315 【La Mettrie〜存在という機械が止まる時】
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狼
墓
少
霊
全
夜更けに響いた破滅の音に起こされ、不安に駆られた乗客たちは集会所へと集まった。単純な直接通信の機能しか果たさなくなった携帯を携えて。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2022/12/25(Sun) 16時半頃
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――その場所は、ラメトリー
過去栄えた城下町は、今は世界の衰亡とともに灯火を消す。
だけど、その古城の庭にあるかつては「生命の導き」と言われた噴水……
そこだけは、まだ透明な水がこんこんと湧いているという……。
――…だから、彼方はやってきた。
この、ラメトリーに。
(#0) 2022/12/25(Sun) 16時半頃
そして、見るだろう。水を汲む青年と、不思議な怪物を。
(#1) 2022/12/25(Sun) 16時半頃
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――………とぷん
[廃墟と化した城の中庭、こんこんと湧く噴水のある大きな泉から青年は水を汲んでいる。 両手に抱えた大きな瓶に抱えて運べる分汲み終わると、傍にいた怪物《エンジェルシイラ》とともに、何処かへ去っていく……。**]
(1) 2022/12/25(Sun) 16時半頃
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【業務連絡】
業務連絡と書かれた発言は、中の人へのものになります。
よろしくお願いします。
(この村は事前COなどは一切とっていないフリー村です、飛び入り参加者さん募集中です。というか飛び入りさんいないとはじまりません。ぜひ、退廃世界を一緒にすごしませんか?)
→参加検討される方は情報欄からwikiご一読ください。
(#2) 2022/12/25(Sun) 16時半頃
【業務連絡】
●この村の目的●
* 退廃し、廃墟となった世界を、少し生きて、そして、死ぬ。そんなRP村です。
※ソロール上等、絡みも自由に。あとメモでの中身会話は最低限に。初心者さんによる質疑応答はOKです。
白ログ、墓ログ、ともに中身発言はプロローグ進行中は禁止です。
独り言は中身発言もOK。設定などご自由にどうぞ。
エピローグはもちろん中身発言も解禁します。
【閲覧制限アリ、ご注意ください】R18です。18歳未満の方の閲覧を禁止します。
5日間で開始しないと廃村になるため、人が集まらなくても、1229ないしは1230には開始します。よろしくお願いします。
(#3) 2022/12/25(Sun) 16時半頃
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―生命の泉― → ―フェルゼの塒―
[青年はその泉から、少し隠れた自分の塒に帰っていく。 それは古城の一室。 かつてのこの国の皇族が暮らしたといわれる一室…。
だけど、絢爛な造りは穢れ、錆びつき、朽ち果てた廃墟の一室であることに変わりはない。
ただ、天蓋付のベッドは残されており、その上に周りに、青年の生きていくためのモノは溢れている。それはガラクタでもあり、そして、食べ物といえるようなものでもあり……。]
――……今日は、まだ、誰にも会ってない。
[青年は汲んだ水を部屋の隅に置く。 ずらり並んだ水はまだどれも清らに見えたが、
古いほうに手を足を入れて、ぴちゃぴちゃ洗うと、それをばしゃりと部屋の窓から外の屋根沿いに流した。]
(2) 2022/12/25(Sun) 17時頃
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――……というか、誰かいたり、するのかな? それとも、もう、誰もいなくなった?
[窓を覗く。すると、そこには怪物《エンジェルシイラ》が小さな羽根を羽ばたかせる。 こちらを見て、何もない様子を見れば、怪物はそのまま、何処かに消えていく…。]**
(3) 2022/12/25(Sun) 17時頃
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【業務連絡】村入村解禁します。
※入村の際はwikiお読みの上、村人希望で入村してください。
あと、入村されてから、長く発言がない場合は追い出されてしまうのでご注意を。
※ほぼないですが、入村された方に何かしら問題があると判断した場合は村建てが参加をお断りする場合があります。よろしくお願いします。
※ご質問はメモなどで村建て宛にどうそ。
それではよろしくお願いします。
(#4) 2022/12/25(Sun) 17時頃
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けほ、コほ・・・
[女は歩く。 左手はそっと後方に、誰かの手を引くように]
はぁ、
[振り返ることはない。 足取りはたどたどしくも、そこには確かな意志がある。
ーー生きる、という意志が。]
(4) 2022/12/25(Sun) 17時半頃
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[死期が近いとは識っている。 ーー今となっては、そこかしこにありふれた話だ。 徘徊する花は今のところ私たちには興味がないようで。]
生きる。 生きなきゃ。
[癖のように後ろに伸びた左手は、けれど軽い。 ぬくもりを喪ってからどれほど経つのか。
ぽぅ、と街灯のように光る花は優しく映る。]
こんな世界になっても、 うつくしいなんてね・・・。
[そう、美しい。 それらは等しく、信用できないだけで。]
(5) 2022/12/25(Sun) 17時半頃
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[蔦の生い茂る廃墟。 街と呼べる場所を多くは知らないから、自分にはその規模がわからない。]
また、ハズレーー いや、
[薄い陽光は昏く、汚染された川や泉の水面にも反射などしない。 どこもそうなのに、そこはほんの一瞬、*きらめいて見えた*]
(6) 2022/12/25(Sun) 17時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/25(Sun) 17時半頃
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[エンジェルシイラが去ったあと、 窓からやはり澱んだ街を眺めれば、 もう薄汚れた。白とは言えない、でも、神聖なる衣服、をつけた男が歩いている。>>0
ああ、彼はいつからこの街にいただろう。 いつのまにか住み着き、そして、人を呼び寄せる者と自称している。 神ではないが、神であると。
危害を加えてくることはないから、 そのまま、いつも見ている。 話しかけられたら、相槌は打つ程度の知り合いだ]
(7) 2022/12/26(Mon) 00時頃
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>>5 [街の外、むしろその境界線も怪しいが、 外には、いつも頭上に風花が待っている。 花だが、もう毒素しかでない地面に根ははらない。 そして、風に乗り、漂う。
その生態系、 学者ならわかるかもだが、 フェルゼは学者の立場でそれらを見てはいなかった。 ただ、危険がないわけではない]**
(8) 2022/12/26(Mon) 00時頃
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おぉ―い! 誰かいるー?
[ぴた、べた、 ぴた、 不規則な足音が響く。変な音だ。 そこらで拾った靴は、左右で種類も大きさも違う。 靴なんて高級品を買う金は無いし、 そもそも物を売るほど余裕のある人間も居ない。]
あーあぁ。折角、街を見つけたっていうのにさ。 誰もいないんじゃ、しょうがないじゃんね。 っつっても、壁があるだけマシかな? 体力削っても意味ないし、 ひと眠りしてから、もっかい探すかね……
[よっこら、と蔦まみれの壁に寄りかかって、目を閉じる。 歩き続けた足がじんじんと痛い。 しばらくしていれば眠りが訪れるだろう。]
(9) 2022/12/26(Mon) 00時頃
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[──実のところ、目をつぶるのは嫌いだ。 昔の日々を夢に見るから。 姉さんと小さな宿を切り盛りしていた、 あの懐かしい日々を。 美しい人だった。控えめで、伏し目がちで、 まつげが頬に影を落としていた。いつも。 姉さんは、おれと話す時には 屈んで目線を合わせてくれた。 長い髪の毛がぱらぱらと落ちて ふわふわの指先が掬い上げては耳にかける、 その仕草がいつも眩しかった。]
(10) 2022/12/26(Mon) 00時頃
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「私の小さなマリオ。姉さんを守ってね。 あなたは勇敢で、強い、男の子なんだから」
[ある時から、それが姉さんの口癖になった。 本当に、おれに大人の男の力があったら、 彼女を守れたのに。
目覚めればさみしさに泣きたくなる。 夢が美しく、悲しすぎてやるせない。]
(11) 2022/12/26(Mon) 00時頃
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[はぁ、とため息を一つ。 考えてみれば、この放浪を始めてからは 眠ろうと意識したことはなかった。 いつも、限界まで体力を削っては 倒れこむように気絶するばかりで。 眠るのは諦めて、再び立ち上がった。]
おおーぃ…… だぁーれかぁー……
[ぺた、びた、ぺた、びた。 甲高い声で呼びかけながら、ただ廃墟を歩き続ける。 さて、誰かいただろうか。]**
(12) 2022/12/26(Mon) 00時頃
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/* とっても久しぶりにおれッ娘です。14歳ぐらい。140cm弱。やせっぽち。 両親は早世、姉と二人で宿を切り盛りしていた。ある時姉(リンダチップ予定)が客に性的に搾取される。姉は妹まで犠牲になるのを恐れ、妹の性別を偽らせた。 多分本当の名前はマリとかマリーとかメアリーとか。マリーかな。って考えてるけど俺ッ子っぽい人とか入村したら軽率に設定を変えて純粋なる男の子に変えるつもりです。
(-0) 2022/12/26(Mon) 00時半頃
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[ 歩む足は止まらず、振り返ることもせず。 浅い呼吸を繰り返す。
今宵も、酔いを求め彷徨う。 夢と幻の境で。
流れる星を目で追いかけていた。 **]
(13) 2022/12/26(Mon) 00時半頃
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[―― おばあさまのために、水が欲しかった。
ほんのりと明るい空は、わずかに橙を残していた。 あっという間に日は落ちて、周囲は夕闇に囚われるだろう。 そうしたら、この廃墟の中では身動きが取れなくなってしまう。
―― はやく、泉を、見つけないと。
村の資源はとうに底をついていた。 長老である祖母は、最後の水を求める民へと与えると 飢えて儚くなることを選んだ。
―― せめて最後に、祖母に、水を。
(14) 2022/12/26(Mon) 08時頃
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そこには、綺麗な水が湧く泉があるのだという。
村のために長く尽くしてきた祖母の背中を見て育ってきた。 このように荒廃した世界の中でも 人のために立つことが最も尊いのだと、祖母の背中は語っていた。
父はそれに耐えられないと出て行ってしまったし 反発を覚えたこともあった。
―― おばあ、さま
それでも少女も限界であった。 崩れ落ちかけた壁に凭れ掛かって蹲ると 微睡みながら夜が明けるのを待つ]**
(15) 2022/12/26(Mon) 08時頃
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>>9
[神を名乗る男がよろよろと歩いているのを窓から見ながら、 視界をもっと上、 もやがかかりそんなに見えない少し遠く、
音がした気がする。 それも、怪鳥やきしみ奏草とは違う、 温かいところから発せられた、
まるで、人のような]
カミ様の声じゃないな。
[さあ、ならば、様子を見に行こうか]
(16) 2022/12/26(Mon) 09時半頃
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>>12>>15
[このラメトリーは、そこまで大きな街ではない。 されど、小さな声は聞き逃すことも今までは多かった。 けれど、段々とその命が消えていけば、 その身体を乗っ取った人花や美人草が時に声を反射させる。
>>15 まだ、街に到着していなければ、見つけられないが、 >>6 水の煌めき、見えたものが寄れば、 ゆるり、そのすっかり色素を失った白い眸、 彼らを探し出すか、もしくは、みつかるか]
(17) 2022/12/26(Mon) 09時半頃
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[ 息を吐く。
少しずつ苦しくなり、心臓が騒ぐ。 うるさいその音から逃げるように。
また、息を吸う。
肺が汚染された空気で満たされる。 今日も変わらない一日だ。 ]
次はどこ行くかな
[ 血の匂いと、心臓の音が途切れる瞬間。
ぱんっ――
軽い音と共に、また穢れた匂いが広がる。 やはり、今日も変わらぬ一日だ。 ]
(18) 2022/12/26(Mon) 09時半頃
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[ ――それは、一種の狂気だったのだろう。
我が一族は酒造りの一族だった。 酒に魅入られ、酒に酔いしれ続けた愚か者。 我らの悲願はただ一つ、神の酒を造ること。
ただ一つの極上。 神をも愛した一品をこの手で。
そのために人生を捧げ、次に受け継いだ。 そうして生まれたのが僕だった。 ]
(19) 2022/12/26(Mon) 09時半頃
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[ 幼い頃は酒という物が嫌いだった。 祖父も父も、周りの大人も酒を愛し、生きていた。 その部分を幼いながらも感じ取り、 悪く言えば父を酒に取られたように感じ嫉妬していた。
それが関心に変わったのは、やはり神の酒造りだろう。 粗末で安価な酒を売り、儲けた資金で造り上げた酒。
それを飲んだ時に僕の進む道はこれなんだと思った。 魔法のように、心を奪われた。
それ以来酒を造り続けて来た。 一族が滅んでも、この身が獣へ堕ちようとも。 ただ一つの夢のため。 ]
次は良い酒が造れればいいんだけど
[ 不安を隠すように、酒を飲んだ。 *]
(20) 2022/12/26(Mon) 09時半頃
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―― 廃墟の街 ――
[ ラメトリーと呼ばれた場所を訪れたのは透明な水が湧いているという噂を聞いたからだった。 ここに来るまでにも怪物だらけの世界を歩いてきた。 もう慣れてはいるが、やはり移動は命の危険を伴う。 けれどこの街には比較的怪物が少ないよう見えた。 ]
活動の拠点に使える場所があればいいんだけど 酒場とか形を保って残ってないかな
[ 透明な水よりも、酒。 我ながら狂っているとは思うけれど、それこそが正常だった。
荷物を持ち直し、歩きだす。 もしかしたら誰かいるかもしれない。 願わくば、その人物が後のない人物でなければ助かるという物だが。 *]
(21) 2022/12/26(Mon) 09時半頃
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ツッーーキュオーーーーン
[ふと、どこかで、エンジェルシイラが鳴く。 鳥のような、鉄の駆動音のような、 いすれにしても、 私には、シイラの声は、 とても甘えてるように聞こえて]
(22) 2022/12/26(Mon) 09時半頃
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>>21
どうした? 異質な匂いでもするのかい?
[エンジェルシイラは、来訪者が大好きだ。 とくに、何かある、モノが来た時、喜ぶ]
どっち?
[見上げれば、 上空、シイラが飛翔する方面に足を向けて。
ほどなく、その亜爾筒保児の匂いに、 存在を認知するだろう]
(23) 2022/12/26(Mon) 10時頃
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あれか。
[そして、荷物を抱え、歩く人影を見れば、 少し笑んで、存在に近づく]
いらっしゃい、ようこそ、ラメトリーへ。 彼方も水を探しに来たのですか?
[これは、ここにいる私の仕事だと思う。 水を求めるものを導く、 儚い一本の蝋燭のような、案内人。 そう、思っているから]*
(24) 2022/12/26(Mon) 10時頃
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|
[ それは怪物だった。 上空、空高く翔ける何か。
今までの怪物ならばすぐにでも襲ってくる。 けれど今回は見ているだけ、それこそ何かを呼んでいるように鳴いているように見えた。 ]
ふむ、あいつがいるからここは比較的安全なのか? とりあえず被害がないのなら探索続けるか
[ あまり大きくない街だから今日中に探すことはできそうだと目測を立てていると青年に声を掛けられた>>24。 気配は感じていたが、無警戒に話しかけてくるとは思っていなかった。
それに違和感を感じたのは荒れ果てた世界を見て来たからだろう。 ]
(25) 2022/12/26(Mon) 10時頃
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そうなんですよ〜 お兄さんはどうしてここにいるんですか?
[ 幼い容姿を生かして、子供のように答える。 今の時代を生きる処世術のような物だ。
善良な人物ならそれで助けてくれるし、悪意を持った人物でも油断してくれる。 そうすれば生き残れる、生きて酒が造れるのだから。 ]
もしこの場所に詳しいなら案内して欲しいな〜って
[ そういえばあの怪物はどこに行ったのだろう。 鳴き声は聞こえなくなっていた。 *]
(26) 2022/12/26(Mon) 10時頃
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|
>>26
こんにちは 私は、フェルゼ。 この街の水先案内人です。
[どこへの?]
