かった。
[潜んだ声で、そう呟く。 元々下戸であり、今は少し疲れていたから。]
(115) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[ロビンの去り際の凄絶な笑みに、ぞくりと背を走るものがあった。 我知らず、返すように零した笑みは、婀娜っぽいもの。 それは、僅かの間に消え失せる。]
[求められるなら、そのまま花主たちの酌をして回ろう。 その途中、虎鉄の姿を見止めれば、未だ彼の人の不自然さに正しく気がつかぬまま*微かに微笑を向けた*]
(116) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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/* うう、皆文章上手すぎです! 一人だけ浮きすぎてて……orz
(-34) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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手妻師 華月斎は、舞台の即興が終われば、花主の邪魔にならぬ程度に*賛美の視線を向けた*
2010/08/03(Tue) 03時半頃
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/* まあ、こういうログを書きそうな奴が一人しか見当たらないっていうね。 舞ってるところに舞台にいきなり向かったら普通に考えて邪魔だろうっていうことなんだが。
んー。んー。
(-35) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[最後の一音の余韻にしばし目を閉じて。]
多少これで、見所のあるものも見えたでしょうかね。
[疲労の中にも何かを掴んだ様子の雛鳥を、微笑ましげに眺める。]
あぁ、それで…お前は何が出来るのだい? 止めるのは、それを聞いてからでは良かっただろうに。
[自ら煽っておきながら、その言い様はあまりにアレだが。 若桜と本郷と。何処か似たような気性の二人は、全くそりが合わぬか、うっかり合えば吸い付くように添うかのどちらかであろう。
そも、本郷の慕う昔の花も、最初は酷く仲が悪かったのでは…。]
(117) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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|
水……そりゃ、気つかへんで申し訳あらへん。
[高峰の言葉に、次の瞬間、袖口から取り出したグラスには、なみなみと真水が注がれている。
少しだけ瞬いた黒檀に、苔色の眦は*微笑んでいた*]
(118) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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|
/* というか、セシルの芸が油絵だって知ってる人が リアクションしているPCにいない状態なので、 まあ、普通に考えてその辺の齟齬だと思うんだ。
(-36) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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|
いえ、此方こそ楽しませていただきました。 ありがとうございます、夜光殿
[>>114の声に振り返る笑ってこたえて ……それから次いで、琵琶の音がした方へ]
それにしても霞月夜殿。水臭いではないですか。 旧き仲なのに今まで声をかけてくださらないとは。 こちらは、視界がこうである故に 音がなければ気がつけないと言うのに。
(119) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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|
[向かおうとした時には既に遅く 恐ろしい表情を浮かべて ロビンは行ってしまった その表情を見て、其れ其れが何を念うかは判らねど ...は、]
ロビン…っ!
[己の瞳が霞みがかるほどに 哀しくも、恐ろしくも念えた 後を追い今直ぐにでも抱きしめて仕舞いたい]
[けれど 向かうことが出来ぬのは理由在るが故 嗚呼きっと 今心細いのはロビンだと知りながら 向かえぬ自身に腹を立てた]
(120) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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ひとの裏も見えぬものに、意味などわかるまい。 ――存外に、小心よの。
[恐怖と怒りと羞恥 憎しみ、悔しさ、幾つもの波に呑まれ 小さな冬の白はあっという間に攫われて――――
朱が言の葉紡ぐに至った経緯など、話してもせん無い事。 擦れ混じる声音でからかいの言葉を送った**]
(*14) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 03時半頃
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あぁ、乾の住職様のご子息でしたね。 挨拶にも行かず、とんだご無礼を。
[傍へ来た僧侶に緩く頭を下げて淡く笑む。]
この立場になっていまだ日の浅い若輩者です。 お父上には兼ねてよりお世話になっておりました。よろしくお見知りおきを。
[そう挨拶をして、舞台上の花が頭を下げるのを見るとニッコリと軽く会釈した。]
(121) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[舞と曲が終わり、息を切らせた少年が名乗る。よほど奏でるのにだけ集中していたのか、声が掠れている]
……夜光。
[同じ夜の文字を持つ名前に興味がわいたのか。ふうん、と呟き、微笑んだ]
(122) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[舞台の袖で起こっていた事には未だ気付かぬ雛鳥一羽。
いきり立つ同年の若桜に紅石榴を瞬かせながら、 去っていく秋と冬を纏う友人の背を見送る]
……幸得の得手は。
[と、口にしようとして、唇を閉ざす。 彼の事は彼が話さねば意味がないのだろうから]
(123) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[居住まいを正す小さな花へと笑みをむける。 そして琵琶の主へと頭を下げた]
すばらしい琵琶の音でございますね。 楽に興味のない私にも、美しく響く。 花主だと聞いて、残念に思いますよ。
私は乾法泉と申します。 先達て窓から見ておられたでしょう。 何か気を引くものでもありましたか。
此方の花は?
[笑みを見せる花へと視線を向ける]
(124) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[夜行と名乗る花に、慌てて一礼を返し。 己が名を告げる。
また何時か。 あなたの笛に乗せて歌いたいと、一言付け加えて]
(125) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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済まぬ。あまりに不義理が続いてしまって気まずくてね。
[水臭いとの旧友に肩を竦めて少し眉を下げた。 訃報も耳に届いていたけれど、駆けつける事の出来ぬ時期でもあったし。
音と舞があっている時だけは、あの頃に戻れたような気もしていたけれど。 舞台から客席への距離と、喪章の如き白き目隠しが、やはり間を隔てたままだ。]
(126) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[僅かに手を引っ掻かれて滲んだ血に、感慨などあるわけがない。 所詮は野良猫に手を引っ掻かれたのと同じようなもの]
…随分と悠長なことだな。
[舞手の言葉に思わず呆れる。 ゆっくりと見てみたかったにもかかわらず、この騒ぎで碌に見られていない。 勢いで置いたせいか、少し中身の零れた酒杯に自分で内省をしつつ 今はそれを空けてしまうことにした。
昨今の花、と言うよりは教育がなっていないと感じるのは 古き己が花が比較対象にあるからこそ。 幼き頃にその舞台を見て、一目で欲した金色の蓮。 間近で見たことがあるものなら知るだろう。 其の最初から最後まで、花と花主はまるで歳の離れた兄弟のようでもあったと]
(127) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[途中から演舞を見ている余裕などなかった。 止めに行った本郷と桜色がどうなったのかも。 セシルのロビンを呼ぶ声は聴こえてくる。
器用な真似だ、華月が新たに出すグラスに 感心するように魅入ってから浮かぶのは笑み。]
……今のは、一体何時汲んで来たのだ?
[離れぬまま真水を出して見せた花に不思議そうに呟いて、 気を緩めた所為か、それは憂いの混じる笑みになった。]
(128) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[舞台の演者にも、演目が終わると小さく手をたたいた。 舞も笛も、見るものが見ればよい出来なのだろう。
琵琶のほうが気にかかるのは、馴染む音だからか]
無礼などありません。 私はただの坊主でございますから。
父が、世話になっているようですね。 無礼をしてなければ良いのですが。 良い歳をして勝手が過ぎる。
[頭を軽く振った]
(129) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[僧衣の男に、一礼を捧げた後]
迦陵頻伽と申します、法泉さま。 歌を得手とする、花にございます。
[向けられた視線を受け止め、ふわりと。 花のかんばせを綻ばせた]
(130) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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何度も謂わせんな。 話も通じねぇヤツに見せる芸は…
[先に煽った琵琶の者へ向けかけた言葉 一度飲み込み、呼吸を整える]
アンタも、それから夜光と…アンタとアンタ。 悪かったな、近くで騒いで 舞台邪魔するつもりはなかった。 でも結果的に邪魔した、悪い。
[深々と頭を下げる 傷んだ桜の花を揺らし 申し訳なさそうに其れ其れの演者を見た]
(131) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[微笑みにも同じように返すのがやっと。 霞月夜に向けた笑みだけは、少しばかり固かったかもしれないけれど]
迦陵頻伽。こちらこそ。 機会があれば何れ、また。
[掠れ混じりの声で返し、舞台を空けようとどうにか降りた]
(132) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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元はこれにて身を立てる身でありましたから。
[愛しげに琵琶を撫でる指はなまめかしく、僧侶の目にはいっそ卑猥にすらみえようか。]
老いた姥桜でも、祭の季節にはついつい気持ちが若めいていけません。 もう少し若ければ、お傍に置いて頂けましたか? [笑み混じりにまるで誘う如き言葉。]
あぁ、この雛鳥は…昼間に庭で囀っておりましたので。 良い声だけでなく、教養も備えたいい子ですね。
(133) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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/* あ、殿が抜けてしまってる。 ごめんなさい、迦陵殿。
あとこれは。藤之助殿にもごめんなさい、かな…。 被ると分っていたのに笛をやめなかったので。 混ざるの難しかったですよ、ね。
(-37) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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霞月夜殿も色々忙しかったのでしょう、御気になさらず。 また、開いた時間にでもあわせましょう?
[霞月夜のその後については 立場が変わったことは耳していたが まさか、相手がそう思っている由も知らず。 彼に集まる人の声に短く言葉は止めて
>>127には「そうでしょうか?」と 軽く受け止め笑いながら舞台を降りる時 騒ぎの中心だった花の声に包帯の奥で眼を瞬かせた]
…いえ、こちらこそ、舞台を占有してもうしわけない それに、あれしきで邪魔となるほど やわな舞い手ではありませんので御気になさらず
(134) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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迦陵頻伽……。その名に負けぬだけの、歌を期待してよろしいのかな。小さき花よ。 この3日の間に、聴かせていただけるとありがたい。
[花は知らずともその名を知らぬわけもなく。 笑みを向けられると少しだけ目元を緩める。
聞こえてきた謝罪の言葉に一度そちらを向いて。 頭を下げる様子にほう、と息をついた]
(135) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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ああ、いや。
[幸得の声には首を振る。 気がつく余裕も無かったのが正直な所で、丁寧な謝罪がかえって申し訳なくなるほどだった。 少し離れた壁まで移動して、まだ落ち着ききらぬ呼吸を整える]
(136) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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[琵琶をなでる指先に目を留める。 父とは違う、そう思っていてもその仕草は目を引いた]
老いたなどと、おっしゃいますな。 まだ充分に。
許されるのでしたら、とは思いますが。 花主が、花主をいただくわけには行かないのでしょ。
何より、私はここの作法もあまり存じませんから。 若輩者は此方のほうです。
(137) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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……謂うなよ。
[鳥の囀り(>>123) ...の得手を知るほどなれば親しくもあるであろう そんな仲であるを他の花主に悟られぬよう 敢えて【アンタ】と呼んだ 己に学も教養もないことなど 他人に謂われずとも気付いている だからこそ]
……他人のフリしてろ。
[他には聞き取れぬよう、小鳥へと囁いた 己と関わりがあると知れば 幼い花の行く末が悪くなるとの判断であった]
(138) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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…根は悪い子では無さそうだが、人前に出せるほどに整えるにはかなりの腕が必要かな。
[若桜のふわふわアタマをみてぽつり。 それを見て思い起こしたのは、ある方の連れていた虎の子か。]
(139) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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記者 イアンは、舞台から降りれば主を必要とせぬ身、酌もせず気ままに酒を飲もうと
2010/08/03(Tue) 04時頃
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[さて、餌食に喰らわれたは、虎の親か虎の子か…。]
(*15) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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[宴が始まったときからの息苦しさがまだ消えない。気のせいであろう、どうせすぐに消えるだろうと思っていたのだが]
……。外の空気でもすえば治ってくれるかな。
[まだ酒の残るグラスを置いて庭へとふらり、歩いてゆく**]
(140) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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[頭を下げる若桜と、 舞台を降りる夜行と。 二人を見送り、紅石榴は再び僧衣の花主へと]
……判りません。 鳥は名の為に歌うものではありませんから。
ただ囀るだけです。 それが法泉さまのお心に届けば幸いと、願うのみ。
(141) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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[そうしていると使用人から名を呼ばれ。 示されたのは強面の人物。或いはこちらに来ようとしていたりもしただろうか。 まだ震えてもいる足を隠すようにしてそちらに向かう]
刷衛様。 お探しであられたと聞きました。
[記憶の中に思い出せない相手からの指名。 その理由が分らずに、舞台上とは別の緊張を持って話しかけた**]
(142) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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小僧 カルヴィンは、奏者 セシルへと笑みを向ける。それが答えになるだろうか。
2010/08/03(Tue) 04時頃
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[真水を半分まで減らすと、他の花へと謝る桜の色を見た。 花主達には謝る理由が彼にはないのだろう。 その姿をらしい、とも思い、しかしロビンを追わぬ姿には 感情だけで動く性質ではないことも知れるか。
哂う少年の消えた方を見る。]
(143) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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…まったく。
[小さくぼやくのは花に対してか、祭りに対してか。 それともヨアヒムそのものに対してか。 本来場を収めるべき主催はどうしたのかと思えば 別の尻を追っかけまわしている始末。
こんなに疲れる花祭は初めてだと思いながら落雁をひとつつまむ。 その甘さが妙に優しいと感じられた。 舞台を降りてきた花達の姿を眺めつつ、 現役の花の中にあって霞の違和感のなさに思わず変に感嘆の息が零れた]
(144) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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とわにお傍に御仕えするのは、流石に…義父がおりますゆえ。
[首をかしげて微笑めば、粋に衣紋を抜いた背に、ちらりと覗く花の紋。]
花の祭の最中ならば、一夜の夢くらい見るのも悪くはないとは思います。 [小声で囁くは本気か冗談か。 弦を押さえていた長い指は、淡く紅引いた唇をそっとなぞった。]
(145) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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いや、構わねーよ。 舞には場所も使うだろ。 俺が上がればやっぱ、邪魔だったかもな。
全然舞も拝めなかった。 今度、ロビンと一緒に見せてもらっていいか?
[包帯を巻く彼にはそう告げる 落ち着きもしたのだろうか やや微笑みも向けて]
俺は月瀬 幸得。
[彼が舞台を離れるより前に その場に居る者へ届くよう 名を名乗る]
(146) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 04時頃
懐刀 朧は、ランタン職人 ヴェスパタインを見る。変わらず、高嶺とは対照的なその姿に黒檀を細め。
2010/08/03(Tue) 04時頃
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少々我がお強いようですね。あの花は。 面白い、とは思いますが、果たしてどんな芸を見せるのか。 楽のようですが。
[花主の言葉に頷いて。 迦陵へと目を向ける]
名のために歌うものでなくとも、その名には意味がある。 私には。
とはいえ、貴方に出来るのは花として歌うことだけですが。 その名は誰かが呉れたのでしょう? ならば、それだけのものを見出したのだと思います。
(147) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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何、そんなに大掛かりな芸をするところだったのか? 舞に関してはいつでも構わないですよ。 大概稽古してるか寝てるだけですので。
[包帯で視界を覆っているから、その毛の色も 風変わりな衣装も、荷も知らない。 微か画材の臭いが届くなら、口にはせぬが興味深げに思う]
私はイアン=薗。ご覧の通り舞手です。 とは言っても、私は主を欲しておりませんが。
[聞こえた声にそう返して 手探りで杯を得、屋敷のものに酒をもらう]
(148) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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/* ああ、なんだ。それ。 きゅんとくる返しだな、霞。
(-38) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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奏者 セシルは、小僧 カルヴィンに笑顔で返す 頷きを一つ添えて
2010/08/03(Tue) 04時頃
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養父、ああ。 それはそうだ。
[苦笑。 囁かれる言葉に手を頬へと伸ばす]
さて一夜の夢とはいかほどのものでしょう。 夢というからには覚めなくては困る。 囚われぬよう、お願いしたいものですが。
(149) 2010/08/03(Tue) 04時頃
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[霞の言葉にふと思い出す。 虎の主を食った時には、花は食われた男のそばには居らず。 ただ、つまらぬ食事であったことしか覚えていない。 味はまあ、それなりでもあったが]
(*16) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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――…他にも、未だあるのか?
[華月へと問うのは他の芸の話ではなく、 違う手妻もできるのかという話。 宴席を楽しむもの達を一度眺め、本郷の姿を仰いでから、 真水が全てなくなると高嶺の姿は大広間から消えていた**]
(150) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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本屋 ベネットは、空の杯に酒を注いで少し舌を湿らす。
2010/08/03(Tue) 04時半頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 04時半頃
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[花時代の艶をいまだ失わぬかつての花は、若き僧侶をそっと絡めとるように微笑む。
頬へと伸ばされる手に、そっと回りから気取られぬように唇を軽く触れ。]
…ここでは、人目がございます。 [意味ありげに見つめると、小さく囁いた。*]
(151) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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法泉さまには、ですか……?
[不思議そうに紅石榴を瞬かせて。 金の髪を揺らしながら首を傾ぐ]
……そうですね。 僕はやはり鳥として囀るだけです。 でも名前を着けて下さった師の恥にはならぬよう、 努々気をつけようと。 法泉さまのお言葉に、思いました。ありがとうございます。
(152) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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[ちらりと水の杯を傾ける高嶺に視線を向けたあと、 空になった舞台に視線を向け、鉄色を僅か細める]
…何とも、上がりにくそうな舞台だな。
[ぽつりとこぼすのは本音。 いっそ此処で我こそはと上がってくるぐらいの度胸のある花がいれば 評価は上がるわけだが。 そこに華月や鵠の姿があればためしに視線を向けてみる]
(153) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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[場を離れる夜光の様子 気掛かりにもなりながら 見送る先には大男の姿もあるだろうか]
大掛かりってわけでもねぇし 歌や舞や笛や太鼓みてーな ド派手なもんでもねぇ 出来上がるには時間もかかる 下手すりゃ年単位だ
過程見てても飽きるような 地味な芸しか持ってねぇよ
[但し 出来上がりは類い稀なる名画の如し この場に喚ばれるに相応しい芸事でありながら その名が通らぬのは 気ままにしか描けぬ気性故か 見世物の花としては教養がなさすぎる故か]
(154) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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それでは鳥はこの辺にて。 ごきげんよう、主様がた……。
[袖を合わせてお二方に一礼した後、座を辞して。 しゃらしゃらと手足の金の輪を鳴らしながら、 舞台を降りる。
鳥は其の侭秋と冬を纏う友人が出ていった方へと、 金の残滓を残して*翔けていった*]
(155) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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[上がり難そうな舞台。] [その言葉が耳に入れば肩を竦めて。 派手にやり過ぎただろうか? 興が乗ってしまったとはいえ引くべき立場である 主を求めぬ花としては苦笑せざるを得ない]
……あまりに、寂しいようでしたら 私が責任もってまた舞います。
[そうもつげながら]
(156) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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おいドブス! 舞台は空いた、勝手に使うぞ! 次止めたらぶっ殺すからな!
[舞台袖から声を張り上げる 坊主と琵琶がなにか囁き合う様子も 眼の端に捉えはするものの なにか咎める事はなく]
琵琶の花主さん。 あと坊さんも。 ま、見とけば?
[それだけ零すとやっと舞台へ上がったか]
(157) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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[頬へと触れた掌はその肌へ吸い付くように。 唇が触れると微かに指でなぞる]
では、人のいぬ場所で。 夢など見ぬ私に、それを見せて貰えるというのですから。
[囁きには、囁きで答える。艶めいた唇の動きに口元は弧を描く。 細い目の奥、鳶色はやや色を帯びて]
(158) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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/* うーん、うーん、うーん。 己の行動の短気さがいやんになる今日この頃、だな。
…考えても進まないので寝よう。
(-39) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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[届く溶き油の臭い。月瀬の言葉に 合点がいって頷く。]
なるほど、なかなか祭には確かに難しそうですね。 年単位とは驚くばかりです。
[月瀬の言葉に明るく笑って。 ただ>>157の言葉には驚くばかり。 そう言えば、先程から聞こえる声は そういえば本郷と呼ばれていた花主のものか ブスと呼ばれるその姿を見たことはないので まさか間逆とは知らず、おやまぁと思いながら]
(159) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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[さて、その二人がどんな反応をしたかはさておき。 すっかり霞が乾をかどわかしにかかっている様子を見、 一人二人と思い思いに舞台の傍を離れていくを見る。 見たい舞はあれど、それを尋ねたところでどうするわけでもない]
…お前が気にせずともあれが何か始めるようだ。
[こちらに怒鳴る姿に今更返す言葉など必要もなく。 別段止める必要もないわけで、どうぞお好きにとばかりに手で舞台を無言で示す。 何を始めるのかと見ている間、幾度か手元では扇がぱちりと音を立てた]
(160) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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ええ、私には、御仏の道にいるものには、その名は知られた名でございますから。
[迦陵の言葉にそう返す。 礼にはただ頷いて、辞する様子を見送った]
ああ。騒がしい花ですね。 見ておきますから、存分に見せると良い。 自信がおありのようですから、期待しておきますよ。
[舞台に上がる月瀬と名乗った花へと視線を向けた。 また舞う、というイアンの言葉も聞こえて、舞台の上の演目を*待つ*]
(161) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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そのようですね。なかなか元気がいい。 ……失礼ですが、確か、本郷殿でしたか? そう呼ばれているのを耳にしました。
[口元に酒を運びながら、 何か、硬い音もする方へ向きながら口にする]
(162) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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説法師 法泉は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 04時半頃
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[重いケースを舞台へあげ 屋敷の者ががたがたと準備を始める 並べられて行くのは 大樹には珍しい画材道具の数々 イーゼル、油絵具、筆 近付けばツンと鼻をつく独特な匂いもしよう カンバスに至っては 服と同じく真白な 畳二丈ほどの大きなもの]
………。
[用意の済んだ椅子に腰掛け 数度息を整える やがて筆を持つ頃には 集中で回りの声など聞こえもしない]
(163) 2010/08/03(Tue) 04時半頃
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元気がいいどころか、文字通りのじゃじゃ馬だな。 花とするかも怪しいが…まあ、ああいうのが好みの主もいるだろう。
[パチ、とまた一つ扇を鳴らす。 名を問いかける声に、もう一つ鳴った]
…ああ、確かに。本郷碧と言う。 それが、何か。
[首を傾げると、ごく僅かに蓮の香りが揺れる。 鉄色の視線を舞台のほうへとやりながら逆に問いかけた]
(164) 2010/08/03(Tue) 05時頃
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私が主に引き取られたのは 彼よりももっと幼い性分の頃でした。
……丹精こめて育てるのを好む花主が 現れると良いですね 本郷殿は完成された花のほうがお好きで?
[小さく笑いながら率直な評を聞いて 手癖なのだろう、硬い音が響く]
立場は違えど同じ祭に参加する同士 名を間違えて覚えているのでは頂けませんので 確認させていただきました。 それとも、何か、なければ不味かったですか?
[逆に問われて軽く眼を丸くする。 とは言っても包帯の奥だが。 そうして、ついで自分の名前も青年は告げて]
(165) 2010/08/03(Tue) 05時頃
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[真白な上に滑らせる筆 唄にこそなりはしないが 唄をなぞるように 色彩を重ねていく 美しい紺の空 そよぐ木々の葉 ひとつ落ちる夜露 眠る小鳥]
[無言でカンバスに向かう姿は 先程威勢よく喚いた姿とは一致しない 真剣な表情が まっすぐなヘーゼルが 舞台の上で 夜の宴を描く]
(166) 2010/08/03(Tue) 05時頃
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記者 イアンは、奏者 セシルの筆がカンバスにて鳴らす音がこぎみ良いと感じた
2010/08/03(Tue) 05時頃
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…完成されているかどうかより、強いてあげるなら 己が手をかけて育てたいと思う花、だな。 あとは、どれだけ罵られようと蔑まれようと 這い上がってくるだけの根性は、必要かも知れん。
尤も、新しい花なんて必要だとは思っていないんだが
[パチリ。もう一つ音が鳴る。 植物の剪定の音や、秒を刻む針の音に似ている]
別に。尋ねる様に聞かれたから、何かあるのかと思っただけだ。 成程…おまえ、左舞の薗の出か。
[名前を聞いて納得したのか、そんな言葉が出る。 酒杯を僅かに傾けながら、今度はこちらが問いかける番だった]
(167) 2010/08/03(Tue) 05時頃
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[舞台を見るものには詰まらぬかもしれぬ 桜の花がただ静かにカンバスに向かう しかし花主の眼が 舞や演奏でなく 絵画芸術に秀でて居るなら ...の芸事は面白く在ろう カンバスで混ざり合う色の繊細さを 乗せられる絵具や筆運びを]
[なにより 見るだけでその世界に引きずりこまれそうになる]
[それほどの感覚を覚える花主が在るや無しや]
(168) 2010/08/03(Tue) 05時頃
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[カンバスにぽかりと浮かんだ円い紅月 総てはその月が知っていようか――…**]
(169) 2010/08/03(Tue) 05時頃
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[絵というものには、男はあまり強くはなかった。 ただ、それでもそれなりの愉しみ方と言うものがある。
何故その色をそこに乗せるのか。 その色が、その絵の中でどんな意味を持つのか。 こういう発想は純粋な探究心によって生まれた。
その次には動作。 一番長く親しんでいるのが舞であるからかもしれない。 優雅さや洗練と言ったものを排除した機能的な動き。 その中にある実用の美]
…面白い。
[それが、男の純粋な感想だった]
(170) 2010/08/03(Tue) 05時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 05時半頃
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成程、手をかけて育てたい、花ですか。 何かしら御眼鏡にかなう要素があればと ……罵り蔑み育てるのですね。なかなかのスパルタだ、本郷殿は
[そのようには育てられなかっただけに 本郷の言いうようにまた一つ笑う。 新しい花が必要でないと聞けば「左様で」と それは、此方も気楽だと内心思いながら 独特の音を聴きつつ酒を舐める]
おや、お詳しい。 現実は昔左右で分けたほど家も残っておらず、 そも、奏者と舞い手が分業化したのもあり 舞は左右拘らず憶えど、楽はからきしですが。 ……先程も止めに動いておられましたが 舞がお好きなのですか?
[キャンバスの音は次第に乾いた音から変化する 多分に絵の具が折り重なっているのだろう 視界を覆っているので絵自体は見えないが]
(171) 2010/08/03(Tue) 05時半頃
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奏者 セシルは、記者 イアンの眼に映せぬのを残念に裡で念うか
2010/08/03(Tue) 05時半頃
奏者 セシルは、本屋 ベネットの呟きも集中の裡には気付きもしない
2010/08/03(Tue) 05時半頃
奏者 セシルは、書き続ける間は静か**
2010/08/03(Tue) 05時半頃
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ただ飾るだけの花など必要としていない。 それだけのことだ。
[花が花でいられなくなったとき、主はどうあるべきか。 そんな事を、ずっと考えていたということもある。 育ててみたいと思う花があれば違うが、それはまた別の話になるだろう。 少なくとも今すぐ誰かに吹っかけようと言うことではない]
舞以前に止めに入るだろう。 唐突に舞台に上がろうとするなど。
…舞は、そうだな。好きだ。舞殿のある邸で育ったのもあるが
[パチン、とまた一つ音が鳴る]
以前、舞の得意な花を育てていた。
[だから自然と詳しくなっただけのこと]
(172) 2010/08/03(Tue) 05時半頃
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花主の花に対する考えも多々あるのですね。 …花主も主である以前に人であり当然のことですが 花だから、主だからと分けられた世界に住むと どうもその辺りが鈍くなっていけない。
[あの人と他の花主…他の花主を十派一絡げだなと 自分を振り返り苦笑して。]
一番熱心に止められているように聞こえたもので [舞の途中だった故仔細までは覚えてはいないが 音は揉み合っていた様子だった]
成程、舞殿が在るお屋敷に、舞の得意な花、ですか 本郷殿の前では滅多な舞は舞えませんね ……して、その花は今は何を?
[過去形と、先の新しい花はいらないと言う様子 思い出しながら、何か切り落とすような音をきいた]
(173) 2010/08/03(Tue) 05時半頃
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/*やけっぱちの徹夜 何この村、死ねる[笑]
(-40) 2010/08/03(Tue) 05時半頃
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記者 イアンは、酒を飲みながら宴にいる*
2010/08/03(Tue) 06時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 06時頃
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―大広間―
[さてに男は騒動中どうしていたかというと、黙って座って飲んでいた。 これは昔から変わらず、他の花主もしっていることだ。
芸にも舞にも長けているわけではないし、それを見る目が備わっているわけでもない。 純粋に客として愉しむスタイルである。]
――…しっかし、今回は派手だな。
[まぁ、花祭らしからぬその喧騒には驚きはしていたが。]
(174) 2010/08/03(Tue) 06時半頃
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[途中、すごい眼つきで退席したロビンに向けられる感想。ちいさく、なるほど、と呟いた。]
確かにあの物言いは特殊だな。 花なのに、あそこまで花らしからぬのも不自然といえば不自然だ。
折りあらば、話してみるかね。
[顔で逃げられなきゃな、と付け加えつつ…。]
(=8) 2010/08/03(Tue) 07時頃
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>>142
[それから途中、使用人に探させた夜光がこちらにやってくると、強面の目がその姿をじろりと眺める。]
夜光か。 刷衛という名は聞いたらしいな。
[それから使用人を払い、少し寄れと手招きをした。 相手はますます緊張したかもしれぬが、まぁ、構わない。]
――…明之進を知っているな。 今、椿の間で休んでいる。 我は友人だと聞いた。会ってやってくれ。
[それはなるべく他には聴かれぬように。]
(175) 2010/08/03(Tue) 07時頃
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― 大広間→ ― [>>153目が合う本郷には黒檀を細めて返してやる。 其れを労いと取ったか揶揄と取ったかはその花主次第。 真水を飲み干し部屋を出る時にはまだ華月や鵠は 芸を披露していなく桜色もカンバスを広げていなかった。 此度はつくづく、花の芸を見る機会を逃している。]
……お前は、今回も暢気なものだ。
[>>174常と変わらぬ男にはそう言葉を残す。 棘が乗るのはその花主を八つ当たりの対象にしたからだ。 男はこの喧騒の最中どう花達を見ているのか。 男の言う通りに此度も冷やかしなのか、 それとも高嶺が言ったように探しているのか。]
(176) 2010/08/03(Tue) 07時頃
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[誰に行き先を言うわけでもなく広間を出る。 出て向かう場所があったというのも事実、 けれどもそれ以上に広間にいることが 窮屈と感じたからというのが一番の理由。]
――――……、
[ずっと堪えていた溜息が、長く落ちる。 広間を出る時に眼に入ったのは 同じ顔の花主が坊主の花主にしな垂れていた仕草。 頭のどこかでは解かっていても、花の霞を見るのは久しく 其れは思っていた以上に堪えるものがあった。]
(177) 2010/08/03(Tue) 07時頃
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[そして、夜光は明の元へ行こうとしただろうか。 その扉を向いただろう顔に、付け加えるように]
ああ、先ほどの笛は綺麗だった。
[そう言って、また視線は舞台に向いた。 唄に笛に琵琶に舞、途中で怒号飛ぼうとも、それも舞台の一つであるかのように。 男はこのときは何かと動くことはない。]
ふむ、画を舞台で描く か?
[ただ、使用人にも聞き、本人も名乗った白服の花が舞台で画を披露しはじめたのは珍しいと見入っている。]
(178) 2010/08/03(Tue) 07時頃
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[高嶺が途中、>>176と呟くのにはああ、とにやにや笑った。]
俺は、育てようとか、そんなんを花に求めちゃいないからな。 ああ、だからといって夜事だけとかでもないぜ。
[ついでに冗談も交える。 その顔はやっぱり、あまり見られたものではない。]
だが、今回は、何か、違うな。 それだけは感じるものがある。
もしかしたら、買うかもしれんな。
[誰を、などは、言わず。 そう、ただのハッタリかもしれない。]
(179) 2010/08/03(Tue) 07時頃
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−本邸大広間− 花の数だけ芸があれば、花主の数だけ考えもあるだろうさ。
[十人十色、とはよくいったもので、 それ以上にうまく語る言葉を知らない]
舞には流れがある。 突然切れてしまえば、音も、舞も、流れが迷子になる。 それは見る側も舞う側も、よくない。
[それが花を諌めるに至った根幹の理由。 あの場所で何を始めようとしたかなど、その芸を知らぬ自分は 当然たった今絵を見るまでは知ることはなかったのだから。 突然舞台に上がろうとすれば舞の流れが止まって乱されると思うのは自然なこと]
……死んだ。随分前の話だ。
[ぱち、と、また一つ音がした。 それ以来花を手にしたことはない。 そこまでは言ったかどうだか、酒も入っていたのでやや思考はおろそかでもある]
(180) 2010/08/03(Tue) 07時半頃
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本屋 ベネットは、酒杯を片手に絵の作りあげられていく様を眺めた**
2010/08/03(Tue) 07時半頃
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[>>179今の高嶺にその冗談はあまり笑えるものではなく、 にやける美しくない顔を黒檀が常よりきつく睨みつけた。]
―――…なら、花に何を求める?
[言い捨てて出る筈だった言葉を続けたのは、 男が花に求めるものに興味を抱いたから。 買うかもしれないと刷衛が言うと黒檀が瞬いて見る。 座った男を見つめるのは何時もよりも少し長かった。]
―――…そうか、
[ハッタリかもしれぬ、しかし買うかもしれぬ。 ハッタリでも長く花を持たぬこの男に言わせたのだから、 此度の花にはやはり何かがあるのだろう。 相槌を返す顔は、珍しく嬉しいものを見るように笑んでいた。]
(181) 2010/08/03(Tue) 07時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 07時半頃
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−本邸大広間−
[騒ぎから離れ、舞台に絡むように流れる 琵琶の音が鵠の意識を捕らえていた。
あれに歌うは月夜の歌。 白鳥という、鵠に名を分け与えた先達は 霞月夜の琵琶の音をことに愛した。
――ご覧よ。 ――きれいだろう。
繊手を翻して、 指し示しもした。 遠い日の幻]
(182) 2010/08/03(Tue) 07時半頃
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[長い溜息は一度だけ、部屋を出ると深呼吸をし 背筋を伸ばせば常の高嶺の姿へと戻る。 足音無く歩き出すのは慣れぬ花達の室の並ぶ場所。 後ろからしゃらりと音鳴らして翔ける姿が横を過ぎると]
…お前、
[迦陵をそう言って呼び止めた。 雛鳥が好意を向ける月の花主と同じ顔、けれどもロビンを広間から追い出した花主を雛鳥はどのような瞳で見るか。]
……ロビンのところへ向かうのだろう? …私も向かう。――…案内してくれ。
[高嶺が向かう場所もまた、哂った少年のところ。 迦陵は是と頷くだろうか、それとも拒むだろうか。 どちらにしても迦陵はロビンを放っておけぬ。 しゃらりと音の鳴る方へと向かえばその場所に辿りつく筈。 話すことが叶うかは、また別の話にはなるが。**]
(183) 2010/08/03(Tue) 07時半頃
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[琵琶を志しもしてみたが どうやら其方の才能は自分にはなかったようだ。
身についたのは 天に昇る笛の音と。 それに添う鈴の音と。 それから――]
……――花祭、…か
[本当に、此度の祭りは変わっていると思う。 少なくとも、鵠の知っている限りとは がらりと、違う。
ふと、華月はどうしたか、 窓辺へ眼をやり、 追って高嶺が見えれば紫苑を向けた。]
(184) 2010/08/03(Tue) 07時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 07時半頃
呉服問屋 藤之助は、緩く瞬いた後、舞台に眼を向ける。
2010/08/03(Tue) 07時半頃
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[舞台の上で しろ 纏う花が絵を描いている。
音がない。 音がないが、 視覚に訴える。 変わった“芸”であると思った。 色彩が“舞う”ようだ。
鵠は眼にしたことのない類の芸。
ふと足を動かして 徐に舞台袖へ向かう。 黒塗りの龍笛を取り出して 唇を宛て、音を 色生み出す動きに乗せた。]
(185) 2010/08/03(Tue) 08時頃
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花、らしからぬか。
[花のありよう、あるべき姿も人それぞれ 深く追求するでなく、ふぅん、とかえし]
ああ、彼の言の意図が黒かどうか お互い確認しよう ……なんだ、顔に傷でもおありで?
(=9) 2010/08/03(Tue) 08時頃
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[画が舞台で出来上がっていくのを眺めつつ、 昔、牟田を買った時のことを思い出す。
売れ残りが決まっているような顔で、 何もかも投げやりな態度だった。 こっちにやってきたのも、希望ではなく、こんな醜男にも振られれば、潔く泥へ堕ちていけると考えたらしい。
そう、無理ばかりをしてちぐはぐになってしまった刀だと感じた、から。]
(お前が醜い獣の慰み者と小ばかにされてもいいのなら、飯ぐらいは食わせてやろう。)
[そう、つまりは、使用人を一人増やした程度の気持ちだった。だが、さすがに高い学費を払って学院に通っただけはある。 牟田は花としてはそこらの野草であったが、生活をともにするには最適な花だった。
最後、親をとるか俺をとるかと泣いたのを覚えている。]
懐かしいな。
[変わった花々はそういう思い出も蘇らせる。]
(186) 2010/08/03(Tue) 08時頃
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[対して、明は、雅で従順な花として、恐ろしく人気だった。 友人は明に惚れこみ、なんとしてもと落札した。
見た目、舞、すべてにおいて、やわらかな出来である花であることは違いなく、主としてきたならば、あのような花がもてればよいと誰しも考えただろう。]
――
[だからこそ、明があのようになったのは気になるのだが… 早く、主たる友人に迎えにこさせてやりたいと思った。]
(187) 2010/08/03(Tue) 08時頃
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[描き手に睨まれるだろうか。
構わず天に昇る笛の音を奏す。 舞に見立てた描き手の筆の動きと色彩の妙にあわせて 即興とは思えぬ旋律を添えた。
時折鈴も絡めて鳴らす。 足に括った金の鈴飾り。 しゃん、と振れば カンバスには金が散る。 笛が高く啼けば細く長く筆が描く合図。
絵に添えられる笛の演奏という 少々風変わりな“見世物”は 白い描き手が筆をおくまで、続いた。]
(188) 2010/08/03(Tue) 08時頃
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― 本邸大広間 ― [花の芸の数と、花主の思考…には ”そうですね”と言って酒を舐めて。]
……仮にも花としてなんらかの芸を 舞台で行うためのモノ 早々酷くふざけた流れを差し挟むでもなく また、案外そう言った流れも舞うには難があって 逆に面白いものが出来るかもしれません
なんて、今聞こえる彼の芸の様子で そう思うだけで、結果論ですが
[からからと、酒の陽気さと 花を求めぬと言う花主に対して 主を求めぬ花の気楽さでのたまったが 次いだ言葉には一度包帯の眼差しを彼に向けて]
(189) 2010/08/03(Tue) 08時頃
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……左様でしたか。これは失礼致しました。
[静かに首を振って。 ……彼がそれ以来花を手にしていないと言えば 亡き主一人を主とし後は散るつもりの自分と 亡き花の後花を育てぬ本郷殿 何か不思議なものですねと、ポツリ零して]
……酒の毒にあたりました。 失礼ですが、私はしばし暇を。 また祭で……
[実際には肌の色も赤くなく酒の毒に当たったようには 包帯をしていても見えないが。 祭の主の要らぬ介抱を断りながら 青年は耳では捉えられぬことはわからないまま 大広間を後にした*]
(190) 2010/08/03(Tue) 08時頃
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[顔に傷、と言われて噴いた。 そうだったと、こいつは眼を隠してやがる。]
ああ、それはもう酷い傷だ。顔全体がひしゃげてやがる。この世のものとは思えんぞ。
ほれ、見たくなったか?
[下品な笑い声]
(=10) 2010/08/03(Tue) 08時頃
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― 書庫 ― [さて、飛び出した少年はといえば 結局自室になど戻れるわけもなかった。
足は無理に動かした所為で裏の傷口がぱっくりと開き、包帯はもう役に立たない。 歩みを止めて、それでも誰かに見つかるのは厭だと空いた部屋へ逃げ込んだ。 扉を閉めるとかおる、古い紙のにおい。 入り口にしゃがみ込んで、膝を丸める]
――っく……ぅ
[痛みにはやがて熱が伴う。 過ぎるのは 置き去りにしてきた鳥の囀りと、幾多の芸 粗忽な友人の けれど見れば誰もが引き込まれる類稀な絵の才と それから、]
(191) 2010/08/03(Tue) 08時頃
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ふ ふふ 無様だね―― 噂のロビン、なんて
何処にいるのか……ボクが一番知りたい
[ぽた、と 冬の雨がひとしずく。
何故あんな噂が真しなやかに広がっていくのか 少年自身には天の才能など、何ひとつ見出せていないのに**]
(192) 2010/08/03(Tue) 08時頃
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執事見習い ロビンは、か細い啜り泣きを洩らす。 鳥は仮宿に向かうのか、さて**
2010/08/03(Tue) 08時頃
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それは、まことなら下手な花より 人の記憶にも残ろうぞ。
……そうだな、まことかどうか確かめてやろうか?
[まるで子供に良い子にしろと脅す風だ。 なれば、此方もからかう様に 売り言葉に買い言葉を花で笑いながら返して]
それとも、触れて見聞でもしようか? その傷が何処まで刷衛殿を覆うものか
(=11) 2010/08/03(Tue) 08時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 08時半頃
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/* 自分のログが統一できてなくて気持ち悪い 昨日の赤とか ベネの向けた会話先霞じゃないのかとか いろいろ もろもろ 眠い まだ頭回ってないのかもしらんorz
(-41) 2010/08/03(Tue) 08時半頃
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さすがの花だな。 ならば確かめてみるがいい。
見ずに我の醜さがわかるほどなら、 俺はこの顔をなお、愛おしく思うことにしよう。
[こいつは面白いといった口調で。]
まぁ、潜入で助けがいれば呼べ。 わかっているだろうが、力もそれなりにあるぞ?
まずは刀か。 ではのちにな。**
(=12) 2010/08/03(Tue) 08時半頃
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[法師の肩へとしなだれかかり、画家の指先を窓の月のごとく眺めながら酌をする。 時折、卓の下にて絡めあう指先。]
ほぅ、これはまた…なかなかに雅な趣向で。
[笛の音が画家の所作へと彩りを添えていくのには、流石に感嘆の声も出たか。
睦み合うような己の所作は、やがて花の殆どが身につけねばならなくなるだろう世界の作法にて、 また、幼く穢れない者たちに見せたくないとも思う大人の穢らしい一面でもある。
あの雛鳥にはさせたくないとも、だが手を出してみたいとの裏腹な気持ち。 それは胸の中に秘めたままで。
今はただ、この生真面目そうに見えた法師が色香に当てられて艷めいていくさまに見惚れる。 このような方ほど、よくお乱れになるのだから。 向ける視線は、まるで獲物に狙いを定める猛獣のごとく。 同じ顔がこのように人に媚び、いちゃつくさまは、やはり高嶺の当主には目の毒か。
宴席が一通り落ち着く頃に促されれば、法師と共にそっと華やかな場から姿を消すもまた良し。]
(193) 2010/08/03(Tue) 09時頃
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己の醜さを愛でるか? なかなか面白い趣向よ。 触れてつまらぬ顔ならどうしてくれようか
[こちらもクスクスと愉快気に哂い零す]
……私を運べるほどにははわかっている。 研ぐに慣れても、切るに慣れぬなら逆に呼べ。 獣狩の舞なら幾度も舞った。
[主の好んだ武舞の動作は、 時に太刀を、時に鉾を獣の血で赤く染め上げた]
退屈な宴はもう座した、適慮向かう
[舞台の上にいた時、興が乗ったのは本当だが こうして狩に思いをはせればそれは色褪せて 包帯の奥、紅が更なる朱をと*瞬いた*]
(=13) 2010/08/03(Tue) 09時頃
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―大広間―
[>>128高嶺の言葉に表情に、僅かに眉尻を下げて微笑む。]
そな簡単に種教えよったら、おまんまくいっぱぐれるさかい。 ……先程ん件は、お疲れさまです。
[労いを付け足せば、遠くヨアヒムが手招くのが見える。 酌をしろということなのだろう。]
そりゃこれだけやったら、花として生きて行けまへん。 望まれるんやったら、また。
[>>150去ろうとする高嶺へ、口早に告げる。 最後に悪戯か、別の手妻の切片を見せようとしたか、気づかれぬよう、相手の流れる髪に和紙で作った蓮の花を挿した。移動中落ちなければ、黒の上に白い仮初の花が咲き続ける。]
(194) 2010/08/03(Tue) 09時半頃
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―大広間・舞台―
[画家は周りの音など聞こえぬかのように 己の世界をそこに構築していく。 その中にひと際鮮やかな――真円の赤。
自然、描かれる絵を注視していた鵠は その赤が描かれたとき 怪訝そうに僅かに柳眉を寄せた。
――紅の月は不吉の色。
そう謂っていたのは誰だったか。 何故わざわざそんなものを。 思いながらも添えた音は妖しげな絡みつくような、もの。]
(195) 2010/08/03(Tue) 10時頃
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[見るものを引きずり込むようなそれから 視線を意図的に少しずらせば 睦み合うように重なる 僧と霞月夜が見える。]
――……、…
[花でもないのに誰よりも花のよう。 否、かつては花だった。それとも今も。 気にくわないのは、
――りん
と、要らぬ思考を払うように足にくくった鈴を 少し大仰に鳴らした。 画家が世界に色をつけ終わる頃 笛の音もまた、高らかな澄んだ音を]
(196) 2010/08/03(Tue) 10時頃
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[その後、急ぎヨアヒムの酌に向かった華月に>>153試すような視線が投げかけられる。ヨアヒムに尻を撫でられながら、苔色は紫苑色を探す。>>184視線はかち合ったか否か。 かち合わずとも、竜笛の音がし始めれば、華月の動きは決まる。
丁度、ヨアヒムの興味が、場を去ろうとする目隠しの花に移ったこともあり、するり舞台による華月の手には、黄金色の扇。]
[その扇が揺らめけば、舞い始めるは本人ではなく、7色の和紙の蝶。雨上がりの空に架かる橋の色は、空に昇る龍に絡むがごとく。そして、カンバス上に混じる色々を現しているかのようにも見えるか。
蝶の儚い舞は、筆を操る花の手が止まり、龍が天に昇りきるまで添えられる*]
(197) 2010/08/03(Tue) 10時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 10時頃
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[りぃん――まるで終わりを告げるような鈴の音が響けば、1羽、また1羽と、7色の蝶が床に堕ちて行く。
高らかに、天に姿を消す龍とは対照的。 最後の蝶は、儚く地に堕ちた。
それは、笛の操り手と蝶の操り手と、対照的な二つの花を思わせるものかもしれない。]
高嶺様、もう少し居られとったら、わての手妻見せれたんやけどなぁ。
[余韻が引いたとき、ポツリと呟く華月の目にも、僧侶と元花が絡み合う姿が映る。おそらくは、それに対する想いも、鵠とは対照的なものであろうか。]
(198) 2010/08/03(Tue) 10時頃
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[華月が舞台に上がれば 苔色と紫苑は再び交わされたろう
――華月の手妻はうつくしい。
きらめく扇が翻り、 和紙の蝶が踊る、踊る。 舞台の上ではごく珍しく笑みのように 紫苑の双眸を細めた。 奏で終わった後唇から笛を離し、華月を流し見た。 対照的なふたりがならぶ。]
――…、高嶺様は辞されたのか。
[呟く華月の声に、もう一度客席へ顔を向けた。]
(199) 2010/08/03(Tue) 10時頃
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|
[カンバスに向かう途中 混ざりゆく笛を、鈴を 集中の中耳に留める 歌も舞も笛も太鼓も 己にはない彩(さい)]
………。
[睨みはしない 寧ろ真剣其のものだった顔は 逆に緩みを見せたろう 天に昇る笛の音に合わせ 筆を楽しげに乗せはじめていた]
(200) 2010/08/03(Tue) 10時半頃
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|
ちぃと、疲れはっとたんや。
[流し目に流し目を返す。唇の端に苦笑い。 つぃっと扇を動かせば、死した蝶の内より紫が息を吹き返す。 それは戯れに、客席を見やる鵠の髪に止まる。]
紅い月か、見事なもんやなぁ。
[紫苑色とは反対に、苔色は舞台の中央に。 カンバスに描かれた色彩に、感嘆の息を吐いた。
さて、そのとき、筆を取っていた花はどうしていたか。]
(201) 2010/08/03(Tue) 10時半頃
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[舞う色々なる蝶 どこから現れどこへ消えるのか 美しい笛と 果敢無い蝶 そして静かな色の舞]
………っ…。
[美しい笛が 果敢無い蝶が 自身の筆が冬色を掬いあげた時 ...は絵を彩るを辞めた 丁度演奏も終わった頃か]
……悪ぃ、これ以上は色が乗らねぇ。 乾かしといてよ、続きは明日書くからさ。
[使用人にはそう告げようか なれぬ動作で舞台の上 見ているものに頭を軽く下げたろう]
(202) 2010/08/03(Tue) 10時半頃
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えっと、アンタ…鈴の。 それからアンタ、蝶の。
[己が名を名乗り軽く桜の頭を下げる 聞けるならば名も聞こうか]
華添えてくれて、サンキュ。 俺の芸は地味で仕方ねー。
[紅い月 それをどうして描いたか 感覚に響くもののみを描く...は 筆を運ぶ間、何を描くか自覚もない この饗宴の異を感じたか この狂宴の畏を感じたか]
[但し 筆が止まった理由は別に在る]
(203) 2010/08/03(Tue) 10時半頃
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|
――…、疲れて?
