214 サンタ養成学校卒業試験
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人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が13人、智狼が1人いるようだ。
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皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2015/01/23(Fri) 05時頃
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―教室―
………
[冬の夜はすぐにやって来る。 教室の窓際、一番後ろの座席で頬杖をつきながら。
広げたノートに、ぼんやりと鉛筆を動かしていく。 トナカイの生態について復習しなければいけないというのに。
黒鉛が記すのは、アシモフの姿だった。**]
(1) 2015/01/23(Fri) 05時頃
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/* アリスさんの不思議ちゃんっぷりを現すために、トナカイの気持ちを知るため!とかいってソリを引き始めたという。
転んだのは、口の中に入っちゃった!が、やりたい為だけの行為です、よ。
(-0) 2015/01/23(Fri) 05時半頃
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/* 純粋無垢!夢見る乙女!(唱える!)
(-1) 2015/01/23(Fri) 05時半頃
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/* 鼠の寿命は約3年で、1年で言語を習得したとして、 学校生活で1年。卒業しても就業……。
細かいこと考えたら負けなパターンですね。もふもふ。
(-2) 2015/01/23(Fri) 11時半頃
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−教室−
[ほかに優先してやるべきことがあったため、アリスのソリ捌きを見守る時間はそう長くはなかった
机に向き直りピートから借りたノートを広げ、続いて鞄の中から1枚のガラスフィルムのようなものを取り戻し。それをノートに重ねて、全体を馴染ませるように掌を押し当てる
剥がした後は別のノートに同じことを繰り返せばそっくりそのまま転写される。無事に双子となったページを見て満足げに頷いた]
うん、綺麗にできました ありがとう、写し取り紙さん
[多少手間がかかるが、丸々書き写すよりは早く自身のノートに直接写せるのが便利だ。勿論、通常のコピー機も校内にはあるにはあったが、病欠時以外でノートの写しを頼むことがなかったポーラには、この方法でじゅうぶんだった]
(2) 2015/01/23(Fri) 12時頃
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[先ほど、ピートはノートを探していた。つまり必要としているからだと速やかに用事を済ませ、彼の席に向かう]
これ、ありがとうございました 間違えやすい道の形とか、覚え方とか ピートサンならではの注釈が とても解りやすかったです
[ハイ、と両手でノートを差し出しながら、感想を告げる。本人は謙遜していた>>0:108が、そんなことはないと伝えたかった。地図学はプレゼント学部と直接の関連は薄くとも必要な知識で、好きな教科だったから]
ワタシで役に立つことがあれば 何でも言ってくださいね
[より深い知識を得られことが嬉しい、という感謝を笑顔で伝えて。いくつか会話を終えると席に戻ろうとして漸く、教室に新しい風が吹き込んでいること。つい今しがた話していた小さな級友が消えていることに気づく]
(3) 2015/01/23(Fri) 12時半頃
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/* >文明レベルは現代と同等ですが、学校内のものは機械ではなく、妖精とか魔法とかでファンシーな感じに動いてます。
>外部から機械を持ち込むのは可です。(wikiより)
コピー機は……妖精さんかな?
(-3) 2015/01/23(Fri) 13時半頃
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―教室― [消えた毛玉の怪――基、アシモフ捜索には当然加わる。 放っておけるわけがない。]
俺も行く。 だって朧とか、落とした消しゴムよく見失ってるだろ? 視力いいやつがいた方がいいって。
[歳上の友人たちの背中をパタパタと追いかけ、 一面の雪景色へ。]
(4) 2015/01/23(Fri) 14時頃
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[トナカイまで出動の大捜索は案外短い時間で終わった。]
アリスお手柄ー!
[雪の中から拾い上げたアシモフは、どうやら無事に暖かい場所へ。 貢献したアリスを誉めて、 無邪気に近くにいた友人たちとハイタッチして盛り上がる。**]
(5) 2015/01/23(Fri) 14時頃
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/*
こっそり掌で押し固めた雪の欠片を、室内に戻って来た友、 サミュエル[[who]]の背中に入れたのはここだけの話だ。]
(-4) 2015/01/23(Fri) 14時半頃
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えっ、アシモフサン?
[まさかそんな、さっきの今で『消えた毛玉の怪〜求む集中線〜』が再び起こるとは。>>0:176>>0:185>>4次々と捜索、救助に向かう背中を見送り、窓から現地の様子を窺う。そちらでも既にアリスが雪原をかき分けていた]
……うっかり踏んだら、いけませんね
[ひとりひとりが集中線となってアシモフを浮かび上がらせることができるなら、当然その中に加わっただろう。しかし残念ながら学園生活で片手を越えるこの騒動の中で、直接役に立てたことは一度もない ワンテンポ遅れて、ソリの設計について語り合っていたサミュエルとモニカも向かうようなら尚更だ]
(6) 2015/01/23(Fri) 14時半頃
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うん、一件落着のようです お茶でも淹れて迎えましょうか
[ほどなく、いつもの通りアリスの優秀な助っ人――305号が彼を見つけ、朧の手に渡ったのを確認すれば。壁際に置かれたポットとカップで紅茶を淹れるとそれぞれの机に配り、実験室でも使っていた球体を取りだす
ふう、と息を吹きかけるとそこからしゃぼん玉のような膜が現れ、カップをふわりと包んだ。取っ手を掴むなど振動が加わって弾けるまでは、淹れたての味と温もりが維持できるだろう
この技術を、運搬に使えないかと考えていた うまくいけばできたての料理>>0:102や、生き物まで配達可能規格に入れられるかもしれない。その検証も兼ねて]
(7) 2015/01/23(Fri) 15時頃
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―昔の話―
わたし、さんたさんになるっ!
[猫さんになる!と宣言した翌日に、アリスはあっさりと前言撤回をした。
トナカイの子供を森の中で拾ったのだ。仲良く過ごした時間は僅か1日。不思議と意志疎通が出来て、沢山お喋りをした。
サンタクロース養成学校の敷地内から脱走したトナカイは、両親の通報で職員に連れ帰られた。]
……わたし、サンタクロースになる!
だって、約束したんだもん。
[また、逢おうって。**]
(8) 2015/01/23(Fri) 15時頃
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[道端の石ころだろうとアヤカシ>>0:52だろうと、こどもたちが望むものは何でも届けたい
かつ、サンタクロースの重責や危険も減らしたい 配達員の才能やセンス>>0:117やソリの大きさ>>0:189に左右される苦労を減らして、意欲と情熱のあるひとが、夢を届けるという職業に夢破れることがないように
それは、偉大な祖父という壁に立ち向かう青年>>0:160や陰ながら努力を続けている青年>>0:161の大変さを近くで見て感じたことだ
裏方は、花形を支えられてこそ たとえうまくいかなくても、それでみんなと卒業することができなかったとしても。妥協はせず、ギリギリまで理想に近い"新しいプレゼントのカタチ"を作るつもりだ]**
(9) 2015/01/23(Fri) 15時半頃
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そのう、アシモフ殿が出て行った瞬間を 直接見たわけではないのですが…。
[皆の兄貴分であるミナカタが話に加わり、ぺふぺふ頭を撫でる 手もあって少し落ち着きを取り戻す。>>0:176
先程あれだけ確信を持っていた口調からすれば 矛盾を帯びた言葉だったが、大体これが娘の通常運行。]
でも、アリス嬢があれだけ弾けてらっしゃるのですから やっぱり止めに行ったのではないかと。
[しかし理由はどうあれ、今はアシモフが雪の中に 落ちて紛れてしまっていることが重要。 もちろんアシモフ捜索隊には即志願し、流星のような 凄まじい速度で校舎を駆け下り校庭へ。]
(10) 2015/01/23(Fri) 17時頃
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― 校庭 ―
[サンタクロースに雪は切っても切り離せないもの。 万が一の時のための応急救護の知識も学科で教わったため、 何よりも時間が肝心であることを知っている。
幸い合流したアリスが呼んできたトナカイのおかげで、 短時間でアシモフは救出することができた。]
ふぅ……よかったです。
アシモフ殿、次からは一人で突っ走るのは控えて わたしたちに声をかけてくださいね!
[朧の襟巻きに突っ込まれていく彼にびしっと指を立てて。]
(11) 2015/01/23(Fri) 17時頃
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…………。
[それからアリスにも声をかけようとしたが、既にその場を 離れトナカイを連れて舎に返していくところで。 とぼとぼとした足取りは、どこか落ち込んで見えた。>>0:198
彼女が乗っていたソリの跡を辿って。 散らばった防寒具や教科書たちを拾い集め始める。
普段は温かいはずの生地は雪を払ってもじっとりと湿り、 本はかなりの割合が水分で濡れてしまっていた。]
(12) 2015/01/23(Fri) 17時頃
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この子たちも、凍えてしまってはいけないですから。
どうか “温めてあげて” ください。
[胸元に下げた恒星を模したペンダント。 普段は娘の髪に似た金色の石が、赤色へと変化する。
石から放たれた光は、彗星のように尾を引いて、 腕の中の荷物たちに吸い込まれて消えた。]
(13) 2015/01/23(Fri) 17時頃
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[アリスが戻ってくるまではその場でじっと待って。 “おまじない”で元通りになった教科書類を詰めた鞄と 温まって乾いた防寒具を、微笑んで彼女に差し出す。]
教室に帰りましょうか。 きっとポーラ嬢が、温かいお茶を淹れて待ってくれています。
[教室から匂いを感じ取ったわけではない。 ただ、ポーラならあそこに残っても みんなの為に何かするだろうと信じているから。
娘の思い込みの強さは瑕になることも多いけれど、 時に強い信頼という形で表されていた。**]
(14) 2015/01/23(Fri) 17時頃
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─ 校庭で ─
[白もふの捜索に掛かるのはさて、これで何度目だろうか。 彼の白い毛皮はともかく、あの赤い目は虚弱の徴。
かといって、外に出るなと釘を刺せる筈もない。 相手は鼠だろうと成年。更に言えば、自分より年上だ。
ヒトの言葉を覚え、小さな体で鉛筆を握り、時には雪に埋没。 捜索に人が集まるのも彼が努力家で、それに見合う人望故に。
背後から掛かる耳が痛む言葉>>4は、聞こえないふりをして。 雪はまだ舞わないが、明日の実技はどうだろう。思考が逃げ、 足元不注意で橇>>0:191に引っ掛かり、新雪に転がる始末。
舌を噛んだが大丈夫かと、言おうとした矢先にこれか。 体の前面が雪に隠れたのを良いことに、笑い声に渋い顔。]
(15) 2015/01/23(Fri) 18時頃
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……此処にはいないようだ。
[というより、いたら困る。
素手で雪を掬い、転倒を捜索にとあまりに苦しい偽造の所作。 その場の雪を掻き分け、窓から落下した地点に近付いて行く。
駆け出した姫君>>0:195は、T−305号を呼ぶために。 猟犬ならぬ、猟馴鹿。何度も活躍した助っ人ではあるが、 尾っぽの焦げ茶が餌にでも見えるのか、幾度となく齧られた。
動物のやることだから、と大目に見てはいるのだが。 ぶち、と嫌な音と共に数十本を毟られてからというもの、 彼の前に立たないように、後ろを晒さぬようにしていた。
奔放な彼から距離を取り、先程の転倒で髪に付いた雪を払い。 一歩進んでは、冷たくも白く柔かな海に遭難した級友を探す。
泳ぐなら雲の海にしろ、と無茶なぼやきを口にしながら。]
(16) 2015/01/23(Fri) 18時頃
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[やはり、人の身では力不足だったようだ。 見付けたらしい声>>0:197に、探す手を止め頭を上げる。
咥えられた白は雪と同色だが、四肢の先端と尻尾は桃色だ。
彼を受け止めた彼女の、悲痛な叫びに近付く足が速度を増し、 ハンカチを取り出しながらアシモフにと手を伸ばした。]
…………冷たいな。 だが、わざと体温を下げて体力を温存したのだろう。
[ハンカチで雪と水気を拭い、襟巻きの中に放り込む。 手早く暖める為にも、彼の腹が首の動脈に当たる位置に調節。
不安がるアリスには、鼠の中には冬眠する種族がいる、と。 彼がそうでないと知りながら、元気付けるための一言を。]
(17) 2015/01/23(Fri) 18時頃
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[意気消沈する薄紅姫の額に、つん、と軽く指を押し付け。 冷えた指先でも感じる冷え>>0:198に、 どれだけの間、彼女が捜索に当たっていたかが窺い知れた。]
お前も早めに教室に戻れ──…っ、ん?
[引っ張られ、何事かと振り向けば見た目は草食、瞳は肉食。 茫洋と、爛々とした黒檀に身を引くより早く、強奪される毛髪。 痛む頭皮を撫で摩り、腹を壊すぞと横面を掌で軽く上下。
外よりかは暖かい室内に戻るべく踵を返し、 途中で落とさぬように掌で支え、襟巻の上から塊を指圧する。 血液の循環と、気付けを狙っての素人手当て。]
もう少し人を頼れ。お前の手足はいくらでもある。
[聞こえているかどうかはさておき。 心配を押し付けるでもなく、迷惑だと詰るでもなく。 お互い無事卒業するのだろう、と言われた言葉を繰り返して。]
(18) 2015/01/23(Fri) 18時頃
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[教室に戻る前。こっそり掌で押し固めた雪の欠片を、 すぐには溶けぬようポケットの中に忍ばせて。
室内に戻って来てから油断を見せた隙に、 ピート[[who]]の背中に投入したのは*ここだけの話だ。*]
(19) 2015/01/23(Fri) 18時頃
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/* この人数でパルック出るのはやめろ。
29pt分削除、と。 自分の背中ならどじっこうめぇで誤魔化せたのに……。
ピートにはすまぬが、未エンカだし美味しいので許せ。 そして、寮に行きたいんだが……。 前日夜とはいえわざわざ教室にいるのかな、と。
(-5) 2015/01/23(Fri) 18時頃
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/* しかし、喉減り早い。そりゃ長文落としたしな。 身長は……160+12+4
(-6) 2015/01/23(Fri) 18時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 18時頃
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―校庭―
お前もご苦労さん。
[本日最大の功労者であろうT−305号の首を撫でてやる。 甘えるように鼻をこすりつけるトナカイに ふにゃんと笑って、大きな首を抱きしめ返す。]
よしよし、いい子だなー、お前。
[サンタといえばやはりソリ乗り。 実技最大の見せ所の相方が可愛くないわけがない。 好意がちゃんと伝わるのか、トナカイ達との関係も至極良好だ。]
(20) 2015/01/23(Fri) 18時半頃
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あ、でもさ。 いい子だから、あんまり髪の毛食ってやるなよ。 若ハゲになったら可哀想だろ?
[どうにも動物に遊ばれているようにしか見えない友人の姿を>>18 目撃するのは白もふ捜索隊以外にも授業などでよく見かける光景。
な、と頼み込むようにトナカイを瞳を覗き込んだら、 誤魔化すように目を逸らされた。
可愛くて他のことならちゃんと言うことを聞くのに。 なんだか全身で「やだ、あれで遊ぶ」と言われた気になった。
どうやら級友の身に降りかかるトナカイの災厄は当分絶えることがないようだ。*]
(21) 2015/01/23(Fri) 18時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 18時半頃
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/* やだ、あれで遊ぶ。 くっそ[ばしばし机を叩いて笑っている]
何やらアシモフを巡ってアリスと、に見えるが気のせいだな。 半確定の譲り合いだと大変かと思ったが、しょぼんとしたのを見て『うぁ、すまん!』とな。うむむ。 恋愛推奨ではないから諸々のセンサー切っているのです。
(-7) 2015/01/23(Fri) 19時頃
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/* 右に垂らした三つ編み。イメージ画像:病人キャサリン
メモ。箱前寒すぎて駄目だ。
(-8) 2015/01/23(Fri) 19時頃
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――教室で>>193――
ぬうぅーん、い、いいんですよぉいいんですよぉ、そりを作る人間はそりに乗れなくたっていいんですよぉーだ。 乗るのはわたしじゃないんだから。
[とはいえ試走もしないそりにサンタクロースを乗せるわけにも行かず、その試走が下手とあっては、何のテストにもならない。 せいぜい危険運転に対する安全性のチェックくらいだ。]
大型も出来るだけ軽量化してさ、トナカイたちの負担も減らしたいなって思うんだよねぇ。 そのほうが早いし? あと、今もうひとつすっごいの考えてるんだけどぉ、それこそ実現可能か、どうかなぁ……
[そして話題は模型から、消えた白鼠の行方へ。]
(22) 2015/01/23(Fri) 19時半頃
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モフモフ捜索大作戦なぁー、人手多すぎても踏みそうじゃないかなぁ。 それよりちょっと保健室行って、乾いたタオルもらってくるよ。 アリスちゃんもモフモフも、濡れて帰ってきそうだし。
[行きたい気持ちはあるのだが、実は昔尻尾を踏みつけてしまった過去があって、捜索にはちょっと及び腰だ。 サミュエルと二人教室を後にしながら、途中で道を違えた。]
(23) 2015/01/23(Fri) 19時半頃
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――教室前――
やや、おかえり、おはよう、アリスちゃん。 外はどう? 雪はまだまだ楽しめそう?
[タオルを手に教室へ戻る道すがら、同じく一足先に教室へ戻りきたのだろうアリスを見かけた。 タオルの一枚をそのまま手渡して、ちょっぴり沈んだ雰囲気の彼女に明るく声をかける。]
あのさ、今度サミーの作ったモミのそりを見せてほしいんだぁ。 今はどこにあるの?
[そんな他愛もないことを話しながら、二人で先に教室に向かったか*]
(24) 2015/01/23(Fri) 19時半頃
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[お手柄なのに、305号を厩舎へと戻すアリスの姿は どこか落ち込んでいるようにも見えて、 その理由が分からなくて首をひねった。]
風邪気味なのかな?
[思いつくのはそんなもの。
風邪、という単語で先ほど気をつけると宣誓したばかりだったことを思いだし、 大人しく教室へと戻ることにした。 本当はそのまま巨大雪だるまを作ったりしたかったけれど。
さすがに試験前日である。我慢。]
(25) 2015/01/23(Fri) 20時頃
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[>>0:182白毛玉捜索のために、髪の毛をぐっしゃんぐっしゃんにしてやった朧の後を追って外へ出る。
寒いのは苦手だと言わんばかりに、ポケットへ手を突っ込んでから、コートを着てくればよかったと後悔した。 朧との会話で、なんだかんだで知らぬ間に気が弛んだのか。 追い付いた朧の言葉には、今度こそ鉄槌を下した>>0:185]
おー、アリス穣。お前雪だらけじゃねえか。 ばんざいしろ。ばんざーい。
[>>0:191雪をかき分けてたアリスに応え、ついでに雪を払ってやろうとしながら。 足元に気を付け、恐る恐る白毛玉を探す。 応援を呼ぶらしきアリスには、頼むと一言声をかけて。
ちっこいちっこい同級生が見付かったのは、寒がりの自分の鼻の感覚がなくなったころ]
(26) 2015/01/23(Fri) 20時半頃
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おらおら、やめてやれっての。
[朧の髪の毛をむっしゃむしゃ食ってるトナカイへ声をかけたら、角の生えた頭でどつかれた。 ピンポイントで鳩尾を]
ぐふっ、
[トナカイとの相性は……正直悪い。 というか、明らかに見下されている気がする。
腹を押さえながらも、アリスが落ち込んでる様子には安心させるように頭を撫でてやり]
へいへいっと。 クリスが言うなら間違いないな。
[>>14思い込みは激しいが嘘はつかないアホガールの言葉に賛同して、教室へ戻ることとする。 あったかい茶が飲みたい。
学生生活の最後の授業になるやつもいるだろう授業は。 本日も、なんの特別なこともないような顔をして終わった]
(27) 2015/01/23(Fri) 20時半頃
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[教室に戻りがてら、悪戯半分に投げた雪玉は きれいにミナカタの方へと飛んでいった。
当てるつもりはなかったけれど、当たったら小言をくらいそうなので 慌てて教室まで全力疾走で逃げる。
駆け込んだ教室は、室内独特の匂いと温かさ。 そこに加えて、優しい紅茶の匂いが>>7鼻だけじゃなくて 外気にさらされていた全身を擽った。]
ポーラが淹れてくれたんだ。 飲む飲む!外すっげー寒くて大変だったよ。 アシモフもちゃんと暖かくしとけよな。
[ポットから注がれた湯気をたてる紅茶に、 思いついたのはやっぱり悪戯。]
(28) 2015/01/23(Fri) 20時半頃
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[ポーラが怪我をしそうなものを持ってないことを確認して。
彼女の頬に冷えた自分の両手をぴたん、と当ててみた。 冷たさにびっくりしたら大成功。]
雪の温度のおすそ分け、つってな。 驚いた?
[悪びれることなく笑うのは悪戯っ子そのもの。 年齢よりもはるかに子どもじみた行動に、 返ってくるのは呆れた視線か、はたまた苦笑か。*]
(29) 2015/01/23(Fri) 20時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 20時半頃
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─ 夜・寮 ─
[寮に戻り、動きやすい服に着替えると髪を縛り直していた。 後頭部に高々とあった尾っぽは右側に寄せ、軽く編み込む。 胸元に垂らした荒縄は、頬杖を突けば机に触る長さにもなる。
実技の復習なら、何も夜でなく昼にやるべきだろう。 だが実際の配達は夜だ、より実践的に……というのは建前。 調子が悪くない限り、及第点なのだし回避したい、が本音。
防寒兼毛髪保護用の耳当て付き帽子を被り、寮の外に出る。 帽子以外は、大体いつもと同じ実習時のスタイルだ。
冷風が頬を撫ぜ、教室での温かい紅茶>>7が早くも恋しい。 あれのお陰で悴んだ手を、友人の体温で暖めずに済んだ。 手っ取り早いが、悲鳴が耳に痛いのと心証悪化は宜しくない。]
(30) 2015/01/23(Fri) 20時半頃
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─ 厩舎 ─
[道中や実習場所は等間隔に設置された蛍光灯で照らされ、 昼間程ではないが適度な明るさを保っていた。
寒い屋外でも光源の蛍達が然程機嫌を悪くせずにいるのは、 日夜努力する生物学部の研究の賜物だろう。>>0:103]
やはり、夜になると冷えるな。 終わった後は、汗が冷えないようにしないと。
[同じ様に実習練習に向かう級友と一言二言交わしながら。 厩舎に着くと重い扉を開き、一番大人しい馴鹿に近付く。]
……明日、頼むぞ。
[ぽすぽすと顔を撫でながら角の根本を掻いてやり、 ご褒美用の角塩をちらつかせた。]
(31) 2015/01/23(Fri) 20時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 20時半頃
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おかえりなさい 救助活動おつかれさまでした
[次々と教室に戻ってくる面々にはそれぞれ声をかける。アリスに、ソリを引いてる時に感じた覇気が失われているようならそわそわと尻尾を揺らして様子を見たり]
ひゃあ!つつ冷たいです! もう!びっくりしたじゃないですかー!
[飲み終えたカップを片付けるついでに意見を聞こうとテッドの席に近づけば、突然頬に届いた雪のお裾分け。冷たさよりも、その唐突さにみゃあ!なんて声を上げそうになりながら、両頬に手をあてる。その口元はふにゃりと緩んでいた 怒っているというより照れ隠しの仕草]
そうだ。テッドサン プレゼントを取り出すとき、一番 持ちやすい大きさってどれくらいです?
[圧縮化を実現するにあたり、どの程度の大きさにするかは運ぶ側の意見を尊重するべきだろう]
(32) 2015/01/23(Fri) 21時頃
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― 教室 ―
[戻ってきた教室では、娘の言葉通りにポーラが 級友たちの分の紅茶を準備して待ってくれていた。 早速ご厚意に甘えていただくことにする。]
うーん、ポーラ嬢の紅茶は相変わらず絶品です。
身体に温度が行き渡って、えーと、ぼこぼこ……? あ、いえ、ぽかぽかになりますね!
