17 吸血鬼の城
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、半狼が13人、首無騎士が2人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2010/06/19(Sat) 23時頃
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無事に始まりました。 いつもながら緊張する一瞬です。
まあ、今日は村建てはやる仕事なし。 割と楽させてもらってます。
(-0) 2010/06/19(Sat) 23時頃
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/* ああ、半狼は、狼陣営だったのですね。 ということは、サイモン様以外は、 皆さん勝利で終わる計算になりますね。
もっとも、勝敗など関係ありませんが――
皆さんが静かなのは、 城主様の御言葉をお待ちだからでしょうか…?
(-1) 2010/06/19(Sat) 23時頃
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―広間/定刻― [白薔薇が飾られた広間に集められた人間達がそろう頃、 合図のように雷鳴が轟いた。 瞬時、稲光が広間に満ちる]
――ようこそ。 そなた等は我が城の客人となった。 今宵より幾日と続く宴に招待しよう。 好きなだけ飲み、喰らい、享楽に耽るが良い。
[薄い唇からお決まりの文句が流れる間も、 血の色をした瞳は各自を品定めするかのように眺めていた。 其の視線には幾らかの魔力が篭る。 逃げ出す事は許さぬと言う風の]
(1) 2010/06/19(Sat) 23時頃
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ほむり、始まりましたね。 何だかか、相変わらずな繊細芸術家っぽいRPになってしまったのが……orz 今回の雰囲気で行くと私はストイックで終わりそうな気配がしますよ。 色気も何も無いしwww
一先ず、ヴェスパタインの発言待ち。
(-2) 2010/06/19(Sat) 23時頃
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役職配分も問題ないといいですが。
ところで、半狼のインターフェイスは狼と同じカラーなので、この村、サイモン以外は皆、赤かいw 壮観だなぁ。
(-3) 2010/06/19(Sat) 23時頃
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/* 天声ないっぽいので、勝手に進行。 ……結局宴ってパスタ楽しませてちょーだい的なもので良いのかどうか
プレッシャーに押し潰されそうになりつつ 頑張る。
(-4) 2010/06/19(Sat) 23時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/06/19(Sat) 23時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/19(Sat) 23時頃
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―広間―
[示し合わせたように輝いた稲光。 城主を名乗る男が、言葉を紡ぐ。その言葉を聞き、ようやく確信する。彼は本物だ。彼女は、恐らく――。 これから何が起こるのか、それは見当もつかないが。 確信した以上、自分のやる事はただ一つだ。今の所は]
……。
[城主の視線を受け止めながら、胸元から手帳を取り出した。 広間の隅で、広間の様子を――吸血鬼のやらんとしている事を、見聞できる限り書き留めておこうという心算で]
(2) 2010/06/19(Sat) 23時頃
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― 広間 ―
――――っ……!
[轟雷に身を竦め。 白光に瞼を落とす。
閉じた眸を開いたのは、城主の言葉。
視線に、絡め取られ
―― 息を、止める。]
(3) 2010/06/19(Sat) 23時頃
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[この城が「魔物の巣窟」だと聞かされていても、自分のようにみすぼらしい格好の人間が入り込むのは何だか申し訳がないような気がしてならない] ……何か、絨毯汚したりしそうで嫌だな。 実はここって普通の貴族のお城で、無断で入り込んだからって、後で私刑を受けたりしないよね……。
[眉を潜めて慎重に歩を進めれば、堂々と広間に歩を進めるヘクターの背が見えて]
わわっ!? 待ってよ。
[ばたばたと慌てて後を追った]
―― →白薔薇の広間――
(4) 2010/06/19(Sat) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/19(Sat) 23時半頃
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― 廊下→広間 ― [どこに行けばいいのか分からないもので、足の赴くままに任せる。
適当に歩いて、城の内装に「へー」とか「ほー」とかよくわからないなりに男は反応を落とす。途中、白薔薇と呼ばれていた従者が広間に集うよう声をかけているのを聞いた>>1:363]
…しまった、宴の前にゃあ間に合わなかったか。 端の方に失礼させてもらいますよっと。
[広間にはいった時には既に始まっていたらしい。端の方に陣取りチラリ、面々を見渡して城主は誰なのか確かめようと。
片目の世界に銀髪が映る>>1。貴族然としたオーラと何か得体のしれない心地を芯から涌かせるような―。]
……っ! [雷鳴によって、その感覚は途切れる。]
(5) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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―白薔薇の広間へ―
[そして、部屋から出、最初にエントランスから出た日広間に向かう。
白薔薇の青年、セシルに、もう少し、いろいろ聞こうと思った。 この館の主のこと、そして、この館の……。
だが、それは、広間での館主の姿を見ることで不要になる。]
(6) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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― 広間 ―
[背後にトーニャの軽い足音を聞きながら、薔薇と人の濃密な香気の満ちる広間に立った。
スピーチをする城主の姿はもとより、その声も仕草も、記憶にあるものといささかの変わりもなく。 肌に戦慄が走るのは、紋様のせいばかりではない。
頬から首筋に滑り落ちた冷たい指の感触が記憶に蘇り、男の芯が軋む。]
…やっぱり、最大の敵は自分だねぇ。
(7) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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[胸の鼓動は、懐中時計と同じリズムを刻み、閉じられていた闇夜を思わせる漆黒の瞳は、ゆっくりと開けられる。 合図の様な轟く雷鳴に少し眉を顰めたが、表情は変わらず。
そして享楽の言葉を聞くとより顔を強張らせる。]
(享楽の中などには、詩は生まれない。 例え、その享楽の中に言葉の真実が有ったとしても――。)
[血の色をした瞳を向けられると、銀のロザリオを握りしめた手のチーフの紅色を思わせて、穢れた物を見てしまった様に、顔を背けた。]
(これでまた眠れない日々が――)
――続く訳ですね。
[思わず零れ落ちた言葉の僅かな呟き――。]
(8) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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― 広間 ―
[定刻となるほんの少し前――。 ヴェスパタインの長い指先が髪を滑るのを感じ 翡翠の眸に恍惚の色が過る。 触れられる事、構われる事が嬉しいのだ]
――…ええ。 お兄様は私の全てを分かっていて呉れるものね。
[示された理解を女は何ら疑問に思わず 当然の事のように捉えていた。 移り行く兄の視線を追うでもなくただ翡翠は兄だけを映し 宴の始まりを告げる城主の声に 漸く彼の後ろに控えるようにして]
御意の儘に。
[ぽつと紡ぎ宴の参列者へと視線をめぐらせる]
(9) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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トーニャのメモ 「ヘクター>道連れ」
なんの死亡フラグだ、おひw 間違っちゃいねーんだが、おまえさん、賞金稼ぎじゃないよな? (ネタ
(-5) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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滞在中の身の回りの世話は各自の部屋につけておく。 不自由があれば、従者達に言いつけるが良い。 銀の首輪を嵌めた二人が其れだ。
[其れから、最上階に立ち入らぬ事 此処で過ごす上で必要な事を語り]
……霧が晴れるまでは、この城の外へは誰も出られぬ。 だが、この霧は決して晴れぬ。 私が満足するまでは。 そなた等は私を愉しませる為に此処へ招かれたのだと 覚えておくが良い。
[高圧的な物言いで締めくくる。 言わずとも、城主が常人では無い事くらいは感じ取れただろう。 周囲を見渡す血の色をした瞳、光で色の変わる銀の髪も 其の人間離れした容姿、全てが人の世から浮いた存在だった]
(10) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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>>1 [合図のように轟く雷鳴は、まるで雷を操ったかのように感じられた。そう思ったのはきっと心のどこかで目の前の城主が人ならざるものであると見た瞬間から感じていたからだろう。]
……っ。
[血の色をした瞳と視線が合った一瞬、背筋が冷たくなる。もう、後戻りできない、ここからは逃げ出せない。弱気になってぎゅっと銀の翼を握る。こんなことではいけない、気をしっかりもたなくては――]
(11) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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[雷鳴が響けば、閃光は白く目蓋の裏に影を残す。 城主の挨拶が全てすみ、その驚愕が収まるまで、ただ黙って控えている。主らを挟んで、己と反対の位置に黒薔薇の姿もあっただろう。
話が従者に及べば、己の身分を示すが如く、 けれど、優雅に頭をたれた]
――どうぞ、ご用向きがあればなんなりと。
(12) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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[言葉を途切れさせると、傍らに佇む血を分けた相手へ 薄く笑みを向ける]
勿論、お前も愉しむと良い。 渇きのままに、欲望のままに もう…… 我慢する事は無い。
[語りかける声音は低く甘く されど其れは人の耳には届かぬ波長を持って響く。 元は人間であった彼女が人間の血を啜るさまを見るのは 城主の愉しみのひとつでもあった]
望みがあれば、何でも叶えよう。 ……私のローズ。
(*0) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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[城主の言葉。その内容を記していく。咎められるまで、筆は止まらない。――筆跡が僅かに震えているのは、仕方のない事だろう。
従者が二人。銀の首輪。晴れない霧の事――]
――何を持って、城主様は、満足となされるので?
[努めて事務的な口調になるように。努めて、単なる『記者のそれであるように』。 きっぱりと挙手し、高圧的に言葉を締めくくる城主へと質問を投げかけた]
(13) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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[上目遣いに城主を見やる。]
不調法なことを先に謝罪しておくぜ――!
(14) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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[ ふるり、と。
柳にも似て細い身体が震え。 ヴェールの下で眸が伏せられた。
無言のまま、ドレスを摘み 腰を折って城主に恭順の意を示す。
言葉を口にせぬのは、抗う意図があるわけではなく。 ただ、声が出せぬゆえ。]
(15) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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[>>10の『楽しませる為』の部分の言葉には、双眸を閉じて抗議の意を表すかの様に、]
詩人は誰かを楽しませる為に言葉を紡ぐ訳ではない―…‥ 己の心を伝える為に―…‥、そして理解して貰う為に―…‥、 ――紡ぐ。
[従わない事を許さない気配、そして男を縛る緊張感の中で、振り絞った様に独り言の様に呟く。]
(16) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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―白薔薇の広間―
[示し合わせたように鳴り響いた轟音に身をすくませる。 その声に、その雰囲気に、おとぎ話だと思っていた、吸血鬼、という存在を思い出す。]
そんな……まさか……。
[口では否定するが、それとは裏腹に、胸中にじわじわと不安と恐怖がこみ上げてくる。 やがて、城主の言葉を聴き終えた女は、自分がもはや逃げることが叶わぬと知った。 胸に湧くのは後悔と自責の念。自らの迂闊さを呪いながら、女はその場にへたりと座り込んだ。]
(17) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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[自分の身長なら、人垣の後ろにいてもなんら不自由はなかったのだが]
トーニャ、見えるか? 肩車してやろうか?
(18) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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――広間――
[広間には既に先客が居た。 「宴」が既に始まってしまったのかは定かではないけれど、"魔物の"と冠する割には随分平穏な気がした。 ヘクターの分厚い背中に隠れて集った面々を見回せば、自分のような忌まれる者の姿は見当たらない。 緊張のあまり彼の上着をぎゅっと握り締める]
……あの人が、この城の主なんだね。
(19) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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[スピーチをする一際艶やかな男性に目を奪われた。 この城の主ということは、即ち魔物だ。
確かに、きらきらと光を受けて色合いを変える白銀の髪も、煌々と輝く紅い瞳もこの世のものとは思えなかった。
あんなに禍々しいのに、それなのに目を逸らすことが出来ないのは何故だろう]
きれいな人だなぁ。
[どことなく熱に浮かされた声でぽつりと呟いた。 だから、ヘクターの声>>7>>14>>18には気付かない]
(20) 2010/06/19(Sat) 23時半頃
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― 広間 ―
……?
[招かれたものの遠く壁の花として一番入り口の近くで佇んだまま。遠く、城主の口上(>>10)は耳にすれど、自覚しているのかいないのか不思議そうな顔をしただけ]
あの御方は確かタウンゼント卿の御子息だったかしら?
[寧ろ彼女の興味はこの場に集まった他の面々。無遠慮に見回していた]
(21) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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[そして、主の話をただ、黙ってきいている。]
――……。
[>>10 血色の眸、色つけられぬ銀髪、 形整いすぎている容貌。]
――……霧は、晴れませんか。
[そして、霧が晴れるまでの条件に、でも晴れないといわれ、目を伏せる。]
さて、それでは如何するか な。
[享楽といわれても、顔色は変えぬ。 男にとって、享楽は、今までも手に入らぬものではなかったから。 まぁ、そう思えば、下手に出すこともないともおもっているが…。]
――……枷
[>>12 そして、枷をつけた青年をちらりと見た。]
(22) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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[>>10城主の言葉が広間の空気を支配していると感じたのは誇張でもなんでもないと肌で感じていた。 肌というより、肩の傷・タトゥーとして身体に埋めた色素・眼帯の奥の左目、より肉に近いそれらが感じていた。 頭の足りない男は言葉に直すことが出来なかったが、それでもこの場の異様な雰囲気には息苦しさを覚えた。
周りの「客」とやらもそれぞれ何かを感じているらしい。客の中で>>2手帳を取り出す友人の姿に、微かに違和感を胸に抱いた。 が、それよりも。]
愉しませる為に、ね。 俺にゃあ特技もクソもねーけど。誰かの努力を期待させてイタダキマス。
(23) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 00時頃
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[くすくすと人間には聞こえぬ聲で笑う]
私もお兄様を楽しませられると良いのだけれど。
[城主を愉しませる為の宴と客人に告げた者に 女は控えめな態度の儘言葉を返し]
渇きのままに、欲望のままに お兄様は私に甘くてらっしゃる……。
[兄の笑みに嬉しそうに細まる女の眸]
優しい、私のお兄様。 大好きよ……。
[睦言を交わすかのように甘く囁き 切なさを隠すように胸元でぎゅっと拳を握った]
(*1) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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―広間― [>>13紙と筆を持つ男を見る眼がすっと細まる]
其れを考えるのも、そなた等の務めとしておこうか。 気に入れば褒美も取らせよう。 お前たちが味わった事の無い快楽を、与えてやっても良い。 人の身では決して味わえぬものだ。
[其れから、>>14何処か懐かしい気配の男へと視線を流した]
……不調法者には其れなりの扱いも用意してある。 目に余るようであれば、地下牢へ案内してやっても良い。
[恭順な態度の少女>>15。黒いヴェールを纏うは捧げモノの証。 殊勝な事だと柔かな声をかけ、次いで抗議の意を示す詩人を見遣る]
(24) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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[手のチーフの紅は広がる事を止めたように――。 でもその色は何度もあの領主と言う男の赤い瞳を思わせて。]
私はここから抜け出します。 そしてもう一度、言葉を紡ぐ詩人に――。
[それは一つの決心。 銀のロザリオは小さな金属音を立てて揺れる。]
(25) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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>>17 [力が抜けたような様子の女を目にして、不作法にも近づく。]
おう、嬢ちゃん大丈夫か。 …そんなに悲観することでもねーだろ? でかい城ん中で楽しく過ごせると考えりゃあ。
それとも何か、彼氏でも待たせてんの? [迷子と言われていたこと、青ざめてはいたが純朴そうな顔立ち、敬語は使わなくてもいいだろうと判断して話しかける。
軽口をたたくが、女の不安を胸の奥では理解していた]
(26) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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ふ……
[笑みが毀れた。 吐息は意図せずとも誘う類]
そなたが伝える其の心と言うものが 私を愉しませてくれるやもしれん。 試す事も、しないのか?
[>>17座り込んだ女の前を、赤い裏地のマントを翻し通り過ぎ 詩人の前へと歩み寄る]
抜け出す為に足掻くのか? ……面白いな。 詩人、名を問おう。 答えよ。
(27) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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[>>14 声に眉をひそめて見やったのはほんの一瞬。 主の嗜める言葉に、再び面差しは伏せられる。 まだ声の主が何者かには気づくことはなく――まじまじ見たとしても、恐らくそう簡単には記憶とは繋がらぬだろうけれど]
―――……、
[>>22 ただ己に注がれる眼差しには、 なにか?とでも言う様にゆるく首を傾いだ]
(28) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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[服の裾を掴むトーニャに、不思議と孤独を癒された。]
ここに集まった連中の関係は知らんが、少なくとも、おれにはトーニャがいるワケだ。
[連中、を見回す眼が、白い服の従者の上に留まる。]
(29) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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セシ…ル。
[かつての知己と認めれば、流れた歳月が思いやられた。]
なんてこった。 おまえにとってまだ、あの「宴」は終わっていないのか…?
(30) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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地下牢があるのか。
[はた、と呟く。――何を考えているのか。彼女が消えたのは随分前の話だ。 頭を横に振り、しかしその事実は記しておく。後で向かってみるか、とも考え]
俺は……あなたのお気に召すような事はきっと出来ないでしょうね。
[自嘲気味な笑いを含んだ呟きを落としつつ、広間の面々へと目を向ける。友人の軽口には胸をなでおろしつつ、どこか怪しい空気が広間を覆っている事ははっきりと理解できた]
(31) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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――…誰もお兄様からは逃れられない。
[詩人の言葉に紡がれた女の声は哀しげ]
少し前なら逃げられる可能性を示してさしあげられたのだけど 今はもう……逃れられぬとしか言えない。 逃れられたはずの者も、戻ってきてしまった。
[チラと視線を向けた先には長身の男の姿。 以前の宴でみた姿とは変わってしまっていたけれど その者だと分かるのは並外れた嗅覚のせい]
(32) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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>>10 満足するまでは、霧が晴れない? 楽しませるために招かれた……? [自分は自分の意思でやってきたのだ、そんなことのためにでは――だけど、本当に自分の意思だっただろうか。とふと思って……ふるふると首を振る。]
>>13 え?
[聞き覚えのある声に思わず振り向く。空耳だろうと――]
あ……イアンさん……?
(33) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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私のローズ……お前は客では無いだろう? 傍に居るだけで、充分私は満足している。
[人間の中では類稀な美しい薔薇を この手で手折ったその瞬間と 変じた彼女が作り出す新たな犠牲者と 其れを眺める事こそ、城主を愉しませているのだが]
愛しいローズ。 お前に甘いのは、仕方が無いだろう。 永遠に続く孤独の中で漸く見つけた同胞なのだからな。
[人の言う愛は、城主には当てはまらない。 けれどその薄い唇は愛しいとそう何度も彼女へ呟くのだった]
(*2) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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|
[目の前に来た領主(>>27)の視線から目を逸らす事無く、]
――ユリシーズ・タウンゼント
[飾りの無い名乗り。 それは言葉を紡ぐ詩人にとっては勝負を挑む決心。]
(34) 2010/06/20(Sun) 00時頃
|
|
あ……。
[力なく隻眼の男を見上げる。]
いえ、そういうわけではありませんが……。
[ふるふると首を振り、男の言葉を否定する。]
ただ、どうしようもなく不安なのです……。
[女は、今にも泣き出しそうになるのを堪えながら、男に話す。]
(35) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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>>26 え、あれ、イアンさんだけじゃない……ドナルドも? ……なんでこんなとこに居るの? [一瞬今の怖さを忘れてぽかんとする]
(36) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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[死んだ詩人、と自らを表した男性へ、城主が近寄っていく。 それを、伏し目がちに見ながら
そろり――、と
扉の方へ、後ずさった。
――ここにいては 息が、出来ない…。
微かに呼気を荒げて、 そっと扉の傍へ寄る。]
(37) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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/* 広場は人が多すぎるので、撤退する事にしました。 いえ。退却ではありません。後方へ前進です。
(-6) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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>>33 [見覚えのある背中が、はっきりこちらを向いた。 顔を歪めてから、すと数歩近づき。城主の方を窺いつつ、低く囁いた]
――どうして、ここに居るんだ。
(38) 2010/06/20(Sun) 00時頃
|
|
[セシルが「従者」だというなら、あとで呼びつけて話をすることもできるだろう。 ひとまずは彼から視線を外し、地下牢行きをほのめかす城主に返す。]
あんたの目に余るようなこと――してみたいねぇ。
[城主の“妹”の視線にも、いかつい微笑で応えた。]
(39) 2010/06/20(Sun) 00時頃
|
|
[一同を睥睨する血色に濡れた瞳が、僅かでも黒曜石の瞳と交差すれば、少女はふらふらとヘクターの背中を離れて。
そして、魅入られたように城主の下へ向かおうとする]
(40) 2010/06/20(Sun) 00時頃
|
|
[其々の言葉は城主に届いていた。 イアンの自嘲も、青年>>33の不思議そうな声音にも 口元に湛えた笑みを向けて返す。 誘いかける風にも、疑問を肯定する風にも取れる其れ。 >>34詩人の名乗りを聞けば、僅かに肩を揺らして]
そう、ユリシーズ 覚えておこう。
[芯から蕩けさせるような声で囁いた。 象牙色をした指先が伸びる先には、朱に染まった白いチーフ]
(41) 2010/06/20(Sun) 00時頃
|
|
[>>37 贄の少女の辞そうとする姿を、そっと目に留めれば]
――…皆様、どうぞ、あちらを。
稀なる客人である皆様方への心ばかりのおもてなしにございます。いつでもご用意は出来ておりますので、気が向かれましたら歓談など交えて、ごゆるりとご飲食をお楽しみ下さいませ――。
[天の色持つもつ青年は、その穏やかな面持ちを崩さない。 広間から続く食事の間では影の手で常に晩餐の準備が整えられている。並ぶ食事に贅は尽くされているものの、そう堅苦しいものではなく。 ――特別な日に饗される家庭料理サルマーレなども並ぶ]
……トゥルナバはやはり白をお勧めいたします。
[飲食に興じる、などという雰囲気ではなくてとも、己の行く末を悟った者は酒精を欲することもあるだろう。気に入りのワインを勧める声音は優しげなもの]
(42) 2010/06/20(Sun) 00時頃
|
|
[>>24「褒美」「人の身では味わえない快楽」 その言葉に心が揺れた事は、男自身よく分かっていた。 喧嘩騒ぎばかり起こしてきたのも、マフィアのボスの所有物(女)に手を出したのも有り体に言えば――
>>35目の前の女の声で心が戻る]
あ?不安? [その顔を片目でじっと覗きこめば、瞳がうるんでいることを知った。ぎょっと焦った素振りで] …な、泣くなよ?泣いても俺ぁどうしたらいいかわかんねーからな?
(43) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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|
[顔ぶれをざっと眺めれば大多数は、街の住人のような顔ぶれ。それだけを見れば、地方領主の慰安にも似た一風変わったお遊びの戯れと思い込んでしまう]
このような場所での娯楽となれば、限られてしまうもの。
[彼らの引き攣った表情、張り詰めた空気などは何故か一切読み取らず、感じ取らずに独り言]
とは言え、詰まらぬ事を言って、興を削ぐのは本意ではありませんわ。 さて如何致しましょう。
[宿借りの身とは言え、自分も客に含まれるのであれば、何かを考えるべきなのだろうか――などと暢気な事を呟いていた]
(44) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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[広間を辞そうとするものに、セシルが晩餐へ招く声が聞こえる。 よく出来た従者だと、内心で褒めた。
>>39いつかの気配を纏う男の声が聞こえると 獲物へ向けるような凍てつく視線を一度投げて寄越す。
>>40その彼の傍からひとり此方へ歩み寄る姿に気付いている。 害を及ぼす気配は感じられない。 さて何用かと思いながらも、声がかかるまでは気付かぬフリをする事にした]
(45) 2010/06/20(Sun) 00時頃
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|
[かつての宴の招待客。 ヘクターの言葉と微笑にゆるく首を傾げる]
貴方が私を愉しませて呉れるの?
[本気とも冗談とも分からぬ言葉を紡ぐが ふらふらと兄に近付く小さな招待客へと目をとめ 愉しそうに唇に笑みを刷いた]
(46) 2010/06/20(Sun) 00時頃
|
|
/* 自ら招いたとはいえ 何と言う多角……!
私は1:2が限界でス先生。 満足に返せてない人すみません、すみません 城主なのに……っ
(-7) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
|
|
>>36
[自分の名前が聞こえて男は振り返る。 何故、まさに「馬子にも衣装」状態の時に友人と会うのだろうか。それが一番最初に頭に浮かんだ。]
ベネット、なんでってえのは [俺の台詞でもあるんすけど。 続きの言葉はイアンの勢い>>38に消された。 肩をすくめて二人の行方は知らんぷり]
(47) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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お初にお目にかかります。 私、グロリア・バイルシュミットと申します。
[ユリシーズの元へ向かい会話を交わした主>>45を見れば、一言挨拶ぐらいはと思い二人へと近づいた]
この度は、一夜の宿借りはおろかこのような催しにお招きいただき有難う御座います。
[...は喩えるなら地方領主の風変わりな趣向に興を減じないようにという姿勢で、殊更恭しく挨拶をしてみせた。少なくても恐怖や畏れなどは微塵も感じ取れていないような鈍さと共に]
(48) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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>>38 どうしてって……僕は、…………姉さんを探しに。
[すっと視線をはずして小さな声で。嘘をつくときの何時もの癖。分かりやすい所為で、よく居なくなるまでは姉に怒られていたけれど、ついに治ることは無かった]
イアンさんこそ……どうして。
(49) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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『虚ろな丘』……
[食事を勧める声が従者から放たれる。>>42 彼は人間なのか、それとも城主と同類のモノなのか、それは判別できぬまま。 呟いたのは、迷いこんだ場所で差し出された物を食べた人間の伝説。手を出したが故、永遠に元の世界へは戻ってこれなかった人間の――]
どうも、ありがとうございます。
[礼は述べるが、食事の間に足を勧める気は無かった。 広間に立ったまま、その場の人間と城主『兄妹』に厳しい視線を走らせている]
(50) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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[>>28 ちらりとセシルの枷を見やったが、それに彼が気づきこちらを向いたあとは、なんでもない、というように首を振って、視線を泳がせる。]
――………さて、そうですか、霧の晴れる方法は…。
[みなの話を聴きながら、城主なる人物の仕草を長める。 それから、さまざまな声があがるほうを見て、
さすがに荷は降ろし、適当にかけた。]
(51) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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あ……。 いえ、泣いてなんて、ないですよっ。
[男の慌てた様子に、瞳から溢れそうになった涙を慌てて拭うと、足に力を込めて立ち上がる。]
あ、あの、すいません、変なこと言ってしまって……。
[ぺこり、と頭を下げる。]
(52) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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[>>41の伸びる指先を軽く跳ねのけて、踵を返す。]
触るな―…‥
[心の鼓動はすでに限界に達していた。 それを抑える様に冷静な口調で返すのに努力を要していた。 これが今の男の最大限の抵抗だった。
そしてその場から立ち去る。 ――紅い花を咲かせたチーフを落とした事も気付かずに―…‥。]
(53) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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客人ではないけれど…… 私はお兄様の為だけに存在するの。 お兄様に喜んで貰える事が無上の喜び……。
[目覚めて初めて目にした美しい兄に心酔していた。 長く共にあれど其れは変わる事無く]
愛しいお兄様。 貴方の孤独を私の存在が少しでも埋められたなら……
[薄い兄の唇が紡ぐ言葉に女の心は満たされる。 それは先ほどまでの飢えさえ忘れさせて呉れる魔法の言葉]
(*3) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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/* この鈍感っぷりを自己防衛みたいな設定にしてみようかなとか漠然と思っています。 仮に人狼になったら恐怖心剥き出して大騒ぎするに転化するとか適当に……。 */
(-8) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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おいっ、トーニャ!!
[雷鳴もかくやと思われる一喝。 続けた声はやや道化て。]
――あっちに行けば、うまい飯があるらしいぞ。
(54) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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>>40
[様子を見ていれば、ふらりと城主に近づく小柄な少女が目に入る。 何かに魅入られたような眸。
小さく、眉を寄せた。]
――…
[あの城主の力、それは魔力という表現が相応しい気がした。が、 とても強すぎる。]
(55) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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>>49 『探しに』?
[嘘だ。 それは、ベネットの仕草から分かった。聞き返すだけで、咎める事はない]
俺は――
[少し言い淀んで、告げた]
ミッシェルを『消した』奴が、どんな奴なのかを知りたくて。……お前まで来ているとは思わなかったけど。
(56) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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喧嘩売る様なRPした事ない人が、喧嘩売る様なRPを始めてしました……orz ピクト大神様、哀れなピクトを見守り下さい。
(-9) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 00時半頃
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>>40 トーニャ 「腕を掴んで止める」とか、そういう、確定ロールを誘致するようなことをw いやまあ、ここは確定やっていいよと云われてる感じもするんだが。
飯と秤にかけられた城主のプライドを嬲ってみた!