水なら、こちらですよ。
[それは、不思議にも見えたかもしれない。 全くの無防備に、話しかけ、 不用意に背中を見せる。
線の細さからも、 この世界では、なぜ、生きていられるのだろう。 と思われるような容姿だからだ]
(27) 2022/12/26(Mon) 11時頃
|
|
[上空、エンジェルシイラは、いつのまにか姿を消していた]
私がわかることなら、 ご案内しますよ。*
(28) 2022/12/26(Mon) 11時頃
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[おおい、おぉい、と呼びかける声は 廃墟ではやけに大きく反響する。 長い通路を吹き抜ける風に紛れて 時折その辺の顔見たいな草が おれの声を拾っては真似したりして>>17 何だか嫌な気持ち。]
会いたいのはさぁー、 人間なんだよなぁ。
[やめちゃおうかな、声出すの。疲れるし。 そんなことを考え始めた時、 蔦の根っこみたいな影が 少し動いた気がした。……人だ。]
(29) 2022/12/26(Mon) 12時半頃
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|
……おぉーい。お姉ちゃん、生きてる?
[豊かな黒髪の人だ。>>15 具合悪そうにうずくまっている。 覗き込んで彼女の口の前に手を当てると まだ確かに息があった。
ほっと安堵の息を吐くと ぺちぺちと、その頬を軽くはたいてみたり。 こうすればお姉ちゃん、気がつくかな?]**
(30) 2022/12/26(Mon) 12時半頃
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|
[もう、どのくらい歩いただろうか。
崩れかけた廃墟の城に辿り着いた時、 男の体力は既に尽き欠けていた。 深緑の蔦が這う柱に大きな体を預けると、 ズルズルとその場に座り込む。 これ以上は、歩けそうにない。
水。 水があれば───]
(31) 2022/12/26(Mon) 14時頃
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[薄れゆく意識の中で、 どこか広い屋敷の中庭にいる夢を見ていた。
快活そうな巻き毛の女性が 遠くから彼の名前を呼びながら、 笑顔で駆け寄ってくる幻影が見える。
ああ、お嬢様。 無事だったんですね。
お会いしたかった─── ]
(32) 2022/12/26(Mon) 14時半頃
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|
[遠目に見える彼女に手を伸ばそうと、 うっすら微笑んだ時、 大きな眩暈とともに辺りが真っ暗になる。]
お嬢さ…
[中庭から微かに聞こえる、水の流れる音、 それに気付いたか気付かなかったか、 そのままがくりと男の意識は落ちた。]**
(33) 2022/12/26(Mon) 14時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2022/12/26(Mon) 14時半頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/26(Mon) 16時半頃
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/* しばらく中身発言はしないでおこうと思ったけれど、 iPadとか iPhoneでの入力が慣れてなくて、ちょっとテスト。 ≫9 >>9 リンクどっち?てなっている・・・ 最後の村はガラケー持ってた頃かもしれないcunnonです、ごきげんよう。
(-1) 2022/12/26(Mon) 16時半頃
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/* 記号の見え方がわかってない系です・・・ >>8 こっちね。。。
(-2) 2022/12/26(Mon) 16時半頃
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/* あわわ、ラルフお兄ちゃんも倒れてる
お姉ちゃん子としてロイエお姉ちゃんとことも迷ったけど、まだ着いてないってことだったので行かなかった
(-3) 2022/12/26(Mon) 17時頃
|
|
ひと の、こえ・・・?
[けほ、と小さく咳払いをして、何かを抱えるように身を潜める。 子どもの声、だろうか。 >>9 妹以外の声を聞いたのは久々かもしれない。]
どうしよう
[腕に力がこもる。 子供ならばーーしかし人間とは限らない。 迷う間に、声は遠ざかる。 >>12]
これで、いい。
[きっと、きっとそう。 全ては導き。 だって、水の煌めきはまだそこにある。 見間違いではないようだから。]
(34) 2022/12/26(Mon) 17時半頃
|
|
[近くまで寄って見下ろせば、薄く広く地面を濡らしている。 それは自然とそこにあるものか,どこかからこぼれたものなのか。
しゃがみ込み、指で触れると、さらりとしていた。 にごってもいない。 ーー綺麗だ。]
どこからこんな、
[出どころを求めて立ち上がる。 気がはやったせいで立ちくらみがしたけれど、倒れることはなく。]
ーーッ
[幽鬼と見紛うような、ひと。 >>26 遠目に幻覚でも見ているのではないかと思うほど、きれいな人がいた。 まだこちらに気づいていないようだから、立ち去ることもできるがーー]
(35) 2022/12/26(Mon) 17時半頃
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|
ひっ
[突然の音に声が出る。 >>22 咄嗟に壁の後ろに隠れたけれど、上空を見れば怪鳥が飛んで行くのが見えた。隠れても、意味がなさそうなソレが遠ざかるのに、安堵の息を吐く。 大きく息を吸い込んだせいで、けほ、と咳がもれた]
(36) 2022/12/26(Mon) 17時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/26(Mon) 17時半頃
|
/* 早速リンクミスしてしまった。。。 iPhoneさんの、発言ナンバーが薄くてみえませんorz 設定かなあ。。。
(-4) 2022/12/26(Mon) 17時半頃
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[ひとまず離れようと後退したところで、何かにつまづいた]
うゎ、
[ずしゃ、と音を立てて尻餅をついた。]
イタタ・・・ また、ひと・・・?
[ここに、人が集まっているのか 子供の声、幽鬼のような人、今ここで倒れている人。>>33 それだけでも3人だ。]
アタリ、なのかな。
[生命の導き。
噂しか知らない、世界がこうなる前に聞いていた場所。 眉唾ものだと思いながら、縋るものがそれしかなかった。]
(37) 2022/12/26(Mon) 17時半頃
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[綺麗な水が、先程見た噴水から湧いているのなら。 ごくり、と唾を飲み、それから足元の青年を見やる。]
でもこのひと、今にも死にそう。
[放っておくこともできる。赤の他人だ。 目覚めたこの人が、安全な人とは限らないのだから。 でも。
ためらいながら、泉の方へとそろりと近づく。 話し声が聴こえて>>26>>27、案内人だという人の背に、聞こえるような聴こえないような小さな声で断りをいれる。]
この水を少し、いただきますね・・・
[お伺いを立てるではなく、そう口にするだけ]
(38) 2022/12/26(Mon) 18時頃
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|
[手で掬って、こくり、とひとくち]
水だ・・・
[綺麗な水。 ポロポロと。涙が出てきた。 もっと早く、2人でここに来られていたら。]
何か、器になる物・・・
[陶器の破片のようなものを見つけて、その凹みに引っ掛けるように少量の水を汲む。]
私にできることは、これだけだから
[青年の口の端から、湿らすようにごく少量を流し込む。 喉がすこし動いたことを確認すると、そっと立ち上がる。 目が覚める前に、と。]**
(39) 2022/12/26(Mon) 18時頃
|
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/26(Mon) 18時頃
フェルゼは、>>36 声に振り返った。
2022/12/26(Mon) 18時頃
|
[泉の近く、 知らぬ間に存在が増えていた。 ああ、だから、シイラは嬉しそうなのか。 >>26その人をまずは水場に案内しつつ、 >>38>>39 水による女を見やった]
――ここの水は誰のものでもありません。
[そして女がか細い手で水を掬い口に含んでから、 眼に光を湛えたのをみつめた。
それから、倒れていた男に水を運ぶ様子を見る]
(パルックは本当に神なのか?)
[そんなことをふと過ぎらせながらも]
(40) 2022/12/26(Mon) 18時半頃
|
|
>>39
[倒れている男の意識は戻ったか。 彼が目覚める前に離れようとする女に、話しかける]
――優しい人ですね。貴女は。 そういう人、久しぶりです。
[そして、倒れている男の元に向かう。 額に手の甲を当て、具合を確かめた]*
(41) 2022/12/26(Mon) 18時半頃
|
|
/*
人が来てくれてよかった。 もう、十分だとかすごく思ってる。 4日で終わってもいいじゃない!正月はこえれるから!
(-5) 2022/12/26(Mon) 19時頃
|
|
へぇ〜、水先案内人ですか? それなら詳しそうですねぇ
[ 水先案内人と言うのならば、きっとこの街にも詳しく、安全に辿り着くことができるのだろう。 それこそ、彼のような人物が怪我も無く生きているという時点で裏付けできている真実だ。
最も、彼が人であるならばの話だが。 ]
じゃあ〜案内お願いします〜 あっ、私の名前はミタシュ しばらくこの街にいるつもりなのでよろしくお願いしますね、フェルゼさん
[ 警戒は解いていない、解くつもりもない。 けれど、それ故に大きな魚を逃がすつもりなどない。 生きることなど簡単にできるのだから。 ]
(42) 2022/12/26(Mon) 19時半頃
|
|
なら、後で酒場だった場所とか案内してもらないですかね? 活動の拠点にできればな〜って
[ 会話のキャッチボールというものをしながら彼の後をついて行った。 その足取りは確かに、まっすぐだったように見えた。 *]
(43) 2022/12/26(Mon) 19時半頃
|
|
―― かつて「生命の導き」と呼ばれた噴水 ――
……ふむ、なるほど?
[ 誰にも聞こえないであろう小さな呟きをこぼした。 清い水が湧くという噂の真実性、そして丁度この時に人々が集まっている違和感。 疑問は尽きないが、確かに善良の人もいるのだろうとその行為>>39を眺めた。]
(44) 2022/12/26(Mon) 19時半頃
|
|
そうですねぇ〜 こんな時に他人のために少しでも行動できるのはすごいです
[ フェルゼについてきていたから、彼と同じ状況>>41を見ていた。 荷物から空の酒瓶を取り出して噴水から水を掬う。 これで倒れている彼>>33に簡単に飲ませることができるだろう。 ]
見た感じ脱水症状? あとは栄養失調もありそうでしょうね まぁ、水を飲ませれば少しは元気になりそうかな
[ 旅をしてきた都合上医学という物を片手間ではあるが齧ったことがあった。 本格的なことはできないが、簡単な診察程度ならできる。
額に手を当て具合を確かめているフェルゼ>>41の横で倒れている彼の口元に水の入った酒瓶を近づけた。 *]
(45) 2022/12/26(Mon) 19時半頃
|
|
[夢を見ていた。 一度だけ、軽い流行り病で高熱を出し、 使用人部屋で眠っていた夜のこと。
その人は、静かに部屋にやってきて 熱を放つ男の額に手をあてた。]
──まあ、ひどい熱……──
[小鳥のような彼女の声と、 額に当てられたつめたい手の感触だけが 朦朧とした意識の中、 霧の向こうにある灯台のように 男の心を照らしていた。]
(46) 2022/12/26(Mon) 20時頃
|
|
お、嬢……
[額に当てられた、冷たい手の平の感触に 思わず声が漏れる。]>>41
……
………
[まず、自分の声が出たことに驚いて、眼を開けた。
額に添えられている手、の持ち主──やけに真っ白な青年──の姿を視認すると、 キョトンとした顔で数秒見つめる。
続けて、その青年の横で、 何か液体の入った瓶を飲ませようとしている子供と目が合った。]>>45
(47) 2022/12/26(Mon) 20時頃
|
|
えっ
何????
[状況が呑み込めず、思わずその場で後ずさりしようとして 後ろの柱に強めに頭をぶつける。]
痛ぇっ!!!
[他の二人が笑ったかどうかは知らない。 ひとしきり後頭部をさすりながら、 自分の喉に潤いが戻っていることに気が付いた。]
──あぁ…、 もしかして、あんたたちが水を飲ませてくれた……のか?
[喉をわずかに潤している水は、 別の人物が与えてくれたものだったが>>39 男には知る術もなく。]
(48) 2022/12/26(Mon) 20時頃
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ラルフは、頭をさすりながら目の前の二人を交互に見つめた。**
2022/12/26(Mon) 20時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2022/12/26(Mon) 20時頃
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[微睡みの中、夢を見ていた。 優しい夢だった。
『ここがこんなに美しいのは、あなたがお世話してくれているからなのね』
見上げた先に、穏やかな瞳があった。 幼いころの、そんな夢。]
(49) 2022/12/26(Mon) 20時半頃
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[頬になにかがあたる気配にはっと顔をあげた。
一瞬、どこにいるのか思い出せずに、視線は宙を彷徨い 黄昏に目が慣れれば、水を求めてこの廃墟――ラメトリーまでやってきたのだと思い出す。]
(50) 2022/12/26(Mon) 20時半頃
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[そして、目の前に誰かがいることに気づき、反射的に身を竦める。
―― あんなに言われていたのに、油断して眠りこけるなんて
半分顔を隠すように両手で口元を覆うのは彼女の癖だ。]
・・・あなたは?
[その誰かが、そばかすのある少年だと気がついて、少しだけ身体の力を抜く。 彼は本物の人間だろうか。それとも、儚くなった人の身を借りている何か? >>17 ]
(51) 2022/12/26(Mon) 20時半頃
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フェルゼは、ラルフにはふふふ、と笑った。
2022/12/26(Mon) 20時半頃
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[未だ警戒の色を浮かべた瞳で、少年を見やれば 足元はちぐはぐな靴を履いていて >>9 ここまでこどもの足で歩いてきたのだろうか。 彼の困難を思い、ようやく警戒を解き]
起こしてくれたのね。 びっくりしてごめんなさい、私はマーゴといいます。
[かすれた声で、自己紹介を]*
(52) 2022/12/26(Mon) 20時半頃
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>>42>>43
ええ、この街のことはよくわかります。 歓迎しますよ。ミタシユさん。 (ただ、長くいる、といいながら いつのまにかヒトは存在を消すのだけど)
酒場ですか。 酒場だったあとはありますが、私がみるところ、 中は荒らされて何もなかったように思います。
ただ、酒が欲しいのであれば、 この城の地下にワインセラーがあるようです。 私は飲まないので、価値はわかりませんが、 ただ、なかなか城内に立ち入りは、 特に、地下は 危険な場所や存在がいる場合もあるので、
多分、そう荒らされてはいないんじゃないかな。
(53) 2022/12/26(Mon) 20時半頃
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>>45
[そして、ミタシユとやってきた泉の傍、 倒れた男に水を与え、引く女の代わりに額に手の甲を当てた時、 ミタシユの診断にふと視線を向けた]
あなたは、医学の知識があるのですか?
(54) 2022/12/26(Mon) 20時半頃
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>>47>>48
[と、聞いた時、男が目を開ける。 一瞬漏れた、言葉にやや目をぱちくりさせたが、 そのあとの慌てる様子には笑みを浮かべた]
思ったより元気そうですね。 ああ、でも、水を飲んだからかな。
[そして、水を飲ませてくれたのか、の問いに、 白い眸の視線、すうっと、先ほどの女に流す]
あなたを助けたのはあの方ですよ。 倒れていたあなたに水を飲ませていました。
[女の様子はどうだったか]
(55) 2022/12/26(Mon) 20時半頃
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フェルゼは、そこにいる者には、城内にも行けること教えた。(ただし、危険かもとも)**
2022/12/26(Mon) 21時頃
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ごめんなさい。 間違えて「ランダム」で入ってしまっています。 「村人」にしたつもりだったのですが…。 トラブルがあったら申し訳ないです。
(-6) 2022/12/26(Mon) 21時頃
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長老の孫 マーゴがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(長老の孫 マーゴは村を出ました)
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/* あわてんぼうでした。ごめんなさい *
(56) 2022/12/26(Mon) 21時半頃
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>>53
ワインセラーがあるんですか!?
[ 確かに跡地にしては綺麗に残る場所だと思っていた。 しかしながら酒は嗜好品に分類され、水の代わりにすらなる物だったために、今まで行った場所のほとんどでは残っていなかった。 そういう意味では彼の語る地下の危険な場所や存在があるというのが効いているのだろう。
罠に関してならば慣れている、が完全とは言えない。 深入りしないほどに後ほど潜ることにしようと考えた。 ]
(57) 2022/12/26(Mon) 21時半頃
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医学の知識と言っても少しだけですよ 旅の途中で少し学んだだけなので
[ 問われたことに>>54困ったように笑う。 完璧なことは何もできないし、知識も多少詳しい人物から聞いたぐらいだ。 ]
病気の治療とかは流石にできないんですよねぇ
[ できるものならしたいものだけど。 自分にはもう必要のなくなった物を学ぶ気にはなれなかった。 ]
(58) 2022/12/26(Mon) 21時半頃
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おっ、目覚めましましたねぇ
[ 目を覚ました彼>>47>>48の様子を見ながら、大丈夫そうだと一安心した。 ]
彼の言う通りですよ、私は水瓶を用意しただけなので まだ多分喉乾いてると思うので、どうぞ使ってください
[ そう言って彼に飲ませようとした瓶を手渡した。 *]
(59) 2022/12/26(Mon) 21時半頃
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[ぺちんぺちんと無遠慮に頬をはたけば お姉ちゃんははっと目覚めて顔を隠した。>>51 それでも、広くて丸い、綺麗なおでこは丸見えだ。]
おれ? おれはマリオ。 お姉ちゃんは?
