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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、共鳴者が2人、賢者が1人、守護者が1人、降霊者が1人、賞金稼が1人、人犬が1人、呪人が1人、少女が1人、狂信者が1人、首無騎士が2人、仔狼が1人、笛吹きが1人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2010/07/03(Sat) 01時頃
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/* ちょ
しゅごwwwしゃwwwww
何?これはシスコンフラグ?そういうことでおk?
(-0) 2010/07/03(Sat) 01時頃
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ぶwwwwwwwwwwwwww
弾かれるとか珍しいwwwwwwwwwwwwwwwwww
ってぇか、賢者、ってwwwwwwwwwwwwwwwwwwww さすがにプランにないぜー?
(-1) 2010/07/03(Sat) 01時頃
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/*
ちょ、何故共鳴者wwwwww
しかもヴェスとかよwwwwwwwww
(-2) 2010/07/03(Sat) 01時頃
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呪人げっとー。 賢者よ私を占ってはいけないぞ!
(-3) 2010/07/03(Sat) 01時頃
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/* 首騎士きた〜(∩´ワ`)∩バンザーィ
(-4) 2010/07/03(Sat) 01時頃
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/* 人犬、いいじゃん。
(-5) 2010/07/03(Sat) 01時頃
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/* う、ん? 表は動いていい、のかしら。
お告げかなんかない、かな。
(-6) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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「その話は本当なのかね――?」
「ああ、間違いないじゃろう」
向かい合うは村長と専門家ロミオ。
(#0) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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/* あ、待ってて良かった。
お告げあった。
(-7) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
|
村長は顔を覆って、絶望的な表情を浮かべる。
「そんな、―――」
ロミオはゆぅたりと首を傾いで
「村長さんは逃げんのかの?街に行けば間に合うかもしれん」
「……いいえ、私は村人を見殺しになんて出来ない」
(#1) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
「そうじゃのう、限られた馬車じゃからの。ワシは帰らせて貰うぞい」
「ええ……」
悲嘆に暮れた村長は、
それでも、正直に、この病のことを
村人に伝えることにした。
自警団を呼び、病の概要を伝える。
『死に至る病。
感染した者の発症率は100%。
発症後、約一日で全身が麻痺し、死に至る。
潜伏期間は僅か“一週間”。
既に村人たちは潜伏期間中だろう、とのこと。』
(#2) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
自警団員も絶望的な表情を見せたが
村人に伝えるべく、村に散っていった―――**
(#3) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
|
どうしたい?
[齎されたシンプルなひと言。直截なそれにこくりと顎を動かし、当然のごとく言い放った]
そんなものはシンプルだ。 彼女に何か――そう、贈り物をしたい。 この手で作った何かを身につけて欲しい。 そしてそれを大切にして欲しい。心を、繋ぎたい――
ああそうだ。 ただそれだけの話だ。
――ふん。
[自明であるとばかりに頷き再度上下にミッシェルを見て]
たまには役に立つじゃないか。 兄貴も奇矯なことをしていると思っていたが。
[見直した、などという素直な言葉は伝えることもなく]
(1) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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[森に近い、村外れの粗末な小屋の中。月光を浴びながら、一人の女が糸を紡ぐ。
時に、銀色の光が注ぎ込む窓辺から――。
森から村へと続く小途を、慈しむように眺めながら]
(*0) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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ならば職人である本人の教えを請うべきか? いや、コイツのものなど知れている。 まずは己で歩くべき。 近道など必要はない――こうしてはいられない
[誤解を招きそうな発言を呟きながら、足早にその場を立ち去ろうとする**]
(2) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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|
あの人の生まれた村を静かに見守ってきたわ。 あの人の愛した村を、私も愛してきたわ。
でも――。
もし、村が悲しみのうちに滅びるようなら――。 どうすれば、いいと思う?
[誰ともなく問いかけて]
(*1) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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|
あーはいはい。 そりゃ悪かったな。
[返って来た言葉に呆れたように言って、肩を竦める。 そして、妹を見なかったかと切り出す前に先に切り出され。]
ミッシェル?
[尋ね人の名を繰り返した。 自分勝手な事を言い募る様はいつもの事なので、いつもの様にスルー。 うちの店に来ていた事を教えてやろうかとも思ったが、その後の行き先までは知らないなと思った所で、前方にその尋ね人が現われたのだった。]
…お前、ほんっと標的以外の扱いは酷いな。
[男はヴェスのミッシェルに対する出会い頭の行動に溜息をつく。 ミッシェルから妹の話を聞けば、そうかと呟いて。]
んじゃ、俺は散歩して帰るわ。
[職人同士の話が始まる前にそれだけ告げて、ふらりとまた歩き始めたのだった。]
(3) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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|
あぁ、だから私に聞こうとしたんだね。
でも、どんなものをあげるつもりなの? 身につけるものっていっぱいあるよ?
指輪にー、ペンダントにー、イヤリングにー。 ブローチとかバレッタとか。
どんなもの作るかは、使う素材にもよるけどね。
[ヴェスの言葉は慣れたものなので、特に気にすることもなく。 ただヴェスの希望を聞いて、思いつくことを口にした。]
(4) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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[そんな事は起きないで――
そう、願いながらも。]
.
(*2) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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愛する人の死を告げられるのは、辛い、わ。
自分の命が天に召す神様の御手により、刈られるよりも辛いこと、よ。 魂が千切られるような、痛みと悲しみに晒される、の。
埋めきれない空白を、疵を、魂に深く残すの。 それを埋めることなんてできるものでは無いわ。
(*3) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
|
|
うん、イリスによろしくねー。
[散歩して帰る、というサイラスには笑顔で手を振って見送り。]
あれ、ヴェス?
結局何が聞きたかったんだろう。
[話の途中で足早に立ち去るヴェスをきょとんとして見送ると、首を傾げたが。 いつものことだしなー、と気にしないことにした。]
(5) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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|
― ぶどう醸造所のワイナリーへ至る道 ― [いつしか覇気や怒気の抜けたとぼとぼ歩きで、フラフラと仕事場近くへ至る道を歩んでいた]
…あ。
[オスカーが道端でリラックスしている姿が目に入り、少しだけそれを見つめると、先程よりはわずかにしっかりした足取りで近寄って、目の前に無言で仁王立ちして見下ろした]
(6) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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あの人が愛したこの村が悲しみにくれるのなら――。 あの人の愛したこの村の人々が、身近な人を、村の人を失い。
魂に喪失という残酷な疵を受けるのなら。
私の手でできる事を――。
し て、あげる――。
[例え、自らの手を赤く染めたとしても――
丸い銀の円盤を、静かに眺めながら心の奥で思って。]
(*4) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
|
掃除夫 ラルフは、納屋へ戻ると、安酒を呷って眠った。*
2010/07/03(Sat) 01時半頃
|
/*
わー。狂信者ささやけないことわすれてたー(><
(-8) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 01時半頃
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/* 共鳴者なのに共鳴する理由がないとか。w
どうなるんだろう、っていうか共鳴使うんだろうかコレ。w
(-9) 2010/07/03(Sat) 01時半頃
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気づく人はいないと思うので自己満足垂れ流し!
プロローグ・ギリアンちで調子崩したのは病気の前症状の描写のつもりだったので、全身の麻痺、っていうのが症状で割と近かったのが嬉しかったんだぜうぇうぇ。
(-10) 2010/07/03(Sat) 02時頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 02時頃
|
――回想――
[>>0:429 ギリアンの塒からゆるりと出でる。
まだ急げば、夕闇から夜の幄へと村が変じる前に、村外れの自宅には辿り着けるかと思案しつつ。]
――…?!
[不意に、背から響く足音が耳に届く。セシルの気をつけての声が耳に残っていたので。僅かに身構えつつも、誰かしら?と振り向こうとした時。
女のくびれた腰に、だっこちゃんのように手が回されて――。]
(7) 2010/07/03(Sat) 02時頃
|
|
― 牧場 ―
誰かがあの子達の面倒を見ないといけないし……。 うん、期待して待っているから。
[三頭引きの馬車の上で手綱を握る牧場主。 病の件を聞いた彼の行動は素早く、馬車を用意すれば街に行く村民達を纏めて準備を整え、第一陣として出発しようとしていた。
自分を共に町へ連れていこうとする彼にやんわりとした言葉だが明確な意思を込めて拒否の言葉を返す。
遠のく蹄の音。 馬車が丘を越え見えなくなるまで見送り、ふと溜息を漏らした]
(8) 2010/07/03(Sat) 02時頃
|
|
[ミッシェルとヴェスと別れ、曲がり角を曲がると自然と歩く速度が速くなる。 それは散歩とは言い難い速度。 もう陽は大分傾いて、赤く染まった空は蒼に飲まれつつあった。]
…あのバカ、何処にいんだよ。
[一応酒場の前も通ってみたが、妹が居る気配は無くそのまま通り過ぎて。 次いで雑貨屋へ至る道を進む。 其処にも妹の姿は見当たらず、男は少しだけ顔を顰めた。 後、妹が向かいそうな場所は…と思い返しながら歩き、誰かに会ったなら声をかける事だろう。]
(9) 2010/07/03(Sat) 02時頃
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|
[唐突な事だったので、声も出ずに暫くなされるまま。 鼓動が、どうしてとの疑問に跳ねるように鳴るも。
先程ギリアンの塒で見たその細やかな手には記憶があって。]
アイリスさん?
[枯れてなんて、いない。 アイリスにそう告げられると何処かこそばゆくて。]
ありがとう。 貴方も、気をつけて、ね。
[歳の事を気にした私の事を逆に慰めてくれたのかな、と思うと、嬉しくて。 追い抜くように走ってゆくアイリスを見送った。]
(10) 2010/07/03(Sat) 02時頃
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/* お仲間は、誰――かしら?
(-11) 2010/07/03(Sat) 02時頃
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─ 村の通り ─
んー…もうじき日が暮れちゃうなぁ。
[紙袋を抱えて歩きながら、雑貨屋いこうかなーどうしようかなー、と考えているところで前を歩く人影に気付き。]
コリーンさん、お出かけ?
[紙袋を片手で抱え直すと笑顔で手を振り、傍に駆け寄った。]
(11) 2010/07/03(Sat) 02時頃
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/*
ね むい。
00:50まで仮眠!と思って 目覚まし時計を掛けて寝ましたが、 まさかの二度寝で起きたのが01:15でし た
村建て発言の投下が遅れて申し訳ないです。
(-12) 2010/07/03(Sat) 02時頃
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|
[>>11 ギリアンの塒で体内に取り入れた酒精で、白い肌を夕焼けに染めたように、仄かに桜色に染めた女は、ミッシェルが傍に駆け寄り、お出かけと笑顔で手を振るのをみれば、やんわりと首を左右に振って]
これから、戻るところ、かしら。
ギリアンさんの所で、ね。 アイリスさんやセシルさん達と一緒にすこし話していたのよ。
[主に、アイリスの愚痴大会だったけれども――。 彼女の笑顔に、柔らかな酒精の乗った艶のある声で告げる。]
(12) 2010/07/03(Sat) 02時頃
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/* あ、なんだか表現がすこし変。
夕焼けに染めた、なのに、仄かに桜色って!! どちらか一つにしなさい。
(-13) 2010/07/03(Sat) 02時頃
|
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 02時頃
|
おい、クソガキ。 ワイン作る分のぶどうは残せよ。
[それだけ言って、そこから去る。 普段なら不用意な言動と見るや、即罵詈雑言か暴力が飛んでくる粗野な女だが、今日はしおらしくそれだけで終わってしまった]
……帰ろ。 酒は飲んだけど、チーズも干し肉も食べずだし…お腹減った…
(13) 2010/07/03(Sat) 02時頃
|
|
あれ、イリスってばギリさんとこに居たんだ。 てゆーかセシ兄もいっしょだったの? なんかめずらしー組み合わせだね。
[そりゃ探しても見つからないわけだ、と一人で納得して。 他の面子も聞けばきょとんとしたものの、くん、とお酒の匂いに気付き。 酔ってる?とコリーンを見つめて首を傾げた]
コリーンさんお酒の匂いするよ? 一人で帰れる? 私でよければ一緒に送ってくよ?
(14) 2010/07/03(Sat) 02時頃
|
|
― 通り ―
……?
[村の方へと歩いていけば話が嘘のように日常が保たれていた。 たちの悪い嘘だったのかも――そんな考えさえ浮かぶ。]
パニックが起きないように教える人を選んでる……?
[比較的現実的なラインの答えを頭の中で引出しながら陰鬱な表情を浮かべて通りを歩む]
(15) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
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/* さて。 どうしようかな、ここで聞くのもありっちゃありだけど。
(-14) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 02時半頃
|
―― 雑貨屋・テレプシコーラ ――
[いつものように退屈で、平凡な宵。 ただ、少しだけ違う宵。 もう店終いの時間だ。
外に出てcloseの看板を掛けた所で、 自警団員の姿が見えた。]
(16) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
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珍しい、わよね。 ギリアンさんも驚いていたみたい。
若い人が墓場を訪れるなんて滅多にないでしょうし。
[ギリアンの驚いた顔はなかなか見れるもので無いので、その表情を思い出しつつ、珍しいには同意するように頷く。 ただ、何か納得したかのようなミッシェルの様子に、不思議そうにその瞳を見つめる。 酔ってると首を傾げる様に、はにかむように身体の匂いを嗅ぐような仕草をして。]
大丈夫、よ。 ほら、それに私の家――。
村はずれだから、ミッシェルさんの帰りも遅くなるわ。そうなったら、逆に悪いもの。
[その気遣いに嬉しいと謂うように目を細めて]
(17) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
|
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[自警団員はソフィアに歩み寄ると、重い口を開いた]
……
[この村に、ある病が蔓延していること。 その病の異常な発症率と致死率。 そして既に村人は潜伏期間だろうということ]
……え? あぁ、そう。
[全てを聞き終えた後で、 気の無い相槌を、打った。]
(18) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
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―夜・酒屋― [もうそろそろ店を閉めて、自分の酒を楽しもうと思っていたところ飛び込んできた話。 流石に笑みも無く、細い目を更に細める。]
…どうしようもないってのか。 いや、ないんだろうが。 ……アンタは。 どうする。
俺は…酒に囲まれて死ぬのも悪くない。 いや、足掻いてみるべきかもしれんがな。 どうも、この村に毒されちまったらしい。 自棄になる気にもなれんよ。 …しかし………。
分かった。 誰を恨みようもない。 わざわざ、済まなかったな。
[伝える事も辛いだろう。肩を労う様に叩いて自警団員を送り出すと、沈痛な表情で暫く、小さな明かりの灯る店先に座っていた]
(19) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
|
|
みんな嘘。
[ぽつり呟いてみる。 そういえば、この日常がずっと続くような気がした。 変わらぬ生活を続ける皆を改めてみれば、突きつけられた事実の方が冗談のようで――待ち受ける苦痛から逃げるよう楽な方へ思考を逃がした]
(20) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
|
|
/* せんせい、仔狼がゴドウィンやギリアンだったら、どう、しましょう?
(-15) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
|
|
―― 小さな森 ――
…
[空を仰ぐ。 宵の灯りは優しくリンダのカラダを照らしている。 緩やかに視線を落とし、頬にそっと触れた。]
冷たい。
[ぽつ、と零して儚い笑み。 滑らせて、何度か手の甲を擦ってみても 其処に温もりが灯る事は、無い。]
(21) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
|
|
――――…。
[自警団員が立ち去ってから、どれ程の時間が過ぎただろう。 closeの看板に手を掛けた儘 ぴくりとも動かなかった。]
……は
[やがて漏れたのは、乾いた吐息。
この村が、侵されていると知り、 言葉を失い、思考も止まった。
気の無い相槌は現実から目を背けるもの。]
(22) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
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― 酒場 ―
……っ。
[自警団員が酒場から足早に出てゆく姿を目にすれば 辛い現実へ引き戻される精神的な苦痛で目を細める]
やっぱり弱いんだなぁ……。
[逃げるだけで向き合うのが怖い。 そんな自分を自覚しながら酒場へと入る]
マスター?
[力のない声で酒場の主を呼んだ]
(23) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
|
|
あぁ、あのね。イリスのこと探してたの。 ラス兄が心配してたから、早く帰ってあげてって言おうと思って。
[さっきラス兄に会って、会えなかった旨は伝えたけれど。 不思議そうに見つめられて、その理由を話した。 ギリアンが驚いていたといわれると、きょとんとして。]
ギリさんでも驚くことあるんだね。ちょっと見たかったかも。
[大体のことは動じない人だと思っているから、こちらのほうが驚いた。 送っていこうかという申し出に大丈夫と返されると、そう?と首を傾げるも]
村はずれだからこそ心配なんじゃない。 途中で転んじゃったりしても人が通らなかったら助けてもらえないよ?
[そう言って眉を寄せるものの、無理についていくのも悪い気がしてそれ以上は食い下がることはなく。]
じゃあ、気をつけて帰ってね?あ、そうだ。また今度、お歌聞かせて。
[コリーンと別れる間際、そんなことをお願いして、笑顔で*手を振った。*]
(24) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
|
|
/* これは、ペラジーの矢印はゴドウィンなのかしら?
(-16) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
|
|
昔、ね。
[声は随分と穏やかになっていた。 ガーベラと木製の椅子が傍に無言で佇んでいる。]
おじいちゃんって、凄く怖かったんだ。 逢うたびに、何時も、何時も、怒鳴られてた。
[双眸を細めて、苦笑する。]
おじいちゃんが、怖くて仕方無かったんだ、私。 でも、ね。
おじいちゃん、優しかった事もあったの。
(25) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
|
|
/* おろ。
…
うおお、寝落ちてた。 賞金首かぁ。道連れさんだけれど…
(-17) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
|
|
単なるブラコンで好きな人は他にいる…とするには、男性陣とアイリスがあいそうになひ。
ラルフは見ててイライラする、ヴェスパは悪友確定、オスカーはクソガキ扱い、ゴドウィンはおっさん扱い、ギリアンは迷惑かけ友、セシルは全然興味ない系っぽい。 どうしやう。
滑りこみでゴドウィンならプロローグのフリもある。オスカーかラルフなら好きな子はいじめる系。 お前は坊主か。(裏拳)
悲恋を楽しくやりまっしょうというコンセプトだと判断してるので、誰かの矢印気にせずに動けるぜうぇうぇ。
(-18) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
|
|
[雑貨屋の中に入り、荒々しく扉を閉める]
お祖父ちゃ……
[ティモシー爺を呼ぶ。 爺の細い手を握る。 不思議な瞳に何も謂えなくなった。]
……。
お祖父ちゃんは、街に、逃げて。
(26) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
|
|
>>23 ペラジー [顔を上げる。陽気な笑みは向けられなかったが、翳りのある顔を向けた]
…おう、ペラジーか。
[顔色と、声を思えば内心は見て取れる。ぽつりとこぼした。]
その様子じゃ、聞いたな。 …お前さん、どうするんだ。 俺は残るが…な。
(27) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
|
|
ピッパ、ピッパって。 私の頭を撫でながら、笑うんだ。
甘いもの食べるか、とか。 一緒に遊ぼうか、とか。
本当に、ね。 今でもあの笑顔、忘れられない。
[くす、くす、と穏やかな笑い声が響く]
おじいちゃん、ね。 それからすぐ、死んじゃった。
(28) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
|
|
[村に蔓延しているものがとんでもない病だということだけ告げ]
私は―― パパとママの眠る、この村を 後には出来ない、わ。
[そう謂うと、爺は、同意を、示した。]
『娘と義息子がいる村を後には出来ん』
[―――と。 ぐっと胸を圧す何かに耐えるように、唇を噛んだ。]
(29) 2010/07/03(Sat) 02時半頃
|
|
多分。
[そ、とリンダの赤毛を一房、両手で握る]
おじいちゃん、解ってたのかもね。 ……どんな気持ちだったかは、 ―――、今も未だ、解らない。
遠いんだ。 私は未だ、子供、なんだと思う。
でも、きっと。 寂しかったのかもしれない、って。 覚えていて欲しかったのかもしれないって、思うんだ。
[愛おしそうに、赤毛を撫ぜて]
(30) 2010/07/03(Sat) 03時頃
|
|
― 村中→酒場 ―
本当に家に帰ってんならいいけど…。
[額が薄らと汗ばんできた頃。 粗方探し終えて、そんな事を呟いた。]
――――…ん。
[自宅へ戻るかと踵を返せば、何やら浮かない顔のペラジー>>15の姿。 そしてその先の酒場からは自警団員が足早に出て来た。>>23 何かあったのかと、ペラジーより遅れて酒場へと。 中へ入ろうとしたその折、丁度マスターの声>>27が聞こえて。]
……?
[何処か沈んだ声に、思わず入り口の傍で足を止めた。]
(31) 2010/07/03(Sat) 03時頃
|
|
>>27
こんばんは、マスター。 牧場の運営にも人が居るから私は残ることにしたの。
誤診だったり、意外と生き残れたりするかもしれないしね。 ああ……昨日の御代、忘れちゃってた。
[ごめんなさいと微苦笑を浮かべる]
お店、やっていないのかな? 飲みたいな。 そんな気分。
[店先に座るマスターの頬に手を添えて優しく撫でる。 笑顔を浮かべて酒をねだった]
(32) 2010/07/03(Sat) 03時頃
|
|
私が、忘れちゃった時。 誰も、おじいちゃんを覚えて居られなくなったとき。
おじいちゃんは、きっと ――――、初めて本当に、死んじゃうんだと思う。
……リンダ? だから、リンダ。
死なないよ。 居なくならないよ。
リンダは、生きていてね。
[どれだけ言葉を紡いでも足りそうに無い。 未だ枯れぬ涙は、再び目尻を静かに濡らしていく]
(33) 2010/07/03(Sat) 03時頃
|
|
あれ…? う、 …っと …あれ? ねぇ、三つ編ってどう、するの?
[苦笑した。 今まで三つ編なんてした事も、された事も、無い。]
ごめんね―――。 せめて綺麗にしてあげたいのに。
友達甲斐の無い奴だなぁ。 ………ごめん、ね
[ひた、ひた、と赤毛を雫が濡らして行った]
(34) 2010/07/03(Sat) 03時頃
|
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 03時頃
|
そう、なの。 アイリスさんをサイラスさんが――そう。
私と別れたのも、すこし前の事だから……まだ追いつくとは思うけど――。
でも、もうこんな時刻だから。 そのまま家に向かったのかも知れないわね。
[>>24 ミッシェルの言葉を反芻するように語りつつ。 アイリスの様子を思って、多少心配そうな声で語る。]
(35) 2010/07/03(Sat) 03時頃
|
|
[帰宅して、料理当番を放り出して家を出て行ったことに対して、父からしこたま怒られた。 普段より一層殊勝な態度で謝罪をして、途中まで作ってくれていた料理を手伝い、不在の兄を待っているところで自警団が家に訪れる]
…………
[応対した父の後ろで話を聞いて、普段なら使いの人間を小馬鹿にしたような言葉もかけようが、今日は話の内容の重大さ故か、別に何かあるのか、おとなしく座ったままだった]
(36) 2010/07/03(Sat) 03時頃
|
|
>>32 ペラジー …そうか。 しかし、言っちゃなんだが、妙な気分だ。 ガキの頃良く、もし明日死ぬとしたら…なんて話したもんだが。 現実にそうなるとはな。 にわかには信じられん。
お前さんなら、どう答えるね。
[店の事を聞かれると苦笑いした。]
酒が売れそうでな……。 閉めちゃおれんよ。
(37) 2010/07/03(Sat) 03時頃
|
漂白工 ピッパは、リンダの上半身を両腕で抱き寄せると、引き摺るように椅子の上へ。
2010/07/03(Sat) 03時頃
|
お酒といってもね、すこし嗜んだ程度なのよ。 途中で倒れる程は飲んでいない、はずだから。
[お酒の色が肌に出やすいのは、体質もあるのだろう。
村はずれだから心配と、眉を寄せて語るミッシェルに。 心配してくれてありがとうと、足元はふらついていないから大丈夫と言うように、柔らかに微笑んで。]
ええ、また今度機会があったら、是非――。 ミッシェルさんに歌を聞いてもらうの、好きなのよ。
[笑顔で手を振り別れるミッシェルに、女も笑顔で手を振り返し。
ミッシェルがアイリスと出会えるか、アイリスの無事を祈りつつ、村外れの小屋を目指して歩み始めた――**]
(38) 2010/07/03(Sat) 03時頃
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― 回想 ―
[肩を抱かれ、軽く目を見開くも]
――だから、私は…大丈夫ですわ。
[そう、小さく苦笑し…執事とミッシェルのやり取りに小さく笑った。 ミッシェルも努力をしているということが伝わったのだろう。お茶の時間は執事が口を出すことは少なかったし、言うなれば他愛のない雑談をして居れば、すぐに時間は過ぎて行く]
あら、もう、こんな時間…?
[ミッシェルの言葉に、グロリアが視線を向けると、執事は無言で頷くのみ。その様子に、眉尻を下げ]
私は…構わないのだけれど。 やはり、爺は世間体とか。気になるみたい。 悪く、思わないで頂戴? 爺も…お父様の言いつけを守っているだけだから…
[其の言いつけが何なのかは…今は語ることはない]
(39) 2010/07/03(Sat) 03時頃
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― 回想 ―
――うーん。 でも。何時もよりも、爺は怒ってないわ? 努力は、認められてるんじゃないかしら…
[何時もの口調でこぼすミッシェルに困ったように笑んだ。 ま、良いや、と表情をころりと変えるのにも、今は慣れた物で…]
――。
[しかし。そのように呼んで良いか、と問われたのには目を丸くし]
私は…別に構いませんけれど… ふふ、その様におっしゃられたのは、ミッシェル様が初めてですわ?
[問いには小さく笑むばかり。 執事が戻ってくれば、代金と菓子、言葉のやり取りに口元を隠し、笑いをこらえていた]
― 回想終了 ―
(40) 2010/07/03(Sat) 03時頃
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>>37
そのときが来るまで信じられない、かな。 まだ誰も死んだわけでもないしね。
人間、そんな逃げ道があれば幾らでも現実逃避できるみたい。
[暗いことを考えるのも嫌になったのかくすくすと明るく笑う]
そうね。確かに。 時間はあるし、酒場娘でもはじめようかな。
(41) 2010/07/03(Sat) 03時頃
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/* ラルフ、オスカー、ギリアン、セシルの中に2狼かしら? それとも、ステルス中???
ギリアンあたり、狼希望していそうな雰囲気はあると思うのよね。ラルフもちょっとそんな気配かしら。
(-19) 2010/07/03(Sat) 03時頃
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[病気なんて嘘で。 いつもの日常が続くのならどんなに良いだろう。
だけど、ソフィアの日常の歯車は既に リンダの死、という切欠で 狂い始めていた。]
死ぬなんて、……ない。 明日にも明後日にも終わる命なんて、そんなの、ない。
[現実に突き付けられた、死。]
――ピッパさんは笑ってくれるかしら。 いつか笑ってくれるかしら。 それまでは、それまでは――生きていて欲しい。
私も、生きたい。
(42) 2010/07/03(Sat) 03時頃
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――――っ!
[ぐぐぐ、と引き摺るようにリンダを椅子へ。 なんとかという具合に座らせると、苦笑い。]
ごめん。 ちょっと痛かった?
……運動不足。 力も無いから、さ。
[あは、と能天気に、笑う。]
(43) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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漂白工 ピッパは、リンダの頭へ手を伸ばしそっと撫ぜた。
2010/07/03(Sat) 03時半頃
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>>41 ペラジー なるほど。 俺の答えは…いつもこうだった。
"いつも通りに過ごす。 ただ…。 違う事をしてみたい。"
何てことはない。 許せない奴を少し許して、嫌いな野郎を少し好きになり、 そして最後に自分を…愛してやれるか、とな。
俺ぁ勿論、笑って死にたいね。 悔いはある。 だが、出来るだけ墓の下には持っていきたく無いモンだ。
[酒場娘を始めると言うペラジーに笑う。]
おいおい、運営に人が居るんじゃあなかったか。
[ふと真面目な顔になって続けた。]
(44) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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少し。 ……少しだけ、此処で待ってて。
誰か、呼んでくるから。
[何時までも此処に置いては、おけない。 そしてリンダの事を誰かに報せなくては、いけない。 身寄りの無い子だったから、少なくとも村長にだけは。]
寒いかもしれないけど。 ……我慢、しててね。
[一瞬、自身の格好を見遣るが 暖を取る為に渡すだけの余剰な衣服は着ていなかった。 言い残し、静かにその場を後にする。]
(45) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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荒れる奴もいるだろう。 当たり前だ。 誰を恨めと言う。 それこそ神か、悪魔か…。
見えないモノを呪ったって仕方がない。 それにな…誰だって死ぬ。 どうしようもない事実だ。 不老不死なんざ、いまどき誰も信じちゃいないだろう。 生きる、ってのは死ぬって事だ。 毎日俺たちは少しずつ死んで行ってるようなモンだ。 そうだろう。 病が無くたって、俺は明日死んでいたかもしれん。 どこかで酔っぱらってひっくり返った…なんて下らない理由でな。
[口元をゆがめて言う。]
だが逆を言えば、人は生きる。 死ぬ寸前までは生きている。 それもまた事実だ。
(46) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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恨みは水へ流し愛を墓標に刻んで……かな。 本当、後悔せず死ぬ為の……死のための準備か。 らしいといえばらしいかな。
手がかかる時間帯が微妙に違うって事。 邪魔かな? ならお酒だけもらっちゃう。
[くすり笑ってマスターの傍を通り過ぎる。 棚なに並ぶボトルに勝手に手を伸ばし始めた]
(47) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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― 酒場 ―
…、……は?
[中から聞こえてくる話に、間抜けな声が出た。
死ぬ。誰が? 現実。何が?
普段ならそんな会話を気にも留めず、目的の事――今の場合、妹が居るかどうかを確認する事――だけを考えただろう。 だが、先程の自警団員の姿に、沈んだ二人の声色。 胸騒ぎに駆られるように、男は酒場の中へと足を進めた。]
…客じゃなくて悪い。 偶々今の話聞いちまったんだけど、…何かあったのか?
[今の会話を聞いてもピンと来ていない男の様子は、例の話が伝わっていないが故だった。]
(48) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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/* 頭がまわらないでござる。
でも止まれない。止まらない。
妹の所へ行けばよかtt
(-20) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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凄く現実的なのか逃避してるのか……。 何か達観してるよね。
私は――其処まで割り切れないな。 やっぱり、怖いし、やりのこしたこともある。
普通に結婚して、子供を生んで、子供達に見送られて逝く。 平凡だけど、そんな未来が待ってると思ってた。
未来なんてないと宣告されて そこまで現実を割り切れるマスターは凄いね。
[白ワインのボトルを抱えながら 呆れとも感嘆ともとれる様子で彼を見る]
(49) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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/* 赤を投下したいけど、も 誰かが挟まるといやなので みんなが落ちるまで待っているというお話。
(-21) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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―― 村・大通り〜村長邸前 ――
はっ、 はっ、 はっ―――!
[森を抜け、大通りを走り 一直線に目指すのは村長の元へ。 とうに息は切れ、ほとんど気持ちだけが足を動かしている。]
……っ
[そして辿り着いた、扉の前。 すぐに手を掛ける事は出来ず、逡巡するのは、 『眠り姫』などと虐げられる現実が憚るから。
―――自分にそんな権利があるだろうか―――
事、此処に至っても、未だ手は、震える。]
(50) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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>>48
ラス? ああ……聞いてないんだ。 私達には明日はないって事かな。
[微苦笑を浮かべ、何処か投げやりな言葉を返した]
(51) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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薬屋 サイラスは、流浪者 ペラジーの言葉に顔を顰める。
2010/07/03(Sat) 03時半頃
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>>47 ペラジー いや、出来れば最期は嫌いな奴を視界に入れずに済ましたいんでな。 良い事を言って、放っておいてほしいだけさ。
まるで俺が手のかかる人間みたいな言い草じゃあないか。 こいつめ、ちゃっかりしてやがる。
[かろうじて笑った所に、サイラスが入ってきた。 苦笑いを向ける。]
痴話でもなし、偶々聞くには向かん話だったな、若いの。 ……聞いてないのか。 聞きたきゃ、聞いていけ。 救われやしないがな。
[自警団員の話を繰り返した。]
お前さんの妹分、何処に居るか分からんが。 探してやった方が良いんじゃあないか。 この時間だ、家に帰ってるかもしれんが。
(52) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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>>49 ペラジー ふん、現実的ね…。 何、ひねくれているだけだ。 俺はもう折り返し始めた所だ、悔いも少なくて済む。
心残りなら、お前さん達若い連中の方が多くて当たり前だろう。 あまりにも早い。 早すぎる。 これから、がなくなっちまうにはな。
[いささか沈痛な顔で言う。]
酒場娘にしろ何にしろ、好きなようにやると良い。 怖くて当たり前だ。 俺だって怖いさ。 あんまり怖いんで、酒に逃げる気にもなれん。
(53) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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飲む? それとも大切な人の傍に居る?
[表情をゆがめるサイラスとは対照的。 何処かからかうように言葉を向けた]
(54) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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[細い、骨張った爺のしわくちゃの手。 ぎゅ、と握って、堪えた。 爺は困ったように、首を捻っていた。]
……。
[もう家族を失うのは、厭だ。 でもそれは爺も同じ。 一体どちらが早いか――だけ]
(55) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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どうしよ?
[冷めていく料理を前に、重い空気に割り込むように父に尋ねる]
死にたくはないけどさ、街に移動したいとも思えないんだよね。 口ぶり聞いてたら、街に到着する前に死んじゃう可能性もあるっぽいじゃん? ほら、あたしこんなだから、生き延びて街で生活することになっても、うまくやってけないかもって
[いつになく卑屈な言葉に父が必死のフォローをしてくれるが、力のない微笑を返すだけ。 とりあえず農園作業で疲れているだろう父には食事を摂るよう勧める。 自分は料理が冷めても兄を待つつもりで]
(56) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 03時半頃
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― 屋敷 ―
[それから、どれくらいの時間がたったのだろうか。 カップのソーサーを膝の上に置き、暗くなった窓の外を見つめていた。 そんな中、自警団員は少々落ち着きのない様子で現れる]
そんな、病が…
[話を聞いたのは執事と屋敷を守る娘。 ただ静かに其の話を聞けば、自警団員に伝えてくれたことに礼を言い。自警団を見送った]
――爺。
[ぽつ、と。 グロリアは執事の方を見ずに告げる]
使用人達を連れて、街にお行きなさい。 お父様には…手紙を書きますわ。 貴方達は、優秀な人だから。お父様の許でお生きなさい?
