231 獣ノ國 - under the ground -
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2015/07/08(Wed) 01時頃
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おはよう。ゆめよ。醒めない夢よ。
今日も今日とて夢物語。 君たちは一人籠の中。 二人揃って鳥籠の中。
囀る声は、何だろう。
(1) 2015/07/08(Wed) 01時頃
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ぺらり
ぺらり。
頁の捲られる音は。
古ぼけ色褪せた頁が開く音は。
一枚、一枚。もう一枚。
綴り綴られ其の本は、何時だって失せる事はーー無い、と。
……そう信じて居たのは、誰であっただろうか?
(#0) 2015/07/08(Wed) 01時頃
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「むかしむかしの、ものがたり」…?
―――それが僕には解らない。わからない。なにもわからない。まるで永らく眠っていたかのように。
(2) 2015/07/08(Wed) 01時頃
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東雲は去り、朝焼が国を照らし始める―――筈である、その下。
深く深く、何よりも。
自然の光など与えられず、
また、自然の光を忘れることさえあったかもしれない。
薄暗い中に在る螺旋の鉄を下り、重い鎖を外した向こう側。
鉄錆を僅かにはらりはらりと落としながら、鈍く開かれた扉の向こう。
―――「楽園」とは言い難い、隠れたその場所。
「普通」でないと、言われるだろう。この場所で。
(#1) 2015/07/08(Wed) 01時頃
白い部屋。灰色の家具。鼻を突く甘い花の香り。
香りは思考を重くした。
まるで何も考えられないように、思い出さないように。思い出の蓋を閉じるように。
白い世界は現実を消した。
朝の光も夜の光も人工的に作られるここは、夢であり。また幻であり――現実であると。創造者は囁いた。
「管理」された模擬楽園の、箱庭の中。
「ありふれた」日常を過ごしている地上とは真逆の、
………「一日」が、また、始まる。
(#2) 2015/07/08(Wed) 01時半頃
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―――籠の中の鳥は、…いついつ出逢う…?
(3) 2015/07/08(Wed) 01時半頃
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❁―――――
/*
【獣ノ國】
概要:
獣と人や人人又は獣獣、兎も角百合も薔薇もノーマルも入り乱れて良しのシリアス恋愛ガチRP村です。
【予め参加者は決まっております。】※
【プロローグに二日取ります。】
【※しかしプロローグ二日目15:00迄に、点呼確認済みの参加者様を除きwikiにて頂いた参加CO数に人数が満たなかった場合に限り、飛入を募集させていただきます。】
パスワードはwikiを再読の上ご確認ください。
【中の人発言は、灰・メモのみでお願いします。】*/
(#3) 2015/07/08(Wed) 01時半頃
/*
【メモテンプレート】
名前:
年齢:
性別:
外見:(チップ以外に追加があれば)
住居:
職業:
縁故募集等:
接続:
現在地:
NG:
コアタイム:
(#4) 2015/07/08(Wed) 01時半頃
鉱滓地区 チェビイがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(鉱滓地区 チェビイは村を出ました)
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僕達は、誰の駒でも、魅せる役でも無く、 ただ自分の噺を綴っていくのだろう。
――そう、鶴は言っていた。…気が、するんだ。
(4) 2015/07/08(Wed) 01時半頃
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[ぺらり、頁をめくる手が止まる。] …………。
[無粋に水面を打ち叩く鐘の音は、 湖に浮かんだ月影を散り散りにした。]
(5) 2015/07/08(Wed) 02時頃
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[あれはよく知る鐘の音だ。
友人と涼しさの漂う通学路を歩いた頃。
理想を追い求め、論敵を 弁論でねじ伏せようと気炎を上げていた頃。
身の伴わぬ思想は容易く覆されること。 信じたそれらはただの泡沫にすぎぬと気づいた頃。
手慰みに書いたものがたりが、 人に読まれるようになった頃。
繰り返される音は、いつも。 思考の海に沈む彼を、現実に引き戻すのだ。
時と共に何を失っても、何を得ても。 変わらない朝ばかりを、齎すのだ。]
(6) 2015/07/08(Wed) 02時頃
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( どうしても鐘が朝をつれてこようというなら、 地中深くに潜れば朝に逢はずにすむのだらうか そこが例えば――、 )
*
(7) 2015/07/08(Wed) 02時頃
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― 地下施設 第三棟 管理人部屋 ―
[古びた本に栞を挟んで机上に置く。 はらり、と眼鏡の縁にかかる黒髪を そっと指先で払い、眼鏡を外した。
( ……伸びたな ) 歳老うにつれ伸びる速さが落ちている ……とはいえ少し、長くなりすぎたようだ。
痩せた薄い掌を後ろに回し、白い髪ひもを解けば 波打つように、背まで届く髪が広がる感触がする。 つ、――。指先で丁寧に整えてから、 再び纏めて、首の後ろで括った。]
よっ……と。
[ゆっくりと立ち上がりながら、裾を整えると。 違う本を手にとって、与えられた部屋から、 白い塗料で「異質」を塗りこめたような世界へと。*]
(8) 2015/07/08(Wed) 02時頃
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―→ 第一棟 図書室 ―
[御伽話のように、クローゼットを潜れば 雪国が待ちうけているわけではないが 梯子を降りて暖炉を潜れば、 そこは図書館になっている。
( ――はて、あのものがたりはどこにあっただろうか。)
……。
忘れてしまった。]
……もの忘れが激しくなっていけないな。
[は、と嘆息を一つ。 持っていた本でぽてんと頭を叩くと、 収容されたものたちを観察しがてら 階下に降りた彼は 本を返しに「文学」を納めた棚へ、足を運ぶ。**]
(9) 2015/07/08(Wed) 02時頃
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/* 入ってよかったんだろうか。 とりあえず、宜しくお願いします。
ウィキはわりと舐めるように読んだけれど 粗相が無いか心配です。 末吉[[omikuji]]25+8
(-0) 2015/07/08(Wed) 02時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/08(Wed) 02時半頃
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/* 和風は施設内にそういう設備があるからオッケー、
管理人室は各々に割り振られているが 同時に就任という訳ではなさそうなので まあ入っていても問題なかろう。
冒頭で読んでるのは中原中也の湖上だけど 出していいのかがよくわからなかったので出さない (ただ萩原朔太郎の 「雲雀の巣」がいろいろ美味しいのでだしたいです)
で、「・第一棟と第二棟は全員が知っており、また管理人も自由に行き来出来る。 ・秘密棟は管理人は全員知っていて且つ世話もしているが、獣には知らされて居ない」なので、別に移動は構わない。
ここまで間違ってたらすまない あともう少し入村待つべきだったかもんもんもん風呂
(-1) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
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出せッ!出せッつってんだろうがこの×△○がッ!耳くそ溜まりっぱなしかッ!ああッ⁉︎
[黙っていれば憂げな雰囲気さえある少女が、吠えている。その実態は多くの獣や管理人に傷を与えてきた、問題児。喧嘩っ早く、それをできるような腕っ節を持つ少女。ゆえに、現在は…というか、ここに来てからのほとんどの時間を秘密棟で過ごしている。]
死ね!死ね!ここから出せッ!クソ野郎殺してやるッ!
[壁を蹴るのに飽きたのか、腹立たしそうに踵を返し部屋の隅に座る。その時、白く美しい髪が、壁に擦れ、キィイと、音を立てた。その髪は全て針、白く尖った針。自らをも傷つける…彼女は、ハリネズミであった]
(10) 2015/07/08(Wed) 16時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/08(Wed) 16時頃
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― 秘密棟 / ??? ―
……暴れないでもらえると嬉しいわね。
[苦悶の表情を浮かべて、獣人をやっとのことで押さえつける。 さっき鎮静剤を打ったばかりなのに。効き目が弱いのだろうか]
あなた、ヒトに戻りたいんでしょう。 私はその手伝いをしてるだけ。なんで抵抗するのかしら。
[心底理解できない、というふうに。 手に持った注射器を振り上げて。まっすぐ獣人の頸動脈へと。 獣人は小刻みに震えると、やがて大人しくなった]
最初から。そうして大人しくしてくれればいいのに。
[顎に手を遣り、しばしその動向を見守って]
(11) 2015/07/08(Wed) 17時半頃
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[やがて、その獣人の腕に。 もしゃり、と図太い毛が生えてくる。獣の毛だ]
……あら、失敗。 ますます獣化が進んでしまうなんて。
[残念そうに呟いて。その結果をカルテに記した]
ごめんなさいね。 また、“実験”に協力してくれると嬉しいわ。
[悪びれなく言う表情は、狂気さえ感じられて。 アマルテアは獣人の部屋を後にするのだった]
(12) 2015/07/08(Wed) 17時半頃
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―→ 第一棟 医療室 ―
[秘密棟から出てきたアマルテアの表情は、 すでに狂気を孕んではいなかった。 白衣を身に纏い、柔らかな微笑みを浮かべたその姿は。 まさに理想の「女医」と言って差し支えない]
……あら。
[カルテを捲る手が、ぴたりと止まった]
むう。この数値は要注意だわ。
[血糖値が高め。 甘いものを食べすぎちゃってるのね、と]
(13) 2015/07/08(Wed) 17時半頃
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まったく、困ったものね。
[ふんわりと、優しい苦笑を浮かべて。 しかし、医療室に置かれたカルテの中には。 先程のようなおぞましい実験の結果が事細かに記されている。 彼女は、獣人をヒトにできると本気で信じていた**]
(14) 2015/07/08(Wed) 17時半頃
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[ ( ねえ、僕はいらないの? ) ( 兄さんの方が綺麗に啼くから ) ( だから ぼくは ) ]
(15) 2015/07/08(Wed) 18時頃
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― 第二棟 庭園 ―
What a Friend we have in Jesus, all our sins and griefs to bear. What a privilege to carry everything to God in prayer.
[ 人工のひかり かりそめの草花 偽物の祈り。 広々とした庭の中で、ひとりの鳥が囀り唄う。
吹くことのできない蒲公英を残念に思うことも 首が堕ちぬ椿に違和を抱くことも 散ることの無い桜に、無粋と心濁らすこともなく
鱗のような硬い外皮に覆われた両脚で幹に立ち、 毎日 まいにち 明日もきっと 「鳥」は理由も思い出せぬまま 肩に乗った兄の為に
只只管 唄うのだ。 ]
(16) 2015/07/08(Wed) 18時頃
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O what peace we often forfeit, O what needless pain we bear, All because we do not carry everything to God in prayer.
[ 風が吹かない庭園で、声はまっすぐに届かぬ天へ飛び 鸚哥の脚はまるで手のように 桜の幹を握りこむ。
罅割れた木肌に添えた掌は ひとの貌こそしているものの 肘から先は鮮やかなパライバトルマリンの蒼碧色。 五指を彩るまぁるい爪は釦のような鮮やかな赤。 「ひと」のフリなどまるでできぬ容貌は 唄う聲すら人から遠く、ソプラノ・リリコが翼のかわり。
管理の行き届かぬ古書の森の住人や 壁に並んだ絵画のご婦人達、 奥深い森に隠された 孤独な住人も 鳥の唄を耳にすることがあるかもしれない。]
(17) 2015/07/08(Wed) 18時頃
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Have we trials and temptations? Is there trouble anywhere? We should never be discouraged; take it to the Lord in prayer.
[ 肩の兄が心地よさそうに羽根を広げ、 僕の掌の緑と彼の鮮やかな赤が 淡い櫻色の中で咲く。
此処の住人達と喋るのは、専ら「兄」ばかりで 「僕」が唄以外に喉を使うことはあまり無いはず。
柔らかな頭の羽毛を赤いつめ先でこりこりと撫で 変わらぬ兄の様子に 僕は瑠璃色の眼を細めて 彼へ 唄を紡ぎ続けた。**]
(18) 2015/07/08(Wed) 18時頃
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/*ジリヤ拾おうかと思ったけど時間切れやーん。 申し訳ない申し訳ない…。
はじめまして、おじゃまさせて頂きます。かんこと申します。 知られている方には入村で透けると専らの噂でございますが 既知の方はいらっしゃるのかどうか。さてはて。 何にもキャラ決めぬまま来たよ、どうしようね!!!
(-2) 2015/07/08(Wed) 18時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/08(Wed) 20時半頃
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―秘密棟前―
嫌になっちゃうねぇ…。ホント ボカァ、こういうの向いてないんだよ
[ズキリ、と手に負う傷を抑えれば血が滲む事は無いにしろ多少包帯の下で出血はしただろうか 獣人、獣になり損ねたヒト。否、ヒトになり損ねた獣か。はたまた、望んでもない事か どちらにせよ、それ等は人間と共存するためにいくつも障害があって――]
アイタタタ…。参った参った それじゃ、しまっていこうかな…と
[重い扉を開ければそこは問題児が入れられる、人間の言う独房のような所 尤も、この施設自体が彼等、彼女等にとって独房と言われたら元も子もないのだが、それでもここは他に比べて“特別”だ]
(19) 2015/07/08(Wed) 21時半頃
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好き好んでここに入る奴は居ないってハナシよ みんな居るかい?
[入ってみては声を掛けてみるが反応はあっただろうか もしかしたらここに来る前に誰かしらとも会ったかもしれない**]
(20) 2015/07/08(Wed) 21時半頃
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/* 23+2 173+15
(-3) 2015/07/08(Wed) 21時半頃
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/* 身長最大値か… 年齢もうちょい欲しかったなぁ…
(-4) 2015/07/08(Wed) 21時半頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2015/07/08(Wed) 22時頃
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―― 第三棟・大扉前 ――
[ 僅かに空いた、隙間から。外界とを大きく隔てた鉄扉の、小さな隙間から、風が吹いた。 まるで冷たな風は、朝を報せに来たのか 。
扉付近の番犬は如何しているのか。
男が視線を遣ると、犬はごろりと寝転んで居た。――嗚呼、自分がこの、番犬に襲われるような。『 脱走側 』でなくて良かったと、……男は薄汚い思考を侍らせる。 ]
……あさがくる…否、もう来た、のですかね。
[ 数日地上へ上がる事は無かった。そろそろ陽の光を拝みたくもある。男は陰を灯した瞳をじとりと上げた。鉄扉は重く、目前にのし掛かる。その重さはまるで、いつぞやの現実の―――蓋を。…閉じているような気さえした。
……この扉を開けたら、誰に、何が起きるのか。 男に何が降りかかるのか。 ―――「 日常 」は、何に変わるのか。]
変化を求めるのは私か?……外か?
[ まるで怠惰とも言えるまでに変わらない日常は。異質のここでは酷く懐かしく。――されどその日常に潜り込んだ所で、何が変わるのか。 ]
(21) 2015/07/08(Wed) 22時頃
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――――嗚呼、知りたい。
何が「彼」を動かし、何故私達が「此処」に居るのか。
「彼ら」が此処で、暮らす意味とは。
[ 塔の上に居るという、噂話の真相は果たして。
やがて男は長髪を揺らめかせながら、踵を返した。
こうして今日も、「管理」が始まるのだ。 ]
(22) 2015/07/08(Wed) 22時頃
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クソ野郎ッ!いねぇわけがねぇだろうが! 閉じ込めてんだからよッ!
[聞こえてくる声>>20に、怒号で返す。何もかもイライラする。がなり立て、暴力を振るい、解消するしかない。]
閉じ込めるだけじゃ足りねえか!え?今日は何の用だ!どうせロクでもねぇことをだろうがよ!
(23) 2015/07/08(Wed) 22時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/08(Wed) 22時頃
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お針子って言いたいだけだった。ハリネズミなのは先に決めてたけどね
(-5) 2015/07/08(Wed) 22時頃
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ああ、皆様、初めまして。知ってる人も久しぶりでございますよ。宝井民です。国主様、村建て様には、遊び場を提供してくださったことに感謝を。前回参加し損ねて悔しい思いをしたのですよねー。むむー
(-6) 2015/07/08(Wed) 22時頃
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あ、居た居た。いやー、安心したぞ…と 柵越しで悪いけど入っても良いかな?