(-10) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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詩人 ユリシーズは、渇いた咽喉を潤す為に食事の間へ**
2010/06/20(Sun) 00時半頃
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[一度城主である兄に視線を向けて小さく頭を垂れる]
折角の宴…… お兄様、私も愉しませて頂きます。
[艶やかな唇に笑みを乗せて 女は客人をもてなす白薔薇へと歩み寄る]
セシル……、私にも貴方のおすすめの白を。
[本当に欲しいものは口にせず甘くねだる]
(57) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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[指先を弾かれ、瞬きを一つ。 魔力は未だ使っていないとはいえ、己の誘いを跳ねつける相手に城主は楽しげな笑みを浮かべる]
……美味そうだ。
[食事の間へと向かう相手に感想を零し、朱の咲いたチーフを拾い上げた。 挨拶にやってきた女>>48の声に顔を向ける。 人間の階級に左程興味の無い城主は、彼女の恭しい挨拶も当然のように受け止めるが]
グロリア、か。 礼を言われるとは、思わなかった。 ……嗚呼、確かそなた猟銃を持っていたな。 狩りの最中に呼び立ててしまったのではないか?
[ふと思い出した。城内に混じった異物の存在。 ただ、咎めるではない言葉をかける]
(58) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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[吸い寄せられるように城主の前に歩み寄れば、 紅い瞳に魅入られたのか、ただただ立ち尽くすのみ。
やがて小さな口から、ほぅ、と熱っぽい溜息が零れ、黒曜石は濡れた色を見せた。 痩せぎすな手を伸ばして白銀に触れようとして――]
ふへっ!?
[背後からの一喝に、文字通り跳び上がった。 我に返り、慌てて周囲を見回して]
――何? 私、どうしたの?
[訳が分からないままヘクターに駆け寄り、元いた背中の後ろに隠れた]
(59) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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>>52
…泣きそうだったじゃねーか。 [とは、追い打ちをかけそうで言わないでおいた。
男と比べ、もとから低い位置にあった頭が、ぴょこんと更に下にさがる。 そんな彼女の頭をぽんぽんと軽く叩き]
不安なんて、飯食って酒飲んだら忘れるもんだぜ? それでもまだ不安が残るようなら聞いてやるから、 ほら、酒でも飲んでこいや。 もっちろん恋の話やらなんやらでも喜んで聞くけどな。 [いつもの人の悪い笑みを浮かべ、聞く人にすれば この雰囲気にそぐわない言葉を並べる男はひどく浮いていたかもしれない。]
(60) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、墓荒らし へクターの一喝には、ゆるりと首を向ける。
2010/06/20(Sun) 00時半頃
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>>54>>59
[小柄な少女が城主に寄るのを付き添っていた?男が一喝して止めるのを見て、少し、安堵したような顔になるか。]
――……城主殿、 最上階に近づくな、となぜいわれる?
そう、勧告するのではなく、 最初から行けないようにしてしまえばよいでしょうに。
[まるで独り言のようにつぶやいた。]
(61) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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[グロリアと名乗る女性に緩く礼をし]
私はローズマリーと申します。 以後よしなに。
――…宴をお愉しみ下さい。
[享楽を、とは言わぬのは彼女の容貌と言葉遣いゆえ]
(62) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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記者 イアンは、本屋 ベネットを心配そうに見やってから、広間から出て行こうと。
2010/06/20(Sun) 00時半頃
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[襤褸を纏った小さな人間が、間近で飛び上がる。 触れるのを待っていた指先は宙を切り、 流れるような仕草で唇に当てられた]
……、残念だ。 毛並みの違う子の、味見でもと思ったのだが。
[ひとりごちる。 声ならぬ聲の心算が、ぽろりと言葉になって落ちた]
(63) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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[>>50 幾度か瞬いて、小さく笑う。 この世ならざる場での食事の作法、そんな伝承はいくつもあるけれど]
――黄泉の石榴などという、大層なものではありませんよ? どのみち、お客様方の宴は、旦那様が満足なさるまで終わることはないのですから。 きちんとお食事を取っていただかなければ、困ります。
[何が困るのかは黙して語らず。 ただ、明日の天気を語るが如く、穏やかな口調で聞き咎めた言葉に返す。
そしてテーブルで手にする白のボトル、望む客人には給仕へと徹して]
(64) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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[男が何かを言おうとして、やめた気配に首をかしげるが、追及はせず。]
あ、ありがとうございます。
[親身になってかまってくれる男に、礼を言う。 男の言動が、あまりにも今置かれている状況とはそぐわないということに気づくほどの余裕は、今の女には無かった。]
(65) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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>>42 [昨日の白い従者が示した先には晩餐の準備。 おいしそうではあるものの、なんだか手をつける気になれない。最後の晩餐、なんてことにはならないとは言えないと思うととても楽しめそうに無い。]
>>56 ……知りに……?
[再び城主を見る。無理やりに視線を戻さないと、いつまでも見入ってしまいそうだ。知ってどうするというのだろう。記事にしても御伽噺の類と片付けられるものではないのか?]
………僕だって………まさかイアンさんが来ているなんて思わなかったですよ。
(66) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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[チーフを拾い上げた様子(>>58)を待ってから声をかければ]
狩り? 確かに狩りも趣味とはしていますが……ああ。
[一拍置いたところで、漸くにして彼の執事達の言葉を思い出したような声をあげた。愚鈍に見えたかもしれない]
城主様には嫌いな臭いだそうで、申し訳ありませんわ。 女の一人旅、あのような無骨なものでも、いえ無骨だからこそ役立つことも多くて……。 城主様のような、綺麗で可愛い従者さんでもいれば違うのかも知れませんが。
[世辞か本音か、楽しげのような笑顔でそう言って猟銃の方は自分が"帰る時"までは部屋の外から出さぬように心がけると話を結んだ]
(67) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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[>>61問い掛けが此方へと向いた。 グロリアとの会話の間に、城主は彼の方へと一度気だるげな視線を投げ]
最上階は、私の寝所だ。 むやみに荒らされるのは好まないが ……私を愉しませたいと 例えば 閨を共にしたいと訪れる者まで拒む気は無いのでな。
[嫣然とした微笑みを浮かべる。 男女問わず魅了してきた妖しい姿で、 つまりは目的が城主にとって正しいものであれば 訪れても良いのだと、そう告げた]
(68) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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ローズマリーさん、ですね。 こちらこそひと時の間、宜しくお願い致します。
[>>62と城主の傍らにいた彼女へも丁重な挨拶を返す]
マリーさん、とお呼びしても宜しいかしら?
[そんな事も口にして、笑った]
(69) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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[従者だと示された白い男性が、 食事の準備が整っていることを知らせる。>>42
しかし、今はなにも喉に通るとも思えなかった。
城主に近づいていく数人の人影をそっと見遣り、 突然響く一喝>>54 に、びくりと身を竦めて
逃れるように、広間の扉を薄く開き、身体を押し込む。
薄暗い廊下の壁にもたれて、幾度も深い息を吐き、 胸元に小さく十字を切った。]
― 広間→1F 廊下 ―
(70) 2010/06/20(Sun) 00時半頃
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良家の娘 グロリアは、ランタン職人 ヴェスパタイン>>68の言葉に「まあ」と愉快げな声を漏らした。
2010/06/20(Sun) 01時頃
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[ナイフがコルクを覆うラッピングをはがす、 スクリューをねじ込みコルクを抜けばほどよく甘く香る、ぶどう酒の香。 >>57傍ら、艶やかな口唇の甘く囁く言葉に、小さなため息をひとつ]
――…お嬢様、 赤ではなくて、よろしいのですか?
[それでもからかうような言葉をまじえれば、 グラスのひとつに淡い金が注がれた]
(71) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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うおっ。でっけぇ声。
[>>65 少しは「不安」とやらから気が紛れた様子を見て、うし。と声を出した。] あ、俺ドナルド。よろしくな。
…なーんちゅうか変な雰囲気だよな。 「お客サマ」もピリピリしてらぁ。
…ふむ。 城主サマにゃあまだ挨拶してねーけど、そういう雰囲気でもないと見た。 という訳で、俺は酒を飲みに行く。 [決してメンドクサイからじゃねーぞ。と誰に向けているのか分からない言い訳を残して食事の方へ。
―男にこの広間の雰囲気が理解できなかったのには理由がある。一つには吸血鬼の存在をはなから信じていなかったこと。もう一つは片目でしか「吸血鬼」を見なかったこと。]
(72) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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>>68
――…左様でございますか。
[けだるげな視線、そして、怪しげな笑みをもちつつ、耳に残る声で城主が話すのを聴く。]
貴方を愉しませればよいと…。
[表情は笑うでもなく、しかし、怯えるでもなく……。]
――……なるほど。
[そして、天井を見上げる。その先の先にある最上階を想像した。]
(73) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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残念だったな。 トーニャはおまえより飯の方がいいとよ。
[トーニャを促して食堂へ向かおうとすると、こちらに顔を向けた男と、その傍らの背嚢から草の香りがした。]
あんた、薬屋か。 レモングラスかミントがあれば欲しいんだが。
あと、ミンクオイル、持ってるかい。
(74) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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>>64 お気づかい、ありがとうございます。 ですが――すみません、今は、少し。
[誤魔化し笑いを従者に投げかける。宴が催された事実は忘れない。 いつか口にしなければならない現実は分かっている。それでも、首を横に振った]
>>66 そう、知りにだ。
[眉唾の記事として片付けられる可能性は高い。だが、小説扱いされても良い。 曖昧模糊とした伝承を、詳細な現実として書き表してやりたいと。自己満足と、嘲られようと。失踪者が辿った軌跡を、知りたいと。
短く答えて、そのまま広間から出ていく。城主は、宴でしばらく広間に留まるつもりなのだろうか]
― →城内―
(75) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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―1階・廊下―
……如何なされましたか。
[壁に凭れて胸元で十字を切る娘・マーゴの側に近づき、]
まるで葬送の列に居られるお姿。 ここに来た「理由」をご理解されているものと、こちらは思っていたのですが。
(76) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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[幾人かの視線が此方へ向く度に、ちらと流し目をくれる。 誘いかけるその仕草には未だ魔力こそ込めては居ないけれど 意思が薄ければ忽ちに取り込まれてしまうだろうそんな色合い。 グロリアが楽しげに笑みを浮かべるのには、 少し思案するような仕草を見せた]
私は――…硝煙の無粋なあれが嫌いでな。 せめて美しい細工でもあれば別だが。
[部屋の外には出さぬと言う。 ならば構わないと一つ頷き]
可愛い従者というのは、どちらだろうな。 そなたが望むなら、滞在中は好きに使うが良い。 あれは客人を持て成すのも仕事のうちだ。
(77) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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[客人たちの其々の在り方に女は愉しげに目を細めた。 何時もは静か過ぎる城が今は賑わいをみせている。 宴に招かれた事が客人たちにとって悦びとなるか哀しみとなるか 今はまだそれさえも分からぬまま――]
マリー、と呼んで下さい。 私も、グロリアとお呼びしたいから。
[親しみを込めた声でグロリアに声を返す。 実際の所、女は兄以外に敬称を付ける気がないだけであるが それは心に秘めたままで]
(78) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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/* 喉の減りが半端ねぇ。 くっ……キツイぜorz
(-11) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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……最上階が寝所……
[ちらりと聞こえてきた言葉>>68をしっかりと記憶して――例えばの後に続いた言葉にぴくりと頬を染めて]
………。
[誰にも見られていないうちにと、水を求めてテーブルへと歩み寄る]
(79) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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|
――……食事か。
[セシルがさす先の食事を流し目で見た。 おそらく、何も入ってはいないであろう。
城主の楽しみが、ただの殺戮などでない限り。]
おそらくは何も入っていないでしょう。普通の食事かと。
[また独り言のように言う。] >>42 [そのとき、先ほど、城主に魅入られし、少女を止めた男に声をかけられる。]
――左様で、薬売りでございます。 レモングラスにミント…レモングラスの乾燥したものならございます。
あとミンクオイルでございますか。 ロウを調合した安物と、ピュアオイルがございますが、いかがしましょうか。
[男の問いに丁寧に答えていく。]
(80) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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私のためだけに……
[存在する。 鸚鵡返しに囁き、ちらりと視線を投げた。 其れは彼女が真に望むことか 其れとも、己が与えた力によるものか 其の先を考える事はしなかった]
永遠に続くこの命がある限り 孤独が消える事は無いが……そうだな、 お前が愉しむその姿が傍にあれば 私は満たされる。
……喉が渇いているのだろう? 先ずはどれが欲しい。 あの粗暴な男か、其れともこの女が良いか?
(*4) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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あ、リンダです。 よろしくお願いします。
[男に自己紹介され、自分も名乗ると、ぺこり、と再び頭を下げた。 軽い態度のまま、酒を取りに行った男を見送りながら、壁際に腰をおろし、ぼうっと部屋の中央を見つめる。 今の女には、一人でいる勇気も、城主に近づく勇気もなかった――**]
(81) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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……ヘクターの言ってたことが、分かったよ。
[此処が魔物の巣窟と聞かされ、彼らの「宴」が始まると聞かされていても、どこか御伽噺めいていて現実のものとは思えなかったけれど]
……あの人怖いよ。 だって、あの紅い瞳を見ただけで、何が何だか、わけ分からなくなっちゃうんだよ……。
[身を以って魔物の力の一端を理解してしまった。 あんなのと対峙しようとするなんて――。
ヘクターの上着の裾を握る手が小さく震える。
城から出たい――と口にしなかったのは、それが不可能事と知ったからか。それとも――既に血色の瞳に魅入られてしまったからか]
(82) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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ありがとう、マリー。 私もそう呼んで下さると嬉しいわ。
[...も親しげに砕けた口ぶりで、興味津々を隠そうと市内で辺りを見回すローズマリー(>>78)へ返事をした]
(83) 2010/06/20(Sun) 01時頃
|
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 01時頃
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あらあら。
[>>77の「好きに使うが良い」を聞けば、少し困った子を見るようなそんな眼差しと思わず零れ出た呟き――だがそれも一瞬で陰を潜ませれば]
折角のひととき。 この宴があなたにとって、いい時間として過ごせますように。
[態度は恭しく、口ぶりは若干の戯言を乗せて深々とお辞儀をして挨拶を終えた]
(84) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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[扉の向こうにある「宴」の喧噪を背中で聞きながら、執事の男は不安げに立ち尽くす娘を見下ろしている。
確かに、この宴に居る者は皆、一様に「宴」に恐怖を感じている。主人が楽しまぬ限り帰れないという理不尽な理屈を考えてみても、普通の神経ならば「帰りたい」と思うのだろう、と彼は思い至るのだ。]
(85) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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/* パニックホラー御用達のヒステリック要員予定でしたが、演じるの下手だな私(汗 */
(-12) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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/* ごめん、私鈍感w>恐怖 */
(-13) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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ああ、レモングラスは乾燥したモンで充分だ。 後で、部屋まで品物を見に行く。 部屋ぁ、何処だ?
そいつがありゃあ、少しはマシになるからな、トーニャ。 よし、まずは飯、食ってからだ。
(86) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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[>>72視覚的な刺激が他者より小さいものだったから。 この場で雰囲気に飲まれ、吸血鬼に魅了されえなかったことが男にとって幸か不幸か。
酒を求めてテーブルへと向かう途中、先ほど大声を出した男と―その後ろに隠れる子供>>59を目にとめた。歩み寄り、少し屈んで目線を合わせる]
…よう嬢ちゃん、でいいのか? オイタして父ちゃんに怒られたのか?
こんな城に親子連れでくるたぁ、招待客か。 それならこの宴とやらは何のためなのか、教えてくんね? ただ単に貴族様とやらの遊びなんかね。
(87) 2010/06/20(Sun) 01時頃
|
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― 1F・廊下 ―
[不意に掛けられた声に、飛び上がる。
いつの間にか、近づいてきていた男性に視線を合わせ、 その首に、銀の環を見留めて、 呑み込んだ息を、そっと吐いた。]
いえ、少し……風に、当たりたくて――
[服装を咎められれば、首を横に傾ける]
――わたくしどもが、こちらの城に参ります際の 正装にございます。
城主様が、死の側におられるお方ゆえに。
(88) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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|
[挨拶を済ませれば女は器用なセシル>>71の指先を見入る。 瓶に封じられていた甘い香りが漂えばほうと息を吐き]
だって、これが貴方のおすすめなのでしょう? 赤は――…後でいただくわ。
[からかいの言葉にくすりと笑みを零し グラスに注がれた淡い金へと手を伸ばす。 人間を酔わせる酒は女を満たしてはくれない。 本当に欲しいものは、手を伸ばせば直ぐに手に入れられるのに それを良しとしないのは余裕のある所を男にみせたいが為]
(89) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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|
/* >>88 吸血鬼はアンデッドだと言いたいわけでございます。
だんだん、敬語が怪しくなって参りました。
(-14) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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[>>84頭を下げるグロリアに、 白かったチーフを手にしたままシルクハットを取り 軽く礼を返す]
お互いに。
[短い言葉を残し、踵を返した。 正装の堅苦しさから逃れようと、一度気を張り詰めさせてしまった人間達から離れようと、広間を後にする]
(90) 2010/06/20(Sun) 01時頃
|
|
―1階・廊下―
左様ですか。
[ふっと息を吐き、微かに頭を揺らす。その動きに合わせて、銀の首輪がシャラリと音を鳴らした。]
我が主人が「死の側に居られる」方である――…成る程、言い得て妙でございますね。旦那様もお嬢様も「死」の芳香を纏って生きておられる。
――「死」を畏れるのは、獣としての「人間」の理。 それはとても「美しい」姿にございます。
成る程。旦那様が貴女のような「美しい」御方をお呼びするのは道理でございますね。
(91) 2010/06/20(Sun) 01時頃
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|
―地下へ続く階段前―
[広間の喧騒を早々と後にし、青年は闇の支配する階段の前に立つ。 城主は宴に興じている。刹那、城主の拠点付近とどちらを見聞するか迷ったのだが、去り際の彼の言葉は青年の足を僅かに怯ませた]
失踪した人間が、仮に捕らわれていたとしたら……
[何か痕跡はないだろうか。それさえ持って帰れれば、眉唾と簡単に切り捨てられる事は――どうだろう。それでも切り捨てられてしまうか。 付近に人が居ない事を確認してから、もう一度地下へと続く階段を睨みつける]
(92) 2010/06/20(Sun) 01時頃
|
|
>>86
よろしゅうございますか。 ではのちほど。
部屋は一度入った場所であれば
[そして、部屋を教え、ヘクターに名前を問うた。]
よろしければ、そちらのお嬢さんも、ご一緒にどうぞ。何かご入用ができるかもしれません。
[それはその娘には誰かついていたほうがいい、と暗に告げたもので、それはきっと、言わずともこの男はわかっているであろうが…。
そして、彼らが食事に向かうのを見て、自分も腰をあげる。]
(93) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
|
|
――「死」への恐怖もまた、貴女の「正装」。
ならば、お気持ちが整いましたら、その美しきお姿を、我が主人にお見せいただけますよう。
きっと「宴」の華として、旦那様もお喜びになりましょうぞ。
(94) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
|
|
/*ヒャッハー 今夜は無礼講じゃぁ!
[...は飲めや歌えの大騒ぎに興じた]
ウソデスヨ*/
(-15) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
|
|
お兄様のためだけに。
[同じ言葉を繰り返す。 過去を失った女は彼の同胞になることを自ら望んだのか 望まぬままそうなったのか知らないけれど 今は望んでそうなったのだと思っている]
貴方に与えられたこの命が尽きるまで 私は貴方の傍にいます。
[満たして差し上げたいと思いながらも 傍にいて愉しむだけで本当に良いのか女には判断がつかない。 渇きを指摘され恥ずかしげに眸を伏せる]
――…お兄様は何方をお気に召したの?
[答えを用意できぬ女は質問を返した]
(*5) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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|
「嬢ちゃん」は間違いじゃねぇが、「親父」はねぇだろ、コラ。 それとも、てめぇはそんな若い時分からマチガイやらかしてんのか。
屈んで視線をあわせるあたり、ガキの扱いに慣れてると見たぞ。 子供、何人いるんだ。
(95) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
|
|
[後で――の余裕ある言葉には、ひとつ瞬く]
――…ご随意のままに。 赤は……後ほど、部屋に運ばせましょうか。
[>>89 宴は既に始まりを迎えた。 せめて白の芳香を楽しんでいるような、 そんな彼女の求める「赤」は、誰のものか。
あの官能が齎される幸運な客人は――思えば自然、手は己が首筋へと触れて]
(96) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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[>>79 そして水を求める青年は、 来訪時にいささか目的の気になった彼であった。 頬の朱に染まる様に、ゆるく首を傾ぐ]
まだアルコールをお出ししていないのに ――……酔ってしまわれましたか?旦那様に。
[邪気のない笑みを添えて、求めに応じて水を差し出す]
(97) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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[白いチーフは朱に染まっている。 やがて黒く変色してしまうのだろう、其れを手に 城主はちらりと餐の用意が整った間へ視線を向ける]
……客人だけの時間も必要か。 私が傍にいては、食事も喉を通らぬだろう。
[己が人間に与える影響は、自覚している。 城主は妹と呼ぶローズマリーへ一度目配せをすると ひらりとマントを翻し、霧となってその場から消えた**]
(98) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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[サイラスと名乗った薬売りに問われ、片目の男を追求するのを中断する。]
ヘクターだ。 お集まりの皆さんも、まとめてお見知り置きを。
ヘクター・マッカーシー、推参。
[挑発的な名乗りとは裏腹に、片手を伸べて腰を深く折る。 その所作は、形ばかりの猿真似ではない、夜会の伝統にのっとった風雅さを備えていた。 躯がデカいだけに、ことさら見栄えがする。]
トーニャ。 おまえも、自己紹介しとくか?
(99) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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記者 イアンは、意を決して地下への階段を降りはじめた。**
2010/06/20(Sun) 01時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 01時半頃
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……うん。……そうだね
[あまり食欲はなかったけれど、あの瞳を見たら自分がどうなってしまうか分からなかったから、一刻も早くこの場を離れたかった。
だからヘクターに促されるまま食堂に向かった]
(100) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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― 1F・廊下 ―
―― …、……はい。 わたくしは、あのお方へ捧げられた物でございますから…。
[美しい。そんな形容詞に睫を伏せる。 それから、もう一度、首を傾げた。]
……不躾な問いをお許しください。 この城には、城主様と御同族の方は、 いかほどいらっしゃるのでしょうか……?
[すなわち、この城に棲む吸血鬼の数を問い、 目の前の従者が吸血鬼なのかを推し量るもの]
(101) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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――食堂――
[食堂へ入るなり、隻眼の男がつかつかと自分と歩み寄ってくる。 街で見かける柄の悪い男達に似ているように思えて、謂れのない――彼らにしてみれば理由のある――暴力を振るわれるかもと、思わず身体が縮こまった。
男はその警戒に気付いてか気付かずか、目線の高さを合わせて話しかけて来る]
――……う、あ、あの。
[先程のショックもあり、上手く言葉が出て来ず、こくこくと頷いた。 それは「嬢ちゃんでいいのか?」「招待客か?」との二つの問いへの答えのつもりだが、伝わったかどうか]
(102) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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>>95
お。親子じゃねーのか。それもそうだな、 こんな嬢ちゃんがこんなおっちゃんの播いた種とは思え…… いや、教育的にまずい言葉が入った。
[それぞれ顔を見比べて言葉を続けようとした男は、けれども、続きを言うのはやめておいた。]
ガキの扱いに慣れてるぽいから、じゃなくて イケメンって理由でガキの数聞かれたいもんだな。 ガキはいねーぞ、ってか独り身だ。 …で、親子じゃないならなんでこんな懐いてんだ? もしかして…ああ、夫婦…はないな。ありえねー。
(103) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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ええと、従者さん? 私にも一つ、いただけるかしら。
[食事を求め、テーブルへ。その際、部屋に呼びに来たセシルを見つけて酒を強請り、お勧めのものをそのまま貰うと軽く口を付ける]
(104) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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/* >>77 ……えっ、あ、が、がんばります……! くろばらが実はMだから、ぼくは実でSでいいんだよね。 うん、ばっちりです。
しかし男2人とかですが、セシ子にすればよかったか…
(-16) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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>>99 [ヘクターの名乗りに、これはご丁寧に、と返しつつ、>>103 隻眼の男とのやりとりには、口の端をあげた。
近くにいた幸いとばかり、話しかけはしないが、なんとなく、その様子をほほえましげに見守る立場に…。]
(105) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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[グラスの縁に唇を宛がい口腔へと流し込む。 広がる香りと仄かな甘さを女の赤い舌が感じ取り 味わうように転がしこくりと嚥下した。 如何しても人間の血の味と比較してしまう。 淡い金は女の渇きを癒してはくれない]
部屋に運ばせる……? 貴方が運んできてはくれないの?
[自らの首筋へと触れるセシルの姿に女は誘うように甘く囁く。 ふ、とグロリアの気配を感じその声に微かに目を伏せた]
(106) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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―1階・廊下―
旦那様の「同族」と呼ぶべきは、「お嬢様」ただひとり。 私めは、文字通り歯牙無き「人間」にございます。
……いいえ。 私は「美しさ」を喪った、醜い存在――…畜生にも満たぬ生き物やもしれません。
[微かに見える扉の合間から、城の主人が部屋から消えた様子が見えた。]
旦那様は一度ご退席なされたご様子。 ……お戻りになられますか?お客様。
(107) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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愛しいローズ。 ……私は、多くを望まない。 ただお前が傍に居るだけでも、充分だ。
[まるで己は生ける死人のようだと、常々思うようになった。 刹那に生きる人間達の傍で暮らすうちに。 彼らが己の存在に踊り、狂い 破滅――若しくは自滅する様を観察するのが唯一の愉しみ。 其の後に襲う虚無からは、どう足掻いても逃れられはしないのだけれど、同属が傍に居ると思えばいくらかは紛れる]
――…そうだな、私は
[彼女の問い掛けには汚れたチーフを振り、目配せを一つ。 その血の持ち主に幾らかの興味を抱いたのだと、暗に告げた**]
(*6) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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ん、ドナルドはまだ広間にいて、話しかけてきたような?
まあ、皆で食堂に移動しようぜw
そこでセシルとちょっと話したら今日は〆ようと思ってる。 …気づいたら、女性陣とほとんど話しできてねぇぞ?!
(-17) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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トーニャ……です。
[ヘクターに促され、薬売りと隻眼の男に、漸く自分の名のみを告げた]
(……二人とも私が"外つ民"って、気付いてないのかな)
[隻眼の男と薬売りを交互に眺める。 もし、気付かれたら苛められるかもしれない]
(今は傍にヘクターがいるから大丈夫だけれど――でも)
[四六時中ずっと一緒に居られるわけでもなく。 そう思うと、怖さと緊張で心臓がとくとくと大きな音を立てた]
(108) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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>>102 お?んー?もしかして喋れねーのか? [おびえている様子がよもや自分の格好のせいとは思わずに男は眉を寄せる。 首を縦に振る仕草でさえ、震えてるのかと勘違いをし]
難儀なこったな…。まあ、その、…頑張れや。
>>99 ヘクターと、トーニャな。 [トーニャの方の自己紹介が終わる前に名前を知った。 倣って大声で挨拶するチャンスかと思ったが 面倒くさいのでやめておいた。その代りに近くにいる人―薬売りには聞こえただろうか―には聞こえる音量でドナルドだと名乗った。]
(109) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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うふふ、お邪魔だったかしら。
[ローズマリーの様子>>106を見れば、それが妖艶であれ淫靡であれ、ただ微笑ましそうに笑う。自分はお酒にしか用はないとわざとらしく言い訳をして、おどけて見せてからその場から離れた]
(110) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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>>97 えっ、
[白い従者の言葉に下を向いて首を横に振る。]
ち、違いますよ……確かに、その……なんだか凄い人だと思いますけど……
[だんだんと声が小さくなる。邪気の無い笑みになんだか一層恥ずかしくなって、受け取った水を飲みながら否定して]
(111) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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[>>99 その名乗りは、記憶のふたを揺さぶった。 ――眼差しをそちらへ流せば、誠に風雅な礼。ああ、確かにそれは見覚えのあるもの。 グラスに酒を注ぐ手元は、一度揺らいだ。]
――…失礼。
[>>104 そして注がれた白を差し出せば、 先ほどの硝煙の香りのご婦人と知れる]
……随分と変わったご趣味を、お持ちなのですね。
[添えられた一言には、少しだけ不思議そうな色が滲んだ]
(112) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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― 1F・廊下 ―
―― お二方……
[零れる声に、僅かに滲む焦燥の色。 自らを「醜い」と称する従者に僅かな疑念の視線を注いだが 問いには、頷きを返す。]
…そう――ですね。 少し…口を湿らせるものがあれば…。
(113) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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>>108 喋れるんかい!
