人狼議事


216 宵闇駆けるは天つ星

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


教会の鐘が鳴らされ、聖貨騎士団が到着した。村の名士が応対する中、集まった人々はわけも知らされず、言い知れぬ不安を感じていた……。
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。


どうやらこの中には、村人が2人、首無騎士が8人いるようだ。


【人】 病人 雷門

逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。

(0) 2015/02/08(Sun) 00時半頃

雷門は時が進むよう祈った。


ひとづかい トリは、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 00時半頃


広場のお告げ (村建て人)

 
 
 
──ざわり。

そんな感じの音を立て、大気が揺らめいた。
 
 
 

(#0) 2015/02/08(Sun) 00時半頃


広場のお告げ (村建て人)


集うた星に惹かれたか。

動く妖に寄せられたか。

はたまた、異なる第三者の意図によるものか。

人気の絶えた村に集うは数多の妖。

ただ力求める本能に突き動かされるものども。

その気配を察した退魔の頭領は呪を放つ。

廃村とその周辺を包み込み、妖のものを閉ざす呪を。
 

(#1) 2015/02/08(Sun) 00時半頃


広場のお告げ (村建て人)

 
 
 
──それは、同時に。
──退魔師と妖の戦いの場が築かれた事をも意味していた。

(#2) 2015/02/08(Sun) 00時半頃


【人】 ひとづかい トリ

 
 
 
[力に寄りて閉ざされし空に]


[紅の翼の羽ばたき響いて、消えていく]


 

(1) 2015/02/08(Sun) 00時半頃

ひとづかい トリは、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 00時半頃


【人】 旅籠 おもん

[さて、それで相手が納得したかは兎も角]

おや、まぁ。
たしかに妖気と、何やら妙な気は感じておりましたけんど。
なるほど、ただのひとの気はありませんなぁ。

[まるで。
何か言いかけて止めた>>0:115相手に首を傾けるも、その先が紡がれる事はなかった]

あらまぁ。
わたくしめ如きを気にかけてくださるとはありがたい。

[背を向け手を振る妖>>0:116を、にんまり笑ってお見送り**]

(2) 2015/02/08(Sun) 00時半頃

【人】 半の目 丁助

─廃村・広場─

[>>0:117満足げに鳴く声には思わず笑みが零れてしまった。
はたと気付けば、気を引き締めるように掌で両頬を叩き。

やがて紫の猫に導かれた先には琵琶の奏者がいた。
務めを果たした猫は主の足元に擦り寄ると影と同化するように消えてしまう。
琵琶の演奏の手を休めた青年の視線が此方に向き、言葉を掛けられれば
男は被っていた菅笠を外し小脇に抱えて]

どうも、お初にお目にかかります。
丁助といいます。
元は師匠に来た依頼だったンですが、勉強がてら手伝いに行けというんで…。
まだまだ駆け出しの身ですが、どうぞよしなに。

[腰を折って頭を下げると、
先程青年に突っ込みを入れた肩乗り小鬼をちらりと見やった。]

(3) 2015/02/08(Sun) 01時頃

旅籠 おもんは、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 01時頃


【人】 座敷守 亀吉

─ 廃村・広場 ─

 おやまあ、それはまた……。

[名乗り>>3に続いた、ここを訪れた理由。
はて、何やら覚えがあるやり方……などと思いつつ。
ともあれ、名乗りを返さぬわけには、と居住まいを正す。
肩の小鬼は、ちらりと向けられた視線に、こててん、という感じで首を傾げていた]

 俺は、亀吉……『影鬼』なんてぇ呼ばれる事もある。
 こいつは、式の二藍(ふたあい)な。

[名乗りを返し、ついでに肩の小鬼の呼び名も伝え]

 まあ、ここで会ったもなんかの縁。
 よろしゅうに、なぁ。

(4) 2015/02/08(Sun) 01時頃

【独】 半の目 丁助

/*
無事に赤持ちです。
自分と同じか格下にしかない=モブ妖にしかほぼ効果がないよって言うのはちと下げ過ぎたでしょうか。
そこまで非戦闘員アピしなくてもよかったのか、な。

(-0) 2015/02/08(Sun) 01時頃

【独】 半の目 丁助

/*
それぞれ話し方も立ち振る舞いも独特で素敵だなぁ。
間近で美しいロル見れるの幸せです。
頑張ろう。

ほぼ箱で得られる情報と時代劇の知識で組み立ててるので、
ここ違うよっていうのがあったらごめんなさい。

(-1) 2015/02/08(Sun) 01時頃

【人】 真剣師 鬼丞

― 岬への道 ―

[余四朗の返答を聞くと、鬼丞はほう、と顎を撫でた]

樹怪たあ、珍しい、ああいったモンは早々人里へは出て来ねえ筈だが。
で、そいつあ片付けたのか?

[再度の問いには、影鬼の亀の名と、話しただけで倒しはしなかったようだとの顛末も伝えられて、ふん、と、鬼丞は鼻を鳴らす]

影鬼なんぞと二つ名、名乗る割には、あめえこった。

[零した声には苦さが混じる。鬼丞と自ら名乗っておきながら、鬼というものを殊更嫌うのは生まれ育ちのせいだ、とは、本人も自覚していた]

ああ成る程、高い場所に上がるのは悪くねえか。あっちの岩場になんぞ気配があったが、あれだけとは限らねえしな。

[村一つを滅ぼした怪異だ、様子を出来るだけ広く探るのは悪くない、と、余四朗に同道して岬を目指すことにする]

(5) 2015/02/08(Sun) 01時頃

【独】 半の目 丁助

/*ちょ、小鬼かわゆい。
しゃ○けの家鳴みたいなイメージが浮かんだ。

(-2) 2015/02/08(Sun) 01時頃

真剣師 鬼丞は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 01時頃


【人】 半の目 丁助

[>>4同門の弟子は、同じ文句で送り出された事があるだろう。
小さな首を傾げる小鬼を肩に乗せた青年は、佇まいを正して男に名乗りを返す。
二つ名と合わされば、それは師匠に聞かされていた兄弟子の話と符合し。]

…え。

[思わず声を漏らす。
式の名前と共に宜しく、と言われれば]

あー、はい。
亀吉さん、と二藍さん。こちらこそ。

[男はへらりと笑って応じてみせるが、
うー、あー、と不明瞭な声を上げた挙句に]

…あの、こちらの早合点だったら申し訳ないンですが、
もしや亀吉さん、『氷刃』の門下だったりは…。

[『氷刃』の博史。
黒の闇星を宿す退魔師として知られる男の師匠の事である。]

(6) 2015/02/08(Sun) 01時半頃

【独】 半の目 丁助

/*
師匠の二つ名にめっちゃ悩みましてね?
前参加者のチップと被りなく(NPCでいたらすみませ)博史にしようかなと思ってましたが、
二つ名は属性から→残りの属性で氷にしようと思い、二字熟語探してました。

(-3) 2015/02/08(Sun) 01時半頃

【独】 半の目 丁助

/*
師匠の一人称は「あたし」とちょっと迷いました。
江戸っ子口調(出来てるかは分からないけど)はなかなか使う機会がないので。
でもちょっと博史ちっぷの自分のイメージに合わんよなぁと思い没に。

雪代ちっぷならアリだったかもしれない。

(-4) 2015/02/08(Sun) 01時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 廃村・広場 ─

 あー、別にさん付けとかする必要はないからなぁ。
 堅苦しいんは俺、苦手なんよー。

[丁助の漏らした声>>6の意は知れず。
応じる言葉にけらり、笑ってこう返し]

 ……はい?

[何やら唸った後に投げられた問いかけに、ひとつ、ふたつと瞬いた]

 早合点もなんも、『氷刃』は、俺の御師さんだけど……あれ。
 もしかして、お前さん、あれか。
 最近、御師さんが拾ったっていう新しい弟子さんかぁ。

[向けられた問いは、先に浮かんだ疑問と重なり、以前聞いた噂話へと結びつく]

 なんつうか、ほんと。
 奇遇というか、なんというか、やねぇ。

(7) 2015/02/08(Sun) 01時半頃

【独】 座敷守 亀吉

/*
御師さん、そこがきたかw

(-5) 2015/02/08(Sun) 01時半頃

【独】 真剣師 鬼丞

/*
ふむ、余の字寝落ちてるなこれは。
ちょっとモブ妖魔でも出現させといて寝ようかね。

(-6) 2015/02/08(Sun) 01時半頃

【人】 野伏り 余四朗

─ 岬への道 ─

そん妖も村が滅んだ原因探っとるいう話じゃった。
じゃけぇ、しばらくはここん留まるんじゃねぇかのぅ。

[再度の問い>>5に答えながら、甘ぇ、と言う言葉に同意を返す。
尤も、言葉に含まれた苦さの理由までは知れなかったが]

どこん潜んどるか分かりゃせんのが妖じゃしのぅ。
ほいじゃあ行こうけぇ。

[同道することになった鬼丞と並び、余四朗はこの道の先にある岬を目指した]

(8) 2015/02/08(Sun) 02時頃

【人】 野伏り 余四朗

─ 岬 ─

[海岸から北に位置する上り坂をひた歩くと、松林が続く中に分かれ道が一つあることに気付く。
分かれ道の案内板を見る限りでは、もう一方の道は神社に繋がっているらしい。
この先も後で調べようという話を話題に出しながら、余四朗はまずは岬を調べることにした。
長く続いていた松林が視界から消え、海へと張り出した広い空間が目の前に現れる。
高さもあり見渡すには適していたが、海を臨む場所は目も眩むような断崖絶壁となっていた]

なっかなかの景色じゃのぅ。

[そんな場所でありながら臆することなく岬の先端に立ち、何か無いかと探すべく余四朗は視線を巡らせた**]

(9) 2015/02/08(Sun) 02時頃

野伏り 余四朗は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 02時頃


【独】 真剣師 鬼丞

/*
あ、起きてたー。てか起きたのかな?
すまないね、こっちも遅筆で。

しかしモブ妖魔は出す(

(-7) 2015/02/08(Sun) 02時頃

【人】 半の目 丁助

はァ、それなら…亀吉、で?

[>>7笑顔で返された言葉には曖昧な笑みを浮かべて応じた。

己の投げた問いに亀吉が目を瞬かせる。
その後に紡がれた言葉から、当人だと知ればほっと息をつき]

あァ、人違いでなくて良かった。
二年になるかならないかの新米で。

おっしょさんが知ってたわけは…ないでしょうが。
本当、奇遇ですねェ。

[笑って肩を竦めてみせる。]

(10) 2015/02/08(Sun) 02時頃

【人】 半の目 丁助

――って事は、
やはり、亀吉さんとお呼びした方が良いんですかねェ…。

[師匠によって叩き込まれた掟。
目上の者を敬い、その教えや言葉には従うように。
鉄火場でも目上には従うように教わって育ってきたが、師匠の比ではない。
それを頭に浮かべながら、ゆるりと首を捻った。]

(11) 2015/02/08(Sun) 02時頃

【人】 真剣師 鬼丞

― 岬 ―

妖が原因を探す?そりゃまた、奇特な妖もいたもんだ。

[余四朗の話に>>8くくっと可笑しげに鬼丞は笑う。人と共存するような妖も居るには居るが、村が滅んだ原因を探った所で、益は無かろう、と思えたからだ]

ま、見かけりゃ片付ければいいこった。

[めんどうだとは、思うものの、それが退魔師の生業と割り切る事も早いのは、この稼業もそこそこ長く過ごしたおかげ]

ああ、良い見晴らしだ。

[やがて松林を抜けて岬を登り詰め、ぐるりと開けた周囲を見渡して鬼丞は目を細める]

ひゅるり

[周囲を巡っていた風が、海風と混ざって、散っていく。余四朗がその目で眼下を見晴らすに合わせ、風を村中に巡らせようと、した、そのとき、大気が揺れるのを感じ取る>>#0]

(12) 2015/02/08(Sun) 02時頃

【人】 真剣師 鬼丞

― 岬 ―

びゅう...