(57) 2010/07/03(Sat) 03時半頃
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[執事の細い目が見開き、何時もは主に向けては見せることのない表情。 其の表情をグロリアは見ることはない。 もし、振り返って居たならば、グロリアの顔に張り付いて居たのは外行きの顔。 表情などない、ただただ無機質な顔]
分かっているでしょう? 私は、お父様にこの屋敷を任されている。 病が故に離れることは許されないわ。
[坦々と継げるは、上流階級の無慈悲さを帯びている。 ただ、無慈悲なのは誰に対してなのか]
――お父様も、戦争でもないのに私の顔など見たくないでしょう。
[何時もは主を呼ぶのにそんなに感情をにじませることはない執事の声。 長年付き添ってきた執事が呼びかけれど、主は応えることはなく、自室へと戻っていった]
(58) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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[ばたん。 外界とのつながりが途切れれば、ゆっくりと無機質な表情は融解する]
は…ぁ…
[ゆっくりと崩れ落ちるようにベッドに倒れこんだ。 その蒼眼は鈍く光を返す*]
良いのよ。 私なんか、放っておいて…家族も、いるじゃないの。
(59) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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>>53
私もそれくらい捻くれてたら楽なんだけれど。
せめて結婚ぐらいはしたかったなぁ……。
[消えてしまった未来を思い溜息が漏れる]
最後ぐらいはちゃっかりやらないとね? なら、手伝いたい時に来るね。 このワインはその分の先払いって事で。
[勝手な事を言いながらにこり笑い店先に出れば周囲を見回した]
(60) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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[静かにティモシー爺から手を離すと]
私、外の様子を見に行ってくるわ。
[そう、はっきりとした声で告げ、 一度は荒々しく閉じた扉を、ゆぅくりと開けた。 薄暗い外に浮かぶのは何だろうか。 大通りの方向へと歩き出す。]
(61) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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わったっしーが鈍いだけでっすがー みなさんのやっじるしがどこにむいてるのかわっかんないでっすー。 そもそも向ける気あるのかどうかって人の方が多い予感☆彡
NPCに向けて悲恋するのもいいならそれでキャラ作ったのに。ぬかった。 むしろそっちのが得意だおうぇうぇ。
(-22) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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>>60 ペラジー 若い内からひねくれるもんじゃない。
〜、結婚か。 結婚は一人じゃ出来んからなァ…。
[かける言葉もなく、バツが悪そうに言う。 ワインを持って行ってしまった事には何も言わず]
好きにしろ。 明日は出かけるつもりだったが、そうもいかなくなった。 ワイン一本で娘が雇えるなら安いモンだ。
(62) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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[マスターの口から語られる、話。>>52 俄かに信じがたい、話。]
……。
[何も、声が出なかった。 冗談だろ?と笑い飛ばしたかったが、この話が嘘や冗談の類で無い事位雰囲気でわかる。 ただ呆然と其処に立ち尽くして、我に返ったのは妹という単語を耳にした時。]
あ、……ああ…。 そう、だな。
[心此処に在らずで呟き、ふらりと踵を返す。 からかうようなペラジーには振り向く事もせず、酒場を後にした。]
酒場 → 自宅
(63) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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>>62
もちろん、酒場娘というなの飲み放題というオプションもつけて、ね。
[バツの悪そうなマスターのオデコを撫で 安売りする積もりはないらしくそんな言葉を付け加える]
それじゃ、またね。
[ゆらり手を振って酒場を後にする]
(64) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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>>63 サイラス お前さん以上に、あの嬢ちゃんも沈んでるだろう。 さっさと会って、その辛気臭い顔を見せてやれ。
[会えて突き放すに言ってその背中を見送った。]
……ふぅーっ。 こんな時に、葉巻が無いってのもな……。
(65) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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>>61 ソフィア
[ワインを抱いて大通りを歩く。 流石に話が広がっているのか何時もは閑散とした通りも出立の準備を進める人たちで雑然とし始めている]
……っ。
[視界に入る後ろ姿。 まるで周囲から浮き上がるように視線が惹き付けられる。 同時に感じる原因不明の違和感に声を漏らす]
ソフィ……。
[その人物が誰かと認識できれば、不思議な違和感を胸に抱えたまま後をつけるように歩みを進めた]
(66) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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>>64 ペラジー [顔をしかめる。しっしっ、と追い払う様に手を振ると]
俺ぁ太っ腹だが、慈悲深いわけでもないぞ。 働くんなら飲ませてやる。
[重々しくそう言って、手を挙げて答えた。]
ああ――また、がある内にな。
(67) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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[料理に手をつけないまま、兄の部屋に一人こっそりと入って、棚にある紙や本を手に取る]
……へへ。わっかんねー。 兄さん本当頭いいのに、もったいないよね。 店継がないと村も困るのは、わかるけど。
[昔兄が描く絵が好きだった。たまに何かを描けと高飛車に命じては、村の子供にそれを見せて自慢したものだ]
……あれからどれくらい経ったんだっけ? 読む方に趣旨替えしたのって、その後だった…っけ?
(68) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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/* なんで私はこんなにマゾいのかしら。 自分からどんどんマゾい所に追い込んでるわよね。 おかしいな、ソフィアは裏設定でプチサディストって書いてあるのに。
ある程度の襲撃のコントロールを、と思って赤希望だけども どうなのかしらね。 コリーンが首無だったら容赦なく私を食べて!
赤の投下文は書いたけど、も 一層悪役に徹すべきかとも一寸思う。 でも、多分、出来ない。 マゾなので……。
(-23) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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―― 大通り ――
[アンダンテで歩く道。 誰かに会いたい気もするし、誰にも会いたくない気もする。 こんな時に、どんな表情で顔を合わせればいいか分からない。
村は悲痛で不気味な雰囲気に覆われていた。 ゆら、ゆら、と瞳を揺らしながら、 時々、すぅ、と目を細める。
そんな風にどのくらい、歩いたか]
またあなたなの? こんな時ぐらいストーキングやめなさいよっ!
[背後をつけてくる気配に気づいていた様に 振り向いて怒鳴っては それが、あの男、ではないことに、気づいて]
あ、あら、ペラジー……?
(69) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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― 自宅 ―
[酒場から出ると、足は真っ直ぐに帰路へつく。 歩みは早足になり、いつしか男は走り出していた。 家に着く頃には肩で息をして。 荒い息のまま、家の中へと駆け込んだ。]
…は、…っ はぁ…
[居間には父の姿。 父は男を見るなり「聞いたのか。」と一言零した。 それには無言で頷くのみ。]
……アイツは?
[息を整えながら、妹の姿を探す。 二階へ上がったと聞けば、足早に階段を上った。]
(70) 2010/07/03(Sat) 04時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 04時半頃
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[独りが滲みる。目を閉じて、深呼吸した。]
ふざけた話だ……。 のどかな村の、果てがこれとはな…。
存外、早くにそっちに逝く事になったなァ、兄貴…。
[独り、グラスを傾ける**]
(71) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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……まだ絵の本、とってんだ。
[読むための本より少し大きく分厚い書籍を一冊手にとり、開いてみる]
手が無事なら、こういうの描きながら店やってたのかなあ。 店なんて継がねー!って街に行っちゃったかな? あたしが店継ぐのは危な…
[フッフと笑いながら項を繰るうち、裸婦のデッサンページに行き当たり、反射的にばふんと閉じた]
……
[心臓がいつもより強く動悸するのを感じる]
(72) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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>>69
……わ。
[いつの間にか気づかれていたらしい。 振り向きざまの一喝にびくりと震えて硬直してボトルを落としかけるが続く言葉に安堵した様子で硬直が解けた]
うん。ペラジー……だけど。 普段からストーキング、されてるの?
[不思議な違和感は胸に残るまま――近づく事で更に高まる。 どこか息苦しさのようなものを感じて微妙に言葉が乱れた]
(73) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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― 自室 ―
[二階へ上がると、自室から明かりが漏れている事に気付く。 迷わずに其処へと足を進め。]
――――…何、してんだよ。
[男の部屋を物色していたらしい妹に声をかけた。]
(74) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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ゴドウィンいい男すぐるだろ。JK。
(-24) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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……ごめ。
[人違いだった、と謝って 普段から、の問いかけには]
偶に、ね。 別れた男がしつこいの。 あの男も、……もう馬車の中かしら。
[そうなら清々した、とばかりに弱く笑う]
……どうか、した?
[ペラジーの、微かな言葉の乱れに気づいてか そう問いかける。 病のことを口に出すには、勇気が足りなかった。]
(75) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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きゃわっ!?
[自分でもびっくりするような女の子の叫び声を上げて身を竦ませ、振り返る]
ちょ、ぉ驚かすなよ、馬鹿兄貴! 何もしてないわよっ!
[後ろ手に閉じた絵画の本を乱雑に他の本で覆って隠す]
(76) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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気にしないで。
それは――面倒な事になってたんだね。 ええと、お疲れ様。
[微苦笑を浮かべて自分でも微妙と思える言葉を返す]
何か――ソフィが何時もと違うように見えてね。 自然とつけてしまったの。
何だかよくわからないけど、見てるとざわざわした感じになる……。 ついていかなきゃって……。
[正直に話しはするけれど、あまりにも感覚的すぎて言語化されていない答えに自分も首を緩やかに傾げた]
(77) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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大人の切ない恋愛じゃなくて思春期の恋愛模様を描いております。
うむ。また村テーマから自然に外れていくキャラを作ったようだ。 _ノ乙(、ン、)_
ていうかアイリス精神年齢幼すぎるだろJK 私と同じで精神年齢は実年齢の2/3とか言うんじゃないだろうな!
(-25) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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ううん。ある意味自業自得だもの。
[労わりの言葉には苦い笑みを返し、続く言葉を聞いては、ぱちくりと、瞬いた]
……分かるの?
[自分の身の回りで起こった変化だろうか]
もう隠す意味も無いから言うわ。 ……リンダが死んだの。
[変化は多分それだけじゃない。ざわざわした感じ、と感覚的な言葉に]
私の、精神が、落ち着いてない所為かしらね。
[緩く、唇を噛んだ後]
ピッパさん、が…―――
[くしゃりと、表情が僅かに歪む]
(78) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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|
リンダが? この病気で……?
そっか。そっか……。 ピッパが……どうしたの? まさか、ピッパも?
[答えを貰えば、納得はできた。 でも本当にそれを感じ取っていたのだろうか? 自分でも不思議そうに内心首を傾げるけれど ソフィアの表情が歪むのを見れば反射的に頬に手を伸ばして温もりを分け与えるように、癒すように撫ぜた]
(79) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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/* >>何か――ソフィが何時もと違うように見えてね。
ビクッ
人狼ですが何か
(-26) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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[何かを後ろに隠したのはバレバレで、何時もならお叱りの一言でも飛ぶのだが。]
阿呆。…さっさと支度しろ。 聞いてんだろ、親父から。
今からなら次の馬車にまだ間に合うはず。
[少しばかり焦った色を宿した表情で妹の腕を掴もうと。]
(80) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
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ううん、よくは分からないけど 多分持病だと思う……。
[リンダの死について告げた後、 ピッパも、との言葉にはゆるく首を横に振り]
ううん。死んだわけじゃない。 でもピッパさんは――リンダに、心を囚われて。
つらいの。どうしたらいいか分からないの。 死者を思い出にすることを否定するわけじゃない、 でも、ピッパさんはそんなんじゃなくて――
[頬を撫ぜるぬくもりに、不安定な瞳から雫が零れ落ち]
まるで、死んだリンダに依存している様で、 ――どうしたら、いい、か…
[繰り返す言葉。ピッパを救いたい、笑って欲しい、ただそれだけの願いが、届かなくて、もどかしい。 一方的にごめんね、と、少しだけ冷静さを取り戻した様にペラジーに謝罪して。]
(81) 2010/07/03(Sat) 04時半頃
|
|
…は?支度って、街へ?
[想像していたのと違う言葉が出てきて、呆気にとられた瞬間、腕をつかまれた。少しだけぴくりと体を固くしたのに兄は気づくかどうか]
父さんと兄さんどうすんのさ。支度なんてしてねーじゃん。 ……まさかあたしだけ行けとか言うんじゃねーよな?
(82) 2010/07/03(Sat) 05時頃
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持病? そんな……隠してたのかな。
傍に居れば死者に囚われてしまう。 直ぐに追えるような立場になってしまうならなお更……。
思い出を囚われそれを否定せず胸に抱いて逝く事は、誰も止められないような気がする。
それもソフィアは嫌なのかな……。
そんな、気にしないで。 勝手に私が後をつけた事ではじまったんだから。
[頬を伝い落ちる雫。 また1つ増えた違和感にもどかしさを感じつつも ソフィアを包むように抱き寄せて優しく背中を摩った]
(83) 2010/07/03(Sat) 05時頃
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|
うん……隠してた、みたい。
[ぽつ、と呟くように紡いで 続く言葉を聞いては、瞳に涙が溜まり きゅ、と閉じた後、凛とした声で告げた]
―――厭よ。
後を追うなんて許さない。 私は、……。
[何故こうも気にするんだろう。他人のことなのに。 同じ村人だから?以前に仕事で関係があったから? 否―――]
気になってるの。ピッパさんが。 わらって、ほしいの。
[残酷な願いかしらね、と淡く笑んで、 抱き寄せて呉れるペラジーの体温を感じ、すん、と鼻を啜った]
(84) 2010/07/03(Sat) 05時頃
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|
それ以外に何があるってんだよ。
[腕を掴んだまま、顔を顰めて。]
…一度に乗れる数は限られてる。
[そして恐らく、次の馬車が最後の切符になるだろう。]
親父がどーするかは知らねーけど、俺は行かねえ。
ああもう、うっせえな。 ぐだぐだつべこべ言ってねえでさっさと用意しろっつの!
[妹を妹の部屋へ連れて行こうと、ぐいと腕を引いた。]
(85) 2010/07/03(Sat) 05時頃
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|
やだ!行かない! 兄さん行かないのになんであたしだけ行くんだよ!
[振りほどこうとして解けないなら、逆に兄の懐に飛び込む。 しがみつくように抱きしめて、胸元でイヤイヤと首を振った]
やだ!どうせ死ぬなら兄さん達と一緒に死ぬ…!
(86) 2010/07/03(Sat) 05時頃
|
|
普通に接してほしかったのかな。 腫れ物扱いは辛いものね。
[続く言葉の強さには、少し呆気にとられるように間が開く]
……。 まるで、恋をしてるみたい。 リンダを恋敵のように見て、独占欲で苦しんでるみたい。
[続く凛とした言葉感じる彼女の感情。 違和感に自分なりの答えを出す。 鼻を啜る彼女を抱きしめたまま耳元で淡々と呟く。 髪が彼女の鼻先を擽るようになぜた]
(87) 2010/07/03(Sat) 05時頃
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…そうね。
[リンダの件には短く相槌を打って。 暫しの間、不思議そうに瞬いた折に紡がれた言葉]
―――っ
[どん、と心臓を打ち抜かれたような感覚に陥る。 そうなのだろうか。独占欲なのだろうか。 だとしたら――…]
只の私の、我儘ね。
[情けなく笑う。くすぐったい感触に笑みを深めた。 それでもやっぱり笑みは情けなくて。]
(88) 2010/07/03(Sat) 05時半頃
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――…。こんな私なのにね。 どれだけ人を弄んだかも分からない、非道な私が、 そんな、辛い想いに堕ちたのは、何故なのかしらね――。
[そっとペラジーの頭をフード越しに撫ぜて。 やがて静かに身体を離すと、そろそろ行く、と表情で示す。]
有難う、ペラジー……。
[彼女なりの推測を認めることはまだ出来ないけれど。自分について思案を巡らせてくれた彼女に、せめてもの礼を*告げた*]
(89) 2010/07/03(Sat) 05時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 05時半頃
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あたし一人で街に着いて生き延びて、ああ、きっと二人は死んじゃったな、って思いながら暮らせっての? そんなのまっぴらゴメンだって!
一人ひとり神様に呼ばれて死んじゃうなら諦めもつくけど、一人だけ生きろって、それどんだけ勝手なのよぉ
血はつながってないけど…家族じゃん… 何で、最後まで一緒だって…言ってくんないのさ……
馬鹿ぁ
[声は潤み、肩は嗚咽で上下する*]
(90) 2010/07/03(Sat) 05時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 05時半頃
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/* 涙腺崩壊した。
なにこれ かわいい。
最早何度言ったかry
(-27) 2010/07/03(Sat) 05時半頃
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/* 此れは私、悲恋ルートに突入かしらね? いいよいいよ。どうせマゾいよ。 心臓痛めてのた打ち回るさ!
ただ、見物人と――だけでピッパを終わらせたくなかったのもある。 だからやれることはやる。 ピッパは思い出に生きるだけじゃ勿体無いよ。
(-28) 2010/07/03(Sat) 05時半頃
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[自嘲する彼女に向ける言葉はなく 礼を返してくる彼女に「気にしないで」と、緩やかに首を振った。 フードを撫でる手の感触を最後に彼女が離れてゆく。 ワインボトルを改めて胸に抱いて彼女の後ろ姿を見送り溜息を漏らす。]
(91) 2010/07/03(Sat) 05時半頃
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死者には誰も勝てないんだよ。
(92) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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流浪者 ペラジーは、ソフィア哀れむような呟きを漏らし牧場へ続く道を歩み始め**
2010/07/03(Sat) 06時頃
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/* ペラジーひどいwwwwwww
生者にしかできることもある!
(-29) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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/* スーパーソフィアタイム
(-30) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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初めて目を覚ましたときにあったのは、 幸せそうな笑顔と自分の泣き声でした。
(*5) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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子どもの頭を撫ぜる親はどうしてあんなにも幸せそうなんでしょう。
(*6) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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もうこれ以上は無い、と思える平凡。 当たり前のことが当たり前にある奇跡。
理解したらもう失っているもの。
(*7) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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病気になった、と聞きました。 詳しいことは分かりません。 誰が病気になったのでしょうか。 パパとママじゃありませんように。 せめて私でありますように。
(*8) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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パパもママも隠れて出てきません。 必死に探し回るかくれんぼ。 外は雨が降っていました。 雨はいつも通りに音を奏でていました。
(*9) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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パパとママは死んだらしい。 嘘だ。
(*10) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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何度も呼びました。 パパ。 ママ。 隠れてないで出てきてよ。 私は自分を偽って、平気な笑顔を作っていました。
(*11) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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その日初めて、私は本当に、 パパとママの為に泣きました。 自分を騙すのをやめた途端、涙が溢れて止まりませんでした。
(*12) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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パパとママはびょういんで なんにちも、苦しんだ末に逝ったのだそうです。 そんなの聞きたくなかった。
(*13) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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墓前に立つと涙が溢れます。 どうして苦しんで逝ってしまったんだろう。 どうして楽に逝けなかったんだろう。 何を責めたらいいかわからない。
(*14) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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パパとママがいない毎日が目まぐるしく過ぎていきます。 私はいつしかパパとママがいないことが当たり前になりました。 私は私だ。
(*15) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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いつしか、私は、この記憶を封じて生きてきました。 だけど今、鮮明に思い出せます。 ソフィア、と呼んで呉れた優しい声。 パパとママを蝕んだ病気。 最後に頭を撫でて貰った刻。
(*16) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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すべてはしあわせで すべてはふしあわせな おもいでです。
(*17) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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わたしに できることは くるしまずに いかせてあげること。
(*18) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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こんなときなのに、不謹慎だけど どうか、わらってください。**
(*19) 2010/07/03(Sat) 06時頃
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っの、ヤダじゃ無――――…ッ?!
[喚く妹の腕を放すまいと掴んでいると、しがみつくように抱きつかれて、妹を見下ろしながら驚いたように瞬きをする。 首を振って告げられた言葉には、ぐ、と唇を噛んで。]
……馬鹿、どうせ死ぬとか言ってんじゃねえよ…。 俺はお前に死んで欲しくねえから行けっつってんの!
[思わず声を荒げた。 妹の声>>90も同様に荒げられたが、それは次第に潤んだ声になって。 胸元で震える肩。滅多に見ない姿を目にすると、熱くなっていた頭が冷えていく気がした。]
……。
[少しばかり冷静さを取り戻すと、苦い顔で溜息を零して。]
(93) 2010/07/03(Sat) 06時半頃
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…怒鳴って、悪かった。 お前の気持ちを考えなかった事も。
ちゃんと話そう。家族全員で。
だから泣くなよ―――…頼むから。
[あやすように背中を撫で、少し困ったような声をかけるのだった。
それから、妹が落ち着くまで男は宥め続け。 妹が落ち着いたら共に居間へと降りて、父を交えて3人で家族会議を始めた。 父の選んだ選択は。兄妹が選んだ選択は、果たして。
居間に置かれた義母の形見である水晶の置物は、見守るように3人を見詰めていた。**]
(94) 2010/07/03(Sat) 06時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 06時半頃
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―墓地・ギリアンの住処―
[それから、リンダの埋葬が明日あることは黙りつつ、男は我が家に訪れた客を見守り、そして去っていくのを見た。
それから、翌朝、届く報せ。]
――……おでの仕事は、 墓堀りだがらな。
[即答だった。]
(95) 2010/07/03(Sat) 08時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 08時頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 08時頃
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―― 昨夜・村長邸前 ――
……村長さん
[どれほどの時間、扉の前で悩んでいたか。 伸びた手が、す、と逃げて。 伸びて、逃げて、を何度繰り返したか。 漸くあけたのはリンダの笑顔が背を後押ししたから。
開け放ち、震える声で村長を呼ぶ。]
おっ、 おは お話が、ありま、す……
[どもりながらも告げれば、 あちらも何か抱えてるのか、深い溜息をつきながら 入りなさい、と声を掛けてくれた。
言われるまま、中へ。]
(96) 2010/07/03(Sat) 08時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 08時頃
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―回想・ギリアンの住処― >>0:450 [珍しい来訪には、教会のオルガン弾きさんもいた。 汲み立ての井戸の水で酒を酌しながら、話をする。
途中、神のことに聞かれて、少し止まる。]
――…イメージじゃねぇべ。 神様はいんだぁ。
だっでよ、人間はわりぃごどばかりしてるだが。 このチーズだって、羊のモンとってるだべ。
だけどよ。生きてくためには必要なんだべ。 神様を通して、おらたちはそのこどを考えなきゃなんないべ。 考えていれば、生きているだけで、幸せなんだっでごどがわかるべ。 そして、ちゃんとしねるべ。
[そんなことを言っていた。*]
(97) 2010/07/03(Sat) 08時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 08時頃
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[村長と女の二人きり。 自警団は全て出払った後なのだろう。 テーブルを挟み、向かい合うように座る。 間には、蝋燭の火が二つ、ゆらゆらと揺れている。]
……あ、あの り、りん――
[どもりながら、胸の内の怯えを、 誤魔化すように、繕うように、薄桃を手で弄る。 "独り"であれば既に逃げ出している程。
けれど、眸には強い力を残し す、と村長を見つめ
リンダに起こった事実、 隠されてきた秘密を全て、隠す事無く、告げた。]
(98) 2010/07/03(Sat) 08時頃
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[村長は緩やかに首を振り、深い溜息を吐いた。 そして、返されたのは嘘の様な現実 >>#2]
え、 そ、 ぅ
[言葉が続かない。 頭の中はリンダの事で、既に手一杯だったのに。 はちきれてしまいそうで、手の力が抜ける。
村長の言葉は続く。 恐らく沢山の死者が出るだろう、と。 村に残るものは、誰も助からないだろう、と。
だから。 要約すれば、リンダの葬儀も、 埋葬すらも行っている暇は、無い、と。]
(99) 2010/07/03(Sat) 08時頃
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/*
エ!おで、毎日埋葬するために入ったのに!村長いけず!!
(-31) 2010/07/03(Sat) 08時頃
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そんな――!
[がたりと木製の椅子を弾いて、前のめりに村長へ詰め寄った。
御願いだから。 何でもします、だから。 リンダの葬儀を。せめて埋葬を出来るだけの助力を、と。
独りでは何も出来ない非力な自分を呪いながらも ただ、ただ、縋るしか無かった。
重い沈黙の後、村長は溜息と共に。 翌朝までにギリアンへ話をつけてくれると言う。
とにかく今日は休みなさい、と。 二人の会話は、其処で終わる。
安心した女が、すとんと、眠りにおちてしまった*から*]
―― 昨夜の出来事・了 ――
(100) 2010/07/03(Sat) 08時頃
|
墓堀 ギリアンは、昨夜、みんなが去ったあと、仕事道具の手入れをしている。
2010/07/03(Sat) 08時頃
|
―― 翌朝・墓地(ギリアンの住処)前 ――
…
[翌朝。 墓地へと訪れたのは、女、ただ独り。 村長は話をつけるので手一杯という事。 しかしそれだけでも女にとっては十分有り難かった。]
ぎ、 ……ギリアン、さん
[何かの作業中、だろうか。 動いている背後から、そっと声を掛ける。 呼ぶ声は、低く、微かに震えていた。]
(101) 2010/07/03(Sat) 08時頃
|
|
―昨夜・ギリアンの住処―
[ちなみに、リンダの埋葬には金は出ないと、そのあと告げられていた。 なんでだ?と言ったけど、受けてくれるか?といわれて、するだよ、と答えた。]
――…サービスだべ。 でもなんでだ?
[そして、その理由は翌朝訊くことになる。>>#2]
ああ、
だがら、もう、埋葬は必要ないだが? そんなごどないべ?
おでは、ずうとここで墓掘りするがら…。
(102) 2010/07/03(Sat) 08時半頃
|
|
>>101
[ピッパが訪れたのは報せを聞いた後だった。 作業している手がか細い声に止まって、ぬっと振り返る。]
――…なんだべ? 今日はこの後、仕事があるだがらな。 話は早くすませてぐろ。
[彼女がその依頼主とはまだ知らずに。]
(103) 2010/07/03(Sat) 08時半頃
|
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し、 ……仕事?
[もう既にそんなに抱えてしまう程。 死者は出始めているのだろうか、と心臓が大きく跳ねる。 すぅ、すぅ、と呼吸を繰り返し心音を落ち着かせながら]
あの―――。 村長さんからお話は、い いって る、と思います、けど
……リンダが。 リンダが、……病気でしん、じゃって 未だ森の中に居るんです
ささやかでも ……運んで頂けるだけでも構いません 助力を、願え、ません……か
(104) 2010/07/03(Sat) 08時半頃
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>>104
[ぼそぼそと喋る女性の言葉に合点が言ったように反応した。]
ああ、聞いてるだよ。リンダって羊飼いの娘っ子を眠らせてやらんどあがん。 そっが。おまさんが場所知ってるのが。 村長にきがないがんと思ってたがらありがたい。
[すると、大男はずん、と立ち上がった。]
じゃ、いくだが。案内しでくで。
[ピッパに道案内を頼む。 途中教会にも寄ると、その倉庫から簡素な棺も抱えて……一緒に森に向かった。]
(105) 2010/07/03(Sat) 08時半頃
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あ、ありが
[んく、と言葉が詰る。 礼すら上手く紡ぎ切れない、纏わり着く"どもり"。 けれど女は何度も、小さく頭を下げて嬉しそうに笑う。
立ち上がる大男を先導するように、森へ。 途中教会へ寄り、棺を抱えるのを見守り、 二人、森に辿り着く。]
あそこ、です
[やがて、その場所へ。 指差した先には、幾本かのガーベラと。 椅子に力なく座る、リンダの姿。 優しい木漏れ日に照らされて薄ら、微笑んでいるように見えた。]
(106) 2010/07/03(Sat) 08時半頃
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漂白工 ピッパは、リンダの姿を見ると再び滲む雫。ぐ、と手の甲で乱暴に拭った。
2010/07/03(Sat) 08時半頃
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[夢を、見た。
安酒と質の悪いクスリのせいに違いない、そう思ったけれど…]
…何を、しろと? 今更僕に、何が出来るって言うの…さ……。
[暗闇の中、ぐるりと囲むように並ぶ、15の扉。 それを開けてみろと、声なき声は告げる。
しばらく迷って、一番ボロボロの今にも壊れそうな粗末な木の扉に手をかけた。]
僕の、名前だ。
[読み書きはほとんど出来ないけれど、自分の名前くらいは判るから。 ドアノブを握れば、低く軋む音が響いた。]
(107) 2010/07/03(Sat) 08時半頃
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―森の中・朝もやに微笑む少女の前で―
[案内された先、そこには、とても美しい、遺体があった。]
――……ああ、この子だべな。 そうが………いい貌だべ。
[それは長年死体を見てきての感想。褒め言葉であるが、伝わるかどうかはわからない。]
よがったよがった。若い娘さんだどきいてだがらな。 つらそうだったら、辛いだなっと思ってただ。
よがったよがった。 この子はよがったな。
[そして、しばらくはぼんやりその様子を眺めたあと、そっとその横に棺を置いた。]
じゃ、眠らせてやるだがな。花でもちぎってこねが?
[ピッパには棺に花でも入れないかと…。]
(108) 2010/07/03(Sat) 09時頃
|
墓堀 ギリアンは、漂白工 ピッパの前でリンダを棺納める。
2010/07/03(Sat) 09時頃
|
…これが、僕に与えられた役割。僕が背負う運命……
[ドアの向こうの光景を、無感動に眺める。]
そうだよ、いつも…見てるだけ。 本当のことが見えたって、僕には何も出来ないんだ。
運命なんか、見えたって…どうせ変えられっこないんだろう? [ぐるぐると回り回って世界が溶ける。 納屋に差し込む遠慮無い朝日が、重苦しい頭痛を容赦無く貫いた。]
(109) 2010/07/03(Sat) 09時頃
|
|
―森の中・朝もやに微笑む少女の前で―
そ、
[ギリアンの率直な感想を聞く。 恐らく彼が紡いだ意味の全てを理解は、出来ないが。 綺麗、という点で深く理解を得て、 嬉しくて、嬉しくて、言葉を紡ぎ切れず ぽろぽろ、と涙を零して、頷いた。]
……よかったの、かな 少しでも、辛く……なく、なれば 私はそれ、だけで……
[身勝手かもしれない。 けれどそう望まずには居れなくて。 置かれた棺の真横で、華、と零すギリアンに頷く。]
(110) 2010/07/03(Sat) 09時頃
|
|
ええ。
[微笑で、ガーベラの傍へ。 納棺する横で、一つ、二つ、三つ。 摘んでは、棺の傍へ寄り、ギリアンへ微笑んだ。]
ほん、とは。 全部いれてあげたい、けど ………同じ華を、見ていたい、から。
[添える"希望"と、残す"希望"。 どちらも、傍に在ればいいという、ささやかな願い。 リンダの髪に一つ、挿してやり 一つは、リンダの手に握らせて、
もう一つは、願うように、胸元へ添えた。]
(111) 2010/07/03(Sat) 09時頃
|
漂白工 ピッパは、墓堀 ギリアンに『御願い、します…』と涙交じりの声を向けた。
2010/07/03(Sat) 09時頃
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>>111
ああ、えど、おまさん、名前、なんだっけが?
[リンダの遺体にガーベラを握らせる姿を横で見つつ、名前を聞いて…]
ピッパが。 よかったのがな?ってなんでだ? こんなにわろとる、こりゃよがっだに違いねいだべ。 あっち側に行くのに、こんな貌できたこの子は幸せだがや。
それがあんたの為したこどなら、あんたは偉かったべ。
[リンダの遺体に花が添えられると、じゃ、一旦閉めるだ、と蓋をする。 それをまた軽々と肩に担いで、元来た道へと歩き出した。]
別れは辛いだどもな。元気ださないがんど? あんまりそれで心さぐど、死者は迷ってしまうがらな。
(112) 2010/07/03(Sat) 09時頃
|
|
[よろりと寝床から這い出して、井戸水で顔を洗う。 他の使用人たちが急いで馬車に荷物を詰め込む様子を訝しげに眺めていると、太った女中に声をかけられた。]
…疫病?
[みんな死んでしまうのだと。 街まで行けば、もしかしたら助かるかもしれない。 だから街へ行けと、主人から命令があったらしい。
逃げる算段をするときに、声をかけられなかった。 それだけで、彼らが自分をどう思ってたかなんて丸分かりだ。 …死んだ母の評判が悪かったことだって、さすがにこの歳になれば知っている。 どうするんだい?と問う女中の表情が、腫れ物を触るように気まずそうなのだって。]
僕は、別に…… [そう気のない返事を返すと、ふらりと彼らに背を向けた。]
(113) 2010/07/03(Sat) 09時頃
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|
[みんな出ていってしまうなら、仕事をしてもしょうがない。 …まさか、お嬢様が残るなんて思っても居なかったのだし。
朝のひんやりした空気の中を、キセルを片手にふらふらと歩く。 吐き出す紫煙は、頭の芯まで蕩けるように甘い。]
…もう、誰か死んだの? [墓掘りの男が、棺を担ぐ姿を見た。]
(114) 2010/07/03(Sat) 09時頃
|
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 09時頃
|
ぴ、 ピッパです……ピッパ・レッシグ。
[問われれば、小さく掠れた声で応答した。 一旦閉める、と言われ名残惜しげな視線を落としつつも]
……
[リンダの表情と。 偉かった、と。それだけの言葉が何よりも嬉しくて。 く、と奥歯を噛み、言葉を紡げぬまま 歩き出す背について、共に歩き出す。]
……はい。 その、 あり、 ありがとう、ございます――。
[大男には見えない、だろう。 けれど、顔をくしゃくしゃにしてなき続けた。 今はただ、この男の言葉が優しく、心を支えてくれたから。]
(115) 2010/07/03(Sat) 09時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 09時頃
|
[棺を担いだ墓掘りと共に歩いてくるピッパが、泣いているのが見えて。 思わず、クスリに呆けた眼を伏せる。]
…僕だったら、よかったのに。 そうなら、ピッパも泣かないで済んだのに。
[亡くなったのがリンダだと知れば、なおさらその思いは強くなる。 散歩する姿が日増しにやつれていくのも、分かってた。 その前の、元気で働いていた姿も…
神様はきっと、いい人ばかり連れて行く。 僕には、神のもとに召される価値すらもない。]
(116) 2010/07/03(Sat) 09時半頃
|
|
今回のテーマは、ウザイほど卑屈。 全力でうじうじするんだぜ。
…でも、誰かに君が必要だって言われたら、案外あっさりころりと落ちるんだろうなぁ。
(-32) 2010/07/03(Sat) 09時半頃
|
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 09時半頃
|
>>115>>116
[ピッパが後ろで嗚咽をあげているのはわかってはいたが、振り向きはせず…
そして、行く道すがら、掃除人の姿が見える。]
――……ラルフ、朝早くがら仕事だが?
[その貌に翳りが落ちているのを、男の片目はまだ察知できない。]
(117) 2010/07/03(Sat) 09時半頃
|
|
[女の世界は 大男と、棺と、自身だけで手一杯だった。 だから大男が呼びかけた声ではた、と我に返る。]
――…。
[声を向けたほうに視線を遣れば、 >>116 その姿を見つける、だろうか。]
(118) 2010/07/03(Sat) 09時半頃
|
漂白工 ピッパは、墓堀 ギリアンの背とキセルを手にする青年を交互に見遣る。
2010/07/03(Sat) 09時半頃
|
…もう、仕事なんかいいんだ。
[投げやりに呟く瞳は虚ろで。]
…病魔が、来たんだよ。この村にも。 みんな、死ぬんだって…一週間持たないんだって。
街へ逃げるって人も居るけど、逃げたって助かる保証なんかないもん。
(119) 2010/07/03(Sat) 09時半頃
|
|
>>119 ん?