[思わず大きな声を出した。 そのことがトーニャに恐怖を与えるのか与えないのか、 日ごろ思ったことをそのまま口に出して生きてきた男には前もって考える時間はなかった。
>>105 少し憮然とした表情で息をついたときに、近くにいた男を知る。] どーも。あんたも招かれさん? ドナルドだ、さっき聞こえただろうけど。
(114) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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/* 口を、ではなく、唇を湿らせる、の方が美しいですね。 言葉の選び方は、難しいです。
(-18) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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─少し前:サイモンの部屋─
…ローズマリーさまが、どうしても「あの」マリーねえさまだと言うの?
そんな…信じられないわ。 時を、超えた───…?
[兄は頑固に、ローズマリーが記憶の中のその人だと言うのです。 気だるげに首を振り、けれどそれ以上は教えてくれようとしませんでした。]
(115) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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────?
[首筋に2つ、赤い傷跡が見えます。 指摘しますと、慌てたように掌でそれを覆って「虫に刺された」とだけ言いました。]
え……。 わたくし、たちだけでも逃げろ?
逃げろって、どういうことですの? お兄さまは一緒ではないの?どうして。
[陰鬱に兄は打ち黙ります。 そうしてまた、逃げろ。とだけ、繰り返すのです。
ただ彼が、どうあってもかの翡翠の眸の主を置いて逃げ出す気だけは、どうしてもないようでした。]
(116) 2010/06/20(Sun) 01時半頃
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───ひとまず、ご城主さまにご挨拶がなくては出るも何もないでしょう? お兄さま、一緒に……えっ、行かないですって?
…そう。
[首を振る兄に息をつき、そうしてわたくしは部屋を辞したのです。 振り返ったとき、森から獣の遠吠えが微かに聞こえて、静かな兄の姿をひどく不吉に見せたものでした。
雷鳴鳴り響き、城内に「宴」の時は告げられたのは、程なくのこと。]
─→白薔薇の広間─
(117) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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吸血鬼の宴に出ておいて「ありえねー」も奇妙な台詞だな。
立ち話にしても、グラス片手にといきたいもんだが、つき合うか。
[自己紹介を果たしたトーニャに頷いてから、ドナルドと名乗った街の者らしい片目の男と、サイラスに声をかける。]
(118) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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>>108>>109
[トーニャと名乗る少女に、 ドナルドという隻眼の男。
名を聴けば、その両方に頭をさげつつ]
(119) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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――…あ。
[グロリアの言葉は思わぬもの。 驚きの声はありのままの感情。 当人は意識していなかったが―― 少なくとも彼女の目にはそう映ったのだろう。]
私はセシルに甘えすぎているのかしら。
[兄の存在感の前では女の存在など霞んでしまう。 それを理解していたから甘えさせてくれる人を選び 甘えたに過ぎない――、はず。
女の眸が不安げに揺れた]
(120) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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>>114 [聞こえてきた大きな声の主から、おびえる子供へと視線を移し、また戻す。ため息をついて水のなくなったグラスを置いて、声をかける]
……何で子供をいじめてるのさ。
[半目であきれたような視線を投げる]
(121) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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−1階・廊下−
それでは、お飲み物をご用意致しましょう。 なんなりとお好きなものをお申し付けください。 旦那様の趣向により、その点には不自由がございませんので。
[広間への扉を開ける。喧騒が光となり、薄暗い廊下に射しこんできた。]
それから……失礼ながら、お名前を伺ってもよろしいでしょうか?
私の名は「ロビン」。 この城では「黒薔薇」とも呼ばれております。 お好きな方でお呼びください。
(122) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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あんなに酷い怪我をしていたのに、元気ね。
[大きな声をあげたドナルド>>114に顔を向ける。 それとは対照的に見守る風情の薬屋>>119へと視線を移し]
貴方も愉しんでいて……?
(123) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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う、あ、……ごめんなさ、い。
[隻眼の男を怒らせてしまったのだろうか。 慌てて見苦しいくらいに頭を下げる。 そうしないよりは、殴られるとしても少ない数で済むとこれまでの生活から学んできた。
こんな自分を見て周りががどう思うかは分からないけれど――痛いのも怖いのも嫌なのだ]
(124) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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怒鳴んじゃねーよ!
[と、ドナルドに、ドスのきいた声の見本を示す。]
人の声はグラス割るんだぞ、マジで。
(125) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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あら、女の一人旅は……確かに珍しい趣味かも知れないわね。
[セシルの呟き>>112には、そんな自己解釈と共に答えておいた]
(126) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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[>>110 グロリアの言葉には、静かに眼差しを伏せる。 その言葉よりめぐらされる想像は勘違いともいえるし、ある意味正しいともいえるのか]
無論、お嬢様のご所望とあらば、 ――私が、参ります。
[離れる彼女の姿に、遅れて>>106囁きへの言葉を返す。 それは甘く苦しく悦楽を伴うがゆえに――酷く罪深いと感じさせる行為で、けれどその誘惑に抗えるほどの意思はなく]
(127) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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― 食堂 ―
ヘクター・マッカーシー…さん。 マッカーシー…あの、マッカーシー家の方なのかしら。
[先ほどの場から連なる食堂から>>99の名乗りを耳にして以来、少し興味を持ったような顔色を浮かべ、その様子を様子を見ていた]
(128) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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うおっ、ベネットとローズマリーが来て、多角になってきた?!
もう2時だが、頑張れ、おれ。
(-19) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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良家の娘 グロリアは、墓荒らし へクターの様子>>125を見て恐らくは勘違いだろうと心の中で訂正した。
2010/06/20(Sun) 02時頃
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─白薔薇の広間─
…霧が、晴れぬ? そんな、どういうことなの──…?
[広間にはむせ返るような、白薔薇の馨。 城主たる人の姿は、先にお会いしたよりも一層近寄り難く、冷たく抗い難い力に満ちているようでした。>>10
はしばみ色の瞳に、戸惑いの表情が浮かびます。]
[問いに返る答えはなく、不安げに辺りを見渡しますと、見慣れぬ人々ではありましたが、一様に不安や戸惑いの色を浮かべているようでした。]
(129) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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マリーねえさま…。
[一段高く、城主その人の妹君としてその傍らにある瑠璃の姿に、そっと小さく呟きます。
ふるり、と一度首を振って再び辺りを見渡しますと、見知らぬ中に見知った有名な顔があることに気付いたのです。]
(130) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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>>118 おー、タダ酒にゃあ有り難くお相伴にあずかります。 吸血鬼……オカルトだな。いるわけねーよ。
>>121 って、おい! いじめてねーぞ。俺はごく正直に突っ込んだだけだ。 ……じゃなくて、…お前なんでここにいるんだよ。 [霧に囲まれた古城は只今街の若者大集合でございってか。 まだ酒を飲んでもいなくても騒がしい。]
(131) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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…あ。バイルシュミットの姫君…?
[気違い令嬢、と称される彼女も「宴」に招かれたのでしょうか。 社交界で幾度か見かけた顔に、そっと口元を手で押さえます。
その傍らには、やはり見慣れぬ人々がいるようでした。]
(132) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 02時頃
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― 1F・廊下 ―
ロビン――黒薔薇、さん。 ……では、あの白い方は、白薔薇さん、なのでしょうか…?
[名を繰り返し、ふと思った事を口にする。 それから、胸に手を当てて会釈した。]
マーゴット・キャンベルと申します。
[森の外にある街の領主が、キャンベル家であると、 知るものであれば気付くだろう。]
――果物なりとあれば、嬉しいのですが…。
(133) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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|
グロリアも多角参加かw
たぶん、今夜のうちに発言、半分使うね、これはw なんか、発言回数一番多いし。
(-20) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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|
お心のままになさいませ、お嬢様。 ――あなたにはそのお力があるのですから。
[>>120 不安げに呟くような声、 それは人の感情の揺らぎにも似ている。
彼女はいまだ闇の眷属として不安定なのだろう、と思う。 城主と比較すればその 若さ は自ずとしれて。
声音は少しばかり甘やかすようになる。 彼自身が少年だった頃よりは、そんな言葉も馴染むようになった]
(134) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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執事見習い ロビンは、広間の方から聞こえた男の声に、視線を向けた。
2010/06/20(Sun) 02時頃
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/* 追いついたかな、そして眠い…!
W杯を思わず見た→飲みつつ見た→眠すぎた→仮眠から起床して驚いた
ログ読んで、今ココ(*ノノ)
(-21) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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/* 今回初めて気付いたのです。ダミーのptも減るんですね(汗 お決まりの台詞分。 */
(-22) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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[>>123遠くであのお嬢さんの声がする。 そちらの方向に顔を向けて、ヒラリと手を振る。]
若いんで治りが早いんすよ。 [ローズマリー嬢に向けて笑みを作ったところで>>124トーニャが頭を下げる様子が目に入り] お、えっと、怒ったつもりじゃあ…
[>>125トーニャに謝ろうと、もしくは顔を上げさせようとしたところでトーニャの近くから かの雷鳴のごとき怒号。]
……っあー耳いてえ!! トーニャに追い打ちかけんなよ、泣かれたら俺どうにもできねーぞ。 …ほら泣くぞ。すぐ泣くぞ。 [その言葉はもちろん出まかせなのだが。トーニャの様子をこっそり伺う。]
(135) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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長老の孫 マーゴは、聞こえてきた大声に、また、びくりと身を竦ませる。
2010/06/20(Sun) 02時頃
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愉しみにしてるわ、セシル。
[彼の口から返事を聞けば満足げな笑みが浮かぶ。 ふ、と過るのは悪戯な心。 秘め事を紡ぐように潜められる声]
私はこの場で頂いても構わないのだけれど…… 貴方の素敵な貌を他の人に見せるのは勿体ないわね。
[セシルの首筋へと細く白い指先がのばされる。 男の肌に触れるか触れないかの所でその手は止まり ゆっくりと下ろされた]
(136) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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−1階・廊下−
……察しの良い、聡明なお嬢様なのですね。 もう一人の執事は「白薔薇」。名前をお知りになりたいのなら、どうぞ本人にお尋ねお尋ねください。
[くすりと笑い、キャンベル姓を名乗る娘を見遣る。 そして、己の人生から遠くの場所に追いやった、街の中でも薄汚れた一角を思い出す。その記憶が、微かに「黒薔薇」の表情を変えたかもしれないが、さて。]
ええ、果物でしたら、宴の席に。 それでは、広間へ。
[恭しく一礼すると、広間への扉を開けた。]
(137) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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|
よし、呑もう。
[ゴタゴタを押しやるように、給仕をするセシルを差し招いて飲み物を要求する。]
シェリーと牛乳。
[かつて彼と過ごした頃は、強い酒など飲みつけなかったことを思い出して付け加える。]
…混ぜんなよ。
(138) 2010/06/20(Sun) 02時頃
|
|
皆さん、騒いでも料理もお酒も逃げませんわよ。
[...は賑やかな男達の元へと足を向ける。そして一際居心地が悪いのか、周りの男達に怯えているのか、不安げな表情をしているトーニャ>>124の背にそっと声をかける]
はじめまして。お嬢さん。
[人懐っこい笑顔を向けた]
(139) 2010/06/20(Sun) 02時頃
|
|
>>131 それがいじめてるんだって。 大体ドナルドの顔でつっこまれたら泣く子もだまるを通り越して気絶するよ。
[鏡見てみる?とにやりと笑いながら首をかしげる]
……う。僕のことはどうだっていいでしょ?別に……
(140) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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|
/* さっきまでとえらい性格がちg ぶれてるぶれてる。 極度に怖がってるのを脱出したってことで……
(-23) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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/* 「騒がなくても」ダヨネー orz */
(-24) 2010/06/20(Sun) 02時頃
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|
[メアリーの呼び声>>130は人ならざる女の耳に届いていた。 けれど彼女の呼ぶのは自分ではないとも思う。]
――…私は、サイモンの望む人じゃ、ない。
[ぽつと呟かれる言葉は賑やかな室内に溶けて]
力がある、と…… そう言ってくれるのは貴方くらいよ、セシル。
[甘やかす執事>>130の言葉に弱く微笑んだ。 人間であるセシルは昔に比べ成長している。 何だか自分が取り残されているようで少し寂しい。 出逢った頃から寸分変わらぬ女は―― 自らが望んで兄の眷属となったのかそれさえも分からない]
(141) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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|
[強張った表情のまま、ドナルドとヘクター、そして周りの人達の表情を覗う。その様子からすれば、どうやら嵐は過ぎ去ったのだろうか]
(――もう、怖くない?)
[ぎゅっと握り締めていた拳を解いて小さく安堵の息を吐けば、背後から呼びかけられる]
あ、……は、初めまして。
[自分に向けられた人懐っこい笑顔にしどろもどろになりながら、挨拶を返した]
(142) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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|
[>>136 浮かぶ笑みには密やかに眼差しを伏せる。 その笑みは愛らしいというのに、耳朶をくすぐるような囁きの告げる言葉は、稚さからはほど遠く――上ずる声を押さえ込んだ]
――……、お嬢様、 悪戯が過ぎてはお客様方を驚かせてしまいますよ?
[嗜めるような言葉は、成功してはいまい。 触れてもいない指先の冷たさを感じれば、またため息が一つ。]
[そして客人の招きに応じて、離れる――]
(143) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
|
|
[>>138 離れてゆくヘクターもといトーニャの保護者を恨めしげに見る。 入れ替わりのように貴族然の、しかしどこかあどけなさの残る笑みを浮かべた女がトーニャに微笑みかけた>>139
彼女に感謝の印とばかりにヒラヒラと手を振ってからあからさまに溜息をつくと、この城に何故かいる友人>>140にも恨めしげな視線を送る] …お前ね、今の言葉で俺ぁ深く傷ついたぜ…? 俺なりに一生懸命スマイルを張り付けてもいるのに。
……まあ言いたくねーならイーケド。イアンがきた理由と似たようなもんなんだろ。失踪事件。
(144) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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|
[手を振るドナルド>>135に僅かに目許を和ませて]
それでも完全に傷が塞がった訳ではないでしょう? 飲みすぎては傷に障るわ。
[微かに香る血の匂いは女を誘うには十分で]
ロビンはちゃんと貴方の面倒をみてくれたのね。 後で礼を言っておかなくては……
[今は血を意識したくはないのか話をすり替えた]
(145) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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― 1F・廊下→広間 ―
はい…その――機会がありましたら…。
[自分の推測が当たっていたらしい事よりも つい、口にしてしまった事に恥じらい、 小さな声で答える。 そして、広間へともどった。
黒薔薇の言葉通り、広間には既に城主の姿はなく 食堂に集まって、飲食に興じている人々が見える。
賑やかなその声が、この宴にはそぐわないような気がして。 同時に、自分の存在が、彼らの時間を壊す気もして。
そっと、宴席の隅に腰掛けた。]
あの…ロビンさん。 わたくし、こちらにおりますので、 なにか選んで頂いてもよろしいでしょうか…?
(146) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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私の名前はグロリア。 宜しくね。
[膝を曲げて頭の高さを調整して視線を合わせると、ニコニコしながら右手を差し出した。その背後で助かったとばかりのため息を吐くドナルド>>144には苦笑を返しておいた]
(147) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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[>>138 その存在を認識すれば、小さく息を吐く。 ことさら眼差しは伏せられる、いまだヘクターと名乗る男があの時の少年とは信じがたく――それにどう触れるべきかわからない。
付け足される言葉には、小さな笑みを添えて]
――…混ぜる、 ああ、それは、よく眠れそうな組み合わせですね。
あたためて混ぜますか?
[あえての言葉を添えるのは、軽い嫌がらせにも似ていた]
(148) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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[――失踪事件。
ふ、と耳に入ってきた言葉に反応して、>>144 微かに体を硬くした。]
(149) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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>>144 いや、セシルを呼びつけただけで、トーニャの側を離れちゃいないんだが。
まあ、視界の中に入れておくさー
もう、食堂なのか広間なのかもどうでもいいよな…
(-25) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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――…嗚呼。
[窘めるセシルの言葉よりも 彼が離れる事に残念そうな響きだけを残して]
悪戯なんてしてはしたないと叱られてしまうかしら。
[一人呟くのはそんな言葉。 女を叱れる存在はこの城に幾人いるだろうか。 女が知る唯一は城主である兄一人]
(150) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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>>142 こんにちわ。大丈夫? [にこりと微笑んで] まあ、見た目は怖いけどそんなに悪い人じゃ……ないよ、うん。 [いろいろ思い出したのか否定するまでにやや間が開いた] >>144 あはは、ごめん。
[苦笑して謝る。そういえばここに来てから笑ったのははじめての気がする。]
……うん……まあね。
(151) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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>>146 畏まりました、マーゴット様。
[宴の席に座る娘に一礼すると、しばし考えた後に、野いちごと洋梨を乗せた皿と、白ワインを手にして戻ってきた。]
ワインは、食前用の軽い飲み口のものをお持ち致しました。もしアルコールの無い飲み物を御所望ならば、その旨をお伝えください。
(152) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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おいおい、いい酒はストレートで飲むもんだろうが。
ついでに、寝るときに暖めてくれるのは別のモンのがいい。
[軽口を返してから、“天の青“と呼ばれたセシルの瞳を見据える。]
残っちまったのか、おまえ…
(153) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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[ローズマリーの呟きは、人たる耳には届きませんでした。>>141 ただ、どこか寂しげにも揺れて見える表情が気にかかり、つい瞳は彼女の姿を追うのです。
───兄も、やはり彼女に魅せられた一人なのでしょうか。
物思いを打ち払うように首を振り、彼女の傍らに添う白い青年の姿にも視線を向けます。]
きれいな、ひと。
[ぽつり。と、白薔薇のような青年への評が漏れました。
グロリアの名を呼んでしまったのは、どうやら宴の喧騒に紛れて届かなかったのでしょう。 所在なげに賑わいの中心を離れて壁の方へと向かいますと、同じように一人腰掛ける漆黒のドレスの女性の姿がありました。>>146]
あの…、ここ宜しくて?
(154) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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>>150 セシル分捕ってすみません。
ところで、wikiの備考を読んだとき、おれはベネットの姉がローズマリーなのかと思ってたCO
そして、サイラスはなんか裏設定ありそうだな。年齢不詳っぽいとことか、親戚縁故不可とか。
(-26) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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[兄の聲は女の耳に心地好い]
お兄様の望むままに。 誰よりも、私はお兄様を想っています。
[自分の知る世界の中心である兄の望む者を知れば 伏せた睫毛がぴくりと震えた]
ならばその者には手出し致しません。 お兄様にとって愉しい宴となりますように。
[女は心得ているとばかりにそう紡ぎ 複雑な思いを心の内に留めおく]
(*7) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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執事見習い ロビンは、「失踪事件」と口にした隻眼の男の言葉を聞き、微かに睫毛を下ろした。
2010/06/20(Sun) 02時半頃
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/* 目が滑ってました。>メアリー様 あと自分の苗字忘れてたとかそんな…うん、私にはヨクアルコト orz */
(-27) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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>>138 「呼びつける」「要求する」自体は確定ロールじゃないけど、 すでにそこにいるものとして要求内容を伝えるのは確定描写だよな、と反省した。
(-28) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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ありがとう――…
[ロビンが持ってきた物を受け取って、礼を言う。 暫し考えた後に、ひとつ頷いた]
―― いえ、ワインも、少しなら…いただきます。 また後で、お水をいただくかもしれませんが…。
[今は、そう。 ざわめく心を落ち着かせるために、 酒精の力を借りるのもよいかもしれない。 そんな風に思うのも、初めてのことだったけれども。]
(155) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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花売り メアリーは、小悪党 ドナルドの言葉にちらりと視線を向けた。
2010/06/20(Sun) 02時半頃
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[>>147自分とは明らかに身分の違う女性に手を差し伸べられ、戸惑いの表情が浮かぶ。 その手はこれまで見たことがないくらい白く美しかったから、触れるのを躊躇われたけれど]
トーニャです。 ……宜しくお願いします。
[無視するわけにもいかず、おずおずと手を差し出した。 それから此方に微笑を向ける男性>>151にも小さく頭を下げた]
(156) 2010/06/20(Sun) 02時半頃
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[求めに応じて2つのグラスを差し出せば、 シェリーの黄金の中砕いた氷はからり、崩れる。シェリーを求めることに隠された意味「今夜ベッドで」]
――…シェリーはそういうお誘いですか? あいにく、今夜は先約が。
[軽口には同じように返す、 けれどそれはかすかな記憶のせいで酷い違和感だった。 見据える眼差しに、青は一度伏せられて]
……あなたはご無事だったのですね。 何故今更、また。
(157) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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[近づいてくる女性の姿に視線を上げ、>>154 声を掛けられて、小さく頷く。]
ええ、どうぞ――
[彼女も、宴の参加者だと思えば、ふと胸が痛んだ。]
(158) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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>>145 [酒をたしなめるような言葉に、人の悪い笑みを返して] いくらローズマリー嬢がおっしゃられることでも 酒だけは止められないすね。 いつか御一緒に、どうっすか。
>>151 [それだけ言うと、友人の近くに歩いていき。なんら躊躇わず足を上げた。彼が避けようとしなければ踵でグリグリと彼の足を踏むだろう] と・も・だ・ちだろ、俺達。 もっと自信を持って良い人だと言えや。
[既にこの行為が脅しじみたものだと考えていない様子**] …まあいろいろ言いたいこたぁあるが、今じゃねえな。 イアンにも言ったがよ、死ぬなよ。今はこれだけだ。
(159) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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>>157「シェリーを求めることに隠された意味「今夜ベッドで」」
な ん だ と ?!
ただの食前酒のつもりだった!!
(-29) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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/* ――あら。
そろそろお暇しようと思っておりましたところへ お声を掛けて頂きました。
どうしましょう?
(-30) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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/* あれ、私清らか路線だったはずなの に……?
(-31) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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/* ……独り言だけでも、この口調、やめていいですか?
(そんなこと、好きにしてください。)
(-32) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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[マーゴットに一礼し、引き続き赤いドレスを着た娘の方を見る。>>154]
お持ちすべきものがございましたらお申し付けくださいませ。
それからお客様、失礼とは存じておりますが、お名前を伺ってもよろしいでしょうか。
私の名は「ロビン」。この城では「黒薔薇」と呼ばれております。どうぞお好きな方でお呼びください。
(160) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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[白薔薇の執事と戯れる間も感じていたメアリーの視線>>154よりも 彼女に逃げろと言ったサイモンの存在が気に掛かる]
もう逃げられはしない。 早く此処から逃げなさいと何度も言ったのに。 莫迦な人ね……、大事な妹まで巻き込んで……
[幾度となく聞かされたサイモンの中の女の想い出。 その中に妹の存在もあった。 大事な妹なのだと言っていた]
本当にしょうのない人。
[空にしたグラスをテーブルに置き俯いた。 女の表情は亜麻色の髪が影を作り曖昧なものになる]
(161) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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なんで戻ったか、って?
――それを聞きたかったら、吸血鬼になれよ、おまえ。 あるいは、
[グラスを受け取って、大きな掌の中でゆっくりと回す。]
マジで寝物語にでもするか?
(162) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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トーニャちゃんね。
[彼女からおずおずと差し出された手(>>156)を握って握手をした。以前旅先で似たような子に抱きついたら大変な事をになったことを思い出す]
お父さん? それともお兄さんは、あの人でいいのかしら。
[セシルと何やら話しこんでいるヘクター(>>153)を見てそんな事を尋ね]
暫くの間、よろしくね。
[頭ぐらい撫でてもいいかなぁと思いつつも、握手のみにとどめておいた**]
(163) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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……?どうかしまして?
[悲しげな表情を浮かべる彼女に、ちいさく首を傾けます。>>158 同年代と見えましたから、少しだけ気安い思いで彼女へと微笑みました。]
ありがとうございます。
[そうして、傍らの従者の男性へも視線を移し、>>160]
わたくしはメアリー・トレメインと申しますの。 どうぞよしなに。
黒薔薇さん…そう。 ロビン、とお呼びさせて頂きますわ。
[薔薇を口にしなかったのは、城の随所に飾られた城の薔薇の為か──もしくは、過去の薔薇の園の思い出のためであったか。判然とはせず、どこか曖昧な面持ちで軽い礼を返しました。]
(164) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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/* ローズたまらない。すきすぎる。 ありがとうとしか言いようがない。ありがとう!!
(-33) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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――……吸血鬼に、
[軽々しく言われた言葉に、 不快感を示して眉根は寄せられる。 続く言葉には感情を押し込めた笑みと声音が添えられた]
お呼び出しいただければ如何様にも。 旦那様には、お客様に不自由なきようお持て成しするように、と言い付かっておりますので――。
(165) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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[複雑なこの思いは宴の場には似合わない。 ゆるゆると首を振り顔をあげる。
ドナルドの返し>>159を受ける頃には 何時ものように笑みを湛えていた]
止められないなら仕方がないわね。 傷口が開いても知らないわよ。
[そうなって困るのはドナルド自身だと思うから 彼を拾った女は困ったように柳眉を寄せる]
いつか誘ってくれるのなら それを愉しみにしているわ。
[あの時ドナルドに初心な態をみせたのは 女が不意打ちに弱いというだけの事。 軽い誘いに僅かに甘い響きだけをのせて返すのは ドナルドを憎からず思っているせい]
(166) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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[薔薇は自ずと、ひとりの人の面影を呼び起こします。 ふと其方を見遣れば、かたりとグラスを置いて俯く姿が映りました。>>161]
─────。
[儚げなその姿が気にかかり、息を詰めます。 傍に行って慰めたいほど慕わしいのに、「なにか」が足を止めさせるのです。]
『……逃げろ。おまえらだけでも逃げろ。』
[ふと脳裏に過ぎったのは、兄の言葉。 一度目を伏せて再び彼女を見遣ると、思いを振り切ったように嫣然と微笑むローズマリーの姿がありました。>>166]
(167) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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>>159 ……ん? い゛っ……!いたたたた!
[近づいてきた友人に気がついたときには既に足を上げたところで。運動神経はいいといえるほうではなく、よけられるはずもなく]
そういうことするから否定できないんだろ! もう……
[ため息をつくと続いた言葉に目をぱちくりさせ] ……うん。ありがと。
……ドナルドも、ね。 [どこか不安そうに、けれど微笑んで]
(168) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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花売り メアリーは、水商売 ローズマリーの姿に密やかなため息を落とした。
2010/06/20(Sun) 03時頃
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え……、…いえ――
[女性に問われて。 初めて、自分が表情を表に出していた事に気付く。 そうして、恥じるように下を向いた。
メアリー、と名乗っているのを聞けば、 口元に手の甲を当てた。]
ごめんなさい――わたくし、名乗りもせず…。 マーゴット・キャンベルと申します。
[座ったまま、軽く頭を下げる。]
(169) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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旦那様… 不自由なきように…、か。
好き勝手は、出てゆくことを除いて、だろうがな。
[年代物のシェリーを呷る。]
おまえを呼び出す権利があることは覚えておくさ。 それにな――
(170) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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ここに残ったおまえの気持ちがわからん、とは云わん。 アレはおそろしく強大で、抗いがたい。 おれだって、な――
[セシルが知っていた頃の自分の瞳は、もっと明るい葡萄色だった。 今はほとんど黒に近い紫黒だ。 肌の紋様も、いくつもの傷跡も、セシルの知らないもの]
…本当の闇ってものを知ったら、そう簡単に日常に戻れやしねぇよな。
(171) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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しかし、その首の枷は何だ。 うっかり噛み付かれんように――にしては、デザインが悪趣味だぞ。
おれが造り直してやろうか。 これでも、細工師としても銭かせいでるんだ。 見本を貸してやる。
[イヤリングを片方外して差し出す。]
(172) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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それと、客室だが―― 前におれとおまえに宛てがわれてた部屋は空いてるか?