ありがとうございます。
[もちろん味もだけれど、温かさが続くように心配りが 施されたカップは、これから授業が始まるのでなければ ずっと握っていたい程。
擬音語を間違えかけながらも、彼女にお礼を言って ぺこりと頭を下げた。]
(33) 2015/01/23(Fri) 21時頃
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― ホワイトアウト前 ―
[自身からすれば、誰も彼も見上げるほど大きい。>>0:140 けれど、年頃の女の子に面と向かって体重云々なんて禁句だ。 特にクリスは女性徒の中でもすらりとして背が高い。 己のように低すぎるのも問題だが、 体重の話には慌てて前脚をぱたぱたと揺らめかせた。]
俺はクリスが良く目立つ方が好きだよ。 ツリーの天辺にあるベツレヘムの星の星みたいだ。
クリスが立派な聖夜郵便局員になったら、 きっと子供達はもっと手紙を書きやすくなるよ。 君みたいな星型の切手を、ぺたりと貼ってね。
[きらきらと輝く瞳の青さは、明るい夜色にも似ている。>>0:142 小さな体を大きく使い、手振り身振りで力説していたが、 ハッと校庭の気配を察し、翻る体。 彼女が止める間もなく、駆け出した慌てん坊。>>0:159*]
(34) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[教室に残した北風はひゅうひゅうと鳴き。>>0:152 学友の暖かい心配を余所に小さな体は最前線へ。>>0:156]
アリスー、アリ……、
[雪を掻き分け、トナカイと調教師を目指し一路。>>0:158 ずりずりと体が雪に埋もれていくのは何時ものことだ。
――― ズボッ ―――
そして、脚を柔雪に取られるのも良くあること。 常ならばもう少し気をつけて進むが、目先に捉われすぎた。]
(35) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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ごめん、ごめん。
[悪びれることなく笑いながらも、 驚かせてごめんとポーラに謝る。
ぴるぴると動く尻尾が本当にびっくりした、と 声よりも雄弁に主張して、 怒っていないのは表情を見ればわかる。>>32]
(36) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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ぢゅ…っ
[ジタバタ。もがけばもがくほど深みに嵌る。 ミイラ取りがミイラでは、余りに余りだ。
出身であるモフモフ谷にも雪は降るが、 雪の降る季節は一族揃って冬眠してしまう。 故に、一度嵌ると中々抜け出せない。 自身は穴掘りが出来る鼠ではないのだ。]
………――――、
[最後にアリスの名を呼んだ鼠は、哀れ雪の下にしまわれた。 辛うじて覗かせた尻尾の先だけで、集中線を渇望しながら。*]
(37) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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プレゼントの大きさ? んーっと…
[手や腕をぱたぱた動かして]
俺だったらこんくらい、が持ちやすいかな? でもさ、
[それよりも少しだけ手を大きく広げる。]
このくらいの包みの方が、子どもが抱えた時に うわ、何だろう! ってドキドキしねえ?
持ってる人が変わったらサイズ変更とか出来るのがいいんだけど。 どう?
[自分よりもよほど成績の良いポーラに意見するのはあまりない体験。 でもサンタを目指すからにはそれは譲れない主張で。 不安半分、期待半分でポーラを窺う。]
(38) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[クリスが戻れば、部屋の温度と明るさが一段階上がった気がした。華やかで朗らかな彼女は、ツリーに例えると一番てっぺんの星だ]
ハイ、どういたしまして ぽかぽか、なりましたか?良かった
[多少不自由な言葉も、暗号めいた文字も。のびのびとした彼女らしい。真似することができない、ということは代わりはいないということ その"個性"が、ポーラには眩しく見えた
高い位置にあるつむじが見えれば、同じようにお辞儀を返し、名残惜しげに握られたカップを受け取ったか]
(39) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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― 救出劇 ―
[それから、どれくらい埋もれて居たことだろうか。 アリスを救助に馳せ参じ、逆に遭難の憂き目。 入学して以来、何度目か分からないアリスSOS>>0:183
雪を越して、人の声が聞こえる。 ミナカタと、アリスと、それに朧だろうか。 他にも何人かの声が聞こえた気がするが、幻聴かもしれない。 体温を奪う冷気と急激な睡魔に行動制限を受けながら、 ちゅぅ…、と力なく鳴いた。>>0:195>>0:196>>0:197]
(40) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[雪の中からサルベージされた時には、 すっかりと雪をもろもろに付けて、力尽きる鼠一匹。 眼を回している鼠は、魘されるように前後不覚のまま呟いた。]
……怪我は、しなかった…かい、……アリ…ちゅぅ、
[最後まで人語を吐き出せず、 朧の体温に触れると同時に、軽く気が飛んだ。
びしゃびしゃの鼠を襟巻きで包んでくれる優しい学友。>>0:185 なんの迷いも無い所作に、堪らない至らなさを噛み締めて。*]
(41) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[浮いたり沈んだりする意識の中で、 自責の念に駆られながら、同時に増える声に鼻先を鳴らした。 仮にも世界中の子供達の為に尽くそうとする面々である。 飛び出してしまった自身を按じてくれる。>>4>>5
クリスの至極最もな言葉に、垂らした尻尾を揺らして応じた。 成人も済ませて尚、自分には危機感が足りない。>>11]
すまない…、また心配を…。
[うんうん唸りながら、朧によろよろ前脚を伸ばす。>>17 ポン、と彼の腕を撫でて、労わり。>>18
何か呟いた言葉は、鼠の言葉。 彼の言葉に応えたつもりだが、上手く声にならなかった。*]
(42) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[どれだけ髪を乱されようと、直すのは手慣れたものだ。>>26 解いた髪紐を咥え、階段を下りながら纏めた髪を括り上げる。
咄嗟の行動で防寒を怠った中年見習いに一言向ければ、 大人気なく振り下ろされた鉄槌に、痛む頭を押さえた。
存外元気じゃないか、と呟いたのは自身の口腔の中だけに。]
相も変わらず、見た目に反して面倒見が良いな。 見方を変えたら幼女愛好者のようだ。
[ふ、と目を細めては、彼を小馬鹿にして拍手喝采。 アリスは幼女と呼ぶには大人びているが、対比的にだ。
自分には出来ない気遣いが自然と出来るのだから、 年を言い訳とせず胸を張れば良いのにと。 言った所で舞い上がるだけだ、と伝えてやるつもりはない。]*
(43) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[アシモフが見付かった後。 口を動かす馴鹿にどつかれる、哀れなミナカタ。>>27 赤鼻であっても、漂う加齢臭でか仲間意識は薄いらしい。]
大丈夫か、おっ……ミナカタ。
[あからさまに言い直し、視線だけは同情を向けてやる。
ここにいる皆で、同じことを目指す最後の授業日。 あまりそう思えないのは、まだ続いて欲しいと願う所為か。 何気なく見上げた空は、泣きたくなるくらい澄んでいた。
教室に戻った後。 冷えた体に染みる温もりに、仄かに纏う空気を緩めながら。]
ありがとうな。
[入れてくれたポーラに、ゆる、と尾っぽを揺らして感謝を。*]
(44) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[それから授業が始まる前に、ポーチからある物を取り出すと。 何事かをぶつぶつと呟いた後、隣の席のアシモフを ちょんちょんと突いて話しかける。
クリスマスローズをあしらったレースの ハンカチを、彼の方に向けて広げながら。]
ちょっとしたおまじないをかけておきました。
こちらを敷いてその上に座れば、 暖かいまま授業が受けられますよ。
[人間にとってはカイロ替わりでも、鼠なら膝掛けや ホットカーペット程度の効果は見込めるだろうか。
何でもおまじないで解決出来るわけではないけれど、 こういったことにかけては無駄な器用さを持っている。]
(45) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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如何でしょうか?
先程の件もありましたから。 わたしなりに、アシモフ殿が最後まで体調を崩さずに 授業を受けられる方法を考えてみたのですけれど…。
[彼の体型の都合上書き取りになるとずっと上に 座っているわけにはいかなくなるから、 せめて合間合間ぐらいはと。
しかし押し付けるつもりもないので、アシモフが断ったり もっと最適な保温方法を思いついていれば、 すぐに引っ込めるつもりで赤い瞳をじっと窺った。*]
(46) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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/* 二十日鼠っぽいが、冬眠するんですね。 知らなかったってことでひとつ! (知らないが、と織り込もうとしたけど上手く書けなかった)
ゴールデンハムスターは冬眠するらしいけど、 よくよく考えたら体長15cm。その大きさならいけるか。
実技で空を飛ぶには橇で良いんだろうか。
(-9) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[雪に埋もれた白もふもふが どうにか通常の体温を取り戻したのを見計らって、 小さな彼の体を指でちょい、となでる。
ちゃんと温かくてほっとした。] アシモフー? 大丈夫か?ほら、チーズ。 寒いとこだとカロリー補給必要なんだろ?
[種族の違う友人が増えて、自発的に調べたのはその生態。]
(47) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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[寒い場所ではカロリーを多く必要とします。 水分補給はしっかりと。
それだけは試験よりも授業よりもしっかりと頭に刻み込んでいる。 ポケットに食べさせても大丈夫な個包装の ドライフルーツやチーズを持っているのはそのため。]
予報士さんいないとサンタさんが困るだろ?
[笑って、少しずつ高くなる体温にもう一度笑みを浮かべた。*]
(48) 2015/01/23(Fri) 21時半頃
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/* 優しい人しか居なくて、泣きそうである。 弱々しいキャラメイクをすると一層優しさが身に染みる。
(-10) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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/* ちゃらっちゃらー 4
(-11) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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/* 既に500切ってるけど大丈夫な、はず!
アシモフを寿司握りしたくなる衝動が[手をわきわき] 周りの級友達に距離取りすぎてないよな?と無闇な不安が。
(-12) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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道案内 ピートは、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 22時頃
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―夜・寮内―
たーのーもー。
[間違った訪問方法で叩く扉は仏頂面の友人の部屋。>>30 出かける前だったらしい姿に差し出すのは夜食の差し入れ。]
はいよ。お礼の甘味。
[試験の手伝いをしてくれた友人たちへ、お礼がてら差し入れをして回る。
頑張ったところで、苦手なことは どうにもこうにも集中力が長続きしないから、 こうやって息抜きするのも大事なんだとちょっとだけ言い訳して。]
(49) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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な、な。ちょっと口開けてみて?
[強請って、少し開いた口元へ 強引に一口サイズのパンケーキを押し込んでみた。]
苺とカスタードクリーム入りのフルーツサンドと、 他にパンケーキで餡子と生クリーム挟んだの作ってみたんだ。
餡子使うの初めてだったからさー、毒見?してもらおうと思って。 どう?
[味見をした時はそんなに悪い味だとも思わなかったけど。 口に合わなければフルーツサンドで許してもらおうと、思いながら。 滅多に変わらない朧の表情を覗き込んだ。*]
(50) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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── 予鈴がなる前後の教室 ──
[試験前の級友達は実に十人十色だ。 テッドのようにノートを借りるものもいるならば、徹夜明けなのか。 息絶え絶えに自らの机にうつ伏す者も、視界に止める。>>0:60
鼻腔を擽る香りは、既に教室内に漂っていただろうか。>>0:71 消しゴムに逃げられる旧友が、まさか括り紐まで追う程の逃げられようだとは。 小耳に挟んでは、なにかいい案が無いかと頭の片隅で考える。>>0:69
小さな手助け人を惹きつけられるのが、一番てっとり早いのだが。 クリス語の修正も間に合わないほどである。 いや、あれは個性だと見逃されているのだろうか。]
(51) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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[設計工学部の話は、聞いていても楽しい。>>0:77 抽象的な表現は無限に夢が広がる。 花形役者を立てる為、裏では様々な力が交錯する。]
………その、模型が出来たら、見せて欲しい。 勿論強要はしないが。
[漏らした素直な感想に、短く告げられた礼。>>0:171。 擽ったさを覚えながら、男も素直な気持ちを吐露する。 材料や塗装品などを提供する関係上、行き来することの多い学部だが。 男の仏頂面は、相変わらず崩れることはなくとも。 馳せる想いは等しく。
皆で卒業を迎えたら。 それぞれの場所に散ってしまうだろうが、それでも学び舎を共にした絆は強かろうと、目を細めながら室内を見渡すのも、もう少しで終わりとなる。
寂しいとは言えないだろうが。 それでも寂しいと想う気持ちは、男を更に無口へとさせた。]
(52) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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[予鈴がなると同時に滑り込んだ級友にも、柔い眼差しを送る。>>0:114 一番前の席で授業を受ける後ろ姿は、真面目な印象を与えるに充分である。 内申点は上々だろう。学科の点数も少しおまけが見込まれるのではないだろうか。
ひとりひとり姿を見遣っては、無事合格するように願いを込めていると。 聞こえた、憂慮の声。>>0:115。 時期が時期だけに、募るばかりの心情に気付きはせども。 解消すべく動けないのは男の欠点でもある。]
そろそろ迎えに行くべきなのだろうが……
[想いはお節介ではなかろうかと。 口篭る言葉すら、年嵩増した級友のブラックサンタの言葉に>>0:124、消え入りそうであり。 過去問大盤振る舞いによって、完全にかき消されていた。]
(53) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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へぇっぷしっ!
[暖かい教室に迎えられ、タオルを借りて水気を拭ったが、 背中を這い上がる悪寒の忘却には至らない。 それでも、小さな頭に座学を叩き込み、最後まで授業に出た。 しかし、鼻先が何時もより赤いのは気のせいではない。
クリスに借りたハンカチを防寒具代わりにぐるぐる巻いて、 如何しても気になる事があるからと、共に教室を後にした。>>45
彼女の特別な力が篭ったハンカチは、 仮令、おまじないだとしても、 何故か暖かく感じて、首をもすりと埋める。>>46
自身の体格を気遣ってくれる優しさがひしひしと身に染みた。 ハンカチは洗ってから返すから。と頼み込んで借りて良かった。
これが無ければ、今にも前のめりに行き倒れそうだ。]
(54) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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[思い立ったらすぐ行動、を腰の重い自分に言い聞かせなければならないと悟ったのは。 木枯らし一過。冷たい風が頬を撫ぜてからだった。>>1:141]
アシ……モフ?
[そこは追先ほどまで、小さな身体に鉛を抱えた旧友の姿が居たはずだが。 不在のみの行き先に気付くのは、いったい誰が早かったか。 校庭では男の知識を求められる発言がされているとは未だ知らず。>>0:158 まさか級友に因る何度目かの白歴史の幕が切って下ろされていたと。 気付くのはもう少し先の話*]
(55) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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[ほとほと。向かう先は気温計の設置された屋上。 廊下に出た途端、吐き出す溜息は重い。
両手でハンカチの下に隠して持つチーズ>>47>>48を、 ごそりと引き出して、眺めながら、ちゅぅ、と嘆息を増やす。]
俺は、いつか―――…、 彼らに貰ったものを返せる予報士になれるだろうか。
……いや、違うな。 返したいって、俺が逸って振り回されているんだ。 [ほとほと。とぼとぼ。 階段の手すりによじ登り、木枯らし吹く屋上へ出た。 長距離を飛ぶソリ用のカタパルト、星を観測する望遠鏡。
そして、広い広い夜色の空。 余りに小さい鼠は空を見上げて、はぁ。と呼気を濁らせた。*]
(56) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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── 記憶の片隅の話 ──
[小さな級友の遭難ならぬ白歴史に似た話なら、一つ記憶にある。>>0:149
雪花草の個体サンプルを収集に出た通り道、級友をひとり、引き上げたことがある。
その頃はまだ花形学部への未練が多く胸を秘めていた為に、雪車ごと引きずり出した体を肩に背負った儘。 名乗ること無く救護室へと預け去ったのだった。 勿論壊れた雪車は、設計工学部へ預けて修理した後に返却するよう、手配もしていた。
足がつかないように振舞ったのは、ただ単に礼を言われるのが気恥しい理由からでもあったが。]
俺は。配達学部に属するものは、練習しなくても雪車など乗りこなせるほどの機敏さが元々備わっていると思っていたんだ……。
[男は出来ないことをいとも容易く出来てしまう、あの学部に所属する者を。 雪道で遭遇するその時まで。 羨望を通り越して癪に障る相手だとすら勝手に認識していた]
(57) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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[だが実際はどの学部も努力なしでは世間にすら認められない存在だと気付き、自らを恥じた故の対応であった。]
だから、名乗る必要もない。 彼が無事、卒業出来たのならば。これ程の礼はないのだからな……。
[裡で呟く想いは誰にも明かされずに。 賑わう残り少ない日常に、雪解けと等しく淡く消えて昇華した**]
── 記憶の片隅の話 了 ──
(58) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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― 『消えた毛玉の怪』発覚前の教室にて ―
[過去問を強請りにミナカタの元に駆け寄れば テッドが笑顔で手招いていた。 ぐぬぬ、と奥歯を噛み締めたのは一瞬。 ぐ、と拳を握り力強く頷く]
おう、お前には負けないからな!
[とは、ピートにとっては唐突ではない宣言である。 テスト前日ということもあって、そう浮いた発言でもない、はずだ]
えーと、地図学とトナカイ心理学、が、特にやばい
[意気込んだものの、要求は控えめであった]
(59) 2015/01/23(Fri) 22時頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 22時頃
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うおお、ありがと! コピーしたらすぐ返す!
[受け取った過去問を手に、自席へと戻る。 他にもコピーすべきものがあったような…とごそごそしてれば、ポーラに声をかけられ顔をあげた。 ありがとう、だけではなく良かった点を述べられてなんだか面映い。なにより頑張った点を褒められたのだから、なおさらどう答えればいいかわからず]
うん ……ならよかった
[なんて簡潔な返事しか出来ず、コピー室へ向かう途中で自己嫌悪に陥った。もっとも、一番何やってんだ俺!となるのは、アシモフ捜索隊が再結成されたことを知ってからになるわけだが……。 その瞬間まで、少し時間を進めよう]
(60) 2015/01/23(Fri) 22時半頃
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―教室にて・過去問―
…え?俺、地理学だと絶対負ける自信あるよ。
[全く気負いなく、自身の苦手を暴露する。>>59 だっていつも筆記試験では、ピートの方が成績がいい――気がする。]
先生たちにも注意されるんだけど、 俺ってノリの上下が激しいらしいよ? 苦手ならピートみたいにこつこつ努力しろ!ってよく言われるもん。
[苦手科目のノートを生真面目にまとめようとする姿勢は己にはないもの。 素直に、真面目だな、すごいな、と表情に浮かべて 笑顔を向けた*]
(61) 2015/01/23(Fri) 22時半頃
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―夜・寮内― [も一つ、叩いた扉の主は在室だったろうか。>>57 いつもいつも世話になっている記憶はあっても、あまりお返し出来た記憶がない。]
甘いもんも、好きかどうか知らないしなー。 ま、いっか。苦手なら他に持っていこ。
[たのもー、とやはり間違った声掛けで。 試験勉強の疲れを癒すべく、 甘い匂いのするフルーツサンドとパンケーキの差し入れとともに 彼の部屋を襲来するのであった。
当然そこへ至るまでの廊下でも、 ノートやプリントでお世話になった相手には 栄養補給!と言ってお礼を手渡している。*]
(62) 2015/01/23(Fri) 22時半頃
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― 放課後、試験前日の夜は長い ―
[消えた毛玉の怪再び――だったことを知ったのは、コピーをとって再度意気込んで戻ってきた時のこと。 クリス製ホットカーペットの上で震えているように見えたアシモフを見て、お茶を飲む皆を見て、俺何してんだ……と肩を落としつつも。 授業は真面目に、至極真面目に受けた。
素直に褒めてくれるクラスメイトは、一人じゃない。 ライバル宣言をしたのに、何のてらいもなく嬉しいことを言ってくれたテッドに同じように返せなかったのは]
慣れてないからだ、ちくしょう
[お、おう。なんてどもりながら過去問手に退散したのだった。 これでは勝てないはずである]
(63) 2015/01/23(Fri) 22時半頃
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―回想・爺ちゃんが来る前―
おいおい…怖いこというなよ。
[冷静に水を差さす彼>>165の真意はわからないが、それもいつものことだ。悪意はないのだろう、たぶん。遅刻したことは棚に上げて、異議有り気に、目を細める朧に視線を送る。 幸い事故になったことはないが、自主練習中にうっかり手が滑って手綱を離しかけたことはある。思い出して、ちょっと目を逸らした。]
お前たちが受け取った願いを叶えるのが 俺の仕事だからな。 …プレゼント渡し損ねたりはしない。
[花形の重大な責任を不思議と重く感じることはない。それはきっと、影で仲間たちが支えてくれているからだと、確信できた。
立ち直ったイアンの出鼻を祖父にくじかれるまであと少し*]
(64) 2015/01/23(Fri) 22時半頃
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[さてさて、捜索隊と発見されたアシモフが教室に来るのは、自分が教室に戻ったそのすぐ後くらいだろうか。 あったかふわふわタオルをアシモフと、その他寒さに震える誰かさんに貸し出しつつ、ポーラがお茶を淹れ始めたらそれを待った。 捜索に加わっていない人間が飲んでいいのか、なんて思考はどこにも備えちゃいない。]
You better watch out,You better not cry〜♪
[呑気に歌なんて歌いながら、さっき朧に借りたレポートなんて読んでいたりする。]
(65) 2015/01/23(Fri) 22時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 22時半頃
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─ 夜・寮 ─
新聞の勧誘なら間に合っている。
[間違った訪問の声>>49には、こちらも間違った返答を。 出る直前だったが、訪ねて来るのなら部屋に招き入れた。 手元に甘味もあることだ、と。]
手早いな。疲れているだろうに、助かる。
[甘味作りは彼の息抜きにでもなっているのだろうが、 そうであっても払ってくれた労力に感謝せずにはいられない。
ちら、と一瞥だけに留めるのは、即座に食べないように。 実技の復習が終わった時の、自分へのご褒美にするためだ。
片手で甘味を受け取り、傍の机に皿を置く。 散々使って疲労した頭を労るように、ぽん、と掌で一撫で。]
(66) 2015/01/23(Fri) 22時半頃
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/* !!!!!!!!!!急ぎすぎて朧ひろいそこねてた つまりこれは厩舎にいくしか
(どうしようかなやんでいた
(-13) 2015/01/23(Fri) 22時半頃
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……口? んぐ。
[強請る声に、何かあるのかと控え目に開いた口。 押し込まれた甘さ>>50に、驚きから瞬きが増える。
唇のクリームと餡子を舐め取りながら、口をもごもごと。 毒味だからと悪びれず、どこか嬉々として募る口調。
眉間に皺が寄ったのは不快ではなく、飽和した面映ゆさだ。]
無理矢理押し込まずとも、一人で食える。 ……初めてにしては、美味いんじゃないか。
[覗き込む視線に狼狽が隠せず、見開いた目が行き場を無くす。 額を掴んで視線を遮り、照れ隠しに前髪を掻き混ぜた。]
これから俺は厩舎に行くが、テッドはどうする?
[手を離し。くい、と顎で外を示した。 彼が、何処か向かう先があるのなら無理強いはしない。*]
(67) 2015/01/23(Fri) 22時半頃
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― 夜、厩舎へ―
[放課後すぐに部屋に戻り、過去問を解いていたピートは、夜がすっかり更けてから動き出した。 サンタの仕事は夜が本番だ。 昼間なら迷わず行ける道も、夜になるとその顔をがらりと変える――つまりは、そういうこと。ピートの試験結果がいつも芳しくないのは、夜がいけないのかもしれない、と責任転嫁を自覚しながらも考えずにはいられない]
ええと……トナカイと交流して…ええと ………ええと
[迷うことを計算して寮を出たはずなのに、厩舎についた時には既に先客がいて、時計を見れば結構な時間がたっていた。 はぁ、と溜息つけば、息はまだ白い。 短い髪を覆い隠すふわふわの帽子をぐい、と下げて、入る前にピーとは雪を集めて拳大の玉を作った]
(68) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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/* なんでこんなにト書きがながくなるんだろう・・・
(-14) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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よおし、も一発いっとくか。
[>>43>>44明らか小ばかにした声に律儀に反応し、かじかんだ拳に息を吐いて。 その取り澄ました頬を抓ってやろうと手を伸ばしておく。 寒い指はあまり動かないので、避けられた可能性は高いが]
くぉらあああっ!!