[相手の怒号にも最早慣れたと言って良いのだろうか。傷を負うのは自分だけでは無いことも知っているし、閉じ込められて不満なのはよくわかる だからこそ、のんびりとした口調で話しているつもりなのだが、どうしてなかなか。相手を煽ってしまう気がする]
シーッ、そう決めつけるのは良くないぞ…と じゃじゃーん、暇潰しアイテム
[取り出したのはカラフルな六面体。カシャリと回せばパズルのように崩れて。更にカシャカシャと色は混ざり合っていく。ルービックキューブくらいは知っているだろうか それを目の前で披露したい、だなんて呑気な話だが彼女がこれで満足するとも思えずそれを白衣の下にしまう]
待って待って寄らないで。 一応管理人だから僕に何かあったらキミが危ないし えーっと、それで本題に入るけど……
(24) 2015/07/08(Wed) 22時頃
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[おちゃらけて掴みはオッケー。だなんて勝手に自分の中で決めつけて。相手がそんな自分にどういう反応をしたかもお構いなしに更に白衣の中をまさぐる そこから出てきたのは一本の注射器と中には透明な液体]
残念だけどキミは凶暴で危ないから…殺処分しなきゃいけなくて ボカァ、反対したんだ…でも……ほら、ね? 下っ端だから…
[涙声で訴えてみるが、勿論注射器の中は毒薬でも無く、ただの痛み止めだったり鎮静剤だったり。彼女を落ち着かせる何かなのだが 所謂ジョークでそんな演技をしてみる]
うっ…うっ……わかってくれ、僕もこんな事したくないってハナシ
[とは言え、こんな事言っては彼女も注射なんてさせてくれないだろう。暴れたり拒否すれば種明かしはするし、受け入れても注射した後にちゃんとネタバラシをしようと企む**]
(25) 2015/07/08(Wed) 22時頃
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……あ、 。
[ 僕はたいして気にしていなかったのだけれど どうやら兄さんはそうでもなかったらしく、 ばさり、ばさりと極彩色の翼で羽ばたいて 声の主>>10のほうへと飛んで行く。
その途中で見つけた格好の背の高い宿り木>>20に 『キィァァ。』 とひとつ、啼いてから くるりと頭の上で旋回。
いつも通りに彼が腕を差し出してくれたなら 「兄」もいつも通り肩に収まり、 ノアの行く先について行くだろう。
行く先>>23の人物に出会う事が出来たなら ]
(26) 2015/07/08(Wed) 22時頃
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『 ウルサイ! ウルサイ! 』
[ 喚く真っ赤なベニコンゴウインコが 彼女の苛々のもとをさらに増やすなんて事も あったかもしれない。*]
(27) 2015/07/08(Wed) 22時頃
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[ 僕はといえば、桜の樹の上に立ったまま 兄さんが飛び去った先をぼう、と見つめ あるらしいと訊く隔離された場所を想う。
こわいところだ、と認識しているけれど 僕と違って兄さんは飛べるから あんまり心配もせず。
観客が居なくなっては唄う意味もない。 僕は鳥の脚をぶらりと投げ出して 太い枝の上で 桜色の天を仰いだ。]
(28) 2015/07/08(Wed) 22時半頃
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おや、そこで飛んでないでおいで …でもここから先は秘密にしなきゃ駄目だよ? 僕が怒られるってハナシ
[上で旋回するインコに対して腕を差し伸べれば宿り木となったようで、肩まで乗ってくる インコにしては重いな。なんてクスリ、と笑ってから秘密棟に入っていっては怒号を飛ばす彼女に対して煽るように返すインコ>>27]
プッ…。うるさいってハナシだよ? あんまり喧嘩するものじゃないぞ…と
[腹を抱えて笑う衝動を抑えながらも相手の反応を見て。インコを抑えるためにもその頭を空いてる手で撫でてやろうか**]
(29) 2015/07/08(Wed) 22時半頃
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ふむ。
(-7) 2015/07/08(Wed) 22時半頃
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ダメだって言っても入ってくるだろうがッ!
[イライラしながら、事実上迎え入れる。目の前で相手がルービックキューブをし始めた。…昔よくやっていたが、別段興味を引く物でもない。柵に手をやると、ギロリと睨みつける。…すると、ようやく本題に入った]
殺処分だァ?やっぱりロクでもねぇじゃねえかッ! うるせえッ!ンなモンさせッかよッ!柵の中に閉じ込めてまだアタシが怖えってのかッ!臆病なサル共がッ!
[>>25注射をされようとして暴れて抵抗する。針のような髪が揺れる。気をつけなければ、相手の腕を傷つけるかもしれ無い。実際、ジリヤの肩のあたりは服がいくらかボロボロになり、擦り傷がいくつも見える]
(30) 2015/07/08(Wed) 22時半頃
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[かたん、と本を置いた。 その心ゆえに、獣にならざるを得なかった男の話だった。
人と獣の境が曖昧なものが居るこの施設では、 心次第では人が獣になることも、 また、できそうに思えてしまうから不思議だ。
少し遠くで美しい歌声が、 更に遠くで、何か、かすかなざわめきを感じた。
閉ざされた空間といえど、 静かであるときは皆が寝静まる頃くらいだろうか、 そんな事を考えては、足は歌声の方に向く。]
(31) 2015/07/08(Wed) 22時半頃
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/* おや、あまり進めないタイプの人かな?もうちょい展開重視でやっても良いのに 切ってないけどそろそろ10分経つし進めちゃおうかしら
(-8) 2015/07/08(Wed) 22時半頃
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『ヒミツ!ヒミツ! ノア。オコラレル!』
[ ノアの肩の上で上機嫌に くるりくるりと首を捻る 赤い鸚哥。 一寸重いのはご愛嬌だ。
宥められれば>>29大人しく、クルルとひとつ喉鳴らし 彼の施術>>24>>25の邪魔にならぬよう、 針鼠が見える高い位置にばさりとひとつ羽ばたいて 見下ろすように留まるだろう。]
(32) 2015/07/08(Wed) 22時半頃
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― 第二棟 庭園 ―
[図書室を出て、仄暗い廊下を渡れば そこからは第二棟に続いている。 その先は獣達の中でも 問題児と見做された者のいる秘密棟だ。
彼は、第二棟の醸す雰囲気が好きだった。 ――そこに揺れる花々にたとえ、宿る命がないとしても。
庭園にひっそりと在る書庫が気にいりだった。 ――そこにたとえ、読み手がいないとしても。]
(33) 2015/07/08(Wed) 22時半頃
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/* アッキーのト書きがね、ちょっと僕に似てる匂いを感じて ふふふってなるときある。 繰り返し好きなんだよね、わたしもさあ。 ぽえむリリカル仲間…!と勝手に親近感である。
(-9) 2015/07/08(Wed) 23時頃
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[足を向ける途中で歌声は途切れる。 それでもそちらに向かったなら、 施設の白と徒花以下の色の中、 鮮やかな蒼碧色を揺らす獣人>>28が見えただろうか。]
やあ。 今日はもう、「いつくしみぶかき」は仕舞いか。
[途切れ途切れに聞こえた歌詞から歌名を思い出して 彼はその細い体躯にあわず 明朗な声で獣人に声をかけた。 獣人の経過観察も仕事のひとつゆえ。
見上げた徒花は花を散らさぬ。 ――散らぬ桜は、なるほど、美しくない。]
(34) 2015/07/08(Wed) 23時頃
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入るぞ…と。そりゃ勿論 じゃなきゃ何も出来ないってハナシさ
[ギロリと睨みつけられれば両手を上げて降伏のポーズ。敵意を持って察していたらそもそもこの秘密棟で命がいくつあっても足りやしない 言葉が通じるのならば、発してなんぼ。まずは発信して相手の反応を伺えって誰かが言ってた気がする]
怖い怖いってハナシ。ヒトが持つ以上の力があるし 特にキミは暴れるから…殺さなきゃ……って、ちょぉい!!!
[注射のために手を出せば彼女の髪に触れ、その自らの手は切り傷だらけになるし、浅いものからもしかしたら深い傷まで出来ただろう それよりもジリヤの下の傷へ目をやって]
ジョーク!イッツ・ア・ジョーク!!ただの痛み止め! 怪我からバイキン入ったら危ないってハナシ!
(35) 2015/07/08(Wed) 23時頃
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[ここで初めて慌てたようにして、特に肩のインコに髪が当たらないよう細心の注意を払いながら彼女を落ち着かせる 落ち着いてくれたのならば腕を出すように言うだろうし、落ち着かなくてもまずは肩の傷を治療するために包帯やら絆創膏やらを白衣の下から出して]
ジッとしないと危ないぞ…と 身を守るために進化したはずが自らを傷付ける…なんてね
[不憫にも思いながら、彼女の性格とその刺を考えればここに入れられるのは当たり前なのかもしれない 羽ばたいて自分が怒られるような事を言うインコには人差し指を唇に当てて]
Shh... ホント、内緒にしてて欲しいぞ…と
[じゃなきゃ、キミもここに入れないといけないね?なんて当たり前のように冗談を言って それが彼にとって冗談としっかり受け止められたのならば、良いのだが**]
(36) 2015/07/08(Wed) 23時頃
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/* 160+12
(-10) 2015/07/08(Wed) 23時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/08(Wed) 23時頃
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/* Q.何を思って施設管理人になったのですか? A.こうきしん
(-11) 2015/07/08(Wed) 23時頃
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[ 近づく足音と、知った声>>34。 僕は太い桜の枝からぶらつかせた手をとめて むくりと上体を起こす。
変わることのない緑の庭に、妙に馴染む衣服の”管理者”は 僕の瑠璃よりも余程濃い「黒」を宿して此方を見上げ 吹かぬ風のかわりに空気を張るような声。
枝に座ったまま、ふたつの鳥脚を ぶうらぶら 無表情で振り子を弄ぶ。 唄は仕舞いかと問われれば、こくりとひとつ頷いて ]
…………。
[ 緑の手で自身の肩をぽむぽむと二度叩く。 管理者ならばだれでも知るはずの僕の兄の定位置だ。 ( 観客が居ないから )そう、兄が消えた先を指さした。]
(37) 2015/07/08(Wed) 23時頃
|
|
[ ノアが危ないもの>>30に近づく頃には 鸚哥は既に何処かの高いところへ逃げおおせる。
ノアと針鼠を見下ろしながら、首を傾げる赤い鳥。 彼の言葉>>36わかっているのか いないのか 鳥の目は情を語らない。
それでも「ここに閉じ込められる」なんて聞けば 誤魔化すように嘴で自慢の羽の毛づくろいを始めたり。
針鼠が相変わらず煩かったとしても とりあえず『ウルサイ』とは、もう言わないだろう。]
『イタイ!ノ イタイ!ノ トンデイケ!』
[ ノアの手から赤いものが見えたのならば>>35 鸚哥はそう 口にした。]
(38) 2015/07/08(Wed) 23時半頃
|
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タチの悪い冗談だ。笑えやしねえ。お前いつも場を白けさせてンだろ。
[>>36注射は拒否する。痛み止めというのが本当でも、抵抗せずに注射させるのを認めたら、いつ毒薬を刺されるかわからない。…それに、針は嫌いなのだ。…包帯は巻かせてやる。それは仕方ない。痛くないわけではないのだ]
うっせえ。アタシだって好きでこンな髪してンじゃネェよ。
[切るとハサミがダメになり、そのくせ、普通の髪と同じように伸びる針。結局、束ねてそれだけでいいことにしている。]
ウルセェぞッ!焼き鳥にして喰われてェかッ!
[>>32 鳥の羽音や発言にイライラしてがなる。なんでこの男はこんな鳥を連れているんだ。]
(39) 2015/07/08(Wed) 23時半頃
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/* もうちょい待ってから動くか…
(-12) 2015/07/08(Wed) 23時半頃
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/* 待つ必要も無かったか!!!
(-13) 2015/07/08(Wed) 23時半頃
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/* フィルの音声どのくらい絞っていくか考えものだなー。 やりにくさを感じさせてしまってはよろしくないからなあ。 あっきーごめんね、まだ手探りなんだ。
(-14) 2015/07/08(Wed) 23時半頃
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ふうん、そうか。ならば次にゆっくりと聞くとしよう。
[むくりと起き上がった男の瑠璃の瞳は、 彼には何を映し出しているのかがわからない。 鳥のように表情が無いからだ。
今しがた流れていた歌以外には 声をあまり聞かぬその獣人>>18。 名はフィリップだっただろうか、と脳髄の頁を一つ捲る。 なにぶん、おとといも昨日も歌っていたことは 覚えていても 中々名前に関して物覚えが悪い。]
――いないから、か?
[いつもその肩に乗っているインコがいない。 それを男の所作で悟った。
彼は 空気を静かにかき回す鳥の足から、 瑠璃色の瞳までを視線で辿ったあと、 蒼碧色が指し示す先をゆるりと振り返った。]
(40) 2015/07/08(Wed) 23時半頃
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あっちは……。
[秘密棟の方じゃないか。 漏れそうになった言葉を掻き消す。 また”ハリネズミ”が暴れでもしたかな、と考えた。]
はっはっは。元気なようだな。 ……まあ、気にする事はないだろう。 怪我人でも出たなら、 後でメティス先生に診てもらえばいい。
[最低限、秘密棟のことは暈して]
それより、私は常から気になっていたのだがね。 歌はどこで覚えたんだ。随分と見事じゃないか。
[袂に手を突っ込んで、 偽物の桜を眩しそうに見上げながら、 一つ、さざなみも立たぬ湖の瑠璃に 石を投げ込んでみた。]
(41) 2015/07/08(Wed) 23時半頃
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― 第二棟 庭園 ―
……アキラと、フィリップ。 ちょうどいい所にいたわ。
[かつかつ、とヒールで音を立てて。 アマルテアは2人に歩み寄った。 少し困った表情をしている]
ノアを見なかったかしら。注射器の在庫が足りなくて。 持ち出すのって、彼くらいしか思いつかないから。
[柔和に微笑みながら、探し人を告げた]
(42) 2015/07/08(Wed) 23時半頃
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[別にノアが注射器を持ち出したのならそれでいい。 ただ、もしも獣人が犯人であったのなら。 ―――キツいお仕置きをせねばなるまい]
だから、ね。 ノアの居場所を知っていたら、教えてほしいの。
[アキラとフィリップへ手を合わせて、「お願い」のポーズ。 内心では暗い考えを抱きながら、それを億尾にも出さない]
(43) 2015/07/08(Wed) 23時半頃
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/* えーと?おもったけど獣は僕とジリヤしかいまいない? 狼ダミーは…多分動かないだろーし… わあ、あいどる!←
せんせー4人かあ。多分兄さん女医も好きだな() お花咥えてもっていこう。ジェントルメン兄。
(-15) 2015/07/08(Wed) 23時半頃
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フィリップは、ジリヤへ 『ヤキトリ!マズイ!オイシクナイ!』
2015/07/09(Thu) 00時頃
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今更誤魔化しても遅いぞ…と まったく、目ざといやつだよ。鳥目のくせに
[痛いの飛んでけ、なんて言われればヘラリと笑って「ありがと」なんて返してやろうか 先に包帯が巻いてあったから少しだけ防御力が上がったかなんて慢心もして良いものではない。普通に刺さって痛いし切って痛い]
白け……どうだろう?相手はしてくれるはずだけどなぁ 飲み薬なら、居る?錠剤しか無いけど
[注射拒否なら痛みに耐えてもらうか、薬を飲んでもらうくらいしか出来ないのだが。それすら毒だと思われて拒否するのならば、諦めるとしよう 尤も、口にするもの全て毒だと思われるのならばこちらで用意する食事だっていちいち毒味しなくてはならなくなるが、人が食べた物は嫌だなんて我儘言いそうだな、と想像してはニヤけてしまう]
そりゃそうだろうねぇ ただそれで周りを傷付けるかもしれないから出せない…と、言いたいけど
(44) 2015/07/09(Thu) 00時頃
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[ここでじっとしてても退屈だろう、なんて思ってしまう 出して、他の研究員や獣人と会うのも問題無いのではないか。なんて余計な想像を 尤もそれは誰かにとっての不都合で、誰かにとっての都合のいい展開なのかもしれないが、自分にとってはどうでも良い、ただの気紛れと偽善なのかもしれない]
乱暴な言葉、使うものじゃないぞ…と よし出来た。あと服気を付けないと胸見えるよ
[治療中に見えたかもしれないそれは黙っておこう。言えば今度こそただではすまないだろうから ジリヤとは別に自分の手は適当に包帯を巻いて一時的な止血をしてから檻の外へ出て、その扉を“足で適当に閉める”]
ほら、行くよ。あまり長居すると怒られちゃうから キミがここに来てるのは秘密だぞ…と
[インコを呼び寄せて、腕を差し出す。血に濡れた腕は嫌がられるかもしれないが、それならそれで外に案内しようと それから秘密棟からの去り際にジリヤの方を向いて人差し指を自身の唇に押し当ててからウインクを飛ばす]
(45) 2015/07/09(Thu) 00時頃
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Shh.... 内緒、だよ?
[彼女がそこに留まるも出るも自由にしておいて “たまたま”怪我の方に集中してしまって“偶然にも”扉の鍵をかけ忘れただけなのだから、仕方ない事だ。なんて言い訳を作って けれど、もし彼女が問題を起こすようならば次はもっと厳重に監視されてしまうだろう**]
(46) 2015/07/09(Thu) 00時頃
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/* 折角プロローグなんだから自由に歩いてみんなと話してほしいなーなんて勝手な行動を起こしてしまって……
いやはや、申し訳ないと思ってる
(-16) 2015/07/09(Thu) 00時頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 00時頃
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やあやあ、メティス先生。
[柔らかな声にくるり、袖を揺らして振り返る。 振り返った先、白衣を纏った女は、 少し困ったように笑っていた。]
ノア君かい? 見なかったねえ。 ――あゝ、すこぅしばかり向こうで、 声を聞いたような気がしないでもないが。
[そういって、秘密棟の向こうの方を ちょい、と袖の先で示す。
庭園を抜けて奥、古びた障子に仕切られて そこに存在する秘密棟からは さあ、果たして誰が顔を覗かせるやら 彼は知らないのだが。]
(47) 2015/07/09(Thu) 00時頃
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いらねぇッ!お前らが渡すような薬なンかいるかッ!