[と答えたけど、何が怖いのか、 お姉ちゃんは怯えていたから ニッと人懐っこく笑った。]
そんなに怖がらなくても大丈夫だよ。 ちびでやせっぽちなおれなんか 力でお姉ちゃんに敵いっこない。 ひっぱたかれたら一発でダウンだ。
[裏を返せば、力仕事ができるわけでもなし、 大して役には立てないのだけど。]
(60) 2022/12/26(Mon) 21時半頃
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[お姉ちゃんの表情が、緩んだ。>>52 その声はまだかすれている。 これだけ空気が乾いていれば当然だ。]
ふーん。マーゴお姉ちゃん。 お姉ちゃんも水の噂を聞いてきたの? 一人? 家族は死んじゃった?
[と、言いながら手を差し延べて 立つように促してみた。 おれの力じゃ運べないから お姉ちゃんの足で歩いてもらわなきゃいけない。 歩けないなら、見捨てるしかない。 かつて、姉さんにそうしたように。]**
(61) 2022/12/26(Mon) 21時半頃
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[離れようとした矢先にかけられた声に、びくりと振り向く。>>41 驚いただけで、不思議と怖いとは思わなかった。 凪いだ声。 穏やかな雰囲気。 この綺麗な人からは、ギラギラしたものを感じない。]
・・・優しいのは、貴方です。 きっと。
[このまま見殺しにするのは後味が悪いから。 そんなエゴに満ちたもの。 彼のように、その後の具合を見たりはしない。 自分の“シンセツ”は、いつも中途半端だ。 その後ろから顔を覗かせた獣人・・・なのだろうか。 自分よりよほど頼りになりそうな子供がテキパキと診察を始め、水の満たされた瓶を寄せることに安堵する。]
これでもう、安心ですね・・・
[だれが。 こんな環境で、一体何が安心なのかわからないけど、彼が今ここで干からびて死ぬことはない。 自分の目の前で野垂れ死ぬ人を見ることはない、と。]
(62) 2022/12/26(Mon) 22時頃
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[役目を終えたとばかりに一歩下がったところで、青年は起きた。 ゴッと、なかなかの音を響かせて。 強かに後頭部を打ちつけた瞬間には、自身も呼応するように小さく「いたっ」と声が漏れた。
青年が2人に問いかけているのを見ながら、これでいい、と思う。 自分の半端な行いが気づかれることがないのはいつもの光景だ。 そして、それを当然の如く受け入れている。
だから、自分を指し示すこと>>55>>59に、きょとりと数度瞬いた。]
あの、わたし、は べつに ・・ただ、近くに 綺麗な水があったから
[あわててしまった。 あの人だよ、とわざわざ言う人はいないから。 多くは本当に気づかれないからだが、敏い者は、自分にとって都合の良い誤解を否定もしない。
困ったように視線を彷徨わせると、 きゅ、と後方に出した左手に力を入れる。]
(63) 2022/12/26(Mon) 22時頃
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ロイエです。
もしも求めるものが同じで、ここに導かれてきたのなら。 しばらくは、顔を合わせることになると思う、から。
[おもむろに名乗り、フェルゼへ街の情報に例を述べると手を引くようにして噴水のそばへと戻る]**
(64) 2022/12/26(Mon) 22時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/26(Mon) 22時頃
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[人懐こい笑顔に、ようやくマリオと名乗った少年が人間だという実感が持てた。 見れば小柄で痩せた彼だ。 確かに彼の言う通り、本気を出せば 自分の方が強いのだろうと思う。 ようやく大きく息を吐きだせば、己のかすれた声に気づき、んん、と喉の調子を整えようとした。]
こんにちは、マリオ。 ええ、水があるって聞いて。
一人よ。家族、は遠くに。 ええ、死んでしまった人もいるし、 もうじき死んでしまう人もいるわ。
[ ―― せめて亡くなる前に清浄な水を、と思ったけれど ここにたどり着くまでに、時間がかかりすぎてしまった。 それに―― おそらくもう戻るだけの体力は自分には残されていないだろう。]
(65) 2022/12/26(Mon) 22時頃
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[それでも、差し出された手につかまって立ちあがったのは 僅かな可能性に賭けたからだ。自分の身体が動く限り、前に進まなくてはならない。
耳をすませば、かすかに水音が聞こえるような気がして 顔をむければ、わずかに光るようなものが見える気がする。
祈るような気持ちで、あっちじゃないかしら?と、指で示してみせると、手を引くようにして歩き出そうと] *
(66) 2022/12/26(Mon) 22時頃
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”お姉ちゃん、ごめんね。“
[死ぬ間際まで、私を気にかけていたレニ。 優しいレニ。 見せかけの私とは違って、本当に優しい子だった。
あの日、呼び声に反応して、運悪く出くわした獣に襲われた。 もう、助からない、と互いに悟った。]
大丈夫よ、レニ・・・ きっと、きっと助けがくるから
[くるわけがない。 あの呼び声も、人ではなかったのだから。]
(-7) 2022/12/26(Mon) 22時半頃
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[私の涙を拭うように伸ばされたレニの手は、しかし届かずに。 にっこり笑って、お水が飲みたい、と言った。 満足するまで、こっくんこっくん、飲みたいと。 もう助からないと、彼女自身も気づいているのだ。
水分の維持程度に極力抑えていたこの汚れた水をお腹いっぱい飲めばどうなるのかは、簡単に想像できた。
ごくごくと、喉を鳴らすレニを安心させるために微笑む。 あー、おいしかった、と幸せそうに笑ってから]
”ひとりにして、ごめんね“ ”お姉ちゃんは、生きて“
[殺させて、ごめんーー と、そう囁いて、逝ったのだ。]**
(-8) 2022/12/26(Mon) 22時半頃
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『あなたを助けてくれたのはあの方ですよ』>>55
[あの方、の音を発する時、白い青年が視線を送った先に もうひとり、消え入りそうな佇まいの女性が居た。
傍らの子供に手渡された瓶を反射的に受け取りながら、>>59 やや遠くにいる女性に聞こえるよう声をかける。]
──あんただったのか、有難う。 水を貰ったお陰かな。久しぶりに声が出てる。
[彼女の反応を見て、>>63 男はへらりと安心させるように微笑んだ。]
(67) 2022/12/26(Mon) 23時頃
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[名を名乗ったロイエに続くようにこたえる。]
俺はラルフ。
[それから受け取った酒瓶をしげしげ眺めて、 ──これ、水か? …酒? と聞きながら、猫を撫でるような気安さで 傍らの子供の耳つき頭をなでようと手を伸ばした。]
(68) 2022/12/26(Mon) 23時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2022/12/26(Mon) 23時半頃
ラルフは、フェルゼから城の内部の様子を聞いて思案している。**
2022/12/27(Tue) 00時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2022/12/27(Tue) 00時半頃
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[ 不安?いや、根深い後悔と自責の念とかその辺りなのだろうか。 離れようとした彼女の様子>>62を見ながら、やはりその心は善性なのだと感じていた。 ]
そうですねぇ、一時的には安心できると思いますよ お姉さんが居なければこのお兄さんも死んでたかもしれないですねぇ
[ この先のことは知らないが、今は助かったと言えば彼女の安堵も確実なものとなるだろうか。 そこらへんは興味もないし、僕にとってもわからないこと。 というかこのあと倒れている彼がどうなっていようが知ったこっちゃないというのが本音なのだから、出たセリフも適当だと言うもの。
まあ、一つの善にちょっとした福があってもいいだろう。 ]
このお兄さんが助かったのはお姉さんのおかけですよ
[ その言葉に意味があったのかなんて僕にはわからないことだ。 ]
(69) 2022/12/27(Tue) 02時半頃
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私はミタシュ 私もしばらくはこの地にいるつもりですのでよろしくお願いしますね
[ 二人の名乗り>>64>>68を聞いて、続けるように名乗った。 フェルゼは自分で名乗るだろうと考え、自分は思考を回した。
二人の様子を見て水を求めて訪れたことはわかる。 そしてどうころんだとしてもしばらくはこの街に滞在せねばならないことも、理解している。 しかしながら二人共追い詰められた極限状態の人には見れなかった。 生にしがみつき、他人を蹴落とす怪物のようになった化け物達とは違うようだ。
ならばここは何もしないが正解なのだろう。 善良な関係を、ただの一人の人であると。 ]
(70) 2022/12/27(Tue) 02時半頃
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酒の入ってた瓶ですよ 今は清い水しか入ってませんけどね
[ 酒瓶に関心を寄せるラルフ>>68そう答えた。 中に入っていたのは本当に酒だ。 『普通の』とは言ってないが、人には人畜無害だろうし問題ないだろう。
……こういうところが僕が壊れているということなのだろう。 そう思考した。 ]
あー……まあ、触ってもいいですけど耳はなるべく触れないでくださいね、敏感なので。
[ 現状を考えると我慢すべきなのだろう。 関係を険悪にさせることもないし、彼に僕を害する気力がそこまで残ってないように見えている。
ならばと、頭を差し出した。 撫でるくらいならば許そう。 **]
(71) 2022/12/27(Tue) 02時半頃
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[マーゴお姉ちゃんは長いこと旅をしてきたのか 綺麗な髪も、額も、たぶん喉の奥までも 土埃にまみれていた。 けれど言葉は上品で、女の人らしく柔らかい。>>65 『良いところのお嬢さん』なのかな。 そうであれば、旅は尚更キツかっただろうな。 彼女の言う家族が、旅の途中で力尽きたのか 故郷に置いてきたのかは分からないけれど。]
そっか。マーゴお姉ちゃんも苦労したんだなぁ。
[みーんな苦労人ばっかりだ。 死んじゃった人、死んでいく人。 遠くを思うような目を伺い見た。 お姉ちゃんは何を背負うんだろう。]
(72) 2022/12/27(Tue) 06時頃
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おれの近くの村も滅びちゃった。 可哀想だったよ。化け物にも強盗にも襲われて。 でも、仕方ないよな。 水が駄目になって、生き物もおかしくなったのは、 どこも同じだもん。 ここに来れただけ、おれもお姉ちゃんも運がいいや。
[お姉ちゃんは自分の足で立ち上がったから 嬉しくて、笑顔になった。 良かった。見捨てたら、後味悪いし。]
(73) 2022/12/27(Tue) 06時頃
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[彼女はしばらく辺りを伺うと 一つの方向を指で指し示した。>>66 つられてそちらを見ると、 昏い廃墟の先に、ちらちらと光が反射している。 耳を澄ませば、水音も聞こえてきて 思わず喉を鳴らした。 水が足りないのは、おれも同じだ。
繋いだ手は大きくて、 何より死体と違って柔らかくて、安心する。 ぴた、べた、と歩みを進めながら 祈るように囁いた。]
もしも、綺麗な水があるならさ。 ここなら、みんな生きていけるのかな……
[人が集まって、力を合わせられれば。]
(74) 2022/12/27(Tue) 06時頃
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[歩みを進めれば、水場に着いただろうか。 もしかすると、先客達にも会えたかもしれない。]**
(75) 2022/12/27(Tue) 06時頃
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/* イメージは十二国記の清秀とか楽俊とか。善良で愛嬌があるし、頭もいいけど、無遠慮。 作中では好意的な扱いされてるし私も好き。けど実際いたら煙たがられそうだよね。
(-9) 2022/12/27(Tue) 06時半頃
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[労わる声に、少年の善性を感じた。>>72 問われるままに、旅には一人で出たことを語る。自分のしてきたことなど苦労の内には入るだろうか。家族に、村に守られて身の危険も知らずにここまで育ってしまった。ひとたび村を出た後に身に降りかかったことなど、些細な事とは言い難いが、けれども人々の重ねてきた苦難に比べれば]
そうね、みんな大変な思いをしてるのだもの。 人に遭えただけ、私たち幸運だったわ。
(76) 2022/12/27(Tue) 10時半頃
|
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・・・そう、それはーー
[近隣の村が襲われたのだと聞けば、>>73 怖かったわねと応えようとして、眉を寄せ。どう言えればよいのだろうか。
得体のしれない生き物たちが勢力を増すにつれ、襲われる村も滅ぶ村もまた増えた。よくあること、ではあるが、しかし1つひとつの村に多くの人々とその家族がいるのだ。
その恐怖と家族と引き離された痛みを思えば、言葉ななかかなかでなかった。
聞かれれば、村にいる間に化け物に襲われて亡くなった母や妹のことも語ったかもしれない。
内容は明るいものではないものの、久々に聞いた人の声は心地いい。特にそれが小さなこどものものなら。握ったままの小さな手の温もりに、またもや幼かった日のことを思い出す。]
(77) 2022/12/27(Tue) 11時頃
|
|
[祖母は家族を失ったこどもたちのための場所を敷地の一角に設けていたから、その手伝いをするのが常だった。人のために何かをするのが善いことなのだと信じていたから。
手伝いをするのは、2つ年下の妹と一緒のことが多かった。 内気な自分とは異なり、快活な妹はいつも人々の注目の的だった。
―― だから、あの人も
思い出したくないことまで溢れだしそうになり、マーゴは記憶に蓋をする]
(78) 2022/12/27(Tue) 11時頃
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そうね。力を合わせられれば、きっと。
[錆びたような色の空の下、草をかき分け、獣道という程でもない微かに踏みしめられた跡を進めば、ふと開けた場に辿りついた。
その中心にそれはあった。
噴水を湛えた大きな泉とー―数名の男女。 娘は目を見張る。
こんなにたくさん、まだ生きている人がいるなんて。
その瞳に、一瞬警戒の色が走る。 水を巡る多くの醜い争いを見てきた。
けれども彼らは水を巡って険悪な雰囲気を醸し出しているわけでもない。
ここは、そんなに豊かに水が残されているのだろうか。]
(79) 2022/12/27(Tue) 11時頃
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[先程の、祈るようなマリオの囁きを思い出す。 >>74
―― ここなら、みんな、生きていられる?
そうね、力を合わせられるなら、きっと。
唇をきゅっと結ぶと、マリオの手を引いたまま、噴水へと数歩近寄り、声を掛ける]
こんにちは。私たちも、水をいただいてもいいですか?
*
(80) 2022/12/27(Tue) 11時頃
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[マーゴお姉ちゃんは、話しかければ 歩きながら話をしてくれた。 一人で旅をしてきたことも。>>76 お姉ちゃんの村に出た化け物のことや、 犠牲になった家族のことも。>>77 語る過去は悲しかったけれど ぽつ、ぽつと降ってくる言葉は 雨みたいで気持ち良い。
何より、マーゴお姉ちゃんは、 そんなこと、子供は聞かなくていい、 ってごまかさなかった。]
(81) 2022/12/27(Tue) 15時頃
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[大人はすぐに嘘をつく。 それがあなたのためだから、って 大事なことも隠そうとする。 結局、答えたくないだけなんだ。 子供の隠し事は咎めるくせにさ。
姉さんも、よく嘘をついた。 守られるばかりの歯がゆさなんか きっと姉さんには分からないんだ。 そのくせ、余裕がない時は八つ当たりして かと思えば泣きながら謝ってきたりして 結局、おれを嘘で包んだまま、死んじゃった。
そんなに苦しかったなら、耐えないで もっと頼ってほしかったな。 姉さんが思っているよりも、 ずっといろんなことに気づいていたんだしさ。]
(82) 2022/12/27(Tue) 15時頃
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[例えば今だって。 近くの村が襲われたことを話したら マーゴお姉ちゃんが困った顔をしたのとか>>77。 きっと、なんて慰めればいいか分からなくて 困っちゃったんだろうな。 別に、そばにいてくれるだけで おれは嬉しいんだけど。
それに、水を求めて歩く道すがら 時々、何かを思い出しているのとか>>78。 大人って、よくそういう顔をする。 おれみたいな子供を見ていると 自分が子供の時のことを思い出したり 来てもいないおれの将来を想像したり。 子供から昔と未来を見るのが得意なくせに、 今を見るのがヘタクソなんだ。]
(83) 2022/12/27(Tue) 15時頃
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[だけど、そういうことを考えている時 懐かしそうな、楽しそうな、さみしそうな ──いろんな心が入り混じった顔をする。 正直おれは居心地が悪いけど 大人にとっては大切な時間なんだろう。 だからおれは、何にも気づいてないふりをして 近づくにつれて強くなる水の匂いとか、 綺麗な水で、どんな街をつくりたいかとか、 そんなことを全部口に出しながら 殊更はしゃいでみせるんだ。 まぁ、もしかしたらマーゴお姉ちゃんは 「何考えてるの?」って聞いたら、 教えてくれたのかもしれないけど。]
(84) 2022/12/27(Tue) 15時頃
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[そうこうしているうちに、 目的の場所へとたどり着いた。>>79]
──マーゴお姉ちゃん! ほら、人! 何人もいるよ! それに、水もたくさん!