[時置かず、空に放たれた風が、張り巡らされた結界に触れて渦を巻く]

やれやれ、やっぱりこうなるかよ。

[鬼丞にとって、これは珍しくも無い一幕だ。星を宿した退魔師と、いくらか力の強い妖と、集えばそこに、また妖が引き寄せられて]

(13) 2015/02/08(Sun) 02時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 廃村・広場 ─

 ん、それでええよ。
 見たとこ、多分歳もそんなに変わらんようだし。
 俺相手には、気楽になぁ。

[自分の正確な年齢は知らぬから見た目からの判断になるが、どこまでも軽く、そう言って]

 まあ、誰が出てくるかー、ってぇのは、さすがの御師さんでも知らんかったろうけど。
 人の縁は、どこでどうなるかわからんもんやし、ねぇ。

[肩竦める丁助>>10に合わせるようにこちらも肩竦め。
その後の言葉>>11に、んん? と言いつつ首を傾いだ]

(14) 2015/02/08(Sun) 02時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 ……あー……まあ、御師さんの教えの事思えば、呼び捨てはやり難いか。
 って言っても、俺もさん付けされて敬われるほどの腕でないしなぁ。

[実績自体は確り重ねてはいるものの。
未だ甘い、という認識はあるから、上に置かれるのも落ち着かない。
ならどうするか、と思案した末、たどり着いたのは一座での呼び名]

 そんなら、兄貴呼びくらいで手ぇ打っといて。
 ある意味、兄弟みたいなもんやし、俺ら。

[どこまでも軽い口調でそこまで言って。
ふと、感じた違和感>>#0に僅かに目を細めた]

(15) 2015/02/08(Sun) 02時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 んー……。
 なんやら、騒がしくなってきたなぁ。

[感じる気配に、ぽつり、呟く。
何が起きているかは、退魔師であれば察しのつくもの]

 俺、荒事は得意やないんやけど。
 ま、仕方ない、か。

[は、とやや大げさなため息をついた後、ぐるり、周囲を見回して]

 小物が寄って来たらしいな。
 ……やれやれ、務めの前に、掃除が必要かもなぁ。

[ぼやく言葉に、肩の二藍が呑気に言うな、と言わんばかりに突っ込みを飛ばすのは、またも無視しつつ、四弦を一度、掻き鳴らす。
奏でたのは、未だ散らしたままの影の式たちに状況を伝えるようにと指示する音色。**]

(16) 2015/02/08(Sun) 02時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 02時半頃


【人】 真剣師 鬼丞

― 岬 ―

余の字よ、

[ふいに、崖下から飛び出した影が、渦巻いて刃と化した風に切り裂かれて落ちる、猿でも昇れぬような、絶壁を昇って来たのは鱗に覆われた猿のような妖]

早速、一働きせにゃ、ならんようだぜ。

[これが村を滅ぼした妖とは、どうも思えぬ気がしたが、それこそ襲ってくるなら祓うは必然。
それを知ってか知らずか、妖の気配は他にも湧いて、すぐ傍に迫っていた**]

(17) 2015/02/08(Sun) 02時半頃

真剣師 鬼丞は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 02時半頃


【人】 半の目 丁助

ありがとうございます。

[>>14自分相手には気楽に、との言葉は有難く受け取っておく事にした。
亀吉の軽やかな声や言葉は、男の肩に入った力を和らげてくれる。
人の縁は…との言葉には首肯して同意を示し。

>>15師匠の教えを尊重してくれたものの、さん付けには抵抗があるらしく、
思案の末に提案された呼び名には少し考えた後に]

では、亀兄さんで。

[そう言って笑おうとして]

(18) 2015/02/08(Sun) 03時半頃

【人】 半の目 丁助

――…ッ。

[>>#0胸がざわつく心地に男は眉を顰める。

力の弱い妖の集う気配。
どうやら村の周辺を呪がすっぽりと覆ったらしい。

如何いった理由でかは経験の浅い男には分からないが、他に漏れぬようにする為か。
村を覆う程の規模の結界を張れるのは、己よりもずっと格上の存在。
恐らく妖の仕業ではないだろう。

であるならば、ここからが男たちに課せられた仕事。
――始まったのだ、と悟る。]

(19) 2015/02/08(Sun) 03時半頃

【人】 半の目 丁助

…そうですねェ。

[>>16荒事は得意ではない、と漏らす兄弟子にちらりと視線を向けつつ、腰に提げた道中差しを抜く。
逃げ場を失って此方へと近付いてくる気配と対峙する為に。
陽光を受けて光るのは、竹光ではない、鋼の刀身。]

まァ、放っておくわけにもいきませんしねェ。

[お勤めの前の掃除。
力の弱い妖を倒す露払いなら、己にも幾分か力になれるだろう。
間近で奏でられる琵琶の音色を聞きながら、男は菅笠を放り、二尺の護身刀を構えた。

広場には間もなく鬼火と大蛇が数体近付いて来る。**]

(20) 2015/02/08(Sun) 03時半頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 03時半頃


【人】 座敷守 亀吉

─ 廃村・広場 ─

 ん、じゃあ、それで。

[やり取りの末に示された呼び名>>19は、自分が一番馴染んでいるもの。
それに浮かべた満足げな笑みは、ざわめく気配に溶けて消え]

 ……ま、そーゆー事やね。
 こういう連中は、喰らうに躊躇いがないからな。
 余計なおいたをやらかす前に、頭領の封じん中で片さなあかん。

[放っておくわけにはいかない、という丁助>>20に頷きつつ、周囲の情報を一先ず集める。
ここに近づいているのは、鬼火と大蛇。
……他にもなんかいた>>0:116ような気がしたが、今は、そこは敢えて見ない事にした]

(21) 2015/02/08(Sun) 12時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 ……二藍。
 紅碧、暁鼠。

[最初の呼びかけに肩の小鬼がキィ、と鳴き、二度目の呼びかけに足元で揺らめく紫の陰から兎と狐がしゅるり、と現れる。
現れたそれらは全て紫色を身に宿しつつ、その色味はそれぞれで異なっていた]

 さて……それじゃあ、さくっと片して、他の場所も見て回らんとなあ。

[言いながら、撥を巧みに四弦に当てて楽を織りなす。
その旋律に従うように、小鬼と兎と狐が駆けだした。

宙に跳び上がった小鬼はどこからともなく小さな刀を二振り抜いて両手に構え、先行して飛来した鬼火へと真っ向突っ込んでその刃を突き入れ、かき消した。
その間に、獣たちは大蛇の一体へと駆けてゆく]

(22) 2015/02/08(Sun) 12時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 二藍、調子に乗らんと次に備え。

[得意げに胸を張る小鬼に突っ込み飛ばしつつも、撥の動きは止まらない。
奏でられる音色に合わせて動く兎と狐、その動きは戯れ舞い踊るが如きもの。
ただしそれは、鋭い爪と牙の一閃を伴う、いささか物騒なものでもあるが。*]

(23) 2015/02/08(Sun) 12時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 12時半頃


【人】 野伏り 余四朗

─ 岬 ─

全くだぁなぁ。

[可笑しげに笑う鬼丞>>12と同じように余四朗も笑う。
原因を知らぬ、と言う話が本当であれば、奇特以外の何ものでもない。
余四朗がこれまで祓ってきた妖は悪さをする奴らばかりであったため、妖に義理などがあるとは考えにくかった。
片付ければ良いとの言葉には同意を返して、眼前に断崖絶壁を映す。
傍らで風が海風に混じるのを感じた直後、大きな力が発露するのを感じた>>#1]

うお、

[眼前に飛び出してきた鱗だらけの猿が風の刃に切り裂かれて落ちる>>17
手で太刀の柄を掴み、余四朗は辺りに視線を巡らせた]

そうみてぇじゃなぁ。

[鬼丞の呼びかけに応じる声を返し、崖から離れるように草鞋で地を蹴る。
急激に迫ってくる妖の気配に、逆に飛び込むようにして腰に佩く太刀を抜き放った]

(24) 2015/02/08(Sun) 18時頃

【人】 野伏り 余四朗

でぇあ!

[鍛え抜かれ使い込まれた鈍色が、飛びかからんと地を跳ねた三ツ目の虎の胴を薙ぐ。
踏み込みの勢いで三ツ目虎の横を擦り抜け、地を草履で滑りながら向きを相手へと直した。
胴を切り裂かれて尚、三ツ目虎は地を踏み締め、けれどゆらりと動きを鈍らせながら余四朗の方を向く]

体あっためんにゃちょんどよかべ。

[妖祓うは退魔師の役目。
これから原因探しや他の力ある妖と退治するには良い運動となるはずだ。
余四朗は周囲にも気を配りながら、目の前の妖を祓うべく機会を探る**]

(25) 2015/02/08(Sun) 18時頃

野伏り 余四朗は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 18時頃


【独】 野伏り 余四朗

/*
読み直すと日本語がどっか行ってしもうとる。
[日中爆睡しての寝起きでした]

(-8) 2015/02/08(Sun) 19時半頃

【人】 半の目 丁助

はいッ。

[>>21兄弟子の笑みに男は短い応えを返す。]

…云っちゃあ何ですが、退魔師以外に人がいないのは有り難いです。

[下等な妖は本能のままに暴れるものが多い故に。
うっかり人が遭遇するという危険がないだけ有難い。
結界が有効な内に何としても倒してしまわねばと丹田に力を込める。]

…来ました。

[鬼火と大蛇が近づいて来れば男は其方に意識が向かう。
下級の妖とは比べ物にならぬ大物、年を経た古妖>>0:116の存在に男が気付くのはもう少し後。]

(26) 2015/02/08(Sun) 19時半頃

【人】 半の目 丁助

[>>22出会ってばかりの兄弟子の闘いを邪魔せぬようにと男は脇に寄る。
小鬼の他に兎と狐が出現すれば、僅かに目を瞬かせ。]

同感です。

[応じつつ、琵琶の音色と共に小鬼たちが妖に向かって飛び込んでいくのを見て彼の闘い方を見定める。
相手を知らねば必要とされることが分からない故に。

戦の最中においても愛嬌のある仕草を欠かさぬ小鬼、大蛇と乱舞する四足の獣達。
見る限り、己のすべき事は兄弟子の演奏が止まらぬよう、妖を接近させぬ事だろうか。]

(27) 2015/02/08(Sun) 19時半頃

【人】 半の目 丁助

はぁッ。

[近付いて来た大蛇に向かって利き手で道中差しを振るい、胴体を斬りつける。
確かな手応えを得たが、一撃で倒すには足りない。
男は大蛇の振り回してきた尾を身体を反転させて躱し、地面を蹴って人間程の大きさをした大蛇の懐に向かって駆け出す。]

たあぁぁぁッ。

[蜷局を巻いて男を巻き込み、絞め殺さんとする仕草。
山楝蛇に似ているが、毒液は持っていないらしい。
鋭い牙で噛まれるのは避けたいもの。

男が闇星の力を解放すると大蛇の動きが僅か鈍くなる。
その間に尾を切断すると大蛇は首を逸らして苦しげな声を上げた。
やはり、攻撃を加えてしまえば効力は解けてしまうようだと男は判じる。]

(28) 2015/02/08(Sun) 19時半頃

【人】 半の目 丁助

はは、やっぱりそう上手くはいかないか。
ほっ。

[男は地面を蹴ると大蛇と距離を詰め、道中差しを握る右手を振り回す。
狙うのは赤と黒の斑紋の並ぶ首。]

でりゃあ!

[道中差しの周囲の時を刹那進め、
鋭い風切り音を立てて大蛇の首を切り落とす。**]

(29) 2015/02/08(Sun) 19時半頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 19時半頃


半の目 丁助は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 19時半頃


【独】 半の目 丁助

/*
きっと一番弱い個体だったんですよ。(震え)
あんまり使うとチートぽくなるので、制限掛けねば。

(-9) 2015/02/08(Sun) 19時半頃

【人】 真剣師 鬼丞

― 岬 ―

[腰の太刀を掴んで余四朗が地を蹴る>>24その俊敏な動きと、抜き放たれた刃の閃きに、鬼丞は知らず満足げな笑みを浮かべた。
鋭い一閃に胴を薙がれながらも、三つ目の虎は尚踏みとどまっているが、対峙する余四朗には、まだまだ余裕があるとも見て取って]

後ろは任せな。

[周囲に気を配りつつ機会を探る余四朗に、声をかけると同時、ひゅう、と風が高く哭く。

高い空から余四朗の背中を襲おうと一直線に飛来した羽根持つ蜈蚣を小さな竜巻が巻き込んでその長い身体を捻りに捻り、遂には、ばらばらに捩じ切った]

喰えるモノと喰えないモノの見分けくらいつけねえか、と言っても判らねえだろうなあ。

[ぼやくように言いながら、鬼丞は、すい、と、目の前に伸ばした腕を何かを払いのけるように、横に振る。忽ち、ごう、と放たれた風が、捩じ切られた一匹に続いて降って来た蜈蚣の群を一時に跳ね飛ばし、その薄い羽根を引きちぎる。

ぼとぼとと、地に落ちた妖は、のたうちながら乾涸びていった**]

(30) 2015/02/08(Sun) 20時半頃

真剣師 鬼丞は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 20時半頃


【人】 座敷守 亀吉

─ 廃村・広場 ─

 ま、他に人がおったらおったで、陣を張るだけの話やけどな。

[ありがたい、という言葉>>26にさらり返しつつ、意識が向くのは近づく妖。
撥を弾く手は止めぬまま、大蛇に対する丁助>>28 >>29の動きを視界の隅で追う]

 ……へーぇ。
 だいぶ、面白い力持っとるんなぁ。

[呑気な口調で呟きつつ、小鬼も大蛇戦に加勢させ。
青年が見やるは、己の上]

(31) 2015/02/08(Sun) 21時頃

【人】 座敷守 亀吉

 ……深紫!

[鋭い声を発しつつ、撥で一度、天を示す。
それに応じて、揺らめく影から鴉が飛び立った。
飛び立った鴉は上空から飛来する鬼火へと突っ込み、強引にかき消す]

 あんま、派手な事はしとうないんや。
 大人しゅうせい、お前ら。

[無茶な注文を付けつつ、四弦を掻き鳴らす。
獣たちの乱舞は、そこ鬼が加わった事で更に苛烈さを増していた]

 ……紅碧、暁鼠、跳ねい!

[短い指示に応じ、兎と狐は一度大蛇から距離を取り。
甲高い音色の一鳴らしと共に交差するように跳ね、それぞれが大蛇に牙を立てた]

(32) 2015/02/08(Sun) 21時頃

【人】 座敷守 亀吉

 二藍、深紫!