[そして、投げやりな言葉で、やっとその表情に気がつく。]
ああ、その話か……。 まぁ、そう言ってるだなぁ。
[棺おけを担いだまま、ラルフを見やり……ため息をついたが……。]
っでごどは、暇あんだな?じゃ手伝ってくでろ?
[棺を指す。]
一人だと、ゆらゆら揺れすぎでかわいそうなんでな。 あと、埋葬もきでぐれるど嬉しいだな。
――……どだ?
[あがるキセルの煙はどう動くか。]
(120) 2010/07/03(Sat) 09時半頃
|
|
お、 ……御願い、します
きっと、リンダも喜ぶ、から
[ギリアンの声に小さく頷いて、 願う言葉と眸が、キセルの青年へ。]
(121) 2010/07/03(Sat) 10時頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 10時頃
|
…うん。
リンダは、いい人だったから。 [昨日の朝の姿を思い出し、頷いてキセルの火を消す。 棺桶を支える手は、いつもよりきっと丁寧。]
(122) 2010/07/03(Sat) 10時頃
|
|
じゃ、行くだな。
[ラルフが支えてくれれば、棺おけは安定した。 墓地へ、あとは無言で歩いていく。
朝の空気は澄んでいて、病魔のことなど嘘のようだ。 いや、実は嘘ならいいと思う。]
んじゃ、今から掘るがら。
[墓地の一角、手を合わせてから、慣れた手つきで土を掘っていく。 その間、棺おけの蓋は開け、気がつき訪れる人物がいればリンダと会えるようにしておいた。
掘りながら、口づさむ祈りの言葉。 それは低く響くものだけど。]
(123) 2010/07/03(Sat) 10時頃
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|
―墓地・リンダの墓になる場所―
[それから、リンダの埋葬をする間。 訪れる者には礼を。
小鳥は、普通に鳴き、 空はいつもの色。
その儀が終えるまで、男は丁寧に仕事を続ける。]
(124) 2010/07/03(Sat) 10時頃
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|
ありがと。
[柔らかな笑みを青年へと向ける。 道中、名を問うたりもして、 此方からも青年へと名乗り返したかもしれず。]
一緒に。
[土を掘り始めたギリアンに声を掛けて、 手伝える事であれば、了承を得て、 彼の指示を仰ぎながら、手伝ったかもしれない。
低く響く歌を、聴きながら。]
(125) 2010/07/03(Sat) 10時頃
|
|
…手伝うよ。
[本職ほどとは行かないけれど、スコップを握って黙々と土を掻きだすのを手伝う。 仕事は嫌いじゃない。むしろ何も考えずに済む分その方が好き。 あまりに単調すぎて、普段はぼんやりドジをやらかすのだけれど。
ピッパの家には使いで行くこともあったから、娘が病気でふさぎこんでいるというのも聞いていた。 その時も、ちゃんと役に立つ人が病気で、僕なんかが元気なんだろうと切なくなったりもしたのだけど。]
リンダ、きっとこれでよかったんだよ。 …死んじゃったら終わりだから、これ以上辛くも苦しくも悲しくもない。
村が滅んでいくのも、みんなが死んでいくのも、見なくて済むんだから。
[こんな時いつも、母を思い出す。 墓標を作るカネさえも無くて、墓地の隅に小さな石ひとつしか残せなかった人。
衝動的に何かの腹いせにか農薬を飲み干して、血を吐いてのたうち回りながら、殺して、楽にしてと泣き喚いた姿… 真っ赤に塗りつぶされた思い出は、とぎれとぎれに曖昧。]
(126) 2010/07/03(Sat) 10時半頃
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…
[ラルフの声を聴く。 ちらと見遣る眸には言葉の内容に、 聊か冷たい色が灯っていた。 けれど、その表情を見て、]
良かったって言うなら ……なんでそんな か、 悲しそうな顔、してるの
[見えたままを、問い掛けた]
(127) 2010/07/03(Sat) 10時半頃
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―少し前・ワイナリ前―
お、おおぅ?
[ふと、視界に影が差し、顔をあげると、アイリスが無言で仁王立ちしていた。]
な、なんだよ? 『俺はずっとここにいたぜ?』
[無言で佇む彼女から、不思議な威圧感を感じ、目を逸らしながら言う。 少しの間が開き、暴力か罵声が飛んでくることを覚悟していたのに、何も来ないことに拍子抜けする。 常に無くしおらしい態度で、必要最低限なことだけ告げ、その場をあとにするアイリスの背を見送る。]
わかってるよ。
……ちっ、なーんか調子狂うな……。
[ぶつぶつと呟き、自分も自宅へと足を向けた。]
(128) 2010/07/03(Sat) 10時半頃
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/* 笛吹き……だと……?
うーむ。どうやってRPに絡めようか。 というかちょっち時間足りんかなあー。 二人は厳しいって。
(-33) 2010/07/03(Sat) 10時半頃
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…よかった、って思えないとさ。 納得いかないじゃない。
[目を合わせぬまま、ポツリと小さく言った。]
(129) 2010/07/03(Sat) 10時半頃
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墓堀 ギリアンは、仕事をしながら、ピッパとラルフの会話を小耳に挟んでいる。*
2010/07/03(Sat) 10時半頃
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…
[言葉を受けて、手が止まる。 なんて莫迦な事を聴いたんだろう。 どうかしてる、と自分を戒める、溜息。]
ごめん。 ……でも、 ―――そう。
そうだよ、ね。
[何故だろう。 気付けば、口許に、緩い笑みが浮かんでいた。]
(130) 2010/07/03(Sat) 10時半頃
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―少し前・自宅―
[自宅へ戻ると、一人暮らしのはずの家の中に、人の気配。]
父さんっ!?
[慌てたように中に駆け込むが、そこに望んだ姿はなく、居たのは自警団の人間で。]
なんだよ……。で、何のよう?
[不機嫌を顕にして尋ねる。]
……そう。
[自警団の話を聞き、最初の言葉は、感情の色を含まずに。]
俺は、出ていかないよ。 理由? 『そんなもん無いよ。』
[それだけ告げると、自警団の人間を追い払うように家から出した。]
(131) 2010/07/03(Sat) 10時半頃
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[こくんと小さく頷き、両手を泥だらけにして黙々と土を掘る。
しばらくかかって、棺を収めるのに十分なだけの墓穴が出来上がった。]
…きれいだね、リンダ。
[いつものように、優しくやわらかい笑顔。 蓋の閉められる前の棺を見下ろして、ぽつりとそんな言葉がこぼれた。]
(132) 2010/07/03(Sat) 11時頃
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―広場―
[自宅を出ると、村の中央の広場へ。 既に馬車で街へ向かった人達がいるせいか、いつもよりも人が少なく、また、活気もない。]
まあ、そりゃそうだよなあ。
[適当なベンチに腰掛け、空を見上げながらポツリと呟く。 自分自身、あまりの唐突な話に、感情が追いついていない。]
死ぬって、なんだろーな……。
[誰にも届かない問いかけは、虚空の中に溶けて消えた。 そのまま、しばらくの間、時たま広場を通る人々をただじっと眺めていた。]
(133) 2010/07/03(Sat) 11時頃
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[ちらと窺った表情と、掌。 泥だらけの其れが、綺麗だと、零す。 自身の掌も出来る事を手伝ったせいか、汚れている。]
うん。
[ラルフの横に並んで、ぽつり、零す頷き。]
あっちでもきっと、 この子なら、引っ張り凧だよ
[あえてそんな軽口を向けて、微笑]
(134) 2010/07/03(Sat) 11時頃
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[家族会議の席で父に何を言われても、俯き固い顔で]
家族全員で一緒じゃなきゃ、あたし動かねーから。
[とそれだけを繰り返す。 しかし全員一緒なら街に行きたいのか残りたいのかの質問には動揺を隠せず、チラリと兄を見て言葉を濁した]
…二人はどうなのさ。
(135) 2010/07/03(Sat) 11時半頃
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――…じゃ、これで埋めるだよ。
[最後のお別れをピッパやそこに来た参列者に促し、終われば、土をかけていく。 そして、すっかり埋めてしまったあと、簡素ではあるが、小さな墓標をたてた。]
これは、おでからだ。 そんなにいい奴は用意できなんだがな。
[そう、男も、ここに残ると決めた以上、 もう、金も、貯める必要はない。]
まぁ、話が本当が嘘がはわからんが、 ――……病ってのは、忍び寄るもんだだなぁ。
[そして、背中を向けて小屋へ帰っていく。 ついてくるものがいれば拒みはしない。]
(136) 2010/07/03(Sat) 11時半頃
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ん。
[ギリアンの声には緩い頷き。 他にも参列者が居れば、小さな礼を告げたかもしれず。 被さる土で棺が隠れてしまう前に、 女は小さく、別れの言葉を呟いた。]
また、ね。
[魂なんていうものが、在るのなら。 その願いは何時か叶うのだろうか。]
――、ありがとう。
[墓標に対しては、そんな言葉をギリアンへと向けた。]
(137) 2010/07/03(Sat) 11時半頃
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[暫く墓標の前で無言に佇んでいたが。 去っていったギリアンの後を追い、 静かに、彼の小屋の方へと。]
ギリアンさん
[小屋の入り口。 確かな声で、彼へと呼び掛ける。]
(138) 2010/07/03(Sat) 12時頃
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墓堀 ギリアンは、漂白工 ピッパどうしたべ?と小屋の中から振り返った。
2010/07/03(Sat) 12時頃
双生児 オスカーは、広場でただぼうっと空を眺めている。
2010/07/03(Sat) 12時頃
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[振り返る彼に向く眸は真っ直ぐ向いて。 先程までの涙は既に、乾いている。
あ、と言い掛けた口が一度閉じて 再び、開くと]
御願いが、あります。 ……私は、この村を出る心算は、無いから。
だから、貴方の仕事を。 どんな小さな事でも、良いから、仕事を。
手伝わせて、ください。
[きゅ、と自身の服の裾を掴んで、見据える]
(139) 2010/07/03(Sat) 12時頃
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>>139
――……?
[一瞬、ピッパが何をいってるのかわからなくて、沈黙する。 ただ、出るつもりはない。その言葉は、つまりは……。]
ああ、ええど……。 あんだは若い娘さんだがや? その娘さんが、残りの時間を墓地で過ごすのはどうだが?と思うだが……。
[だけど、その眸がまっすぐこちらを見てくる。 それには、カリ…と頭を掻いて……]
その、何でそげに考えだが教えでもらえるがな? それで、もっがい自分で考えて、それでも考えが変わらないなら、
――……おでは構わんよ。
[そう返事をする。]
(140) 2010/07/03(Sat) 12時頃
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貴方を見ていて、思ったん、です。 私が出来る事、してあげられる、事。
此れは貴方にとって、失礼な事かもしれない。 だけ、ど。
[去来するのは、去っていく笑顔。 祖父の、リンダの。そして、見送る者達の、笑顔。 自身が抱える物のせいで、役に立たないかもしれない。 むしろ、邪魔、かもしれない。]
あの話が本当、なら。 私は最後まで、………見送る立場で在りたい。
それだけじゃ、駄目ですか。
[けれど、相当に拒否をされぬ限りはもう 下がる心算も無い、意志の双眸。]
(141) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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[宵闇から次第に朝へと白くなっていく空をぼぅと眺めていた。 自宅のある雑貨屋には帰っていない。 考え事をしながら歩いていたら朝になってしまった。 膝が笑っていた。]
……。
[一寸遠くに墓地が見える。人影が見える。 ―――そうか。 納得したように瞬いて、墓地へと足を運んだ。]
(142) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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[其れでも構わない、と彼が漏らすなら。 一度、俯いて]
さよならと。 涙を流す人は、傍に居て欲しい、から。 私は、誰も、独りで死なせたくないから。
[ゆっくり顔を上げて]
好きだったんだ。 この、村が。
[虐げられた事も、上手く行かなかった日々も。 こんな時に、漸く愛せるようになって、 気付かされるなんて、と ―――、女は笑った。]
(143) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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―― 墓地 ――
[ラルフはまだ其処に居ただろうか。 小屋の二人ではなく真新しい墓標の元に歩み寄る。]
…――
[リンダの名が刻まれた墓標に、静かに祈りを捧げて。]
リンダ……
[一瞬だけ複雑そうな表情が、浮かんだ。]
(144) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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リンダに罪は無い。
[只、結末が残酷すぎただけ]
……分かっている。
[半ば自分に言い聞かせるような響きを伴った]
貴女は何を望む。
[問いかけに答えは返らない]
(145) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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>>141>>143
[ピッパの様子には、そが…とつぶやいて…]
ほだら、手伝ってくでるといい。 時間はおまさの好きで任せるだ。
いつ家にかえっでも、出かけでもええ。 逆に居たいなら、いつでもいるがええ。 小屋のもんも自由に使えや。
ああ、昔、墓守の子がいだがらな、大きさ合うがわがらんが、服とがも勝手に漁っていいだよ。そして、奥の部屋のベッドはおまさが使え。どうせ、おではそこでは寝てねぇだし。 おまさが寝てる時はそごには入らないだよ。安心しろだ。
[そう言って、ほいじゃ、とバケツを差し出す。]
とりあえずは、墓石に水かけてやってくでだべ。
[そういって、へったくそな笑いを零した。**]
(146) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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ラプンツェルね。
[長い髪を下ろして、青年を登らせ逢引した御伽噺の女性。]
失明した青年と、
[喪失は盲目を伴って]
私が魔女かしら。
[親から奪い、恋人からも奪おうとした悪い魔女]
(147) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 12時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 12時半頃
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――昨夜・村はずれの小屋――
[ミッシェルと別れて、自宅へと辿りついた頃にはすっかりと夜の幄に辺りは包まれていた。]
何かしら――…。
[でも、その闇に覆われた暗い道をぼんやりとランタンの火を燈した何かが近づいてくるのに、気が付けば。 心がざわめく、こんな時間にこの街へと続く道をランタンを燈した誰かが通り過ぎる事など滅多にない事だから。
そのランタンの灯火が運んできた報せは>>#2]
そう、病が――。
[街の生まれでない女に、今から街に戻れば、治療もと言われたけど――。 翡色の瞳を揺らしながら、それは丁重に断り、知らせてくれた自警団の人に謝しながら、その姿を見送った。]
(148) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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お母さんも、私の可愛い弟も――。 病に連れて行かれた、わね。
[街にいた頃、母親は流行り病で亡くなり、父親は最初から知らなかった。 あとの家族は小さな弟だけ。
生きるために糸を紡ぐ生活は今と変わらなかったけど。 小さな弟に食わせるためは、街で生活するためには、それだけで足りるものでなく。 夜の街にも立っていた。
でも、14の時にその小さな弟も流行り病で死んでしまった。 あっけないほどに簡単に。
そんな生活をしている頃に出逢ったのが、あの人だった。]
(149) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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[とても澄んだ瞳をしていた、あの人。
吸い込まれるような綺麗な瞳だった。 汚れた都会の街に生まれた者には無いような、光を湛えていた。
最初は唯のお客だったけれども。 あの人が唯のお客から、恋しい人へと変わるのは早かった。
寝物語には、よくこの村の事を話してくれた。 とても優しい目をして。
街に住んでいた自分でも、やがてその村に実際に住んでいるかのような感覚になるくらいだった。]
(150) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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[差し出されたバケツと、 お世辞にも彼に似合うとは謂えない笑み。 けれど初めて向けられた笑みは、嬉しかった。
バケツを両手で受け取って]
ありがとう。 そ、 それじゃあ
[早速、と足を向けようとするが]
其れくらい、貴方の眸を見ていれば、解るよ。
[部屋には入らない、という彼に くす、と零して、とりあえずはいわれた部屋を見に行った。]
(151) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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[あの人は、何時か一緒に村に住みたいね、と何度も囁くようになった。
冗談でしょ?と大人の女を演じて幾度告げただろう。 素直になりきれない酷い、女だった。
そう、この人は唯のお客と割り切ろうとしていた。 自らの汚れた身体を知っていたから。
自分の気持ちを押し殺して。 自分だけ全てを分ったような、卑怯な真似をして――。
最後に、真摯に一緒に村で過ごそうと愛を告げる彼にも。 拒絶の言葉を返して――。]
(152) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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─ 回想・グロリアの屋敷 ─
本当?ありがとう、リア!
[リアと呼んでいい?というお願いに構わないといわれると、嬉しそうに微笑んで早速呼び。 そんなこと言われたのは初めて、と言われるときょとんとした。]
え、そうなの? でもリアって呼び方も可愛くない?
[そんなことを真面目な顔で聞いたりした。
おじーちゃんと自分のやり取りをくすくす笑う様子にはちょっと助けて?というような視線を送ったりしたかもしれない。]
─ 回想・了 ─
(153) 2010/07/03(Sat) 12時半頃
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|
[暫くして、彼の死の噂を人づてに聞いた。
私がこの仕事から足を洗えるだけのお金を造って。 大人の男になって、迎えにくると――。 戦に出たらしかった。
彼をそんな危険な場所に追いやったと知って――。 永遠に彼を失った事を知って――。
自分の愚かさに泣いて暮らした。 泣きつかれて、いくら悲しんでも戻ってくれない、逢えない彼を偲んで。
深い喪失の哀しみから逃れるように。 一抹の希望は、噂は噂であって――と。 あの人が優しい目で語ってくれたこの村で――、あの人を待って過ごす事にした。]
(154) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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|
[冷たい土の中へと棺は収められ、そこへ小さな墓標が立てられるのを黙って見送る。
人々が去っても暫くは、そこでぼんやりと佇んでいた。]
…ソフィア。
[祈る背中をただ静かに眺めて。]
君も、仲…よかったもんね。
なんで、リンダだったんだろう。 ピッパや、君や…いろんな人を悲しませて。
(155) 2010/07/03(Sat) 13時頃
|
|
代わってあげられたら、よかったのにな。
[いつも思う。 今日だって、出て行く使用人たちは自分にともに逃げるように言わなかったのだし。 自分が死んでも、誰もこんなに悲しんだりしないだろう。
一時哀れに思ったとしても、きっとすぐに忘れられてしまう。 だって、よちよち歩きの頃に亡くなった妹のことなんて、もう誰も覚えてやいないんだから。]
(156) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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|
……。
[ラルフには背中を向けた儘、 仲が良かった、という言葉には曖昧に頷いた。]
本当に……どうしてリンダだったのかしらね。 こういう役目は、嫌われ者にこそよく似合う。
[振り向いて、悲しげに笑った。 自分だったら良かった、とは、言わないけれど。]
(157) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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[でも―― あの人の生まれた愛しい村が死に絶えてゆく事を知った。
視線は窓辺から、銀の月を見遣る。 月の光が反射して、翡色の複雑な虹彩はいつしか真っ赤な緋色に、哀しく変わって]
ねえ…… あなたが生まれた村が――…。
悲しみに暮れるのなら……。 残される哀しみを、引き裂かれるのを、できるだけ味あわせたくはない、の。
だから――。
[この村を看取る覚悟で――。]
(158) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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ラルフ……。
[自分が言葉にしなかったことを、あっさりと口にする彼に]
……。 莫迦ね。そんなこと思っても仕方が無いわ。 別の人だったら、とは、思うけれど 私はラルフに代わって欲しかったとは思わない。
代わりなんて誰にも出来ないんでしょうね。 それがその人の生であり、死なのだから。
……貴方はまだ生きている。
(159) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 13時頃
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/* ソフィアと絡みたいなーっとか、 お墓に行こうかな。
(-34) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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―― 墓地の小屋・少女の部屋 ――
…
[バケツを抱え踏み入った部屋は。 入ってすぐに、小さな後悔を生む事となる。 それは、彼にとって恐らく"大事"だと思える、 そんな、場所だとすぐに、思ったからだ。]
っ、と
[一度、床にバケツを置いた。 不躾かと思いながらも、気になったのだ。 "墓守の子"というのがどういう子だったのか。
そ、と言われた衣服を探ろうと手は伸びる。]
(160) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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|
父ちゃんの生死はサイラスが記すならそちら優先。 ないなら裏でリアル6hごとに1d100振って、100から回数の二乗を引いた数より少なければ、父ちゃん生き残りフラグとして扱う。 今回初めてなので 100-1*1=99 が出れば生存ね!
父ちゃんファイト![[1d100]]
(-35) 2010/07/03(Sat) 13時頃
|
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……ああ、私はすっごい馬鹿ですね……
再度挑戦。父ちゃんファイト。31
(-36) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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歌い手 コリーンは、店番 ソフィアをふと思う。リンダとあれから逢っていないけど、リンダと親しかったピッパとソフィア。
2010/07/03(Sat) 13時頃
|
[結論から言えば。 其処に在るのはきっと男性の残滓だと思っていた。 けれど、大きさ的にもその線が直に消えた。]
……女の、子?
[幾つかの衣服のうち、 一つを手に取って、広げながら首を傾いだ。 他の衣服も、そう。 少なくとも自身より幼い、子の衣服。]
…
[それ以上の詮索は辞めた。 衣服を元、在った場所に戻し、二度と。 二度と、開く事は無い、と心に刻む。]
(161) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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―――、そうだ、行かなきゃ
[言って、バケツへ手を伸ばそうとする。 けれど突如、襲い来る強い、眠気。
くら、と後方によろめいてそのままベッドへ お尻から倒れこみ、臥せる。]
しご、と ……や、だよ これだけはさきに ―――、したい、のに…
[抗おうとするも、抗いきれぬのは、 ナルコレプシーという名の、女が抱える、*罪*]
(162) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 13時頃
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――墓場――
[何処か、ざわめくものを感じる。 リンダの昨日の何かを隠すような明るい様を思い出し。
死に関するような厭な予感に肌に漣が走って、気が付くと墓場へと足を向けていた。]
ソフィアさんに、ラドルフさん? もしかして、もう既に――… 誰か――…
[何処か物悲しい雰囲気の二人に出くわせば、軽く会釈して。
埋葬を終えたばかりの墓標をみて、予感が予感で無くなった事を知り、言葉が途切れた]
(163) 2010/07/03(Sat) 13時頃
|
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…そうだね、僕なんかが代わりになるなんて、リンダに失礼だ。
[そう言って、ほんの少し作った笑み。
生きてる。]
うん、まだ…死んでないから。
[回りだした水車がなかなか止まらないように、ただ惰性で動き続ける心臓。
遠からず皆死んでしまうなら、そこにどんな意味があるのだろう。]
(164) 2010/07/03(Sat) 13時頃
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/* ピッパ寝ちゃった!
(-37) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
|
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…あぁ、コリーン。
[事実だけをただ、淡々と伝える。 最後に一言、綺麗ないい笑顔だったと添えたのは、何故だろう。]
(165) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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|
コリーンさん……
[何かを察したように此方へと訪れた彼女に、小さな会釈。 誰か――と途切れる言葉。 墓標を見れば、そう、死んだ人物は明らかで]
……今、村を襲う病気とは関係ないと思うわ。 リンダは…持病を隠して、笑って、た。
(166) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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ラルフはどうしてそうも卑屈なのかしら。
[ふ、と呆れたような苦い笑みを零し]
失敗も多いしドジで不器用。 ……だけど、そんなの愛嬌の内だもの。
それよりもあなたの魅力をなくしているのはその態度。
[はっきりと告げる。 そう簡単に治るものではないのは十も承知で]
もう少し顔を上げて世界を見たら、 きっとあなたの目に映る世界はもっと綺麗なのに。
(167) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
|
|
[何時もの仕事を終えれば母屋へと戻り夕食を取る 時折聞える馬の嘶きの他に風音だけしか聞こえない静かな空間。 独りという事を実感して溜息を漏らす 何時もと大差ないメニューなのに酷く味気が感じられず食はあまり進まなかった]
(168) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
|
|
そう、リンダさんが――…。
[>>165 >>166二人から、事情を知れば。 深い掠れるような声で]
彼女は、笑って綺麗に逝けたのね……。 死に村が包まれるのを見る事もなく、幸せに――。
[リンダの墓標に、冥福を祈るように瞳を閉じて]
(169) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
|
|
……っく。
[おそらく生きては会えはしないだろう。 だから連れていこうとしたのだと思う。 現実逃避をするように、簡素な最後の別れから逃れた自分の行動に今更後悔の念が湧く。
戦場での生活で感情が摩耗していた私を日常へ連れ戻してくれた夫婦の事を想い、独り静かに泣いた]
(170) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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|
羨ましいくらい、
幸せに、……ね
[リンダの最期を間接的に知っているソフィアは そう告げては、こうべを垂れた。
幸せ者だったと思う。 ほんとうに、ほんとうに。
―――…]
(171) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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|
……?
そう。もう、終わっちゃったのかな……。
[響くノックの音に現実に引き戻された。 瞼を擦り、扉を開けばリンダの葬儀が行われた事を村人が教えてくれた。 感謝の言葉と共に村人を見送れば、せめて手向けの花だけでもと花壇からキンセンカを摘み始める。]
(172) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
|
|
…そう、かな。
[ソフィアの言葉に、曖昧な笑みを作る。 いつも世界はただ眩しくて、片隅に居ることすら場違いに思えていた。
心の底から必要だと思われたことなど、一度も無いと思う。 僕なんかより役に立ついい人が他にいくらでもいるから。]
(173) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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|
さ、いこう。
[体が重く、徒歩の移動が酷く億劫に感じる故に 鞍を引出し、シャイアーの巨体に馬具を手早く取り付けて行く。 花束を抱えて鞍に跨れば、太股で馬の胴を締めて走らせる。 使役馬故に速度は無いが風が頬を撫で、地を蹴り丘を越えて行く力強さが孤独を紛らわせてくれた]
(174) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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>>171
そう、羨ましいくらい、に――…。
[その最後を知っているような、その言葉が耳に届けば。 閉じていた翡色がソフィアに向けられる。]
残される側は――。
いつも辛い、ものよね。 それを見ずに逝けたのなら、ほんとうに幸せだと、思うわ。
[自らの経験から、絞るように。 残された側である、ソフィアを癒すように呟いて]
(175) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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そうよ。
[彼の曖昧な笑みには、少しだけ悲しげに目を細めて]
ラルフという一個人が存在していることは 誰もが認める当たり前のことだもの…。 唯、ラルフは、自信がないのかしら、ね。
砕けた言い方をすれば、 もっと胸を張った方がいい男なのに、ってこと。
[彼の心中までは察せない。 けれど、くよくよしている姿は 見てて気持ちの良いものではないから。 そう、背を叩くような勢いで告げた。
それから暫しは、リンダの墓前に居るか 両親の墓前に向かうかで墓地に滞在するだろう**]
(176) 2010/07/03(Sat) 13時半頃
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|
― 自宅 ― ……街に行く途中で死んだら、人の迷惑になりそーだしあたしは行きたくねーかな。 乗合馬車でケンカして、怒られんのもヤだし。
[乾いた笑いを見せて、父の膝の上に座る。 父の腕を自分の腰に回して、ぽんぽんと上から軽く叩いた]
最期まで一緒だよ、…父さん。 大好きだからな!
[肩越しに振り返って歯を見せた。 兄を見てほんの僅か表情が曇ったが、すい、と視線を外して父に寄りかかる]
(177) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 14時頃
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― 墓場 ―
ギリアンちょっとこの子をお願い。
[墓地が視界に入れば減速を行い鞍から降りる。 騒がしい蹄の音を墓地に響かせないように手綱を引いて墓地へと歩き始める。
ギリアンの姿が見えれば馬をギリアンに任せてリンダの眠る場所へと歩みを向ける。]
お疲れさまリンダ。 また、直ぐに会えるよね。 みんな……死んじゃうんだから。
[既に居る面々に会釈を行い脇を通りすぎればキンセンカを供え、静かに祈りを捧げた。]
(178) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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|
[祈りを捧げ終えれば周囲を見回すがピッパの姿は見えない。 既に帰宅したのかと首を傾げる。 話をしている人々に視線を向ければ――唐突に目眩を感じて数歩よろめいた]
な、に?
[なぜか「あの二人」を見れば違和感を通り越して訳の解らない不安感のようなモノを感じてしまう。 側に居る3人目――ラルフからは何も感じられないのに何故? そんな考えが浮かぶけれど、見続けているとどうにかなってしまいそうなので視線を逸らして呼吸を整えた]
(179) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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─ 昨夜・自宅 ─
[コリーンと別れるとさすがに日はしっかり落ちかけていて。 これ以上の買い出しはやめた方がいいかな、と判断して帰宅し、買ってきたものを所定の位置にしまっているところで来客に気付いた。]
はいはーい、どちらさまー?
[出ると、自警団員が連れだってきていて。 どうしたの?と首を傾げるこちらに向かって告げられたのは>>#2の言葉。]
……へ?
[理解が追い付かず、間抜けな声をあげるこちらに構わず、街へ逃げれば治療法があるかもしれない、と告げられ。 だから荷物を早くまとめて馬車に乗るように、と言われるととたんにきっとにらむように自警団員を見た。]
私は、ここから動かない。 ここでなきゃ私は作れないんだから。
(180) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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[急に調子が変わった様に自警団員は戸惑いを見せたがそれには構わず言葉を続けて]
死ぬことより、作れない方がよっぽど怖い。
私に出来るのは、作ることだけなんだから。
だから、私はここから出ていかない。
馬車は、乗らない。
帰って。
[そういうと自警団員を家から押し出して、戸にしっかりと鍵をかけた。]
(181) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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…胸を……? [いつも猫背気味の背を無理に正してみるけど、やっぱりなんとなくしっくりこなくて。
やがてやってくる気配に振り向くと、くらりとよろめく姿。]
…ペラジー?? [様子がおかしいと思って、思わず駆け寄り手を差し伸べる。
…症状が出始めたのかもしれない。けれど、そんなのはどうでも良かった。 どうせ死ぬんだし、別に感染ったって構わない。既にもう感染してるのかもしれないんだし。]
(182) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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[外からは自警団員のため息が聞こえただろうか。
けれど、それには構わずに工房へとまっすぐに向かって。]
もう─時間が、ないんだ。
いそがなきゃ。
[工房の奥の奥にある、小さな彫刻をとりだした。]
お義父さんの、やり残したことを。
私が、完成させるんだ。
(183) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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熱とかは、無い? [淡褐色の額へと、そっと手を伸ばした。]
(184) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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[ソフィアがラルフに告げる言葉には肯定するように。 瞳をラルフにそっと向けて]
人がいなくなる空白は――。 何によっても、埋める事ができない、のよ。
あなたの代わりなんて、いない、の。
教会を清めてくれたり――…。 この村で誰かがしてくれないと、できない事。
毎日、それをしてくれる人の代わりなんて。 いない、もの。
自信をもってとは、私はソフィアさんのように謂わないけど――。あなたも、この村に欠かす事の出来ない人だと、知って?
[そう、ラルフに柔らかに語りかけながらも>>179 ペラジーの姿が、よろめく姿が目に止まれば。
翡色の瞳が、僅かに緋色に染まり、暫くはその姿を瞳に宿すだろう――**]
(185) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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ラルフ?
ああ……。ありがとう。
[声が認識できていなかった様子で、手を差し伸べられると僅かに身を震わせる。 どこか不安げに上目でみたけれど、吐息を漏らし差し伸ばされた手を握りしめて自分の頬に寄せる。 手の温もりに安堵するように少し呼吸が落ち着いた]
(186) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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[手にした彫刻には、男女の姿が彫り込まれていて。
女性の顔は、どこか彼女に似た顔立ちをしていた。
男性の顔はまだ彫られておらず。 義父が、最後の最期まで、彫り込むことができなかったそれは。
一体どんな顔を彫り込むのが正しいのだろう。
彼女はただ、黙って見つめるだけで、*答えは出てこないまま。*]
(187) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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ちょっと、気分が悪くなっただけ……。 熱とかは無いと思うよ。ありがとう。
[額に重なる手からもそれが感じられるだろう]
ひ……っ。
[だが、ラルフの肩越しにコリーンの緋色の瞳を見てしまう。 何時もの柔らかみのある翠とは対極に有るような禍々しいその色に怯えの声が漏れる。 反射的に声を漏らし、怯えを隠す事無く少しでも遠くコリーンから離れようとかけだした**]
(188) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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ねえ、あなたは何を望む?
あなたの大切な人が――。 死から逃れる事のできない、その日に遭遇したら。 共に行く事を望む、かしら?
それとも、その人を看取って――。 短くとも、その死を悼んであげたい?
[共に生きる選択は、病の蔓延を告げられたこの村では、ほぼ難しいけれど。
自らに出来る、ことを。死の馨を纏わせた女は、そっとソフィアに告げて――**]
(*20) 2010/07/03(Sat) 14時頃
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[縋るような上目遣いの視線は、何かに怯えているようで。 何とかしてあげなきゃ、そう思うけれど。 …どうすればいいのかなんて、判らなくて。]
…っ!? ペラジー…!!?? [逃げるように駆け出した姿を追えなくて、困ったように振り向いた。]
どうしたんだろう…。
(189) 2010/07/03(Sat) 14時半頃
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掃除夫 ラルフは、何だか気まずくて、とぼとぼとその場をあとにする。*
2010/07/03(Sat) 16時頃
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1.兄を異性として意識してるのに無意識でフタ 2.単なるブラコンでアレコレは全部幼稚な独占欲+恋愛感情は誰か他向け
1のコース→それなんてエロゲ 2のコース→精神幼すぎワロス
よし、面倒だからフラグは他人任せにしてみよう。特にサイラスか恋愛感情にもってけそうな人あたり。
(-38) 2010/07/03(Sat) 16時頃
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……なるほど。
[ギリアンのこたえ>>97に、澄んだ水に目を落として頷いた。 彼にとって、それはぼんやりした都合良く縋るものではなく、 もっと大きく、すめらかで、すべてなのだろうと、その信心の深さに頭を垂れ]
貴方にとって、死は恐れるものではなく、訪れるべきものなのですね。
[敬意をこめた眼差しで、墓掘りに笑むと。 良い話の御代にと、夜食にしようと思って持ってきた最後の食料、パンをテーブルに置き、邪魔にならぬ程度片づけを手伝ってから、彼の家を後にした]
(190) 2010/07/03(Sat) 16時半頃
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……そう、ですか。
[時間も時間だし、弾きに行くのはまた明日で良いかと。 自宅に帰って、いつものように寝床に潜り込んだ目覚めは、扉を叩く音で。
半ば寝惚けたままで、訪ねて来てくれた自警団員の話を聞いたものだから、本当に分かっているのか、念を押されてしまった]
いえ、ちゃんと聞こえております。……いえ、いえ。お勤めご苦労様です。 そういうことなら、行かないので。ええ。……ああ、ただ、手紙だけ、一緒に乗せて行っていただけますか。
[手早くと言われ、ぱたぱた部屋に戻り。 便箋を取り出すと、世話になる予定だった雇い主へ文を記した。
村に伝えられた病気のこと。予定に穴を空けてしまう謝罪。 それから、ひとつ売れ残してしまったランプを、そちらで使って貰えればと嬉しいと。
検疫に引っかからなければ良いけれど、と願いつつ、それを渡し。 慌しくまた、別の家へ走る彼を見送って、目を瞑る]
(191) 2010/07/03(Sat) 16時半頃
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[ひと。おと。ひづめ。しゃりん。あるいは、なきごえ。 明日になったら、営みによる全てのおとが消えてしまうのかもしれない。 だから、扉を開け放したまま、部屋に戻らず。 軒先で、全てのおとを子守唄に、そのまま眠りに落ちた]
(192) 2010/07/03(Sat) 16時半頃
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わかんない…
わかんないよ、お義父さん…
[一回切りのチャンスだから、失敗は許されない。 義父が遺した彫刻と同じように作った粘土細工の男性の顔を描いては消し、描いては消しを繰り返して。
今までも、何度も繰り返してきたことだったけれど。
もう、時間がないのだという焦りが。 焦燥をかきたてて、余計に何もわからなくなっていた。]
…お義父さんは、一体これを、どうしたかったんだろう。
(193) 2010/07/03(Sat) 16時半頃
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[今でも強く覚えているのは、義父を迎えにきた街の人間を追い返した時の義父の言葉。
”此処でなきゃ俺は作れないんだ”
そう言った義父の顔は、初めて見る表情をしていた。 あの時も、この彫刻を手に持っていたような気がする。
これを、義父はなんの為に作り始めたのだろうか。
誰かにあげる為だったのか、自分で持っていたかったのか。 それすらも、わからなくて。]
……あれ、もう…朝?