[薬を渡されるようとすると>>45また睨みつける。というか、視線は常に睨みつけているかのようだ。これもあるいは、彼女の持つ針なのかもしれない。]
そこまで指図される憶えは… む、むねェ⁉︎ばっ、バッ野郎!デリカシーすらネェのかッ!
[服を見ると、胸のあたりもたしかに服がボロボロである。これは、多分、見えていただろう。慎ましやかとはいえ、無いとも言えない胸が]
二度と来ンな!
[後ろ姿にがなる。そして、イライラを発散するために扉を殴ると、扉が抵抗もなく開く。]
なっ…開いた…?そういやアイツ…鍵かけずに…
[扉が開いたなら、出るしか無い。とりあえず、他の監視員に見つから無いように気をつけながら、独房から出た]
こりゃ、日頃の鬱憤晴らすしかネェだろ。こんなこと滅多にネェンだ
(48) 2015/07/09(Thu) 00時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 00時頃
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[ ”いないから”>>40 という疑問符へ、またひとつ頷いて その視線が緑の手の促し通りに兄の辿った先を追えば 自らも兄へと瑠璃色の眼を細める。
下から響いた破顔するような笑い声に きょとりと 彼>>41へと視線を戻し ”怪我人”という言葉に表情を曇らせた。]
――――ピッ、 ピゥーーーー
[ 指先で吹いた笛は高い音を出して「兄」を呼ぶ。 馴染みのノアが采配はしてくれるだろうが、 ヒトが怪我をするような場所へは長く居て欲しくない。
きっと暫くすれば、ヤキトリ>>39だなんて言われた兄が ばさりと戻って来るはずだ。]
(49) 2015/07/09(Thu) 00時頃
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[ 眩しそうに此方を見上げ、含みある言葉で問われる 唄の理由。
確かに胸がずきりと痛むのに 瑠璃が映す世界がゆがむのを感じるのに 何故だかは思い出せない。…意図的に、封をしたような。
僕は”見事”という言葉>>41を否定するかのように 淡いグリーンの髪を左右に振り 瑠璃に悲しみを浮かべて和装の管理者を見る。
はく、と開いた口は ひとつ息を吐いたあと]
うたは どこで
[ 口から出たのは、ぽそりとそれだけ。 それ以上は音にできぬまま、ノアの居場所を尋ねる 兄さんの気に入りの女医が姿を現せば 僕は静かに兄とノアが行った先を指さすだろう。]
(50) 2015/07/09(Thu) 00時頃
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/* 1
(-17) 2015/07/09(Thu) 00時半頃
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[ 礼を言われても、赤い鸚哥は得意げになるもなく ノアの仕事>>44を待つように 時折脚の爪でカチャカチャ音を立てながら 喚く針鼠へヤキトリ抗議をしているだろう。
呼ばれれば>>45 ばさりと大きな羽ばたきひとつ 自分の脚の爪が鋭利なことを知る鳥は ノアが痛そうな場所をさらりと避けて 直接肩に脚を降ろす。
内緒、とウィンクを飛ばすピンクのシャツを 嘴でつついと抓み ]
『ヒミツ!ヒミツ! ノア。オコラレル!』
[ 彼の”はからい”の目撃者は、そう啼いて。 呼び寄せる指笛>>49に頭を上げ 秘密棟を出るノアの肩から飛び立つだろう。]
(51) 2015/07/09(Thu) 00時半頃
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[ フィルの元へと戻る途中、秘密棟へ向かう 女医>>43の姿が見えたのなら、 赤い鸚哥はくるりと空を舞い 何処かで咲く小さな白い花を一輪 嘴に携えて。]
『 センセ!キョウモ!キレイ! 』
[ 彼女の頭にぽとりと花を落としたあと、 近くの幹に降り立って そんな声を上げた。*]
(52) 2015/07/09(Thu) 00時半頃
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―2棟:庭園―
……あれぇ?
[ガサガサと庭園の奥の庭から顔を出してみれば見知った顔や、先程どこかへ飛んでいっただろうインコの姿 嫌な予感がすると思いつつも庭へと顔を出していく]
癒やしスポット?お揃いでお庭鑑賞ってハナシ?
[そう誤魔化しながらも血塗れの包帯をそっと結び直して挨拶でもしようか**]
(53) 2015/07/09(Thu) 00時半頃
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[指笛が静かに空気を貫いていく。 フィリップはよほどあのインコが大事と見える。 暫くすれば、鳥はばさりと戻ってきただろうか。]
……ん。
[一石を投じれば、湖はひとつ、波紋を落とし ゆらゆらと瑠璃色には悲しみが残る。 何の言葉をなぞろうとしたのか、 開いた口は、ただ鸚鵡返しをして さして仕事をせぬままに閉じられた。]
(54) 2015/07/09(Thu) 00時半頃
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そうか。なぁに、言いたくなければ良いさ。 [鳥はいつ朝の歌を覚えるのだろう。 父母から習うものか、それとも別の場所でか。
それが己の知る歌ならば一層興味は搔きたてられるが 答えがないならばそれもまた一興。
柔らかな声>>42を聞けば 夜色の瞳がくるりと其方を振り向いた。*]
(55) 2015/07/09(Thu) 00時半頃
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/* フィリップのロルの時系列に、頭がこんがらがってるなう。
兄と弟の視点からロルを書いてるから、 時系列前後してるってことでOKかしら?
多角に強くなりたいわあ……。
(-18) 2015/07/09(Thu) 00時半頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 00時半頃
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/* んーと。もいっちょ 2
(-19) 2015/07/09(Thu) 01時頃
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[アマルテアはどうしていただろうか。 がさりごそり、叢を掻き分け歩いてくる人影と 投げかけられた声>>53に、快活に笑った。]
はっはっは。ああ、なるほどノア君。 鑑賞できるほどにはここの花々は綺麗だね。
[綺麗なまがい物だと思う。 蝶がいたならば騙されるだろうか、と思うほどに。 白塗りの施設の中では異様な馨がしたのには、 目を細めた。]
あまり檻の中に手を差し伸べるものではないよ。 噛まれてしまうかもしれない。
[穏やかにノアの紅い包帯に対しそう云うと、 彼はくるり、「見ないふり」をして踵を返す。 その場の人にも鳥にも獣人にも、 ひらりと掌を振って ――引き止められなければ、庭園の外へ。*]
(56) 2015/07/09(Thu) 01時頃
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/* ヴェスパーに会いにいきたいですせんせい 1大扉前 2古びた書庫 3食堂 1
(-20) 2015/07/09(Thu) 01時頃
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[アキラの含みのある表情、仕草>>47。 それを察せぬアマルテアではない。 秘密棟か、と当たりを付けて]
……ふふ、ありがとう。アキラ。
[柔和に微笑むだろう。暗い赤毛が、ふわりと揺れた。 真面目なこの同僚を、アマルテアは快く思っている]
あら、フィリップ。お兄さん帰ってきたのね。
[頭上を見上げて、姿を現した鸚哥>>50に目を細めた。 敢えて“お兄さん”と表現した。 “患者”の心地よい言動を心掛けることが、距離を縮める第一歩であるというのが彼女の持論だ]
(57) 2015/07/09(Thu) 01時頃
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お世辞でも嬉しいわ。ありがとう。
[鸚哥の「センセ!キョウモ!キレイ!」>>52には顔を赤くして。 同僚の前でそんなことを言われては、さすがに照れてしまう]
どう、似合うかしら。
[頭にそっと花を挿した。 彼女の暗い赤毛に、明るい色の花は映えることだろう]
そうね。御礼に―――
[アマルテアは言葉を区切ると。すう、と息を吸った]
(58) 2015/07/09(Thu) 01時頃
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Dans la foret lointaine On entend le coucou Du haut de son grand chene Il repond au hibou Coucou, coucou, coucou, Hibou, coucou.
[鸚哥の兄弟に話しかけるように。 アマルテアは透き通るような声で歌ってみせた。 異国の鳥を歌った民謡だ]
(59) 2015/07/09(Thu) 01時頃
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フィリップみたいに、上手くは歌えないけれど。
[謙遜するように言って、歌を締めくくった。 “患者”と距離を縮めるためなら、彼女は努力を厭わない]
あら。噂をすれば。
[ガサガサと音を立てて姿を現したノア>>53に、相好を崩して]
ちょうどあなたを探していたところなの。 注射器が在庫の数と合わなくって。 ……って、怪我してるじゃない。どうしたの。
[血塗れの包帯を見遣って、慌てて駆け寄った]
(60) 2015/07/09(Thu) 01時頃
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なにをやってるの。あなたは。
[ぼそり、と。ノアに低い声で呟いた。 他の者に気付かれないように、 こっそりその足を踏んでやるのも忘れない]
まさか、また。 “変な情け”でもかけてるんじゃないでしょうね。
[ノアにだけ聞こえるように。耳元で囁く。 思わず、非難めいた視線を向けたのだった。 この同僚とは仕事のやり方が合わない。 なんというか、彼は“甘い”のだ。 “彼ら”はヒトではない。そう割り切ってしまえば楽なのに]
……医療室で、ちゃんと消毒した方がいいわ。
[彼が望むならば、アマルテアが手当てをするつもりで。 自分で手当てをするというなら、無理にとは言わない。 この同僚も、全くそういった心得がないわけではないだろうと**]
(61) 2015/07/09(Thu) 01時頃
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[こっそり、こっそりと進んでいく。幸い、これだけ朽ちているのだ、少しの物音は壁が崩れたと思われ、隠れる場所も意外とある。この調子ならば、とりあえずこの棟から出れるのかもしれない]
(62) 2015/07/09(Thu) 01時半頃
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/* だ、大丈夫かな?時系列おかしくなってないかな?
(-21) 2015/07/09(Thu) 01時半頃
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/* 明くんが去ってしまううううう!!!
そしてこの女医さん良いな、負縁故飛ばさせてもらおう
(-22) 2015/07/09(Thu) 01時半頃
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/* 可愛すぎかよ、女医さん 美人さんだなぁ(皮肉)とかやりたい
ノアにいけるかな。いや、やらねば(楽しい
(-23) 2015/07/09(Thu) 01時半頃
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[ありがとう、と察したらしき アマルテア>>57の唇から笑みと、感謝の言葉が零れ出て それには彼は、僅かに首かしげ笑みを返すのみ。]
いいや、いつもお疲れ様だ。
[ガーネットにも似た暗めの赤毛がふわり、 ガーベラの花のように揺れる。
鳥に優しく語りかける様子、歌を歌う様子、 そして、ヒールを鳴らしノアに駆け寄る様子。
それら全ては、 とても女性的で優しく、柔らかいものに見えた。]
(63) 2015/07/09(Thu) 01時半頃
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[時折秘密棟で行われる”実験”は 彼女の手によるものだと思えば その”乖離”に興味をひかれたりもするのだが。
彼は黙って踵を返し、 秘密棟の向こうを見ないようにする。 目を向けていないのだから、 そこに何かの影を見ることも無い。
そうして、来た道を戻る。]
(64) 2015/07/09(Thu) 01時半頃
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[ 言いたくない>>55訳でも 喋れない訳でもない。 けれど僕は、彼の問いに自分の言葉を発せないのは どうして、なんて僕が聞きたい。
どうして、兄へ唄い続けているのか (そうしなければと想う理由は)
どうして、 と。 問えば問うほどに胸が痛む。
兄の居ない肩を抱くように、くしゃりと衣服を握る手は ヒトの色であったなら、血の気が引くのが見えただろうが 緑と赤の手は 白いシャツの上で歪むばかり。
アマルテア>>42へ道を示す彼>>47を見ながら 僕は漸く ふう、とひとつ息を落として 彼に続くように緑の手で道を示すのだった。>>50]
(65) 2015/07/09(Thu) 01時半頃
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*****
[ 兄が美人>>58へ声をかけた>>52 のには、 ( あぁ、またか )と ひとつ苦笑をするのも いつもの事。
兄さんといえば、彼女が花をまとったのを見て 嬉しそうに偽物の空をひと回転。 僕の肩に戻るやいなや 彼女の唄>>59に応えるように]
『 カッコー カッコー 』
[ と、ごきげんに異種の啼き声まで 真似る始末。]
(66) 2015/07/09(Thu) 01時半頃
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[ 僕は「おかえり」のかわりに兄へと頬を寄せ 一度真っ赤な背を撫でる。 赤と緑と赤、ひどくずれたように感じる色達。
程なくノアが顔を出せば>>53 僕は木の上に座ったまま、ひらりひらりと手を振って
舞い戻った「兄」のために よいしょ、と 地面に立つより木に立つ方が楽な脚で 再びステージの幕を上げる。]
Can we find a friend so faithful who will all our sorrows share? Jesus knows our every weakness; take it to the Lord in prayer
[ 唄わなければ 兄のために。 ひとつでも多く 少しでも上手く 唄わなければ。]
(67) 2015/07/09(Thu) 01時半頃
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[ 唄は仕舞いか、と問うた人>>34は 僕の声で少しでも足を止めて呉れただろうか。 僅かでも振り返って呉れただろうか。
その夜色の目を 瑠璃がとらえることができたなら 僕は唄を紡ぎながら幸せそうに微笑んで
唄の終わりと共に、兄を右手の上に乗せ 桜の上から頭を垂れて 閉幕の礼とするだろう。
僕の唄は全て、兄のもの 唄う理由も、唄の出所も すべて。
昏い色をしたかの背中>>64へ 瑠璃の瞳を向け続け]
うたはどこで覚えたんだ。 兄さんが教えてくれたんだ。
[ きっと、聞き取れぬ程の小さな声。 唄を教えてくれたその「兄」は ――誰だっただろう。**]
(68) 2015/07/09(Thu) 01時半頃
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[はたり、足を止める。
>>67
きっと、あの赤い鳥が帰ってきたからなのだろう。 再び庭に満ちる歌声に耳を澄ませた。
ふと、瑠璃色が此方を見た。 唄をつむぎながら、その目には喜色が浮かんでいた。
唄が終わる その瞬間だけ―― フィリップの背にした桜から、 本当の花弁が落ちてきた、気がした。]
……すばらしい。
[掌に兄を乗せて、礼をするフィリップに 喝采とはいかぬまでも拍手を送る。 彼はちらりと桜の上に立った男を振り返った。]
(69) 2015/07/09(Thu) 02時半頃
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――……
[何か言った気がしたから 唇だけで言葉の形をなぞる。]
( どこ、……たんだ、………にいさ、 えて )
( ――兄? )
[かの獣人に兄は――あの鳥以外にいただろうか。 鳥に教わったならば、不思議な事。 違う「兄」に教わったならば、更に不思議な事だ。]
そうか。
[かこん、とししおどしの音が彼を現実に引き戻す。
再び踵を返し、歩きだす口元には、 月明かりのように仄かな笑みが浮かんでいた。]
(70) 2015/07/09(Thu) 02時半頃
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あっはっは、明さんも人が悪い “手を差し伸べる”だなんて
[見透かしたような言われには少しドキリとする。否、事実管理人の全員は自分がしている事を把握しているのだろう ここで隠し事は出来るものではない。尤もそれはヒトに対してではなく、獣人に対してなのだろうが]
って、アマル先生まで?いやー、参ったなぁ 僕はいつの間にかモテモテになってたってハナシ?
[注射器の事を言われれば、懐に入れたそれを思い出す。あぁ、そういえば“ついで”に1本ほど拝借したのだった 何のついでかと言えば、こっそりと彼女がやっている事を見に行った痕跡を残すためのものだったが]
(71) 2015/07/09(Thu) 02時半頃
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別に。ほっといてよ “せんせー”には一生理解出来ないってハナシ
[ボソリ、と呟かれた声には同じく低い声で返して。視線は目の前の女医にではなく、その奥の獣人やまだ背中の見える明に向かってだっただろう 警戒するように、話し声が聞こえないように注意を払って]
いったいなぁ…。踏んでる 大体“コレ”を取ってくるついでに“アレ”を見てきたけど 理論上酷すぎる。まさか“彼等”に使ってないだろうね
[注射器を拝借するついでに見てきた彼女の研究中だろう薬 何が悪い、とは言えないし多少専門外な部分もあるが、試験的にしては不十分な点がいくつか見られて。もし使用したのならば獣化を促進させるようなものに 自分を“甘い”と認識する彼女を、自分は“嫌い”だ]
(72) 2015/07/09(Thu) 02時半頃
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僕は偽善でも、情けでも構わない ここでやるべき事をやるだけだ
[耳打ちするように囁いてから、ジッと睨みつけて。怪我の事を心配されて、この妙な雰囲気を吹き飛ばすかのように奥のインコにも聞こえるくらい大声で、笑ってみせる]
いやぁ~、あっはっは!! こんな美人な先生に診てもらえるなんてボカァ幸せだぞ…と! 是非お願いしようかなぁ!