[つないだ手をぐいぐいと引いて お姉ちゃんを見上げると、 真っ黒な目は大きく開いていて>>80 警戒しているのが伝わったから、 おれも一瞬身をすくませた。 けれど、マーゴお姉ちゃんはすぐに顔を引き締めて 彼らのもとに歩みを進めたから おれもお姉ちゃんの影に隠れながら 気づかれないように、大人たちをそっと見上げた。 別に怖くないけど、お姉ちゃんが怖がってるなら もしかしたら怖い人たちかもしれないし、 一応、一応ね?]*
(85) 2022/12/27(Tue) 15時頃
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/* マリオは人見知りしない子な気がするけど、 子供って、初対面の人に会うと、 まずは親が相手をどう判断しているかで相手への態度を決めたりするよね……というRP。良くも悪くも感受性が豊か。 つまりマーゴお姉ちゃんによく懐いたのでしょう。
(-10) 2022/12/27(Tue) 15時半頃
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清い水ねえ…。>>71
[受け取った酒瓶の蓋を注意深くゆるめると、 ささやかに芳香が零れ出た。どうやら酒だ。
口を付けるでもなく、少し強めに蓋を閉めた。]
俺はそれこそ水みたいに呑めるけど、まあ。 アルコールは色々使えるし、貴重だから。
[大人しく頭を撫でられる様子を確認して、 最後は遠慮なくわしゃわしゃした。 この子は、少女なのか少年なのか? 何なら年齢も見た目通りではないかもしれないが 取り敢えず、子供のように扱っても噛みつかないようだ。]
(86) 2022/12/27(Tue) 16時頃
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それにしても、まだ飲める水があるんだな… 普通に驚いた。
[薄暗い城内の中庭に、こんこんと湧く噴水が 天国の入り口のようにぼんやり光を帯びている。
ただ、遠目からも、その水量は決して多くはなく 枯れ始めの時を感じさせた。
他の者も気付いているのか、少しの間 ゆるやかに湧き出る水を 全員で、ただ無言で眺めて続けていた。]
(87) 2022/12/27(Tue) 16時頃
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[どれくらいそうしていただろうか。
──カツン─…、
城内に誰かが足を踏み入れた気配がして、 男は耳を澄ませた。 緊張が走る。
ここに居るのは子供と女性とか細い青年だけ、 危害を加えてくる生物が近付くなら 自分が戦わなければならない。 相手がモンスターでも、例え人間でも。
丸腰だった青年のすぐ傍に落ちていた、 錆びた鉄パイプのようなものを 瞬時に掴む算段をしながら目を凝らすと、 現れた人影は、 どうやら長い巻き毛の女性と、 手を繋いだ子供らしかった。]
(88) 2022/12/27(Tue) 16時頃
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>>80 『水をいただいてもいいですか?』
[敵意のない柔らかい声に、瞬時に緊張が解ける。
手を引かれた子供は、警戒しているのか 女性の後ろに隠れてそろそろとこちらを見ていた。
飲んでも大丈夫な水だという事は身をもって知っていたが、 そもそも自分の水というわけでもない。 男は何となく、フェルゼの方をチラッと見た。
─別にいいよな?
と念のため伺ったつもりだったが、 彼の返事を待つわけでもなく、勝手に答えた。]
(89) 2022/12/27(Tue) 16時頃
|
|
ああ。俺もさっき飲ませてもらったけど、 この水は大丈夫そうだ。 飲みなよ。
[女性の後ろに隠れている子供を覗くように首を傾げて]
後ろの子も。おいで?
[なるべく怖がらせないように話しかける。 実際怖くないかどうかは本人には判断がつかない。]
(90) 2022/12/27(Tue) 16時頃
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|
[飲むための器などは他の者が世話してあげたかどうか。
安心して二人が水を飲むところを確認しながら 男は離れた柱の傍、出入り口がよく見える場所に座り込んだ。 何ならその長身を横にして、眠ってしまったかもしれない。
番をするつもりはあったが、何せ体力の限界も来ていた。
何人いるんだろう。 生きている人間がこんなに残っているとは思わなかった。
噴水の水は、大事に飲まなければいけないのではないか。 それに、食料は──]
(91) 2022/12/27(Tue) 16時半頃
|
|
[食料の調達のことを考えながら、 気絶するように少しその場で眠っていた。]*
(92) 2022/12/27(Tue) 16時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2022/12/27(Tue) 16時半頃
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/* >>88 メモ・ラルフお兄ちゃん鉄パイプ見た(警戒ポイントアップ
(-11) 2022/12/27(Tue) 16時半頃
|
|
[青年のお礼>>67にどう反応したらいいのかわからずにいたが、自分を気遣って笑って呉れたことがわかったから。]
よかった。
[と、自身もほのかに笑んで見せた。
ラルフにミタシュ、フェルゼ・・・案内人と聞こえた彼以外は、きっと今日この場に集った者。 噴水の外周を少しずつ歩いて立ち止まったところで不思議なものだと思案する。 ラメトリーの“生命の導き” とは、本当にお導きだったのだろうか。]
(93) 2022/12/27(Tue) 17時半頃
|
|
[半端な善。責任を持たぬ自己満足の施し。 人を信じきることはできないくせに、疑いきることもできない。
村の教会で聖職者の真似事をしていたが、愚痴聞きのようなものだ。 神はいると思う自分と、いないと思う自分が混在している。 否、昔は信じていたのだ。 どれだけ犠牲がでようとも、滅びの前に神が救ってくれるのだと。
けれど、実際は誰も救われやしない。生命は儚く散っていく。 祈っても、祈っても、人は死んだ。 叫んでも、叫んでも、奇跡など起きなかった。]
私にも、救えたものがあるのね。
[ミタシュが呉れた言葉>>69には報われた気がした。 これまで捧げてきた祈りや半端な善行のほんのささやかな部分だとしても、意味のあることだったと思えたから。]
(94) 2022/12/27(Tue) 17時半頃
|
|
貴女は、救われたのかしら
[ひだりてをーーその先を、見やる。 少女の顔は、顔だけが、見えない。
精神とか脳とか、そんなものはよくわからない。 風花のまく花粉か、悪趣味な茸の胞子か、はたまた今まで口にした汚染された何かか。
狂った世界ではまともなままでも幻覚が見られるようだ。]
レニ・・・
[それとも、自分はとうに狂っているのだろうか。 あの日から 。]
(95) 2022/12/27(Tue) 17時半頃
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貴女を 殺した日 から
(-12) 2022/12/27(Tue) 17時半頃
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ぁ、
[思考に耽っていたから、全く気づかなかった。 新たな人の声にハッとしたと同時に、少女の影は霧散した。
この水は誰のものでもない、とフェルゼは言っていたが、なんとなく訪れたばかりの自分がどうぞというのも気が引ける。 言い訳を作り行動できない自分と違い、すぐさまラルフが応対するのを遠目に見て、自分にため息が出た。
品の良い女性とーー男の子は、妹と同じか少し幼いくらいだろうか。 今は何もない左手をきゅっと握って]
どうぞ。私はもう飲みましたから。
[と、場を譲る。 人が増えることは良いこととは限らない。安堵と不安。 この水にも、限りはあるだろう。 諍いが起きなければいいと、信じていない神に無意識に祈る。]
(96) 2022/12/27(Tue) 17時半頃
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導き、なんて。
[独り言のように漏らす言葉。 と、刹那 視界の端に、白っぽい服を着た人を見たーー気が、した。]
まだだれか・・・?
[もう見えない。幻覚だったのだろうか。 一瞬聖人のようにも見えた。
思えば、既に幻覚を見ている自分が何を見ようとも不思議ではない。 今まで妹のレニ以外は、見たことがなかっただけで。]
神は、 いない。
[誰にも聞こえぬ呟きを]**
(97) 2022/12/27(Tue) 17時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/27(Tue) 17時半頃
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/* さてと 誰に話しかけてみようかな
(-13) 2022/12/27(Tue) 18時頃
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/* マリオが話しかけそうなのは ロイエお姉ちゃんか(シスコン) ミタシュ(似たような年頃)だと思うんだけども。 接続状況とか的に、固定しない方がいいかな。
(-14) 2022/12/27(Tue) 18時頃
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/* それか、フェルゼお兄ちゃんに水のことについて質問するか。 けどマリオ、現状は裏設定(年頃の女の子)生きてるから メンズには恥ずかしがって話しかけやすさマイナス1してるのよな
(-15) 2022/12/27(Tue) 18時頃
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[緊張していたのは、 おれ達だけじゃなかったようだ。 それでも、マーゴお姉ちゃんが話しかけると 一人の緊張がふっと和らいで>>89 好意的に話しかけてきた。 けれどまだ、その男の人が信用できない。
だって、最初、その人の姿勢は、 地面に転がった鉄パイプに傾いていた。>>88
だから、辺りには何人も人がいたけれど ことさらその男の人のことを注意深く観察していた。 警戒したところで、大人の男の人飛び掛かられたら どうしようもないんだけど。 背が高いし、労働者! って感じの ごっつい体つきだし……]
(98) 2022/12/27(Tue) 18時半頃
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[その人は、ちらっと、 もう一人の、細いお兄ちゃんに目配せしてから 水を飲むように勧めてきた。>>90]
……飲んでる間に、おれ達のこと殴らない?
[と、どぎまぎしながら、確認する。 その人に覗き込まれたら、 マーゴお姉ちゃんの後ろに隠れていたのが いまさらながら恥ずかしくなって ぎゅっとお姉ちゃんの手を握りながら おずおずと前に出た。
べ、べつに、マーゴお姉ちゃんに しがみついてなんかいないんだからね。 くっついてるのはお姉ちゃんを守ってるだけだし。]
(99) 2022/12/27(Tue) 18時半頃
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[その人とは少し話をしただろうか。 やがて敵意が無いことを分からせるためか、 それとも周囲を警戒するためか、 その人は離れた柱の方へと向かった。>>91 あそこからなら、すぐには殴られないだろう。
それに── 唇をぺろ、と舐める。 早く水が飲みたい。 ベロが喉にくっつきそうなぐらい、カラカラだ。]
(100) 2022/12/27(Tue) 18時半頃
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[左手を握りしめたお姉ちゃんに促されたら>>96 もう限界だった。
マーゴお姉ちゃんの手を引っ張って噴水に駆け寄ると、 両手を水に突っ込んだ。 行儀が悪いと怒られるかもしれないけれど、 瓶を持っている人がいるなんて気づかなかったし おれはコップも持っていなかったから。 手のひらを器にして、喉を鳴らして飲んだ。 水の冷たさが、喉の奥を通ってお腹に届くと すぅっと霧散して、おれの体になじんでいく。 水が顎を伝い落ちて、服がべしょべしょになるけれど そんなことには構えないぐらい 夢中になって、何度も水を飲んだ。]
(101) 2022/12/27(Tue) 18時半頃
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──ぷはっ! おいしー!
[ニコニコしながら、 マーゴお姉ちゃんも水を飲めただろうかと そちらの方を振り仰いだ。 気が付けば、お腹がじゃぶじゃぶだ。 思う存分水を飲んだのは、どれぐらいぶりだろう。]
(102) 2022/12/27(Tue) 18時半頃
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[それから、やっと辺りを見渡す余裕ができた。 さっきの少し怖い男の人と、 俯きがちなお姉ちゃんと、 細っこいお兄ちゃんと、 犬か猫みたいな耳が生えた子供。……なんで耳が? 人間ぽく見えるんだけどな。 もしかしたらあの子、 何かの病気にかかっちゃったのかな。 気になったけど、それを聞くのは後回しにしよう。 名前も分からないのは寂しいから、]
おれ、マリオ。こっちはマーゴお姉ちゃん。
[と、みんなに聞こえるように聞いてみた。 きっと誰かが答えてくれたはず。
……ちらっと、遠くに行った柱の男の人を見たら 疲れているのか、寝息を立てていただろうか>>92。 おれが怖がって悪かったかなぁとも思ったけど 仕方ないや。怖いものは怖いんだもん。]*
(103) 2022/12/27(Tue) 18時半頃
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[無邪気に水を飲む少年を見つめながら、微笑ましくも寂しい気持ちになった。生きていたら、と思わずにいられない。 マリオという少年が、女性の名とともに名乗る。]
私はロイエ。 私もここに着いたばかりだから、周辺のことはわからないけど。
・・・ふたりは姉弟?
[マーゴは随分と疲れている様子だから、少し屈んで、マリオの目線に合わせて問う。 身なりも雰囲気も違う気はしたが、親しげに手を繋いでここまでやってきた二人へなんとなしに尋ねてしまった。 そうだったからと言って、何かが変わるわけではないのだけれど。]
(104) 2022/12/27(Tue) 19時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/27(Tue) 19時頃
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みんなここに着いたばかりだから、 お互いのことはまだ名前くらいしか知らないの。
[と、問われれば名を。自分で名乗る者もいるだろう。 紹介と言えるほどのことではないけれど、みんな初対面だから。]
(105) 2022/12/27(Tue) 19時頃
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ロイエは、マリオとマーゴに、よろしくね、と微笑んだ**
2022/12/27(Tue) 19時半頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/27(Tue) 19時半頃
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[マーゴお姉ちゃんのことも合わせて名乗ると 近くにいたお姉ちゃんが答えてくれた。>>104 伏し目がちな瞳が印象的な人だ。 物静かそうな雰囲気が、 どことなく、姉さんに似ている。 彼女はロイエお姉ちゃんと言うらしい。 マーゴお姉ちゃんとの関係を尋ねられたから ふるふると首を振った。]
違うよ。そうだったとしても、楽しそうだけどね。 マーゴお姉ちゃんとは、さっき会ったんだ。 おれの姉さんは死んじゃった。
[自分のことは普通に話したけど マーゴお姉ちゃんの過去>>77は言わない。 おれは子供だけど、 それぐらいの分別がつく程度には大人だ。]
(106) 2022/12/27(Tue) 19時半頃
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[ロイエお姉ちゃんは、少し屈みこんで おれに目線を合わせてくれた。 さらさらとした髪に、 水面のゆらめく光を宿している。 長い髪が肩から滑り落ちる様子が、 なんとなく懐かしい。]
(107) 2022/12/27(Tue) 19時半頃
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[──姉さんは綺麗な人だった。 おれ達はよく似ていた。 同じそばかす、同じ髪色で、 姉さんの時間を巻き戻したらおれに、 おれの時間を進めたら姉さんになると、 そう思えるぐらい。 姉さんと並んだ時、血の繋がりに 気づかない人は居なかった。
こんなに似ているのに、おれと違って 姉さんの体はふわふわで 髪は艶々と長くて、指は白く、良い匂いがした。 ある時から、そう為っていった。]*
(108) 2022/12/27(Tue) 19時半頃
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/* マリオとマーゴ 名前的にはとってもセット感あるけどね。 しかし自分が親だったら猛烈に間違えそう。 いい加減にしなさい、マーゴ! じゃなかったマリオ!
(-16) 2022/12/27(Tue) 19時半頃
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[ロイエお姉ちゃんに皆の名前を教えてもらったか、 それぞれから聞いた後だろうか。]
ふぅん。みんな、知り合いじゃない>>105んだな。 じゃあさ、
[それから、ミタシュ── その時には名前、分かってたかな── に向き直って、ニッと笑いかけた。]
その耳、なんで生えてるの?