(194) 2010/07/03(Sat) 16時半頃
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これは私の進化の過程の一頁です。
(*21) 2010/07/03(Sat) 17時頃
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生まれてから、23年。 私は初めて自分の足で立っている感覚に気づきました。
(*22) 2010/07/03(Sat) 17時頃
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ねぇパパ、ねぇママ。 私は恋をしたんだよ。
(*23) 2010/07/03(Sat) 17時頃
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一人で息をするのがつらいから、 あの人と一緒に呼吸をしたいと思う。
(*24) 2010/07/03(Sat) 17時頃
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手が生えました。 人に触れたいと思う手です。
すっと伸ばすと、あの人に触れられそうだった。 なのに何故だろう。
この手はあの人を包みたいのに、 傷つけるナイフに変わってしまうんです。
(*25) 2010/07/03(Sat) 17時頃
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触れれば触れるほどに傷を付けて、 あの人を殺してしまいそうだ。
じゃあナイフを放つその前に あの人を殺してしまおうか。 それがあの人の心を傷つけずに済む方法じゃない?
(*26) 2010/07/03(Sat) 17時頃
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そんなの厭だ。
(*27) 2010/07/03(Sat) 17時頃
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一層、二人息絶えて。 何もかもを失ってしまうべきなのでしょうか。
だけど、私は進化する。 私はまだ、進んでいく。
あの人を失っても、私は未だ終わらない。
(*28) 2010/07/03(Sat) 17時頃
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>>*20 だから 私は生きたい。
(*29) 2010/07/03(Sat) 17時頃
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[締め切ったカーテンの隙間から差す光に気付いて、また徹夜してしまったのだと知るが。
今の自分にどれ程の時間が残っているかも解らない今、それは大した意味は持たなかった。 それよりも、まったく何も進んでいないことへの焦燥の方が大きくて。]
…やらな、きゃ。 考えなきゃ。 でなきゃ、お義父さんの跡を継いだ意味が、なくなっちゃう。
[そう言って、また作業に没頭しようとして、はっと頭を過ぎったのは。]
セシ兄たちは、リアたちは、もう。 村を出たのかな。
[自分が大好きな人達は、ちゃんと逃げ延びただろうかという考えがやっと心の中に浮かび。
それを確認するために外へ出ようと。]
(195) 2010/07/03(Sat) 17時頃
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― 翌朝 ―
[完全に音が途絶えたわけではなかった。 そこかしこに、こえとおとがする。
手持ちの楽譜全てと、酒瓶と、細々した色々が詰め込まれ、少々不恰好になった鞄を提げながら、それでもいつもは人と行き違うこともあった通りを歩く。
いつものように、ただ歩く。
そうして立ち止まったのは、自宅の次に足を運んでいるアレヴィ家の前。 いつものように、気負いなく。ただ、戸を叩こうとする手が、少し彷徨ったけれど、結局は伸ばされ]
っ、
[すか、と内側から開けられた為に、空振りした]
(196) 2010/07/03(Sat) 17時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 17時頃
|
わっ!?
[着の身着のまま、外へ飛び出そうとした途端誰かの胸に飛び込んでいて。 抱きつくような格好で見上げると、真っ先に確認しようと思っていた人がそこにいて。]
セシ兄。
なんでいるの。
[言外に、なんで逃げてないの、と。]
(197) 2010/07/03(Sat) 17時頃
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/* 一人潜伏中?
(-39) 2010/07/03(Sat) 17時頃
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―墓地・ギリアンの住処―
[ピッパが奥の部屋に入っていく。 しばらくしても出てこないので、少し覗けば、眠っていた。]
ああ、疲れたんだべなぁ。
[病気のことは知らず、そのまま、寝かせておこうと、自分は墓地に出た。]
>>178
おお?いいだよ。
[そして、墓地の手入れをしていると、ペラジーが馬に乗ってやってきた。 そいつの面倒をといわれたので、そのまま、つなぎ、毛並みをなぜて落ち着かせている。]
(198) 2010/07/03(Sat) 17時頃
|
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……だから、ちゃんと、支度を整えて外に出ろと。
[反射的に抱きとめて、さて、どうしたものか頭は回らなかったが。 ほぼ反射に近い反応で、いつもの小言は口をついた。
何とはなしに、悲しげにも、安心したようにも見えるだろう表情で、見上げる頭をぽんぽん撫でながら。 居るんだなあ、なんて確認していたりする]
なんでって。もう生活の為に出稼ぎしなくて良いなら、此処に居るよ。 此処以外に、死に場所なんて無いし。まあ、オルガンの傍で死ねたら良いけど。
お前こそ、何で。……死んだら、元も子も無いだろう。
(199) 2010/07/03(Sat) 17時頃
|
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 17時頃
|
セシ兄はいちいち細かいなぁ、ちゃんと服着てるし良いじゃない。
[抱きついた格好のまま、いつも通りのお小言にはいつも通りの返事をして。 頭を撫でられながら、セシルの返事を黙って聞いて。
言われた言葉には、だって。と、顔と声に切実さを浮かべ。]
だって、私。
ここでなきゃ、作れない。 作ることしかできないのに、ここを出てったら何もできなくなる。
セシ兄こそ、なんで。
死んだら、もう。オルガン、弾けないんだよ?
(200) 2010/07/03(Sat) 17時半頃
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/* 赤組わりとオープンだけれど。村側が良く分からないね。 ラドルフ君は賢者?
笛吹きとか、どうやるんだろう。わくわく。
(-40) 2010/07/03(Sat) 17時半頃
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飾り職 ミッシェルは、奏者 セシルに抱きつき顔を見上げたまま、泣きそうな顔でそう問いかけて。
2010/07/03(Sat) 17時半頃
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そう何でも細かいで済ませるから、お前はいつまで経っても色気のひとつも無くて、まったく……。
[はあ、と溜め息を吐きながら。 何か変えるつもりもなかったけれど、こうもいつも通りの言葉しか出てこないのに、可笑しくなって、ミッシェルの頭の上で、笑いを零すも。 切実な表情に、目を細めて笑みを消し]
どうして、此処じゃないと駄目なんだ。 おれは門外漢だけど、作るだけなら、道具さえあれば街でも何処でも、出来るんじゃないのか。 ……アレヴィの小父さんが、遺言でも残したのか?
[今から街へ向かうことは出来ないけれど、それでもそう、真剣に問いかけ。 ただ、自分のことについては、軽く笑い]
おれは、だって。生きてる限り、弾けたらそれで良いから。
(201) 2010/07/03(Sat) 17時半頃
|
奏者 セシルは、飾り職 ミッシェルの目元を、笑んだまま、柔く指先で払ってやり。
2010/07/03(Sat) 17時半頃
|
色気なんか、なくていいもん。 今のまま、仕事さえ出来れば、いいんだもん。
[ぎゅ、とセシルの服を掴むように握って。 セシルの問いかけには、ふるふると頭を振って。]
お義父さん、が。やり遺したの、あるの。
それに、お義父さん。ここでなきゃ、作れないって。
だから、私も。きっと、ここでなきゃ、作れない。 外でなんて、出来ない。
[ぎゅ…と握る力を強めてそう言い。 セシルの言葉には、ぐ…と下唇を噛んで。]
でも。街に行けば。 これから先も、もっといっぱい、弾けるかも、しれないんだよ?
[搾り出した声は、震えていて。瞳は涙で揺らいでいた。]
(202) 2010/07/03(Sat) 17時半頃
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/* いつの間に、こんなpt使っていたのか。
braid perjuryの『むげん』がとても羨ましいなう。
(-41) 2010/07/03(Sat) 17時半頃
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飾り職 ミッシェルは、奏者 セシルに目元を拭われると、余計に我慢してたものが零れ落ちて。
2010/07/03(Sat) 17時半頃
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[>>188 女から、何処か怯えたように駆け出すペラジー。
病気は余所者が持ち込む事が多いので、そう思われたのかと――。 彼女が怯えた理由を知らずして。翡色の虹彩が哀しげに揺れる。>>189のラルフの声を聞けば。]
私に怯えていた、みたい。 病気って余所者が持ち込むでしょ?だから、かも、ね。
[哀しげに微笑して。気まずそうに歩き出すラルフを見送ってから。女と同じ余所者の、墓場の手入れを黙々とするギリアンにそっと寄る。]
ギリアンさんは、此処から出てゆかないの?
[ぽつり、言葉を投げる]
(203) 2010/07/03(Sat) 17時半頃
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>>*29 そう、あなたは生きたい、のね。
[その言葉を聞けば、それ以上は今は語る事無く。 静かに、彼女の進化を、歩む道を見守る事を決めた。]
(*30) 2010/07/03(Sat) 18時頃
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>>203
ん?
[ペラジーが駆け出していってしまうのを見て、 瞬時吃驚するが、
馬はとりあえずそのままに、落ち着けば戻るだろうと思った。]
あ?ごっがら出てくだぁ? しだら、墓は誰が掘るだよ。
[コリーンの問いにはシンプルに返す。]
(204) 2010/07/03(Sat) 18時頃
|
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……まあな。何かあった時に、自分は村を空けがちだし、誰か安心して面倒看てくれるやつを見つけて欲しかったのも、小父さんの墓前に花嫁姿見せてやりたいっていうのも、結局は、おれの考えるお前の幸せでしか無かったから。 別に何言わなくても、良かったのかもしれないとは、思ってるよ。
[今のまま、と何でもないその言葉が、ひどく寂しく響く。 寄る辺無い子供のように、服を握るミッシェルを、柔らかく抱きしめた]
……そうか? 小父さんは、此処でないと作れないと言っていたけれど、此処では完成させられなかったんだろ。 だったら、もしかしたら、外で作ってみたら、案外あっさり出来たかもしれない、とか考えないのか。
(205) 2010/07/03(Sat) 18時頃
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お前には、そういう、出来るかもしれないこれから先があるけど。 おれは別に、そうでもない。演目に、急に穴を空けるのは申し訳ないけど、チャンスを待ってるやつはいくらでも居るんだから、おれが弾かなくてもすぐに良くなる。 だったら、此処で最後まで弾いていられれば、それで十分過ぎるくらい、幸せだ。
[いつも気丈にやり返してくる声は震えていて。 ゆらぐ瞳が、湖みたいで綺麗と、柄にも無く思えば、少しだけ理由に嘘を吐いて。 ふ、と微か苦い笑みを浮かべ、あやすように額にくちづけた]
(206) 2010/07/03(Sat) 18時頃
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奏者 セシルは、飾り職 ミッシェルの頬を撫で、ただその雫を拭い去ろうと。
2010/07/03(Sat) 18時頃
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ちが、う。
だって、今のまま、なら。 セシ兄が、きてくれる、から。
[言いながら、あぁそうか、と自分の中ですとんと落ちるように納得が出来て。 でも、それは、きっと言っちゃダメだったこと。
泣いている顔をみせられなくて、セシルの胸に自分の顔を埋めて、ふるふると頭を振った。]
でき、ない。
わたし、は、おとうさんのあの、顔。おぼえてる。
わたしは、いいの。 それ、より。
セシにいが、しぬの、やだ。
(207) 2010/07/03(Sat) 18時頃
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飾り職 ミッシェルは、零れる涙と一緒に、震える唇で言葉を紡いで。
2010/07/03(Sat) 18時頃
|
[シンプルに返された問いに、そうね、と頷く。 ペラジーに怯えられた後だけに、普通に会話してくれる彼に感謝しつつ。]
でも、どうして――。 この村に来たのか、聞いてもいいかしら?
謂いたくなければ、いいの。
わたし――…。 教会で出会うくらいでしか、ギリアンさんのこと知らなくて。
[死をイメージさせるこの村の墓場は、あの人の死を具現化させそうで、今まで避けてきただけに、すまなさそうな表情で]
(208) 2010/07/03(Sat) 18時頃
|
|
ヴェスも、リアも、ラスにいも、イリスも。 この村の人、皆、みんな。
みんな、しんじゃやだ、けど。
セシにいが、セシルが。
しんだら、やだ。
[泣きながら、駄々をこねる子供のように言って。]
(209) 2010/07/03(Sat) 18時頃
|
|
― 川辺 ―
はっ……はっ。
[墓場の近くを流れる川の辺りに膝を付き、酷く荒い呼吸と共に肩を揺らす。 月明かりが照らす水面に写る歪んだ自分の顔を見れば、水面に手を差し込んだ。]
あれは――何。光の加減……かな? [冷たい水の感触で多少冷静になったのか少し考えれるようになってきた様子でコリーンの双眸を思い出しながら呟く。]
……色は光の加減としてあの違和感は何なのかな。 これも病気の症状なのかな。
[呟きながら馬をギリアンに預けたままなのを思い出し、ゆっくりと立ち上がり手を拭けば来た道を戻り始めた]
(210) 2010/07/03(Sat) 18時頃
|
|
>>208
ああ、この村に来た理由が……。 いや、知り合いがよ。住みやすい村だど薦めるもんでなぁ。
[その質問には少しばかりそっぽを向いたあとに答えた。]
行くアテもながっだし。 じゃ、一度行ってみるべってぎだんだな。
そしたら、腹減って倒れてしもうで。 ほいで、それがらずっとここにいるだよ。
[銀髪の女の綺麗な顔をちらっと見て言った。]
(211) 2010/07/03(Sat) 18時頃
|
|
― 墓地 ―
[墓地に戻ればギリアンと話すコリーンの姿が視界に入る。 訳のわからない行動で不快にさせてしまったかもしれない。 素直に出て行き謝罪をするべきか、このまま様子を見続けるべきか――彼女の近くにくれば相変わらずの違和感が心をかき乱し、判断力を低下させる。]
(212) 2010/07/03(Sat) 18時半頃
|
流浪者 ペラジーは、歌い手 コリーンの瞳を見ようとするが角度が悪く色の確認はできなかった。
2010/07/03(Sat) 18時半頃
|
そりゃな。だから、駄目だったのかもと思うが。
[顔を埋めてしまうのに、どうした、と問いはするけれど、上げさせるわけでもなく、ただ髪を撫でつけながら]
……居なくなった人間の表情って、厄介だよな。どうしたって、もう上書きされないから、消えやしない。
――ばぁか。おれだって、お前が死ぬのなんて嫌だから、こう言ってるんだろ。
[駄々に困った大人のような、それより割り切れていない困り顔で、やっぱり笑って撫でてやるくらいしか、今出来ることはなくて*]
(213) 2010/07/03(Sat) 18時半頃
|
奏者 セシルは、流浪者 ペラジーは、あるじと一緒に行ったのだろうか、と馬蹄のあとを見て、ふと思った。
2010/07/03(Sat) 18時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 18時半頃
|
>>ギリアン コリーン
……うん。
[意を決するようにギリアンとコリーンの側へ歩いてゆく。 出来る限り何時もの調子で二人に声を掛けた]
ギリアン。 あの子の面倒を見てくれてありがとう。
コリーン。 ええ、と。 ごめんね。いきなり逃げたりとか……。
[ギリアンとコリーンの目を直視するのには躊躇いがあったがしっかりと二人を見て謝意の言葉を紡ぐ]
(214) 2010/07/03(Sat) 18時半頃
|
|
…っ、やだ、よ…!
バカで、いい、から… しんだら、やだ……っ…
[セシルの言葉には、ただ泣くしか出来なくて。
困らせてしまってると解っているのに、困らせたくないのに涙を止めることは出来なくて。
今までだって、ずっと自分のわがままを笑って聞いてくれた優しい兄のような人の胸に顔を埋めたまま、頭をなでられるままに*泣き続けた。*]
(215) 2010/07/03(Sat) 18時半頃
|
|
[すこしばかりそっぽを向くのには、何か謂えない事もあるのかと微かに心を痛めたけど、続く言葉を聞いて――。]
そう、私もね。 知り合いから、此処の村の住みやすさを聞いてね。
この村に来たのよ。
[一緒ね、と仄かに笑み。]
村が、こんな事態になってしまった事を知ったら。 その知り合いの人は――、
戻って来たいと思うかしら。。
[遠くを見ながら、哀しげに呟いた]
(216) 2010/07/03(Sat) 18時半頃
|
歌い手 コリーンは、流浪者 ペラジーを見れば、大丈夫というように、柔らかく笑み。
2010/07/03(Sat) 18時半頃
|
だけれど、
もしも、
(*31) 2010/07/03(Sat) 18時半頃
|
|
"その時" が 在るならば
私など切り捨てて下さい。
(*32) 2010/07/03(Sat) 18時半頃
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それも、私の、願いです――――
(*33) 2010/07/03(Sat) 18時半頃
|
|
[>>214 何処か普段と違うような躊躇いを秘めつつも、何時もの口調で声をかけてくれたペラジーを見れば。 この死病――が蔓延する村。 まだ歳若い彼女、不安になるものと、改めて思って]
大丈夫よ、ペラジーさんが不安になる気持ちも―― 十分に分るから。
だから、気にしないでいいのよ。
[謝意の言葉には、ゆるり首を振って、慈しむように微笑]
(217) 2010/07/03(Sat) 18時半頃
|
|
村の住みやすさ……か。
行き倒れを拾って面倒見てくれるような奇特な人達が居るような所だから……やっぱり良いところだったんだろうね。
勿体無い、なぁ……。
[柔らかい微笑を浮かべる彼女に少し安堵して緊張は和らいだ。 二人の話を聞けば自分も口をはさむが、過去形なのは、もう村の終わりが直ぐそこに近づいているからか]
(218) 2010/07/03(Sat) 18時半頃
|
|
”その時”
あなたがどの道を選択するにしても。 あなたが何を望むにしても――…。
私が、その時に生きていられたら――…。
あなたの希望に添うように、するわ。
(*34) 2010/07/03(Sat) 19時頃
|
|
>>216
いや、奴ならば、そりゃ悲しむだがな。 きっと、
それでも「最後に居たい場所」はそこだべっでいっでだなぁ。
[と、つい、そんな言葉を漏らす。 それがそいつの決まり文句であることは失念して…。]
(219) 2010/07/03(Sat) 19時頃
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>>214
[駆け寄ってくるペラジーには、構わないといった仕草で、]
いいだんべ。馬は好きだがらなぁ。 でも、乗れないけんどもな。もっと丈夫な奴でないど。
[そんな冗談を交えつつ…。]
(220) 2010/07/03(Sat) 19時頃
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>>217
ええと……。うん。
[彼女が言う不安と自分が感じる不満は大きくすれ違っている事が何となく解る。 言語化が難しいソレを問うのも難しく、口篭りながら結局彼女の言葉に頷く。 ちらりと見えた彼女の瞳は緋では無く何時もの翠。
胸の中に澱のように沈殿していく違和感の正体が掴めない事に不快感のようなものを覚えながらも彼女の顔を不躾に見つめ続ける]
(221) 2010/07/03(Sat) 19時頃
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>>220 ギリアン
あの子は無理かもしれないけど、普段うちの牧場でつかってるシャイアー種ならギリアンも乗れると思うけどね。 頑丈だし、大人しいし……脚は遅いけどね。
気が向いたら……おいでよ。
[そんな冗談に何処か真面目にそして寂しげに言葉を返す。 そんな調子に自分で気付いた様子で付け足すように気マズげに笑った]
(222) 2010/07/03(Sat) 19時頃
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>>218 本当に良い処だから――…。 どうして、なのって……。
出来うるなら、この村の人々が受ける悲しみが小さなものになれば、いいのだけれど……。
[村の最後を悼むように、哀しそうな翡色でペラジーを見詰めてから、その口ごもるような雰囲気に]
何か、私の顔についているかしら?
[不躾に見詰め続けるペラジーに小首を傾げる。 関わるものに死を振りまいて来た女の身に纏う死の馨が、匂うのだろう、か。]
(223) 2010/07/03(Sat) 19時頃
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そう、最後に居たい場所は……。 その人は、そう謂っていたの。
[>>219 何時か聞いた懐かしいフレーズが、 声と共に頭の中を駆け巡って。]
何時か、近いうちにその人の事を聞かせて――…。 ねっ、お願い……
[心にざわめく気持ちを抑えきれずに。 真っ直ぐに、ギリアンの瞳を見詰めて――**]
(224) 2010/07/03(Sat) 19時頃
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>>222
ほう、そうだが。 でも、おで、お前んどこの主にはええ顔されねだ。 ほら、よそもんは嫌いだど?
まぁ乗っても、おでは目も耳も駄目だがらなぁ。 下手するとおっごっで、馬も駄目にしちまうだ。
ペラが乗ってるのをみで、楽しんでるだよ。うん
[どことなく、元気のなさげなペラジーにはそう返してから…]
ああ、そだ。馬乳酒はおめだで?ありがとうな。
[その礼も言った。]
(225) 2010/07/03(Sat) 19時頃
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>>225 それいったら私だって行き倒れてたよそ者だけれど? それに一番最初に馬車で街に向かったからもう居ないよ。 ……そっか。
[微苦笑を浮かべて彼の言葉を否定するが 彼がやんわりと断れば小さく頷いた]
あ、うん。私。 お墓の管理してもらってるからね。
[気にしないでと今度は自然に笑う]
(226) 2010/07/03(Sat) 19時半頃
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/* ぺららの不安とすれ違いはちょっと意図的でごめんよ。 だって、ほら――。
まだ、何もしていないもの。 キリングも、どうしましょう、な感じ。
望む人には、死を与える心算だけど。
(-42) 2010/07/03(Sat) 19時半頃
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/* あ、ぺららも余所者だったよね! ごめんよー。メモ失念してました(´・ω・`)
(-43) 2010/07/03(Sat) 19時半頃
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>>224
あー……
[そして、女の真摯な眸に、今まで隠してたことがあっさりバレたことを知るのだった。]
(だども、あと少しのっでのが本当なら……)
[そう、もう隠すこともないのか?とも思いながら……。]
――……あ、ああ、いいだよ。 おでは。う、うん。
[それでも少しどもり気味になって…。]
(227) 2010/07/03(Sat) 19時半頃
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>>223
世の中は何処までも理不尽だね。 神の慈悲なんて何処にも無い。
え? ええと……。 うん。瞳が綺麗だなって。
……。
[とっさにでた言い訳が自分でも軽薄な男のヘタな口説き言葉のようなものだと気付いてさすがに渋い顔になったが、唐突にギリアンに縋るようにして尋ねる彼女の変貌に数度瞬いたく。]
ギリアン?
[どもる彼に自分からも続きを促した]
(228) 2010/07/03(Sat) 19時半頃
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>>226
そがそが。
[ペラジーから自然が笑みが出れば、うむうむと頷いた。]
いっづもペラジーには世話になってるだ。 っていうか、そうか、牧場主さんは、街にいっただか。 じゃ、世話は一人でするだが? 大変ならいっでくれればええ。
ああ、もしくはラルフが暇そうにしてただ。 彼に頼むのもええんでないがな?
[そう提案する。]
(229) 2010/07/03(Sat) 19時半頃
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大丈夫。 徐々に野に放していくから負担は減ってるの。
心配してくれてありがとう。 多分、なんとなかると思う。
ギリアンこそ……だね。
[近いうちに彼の世話になるかもしれない。 状況が状況だけに直ぐに話が暗くなる。 困った様に微苦笑を浮かべて髪を指先でいじった]
(230) 2010/07/03(Sat) 19時半頃
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>>230
そが。野に放してるなら、ええだな。 うん、淋しいごどだどもな。
[そして、ギリアンこそ…には、微妙な顔をする。 墓掘りの仕事が多いのは、
考えるまでもない。]
まぁ、んなごど考えずに、 まだ、病で死んだ奴いんのが?
もしがして、デマかもしれねぇだよ。
[それが気休めだとわかっていても、そういわざるえなかった。**]
(231) 2010/07/03(Sat) 19時半頃
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仕方がないね。
で、また逃がした馬を追いかける日々になるんだね。
[続く言葉はまるで先程の自分を見るようで 緩い笑みを返し、儚い願望をのせて小さく頷いた**]
(232) 2010/07/03(Sat) 20時頃
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/* っていうか赤ログ。 喋ってないの誰だ……
なんとなく、 ピッパかな、と思ってるけども どうかなー。
(-44) 2010/07/03(Sat) 20時頃
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― 街へ続く道 ― [また一家族、顔馴染みが村を去っていった。 その背に手を振る。]
元気でな。 道途中で倒れても誰も埋葬してくれねーんだから気ィつけろ。
[普段と変わらぬがさつさであっけらかんと言い放つ]
(233) 2010/07/03(Sat) 20時半頃
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――馬鹿な。
[工房へ戻る途中、自警団員に呼び止められる。普段なら煙に巻く処だが、尋常ではない様子に興味を惹かれ]
――なぜ。 なぜ僕らが死ななければならない!? 街に行けば助かるかも、だって!? 冗談じゃ 冗談じゃない! 村の連中で街に出たことがある人間など数えるほどしかいないだろう? 僕らはここで生き、ここで死んできたんだよ! 嘘だと言えよ。 僕らは敬虔に生きてきた。 教えの通り、慎ましやかに――。 このような悲劇に巻き込まれる謂れはないはずだ!!
[自警団員の胸ぐらを掴み、吐き捨てた。けれど、自警団員のほうも男に釣られ激昂し、知るかそんなこと、などと戸惑い、行き場のない怒りを顕にした。じわりと男の中で理解が広がっていく]
しかも――リンダが死んだだって? 病でか。 あんなに元気そうだったじゃないか。
(234) 2010/07/03(Sat) 21時頃
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[リンダと深い関係にない男には、必死で病のことを隠すつもりだったリンダのことなど知らず]
なぜだ――なぜ。 なぜこんなことが起こる!? 悪魔の呪いにでも魅入られたっていうのか、この村が――
[膝を落とし、震えながら呟く。不意に、はたと顔を上げて]
――ピッパだ。 あの女のせいじゃないのか!? あの呪いを受けた女を始末しなかったから、こんなことになってるんじゃないのか!? あいつは悪魔に呪いを受けたんだ。 殺してしまおうって声だってあったじゃないか!! そう、今からだって遅くは――
[そんな言葉が口をついた。口元を抑える。 ――ピッパと親交がないわけでもない。ピッパの両親のことを知らぬわけではない。呪われた、などと言う罪の重さを、『眠り姫』などという詩的な揶揄で曖昧にしたその本人が、致命的な言葉を口にしていた。 視線を感じて振り向く。想い人が、こちらを――]
(235) 2010/07/03(Sat) 21時頃
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今年の収穫祭は、うめぇワインが呑めるはずだったのに。 病気のスカタン。
[人気が消えた道端でぽつりと呟き、村の中心へ足を向けて歩き出す]
まだ残ってる馬鹿どもの顔を拝みに行くかね。
[途中でまた別の誰かとすれ違い、別れを告げることになるのだろう]
(236) 2010/07/03(Sat) 21時頃
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[突き動かされるように、自警団員を突き放した。 辺りがざわめく。予想以上に人目を引いていたらしい。
――ピッパとリンダは親しかったし。 ――まさか。
そんな言葉が聞こえてくるようだ。 そんなつもりはなかった。それでは済まされない気配に、男は表情を歪め、足早にその場をあとにした]
――くそっ。
[想い人の姿を見て、初めて声を掛けなかった。 掛けることが出来なかった。 ただその表情が 男の瞼に灼きついた]
(237) 2010/07/03(Sat) 21時頃
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受付 アイリスは、薬屋 サイラスへの土産にと、セラーからワインを数本拝借した
2010/07/03(Sat) 21時頃
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100-2*2=96以下で父ちゃん生存 35
(-45) 2010/07/03(Sat) 21時頃
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受付 アイリスは、奏者 セシルとミッシェルの声を近くで聞きとめ、迷ったが結局立ち去った
2010/07/03(Sat) 21時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 21時半頃
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[村を出る者はどれほどいるのだろう。男には想像がつかなかった。 孤立した小さな村社会。希望を持って街に出るのはほんの一部で。決して助かるかもわからない。どれほどの人が村を捨てることが出来るだろう。街に出たところでどうやって暮らそうというのか。
村長は幾人かを主導して治療法を探しに行くという。 彼についていけばもしかすると街でも巧くやれるかも知れない。藁に縋りつく村人もいるだろう。ひょっとすれば助かるかも知れない。
しかし――この案に乗ることが出来ない者がいる。
突如眠りに落ちる、などという原因不明の病状持ち。この事態の原因かも知れない彼女を連れていこうだなんて奇特な人間はいるのだろうか。
もしかしたら彼女も街へ逃げたかったのかも知れなかった。けれど――。 皆で助け合いながら行くのと少人数で行くのでは生存率が変わってくるはずだ]
――僕は。
[そんなことを思ってもみなかった、などというつもりはなかった。口をついた、ということは奥底に疑惑があったからだ。 それでも。 想い人の表情が忘れられなかった]
(238) 2010/07/03(Sat) 21時半頃
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[子供に戻ってしまったように泣くミッシェルを、撫でながら抱きしめていたのは、どれくらいのことだっただろう。 彼女に死んで欲しくないとは思えど、心のままに泣く方法なんて、とうに忘れてしまって。 ばかでも良いと泣く彼女を、少し羨ましくも思ったりもした]
……ヴェス?
[ふいに、弟の声が聞こえたように思い、視線を上げる。 常の、愛を叫んでいるそれとは随分、違う声音。
ヴェンリッヒ邸の様子を見に行こうと思っているんだが、一寸。とミッシェルに断ってから、その姿を探して、きょろ、と通りを見回しながら進み]
(239) 2010/07/03(Sat) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 21時半頃
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[彼女は、どうするのだろうか。
村で静かに? それとも、生きる可能性に賭ける?
どちらの方が彼女らしいのか。言われれば自明のような気がする。けれど――この村を出て行く姿は、あまり愉快とは言えないものだった。 いつかの光景と、重なるから]
――兄貴。 なんだ、こんなところで。 馬車に乗るんだったら準備しないと間に合わないぞ。
[気だるげに髪を掻き上げて、浅く息を吐いた]
(240) 2010/07/03(Sat) 22時頃
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/* くおー はこが おもい
やっぱり修理いかないとだめかなあ。 朝、なんか断末魔のひめいみたいのあげてたし。
(-46) 2010/07/03(Sat) 22時頃
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ヴェス。何かあったのか。
[その姿を見つければ、小走りに駆け寄って、すらりと高い彼を見上げ。 今の事態を考えれば、間抜けとも思える問いを掛け]
おれは行かないよ。お前は……行かないのか?
(241) 2010/07/03(Sat) 22時頃
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何――? 何も。 いつものように馬鹿をした。 それだけの話さ。
[つまらなそうに吐き捨てる。村を出て行った兄。たまに戻ってくる彼の姿は、どんどんと小さくなるように感じていた。それでも、一時は輝きを増していたというのに]
そうか。 街への案内くらいは引き受けるのかと思っていたが。
[兄の返事に予想していたとでも言うように、淡白な返事を返す]
僕――僕か。 僕の腕なら街でも通用するだろうか? 街には商工会のギルドというものがあるという。 そうそう簡単に職人を増やしたり出来ないだろう。 しかしいっそ雇われて、丁稚から始め、やがて独立することも出来るだろうか。
――今更?
(242) 2010/07/03(Sat) 22時頃
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あの日兄貴を見送ることしか出来なかったのにな。 それに、どれほどの年月がかかるかもわからない。
[自嘲するように喉を鳴らす。常よりも薄暗い空気を纏わせて]
あの子を連れて街へ行く。 夢のような話だ。 そう出来たらどんなにいいだろう。 素晴らしいことだろう。
なぁどう思う兄貴。 あの頃も今も。僕は何も変わっちゃいない。
今だから言うよ。 兄貴が義姉さんを連れて家に帰ってきたとき、僕はやっぱりって思ったんだ。 そんなに上手いこといくはずがなかった、ってね。
笑えるだろ。
[深く、息を吐いて、兄を見下ろす。奇妙な遠近感。いつも不自然な違和感を感じて仕方がない。身体ばかりが大きくなって]
(243) 2010/07/03(Sat) 22時頃
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愛しのあの子は今まで僕に振り向いてくれたことはなかった。 あの子を連れて街へ?
―― 夢物語としか思えない。
[常日頃夢のような語り口をしていた男とは思えぬほどの、暗い口ぶりだった]
(244) 2010/07/03(Sat) 22時頃
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[大体において、大泣きした後は徐々に冷静になっていくもので。 例によって自分も、段々落ち着くと同時にどうしよう、と恥ずかしい、という気持ちがいっぱい広がって。
セシルに、もう平気、と言おうとした時、彼が弟の名を呼ぶのを聞き、きょとんと見上げ。]
ヴェス、どーかした、の?
って、あ、セシ兄?
[泣き腫らした目で、そう聞いた。 そういえば、昨日会った時なんだか様子が変だったけれど。
ちょっと、と言って出ていくセシルを止めるでもなく、しかし泣き腫らした顔で追いかけるわけにもいかず。
とにかく顔を洗ってから、後を追おうと。]
(245) 2010/07/03(Sat) 22時半頃
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なんで、あんなこと。
[言っちゃったんだろう、と一人呟きながら泣きすぎて引き攣る顔を水で洗い流して。
桶に張った水に映るのは、セシルから色気の一つもないと言われた自分の顔。 イリスやソフィ、リアやコリーンみたいに可愛らしくも綺麗でもない、化粧っ気の欠片もない自分の顔は、たしかにその通りだと思った。]
…本当に、バカだな。 私。
セシ兄、困らせちゃった。
[水気を拭うため、タオルに顔を埋め。 少しの間そのまま動けずにいた。]
(246) 2010/07/03(Sat) 22時半頃
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|
……よし!