[>>28そうして教室に戻る前、側頭部に当たった雪玉。 ぐりんと急角度で振り返り、視界に入った犯人を全力疾走で追いかけた。 実際そう怒ってもないが、なにか期待されていそうなのでつい。
アホボーイをどつきまわした後の茶は、大変おいしかった*]
(69) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 23時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 23時頃
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そうですね、やはり運ぶ時はコンパクト 届ける時には大きく、と……
うん、成功するかどうか解りませんが 挑戦してみます! ありがとうございます
[テッドが示した大きさ>>38を真似ながら、だいたいのサイズを確認する。 質量保存の法則さえ何とかなれば……あるいは重さだけでも軽くなれば、体格や体力の差を減らせるだろう やはり、担当によって目線も変わる。受け取るこども側の心理まで考慮していなかったと、ぺこりとお辞儀をして。忘れないうちに数字を記録しようと席に戻りメモを取った]
(70) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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―夜闇の屋上で―
[屋上庭園、月光を集めている樽の隣。 集めた月光の放つ仄かな灯りを頼りに、寒いのが苦手なくせして、男はそこでスキットル片手に教科書にかじりついていた]
さっみ……
[図書室も自習室もどこもかしこも、若者たちが溢れてて居辛いのだ。 おまけに話すことといえば、卒業したらああしようこうしようこんな夢がある、そればっかりで。
自分といえば]
卒業、ね……。 くっそ、遠すぎんぜ……。
[卒業したらどうしたい、こうしたい、がもう長いこと見えてこない。 年々焦りが高まるばっかりで、もう今年が無理なら無理なんだろうと諦めが忍び寄ってきてさえいる。
ガキがプレゼントをもらった時のあの笑顔を、自分も見たいと。 その気持ちも、もう焦りと諦めで掠れかけている]
(71) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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あん?
[自虐的な気分で寒空の下、息を凍らせているのなんて一人だけだと思っていたのだが。 >>56聞こえた、ちゅうという微かな声に反応して教科書から顔を上げる。
目を凝らすこと、暫し]
昼間といい今といい、お前そんなに風邪引きたいのか。 アシモフ。
[飲むか、と酒を差出しつつ。 落ち込んだ声を気遣う声色で、彼の隣に歩み寄った]
(72) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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[出て行ったかと思えばほどなく戻ってきたモニカへも、もちろん紅茶を振舞うことは忘れない こちらはシャボン玉を張ることなく、直接淹れたてを運び、聞こえた歌声にわあ、と顔を輝かせた]
モニカサン、お上手ですね あ、そうそう ソリの、プレゼント袋を乗せる部分を 考える時、困ることとかこうできたらー なんていうの、ありますか?
[はいどうぞ、と紅茶を差し出しながら尋ねるのはやはり実技についてのリサーチ。ソリやトナカイの大きさはそうそう弄ることができないから、そちらに合わせた方がより合理的だろうという考えて
ふと、机にサミュエルが残した模型があれば積木を前にした赤子のように瞳をきたきらさせ、好奇心に尻尾を揺らす]
(73) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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― 夜・図書室 ―
[試験期間中は閉館時間が遅くなり、就寝時間ぎりぎりまで 開放されている図書室の扉を開ける。 高い天井からぶら下がるシャンデリアは、昼間よりも 橙を帯びた明かりで室内を照らしていた。]
失礼します。
[近くをきょろきょろと見渡してみても、 馴染んだ級友たちの姿はすぐには見つけられず。]
みんな、先に実技の練習に行っちゃったのかな。
[続く独り言は、下手な翻訳文のような いつもの口調ではない、故郷の言語で。
自分の中ではこちらの素の言葉遣いと変わらない感覚で 話しているつもりなのだが、どうも実際以上に丁寧に 見られているらしい。別段不自由は感じていないけども。]
(74) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/23(Fri) 23時頃
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やや、ピートくんもおはよう。おそよう?
[項垂れた様子のピート>>63にも、ティーカップ掲げてみたりして。 授業は合いも変わらず要点だけを書き留めて、あとは新しいそりの構想をまとめるのに時間を費やした。 こんな授業態度で座学は優秀と来たものだから、教師も苦笑いするばかりで、内職を叱らなくなった。
卒業試験前日の放課後は、そうしてすぐにやってくる。]
(75) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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―夜・寮内朧の部屋―
やった! 自分で食べても悪くないんじゃね?って思ったけどさ。 やっぱ人から言われたら安心するっしょ。
[よかった、と胸をなでおろし ぐしゃりとかき回される前髪に>>67笑い声をあげる。]
厩舎に行く前に、ちょっとお礼参りに行ってこようと思って。
[烈しく使い方がまちがっているかもしれない言葉づかい、 生憎と止める人物が居そうにはなかった。]
ギネスと、ミナカタのおっさんだろ、 あとポーラとかモニカは女子寮あてに纏めて置いてくる。
[指折り数えて、今日一日だけで随分な人数に世話になったと改めて思う。]
(76) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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―消えた毛玉の怪・窓際で―
[茫然としていると、いつの間にか教室から騒がしい声が消えて代わりに、窓の外から声が聞こえてきた。頭を掻きながら窓の傍へ行き覗いてみる。]
なんだ、あいつら楽しそうだな。 明日はテストだってのに、本当お気楽だよな…
[くすっと小さな笑いと笑顔。 卒業がもうすぐだというのも少しだけ寂しくなる。]
まあ、まずは合格しなきゃ始まらない。
[教室に帰ってきたやつらにはアシモフの救出を手伝えなかったことをわりぃと謝って、ありがたくお茶をもらおうか*]
(77) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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季節外れだけど、サンタ候補からの贈り物になったらいいな。
他のやつの試験に手出しとかできないけど、 今のクラス全員でチーム組んでサンタクロースやりたいもん。
[もちろん、そのためには自分が落ちるわけにはいかないけど。]
借りたノートとかプリントがあれば百万馬力とか、そんな気がしてんだよね。
[至って呑気に言うものの、目が少し充血している。 直前とはいえ、苦手な座学の復習や暗記に労力を割いたせい。]
寝る前にトナカイと一緒にばーんと気晴らししちゃいたいから、早く配ってきちまうな。 あ、あんま髪の毛かじられないように気をつけろよ?
[去り際に、トナカイにたびたび髪を強奪される友人を茶化すことはしっかりと忘れていない。*]
(78) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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――その、授業開始前の一コマ>>73――
乗せる部分? そうだなぁ、こうできたら、って言うよりも、バランスかなぁ。 結局さぁ、トナカイとサンタクロースが前にいるでしょう? それで後ろが重過ぎたらトナカイに負担もかかるし、崩れやすいし。 安定性がいっつも課題だな。軽くてたくさん乗せても崩れにくい、なんてなったらいいけどぉ、軽いものは崩れやすいんだよねぇ、仕方ない。
[歌を褒められるなんてそうそうなくて、照れたのもつかの間。 そりの話とあれば、思いがつらつらと。]
あ、それよりもさぁ、プレゼントをひとつの大きな袋に、じゃなくて、小分けにして積み込んだりできたら嬉しいなって思うんだけどぉ、そういうのどうかな?
(79) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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― 厩舎 ―
[出来るだけ音をたてないようひっそり扉をあける。 此方に背を向けた朧を認めれば、したり、と頷いて トナカイたちにアイコンタクト。 動物を驚かせるのは、色んな意味で危ないし本意ではないから、しぃ、と人差し指を口元に持ってきて――その意味が伝わるかはわからない。今度アリスに聞いてみよう――朧の背中に、雪玉を、投げた!
さて、気づかれていたか はたまたトナカイが知らせてしまったかは、雪玉の行方でわかるだろう]
(80) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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[実技に向けての方向性を決めるのに必要な情報はまだいくつもある 直前にこんな調子ではお先真っ暗、のはずが気持ちは高揚するばかりだった]
朧サンとアシモフサンのコンビも すっかりお馴染みですね
[夏は日よけに、冬は炬燵に形を変える朧の肩。卒業したら、この光景を見る機会も減るのかと思えば少し寂しいが、かといって落第を願うつもりは欠片もなく
さらりと揺れる尻尾、その大人びた仕草にはにかみながら他と同様に空のカップを受け取り。耳をぴょこぴょこさせてお辞儀を返す]
(81) 2015/01/23(Fri) 23時頃
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― 夜の屋上 ―
[ぼんやりと白い毛玉が闇夜に浮かび上がり、 彷徨う姿はウィル・オ・ウィスプ。
と、ととと。
小さな歩幅で屋上を進み、ハンカチーフを翻す。 見上げた温度計は屋上に設置されたもの。 この場所からは、校舎の天辺に設置された風見鶏も良く見える。
鼻先を金星から、月へ向け、雲の上を抜ける風を読みつつ、]
――――…ミナカタ?
[狭い視界に納まるのは、己よりも年上の大先輩。>>71 何故か卒業もしないが、落第もしないと云う低空飛行上手の姿。
きゅ、と鼻を鳴らし、丸い眼をくるりと返す。 酒香に混じる気配に、己と似たものを察して足を止めた。]
(82) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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こんな所で勉強かい? 俺は居ても立っても居られなくて、空の具合を見に来たんだ。 立ち止まっていたら、迷いと懊悩に捕まってしまいそうでね。 [彼が近付く度、見上げる角度が鋭角に。>>72 髭先と尻尾を下げて、空笑いを足した。
差し出される聖人の血には、少し悩んでから1滴。と指を立てる。]
(83) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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―校長室―
ほ。
[暖炉の前、丸くなって眠るアーサー先生(科目:統計学)とミケ先生(科目:トナカイ調教学)を起こして。 きゃあきゃあはしゃぐ生徒のタルトとショコラ(学部:プレゼント学部)に金平糖を握らせて寮に帰らせ、アオイ(所属不明)に服を着させるまでした後、やっと校長の仕事は終わる。
ふいっと指揮者のように手を振れば、合図に応えて蛍たちは灯りを消し。 代わりに、集めて煮詰めた月明かりが寮や玄関を明るく照らす。
それを見届け、うむうむ頷いて]
なあになあに、心配なさるな。 明日は今日よりもっとよくなりますとも。 ……ただし、努力と才能で差は出るがのう。
[寮で頑張る生徒たちに激励ひとつ。ほっほ、と笑い声ひとつ。 よっちらよっちら歩いて、校長は試験のソリの点検へ向かった*]
(84) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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─ 厩舎 ─
[現実逃避で馴鹿の横面を撫で回すこと、数分。 鬱陶しい、と撥ね除けられた手に、昼間のことを思い出す。
避けようとし、首に当たる冷たさと落とす忌避に回避が遅れ。 冷えで痛みは鈍かったが、一撃は一撃だ。>>69
たまに傾けていたスキットルを、盗み飲みしてやろうか。 それともブラックコーヒーと称し、砂糖飽和な差し入れを。
実に馬鹿げた復讐劇を考える最中、外から人の気配。>>68 練習に来た級友だろう、と気を抜いていたのが失態だった。]
(85) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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/* アオイどっからきたんだアオイ…!
(-15) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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―白もふ捜索隊から教室までの一幕― [あ、命中した。
というのは見なくても、背後からの声で分かる。>>69]
ちょっとした出来心だってー!!
[言い訳しながら逃げるも、階段の踊り場で追いつかれて ぐりぐりと仕置きを喰らった。]
(86) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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[若さでは勝っているはずなので、 劣っているとすれば身長やリーチ?と真剣に悩むサンタ候補生。
サンタクロースにお願いしても、ついぞ高身長は得られなかった。 身長はプレゼントには含まれないのだと、入学してから改めて突きつけられた事実が ちょっと悲しかったりもしたのは数年前のこと。
早くサンタになりたい、気持ち。 もっとこんな時間が続けばいいと思う、気持ち。
相反するふたつの気持ちはどちらも本当で、時々ちょっとだけ苦しい。*]
(87) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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―夜・寮内―
あーくそ、集中できない。
[椅子に体重をかけるとぎしりと音がする。 勉学はしているつもりだが、思ったようには成績に現れていなかった。でも、最後の試験はいつも以上に頑張ったつもり、苦手なプレゼント統計学からトナカイ学まで毎日必死になってやった。
それでも明日の試験への不安が悶々と積もるばかりで、 ラストスパートに身が入らない]
んー、厩舎も行かないとだしな…
[皆はどうしてるだろうか、なんて考えながら 手で鉛筆を回して、溜息をついた。]
(88) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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───っ、誰だ?!
[パシッ、と背中に軽い衝撃。>>80 急に振り向いたせいで帽子がずれ、視界が隠され踏鞴を踏む。 馴鹿はというと、縛りきれなかった毛先を暢気に食んでおり。]
ぅ、こら、離せ。食うな。
[柱に何とかしがみつき、転倒は避けたが地味な痛みは点々と。 帽子を直し、悪戯の主が昼間悪戯を仕掛けたピートだと認識。]
ふ……………後で覚えておけ。
[鋭い眼光を向け、指先で引き金を引く仕草。 だが、馴鹿に髪を咥えられた姿は、何とも格好悪かった。]
(89) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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[モニカのリサイタルをもう少し聞きたくもあったが、試験に向けて時間が惜しいのはお互い様 本題を告げるとすらすらと意見が出てきて、慌ててレポート用紙を構えひとつひとつに頷きながら書き込んでいく]
なるほど、安定性ですか…… 気候や立地によって旋回することも ありますもんね
軽くて、かつバランスを取る、と……
[そこで、新しく出た提案にぴくり、と耳が跳ねる>>79その発想はなかった。またひとつ、可能性とアイデアの扉が目の前に見えて高揚する肌から、ふわりと光の粒子が舞う]
小分け……うん、面白そうです! そのアイデア頂いてもいいですか?
[ほぼ確定に近い感じで、すりすりと両手を合わせて一応申し出る。もちろん、彼女がそれをソリの設計に用いるというなら違うアプローチを考えるつもりで]*
(90) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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[いつでも屋外に出ていけるように服装は防寒に長け、 かつ身軽なものを選んである。胸元には、いつも 身につけている金色の石のペンダント。]
うん、やっぱりここら辺はとっくに借りられてるかぁ。
[何せそれぞれの分野から、教科書よりも更に詳しく クリスマスへと踏み込んだ資料の宝庫だけあって、 試験勉強に役立ちそうな本は皆誰かの手に渡っていた。
最も前日まで残っている方がおかしいから特に落胆はせず。 本棚の間を歩き、目指すは貸出禁止類の棚へと。]
(91) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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[退学にはならない。努力しているから。 卒業もできない。努力しているのに。
かじかんだ手でスキットルの蓋を外し、アシモフの隣に腰を下ろす。見上げる角度は、少しは鈍角に近づいたろうか]
中は騒がしいんだよ。
[嘘はつかないが、本当のことも言わない。 赤い水を一滴、蓋に落としてアシモフに差し出して、己も一口煽った。寒さの中、喉の奥と腹だけに温もりが溜まる]
ああ――
[こんなとこに居る理由をアシモフから聞けば、納得したような声を一つ出して。 それから、なんだかおかしいような気分になって、小さな笑いを零した。 少々自虐的な笑いと、微風のごとき空笑いが重なる]
お前くらいのやつなら、なにも心配することはねえだろ。 ……いつだって、地力のある奴はなんだかんだ、なんとかなるもんだ。
[酒の味は、ひどく苦く感じた]
(92) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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/* >>0:165
29+47も無駄にしてしまった。誤字め……。 テッドに飴を投げるか。ぽーい。
(-16) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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朧は、テッドならこうも馴鹿に遊ばれないだろうに、と嘆息。
2015/01/23(Fri) 23時半頃
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そ、れ、は 俺の台詞だ
[命中したことに気を良くして、きっちり手袋を嵌めた手で帽子を直す。ひかれた引き金だって、弾が込められていなければ怖くはない。 蹈鞴を踏んだ朧も、柱に助けらたようだし、と 今度は目の前のトナカイの頭をちょちょいと撫でて、再びアイコンタクトを試みる]
おい、朧の髪、あんまり食うと腹壊すぞ
[口に出したらアイコンタクトではないが、仕方ない。 一度目の挑戦できかないようなら、もう髪救出作戦は諦めよう]
明日の、準備?
[そう朧に聞きつつ、背中に雪の跡が残っているならば、ちゃんと払ってやるつもりだ]
(93) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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ピートは、朧の髪は確かにおいしそうなつややか具合だなー、とか考えてる
2015/01/23(Fri) 23時半頃
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―夜・寮― [その個室をノックしても、返事はない。>>71 当然だろう。主は別の場所。]
ちぇー、いないのか。
[いないのでは仕方ない。 ドアノブに小袋をひっかけて、実技の復習へ向かおうと背を向けた。
小袋の中、甘味のそばで 「ミナカタもがんばれよ」 と乱雑にメモに書かれた文字は、 頑張り続ける彼に世話になったことへのお礼もこめた照れ隠し*]
(94) 2015/01/23(Fri) 23時半頃
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――教室で>>90――
本当に? 小分け、できそう? あのさあのさぁ、小分けにできるなら、やりたいことが今あるの。 今回設計の発表はそれにしようと思うんだけど、できそうならちょっと相談に乗ってほしいんだ。
放課後、部屋に行ってもいい?
[自分が設計のアイディアに使うなら手を引くつもりであるなどとは露知らず、むしろ協力を願い出る。 それさえ出来れば、それさえ出来ればそりの側も、理想的なものが作れそうなのだ。 こちらも声が弾みながら、放課後をわくわくと待つことになる。]
(95) 2015/01/24(Sat) 00時頃
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[腰を落ち着けた彼の周りをちょろちょろと回り、己は彼の膝の上へ。クリス印のハンカチーフは彼の膝と温もりを分ち、緩くなった傾斜は保温で循環させる。>>92]
そうなのか。 俺は――…、浮いてしまいそうな気がして。
[両手で蓋を抱え受け取ると、感謝を込めて鼻先を下げた。 赤鼻は寒気に痺れ、アルコールをまろやかにしてくれる。]
……心配はするさ。 定期試験の点数も、実技の評価も知っているけれど、 俺の何処が駄目かって、俺が一番知っているから。
直せれば良いんだけれど、それは口で言うほど簡単じゃない。 なんとかなる人は、なんとかしてきたんだろうな、って考えて、 余り良くないのに、自分のしなかったことを数えてしまう。
[げっ歯をアルコールに浸し、少し舐める。 苦くは無い、けれど、味が良く分からない。 満天の空の下で盃を交わすのに、贅沢な悩みだ。]
(96) 2015/01/24(Sat) 00時頃
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細かいことを気にしていると、ミナカタみたいにハゲるぞ。
[真正面から言い返され、反撃の弾は明後日の方角に。>>93 まだハゲていない?将来性を鑑みて、だ。 髪を心配してくれた級友>>78が、若ハゲの心配までもして いてくれてる、とは知らぬが華というものだろう。>>21
立ち上がろうにも髪を引っ張られ、膝を折ったまま。 ピートの声掛けにパッと口を離す馴鹿に、やれやれと溜め息。]
どうにも、じっとしていられなくてな。 一頭引きくらいでも感覚を掴んでおこうかと。
[背中の雪を払う彼に、吐息に消えた感謝の言葉を引き出し。 繋いでいる馴鹿の縄をゆっくり解き始めた。]
空でも飛べば、少しは気も晴れるかもしれんからな。
[テッドや他の仲間に比べ、乗りこなす確率は半々なのだが。]
(97) 2015/01/24(Sat) 00時頃
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[ミナカタはまだはげていないから大丈夫だ、と笑い声を返しつつ、ちゃんと朧から口を離したトナカイを、よしよしと撫でてやる]
ん、俺も一緒に飛んでいい?
[朧が解き始めた隣のトナカイと目を合わせる。 大丈夫、まだ眠くなさそうだ。 サンタを乗せることを目指すトナカイは、総じて夜型である]
練習、したいんだけどさ 一人だとこう……
[迷いそうで、とは言えずに頭をかけば帽子がずれて慌てて直す]
(98) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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── 消えた毛玉の怪 事の顛末 ──
[級友の捜索に、男は加担しない。 百九十を超える体躯に運動が苦手と来ては、捜索処の話ではない。 適材適所。 それに、人数が多ければ良いという問題でもなかろう。]
為らば俺に出来ることするのみ。
[砂糖水吸いつつ、灯す灯りの精が賑わしい。 手持ちのハリエンジュの蜜を垂らしながら、そっと落ち着くように伝える。 気遣いは、する側よりもされる側の方が後の負担が大きい。 知っているからこそ、騒ぎ立てず迎え入れるのも優しさではなかろうか。]
(99) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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[窓越しに様子を伺えば、救出作業も済んだらしい。 教室に居住まう級友達にも安堵の色。 ポーラの気遣いに目礼を向けて、ふわりと包み込まれたカップを見つめる。>>7
────進化は便利さを連れてくる。
思っても口に出さないが、期待は眼差しに篭るだろうか。 何時だって発見は、人の優しさや思いやりから生まれる。
小さき級友の顛末を責めるものはいないだろう。 だから、彼自らが自身を責めないように。 振舞われる紅茶に添える甘味に想いを乗せては。 男は一足先に茶葉の香りに酔いしれていた。]
(100) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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おかえり、アシモフ。アリス。 救助班もお疲れ様だ。
[校庭組の帰還には、短い言葉をかけるのみ。 余計な言葉は、気遣いを基とする男には。 不得手な旋律を奏でるに等しい*]
── 消えた毛玉の怪 事の顛末 了 ──
(101) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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── 夜 寮内にて ──
[「たのもー」と声をかけられたならば。>>62 「どーれー」位の返しはしただろう。
叩かれた扉を開けるとテッドの姿が眼下に映る。 この後に及んでノートの貸出は無いだろうが。 実技のコツなんて物も試験前夜に教えられる程、時間があるとは思えない。
出方を無言で伺っていると、鼻腔を擽る甘い香り。 部屋の主よりも先に、光源灯であるニンフ達が騒ぎ出した。 目敏い。流石である。]
(102) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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栄養補給? それは助かる。 試験直前なのに気を遣わせたようだが、有り難く頂こう。 ではお礼にこれを。
[物々交換のように差し出す花は、ヘレボルス・ニゲル。 所謂クリスマスローズである。 花言葉は不安を取り除く。 物言わぬ男の優しさと成ることを願われては、受け取って貰えただろうか。 見送る背に、研究室へと出向こうと光源灯を手繰り寄せ部屋を出る。
向かう途中で行き先変更も有り得る中。 出会う級友の姿は有ったかどうか**]
(103) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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─ 昼・教室で ─
[カップを受け取り、はにかんだ彼女>>81の頭上に揺れる耳。 ぴょこぴょこと小刻みに動くそれに目が奪われ、凝視数秒。
ここの生徒の何人かは耳といい、尻尾といい、何と誘惑の 多い外見をしているやら。異性に気安く触れられぬ気質上、 触ったことや、触らせてくれと頼んだことは、一度もない。]
コンビと呼べる程のものかは、どうだろうな。 俺が相棒を張れる程、あいつは小さな男じゃない。
[視線を遠くに投げて誘惑を振り切り、肩を竦めて誤魔化して。 意識を朦朧とさせながらも、労りを忘れない小さな手。>>42 あの中に詰まった情熱には敵わんさ、と緩く頭を振る。]
ポーラの紅茶にも敵わないように、な。
[卑下でなく、どちらも純粋な称賛。 付け足した言葉は、今思い出したようなふりをして。*]
(104) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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ああ……そうだな。 努力の量やら才能に気付くのは、自分、か。
[膝の温もりを甘受しながら。 悩む白い固まりの小さな頭へ、そっと指を乗せる。 くりくりと、毛並みを乱して]
毎年さ、試験前には思うんだよなあ。 あのときあんなことしないでああすりゃよかった、こうすりゃよかったって。 言い訳って、自分にだけは通用しねーわな。 はー……もうやめちまいたいよ、こんなこと。
[うっかり漏れた本音を、喉の奥に流し込んで]
お前は俺から見たら、なんだかんだで限界までやってきたと思うがな。 入学式で見たときは、病弱だわちっこいわでどーなることかと思ってたが…… よくがんばってんじゃねえか。
(105) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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ギネスは、ポーラから差し出された紅茶の味を思い出し、手にした甘味へ視線を向ける。
2015/01/24(Sat) 00時半頃
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―夜の教室―
[ノートの落書き、白鼠の足元に敷かれているのはクリスのハンカチ。
アリスは遠くの席から見ているだけだったから。
アシモフの背後にはトナカイを描き足す。 朧の髪の毛が好きだから。
あぁ、また揺れていたなとおもいだして]
(106) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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ギネスは、テッドの新たな特技に素直に感嘆するも、表情は変わらないままで。
2015/01/24(Sat) 00時半頃
ギネスは、朧の物失くしの策を、ぼんやり考えながら歩みを進めていた**
2015/01/24(Sat) 00時半頃
美術家 ギネスは、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 00時半頃
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って、他人に言われてもどーしようもねえんだよなあ、こんなこと。
[盛大なため息を吐いて。 ぐいっとまた一口、神の血を煽る。 この程度で酔うほど弱くはないが、旨く飲めもしなかった]
……明日の天気は雪で変わりなさそうか、アシモフ。
おら、お前のダメなとこを得意分野で補えよ。 試験なんざ、要領よくこなしたやつが勝ちだ。完璧なやつなんざ、いねえよ。
[要領悪い俺が言うんだから、多分間違いない]
(107) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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[引っ掛かっている事があった。 アシモフの言葉。>>41
どうしてあんなことを言ったんだろう。 どうして。
疑問を溶かすには直接訊ねれば良いけれど。 熱を出しやすい小さな身体は常に誰かに囲まれていて。
――遠かった。]
(108) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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[まだではあるがな、と笑い声>>98に茶々を返す。 これを陰口にしない為にも、後で本人に直接言わなくては。
無駄に律儀なことを考えながら、手綱を腕に巻き付けて。]
それくらい、聞かずとも好きにすれば良い。 俺より上手いのだから、そう気負うな。
[ぐりぐりと直した帽子を撫でてずらし、扉を顎で示して。 トナカイもピートの肩に懐き、鼻先を擦り付けていた。]
迷いやすいならトナカイの声を聞け。 誰しも、一人で飛ぶ訳ではない。
[違うか、とは形だけの問い。 トナカイを引き連れながら、共に練習場まで歩こうかと。]
(109) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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……ソリとトナカイが居れば、どんなに遠いお家にも辿り着くのになぁ。
[机上に上半身を投げ出し、足をぷらぷらとさせる姿は幼女の如く。>>46]
(110) 2015/01/24(Sat) 00時半頃
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はい、まだ成功するかどうかは 解りませんが試す価値と用意は、多少
ワタシでお力になれるなら喜んで! 放課後ですね、お待ちしています
[何だろう、と耳をひくひくさせて。相談の申し出は二つ返事でOKした。彼女が思い描く、ソリの理想というものがどんな形をしているのか、小分けのアイデアがどう使われるのか、想像するだけでわくわくした]
(111) 2015/01/24(Sat) 01時頃
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[今日は何度も褒められて、その度に素直な返事を返せない自分に毒づいていた。けれど止めの一言はあまりにもさらりとしていて、考える前に口から感謝が滑り落ちる]
……ありがと
[ずれた帽子でほとんど目元は隠れていたから、思いっきり視線を逸らしながら言ったのもばれていないといい。懐いてくれるトナカイの首あたりを叩きながら、手綱をひいて朧と共に厩舎を出る]
飛んでる時は、こいつらの目が見えないからさ 不安になるのかもしんない
[つまりは、信頼できてないのだろうと 今一歩、殻を破れずにいる原因に溜息をついて さて、空に出れば、きっと。 そう、気も晴れるだろうと**]
(112) 2015/01/24(Sat) 01時頃
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[仕分けの実技テストにおいて地名を間違うのは 洒落じゃないけど致命的。地図学のノートはクリス語で 入念にまとめていても、実際に地図帳を開いて 場所と地名の一致を確かめ、元の場所へとしまう。
次に手に取るのは、歴代のサンタクロースの手紙を纏めた本。 実際に使用された便箋ごと印刷されたページを 捲る速度は、先程の地図帳よりもゆっくりと。]
はぁ、やっぱりすごいなぁ……。
[憧れや尊敬、その他色々が一緒くたになった感想を載せて。 まだ今暫くは、先達が手紙にかける魔法を紐解いている。*]
(113) 2015/01/24(Sat) 01時頃
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[そよそよと夜風に髭が揺れる。>>105 教室で相伴した茶のように、体内にじんわりと拡がる温もりではなかったが、アルコールは小動物の体温も引き上げてくれた。]
はは、耳に痛い。 [最良の選択をしてきた心算だけど、彼の言い分は良く分かる。 病欠が重なる度、出席簿を抱えおろおろした事など数知れない。 自分が鼠であることをハンデだなんて思わなかったが、引け目が無いとも嘘を吐かない。]
………俺はね、ミナカタ。 俺は多分、結構日和見で。
ミナ――…、いや、誰かが止めてしまったら、 彼に無理なら、俺にも無理だろうって考え方をする。 …違うな、ていの良い言い訳にしようとするんだ。
[ごそごそとハンカチの中を探ると、テッドに貰ったチーズの包装を解き、器用に半分に割る。一口分の夜食を差し出しつつ。] 俺が良く頑張ってるように見えるのは、 乗っかる言い訳を与えない良い学友に出逢えたからさ。
(114) 2015/01/24(Sat) 01時頃
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道案内 ピートは、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 01時頃
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俺も君も、見られて居る方が頑張れるのかもしれない。 ―――…ええっと、なんだっけ。 観測されていないと事象は収束しない?