[と、ぴょこんと生えた耳を指さしてみた。 会ったばかりなら、こういうことも、 まだみんなは話してないかもしれない。
年の近い子供がいるのは、なんとなく嬉しい。 姉さんのおかげか、大人と話すのも好きだけど 同世代の友達は気兼ねしないで話せるから。]*
(109) 2022/12/27(Tue) 20時頃
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[集まってくる人々に少し、驚く。 これは、先日、パルックが予言した通りだったから。 でも、もちろん、偶然かもしれない]
ええ、水は、私のものでも誰のものでもない。 ただ、エンジェルシイラがいる時は、 多分、少し待ったほうがいいと思います。
[そんなことだけ助言する。 なぜか、はわからないけれど、
シイラを押しのけて水を飲もうとする者は、 次の日には姿を見せなくなるから]
(110) 2022/12/27(Tue) 20時半頃
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[それぞれの者に、名乗りをし、名を覚えていく。 ふと、ロイエとラルフのやりとりは、 遠い童話で、人魚姫が、王子を、助けたこと、 名乗らず隠れた場面を思い出した。
そして、姉と弟のような、二人が水先を求めれば、 もちろん、どうぞと]
(111) 2022/12/27(Tue) 20時半頃
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さて、私は、 少し、自分の塒に戻ります。 この城の3階です。
この城は、もう誰もいません。 ただ、入っても構いませんが、 安全なところもあれば、そうじゃないところもあります。 入って左の階段から3階までは、比較的何も出ません。 ご用があればどうぞ。
[そう、告げると、背中を向け、城に戻っていく。 ついてくるものがいれば拒まないし、城を探索するものがいても、 止めるようなことはしないだろう]*
(112) 2022/12/27(Tue) 21時頃
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[マーゴとはさっき知り合ったと言うマリオは、それと同じようなトーンでさらりと姉の死を告げる。>>106]
そうだったの。
[躊躇いがちに、そ、と右手を伸ばす。 嫌がられなければ、ふた撫でほどしただろう。]
私もね、妹が。 ・・・いたわ。
ここに着く前に、死んじゃった。
[同じような言葉を選んで笑んだけれど、滲む悲しさは隠せない。 マリオに手を伸ばしたのは、触れることで自分を慰めようとしたのかもしれない。]
(113) 2022/12/27(Tue) 22時頃
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マリオより、少しお姉さんかな・・・ 私よりもしっかりしていたわ。
[姉なのにいつも助けられていた、と懐かしむ。
それからマーゴとも少し話せたろうか。 一息ついていれば、ゆっくり休んで、と声をかけて立ち上がる。]
エンジェルシイラ・・・?
[人の名では無さそうだ。>>110 怪鳥のようなものなら遠目に見たが、いずれにしても忠告はありがたく受け取る。
たくさんの“水”を飲んで、おいしかった、と笑って逝った子。 彼女が最期に望んだことは、ロイエが生きることだから。]**
(114) 2022/12/27(Tue) 22時頃
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もし、少し休める部屋があれば
[と、フェルゼに尋ね、 あればフェルゼについていくか、後ほど訪ねる。 家具などなくていい。 屋根と壁に囲まれた場所で、眠りたい。]**
(115) 2022/12/27(Tue) 22時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/27(Tue) 22時半頃
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[水の匂いが近づくにつれて、マリオがはしゃいでいるのが微笑ましかった。>>84 彼が殊更にはしゃいで見せているのだと >>82 気づくことができるほどには、 まだ彼のことをよく知らなかったかもしれない。 けれども、聡いこどもだということには気づいていたことだろう。
様々なことを思い出しながらの道すがら、 もし問われたならば >>84、あら、ごめんなさい と、少しだけ笑みを浮かべて、 ほろ苦い思い出だけは除け、他は残らず語ったかもしれない。]
(116) 2022/12/27(Tue) 22時半頃
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[水場に見える人影に彼は喜ぶ。 >>85 その無邪気もまた好ましかった。 一瞬警戒してしまった自分が、少し恥ずかしくなるくらいに。 >>80
声に応えた男性の、視線の先には錆びたパイプ。>>88 もし、男性に敵意があれば襲い掛かかられ、マリオと二人ではなすすべもなくなっていただろうから、続く言葉に ほぅと大きく息を吐く。
女性にどうぞ、と場所を譲られれば、>>96 駆け出すマリオに手を引かれ噴水の側へ >>101 喉を鳴らして水を飲むマリオを見守ってから、髪が水に触れないように耳にかけると、 両の手でそっと掬って口へ運んだ。]
(117) 2022/12/27(Tue) 22時半頃
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[五臓六腑へ染み渡るほどに、清い水だった。 何度も掬って人心地がつくと、ようやく周囲を見渡す余裕ができる。
水場の先客は、男性が2人、女性が1人、そして…耳の生えたこどもが1人。 マリオは、同じくらいの年のこどもがいるのが嬉しいのか>>109 警戒もせずにすぐに話しかけている。
はじめに応えてくれた男性は、柱の傍らに座り込み、 長身を横たえて眠っているように見えた。 >>91 具合がよくないのかもしれないが、手持ちに薬草はもうない。
誰か要学の心得がある方は――と周囲をみやれば ひょっとしたら耳のはえたこども――ミタシュと言っただろうか、と目が合うかもしれない。]
(118) 2022/12/27(Tue) 23時頃
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[正直、女性がいたことに安堵をしていた。
ロイエと名乗った女性の問いには >>104 いいえ、私たちも今しがた出会ったばかりなの、と緩く首を振る。
姉弟、という語に乗っていたわずかなニュアンスには気づけただろうか。 彼女の囲まれた場所で眠りたいという望みは >>115 ここに居る誰しもが抱いている気持ちだったのではないだろうか。 視線が合えば、頷いて見せて、同意を示す。
そして――薄暗い中でもひときわ白く輝く男性――フェルゼは、この城を塒にしているようだ。 ここでの注意事項を手短に告げて背中を向けて去って行こうとする。>>110
彼の姿はなぜか、黄泉路を照らす蝋燭のように見えてしまい 綺麗だなどと、場違いな感想を胸に抱いた。
それにしても、エンジェルシイラというのは、どんな生き物なのだろう]
(119) 2022/12/27(Tue) 23時頃
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[今日一日であまりに多くのことが起こりすぎて、状況を整理するのが精いっぱいであった。
カバンの奥底に隠されたわずかばかりの感想させた果実では、 全員のお腹を満たすのは難しいかもしれない。
何か方策を、と懸命に考えようとするが、 目の前がくるくると回り出し、慌ててしゃがみこんで眩暈が去るのを待つことにした]*
(120) 2022/12/27(Tue) 23時頃
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[ 酒瓶を警戒するように嗅いだ彼>>86見つめ飲まなかったことに少々の落胆を感じていた。 飲水として使えるかどうか、確認してみたかったのだが、まぁどうせ誰かが飲むだろうと考えを決めた。 ]
何本かお酒は持っていますけど、あんまり使いたくはないですね
[ 酒を様々な用途に使えるから何本か持っていることを言っておけば、僕が持っていることに違和感はないだろう。 この見た目であるから、酒をあまり持ちすぎていると怪しまれてしまうことが多いため、ついこのような言い訳をしてしまうことが多い。 あまり、言う必要はないのだけど、そういう癖だ。 ]
(121) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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ひゃっ…!
[ 耳は敏感と言ったと思うが…?
雑に触られた>>86ことで耳に手が当たったことで思わず出てしまった声。 恨めしいような目で彼を見れば不満であることは伝わるだろうか。 というか伝わるべきなのでは?
そういう思いを込めた目を向けながら自分の中で我慢の言葉を浮かべる。 仕方ない、仕方ない、これは必要なんだ、と。]
噂、どおりですね?
[ 彼のつぶやき>>87にそう答えた。 彼の見つめる先にある噴水からは未だに水が出ている。
それが何を意味しているのか、きっと理由があるのだろう。 水が出続ける理由が。 *]
(122) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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[ 後から現れた2人を見ていた。 気配は感じていたし、人ならば襲われても対象できると気にも止めていなかった。 流れるように水を飲み、自己紹介、その流れに乗って僕も名前を名乗った。
とりあえずのところ水が飲んでも直ちに影響がないことがわかっただけで良かった。 あとは城内のワインセラーに行ければいいんだけど、と考えているとマーゴと目があった>>118。 どうやら彼女は気絶するように眠った>>ラルフ92のことが気になっているようなのが目線でわかった。 ]
今のところ、彼は大丈夫だと思いますよ 主に疲労とかそういうのに見えるので、しばらくすれば起き上がれると思います
[ あとは栄養の取れる食事さえあればいいのだろうが、こんなところだから高望みというものだろう。
けどまあ、そういう不安にさせるようなことは言わぬが仏というものだ。 安心させるよう、微笑みを浮かべた。 *]
(123) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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この耳ですか?
[ 問われたこと>>109に多少の驚きはする。 まあ、獣人という人種の生息域は酷く狭いのはある。 知識としての知は経験としての知と違い、学ばなければ知ることがないのだから仕方ないのだろう。
そもそも閉鎖的な生き方をしていた獣人が全て悪い。 ]
そう、ですねぇ……
[ 少し言葉を選ぶように考える素振りを見せた。 ]
(124) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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……この耳は色々ありまして 簡単に言えば、生きるために仕方なくでしょうか
[ それは昔のこと、小さな村の話だった。 ]
昔、怪物の守護に入っていた村がありまして その村では守護の対価に生贄を神と呼ばれていた怪物に与えていました
[ 生贄の扱いはそれはもう悲惨という言葉でしか表せなかった。 どうせいつか生贄として神という名の怪物に食べられる定めだったからこそ、村の人々はストレスのはけ口に彼女を使った。 殴られ、暴言を吐かれ、石を投げられる。
ある意味ではその行為は村人達の防衛本能だったのでしょう。 人として扱わなければ、生贄として彼女達を送り出す罪悪感を感じないのですから。 ]
(125) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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まぁ、生贄というのですから、運命は決まっていまして
[ 神に喰われるか、神におもちゃにされるか。 どちらにせよその先の未来は死だ。
それならば少しでも希望がある方へ進むのが人というものだ。 ]
それが嫌で、ちょっと神というものを噛み殺しまして
[ 感情的に言えば、嫌悪感。 許せなかったと言い換えても良いかもしれない。
ただ、救いたかった。 それだけだった。 ]
その怪物の血肉を食べてしまった後、気がつけばこうなってたのです
(126) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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[ あっけらかんと言うその姿に人はどう思うのか。 可哀想だとか、力になってあげたいだとかそう思うだろうか。 まあ、一つ確かに言えることとすればこれは子供にする話ではない。
しかしまあそこはいいだろう。 なぜならどうせーーー ]
(127) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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まあ、嘘ですけどね
[ そう言葉を吐いた。 ]
ただの生まれつきですよ、これ 私は獣人の村出身なんですよ
[ 嘘を話すときはどこか真実を混ぜることで本当っぽい話になる。 だからこそ、勝手に想像して勝手に憐れむ。
この話をしたのは何も理由がないからではない。 変な想像して、か弱い子供だって思ってくれないかな〜というある意味では生きる知恵のようなものだ。
まあ、嘘を言及した後の言葉は真実っぽいものに聞こえるだろう。 ]
(128) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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[ 僕の家族には獣人なんて誰もいなかったんですよね。 *]
(129) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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エンジェルシイラ……?
[ 聞いたことのない名前、種族かもしれないと記憶を検索するが該当もない。 ならばまだ会ったことない相手だろう。
それならば違和感を感じる。 何故彼はその忠告>>110をしたのだろう。
人間ならば判断がつかないし、そもそも会話できるだろう。 それに、 ]
(まるで、会えばわかるような言い方に思える)
[ ならば、人ではないのだろうか。
そこで気がついた。 あの空を駆ける怪物に見つかった後、わりとすぐに彼と出会った。 もし、彼があの怪物のことを知っていたら……? ]
(130) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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(いや、まだ決めつけるのははやいか)
[ けれど、あの怪物が噴水近くにいたのならは近づかないようにしよう、そう決めた。 ]
あっ!フェルゼさん案内ありがとうございました!
[ 彼の去っていく姿>>112に感謝の言葉は言えど、追いかけるつもりはなかった。 色々聞きたいことはあるが、いまいち信用できない。
怪物に関わると碌なことがない、そう経験が語っていた。 **]
(131) 2022/12/28(Wed) 02時半頃
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/* おはよー 色々進んでた。 ミタシュのニエ嘘かーい そして獣人じゃないんかーい 盛大な嘘ついてくれてうれぴっぴ。
ミタシュ幼女把握 女性比率高いし、マリオは普通に男になろうか
(-17) 2022/12/28(Wed) 05時頃
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/* マーゴお姉ちゃんがべしょべしょの服拭いてくれようとするの嬉しいし無理にはしゃいでるの気づかれたし ロイエお姉ちゃんは「右手で」(ここミソ)撫でてくれるし 嬉しいね
(-18) 2022/12/28(Wed) 05時半頃
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[細いお兄ちゃん── フェルゼお兄ちゃんが忠告した>>111のは、 おれ達が到着した後のことだろうか。
エンジェル……何? そもそも、それって人? 化け物? シイラって、魚? けど、それ以上の説明は無かった。
代わりに、城内について少し説明すると>>112 背中を向けて立ち去った。 やっぱりここも安全じゃないんだ。 水だけじゃ生きていけないし やがては探検に出る時間がやってきそうだけど 今は、みんなとの会話を楽しもう。
フェルゼお兄ちゃんの背中を見送った。]*
(132) 2022/12/28(Wed) 06時半頃
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/* 尻尾もついてるのか アツいな
(-19) 2022/12/28(Wed) 06時半頃
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[ロイエお姉ちゃんの手がおずおずと伸ばされて おれの汚れた頭を二回撫でた。 折角なら帽子を取っておけば良かったな。 遠慮がちな、優しい撫で方だ。 その手つきで、昔のことを思いだした。]
(133) 2022/12/28(Wed) 09時半頃
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[──あの日おれは、宿泊客の呼び込みに成功した。 それが嬉しくて、家に着くと真っ先に姉さんを探した。]
姉さん! 今日、お客さんが来たでしょう。 これで分かった? 掃除以外もできるって! いつまでも下働きばっかりさせないで── 姉さん?
[日は傾きかけていて、 斜めに差し込む茜色が 舞う埃をきらきらと照らしていた。 その夕陽の奥の受付で、 姉さんはぼうっと虚空を眺めている。 いつも姉さんは「おかえり」、二言目には 「まずは手を洗いなさい」と小言を言うのに。]
姉さん? お客さんは?
[宿の中は静かで、誰もいないみたいだ。]
(134) 2022/12/28(Wed) 09時半頃
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「──マリオ」
[姉さんは短く言い切った。 呼ばれたのだと気づくのには、随分時間がかかった。 姉さんは手招きをして、自分の膝に座らせた。 姉さんとお揃いの髪が撫でられる。]
「ずいぶん伸びたのね。そろそろ切りましょう」
姉さんの方が長いのに?
「私はもう、女性だもの。 だけどあなたは伸ばしていたらおかしいわ」
(135) 2022/12/28(Wed) 09時半頃
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[それから姉さんは、お揃いの髪を、 随分長いこと梳いていた。]
「……私の小さなマリオ。姉さんを守ってね。 あなたは勇敢で、強い、男の子なんだから」
[あの日から、それが姉さんの口癖になった。 本当に、おれに大人の男の力があったら、 姉さんを守れたのに。
せめて、言葉だけでも大人の男みたいに見せるために、 その日から自分のことを「おれ」と言うようになった。 ちびで痩せた体じゃ、逞しさなんか無いけれど。]
(136) 2022/12/28(Wed) 09時半頃
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[──ロイエお姉ちゃんを見上げると 微笑みと目が合った。>>113 けれど、口元とは裏腹に、言葉と目は悲しい。 おれがロイエお姉ちゃんに姉さんを重ねたように、 おれを通して、かつての妹を見ているんだろう。 ロイエお姉ちゃんとは似ても似つかない 赤い癖っ毛を撫でながら。]
ふぅん。いつも助けていたんだ。>>114 きっと妹さんは、ロイエお姉ちゃんの力になれると 嬉しかったんだろうね。……分かる気がする。
[妹さんとは、会ったことも話したことも無いけれど、 姉さんを慕う気持ちなら、似ている気がした。]
(137) 2022/12/28(Wed) 09時半頃
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[だけど、妹を愛しむ姉の気持ちは 想像しようとしても、いまいちピンとこない。 経験したことが無いから。]
……ね。ロイエお姉ちゃんはさ、 妹さんのこと、好き?