[華月の言葉を反芻する。 こういう場に慣れていないのだろうか。 ふわり、と紫の蝶が舞い髪に止まる。 僅かな風の流れで気づいて、 白い指先をそこへのばした。 少々気恥ずかしげか。
――りん、と 鈴を鳴らして画家の方を見る。 筆が止まった理由は、知らず。]
…私は鵠、だ。こちらは――華月。
[名乗りあいが重なったらそれはそれ。]
(204) 2010/08/03(Tue) 10時半頃
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[舞台をあけるため客席へ一礼し、下がる]
否、こちらこそ。
初めて見る芸だが …見事であると、思った。
[画家――月瀬というらしい―へそう謂い もう一度、未完成の絵に顔を向けた。 完成すればもっと色は深まるのか。]
……朱い月か… 明日は、満月だったな。
(205) 2010/08/03(Tue) 10時半頃
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嗚呼、わては華月いうねん。こっちは鵠さん。 こっちこそ、愉しませてもろたわ。ありがとさん。
[名乗りが見事に重なって、笑いながら月瀬に礼をいう。 正反対に見えて、時々こうして重なり合うからこそ、馴染みなのかもしれない。]
(206) 2010/08/03(Tue) 11時頃
|
|
[臆病な冬は何処へ行ったろう このように多く人の在る場 誇大して独り歩きする噂 現物とを値踏みするような 彼にとって疎ましく 恐ろしいだけのこの宴]
………ロ、ビン。
[何処かで冬の雨が降っているに違いない 判りながらも、識りながらも 彼を捜しには向かえない 彼を慰めには向かえない 其の頭を撫でることも 涙の雫を拭うことも 腹立たしさに握り締めた拳 きつく 白いパンツのポケットの中へ押し込んだ]
(207) 2010/08/03(Tue) 11時頃
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しかし、これで完成やないんかい。 すごいもんやなぁ。
[紅――に心を奪われたか、舞台をさる脚はやや遅い。 ふと、高嶺が何故疲れていたのかの問いに答えるのを忘れていたことを思い出し、鵠に答えるついでのよう付随して月瀬に言葉をかける。]
高嶺様は、さっき、舞台下でちとどんぱちあったやろ。 治めてくれるんに、気使われたんちゃうやろか。
そや、月瀬はロビンと仲えぇみたいやさかい、後でわての手はなんも問題ない言うといて。灸すえすぎたかもしれへんから。
[少し赤味の残る手を、蝶のようにひらひらさせた。]
(208) 2010/08/03(Tue) 11時頃
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|
鵠と、華月な。 おまえら仲良しだな?
[重なる名乗りにはそう笑う 拳はパンツの中に隠したまま]
笛も蝶もきれーだった。 お陰でいつもより、楽しかったぜ?
絵画はまだあんま浸透してねーんだってな。 センセが謂ってた。
[己にない才を持つを観るは 見たことのない彩を観るに同じ 須く花の芸は華やかで 花でありながら地味な芸しかもたぬ...は 他の芸を観るが好きであった]
(209) 2010/08/03(Tue) 11時頃
|
呉服問屋 藤之助は、手妻師 華月斎と名乗りが重なり瞬いた後咳払い。
2010/08/03(Tue) 11時頃
|
明日は満月なのか? だからか、こんなん描いたの。 空、描くの好きなんだよ。
[紅い月に感嘆する華月に 同じくそれを見ていた鵠に 話せば知れる学のなさで 同じく舞台を離れるか]
あ、ロビンが叩いた手か! 大丈夫だったか?
あいつ、触られるの苦手なんだ。 悪いけど、控えてやってくんねぇ? ほんとごめんな?
[赤味さす掌に指先を向け その手をとるは叶ったかどうか ただすまないと 謝る姿は申し訳なさそうに]
(210) 2010/08/03(Tue) 11時頃
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―大広間・舞台を降りて― [ロビン、と名前が聞こえて月瀬を見る。 別段何を謂おうと謂うわけでもないが。]
――…、仲良し。
[咳払いの後、ちらとまた華月を見やる。 拳を隠す仕草は自然で、違和感などはなく。]
楽しかったのなら、何よりだが。 …確かに、少々静かなものか。 形として残るのは、他にはない特長だな。
[と、華月が高嶺に関して口にする。]
あの騒ぎ、あれでか…。 ……華月?
[赤みの残る手に、躊躇いがちに指を伸ばしかけて 月瀬が先に手をとろうとするのに、緩く握りこんで、退いた。]
(211) 2010/08/03(Tue) 11時頃
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/* 花祭 読んだ
……あまりに可愛らしい世界で なんかもうほんと申し訳なくなってきたorz 参考資料目通してなくてすみませんでしたの。 ここからのキャラ転換は流石に難しいよ先生
(-42) 2010/08/03(Tue) 11時頃
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|
…まぁ、これは…… [舞い立つ胡蝶は夢のよう。 手妻の使い手が今迄いなかったわけでは無いが、これ程の腕は珍しく、 また、それがひょうきんそうな彼の雰囲気に似つかわしいか。
それにしても、]
佳い、月…… [カンバスの上の紅い月を眺めて呟く微かな声は、何処か不吉な昏い色。]
(212) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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|
そやなぁ、明日は満月やったな。
[その事実に何を思うか、苔色は細くなる。 仲良しの単語には、肯定を示すように、鵠の視線を受ければ唇に三日月を浮かべ、絵画に関する評は頷きを返す。と、月瀬に手を取られて、次に満月のように眸は見開かれた。]
いや、触るな云われて触ったんは、わてやし。 こうなるかもしれんと覚悟はしとったんや。
月瀬が謝ることはないんよ。
[視界の端に、笛を操る美しい手がよぎったのを見た。]
せやかて、なしてあそこまで頑ななんやろなぁ。
[叶うなら、あいた片手で桜色の髪を撫でようとしつつ、苔色をよぎった手の主に向けて、小さく大丈夫だと云う様に微笑んだ。]
(213) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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― 広間→廊下 ―
[名前を呼びとめられ、友人の元へ向かう足を止める。 振り向けば月と慕うなよたけの君と同じ顔が、そこにはあった]
構いません。 ですが、彼が主様にお逢いするかまでは、 鳥には約束できませんよ。
[幼い顔は何の表情も生まぬまま、そう告げて。 友人の香りを追って、 しゃらりしゃらりと音を響かせてまた翔ける]
(214) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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手妻師 華月斎は、奏者 セシルに、問いかけの答えを求めたわけでは特にないようだった。
2010/08/03(Tue) 11時半頃
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――…。
己(おれ)は。
(-43) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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[子供の身軽さで、人の波を掻きわけていく。 後ろを追う高嶺の主が着いて来ているか、気にも留めずに。 ただ、あの冬の静謐な香りを追い掛けて]
…………すん。
[鼻を一つ鳴らす。 あの鳥の心を静める香りが、 鉄錆のそれと混じり鼻腔を掠めた]
ロビン……。 此処にいるのかい?
[古い紙の匂いに囲まれた部屋の戸を開けて。 彼の部屋を訪れる時と同じように、囀る様に声をかけた]
(215) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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―大広間―
[躊躇い、緩く引かれた手 どことなし己の歪む好意へと重なるか 強く握り締めていた故か 舞台になど上がる事もなく慣れぬ事をした故か 微か震える指を隠す動作 同時に華月の手を鵠へと促すように離す 桜の髪が撫でられるなら 一度、叩かれる錯覚 眼を閉じるけれど]
形が残る分、望まれないことも多いみたいだぜ? 花が枯れた時、処分に困るってさ。
[鵠に告げ見せるは苦笑 それから華月にも同じく笑むか]
(216) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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[名乗りすら被る仲の良さに、思わず微笑ましげにコロコロと笑う。]
のう、法泉殿。 …今宵の花は対の者が多いのかしら。 仲睦まじいのは佳いけれど、纏めて手折るのは中々に難しいのでしょうね。
[それぞれに 別な主の元へと行けばなかなか会えぬは、あの旧知の仲の舞手と己も同じだったが故に。]
あの二人は、全く違って、違うからこそ佳いのでしょうね。
(217) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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― 書庫 ― [すん、と鼻を鳴らす。 扉越しに聞こえたこえ]
……いない。
[短く告げる。 けれど扉は開いてしまった。 入り口から左程も歩かぬ場所、蹲ったまま顔は上げられない。 だから、そこに誰がついてきていたか 気付かなかった]
(218) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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/* ヴェスパタイン…じゃなかった 霞月夜うつくしいな…
このせかい うつくしいゆえに 崩れたときどうなるのか あと己が浮いている気がして目が彷徨う
ところで今変換したら メガさまようってなった 帰ってこれなさそう!
(-44) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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いないものはね、ロビン。 返事などしないものだよ。
[くすりと笑い、その傍へ。 赤く濡れた包帯を見れば、僅かに紅石榴を細め]
さっきまでなかった。 どうしたの……?
(219) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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いや、でも。 叩いたのはロビンだ。 だから、すまない。
[桜の頭を下げる その心裡 他者に対する拒絶の壁が在れば在るほど 桜ははらりはらりと綻ぶ 冬に咲くは狂咲き 表には出さぬよう 苦笑の仮面を纏い]
頑なでも、なんでも ロビンはロビンだ。
[理由も、ロビンの芸事も...は知らぬ 話されるのを 永久にでも、待っている]
(220) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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…………ボクを気にするより 花主の前で囀っているといい うそつき迦陵
[膝をかかえ、顔を埋めたまま。 硬質な声は少し滲んでいる。 嘘をつかぬ鳥に冷たい一言を浴びせ、首を振った]
眼鏡が割れた。 それだけだよ
(221) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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さあ、俺は花主様に酌でもすっかな。 こんなんでも、気に入ってくれる物好きが居りゃの話だけど。
[それは媚びを売ることのない 芸も花であるも珍しい]
騒がせて悪かったな。 アンタらがロビンをぐろーしない限りは 落ち着いて酌だってしてやんぜ。
[...がブスと呼び付ける相手に視線は向けず 面白いとの呟きを耳にしていたならば 態度もまた違ったものに成っていただろうか どかっと座った先 時々眼に止まった大男の横であった 恐持てに怯みもせず 絵の具で汚れたシャツの袖 捲り上げて酒壜を持つ*]
(222) 2010/08/03(Tue) 11時半頃
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/* 狂人が見えるんですが。 ――役職確認してきます。
(-45) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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つがいで飼うのが無理ならば、共に血肉となってもらうも一興か。
それならば、彼岸でも共にあれようて。 主にはぐれた花の如く、迷い出る事もなかろう。
(*17) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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/* は っ
見物人て赤みえないのかな
(-46) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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なにを拗ねているの? 鳥は囀るもの。誰の前であっても、気ままにね。
[細い指先を伸ばし、秋色の髪へ。 彼が払わなければ、そっと一つ。櫛づいて]
眼鏡が。 それで君の冬色の眸は、濡れているんだね。
(223) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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/* 理解した。 セシルあれか、片思いか賞金? 生贄の可能性もあったりして。
こええwwww
(-47) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 12時頃
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―大広間―
…知らずに書いたのか、
[瞬き、月瀬を見る。粗忽ながら破天荒な才能といった所か。――“在りきたり”には遠い世界だろうか。未だに高嶺の言葉を引き摺る。]
…“見聞き能わず”は触れるも能わずか。
[呟く。月瀬が話す彼は 己と言い合った彼と 随分印象が違うように思えた。 緩く握った手は胸の前。 華月の笑みが見え、つい、逸らした。 何処かで鈴を鳴らすような笑い声が在った>>217]
…――嗚呼。
[花が枯れたとき>>216と聞けば 思うのは、本郷との問答。]
(224) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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あの唄は、ボクの聴いたことの無い歌だった。 ……新しい鳥篭に移るんだろう?
[同時刻 大広間で、己の変わりに謝罪している花のこと こうして追いかけてくる花のこと 彼らの好意に甘えつつ内心では彼らの才を憎んでいる 知られてはいけない 独り置いていかれる 一人で居ることを口に出して望む少年の抱えた矛盾]
濡れている? 気のせいだよ――
[顔は上げない。 秋の枯れ草色をした髪は、櫛に絡むほど長くは無い]
(225) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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呉服問屋 藤之助は、ランタン職人 ヴェスパタインの声を拾ったか、ふとそちらを、見て。
2010/08/03(Tue) 12時頃
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―大広間―
[己が手に触れるまで、今触れている手が握り締められていたことは知らない。 けれど、今、離される手が小刻みに震えていることは判る。 その理由を問いたげな苔色。しかし、唇は問う言葉を紡がない。
撫でる桜色。相手がそれに叩かれる錯覚を覚えているとは、これも知ることはできない。 人の心の裡を読める才は、華月にはない。]
逆に、形残るからこそ好む主もいてはるやろ。
[向けられる笑みに、返すは苦笑。]
ほんま、叶わんな。 判った、そこまで云うんやったら、謝罪うけとっとくわ。
[月瀬の仮面の下の想いは判らずとも、本当に仲が良いのは彼らの方ではないかと、鵠に言葉なく問いかける。されど、視線そらされたままなら届かぬか。胸前に握られた手に緩く首を傾げて此方も視線を外す。]
(226) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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[>>217琵琶の花主の言葉は聴こえたか聞こえていないか。 聴こえていたなら、その裡を知ったなら、唯微笑みを向けるだろう。
華月は、花主に囲われたことのある花だ。 その期間、友と別れることの感慨など、薄れて久しい。 弟分の虎鉄と長く連絡をとらずにいたように。
月瀬が酌に回った後、鵠はどうしたか。 華月は、まだその場を辞さず、花祭の中に*溶け込む*]
(227) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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[かた、と音がしたのはロビンと迦陵の話す最中か。 構わぬと、表情を変えずに承諾した鳥の子の後を 歩いて追っていた高嶺が二つの花まで辿り着いた音。 黒檀の髪には手妻の花が仕掛けた悪戯が気付かれず揺れていた。]
(228) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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まぁ、絵なんて考えて描くもんじゃねぇよ。 笛とかは違ぇの?
[瞬かれた事に瞬く 鵠の言葉は厭味としてでなく 学がなさすぎる...には やはり堅く難しいものに念えて]
見るのも聞くのも出来ねーなら そりゃ触れないだろ。
ソイツをちゃんと見て 声をちゃんと聞いて 初めて触れるんじゃね?
見ても聞いてもいねーのに触ったって… そりゃ触ったとは謂わねーよ。
[桜はそう笑う 手に持つ酒壜が小刻みに揺れるを隠しながら]
(229) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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うん。初めて歌った歌だからね。 新しい鳥籠? どうだろう。
[緩く首を傾げる。 この身は花として在れど、未だ幼い雛鳥は、 誰かに手折られる事など考えた事もなくて]
濡れているよ。
[声が震えているもの―― 呟き、秋を撫ぜる指を埋めた顔へと滑らせた]
(230) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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小僧 カルヴィンは、執事見習い ロビンの頬を、そのまま一つ、撫ぜて。
2010/08/03(Tue) 12時頃
執事見習い ロビンは、カタリと届いた音に、びくっと可笑しな程身を強張らせた。
2010/08/03(Tue) 12時頃
懐刀 朧は、小さな花達が話をしているのなら区切りまで邪魔はしない。震えた花を見る。
2010/08/03(Tue) 12時頃
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キミのあんな歌は 聞きたくなかった ――早くボクの前から、消えてしまえばいい [何も出来ぬ子供がただ拗ねているだけ 一つ壁を置いて少年を見れば愚かさは一目瞭然 小さな鳥が拭う頬には、矢張りぬるい雫が伝っていた]
っ
[身を強張らせたのは、触れた指の感触と 同じくして届いた別方向からの音に対して。 反射的に視線を向けるも、ぼやけた上に滲んだ視界では人影すら定まらない]
(231) 2010/08/03(Tue) 12時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 12時頃
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[撫でられるに安堵した桜 疑問の苔色と合うヘーゼル 少し不安定に揺らいでいた 問われたならば理由を口に紡いだか 判らぬ]
ん、ありがと。
[ただ少し表情は綻んでいたやもしれず 震える指先はまだ止まらねど]
[それから酌を始めるか 求める声あらば無作法に*]
(232) 2010/08/03(Tue) 12時半頃
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厭だよ。鳥は君の事、好きなのだもの。
[他意はなく。自然と唇が紡ぐ言葉。 冬色を濡らすその雫を、寄せた唇で拭うか]
君の心は冬の様に孤高で。 なのに秋の憂いを含んでる。
鳥はそんな秋と冬が、
[好きだよ、と続けた]
(233) 2010/08/03(Tue) 12時半頃
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―大広間―
[卓に着き、舞台の上で広げられるカンバス]
ほう、絵を描くのか。 楽や舞が主流だと思っていたが、これは珍しい。
[少なくとも、直接視線へと訴えるそれは珍しく映った。 描かれていく様も、途中から混じる笛の音も、その空間に色を添えていく]
――…。
[卓の下、添えられる指。 絡めてくるその動きに視線を向ける。
浮かべた笑みは艶を持って映った]
(234) 2010/08/03(Tue) 12時半頃
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―大広間―
枯れれば最早用済みか。
[鵠は花主に幻想を抱けるほど幼くもなく、未だに囲われたことなければ割りきれるほどには未だ至らない。 ――中途半端だ。]
…笛はすでにある曲を 修練することも多いからな。 先程の舞台は、即興だが。
[苔色が問いかける。 無言で視線を返し月瀬らの“仲良し”を肯定する。ゆるり拳をほどき、下ろした。]
(235) 2010/08/03(Tue) 12時半頃
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[父とは違う。それは花には溺れぬという自負。 花は愛でるもの、掌の上で。
絡めた指先を遊ばせる。 しな垂れてかかる髪に、片方の手を寄せた。
舞台の上、蝶が舞う。 花の芸に目を奪われる。
舞台の上が静まると、自然笑みを浮かべた]
これは、すばらしい。 一つではまだ足りぬ。それを補い合うのも花。 一つで事足りれば、それが一番なのかもしれませんが、重なればより美しく感じるもの。
(236) 2010/08/03(Tue) 12時半頃
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奏者 セシルは、冬色と鳥の戯れを見ていれば、歪んだ好意は何を念うか
2010/08/03(Tue) 12時半頃
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迦陵頻伽は常春の庭で囀るもの 浄土に秋冬など、来はしないんだよ
[声が近づけば、両手で彼を遮る。 唇は触れること無く]
キミは物好きだ
[孤高と呼べるほど俗世から離れているわけでもない 憂いと呼ぶにはあまりにも重く醜いこころ それを好きだと謂う、あまりに邪気の無い相手が いまこの時はたまらなく少年を惨めにさせた]
――ありがとうなぐさめられた。それではもう戻るといい、迦陵。キミの歌を待つ花主たちが手薬煉引いて待ち構えていることだろうから。
[一息で拒絶し、湿った頬を白いシャツの袖口で拭う]
(237) 2010/08/03(Tue) 12時半頃
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[して、笛と蝶の二人が名乗りを上げる。 その様子に少し目を細めた。
笑う霞の声に、こくりと頷いて]
普段の花祭を知りませんが、花同士仲がよいのは普通ではないと。 ともに手に出来ればよいのでしょうが。 そうは行かぬか。
[この花主が手に入らぬように]
舞台も掃けた。行きませぬか。
[こそりと、霞の耳元に囁く]
(238) 2010/08/03(Tue) 12時半頃
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この手を離れて行くならば たれかの元へたどり着く前に
そう、いっそその翼を手折り――縊り殺してしまえばいい
[少年の自覚は無きままに 浮かぶほの暗い朱]
(*18) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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冬ながら 空より浄土を 囀るは 雲のあなたの 春にならんと
[拒む手に、微かに寂しそうな顔をして鳥は身を離す。 ただ、一節だけ。彼のためだけに、その唇は歌を紡いだ]
また、来るよ。 僕は鳥だけど、物好きな鳥らしいから。
秋冬へと迷う事もあるよ。 幸福な王子へと侍り続けた燕のように、ね。
(239) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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[しゃらりと、羽音の代わりに金環の音を鳴らして。 鳥は部屋を飛び立つだろう。
戸口で待つ、雲間の月と同じ顔の佳人を見やって]
…………。
[少しだけ悲しげに、紅石榴を揺らした]
(240) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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/* よし、起きろ。私の脳みそ(寝てない)。
(-48) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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[頷きを待って席を立つ。握った手を緩く絡めて残る顔えへと頭を下げる]
積もる話もありますから、これにて失礼いたしましょう。
[大広間を後に、誘うのは自身の部屋。 供の坊主は帰らせたので今は一人。
さてどのように啼かせてみよう。そう思い、霞の髪へと指を*滑らせた*]
(241) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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説法師 法泉は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 13時頃
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[二つの花の話をちゃんと聞いていたわけでもない。 腕を組んでその話が区切られるまでを待っていると、 話し終えたのか紅石榴を揺らす雛鳥の姿。]
―――…、
[高嶺もまた、自ら人に触れようとはあまりしない。 しかし部屋を出て行く雛鳥の頭には手を伸ばし、 慣れぬ手つきで一度だけ撫でて離した。]
(242) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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さすらい人 ヤニクは、小僧 カルヴィンに話の続きを促した。
2010/08/03(Tue) 13時頃
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――雲厚くして 届かぬ春を待つ 囀りと紛うは 木枯らしの音
[眉を寄せて、首を振る。 少年は紡がれた歌に硬質な音を向けた]
渡る時期を逃したツバメがどうなったのか 知らないわけじゃないだろう もう、来ちゃ駄目だよ。 そんな燕になりたいなら別だけどね。
(243) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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……翔けて追った友まで突き放すか、
[そう言葉にしたのは雛鳥が去ってからだ。 口調は常と同じもので黒檀はロビンを見る。 見える紅にはきつく眉を寄せた。]
………そうやって、何処まで逃げる。
[問いかけるのは花にではない。 目の前の、子供に向けるもの。]
――…何が、そこまで頑なにする…?
[花主は、謝りに来たわけでも迎えに来たわけでもない。]
(244) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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それでも。 あの燕は、世界で一番幸福な燕だったんだよ。
[部屋を出る前に投げられた言葉に、秋と冬を纏う友人へとそう笑んだ。
佳人の指先が、金の髪を撫ぜれば。 驚いた様に一寸見上げ。
ぺこりと、言葉なく礼を一つ捧げて、 何処かへと翔けていく]
(245) 2010/08/03(Tue) 13時頃
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[書庫を去る鳥にそれ以上かける言葉は無い 突き放す一言は少年なりの忠告。 自身に構って良い事など、彼には無いだろう 最後の一言を添えたのは、無意識下のことで カタリと鳴った音の先を、すっかり忘れていた。 漸くひとりになれたとばかり、肩の力を抜く]
――!
[直後降り注いだ声 その主を知っている]
子供が居ていい場所まで、ですよ。
[此処に在っていいものは。 大広間で向けられた言葉を覚えている。 幾つもの感情がない混ぜになって、目前が一色に染まった そのあとどうやってあの場を切り抜けたのか、記憶が定かで無い]
態々追いかけて、未だ何か言い足りぬ事でもありましたか。
(246) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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ええ、みなさまもごゆるりと。 [琵琶は部屋へと片付けさせても、弾き手の向かうは違う部屋。 寄り添いてゆく傍らのお方は、己を良い音で奏でてくれようか?]
(247) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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―大広間― [>>229笑う桜色に緩く瞬く。]
――そう思うのなら な。
[触れる概念の話。 手を伸ばしてものばしきれず何かを恐れるように退くことも多々。 打ち込むは芸事、それは決して裏切らない。 極めるには後ろ盾が必要だ。]
…、――
[短く息を吐く。髪には紫の蝶、 鈴の音に震えて羽根を揺らす。]
…手妻は、うつくしいものだな。 お前と合わせるのは、佳い。
[いい置いて、酒宴へ。歩き始めれば、りんと鈴の音伴った。]
(248) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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[子供、と自ら口にする姿には黒檀を細める。 一度紅を見てから、それを気にするように 視線は其処にばかり向かってしまい、 ロビンの表情はわからない。]
―――…そうだな、色々言い足りぬ。
[途端に纏うは硬い甲羅、 言いに来たのは最後の忠告なのかもしれず]
……何がそんなに、気に入らぬ。
[まずは思ったことを、そのまま訊ねた。]
(249) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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― 庭園 ―
[足が赴くままに、辿り着いたのは…… 先程までなよたけの君と共に在った月下の庭。
朱塗りの欄干の上で羽根を休めて、 真円になり切れぬ月を見上げる]
秋の夜の 月の光はきよけれど 人の心の 隈は照らさず
[囀る歌は誰へと向けたものか。 鳥自身にも判らぬまま、紡ぐ歌]
(250) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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[だけど―――]
――――……っ。
[僧衣の花主と、なよたけの君が寄り添うように歩むのを、 その紅石榴が捉えれば。 ぽろぽろと、その双眸から落ちる雨]
(251) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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/* 雛鳥可愛いなあ…
(-49) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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呉服問屋 藤之助は、懐刀 朧によく似た霞月夜が僧と連れ立ち去るのを見、足を止め。
2010/08/03(Tue) 13時半頃
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[怪我の所為か、大広間での醜態の所為か 普段の半分も、舌が上手くまわらない。 跳ね付ける言葉を捜しながら]
――じゃあ全て吐ききれば良いでしょう その代わり、二度とボクに近づかないでくれるならね。
[結局痛みが引き起こす熱が、思考を拒絶する]
気にいらないのは 人間
[ぽつり。 話せば二度と近づくまい。 醜態を一度さらすも二度さらすも、もう関係無い]
(252) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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小僧 カルヴィンは、説法師 法泉の隣に寄り添うなよたけの君をじっと見て。
2010/08/03(Tue) 13時半頃
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ボクじゃないボクを見て、誉めそやす 巷のひとも……
主なくして生きていけぬ花も 戯れに花を摘む花主も
なにもかも、気にいらない
[そして何より気に入らないのは 噂に押し潰され、虚勢を繕い続ける自身]
(253) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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全部――壊れてしまえば良い
[声にならぬ憎しみのこえ]
(-50) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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―大広間―
[――花から花主へ。名高き霞月夜。 その後ろ姿だけでも何処か艶めいている]
…此度の花は…媚も艶も足らぬものが多いと 使用人が噂をしていたそうだ。
[ふと立ち止まって 肩越し――華月の方を振り返りきらない侭 顔は見えなかったかもしれない。]
…… …足りぬかな。
[俯きがち呟くように謂ってから、 酒を手にして酌するところを、探すよう]
(254) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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……はあ。少し落ち着いた…… ……人の多さ故、だったのか?
[広間にもどって舞台を見れば、まだ其処に絵はあったか]
……画く花が居るのか。見逃したのは残念だな。もう少し我慢していればよかったか……
(255) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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どうして……僕は。 悲しいと思うのだろう……?
[降るままにさせた雨は、頬を伝い、薄衣へと染みていく]
僕は鳥なのに。 どうして――――…?
[自分でも判らぬ初めての感情に、僅かに身体を震わせて。 眸を反らす事も出来ずに、 紅石榴を幾重にも、*濡らし続けた*]
(256) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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……これだけ嫌われてしまえば、 これ以上は下がりようがないから此方も楽でいい。
[気に入らぬものを聞くと黒檀を細めて。 口調は少し幼くも聞こえたか、本当にただの子供だ。 つく溜息は呆れたような響きにも聞こえただろうか、 実際は目の前の少年の紅の色に向けたもの。 その色は―――…苦手だ。
少年へと近づくと、有無を言わさず抱え上げる。 引っかかれようが、噛み付かれようが下ろしはしない。]
(257) 2010/08/03(Tue) 13時半頃
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肥えぬ地に種を植え付けて 花にもなれぬ幾多の芽が いつか獣にかわり花主を喰らうまで
私は、冷たい土の上に産床を増やし続ける
この血が代々そうしてきたように
――其は、世界を狂わせる力になりようか
(-51) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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呉服問屋 藤之助は、戻ってきたらしき 天満月へゆるりと頭を下げた。
2010/08/03(Tue) 14時頃
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気にいらないと、言ったでしょう……!
[近づく気配。 饒舌な毒を吐く少年ではあるが、声を荒げるのは珍しい。 人前で焦りを滲ませるなんて]
や……っ、厭だ!!
[伸びる手がその身を抱える、間は一瞬。 急に浮いたことへの驚きと、度を越えかけた恐怖。 身を強張らせ、両腕で突っ張るも腕は解けない。 足をばたつかせようにも、左足は痛みで痺れ思うように動かなかった]
…――――――っ
[抵抗が無駄と悟ると、ただ硬くなって震えるしかない。 先の見えぬ恐怖。 眦に滲むのは朱でなく]
(258) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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執事見習い ロビンは、小僧 カルヴィンの名を呼びかけたが、先刻自分が突っぱねたばかりの相手に助けは求められなかった
2010/08/03(Tue) 14時頃
執事見習い ロビンは、呉服問屋 藤之助や他の花に知られぬことをせめて祈った。
2010/08/03(Tue) 14時頃
|
―大広間―
[それを見上げたのは何ゆえか、 月は幾望、ほとんど満ちてありながらされど望月にひとつ足らず。 胸の鼓の、ざわめく高揚を招く]
――……月、
[大広間に足を踏み入れれば、 宴の席はすでに雑然としていたか] 遅くなりまして、申し訳ございません。 少々、月に、かどわかされておりました。
[黄泉花が告げるそれは、楽の音であったが。 微笑う風情は、喩えというには、いささか笑えぬものであった]
(@8) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 14時頃
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[上質の白橡の衣に紅が染みていく。 ゆっくりと眼を閉じてから、開いて歩き出す。 歩きながら紡ぐのは抱く子には恐怖で聴こえているかは わからないが子供に言い聞かす為の説教だ。]
…気に入らぬものを今更好きになれとは言わん。 だが…気に入らぬと、愚弄することだけはやめろ。 お前が――…ただ、愚かになるだけだ。
[高嶺の花主が大広間で憤ったのはそれが理由。 愚弄するなと憤り、怒声を上げたセシルの姿は、 花主と花祭を愚弄しているように高嶺には見えた。 辿ればその元凶に居たのは、この子供。]
どうあっても背を向け続ける者に、 届かぬ手を伸ばすものなど居ない。 お前が…前を向かねば、何時かは全て消える。
[言いたいことは、そこまで。一息ついて。]
(259) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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小僧 カルヴィンは、執事見習い ロビンの声が聴こえた様な気がしたけれど、今は己が心に戸惑ったまま。
2010/08/03(Tue) 14時頃
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足りなければ、足せばいい
情を交わせば変わるだろうか
――未だに艶は足らないか。
それでも進んで かわそうとは思えない。
(-52) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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[>>175刷衛に手招かれ、姿勢を正して傍へと寄った。 足の震えは姿に対する緊張とでも取られてしまっただろうか。 浮かべた微笑は作ったものであれ無理にはなかったのだけれど]
はい。彼とは同じ師の下で学びました。 椿の間でございますか。
[今は刷衛が主なのだろうか。 外つ国の主とは見えず疑問を覚えるが、再び主変わったとしても花には不思議なことでない。ただ以前のようにはならなかったのなら良いと思った。 会えるのなら自分も嬉しい。広間正面、大扉の方を向く]
刷衛様…。
[問う声より先に相手の言葉。 今の主は貴方ですかと、その問いは機会を逸したまま宙へ消え]
(260) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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ありがとうございます。 もし望まれるものがありましたなら、また何なりと。
[纏う白装束は白拍子と違えど何処か似て。 手にしたままの黒塗りは先に奏でた通りの腕。 それ以外を望まれれば、さて、余程で無い限り受けねばならぬと分かってはいるはずだが]
今はこれにて失礼致します。
[舞台に目を向け直した刷衛に深く一礼。 画布を置く幸得に何が始まるのか気にもなったが、そのまま背を向けた。 宴の最中に自ら広間を抜けるは花に相応しくないかもしれない。 けれど花主の命があれば大義名分も立つ。 今すぐ舞い奏でるも出来そうにはなかったから、ゆっくりと廊下に出て椿の間を目指すが、求める姿とは何故かすれ違い]
(261) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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お前は、手折れぬ花だとそう名乗った。 ならば…、花であることからは逃げるな。
――…前を向いて、今一度花になれ。
[そう言ったところで、表座敷に着くだろうか。 屋敷の者を呼びつける。 寝床の用意と、傷の手当てができる者も。]
……眼鏡の支援は、してやろう。 早いうちに作らせ、お前の手に渡るようにしてやる。
[言葉を止めて、恐怖に固まる子供を下ろした。]
(262) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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明之進、何処?
[我に返ると廊下を戻る。 友の姿を捜してきょろきょろと、それこそ花に相応しからずか。 そしていつもの様に間が悪く聞き取ってしまうのだ。 厭だと抗う声を]
(263) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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/* そこですれ違ってくれるいっぺーたが好きです。 よし、これからもすれ違い続けよう。
(-53) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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[硬く目を瞑る。 揺れる不安定なその腕の中で、衣をきつく握ったのは 安定を求めて]
愚かと思うなら ボクを見放してくれればいい 高慢さがはなにかかるなら ボクに近づかなければ良い
そうすればボクだって 戦塵の谷を駆け上がれだの 頂見えぬ山を乗り越えろだの 無理な注文ばかり聞かずに済むんだ
――前に何が有ると謂うの。 手を伸ばして欲しいなんて、ボクは……
[思っていない。言えば恐らくそれで仕舞いだ。 喉が詰まって声にならなかった]
(264) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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[使用人を呼び止めて自分の部屋から羽織を取ってくる様言ったところで、花が頭を下げるのに気がつきにこり微笑む]
……鈴。時々聞こえてた鈴の音は君か。 そういえば、廊下ですれ違いはしたが名は未だ聞いていなかったね。
(265) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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懐刀 朧は、門下生 一平太の姿には気付くことはなく表座敷へと入り。
2010/08/03(Tue) 14時頃
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[足を踏み入れれば、目に止まるはひとつの画。 煌々たる月の描かれたそれに、双眸を吸い寄せられるのは]
――……朱月
[呟く唇、目蓋にうつる景色は常世]
嗚呼、笛の音も聴こえていた…… 天かける調べ、高らかな澄んだ音色、
似ている、
[似ていた、重なる 悲鳴に]
(@9) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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―本邸・廊下―
[姿を確りと見たわけではない。 ただ遠目に表座敷への廊下を覗いただけだが、相手からも見えたなら、白装束は目立ったかもしれない]
ああ。 主の傍に戻ろうとするのが当然か。
[声から誰であるかは分かる。先の一幕は多少なりと尾を引いて。 聞こえなかったこととするように背を向け大広間へ]
(266) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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―大広間― [天満月は外から戻ってきたらしい。 ゆるりと近づき]
はい、鈴の音鳴らすは私(わたくし)に御座います。
[胸に手を当て頭を下げる。]
名乗りもせず申し訳なく。 …鵠(くぐい)と申します。
飲み物は、如何ですか。
[尋ねたとき、新たな影。 明之進の声が聞こえた。月の光が差し込む窓辺。 夜光が一獅ナはないことに、不思議そうな顔をした。]
(267) 2010/08/03(Tue) 14時頃
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[散々勝手に期待して、裏切られたと思い込んで 未だ淡い期待を胸に抱く。 掬いようの無い]
手折れぬ花の真相はね
[どこかにたどり着いたらしい。 それでは仕舞いにしよう。 誰にも話した事のない秘密を震え抑えた声で滑らせる]
そこに花があるからこそ、手折れるんですよ ここにあるのは花咲かぬ草 ――ほら、手折れぬでしょう?
どうして……あれほどに、噂が広まったのか ボク自身、不思議でなりませんよ。
[屋敷のものが遣ってきて、話を止めた。 下ろされてまだ震える身を己の両腕で抱いた]
(268) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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[法泉の部屋へと向かう折、すれ違う姿は白拍子。]
迷い子は いまだあわれに 彷徨うか とうに泡沫の あわときえても
[ちろり、淡い紅引く唇を舐める。]
(269) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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執事見習い ロビンは、門下生 一平太の姿に気付けなかったのは良かったのかわるかったのか。
2010/08/03(Tue) 14時半頃
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/* 媚を うる
この 私の苦手なものの ひとつ 超難しい
[そのせいで鵠も媚び売り苦手ですね]
どうしてやろう どうしよう!
(-54) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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門下生 一平太は、ランタン職人 ヴェスパタインと法泉にすれ違えば深く頭を下げる。顔を隠す様にも似て。
2010/08/03(Tue) 14時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 14時半頃
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―大広間― [ふわり、絵画に引き寄せられそうになって、足を止める。 ――あれは不吉なものだ、と知っている、 それが単なる伝承のみではないことも、知っている。]
――……、
[向けられた鵠の眼差しに、小さく頭を下げた。 改めて礼を言わねばならねども、言葉を交わすその相手。
酌をするのなら、花主だろう。 邪魔をしてはならないか、とあわせて笑みを送るのみ。]
(@10) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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[下ろしたその手がロビンに伸ばされることはない。 其処までを、高嶺の花主は少年に許さない。 少年の告白に、黒檀は緩く細められ]
……此処は、花祭。 此処に招かれている以上、今のお前の姿は"花"だ。
此の先…お前が"花"と名乗るか、 それとも"草"と名乗るかは、自分で選ぶこと。
友の好意を弾く勇気はあって、 知らぬ者の噂を聞き流す勇気は持てぬか?
………後は、お前が選べ。 ――…私は高嶺の花主、其処までは甘やかさん。
[両腕を抱く姿にも手を伸ばすことなくそう告げて、 白橡の羽織を見下ろす、点々と染みる紅に ひっそりと息をつく花主の顔色は、少し失せていた。]
(270) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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―大広間―
[ぴくりと 冬の吹雪か凩か 震える声を聞いた 気が、した]
描くのは多分俺だけだ。 月瀬、幸得と謂う。
[愛想笑いを浮かべる器用さはない 鵠が酌をするのなら 己が動くことはまずないだろう]
[耳にした気がした 冬空の雨に 手先の震えは止まらない ついには酒壜を手放した]
(271) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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/* >>270の会話の順序に一人でもやもや… 編集機能とか欲しいよn…なんでもない
(-55) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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――姿だけならば、繕えますとも 名花と名乗るボクの擬態を見破った者など居ないんですから。
[僅かな表情の変化は、ぼやけた視界に映らない。 染みた朱が暗く色を変えていくのも。 高嶺のいろが失せていたことも。 小さく息を吐いて、平常心を探している。 しかし伸し掛かる言の葉は少年を追い詰める]
噂があればボクは花で居られる そう思ったのはまだ数年も昔のことでした。 [長く続く噂には、それなりの真実が混じっている。 少年自身は否定しているけれど]
聞き流せたら、楽でしょう。 でももうボクは後戻りできない場所に居るんですよ
(272) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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あれが高みに昇り詰めた花。
夜光はああなりたかったのか。 夜光はああなりたいのか。
あれが花のあるべき姿。か。
(-56) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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―大広間―
[艶めいた元花の花主に思うことは何だったか。 広間の扉開く前、振り払うように何度か首を振った。 数本の後れ毛が首筋に落ちたを感じるが、そのまま中へと入る。
振り向くものがあれば一礼。 舞台の上の画に一瞬動きと息を止め。 ゆるゆると吐き出すと中を見回して。
捜した友の姿はやはり既にこちらにあった。 酒を手に同じく酌の形を取って、それとなく近づこうと]
(273) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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奏者 セシルは、立て掛けた絵に近寄る明之進をぼんやりと眺めて
2010/08/03(Tue) 14時半頃
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鵠。白き鳥だね。 なるほど、確かに君の名だ。
[飲み物をを勧めるのに一つ頷き。不思議そうな顔をにはつられて同じほうを見る。その先には先ほどの絵と、どこか儚げな花]
(274) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
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[明とは呼ばなくなってどれほど経つか。 最後に呼んだのは最初の主に招かれる時。 戻ってきた友は、このまま枯れてしまうかという態で。 何も言おうとしない明之進から事情を聞くことは出来なかった。
夜光に出来たのは、ただ笛の音を添えること。 時には二人で舞って時の一部を共有することだけだった。
自分は招かれなかった祭で、良き主を見つけたと。 師の言う言葉を丸呑みにしたのは、そう信じたかったから。
花は主を得ねば咲くことが出来ない。 しかし咲いても潰された花は、その行く末は。 …友がそうなるとは思いたくなくて鵜呑みにした。 そも真偽を調べる術も持ち合わせてはいなかったけれど]
(275) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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―――…それだけよく口が回れば、 それは立派な技だとは、己で思わぬか?
[小さく息を吐き、失せた顔色のまま笑い]
長く引き篭もっていた者に噂噂と何度も言うな。 私は噂になど興味は無いし、 此度の他の花主にも、似た考えの者はいよう。
――…もう一度だけ言う。 花祭に呼ばれたお前は、此処では"花"だ。 逃げる口実ばかり探さず、 一度向き合ってみろ…周りと、己に。 それでもと未だ言うのなら…後は、好きにしろ。
[深呼吸をして、屋敷の者に眼鏡のことを頼むとロビンを見て]
…熱が引くまでは、休め。
[そう言って、表座敷を後にする。]
(276) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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―大広間―
はい。 …ありがとうございます。
[>>274天満月の言葉に、 静かに笑みを浮かべて謂う。 本来の気性の激しさはなりをひそめる。]
…お好みのものなど御座いますか。
[酒と、そうではないものと。 示しながら、嗚呼、と。]
――あちらの花…明之進を迎えに行ったものがいたのですが、伴っていないので不思議に思いまして。……嗚呼、…合流できたようです。
[夜光が明之進に近づくを見、 切子細工のグラスを天満月に差し出した。]
(277) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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|
[広い寝台の傍らへ、からりと転がる下駄の音。 敷布に広がる長い髪。 帯解かれ、衣も髪も乱されて。
時折交じる艷めいた嬌声。 月下美人を刻まれたこの白ルのやわ肌に、幾人の貴人が乱れ、醜態を晒したものだろう。
法師の逞しき腕に抱かれ、一夜の淡き夢を紡ぐ。**]
(278) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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―大広間―
明、之進?
[そろり、と声を掛けた。 来た最初に挨拶をしただけとなっていた主催の位置が少し近い]
(279) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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[紅月に重なる――長く美しい髪の、宵闇。 今際に見たその月は、霞の月か、朧の月か。 それはいまだ、記憶の底に。]
……描き手は、どなたでしょう。 これは なに……?