[年齢故か、何処か達観した嫌いのある学友。>>107 また少し笑って咽喉を鳴らし、尻尾を振った。]
ミナカタは心が良すぎるんじゃないかなぁ。 [ぽつりと呟くと、赤い眼を空に持ち上げた。 雲の流れが少しだけ早い、月は膨らみ始めて明るさは十分だ。]
明日の風は北北西、粉雪だけど高い場所ほど風が強くなる。 低く飛んだ方がトナカイ達の消耗も減るんじゃないかな。 ミナカタはコース取りは終わったかい?
[低く飛ぶほうが得意だろう。と、首を捻っての問い。 ただし、最後に思い出したようにはにかんで丸い肩を下げた。]
……あんまり、俺に気を使うなよ。
(115) 2015/01/24(Sat) 01時頃
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[お菓子を配り終えたところか、はたまたその最中かテッド>>62が廊下にいるのを見つけて声をかけてみる]
あ…おうテッド、調子はどうだ? 俺はあんま捗ってなくてなー 休憩ついでに歩き回ってんだけど…
[ふうと軽く息をつくと彼の様子を伺う。彼の手に握られたものを見れば彼が何をしているのかはすぐわかる。
きっといつもノートを貸してくれる級友たちへのは配慮なのだろう。他人のことまで気を使える彼はやっぱり強いんだと思う。 それにくらべて俺は…とネガティブモードに入りそうなのを抑えて、わしゃっと今度は軽く髪をいじり]
お前ってやっぱいいやつだな! 才能もすごいと思うけど、一番見習いたいのは サンタとしての精神というか…うまくいえないけど、 すげえ。
[と、言葉たらずに満面の笑みをつけたした]
(116) 2015/01/24(Sat) 01時頃
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[そうして放課後の約束を済ませた後、だいぶたまったメモを宝物のように眺めて、そうそう大事なリサーチをもうひとつ忘れていたと、尻尾の先を軽く丸めて向かった先はギネスの席]
あの、聞きたいことがあるんですが いいですか?
ギネスさんが思う 「これが運べたら楽しいだろうな」って いうの、何かないですか?
[七面鳥からモミの木まで、クリスマスに関するあらゆるものに精通する部署を志す彼が望むものとは何だろうか。見つめ続けたら首が痛くなりそうな位置にある顔を見上げる瞳は好奇心にきらきら輝いていた]
(117) 2015/01/24(Sat) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 01時頃
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−放課後・学生寮−
[モニカが訪れたのはいつ頃か、眠りを妨げないノンカフェインのハーブティーと、眠気を吹き飛ばす作用のあもの、2種類の茶葉を用意して彼女の来訪を待つ間、筆記試験に向けての勉強を行う]
ううーん、ピートサンはさすがです
[例えば"A地点からB地点への最短ルートは"なんて問いも、通常なら直線距離で測れば簡単なようだがそれが"トナカイの引くソリで"となれば答えは少し変わってくる
地図記号で高低差や幅を読み取る、ということは理解していても実践するには反復訓練が必要なのだと知らされた]
例えばあの星から星までは、どうやって 飛ぶのが一番なのでしょう
[ふと、窓の外に目を向ける。本当はサンタクロースになりたかった。けれど、幼く小さい体躯はある程度の高度以上ではソリから浮いてしまう
あの高さから見る街の景色とはどんなものなのか。空を駆けるソリに想いを馳せながら、モニカがやってくればしばらくは彼女の話を静かに聞くだろう]**
(118) 2015/01/24(Sat) 01時半頃
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[誰か、と言いながら、此方にチーズを差し出す姿に、軽い笑いが漏れた]
……は、 俺の往生際の悪さも、少しは役に立ってんのか。
[若いやつらにドンドン抜かれていく中で、半べそかきながら意地でしがみついてきた。 それを少しは認められた気がして、複雑な気分。 悪い気分では、けしてないが。
というか、励ますつもりが逆に励まされてることに気が付いて。 微妙な顔で、チーズを受け取った]
(119) 2015/01/24(Sat) 01時半頃
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やめろ褒め殺すな。 コースは、あと最終確認だ。
[一口分の夜食を、二口で食べて。 雪が降るなら寒いな、と嫌そうにぼやいた。
はにかむ気配には、ふん、と鼻で笑って]
気を使うのも見守るのも、歳上の特権だ。 お前が無事に試験パスするまで気使ってガン見してやるから、おとなしく受け入れろ、若造。
[アドバイスありがとな、と最後に付け加えた。 風邪引くなよ、早く戻れ。とも**]
(120) 2015/01/24(Sat) 01時半頃
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─ 厩舎→練習場 ─
礼の言葉より、現物の甘味が欲しいな。
[視線が遠のいた感覚>>112を気にもせず、さらりと。 上手く素直になれない彼を真似ての言葉だったが、 存外熱が籠ったのは、部屋に置いてきた存在の所為か。
外に出ると、ひやりとした外気に帽子の紐を顎下で結び。 雪に足を取られぬ速度で、橇の轍を踏みしめる。]
トナカイとて、不安はあるだろう。 だが、彼らは背後の操縦者を信用しているからこそ、 前だけを真っ直ぐ見て走ってくれるのではないか。
[俺のようにちらちらと振り向かれては、信用がない証拠だ。 そう口にすれば、橇を引くトナカイ本人が同意を示すように上下した首を、分かってるなら止めてくれ、と軽く小突く。
練習場に着けば、もたもたと橇をトナカイに括り付ける。 しゃがんだ頭を齧ろうとする口を躱しながらの攻防付きだ。]
(121) 2015/01/24(Sat) 01時半頃
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――放課後――
[今日の授業は楽しかった。自分の力を認められる試験前、というのもさることながら、自分の構想が形になるかもしれない日が来ているのだ。 ノートに書き留めたデザイン画と細かい部分の設計を抱えて、上機嫌に部屋に戻った。 るんたかるんたと効果音がつきそうな足取りで、ドアを開けては袋をひとつひっつかんでまた閉めた。 いざゆかん、年下少女の箱庭へ!]
ふん、ふんふ、ふーん。
[もろびとというほどじゃないが、モニカはこぞる。 一人で行くのをこぞるというかは、また別として、だ。]
(122) 2015/01/24(Sat) 01時半頃
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クリスマスは、二巻目はどこにあるか本棚を見渡している。**
2015/01/24(Sat) 01時半頃
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[もさもさ。頬袋には貯めず、カロリーを補給。 何時も持参する胡桃弁当(1個)よりも豪勢だ。]
俺にはね。 [チーズを胃袋に詰め込むと、少し幸せな気分になった。 ご飯が美味しく感じる内は、大丈夫と断じる楽天家。 一滴の酒を時間を掛けて飲み干すと、蓋を返盃。 ごちそうさま、と頭を下げるのも忘れない。>>119]
……ああ、そうだ。ミナカタ。
(123) 2015/01/24(Sat) 01時半頃
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髭は今くらいの方が似合うと思うぞ。
[ぴょん、と彼の膝から降りれば、温もりを余韻に変え。 ハンカチを顎の下で結び直して、笑みを噛み殺す。>>120]
あんまり、型に嵌るなよ。 チョイ悪だって良いじゃないか。 ――…俺も見てるよ、先輩の背中を。 君のプレゼントを待っている誰かは、きっと居るから。 [最後に年下の特権付け足すと、温度計の確認へ。 針の振れを記憶してから、小さな掌と尻尾を振り、 北風に背中を押され、屋上からの撤退を決め込んだ。*]
(124) 2015/01/24(Sat) 01時半頃
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……そっか。 ミナカタさんは、「幼女愛好者」だから毎年落ちちゃうのかな?
えー、違う気がするけど。 そうなのかな。
……あんなに優しいのに。
[ばんざいを求め、アリスの雪を顔から服から払ってくれた手も。>>26 頭を撫でてくれた大きな掌も。>>27
子供達からの手紙が入った袋を間違って落とし、興奮して凶暴化したトナカイから身を庇ってくれたのも、ミナカタだったから。]
(125) 2015/01/24(Sat) 02時頃
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[「冬眠」といえども、アシモフに伸びた朧の手はやけに急いているように見えて。>>17 額にはスイッチがないから、指で押される理由がアリスには分からなかった。朧の心遣いがアリスには伝わらなかった。>>18
朧の言葉には時々棘を感じる。それが、アリスには分からなかった。>>43
だから、疑うことを知らないアリスは、最近になってようやく朧の言葉にほんの少し警戒するようになった。]
……うん。やっぱり違う気がする。
(126) 2015/01/24(Sat) 02時頃
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― 夜の廊下 ―
[ほとほと。 ハンカチーフのおまじないと、一滴の酒精は少し元気をくれた。 それでも、時折、へっぷしっ、と鼻を鳴らしてしまうが、大丈夫。
ハンカチーフを汚さぬように、鼻先を擦り、 ふと顔を挙げれば、明りの灯る教室が見えた。
松明持ちのウィリアムの悪戯か、それとも誰か残っているのか。
少し開いた教室のドアから、そろりと顔だけ覗かせ、 まだ、誰か居るのかい?と、静寂を壊さぬ小声を響かせた。**]
(127) 2015/01/24(Sat) 02時頃
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―夜・寮― [お礼のつもりが、更なるお返しに数瞬目をぱちりと見開く。>>103 それでも彼の優しさは嬉しいもので、 雪色の花弁の花を手の中に囲い込む。]
さっすが。 綺麗に咲かせてるよな。
[自分にはとうてい出来そうにない繊細な作業に、表情は綻ぶ。 動物たちの機微を呼ぶのは苦手ではないけれど、 物言わぬ植物の世話となると、自信はあまりない。]
実技の練習ももうちょいだしさ、借りたノートもあるし。 もうひと頑張りしてくる!
[ありがと、と手を振って。 けれど花は潰さないように、ちゃんと大事に持ち直した。*]
(128) 2015/01/24(Sat) 02時頃
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――ポーラの部屋――
[こんこん、こんこん。 ノックは逸る気持ちを表すように小刻みに。]
モニカさんだよぉー。
[袋を片手、ノートを小脇、ニコニコ笑顔もおまけにつけて、扉が開いたらお邪魔する心持ち。 彼女はまじめに机に向かっていただろうか、あんまり長居をしてはいけないと思うも、ハーブティーが出されたらその思いもどこかに飛んでしまった。]
それでね、それでねぇ、さっそく構想の話なんだけど。
(129) 2015/01/24(Sat) 02時頃
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/* >>0:198のしょんぼりをフォローしたつもりが、逆効果? それとも妄想癖の発露だろうか。牽制球、とか?
……もしくは、女子PCが怖いのが透けているのか。 どう接するか、接し方が分からなすぎるんですよね、うぐぅ。 頭を素直に撫でるべきだった?PL的にそれは厳しい。
サミュエルは体調でも崩しているんだろうか。生きて。 俺は一人で動きすぎなんだろうか[飴を二個食い1000pt消費]
(-17) 2015/01/24(Sat) 02時頃
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じゃーんっ!
[ノートを広げる。そこにはまず一番わかりやすく、イメージ図を描いてあった。 合間合間に今日の講義が一部メモどられているので、描いた時間もわかるというもの。]
三台連結八頭引き!!
[つまり簡単にいえば、四頭引きのそりに、二頭引きの小そりを左右にふたつつけた変形そりだ。]
これでね、スリーマンセルで回れば狭い地域にも八頭引き分のプレゼントを一度に運べるし、サンタ同士お互いサポートし合えるから安心だし。 同じ地区配備のサンタが行路でぶつかるなんて事故もなくなると思うんだよね!
(130) 2015/01/24(Sat) 02時頃
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―夜・寮の廊下― [大分軽くなった荷物を手に、すれ違いかけるのはイアン。>>116 お疲れー、なんて軽く声をかければ、 あまり芳しくはない様子。
よろしくはなさそうな状態で調子を聞かれて、むう、と腕を組んだ。]
足んないとこは借りたノートとプリントで詰め込む。 風邪ひかないように暖かくする。 ちゃんと寝る。 以上!
…徹夜して体のバランス崩すから変なこと考えるんだって。
[褒められるのは嬉しいけれど、 今のイアンの言葉はどこか不安定でそちらの方が気になってしょうがない。]
ほーら、口あけてみ?
[小さなフルーツサンドを口元にえい、と持っていく。]
(131) 2015/01/24(Sat) 02時半頃
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甘いもの食べて、頭にも体にもちょっと栄養やんなって。 だーいじょうぶ。
イアンにはさ、すっげーいいお手本が小っちゃいころから傍にいるだろ?
[じーちゃん先生と呼ぶ彼の祖父を言外に指す。]
校長先生なんてやれちゃうようなえらい人が身近にいて、 同じようにサンタやるぞ!って決めたんだからさ。 そんだけでもすごいんじゃね? すっごい比較対象が身近にあるのに頑張ろう、って思ったんだから イアンならやれるって。 今はちょーっと睡眠足りてなくて不安なだけだろ?
[大丈夫、といつだって真面目な彼の頭をわしわし撫でる。 自分より少し背の高い相手に、一瞬縮め、なんて思いも過ったりしたけれど。]
(132) 2015/01/24(Sat) 02時半頃
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全体で八頭引き分のプレゼントを積んで、地区の上空に来たら、連結を解いて横の二頭引きが細やかに配る。 最近空が狭いって言うけど、上空で位置どれば大丈夫だと思うんだよねぇ。 それで、下に降りるときに小そりになる。
このためには、どうしたって積むプレゼントを小分けに出来なくちゃいけないから、それが難点だったんだけどぉ……出来そうかなぁ。
[堂々ハイテンションに語り始めた割に、最後は一番の大壁にぶち当たって、消え入るように、そして懇願するようにポーラを見る。 両手はノートから離れて、冷めかけたティーカップをぎゅっと握った。]
(133) 2015/01/24(Sat) 02時半頃
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アリスは、トナカイ角のペン先で愚者火をつついた。
2015/01/24(Sat) 02時半頃
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俺だっていくら実技出来ても、 それだけじゃ試験って受かるもんかは不安だぞ? だからノートも借りるし。息抜きもするし。 一人で思い込みすぎるよか、 心配なら誰かに頼っちゃってもいいと思うけど。
[実技だけでは試験には受からない。 悔しいけどそれだけは本当で、足りないものはたくさんある。 それでも苦手なことに足掻くのは、]
だって俺、出来たら皆で試験に受かりたいもん。
サンタの卵のお願いなんだから、イアンもがんばってよ。
[プレゼントを配る側のくせに、堂々とプレゼントを強請る。
な?とイアンの表情を覗き込んで、 未だに薄ら残る目の下のくまを指でうりうりとつついた。**]
(134) 2015/01/24(Sat) 02時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 02時半頃
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―回想:校庭―
[サンタクロースになる決意を固めたアリスが選択したのは配達部ではなく、トナカイに携わる機会の多い動物学部だった。
T-305号と名付けられた彼と再会し、立派なトナカイに育てるとの新たなる決意は今もリンシャンと鐘のように胸内で鳴っている。
ジングルベルの鳴る無人の校庭に、ソリを持って走り出たのも実技演習の一環。途中で愉しくなってしまったのはさて置いて。
その姿を窓越しに目撃されて居たことには無頓着。 明日に控えた卒業試験についても、鷹揚に構えていた。
なにせ、アリスの調教担当のT-305号はテッドにとても懐いているのだ。]
(135) 2015/01/24(Sat) 02時半頃
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[ハイタッチの後、テッドの裾をついと引っ張った。じぃと見上げてから口を開く。>>5]
テッド、あのねっ
「違うよ〜、お手柄なのはボクだよ〜」って、305号が言ってるよ!
[本当にトナカイがそう言っていると、当のアリスは思っている。 動物達と会話が成立しているのだと、信じている。
疑う余地はない。]
ね? だから、305号の事も誉めてあげて!
[昔のように。 この子は偉いのだからと、アリスは305号の手綱を引いた。>>20*]
(136) 2015/01/24(Sat) 02時半頃
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あっ、そう、そうだ、これ、差し入れ!
[答えも聞かぬうち自信喪失しそうだったけれど、ふと思い出したように傍らの袋に手を伸ばす。 スティックキャンディやひとくちケーキにジンジャークッキー、金平糖から妖精印の花蜜まで、甘いお菓子を溜め込んだおやつセットだ。 友人の部屋を尋ねるときにはいつも持って出る、お茶をしたり時々交換したりの必需品。]
……というか、いっしょに食べよ?
[おいしいハーブティーには、やっぱりお菓子が恋しくなる*]
(137) 2015/01/24(Sat) 02時半頃
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/* テッドかわいいいいいいいいい。 こんにちは、かぼちゃと申します。 灰全然使えてなかったですが、この想いだけは!
(-18) 2015/01/24(Sat) 02時半頃
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[橇が外れてしまわないか、ハーネスが留まっているかを確認。 怠れば、自分の怪我やトナカイの故障にも繋がる重要事項だ。
ピートにもチェックを頼み、大丈夫との声を機に橇へ乗る。 橇に乗る際、立ったり座ったりは個人の自由らしく千差万別。
尻が痛くなるから空を舞うまでは立ち、安定すれば座る者。 最初から最後まで空気抵抗を甘受し、空の旅を満喫する者。
自分はというと、地上では座った状態で飛び立った瞬間につい立ち上がるという、不器用極まりない走行法しか出来ない。
そもそも、何故配達学部以外にも橇の実習があるのか。 一通りの技能があってこそ一人前のサンタクロースだと、校長の言いくるめに合ってからは文句を言わずにいた。
橇制作も、実際に乗らなければ分からないこともある。 それに配達以外に、普段の移動手段としての活用も出来る。
理に敵っている。だが、表情が乏しかろうと怖い物は怖い。 級友に対してもそうだ。冷やかしを混ぜてしまうのも、 近付き過ぎ、関わり過ぎ、深入り過ぎてはないだろうか、と。]
(138) 2015/01/24(Sat) 02時半頃
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つっ。……すまない、考え事をした。
[トナカイが振り向き、ガタ、と揺れた橇に顔を顰めた。 ひらりと謝罪を籠めて手を振り、操縦に意識を集中させる。
考えてどうになる。 いくら思考を巡らそうと、実行しなければ無も同じだ。
は、と白を吐き出しては手綱を握り締め、トナカイを操る。]
そろそろ体は温まったか? あまり遠くには行けないが、少しだけ空を舞おうか。
[く、と縄を引いて向きを変えた先には小さな傾斜。 空へと旅立つ為の、射出台。
加速して地を蹴るトナカイの躍動を手綱に感じ。振り落とされぬように、飛び立つ邪魔をしないように橇全体の均衡を保つ。
ぐんぐん速度を増したトナカイは、練習場の上空を旋回させようとした意図に反し、目的の高度を増して行き──。]
(139) 2015/01/24(Sat) 02時半頃
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……おい、何の冗談だ?
[ひく、と口の筋肉が痙攣した。 どう機嫌を損ねたか知らないが、よりによって針路は校舎。
速度を緩め、何とか屋上に着陸すると橇の上にへたり込む。 トナカイがふすふすと鼻を鳴らし、興味を示したのは望遠鏡。
喰うなよ、と念のため注意はしておき、掌で目許を覆う。 暫しの休憩を取ろうとし、まだ人の気配>>120があったら、 失態を見られ罰の悪い表情をうっすらと*浮かべていた。*]
(140) 2015/01/24(Sat) 03時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 03時頃
朧は、刹那五月雨撃ちをドーン
2015/01/24(Sat) 03時頃
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―教室―
[頬杖をついて、ぼんやりと窓の外の星を眺めていた。 寮の部屋で勉強する選択肢を外したのは、 暖かなベッドが近くにあるとすぐに潜り込んでしまうから。
その都度、同室のクリスに起こしてもらわなくてはならないし、起こす方も疲れるだろうから、アリスは自主的に教室を選んだ。]
……きのこ。これ、ギネスに聞かなきゃだよね。
試験に出たら困るし。
[つんと白茸をつついた。 立ち上がるアリスの視線を奪うものは、窓の外に。]
(141) 2015/01/24(Sat) 07時半頃
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ながれぼし!
ねぇ、ねぇ見た? お星さまが―――…
[人差し指で夜空をさす。 今見たものを誰かと共有したくて、振り返った。]
……うん、何でも ないよ。
[すとんと座り直し、再び夜空の遠くを見遣った。]
(142) 2015/01/24(Sat) 07時半頃
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[皆が試験に合格出来ますように! 皆が合格出来ますように!]
……合格!