[そんな風にして、ロイエお姉ちゃんに 話の続きをせがんだだろうか。]*
(138) 2022/12/28(Wed) 10時頃
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[そう。姉さんの心なんて想像がつかない。 だって姉さんはおれよりも強くて、賢くて、 体も大きくて、なんでも先に行っていた。
だからおれは早く姉さんに追いつきたくて 色んな技術を、挑む気持ちで身に着けた。 遊び始めるのも、言葉を覚えるのも、 何でも姉さんよりも早かったそうだ。 当たり前だ。おれには姉さんがいたけど、 姉さんにはお手本がいなかったんだから。
常に追いかけられる側の「上の子」が どんな思いで「下の子」と一緒にいるかなんて、 弱くて、馬鹿で、小さくて、けれど勢いのある存在に モヤモヤと心が凝ることがある>>78なんて、 想像もつかなかったんだ。]*
(139) 2022/12/28(Wed) 10時頃
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[どれくらい眠っていただろうか。 周辺はすっかり暗くなっていた。 もっとも、今のラメトリーは朝も昼もずっと、うっすらと暗い。
見渡すと、フェルゼとロイエは移動したのか、姿が見えなかった。 何やら話をしている少年マリオと、獣耳のミタシュ。 噴水の傍で小さくしゃがみ込んでいる女性。 警戒されない距離まで近付き、首を傾げて横顔を覗くと やや具合が悪そうな白い顔色が見える。]
あんた──失礼、マーゴだっけ。 気分が悪いのか?
(140) 2022/12/28(Wed) 12時半頃
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[口にしてから、可笑しな問いかけだなと気付く。 世界中が汚染され、僅かな清い水に辿り着いたものの 食べ物のあてもなく、薬もなく 気分良く健康に過ごせている人間のほうが貴重だろう。 現に自分自身、空腹と疲労で気絶するように眠っていた。
彼女の返答はあっただろうか。 城の外、暗く浮かび上がる廃墟を見据えて、ふむ、と思案する。]
何はともあれ、ここには清浄な水が湧いてる。 この城の周辺の植物なら、食べられるモノもあるかもしれない。 誰かが探しに出るなら俺が適任だし、少し見てこよう。
(141) 2022/12/28(Wed) 13時頃
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[その場に居た者たちの反応はどうだったか。 マーゴの様子が大丈夫そうなことを確認できれば、 軽い感じでひらひらと手を振り中庭を出る。 通りすがりにミタシュの頭を撫でそうになったが、 嚙まれはしなくとも睨まれた事を思い出し自重した。
中庭に続く小道を抜けると、広い庭園があった。 来る時にも通った場所だ。 かつては、ドイツのシュヴリーン城のような 美しい庭園だったのだろう。 今では廃墟と化し、暗い夜の底に横たわっている。
夜目の利くラルフは迷うこともせず、 薄緑色の草が生い茂る一帯を目指して歩み寄った。
傍に近づくと、植物から何やら小さな音がする。]
(142) 2022/12/28(Wed) 13時頃
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……フフフ……クスクス……
[音ではなく、声だった。思わず後ずさる。]
やべ。ワライユリの葉っぱか。これは食べられない…
[それは世界が現在の姿になってから出現した 奇形植物だった。 もう少し目を凝らしてみれば、周辺には 不気味な奇形植物がまばらに生えている。 血のように真っ赤なキラーローズ、 人間の女性の横顔のような花を咲かせる美人草、 手を出すと巻き込まれそうな渦巻いた葉を持つ緋回り…]
(143) 2022/12/28(Wed) 13時半頃
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[途中で歯を持つ草に嚙まれたりしたかもしれない。 それでも、まともそうな植物を懸命に見分けては 香りを確認し、舌で一舐めしてみて、 少なくとも毒ではなさそうな物だけを採取していく。]
──火があればもっと良いんだけどな。
[ゆらめく暖炉の炎。 元居た屋敷の中の、令嬢の私室を思い出す。 暖炉の炎も、カーテンもベッドのシーツもオレンジ色で いつも静かに燃えているような部屋だった。 男を見つめる令嬢の瞳も──。
実際、その部屋は、燃え落ちた。 全て、焼失したのだ。 何もかもすべて。]
(144) 2022/12/28(Wed) 13時半頃
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はあ。
[周囲に誰も居ないせいだろうか。 遠慮のない溜息をついた。]
煙草吸いてえ…。
[食用になりそうな植物をそこそこの量採取して、 一回り大きな葉に包むと 中庭に戻る方角に歩き始めた。 ベジタリアンも良いけど、蛋白質も必要だ。 生物を狩りに行かねばならないだろう。 ふと、城の上空に怪鳥のような影を見つける。]
(145) 2022/12/28(Wed) 13時半頃
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[夢うつつにフェルゼが話していた、 エンジェルシイラ、という単語をふと思い出した。]
食べられるのかな?あれ。
鳥なら何でも美味しそうだな。鳥とは限らねーけど…
[噴水のある中庭に戻り、話す元気がある者がいれば 取り敢えずの食料を調達してきた旨を伝えるだろう。]*
(146) 2022/12/28(Wed) 13時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2022/12/28(Wed) 13時半頃
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独り言の存在を忘れていた
(-20) 2022/12/28(Wed) 14時頃
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人狼村が久々すぎて何もかも忘れています。
あと、本当は使いたい新キャラが居たんだけど、どうしてもこの村に合ったRPを思いつかなくて、使い慣れたやつにしてしまった…
(-21) 2022/12/28(Wed) 14時頃
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/* 中身発言記号が要るんだったっけ??
(-22) 2022/12/28(Wed) 14時頃
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[声を掛けてもらって、>>140 顔をあげた。 みれば、先ほどはじめに応えてくれた長身の男性で ―― ラルフと名乗っていただろうか。弱いところを見せれば食い物にされる世界だ。現に何度か――酷い目にもあってきた。
けれども、適切にとられた距離に配慮を感じる。 この人は大丈夫かもしれない、と、血の気のひいた白い顔でこくこくと頷いてみせた。]
このままでごめんなさい。 よくあることなんです。
[じっとしていれば回復するので、と座ったまま答えて、冷たい指先で口元を覆うが、ふと考えて、ああ、ここでは邪魔ですね、と少し離れた所へよろよろと移動しようとした。
地面が全て柔らかい粘土になってしまったかのように、歩きにくくて仕方がないが、それでもなんとか水を求める者が現れても邪魔にならないところまで退くと、段差に凭れ掛かって息を整える。 眩暈が起きるのはこれがはじめてではない。時間を置きさえすれば回復することができるだろう。
彼がひらひらと手を振って食料を探しに行くと中庭から出ていけば >>141 温まるための火が欲しいと、薪を集め始めた。]*
(147) 2022/12/28(Wed) 14時半頃
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[中庭をぐるっと見渡したが、焚き付けにつかえそうなものはみつからなかった。 かつては栄華を誇ったであろう名残に、崩れかけた大理石の彫刻が置かれている。 薄明りを浴びて白く輝く彫刻の姿がもの悲しさを一層誘った。
フェルゼという青年は、エンジェルシイラがいる時、という話し方をした。>>110 ということは、おそらくエンジェルシイラは生き物なのだろう。 得体のしれない生き物が来るかもしれない泉に、こどもたちだけを二人のこしていくことにはやや抵抗があったが、少なくとも自分と出会うまで、マリオは一人だった。 先程の言葉を聞けば、ミタシュもマリオを悪いようには扱わないように思える。 >>123 であれば、ここで立ち尽くしているよりは、皆が戻ってきたときに温かく過ごせるようにしたいと思った。]
(148) 2022/12/28(Wed) 16時頃
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[ ―― 見える範囲、で。
後ろ髪をひかれつつこどもたちには声をかけ、先程ラルフが出ていったのとは違う出口から、通路へ出る。 足元とこどもたちとに忙しく視線を動かしながら、薪になりそうなものを探した。
両手に一杯の枝を拾い終えた頃、少女の足元とは違うところで、小さな枝がパキリ折れる音がした。
――注意力が散漫だったのだろう。 気がつけば、3mはあろうかという大きな玉蟲と対峙していた。
悲鳴をあげそうになり、慌てて口を抑える。 せっかく集めた枝が何本かばらばらと足元へ落ちた。]**
(149) 2022/12/28(Wed) 16時頃
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/* すごく動かしにくいキャラになってしまってうごうごしつつ、明日からお休みなのでロイエさんは明日から本気を出します。。。 きっと。
(-23) 2022/12/28(Wed) 16時半頃
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[中庭に戻ると、そこには子供たちしか居なかった。 マーゴの行き先は、どちらかが教えてくれただろうか。 採取してきた、よく見る野菜に似た形の葉っぱや 果実か木の実か分からないものを噴水の傍らに置く。]
数人で食べるには少ない量だけど…、 何も口にしないよりはマシだろうよ。
[見下ろしながら、まず大人が毒見しておくか、と 小さめの柿のような果実を手に取った時に、 ふと遠くで、木がバキバキと折れる音がした。]
───? なんだ?
(150) 2022/12/28(Wed) 18時半頃
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[果実を手にしたまま、自分が出て行った場所とは 反対にある出入り口の方に向かう。
薄暗い通路を進むと、枯れ木の生い茂る庭園があった。 3メートルほど高い場所に、赤いランプがぶら下がっている。
──否。 それはランプではなく、巨大な玉蟲の眼光だった。 点滅するように光り、攻撃性を帯びている。
その玉蟲を前にして、立ち竦み固まっている少女を見つける。]
──!! マーゴ!
[声をあげると、玉蟲の目玉提灯がぐるん、と回って ラルフの方角に強く光った。]
(151) 2022/12/28(Wed) 18時半頃
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[反射的に、手にしていた果実を玉蟲の頭部に投げつける。 それは赤く光る目玉提灯にヒットして、 血のような真っ赤な飛沫が上がる。 果汁が弾けたのか、玉蟲の目玉が潰れた血飛沫なのか。 玉蟲が「ギッ」と小さな甲高い声を発してよろめいた。
その隙を逃さず、少女に駆け寄ると手を取って、 中庭に続く道へ駆け出した。]
(152) 2022/12/28(Wed) 18時半頃
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はあっ、はあっ……
[中庭に駆け込むと、子供たちは心配しただろうか? 遠くでギイイィィ!!と甲高い叫びが続き、 やがて、それは遠ざかって行った。 去って行ったようだ。]
───はぁ…っ、あれ、もしかして、 投げつけた果実は毒だったんじゃないか? すげー声出して行っちゃった…
[短距離だったが全力で走って、息切れが激しい。 ふと、少女の手を強く掴み過ぎた事に気が付き ごめんね、と小さく言って手を放した。]
(153) 2022/12/28(Wed) 19時頃
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体力が落ちているとは言え、この程度で息切れするとは 情けないこった…。
[野草を採取していた時に、食べて安全かどうか 一通り舐めながら集めていた男は、 その中に、猛毒の植物が紛れていたことに 気付いていなかった。 不幸中の幸いは、その、舐めただけで舌が痺れる野草を 皆の元に持ち帰らなかったことだった。]*
(154) 2022/12/28(Wed) 19時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2022/12/28(Wed) 19時頃
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なんかこの男、逞しくてあんまり死ななそうなので、死亡フラグとして毒草を食べてしまったことにしておく。
(-24) 2022/12/28(Wed) 19時頃
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食べてはいないな、舐めた。
舐めただけでじわじわ死ぬ毒草怖っ!
(-25) 2022/12/28(Wed) 19時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/28(Wed) 19時半頃
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−噴水のそばで−
[姉の力になれることを嬉しい>>137と聞けば、数度瞬き]
そう、かな。 そうだといいな。 頼りにならなくて申し訳ないなって、思っていたから。
マリオは、お姉さんの力になるのが嬉しかった?
[自分は、ごめんね、とよく言っていた気がする。 今思えば、そのたびに怒られていたっけ。]
・・・私、言葉を間違えていたわね。 ありがとうって、もっと言えればよかった。
[感謝しているのに、ありがとうよりもごめんねが多かった。 それは劣等感の現れだったかもしれない。 だからこそ妹は、余計に世話を焼く。そんなループ。]
(155) 2022/12/28(Wed) 20時半頃
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[妹が好き?>>138と問われて、無意識に左を見た。 今は何も見えない。]
ええ 好きよ。 大好きで、大切な妹。
[村を出てから、ずっと手を繋いで歩いていた。 その感触が、まだずっと。ずっと残っている。 左の手のひらに視線を落とすと、きゅ、と握りこんだ。]
いなくなったなんて、まだ思えないほど。 わかっているのに、実感が持てない。
[手を引いて歩いていたけど、彼女がいたから歩けたのだ。 手を引かれていたのは自分だったのかもしれない。]
(156) 2022/12/28(Wed) 20時半頃
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[歳の離れた妹。 姉を追いかけて背伸びする姿を可愛いと思っていた。]
しっかり者で優しくて、物分かりがよくて。
成長が嬉しいと同時に、 姉としては寂しい時もあったかな。
[好きであることに偽りはないけれど、姉として、できたことがあっただろうかと思う。 助けてくれることを、いつから申し訳ないと思うようになったのだろう。
死ぬ間際さえ、姉らしいことはできなかった。 心残りが、今も幻影を見せているのかもしれない。]**
(157) 2022/12/28(Wed) 21時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/28(Wed) 21時半頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/28(Wed) 21時半頃
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うん、その耳!>>124 [と、言いながら、ミタシュにぴたぺた近づいた。 ぴょこんと飛び出た耳はもふもふで 耳の内側はピンク色だ。 近づくにつれて、つんつんと飛び出る 可愛い耳毛まで見えるようになる。 正直、ちょっと触らせてほしい。 お爺ちゃんの耳毛が飛び出てたら うわー切ればいいのにって思うけど 獣の耳だと可愛いのはなんでだろう。]
(158) 2022/12/28(Wed) 22時頃
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生きるため? >>125 [ミタシュは、見た目に似合わず 大人びた喋り方をする。 子供同士なんだから、 もっと気軽に話せばいいのに。 いるよな、こういうやつ。 と、思いながら、更に数歩近づいた。 触っていい? と耳に伸ばしかけた手が、止まる。 生贄、と言う言葉が、止めた。]
(159) 2022/12/28(Wed) 22時頃
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…………。
[ミタシュが話している間、 口を挟むことなく静かにしていた。
世界がおかしくなる前は ずっと同じところで宿屋をやっていた。 だから、他国を見たことは無い。 けれど、時折やってくるお客さんには よく、いろんな国の話をせがんでいたから 所変われば、宗教も良識も全く変わることは 知識として知っている。 ただ、実際を見ていないからか、 いまいちピンとこなかった。]
(160) 2022/12/28(Wed) 22時頃
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[目の前にいるミタシュを、じっと見つめる。 食べ物に合わせて、体は変わる。 肉を食べれば虚弱が治り、 野草を食べれば毒が抜けて、 麦を食べれば力が出る。 けれど、耳が生えてしまうぐらい 大きく体が変わるならば いったい彼は何を食べたのだろう。
やがて、ふっとミタシュの雰囲気が緩んだ、 気がした。]
嘘?>>128
[ぱち、ぱち、と目を瞬いた。]
(161) 2022/12/28(Wed) 22時頃
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[ただ獣人の村の出身なだけ、と言われても おれはミタシュから目を逸らさなかった。 そして、空に浮かせたままだった手を、下ろす。]
……分かった。ミタシュの体のことは、もう聞かない。
[本当は、おれに聞こえない音も聞こえる? とか、 髪の毛で見えないけど、人間の耳もある? とか イーッてしたら神様も倒せそうな牙があるの? とか 耳があるなら尻尾は? とか 尻尾があるなら服はどうしてるのかな? とか 聞きたいことはたくさんあったんだけど。]
(162) 2022/12/28(Wed) 22時頃
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なんかさ、悪かったな。 嘘ってさ、本当のことを知られたくない時につくもんな。 だったら、もう聞かないよ。
[きっと、触れちゃいけない話題なんだろう。 まっすぐにミタシュを見つめて、そう言い切った。 心を覗き込むように。 これ以上、ミタシュに踏み込んじゃいけない。]
(163) 2022/12/28(Wed) 22時頃
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[……言葉にはしなかったけれど、 嘘をつく理由はもう一つ知っている。
嘘が、癖になっている時だ。
ミタシュとは仲良くしたかったけど もしも悪い癖を持っているならば 心を許しちゃいけない相手だ。 隠したいことがあるのか、嘘つきなのかは ミタシュとの時間が短すぎて分からないけれど。 少し、さみしいな、と思った。 嘘をつかれたのも。 ミタシュを疑う心が生まれたのも。]*
(164) 2022/12/28(Wed) 22時頃
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[──きっと、自分で思う以上に 落ち込んでいたんだろう。
マーゴお姉ちゃんが声をかけてくれた>>149のに 危ないから待ってようよって返事をしたり マーゴお姉ちゃんはさっきまで倒れていたんだから おれもついて行くよ、って提案したり そういうところまで頭が回らなかった。 ただ、背中越しに生返事をしたぐらいだろうか。]*
(165) 2022/12/28(Wed) 22時頃
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/* あっ ミタシュのこと彼から彼女に直してたのに 修正前の送っちゃった わーんおれのおばかおばか
(-26) 2022/12/28(Wed) 22時半頃
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[マリオの心境に気づけるほど、まだ彼とは近しくなかったのだろう。
彼の返事を、ただミタシュとの会話に夢中になっているせいだと思ったかもしれない。>>165]
(166) 2022/12/28(Wed) 22時半頃
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[自分の身長の倍ほどもある高さで、玉蟲の赤い提灯目玉が点滅していた。
どうやら彼あるいは彼女――それの縄張りを侵してしまったらしい。
刺激をしないように逃げるのが最善策だと分かってはいたが、このまま退いては中庭まで追いかけられてしまうだろう。 大声をあげればこどもたちに危険を知らせることはできるかもしれないが、こどもたちがこちらに来るようではいけない。
その上、こんなに近くまで玉蟲に寄られたことはなく、恐怖に足が竦んで動けない。
―― ああ、あなたが私の死なの? ]
(167) 2022/12/28(Wed) 22時半頃
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『マーゴ!』
[叫ぶような声で呼ばれ、声の方を向いた瞬間、手を引かれて駆け出していた。>>151 >>152
後ろで玉蟲が甲高い声で鳴いている。
―― あれが地を這い、 追いかけてくる音が聞こえないのはなぜだろう。
考えている場合ではないのに、妙に冷静な頭が思考を紡ぐ。 振り向く余裕さえなく、情報は足りないというのに。]
(168) 2022/12/28(Wed) 22時半頃
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[中庭へと逃げ込んだ後、遠くで聞こえた玉蟲の声が遠ざかっていくのを感じた。]
『あれ、もしかして、 投げつけた果実は毒だったんじゃないか?』>>153
[互いに荒い息の中。ラルフの言葉に、彼が木の実を投げて玉蟲の眼を潰してくれたのだということがわかった。]
ご、ごめ…な、さい… わた、私…
[迷惑をかけてしまって。
カタカタと震えながら、謝罪を口にする。 自分の不注意で他の人たちまで危険に晒すところだった。 おまけに集めた枝もほとんど落としてしまった。
どうして自分はこうなのだろう。 何かをしようとすれば裏目に出て、迷惑ばかりをかけてしまう。 彼だって倒れ込むように眠るぐらい衰弱しているというのに全力で走らせて。今だって息があがったままだというのに。]
(169) 2022/12/28(Wed) 23時頃
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[握られていた手が離されて、ごめんね、と小さく言われれば >>153 大きく目を開いたままかぶりを振って。]
助けてくれて、ありがとう。
[掴まれていたところが、―― 人の善意が、温かいような気がした。]*
(170) 2022/12/28(Wed) 23時頃
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それにしても、 どうしてあの玉蟲はこの中へ入ってこないのかしら。 目を潰されたから、だけ?