[気合をかけるときっと顔をあげ、目元を擦った。 今の自分は、きっと自分らしくないから。 元に戻らなきゃと、そう思って。]
セシ兄追いかけなきゃ。
多分またヴェスがどっかで騒いでるんだ。
[まだ瞳は赤いけれど、今の状況ならきっと然程気にはされないだろうと。 そう考えて、外へと飛び出した。]
(247) 2010/07/03(Sat) 22時半頃
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|
……そう? 馬鹿と、ヴェス自身が言うことは、いつもと言うほど無かったような気もするけど。
案内は、荷の運搬に慣れているひとが上手くやってくれていると思うよ。おれは何時も、乗せて貰っているだけだから、口を出すほどじゃない。
[落ち込んで、いるのだろうか。 話を聞いたなら、それも当然のことなのだろうけれど、何だか。 緩く首を傾げたまま、彼の口上を聞き]
……今更なんて。もしヴェスが、そうしたいと本気で思ったんなら、おれは力を貸すよ。 あの頃から年月が経ったからこそ、……ヴェスが、そうしたいのなら。
[その言葉が纏うくらさを、振り払うように首を振る。 悲しげな素振りは見せない。だって、そうさせてしまったのは自分なのだから、そんな権利は無い。 何処かぼんやりした、常の表情で、ただ真っ直ぐ彼を見上げ]
(248) 2010/07/03(Sat) 22時半頃
|
|
笑わないよ。おれが、ヴェスの何を笑うと思うの。 どうしてそう、自分で片付けてしまう? 彼女への想いの伝え方も、彼女がどうしたいのかも。 街へ一緒に行きたいと、伝えたわけでもないんだろう?
[一息に言ってしまってから、ひとつ、笑う。 それは勿論、彼へ向けてではなく]
……それとね。あのひとは、おれとは何でもなかったんだ。 おれに気遣ってか、あのひとは何も言わなかったし、おれも自分から否定するのが嫌で、教えるのが今更になってしまったけどね。
(249) 2010/07/03(Sat) 22時半頃
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─ 自宅→村の通り ─
[セシルが向かった方向は見ていたから、そちらへと走ると程無く兄弟の姿が見えて。 声をかけようとしたけれど、なんだかいつもと違う様子を見、そうすることが一瞬躊躇われた。
周囲の空気がどことなく違うというのも声をかけ辛い一因だったかもしれない。]
…ヴェス、セシ兄? なにか、あったの?
(250) 2010/07/03(Sat) 22時半頃
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―酒屋― [夜も朝も何人か、出ていく村人が別れの言葉や、誘いの言葉をかけに来た。 丁重に断って、幸運を祈ると告げただけだが…。 リンダの事もその人伝に聞いた。]
若い連中から先に死んでいくってのは…どこか、狂っちゃいるな。 難儀な事だ。 何もしてやれやせんが……。
[この時間から酒でも飲もうかとも思う。 今店に居る必要などないのだ。だが、ここ10年、この店がゴドウィンの居場所である。]
間違いなく一つ残る悔いは…葉巻が無い事だな、全く…。
[店の奥で、茶を淹れながら苦笑いした。]
(251) 2010/07/03(Sat) 22時半頃
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|
……ミッシェル。
[一拍置いてから、おかえり、と躊躇う表情の彼女へ、柔く笑み。 ん、と考えるような仕草をしてから]
双方向の愛って奇跡かもね。みたいな。
[ふい、と首を傾げた]
(252) 2010/07/03(Sat) 23時頃
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|
あのひと、か…
優しい、人で。
綺麗な、人だった。
私とは、ぜんぜん違って。
うらやましかった、な。
(-47) 2010/07/03(Sat) 23時頃
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|
双方向の、愛?
[セシルから、名を呼ばれ。 柔らかな笑みを向けられたものの、躊躇いは消えなくて。
言われた言葉には、同じように首を傾げた。]
…私には、わかんないよ。
(253) 2010/07/03(Sat) 23時頃
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|
[祈りの文句等知らない。だが、黙祷を捧げる。 今までとこれからと両方、去っていく人々に。]
…どうか、ここにこうして残った事が、残った者の安らかな眠りを、約束せん事を。
[小さな掌大のボトルを空けて一口飲む。 湯が沸いて、暖炉の蓋を閉めた。ほどなく火は消えるだろう]
(254) 2010/07/03(Sat) 23時頃
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飾り職 ミッシェルは、戸惑うような躊躇うような表情で、セシルとヴェスを見つめ。
2010/07/03(Sat) 23時頃
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…………。
[兄の言葉に黙と押し黙る。その言葉を吟味しているようで――そこに現れたミッシェルに眉を顰める。 双方向の愛。 思わせぶりな言葉に片眉を上げ]
兄貴は。 なんでこんなところにいるんだ。
[それは村に帰ってきたことか、それとも、今村を出ていかないことか。 どちらをも指しているのか。そんな言い回し]
願えば、叶うのか? 動けば、叶うのか?
[ミッシェルを視界から外し、まっすぐに兄を見た]
(255) 2010/07/03(Sat) 23時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/03(Sat) 23時頃
|
おれも、叶え方なんて分からない。
[首を傾げるミッシェルに、雛鳥みたいだと、くすり笑うも。 ヴェスの問いかけに、笑みを収め]
おれは、何処へも行く必要が無いなら、此処に居たいから、此処に居るよ。 願っても動いても、叶うとは限らないけど、どちらもしなければ、まず叶わないさ。
[何だか、まともに目を合わせたのが久しぶりの気がして、こんな時に少し嬉しくなった。 でも、それも、答えへの想いも、表情には出さぬままで、見つめ返し]
(256) 2010/07/03(Sat) 23時頃
|
|
─…ヴェス?
[昨日も確かに変だとは思った。
でも、今日のヴェスは、もっと変だ。 セシルを真っ直ぐ見るのも、久しぶり、だけど。
なんだか、いつものヴェスじゃないと、思った。]
(257) 2010/07/03(Sat) 23時半頃
|
|
―広場―
[空を見上げていた視線を、前へと向ける。 ずっと考え続けた結果、ずいぶんと考えもまとまってきた。]
……。
[人の数は明らかに減っている。 村の広場は、いつでも活気に満ち溢れていたというのに。]
(258) 2010/07/03(Sat) 23時半頃
|
|
[ミッシェルに顔を向ける兄の姿それに何かを察したか男は呟いた]
外でオルガンを弾くよりも、か。ふん。
[ふたりを見て、あっさりと鼻で笑う]
分かった。好きにしろよ。 願わなきゃ。動かなきゃ? 分かり切っているさ。そうとも。 いい。乗ってやる。
[調子を戻したか、いつものように不遜な態度で言葉を吐き捨てて]
兄貴も愚図ってると――死ぬぞ。
[訳がわからない、そんな顔をしているミッシェルに言い捨て、男は踵を返す]
ただ、腐ったんじゃなくて、よかった。
[そんな呟きが、聞こえたかどうか]
(259) 2010/07/03(Sat) 23時半頃
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|
セシ兄は叶えたいって、思うの?
[おれも分からないというセシルに、首を傾げたままそう聞いて。
普段の調子を取り戻したらしいヴェスから言い捨てられた言葉は、胸をぎゅっと締め付けた。]
そん、なの。
[言われなくても、と言いかけて。 続く言葉は出せなかった。 出せるなら、さっきあんな醜態は晒さなかったろう。
でも。ヴェスの最後の呟きは耳に届いて。 ほんの少しだけ、表情がやわらいだ。]
(260) 2010/07/03(Sat) 23時半頃
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受付 アイリスは、酒屋 ゴドウィンの店が開いてるのを知ると、ワインを一本軒先に置いて離れた
2010/07/03(Sat) 23時半頃
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ヴェス。 愚図ってても、死んじゃうんだろうけど。
私には、何もできないよ。 セシ兄は、私のこと、見てないもん。
(=0) 2010/07/03(Sat) 23時半頃
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|
私は、ヴェスみたいに。
まっすぐに気持ちを伝えることなんて、出来ない。
どうすればいいか、わかんないもん。
(=1) 2010/07/03(Sat) 23時半頃
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飾り職 ミッシェルは、ヴェスの背中を見送ると、小さく息をついた。
2010/07/03(Sat) 23時半頃
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此処でも弾くよ? 素晴らしいことに、この村にはオルガンもピアノもある。
好きにするし、ヴェスも好きにしたらいい。 聞き飽きたと思うけど、使えると思った時には声を掛ければ良い。
ご忠告、ありがとう。大丈夫さ、……おれはいつだって、やりたいことしかやってないから。
[皮肉げなその表情のほうが、常の彼らしいけれど。 少しだけ、残念な気分を感じつつ、踵を返す背を見送り、風に運ばれた呟きに、無言で口端を上げた]
(261) 2010/07/03(Sat) 23時半頃
|
|
そりゃね。出来れば叶えたいと思うものなんじゃないか。
[小さく息を吐いたミッシェルの頭を、ぽんと撫で]
さて。今度こそ、ヴェンリッヒ邸を見に行くか。 誰も居ないなら居ないで、火事場泥棒宜しく、ピアノを弾かせて貰おうなんて思っては、 ……ん。
[歩き出した先、常ならば人の波に遮られ、其処に人が居ようと気にならなかっただろう場所。 支度をするでもなく、無言で其処に居る少年>>258の姿に、目を細めた]
(262) 2010/07/03(Sat) 23時半頃
|
|
だから 諦めるのか?
だったら 厚意に あぐらでもかいてればいいさ。 言葉じゃなくても 出来ることくらいあるんじゃないのか?
モラトリアムは 長くないぜ
(=2) 2010/07/03(Sat) 23時半頃
|
|
― 広場 ―
[のんびりと歩く速度。 足は広場へと続く道を歩んで。]
――――ムカつく位、いい天気だな…。
[男は空を見上げて顔を顰めながら昨日と同じ台詞を呟く。 だが、その台詞に乗る想いは、昨日とはまるで違った。]
……。
[大きな溜息をついて思うのは―――。]
(263) 2010/07/04(Sun) 00時頃
|
|
─…っ
[心で呟いたことに、返事が返ってくるとは思わなかったから驚いたものの。 何故、と思わなかった自分もいて。]
…諦めたく、ない。
私のこと、見てなくても、子供扱いでも。 セシ兄に、笑ってて欲しい。
…ありがとね、ヴェス。
ヴェスも。諦めないんだね。
(=3) 2010/07/04(Sun) 00時頃
|
|
そっか…うん、そうだね。 私も、出来るなら。
[叶えたい、と小さく呟いて。 撫でるその手に、嬉しいような切ないような表情を浮かべた。 リアの家に、と言われると自分も彼女やおじーちゃんたちが心配だから、うんと頷きかけて、セシルの声に同じように視線を向け。]
オスカー。
オスカーも、ここにいるの?
[其処に座ったままの少年に声をかけた。]
(264) 2010/07/04(Sun) 00時頃
|
|
― 回想・家族会議 ―
[それはハートレイ家の居間での事。
話し合われるのは、これからの事。 冷静に現実を見詰める度に、様々な感情が押し寄せてくる。]
…俺は……。
[妹からの問い>>135に詰まる。 初めて酒場で話を聞いた時から今に至るまで、自分がどうしたいかなんて抜け落ちていたから。 俯いて、真剣に考える。]
(265) 2010/07/04(Sun) 00時頃
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さて――
[聞こえるということ、伝わるということ。一呼吸の間にどうでも良くなって]
どうだかな。 願っても動いても叶わないことは あるからな。 要は 自己満足出来るかどうか それだけだ。
だから――礼を言われる筋合いはない。
[いつものようにざくりと切り捨てて]
まぁ――脈はなくもないんじゃないか?
[皮肉るように言って話を打ち切った]
(=4) 2010/07/04(Sun) 00時頃
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[ふと、掛けられた声に顔を向けると、そこにはセシルとミッシェルの姿が。]
ん? ああ、まあ、な。 どうせこの村を出ても、俺には行く場所なんて無いしな。 『それだけだ。』
[ミッシェルの問いに淡々と答える。]
オスカーも、ということは、あんたたちも行かないのか?
[ついでのように尋ねる。]
(266) 2010/07/04(Sun) 00時頃
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[街へ着くまでは一週間程。 死に至る病の潜伏期間は僅か一週間。 既に病に感染しているなら、街までは持たない。 最悪、明日。死ぬかもしれない。
一体、どうしたい? 今、何をしたい?
もし、明日が人生の終わりなら。]
――――…俺は、行きたくねえ。
知らねえ土地で死ぬのなんざヤだね。 ……俺はこの村を出る気はねえよ。 今までも、これからもな。
[静かに、固めた意思を告げる。 冷静になればなるほど、先程妹へと向けた身勝手な想いを後悔した。 お前だけでも助かれ。なんて残酷な話だろう。 それで救われるのは相手ではなく、自分の心。]
(267) 2010/07/04(Sun) 00時頃
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………。
[父の膝に座る妹>>177へ視線を向ける。 目は合えど、それはすぐに逸らされて。 微かに苦い顔をした。]
どうせ親父も、行きたくねえんだろ。
[父の性格をよく知る男は言う。 一度こう、と決めたら曲げない父。 「俺は死んだらこの地に埋まる」と口癖のように言っていた父がこの村を離れたがるはずがない、と男は思っていた。 妹の意見>>177も聞き、小さく溜息をついた後に話をまとめる。]
…なら、決まりだな。
[何年ぶりかの家族会議は穏やかに。 各々の心に小さな冷たい影を残して、幕を閉じたのだった。]
― 回想・了 ―
(268) 2010/07/04(Sun) 00時頃
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/* なんというタイミングの悪さ。 一瞬にしてオスカーが多角ゾーンになってしまった。
人気すぐる
(-48) 2010/07/04(Sun) 00時頃
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薬屋 サイラスは、飾り職 ミッシェル達の姿に気付いていないようだ。
2010/07/04(Sun) 00時頃
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/* 俺wwwwアホwwwww飴セット忘れんなww
(-49) 2010/07/04(Sun) 00時頃
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奏者 セシルは、飾り職 ミッシェルが声を掛けるのに任せ、ひらりと手を振ってから。
2010/07/04(Sun) 00時頃
|
うん、それでも。 ありがとう、ヴェス。
脈? ─…ないよ、絶対。
セシ兄があのひとのこと、忘れるわけないじゃない。
[もう話す気はないだろうヴェスに、それでも礼を言って。 儚い笑みをたたえたまま、彼の言葉を否定した。]
(=5) 2010/07/04(Sun) 00時頃
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/* さすがのセシル
俺は穴があったらはいりたい。
( ノノ)
(-50) 2010/07/04(Sun) 00時頃
|
|
そっか。
[オスカーの言葉には、嘘も混じってはいるのだろうけれど。 いつものように人をからかう類の嘘ではなかったから、触れなかった。 あんたたちもと聞かれると、うんと頷き]
私も、ここでないとダメだから。
(269) 2010/07/04(Sun) 00時頃
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|
/* そういや 煙薬草 ってなんなんだ。
煙草みたいなもんでいいのか。 ずっと悩んでいた俺。
(-51) 2010/07/04(Sun) 00時頃
|
|
[行くところが無い、という答えは多分、珍しくないのだろうけど。 口にしたのが少年だからか、些か痛ましいいろを浮かべそうになって、軽く目を伏せ]
ええ。オスカー君は……此処で何を?
[問いには頷き、ふ、と広場を見回せば、別の姿>>263がやって来るのが見え。 ぼうっとしていると危ないですよ、と空を見上げるひとへ声を掛けた]
(270) 2010/07/04(Sun) 00時頃
|
飾り職 ミッシェルは、奏者 セシルの声を聞いて、サイラスがいることに気付いた。
2010/07/04(Sun) 00時頃
|
ラス兄まで。
じゃあ、イリスと小父さんも、ここで?
[疑問は最後まで言い切ることはなかったけれど。 おそらくもう、村中に広まっているから、それだけで伝わったろう。
彼が残るなら、イリスも彼の父も残るだろうことは想像に難くなかった。]
(271) 2010/07/04(Sun) 00時頃
|
|
[ミッシェルの、ここでないとダメ、という言葉に首をかしげたが、深くは訊かずに。 セシルの言葉を聞き、少し考えてから。]
いやね、この広場に人がこんなに少ないなんて珍しいこともあるもんだな、と。 それとまあ、考え事も。
[率直に答える。 その後、サイラスの姿に気づくと、軽く片手を上げた。]
(272) 2010/07/04(Sun) 00時頃
|
|
[茶を淹れて、店先に出ようと戸を開ける。 開ききった所で何かに当たった鈍い音がした。]
ん…? こいつは……?
[茶を店先のテーブルに置いて、地に転がしてしまったボトルを拾う。 椅子に座って吟味する。]
誰が置いて行ったのやら。 飲めって事か、返品って事か…。
[そのままテーブルに置いて、茶をすする。]
性質の悪い嘘なら良かったんだがなァ。 こんなに良い天気じゃあないか。
(273) 2010/07/04(Sun) 00時半頃
|
|
そうですね……。 此処と大通りは、村の中でも大抵、賑わっていましたから。
[視線を巡らしても、すぐに人影を誰なのか判別出来てしまう今。 小さいなりに、自給自足で活気を保ってきた姿を、鮮明に思い起こすのは容易いことで、その落差に軽く胸元を押さえた]
考え事、ですか。
[静かになった今は、むしろそれに相応しいかもしれないが。 良い考えは纏まりましたか、と考えを巡らせていたんだろう少年の頭をぽんと撫で、訊いてみる]
(274) 2010/07/04(Sun) 00時半頃
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― 現在・広場 ―
[昨夜の出来事を思い返し、空を見上げたまま、ポケットに手を突っ込んで歩く。 右手に触れるのは、メモとペン。 微かに感じる程度のその感触が、ちり、と心を焦がす。 ―――いつかは、右腕だけでなく。]
………。
[嫌な思考が過ぎった所に、声>>270が掛かって我に返る。 声の方を見れば、馴染みのある姿が三つ。]
お前ら…。
[近くまで寄るとミッシェルの問いには静かに頷いて。]
―――ああ。 俺ん家は全員残る事になった。
[物好きだろ、と珍しく笑って見せた。]
(275) 2010/07/04(Sun) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 00時半頃
|
[オスカーが首を傾げる様子には、にこっと笑うだけで。 広場に人がいないのが珍しいと言われればそうだね、と頷いた。]
夜になっても結構人歩いてたりしたからね。
[そう話しているところに、サイラスから返答があって。]
そうなんだ。
あ、そうだ。 ラス兄、イリスとはちゃんと仲直りした?
[昨日のことを思い出し、そんなことを聞いて。 彼の笑顔には、そんなことないよ?と笑顔を返した。]
(276) 2010/07/04(Sun) 00時半頃
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|
― ヴェンリッヒ邸 ― [スカートにつけたエプロンにがちゃがちゃと騒がしいワインを抱えて、ふらりとやってきたのは村で一番の豪邸]
…相変わらずでけぇ屋敷。
[執事が彼女のようなはすっぱな言葉を使う娘を、主に近づけるのを極端に嫌がるし、その態度が非常にムカつくので、ここにはめったに立ち寄らないが。 気がつくと屋敷にある薔薇園にたどり着いていた]
薔薇も相変わらずだな。 アイツ、トロいけど仕事はしっかりしてんじゃねぇか。
[整えられた園に思わず微笑む]
(277) 2010/07/04(Sun) 00時半頃
|
|
あれ、さり気なくおれ達も物好きにされている気がします。
[ミッシェルとサイラスの遣り取りに、きょんとした声で呟くものの、表情は真面目なようで笑みを含み。 彼の顔を見れば、その妹が昨日、ギリアンの家で見せた不調が過ぎって、そのせいもあるのかななんて考えたりもするけれど]
ああ、サイラス君と喧嘩なさってたのですか。 それで……
[なるほど、と昨夜の言動をひとり納得する様子で、うんうん頷くだけだった]
(278) 2010/07/04(Sun) 00時半頃
|
|
ああ、まあ少しはね。
[と、短く答える。 サイラスが会話の輪に入ってくるのを見れば、そうか、と頷き。]
はは、じゃあ、俺らも物好きだな。
[と笑う。 ミッシェルの言葉を聞き、納得したように頷くと、]
ああ、それで昨日、アイリスのやつ何か変だったのか。
(279) 2010/07/04(Sun) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 00時半頃
|
/* wwwwwwww
口を揃えてwww
うちの妹が世話になりました。
(-52) 2010/07/04(Sun) 00時半頃
|
|
[仲直りの言葉>>276に、一度瞬きをし。]
………いや。
[この男、それどころではなくてすっかり忘れていたようだ。 もしかすると、昨夜の自室での一件で余計に怒らせているかもしれない。 そういえば家族会議の後も言葉を交わしていないなと思い返した。]
まあ、適当にやんよ。
[喧嘩したまま死ぬなんて御免だ、とは思っても口には出さない。]
(280) 2010/07/04(Sun) 00時半頃
|
|
[セシルとオスカーがそれぞれ納得してるのには不思議そうにしたものの、サイラスからの返答を聞けばむーと怒ったように見上げて。]
もー、ダメだよラス兄。 ごめんなさいは早く言わないと、どんどん言いにくくなっちゃうんだからね?
せっかく私がリアのとこのおじーちゃんからもらったお菓子まであげたのに。
[あれ本当に美味しいんだよ、と怒る様子はやっぱり子供っぽいかもしれない。]
(281) 2010/07/04(Sun) 00時半頃
|
|
ま、そうなるな。 …この状況で此処に残る奴なんざ、物好きか馬鹿かのどっちかだろ。 物好きで馬鹿かもしれねえけど。
[物好き、への反応にはそう返し、声を揃えて昨日の妹の様子について述べられると。]
あー………。
…、……巻き込んで悪いな。
[ばつが悪そうに口を曲げた。]
(282) 2010/07/04(Sun) 00時半頃
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/* ああ…そう言う事か……。 うう。
(-53) 2010/07/04(Sun) 00時半頃
|
|
― 屋敷 ―
[ゆっくりとベッドから身を起こす。 起こす者は誰も居ない。 故に、どれくらいの時間寝て居たかさえも分からなかった]
――ああ、今日からは…一人、だったわね。
[ぽつ、と呟くとベッドから降り、身支度を始める。 髪を結うのも、今日着る服を選ぶのも、着替えるのも。 助けを借りることは無かった]
――爺達は、今はどれくらいの場所に居るのかしら。
[身支度を終えると、部屋を出て庭先へと向かう]
(283) 2010/07/04(Sun) 00時半頃
|
|
[オスカーの答えに、それは良かった、とこくり頷き。 むくれ顔でサイラスを見上げるミッシェルに、くすくす笑っていたが]
? いえいえ。 可愛いものだと思いますよ。
[口を曲げる彼に、むしろ自分から巻き込まれに行った物好きは、ひらひら手を振った]
(284) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
|
って、そうだよセシ兄。 リアのとこ、行かないと。
[彼女は貴族だから、残ってはいないだろうけれど。 それでもちゃんと、確かめたかった。]
(285) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
|
……ん、いい匂い。
[薔薇の高貴な香りが仄かに漂うのが鼻に心地良い]
…でも、いるのがあたしじゃーな。薔薇が泣くってか。 お前ら、誰かお嬢さんに連れてってもらえた仲間はいんのか? 街でもキレイに咲かせてもらえよ。
(286) 2010/07/04(Sun) 01時頃
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|
[視線を感じて目をやると、怒った様に見上げるミッシェルと目が合った。 昨日の「素直じゃない」といい、彼女の言葉は胸に刺さる。]
――――…うっせえな。 言われなくてもわかってるっつの。
…ガキが俺に説教なんて10年はえーよ。
[少しだけムっとした顔で、彼女の鼻を、きゅ、と摘んで放した。]
(287) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
|
[サイラスが、まだ仲直りしていないということがわかると、とたんに嫌そうな顔になる。]
うへえ、ってことはまだ機嫌悪いのかよ……。
[はあ、とため息をつくと、サイラスの方を向き直り、]
まあさ、悪いと思ってんなら、とっとと仲直りしちまえって。 アイリスがあんな調子だと、こっちの調子まで狂っちまうんだよ。
[そう言って、肩を竦めた。]
(288) 2010/07/04(Sun) 01時頃
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|
[納屋の奥で何かから逃げるように、甘い薬煙草に溺れ酔いしれて。 けれども手持ちは数多くは無く、鮮やかな白昼夢はすぐに色あせていく。
あとに残るのは酷い倦怠感と、吐き気を伴う頭痛ばかり。 小さく呻きながら納屋を出て…]
…なんで…… なんで、残っているんですか……
[目に入ったのは庭先に出る主人の華奢な背中。 とっくに他の使用人たちと共に村を捨てたとばかり思っていたのに。]
(289) 2010/07/04(Sun) 01時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 01時頃
受付 アイリスは、ふと思案する顔になり、赤い薔薇の蕾をもぎ取った
2010/07/04(Sun) 01時頃
|
なによ、ラス兄まで人のこと子供あつか…にゃ!
ラス兄のらんぼーものー、鼻がとれちゃったらどーしてくれるのさー!
[サイラスに反論しようとしたところで鼻をつままれると変な声をあげ。 然程力は入れられなかったから痛みもないものの、抗議はした。]
(290) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
|
ああ。……行くか?
[恐らく無人だろう屋敷だから、あまり急ぐつもりもなく。 ただ、ミッシェルが早く確認をしたいというようなら、それでも良いと、頷いて]
早く、適当に仲直りなさって下さいね。
[いい加減、のニュアンスではない単語を反復して。 肩を竦めるオスカーに首肯した]
(291) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
|
[庭先に出ると、日差しに手をかざし…ゆっくりと一歩下がる。 もう一度、外に出るときには日傘を差して]
――え…? ラルフ、貴方…
[聞こえてきた声に振り返り…軽く目を見開いた。 使用人達は、既に馬車に乗って街に向かっているはずである]
何故、残ったの? それとも、聞かなかったの? 街に貴方達だけで向かいなさい、って。
[そう、問う声と表情は険しかった]
(292) 2010/07/04(Sun) 01時頃
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奏者 セシルは、くすくす笑いながら、止めに入るでもなく眺めている。
2010/07/04(Sun) 01時頃
|
[手を振るセシルには口を曲げたまま肩を竦め。]
……ま、そのうちな。
[妹の機嫌具合を予想して溜息をつくオスカーにはそう返す。 ミッシェルの鼻から手を放すと抗議の声が返って来たが、気にせずしれっと。]
取れたら代わりに人参でもつけてやんよ。 鼻が高くなって嬉しいだろ。
[上から見下ろして、フンと鼻を鳴らした。]
(293) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
|
う〜…
ぁ、うん。行く。 居ないよね、きっと。
[サイラスに抗議しているところにセシルから声をかけられるとはっと頷き。 続けた言葉は、彼女の身分から考えられる想定と自身の希望が混ざったもので。]
じゃあ、またね。 オスカー、ラス兄。
[再会を想定した別れの挨拶は、自然と出たものだった。]
(294) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
飾り職 ミッシェルは、薬屋 サイラスに「元々そんなに低くないもん!」と怒ったように返した。
2010/07/04(Sun) 01時頃
|
/* うにゃうにゃ。
どSって難しいね。
(-54) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
|
ん? なんだ、どっか行くのか。 ああ、じゃ、またな。
[そう言って、去る二人を見送る。 その後、サイラスの方へ向くと、やや呆れた口調で、]
そのうちって……はぁ……。
[と言うと、手で額を覆った。]
(295) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
|
[くすくす笑いを残したまま、ミッシェルに頷き返して、ぽんと頭を撫で]
ん。それでは、お二方。
[サイラスとオスカーに会釈すると、屋敷へと向かっていった]
(296) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
|
[問われて、ゆっくりと首を横に振る。]
別に、行っても仕方ないかな…と思って。 どっちにしろ死ぬなら、じたばた足掻いても意味ないですし…
それに、本家に行ったとしても…お役に立てる自信もありませんから。
[目を伏せたまま、ぼそぼそと答える]
お嬢様こそ…何故…?
(297) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
|
…あ?まだ誰かいたのかよ。 お貴族様が逃げてねぇってありえねー…
[薔薇をワインと一緒に放り込み、瓶が音をたてないよう細心の注意を払いながら、近寄って様子を見る。 ラルフと言葉を交わす屋敷の主の姿を見て、思わずワインががちゃりと鳴った]
ゲッ。
(298) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
|
[セシルから頭をなでられると、むぅ…と口を噤んで]
セシ兄、私がラス兄にいじめられてるの見て面白いの?
[と、恨めしげに見上げた。 実際にいじめられてるとは思ってはいなかったけれど。]
(299) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
|
…あ?
[リア>>285と聞いて眉を寄せる。 セシルとミッシェルはどうやら屋敷の令嬢の元へ向かう所らしい。 男も貴族の一家は既に街へ向かったものだと思っていたらしく、不思議そうに見詰めて。 だが、ミッシェルからそうであって欲しいような言葉>>294が零れると、確認に行くのだろうかと勝手に解釈した。]
ばぁか。 低くも無いけど、高くもねえだろ。
[去り際の怒ったような一言にはクッと咽を鳴らし。]
…またな。
[同じように二人へ別れの挨拶を返した。]
(300) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
|
[ガチャリと物音。
こんな状況だし、留守宅だと思って泥棒でも来ていたらどうしよう。]
…誰っ? [自然、主人を庇うようにしながら、気配の主へ声をかけた。]
(301) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
|
――行っても意味がないなんて、何故分かるの? 治療法が街では見つかっているかもしれないというのに。
[ラルフに問うは厳しく、もう一つの理由にも]
本当に使えないのならば、貴方を雇う理由もないでしょう。
[日傘を揺らし、視線をはずす。 ラルフからの問いには、微かに唇を開くけれど。 庭から聞こえるはずのない、何か人工的な音。 思わず其方の方を向いて]
――どちら様?
[何者かを見定めようとする声は固い]
(302) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
|
いじめなら止めるさ。じゃれあいを止める程、子供じゃない。
[恨めしげな視線を流し、飄々と返した]
(303) 2010/07/04(Sun) 01時頃
|
|
[隣から呆れた声が聞こえるとそちらへ目を向けて。]
……なんだよ。
[口を曲げて、手で額を覆うオスカーを見下ろす。]
(304) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
薔薇の見頃は春と秋か。 5月末から6月中旬頃と10月末から11月末頃。
とか調べてたらpt回復キタ─wヘ(゚∀゚)√レv〜 !! いきなり1k超えると動揺すんよ!
(-55) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
あー、あはは。 よっ、お二人さん。
[さすがにバツが悪く、苦笑いしながら姿を表した]
やー、その。 お貴族様はもうとっくに、村出てったモンだと思ってさ? ちょっと、火事場泥棒に。
あ、そうだ、ほれ!お前あんまいい酒飲んでねーだろ! 農園のオヤジがセラーほっぽり出して出てったから、持ってきてやったぞ!
[下品なジョークで場を汚すのが精一杯で、ワインをラルフに差し出し誤魔化そうと]
(305) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
ニンジンほど高くなくてもいいもん!
[背中になげられた言葉には、そう返して。
セシルから飄々と返された言葉には、ぐ…と言葉につまって]
─…どうせ、子供だもん。
[ふ、と視線を逸らして小さな声で拗ねたように呟いた。]
(306) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
/* 妹がかわいい。
って言おうとしたけど そろそろキモがられそうなので自重した方がいいと思う
という独り言が既に自重できていない。
(-56) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
/* あ?
なんか日本語不自由だな。
酒のせいかもしらん。
(-57) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
子供だから、怖いのかな。
この気持ちを口に出したら、もう。
セシ兄は笑ってくれないんじゃないかって。
そう思うのは、子供だから、なのかな。
どうやったら、大人になれるのかな。
私の残された時間で、答えは出るのかな。
…わかんない、わかんないよ。
どうすれば、いいんだろう。
(-58) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
別に……。
[口を曲げて見下ろしてくるサイラスを見上げるように視線を上げる。]
ま、後悔だけはしないようにしなよ。
[それだけ言うと、立ち上がり、広場をあとにする。 いつもと同じで、けれどいつもとは全く違う風景を見ながら黙って歩いた。]
(307) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
や、今のは別にお前のことを言ったわけじゃ…… どうした。
[拗ねたような呟きに、ぱちり瞬き。 横合いから、頬をつまんだ]
(308) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
…え、あ、…ちょ…、アイリス?
[出てきた様子にオロオロと戸惑ってるうちに、ワインの瓶を押し付けられて。 目を白黒させながら、落として割れないように瓶を抱える。
どうしよう、って顔で、主人をちらりと見た。]
(309) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
――アイリス、様…?
[出てきた姿は村で見覚えのある姿。 続けられた言葉に、微かに眉をひそめ]
火事場泥棒、って。こんなことになっているのに… まだ、馬車は出ていらっしゃるの?
[ラルフの視線も感じれば、口元を指で隠す]
――いかが、致しましたの? 本当に、泥棒に入った、だけ?
[アイリスに問う声は、ラルフに問う声とは違い。惑いを多く含んでいた]
(310) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
別にどうも…ひゃっ
[しないよ、と言おうとしたところに頬をつままれ、思わず驚いて短く声をあげ。
慌てて口を押さえてから、隣を歩く人を恨めしげに見た後、ちょっと目を伏せて。]
…セシ兄は、大人なんだなって思ったの。
私は、こんなに。
[自分が年よりも言動が幼いことを、自覚しているから。 だからこそ、身体が育っても子供にしか見えないのだろうと。
それが何故か、すごく哀しかったから。]
(311) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
―― 墓場の小屋・少女の部屋 ――
……っ、ァ
[どれ程の時間、眠っていたのか。 女は何度も、夢を見た。 そのうちのほとんどは、悪夢、だ。 そして決まって睡眠麻痺(金縛り)がついて回る。]
……あぁ
[だから、漏らす声は酷く憔悴していた。 頬に残る涙の道筋を、指先で優しく拭い去る。]
……
[一番最初の夢が、妙に鮮明だった。 未だ過ぎたばかりの現実だからだろうかと整理をつける。 何時も、こうだ。 女は現実と夢の狭間を数多の表情でクロールする。]
(312) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
いやいや、遠慮すんなって!
てか、お前随分使用人が板についてきたんじゃね? 不審者からお嬢様を守る盾になるぜ!って体が動くようにまでなるとは、普段のうすのろ具合からは全然想像もしてなかったわ。
[うんうん、と一人勝手に頷いてみせる。 が、グロリアの言葉>>310が続けば]
ッうぇ!? あ、うん、…そう。ほんとに、そう。 ……や、えーと…ほんとは、ちょっと違う、けど。
[どんどんしょぼしょぼとしてくる]
(313) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
/*
>>312 『you may crawl』。 このための、伏線でした。
(-59) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
余計なお世話だっつの。
[見上げる視線に溜息をついた。]
……そう言うお前もな。
[去り行く背にぽつりと呟き。 歩いていくオスカーと入れ替わるようにベンチへと腰を下ろした。]
(314) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
――回想――
>>228 そう、ね。 神様は慈悲を与えては下さらない、わね。
常に、私達から奪っていくわ。 大切な何か、を……。
[何かが欠けたような声で、そう告げるも、 続く、ペラジーの下手な口説き言葉を聞けば]
ペラジーさんみたいな若い綺麗な子が――…。 口説く相手は違う、でしょ?