[その優しさを少しは彼等に向けられたら、なんて思ってしまうけれど。きっと彼女はそうしてくれないだろう 「それじゃあ、またあとで」 なんてすれ違いざまに耳打ちしてから更に全員に聞こえるように]
先に行ってるよ、“センセ” それから、フィリップ
(73) 2015/07/09(Thu) 02時半頃
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――どうか、怪我には気を付けてってハナシ
[自分の手をひらひらと振って。もしも檻を開けっ放しにしたままならば、彼女が出てきてもおかしくはない 兄のインコならば発言の意味は理解してくれるだろう。それだけ伝えれば女医の診察が出来る所に向かおうか**]
(74) 2015/07/09(Thu) 02時半頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 02時半頃
庭師 ノアは、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 02時半頃
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/* 明さんのロルカッコよくてつい見てしまう 女医さんは可愛い。負縁故飛ばすのが勿体無いと思うくらい。でも好き。好きだから飛ばす。ブンブンする
ノアの好きだった子が獣人化して施設に入れられてどこかでひっそり死んだって聞いて絶望した設定かな 女医さんと同じくヒトに戻す薬作ってたんだけど死んでしまってからは諦めて現状維持及び世話する事しかしなくなった才能の無駄遣い 目は死んでる。生き生きとしながら死んでる。獣人見るたびに思い出してひっそり泣く
ヒトに戻す薬を与えるはずが好きな子を殺したとかなんとかで。女医さんは昔の自分に似てるような似てないようなで好きじゃない(でも好き)
(-24) 2015/07/09(Thu) 03時頃
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/* PL的に好きだけどPC的に地雷踏み抜いてるから投げなければいけない気がした
(-25) 2015/07/09(Thu) 03時頃
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―→第一棟 獣人達の部屋付近 廊下 ―
[施設で管理されることによって 「獣人」の「人間としての権利」は 確実に損なわれている。
彼は気づいてはいるが、 だからといってノアのように特別 獣人達に対し何かをすることはなかった。
生真面目に獣人たちの様子を観察し、 場合によっては口頭で指導して、時を過ごす。]
(75) 2015/07/09(Thu) 04時頃
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[いつくしみぶかき、を小さく反芻して 今日はスータンの上に羽織を着た 不思議な御仁の姿を見ていないことに気がついた。]
( 先ほどの獣人の事を話せば さて、どう思うのだろうな。 )
[そもそも、”キリシタン”ならば 斯様な施設で働く事をどう考えているのか、 色々と興味はつきない。
彼はきょろり、歳の割には幼さの残る顔で あの特徴的な姿を探した。
もしも万が一みかけることがあれば、 食堂にでも、誘ってみようかと考えて。 見つからなければ、それも一興。**]
(76) 2015/07/09(Thu) 04時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 04時頃
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/*アッキー夜更かしさん…!
つか僕、歌キャラやりすぎな……。何人目よ…(ヽ'ω`)<4 ひと呼びやすいしついつい歌ってしまうんよなー。 さー、恋かー、兄さんは女医大好きみたいだけど僕はどうかなぁ。
中身スペックはインプリンティング激しいのでアッキー好きだけどね。さー、恋できるかなー?どーかなー?
(-26) 2015/07/09(Thu) 08時半頃
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/* 圧倒的獣不足だが大丈夫なんだろうか。
(-27) 2015/07/09(Thu) 09時頃
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―― 大扉 → 第一棟 ――
[ 暖炉を下ると、図書室に出た。 第二棟のものとは違い、まだ管理されている場所である。影を揺らしながら中から出ると、一面の書物に少しだけ好奇心が擽られた。
近辺には音楽室や食堂があるのだったか。 図書室を出ると、男はきょろりと辺りに視線を這わせた 。 ―――音楽、と。ピアノを弾くのはそれなりに好きではあるが、…そんな気分にもなり得ない。
男はまたきょろりきょろりと辺りを見渡し、その人気の無さに小首を傾げた。 髪が肩からずり落ちる。 実験好きな御人>>14に、記憶違いかもしれないが――いつぞや本を読むのを見かけた御人>>9。まま、飄々としている御人>>19。
まさか庭園に集まって居たとは知らずに、男は靴音を鳴らし歩く。……左手のぼんやりと薄暗い廊下が、妙に不気味であるなと思った。]
[ ――――そうして歩いている内に、視界に誰かの影を見たならば。>>76。
少しだけ撥ねた心音を落ち着かせつ、男はそちらへと視線を向けたのだった 。]
(77) 2015/07/09(Thu) 10時頃
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―――、 …こんにちは。……、月見、さん。
[ 呼ぶのに寸分の間。男は口をへの字にして、何と呼ぶか考えた。 名前は全て知り得ているが――特に親し気にするのも悪い気がする。 考えた末、男は苗字を口にする。 幾ばくか低い声が、地を這った。
だらりと下がる横髪を耳に掛けると、掛けた声は聞こえただろうか?…彼の反応を、暫く伺う。
―――聞こえなかったようならば、また少し考えた末。…先のほの暗い第二棟への廊下の印象を引き摺ったまま、…お化けじみて脅かすことでも、してみようか。**]
(78) 2015/07/09(Thu) 10時頃
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[ ぼやりとした視界のまま、歌を教えてくれた兄を探すけども 此処の白い壁が 香り続ける甘い何かが 外に居た頃 全ての記憶を吸い込むようで、 僕は彼>>56が与えてくれた細い記憶の紐を手放してしまう。
唄い終えた僕の掌には 貰った拍手>>69が ひらり、淡色の花唇になって 雪のように解け 微かな月の暖かさだけが 残っていた。
遠くで鳴る鹿威しは、守る庭も 脅かす鹿も居ないのに 誰のためでもなく、水を含んだ音を響かせる。
兄さんは相変わらずご機嫌に『カッコー カッコー』と 女医の唄の一節を 僕の肩で繰り返していた。]
(79) 2015/07/09(Thu) 11時半頃
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[ ノアと目が合う。>>72 僕は特に笑むわけでも逸らすこともなく 彼ら”人間”を じっと見つめる。
彼らが僕を観察するように 僕も彼らを見ているのだ。 兄さんはノアも女医も好きなようだけれど 僕にとっては全員が等しく”人間”で 条件反射のように湧き出る憎悪は、甘い香りに攫われる。
この淀んだものは何故だろうと、また手にした記憶の紐も 手繰ればふつりと切れてしまって どうしてなのか ( だって、僕を捨てるような奴 ) 思い出せない理由も ( 僕から兄さんを奪って ) 白い壁には写らない。 ( 僕はゴミみたいに )]
[ 赤い鸚哥が クルルルルル、と 隠された”人間の会話”を隠すように喉を鳴らした。 ]
(80) 2015/07/09(Thu) 11時半頃
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!!! ズルイ!ノア!ズルイ!
[ 大声で自慢された>>73赤い鸚哥は フィルの肩に居るっていうのに大きく大きく羽ばたいて ぎゃあぎゃあと騒ぐ。
しまいにゃばさりと飛び出して、これみよがしに 彼らの前で地面へと堕ちてみせ ]
アアア! イタイ! イタイ!
[ ばっさ、ばっさ 極彩色の羽根を振る。
先に行く、というノアにも 彼の忠告>>74も、インコには関係の無いこととばかりに 地面の上でのたうちまわった。]
(81) 2015/07/09(Thu) 11時半頃
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[ 女医の前へと飛び立つ兄を、やっぱり苦笑で見送って 僕は少し色の変わったノアの瞳を じ、と見る。
”怪我”>>74と言われても心当たりもないし 明が言っていた”怪我”と微かに繋がるけども ぼんやりとした頭はソレ以上回らない。 秘密棟から誰かが出てきたなんて、思いもしない。
兄さんがもう少し有能だったなら 針鼠の事を教えてくれたかもしれないけれど あいにくどうしてあのザマ>>81だ。
わからないなりに、彼の忠告へはこくこくと2つ頷いて 振られた手>>74には振り返す。
彼の手に見える血塗れの包帯が、一番僕への警告になった。 せめて、木の上に居たままでいようか と 僕は桜の枝にしゃがみこんで 相変わらずのまんまな、兄さんの挙動を見守る事にした。**
(82) 2015/07/09(Thu) 11時半頃
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/* (ヽ'ω`)……>>80 僕はきちんと推敲をしようね………… どんだけ隠してんのって話よね………………あほ…… よくやるんだよなぁコレ(ヽ'ω`)
猫と狐が来ませんねぇ。ジリヤと仲良くできっかなー? 赤では普通に喋ろうとおもう。獣ふえろー°˖✧◝(⁰ᆺ⁰)◜✧˖°
(-28) 2015/07/09(Thu) 12時頃
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/* 1よいしょーい
(-29) 2015/07/09(Thu) 12時頃
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[はらり、 長い髪が視界の端に揺れた気がした。
心地よい低い声が聞こえ それに誘われるようについと視線を向ける]
──わ!
[見上げた先には、 幽玄さをふわりと纏った男の顔があった。
探し人が不意に見つかったので 彼は目を丸くして驚いたが、]
……驚いた。 丁度、今日はまだお前さんを見ていないと 思っていたところだったから。
(83) 2015/07/09(Thu) 12時半頃
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[それもすぐに、にこりと柔らかい笑みに変わる。]
あゝ、こんにちは、アーロン君。 今降りてきたところかな。 ついさっき素敵なコンサートがあったのだけれど
[ヴェスパタインが髪を耳に挟んでいるのを 見て、邪魔ではないのかなあと思いながら 首を傾げる。]
よければ、共に食事でもどうかな?
[食堂の方を示す。 視界の中。彼自身の前髪がゆるりと揺れた。**]
(84) 2015/07/09(Thu) 12時半頃
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[ 秘密棟・内部 ]
[ ぺたりと、裸足のそこが冷たい床に触れた。 ]
[ 荒れた窓から見える庭には、人が数人集まっている。 僕はぱちくりと睫毛を震わせて、造花の庭庭を眺めた。 地下には季節も無いだろう。 それでも様々な、花々が。 綺麗にきれいに「咲いて」いる。
ぺたり、
ぺたり。
足とは別に、窓に湿った手を這わせながら、去ろうとする人。また場に残った騒ぐ鳥>>81と、しゃがみ込む影>>82を視界に収めながら。……僕の機械に隠された口元から、ほうと息が零れた。 鳥の羽根が空に羽ばたく様が、妙に目に付く。 綺麗で、実空の下なら。――なんて、思いを馳せる。 ]
(85) 2015/07/09(Thu) 15時頃
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―――……
[ >>46>>48開け放しの扉は、誰の部屋だっただろう。 ひょこりと中を覗くと、やはり荒れた部屋、と。……ああ、そうだ。ここには、「ハリネズミ」が住んでいたな、なんてぼんやり。思った。獣人カルテ、見直そう。…あとで。
しかし彼女の姿は、中には無い。……いけない、脱走だ。そうだ、脱走なんだ。 僕は安直にも、そう思った。
けれども―――脳の奥何処かで、此処からは逃げられないだなんて、甘えたことを考えながら。
僕はこういう所があるから、上司――と言えど鶴だけど。彼に叱られるのだろうか。こてりと首を傾げても、答えを知る人は、居ない。 ]
(86) 2015/07/09(Thu) 15時頃
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/*え、まて。チェビィむらたて狼じゃないのか?! あれえ?!てっきりそう思って秘密部屋から出てこないものだと思ってたのだけど、違うのかな?管理側のプレイヤさん???
ううう???鶴が彼なのかとおもっていたのだけどあれえ? フィル遊びに行こうかな?でも行く理由無いんだよな。 兄さん飛ばせばいいからいつでも行けるちゃ行けるが。 兄さんマジ便利……なんだこれはまる便利さ…
(-30) 2015/07/09(Thu) 15時頃
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-秘密棟 出口障子前-
…運が良かったぜ。騒ぎなンか起きてねーしな、最近。
[厳重な監視が敷かれる秘密棟。だが、その慢心が隙を生む。事件は起こらない。起こっても、ほかの連中が見つけてくれる。だってこんなにもいるのだから。…みんながみんなそう思っているのだから、ただの案山子も同然だ。こっちは鬼ごっこにかくれんぼは大得意だ。…まぁ、ここにいるという事は、前に一度負けたのだが。こっそり障子を開けると、造花の茂みに伏せる。さて、どう暴れてやろうか。あの出来ればあのイカレ女医あたりがいいんだが]
(87) 2015/07/09(Thu) 16時頃
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/*パラノイアにし忘れたし言葉足らずな気もするぜ…
改めて皆様お集まり頂きありがとうございます。 点呼にお応えしてくださったのも、大変有難く。改めてお礼を。
村建自身まだ不甲斐ない身ではありますが、楽しんでいただければ、と思います。長らくの間、よろしくお願いいたします。
(-31) 2015/07/09(Thu) 16時頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 16時頃
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―― 第一棟 廊下 ――
[ ―――自分の思考に反し、割合早い段階で上げられた驚嘆の声>>83に、男は肩を揺らした。男も少しだけ、驚いたのである。
しかし直ぐに表情を変えられるのには、こちらもまた緩く笑みを――見る人から見れば、薄ら笑いだか、アヤしい笑みだかに見えるそれを浮かべる。
男は笑い顔を作るのが、苦手だった。 ]
こんにちは。
…私を探してくださっていたのですか。それはどうも。 先程まで、上の大扉の前に居ったのです。朝が来たなあ、と…思いまして。
[ コンサート、とのことには、はてと内心疑問を飛ばす。 何があったのか、気にはなる。――が、その後誘われた>>84のには、ここで立ち話をするのも何だろう。 しかしここで何か催されるものでもあったのだろうか。好奇心の混ざった視線を目前の彼に遣りつつ。
まま、男にも向けられていた視線に、髪が邪魔ではないかと思われているなど知らずに。 男もまた、以前に比べて伸びた彼の前髪を視界に入れ、目に入らないのだろうかと思うことさえ、あった。]
(88) 2015/07/09(Thu) 16時半頃
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お食事、是非。――…朝ですから、ね。
今日は何を食べましょう? …月見さんはいつも、こちらで食事を召し上がっているので?
[ 寝惚けたように繰り返す、朝との言葉。 男は睫毛を伏せ、暫く地面を見据えた。
…しかしそれも束の間、ぐいと視線を食堂の方へと向けたなら、雑談でも共に。と、その横に足を並べつつ。 真直ぐに食堂へ進むことがあれば、扉を開け彼を先に通すこともしただろう。
――そうして、地上では食べないのかと問えば、彼から返事は返って来ただろうか 。]**
(89) 2015/07/09(Thu) 16時半頃
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―第二棟・第二図書室―
[埃っぽい図書室で、埃っぽい本のページを静かにめくる。 1日の大半を、私はここで過ごしていた。 求めるのは、知識。それだけ。 砂漠で水を求めるように、私は知識を渇望していた。 読んでも読んでも、知識欲は満たされることがなく、人気のない図書室は、私にとても都合がよかった。 もう一つの図書室はいけない。 人間に、煩わされるから]
……ああ、いけないわ。
[かくん、と首が折れて、私は自分がうたたねしそうになっていたことに気づく]
いつの間にか、朝になっていたのね。
[懐中時計で時間を確認して、呟いた。 私は夜行性なのだ]
(90) 2015/07/09(Thu) 17時頃
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/*わーい°˖✧◝(⁰ᆺ⁰)◜✧˖°まゆみちゃんきたー!
鳥仲間やで、うれしい。うふふ。遊び行きたいなあ。▼仕事 羽いいないいなしたい。僕は無いから。 この子は時系列どのあたりにいるんだろう。
獣増えろ獣!がうがう!
(-32) 2015/07/09(Thu) 17時半頃
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/* 飛びいってしまいました……。すみません!お邪魔します! レティでふっさーらな狐さんもいいなと思ったんですが、もしかしたら予約の方が来られるかもしれないと思って、マユミで森の賢者になりました。 よろしくお願いいたします!
(-33) 2015/07/09(Thu) 17時半頃
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―第一棟 個室―
ふう。
[溜息と共に開いていた本を床に置き、自身の身も床に投げ出す。鈍く光る白い床の硬さが全身に伝わった。
視界の片隅に、先程まで大変な苦労をしながらページをめくっていた手....いや、前足が入る。人のように紙をつまむことの出来ないこの手はなかなかに不便だ。
そして、何よりも不便なのは――]
ああ、また司書さんに怒られる。
[――意図せずに、人も物も傷付けるこの爪。
床にある本の表紙には、はっきりと分かる爪痕が残ってしまっていた]
(91) 2015/07/09(Thu) 19時頃
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先生に薬を貰ってこなくちゃ。
[伸びた爪を眺める。どうせネコならば爪とぎが出来れば良かったのに、と思う。けれど、いたずらに人間性を主張するこの爪は研ごうとしても折れるか、曲がるかするだけだった。
仕方ないので、爪が伸びた時は女医さんに薬を貰う。飲んだ後は頭がぼんやりしたり、幻覚が見えたりするから、あまり飲みたくは無いのだけれど。
これしか方法がない以上、仕方ない]
ついでに、本を返して来よう。
[床に置いた本を両手で挟むようにして持ち上げ、口を使って個室の扉を開けると]
あ。
[そこには管理人が二人。軽く会釈して通り過ぎようとするが、もし本を見咎められれば立ち止まって会話をしたかもしれない]
(92) 2015/07/09(Thu) 19時頃
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/*にゃんこキター( ⁰▱⁰ )!!!兄さん逃げてーー!!!!!!