[見たそれ以外の何者でもかなろう、 わかっていて、零れる呟き。
ゆると振り返れば――その描き手よりも先に見つけた姿は、 夜の色を纏う懐かしい姿で、自然と笑み零れた]
……夜光、
[酒注ぎを手にした彼と目が合えば、 けれど今は祭りの間、花としての勤めを優先して、 と小さく頷き、眼差しを送る]
(@11) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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― 表座敷 ―
疎まれこそすれ、愛でられる技で無いのは知っていますよ。 [自嘲混じる笑みを浮かべたかったが、口角が上がらなかった]
急に向き合えと言われて孵化するくらいなら こんなにひねくれちゃ居ません。 [周囲は恐ろしい、噂も恐ろしい このままトゲで覆い全てを拒絶していられたら どれほど楽か どれこど苦痛か]
……高嶺さまは
[そこで溜息ひとつ。 熱を帯びたそこに混じる微かないろ]
何故、ボクにそんな事を謂うんですか
(280) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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執事見習い ロビンは、懐刀 朧の背にかけた言葉は小さく、届くかはわからない。
2010/08/03(Tue) 15時頃
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[けれど、彼の位置するが――主催の傍ら、 小さく眉根を顰めた、いまだ形ならざるざわめき。 それの近くにいてほしく、ない。
――せめて、それが彼に気を向けぬように、と思うのだけれど]
(@12) 2010/08/03(Tue) 15時頃
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懐刀 朧は、背に掛けられた言葉を聞き取るほどの余裕はなく、表座敷を後にする。
2010/08/03(Tue) 15時頃
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― 表座敷 ―
[包帯を替えてもらい、用意された寝床に収まる 常の勢い失せた少年はやがて眠りに落ち
桜咲く春に 鳥の囀りを夢に見る。
ただ、その庭は何処であるのか 確かめようとあたりを見渡した瞬間 視界は一色に*染まった*]
(281) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
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[主催の気を引く手管になるかはしらねども、 己に出来る芸はただひとつ]
……私もひとさし舞わせて頂きます。
[黄泉陽炎は、舞台に立つ。 舞を見せる、と言葉を交わした僧正は場にはあらねども。
黄泉花の主はそこにあり、 舞殿の主の姿が見えれば、更に一つ笑んだ。
どのような場であれ、舞えることの喜びは変わらない]
(@13) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
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―大広間―
[ようやく逢えた友は、一見、前とも変わらぬようでいて。 言葉にされずとも瞳で伝わる。 図ったかのような間で背後から酌を求める声が掛かる]
…はい。私で宜しければ。
[友の願い届く前に捕まってしまった。 あまり宜しくない噂も立っている相手。 それでも仕方なしと振り返り、酒を注ぐ]
(282) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
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門下生 一平太は、明之進に向けていた微笑は、一瞬苦笑に変じて戻り。
2010/08/03(Tue) 15時半頃
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― 大広間 → ― [大広間を出ると、ゆるりとした動作で包帯を外す そうすれば眼前に広がるのは豪華な屋敷の廊下。
普段はそうやって現実を追い出すが、 袂に入れた手紙、それが知らせることの時は 現実を受け入れるかのように包帯を外す。
通りかかった屋敷のものに 最初から外せばよろしいのに と、言われて浅く笑む]
(283) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
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―本邸・舞台上― [夜光の苦笑に変じたそれに、一瞬表情の曇る。 けれど、舞台にたつならば、花は花であらねばならず、萎れてはいられない。]
―――…、
[薄地の白い水干の下に透ける、鮮やかな緋の単。 紅長袴に白鞘巻の太刀を佩き、蝙蝠扇をさせば、背筋の伸びる。
目蓋を閉じれば――浮かぶは煌々たる篝火。
なぞる眦に朱を刷けば、 儚げな風情から頼りなさは消え、
手には紅色、黄泉銀花。
その一厘は、凛と 立つ]
(@14) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
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― 廊下 ― [歩数と視界の見せる屋敷を一致させるように歩く先 祭りの前にいた場所……表座敷の方角から 高嶺の姿を見かければ朗らかに笑いかけて。]
高峰殿、童花にはお会いできましたか? ……私は酒毒にあてられました。
[先程ロビンのところへ案内…云々が聞こえていたから そう語り掛けながら赤を細めて。 高嶺は包帯のない祭り衣装の青年の姿をどう思ったか]
散る花の舞台、いかがでしたか? 成長期の花たちと 今は主となった旧友の琵琶の音も交えて 私は大変楽しく舞わせていただきましたが…… ……次の宴では、私の得手の舞でも お見せいたしますね? では、風に当たりに行きますので、失礼。
(284) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
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―大広間―
[夜光に明のことを告げたあとは、またそのまま、舞台を見入っていた。 画に音が混じり、そして華やかな動きが混ざる。 なかなかの即興劇に、ほうほう、と呟いている。
終われば、瞬時の夢跡に酒を煽って、さて次は何があるのかとどっかり座ったまま、
>>222すると、画を披露していた花がなんの遠慮もなし、どっかり隣に座り込んできて、ん?と声をあげた。]
なんだ、おまえ、面白いな。
[ずうっと見ていたのでその行動はわかっている。怒鳴って猛って、それから黙々と描いてた。 終わればどっかりかける。
どう考えても面白い。]
(285) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
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[差し出された切り子のグラスに、自然と空いた手が伸びるのは同じ細工の薬瓶。先ほどの息苦しさを思い出す]
……気の所為ではあるとおもうが……しばらく酒は控えておいたほうがいいかな。 茶を、いただけるかな。
[軽く首を傾げば瓶の中身がさらりと鳴るが、微かなその音は広間の様々な音に飲み込まれ]
(286) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
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[何故ロビンにそのようなことを言ったのか。 それは深い理由ではなかったのかもしれない。 行く末を決めるのは、高嶺ではなく其の花自身。
表座敷を出て長く息を吐いてから、 身に纏う紅を脱ぎ去ろうと結んだ前紐を解こうとする。 なかなか上手く行かずに小さく零れる舌打ち。 ちかちかと、脳裏で紅が点滅しはじめる。 まずいな、と独り嘯いてきつく眉寄せたまま眼を閉じ "其れ"が遠のくのをじっと、待った。
数年前から続く"其れ"は紅を見た時によく起こる。 長く治まっていたのに最近はまた夢に見ることも。 聴こえるのは雫の鳴る音、映るは赤と白の二つ。 実までは成りきらず、赤が黒に染まったところで落ち着いた。
ゆっくりと、深呼吸をして浮かぶのは憂いの苦笑。 ロビンへの言葉は多くが己に返るものでもだった。 虚栄を張っているのは…誰だろう。]
(287) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 15時半頃
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[されど、誘うは浄土にあらず]
(@15) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
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[白拍子の舞は男舞、けれど荒ぶるそれとは異なる。 たおやかなる乙女の凛々しく舞う姿に、妙なる幽玄を描く舞。
描くは夢のような浄土を、と そのように言葉を交わしたはずであった、けれど 紅月夜、蓮の花咲き乱れる浄土は、酷く遠く感じて、
零れいずる一節は、今様ですらなく]
――君がゆく みちのながてを くりたたね
[緋の唇は艶めき詠う]
焼き滅ぼさむ 天の火もがも――
[地獄のようなこいのうた]
(@16) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
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―大広間―
畏まりました。
[天満月の薬瓶が歌うさらりとした音は 鵠の耳に届かない。 透き通る香りの佳い冷たい茶をグラスに注ぐ。
鵠の黒髪に止まった紫の和紙の蝶が ゆっくりと呼吸するように羽を広げる、
明之進が舞うようだ。 この酒宴に在る者たちには彼の姿は確かに見える。]
…――次の舞でございますね。
[それとなし、視線を向けた。 黄泉の花は彼から離れた途端 落ちたことを思い出しながら。]
(288) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
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[イアンに話しかけられたのは、顔色も少し落ち着いた時。 覆わぬ姿に緩く首を傾げて其の色を見つめる。 想像とは大きく異なる―――…赤の瞳。]
……もう、外していいのか…?
[血の点々とついた白橡を纏ったままそう訊いて。 散る花の舞台は見ている余裕がなかった、 楽しいと言う言葉が聞こえればそれはよかった、と。 そう言葉を返すがどうも違和感が拭えない。 それは目の前の青年に、包帯を外したその姿に。]
――…先程は見逃したから、次は楽しみにしている。
[風に当たりに行く姿にそう言って違和感拭えぬまま見送る。 見送る貌は、また憂いの混じるものになっていた。]
(289) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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―大広間―
[ヘーゼルが揺れるのを具に見やったからこそ、やはり問いを向けることができない。 ただ、表情が、ロビンを庇おうとしたときよりも柔らかくなっていることで、佳しと華月は想う。]
わても、鵠さんの舞と笛、好きやよ。 鵠さんの舞に合わすには、わての楽器の腕やと力不足やけど。
[手妻への賛美に、同じく賛美を返す顔は、常々多々を好きと云うのと変わらない。 共に酒宴へ降りる、りぃんと澄んだ鈴の音が響いた時の表情の方が、常と違うことなど、顔を合わせていなくば、相手は気づくまい。]
[>>254顔見えぬまま聴こえた呟き。 少しの間の沈黙。酌先を探すその人だけに聴こえるよう低く抑えた声音を紡ぐ表情は、どこか困った色が滲んでいた。]
(290) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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懐刀 朧は、零れ落ちそうになる溜息を飲み込むと、姿勢を正し着替えをしに一度部屋へ戻る。**
2010/08/03(Tue) 16時頃
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媚も艶も覚えたら、今の鵠さんには戻られへんで。 それで失うかもしれへん、囲われ先もきっとある。 せやけど、リスク覚悟で、それとは違う場所を得る可能性を選ぶこともできる。
それがええんか、悪いかは、後になってみんとわからへん。 それでも、変わりたいおもわはるんやったら
[次の瞬間だけ、嗚呼、鵠にはこうなって欲しくないと示すように、艶めいた声で囁く。]
わてが練習相手になってもえぇで。 ……やさしゅうはできへんけど。
[その最後の一言が、誰もがあるだろう、華月の秘密の欠片だと気取らせぬように、浮かべる表情は微笑。そして酌の相手を見つけた相手から距離を取った。]
(291) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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[翻る緋の小袖には、己が身をも焼き尽くす焔がうねり、 空を裂く一枝は、地に天の御雷を振り下ろす。
枝葉が鳴るは、もゆる火の粉の爆ぜ散る様。
ひた、と裡なる鼓の音が止まれば、手にした椿花の首がおつる。 こいの焔に尽き果てた、その亡骸の憐れ なる]
―――……、
[されどそれを見下ろす双眸は 花の如くしずか]
(@17) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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[その画を魅せる花と、少し話をしていたかもしれない。 その時、大広間に明が入ってくるのが視界に見えた。だが、行かせたはずの夜光は一緒ではなく、わずかに眉を寄せる。 明は画に近寄り、それをぼにゃり眺めている。 つられて、そこに書かれている紅い月を見止めた。
明のことは心配ではいたが、さすがの花、場には溶け込んだ。 すると、今度は夜光も現れて、そして、二人の視線がかち合うのを眺めていたが、 やがて、明が舞台にあがり舞い始めると、また杯を傾ける。]
酌はしてくれるのか? ええと、月瀬?
(292) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 16時頃
|
[主催の様子は如何程であったか。 一目なりとも、目をくれる隙でもあればよい、と。
――地獄の舞は、何処の誰を想ってかは、知れず。 舞台を辞した黄泉花は、袖端に一度姿を消した**]
(@18) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 16時頃
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−本邸大広間−
…お前は、変わっているな。
[視界を塞いだ舞人の言葉に呆れ交じりに呟いた。 手の中に引き込んだ花の形の落雁を 軽く転がしてから口に放り込んだ。 かり、と小さな音が響く]
聞こえる? 成程、お前にとっては楽なのか…あれは。
[見える、ではないのだと気付いて 小さな相槌のようなものが零れた。 あまりに自然に会話をしていたので それほど不便だと思うことがなかった。 そんな事をしているうちに笛が響き、蝶が舞う。 花の芸的な器量を見定める中で男は舞う花の謝罪を聞いた]
(293) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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…別に構わん。今更どうという話でもない。 つまらん意地を張っているだけにすぎん。
[不思議、と聞いて、ただ男は小さく笑ったのみにすぎない。 この花の主も既にないと知ったのも、今が初めてだった]
ああ、行くといい。
[下がる非礼にを詫びるような言葉は、気にとめない。 遠くなっていく足音を引きとめるわけでもなく、 ただ男は杯を傾けた]
(294) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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[遺しておきたいものと 食らってしまいたいものと
己の感覚にとってそれらは違うもの]
…傍に置くに値しないなら、ただ食えばよいまでの事。
[そうして、生きているのだから]
(*19) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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ええ、この祭りに参加した理由が どうやら遂げられそうとわかりましたので。
[一身上の都合、そう答えていた祭りの目的と覆う理由 重なって遂げられれば、包帯は何時も外した。 ……相手が見詰る赤を細めて、 心から嬉しそうに笑む。 相手の手には朱が散る布。 高嶺に見たところ怪我はない。]
――……左様でしたか… 舞を見てもらえなかったのは残念です。 次の機会は是非。
[見送られながら華やいだ笑顔を残して。 緩やかな足取りは本邸から花主にあてられた棟へ ゆっくりと進んだ*]
(295) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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[酒に手を伸ばそうとしたところで刺すような痛みに気づく。 先程は気にしていなかった引っ掻き傷の上、 滲んだ赤がいつの間にか破片になろうとしているところ]
…やれ。
[爪先で軽く引っ掻くと欠片は柔らかく、 そして痛みと疼きを伴いながら零れ落ち やがてそこにはゆっくりと赤が滲み始める。
緩く手を持ち上げると落雁で甘くなった舌先を 赤を舐めるように這わせ軽く押し当てた。 ちり、と滲むような痛みを余所に押しあてることしばし。 ほんの少しの銀色を残してあとはそこを乾かすのみ。
いわゆる、傷なんて舐めておけば治る。その実践]
(296) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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/* 能力予想的に
占?>イアン(何となくそんな気がする 霊?>高嶺(赤白うんちゃら。 共鳴は花藤っぽい。 多分セシルは賞金稼ぎか人犬あたりでしょう。 かるびんは片思いかなあ。それか魚人。 ズーリンがあの顔で生贄だったら美味しい。
とってもまちがっているよかんたっぷり!
(-57) 2010/08/03(Tue) 16時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 16時頃
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/* しかし中身すっけすけ組は本当にすっけすけだな。 もうちょっと自重したまえよ君達。
いや、私もですねすんません。 今回は料理はそんなに出さないぞ。出さないったら。 酒のつまみは落雁で十分。
個人的には日本酒のつまみはゼリーとかそういうのを食べたい。
(-58) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 16時半頃
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/* 乾さまが=犬→人犬だったらテラワロス。
(-59) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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面白い? 初めて謂われたな、そんなの。 アンタも面白い顔してる。
[喧嘩を売っているつもりはないが 端からすればそう聞こえるか 不安に揺らぐヘーゼルを成るべく隠し]
酌、ね。 はいはい、どーぞ… …っ!
[軽く酒壜を持ったつもりが カタカタと震え 盃を鳴らし 幾雫かをその指に 零してしまった]
(297) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 16時半頃
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[屋敷の構造を把握しながら 通信を介し、雇い主であるセンターに 極秘裏で屋敷の封鎖と 豚狼を捕らえる手はずを整えていく。]
――シュレーゲルは今は宴で最後の愉しみといったところだ 彼を狩るのも任せてもらおうか? ……わかってる、情報を吐くのなら殺さぬよう自重する
(=14) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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>>297
ぶっ
[気が強い台詞をいいつつ、酒を溢しまくる酌に噴出す。]
面白い顔?ほお、それはいい言われ方だな。
[かたかた震える指先なんぞ気にせず、またぐいと飲んだ。]
この面白い顔をおまえは描けるか? どうだ?くくく
[それはつまりこの顔を凝視できるか、といった問い。]
描けるんだったら、それに使う絵の具はいくらでも買ってやるぞ?
(298) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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[舞を眺め、時折酒を口にする。 酔うほども無し、そのような気分でも無し。 刷衛の周りは何やら賑やかなようであったが 明乃進の舞を見れば男は中座する。 少し風に当たりたくもあった。
パチリ、と扇は一つ音を立てて、男の姿は廊下を通って裏庭へと向かう]
(299) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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[打ち合わせる間、聞こえる声は愉しげに さて、今度の狩りでは幾つの獣を狩れるのか*]
(=15) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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―大広間―
[久方ぶりの友の舞。 愁眉も舞台に立てば露と消え、そこに在るのは凛と咲く花。
始まったのは煉獄の焔を肌に感じるような。 焦がれる熱を伝える舞。
その舞に圧倒されたか、主催が腰に回した手も酷い悪戯は仕掛けてこず。ただ酌を求められ注いだ**]
(300) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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ん?
仕事熱心だな。 ああ、ヘマをしないのならやってくれ。
[そして、少し間をおいて]
そうだ。殺すなよ。
(=16) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 16時半頃
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……何故……? 人に害なす獣、殺すのが当然であろう? 害をなして殺されぬなど…… [聞こえた声に返すのは心底わからぬと言う声]
獣を殺さねば、獣に殺された人々の無念は晴らせん
[低く告げる声は*暗い*]
(=17) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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…、悪い。
[酒を零す 作法の知識ない事を咎められることはあっても 関せず笑われたのは初めてであった 小さな声で素直に口にするは謝罪 拭くものはないかと辺りを見回す]
描けるよ。 俺がきれーだと念えたら、何だって。 目に見えないものだって。
油絵具って割と高いぜ? 筆やカンバスも。 まぁ、日本画の絵具よりは安いけど。
[酒を煽る相手に当たり前のように謂う 面白いとは謂ったが 醜いとは念ってもいない]
(301) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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―大広間― [天満月の側にあり、 視線の先は舞台、地獄を舞うは白拍子。 椿の花が 落ちる。]
――…、
[思い出すのは、華月との会話。>>291>>290
「合わせるだけなら問題ないだろう」
そんなふうに軽く言う、 鈴が鳴る。背後の表情には気付けない。 思い悩んだ一欠片、口にしてから少し後悔する。 沈黙と、低く押さえた華月の声。]
(302) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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[戻れない。戻れないだろう。 媚と艶を覚えるのはこの矜持を捨てるということだ。 黙して聞きながら、自分の二の腕を緩く掴んで、 落ちかかる髪の隙間から華月を見た。 聞いたことのない、ぞくりとするような艷めいた声に
「…――、かげ つ ?」
漸く、確りと振り向く。 りん ――と鈴が鳴った。
華月は笑っていて、うまく言葉を探せずに 彼の顔を紫苑色は映したまま。]
(303) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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[やや、あって。少し俯いてこう答えた。
「……媚や、…――艶で囲われようとするなら それはもう、己は己の矜持を捨てることに他ならない。」
芸で 認められ 芸を究めようと願う 己から、外れるのだと云う。 それは狭き道だろうが。
「万一、そう、なったなら。 きっと相手は気に食わぬ花主になる。 ……気に食わぬ相手に最初をくれてやるくらいなら――」
逸らしていた紫苑の双眸を苔色に合わせる。 続きは曖昧に、唇を引結び、
「――…もしもの、話だ」
云ってから、踵を返し酌へと向かう。 後に残る、鈴の音。]
(304) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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なるほどな。 言いたいことはわからんでもない。
お前はお前だしな。
[暗い声に少し、声はまっとうになる。]
じゃあ、言い直そう。 殺されるな。 身体だけじゃない、心もな。
[そして、しばし沈黙したあと]
とっておきを貸してやるから。
[そう告げた。*]
(=18) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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−裏庭− [月は昇り、草木は眠り始めようとしている。 昼間のように、靴を脱ぎ浅い水辺へと足を沈めることしばし]
…二人見ませば幾許か この降る雪の嬉しからまし。
[爪先を自らゆるり持ち上げてみれば爪先から飛沫が落ち、 雫は伝って踵からゆっくりと落ちる。 古い歌を口の端に乗せ、呟いたところで何も変わらない。 少し熱のある肌の上を冷めた風がゆるゆると撫でては流れて行った。 純粋な感想として、あの舞は危険だと感じた。
白拍子の風わりと揺れる袖の流れは 其のひと揺れにまで感情が乗りすぎているように見えて]
(305) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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>>301
ほお、また面白いことを言うな? 見えないものも描けるか?
[拭くものを探す様子はそのまま見て、拭いてくれるなら、拭かせる。]
そうか、絵の具は高いのか。俺は絵才は全くないからな。画の見方もようわからん。 だが、見えぬものを描くというのには興味があるな。よし、描いてみせろ。この祭りが終わるまでに。
(306) 2010/08/03(Tue) 16時半頃
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[拭う布はなかった ならばせめて絵具に汚れていないシャツの裾 惜しむ事なく破り千切る そっと零れた酒を拭き取り 指に、腕に 口端にも布切れを泳がせたか]
ああ、描ける。 俺が描きたいものならなんだって。 描いてやんよ、アンタ面白いし。 変に評価したりしなさそうだし。
[すこし、桜が揺れて笑った]
絵に見方なんてねぇよ? 見てどう念うか。 きれーって念えば、それはきれーな絵。 きたねぇって念えば、それはきたねぇ絵。
良いも悪いも、ねーんだよ。
(307) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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[命持たぬただの髪飾りだと思っていた蝶が羽を広げるのに気がつき目を丸くする。触れてみようと手を伸ばしかけたが次の舞、の言葉に手は止まり、舞台へと視線を投げる。
舞うは先ほどの儚げな花。しかし、その舞姿、先ほどまでの消えてしまいそうな儚さからは想像もつかぬ]
……
[終われば自らを覚えてもらおうとする言葉もなく袖へと姿を消す儚き花に小首を傾げ]
(308) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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―大広間―
[人ごみから離れた華月は、虎鉄が居ればその傍らで、居なくば独り窓際で、やがて始まった明之進の舞を見る。]
明之進の主さんっぽいんは、姿みぃへんけど……。
[小さく零す言の葉。少し首を傾げるも、見ゆる地獄の焔を思わせる舞に、やがて見惚れ囚われれば、擡げた疑問は、火に炙られ、燃え消える。]
[舞が終わるまでの沈黙。 その地獄の焔に焦れるような眼差しは、傍に在れば虎鉄は知ることが出来ようか。
紫苑色の眸の人と、焔に囚われた眸は同じ時を振り返る。]
(309) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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そう、ならへんことを、ねがっとる。
[鈴の音に遮られるように、返せなかった言葉を、椿の花落つる時、呟いた。 それの言葉の真意がどこにあるかは、呟いた本人が、一番*判っていないのかもしれない*]
(310) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 17時頃
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/* 華月は片思いさんかしら。
(-60) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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…肉を。
[食らいたいと願う。 あのように追い立てられては、たまらない]
(*20) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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―大広間>>308―
――…、…? …戻ってきません ね。
[天満月は明之進に興味を持ったろうか。 器が干されたなら次の茶を注ぐ。 ふわと香る香りは高い。]
…時折、…姿見えなくなることはあるのですが。 また、…戻ってくるとは思います。 かれは主様に連れられて、こちらへ来たのだとか。
(311) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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>>307
[シャツを引きちぎって拭う様に、またくくと笑った。もちろん、拭いてくれるなら拭かせるままだ。]
じゃ、おまえが描く分の材料費は全部俺にツケておくといい。ああ、刷衛という。 研師だ。わかるか?
画の見方もそれでいいのか。いいことを教えてくれるな。じゃ、きれいな奴で頼もう。 きたない顔は毎日見てるから見飽きた。
[揺れて笑う様はいわゆる綺麗だろうと思った。きっと見ているものがいれば、さっきの慟哭との対比がたいそう面白く綺麗だろう。]
気にいる画が描ければ、買い取ってもやるぞ。
[そういかにも偉そうに言い放って、どっこいしょと立ち上がる。]
酔っ払いだが、約束は忘れん。
[また下品な笑い声をあげつつ、月瀬に近づき手を伸ばす…が、]
(312) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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[伸ばした手は月瀬を過ぎ、その後ろから月瀬の尻に手を伸ばそうとしたヨアヒムの手をむんずと掴む。]
よお、まんまる。 少し、話しようぜ?
[そして、そのままヨアヒムをずるずる引きずって、別の席に移動していった。**]
(313) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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始末屋 ズリエルは、まんまるにぐいぐい酒を飲ませているらしい。**
2010/08/03(Tue) 17時頃
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[舞台に上がったということは、あれから体調も良くなったのだろう。 ただ、それヨアヒムがどんな反応をしていたかどうかまでは己の位置からは見えず]
(もうすこし考えるべきだったやも知れん)
[舞台動向よりもまず、主の動向に注意すべきではなかったか。 そう思えば思うほど足元の水は大きく音を立てる。 それには少し苛立ちも混じっていた]
(314) 2010/08/03(Tue) 17時頃
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/* ところで現在の飼い主動向が
のすさん>せしる
ぐらいしかわからない。
パスタんはカルぼん買うのかなー。 邦さんはイアン気になるっぽいね。 高嶺は色々つまみ食いしてそうだが
一番わからないのは桃色坊主でS
私は飼うなら今のところ鵠とイアンでs(まだ言うか
(-61) 2010/08/03(Tue) 17時半頃
|
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[その背へとゆるりと回す白い腕。
かつて花も盛りの頃合いに、野心溢れる花主達はまことしやかに噂した。 その花を抱けた男の末路は二つ。 運開け巨万の富を得るか、若くして散るかの二つに一つ。
噂の真偽は、誰にも判らぬことなれど…]
(315) 2010/08/03(Tue) 17時半頃
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[子を為して大成するか、食い殺されるか、二つに一つ。 それゆえ高嶺を名乗れぬ花は、2つと居らぬ高嶺の花と。]
(*21) 2010/08/03(Tue) 17時半頃
|
|
なるほど、あの花は主が居るのか。 それなら何も言わずに袖に退くのも分かりはするが……
[茶の香に僅か目を細め、]
……いい香りだ。
[あの館主、物の目利きだけは凄いよなあ、とつぶやく]
……あの花――明之進という花の主は、何方で?
(316) 2010/08/03(Tue) 17時半頃
|
|
…食ってみたい男でも、見つかったか。
[不意に投げてみる声。 特に目的があるわけではないが。 花祭に出入りする関係、 あの人食い花とは何度か面識もある。
当然、共に"食事"をしたことも、だ]
(*22) 2010/08/03(Tue) 17時半頃
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|
―広間― …はい。
[舞台袖から現れぬ花。 視線を天満月へと戻し]
お気に召して、何よりです。
[豚に関しては同感だったが、 あえて何も謂わなかった。褒めるのは、癪だ。]
明之進の主様は――
[一拍、間]
…まだ私もお会いしたことがなく。 彼を伴って来た後、何かしらあって、遅れて居られるのやもしれません。
(317) 2010/08/03(Tue) 18時頃
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…乾様も、お父上同様…血は争えぬようで。 このまま色に狂うなら、容易に手の内に落ちましょう。
[嬌声に混じって聞こえる囁き声。]
良い体つきをしておりますし…寺にて節制しておられるのなら、味の面ではあなたのお気に召すのでは?
(*23) 2010/08/03(Tue) 18時頃
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/* 昔ちょっとだけだけどつかってたHNだから…… 天満月って呼ばれるとむずむずします……-x-
(-62) 2010/08/03(Tue) 18時頃
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乾? …ああ、あの色坊主の。
[小さくわらう。 引き締まった、と聞けば幾らかは 興味があった]
脂身が多いのは好かん。
(*24) 2010/08/03(Tue) 18時頃
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……そっか。 お会いしてみたかったのだけれど。
……祭り中には会えるかな。色々話を聞いてみたい。 [花主として自分はまだまだだから、と苦笑しつつ、茶を口にする**]
(318) 2010/08/03(Tue) 18時頃
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わたしは悪食ですから…脂のしっかり乗ったものも嫌いではありませんよ。 それに…祭りにて喰らうはただのエサではないのですから。
[子息を送り込んできた家のいくつかは秘密裏に、その子ではない世継ぎを望んでいる場合もある。 当人たちはおそらく知るまい。]
(*25) 2010/08/03(Tue) 18時頃
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[熱が身を侵食していく 満月が 近い
少年は夢うつつ 真っ赤に染まった先を垣間見る]
肉を――…喰らい、種を植えつけて
[裏の路地で 望まず生まれ、捨てられる子供たち この世界に何故、底辺と呼ばれる其れ等があるのか 知っている 知っていた]
(*26) 2010/08/03(Tue) 18時半頃
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壊す この世の理
[遠くに会話を聞きながら さらに深く、夢の奥へと堕ちていく**]
(*27) 2010/08/03(Tue) 18時半頃
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私を見つけてしまおうものなら……
[脳裏に響く声を、知っている]
――ボクを見ていてくれるなら
[喰らうもの 植え付けるもの 境界線は]
(-63) 2010/08/03(Tue) 18時半頃
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…わかっている。
[食うだけではない。 その言葉がどういう意味なのか]
…ああ、もうすぐか。
[さざめくような声。 もうすぐ、またひとつ人喰らいの花が咲く]
(*28) 2010/08/03(Tue) 18時半頃
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祭りはまだはじまったばかり、 …戻ってこられれば、 お話もできましょう。
[――出来事を繕いながら、口にする]
――天満月様は 花祭は初めてでいらっしゃいますか…?
[傍に控えながら、 首を傾げれば――りん、と鈴が 鳴った*]
(319) 2010/08/03(Tue) 18時半頃
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[寝台の上、白い肌を見下ろす。 白絹へと指を滑らせ、口を吸い肌を合わせ]
貴方が花である頃に、出会いたかった。
[それは本心。 花主が、花の折になんと噂されていたかも知らず。けれど知ったとしてこの夜、手放すことは出来なかっただろう。
ほっそりとした白い腕。艶やかな髪色。壊れ物を扱うように軟く、肌を重ねていく。 僧の身とはいえ、人を抱いたことは幾度か有る。 花といえど同じ人。違いなど余りないと思っていた。けれど――]
貴方は、美しい。 枯れた私にですら、そう映ります。
[溺れぬように。 自制していても口から出た言葉。 一夜の夢ならば、*その間だけでも*]
(320) 2010/08/03(Tue) 20時頃
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―――……理由……、…?
[>>295新たな花主は要らぬとはっきり口にした花が、 祭に参加をした目的を果たしたとそう言う。 其の姿は哂っていた少年とも被ったか、 赤い眼の花があまりに美しく笑うから… 少年の時同様その言葉の意味を聞き返せない。
魅入る赤の色は白橡の布に散る色にも似ている。 其れは、人を狂わせる色だ… 惑わされそうな其の色に黒檀を少し苦しげに伏せれば、 漸く赤眼の花から眼を逸らすことができた。]
…お前は…
……名は、なんという…?
[笑む理由を訊けぬまま去る背に訊けたのは、 先程訊きそびれていた花の名だけ。]
(321) 2010/08/03(Tue) 20時半頃
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懐刀 朧は、記者 イアンの背を暫く見た後、部屋へと戻る。
2010/08/03(Tue) 20時半頃
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― 本邸/表座敷 ― [用意された寝床で魘されていた。 額に汗を浮かべ、荒い吐息を零している。 身を襲った熱はざっくりと切った足の傷からか それとも、極度の恐怖と緊張を超えた所為か]
――情け無い
[緩く覚醒した意識 少年は自虐的な笑みを浮かべる。
このままでは、朽ちる未来しか無い事くらいは理解している。 前を向けと言われた所で、この数年積み重ねた稽古でも秀でなかった芸妓がいきなり花開くわけも無い。 何もしてこなかった訳ではないのだ。 超えられぬ壁 作り出している原因を少年は知らない]
(322) 2010/08/03(Tue) 20時半頃
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[月はまんまると呼ぶにはまだ僅かに欠けがあり、 しかしあと一夜も待てばその色は満ちるだろう。
――…昔、月の日を楽しみに暮らしていたことがあった。 黒檀の髪が短く切り揃えられていた幼い頃の話だ。 身なりも、食事も、寝床も、学ぶ作法も全て異なる同じ顔と 自由に会うことが許されるのは月に一度この日だけで。
『…隠れて、隠れて、』
霞の手を引いてはそう言い隠れ鬼の真似事をした。 離れる時間が惜しくてどちらも鬼にはならぬから、 二人で隠れる場所を探すだけの隠れ鬼の意味を為さぬ遊び。]
(323) 2010/08/03(Tue) 20時半頃
|
|
― 大広間 ―
…やっぱ、華月の手妻は綺麗だな。
[先程舞台で披露された芸に一言感想を漏らす。 虚ろにただ舞台を見詰めていた瞳にも今は光が宿り、傍らには華月の姿があった。 彼と共に居る時は何処か心が落ち着き、自然と和やかな会話が紡がれる。 ひらひらと蝶を舞わせてくれたなら、嬉しそうに微笑みを返した事だろう。]
―――…、……?
[やがて、はたと舞台に目を遣る。 そこに立つは、一人の少年。 その姿を見るなり、虎鉄は無意識に肩を微かに一度震わせた。]
(@19) 2010/08/03(Tue) 20時半頃
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|
[始まる、舞。
こくり、と咽が一度鳴った。
緋の小袖が、うねる焔が、舞台に紅を散らす。 その様にひどく胸が痛んで。 しかし琥珀を逸らす事が出来ない。
双肩にかけた薄布の端を固く握り締め、虎鉄は耐えるようにその舞を見届けた。]
……かげ、つ…?
[椿の花が落つ時。 傍らの華月が呟いた言葉に、漸く舞台から視線を移す事が出来た。 しかし、彼の瞳に宿る色。 それは、先程の焔を未だ映しているかのよう。 そして舞台を見詰める華月の瞳に映った、落ちた椿の花。]
(@20) 2010/08/03(Tue) 21時頃
|
|
―――…ッ
[瞳ごしにその花を見れば、また胸が締め付けられて、世界が揺れる。 は、と短く息を吐いて、虎鉄はふらりと踵を返した。]
悪い、ちょっと風に…当たってくる…。
[俯いたまま、そう告げて。 振り返らずに大広間を後にする。 去り際の表情は、怯えたような青白い顔。 その表情を見る事があったかどうかは―――さて。]
(@21) 2010/08/03(Tue) 21時頃
|
|
― 本邸・廊下 ―
は… っ …はぁ…
[よろけながらも、虎鉄は駆ける。 何かから逃げるように。
苦しい。 気持ち悪い。
何がそう思わせるのかはわからないけれど。 あの場に居続けたくない事だけはわかった。 虎鉄は、無意識に誰も居ない静かな場所を求めて。 やがて辿り着いたのは稽古場。 其処へ着く頃には、息も絶え絶えに。 額には玉の汗が滲んでいた。 そして、何処かで落としてきたのだろうか。 ふわふわと羽衣のように揺れていた薄布も、今はその双肩にかかって*いなかった。*]
(@22) 2010/08/03(Tue) 21時頃
|
|
/* 羽衣遊びのターン
そして見物人リンクの仕方を果てしなくまずった気がしたが、まあいっか そのうちなんか頑張ってみつけよ
(-64) 2010/08/03(Tue) 21時頃
|
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[自室へと戻れば新たな麹塵の羽織が用意されたが あまりあの大広間へと戻ろうという気にもなれず。 そのまま休もうかと思った高嶺の心を変えたのは 従者に指摘されて気付いた黒檀の髪に咲く紙の花。]
――…ふ、 …これは一体…何時の間に…?
[ひらひらと揺れる蓮の形に、 薄い笑みとも憂い笑みとも異なる笑みが自然と零れ。 その蓮の花を部屋に大事に置くと、再び高嶺は広間へ向かう。]
(324) 2010/08/03(Tue) 21時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 21時頃
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/* しまった、足枷が重くなってら 夜が開けるまで表座敷から動けん!
(-65) 2010/08/03(Tue) 21時頃
|
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イアン イアン=薗と。
[>>321背にかけられた声、紅が流し見 名だけを告げて立ち去る。花なのに残り香もなく。]
(325) 2010/08/03(Tue) 21時頃
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[大広間には同じ顔と坊主の花主はもうなく、 花は、花主は誰がその場に居ただろうか。 広間でまず惹き付けられるは紅い月の絵、 何時置かれたのか、誰が描いたものか、 戸口でとっくりそれを見つめた後に 元の席へと戻ると、花達へと口を開く。]
―――…何か、見せれるものはないのか…?
[芸が見たいと、そう言えば見せる花はいるだろうか。 花が動けば麹塵を羽織る花主は、薄く笑い其方を見て。*]
(326) 2010/08/03(Tue) 21時頃
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― 主の為の棟 ― [青年はゆるりとしなやかで崩れのない舞手の歩みで進む。 その姿に、夜陰に乗じて幾つかの影が近づく]
……封鎖と根回しは頼みましたよ。 そうですね……今宵は人も散り散りです 明日の宴の始まりに一斉に動きましょう。 それまでは、悟られて逃がさぬよう……頼みますよ。
[まるで悪戯の手配をするように 青年は密やかなれど愉しげに闇の者と言葉を交わして 顔に浮かぶは朗らかな笑み。
そうして、動きながらも明日からの”舞”に 必要な太刀を得に向かうは刷衛の部屋]
(327) 2010/08/03(Tue) 21時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 21時頃
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/* うそん イアン共鳴かしら
(-66) 2010/08/03(Tue) 21時頃
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―大広間からB棟の自室へ―
[そして、ヨアヒムに話すは、奥座敷にある宝刀の件。結局ははぐらかされ、舌打ちするが、そのまま、とりあえず、大広間から出る。]
明の主の居所もなぁ…。
[そして、向かうは自室。]
(328) 2010/08/03(Tue) 21時頃
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―大広間―
―――失礼を、 芸を所望される方が居りますれば。
[天満月にそう云ってから、 その場を離れ舞台へ向かう。 手にしたのは翼がごとき白い絹。 鈴の音ふえて涼やかに ちらと高嶺を流し見る紫苑色。 高嶺のいう“ありきたりの芸”のありきたりでなさを見せんと思えど表情は澄ました余所行き。 共に舞台に上るものは在ろうか。
―――りん。]
(329) 2010/08/03(Tue) 21時頃
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呉服問屋 藤之助は、負けず嫌いな面がある。長い腕を差し伸べて飛べない翼を広げ。
2010/08/03(Tue) 21時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 21時頃
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― 表座敷 ― [独り、朽ちて逝くのは恐ろしい けれど自害する勇気も無い 首を振った。 伝う汗が、気持ち悪い 誰の配慮か、いま少年は 口にしていた望みのとおり独りになれる静かな場所に居る。 けれど胸の内にあるのは安堵ではなく]
……満月……
[障子の向こうに月の影 僅かに欠けたその姿は、もどかしい気分にさせた]
(330) 2010/08/03(Tue) 21時頃
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……イアンの心は主が亡くなった時に、 既になくなっております。
[ぽつり、そう零せど、すぐに小さく笑って]
なんて……殺されるようなへまはいたすまい。
[取って置きのの言葉には嬉しそうに笑みが零れる]
……殺すな等とおっしゃるから 太刀を拒否されるのではないかと危惧しました。 今、受け取りに参ります。 お時間よろしければ、部屋にお帰りください
(=19) 2010/08/03(Tue) 21時頃
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/* 認めてもらうしかないと思っている。 空回りしたりする。
(-67) 2010/08/03(Tue) 21時頃
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― 刷衛に当てられた部屋の前廊下 ― [花の身分で勝手に入り込むことはせず 廊下に腰を下ろし瞼を下ろす。
眼を閉じれば他の五感は鋭敏になって。 遠く宴の賑わい、近く風と虫の音に耳をすませる]
(331) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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懐刀 朧は、頬杖つき其れだけかと煽るような瞳で鵠を見つめれば、白鳥はどのような舞を見せるか。*
2010/08/03(Tue) 21時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 21時半頃
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ああ戻る。 だが、こころはな、なくならぬよ。
それにそういうことを奴は望まないと思うがな。 [それはさりげに、実は知っていること、告げた。]
(=20) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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[白い肌、漆黒のひととき前の髪。 汗の香と枕元の香油が香る中、その引き締まった身へと縋って。 薄紅に濡れた唇は、求めに応じて柔らかく交わされる。]
お会いしとうございました。 …貴方のような優しい方が、初めてであればよかったのに。
[耳元へ返す睦言。いとおしげにその頭を胸に抱く。 ひとひら、ひとひら、綻ぶように、いたわるような指に開かれ、色づいていくからだ。 熱い衝動を深く重ねる時にすら、その所作はあまりに優しくて。
息もまだ乱れたままに、胸元に縋ってうっとりと余韻に浸る。 つかの間の一夜の夢のことだから、答えずただ淡い笑みを返すのみ。]
(332) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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―自室前― >>331 [少し酔った頭のまま、自室に向かうと、その前に細長い花が立っている。]
ああ、取りにきたのか。
[その顔に包帯がないことに気がつくと、少し目を見張った。]
というか、見えたのか。 じゃ、無様な顔がバレたな。
[そして、部屋の扉を開けた。]
(333) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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刷衛、ね。 研師…ってのはわかんねーや。 今度見してよ。
[知らぬ才を識るは 己の彩が増えること 幾らか言葉を交えたおかげか 指先の震えは止まっていた]
絵具代は…いいや、大丈夫。 俺を買うって訳でもねーのに金出さすのは、ちょっとな。
俺をか、俺の絵を買うっつんなら それは喜んで?
[くすくすとまた揺れる桜 冬の傍に在らず浮かべることは、あまり数多くない けれど手が近付く様子にはまた 叩かれる幻影 眼を、閉じる]
(334) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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― 本邸 表座敷 ―
Who killed…――Cock Robin
[床の中 熱を帯び掠れた声音で、紡ぐ異国のうた。 芸妓と謂うには届かぬ幼い童謡
少年の名が混じるそれを寝所で歌って聞かせてくれたのは 顔も覚えていない親。 物心ついたときから、幾度と無く彼の生き様を目前で見ていた 自分も彼の後を継ぐのだと ――その翌日、少年は学園へ預けられた]
I, said――…
(335) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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……なくならなくても……いりません
それに……主の真意は今となってはわかりません……
[高峰の言葉同様に、主の意思を推測する言葉へは そうとだけ零した]
(=21) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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――其は、幾多の言霊 其は、この世ならぬ鳥のうた それから
其は、この私よ
愚かなロビン
[つかの間の歌は 途切れ
脳裏で 哂うこえが
する]
(*29) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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[初めてなのか、との問いには頷いて。舞台へと上がる鵠の背を見送る]
……さて、頼んでからずいぶん経つのに。 まあ、仕方が無い。自分で取りに行くとしよう。
[置いてきてしまった羽織を取りに部屋へと戻る]
(336) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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/* ロビン=駒鳥 コックロビン=マザー○ースのあれ。
しかしCock Robinというとアレしか思い浮かばんね! だーれがこっろしt
(-68) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 21時半頃
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そうか。 じゃ、しばらくは、俺に預けておけ。
仕事中は、以心伝心しておかないとだからな。
[さらりと]
(=22) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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― 刷衛部屋の前 ― [足音に気づけば目を伏せたまま立ち上がって]
ええ、参りました。 私の舞には太刀が必要で ……特に旧友である霞殿が花主としておりました あれの琵琶と交えるには太刀無しではどうにも分が悪い
[との開く音を聞きながら聞こえた言葉には首をかしげ]
ええ、塞いでいるだけですので…… 顔をお気になさってるのですか…? でしたら、このまま閉じておりましょうか?
(337) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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[それでもやはり、己は罪深く浅ましい。 男の腕の中で眠る時にすら、夢に見るのは違う方のこと。
「このまま見つからず居られたら、ずっと一緒に居られるのに」 同じ顔に違う装束。 納屋に寄り添って身を潜めたのは、漆黒を切りそろえた二人の童。
己が彼に成れなかったか、彼が己に成れなかったか、 幼い二人には抗うことは許されず、二人は分かたれそれぞれのみちへ。 羨むことが無かったのは、彼の背の荷の方が重そうに思えたから。
堕ちて穢れてしまった己を、彼はどう思っているのだろうか…]
(338) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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>>337
なんだ、伏せているのか。 いや、かえって伏せられているほうが、不自然だ。
まぁ、とにかく入れ。 刀の検分はちゃんと見てやってもらうぞ。
[といいつつ、部屋に入ると一度片付けたことを思いだし、また再び、大事そうに4本の刀を台に出した。]
(339) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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[名乗らぬことについて語られていたなど知らず。 その由はなんのことはなく。芸の前にも後ろにも]
あ、 名乗りを忘れて……
[芸の前はともかく、後はひとつ気を取られていたからだ。 白き花と共にあった“主”は、己が舞いに反応はなく]
主様……
[花の芸は主の為ものでもある、精進が足りぬのだろうか、 と少しばかり落ち込めば、舞台裏からひそり、と大広間の外へ出た]
(@23) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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…………
[預けておけといわれて、はいそうですかと 言えるほど人に甘える性分でもなく 仕事も絡めば露に拒絶するほど頑なでもなく 返事に窮して俯く]
……先程触れて確かめるとも 申し上げましたし
[そう言って自分が軽口で交わした約束を 律儀に守ることを口にしながら話題をそらした]
(=23) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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[けれどしかし 触れられたのは...ではなくて]
デブ、セクハラやめろっつの。
[軽い苦笑 華月にも見せた僅かな怯え 引きずられていくヨアヒムに 吐く暴言は弱々しいか 微かと息を吐いて 刷衛を見送った]
(340) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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―大広間・回想―
>>334
ほお、お前、俺に買われてもいいのか? 物好きだな。
[花の好みはその立場になったことがないのでわからないが、できれば高名の士の元へ行きたいのではないかと思う。]
研師がわからぬか。 では、気が向けば部屋にくるといい。見せてやろう。
[そう声はかけたおいた。*]
(341) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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伏せて一年は暮らしましたから 伏せたままでも私には さして不自由もございませんが
[さてどうしたものかな、と 伏せたまま首をひねって ただ、部屋に入れといわれれば 素直に音を頼りに敷居をまたいで
部屋の主が立てる音を聞きながら 刀が置かれたらしき台へと近づく]
(342) 2010/08/03(Tue) 21時半頃
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[やがて夜半に目覚めれば、眠る法師を起こさぬように、 そっと身支度を整えて、夜の霞がごとく消え去る。
夢の名残に残すのは、胸元に歯を立て刻んだ紅色の花びらが如き痕ひとつのみ。]
(343) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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/* 動けねえwwwwwww時間早送りしたいのぅ。 自業自得なんだけども。
(-69) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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>>342
ああ、まぁ、そうだな。 よく生活してこれたな。指先の感覚はさぞ鋭かろう。
[そして、台に並べた刀、あえてその由緒はそれぞれ述べず、自分で好きなのを一本とれ、と伝えた。]
(344) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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始末屋 ズリエルは、奏者 セシルの絵を愉しみにしている。
2010/08/03(Tue) 22時頃
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………。
[手酌で煽る酒 酌をする相手も見つからなければ 桜の花は大広間を抜ける 部屋を出る折には 流石に礼と退出の意を表して]
[彷徨う足は冬を捜して 漸く慰めに向かえると 浅ましい裡は僅かな期待を孕み]
[A棟、ロビンの部屋に訪れても その場に彼は居る由もない 彼を捜すために 落ち着くために 空を眺めるために 本邸の屋根にまた、攀じ登った**]
(345) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 22時頃
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[親は天性の誘惑者だった。 何故彼が裏町に居たのか、知る事は結局無く 教わった事といえば満月の夜毎行われる――
多才な芸妓を持つ花と その稽古を身につけたのは少年なれど 型どおり 譜面どおりの所作 毒花咲かずしては凡才に留まる
噂のロビンは、少年の内で眠る朱いろの花 芽吹くときは、もうあと僅か]
(*30) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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ええ。最初はどうして日常も困難ではありましたが 慣れてしまえば、閉じた時の鋭敏になる感覚は どうして重宝しております。
[そのまま眼は伏せたまま、ゆるりと手を伸ばし 形を確かめるように、指で鞘の背をなぞり 鍔、柄へと指を伸ばす。 その仕草で一つづつ外装に触れ 次いでそうして触れた中の一本両の手に取り… 鍔を鳴らして静かに引き抜いた]
……良い響きです。
[鳴る鍔、鞘と刀身がささやかに立てる音に耳を澄ましながら 刀身があるだろうと頃へ指を静かに沿わす
……滑らかな波紋、引っ掛かりのない刀身 静かに瞼を上げその刀身へ眼を投げた]
(346) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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― 表座敷 ―
[か細い歌は途中で止まってしまった。 咳き込み、続く音は出なくなる]
……
[酷く、喉が渇いていた。 身体はまるで自分のもので無いよう]
(347) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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記者 イアンは、同様の仕草で残り3本も伏せて聴く音と感触、開けて見る刀身で確認する
2010/08/03(Tue) 22時頃
記者 イアンは、始末屋 ズリエル自身はふりかえらず、眼を開けた時は刀身を食い入るように見詰め
2010/08/03(Tue) 22時頃
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[一人部屋へ戻りて、窓辺から見る月は僅かに足りぬ。 あの日二人で身を寄せ合って、こわごわ見上げた納屋の窓の月には。]
おやおや。 随分と大きな猫が屋根の上へ。
[本邸の屋根の上に見えた影を、思わず窓を開けて微笑ましく眺めた。]
よくあのようなところへ登れるものだ。
(348) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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―大広間・舞台― [鵠の舞いに歌はない。 彼自信が歌わぬからだ。 煽るような視線に返す紫苑色。
大きく広げた白く透ける布、 鈴の音ともない空へと舞った。
――――りん、
鈴の音が揃い地にあるからだが鳥のようにふわりと飛んだ。
白き鳥の舞の“動”。
布を手に巻き取り地に降り立つときも音は少なく。 ]
(349) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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/* アレ。うにさん共鳴なのか。 ってことはヤニクか法泉が共鳴かなあ。
のすさんではない 気がするけど でものすさん共鳴系の役職好きなイメージ。
(-70) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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お前は、本当に正直なんだな。 まぁ、いい。
[冗談交じりの件を、また新たに口にしたときは、小さく息をついて…。]
無理せずともよい。 俺なんぞ見なくても触らなくてもよい。 お前の手と目を大事にしてやれ。
[一途な花というものを感じている。]
(=24) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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―大広間―
[友の舞が終わる頃、主催が男はどこか苛立っている風情で。 もう良いと言われ酒器を手に下がる。 幸得らの方に向かう主催からそのまま離れ、暫くして舞台の袖へ。 客席に戻らぬ明之進の姿を捜していたが、芸を求める花主の声>>326と応え響く鈴の音>>329]
鵠殿。
[笛を得意とする者の舞に笛を合わせる。 これまでならば試そうともしなかっただろう。
舞装束を身に付けながら、舞うことは出来なかった。 友のあの舞がまだ焼き焦がす勢いで心を揺らしている。
それでも高嶺の声にただ座しているだけでは居られず、笛を手にして。ひゅう、と風の音を立てた。 舞を乱すことになるか。それとも鳥はそんな風すら力とするか]
(350) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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―大広間―
虎…鉄……?