[続けざまの呼びかけと音色。
痛みに暴れる大蛇が振り回す尾を避け、飛び跳ねた小鬼を鴉が拾い上げる。
小鬼を拾い上げた鴉は一度上空へと羽ばたき、大蛇の真上から急降下を仕掛け。
大蛇に到達する直前、小鬼はその背から飛んだ。

一拍の間を置いて、鴉の嘴が大蛇の脳天を、飛んだ小鬼の刀が喉元を刺し貫く]

 ……弾けろ。

[己が力の分身たる式を介し、送り込むのは短い言霊。
それに応じるように、大蛇の身は文字通り弾け飛んだ。*]

(33) 2015/02/08(Sun) 21時頃

【独】 野伏り 余四朗

/*
覗くと居る(笑)。

(-10) 2015/02/08(Sun) 21時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 21時頃


【人】 薬売り 芙蓉

― 廃村 ―

[周囲の気が変じた>>#0のは、樹怪が地に根を張って間も無くのこと]

 ほう?

[上方に視線を巡らせれば、一際鮮やかな色の鳥が、翼はためかせ消えていく>>1
 その色に惹かれたか、蝙蝠に似た翼持つ妖が後を追うが、見えぬ壁にでもぶつかったかのように、それは宙で体震わせた後真っ逆さまに墜ちていく]

 なるほど。妖を内に封じる力――結界といったかねぇ。

[天を仰ぐ眼差しは、自然厳しいものとなる。
 それは退魔師が妖を祓うか、もしくは何らかの形で術を解かせぬ限りは、村の外に出られぬことを意味していたから。
 先にあった海辺の妖も、この分では逃げ遅れてしまっただろう]

(34) 2015/02/08(Sun) 21時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[鬼火が数体、傍らを通り過ぎていく。
 根の先を滑っていったは蛇の妖であろうか>>20
 そしてその行く先、楽の音が響き>>22、斬られた蛇の血が地に染みる>>29]

 さて、余計な食事はせぬことにしていたが。

[意識を根の先から目前に戻せば、先の翼持つ妖が体勢を立て直し、地と水平にこちらへ突っ込んできていた。
 蜥蜴に似た口を目一杯に開き、威嚇の声と共に、その内に並ぶ鋭い牙を見せつける]

 妖の格もわからぬ木端には、仕置きをしてやらなきゃねぇ。

(35) 2015/02/08(Sun) 21時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[すいと前方へ伸ばした手に、妖は勢いのままかぶりつこうとする。
 しかし口が閉じるより早く、その動きは空中でぴたと止まる。
 枝のように尖った樹怪の指先――急激に伸びたそれが、妖の喉奥を突いていた。
 傷そのものは決して深くはない、が]

 樹なんぞ喰っても美味かないよ。
 まして、下手すりゃ毒がある。

[ばたばたともがいた後、力尽きたように墜ちる妖。
 それを地に着く寸前に捕らえたのは、地中より伸びた樹怪の根。
 絡め取り、突き刺し、その生気と妖気を諸共に吸い取ってゆく]

 妖を喰ったのは随分久々だが、こりゃあ悪かない。
 星の持ち主とやり合う前の、肴としちゃあね。

[取り入れた妖気のせいか、幾分かの気の高まりを感じながら。
 妖はにたりと、眼差しを細めた*]

(36) 2015/02/08(Sun) 21時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 21時半頃


【独】 薬売り 芙蓉

/*
蜈蚣ってなんだろう?→グーグル先生に訊くんじゃなかったorz

辞書はあるんだし横着するもんじゃないねぇ。

(-11) 2015/02/08(Sun) 21時半頃

【独】 真剣師 鬼丞

/*
戻って来たら芙蓉さんがかっこ良くてほわあ!となった...ここのとこ、いつもバトル相手が勿体ないようなかこいい方で、ごめんなさいな気持ちになってしまうな。(ぺこぺこ)

そしてそう来るか!な縁故申し出がwww
これは受けるしかないでしょうねwktk

(-12) 2015/02/08(Sun) 21時半頃

【独】 団子屋 たまこ

/*
よっこらせ っと

(>>0:69 亀吉)
(>>0:119 おもん)

(-13) 2015/02/08(Sun) 21時半頃

真剣師 鬼丞は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 21時半頃


薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 21時半頃


【人】 野伏り 余四朗

─ 岬 ─

[鬼丞の声>>30と共に風が背後で哭く。
後方の憂いが無いと知れれば、意識は目の前に集中された]

あんがてぇ。

[余四朗は口端を上げると、太刀の握りを顔の横へと持ち上げ、突の構えを取る。
腹を裂かれた三ツ目虎は身を低くし、唸りを上げながら再び余四朗に牙を剥いてきた]

っとぉ!

[突進に対し後方へと飛び、かち合う刃から身を逃す。
着地し三ツ目虎の口が閉じたと同時、余四朗は右足の踏み込みと共に構えていた太刀を勢い良く突き出した]

(37) 2015/02/08(Sun) 21時半頃

【人】 野伏り 余四朗

爆ぜぇ!

[太刀の切先は三ツ目虎の中央の目へと突き刺さる。
更には太刀を捩じ上げ、力を込めると刃から閃光が迸った。
バチン!と弾ける音が響き、三ツ目虎の体が痙攣を起こすように引き攣る。
一拍を置き、三ツ目虎の体は焦げ落ちながらゆっくりと地に倒れていった]

(38) 2015/02/08(Sun) 21時半頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 21時半頃


野伏り 余四朗は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 21時半頃


【独】 真剣師 鬼丞

/*
芙蓉さん、丸投げでごめんっ!
これが常態なんだ、俺の中の人の場合っ!(←設定関係丸っと空白)

(-14) 2015/02/08(Sun) 22時頃

【人】 真剣師 鬼丞

― 岬 ―

[鬼丞が蜈蚣の群を片付ける間に、余四朗も三つ目の虎にトドメを刺していた>>38]

相変わらず、いい腕だ。

[鬼丞は雷を使うという余四朗に、それに耐えるだけの強靭な太刀を打ち上げて渡した。常より強い刃は、その分だけ重く扱いも難しい。
使いこなせるかは余四朗の腕と肉体にかかっていたが、この男は十二分にそれを成し遂げている]

いまのとこは、雑魚ばかりだが...どうも、ちっとばかり厄介なのも居そうだなあ。

[ひゅるり、と風が鬼丞の傍を巡っていく、運んで来たのはどこぞの妖の、妖気が強くなった気配だったか>>36]

(39) 2015/02/08(Sun) 22時頃

【人】 旅籠 おもん

― 廃村 ―

[見送りから程なくのこと。
不意にぴく、と片眉を動かした]

ほう。
あちらさんが動きなすったようだ。

[切れ長の目を更に細め。
それから口許を覆っていた袖を不意に翻す]

(40) 2015/02/08(Sun) 22時頃

【人】 旅籠 おもん

[赤い布地は赤々と燃える炎へと転じ。
その内には蛾のような姿をした妖が捕えられ、きぃきぃと悲鳴を上げていた。
もう一方の腕を伸ばし其れを摘み上げ、大きく裂けた口の中に放り込む]

うむ、不味い。

[咀嚼する事もなくごくりと飲み込み、感想を漏らす。
元へと戻った袖で口許を拭い]

それではこちらも見物と行こうかの。

[呟いた妖は足許の屋根を蹴り、一拍後には別の廃屋の上へ。
ゆらゆらと燃え移って行く火の如くに、場所を変え、強い気配を求めて動く**]

(41) 2015/02/08(Sun) 22時頃

旅籠 おもんは、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 22時頃


【人】 野伏り 余四朗

─ 岬 ─

[切先の抜けた太刀を自身の方へと引き寄せ、刃についたものを払うようにぶんと振った。
その所作の後に太刀を鞘へと収め、改めて周囲を見遣る。
鬼丞の方も妖を払い落としたようで、乾涸びたモノが地面に散らばっていた]

さっすがじゃあ旦那。

[余四朗が一体を祓う間に複数を祓った先達に感嘆の声を上げる。
屈託無い笑みが浮かんだのは、相手からの言葉>>39もあったため。
鬼丞が打ってくれた太刀は最初こそ扱い辛さがあったものの、鍛錬の末に己が命を預けるに足る相棒となった。
今ではこの太刀でなければ軽すぎて扱い難いと思ってしまう程。
唯一無二の相棒を打ってくれた鬼丞には感謝と尊敬の念が強い]

(42) 2015/02/08(Sun) 22時半頃

【人】 野伏り 余四朗

ほぅじゃな、雑魚ん他にいくつか別格めいたんが紛れ込んどる。

村ん方にも集まっとるようじゃのぅ。
この辺もうちょい調べぇか思うとったが、下りるけぇ?

[再び岬の先端へと立ち、結界が巡らされた中を眺め見た。
広く知覚出来ない分、余四朗の視力はかなり良い。
戦の時も物見役として功績を立てていたりするが、今は置いておく。
その視力を以て眺めた先に、湧き出すように集まる妖の姿が見て取れた。
途中、いくらか減じているのが見えれば、影か、と小さく独り言つ]

(43) 2015/02/08(Sun) 22時半頃

【人】 半の目 丁助

それもそうですね。

[>>31そんな風に応じたが、一度妖と対峙すれば、視界に入る以外は男の意識の外に。
兄弟子に見られている事には気付かない。

断面からは温かな血潮が噴き、大蛇の首は地面に落下する。
ぼとりと落ちれば僅かに砂埃が舞った。

小鬼が兎達に加勢するのは横目に収め。
>>32新たな名が紡がれれば目で追う事はなく更に式が増えたのかと判じる。
空を飛ぶ鬼火とは相性が悪い。
兄弟子や式達が向ってくれるのなら任せようと。

>>33大蛇の身体が爆ぜれば]

(44) 2015/02/08(Sun) 22時半頃

【人】 半の目 丁助

ひゅう。
可愛いなりしてるけどやっぱり式だねェ。

[口笛を吹いて淡黄色に四本の縞模様をした大蛇に向かっていく。]

――せぇッ。

[絡みつこうとする速度を落とし、道中差し――大脇差に等しいそれで胡桃色の目玉をずぶりと貫く。
左手を添えて引き抜けば、生臭い血飛沫を浴びた。
そうして激痛にのたうち回る大蛇の頭部の後ろに刃を突き立てて]

二枚おろし…ってね。

[刃を滑らせ、骨に添って一気にその肉を裂く。
骨を絶つよりもそちらの方が刃零れがしにくい。
剣術は師匠に基本を教わった程度で腕は素人である故に。]

(45) 2015/02/08(Sun) 22時半頃

【人】 半の目 丁助

…ッ…。

[>>36樹木の妖の気配に気付いたのは、命脈を絶たれた大蛇の身体から道中差しを抜いた後。
退治している妖よりもずっと格上の気配にひやりとした汗が男の背中を伝う。
それでも恐れは顔に出さない。]

近くに何かいますねェ。

[上方から突進してきた鬼火をいなしながら、そう呟いた。]

(46) 2015/02/08(Sun) 22時半頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 22時半頃


【人】 団子屋 たまこ

― 少し前 ―

……いかにも見つけてくれと言わんばかりに見えたが、……まあいいわい。

奇遇じゃのう。儂も通りすがりのものでな。

[からから笑って、いかにも警戒してない風にそう返す。>>0:119

肝心の、廃村を襲った事態については知らないようだが、
“妙な気”とはまた聞き捨てならないことを言う。>>2
それもこれも村を探れば分かることだろう]

………ただの通りすがりにしては肝が据わってるように見えたからだわい。…っくく。

[見送られながらの言葉にふと返したのはそんなこと*]

(47) 2015/02/08(Sun) 22時半頃

【独】 半の目 丁助

/*
亀兄さんは長々と申し訳ないです。
芙蓉さんいるのでちらと触れてみたく。
はっ、喉ヤバい。

(-15) 2015/02/08(Sun) 22時半頃

【人】 団子屋 たまこ

― 現在・廃村 ―

[陽炎のように時折揺らめく妖と別れ歩く。
“妙な気”とやらに気付けるよう最大限気を配ってはいるが、
いかんせん探知範囲は広くない。赴いたばかりでこの“地”に自らが馴染んでいないせい]


………ま、ひとつくらいなら大したことないっちゃーないんじゃがなあ。

[暢気そうにつぶやき足元の小石を拾い上げていると、
ふいに、空気がざわめいた。明確な意を得たみたいに。>>#0]

(48) 2015/02/08(Sun) 22時半頃

【人】 団子屋 たまこ

……ふーむ。

[走る。忙しなく足を前方に動かし続けて。
すでに広場らしき場所は視認できていて、風に乗って楽の音やら掛け声やらも聞こえてくる。
ちら、と後ろを振り返る。
後ろからぞろりと追ってきているのは大蛇]


話は通じなさそうか、 ならば。

[走りつつ足先に力を込めてとんっ――と地面を叩く。
大蛇の周囲の地面から錐状の物体が生え――それは地面と同じ色をしている――、
容赦なく大蛇に突き刺さった。派手な鳴き声があがる]

(49) 2015/02/08(Sun) 22時半頃

【独】 団子屋 たまこ

/*
うすうすわかってたけど派手さに欠けるな!!