クラリッサかわいすぎか…チップ好きすぎてあふん。 かわいいよね……ふふ……獣ハーレムじゃないのこれ つか僕好みのチップばかりで死にそうじゃねーの……ふふ… がんばろ……°˖✧◝(⁰ᆺ⁰)◜✧˖°
(-34) 2015/07/09(Thu) 19時半頃
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[形容するならば にやり、が正しかろうか、>>88 男が浮べた薄ら笑いには、相も変わらずにこにこと]
大扉か。あそこは確かに外の匂いがするね。
[あそこは、吹きこむ隙間風が、 遠のいたかつての「日常」を知らせる場所だ。
言葉には相槌をうち、男の好奇心が混ざる視線には、 マア立ち話もなんだしと、少し歩きだす。]
……そうだなあ、朝、か。 [繰り返される「朝」という単語に、 彼は、ぽつりと言葉を落とし、 く、と視線をあげた。]
(93) 2015/07/09(Thu) 20時頃
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[ 男は長い睫を伏せて地面を見ていた。 何か思うところでもあるのだらうか、と思ったのも束の間 くい、と視線を食堂の方へと向けるのに続いて、 彼はもう一歩を踏み出す。]
そうさなあ。私はご飯と味噌汁があれば満足だよ。 お前さんは……、
[問おうとしたところ、いつもこちらで?と問われたので]
あゝ、私はいつも朝方はこっちで。 朝陽がそんなに好きではなくてね。
[相変わらず笑顔のままでそう云う。 ――ふと、個室の扉が開いた。>>92]
(94) 2015/07/09(Thu) 20時頃
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[本を挟むように持った猫の獣人が一人、 こちらを確認してはかすかな声を上げて、 柔らかな髪を揺らし軽い会釈をする。]
やあ。……本は、
[表紙に爪あとがついた本を見て、 大事になさい、と言いかけて 一瞬顔を顰めたが、彼女の爪の事を思い出して]
いやまあ、詮無いことか。
[苦笑し、深くは追求しなかった。 彼女や同行しているひとからは、 なにか言葉があっただろうか。
扉を開け>>89てもらえたならば ありがとう、と笑みをみせながら、 食堂に入ってトレイに朝餉を乗せ着席した事だろう。*]
(95) 2015/07/09(Thu) 20時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 20時半頃
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[唯一の私物と言ってもいいかもしれない懐中時計は、どうやって手に入れたものなのか覚えていない。 私の記憶の最初から、ずっと手元にあったものだ。といっても、私には10年ほどの記憶しかないのだけれど。 私が知識を求めるのは、足りない記憶に代わるものとして、欠けている隙間を埋めたいのかもしれない。 しかし、今は]
眠たいわ、ね。
[一つあくびを漏らし、私は諦めて読んでいた本を閉じる。 分厚い百科事典。それはもしかしたら、“禁止されている外の本”なのかもしれないけれど、そんなこと私は知らない]
(96) 2015/07/09(Thu) 20時半頃
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/* 身長は150+12 お胸は1
(-35) 2015/07/09(Thu) 20時半頃
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/* ヴェスパのキャラがとてもすきだ。 いや、別にほもるつもりはないし プロロで恋愛禁止なのであれだが お喋りしにいきたくなるくらいには。
(-36) 2015/07/09(Thu) 20時半頃
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理論上、酷すぎる。ですって?
[ぎり、と。ノアの言葉>>72に唇を噛みしめた。 実際に実験は失敗に終わったのだから、返す言葉がない。 悔しい。自分のすべてを否定されたようで]
……被検体をどう扱おうと、私の勝手だわ。 実験は続ける。そのために私はここにいるのだもの。
[自分に言い聞かせるように]
私も、ここでやるべき事をやるだけ。
[ノアに台詞>>73を、そのままそっくり言い返してやった。 同い年のこの同僚を、どこか彼女はライバル視している]
(97) 2015/07/09(Thu) 20時半頃
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……それだけ、冗談が言えれば大丈夫そうね。
[美人な先生>>73、と大きな声で言われれば。 少しその頬を赤く染めながら、呆れた表情を浮かべるだろう。 人前でそのようなことを言われるのは慣れていない。 相手が鸚哥であれ>>52、人間であれ]
ええ、医療室で。
[すれ違いざまにそう呟いて。 ノアを見送っただろう]
(98) 2015/07/09(Thu) 20時半頃
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|
あら、もう。お兄さんったら。 仮病は駄目なんだからね。
[イタイ、イタイと騒ぐ声>>81に、思わず苦笑を漏らして。 極彩色の鸚哥に近寄ると、ツンと優しく突っついてやった]
フィリップからも、お兄さんに言ってやりなさいな。 “狼少年”はいざって時に、信じてもらえなくなっちゃうわよって。
[くすくすと、フィリップを見上げた。 やはり彼も同じように苦笑を浮かべて>>82いただろうか]
(99) 2015/07/09(Thu) 20時半頃
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……あの歌が気に入ったのなら。 またいつでも、唄ってあげるから。
[カッコーカッコーと繰り返していた鸚哥>>66を思い出し]
ただ、今は。 お仕事の方が優先。
[彼女の本分は医者なのだ。昔も、今も。 そう言うと。“兄弟”に手を振って、庭園を後にするだろう]
(100) 2015/07/09(Thu) 20時半頃
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―― 第一棟 廊下 ――
[ ―――やはり随分、笑みの絶えない輩だと、男は思った。
ニコニコとした様はまるで人当たり良く、陽だまりのような――否、本人は朝陽は好きではない>>94とは、言っているが。
ぽつりと落とされた、「朝」の言葉には何の感情も、男から覗くことは出来ずに。 一歩踏み出されたのに合わせて靴音を鳴らそうと髪を揺らしたその時に 。]
朝陽が好きではないなんて、珍――
おや、…――――おはようございます。
[ 見えた「獣」の姿>>92に、またも口端を上げた 。 よもや此れが「にやり」と形容されているとは知らずに。 あくまでも「にこり」。
扉が開く寸分の間、見えたのは口で扉を開けていた様。…嗚呼、改築でもお願いした方が良いだろうか。男は「猫」の彼女を見つめ、スゥと目を細めた 。総監を探してみようか、…いや、必要無いだろうか 。]
(101) 2015/07/09(Thu) 21時頃
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…爪が伸びているのですか。 大変ですねえ…
[ 同僚と目に付く所も同じに。 傷付いたソレを見たらば、何の色も見せない瞳のまま呟いた。
また、「私が爪を切ってあげましょうか」、―――などと。 戯れに声を潜めながら、また喉を鳴らしながら言えば、彼女はどう反応しただろうか 。
されど―――そのままその背が離れることもあれば、食堂へ歩を進ませ、同じようにトレイに食事を乗せたことだろう。 …そうして、彼>>95の目前に腰を下ろすのだ。 ]
(102) 2015/07/09(Thu) 21時頃
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/* 人間は白目が見えてて、そのお陰で表情が豊かだと昔テレビかなんかで見まして。 それ以来、いつかやってみたかった、白目のないキャラ。
(-37) 2015/07/09(Thu) 21時頃
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―― 第一棟・廊下 → 食堂 ――
…して、先程のコンサートとは何です?
女医が何か披露するものでも、ありましたか。
[ パスタをフォークで突きながら、男は小首を傾げた。 モッツァレラチーズがパスタに絡まるのを愉しみながら、横目にちらりと輩を視線を遣る。 そして寸暇に、だらりと下がる髪を横に流した。
――実験が成功したならば、それはそれで面白いだろうと、思いながら。]**
(103) 2015/07/09(Thu) 21時頃
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-庭園 草むら-
[こっそり、こっそり、やって来た庭園の草むら。そこで黙ってイカレ女医の話を聞く。>>97被験体をどう扱おうが、私の勝手?じゃあ、その結果どうなろうが、アンタの勝手だよな。そう思い、足に力を入れる。ボンヤリ男の近くを離れていくのを見て、飛び掛かる。]
ウォゥラッ!
(104) 2015/07/09(Thu) 21時頃
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―→ 第一棟 管理室 ―
……お兄さん。兄さん。
[医療室へ向かう道すがら、呪文のように繰り返す。 鸚哥とのやり取りで、昔のことを思い出してしまった。 自分から大切なものを奪った兄。バケモノになった兄]
兄さん。私は。
[バケモノだってヒトに戻れる道があるのなら。あるいは。 夥しい血。怪我。バケモノ。家族。 堂々巡りを繰り返していた思考は、 やがて管理人室の前で実を結んで]
そういえば、ノア。秘密棟でなにを。
(105) 2015/07/09(Thu) 21時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 21時頃
庭師 ノアは、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 21時頃
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[咄嗟に管理室に飛び込んで、秘密棟の監視カメラを見遣った]
扉が開いている。
[ぎり、と苦虫を噛み潰したような顔で。 “被検体”を逃がしたのは、そうか、なるほど]
……まあ、いいわ。今は医療室、ね。
[小さくため息を吐くと、医療室へ向かおうとするだろう]
(106) 2015/07/09(Thu) 21時半頃
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― 回想 / 庭園 ―
……きゃっ。
[草むらから突然飛び出してきた影>>104に、 アマルテアは鋭い声を上げた。 咄嗟に身を屈めて、その攻撃を避ける]
ジリヤ。あなた、どうして。
[秘密棟にいるはずじゃ、という言葉を飲み込んで。 ここにはフィリップがいる。 迂闊にその名を出すわけにはいかない]
管理人に逆らえばどうなるか、よく分かっているでしょう? 私に何かあれば、“あそこ”に入るだけじゃすまないわよ。
[窘めるように声を出した。 言外に、私に何かあればすぐに助けが来ると匂わせて*]
(107) 2015/07/09(Thu) 21時半頃
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[私は立ち上がると、軽く羽ばたいた。大きな翼がばさばさと音を立てる。 立っている時ですら床に届きそうな私の翼は、座っている時は床掃除をするしかない。第二図書室でそんなことをすれば、埃まみれになるのは当然だ]
……くしゅんっ!
[羽ばたいて翼の埃を落としたはいいけれど、そんなことをすれば当然埃が舞うわけで、大きなくしゃみをする羽目になった。 ちょっと鼻をすすりながら、どうしようか考える。 部屋に戻って休むか、それとも食堂に行って食事をするか――――]
……こんな時間に食堂に行ったら、誰かいるわね。
[誰かに会うのは煩わしい。部屋に戻って寝てしまおう。 部屋に戻るまでの道中、誰にも会わずに済めばいいのだけれど]
(108) 2015/07/09(Thu) 21時半頃
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-庭園 回想-
1番でも死ぬだけだろ?なンにも与えてねぇンだ。お前はアタシから命以外奪えねぇよ。苦痛を与えるつったってムダだぜ?お前さんの「実験」とやらで苦痛は充分味わってるからな、飽きちまったよ。どンな罰でも、お前を八つ裂きに出来るンならよろこンで受けてやるよ。…イカレ女医さンよ、ちといじめ過ぎたわな。
[避けらた>>107のに続き、ただでさえ小さい身体を屈ませてタックルをする。その髪がジリヤの身体を撫で、もしもタックルが当たったのなら、相手に突き刺さるかもしれない。]
(109) 2015/07/09(Thu) 21時半頃
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―過去の記憶―
「ノア、こっち向いて」 「ノア。“ ”が傍に居るよ」
[自分を呼ぶ声が聞こえて。あれはいつの事だっただろうか 彼女は秘密を持っていたし、自分もそれには深く突っ込むつもりは無かった]
「ノア、聞いて欲しいの。私はね――」
[聞いてはいけなかっただろう秘密。それを知ってしまって、自分はどうすれば良かったのだろうか 暫くして、彼女はどこかに行ってしまって。自分はその子のために必死になっていた事は覚えていて]
(110) 2015/07/09(Thu) 21時半頃
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『待って、置いていかないで“ ”』
[その名を読んでも、戻ってくる事は無くて 嗚呼、そうか。自分は彼女のために今があって――]
(111) 2015/07/09(Thu) 21時半頃
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キャラテーマはハリネズミのジレンマ モロばれだとおもうが
(-38) 2015/07/09(Thu) 21時半頃
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―現在:1棟/広間―
…なーんで、今思い出すかなぁ
[庭園で会った女医の話。被験者をどう扱おうが、勝手 確かに間違ってはいないし、彼女には彼女なりの目的があるのは知ってる それは自分には成し遂げられない事で、投げ出した事で。名ばかりの学者となった今、嫌いである対象はもしかしたら嫉妬しているだけなのかもしれない]
秘密棟で? …どうだろうね
[そんな事言われただろうか。それにはきっと答えないで、現在一人で呟いた所で誰かに聞かれることは無いのだろうが きっと彼女も知ったかもしれないし、問題無いだろう。騒ぎになっていなければ]
(112) 2015/07/09(Thu) 21時半頃
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医療室行かなきゃ駄目かなぁ… 慣れっこだから問題無いってハナシ
[ため息一つ吐いて手を見れば古い傷を隠すように新たに出来た生傷 そればかりが手に残っていて、自分は“あの時”から一歩も進んでいない悔しさからか、手を握りしめる]
――ッ痛
[力を入れすぎたか、ポトリと血が一滴大理石の地面に落ちればやれやれと疲れたようにまだ来ない女医を待つ**]
(113) 2015/07/09(Thu) 21時半頃
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/* ジリヤは落としどころを、どこに持っていきたいんだろう。 それによって対応が変わるんだけども……。
また秘密棟に入りたいのかな? それとも逃げ回りたいのかな?
(-39) 2015/07/09(Thu) 21時半頃
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―第二棟・廊下―
[第一棟の自室へと向かう途中、庭に人影が見えた。 ああ、誰にも会いたくなかったのに、と思わず溜息が零れる。 見える人影は、ジリヤ>>109に、女医>>107。木の上にいるフィリップ>>82には気づかなかった。 人を避けるようにして暮らしている私は、そうしょっちゅう顔を合わせるわけではないけれど、見かけるたびにジリヤは人間に噛み付いている気がする]
……愚かだわ。
[外に出たい。それは私も同じだ。 外にはきっと、もっとたくさんの知識があるから。 けれど、徒に噛み付いたって、それが叶うわけがない。 私は彼女のことを、愚かだと思う]
(114) 2015/07/09(Thu) 22時頃
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/* 私としては管理人室に行くという未来は確定してるから。 バトロル長引かせたくないんだよね。 んーーーーー。戦闘向きの子じゃないしな。
(-40) 2015/07/09(Thu) 22時頃
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[ 渾身の「猟銃で撃たれた可哀相な鸚哥」の演目は 無残なまでに見抜かれて、心配のしの字も貰えない。 つついて貰えた>>99だけ良いというものだろうか。
はたり、鸚哥は動きを止めてぎこちなく立ち上がり まんまるい 感情の無い目で女医を見上げて、 くるりくるりと左右に首を傾げる。 気まずいと嘴で毛づくろいをするのはいつもと一緒。]
『ケビョー!チガウ!オオカミ!チガウ!』
[ 柔らかな土の地面に、鳥の爪痕を残しながら 女医の周囲で円を描くようにトテトテと歩く。]
『オイテカナイデ!オイテカナイデ!オイテカナイデ! …………カッコー! 』
[彼女への返事のような、それにしては少し不自然な喚きを合間に挟んで 鳥は喋る。 また、との声>>100に応えて さいごにひとつ 「鳥みたいに」啼いた。]
(115) 2015/07/09(Thu) 22時頃
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[兄さんの、あんまりにもワザとらしいアピールを 僕は桜と一緒に苦笑を交えて見守って。 アマルの冗談めかした言葉>>99に、うんうんと頷けば ほんの少しの”楽しい”という音が漂ったのだけれど 兄の声がそれを止める。
( おいてかないで ) …………また、だ。
何かが胸につかえるのに、甘い匂いがそれを遮り 僕はくしゃりとひとつ、目元を覆って 視えた気がする 誰かの手を追いかけるけれど 掌には既に月の暖かさすら無く。
( …………兄さん。)
ピィー、 ( 飛んで )
アマルの足元に居る兄を、指笛で呼べば 赤い鸚哥は鮮やかな羽をはためかせ 広い庭園をぐるりとめぐるように、その場を飛び立った。]
(116) 2015/07/09(Thu) 22時頃
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[ 高い桜の樹の上で 旋回する兄を見上げて 赤い影を追うように周囲を見渡す。
ガラスの向こうに”翼を持つ鳥”>>108の姿があった。
( いつもはもう寝てる頃じゃあなかったっけ )
僕が唄いに庭へ出る早朝、古びた書庫から出てくる梟を 見かけるたびに同じことをいつも思う。 ( ――……………羨ましいなあ。 )
僕には変な色の手と、無骨なばっかりの足だけで ”鳥”たる羽は 何処にも無い。 僕が読書の邪魔をしても怒られなかったのなら そんな羨望を彼女へ明かした事もあったかもしれない。
鼻をすする姿に、思わずぷっと吹き出したのは 遠くに居る彼女には バレないはずだ。*]
(117) 2015/07/09(Thu) 22時頃
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[向けられたのは、対照的な二つの笑顔。形容すれば一文字の差であるそれらも、実際に並んでみると与える印象は大きく異なる]
....はい。すみません。
["にこり"の方が本に言及しようとし、思い出したように取り繕う。彼はいつもこうだ。内心で何を考えているのかはわからないが、表立って何かを言って来ることは少ない]
おはようございます。
いえ、これから先生のところに薬を貰いに行く所なので。それに、多分切れませんから。
["にやり"の方の提案は断らさせてもらう。生理的嫌悪感が無かったとは言えないが、爪を切れないのは本当のことだ]
それでは。
[再び会釈すると、第二棟の図書館へ向かう。途中先生とすれ違っただろうが、急いでいるようだったので会釈するだけに留め、ひとまずは図書館へ]
(118) 2015/07/09(Thu) 22時頃
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[ 秘密棟 → ]
[ さあ。さあ。
管理される子達は、管理する人達は、どうなるのかな。
僕は荒れた棟から一つ、足を踏み出した。造花の薔薇を掬っても、匂いも何も感じない。ただ本物を模して作られた花びらを、僕はぐしゃりと潰してしまった。
そして裸足で進む先、 広々とした庭で、>>109>>107ひとつの喧騒を見つけた。 白亜も混じる仄かに色付いた髪を揺らして、「脱走者」が管理人に楯突いていた。まるでクーデターだと、思う。 麗しい見目に反して唇から出る言葉は、少しだけ耳に痛いけど。
それを遠巻きに見ていると、またひとつ。別の影。>>114 動くたびに靡く黒壇の髪と、茶色の大きな翼が目に付いた。 彼女はあまり、誰かとの関わり合いを持たないように思う。僕はやはりその姿を、遠巻きに見つめた。
…しゃがむ鳥の飼い主と言い、なんだか庭には獣がたくさんいるなあ。…僕、含め。 声をかけられたら答えることもあるだろうけど、何も無さそうなら、僕はまた何処かへ行こうと足を進ませることだろう。
念のため、施錠を強くしようかな。なぁんて考えながら。 ]**
(119) 2015/07/09(Thu) 22時頃
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……あ、う。
[ジリヤの髪が、腕を撫でた>>109。 鋭い痛み。1本太い針が、彼女の腕に刺さっていた]
痛いじゃない。
[つ、とその針を抜くと。草むらに放った。 やはり、奴らはバケモノなのだ。兄がそうであったように]
死ぬ、とは穏やかじゃないわね。 ちょっと、大人しくしてもらえると―――
[懐から注射器を取り出して]
(120) 2015/07/09(Thu) 22時頃
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嬉しいのだけれど!