[大人をからかうものではなくてよ、と謂うような口調だったけれども。 その言い訳に乗ってあげた。]
(315) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
/* 妹がry
(-60) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
|
|
[>>227 ギリアンの態度はあからさまに不自然で。 あの人の事を知っているような態度。
でも、いいと告げられれば、彼を真摯に見詰めていた女の表情は、微かに和らぎ。]
ありがとう――…。 ギリアンさん。
今は、まだ忙しいでしょうし……。 また、時間を見てお邪魔させてもらっても、いいかしら。
[リンダの埋葬の後でもあり。 >>228でギリアンに続きを促してくれたペラジーに感謝しつつ。
そうギリアンに告げれば、一度墓場から辞去した]
(316) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
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――。
[どんどんと勢いがなくなってきたアイリスに、小さく息をついた]
流石に、お屋敷の物を無断で取っていかれると… 私も、少々困りますの。
――このお屋敷は、お父様の物だから。
でも。こうなった以上、村に残ろうと思った人が… 使わない人の分をもって行くのは、 悪いことではないのかもしれないですわね…
[ラルフの方を見やれば]
…貰っておきなさいな。 恐らくは…もう、その元の持ち主も村から出て行ってるでしょうから。
(317) 2010/07/04(Sun) 01時半頃
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[自身の笑い声で起きる事もあれば、 叫びで起きる事もあった。
そして鮮明な夢は何時も現実の時間を暫し奪う。 心を縛って、離さない。]
………なんでかなぁ。 やっぱり私のせい、かなぁ
……
[漏れた弱音は、諦めに近い色を灯す。 >>235 去来する過去は『殺せ』という人伝いの噂。 現に面と向かって、『死ね』と言われた事もあった。 そして今、リンダが夢の中、『死ね』と言い放ったのだ。]
ごめん、ね――
[そんな事を言う子では無いと解っていても。 漏らさずには居られぬ、謝罪。]
(318) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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ごめん、なんでもないよ。
行こう?セシ兄。
[にこっと笑ってセシルの手を引くと、後ろも振り向かず先を歩いてリアの屋敷へと向かった。]
(319) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 02時頃
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[恨めしげな眼差しは、やっぱりさらっと流したけれど。 目を伏せての呟きに、ふむ、と考え]
しおらしくしてれば、年相応に見えないことも無いが。 そんなん、らしくないからな。そのままが良い。
[悩むと縮むぞ、と笑いながら頭を撫でる手は、意図して乱暴に。 悲しげな表情が大人びて見えたとは、きっと言うことはないのだろう。
そうして、手を引かれるのが新鮮だなと思いつつ、屋敷へ着けば、意外な取り合わせに、暫く瞬きの回数が増えたかも知れず*]
(320) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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…ぇ?
[アイリスのいいようにきょとんとして、漸く自分が主人を庇おうとしていたことに気づく。]
だって、みんな行っちゃったから、僕しか…居ないし…… [頼れる人は居ない、そう思ったせいなのか。自分でもよく判らなかったけれど。
ワインは貰っておくようにと言われ、やや戸惑いつつもうなづいた。]
(321) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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/* あ、パピ子いた。 気が付かずに、墓から出てしまいました。
また、今度絡める機会あるかな???
(-61) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 02時頃
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や、なんてっか、そのだな、…引っ込みつかなくてウソついちまったけど、さぁ? 本当、火事場泥棒しにきたワケじゃねーよ!?
他のことは信じなくていいから、それだけは信じてくれよぉ…
[普段散々馬鹿にしているラルフの前でこんな醜態を晒す自分が情けなくて、しかしヘタな嘘をついた自分が悪いことはわかっているのでどうしようもなく、懇願する]
あ、でもこのワインパクってきたのは本当、だけど…
……村に残ってるヤツらの顔確認に来た、だけで… うん、だから、もう帰るよ…
(322) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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…なんかすごく失礼なこと言われた気がする。
[らしくない、といわれるとちょっと不服そうな表情を浮かべるも、そのままがいいと言われるとどことなく嬉しそうで。
縮むぞ、と言いながら乱暴になでられるともう、と怒ってみせた]
悩んだくらいで縮んだりするなら、ヴェスなんか私よりちっちゃくなってるよ。
[彼の弟を引き合いに出してそういうものの、哀しげな色は表情から消えていた。 そうこうしている間に、リアの屋敷に辿り着いて。]
あれ、イリス。
に…ラルと、 リア?
なんで、いるの。
(323) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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[ベッドの上で暫し膝を抱え丸まっていた。 時折鼻を啜る音だけが小さな部屋に響いていた。
夢が現実に少しずつ薄れていくと、 漸くベッドからそっと足を地へつけた。 傍に置き放ったままのバケツを手に取ると]
行かなきゃ――
[水、とギリアンから受けた事をすべく、部屋を後にする]
(324) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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ラルフと呼ぶべきなのかラドルフと呼ぶべきなのか迷う
激しく今更。 _ / /|) | ̄| / /
(-62) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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双生児 オスカーは、ぶらぶらと村を回ったあと、自宅へと戻った**
2010/07/04(Sun) 02時頃
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―― 回想・墓地 ――
[訪れたペラジーは、何処か様子がおかしかった]
……?
[突然駆け出すペラジーに掛ける言葉もなく、 ぼぅやりと見送るだけ]
……私、両親のところに。
[コリーンとラルフにそう言い残し、 墓地の中を移動する]
(325) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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――庇ってくれるのは嬉しいけれど… 別に、良いのよ? この村に残った、ということは… そういう、ことなのだから。
[ラルフの様子に、困ったように笑むと]
ええ、泥棒は自分で泥棒なんて言いませぬものね。 それに…薔薇園の傍で取るものといったら、薔薇しか無いでしょうから。
[アイリスの懇願する様子に、ためらう様子も無くそう答え]
――そう、もう、行かれてしまうのね… 一つだけ、教えて欲しいのだけれど。 貴女も、爺に、何かしら言われるのが…嫌、でした?
(326) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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―― 現在・墓地 ――
[両親の墓前でどれ程佇んでいたか。 色んなことを考えた。 自分も両親の元へ逝ってしまうのか。 再会したら両親はどんな言葉を掛けてくれるのか。
ほめてくれるだろうか。 おこられてしまうだろうか。
――それは多分、残された人生の生き方で決まるんじゃないか]
(327) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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え、何だお前ら。 何でこんなとこにいんだよ。
[ぱち、と目を瞬くと即満面の笑顔になる]
いや、別に? いちゃ悪いかよ? どうせすぐ帰るって!
[言いながらワインをガチャガチャ鳴らしてすり抜けようとした背後からグロリアの声がかかれば]
…………いや?別に。 ねーよ、そんなの。一度も。
[少しの逡巡して努めて明るくそう言って逃げ去った]
(328) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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掃除夫 ラルフは、ワインの瓶をだいたまま、おろおろしている。*
2010/07/04(Sun) 02時頃
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ううん、イリスがいるのはさっきラス兄に会って聞いたから。
って、あ…気をつけて帰ってね!
[慌てた様子で帰るイリスにはかろうじて挨拶をしたものの、リアから目が離せないでいて。]
リア、どうしてここに。
それに、ここにいるの、ラル、だけ? おじーちゃんは?
(329) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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――あら、セシル様に、ミッシェル様まで… 御機嫌よう。 何で居る、とおっしゃられても… 私が、屋敷に居たらいけないのかしら?
[そう、二人に困ったように笑んで]
私がお茶を淹れることになるから、 前のようには美味しくないかもしれないわ? もう、爺達が居ないから…ごめんなさいね。
(330) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 02時頃
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そう。なら…良かった、かしら。
[アイリスの逡巡した様子には気付かなかったのか。 そう、逃げ去るように去る背中に言葉をかけた]
また、よろしければおいでくださいな。
(331) 2010/07/04(Sun) 02時頃
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|
なんで?
リアは、だって。
[困ったように微笑む彼女に駆け寄って何か言おうとするものの言葉に詰まって。 執事たちが彼女を大事にしていたのは知っている、だからこそ彼女が一人残るなんてことは無いと思っていた。
けれど、彼女が此処に残っているということは、それがリアの意思だということは、推測できたのだけれど。]
ここにいたら、死んじゃうんだよ?
[その肩をつかんで、泣きそうな顔で彼女を見つめた。]
(332) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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>>グロリアのメモ 「■NG:なんでも。」 を、何でもNGになりますと読み取っていいですか!
n ∧_∧ n うそです + (ヨ(* ´∀`)E)
>>ラルフメモ 負けていいんだ!負けてしまえ!。・゚・(ノ∀`)・゚・。 睡眠大事だ!
(-63) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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―― 墓地 ――
っ、と
[水の入ったバケツを両手で抱えながら 墓地の隅に現われた女の姿。 此処に長い年月建っていそうな墓標から 少しずつ、少しずつ、水を掛け始める。]
……へぇ
[きっと気のせい、だろうが。 水を浴びて墓石が少し陽光に煌いてみえた。 それが喜んでいるようにも見えて――。 女は柔らかく、微笑した。]
(333) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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[人気の無くなった広場のベンチに座り、頬杖をついて噴水を眺める。 ベンチの背もたれへ身体を預けてだらしなく座ると、一度右手を握った。]
………。
[独りになると、どっと焦りが押し寄せてくる。 でも今、何が出来るだろう。
ポケットから紙とペンを取り出す。 左手で文字を書く事は大分慣れたので不自由はしていないが。]
……チッ。
[やはり昔のように絵が描ける気はしなかった。 暫くペンをメモの上で遊ばせて。 男は暫くその場で何かを綴る。**]
(334) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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――酒屋――
[病の事が知れ渡る前、平常な日に交わしたささやかな約束。 甘露を飲ませてやるとのゴドウィンの言葉を思い出して――…。
足はゴドウィンの酒屋へと向かっていた。
この村に惹かれ戻って来た、と彼は謂ってはいたものの。 出てゆく可能性もある。交わした言葉が果たされずに消えるのは切ない想いもあって。]
ゴドウィンさん――…
[酒屋では>>273 店先のテーブルで茶を啜る姿が見えて]
もし、お邪魔じゃなかったら――…。 お茶を、飲ませていただけない、かしら?
[柔らかな声で、そう告げた]
(335) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 02時半頃
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[ぴちゃ、と微かに水音が聞こえて顔を上げた。 視線を移す。
墓石に水を掛ける、ピッパの姿。 瞬く。
もう家路につくなり、していると思っていたから。]
……ピッパさん
[呟く声は相手に届かない声量で。 ゆらり、自然と彼女の方へ足が向いた]
ピッパさん!
[今度は確りと名を呼んだ]
(336) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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/* ソフィアお墓だし、逆に良かったかな?
ソフィアが語りかけるのなら、フリーでピッパに触れる事ができるから。
(-64) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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/* パピ子はソフィアに任せたよ!
(-65) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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――そうね、自警団の方々の話が本当ならば… 死んで、しまうわね。
[泣きそうなミッシェルに、ゆっくりと告げる]
でも…此処が、私の居場所。 そして、守る物でもあるの。
それじゃ、ダメ、なのかしら。
[そう、緩く首を傾げて]
(337) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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>>335 コリーン [心底葉巻が吸いたい気分だった。 このまま死ぬとなるとまさに悔いとなる、と自分に苦笑いを向けていた折……]
うん? アンタか。 逃げ遅れてな。 仕方ないから、ふて腐れて一服してた所だ。
[まだ十分に時間はある。不謹慎だが冗談なのは見て取れるだろう。]
ああ、俺は女を邪魔と思った事は一度もなくてね。 少し、座ってると良い。
[一度店内に入った。ほどなくして、空のカップと、ポット…それに酒の小瓶を持ってきた。]
砂糖が御入り用なら取ってくるが…酒とも合うもんだ。 昼下がりに飲むのもまた、一興だろう。
(338) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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[呼ぶ声がした。 何処かで聞いた事のある、声。 ゆらり振り向けば]
ソフィア―――?
[ぱち、ぱち、と緩やかに瞬いて、名を呼んだ。]
(339) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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─…っ…
[緩やかに首を傾げるリアに更に言い募ろうとしたものの。 自分だって、この村を出ていけない理由があると思い。
それでも、彼女が死ぬのもイヤで、何も言えない自分もイヤで。 ただぎゅっとリアを抱きしめ、なんとか声を振り絞った。]
…ダメじゃ、ないと、思う。
[ぎゅっと目を瞑って涙が出ないように我慢していたから、彼女がどんな顔をしているかは見れなかった。
しばらく抱きしめた後、彼女を離し。 ラルやセシルも交えて話をしたり*するだろう*]
(340) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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[ピッパに名を呼ばれると、深くお辞儀をして。]
こんにちは。
[彼女が逃げなかったことについては触れる気は無い。 きっと彼女は置いてはいけないだろうと、予測は容易だから。]
墓守、をしているの……?
[それよりも彼女が此処で墓を守る行動を、不思議に思って そう、柔らかく問いかけた]
(341) 2010/07/04(Sun) 02時半頃
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[深い辞儀に一寸遅れて返したのは、浅い辞儀。 すぃと視線を逸らし、墓標へ戻す。]
こんにちは。
[返す声は、淡々と。 別にもう、ソフィアに対し蟠りがある訳では無くて。 吐き出した言葉の手前、 向ける表情を持ち合わせていないだけ。]
……そんな、崇高な物じゃないよ ただの、お手伝い。
[だから淡々としては、居ても あのとき、森で向けたような鋭さも、冷たさも無い。]
(342) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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――! ミッシェル、様…?
[抱き疲れれば、目を丸くするも… その声を聞けば、瞼を下ろし]
――なら、良かった。
[腕を回し、そっと抱きしめる]
ミッシェル様も…セシル様も。 村に、残ることにしましたの? なら…大したおもてなしは出来ませんけれど、 お茶をご用意致しますわ?
[どちらとも無く離れれば、二人に問いかけ…屋敷の中へと誘った*]
(343) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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[>>338 逃げ遅れたの言葉。 でも、その冗談のような何処か場を和ませるような言葉を聞けば。]
お茶で歓迎して呉れるって謂って貰ったでしょ。 ゴドウィンさんが逃げ遅れていて、助かったわ。
[冗談と知れるようにくすり笑みつつ。薦められるままに腰を降ろす。]
(344) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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― 自宅 ― ただいま。
[普段より元気のない帰宅。 静まり返った家が出迎えた]
…っと、父さんは墓だっけ。兄さんは…出かけたか。
ただいま、母さん。 これ、お土産だよ…盗んできたんだけどね
[形見になった水晶のオーナメントの前にワインを置く。 人差し指を立てて、ナイショ、と]
(345) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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[既に、村を出ると決めた人々は、この時間にはもう村から出て行ったのだろう。 酒屋前の通りも、周囲の家々も、今までの日常とかけ離れた静かな佇まいとなっていて。
そんな周囲をすこし見渡してから]
こんな大変な時だから、余計にかも知れないわね。
甘露をご馳走になるの言葉を果たせて――… ほんとうに良かったわ。
[しみじみと、噛み締めるように語って。]
そう、お酒が入っていても大丈夫、よ。 お薦めのを頂こう、かしら?
[一興の言葉に、微笑みながら頷いて]
(346) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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…そう。
[お手伝い。彼女が買って出たのだろう。 淡々とした声色は、何処か静けさを伴って。]
『物語はいつだって墓場から始まるものさ』
……私の好きな詩人の一節。
[彼女が視線を向ける墓標へと目を遣った。 静寂が平穏にすら思えるこの一時。]
物語が始まるのも終わるのも此処なのだと詩人は云うわ。 本当なのかしらね――。
[ふわふわとした口調で紡ぐ。 ゆぅらりとピッパへ視線を戻せば、僅かに小首を傾いだ]
(347) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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/* 好きな詩人がRevo様ですみませn
サンホラー過ぎた。
(-66) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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/* ちょ、アイリスなんてツボな子なの!
(-67) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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[慣れた手つきで開栓したワインを、母用のグラスと自分用のグラスの二つに注いで、自分の分は香りも味わわずにぐびりとあおる]
…うめぇな。やっぱうちのワインは最高だよ?
父さんにとっては、母さんは墓にいるんだね。 あたしにとっては、いつも、今でもここなんだけど。
……今頃父さんと何話してるの。あたしの声も聞こえてるよね?
[オーナメントにあれこれと語りかけながら、ちびりちびりと、気づけば一瓶のあらかたは飲み干してしまっていた]
(348) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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………詩人? さぁ――。
[少し呆れたような吐息を漏らした。 双眸を細めて、連なる墓標を臨む。]
始まりを見た事が無いの。 何時も、終わり。
だから。 ……誰かの言葉を借りて、酔うなんて 到底―――。
[小さく左右に首を振って、少しだけ笑った。]
……ソフィアは、お参り?
(349) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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/* 首無し騎士2に仔狼1だよね? ソフィアは赤に顔だしたけど、残りは誰かしら?
首無し騎士だから、明日になっても分らない罠――。 狼なのに、狂信のペララ頼みな私。
(-68) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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>>346 コリーン [同じように、通りを見渡す。まだ、人はいる。 けれど、いつもとは明らかに違う。]
そうだな。 こんな時だからこそだ。
しかしま、意外と言うか、矢張りと言うか。
[木のカップに紅茶を入れ、小瓶のブランデーを注意深く注ぐ。 カップを回して簡単に混ぜて差し出した。 温くなった自分のカップに、一口口をつけてから続ける]
いや、なに。 こういう時は、パニックになって、自棄になる奴が多いモンだが。 村から出ていくにしろ、残るにしろ……。 肝の据わった奴の方が多いらしい。
そう言う所も、この村の良さだったんだなァ。
(350) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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|
終わり、か。 でもきっと貴女は覚えていないだけ。
自宅か、病院か――― 貴女が生まれた時のことを、覚えていないだけ。
[物語《人生》の始まりは、此処ではない、と笑った]
ええ。 リンダと。両親の。
[簡素に告げては、緩く視線を落とし]
……私、ピッパさんに伝えたいことがあったのだわ。
(351) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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?
[不思議に思った。 墓場、では無かったのか、と。 けれど笑う様子に、まぁそういうものなのだろうと 深くは追求せずに。]
……伝えたい事?
[続く言葉には、ちら、と視線を向けて 続きを促すよに問い掛けた。]
(352) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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[ぼんやりと窓から差し込む陽光の煌きを見ていて。 瞳にじわりと涙が溢れ、みるみるうちに膨らんで、ぽろりと落ちた]
……ごめん、母さん、やっぱダメだ。
あたし怖い。そっち行くの、怖い。 ……死にたくない…!そっちに、行きたく、ないよ………ぅっ
母さんも、死ぬ前はこんなに怖かった…? 自分勝手すぎるけど、母さん亡くした時より、ずっとずっと怖いぃ…怖くて、こわくてたまんないよおぉ!
父さん、兄さん、助けて……… 母さん、お願い、あたしたちを呼ばないでェッ…―――
[ソファに突っ伏して、激しく声を上げて慟哭した。 イヤだ、死にたくない、こわい、を連呼しながら、首を振って。 握りこぶしを叩きつけて、体と声を震わせて]
(353) 2010/07/04(Sun) 03時頃
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[こく、と頷く。 思い出した様に謂った言の葉だったけれど 本当は此れが心を占めていたのが事実。]
私と。ピッパさんは。 仕事上の付き合いくらいしかなかった。
それなのにこんなことを謂ったら、 可笑しいかもしれないし、信じ難いかもしれないけれど。
[一度だけ振り向いた。リンダの墓標がある方向へ。 静かにピッパに視線を戻し]
……あの子が逝った時に私は、 とても悔しい思いをしたの。
貴女の心を奪われるのが、悔しくて、くやしくて。 自覚なんて無かったけれど、ね。 ある人の言葉で、真実に近づいたかもしれないわ。 私は、嫉妬をしていたの、ね。
(354) 2010/07/04(Sun) 03時半頃
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[>>350 木のカップの紅茶にブランデーが注がれれたものが差し出されれば。ブランデーと紅茶の馨が絡み合った芳香が鼻腔を甘く擽る。
砂糖や蜂蜜などとは違う、芳醇な甘味を一口味わってから。 美味しいわね、と笑みを零し。]
そうね、もっとパニックになるものよね。 得体の知れない死病がこの村で、なんて話ですもの。
見えてくるものよね。 良さとか――、いろいろなものが。
あなたも、そのうちの一人なの、よ?
[こんな時に冗談で迎えたあなたも胆が据わっている、わね、と告げつつ。]
でも、病や他の何かで――。 もっと身近な人に死者がでれば、変わる人もいるのかしら。
[ふと漏れる呟き。]
(355) 2010/07/04(Sun) 03時半頃
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つまり、その―――
私は、貴女のことが、…好き。 [真っ直ぐに、告げる、言葉。 心臓が、痛くて、せつなくて。]
(356) 2010/07/04(Sun) 03時半頃
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/* ソフィアの告白どきどき
(-69) 2010/07/04(Sun) 03時半頃
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嫉妬?
[リンダの墓標がある方向へ一度視線を移し、 ソフィアへと移す。 カラダをゆっくりと其方へ振り向かせて。]
行き成り、何、言ってるの? ……悔しいとか、 ……真実とか、
……嫉妬、とか。 よく、意味が解らない
[信じられないといった態で、首を左右に振った]
(357) 2010/07/04(Sun) 03時半頃
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受付 アイリスは、泣いているうちいつしか寝息をたてはじめた*
2010/07/04(Sun) 03時半頃
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/*
あ、あ、ソフィアの告白が――…
(-70) 2010/07/04(Sun) 03時半頃
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[けれど真っ直ぐな眸と、続く言葉。 緩やかに振った首は真ん中で、静止した。]
…………本気で、謂ってるの
[病気、の噂はもう既に村中に蔓延しているのだろう。 だから、では無いかと思っている、声。]
(358) 2010/07/04(Sun) 03時半頃
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之演出過剰ト言フ
お約束すぎて笑える。もうちょっと捻りが出るような頭ならよかったなあ。
ソフィアとピッパが早くも佳境.in ミッシェルもそうだけど矢印のわかりやすいのは行間読めない子には非常に助かります。 読まなくていいはずの場所で頑張る私乙!
(-71) 2010/07/04(Sun) 03時半頃
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深く考えなくて、いいの。
[一呼吸、置いた。 浮かべた笑みは、何処か危なげなものだったかもしれない]
間接的だった。 リンダを止めている内に、沸々と湧いてくるものがあった。
貴女があの子を見取った時の顔――― とても、儚くて、綺麗だった。
[病はじわじわと私達を蝕んで行く]
…こんな想い、貴女を好きでなければ、告げないわ。 だって、貴女は――リンダとの思い出に生きたい様に見えるもの。
だけど私は。 そんな危なげな貴女に
恋を、しました。
(359) 2010/07/04(Sun) 03時半頃
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>>355 コリーン [いささか、暗い顔で言う。] …そうさな、まだ皆どこかで、何もなければいいんじゃあないかって思ってるんだろう。 俺だってそうさ。
誰か、症状が出始めたら、いつまでこうしていられるか分からんが……。
[苦笑いする。]
ふん、俺は独り身でな。 生憎、死んで涙されるような女も今は居やしない。 まあできれば、しんみりした最期を迎えたくは無いモンだ。 ここに居れば、少なくとも俺は俺の良いように居られるしな。
[自分の事を告げられて笑う。] かもしれん。 一人や二人じゃあない。 皆が皆、居たからこそだ。
出来れば……安らかで、のどかなままであってほしいんだが…な。
[例え…皆死ぬとしても。]
(360) 2010/07/04(Sun) 03時半頃
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/* どきどき――…。
(-72) 2010/07/04(Sun) 03時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 03時半頃
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私も症状はまだ出て居ないわ。 だから、その時に……どうなるのかについてまだ分らない、わ。
でも、こうして気軽に話し合えるあなたを含めて――。 村の知り合いに症状が出たら――…、それを看取る人を含めて、ね。
私のできる事を、辛い想いをする前に。 ――…してあげたいとは思っているの。
安らかに、せめて逝くのであれば逝って欲しい、から。
[そのできる事は語らぬまま、何処か哀しげな色を瞳に湛えて。]
しんみりした最期は、あなたには似合わないもの、ね。 でも、涙を流す人はいると、思うわよ?
[言葉は一転して、笑むように。
残されたブランデーを含んだ紅茶を飲み干せば。 酒精の影響か艶ある声で、美味しかったわ、と礼を述べてその場を辞した――**]
(361) 2010/07/04(Sun) 04時頃
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/* えーっと、告白はど、どうなるのかしら。
(-73) 2010/07/04(Sun) 04時頃
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…
[ソフィアの言葉を受け、 じっと見据えたまま、失った音。]
私は。 ……そんなこと、い、 いきな、り
……謂われても
[つい、と視線を地へと逃した]
(362) 2010/07/04(Sun) 04時頃
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漂白工 ピッパは、ゆっくりと顔をあげて、こく、と喉を鳴らした。
2010/07/04(Sun) 04時頃
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[揺るがぬ真摯な瞳は、真っ直ぐにピッパを捉えて。 心音が早鐘の様で煩くて、 彼女が紡ぐ言葉を聞き逃さないかだけが心配だった。
ピッパが地に視線を逃がす様には、少しだけ、微笑んで]
ごめんなさい。 私も自分で唐突だと思うわ。
[墓石へ一寸視線を向けてて]
水。陽光を浴びて、きらきら光ってる。 時を経るごとに、その輝きは失われていく。 そう、まるで、私達の命のように。
だからこそ伝えたかった。 最後だから。終わりだから。 だからこそ想う人と、一緒に息をしたかった。
(363) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
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すぐに答えは要らないわ。 だけど猶予が少ないのも、事実なの、ね。
[困ったように笑って]
……大切だから。貴女が大切で仕方ないから。 ……だから――
―――知って欲しいし、私も知りたい。
人を想うことが、どれ程の意味を持つのか。
……ごめんなさい、ね。 突然の話で驚かせて。
[ふぅわりと何処か切なげに微笑んで]
(364) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
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|
そんな、資格、無いよ――。
[上がった顔は少し寂しげな笑み]
もう、やめてよ ……此れ以上、私を傷つけないでよ
恋をした、なんて。 …………今度は何、考えてるの? 貴方は一緒、を望むのに、 リンダには何て伝えたか、覚えてる?
[罵声にならぬように、必死で声色を抑えるが。 何時もより、畳み掛けるような声になってしまう。]
(365) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
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貴方の言う、大切って。 他の何を犠牲にしても
―――、手にしたいものなの?
[ねえ?と問う頃、眸からは一筋。 涙がぽつりと地へ流れ落ちていった。]
(366) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
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エゴイストだと、 ――自分でも思う。
…ごめんなさい。
[リンダに伝えたのは、ピッパを傷つけて欲しくない一心。 今、仮に私とピッパが、想い合ったとしても いつかは互いが傷つく定めが村に蔓延っている。
それでも最後に一緒に呼吸をしたい。 最期に彼女の傍に居たい。]
(367) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
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|
犠牲――ね 、 そう。
……私は、もう、貴女しか、要らない。
唯。私は。 残された時間を。
優しいものにしたいだけなの。 貴女を幸せにしてあげたいの。
[それがいつまで続くか分からない、残酷な砂時計だとしても]
――…最期の刻 に 誰かに包まれるのは、怖い?
(368) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
|
|
ピッパちゃん……
(@0) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
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|
いいの……。 もう、いいの――……。
(@1) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
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店番 ソフィアは、泣かないで……と、囁くのが精一杯で。まだ、この手は、彼女には伸ばせない。
2010/07/04(Sun) 04時半頃
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[触れられぬ腕で、ぎゅうっとピッパを抱きしめる]
あたし……幸せだった、よ。 ピッパちゃんにぎゅってしてもらえて、すごくすごく幸せだったの。
(@2) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
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だから――…… ピッパちゃんも。
もういいの。あたしの事を引きずるのは、だめ。
(@3) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
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怖いのは、貴女、でしょ? ………独りになるのが、
……自分を包むものが 何も、無いのが、怖いだけ、でしょ……?
[す、とその場にバケツを置いた。 薄桃をさらりと後ろへ追いやり、深く息を吸う。]
私は、あれからずうっと考えてた。 貴女は、リンダの為に ……わざわざ嫌われ役を買って出たのかもって。
私の知っている貴女は、 ……知っている貴女なら、きっと。
そうかもしれないって、思った。
(369) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
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幸せに、生きて――……
(@4) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
|
|
でも、違ったね。
[違う、と零す表情は酷く優しかった。 はら、と涙を零しながら、何処までも優しく。]
誰かの悲しみが無きゃ 成り立たない優しさなら
……幸せなら。
私はそんなもの、要らない。
[はっきりと告げ、そのまま小屋の方へ歩き出した]
(370) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
|
|
[そう、なのかもしれない。 孤独は、怖い。]
だけど私は、 自分の為に、自分が幸せになる為だけに 貴女を好きになったんじゃない。
[嫌われ役。 その言葉に、つきん、と胸が痛む]
(371) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
|
|
待ちなさい、よ。
……悲しみって、何?
[歩き出す彼女の背に投げ掛ける]
私は貴女を、皆を、悲しませたり、しない。 死、ばかりは、避けられない、けれど
苦しまずに、しあわせに。 パパとママみたいにならないように。
幸せに死ぬことを望んで何が悪いの?
(372) 2010/07/04(Sun) 04時半頃
|
|
>>361 コリーン …安らかに、か。 そうだな。
[コリーンの言う事もわかる。死を目前にして、変わる態度もあるだろう。 何かしてやれるなら。その思いだけは同じはずだった]
死にゆく俺に流す涙が有るなら、これで酒屋の酒を全部ただで飲める…なんて嬉し涙であって欲しいね。 泣かれる程大層な生き方をしちゃいない。
…そういうアンタはどうする。 こんな時に人の事を考えてれられるのは立派だが…自分の身の振り方も忘れなさんな。
どう転んだって俺達は不幸の極みなんだ。 今更何が有っても針は不幸の方には振れんさ。
[コリーンを見送る。半ばは自分に向けたようで]
俺は…まぁ十分だ。 酒に囲まれて死ぬのも悪くはないさ…。
[そう、嘯いた**]
(373) 2010/07/04(Sun) 05時頃
|
|
……ッ
[待て、という声に振り返る姿には 怒りを露にした表情が在る。]
じゃあ、何? 誰の為? ……まさか、ピッパとリンダの為だとか 今更言い出す、心算?
[ぷちん、と何かが切れた音。 多分もう、止まらない。 リンダは、泣く、だろうか。 視界の端に入る墓標につきんと心が痛んだ。]
(374) 2010/07/04(Sun) 05時頃
|
|
幸せに死ぬことを望んで何が悪いの?って? 悪くないんじゃない?
……リンダのカラダを借りて、 そっくりそのまま、あんたに返してあげようか
[内心自嘲した。 嗚呼、私は此処まで酷くなれるのだ、と。 その時、女は醜悪に、口許の笑みを繕った。]
(375) 2010/07/04(Sun) 05時頃
|
|
どうしてッ……!
貴女を幸せにすることを願っちゃいけないの。 貴女を"見送る"ことを選んじゃいけないの。
誰が悲しむって謂うの? リンダは、ピッパさんに笑っていて欲しいと願った。
偽善的でも、その願いを叶えることの何がいけないの!
(376) 2010/07/04(Sun) 05時頃
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|
[ぎゅっと抱きしめた侭、 ただ悲しげに。首を振る――]
(@5) 2010/07/04(Sun) 05時頃
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|
―――莫迦ね。
[荒くなった口調を諌める様に呟いた声は誰に宛てたものか。]
最期くらい、笑っていたいって 笑っていて欲しいって
そう、貴女は、願えないの?
泣きながら死にたい? 苦しみながら死にたい?
(377) 2010/07/04(Sun) 05時頃
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|
[くす、くす、くす、と笑う。 琥珀の眸は二つ。 確りと開かれ、その中にソフィアを捉えている。]
じゃあ、
[握った左拳で自分の左胸を柔く叩いて]
―――、殺しなさいよ。 リンダが望もうが、其れを奪おうとした癖に。
恋をした相手には、選択を赦すって? ……それこそ、泣きながら、苦しみながらでしょ? 違う―――?
(378) 2010/07/04(Sun) 05時頃
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|
今の貴女に殺されるなら。 同じように奪われるなら。 ―――、私、きっと幸せに笑えるよ?
[両腕を広げ、薄汚く笑い続けた。]
(379) 2010/07/04(Sun) 05時半頃
|
|
殺せるわけないでしょ。 貴女は未だ、"生きて"いるのだから。
奪おうとした? 何を言っているの?
リンダを思い出に昇華させなさいと、私は言った。 貴女の中にリンダは生き続ける。 今の貴女にはそれが出来ているように見えた。
[凛とした瞳で見つめ返す。 芯は消えない。]
泣きながら、苦しみながら? ピッパさんが?