[眸の奥に椿の花、地獄の焔を抱いたまま、己の名を呼ぶ相手を苔色は見る。]
どうしたん?顔色わる……って、おいっ。
[駆け出す青年に伸ばす手は、しかし、途中で落つる。 燃える苔色は、落とした手を見る、微か叩かれて赤に染まった手を握った。
今、追ってはいけないと、自覚がある。 追っては、手を伸ばしては……願ってしまうから。 地獄の焔の中にある を。]
(351) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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[この舞の物語、 最後に白い鳥は地に落ちる。 惑う人の手により討たれるのだ。
死の縁で歌う“白鳥の歌”を、 鵠はこえではなく 竜笛で奏でた。
―――天高く。
其処までで、 舞は終わる。]
(352) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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[沈黙。伏せる瞼の下に焔を隠す。
りぃん――涼やかな音が暗闇の世界に響いた。 苔色を開ければ、いつの間にか高嶺の姿があり芸を所望していた。そして、それに応える鵠の姿。]
(353) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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門下生 一平太は、呉服問屋 藤之助に話の続きを促した。
2010/08/03(Tue) 22時頃
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[イアンが刀の検分をする間、 また黙ってソファにかける。
そして、外をぼんやりと眺めた。]
決まったら、持って行け。
[なんとなく、さっきまでは貸す代償を何か所望しようかとも思いつつ、ふと、そんな気もなくなっている。]
(354) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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……そのように、育てられております
[主を知っているならば、主が信仰する神と教義 それも主を通して知っているだろうと]
……無理を、しているつもりはありませんが……
[大事にしろ、そう言われても 大事にする意味を失っている青年は 頷くも否定も出来ず また返事に窮しそれだけを零す]
(=25) 2010/08/03(Tue) 22時頃
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―本邸・廊下― [廊下をふわり、彷徨う迷い子が、途中再び霞の月と見えれば。 その茫洋たる眼差しは、緋の口唇を追っただろう]
―――……、
[何処かより、聴きなれぬ唄がかすかに聞こえる、 この世ならざる身ゆえ響く、遠い異国のうたごえ。 かすれて、途切れたゆえにその声は――聞き覚えがある。
一度、中空を越える月を見上げた。]
(@24) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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−裏庭→本邸廊下−
(このままだと足がふやけてしまう)
[ちゃぷと短い音がした。 草も昼間と違って乾いていないので、芝の上を歩いたところで乾く事もない。 靴を拾い上げて扇と共に手にしながら本邸へと戻る。 ちょうど通りかかった侍従を捕まえて、足をふくものを用意させる]
(355) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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さすらい人 ヤニクは、門下生 一平太に話の続きを促した。
2010/08/03(Tue) 22時半頃
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/* ベネットと華月さんが全く同じptでどっちに飴投げればいいか困る。
(-71) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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―大広間―
[責の音は混ぜぬまま、息を継いだ一瞬に白鳥が歌う。 高く高く。響き渡る笛の音。
鈴の音の余韻を破ることはなく、笛を下ろした]
(356) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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/* 本郷様と被った。 なんという5秒。
(-72) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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落胤 明之進は、かすかな蓮の香に気がつけば、ゆるりそちらに頭を下げた。
2010/08/03(Tue) 22時半頃
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ああ、そうだな。お前は何も悪くない。 亡くした主のため、すべてを込めていくのは、花として幸せなのかもしれん。
ああ、そのとおりだ。
余計なことばかりを言ってすまないな。 まぁ、気にするな。
[本当に見えぬのならば、だが、 見えて見ぬのなら、それは、何かが違うと思った。
そして、その事実は、ひさびさに気分を落ち込ませるものだったが、気にしても仕方ない。]
(=26) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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…明乃進?
[草を払い、足を拭き、靴を履いて大広間へと戻ろうとしたところで 見えた姿に足を止めた。 月を見上げる姿に己もまた色硝子越しに月を見上げ、 それから視線を目の前の花へと戻す]
月が、どうかしたのか。
(357) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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― 本邸/表座敷 ―
[首を捻って戸口を見遣る。 熱が引くまでは休めと 無理矢理に浚われてきたこの場所は、何処だろう]
……
[動けない。 高嶺に命じられたから 熱が身を侵食しているから 足を傷つけているから
静かな部屋 物音立てねば、誰も少年が此処に居ることなど 気付かないのだろう]
(358) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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さすらい人 ヤニクは、本屋 ベネットに話の続きを促した。
2010/08/03(Tue) 22時半頃
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/* じたじた。 動けない、ぐすんぐすん
寝ようかなorz
(-73) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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門下生 一平太は、手妻師 華月斎に話の続きを促した。
2010/08/03(Tue) 22時半頃
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―大広間―
[白鳥が舞うのを、苔色は見詰めた。 鳴る笛の音に、密やかに胸元を探る。 そこには相方というには、心をかけていない笛が在った。]
……わても、一曲吹いてもえぇやろか?
[鈴の音の余韻が醒めたころ、ほつりと次を立候補する。 その言葉は、笛を芸とする壇上の2人にどう響いたか。
華月は応えを待つ間に、身を舞台へと運ぶ。]
(359) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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/* 時間軸がわけわかめ えーっと、明日更新で……村立てさんの予定では今、昼……?
(-74) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 22時半頃
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/* そういえば高嶺が共鳴と言う発想がないのは赤と白とか にんとかかんとか言ってた気がするからです。
(-75) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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[一つ一つ、五感を使い丁寧に見聞する。 それは、これからの”舞”の相棒
そうして選ぶのは黒塗りの鞘に質素なれど 繊細な銀の白蛇が絡む技を選ぶ]
では、これを……この太刀で 桴持つ変わりにして抜頭を舞えたら さぞ素晴らしいものをお見せできるかと
[猛獣に殺された父の敵を討つ舞だとも 嫉妬のあまり鬼になる者の舞だとも言われる 舞の名を出しその太刀を両の腕に抱いて笑う]
大変な業をおかし頂き誠にありがとうございます
[そうソファーに座っている研師を振り返り 床に片膝下ろし、拳を下げ頭を下げる。 彼の人の顔は外を見る髪に隠れあまり良く見えない]
(360) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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/* そういうわけでもないか。明日の夜に夜になってればいいんだよね。 占い先の人は流れで決めればいいとおもうけど、花がふっかけやすいんだろうけど……縁故あんまりないしやり辛い!w
(-76) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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/* ところで お買い上げしたいなと思っているどちらの舞も見れなかった私です。
ショボーン
(-77) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 22時半頃
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[窓から漏れ聞こえるは、本邸の宴からの笛の音か。 ゆるりと寝台に足を投げ出したまま、窓辺に持たれて耳を澄ます。]
誰を想うて、吹く笛か…
[夜風がふわりとカーテンを揺らす。]
(361) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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本郷様。 いえ、月に――何か、 何か思い出せそうなことがあるような、気がして……
[見上げたものの色硝子越しの月の色は伺えず、 鉄色がこちらに戻れば、あらためて一つ頭を下げる]
宴の前は、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。 ――舞える程度には、落ち着きましたので。
[認識の齟齬は解決してはいないのだけれど、 その事実には蓋をして微笑う]
(@25) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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/* 真剣ワクテカ。刺されたーい。
取り敢えずほとんどしゃべれていないロビン先生と喋りたいんですがね僕! 喋れてる人と喋れてない人の差が激しい。
多分一番喋ってる相手は明乃進の予感。
(-78) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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―大広間―
[即興で吹くのは難しい。経験少なければ尚の事。 そのまま顔を俯け去りたい気分だが、どうにか上げて一礼した]
華月殿。
[頷き、自分は舞台から降りた。 これ以上は乱すだけで済むまいと。悔しさに唇を軽く噛む]
(362) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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/* というか、今日は占いパスしたほうがいいかなー。物語的に。 見物人のところに触れ始めるの3d〜って書いてあったけど、 自分ちょっとアウトラインぎりぎりのところの気がするよ。
(-79) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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…月に?
[そう告げられて、またもう一度月を仰ぐ。 月齢15まであと一日と言ったところか。 頭を下げる様子に首を軽く横に振り]
ああ、私は別に。お前の体調が戻ったならそれで御破算だ。 先程の舞、見せてもらった。
────好い舞だ。
[視界の記憶の中で舞う白い袂を思い出せば鉄はするりと細くなる]
(363) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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…………はい。
[眼前の仕事仲間の口にする言葉に 青年は何度も返事を窮し]
……例え、あの人が望まなくても それでも私の咲き方です。 私が選んだ以上、私が悪くないとは申し上げられません ……が、おっしゃるとおり幸せだとは、思います。
[それでも、外を眺める刷衛を紅で見据えながら 静かにそうと告げて
例え己が目を塞ぐ様子が 他者の気を塞いでも……己に積はないとは言わないが 曲げることはない]
(=27) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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恋すれば、芸は色香と艶を増す…
[幾人かが競い奏でる笛の音は、それを纏っているや否や。 確実に分かるのは、あの時の雛鳥の声が、幼いながらに艷めいて聞こえたことなれど。]
されども、それに溺れては…焦がれた炎は身を焦がす…か。
(364) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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>>360
[イアンが丁寧に刀を選び、振り向いてひざまずくのを見てため息をついた。]
よりによって、それを選ぶか。 まぁ、構わん。
価値ある一本だが、俺が使いこなせるわけではない。 気に入ればそのまま共にいるといい。 思い強ければ、力強い相棒となろう。
[そのまま、持っていけ、とやはり呟く。]
(365) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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喰らいたいと、願うほどに。
(-80) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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―B棟・廊下― [部屋から羽織だけを取り、大広間へ引き返す。その途中窓の外、欠けた月が――未だすこしだけ、天に満ちる月に足りない月を見上げ]
欠けた月、か。――どこか俺みたいだよな。 ……俺は兄上や父上のように満月とはなれない。
[苦笑いを浮かべ]
(366) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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[ふと、こちらを見ているのに気がつくと]
おまえ、見ないといっただろう。 見たのなら、笑え。
見たのなら、貸した代償は払ってもらうぞ?
[今度はふざけた声になる。]
(=28) 2010/08/03(Tue) 22時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 22時半頃
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[何か因縁がある業なのだろうか? その言葉にゆるく首を傾けるも]
はい。誠にありがとうございます この借りは必ずや。 ……私に出来ることならば何なりとお申し付けください 主と共にある心以外ならば、何なりと致します。
[そう告げてから呟く声に立ち上がり 左手に太刀持ち……一歩刷衛に近づけば右手を伸ばす ゆるりと指先を相手の頬に触れようと]
(367) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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―大広間・舞台―
高嶺様に、酌の手妻以外にも出来んか?いわれたさかい。
[唇を噛む夜光の裡はしれぬ。 けれど、行くと去るで交わった地点で、叶うなら励ますようにその肩を叩いた。 鵠はどうしたか、叶うならば、苔色を紫苑色に交わらせて微笑んでみせる。]
ほな不肖ながら吹かせてもらいますわ。
[舞台の中央で手を天に翳す。 ふわり――1羽の白き和紙の蝶が手妻師の指から離れ、空を舞う。手の内から、はらりはらり――和紙で出来た蓮の花がいくつもいくつも産まれ床に落ちる。そして気がつけば、手妻師の手には黒塗りの横笛が1つ握られている。
唇にゆっくりと噴き口が宛がわれれば
―――次に聴こえる一音は悲鳴のような。]
(368) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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/* ごめんなさい。泣き言ここにも一つだけ。 鵠殿、重ね重ね申し訳ない、です! 間の悪さに胃が痛くなる。
あと、メモに中発言増えるの嫌われそうなのでこちらで。 天満月様は飴ありがとうございました。
(-81) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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―広間・舞台― [夜光が合わせてくれていたのは 舞に集中する中でも気づいていた。 笛の音、鈴の音。 けれど白鳥が事切れるこの音だけは ――譲れずあったから。
りん。
鈴の音鳴らして向いた先、 華月が居る。]
…――
[少し上気した顔で小さく頷き 彼に場所を譲る態]
(369) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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― 表座敷 ―
[静寂に押し潰される 走馬灯にも似た
とりとめも無い出来事が思い出されては消える。 翌朝には、身を侵す熱も引いているだろう 眼鏡さえ届けば、視界も晴れる
冷たい瞳は明日も 冬の空を映すのだろう*けれど*]
(370) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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/* ロビンがひっきーで心配である。
(-82) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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はい、あの絵画も―― 紅月、今宵の幾望と同じく一欠片足らず。 ……月が満ちるのが、少しばかり恐ろしく。
[月を畏れるなどと、気が触れたに近しいと 己自身も想うのだけれど、溢れるそれに腕を抱く。
けれど舞について触れられれば、 途端、満面に喜色が溢れて]
―――あ、ありがとうございます。 夏の宵には、もう少し涼しげなほうがよいかとも思ったのですけれど、ふとあの詩を舞ってみたくなってしまって……。 観ていただく方のこと、もう少し考えねばと思うのですが。
[溢れるものがとめられぬのです、と恥じ入るように付け加えた]
(@26) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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/* だめだ、このままソロールでPT食うのは駄目だ。 歌、もーちょい人が通るタイミング待てばよかった。 失敗zzz
(-83) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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……見なくとも触らずとも良いと仰られましたが 見るなとは、触るなとは仰っておりますまい?
何故……?何故笑いを求めますか? 眼が二つあり、鼻が一つあり、口が一つある 皮膚があり、眉がある…けれど笑う要素が何処にありますか?
……それでも、笑えと言うならば笑います 代償をと言うのならなんなりと。
[ふざけた声にはそう、紅を細めながらも 座る刷衛を真摯に見詰た]
(=29) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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>>367
ふふ、花はみんなそう言うな。 なんなりと申し付けろ、とな。
本当に、よくできた奴らだ。
[そして、顔を触ってくる手には、物好きめ、とそのまま触らせている。]
どうだ?よく見えたか?
(371) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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さすらい人 ヤニクは、本邸から聞こえた悲鳴じみた音に、一体何事だろうとびくりとする
2010/08/03(Tue) 23時頃
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[苔色と紫苑色交わし、 その笛の音を耳にする。
――悲鳴のような。
じっと、舞台を見つめた。]
(372) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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― 稽古場 ―
[倒れこむように中へ入ると、床へと。 稽古場には月明かりが差して、慣れれば灯りは要らぬ程。 虎鉄はころりと寝返りを打ち、仰向けに寝転ぶ。 窓から見える月を捉えれば、じわりと、目尻に涙が滲んで。 瞳を覆うように腕を当てた。 そして嗚咽を殺すように、ぎっと歯を噛む。]
ち、くしょ…何だってんだよ……。
[胸の苦しさは癒えないまま。 涙は溢れ続ける。 その理由は、やはりわからない。 主を想う時とは違った、苦しさ。 何か、大事な事を忘れてしまっているような気がしたが、思考を巡らせようとすれば、遮るように頭がツキと痛んだ。]
(@27) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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―大広間・舞台下―
[華月に肩を叩かれれば口元に入っていた力を抜いて。 酌の手妻以外にも、と言ったという高嶺を窺い見た。 この姿で舞わぬ、舞えぬ自分はどう映るのだろう。
悲鳴のごとき一音が鳴り響く。
身を強張らせて壇上を振り仰いだ]
(373) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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[優雅に舞っていた蝶は、羽を震わせ弛緩したように、地に落ちた。それは演出のように見えて、実際の所、ただ操るのを忘れただけのこと。
凡才でも、稀に才あるものに近しい音を吹かせることもある。 常には手妻の添え程度にしか笛を吹かぬ男が、それを忘れて吹いたことが、その稀を引き起こしたか。 それとも、地獄の焔に煽られたか。
悲鳴のような笛の音は ――嗚呼、それは狂人の調べ。]
[地獄の焔に焼かれ自ら傷むのを願うかのような。 他者に、ここに堕ちてみろと艶めいて誘うかのような。 それでいて惑い、いつくしむような。
混沌。]
(374) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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満ちるのが恐ろしい? ……完全なものは人には違和感になるとは聞くが。
[昔あった国の国旗は衷心より少しずらして円を描き 描かれた竜に睛を入れたところ天へと去っていったという話もあるが それを月に見出すと言うのだからどういうことなのかは男には解らない]
涼しげで気の乗らぬ舞よりは気の乗る舞のほうが見ていて気分はいいものだ。 他の主達は知らんが…私は、少なくとも。
舞を見る目は、それなりよりも多少はあると自負がある。 その私の目が好いと言った。ならば私はそれを信じる。
[むしろ好過ぎて少し身の裡で持て余すように感じたのもまた然り。 けれどこれに関しては口にはしなかった。
不意に響く笛の音にちらりと大広間のほうへと視線を向ける]
(375) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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お前、結構屁理屈な花だな? あれもさぞかし扱いにくかったろう。
[またおどけたように、かつての旧知にそう同情するようにわざと言う。]
ああ、目と鼻と口がついている。 歯はむき出しで、毛穴はでかい。 目は落ち窪んでて、鼻はつぶれているさ。
[そして、くくくっと笑う。]
(=30) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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/* 華月うまいな
(-84) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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/* 華月に地獄の恋をバックアップしたようだ、やった。 この万葉のヤンデレ詩、好きです。
君が行く 道の長手を 繰り畳ね 焼き滅ぼさむ 天の火もがも
あなたが行く長い道を手繰り寄せ、 焼き滅ぼす天の火が欲しい。
(-85) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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[様々な考えの合間に思うことは多々あれど]
…何の騒ぎだ?
[鼓膜に強く響く音に、誰か理由ひとつ知らぬものかと。 笛の音であるということは、よく解るのだけど]
(*31) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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まぁ、代償も冗談だ。 心持たぬものを抱いても虚しいだけだしな。
まぁ、安心してあれを思って剣を振るうといい。 ちゃんと見守ってやろう。
[喋っている間も、きっと顔を触る手には、少しだけ心地よさげ。]
(=31) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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[――鵠は混沌を 見る]
―― … かげつ
[小さく呟く。 ――微かな鈴の音が、 笛の叫びに掻き消されそうになりながら在った。 紫苑は瞬き忘れたかのように、ただ一心に]
(376) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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…ほぅ?
[今までの吹き手のものとは違う。 有り体に言えば「なってない」と言っても良い。
されど、その音は…誰のものよりもより強く、滲み出る何かを帯びている。
吹き手をこの目で確かめたいと思うも… さすがに今は夢のあと。母屋まで行くには身が怠い。]
(377) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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/* んーん、んんん
設定を練りきれていないでござる… 一人のターンなのでじりじり時間使って考えるターン
(-86) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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[そう長い曲ではなかったはずだ。 しかし、あまりの混沌さに、それを永遠のように思う者も、泡沫のように思う者もあっただろう。
最後の一音。 そこだけは昏迷を避けるように、白鳥の最期と重ねる。 悲鳴の後の絶命。]
……お耳汚し、すまへん。
[始まりと同じく、余韻の後、ゆっくりと降ろされる笛。 そこにあるのは、常と変わらぬ微笑。 弧を描く唇が聴衆に礼を述べ、飄々と舞台を後にする。]
あかんわ、真面目に笛吹いたら、喉乾いたわ。
[笛の音とは正反対にカラリとした態で、舞台下で水を求めた。 笛の音で昇華されたか、苔色に焔は今は燈ってはいない。]
(378) 2010/08/03(Tue) 23時頃
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/* 鯖落ち激しすぎる……
(-87) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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ええ。それが花であり 花であるゆえの誇りです。
[指先に触れる肌の肌理は粗く、骨は太く けれど、主とは違う、ただそれだけのこと。]
それはもう、良く拝見させていただきました ……おや……何方かの音が、鳴いている……
[ひたりと触れながらも、遠く響く笛の音に 香なき花である青年はするりと戸口へ]
(379) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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[白鳥が事切れる笛の音。 演舞が始まり、そして終わるまで。 終わって三度拍手を送る間も煽るような瞳は変わらない。 多く賛辞の言葉を向けるわけでもなく、 3名の花を見る目付きは高嶺の花主のもの。]
―――…吹け、
[次をと華月が言うのならば、そう言って舞台へと送った。 窺い見る夜光と眼が合う、薄く笑った花主は 自ら舞おうとしない花を責めることなく、ただ見つめ。]
[聴こえた悲鳴には再び舞台へと。 華やかな手妻を見せて笑む花が見せる新たな一面に、 黒檀はゆっくりと細まる―――…面白いものを見るように。]
(380) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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御存知ありませんか? チャールズも普段は温厚なれど 神学と言うなの論争の場では名うての論客 ……床では伽話の変わりに艶もない論戦に遊んだものです
[そう言って少し紅が遠くを見て それから現在へと焦点を合わせる]
刷衛殿はそれで刷衛殿です。 そしてその眼は刃脈を真摯に見つめ、 その歯は熱される釜の前でも怯まず結ばれ 熱から守るため身体は汗を毛穴から流し その花は上質な鉄を香りからも見極める。
右に倣えのモノばかりが良きもの等馬鹿げている 形なぞ様々だからこそこの世は面白いのです
[己が欠点をあげるような刷衛の笑いに そう返してから、心地よさげな刷衛から 指を離し戸口に向かう]
(=32) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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手妻師 華月斎は、記者 イアンに話の続きを促した。
2010/08/03(Tue) 23時半頃
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[知らぬうちに己の肩を抱いていた。 友の舞を見た時に感じたそれと似て否なるもの。 そればかりではない世界の中、甘い水を啜って生きてきてしまったものには毒にも近いほど。
それでも身体は狂の音色を追いかける。 混沌に翻弄されるのも構わずに意識を向けて。
命尽きる最後の一音。 余韻が消えると、頭がくらりとした]
お疲れ様、です。
[意識して肩の力を抜き、水を求める華月に声を掛ける。 今あの音を鳴らした当人とは思えぬ態に、また別の意味で惑いそう]
(381) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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心がなければ楽しめぬ御仁ならば そればかりは、満たすことが出来ず申し訳ございません。
[ゆるりと戸口に向かいながら笑って]
……ありがとうございます ああ、そうだ……明日の宴までには 封鎖と根回しは終わるとのこと。 明日の宴には告発をおこないます。 お見守りよろしくお願いいたしますね。
(=33) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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/* この村に狂人という役職はあらしませで。 そんな、村側狂人万歳。
あ、音は悲鳴だけど、技巧は拙いんですよ。
(-88) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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……いえ、 些細な予感のようなもの、どうぞお気になさらず。
[きしくも同じ古典を思う、画竜点睛――その睛が、 月の一欠片であらば、満ちて完成するものは何であろうか。]
――……、気分が。 本郷様にそのように仰っていただけると、少し己に自信がもてます。 主さ――いえ、えっと刷衛様には、余りお気に留めていただけませんでしたので……
[一瞬だけ、捨て犬が如く面持ちを見せて、 けれど稀代の舞手の花主であった彼の人の言葉を頂いたのだから、と穏やかな面を取り戻そうとすれば、 その“ひめい”は響いたか。地獄の焔をみた声が]
――どなたかが、また芸を。 戻られますか?
[黄泉花は、けれどその“ひめい”を憐れまず、 暗くしずかな眼差しで、音の先を見やり――鉄色にゆるく首を貸傾いだ]
(@28) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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なるほど、 じゃ、その屁理屈は、あれ仕込みか。
[そして、泣く笛の音は己にも響いたか。]
本当に、普通の花祭にはないものがここにはあるな。
[そして、また考え込みつつ…]
あの月瀬も紅い月を描いていた。 あと、月のつく名前もなんと多いことよ。
やはり、まんまるは早く捕らえて何かを吐かせるべきだな。
(=34) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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――…あまり宴の席に合う演目ではないな。
[最後の事切れる音は先程と同じようで、異なる者。 演舞とはいえ目の前の舞台で二つ、命が消えた。 呟く声は文句を言いつつ楽しげな色が乗る。
夜光はどうか、後に続くか。 肩を抱く姿を眺め、無理に舞台へ行くことを強いはしない。]
……何を想って、 歌い…奏で、舞うのだろうな…花達は。
[呟くのは花主にはわからぬ花の想い。 演舞の最中は無心であろう、 興味を抱くのはその無心となる前後のこと。 答える声は、あっただろうか。]
(382) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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ああ、頑張れよ。
[戯れに誰かを抱くなどということは、 昔ならば喜んでいたか。
だけど、年齢を経れば、それも、また、心なければ、終わり虚しくなる。]
ああ、見守ろう。 くれぐれも、用心だけはしろ。
[そして、去りいく花を見送った。]
(=35) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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[――白鳥は/鵠の名は 死に近い名だと 他でもない“白鳥”が謂っていた。 白い、鳥は――混沌と混乱在らば翼を折られる。 あれに垣間見えるは狂人の、 地獄の焔に誘う腕(かいな)]
…――華月?
[眸を覗き込む。――其処に今、焔はない。]
……水がほしいか。 ……慣れぬ事をするから。
[いつも通りで、何処か、ほっとしたように]
(383) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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>>379
花の誇りか。ふふ
[離れていく手に感じたのは、当人がいうその誇りだったか。 その時鳴り響く音は確かに細く耳をつんざいた。]
さて、何の音かの。
(384) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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これもまた、おもしろき音色よ。
[返す言葉は気怠げに。]
宴席はまだ続いているようだけれど…今少しは身を休めたくてね。 [ひとときの淡い眠りだけでは消えぬ甘い余韻に、今は酔うばかり。]
(*32) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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ええ。12の時からの主ですから。 なにもかも、あの人の名残です。
……趣味の悪い豚狼なれど この趣向は悪くありませんね ……狩の舞場まで提供なさりますし
[月と獣の病の関連性を思い 刷衛の言葉に狂狂と赤を細めて]
豚狼への尋問はお任せいたします。 ……刷衛殿も御用心を
(=36) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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――――!
[静かな稽古場に迷い込んできた笛の音。 それは微かな音だったが、確かに虎鉄の耳にも届いた。 勢いよく起き上がり、音のした方を見る。]
華月…?
[昔の事、同じ師の下に居た頃は偶に剣舞の音を頼んだ事もあった。 あの頃の音色とは違うけれど、確かにその音は面影を残して。 お互い、師の下を離れて幾月。 彼の身に、何かあったのだろうか。 そんな事すら思わせる響きを持っていた。]
………。
[ごし、と腕で涙の跡を拭う。 ふと気付けば、胸の苦しみは幾分か和らいでいた。 月を見上げる折の切なさに変わりはないけれど。]
(@29) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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[聞こえた音、ふたつ]
この身宴に在らずして 知り得る事叶わぬが
[病の元は、いま此処に。 硬い蕾が人食い花に化けるまで、動けずに居る]
先刻の 夜光の音とはまた違う
食欲そそる音――…嗚呼、私の目覚めは
満月は、未だか**
(*33) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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[音にびっくりして暫し足を止めていたが、特に騒ぎも起こっていないようであるし、おそらくあれは笛の音であったのだろう。些か花主に披露する芸としてとらえられるかといえば疑問ではあるが……]
……父上から聞いていた花祭りって、こんなんだったか……?
[うーん、と唸りつつも大広間へ向かう]
(385) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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|
あぁ、月が…満ちる、ね。
[くす、と微かに笑う音は、蕾が花咲く時を待つ。]
(*34) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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そうか。
[少年がそういうのであれば、自分の気にするところではない。 もう一度月を見上げて徹を細め、それから視線を少年に戻す]
…好い舞であったよ。私はそう思う。 未だ──獅蓮の舞以上に私を心から納得させる舞手には出会わんが きっと続けていけば今以上に大成するだろうよ。
[久しぶりに朽ちた花の名を声にした気がした]
そのようだな。戻るとするか。 …お前は、どうする。
[一緒に来るか、とばかり首を傾げる。 少年が此処でもう少し考え事をするなら それはそれでそっとしておくべきだろうという考え]
(386) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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[ただ一人の主を想い狂うも厭わない花は >>384の言葉に笑むばかり]
…誰の音でしょうね……では、お暇を 刷衛殿も良い夜と祭りを
[戸口を振り返り朗らかに笑い部屋を出る。 朱の装束は太刀を佩かぬもの 普段の白と紺の着物に着替えようかと廊下を歩く]
(387) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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/* 華月人魚かな ……ええ、寝るといいつつ こんな早くに眠れませぬ。
(-89) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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まぁ、こんな男を食おうとはあまり思わないだろう。 大丈夫だ。
それに俺は死ぬ気は全くないんでな。
[とそこまで言ってから…。ああ、と何かを思い出す。]
(=37) 2010/08/03(Tue) 23時半頃
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ほんま、疲れたわ。 よう笛、芸にしとるん、毎日あんなに練習できるなぁ。
[夜光の労いの言葉に、笑む。 その微笑は、高嶺の質問にもかかっているのだが、相手は気がつくだろうか。 「簡単に教えよったら、花として生きていけまへん」 そんな意味合いを、眼差しで返す。 それは、裡を見せたくない、というのにも等しいのだが。]
……なんやろ? 嗚呼、水欲しいねん。 も、こんな、なれんこと、二度としぃひんわ。 わては、やっぱ、手妻が一番性にあっとう。
[そして白鳥の名を持つ人に覗きこまれれば、ひょっと片方の眉を上げて、水を勢いよく飲みほした。]
(388) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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…まったく。
[慾深い花達だと思えど、己もまた変わらない。 喰らいたい。月が真円へと近づけば近づくほど
喰らいたくて堪らない]
(*35) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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|
[責めるではなくただ向けられた花主の視線。 再び向けられた黒檀に、一つ息を飲んだ。 花の想いは。まだ開ききれぬ身では答えを持ち合わせねど]
まだ一時を許されますならば。 私も、今一度。
[足がまた震えている。鼓動は早鐘のよう。 それでも三度、壇上へと上がる]
夏は、夜。月の頃は、さらなり。
[ゆるり舞うのは女舞。 舞台に映える艶やかなものではないが、熱した舞台を扇ぐような空気の流れを生み出すような、対称的な静の舞。 白装束が相俟って、巫女神楽を思わせられるか]
(389) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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―大広間―
[高嶺の方を向けば鈴の音も続く。]
花は…見られるが故に花、 その裡は様々で御座いましょう。
[高嶺を見る、余所行きの顔。 華月の視線の意図と其れは似ている。 そうそう、教えるものでもない。 たとえば、この白鳥の舞の、伝承なども。]
(390) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 00時頃
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[イアンが部屋を出てしまってから、その言葉は届いただろう。]
明之進という花だが、 俺の友人の花でな……。
こんなところにいるはずがないんだが、なぜかいる。
そして、俺を主と呼んでいる。 肝心の主には連絡がつかん。 不思議でならん。
口外して、その明がきちがい花呼ばわりされるのはたまらないので、このことは誰にもいうな。
知っているのは、白鳥と本郷のみだ。
[何かその件でもわかれば教えてほしいと告げた。]
(=38) 2010/08/04(Wed) 00時頃
|
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/* 考えてみたけど、眠くてあんまり纏まらなかった(キリッ
凄く勿体無い気がするので、悩むのはやめよう。 そうしよう。
(-90) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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>>387
ああ、くれぐれも、刀で己を斬ったりはするなよ。 そして、必要なら、お前自身で研ぎなおしを依頼してこい。
[そんなことをまた、すこしおどけていうか。]
丹念にしてやろう。くく
[基本おっさんだった。*]
(391) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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[続けていけば、その言葉には一度眉が憂うのだけれど]
――しれん 殿……本郷様が、名を?
[響きに混ざる蓮の一文字、 連想されるは夢の舞殿]
あの、差し支えなければ……獅蓮殿の舞の話をお聞かせ願えませんか? いえ、お時間のある時で構いませんので。
[己にとっての舞は、自ずと溢れるもの、ではあるのだけれど。 やはり稀代の舞手の舞、期待を隠せぬ眼差しを向ける]
はい、ご一緒させていただきます。 花の勤めを果たせぬは、主様の名折れにもなりますれば。
[微笑う黄泉花には、既に地獄を舞う気配はなく。 そのひそやかな熱を記憶の裡に沈めたまま、蓮の主に付き添うた]
(@30) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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勿体無いことを
[小さく笑って零すのはそんな言葉]
ええ、刷衛殿はこれからも素晴らしき業を 振るっていかなければなりません。 研者が血に溺れてはいけません。 ですから死地には赴くことなきよう。
[廊下を歩きながら答え、 もう一つ届いた話には、ふむりと思考する]
花が主を違えて呼ぶですか…… あの儚い花がなんらかの策略でそうするとも思えませんね…
わかりました。なお気にかけながらも 何方にも申し上げません。 本郷殿と白鳥…鵠ですかね…は知ってると…
(=39) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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[夜光が舞台へ行く、顔を上げて。 その貌は怖気の乗るものだったけれども、 自ら挑む姿には好ましいものを見るように 口端には緩い笑みが浮かび]
―――…見目は麗しいのに、 揃いも揃って頑固でケチな花達だ。
[答えを見せぬ花二人には、そう言って文句を言う。 その裡は様々、そのようなことは承知。 それでも知りたいと思うのは高嶺の花主としてか、 それとも違う何かがそう思わせるのか。]
(392) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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説法師 法泉は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 00時頃
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…芸の道は積み重ねだからな。
[と、常の調子に戻そうとし。]
…いや。 ……――なんでも、ない。
[水を飲み干す華月の横顔を見]
……飲み込まれそうになる、音だったから
[それだけ静かに呟き、 女舞を舞い始めた夜光の方を、見た。]
(393) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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ん?ああ。何でもいいと言ったので、私がつけた。
[少しだけ声に滲むのは懐かしさ。 蓮の字は舞殿で自由に舞うことを許すと言う意味合いもあった]
…随分古くなってしまった話だ。 時間があれば、名残でも語ろう。
[その様を見ているに、明乃進がどれだけ舞を愛しているかを知る。 その姿にほんの少しだけ目を細めた。 一緒に、ということだったのでそのまま白拍子を伴って 男は大広間へと戻る。 其のころ舞台に上がっている花は誰であったか]
(394) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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ええ、自傷や自害はあの人の信仰に違えますから [……そうでなければ、既に散っていた。 よく、武家の自害について論を交えたから 主の自傷や自害に関する考えは知っていた。] [去り際の言葉、おどけた声には からからと、笑い返す]
そんなことを仰いますと 刷衛殿が萎えても強請りますよ?
[朱の装束姿で口にした言葉はそれが最後 今は自室で何時もの白い着物と 紺の袴に着替え太刀を佩いた]
― →自室 ―
(395) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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―大広間―
[教養は後から詰め込んだもの。 こんな時には娼妓が耳に教えた句しか浮かんでこない。 それは己の存在も主張する句でもあり。 鈴も幣もなく、神事の清廉は備えないけれど。
夏の部にあわせゆるゆらりと舞う。 炎鎮める雨のよに、高く上げた指を地へと向け降らせて。 床にピタリと揃え動きを止めた]
(396) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 00時頃
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[紡がれる睦言。 それは不思議と、男を酔いから醒まさせる。
扱いは変えず、のぼりつめた後は気だるい体を寝台に投げ出した。
この花主を手に収めることが出来れば、父はどうするだろう。否、叶うはずもない絵空事。 夜半、抜け出した香りに瞼を開けた。
元より眠りは浅い。 肌に落ちた痕を指で触れる。
眠気が取れたついでに湯でも浴びようかと、浴衣を纏う]
(397) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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― 稽古場→廊下 ―
[そろそろ戻らないと心配をかけてしまうかもしれない。 華月の笛の音を聞いて、飛び出してきた事を思い出した。 あの場所へ戻るのは未だ不安が残るが、と立ち上がった時。]
…あれ。 俺、………。
[漸く、双肩にかけていた薄布が無い事に気がついた。 勿論、何処で無くしたか等わかるはずもなく。 ぽり、と頬をかいた後、溜息をついて稽古場を後にする。 その折、一度稽古場を振り返って、改めて全体図を見た。 中々いい造りだとその画を心に収め、虎鉄は廊下へと出た。]
(@31) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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ケチいわはるん。 わてが、笛真面目に吹くやなんて、今後きっとあらしませんのに。
[高嶺の言葉に軽口を拗ねた顔で返した。 と、何を思ったか、付け足す言の葉。]
言葉より、多分、芸に滲むんが一番の答えやと思います。 解釈の違いで答えに近こうなるか、遠なるかは、判断する人次第やろけど。
[呑みこまれるような音と思われたなら、それは正解であって正解でない。 横顔を見る人に、少しだけ苔色だけを向けて、それ以上言葉を紡がなかったのは、新たな舞が始まったからだ。
眼差しはまっすぐに舞台を見やる。]
(398) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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――なよやかに、ひらくばかりが 花では在りますまい。
[高嶺の文句に笑みで、紫苑を細める>>392 唇に人差し指をあてがい]
…… 秘密もあればこそ こめる想いも想像しうる。 それもまたひとつの、たのしみかと存じます。
[首を傾ける。りん、と鈴が鳴る。 ほんの少し、余所行きが解けて]
……ひとことでは、とてもいえないような。
(399) 2010/08/04(Wed) 00時頃
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手妻師 華月斎は、門下生 一平太の舞が終わったら、虎鉄を探しに行こうと、心裡で想う。
2010/08/04(Wed) 00時半頃
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/* ぶ
華月…お世話かけます( ノノ)
(-91) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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― →本邸 ― [装束は脱いだので大広間はさすがに…と思いながら 渡り廊下を歩く。 音だけは聞こえるところにいたいなと 大広間に近い場所を考えて 昨日横になった表座敷に足を向けた]
(400) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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/* というか、過去出しのターンのつもりが稽古場視察のターンになったっていう…なんて残念な。
(-92) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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記者 イアンは、手妻師 華月斎の笛の音と知る機会は逃したまま
2010/08/04(Wed) 00時半頃
本屋 ベネットは、懐刀 朧の周りに花がいる様子を見て、流石高嶺と思ったが顔に出ていたかははてさて。
2010/08/04(Wed) 00時半頃
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―大広間―
[よく毎日できると華月には言われたが。 練習するのは苦ではない。自分と向き合うだけで良いから。 舞台となるとそうはいかない。 笛も舞も。そこに他者を感じながら自分は奏で舞うものだから。
膝をついた姿勢のままで微かに首を振る。 髪も解けていない。大丈夫]
ありがとうございました。
[身体を起こし、しゃんと立つ。 低い背を精々に伸ばして礼をすると舞台から降りた]
(401) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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始末屋 ズリエルは、そのまま部屋で休んでいる、**
2010/08/04(Wed) 00時半頃
本屋 ベネットは、懐刀 朧から進渉具合を聞いてやろうとは思っている
2010/08/04(Wed) 00時半頃
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[手拭と変えの服を手に湯場へと向かう。 廊下に出れば汗をかいた体に風が涼しく感じられた。
まだ灯る明かりは花か花主が起きているらしい]
夜は長い。 夢は短い。
短き夢か。
[一度、色に狂っていると父を評されたことがある。 なるほど狂うのもいたし方あるまい、とあの頃は思わなかったことを思う。
では、いまだ蕾の花の味はいかほどか。
手折るつもりはないが興味はある。 庭のほうへと視線を向けた]
(402) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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鷹揚な方、だったのですね。 ――いえ、もちろんそれだけではありませんでしょうけれど。
[名は、己自身をも縛るもの。 黄泉花は己が主からの名を望まなかった――かつての記憶]
本郷様自身から伺えるのでしたら、 その記憶はきっと遠くとも褪せぬものでしょう?
[眦を和らげながら、返す。 舞手が稀代の舞手と呼ばれるほどになるには、 それは主との深い繋がりがあってこそ、そう思うから。
そう、己は、 ―――己の主は舞うことを禁じたのだった]
……あ、夜光が。
[広間に戻れば、蓮殿の主に酌をひとつ。 舞台で舞うは友人だった――焔鎮める雨を みる]
(@32) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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―大広間― [扉を開けば目に映るは夜光の舞。イアンの舞とも、明之進の舞ともまた違った美しさ。 壁に背を預けその舞を眺める]
(403) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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/* 本郷からの飴ミス愛を感じたwwwww ありがとう。
(-93) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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/* 霧ひどいっ(ぐすぐす やっと発言できたと思ったら舞終わってるし!!
(-94) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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−→大広間−
鷹揚と言うか、まあ、あちらのほうが年上だったからな。
[子供相手に気を許したと言うのもきっとあるのだろうと 今、彼の年を越してみれば思うこともあるわけで。 舞台で舞っていたのは先日の迷子の花一輪。 涼やかな、と先程明乃進が言っていた素材そのままがそこにある。 杯へと注がれる酒に唇を湿らせようとしたが]
…。 ……ああ、そうだと、いい。
[色褪せ、遠くなった記憶なのか。 それとも────。
ただその事に対する深い答えは出さないまま、 酒杯に唇を寄せた]
(404) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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[似たようなことを同時に言う二つの花に 少しばかり考えるように黒檀は伏せられる。 売り言葉に買い言葉、にはならず二つの言葉に 文句の声は返ってこなかった。]
――…なんだ、もう聴けぬのか?
[拗ねる華月には、そう訊いて。 夜光の演舞が終わる、本郷との会話を思い出す。 ―――…祭で化ける、花は居る。 目の前の花はどうなるか。
そんなことを考えていたら、本郷が戻ってきた。 迎える顔は常と変わらぬものだ。 花祭の席で、花と花主が共に居るのは当然のこと、と。]
(405) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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― 表座敷 ― [表座敷の障子を引いた。 独り、そこに先客が寝ているのを見て そういえば高嶺が赤が散る布を持っていたのは この部屋のあたりかと思い出し嘆息一つ]
…………お前はこの祭りの何を知る?
[思い出すのは大広間での表情 今、篭る熱に魘される姿からは 想像はつかないけれど]
(406) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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― 本邸/表座敷 ― [寝床には相変わらず少年一人。 夜も更けてきた頃か
宴の席はまだ続いているよう 漏れ聞こえる多種多様な音
技術こそあれど表現に感情が乗せられない 自らの芸妓にせめて花の色香でもあったなら]
――…ぅ、ン
[静かな其処に混じるひとの気配。 独白に 額に汗浮かべた少年の意識が揺らぐ]
(407) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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― 表座敷 ― [寝床の姿からは足の傷は見えぬから あの朱がこの花のものかはわからないが どうやら熱を出し苦しんでいる様子 今も小さく声が零れて
屋敷のものに水を張った桶と手ぬぐい 水のみを用意させれば 緩く手ぬぐいを絞りその額へと]
……獣かどうかわかるまでは人扱いだ。
[呟くのは自分への言い訳か]
(408) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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― 本邸・庭 ―
っかしーな…。
[来た道を辿れど、探し物は見つからず。 口をへの字に曲げながら、辺りを見回す。 風にでも飛ばされたかと、庭の方へも出てみる。 仄暗さを宿す池には、月光が降り注ぎ。 風に漣立てば、水面を煌かせていた。]
何処行ったんだか。
[そんな光景に見蕩れている暇も無く、虎鉄は溜息をつきつつ、捜索を続ける。]
(@33) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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[気安さから、自然とまた選ぶ位置は高嶺に近くなる。 差も平然とした顔でこちらを見るものだから]
…相変わらずお前の面の皮の厚さは三国一だな。
[そんな下らない言葉が出る。 天下一、ではなく三国一、と言う辺りはきっと己の僅かな良心。 その脇にある花達を見たあと、何やら息を一つ吐き出してから 薄青をした干琥珀を一つつまむ]
(409) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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― 表座敷 ― [入ってきた彼に見えるのは、熱を出した子供ひとり。 怪我は布団のした、眼鏡は未だ届いておらず]
……気持ち…ぃ
[やがて、ひやりと冷たい布があてられる。 掠れた声で呟いた。 呟き声は意味を取れず 意識は夢うつつ 薄ら開いた視界に映るは、相変わらずぼやけた世界]
……何故、戻って ?
(410) 2010/08/04(Wed) 00時半頃
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/*
はい、今回は、エロなし、こいなし、愛アリ で行こうと思っています。
花を愛でます。きよらかに。
うん、母親モードの愛を。
(-95) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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―B棟・本邸へ続く渡り廊下― [庭を見ながらゆっくりと歩く。
見ていた庭のほうへ動く影を見つけた。 草や土、石を踏む足音]
このような時間に誰が。
[無論、誰がいても不思議ではない。大広間ではまだ祭りが続けられているのだから。
庭へと足を踏み入れる。声はかけず、音を追った]
(411) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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[少しばかり、今は亡き人を語るには、 ぶしつけな物言いだったかと、 一瞬降りた沈黙に、目蓋を伏せる]
――申し訳ありません。 舞のことなれば、つい遠慮というものを忘れてしまって。
[酒精と共に何か飲み込むように、 口唇の杯に寄せる様を見つめれば。一度広間を見渡して]
あの、では私は主様の元へ――、 本郷様、どうもありがとうございました。
[傍らを辞することを願い出る、 その鉄色の飲み込んだ何かは気になっていたのだけれど]
(@34) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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[こんな時にも、こんな時だからこそか、鵠と答えが重なり、苦笑が零れる。その表情のまま、気配が増えたことに気がつけど、しかりと舞台を見終える。
笛と同様、舞も個性が表れるか、静かに咲く前の花の舞を見届けると、賛美の後、再び口を開く。]
また、同じような気持ちになりよったら、吹けるかもしれへんけど。どやろか?