(雑談村で言ってたことをたいへん思い出してるやつ)

(-16) 2015/02/08(Sun) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 廃村・広場 ─

[大蛇を爆散させた後、一度、周囲に式鬼たちを呼び戻す。
深紫の鴉だけは、残る鬼火を牽制するように羽音高く飛び回っていたが]

 おー、器用やねぇ。
 俺は、そっちはさっぱりだったからなぁ……。

[刀を扱うための基礎は叩き込まれているが、どうにも致命的に相性が悪いようでまともに振る事すらできぬ有様。
それもあって、大蛇を引き裂く様子>>45に上がったのは、感嘆の声]

(50) 2015/02/08(Sun) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 ま、とりあえず、小物は大分減ったようやし……。

[一度、下がるか、と。
言いかけた所で感じたのは、弟弟子と同じもの。>>36]

 あー……さっき会った、人喰いさん……か、これ?
 うわあ、ちょお近づきたくないなぁ。

[ぼやきながらも、細めた目にはどこか楽しげないろがある。
理と知を持つ妖と、進んで事を構えるのは好まぬが。
強き力とぶつかる事、それ自体は決して嫌いではない。
そんな厄介な気質は、余り知られてはいないもの]

(51) 2015/02/08(Sun) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 ああ、いるなぁ、力が強いの。

[呟き>>46に、軽い口調で返しつつ、周囲の気配を探る。
基本の探査は式頼みだが、気配読み自体は不得手ではない方で]

 ……別に、おらんでもいいのも、いるようだけど。

[その感覚に引っかかった気配>>49に、低く呟いた]

(52) 2015/02/08(Sun) 22時半頃

【人】 真剣師 鬼丞

― 岬 ―

[下りるか、と、問う余四朗に頷いて>>43]

そうさな。ここは開けちゃいるが、足元が心もとないしな。

[周りの見通しがいいのは、寄ってくる妖を見つけやすく有利だが、背後が断崖絶壁では、動きの方が制限される。どこから何が現れるか判らない状況では、あまり長居をせぬに限ると、鬼丞は判じていた]

調べは邪魔なもんを片してから、でも良いだろうぜ。

[いずれにせよ、妖共を祓いきらねば結界は解かれず、調べを進める意味もない、と、そう言って]

ひゅるり...

[道の先を探るべく先駆けの風が吹き下ろす]

(53) 2015/02/08(Sun) 23時頃

【人】 薬売り 芙蓉

[己が気を察知された>>39とはまだ知らず。
 満足げな笑みを浮かべたまま、根を下級の妖からはずし、しゅるしゅると己が内へ収めていく。
 後には干からびて枯れ木のようになった、妖の残骸が残された]

 それにしても、随分と雑魚が集うもんだね。
 一体何に惹かれたんだか。

[強き力に集うとは言うが、今まで己が目にした者だけで、これだけ引き寄せるとも思えない。
 これは確実に他もいるだろうと思った矢先、聞こえたのは派手な鳴き声>>49]

 さっきの坊やとは違う方角か。
 どれ、少し様子を見てみるか。

[根を引っ込めた足を地面から離し、声のした方へ向け歩き出す。
 程無くして、地面に串刺しされた大蛇を発見し]

 あんたかい、これやったのは。

[その近くに立つ相手に向け、声を掛けた*]

(54) 2015/02/08(Sun) 23時頃

【人】 真剣師 鬼丞

[余四朗の独り言は聞こえていたかどうか、ただ増えた妖の気配が、滅していくのは風にも伝わり、ふうん、と鬼丞は目を眇めた]

どうやら、仕事はできるらしいな。

[闇の星と鬼の名と、厭う心と仕事もまた別の事、ひゅう、と鳴る風は穏やかならぬ内心を現しはするが、それを顔には見せずに、鬼丞は足を進める]

(55) 2015/02/08(Sun) 23時頃

団子屋 たまこは、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 23時頃


【人】 武家の娘 沙耶

─ 回想・岩場 ─

[溜息を吐いた芙蓉が落とした言葉>>0:104の意味も解らず、不思議に首を傾げたまま。
顔に触れた指先が離れるまで、その表情は変わることは無かった。
だが]

な…

……な、まえ?

[芙蓉の問いかけに、ぱちり、瞳を数度瞬かせて思い返す。
自分の名は何と言ったか。
確か魚を届けに来る者達が呼んでいたのは]


  …さや。
 

(56) 2015/02/08(Sun) 23時頃

【独】 真剣師 鬼丞

/*
さて、ずーっとつるんでると、余四朗と沙耶の遭遇が叶わんので、どこかで二手に分かれるのが吉なのかもだが、どうしようかなあ。
明日平日だし、そろそろ遭遇しといた方がいい気がするんだよね。

(-17) 2015/02/08(Sun) 23時頃

【人】 武家の娘 沙耶

─ 回想・岩場 ─

[殆どの者は蛇の子と呼び、魚を置いたらそそくさと離れるばかりだったけれど。
一部の者が、名が無い事を不憫だと言い、吐けてくれた名が沙耶だった。
最も、年を重ね沙耶の身体が大きくなるにつれ、名を呼んでくれていた者も側に来なくなって名乗ることも忘れていた。
芙蓉に名を告げてから彼女の言葉に現状への警戒を見せて。
そんな自分に芙蓉から向けられた言葉>>0:105に、鳴らしていた警戒音を一旦潜めてから頭を振った]

ここは、さやの、ねどこ。

[やけにはっきりとした言葉で、離れる事を拒む。
実際、沙耶が冬でも眠らず動いていられるのは、温泉が湧き上がり温められている岩場のおかげだ。
此処にいる為に冬眠を知らず、時期はずれの脱皮を繰り返しているとまで沙耶には知らぬこと、だが。
芙蓉の気遣い>>114にはこくりと頷いてみせた後、離れる妖の目を見つめ]


…ありが、とう。また、ね。

[彼女の話の半分程しか解りはしなかったが、こちらを案じてくれているのだろうとは解ったから。
お礼と、再会を約する言葉を告げた後、彼女を見送った]

(57) 2015/02/08(Sun) 23時頃

【人】 野伏り 余四朗

─ 岬 ─

ほぃじゃあ荒事先ん片すけぇ。

[移動に是が返る>>53のを聞き、その理由に同意して余四朗もまた岬から下りることにした。
ここへ来る途中に気になる横道もあったが、それも後回しにするつもり]

…んん?

[岬の先端から離れる刹那、村で妖を祓う人影がもう一つあることを知る。
見覚えは無いが、内なる力がざわめくものを感じた。
岬から下り始める鬼丞の後>>55に続きながら、余四朗は話しかける]

旦那ぁ、影ん他にもう一人居るき。
見ん顔じゃが、あれも闇じゃ。

[雑魚を祓うくらいの力は持つらしい、とも付け加えた]

(58) 2015/02/08(Sun) 23時頃

武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 23時頃


【独】 野伏り 余四朗

/*
一文字多い!てぇなったが、pt勿体無いけぇそんまま。
表がファイズじゃぞ。

(-18) 2015/02/08(Sun) 23時頃

【人】 半の目 丁助

それはどうもォ。

[>>50己に掛けられた言葉と分かればそんな言葉を返す。
親を失ってからは手先の器用さを買われて色々と悪さをしたもの。
客よりもツボを振る方が経験は長い。
師匠と出会ったのは己の力を無自覚に賭け事に使っているのを見咎められて…である事は他には知らされていない。

小物は減った、との言葉に周囲を見回す。
大蛇は片付いたらしく、深紫の烏と対峙する鬼火はゆうらりと炎を揺らめかせている。]

(59) 2015/02/08(Sun) 23時半頃

【人】 半の目 丁助

人喰いィ?
うわぁ、そんな妖が潜んでるンですか。

[ぼやく声に男は顔を顰める。
師匠には彼と比べられてきたものだが、兄弟子の気質は未だ知らず。
そんな時に、隙と見た鬼火が男の方に突進してきた。]

…ッじゃあ、そいつがこの村を?

[>>52道中差しを構えながら返ってきた言葉に応じる。
人を喰らう程の妖であれば、村を滅ぼす事も難しくはなかろうと。
続いた低い呟き声の意味は知らず。]

(60) 2015/02/08(Sun) 23時半頃

【独】 半の目 丁助

/*
取り敢えず、合流する感じでしょうか。

更新まではペース抑えよう。
@1時間ちょいで喉回復する、筈…!

(-19) 2015/02/08(Sun) 23時半頃

【人】 団子屋 たまこ

ふーむ、あの餓鬼ともうひとり、か。
……あちらも随分派手にやっておるようじゃのう。

[串刺しにした大蛇は放っておいて高見の見物ならぬ遠見の見物である。
因縁つけられてる方が何やら呟いたのは聞こえなかった――幸か不幸か。>>52

視線を大蛇の方に戻すきっかけとなったのは、別の声。>>54
振り返って即にんまりとした笑みを向ける]


確かにこれをやったのはわしじゃがそれがどうした?

……やらんぞ、誰にも。

[横取りを警戒してはいるがやはりどこか楽しげなまま、応える]

(61) 2015/02/08(Sun) 23時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

─ 岩場 ─

[芙蓉を見送り、再び一人になった。
先までは気付いた四弦の音を確かめようと思ったけれど、芙蓉の話を聞いた後では迷う。
不用意に近付いて痛い思いをするのは御免被りたいが、空腹はこうしていても収まらない]


…どう、しようか。

[この岩場から離れるは嫌だが、ここから離れなければ餌にはありつけない。
人らしき匂いを避ければ良いかと、岩場から一歩、足を踏み出した所でぞくり、ざわりと。
何かが空気を、大気を揺らめかせた>>#0]

(62) 2015/02/08(Sun) 23時半頃

【人】 武家の娘 沙耶

─ 岩場 ─



───────… !?


[舌を出さずとも、全身が異変を察知する。
何が起きたのか解らずとも、本能が閉じ込められたと理解する。
恐怖と困惑を感じるも、沙耶にはそれが理解できない。
解るのは、何かが起きたということと、目に見える変化だけ]


…………なに、かが…いっぱい、くる。

…いい、においのする…なに、か。

[こちらに向かい集う妖達の気配に、ちろり、舌なめずりをした**]

(63) 2015/02/08(Sun) 23時半頃

武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 23時半頃


【独】 団子屋 たまこ

/*
歳上判明後即手のひら返しするルート……かな……

(-20) 2015/02/08(Sun) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 廃村・広場 ─

[弟弟子の存在を知ったのは、風の噂。
故に、その過去>>59の事などは知る由もなく。
ついでに、師が自分の事をどのように称しているか、も当然の如く全く知らずにいた]

 ……ああ、ここに来てすぐ出くわした。
 ってー言うても、あちらさんもなんでこうなったか、はさっぱり知らんようだったけど、なぁ。

 だからまぁ、元凶は他にいる……て事になるんやろなぁ。

[元凶に関しての確信はないが、少なくとも彼の樹怪は違う、と思えたからそう返しつつ。
突っ込んで行く鬼火>>60を追おうとする鴉は一時押し止める]

(御師さんやったら、ここで手ぇは出さんだろしな)

[内心過るのは、そんな事。
なお、呟きについては問われなかった事もあり、一時、意識の隅にぽいっと投げた]

(64) 2015/02/08(Sun) 23時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

― 廃村 ―

[退魔師がいるであろう方角を眺めていた相手が、こちらの声に視線を戻す>>60
 人の姿に似せてはいても、手足は明らかにそれとは違う。
 そんなこちらを見て、相手はにんまりと笑っていた]

 しないよ、横取りなんてはしたない真似。

[楽しげな声にこちらも笑みを見せ]

 あんた、何者だい? この辺じゃ見ない顔だが。
 人じゃあ、ないんだろうねぇ。

[言葉で問いつつも足先を地にめり込ませ、細い根を相手の足許向け伸ばす。
 微かに触れて気配を感じるに留める心算で、他意はない]

(65) 2015/02/08(Sun) 23時半頃

【独】 半の目 丁助

/*
意識の外にぽいされてしまった…!

(-21) 2015/02/08(Sun) 23時半頃

【人】 真剣師 鬼丞

ん?ああ、確かにもう一人。

[あれも闇、という余四朗の声に、鬼丞はやれやれと顎を撫でて肩を竦める]

村ひとつ無くなったんじゃあ、それくらいの人数は寄越されるだろうさ。

邪魔になるようなら...いやまあ、手は多いに越したこたあねえやな。

[些か物騒な笑いは、ひそりと重ねた言葉に押し隠された]

(66) 2015/02/09(Mon) 00時頃

【人】 半の目 丁助

[>>64折に触れて出される名だから、年が近いのもあるだろうが思い入れのある弟子なのだろうと思っていた。
弟子を取る年頃の者に引き合わされた事はあるが、己と年近い兄弟子と出会うのはこれが初めてだった。]

…よくご無事で。

そうなんですか。
厄介な相手じゃないといいンです…けどッ。

[意識は鬼火に向けたまま応じるが、また距離を詰めてきた所為で言葉は途切れる。
彼の気遣いや意識の隅に追いやられた存在に気付く余裕はなく。]

ちくしょう、降りてこいッ。

[二尺の刀ではすいと避けられてしまい、口惜しげに歯噛みする。
中空で相手の動きを止めても意味はない。
慎重に動きを読む。]

(67) 2015/02/09(Mon) 00時頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 00時頃


【人】 半の目 丁助

[紅い炎が揺らめき、核となる骸骨が呵呵と嗤う。
そうして天辺の炎が左右に大きく揺れて――]

はあぁ…!