貴女は何故泣くの。 何故苦しむの。 もう、失う悲しみなど、貴女には与えない。
(380) 2010/07/04(Sun) 05時半頃
|
|
私は未だ、貴女に幸せな時間を与えていない。 だから殺せない。
[笑う彼女に、真っ直ぐに、そう拒絶した]
(381) 2010/07/04(Sun) 05時半頃
|
|
/*
うう。 なにかにやけてしまうのよ(*ノノ (ベッドにダイブしなおした)
(-74) 2010/07/04(Sun) 05時半頃
|
|
…
[何を謂っているのか、と言う。 その眸に、笑みは消えた。 広げた両腕を降ろし]
もう、いい。 貴女は結局、そうだから。 率直に、言う。 ………私は貴女の事が、大嫌い。
[>>0:@68 何時かと同じ、言の葉。 けれど明らかに違うのは、女とソフィアの距離。]
幸せな時間は、与えて貰うのを待つものじゃない。
自分から、作るものだから。 ……笑っていた、あの子のように。
[完全な拒絶の言葉を返し、 バケツを取りに戻ると一切其方を見ぬまま、小屋の*中へ*]
(382) 2010/07/04(Sun) 05時半頃
|
|
……私には
ピッパさんが理解出来ない。
[悲しげな声色で最後に彼女の背に残す]
理解したいのに。
貴女が何を求めているか、 貴女が何を望んでいるのか、 貴女が何を願っているのか、
―――分からない、の。
[率直な言葉は胸に荊を突き刺した。 その場でぽろぽろと涙を零し、 両手で顔を覆い――**]
(383) 2010/07/04(Sun) 05時半頃
|
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 06時頃
|
/* こういうベクトルで泣くことは目指してないんだけどなぁ…… ほんとに、ピッパが、わからん。 思ってることちゃんと言葉にしなさいよ。 正直に成れば成るほど嫌われていく。 つらい……。
(-75) 2010/07/04(Sun) 06時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 06時頃
|
私は何を誤っているのだろう。
(*35) 2010/07/04(Sun) 06時頃
|
|
好きなのに、こんなにも大切なのに 私の言葉はナイフになってしまうんです。
器用な恋愛なんて出来なくて。 いつもいつも、付き合った人を捨ててきた罰なのでしょうか。
(*36) 2010/07/04(Sun) 06時頃
|
|
甘い誘惑でもなく、 快楽でもなく、
もっともっと純粋なものが私には分からない。
(*37) 2010/07/04(Sun) 06時頃
|
|
腫れ物に触るように接するなんて誠意が無い。
私は正直です。何処までも正直です。
そう、私が正直になればなるほど、嫌われてしまう。
(*38) 2010/07/04(Sun) 06時頃
|
|
もう、一層―――死んでしまいたい。
(*39) 2010/07/04(Sun) 06時頃
|
|
そんな、絶望感に、苛まれています。
だけど、私にとってピッパという人はとても大切で。
大嫌いな私が死んでも泣いてなんて呉れないかもしれないけれど
それでも…――
(*40) 2010/07/04(Sun) 06時頃
|
|
もしも、万が一 ピッパさんが私を亡くしたことで悲しむこと
その可能性がある、限りは
私は、未だ、死ねない。
(*41) 2010/07/04(Sun) 06時頃
|
|
私は……
私は、
何を、誤っているんだろう。
(*42) 2010/07/04(Sun) 06時半頃
|
|
パパ、ママ。 はじめての恋で、めげそうです。
だけれどパパとママが病に苦しみながらも 最期まで必死に生き抜いたことを忘れない。
私も苦しみながら、もがきながら、 大切な人の幸せを――**
(*43) 2010/07/04(Sun) 06時半頃
|
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むくり
背景とプロフィールとどう使い分けるのかわからなんだのですが、ヴェスパのように使えばよいのかな。
(-76) 2010/07/04(Sun) 08時頃
|
|
―墓地―
[コリーンとまたに話をといわれる。]
―……ほいじゃ、ここじゃないどごで、話すがなぁ。
[そう言っておいた。 どうやら、ペラジーの主のように、村から出た者もたくさんいるらしい。 普段は、この容貌もあって、あまり村の主だったところには行かないようにしていたが、 そんなに人がいないのであれば、いまさら遠慮しても仕方ないだろう。]
ペラジーの牧場もあとからいっでみっがな? 今は、主はいないだに、ペラジー牧場だべ。
[まだ残ってたペラジーにはそんな言葉をかけて、また仕事に戻る。]
(384) 2010/07/04(Sun) 08時頃
|
|
[それから、ピッパが起き出す前に、また墓地には違う客がきていた。]
――……何だ?どうただが?サイモン? おま、村に残っただがが。 ん?どうせもう感染してたら、外にいっでも同じ?
まぁ、そうだな。 だったら、どうせなら、村で今までやれながっだごどする?
――……おま……何する気ぃだ?
[元々陰鬱で、墓地にも人のいないところの散歩、霊とあえないかとやってくる男だ。 なんだか、その眼は危ないものを映しているようで、心配になった。]
あー、ちょっとまで。 おでも行く。
[明らかにおかしいサイモンの様子に心配になり、変な笑いをたてて歩く彼の後を男は追った。**]
(385) 2010/07/04(Sun) 08時頃
|
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 08時頃
|
[主人の立ち居振る舞いに、一種の覚悟のようなものを見て、 …それが、投げやりな諦観では無ければいいと思った。
この人は、自分とは違うのだから。]
あ、お湯沸かすくらいなら…僕が。 [流石に美味しく淹れる自信は無かったので、手伝えるのは、そのくらい。 主人が友人たちを応接間に招き入れている間、厨房からは「あちっ!」とか言ってる声が漏れ聞こえたりもするかもしれない。]
(386) 2010/07/04(Sun) 09時半頃
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|
/* >>384 ペラジー牧場て。 可愛いなギリアンさん・・・!
(-77) 2010/07/04(Sun) 10時半頃
|
|
めしくってろぐよんだにだ
ソフィアのエゴを、それがエゴならうけいれることができないと告げるピッパ という構図に見えて仕方ない 懸念通り、リンダに囚われてるピッパという可能性もあるけど、それなら尚更エゴぶつけるのって逆効果っていうアレですか。
恋愛って難しいな!
(-78) 2010/07/04(Sun) 10時半頃
|
|
[ヴェスが縮んだら、昔みたいに肩車でもしてやるかな、なんて怒るミッシェルに笑って返しながら、着いた屋敷の庭先には。 意外な顔ぶれが並んでいたけれど、今更、誰が何処に居てもおかしくないか、という気もしつつ、会釈し]
アイリス君こそ。 ……転ばないよう、お気をつけて。
[笑顔で走っていく少女の足取りを、心配げに見送り。
グロリアの矜持を、不自由な身と思わないわけではなかったけれど。 ミッシェルが彼女から離れれば、失礼、と断ってから、手の甲に敬意を表するくちづけを落とし]
おれは、ピアノがあれば勝手にもてなされていますから。 食料は未だありますよね。シェフと比べられると申し訳ないことになりますが、見繕って参ります。
[応接間へ向かうグロリアに、礼をとって見せれば、そのすぐ傍らに居るミッシェルにもそうする形になり、何だか可笑しな気分になりながら。 厨房へ向かうと、先に湯を沸かしていたラドルフの声に、くすりと笑んだ]
(387) 2010/07/04(Sun) 11時頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 11時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 11時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 12時頃
|
─ リアの屋敷 ─
[リアの良かったと言う言葉と、抱きしめ返されたその手の温かさを感じると余計に泣きそうになりぐっと唇を噛んで堪えて。
リアから身体を離したところで、セシルが彼女の手の甲をとり口付けるのを見ると、場違いながらやっぱりリア相手だと絵になるな、なんて思ったりして内心少し落ち込んで。 お茶の誘いを受けると目元をごしごし擦って涙を拭くと、うん、と笑顔を作った。]
リアんちのお茶は美味しいから、それだけで充分だよ。
[リアもラルも居るしね、と言って微笑むものの。 自分が言ったそれで、胸がちくっとしたのは、やっぱりここに残っていてほしくなかったから。]
(388) 2010/07/04(Sun) 12時頃
|
|
[リア達と一緒に応接間に向かう際に、セシルがリアに礼をとるのを見るとなんだか変な感じがして。]
─…なんか、セシ兄じゃないみたい。
[自分とリアに対する態度の違いに、ぽつりと言った。 そういえば、いつからだろう。この人が、弟や自分以外の人にこんな話し方をするようになったのは。 優しいところは、ずっと変わらないけれど。]
(389) 2010/07/04(Sun) 12時頃
|
|
[ラルとセシルが厨房に向かうのを見れば、私も行ったほうがいいのかな、なんて思ったりもしたが。
リアが一人になってしまうのもなんだかいけない気がして、自分は応接間に残ることにした。
ラルの声が聴こえると、大丈夫かな、なんてリアと顔を見合わせたりもしたけれど。]
セシ兄が一緒だから、大丈夫だよ。 ラル、結構そそっかしいね。 リアが居て良かった。
昨日も怪我してたし、一人じゃ心配だよ。
[そんなことをリアと話して、出来る限り自然に笑った。]
お茶の用意ができたらさ、セシ兄にピアノ弾いてもらお? セシ兄のピアノすっごく綺麗だし、セシ兄いっつもね、リアんちのピアノ弾きたがってるんだよ。
(390) 2010/07/04(Sun) 12時半頃
|
飾り職 ミッシェルは、そんなことを話しながら、ラルとセシルが戻ってくるのを*待ち。*
2010/07/04(Sun) 12時半頃
|
― 回想 ―
……。
[「また今度」そんな風に話を打ち切り彼女は歩いてゆく。 銀糸を思わせる髪は柔らかく揺れ、月光で柔らかく輝いていた。 見惚れるように、別れのあいさつもせずに無言で彼女を見送る]
え? ああ、うん。 ペラジー牧場を宜しくね。
[ギリアンに声を掛けられてようやく我に返った様子でどこか抜けた言葉を返す
「それじゃまた」そんなあいさつと共に彼に預けていた馬の鞍に跨り墓地から離れてゆく]
(391) 2010/07/04(Sun) 13時頃
|
|
― 通り ―
[さすがに時間が経った事で出立する面々で雑然としていた通りは静かになり、人気の少ない通りを簡素な装備を纏う自警団の面々が巡回する姿が目立つようになった]
……?
[向けられる視線と囁く自警団員。 状況が状況だけに気がたっているのかと視線を逸すが獣性を感じさせる酷く不穏当な言葉を耳にしてしまい失望感と恐怖から馬を加速させて通り駆けていった**]
(392) 2010/07/04(Sun) 13時頃
|
|
[何処からか響く声が、砕け壊れた魂に響く。]
あなたは、立派よ? 逃げなかったんですもの――。
真っ直ぐに向かったんでしょ。
思うところを、気持ちを伝えるため、に。
(*44) 2010/07/04(Sun) 13時半頃
|
|
私は逃げた、卑怯にも、自分の気持ちを隠して逃げたの。 好きだったの、愛していたのに。
怖かった、から。
(*45) 2010/07/04(Sun) 13時半頃
|
|
逃げた結果――。
生まれたのは、別れ。
あの頃に戻って、自分を変えたいと。
何度後悔の涙を流したかしれない、わ。
(*46) 2010/07/04(Sun) 13時半頃
|
|
そして、私の死は直ぐ其処まで迫っている。 私の心は壊れたまま――
10年以上も 深い深い疵を負った心の底で。
――時を止めたまま眠っている。
(*47) 2010/07/04(Sun) 13時半頃
|
|
でも、あなたは――。 勇気をもって、想いを告げたの。
最期まで生き抜くために――。
最期の時を後悔しない、ために。
(*48) 2010/07/04(Sun) 13時半頃
|
|
それは――…。 とても、大切なこと。
あなたが、生きた証、よ。
(*49) 2010/07/04(Sun) 13時半頃
|
|
あなたの想いが届いて、――…。 少しでも、あなたのために。
大切な人が心を動かしてくれる事を。
私も祈る、わ。
(*50) 2010/07/04(Sun) 13時半頃
|
|
あなたは私の鏡のような存在だから――…。
.
(*51) 2010/07/04(Sun) 13時半頃
|
|
― 墓地の小屋・少女の部屋 ―
…
[ベッドに腰掛けて暫くの間。 静寂は物思いの為の僅かな、時間。]
きっと。 他にも、言い方、あったよね。 ……リンダなら、どうしたかなぁ。
[漏らしたのは、弱音。 こんな時に頼ろうとするなんて卑怯だろうか。 自嘲しながらゆっくり立ち上がれば 一度、小屋を後にする。]
― 墓地の小屋→自宅 ―
(393) 2010/07/04(Sun) 14時頃
|
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 14時頃
|
[ベッドに腰掛けるピッパの傍らに、リンダの魂は在った]
――――……。
こんな時に。 傍にいてあげられなくて、ごめんね。
(@6) 2010/07/04(Sun) 14時頃
|
|
――回想・酒屋――
[>>373 ゴドウィンの其の物言いは、彼らしい人生観を現しているようで。]
あなた―― らしい、わね。
[ただ、そう漏らす。
続く、アンタはの言葉を聞けば。 穏やかな微笑みを浮かべて]
(394) 2010/07/04(Sun) 14時頃
|
|
身の振り方、ね。 それは、もう決まっているわ。
この村から離れず、この村と土となって――。 眠るの。
[でも、噂が噂であってくれれば、との想いはずっとあって。 ギリアンは何かを知っているようだったのを思い。]
でも……。 最期に、逢えれば――。
[逢えなくても、最期の時までに。 あの人の事をすこしでも聞けるのなら。
儚い願いを、呟いて――**]
(395) 2010/07/04(Sun) 14時頃
|
|
― 自宅 ―
……ッ
[自宅へと辿り着き、扉の前で足は止まる。 中から届くのは、父と母の怒声。 伸びた手が扉を開こうとしたまま宙に在る。]
別に、いいのに――。
[薄ら届く内容に微笑した。 そしてそっと、扉を開く。]
ただいま
[すぐ其処に父と母は居て。 両者とも息を荒げて居り、父は母の胸倉を掴み 母は頬を赤く腫らして、泣いていた。]
(396) 2010/07/04(Sun) 14時頃
|
|
/* でも、ほんと
赤のもう一人はだれ?
(-79) 2010/07/04(Sun) 14時頃
|
|
[父は言葉を返さなかった。 ただ、一度。 実の娘を、忌み者を見る目で一瞥した。 母は泣きながら唇を振るわせた。 おかえり、と。待って居たのだ、と。
一緒に、と言い掛けた母の言葉を父が遮った。]
……別に、いいよ。 私は、何処へも行かない。
[父は恐らく言うのだろう。お前は連れていけない、と。 ある程度の予想はしていた。 閉じられた村社会なんて、所詮そんなものだ。 そうでもしないと、父は母を護れない。]
(397) 2010/07/04(Sun) 14時頃
|
|
[ふわり、と。 自宅へと戻る後ろをついて行く]
…………。
[伸びた手が止まるのを見れば、 大丈夫だよと告げるように。
触れる事の叶わない手を重ねて]
(@7) 2010/07/04(Sun) 14時頃
|
|
早朝:村入り口→セラーでワインパクリ→ぶらぶら→お屋敷:ミッシェルたちと時間軸重なる→家で泣き疲れ寝
うむ、これ以上動くと瞬間移動になってしまうかもしれん 夕方くらいまで自重だ。 ペラジーとピッパにだけ会ってないからペラジーにだけでも会いたいがちと難しげ…
というか全員と強迫的に進行中の関係をもつ必要もないのかね? 8割カバーしたしむしろ3つ4つのグループで軸もって、たまに重なりあいつつコトが進む方がいいのか
(-80) 2010/07/04(Sun) 14時頃
|
|
[父が、母が。 酷く小さく、見えた。 あんなに大きくみえた父の背中も。 包んでくれる優しさの、母も。
今はこんなにも、小さかった。]
……父さん。 間に合わなくなるよ。
お母さんを、御願い。
[女は、笑った。 上手く笑えただろうか、と自身に問い掛ける。 けれど誰もそれを評価してくれる人など居ない。
母は、可笑しくなる位、大きな声をあげ、 顔をくしゃくしゃにして、泣いた。 父も一瞬、悲しみで歪んだように、見えた。
きっと―――、気のせいだろうけど。]
(398) 2010/07/04(Sun) 14時頃
|
|
作業は、何処までやってあるの?
[不意な問い掛けに父も母も、此方を凝視した。 あ、あ、と母があたふたする。
父がそれを手で制し、静かに作業場を指差した。 伝う途中の作業工程。 父の声は、僅かに震えていた。
女は、微笑して―――緩く頷いた。]
ほら。……急ぐ、急ぐ。 街に行ったら、少しゆっくりして来て。
お土産、待ってるから。
[傍に纏め置かれた荷物を強引に父へ、母へ。 押し付けながら、扉の外までその背を押した。]
(399) 2010/07/04(Sun) 14時半頃
|
|
[悲しい笑みを浮かべるピッパを見て、 その顔に浮かぶのは、同じ。悲しげな笑み]
…………。
[おじさまの顔が歪むのが見えて、 鼓動を打つ事のない胸が、きゅっと痛くなる]
(@8) 2010/07/04(Sun) 14時半頃
|
|
[静かに扉を閉める。 少しの間、母のすすり泣く声がした。
それも父の声を切欠に遠のいて。 やがて二人の気配は完全に、無くなった。]
……
[扉を背に、ずる、ずる、とへたり込んだ。 膝を抱き、顔を埋める。]
あーあ。
[そっと顔を上げ]
―――、広かったんだなぁ。
[独りの我が家を見回して、笑った。]
(400) 2010/07/04(Sun) 14時半頃
|
|
[座り込むピッパの隣に、同じく座って。
ただ一人、彼女の気配しか感じられない家で、 心配そうに顔を埋める様を見詰めている]
(@9) 2010/07/04(Sun) 14時半頃
|
|
[どれほどの間、膝を抱えていたろうか。 立てぬ女の意識を現実へと引き戻すのは]
『こつ――、こつ――、』
[背後、扉を叩く音と 数人は居るかと思われる、男性の声。]
はい。
[答えて、立ち上がり、扉を開いた。]
(401) 2010/07/04(Sun) 15時頃
|
|
[其処に居たのは軽装の自警団員達。 皆、一様に緊張の面持ちで、女を見ると余計に 表情を堅く、強張らせた。
そして威嚇するような声で言うのだ。 噂 >>237 にしか過ぎぬ事を、実しやかに。 それが普遍の事実で、 今正に村を襲う、悪魔の仕業であるかのように。]
――。
[女は、ゆっくり、俯いた。]
(402) 2010/07/04(Sun) 15時頃
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|
[ 嗚呼、そう、か。
リンダも――。 父も、母も―――。
そして、自警団員(こいつら)も。 全て、私が。
嗚呼。
そうか――。 そうか、そうか……。
そうか、そうか、そうか―――。 ]
(403) 2010/07/04(Sun) 15時頃
|
|
ち、 が、
う
(@10) 2010/07/04(Sun) 15時頃
|
|
ちがう、よ―――……!!
(@11) 2010/07/04(Sun) 15時頃
|
|
は、ははは――、
[笑い声にざわめく自警団員達。]
の、のろっ ―――、呪ってやる、よ
[顔を上げた女は、醜悪に]
私と同じ、 あっ、 あんた、 たちが望む、 ―――、永遠の眠りに引きずり込んでやるよ
[泣きながら、笑う。 あは、あはははは、あはははははははははは!! 何処で歯車は狂ったのか。やっと。 "この村が、好きだ"と云えるように、なったのに――*]
(404) 2010/07/04(Sun) 15時頃
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|
あは、 あははは、 あははははは!! ―――、っ
あははははははははははははははは!!!
(*52) 2010/07/04(Sun) 15時頃
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漂白工 ピッパは、自警団員達が怯え去っても、暫くは扉の傍で*笑い続けた*。
2010/07/04(Sun) 15時頃
|
/* パピ子は呪人かしら?
(-81) 2010/07/04(Sun) 15時頃
|
|
/* この間の悪さが駄目すぎる、わたし――…
(-82) 2010/07/04(Sun) 15時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 15時頃
|
[笑うピッパと対照的に、瞳に浮かぶ大粒の涙]
ピッパちゃんは呪われてなんか、いない、よ。 ピッパちゃんはなにも悪くない。
悪くない、のに―――!!
(@12) 2010/07/04(Sun) 15時頃
|
|
[心の中で涙を流す彼女の代わりに。
その瞳からは、大粒の涙がぽろぽろと。 あとから、あとから―――]
(@13) 2010/07/04(Sun) 15時頃
|
|
─お屋敷の厨房─ [良く片付いたキッチンは、やや年季は入っているものの清潔で広々としている。 厨房だけではなく、屋敷全体がそう整えられているのは、執事たちの普段の行い故か。
風呂やトイレや下水の掃除の時くらいしか、母屋にはほとんど入らないから、主人の屋敷でありながらどこに何があるか分からないのが情けない。]
セシル、料理とか出来るんだ…。 すごいや。 僕も、ちょっとくらいは習っておけば良かったね。
[母親が家事をする姿などほとんど見たことがなかったし。どうせ何も出来ないと思っていたから。]
今更そう思っても、しょうがないのになぁ。
(405) 2010/07/04(Sun) 15時頃
|
|
…… 良いんでしょうか、お嬢様にこんな簡単な料理、お出ししても。
[いつもミッシェルに出すメニューをそのまま、食材のグレードは随分と違うけれど、同じ手順で用意し掛けて。 はた、と考えつつも、慣れた手は準備を進めていく]
材料と時間さえ間違わなければ、煮込み料理くらいなら作れるようになると思いますよ。 サンドウィッチくらいなら、すぐにでも出来ますし。
[良ければお教えしましょうか、と今更と言う青年を、片手間にぽんと撫でた]
(406) 2010/07/04(Sun) 16時半頃
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文化レベル的には中世ヨーロッパっていうよりルネッサンスから大航海時代以降、近世入った頃なんじゃないのかねえ
中世欧州っていわゆるローマ崩壊後からルネサンス前で、田舎の村の人間なんてマジで勉強とか何それ状態だし、そうなるとこの村の識字率、紙があるらしいこと、ランタン職人がいる、とかとか鑑みるとある程度時代進んで近代目の前くらいが適正?
中世って本当汚い時代だったらしいしなあ…絶対王朝時代くらいまでは、衛生って概念あるのかっていう状態だったような。 ああ、パフューム観に行きたかった。
キリスト教圏の教義に従う閉鎖的な村だと、薔薇百合は多分ナルコレプシー悪魔つき!より先に弾劾裁判くらってますねw
(-83) 2010/07/04(Sun) 17時半頃
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パフュームで思い出したけど最近デジタル技術が進んで、写真のように映像にエフェクトというかフィルタというかがつけられるようになって、雰囲気のある映像を楽しむことが出来るように鳴りましたね…
龍馬伝とか。 あの色彩の秘密を知りたい。 それとも今までのロケ等映像の方が、カラーバランスとれるような補正撮影方法をとってたのだろうか…うーむ。
(-84) 2010/07/04(Sun) 17時半頃
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―村のどこか―
[サイモンは不気味な笑いをあげながらふらふら歩いていく。]
おま…どこいくだ?あ?
[やがて、村の一軒、の家に入っていく…そこが彼のうちではないのはわかる。なぜなら、戸を叩いてから、反応がないのがわかると、蹴り飛ばし簡素な鍵を壊していったのだから。]
―……あ?
[そのまま入っていく……きっと、もう、街に向かって旅立ってしまった家なのだろう。]
(407) 2010/07/04(Sun) 18時頃
|
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サイモン……何してるんだべ?
[止めればよかったのだろうが、 今の事態とサイモンの様子に呆気に取られ、そのままサイモンが出てくるのを待っている。
やがて、家の中で何か大きな音がした気がした。何か殴ったり蹴ったりしている? 誰かいたのだろうか、とどきどきする。 少し躊躇ったが、しょうがなく、家の玄関に手をかける。]
サイモン?何してるだ?あ?
[それでも音は止まず…入っていくと…。]
(408) 2010/07/04(Sun) 18時頃
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な、何してる だ!!
[そこには、家の中で一人暴れまわるサイモンの姿があった。 どうやら、この家には彼の嫌いな奴が住んでいたらしい。 誰もいないのを見計らって、中に入り、散々荒らしまわっていたのだ。 その部屋はリビングだったらしい。 だけど、床にはモノが散乱し、カーテンは破け、サイモンは鉄パイプみたいなものを振り回している。]
――………ッ
[近づくのも危なくて、本当にどうしていいかわからなくなると、サイモンはまた笑いながら、罵詈雑言を唱えて別の部屋に移動していく……。]
(409) 2010/07/04(Sun) 18時半頃
|
|
さ、サイモンッ
[とりあえず、部屋に誰もサイモン以外はいないのを確認して、その姿がどこにいったか探す。
途端、どこかで破裂音が鳴って、大きな巨体をビクリとさせた。
そう、思いだしたのは、過去、自らが巻き込まれれた爆発……。 それから、敵の捕虜になって…の、 思い出したくない、過去…………。]
――……ッ
[頭を振り、音のほうへ向かう。]
(410) 2010/07/04(Sun) 18時半頃
|
|
あ……
[そして、とある部屋で、火のついた暖炉に酒瓶や、燃えやすいものを放り込んでいくサイモンを見た。
爆発した火はあっというまにそこらへんを燃し始める。 サイモンはやっぱり笑いながら、まだ燃えろとモノを投げ込む。]
こ、コラ……あ、あぶな・……
[また大きな音が鳴った。一瞬眼をつぶるが、そうもしている間に舐めるように火が広がる。]
わああああああ
[あとはよく覚えていない。 とりあえず、サイモンの襟首を掴み、必死に逃げた。 とにかく、家の外へ、外へ……。]
(411) 2010/07/04(Sun) 18時半頃
|
|
―サイモンが火をつけた家の外―
あああああ
[そして、サイモンを引きずるように、その家の外に出たあと………その家が燃え上がっていくのをガクリと膝をついてみていた。]
[茫然としている間に、サイモンはまたどこかに笑いながら去っていく。]
(412) 2010/07/04(Sun) 18時半頃
|
|
ああ、眼が…耳が……痛いだ………。
[そして、蹲って頭を抱える。 痛む……。
もうないはずの右目と右耳が。 それは幻痛《ファントムペイン》**]
(413) 2010/07/04(Sun) 18時半頃
|
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 18時半頃
墓堀 ギリアンは、漂白工 ピッパに話の続きを促した。
2010/07/04(Sun) 19時頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 19時頃
|
――酒屋→――
[ゴドウィンの酒屋を辞した後――。
選んだ道は、これでいいの? それとも?
――を繰り替えしながら、石畳の道を一人昏い表情で歩んでいれば。 遠くに見えるはこの静かな村には似合わない濛々たる黒煙。]
火事――…?
[村の中心部からはやや離れた場所に見える。 晴れた空を隠すように煙る黒は、痛々しく胸を焦がす。]
(414) 2010/07/04(Sun) 19時半頃
|
|
[既に、家主が居ないのか中には人気は無いものの。 黒々と渦巻く煙と、弾けるような赤い火。火の熱は周囲を威圧するようで。
その前に膝を付き蹲るギリアンと、何処からか聞こえる狂気に満ちた声。]
ギリア ンさん……。
[頭を抱えて痛みを堪える、痛々しい姿。 その傍に駆け寄れば、不安に掠れた声で。]
だ、大丈夫――。
まって、て。 今、水を持ってくるから。
[火事により火傷をしたのではとの思いが沸き。 燃えさかる家から程遠くない場所に見えた小さな井戸を見据えながら――**]
(415) 2010/07/04(Sun) 19時半頃
|
|
[サイモンがあげた狂気の哂い声――。
でも、女の耳には、 それとは別の、狂ったような女の哂い声も届いた気がして――]
――…。
[周囲を見渡しても、女の姿は見えない。
何処か痛々しく感じる女の哂い声が、ただ耳に残った――**]
(*53) 2010/07/04(Sun) 19時半頃
|
|
>>415
[痛さに蹲っていると、誰かが声をかけてくれて、 はっと我にかえった。]
ああ、ああ、
いや、大丈夫だど……。
[来てくれたコリーンにそう声をかける。 でもその顔を見て、同時に思い出すのは……
その時に死んでいった
奴の顔……。]
(416) 2010/07/04(Sun) 20時頃
|
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 20時頃
墓堀 ギリアンは、やはり痛みに顔を覆った。
2010/07/04(Sun) 20時頃
|
ほんとう、に?
[我に返ったように、反応したギリアン。
みれば確かに火傷を、今、負ったようには見えず。
彼が、いま、何を思い出しているかは分らぬものの。
再度、その顔を覆う様に、不安なのは、消え去らずに。]
でも、一体…… どう、して――。
誰が、こんなことを……、
[ギリアンが火をつけたとは考えられなくて。]
(417) 2010/07/04(Sun) 20時頃
|
|
/* 眼を少し離していたら、ギリアンいました(`・ω・´)
(-85) 2010/07/04(Sun) 20時半頃
|
|
/* 行間あけすぎた、かな? ちょっと変
(-86) 2010/07/04(Sun) 20時半頃
|
|
/* ちなみに、今日のご飯は鮎ご飯です。
夏の鮎、うまうま(*゚〜゚*)
(-87) 2010/07/04(Sun) 20時半頃
|
|
/* >>413 あれ? ……ってセルフツッコミをしていそうだけどね。
(-88) 2010/07/04(Sun) 20時半頃
|
|
― 屋敷 ―
――そう。じゃあ、お願い。
[ラルフが湯を沸かす、と言えば、一寸の間の後、そう告げて。 セシルに手を取られれば…]
それでも、なんだか辛いわ? セシル様のピアノの演奏を聴くのは、私にとっては嬉しいものだし…
え、ええ…なんだか、何から何まで。 ありがとうございます。
[申し出に目を丸くするも、困ったように笑んだ]
(418) 2010/07/04(Sun) 20時半頃
|
|
そう言ってくださると嬉しいわ? …何時もは、あのようにはしないのかしら。
[茶を褒められれば喜ぶも。 セシ兄じゃないみたい、と呟いたミッシェルに、セシルが居なくなってから問いかける]
――別に、貴族とは言えど…ご紹介も何も出来ないのに。
[ふ、と小さく自嘲するように呟いた。 応接間に行く途中、厨房から聞こえる声に、ミッシェルと顔を合わせた]
――そういえば…ラルフに、厨房とかで働かせたこと無かったわ…
[大丈夫かしら?と、声が聞こえた方を見やるも、ミッシェルに言われれば小さく頷く]
そうね。そそっかしい…のかしら。 心配では…
(419) 2010/07/04(Sun) 20時半頃
|
|
――そうですわね。 きっと、セシル様も、ピアノを弾きに来ていらっしゃったのでしょう?
[ラルフの話題から逸れれば、くす、と小さく笑い] 光栄ですわ。 時々、調律していただいてる甲斐がありましたわ?
[応接間に着けば、席を薦め。 自身もまた腰掛ければ、ふぅ、と息をついて]
それにしても… お二人もこの村から出ない、のですわね。 ミッシェル様やセシル様の腕ならば、街でも通用するでしょうに。
[数年前は街に住んでいた経験から、そう、ミッシェルに小首を傾げた]
(420) 2010/07/04(Sun) 20時半頃
|
|
何? 火事……?
[青空に昇る黒煙。 目を細め手綱を操り火元と思われる場所へと駆けさせる途中で覚束ない足取りの男を見つけた。]
サイモン……?
[名を呼ぶが明らかに様子がおかしい。 定まらぬ視点、血走った目、奇妙な笑い声を上げるその姿は以前戦場で見かけた恐怖に耐えられず麻薬に溺れた人間を思い起こさせた。
名を呼ぶが反応も無く、あまりに奇怪な様子にさすがに警戒感が湧き火元と思われる場所への移動を再開する。 すれ違いざまにサイモンを一瞥をすれば、にたりと狂気に満ちた笑みをこちらに向ける彼と視線が合い体が硬直しまうが馬上だったのが幸いして高速で彼の姿は後方に流れていった]
(421) 2010/07/04(Sun) 20時半頃
|
|
……ふ。
[息が詰まるような緊張から解放させれば手綱を引いて馬を止め呼吸を整えるように吐息を漏らす。 落ち着いた所で後方を振り返るが既に彼の姿は消えてた]
何、あれ。
[思わず声が漏れるが、戦場の恐怖で壊れる人間も居るのだから病気による死を恐れてサイモンみたいになってしまう人間が居てもおかしく無いと自分を納得させた]
(422) 2010/07/04(Sun) 21時頃
|
|
/* あの人、女の子Verもあった、なんていえない。
女同士だから、と勇気を持てずに。 卑怯にも、と――。
続く感じで……。
女の子、ピッパはリンダ、ソフィアはそのピッパで。 アイリスはサイラスなのかな?ペラ子はゴドウィン、グロリアはラルフ?ミシェはセシルなのかな、だから。
そっちは没にしました。
(-89) 2010/07/04(Sun) 21時頃
|
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 21時頃
|
>>417
[そして、大丈夫大丈夫を繰り返してから、]
――…ああ、サイモンが…
[そう漏らす。 辺りを見回し、その姿を探すけど、 もう、彼は>>421>>422現場からは立ち去っていた。]
(423) 2010/07/04(Sun) 21時半頃
|
|
―道―
[空に立ち上がる黒煙を、ただ眺める。]
はあ、やっぱりこうなるのか……。
[極限状態の人間が陥ることなんて、少し考えれば誰でもわかるはず。 だから、落ち着いた様子で空を眺め続ける。 誰かが、堕ちてしまったのだと思いながら。]
俺も少しは、気をつけるとしようかね。
[自分に言い聞かせるようにつぶやくと、黒煙に背を向けて、広場へと向かった。]
(424) 2010/07/04(Sun) 21時半頃
|
|
>>423 サイモンさん、が――…。
[ギリアンから、その名を聞けば。 先程、微かに聞こえた狂気に満ちた叫びは、サイモンの叫びと知って。]
此処にいては、危険――。 村のみんなにも知らせないと、……。
[黒煙に紛れて降りかかる火の粉は此処までは届かなかったものの、火の勢いは未だ収まりそうになくて]
(425) 2010/07/04(Sun) 21時半頃
|
歌い手 コリーンは、墓堀 ギリアンの背を撫ぜるようにしながら、動けそう?と尋ねて。
2010/07/04(Sun) 21時半頃
|
/* ペラ子来ないのかしら? かもんかもん、なんだけど。
(-90) 2010/07/04(Sun) 21時半頃
|
|
>>425
ああ、サイモンが……。 何か、暴れでな……。
わがらなぐもねぇが……。 ああ、ごごは離れるだ。 密集しでるどごじゃなぐでよがった…。
[コリーンの言葉に頷いて、よろりと立ち上がり、その場を去ろうと…。 背を撫ぜる手にはありがど、とつぶやいて…。]
(426) 2010/07/04(Sun) 21時半頃
|
|
お屋敷に残って居るのは、ラドルフ君とお嬢様だけでしょうか?
[急拵えでなく整えられた屋敷の様が、静けさを際立たせ。 皿を取る音ひとつも、ひどく響くように感じるから、それは問うまでも無いことではあった。
老執事が押していたのか、人の使っていた慣れはあるものの、そうとは見えない程磨き上げられた配膳車に、4人分の食事を載せ。 顔どころか、天井まで映す、値段の知れない食器に、何ともカジュアルな平民の食事が盛られている様は少々可笑しいが、仕方が無い。
から、かた、と些か不慣れな音を響かせて、お茶の準備も出来たのであればラドルフと共に応接間へ向かい]
失礼します。お食事の用意が出来ました。 ……?