それとも、ここは、「エンジェルシイラ」の縄張りなのかしら。 だとすれば、エンジェルシイラは玉蟲より強いのね。
―― ここを安全だと思っていても大丈夫なのかしら。
[誰に問うというわけでもなく、 ぽつりと零した言葉が空へ吸い込まれていった]**
(171) 2022/12/28(Wed) 23時頃
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[ロイエお姉ちゃんは、数度瞬いた。>>155]
うん。力になりたかったよ。
[なれなかったけどね。 そんな言葉は飲み込んだ。]
(172) 2022/12/29(Thu) 00時半頃
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[ロイエお姉ちゃんは、 今は亡い妹さんへの後悔を口にした。]
…………そう。
[励ましの言葉は口にしない。 その無力さは、十分わかってる。 ただ、ロイエお姉ちゃんと同じ早さに 息の音を合わせながら、流れる時間に身を任せた。 命は、厳しい。 情に果ては無いくせに、 最期は必ず遠くに行ってしまう。 生きていればやり直しも効くけれど 死に分かれてしまえば、悔いは永遠に胸に残る。 遺された側は、胸に痛みを抱えたまま 時間が傷を鈍らせるのを、待つしかない。]
(173) 2022/12/29(Thu) 00時半頃
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[ロイエお姉ちゃんの目線につられて 彼女の左手を見つめた。>>156 何も持っていない手は 何度も強く握りしめたのか 指先が白くなっていた。 ロイエお姉ちゃんは、左手を使おうとしない。 おれの頭を撫でるのも、右手だった。 単純に右利きなんだろうと思っていたけれど もしかしたら、誰かのために 左手を常に空けているのかもしれない。]
(174) 2022/12/29(Thu) 00時半頃
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………。 おれは妹さんに会ったことが無いから、 どんな子だったのかは分からない。 ほんとうにしっかりした子だったのか、 姉の欲目で見ているのか。
だから一層、ロイエお姉ちゃんの仕草から 妹さんとの時間が伝わってくる。 例えば、おれの頭を撫でる優しい手とか、 自然と屈んで目線を合わせる癖とか……他にも、色々。 妹さんの存在が、今のロイエお姉ちゃんを作り上げた。 おれは会うことができないけれど、 ロイエお姉ちゃんの中に、妹さんが見えるよ。 確かに、妹さんは生きてたんだね……
[そう言って、一歩、 ロイエお姉ちゃんの左手から離れた。 その左手の先には、おれには何も見えないけれど。 なんとなく、おれがその場所を 盗っちゃダメな気がした。]*
(175) 2022/12/29(Thu) 00時半頃
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[……やがて。 おれはミタシュへと興味を移した。>>109 ロイエお姉ちゃんはフェルゼお兄ちゃんに 休みたいと話しかけていたけれど、>>115 その後彼について行っただだろうか。 それとも広場に残って マーゴお姉ちゃん達の帰還を待っていたかもしれない。]*
(176) 2022/12/29(Thu) 00時半頃
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マリオの文好き (しかし眠いので寝る)
(-27) 2022/12/29(Thu) 00時半頃
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/* マリオのロールすごく好きだなあ。 自分の情報もオープンにしつつ、人の微かなあれこれを全力で拾ってくださる。 ありがとうございます。
(-28) 2022/12/29(Thu) 07時半頃
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/* 自キャラが動きにくいのは自業自得として。 媒体が変わると(PC・ガラケ民でしたゆえ)こんなにもやりにくいのかと汗汗
入村した日の夜から扁桃炎で高熱もあって、ログに集中出来ない要素が揃ってしまいました。(普段は多角もいけるのですが、自信なくて去りがち) 今日が一番酷くて、開始までに治りそうにないので、ご迷惑おかけする前に抜けることも検討中ですが、こんなに絡んでもらって勿体ないと惜しむ気持ちが強い。
とはいえ、迷いながら動かすとますますキャラが迷走しそうで、今すでに何だかすいません状態です。へへ。 抜ける時はきちんとキャラにケリをつけられるといいな。ちゃんとキャラとして死を迎えるとか。 独り言にこんなの残してすみませんが、メモで長々説明するわけにもですので。
(-29) 2022/12/29(Thu) 07時半頃
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/* もう一日考えるには開始が近づきすぎていたっ しかしまあ、どうせ寝込むのなら入村前、もう少し熱が早く出ていてくれたらと思わずにいられません。 入ってしまったら楽しいではないですかもぅもぅ。 名残惜しい。
あとは、うまくまとめられるといいのですが。 ただ抜けるのは味気ない。
(-30) 2022/12/29(Thu) 08時半頃
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−古城−
[一時水で湿らせたのどは、マリオと話を終えて歩くうちに渇いてきたか、コフ、と控えめに咳をした。 ここは正常な水があるせいか、外よりも幾分か空気が綺麗な気もする。 水はもう少し飲めばよかったかと思うと同時に、倒れていたラルフのことや妹の最期を思ううちに失念していたと思い出した。 フェルゼに着いて歩む>>115道すがら、ここが塒と言う彼に尋ねる。]
ここには・・・長く住んでいるのですか?
[城にはもう誰もいない>>112、と言っていた。 いつから、彼はひとりなのだろう。 今日会った人は皆、今日,同じ頃にここへきたようだった。 夢か現かもわからぬ>>97人影を除いては。]
これまでにも、訪れる人はいたんでしょうか。
[偶然の人も、“生命の導き”を、過去の物、眉唾だとしても目指す人はいたはずだから、たどり着いた人がいてもなんら不思議ではない。 しかしフェルゼは今一人で暮らしている。]
(177) 2022/12/29(Thu) 11時半頃
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[周囲を見やればかつて栄えた城下町の名残は其処彼処に残っている。 噴水の造形もそうだったが、古城に刻まれた今は所々欠けた彫刻、計算して作られていたであろう庭の跡。 自分の暮らしていた小さな村とも、これまで通った廃墟とも違うことは、外を識らなかった自分でもよく見ればわかった。
栄えていればいるほど、その衰退は物悲しく見えた。]
ああ、特に深い意味はないんです。 偶然・・・5人も同じ日に訪れたのに、 その前に来た人や、 フェルゼ以外に住人がいないのが不思議だったもので。
[気を悪くしていないかと心配しつつ。 入り口まで着けば、そこで別れただろうか。
左の階段から3階まで。 比較的何も出ない、ということは、本当に安全な場所はないのだろうと思いつつ。]
(178) 2022/12/29(Thu) 11時半頃
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[4階より上は安全ではないかもしれないと思うと、3階もどうにも気が進まず、2階の廊下へ入る。 本来なら窓から差し込む光が調度品や絵画などを照らして美しい光景が見えたのかもしれないが、日中も暗い今の光は窓の先には届かない。 フェルゼ以外いないということはここも普段人が入ることはないのだろう、実際の廊下ははっきりと様相は分からなかった。
そこから扉の閉まる部屋を選んで中に入る。]
── はぁ、・・・ ・・っ
[扉に背を預け、ずるずると座り込む。 ずっと、眠れなかった。 どれだけ疲れて眠りたくとも、意識を落とせなかった。]
ここなら、少し眠れそうかな。 ここにはあの鹿はいないわ
[あの大きなハサミを持った生き物は。 誰へともなく囁き、大切に抱きしめて、子守唄を歌う。 日暮れに外で起こったことも知らず]**
(179) 2022/12/29(Thu) 12時頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/29(Thu) 12時頃
姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/29(Thu) 12時半頃
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/* 折角子供なんだから狭いところに隠れたいな、 そして折角噴水があるんだから噴水設備関係と絡められないかな……って思ってるんだけど中の人の知識が無さすぎて隠れられる構造なのかわからん…… そして調べようにも図書館は年末年始でお休みである。無念。
(-31) 2022/12/29(Thu) 14時頃
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/* 村たて様による噴水の描写 ・中庭にある 多分、これだけだと思う……勝手に書いちゃって平気かな? 物語のキーアイテム的存在なので、色々確定するのが憚られてな
(-32) 2022/12/29(Thu) 14時半頃
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/* マリオが噴水の中に足突っ込みそうになるのを 衛生的観念から待ったかけたくなる中の人……
(-33) 2022/12/29(Thu) 14時半頃
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[──ふと気づけば、噴水の周りからは 随分人が減っていた。 その時近くにいたのは、 おれとミタシュの二人ぐらいだろうか。 もしかしたら、ミタシュも移動していたかもしれない。
やがて、さっきの男の人が戻って来て 食べ物っぽい何かをばらばらと置いた。>>150 色々探してくれたみたいだ。 ぎゅぅっとお腹が鳴ったけど、]
大丈夫、みんなで食べてよ。 おれ、ちびだから、あんまりいらないんだ。
[断った。]
(180) 2022/12/29(Thu) 15時頃
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[それからその人は、 マーゴお姉ちゃんの行き先を聞いた。]
……そういえばさっき、 焚きつけがどうとか言ってたような……>>149
[バラバラと何かの音がしたのは>>149>>150、 ちょうどその時のことだろうか。]
──あ、お兄ちゃん!
[音の方へと向かう背中に声をかけたけど>>151、 止めたところで、おれじゃどうしようもない。 止めればマーゴお姉ちゃんの安否が分からないままだし おれがついて行っても足手まといだ。 お腹をぎゅっと抑えたまま、 大きな背中を見送るしかできなかった。]
(181) 2022/12/29(Thu) 15時頃
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[……耳を澄ましても、さらさらと湧き出る噴水の音、 風の吹き抜ける音、 それに時折城のどこかが軋む音。 噴水からこぼれ出る水光は、 柱を照らせば、ゆらゆらと影を揺らす。 さっきまで綺麗に見えたはずなのに 影の揺らめきのなかに、何かが潜んでいるみたい。]
(182) 2022/12/29(Thu) 15時頃
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[と、その時。 遠くの方から、何か化け物じみた声>>152が 短く、鋭く、中庭に届いた。 やがて、慌ただしい足音>>152>>168が 聞こえて、徐々に大きくなる。 きっと、マーゴお姉ちゃん達だ。 だけど、もしも違ったら?]
(183) 2022/12/29(Thu) 15時半頃
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[おれは思わずミタシュに目配せした ──もしも近くにいたならば、だけど。]
ミタシュってさ……戦える?
[「神を嚙み殺した」とまで言ったその力に 縋れやしないかと。]
いや……何でもない。忘れて。
[言葉にしてから、すぐに打ち消した。 おれにできることを考えなきゃ。 それに、ミタシュの体のことはもう聞かないって さっき自分で言ったじゃないか。]
(184) 2022/12/29(Thu) 15時半頃
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[それから、きょろきょろと何かないか 辺りを見渡した。 一瞬、使われなかった鉄パイプ>>88を見た。 けど、おれが振り回したところでヘナチョコだし そもそもすぐにバテるのがオチだ。
他に、何か。せめて隠れられる場所があれば。 と言っても、柱や噴水のかげは、 隠れるにはあまりにも心もとない。]
(185) 2022/12/29(Thu) 15時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/29(Thu) 15時半頃
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──あ、
[ふと思い当たって、噴水のへりに屈みこむ。 水が湧き出る場所なら、 はけ口も作っているはずだ。]
やっぱり!
[今までは興奮で気づかなかったけれど 噴水の周りは、ぐるりと鉄格子がはまっていた。 覗き込めば排水設備になっていて、 横穴らしきものもある。きっと地下水道への道だろう。 噴水の水位が十分なら、 水に阻まれて通れなかったかもしれないけど 今は多少の湿気ぐらいしか残っていない。 大人は無理でも、おれやミタシュなら、 四つん這いになれば通れる大きさだ。
ただし、鉄格子を外せれば、だけど。]
(186) 2022/12/29(Thu) 15時半頃
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ん、 んんーー!
[持ち上げようとしたけれど、 やっぱりおれの力ではどうにもならなくて、 それよりも先に、足音に追いつかれた。 はっとして振り返れば、 息を切らした二人が戻ってくるところ。]
マーゴお姉ちゃん! ラルフお兄ちゃんも…… よかった……!