[高嶺の言葉に、ただ笑う。 混沌は、そのまま混沌だ。 本来裡に秘めたものは、呑みこむを望むのでなく……。]
さて、わいは、そろそろお暇しようと思います。
[そんな裡を出さぬようにか、暇を告げる言葉を告げた。]
(412) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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― 表座敷 ― [掠れた呟きは以前聞いた声よりも弱弱しいもの 向ける眼差しは熱で濁ったか どうやら青年を青年と認識していないのは 尋ねる声から判断がついた]
――……寝ろ
[表座敷の傍にいた高峰を思い出し 彼の声色を思い出す ……物まねの修行は積んでいないが 眼を伏せて鍛えた聴力で聞き取った細部を 出来るだけ真似て口にしその眼を覆う]
(413) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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/* 法泉さんマジイケメンっす
(-96) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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―大広間―
[舞台を降りれば数人の花主と傍にある花。 その中に割って入る気力は、残されていなかった。
明之進の姿も確認できれば、少しだけ微笑んで。 それぞれの主に会釈をしながら壁際へ]
お目を楽しませることは出来たでしょうか。
[一人離れて見えた、名に夜を持つ主にそう声を掛けた。 折を見て退出の許可を得るつもりもありながら]
(414) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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[本郷が近くに座ることを気にはしない。 まんまるは酒で潰れて転がってでもいるのだろう。 演舞が終わった中、すぴょぴょと男の寝息が聞こえ]
お前の天下一の口の悪さよりかは、幾分マシだ。
[折角の本郷の良心を打ち砕くような言葉を返す。 近くに来たということは、何か話でもあるか。 そんな視線を本郷へと向けてから見るのは辞そうとする花。]
(415) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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|
いや、構わん。 詫びのかわりに、また舞を見せてくれるなら、それでいい。
[二つ目の干琥珀を摘み上げたところ。 謝罪の声が聞こえたので首を緩く横に振った。 指の上に僅か残る欠片に舌を這わせて舐めとり]
ん?…ああ、ずっとお前を借り受けていては お前の主殿に怒られてしまうな。戻るといい。
[主、という言葉に想うことがあったとしても それを引きとめる理由も必要も今はなく、 明乃進の望むままに]
(416) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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―――…華月、
[名を呼ぶ。 此方を見たのなら、黒檀が細まった。]
……使う茶器の色は白だ。 種類と茶葉が判らぬ時は、鵠に訊け。
[暗に茶を淹れろ、と。 口にするのは、使い走り紛いの言葉。 先日――…鵠へと告げたものと同じもの。]
(417) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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|
……このまま、目覚め なかったら
[これは独り見る夢の続き。 少年の視線は定まらず 冷たい印象はすっかりなりを潜めている。 掠れ声は変わらず、ぽつり呟く]
前を 向いても――何処にも 道……が
[舌が喉に張り付いて、上手く伝えられず 口を噤む]
(418) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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|
それは褒め言葉としてもらっておこう。
[涼しい顔をして高嶺の言葉に返事を返す。 特に話があるわけではなく、 向けられた視線に首を軽く横に振るばかり]
何、そちらの進捗を聞いてみようかと思ってな。 他に他意はない。
[丁度のタイミングで下がっていこうとする華月を見やってから 再び高嶺へと視線を戻す。 会話をする相手の目を見て話すことが多いのは、男の癖だった]
(419) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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/* なんか 私は ほら、あれだ なんというか、芝をはやしてもいいんだろうk
どうなっている
(-97) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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樹に引っかかってたらアウト…、池に沈んでてもアウトだな。
[幾ら夜目が利く方だとはいえ、それらの状況に陥っていれば今見つけるのは困難だなと頭を掻いて。 そも、天女ではあるまいし、あの薄布が無くても別段困る事はないのだけれど。 物は大切にしろと主から教わった虎鉄は、すぐに諦めはつかなかった。]
――――…?
[あと探していないのは、と立ち止まる。 しかし止まぬ足音。 ふと振り返ると、そこには―――見覚えのある球。]
………何か?
[虎鉄以外に誰も居ない庭。 己に何か用なのかと、虎鉄は男――乾へと声をかけた。]
(@35) 2010/08/04(Wed) 01時頃
|
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[自分と同じ、夜の名を持つ花。何処か少し疲れているようにも見える]
ああ。……途中からであったのが残念だったけれどね。
[ふわりと微笑み、それから小さな声で]
……祭りは未だ半ばだ。 あまり気をはりすぎてこんなところで倒れてしまってはいけないよ?
(420) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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[声をかけるその姿は、昼間に会った時とは一変。 整えられた髪、きっちりとした服装は、利発そうな印象を与えるか。 尤も、中身は変わってはいないので喋れば台無しなのだが。]
(@36) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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|
[闇の中に人影。仄かな明かりの中、浮かび上がる姿]
虎鉄、ですか。いえ、足音がしたものですから このような時間に誰が、と思い追ってきたまで。
…何か、お探し物ですか?
[かけられた声に足を止める]
辺りを覗っているようでしたので。 よろしければ共に探しましょう。
(421) 2010/08/04(Wed) 01時頃
|
|
[蓮殿の主より辞することが叶えられれば、 またひとつ頭を下げて――面を上げたところで、
名を伺い損ねた、 その花主と一度目があった。]
――……あ、
[言葉を交わした時は、覚えなかった何かがざわり湧き上がる ――それをこらえて慌てて高峰の君へと頭を下げた。
似ているから、なの だろうか]
(@37) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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|
/* 3日間→半ば、って言ったけど。 ……始まったばかりの方がよかったかな?
(-98) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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|
[暇を告げれば、呼びとめられるように名を呼ばれた。 細まる黒檀に合わすように、苔色も細まる。]
茶、でっか。 それは、今やろか。それとも、時間指定やろか?
[別段、茶を注ぐこと、使い走りにされることを気にしての言葉ではない。ちらっと本郷の方にも視線を向けるのは、今なら彼にも淹れるべきなのかと窺うもの。 天満月の姿が見えるならば、そちらにも。]
(422) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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|
/* かんじまちがえたごめんなさい。
(-99) 2010/08/04(Wed) 01時頃
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|
― 表座敷 ― [童花が見たい者とは違うと気付かせないで済んだ? 熱に魘される幼子の夢を壊さないですんで 内心軽く安堵するも、 ぽつり、ぽつり、呟かれる声は…… 状況は違うのだろうが一年前の己の心を思い出させる]
――……目覚めたくなるまで休め。 それまでは寝ていていい 道がないのなら、眼を閉じ眠ろう。 ――……水は飲むか?
[あの高嶺がこのようなことを口にするだろうか? そう、思いながら言葉を落とす。
途切れる言葉には塞ぐのとは違う手で 水のみを手に取り尋ねた]
(423) 2010/08/04(Wed) 01時頃
|
|
……今でなくとも、 祭の間ならば、何時でもいい。
[茶汲み、其の言葉が何を意味するか、 それは華月は察するだろうか。 本郷や天満月を気にする姿に笑みは零れて]
(424) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
|
|
[華月の視線がこちらに向かったので]
庭の緑。あとは鵠に聞け。
[そういえば今ここで初めて名前を知った気がする華月に向かって 言ってのけるのはある意味高嶺よりも注文が難しい。 庭の緑と言って、正しいものを果たして彼は持って来れるのかどうなのか。 鵠に聞け、とはいったところで鈴の花が先日の自分の様子を逐一覚えているのかどうか]
(425) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
|
始末屋 ズリエルは、部屋で寛いでいる。
2010/08/04(Wed) 01時半頃
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ん、…まあね。 肩にかけてた衣を無くしてさ。
[問いかけに隠す事はせず、少しばつが悪そうに答える。 共にと聞けば、え、と琥珀を丸くして。]
いーのか? そりゃ、一緒に探して貰えんのは有難いけど…。
[こんな夜更けに、花主にそんな事をさせて良いものかと少しばかり考えたようだ。]
(@38) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
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休 む――ひま な、て
[首を振る。 先ず可笑しなほどの介抱 労わる言葉も、先ほどの続きならば在り得ないが 夢の続きならば]
みず
[じくじくと痛むのはどこだろう 身体が熱い。 重い身を両肘で支え起きようとしたけれど、半身に力が入らず、少年は自身の身を持て余す]
(426) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
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|
/* ふぃ、ふぃーーーーーーっしゅ!!!
[自分で自分を持て余した。]
(-100) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
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[虎鉄の格好には一度目を瞬かせ]
着飾れば花となるか。
[それでも口から出る言葉遣いは変わらず。ため息にも似た息を吐く]
(427) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
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|
― 表座敷 ―
……――
[咲くにせよ、散るにせよ、花の命は短い 童花の言葉はそのことを指すのだろうか? のろのろと身を起こすその小さな姿に 彼が普段眼鏡を入用としていることを 知らない青年は気付かれぬよう願いながら 覆う手を背に回し起こそうとする半身を支えて。]
……無理はいけない
[高嶺が使いそうな言葉と、我が主なら こんな時どんな言葉をくれたかを考えながら そっと、”みず”の言葉に 水差しを咥えさせようと]
(428) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
|
|
嗚呼……
[高嶺の言葉に、少しだけ驚いたように苔色を見開いて、息を吐いた。間違えていないなら、そういうことか……と。]
なら、折を見て持って行きますわ。 今宵はもう随分遅いさかい、飲んだら寝れへんなりますから。
[と、謂った矢先に、本郷の言葉がかかる。]
本郷様は、今、飲む茶が入用なんすか。 寝れへんなりますよ?
[此方に関しては、裏の無い意味合いで、唇の端に浮かべるのは艶ではなく苦笑。仮初そこに裏の意味が含まれていたとしても、今、気がつけるキーワードはこちらにはない。]
庭の緑……なんやろ。 鵠さん、判りはります? 高嶺様のん併せて教えてくれんやろか。
[それでも本郷が茶を所望するなら、汲んでこようと、庭の緑の謎かけを鵠に問う。]
(429) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
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|
―大広間―
では次は天満月様にも最初から見ていただけますよう、お姿探して舞いましょう。 どうぞその機会をお与え下さい。
[微笑みに微笑みを返し。 小声での忠告に、黒檀を瞬く]
…それほど表に出てしまっておりましたでしょうか。 ありがとうございます。
それでは、今宵はこれにて一時の暇を頂きます。
[最後は広間全体にも伝わるよう声を上げ、丁寧に頭を下げた]
(430) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
|
懐刀 朧は、しょげていた儚き花の姿も見えると、黒檀が一度そちらを仰ぎ。
2010/08/04(Wed) 01時半頃
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/* すっまんなwwwwwwwwwwwwwwww 多分私、そんなに花に優しくn・・・・・・・
★
いかん、朧なのに星が生えた。
(-101) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
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|
― 庭園 ―
[止まぬ雨はないと謂うけれど、 未だはらはらと。紅石榴を濡らす涙雨。
朱塗りの欄干の外に身を乗り出し、 鯉跳ねる池へ映る月に、想いを寄せる]
嗚呼…あの方が。 僕を鳥から人へと変える。
[水に浮かぶ月を見詰めて呟くは、 雛鳥にしては悩ましく辺りに響くだろうか]
(431) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
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別に、構いませんよ。 花主とはいえ代理。
何より、人の役に立ってこその坊主ですから。
[肩にかけていた衣、と聞いてさて、と辺りを見回した]
どのような衣だったのです? 特徴がわかれば、探しやすい。
(432) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
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/* あ、しかも勘違いしていたことを把握。 タイミング悪かった。
(-102) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
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ああ、なんだ。 今ここで飲むのでないなら構わん。
[眠れなくなるほどやわではないが、酒を飲むだけも やや飽きたので気分転換程度に希望しただけのこと。 庭の緑で悩む様子に、己は口を噤んだまま答えなど与えない]
(433) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
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[触れられても、くたりと身を預けるだけ 水差しを咥えれば、ゆっくりと傾けられて 冷たい水と一緒に流れ込む 理性]
――――――…
[夢から覚めた少年は 自分の置かれた環境がわからず、冬色をした瞳を見開いた。 ぼやけた視界でも手の届く先ならいくらか判別はつく]
(434) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
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[高嶺の姿にどこか怯えたように立ち上がり、 “主”の姿を探せども、その姿は既にこの場に見えず ――落ちつかなげに辺りを見回していれば、広間を辞そうとする夜光の姿。
その内落ち着いて話が出来ればよいと思う。 せめて彼には、よき主に出会って欲しい……そのように、思って]
―――……、 いえ、わたしは
[今は、己を舞わせてくれる主がいるのに、と。 せめて、などと過ぎった思考をいぶかしむ]
(@39) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
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さすらい人 ヤニクは、門下生 一平太にやんわりと微笑んでから頷いて。「楽しみにしてるよ」
2010/08/04(Wed) 01時半頃
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…んだよ。
[乾の口から零れた言葉と吐息に、ムっと少しだけ眉を寄せる。]
どうせ今、着飾っても中身は一緒だなとか思っただろ。
[フン、と鼻をひとつ鳴らし。 代理と聞けば、少しだけ首を傾いだ。]
―――…代理? アンタは望んで此処に来た訳じゃねえの?
[思った事をそのまま問いかける。 衣の特徴は、薄手の白いふんわりとした衣だと返しつつ。]
(@40) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
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[華月の返事を聴くと黒檀はもう一つの花を見る。]
……鵠、
[もう一人の花の名。]
…使う結い紐は檳榔子染、 飾りは要らん、鈴の音も私には不要だ。
[華月とは別の、使い走りを鵠にも告げる。 訪れるのなら祭の間、と言葉をつけて]
(435) 2010/08/04(Wed) 01時半頃
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[鳥には触れる事が叶わぬ月へと、その指先を伸ばせば。 バランスを崩したのか乗り出した欄干から、]
(落ちる――…っ)
[そう思った時には、大きな水音を立てて。 涙雨すら隠す水の中]
(436) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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― 表座敷 ―
…………――
[眼を覆い生活する時間が一年 気配には嫌でも敏感になる 抱えた軽い体重の半身が 眼を見開くのを併せて見れば それが夢から覚めたことぐらいはわかる]
――……すまん ただ。まだ熱がある、ゆっくり休んでくれ [水差しを床に置けば またその眼を覆おい寝かしつけようと]
(437) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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/* で、す、よ、ねーとか ト書きにネタちっくな言い回しを入れたくなる自分自重
(-103) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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―――…高嶺の名を欲するのなら、 それを持って、一度私の元へ来い。
[二つの花へ。 それが、傍らの本郷からの進捗の答えにもなるだろうか。 ぱちん。 成ったわけではない、けれども剪定をする。 花主が名を呼び選んだのは、二つの花。]
(438) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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―大広間―
[この宴で受けた刺激は随分と大きい。 けれどまだそれ全部を受け止め切れてはいなかった。 高揚感と脱力感が同時に来ている感覚は、疲れを深く感じさせた。
明之進もまた退出するかのよう。 けれど彼が戻るのは主の部屋になるだろう。 視線が合えば黒檀は、また明日というように目尻を下げた。
気遣ってくれた天満月には、もう一度個別に頭を下げて。 広間を出るまでは足をふらつかせたりしないよう。 気をつけながら退出すると、割り当てられた室に向かった**]
(439) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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中身は同じ、当然でしょう。外見で性格が変わるわけでもない。 そうですねぇ。馬子にも衣装、というところでしょうか。
[目元に浮かぶ笑み]
薄手の、白い衣。月明かりの下ならば見つけられそうな色だ。
[池の周りなどを見やる。それらしきものは見当たらず]
父が、花主ですから。 その跡を継ぐことになるのでしょうね、私が。
花とは何か、花主とはいかがな人となりであるのか。 単純な答えではなく、本質のようなものを、今は知りたいと思っています。
虎鉄も、花なのでしょう。主は?
(440) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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[主を探そうと彷徨っている明乃進の姿に、 その様子が少し哀れに思えて 先程の自分の発言を少し後悔したのだが]
…成程?
[鵠と、華月と。 高嶺が指示を出す様子に思わず鉄の色が平たくなった。 別にそれが悪いとは言わないが、自分はそういうやり方の発想がないので 思わずそんな目を向けてしまったわけだ。 彼の手元でならなかった代わりと言うわけでもなく、 ただ己の手元では扇が二度、ぱちん、と音を立てた]
(441) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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門下生 一平太は、水音にも気づけぬ程疲れていたものだろうか**
2010/08/04(Wed) 02時頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 02時頃
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――――……。
[ばしゃり、と。水音を立てながら。 鳥にしては珍しく不機嫌そうな顔で、濡れた金糸を掻き上げる。 たっぷりと水を含んだ薄衣を絞って、陸へと上がり。 小さくぱんっと、頬を叩く]
…………ふぅ。とんだ災難。 でも少し、ふっきれた。
(442) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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|
嗚呼……
[理解した。 相貌を歪ませて 次に、漏れたのは自虐の笑み]
はは……馬鹿だな、何を謝ってるんだい ボクが間違えた 勝手に期待して
本当に、愚かだ
[気だるさは変わらず。 寝かしつけられるまま、敷布の上に転がる]
イアン、キミは何かボクに用事でもあった? それとも
[言いかけて、止める。 まだ夢を見ようと謂うのか]
(443) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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[答えが重なる、華月との馴染みの理由。 此方は苦笑と謂うか、咳払いと謂うか。 本郷へは静かに礼を向けた。]
――、…同じ気持ち、か
[それはとても危ういことのように思え>>412 一度、窺うように華月を見た。 >>417 その華月を高嶺が呼び止める。 茶を、と所望するのに一つ瞬く。]
(444) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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説法師 法泉は、響いた水音にそちらを見て
2010/08/04(Wed) 02時頃
さすらい人 ヤニクは、門下生 一平太の背を見送ると、庭へと足を運ぶ
2010/08/04(Wed) 02時頃
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[先代ならもっと器用に選んだだろう。 そしてこのような花は、決して選ばなかったはず。 脳裏で聴こえた音は、今度は近くではっきりと。 本郷を見ると、随分と平たい眼をしている。 零れそうになった言葉は、飲み込まれた。]
―――…?
[不思議そうに儚き花を見る。 此方に怯えるような其の仕草は記憶になく]
……主は、見つかったか?
[そう訊いた。]
(445) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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……いんだよ、俺は。 主以外に花の振る舞いをしようとも思わねえし。
[笑みを浮かべる乾にそう言って、また口をへの字に曲げる。]
多分、物陰に隠れたりしてなきゃわかるとは思うんだけどな。
[衣を探す事は疎かにせず、辺りを見回して。 乾が花主の事を語れば、少しだけそちらに意識を多く寄せる。 そして、主はと聞かれると、ぴたと動きが止まり。]
………主は…、……居な―――ッ?!
[暫しの沈黙の後、消え入りそうな声で答えようとしたが。 派手な水音が耳に届いて、虎鉄は琥珀を丸くした。]
(@41) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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[姿なければそのまま夜光の後を追うように、 広間を辞して、――深い己の裡に沈みながら、 回廊を歩んでいれば、響いた水音にふと意識を引き戻される]
――……鯉? にしては、大きな音 のような……?
(@42) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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/* 主同士で押し倒していいなら 物凄く高嶺を押し倒したいんD
(-104) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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さいですか。 ま、謎かけとけたら、本郷様にも折みて茶差し入れいきますわ。
[本郷の言葉に、裏の意味含めず、一先ずそう謂い置く。 いらんと謂われればそれまでだが。]
……っ?
[と、相貌が崩れる。 その切欠を作った高嶺と、鵠を交互に見遣る。 そして、高嶺から零れた真意なのだろうか?言葉に、再度苔色を見開いた。暫し後、我に返れば、常の表情に戻れば、窺うのは高嶺ではなく鵠。
そのような状況故、去り行く人に挨拶はきちんとは向けられないまま。]
(446) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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[大人しく寝かしつけられ 敷布に転がる姿が零した言葉に 一年経っても間違え、期待し、夢を見た 昼の自分を思い出す]
――……俺は愚かだとは言えない ……それでも愚かだと言われるなら それぐらい、会いたいんだ、その人とは 君は……いや、君も
[自虐の言葉に寝かしつけたロビンの その短い髪に手を伸ばしながら]
……いや、そう言うわけじゃ… ここに、いるの知らなかったし ただ、きたら君が魘されてたから
[それだけ。 本当に偶然立ち寄ったので質問に肩を竦めた]
(447) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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[真円を欠く月へと、水が滴る手を掲げる]
届かぬとも善いじゃないか。 僕は鳥。囀る、鳥。
雲間に隠れて、時折気まぐれにその姿をお見せ下さる、 遠い、遠い月を。 鳥は想うだけ。
それで、善いじゃないか。
[どこかすっきりした様な顔で。鳥は空に浮かぶ月を見上げる]
(448) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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――、…庭の
[庭のみどり、と謂われて少し考え。 尋ねる華月に視線を向けるが。 あの時飲んでいたのは蓮茶だったが――さて 指し示した其れは、どうであったか。]
…、はい
[>>435 高嶺が己の名を呼ぶ。 結い紐について注文がつく。 一瞬真意を測りかねて瞬くが]
(449) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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/* 高嶺のようにウィットにとんだお招きとか考えられないので すげーと普通に思っている碧となかの人でした。
(-105) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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[視線を感じれば、濡れた金糸をかきあげながら]
お騒がせしてすみません。 先程の宴の熱が冷めやらなくて。 つい、池の鯉と戯れてしまいました。
[慣れた様な口上を口にしながら、 すっきりとした顔で、告げる。
水を吸って身体に張り付く衣装は、少年の華奢な身体を写して見せて]
(450) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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――…逢いたい? 違うよ、ボクのは……ただ
今一度花になれなんて あんな事謂うから、若しかしたらと
[少年は決して彼と視線を合わせない。 横になって、身体ごと顔を背ける。 ばつが悪い。 偶然に立ち寄ったと謂うのには、だろうねと短く息を吐いた]
ボクを介抱したってキミの得にはならないよ。 点数稼ぎなら、花主のところで芸でも見せてくればいい。
[辛辣な言葉を捜すけれど、咄嗟に出るのは拗ねた一言くらい]
(451) 2010/08/04(Wed) 02時頃
|
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差し入れ?
[その単語に眉が跳ねる。 ぱち、と手元で音が一つ鳴ったが結局はそこでとどまり。 高嶺が剪定した二輪を眺めながら]
…随分と気風のいいことで。
[悪いとは言わないが、少し意外だった。 尤も、一輪しか手元に置いてはいけないと言うわけでもないし、 それこそ抱えられる限り抱える主だっているのだから 別に悪いことではないとは理解している]
(452) 2010/08/04(Wed) 02時頃
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[去り際、問いかけられた高嶺の言葉には小さく頷いた、 頷いて――生じた違和感をかき消そうとする、のだけれど。 けれど、逃げるようになってしまった感は否めなかった。 その理由は、己自身にもわからない。
池之端、水面に映る月を望んだ鳥が一羽、 濡れて見上げる今宵の幾望は、霞の月か朧の月か]
――…大丈夫、かな
[庭には下りぬまま足を止め、 遠く水鳥の姿を見た]
(@43) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
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貴方は、自身の花の価値を主だけに求めているのですね。
ですが、居ない――?
[では。口を開こうとしたが、水音が先かとそちらへと歩く]
…迦陵。 ずいぶんと濡れているようですが。
[空を見上げ立つ小鳥。 手に持っていた手拭を差し出す。湯場へと向かう途中だったと思い当たったが口にはせず]
(453) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
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――…、…
[黒壇を見つめる。 紫苑色は少しばかり見開かれた。 ふたつの花に、高嶺からの申し出。 図らずも、苔色を此方からも窺うような形となる。 ――胸内ざわつくような心地。 されど、どうこうと、今謂えるわけもない。 黒壇へと視線を戻し]
…――承知 、いたしました
[――花もまた花主を選ぶのだと、 そう謂ったのは他でもない高嶺だった。 見極めるべきだろう。方から髪が流れりん、と鈴が鳴る。]
(454) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
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池の鯉と戯れるには、少々遅い時間ですよ。 濡れれば風邪を引く。 貴方の喉にも悪いでしょう。
折角の花としての見せ所を、失ってはまずいでしょうに。
[息をつく。 そうする間も、視線は衣を探す。 池の中に浮く白は見えず]
(455) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
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[法泉より差し出された手拭きには、辞退申し揚げて]
鳥ごときに、勿体のうございます。
[ふるりと、水が滴る金糸を揺らす]
(456) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
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水と戯れたぐらいで、鳥の喉は枯れるほど軟ではありません。 でもご心配ありがとうございます。
[笑みを浮かべてそう告げて、 何かを探す様子に、つられて池を見る]
……なにか、お探しですか?
(457) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
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……事情は良くわかんないけど、さ でも、君は夢に見たんだ…多分高嶺かな?
[背を向ける姿に、胡坐をかいて肩を竦める ちょうど子供が駄々を捏ねる姿によくにてると思った だから、今はあまりいっても頑なになるだけかと それだけ口にして]
そうだね、ロビンを介抱しても損にもならない ………ああ、俺は花主はいらないよ 死んだあの人以外の花になる気なぞない。
[点数稼ぎ云々には、からからと笑った]
大広間に行くには装束は脱いじゃったしね 楽に音はききたいから君には邪魔だろうけど、 俺はここにいるよ
(458) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
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|
[――視線は揺らぐ、鳥のその近く 在るもの、 乾の御坊ではない、もうひとつ の存在 酷く胸騒ぎがして。]
―――……、
[離れたい、と思う前にその場から足は動いていた**]
(@44) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
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|
[花二人からの返事を見ると、本郷の姿を眺めた。 進捗、問われた言葉をそのまま返す。 目の前の男は何かを見出しただろうか。]
―――…それが高嶺だ。
[本郷からの言葉にはそう返した。 高嶺の花は、高嶺の花。 高嶺は一輪だけにあらず、先代は多くの花を囲っていた。 それと同じ形を当代が取ることになるのかはわからない、
ゆっくりと、息をつく。]
…少し、疲れたな。
[言葉が、零れる。 休むことにしようかと呟く貌には憂いの色が浮かんだ。]
(459) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 02時半頃
|
もったいないというほどの、代物ではありませんよ。 父は花主としての威厳を、とも仰っていましたが、あまり聞く気はなくてね。 この手拭も寺でほかの者も使うようなどこにでもあるものです。
いらぬというなら、無理には渡しませんが。
[手拭を帯へと仕舞い。探し物をたずねられると虎鉄のいるほうを見た]
花が、落し物をしたとか。白い衣を、探しているのです。
(460) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
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|
池の鯉と戯れてって…。
[こんな真夜中に随分とアグレッシブだな、と思ったがすんでの所で飲み込む。]
…別に、何ともねえならいいけど。
[濡れた金糸。 水を吸った衣装。 歳の割――と言っても幾つなのかは知らないが――に、やけに艶っぽい印象を受ける。 あまり眺めるのも失礼と目を逸らせば。]
――――あ!
[生い茂った樹の陰、然程背の高くないな小枝に白い衣の端を見止めた。 虎鉄はそれを見るなり駆け出し、とぉん、と地面を蹴ると、器用に樹を踏んで衣を手にする。 そしてそのままふわりと衣を靡かせながら、羽根のように軽く地へと着地した。]
(@45) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
|
|
[ふと、本郷の挙動に自分が言葉選びを失敗したらしいことを悟る。しかし、謝罪は彼には逆効果であると、少なからず学習している華月は、あえて謝罪の言葉を述べないで置く。しれっとした顔を取り繕いそこに在ろうとするものの]
……なんや、驚いたな。
[合わさった眼差しの先も答えを出せば、華月はカリカリと頭を掻く。どうも当初考えていたことと、話の流れが違う。
ただ一夜の花を求められているのだと思っていたのだが。 否、そうでないとは、鵠はとにもかくにも、自分に限っては謂いきれないと、思ってはいる。]
(461) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
|
|
[高嶺の眺める視線に首位は傾げたが]
身も蓋もないまとめ方をするな。 納得できる分だけ妙に腹が立つ。
[口に薄桃色の干琥珀を放り込んでから席を立つ。 疲れると言うその言葉を受けとめた時、 己は背を向けていたが、有無を言わさぬ流れ作業で 高嶺の口に白い干琥珀を一つ押しこもうと手は画策して動いた]
たまには甘いものでも食べて気でも抜け。 抜き過ぎると、転がるほど丸くなるかも知れんが。
[完全に子供扱いである。 そのまま踵を返して、足は大広間を出て行った。 足は主達の客室の並ぶ棟へと向かってゆく**]
(462) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
|
|
[走り出した虎鉄のほうを見て、その向かう先に白い衣を見る]
見つかったようですね。 しかし、身の軽い花だ。 舞でも舞うのか気になるところではある。
[顎に手を添えて、虎鉄のほうを眺めた]
(463) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
|
|
そうなのですか? 僕はまた、法泉さまのお持ち物だから。 どこぞの絹の手拭きかと……。
[謂い掛け、手で口元を覆う。 くしゅん、と子犬のなく様なくしゃみが一つ]
……やはり、お借りしてもよろしいでしょうか?
[苦笑いを浮かべて、見詰める]
(464) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
|
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 02時半頃
|
へへ、見つけた。 これを探してたんだ。
[二人の元へと戻れば、駆ける前に探しものか?と尋ねた少年に、白い薄布を見せて示す。]
あー、良かった。 アンタも、手伝ってくれてありがとな。 ええと、乾…だっけ。
[確かそんな名だったはずと思い返して唱えてみる。]
(@46) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
|
|
見つかった様ですね。善かった。
[衣を手にし、羽衣の様に靡かせる様を見せる虎鉄へと、 紅石榴を向けて緩く微笑む。
彼が先程、眸を反らした事には、鳥は気づかない]
(465) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
|
|
………
[言い当てられ、むっつりと黙り込む]
花主がイラナイなら、何で此処にいるのさ。 ボクと違って、シュレーゲルさまに呼ばれたわけでも無いだろう?
……ボクは 別にこのまま帰っても、他にいくらだって行く所くらいあるんだ。 ロビンの舞も唄も――欲しがる人は幾らでも……
[行き先はあれど、噂の真相が知れればどうなるのか 考えるのは、怖い。 掛け布を握る手に力が篭る] ここに? …………ボクはキミと違って繊細でね、他人が居るところじゃゆっくり休めもしないんだけど。
(466) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
|
|
[少し呆けた頭のまま、こうなってしまえば、去るのは花主達が去ってからだろうと思い。 花主達が去るのを待ってから、場を辞そうと。
鵠はどうしていたか。 同じことを思い、同じようにしていたならば、花主達が去った後、*2,3会話はした筈*]
(467) 2010/08/04(Wed) 02時半頃
|
|
絹など、持つのは羽織くらいです。 坊主に贅沢は敵でございますよ。
[やはり貸してほしい、という言葉に笑むと手拭を差し出した。木綿の白地に菊を模した色がついている]
大事なものなのですね。 見つかったなら良かった。
ああ、乾法泉と申します。
[名を名乗り、目を伏せて頭を下げる]
(468) 2010/08/04(Wed) 03時頃
|
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 03時頃
|
…あの年頃のものにはどうも、嫌われるな。
[逃げるような儚き花に、 花の名を保留している少年を思い出して呟く。 華月と鵠に今それ以上を話しかけることもない。 んぐ、と干琥珀を押し込められれば喉を鳴らし 本郷を睨み上げるが、気遣いだと言うことも判る。 子供扱いを厭うことなく貰った干琥珀を口に含んだ。]
……馬鹿言え。 そのような脅し、一生気が抜けなくなる。
[まんまるになどなってたまるかと一つ文句を返し 先に広間を出て行く本郷を見送る。 一度、言葉を零した後は広間を出るまでは 溜息も憂いの顔も見せることは無く。
広間を出る前に華月と鵠を見る姿は高嶺の花主のもので。]
(469) 2010/08/04(Wed) 03時頃
|
|
えー、俺もまんまるに執拗に呼ばれたんだよ。それに、特別な舞がどうも舞えそうでさ
[黙り込んだ様子に図星を知り 背を向けるロビンにこっそり笑う 鳴れぬ物真似の模倣人物は正解だったと]
本当、繊細だなー 俺は逆に一人寝だと寒くてよく寝れないけどな まぁ、昼間俺が休んだ表座敷にいるのが運の付だと思ってよ?
[そういえば畳みにこてんと寝転がって]
……誰の花でも良いってわけじゃないだろ…… まぁ、君はそうじゃないかもしれないけど……少なくても、俺はそうだ
[そう口にすれば、いつもの生活の癖で 仰向けば眠気が襲うから すぐに畳で静かに寝息が零れた 熱があるロビンの迷惑も顧みないで*]
(470) 2010/08/04(Wed) 03時頃
|
|
[木綿の柔らかな布地を、水が滴る頬をに充てる。 冷えた身体に、それはとても暖かく馴染んだ]
そうなのですか……? 花主の皆さまは、立派なお方ばかりだから。
[贅沢はと口にする目の前の男に、 ぱちぱちと、長い睫毛を震わせ瞬いて]
(471) 2010/08/04(Wed) 03時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 03時頃
|
……シュレーゲルさまに、執拗に……?
[信じがたいと漏れる声。 気付けばイアン相手に幾らも気安く感情を表に出していた]
寒いなら、布団くらいかけておくんだね。 畳の上で風邪を引きたいなら止めないけど。
[溜息ひとつ。 無言で掛け布を押しやった。 熱を帯びた身が、夜の空気にひやりと触れる。 身震いをして、敷布をくるり丸めて防いだ。 巻き寿司のような格好だったが、直ぐに寝入ってしまったイアンにはわからない]
誰の花になったって……結果は、同じさ 噂の芸なんて何ひとつ無いボクじゃ 駄目なんだ、きっと
[寝息を立てている相手には聞こえないだろうと、零す音]
(472) 2010/08/04(Wed) 03時頃
|
|
[高嶺が二つの花を剪定したという話は、 其の内屋敷の中に伝わるのかもしれず。
けれども花は未だ、成ったわけではない。
花主は、花達は其れを聞いてどのような反応を見せるだろう。]
―――……、
[月が、満ちていく。明日になれば全て満ちる。
『明日は、会える』
月の日を楽しみに暮らしたのは二つが共に在った時まで。 ―――…満月の時には何かが起こる。 隠した同じ顔の花が摘まれていった日も…、 先代が、潰れた実のように変わった日も。
黒檀を静かに伏せる、浮かぶ憂い…感じる負い目。 重く伸し掛かるのは過去の罪にか…それとも、高嶺の名にか。**]
(473) 2010/08/04(Wed) 03時頃
|
|
せめて一つでいいんだ……ボクにも 何か秀でた所があれば
……そんな考えも、出来るかもしれないけどね。
花主を選びたい ボクだって
けど、もうあと二日――…とても足りないよ
(474) 2010/08/04(Wed) 03時頃
|
|
せめてひとつ……手に入るなら 悪魔に魂売ったって……
[呟きながら、少年の意識はおちていく。 深く
*深く*]
(475) 2010/08/04(Wed) 03時頃
|
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 03時頃
|
[少年から微笑まれれば、つられて微かに笑みを見せる。 それも束の間で、すぐに目のやり場に困る事になるのだけれど。 乾から手ぬぐいを受け取る様子を見ると、ほっと安堵の溜息をつく。]
…法泉、殿……か。
[一応、と言わんばかりの敬称がつけられた。]
そこまで大事っつー訳じゃねえけど…。 ……主が、物は大切にしろと言っていたから。
[ほんの僅かに顔に寂しげな影が差して。]
――――…じゃ、俺はそろそろ休む。 二人もあんま夜更かししすぎんなよ。
祭は…長いからな。
[ご協力感謝、と去り際に改めて一礼。 その所作は口調と裏腹、優雅に。]
(@47) 2010/08/04(Wed) 03時頃
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…。 立派というのは、どのような方を指すのでしょうね。
[目を瞬く様子に、やはり小鳥だと視線を向ける。蕾も蕾、まだ青く咲くには遠い。 濡れた金糸へと手を伸ばす。触れると、柔らかく撫ぜた]
立派といえば、立派なのでしょう。 花を囲えるほど財を成しているのだから。
人としてそうかは、さてどうか。
[問答のような言葉を吐いて、浮かぶ月を見上げた]
(476) 2010/08/04(Wed) 03時頃
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[もう一人の花が眼のやり場に困っていた事も、 安堵のため息をついた事にも気づかずに、
鳥は不思議そうに、金の髪を揺らして首を傾ぐ]
……ええ、お休みなさいませ。 協力と謂えるほど、僕は何もしていませんけど。
[くすくすと笑い、背を向けるその姿に。 木綿の手拭きを持つ手と反対の腕を振った]
(477) 2010/08/04(Wed) 03時頃
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貴方の主だけではなく、色々な方が同じことを口にするでしょう。 その白衣一つとってみても、それを作られた方の、贈られた方の、そして使われる貴方の思いが宿っているのだから。
[去る様子には頭を下げた。 見せた所作にほう、と目を細めて]
(478) 2010/08/04(Wed) 03時半頃
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花を買える方は、立派な方だと。 僕たちは学園で習ってまいりました。
[撫ぜる手に擽ったそうにしつつも、 鳥の表情は常の侭。緩く笑んだままで]
中身の問題ではないのでしょうね。
たとえ聖人君子であったとしても、 花を養えぬ者は、学園は立派と謂わないでしょうから。
(479) 2010/08/04(Wed) 03時半頃
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[庭を後にした虎鉄は、静かに花の為の棟へと向かって歩む。 大広間に戻ろうかとも思ったが、さすがにもうお開きになっている頃だろう。 華月には明日、非礼を詫びようと心に決め、誰かと合わなければ、そのまま自室へと戻る事だろう。
―――椿の君が、庭を見ていた事は露知らず。 己が心に秘めたる闇にも未だ――――気付かぬまま。*]
(@48) 2010/08/04(Wed) 03時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 03時半頃
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立派、ああ。 そのように教えるのですね。
花となるものには、そのほうが良いか。
[花が花主を尊敬できるように。 けれども思う。自身にそんなところはないのだと。
浮かべる笑みは自身への嘲りを含み]
立派であるのに花に溺れ、花主としての威厳はどこにあるのか。 溺れることが悪いとは申しませんよ。 そのように、花は育てられるのでしょうから
迦陵も、良い主にめぐり合うと、良いな。
[もう一度撫ぜてから、その場を辞そうと一歩引く]
(480) 2010/08/04(Wed) 03時半頃
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……勿論、立派である事と、好悪は別ですけれど。
[呟く声は届いただろうか。 嘲るように笑む花主の頬へ指先を伸ばし]
花に溺れると謂う事は、 それだけ花を愛して下さると謂う事でしょう? それは花にとって、最大の幸福です。
花が春を鬻ぐのは、花主の愛を逃さぬように。 甘い蜜で蕩かすのも、一つの芸だと教わりました。
[とは謂うものの、少年自身はそのような芸は何一つとして、 習った事はないのだけれど]
……ええ。そうですね。
[善い主に、と謂われると。 長い睫毛が震えて、閉じてしまう紅石榴]
(481) 2010/08/04(Wed) 03時半頃
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[花にとって幸福。 その言葉に、その純粋さに自嘲は消えて微笑みとなる]
心配ですか? 良い花主が見つかるかどうかが。
それとも、目当ての花主がもういらっしゃるか。
どちらにしても、それは貴方次第ですよ、迦陵。
では、私は湯場へ参りますので。 迦陵も体を温めると良い。
[頭を下げて背を向ける。 湯浴みに向かうその背はいつもと変わらず、けれどほんの数刻前の夢を思い出してゆるく*笑んだ*]
(482) 2010/08/04(Wed) 04時頃
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説法師 法泉は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 04時頃
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[つかの間の眠りを破ったのは、こいに溺れた水音か否かは…さて。
いつもとは違う刻限に眠りに落ちてしまったがゆえか、 それとも、あまりに月が明るいからか。 すっかり目が冴えてしまって、落ち着かぬ。 夜着の合わせのみを整える程度で、下駄の音と夜風を伴って漂うは霞。 未だ足元は少々危ういが、そのふらつく足の運びすら艷めいた所作に見えてしまうか。]
(483) 2010/08/04(Wed) 04時頃
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目当てなど……。 鳥はただ、その日その日を囀るのに精一杯です。
[くすりと、稚く笑って]
もう少し月と、それから鯉と戯れていようかと思います。 お休みなさいませ、法泉さま。
手拭きのお礼は、また何時か。
[背を向ける男へと恭しく礼を贈る。 その姿が見えなくなれば、鳥はまた。 月への想いを静めるために、水鳥となって歌を囀る*だろうか*]
(484) 2010/08/04(Wed) 04時頃
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[やはり大人は穢いと、思われてしまうかも知れないけれど。 それでもいつしか歌に誘われて、姿を見れば手を差し出すか…**]
(485) 2010/08/04(Wed) 04時半頃
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/*
しかし、高嶺さまのセット大人買い。 これを見てたきさんかなぁ、とかふと思った。
しかし、藤と華月が戯れてると、武士村しか思いだせん。
(-106) 2010/08/04(Wed) 06時半頃
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―自室から本邸へ―
[しばし休めば、酔いも醒め、せっかくだからとまた本邸に出向く。
だが大広間にはすぐには行かず、渡り廊下から庭を見渡す。]
ん?
[すると大広間方面から使用人が幾人か出てきて何かこそこそと話しているので、なんだ?と視線を向けると、使用人たちがかちーん、と固まったので、とにかく来いと呼び寄せた。]
何?高嶺が2つ花を剪定した? ほお?誰だ?
[訊けば、それは鵠と華月だという。]
一度の花祭で2輪か。 あまり聴いたことはないな。 だが、それが成れば、音と動きのあの華やかさは、高嶺のものか。
(486) 2010/08/04(Wed) 07時頃
|
|
[眠っているとは知らず]
高嶺が鵠と華月を摘もうとしているらしい。 さて、これをどう見るか。
高嶺はもう少し、慎重に剪定をする男に見えたがな。
(=40) 2010/08/04(Wed) 07時頃
|
|
これでも舞じゃ有名なんだよ、俺は
[信じられないとばかりの様子に笑って 実際は表向きは事故、だが調べれば 喰われて死んだチャールズの 大切な花……そこに少しの尾びれを センターはつけ、宴を開く者に自ら毒花を抱かせる。] [溜め息と共に温もり残る掛け布団一つ そう言う意味じゃないんだけどな、と 笑いながらも礼をこぼす]
[久方の人の温度に寝入る耳に届く子守唄は 意味こそ掴めねど切なくなった]
[だからだろうか、掛け布団のロビンの温もりが失せ 浅くなる眠りから覚醒しかけたとき 目の前の巻き寿司に手を伸ばしたのは]
[掛け布が黒なら干瓢巻きか。]
(487) 2010/08/04(Wed) 07時頃
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[また眠りにつく青年の脳裏にはそんなことと、 拗ねてふて寝した夜も 気がつけば暖かな腕があった優しい記憶に 童花もそんな記憶があればいいと]
[時折銀シャリからのぞく髪を撫でながら眠る様子は 艶より*大型犬にじゃれつかれた童のよう*]
(488) 2010/08/04(Wed) 07時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 07時頃
|
―――…んぁ?
[聞こえた通信機器をとうした声 意味もわからず返した声は眠そうな声だった]
(=41) 2010/08/04(Wed) 07時半頃
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[>>461驚いたな、という華月に 澄ました顔をまだしていた鵠は 少しだけ眉を動かした。 本郷が主たち用の棟へ向かっていくのに、 丁寧に頭を下げた。
――去るのは花主たちが去ってからだろうと 考えたのは、同じらしい。>>467
ほんの僅か覗いた高嶺の憂い顔が気に係りはしたが 其れは本当に、僅かの間。 場を辞するときまで彼の顔は高嶺の主の者。]
――よき夢を。
[>>469 高嶺へそう謂い、頭を下げれば、 りん――と微かに鈴が鳴った。]
(489) 2010/08/04(Wed) 07時半頃
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―大広間― [月傾けば夜も更けて、 花祭り1日目の宴はお開きとなろう。]
……、 …… ――「それが 高嶺」か…。
[花主たちが去って 漸く鵠は、そんなことを謂った]
…… 少し、驚いた。
[華月の方を流し見る。 かれは、どう思うて居るのだろうか。]
(490) 2010/08/04(Wed) 07時半頃
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/* ネタに走りたい気持ちがこぼれてます、やっほう!!
(-107) 2010/08/04(Wed) 07時半頃
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寝ぼけてやがる。 それとも色事の最中か?
[くくくと笑いつつ…。]
(=42) 2010/08/04(Wed) 08時頃
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ああ、一日目はそろそろ終わりなのか? ふむ……。
いや、なかなかに愉快なことも多かった。 しかし、意外に切羽詰った奴はそういないんだな。
[そして大広間に向かう。 実はそんなに食してないので、飯を食おうかと。]
(491) 2010/08/04(Wed) 08時頃
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始末屋 ズリエルは、大広間に行けば、噂の鵠と華月の姿を見る。
2010/08/04(Wed) 08時頃
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――……かんぴょーまき
[敷布にまるまるロビンに添い寝中と 言いたかったらしい。 うとうと眠る青年は聞こえた笑いに答えた]
(=43) 2010/08/04(Wed) 08時頃
|
|
―大広間―
[それは、もう高嶺と本郷が退席したあとだったのだろう。大広間で話し込む鵠と華月の姿を見る。]
おう、なんだか話まとまったらしいじゃねぇか。おめでとさん
[使用人が噂しているのをまんま信じて、そう声をかける。]
(492) 2010/08/04(Wed) 08時頃
|
|
かんっぜんに寝ぼけてるな。 かんぴょう巻もってこいってか?
[そして、かんっぜんに勘違いした。 大広間の食事の中にかんぴょう巻があるかどうか探している。]
(=44) 2010/08/04(Wed) 08時頃
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始末屋 ズリエルは、食事の中にかんぴょう巻を見つけたが、切れてない。
2010/08/04(Wed) 08時頃
|
まだ、祭は始まったばかりだが
[両の手を、膝の上で組み合わせる]
……高嶺の主は “芸”を見てくれそうではある、かな……
[花も花主を選ぶ場、という高嶺。 煽るような眼、己の芸事で鼻をあかしてやりたくもあるが。 髪結い紐を思うて触れれば 鈴の音と、ただの紙に戻った紫蝶々。]
…どう、思う?
[苔色を紫苑を交わすこと叶ったか。 聞きたかったことは様々。出たのは一言。 はたと、声のするほうへ顔を向けた]
刷衛 様。
(493) 2010/08/04(Wed) 08時頃
|
|
えーっと、かんぴょう巻あったけど、切れてないな。 まぁ、あとでもってってやっから、端っこから咥えて食ってくれよな。
[声は多少エロくなった。たかがおっさんだった。]
(=45) 2010/08/04(Wed) 08時頃
|
|
[違う][違うのだが]
……………はら、へったぁ…………
[宴で酒しか口にしなかった青年は 若い食欲には勝てず 夢うつつにそう反応した]
(=46) 2010/08/04(Wed) 08時頃
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始末屋 ズリエルは、かんぴょう巻は取り置きして、おいなりさんもぐもぐ
2010/08/04(Wed) 08時頃
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[瞬いた。噂が広まるのは存外早い。]
……いえ、何と申しますか、 まだ纏まったというわけでは…。
[首を横に振れば 鈴が小さく鳴る。]
(494) 2010/08/04(Wed) 08時頃
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|
>>493
[いなりをばくばく食いながら、ん?と鵠を見る。 何か深刻そうにも呼ばれた気がしたからだ。]
ん?何か不満なのか? あれだ、高嶺からの所望ときいたぞ? これはなかなかの玉の輿じゃないのか?