[突進してきた骸骨の歯を刃でいなし、周囲の時を進める。
鬼火の動きが鈍ったのを目視すると後方に飛び退き、助走をつけて]

こンの…!

[再び道中差し付近の時を早め、斜め右から一気に薙ぎ払う。
硬い骸骨の頭は真っ二つに割れ、纏っていた炎も消える。]

…はぁあああ…。

[男は安堵して額に浮かんだ汗を拭う。
口から零れるのは気が抜けた声。]

(68) 2015/02/09(Mon) 00時頃

【独】 半の目 丁助

/*
が、頑張ります(´・ω・`)

(-22) 2015/02/09(Mon) 00時頃

【人】 団子屋 たまこ

― 廃村 ―

[横取りしに来たのではないのなら、
様子を見にきたといったところか。>>65]

ん? わしか? ただの旅の者じゃよ。
見ての通り人の姿をしておるがのう。

[下級の妖を糧として引き裂く時など、爪の尖った獣のそれに近い手になりはするが、
今はそうではない。人の手と同じ右手をひらひら振ってみせる]

お主こそ何者じゃ、人に正体訊くなら―――…、む、待てよ。
分かる。わしにはわかるぞたぶん!

その木の根っこみたいな手足……もしや噂に聞きし人喰らいの樹の類かの?

[と、細い根が足許に伸びてきた。
ぴくりと眉が跳ね上がるも、
拾った小石をさりげなく手の内で弄びながらじっとしていた]

(69) 2015/02/09(Mon) 00時半頃

【人】 野伏り 余四朗

村ん中は任せちもうてええかもなぁ。
妖と一緒ん祓うてしもたらいかん。

[笑いながらの言葉は鬼丞が隠した言葉>>66とやや似ていた。
それでも声には冗談めいた色が乗る]

ほぅじゃの、手は多い方がええ。
砂浜んとこも妖おるようじゃけぇ、わしぁそっち行ってみぃよ。

旦那どうすんけぇ?

[岬から下り半ばも過ぎた頃、余四朗は次の行き先を告げ、鬼丞に問いを投げた]

(70) 2015/02/09(Mon) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 廃村・広場 ─

 ま、お互いの利益優先した結果やけどな。

[御無事で、という言葉>>67にはさらり、返し。
後は言葉を継ぐ事なく、鬼火を落とす様子>>68を引いて見守る]

 俺のも大概、扱い面倒な力やけど……。

[こっちも相当だな、と。
そう、思えば己が師が手をかける理由も腑に落ちる。
宿す力の制御が覚束なければ、煌星喰らおうとする闇星の本能に囚われる事もある、とは過去の己の実体験。
……なお、この時は師匠に思いっきりどつかれ、文字通りの襤褸雑巾にされてようやく止まった、というのは余談として]

(71) 2015/02/09(Mon) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 おー、お疲れさん。

[鬼火を薙ぎ払い、気の抜けた声を上げる所にかけるのは、軽い声。
さすがに不利を覚ったか、周囲の妖は引いたよう。
引いた理由には、遠くない場所で言葉交わす妖たちの存在もあるかも知れないが]

 しかしまあ、こんだけのが集まって来るとなると。
 仕事、さっさと片すに越した事ないなぁ。

[あまり手間取りたくない、と。
思う理由は多々あるが、それらは表に出す事無く]

(72) 2015/02/09(Mon) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 ……さて、これからどーする?
 俺は、一先ず村ん中歩いてみるつもりでおるけど。

[小鬼以外の式を戻しつつ、投げかけるのはこんな問いかけ]

 他にも同業さんは来とるけど……銀の御仁なんでなぁ。
 できるだけ、かち合わん方が、お互いのためやと思うんよ。

[より正確にいうならば、力求める衝動が並外れて強い自身の星を抑えるがため、なのだが。
それは言葉にも態度にも、出す事はなく。**]

(73) 2015/02/09(Mon) 00時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

― 廃村 ―

 ふうん、そうかい?
 この状況で平然としてるただの旅人ってのも、まず考えられないけどねえ。

[逃げられなければ、根は足に触れその気配を読む。
 姿と同様、妖気も巧妙に隠しているなら読み取れないかもしれぬが。
 相手>>69がこちらの正体を口にすれば、くすりと笑って]

 いかにも、あたしゃ人喰らいの樹。
 名が必要なら芙蓉と呼んどくれ。

[噂はどこまで広がっているのかと思いはするが、そこは口には出さず]

 ところで、旅人さんはここに何しに来たんだい?
 まさか、村人を残らず消しに来た、なんてことはないのだろう?

[相手の手の内までは見えぬが、警戒はこちらも解くことはなく。
 埋めた足先に、僅かに力が入る]

(74) 2015/02/09(Mon) 00時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 00時半頃


【人】 真剣師 鬼丞

ひゅうるり...

[風は止まらず辺りを巡り、鬼丞の元に妖達の動きを伝える。どれが誰とまでは判らぬが]

砂浜か、あっちに強い気配はそう多く無い、お前さんに任せて俺は別に回ってみよう。

[無造作に伸ばした腕からひゅうと風が余四朗の頭上に渦を巻く]

何ぞあったら呼んでくれ。これで声は聞こえる。

[声を伝える事だけが叶う風。護りというには不足だろうが、力を貸して欲しいかどうかは余四朗の判断に任せるというつもりで、鬼丞はそれだけを告げた]

(75) 2015/02/09(Mon) 00時半頃

【独】 真剣師 鬼丞

/*
余四朗を沙耶さんとこに押し出しつつ、と、

亀さーん、それ、誘ってるとしか思えないw(待ちなさい

いや、妖より先に退魔師同士で喰いあっちゃダメだと思うけど、思うけどねっ!!><

(-23) 2015/02/09(Mon) 01時頃

【人】 野伏り 余四朗

合点じゃ。

[別を回る>>75と返され、余四朗は任されたと頷き返す。
ひゅるり頭上に風が渦巻くのを感じれば、余四朗の瞳はそちらへと向いた]

おぉ便利じゃの、承知じゃあ。

[告げられたことに視線を鬼丞へと戻し、再び頷き返す。
砂浜まであと少し、とまでになった頃、余四朗は草履で地を蹴り柔らかい砂の上に着地した]

ほぃじゃあ旦那も気ぃつけてなぁ。

[そう声をかけて、余四朗は波打ち際沿いに砂浜を歩き出した]

(76) 2015/02/09(Mon) 01時頃

【人】 団子屋 たまこ

こう見えても困ってるんじゃがのう……。

[人は誰もいないし結界は貼られるし。おお厄い厄い。>>74
妖気は発そうとせぬ時は隠しているが、
手の内の小石に込められた呪めいた力は暴けるか。言葉ひとつで石を爆ぜさせることのできるそれ]

ふぅむ、お主には似合いの名じゃの。
じゃあわしも名乗るて。たまこと呼んどくれ。

[人につけられ己に馴染んだ名を口にする。
ここに何しに来たか問われると再度眉をぴくりと跳ね上げ、]

わしゃあここに来たばかりじゃぞ? 消すも何もありゃあせん。
それに……、 人間は喰わん。

(77) 2015/02/09(Mon) 01時頃

【人】 真剣師 鬼丞

おうよ、お前さんも油断するなよ、余の字。

[砂浜へと下りた余四朗に、軽く手を振って見送ると、暫し、鬼丞はその場に佇む。
村の中に、他より強い妖の気配がふたつ、その程近くに、闇星の気配もふたつ]

あちらは、お手並み拝見といこうか。

[風は鬼丞から離れるほど、その力から離れ、一定を過ぎるとただの風となって流れ去る、だから、村の外側にある林の奥までは、探索は未だ届いていなかった]

樹怪が居たとか言ってたが...

[樹怪の類いは群れなすものではないとは知っていたが、そんな妖が棲んでいる場所なら、他にも潜んで居るモノが在るかもしれない。そう考えて、鬼丞は人家の無い方へと向かう細い一本道へと足を向けた]

(78) 2015/02/09(Mon) 01時頃

【人】 団子屋 たまこ

[堂々たる態度で“人ならざる者である”と暗に示す。

飄々たる様子はなりを潜め、瞳を眇めることしばし]


わしは単にこの地に立ち寄っただけじゃよ。
何かよからぬことがあったらしいと小耳に挟んではいたが、
まさかこのような有様とは……噂を侮ってはいかんな、うん。

おぬし……知らぬのか。こうなった所以を。

[事情を知っていたのなら、見知らぬ者に村人を消した疑いをかけないはず。
問い返すと細く長くため息をついた**]

(79) 2015/02/09(Mon) 01時半頃

【人】 真剣師 鬼丞

― 林へ向かう道 ―

ひゅうるり、ひゅるり

[風鳴る音は、銀の星持つ退魔師がここにいるぞと、妖共に教えるが如く。寄れば滅すると、警告するが如くに吹き渡る**]

(80) 2015/02/09(Mon) 01時半頃

【人】 半の目 丁助

[>>71己の言葉への返事は聞こえたが返す余裕はなく。

己の身に宿された力は兄弟子の言ったように面倒なもの。
元々は賽子の動きを制御する事に使っていた力だ。
最初はそれとは気付かずに、己が意のままに賽の目が出る事を面白がっていた。
それで少々の稼ぎをしていた頃に師匠と出会い、一悶着あって今に至る。

未熟さ故に操れる範囲や時間にも限りがあり。
師匠についていても疲労で動けなくなる程度で、力の制御を失う程の現場はまだ経験がない。]

(81) 2015/02/09(Mon) 01時半頃

【人】 半の目 丁助

…どうもォ。
いやァ、未熟者で申し訳ありません。

[労いの言葉に応じつつ、胸を過ぐるのは己はまだまだだという思い。

周囲に妖がいなくなった事には取り敢えずの安堵を。
先刻感じた気配は少し離れたようだ。
もう一人の妖は僅かに存在を感じられる程度で、更に二人いるとは気付いていない。]

…ですねェ。
徒党でも組まれたら面倒ですし。

[早く片付ける事に越した事はないので、放った菅笠を拾い上げながら一つ頷いて。]

(82) 2015/02/09(Mon) 01時半頃

団子屋 たまこは、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 01時半頃


【人】 半の目 丁助

そうですねェ…。

[鳥獣の姿を取った式は姿を消し、向けられた問いかけに頬を掻く。
他の同業者とも会った方が良いだろうかという考えになったところ]

――あァ、煌星さんなンですか。

[男は困ったように眉を下げる。
煌星の同業者とかち合った事はあるが、闇星の衝動に飲まる事はなかった。
己に御せる相手でないと本能的に悟ったからなのか、それともそれが己の性質であるのかは分からない。

けれど師匠には闇星の性質については滔々と説明を受け、煌星を宿す者と関わる時には十分注意するようにと厳命されていた。
その一端にはこの兄弟子の一件があったからかもしれないが、彼の実体験は聞かされていない。

新たに得た情報も踏まえて男はふむ、と声を漏らし]

(83) 2015/02/09(Mon) 01時半頃

【独】 団子屋 たまこ

/*
何故か小競り合いを回避する脳になってるんだが これがキャラ性能か……!?

(-24) 2015/02/09(Mon) 01時半頃

真剣師 鬼丞は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 01時半頃


【人】 半の目 丁助

情報を得るには、別れて回った方が早い気はします。
未だ俺も此処に着いたばかりですし。
まァ、うっかり人喰いの妖に出会ったら事ですが――

[一応、逃げ足には自信がある方だ。
逃がしてくれるかどうかは分からないが。
離れた相手に言葉を送る術は男にはない。]

何処か、落ち合う場所でも決めておきますか?