あるなら、おれとトーニャに、あの続き部屋(スイート)をくれよ。
(173) 2010/06/20(Sun) 03時頃
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水商売 ローズマリーは、墓荒らし へクターへと一度視線を向けて、逸らした。
2010/06/20(Sun) 03時半頃
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/* メアリーちゃん飴ありがとう。
(-34) 2010/06/20(Sun) 03時半頃
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マーゴットさま、ですのね。 キャンベルというと…キャンベル卿の?
[この辺りでは有力な、街の領主の家名。 彼女と直接の付き合いはなくとも、その家名に聞き覚えはありました。
慎ましく目を伏せた彼女へ、やわらかい笑みを向けます。]
気になさらないで。 何か悲しいことがおありになったの…?
[黒のドレスへと視線を向け、暫くそうして辺りの様子に耳を傾けました。**]
(174) 2010/06/20(Sun) 03時半頃
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|
お、ローズマリーのactは飴くれたのか。 サンキュー!
わりとpt半分切ってる人いるな。 いつもは、初日から飴食うタチでもないんだが。
(-35) 2010/06/20(Sun) 03時半頃
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――その制約は、 もとよりあなたもご存知でしょう?
[薄く笑う、それは常とは少しばかり異なるもの。 ここでの生活で得たものの、ひとつ。 闇を語る男の瞳の色を見る――光に透かさねば、その色味は伺えない]
―――……、
[言葉にはせねど知る。薄く目を細めた。 その変容は見た目だけには留まらず、 そう、かつてのあの少年もまた闇に捕らわれていたのだろうと]
(175) 2010/06/20(Sun) 03時半頃
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|
えと、父でも兄でもなくて……何だろ。 保護者みたいな人、だと思います。
[グロリアの問い>>163に首を傾げる。 保護者というのも少し違う気はするけれど、一番適切か。 綺麗な蒼い瞳の執事と話すヘクターを見遣ってから、そんな答えを返した**]
(176) 2010/06/20(Sun) 03時半頃
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靴磨き トニーは、ヘクターが自分の父扱いされるのは不本意だろうなぁと苦笑した**
2010/06/20(Sun) 03時半頃
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――首輪など、役割は古今東西同じでしょう?
[従属の証、薄い皮膚の下は伺えない、 差し出されたイアリングを促されるまま、 受け取ったことに気づいたのは手にした後、手の中のそれを見つめる]
……細工師?ああ、あなたは手先が器用だったのですね。 外さずに細工が出来るのでしたら、依頼することもあるかもしれませんが。
[そして続く依頼には、小さく嘆息して]
どの道、残る客室はそちらのみです。 ――…寝物語は、そちらの小さなお客様にお聞かせしてもよいのですか。
[案内はいらないでしょう?とばかりに、扉へその手を差し向けた]
(177) 2010/06/20(Sun) 03時半頃
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/* ロビンのメモNG項目は私をご指名ですよね。申し訳ない。
wikiの方にキャラクターの年齢制限がなかったことや性愛は必須ではないとあったので、こういう設定でも大丈夫かと思ったのですが、思慮不足でした。
(-36) 2010/06/20(Sun) 03時半頃
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奏者 セシルは、水商売 ローズマリーより向けられた視線に、まなざしをそちらへ流す
2010/06/20(Sun) 03時半頃
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深夜コアを宣言している人が多かったので、23時更新で問題ないんだろうかとちょっと心配していましたが、ここまで深夜パターンだと、少しばかり後倒しする意味もなかったですな。
(-37) 2010/06/20(Sun) 03時半頃
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[霧となり消えた兄>>98を女は探す事が出来ない。 兄が辞したのだから、自分も辞すべきであった。 そう気づいたのはかなり時間が経っての事]
――…いけないわね。
[自嘲するような響きを乗せて瑠璃色の裾を翻す。 溜め息零すメアリーに緩く笑みを向け 何事もない風を装い人の波から遠ざかる。
客人の相手をする執事たちには一度視線を向けるだけで 何も言わずに広間を抜け出した]
(178) 2010/06/20(Sun) 03時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 03時半頃
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はい――…ええ。
[キャンベル卿の、と聞かれれば、肯定を返す。 メアリーの柔らかな物腰に、ほんの少し口調を和らげて。]
悲しいこと……
[悲しいことがあるとすれば、それは。 この宴にいる方達が、自分と同じように "捧げられて"しまっていることで。
笑みを向けるメアリーに、それを入ってしまってよいのか 少し悩んだ後に、胸に手を当てる]
……皆様の無事を、お祈り申し上げたい、と…。
[裏を返せば、無事では済まぬということ]
(179) 2010/06/20(Sun) 03時半頃
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わたくしに、出来る事があれば――、と、思うのですが…。
[嘆息と共に言葉を紡ぎ、 野苺の紅い果肉を口に含む。
それは、十分に甘かったにもかかわらず、 ひどく酸いもののように感じられた**]
(180) 2010/06/20(Sun) 03時半頃
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手先はまあ、器用に「なった」というか。 昔はおれも坊々で自分じゃ何もしなかったからなぁ。
[習い覚えた技能といえば]
おっと…サイラスの部屋に寄って取引をまとめないと。
酒、ありがとよ。
[トーニャに牛乳を渡し、適当に食事を腹に収めた後、トーニャに声をかけ、*客室階へ向かう。*]
(181) 2010/06/20(Sun) 03時半頃
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……なんだか疲れたな……
[城主に会ったときの緊張の所為か、それとも笑ってそれがほぐれて此処に来るまでの疲れがどっと出たのか]
……とりあえず部屋に戻ろう。
[ゆっくりとした足取りで広間を*出て行った*]
(182) 2010/06/20(Sun) 03時半頃
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「靴磨き トニーは、ヘクターが自分の父扱いされるのは不本意だろうなぁと苦笑した」
でも、おれも、ふたりの髪の色みたら、親兄弟で通じるんじゃないかと思ったぞw
(-38) 2010/06/20(Sun) 03時半頃
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――ええ、あなたも昔は、 それは可愛らしい若様で――…。
[ヘクターへ、揶揄の混ざる言葉を返して、 主の広間から辞するのを視界の端に認めれば]
――失礼、少し下がらせていただきます。
[その後を追うように、広間を辞した。 ……手にした細工の施されたイアリングを返し忘れたまま]
(183) 2010/06/20(Sun) 04時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 04時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 04時頃
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[歩くごとにコツコツと冷たい音が石畳の廊下に響く。 向かう先はメアリーと共に訪れたサイモンの部屋。 逃げろ、逃げろ。 メアリーへと向けられたサイモンの言葉が扉の向こうから聞こえる]
そんなに大事なら連れて逃げるくらいの気概をみせなさい。 甘い夢など見せていないのに如何して過去に囚われるの……?
[扉越しに綴られた疑問はサイモンの耳にも届いたようで 親しみの籠もる呼び名が聞こえてきた]
私の事が怖いくせに……如何してそんな風に名を呼ぶの……?
[サイモンの前で思い出の女を装う事は無かったのに。 過去の幻影から逃れられぬ憐れな男の声に女は立ち竦む]
私は私――…消えた過去を求められても……私は……
[過去を思い出せぬことを責められている気がして 女はその場から離れようとした]
(184) 2010/06/20(Sun) 04時頃
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|
[広間を抜け出した翻る瑠璃色の残滓を探す、 その姿が視界になければ、 部屋へ伺うべきかと階段へ足を伸ばした。
石畳の反響する足音が、幾重にも響いて]
――……お嬢様?
[その音の軽さ、確信とまではいかずとも 覚えはあるような気がして、薄闇の先に呼びかける]
(185) 2010/06/20(Sun) 04時半頃
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[セシルの声が聞こえ女は足を止めた。 冷たい廊下に響いた彼の声が微かな安堵を齎す]
――此処に、居るわ。
[小さく声を返すけれど動く気配はない。 きっと、まだ私は情けない顔をしている。 そう思うから動けずにいた。]
お客様のお相手は、もう良いの?
[少し離れた場所――薄闇の向こうからそう問い掛け]
(186) 2010/06/20(Sun) 04時半頃
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[その不安定は種としての若さだけではなかったか ――過去は己の礎、それがどのようなものであろうと今の我が身を作りあげるもの。
かつての貴族の少年が闇を抱いてああなったように。 かつでの信仰のもとにあった自分が変容を遂げたように。
己に作用したものが明白であればこそ、 あるがままの自己を認識できる。けれど彼女にはそれがない。
そんなことを考えながら、動かぬ気配にゆるやかに歩み寄る]
――お手をどうぞ、お嬢様。 黒薔薇もまだあちらに下りますし、 客人……とも呼べぬお客様のお相手など、構わないでしょう。
[ただ一人を揶揄すれば、薄闇の先にそっと手を差し伸べる]
(187) 2010/06/20(Sun) 04時半頃
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[近付く足音は前方からのもの。 後方にいる招かれざる客人のものとは違う。 動けずにいた女の眸に差し出された執事の手が映る]
――…貴方は優しすぎる。 ヒトでもない私に、甘すぎるわ……。
[城主の妹という立場だから甘やかされていると思いながらも 差し出された執事の手に自分の手を重ねる。 自分にはないあたたかさが触れた箇所から伝う]
貴方にもそんな言い方をする相手がいるのね。
[ゆるく顔をあげた。 自分は上手く笑えているだろうか。 不安を隠しきれるほど女は冷静さを取り戻してはいない]
(188) 2010/06/20(Sun) 05時頃
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[城主の妹となった女に記憶がないのは幸い。 何故なら人間であった頃の記憶を持ちながら 人間の血を啜ることに弱い心は耐えられないから。 そんなことは露とも知らず女は人間の血を啜る]
――…私はお兄様の同胞。 私は、ヒトではなく闇に住まう者。
昔のことなんて思いだせなくて良い。
[郷愁も思い出の品も捨てられぬのに 自らに言い聞かせるようにして]
私はあの方の妹。 私は――…私以外にはなれない。
[女の耳朶は拾わずともよい声さえ拾ってしまう。 サイモンの呼ぶ声に物憂げに柳眉が顰められた]
(*8) 2010/06/20(Sun) 05時頃
|
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[言葉に瞳の青は和らいで]
――…仕えるべきお方に、 そのように仰られると困りますね。
では、今度からはもう少し厳しくさせていただきましょう。
[白い手袋越しにも温度が伝われば、 彼女のしんと冷えた指先はその白さと共に、淡雪を連想させた。 あるいは浮かぶ微笑の不安に揺れる儚さも、その連想に重なっていたのかもしれない]
――礼を逸するつもりはなかったのですが、 冷静さを欠いたことは、否めませんね。
[ぽつり、零せば、その手をこの場から離れるように誘う]
(189) 2010/06/20(Sun) 05時頃
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[しかし今、彼女を揺さぶるものは何なのか。 こめかみを押さえていた姿、宴の昂揚とは異なる気がする。
招かれざる逗留者――その間の扉の向こうから、響く声。 それが彼女の名を呼んだのは、聞こえた。
嗚呼、これなのだろう。 青は一瞬の静寂と共に伏せられた。
音なく口唇が言葉を紡ぐ。 それは潜む者たち――影へ告げる言葉。
――……旦那様、お嬢様のお心を乱す者が、こちらに。]
(190) 2010/06/20(Sun) 05時頃
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奏者 セシルは、闇に小さく囁けば、彼女の望むままにその手を導いた**
2010/06/20(Sun) 05時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 05時頃
|
――…貴方が仕えているのはお兄様でしょう。
[ふと口から滑る言葉に何を当たり前の事を問うているのかと 自分でも可笑しく思うけれど取り消す事は出来ない。 拗ねる口調は如何考えても甘えに他ならず]
厳しくしなくても良いわ。 私は、貴方のその甘さも好きなのだから。
[セシルと話すうちに徐々にではあるが常の調子を取り戻し]
冷静でいられなくなったのは如何して……?
[誘う男の手に重ねるだけだった指先を絡める。 清廉さを思わせる白の布越しに彼の輪郭を指の腹でなぞり]
(191) 2010/06/20(Sun) 05時頃
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|
[セシルの首筋へと向けられた翡翠が妖しく揺らめく。 欲する心の儘に距離を詰め吐息の掛かるほど近くに寄るが]
――……っ。
[サイモンの呼ぶ声が女の鼓膜を震わせた。 その声に白薔薇の執事もまた気づいているのを感じ 絡めた指を緩めて、ふ、と吐息を零す]
嗚呼、こんな所では無粋ね……。 部屋に戻るわ……。
勿論、貴方が誘って呉れるのでしょう?
[影に告げた言葉に気づかぬ振りをして 執事たる男の導きのままに女は自らの部屋へ――**]
(192) 2010/06/20(Sun) 05時半頃
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―食事の間に続く廊下/回想―
……。
[『美味しそう。』 その言葉に心の臓は鐘の様に打ち出した。 両親が欲望のままに幼い己に残した快楽享楽と罪悪感が再び首をもたげた。 そのトラウマがやがて潔癖症と姿をかえるのだが――。]
気分が悪い―…‥ 誰か助けてくれ―…‥
[感情のままに動き、目を付けられたのは、自業自得。 大人しくして、静かにすれば、ここまで怯え、過去の記憶を思い出す事は無く―…‥
目を閉じ、誰の気配もいない事を知りつつも小さく呟く。 誰もいないから呟いたのかもしれないが―…‥。]
(193) 2010/06/20(Sun) 06時半頃
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[もうそれは半分儀式。 己を保つ為の大切な儀式。 呼吸を整え、懐中時計の規則正しい音に身を委ねて、鼓動を落ち着かせる。 決して見せてはいけない姿。 支配をしたがる人間を楽しませるやり方を、そしてきっかけを与えてはいけない事は今までの経験で知っていたから――。]
神よ、私が私でいられるように。 享楽に堕ちる事無く、再び言葉を紡げるように、 ――お守り下さい。
[祈りでは無く、それは自分に言い聞かせるように。 銀のロザリオと金の懐中時計を握りしめた。]
(194) 2010/06/20(Sun) 07時頃
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―食事の間/回想― [たどり着いたのは、男が最後。 食事をする事は無く、喉を潤す為に、冷たい紅茶だけを頼み。 皆の会話に耳を傾ける。 それは一時己立場を忘れる瞬間であり、認識する瞬間であり。] 先に退席させて頂きます。
[独りになる事は怖かったが、席を立ち部屋を後にした**]
(195) 2010/06/20(Sun) 07時頃
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……騒々しい事だ。
[別段何の感慨も無くそう呟く 城主の姿は広間にも食事の場所にも無かった。 此処は、書庫。 閉じ込められた空気が独特のにおいを持つ場所。 けれど城主は食事をする皆の声を聞いている]
矢張り……あのときの子供か。
[セシルに続きの間になっている空き室を強請っている男 随分面立ちが変わってしまったと、一人溜息を零す]
時の流れは、私を置いていくのだな。
(196) 2010/06/20(Sun) 08時頃
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―書庫― [影が囁くように従者の声を伝える。 >>190ローズマリーの心乱すもの]
……サイモン・トレメインといったか……
[血に汚れたチーフをシルクハットの中へ放り込み 片手に持ったまま、古びた本の並ぶ棚から 比較的新しい紙の束を取り出す。 手書きで幾人もの名が付けられた帳面。
―――・マッカーシー …… …… ミッシェル・アドニスラモサ …―――
過去に宴へ招いたもの、または城へ迷い込んできたもの手にかけた者達の名が連なった其れは、記者には望みの品だろう]
(197) 2010/06/20(Sun) 08時半頃
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[影から筆を受取り、代わりに重いマントとシルクハットを託す。 犠牲者達の連名帳へ新たに書き付けていくのは、 この屋敷へやってきた最初の男の名
――サイモン・トレメイン**]
(198) 2010/06/20(Sun) 08時半頃
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お前が望むなら、あの客人も与えてやろう。 ――私の同胞……私のローズ。
[言い聞かせる聲に囁きかける。 暗示にも似た言葉 「私のローズ」 彼女が目覚めてから、そう呼び続けてきた]
お前の美しい顔を顰める者が居るようだな。
[影の密告を受け、城主は低く洩らす]
その憂い、私が晴らすが良いか 其れとも、お前が喰らうか……?**
(*9) 2010/06/20(Sun) 08時半頃
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―食事の間―
[どうやら、ここには因縁めいた者たちが多いらしい。 名乗られたドナルド、そして、ヘクターにトーニャ、そのあと、話しかけてきたベネットという青年とも名乗りは交わした。
それから、セシルとヘクターの話を聴きながら、茜色のスープを飲みつつ……。]
――……懐かしい話、というわけでも、ありませんか。
[その言葉はしに「吸血鬼」という単語が出て、やっぱりそうなのかと思う。]
(199) 2010/06/20(Sun) 08時半頃
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吸血鬼の住処となれば、さもすると、あれが手に入るかもしれませんね。
[そして、薬売りの暗い泉の青色が尚澱んだ。 古今東西、さまざまな材料を求め旅をしている。 その中にある求めるものの一品。
血を溶解させるという吸血鬼の牙。]
(――……保管大変らしいですが……。 血の固まる病の方には、特効薬かと……。)
[そして、血の固まる病者には権力者が多いのも、また事実だった。]
(200) 2010/06/20(Sun) 09時頃
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薬屋 サイラスは、ローズマリーが退席するのをチラリと見やる。
2010/06/20(Sun) 09時頃
薬屋 サイラスは、ローズマリーが退席するのをチラリと見やる。
2010/06/20(Sun) 09時頃
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/* 見すぎた。見すぎwwww
(-39) 2010/06/20(Sun) 09時頃
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/*
ということで、 モノノ怪薬売りさん意識したRPをしつつ、
本質は、退魔などするわきゃない、薬にこだわる調合師さんでした。 媚薬、毒薬、滋養強壮、受け付けます。
吸血鬼の城にきたんだから、狙いはその牙だよ!! 高血圧の人にいいらしいよ!もちろん捏造しt
(-40) 2010/06/20(Sun) 09時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 10時頃
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― 食事の間 ―
[メアリーのために小さく十字を切ったあと、 食事の席に、特徴のある象牙色の上着を着た男性を見つけて 幾度か、目を瞬いた。]
――ごめんなさい、トレメイン様。 少し、席を外しますね。 お話し出来て、嬉しく思いました――…
[メアリーに一礼し、席を立って、薬売りへと近づく。]
(201) 2010/06/20(Sun) 10時頃
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―― サイラス様…でしたね。 お久しぶりです。
[薬売りに近づいて、浅く腰を折る]
…覚えておられますでしょうか。 キャンベル家の、マーゴットです。 以前、"お薬"を頂いた…。
(202) 2010/06/20(Sun) 10時頃
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>>202
[食事の最中、近寄る気配に、ついと、視線を移す。]
――……ああ、これは、
おひさしゅう……。
[その顔を見ると同時に、秘め事ばかりをたくらみ、それが顔に出る男のことを思い出す。 彼女の父上である。]
――……お薬は、よく効かれたかと思います。
[そして、口端をあげて笑んだ。]
(203) 2010/06/20(Sun) 10時頃
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詩人 ユリシーズは、ランタン職人 ヴェスパタインに話の続きを促した。
2010/06/20(Sun) 10時半頃
詩人 ユリシーズは、水商売 ローズマリーに話の続きを促した。
2010/06/20(Sun) 10時半頃
詩人 ユリシーズは、長老の孫 マーゴに話の続きを促した。
2010/06/20(Sun) 10時半頃
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−広間−
[執事ろ、彼に導かれて広間えお出る「お嬢様」の背中を横目で見る。]
……どうぞお休みくださいませ、お嬢様。 白薔薇。こちらの持ち場は、私が。 お嬢様のことは頼みましたよ。
(ああ、またこれだ。 また「主人」達は己ではなく「白薔薇」を選んでゆく。何故だ。何故私は選ばれぬ。何故白薔薇だけがお二人の寵愛を受けるのだ…!)
[広間を包む白薔薇の香が、「黒薔薇」と呼ばれる執事の胃壁を針で刺すように突く。この痛みは悦楽を一切伴わないことを、彼は随分前から知っている。]
……二人ともこの場から退いてしまえば、お客様のことを呼んでおいて放置することになります。そうなれば、我々だけではない、旦那様の名折れとなりましょう。
[広間に咲く白薔薇の花を手にし、にこりと笑う。]
(ああ、この広間に咲く白薔薇の全てを手折ってしまえばどれだけ楽だろう…!)
(204) 2010/06/20(Sun) 10時半頃
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[ほのり、と微笑んで。 相手が覚えていてくれたことに、安堵の息を零す。]
――…はい。 あの時は、父もたいそう喜んでおりました。
その……サイラス様が、宴にいらっしゃっているなんて――
[一瞬目を伏せ、胸の前で指を組む。]
――いえ、これも神のお導きかもしれません。
……その、お薬のことで相談があるのですが、 よろしいでしょうか――?
[父が望んだ毒薬。 それは、長年飲み続ける事で血に溜まり、 血そのものを毒へと変えるもの。
父はその毒の存在を知って、驚喜したものだった…]
(205) 2010/06/20(Sun) 10時半頃
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[ワインのボトルを手にし、サイラスと呼ばれる客の前にグラスを置く。 コト、コト、と1つのグラスを置くのにわざわざ2つの音を鳴らすのは、彼にとって忘れてはいけない動作であり、彼はそれを忠実に守る。]
サイラス様……とお呼びしてもよろしいでしょうか。 ワインがよろしければ、お注ぎ致します。 他の飲み物がよろしければ、お持ち致しますので、なんなりと。
[仮面のような笑みを浮かべ、視線で恭しく敬意を示す。]
(206) 2010/06/20(Sun) 10時半頃
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>>205
[マーゴの返事ににこ、と笑う。 男は、薬売りとして、時に、天使にも悪魔にもなる。 その区別などは関係ない。
ただ、それが役にたっていること。 それが仕事、生業と感じている。]
相談、ですか?
もちろん、よろしゅうございます。
[改めての申し入れには、もちろん、首を縦にふる。 この世、実に幾千の生物魔物無機質、 人になせない薬は数あれど、それを探るのもまた、恍惚である。]
(207) 2010/06/20(Sun) 10時半頃
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薬屋 サイラスは、執事見習い ロビンの給仕にも微かに笑みを・・・。
2010/06/20(Sun) 10時半頃
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―食事の間前―
[食事の間を出ると身の回りを世話をすると言う暗い影が、滞在の部屋の場所を伝え、一つの鍵を手に落とす。 その鍵は重々しく同時に何とも言えない執念が漂っている気がして、捨ててしまいたかったのだが―…‥。]
ああ、確か最上階は立ち入るなと言う話だね。 ところで書庫はないのかい、もう眠る事は出来無さそうだから、皆が寝静まった後は本を友としたい。
[影がゆっくりとある方向を指し示し、男はゆっくりと歩き出す。 静かな廊下は、耳を澄ますまでも無く、懐中時計の秒針の音を響かせる。]
(208) 2010/06/20(Sun) 10時半頃
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>>206 [白薔薇があれば黒薔薇もある。 その青年は黒薔薇と呼ばれているらしい。
されど、彼が思ったより年を重ねていること、それは近寄らなければわからなかった。]
――……これは、どうも。 そうですね。城主が一番お好みになるものはどれでしょうか?
いえ、そのうちの一つでもよろしいのです。
[注がれていた白のワインを横に除けて、黒薔薇の執事が何を出すか待つことに。 間、マーゴの話も聞きながら。]
(209) 2010/06/20(Sun) 10時半頃
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[ロビンが近づき、サイラスの前にグラスを置く間、 僅かに息を詰めて、口を閉ざしていた。
それから、細く息を吐いて。 静かに、言葉を置く。]
……、わたくしが、この場にいる理由は、 あなた様ならはお察しでしょう。
わたくしは、そのお勤めを、 もっと確かなものといたしたいのです。
わたくしの血が
あのお方にとって、十分なものとなりますよう――
…そう、なるためのものなど、 お持ちになっておられませんか…?
(210) 2010/06/20(Sun) 11時頃
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―地下牢―
……畜生!
[誰も居ないのを良い事に、記者は声が反響する程度の悪態を吐いた。陰気な鉄格子が並ぶそこはもちろん無人であり、人がいたという痕跡も一切見つかりそうにない]
……布の一きれでも、髪の毛の一本でも……!
[犠牲者の――失踪者の『遺品』を手にすることが出来れば、己の記事は一気に真実味を帯びてくる。少なくとも、青年はそう考えていた。地下牢にかけたヤマは、見事に外れてしまったようだ]
奴が、所謂『カタチ』にこだわる吸血鬼だとしたら――
[見えない天を仰ぎ、やれやれと首を振る。さて、『取材』をさせていただくにはどうすればよいだろうか。 鉄の嵌った扉をもう一度睨み付け、青年は上階へと戻った]
― →廊下―
(211) 2010/06/20(Sun) 11時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 11時頃
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>>210 [黒薔薇の執事が何かを持ってくる前に、息をつめた様子のマーゴにはかけるように促した。]
確かに…… 貴女は、あの方の 見事な作品になられているようで……。
[あれから、言われたとおりに処方をしていれば、 彼女はもう、十分に美しくも可憐な禁忌の賜物になっているだろう。
それは、明日の命と引き換えにしている、美しき生ともいえる、]
――……そうですね。では、少し、お手を……。
[では、診断とばかりに、マーゴの細い指に手を伸ばす。]
(212) 2010/06/20(Sun) 11時頃
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―書庫―
[扉とその銘の古さに歴史を感じつつ、本があるかどうかの一抹の不安は、扉を開けた瞬間に感嘆の声に変わる。]
素晴らしい。
[一瞬自分の立場を忘れての感想。 留まった空気の中で一つ、一つ、気になる本を取り出し、ページを捲る。]
(213) 2010/06/20(Sun) 11時頃
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―書庫― [黒薔薇の苦悩を知らぬ城主ではない。 その場に居らずして、城内全てを見通す事の出来る 人間ではない己は 人間の苦悩を観察するのも、愉しみの一つ。 インクの乾きを待ち、紙束を元の棚へ戻すと ぷつりと純白のタイを引き千切った。燕尾服の襟元を寛げながら]
さて
[閉じ込めた小鳥の囀りの一つに悪態を聞く。 さて彼らからのアプローチがあるやなしや―― 口元を歪め、城主は書庫へと入ってきた詩人に音も無く近づいた]
――…此処は、気に入ったか?
(214) 2010/06/20(Sun) 11時頃
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/* 書庫にホイホイやってきたのでつい。
孫の血は毒、把握。 しかし吸血鬼に人の毒が効くかしら。 まあ、私が吊りに当たったときに考える事にしましょうそうしよう。
(-41) 2010/06/20(Sun) 11時頃
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[促されるまま、隣の椅子に腰掛け、手を差し出す。 袖から伸びる白い腕は細く、僅かに青みがかって白い。
爪の先は、ほのりとした、すみれ色。
目を閉じて、薬師の指を待つ。]
(215) 2010/06/20(Sun) 11時頃
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>>215
[マーゴの手をとれば、その指先、掌、爪の色、甲に浮かぶ静脈などを確かめる。手首の骨の浮き出具合。 それから、目を閉じた貌を見て、首筋にもスミレがいくつもほのかに花弁開くのを確かめた。]
貴女は、今も、 本当は、息をするのも苦しくあらせられるでしょう。 しかし、よく処方を我慢されましたね。
[そして、その指先に自らの唇を近づけると、その薬指をぺろりと舐めた。 薄肌の向こうから、人にならば避けなければならぬ匂いがする。 きっと飲めば、徐々に生の日を奪うもの。]
少し、処方しましょう。 貴女がもう少し、楽に動けるように……。
いえ、それは反するものではありません。 むしろ、だから、貴女の存在はより、確固たるものに…。
[そして、マーゴの指を下ろすと、にこりと笑い、後で部屋においでなさい、と言った。]
(216) 2010/06/20(Sun) 11時半頃
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[>>214の声に、手にした本を取り落とす。 気配が男を圧倒し、また胸の鼓動は高まり、取り乱しそうになる己の心を抑えて、ゆっくりと平静を保ちつつ、答える。]
気に入る筈、無いでしょう。 鳥籠に入れられて、幸せと感じる小鳥がいないように―…‥ 小鳥は楽しませる為に美しい声を奏でている訳ではありません。
[皮肉を込めての言葉。 虐げられそうになって、言葉が繋がる事に、矛盾を感じつつ。 落ちた本を拾い上げる。]
(217) 2010/06/20(Sun) 11時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 11時半頃
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嗚呼……古い本だ。 扱いは丁寧にな? そう、繊細な楽器に触れるときのように。
[両手が横笛を鳴らす仕草をしてみせる。 低く甘い声音は何処か彼の態度を面白がっている風]
籠の鳥は、しかし再び空を舞う事は無い。 ……どれほど気性の荒い子でも、飛べぬと解ればおとなしくなるものだ。 籠の中で愛される方が、刃向かうよりも楽だと気付けば 時期に主へ歌を捧げることが幸せに変わる。
[つ、と相手の首元へ指先を伸ばす]
お前もじきに、そうなる。
(218) 2010/06/20(Sun) 11時半頃
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……、… わたくしは、こんにちのために … 生きて、おりましたから。
―― ぁ……っ…
[ゆるゆると首を振り、 指先に翻る舌の感触に、息を呑む。]
――…、はい。 あとで、参ります――。
[俯いてサイラスの言葉に応え 慌てたように立ち上がって、一礼した]
(219) 2010/06/20(Sun) 11時半頃
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/* ヘクター様は、いま暇していらっしゃいますよ。
……と書くと、さすがに中身がばれますので、書けません。
(-42) 2010/06/20(Sun) 11時半頃
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―廊下→書庫―
[揺らめいているのは、実体の無い影か。 しかしどうしたものか。内心頭を抱えたい気持ちを抑えつつ、ならばせめて城内の様子を記録し続けようと歩むことにする]
……ん?