まぁ、二輪一緒というのは気になるがな。
[茶もくいくい飲みつつ、実に能天気な食事だった。]
(495) 2010/08/04(Wed) 08時頃
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……うん、そーする、あり、がと おもて、ざ、しき、ロビンにも……… [えろい含みにも気づかぬまま、 ぼんやり頷いて笑みながら礼を溢して] [まだみぬ干瓢巻きを夢にみつつ、 また眠りは深くなり次にかえるは寝息ばかり] [半分以上寝てる青年にくわえさせたら *寝ながら食べそうだ*]
(=47) 2010/08/04(Wed) 08時頃
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表座敷な。 他も見繕ってもってきてやらぁ。
[と一応言ってるけど、食べながらだった。 片や寝ながら、片や食いながら。
だけど、それでも仕事はちゃんとやるつもりである。**]
(=48) 2010/08/04(Wed) 08時半頃
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ん?まとまってねぇのか。 てっきりだと思ったがな。
まぁ、考えるなら、ちゃんと考えるんだな。
[もぐもぐ口の中を飲み込んでから、何かを思い出すように、して、ああ、と思い出す。]
そうそう、二輪買いで思い出したぜ。 二輪買いしかしない花主の爺さんがいてな。 なんでだぁ?って聴いたら、己が使いもんにならんからなんだと。 なんで、仲よさそうな花を一緒に買って、房事の練習を目の前でさせるらしいぜ。
まぁ、愉しみ方はいろいろだぁな。
[一つの例としてそんな話をした。]
まぁ、でも、高嶺はそんなことはしないだろうがな。いや、意外にむっつりかぁ?
(496) 2010/08/04(Wed) 08時半頃
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/* 実はそんなハワードを最初はしようと思っていた。>>496
(-108) 2010/08/04(Wed) 08時半頃
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始末屋 ズリエルは、食いつつ、使用人に頼んで折り詰めも頼んでいる。**
2010/08/04(Wed) 08時半頃
|
お耳が早いことです。 …高嶺様は“望むならば祭りが終わるまでに来い”と仰りました故。
…複数花を抱えるのは 力在る花主様には珍しくないようではありますが。
[例えば、あの豚もそうだ ―――とは胸の裡。 随分美味しそうにものを食べるひとだ、とも思いながら]
…―――
[二輪買いの話しに、 僅かの間黙って]
花の扱いを決めるのは、 花主様でございますから…ね。
[澄ました顔で、答えた。 ほんのすこし、華月の方を窺うようにもした。]
(497) 2010/08/04(Wed) 09時頃
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|
― 深夜→翌朝へ ― [短い髪に触れるなにかに、薄らと意識が戻る。 回廊では使用人の声 高嶺の花がふたつ剪定されたと、それはもうキマリごとのように。噂は常に尾ひれをつけて広まっていく]
嗚呼……
[小さく呻いた。 撒いた敷布に吸い取られて、それはイアンまで届かない。 絶妙のタイミングでまた頭を撫ぜられ、ゆっくりと瞳を閉じた]
(498) 2010/08/04(Wed) 09時頃
|
|
[鳥が囀る声に、雲間の月がその姿を見せるならば。 鳥はとっておきの笑みを浮かべて、 差し出された指先へと紅石榴を向ける]
……丁度今、 あなたの事を考えていました。
なよたけの、君……。
[濡れた金糸と、華奢な身体を浮き彫りにする白が、 月明かりの下で、誰の手垢もついていない無垢な少年に、 色を添える]
(499) 2010/08/04(Wed) 09時頃
|
|
子供の居る場所など、何処にも無いじゃないか
[遠い昔の記憶。 親は子を持つ年とは思えぬ美しさで けれどあの人は花ではなかった 仕切りなど無い一つ間取りの小屋 夜毎違う男を招いて囀る彼の声を覚えている]
――いっそボクも安宿でなら、芸など無くても…… 嗚呼、どうして花になれなんて謂われたのか
[鳴き声はやがて止まり 寝付けずに居た少年の傍へ、残り香と共に舞い降りて あの唄を歌ってくれたものだ]
誰が雛鳥を……殺したの
[夜は明ける 人知れず蕾をはらんでいた花が一つ*散った*]
(500) 2010/08/04(Wed) 09時頃
|
|
[そして散った花のあとに咲くのは 生あるものを惑わせからめとる、毒の花]
我こそ 巷に流れる噂の花
月夜に、艶やかに咲き誇る――私の名はイビセラ。
愚かな駒鳥は、もう要らぬ**
(*36) 2010/08/04(Wed) 09時頃
|
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[差し出されたに、細い指を乗せ。そっと絡めて。 雲間から覗く、淡い光の14夜に紅石榴を細めて]
中天に浮かぶ月へと焦がれる想いが、 僕を鳥から花――人へと変えてしまうのです。
(501) 2010/08/04(Wed) 09時半頃
|
|
[寄り添う二人を見たときに、 胸に抱いたは嫉妬の炎。
月へと触れる事の叶う男への。 そして他の者へと照る月自身に対しての。
鳥の時には感じ得なかった初めての感情が、 紅石榴を雨で濡らした事を、少年は多分に理解していた]
(502) 2010/08/04(Wed) 09時半頃
|
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―大広間→自室へ― [幾らかまた言葉を交わしもしたろう。 夜も更け、部屋に戻ったはいつ頃か。 ―――りん、と 鈴の音が夜に染みる。 髪をほどいて結い紐を指に絡める。]
…いざ、相対すると戸惑うものだ。
[華月にだけ溢す裡。 彼は虎鉄を探しに行くかもしれないが。 止めもせぬし ついてもいかぬ。 ただ、―――少し黙って、流し見る。
傾く月は、地からのひかりを受けて紅色を帯びていた―――*]
(503) 2010/08/04(Wed) 09時半頃
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――――…お慕いしております、なよたけの君。
[絡めた指先へと、口接けを贈る。 告げる言葉はただ一つ。後はただ。 濡れる紅石榴が、眩しげに。月下の佳人を見詰めるのみ――**]
(504) 2010/08/04(Wed) 09時半頃
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呉服問屋 藤之助は、「高嶺の花は、高嶺の花、か」と、人伝の謳い文句を歌うでなく呟いた*
2010/08/04(Wed) 09時半頃
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…そなた、は………
[月の光りに照らされて、その子はあまりに儚く笑む。 絡めた指先。拙い口づけが白い指へと火を灯す。]
天翔ける 両の翼を 捨ててでも 鳥は望むか 月の囲いを
[夜着が濡れることも構わず胸へと引き寄せるのは、 枝から落ちて芽吹き、いままさに咲かんとする一輪の花。
今宵既に他のものに抱かれ、幻を紡いだ唇が、 潤んだ紅石榴の雫に触れ、そっと吸う。]
このままわたしの元へ来れば、お前は変わってしまうよ? 気ままに囀る雛鳥では、居られなくなる。
[濡れて冷えた体温は、このまま抱けば溶けて消えてしまいそうで。 されど、それでも奪いたい。このまま喰らってしまいたい。 そんな衝動は胸の奥を既に痛いほど焦がしている。]
(505) 2010/08/04(Wed) 11時頃
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|
わたしの腕は止まり木ではなく、お前を囚える籠になってしまうだろう。 それでも…
そなたの歌を、わたしは聞きたい。 枝の上でも、舞台でもなく
この、腕の中で。
(506) 2010/08/04(Wed) 11時頃
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[月の光に当てられて、思いは胸を焦がすのみ。]
あぁ…このまま穢れず美しいまま、永遠にわたしの中に納めてしまいたいのに、 この子が穢れに染まりきり、艶やかに色を変えるさまにも心惹かれてしまう。
[喰らってしまえば、永遠にそのままを留めて置けるけれど…]
(*37) 2010/08/04(Wed) 11時頃
|
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永遠など……生有るものには訪れぬ
[宵待月冴える夜 薄い笑み零し、聞こえた音を拾うは 泡沫に消え行く名も無き花でなく]
死と生が、我等が力 そうでしょう
(*38) 2010/08/04(Wed) 11時頃
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満月の前夜の小望月――…子持月 ……臨月は訪れた
明日はお目見え出来ようか この声届く貴方方に**
(*39) 2010/08/04(Wed) 11時頃
|
|
満ちては欠け、また満る、空に輝く月が如くに、 せいを喰らいて死出へ導き、新たなせいを蒔く我らなれど… [複雑な胸の内は、焦がれる痛み。]
花ひらくを、楽しみに待っているよ。
(*40) 2010/08/04(Wed) 11時半頃
|
|
―与えられた部屋―
んっ……。
[ゆるりと瞼を持ち上げると、見なれぬ部屋の様が苔色に映る。 そうか、ここはまんまる様の邸宅だったなと、まだ覚めやらぬ頭で、ぼぅと考える。 反芻するは、寝る前のこと。いつになく怒涛だったと苦笑いを浮かべる。]
(507) 2010/08/04(Wed) 11時半頃
|
|
―回想―
まんまるっ……。
[本郷の去り際の言動に、高嶺がヨアヒムのように丸くなる様を思い浮かべて、疲れている当人に申し訳ないと思いながらも、密やかに肩を震わせた。更に笑いに拍車をかけているのは、高嶺を子供扱いしている本郷の行動も子供のようだと思ったからだとは、流石の華月も口にはださない。 しかし、それも去り際、高嶺(花主)の黒檀で見られたならば、収まる。 浮かべる表情は微笑。媚びるでもなく、けれど移ろい行く華と月、2つを名に抱くに相応しい艶と儚さと、けれど何にも動じないといった苔色を返した。鵠にならって、礼も一つ。]
[りん――微かな鈴の音が、主達が去った後の僅かな静寂を裂く。 呟くように言葉を紡ぐ人に、華月は眼差しを向けた。]
(508) 2010/08/04(Wed) 11時半頃
|
|
そやな。 高嶺様んとこやったら、鵠さんも申し分ないやろ。 芸を見てはるんは、確かやと思う。 やけど……
[告げていいのか悪いのか。謂い淀み、間を計ろうとか動かなくなった紫の蝶に手を伸ばしかけた途中、刷衛の声が聴こえて引いた。苔色もまた、現れた大男の花主に向く。 鵠が言を紡ぐ時は、華月は沈黙を保つ。]
(509) 2010/08/04(Wed) 11時半頃
|
|
[刷衛の言葉は謂い淀んだ内容そのもので、困った風な顔をして、髪を掻いた。 その仕草を、きっと微か窺うように見る紫苑色が捉えた。 刷衛に答えるのに重ねて、その紫苑色にも答えを返す。]
わてに関しては、そんなんなっても今更やから。 大概んことは、そなん辛いとは思わへんし。
ま、まだ話まとまった訳でもなし。 なるようにしか、ならんやろ。
[高嶺の全てを知っている訳でもないのだから、無駄に不安を煽るのはよくない、そう思ったのが謂い淀んだ理由。ただ、人それぞれとはいいつつも、芸だけを愛でる主人は少なく、色だけを欲する主人もまた少ないというのが、少なくとも華月が見てきた事実。]
(510) 2010/08/04(Wed) 11時半頃
|
|
[それから幾許か話をしたか。 鵠と伴って花達の集う棟へと戻り際、聴く相手の裡に、ただ微笑んだ。]
もうちぃと、悩んでもえぇんで。 花祭中ならいつでもいうんは、そいうことやろ。 花も花主を選べ、謂うはる方だけあるわ。
[別れ際、つぃっと伸ばす手、紫の和紙の蝶の隣、緑の連れを忍ばせる。今は、傍に在ると示すように、けれど]
高嶺様の茶は、 でいいんよな?
[茶の種類を確かめる言の葉は、既に自分は答えを出していると暗に告げるもの。請われれば、道理に反していなければ断らない。華月という花はそういう花だった。]
(511) 2010/08/04(Wed) 12時頃
|
|
ちゃんと寝るんやで。
[ひらり――鵠に手を振って向かうのは、虎鉄が自室だと指した部屋前に。ノックをしようとし、止めて、泥棒が内を伺うように扉に耳をあてた。]
帰っては、きとるみたいやな。
[人の気配に、ほっと息を吐いてから、自室へと向かう。 窓を開ければ迦陵頻伽の唄声が微かに聴こえた。 それもいつしか止み、気がつけば華月も夢の世界へと堕ちたのだった。]
―回想・了―
(512) 2010/08/04(Wed) 12時頃
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―朝・宛がわれた部屋―
さぁて、何時、高嶺様んとこ行くんがえぇんやろなぁ。 ま、早いとこいってしまお。
[ぐぅっと伸びをすれば、夜着が肌蹴ける。 そこより垣間見える生肌には、薄い傷跡が幾多、朝の陽の光の中*浮かんでいた*]
(513) 2010/08/04(Wed) 12時頃
|
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 12時頃
|
―朝・自室― [外で鳥が鳴いている。 華月には茶の種類を伝えた。 彼はもう、決めている。そういう花なのだ。
きっちり着込んだ寝間着は 乱れ少なく鵠の性格を現すようだ。 柘植の櫛で黒髪とかし、 鈴のついた結紐でいつものように束ねる。
――りん。
もう一つ、手にしたのは 檳榔染の髪結い紐。 それに鈴の音はない。 見つめ、考えるように眼を伏せた。]
(514) 2010/08/04(Wed) 12時頃
|
|
[抱きしめられた胸に、頬を寄せる。 夜着が濡れるのも構わずに、 抱きしめて下さる優しい月の囲いに。
鳥は、嗚呼……と。震える唇が音を洩らす]
判っております。 それでも何時か、鳥は巣立つのです。 気ままに歌うだけでよかった親鳥の巣から、その外へと。
[紅石榴へ寄せられる唇に、 ぴくりと身体を震わせたは、怖さか。 それとも望んだ温もりを得た歓喜にか]
(515) 2010/08/04(Wed) 12時頃
|
|
[湯船満たす清い湯と、まっさらな替えの着物が、 南端の角部屋に用意されたかは返答次第。
気怠げな 朝の眠りに 寝乱れて かいなに縋る 夢はうつつか
独り寝の夢か、ともに見たかも、返答次第。]
(516) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
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僕は……あなたのためだけに囀る鳥になりたい――
[濡れた髪の奥から、見上げる紅石榴。 そこに燈るは、恋情――――]
僕の羽根を落として下さい。 あなたの手で……。
(517) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
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/* 駄目だ俺眠い。 今晩は3時くらいに眠っていいかな… 顔出せるのやっぱり遅そうだけど。
コアはやめの人と絡みたいのう
(-109) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
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[月の檻に囚われて――否、自ら飛び込んだのだ―― 落とされる、風切羽。
歌えよ、囀れと、果てるまで。 鳥はただただ、甘く声を上げ続けるのだろう。
痺れにも似た甘い気だるさの中で、 再び眸を開けば、間近に見える月下の佳人]
……夢では、なかったのですね。
[夜通し歌っても尚、透き通る声で呟き、 その白い肌へと頬を寄せた]
(518) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
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―夜→早朝― [湯場をでて部屋に戻ったのはもう明け方近く。 常ならば既に起きている時間だと、部屋でぼんやりと書を読みふける]
朝か。
[窓の外、朝露に濡れる木々の緑。 半眼をさらに細めて、又書へと視線を落とす]
お勤めをしなくてよい朝というのも、新鮮ではありますか。
[部屋の掃除は夜中のうちら済ませた。 荷物の整理も同じく。 書を寝台の上に放り、着物を萌黄の物に替えて、廊下へと出た]
(519) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
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― 朝/表座敷 ― [座敷に差し込む光は、障子を通し柔らかく 薄らと持ち上げた瞼 冬色をした眼で間近の温もりを見遣る]
大きな……狗。
[瞳を細め、薄く笑みをひいた。 丸まっていた敷布は白。 広げ、其の上に皺のついた服のまま寝そべった。 他人に触れる事を嫌っていた指が、隣に眠る彼の髪へと伸びる。 頭の形をなぞり、確かめるような仕草 愛撫のような手つきで同じほどに短い髪を掻き乱すと、ゆっくり身を起こした]
(520) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
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/* 俺、霞たんのことは恋じゃないんだぜ・・・ つまみぐ(ry
しょっぱなから何やってる。
(-110) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
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/* 最近色んなところで地味に刺さるちくしょう。
(-111) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
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― 本邸/表座敷 ―
嗚呼……良い目覚めだ 否 是が謂うなら 口調は改めねば
[伸びをして、顔を上げる。 熱の引いた顔には、目元に朱が残っていて けれど返って色を添えていた。 発した声音は凛と 硬いだけでなく含むものを感じさせる]
――誰か、いないかい? 着替えたいんだ。
[少し間を置いてひとを呼んだ。 口調はなるだけ幼く]
(521) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
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[朝の廊下をゆるりと歩く。まだ早い時間、恐らく朝の支度は始まっているのだろう。 目のする人の姿は使用人ばかり。
散歩ついでに庭に下りると、池のほとりを歩く]
あの御仁は余り好かぬが、この庭は良く手入れが届いている。 主催をするだけは有るか。 揃えられた花の種類は様々だが。
(522) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
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…何の花が開くかと思えば
[まどろみの中に聞こえた聲に小さな欠伸が一つ。 気だるげな声は数拍置いてから]
見えるは"晩餐"の時にて。 ……愉しませてもらおうか。
[低く、哂う]
(*41) 2010/08/04(Wed) 12時半頃
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[目覚めた花は、ふと思い出す]
――…して、晩餐に並ぶは 誰ぞ?
(*42) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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−B棟・居室− [朝食を部屋に用意させながら、完全に目が覚めるまでは大分時間を要した。 表庭を見下ろす窓を開けば紗がふわりと揺れる。 食事を続くテラスへと運ばせて]
…眩しい。
[少し瞳を眇めた。 池への日光の照り返しが目に入る。 美しいが、眩しいと思う。 そんな風に呻きながら、赤い実の浮かぶ粥を 蓮華で掬い、冷まし口にはこぶ。 舌に残る塩味は、丁度良かった]
(523) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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/* しまった描写不足した 赤ベネの時間軸とずれてる気がするんだぜ。
目覚める前のことを思い出した的な一文が必要だったかしら
(-112) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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/* ま、いっか
(-113) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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[用意された湯を浴び、着物を纏う。 仄かに香るなよたけの君の香りは、 まるでそのかいなにいつまでも包まれている様な、 そんな錯覚を鳥に誘った]
……法泉、さま?
[ふと廊下から見降ろした池の傍に見えるは、 昨夜言葉を交わした僧の姿。
こつこつ、と小さく窓を鳴らして。 鳥はにっこりと、微笑みを浮かべた]
(524) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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[時折歯にしっかりとした食感を寄せるのは 細かく刻まれた塩漬けの心臓。 悪くはないが、殺したての肉に比べれば鮮度が違う]
主から喰らうか。花から喰らうか。 …イビゼラ、だったか。 お前は誰を喰いたいと望む。
(*43) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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…儚く壊れて消えてしまったかと……
[低く掠れた声で、すり寄る温もりに目を細める。
朝の光のなか、乱れた夜着もそのままで、 華奢な身体に刻んでしまった、幾つもの紅い花びらを辿る。
幾度も啼かせて囀り疲れただろう身体の、 塗り込められた香油の香りにいまだ淡い夢を…]
(525) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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/* 朝から臓物粥。食い過ぎである。 赤い実から臓物まで発想できたら尊敬する。
だってほら、最近は粥って枸杞浮かんでること多いからねえ
(-114) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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[置かれた灯篭へと片手を置いて、庭を眺める。 静かな朝の空気が、肌に入り込んでいくような感覚。
朝の空気は、幼い頃から好きだった。
静かな中、何事か小さく響く。 見上げれば、霞の部屋に小鳥が一羽。 微笑を返し、迦陵へと手を上げて]
一時の夢でなく、育てたいと思う花か。 見るだけでよいのなら、花でなくとも構わぬのだから。
[零し、本邸の方へと歩いていく。 誰かがすれ違えば会釈をして。 食堂かどこかと聞いて、用意が済んでいれば*食べるつもり*]
(526) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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―A棟廊下― [寝間着から紫を基調とした着物に着替えて廊下へ出た。 懐には、己のためではない髪結い紐が眠る。 窓からは、うつくしい庭が見える。 押し開ければ風が吹きこみ、 ――りん と、髪を束ねた紐の先、 鈴を鳴らした。]
――…、――
[誰かが歩いているようだ。 宴席で見た――霞月夜と去った華花だった。]
(527) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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―夜→朝―
[本邸の屋根の上 見られていたとも知らぬ猫 明けに漸く動き出す 夜通し月を眺めていたか 陽が上がるを待っていたか 漏れるは欠伸 屋根を器用に飛び降りて 木々草花の溢れる庭へ]
腹減った。 …あ、ちょっともらうぜ?
[庭にある木に話かけるは笑顔 熟して成った紅い果実 ひともぎ離し ゆるりとその場に 腰を落とす]
(528) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 13時頃
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喰らいたい……私が?
[短く吐息を零す。 暫しの間]
種を植えるなら、育ててゆけぬものを 喰らうなら、財有るものを
[声の届く二人とは、間逆かもしれず 謡うように節をつけて囁く]
嗚呼 しかし 幼い肉は柔らかく美味と謂う
悩ましい
(*44) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 13時頃
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[擽る様に身体に残る花弁を辿る指>>525 その度に、鳥から花へと変わってしまった身体は、 なよたけの君の耳元に零す、甘い泣き声]
壊れてなど……。 いえ、いっそ壊れてしまっても構わぬ、のです。 あなたの手に齎されるものなら、どんなものでも僕は……。
[縋るように華奢な腕を巻き付けて、 うっとりと微笑む、花のかんばせ]
(529) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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…柔い肉の味は霞に聞くがいい。 私は、あまり好まん。喰らわぬわけではないが。
[率先して子供を、とはあまり言い出さぬ口。 霞のほうは、誰を好むのであろうとは思いはすれど]
(*45) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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[使用人がやがて運んできたのは、誂えられた眼鏡 矢張りこの姿に良く似合う洋服だった。 袖を通し、身なりを整える。 包帯のした、傷は塞がっているらしく もう朱がにじむ事はなかった。 けれど、立ち上がり戸口へ向かい歩む度に痛みが走る]
昔々――足を得た人魚は 痛みを見せず、射止めんとする者の前で 見事に舞い踊ったと謂うけれど それほどに気を引こうとする姿は ……花に良く似ているね
[イアンは目覚めているのか、いないのか 呟きは何か確かめる風に。 短く息を吐いて、表座敷をあとにした。 朝日を浴びながら、壁伝いに回廊をゆるゆると歩む]
(530) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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…――雛鳥は
[からかうような囁き]
さぞ、美味かろうや
(*46) 2010/08/04(Wed) 13時頃
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[齧る果実は甘い蜜 唇を、口端を濡らし 朝陽にも艶めいて光る 夜に眠るを為せぬ猫は 木に寄り掛かり瞼を閉じるか]
……ん。
[防備などありはしない 静かに桜を風に揺らし 食べかけの果実を弱く握り]
[その様は眠る仔猫か否か この場所のみがまるで春のよう 陽射しも花も風に揺れ ただ優しげな彩りを添える]
(531) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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/* 人魚COじゃないっすよ……! 紛らわしそうだすまん
(-115) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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[粥に少しの菜と茶。こうして朝食は終わる。 歳の頃を考えればあまりに少ない食事量だが、 その分は回数で補っている。 たとえば、落雁しかり、干琥珀しかり]
…?
[樹が派手に揺れる音がした。 何事かと思って落下防止の手摺より少しだけ覗きこめば 先日のじゃじゃ馬の姿。 呆れ交じりの表情でちらりと見はしたけれど]
(532) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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…雛、ねえ。
[あまり興味はないのか、呟きもうつろ]
旨味はあるが、食感に欠ける。 まあ、初物に食うには好いかも知れんが。
(*47) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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/* おや。セシル守護なのかしらん。 夜寝ないってことは守護してるってことかしらん。
(-116) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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/* イビセラって ブブセラに 似てるよね。
ぶぃーぶぃーぶぃーぶぃー。
(-117) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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先ずは前菜 幾つか挟んで漸くメイン デザートは最後にとっておくもの
[さて雛鳥は何処に当てはまるか、と哂い]
ただ…――形式に拘らぬ晩餐であれば 好きなものを好きなだけ 皿を手に歩き回れば良い
[付け加える]
此度の晩餐は……どちら?
(*48) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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初物は傷みやすい。 喰らうなら早めが好かろうね。
[くつ、と小さく喉を鳴らすのは愉快さか。 それとも、憶える餓えによる期待か]
皿を持ち歩くも構わんが、食後の甘味ぐらいはゆっくりと味わいたいもの。 …そういうものは、取っておくが良いと思う。 皿を持って歩きまわってばかりでは、忙しなかろう。
(*49) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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……ん、…?
[夢と現 彷徨う中で視線があるか 薄く開いた瞼 奥にあるのはヘーゼル ぼんやりと視線の先を眺め]
………。
[ふわり と、笑む]
[視線の主と変わらぬのかも知れぬ 口を開きさえしなければ 見てくれだけは愛されよう、と]
(533) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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奏者 セシルは、寝言のように唇を動かし
2010/08/04(Wed) 13時半頃
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喰らうて良いなら、今すぐにでも
[腹の底から込み上げる本能が 急かすように焦らすように蠢いている]
嗚呼……腹が空いた
(*50) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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糧として、喰らうのならば…
[そっと腹を撫でるのは、一夜の夢を見せた法師のことか。]
食べ頃ならば、若い桜の猫が盛りか。 だが、ようやく開く花のお目見えならば、先ずはどなたかに、一夜の夢でも魅せてごらんよ。 いくら美しくとも、徒花は要らぬ。
(*51) 2010/08/04(Wed) 13時半頃
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―→ 庭 ― [先ずたどり着いたのは、ヨアヒムの私室。 出迎えたのは使用人]
シュレーゲルさまは……そう、お食事中ですか。
[青褪めた貌に憂いを乗せて俯く。 用件をと問う使用人に、楽器を一つ貸して欲しいとせがんだ。 許可は直ぐに下りる。 もとより花の為に集められたものだと。 場所を問うて、庭へ下りた。 幾つもの道具を揃えた離れは、裏庭の先]
……
[ふ、と 人影を見つける。 セシルの微笑みと、視線の先にある花主たちの棟。 足を止めてその光景に目を留める]
(534) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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腹が空いて堪らんならば、一番食いでが有るのは小山のような肉饅頭では無いかえ? [くく、と落とす揶揄。]
ああ、雛鳥は食後の水菓子に…
(*52) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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[少し、目が丸くなった。 黙っていれば、とはよく聞きもするが]
…成程、とんだじゃじゃ馬がいたものだ。
[微かに眉を跳ね上げる。 面白いとは思えど、じゃじゃ馬馴らしは趣味ではなく。 好い主に引き取られたならよかろうにと思うくらいは叶う話]
(535) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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桜の猫は、其処に見えるが 嗚呼でもこれは……若しかしたら
これから、化けるやも。
[冬色の瞳が春を見る]
……私が、徒花と? 面白い
[薄く、哂った]
噂の花を咲かせてみせよう 一夜でなく、この日の下で
(*53) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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/* なんかこう 頑張って本屋でも左っぽくと思ったんだけど むっずかしいなああああああああああ。
イアンならほっといても立ち回りがおタカラヅカになるのに。 くそう。
でもこういう村でああいう左をやる勇気は まだ ないで ごわす。
(-118) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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/*
あ を か ん − ?!!!!
流石姐さん考えることがちげえ。
姐さんまじパネエっす。
(-119) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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流石に少し…戯れが過ぎたか……
[部屋を去る雛鳥を見送って、乱れたままの寝台に身を投げ出す。 情けなく重い腰をさすって、夢の続きをいましばし。]
(536) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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脂身が不味そうで食う気にもならん。 悪食のお前と一緒にされては困る。
[そも、元々の基準が違う立場。 好みの肉に困ったことがなければ 不味い肉を放り出すなど日常茶飯事]
…なるほど。 随分と面白い趣向だ。
[低く、喉が哂う。見せてみろ、とばかり。 丁度視認できる位置から鉄色は咲き始めの花を見下ろす]
(*54) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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/* 大変だ。庭がごっちゃになっている。私のせいですn
責任とってマップ作るべきですか。ちょっと夜頑張ろう。
でも今は宮が見たいので離脱!
(-120) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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[胸を押さえる。 僅かに眉を下げて、もう片方の手が 知らず、新しい眼鏡の蔓を摘む]
些か……眩しい
[朝の日が、庭の草花にも降り注いでいる。 目を伏せた]
(537) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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[まどろみの中 彼の人を誰か認識していれば 向ける表情も違っただろう いつであっても 夢でも現でも その狭間にあったとしても]
ろ びん
[ヘーゼルに映るのは 未だ、ひとつ]
(538) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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肉饅頭は肉饅頭を喰らうているよ。
[今しがた伝えられたそれを聞かせ]
余程、執心の様子。 他所に懐いた雛鳥など、もう要らぬ
喰らうにしろ、あれは 人数分も無いようだ
[胸を押さえながら呟く。 テラスからの視線に気付き、つと目を伏せた]
此処ならば、置いてある筈 暫し間を。
流石に私は、ナイフ刺さる痛みに耐えて舞う気は無い故に
(*55) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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…茶と菓子を。
[食事の膳を下げに着た侍従に告げる。 そうしてほんの一瞬視線を離しただけだったのが]
(また花が増えている)
[特に感慨があるわけではない。 優美な細工の施された腰かけの肘置きに少し凭れかかりながら 見下ろすまま、新しい花へと首をかしげて見せる]
(539) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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/* 私はかるびが片想いだと思っているけれど これだと完全に私が片想いだよ、ね orz
片想い騙りwww メリットは何もない気がしますwwwww
(-121) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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[振り切るように顔を上げる。 桜いろの唇が形作る名 眩しそうに瞳を細めたまま、口元に笑みをしいた]
……見ているといい
[囁いたのはセシルへか その先、花主の棟に見える男にか 緩やかな足取りで、離れに向かう 気温も湿度も調節されているらしいその場所に 望みの楽器は在った。
ケースをあけて 木製の楽器と、付属する弓を取り出した。 きぃと鳴らして糸巻きを調節し、庭へと戻る]
(540) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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[湯殿から戻れば、くたりと寝台に沈む主の姿。 鳥はその隣へと侍ると、 朝の訪れを告げる歌を調べに乗せる]
夏の夜の 臥すかとすれば ほととぎす 鳴く一声に 明くるしののめ
[同じく窓の外を眺めて。 夢の余韻に、暫しそのまま――**]
(541) 2010/08/04(Wed) 14時頃
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ロビン… 見てる… いつ、だって…
[寝の言なのか 応えなのか ぼんやりとした姿を眼が追う 夢と現の狭間で]
[木製の美しい楽器が奏でられ始めたろうか その音色はどのような彩りであったろうか 意識を床に沈めつつある中 記憶に残そうと、残そうと まどろみへ誘う音と 鳴らすロビンだけを見て、聴いて]
[触れられぬかと、手を――…]
(542) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
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では…愉しませて貰おうか。
[微かに口元を歪めて、嗤う]
(*56) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
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[ゆっくりと向かうのは、風そよぐ庭にまどろむ桜のもと 友人の姿を見遣り、小首を傾いで その鎖骨の上にその弦楽器を乗せ、顎で挟むようにして高く持ち上げる。 弓を手に、すぅとひいた]
――――…
[流れ出る 柔らかくそれでいて繊細な音色は、異国の楽器ならではの音色。 頑なに閉ざしていた冬ではなく 春の到来を告げる曲。
楽器に添えられた指は正確に音を紡ぎだす。 足りなかったはずの色をそこに添えて]
(543) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
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[懐くロビンならば知るだろう 桜は夜に寝るを為せない 不安が胸を駆るのだと 夜の記憶に恐怖するのだと]
[伸ばした腕は弱く 空をかいて そらを描いて]
[唯一安らぎの存在に 深く、憩いの床につく**]
(544) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
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― 庭 ―
[足元に伸ばされた人間の、セシルの手を もう避ける必要は無い。 嬉しそうな微笑すら浮かべ、流し見遣る
そこに怯えていた子供の姿は無く ほころんだ蕾は噂どおり見事な花を咲かせてみせた**]
(545) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
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本屋 ベネットは、執事見習い ロビンの視線に、微かに鉄色を眇めただ眺めるのみ。
2010/08/04(Wed) 14時半頃
奏者 セシルは、訪れる春に、桜の笑みを添えて**
2010/08/04(Wed) 14時半頃
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噂の主を、その目で見るといい
[艶を抑え、爽やかな春の音色を自在に操る。 小鳥の挨拶も木々の葉が甘く囁くさまも 確かに其処に映し出されていた**]
(*57) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
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/* 弦楽器はそのままヴァイオリンです。 名を出していいやら迷ったんだけど確かこれ大正ロマンならふつーに在って問題ないよなあ。 とおもいつつも皆が和風に固めてたんで遠慮してみたよ!
セシルが片思いだったらどうしようかとドキドキ。 全員役職村って赤の推理力大分必要じゃね……?
(-122) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
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/*
心境の変化なのか なんなのか なにがあった…!!
[唐突な見事な演奏で お兄さんびっくりだ!]
(-123) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 14時半頃
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/* あれ。守護とかじゃないのね。 普通の理由だった・・・。
(-124) 2010/08/04(Wed) 14時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 14時半頃
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―廊下― [庭から、聞きなれぬ楽器が 歌う音が聞こえた。 笛ではない、唄でもない。]
……――胡弓…?
[呟きながら、違う、と思う。 見下ろせど此処からは春の訪れを 眼にするには至らない。 その調べに、耳を傾ける。
懐の髪結い紐に、手を触れた。]
(546) 2010/08/04(Wed) 15時頃
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/* よし、終わったので村復活。
(-125) 2010/08/04(Wed) 15時半頃
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―大広間から本邸渡り廊下、椿の間、表座敷―
[さて、男がそれからどうしたかというと、 食ったあとは折り詰め片手に酒瓶も拝借し、 庭に月がよく見えるところで、また飲みふけっていた。 うたたねと酔いの繰り返しに朝を見る。
ふと、折り詰めのことを忘れて、せっかくだからと、ふらり立ち上がり、椿の間までいくが、明はおらず、次に表座敷をガラリと開けると、イアンが寝ていたか。 おそらく、ロビンはもう去ってしまったあとで、よく寝てるイアンが口をぽかん、とあけていたので、よしよしとかんぴょう巻を突っ込んでおく。]
(547) 2010/08/04(Wed) 16時頃
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よーし、食え食え
[寝てるのにひどいもんだった。]
(=49) 2010/08/04(Wed) 16時頃
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−B棟居室−
…成程?
[あれは確か、高嶺と一悶着あった花ではなかったか。 金属弦の高い音を聞きながら、 手元に届いた蓮花茶と水菓子を一つ見る。 優雅な時間とは言えそうだ]
(548) 2010/08/04(Wed) 16時頃
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[それでもぐうぐう寝てるイアンによしよし、と満足気。きっと男もまだ酔っているのだろう。]
さて、寝なおすか?
[そんなことを言いつつ、またゆるり歩きはじめた。]
→本邸さまよい中。
(549) 2010/08/04(Wed) 16時頃
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/* やることなすことどう見てものすさん以外に見えません先生。
(-126) 2010/08/04(Wed) 16時頃
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…存外、普通だな。
[周りの噂如何ではなく。 随分な口を叩いて見せたように聞こえたので]
てっきり、猫を食らうつもりなのかと思っていたのだが。
(*58) 2010/08/04(Wed) 16時頃
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おや、普通と謂うか
[苦笑を零す]
……朝日の下に相応しい音色を選んだ心算だったが ひとつ、惑わしの歌でも奏でようか
猫を喰らうて欲しいなら
(*59) 2010/08/04(Wed) 16時半頃
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―本邸・椿の間― [宵の頃、黄泉花は花主が棟をふわりさ迷っていた。 月明かりの回廊を、青白き影がゆくは現世とはかけ離れた姿。 “主”が居室を訊こうとすれども、使用人の一人も捕まえられず、 ――最も見えていたなら、悲鳴の一つも上げられたに違いない]
………、 こえ、小さかった かな。
[明星を見るころにはその存在がゆらぎ、糸は途切れて、
朝日差し込む【椿の間】に、それは居た。 床の間の一輪挿しの紅椿こそ憑り代か、 “主”の訪れはその花だけが見ていたこと。
黄泉花の冷たい指先は、ただその花びらをそっと撫でた]
(@49) 2010/08/04(Wed) 16時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 16時半頃
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[まどろべば、傍で囀る声も心地良く。 はべる姿もいじらしい。
気の利かぬ下男が朝餉を持てば、 冷たい果汁くらいは口にするか。]
お前は育ち盛りなのだから、ちゃんと食べなければね。
[そう勧めつつ、傍にいる様を微笑ましく眺めながら、 好きなところにいれば良いと申しつけて、 己は昼頃まではゆるりと過ごすつもり。]
(550) 2010/08/04(Wed) 16時半頃
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何、直前で喰う喰らう如何の話をしていただろう。 それゆえ。
[確か、あの花は種を植える云々とも言っていた気がするが さてどうするつもりなのかとは思う]
私を惑わしたところで仕方なかろうに。
(*60) 2010/08/04(Wed) 16時半頃
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[冷たい茶で暑さを冷まし、つけた梅を閉じ込めた琥珀羹は目にも鮮やか。 空になった食器を押しやって席を立つと扇を手に廊下へと出た。 適当な侍従がいれば部屋の片づけを言いつけて 足は本館へと向かう渡り廊下を歩もうと向かう]
(551) 2010/08/04(Wed) 16時半頃
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技巧だけは、かなりのものか。 [窓から漏れ聞こえるを耳にして。
ひと味足らぬは焦がれる思いか。 雛鳥の歌に加わった艶や、あの狂い咲きの笛の音のような。 何かするつもりなら、そっと窓から見守る所存。]
(*61) 2010/08/04(Wed) 16時半頃
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植えたいのなら、誘うて蒔いて構わぬのに。
その為の、祭りであろう?
(*62) 2010/08/04(Wed) 16時半頃
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っふ……
[微かな吐息を洩らす]
否
惑わしは、これへ。 流石に……聞かせる相手が夢の中では届かぬやも
[謡う相手が違うと、微かに視線を向け]
元より貴方がこの血に惑うとは思わぬけれど 戯れくらいは、如何?
[唇が笑みを浮かべる]
(*63) 2010/08/04(Wed) 17時頃
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嗚呼、技巧は 物心付いたときより学んだ数だけ、この身にあるが
舞もうたも武芸も―― どれをとっても、風情が無いと師が。
[それ故少年は才が無いと塞ぎ けれど技巧はあったものだから やがて其れは形を変えながら人々の噂に上る。
いま奏でるその曲には情景を浮かべる色がつく。 それでも 誰を想った一芸には有らず]
眠る桜を誘うなら……急く事もあるまい どの道これは、冬を恋うていたのだから
(*64) 2010/08/04(Wed) 17時頃
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技巧だけは。 流石、花の言うことは違うな。
[く、と低く喉が鳴った。 思うことは他にもあれど]
何だ。 あれだけの大口を叩いておきながら、 夢の中まで惑わせて見せるとは言わなんだか。 まあいい。
[浮かんだ笑みを見たのは、テラスを下がるその少し前のこと。 向けた鉄色は冷ややかな温度のまま]
戯れ? …気が向けば、付き合ってやっても構わんよ。
何時気が向くかは、知らんがね。
[唇歪めて、微かに嗤った]
(*65) 2010/08/04(Wed) 17時頃
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/* どうしようかなー。 別にロビンにえろいことしてもいいんだけど 手持ちアイテムが少ないんですよーねー。
どうぐ 紐(多分。昨日ゲット) 扇(装備。いやいや、使うのどうよ。
紐があるからあとはアレでソレな何かよねー。
(-127) 2010/08/04(Wed) 17時頃
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/* 流石にアオザイに四次元ポケットはねえしな。どうすっか。
(-128) 2010/08/04(Wed) 17時頃
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花であれば――…技巧はあって当然のもの 凡才と思う定義は其々に
[視線が一度交わる。 温度はどちらも同じ]
嗚呼
意地の悪い
[歪む口元から視線を下げて、頬を染めた。 拗ねた口調で囁いて やがて春のうたは終わりを告げる]
(*66) 2010/08/04(Wed) 17時頃
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始末屋 ズリエルは、本屋 ベネットの姿を見かけた。
2010/08/04(Wed) 17時頃
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[ひとつ、音が鳴る それは夢か現か 鳴る音は堕ちた実から落つる紅
ひとつ、実がなる 腐り堕ちた実、手が生え、足が生え、頭が生える 実には大きな種が二つ、 ぎょろりと見開く目玉の種が見つめる先に咲くは
紅い、紅い…果実… 否、 咲いているのは――――…嗚呼、紅い―――]
―――…っ
[視界の先に浮かぶのは紅ではなく、ただの天井。 其処で夢は途切れた。]
(552) 2010/08/04(Wed) 17時頃
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よう、本郷さん。 [扇と美麗な容姿。 朝光の中でさわやかに映る。 まぁ、向こうからは酒臭い男としか映らないだろうが…。]
なんだか、高嶺さんが二輪剪定したらしいが、本郷さんはどうかね。
あと、明はみなんだか?
(553) 2010/08/04(Wed) 17時頃
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― 庭 ― [まどろむセシルの笑みを見下ろし、薄い唇を開く]
……目覚めの歌を子守唄にか 夜があけては仕方の無い事とはいえ
[弦はその間も音を紡ぎ続けていた。 小鳥の囀り 木々の葉が揺れるさま 和楽器には無い音色がひととき庭に華やかないろを添える]
――…
[視線を上げる。 テラスにあった人影が丁度席を立つようだった。 僅かに視線を下げる]
(554) 2010/08/04(Wed) 17時頃
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意地が悪い?今更だな。
[見えなくなった姿を気になど止めない。 止めるはずがない。 強い興味を持てぬのであれば 総ては興味の蚊帳の外]
悔しければ、その気にさせて見せれば好かろう。 魅了し、手玉に乗せてこその───悪の華よ。
[低く喉が嘲る様に震えて、嗤った]
(*67) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
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始末屋 ズリエルは、どこかしらから不思議な音色がするな、ときょろきょろした。
2010/08/04(Wed) 17時半頃
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−B棟→本邸渡り廊下前− [庭で楽を奏でていた花が、己の退出に何を思ったかは知らぬまま 男はただ本邸へと足を進めていた。]
…朝から随分と。
[現れた男の挨拶に返そうとしたところで思わず扇を開いて口元を隠す。 パチンと音が響く。明らかに呑んでいると解る匂いだ]
聞いている。と言うよりは、その現場にいたと言うほうが正しいか。 私は…そうだな、面白そうな者は幾らか見ているが、果たしてうまく買い取れるかは、さて。
[どうするかは考えているところ、と言った風体の言葉を返し、 そのあと続いた言葉に首を傾げた]
いや、昨日の舞のあとに話をして…それから大広間で別れたが。 ……余りお気に留めてもらえなかったと、寂しそうな顔をしていた。
[そう告げて、目の前の大男を見やる。 明乃進は、目の前の男の名を主と言う単語から言い直していたから]
(555) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
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それでは同じ言葉を。
「その気になれば」魅了に向かおう
[溜息ひとつ。 姿を追う事はしない]
鍵爪で引き裂くなら 背が良いか 腹が良いか
私がこの手にしたいのは
(*68) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
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―椿の間― [窓辺にもたれる陽炎はその音を聴く。 優雅なる弦の音色、春の万花の艶うを謳う]
冬こもり 春さり来れば 鳴かずありし 鳥も来鳴きぬ
咲かずありし 花も咲けれど……
[陽光の眩しさに、その影を濃くしながら、 途切れた歌の続きは、裡にのみ口ずさむ。 青々とした、庭の緑が揺れる]
(@50) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
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>>555
ほお、その場にいたのか。 しかし、高嶺さんも意外にせっかちだな。 本郷さんも目をつけている花がいれば、早めに話持ち込んだほうがいいんじゃないか?
[それから明のことをきくと、そうか、とつぶやく。]
あれの主の行方を捜させているが、みつからん。 どうなっているのやら。
(556) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
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― B棟・自室 ― [眼を覚ました時には日は完全に昇っていた。 何時もより多く寝た筈なのにちっとも疲れが 取れた気にはならず零れそうになる溜息を飲み込む。
遅い朝餉を持ってきた従者に断りを入れると 寝間着のまま窓のほうへと向かう、聞き慣れぬ音。 対の二輪を選ばれた、そう口にする従者の言葉は 正しくもあり、間違ってもいる。]
――…嗚呼、成る程。
[黒檀を細めて零れた言葉に首を傾げられたが その説明も、従者への訂正も入れずに下がらせる。 思い出したのは、一つの花の言葉だ。 頬杖ついて窓の外を庭の風景をぼんやりと眺める。 髪も下ろし、一見は月下の花主とも見間違う姿。
庭の誰かと目が合っても、此方からは今は声を掛けずに。**]
(557) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
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懐刀 朧は、執事見習い ロビンの奏でる音はまだ続いているだろうか。
2010/08/04(Wed) 17時半頃
懐刀 朧は、本屋 ベネット達が噂ばかりしていると、一つくしゃみが出たようだった。**
2010/08/04(Wed) 17時半頃
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― 庭 ―
[テラスの人影が消えて暫くして 弓を下ろした。 音は夏へ向かわず止まる]
……
[浮かべるのは、苦笑い]
良く、寝てる
[隣に座り、楽器を抱えたまま セシルの柔かな髪に手を伸ばした]
(558) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 17時半頃
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/* >>@50 春より秋の方が優れている、という万葉長歌であります。
(-129) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
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つまらん事を言う。
[それは幾らか低い声]
引き裂いてまで、何がしたいイビセラ。 腹を裂いて背に傷をつけて。
それで何とする。
[嘲り交じりの言葉は続き、ゆっくりと冷えた音になる]
悪いが、この身はそう簡単にお前にくれてやるほど 安いものではないのだよ。
(*69) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
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/* 気付いたらちょっとしゃべりすぎてた。 自嘲しろっつー飴ですねすみません!