[思い切り、それをジリヤに振り下ろそうとする。 中身は鎮静剤だ。危険な薬物ではない。 薬の力に彼女の興奮が収まって静かになれば僥倖。 こちらの反撃に彼女が逃げてくれれば、それもまた良しと]
……っ。
[元より荒事は得意ではない。 余裕の表情を形作りながら、内心では焦りを覚えていた*]
(121) 2015/07/09(Thu) 22時頃
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不備はないかなあ、 フィリップくんにあまり触れてない、からちゃんと触りたいなあ。 ウロウロしながらみんなのこと触れたら幸い。
(-41) 2015/07/09(Thu) 22時頃
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/* こんな感じで大丈夫かな? ジリヤがどう動きたいかによる!る!
(-42) 2015/07/09(Thu) 22時頃
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[くしゃみを目撃されていた>>117なんて夢にも思わず、私はこちらに気づかれないように、できるだけ静かに歩く。 ジリヤも女医も余所見をする余裕なんてなさそうだから、きっと気づかれないと思うけれど。 それでなくても、私はあまり目立たない。黒い髪、茶色の翼、白いブラウスに黒いスカート。モノクロの私は、廊下の陰に溶け込むから。 口数の少ないフィリップ>>18のことは、嫌いではなかった。彼の兄には閉口するけれども。 翼を羨まれた時は、「でも、あなたは綺麗だわ」と返したのだったか。 色を持たない私にとって、彼はとても色鮮やかだったから]
物騒ね。
[それに、とても騒がしい。 早く通り過ぎようと思っていたのに、女医が注射器を振り下ろそうとする姿>>121に、思わず足を止めた]
(122) 2015/07/09(Thu) 22時頃
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[ 庭を旋回する兄が喧騒の現場を見つけるのには そう時間はかからない。 けれど彼女>>109が危険だとよおく知る鸚哥は 高度を下げるということをせず、 ぐうるり、その上空で羽ばたき続け
女医が細い針を振りかぶった>>121のの僅か前 ]
『 グェアア!!!! グェアア!!!!』
[ 鸚哥の朝の叫びのような、大きな啼き声を 空から鼠の上にふりかけた。]
(123) 2015/07/09(Thu) 22時半頃
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/* なんか一人だけ時間軸浮いちゃったなぁ.... 曖昧に買いたし無かったことにしようかな
(-43) 2015/07/09(Thu) 22時半頃
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マユミは、鸚哥の鳴き声>>123に顔を歪めた。
2015/07/09(Thu) 22時半頃
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[その唇に乗せたものが、あくまでも男にとっては>>101 「にこり」とした笑みなのだと彼が気づくのはいつ頃か。 どちらでも彼にとってはあまり大差ないのだけれど。
すみません、と猫に――クラリッサに謝られたならば それ以上、彼からつつくことはありはしない。 ただ、あの爪ならば本は読みづらかろう。>>118 手袋……いや、爪きり、ううん、と考えた。
爪を切ってあげましょうか、と問う男に対し 断る猫の「先生に薬を」という言葉に 先ほどのノアの紅い包帯を思いだしつつ]
うん、ではね。
[くるり、踵を返せば、黒髪が静かに宙を薙ぐ。]
(124) 2015/07/09(Thu) 22時半頃
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ああー。フィリップくんへ解釈齟齬ガー。 ▼読み込み不足。 ごめんね。
(-44) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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― 食堂 ―
[ほこ、ほこ、と味噌汁が緩慢に湯気を生んでいた。 朝は嫌いだが朝餉は嫌いではない。 温かい水鏡に彼自身の姿を映し出し、]
いただきます。
[ぱし、と手をあわせて箸に手をつける。 視界の端で豊かな長髪がふゆりと揺れた。 相席の男はパスタを食すらしい>>103 低音が先ほどの話題をなぞったから、ああ、と受けて]
君は彼の事は知っているかな。 フィリップ君が――あゝ、彼は鸚哥の獣人なのだけれど。 君が降りてくる前に、 綺麗な声で「いつくしみぶかき」を唄っていたのさ。
[桜の木の上に立って、コンサートのようだった、と]
(125) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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どこで覚えたのだと問うたが、 ……それは、はっきりとはしなくってね。 賛美歌っていうのはキリスト教のものだろう。 だから、さっきは君を思い出していたというわけさ。
[ちらり、スータンと羽織の十字架模様を見つめた。 ここにキリスト教関連の本や、 唄を書き記したものはあっただろうか、 そういう思想的なものは――。
白米を口に運んで咀嚼し、 ひとくち、味噌汁でそれを流し]
……メティス君のお薬は、 あれはどこを目指しているのだろうねえ。
[女医が何か、という言葉には、 ぼんやりとそんな言葉を落とした。]
(126) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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[ 兄の異様な声>>123に 僕は顔を曇らせる。 そしてそれが、梟の足が向かう筈の方向なら尚の事。
降りようか降りまいか、兄だけ呼ぼうか、行くべきか。
迷いによって ぎりり、と締めあげられた桜の枝は 本物だったのなら木肌が剥けて 樹皮の匂いがする筈が ぱらりと微かに壊れるだけ。
僕は両手で枝にぶら下がりながら 歩くには到底向かない足で地面へ降りた。
( 兄さん…… )
不安に渇いた舌の上が ざらりと嫌な感触を立てて 僕は土に爪の鋭利な先を埋めながら 恐る恐る 兄の声のした方へ。
もしかしたら、騒ぎの渦中 よく知らぬ 別の影に会ったかもしれないが。]
(127) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 23時頃
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庭園 回想
言われておとなしくなるかよッ! お前の嬉しがる事なんて、一つもしてやる気なンてないねッ! [髪を振り乱しながら、渾身の力を込めて殴りかかる。…が、それと同時に、鎮静剤の入った注射が突き刺さる。拳はどうなっただろうか?カウンターのように相手を捉えたかもしれないし、鎮痛剤の効果が先に出て、へたってしまったかもしれない。あるいは、振り乱した髪だけが、相手を傷つけたかもしれない。だが…]
くそッ!猿が、道具に頼りやがって…ッ…
[それは、彼女の知るところではない。意識が暗転して、それからしばらくの記憶はないのだから]
(128) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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――第2棟・廊下→――
[ 吸収缶をこんこんと叩いて、息を吸った。 途端流れ込む、甘ったるいにおいに面体の下で顔を歪めては、排気口へとなぞり触れる。塵どころか、外気の匂いすら通さない筈の。
――……そう、“ハズ”の。外界から硬く覆われている、“ハズ”のそこを指先で弄り、もう一度と息を、吸う。]
ゴホッ、……
[ 鼻腔をのぼるなじんだにおいはやはり、変わらない。過敏な器官に染み入るそれに大きく咳き込んでは、マスクごと体を揺らした。 いきおいズレた面体を整えつつ。平均台の上でブレた軸を正すよう、薄暗い廊下の先をふらりと進む。
2重に覆われた濁った視界、硝子の向こう。いくつかの人影(獣影かもしれない)と、同じくなじんだ景色を過らせ、
――におうハズの花を模した、におわない「ぞうか」から、面体の下視線をそらす。]
(129) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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……水、
[ ごわごわと全身を覆う服下で、鱗だった肌が一層粟立つ。喉の粘膜がはり付く感覚に、自然足は水場、施設に管理されたプールの方向へ向いた。
体を浸らせる感触、水に舐められる肌、 あの浮遊感は、たとえば空中を、そらを飛ぶのにもにるんだろうか。ここではない、外の。
海底じみた――“うみ”すら、自身文字でしか知らなければ、ただ予想でしかないのだが――薄暗い廊下を第1棟へと歩みながら。 つかえるといい、ついでにひともあまりいないといい、と鈍る思考を目指す場所へと巡らせる。 ひとが多いと困る事になる、と漠とした、それでも強迫じみた感情のまま。……ちらと庭園の奥、秘密棟の辺りを一瞥しては。]
、……?
[ ふ、とあまい匂いに混ざる何かに、マスクの下でひくりと鼻を動かした。敏感な感覚器官に、本能にどうしようもなく擦りこまれたそれ。生身の肌に“管理者”を傷つけることもあれば、嗅ぎ覚えすらあるそれに。
――正体を探るまでもなく、頭にひとつ声が浮かぶ。]
(130) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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……嗚呼、五月蝿い。
[私は大きく溜息を吐く。 ジリヤが意識を失う>>128様子に、もう一つ、溜息。 ほら。やっぱり、とても愚かだ**]
(131) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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/*マスクマンキタァァァ
どっちだろ 管理者だったら滾るんだが わっくわっく わっくわっく 僕どこにいこっかなー。 多角申し訳ないからマスクメン凸するかどーしよーか ちぇびぃくんちょっと弄ろうかと思ったんだけどねえ どうしようねえ。
(-45) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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/* のはずがなかった マスクメン 人外代表みたいなチップだもんねうん()
まゆみちゃんに会いたいけども うぐぐ うぐぐぐ なんか上手い繋ぎがおもいつかない うぐぐ
(-46) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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ひとの血のにおい。
[ 惹きつけられるように、意識が動いた。微かな匂いの元を辿るよう、足がひたと冷たい床を叩く。
庭園内で競り合う>>104少女と>>121女医の姿に顔を向けるものの、ただでさえひと気のあるそこへ野次馬心を動かす気もなく。あれだけの騒ぎを起こしたなら、と小さな体を僅かに、余計なお世話を込めて見送るのみに留める。
途中、>>114ぽつりと落ちた声の主とすれ違えば、その背にある翼に興味と、また憧憬ににた視線を揺らしつつ。 しかしそれも一瞬のことであれば、彼女の意識が庭園に向かう間に廊下を歩み進んだだろう。
――果たして、足は広間に立つ相手に追いついたのだったか。もし歩みが届いたなら、硬い合成繊維の手袋で覆われたそこを彼>>113へ伸ばしただろう。 気配に気付かれないままなら、背後からその体に触れかける事すらあったかもしれない。
もしその姿がすでに他へと去っていれば、やがては諦め、辿り着いた第1棟内で進みを改めただろうが。]
(132) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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/* すげえなマスクメンの移動っぷり
よし 僕は兄さん動かそっと。
(-47) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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[ジリヤの拳>>128は、アマルテアの頬を僅かに掠めた。 薬が効いてきたのだろうか。 意識を失うジリヤを見て、へなへなとへたり込んでしまう。 今更ながらに、足が諤々と震えていた]
危なかったわ。
[自身の腕の傷を見て、苦笑した。 ノアの手当てをするつもりが、 どうやら自分にも治療が必要らしい]
あら、お兄さん。心配してくれたの?
[頭上の鸚哥>>123に微笑みかけて。 自分ひとりの力では、ジリヤを運ぶことはできない。 このままジリヤを置いておくのは気が引けたが。 どちらにせよ、医療室へ行かなければ。応援を呼ぶ意味でも。 振り返った瞬間]
(133) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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……お見苦しいところを見せちゃったわね。
[マユミと、目が合った>>131]
今は薬が効いてるから大丈夫だと思うけれど。 あなたも気を付けてね。
[そう声をかけて、医療室へと急ごうとするだろう。 途中、他の誰かとすれ違ったなら、 いくつか言葉を交わすことがあったかもしれない]
(134) 2015/07/09(Thu) 23時頃
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―― 回想・第一棟、廊下 ――
[ ふわりとした彼女の髪が、視界に入った。>>118
よもや隣の彼と自分の三文字が比べられているなど、男は到底知り得ない。知り得たとして、どうすることも無く 。
提案を断られたのには、髪を肩にくしゃりと擡げて首を傾げるのみ。 ]
それはそれは、――残念。 ……何かあれば仰ってくださいね。
[ 喉を鳴らす様はまるで残念には見えないだろう。が、獣人への触れ合いの機会がひとつ減ったのは事実。 少しだけ、男のこころが萎む。 ――それも直に、戻るだろうが。]
また。
[ 男は離れるその背に、ひらりと軽く手を振った 。]*
(135) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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ん?えぇっと…キミは……
[さて、ここで管理人としての自分の記憶力が試される時が来ているのだが。ガスマスクを付けているだろう彼は管理人だっただろうか、それとも“観察対象”だっただろうか どちらにせよ、自分の傷を労ってくれているだろう事はよくわかって]
大丈夫だぞ…と ありがとね、心配は嬉しいってハナシ
[硬い合成繊維の手袋は無機質で、ヒトとしての…否、生物としての体温は決して自分に届かない それでも言葉を少なく交わしながら、心配だけはしかと受け止める]
(136) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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今アマル先生が治療してくれるってハナシ 庭園に居るはずなんだけど遅いなぁ…
[自分が先に来たのは間違いだっただろうか。なんて少し思いながら、逃がしたハリネズミの彼女を思うとやはりあの場に居ない方が正解だったかもしれない どちらにせよ、咎められたら言い逃れは出来ないのだが]
キミはどこか行く予定でも?
[女医が来るまでの間、少しくらい会話をするくらいは許されても良いかもしれない 暫く会話をしていれば女医の姿は見えるだろうが**]
(137) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 23時半頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 23時半頃
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[ 赤い鸚哥の、喉を潰したようなわめき声は 針鼠がぱたりと意識を失うまで 途切れ途切れに続く。
女医がへたりと膝を折る>>133のを見たのなら すう、とひとつ前を過ぎり ばさ、ばさと 彼女たちが見える枝に足を下ろす。]
『 シンパイ! イタイ!イタイ! 』
[ 貰った目線>>133に鸚哥はまたひとつ喚いて 何かに気付いたように森の中を見つめる。
女医がその場を去っても赤い鸚哥はその場を動かず ちら、と見えた梟>>131に ]
『 オヤスミ! 』
[ と、いつもすれ違いざまにかける声で 啼いた。*]
(138) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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― 現在 / 広間 ―
お待たせして申し訳ないわね。
[管理室から医療室へ抜ける途中、 広間でノア>>137と落ち合うだろう。 腕の刺し傷からは、少量だが血が零れ落ちている]
あら、ひとりじゃなかったのね。ごめんなさい。
[さてはて、ノアと一緒にいる彼>>132は、管理人だっただろうか、それとも“被験体”だったろうか。 もしも管理人であったのなら、「力仕事を手伝ってほしい」と庭園のジリヤのことを伝えるだろうし。 “被験体”であったのなら、柔らかな微笑みを浮かべて腕の傷を隠すだろう]
……ノア。とりあえず、医療室へ。 私も、手当てをしなくてはいけないから。
[そうノアに囁いて、医療室へ向かった]
(139) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/09(Thu) 23時半頃
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[図書館へ向かう途中、庭園の中で何かが起きていたようで。
扉の前にはいつも図書館内に居る"梟"の女性が中を覗いており、その中には]
ジリヤ?