[実体の無い影とすれ違い、ふと足を止めた。 古い扉だ。綺麗に手入れされている。どこの扉も似たようなものだろうが、ここは客室ではないだろうと何となく予感した。 最上階ではないから、城主の部屋ではあるまい。 鍵がかかっていないか確認するために少し押してみると、開いた隙間からほんの背表紙が見えた]
(220) 2010/06/20(Sun) 11時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 11時半頃
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サイラスからハーブを買いたいので、マーゴとの会話が終わるのを待ってたら、サイラスのメモにふいたw
サイラスメモ>「ヘクターの売り言葉を買いたいこのごろ(ぇ」
薬使いは怖ぇーよw 毒耐性の設定、なくすか (ヲイ
(-43) 2010/06/20(Sun) 11時半頃
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―― 客室階 ――
[サイラスが部屋に戻り、一息ついた頃合いを見計らってノックする。]
ヘクターだ。取引の件で来た。
(221) 2010/06/20(Sun) 11時半頃
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[小鳥は楽しませる為にさえずるではない、伝える為にさえずる。 詩人も同じ―…‥、 そして人も同じ―…‥。
また過去の生々しい記憶が押さえた記憶から湧き上がる。 この領主に対抗する為の潔癖症の盾を強める。
しかし過去の忌々しい生々しい記憶が、閉じ込められた死ぬかもしれない恐怖感に、目眩を感じつつ、]
明日知れぬ命とも、襲われ無惨な姿になろうとも、 ―自由で有りたいのが理。
詩は捧げる物では無い、伝えるもの。 私は貴方に決して真の詩を捧げる事はない。
[強い言葉は自分の弱さを強くする為、しかしその強がりも喉元に滑る指先で、何とも言えない溜め息をあげてしまった事で終わりを告げる。 もたれた書棚に滑る様に座り込み。 何かに恐れた様な罪深い、それでいて、潤んだ瞳を一瞬見せる。]
(222) 2010/06/20(Sun) 11時半頃
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/*
というか、いかん、ヘクター押し倒したくなった。 なんという冒険者。右でもOKなヘクターなんていないかr
でもマーゴ可愛いな、可愛いな、マーゴ ええ、すみません。今回は散弾といわれていい気持ちできました。
(-44) 2010/06/20(Sun) 11時半頃
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>>219
[慌てた様子の少女には、また笑んだ。 彼にとっては、体調を知る上で指を確かめるのはよくあることだったが……。]
はい、では、またのち…。
[黒執事が持ってきた飲み物を暗い泉の青色で確かめ、城主の好みを確かめたあと、席をたつ…。
まだ、食事をしているヘクターには目配せをしてから、部屋に戻った。]
→部屋へ
(223) 2010/06/20(Sun) 11時半頃
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―客間・サイラスの部屋―
>>221 [部屋に戻る。 灯りをつけると、調度品は陰影を深くし、椅子はビロウド…天蓋つきの寝台は思ったよりも大きなものだった。
そして、テーブルの上に薬鞄を置き、訪れるだろう客のために、薬瓶を並べ始める。]
――…いらっしゃいまし
[訪れた男には背を向けたまま、答え…連れがいないのには瞬いた。いや、その身体に隠れ、見えなかっただけかもしれない。]
(224) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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[サイラスと呼ばれる男に、漆黒に近い色をした年代物のワインを給仕し、その間に行われていた会話に耳を傾ける。
「作品」。 マーゴットと呼ばれる娘は、何かの作品となったという。 身体の外か、或いは、内か。 いずれにせよ、死の側にある主人には、葬列に臨む服装こそ相応しいと述べた女の言葉だ。彼女が「作品」であることと、この城の「宴」に関わりが無いということは、「ありえない」。]
[黒薔薇と呼ばれる執事が眉根をぴくりと動かした瞬間は、マーゴットが甘い吐息を漏らしたのと、ほぼ同時であった。]
(225) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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/* ああ、サイラス様、お気を使わせてしまいましたね。 いえ、その、ヘクター様も待っておられるのを 存じておりましたゆえ……
後で、お部屋にて一緒にいるところを 襲撃致します…。
――と、そんな言葉を書けないのが、 もどかしいところです。
(-45) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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トーニャがいるかいないかは当人の行動なんで、ぼかしておくぜ。
(-46) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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―書庫― [爪先で相手の喉元をなぞり上げ、顎を持ち上げさせる。 詩人が崩れ座り込むと、その爪先を己の口元へと運んだ]
……自由 其れは真にお前の望むものか?
[深紅の瞳を切なげに細め、薄い唇が音を綴る]
哀れな
[紅い舌を覗かせ、指先を舐って見せる。 ちらりと視線を流すのは、扉へ。 城主は見物者へも見せ付ける風に薄らと開いた口元から鋭い牙をちらつかせた]
(226) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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[部屋に招じ入れられれば、サイラスが品物を並べるのを待つ間に。]
おまえさん、ここへは、商売しに来たのか? この城には、普段、病気で死ぬような奴は暮らしてねぇぞ。
…まあ、別種の薬や香ならヤツらも欲しがるか。 自分らに使うんでなしにな。
[支柱のついたアンティークな寝台をちらりと見やる。 柱の擦れた傷跡は、安眠とは関係のない行為の証拠。]
(227) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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ウルフスベイン(鳥兜)もあるのか?
吸血鬼を動けなくする毒でもありゃあ、買いたがる奴はいそうだが―― おっと、おれは要らないぜ。 さっき云った品だけでいい。
(228) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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保護者みたい、か。
[トーニャの口調から負の感情を感じ取れず、彼女の視線(>>176)を追って再びヘクターを見た]
マッカーシー家。 そう言えば先ほどの街の有力者の家はキャンベル家と……うふふっ。 トーニャちゃん、またねぇ。
[思考の海に潜りそうになるが、まるで誰かに遮られでもしたように突然笑って、沈むのを止めた。そしてそのまま少女に手を振ってフラフラとその場を後にする]
(229) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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サイラスは吸血鬼の牙を薬剤としてほしいらしいが(PL情報)
おれは吸血鬼の血がほしいんだ。 飲むためにな。 毒入りの血はゴメンだぜ。
(-47) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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―書庫―
自由の意味を知らない貴方こそ、哀れです。
[首筋の指先の感触に、忘れていたあの感覚を思い出して、そして穢れたものを感じて、袖で赤くなるまで擦る。 最後に目にしたのは鋭い八重歯。]
……。
[私は決して、もう堕ちない。 詩の世界は決して、汚れを持ちこんではならない。 暗い瞼の下で、聞こえるのは懐中時計の音だけ―…‥**]
(230) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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>>227
ええ、商売はいつでもしますよ。 ただ、ここには、月光草を探しにきたのですがね。
どうやら、やっかいなことに、
なったみたいで。
[それでも薬瓶を弄る手は止めず、]
(231) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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薬は、治すためだけにあるわけではないですからね。 なんなら、お試しになりますか? 意に沿わぬ相手に、そうと見える幻を見せるものもありますよ。
[意に沿わぬ婚姻で夜の営みの障害を晴らすもの。 確かにそれは、求められる一品で。
そのときは振り返ってにこやかに笑んだ。] >>228
ああ、トリカブトですね。 …と、その前に、鍵は閉めてもらえますか?少し、用心深いもので、
といっても、霧にまぎれる者には鍵など、通用しませんでしょうが…。
(232) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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―書庫―
書庫、か。 何か記録が残っていれば……
[先客がいるなど露知らず、青年は呟きと共に扉を開く。 並ぶ背表紙の向こうに、光る何かを見たのはその時だった]
城主――と、あれは……
[先ほど広間で、彼に啖呵のようなものを切っていた男が座り込んでいる。 光っているのは――牙か。 扉にかけた手に力がこもり、ぎいと音が立ったのはその時だった]
(233) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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|
鍵どころか、壁も障害にならないらしいぞ、城主は。
[云いつつも、扉は閉める。]
レモングラスとミンクオイルを見せてくれ。
(234) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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―書庫― [汚された生娘のような反応だと、城主は思い]
……何者にも縛られない 今の私の事こそ自由と言うのだろう?
[皮肉な笑みを浮かべた。 時に置き去りにされ、現世に縛り付けられている どの身にも自由などあるものか。 そう相手に告げる事はしなかった。 興味をなくしたかのように詩人の傍から踵を返し、扉のほうへと向かう。 音の鳴った方へ]
覗き見とは、趣味が良いな。
[冷たい声音を届かせた]
(235) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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サイラスの文章が、枠の終わりの方から始まって変なところで切れて配置されることがあるのは、きっとOSのせいだな。 WIN機で見たら趣のある配置になっていると予想。
自分も、なるべく文頭に句読点が来ないようにしているのだけど、WIN機でみたら効果ないのかもしれんな orz
(-48) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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記者 イアンは、執事見習い ロビンに話の続きを促した。
2010/06/20(Sun) 12時頃
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[己が眉根をしかめた>>225をごまかすかのように、緩やかな笑みを浮かべて会釈する。]
……不出来な執事のご無礼をお許しくださいませ。
[去りゆくサイラスの背中に黙礼すると、マーゴットとサイラス、そしてメアリーがいた。テーブルから離れる。]
宴にいらっしゃるお客様も少なくなってまいりましたね。 お疲れでございましたら、ご遠慮なく。
[それから、壁際で所在なさそうに立つ、牧人とおぼしき娘に声をかける。]
ああ、それから、リンダ様。 もし替えの服を御所望でしたら、どうぞお申し付けくださいませ。古い城でございますから、古いデザインの服しかございませんが……貴女様の膚の色に合う服をご用意することも可能ですので、必要でしたらお声掛けください。
[緩やかに微笑み、リンダと名乗る娘を見る。 それは、今ここにいる娘の中では唯一「ドレス」を身につけておらぬ女に、希望するなら着飾ればいいという提案である。もしくは、宴に恐怖感しか無いことへの、せめてもの慰みか……]
(236) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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>>234
ご城主殿は、
そのようで。
[正体ももう既にわかっているようなもの。 目の前の男はよりわかっているようだ。
そして、言われたとおりの品を並べ、どうぞ、と手にとるよう促した。]
(237) 2010/06/20(Sun) 12時頃
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[出された品を手にとって検分する。 薬草の乾燥や保存の仕方にサイラスの腕前を見て取り、満足げに購入分を取り分ける。]
品代だが、こいつと交換でどうだ。
[肩近くに止めていたトカゲのブローチを外して見せる。]
ピューター(錫)だが、細工はいいぜ。 裏に「H」と刻印してあるだろ。 おれのハンドメイドだ。
まあ、女へのプレゼントにはどうよ、ってモチーフだが。 爬虫類好きには堪らんぞ。
(238) 2010/06/20(Sun) 12時半頃
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―書庫―
こちらにいらっしゃったんですか。 覗き見なんてとんでもない、たまたまですよ! 勝手に立ち入ってしまったことはお詫びいたしますが、これも好奇心故のことです。
[引き攣りかかる口元を無理やり吊り上げて、書庫の奥にもう一度目線を向けた。詩人は無事だろうか]
立派な書庫ですね。 『吸血鬼』に関しての本もあったりするのかな……
(239) 2010/06/20(Sun) 12時半頃
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宵越しの銭は持たねぇ。
基本、物々交換と肉体労働とタダ飯で生きてる男。
(-49) 2010/06/20(Sun) 12時半頃
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>>238
[品定めをしたのち、ブローチを外して見せてくる。 それを手に取り、微細眺めて……。]
確かに、よい品のうようですね。 しかし、この城のどこで使えばいいのやら…。吸血鬼は爬虫類好きですかな?
[先ほどの、商売を〜に返した言葉をつぶやいてみせる。だが、それはしっかりともらう所存で……。]
あと、そうですね。まぁ、薬の材料でもいただきましょうか。
――……貴方の気が向いた時にでも。
[それはほんの遊び心風に…。 ヘクターの身体を上から下まで眺めた。]
なかなかいい体躯をしておられるようで……。
[そして、ブローチをその手から掠め取る。]
(240) 2010/06/20(Sun) 12時半頃
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>>229 [ふらふらとした「硝煙婦人」を視線で見送る。 彼女の背中に幾重もの「影」を付き従わせ、何か不穏な動きをしたら止め、そして自分に知らせるように命じた。]
…ごゆっくりお休みくださいませ。
[広間の客がいなくなるその時まで、己はこの場を離れることはできぬ。それがもどかしくもあった。]
(241) 2010/06/20(Sun) 12時半頃
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―書庫―
此処は私の城……何処にいても 自由 だろう?
[先刻の話の続きのように、其の単語を織り交ぜて 城主は目前の記者の傍へと一歩足を踏み出す]
書物は元々此処にあったものばかり 多少古いが……読めぬ事はないだろう。
伝承の類も、あることはある。 本に興味があるのなら、好きなだけ見ていくが良い。
(242) 2010/06/20(Sun) 12時半頃
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/* 今すぐロビンに駆け寄りたい
とか もうイロイロ 私は駄目だ。
従順なマゾは大好物です。
(-50) 2010/06/20(Sun) 12時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 12時半頃
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[肉体労働でパン代を稼ぐのは慣れていたから、薬研で草を碾けとでも云われるのかと思っていたら。]
薬の材料? なんだそれは。
[得体のしれないモノをこの薬売りに感じて、いささか背後が気になる。]
(243) 2010/06/20(Sun) 12時半頃
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良家の娘 グロリアは、執事見習い ロビンに声をかけられればひらひらと軽薄に手を振った。
2010/06/20(Sun) 12時半頃
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それもそうですね。この城の主はあなただ。
[緩く頷く。傍らに『吸血鬼』の気配を感じた。 閲覧の自由を認められ――内心で驚く。見られて困るような秘密は、ここには無いということか。それともそもそも秘密などないのか]
ありがとうございます。 ……知りたいんです。吸血鬼ってやつを。吸血鬼が何を好み、何を嫌い、どのように暮らし、――そしてどのように血を、吸うのかを。
[ぽつりぽつり呟きながら、『吸血鬼』を伺うように見やる。 彼女を含めた犠牲者たちが、どのように彼の手にかかって消えていったのか、それが青年のやるべきことだと、彼は自認していた]
(244) 2010/06/20(Sun) 12時半頃
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ま… 互いに、目的が果たせるといいな。
その目的が、ぶつかりあうことのないよう願ってるぜ。
[当面の取引を済ませて、トーニャと自分に宛てがわれた部屋へ *戻ることにした*。]
(245) 2010/06/20(Sun) 12時半頃
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/* 硝煙婦人。素敵な渾名だw そしてそう呼ばれると猟銃持ち歩きたいですw 小銃ぐらい携帯しようかしらん?
まあ、止めておきます。 */
(-51) 2010/06/20(Sun) 12時半頃
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[広間に人が少なくなってきた頃合いを見計らい、客から離れて広間の片隅に立ち、小声で影に言付けを託す。]
(旦那様…… 既にお聞き及びかと存じますが、「葬列の姫君」にはお気をつけくださいませ。
彼女は何かの「作品」というお話がありました。肉体の内か、或いは外か。外に「作品の跡」が無い場合は、ご注意くださいますよう……)
[熱い吐息をもって、囁くように、或いは、主人の耳元を舌で舐め回そうと近づくかのように、影に告げた。]
(246) 2010/06/20(Sun) 13時頃
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/* サイラスとヘクターのやり取りのトーニャの扱いがサイラスのヘクターの売り言葉に買い言葉発言も混ざって、トーニャと3Pのメモ相談に見えて困る。 まあお下品。 */
(-52) 2010/06/20(Sun) 13時頃
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>>243 [大男が背後を気にする様子には、くすくす笑みをこぼした。]
――…冗談ですよ。いえ、貴方の精液をいただくのもいいな、と思ったのは事実ですが…。
[さらりと、そんなことをいいつつ……]
そうですね、じゃ、薬の被検体にでもなっていただきましょうか?もちろん、命にはかかわらないもののね?
[これも、冗談、どんな貌をするのか、また笑みつつ…。]
――…とりあえず、オマケを差し上げましょうか。
[そして、一つ、小さな白い包みをヘクターに手渡す。]
さきほど、言った、「意に沿わぬ相手に、そうと見える幻を見せる」媚薬です。使われた相手は、貴方を愛しい存在と見間違えるでしょう。
もしくは、貴方自身が飲めば、抱く人は貴方の愛おしい人になる。
[そして、商売が終わると、薬鞄に薬瓶を戻し始める。]
(247) 2010/06/20(Sun) 13時頃
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薬屋 サイラスは、墓荒らし へクターが去り行くのを見送った。
2010/06/20(Sun) 13時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 13時頃
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お客様。お水をご用意いたしましょうか? それから、失礼ながら、お名前を伺ってもよろしいでしょうか?
[ふらふらとした足どりで歩く「硝煙婦人」に声をかけ、にこりと笑った**]
(248) 2010/06/20(Sun) 13時頃
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[隠さないのは、彼が囚われの身であるからでもなく 城主自身の気まぐれに過ぎないのだけれど]
其れは、記者としてか? ……一般的かどうかは知らぬが、 お前たちの言う吸血鬼とやらは
[首を傾ぐ。 後ろで一つに結わえた髪は、僅かに揺れるだけ]
美しいものを好み 無粋を嫌い 怠惰に暮らし ――…こうして
[また一歩、記者への距離を失くす。 恐らくは未だ詩人が見ている其の前で、白い両手を記者の首元へと伸ばした]
(249) 2010/06/20(Sun) 13時頃
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―客室前廊下/僅か前のこと― >>191>>192 [拗ねるような口調には、瞬きを一つ。 その言葉は確かに事実で、絶対的な力はただ城主のみのもの。最終的に己が従属するのは城主たる存在に他ならない。けれど]
私は御二方にお仕えしているつもりです。
[重ねた言葉はこれも甘さに似たものだった。 許容の言葉に恐れ入ります、と畏まれば――空気は徐々に変わる]
――……心の乱れは、それは、 過去の幻影に触れたからでしょうか。
[そう、過去がいくら己の礎をなすものであったとしても。 今となっては、幻のようなもの]
(250) 2010/06/20(Sun) 13時頃
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[しなやかな指先が、手袋の下に浮いた静脈に触れた、それにはぴくりと手が震える。その翡翠のまどろむようなみどり――捕食者の双眸に絡めとられたせいだろうか。身動きの出来ぬまま、冷たい吐息が首筋をくすぐるのを感じていれば、室内よりの声は再び]
―――……、
[絡められた指先が緩められれば、緊張はほどける。 取り戻した呼吸に過ぎるものが、安堵か失望かはわからない。]
……ええ、お食事は、 静かな場所のほうがよろしいかと。
[そして彼女を部屋へ送り届け、扉の閉ざされるのを見届ければ、 深くたれた頭を上げるより前に、彼の指先は冷たい吐息の触れた首筋へと伸びた]
(251) 2010/06/20(Sun) 13時頃
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ええ、――まあ。 俺が単にそういう性分ってだけかもしれないですけど。
[『知りたがりの記者』。嘘はついていない。 ちらと苦笑いを交えて、言葉を紡ぐ]
――血を、吸うんですか?
[冷静に吐いたつもりの言葉は単なる呻きになった。 伸ばされた両手が、唇の感触を思い起こさせて全身を粟立たせる]
(252) 2010/06/20(Sun) 13時頃
|
|
グロリア。グロリア・バイルシュミット。 ありがとう。水はいいわ。
[近づくロビン(>>248)に静かに微笑むと、相手の反応を見ることなくそのままふらぁりふらぁりと一層足取りを緩くして、何処かへ]
(253) 2010/06/20(Sun) 13時半頃
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――…そう、此処から 血を。
[首筋を両手でなぞり、肩口へと滑らせる。 別段取って喰う素振りは見せず ただ、目前で妖しい笑みを浮かべるだけ]
吸われたものは、人の身では味わう事の出来ぬほどの 快楽を得るらしい。
……私の持つ知識はそのくらいだ。
(254) 2010/06/20(Sun) 13時半頃
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薬屋 サイラスは、自室でしばらく休んでいる。**
2010/06/20(Sun) 13時半頃
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[己に興味を失った様子に、少しばかり緊張を緩め、本を強く抱き締めていた力を緩めた。]
(対峙すると啖呵切ったのに、この有り様ですか。)
[銀のロザリオを握り締め、過去に居ないと言った神に祈った。 再び立ち上がれるように。]
(255) 2010/06/20(Sun) 13時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 13時半頃
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快楽――
[『快楽』。 単語と共に見せられる妖しい笑み。眼帯も退魔の紋章も無い自分。努めて冷静でいようとしているけれど、毒されているのは事実だろう。滑った指の先がどくり波打ったのは、気のせいではないはずだ]
……人の身では味わえぬって、俺にはちょっと想像つかないですけどね。
(256) 2010/06/20(Sun) 13時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 13時半頃
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書物は想像しか生み出さぬ。 ……真実が知りたければ……
[記者から離した掌を眺める。 触れた肌の下に通うあの紅い液体を思い、喉が鳴った。 血のいろをした瞳が、獲物を捕らえるかのように記者を見遣る。 捕食者の其れ]
命と引き換えに、教えてやろうか?
[距離を失くすために、足を踏み出す。 城主は彼の首元へ、ゆるりとその美貌を近づけた]
(257) 2010/06/20(Sun) 13時半頃
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/* イアンロックオンしすぎすみません。 時間帯合うとこれだよ……
(-53) 2010/06/20(Sun) 13時半頃
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[>>254の『快楽』の言葉に、]
快楽? そんなもの、詩にはなり得ぬもの―…‥ 詩人には不要なもの。
[ぽつりと呟く。 そう快楽には、伝えるべきものは無い。]
(258) 2010/06/20(Sun) 14時頃
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……さて 詩人には不要なもの それでは、ユリシーズ お前自身にも不要だと、言い切れるか?
[静かな書庫にはひとの声がよく届く。 それで無くとも、薬屋の密会であったり 従者に名乗る女の声であったり 城主に届かぬものは無いのだから]
欲には、常に快楽がついてまわる。 心地好さを求めぬものは、居らぬと思うがな。
(259) 2010/06/20(Sun) 14時頃
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知ったとたんに死んでしまったら、意味ないですよ。 命が失われない程度に――って、加減なんかしてくれないのかな。吸血鬼は。
[血の色から顔を背け、冗談じみた声で言葉を紡ぐ。 座り込んでいた男の呟き。>>258 詩人だったのかとぼんやり思った]
(260) 2010/06/20(Sun) 14時頃
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記者 イアンは、ランタン職人 ヴェスパタインに話の続きを促した。
2010/06/20(Sun) 14時頃
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吸血鬼は人を襲う化け物と言うではないか。 加減をするとでも?
[従者の血は死なぬ程度にしか取らないが。 顔を背けた記者に、城主は意外なほどあっさりと身を離した]
……冗談、だ。 好奇心は猫をも殺すという。 気をつけるのだな。
[口元を覆い、肩を揺らして笑う]
(261) 2010/06/20(Sun) 14時頃
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[ただ無闇につっこんでいっても返り討ちにあうだけ。それは分かっていた。分かっていたつもりだった。だけど――城主が現れたときに動くこともままならなかった。 なんとかしないといけない。でも、どうすれば良いのかなんて検討もつかない。]
……はあ。どうしたら……ん?
[考えながら歩いていたらどうやらそこは城の裏手のようで。視界の端に見えたのは白の十字]
……お墓……?
[まさか、一つ一つ名前があるなんてことはないだろうけれど――そこに姉は眠っているのかがきになって]
(262) 2010/06/20(Sun) 14時頃
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得られないものを求め、焦がれる―…‥ その想いを綴るのが、詩人。 私も今は言葉は紡げないでいますけど―…‥
――その端くれですよ。
[享楽は詩にはなり得ない。 刃向かう事は、己の破滅に繋がる怖さはあったのだけど、どうして言わずにはいられなかった。]
(263) 2010/06/20(Sun) 14時頃
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いやあほら、怠惰と美しさを求める化け物とも聞きますし。
[身を離す城主。安堵の息が漏れるのは抑えられない]
――ま、死んでもいいのかもしれないですけどね。 だけど、記者ですから。死ぬなら、何か書いてからですよ。
[揺らして笑う城主に肩をすくめ、書庫の奥へと向かう。 記録だ。何か記録じみたものが残っていれば――**]
(264) 2010/06/20(Sun) 14時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 14時頃
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変わった人種だな、記者と言うものは。
[書庫を奥へと向かう記者を止める事はしない。 くだんの紙束は意外にも入り口傍にあったのだけれど。 一つ声のトーンを落とし、詩人に向き直る]
詩人というのも、また可笑しな人種だ。
言葉が紡げぬのは 綴る想いが無いのか
お前が求めるものが…――此処に、あれば良いが。
[そう呟いて、城主は霧と消えた]
(265) 2010/06/20(Sun) 14時頃
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本屋 ベネットは、記者 イアンに話の続きを促した。
2010/06/20(Sun) 14時頃
本屋 ベネットは、薬屋 サイラスに話の続きを促した。
2010/06/20(Sun) 14時頃
詩人 ユリシーズは、何も応えず、目を閉じる**
2010/06/20(Sun) 14時半頃
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―白薔薇の広間―
[ドレスを用意しましょうか、という男――首輪をしているということは従者だろうか――を力なく見上げる。 今更着飾る必要など感じなかったが、考えてみれば、替えの服など持っていなかったので、素直に申し出を受けることにした。]
わかり、ました。 ただ、その前にお湯を借りてもよろしいですか?