(-130) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
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Q.一夜ニ戦とはお盛んですね。
A.喰われるのと喰うのでは別薔薇ですから。
(-131) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
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……嗚呼、私の言葉は何時も足りぬ
[溜息。 苦笑を零す]
(*70) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
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せっかちと言うより、思い切りがいいと言うべきだろう。 どちらも器量は良く、頭もいい。 高嶺の花になるには、十分だ。
[自分のことになれば、曖昧に返事を一つ返しただけだが 明乃進の主の話に零れたのは溜息一つ]
…。 昨日、明乃進は主様、と言いかけて、言い直した。
[ちら、と目の前の男を見れば誰の名前であったかは簡単に解るだろう]
あの状態が続くならどうにかしてやったほうが、よいのではないだろうか。 …あれでは流石に
[可哀想だ、とは言えなかった]
(559) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
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鍵爪で引き裂きたいのは別のもの。 此処に
[視線を投げる姿が 相手から見えるかどうかはさておき]
冬を慕う桜を引き裂くならと。 彼の甘い声を聞くか、悲鳴を聞くか
どちらを手にしようかと。
[冷えた音に、変わらぬ音を紡ぐ]
(*71) 2010/08/04(Wed) 17時半頃
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…成程? お前達の言葉はどうも遠回しで好かん。
[人喰い花独特なのかと思うほどの婉曲さ。 呆れたように溜息をつきながら]
…どちらも叶えればよかろうに。
(*72) 2010/08/04(Wed) 18時頃
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/* 直球が 好きです。 難しい言い回しは頭ぱーんってなります。
(-132) 2010/08/04(Wed) 18時頃
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貴方の身を欲しいとは思って居らぬ 私を試してみるならば、と 誘った裏に他意も無い
未だ、この身を少し 持て余している 所作を試してみたかっただけのこと
要らぬなら――…構わない
(*73) 2010/08/04(Wed) 18時頃
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>>559
ほお、本郷さんのお墨付きならば、それは良い花だろう。 だが、本郷さんはその花らには興味がないと?
さてさて、あんたが誰を所望するかも興味そそられるね。
[そう冷やかしてから、明のことにはうむ、と考える。]
明のような可憐な主と間違えられるのは、光栄なのかもしれないな。 明の主のことも知っているし、行方がわかるまでは身代わりでもいいだろう。
[本郷の表情に、事は深刻かとそう答えた。]
(560) 2010/08/04(Wed) 18時頃
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思うように、伝えられぬ 嗚呼、冬の名残か
[軽い笑みを含んだ吐息 朝の日を浴びながら、瞳を細める]
花主は欲張りだ ……私には、思いつかなかった
(*74) 2010/08/04(Wed) 18時頃
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所作を試すなら、霞に頼むが良かろう。 私は、いつ気分が乗るかもわからん。 霞が手いっぱいと言うことであれば、まあ、考えなくもないが。
[やっと手に入れた聞きやすい言葉に 己もまた率直な意見だけを返す]
…欲張りだからこそこの世で未だ法の網の目を抜けて 狼憑きとして生きている。 運動すれば腹も空くと言うもの。
甘い時を過ごした後の晩餐は、特に格別だろうさ。
[低く、嗤う]
(*75) 2010/08/04(Wed) 18時頃
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興味が全くないわけではないが、 かたや謎かけには正論が出ず、かたや舞を見逃してしまったのでな。 舞殿の主としては、己の花には舞えるものを望む。
[それぐらいは言っても構わないだろう。 朽ちた花も舞う花だったのだから]
…身代りの裡に、あれを自由にしてやる事も 考えたほうがいいのではないか。
尤も、これは私の勝手な意見故。 聞きこぼしてもらって、構わんのだが。
(561) 2010/08/04(Wed) 18時頃
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>>561
舞える者か。 俺はきちんと把握してはいないが、イアン、夜光、そして明かな。
[ご丁寧に絞ってみる。]
イアンは話してみたが、主を見つけるつもりはないと言っていたな。 まぁ、それをその気にさせるのも主の腕の見せどころか?
[そして、明を自由にしてやる、というのには頭を傾けた。]
それは? つまり、主としてあれを開放しろということか。
しかし、明は俺の友人の花だ。 そこまでのことはしていいのか?
[悩ましい顔をする。でも気持ち悪いだけだが。]
(562) 2010/08/04(Wed) 18時頃
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―廊下→本邸へ向かう途中渡り廊下― [高嶺に逢うためか、どうか。 鈴の音伴って歩く渡り廊下で思い出す。]
(――嗚呼、そうだ)
[時折は明之進を見てやれと頼まれていたと足を向けたのは本邸の梅の間へ。]
…、――
[――りん、と鈴が鳴る。 渡り廊下から庭を見るころにはあの不思議な胡弓にすこしだけ似た音色は途切れていた。 代わりに見えたは寄り添う桜色と冬色と。
――ほんとうに仲がいいのは 彼らのほうではないのか、と。
昨日宴席で華月が視線で問いかけてきたのを、ふと思った。]
(563) 2010/08/04(Wed) 18時頃
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――…矢張り、意地が悪い。
[拗ねたように呟き]
裏の世で生きるなら 全てを捨てて一つを選べと 教わったのは、間逆
狼憑きが生きるには 常に危険が伴う場所故に。
[薄く哂う]
この足では、激しい運動は難しいのだけれど…… ……其れよりも、昨夜の汗を流したい 貴方は――哀れな花の運び手になる気も無い、か?
(*76) 2010/08/04(Wed) 18時頃
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きっと
私は。
華月を何も知らぬ。
(-133) 2010/08/04(Wed) 18時頃
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どうせなら、花遊びに慣れぬお方を誘ってみては? 天満月の御子息とか。
(*77) 2010/08/04(Wed) 18時頃
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馴染みというだけで
凭れかかりすぎるのは
それぞれのためにならぬ。
(-134) 2010/08/04(Wed) 18時頃
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― 庭 ― [楽の音止めてしまえば、庭には静寂が戻る。 僅かに鈴の音を聞いた。 顔をあげ、ずれた眼鏡をそっと指で押し上げる] ……?
[首を傾ぐ。 戯れに触れていた手をひらひらと手招いた]
(564) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
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天満月の御子息さまとやら ……何処に居るのか とんと顔を見ぬが……。
やれ、どちらも私では不足と謂うか。 流石に 傷の付く事よ
(*78) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
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お前を抱いて…食いたくなってしまうのはまずかろう?
喰われるのもごめんこうむりたい。
(*79) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
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イアンと明乃進の舞は見ている。 夜光は、途中からだったな。涼やかで、悪くない。 恐らく基礎がしっかりしているのだろう。
一輪のみ手折るということに限らなければ、舞えなくともよいとは思う。 ただ、総てに置いて私が納得できないのであれば今回も見送るだけのこと。
[目の前の悩ましいんだろうと思われる顔を見たあと、 廊下の色硝子の窓を見上げる。 昨日、少年が月を見上げていたのを覚えていた]
結論からいえば、そうだ。 主ではない、でも明乃進は主と慕う。 このままではお互いに拉致もあかんだろう。 …あれの主の所在は?
[パチリ、と手元で扇が音を立てる]
(565) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
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/* だから、所在わかんないんだってば…><
(-135) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
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……抱く?
私を幾ら抱いても孕まぬよ 受け継いだのは、種付ける術
喰らいたくなっては――確かに困る。
(*80) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
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何だ、まだ言うのか。
[からかうような響きを残して幾らか低い声は嗤う]
危ないと言うなら其の身を矛に身を立てれば好い。 丁度いい手本が傍にある。
[なあ、と話の矛先は霞へと向かう。 傷が付こうが付くまいが、己には関係ないとは口にはせねど]
…いいだろう。 ならばしばらくそのままで待つがいい。
(*81) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
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>>565 そうか、 まぁ、選ぶも選ばないも主の自由だしな。
[明の件に関して、結論をいわれると、確かにそのとおりだと頷く。]
主の所在が、だからわからない。 だが、こうなると悪い予感しかしない。 離れているということは、
[明は主から見放されたのではないかと…。 それを考えると、気は重かった。]
あれだけの花を手放すとは思えないのだが…。 だが、もし、そうと考えるなら、明のためにはそれがいいのかもしれぬ。
[可憐で柔らかで素晴らしい花だからこそ、自分がそのまま主になるなどとはもちろん言えず、そもそも明が慕っているのも、主との勘違いであれば、まさに不毛だ。 本郷のいうとおり、事実として、今の主との決別は明には必要なのかもしれぬ。]
うむ。本郷さんの言うこと、考えてみよう。
(566) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
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/* 赤の会話がまっこと酷過ぎる。 もう、3えろって言われてもしょうがない。
自重なんかしないんだ ぜー !
(-136) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
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―廊下→庭>>564―
…、…
[手招く手が見えた。一つ瞬く。 近づかれるのを厭うのではなかったか、と 怪訝そうに思いながらも、 一度窓を過ぎて、 一番近くの出入口から庭へと降り立った。
――りん、と鈴の音伴って。]
(567) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
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…買い手に権限があってこその、花祭だ。
[そうでなければこのような催しは成立せず、 このように連綿と受け継がれているものにはならない]
明乃進があの様子では…最悪を考えるべきだろう。 主が戻ってこれないとしても、戻ってくることができた時にまた縁があれば 花主と花はまた繋がることもできる。
[共に生きてさえいれば、決してできないことではない。 勿論、それまでに費やすものは沢山あるだろうが]
…外野の口で、無理難題をあげたことは詫びる。 勿論、明乃進自身の意思もあるだろうから、 決して無理にとは言わない。
[ただ、術はないわけではないと示したかったまでの事。 小さく息を吐き出すと、謝罪するように頭を下げた]
(568) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
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本当の事。
[嗤う音に、拗ねたこえ。 暫し間が空いた]
簡単に謂う。 私の居た場所は、貴方達の想像のはるか底辺 誰にも見捨てられた裏路地に子捨てが何故この世に起きるのか 財持つ家に生まれたものには遠い話。
(*82) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
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――では、俟とうか 幾時も幾日でも
(*83) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
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― 庭 ― [近づく鈴の音に、瞳を揺らす。 唇が綻び、僅かな弧を描いて]
……
[ほぅ、と息を吐く。 怯えた様子は無い]
手を
[近づく相手にかける声は硬質ながらも媚を含み 雪のように白い手を伸ばした]
(569) 2010/08/04(Wed) 18時半頃
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だから、今更だと言っている。 少しは学べ。
[間が開いたことに疑問など持たない。 こちらもまた、幾らか喋っていた故 一つに意識を集中させるほどのことはしない]
その無理難題を越えたくて花になったのではないのか? 己が選んだ道に、後悔するのであれば去れば好いだけのこと。
…では、お前が稲羽の松になる前には、迎えに行こう。
[それは古いうたの話]
(*84) 2010/08/04(Wed) 19時頃
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花になったのは……嗚呼、解らない 親は何故 同じ道を歩ませてくれなかったのか
世を狂わせる 其の為に危険の中へ留まり続けたのでは、無かったのか
[思い馳せるも、答えは出無い]
――直ぐに帰るといいながら 待てども待てども、置き去りのまま
[詠うこえが聴こえた気がした。 古い古い、知っているのは、冬の知識]
それは、失せもの戻るまじない歌……?
(*85) 2010/08/04(Wed) 19時頃
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―庭―
…――。
[そこに、嘲笑はなく、 弧を描く艶含む笑みがある。 いったい、何があったのか。
雪のように白い手を見るは 紫苑色の眸、 暫しの後 願いに従い ゆる、伸ばした手は白鳥の羽のような。
手が触れれば、冷たいか。]
(570) 2010/08/04(Wed) 19時頃
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―椿の間― [弦の音色が途切れれば、黄泉花の見る白昼夢。
地獄のようなこいのうた。 こいが何かは知らねども、それを詠うは誰であったか知っている。
あなたの行く道を、 畳んで焼き滅ぼす天の火が欲しい。
主には人前で舞うことを禁じられた、 かの研師に預けられたのは、その折であったか。 けれど、やがては人前のみならず舞そのものを禁じられ、 人前に出ることさえも適わなくなった。 己が道を閉ざされて、主へ芽生えた感情は―――
―――りん、と鈴の音を遠く聞く。 現へと戻れば泡沫の如く、白昼夢は消え去った**]
(@51) 2010/08/04(Wed) 19時頃
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― 庭 ― [触れれば、雪よりも暖かい 熱が引いたとはいえ、日の下で長く居た為に]
是を 日の下に、長く晒すわけにも
いかないんだ
[言葉を選び、紡ぐ これをと視線を一度膝の上においた弦楽器へやって。 少し眉を下げて困ったようにちらり見上げる冬の色 紫苑色を斜めに流し見遣る]
助けて。
(571) 2010/08/04(Wed) 19時頃
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知りたければ、調べればいい。
[書庫にいけば答えは見つかる。 敢えて答えるつもりもない。]
(*86) 2010/08/04(Wed) 19時頃
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/* >>@51元主に溺愛されてたというので、こういう感じになりました。 最初、主は妄想だけの存在だと思ってたので、無論想定外です。
本郷様と刷衛様とのやりとりが。 すみません、わたし死人なのに…!という気分になります。
(-137) 2010/08/04(Wed) 19時半頃
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別れを詠む 去なばの山の ……知りたいのは、うたの意味ではなく
[記憶の引き出しにあったのは もう千年もそれ以上も、古い古い書物のうた]
私が知るは 失せ者かえるよう、願うものでもあった故 其れを知る貴方は……失せものでもあったかと
詠み違えたか?
(*87) 2010/08/04(Wed) 19時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 19時半頃
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>>568
そうだな、それが花祭か。 いや、本郷さんが謝ることじゃない。それが明のためと思えばな。
それに明なら、元の主じゃなくても新しく、いい主人に会えるだろうとも思う。 好きな舞を存分舞わせてやれる主がな。
[それから、よぅし、欠伸をした。]
じゃ、また今日の祭で。
[寝てくるわ、といいつつ、足は椿の間のほうへ。]
(572) 2010/08/04(Wed) 19時半頃
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―庭―
……何、 …
[雪白の手には、確かな体温。 戸惑いがちに視線に従い見れば、 流麗な曲線持つ楽器らしきもの。]
…さっきの音は、…おまえか。
[どういう風の吹き回しかと、 紫苑色は怪訝そうに。]
殊勝なことだな。 ……
[じ、と冬色を見ていたが、やがてひとつ息を吐き]
……どうしたらいい。
(573) 2010/08/04(Wed) 19時半頃
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読み違えも甚だしいな。
[それは結構な切り返しであったように思う]
言ったはずだ。 遠回しな言い回しは好かんと、ついぞさっき。 大体、失せものなど
[少しだけ、間が開いて息を吐き出した]
私には、ない。
(*88) 2010/08/04(Wed) 19時半頃
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そう――…か?
[僅かな間は微かな疑問を浮かばせたが]
なら、良い
[短く零す]
(*89) 2010/08/04(Wed) 19時半頃
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― 椿の間 ―
[椿の間の障子をガラリと開ける。 だけど、やはり誰もいない。
床の間にいけてあるのは、一輪の紅椿。**]
(574) 2010/08/04(Wed) 19時半頃
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…ああ。
[上手い返事が思いつかず、男はただ息を吐き出すのみに留めた。 寝てくるといいながら、その足は自分を追い越して行かないことを 不思議に思えば自然と首を傾げる。 男が先日、彼の白拍子を何処へ運んだかは知らなかった故]
…本当に眠る気があるのだか。
[遠くなっていく背中に聞こえぬ程度の声量が一つ。 呆れたように呟いて、それから思い出したように庭へと出た]
(575) 2010/08/04(Wed) 19時半頃
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何だ。この返答では不満か。
[どう聞いてもその言葉尻は上がっていて、 息を一つ吐き出す]
…それで。 何処に迎えに来いと言うんだ。
(*90) 2010/08/04(Wed) 19時半頃
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― 庭 ― ……鳴らぬはずの音は、届いたかい [小首を傾ぐ]
花であれと、高嶺さまが仰るから かの人が 若しやと思ったんだ
それも、選定を終えたと聞けば 無駄だと知っているけど
[交えた瞳の色を翳らせ、つと視線を流す。 眉を下げ 薄くにじむ、目元の朱 握った手、引く力僅か強めて]
足を痛めていて……立ち上がるに これを持ったまま片手では難しくてね
(576) 2010/08/04(Wed) 19時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 19時半頃
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否、詮索はせんよ 立ち入るなと謂うならば。
[冬色が翳る 眉を下げて]
先刻の、庭に そのまま居る
足の怪我を失念していて ……立ち上がれなくなった
ひとつ花が其処にあるけれど
(*91) 2010/08/04(Wed) 20時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 20時頃
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― 雛菊の間 ―
……んお…?
[そよ風が頬を撫でると、虎鉄はゆっくりと瞼を上げた。 むくりと起き上がると、そこは机。 どうやらいつの間にか突っ伏して寝ていたらしい。 うー、と伸びをして己がまだ衣装のままな事に気がついた。]
…風呂でも行くか。
[整髪料がついたままの髪、寝汗をかいていたのか、微かに服がしっとりと身体に吸い付く気がして。 何よりも先にさっぱりしたい気分だった。 風呂から上がったら華月を探すかと思いならが、虎鉄は湯殿へと向かった。*]
(@52) 2010/08/04(Wed) 20時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 20時頃
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[無言の答え。 それが意味するものは推して知れとばかり 男は答える言葉を作らない]
…立ち上がれない? お前は子供か。
[呆れたように呟いて、息を吐き出した。 花と聞けば目を細め、もうすぐその花の後姿も見えるだろう頃]
(*92) 2010/08/04(Wed) 20時頃
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−表庭− [パチリ、パチリと。 音を重ねながら、歩みは進む。 草を踏み、木々の間を抜けて池に沿って進む。
そのなかで、ふと。 先程のあの二人はどうしたのかと思いながら向かっていけば 幾らか遠く、鈴の花の後姿と思しきもの。 少しだけ足を止めた]
(577) 2010/08/04(Wed) 20時頃
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……姿は見ての通り 私も、昨夜生まれたばかり
子供には違いない
[くすくすと、わらう。 花開く 柔かな花びらの其の通り 徐々に変化しているのは トゲ混じる冬の名残が消えていく証拠]
(*93) 2010/08/04(Wed) 20時頃
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[冬の花は あまりに臆病で 全てを拒絶してしまった
気付けば傍にあった鳥も居らず 嘆いた時にはもう 遅い
その夜に 毒花が芽吹く 冬の花は 咲く事の無いまま、雪のしたへ]
(-138) 2010/08/04(Wed) 20時頃
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成程、まあ、それは確かに道理やも知れん。 随分老成した子供もいたものだ。
[納得はすれどそれよりも先にまず呆れが生まれる。 軽い笑い声に肩を竦めれば溜息は重く一つ吐き出される]
(*94) 2010/08/04(Wed) 20時頃
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―庭― ……届いた。 聞いたことのない、音だった。
[冬色を紫苑色はじ、と見た。翳る、雪空のいろ。] ……花であれ? 己(おれ)も…おまえも、“花”だろう。 どうして今―――――
[鵠は眦の赤を見てか口をつぐむ。 選定――剪定の話は、 もうすっかり広まっているようだ。 少し眉を寄せたまま、腕を支え]
…祭だというのに迂闊だな。 ―――手を滑らせるな。
[咎めながらも結局は手を貸して、くいと強く引いた]
(578) 2010/08/04(Wed) 20時頃
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―宛がわれた部屋―
[手妻師の朝の支度は、割と時間がかかるものである。 なぜならば、手妻には種も仕掛けもあるのだから。 準備の最中、廊下に鈴の音を聴いた。 その時ばかりは眼差しを、扉越し廊下に向けた。
彼はどう、答えをだしたのか、と。 もう、答えをだしたのか、と。
しかし、かける言葉はなく。 やがて遠のく音に、支度の手を再開させた。]
こんなもんやろか。
[目元には薄く紅をひき、常と変わらぬ着物を着こみ、廊下へと出る。]
(579) 2010/08/04(Wed) 20時半頃
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―花達の棟・廊下―
ヴァイオリン……?
[部屋に居るうちから聴こえていた、聴きなれぬ楽器の音に一つ呟く。誰がと思いながら、結局、音源を確かめなかったとこに、廊下に出てから気がついた。
と、確かめようかと思った時には、夏の音を奏でず、その音は止んだ。
小さく肩を竦めて、華月が足を運ぶのは食堂の方角。]
(580) 2010/08/04(Wed) 20時半頃
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― 庭 ― それは、そうだろう……ね まだこちらでは珍しい異国の楽器だ ロビンが習ったのは、舞も歌も
[言葉を紡ぐ所々に間が空く]
どうして? ……その答えは、彼だけが知っているよ。 迂闊と謂うけれど、お陰で私は目覚める事が――
[支えて引かれる 膝にあった楽器が滑り落ちそうになるのを空いた手が止めた]
あ、っ
[弾みがついた。 軸足で止められなかった様子で、体重はそのまま目前の相手へ 冬色に映ったのは、テラスにあったその人の影]
(581) 2010/08/04(Wed) 20時半頃
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/* こういうときでもないとできないし、 ヨアヒム占いしてみようか?w
(-139) 2010/08/04(Wed) 20時半頃
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―A棟―
[昨夜、割り当てられた棟に戻るまではどうにか良かった。 よろけるように室に入り、そこで記憶は途絶えている]
酔った後みたいだ。
[扉に凭れて座り込んでいたのを夜明け前に気付いて休み直し。 それでも残る頭痛に蟀谷を押さえながら、部屋を出た]
しゃんとしないと。
[汗も掻いたのにそのままとなっていた身を清める。 浅縹の袴を手に取る身体は、衣服着けた時より細かった。 廊下に出ると不思議な弦の音に暫し耳を奪われて。 音が消え歩き出すと、人の背が見えた]
おはようございます、華月殿。
[挨拶の声を掛ける]
(582) 2010/08/04(Wed) 20時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 20時半頃
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―A棟廊下―
[食堂へと向かう途中、背にかかる声に振り変える。]
夜光か。おはようさん。 昨晩は、ろくすっぽ別れ際挨拶せんと悪かったなぁ。 よう寝れたん?
[挨拶を返し、相手が隣につくまで、足を止めた。]
(583) 2010/08/04(Wed) 21時頃
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―庭― 異国のものか…それで。 ……、…?
[“ロビンは”と“ロビンが”謂う。 怪訝そうな色は深まる。] ――――…、 目覚める、とはどういうことか。
[違和感。 “見聞き能わず”は確か自分のことを“ボク”と。]
―――っ、
[咄嗟に支えるために動く。 りん、と大きく鈴が鳴った。]
(584) 2010/08/04(Wed) 21時頃
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―A棟廊下―
お気になさらず。 僕が花主様方の退出まで保たなかっただけなので。 はい、身体の疲れは取れました。
どちらまで?
[止められた足に、歩を早めて隣へと]
(585) 2010/08/04(Wed) 21時頃
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…?
[足を止めたまではよかった。 何をしているのだろうと思って見ていれば]
おい…?
[派手な鈴の音、傾ぐ姿。 思わず、呆気に取られ]
(586) 2010/08/04(Wed) 21時頃
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―庭の隅― [どこからか聞こえてきた聞いたことのない、おそらく楽器であるだろう調べ。聞いたことの無い音ではあったけれど、それは美しいと感じた]
……。 ……ん?
[背後に、人の気配。ふりかえればまんまるの]
……あ、シュレーゲルさ………
[真っ赤なまんまる。赤い月のようだ、とは思ったが口に出せる筈もない。その赤い月がなにやら分けの分からぬことをわめきながら近づいてくる]
し、失礼ですが酔っていらっしゃいます……? いや、待ってください……俺、花じゃないで、っぶ、げほ!
[どうやら酔っ払って花と間違えられたらしい。――口付けられた。なにやらわめきちらしながら来た方へ引き返していってしまったが不快にもほどがある。]
(587) 2010/08/04(Wed) 21時頃
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― 庭 ― [ぐらりと傾いだ身は白鳥の傍に 片手で支えた楽器は落とさない。 一際大きく鳴った鈴 僅かに眉を顰める]
あぁ……思ったより力があるんだ? 目測を誤った
[見上げ、間近で囁く]
めが覚める……言葉どおりさ 態度を改めねばと、そう思った 噂の「ロビン」のままでは駄目なんだろう
実践中なんだよ。 もう遅いと、哂うかい?
[はにかむような笑みを浮かべ、心境の変化を告げる 視線は一度交えてから庭先へ]
(588) 2010/08/04(Wed) 21時頃
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お恥ずかしい所を……本郷、さま?
[身を預けたまま、視線の先の声に顔を向けた 名を確かめるように語尾があがる]
(589) 2010/08/04(Wed) 21時頃
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―A棟廊下―
そりゃよかったなぁ。 花祭、後2日あるんやさかい、体調管理は大切やから。
[相手の応えに、ほぅっと安堵したような微笑を向ける。 夜光が隣に辿り着けば、気易くその肩をポンポンと叩こうと。]
ん。わては、ちぃと食堂に茶貰いにいくんよ。 高嶺様の御所望やから。
夜光は何処行くつもりなん?
[行く方角を確かめて動き出そうと、そのまま立ち話の形を取る。]
(590) 2010/08/04(Wed) 21時頃
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/* 天満月、様…! 何と云う事故。というか災難。
お口直しの茶とか運べるといいな…。
(-140) 2010/08/04(Wed) 21時頃
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― 表座敷 ― [久しぶりの人の温度は青年に遅い目覚めを与える] [ゆるり、寝乱れた着物の襟も合わせぬまま 一人口元に手をあて考えこむ。] [眠りの間、夢見たいくつか 触れられ花の習性で微か鼻にかかる声をこぼした 気になる言葉もあった。 何か口にくわえられた。]
[口元に触れていた指が米粒に気づけば 平で顔面を覆った。]
童花は……
[伏せた顔面を上げ真剣に考えたが 当人がいぬなら、下手な考え休むににたり また、会えたら聞こうと。]
[昼の陽射しは明る過ぎて見えすぎて。 一息つくと、袂から包帯を取りだし目を覆った。]
(591) 2010/08/04(Wed) 21時頃
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―庭―
…伊達に白き鳥を 舞っているわけではない
[多少は傾いだが受け止めはできた。 あれは動の舞。ひ弱ではいられない。 間近の冬色、紫苑色は幾度か瞬いて]
――“見聞き能わず”ではなく、か…? 嗚呼、……
其方のほうが、己には余程面白い。 噂などより見聞きできるほうが余程。
[少々ぶっきらぼうなのは食堂の会話の印象が残っている所為だろう。 人の声に振り向けば、今度は静かに鈴が歌った。]
(592) 2010/08/04(Wed) 21時頃
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……私は何を言った? 私に何をした……?
[酷く寝惚けて醜態をさらした夢と 眠りながらも、巻物を口にくわえ 少し苦しげに微か喘いだ夢をみたから。 恐る恐るどこまで現実か確めた]
(=50) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
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|
―A棟廊下―
[僅かな頭痛も動くうちには消えるだろうと微笑を返す。 ポンポンと肩を叩かれ、子供扱いされてるみたいだと苦笑した]
高嶺様の御所望? …そうですか。
[花主に直接呼ばれた。そのことに微かな羨望を覚える。 小さな吐息を落として]
僕は湯場から戻った所で。 許可が得られそうなら明之進に会いたいのですが。
[主の所なのだろうと、本邸の方を見た]
(593) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
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本郷様。
[向き直れば丁寧に頭を下げる。 呆気に取られた様子には緩やかに眼を細め]
驚かせてしまいましたでしょうか。 失礼を。 少々足元覚束なかったようで。
(594) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
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−表庭−
…私の事を、知っているのか。
[騒ぎ、と言うほどのものでもないのだが、 その二人の前に鵠の後ろから男は姿を見せた。 眠っている花はどうやら今も眠っているらしい。 なのでそれはそれで放置しておくこととする。 蹴り起こしても、別にかまわないのだが]
何事だ、鵠。 じゃれあうにしては、あまり明るい仲には見えんのだが。
[ちらりと視線を鵠へと向ける。 手元でパチリと扇が鳴った]
(595) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
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驚くほどではないが、珍しいものを見た感はある。
[鵠からかえってきた答えに肩を竦めたが、 足元がおぼつかないと聞いて首を傾げる]
…足に、何か問題でもあるのか?
[冬の色の花へと視線を落とす]
(596) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
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―表座敷― [それから、暫く座して考えるは仕事の段取り そうすれば、なんの柵もなくあれの琵琶とあわせられるは 次の宴までかと。 新たな太刀を舞試ししたいこともあり、 屋敷の者に、霞の様子を見てきて欲しい もし、手透きなら琵琶と舞、どこぞで合わせぬかと 場所はまかせると言付けて欲しいと]
(597) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
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― 庭 ―
瀕死の白鳥ならば、習った記憶があるな。 あの舞は、特殊な床と靴が入用なんだけど
……白き鳥の舞 昨夜の……見ていられなかった、あれか
[遠い目をして、やがて首を振る]
嗚呼、もう問題無いよ 離してくれないか、少し汗臭いだろう 昨夜は高嶺さまに無理矢理床に押し付けられてしまったから
[つ、と片手で胸を押す際 指先がなぞる]
(598) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
― 庭 ―
……知っているも何も 色々な方が呼んでいたのは、聞き覚えて
います。
[語尾を迷う風に間が空いた]
足裏をぱっくりと切りまして 昨夜は臥せっていたんです 宴の最中に情け無いことですけども。
[首を傾いだ本郷に説明する。 不注意を恥じるように、眉を下げて笑んだ]
(599) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
|
―A棟廊下―
[高嶺に呼ばれたと、自慢するでない調子で告げたのは、どの道黙っていても廻る噂だと、昨夜の刷衛の一件で悟っているからだ。 小さな吐息に、夜光の裡を垣間見た気がして、困ったように唇の端を微かに上げた。 けれど、それについてはそれ以上告げず]
そういや、明之進と仲よさげ、やったな? 刷衛様とも、なんや、縁がありそやったけど……。
[昨晩の花祭で垣間見た仲を、自信なく尋ねた。 どういう仲なのかと、小首を傾げることで問いを重ねる。]
本邸の方に居るんか。 ほな、途中まで一緒にいこか。
[ただ、彼の人が本邸に居るらしいことは夜光の眼差しで知れて、ゆっくりと歩を進め始めた。]
(600) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
|
――……あぁ、酷い目にあった……
[涙目で口を袖で拭う。]
気持ちわる……
[ふらふらと本邸へと戻る]
(601) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
記者 イアンは、ゆっくり表座敷で屋敷の者に頼み水桶と手拭いで顔を洗ったり、身体をぬぐいたりしてる
2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
/* メモ (2dまでに) ヤニク、法泉、パスタ、テッド (できれば) ズリエル、明之ん、いっぺーた
(-141) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
|
…私も有名になったものだ。 だが、私はお前の名を知らん。
[軽く首を傾げながら 手元でパチリ、と幾度か音が鳴る]
…足裏?随分不用意な話だな。 陶器の破片でも踏んだのか?
[眉を下げながら伝える言葉に 男は呆れたような顔をする。 重く息を吐き出して、問いかけた]
治療は。済んでいるのか。
(602) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
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/* ヤニクこないかなあ
鳩からなんで多角はむりだからお庭は傍観
(-142) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
|
……ちょっと休みたいけど、また広間へ来るしなあ…… あ。 [どこか近くで休める部屋は無いかと、通りがかった屋敷の者に問う] 表座敷……どっちに? [案内を頼みふらふらとついていく。まだ酷い気分だ]
(603) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
|
―庭―
――嗚呼。外の国にもあるのか。 …己の舞では白き鳥は、死ぬ。
[呟いてから、申し出の通り だが倒れぬようにとゆっくり手を離した。]
離す。倒れたら知らないぞ。 高嶺様に、 ? っ、…
[胸元なぞった指にびくりとした。 少しだけ息を飲んでから、]
――じゃれあっていたというわけでは 御座いません。手を貸していただけで。
[すまし顔、本郷に答える。]
(604) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 21時半頃
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/* あれ。共鳴ヤニクとイアンじゃないのか。 何でって表座敷への移動が余りにあれー?な感じだったからで。
(-143) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
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記者 イアンは、座敷に近づく足音に顔をあげた
2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
此方でも、白鳥は湖に身を投げて死ぬね ……恋する相手と共にだけど。
[白鳥を振るわせた事に満足そうな笑みひとつ]
――――――ロビン。 それでも、聞き覚えはありませんか。
[名を知らないと言われ、眉を寄せた。 冬色は手元で鳴る音を見遣る。 下げた視線を追ってずれた眼鏡を指先で押し上げて]
眼鏡を割りました。 治療は、最初に夜光とセシル……いや、月瀬 が。
[簡素に語る昨夜の出来事]
(605) 2010/08/04(Wed) 21時半頃
|
|
―A棟渡り廊下―
[噂を知らないままだったのは、その時にはきっと良かったこと。 困ったような華月の笑みに、零れた吐息を振り払う]
同じ学院で、同じ舞の師の下で学んだんです。 刷衛様は、私はこれまで存じ上げませんでしたが。
…華月殿。刷衛様は、外国の方ではありませんよ、ね。
[小首を傾げられて答えながら、昨日本人に尋ねそこなった疑問を解決する糸口を求め口にする。明之進の今の主は遠き地の人であると、自分は教えられていた]
はい。昨夜は椿の間にいたようですし。 主様の部屋にいるなら、ご本人かシュレーゲル様に許可をいただけないか伺おうかと。
(606) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
|
― 湯殿 ―
[とぷん。 湯船に浸かると、湯が小さく声を上げた。 一人きりの風呂はのんびり、とても気持ちがいい。 湯を掬い、ばしゃと湯船の外で顔へと浴びせる。 そしてぷるぷると顔を横に振った。 瞳を開けて、洗い場の方へ目を遣る。 ぼんやりと、湯気の向こう。 琥珀に映るは、記憶の中の―――背中。]
『…虎。』
[その背中が振り向き、名を呼んだ気がしてハッと手を伸ばしたが、そこにあるのは白い靄のみ。 行き場を失った手は戻され、とぷんとまた湯が声をあげた。]
……。
[湯に沈めた手を何度か開いては握り締め。 その手を見詰めて、虎鉄は静かに琥珀を伏せた。]
(@53) 2010/08/04(Wed) 22時頃
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門下生 一平太は、手妻師 華月斎に頷いて歩いてゆく。
2010/08/04(Wed) 22時頃
執事見習い ロビンは、呉服問屋 藤之助から離れる。「倒れないよ」と苦笑いを浮かべて。
2010/08/04(Wed) 22時頃
|
じゃれあうでも手を貸すでも別に私は構わん。
…まあいい。 それよりお前、高嶺のところにはもう行ったのか。
[流石に昨日の今日。 しかも朝で返事を出しているとは 幾らなんでも思わないが、それは純粋な疑問。
行ったのか、と問いかけながら、その実は 行かなくていいのか、と言う最早自分の中では そうなのだろうという答えになっているようなもの]
(607) 2010/08/04(Wed) 22時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 22時頃
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/* 御免いま気付いた ボクしゃべりすぎか。
朝からずっと居る……
初回吊りっぽい気配するんで、遣り残しないようにしたいだけなんだorz
(-144) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
|
ロビン。 …見聞き能わず、だったか。
[そんな噂は、風で聞いたやも知れないが 相変わらず花を迎えることに対しての興味はなかった自分に 当然覚えるだけの気はなかった]
…初動は大丈夫、と言うことか。 今朝は。切り傷ならこまめに治療をしないと、残るぞ。
[花であるなら体に傷一つ残しても価値にかかわるもの。 首を傾げて手元でまた一つ音が鳴る]
(608) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
執事見習い ロビンは、本屋 ベネットの口から出た名と言葉の意味に瞬いた。
2010/08/04(Wed) 22時頃
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―本邸・廊下→表座敷― あ、イアン。
[大広間ではかたくるしい口調だと思っていても言葉を崩すわけにもいかず、居たのが気にせず話せそうな相手であったのに胸をなでおろす。]
……酷い目にあったよ。 あのまんまる、酔っ払って……ああ、気持ち悪い。 今は本当に危ないと思う。 イアン、気をつけたほうがいいと思うよ?
[それだけ言うとたたみに腰を下ろす]
(609) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
さすらい人 ヤニクは、心なしか何か調子悪いなあ、とぼやく
2010/08/04(Wed) 22時頃
|
―庭― ……――それは随分と違うな。
[どう、違うかまでは口にしなかった。
――あの舞で。 白き鳥は、ひとりで死ぬのだ。
満足そうな笑みには 少しだけ睨むように見た。 其れも僅か、本郷に問われ>>607]
――、……いえ、まだ。
(610) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
|
……え、ああ……見聞き能わぬままでは 花とも呼べぬ でしょう?
[続いて投げられた言葉に反応する前に間が空いた。 頷く]
今朝は、もうすっかり良いんですよ 歩くと痛みはありますが……眼鏡も頂いたし、視界は開けました。 しかし、夜に手当してから未だそのままでした。 ご忠告感謝します、本郷さま ……感謝ついでにお願い事など、失礼でしょうか
(611) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
|
― 表座敷 ― [足音にゆるりと着物の袖に通して 白着物の着流し姿で邦夜が入るを迎えた]
おや、邦夜殿、どうかされましたか?
…………………また、難儀な……
[何をされたかはぼかされていたが 深刻ではない様子 大体察しはついて
…………小さく噴いた。]
主であろうと、あれは容赦ありませんね。 ええ、精々気をつけておきます
[そう、言いながらも、まだ声は笑いに震え ]
(612) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
|
……そう、随分違う 高嶺さまに呼ばれた……なら 独り朽ちるのはキミじゃない
[まだだと本郷に語る白い鳥 視線を向けて、薄く笑みを引いた]
未だなら、早く行くといい 主の用事が第一だろう? 呼び止めてすまなかったね
(613) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
|
― 湯殿→本邸・廊下 ―
[それから程無くして、湯から上がると袖の長いチャイナシャツと動き易そうな濃茶のパンツを身につける。 髪は適度に水気を切ったのみ。]
さて、と…華月は何処にいんのかね。
[湯殿から出ると足は華月を探して歩く。 まずは華月の部屋の前へ行き軽くノックしてみるも、中からは返事がない。 本邸にでも向かったかと、虎鉄も其方へ足を向け。]
………?
[その途中。 ふと耳に届くのは、剪定の噂。]
――――…。
[無意識に歩む足が止まりかけて。 噂話をする者から視線を外すと、足は先程よりゆっくりとした速度で再び歩み始めた。]
(@54) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
|
/* 嗚呼いま漸く理解した。 イアンヤニク共鳴なのか。 藤のんかと思ってたボクの馬鹿!
あれー? 占いだったか? 高嶺霊っぽいよね?
(-145) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
|
―A棟廊下―
同じ舞の師、わてと虎鉄みとうなもんやな。
[夜光と明之進の間柄に、弟分を思い出して、彼はどうしているかと気をやる。]
……? わてがしっとう限りは、刷衛様は外国の方やないはずやけど。
[カリカリっと頭を掻く。]
明之進の主さんってきてはるん? 姿みいひんけど。 なんや、どしたん? わて、あんま頭ようないから、意味がわからへんわ。
[行く先には頷くものの、色々繋がってない華月は疑問符を顔に浮かべまくっていた。]
(614) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
記者 イアンは、さすらい人 ヤニクに調子、悪いのに笑ってすみません。と、いいつつ、まだ止まらない
2010/08/04(Wed) 22時頃
|
/*
村人x1=よあひむ 共鳴者x2=イアンヤニク 占い師x1=藤? 守護者x1=? 霊能者x1=朧? 賞金稼x1=? 人犬x1=? 生贄x1=? 首無騎士x3=ロビンパスタベネ 片想いx1=せしるん? 鱗魚人x1=華月?
法泉、カルビ、へーた
やばい吊り襲撃始まる前にこの程度の把握じゃやばい
(-146) 2010/08/04(Wed) 22時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 22時頃
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/* そしてさらにズリエルが抜けた。 ここ狩人かなあとか。
(-147) 2010/08/04(Wed) 22時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 22時頃
|
―A棟廊下―
虎鉄殿?
[まだ顔を合わせておらず、名前だけでは分からない。 そこはこちらが首を傾げた]
やっぱり。 じゃあ刷衛様が明之進の新しい花主様ではないんだ。
ああ、ごめんなさい。 僕が聞いた話では、明之進の今の花主様は遠い外国の方で。 けれど昨夜の宴にはそれらしい姿が見えなかったから。
…主の居る花は一人で宴に来ること、ありませんよね。 もしかして。また…?
[疑問符だらけの華月に謝りながら説明し。 けれど言葉が足りなくてまた疑問符を増やすかもしれない]
(615) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
|
[イアンの隠しきれていない、笑いに震える声につられて苦笑する。]
……人に話せたことで幾らか気分が晴れたかな。 あぁ、そういえば。舞、見せてもらったよ。
……とても綺麗だった。 [もう舞台に上がる気がないのだろうかと、白の着流し姿のイアンを見る。]
(616) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
門下生 一平太は、本邸に向けて歩きながら。話しながらでは歩みも遅い?
2010/08/04(Wed) 22時頃
|
そうか。 まあ、迷う気も解らんではないが。 高嶺のことを心配するのであれば、大丈夫だと思う。 面の皮は厚いが、悪い男ではない。 家の花となれば今より道も拓けるだろう。
[鵠へと向けたのはそんな言葉。 他に何か花が不安に思うことはあるのだろうか。 花主の自分にはわからないので、それ以上は言えぬのだけど]
(617) 2010/08/04(Wed) 22時頃
|
|
名も無き花、と呼ぶには長すぎるか。 …長すぎるな。却下だ。
[見聞き能わずですら長いと感じる。 よって名も無き花も男の中では却下となった]
いいと思っても、治療はしろ。 傷なんて残らんほうがいいに決まっているんだ。
…お願い事? 内容によるな。
[言ってみろ、とばかりに視線を向ける。 パチリ、とまた一つ音が響いた]
(618) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
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…イビセラと呼ばねば、自分だと解らないか。
[微かに空いた言葉の間に首を傾げる。 目の前にいるからには、流石にそれぐらいには気付くというもの]
(*95) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
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― B棟・自室 ― [窓から庭を覗くと幾つかの人影。 聞き慣れぬ音は消えてしまった、 そのことに残念そうに黒檀を細める。 花主は歌えない、舞を舞うこともできぬ。 頬杖ついて暫くは庭を眺めていたが、 其れにも直ぐ飽いて退屈を覚えた。]
……湯浴みを、
[従者にそう言って寝間着の帯に手を掛ける。 待ち人があるわけではない、 花達に声は掛けたが祭はまだ2日目に入ってもおらず 選んだ二つの花に他の花主が声を掛けることだってある。 返事が戻るには未だ早いと高嶺は考えている。 窓縁からその姿を消すと、身支度を始めた。]
(619) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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それは良かった。 あまりに深刻なようなら上書きすべきか 少し、考えましたので。
[苦笑を溢す様子に、 からからと朗らかに笑い。 今は覆った瞳も白布の奥でほそまる]
ご覧頂きありがとうございます。 芸を誉めて頂けるのは花には至上のよろこび。 ……太刀を借り受けましたので 次の機会には得手の武舞を舞おうかと。 そちらも是非に
[着流し姿で胡座をかき、拳を畳みにつけ頭をさげて]
(620) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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/* ヨアヒム関連、自分が動くなら実質表に出なくちゃかな、と思ったので、村たてさんに投げようかと思っていたが、村たてさん動かない了解。
もうちょっと潜伏していたかったが、明日には出るか。
(-148) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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|
―庭―
…――、…
[噂の“ロビン”ではない 薄い笑みを見て、緩やかに、一つ瞬き]
いや、…気にしなくて、いい。
[冬の花の裡を推し量れなく そうとだけ答えた。本郷が言葉を続けるのに其方を見て]
――はい。
[柔く笑む。]
ありがとうございます。
(621) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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|
―本邸・廊下―
[遅い歩みでも、もう本邸の廊下まで来ていたか。]
虎鉄には、おうとらんのん? って、噂をすれば影や。
[向こうは気がついたか否か。 見えた影をつぃっと夜光に指し示す。]
刷衛様は、明之進の主さんって感じに見えへんかったけど。 主さんつきやったら、1人でけぇへんと思うけど。 どなんやろなぁ。もしかして?
[疑問符が矢張り増えた。]
(622) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
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― 庭 ― ロビンと、普通に呼んでくれれば良いのに。 意地の悪いことを謂うんですね?
[眉根を寄せて、少し見上げる。 音に反応して視線はまた下に。 手にした楽器と弓は日の当たらぬよう後ろ手に持った]
傷を残さぬためにも 一度湯を使い清めたいんです、が 先ほどお話した通りこの足では少し。 湯殿へ、私を……
[本郷の視線に促されるように願いを紡ぐが、語尾に迷う]
(623) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
― 椿の間 ―
[床の間の紅椿の前に、あぐらをかいて座る。 明は花として招待されたわけではないらしいので、花たちの棟には部屋がないと使用人にきいたからだ。]
さて……もう、正気に戻っていればいいが…。
[戻っていれば主のことをきちんと訊こうと思っている。]
(624) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
……ロビンでも、名も無き花でも、徒花でも 何とでも呼ばれれば気付く。
少し意識が飛んだ。 日に当たりすぎたか……何かしたのやも。
[空いた間は名の通り空白の一瞬。 咲いた花にその間の感情が無い]
(*96) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
[本邸へと続く廊下の先。 歩く二人の人影を見つける。 そのうちの一人は、今正に探している相手。]
…、……。
[その姿を少し眺めて。 ふるふる、と一度頭を振る。 そのうちに、向こうも此方に気付いたようだ。]
華月。
[名を呼んで、よ、と手を上げてからその元へと駆け寄る。]
(@55) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
……未だ、違うのか……? 高嶺の花は
[目前での応答を見聞きし、呟く]
(625) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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望めば望むだけ ……それは、花主だから謂えること
ひとつ成し得ようと思うなら 余所見をしては、足元から崩れる
愚かな ……壊すのでは、無かったか
この世の理を
(-149) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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忘れるな……私はイビセラ
悪魔の鍵爪を持つ、毒の花
(-150) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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感謝されるほどのことなど、私は何もしていない。 こんな些細なことで礼を言うくらいなら、大輪になってみせろ。 あの時お前を買っていればよかったと誰もが後悔するほどの大輪に。
[柔らかい笑みに首を横に振り、 それからパチリとまた一つ扇が鳴る]
(626) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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/* しかし序盤動き縛りすぎたのぅ 反省。 赤引いたっつーのに交友範囲が狭すぎる。 人の事言えぬよトホホ
(-151) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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/* 尋常じゃない眠さ。
(-152) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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ん? あ、そりゃもう、なかなかに大胆なことを…。
さすがに長く躾けられた花だと感心した。
[なんだか焦った声がしたので、 悪乗りしてそんなことを言ってみた。]
(=51) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
へぇ、太刀を。 ……楽しみ。 あのまんまるを我慢してでも此処に居る価値がありそうだよ。
[上書き、の言葉にふぅん?と首を傾げながら]
……あのまんまるじゃ幾ら拭いても後味悪すぎるし。 そうしてくれるなら、うれしいんだけどな?