[そんな提案をして、了解を得られたなら彼と別れるだろう。**]

(84) 2015/02/09(Mon) 01時半頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 01時半頃


【独】 半の目 丁助

/*
多弁ェ…。
亀兄さん拘束して申し訳ないですよ…。

(-25) 2015/02/09(Mon) 01時半頃

【独】 半の目 丁助

/*
師匠との出会いは、
調子に乗って稼いでたら、‘賽の目を自在に操る奴がいるらしい’とかいう噂が立って、不審に思ったお仕事中の師匠が客としてやって来る。
→鴨にしようと思ったけど、能力が効かない。
これはまずい。逃げよ…うとしたら捕まってた的な。

(-26) 2015/02/09(Mon) 01時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

 そりゃあ悪かった。

[相手の答え>>77に肩を竦めて見せる。
 そして触れることの出来ぬ力までは見抜けぬから、手の内の呪は暴けぬままに根を引っ込めた]

 たまこ、かえ。覚えておこう。

[名乗りにはそう頷く。問いに眉を上げるのを見れば、すまないねと一言入れて]

 そうかい、あんたでもないのかい。
 そんならいいさ。邪魔して悪かったねえ。

[妖気は感じられずとも、風格は人ならざるもののそれ。
 そして人は喰わんと言われれば、小さく息を吐き]

 そうかい。
 ま、あたしは人よりは妖の味方をする気ではいるが……。

[向こうにとって、人喰いの妖はどうなのか。
 内心に浮かんだ疑問は口にせず]

(85) 2015/02/09(Mon) 02時頃

【人】 薬売り 芙蓉

 さてね。
 あたしゃ面倒に巻き込まれるのは御免だったから、自分の住処でじっとしてたんでね。

[村を滅ぼす気はないが、さりとてそれを為す者と敵対する気概があるでもない。
 真相を探ろうとするだけの関心はあるが、それを知った先どうするかは、自分でもわからず。
 溜息つく相手に、掛ける言葉は見付からない]

 あたしらがやったんじゃないと言った所で、結界が解かれるでもないだろうし。
 ――本当に、困ったもんだよ。

[周囲を見回せば、下級の妖の襲撃は、一時落ち着いた様子。
 それは退魔師の意識がこちらへ向けられる可能性が増したということでもあるか]

 ま、なんかあったら呼んどくれ。
 気が向きゃ助けに来るからさ。

[しかし、人喰いはそうでない相手と徒党を組めるか、未だ判断はつかず。
 その言葉だけ残し、その場を離れる心算だった**]

(86) 2015/02/09(Mon) 02時頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 02時頃


【人】 野伏り 余四朗

─ 砂浜 ─

[砂を踏む度に鳴る鈍い音。
響くほどではないが、そこに生きた者が居ることを周囲に知らせるには十分なものだった]

海ん妖けぇ。

[波間から姿を現したのは痛々しい棘が付いた蟹。
大きさは普通の蟹とさして変わらなかったのだが]

………おおぅ。

[余四朗が後ろへとずり下がったのは、その数が尋常ではなかったため。
余四朗の周囲を埋め尽くさんと海からわらわらと上がってきている]

焼きゃ食えぇかの。

[そんな軽口を叩いた後、余四朗は迎撃のために太刀を抜き放った]

(87) 2015/02/09(Mon) 02時頃

【人】 野伏り 余四朗

穿ち!

[両手で柄を握った太刀の切先が天を突く。
その状態で声を上げると、切先から迸った閃光が雷となり棘蟹へと降り注いだ。
自然の雷同様、散発的なものであるため当たりはあまり良くないが、牽制としての効果は十分に発揮していた**]

(88) 2015/02/09(Mon) 02時頃

野伏り 余四朗は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 02時頃


【人】 座敷守 亀吉

─ 廃村・広場 ─

 いきなり完璧にこなせるはずもなし……上出来や思うけどなあ。

[労いに返る言葉>>82に、軽く肩竦めつつ返し]

 ほんとにな。
 小物がまとまって群れるのも、頭の回るの同士が組むのも、どっちも厄介な事にしかならん。
 まあ、なったらなったで。やるだけやるだけやけどな。

[面倒、に同意しつつも口調は軽く、どこか楽しげなもの]

(89) 2015/02/09(Mon) 10時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 そ、銀の御仁。
 煌星さんは、なんつか、大抵が素直さんやからなぁ……。

[だからこそ、退魔という務めに向くのかも……と思ったりもするが、それはそれとして。
自身の暴走の一件が知らされていないのは、その時かなり派手に『やらかした』せいかも知れぬが、そこは知る由もなく]

 ま、あちらさんも大人なはずやしー?
 余程のことがなきゃ、事はおこさんやろー。
 『間違い』あるようなら、こっちは相応に動けばいいだけやし。

[喧嘩を吹っかける必要はないが、売られるようなら相応に対処すればいい。
そんないささか物騒な事をどこまでも軽く、さらりと言い放ち。
別行動の提案>>84に、ふむ、と言いつつ緩く腕を組んだ]

(90) 2015/02/09(Mon) 10時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 そやね、このまま固まっててもなんだしな……。

[力あるもの同士で固まっていれば、それだけ小物も寄り付き易い。
それで消耗を重ねるのも……と、思考を巡らせて]

 ん、だったら、こいつ連れてけ。
 こいつの……鳩羽の見聞きしたもんは、そのまま俺に届くから。

[ひょい、と影から生み出すのは小鳥が一羽。
それは丁助の頭上でくるりと輪を描いた後、ぴぃ、と鳴く]

 一応、なんぞあったら、村の入り口辺りで落ち合うか。
 ……無理、せんとな?

[終始、物言いは軽いものの。
最後の一言を紡ぐ時だけは、口調も眼差しもどこか柔らかく穏やかなもの。**]

(91) 2015/02/09(Mon) 10時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 10時半頃


【人】 薬売り 芙蓉

― 廃村 ―

[たまこと言葉を交わしてしばらく後。
 ひゅうるりと音を立て、風が通り抜けていく>>80]

 ――厭な風だねえ。

[ただの風でなく、そこに混じるは銀の星の力。
 険しき眼差しで音の行く先を見詰める妖の脳裏に、今の今まで記憶の奥底に仕舞い込まれていた、ある出来事が蘇っていた]

(92) 2015/02/09(Mon) 20時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

― 回想 ―

[樹の妖は、在り方もまた樹に近い。
 地に根を張り、多くの時を微睡みの内に過ごす。
 無論、領域に踏み入る者があれば別であるが]

[故に、その出来事がいつのことであったか、妖ははきと覚えてはいない。
 ただ一つ言えるのは、その男が唯一、妖の『喰えなかった』人間だということ]

(93) 2015/02/09(Mon) 20時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[見えぬ力――風に似た、しかしそれよりずっと鋭く疾いものが、妖の根を一瞬にして全て斬り裂いていた。
 指先を伸ばした枝もまた、旋風のごと渦巻く力により近付くを阻まれる]

 なんだいこれ? あんた一体、何者だい?

[男が纏う力は妖気のそれではない。
 しかし人の身にそのような力が宿るなぞ、その時まで樹怪は知らなかった]

『退魔師。聞いたことはねえか? お前みたいな妖を祓う人間だよ』

[男はその力で持って、樹の根が届かぬ高さまで舞い上がり、なおもこちらへ声を寄越す]

 初耳だねぇ。人間があたしを祓う? 馬鹿げた話だよ。

[答えながらも、内心は冷えていた。
 林の内は己が領域。だのに油断を抜きにしても、相手に力が通じる気がしない。
 自分を倒そうと挑みかかる者は、今までにも数多いたが、このような感覚は初めてのことだった]

(94) 2015/02/09(Mon) 20時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[しかしこちらの緊張を余所に、風に乗ったまま男はこちらへ背を向ける]

 な……? お、おい、何処行くんだい。
 あたしを祓うんじゃなかったのかい?

[その言葉に男は、多分に嘲りを含み笑う]

『お前に負ける気なぞこれっぽっちもねえが、祓われるとなりゃお前も死に物狂い、こっちも無傷とはいかねえだろう。
 星なんて厄介なもん宿しちまったからこんなお役目をしているが、指令もないのにわざわざ痛い目にゃ遭いたかねえ。
 もっとも――』

[すい、と男が、顔がこちらに触れそうな程接近する。
 思わず硬直し手出し出来ぬのを、見越したように]

『お前が成仏してえってんなら、手助けぐらいはしてやるがな』

 ――ふざけんじゃないよ!

(95) 2015/02/09(Mon) 20時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[怒りのまま振るった手は容易く弾かれ。
 後には男の笑い声だけが響く]

『ま、人喰いを止めはせんが、せいぜいやり過ぎないようにしな。
 目を付けられたが最後、俺みたいのが大勢やってきて、容赦なく消されるぜ』

[そして一際強い風が吹き、思わず妖は目を細める。
 再び目を開けた時、そこに男の姿はなく。
 去り際の呟きが、残滓のように耳の中に響く]

『ああ、早い所お役御免にならないかねえ――』

[――それっきり、この男にも、どころか他の退魔師にすら遭うことなく、幾歳もが過ぎた。
 変わらぬ日々の中、その出来事はいつしか遠いものとなっていき。
 もしかしたら、そのまま忘れていたかもしれない。
 その男のものとよく似た、星の気配と出会わなければ*]

(96) 2015/02/09(Mon) 20時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 20時半頃


【独】 薬売り 芙蓉

/*
そういえば、星の力は『引き継ぐ』とあるけど、一子相伝的に代々受け継ぐものなんだろうか?
役目が嫌で終わらせるために次代が必要だった、なんて話も考えたんだよね。
ただ、それだと雷門が世代交代してないのがちょっと微妙なんで、表には出さずに置いたけど。

というかそもそも鬼丞両親の関係がどんなだったかもわからないしね。割と良好だったのかもしれないし。

(-27) 2015/02/09(Mon) 20時半頃

【人】 半の目 丁助

そうですかねェ。

[>>89兄弟子からの評価に男は苦笑してみせる。
手の届かぬ場所にいる相手に対し、この力はあまりに弱い。
何とか克服する使い方を覚えていかねばならないのだが。]

…もしや兄さん、楽しんでません?

[軽快な口調から感じた色にゆうるく首を傾げてみせる。
彼の第一印象は優男風。
けれど気安そうな言動の奥に何かを隠し持っていそうで。]

(97) 2015/02/09(Mon) 21時頃

【人】 半の目 丁助

確かに俺が会った御仁も仕事に熱心だったような気が…。

[>>90素直、と評するなら、そうなのかもしれない。と頷く。

煌星と闇星が初めてその力を現わした時、それぞれを宿した者が争ったと聞く。
二つの星を宿す者の因縁は其処から続いているのかもしれない。
幸いにもあの時には滞りなく仕事を済ませる事が出来たが、今度の煌星もそうとは限らない。

彼の起こした一件について何時か聞く機会は訪れるか、それは分からない。]

くわばらくわばら。
間違いが起きないように精々気を張っておく事にします。

[余程の事がない限りは、という言葉には肩を竦めてみせ。
喧嘩を売られたら己に出来る限りで応じればいいとは言われている。
この腕ではのらりくらりと交わすか、上手く逃げるしかないが。

さらりと口にするからこの人は、と心の中で独り言ちる。]

(98) 2015/02/09(Mon) 21時頃

【人】 半の目 丁助

[同意を得れば一つ頷く。
小鳥が呼び出されれば、兄弟子の話を聞きながら
頭上で飛び回り、愛らしい声で鳴く様を目を細めて見上げ。]

あ、ありがとうございます。
鳩羽ってのか。宜しくな。

[そんな言葉を小鳥に掛けた。
入り口で…との提案には大きく頷き。]

はい、それが一番分かりやすそうですし。

――亀兄さんもどうぞお気をつけて。

[最後に紡がれた言の葉や双眸に混じる色は、今までよりも柔らかいように感じ。
男ははにかんだように笑うと一礼して彼と別れた。*]

(99) 2015/02/09(Mon) 21時頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 21時半頃


【人】 半の目 丁助

[兄弟子から別れた後、懐から取り出したのは手に馴染んだ二つの賽子。]

――ほっ。

[軽く中空に放ると右手の中に握りこむ。
力で賽の目を操っていない、手遊びじみたもの。
この程度なら目を瞑っていても出来る。

半なら左へ丁なら右へ。
賽の目が動かぬように指だけ動かして握っていた手を解くと出た目は四と六。]

(100) 2015/02/09(Mon) 21時半頃

【人】 半の目 丁助

シロクの丁か。

[なれば己は右へ行こうと、男は歩き出す。

この村の事は、ちょっと名の知られた湯治場として男は記憶していた。
湯浴みに旅人が訪れただろう場所に、今いる人間は退魔師だけ。
後は妖だと思うと少し寂しい気はするが。]

妖を倒せば、また人が寄り付くようになるかもしれないしな。

[務めて心持ちは明るく。
右手に菅笠を携えて男の足は海岸の方へと向かっていく。]

(101) 2015/02/09(Mon) 21時半頃

【独】 半の目 丁助

/*
位置関係的には北に岬(松林・神社)、南に岩場(温泉)があるんよね。
雑木林や沼にも行ってみたい。
取り敢えず、ゆるりと。

(-28) 2015/02/09(Mon) 21時半頃

【人】 野伏り 余四朗

─ 砂浜 ─

[落雷はそう長くは持続せず、数瞬もすれば放出される閃光は掻き消えた。
掲げていた太刀を引き戻した刹那、棘蟹達が一斉に動き出す。
棘を余四朗へと向けた数多の回転を伴う跳躍。
当たれば穿たれるだろうそれに対し、余四朗は引き戻した太刀の刃をかち合わせた]

でえぇや!

[ぎぃん!と金属が擦れ合うような音が響く。
いくらかは捌きながら断ち切ったものの、如何せん数が多い。
後半は袖で打ち返しながら後退する羽目になった]

数押しも厄介じゃのぅ。

[後退した先で一拍を置き、断ち切り損ねた残りの棘蟹の数を確認する。
十には満たぬと知れれば、太刀を上段へと構えた]

(102) 2015/02/09(Mon) 21時半頃

野伏り 余四朗は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 21時半頃


【人】 薬売り 芙蓉

[近くにあった退魔師の気配が、二つに別れ動き出す。
 彼らを余所に、妖が目指すは己が領域でもある林の方角]

 気安く立ち入るんじゃないよ……!

[かつての退魔師の気に程近い、風の煌星の気。
 人と妖の時の刻みは違うから、同一人物とは考えにくかったが、それでも確かめねばならないと、強い焦燥と共に思う]

 気に喰わないんだ、妖の上に立とうなんて人間はね!