[と、尋ねる。 許しを貰うと、浴室へと向かった。]
―→浴室―
(266) 2010/06/20(Sun) 14時半頃
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[近くでしゃがみこんで見てみたがやはり名前はなく。小さくため息をついて立ち上がる。 帰ってこなかった姉は無数の十字架のどこかに眠っているのだろうか。このままでいれば自分も――?小さく身震いする。]
……違う。怖くない。 ――姉さん、敵はとるから――
[つぶやいて*立ち去った*]
(267) 2010/06/20(Sun) 14時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 14時半頃
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―浴室―
[頭から湯を浴びながら、現状についての思考を巡らせる。]
どう、しましょう……。
[口から溢れるのは、そんな疑問の言葉。]
……そうだ。
[不意に、この城を抜け出すと言っていた男が居たことを女は思い出した。]
あの人に会ってみよう……。 そうすれば、もしかしたら、一緒に逃げられるかもしれない……。
[絶望の中の一筋の希望に縋るように。 女は祈るように言葉を紡ぐ。 やがて、浴室を出て、ロビンの用意したドレスに着替えると、ユリシーズの姿を求め、城内を散策して回った**]
(268) 2010/06/20(Sun) 15時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 15時頃
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―白薔薇のある広間― [かつり、足を踏み入れる。 離れてからいかほどの刻が過ぎたか、広間には既に客人の姿はほとんだなかっただろう。 この場を任せた黒薔薇へと目礼をひとつ]
申し訳ありませんでした、黒薔薇。 お嬢様のご気分が、なにやら優れなかったようでしたので。
[送り出される時に向けられた笑顔の下に潜むもの。 妬心めいたそれに気づいてしまえば、かすかに湧き上がる優越は人の業。 けれどその感情の醜さを知るが故に、自己嫌悪に苛まれる。 かつての信仰の名残か、それは己の醜さを許しがたく]
……あなたがいらしゃって、私も助かります。
[感謝の言葉と共に向けられる白薔薇の微笑み、 邪心はそこになかったけれど、時にはそれが人の感情を逆撫ですることには気づかない]
(269) 2010/06/20(Sun) 15時頃
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/* 嫌な子路線もありだけど、今回はあざとい路線で。 きよらかに、きよらかに。
……白薔薇の微笑み、って自分で書いててこそばゆい。 いや、がんばれ、耽美耽美。
(-54) 2010/06/20(Sun) 15時半頃
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― 回想・客室前廊下 ―
[白を纏う執事の返事>>250に女の表情が翳る]
ずるい人。 そんな風に言われては責める事も出来ない。
[執事が『主は城主のみ』と言えば矢張りと諦めもつく。 執事が『主はお嬢様』とその場限りの偽りを言えば 『うそつき』と詰ることもできるのに――]
貴方は聡い。 ――…聡い子は嫌いじゃないけれど
[出逢った頃の少年に対するような口調は窘める音にも似て]
心を乱すような過去なんて私には無いの。 あの男の強い思い入れに引き摺られそうになっただけ。 あの男は誤解しているのよ。 私に似た私の知らぬ誰かが人の世から消えてしまっただけ。
(270) 2010/06/20(Sun) 15時半頃
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[それは宴に招かれた者の境遇を思わせる。 城の主に魅入られてしまった人間の末路のようで]
――…っ。
[ツキン、とこめかみが痛む。 これ以上あの男―サイモンの声を聞いていると これまで礎となってきたものまで揺らぎそうだった]
お食事、ね……
[緊張の解けた執事>>251の吐息を感じ女はくすりと笑う]
誘いに応じてそれだけで済むと思っていたのかしら。 ……もう、宴は始まっているのよ……?
[蠱惑的にゆがむ唇が挑発染みた言葉を紡ぐけれど セシルの返事を聞く事もないまま部屋の扉は閉じられた**]
― 回想了 ―
(271) 2010/06/20(Sun) 15時半頃
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[サイラスに、精液が欲しいのだと云われれば]
おい…ホムンクルスでも造るんか、おまえ。
[精液なら自己生産しろよ、と突っ込むのはさすがに立ち入ったことに思えて、自分の股間に視線を落としたところに「オマケ」の媚薬を提供される。]
こいつの材料は…聞かない方がイイかもな。
(272) 2010/06/20(Sun) 15時半頃
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モンティ・パイソンの「人生狂騒曲」の大合唱を思い出しちまったよw
♪Every sperm is sacred, Every sperm is great, If a sperm is wasted, God gets quite irate.
Every sperm is wanted, Every sperm is good, Every sperm is needed, In your neighbourhood.
さすがに白ログで歌うのは自重w
(-55) 2010/06/20(Sun) 16時頃
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―御堂― [やがて客人の姿が見えなくなれば、 潜む影に後を任せて一度広間を辞した。
脚を向ける先は――祭壇に聖体なき聖堂。 祈りのためなどではない、その対象は既に失われてしまった]
――……、
[3列の鍵盤に指を置く。 金管を振るわせる空気が荘厳な音楽を奏で出す。 その旋律はけれど祈りの為の前奏曲――そんな曲しか知らない。
薬売りに名乗ってしまった名前、セシル=フロレスク。 名のある祓魔師の家系と知れれば、ここにある皮肉をどうとられよう。元より、あまり知られないものでは、ない。
――荘厳な美しいバロックの旋律、 けれど信仰なき今、その音色に聖なるものは宿らない]
(273) 2010/06/20(Sun) 16時頃
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これを飲めば、目の前の相手が、自分の愛しい人間に見える…、ねぇ。
――顔を見るのもイヤな奴を殺すときに使ってやろうか。
ありがたくいただいとくぜ。
[薬包をポケットにねじ込み、廊下へ出る。]
(274) 2010/06/20(Sun) 16時頃
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墓荒らし へクターは、奏者 セシルと、この廊下を並んで歩いた時のことを思い出しつつ。
2010/06/20(Sun) 16時頃
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/*
媚薬こええ。
(-56) 2010/06/20(Sun) 16時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 16時頃
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― ローズマリーの部屋 ―
[宴の前に土で汚してしまったはずの床も女が戻る頃には 影によって綺麗に片付けられていた。 何不自由ない生活。 城の外に出る事も無くまるで深窓の令嬢のような扱いを受け 兄を心酔しながらも宴のたびに心の赴くまま享楽に耽る。 それに何ら疑問を持たずにいれたのは記憶が無いから。 女は僅かに疲れた面持ちで寝台に腰を下ろし眸を閉じる]
結局、口に出来たのはトゥルナバの白だけね。
[欲する赤を口にはしなかった。 女を躊躇わせ苛むのはやつれた男の呼び声]
…………もう、あの声を聞きたくないの。 私はあの人のローズじゃない。 私はお兄様の………だから。
[亜麻色の伏せられた睫毛がぴくりと震える]
(275) 2010/06/20(Sun) 16時半頃
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[気高く美しい兄の聲に伏せた睫毛が小さく震える。 幾度となく繰り返された暗示のような言葉]
お兄様…… 私はあの客人を望んでなどいないのです。
[興味がないと言えば嘘になる。 けれどその興味はあの客人が兄の目にとまったから。 本当に望むものは口に出来ぬまま――]
…………。
[白薔薇の執事が影を通じなされた密告。 兄の問い掛けに妹は逡巡する]
もうあの声を聞きたくはないのです。 お兄様にあの者の処遇をお任せします。
[憂いを滲ませた聲が密やかに囁かれた]
(*10) 2010/06/20(Sun) 16時半頃
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>>168 [友人のまともな反論はどこ吹く風。 多少間が開いた了承の意に、うし。と頷いて]
お前ら2人とも俺より先に死ぬなよ。 タダ酒飲めなくなっちまう。
俺ぁ無茶していいんだぜ?若い内はやんちゃすんのが仕事だから。 [人の悪い笑顔を浮かべる男は、過去に喧嘩騒ぎを起こし友人らに迷惑をかけたことなど知らないように。 またやんちゃするのだと犯行声明を残して去っていった。
その場にいただろう従者からワインをボトルごといただき広間の外へ、そして勝手に自分の部屋だと決めた一室にて、一人酒と決めた。
広間にいた面々、特に城の主人たちを思い出しながら]
(276) 2010/06/20(Sun) 16時半頃
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――…私のローズ。
[囁く聲に混じる憂い。 まるで彼女に呼応するかのよう]
お前が望まぬ客人 けれどあの客人はお前を望んでいる
ならば、すべき事はひとつ お前が楽にしてやるが良い。
[彼女を求めるものが、彼女によって逝かされる そのとき彼はどのような声をあげるだろう ざわ、と背筋に走るものを感じ、語尾は甘く震えた]
(*11) 2010/06/20(Sun) 16時半頃
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― 1F・廊下 ―
[石造りの壁に閉じこめられた空気を震わせて パイプオルガンの音色が届く。 それは、耳に慣れ親しんだ祈りの曲。]
――――… ……。
[暫しその場に佇み、指を組んで聖句を胸の内に唱える。
毒を呑む苦しさも、身を喰らわれる恐ろしさも 全て父と、街の人達のことを思えば耐えられた。
否 ――そうする事が生まれてきた意味だと 教えられ、育ってきた故。
不意に襲ってきた目眩に、額を押さえ、 壁を伝うようにしながら、目的の場所を目指す。]
(277) 2010/06/20(Sun) 16時半頃
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――…私が、それを為せと…?
[兄の囁きに女の聲が沈む]
意地悪なお兄様。 私の願いを聞き届けては下さらないのね。
[甘い震えを伝える聲の主に女は逆らえない。 望まぬ男の求めに応じる苦痛よりも 兄たる者の悦びを女は優先する]
嗚呼……
[悩ましげな吐息が零れた]
(*12) 2010/06/20(Sun) 17時頃
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水商売 ローズマリーは、耳朶を擽る荘厳な音色に一時耳を傾けた。
2010/06/20(Sun) 17時頃
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[パイプオルガンの響きに足を止める。 ステンドグラスの、天上の青。 そして、鍵盤の上を舞う、しなやかな指を思い出し。]
今も、おまえは――
神が喜ぶ自己犠牲の精神を遂行しているのか…?
(278) 2010/06/20(Sun) 17時頃
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― 薬売りの部屋の前 ―
[影のような者たちに幾度か道を尋ねながら、 客間の並ぶ一角を訪れていた。
目的とする部屋を見つけて、控えめに扉を叩く]
サイラス様、いらっしゃいますでしょうか。 マーゴットです。
[部屋の中へ呼びかけた後、応えを待った]
(279) 2010/06/20(Sun) 17時頃
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[壁に寄りかかってどうにか進んでくる、どう見ても具合の悪そうな黒衣のドレス姿に気づいて現実に引き戻される。]
…おい、手ぇ貸そうか。
[ベールの下からサイラスを呼ぶのは、まだ年若い娘の声と聞いた。]
変な薬を飲まされたとかいう話なら、代理で殴る役、引き受けてもいいぜ。
(280) 2010/06/20(Sun) 17時頃
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― 1F 廊下・薬売りの部屋の前 ―
……あ…。
[思わぬ声を掛けられて、僅か、狼狽えた風を見せる。]
――いえ…、サイラス様に、 お薬の処方をして頂く約束をしておりまして。
[説明する言葉を紡ぎながら、 声を掛けてきた男を上目づかいに眺める。
食堂で大きな声を上げていた人物だと気付けば、 ほんの少し、身を固くした。]
(281) 2010/06/20(Sun) 17時頃
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[腰掛けになりそうなチェストを勝手に動かしてマーゴの傍らに置き、サイラスの部屋のドアを拳で叩く。]
客だぜ、サイラス。 怪しい実験中じゃなきゃ開けろよ。
(282) 2010/06/20(Sun) 17時半頃
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―石畳の廊下/現在軸― [ワインボトル一本を空にする頃には大分時間がたっていた。 頭を振り感傷的な気分を振り落とし、着崩した礼服を直す事もせず廊下へと出る。 黒い影のような人物に声をかける。男はそれらを人間だと、召使いだと考えていた]
お、すんません。 ワイン切らしちゃって、お代わり欲しいんすけどありますか? 忙しいならワインセラーの場所教えてくれりゃあ、今後とも便利なんすけど。
[初対面用の胡散臭い笑顔を貼り付け、返答を待つこと1分。 粗暴な男の顔は20秒を過ぎた辺りでひくついていた。 待てども返らぬ答えに] あー、忙しいなら答えないでいいすから! 勝手に探しますお手数かけてすいませんしたっ
[たたみかけるように言葉を押し付けると、階段を探して歩き始め。 ワインセラーは地下に有るだろうという思い込みと、仮になかったら調理場の料理酒をくすねる積もりで]
(283) 2010/06/20(Sun) 17時半頃
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小悪党 ドナルドは、詩人 ユリシーズ、しかし名前も知らない詩人が城主サマに刃向かっていたことを思い出し
2010/06/20(Sun) 17時半頃
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[傍らに動かされたチェストを見て、目を軽く見開く。]
――ぁ…ありがとうございます…。
[小さな声で礼を言って、チェストに腰掛けた。 部屋の扉を叩いている姿を眺めながら、 ほんの少し、首を傾ける。]
……あの…あなたも、宴に招かれたの…ですか?
[思わず、そんな問いを投げかけていた。]
(284) 2010/06/20(Sun) 17時半頃
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小悪党 ドナルドは、靴磨き トニーを怯えさせたことを思い出して溜め息をついた**
2010/06/20(Sun) 17時半頃
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― 1F廊下 ―
あら、お二人はこのようなところでどうしたのかしら。
[サイラスの部屋の前でチェストに座ったマーゴ(>>284)と、ドアを叩くヘクター(>>282)を見て]
開かずの間?
[そんな事を生真面目そうな顔で聞いてみた]
(285) 2010/06/20(Sun) 17時半頃
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良家の娘 グロリアは、長老の孫 マーゴの顔に見覚えがあったかなかったかと、少し首を傾げた。
2010/06/20(Sun) 17時半頃
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――あ…その……薬売りの方をお呼びして…
[新たな人物の登場に、困惑したような声を上げる。 現れた女性の顔を見れば、少し、眉を顰めた。 もっとも、ヴェールに隠されて、見えはしないだろうが。]
バイルシュミット家のグロリア様――でいらっしゃいますよね。 わたくし、マーゴット・キャンベルと申します。
[立ち上がり、腰を折って一礼する。]
――グロリア様まで…どうしてこちらへ……?
(286) 2010/06/20(Sun) 17時半頃
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薬屋 サイラスは、ドアの音に気づいて身を起こす。
2010/06/20(Sun) 17時半頃
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[影が案内してくる客人はこの宴では未だいない。 部屋に一人きりでありながら一人なのだとは思わない。 影の存在がそうさせるのではなく聲が聞こえるせい。 晴れぬ憂いに溜め息まじりの吐息が唇から零れた]
客人は宴を愉しんでいるかしら。
[髪に花を飾る招かれざる客の妹は如何しているだろう。 庭先で怪我をし血の香りを纏う男は何をしているだろう。 二人の執事は――そう思った所で翡翠の眸が揺らめいた]
色とりどりの美しい華…… 一癖も二癖もありそうだけれど 暫くは退屈せずに済みそうね。
[宿る憂いを消し去ろうと女は歌うように囀る**]
(287) 2010/06/20(Sun) 17時半頃
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あぁ、招かれた。 「あなたも」ってことはおまえさんもだろうな。 この城で、病死できたら、それはそれで珍事かもしれん。
[奇妙にゆったりとした金髪女の声に振り返る。 さっきトーニャに話しかけていた娘だな、と思い出す。]
どうしたって―― ミサ曲が聞こえたもんで、善行を積んでる最中。
(288) 2010/06/20(Sun) 17時半頃
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[バイルシュミット家のグロリア―― マーゴット・キャンベル――
ヴェールの下から聞こえた名に、わずかに息をつめる。]
(289) 2010/06/20(Sun) 18時頃
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ミサ? あれが、ですか。
[ヘクターの答え(>>288)に遥か御堂から音だけが耳の届くパイプオルガンの音色(>>273)には関心を改めて示さず、従ってそちらへは表情を一切動かす事も無く、ただ目の前の事象――扉と二人の男女の姿を若干愉快げに眺めていた]
キャンベル家……ああ、麓町のキャンベル様ですね。 マーゴット様と言えば確か。
[箱入り娘と聞いていた。その本当の意味を知ることは無かったが、人前に余り出てくることはなかったのではないかと思い当たる]
初めまして。グロリア・バイルシュミットと申します。
[恭しく一礼]
(290) 2010/06/20(Sun) 18時頃
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―客間・サイラスの部屋―
[少しの午睡。その間に昔訪れた村の夢を見た。 なんのことはない、教会に、魔に憑かれた女が連れ込まれ、その退魔の場に居合わせた時の一場面だ。]
――……そういえば……
[なぜ、そんな夢を見たのか。考え、ふとそのときの祓魔師の眸の色を思い出す。]
――……ああ、そういえば……
[先ほど、白薔薇と呼ばれる従者の名前、最初に名乗った彼の姓が、それと同じフロレスクであったと。]
何か、関連があるのでしょうか?
[それはそうと、呼ばれたドア、 ヘクターの荒太い声にも応えようと向かう。]
(291) 2010/06/20(Sun) 18時頃
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……意地悪な私は、嫌いか?
[からかうように吐息混ざる笑みを送る。 彼女が己に逆らうなど、考えぬ風]
私に、見せてくれ。 お前に懸想した 哀れな男が壊れ朽ち行くさまを。
[彼女の沈む様子とは裏腹、愉しげな聲が囁き響く。 先に待つ仄暗い悦びを思い、ひとりほくそ笑む*]
(*13) 2010/06/20(Sun) 18時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 18時頃
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旅していたら霧が濃くて… 御者さんが道を迷ってしまったみたい。
[恭しさも何処へやら。途端に砕けた口調でマーゴに問われた事(>>286)に答える]
朝は四本。 昼は二本、夜は三本―――じゃあ、今は?
[そしてそのままヘクターの隣に歩み寄ると、開かずの扉を開ける呪い文を、錠前の番犬を追い払う言葉を紡ぐ]
いまのあなたは、なぁに。
(292) 2010/06/20(Sun) 18時頃
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>>286 タダメシを食いに来た!
[...は胸を張って大威張りで答えた]
(-57) 2010/06/20(Sun) 18時頃
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――病死、ですか…。
[男>>288 の言葉に、不思議そうに呟き、 今、自分は病で倒れそうに見えるのかと、思い至る。]
わたくしは、サイラス様にみていただける事になっておりますから。そのような心配は…。
(293) 2010/06/20(Sun) 18時頃
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/* 年齢不詳のサイラスと朝昼夜の時間不明な村の今を掛けて、ちょっと言ってみたかったのですが無理があったね。うん。 */
(-58) 2010/06/20(Sun) 18時頃
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あんた無神論者か。
[チラリとグロリアの左手に視線をやった。 “無垢な未亡人”の婚約指輪がまだそこにあるのか確かめるために。]
朝は四本。 昼は二本、夜は三本―――じゃあ、今は? …ってな。
それだけ飲んだら立派な「飲んだくれ」だろうよ。
(294) 2010/06/20(Sun) 18時頃
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[グロリアからの礼と、問いの答えには頷き、 謎かけのような言葉を唱えながら扉に向かうのには 慌てて居住まいを正す。]
―― 不思議な、言葉。
[ぽつりと呟いて。]
(295) 2010/06/20(Sun) 18時頃
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おや、みなさん、お揃いで?
[グロリアが呪文を唱えた時に、偶然にもドアが開く。]
(296) 2010/06/20(Sun) 18時頃
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―書庫→廊下― [見つめられた視線は目を逸らす事が出来ず―…‥
赤い―…‥、紅い―…‥、
――色だけが彼の中に残る。
野ばら、白いシーツの赤い滲み、そして心の内の紅い沁み。]
Röslein sprach: ich steche dich, Daß du ewig denkst an mich, Und ich will's nicht Leiden.
それは伝えるべき事じゃない。 詩は繊細で美しいものだけを伝えなければいけないだから―…‥ 快楽は詩になりえないのですよ。
[消え去った領主に言葉を投げる。 そして数冊の本を手にゆっくり立ち上がると書庫から足早に立ち去った。 何かから逃げるように――。]
(297) 2010/06/20(Sun) 18時頃
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子供の頃聴いたうたとは違いましたもの。 ふふ、流れるのは同じ"うた"なのに、おかしな話よね。
[>>294で聞かれれば、耳に届くも何も響かずとかの演奏を切り捨てた。茶目っ気たっぷりにそう言って口元を抑えた手には何も無く]
ええ、そうなのよ。 これだけ霧が強いせいなのか、 日の光も月夜の煌きも遠くくすんだ空の向こう――
今の私達はいつを過ごしているのかしら?
ふふ、サイラスさん……おはようございます。 押しかけちゃってごめんなさいね。
[惚けた事を言いながら、ドアが開けばその向こうの相手には朝の挨拶をしてみせた]
(298) 2010/06/20(Sun) 18時頃
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/* そーいや、私にもロビン印のストーカーついてたんだ(メモメモ */
(-59) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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/* 野ばら補足しとく。 Roslein sprach: ich steche dich, Dab du ewig denkst an mich, Und ich will's nicht Leiden.
手折らば手折れ 思い出ぐさに 君を刺さん 紅におう 野中のばら
(-60) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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/* しかし何故グロリアはふつーの言葉に見出しを使うのか。 効果がわからん。
(-61) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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/* ん? 野ばらは以前ボカロ村で即興対応した気が…… 偶然かな? */
(-62) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 18時半頃
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伝えなければならないとは 嗚呼、詩とは束縛の多い事だな。 野の薔薇ですら手折られるというに 棘すら持たぬ身が、何とする――
[最上階にある其の部屋に、城主の姿はあった。 堅苦しい正装を脱ぎ捨て、黒のローブを羽織る。 東洋の襦袢と呼ばれる其れに似た、丈の長い大きな布一枚。 腰紐一つで身に留め、窓辺へと歩み寄れば 容易く乱れるその布地のした、象牙色をした肌が見え隠れする]
あれは……墓荒らしでもする心算か?
[>>267青年が一人座り込んでいたが、立ち去ってしまった。 其の様子を見ながらひとりほくそ笑むが、別段追いかける風ではない。 遠く聞こえるパイプオルガンの音色へ誘われるように、城主は緩慢な仕草で御堂へと足を運ぶ事に決めた]
(299) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
|
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御用があるのは、こちらのマーゴットさん。 マーゴさんでいいかしら?
[そうベールの向こうの顔に対して軽い調子で尋ねると、]
私は少し、休みますわ。 背中が少し、重いので。
[無論、ロビンのつけた影(>>241)に気付く事も無く、そう言って]
それでは皆様、御機嫌よう。
[自分の部屋へと*戻っていった*]
(300) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 18時半頃
|
いいえ…別に構わないのですが…。 ああ、そうですね。今は何時なのでしょうか。 この館は、そもそも時間が…。
流れているのでしょうか?
[>>298グロリアの言葉に答えながらも、チェストに腰掛けるマーゴには目を細めた。]
とりあえず、廊下で立ち話もなんです。みなさん、お入りになりますか?
[振り返ると、部屋のテーブルにティーセットが置いてある。]
この館に仕える者(影)は気が利くようで…。
(301) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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[開いた扉に目を丸くして。 現れたサイラスに一礼する。]
あ……え、と――
[用件を切り出そうとして口を開き 余人がいるところでする話でもないと思い至り、言い淀む]
その―― 少し、気分が悪くて…。
[悩んだ末に、そうとだけ言い、小さく頭を下げた**]
(302) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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|
―廊下― [流れる音楽に足を止める。]
キリエ……? それともグローリアでしょうか? 誰でしょうね、こんな鳥籠の中で贖罪を求めているのは―…‥。
[耳を澄ませると音楽と共に聞こえるのは、いつも耳にする規則正しい音。]
(303) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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/* 偶然じゃないならwikiの発言からカムバックしてきたのかなー。んー。まあいいや。中身予想はしない主義。 */
(-63) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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おれは用は済んでるからいいや。 ちゃんと診てやれよ。
[背中で手を振って、割り当ての部屋へ*向かう*。]
(304) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 18時半頃
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―オルガンのある御堂― [高音が消え、僅か遅れて残る低音の余韻も空へ抜けるように消えていく。鍵盤から指先を離せば、常のように白手袋をはめた]
――……、
[演奏は己が心を静める為、 沈めていた懊悩は、過去の幻影に再び波打ち揺れて。 曲の名を思い出す、それは聖書の一句であった。 コラール前奏曲――人よ、汝の大いなる罪を嘆け――]
(305) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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/* ちょっっっwwwww>皆離脱 皆でサイラス叩き起こしてそれはないwwwww */
(-64) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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/* あ、サイラスも離脱かw 吃驚したw */
(-65) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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―廊下― [闇の中を歩く城主にさわりと影が寄り添い、 従者の声音>>246をそのまま告げる。 耳朶を擽るその囁きに、甘く吐息を零した]
……嗚呼……聞こえている。 毒が私に効くや否や……試してみるのも、一興か?
[人に効く毒が化け物に効くかどうかはさておき。何処を間違えたか大蒜で吸血鬼を退治出来ると信じているものも居るらしい。血を吸いにいった先の姫君が、其れを口にしていたお陰で助かったとか、何とか。 常識で考えればわかりそうなものだろう。 化け物でなくとも、口臭の強い女を誰が掻き抱く気になるものか]
ふふ……人間と言うものは愚かだな。
[黒いヴェールの娘も其れを寄越した人間も、大真面目なのだろう。其れから心配性の従者も。 愛しさすら覚え、城主は愉しげに口元を歪めながら、御堂の扉を開いた]
(306) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
|
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>>300>>302>>304
[誘いはしたものの、グロリアとヘクターはそのまま行ってしまった。]
ええと、みなさん、貴女を心配されているのですね。 どうぞ。
[気分が召さない様子のマーゴを部屋に招きいれる。 そして、ベッドに腰かけさせ、ティーセットには、自分の薬鞄から茶葉を取り出した。
数種の香草を混ぜ合わせた香草茶を淹れ、差出した。**]
(307) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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/* 奏者で元聖職者。 つまり、パイプオルガン弾きたかったんです。
やっぱりゴシックホラーと言えばパイプオルガンだよね!っていう。
(-66) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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―書庫―
詩人……ってのは、よく分からないなあ。
[言葉をただ記すだけの己とは、違うのだろう。 足早に立ち去る気配を感じながら、書庫を巡る。分厚い本の背表紙が並ぶが、役に立つような物は見つけられそうになかった]
やっぱり、ただの書庫か……そりゃそうだよな、そうでなきゃほいほいと入れたりなんか――
[やがて少し疲れた表情で入り口付近に戻ってくる。呟く言葉はげんなりと。 その時、視界が異質な紙束を捕えた]
(308) 2010/06/20(Sun) 18時半頃
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/* 今気付いた。 24h村じゃないか!!!!!
やっべぇ、まだまともな会話できてない子が山盛り。
(-67) 2010/06/20(Sun) 19時頃
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[開いた扉――その気配に立ち上がる。 深く頭をたれるものの、己と主以外無人のこの場。
小さく走る震えは、畏怖と崇拝。 そしてなんらかの熱を持った期待であった。 それは我が身に刷り込まれ、否が応にも従属たる身を知らしめる。
首に架せられた銀の環と同じように――]
――…お耳汚しを失礼いたしました、旦那様。
(309) 2010/06/20(Sun) 19時頃
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|
―書庫→客室―
[それは、名前の羅列だった。 紙に、手書きで記された、名前の羅列だった。ざあと音を立てて血の気が引いて行く]
おい、ちょっと待て、これって――
[失踪事件の被害者の名前。 滑る指がある一点で止まり、青年は強く唇を噛んだ]
ミッシェル……!
[舌の上に薄く血の味を感じて、慌てて下へと目線を走らせる。最後の一行、真新しい――それこそ滲みたてのインクで記された名前に、青年は大きく目を見開いた]
サイモン・トレメインだって!? あいつ、知らないって……どういう事なんだ、これは――
[人の気配が無い事を確認し、青年は書庫から抜け出した。もちろん小脇に、例の名簿を抱えて。足早に向かうのは、もちろん己の部屋]
(310) 2010/06/20(Sun) 19時頃
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>>ALL やっている本人も詩人がよく分かってません(きっぱり)。
取り敢えずの行動指針は、めげない、くじけないの精神で生き伸びる事かな。 本人はここから立ち去る事を目指しているけどね。 力は無い、武器も無い、有るものと言えばと言っても何も無いwww
(-68) 2010/06/20(Sun) 19時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 19時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 19時頃
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―廊下→宛がわれた客室― [音楽の余韻が消えると、残るのは懐中時計の秒針の音だけ―…‥。]
残念ですね、綺麗な音でしたのに。
[広間に飾られた白薔薇は、相変わらず芳香が広がっていた。 その一輪を抜くと棘を落として、本の一番上に。]
出る手立てを考える前に安息ですね。
[睡眠を取れぬ男は、一時の安らぎを得る為に、宛がわれた部屋へ向かった*]
(311) 2010/06/20(Sun) 19時頃
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|
―御堂― ……構わん。
[音が止まった頃合を見計らったわけではないが 従者の傍へ、衣擦れの音をさせながら歩み寄る]
白薔薇……いや、セシル。 あの時の少年が来ていたようだな。 ヘクター、だったか。
[数年の時を経て再会した男の名を口にして、従者の反応を見るように血の色をした瞳がゆっくりと細まる]
時の流れは残酷なものだ。そう、思わないか? 彼もお前も――…人は変わってしまう
(312) 2010/06/20(Sun) 19時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 19時頃
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[城内をみながら何処へという目的もなく歩き回る。途中誰かと会うかとおもったけれどすれ違うのは影のみで]
……なんだろうな、あれ……
[すれ違ったうちの1つをまじまじと見てみたがやはり影としか言い表せず。納得がいかないというような顔で再び歩き出す]
(313) 2010/06/20(Sun) 19時頃
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|
[見据える血色の鮮やかなこと。 青はその色に恥じるように、重たげに伏せられた。 名を呼びなおされたことに、かすかな憂いを残して]
――……左様でございますね、 彼はなんらかの目的があるようですが、私には関わりのないこと。 無論、ご命令とあらばあの者の口から……
[血色が針の火の如く狭まれば、 それとは逆に青は瞬き見開いて、ゆるゆると首を振る]
それが人たる身の理でございますがゆえ、 夕べの薔薇も、既にこのように花びらを落として……。
――…旦那様は、刻のもたらす変容を惜しまれるのですか?