[そっとイアンの方に近づき]
(627) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
―本邸廊下―
はい、まだ。と。
[示された影に、あの人がと視線を注ぐ]
明之進のことを、明と呼んでらしたので。 あるいはと思ったんです。前にはそう呼ばれていたから。
[自分もそう呼んでいたのは、懐かしくなってしまった記憶]
…華月殿。 出来れば明之進が話すまで、主の事は深く触れずにおいてもらえないでしょうか。 彼は一度、学院に戻されたことがあって。 その時は酷い沈み方をしていたから。
[あまり広めたい話でもないが、調べれば分かることでもある。 刷衛が逆の考え方で触れるつもりとは知らずに、そう頼んでいた]
(628) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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|
虎鉄殿ですね。 夜光です。
[どうぞよろしく、と。 駆け寄って来た人に名乗りながら頭を下げた]
(629) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
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|
―庭―
…高嶺の名を望むのならば来い、と。 そう謂われた。 まだ決まったわけではない。
[どれだけ尾ひれがついて 広まっているのだ。とは口にせず。]
……ええ、ご尤もです。
[>>626ぱちり。扇が鳴る。]
それでは、私はこれで。 失礼いたします。
[頭を下げれば鈴が鳴り、りん、と響いた。]
(630) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
残念ながら意地が悪いとしか言われたことがない。
[見下ろす視線に性格の悪さを滲ませながら 唇の端を吊りあげる。 楽器を後ろ手に持つ様子を見ながら]
…連れて行けと、そういうことか?
[大きく息を吐き出すと鉄色は真っ直ぐにレンズの奥を見下ろし]
(631) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
落胤 明之進は、庭の一枝に手を伸ばす
2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
―本邸・廊下―
[指し示した先も、此方に気がついたよう。 名を呼ばれれば、顔に同じ師についていた時と同じ、親しさを込めた笑みを浮かべて招き入れる。]
おはようさん。 そん調子やと、体調の方は治ったようやな。 よかったわ。心配しとったんやで?
[叶うならその頭を撫でようと、手を伸ばしながら]
……なんや、よう判らんけど事情がありそうやな。 明之進んことは了解したよ。
[夜光の言葉に、小首を傾げたあと一つ頷いた。]
(632) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
―庭・縁台― [椿の間より開けた廊下、そのまま庭に下りれば、 その周辺は部屋の名の通り、葉椿の深い緑が茂れる。 枝の一つを手折れば、その一枝は白い花びらを開かせた]
―――……、
[陽光の下、影は色濃くおりて 室内へ向けたその表情は伺えず]
主様……?
[一枝を手に、袴を持ち上げれば、 白い素足を剥き出しに、静かな歩みを部屋の中へと向ける]
(@56) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
[米粒の存在と、自分の記憶のあやふやさもあり 夢の様子ならそこまでのことはしていないはずと 否定することは出来ず、頭を抱えた]
……忘れてくだされ。
[かろうじてそれだけを零して]
(=52) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
―――…
[鈴のおと 扇が鳴る。
呆けたように、立ち尽くした 表情が無い]
(633) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
[身を清めながら思い出すのは、 逃げるように去っていった儚き花の姿だ。 あの年頃には好かれぬとはわかっているが、 それにしても怯えられるには身に覚えがなかったから。]
……主から何か聞いたか…?
[主を見つけたと言っていた、其れから聞いたか。 怯えられる程の話を持つ花主を記憶に探るが、 それもまた、記憶になかった。
ふと、首を傾ぐ。 誰かと間違えているのなら―――… 浮かぶのは、同じ顔の花主だった。]
(634) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
だったら、すぐに反応するんだな。 狼憑き以外のいる場所で、少しでも余計な疑いを 持たれるような事はするな。
[見下ろす視線は幾らか冷たく。 それは己にとって不利不必要となればいつでも切り捨てると言わんばかりに]
(*97) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
[唇吊りあげ息を吐く、本郷の視線に気付くのがまた遅れた]
ああ、嗚呼……ご無理なら構わないんです、本郷さま ひとりでも、時間はかかりますが たどり着けぬ事は無いと思いますし
[庭のこの先から、花達の棟のさらに奥となれば距離があって 大分難儀するのは目に見えている。 鉄色をした瞳を見上げる冬の色は翳っていた]
(635) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
―庭―
… ――?
[鈴の音、もう一度。少し離れたところで 呆けたようなロビンを見、首を傾ぐ]
(636) 2010/08/04(Wed) 22時半頃
|
|
ならば余り動揺させぬよう願う まだ……抑えられぬ
どちらもなど、貴方が謂うから。
(*98) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
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[花の名残を消さぬ同じ顔の花主に抱く感情は複雑なものだ。 しな垂れ媚びる姿を、見ていられないと思うほどには。
『――…月が満ちる。今宵は、会える日。』
同じ場所まで上り詰めた花主。 酒を酌み交わすと約束した。 話すのならば―――…]
(637) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
懐刀 朧は、湯浴みを終えると羽織るのは桑染の色。
2010/08/04(Wed) 23時頃
|
期待外れにならぬよう、尽力いたします
[ただ、舞う舞台は宴ではなく 獣を狩る場になるとは今は口にしないまま。 顔を上げてそう告げる。 ただ、続いた言葉には小さく笑った]
……何をされたか、私の予想は 多分当たっているようですね では、先ほどの無礼も在りますし
[それではと、ゆるり声のするほうに両の手を伸ばして] ……ああ、どうやら私は先ほど干瓢巻きを いただいたので、口は注いではありますが 名残の味があるかもしれませんがご容赦を
[邦夜を捉えることが出来たら 目も見えぬが慣れた仕草であごを捉え ゆるりと唇を近づけた]
(638) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
ん?忘れるにもなかなかに…。 寝ぼけてるとぬしは中々に楽しい。 童心の心と大人の身体と…。 いや、チャールズもたいしたものだな。
[本当に何も覚えてない風味な感じに、やはり楽しげに悪乗り追加。]
まぁ、また拝ませてもらおう。
[気にするな、とまで言い残して…それから少し真剣な声に戻る。]
さて、さっきも言ったが、花買いもはじまっている。早々に決まれば祭途中でも辞すものも出るかもしれん。 ここで逃げられては……な。 そろそろ、動くか。
(=53) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
― 本邸・廊下 ―
お、おお…?
[駆け寄れば華月の傍らの青年に名を呼ばれて微かに琥珀を丸めた。 名を知られているとは思っていなくて、面食らったようだ。 名乗りと挨拶にはつられて同じように、宜しくと頭を下げる。 華月へと視線を移せば、少し苦笑して。]
ん、もう平気だ。 昨日は悪かったな、急に飛び出して…。
[手を退ける事は無く、くしゃと濡れた頭を撫でられる。 華月の手には冷たい感触が伝わるか。]
……あけの、しん?
[聞こえた名を微かに繰り返して。 不思議そうに首を傾いだ。]
(@57) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
……勿体無い事だな、と 言葉が、うまく見つからなかっただけだよ。
[首を傾いだ白い鳥 そちらにも気付き、首を振った]
いや、どうしていいのか 少し混乱した
[言い直すもしっくり来ない様子で、弦持つ手を胸に当てる]
(639) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
― 椿の間 ― >>@56
[ふと気配。 振り向くと、庭より明があがりこんできた。]
おう、どこに行っていた。具合はよいか?
[白い足首、漂う雰囲気は、やはりどこか儚げである。]
(640) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
?
[目の前の少し呆けたような顔に軽く首は傾げども 結局は帰ってきた言葉に息を吐き出すのみ。 パチ、と音を立てた後に一つ息を吐き出す]
暴れるなよ。楽器は、手から落とすな。
[そう告げたかと思うと扇を己の懐に仕舞い込み 花の身を徐にに抱えあげた。 抱えあげたと言うよりは、米俵であるかのように 肩へと担いだ、と言うほうが見て呉れ上はとても正しい]
(641) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
―本邸廊下―
私も実の所、そう詳しくは知らなくて。 明は何も話してくれなかったし、無理に聞くことも出来なかったから。
[頷いてくれた華月に向け少しばかり寂しげに笑い、ありがとうと頭を下げた。 自分も選ばれないことに焦りを感じていた頃で。 多くを語れないまま友は再び学院を出て、新たな主を得たと伝えられた。それきり音信は途絶えてもいて]
丁度、華月殿と虎鉄殿の事も話してたんです。 明之進をご存知ですか。
[首を傾げる虎鉄を、不思議そうに見返した]
(642) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
は、はぁ……
[主を褒めてもらえてることもあり 強く何か言うこともできず かと言ってその礼を述べることも出来ず 零したのは間の抜けた返事。 ただ、続いた言葉には嘆息一つ]
……御容赦願いたい……刷衛殿は意地が悪いですね……
[かろうじて、少しばかり言い返したが 話が真面目な話題に及べば、コクリと頷いた]
……夢うつつの記憶が確かならば 高嶺が二つ花を摘んだと
……そうですね。封鎖の手配は今宵の宴までには整います 宴開始一番に舞台上で 現状の説明と封鎖の報告を済ませましょうか。
(=54) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
/* いいな、俺も担がれたい(お前
(-153) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
動揺?何のことだ。
[動揺させることなんて何一つした覚えはない。 当然、何か動揺させるような事を云った覚えもない]
(*99) 2010/08/04(Wed) 23時頃
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|
/* おとめのゆめをーぶちこわすー。
(-154) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
―本邸・廊下―
[夜光の言を継いで、少し説明を足す。]
虎鉄の噂しよってん。 明之進は、夜光の舞の師を共にする花や。 わいと、虎鉄と一緒やてな。
[ぐりぐりと撫でる頭は、しかし、昔と比べれば、酷く 冷たい 気がした。それは、まるで、生きていないかのような……。
つっと手を引く、感触を確かめるように幾度か握り込む仕草を繰り返す。]
いや、わても直ぐ追いかけれればよかったんやけど。 ほんまに調子はええん? なんや、冷たいんは、水でもあびよった後かいな。
[傾いでいる相手の顔を、じぃと覗きこんだ。]
(643) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
[髪を結われる。 身支度を終えれば、部屋を出た。 探し物はあれど、見つかればいいという程度のもの。 宛てもないまま足音無く向かうのは本邸の方向へ。]
(644) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
―庭―
…?…そう、か。
[いまひとつ腑に落ちない様子で 首を傾いだが]
…ぁ。
[ロビンを担ぐ本郷を見る。 意外と力のある――と、 自分を棚に上げて鵠は思った。]
(645) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
―椿の間― [気遣うような声をかけられれば、 それはゆるりと安堵するような微笑を浮かべ]
――いらして下さったのですね、主様。 お待たせして申し訳ございません、庭で少々。
[白の一厘を膝元に、正面に座すれば、 そのままぐいと身を乗り出して]
あの……夕べの舞は、 主様にお気に召しませんでしたでしょうか……?
[切々と見上げる黒紅の瞳は、交わされた言葉を知る由もなく、“主”と彼の人を呼び続ける]
(@58) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
― 庭 ―
そうだ、本当に自分でも頭が真っ白で……良くわからなかっ
[空白の説明は的を得ない。 抜け落ちた冬の名残は何処へ]
あ
[不意に小柄な身を担がれ、驚いたような声を洩らす。 片手に弓、片手に楽器]
これでは、暴れられません。 ……本当に意地の悪いひと
[あまりな扱いに拗ねたように呟いた]
(646) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
ふむ、そうだな。よかろう。 では俺は知らぬ素振りでその様子を眺めておく。
クロならば、焦りの行動も出るかもしれんしな。
[そして、また考え込み]
まんまるは、すぐに逃げるかもしれん。 先に確保しておくべきか?
(=55) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
/* 姫抱きより米担ぎのほうが楽じゃないか、力的に。
(-155) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
[あまりに酷い扱いだったが 同じ担がれ方で無いのは、救いだった。 自覚こそ無いけれど]
……剪定の、くだり どうにも冬の名残が、抜けぬ
どちらも叶えれば良いなどと 欲を張る事を覚えてしまったら、如何する。
[足りぬ言葉を注ぎ足して 花は大人しく担がれている]
(*100) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
それがよろしいかと。 私が表舞台は勤めます……舞台で舞うのは花の役目ですから
[豚狼の話には、小さく考えて]
……宴までに捉えることは可能ですか? 宴で捕まえたあれを引き出しましょう さすれば、より現実を突きつけられる
(=56) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
…何だ、尻など見ても仕方ないだろう。
[鵠の視線に首を傾げた。 力点と作用点さえしっかりしていれば、 このやり方はそれほど大変ではない。
そしてその渦中の花の尻を一つ、 窘めるようにぺしりと叩いた]
怪我人は、暴れずにおとなしくしているものだ。
[そう告げると、足は芝を踏んで歩きだす]
(647) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
>>@58
よい。気にするな。 お前はやりたいことをやりたいようにするがいい。
[しかし、夕べの舞のことを聞かれると、そういえば、と自分の頭を軽く叩いた。]
ああ、よく舞っていた。 だが、身体に無理をかけているのではないかと心配したのだ。
無理せずともよい。
[そして、見上げてくる眸に、手を伸ばしたくなれど、それは抑えて……。]
でも舞うのは好きなのだな。 それはよくわかった。
[そういいながらも、そう、やはり己を主と呼ぶ少年に心痛めて…。]
(648) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
[慣れた様子に、目隠しが透けて見えているのではないかと思った。近づけられた唇に己の唇を重ね。ちろりと少しだけ舐めて唇を離し、にこりと笑う]
まんまるが居なきゃいい花祭りなんだろうけどな。 ……そんな事言ってはいけないか。あれでも主催だもんな……
[一つため息をつく]
イアンは…………いや、……なんでも無い。……ありがと。
(649) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
なるほど、あいわかった。 では、捕まえてきておこう。
表舞台はよろしく頼むぞ。
[明の件を済ませば、まんまるのところに出向こうと思った。]
ああ、でも、あまり奴等を炊きつけるなよ。
(=57) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
|
―庭>>647 →本態側廊下―
え、いえ。そういうわけでは…
[――子供を叱るようだ、と 内心思いつつ、見送ることとした。 任せておけば問題なかろうと。
鈴の音ともなって、庭を後にし屋敷内へと足を踏み入れた。]
(650) 2010/08/04(Wed) 23時頃
|
懐刀 朧は、渡り廊下を過ぎて本邸に入ると、廊下には3つの花の姿。
2010/08/04(Wed) 23時頃
|
ん? ……ああ。
[よくは解らないが、選定に関して 何か動揺するようなことがあったのだろう。 芝を踏みながら向かうのは主達の客室のある棟]
別に構わんのではないか。 慾など貼りたい時に張らなくて如何する。
[やはり平気な顔をして、男は花を担いで歩を進めた]
(*101) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
|
|
/* 鵠の誤字はいちいち可愛いな。
[これでも突っ込みは最小限に抑えているぞ、抑えている。]
(-156) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
|
|
…成る程。
[己の話しをしていたというの二人の言葉に、それで名を。と一人頷き。]
明之進っつーと……昨日の舞の、…。
[思い返すは、焔。 落つ、椿。 不意に、どく、と鼓動が一度跳ねた。]
…ちょ、いてえよ!
[ざわついた胸も、一瞬の事。 ぐりぐりと頭を撫でられれば、笑いながら華月へと抗議する。 更に無造作に広がった髪を手櫛で整えていると、顔を覗き込まれて。]
だいじょーぶだって。 ああ、髪が濡れてんのはさっき風呂入ってきたからだよ。
[覗き込む瞳を見上げる琥珀に嘘の色はない。]
(@59) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
|
|
/* それにしても本当に霧がひどいですね。 鯖大丈夫かな…F5は控えめに、したい…
(-157) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
|
|
― 庭 ― んっ……
[軽い音と同時に、尻に走る短い痛み ぴく、と身を跳ね 冬色は地面を睨む]
暴れてなど、いないのに。
[そこに眠るセシルに一度視線を投げ、そらす。 揺れる振動が腹から伝わる 唇を咬んでおいた]
(651) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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執事見習い ロビンは、湯殿までこの格好かと呟いた。人目をひきそうだ。
2010/08/04(Wed) 23時半頃
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[触れた唇に微か、擽るような舌の感触 深いものではない、遊戯めいた口付けがすめば 邦夜が笑っているのは見えぬが 同じように青年も笑った]
……ならば、きっと良き花祭りにこれからなりますよ
[返した言葉は、予言めいた言葉 何がおかしいのか、その言葉のあと青年は からからと笑うけれど……邦夜の続いた言葉には 淡く微笑んでから言葉を紡いだ]
……私は潔く散る花。それはお間違いなきよう。
(652) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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よろしくお願いいたします。 相棒が頼りになるのはありがたいですね。 花か花主に相棒がいるとは聞いておりましたが
[幼い花を思い出し彼らだったらかなり難儀だったろうと そうではなくて良かったと]
……気をつけます。出来る限り事務的に 済ませたくはありますゆえ
(=58) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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―本邸廊下―
そうです。
[昨日の舞、という虎鉄に頷き返す。 彼の内に起きた変化は気付きようもなく。
虎鉄を気遣い、確かめるように触れている華月から一歩離れていると人の気配。 首を廻らせ、高嶺の姿が見えると深く頭を下げた。 華月はもう気がついていたか。それともさりげなく手の動きか何かで伝えられるか]
(653) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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―本邸・廊下―
それなら、えぇんやけど。
[覗きこんだ先、嘘が見えねば、納得するかは別として覗きこむを止めた。 と、上げた視線の先に、高嶺の姿を見る。]
高嶺様、おはよう……いや、こんにちはやろか? 茶、持って行こうと思ってましたねんけど。
[さらりともう答えを出したと、常と変わらぬ態で告げた。]
(654) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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― 本邸・廊下 ―
…此度は威勢のいい花が多いな。
[廊下に響くような声に見るのは虎鉄の姿。 言葉遣いから、其処にいるのは桜の色の花だと 思っていたので少し意外そうに黒檀を瞬かせた。]
――…少しばかりか、まんまるの嗜好が 判ってしまったのはいいことか悪いことか。
[間違いなく後者ではあるが。判断に悩むように目を細めた。]
(655) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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[後先考えぬ無茶が祟ったか、まだ昨夜の疲れが抜けないが、 流石に雛鳥に腰をさすってもらうとか情けない事は出来なくて。
湯を浴び、衣に袖通し、帯を締めればシャンとする。]
そなたは、ちゃんと休めたか? [あまりに囀るその声が、己の熱を煽るものだから、 華奢なその身に障りは無いかと少々心配になったりもした。]
(656) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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其れは、いけない。 慾を出して、二つを追っては どちらも手に入れられず、終わる [花は否定するが]
種付けも食事も 秘密裏に 見つかっては……身の破滅
余所見をしては、ならぬ 手玉に取るのは私の筈 とられては……
[胸を打つ音が、幾らも早い。 くだんの話が予想以上に響いているようだった]
(*102) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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−表庭→B棟居室−
[鵠の言葉に首を捻るも、そのまま男は足を進めた]
暴れる前提の言葉など吐くからだ。 身から出た錆だと思え。
[そう告げると足は花達の居室のある棟ではなく 本邸の渡り廊下から自分達の居室がある棟に入る。 途中で侍従を捕まえて治療に詳しいものと 花の着替えを持ってくるように告げる]
(657) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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―廊下―
[庭より戻りて廊下に在る。
鈴を鳴らして、少し離れ、賑わしいのは話し声。 その中に華月と高嶺の声を聞き取れば、 どうしたものかと逡巡を見せる。
――一番響いていたのは虎鉄の声ではあったのだが。]
……威勢のいい方が好ましいということなのか?
[主に豚の趣味だが。 似たようなことを高嶺が口にしたとは知らぬ。]
(658) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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ああ、気をつけろ。 頼りになるのはこちらも一緒だ。
だから、死んでいなくなるのが一番困る。
俺に迷惑かけるなよ。
(=59) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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門下生 一平太は、まんまる表現をまともに聞いて、黒檀が点となった。
2010/08/04(Wed) 23時半頃
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…まあ、何でも構わんが少しは黙れ。 そのままでいると
[階段を上がった瞬間に口にした]
舌を噛むぞ。
(*103) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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呉服問屋 藤之助は、執事見習い ロビンは問題なく治療を受けられるだろうかとお節介にも心配になった。
2010/08/04(Wed) 23時半頃
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/* 多角ド━━ヽ(*゚Д゚)ノ━━ン !!!!!
(-158) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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[>>648赦しの言葉には、一度ぱちりと瞬いて目元を和らげる。 続いた言葉にはけれど、少しだけ拗ねた風]
――……心配など。 そのようなこと、主様が気に留められてしまうなんて、 やはり私はまだまだ精進が足らぬのですね。
あ、ですが……
[小さく吐息をつきながら、再び表情は変わる。 花はふわりと満面の笑みを浮かべて]
舞を本郷様にお褒め頂いたのですよ。 とても、嬉うございました。
[膝をつき合わせるほどに距離を縮めて、 ただ主が少しでも心和らげる姿が見られればといと、真っ直ぐに見上げる]
(@60) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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― 本邸渡廊下→B棟 ― [白い鳥が尻を見ていたかどうかは担がれた姿勢では見えない。 侍従に告げる本郷の声。 顔は上げず、不恰好な姿勢のまま大人しく担がれている。 文句の一つもあげず 怯えた様子もなく]
(659) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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[威勢が良い方が踊り食いが楽しいとか、そういえばそんな話はあったけれど、そんな事が噂になっているなどとは存ぜぬ。]
(*104) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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[何が可笑しいのか、笑うイアンには首を傾げ。瓶の薬がシャラリ、音を出す]
……やっぱりそうなんだ。 凄くもったいないと思うんだけどな……
[ぼやく]
(660) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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――――…
[呟いた時には既に咬んでいたものだから 思考までそこで一度止める]
こちらで話すに、支障は無かろうに。
[媚混じる拗ねた声色]
(*105) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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[そして、明との用事が済めば、まんまるの元に向かうだろう。 やはり刀を研がせろ、などいい、奥座敷に案内させたあと、そこで、有無言わさずふんじばる。 そして、さぁ、この花祭の真実を語ってもらおうかと、拳をゴキリと鳴らした。
ある程度の情報が聞き出せたのなら、そのまま、また連行する。使用人たちは急な出来事に怯えてはいるが、管理センターのIDカードは免罪符になっていて…。
そして、その身を大広間の控え室に放り込んでおいた。]
(=60) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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んだよ、そんな心配しなくても平気―――…
[視線を外した華月へそう言いながら、何かに気付いた二人に遅れて振り返る。 そこにはまた一つの人影。]
………。
[対峙するのは初めてだが、昨夜の宴の席で見た顔。 噂の、高嶺。 虎鉄は高嶺の顔を見遣った後、ちらと華月の方を見た。]
(@61) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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/* 何か予想以上に左としての動きを求められている気がする現在。
だって右向いても左向いても上向こうがした向こうが
右ばっかり!!!!
(-159) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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……そうですね、死んでいなくなるのは……
[置いていかれた方は、どうすれば。] [刷衛の言うことは青年の思う先とは 違うだろうと、思いながらも 死で浮かぶのはなきあの人の姿]
……はい。ご迷惑おかけせぬよう 最大限努力はいたします……
[けれど、何処か死地を求める気持ちは青年にあった 勿論、そのことは口の端上らせはせねど]
(=61) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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[頭を下げる夜光の姿も見止め、 その手の動きには少し面白いものを見るように。 花達はいつもそうやって、気を配るものなのか。 そこは花主にはわからぬ世界で、]
―――…、
[常と変わらぬ華月からのあっさりとした答えには、 黒檀の瞳が驚いたように大きくなり花を見つめ。 しかしそれも長い時間ではなくゆっくりとした瞬きの後]
――…、…そうか。 ならば…後で、部屋まで運べ。
[告げる表情と声音は、此方もまた常と変わらぬもので。]
(661) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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/* ん、ん、あれ??? ヤニク共鳴じゃーなかったです? 薬瓶て、そういや布石か なんだ?
(-160) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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―本邸廊下―
[鈴の音が耳に届く。 視線を動かし鵠の姿に気がつくと、小さく会釈を送る。
華月の言葉は常のようで、そこにあるを気がつけず。 それでも何か空気が違うのを感じて、言葉を発せない]
(662) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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−B棟居室−
[窓は開けたままににしていたので、戻ると白い紗が揺れていた。 茶の膳も下げられ、片付けもされている。 浴室の扉の前まで来て、漸くそこで肩の花を下ろした]
そこから奥が浴室だ。好きに使え。 楽器はこちらで預かろう。 私はこの後部屋を開けるが、治療の者が来る。 着替えて治療が終わった後は、休んでいっても構わん。
他に何か、質問は。
[ちょうどその頃愛で着替えを持ってきた侍従と治療の侍従。 怪我であれば不便と思ったのか、入浴手伝いの侍従まで現れた]
(663) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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[高嶺からは虎鉄の姿は記憶になく、 初めて見るものに緩く、首を傾げる。 記憶にないのは宴席での騒動で他を見ている余裕が なかったからでもあり、常に全ての花を覚えることを 努めているわけでもないからで。]
―――…名は?
[桜色や眼鏡の花のように噛み付いてくるのだろうか。 宴席の場でなければその態度を高嶺が気にすることはなかった。 此方を見やる花に、名を問う。]
(664) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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だが、少し、感じている。 昨日部屋でした会話もあって…。
彼は、本懐は……。
だけど、それをそのまま、ではそうなれとはいえないのだから…。
(=62) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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若者 テッドは、に気がついたが、口を結んだまま其方を一度見ただけ。
2010/08/04(Wed) 23時半頃
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そう、多くは言わず、ただ死んだりするな、ともう一度言っておいた。
(=63) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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勿体無い、有るのお話ではございません。 ただ、私の心は亡き主と共にある それだけのことなのです。
[耳に届くのは彼の持つ薬の音か。 ぼやく言葉には、緩く首を横にふった。]
……花主が花を選ぶだけではなく 花も主も咲き方も選ぶのです。
[そう、口にして、一度口をつぐんで けれど、次いで朗らかに笑う]
なんにしても、ありがたいお言葉では有ります。 接木されることを選びませぬが 袖触れ合うも何かの縁、散る花の咲きぶり 愉しんでいただければと思います
(665) 2010/08/04(Wed) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 00時頃
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文句があるなら私は今すぐお前を 後ろに放り出してもよかったんだが?
[後ろ、すなわち顔面から階段に落ちることになる。 結局は放り出さないまま自分の部屋へと連れてきたわけだ。
まさか声を挟まず垂れ流し状態の会話を聞いて 霞が踊り食い云々など考えているとは知る由もない]
(*106) 2010/08/05(Thu) 00時頃
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―本邸・廊下―
[視界の端に夜光の手の動きも見えた。 礼を告げるように、同じく手が少し動いた。
鈴の音も聴こえる、一瞬そちらに苔色を向けて、笑みを浮かべた。]
わても、威勢のいいのにいれられとるんやろか。 ほな、後で持って行きますさかい。 もし、居られなんだりしたら、勝手に待っといてもええやろか?
[少し見開かれた黒檀は、酌の手妻を見せた時を思い起こさせ、笑みを深める。 尋ねの答えを待ち、ふと、虎鉄からの視線を感じて、小首を傾げて見せた。それは、高嶺が虎鉄の名を問うタイミングと同じだった故に、名乗りを促すようにも見えたか。]
(666) 2010/08/05(Thu) 00時頃
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/* Actに名前がないってホラーだな
(-161) 2010/08/05(Thu) 00時頃
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……善処、いたします。
[重ねて告げられた一言。 命を重く、大事に思う方なのだろうか?と そう言えば殺すなと、言われたことを思い出し。 それでも、口にした言葉は約束ではなく、努力するとのみ]
(=64) 2010/08/05(Thu) 00時頃
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―本邸廊下・やや離れ―
[>>662 会釈を向けてくる夜光へ、 こちらも静かに会釈を返し。
懐から出す檳榔子染の髪結い紐、 まだ祭りは始まったばかり、 高嶺に己を認めさせてやろうとは 負けず嫌いの性根が騒ぐ、が。]
――…
[窓の外、本邸の方を見る。 先は、梅の間。此処からでは様子は窺えぬが。]
(667) 2010/08/05(Thu) 00時頃
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呉服問屋 藤之助は、手妻師 華月斎の苔色とも視線を交わしもした。彼は常の笑みだった。
2010/08/05(Thu) 00時頃
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−B棟居室− [浴室の前で下ろされて、漸く視界が逆様から元に戻る]
此処は ああ、早い到着は……本郷さまの棟でしたか
[あたりを見渡し、現状を呟く。 用件だけを告げていく相手を見上げ、瞳を一度伏せる]
――楽器は、ケースが離れに。 元有る場所へお願いします
[幾人かの気配。 冬色の瞳が本郷を見上げ、白い指先が袖へと伸びる]
どちらに行かれるのか……問うても?
(668) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
始末屋 ズリエルは、明がまっすぐみつめてくるのに、戸惑う。
2010/08/05(Thu) 00時頃
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[部屋に軽い食事を運ばせると、ついでに伝えられる旧友からの言伝。]
なるほど、それも良い。 …何処か適当に、場所を整えてもらえるか?
[細かい手筈は先方に任せ、琵琶の手入れを丹念に。 雛鳥が付いてくるかは彼次第に任せるつもりではいるが。]
イアンとは、わたしがまだ花だった頃に共に技芸を極める友でね。 わたしの音で彼が舞うことが、恐らく一番多かったはず…。
(669) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
>>@60
そうか、本郷さんに褒められたか。 それでこそ、明だ。よい花だ。
[本郷の名前が出ると、苦しいながらも、言わねばならぬと唇をかみ締める。]
明、俺のことはよい主だと思うか? 俺はそうは思えない。
俺の元では、明は今以上になれない気がしてな。
[突き合わせた膝。 かつてやはり憧れただろう花だった。]
なので、俺は明の主をやめようかと思う。 明は、もっと舞を精進させてくれるところに行ってはどうだろうか。
(670) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
[階段から放り出されたなら どうなるかは目に見えている。 暫し、恨みの念だけを思い浮かべた。
粗末な褥での踊り食いを見たことはあっても まさかいまここで脳裏に過ぎることは流石にない]
(*107) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
[名を尋ねられると、琥珀は再度高嶺を捉える。 じっと見上げて、短い沈黙の後。]
――――…虎鉄。
[静かにそれだけ告げ、琥珀を伏せるとたおやかに頭を下げた。 再度開かれた瞳は、真っ直ぐに高嶺を射抜く。]
(@62) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
明はもっと自由に舞うべきだと思っているからな。
[そして、そんなことを言いながらもその小さな頭を撫でたくなったけど、 そんなこと、元の子もなくなる。
なので触らず、 酷い顔だろうが、笑おうとした。]
(671) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 00時頃
|
元ある場所。 それは誰かに聞けばわかるのか。 …まあ、解らねば解るものに任せることにする。
[弦は緩めなくていいのだろうか。 弓もどこを触ったものか考えつつ答えた。
見上げる視線と揺れる指先に、男はただ首を傾げる]
私が何処へ行くかは、お前の詮索するべきことではない。 勿論行き先をお前に言う理由も、ないはずだ。
…まだ、何かあるか?
[見下ろす鉄色は夏を忘れるほどに冷たく、 肌を貫くほどにまっすぐと向けられる]
(672) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
[鈴の音が聞こえ、鵠の姿を見たのは遅く。 目が合っても黒檀は鵠を見るだけで何も言わない。 今までのように煽る瞳を向けることも無く、 その変化を白鳥の名はどう受け取るか。]
――…そうだな、
[黒檀を細めて。 言わなければ含まなかったのだが、 華月が口にしたので威勢がいい中に取り込んだ。 訊ねには一つ、頷く。思う言葉は今は飲み込み]
――…冷めた茶はあまり好まん。 待つにしても、頃合いを見て来るといい。
[承諾と共に少々の無茶を言った。]
(673) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
ケースがそのまま、開いていますから 見れば解るものですよ。 手入れは、後で私が向かいます。
[問い掛けの答えを渡されて 冬の色をした瞳を冷たい鉄色からそらす。 伸ばした指は、宙を彷徨い落ちる]
少し…………寂しい それだけ、です
[まだ何か。 一言返し、口元に笑みを浮かべた]
(674) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
……ん。そっか。 [悲しそうに微笑んで] ……いいなあ、その、イアンの前の花主さんは。 ……きっと立派な人だったんだろうね。
俺も、……いつかそういう花主になれるといいんだけど。 ……人と深く接するのは……俺には……おっと。 はは、秘密秘密。聞かなかったことにしといて?
さて、そろそろ大広間のほうに……
[立ち上がろうとすれば少し息苦しさを感じて。首を傾げる]
……ん……?あれ……?
(675) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
懐刀 朧は、虎鉄からの視線には、同じように花を見返して。
2010/08/05(Thu) 00時頃
|
[礼儀がなっていないわけではないようだ。 射抜くような瞳、同じように返す黒檀は 面白いものを見る時の形で]
―――…、…如何した。
[此方を射抜く花の名は、未だ呼ばない。]
(676) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
―本邸廊下―
[高嶺の興を引いたのは知らぬまま。 華月の手の動きには伝わったことが知れた。
鵠の視線が動くのを追いかける。 自分が向かおうとしていた場所と同じ方向。 華月との会話のあとでは尚更気になって]
高嶺様、失礼を。 私は椿の間の方に用向きがありまして。
[挨拶のみで辞去する許しを願った]
(677) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
[主のことに言葉が及べば嬉しそうに笑い頷いて]
……花も人で有るとわかっていれば 邦夜殿の花も必ずや…… と……秘密、ですか……わかりました。
[言葉にコクリと頷きながら 途中で途切れた言葉には深く追求はせず 秘密を約束して] [ただ、何か様子がおかしい?零れる言葉に 青年も首を傾げる]
……どうか、いたしましたか? 邦夜殿……?
[ゆるり、先程邦夜がいた場所に手を伸ばして 何が起きたのか確認しようと]
(678) 2010/08/05(Thu) 00時頃
|
|
[よい花だ、と―― その言葉に深まりかけた笑みが凍る]
主様……どうして、 どうしてそのようなことを仰るの……
[続いた言葉に、袴を皺が寄るほどにぎゅっと握る。 黒紅色は再び、割れんばかりに見開き、主が表情の崩れるを見る、笑うようには見えない。首を振って子供のように駄々をこねた]
いや、いやです――……主様、 私はいらぬ花なのですか?
また、手離されることになるのですか……
[無意識に零れる また との言葉。 握った手は伸び、震えて“主”が上衣の裾を掴み、 屑折れる膝元に白椿はくしゃりと憐れにつぶれた]
(@63) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
|
そうか。 ならばその通りにしよう。
[宙に軌跡を描いて落ちていく指先を余所に 男は首を傾げるのみ]
共寝を望むなら、私以外の誰かに頼むんだな。 生憎とそういう気分ではない。
[それ以上の答えはないとばかりに簡単なものだった。 軽く息を吐き出すと、手伝いの侍従に 花の湯浴みの手伝いをするように促す]
(679) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
|
―本邸・廊下―
[威勢のいいのに含められても、笑みが崩れることはない。 聴いたはいいが、どちらでも本当は構わなかったと云う態。]
希望に添えれるよにしますよって。 ……虎鉄?
[若干の無茶な注文にもカラリと笑うものの、挑むような虎鉄の視線に笑みは潜まり、瞬く苔色。 彼がそういう性質であるのは、知ってはいれども。 心配の色を滲ませる眼差しは、辞去の言を聴き、次に明之進の元へと向かうのだろう夜光に向けられる。
先程の手の動きをまねるよう。 眼差しで伝えるのは、華月も明之進のことを気にかけていると伝えるものであった。]
(680) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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|
>>@63
[駄々をこねる表情がやはり迫真満ちていて、 己を主と呼ぶのは、やはり明の気がふれているのだと思った。]
いらぬ花なわけではない。 ただ、お前はもっと自由になって、そして、もっと多くの人目に触れるべきなのだ。
きっと、お前の才なら、 すぐに噂立ち上り、騒がれる魅惑の花となろう。
[そう、たかがこんな男の慰み者になる必要はないのだと…そう、自分の花でもないのに、もし本当に自分の花ならば、と思うと、そういう台詞が自然に出た。
と、言ったあとに、明の言ったことを頭で繰り返し…]
また、手離される?
[白椿はそのまま床に落ちる。]
(681) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
|
[辞する挨拶を向ける夜光を見る。 自由気ままに振舞う花主が花の行き先を 詮索するわけがなく、一つ頷いて]
――…下がれ、
[律儀な花に許しの言葉を。 引く姿にこの花なら知っているだろうかと ふと思い出したように名を呼び返す。]
……夜光、
儚き花を知っているか…? こう――…小さく、捨てられた子犬と仲の良さそうな。
[名も知らぬ花のこと、説明をしようとしたが あまり上手くできなく難しい貌になる。 その花の話を直前までしていた、夜光がその姿を 探しに行くのだとは知らずに。]
(682) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
|
[立ち上がるのをあきらめ、再び畳に腰を下ろす。心配そうな声にイアンを見て]
だ、大丈夫、多分、ちょっと疲れてるだけだと…… ……まさか、…………そんなわけないし。疲れてるだけ……
[気のせいだと、疲れているだけだと思おうとしても、息苦しさは増すばかりで。こほ、と一つ咳が出る]
(683) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
|
……頼みましたよ 楽器はどれも、扱いは慎重に など 謂わずとも、良い事でしょうね。
[侍従の手が伸ばされる。 身を預けてされるがままに衣服が肌蹴ていく。 足を覆った包帯は、矢張りまだ少し朱が滲んでいた]
共寝……? 未だ、朝になったばかりですよ。
嗚呼、でも気分が向かない事はわかりました。 これ以上ご迷惑もかけられませんね? 随分とお手を煩わせました
[間を置かず湯浴みの用意が整っていく。 湯気の立つ浴槽を見やる瞳に落胆の色は無い]
(684) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
説法師 法泉は、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
―本邸廊下―
[少し遅れて送られる高嶺の視線。 挑むような煽るような、そういう眼ではなかった。 不思議そうにひとつ――紫苑色を瞬く。
いつまでもここに居ても仕方ないと ひとつ、鈴を鳴らして歩き始める。 もとは椿の間に向かおうとしていたのだから]
(685) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
|
………いえ。 対面するのは初めてですから、どのようなお方なのかと思ったまでですよ。
兄弟子にお声が掛かったようですし。
[見上げる瞳はそのままに、整えた口調でそう言った。 花としての片鱗を見せるのは、華月の手前か。 去る鵠と夜光へはちらと視線を送って。]
(@64) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
|
……咳が零れておりますよ……
[耳に届く畳に座した音、 その音を頼りに邦夜の背を探し擦ろうと]
疲れているならば御無理なさらず。 ここに、寝床の用意をさせましょう。 横になって休み、お疲れを取ってください。
[そう言うが速いが 青年は屋敷のものに声をかけて 寝床の準備をさせる。 ……立ち上がるのを諦めざるを得なかった様子 大丈夫の言葉を信じる気は青年にはない]
(686) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 00時半頃
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/* 宴に、行けるの、かしらん……[笑]
(-162) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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―本邸廊下―
[華月の視線を受けて。 軽く片手を握り開く。受け止め伝えるというように]
ありがとうございます。
[高嶺に感謝を述べて歩き出そうとした矢先。 名を呼ばれ、問いかけられて歩を止める]
捨てられた子犬と仲良く…? 儚き花、でございますか。
[するりと浮んだのは、あの何も言わなかった時の友の姿。 舞の後、ぽとりと落ちた椿の花]
…明之進のことでございましょうか。 白拍子の舞を得意とする花です。 今居る他の花には当て嵌りそうにありませんので。
(687) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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[労わる言葉が>>656が嬉しくて、 こくり、小さな頭が縦に頷く。
髪を梳き、身なりを整え、帯を締めるその音までも、 焦がれる様に紅石榴はその眸に映しながら]
身体の疲れなど、胸がこんなにも満ち足りておりますれば、 気にもなりません。
[夕べの熱情を想い、微かに頬を染めた]
(688) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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[崩れぬ笑みの花にそれ以上を言うでもなかった。 問う言葉は華月が注文に答えてくれた時にでも話せる。 それは鵠に対しても同じこと。 花が結い紐を持ってくるかまでは未だわからぬが。
今の花主の興味は、目の前の威勢のいい花にあって]
―――…兄弟子?
[訊く口調で呟くと見るのは傍の華月のことだ。 射抜くような瞳は、挑む瞳とも似ている。 ああ、と相槌を打ち]
……見て、何を思った?
[どのような主と、目の前の花には見えるのか。 面白がるように問うてみる。]
(689) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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[>>681 黒紅色の奥底にふ と火が灯る。 気の触れたというのなら、その火は、まさしくそのように見えただろう]
――…ずるいです、 そのような言葉はずるい……
[今更、と。小さく呟く]
いまさら、そのように怖気づいて。 天の火を望んだのなら、
私もろとも焼き滅ぼしてしまえばよいのに…
[繰り返された言葉は聞かず、 火の灯る双眸は一度“主”を睨み、椿は既に足の下。 髪を乱し詰め寄る唇からは、 けれどどこか焦がれるような艶も滲んで]
(@65) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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/* ずりりん酷いのね!
と、自分でも思った。 いや、れっつ精神グロ
(-163) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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−B棟居室→本邸廊下−
それぐらいは理解している。 触ったことのない楽器は勝手がわからんだけだ。
[包帯に滲む血の色に、それ見たことかとばかりに溜息をつくが]
何だ、淋しいと言ったのはお前だろう。 あまりに飾り気のない誘い方かと思ったが…まあ、いい。 清潔にして傷の治療をしっかりとしろ。 こちらは、きちんと届けておく。
[着々と用意が進んでいく。 そうして浴室へと消えていく姿を見送った後、 男は踵を返して、まずは楽器の片づけをすませるために 本邸へと出て侍従を捕まえることにした]
(690) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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[琵琶の手入れをする様を、邪魔しないように見やりながら。 旧友――昨晩合わせた舞手だったか――と仰る方のお話を聞いて]
お二方が宜しいのでしたら、ぜひ。
楽に携わる者の端くれとして、 なよたけの君の琵琶も、あの方の舞も。 もう一度この目、この耳にする事が出来れば、と。 思っておりましたから。
[宜しいでしょうか?と、その端正な顔を見上げた]
(691) 2010/08/05(Thu) 00時半頃
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[明之進の名を出す夜光を見つめ、 その瞳の色が同じだということに初めて気付く。]
……主のいる花だ。
[それに夜光が頷けば、間違いないのだろう。 明之進、名前を覚えるように一度呼ぶ。]
…もし、会うことがあるのなら 高嶺が気に掛けていたと…伝えろ。
[その名を明之進が知っていたかまでは考えず、 伝えればまた近いうちに会えるだろうかと そのような考えから夜光に言伝をした。]
(692) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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…愛い奴め。 [殊勝な言葉と恥じらう様子に目を細める。 そのような仕草を見せられると、このまま二人きりこうして引きこもっていたいくらいだが、流石に周りの手前そうもいかぬか。]
(693) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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― B棟居室 ― そんな心算は…… また、知らぬ場所にひとり置いていかれるのが、 寂しいと それだけですよ
[誘うといわれ、戸惑いを表情に浮かべる]
ええ、それでは宜しくお願いしましょう。
[屋敷に来て一度も下げたことの無い頭を下げて 本郷を見送ると従者達に浴室へと連れて行かれる事となった]
(694) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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―本邸・廊下―
[鈴の音が遠ざかろうとするか、夜光に頷いて視線を外すと、鵠の行方をしろうとするように苔色は追う。しかし、それも僅かの間。]
舞の師を同じくしとります。 わては、舞は、笛と同じく凡才やったけど、虎鉄はちゃいまっせ。
[視線を高嶺に向け、尋ねに答えた。]
(695) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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[浴室にまで手伝いの手は伸びる。 身を清められ、別の侍従から新しい着替えを渡された]
……着物?
[眉を寄せる]
成る程、洋装よりも脱ぎ着はし易いと 怪我人への配慮は、貴方達か 本郷さまがそこまで私を構うとは思わぬ故 [用意された薄灰色の着物に袖を通す。 着付けも、傷口の治療も全て白い手を使う事が無かった。 用事を済ませた侍従が下がる。 ほ、と息を吐いて 傍らの机に置かれた眼鏡に手を伸ばした]
(696) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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―本邸廊下―
[先に鵠が動いていた。目指すも同じとはまだ知らず]
……では間違いないかと思われます。 訪ねようと思っておりましたので、確かに。
[承りました、と返して。 答えるまでに間が空いたのは、もしかしたらまたと、主の居ない可能性を考えたからだ。 再び頭を下げると今度こそ椿の間に向け歩き出した]
(697) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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良い心がけだ。 見聞を広める事は、芸の肥やしにもなるだろう。 [旧友との芸での語らいに同席したいとの願いを聞きいれる。 舞台の手筈が整う頃に、琵琶の包みを持たせて供をさせる気だ。]
(698) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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>>@65 ――………
[言われる言葉に眉が垂れる。 だけども、覆る言葉はかろうじて飲み込んだ。]
そうだな。ずるい。 そうだ。ずるい。
お前は綺麗で才能溢れる花だから、 俺では扱いきれぬのだ。
[本心ではなかった。だけど、本心だった。 ともかく、その憤怒の眸も、髪を乱す手も、 しっかりと見る。
そう、そうさせたのは自分である。 いや、自分の向こうに見えている主の幻なのだが、 それは幻でも、自分にそういってくれていることは、ありえないこといってくれるのは、 男にとっては今後はもう訪れぬだろう出来事。]
(699) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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― B棟/廊下へ ―
[湯気で曇っていたレンズを丁寧に布で拭く。 壊れ物を扱う手は 楽器を持っていた時よりも慎重に。
やがて身支度を終えると、するりと部屋を抜け出した。 石鹸のにおいをさせながら、なれぬ棟をゆるりと歩く]
(700) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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…………。
[なよたけの君の唇から、愛い奴とお言葉を頂ければ。 月に焦がれる鳥は、恥ずかしそうに紅石榴を伏せて。
はにかむような笑みを浮かべ、 誤魔化す様に椀に残る朝餉へと箸を動かした]
(701) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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―廊下→梅の間前―
[一度高嶺と、華月の方を振り向いたが 結局はまず、梅の間に。]
――…、…
[夜光の姿が視界から消えぬ。 どうやら行き先は、同じであるらしかった]
……何処へ?
[夜光へ一応尋ねてみた。]
(702) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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/* 斜め読み終了。 さてどうしようか。
花って後誰が残ってるん。 一平太とイアン、とセシルとロビンくらいかのう
んまあ3日目落ちを目指すというかでも賞金稼ぎなんだよね… ああ。
魚を希望すればよかったのか。
(-164) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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―廊下→梅の間―
[同じ方へと向かう鵠の姿。 問いかけられて、黒檀を瞬く]
梅の間へ。 鵠殿は?
[短く答え首を傾げた]
(703) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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有難うございます。 あの……それから此れは、鳥の厚かましいお願いなのですが……。 お二方の演目の後で構いませぬので、 僕もお二方へと、歌を合わせても宜しいでしょうか?
[胸に過ぎる、昨晩の舞台。 朝餉を終え、手筈が整う頃には琵琶の包みを抱いて。 主へとおねだりを]
(704) 2010/08/05(Thu) 01時頃
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