[流れている間に願い事3つ。
じっと目を凝らしていれば、また見えるだろうか。 そんな折に 小さな声が聴こえた。 >>127]
お、あ、居るよ!
(143) 2015/01/24(Sat) 07時半頃
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ん? 何をしてたかって?
それは勿論、お勉――…
[お勉強と言い切るには、ノートの落書きが目立つ。 アリスの方にと歩み寄る姿に椅子を鳴らし、手の甲を床に着けた。]
……の、合間に、夜空を見てた。 息抜きだよ、息抜き。
サンタクロースのプレゼントを待ってる子供達と、この空は繋がってるんだなって思ったら……ね。
(144) 2015/01/24(Sat) 10時半頃
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そうそう、さっき、流れ星が見えたんだよ。 見えるかも知れないっていう予報が当たったよね!
[凄いよね、と声を高くして 自動昇降機のように机上へと運ぶ。
アシモフの――正確にはクリスのハンカチに視線を注ぐ。]
それ、クリスの。凄いよね、おまじない! わたしの濡れてしわくちゃになった教科書も元の通りだもの。
[T-305号を厩舎に戻した後。 校庭へと出てきたクラスメート達は、アシモフ捜索&救出という作戦と目的を無事に遂行し、教室に戻っているものだと思っていた。
だから、彼女がまだ外に居たのが不思議でならなかった。>>14]
(145) 2015/01/24(Sat) 10時半頃
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[テッド>>131の以上!までは、うんうんと頷きながら聞いて、変なこと考えると言われれば、げっとした顔になる]
な、なんだ。バレてんのか? …でも、大丈夫だってば。
[言われた通りに口を開け、口につっこまれたのは小さなフルーツサンド。柔らかい甘さが口の中に広がってゆく。もぐもぐとしてから飲み込んだ。]
ありがとう、美味しかった。 甘いもんはいいな、 もやもやがちょっと取れた気がする。
[まだ残る甘さは気分を幸せにしてくれる。お菓子を願う子供たちがたくさんいるのもわかるものだ。]
(146) 2015/01/24(Sat) 10時半頃
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俺がすごいなんてことないけど…やっぱり俺はサンタになりたい。その想いは小さい頃から変わってない。やっぱり、爺ちゃんの孫なんだなーって。ちょっとプレッシャー感じることもある。
――でもな、 周りに頑張ってるやつがいるから頑張れるんだ。
[ぐっと伸びをして、さっきよりも晴れた表情で笑う。いいやつだな、と染み染みせざるにはいられない。]
ちょっとばかし寝不足だけど、大丈夫。 さっき昼寝したしな。
[背伸びをして、頭を撫でてくる彼には微笑がもれる。ちょっとしゃがんでやるくらいはしてるつもり。]
(147) 2015/01/24(Sat) 10時半頃
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頼る、か… あんま考えたことなかったな。
[考える仕草をして、ううんと唸る。皆で合格したいというイアンの想いが伝われば、嬉しくなる。]
うん、俺も皆で受かりたい。
こっちのサンタの卵からもお願いだ。 頑張って一緒に受かろうな。
[ぐっと背伸びをして、さっきよりも晴れた表情で笑う。顔を覗き込まれ、くまの下をつつかれれば、緊張も溶けてゆく。
窓を見やれば、白い雪が降り積もっている。雪に反射したライトの光はぼんやりと。サンタの仕事は夜が本番。テンションも上がるもので。そうだ、と手を打って]
今から実技の復習しにいかないか? 筆記の勉強を今からするなら無理には誘わないけど、
気分転換にもなるしさ!
[どうだ?と首を傾けて、イアンの表情を伺う*]
(148) 2015/01/24(Sat) 11時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 11時半頃
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[凄いといえばポーラのシャボン玉も。 どうしたら同じことが出来るのだろうと息を吹いても、何も生まれなかった。
自分にできないことが出来るとこに、 純粋な感嘆と賞賛を抱く。
揺れる尻尾は何か物言いたそうだったが、お茶の湯気と悪戯に混じっていった。>>7>>32]
……元気になって良かったよ、アシモフ。 心配 してたの。わたしだって。
[漸く口に出来たのは、教室に戻ってから何時間も経った、今。]
危ないことしちゃ、だめだよ。 きみは か弱いんだから。
[床から机上までの70cm弱の移動では上書きできない、掌に残ったままの、あの冷たさ。]
(149) 2015/01/24(Sat) 11時半頃
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/* >>148 鏡に話しかけるイアンを想像してくそ笑ってる
(-19) 2015/01/24(Sat) 11時半頃
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ねぇ、アシモフ。
校庭で…… もしかして、わたしのこと……呼んで、た?
[聞き間違いとか、木の葉の悪戯だったとか。 そういう風に片付けるには、小さくない声量だった。**]
(150) 2015/01/24(Sat) 12時半頃
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ちょい悪サンタとか、子供が泣くわ。
[>>124相手には完璧を目指すなと言ったくせに、自分には完璧を求める男に投げられた言葉へ、小さな苦笑を返して。 ゆるく手を振り、礼の代わりにする。 素直に言葉で礼が言えないのは、いつものことか]
あったかくしてろよ。あんまり根詰めんなよ。
[去っていくピンクと白の後ろ姿に、二点。 歳上ぶって、声をかけておいた]
(151) 2015/01/24(Sat) 14時頃
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……ちょい悪サンタが認められたら、サポート頼むわ。
[小さな背中がさらに小さく、ゴマ粒くらいになったあとその背中へ声をかけた。 はずいので聞こうが聞くまいが、という音量でも、動物の聴力ならば聞き取れるのだろうか。
一人残された己は、再び酒に口をつけつつ。書き込み過多の教科書片手に、屋上の手すりに凭れる。 >>139誰か実技の練習でもしてるのか、鈴の音が聞こえてきて……]
あん?
[>>140その音がものすごく高くなった後、此方へ向かってきたのを聞き、顔を上げた。 少々不器用な音と共に、学生用のソリが降りてくる。 どこのどいつがどう間違えたのかと確かめるために、運転手へ視線を向け
ばつの悪い表情とかち合えば、思わず意地の悪い笑みを浮かべてしまった]
どうした、こんな時間に派手な登校だな。 テスト用紙でも盗みにきたか?
[いつものお返しも含めての、からかい口調**]
(152) 2015/01/24(Sat) 14時頃
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/* サミュは深夜陣営だと思っていたけれど、お忙しいのかなぁ。 月末も近いし、インフルも流行っているし、ご無事だと良いなぁ。
(-20) 2015/01/24(Sat) 15時頃
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[落下の衝撃で、ミナカタの認識に時間がかかってしまった。 最初に目が合ったのは、意地の悪い笑み。>>152 次は手にしていたスキットル。そして、年季のある教科書。
不時着を見られてしまった居たたまれなさに首を傾ぐが、 っぽも今はただの垂らした荒縄。いつもの様には揺れぬまま。]
そうだな。頭脳輝く未来の持ち主の気配に、 つい引き寄せられてしまったようだ。
[かなり回りくどい頭髪の心配をし、橇から立ち上がる。 トナカイを引き連れ、手摺に凭れるミナカタの隣に。]
何も、寒い屋外でやることもあるまい。 星詠みと天候観察か?
[教科書を一瞥し、帽子のずれを直す。
手摺に手綱を括り付け、スキットルの酒を寄越せと手を出し… 拳を肩に押し付ける。体は温まるが、飲酒運転は宜しくない。*]
(153) 2015/01/24(Sat) 16時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 16時半頃
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― 教室 ―
[紅色の瞳に映すのは彼女の横顔。>>141 遭難してから此方、話す機会に恵まれなかった相手。 巡り合わせにアッと声を挙げかけたが、慌てて口を前脚で塞ぐ。
降雪音すら拾う聴力が、流星発見の一報を聞いたからだ。
二本足に混ざって生活していても、決して衰えることの無い五感。 無論、自らに厳しいサンタ見習いの語も逃さず拾っていた。 彼が素直でないのも、黙して言葉を削いでしまうのも知っている。 やっぱり駄目だった。と割り切れないのは自分も同じだ。>>151]
!
[振り返る彼女に口元を押さえたまま、窓辺に走った。>>142 しかし、四角く区切られた夜空のカンバスに、箒星は留まらない。見逃してしまった、とがっくり肩を落とし、顔を上げ直した。]
(154) 2015/01/24(Sat) 16時半頃
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アリスは間に合ったかい? [気さくに声を掛けながら、机の脚を避けて彼女の傍へ。>>143 柔らかい掌まで辿り着けば、自身の足の裏を払う。 学友とは言え、アリスは女の子だ。 朧のように気易く乗る訳には行かない。>>144]
俺達は煙突までは行かないけれど、 配達係とトナカイが空を繋げてくれる。…感慨深いよな。
[静かに引き上げられた身体は彼女の卓上で下車。>>145 マントのように翻るハンカチーフは未だ未だ暖かい。 そっと彼女の腕に寄り添い、半分優しさで出来ているのかも。と、 温もりを評し、笑気と洒落を挟んで、振動させる髭が緩やか。
拡げられたノートはクリス語と違って読めたけれど、図解が多い。 鼠から突然トナカイに進化する変異種も居るのだろうか。>>106]
(155) 2015/01/24(Sat) 16時半頃
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心配を掛けてすまない。 ――…アリスが転んだのが見えて、慌てて駆け出してしまった。
[無謀であったのは確かで、自分の未熟さだ。 恥じるように後頭部をカリカリ爪で引っ掻いて、 ハッと気がつく此方も今更。>>149]
そうだ、アリス。 あの時、俺は君を呼んだんだ。
―――― アリス、アリス、
[前脚を彼女の手背に揃えて乗せて、仰ぎ見る。>>150 鼠の表情はトナカイよりも読み難いだろうが真剣だ。]
(156) 2015/01/24(Sat) 16時半頃
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――――…怪我は無かったかい?
[なんてこと無い労いは、遭難と引き換えにもならない。 けれど、すてーんと転んだ彼女を放っては置けなかった。
自分は、病弱で軟弱な鼠だけれど、列記とした男だ。 鼠が西向きゃ尾が東であるとは云うが、 それ以上に、彼女の元へ駆け出すのは当たり前に過ぎた。**]
(157) 2015/01/24(Sat) 16時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 17時頃
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─ 昼の教室 ─
そう。 なら、おれの分もタオルよろしく。
[その昔。 モニカが作戦中にうっかり尻尾を踏みつけてしまった時には、 数日間あの細い尻尾に包帯が巻かれていたこと。>>23 まだ気にしているのか。]
じゃあ、見つけてくるから。 踏まないよう気を付ける。
[及び腰の級友の頭をぽむりと撫でる。 如何せん言葉が足りないのはいつものこと。 見送るポーラにも頷いて、教室を出た。>>6
途中でモニカと別れ、足は校庭へと。]*
(158) 2015/01/24(Sat) 17時頃
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─ 昼の校庭 ─
……転んでやんの。
[捜索中。 今はアリスの元にあるモミの木製ソリにひっかかる朧。>>0:191>>15 渋い顔を向けられれば、視線を逸らした。
指先で慎重に、足元の雪を掻き分ける。冷たい。 人間でこれだけ冷えるのだ。小さな鼠はきっともっと。 逸る気持ちに、吐息が白く染まる。]
アシモフー? モフモフー? ………っくちん。
[小さなくしゃみを一つ。 感覚がなくなってきた指先で鼻を擦っていると、 アリスが助っ人、もといトナカイを連れてきた。>>0:196 よしこれで勝つる。]
(159) 2015/01/24(Sat) 17時頃
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[程無くして級友が見つかれば、ホッと一息。 片手を上げて、テッドとハイタッチ。>>5]
……踏まなくてよかった。
[トナカイに遊ばれてる級友の姿を横目に、>>18>>21>>27 くち、とまた小さくくしゃみをした。 冷える。戻ろう。 ポーラの淹れてくれたお茶も飲みたい。>>14
追いかけっこをする配達学部の級友をのろのろと追って、 校舎へと。]*
(160) 2015/01/24(Sat) 17時半頃
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─ ソリとサンタのお話 ─
ねえ。 なんでうちから、ソリに乗ったサンタが見えないの?
[もっと小さい子供だったおれの、素朴な疑問。 住んでた家は、人口密集地域。 家も所狭しと並び、子供も多い。]
ソリが大きいから? ……そっか、近くまでこれないのか。
[親が言うには、ソリが大きくて 建物の多いこの辺りは飛べないからだという。 なら、小さなソリを作ることはできないだろうか。
プレゼントをもらうのも、勿論楽しみだ。けど。 運んでくるソリに乗った、サンタの姿を見たい。 ソリにつけられた鈴の音を聞きたい。]
(161) 2015/01/24(Sat) 18時頃
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(サンタのソリって、どうやったら作れるのかな) (おれにも、作れるのかな)
[物を作ることが好きな子供は、 次第に素朴な疑問を、未来の夢へと変化させていく。]
(作りたい、な)
[手先が器用だねと褒められた指先で。 折り紙で作ったソリをつついていた、昔のお話。]*
(162) 2015/01/24(Sat) 18時頃
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─ とある冬の夜 ─
……サンタクロースは、偉人の偶像でしょう? 贈り物は嬉しいですが、礼は本人に言いたいですね。
[包装された小包を前に、そう言い放ったのは六つの時。
当時から一族の中で最年少。一番年が近い者でも、十も上。 雪深い山奥の集落では、同じ年頃の友人などいなかった。]
それに、たった一人の為に来ませんよ。
[両親は仕事の都合で、年に一度しか帰って来ない。 周りは大人だらけ。迷惑を掛けぬよう、うんと背伸びをして。
手に持った本に視線を戻しては、さらりと尾を揺らしていた。]
(贈り物よりも、父さんと母さんと一緒の時間が欲しい。)
[本当に欲しい贈り物は、ぎゅう、と無表情の裏に押し込めて。]
(163) 2015/01/24(Sat) 19時半頃
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[移民だった一族が今の地に根を下ろしたのは、曾祖父の代。 たまに近くの街に立ち寄っては、民芸品を売り捌いていた。 色とりどりの糸を編み込み、布に織り、刺繍を施す。 自分の尻尾に着けている髪の結い紐は、母が作った物だった。]
──…サンタクロースの養成学校がある?
[糸を選り分ける手伝いの最中、長老の言葉に眉を顰めた。 何も一族ぐるみで幼子を騙すことはなかろうに。
訝しがる自分に、苦笑していた皺だらけの顔。 ゆっくりと糸を紡ぎながら、異国の話を語り出した。
ソリに乗る者は老若男女、種族を問わず、身分も問わず。 サンタへの手紙を預かり、書けない者は夢から声を聞き。 贈り物を包み、馴鹿と交流し、天気を読み、光の欠片と戯れる。]
(……本当に、そんな夢みたいな話があるのか?)
[ずっと内に籠った子供が、初めて外に、興味を示した時の話。*]
(164) 2015/01/24(Sat) 19時半頃
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――ポーラの部屋で――
[しゃんしゃん、しゃんしゃん。 そりの鈴の音が校舎際を通る音。誰かの練習だろうとは思えど、まさか不時着とは思わないまま。]
わたしさぁ、ほんとはサンタクロースになりたかったの。 たぶん今配達にいない人の中にはさ、そういう人、いっぱいいると思うんだけどぉ。
[もうこうして夜の音を学舎で聴くこともないかもしれないと思えば、感傷的に昔を思い出したりして。 聞かせるともなく、ジンジャークッキー片手に語り出す。]
(165) 2015/01/24(Sat) 20時頃
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ご存知のとおり、まったくそりに乗れないわたしなのでして。 子供心に「そりが悪いんだ」って責任転嫁して、そんならわたしが乗れるそりから作ってやるーっていうのが今日までのわたしなの。 もちろんそりが悪いなんてなくて、わたしがヘッタクソだって話なんだけどね。
例えばわたしの子供とか、誰かの子供とかがサンタクロースになる時に、なりたい時に、そり乗りが下手くそなんて理由で諦めないで済んだらいいなぁって、そう思うんだぁ。
[さっきのデザインも、その一環。 三人で助け合えば、一人より安全に、確実に運行できる。 大きなそりは運搬に必要、小さなそりは届けるのに必要。 どちらも人が増え子供が増えて密集した市街地には必要な条件だ。]
(166) 2015/01/24(Sat) 20時頃
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それとさ、……ううん、やっぱ何でもない。 このクッキー、おいしいよ!
[もうひとつこのそりに込めた意味は、まだ語ってしまうには早すぎる。 クッキー差し出し、話をむりやり打ち切った**]
(167) 2015/01/24(Sat) 20時頃
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/* ……サンタ学校って、何年制だろう(今更) 毎年毎年一定数の卒業生がいても、大丈夫かな?多分。
しかし朧の可愛げのなさよ! サミュエルはダルデレ可愛い、テッドは無邪気可愛いし、イアンは背伸び可愛いし、ピートは天邪鬼可愛いし、ギネスはむっつり可愛いし、アシモフはイケモフ可愛いし。
ポーラはおっとり可愛いし、クリスは天真爛漫可愛いし、アリスはふわもこ可愛いし、モニカはゆるっと可愛いし。
校長先生はお茶目可愛いし、と可愛いのゲシュタルト崩壊。
(-21) 2015/01/24(Sat) 20時頃
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─ いつかの思い出 ─
あれ、ギネス。 新しい塗料もってきてくれた……んじゃないのか。 ソリが壊れたって? じゃあこっち。そう、ここに置いて。
[いつかの、設計工学部の作業室。 段差に突っ込んだような壊れ方をした、練習用のソリ。>>57 修理は勿論、承る。返却もだ。
空いてる場所に運び入れ、壊れた部分を確認する。 壊れたソリ。怪我していない仏頂面のギネス。 深くは語ろうとしない事情を、無理矢理こじ開ける気はない。]
このソリ、すごく使われてる。 きっと、沢山練習したんだね。
他に摩耗してるとこも、取り替えておくよ。
(168) 2015/01/24(Sat) 20時頃
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[言葉にされない裡の想いなど、わからない。 ただ、触れたソリからわかるものはある。
たとえばそれは、努力だったり。 たとえばそれは、優しさだったり。 たとえばそれは、────]
(169) 2015/01/24(Sat) 20時頃
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ああ、ここも古くなってる。替えなくちゃ。 …………花?
[ギネスを見送った後、黙々とソリを修理する。 荷台の隅に、くっついていた雪花草の花びら。
返却する際に、そっと。 荷台の端に、塗料で小さく雪花草を描いた。 これもそのうち、きっと。 夢を追い練習を重ねる毎に摩耗して掠れ、消えるのだろう。]*
(170) 2015/01/24(Sat) 20時頃
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/* やっとこれたのに、回想ばっかで申し訳ない。 ざっくり見たら、ここは拾いたいなぁと思ってしまったので。 もっとロルを短くできる腕がほしい。
(-22) 2015/01/24(Sat) 20時頃
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[>>153頭いいやつの揶揄を読解すること出来ずに、怪訝に眉を寄せる。 もし己の頭が回りくどい罵倒を解する程度に頭がよければ、トナカイへ朧の尾っぽを差し出すくらいはしてやったのだが 生憎とその言葉の意味を自力で解するには三日程度かかりそうだ。
朧に連れられてきたトナカイの首を掻いてやりながら、帽子の位置を正す姿をちろりと見て]
外でやりたい気分なんだよ。 星読みも……まあ兼ねちゃあいるが。
[アシモフに問われた時と同じように、曖昧な理由を口にした。
此方へ手を伸ばす姿に、スキットルを差し出しかけたが。 その前に肩を押され、へいへいと生返事しながら引っ込める]
そっちは実技か。塩梅は……
[と、反射のように訪ねかけて。 ここに不時着した相手にそれを訊くのは、些かシャレにならない意地の悪さだと気が付いて口を半端に開けたまま言葉を止める]
……まあ、本番は今日じゃないしな。うん。
(171) 2015/01/24(Sat) 20時頃
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[イアンは知らない。 真面目に机に向かう姿を見て、集中力の続かない自分が時々恥ずかしくなることや、 笑う時に目尻がちょっとだけ下がって>>147、それがじいちゃん先生そっくりで、 二人の笑顔は小さいころに憧れた絵本の中のサンタクロースそのもので、 ちょっとだけ羨ましくなることなんて。]
イアンが気付いてないだけで、いいとこやすごいとこなんて沢山あるって。
[羨ましく思える美点を含めて、丸ごとイアンだ。 嫌いになったり、僻むことには繋がらない。 純粋にいいな、と思ってそれを目標に頑張る。
しかし身長差だけは、ほんのちょっとだけだけど、――釈然としない。
プレゼントリサーチ担当に、頼むから選択肢の幅を増やして欲しいと願う。]
(172) 2015/01/24(Sat) 20時半頃
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サンタの卵だけじゃ不安だけど、調教師の卵や設計士の卵もいるもんな。 大丈夫!
[元気な声で笑い返す。 子どもに夢を与えるサンタクロースが、暗い顔ばかりしてはいけない。
窓の外、時々雪の上を反射する光が差し込む。>>148 誰かがすでに実技の練習を始めているようだった。 イアンの言葉に、ぱっと表情を輝かせて一も二も無く頷く。]
行く!ってか、そのつもりで今までノート覚えるの頑張って息抜きしたとこだったんだよ。 試験前だし、絶対やる!
[ノートとプリントとの睨めっこはもう懲り懲りだと 全身で主張して、跳ねるようにイアンの誘いに飛びついた。*]
(173) 2015/01/24(Sat) 20時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 20時半頃
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[ごく真面目に読書していたはずなのに、眠気の魔の手がじわり。 頭の中でサンタクロースの帽子を被った羊たちが、 柵をぴょいぴょいと飛び越え始める光景を幻視して。]
……ふわわわわ。
[おまじないを使った後は、羊たちの来襲は避けられない。
アシモフに貸しているハンカチには授業が終わった後も 夜中暖かさが持続するようかけ直したから、 計三回ともなれば誤魔化しにくくなってくる。]
(174) 2015/01/24(Sat) 20時半頃
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むぅ、いけないいけない。
[彼やアリスを放っておけなくても、明日に響いて 彼らに心配をかけることになるのが一番よくない。無理は 控えるけれどまだ寝るには早いと、首をぶんぶんと振って。]
…わたしが貰った手紙は、やっぱり載ってないよね。
[気分転換に別の所に行くか、いざという時はポーラの 所に行って眠気覚ましのお茶を淹れてもらおうか。
本をぱたりと閉じて、そのまま何も借りずに出入口へ。**]
(175) 2015/01/24(Sat) 20時半頃
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[伝わったら反撃を食らうからと、湾曲に努力は惜しまない。
何気なく馴鹿に真っ直ぐ伸びた手>>171を、横目に見て。 馴鹿は気が利くじゃないか、と蹄で床を蹴っていた。 調子の良いやつめ、と長く吐いた息は細く白く空に散り。]
明日、鼻を垂らして赤鼻を晒すなよ。 年を取ると抵抗力が落ちるからな。
[曖昧にぼかされた理由には踏み込まず、赤みを増した鼻先に 指を突き付けると、くるりとまぁるい円を描く。
煌めく銀に心は惹かれるが、帰っての楽しみだと言い聞かせ。 実技の具合を尋ねる声が中途半端に途切れ、取り繕う気配。 片眉を上げると、ぐり、と再度拳を捩じ込んでから指を組み。]
たまたま自由に飛ばれただけだ。明日は、大丈夫だろう。
[問題は、たまたまと称した塩梅の頻度の高さだろう。]
(176) 2015/01/24(Sat) 20時半頃
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/* 人数多いとあっぷあっぷしてしまうけど多角避けると 途端にぼっちになってしまうこの体質をどうにかしたいいい
(-23) 2015/01/24(Sat) 20時半頃
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[ちょいちょいと指先を動かすのは、考え事をする時の癖。 見えない糸を織り込む指を、静かに見下ろしていた。
複雑な編み方だと編み目を間違うため、編み方は単純。 三つ編みに二本三本と、糸の本数を増しただけのものだ。
極彩色、暖色、寒色と織り込む糸に籠めるのは、 目的だったり、感情だったり、思い出だったり…──。
はぁ、と息を吐くと同時に掌を握り締めた。 卒業を目前にし、隙間を縫って作り溜めた祈り紐。今も数本、ポケットに隠し持つそれらは渡す機会を逸していた。*]
(177) 2015/01/24(Sat) 20時半頃
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/* 何を言っているか分からなくなってきた (※割といつものこと)
ミナカタおっさん可愛いんで抉り込んでいきたい。
(-24) 2015/01/24(Sat) 20時半頃
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―室外― [吐くたびに白く染まる息。 凍るほどの温度の中、冴え冴えとして美しい月と星。
こんな夜空をいつか自分も飛べるだろうか、と胸が高鳴る。]
…あ、暴走ソリ発見。
[何故か校舎を一直線に目指すソリに、大丈夫かな、と思いはするけれど、 トナカイは賢い生き物だ。 きっと怪我はしないだろう。
目的の定まらない飛行ソリは、いつかの自分の失敗を思い出させる。]
(178) 2015/01/24(Sat) 20時半頃
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/* ……夜、どこに突撃しよう。
(-25) 2015/01/24(Sat) 21時頃
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―雪花草― [小さな頃から気がつけば、周りはサンタ一色だった。
『我が家で一番偉いサンタクロースはお母さんだよ、 だってお前たちみたいな宝物を与えてくれたんだからね。』
笑顔で惚気る父親はともかく、だ。
父母も、歳の離れた真面目な兄も手先の器用な姉も、皆サンタクロースの仕事に携わっている。]
あのね、俺サンタさんになる!