[己が胸の白い花びらにそっと指先を這わせた]
(314) 2010/06/20(Sun) 19時半頃
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/* やっと旦那様と絡めた。 あと若者3人集あたりも覗きにいきたいなあ。
>>307 ちゃんと椅子に座らせるといいと思うのですが、いかがでしょう。サイラスさん。えろいです。
>>311 とげのない薔薇の花言葉は「プラトニックな愛」と。
(-69) 2010/06/20(Sun) 19時半頃
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|
[伏せられた蒼を覗き込むような仕草で、闇色の主が首を傾ぐ]
関わりはないか。 ……そうか。 人は変わるもの。 お前の変化は――…好ましいが
そうだな、惜しいものもある…… 私は あの亜麻色の薔薇が枯れていくのが、惜しいと思った。 美しいままに時を止めてやろうと思ったのは久方ぶりだ。
[胸にあてた従者の指に沿うように、爪先を伸ばした]
白薔薇――お前は? 老いを、限られた命を恐れた事は、無いか
(315) 2010/06/20(Sun) 20時頃
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|
/* さて、どうしよう・x・ セシルと城主様の邪魔しちゃ悪い気がするし、他のところは……えーと、誰が居るんだろう
(-70) 2010/06/20(Sun) 20時頃
|
|
好ましい……
[呟きは小さく、聖なるものを失い、 妬心に優越を抱くような己の変容は、それはきっと醜いものだと――内罰の念は常に己が裡にある
主が銀砂の髪が流れれば、その乱れる袂の下、 透き通るような象牙色はちらと視界を過ぎり、青は焦点を揺らがせた]
美しいままに、時を。 それがお嬢様と旦那様が、「兄妹」となられた 理由……
[爪先が白い生地越しにふれる。淡雪ではないそれは、氷のよう、冷たくけれど美しい。吐息は一つ零れて]
――……あ、 恐れは……、 恐れは……限られた命への、執着
……私は 醜き生を 恐れます。
[答えたそれは今の自分自身に等しかった。 触れた指先よりひえてゆくような感覚が背を這い、青は滲むように揺らいだ]
(316) 2010/06/20(Sun) 20時頃
|
水商売 ローズマリーは、ランタン職人 ヴェスパタインに話の続きを促した。
2010/06/20(Sun) 20時半頃
|
/*
はっ…… グロリア嬢の方がpt少なかった。
(-71) 2010/06/20(Sun) 20時半頃
|
|
−回想・白薔薇の薫る広間>>269−
……いえ。 いつも至らぬ私など、ただここに居るだけの存在。 貴方には到底敵いませんよ、白薔薇。
[苛立ち、嫉妬、疑念……ありとあらゆる感情をひた隠しに隠して告げる。だが、その言葉の奥に嫉妬の念が宿ることまでは、黒薔薇には止めることはできなかった。]
(欲望に忠実なだらしのない飼い犬では、旦那様には要らぬ者として思われるでしょうに。)
[奥歯をぎりりと噛んで、首を左右に振る。獣を飼い馴らすために作られた銀の首輪がその動きに合わせて、忌ま忌ましいほど清廉な音を鳴らした。]
(この城の外にいた時ならば、だらしなく唾液を垂らして喘ぐ「犬」でも赦されたというのに……ああ、この洗練された霧、欲望の全てに仮面を被せんとするこの城の空気が……)
[白薔薇の背中を見送りながら、渦巻く感情を抑えようと、ネクタイを直すふりをして胸に手を当てた**]
(317) 2010/06/20(Sun) 20時半頃
|
|
――…嫌いになどなれません。 知っていてそんなことを聞くなんて……
[恥じ入る聲はまるで乙女の如く]
お兄様の望みとあらば……
[静々と了承の意を兄に告げる]
(*14) 2010/06/20(Sun) 20時半頃
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|
―宛がわれた客室― [簡素な部屋にクリスタルガラスの一輪差しに入った白薔薇の蕾。 重ねられた小説・叙事詩等の数冊の本。 そんな本とは異してる本のページを男の指は捲り、そして文字をなぞっていく。]
吸血鬼―…‥、永遠の命―…‥、本当に存在するとは思いませんでしたけど。
[目の前に空想上と思われた、存在と気配を見せつけられて、それは否定も出来ぬ事で。]
それにしても怖ろしいですね、 ――永遠の命などは
[詩人は永遠に清廉のままでいる事は無理な事も理解している。 永遠の命は、静かに溜まる己の内の汚濁を永遠に抱え込まなければならない。それは男にとって耐えられる事では無く。]
その前に私は殺されてしまうかもしれませんけどね。 ――だからここから逃げ出す手立てを。
[懐中時計の上蓋の裏側の魔鏡にランプの光を当て、壁に楽園画を映し出す。 部屋の中には静かな秒針の音。]
(318) 2010/06/20(Sun) 20時半頃
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堕ちた天使、とでも言うべきか……お前の変化は
[宴に招いた頃の彼を思い出しながら、 爪先は布の上から彼の手を沿え、薔薇に触れる]
だが未だ、完成には遠いな。
[白い花びらは灰となり、さらさらと崩れ落ちた]
望むままに有れば良いのだ。 下らぬ感情など捨てて、我が身に沿うなら 恐れを取り払って遣らなくも無い。
[銀の首輪を一度引いて、従者の傍を離れる。 城主が彼の血を喰らうときには黒薔薇も傍に置くのが常]
(319) 2010/06/20(Sun) 20時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 21時頃
薬屋 サイラスは、奏者 セシルに話の続きを促した。
2010/06/20(Sun) 21時頃
薬屋 サイラスは、良家の娘 グロリアに話の続きを促した。
2010/06/20(Sun) 21時頃
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[あっちへふらりと。こっちへふらりと。 眼帯の男は場内を適当にふらつく。
前方に影が、しかもワインボトルと一緒に立たずんでいるのを見つけて、男は嬉しそうにそちらへ向かった。] 酒持ってきてくれたんすか?ありがとうございます。 では有り難く。
[影が持つワインボトルを2本とも受け取り、 そしてまた、今度は飲める場所を探して歩き出す。 少し歩いたところで暗闇へ続く下り階段を見つけて。 ほんのしばらくの躊躇いの後、それを下る]
―→地下牢へ―
(320) 2010/06/20(Sun) 21時頃
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――……天使、などとそのような、
[咲き誇る白薔薇へ己が手を挟んで主の指が添えられて、 灰となり儚く崩れ落ちる薔薇は、己の脈打つ鼓動の真上。
脈動はわずかばかり早くなる―― 何を持って完成となすのか、気にはなった]
私の望むことなど…… ――私が、旦那様の意に沿わぬことが、ありましょうか。
[首輪がひかれれば、わずか前のめりになり。 主の髪を我が身が掠める――早鐘となった鼓動は、離れ行く主に安堵と失望を示す。 ――望むこと、それは薄もやのように掴めない]
(321) 2010/06/20(Sun) 21時頃
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/* 自分の遅レスがせつない。 いつの間にか時が過ぎてるふしぎ。
(-72) 2010/06/20(Sun) 21時頃
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―客室―
[名簿を何度も読み返す。かつての友人の名も、何度も。 これは――明らかに、あの城主のものだ]
……サイモン・トレメイン……
[最後に記された名前。 ここに名前が載っているという事は――だが、吸血鬼は知らぬと言い切ったはず。それなのに、どうして]
もう一人が? まさか、兼用? でも、だとしたらあの場にいたのは彼女の方でいいはずだ……そもそも、どうして名前なんか。
[まず気にするべきはサイモン・トレメイン氏の安否だろう。 紙の束をどうするべきか思考し――とりあえず、部屋の文机の中に滑り込ませておく事にした。それから部屋を出る]
― →廊下―
(322) 2010/06/20(Sun) 21時頃
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― 地下牢 ―
わーお、陰気な部屋だこって。 [ボトルの中でパシャパシャと音を立てるワインと共に階段を下りると、 どう見ても牢獄といった風貌の場所がある。
先ほど友人が存在し、そして落胆したことなど知る由もなく 男は鉄格子の向こう側へと足を進める。 マジマジと鉄格子や壁を眺めやると、そこには無数の引っ掻きのようなものと 血の染みじみたものの存在を認めることができる。]
貴族サマの趣味ってわかんねー。
(323) 2010/06/20(Sun) 21時頃
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― 薬売りの部屋>>307 ―
ありがとう、ございます…
[部屋に招き入れられ、導かれるままにベッドへ腰を下ろす。 差し出されたティーカップは、両手で受け取った。]
良い香りですね――
[香り立つ湯気を吸い、薄く色付いた暖かな液体に口を付ける。 爽やかな滋味が、体に吸い込まれていくようだった。]
(324) 2010/06/20(Sun) 21時頃
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― 自室 ―
[設えられた鏡台の前で着替えと、装飾品を付け替えていた]
『流れるのか時か、血か』 くろぉい、くろぉい、やみ♪ 『闇は人を溶かし、』 あかぁい、あかぁい、ち♪
『紅は人を溢していく。』
[化粧箱の奥に無骨な銀の指輪が鈍く光っていたが、特に目を向けることも無い]
『人は毀れ、人は消えていく』 あなたは、だぁれ? わたしは、だぁれ?
[支度を終えて立ち上がる。そこでふと鏡に映る自分を見、そこから首を曲げて背中越しに尋ねてから部屋の外へと出た]
(325) 2010/06/20(Sun) 21時頃
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―御堂― さて……な。
[意に沿わぬ事 城主が返した言葉は曖昧に。 着乱れたローブ姿のまま、 不似合いな場所から立ち去ろうと彼へ背を向ける。 薄明かりの下で、彼の抱く二つの感情を弄ぶかのように]
そろそろ、私のローズが 渇きを訴える頃だろう。
今宵はあれが、”食事”をする。 後片付けはお前たちに任せるぞ。
[用件だけを告げて、ふわと絹を翻らせた]
(326) 2010/06/20(Sun) 21時頃
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……ん?
[城内をふらふらしていたら階段を下りていくドナルドが見えて、彼が下りた階段を覗き込む。]
真っ暗。 あいつ片目で視界悪いのに、こういうところ大丈夫なのかな……
[下りようかどうしようか迷ったが、何か他にあてがあるわけでもない。後を追って階段を下りる]
(327) 2010/06/20(Sun) 21時頃
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/* ちぇ。出遅れたw */
(-73) 2010/06/20(Sun) 21時頃
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良家の娘 グロリアは、本屋 ベネットの背中を見つければ、意味もなく後をつける。
2010/06/20(Sun) 21時半頃
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[礼服のポケットに入れておいた抜き身の ナイフを取り出して、コルクを抉りぬく。 ナイフの扱いに慣れている所作は過去の行動を含有していた。
ボトルの口からワインを飲む。 香りを味わうことのない飲み方は、その道の人物から見たら窘めるであろう] 高くても安くても、酔えりゃあ一緒だよなぁ。
この牢屋は何のためなんだか。 [石の壁は冷たくじめついているように見える。 表面を軽く指でなぞれば、多少の凹凸と ――人工的な鋭く浅い彫りの感触]
(328) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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/* 何この数珠繋ぎの牢屋に集合はww
(-74) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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―ユリシーズの部屋の前―
[従者に聞いた部屋の前に、女は立っていた。 ふう、と一息をつくと、控えめに扉をノックする。]
あの、すみません、少しお話をしたいのですが……。
[部屋の中へと声をかけると、中からの応答を待った。]
(329) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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―廊下→地下牢― >>323 ……真っ暗かと思ったけど、明かりはあるん……
……。
[鉄格子の向こう側に居る友人を見つけて、なんだか似合ってるなあとか思ったとか。]
……なんかしたの?実はそれ盗んだとか……
(330) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 21時半頃
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>>324
[マーゴがカップに口をつけ、それを喜べば、素直に笑んだ。 それは普通に気分を落ち着けるための茶で、何も身体に影響するものは入ってはいない。
既に、毒に身体を蝕まれている彼女の、気分だけでも和らげればと思った。]
――……しかし、貴女の父上は、それを貴女に処方するとは……。
どういったご事情で?
[もう、指先にそれほどのスミレが咲いている状態、後戻りはできないだろうと思った。]
(331) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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―客室→廊下―
[ふとページを捲る服の袖には赤い血の花が、時間を経て黒い花へと変わっているのを見止めると少し眉を顰めて、領主が言っていた世話の者に声を掛ける。 影は何も語らず、浴室のある方へと指を差す。 寡黙過ぎる世話の者に多少の溜め息を吐くと、浴室の方へと向かう。]
袖の汚れ程度ですし、血を落とせば何とかなるでしょう。
[誰に言うでもない独り言を呟きながら、扉を開ける。]
(332) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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小悪党 ドナルドは、ベネットと、トーニャをなだめてくれた女の存在に気づけば軽く手をふる。人工の傷跡からは手を離して。
2010/06/20(Sun) 21時半頃
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― →サイモンの部屋 ―
[翡翠が映すは霧立ち込める窓の外。 時の流れを知らぬかのような変わらぬ光景が其処にある。 女は気だるげに立ち上がり部屋を出た。 そうして向かうのは招かれざる客人サイモンの部屋。 音無く開かれる扉。 瑠璃色のドレスの女がその部屋へと飲まれ扉は閉じられた]
ご機嫌よう、サイモン。
[項垂れるサイモンに掛けた女の声は何処か冷たい。 ローズ、と彼が切なく名を呼ぶ]
本当はもう貴方に会うつもりなど無かったのよ。 けれど――…あの方に望まれたから……。
[素っ気無い素振りで告げる女の言葉よりも サイモンはその女の姿に意識が傾いていた。 弱った男がよろけながらも女へと近付く。]
(333) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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マーゴの姓の「キャンベル」ってなんだか馴染みがある響きだな、と思ってたら、うちでよく使ってる濃縮スープの銘柄だw やっと腑におちたぜ。
(-75) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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/* あ、被った……orz
(-76) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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[開けた扉の先にはドレス姿の少女の姿(>>329)に少し驚いた様に、]
失礼、人がいるとは思いませんでした。
しかしお嬢さん、ここは貴方の部屋ではありませんよ。 お間違えない様に。
[優しく驚かせない様に言うと柔らかい笑みを浮かべる。]
(334) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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あら、見つかってしまいましたわ。
[樽から酒をくすねる片目の男により早く見つけられれば苦笑して姿を見せる]
うふふ、御機嫌よう。お二人さん。
(335) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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[薔薇の消えた胸元を、乱れる心を押さえるように、 片手を胸に添えたまま、背を向けた主に深く礼を示す――]
……はい、 お嬢様は随分と渇きに耐えておられたご様子。
後片付け―― では、今宵の“食事”は、お客様の中から……
[片付ける必要があるものが発生する、ということ。 宴は始まったのだから、それはわかりきっていたことであったのに。 己は何を言っているのだろう、言葉は押し込められる]
――いえ、かしこまりました。
[ふわり、薄闇に消え行く主の残り香が香った]
(336) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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奏者 セシルは、しばらくはその場に俯き、たたずんでいる**
2010/06/20(Sun) 21時半頃
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>>330
…お前の中で俺がどんな人物像なのかはよっく分かった。 それに、こんな暗いとこにお嬢さん連れでくるたぁ…。 逢引か?ベネットもやるな。ミシェルも喜ぶだろ。
[ぐっと呷るようにワインを飲んで] これは貰ったの。脅迫でもスッたんでもねーぞ。
>>335 [そして貴族然とした女の方に向き直る] 御機嫌ようお嬢さん。トーニャの件、ありがとう。助かったぜ。
…貴族ぽいお嬢さんに聞きたいんだが、 こういう牢屋は貴族さんはみんな持ってるものなんすか?
(337) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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…… 、…――― 父は…
[手にティーカップの温もりを抱えたまま、 サイラスの問いに、ぽつりと口を開く。]
街の、人々を救いたいと、 ―― そう、申しておりました。
それが、私のお役目であるとも。
[ティーカップを持つ指先は、すみれの花びらの色。 カップを口に運ぶ際、わずかに見える唇も、 色を差したような、鮮やかな色に染まって。]
街の者を犠牲にする事は、もう、できない――と。
(338) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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―廊下―
[扉の前で待っていると、中から人が出て来た。 しかし、その驚いている様子をみると、自分に応答するために出てきたわけでは無いようだと気づく。]
あ、いえ、その、私は、あなたとお話がしたいのです……。
[優しくさとされるような言い方に、言葉に詰まりながらも答える。]
ええと、今、お時間はありますか?
(339) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 21時半頃
小悪党 ドナルドは、趣味悪いなーと思って。と後に続ける。
2010/06/20(Sun) 21時半頃
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/* >>338 ああ。"ヴェールの下から時折見える唇も"でした。 間違えました…。
(-77) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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小悪党 ドナルドは、薬屋 サイラスに話の続きを促した。
2010/06/20(Sun) 21時半頃
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/* 驚きのノープラン。 ただいま、この発言はノンプランでお送りしています。
(-78) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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[サイモンが女の肩へと手を伸ばす。 触れようとする男の行動を翡翠は許さない]
――…私に触れないで。
[ぴしゃりと制止の声が部屋に響いた。 お預けをくらわされた男は酷く情けない顔をしていた。 怯えの混じる物欲しげな男の視線に女はゆるく微笑む]
私を愉しませて呉れるのなら…… 可愛がってあげぬこともないけれど。
[女の浮かべた微笑が男の記憶の女と合致したのか こともあろうか男は“私のローズ”と女を呼ぶ。 そう呼んでいいのはただ一人きりだと言うのに。 苛立ちをあらわに声をあげようと口を開いたところで ツキン、とこめかみに痛みが奔り薔薇の相貌が歪む]
……っ、……違、う。 貴方の…、じゃ…、ない……。
(340) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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[>>339の願いに少々キョトンとした表情を浮かべた。]
時間はありますが―…‥、 どう言ったご用件で、私もただここに偶然巻き込まれただけのしがない詩人ですので、貴方のようなお嬢さんが訪ねて来られるような覚えがありませんので。
それに私は変に領主に目を付けられているような人間ですよ。 関わると巻き込まれてしまうかもしれません。
[言葉詰まり戸惑った様子で喋る少女を驚かさない様にゆっくりと話す。]
(341) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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>>337 別にもらったものならいいけど。
……は?逢引……?
[そこでようやく後ろからついてきていたらしい貴族らしい女性に気がつきあわてふためく]
わ!?え?あ、こ、こんばんわ……?? 貴女もここに御用ですか……!?
(342) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 21時半頃
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――…違う。 私は……人間のものになんてならない。 貴方のものなんかじゃ、ない。
止めて…… 私をそんな風に呼ばないで。
[想いが震える聲となり密やかに響く。 否定の言葉は無論兄に向けられたものではなく ただ過去に縋る憐れな男へのもの]
私をそう呼んで良いのは…… お兄様だけ――…
(*15) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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本屋 ベネットは、小悪党 ドナルドに話の続きを促した。
2010/06/20(Sun) 21時半頃
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Et sa chaude poitrine est une douce tombe Où je me plais bien mieux que dans mes froids caveaux.
[ワインを飲み続けるドナルドに、ニコニコとそんな詩の一節を送りつつ、彼の質問(>>337)に対しては]
あら、貴方はお城は初めて? 貴族趣味というよりはお城に牢獄は付き物ではないかしら。 ましては、こんな古いお城では、ね。
[歴史を紐解けば城主とその城の役割は…などという意味の無い講釈は垂れず、軽くはぐらかし、すぐ傍のベネットとドナルドを見比べて]
お友達、かしら?
[ベネットへの返答(>>342)代わりに、楽しげに尋ねた]
(343) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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記者 イアンは、水商売 ローズマリーに話の続きを促した。
2010/06/20(Sun) 21時半頃
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[城主には届いている。 彼女に縋る哀れな男の声も、 痛みに揺らぐ彼女の聲も]
私のローズ
[重ねるように 男の声音を掻き消すように、囁く]
お前は私のモノ。 私の為に在る。 そうだろう?
(*16) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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>>338 [マーゴの語りにはふうっと息をつき、 薬鞄を開ける。 いろいろと取り出す薬瓶。]
街の人を犠牲にできない…ですか。 ――……
[自分の娘は犠牲にする。そのように従順に育てたのだろう。 だけど……]
――……余所者が口を出すことではありませんが、貴女は、それで
よかったのですか?
[話を見るに、もうこれ以上、生贄を出さぬため、自らの娘を……生ける刺客としたのであろうが……。]
――……
[そして、薄桃の液体の入った瓶をコトリとテーブルの端に置いた。]
(344) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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良家の娘 グロリアは、小悪党 ドナルドの笑いに、自分も口元を抑えてくすくすと笑いを重ねた。
2010/06/20(Sun) 21時半頃
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―廊下/サイモンの部屋付近―
[メアリーに伝えた方が良いだろうか。だが、彼女が何処に居るのか青年には分からない。 結局あても無く彷徨ってしまうのだが、前方に――城主の傍らに居た女>>333の姿を見た。廊下の影から、彼女の行き先を窺う。
もう一人の招待者。 音も無く閉じられた扉。 名簿に記された名前。
どくり心臓が波打つのを感じながら、そろそろと扉の前へと足を運ぶ。傍らから見たら、非常に不審な影に映るかもしれない]
(345) 2010/06/20(Sun) 21時半頃
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/* あ、あれ? なんだろこれ。 >>345の発言にスクロールバーが……?
(-79) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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―御堂→地下牢―
今宵の食事は、あれを望む男。 ……其の相手に逝かされるのだ、さぞ滑稽な話だろう。
[薄く笑みを敷いて、>>336セシルへ告げる。 あの者ではないと言い掛けて、止めた。 霧となり御堂から消えて ふわりと漂い現れる先は、石の壁が冷たい地下牢]
――…牢は、私がこの城を譲り受ける前より作られたものだ。
[闇の中からぞわりと鳥肌立つような空気を纏い、ドナルドの声>>337に応えるように、グロリアの言葉>>343を肯定するように、囁く。 鉄格子のこちら側、決して誰も居なかったはずの柱の角から ローブ一枚の軽装でゆっくりと姿を現した]
(346) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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[ "貴女はそれでよかったのか"
そんな問いに、きょとり、と首を傾げる。]
……幼い頃より、そのように育てられましたから。 街のみなさまと、父の、お役に立てるのでしたら。
[小さく胸元で十字を切って。 テーブルに置かれた瓶に、これは…?という視線を送る。]
(347) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 22時頃
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>>342
お嬢さんと連れ立ってきて、でも存在に 気づいてなかったなんてぇのは…っはは。 [相変わらず、どこか抜けてる友人の様子に堪え切れず噴き出した。]
>>343 [貴族の女の暗誦に目を白黒させることで答えた。 間髪いれずに] ベネット、訳してくれ。
へぇ、牢獄は城につきもの、すか。 城なんて縁のない生活なんで、どうも。 見たところお嬢さんはお城で暮らしてるような雰囲気をお持ちで。 [友人かどうかには、ベネットに答えさせようと 友人をみる]
(348) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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/* 瞬間移動城主とな。 */
(-80) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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|
/* 城主様、神出鬼没ですね。
――素敵、です。
(-81) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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――客室――
[目の前に並ぶ料理に手をつける気になれず、ヘクターに渡された牛乳にも僅かに口をつけただけで食堂を後にした]
……ごめん。疲れたから、少し休みたいかな。
[客室に案内された後、サイラスの元に向かうというヘクターを見送った。 城主の紅い瞳を見てから、頭の中に霧がかかっているような感じがして、どうにも落ち着かない]
(349) 2010/06/20(Sun) 22時頃
|
|
[男がこちらを気遣ってゆっくりと話す間に、少し自らを落ち着け、言葉を紡ぐ。]
いえ、私も、偶然この城に迷い込んでしまったのです……。
[そう言って、自分が森で迷い、この城には一晩の宿を借りようとしただけだということも話す。]
あなたが、城主に目をつけられているのは知っております。 だからこそ、私はあなたと話がしたいと思ったのです。
[一息をつく。]
――つまり、私もここから逃げたい、と、そう思うのです。
[声は半ば震えていたが、視線はまっすぐと男を見ていた。]
(350) 2010/06/20(Sun) 22時頃
|
|
[城主の聲にはっとする。 紡がれた綴りは同じだというのに 城主からの囁きには安堵さえ覚えた]
お兄様。
[切なく響く聲]
私はお兄様のモノ。 お兄様の為に――…
[そう繰り返しながらも 胸の痛みはなかなか消えてはくれなかった]
(*17) 2010/06/20(Sun) 22時頃
|
|
/* L'Ame du Vinの年代? ごめん、知らない。 */
(-82) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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小悪党 ドナルドは、暗闇から湧き出たような銀色に、目を丸くさせ。貴族の女と友人はどうかと表情を見る。
2010/06/20(Sun) 22時頃
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[眠ろうとしてベッドに横たわっても、疲労が溜まっているはずなのに、なかなか眠りが訪れない。 ぼんやりとする目の周りを擦れば、ぽろぽろと汚れが落ちた]
……顔、洗いたいな。 そう言えば、施術……するのに、お風呂が先って言ってたっけ。
[ヘクターに言われた事を思い出し、――風呂はどこにあるのだろうと呟けば、部屋の隅に蟠っていた影がやおら立ち上がり、部屋の出口まで移動して止まった]
(351) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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>>343 ボードレールの詩ですな。
フランス語とかドイツ語とか、ちょいちょいとひけるからインターネットは便利だ。
今回はこんなキャラだから、ラテン語は封印しようと思いつつ。 聖堂とかパイプオルガンとか出てくると疼くねぇ。
(-83) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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[聞き分けのない男の気に障る言葉に募る感情の名は何であったか。 途惑う女の肩に男の両手がかかる。 華奢な身体は容易く抱きすくめられて]
………っ
[ぴくりと女の肩が震えた。 耳元では幾度となく女の名が呼ばれている。 繰り返されるは男の遠き日の記憶。]
白い薔薇の園…… 知らない…… 貴方の妹の髪に花を飾ったことなんて…… 記憶にないもの。 それは私じゃない……っ
貴方のローズは泡になってしまったのよ。
(352) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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>>343 ええ、まあ。そうですね。
[問いにうなずき、げらげらと笑う友人を軽くにらみつける。]
……え?
[もとからひんやりしていた牢の気温がぐっと下がったように感じる。昨日も感じた、ヒトではないものの気配と出入り口とは全く無いところから姿を現すのに息をのむ]
(353) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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良家の娘 グロリアは、記者 イアンとはまだ話していなかったわね、と唐突に思った。
2010/06/20(Sun) 22時頃
記者 イアンは、厭世家 サイモンの部屋はここなのか、と扉にそっと耳を寄せた。何か不審な物音が聞こえたりはしないだろうか。
2010/06/20(Sun) 22時頃
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あら、ありがとう。
[ドナルドの世辞(>>348)には笑顔で礼を言い、ベネットの様子(>>353)に仲良さげな空気を感じ取れば、静かに頷いた]
人様の物に手を出すいけない子を閉じ込めて反省させる為、牢が必要なのは今も昔も変わりませんよ。 ねぇ、城主様。
[闇から唐突に現れたヴェスパタイン(>>346)を見てそう声を掛けた]
(354) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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−廊下・サイモンの客室付近−
[胸の中に渦巻く感情を抑え、仮面のような冷徹な表情を浮かべて、男は歩いていた。]
………?