[道なりに林へ向かうなら、それを先回りするように。
 地中へ根を伸ばし入り口の木々へ繋ぐと、木々は道を塞ぐかのように一斉にその幹を傾けた]

(103) 2015/02/09(Mon) 21時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 21時半頃


【人】 団子屋 たまこ

― 廃村 ―

[芙蓉が根を引っ込めたのを見ればようやっと安心したように一息をつく。>>85
謝罪の言葉が一言でも聞けたなら、
むやみに矛を振りかざす必要もなく。ふっと苦笑する]


………賢明じゃな。
この場に残っておる人間など、どうせただ人じゃないからのう。

[芙蓉が心に浮かべた疑問は読み取れない。
ちらと広場の方の様子をうかがいつつ応じる。

まあそうでなくとも人は糧にするものか――という言葉は胸の内に留め置いて。

とはいえ、人を喰らわないというこの妖にとっての矜持、
それを他の妖にまで強いる必要もまた、ない。
―――何せ、喰わねば喰らわれることのままある世だ。それは人も妖も同じ]

(104) 2015/02/09(Mon) 21時半頃

【人】 団子屋 たまこ

ふん。
そのまま住処に留まっておればよかったものを……まぁええわ。

[それは芙蓉自身も承知していることであろうし、>>86
知りたいことは知れたのだ。芙蓉も何も知らないという、ある種清々しい結果であったが。
さっさと気分を切り替える]

おう。なんぞ気が向いたら呼ぶわ。

[さてここからどうするか――と考えていると、芙蓉はここから離れるつもりらしい。
引き止める真似はせずただひらりと手を振った*]

(105) 2015/02/09(Mon) 21時半頃

団子屋 たまこは、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 21時半頃


【人】 野伏り 余四朗

─ 砂浜 ─

はあっ!

[構えた上段の太刀は、棘蟹が跳躍する前に振り下ろされる。
振り下ろしの一撃で一体を確実に斬り仕留め。
刃を己の方へと引かず砂に叩き付け、抉るようにして刃を返した。
その動きにより棘蟹が数体宙に舞う。
砂に混じるそれらに対し、閃光を纏わせた太刀を真一文字に薙ぐと、放出された雷が棘蟹を焦がした。
そこまで仕掛ければ残り僅かな棘蟹も攻撃に転じて来るが、先程よりも数が減った跳躍ならば対処もしやすい]

相手ぇ悪ぅなぁ。

[散発となった回転を伴う跳躍に、一撃一撃太刀を叩き込む。
しばし金属音が鳴り響き───後に静寂。
余四朗の周囲には真っ二つに割れたり、焼け焦げたりした殻が散乱していた]

(106) 2015/02/09(Mon) 22時頃

【独】 団子屋 たまこ

/*
なんぞ〜〜

という言い回しが一番似合うやつー!

(-29) 2015/02/09(Mon) 22時頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 廃村・広場 ─

[苦笑しながらの言葉>>97には何も返さなかった。
ここは、当人が超えて行かねばならぬ部分でもあるから……とは、かつての己の経験からの判断。

首を傾いで向けられた疑問には、くす、と楽し気な笑みをひとつ、落とすに止めた。
どこか艶めくそれは優男然とした容姿には良く似合い、似合うが故に、危険な何かを感じさせる]

(107) 2015/02/09(Mon) 22時頃

【人】 座敷守 亀吉

[艶めく笑みは、刹那で消えて。
銀宿す者への評へ同意>>98が得られると、な? と満足げな声を上げた]

 ま、どうなるかわからんもんに気ぃ張りすぎても仕方ないが……抑えるのだけは、しっかりせーよ?
 仕事を片すのが第一、ってぇのはあちらさんもわかっとるはずやし、な。

[ここを訪れた目的を差し置いて、星の本能に飲まれるような輩ではない、と。
少なくとも青年の中では、余四朗という退魔師はそう認識されているからそう告げるのに躊躇いはなく。

小鳥の式を預けた後、向けられた最後の言葉>>99には、ん、と小さく頷いて。
弟弟子が離れて行くと、は、とひとつ息を吐いた]

(108) 2015/02/09(Mon) 22時頃

【人】 座敷守 亀吉

 ……さぁてぇ。
 俺は、どーするか。

 ……大雑把に地勢は頭に入ったが……。

[気になる場所は数か所ある。
取りあえず、そちらに向かうべきか、と思いつつ。

そう、遠くない場所に感じる気配の主>>105も、無視できるものではなく。

さて、どうしたものか、と悩みながら軽く、頭を掻いた。*]

(109) 2015/02/09(Mon) 22時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 22時頃


【独】 団子屋 たまこ

/*
沼地 妖怪でぐぐってもあんまいいの出てこなかったからもうさらにでかい蛇でいいや(てきとー

(-30) 2015/02/09(Mon) 22時頃

【人】 武家の娘 沙耶

─ 岩場 ─

[砂地に一歩踏み出した足を、引っ込める。
そのままゆっくり、一歩、一歩。湯気の近くへと引き下がる。
より自分が動くに易い条件を整える内、舌だけで無く目でも確かめた餌の正体は]


…からす。

でも。
……においが、ちがう。


[徒党を組んで飛んでくる、漆黒の鳥。
片手で数えるに足るそれらは、明らかに野生のものと異なる気配を放っている。
沙耶や芙蓉と同じものだと、解る知識は持ってはいないが]

(110) 2015/02/09(Mon) 22時頃

【人】 武家の娘 沙耶

─ 岩場 ─

……おいし、そう。

[しゅるり。舌が鳴り、剥き出た牙から毒が垂れる。
ぴしり。着物の裾に隠れた下肢が、平たい尾に変わり地を叩く。
衝撃に跳ねた水が触れた湯気に、毒を含ませた息を吹きかけ]


   ────… いけ。


[命ずる言葉を発すると同時、毒を含んだ湯気が鴉の群れへと向かう。
冷えた水が羽に纏い、毒は気管を通り神経を麻痺させる。
そうして、然程の間も無く飛ぶ自由を奪われた烏達が次々に地に落ちてきた。
その様子は砂浜からも確認出来ようか]

(111) 2015/02/09(Mon) 22時頃

【人】 武家の娘 沙耶

─ 岩場 ─

[他者に見られる危惧など抱ける程に、沙耶は聡くない。
思惑通り痺れて動けぬ烏達を見て、ふわりと微笑う]


…ごはん。

[やっと空腹を解消出来る、と。
目の前に落ちてきた餌を一羽拾い、かぷりとその首筋に牙を立てて血を垂らす。
そうすることで美味しくなると教えられたは、魚を届けに来る内の一人、だったが]

………もう、さかなは。

もらえない。

[芙蓉から聞いた言葉を繰り返し、口にすると。
何故だか、ちくり。胸の中に小さな痛みを感じて、首を傾げた*]

(112) 2015/02/09(Mon) 22時半頃

武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 22時半頃


【独】 半の目 丁助

/*
おお、皆さんが戦う相手をエンカできそうな。

(-31) 2015/02/09(Mon) 22時半頃

【人】 団子屋 たまこ

― 廃村 ―

[未だ串刺しのままの大蛇に近付いていく。
いやでも鼻につくのは土の香りと妖気。
すぐにあまり美味そうでないと知れて苦笑したが、少しでも力は蓄えておきたい。

とんと足踏み鳴らし地から生えていた錐を手も触れずに崩す。
同時に右腕に力をこめ伸びた爪で大蛇を切り裂いた。
細断した身を黙々と口に運び、
爪を、指先をいくらかあかく染め上げる血をぺろりとなめ、]

………。

[そういや広場になんかいたっけか。
ちら、と視線を送る。静かなものだ]

(113) 2015/02/09(Mon) 22時半頃

【独】 団子屋 たまこ

/*
Q.なんでこんな余裕ぶってるんですか
A.むしろ余裕ぶってない図が!! 思い浮かばない!!

(-32) 2015/02/09(Mon) 22時半頃

【独】 真剣師 鬼丞

/*
親父人間だったんか(

いやまあ星継いでるから、実はそのはずなのよね。
いいもの頂いたから裏で捏ね捏ねしてみよう(捏ね捏ね)

それにしても芙蓉さん素敵。

そして亀さん怖いwww

(-33) 2015/02/09(Mon) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 廃村・広場 ─

[敢えて無視して他に行くか。
いや、一応接触はしておくべきか。
ぐるりと廻るのはそんな思考]

 ……アレ、元凶とは到底思えんのだけど。

[これまで接した様子からは、ここまでの事をやらかすような相手とは思えない。
思えないが、この状況で対したからには、やっぱり見過ごせないわけで]

 ……深紫。

[四弦に撥を一当て、呼びだすのは鴉の式]

 先に、鳩羽が遊ばれた礼して来い。

[短く言い放ちつつ、鴉を向かわせるのは、視線>>113を感じるその方向]

(114) 2015/02/09(Mon) 23時頃

【人】 武家の娘 沙耶

─ 岩場 ─

[解らぬ痛みに首を傾げるも、今は目の前の餌の方が大事だ。
血に落ちた烏を拾い集め、止めを兼ねた血抜きをして。
それから一羽目を手に取り羽を毟ると、ようやく待ち兼ねた一口にこくり、喉を鳴らした後]


…いただき、ます。

[人間に教えられた言葉を口にしてから、かぶりついた血肉。
それはやはり自分の知る味と一味違っていた。
一口一口、飲み込む毎に手足の先まで熱のような何かが満ちる。
気がつけば夢中で一羽、平らげていた]


   ……おい、しい。

[最後の骨に残った血までぺろり、舌で舐め取る。
笑み浮かべたその様子を端から見る者には、どう思われるかも解らず。
ただ空腹を満たせたことに、満足を感じて喜びの声を零した**]

(115) 2015/02/09(Mon) 23時頃

武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 23時頃


【人】 真剣師 鬼丞

― 林付近 ―

ひゅうるり、ひゅるり

[風が木の葉を揺らして渡る。鬼丞の足取りは、一見したところのんびりとしたものだ。
辺りを探るが一の目的だったから、風そのものにも殺気の類いは乗っていない。その風を過去の記憶と重ねる妖がいるなどとは、まさか思いもつかなかった]

へえ、邪魔する気かい。

[だから、ふいに離れた場所で高まる妖気を感じたと同時、目前の木々が道阻むようにざわざわと傾いでいくのも、ただ目を細めて見上げただけ]

(116) 2015/02/09(Mon) 23時頃

【人】 野伏り 余四朗

─ 砂浜 ─

なんじゃあ、空けぇ。

[真っ二つにした殻を摘み、中を確認してから投げ捨てる。
元より喰らうつもりは無いが、中身が無いというのは期待外れだった]

……んん?

[さて次は、と視線を彼方へ投げた時。
岩が続く方向>>111で異変を見て取る]

なんぞおるのぅ。

[落ちる烏も妖のようだが、それを落とす何かが居る、と]

確か、湯気ぇ上がりおうたとこじゃったか。

[岬から見た地形を脳裏に描き、考え込みながら余四朗は手で顎を擦った]

(117) 2015/02/09(Mon) 23時頃

【人】 薬売り 芙蓉

― 林付近 ―

 そっちには何もないよ。

[背後から声を掛け、木々を見上げる相手>>116の前に回り込む]

 それに、断りもなく入ってもらっちゃ困るねえ。

[そして正面から、相手の顔をまじまじと見。
 内心思うのは、違うな、というもの。
 あれから幾歳経ったか、正確に覚えてはいないとはいえ]

 さすがに若すぎると思うが、一応聞いておくよ。
 あんた、以前にこの林へ立ち入ったことはあるかい?

[にた、と眼差しを細め、口の端を歪めて問う。
 みしりと音を立てて、足先が土に喰い込んだ]

(118) 2015/02/09(Mon) 23時頃

【人】 団子屋 たまこ

あやつら、二手に別れたか……。

[広場の方角、力ある者が宿す星の気配は先程よりも薄まっている。
心なしかほっとしたような吐息が零れた。

ただの妖たる己には星宿し者のような性はない。
だが幼い頃の己と同胞の面倒を見てくれた“主”にはあった。
闇星を鎮めんとする煌星の欠片が。時を経て脈々と受け継がれていったもの。

“主”に似たか、闇星の気配に触れれば時折胸がざわつくのだ。
闇星宿せしものが操る式を前にしても同じこと。
妖としての本能を呼び醒まされているとも異なるように思えるこの感覚が、
実のところあまり好きではない]

(119) 2015/02/09(Mon) 23時頃

【人】 団子屋 たまこ

[何にせよ、食事が終われば闇星の気配から離れようかと考えていたが、
どうやら向こうは易々と見逃す気はないらしい。というかやはり気付かれていたか。
広場の方から鴉が一羽飛来する。>>114]


…………。
わしゃあこう見えても忙しいんじゃ、――よっ!

[遊び半分ではない鋭さを声にも手にもこめつつ、手の中の石を投げ放つ]

散れい!