[ノックをして入った部屋の窓越し。 雨雲にしてはおかしな黒雲を、訝しげに見遣った]
(427) 2010/07/04(Sun) 21時半頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 21時半頃
|
暴れて――。
この村から離れることもできずに――…。 でも、死病の恐怖に耐える事もできず。
自暴自棄になってしまったの、ね。
[寂しげに囁き]
ええ、村の中心部や森の辺りじゃなくて……。 ほんとうに、よかったわ。
これ以上は燃え広がりそうには無いもの。 それだけが、救いね。
[ありがとうと、呟くギリアンには柔らかに笑み。 ギリアンが立ち上がるようなら、その場を去ろうと共に立ち上がる。
僅かに隣接する家々も、既に空き家のように人気はなく。]
(428) 2010/07/04(Sun) 21時半頃
|
|
─ リアの屋敷 ─
[リアから、セシルのことについて問われると慌ててううん、と首を横に振って。]
違うの、セシ兄は誰にでもあんな感じだよ? ただ、ヴェスとか私には、あんな風にすることないから。
[目を伏せてそう言った表情には、少し切なそうな色が出たかもしれない。 ピアノを弾きにきたのでしょうと聞かれると、うん、と悪戯っぽく笑って。]
セシ兄ったらね、誰もいなかったら勝手に弾かせてもらおうとか思ってたみたいなんだよ。 …うん。セシ兄は、街にいつも行ってるから、ね。 …行ってくれれば良いのに。
[一番生きていて欲しいのは、あの人なのに。と。 身勝手な願いを口にしそうになって、口を噤み。]
私は、ここでしか出来ないから、仕方ないの。
[そういって、笑った。]
(429) 2010/07/04(Sun) 22時頃
|
|
/* ペラジー!現場から動いちゃうよ>< 動いている途中でも出会えると思うけど。
(-91) 2010/07/04(Sun) 22時頃
|
|
>>428
ああ、もう人もいなぐなっぢまっだな。
[コリーンが周りを見回すのに頷いて……。]
残っだ奴はどれぐらいがな。 病気で死んでるやつはまだ知らねが……。
[村のメインストリートを目指して、コリーンと歩いていく…。]
(430) 2010/07/04(Sun) 22時頃
|
|
あ、セシ兄たち戻ってきた。
あのね、おじーちゃんたちの作ってくれたご飯も美味しかったけど、セシ兄のご飯も本当おいしいんだよ。
[ノックする音とセシルの声が聴こえると立ち上がり、出迎えようとしてリアの方を向き。
その向こうの窓の、更に向こうで真っ黒に広がる雲を見た。]
…あれ?
なん、だろ。
[雨雲にしてはおかしいそれは、ひどく不安に駆られるものだった。]
(431) 2010/07/04(Sun) 22時頃
|
|
ヴェス…ヴェスパタイン様、かしら…? そう、ヴェスパタイン様と、ミッシェル様には… きっと。親しまれてるのでしょうね。お二人は。
[ふふ、と、ミッシェルの様子を見るも、小さく笑えば]
――あら…でも、弾いて貰えないよりも、 きっと、誰かに弾いてもらえるほうが、ピアノも喜ぶでしょうから。
[何時か話したランプの話のように。 そう、何とも無しに話す]
――そう。ミッシェル様は…生きて欲しかったのね。セシル様に。 きっと。セシル様も、何か…ミッシェル様の様に。 ここでしか出来ない事があったのかも知れませんわね?
[笑う様子に、静かに笑んだ]
(432) 2010/07/04(Sun) 22時頃
|
|
あら、楽しみですわ? [ミッシェルのセシルの料理の評価を聞けば、聞こえたノックの音に顔を上げる。 ノックをする者はこの屋敷には…]
どうぞ、お入りになって? 鍵ならついておりませんわ。
[セシルが入ってきて…配膳車を見れば微笑と共に礼を言うも。 そのセシルの視線がグロリアやミッシェル、配膳車ではなく…違う場所を見ていることに気付けば、視線を其方の方へと]
――もしかして…火事、かしら…?
[雨雲には見えないそれに、不安気に立ち上がった]
(433) 2010/07/04(Sun) 22時頃
|
|
[リアの言葉には、そう、かな。と少し歯切れが悪く。]
ヴェスはともかく…私は手のかかる子供だから、じゃないかな。
[ずっと甘えてきたのは私だから、仕方ないけど。と微かに苦笑して。 誰かに弾いてもらえるほうが、とリアに言われると、そうだね、と微笑んだ。]
その方が、幸せだね。
…うん。生きることを、選んで欲しかった。 でもそれは、リアも、なんだよ? ─…セシ兄の、ここでしか出来ない、こと…?
[今更我が儘を言うつもりはないけれど、素直な気持ちは変わらないからそう言って。 リアの言葉を反復し、思い浮かぶ理由は一つあったけれど。 それは、今の自分には認めるのが胸が苦しくて痛かったから。]
…なにかあるのかな。
[あの人の顔を脳裏にちらつかせながらも、そういってごまかした。]
(434) 2010/07/04(Sun) 22時頃
|
|
……かもしれません。 どうする。お前の家のほうじゃないと思うが……。
[今から行っても、鎮火には遅すぎるだろうし、今更家が燃えても大して困りはしない。延焼するほどなら別だが。 グロリアに頷いてから、ミッシェルに問い掛けた]
(435) 2010/07/04(Sun) 22時頃
|
|
火事…?
[グロリアの言葉に、表情は険しくなって。]
誰か怪我してる人とかいたら大変だよ。 セシ兄、行こう? なにか手伝えることもあるかもしれないし。
[セシルから問いかけられるとそう答えて。 リア達は、と聞きかけて]
…危ないかもしれないけど、どうする?
[火事が起きた原因が分からないから、無理にとは言わず。]
(436) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
|
|
>>430 村から出て行った人達は、もうみんな出て行ったみたい、ね。 それでも、まだ在る程度の人は村に残るみたい。
それほどは多くないみたいだけど。 [村の中心へと続く道を歩みながら、ぽつり、ぽつりと語り。 病気で死んでいった人も、もう出ているかも知れないけれど、それを今確かめる術はなく。]
明日、教会で聞かせて。 時間は、ギリアンさん――あなたの都合のいい時に。
[>>384 の事を、二人でいるいま静かに告げて。
メインストリートにたどり着く頃には、日が翳り始めただろうか。 それでも、後ろを振り向けば、朱の空に未だに黒煙は立ち昇り続けている――**]
(437) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
|
|
ん。 ……、お嬢様も、調子がそれほど悪くなければ、いらっしゃると良い。
[ミッシェルらしい答えに、頷いてひとつ頭を撫で。 遠慮がちにグロリアへ尋ねるのに、暫し考えてから、そう口を出した]
(438) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
|
|
――此処から離れて。 生きるのは、私には、酷、ですわ?
[そう、ミッシェルに困ったように笑むばかり。 誤魔化す様子に、そ、っと視線を逸らし]
どうしたのかしら…人が少なくなったのに。
[放火する、などと考えても居ない様子で、セシル達を見る。 どうする、と尋ねられれば]
――私も、行きますわ。 大した理由で無いならば、それはそれで安心できますから。
[そういうと立ち上がり…]
…ごめんなさいね。折角作ってくださったのに。
(439) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
|
|
[セシルに頭を撫でられると擽ったい気持ちで少し赤くなって。
リアも同行すると聞くと、じゃあ一緒に行こう?と手を伸ばした。]
また戻ってきてから食べれば良いよ。 ご飯は逃げないもん。
[申し訳なさそうにセシルに謝るリアに笑顔でそう言って、ね?と自分もセシルを見上げた。]
(440) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
|
|
>>437
ああ、静かだべ。 火事でも野次馬がこねぇ。
本当に、この村はしまい、なんだなぁ。
[それは、なんともいえない感じで。]
――……ああ、明日だが。 わがっただ。
[コリーンから、明日教会といわれれば了承を示し、メインストリートまでたどり着けば、後ろの黒煙を彼女とともに眺めた。]
もう、しなぎゃいいけどな。
[どこかにいったサイモンのこと、そう心配しつつ…。**]
(441) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
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[此処から離れて生きるのは、と言う言葉には、うん、と頷いて。
ごめんね、もう言わないから。と、こちらも困ったように笑って返し。 ごまかしたのはきっとリアには気付かれたのかもしれないけど、それに触れられなかったことが嬉しかった。]
(442) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
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/* テッドときいて(ガラッ
(-92) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 22時半頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 22時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 22時半頃
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お気になさらず。蓋のある食器というのは、便利ですね。
[グロリアに、ふるり首を振って、配膳車の下からつるりとした蓋を取り出すと、かぽかぽ、皿に被せてしまい。 見上げるミッシェルには頷きを、グロリアへは礼をとるかたち]
出立が慌しくて、火の始末を疎かにした者が居たのかもしれません。 そうとなれば、急ぎましょう。
[実際のところ、自然発火の可能性は低いだろうと思ったが。 擦れていないグロリアの発想に、微笑ましさを感じて、そう答え]
部屋はともかく、門には施錠をしておいた方が良いかもしれませんね。
[そうとだけ、忠告した]
(443) 2010/07/04(Sun) 22時半頃
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――そう、ね。 また、戻ってくれば…
[配膳車を見る。 視線をはずせば、差し出された手に瞬きを一つ]
――参りましょうか。
[そ、っと手を重ねて、二人に頷いた]
そう、ね。玄関と門には鍵を閉めておいたほうがいいかしら。 火事場泥棒さんも迷い込んじゃうかもしれないし。
[火事場泥棒。実際、放火したものが居るとはつゆしらず。 外に出る際には日傘を持ち、鍵を持つつもりで]
(444) 2010/07/04(Sun) 23時頃
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― 広場→墓地 ―
[広場で何かを綴っていたが、口を曲げて溜息を零すとペンとメモを仕舞ってベンチを立った。 広場を後にして村の中を散歩していると、墓地に父の姿を見つけた。 父の前には義母の墓。 父は墓石を綺麗に磨き、花で飾っていた。 何処か寂しそうな、けれど愛しさを込めた瞳で見詰めながら。]
(ああ…そうか。)
[その姿を見て、父は愛する人の傍に居る事を選んだのだなと、男は理解した。]
(445) 2010/07/04(Sun) 23時頃
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[男の実母はこの村には眠っていない。 生きているのか死んでいるのかも定かではないが。 物心がつく頃にはもう、母は居なかった。 当時は父に尋ねたりもしたが、いつも返って来るのは困ったように笑う父の顔だけだったのを覚えている。 いつしか父は再婚し、男には妹が出来た。 その頃には男は大分ヒネてしまっていたのだが、義母の愛と妹の明るさに徐々に糸は解けてきていた。 それから暫くの後。男は事故にあい、夢を失う事になるのだが、それはさておき。]
………。
[父の背を見詰めていたのも束の間、声を掛ける事無く踵を返す。 再び歩き出した足は自宅へと向かった。]
(446) 2010/07/04(Sun) 23時頃
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― 自宅 ―
[小さくただいまと呟いて、上着を所定の位置に掛ける。 カウンターに置かれたままの焼き菓子を手にして居間へ。]
……?
[居間へ入るなり、ソファに寄りかかって眠る妹の姿を見つけた。 テーブルには開いたワインの瓶と、義母の形見。 近くに寄れば、その顔にある涙の跡に顔を顰めた。 焼き菓子をテーブルに置き、妹の隣へ腰を下ろす。 すうすうと寝息を立てる妹。 起こさないようにそろりと手を伸ばし、涙の跡にそっと触れる。 指先に伝わるぬくもり。確かに生きている証。]
……、…。
[このぬくもりが失われる日は、もうそこまで来ているらしい。 妹か、男か、どちらが先かはわからないけれど。 頬から手を離すと苦い顔をして、抱えるように己の頭をくしゃりと掻いた。]
(447) 2010/07/04(Sun) 23時頃
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[セシルが頷くのを見ると、ほらね?とリアに微笑んで。
急ごうといわれると、そうだね。と頷いた。]
もしも誰かが残ってたりしても大変だよ。 今はもう残ってる人も少ないだろうし、助けられなくなっちゃう。
[こちらも放火とは考えておらず、早く行こう?と心配そうにセシルを見て。 リアの手が自分の差し出したそれに重なると、ぎゅっと握った。 施錠しようというセシルとリアの会話で、リアが冗談めかして言った言葉にはきょとんとして。]
かじばどろぼう? そんなことする人いるの?
[そう言って首を傾げた。先程顔をあわせたイリスが自称していたとは知らず。]
(448) 2010/07/04(Sun) 23時頃
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[いつも目覚めはふわふわと。 声もなく、身じろぎもなく、ゆっくり瞼を開き体を重そうに起こす]
……?
…帰ってたのか。
[隣に兄がいるのを見て、眠りから覚めたての鼻にかかった声で]
(449) 2010/07/04(Sun) 23時頃
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キャラも今起きたばかり、PLも今(ry
(-93) 2010/07/04(Sun) 23時頃
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今更、だよ。 だってさ、僕らもうすぐ死ぬんだし。 [複雑そうな表情で撫でるセシルに帰す言葉は、清々しいほどにあっけらかんとした絶望。 いや、絶望ですら無いだろう。 最初から無い望みなんて、絶たれる事などないのだし。
それでも、出来そうな事はなるべく手伝い、あまりの要領の悪さにセシルをかなりてこずらせたけれど、出来上がった質素な食事を主のところへ共に運んだ。
食べて良いと言われるまでは拾われたばかりの捨て犬のように隅っこで静かに控えている。 主人の知らぬところでは、先輩たちからの扱いは気まぐれに拾った野良犬のようなもので。 夕飯の残り物を貰えて納屋の隅で寝れるだけで十分破格の扱いだったけど。]
…火事? [戸惑いつつも皆が行くならお伴について行くつもり。]
(450) 2010/07/04(Sun) 23時頃
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→ 火事の方角 ―
[グロリアが鍵を持てば、斜めから手を出して傘持ちを。 上等な傘が、煤で黒くなると勿体無いな、なんて小市民的な考えをめぐらせながら]
……まあ、何があるか分からんからな。
[あの屋敷以外で過ごせないだろうグロリアの為には、物騒な輩に注意するよう伝えた方が良いんだろうとは分かっていたが。 どうせなら、さいごまで、その擦れていない綺麗な部分を大切にしてやりたい気持ちもあり。 首を傾げるミッシェルに、目を合わせるでもなく、曖昧に言葉を返すのだった]
(451) 2010/07/04(Sun) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/04(Sun) 23時頃
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――そう、ね。 誰かが残ってても、大変、ね。
[ミッシェルの言葉に、何かしら思うことがあって、少し言葉が詰まりながらも]
――ミッシェル様が来る前に…ね。 幸い、何も盗まれてなかったみたいだけれど。
[誰とは言わない。 そして、もしかして、と言われても答えるつもりはない、と言わんばかりに屋敷に鍵をかけ…外に出ると、門にも鍵をかける]
――火が、大きくなってないと良いけれど…
[鍵をかけるとセシル達の方を見て…少しだけ足早に煙のあるほうへと向かう]
(452) 2010/07/04(Sun) 23時頃
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[鈍い所作で辺りをいっぺん見回した後、立ち上がった。 乱れてばさばさの髪も、泣きはらして浮腫んだ目蓋をもどうするでもなく力なく立ち尽くす姿は、まるで幽霊のようで]
もう一本、あるから のめよ
[それだけ言い残して、重い足をひきずるように兄から離れようと]
(453) 2010/07/04(Sun) 23時頃
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ギリアンが超いいキャラだ いろんな意味で
これから先どうなるかわからんが出来ればギリアンに張り付きたい
(-94) 2010/07/04(Sun) 23時半頃
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― 屋敷の厨房にて ―
どうせ死ぬ、なんていうのは、今に始まったことでもないですよ。みんな、どうせ死ぬのですし。
でも、終わりがすぐ其処にあるから、先があるかもしれないという時には、しなければいけなかったことも、今はしなくて良い。 なら、やりたいこと、やってみたいことを、最後までしていたって良いんじゃないかと、おれは思うのですけれども。
[死んで欲しくないひとは、勿論居る。 というか、村の誰の死も見たいわけが無い。
けれど、終わってしまうしか、ないのなら。 グロリアに、火事だけでなく様々な要因で、壊れていってしまうかもしれない村を、無くなっていってしまう前に見せたいと思ったのと、同じに。
常に、何もかもを諦めたような青年にも、何か。 してやりたいと思っているのだけど、してやれる事があるのかさえ、分からないのだった]
(454) 2010/07/04(Sun) 23時半頃
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[妹が起きる様子に気付くと、そちらに目をやった。 目に映る、憔悴した姿。 昨日までの妹からは、想像もつかない、姿。]
……おい。
[ふらふらと去ろうとする妹は何処か危なげで、咄嗟に腕を掴んだ。]
…まだ、怒ってんのか…?
[掴んだものの、言葉が思いつかなくて。 口から出たのはそんな台詞。]
(455) 2010/07/04(Sun) 23時半頃
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[腕をつかまれた反動でふらりと兄の元に倒れ込むが、弱々しい力で態勢を立て直そうと…兄から距離をとろうともがく]
うっせーバカ 手ェ離せ
[表情がもし見えても、半分寝ているような顔しか見えない]
(456) 2010/07/04(Sun) 23時半頃
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受付 アイリスは、薬屋 サイラスの胸を押し返した
2010/07/04(Sun) 23時半頃
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……お嬢様?
[ミッシェルへの応えに、詰まった音が混じれば、体調が優れなくなったのかと窺い]
ええ。……熱気に中てられて気分が悪くなるようでしたら、すぐに仰って下さいね。
[足早に進む彼女について、歩調を速め。
煙の匂いが、かなり鼻をつくようになった頃]
――…、これは……
[幸い、付近に延焼する家は無く、燃えるものが尽きてきたお陰か、鎮火しつつあったけれど。 落ちかけた陽に照らされて、いよいよ赤く、骨組みに燻る火に、空いた手を気休めに払いつつ、眉を顰めた]
……恐らく、住人は大丈夫でしょう。今朝方、もう人の気配はしませんでしたから。
(457) 2010/07/04(Sun) 23時半頃
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――大丈夫よ。 ただ…ちょっと、嫌な想像をしただけ。
[セシルに、緩く首を振る。 その、現場へと着くと、辺りを見回し…セシルに頷いた]
そう…なら、良かったわ… でも、なら…何故、火事が起きたのかしら?
[辺りを見ても、火事が起きて悲しむ人は居ないように見える]
誰も居ないなら、火が出るはずもないでしょうに…
(458) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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/* ねむい
昼間は完全に撃沈しておりました
赤で喋ってなかったのはピッパか、やっぱりピッパか ですよねー
ペラジーは狂信者かな。 赤陣営丸見えで愉しいです。
まあある意味ランダ村だからこれが正しい気もする
(-95) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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[燃え上がる民家を、ぼんやりと眺める。 感慨も何も、ありはしなかった。]
…水、持ってきたほうがいいのかな? それとも…もう無駄?
[消そうとしてもしょうがないんじゃないか。 そう思うのはまるで、街に助けを求めてもしょうがないんじゃないか。 そんな思いによく似ていた。]
(459) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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っと。
[倒れこんだ妹を抱き留める。 男を押し返す妹の腕。その力も何処か弱々しい。]
…阿呆。人の話聞けっつの。 つか、お前そんなフラフラで何処行くつもりだよ。
[足元が覚束無い状態では外に出せない、と言わんばかりに手は掴んだまま。 まだ然程力の入っていないそれは、強く振り払えば解放されるだろう。]
(460) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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…やりたい事したらいいって、セシルさっき言ってたよね。 誰か、やりたいから壊しちゃったんじゃない? 捕まって処刑される前にどうせ死んじゃうんなら、幾らだって悪いことできるし。
[やりたいことなんて、別に自分にはなかったけれど。
役人に見つからなきゃやってもいいんだとゲラゲラ笑っていた大人たちを、息をひそめながら幾人も見た記憶はあった。]
(461) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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/* なんとなく ソフィアは釣り目なイメージがある
←これ見たら全然そんなことないのに
私が今までやったソフィアが全部 サディストだったり鬼畜眼鏡だったりした所為、ですね
(-96) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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別にどこにもいかねーよ お前の話なんざ聞きたくもないね
[抵抗は諦めたらしく、無理に離れようとする力は失せた。 ゆっくり兄に体を預けてくぐもった声で呟く]
……あたしの告解ごっこにつきあえよ そしたら話聞いてやってもいいぞ
(462) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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[嫌な想像、と答えが返れば、気遣う眼差しで首を傾げ。 何故、と幼子のように不思議がるグロリアを、少しだけ、困ったような笑みを浮かべて見つめ。 ぽん、とミッシェルにそうするような軽さで、見回す頭を撫で]
置き去りにされたランプが倒れて、誰も気づかぬうちに大事になったのかもしれません。 そう、おかしな事でもないですよ。
[持っていて下さい、と傘を彼女へ返すと]
暗がりで誰か躓いて、火傷でもしたら事ですし。 火が残っている箇所だけでも、冷ましましょう。
[ラドルフの声が、問いかけか独り言か、判別はつかなかったけれど。 手伝っていただけますか、と声を掛けて、井戸へ走った]
(463) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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……かもしれません。そうではないかも、しれません。
[走る間際、問われた声>>461に柔く笑み。 だからおれも、やりたい事をやるんですよ、と促すでもなく足を進めるのだった]
(464) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、うなづいて、バケツを抱えて駆け出した。
2010/07/05(Mon) 00時頃
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/* ちょ、っぴり。 セシ兄がリアにそうするのやだな、とか思ってしまった。
…なんだろう、モヤモヤ。
(-98) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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鏡…―――
[ぽつ、と呟く。 彼女の言葉に対しての、感想が、喉元で引っ掛かる]
貴女は、
つらかった、でしょう。
ぶつけようの無い、想いを抱えるのは
とても残酷だわ――
(*54) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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/* て、いうか、なんだ、これ。
ただのあほのこのはずなのにおかしいぞ。
(-99) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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――そんなに憎かったのかしらね。その方は。
[ラルフの言葉には、そう呟いて。 セシルから傘を受け取ると、小さく頷いた]
そうなのかしら。 おかしくない事なら…気をつけなくてはね。
そう…お願いいたしますわ。
[力仕事に役立てれる気がしなくて、傘を持ったままその景色を見つめた]
(465) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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…ああ、そうかよ。
[聞く耳を持たない様子に呆れたように言ったが、言葉とは裏腹に預けられる身体。 そして続いた言葉に、男は妹を見下ろして何度か瞬きした。]
――――…何だそりゃ。
[まだ酔いが覚めていないのか、寝ぼけているのか。 まあどちらでも構わないかと溜息をついて、話すように促した。]
(466) 2010/07/05(Mon) 00時頃
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あ…ごめ、ん。
大丈夫、きっと…もう、いないとこだと思う、から。
[だからこそ火が上がるのはおかしいと思ってはいるのだけれど、理由は分からないから誰かいるんじゃないかと思って口から出てしまって。
誰かいたら。もしかして、自分から命を─…と、想像してしまって、知らず青ざめながらリアに謝り。
火事場泥棒が、少し前に来ていたと聞くと、目を大きく見開いて驚き、リアとラル二人を心配そうに見た。]
リアとラルは大丈夫、だったの? 痛いこととか、怖いこととか、なかった?
[誰が、とか何を盗みにとか。それよりも、二人のことが心配でそう聞いて。]
(467) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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ある妊婦が、隣の魔女の家のラプンツェルという果実を 食べたくて仕方なくて、 夫は「ラプンツェルを食べさせなければ死んでしまう」と 魔女に乞いました。
(*55) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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魔女は生まれてくる子と引き換えに、 ラプンツェルを好きなだけ食べて良い、と言いました。 そして生まれてきた子は、魔女に浚われてしまいました。
(*56) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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子はラプンツェルと名付けられ、 外に出られないように、塔の上で育てられました。 魔女はラプンツェルの長い髪を伝って、塔に登り それが魔女とラプンツェルの会う唯一の方法でした。
(*57) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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ある青年が、ラプンツェルの髪を伝い、塔に登りました。 二人は一目見て、互いに惹かれ合い、何度も逢瀬を重ねました。 口付け、身体に触れ、深みを知る。 背徳的な逢瀬。
(*58) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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ラプンツェルが子どもを孕んだと、知り、 魔女は怒り狂って、ラプンツェルを塔から追い出し 遠く遠くへとやりました。
(*59) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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青年はラプンツェルの行方が分からず、 絶望して塔から身を投げ 失明してしまいました。
(*60) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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それから暫しの時が経ち、 ラプンツェルは、双子の男女と一緒に暮らしていました。
(*61) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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青年は、ラプンツェルと再会し、 ラプンツェルの流した涙によって、 青年の目は奇跡的に再び光を取り戻しました。
(*62) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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そうして二人は、しあわせに、なりました。 めでたし、めでたし。
(*63) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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[セシルとリア、ラルと4人で移動して。 物の焦げる臭いと、まだ燻るようにパチパチという音が聞こえるその場所に着き。]
…誰、か。 いる?
[呆然としながら、そう声をかけた。]
………なんで。
[在ったモノが、こんな形でなくなるのは、見るのが辛かった。]
(468) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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[こんな時。いつもなら。 鎮火を待たずとも、煙の広がる前に、隣家はなくとも誰かが知らせて、誰かが消火にあたっただろう。
もう、誰か、は居ない。
桶を引き上げる単純作業の合間。 今までの村が、誰か、の善意で成り立っていたのを思い返せば、汲み上げた水の冷たさが身に染みた]
……まあ、そういうものですね。
[ひとりごちて、共用の桶を抱え。 [13]度往復する頃には、陽もすっかり落ちて、織火も消えるか]
(469) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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……とってつけたようなハッピーエンドね。 世界はそんな風に幸せに巡る筈が無いのに。
ラプンツェルが子を孕んで 青年が失明して かなしいかなしいおしまいにすればいいのに。
(*64) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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……あたしは呪われてんだよきっと
[訥々と、普段からするとありえない平坦な声]
本当の父さんは、棺桶に入れられない体の部分があったって、近所のババァが言ってた。
母さんはあたしを産んでからずっと病気がちで、死ぬまでずっと死ぬってことを、…怖さを抱えて生きてた。
道で拾った猫も野犬に食い荒らされたり、お気に入りの場所は大人に潰されたり…
あたしに、何か。 何でもいいけど、愛とかそういうのとか。 それを持った人やものはみんな、不幸になってくんだ。
(470) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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…私も、手伝う。
[ラルとセシルが水を運ぼうというのを聞いて、自分もついていこうとして。]
リア、大丈夫? 煙の臭いがきつかったら、風上の方で休んだほうがいいよ?
[そう声をかけて。]
(471) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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|
それに、街に行きたくなかったのは… 別にもう間に合わないとか、ケンカして怒られそうとか、そんなんじゃなくて
…街には村と比べ物にならないくらいたくさん、人がいるんだって。
兄さんも、あたしも、そんな中に混ざったら、変わっちゃうんじゃねーかって、思って 怖くなったんだ。
見知らぬ女と…兄さんがあたしの前から消えてっちゃうとか。 あたしが…見たこともない男と一緒に兄さんから離れちゃうとか
兄さんとあたしの、関係とか絆とか、そういうのが、変わっちゃうのが…怖かった
……でも…… 今は、死ぬ方が、ずっと怖い…よ…
[声が潤み始めた]
(472) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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/* アイリスは呪人か。
(-100) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
|
|
/* はっ、火事場、華麗にすれ違ってます――…。
ど、どうしよう。
(-101) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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|
私は。
リアが、大好き。 ラルも、ヴェスも、イリスも。 皆、みんな、大好き。
でも、なんでだろう。 セシ兄が、他の人に笑ったり、頭撫でたり、とか。
そういうの、見たくないって。 なんで、そんなこと思っちゃうんだろう。
どんどんイヤな子になってくのは、なんでなんだろう。
(-102) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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|
貴女も、そう。
姿を消して、 互いの居場所も分からずに、 絶望して、 後悔して、
……世界の全てがハッピーエンドになるわけがないのだわ。
(*65) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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|
/* アイリスが呪人かしら?
首:コリーン、ソフィア 仔狼:ピッパ 狂信:ペラジ 呪人:アイリス
(-103) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
|
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ほんとはみんなで街に行きたい でも行けばあたしたち変わっちゃうかもしれない ……兄さんもあたしも、ココロが離れちゃうかもしれない
……そんなのやだ ……でも死ぬのもやだ
怖い……死にたく、な…………ひっ
[兄にしがみつく力を強めてひとつ、しばらく小さくしゃくりあげた]
告解、おわり
……で、何が言いたいのさ
(473) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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|
そうと分かっていても 無慈悲な世界に生きても、 それでも、
幸せを願うのが、人なのでしょうね。 此の物語を幸せに終わらせた、著者のように――。
(*66) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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|
ええ。私も、ラルフも。 幸い、見つけたのが外だったからかしらね? すぐに逃げていっちゃいましたから。
[嘘はついていない。 ミッシェルにそういうと]
――大丈夫、よ。
[水を運ぶのを手伝う、というミッシェルに緩く首をふり、消火活動を見守る。 桶を放すのを見れば]
お疲れ様。
[と、小さく笑んで]
(474) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
|
|
危ないから、あまり近づくなよ。
[ミッシェルも手伝うなら、止めはしないが、火元からは遠ざけようとして。 粗方消し終われば、手を水で流してから、お疲れ様、とそれぞれをぽんぽん撫で]
お嬢様も。気分が悪くはなりませんでしたか。
(475) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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受付 アイリスは、力を緩めずしがみついたまま、兄の言葉を待つ
2010/07/05(Mon) 00時半頃
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[残響が掠める哄笑には、唯]
―――…。
[瞳に陰りを落とし、その眸を細めるだけ]
(*67) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
|
|
呪われてるんだよ!
呪われてるんだよ!
呪われ度合い低いですか!そうですか!('A`)
(-104) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
|
|
あなたは呪人です。 あなたを占ってしまった占い師は死亡します。
本当の父さんと母さんと猫やらお気に入りの場所はみな占い師だったのですね。
占おうとしたから呪いを受けて死んだのか! 獣やモノのくせに生意気な!
(-105) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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―― 大通り ――
[黒煙が昇るのを、見た。 空に舞い、村を覆う、不吉な黒煙。
足を速める。 黒が塗り潰さない内に 石畳を駆けた]
(476) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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|
そっか、なら…
[良かった、と言いかけて。 泥棒に会った時点で良くないかな、と思って続ける言葉に悩み。]
二人に何もなくて、良かった。
[そう安心して微笑んだ。 リアから大丈夫、といわれると、そう?とまだ心配そうに見て]
辛くなったらちゃんと言うんだよ? 我慢は良くないんだからね?
[そう言って、セシル達を手伝いに行き。 セシルから危ないからと言われると、首を振って]
セシ兄たちだって危ないじゃない、こんな時にそんなこと言ってられないよ。
[それでも遠ざけられれば、渋々水を運んだりする方を手伝って。 大体消火が終わり、リアからお疲れ様と言われると、ありがとうと微笑み返した。]
(477) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2010/07/05(Mon) 00時半頃
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幸せな、終りは―― 望んでも手に入れられないわ。 それを望んでも、得られるのはほんの一握りの人だけ。 多くの人にとっては、それは儚い願い。
いいえ、一握りの人にとっても、他の人からみれば幸せなだけで――。
本当は幸せではないのかもしれない、わね。
(*68) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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でも、縋ってしまう。
最期だから、特に――。
幸せな終りを……。
(*69) 2010/07/05(Mon) 00時半頃
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幸せなんてものは 憧れる為に在るのかしら。
[ぱちり、と、瞬きをした]
縋ってしまう、か。 そうね。
……そう。
なんだかんだ、言っても、 それを望んでしまうのね――
(*70) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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……中、入っちゃダメ、かな。
[消火はしたものの、危ないというのは解っている。 家主は既に街に逃げていったというものの、勝手に入っていいものではないのも解っている。
でも。 家人に置いていかれ、燃えてしまった、家であったモノの、残骸。
この村の家には、ほとんど全て自分が作ったものや、義父の作ったものがある。 役目をまっとうできなかったそれらの最期くらい、見てあげたかった。]
(478) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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――広場――
[村のメインストリートに出て、広場へとギリアンと下る。途中、馬を駆るペラジーとであっただろうか。
もし、出会ったのなら、共に来たのかもしれない。 もしくは、火事の現場へと向かった一団とであっただろう、か。]
そう、サイモンさんがね……。
[その姿は見なかったものの、狂気に満ちた響きは耳に残っていて、翡色の瞳を揺らしながら告げる。]
だから、彼を見つけたら、気をつけて。
何をするのか、分らないから……。
[黒煙の事を、未だに残る村の人々や自警団の人に問われれば、震えるようにそう告げて]
(479) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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ええ、大丈夫よ?
[蒸すような暑さや、何かの焼けたにおいはむせ返るようにあったが、ただ、見守るだけだったからか、別段なんともなさそうで]
ん、我慢は…してないわ? 中? 入れるの…?崩れない?
[ミッシェルの言葉には、そう、首を傾げ… もう一度、家だったものを見る]
――どう、なのかしら。
(480) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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火事場が楽しそうだけど超多角になりそうっていうか既になってるぽいので行きたくないような行きたいような
それにしてもペラジーはどうしたんだ! あんまりからまなくてもOK牧場!?
(-106) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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そして、私は……。
終りに怯える人を――…。 病から逃れたい人が――…
縋りきれないのなら。 せめて、永遠の眠りにつかせてあげることで――。 縋っても得られぬ苦しみから
――解放をして、あ げたい、の。
苦しみに満ち溢れてこの村が終るのは見たく、ないから。
(*71) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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[手分けして水を運び、火を消し止めて。 煙を吸ってしまったのか、隅っこでケホケホと咳き込む。]
…危ないよ? [はいっちゃダメかなと聞いたミッシェルを、心配そうにかえりみた。]
(481) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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病は村に蔓延り、遂には犠牲者を出し始めるだろう。
そしてそれとは別に、誰かに殺められたような サイモンの姿が、在る。
人々は気付き始めるだろうか。 病ではない、殺意に。
―――今日、この日、終焉を迎えるのは [[ who ]]
(-107) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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駄目じゃないと思うか? ……、心中になっても知らんぞ。
[ミッシェルが、何を想ってそう言ったのかは分からないが。 駄目だと言われるだろうことをあえて言うなら、何かしらの理由はあるのだろうと。
溜め息吐きつつ、とんとその背を叩いて、戸の形を成していない入り口に踏み入った]
(482) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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呪い…?
[妹の口から紡がれる声は平坦で。 不思議そうな顔をしていた男は徐々に真剣な顔つきになっていった。 時折震える肩。 妹がとても小さく見えた。]
………バッカじゃねえの。
[話終えて強くしがみつく妹に、ぽつと零した。]
呪いってなんだよ。んなもんあってたまるか。 じゃあ何か、俺が絵を描けなくなったのもお前のせいか?
…冗談じゃねえ。ただ運が悪かった。そんだけの話だろ。
[呪いなんか信じないと、男は言う。]
(483) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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リハーサル
―――今日、この日、終焉を迎えるのは <<墓堀 ギリアン>>
(-108) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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ったく。このバカスケ。
何も変わんねえよ。 何処に行っても、何があっても。
…俺達は、家族なんだろ。
[ぽんぽん、としゃくりあげる背中を乱暴な口調とは反対に優しく撫でる。]
死ぬのは、…俺も怖ぇよ。 …ほんっと、……なんでこんな事になったんだろうな。
[背中を撫でる手がふと止まった。 妹から話を促されると瞬きをして。 少し沈黙した後、小さく告げた。]
……昨日は、悪かった。
(484) 2010/07/05(Mon) 01時頃
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