[己の前方(>>345)に、ほとんど見覚えが無いものに近い客が居る。声を欠けようと口を開く……が、それが許されざる雰囲気を察知し、足音を消して後をつける。]
(355) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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>>347 [きょとりとする様子に、 眉をあげて、ほんの一瞬だけ、哀れに娘を見た。 だが、すぐにそれは柔和な笑顔に戻る。]
――……貴女がよいのであれば、それでいいのです。 過ぎたことを申し上げてしまいました。
[サクリファイス……そんな旋律が頭を過ぎる。そして、ベッドに近寄ると、飲んでいたカップにその薄桃を足す……。
茶の色は、薄茶から限りなく透明に近い薄紅にかわる。]
これは、貴女の肌がそれ以上、青くならないように、そこで止めるためのものです。あと、貴女がもう少し、楽に呼吸できるように…。
[罪滅ぼしなどではないけれど、 長くない娘に、と思ったのは事実で…。]
お役にたてればいいですね。みなさんの
[その貌は本当に白すぎる。]
(356) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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|
[扉の向こうに人間の気配があるのを女は知っていた。 別段聞かれて困ることではないから何も言わなかった。 けれどやはり気配が気になる]
――…サイモン、離して。 貴方にお客様がいらしたみたいよ。
[自分の客だとは思わない。 何故なら、此処はサイモンの為に用意した部屋だから]
用があるなら入ってきたら? 聞こえているのでしょう?
[再び発せられた声は扉の外の気配に対して]
(357) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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何だろ……。
[訳が分からず、しばらく影と対峙すれば、何かを伝えたそうにしている風に見えて]
もしかして、お風呂に案内しようとしてる、の、かな……?
[まさかと影に問いかければ、それは肯定の意を示したように見えて。着いて行っても良いものか僅かに逡巡するが]
どっちにしても、身体洗わないといけないし。 ……それに、気を付けていれば、あんな風にはならないよね。
[紅い瞳に魅入られたことを思い出し慄然とするが、どこか甘い感覚を秘めていたことには気付かない。 扉から顔を覗かせ慎重に周囲を見回し、影の後に着いて部屋を出た]
(358) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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/* どうしよう、大真面目なところなのに…… 某村の影響でローズマリーのキャラグラがオカマ+斧振り上げてるようにしか見えなくてどうしても噴く……怖いて。
(-84) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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/* あ、一応。 ボードレール詩集「悪の華」のワインの精、よりです。
(そして)男の暖かい腹は余にとっては 冷たい樽の中よりはるかに心地よい */
(-85) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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/* >>354 あれ、まただ……。なんだろう。
(-86) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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/* ところで、素朴な疑問。
みんな かげ みえる の?
気付かない私、鈍感さん? */
(-87) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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お、トーニャおかえり。
昼にシーン進めてて、すまんな。
もうちょい様子みて、トーニャが廊下に出ておれを発見するならその路線で、ひとりで何処か行きたいならそれもできるようにしておくか。
(-88) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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水商売 ローズマリーは、厭世家 サイモンの手が緩むと何も言わず距離をとる。
2010/06/20(Sun) 22時頃
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そう、お前は私のモノ。 ……私のローズ
人間に惑わされては、ならんぞ?
[囁きながらも、何処か其れすら愉しむ風に]
(*18) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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[出現>>346への驚きが薄まれば、 …しまった、挨拶してねぇ……!! その事が男の頭を支配した。出入り口がない場所からの出現は仕掛け扉か何かなのだろうと一人納得して。 しかし肌を総毛立たせる、城主の纏う雰囲気は説明のつかないものとしてその場を支配する]
あー、すいません。趣味が悪いとかなんとか言っちゃって。 [悪趣味だと言った時には城主はいなかったので、それこそ言わないでいいことだったけれど] お初にお目にかかります、ドナルドです。 勝手にお邪魔したあげく、お客さんと一緒の席に着かせていただけてコーエイです。 [これが義務だと言わんばかりに、礼と紹介を並べ立てておいた。ワインを後ろ手にこっそり隠すことは忘れない。]
(359) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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[>>350の言葉に、]
私も今、その事を考えていた所だよ。 名案どころか何も浮かばない体たらくだけど。
私に、お伽話に出て来る主人公の様な力があれば、事態は好転させる事も出来るかもしれないが、ただの詩人でしかないからね―…‥
今出来る事と言えば、貴方を心を少しばかり慰める程度。
[振るえる声を出す少女に、視線をゆっくり合わせる。 そして懐から、懐中時計を取り出して、耳元へそっと近づける。]
胸の鼓動と時計の秒針は似たリズムを刻みます。 耳を澄ませて―…‥
[それは自分自身の落ち着く為のおまじない。 何も出来ない無力な自分の少女に対してのせめての罪滅ぼし。]
(360) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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城主サマすいません、挨拶行かなくて。 そして来てくれてありがとう!
(-89) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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執事見習い ロビンは、記者 イアンの背中をじっと見つめている。
2010/06/20(Sun) 22時頃
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― →サイモンの部屋―
[――感づかれた! 動揺を隠しきれないまま、ノブを回して扉の隙間から顔をのぞかせる。 男が一人、女が一人]
サイモンさん、御無事ですか?
[結局どう言い出すべきか分からなくて、冗談じみた声音が口から漏れるのだった。 後をつける気配>>355には、気がつかず]
(361) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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[誰もが圧倒される其の妖しい化け物を前に 臆する事無く声をかける女。 城主は緩慢な仕草で頷く。 暗闇に、アメジストのような色を帯びた髪が流れ落ちる]
今も昔も――…人の心根は変わらぬもの。 牢が必要となるのも 今も昔も変わらぬのだろう。
[尤も、此処は使われた様子が殆ど無い。 その鉄格子の向こう側に居る隻眼の男を見遣り]
…………
[何をしているのかと問う風を持って、>>353緊張した面持ちの男へ紅い瞳を向けた]
(362) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 22時頃
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[カップの中に、薄紅色が広がる。 まるく息を吐いて、その様に感嘆の視線を注いだあと、 サイラスを見て、ふわり、微笑んだ。]
―― はい。 お勤めを無事に果たせますよう、 皆様が、無事にお還りいただけますよう、 わたくしも、祈っております。
[透明な声で、透明な言葉を紡ぎ。 ティーカップの中身をゆっくりと飲み終えて、 長く、長い、息を吐いた。]
(363) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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/* しかし皆さんが趣のある言い回しをするなか ベタな会話しかできないと悪目立ちしますね。 まあ気にしないけど。嘘、実は少し凹みます。 */
(-90) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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わかっています。 人間に惑わされなどしません。
[人間の囁きに心乱されながらも 惑わされてはいないと強く言う]
――…私を意のままに出来るのはお兄様だけ。
(*19) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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/* しかし一日が長いにゃー。 今日襲撃貰ってもいいというか持たない気がしてきたにゃー。
まあ、いつも通り私はスタートダッシュかけ過ぎなだけですけど。出遅れた分取り戻そうとし過ぎです。 */
(-91) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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―地下―
趣味が悪いのは、この城を作った人間だ。 ……が、借り受けた私もいくらかは悪趣味なのだろうな。
[当然彼らの会話は届いていたが、今聞いた風を装いそう自嘲してみせる。僅かに寄せた柳眉、俯き影が出来た貌は妖しくも人を魅了する為のもの]
ドナルド ……嗚呼、邪魔なものなど誰一人居らぬ。 そなたもまた、客人の一人。
その赤も……自由に飲み、喰らって良いと告げた筈だ。
[青白い指先が、つと隠した彼の腕を指す]
(364) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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[城主からは目をはなさずに数歩下がり――自分もまた名乗ってはいなかったと、友人が名乗っている以上名乗らぬのはおそらく不自然だろうと。]
ベネット・アドニスラモサと申します。 挨拶が遅れて申し訳ございません。
[本来ならば和やかに言うところであろうが、どうしても怖さから表情は固いままで]
(365) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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昨日のローズマリーの発言に落ちかけて 今日のベネットの発言>>327にちょっとキュンときた 心配してくれるなんて優しい奴だ。
(-92) 2010/06/20(Sun) 22時頃
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[男の紡ぐ言葉を聞いて、段々と表情が暗くなる。]
そう、ですか……。
[どうやら、逃げる算段は未だつかないらしい。 男の取り出した懐中時計の秒針のリズムに身をゆだねると、少し気が楽になった気がした。]
で、ですが、諦めないでください。 私にできることがあれば、なんでも言ってくださいね。
[と、ゆるく微笑んだ。]
(366) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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[こちらに背中だけを見せる男が、ひどく驚いた様子で、素っ頓狂な質問を投げかけるのを、表情ひとつ変えずに聞く。]
お嬢様。 ご用件がございましたら、なんなりとお申し付けくださいませ。
いかなるものも「処分」いたしましょう。
[さて、その台詞は記者の男にどう聞こえたか。]
(367) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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/* リンダをからかい…もとい、ドレスを褒めにいきたいにゃー。でもここを動くのは不自然すぎるにゃー。 */
(-93) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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― サイモンの部屋 ―
[姿を現した記者の言葉に目を細める]
貴方はサイモンを案じて来たのね。 メアリーに案じられ この人にも案じられて 本当にしょうのない人。
[黒薔薇の執事の声が聞こえれば緩く微笑み]
ありがとう。 貴方はサイモンと違っていいこね。 怪我した大きな迷子の手当てもして呉れたし
……そうね、ご褒美を考えておかなくてはね。
[囀る声は享楽の宴に相応しい甘い響き]
(368) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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良家の娘 グロリアは、緊張感の欠片もなく、男達を見つめる。
2010/06/20(Sun) 22時半頃
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そう、可愛い私の薔薇。 ……食事を終えたら、私の元へ来るが良い。
口直しをやろう。
[己の血を分け与える行為を仄めかす柔かな声音。 吸血鬼の本能を強める為 己の下へ縛り付けておく為 今一度、あの極上の悦楽を共にと誘った]
(*20) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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/* っく。
絶対ログに追いつくまでにサイモンお兄さまが死んでしまうww
(-94) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/06/20(Sun) 22時半頃
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貴方にとっての最善の策は、私に関わらない様にするのが一番かもしれないな。 さっき目を通した本で、聖なる銀と強い信仰心が魔を避けると記述されていた。 私は信仰心弱く役に立たないものだが、貴方なら効果があるかもしれない。
[表情の暗くなった少女に痛々しさを感じて、首から下げていた銀のロザリオを外して、少女の首に付ける。]
本当に役に立てなくてすまない。 このロザリオが君の役に立つ様に祈っているよ。
いや、ロザリオが役に立つと言う危険な事が起きる前に、ここから逃げ出せるように探ってみるから。
[見込みは薄いのは分かっている。 でもせめて少女の気持ちを明るくさせたい想いで言葉を紡ぐ。]
ではもう私から離れた方がいい。
[部屋の扉を閉じると、本来の目的の浴室に向かう*]
(369) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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[視線を投げた先で、男が名乗る。 ベネットの強張った表情を伺いながら ふと聞き覚えのある名に笑みを零した]
そうか。 ……あれの血縁か。
[帳面に記した名。 喰らったのは何時だったか]
(370) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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>>363
[微笑み、それを飲み干す娘。 彼女の今までの歩みとは、どれほどのものだったのだろうかと、しばし考える。
まだ生娘に見える。 美しさとあどけなさは、きっとまだ恋など知らぬのだろうとも。
今まで、たくさんの人にあって、 その中でも、恋も知らず、死ぬことを嘆いて、それでも命繋ぎ止められず、逝ってしまった姿を幾人かは見た。]
(371) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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――……少し、横になられるといい。 眠くなったら、眠っていてもいいのですよ。
[飲み終えたカップを取り、テーブルに戻す。 薬の効用は、いくばくかして出るだろう。
いずれにしろ、休むことが今の彼女には大事な気がした。
それと、一つ、悩む。 その身体、確かに人は死に追い込むであろう。 だが、吸血鬼にはどうなのか。試したことはない。 こればかりは……。
そう考えている顔は、少し、神妙になる。]
(372) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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奏者 セシルは、御堂を出れば、客室方面へ
2010/06/20(Sun) 22時半頃
薬屋 サイラスは、長老の孫 マーゴの手が、想像以上に冷たいことに眉を寄せた。
2010/06/20(Sun) 22時半頃
|
[背後から聞こえた冷徹な声に、振り向く。 乗り込んだくせにいちいち驚いている自身が情けなかった。あの時はああ言ってしまったが、ベネットの方が、ずっと腹が据わっているかもしれない]
――メアリーさんから、お話を窺いましたので。 とりあえず、生きてらっしゃるようで良かったですよ。
危急の件で、お話したい事があるのですけど……
[軽く笑いながら、サイモンの方に近づこうとする。 もう一人の城主と、その従者たる男。冷たい声音で放たれた『処分』の一言が、耳の底で響く。 名前が書かれていた以上、この男は近いうちに消される。何とか、それを伝えたい。しかし、この状況では――]
(373) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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――…嗚呼。
[仄めかされたその行為は女の望むもの。 込み上げる歓喜が女の聲を切なく震わせる]
記者と黒薔薇が傍におりますが…… 滞りなく成し遂げてみせましょう。
愛しいお兄様のために。
(*21) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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─???:いつかの時─
『……綺麗だろう?』
[夢の中。兄が嬉しそうに微笑みます。]
『綺麗な薔薇だろう?』
[白い薔薇。亜麻色の髪の乙女。銀の羽根。]
『──…私のローズ。』
[愛しげに呼びかける声。]
(374) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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─城内:サイモンの部屋付近廊下─
『皆様の無事を───…』
[マーゴットの祈りの声は、宴の華やかさにも似つかわしくなく、どこか不安げに響いたものでした。>>179
──無事。 その言葉が、兄の警告にも重なって響きます。
逃げろ、逃げろ…と。 切羽詰った声、けれども自らは決して逃げようとはしない、兄の漆黒の瞳に浮かんだ決意。それらが全て、胸騒ぎを書き立てるのです。]
お兄さま……。
[気がつけば、わたくしは兄の部屋への道を急いでいました。]
(375) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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[御堂でしばし己が身を抱きしめるようにして、佇んでいた。 呼吸を沈めて、常と変わらぬように客室方面へと向かう。
>>346主がかけようとした言葉など知るよしもなく、 けれど足を運んだ先はどうしたことか、かつての部屋に近く]
――おや、これは小さなお客様。 なにか不自由なことは、ございませんか?
[>>358 影に先導される姿を認めれば、会釈して言葉をかける。 この子は彼の連れであったな、とふと思いながら]
(376) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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黒薔薇か……あれは、 我等の食事を見る時 なんとも言えぬ顔をする。
[愉しげに笑い、何の問題も無いと囁く]
記者が居たとして、従者は何の為に居るのか 上手く使うと良い
愛しい――…私のローズ。
(*22) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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あら、お知り合いでしたの?
[...はヴェスパタインの呟き(>>370)を聞けば、そんな感想を漏らす]
(377) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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/* 影便利だな影w */
(-95) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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[>>362
願わくば、俺に牢屋を使うなんてことになりませんように。 初対面用の胡散臭い笑顔の下、切に男は願った。 >>364 趣味が悪いと評してしまった手前、視界の悪い先にいる 城主が翳った顔をしたらしいことを知り男は本気で焦る。 上手いフォローも見つからないので黙っていたが。]
…ワインいただきます。 [何故バレたと言わんばかりの表情で]
(378) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
|
|
いや、この者は知らぬが。
[グロリアに首を振る]
……同じ姓を持つ女を知っている。 それだけの事。
(379) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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[>>370
案外、イアンもベネットも正解に近いのではないか。 そんな錯覚を引き起こした。
この城主サマとやらが失踪事件の犯人なのか。]
(-96) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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/* ?!城内設備が増えている ですって?
ええい、後回しだww
(-97) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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[笑う記者が近付こうとすればすっと目を細め]
危急の件――… 貴方が何を知ったかは知らないけれど 全てが遅すぎたのよ。
もう何を言っても間に合わない。 誰もこの城から逃れられない。
だって、お兄様が望んでいるのだから。
[くすくすと愉しげに笑み零す自らの唇に指先を宛がう]
サイモン…… 貴方も欲しいのでしょう? もう我慢の限界なのでしょう?
[男を誘う声は魔性のもの。 サイモンは抗えず女との距離を無くした]
(380) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
|
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−サイモンの客室−
……いいえ、お嬢様。 私はただ仕事をしたまでにございます。
[恭しく一礼し、笑みを浮かべる。]
それよりもお嬢様。 貴女様には、私を褒めてくださるより他に、なされるべきことがあるのではございませんか?
……このお方は、いかがいたしましょう。
[イアンの方へと視線を向ける。]
逃がしますか? ここにいていただきますか? 或いは……
(381) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
|
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>>370 [城主が微笑めば本能的にさらに警戒心を強め、が、続いた言葉はそれを忘れさせる]
……あれの、血縁……?
[この城にやってきた血縁。その可能性があるのは姉ただ一人の筈で。やはり姉はこの城に来ていたのだと。]
その……城主様は……私の姉をご存知なんですか?
(382) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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[ >>370>>379 事件を探りにこの城へ来た友人たち。 案外、イアンもベネットも正解に近いのではないか。 そんな錯覚を引き起こした。
この城主サマはミッシェルを知っているのか。 それを追及するのは友人の立場だろう。自分は―
そう思った男は、チラリとベネットを見る。]
(383) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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[僅かな間の後 ドナルドの一言に、城主は頷き許可を与える]
嗚呼、口にあうと良いが。 ……其れで
[ちらと深紅の瞳で地下牢を一瞥し]
そなた等、何故このような場所に? 城内見物にしても、見るべきものは無いと思うが。
(384) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
|
|
はい。 ――ありがとうございます。
[サイラスが己に投げる視線の、裏によぎる思いなど知らず。 横になった方がよいとの勧めに、初めて帽子とヴェールを取る。
はらり、と、黒い髪が幾筋か、蒼白な額に掛かった。]
少し…御言葉に甘えさせて頂きますね。
[靴を脱いで足元に揃え、 体を倒して、ベッドのなかに潜りこむ。
サイラスに微笑をむけてから、ゆっくりと、瞼をおろした。]
(385) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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―― 自分たちの客室 ――
トーニャ、入るぞ。
[ノックして室内へ入るが、トーニャの姿はなく、手前のベッドは多少、乱れているのが見てとれる。]
(386) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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……。 ……。
…ジタバタしても仕方ねぇ。
[自分に云い聞かせるように言葉にして、荷物をサイドテーブルに置いた。]
(387) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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――廊下――
[ひたひたと音も立てずに進む影に先導されて、長い廊下を恐々と歩く。自分の足音と息遣い以外には、何の音も聞こえない]
――……。 ……。
[不意に影が揺らめき、何事かと目を凝らせば、先刻ヘクターと会話していた執事の男性に、会釈と共に言葉を向けられる]
あ、はい。……大丈夫です。
[闇の中に輝く蒼い瞳に返す言葉には、警戒の色が見えたかも知れない]
(388) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
|
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─城内:サイモンの部屋付近廊下─
サイモンお兄……あっ。
[兄の部屋の前。 しんと静かなその部屋の前、開いた扉の丁度廊下との境目近くに、一人の人影が見えています。>>367 石のお城の黒き薔薇。
従者の背に、足を速めて兄の部屋の前へと向かうのでした。]
ロビン…ですか? サイモンお兄さまが、どうかしまして?
[兄の姿は、ついぞ白薔薇の間に現れませんでした。 或いはそれを咎められるのかと、声が不安に揺れるのです。]
(389) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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/* あら。寝てしまいましたわ、わたくし。 これから、どうしましょう…… (← ノープラン)
あまり、お部屋にお邪魔しているのも、 サイラス様に申し訳ないですね。
(-98) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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/* マーゴ無防備wwww
というか、そうか、自分がやましすぎるのか。 それとも据え膳なのか。
ええと、
(-99) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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/* ……それにしても。 いくら薬屋さんだとしても 殿方の部屋でベッドに横になるだなんて。
わたくし、ちょっと無防備すぎやしません?
(-100) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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[洗面ボウルに水差しの水をあけ、サイラスから買ったレモングラスを浸す。
スキットルを取り出して中の酒を飲み干すと、中に入れた石がカラカラと鳴った。 蓋をあけたまま、スキットルも水に沈める。
レモングラスの爽やかさに、ほんの少しオーク樽の燻りの混じった香りが溶けてゆく。]
(390) 2010/06/20(Sun) 22時半頃
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[ロビンの恭しい礼に瞬きのみで応え]
本当は二人きりが良かったのだけれど 観客がいるというのも何時もと違って愉しいかしら。 見たいというなら此処にいさせても構わない。 けれどね、私の邪魔をするようなら…… 勿論、分かっているわよね、ロビン。
[イアンへと眼差しを向けて]
お願いだから邪魔をしないで。 貴方も命は惜しいでしょう?
[メアリーがこの場に現れても緩く微笑むのみで 女はサイモンの肩にしなやかな腕を絡めた]
(391) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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遅すぎた? サイモンさん、あなた――
妹さんがいらっしゃっているんですよ!わざわざあなたを探しに、ここまで!一緒に帰らないんですか!
[声は届いていない。 これが『吸血鬼』の魔力なのか。魔性の声に堕ちようとするサイモンの様子に、『彼女』の面影が重ならんとしてしまう。
向けられるロビンの視線。己の無力さを――そして愚かさを否が応にも思い知らされそうになり、刹那よろめいた。だが、視線を女とサイモンから外す事が出来ない]
(392) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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―廊下―
これって……。
[男がつけてくれた銀のロザリオを手にとって眺める。]
あなたにとって大切なものではないのですか……?
[不安げに問う。]
けど……ありがとうございます。 私には、してあげられることは多くはありませんが……。 貴方の無事を祈っています。
[浴室へと向かう男の背中を見送り、ロザリオを握って目を瞑った。]
(393) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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>>385
ええ、おやすみなさい。 大丈夫、みていてあげます。
[マーゴがそのままベッドに潜り込む際は背中を向け、薬瓶を片付け、変わりに、香を一本、燭台にたて、火を点ける。 やがて、紫の花がそよぐ香りが部屋を満たす。
振り返り、目蓋を閉じた娘の横に腰掛け、その褐色の髪の乱れを直した。]
――……残酷、とは、こういうことを
いうかと思います。
[その声が聞こえているかどうかはわからない。 ただ、素直な感想として出た。]
(394) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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嗚呼……姉だったのか。
[>>382問い掛けにそんな風に答え 少しの間]
あれは、死んだ。 この城で。
[短く告げる]
……知りたいのは、其れだけか?
(395) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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|
おや、……私が恐ろしいものにでも、見えましたか?
[どこかしら頑なにも見える態度を示されれば、 少しばかり苦笑して飴色の髪は揺れる]
いえ、小さなお客様。 あまり食がすすまれていなかったので。
あなたくらいの年頃でしたら、きちんと食べねばお腹がすいてはしまいますよ。何かお持ちしましょうか?
[語る言葉の内容は、他愛もないそんなもの。 ――誰かの語る言葉に似ていただろうか、青はそっと和らげられた]
(396) 2010/06/20(Sun) 23時頃
|
|
[上衣を脱ぎ、鏡の前に後ろ向きに立って背中を映す。 まだ、紋様は上腕止まりで、背中にまでは黒い影を延ばしてはいなかった。
それを確かめると、乾いた布で、脱いだ上衣の革の汚れを拭い、ミンクオイルを擦り込んで馴染ませる。 同様に、ズボンとブーツも手入れした。]
(397) 2010/06/20(Sun) 23時頃
|
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折角だから黒薔薇にも見せてあげましょうか。 私の食事を――…
本当に気のまわる従者ね。 命じる必要がないくらいに…… 嗚呼、少しだけ憎らしいこと。
[憎らしいといいながら それは愉しそうに呟かれて]
(*23) 2010/06/20(Sun) 23時頃
|
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[そう、もしかすると、罪悪感、というものかもしれない。
今まで、割り切って、薬を売買してきた。 それが毒薬であろうとも、
だが、その結果と再びめぐり合うことはそう、ない。 それと、こんな囚われの城の中だからだろうか。
この娘の最期は看取るべきなのかと、 そんなことも思い始めていた。]
(398) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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>>384
……実はワインセラー、もしくは調理場があるかと思ったんすよ。 調理場だったら嬉しいなー…なんて。 [意地汚さを全開にした答えであり、紳士さからは かけ離れていて躊躇ったが正直に答えることにした。 正直は美徳。
男には家族はいなかったが、 友人が姉を大切にしているらしい事は理解していた。 友人の質問>>382そして答え>>395を聞いたとき、視線を下に落とした。 肩の傷が疼いた気がした]
(399) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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住み慣れた御本人にとっては詰まらぬものでも、 他所から来た人にとっては違ったように見えるものですよ。
[一人異なる空気を纏う自覚も見せず、ベネットやドナルドの様子も気にせず問いに対して(>>384)ただ単なる感想を述べる。その割には]
これだけ古い城ですもの。 どこだって、物珍しく、面白いですわ。
[自分が単にベネットをつけて来たなどということは言わない。それすら忘れているだけかも知れず]
(400) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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よう。着替えに、ラフなコットンシャツとサバイパンツでももらおうか。
[影に要望し、自分はベッドに仰向けに転がる。
横になれば、伸びた身長分の差は掻き消え、あの頃と同じ視界になった。 天井のメダリオン、シャンデリア。
自分で希望した部屋とはいえ、心騒がすものがある。]
(401) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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────っ!?
[イアンの声が、兄の部屋の中から響きます。 ひどく切迫したその響きに、部屋へと駆け寄り開いた扉へと駆け寄りました。 そこに見えた光景は───]
…サイモン兄さま?
[陶然とした漆黒の瞳を、麗しき翡翠へと向ける兄の姿。 息を呑んだように、立ち竦むイアンの姿。 彼を制するように鋭い視線を向ける、「黒薔薇」の姿。
──そして。]
……マリーねえさま……っ!!!
[兄に腕を投げかけ、嫣然と微笑むローズマリーの姿。]
(402) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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嗚呼 其れは……良い、な。
[食事を見せ付ける 提案にくすくすと哂った]
憎らしいなら 存分に見せ付けてやるが良い。
(*24) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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薬屋 サイラスは、長老の孫 マーゴの髪を撫でている。そおっと。
2010/06/20(Sun) 23時頃
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>>395 ……っ。
[予想をしていてもすこしは希望も持っていたのかもしれない。ずしりと胸に重いものがのしかかる。]
……そう、ですか……
[うつむいて呟く。その先は聞いたらまずいのかもしれない。でも、自分が本当に知りたいのはその先なのだ。姉を殺したのはこの城主なのかそうでないのかを]
……何故、ですか。
……姉はなんで……
(403) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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私は貴方のローズではないけれど 最期に一度だけ貴方に夢を見させてあげる。
ねぇ、サイモン。 私の為に白い薔薇の花束を持ってきたあの日を 私は忘れないわ。
嬉しかった。 私の為だけの贈り物が。 私の為だけに向けられる貴方の心が。
[サイモンの手が腰に絡むのを感じる。 触れるなと一度は拒絶した女だったが今は彼の好きにさせた。 甘い睦言が女の耳朶に囁かれる。 彼の妹が傍にいるというのに男は気づかない
つ、と男の首筋に女の唇が宛がわれた]
(404) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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[自分で感じる以上に、疲れ果てていたのだろう。 張りつめていた気が切れるのと同時に、 吸い込まれるように、眠りの中へ落ちていく。
額に触れる指先の感触に、 ほんのりと微笑を浮かべて。
すぐに、静かな寝息を立て始めた。]
(405) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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[拳を目の前にかざし、睨みつける。]
……。 ……。
今度、この城を出るときには――
(406) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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調理場は食堂の奥 ワインセラーは、調理場の下だ。
[ドナルドの理由に嘘は無いように見えた。 城主は丁寧に場所を説明する]
――…この城が珍しいと?
[面白いと言うグロリアには、真っ直ぐに射抜くような視線を投げた]
好奇心は……過ぎれば死を招く。 気をつけておくのだな。
(407) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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/* 本格的に、寝てしまいました。
……更新したら、起きていい…でしょうか? それとも、今日は早く寝た方がいいという、 天のお導きでしょうか。
まあ。 ……なるようになるでしょう。 (← てきとう)
(-101) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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何故? 嗚呼、何故ならお前の姉は
[好奇心は。 グロリアに向けた言葉の後 ベネットの問い掛け>>403 城主は哂う]
私がこの牙で 喰らってやったからな。
(408) 2010/06/20(Sun) 23時頃
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