["ハリネズミ"の彼女が倒れていた。
また何かやらかしたのだろうかと、これまでの彼女の行動を振り返りながら近付く。幸いにも、出ていった者が急いでいたのだろうか。硝子戸は開き放たれていた]
....今度は何したの、ジリヤ。
[話しかけるが、意識の無い彼女が返答をよこす筈もなかった。仕方なく、肉球の付いたこの手で顔をたたくことにする]
(140) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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―― 現在・食堂 ――
[ 目前に手を合わせる男は、如何も行儀も良いらしい。 ぱしんと合わされた音を傍らに聞き、そういえば己はしていないなと男は思った。思ったのみ、である。
見える湯気は温かに、男にとって扱いの難しい箸が使われるのを視界の隅で押さえつつ。こくりと食を飲み下しながら、綴られた獣人の名に思い出の頁を捲った。 ]
―――鸚哥。
ええ、ええ。知り得て居ります。…綺麗な獣人の子でしょう。 私は「兄」の方の生態も気になりますが――そうか、彼が。
歌、唄えるのですね。
[ 秘密棟の方へはあまり足を運ばない。 庭の花は男にとって眩しかった。造花としても、生を受けているような感覚が酷く胸を騒がせる。
桜の木。途端に、桃色の花弁が視界を遮った気がした。 ]
(141) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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おっと、ごめん。待ち人が来たようだ 楽しかったよ、またね
[結局彼とは話す事が出来ただろうか。それは定かでは無いけれど、心にない事を言ったつもりでも無い 『手当てをしなくてはいけない』と言われればアマルテアの腕を見て、大げさに驚いてみせる]
おや、アマル先生どうしたってハナシ “危険”な“動物”でも居たのかな?気を付けないと駄目だぞ…と
[傷を見る限り自分のものに似ていて。大体予想がつくし、自分のせいである事は間違いないのだが 傷に関しては罪悪感で胸が痛んだ。……気がした]
(142) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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傷、お揃いだねぇ 痛くないようにしてよ?ボカァ、痛いのは苦手なんだ
[腕に多量の傷を作っておいて今更何を、と言ったようだが それからガスマスクの彼に別れを告げて医療室の方へ足を進めたか]
(143) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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[ カサリ、草を踏む音。 この足は忍び足をするのにひどく向いていない。 視界の先の方で 兄が此方を振り向くのが見えた。
”飛んでいない”のなら、きっともう平気なのだろうと 僕はすこしばかりの安堵を抱えて兄に近寄る。
その場に既にアマルの姿は無く 足元には、猫>>140に弄られる銀髪の少女がひとり。 梟はまだその場にいただろうか。
僕はひどくゆっくりと 猫の背後から近付いて ]
何したの、ジリヤ。 ……だいじょーぶ?
[ ぼそりと、声を重ねた。]
(144) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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[やはり、足を止めるべきではなかった、と後悔しても遅い。 女医>>134と目が合ってしまった]
……いえ。
[言葉少なに答えると、私はそっと首を横に振る。 見苦しい。それは確かだ。けれど、同時に私は思う。 愚かだけれど。……けれど、もし、外に出られる獣がいるとするならば。 それはきっと、抗わない私ではなく、愚かに抗うジリヤの方なのだろう。 すれ違った相手>>132。いつもなら目礼くらいはするのだけれど、女医とそんな会話をしているうちに、通り過ぎていってしまった。無視しようとしたつもりはないけれど、結果的に無視したみたいになってしまう。 そのことを別に申し訳ないとは、思わないけれど]
(145) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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ン、ぐ、ぅ… [柔らかいものに頬を叩かれて、だんだんと意識が戻ってくる。薬が残っていて気持ちが悪い。倒れた時に、髪が背中に刺さっていた。巻いた包帯を貫き、服が血まみれになっている。…いつもの事だ]
クソッ…チャンスだったのによ…
[チャンスは逃した、気持ち悪いし、痛いし、気分は最悪だ]
…クラリッサか。あんまり触ってっと、刺さるぞ。
[乱れた髪を、ゴムで結び直す。まぁ、気休めでしかないが。]
(146) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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What a Friend we have in Jesus, ......
……おっと。 私は音痴なのでいけませんねェ…
[ 以前に唄ったそれにまた出逢えるかもしれないとは。
男は喉を鳴らし嗤った。 フィリップ君はキリスト教なのだろうか?――「だった」のだろうか? 疑問は浮かび、消えた。 泡沫であると思った。男は彼を深く知らない。
別段桁外れて音痴であるというわけでも無いが、何故か憚られる。 ピアノなら良かった、と。男はここに無い楽器を願う。 ]
しかし、思い出してくださるなんて嬉しいですねえ。 確かに元は神父ではありますが、―――
(147) 2015/07/09(Thu) 23時半頃
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[ ――ふと、男は彼の視線が自分の十字架に遣られていることに気が付いた>>126 気付いてその模様を指先でなぞる。 今は信仰も何も無い。残ったのは、ただの「知識」である。 「善」である。 祈りを捧げ身を清め――それで得たものは何であったか。 男はまだ、知らない。
そうしてやり返すように、彼の首元に下げられたネックレスを見つめた。誰かからの贈り物だろうかと、以前から考えて居たこと。 青白い石は妙に彼に馴染んでいる気さえした。 錯覚かもしれない。]
女医はそうですね…。実験差中の姿は、サディストにも思えますが。
[ くるくるとパスタを巻いたフォークを持ち上げ、ぱくり。 冗談めいて言ってはみたが、当の本人が居れば何と言われただろうか。彼女の目立つ髪色を思って、男は少しだけ笑えた。]
月見さんはこの後、何か用事でも?
(148) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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―1棟:広間→医務室―
で、それは何されたんだってハナシ
[自分がへらへらとあの場を去った時、インコが仮病でイタイイタイと喚いていたくらいしか記憶に無くて 自分がそこで治療するかい?なんて言っても良かったけれど、それはきっとインコに嫌がられるだろう]
普段世話してる子に牙を向かれた?なんて あんまり怪我するもんじゃないぞ…と
[危険が伴う仕事である事もわかっているし、いつ殺されるかもわからない。例えば自分が怪我するように、彼女が怪我するように 獣人と共存するのは決して安全では無いのかもしれない]
(149) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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…あの薬、結果はどうだったんだってハナシ どうせ使ったんでしょ
[決して責めるわけでもなく、あくまでいつもの口調で問いてみる 返答が返ってきても、別段期待していたわけでもないのでため息とやっぱり。なんて無責任に呟いてみたか**]
(150) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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[オヤスミ!とかかる声>>138に、我に返る。そういえば、もうとっくに眠っている時間だ。 女医は立ち去った。私もさっさと部屋に戻って休めばいい。 理性はそう囁いたけれど]
……怪我。
[乗りかかった船とか、毒食らわば皿までとか、そんな言葉が脳裏を過ぎって。 私の足は、自室の方へではなく、ジリヤたちの方へ踏み出していた]
(151) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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/* [ 倒れた銀髪の針鼠、地面にころがった 小さな手のあたりにしゃがみこむ。
桜貝のような小さな爪がついた手を 僕の異様な色の手で拾い上げて トントン トントン やんわりと叩いてみたけれど、どうだったろう。]
……………間に合わなかったよね!!!!!(いい笑顔(遅筆
(-48) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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大丈夫。ちゃんと気をつけてる。
[ジリヤからの忠告。もともと爪で傷つけないようにと手元をよく確認していたこともあって、私に刺さっている髪はない。
後ろからの声(>>144)に一度振り返り、その声の主が"インコ"の彼であることを確認すると、もう一度ジリヤに向き直って]
チャンスって、何の。
[少し呆れたような口調は、彼女に伝わっただろうか]
(152) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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[ 回想 秘密棟 ]
[ >>120>>121振りかざされた鋭利なそれを僕は、茫然と見つめていた。
止めた方が良いのか悩む反面、これでハリネズミが落ち着いてくれでもしたら、脱走される可能性もぐんと下がる。 ―――だから僕は、茫然と、…そのまま景色が流れるのを傍観していた。
>>123耳を劈く鸚哥の声が鼓膜を揺らそうと、僕の足は動かない。 仕方ないだろ、亀なんだもの。 兎に負ける、亀なんだもの。 だから、動けなくても、仕方ないよね。
機械に隠された口元が、僕の意識の外でにやりと嗤った気がした。 「僕」の意識が、理性が、人間性が。まるで削がれて行くような感覚がした。 ]
(153) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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…――あ、
[ 軈て、>>127桜の木から降り付近を通った鸚哥の飼主には。僕は何を言おうとしたのだろう?
何故だか彼を止めようとして腕を伸ばしたら、僕の湿った指先は彼の何処かにぶつかることも、あっただろうか。
…そうでなくても。僕は彼の歩いた後、抉られた土に横の土をざりざりと被せながら、その騒動から背を向けた。 ]*
(154) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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…いつもの事だよ。 [怪我を心配して来たらしい>>151マユミにはそう言う。本当にいつもの事だからだ。…いや、強がりも、含んでいるが]
イカレ女医に診せるぐらいなら、このまンまにしてたほうがマシだよ。 [これは本心だ。あいつに治療されるなんて、腹立たしい。]
イカレ女医をぶン殴るチャンスだよ。いつもやられてるお礼をな [>>152クラリッサの質問へはそう答える鎮痛剤を刺されても、全く反省の色は見えない。]
…クソッ、身体が思うように動かねえ…すぐにでもイカレ女医もっかいぶン殴りに行きたいのによ…
(155) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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『 セナカ! イタイ!イタイ! 』
[ 声を上げながら兄が羽ばたき、僕の肩に帰ってくる。
僕は口元に人差し指をあてて しぃ、と空気を吐いて 静けさを大事にする梟>>151を見てすまなそうに笑った。]
(156) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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――回想・第1棟広間――
……ああ。…先生
[ 掛けられたお礼>>136にはたと意識が動いては、触れかけた手を下ろす。普段通りのあまいにおいが排気口をすり抜けて入り込めば、目の前の相手をようやく管理者と認識した。 名前は知りえなかったが、区別をこめて敬称を呼べば、相手も自らの立場に気付くことはあったろうか。 ――また、ひとを傷つけて、秘密棟へ度々送られる“観察対称”であることも。]
――心配? 俺、
[ 頓着もなければ、素直に“おいしそうだったから”と零すものの。 ガスマスクでくぐもった声は相手に届かなかったかもしれない。……やがて溢れる「アマル先生」の名前には、面体の下顔を歪める。外聞ですらその“実験”は獣人の身には気持ちのいいものでなく。 先ほど庭園で見かけた姿がそれとも知らず、ここに来る、と予期されたなら僅かに後退りすら。]
(157) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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/* サメかな?水中に居る感じっぽい 被験体なのは納得
……メモェ
(-49) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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……プール。 おわ、
[ 行き先を尋ねられれば(個人的に心中で決めた)ホームを告げる。今あいているか、と尋ねる直前、
>>139訪れるウワサの主には情けない声を上げ、高い図体を場から離れさせる。 トリップじみた意識もマトモに――本当にマトモであるかは別として――なっていれば、腕の傷を隠されたのにも気付かないまま。柔い笑みと、>>142投げられる声に素直に従いつつ。]
ええと。…怪我、お大事に。
[ “心配”と称される言葉のまま、返事すら従い投げては、離れる並ぶ2つの背を見送るだろう。
――大理石に落ちた血を一瞥しては、硬い靴裏で匂い立つそれを隠すよう、踏みにじりながら。*]
(158) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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/* メモあった!!!やっぱサメだった!!!! 血に惹かれたり美味しそうだったりとかはサメだよな
サメ肌かー、良い子良い子したいけど手が…
(-50) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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治療した方がいいと思うのだけれど。 ……まあ、そうよね。
[ジリヤの背中は血まみれになっている>>146。常識的に考えれば、医務室で治療すべきなのは明白で。 けれど案の定、このままにしていた方がましだとジリヤは言う>>155。 いつものことだと言うけれど……そしてそれは事実なのだろうけれど、いつものことだって、痛いものは痛いだろうに。 痛い痛いと主張するのはジリヤ本人ではなくフィリップの方の兄>>156で。 溜息を吐きそうになるけれど、フィリップが申し訳なさそうな顔をするから飲み込んだ]
でも、そのままにしておくわけにはいかないわ。 医務室に行かないなら、消毒は無理でも、水で洗って着替えるべきよ。
[放っておいて傷が化膿でもしたら、嫌でも女医の世話にならなければならなくなる。 それはジリヤとしても本意ではないはずだ]
(159) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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[ 第一棟 廊下 ]
[ 庭から廊下に上がると、全身覆われた獣人の彼を見つけた。>>132
どこかへ行く途中なのだろうか? 去って行く姿を見届けながら、彼の口元に充てがわれた吸収缶は、僕のこれと同じなのだろうか、と―――そんなくだらないことを考えて、切り捨てた。多くのことを、考えてはいけない。
…しかし>>129先程、僕から見ると苦しそうに噎せていたけど、何だったのだろう。 僕は硝子戸の隙間から手を伸ばして、紫陽花の花を手のひらに捕まえた。捕まえたら、握り締めた。 ぱらりぱらりと、こわれた花弁が床に零れる。ため息だか、諦念だかの息がこぼれる。
匂いはやっぱり、しなかった。 ]
[ そうしてのそのそと足を運ばせた先は、第一棟の廊下。第二棟とを繋ぐここの電球は、切れているのだろうか?――少しだけ薄暗いそこは、妙に居心地良かった。 ]*
(160) 2015/07/10(Fri) 00時頃
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―回想:1棟広間―
あぁ…。手袋は外せないものね
[そういえば自分が怪我した中に彼からの傷もあっただろうか。やれやれ、と頭を掻いて 後退りする理由は今から来る女医のする事を知っているからなのだろうか、それともただ相容れないだけか。どちらにせよ、管理人が彼等から好かれるとも思っていない]
プール?あぁ、プールはあっちだね 確かにキミは定期的にあそこに居るイメージが強いぞ…と
[サメは確か魚類で、水が無ければ死んでしまうような…なんて思考を巡らせてから、彼は“サメでは無い”という結論に至って 結局の所謎は解明されていないし、だからこそこちら側も対処が出来ない。 結局自分は治す事を諦めた監視者にしか過ぎない、なんて自虐してしまって]
(161) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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ありがとう、モスキート キミも怪我には気を付けてってハナシ するのも、させるのも…ね?
[忠告のような、警告のような言葉を残して 彼が自分達の血痕を踏んでいく事には気付かず背を向けて医療室へと**]
(162) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2015/07/10(Fri) 00時半頃
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― さっき:ジリヤを見つける前 ―
……………っ、
[ じとり、と 背後から伸びた”何か”>>154に 息を吸い込むような悲鳴が漏れる。 がばりと振り向いて、見つけた影は 僕にはあまり覚えがない。(秘密棟とは縁がないから) 変わらぬ毎日、変わらぬ人間と獣 その中で見る”知らないもの”は 恐怖として目に映る。
ただひとつ幸いだったのは 彼が”声”を出してくれたことだった。]
…――あ、 ……だれ?
[ 相手の言葉の一部が無いと 僕は言葉が出てこない。 あからさまに怯えたのは申し訳なかったかもしれないと 急いで思考を整えながら は、と漏れた息はほんの少し 熱と緊張を帯びていた。]
(163) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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イカレ女医....なんて言わないの。
私も、先生の薬が無かったら爪が伸びっぱなしになっちゃうし。
[ジリヤの言葉にはそう返す。副作用の大きさには辟易するものの、先生の薬の効果は確かなものなのだ。
....私にとっては、の話だけれど]
殴るだなんて....。そんなことしても、ここから出られる訳じゃないわ。ここでの生活で騒ぎを起こしても何も良いことが無いのは、もう分かったでしょう?