[幼子心に一番目立つ役職に憧れたのも無理からぬことで。 けれど、人よりもちょっとばかり小柄な体を心配された。
大型のソリを操るのも、トナカイを馴らすのも、もっと体力がいるんだよ、と。
夢を言うたびに諭される言葉に口をむうっと曲げた。]
(179) 2015/01/24(Sat) 21時頃
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[運動神経は悪くなかったし、 トナカイや照明代わりの虫たちとの相性も悪くなかった。
積み重なった小さな過信と焦り。
雪道で見落してはいけない影を見落して、そのまま衝突の勢いで意識は途切れる。]
(180) 2015/01/24(Sat) 21時頃
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[助けてくれたのは誰なんだろう、と疑問は持ちながら 結局手がかりひとつも無いままに時間は過ぎていった。
――否、ひとつだけ違ったのは、いつの間にかきれいに直されていたソリ。>>168 何よりも、そこに描かれていた雪花草>>170
己の慢心を戒める意味もあるけれど、 助けてくれた誰かや、ソリを直してくれた誰かを忘れたくなくて、 消えないように何度も何度も自分で描きなおした。
サンタクロースを助けてくれる誰かを、ちゃんと覚えていられるように。*]
(181) 2015/01/24(Sat) 21時頃
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[>>173ぱっと笑って、頷いてくるテッドに不安の色は感じられず、此方も大きく頷く。]
よし! そうと決まればさっそく行動だ。 サンタクロースにはスピードも大切だからな。 [そう言って、跳ねるように誘いに飛びついたイアンの頭を にししと笑って、撫でる。
(テッドって犬っころみたいだよな)
なんて思いながらも口には出さない。 実際、テッドは身長を気にしているらしく、残念ながら、その願いはサンタに叶えられないけどな、なんて、皆で笑った日もあったとしみじみ。もう終わってしまうと思うと卒業はちょっと寂しくて、でもやっぱりサンタになりたい。テッドはどう思ってんのかな、考えながら、足は寮の玄関の方へ進める*]
(182) 2015/01/24(Sat) 21時半頃
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─ 夜 ─
[作りかけの模型は、寮の部屋に持ち帰り。 明日に備え、昼間もらったノートをぺらりぺらり。 苦手なのは昼間指摘された生物学。 それから地図学も。他にもあった気がする。 どれも設計以外への関心が恐ろしく低いのが原因だ。 今まで落第せず掻い潜ってきたのは、 モニカのノートで要点だけ詰め込んできたから。]
ソリ、見てこようかな。
[そうだ、一休みしよう。 寮の部屋を抜け出し、廊下を歩いていく。]
(183) 2015/01/24(Sat) 21時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 21時半頃
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……すっごいのって、なんだろう。
[昼間、モニカが言っていたソリの考案。>>22 彼女の考えたデザインやアイディアは、面白い。 それを元に、実際細部を設計し組み立てていくのも。
聞きそびれた内容に気を取られ、ぼんやり歩いていると、 徐に開いた扉に額をぶつけた。>>175]
(184) 2015/01/24(Sat) 21時半頃
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−学生寮・自室−
[こぽこぽと、フラスコ型ポットが気泡でいっぱいになる頃。軽快なノックが客人の訪れ>>129を告げた]
いらっしゃいませ、散らかってますが どうぞこちらに
[小さいテーブルの向こう側、星型のクッションの先を示すとひとまずお茶を淹れに立ち。早速広げられたノートと、モニカの構想を此方もノートにメモを取りながら>>130>>133聴き入った]
ふああ……かっこいいです! 今までサンタは個別配達っていう概念に 囚われていました
なるほどこれなら、マンションとか 施設とか、こどもが密集している 地域の配達が捗りそうです!
[何よりかっこいいし、サンタも楽しそうだ。事故についてのリスク低下まで考慮されているなんて。日頃、同年代のように気さくに接してもらっているがこういう時に彼女との人生経験の差や視野の広さをひしひしと感じる]
(185) 2015/01/24(Sat) 21時半頃
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/* テッドさすが。花の足跡残したの、気づいてくれた。 拾い上手いなあ……じわっときた。ありがとう。
(-26) 2015/01/24(Sat) 21時半頃
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────……ゴン。
[痛い。額を押さえた。 くらりと視界が揺れ。瞬きをする。
のろのろと顔を上げると、扉の向こう。 橙を帯びた灯りに照らされた金色の眩しさに、目を細めた。]
(186) 2015/01/24(Sat) 21時半頃
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―室外―
[白い息、寒さはサンタにとってはなんでもない…と言えど、やっぱり寒いものは寒くて、外に出た瞬間、身震いする。否、サンタの証である真っ赤な衣装に施された防寒対策は万全だが、卵の自分たちの服のランクは落ちてるらしい。
空を見上げて、美しい月と星に感嘆の声を上げようとした時、見えるのは校舎の方へと進むソリの影]
あー前言撤回、安全第一な…
[そう言って、テッドの方を見れば、なにやら考え事の顔。 一声かけてて大丈夫そうなら練習場へ向かおうか。]
(187) 2015/01/24(Sat) 21時半頃
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[そして、この橇の実用化についての課題という、プレゼントの小分けについて。ペンの頭を口元にあて、今までの実験経過を記録した自身のノートとしばし睨めっこ]
プレゼントを、小さく圧縮する方法を 模索していたのですが モニカさんたちの話を聞くに、面積より 荷重対策の方が良さそうですね
ううーん……
[できる、とすぐに断言はできなかった。経過を見れば成功に近づいてはいるが、満足できる結果はまだ得られていない。眉間に川の字ができそうになりそうなところで、ざらざらとテーブルにお菓子の雨が降った>>137]
わあ、美味しそうです。嬉しい これ、この花蜜大好きです!
へへ。いただきまぁす
[普段なら、この時間から完食などしないが脳には栄養が必要だし、試験前夜の夜は長い。休憩や談話を挟めばまたいいアイデアが浮かぶかも、とまずは目先の甘い誘惑に指を伸ばした]
(188) 2015/01/24(Sat) 21時半頃
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おらおら、おとなしくしてろバカシカ。
[機嫌よさ気に床を蹴るトナカイから手を離そうとすれば、もっとやれと言わんばかりに袖を食まれて。仕方なく、首を掻くのを続行する。 こう甘いから、トナカイにリーダーと認識されないのかもしれない。 実技は、基本的にトナカイが指示に従わないものだから成績は悪い]
お前は一言ごとに人を老人扱いすんなっつーのっ お前がそのつもりなら、こっちは一言ごとにお前をガキ扱いすんぞ
[何度目かもう数えるのも億劫な苦情を口にして。 突きつけられた細っこい指に噛みつく真似をしてやる。
拳を肩に再び捻じ込まれれば、弾みでスキットルが手から滑り落ちた。 もうほとんど中身の残ってない銀色が床へ投身していく]
あ。あーあー、もったいねえ。
[指先を動かす朧の足元に落ちた赤色を見て嘆いて。 身を屈め拾い上げる視界に入るのは、何かを編むように動くバター色の指。 なあに考え込んでるんだか]
(189) 2015/01/24(Sat) 22時頃
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たまたま、ね。 まあ、本人が言うなら間違いねえか。
[頻度の多すぎるたまたまな気がする、とは口にはせず。 代わりに、聞こえたため息に屈んだまま視線を上げる。 見上げる視界、月明かりに朧の輪郭が溶けていた]
どうした、でっかいため息ついて。
[なんだ、お前もアンニュイ組か?ようこそ豆腐メンタル友の会へ]
(190) 2015/01/24(Sat) 22時頃
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道案内 ピートは、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 22時頃
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― 回想 ―
[自分はクラスでも一番もっふりしているが、 負けず劣らず、うっかりもしている。 ついでに、なんの自慢にもならないがのんびりもしていた。 そんな気質が災いしたのは、入学して間も無い時分。
その頃の気象学部は、設計工学部との合同授業が多かった。 主に流体力学とソリの耐久性について学ぶのだ。
ソリは風に乗り加速する。 形状と構造を理解してなければ、どれだけ正確に風を読んでも、 適切なルート選択など出来はしない。
初めての合同授業で、手帳サイズのノートを盾に、 野武士如く背負った筆記用具を剣にして参戦したげっ歯類。]
(191) 2015/01/24(Sat) 22時頃
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[右往左往と生徒の脚を避け、目指したのは黒板に近い座席。 しかし、最中に鼻先へ些細な気配を覚えて、気が逸れた。]
―――…凄いな。 あんなに小さいソリもあるのか…。
[呟いた先に居たのは、昏い金色の髪した青年で。 彼の卓上にはプリントで折られたソリが在った。
自分とて、サンタクロースに憧れを抱き、門戸を叩いた身だ。 ソリの操縦に憧れが無いわけではない。 当時から器用なサミュエルが、手隙に製作した折り紙に見惚れ、 モニカに尻尾を踏まれたのも、それが原因。>>23
ぢゅぅ!と、悲鳴諸共飛び上がって以来、 なるべく尻尾を、ゆるりと持ち上げることにしている。 ――― 痛みよりも、暫く尻尾に巻いていた白い包帯が、 なんだか、とても気恥かしく情けない気がしたのだ。
まるで、空に夢見る、無謀者の象徴のようで。*]
(192) 2015/01/24(Sat) 22時頃
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[扉は最後まで開ききらず、何かとぶつかる鈍い音。>>184 級友の姿が目に飛び込んでくると、頭の中をちょこちょこと 走り回っていた羊たちはあっという間に散開していった。]
……サミュエル殿!? もっ、申し訳ありません!!
[一応本人の中では、サミュエルくんごめんね!と 語りかけているつもりだったが、素の口調からこちらでの 共用語になると途端にこんな感じだ。
出口付近とはいえ自分がまだ図書室の中で 大声を出していることを思い出せば、慌てて廊下に出て。]
(193) 2015/01/24(Sat) 22時頃
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わたしがもう少し気を払っていれば…本当にすみません。
えっとぉ……大丈夫ですか、お怪我は?
[声のボリュームを幾らか絞って、 申し訳無さそうに改めて問いかける。その間もサミュエルの 周りを行ったり来たりと、落ち着きはなかったが。]
(194) 2015/01/24(Sat) 22時頃
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/* 急募:配色センス 後は、ミナカタとピートとサミュエルだ……! 一番優先すべきはミナカタだろうに何をやっているのか(ばか)
(-27) 2015/01/24(Sat) 22時頃
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――ポーラの部屋>>180――
[今までのそりの概念を壊すようなデザインにポーラの感嘆の声が上がれば、でしょうでしょうと得意げに胸を張る。 自分でも乗れるそりを作りたいのだから、事故防止は大切だ。 ポーラの意識がプレゼントの小分けの方に向かえば、神妙にその言葉を聞きつつ。]
そうだねぇ、面積だってもちろん大事だけど、面積小さく重さ同じだったら、たくさん積めちゃう分そりもトナカイも、その荷重に振り回されるサンタも大変になっちゃう。 軽いのを小分けにした場合、風圧で飛ばないかが問題だけど、それは結びつけるとかベルトで止めるとか、色々ありそうだもの。
[袋の内部を多少自在に操れる配達学部の秀才ならともかくも、そうでない場合積めば積むほど、当然重くなる。 それに軽量化は小そりを得意とするサミュエルもより気にするところだろう。]
(195) 2015/01/24(Sat) 22時頃
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あ、それとさぁ、ポーラちゃんの光るの、あるでしょ。 あれと同じ原理でそりの軌跡に尾を引かせられないかなぁ。 一回そりが大そりから分離するから、戻るための道標が必要なんだよね。 雪蛍やウィスプだと光の尾はなかなか引けないから大そりにつけて上昇の時の目印にするくらいしかできないけどぉ、小そりの方で尾を残せればそれを辿って確実に戻れるし、子どもたちも見て綺麗かなって。
[ほのかに香り、燐光をほろほろと零す彼女の香水にまで、目をつける。 コスト度外視の企画になりつつあった。]
(196) 2015/01/24(Sat) 22時半頃
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[換気のためにほんの少しだけ開けた窓から鈴の音が漏れ聞こえる。やはり誰もかれもが落ち着かない夜を過ごしているのだろう 花蜜の甘さを堪能したあとは、ほんのり刺激のあるジンジャークッキーを掴み。静かに紡がれるモニカの声に耳を傾けながら、視線は己の細い膝小僧へ]
そうだったんですか……
[橇とソリをかけるなんて上手いな、なんて茶化した感想はハーブーティーで流し込み。同じ志を持ちながら諦め、それぞれ違う道を選んだ2人が今こうしてテーブルを挟んで同じ目標に向かっている。何だか不思議な縁で、嬉しいな、と尻尾を揺らし]
わたしも。サンタになれたらいいなって 思ってました 身体が小さすぎるのと…… 両親に反対されて、断念しましたが
でも今は、プレゼント学部に入れて 良かったなって思ってます こっちの方が向いているし、ワタシの アイデアがサンタの助けになれば、嬉しい
[モニカも、遠からず同じ気持ちだろう。自ら乗るのが苦手とする橇への情熱を知れば確認する必要はないように感じた。もうひとつの、伏せられた想い>>167については今でないいつか、受け取って然るべき人に届けばいいと聞き逃したふりをして]
(197) 2015/01/24(Sat) 22時半頃
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[丁寧と言うか古風と言うか。>>193 独特な言い回しは、異郷出身の級友だと気づくのに充分。 周囲をおろおろとするクリスの目線は、少し低いがほぼ同じ。>>194]
……大丈夫、ちょっとぶつけただけだから。 クリスのせいじゃない、から。 おれも考え事して、前見てなかった。から。
[落ち着かない級友は、早とちりする癖がある。 このまま大怪我だと勘違いでもされたら 救護室に駆けこまれそうだと、まだ痛む額から手を退けた。 ちょっと赤くなってるかもしれない。]
(198) 2015/01/24(Sat) 22時半頃
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そっちは図書室で、試験勉強? おつかれ。 クリスは、手紙の代筆もあるんだっけ。
[郵便総合学部と直接関わることは少ないが。 一通りサンタの仕事を学ぶ際、 一度代筆に挑戦してみたところ。 圧倒的に言葉が足りなく 適正なしの烙印を押された記憶があった。]
(199) 2015/01/24(Sat) 22時半頃
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[それからまた、実技の話題に移ればぱらりとノートをめくり]
そうですね……ひとつ、考えているのが 袋を風船状にしたらどうかなって
シャボン玉による保護はクリアしたので もしかしたらいけるかもしれません
[風圧で飛びそうになっても、丈夫な紐でくくりつければ。それに万が一飛んでしまっても、三台編成の橇なら相互フォローもいけるかもしれない
モニカに断りを入れてから、昼間ピートのノートに施したのと同じようにコピーを取り、そこに予想図を書き込んでいく]
(200) 2015/01/24(Sat) 22時半頃
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馬面だから、馴鹿も親近感が湧くのだろうな。
[甲斐甲斐しい甘やかし方には、ふ、と口を緩め。>>189 お似合いだぞ、と冷笑を浮かべていれば馴鹿に足を踏まれた。 馬鹿コンビだと揶揄したことに気付くとは、侮れない。
痛みでうっすら滲み掛けた涙を瞬きで散らし、明日を憂う。]
老人扱いとは失礼な。加齢を考慮しての心配だ。 ガキ扱いならどうぞお好きに。……慣れている。
[幾度目かの苦情を流し。 実際、ミナカタから見れば子供だろう、と提案には抗わず。 噛み付く素振りに手を引き、ひら、と五指を疎らに舞わせる。
カラン、と鈍い音が足元に落ちたことにも気付くのが遅れ。 微かに漂う酒精の香に、すまない、と細やかに詫びた。]
(201) 2015/01/24(Sat) 22時半頃
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俺は配達学部でもない。 そこまで、重要視はされないだろうからな。
[それなりに操れれば、それで良い。 イアンやテッド達のように、上手く乗りこなせなかろうとも。
指先の先、頭の中でも夜空を縦横無尽に駆け巡る彼らの姿。 何度も見上げたあの光景は、憧憬を抱かずにいられない。
視線を感じ、そちらを向けば前髪が頬をなぞり落ちる。]
溜め息を吐いていたのか? ……ミナカタの、辛気臭さが移ったのだろうか。
[気遣われているようで、何かに引き込む力を感じた。 まだそちらには早い、と小馬鹿にした笑みで首を振りながら。
ポケットに入れた紐、指先の感触で色を判断して取り出し。]
(202) 2015/01/24(Sat) 22時半頃
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/* >>191>>192アシモフの素敵回想にほわほわ。 どこかで広げたいけど発想の貧困な脳みそが憎い。
(-28) 2015/01/24(Sat) 22時半頃
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酒の詫びには軽いかも知れないが、くれてやる。 取るに足らない、おまじないだ。
[彼用に作った、学問の青三本と知識の黄を二本の平四つ編み。 口早で言い切るとそれを胸に押し付け、馴鹿の手綱を解く。
目的はひとつ達成したのだ。 橇に足を乗せ、に文句や恥ずかしいことを言われる前に、 誰かしらがいるだろう練習場に戻ろうと。*]
(203) 2015/01/24(Sat) 22時半頃
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― 飛び立つ前、練習場に向かう ―
甘いもの? 朧、甘いの好きだっけ・・・えっとぉ、チョコとか?
[ポケットをごそごそしても何も見つからない。 雪に囲まれて冷たくなった身体を温めるため・・というわけでもないが、チョコのひとつやふたつ、放り込んでいたはずが、全部なくなってしまったようだ]
不安、は……誰でも? こいつらも……
[並ぶトナカイの首を撫でれば、確かな体温が伝わってくる。 少し立ち止まって、頬を摺り寄せれば、同じように返してくれる]
(204) 2015/01/24(Sat) 22時半頃
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うん ……うん 信頼しているようで、ダメだったみたい
ありがと、朧
テスト終わったら、なんか奢るよ 卒業祝いに、な
[練習場につけば、トナカイは早くしろ、と橇の傍で足を踏み鳴らす。 今なら、きれいに、まっすぐに飛べそうだ。 貰った自信を携えて、しっかりと準備を始めた]
(205) 2015/01/24(Sat) 22時半頃
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光る……ああ、これですね そうですね、温度変化で粒子が出るので
[ドレッサーに置いていた瓶に手を伸ばし、一滴手首に落とすと軽く擦る。ふわりと淡く甘い香りと、ただよう光。確かにこれが夜空に舞えばとても綺麗だろう]
橇、は難しいかもしれませんが トナカイの足になら、反応するかも しれません。成分は天然のものだし
モニカサンもつけてみますか? ひとによって香りも変わるんですよ
[身だしなみ、というより防犯に重きを置いて開発されたという香水は、ポーラの母親が社長を務める会社で作られたものだ。実技試験用の橇の分くらいなら、何とか融通してもらえるかもしれない]
(206) 2015/01/24(Sat) 22時半頃
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/* 行数多いと怒られた[ばんばん]
あと二人分作れば全員の配色が揃うが。 屋上に居すぎた。ミナカタすまぬ。
(-29) 2015/01/24(Sat) 22時半頃
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/* だああ!誤字が!誤字が!!
今回、削除ミスからの誤字、脱字が酷い……泣くわ。
(-30) 2015/01/24(Sat) 22時半頃
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風船状かぁ。それさぁ、ほんとうに風船みたいに、浮くくらいの軽さにできたら……荷重問題も、解決するかなぁ? うん、うん、それだ、そうしよう。万が一に小分けが難しくても、風船状に荷台を軽く浮かせられたら、すごくいい。
[風船>>200が無理でも、気球のように、後部を火蜥蜴の日で暖めたなら、サンタも寒くなくて良い気がする。 防寒がしっかりされた服を着るサンタだって、それでももっと温かいほうがいいだろう。]
コピー? うん、もちろん。 ちょっとまだ甘いところもあるけど、部屋戻ったら急ピッチで細部詰める。 よぉし、だんだん現実的になってきたぁ。
[これがNGだったらそれで、また別の企画も考えていた。 だけれどこのそりが、今この学舎で過ごしてきた自分の、最高の集大成だったので。 試験前日の夜だというのに、新しい設計を練るのも何の苦にも感じない。]
(207) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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−1年前の冬−
[ポーラの父はこの街一番の規模を誇るデパートを、母は化粧品会社を運営している。当然彼女もゆくゆくは母の会社を継ぎ、父の会社を継ぐ伴侶を迎えるものだと幼い頃から自覚し、それを不満に思ったことはなかった
ただ、ひとつだけ。彼女の元にサンタクロースが一度も現れたことがないことを除いて
サンタクロース宛てにしたためた手紙はどういうわけか両親どちらかの秘書が何時の間にか回収していて。望み通りのプレゼントを贈られはしても、それは父のデパートから直送で
「弟がほしい」なんて半ば無理矢理なおねだりまで叶えてしまうほど、ポーラの両親は完璧かつ現実主義で、彼らなりの形で娘を溺愛していたから サンタクロースの力を借りるという発想がそもそもなかったのだろう]
(208) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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/* お散歩隊長が想像以上のイケメン紳士で、 妄想癖故の擬人化をすべきかと アリスは耳をパタパタとしてます。くぁ!
あれだね、予定通りイワンで参加してたら、アナ雪のクリストフだったね!!
(-31) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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本当にちょっとですか?
気分がどよーんとするとか、 頭がガンガンするとかもありませんか?