[小石は爆ぜ、細かにわかれた欠片は鋭さをもって鴉に襲いかかる。
その隙に踵を返して走り出した]

(120) 2015/02/09(Mon) 23時頃

【人】 真剣師 鬼丞

― 林付近 ―

[重なり合って道を塞ぐ木々は、普通に歩いて乗り越えるには少々どころではなく難儀そうに見える。そも乗り越えようとしたなら、やはり動いて阻むのだろうとの予想もついた。

それでも、無理に越える方法もいくつか、有るには有るが]

面倒だなあ。

[言葉と裏腹、鬼丞の顔にはどこか楽しげな笑みが浮かんでいる。邪魔しようとするのは、恐らく余四朗の言っていた樹怪だろう。
離れた場所から木々を操る程の妖ならば、相当にその力は強い。
強い敵と遭えば気が昂る、それは笑みとなって表情に現われ、ごう、という唸りとなって、鬼丞の周囲を巡る風に現われた]

(121) 2015/02/09(Mon) 23時頃

【独】 団子屋 たまこ

/*
一度死にかけて主の命をわけあたえてもらった……とか考えたが、どうなんだか、実際

(-34) 2015/02/09(Mon) 23時頃

【独】 団子屋 たまこ

/*

<亀ー、遊ぼうぜー

(-35) 2015/02/09(Mon) 23時半頃

【人】 真剣師 鬼丞

[無理に越えるかどうか、それを決めるより前に、背後からかかった声に、>>118鬼丞は鋭い視線を向ける。
ひゅう、と一瞬、高く啼いた風は、しかし相手がすぐに襲ってくる様子が無い事を知ると、さわ、とその髪を揺らしただけで吹き過ぎた]

俺が行きたい場所に行くのに、お前さんに断らなきゃならねえ理由があるかい?

[笑みを佩いたままの鬼丞の唇からは、煽るような言葉が漏れる]

(122) 2015/02/09(Mon) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 廃村・広場 ─

[いつの間にやら、妙な因縁の生じていた妖の在り方は深くは知らぬ。
向こうが退魔師の宿すもの──天つ星と呼ばれるそれと、如何様な経緯>>119があるのかも。

当然、己が宿す闇星への思う所などは知る由もなく──]

 ……忙しい、て、そう見えた例はないわ!

[鴉を介して届く、鋭い声に反射的に突っ込み入れつつ撥を弾いて音を紡ぐ。
鴉は投げられた小石の直撃を避け、そのまま、妖へと突っ込もうとするが]

 ……んなっ!?

[直後、爆ぜた小石は鋭い欠片へと転じて鴉へと遅い来る]

(123) 2015/02/09(Mon) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 深紫、上!

[回避のための指示を出すが、僅かな気の乱れがそれを遅らせた。
欠片が翼や腹を掠め、同時、何か鋭いものに裂かれたような痛みが肩口と脇腹に走る]

 ん、の……。

[式と同調するのは、視覚や聴覚のみならず。
痛覚もまた、同調するもののひとつ。
肩に感じた痛みは楽を止め、走り出すのを押し止める余裕を奪い取っていた]

 ……大丈夫や、二藍……大した事、ない。

[キキィ、と騒ぐ小鬼にかすれ声で返したら、んなわけあるかい、と言わんばかりに横手突っ込みが飛んできた]

(124) 2015/02/09(Mon) 23時半頃

【人】 真剣師 鬼丞

[話しながらも、鬼丞の目は、女の姿をした妖を探るように見つめている。
美しい姿だ、と、そう思った。
美しい妖は大概が強い、とも、鬼丞は知っていたから、周囲の風は緊張を孕んだまま、ひゅうひゅうと、緩く渦を巻き続ける]

若すぎる?

[しかし、続いて女怪の口から出た問いには、さすがに首を傾げた]

(125) 2015/02/09(Mon) 23時半頃

【独】 半の目 丁助

/*
うむ。 鬼丞さん―芙蓉さん(林)接触。
たまこさん―亀吉さん(の式)、
2d落ちの余四朗さん―沙耶さん(砂浜)エンカ出来そう。

林は神社の近くの方かな?雑木林じゃないよね?

(-36) 2015/02/09(Mon) 23時半頃

【人】 真剣師 鬼丞

― 林付近 ―

[相手の言葉の意図は知れぬ。だが、あまり楽しい話ではなさそうなのは、みしりと鳴った地面が教えた>>118]

いいや、ここへ来たのは初めてだ。

[声音は変えず、答えながら、間合いを計る。
ここは林の近く...つまり、樹怪にとっては、優位な地形]

(さて、どうしたもんか?)

[押すか、引くか、退魔師としての経験と勘が、ごり押しは通じぬ相手と警鐘を鳴らす]

なんで、そんな事を聞く?俺に似た奴でも知ってるのか?

[問い返したのは、時間稼ぎのため。それが本当に己と関わりがあるなどとは、鬼丞自身は思ってもいなかった]

(126) 2015/02/09(Mon) 23時半頃

真剣師 鬼丞は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 23時半頃


【人】 薬売り 芙蓉

― 林付近 ―

 面倒、か。
 その口振りは、聞き覚えがあるねえ。

[言葉と裏腹に、笑みを浮かべた表情は楽しげ>>121
 ごう、と唸る風に手をかざすも、間も無く風は止み、髪は僅かに揺れたのみだった]

 あるさ。
 人の家に入る時は、主に声くらいかけるだろう?

[樹怪がこの林の主であると、誰が定めた訳でもないのだが。
 言葉の響きに煽りが混じるなら、くすりと笑う]

(127) 2015/02/10(Tue) 00時頃

【人】 薬売り 芙蓉

 そうかい。

[相手の答え>>126に頷く声には、予想通りと期待外れの念が入り混じる]

 そう、あたしはかつて、この場所であんたに似た奴と出会った。
 顔――もそうだが、その力、宿した星がさ。

[渦巻く風を肌に感じ、目を細める]

 再びそいつに出会ったら、借りを返してやろうと思っていたんだが――
 あんた、知らないかい? あんたと同じ星を宿した人間をさ。

[星は親から子へ受け継がれる、と、話を聞いたはいつのことであったか。
 この者が本人でないとするなら、彼の血を引く息子というのが妥当な所だろう]

[相手の緊張、会話以外へ向けられた意識は感じるも、それに反応することはなく答えを待つ]

(128) 2015/02/10(Tue) 00時頃

【独】 団子屋 たまこ

/*
でっすよねー はっはっは >>123

そして子鬼かわいいな子鬼!

(-37) 2015/02/10(Tue) 00時頃

【人】 武家の娘 沙耶

― 岩場 ―

[視認は出来ないが、沙耶の舌なら把握出来る距離。
けれど>>117砂浜からこちらを訝しむ様子の男に、沙耶は気付かない。

目先の餌、その血の匂いと妖気に紛れては気付きようもなく。

餌を食べきるか、間近に他者が寄ってくるか。
それまでは、初めての妖気に酔いしれるかのようにただ一心に貪り続けて**]

(129) 2015/02/10(Tue) 00時頃

【独】 真剣師 鬼丞

/*
それにしても、おかん妊娠した時15なんで、それを放っていったとしたら、悪い男よね、おとん。
まあ...俺が生まれた時点でもう故人てのが有りそうな話ではある。

おかん妖にかどわかされる→退魔師のおとんに助けられる→なんやかやで出来ちゃう→妖に襲われておかんを逃がしておとん死亡

辺りが綺麗な流れ?綺麗すぎる気もするなwww

(-38) 2015/02/10(Tue) 00時頃

武家の娘 沙耶は、メモを貼った。

2015/02/10(Tue) 00時頃


【独】 野伏り 余四朗

/*
見つけたら斬りかかるしか選択肢が無ぇき、このタイミングでの遭遇に悩むんじゃあ。
丁助来よるんか思うたら姿消えおうたしのぅ。

しゃーんめぇ、どうにか一拍置くロール入れぇか。

(-39) 2015/02/10(Tue) 00時頃

【人】 半の目 丁助

―砂浜付近―

[道中、紫の炎を吐く狼に似た妖を一匹斬り伏せ、砂浜の近くに辿り着く。]

…ン。

[其処に住んでいた人間が漁業で生計を立てていただけあり、少し歩めば潮の香りが鼻腔を擽った。
やがて砂浜が見える頃合には漁船や漁具、漁師小屋も目に入る。
近付く心地がするのは煌めく星と、妖の気配。
露払いはある程度済んだらしく、下級の妖の数は随分と減ったようだ。]

――うぁ、

[下級の妖を相手に力を使った所為か、銀の星が近くにいるのを感じた所為か。
或いはその両方なのかもしれないが、星の本能に近しい疼きが男の胸を襲う。
男は途中で足を止め、竹の水筒の蓋を開けて水を飲んだ。]

(130) 2015/02/10(Tue) 00時頃

【人】 半の目 丁助

[意識を逸らす為、此処に来る前の兄弟子とのやり取りを思い出す。

>>107楽しんでいるのでは、との己の問いに対し、彼は言葉を紡ぐ事なく笑みで返した。
それは何処か危うい香りを感じさせる艶やかな色。
けれどすぐに消えてしまったので陽炎のように正体は掴めぬまま。

>>108与えられた助言には元気のいい声で返事をした。
星の本能に飲まれた覚えはないので、その恐ろしさを男はまだ知らない。
けれど肩に力が入り過ぎていても動けなくなる。
何事も適度なのが大事だと――そう師匠にも言われていたから。

応えが小さく頷くだけだったのはほんの少しだけ気がかりではあったけれど、彼と己は出会ってばかり。
あれが彼の普通なのかもしれないと判じ、亀吉と別れたのだった。]

(131) 2015/02/10(Tue) 00時頃

【人】 真剣師 鬼丞

― 林付近 ―

[風が、一瞬はたりと止んだ。すぐにひゅるりと風音は蘇ったが、妖を前にしては有り得ぬ事だった]

...さてな、同じ星を持つ退魔師は他にも居るが、俺に似た奴なんてのは、知らねえなあ。

[鬼丞と、名乗り始めた男に、頭領が告げた事がある。
「お前の星は親から継いだものの筈、銀の星は妖には宿らない。だからお前は鬼ではなく人の子だ」と...
「人も鬼も変わりゃしねえよ」
鬼の子と呼ばれ厭われ続けた男は、頭領の言葉にもそう嘯いて、そのまま鬼丞と名乗り続けたが]

借りってこたあ、そいつに負けたのかい?よく祓われなかったもんだな。

[そのまま話を続けたのは、どこかにその男の事を知りたいと思う心があったからか。揶揄うような口調が、妖に何を思わせるかは知らないが]

(132) 2015/02/10(Tue) 00時頃

【人】 半の目 丁助

[そうして意識は現在に立ち返る。
水では疼きは解消されはしないが、喉が乾いた所為だと心に念じる。]

ちょっと、休憩…。

[男はそう呟くと、手近な岩に腰を下ろす。
ひんやりとした温度が心地よかった。

気が昂ぶっている所為だろう。
少し休めば収まると、そう言い聞かせ――はふ、と息を吐き出した。**]

(133) 2015/02/10(Tue) 00時頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2015/02/10(Tue) 00時頃


【独】 半の目 丁助

/*
多分これ、早めに落としておいた方が良かったですね。
もたもたして申し訳ないです。
鳩羽とは明日戯れる!

(-40) 2015/02/10(Tue) 00時頃

【人】 団子屋 たまこ

………。

[どうやら鴉は無事に爆ぜ散じる小石に巻き込めたようだ。>>123>>124
そのまま逃げればいいものを、足を止め振り返る]


やい、小僧っこめ!
わしを祓う気でいるというなら鴉だけでは足りぬわ!
……判るじゃろう?

[にんまり。飛ぶものを見やる目尻と口元が吊り上がる。

それだけを告げればあっさりと走り去る。
家屋の立ち並ぶ区域を当てなどないかのようにちょこまかと走り抜け、
家屋と家屋の間の細道にて立ち止まって身を潜める。一休みだ]

(134) 2015/02/10(Tue) 00時半頃

【独】 団子屋 たまこ

/*
ほんとはもう一発言分書きかけてたんだけど一ターン待つことに……まだ焦るような時間じゃない

(-41) 2015/02/10(Tue) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

─ 廃村・広場 ─

[傷を負っても落ちぬ鴉は、向けられた言葉と浮かぶ笑み>>134を確りと捉える]

 ……は。
 言うてくれるやないか。

[ぽつり、零れる声はやや低いが。
口許にあるのは、三日月思わす艶なる笑み。
その笑みに、肩の小鬼が物言いたげな視線を向けてくる]

 ……深紫、戻りぃ。
 無理に追う必要はない……まずは、俺が万全にならんとあかんからな。

[ゆるり、立ち上がりつつ鴉を呼び戻して影へと納める。
視線は刹那、鴉が戻ってきた方へと向いて。
ひとつ、息を吐いた後、青年が足を向けたのは岬の方角]

(135) 2015/02/10(Tue) 00時半頃

【独】 団子屋 たまこ

/*
くれいごーれむかうんとそぉい!! 6

(-42) 2015/02/10(Tue) 00時半頃

【独】 団子屋 たまこ

/*
やっぱり出たな最大値!!

(-43) 2015/02/10(Tue) 00時半頃

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フィルタ

生存者
(5人 75促)

芙蓉
7回 注目
余四朗
4回 注目
たまこ
4回 注目
丁助
20回 注目
おもん
0回 注目

犠牲者 (2人)

雷門
0回 (2d)
亀吉
16回 (4d) 注目

処刑者 (3人)

沙耶
12回 (3d) 注目
鬼丞
5回 (4d) 注目
トリ
1回 (5d) 注目

突然死 (0人)

舞台に (0人)

村を出た人達

種別

通常
内緒
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舞台
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一括

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