[年齢こそ彼女の方が年上だけれど、ここで生まれ育った私より長くこの施設に居る者はそうそういない]
(164) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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[フィリップの事を話すと、 男は食事を嚥下しながら、 その獣人の事について思い出しているようだった。
「兄」の名が出て思い出すことがある。 確かあの時、獣人は「にいさ」と言っていたような。 ――あゝ、判然としないのだけれど。]
そのようだよ。 ――、
[味噌汁を飲んでいた顔をあげて、 ゆるりと低い歌声に目を細めた。
彼自身はあの賛美歌にそこまで馴染みは無いが、 目の前の男の方は、 何ぞ思うこともあるかもしれぬな、と。]
いや、音痴ではないだろう。いい歌声だよ。
(165) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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― 広間 → 医務室 ―
[ノアに話しかけられても>>149、アマルテアは不機嫌そうに押し黙った。口を開けば、他の者に聞かれてはいけないような口調で喋ってしまいそうで。ただ、「あなたのせいよ」と言わんとばかりの強い視線をノアに向けた]
……薬、は。
[実験の話題になって初めて、口を開いた]
失敗したわ。残念だけれど。 でも、次こそは。
[ぐっと拳を握りしめて。 目的のためならば、自分がどう思われようと構わない。 先程モスキートから向けられた畏怖の視線>>158を思い出して。 心がちくちくと痛んだのを、そっと見ないフリをした]
(166) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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― 医療室 ―
酷い目に遭ったわ。
[開口一番、医療室へ着くとノアに向かってそう言った。 薬品棚の中から、オキシドールの瓶と脱脂綿を取り出す]
ジリヤを逃がしたのは、貴方ね。 お陰でこの有様よ。
[ノアの血塗れの包帯を丁寧に外していく。 慣れた手つきは、さすがは医者といったところか]
いま、彼女は庭園で寝てるわ。 あとで運ぶのを手伝ってちょうだい。 私以外に怪我人が出たら大変だわ。
[そっとオキシドールを脱脂綿に浸して、ピンセットで持ち上げた]
(167) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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やっぱり貴方は学者さんね。 こんな手当ての仕方じゃ、だめ。 怪我も化膿すると大変なことになるのよ。
[窘めるように言ってから]
……沁みたら、ごめんなさいね?
[にっこりと微笑んで。脱脂綿をノアの傷口に押し当てた**]
(168) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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[やんわりと落ちた言葉を否定して 低く、喉を鳴らす同僚を静かに観察していた。
ここに収容される獣人達だけでなく、 ここで働くひともまた、興味深い存在だとは思う。]
君も彼の歌声を聞きにいくといい。 それくらいは綺麗だったから。
[男が庭を忌避していることを知らぬ彼は、 にっこりと笑って、そう言った。]
[十字架模様に視線を遣れば、長い指先がそれをなぞった。 今もまだ神を信仰しておられるのかと問おうと思ったが、 男の視線がネックレスの方を向いているのを察して、 彼はそっと口を閉ざした。
白く、時折蒼く、光るこの石は、 彼にとっては錘のようなものだった。]
(169) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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サディスト、かい。なるほど。
[冗談めいた言葉にちょっと笑った。]
まあ楽しんでいるように見えなくもないな。
[実験を重ねる以上、何かしらの目的はあるのだろうか、 とは思うが。 それを彼女自身に聞くことはどうしてか憚られていた。 (尋ねる事それ自体に非難の色を帯びてしまいそうで)
くるり、銀色が翻り、男がもぐりとパスタを食べる。]
――用事はねェ、特にはないかな。 お仕事があればすっとんでいくのだけれど ほら、メティス先生や、ノア君や、君が有能だろう? 私はあまりすることがなくて。
(170) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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[こくり、白米を最後まで食べきると、 「ごちそうさま」と手を合わせる。]
――そうだな、「ハリネズミ」や 気性の荒い子が暴れて 誰か怪我をしているといけない。
見回りに行こうとは思うのだけれど。
[君は? と夜色の瞳を撓めて、男に問う。 答が聞けたならば、 トレイを返却しに席を立っただろう*]
(171) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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わぁーったよ、つっても、着替えがねえな…
[たしかに、悪化して強がりも言えなくなるのは避けたい。マユミ>>159の提案をしぶしぶ了解する…が、秘密棟に私物なんてない。着替えがあっても今同様、すぐにボロボロになってしまう。水は水道やら噴水やらでいいとして、服は問題だ]
イカレ女医はイカレ女医だよ。これでも大分お上品な呼び名だぜ?…まさか、長えのにアイツが何してンのか知らねえのか?
[あいつも誰彼構わず実験に使ってる訳じゃない事は知っていたが、古株のクラリッサ>>164がそれを知らないなんてのは以外だった。…いや、実験結果が良好、というだけかもしれないが]
おとなしく暮らしてても出れる訳じゃないのもよぉくわかってンだろ?だったら好きなようにやるだけだよ。失うものなんてのはとっくに奪われてンだ。 [どうせ出れないのはわかっていた。だったら、せめて心だけは自由でいたかった。こんな目に合わせてる連中に、同じ苛立ちを覚えさせてやりたい。それだけで動いている。…それだけのはずだ]
(172) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/10(Fri) 00時半頃
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/* はー!!!!女医さん可愛すぎかよ!!! あー、可愛い。あー!可愛い!!!可愛いねぇ!!!!
あと傷痛い。超痛い
モスキートの電子レンジ卵爆発離脱は何wwwwwwwwwww
(-51) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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[ 回想・秘密棟の庭園 ]
[ ――…あれ。驚かせちゃったかな。 >>163がばりと此方を振り向かれたのを見て、僕は少しだけ申し訳なく思った。悪い人じゃないよ。――いや、有る意味では、悪い人だけど。 取り敢えずどうにかしようと、ゆるゆる挙げた両手をぶんぶん振る。
彼の目に浮かんだ「恐怖」は、まるでいつか僕も浮かべた色だった。
同様に、洩れた息に篭る熱は、彼の心中を示しているような気がした。穿ち過ぎかもしれないけど。 僕は湿った指を握り込めて、機械に隠れた口元を動かした。]
(173) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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―――僕はチェビィ。 よろしくね。…「 フィリップ君。」
怖がらないで。ここにいる以上、……僕もいっしょなんだから。
[ 僕は目を細めて笑った。口端も上げた。上司から習った笑い方なんだ。 目が笑っていないとよく言われるから、隠すために細める。瞑る。 こうして笑えば、みんなは安心してくれる。そうして笑えば、目前の彼は安心してくれる?
僕はゆるりと手を下げた。何と「いっしょ」なのかは教えない。だって僕は、管理人であり、獣なのだから。 でも彼の恐怖が解けたら、それだけで良い。]
危ないことには、あんまり。…近付かない方が、いいかもしれないよ。……ね?
[ ………別に何を指しているわけでも、ないけど。 こてりと首を傾げたまま、彼に言った。
僕の言葉が、彼に届いたかは。はたして。 ]
(174) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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[ 兄さんは大人しく僕の肩。 猫と梟、2人からなだめられる針鼠をぼんやりと見て 怪我はさておき、彼女の元気はありそうだ と 男の自分より余程荒々しい言葉達>>172に むしろ少しの安堵を覚えた。
話の流れが”着替え”だとか 傷口の話に及べば 僕は気まずそうに 人差し指ですこうし頬を掻いて ]
『 ジリヤ!オフロ! フィル ハ ジャマ!』
[ 言われずとも分かってるよ、と兄の頭をぺち、と叩く。
この場は彼女達に任せてしまおうと踵を返したのだが ふ、と 思うところがあって 針鼠がそれを許してくれたのなら、ほんの僅か 刺々しい髪の 刺々しくない頭のあたりを撫でてから その場を後にしただろう。*]
(175) 2015/07/10(Fri) 00時半頃
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着替え……私のものというわけにはいかないし。
[まさか着替えがない>>172とは思わなかった。でも、私の服は前から見れば何の変哲もないブラウスだけれど、背中の上半分が大きく開いている。もちろん翼のせいだ。 髪が凶器になるジリヤには向いていないだろう。……それ以前に私の胸はないに等しいので、胸が入らないかもしれないけれど。 クラリッサはどうだろう、とちらりとそちらに目をやった]
好きなようにやるのはいいけれど、返り討ちにあっているように見えるわ。
[私は淡々と事実を告げる。出られないとわかっていながら、痛い目をしてまで反抗し続ける情熱が、私には理解できないから。 けれど、決して彼女のことが嫌いというわけではない。彼女は私と同じ、獣なのだし]
(176) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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失敗、ね それは残念だってハナシ。…とても
[憤りがあるわけでも、責めるわけでもなく。拳を握りしめる彼女の隣をただ黙って歩き続けて]
キミはどうして――
[――諦めないんだ。と言おうとして口を紡いだ これ以上はどうせ愚問だし、返ってくる答えはある程度予想もつく。彼女から何か詮索されない限りは続きを話す事も無い]
(177) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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―医療室―
僕じゃない…って言っても信じなそうだぞ…と
[逃がしたわけじゃない。なんて言ってもどうせ無駄だし、バレているのだから仕方ない 彼女の傷を見る度に痛々しく、そして罪悪感に押し潰されそうにもなるけれど、それを表に出す事はしないで]
運ぶのは別に構わないってハナシ っていうか、僕がキミに治療されるなんて……痛たたたたたた!!!
[傷口に直接包帯を巻いただけの雑な治療は傷口から溢れた膿を吸収して包帯ごとかさぶたとなっていて 痛々しく、生々しい傷が包帯の下から出てくる]
(178) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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治すのは専門外だぞ…と それに、キミには出来れば頼りたくないってハナシ
[それからオキシドールと脱脂綿を見ればヒクリ、と口角が痙攣するのがわかる 嗚呼 やっぱり医者は嫌いだ。なんて思いながら、為す術も無く脱脂綿を押し当てられて、傷口を消毒される]
~~~~~~~ッ!?!?!!!?!?
[なんとか叫び声を抑えたものの、反動からか目の前は霞むし、一筋の涙が頬を伝う感触までわかる 大の大人が傷を消毒された痛みで涙を流す、だなんてお笑いだろう]
……終わった?
[痛みが止まった辺りでそう彼女に話しかけてみれば、治療は済んでいたか。新しい包帯を巻き直して、それから道中の疑問をどうしても聞きたくて、彼女にぶつけてみる]
(179) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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キミは、あの薬で何をしたいんだい …目標とか、救いたいヒトとか
[その疑問が返ってくる事はあっただろうか。言葉を詰まらせるようならば無理に聞いて悪かった。なんて話を切り上げるだろう**]
(180) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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[ 一棟へ向けて歩きだした僕の肩から 兄はふたりと羽ばたいて 猫と梟ふたりの間に降りる。
ひょっこ、ひょっこ、ぎこちなく歩いて くるりとひとつ あたまを下げる。
ながーい真っ赤な尻尾が、ぴこりと上がって ]
『 テツダエナイノ! ゴメンネ!』
[ そう云うと、もうひとつ お辞儀をぺこり。 数歩たよりなく助走をつけて ふわりと来た道を戻る。
僕の声をかわる兄は、僕よりも余程 僕の腹の中の声が 聞こえているらしい。*]
(181) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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[まさかジリヤが噴水で洗おうなんて考えている>>172とは思いもよらず、私は鸚哥の声>>175に頷いた。……音量はちょっとどうにかしてもらいたかったけれど]
そうね。 ジリヤ、大浴場へ行く?
[手伝いがいた方がいいだろうか、と私は首を傾げる。 自室で寝てしまうつもりだったけれど、もし手伝いが必要なら、猫の手のクラリッサより、私の方が向いているだろう。寝る前の入浴は、ぐっする眠るのに最適だとこの間読んだ本にも書いてあったことだし]
フィリップ、またね。
[ジリヤの頭を撫でて去っていくフィリップの背中にはそんな言葉をかけて。 鸚哥の謝罪の言葉>>181には、静かに首を横に振る]
気にしないで。
[こういう時、笑顔を浮かべられたりいいのかもしれないけれど、生憎私は、無感動で、無表情なのだ**]
(182) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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失礼なハナシ。 医者を頼りたくないって、どういうことなのかしら。
[ノアの口調を真似て、言い返してやる。 消毒を終えれば、真新しい包帯を棚から取り出した]
うん、終わり。良かったわね。 ……そんな。泣くことないじゃない。
[呆れたように、肩を竦めてみせた。 先程の血塗れの包帯よりは余程いいはずだ。 治療の終わったノア>>179を見遣って、「もういいわよ」と]
(183) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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……救いたいヒト?
[ノアの言葉>>180に、眉を寄せて]
私は、救いたいと思ってるわよ。ここにいる全員を。 全員がヒトになってしまえば、こんな施設もういらないでしょう。 彼らはこんな狭い場所に、閉じ込められることもない。 私たちは、もうこんな仕事をやらなくてすむ。
[アマルテアは至極真面目にそう言った]
そのためには、多少の“犠牲”が必要だって。 ただそれだけのこと。
[ノアはどういう反応を返しただろうか。 話はここで終わり、と言わんとばかりに。 ぱたん、と薬箱を閉めた]
(184) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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次は私の手当て、ね。
[自らの腕の傷を見遣ってから]
先に庭園を見に行ってくれると嬉しいわ。 ジリヤを運ばなきゃ。
[果たして、強い口調で言ってはみたものの。 目の前の男は言うことを聞いてくれるだろうか。 断られれば、別の管理者に頼まなければと**]
(185) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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お、おい。 [少し頭を撫でられて>>175抵抗しない…というか、出来ない。ただ、少し首をすくめるくらいだ]
…触ンの、気をつけろ。折れてて、頭のあたりでも棘になってたりすンだよ。
[幸い、今はないようだ。切るのが難しいくせに、勝手に折れる。困ったものだ。ままならない]
洗って着直すか、備品パクって来るか…それくれーか?
[今回は血の範囲がややひろいので、流石にそのまま、という案は無しにしたい。となると、洗うか、備品か…備品の白衣あたりを着たら、イカレ女医を挑発出来て一石二鳥だ]
だからって服従するのか?嫌だね。アタシの心まで鎖につながれたら死ンじまう。 [>>176返り討ちに遭っている事は認めつつも、それでやめるつもりはない。すきにやる、というより、好きにやろうとするのが、目的なのだ。返り討ちに遭っても、相手をイラつかせれてるのは、確かだ]
(186) 2015/07/10(Fri) 01時頃
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/* ああん!若干齟齬ってる! アマルテアのばか!!!
(-52) 2015/07/10(Fri) 01時半頃
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あぁ、そういや大浴場なンであったか。あっち長かったから忘れてたぜ。
[秘密棟には、粗末な温度調節もままならないシャワーしかない。噴水でも別に変わらないか、と思うくらいにはひどい。出てくる水もサビの匂いがする。]
とりあえず、そこ行くか。近くに備品の服ぐらいあるだろ。 [牢屋の鍵はともかく、ロッカーの鍵のような、非常に簡易的な鍵ならば、髪の毛でなんとか開けられる。この髪の毛が役に立つ、非常に数少ない瞬間だ]
(187) 2015/07/10(Fri) 01時半頃
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/* ノアさん、ごめんなさいヒイイイ。
(-53) 2015/07/10(Fri) 01時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2015/07/10(Fri) 01時半頃
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/* どうでもいいけど鮫肌さんの電子レンジ大丈夫なのwwww
そんでもってジリヤは鍵開けとかゆってるしwwwわろw みんなおもろいなおい……。僕つまんねーなおい……
何かネタ仕込んでおけばよかった 今から考えるか、どうすっか
(-54) 2015/07/10(Fri) 01時半頃
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/* 今から獣以降は厳しいかもしれぬ。 すまない村建て様……オツカレサマです
あとひとりおいで!!
(-55) 2015/07/10(Fri) 01時半頃
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[ 敵意は無いというジェスチャは、万国共通なのだろうか ヒトか獣かすらも分からぬ人物>>173の素振りに 僕の緊張は比較的はやく解かれていって
強張って、丸くなった足の爪先が掘った土を はらはらと元に戻しながら 対照的に握りしめられていく 彼の手を見ていた。
機械に隠れた口元は ヒトが僕らを避けているようにも 獣が不都合のある地上で生きているようにも (そう、鮫の彼みたいに) 見えていて 僕は彼が”どちら”なのかと瑠璃色の目を細める。
聞こうにも、僕の言葉を掬ってくれる兄は居ない。 重ねられた彼の言葉>>174から 考えるしかない。
不意に呼ばれた僕の名に 心臓は微かに跳ねた。]
(188) 2015/07/10(Fri) 02時頃
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[ 管理者なら、僕の名前を知っていて当然だろうが けれどそれなら 僕と彼は”いっしょ”じゃない。
淡い色の目が瞼の奥に隠れて 口元が三日月を描き ひどくひどく きもちのわるい笑み>>174が顯れる。 紛れも無い僕自身が「ヒト」に飼われていた頃 無理に浮かべていた笑みに そっくりだ。
( そう、飼われていた ) ――今みたいに。 ――誰と? ――勿論、兄さんと。 ]
…………っ、
[ 頭が痛い。 覗きこむような笑みが 歪んで 瑠璃の中の瞳孔がふわりと拡がる。
くしゃ、と腹のあたりの衣服を握り(チェビィ)と 口の中で 彼の名前を繰り返した。]
(189) 2015/07/10(Fri) 02時頃
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…近付かない方が、いいかも …………そうだね、でも 兄さんがいるから。
[ 屈託の無さを伝えるような こてりと斜めになった首。 僕はそれ>>174から一歩 後ずさる。
それは先刻覚えた気色悪さのせいだったかもしれないし 兄の元へ早く行きたい気持ちのせいかもしれないが。
でも内に湧く このぼうやりとしたものは だんだんとあの赤い鸚哥を覆い隠して 忘れた「何か」を僕に見せる。]
……ね? チェビィ、君は………「何?」
[ ざわ、と鳴るはずのない森が揺れ 僕の焦燥がおとを奏でたような気さえする。 カサリと乾いた唇から やっとの思いで紡いだ音は 彼の返事を呼べるだろうか。**]
(190) 2015/07/10(Fri) 02時頃
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