[入学して間もない頃は語学力が今よりも遥かに拙いのもあり、 アシモフを勘違いによって救護室送りにした前科があった。
今はこれでも慎重になったのか、問いは念入りに重ねても サミュエルの言葉にはちゃんと耳を傾けて。>>198]
(209) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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うーん、でも。もっと気をつけていれば 外に人がいることぐらい、ちゃんとわかったわけですし。
[ちょっと赤くなった額をじいっと見つめ、 直接は触らずにくいっと指を向ける。]
…痛いの痛いのとんでいけー。
[実際に力を込めるわけではないけれど、 それでも早く痛みが引きますようにと。 彼と目が合えば、おまじないですよと答えて手を下ろした。]
(210) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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はい。代筆のテストのこともあって、サンタクロースの 手紙を掲載した本を読んでいたのですけれど。
……素晴らしい文章に触れると、今のわたしじゃ 全然大したものが書けないんじゃないかって思えてきて。
こんな調子じゃ、いけないですよね。
[憧れや尊敬と一緒に抱いていたあまり綺麗でない感情。 彼の飾らない態度を前にして、つい本音が零れてしまう。
湿っぽくならないように、最後の言葉は 笑いながら口にしつつも。>>199]
(211) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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― 練習場 ―
[一頭引きの橇は小柄だが、すわり心地は随分といい。 トナカイの毛並みを無意識に整えるよう撫でながら、橇に繋いで、アイコンタクト。きつく締めすぎていれば、ここでいやいやと首を振られてしまうのだ]
ん?…んー 大丈夫
[朧が繋いだトナカイも、人間ならば鼻歌でも歌いそうなくらい上機嫌に見えた。一応ハーネスをちょっとひっぱってみたけれど、申し分ない繋ぎ方である。 朧のどじっぷりはたまあに見かけるので、そこはきちんとチェックした]
テスト前、最後かな
[地上では立ったまま、手綱を持って、朧に頷いた。 先に行け、とアイコンタクトしたつもりである。 トナカイは嬉しそうに駆けてゆく。 追いかけるようにピートの橇も動き出した]
(212) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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/* >>208 ポーラが中の人のツボ過ぎて昇天しそう。
(-32) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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―教室―
[絵本の中のサンタクロースは、満月を背景にソリに乗っていた。 リンシャン鈴を鳴らし、星の川を渡り、流れ星に手を振って。>>154>>155]
うん、間に合った。
だからもう少し見ていようか。 一緒に見た方が綺麗だよ。
[わたしも報告出来るし。 何もなかったかのように椅子に座り直すこともないだろう。]
(213) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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[今、手元を照らす香水も。この学校に入学を決めて、弟が産まれてから母が考え出したもの
暗い夜の闇に、大事なこどもが攫われないように 迷子になったとしても、誰かに見つけてもらえるようにと
プレゼント学部に入れば、将来的に両親の会社の販路も広げられるからと説得して入学してから早1年 本当の目的は、まだちいさい弟に"サンタクロースからの贈り物"を届けるためだった。姉が、プレゼントの手配を担うと言えば両親もきっと納得するだろうと考えて
こういう打算的で、ある意味夢のない考え方はまさしく親譲りかもしれない。サンタクロースの適正がなくとも違うアプローチをと考え実行できたのも、幼い頃から将来を見据えて躾と教育を施してくれた家族のお陰だ]
(214) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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/* >>増えるアシモフの逸話<<
クリスに救護室送りになったのね。
(-33) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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─ 飛び立つ前 ─
使った分の活力を、手っ取り早く補給する為にな。 ふむ、ないのか。それは残念だ。
[ポケットを漁り、空の手>>204を示す彼に気を悪くもせず。 ないならないで良い、と、何気なく背中を数度叩く。
そのついでに、中身を探ったせいで口を開いたポケットに、 音もなくある物を忍ばせた。 水色の三本と、空と夜空の青と藍が一本ずつの祈り紐だ。
帰り道か、部屋に戻った後にでも気付くだろうか。 馴鹿と心を通わせる未来の花形に、緩く目を撓めて。]
(215) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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それは嬉しいな。 卒業祝いが残念会にならぬよう、気張らなくては。
[何かが吹っ切れたらしい彼に手を振り。>>205 トン、と自分の胸に拳を押し付けて互いの健闘を祈った。
まさか、この後馴鹿の大暴走に遭うとはまだ知らずに。]
(216) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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−学生寮−
[その期待を裏切るわけにはいかない。失敗は許されないといった無意識のプレッシャーは、今はどこかに雲隠れしていた
新しいアイデアが湧くのが楽しい。ああでもないこうでもないと話す>>207のがとても楽しい]
今の袋も、そういう機能は多少あるので 応用すれば間に合うと思います
よし!そうと決まれば 実験と、検証を始めましょう
[残っていたハーブティーを空にして、あらかた考えをまとめると立ち上がり、外出の用意を始める。机上の空論には決してさせないという意気込みが、落ち着きなく揺れる尻尾と手首から零れる光に現れていた]
(217) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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へぇ、人によって香りも変わるのかぁ。 ちょっと、ちょっとつけてみてもいい?
[女の子として、いい香りのものはもちろん大好きだ。 いそいそと手首を差し出してみれば、香水を試させてもらえるだろうか。 自分はどんな香りになるのか、そわそわする。]
あー、でもさぁ、トナカイ始め動物って、香りとか敏感だからなぁ。 どういう影響あるかわかんないし、どうなんだろ……
(218) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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[>>201なんとなく嫌な感じの笑みを浮かべられているとは思ったが、馬鹿コンビだとか思われているとは知らないまま、トナカイが蹄で攻撃したのを諌める。 トナカイは案外重いしデカい。踏まれた朧はよほど痛かったのか、いつもの能面に涙が浮かんでいた。 おいおい大丈夫かよと半笑いを浮かべて、落ちた銀色を拾い上げる]
くっそ、生意気なガキだな。ばーかばーか。
[言う自分の方が子供じみてる気もするが、生憎と語彙が足りてなかった。 しゃがんだ姿勢のまま、内心妙な会に勧誘していたのになんとなく気が付かれたらしい。 冷笑と共に首を振られ、ふんと鼻を鳴らした]
お前なあ、他の奴らにはそうでもねえくせに… あー、くそ殴らせろこの能面野郎。
[べちんと、腹の辺りを軽く叩いておいた]
(219) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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[スキットルを無事拾い上げ、どうやらへこんでいないことを確かめ。 返杯された蓋を閉めると、どっこいしょとおっさんくさい掛け声と共に立ち上がる。 空になったそれを懐に入れ、寒さで指がろくに動きやしないのを感じ。 いい加減室内に避難すべきかと検討していれば、なにやらもぞもぞしていた朧が胸になにか押し付けてきた]
っと、おいなん…
[だ、と言う前に、足早にトナカイの手綱を引いて撤退しようとしやがる。 なんだゴミかなんかかと、咄嗟に受け取った何かを、下げた視線で確認して]
……あ?
[明らかにたまたまではなさそうな物品に、呆気にとられた。 マヌケ面と評されそうな顔をしたまま、口早に言い切られた言葉と足早な朧の背中を何度か反芻して]
……ふは、案外可愛げあるじゃねえか。
[思わず笑ってしまった]
(220) 2015/01/24(Sat) 23時頃
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そうだね。感慨深い。 繋がりやすいように、気象学部も頑張るんだよね。
[ソリに載せるのはプレゼントと、想い。窓の外、過る影姿は屋上に消えたか。]
……え? 見られてたの?
[アシモフが外に出た理由はアリスにあった。>>156 単純明快な一言に、瞬く。]
……わた、しの せい か。
[腕に伝わる服越しの温もり。 小さな前肢が頭を掻いている様に首を振った。
唇がなにかを告げようとして微かに動く。]
(221) 2015/01/24(Sat) 23時半頃
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よし、よし、じゃあ、やろう! がんばろう! わたしももう少し設計、煮詰めてみるね。
[香水の香りに奮い立たされながら、小さく拳を握る。 ここまで来たなら、間に合わせてみせる。実技試験のその瞬間に、この企画を持って行きたい。 設計は甘いものになるかもしれないが、補って余りあるアイディアが詰まっていると、確信していた。]
たのしく、なってきたぁ。
[外出の準備を整えるポーラとともに、こちらも出る準備。 ティーカップを返して、お菓子の幾つかは差し入れて、多すぎる分は持ち帰り。 袋の口を赤いリボンで結んだら、コピーはもう大丈夫か一応聞いてからノートを手にとった。]
(222) 2015/01/24(Sat) 23時半頃
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─ 練習場 ─
[繋ぎ終えた橇のチェックも、ピート曰く万全のようだ。>>212 自分が見るよりも、彼の目は余程信用が出来る。
偏に、慎重に確認してくれているのが分かるからだが、 まさか自分のドジっぷりを見られてのことだとは。]
テストが終わっても、乗るのだろう?
[言外に、卒業した未来を口にして。 先を譲られ、手綱を操ると少しずつ橇が動いていく。
加速は過加速に変わり、馴鹿は従者の声を聞いてはくれない。 機嫌の良さが速度を、高度を増していく。
暴走した姿を、目撃されているとも知らずに>>178>>187 しゃんしゃんと鈴の音を響かせながら、月の光を遮った。*]
(223) 2015/01/24(Sat) 23時半頃
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……っ
[心配をかけさせたのは、アリスの方だった。 他にも迎えにと考えてくれた者が居たことを知れば、何を暢気に笑っていたのかと顔を隠すだろう。
俯いた顔、髪が影を落とす。
――アリス。
改めて呼ばれた名前。>>156 届かぬ距離ではない。 風の音も遮らない。]
(224) 2015/01/24(Sat) 23時半頃
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[トナカイはぐんぐん速度をあげていく。 雪に覆われた地面を蹴る音は、鈍く、しかし力強く響いている。
ふと気づけばやはりトナカイを見る目には不安が宿っていて、これじゃダメだ、と首を強く振った。帽子に積もった雪がはらはらと散ってゆく]
よし、そろそろ飛ぶよ…!! ……ってあれ?
[先に飛んでいった朧の背を見上げる首は、どんどん上向き、寒さのせいもあって痛くなるほど]
……はしゃいじゃって、まあ
[トナカイによくじゃれられている朧。 傍から見ていれば、それは気に入られているようにしか見えない。 配達学部じゃないからたまにしか会えないのも理由なのか、朧が来た時の、とあるトナカイのテンションのあがりっぷりは、本当に面白かった]
(225) 2015/01/24(Sat) 23時半頃
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ないない。 気分はいつも通りだし、 頭は……ちょっとだけ痛いけど。
[嘘は言えない性分がここでも。>>209 重ねられる言葉に、応えつつ。 動いた指に、きょとりと目を瞬かせた。>>210]
……おまじない?
[子供がやるようなそれ。 けれど、額の痛みが少しだけなくなった気がする。 痛いの飛んでった、とおまじないの効果を伝えて。 僅かだけ目元を緩めた。]
(226) 2015/01/24(Sat) 23時半頃
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― 教室 ―
俺の分も流れてくれると良いけれど。 こう云うとき、テッドやイアンや、ピート達なら、 流れ星にも追いつけるのかもしれない。
[ミナカタは余り加速に重きを置いていない気がする。と、 些細な言葉を付け足して、赤い瞳を窓へ浮つかせ。>>213
窓の外に見えた箒星の尾は、覚えのある長い軌跡。 頭の隅を学友の顔が過ぎり、憧憬にも似た息を吐く。]
(227) 2015/01/24(Sat) 23時半頃
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/* ミナカタが喋る度に、うぶぁってなります。 設定投げたせい!
こんなアリスで大丈夫だろうかっ!
(-34) 2015/01/24(Sat) 23時半頃
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……アリス…?
あっ、見たって言ってもね。 転んだ後だったからね、可笑しな所は見ていないよ…!
[彼女の声がワントーン下って聞こえれば、先立つ弁明。>>221 慌てて左右に振る小さな頭は、少しの羞恥を散らかして。]
君の所為…って、アリス。 如何したんだい? [彼女の袖口を握りこんで、訴えてるも、 変わった空気に疑問の色を乗せ、彼女の口元を注視。]
(228) 2015/01/24(Sat) 23時半頃
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道案内 ピートは、メモを貼った。
2015/01/24(Sat) 23時半頃
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─ 我練習場ニ帰還セリ ─
[屋上からの離陸は、随分と悲惨なものだった。 雪が積もっているとはいえ、その下は地面でなく平面岩。 腰骨まで伝わる振動と、長距離用の射出台の角度の急さ。 配達係でなくて良かった、としみじみ思い知ることとなった。
殴ると言った癖、弱々しい拳が当たった腹を撫で摩る。>>219 女子供に対しても分け隔てなく、ごく自然体な接し方。]
俺には、逆立ちしても真似が出来ん。
[里を出るまで、年下と接したことのない自分。 そのぎこちなさが出ているのだろう。元気のない級友を、 元気付けようとしても悉く失敗してしまうのは。>>126
溜め息を吐き掛けた唇に歯を立て、弱気を飲み込んだ。]
(229) 2015/01/24(Sat) 23時半頃
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[笑うクリス。でも、いつものより元気がない。>>211 ぽつぽつと零れる濁った感情は、劣等感に近いような。 目指したいものがあるからこそ、抱くもの。]
文章でも、声でも。 ……言葉ってさ、響きがあるよね。
[こういう時に口下手は説明に向いていない。 少し視線を落とすと、彼女の胸元で揺れる 金色の石のペンダントが目に入った。]
(230) 2015/01/24(Sat) 23時半頃
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おれが言っても、説得力ないだろうけど。 今だって、クリスが心配してくれたの。わかるから。 ”おまじない”も、だから効いたんじゃないかな。
言葉って、気持ちがないと響かないと思うんだ。
[代筆は適正外。 文章の良し悪しなんて、評価できないけれど。]
クリスの言葉は、よく響くよ。 声でも、文章でもね。大丈夫。届いてる。
[読めるように書いてね、と付け加えるのを忘れずに。]
(231) 2015/01/24(Sat) 23時半頃
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[よく拭われた前肢の重みは、銀のスプーンよりも軽く。 けれど確かに感じる、存在としての重み。
引いていた顎の位置を変えれば、一直線に視線が合った。 トナカイよりも判りやすい表情が、見えた。]
……うん。
(232) 2015/01/24(Sat) 23時半頃
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お。
[ポーラの部屋を出て、ふと廊下の窓に目を向ければ、練習場へとそりが降りていくのが見えた>>229。 他にも外から人の気配。]
精が出るねぇー。
[そり乗りになりたかったが、絶望的にセンスはなかった。 とくれば、ちょっとした羨望と憧れは、まだ胸の奥にちりちりとある。]
ちょっと、覗きに行っちゃおうかな。
[ちょっとだけ、ちょっとだけ。 実際に乗っている姿を見るほうが、設計だってイメージが湧くものだ。 そう自分にいい聞かせて、足取りは外へ。]
(233) 2015/01/25(Sun) 00時頃
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[練習場に降り立てば、誰かいただろうか。ひらりと手を振り、 風に乗り、後ろに流れてしまった髪を前に垂らし直す。
馴鹿を傍の杭に繋ぎ、橇に腰を降ろして再度一休憩。 と、はむりと髪を咥えに来た馴鹿に掌を見せて制止した。]
分かった、分かったから。これが欲しいんだろう?
随分と気持ち良く飛んで、褒美も強請るとは現金な奴。
[ポケットから取り出した角塩を掌に乗せ、口許に寄せる。 もごもごと動かした唇が白を掬い、幸せそうに目を細める獣。
人を乗せて空を飛ぶのが仕事とはいえ、飛行は重労働だ。 お疲れさん、と顔を撫でた傍らでポケットの中身を再度漁る。]
……あと九本、か。
[いざとなれば机の上や、部屋のノブに結ぶという手もあるが。 間に合うのだろうか、と。危機感が背を撫でていた。]
(234) 2015/01/25(Sun) 00時頃
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う、ん……。怪我……、なかったよ……
[傾けた首に合わせて、髪が揺れた。>>157
何かを詰まらせたような声。 絞り出せば雫が溜まる。]
大丈夫、だよ。 わたしは 擦り傷だって、してない……から。
(235) 2015/01/25(Sun) 00時頃
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[流れ星に追い付くには、サミュエルとトナカイ達にも頑張って貰わないといけない。
脳裏に浮かんだ配達部の姿をそのまま口にし。>>227
今はその唇が、無事と謝罪の為に動いている。]
………ごめん、ね。
[例えばスカートが捲れてその下のふわふわもこもこが見られて、きゃーアシモフさんのえっち! とか、そんなことを疑っていたのではないけれど。>>228]
(236) 2015/01/25(Sun) 00時頃
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[促しに応じてモニカの手首が差し出され、脈打つ部分に狙いを定めてひとしずく 一体どういう成分と構成でこれが光るのか、企業秘密として教えては貰えなかった。トナカイ等動物も扱う場所で使うのに憚りはしない、ということだけは聞いている]
そこは、聞いてみないと解りませんね 蹄とか、場所を確認すればあるいは
[橇を設計するにあたって、自分より彼女の方がトナカイとも近いだろうか。小分け用のボトルに少しだけ中身を分けると、モニカの掌にそっと握らせる]
ノートのコピーと、お菓子のお礼です お互い、頑張りましょう
[もし弟でなく姉がいたら、こんな感じだろうか。香水を分けるついでにそっと手を握ろうと力を込める。彼女の情熱が届くようにと祈りを込めて]
(237) 2015/01/25(Sun) 00時頃
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だって、わたしが転ばなかったら、アシモフは外に出ることなかったし、
……試験前に、時間泥棒することだって、なかったし。
[西と東を差すものが同じではないように。 当たり前の行為に、何よりも言うべきは。 伝えるべきは。]
だから、ごめんね……と、もうひとつ言っても、いい?
(238) 2015/01/25(Sun) 00時頃
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―屋上→廊下―
[貰った紐を、不器用なりに努力して、左の手首に結んでみる。 単純だろうが自分には到底できないだろう、丁寧に編まれた色味をちょいちょいと触り。 からかうような笑みを、口の端に浮かべた。
悪くない気分だった]
迷子になるんじゃねえぞー
[屋上から去って行く朧へ、軽く声をかけておく。 まあピートじゃあるまいしとも思うが、なんせこの生意気な毒舌家は変なとこで抜けてるもんだから。
暫く練習場を見下ろして、>>233誰だか知らないが出てくる人物が見えれば「風邪引くなよー」と軽く声をかけてから。 かじかんだ指が頁もめくれなくなったころ、ようやっと屋上から撤退を決める]
さっみい。
[昼間とはまた違った雰囲気の廊下へ、足を踏み入れ。 ついでだから、図書館でなにか資料でも捲ってこようかと思案]
(239) 2015/01/25(Sun) 00時頃
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[出て行くモニカを見送ると、コートにマフラー、手袋と完全武装する。どうしても耳の先や尻尾はむき出しになってしまうが致し方ないことだ]
戸締りよし、忘れ物、なし うん。いってきます
[ひとつひとつに指差し確認をして、部屋の施錠を済ませると扉に向かってお辞儀をひとつ。試験に向けての準備のために、遅くまで校舎や各施設が使えるようになっているのはとてもありがたい
まずは、何から手をつけようか。ほわりと白い息を吐きながら廊下を歩く]**
(240) 2015/01/25(Sun) 00時頃
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/* 無駄にしたのは29+47の67 飴を二個貰って+600で、今は残677pt……。
え。2000削っているのか。クールとは何なのか。 そして自他共に拾いも浅いという。
(-35) 2015/01/25(Sun) 00時頃
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/* 個人的に、ミサンガ作るなら刺繍糸がお勧めです。 適度に太いからやりやすいし、100円で5色揃ったり。
一時期作ってました、懐かしい。
(-36) 2015/01/25(Sun) 00時頃
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[伏せた顔に、掛かる影。>>224 しびび、と尻尾が階段状に曲がる。 喜怒哀楽は顔に出るが、驚きは尾っぽに出る。]
アリス、何処か痛いのかい。 やっぱり、怪我をしたのかい…?
[繋がる眸の蒼は、自身の持つ紅よりも冴えた色。 ジッと見つめて、髭をてれん、と下げた。>>232]
(241) 2015/01/25(Sun) 00時頃
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アリス。 泣かないで、アリス。
アリスがそんな風に自責の念に駆られると、 俺は身体中の水分と絞って皆に詫びないといけない。
[彼女の袖口を柔らかく引き寄せ、 うんと伸ばした指で彼女の頭を撫で―――届かない。 仕方が無いので、手首を変わりに撫でて慰める。>>235]
俺が飛び出してしまったのは、 居ても立っても居られなかったからだ。
転んだアリスを放っておく自分になりたくなかっただけさ。
[彼女を労いながら、少し照れくさそうに、ちゅぅと笑み。]
(242) 2015/01/25(Sun) 00時半頃
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ミナにーさんよりは若いから、だいじょーぶー!
[風邪引くなよー、と言われたので>>239、振り返って元気よくお返ししておきました。 とは言え自分もなんだかんだと今年の卒業試験受験者の中では年上の方だから、若桜を建てにするのはどうかと思わないでもないけれど。 ハーブティーで身体も温まったし、風邪対策はたぶん大丈夫だ、問題ない。]
(243) 2015/01/25(Sun) 00時半頃
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響き?
[その言葉に含まれる微細なニュアンス。 感じ取るには、単語の本来の意味よりも サミュエルの話の続きを聞く方がいいだろうと。
一度だけ聞き返した後は、暫く黙って。>>230]
……。
[言葉に込めた気持ちが相手に届くことだと 彼の言う響きの意味を理解して、大丈夫だと励まされて。 胸の前で組んでいた手を、ぎゅっと握り合わせる。]
(244) 2015/01/25(Sun) 00時半頃
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……俺が言えた義理ではないけれど、 つい昼間に「もう少し人を頼れ」って俺も言われたよ。
[優しい友達に。と語尾に足す語り口。>>238 女の肩にのしっと被せてしまった責任を払う口調。]
もう、助けに来ないで良いとか――だと、 戦力外通告みたいで、聞けないけれど。
―――…なんだろう、アリス。
[耳を欹て、爪先を伸ばして、集音に努めて、拝聴の態。 聞き逃さぬように、本来丸い筈の毛玉が伸びて楕円状。]
(245) 2015/01/25(Sun) 00時半頃
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…ありがとうございます。
サミュエル殿がそう言って下さるなら、 わたしもわたし自身の言葉を、信じてみます。
[先程の空元気よりも自然な笑顔で、力強く頷いた。 読めるように、と言われた時のタイミングだったから そちらに頷いたように見えたかもしれないが。>>231]
でも、サミュエル殿の言葉に説得力が ないことについては大いに異議ありです。
もしそう言った誰かがいるなら、呼んできて下されば 存分にわたしが論破して差し上げます!
[本人はそんな展開望んでないだろうという言葉と共に 腕まくりする真似をしてみせるが、 伝えたい本質はそちらではなくて。]
(246) 2015/01/25(Sun) 00時半頃
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サミュエル殿の言葉にも、気持ちはちゃんとありますよ。 このわたしの心に響いたのですから、間違いはありません。
[ぶっきらぼうに見えて、よく周りを見ていることも さり気ない気遣いが出来ることも知っている。 だから、先程の言葉は真っ直ぐにこちらまで届いたのだ。
もっと自信を持ってほしいと、言葉を紡ぐ間にも 青い瞳はきらきら、星空のように光を増していた。]
(247) 2015/01/25(Sun) 00時半頃
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― 空を駆ける ―
[ピートは橇にしっかりと腰を下ろし、手綱を握る手に力を込めた。 トナカイはますます足を速め、射出台へとまっしぐら。 飛び立った橇は、冷えた空気に轍の雲を一瞬描き、トナカイの足は、しっかりと見えない地面を蹴り、空高く飛び上がる]
よしっ そのままいっけー!!!