[駆け寄ると、服がびしょびしょなのも忘れて マーゴお姉ちゃんに抱き着いた。]*
(187) 2022/12/29(Thu) 15時半頃
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/* えーんロイエお姉ちゃん抜けちゃうのか……! 残念。 ありがとうございました。どうぞ療養なさってくださいね。
(-34) 2022/12/29(Thu) 15時半頃
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[それから、しばらくして。 おれはラルフお兄ちゃんに話しかけた。]
ね。ラルフお兄ちゃんならさ。 この排水溝のフタ、持ち上げられる? あの横穴から、どこかに抜けられそうなんだよね。
[と、おれが動かせない鉄格子について相談した。
もしかしたら反対されるかもしれないけど その時はこっそり鉄パイプで テコの原理を使ってでも押し開けよう。]
(188) 2022/12/29(Thu) 15時半頃
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[隠れる必要も無くなったのに そこまで横穴に執着するのには理由があった。]
子供のおれだったら通れそうだし、 もともと水の通り道だったなら 新しい水源が見つけられるかも……
[噴水の水がいくら清らかでも 水源は多ければ多い方が良い。
その時は、自分の思いつきに酔って どれだけ無鉄砲か、考えてもいなかった。 フェルゼお兄ちゃんが、 地下は危険だと忠告していたなんて>>53 知らなかったんだ。]
(189) 2022/12/29(Thu) 15時半頃
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[ 悲しい話と、水の流れる音。 その場の雰囲気というものは人の印象を変える。 ]
……そう、ですねぇ それが正解ですよ
[ 少年だと思っていた子供が、大人びた風に見えるのも。 きっとそれはその場のイメージなのだろう。 ]
嘘は盾ですからね 嘘を知るというのは、人の触れられたくない場所を知るということにもつながりますよ
だから、マリオくんも人の嘘は暴かない方がいいですよ
[ 苦笑いと共に、零したセリフは誰のためだったのか。
本心では理解している。 けれど、僕はまた嘘を吐いた。 *]
(190) 2022/12/29(Thu) 17時頃
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―― 廃墟の外 ――
[ 話が終われば、きっとその場を離れただろう。 誰にも何も言わずに。 ]
やっぱ、嫌な予感がする
[ そう言い訳をこぼしながら、逃げるように。 大切な物を守っていくように。 ]
……ねぇ、■■■■■■ やっぱり、僕は人みたいにはなれないよ
[ 生贄から逃げた唯一の友達の名をつぶやいた。 あの子との約束はきっといつか破られるだろう。 それが酷く痛くて、辛い。]
(191) 2022/12/29(Thu) 17時頃
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あ〜あ、もうちょっと人話したかったな あの人とあの人と、あとあの人 ……やっぱりもう記憶が無くなっちゃうか
[ これは化物に堕ちた元人間の話。 いつか記憶と共に全て消え去り、ただの" 怪物 "に成り下がる" 誰か "の記憶。 **]
(192) 2022/12/29(Thu) 17時頃
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精留醸造 ミタシュがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(精留醸造 ミタシュは村を出ました)
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/* おぅ……ミタシュまで……寂しいなぁ
(-35) 2022/12/29(Thu) 17時頃
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人がいて、そして、消える気配がする。
うん。
ここは、そういうところだ。
(193) 2022/12/29(Thu) 18時半頃
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[エンジェルシイラが、 遠くで鳴いた。
>>192 それは、シイラが何かを感じたからなのだけど。
だから、少し、動く]
確か、酒が欲しいと言ってましたね。
[城の地下に行こう。 その時、姿を見せるなら、誰かと視線はあったかもしれない]
(194) 2022/12/29(Thu) 18時半頃
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>>189
[マリオのそんな行動、今は気がついていない]*
(195) 2022/12/29(Thu) 18時半頃
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[ロイエが城に上がって来た時、 その息の荒さ、少し眉を寄せつつ、 尋ねた言葉に答える]
ええ、とても、長く長く住んでいます。 もうどれくらいなのか、 多分、思う以上に長いです。
(196) 2022/12/29(Thu) 19時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2022/12/29(Thu) 19時頃
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>>177
もちろん、これまでも、訪れる人はいました。 でも、いつのまにか、いなくなります。
ところで、寄っていきませんか?
[ロイエを3階の部屋に誘う。 けれど、一旦、休む部屋を探すのであれば、 止めはしない。
4階にはいかないほうがいいと思ったが、 みれば、彼女は階段を降りていくので、安堵した]
あとで、少し食べるものもあるので、 立ち寄りますね。
[>>179 彼女が多分行くだろう部屋にあたりをつけて]*
(197) 2022/12/29(Thu) 19時頃
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ロイエ、体調不良で抜けるのか 知り合いのような気がして来たw
(-36) 2022/12/29(Thu) 19時頃
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なによりも無理はいかんです。
(-37) 2022/12/29(Thu) 19時頃
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【業務連絡】
みなさま、ありがとうございます。
少人数になるかとは、おもいますが、だからこそ、な醍醐味もありますゆえ、もしよかったら、お付き合いください。
12/30お昼頃に始めたいと思っています。
現人数だと、3日目更新でエピいりになります。
よろしくお願いします。
3日目更新と同時にエピになる予定です。
(#5) 2022/12/29(Thu) 19時頃
【業務連絡】
どうやら、村建ては、大事なので2回言ったみたい です。
12/30 12時-1/2 0時 1日目
1/2 0時- 1/4 0時 2日目 ぱるっく死亡
1/4 0時- 1/6 0時 3日目 エピ入り
となると思います。
ご負担ない程度でよろしくお願いします。
(#6) 2022/12/29(Thu) 19時半頃
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『よかった…!』 >>187
[ 泣きそうな顔のマリオにぎゅっとしがみつかれて、 自分より高いその体温を感じれば こんな小さな子まで危険に晒しかねない行動だったと 下唇を噛む。]
まぁ、マリオ あなたびしょびしょじゃない。
[ どうしたの? と、鞄から小さな布を出して びしょびしょのマリオを拭いながら 同じように泣き出しそうな顔になりながらも 口の端をあげてみせ。 びしょびしょのまま抱きしめて、 帽子の上へ額を寄せる。 ]
(198) 2022/12/29(Thu) 20時頃
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ミタシュも濡れてるの? 二人で水を汲もうとした?
[ そうして、顔をあげて、もう一人を探そうとすれば。 そこには獣の耳をもつこどもの姿はなく。]
・・・ミタシュ?
[ 不思議そうに中庭に目を走らせるが 端からいなかったかのように ミタシュの形跡を探すことはできなかった。 >>191 ]*
(199) 2022/12/29(Thu) 20時頃
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[ それから、 わずかばかり手元に残った薪を使って火を熾すと 少しだけでも暖めようとマリオを呼び寄せた。]
まぁ、こんなに冷えてしまって…。 どうしてこんなに濡れてしまったの?
[ 水路に入ろうと思った理由 >>189 を 優しく問いただしたことでしょう。 経験上、 こどもがすることには必ず理由があるのだけれども、 マリオは話してくれるかしら。
話してくれるようならば、 先ほどの自分の経験から危ないかもしれないとを告げて
ここのことに詳しいフェルゼに話を聞いてからにしない? と、提案し、 ラルフへはどう思います? と水を向けた ]**
(200) 2022/12/29(Thu) 20時頃
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フェルゼは、ロイエとの出来事が終わってから、城の外、マーゴたちを見遣る。**
2022/12/29(Thu) 21時頃
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−古城の一室で−
[か細い声で紡ぐのは、故郷の子守唄。 妹がマリオよりももっともっと幼い頃に歌っていたもの。]
少し、似ているかもね。
[大人が思うより、子供はずっと大人だ。 周囲をちゃんとよく見ているし、わかっているのだ。 空気を感じとる力は、ともすれば大人より長けていることもある。 自分の幼少期を思い起こせば、本音よりも大人が喜ぶ答えを選択して話せる子供だったように思う。
大人は知識や経験を重ねるほどに聡さよりも未熟さを見るから、良きも悪きも誤魔化そうとするほどに、すれ違うのだろう。]
(201) 2022/12/29(Thu) 21時頃
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[マリオは殊更人をよく見ているのがわかる。 楽しい話でもない昔話を聞く間も呼吸を合わせてくれていたし>>173、痛みに寄り添うことができる優しい子だ。]
あなたは確かに生きていた。 私の中に、みえるんですって。 会ったことないのに、私と あなたとの 時間が・・
[己のしぐさや癖に、今までのレニとの時間が映るなら。 それは、私の中に生きている、ということ。 記憶や思い出だけではない、過ごした時間そのものが此処に在る。]
私も、 ようやく・・・ 眠れそう。
[望まれるまま、殺したのだと思っていた。 でももし今会えば、「いっぱい水を飲みたかっただけだ」とでも言うのだろうか。 彼女は深傷を負って足手まといになる自分を、生きている限りロイエが置いていかないことを悟っていた。 結局幻影を見続けたのだから、死に損だと、がっかりしたかもしれないな、と、ほのかに笑みながら想像する。]
(202) 2022/12/29(Thu) 21時頃
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ありがとう。
[生前、あまり言えなかった言葉。]
――おやすみ、レニ。
[顔のない少女の影が、ふっと笑ったように見えた。 もう、幻影は見ない]**
(203) 2022/12/29(Thu) 21時頃
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/* 最初の方の独り言ロールは、殺しさせてごめん、じゃなくて、ありがとうって入れたかったんですけど、iPadと格闘してるうちに間違えたんですよね。 熱のせいにしておこう。
(-38) 2022/12/29(Thu) 21時頃
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[古城の2階。 生きて、と願われ目指した場所で、ロイエは目を閉じる。
なぜこの場所に他の人がいないのか不思議だった。 けれど、ここが目的地で終着点とするならば、そのほんの一部はわかる気もした。 ――自分もいなくなるのだな、と思うから。
あの噴水とて、水量を見れば永劫ではないとわかる。]
(204) 2022/12/29(Thu) 21時半頃
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[長く長く住んでいると言う青年を思う。 いつのまにかいなくなる、とさらりと言った青年>>197に、 寂しくはないのか、と問うた。 答えがどうであれ、自分なら見送り続けるなど寂しいから。 彼はまた、いつかひとりになるのだろうか、と先を想う。]
不思議な人。
[凪いだ声で穏やかに話す人。 自分にとっては心地いい音だった。]
お部屋に行けばよかったかな。 もう少し、話をしてみたかった。
[眠くて 眠くて、もう立ち上がる元気はないから。 次はぜひ――と、小さく小さくつぶやいた。 目が覚めるかわからないから、これは嘘になってしまうけど。
フェルゼが訪れる頃には、思考は途切れて眠りに落ちる。 目覚めることは、ないだろう]**
(205) 2022/12/29(Thu) 21時半頃
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/* ロイエ姉さんに古城を出て行く体力がなかったので 人の敷地で勝手にお亡くなりになってしまった。 すいません。すいません。
のすさんと久々に遊べて嬉しかったです。 できればエピログなど迎えたかったですが、今宵はこれにて。 ぷろろぐだけでも、とても楽しませていただきました。 いややっぱり名残惜しいですけどね。
それでは、またいつかどこかで。 寝ますぐう
(-39) 2022/12/29(Thu) 21時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/29(Thu) 22時頃
姉妹 ロイエがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(姉妹 ロイエは村を出ました)
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ロイエ 眠ったの?
(206) 2022/12/30(Fri) 07時半頃
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[部屋に行けば、ロイエは眠っていた。 それは、もう目覚めないこと、わかっている眠りだった。 その温度は、元々なかったもののように]
せめて、貴方の存在をもう少し知っていれば、 よかったな。
[既に、もう、飽和している自身のメモリー。 多分、彼女の物語を蓄えることはできなかったかもだけど。 せめて、ここにいたという記憶だけでも押し込める]
(207) 2022/12/30(Fri) 08時頃
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辛かったですか? それとも、今は良い夢だけをみてますか?
[教えられたことは、 身体がしせば、もう中はがらんどうなのだよ、と。 その存在が終われば、
あとは、水と空気になるだけ]
でも、まだ、それまでには時間があるだろうから。
(208) 2022/12/30(Fri) 08時頃
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[そして、ロイエを抱き上げると、 3階の自身の部屋に連れて行く。 ここでもよいのだけど、 彼女には、天蓋付きのベッドで眠ってもらおうと。
細い身体は、もちろん、本当に軽くて。
部屋に入りベッドに寝かせたあと、 寒くないようにと、シーツを被せた]
寂しくないよう、お花、あとから摘んできますね。
[きっと、飾ったら、綺麗だろうと思ったから]**
(209) 2022/12/30(Fri) 08時頃
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[どうしようもなく 飢(かつ)えている――]
.
(210) 2022/12/30(Fri) 08時頃
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[体中の水分が失われ、干上がった喉から漏れる声も息も擦れきっている。 僅かな光に透ける淡金髪も、パサパサに乾いて汗もかけない。 まるで一口の水を求め砂漠を彷徨う態で一歩、また一歩]
(211) 2022/12/30(Fri) 08時頃
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[ただ土と下草だけ踏んでいた靴先が、丸く禿びた石――嘗て道として敷き詰められていたものだろう――を探り当て、漸く男は目線を上げた。 濃淡様々の緑に侵食された石の建物と材木と布切れ、人工の文明の跡地。 蜃気楼ではと疑いながらのばした手が、砕けた欄干を探り当てる]
嗚呼 ……ここ なのか? ラメトリー?
[どこかに、この世で最も清浄な水が湧いていると耳にした。 昏く濁った世界で人が唯一縋る希望のよすが。 其れならば、己も潤い満たされるのではないか、と。 此処に集った面々のように、男もまたいのちを諦めきれずにいた]
(212) 2022/12/30(Fri) 08時頃
|
|
[どうしようもなく 飢(かつ)えている――]
[逸る期待に舌舐めずりしても、皺の刻まれた唇は湿りもしない。 ギラギラと鮮血の色彩をした瞳に、執念だけ燃やして]
喉が 渇いてたまンねぇ さいごに ――を飲んだのは もう
随分と前だ
[無意識に喉仏の隣をがりりと掻く。 爪と傷跡に滲む血と別に、紅い蔦のような紋様が首筋から肩、はだけた胸元まで続いていた]
(213) 2022/12/30(Fri) 08時半頃
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|
[終端の地に辿り着けた安堵からか。 噴水を視界におさめることなく、ゆら、と男の身体が傾いだ。 膝から崩れて蹲るのは、城へ向かう階段だったであろう半ば。 舞う風花が、肩に積もっては幻のように溶けてゆく]
だ れ か――
[白い衣を纏う人影が横切る気配にも、頭を上げられぬまま]
(214) 2022/12/30(Fri) 08時半頃
|
ジャーディンは、声にならない荒い呼気だけが、喉から漏れている*
2022/12/30(Fri) 08時半頃
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キュオオオーーーン
[エンジェルシイラがまた鳴いた]
(215) 2022/12/30(Fri) 11時頃
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|
>>214
誰か、来ましたか?
[ロイエを寝かせたあと、 気配に城の階段を降りていると、
「彼」を見つける]
辿り着かれたのですね。 いらっしゃいませ。
[彼が意識を失ったか、もしくは、まだあったか。 倒れた人の頭を撫でると、 そっと、その身体を起こそうと手をかけた]*
(216) 2022/12/30(Fri) 11時頃
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|
[獣の嘶き、或いは汽笛かのように突如響いた音に、男の肩がビクッと跳ねた]
……あンた 誰?
[落ちる影は宙を漂う怪物のものか、傍らの人物のものか。 髪に触れる手を反射的に掴んで、紅い眼差しで険しく睨みあげる]
うへぇ 不味そう
[薄暗い廃墟で、そこだけ色彩の抜け落ちたかのような白い青年。 自分とそう変わらぬ血色に乏しい皮膚、その白皙に小さな独白が零れた]
(217) 2022/12/30(Fri) 11時半頃
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オレは辿りつけたのか? そうか そう か……
[長い永い溜息。舌が口蓋にへばり付く]
招いて――歓迎してくれンの?
[一瞬途方に暮れたような顔をしてから、先住らしき彼の頭から爪先までジロジロ探る。 『いらっしゃい』との挨拶には、少なくとも拒絶する意思は感じられない。 掴んだ腕を支点に立ち上がった。まだ動けそうだ]
(218) 2022/12/30(Fri) 12時頃
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>>217>>218 私はフェルゼといいます。 貴方は?
[不味そう、という言葉に、お腹がすいているんですね、と溢した]
歓迎、というか、 ここに来た方の案内をするのが 私の役目みたいです。
[そして、伸ばした手で彼が立ち上がると、 どうぞ、と上へ誘う]
食べるものがいるなら、 そんなにいいものはないので、 お口に合うかはわかりませんが。
[どうですか?と]**
(219) 2022/12/30(Fri) 12時頃
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……庭 の いや オレのことは、ジャーディン、と。
[まだ世界が植物が然程有害でなかった頃。整えられたうつくしい庭園で密会する相手を、彼女は甘やかな聲でジャルダン、と秘密の名で呼んだ。故郷の言葉で『庭』を意味するのだと耳打ちされたのは、もうどれほど前のことか]
―― が 飲みたい
[また無意識に、己の喉に爪を立てる]
(220) 2022/12/30(Fri) 12時頃
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それでは、開始します。
(#7) 2022/12/30(Fri) 12時頃
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
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