[トナカイは嬉しそうに首を振り、掛け声に答えてくれた。 高度はそこまでではない。校舎の上階を掠める程度。 それでも目指す先。遥かな空に星が流れれば――]
星の光! ……そんなプレゼント、あったらなあ
[子供の頃、思ったこと。 流れ星のあの輝きが、いつでも傍に、すぐ近くにあったなら。 迷わなくてすむのに。 …………なんて考えていた、ら]
(248) 2015/01/25(Sun) 00時半頃
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――練習場――
お、おー。やるねぇやるねぇ。
[射出台を力強く蹴り、そのまま夜の空気を駆け出すトナカイと、それを操るピート>>248を見上げる。 真っ白に濁る吐息がすぅと黒に消えて、満天の星々をよりクリアに見せてくれた。]
落ちるな、よぉー。
[野次を飛ばしてみるも、自分じゃない操縦者ならそうそう落ちることもないだろう。]
(249) 2015/01/25(Sun) 00時半頃
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[卒業のかかった試験前だからこそ、自分で口にした『時間泥棒』という言葉が重く硬質に聴こえた。
教室の時計が時を刻む音は 階段状にかちこちり。>>241
痛いのは喉の奥。 でもこれは怪我のせいではないから、アリスは違うよと小さく首を振る。]
泣いて なんか
[表面張力で丸まる雫は留まり。]
(250) 2015/01/25(Sun) 00時半頃
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お、ポーラ嬢。
[特徴的な後ろ姿を捉えたのは、いつ頃どこでのことだったか。 凍った息を吐く少女へ、気安く手を振る。 年下を見たときの癖で、低い位置の頭を撫でようと無意識にしつつ。 ついでに耳を掌で暖めようとしつつ]
お前も試験対策か?ぬくくしていけよ。
[丸出しの耳はいかにも寒そうなので、そんなお節介。 懐から白金懐炉を取りだし、ぺとりと少女の額へ押し当てる。
それから、また朧に幼女愛好者云々などとからかわれやしないかと、そろりと辺りを見回してみたり**]
(251) 2015/01/25(Sun) 00時半頃
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[トナカイはご機嫌で宙をゆく。 ピートは段々、寒さのせいか顔色が悪くなってきた]
何処だ此処・・・
[校舎の近くに広がる森は、林といってもいいくらい大きなものではなかったはずなのに、何故だろう。戻れない。
というか、ここは何処だ。 手綱を持つ手が震える。
もう一度星が流れれば、きっと先が見えるのだが……]
(252) 2015/01/25(Sun) 00時半頃
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ピートは、校舎の近くにいることに気づいていない
2015/01/25(Sun) 00時半頃
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[冷たかったんだ。 雪のように。小石のように。
手首に直に触れた手から、記憶を塗り替えるべく温もりがひろがっていく。
慰めの言葉、労りの触れ合い。 ひとつひとつに頷き返し。
伸びた手の、今度は届くよう、 楕円の身が近くに見えるよう、 アリスは机上についた腕に頬を乗せた。]
(253) 2015/01/25(Sun) 00時半頃
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とっても変なことを言ったりはしないよ。
それに、あんまりごめんねって言ってると、アシモフがしようとしてくれたこと全部、しちゃいけないことだったって……聴こえちゃう、もの。
[顔を横にしたせいで、雫はこめかみを伝い落ちる。アシモフの尻尾よりも随分と短い睫毛をぱちりと瞬かせ、 青の瞳に彼のましろな顔を映す。]
(254) 2015/01/25(Sun) 01時頃
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[散々馴鹿に食まれ、乱れた髪を一旦解く。 唾液で粘ついた髪を淡雪で拭い、再度三つ編みを施した。
長く伸ばした髪に、願掛けなどの意味はない。 一族の風習だとか、そういう趣味がある訳でもない。
最初の切っ掛けは、綺麗な髪だね、と母に褒められたから。 帰ってきた時に、楽しげに結ってくれるためにだった。
二度目の切っ掛けは、学校に来た後。 馴鹿に毟られるだけの格好の餌食を切り落とそうとし、 鋏を根本に当てた矢先に面食らう勢いで止められた時に。
三度目の切っ掛けは、些細なもの。 髪に触れた手が、優しかった。それだけのこと。]
卒業、か。
[呟いた声は存外大きく、辺りに響き。 ごす、と馴鹿の鼻先に押され、思い切り後ろの雪山に倒れた。]
(255) 2015/01/25(Sun) 01時頃
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[組み合わせた手に、力が籠るのが見えた。>>244 向けられたのは、いつもの笑顔。>>246 読めるようにとの言葉に頷いたところまで見て、 恐らく伝わったのだと、ホッとする。]
うん。信じてみて。 それでみんなで一緒に、卒業しよう。
……あと、論破はしなくていいから。
[救護室に駆けこまれる以上に、 予想できない展開に流されそうで、慌ててクリスを引き止める。 腕まくりしてやる気満々な所、誠に申し訳ないが。 くす、と小さく笑って。]
(256) 2015/01/25(Sun) 01時頃
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[続く言葉に、きょとりと目を見張り。>>246 言葉に詰まって、持ち上げた指先で頬を掻いた。]
えーと……どう、いたしまして。
[きらきら、きらきら。 真っ直ぐと光を注ぐ、青い瞳が面映ゆい。
自信がないのは、不器用で口下手なのを自覚しているから。 言葉を素直に受け取れない悪癖を、見透かされた気がした。
クリスの言葉が、真っ直ぐ。響く。心に。]
(257) 2015/01/25(Sun) 01時頃
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ありがとう――。
わたし、また転んでしまうかも知れない。ソリ引きって難しいから……。
そしたら、やっぱりアシモフに来て欲しいな。
[助けに来て欲しいよ、と。]
そうしたら、怪我をしても きっと――痛くないし、泣かないと思う、よ。わたし。
[転ぶかも知れない、失敗するかも知れない――そんな怖さに足を竦ませなくて良いね。
そう告げる唇は、端が持ち上がりゆるりと月めいて、微笑んでいた。]
(258) 2015/01/25(Sun) 01時頃
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………ありがと。
[聞き取れるか危うい、ほんの微かな声で、呟く。 今、全部を受け取ることは無理でも。 確かに響いた言葉で温かくなった心を、 少しでも認めて自信に繋げられたら。]
じゃあ、おれは明日使うソリを見に行ってくる。 クリスも、また。
[ひらと金色の星に手を振って、再び廊下を歩き出した。]*
(259) 2015/01/25(Sun) 01時頃
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[さてさて、ここに出てきたのはそりの滑空のイメージを固めるためでもあるからして。 ピートの離陸を見てからというもの、手元のノートに目線は行ききりだ。 だもんで、彼が森の方面で帰路を見失っているなどとはつゆも知らない。 あそこはああしよう、ここはどうしよう、を練習場の入り口の石段に座り込み考えては手を動かす。 雪蛍の淡い光が夜でも手元を明るくしてくれた。 手を止めさせたのは、聞こえてきた呟き――]
おわぁ、大丈夫?
[のためではなく、その言葉とともに雪山に突っ込んだ級友>>255を見たために。]
(260) 2015/01/25(Sun) 01時頃
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[ずさぁ、と盛大に雪を撒き散らして不時着したのは校舎の裏。 普段は来ない場所で、それも夜。 ピートがそれとわかるはずもなく、生い茂った木々に圧倒されるようにして、暢気に雪をかくトナカイに恨みがましい視線を向けるも]
ええと……不安なのは俺だけじゃない ……って俺だけだろこれ
[無駄に大きな瞳がぎょろりと動く。 不安なのは、自分だけ。 トナカイは落ち着いている。 それならば――?**]
(261) 2015/01/25(Sun) 01時頃
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道案内 ピートは、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 01時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 01時頃
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[人ならともかく、動物にやられては怒るに怒れない。 雪山に人型を刻んだまま、微動だにせず真上を眺めた。 夜空は冴え渡り、明日が雪だと言うことも信じられない程に。
だが、あの彼が雪だと予想したのだ。雪はきっと降るだろう。]
また雪に、埋もれてやいないだろうな。
[遭難を厭わず、級友の為に全力を尽くす一匹の男。 ちゅぅ、とあの時言おうとした言葉は何だったのか。>>42
聞ける機会は、あるのだろうか。]
(262) 2015/01/25(Sun) 01時頃
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―遠い日のころ―
はあ?
[サンタに送って!と。 差し出された金色の折り紙を前に、若かりし頃のミナカタは面食らった顔をした。 サンタなんているわけねーだろ、と喉元まで出かかった言葉を、幼い弟の手前、呑み込む]
あー……なんだ、来年のおねだりか?気が早えな。
[親に渡しとけばいいだろう、と。 適当に受け取ろうとしたが、違うよと口を尖らせられて怪訝に眉を寄せる]
(263) 2015/01/25(Sun) 01時頃
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『さんたさんありがとうって!おれいのてがみ!!』
[にかっと笑ったその顔が、あんまりにも純粋で、無邪気で、真っ直ぐで。 ――これは適当に出来ないな、と。 その時、思ったのだ]
……けど、サンタの住所なんて、にいちゃん知らねえぞ。
『だいじょーぶ!にいちゃん顔広いから!』
そーか。お前がそういうんなら、間違いないな。
[――それから、本気でサンタクロースを探した末。 勢い余って、サンタ養成学校に入学を決めたのは、少し後のこと。 託された手紙は、いまだサンタに渡せぬまま**]
(264) 2015/01/25(Sun) 01時頃
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/* 自分のつくった設定で人が動いてくれるってとっても楽しいです。他の人のこの設定がこんなPCになるんだ、というのも面白い。
(-37) 2015/01/25(Sun) 01時半頃
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/* トナカイセンサー、あると思う! ピコーン!
(-38) 2015/01/25(Sun) 01時半頃
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[どうせ、皆ぎりぎりまで起きているのだ。 空が気になって、ソリが気になって、明日が気になって。
同じツリーを彩る仲間が気になって。>>250]
アリスだって、俺のことを何度も助けてくれたじゃないか。 …俺が鼠でなくて、小さくなくても、助けてくれたと思うんだ。
……って、これじゃあ、俺が凄く現金みたいだな。
[僅かに顎を引き、頭蓋の中に詰まった人語を探る。 良く噛み締めて、瞳を瞬きで洗う。]
(265) 2015/01/25(Sun) 01時半頃
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[掛けられた暢気な声>>260に、ゆっくりと体を起こす。 ぱしぱしと体に付いた雪を払い、]
大丈夫だ。 たまには、雪とも戯れてみたくてな。
[視点を彼女に定めれば、練習場でノートと向き合っていた。 滑走を眺めては、必死に書き込みやらをしていたのだろう。
これ以上、馴鹿からの追撃が来る前にモニカの元に近付く。 ごそごそと片手は、ポケットの中身を確かめながら。]
何か良い案でも浮かんだのか?
[問いかけながら、広げていたノートに掌中のそれを落とす。 和みの黄緑三本と、木の緑と陽の橙を一本ずつ編み込んだ紐。
紐に対して何か言及されても、聞こえない振りを。]
(266) 2015/01/25(Sun) 01時半頃
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………、
[あ、届いた。>>253 下ってきた頭部に甘え、桜色の髪に細い手櫛を入れる。 柔らかい感触と、温かい色合いに呼気を漏らし。]
俺も、すまないって言いたい時はあるさ。 人の言葉は難しいから、全部は理解していないけれど、 アリスがどんな気持ちで言っているのかは何となく分かるよ。
[流れ星よりもキラキラとした軌跡は、放物線を描かない。 一瞬、左胸が跳ねて、あわあわと空を滅茶苦茶に掻き混ぜると、 素数を数えて、深呼吸をひとつ、ふたつ。>>254]
―――…泣かないで、アリス。
[自身の毛皮で覆われた前脚を、静かに彼女の眦に寄せた。 手背を宛がえば、白は涓滴を吸い込み、濡れた蒼を覗き込む。]
(267) 2015/01/25(Sun) 01時半頃
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! ―――勿論、……勿論さ、アリス!
[涙を指で拭うなんて、ロマンスキネマでも最近見ない。 二枚目俳優が芝居がかってやるなら未だしも、自分は鼠だ。 奇妙な気恥ずかしさに尻尾の先まで焼かれる。ぢゅぅ。>>258]
俺も、もっと体力を付けて、雪に負けないようになるよ。 今度は――…今度は、きっと助けて見せる。
[いつも、自分が助けて貰ったように。 彼女の落涙を毛皮に染みこませ、涙袋まで柔く慰撫。 もふもふとした冬毛はきっと、少し、擽ったい。]
…………あ、
[濡れた瞳が撓んで、月明かりが差す。 垂直に落ちる涙星に願いを忘れたが、勿体無いと思わなかった。
彼女の微笑みがあまりにも可愛かったから。]
(268) 2015/01/25(Sun) 01時半頃
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[いつもの調子で喋り続けていたら聞き逃しても おかしくはなかった。微かな声を聞き取れたのは ほんの偶然だけれど、告げられた感謝の言葉に、 表情はますます喜色に輝いた。>>259]
…あとですね。
おまじないの力そのものは使ってなくても、効いたって 言って下さったのがとても、とっても、嬉しかったんです。 ……ふふ。
[彼ほどの小ささではないが、内緒話をする時のトーンで。]
(269) 2015/01/25(Sun) 01時半頃
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それではサミュエル殿、御機嫌よう。 素敵なソリが完成することをお祈りします。
[大きく手を振り返して、サミュエルが去っていく方向とは 別の方に歩き出す。足取りは図書室へ行く前よりも軽く、 今にもスキップへ変わりそうに。**]
(270) 2015/01/25(Sun) 01時半頃
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雪と戯れ! いいねぇ!
[わたしもぉ、と朧>>266が起き上がった雪山に、背中から倒れこむ。 一度人の体重を受け止めて少し密度を増した雪の塊が、硬めの感触で背中を迎えた。 舞う雪にあはは、と気楽に笑いながら。]
浮かんだって言うよりもぉ、ちょっと前から考えてたのが、実現できそう、みたいな感じ。 試験用にはもっと大人しくて教科書通りな感じの設計、はじめは考えてたんだけど。 勝負に出てみようかなって。
[抱えたノートに、紐が落ちてくる。 落し物、というには色合いがあまり朧らしくない気がして、どちらかと言うと、女性的な。]
(271) 2015/01/25(Sun) 01時半頃
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/* エンカしたい人にエンカ出来ない[遠い距離にぺちぺち]
場所を知っていても行けない場所だからなぁ、と。 屋上に引き止めは出来なかったし。 時間軸のずれと、ちょいともやもやが。
(-39) 2015/01/25(Sun) 01時半頃
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―昔の話―
[『俺は大人になったらサンタになる』 家系が皆、サンタクロースである故に、それを信じて疑ったことはない。でも、最初はただの義務感だった。決められた道、不満は抱かなくとも、サンタクロースへの熱意はなかった。 あの、8歳のクリスマスイブの夜までは。]
ねえ、爺ちゃん…どこ行くの?
[寝ぼけ眼のイアンの手を引く祖父は振り返って、にっこりと笑う。載せられたソリと鼻息を荒くするトナカイ。赤い服を着た祖父の姿、は正に今から飛び立とうとするサンタクロースだった。
暗い夜空を駆ける。他にも飛び立つサンタたちのソリの灯が瞬いて、皆で空旅の無事を祈れば、それぞれ目的の場所へと飛び立ったってゆく。子供たちの夢を積んだソリに乗るサンタたちの笑顔は輝いていて…その時純粋に思えた。
――俺もサンタクロースになりたい**]
(272) 2015/01/25(Sun) 01時半頃
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/* 筆が遅くて申し訳ない! クリス可愛くて、まさかあそこからこちらが抉られるとも思ってなくて、ありがとう。ありがとう。
(-40) 2015/01/25(Sun) 01時半頃
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ねー。
[落ちてきた紐をぎゅっと手の中に握り、雪払う朧に目を向け、それからきらきらの夜空を見上げた。 背中が濡れてきて冷たいが、もう少しだけ、このままで。]
がんばろうね。
[座学や設計は得意でも、試走すら出来ない凸凹能力の自分も、今は明日を控える身。 きっと朧も、他の皆も、完璧じゃなくても、ここにいる。 完璧な人も――鼠も、この世にいないなら。 欠けた自分にも他の誰にも等しく、卒業の機会はあると信じている。]
(273) 2015/01/25(Sun) 01時半頃
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/* ところで今大変困ったことがありまして雪に埋もれたいです
(-41) 2015/01/25(Sun) 02時頃
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―――…俺、 屋上の温度計、見て、こないと…!
[先程、見に行っただろう。と内なる自主突っ込みは無視した。
泣き腫らした学友の顔を評するなんて破廉恥だ。 焦燥に駆られるまま、挙動不審に首を振る。
張子のように尻尾が連動し、ぺたんぺたん。机に刻むビート。 彼女の髪に癖を残さないよう、そろそろと手を引いて、 弾かれたように机から近場の椅子を経由して、地に下りた。]
(274) 2015/01/25(Sun) 02時頃
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[月明かりに囃され、逃げるような背中は自身に似合いすぎる。 けれど、扉の隙間に手を掛けたところで、彼女を振り返り。]
……アリス。 俺も、ありがとう。
ちょっとずつ、上手く行きそうな気がしてきた。
[もっと相応しい礼がありそうなものだが、今はこれが精一杯。 チラリ、もう一度だけ彼女と視線を繋げ―――、ぴゅぅ。
脱兎ならぬ脱鼠の退場であった。**]
(275) 2015/01/25(Sun) 02時頃
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[人であっても。人でなくても。 言葉が通じても。通じなくても。]
わたしたち、おんなじ目標持ったクラスメイトだもの。
助けるのは当たり前――だね。
[そう、当たり前で。 アシモフの手で助けられたことも確かにあったのだ。>>265]
……げんきん?
[そうなの?と疑問に髪を揺らす。>>265
大きく開いた指が齎す触れ合い。 綿雪が降り落ちた時にも似て。]
(276) 2015/01/25(Sun) 02時頃
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サミュエルは、クリスの内緒話に、もう一度頬を掻いた。**
2015/01/25(Sun) 02時頃
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[ばふ、と音を立てて雪山が二度目の襲撃を食らう。>>271 気楽に、楽しげに笑う彼女には程々にな、と呟いて。
闇夜に舞う白銀の煌めきを、眩しそうに見つめていた。 手を伸ばしても掴めない、触れた熱で溶けてしまう氷の粒子。 そう、まるであれは──。]
ずっと考えていた、か。 勝負に出るのであれば、応援しよう。
世界にたったひとつの、モニカだけの橇だ。 ──…それを、認めさせてやれ。
[ひらりと落ちた紐が、背中を押せるかはさておき。 お前なら出来るさ、と口にした言葉に無責任さはない。]
(277) 2015/01/25(Sun) 02時頃
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[起きる気配がないのは、先程の自分のように。>>273 夜空に目が奪われているのか、それとも。 ぎゅう、ときつく紐を握り締める掌に瞬きを緩めて。]
ん? ……ああ、そうだな。 明日は、頑張った成果を見せる日だ。
[多くは語らず、深くは問わず。 ある者は苦手を克服しようと。 ある者は得意分野を更に伸ばそうと。
様々な努力を積み重ねて来たことを、肌が知っていた。]
背中、濡れるぞ。
[未だ寝そべったままの彼女を心配し、手を差し伸べた。 起こした後は、馴鹿を厩舎に戻しに行こうかと。*]
(278) 2015/01/25(Sun) 02時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 02時頃
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[みんな卒業して、笑いあえたら。 幸せだけれどお別れだ。 だからこそ、明日を全力で頑張りたい。誰も残ってほしくなかった。 胸奥にくすぶるセンチメンタルは、紐を握る手に力を込めさせる。]
あははぁ、そうだねぇ、背中冷たくなってきたかも。
[延べられた手を迷いなく取り、起き上がった。 いつの間にか結構しっかり濡れていた。震えそうになる身体をぐっと踏ん張ってこらえる。]
(279) 2015/01/25(Sun) 02時半頃
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[厩舎に向かう背を見つつ、全身の雪を払った。 多少はどうしようもなく残るが、室内に入れば溶けるだろう。 今度こそ部屋で集中しようか、と学舎内へ戻る**]
(280) 2015/01/25(Sun) 02時半頃
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─ 廊下 ─
[夜の学校は静かで、昼と違う顔を見せる。 まだ誰か残っているだろうかと、宛もなく足を動かしていた。
ポケットに残る紐は残り八本。 正確には、八本半。
このまま教室の机に、紐を置きに向かうのも良いが。 出来ることなら、受け取った時の反応が見たい。 そう思うのは、僅かに蓋が開き始めた我が儘の所為だろうか。 もう会えなくなるかも知れない彼らの表情を、もっと見たい。
一人目は気付かれぬようにこっそりと。 二人目は押し付け、逃げるように。 三人目は普通に渡せたが、説明は出来ずに。
侭ならんものだ、と皺の寄り掛けた眉間を撫で摩り。 視界を過ったのは人影だったか、それとも鼠影だったか。**]
(281) 2015/01/25(Sun) 02時半頃
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/* 360。交流し足りない[もだもだ]
拾えてないせいです。はい。
(-42) 2015/01/25(Sun) 03時頃
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── 回想 昼の教室にてポーラと ──
[数時間前の話に時を戻そう。 嗅覚を擽り、視界を鮮やかに奪う香り水は、弾けると同時に微かな音を奏でる。 くるりと尻尾の先を丸めた姿に尋ねられた姿を見止めては。 身長差に苦労を掛けているであろうポーラの前に屈み、体躯の緩和を試みる。>>117
怖がらせないように振舞っては、それがまた怖がらせる原因になることは既に承知の上。 それでも自分比で表情を和らげては、尋ねられた問いに真剣に考え込む。]
俺が想う?
[運べたら楽しいもの。 漠然とした問いに、首を傾げる。 愉しい物は沢山あるだろう。未だ見ぬ物の宝庫である。 しかし男が告げたものは、ただ一つ。]
(282) 2015/01/25(Sun) 03時半頃
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幸せの青い、鳥だろうか。
[その後、同じ問をポーラに訪ねたりもしたならば。 彼女からはどんな答えが返って来ただろうか。 男の差し出したかった答えも、ただ一つ。 それはポーラが望む物総て、という答えだったのだが*]
── 回想 昼の教室にてポーラと 了 ──
(283) 2015/01/25(Sun) 03時半頃
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── 研究室へ向かう途中 ──
[光源灯はゆらゆらと揺れる。 試験直前の夜というだけあり、何時もと比べ物に成らない程。 あちらこちらで灯りが揺らめく様を見て、男は目を細める。
馴鹿に髪を食まれながらの練習へ繰り出す旧友の、前照灯は虫か夜行鳥か、それとも発行植物か。>>121 何れにせよ、夜道を照らす雪車に寄る灯りは、設計工学部の手に掛かると忽ち力強いパートナーと変化することだろう。
天体観測ならぬ風を読み、空気を感じ、雨雪を予想する遭難しかけた級友もまた、試験に備えているだろうか。>>83 案外誰かとこの時間特有の会話を交わしているのであれば、どちらも冷えを覚えないことを願うのみである。>>72]
あ、そういえば────…
(284) 2015/01/25(Sun) 03時半頃
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[歩きながらふと記憶に掠めた案件を捕まえて、一つため息を吐く。 動物学部に所属する級友に、ひとつ連絡をすることを忘れていたのだ。]
時々雪の重みではげ落ちた「ぬけおち」があるんだった…。 あれは固くて簡単に食べられるものではないが、万が一馴鹿が口にしても食べさせないようにと……。
[伝えておくべきだろうと、手に持つノートを一枚破く。 馴鹿の誤食を防ぐためにも覚えておいた方がいい知識だ。 もしかすると試験に出るかも知れない。
文字に記して作るは紙飛行機。 不思議な力をちょっとだけ拝借して飛ばせば、きっと。 宛先不明の信書は、いづれ彼女の許へ届くだろう。>>141]
(285) 2015/01/25(Sun) 03時半頃
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── 研究室 ──
[室内へと足を踏み入れると、働き者のエルフ達が糖蜜を舐めながら、それぞれ研究対象への管理を行っている。 サンタクロースに寄せられる願いは様々だ。 例えば頭の垂れないクリスマスローズや、元気な羊を望まれる声もある。
勿論豊穣のシンボルともなる豚も例外ではなく、病に罹り難い個種を望む話も浮かべば、栄養価の高い餌への想いも寄せられる。 家畜の元気な姿を願う延長上には馴鹿の存在があり、男は植物だけでなく彼らの個体管理の一端を担う存在でもあった。]
んむ。明日のテストには充分だな。
[試験合格後、卒業してもこの研究室に残ることは決まっている。 男にとっては試験は学生から責任感ある立場へ歩みを遂げるプロセスの一種でしかないが、ここを旅立ち世界へと巡る、または寄せられた感謝の声に代筆して回る部署に配属を希望する者にとっては、この場所も遠い懐かしい場所となってしまうだろう。]
(286) 2015/01/25(Sun) 03時半頃
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為らばその前に、俺からのプレゼントを贈っておこうか。
[机に置いておいた荷物へと手を伸ばす。 それほど大きくもなく、かと言って小さなものではないそれを。 携えて向かうのは厩舎。]
(287) 2015/01/25(Sun) 03時半頃
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── 厩舎 ──
ちょっと邪魔をする。
[雪車練習をするものは居ただろうか。 男は慣れた様子で歩みを進め。 一頭一頭に顔を摺り寄せ、情を交わす。
調教や実際の個体管理は動物学部の管轄だが、体調管理による餌の配合などは生物学部の管轄として行き来する厩舎。 それなりに馴鹿とも馴染みは深い。]
(288) 2015/01/25(Sun) 03時半頃
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明日の試験、機嫌を損ねずに手助け頼むな。 みんな頑張って来たんだ。
[鼻面を、軽く叩いては手にしていた「おやつ」を、口許へと運ぶ。 勿論怪しいものなど混入している訳でもなく。 馴鹿も人と同じで十頭十色である。 本番に強い子もいるならば、緊張が伝わってしまう繊細な子もいる。
だからどんな子も、落ち着いて試験を受けられるように。 「おやつ」はいつもより少し豪華で安全なものを、少しずつ分け与えていた*]
(289) 2015/01/25(Sun) 03時半頃
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── 何時かの想い出 ──
[あの時のことはよく覚えている。
設計工学部へと持ち込んだ壊れた雪車を見て、級友の一人は不思議そうな声を上げたが。 修理も返却も快く引き受けてくれた。>>168
口数が少ないのはお互い様。 何処か気怠そうな雰囲気でも手先が器用なのは、何度か通う内に見知っていた。 勿論面倒臭そうな態度を取りながらも、優しさを持ち合わせていることも。]
そうだろう…、な。 苦労は人知れず場所でひっそりと花開く、のか……。 すまない、修理ついでに摩耗部も交換して貰えると助かる。 雪車の返却も、な。
(290) 2015/01/25(Sun) 03時半頃
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[破損箇所を確認する目が、他の補修に気付いたのならば。 追加を希望し、新しい塗料はすぐに用意することを約束する。
雪に埋もれた級友は、失敗を悔やむだろうか。 しかし失敗があったからこそ知る真実は、波紋のように心に染み渡る。「みんな揃って卒業を」。 男の胸に、新たな目標が芽生えた瞬間で有った**]
── 何時かの想い出 了 ──
(291) 2015/01/25(Sun) 03時半頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 04時頃
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